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平成30年 3月27日総務常任委員会−03月27日-01号

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  1. 宝塚市議会 2018-03-27
    平成30年 3月27日総務常任委員会−03月27日-01号


    取得元: 宝塚市議会公式サイト
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    平成30年 3月27日総務常任委員会−03月27日-01号平成30年 3月27日総務常任委員会                                開会 午後 0時20分 ○中野 委員長  それでは、ただいまから総務常任委員会を開会します。  ただいま付託されました議員提出議案第8号、宝塚市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定についての審査を行います。  まず初めに、本件につきまして、議会運営委員会委員長から、本委員会連合審査会開催したいとの申し出がありましたので御協議いたします。  どうしましょう、よろしいですか。諮ることもできますし、反対の方がおれば。                 (「はい、賛成です」の声あり)  それでは、お諮りいたします。  議会運営委員会との連合審査会開催につきましては、議会運営委員会委員長申し出に同意することに異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり)  異議なしと認め、連合審査会開催することに決定しました。  次に、連合審査会開催について、議会運営委員会委員長に回答し、連合審査会開催時間等について協議する必要がありますので、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり)  異議なしと認め、そのように決定しました。  しばらく休憩します。                 休憩 午後 0時21分               ──────────────                 再開 午後 1時16分 ○中野 委員長  それでは、休憩を解いて委員会を再開します。
     これより総務常任委員会議会運営委員会連合審査会開催いたします。  それでは、審査を進めたいと思います。  議員提出議案第8号、宝塚市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  議案提出議員提案理由説明を求めます。  北山議員。 ◆北山 議員  それでは、皆さん提出議案第8号、宝塚市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定についての提案をさせていただきます。  宝塚市議会議員報酬は、実は29年1月1日からここでの議論を踏まえまして、現在3%カットを実施いたしております。  そのときにも、実は行政等のほうからも財政危機の中でそれぞれ一定提案をされて、私ども一般的には部長級と相しているとこういうふうに言われているので、そのときに5%という案もあったんですけれども、当時、議会のほうのいろんな議論経過で3%でまとまったと、こういう経過があります。  その後、宝塚市の財政状況は、御存じのように、まさにさらに厳しくなってきたということもありますし、今、市民に対して市民福祉金ほかさまざまな負担をお願いするとこういう事態にもなっておりますから、当然、議会行政というのは車の両輪ということもありますから、今の宝塚の市政の現状について、私たちそれなりの責任があるという立場から、やっぱり我々、市政を運営する、リーダーシップとる議会という立場も含めて、さらに2%カットという形で提案させてもらっております。  以上です。 ○中野 委員長  提案議員からの説明は終わりました。  ここで、論点を立てるかどうかをちょっとお話ししたいんですけれども、どういたしましょうか。なしでいいんですか。論点なくて、進めさせていただいてよろしいでしょうか。  藤岡委員。 ◆藤岡 委員  立てるとしたら、妥当性ぐらいでしょうかね。別に立てなくてもいいと思いますけれども、立てるとしたら、この削減の一部カット妥当性。 ○中野 委員長  妥当性ぐらいであれば、特に立てる必要はないかなと思いますが、なしで行きましょうか。  伊福委員。 ◆伊福 委員  議運でもちょっと話しましたけれども、その額云々もありますけれども、やっぱり議員報酬というもののあり方、自分たちに直接関係する報酬自分たちでいじくっていいものかどうかというものについてどうかなとは思うんですけれども。 ○中野 委員長  基本的には、提出議員さんとここの委員さんとのやりとりなので、それをやっていただいて、論点で上げるべきかどうか、なかなか難しい話なので、自由討議の中ではやっていただいたらええとは思うんですけれども、基本的には提出議員の方に質疑なので、今説明があったので。 ○中野 委員長  伊福委員。 ◆伊福 委員  たぶち議員が出していたけれども、下げた理由がやっぱり議会改革のほうで検討されている内容やし、そもそも議員がやることじゃないということで下げられたことが、やっぱり議会の中でそういう話があるということで下げられたんです。そこがやっぱり論点になるんじゃないかなとは思うんですけれども。 ○中野 委員長  そういう論点質疑できますか。なかなか難しいですよ。自由討議の中では、今の発言もう一回していただいてもええとは思っているんですけれども、ちょっと説明の上では、基本的には論点なしで進めさせていただいて、今の意見みたいなのは、ちょっと自由討議の中でやらせていただくというのはどうでしょうか。                 (「いいですよ」の声あり) ○中野 委員長  いいですか。  であれば、質疑に入りたいと思います。  質疑ありませんか。  伊福委員。 ◆伊福 委員  それではちょっとお聞きしたいんですけれども、一定3%で一度まとまった。私は、それはもう議会での総意でまとまったんであれかなと思うんですけれども、さらにその2%を下げる理由というのはどういう。行政側がという話もありますけれども、2%じゃなくて10%でもいいやろうし、この財政のことを鑑みれば、それぐらい大きくカットしてもいいとは思うんですけれども、何で2%なのかというのをちょっと教えていただきたいと思います。 ○中野 委員長  井上議員。 ◆井上 議員  まずは、私が思ったのは、先ほど北山議員からも言われたように、市民負担を求める内容であったり、私から言わせれば、市民福祉金という大きな柱の中でカットすることに賛成した以上、それなりに我々も一生懸命にやらなあかんという意思表示は少なからず必要だと思っています。  あとは、自分たちの給料どうのこうのというのはあるかもわかりませんけれども、人勧人勧として認め、我々がこの政策の上で3%を決めた後に、またこのような問題が出てきていますから、それに合わせて議論になったら5%でも、10%でも私は幾らでもいいですよとは前回申し上げましたけれども、皆さんが合意できる内容で2%プラスぐらいかなというところです。 ○中野 委員長  伊福委員。 ◆伊福 委員  その皆さんというのは、どういう皆さんですか。 ○中野 委員長  北山議員。 ◆北山 議員  最初の提案趣旨説明で述べましたように、私たち提案者側考え方としては、いわゆる議員報酬管理職報酬報酬審なんかで議論される場合に、一つ考え方として、あくまでそれは何かベースがあるわけじゃない一つ考え方として、これまでやっぱり部長級等を参考にして決められてきているという経過もありますから、さきの宝塚行政のこういう財政を踏まえてのカットのときにも、一定それぞれパーセントは変わりますけれども、部長級の場合は5%ということもありましたので、前回はそのことを踏まえて議会としては3%にまとまったわけですけれども、今回、今、井上議員が言われましたように、その後の財政状況が非常に厳しいこと、さらに、市民負担を求めるとこういう事態に具体的になっていますから、改めて検討した結果、2%が適当ではないかと、そのように思っております。  その辺は、提案者側としての考え方ということなんで、いろんな考え方があることはよくわかりますけれども、その辺、理解していただけたらと思います。 ○中野 委員長  伊福委員。 ◆伊福 委員  いろいろな考え方がある中で前回3%ということでまとまった。できたら、今までの議論とすれば、余りそういう自分たち報酬に関することを自分たちで上げたり下げたりするのはよくないと。3年に1回の報酬審議会があるので、その報酬審に任せようということが大きな流れかなと思うんですけれども。特に、報酬審議会での意見は、厳しい財政運営とその特別職活動等に対する報酬等の額を直接関連づけるべきではなく、一定の人材を確保するためにも活動に見合った報酬等は必要であるとの意見もあったということなんですけれども、そこら辺はどう考えられると思いますか。 ○中野 委員長  北山議員。 ◆北山 議員  基本的な報酬考え方について、私たちは何か物を申すとか、意見を出しているわけではありません。当然、これは過去の議会議論経過の中でも、報酬については報酬審答申を尊重していこうというふうになっていますから、基本的に報酬審に基づく方向性について何か意見を出すということではありませんので。あくまで、現在の私たち任期中の報酬を、こういった財政状況等、また市民負担を求めるとこういった現実を踏まえて、やっぱり議会としても少し一つ姿勢というんでしょうか、議会としての考え方をしっかり市民の方にもより理解していただくために示そうということになりますから、その辺はそういうふうに考えています。 ○中野 委員長  伊福委員。 ◆伊福 委員  一定3%で、5%いかない、井上議員言われたように私は10%でもいいと、いろいろ意見がある中で、やっぱりその報酬というのをそもそも議員でそう上げ下げするものじゃないというところから、全会一致で3%でまとまったと。そこから、ちょっとさらに2%削減するということで、議会の中でもちょっと議論が分かれるような内容を出されたということに関しては、私自身は、その報酬自分たちの都合というか、財政的な話で下げると言われましたけれども、自分たちの都合というか、自分たちの多数で下げられるということは、逆を返せば上げられるということにもつながってくると思うんで。  だからこそ、やっぱり市民人たちから見たら、下げるということに関しては賛成やという市民の人もいますし、ある意味一定審議会で言われるように、厳しい財政運営議員報酬を直接関連づけるべきものではないという意見もありますし、やっぱり議員活動という重さを認識してもらって、その活動のためには一定の額の報酬を支給して、その報酬に見合った成果をちゃんと出してくれというような意見もあるので、ちょっと議員自身で下げたり、逆に下げられるということは上げられるということにもつながってくるので、そういういじり方をするのは、私自身は余りよくないと思います。  できるだけ、審議会答申で出せるんであれば、出したやつに従ったほうがいいなと思うんですけれども、そこら辺は逆にどう思われますか、自分たちで上げたり下げたりすることに関しては。 ○中野 委員長  北山議員。 ◆北山 議員  議員報酬は、基本的にさっき言いましたように、上げたり下げたりという考えは全くありません。これは、報酬審議論いただいて一定の方向で出ているわけですから、それを尊重しようというのが議会全体の総意で、それで決められていると思っています。  今回は、あくまでも期限を限って、この任期中しっかりと今の財政状況なり、市民に直接的な負担をお願いするとそういうことでこういう事態財政状況になったということは、単に執行側責任云々だけではないわけで、我々も議決してきたという経過もありますから、そういう意味でやっぱり議会側として、姿勢市民によく理解していただくために、もちろんパーセントの問題もありますけれども、さっき言いましたように、一定のこれまでの経緯を踏まえて2%という形で提案しています。決して、その基本的報酬について言及しているわけではないし、基本的報酬云々ということでは全くありません。 ○中野 委員長  伊福委員。 ◆伊福 委員  今、河村市長が特に名古屋とかで、議員報酬が高過ぎるという話があって、下げるような条例を出して、最終的に住民投票で否決されて、そこまで下げる必要はないというような話、そこまで下げるといっても800万円ぐらいの金額ですけれども、そういうのが出されて、そのときに市長議員とは何が違うんかということの意見を出されているんです。  そのときに、市長自身は、公務で何か行くといっても運転手がついて、税金を投入してそこまで行けたりとか、逆に議員は公務であっても自分のお金でそこまで行って、駐車場代払ったりとか、ガソリン代払ったりと、そういうことには政務活動費を充てるじゃないですか。特に、事業の政策とかを考える上でも、やっぱり市長、副市長にしても、そういう執行機関がついているわけで、逆に議員自身はそういうのがついていない、結局、自分でしないといけない。政務活動費はありますけれども、市長と比べれば、金額とかももう雲泥の差がある。その中で、市長のやっていることと議会議員がやっていることというのは違うでしょうという意見もあって、私はやっぱりそれには賛同というか賛成するので。  特に、報酬審でもあるように、財政がどうのこうのというよりか、議員が、今、兼業も認められていますけれども、宝塚は厳しくなって専業でなっている議員も多くなっているということは報酬審でも言われています。  だから、そういう意味でやっぱり自分たち報酬をさわるということは、議員さんの世帯で収入がたくさんある議員さんは、別に議員報酬を下げても痛くもかゆくもない。だから、専業でやっている議員にとっては、やっぱり議員活動として報酬を下げられるということはすごい足かせになる。それを議員がそういうことを決めるということ自体に違和感を私は考えるので、できるだけ第三者機関報酬審に任せているんであれば、そこはやっぱり任せるべきかなというふうに思うんです。それはもう意見の相違になってくるので仕方がないとは思いますけれども。  だから、報酬下げてもいい、どんどん下げろという人も、その人の家の世帯収入を出してほしいですね。個人的な意見で、ほんまに世帯収入を出して、それだけあったら議員報酬下げても痛くもかゆくもないわというふうに個人的には思います。意見です。 ○中野 委員長  ほかに質疑ありますか。  寺本委員。 ◆寺本 委員  大先輩もいらっしゃるので教えていただきたいんですけれども、この議員報酬の引き下げ、自主カットみたいなのはどれぐらい今まで行われてきたのかとか、上げたことはあるのか、なかなか上げることはないかもしれないんですけれども。  私が議員になったときに、何か既に下がっていたらしくて、下がっているのをしばらく気づかずに、いただけるものだけいただいていたら、元議長さんがおやめになるときにもとに戻すということが、本当に御自身が非難を受ける覚悟で、やっぱりこれは戻さなあかんと。そのとき初めて下げられていたんやと知ったぐらいなんですけれども。  今までの過去、宝塚市議会がどんな動きをしてきたのかというのをちょっと、もし、お聞きできたら。 ○中野 委員長  北山議員。 ◆北山 議員  これまでの自主カットですけれども、ちょっとここにある資料は平成15年度以降になりますけれども、平成15年度の1月1日から当分の間ということで5%自主カットしていました。それは、平成18年6月30日までです。その次が、平成24年7月1日のときにこれも当分の間、これも5%です。平成27年4月29日までです。  今現在は、平成29年1月1日から平成31年3月31日まで、すなわち現在、私どもの任期中の3%ということで、ちょっとさきの2回のときは当分の間ということで、当時の勢いみたいなのがありまして決めたものですから、最後は決まっていなくて、非常に少し終わり方というんですか、これが行政当局のほうと違ったりしたものですからちょっと矛盾がありまして、この29年1月からは、いわゆる年度中の4月としないで、その前の月の3月31日までという形で決められております。  過去に上げたことはありません。それは、もう当然ちょっとこれ誤解があったらいけませんので、基本的な報酬どうこうという議論ではありませんので、それは全く別の問題でありますから。あくまで今のこういう状況を踏まえて、自主カットを我々の一つ姿勢として、結果的には市民の方にもいろんな形で負担をお願いするわけですから、市民の生活もむしろ厳しいというこういう現実の中で、私たちとしても、もちろんそれぞれ厳しいところありますけれども、少しそういうことを踏まえて今回新たに2%という提案なんで、その辺、お互いが理解できる範囲じゃないかと思っています。 ○中野 委員長  寺本委員。 ◆寺本 委員  ちょうど平成15年4月に議員になったので、なんか下がっている期間が多いんですけれども。                 (「そうですね」の声あり)  そうなんです。そうすると、それでも額で考えた場合に、財政はすごい好転したりはなかなかないと思うんです。やっぱり今までのある意味市長の経営に対して、いろいろ厳しい状況になったときに自主カットされることはあるかもしれませんけれども。好転する要素がない場合に何回もこれをしなければいけなくなると、実質そのもとの議員報酬自体が少ない状態で支給されるようになるんじゃないかなという気がするんです。本当にイレギュラーで震災級事態が起きて、みんなでというときには多分反対は出ないと思うんですけれども、この財政難、その責任がというのは観念的には理解するんですけれども、実際に議員という職種の手取りというんですか、その額が少なくなることでもとの書いてある金額よりも、条例上の金額よりも実際にきたら少ないという事態が、余り緊急というよりも割に常態化していくんと違うかなという気がするんです。  例えば、今回なんか福祉金カットという、先ほど井上議員おっしゃっていましたけれども、それが市民負担をお願いするという、それがどこかで財政難だから負担をお願いしたのではなくて、いろんな政策転換によってそういうときというのはありますよね。私は今回そうだと思っているんですけれども、この時期にたまたまというのがあるんだと思うんですけれども、その場合も対象になるんですか。 ○中野 委員長  北山議員。 ◆北山 議員  今回は、あくまで今回の残りの任期の31年3月31日までということですから、その後については、また新たな議会構成になりますから、そのときの議員の方々で判断されるべきことだと思っていますので、今ここで私がどうこうということではないと思っています。 ○中野 委員長  寺本委員。 ◆寺本 委員  そのときに全部入れかわるわけじゃないですよね。だから、結果としてはこうやって財政負担をするときには議員報酬カットしていくという分が一つのやり方になるんじゃないかな。自分が幾らもらうからじゃなくて、議員というこの職種の評価であったり、あと実質、次になってもらう人の生活を支えていく。現実的には、議員報酬というのは、生活給に近くなってきていますので、その影響とかについてはどういうふうにお考えですか。  というのは、先ほどちょっと伊福委員質疑と重なるかもしれませんけれども、3とか5とかそこらでなってきているけれども、市によっては本当にもっとがくっと落とされるところもありますし、宝塚市議会は、額面で言えば阪神間では低い方ですよね。そうすると、宝塚だけが常に財政難で、宝塚だけが自粛していくことについてどう考えたらいいんかなと、ちょっと複雑な気がするんですね。  これは本当に、議員報酬一本の人と議員報酬がプラスアルファの人とで物すごい感覚が違うのかなという気もするんですけれども。それと、あと年齢とかも結構違うかなというふうに思うんですが。 ○中野 委員長  北山議員。 ◆北山 議員  ちょっと何かずれが生じていると思うんですけれども、あくまで議員報酬をどこかの市長さんのようにカットするとか、そういう提案ではありませんので、議員報酬報酬審答申を通じて議会でも議決して決めたわけですから、それについては全く云々という立場でもありません。それは、お互いもう理解した話なんですけれども。そうではなくて、いわゆる今の宝塚市のさまざまな状況を踏まえて、新たな2%カットというのを提案していますので、そこの理解をしていただきたいと思うんです。  それから、これまでの議員報酬自主カット状況は、実は24年の場合は、27年4月29日までカットを5%していたんです。その後、29年1月1日までは報酬カットはしていませんので、すなわち、それはやっぱりそれぞれそのときの時期、そのときの議会の判断で決められることだと思っていますんで、次の先のことは、そのときにまた議論していただいて決めていただくということが適切かと、こう思っています。 ○中野 委員長  いいですか。寺本委員。 ◆寺本 委員  はい。 ○中野 委員長  ほかに質疑。  藤岡委員。 ◆藤岡 委員  じゃ、今までの質疑には重ならないところで、済みません、お聞きをします。  報酬審答申は尊重するということをおっしゃいました。ということは、この期間だけ、来年の任期までということで、自主カット姿勢を示すということなんですけれども、最初に井上議員もおっしゃった市民負担を強いる、財政厳しい。そしたら、今後も、後のことは知らないとおっしゃったんで、その時々で決めたらいいと言うのでそれでいいのかなというところ。そもそも、今だからやるというんだったら、これからのことも考えないといけないのではないかなというところでお聞きするんですけれども、財政が厳しいからとか、市民負担を強いるから報酬カットというふうに行き着く理由、ほかに方法を考えることはなかったんですか。  ほかに市民負担を強いるとか、財政が厳しいからということで、議員としてすることというのが、この報酬カットだけなのかなというのがそもそもの疑問ですけれども、その辺のところは何かお考えになられたことがあったのかなと。 ○中野 委員長  北山議員。 ◆北山 議員  ちょっと言われている質問趣旨が十分理解できていないかもしれませんけれども、我々は議員として、市民の負託に応え、やっぱり当局執行側提案を、当然それをすなわちチェック機関としての役割とか、宝塚市政のさらなる活性化に向けて具体的な提案をしていくとか、本来の議員仕事の中でしっかりそれぞれが役割を果たしていくというのが最大の仕事だと思っていますので、それはやっぱりそれそれぞれがしっかり進めていくべきだと思っていますし、市民からさまざまな御要望についてもしっかり受けとめて、行政にしっかり伝えていってということも大きな仕事だと思っています。  今回は、そういう本来の議員としての仕事というんですか、役割をしっかり果たしていくと同時に、そうは言っても現実的には財政がこういう状況になってきているわけですから、執行側一定カットという事態になっていますから、私たちもその自主カット任期中というのか3月31日までですけれども、そういうことをやっていこうとこういうふうな提案になっています。  先の任期のことについては、それは、それぞれは当然しないとか、それぞれが考え方しっかり持つとしても、ここでそのことは議論とはちょっと無理かなというか、できないかなと思っています。しかし、それは考え方としては、それぞれがしっかり認識して進めていくべきだと思っていますけれども。 ○中野 委員長  藤岡委員。 ◆藤岡 委員  先ほど伊福委員もおっしゃっていたように、5%がいいのか、10%か、はたまた50%とか、いろんなこの何年間もこの自主カットのときには、私も議員にならせていただいて、この議論が出てくるたびごとに不毛な議論やなというか、何の根拠もなかなか裏づけするには難しいなと。先ほどのその10%や2%や5%だけでもそれぞれの考え方が違うわけで。ただ、先ほど提出議員の方がおっしゃった市民皆さん姿勢を示すというのは、この報酬カットでいいのかなと。  期間限定とおっしゃったんで、例えば2%カットで今の議長、副議長、議員それぞれによって金額は違うと思うんですけれども、ざっくりとこの31年3月31日までに、さらに2%カットしたらどれぐらいの金額が、カットされる総額というのは、これは当局に聞いたほうがいいですか、参考的に。    (「ちょっと今のところは、私としては。事務局のほうで答えていただきますので」の声あり) ○中野 委員長  事務局、益田課長。 ◎益田 議会事務局総務課長  済みません、今の藤岡委員の御質問ですが、ちなみに試算をしております。                 (「何ぼふやしてきましたか」の声あり)  1年度、来年度の予算ですから、議員さん24名のベースで今当初予算を組んでおりますが、これが今3%カットの予算がもし5%になったとすれば、下がるものが3つあります。1つが月額の報酬、これが341万3千円の減、これが一つ目、報酬、月額の分です。それから、期末手当、こちらが136万円の減。これで合わせますと477万3千円、これが議員さんに直接お支払する分の減。  それともう一つございまして、議員共済の負担金、これが今の現況議員さんに直接入るものではないんですが、いわゆる過去の議員共済の負担ということで、これも議員さんの人数と4月1日時点の報酬をベースにして計算されますので、この負担金の減額が110万1千円ございます。  ですので、1年間でトータルしますと、予算上の減額が587万4千円、これが1カ年、もしプラス2%減をするとなるであろうという試算した数字になります。  以上です。 ○中野 委員長  藤岡委員。 ◆藤岡 委員  ありがとうございました。  587万4千円という大きな金額と言えば大きな金額かもしれないですけれども、その金額を削減したことで宝塚市がよくなるのかなというか、それに結びつくことになるのかなというのが、いわゆるポーズに終わってしまうぐらい。ぐらいと言ったらちょっと語弊があるかもしれないですけれども、本当にこの期間にこの金額だけカットするんなら、議員報酬となると、先ほど来ずっと議論があるように、報酬審で基本的には決めるという大原則があるので、私たち考え方としては、議員がそこにとやかく言うことではないということを踏まえると、議員内で決められることというのは、あと一つあるかなと思うんです。
     もうわかってはるかも政務活動費。例えば、今私たち提案して10万円から8万円に下げさせていただきました。それを例えば、この1年間、今24人なので、24掛ける2で48万円、それを12カ月となると、どれぐらいですかね。今ちょっと計算、そうですよね。                 (「一緒ぐらい」の声あり)  ぐらいですよね。観点をね。  ただ、常に議員というのはそこに目が行きがちで、今まで自主カット議論が出るたびごとに、私も委員をさせていただきましたけれども、有名な江藤先生がよくおっしゃっている議会改革といえば、安易な報酬減であるとか、議員定数削減というお粗末な議論がとても多いと。それをやっぱり特に、来年のことを皆さんおっしゃっていますけれども、そういうことが近づいてくると、こういうことは一番市民皆さんにわかりやすい。本当にその金額だけをまずは削減して姿勢を示すんであれば、報酬審というところの一番のやっぱり触るべきではないところに議員が越権行為とまでは言いませんけれども、そこに議論をいたすよりも、私たちで何とか頭をひねらせて、この期間だけでも削減するということであれば、そのほうがわかりやすいし、議会だけで決められることじゃないかなと。  先ほど来、北山議員報酬審を尊重します、尊重しますとおっしゃっているんですけれども、この議論、昨年の平成29年12月22日、直近の報酬審議論をずっと読ませていただくと、非常に幅広い、当然専門家の先生たちがあらゆる観点で議論をしていただいて、先ほど伊福委員も引かれていましたけれども、厳しい財政運営特別職活動等に対する報酬等の額を直接関連づけるべきではなく、一定の人材を確保するためにも、活動に見合った報酬等が必要であるとの指摘もあった。  その前段では、逆に先ほど来あるように、宝塚市は阪神間の各市とのバランスを考えると、一番とは言わないですけれども、非常に低い。やっぱりそれなりの働きをするためには、私たちがどうではなくて、これからそれこそ来年選挙であるならば、そういう人材を糾合していくためには、そこがやっぱり大事にしないといけないことではないかなというふうに思うわけです。  だから、本当にポーズで済むんであれば、その金額をぱっとこの1年間削減しますというふうに言ったほうが、逆に市民皆さんにはわかりやすいんじゃないかなというふうに思った次第なんですけれども。そういうところまでは、議論皆さんはされたのでしょうか。 ○中野 委員長  北山議員。 ◆北山 議員  ちょっと誤解があると思うんです。  報酬審議論を踏まえて、現在は議会にもその結果を踏まえて議会提案されて、議会で基本的な報酬額が決まっているわけですから、基本的な報酬額を下げるという提案ではありません。                 (「よくわかる、それは」の声あり)  あくまでこれは、今のこういった状況を踏まえて当分の間というか、任期中下げようという提案であります。そのように、あくまでそういう提案ですから、そこで理解していただけたらという。  今の政務活動費どうこうについては、これは別の問題なんで、それはそれで必要なら、また提案していただければ、それはそれでいいんじゃないかと思っております。  ただ、金額的にこれはちょっと誤解あったらいけませんけれども、600万円の金額が少ないか多いかというのは、ちょっとそれぞれいろんな福祉関係の施策、本当に小さな額の施策は幾らでもありますので、そこは私もいろんな障がい者運動にかかわってきましたけれども、本当にもう100万円以下の予算を取るために一生懸命運動せないかんと、こういう現状なんで、僕は非常にこれは大きな金額金額のかさだけではないですよ、もちろん。その辺も全て認識しています。 ○中野 委員長  藤岡委員。 ◆藤岡 委員  それは先ほどからお聞きしてよくわかるんです。  ただ、その自主カットという意味合いのことを今申し上げいるわけで、そんなふうに数字を、この間だけ市民皆さん負担を強いる、財政が厳しいのであればというのが、根拠がなかなか納得するものが得てこないんです。なぜ2%なのか、先ほどもおっしゃっていましたけれども。  それであればという大前提で、政務活動費を下げろということを今言っているわけじゃなくて、そういうことであればもっとわかりやすく、また議会だけでというか、議会の総意で決められるほうがわかりやすいんじゃないかなということが一つと。  もちろん、施策の部分で市民皆さん負担を強いること、でも、これはこれからも必要だなと思うんです。この議論はここでする必要はないと思うんですけれども。それをやり続けると、これからずっと期間限定ですよ、自主カットという、不問とは言いませんけれども、そういう議論が繰り返されることについては、市民皆さんはそれを欲しているのかなと。逆に下げろという人もいるし、もっと上げたほうがいいんじゃないかという人もいますし、そういう話をし始めると政争の具になってしまうので、私たちとしては私たち報酬を含めて、特別職報酬はこの報酬審に委ねると、それを尊重するという姿勢はやっぱり大前提に大事にしないといけないと思います。それは北山議員が先ほどからおっしゃっているように、尊重するのは変わりないとおっしゃっていますけれども、それは逆に尊重することにならないんじゃないかなというふうに思いますので、そこのところだけは、最後ちょっと意見みたいになりましたけれども、質疑はこの程度にさせていただきます。 ○中野 委員長  ほかに。  梶川委員。 ◆梶川 委員  私は今までの言われた方とはちょっと違って、今回の5%カットについては妥当だと思います。というのは、要は今、財政が大変厳しいし、行財政改革の特別委員会でいろいろ議論をして、もっとカットするものないんか、ないんかと。  事務事業の見直しして、私も言いました、小林よりあいひろば766万円、高齢者が集まるところ、そこまでカットして、さらに市長を初め職員の給料をカットして、これはやっぱり議会財政厳しいねんから人件費のカットはずっと言っていますよね。だけど、議員報酬になると、何でこんなトーンが下がるのかなと思って。  私、これ質問なんですけども、財政難で緊急事態ですので、市長を初め職員の3年間の自主カットしていますよね。市民に対しても負担を求めていますよね。ここで、やっぱり議員は違うのかという、市の全体の財政の問題で、議員は責任がないのかということが多分一番の論点と違うかなと思うんですけれども、そのあたりについて、それぞれ議員もやっぱりこの財政難については、金額はわずかかもしれんけれども、それは職員一人一人もわずかやけれどもちょっとずつカットしてんねんから、それについてちょっとそれぞれの3名の方の考え方をもう一回教えていただけますか。 ○中野 委員長  井上議員。 ◆井上 議員  行財政改革ということで真剣に取り組んでくださいよと言っている中で、我々もその行財政改革ということに関して真剣にやってくれよと言っているわけですから、その真剣にやっていただくというのをやっぱり見える形にするというのを、我々の2%プラスという考え方一つでもあります。それと、いわばいろんな形で市民負担をしている中で、2%という数字が大したことないと言われますけれども、3%今まで削ってきたとかいうやつも、なぜ3%なのというところもあります。ただ、新たにこういうふうな負担を必要とする中で、我々の姿勢を少し示しておこうという思いもあります。  基本的に先ほど申し上げましたけれども、人勧人勧、ほかで我々の給料を決めることは決めてもらったらいいし、我々の考え方というのを示す方法で、先ほど政務調査費と言われましたけれども、政務調査費はまた別個の話だと思います。そんなところかな。 ○中野 委員長  大川議員。 ◆大川 議員  責任という一言で言ってしまうと、当然、僕らも選挙で選ばれているし、市長も選挙で選ばれているし、市民に対しての責任というのは、職務自体が違うから全く同じものではないとは思うんです。やっぱり執行は市長が執行しているので、それは僕らよりももっと大きな責任かもしれないし。ただ一方で、それを役割として僕らもしっかりと監視をしなさい、とめるべきものはとめなさいという形でそれなりの権限を与えられている。ある瞬間に関しては、もう市長よりも大きな権限を与えられているわけだから、それは当然責任はあるわけで、責任がじゃあるのかないのかという話になると、これ間違いなくあると思いますし。ただ、執行部側と僕らとは同じ責任という言葉だけれども、全く同じものではないというふうには理解しています。 ○中野 委員長  北山議員。 ◆北山 議員  よく議会改革議論の中で、今、二元代表制といって私たちも一生懸命いろんなところでやっぱり議会も市を代表しているんですよということをいつも言ってきたんです。そう意味では、当然、今の市政に対して、大川議員言われたように、度合いは別にしてそれなりにやっぱり我々がしっかり責任というか、その役割果たさないかんと思っています。まことに今、市長は10%、副市長7%という、そういう意味では既に28年4月1日からカットしているという経過がありますし、職員の方にも本当に大変、職員の方もそれぞれ生活、ローンを抱えて大変な方おられるというなのもよく聞いているんですけれども、そういう中でもいろんな考え方ありますけれども、カットをお願いして約3年間で10億円以上の分を生み出していくと、こういう事態になっていますから、そういう意味では私たちもそのことからいって、ふさわしいカットというのはやっぱりこの際しっかりやっていく必要があるかなと、こう思っています。 ○中野 委員長  梶川委員。 ◆梶川 委員  私、同じような考え方ですけれども、やっぱり市長のほうが責任が多いから、それで報酬も高いですから10%、報酬の順番は責任の順番になっていると思いますけれども、今回の職員が全体でカットされている中に非常勤嘱託職員、学校給食の調理員とか、育成会の支援員とか、市政のそういう企画とかに全く責任のないというか職員のそういう市民サービスを直接やっている方にも、やっぱり同じように職員やからカットをお願いしている以上、私はやっぱり議員財政を何とか立て直さなあかんということで人件費のカットはずっと言われているんですから、その中に自分たちも当然それを示す。  それで、先ほど北山議員言われたように、議員平成29年1月から、職員は平成28年4月から、9カ月おくれているから私は同じように5%であっても、まだ職員の負担のほうが大きいという気持ちがありますから、これを7とか10とかいう話はしませんけれども、やっぱり5%、部長が5%やからやっぱり報酬を5%、部長の報酬に合わせて報酬審議会でも決めているんですから、5%が妥当ではないかと私は思います。 ○中野 委員長  ほかに質疑ありますか。  となき委員。 ◆となき 委員  部長級が5%ということなんですけれども、部長級の年収は大体どれぐらいなんですか。          (「ちょっと済みません、部長の年収まで知らんもんで」の声あり)                 (「部長でも差があるんですよ」の声あり)  代表者会での資料で、議員の年収で一定のこの資料が出されていて、その年収というのがやっぱり報酬審でもそうですけれども、大体それがベースになってその数字というのがこれまでになされているのかなということやと思います。それで、部長級のほうがちょっと高いかなという話らしいんですけれども、ニアリーの額かなということであれば、この5%というのは妥当な額かなというところで恐らく出てきているのかとは思うんですけれども、今言ったような話の検討って、本来どこですべきなのかなというのが思うところです。  今、認識として聞きたいんですけれども、この議員報酬というのは議会改革の課題の一つですよね。その認識をお伺いしたい。議会改革の課題ではないというのであれば、そう答えていただいたらいいですけれども、議会改革の課題の一つだという認識なのか、そうでないのか、お伺いしたい。 ○中野 委員長  北山議員。 ◆北山 議員  議会改革の課題の一つとして、それぞれの会派の中で出てきたことは一つ経過としてありますけれども、私は議会改革の課題だとは思っていません。議会として、こういう状況を踏まえてどう判断すること、だから代表者会で協議すると、こういうことになった経過だと思っています。  議会改革の中で、いわゆる報酬の問題とか、定数の問題は出ました、確かに1つの会派のほうで。しかし、それは議会改革検討委員会の中ではなくて、代表者会で議論しようということ。これは、議会の基本的なあり方みたいなものの中で議論しようというふうになったと、こう理解しています。 ○中野 委員長  となき委員。 ◆となき 委員  議会改革の検討課題として上がっていたと思います、言われたように定数の問題も含めて。その中で、代表者会で話し合ってもらおうというふうに決まって、その経過というのがあると思います。であれば、議会改革の課題というのは、基本的にみんなで合意して進めるというのが、これまでの宝塚市議会、僕たちがやってきた取り組みであろうかと思います。  こういうそれを議員提出議案、議案提案という形でもやろうと思えばできるんですけれども、先ほど出ていました政務活動費の問題もそうやと思います。誰かが議員提案で出そうと思えば出せる課題なんですよね。でも、そういうやり方じゃなくて、やっぱり議会改革のテーマとしてみんなで話し合って合意のもとに進めていこうよというのが、この宝塚市議会のやり方であろうと思うんですけれども、それからすると、この議員提案されるというやり方について、そことは合致しないんではないかなと思うんですが、その辺についてはどう考えておられるのか。 ○中野 委員長  北山議員。 ◆北山 議員  代表者会の議論の中で、一定議論があって、その中で大変ちょっと申しわけないんですが、共産党の代表の方も入っておられて、共産党の代表の方も含めて、ここではなかなかまとめることがでけへんから、いわゆる自主カットをしようという方が、すなわちこういう条例を出されることについては、特に何か出したらいかんとか、そういう意見が出たわけではありませんから。そこで一定のルールができて、いわゆる賛同する会派で出そうと、こうなったと。その結果、当初はこれは経過ですから、4つの会派、共産党の会派も含めて出したというのが、実は経過だと思っています。  別に、取り下げられたことをどうこう言っているわけじゃないんです。経過として私は言っているだけです。 ○中野 委員長  となき委員。 ◆となき 委員  経過としてはそういう経過がありました、現に。でも、それがよくないであろうということで提出者からは取り下げた。考え方として、やっぱりみんなで合意して進めるべきもんやという、そもそもの考えに立つと、やっぱり提出者としてはよくないということでうちとしては下げたわけで。なので考え方としてはそういうことなんです。  なので、そこについてそういう経過じゃなくて、みんなで合意して進めるというやり方と違うやり方になってくるわけですから、これは。だから、そのやり方についてどうなのかというのを聞きたいんです。3人答えていただけるんやったら、3人とも答えてほしいですけれども。 ○中野 委員長  北山議員。 ◆北山 議員  今さっき、少し代表者会での議論説明しましたけれども、その場でそういう意見が出たわけではないですから、その場ではそんな意見は全く出ていませんので、それを踏まえてここまで来たわけですから、さかのぼって議論することはでけへんわけですよ。あの場では、最初説明したようにいろんな議論がありましたけれども、それならば賛同する会派で出しますよと。それについては、皆さん、基本的にだめだという意見は出ないし、なおかつ今のように意見は全く出ていないから、手続として所定の手続に基づいて出したわけですから。お考え方を否定しているんじゃないです。ここまでのプロセスは、そうして一つ一つ踏んでやってきたので、そこは理解していただきたいと思う。  だから、今、委員が言われたことについて、私は否定、あかんとか言っているわけじゃないんです。それは、そういうこともあるからしっかり議論してここまできたと、ここはやっぱり理解していただきたいと思っています。 ○中野 委員長  大川委員。 ◆大川 委員  まず、合意というのも考え方はいろいろあると思うんです。となき委員が今おっしゃっている合意というのは、最終の結果のところの報酬何%にするかの合意という話をされているんですけれども、プロセスを見ていくと、議会改革の場で、まず北山議員の会派から出てきて、それをどこでやりますかという話をして、そこで1つ合意をして代表者会になりました。代表者会のところで持って帰りましょうということで、皆さん持って帰って、その場のときに任期末を大体イメージしているので、今3月議会の中で決めたいから、合意ができないようだったら議員提出議案として提案したいですということをおっしゃった上で議論をして、そこでまとまらなかった。じゃ、もう議員提出議案ですね、そうですねということで、そのことは合意しているはずなんです。  そういう意味で、一つ一つプロセスは踏んでいって、出すということに関しては合意していないはずではないと思うんです。だから、最終的にこの数字が、例えば5%なのか、3%なのかというところは合意できているかどうかといったら、いろんな考え方があるので、おっしゃるとおりそうかもしれないけれども、このプロセスの意味で、手続の意味で、じゃ僕たちが今やっていることは全く合意がされていないかというと、恐らくそうではないと思うんです。そういう意味であれば、合意はされているというふうにお答えしてもいいのかなと思います。 ○中野 委員長  益田課長。 ◎益田 議会事務局総務課長  先ほどの部長級の額を、今よろしければ御答弁申し上げます。そうしましたら、ちょっと申し上げます。  昨年の報酬審の資料の中から、ちょっと数字がありましたので御報告をいたします。本市の部長級の平均年収、これは減額措置を一旦除いてもとに戻した額での比較ですので、それでお聞きいただければと思いますが、平均年収が宝塚市の場合は1,073万4,449円。もう一度申し上げます。1,073万4,449円、それに対しまして議員さんのほうで、これも減額措置を戻したもとの額での比較の数字ですが、981万238円、率が計算されておりまして、0.91、91%というような数字で、報酬審の資料のほうは掲載をされております。  済みません、遅くなりました。 ○中野 委員長  それでは、となき委員。 ◆となき 委員  その議案を出すか出さへんかで合意している、一定の合意はあるんと違うかという話なんですけれども、議案を出すか、出さないかは、もうとめようがないんで。  やけども、基本的にみんな、自分たちの主張があったとしても、議会改革にかかわるような話は自分たちから議案提案という形ではなくて、やっぱり議会改革の検討課題としてみんなで話し合っていこうと、恐らくみんなはやっているんです。今現時点では、御三方以外はやっているんです、そうやって。なのに、それを崩すような、足並みを崩すような形になっている。客観的にどう見てもそうなっています。  なので、こういうやり方というのはやるべきではないと思いますし、すぐにやりたい、任期があと1年やからなるべく早くやりたいというその思いとしてはわかりますけれども、だからといって、一部の議員の連名で出せるからといって出すというやり方は、やっぱり議会改革のこれまで進めてきたのにも水を差すようなことにつながると思うんですけれども、そういう認識はないんですか。それを聞きたいんです。  そういう認識がないんであれば、これから先もまた同じようなことが繰り返されることになるので、それだけはやっぱりやるべきではないと思うんです。やっぱりこういうやり方はよくない、けれども、どうしてもしゃあないから出したんやと言われたら、うんとなりますけれども。でも、本来的にはやるべきでないということは、やっぱりみんなで確認しておきたいなと思うことです。どうでしょうか。 ○中野 委員長  大川委員。 ◆大川 委員  やるべきでないという言い方では、私はないと思うんです。それは、全員で合意できてそこで決まれば、それが一番ベストであるとは思います。じゃ、いろんなことを決めていくのに議論をすることまで否定するのは、僕はおかしいと思います。何でやというと、ここはやっぱり議論していく場だと思うし、最終的には多数決の場ですから、そのことを否定することはやっぱりおかしいと思う。だから、やるべきではないという言い方は違うと思うんです。  ただ、おっしゃっているように一番ベストの形は、それは全会派が、全議員が合意して、自分たち議会の総意として決めることができるということが、それが一番いいのはいいでしょう。それはそうです。でも、それがベストで、全てそれでいくわけではないので、それは皆さん御存じだと思います。僕よりも議員経験が長い方たくさんいらっしゃるので、それはそうです。それでも、そうやりながらでも、そうでない部分でも決めてきたこともいっぱいあるし、やりながらできる限りそういうことをまず一番初めにやりましょうと、でもそうでなかったら、決まれへん部分は違う形で多数決でやりましょうと。  委員会の流れもそうじゃないですか。自由討議やりましょうと、なるべく合意できる形でやりましょうよというのをやって、でもでけへんかったら多数決でやりましょうよみたいなのでなっていくわけでしょう。その流れまで否定するのはちょっと違うなと。できる限り合意できるなら、合意できる方法でやる形でやろうと思っているから、議会改革にもまず出し、いきなり議案を出さないで、ぼくは過去、出したことありますけどね。僕が上げたんでちょっとだけ反省して、議会改革で出し、代表者会でも皆さん持って帰って話をしていただいて、ただタイミングの話もあるのでということで、そのことも事前に言った上でしていますので。  やるべきではないというところまでは、それはベストな形ではないかもしれないですけれども、やるべきではないというところまでは、ちょっとそこは考え方が違うかなというふうには思っています。 ○中野 委員長  北山議員。 ◆北山 議員  今回こういう形で議員発議で出しましたけれども、このことは代表者会で一定提示して、出しますよということを提案させてもらって、その後に相当期間があったんです。それをきちっと提出の関係書類を各会派、4つの会派に配りました。  私は決して性急には進めていません。相当期間はあって、よろしいですかということで各会派の代表者がサインをして、本来の議会にかかったわけですから、そこはちゃんと手続的に何も性急に事をかっかっとやったわけではないんで、各会派で十分の期間、議論する時間があった上でここまで来たというのは理解していただきたい。そのことだけはちょっと申しわけないんですが、経過として認識していただきたいなと思います。 ○中野 委員長  となき委員。 ◆となき 委員  全部そうなんですけれども、一定議論をずっと続けてきてもなかなかみんなの合意に至らない案件というのは、ほかにもいろいろあるかと思います。だからといって、自分たちの考えを出したいがために議員提案という形でそれぞれがやり始めたら、もう収拾つかなくなると思うんですよね。だから今言うように、このやり方に懸念を示しているわけであって。特に、議会改革のテーマに限って、その他の議案のやり方というのは、またちょっと取り扱いが別やと思うのであれですけれども、議会改革のテーマについては、やっぱりそういうやり方というのがベストやという認識は最低でも持たれているようなので、まだそれを何とか貫いていただきたいなと思いますけれども、余り言うのもあれなんで意見としてとどめておきます。 ○中野 委員長  ほかに質疑ありますか。                   (発言する声なし)  なければ、委員間の自由討議という形でさせていただきたいと思いますけれども、申し出がありましたら。  寺本委員。 ◆寺本 委員  今のお話を聞いていて理解をしたのは、やり方がもちろんだめということじゃなくて、正規の手続は踏んでおられるし、期間もあって突然考える余地もなくとか、話し合う余地もなくというのはなかったのはわかるんだけれども、となき委員がおっしゃっているのは、伊福委員のときにもおっしゃったけれども、3%まではみんなで同意をしていましたよね、こういう場で合意をしていたよね。それが現時点での合意じゃなかったのかと。それをもうちょっと下げようという提案があった。その提案があった、そうしていたらそれにみんなが合意できていればよいとかで、合意できていればそれがみんなの合意になる。でも、とにかく今より下げるんだというところ具体的な数字を出して議員提出をされるということは、もう合意では決められないという、どうしても下げるんだというその意思ですから、とめられないけれども望ましくはないのかなという話かなと思ったんですね、今おっしゃっていたのは。そこの確認と。  それと自主カットとは、自主というのはやっぱり自分からカットする。第三者が決めた報酬ではなく、そこから自分たちで決めるんだけれども、そこは、本当は納得していない人も含めて多数決で決めてしまうというのは、何か本来はやっぱり自主という点では、望ましくない気は、私は印象として思って、非常に市民負担を強いるからというと一定の説得力はありますけれども、市民負担を求めていかなあかん、私たち市民ですから生活者としての負担は重いように感じます。議員としての職種に対して払われている報酬も、ある意味、下げていく意味があるのかなという気がするんですけれども。 ○中野 委員長  ほかに。  伊福委員。 ◆伊福 委員  言われたように、やっぱり7%がいいのか、10%がいいのか、結局そういう議論になってくるので、そもそも議員としてやっぱり市民負担を強いているから、あと2%カットやといっても、結局金額的に580万円て、市民負担強いているんやったら、もっと下げろと言われたら、それは論拠からいえば下げるべきものであって、逆にそれなら財政が豊かやったら給料をどんどん上げろということにも逆を返せばつながる。根拠とすればつながるので、あくまでもやっぱり報酬審に従うべきものだと。  だから、自分たちでこれは5%がいいんだ、3%がいいんだ、7%がいいんだ、10%がいいんだという議論は、不毛な議論になってくるので、先ほどから言われているように、議会改革検討委員会で合意される、それは本当に議論尽くされて合意されたということに関しては、一定理解は示さないといけないかなとは思うんですけれども、こういうやり方をすれば、必ず7%なのか、10%なのか、もう極端に言えば、もうこんなん報酬なしでボランティアで議員やって、それぞれの地域代表みたいでやってもらったらいいんじゃないかというふうに私は思います。  だから、こういう案件に関しては、やっぱり第三者機関でやってもらったところを尊重するべきであって、余り誰がどうのこうの、さっきも部長がと言ったけれども、部長より僕ら100万円低いですしね。                 (「もうちょっと」の声あり)  そう。そういう議論があれば、4%でいいんと違うかという。5%やったらちょっとやり過ぎちゃうということも。この議論から言えば、やり過ぎちゃうかという議論になるから、そう考えたら3%が妥当かなと。バナナのたたき売りみたいに結局なっちゃうので、やっぱりどこか第三者機関でやるとか、みんなで合意できるものでこういうのはやっていくべきかなというふうに思います。  報酬審が言っているように3年に1回されるので、そのときの財政状況によって報酬がこんなんになったりあんなんになったりすれば、今まで寺本委員やみんなが言われているように、一定の人材確保という面では難しくなるので、それはもうどんな財政状況であろうが3年に1回ある報酬審に僕らはもう委ねると。それが一番スマートであって、そういう形を踏襲すべきかなというふうには思います。 ○中野 委員長  梶川委員。 ◆梶川 委員  今、部長の年収100万円ぐらい違うと言うたけれども、実際26万円ぐらいですから、計算100万円違うことないやろう。                 (「年収」の声あり)  年収、980万円と1,000万円やな。              (「1,073万円」の声あり)  1、073万円、合っているわ。  要するに、7%がええとかいう話をしてちょっと言うたけれども、7%がええなんか言うていない。だから、5%か4%かという話で、3%で職員よりも9カ月短いねんから5%が妥当じゃないかという話を先ほどしたわけで、当然、となき委員が言うているように、議会改革検討委員会で全体で承認できれば一番問題ない。それか代表者会でね。こういう出し方されて採決するというのは望ましいことではないですけれども、片方で、議員も人件費のカットをずっと言っているのやったら、財政状況厳しいときやから応分の負担というか、我慢はみんな生活者やねんから、職員だって同じですからね。それは別にこの提案で私は問題ないん違うかなと思います。 ○中野 委員長  ほかに何か自由討議
     なければ、自由討議もこの程度で終わらせていただいて、ほかに質疑があれば。               (「ありません」の声あり)  ほかに質疑ありますか。  提案者に質疑はなかったですか。  質疑も出尽くしたようですので、以上で連合審査会としての審査を終了したいと思います。  それで御異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり)  異議なしと認め、本連合審査会を終了します。  しばらく休憩します。                 休憩 午後 2時28分               ──────────────                 再開 午後 2時31分 ○中野 委員長  それでは、総務常任委員会を再開いたします。  質疑ありますか。  となき委員。 ◆となき 委員  先ほど質疑の中でも言いましたけれども、やっぱり議会改革のテーマとして議論しながら合意形成を目指すべきやということも踏まえて、今回については継続をしてはどうかなと思います。 ○中野 委員長  ただいま、となき委員から継続審査申し出がありました。  お諮りします。  議員提出議案第8号について継続審査とすることに賛成する委員の挙手を願います。                   (賛成者挙手)  賛成多数です。  よって、本件は継続審査とすることに決定いたしました。  委員会はこの程度とし、閉会します。                 閉会 午後 2時32分...