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平成30年 3月 1日産業建設常任委員会-03月01日-01号

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  1. 宝塚市議会 2018-03-01
    平成30年 3月 1日産業建設常任委員会-03月01日-01号


    取得元: 宝塚市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    平成30年 3月 1日産業建設常任委員会-03月01日-01号平成30年 3月 1日産業建設常任委員会                                開会 午前 9時30分 ○たぶち 委員長  おはようございます。  それでは、産業建設常任委員会を開会いたします。  その前に、昨夜の大雨とけさからの強風のために市内でも少し被害があったようにお聞きしています。きょう、消防の方が来られているんですけれども、早朝より出動していただいて支援をしていただいたということをお聞きしていますので、御苦労さまでした。                 (「ありがとうございます」の声あり)  それでは、入ります。  まず最初に、所管事務調査の実施についてお諮りをいたします。  本日、議案の説明終了後、一旦休憩とし、論点整理などの常任委員協議会を開催した後で、宝塚市北部地域土地利用計画と宝塚市一般廃棄物処理基本計画の2件について、所管事務調査を行いたいと思いますが、いいでしょうか。                 (「はい、お願いします」の声あり)  ありがとうございます。そのようにさせていただきます。  なお、所管事務調査に当たっては、全議員にさきに配付していますパブリックコメント実施の資料、北部地域土地利用計画の分と一般廃棄物処理基本計画の分とをお持ちくださいますようお願いいたします。  それでは、議案のほうに入ります。  本日は、議案19件について説明を受け、確認を行います。  それでは、説明に入る前に説明順序についてお諮りいたします。  説明順序はお手元の付託案件一覧に記載のとおりとしたいと思いますが、いかがでしょうか。                 (「異議なし」の声あり)  ありがとうございます。ではそのようにさせていただきます。  なお、委員のほうから写真撮影の申し出がありますので、それを許可しています。よろしくお願いいたします。
     本日、議案の説明を受け、審査に必要なものについて、委員会として資料請求を行います。各委員から請求のあった資料については、この後の常任委員協議会で整理をし、議長から当局に対して文書により資料請求を行いますので、よろしくお願いいたします。  それではまず、議案第33号、宝塚市消防事務手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  当局から説明を求めます。  石橋消防長。 ◎石橋 消防長  皆さん、おはようございます。  それでは、議案第33号、宝塚市消防事務手数料条例の一部を改正する条例の制定につきまして提案理由を御説明申し上げます。  本件は、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部を改正する政令が本年1月26日に公布され、4月1日に施行されることに伴い、本市の消防事務手数料を政令に規定する手数料の標準の額に合わせるため、宝塚市消防事務手数料条例の一部を改正しようとするものです。  改正の経緯と内容につきましては、消防法第11条の3の規定によりまして、自治体からの委託により、危険物保安技術協会が行う危険物施設の設置及び変更許可を行う審査並びに危険物施設の現地検査の際に発生する人件費の単価、各種事務に要する時間、旅費、通信費、備品費等物価水準の変動について、3年に一度の見直しを行いましたところ、実費に変動が生じましたため、手数料の額の一部を引き上げする政令が公布されたため、地方自治法第228条第1項に基づきまして、条例別表第1の改定など所要の整備を行うものです。  恐れ入ります。提出をいたしております産業建設常任委員会資料でございますけれども、今回改正の対象となる施設等を一覧表でお示しいたしております。上段(3)の欄につきましては、危険物貯蔵所設置許可申請手数料、中段(15)の欄は、危険物製造所等の設置許可の完成検査前検査手数料、下段(17)の欄は、特定屋外タンク貯蔵所保安検査手数料です。それぞれの右側列には、対象となる施設区分ごと現行手数料、改定額及び増加額の順に記載をいたしております。  なお、今回改正の対象となる施設は、一般的には湾岸線地域に設置されます大規模な石油コンビナート級の施設でございまして、本市におきましては、過去から現在に至るまで設置された実績はございません。  本条例の施行期日につきましては、政令と同じく本年4月1日からの施行といたしております。  以上、宝塚市消防事務手数料条例の一部を改正する条例の制定につきまして、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○たぶち 委員長  当局からの説明は終わりました。  説明に対して、何か確認することはありませんか。               (「ありません」の声あり)  ありませんね。それでは、議案第33号の説明はこの程度といたします。ありがとうございます。  次に、議案第17号、平成30年度宝塚市水道事業会計予算についてを議題といたします。  当局から説明を求めます。  足立上下水道局長。 ◎足立 上下水道局長  皆さん、おはようございます。  それでは、議案第17号、平成30年度宝塚市水道事業会計予算につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  お手元の資料でございますが、一つは、この平成30年度宝塚市水道事業会計の予算書と、もう一つについては、A4の予算の概要というものと、あと既に資料を5つ提出させていただいていますので、それに沿って説明をさせていただきます。  まず、予算書のほうからお願いいたします。  1ページをまずごらんください。  第2条でございます。業務の予定量でございます。  (1)の平成30年度末の給水人口につきましては23万5,380人を予定してございます。(2)の年間給水量は2,463万5,552立方メートルとしてございます。次に、(4)でございます。主な建設改良事業といたしまして、配水池統廃合事業に7億6,300万円、阪神水道受水整備事業に7億490万円、管路の更新事業に6億6,500万円、それと基幹施設耐震化事業に1億4,920万円を計上してございます。  なお、新庁舎整備事業費は、今回の予算には計上してございません。  次に、第3条でございます。収益的収入及び支出でございます。  まず、収入につきましては、第1款水道事業収益に47億3,755万3千円、その内訳を下の第1項営業収益、第2項営業外収益及び第3項特別利益として計上してございます。  支出につきましては、第1款水道事業費用に52億1,189万8千円、その内訳としまして、第1項営業費用、第2項営業外費用、第3項特別損失及び第4項予備費として計上してございます。  以上、収益的収支の差し引きにつきましては、4億7,434万5千円の赤字予算となってございます。  次に、第4条の資本的収入及び支出でございます。  まず、収入につきまして、第1款資本的収入に33億7,765万1千円、その内訳を第1項企業債、第2項工事負担金、第3項他会計負担金、第4項貸付金返還金などを計上してございます。  支出につきましては、第1款資本的支出に36億2,863万1千円、その内訳を第1項建設改良費、第2項企業債償還金、第3項投資及び第4項予備費として計上してございます。  資本的収入が支出に不足する額としまして2億5,098万は、損益勘定留保資金等で補填することとしてございます。  開いていただきまして、2ページをごらんください。  第5条は、企業債でございます。これは、起債の目的、限度額などを定めてございます。  第6条は、消費税に不足が生じた場合に流用することを定めてございます。  第7条は、職員給与費と交際費につきまして、議会の議決を経なければ流用することができない旨を定めてございます。  次に、第8条でございます。一般会計からの補助金としまして、安定化のために564万円を繰り入れすることを定めてございます。  次に、第9条は、水道メーターの購入費としまして、たな卸資産の限度額を6千万円と定めてございます。  続きまして、1ページめくっていただきまして3ページをごらんいただけますでしょうか。  3ページから6ページまでは収益的収支及び資本的収支についての実施経費でございますが、その詳細につきましては19ページ以降の予算に関する資料で記載してございますけれども、また後ほど、A4の資料1の平成30年度水道事業会計予算の概要に沿って説明させていただきます。  続きまして、7ページをごらんください。  これは予定キャッシュフロー計算書でございます。業務活動によるキャッシュ・フロー、投資活動によるキャッシュ・フロー、それと財務活動によるキャッシュ・フロー、それぞれの活動ごとに現金の増減を示したもので、一番下に書いていますように平成30年度当初の資金残高が、下から2段目でございますけれども、39億408万1千円から1,334万4千円減って、年度末の資金残高としましては38億9,073万7千円と見込んでございます。  次に、8ページから12ページでございますけれども、これは職員給与費などに関する資料となってございます。  ちょっとめくっていただきまして、13ページをごらんいただけますでしょうか。  13ページでございますけれども、平成30年度末の予定貸借対照表でございます。これは企業活動を行うのに必要な土地、建物、預金などの資産をどのような資金で調達しているかというところを負債と資本であらわしたものでございます。  次に、15ページをごらんください。  平成29年度末の予定貸借対照表でございます。  17ページをごらんください。  これは、平成29年度の予定損益計算書となってございます。  予算書についての説明は以上でございます。  引き続いて、A4の1枚物、このお配りした水道事業会計予算の概要という1枚物をちょっと見ていただけますでしょうか。  これは、平成29年度予算との比較になってございます。  1の業務量は、先ほど説明させていただいたとおりでございます。  2の収益的収入及び支出でございますけれども、まず、営業収益のうち給水収益につきましては38億2,800万円余で、宝塚北サービスエリアの供用開始による有収水量の増加などによりまして、前年度と比べまして2,900万円余、0.8%の増と見込んでございます。  次に、その4行下の営業外収益のうち開発事業などによる分担金は2億1,600万円余で、前年度と比べまして2,400万円余、10.2%の減としております。  そのほか受取利息、他会計補助金長期前受金戻入、特別利益を加えまして、収入の合計としましては、前年度に比べまして1,400万円余、0.3%増の47億3,700万円余を予定してございます。  次に、支出でございます。  営業費用のうち人件費は8億8千万円余で、阪神水道企業団からの受水に伴います小林浄水場浄水業務停止による人員配置の見直しなどによって、前年度に比べまして8,400万円余、8.8%の減となります。  その下の受水費でございますけれども、阪神水道企業団からの受水量の増加によりまして13億4,500万円余となりまして、前年度と比べて約3億1千万円余、30%の増となってございます。  その下の動力費は2億8,700万円余で前年度に比べまして1億400万円余、26.6%の減など、小林、亀井浄水場浄水業務停止により、それぞれ下の項目につきまして減額をしてございます。  そのほか、支払利息などを加えまして、支出の合計は前年度に比べまして8,500万円余、1.7%増の52億1,100万円余となってございます。  この結果、一番下の収支差し引きは4億7,400万円余の赤字予算としてございます。  次に、その裏をめくっていただけますでしょうか。  3の資本的収入及び支出でございます。  まず、収入のうち企業債は、下の支出の建設改良費における送水及び配水施設整備阪神水道受水整備などに充当するために23億6,200万円余を借り入れることとしてございます。  その下の工事負担金、他会計負担金、償還金、貸付金返還金を加えまして、収入の合計としましては33億7,700万円余としてございます。  次に、支出でございます。  原水及び浄水施設整備、送水及び配水施設整備阪神水道受水整備など、建設改良費として26億2,200万円余の事業を予定しております。  そのほか、企業債償還金と投資などを加えまして、支出の合計としましては36億2,800万円余となり、差し引き2億5千万円余の収支不足となってございます。これにつきましては、損益勘定留保資金等で補填することとしてございます。  主な建設改良事業費につきましては、先ほど説明させていただいたとおりです。  次に、既に提出させていただいています資料について御説明します。  資料は5つございまして、資料ナンバー2が小林、亀井浄水場廃止スケジュール、それと資料ナンバー3が平成30年度の受水費が増加する主な要因について、資料ナンバー4が主な建設改良工事の内容、それと資料ナンバー5が管路等の耐震化の進捗状況、それと最後でございます6番目、職員の内訳となってございます。  まず、資料ナンバー2の小林、亀井浄水場廃止スケジュールについて御説明いたします。  上の欄は小林浄水場、下の欄は亀井浄水場スケジュールでございます。横軸が年度の月割となってございまして、小林浄水場の作業項目としましては、1の浄水運転管理、2の浄水施設廃止に向けた取り組み、それと3の配水池監視システム業務委託の内容でございます。浄水運転につきましては、さきの代表質問で答えさせていただいたとおり、6月末まで阪神水道からの受水を増量することにより、安定供給を補完するために24時間体制で行います。7月に業務を停止することとしています。  その後、7月から10月までは2の浄水施設廃止に向けた取り組みを行います。配水池監視システム業務につきましては、6月末までは職員が行いまして、7月から2月までは定時の勤務時間はなし、職員が行うこととしておりますけれども、夜間、土曜日、祝日の監視を業務委託し、10月以降は全日業務委託することとしております。小林浄水場でのこの監視業務は、新庁舎が完成するまで継続する予定にしてございます。  下の亀井浄水場でございますけれども、3月末で浄水業務を停止し、場内に併設しております2つ目の第一排水処理場汚泥処理業務を9月まで行い、並行して浄水場廃止の取り組みを行って、9月末に完全閉鎖することとしてございます。  続きまして、資料ナンバー3でございます。平成30年度の受水費が増加する主な要因について説明させていただいています。  下の表ですけれども、30年度と29年度の県水、阪水、その他の企業体からの受水量と受水費を記載してございます。県水と阪水につきましては1日最大受水量、責任水量が決められてございまして、この上と下の表を比較しますと、それぞれ表の上から3行目、阪水からの受水量が1日最大1万立方メートルから2万7,350立方メートルにふえてございます。1日の最大受水量の7割が責任水量となっておりますので、阪水の責任水量が7千トンから1万9,145立方メートルとなり、年間で約465万立方メートル増加し、その水量を基準に受水費を支払うこととなってございます。阪水の受水費は、平成29年度が1億5,600万円余、平成30年度が4億6,700万円余と見込んでおりまして、約3億1,100万円ふえることとなります。このことが受水費が増額になるということでございます。  次に、資料4でございます。主な建設改良工事の内容でございます。  1つ目の配水池統廃合事業は、千種4丁目にございます逆瀬下配水池と千種1丁目にございます小林配水池を統合するために用地買収を行う予定としてございます。逆瀬下配水池は供用開始から47年、小林配水池は51年を経過し、更新時期に来ているということもありまして、今回の事業を予定してございます。  2つ目の阪神水道受水事業は、配水池の改良と送水管の布設を予定してございます。  3つ目の管路更新事業は、安倉西1丁目ほかで総延長約8キロメートルの布設がえを予定してございます。  4つ目の基幹施設耐震化事業につきましては、中山桜台2丁目の桜台下配水池の耐震化を予定してございます。  続きまして、資料5でございます。管路の耐震化の状況でございます。  おのおのの管路と基幹管路の状況を示してございます。平成28年度末、29年度末の見込みと平成30年度の見込みを記載してございます。また、そこに目標値と書いてございますけれども、一番下の米印に書いていますけれども、水道事業経営戦略に掲げる数値でございます。  続きまして、6の職員の内訳でございます。  平成25年度から平成30年度までの4月1日現在の職員について記載してございます。事務職員、技術職員、技能職員について、それぞれ正規職員、再任用職員、嘱託職員別に表示してございます。平成25年度から平成29年度までは実数で、平成30年度は予算措置人数で、各年度とも事業管理者は含んでございません。  平成25年4月1日の総数で108人としてございましたが、平成30年度には浄水場の民間委託などで93人、平成25年度に比べまして15人の減員を見込んでございます。  以上、水道事業会計予算の説明を終わります。よろしく御審議を賜りますようお願いいたします。 ○たぶち 委員長  説明は終わりました。  説明に対して、何か確認することはありませんか。  大島委員。 ◆大島 委員  済みません。基幹施設耐震化事業で、来年度の主な耐震化工事というと、この桜台下の配水池の耐震化工事と出ているんですけれども、それが1億4,900万、これ1つ。これだけではないですか。 ○たぶち 委員長  下野部長。 ◎下野 施設部長  30年度に基幹管路耐震化事業費としておりますのは桜台下配水池耐震化工事の1件になります。あと、委託費としまして、寿楽荘配水池と高丸上配水池のそれぞれの耐震2次診断と実施設計、こちらのほうも予定しておりまして、工事としましては1カ所になっております。 ○たぶち 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  学校とかの耐震化だったらすごいはりのような、何かエックスみたいなのを入れたりとかなんかして、かなりの工事に、何カ月もかかるような工事になると思うんですけれども、この配水池の工事はどういうものなのかがちょっと想像が余りできないんですが、だから1件でこれだけかかるのかなと思ってそれでお聞きしたんです。だから、設計費も入っているというのがありますよね。
                 (「済みません、ちょっと私の説明が悪かった」の声あり) ○たぶち 委員長  下野部長。 ◎下野 施設部長  1億4千万円の予算で1件の工事費、逆瀬下配水池の工事費です。  工事の内容なんですけれども、耐震2次診断で診断した結果で耐震工事をやらなきゃいけないというところが出まして、それにつきましては配水池のタンクの増し打ちのコンクリートの補強だったり、あと内部の防水、あと配管の可とう管の設置、それにジョイント管の設置、またあと地盤がちょっとここは弱いということがありましたので地盤改良、そういった工事を予定しております。それをひっくるめまして1億4千万と今のところ予定しているということでございます。 ○たぶち 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  何かその今の口頭でお話しされたのがちょっときちっとペーパーで出るようだったら、出していただいたらありがたいですけれども。 ○たぶち 委員長  下野部長。 ◎下野 施設部長  資料のほうで提出させていただきます。 ○たぶち 委員長  ほかに確認することはありませんか。              (「済みません。ごめんなさい、もう一つ」の声あり) ○たぶち 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  予算の概要の中の支出の中で薬品費というのが出てきているんですが、これももちろん阪神水道を受水することによって減になっていると見ていいんですよね。 ○たぶち 委員長  岡本部長。 ◎岡本 経営管理部長  このたび阪神水道の受水完了に伴いまして、先ほど局長のほうから説明させていただきました小林浄水場亀井浄水場、そちらのほうを業務のほうを停止していきますのでその分は減らして、薬品費自体減らします。 ○たぶち 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  これはどういうものがどれぐらい使われているかとかというのは、そんな情報は何かわかりますか。物すごい大量の、多種にわたるんですか。 ○たぶち 委員長  岡本部長。 ◎岡本 経営管理部長  一応浄水に必要な薬品ということで次亜塩素であるとか、あと苛性ソーダ、そういう薬品が使われておりまして、その内訳という部分でもし資料が必要でしたら、平成30年度の分で資料という形ではお出しできます。 ○たぶち 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  じゃ、もしよかったら出してください。 ○たぶち 委員長  岡本部長。 ◎岡本 経営管理部長  はい。 ○たぶち 委員長  ほかに確認することはありませんか。  北山委員。 ◆北山 委員  この資料2の小林、亀井浄水場の敷地がわかって、周りの環境もわかって、建物とか配水池の状況がわかるような図面は出ますか。 ○たぶち 委員長  下野部長。 ◎下野 施設部長  小林、亀井両浄水場ですね。                 (「一応両方」の声あり)  はい。敷地がわかるような図面のほうを提出させていただきます。 ○たぶち 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  それで、地下の状態はどうなっているのか。例えば地下の配管がどうなっているかとか、地下に汚泥を、よくあるんですけれども、こういった場合に再利用をする場合に、その汚泥の処理をせないかんとかみたいなことがあるのかないのか。例えば東洋ベアリングさんのように、本当に入れんでも土質的に問題ないのか、その辺の例えば過去の長い歴史があると思うんで一概に言われへんと思うねんけれども、その辺のところのことが、今の段階ですよ。そうなってくると、例えばボーリング調査をせないかんとかみたいなことになると思うんですが、今の時点でわかっている範囲でいい。  なおかつほんなら実際、公益的利用とかいってこの前答弁で言いはりましたけれども、公益的利用が何を指しているのかなと思って、家へ帰ってちょっと悩んではおりませんけれども難解やなと思っておったんですけれども。その辺のところがわかるようなものをひとつ出していただけませんか。 ○たぶち 委員長  足立上下水道局長。 ◎足立 上下水道局長  汚泥なんですけれども、亀井浄水場の欄のところに第一排水処理場運転管理がありますね。そこで小林浄水場亀井浄水場まで配管していまして、それで送ってここの処理場で脱水して固めて、その固めたものをケーキと言っているんで、それはもう埋立地のほうに持っていって処理をしてございますので、汚泥が地下に影響するということはまず考えられないと考えていますけれども、一応その配管等がわかるようなものはお出しすることはできます。 ○たぶち 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  要は、過去に本当に汚泥というか、いろんな有害的な物質になるものをそこへ埋めたとかいうことは本当にないのか。長い歴史がありますから、そう言いながらも出てくることがあるんですけれども、そういうことが地歴的にあるならあるというふうにしてほしいし、今言っているのは、配水池監視システムは残すというわけでしょう。なんで図面というのは、どこの部分は残すと、この部分は要らんようになりますよというのを見ないと、この部分はずっと残るわけでしょう、ある配水池とかで。そういうのがわかるようにしていただきたいんですけれども。図面ですので。 ○たぶち 委員長  足立局長。 ◎足立 上下水道局長  わかりました。ちょっと調整させていただいて提出できるようにします。 ○たぶち 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  済みません。2つ目、この前、大分、きょうも読売新聞にも出ていましたけれども、水道を、これは耐震強度がもう非常に極度に少ないというのもありますから、防災の拠点ということになりますから、市長が決断して一時何とか対策しようと言われたんですけれども、本当に私もいろいろ質問する前にもあるんかいなと思って実際考えたんですけれども、なかなか正直言って多難なんですよね。本当はこれ、だから市長もそれは当然ああ言われるからには何らかの根拠があって言われたと思うんですけれども、当然これは新聞にも載っているし、それだけじゃなしにちゃんとせないかん。  それは本当にどういう要件というか、仮に一時つくるとしても要件がありますよね、何か。周りの状況はどうかとか、いろいろな要件があると思うんですけれども、その辺、要件は何なのか。例えばこういう要件ありますよと、その要件に合致するところは本当に本市のうちであるのかないのか。それちょっと表にして出してほしいねんけれども。別によろしいですよ、整理して出してもうたらよろしい。 ○たぶち 委員長  足立局長。 ◎足立 上下水道局長  そうですか。  面積とか駐車場が必要だとか、例えばですけれども、今、作業員さんがおられるんでお風呂が必要だとか、そういったことの整理でよろしいですか。 ○たぶち 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  そうですね。要件ですね。 ○たぶち 委員長  足立局長。 ◎足立 上下水道局長  わかりました。 ○たぶち 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  もう一点、今回予算ではなくなったということですけれども、結局3年おくらせたわけですけれども、いわゆるNTNさんのところに移転することで計画されていたわけですから、それに伴う費用、設計分で何ぼ負担していたのか、土地で何ぼ、金額も出ていると思うんですけれども、何ぼ支払う予定になっていたのか。建物分は案分ですから、案分で何ぼだったのか。それから、工務関係の倉庫というか事務所というか、それの分、それから駐車場の分がありましたでしょう。その計画は結局どの程度だったのかと、こういうのをちょっと出していただきたいなと思うんですけれども。出ますでしょうか。 ○たぶち 委員長  足立局長。 ◎足立 上下水道局長  それは提出させていただきます。                 (「そのうち、既に支払った分がありますよね」の声あり) ○たぶち 委員長  北山委員、まだ指名していません。 ◆北山 委員  済みません。よろしいか。 ○たぶち 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  要はその分のうち、支払った分です。設計の費用とか支払った分があるかもしれませんけれども、その分で支払った分は何ぼかというのがわかったらその表も出しておいてほしいんですけれども。 ○たぶち 委員長  足立局長。 ◎足立 上下水道局長  いつ現在ということで考えさせてもらって、年度末でよろしいですか。                 (「やっぱり、これ……」の声あり) ○たぶち 委員長  北山委員、ちょっと2人で話をしないでくださいね。  北山委員。 ◆北山 委員  いや、年度末、どこかの基準で決めていただいていいですよ。年度末でいいですよ。 ○たぶち 委員長  足立局長。 ◎足立 上下水道局長  年度末、はい。 ○たぶち 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  ということは、事業を廃止したことと年度末の関係はどうなりますか。事業を3年延ばしたことと年度末の関係はどう調整されているのか。今の説明聞いてちょっとわかれへん。 ○たぶち 委員長  足立局長。 ◎足立 上下水道局長  実施設計なんかは少しおくれているようなので、年度末に払い切れないという部分があったりしますので、実際は額は確定しているんですけれども、市のほうが支払いを負担している時期がちょっとおくれたりすることがあるので、いつまでにしましょうかということで確認させてもらったんですけれども。 ○たぶち 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  そうすると、いわゆる設計図だったら、例えばこういうことで実質一定の協定書か何か結んではるわけですから、そういうのが決まっていますよね。そのうち支払っていない場合と支払っている場合とがあるわけでしょう、結局。だから、いわゆる費用が何ぼ、確定している分は確定してもう出してもらって、そのうち、例えば設計だったらこれこれこういう理由でおくれているから払っていないと、こういうふうにわかるようにしていただいたらいいですよ。できますか。 ○たぶち 委員長  吉田次長。 ◎吉田 公共施設整備担当次長  北山委員さんがおっしゃりますとおり、設計費用、これについては基本設計、基本計画の部分は終わっています。この分は一部いただいておりますので、その分とあわせて実施設計の分、それから、今年度水道局から用地代として敷地面積に相当する分、いただく分というものがございますので、これはまだお支払いをいただいておりませんので、そのあたりがわかりますように一覧にさせていただいてお出しさせていただきます。 ○たぶち 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  全然別の話ですけれども、貸付金返還金というのがありますよね。事業のやつで。これは恐らく市民病院からの分じゃなかったかと思うんですけれども、市民病院からの貸し付け返して、次の分でもまた出てきますよね。29年度分で動いている分、返してもらう分と30年度にまた一時貸す分と、何かこの前、答弁聞いているとありますよね。その辺ちょっと、29年度ではこれで返してもうたと。何ぼ残っていて、30年度はまた何ぼ貸すのかみたいな、ちょっと整理して出してほしいんです。 ○たぶち 委員長  岡本部長。 ◎岡本 経営管理部長  病院等の貸し付けの部分につきまして、整理して、資料としてお出しします。 ○たぶち 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  はい。以上です。              (「済みません、もう一点、今の確認ですけれども」の声あり) ○たぶち 委員長  足立局長。 ◎足立 上下水道局長  病院だけでいいのか、下水道事業にも貸している部分があるのでそれも含めて……。 ○たぶち 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  それもあわせて。 ○たぶち 委員長  足立局長。 ◎足立 上下水道局長  あわせてでよろしいですか。はい。 ○たぶち 委員長  ほかにありませんか。ないですか。  江原委員。 ◆江原 委員  1つは、ちょっと説明がよくわからなかったのが、資料の4の配水池の統廃合事業の統廃合のほうのあれで、どことどこをあれしてどこをあれするというのはぱっと言われたんですけれども、もう一回ちょっと説明してもらっていいですか。 ○たぶち 委員長  足立局長。 ◎足立 上下水道局長  済みません。ちょっと早口で言ったもので申しわけなかったです。  逆瀬下配水池……。                 (「逆瀬下」の声あり)  はい。千種4丁目に、逆瀬川沿いにある大きなタンクなんですけれども、それと小林配水池というのは、阪急今津線に乗っていたら小林と逆瀬川の間に大きなタンクがあるんですけれども、あれが逆瀬川小林配水池と言っていまして、それをかなり古くなってきているので更新をするということで統廃合を今計画してございます。 ○たぶち 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  それで、今言われた逆瀬下の配水池と小林というのはその下にもありますけれども、同じ千種1丁目に小林配水池というのがあって、千種4丁目のところにも逆瀬下配水池というのがあるんですけれども、余り質疑にならないように簡単に説明してほしいんですけれども、要は今ある逆瀬下の配水池が老朽化、小林も老朽化をしたので、それを全部なくして新たに用地取得を千種1丁目でして、そこに今言った2つをなくして新たに1つにするということを言ってはるんですか。そういう説明として聞こえているんですが、違いますか。 ○たぶち 委員長  足立上下水道局長。 ◎足立 上下水道局長  済みません。ちょっと説明が足りなくて申しわけないです。  小林配水池の横に大きな用地がありまして、今現在の配水池を稼働しながらというのはなかなか更新ができないものですから、新たに横に建ててこの小林と逆瀬下を潰してしまってということなので、逆瀬下についてはもう全部なくしてしまう、小林については横で新しいのをつくるという計画でございます。ちょっとわかりにくいですか。済みません。 ○たぶち 委員長  江原委員。
    ◆江原 委員  それ、また図面をぱっと出してもらったほうがわかりやすいんだったらそんなのをちょっと。 ○たぶち 委員長  足立上下水道局長。 ◎足立 上下水道局長  はい、わかりました。 ○たぶち 委員長  何か一覧表とか。  足立局長。 ◎足立 上下水道局長  ちょっと図面、概略図なんですけれども出すようにします。 ○たぶち 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  それと、確認ですけれども、この予算書の中の19ページ、資料のところですけれども、雑収益の賃貸料、庁舎等賃貸料、これは何ですか。 ○たぶち 委員長  森田課長。 ◎森田 経営企画課長  こちらの庁舎等賃貸料につきましては、今の庁舎が水道事業と下水道事業と両方入っておりますので、下水道事業のほうから水道事業にいただく分と、あと窓口業務等につきまして業者に委託しておりまして、その委託業者のほうからいただく分が別枠になっております。 ○たぶち 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  わかりました。  それからもう一点、21ページ、先ほどの資料2の説明でありましたように、どっちの浄水場か。小林浄水場を10月以降、配水池監視施設業務を職員がやっていたのを委託するというように説明がありました。21ページの委託料のところで配水池監視業務と漏水修繕業務等があるんですけれども、この配水池監視業務では、これが幾らなんですか。 ○たぶち 委員長  岡本部長。 ◎岡本 経営管理部長  配水池監視業務として予算のほうで3,750万円計上しております。 ○たぶち 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  この後、その続きは質疑でやります。 ○たぶち 委員長  ほかにありませんか。確認することありませんか。  それでは、資料請求の確認だけしておきたいと思います。  大島委員より、簡単に言えば薬品の一覧表になるのかなと思います。  それと、もう一つがここの……。                 (「耐震」の声あり)  耐震やね、ここやね。資料の4のところの耐震化事業についての一覧表だと思います。  北山委員からのほうではたくさんありまして、まず病院と下水道の貸し付けの内容一覧表と、小林、亀井浄水場敷地の状況がわかる図面などです。それと、小林、亀井浄水場の地下の状態がわかる資料をお願いします。それと、水道局庁舎に必要な要件です。NTN跡地に移転することの費用の内訳と支払い済みの額です。  最後に、江原委員より、配水池統合事業の内容がわかるものをお願いします。  ちょっとたくさん出たんですけれども大丈夫ですか。                 (「はい」の声あり)  よろしくお願いいたします。  それでは、議案第17号についてはこの程度といたします。  次に、議案第18号、平成30年度宝塚市下水道事業会計予算についてを議題といたします。  当局から説明を求めます。  足立局長。 ◎足立 上下水道局長  それでは、議案第18号、平成30年度宝塚市下水道事業会計予算につきまして、提案理由を申し上げます。  お手元の資料は、水道と同じように、下水道事業予算とそれの概要とあと資料を3つほど提出させていただいておりますので、それに沿って説明をさせていただきます。  まず、予算書をお開きください。  1ページをごらんください。  業務の予定量でございます。  (1)平成30年度末の水洗化人口でございますが、22万9,509人としてございます。(2)の年間総処理水量につきましては、2,738万5,362立方メートルとしてございます。主な建設改良事業としましては、武庫川ポンプ場更新工事や南ひばりガ丘地区の浸水対策など雨水整備事業に4億8,177万5千円、また、汚水整備事業に1億5,750万円を計上してございます。  次に、第3条の収益的収入及び支出でございますけれども、まず収入につきましては、第1款の下水道事業収益としまして46億6,649万3千円、その内訳としまして、第1項営業収益、第2項営業外収益及び第3項特別利益として計上してございます。  支出につきましては、第1款下水道事業費用としまして43億1,061万6千円、その内訳としまして、第1項営業費用、第2項営業外費用、第3項特別損失及び第4項予備費を計上してございます。  以上、収益的収支の差し引きにつきましては、3億5,587万7千円の黒字予算となってございます。  次に、第4条の資本的収入及び支出でございます。  まず、収入につきましては、第1款資本的収入としまして16億7,546万4千円、その内訳としまして、第1項企業債、第2項国庫補助金、第3項他会計負担金、第4項工事負担金、第5項水洗便所改造資金貸付金回収金などを計上してございます。  支出につきましては、第1款資本的支出としまして37億7,147万9千円、その内訳としまして、第1項建設改良費、第2項企業債償還金、第3項他会計からの長期借入金償還金などを計上してございます。  資本的収入が支出に不足する額、20億9,601万5千円は、損益勘定留保資金等で補填することとしてございます。  次のページをごらんください。2ページでございます。  第5条の企業債でございます。これは起債の目的、限度額など定めたものでございます。  次に、第6条でございます。これは一時借入金の限度額を10億円として定めてございます。  第7条で、消費税に不足が生じる場合の流用に関することを定めてございます。  第8条では、職員給与費と交際費につきましては、議会の議決を経なければ流用することができない旨を定めてございます。  次、第9条、一般会計からの補助金としまして、下水道経営の安定化を図るということで7億4,028万7千円を繰り入れることとしてございます。  続きまして、1枚めくっていただきまして3ページをごらんください。  3ページから6ページにつきましては、収益的収支及び資本的収支に関する実施計画でございます。その詳細を記載しております19ページ以降、予算に関する資料につきましては、また後ほど資料1の平成30年度の下水道事業会計予算の概要に沿って御説明させていただきます。  7ページをごらんください。  これは予定キャッシュフロー計算書でございます。営業活動によるキャッシュ・フロー、また資産活動によるキャッシュ・フロー及び財務活動によるキャッシュ・フロー、それぞれの活動ごとに現金の増減を示したものでございます。  一番下のほうにありますように、平成30年度当初の資金残高3億5,167万4千円から6,610万3千円減って、年度末には残高が2億8,557万1千円と見込んでございます。  次に、8ページから12ページでございますけれども、これは職員給与費などに関する資料となってございます。  13ページをお開きください。  13ページは流域下水道などの債務負担行為に関する調書となってございます。  14ページをお開きください。  14ページは平成30年度末の予定貸借対照表でございます。  次に、16ページは、同じく平成29年度末の予定貸借対照表でございます。  18ページでございますけれども、これは平成29年度の予定損益計算書でございます。  予算書の説明は以上でございます。  引き続き、A4の1枚物の概要をごらんいただけますでしょうか。  この概要は、平成29年度との予算の比較の表でございます。  1の予定量はごらんのとおりでございますが、少し説明させていただきますと、一番下の有収水率でございます。約4ポイント下がってございます。これは、平成28年度の予算と29年度予算では平成26年度の決算値を見ておりましたけれども、平成28年度の決算値と乖離してございましたので、平成30年度の予算につきましては平成28年度決算値の85%を採用してございます。  2の収益的収入及び支出でございますけれども、まず営業収益のうち、下水道使用料は24億1,700万円余で、前年度に比べまして400万円余、0.2%の増の予定でございます。  その下の雨水処理負担金は一般会計からの繰り入れでございますけれども、6億9,900万円余で、前年度と比べまして1,400万円余、2%の減としてございます。その下、6行下の営業外収益のうちの他会計負担金でございますけれども、総務省の考え方に合わせまして、表の上の営業収益の他会計負担金から科目変更したために、前年度に比べまして7,100万円余の皆増となってございます。  その下の他会計補助金につきましては、汚水資本費に係る一般会計からの繰入金のほか、下水道使用料金改定支援による補助金などを合わせまして7億4千万円余で、前年度に比べまして2,500万円余、3.4%の減となってございます。  そのほか、長期前受金戻入、特別利益などを加えまして、収入の合計としましては、前年度と比べまして3,300万円余、0.7%の減の46億6,600万円余としてございます。  次に、支出の営業費用のうち人件費でございます。これは、退職に伴う退職給付引当金が増加したために、前年度と比べまして300万円余、2.1%増の1億8,300万円余としてございます。その2つ下の委託料でございます。1億4,800万円余で、雨水台帳整備を行うために、前年度と比べまして3,400万円余、30.5%の増としています。  その6行下の営業外費用のうち支払利息でございますけれども、4億7,600万円余で、企業債の減少により前年度に比べ4,800万円余、9.3%の減となります。  そのほか特別損失などを加えまして、支出の合計は、ほぼ前年度並みの43億1千万円余としてございます。  この結果、一番下の収支差し引きは、前年度と比較して3,200万円余減の3億5,500万円余の黒字を予定してございます。  次、裏面を見ていただけますでしょうか。  3の資本的収入及び支出です。  まず、収入のうち企業債は、下の欄の支出分の建設改良費における公共下水道整備費及び流域下水道整備費などに充てるために13億1千万円余の借り入れを予定してございます。  その下の他会計負担金は、一般会計からの繰り入れですけれども、2億1,800万円余となってございます。  そのほか、国庫補助金、工事負担金などを加えまして、収入の合計は前年度と比べて4億2,300万円余減の16億7,500万円余としてございます。  次に、支出でございますけれども、公共下水道や流域下水道の整備などの建設改良費としまして9億1,600万円余の事業を予定してございます。  そのほか、企業債償還金、他会計長期借入金償還金などを加えまして、支出の合計としましては37億7,100万円余となり、差し引き20億9,600万円余の収支不足となりますけれども、損益勘定留保資金等で補填することとしてございます。  続きまして次に、既に提出してございます資料について御説明いたします。  資料としましては、資料ナンバー2の主な建設改良工事の内容、それと資料ナンバー3の汚水管の耐震化の状況、それと資料ナンバー4の職員の内訳の3つでございます。  まず、資料2の主な建設改良工事の内容でございます。  雨水事業は1番の荒地西山線の関連工事でございます。2と3は、口谷地区とひばりが丘地区の浸水対策でございまして、縦1メートル、横1メートルのボックスカルバートを布設する予定でございます。4つ目は、武庫川ポンプ場の更新工事でございます。汚水事業についてはごらんのとおりでございます。  次に、資料ナンバー3の汚水管路の耐震化の状況でございます。  重要な管路の耐震化と汚水管全体の耐震化率を示してございます。平成28年度末、それと29年度末の見込み、平成30年度末の見込みを記載してございます。また、目標値につきましては、下水道事業の経営戦略に掲げている数値でございまして、平成30年度末での目標値に達する見込みとしてございます。  次に、職員の内訳でございます。  水道と同じように、平成25年度から平成30年度までの4月1日現在の職員について記載してございます。事務職員、技術職員、技能職員について、それぞれ正規職員、再任用職員、嘱託職員別に示してございます。平成25年度から平成29年度までは実数で、平成30年度は予算措置人数で、これも事業管理者は省いてございます。平成25年度4月1日では総数は24名在籍してございまして、その後、増減がございますけれども、平成30年度には武庫川ポンプ場の更新工事を予定してございますので、24名と前年度より1名の増員を予定してございます。  以上で下水道事業会計予算の説明を終わります。よろしく御審議を賜りますようお願いいたします。 ○たぶち 委員長  当局からの説明は終わりました。  説明に対して、何か確認することはありませんか。  ありませんか。大丈夫ですね。                   (発言する声なし)  それでは、この議案第18号についてはこの程度といたします。  それでは、次に、議案第30号、宝塚市環境衛生事務手数料条例の一部を改正する条例の制定についての説明を求めます。  影山環境部長。 ◎影山 環境部長  議案第30号、宝塚市環境衛生事務手数料条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。  議案の参考資料のほうの新旧対照表のほうでちょっと説明させていただきます。
     昨年12月市議会におきまして御審議いただきました宝塚市営霊園条例の改正に伴いまして、現行条例の第5条第2号の宝塚市営霊園使用許可証及び第3号の宝塚市立宝塚すみれ墓苑使用許可証のこの名称が、宝塚市営霊園使用許可証に統合されました。  また、現在整備中であります合葬式墓所の貸し出しに伴いまして、新たに宝塚市営霊園合葬式墓所使用許可証を追加する必要がありますことから、今回改正案では、第5条第2号のほうに使用許可証の手数料をまとめて規定させていただいております。  また、手数料を必要とします継承に伴います書きかえを明確にするために、括弧書きで書きかえの規定のほうもあわせて追加させていただいております。これに伴いまして現行の第3号が削除となりまして、項数の繰り上げ等を行っております。  さらに、第2条、第3条、第4条、第5条の条文中のアンダーラインをしております「それぞれ」につきましては、その後の当該各号の「各」と同じ意味でありますので、今回あわせて削除して整理をさせていただいております。  最後に、施行日につきましては、宝塚市営霊園条例の一部を改正する条例の施行日とあわせまして本年4月1日といたしております。  説明は以上です。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ○たぶち 委員長  当局からの説明は終わりました。  説明に対して、何か確認することはありませんか。ありませんか。                 (「なし」の声あり)  それでは、議案第30号についてはこの程度といたします。  次に、議案第31号、宝塚市パチンコ店等及びラブホテルの建築の規制に関する条例の一部を改正する条例の制定についての説明を求めます。  影山部長。 ◎影山 環境部長  議案第31号、宝塚市パチンコ店等及びラブホテルの建築の規制に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。  資料のほうの新旧対照表のほうをごらんください。  当該条例では、第2条で用語の定義をいたしております。第2号で、旅館等の定義において旅館業法の規定を引用しております。委員会資料のほうで御提出させていただいていますように、昨年の12月に旅館業法のほうの一部改正が行われました。ホテル営業及び旅館営業の種別が「旅館・ホテル営業」へ統合されております。今般、この改正内容を反映いたしまして、宝塚市パチンコ店等及びラブホテルの建築の規制に関する条例第2条のほうを改正させていただいているところです。  施行日につきましては、改正法の政令で定める日としておりまして、6月15日といたしております。  説明は以上です。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○たぶち 委員長  説明は終わりました。  説明に対して、何か確認することはありませんか。                 (「ないです」の声あり)  それでは、議案第31号の説明はこの程度といたします。ありがとうございました。  それでは、議案第27号、宝塚市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について当局から説明を求めます。  尾崎部長。 ◎尾崎 都市安全部長  議案第27号、宝塚市都市公園条例の一部を改正する条例の制定につきまして、お手元の議案書と配付させていただいております資料をもとに御説明させていただきます。  まずは、お手元の資料の確認をお願いしたいと思います。資料1、宝塚市都市公園条例の一部改正の概要、資料2、公園占用料の改正について、資料3、年度別収入及び主な占用物件数、以上が資料となります。  それではまず、資料1をごらんください。  本改正の趣旨は、運動施設の敷地面積の基準を定めること及び公園を占用する使用料の改定の2点でございます。  運動施設の敷地面積の基準については、都市公園法施行令の改正に伴い、都市公園内における運動施設が占める面積の割合を定めようとするものです。  都市公園法施行令では、オープンスペースの確保という都市公園の設置目的のため、野球のグラウンドやテニスコートを初めとする運動施設を都市公園内に設置できる面積の割合は100分の50を上限としていましたが、2017年6月の都市公園法施行令の改正により、その割合を従前の100分の50を参酌して各市町村が条例において定めることとされました。本市では、自由利用や災害時のオープンスペースを確保するため、従前の率を継承し、100分の50をもってその率を定めようとするものです。  続きまして、公園を占用する使用料の改定についてでございます。  本市では、都市公園占用の使用料を道路占用料に準じて1998年度に改定いたしました。道路占用料は、その決定要素である使用料率及び修正率を見直したことなどにより、2006年度及び2012年度に増額改定を行い、また来年度、2018年度から増額して改定することとなっていますが、公園占用料は本市の土地家屋が逓減する傾向であったことから、1998年度以降の改正を見送ってきました。そのため、現行の公園占用料と道路占用料の比較において、個々占有料が大きく乖離する結果となっております。地価動向は現在横ばいですが、このたび改めて道路占用料にあわせて改定を行おうとするものです。  資料2をごらんください。  占用物件ごとの単価につきましては、改正後の欄の金額になり、2018年4月に改定を行う道路占用料を準用した額となります。占用料が増額になる物件は電柱、電話柱やマンホール類で、減額となる物件は公衆電話所などです。種別の分類については、地下埋設物は外形の大きさにより、線類は種類により細分化を図り、新たに郵便差出箱や共同収容ケーブルを追加し、都市公園法で占用として定めていない物件について、例えばアーケードなどについては削除するなどの整理を行っています。  改正後の単価につきましては、種別によって上昇率が1.5倍を超えるものがあり、既存占用物件については改定による変動が大きくなります。道路占用料には、既存占用物件の改定率を前年度の1.2倍までとする国土交通省道路局長から地方整備局長への通達があり、多くの市町においてこれを準用し、激変緩和の経過措置をとっていることから、このたび公園占用料の改定においてもこれを準用し、経過措置を適用します。  一例を御説明いたしますと、資料2の最上段、電柱、支柱、支線柱及び支線は改定後40.7%の上昇となっています。そのため、既存占用物件につきましては、2018年度の改正では上昇率を20%とし、2019年度に道路占用料と同額になるように改正いたします。  2018年度に経過措置を適用する種別は8つ、2019年度に経過措置を適用する種別は1つ、2020年度には全ての種目が道路占用料と同じ額となります。  資料3をごらんください。  毎年度占用料を徴収する主な企業は関西電力、NTT西日本で、主な占用物件は電柱、電線、電話柱などになります。  説明は以上です。よろしく御審議のほど賜りますようにお願いいたします。 ○たぶち 委員長  当局からの説明は終わりました。  説明に対して、何か確認することはありませんか。  江原委員。 ◆江原 委員  この資料の2ですけれども、いっぱいずっとあるんですけれども、まず、さっき若干説明でも言われた改正内容の欄で更新、追加、削除というこの3種類になっているのかな。                 (「はい」の声あり)  それで、削除という項目の意味をちょっと教えてほしいんです。 ○たぶち 委員長  岡田課長。 ◎岡田 公園河川課長  削除につきましては、1つは、細分化したために物件のそもそもの一定の基準があった分を削除したもの、それによってまた新たな種別を設けておりますけれども、そのもととなったものを削除したものがございますのと、部長から御説明申し上げました都市公園法上ふさわしくないものを、このたびに削除ということで調整を図ったものでございます。  以上でございます。 ○たぶち 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  それで、ふさわしくないという表現が備考欄にないのでちょっとあえて聞きますけれども、該当がないため削除というのはふさわしくないということですか。 ○たぶち 委員長  岡田課長。 ◎岡田 公園河川課長  お見込みのとおりでございます。  以上でございます。 ○たぶち 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  それと、追加の中で備考欄にある物件の追加というのはどういう意味ですか。 ○たぶち 委員長  岡田課長。 ◎岡田 公園河川課長  元としました道路占用料条例にある種別を新たにこの条例にも追加したものでございます。  以上でございます。 ○たぶち 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  そういう説明なんやけれども、要はあったけれども、条例にはなかったけれどももともとあった種別を条例に入れたという意味ですか。ちょっと頭悪いから、もう一回ちょっと詳しく説明して。 ○たぶち 委員長  ちょっと説明が、もう少し詳しく。ちょっとわかりにくいかもしれない。詳しく。  岡田課長。 ◎岡田 公園河川課長  繰り返しになるかもわかりませんが、部長から答弁申し上げました平成10年度から改定が行われていない間に、道路占用料の条例に追加され、かつ都市公園法上ふさわしいものについて整合を図るために追加したものでございます。  以上でございます。 ○たぶち 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  例えば具体的にちょっと教えてほしいんやけれども、2行目にあるように、電気事業者が電線を添架する電話柱というのは追加で、物件の追加になっている。もともと改正前は金額が設定されていないんだけれども、今回3,096円になりましたよと、丸々追加ですよという意味で物件の追加ということは、もともと条例に入っていないんでしょうと僕は聞いているわけ。それを聞いている。 ○たぶち 委員長  尾崎部長。 ◎尾崎 都市安全部長  御指摘のとおり、もともと公園条例には入っていないものでございます。 ○たぶち 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  もともと公園条例には入っていないけれども、これは今回道路占用料云々という表現じゃなくて、あくまで都市公園条例の改正やから、公園占用料としてそれを位置づけるという意味ですか。道路占用料としては取っていたけれども、今回は公園占用料としても取るよということを言っているんですか。 ○たぶち 委員長  尾崎部長。 ◎尾崎 都市安全部長  道路占用料に準拠して公園を設けていますので、このたび道路に載っているこの項目をくみ上げて、公園でそれが発生した場合、この金額で取りますということを定めています。  以上です。 ○たぶち 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  もう一回確認しますと、要は道路にある部分については、もともと道路のほうでもらいますよと、道路じゃない部分の公園のほうにも同じものの種類があった場合は、公園のほうでもいただきますよと、そういうことか。 ○たぶち 委員長  尾崎部長。 ◎尾崎 都市安全部長  はい、御指摘のとおりです。 ○たぶち 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  はい、わかりました。 ○たぶち 委員長  ほかに確認することはありませんか。                   (発言する声なし)  ないようですので、それでは、議案第27号についてはこの程度といたします。  次に、議案第39号から議案第43号までの市道路線の認定について、4件と市道路線の認定変更について、1件を一括で説明を求めます。 ○たぶち 委員長  尾崎部長。 ◎尾崎 都市安全部長  それでは、市道路線の認定、認定変更議案について、お手元の議案書と配付させていただいています資料をもとに御説明いたします。  議案第39号から第42号までの4議案は、道路法第8条第2項の規定に基づき、14路線の市道路線を認定するため、議会の議決を求めるものです。  議案第43号は、道路法第10条第3項の規定に基づき、1路線を認定変更するため、議会の議決を求めるものです。  また、このたびから階段などの歩行者専用道路につきましては、議案の備考欄に表示することとさせていただいております。  詳細につきましては、担当課長から説明させていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○たぶち 委員長  中条課長。 ◎中条 道路管理課長  それでは、各議案について御説明させていただきます。委員会資料を中心に御説明させていただきます。  まず、資料1、提出議案一覧につきまして、議案番号第39から議案番号第42の14路線につきましては、全て民間の宅地開発に伴う都市計画法第39条の管理引継、第40条第2項の土地の帰属によりまして市道路認定をしようとするものです。  また、資料1の裏面の議案第43号につきましては、終点の変更により認定変更をしようとするものでございます。  路線ごと、内容につきまして改めて御説明させていただきます。  参考資料としまして、平面図及び写真を次のページから提出させていただいておりますので、御確認いただければと思います。  1枚目の平面図につきましては、市道4496号線になります。この路線につきましては、起点を平井山荘183番4地先、終点を平井山荘183番9地先、延長は31.4メートル、幅員は4.5メートルから5メートルとなっております。  続きまして、2枚目の平面図をごらんください。市道4497号線につきましては、起点を末成町4番4地先、終点を末成町4番6地先、延長49.45メートル、幅員5.0メートルから6.0メートルとなっております。  続きまして、3枚目の平面図をごらんください。3枚目が、市道4498号線につきましては、起点を高司3丁目96番7地先、終点を高司3丁目96番4地先、延長99.8メートル、幅員5.0メートルとなっております。  続きまして、少し小さな平面図になってしまいまして見にくくなっているんですが、4番目の平面図につきましては、山手台東3丁目から4丁目になっております。市道4499号線より市道4509号線の新規認定11路線と、図面右側の青囲みになっておりますのが議案第43号の認定変更の箇所となっております。各延長幅員につきましては、資料1の提出議案一覧表のほうに記載しております。  また、4506号線より4509号線につきましては、階段を含む歩行者専用道路となっております。起終点等の写真につきましては、後ろのほうに添付をさせていただいております。この中で山手台、今回の認定変更を除きます全路線につきまして、カラーアスファルトでの舗装を行っております。
     続きまして、あと4499号から4501号線につきましては、無電柱化が行われております。  最後に、議案第43号につきましては、補助幹線道路として北側の山手台東5丁目までの延伸計画がありますので、南側より続いている4288号線の終点を88.6メートル北側に変更しまして終点の変更という形を行おうと思っております。  長くなりました。説明は以上になります。よろしくお願いします。 ○たぶち 委員長  説明は終わりました。  説明に対して、何か確認することはありませんか。大丈夫ですか。                   (発言する声なし)  それでは、議案第39号から議案第43号までの説明はこの程度といたします。  次に、議案第28号、宝塚市建築事務及び住宅事務手数料条例等の一部を改正する条例の制定について当局から説明を求めます。 ○たぶち 委員長  増田部長。 ◎増田 都市整備部長  それでは、議案第28号、宝塚市建築事務及び住宅事務手数料条例等の一部を改正する条例の制定について説明いたします。  本件は、都市緑地法等の一部を改正する法律の制定による都市計画法及び建築基準法の改正に伴い、条例の整備を行うものです。  改正を行う条例は3つでございます。1つ目は、宝塚市建築事務及び住宅事務手数料条例、2つ目は、宝塚市地区計画区域内における建築物の制限に関する条例、3つ目は、宝塚市特別工業地区建築条例でございます。  このうち、手数料条例につきましては、法改正に伴い、都市計画法及び建築基準法において、用途地域に新たに田園住居地域が追加され、条例で引用している建築基準法別表第2に項ずれが生じることによる改正、また、建蔽率の表記が漢字となりましたので、これに伴う改正、その他、所要の改正を行うものです。  次に、地区計画条例につきましては、先ほどの田園住居地域が追加されたことによる項ずれが生じること、また、都市計画法に基づく地区計画区域の計画図において、告示番号が条例本文に記載されている部分について、このたび変更をしております。  この部分については、参考資料の3枚目裏面をごらんください。  裏面の表を見ていただきますと、上と下に別記1と左上に記載している、この細かな表なんで申しわけないんですが、この上と下に改正前、現行と改正案ということであらわしております。例えば1枚目のゆずり葉台地区地区計画整備区域の(カ)欄です。(カ)欄のアンダーラインを引いている部分が「平成10年宝塚市告示第196号」と記されております。改正案におきましては、そのアンダーラインの部分を全て削除するというような改正内容になっております。  これまでは、都市計画による計画図が変更されるたびに条例を改正してきましたが、告示番号を削除することによって、地区計画条例についてもその都市計画図が即時適用されることとなり、計画図の変更に伴うタイムラグがなくなるということで改正を考えております。  また、武庫川地区地区計画において建築してはならないものとして、キャバレー、料理店、ナイトクラブ、ダンスホール、その他これらに類するものと明記されていますが、風営法の改正により、社交ダンスを行うダンスホールなどについて、照明の明るさなどにより施設の分類が整理され、これまで全て禁止されていたダンスホールの一部が建築基準法において建築できることになりました。それを受け、武庫川地区においては、改正前の法解釈を適用すべく、地区計画条例において全てのダンスホールの建築を禁止するものです。  最後に、特別工業地区につきましては、用途地域に田園住居地域が追加され、条例で引用している建築基準法別表第2に項ずれが生じるため、今回改正を行うものです。  なお、施行日は4月1日となります。  説明は以上です。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○たぶち 委員長  当局の説明は終わりました。  説明に対して、何か確認することはありませんか。ありませんか。                   (発言する声なし)  それでは、議案第28号についてはこの程度といたします。  次に、議案第29号、阪神間都市計画事業中筋JR北土地区画整理事業の施行に関する条例を廃止する条例の制定について説明を求めます。 ○たぶち 委員長  都市整備部長。 ◎増田 都市整備部長  それでは、議案第29号、阪神間都市計画事業中筋JR北土地区画整理事業の施行に関する条例を廃止する条例の制定について説明いたします。  既に、中筋JR北土地区画整理事業は平成29年3月31日をもって事業が完了したため、今回条例の廃止を行うものです。  説明は以上です。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○たぶち 委員長  当局からの説明は終わりました。  説明に対して、何か確認することはありませんか。               (「ありません」の声あり)  それでは、議案第29号の説明はこの程度といたします。  次に、議案第34号、宝塚市公益施設条例の制定について当局から説明を求めます。 ○たぶち 委員長  増田部長。 ◎増田 都市整備部長  それでは、議案第34号、宝塚市公益施設条例の制定について説明いたします。  まず、条例の制定に至った経緯について簡単に説明させていただきます。  御存じのように、さらら仁川、ピピアめふの公益施設は、震災復興事業として建設された再開発ビルの中に位置し、市民の利便性の向上及び地元の要望、商業施設への集客効果の期待を踏まえて設けられました。しかし、一部の部屋においては利用率が高いものの、全体として利用率が低く、駅前という一等地にある施設の活性化が必要であると、これまでも認識していました。そのことで、今回、公民連携事業の専門家やPFI・PPP協会の協力を得て、公益施設のポテンシャル及び民間事業者による活性化の可能性などを聞くため、サウンディング型市場調査を実施しました。  これは別の資料2をちょっとごらんいただいたらありがたいです。  サウンディング型市場調査の結果報告についての3ページをごらんください。  民間事業者からの意見をまとめた部分になりますが、まず、駅前であることの立地のよさについては、参加いただいた各社の共通的な認識でありました。次に、運営に当たり、子どもの遊び空間の設置による集客、大学との連携による活性化、健康維持や高齢者の介護予防のための軽スポーツの実施、駐車場との連携など、さまざまな意見をいただきました。さらに、数社において、指定管理者の公募の際はエントリーしたいとの意向が確認できました。  このサウンディング型市場調査を経て、済みません、資料1に戻りますが、資料1の公益施設の活性化に向けてを作成しました。  4ページをごらんください。よろしいでしょうか。  4ページに方針の決定といたしまして、公益施設の運営は、従来よりの利用者に対する貸し館業務を継続しながら駅前の集客施設として位置づけ、民間事業者のアイデアによる柔軟な活用を図り利用率の向上に努める。2つ目としまして、公益施設を行政財産とし、指定管理者制度を導入する。3つ目としまして、駐車場は普通財産のままとし、適正な貸付料を確保する。4つ目としまして、公益施設と駐車場は契約上分離するが、相乗効果も期待できるため、コンソーシアム、企業連合、または一括受注での応募も可能とすると決めました。  これまでが設置管理条例に至った経緯でございます。  それでは、条例のほうの説明に戻らせていただきます。  まず、第1条ですが、設置目的として、「駅前地区の活性化を図り、もってまちのにぎわいを創出するため、宝塚市公益施設を設置する」としました。  次に、第4条です。「公益施設に、会議室、多目的室その他市長が必要があると認める施設を置く」とし、今後参入する指定管理者が柔軟に部屋の利用内容を変更できるよう、最小限の部屋名のみを列記しました。  次、第5条においてです。第5条においては、指定管理者に管理させることを明記しました。  次、第6条においては、開館時間を現行の開館時間と同様としました。ただ、今後、参入する指定管理者による開館時間の延長も可能としております。  次、第10条です。第10条におきましては、利用料金を明記しております。1平米当たり、現在の最大料金である日額500円を上限とし、市長の承認を得ることを必要と規定しています。指定管理者を公募する際は現行の各部屋の使用料を上回らないことを明記し、現利用者に負担増とならないように図ってまいります。  その他、第21条までにおいては、通常の設置管理条例と同様としております。  最後に、附則としまして、第1項に施行日を平成31年4月1日とし、第2項の準備行為及び第3項の宝塚市指定管理者選定委員会については、平成30年4月1日としています。第3項につきましては、公益施設の所在する建築物に本市が所有する普通財産の利活用に係る事業者の選定もあわせて調査、審議できるものとしています。この普通財産というのは、具体的には駐車場のことを指しております。  説明は以上です。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○たぶち 委員長  説明は終わりました。  説明に対して、何か確認することはありませんか。出ませんか。  江原委員。 ◆江原 委員  この宝塚市公益施設という意味でさららとピピアめふなんですけれども、この広さが全部なのか、全体のあれが書いていないのでわからないんですけれども、行政サービスステーションなんかは別ということなのか、含まれているのか、その辺がちょっとわからないんですけれども。 ○たぶち 委員長  萩原課長。 ◎萩原 市街地整備課長  これにつきましては、さらら仁川につきましては、2階に行政サービスステーションがございます。それは該当しておりません。全くの公益施設のところだけです。  それと、あとピピアめふがございます。ピピアめふのほうには、消費生活センターとそれからSS、同じくございます。この2つは除いた残りの部分、これを今回、設置管理条例で指定しております。  以上でございます。 ○たぶち 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  多分、指定管理者に任せるという意味ですから、そういうふうになると思うんですけれども、面積は特に書いていないですけれども、今回の公益施設になる面積を教えてもらえますか。 ○たぶち 委員長  濱田室長。 ◎濱田 都市整備室長  資料1のほうをごらんください。1ページになります。  括弧の中です。上が仁川です。下がめふです。中ほどに施設の面積と位置です。さらら仁川につきましては、北館内2階、3階等としまして1,075.38平米でございます。駐車場を分けて言いますと、北館南館合わせまして1万430.12平米でございます。めふのほうですが、中ほど、4階から6階。部分的ですが、全部足していきますと2,516.22平米ございます。駐車場だけ分けて言いますと、3,143.28平米でございます。  以上です。 ○たぶち 委員長  増田部長。 ◎増田 都市整備部長  今のめふのほうなんですけれども、公益施設の中に映画館という表記がありますが、今回はこの映画館は公益施設から外す、行政財産から外す部分に考えております。 ○たぶち 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  はい、わかりました。あとは質疑でやります。 ○たぶち 委員長  済みませんけれども、さらら仁川とピピアめふのパンフレットがありましたら、委員の皆さんに、私たちはちょっといただいたんですけれども、そのほうがよくわかるかなと思いますので、よろしくお願いいたします。                 (「はい」の声あり)  ほかに質疑ありませんか。 ○たぶち 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  結局、さらら仁川にしろ、ピピアめふにしろ、行政財産として持っている分とその中に普通財産にする分と公益財産にする分、ちょっと分けるわけでしょう。今はどういう状態で持っていて、それを振り分けるわけでしょう。その関係がわかるようにしてほしい。 ○たぶち 委員長  増田部長。 ◎増田 都市整備部長  今、委員おっしゃられましたのは、図面としてひとつあらわして資料として提出させていただくことを考えております。 ○たぶち 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  それぞれの広さもちょっと。 ○たぶち 委員長  増田部長。 ◎増田 都市整備部長  できる限り広さもわかるように表示したいと思います。 ○たぶち 委員長  はい。お願いします。  ほかにありませんか。いいですか。                 (「はい」の声あり)  なければ、議案第34号はこの程度といたします。  では、済みません。この程度といたしますと言いましたけれども、資料の確認として、さらら仁川とピピアめふのパンフレットをお願いしたいのと、行政財産と普通財産の変更内容がわかる資料と、また図面がわかる資料をお願いいたします。  議案第34号はこの程度といたします。  次に、議案第38号、字の区域の変更についてを議題とし、説明を求めます。  増田部長。 ◎増田 都市整備部長  議案第38号、字の区域の変更について説明します。  これにつきましては、参考としてつけております2枚目の図面をごらんいただきたいと思います。カラー刷りのA4横版の図面をつけさせていただいていたと思うんですが、よろしいでしょうか。                 (「はい」の声あり)  そうしましたら、武田尾土地区画整理事業区域の僧川の部分を拡大した図面になっております。緑の線で囲った部分が区画整理事業の区域でございます。変更前の字界は、黒い線に丸を2つ示した表示であらわしておりますが、改修前の僧川の中心が字界でありました。今回、僧川の改修に伴い、川の位置が変更になり、旧の字界のままであれば字界をまたぐ土地が発生します。  土地区画整理事業では、最終的に個人の土地の筆と現地を整理する必要がありますが、字界をまたぐ土地を合筆することができないため、今回土地区画整理事業区域内の字界を赤い線に変更するものです。  説明は以上です。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○たぶち 委員長  説明は終わりました。  説明確認のため、何か確認することはありませんか。ありませんか。
                      (発言する声なし)  それでは、議案第38号の説明はこの程度といたします。  次に、議案第36号及び議案第37号の訴えの提起について、2件を一括で説明を求めます。  増田部長。 ◎増田 都市整備部長  議案第36号、議案第37号の2議案につきまして、一括して説明させていただきます。  本件は、家賃の滞納による市営住宅の明け渡しと滞納家賃等の支払いを請求するため、訴えの提起をしようとするものです。  まず、議案第36号の市営亀井第3住宅の住人につきましては、家賃滞納が96カ月、302万3,600円、駐車場使用料の滞納が70カ月、55万9,400円で、合計358万3千円となっております。  次に、議案第37号の市営安倉西住宅の住人につきましては、家賃の滞納が94カ月、307万2,400円となっております。  家賃の滞納対策につきましては、市と指定管理者が連携して督促、催告の発送、電話、訪問などによる滞納者との接触を図り、納付相談につなげられるよう努めています。  議案第36号の市営亀井第3住宅の住民につきましては、これまで納付相談の上、分納を契約いただくも履行いただけない状況が繰り返され、また、法的措置の最終催告に対しても連絡がなく、納付相談に応じていただけませんでした。  議案第37号の市営安倉西住宅の住民につきましては、督促、催告の発送、電話、訪問などを繰り返しましたが、接触がとれず、連帯保証人にも説得をお願いしましたが、本人に納付の意思が見られないとのことでした。また、法的措置の最終催告に対しても連絡がなく、一切納付相談に応じていただけませんでした。  このような対応に終始するので、やむを得ず市営住宅の明け渡しと滞納家賃の支払いを請求するため、訴えを提起しようとするものです。  説明は以上です。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○たぶち 委員長  当局からの説明は終わりました。  説明に対して、何か確認することはありませんか。  江原委員。 ◆江原 委員  それぞれちょっと確認ですけれども、既にこの2件についての方は、その市営住宅を出られているんですか。まだ市営住宅に一応形として住んでいると、こういう状態ですか。 ○たぶち 委員長  福井課長。 ◎福井 住まい政策課長  まだ御退去いただいておりません。 ○たぶち 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  はい、わかりました。 ○たぶち 委員長  ほかに確認することはありませんか。                   (発言する声なし)  なければ、議案第36号及び議案第37号はこの程度といたします。お疲れさまでした。  次に、議案第32号、宝塚市農業共済条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  当局から説明を求めます。 ○たぶち 委員長  土屋部長。 ◎土屋 産業文化部長  議案第32号、宝塚市農業共済条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  本件は、農業共済事業につきまして、平成29年6月公布の農業災害補償法の一部を改正する法律によりまして、平成31年1月以降に農業共済責任期間が開始をします全ての共済目的におきまして、危険段階別共済掛金率の導入が義務化されました。これに先立ちまして、園芸施設共済の園芸施設のうち、最も普及しておりますプラスチックハウスⅡ類について危険段階別共済掛金率を導入しようとするものです。  現行の宝塚市農業共済条例における園芸施設共済掛金率は、国が示す兵庫県の園芸施設基準共済掛金率と同率としております。その適用は加入者間で一律でございます。  危険段階別共済掛金率は被害率に応じた共済掛金を設定することから、当該掛金率を導入することによりまして、被害の低い農家の経営意欲を向上させる効果や被害の高い農家の経営意識や事故逓減意識を高める効果が期待できます。また、導入によりまして、被害の低い農家の加入者の掛金率が引き下がりますことから、掛金が高いことを理由に共済に加入しない農家の加入意欲の向上につながるということが期待できると考えております。  改正内容の詳細につきましては、担当室長から御説明申し上げます。 ○たぶち 委員長  下浦室長。 ◎下浦 産業振興室長  それでは、私のほうから、事前にお配りをさせていただいております資料の宝塚市農業共済条例一部改正の概要についてによりまして説明をさせていただきたいと思います。  改正農業災害補償法では、平成31年1月から全ての共済目的においてそれぞれの農業者ごとに危険段階別の共済掛金率導入が義務化されましたが、今回、国の指導によりまして、これに先立ちまして、園芸施設共済のうち最も普及しているプラスチックハウスⅡ類、プラスチックハウスⅡ類と申しますのはプラスチックフィルムが被覆材として使われて、なおかつ骨格の主要部分がパイプによりつくられた施設のことでございますが、これについてを本年4月から危険段階別掛金率を導入するための、今回は条例一部改正を提案させていただいております。  この資料の中段あたりをごらんいただきたいんですけれども、3、危険段階別共済掛金率設定のイメージをごらんください。  まず、現行の平成29年度までは、加入者同率である基準共済掛金率となってございましたが、本年の4月以降は、加入者を被害率に応じてグルーピングし、被害率の高い農業者の方にはそれに応じて高い共済掛金率を、また被害率の低い農業者の方には低い共済掛金率を設定しようとすることとなります。  これを数字で具体的に説明するために、下にちょっと表をつけております。この表では、危険最大指数を1.2倍。危険最大指数1.2倍と申しますのは、危険率の低い掛金率の方に比べて被害率の高い方の掛金率が1.2倍ということになります。区分を新規加入者が該当する真ん中の基準掛金率以外に高い掛金率、低い掛金率、それぞれ1区分ずつ設定し、合計で3区分として想定して計算しております。また、ハウスⅡ類の評価額を仮に100万円とし試算をしました。  表の左から3列目でございますが、各区分の掛金率では、基準の掛金率、星マークをつけております3.044%、これは国が3年に一度改定し、平成30年度について既に決定しております。それをもとに高い掛金率が低い掛金率の1.2倍となるように計算をして、それぞれ上が①の3.371%と下が②の2.809%となります。  4列目では、それに基づきそれぞれの掛金を計算しておりまして、加入者の掛金が真ん中の基準の方で合わせますと1万3,776円、上が1万5,084円、下が1万2,836円となります。それぞれの基準掛金と比較しますと、上が109.5%、下が93.2%となります。  また、表にはありませんが、金額の比較では上がプラス1,308円、下がマイナス940円となります。  参考に、29年度との比較も載せさせていただきました。  次に、今後の予定でございますが、本改正条例案の議決後、3月下旬を目途に県知事への条例変更認可申請手続を行い、県知事の認可承認を得ることができましたら、それに引き続きまして、速やかに市の規則において危険最大指数や区分数などを定めることとしております。  次に、条例の改正内容についてですが、第32号の議案及び参考資料として配付させていただいてます新旧対照表において要点のみを説明させていただきますと、本条例の第70条の12において共済掛金率を規定しておりますが、現行第1項では、園芸施設共済掛金率は国の示す県の園芸施設基準掛金率と同率としていることから、加入者間では同一となっております。  今回、第2項としまして、プラスチックハウスⅡ類の共済掛金率につきましては、前項の規定を変えて、加入者それぞれの被害率に応じた段階掛金率の設定を記載しております。あわせて、第70条の13で、園芸施設共済掛金率等の一覧表の備え置き及び閲覧規定では、一覧表においては各危険段階別加入者ごとに記載をする旨、また、公示、閲覧に際しては個人情報は省く旨の記載を改正として載せさせていただきます。  説明は簡単ですが、以上とさせていただきます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○たぶち 委員長  説明は終わりました。  確認することはありませんか。  江原委員。 ◆江原 委員  ちょっと今わからないのが、危険段階別というふうになっていますけれども、これは何か1回被害の、自分は危険度が高いから高いものを掛けるというふうに自主的にやるのか、何か被害を受けた結果を受けてここのエリアはこうなのかということなのか、その説明がないからわからないです。それをちょっと説明してください。 ○たぶち 委員長  下浦室長。 ◎下浦 産業振興室長  失礼しました。既に園芸共済のほうには加入者様がおられます。過去5年間にさかのぼって、それぞれの方の被害を見て、被害のない方、被害のあった方などで区分してまいります。 ○たぶち 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  つまり、過去の実績を見て、要は本人の希望は関係なく、あなたは危険度が高いですよ、あなたは低いですよというのを行政のほうで決めて掛け率も高い低いを決めると、そういう意味ですか。 ○たぶち 委員長  下浦室長。 ◎下浦 産業振興室長  はい、そのとおりです。 ○たぶち 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  はい、わかりました。 ○たぶち 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  資料なんですけれども、過去5年間にどういうような災害があってという、その具体的なものをまとめたものはありますか。加入者の被害状況、加入者数と。 ○たぶち 委員長  下浦室長。 ◎下浦 産業振興室長  ちょっと整理をさせていただきます。 ○たぶち 委員長  よろしくお願いします。  ほかに確認することはありませんか。  では、資料請求について確認しておきます。過去5年の被害状況と加入者数ですね。それぞれ資料をお願いいたします。大丈夫ですか。                 (「はい、大丈夫です」の声あり)  下浦室長。 ◎下浦 産業振興室長  提出させていただきます。 ○たぶち 委員長  よろしくお願いいたします。  ほかに質疑ありませんか。  下浦室長。 ◎下浦 産業振興室長  今回の議案に出しているプラスチックハウスⅡ類に対しての被害の状況と加入者の状況でよろしいでしょうか。 ○たぶち 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  全部お願いします。全体的な、プラスチックハウスにかかわらない。 ○たぶち 委員長  下浦室長。 ◎下浦 産業振興室長  園芸施設共済全ての状況を資料として提出させていただきます。 ○たぶち 委員長  よろしくお願いいたします。  それでは、ほかに確認することはありませんか。                   (発言する声なし)  なければ、議案第32号の説明はこの程度といたします。お疲れさまです。  次に、議案第35号、工事請負契約、仮称市立文化芸術施設新築工事の締結についてを議題といたします。  当局から説明を求めます。  土屋部長。 ◎土屋 産業文化部長  議案第35号、工事請負契約の締結につきまして、提案理由を申し上げます。  本件は、市内武庫川町地内において、仮称市立文化芸術施設を新築するため、請負金額16億8,156万円で松井建設株式会社大阪支店を請負業者として工事請負契約を締結しようとするものです。  工事の詳細につきましては、建築担当から御説明をいたします。よろしくお願いいたします。 ○たぶち 委員長  福田室長。 ◎福田 建築住宅室長  それでは、議案第35号の提出議案に係る参考のほうを御準備いただけますでしょうか。  2枚目の図面を使って説明をさせていただきます。図面は全てA4版で横向きになっております。  この図面は付近見取り図です。方位は図面の上が北になります。図面の中央部、車線でハッチングをしている場所が今回建築及び改修工事を実施しようとする敷地で、敷地面積は約9,900平方メートルとなっています。敷地の周辺状況は、東側には市道を挟んで花のみち・さくら橋公園、南側は手塚治虫記念館、西側は市道を挟んで歌劇の関連施設、北側は市道を挟んで大型物販店舗があります。  続きの図面をごらんください。  配置図になります。方位は図面上部が北方向になります。新たに整備する文化芸術施設は網かけのハッチングで示している部分で、敷地の北側部分に配置します。図面中央部の細く折れ曲がった網かけのハッチング部分が文化芸術施設と手塚治虫記念館を接続するための連絡通路となります。図面右下側、斜線でハッチングしている部分がありますけれども、この部分が今回改修を行うメインガーデンの休憩所となっています。また、文化芸術施設の東側には附帯施設として団体客用の大型バス3台、普通乗用車12台、マイクロバス2台分の駐車場をあわせて整備します。  なお、敷地の南側部分の約6,700平方メートルにつきましては、今回の施設建設工事が完了した後に、別工事の庭園整備工事として整備を行う予定としております。  次の図面をごらんください。  文化芸術施設の1階平面図となります。主な部屋の配置ですが、施設の中央北側にサブギャラリーを配置しています。間口は12メートル、奥行き11.5メートル、天井の高さは2.8メートルです。主に市民ギャラリーとして貸し出しすることを想定しています。  サブギャラリーの西隣の階段を挟んでキューブホールを配置します。キューブホールは2層吹き抜けとなっており、間口11.2メートル、奥行き11.75メートル、天井の高さは約6メートルから7.3メートルの勾配天井となっています。大型の展示物にも対応できる空間であり、また、西側と北側半分の壁面をガラス張りとすることで展示やイベントを施設外に向けて発信できるようにしています。  キューブホールの西側に面して、半屋外空間のおおやね広場を配置しています。天候に影響されない子どもの遊び場として、また、イベントの実施場所として活用を想定しています。建物南側の庭園に面した壁はガラス張りとして、庭園部分と一体感のある空間を整備します。  ミュージアムホールは、文化芸術施設のロビー空間としての役割を持たせ、必要に応じてキューブホールやサブギャラリーとの一体的な利用も可能としています。  アトリエは、工作や絵画など市民や子どもたちの創作活動のスペースで、腰壁で円形に区画をしました。  ライブラリーには、絵本や芸術文化に関する専門書などを設置して情報発信の場としても活用する予定です。また、乳幼児が利用できるキッズコーナーも併設しています。
     アトリエ、ライブラリーの北側には、廊下を隔てて事務室、会議室、更衣室などの管理部分、トイレや階段、授乳室などの共用部分を配置しています。また、建物東側には、駐車場に隣接して展示物の搬入のための荷さばき室及び荷物用のエレベーターなどを配置しています。  次のページをごらんください。  文化芸術施設の2階平面図です。主な部屋の配置ですが、中央部に大空間のメインギャラリーを配置します。間口36メートル、奥行き16.5メートル、天井の高さは4メートルです。文化芸術の中心であり、本格的な美術展示や多種多様なイベントでの使用を想定しています。稼働壁によりさまざまな形態で使用でき、汎用性を高めた空間としています。1階部分と同様に、建物南側の庭園に面した壁はガラス張りとして、開放感あるホワイエを設けました。さらに南側には、手塚治虫記念館エントランス広場から直接施設2階部分に通じる屋外通路も整備します。メインギャラリーの東側に隣接して収蔵庫や倉庫、準備室などを配置しています。  次のページをごらんください。  文化芸術施設の屋上平面図となります。主に芝生広場となっており、周辺部や中央部などに木々や草花を配置して庭園と一体感を持った空間のルーフガーデンとしています。パーゴラやベンチを配置して利用者の憩いの場所とするほか、屋外イベントの場としての使用も想定しています。  なお、ルーフガーデンへの進入経路としては、施設中央部にエレベーターとらせん階段、東側にはスロープ、また、2階と同様に、手塚治虫記念館エントランス広場から直接ルーフガーデンへ通じる階段状の経路も整備しています。  次のページをごらんください。  連絡通路と休憩室の平面図となります。図面左側の図は連絡通路の平面図です。総延長は約72メートル、通路幅は2メートルです。雨天時においても文化芸術施設と手塚治虫記念館を行き来できるよう、金属板ぶきの屋根を整備しています。  図面右側は改修を行う既存建物の平面図です。図面の上が改修前の平面図で、下側が改修後の平面図となっています。  主な改修内容ですが、外部については屋根のふきかえ、外壁塗装、建具の取りかえとなっています。内部については、既存の仕上げを撤去し、新たに市民サポーターの休憩室など協働のスペースとして活用することを想定した改修を行うとともに、車椅子の使用も可能なトイレを新たに整備する予定としています。  図面の説明は以上でございます。 ○たぶち 委員長  以上ですか。はい。説明は終わりました。  説明に対して、何か確認することはありませんか。確認ありませんか。                   (発言する声なし)  ありませんか。確認することはありませんか。ないですか。  じゃ、ちょっと済みません。いいですか。                   (委員長交代) ○岩佐 副委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  一番気になる、この建設の費用のことなんですけれども、運営の関係でちょっと離れてしまうかもわかりませんけれども、どうしてもちょっと資料が欲しいなと思いまして、年間負担額が1億2千万という金額を出されているんですけれども、ほかに市においてベガ・ホールとか温泉施設もそうかなと思うんですけれども、年間の負担額、赤字額というのか、それの出されている施設。他の施設と比較をしたいので、できたらその施設の費用というか負担額というのか、資料として出していただけるでしょうか。 ○岩佐 副委員長  土屋産業文化部長。 ◎土屋 産業文化部長  今御指摘ありましたのがベガ・ホールと温泉利用施設の市が年間に負担をしている額ということで。                 (「ほかも。例えば……」の声あり) ○岩佐 副委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  済みません。それだけじゃなくて、ほかにもそういうのがあれば全部出していただきたいんです。 ○岩佐 副委員長  土屋部長。 ◎土屋 産業文化部長  それでは、ほかの文化施設ということで、ソリオホールでありますとか文化創造館、手塚治虫記念館、以上ということでよろしいですか。 ○岩佐 副委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  それにかかわる、今ここであれやけれどもそれにかかわるものです。手塚もそうですし、文化施設というのか、そういうのがあれば過去5年間の負担額、出せば資料としていただきたいです。 ○岩佐 副委員長  岡本課長。 ◎岡本 文化政策課長  今ございましたベガ・ホールでございますけれども、文化財団に指定管理をしております。契約上、ベガ・ホールとソリオホールと一括でさせていただいておりますので、ちょっとベガだけという算出は難しくなりますので、あわせた形で御報告させていただくのでよろしいでしょうか。 ○岩佐 副委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  はい。よろしくお願いします。                   (委員長交代) ○たぶち 委員長  ほかにありませんか。  石倉委員。 ◆石倉 委員  今ちょっと関連が出たので、せんだっての代表質問でもちょっと質問させていただいたんですけれども、今まで出ている補助金がまだ出ているんですけれども、その分で時系列で教えていただければ。資料として、お願いいたします。 ○たぶち 委員長  数田次長。 ◎数田 文化芸術施設及び庭園整備担当次長  これまでに交付されている補助金の経過などもまとめたものを提出させていただきます。 ○たぶち 委員長  石倉委員。 ◆石倉 委員  はい、お願いします。 ○たぶち 委員長  ほかに。  大島委員。 ◆大島 委員  済みません。今の関連なんですけれども、文章で以前、例えば今回これを使わないで計画を延伸する場合に、その補助金とかを返済しないといけない分とか、そういうことが生じてくるので大きな宝塚市の財政の負担になるというふうな説明を受けているんですが、それは文章でしかもらえていないんです。市民の方にこの前説明会でお渡しした中で。そうじゃなくて、今ちょうどおっしゃったので、例えばこれに関しては不可能だとか、そういうようなことをちょっとうまく一緒にできないかなというのがあって。これは延伸してもそのまま据え置きでまた使えるというか、またできるとか、そういう意味です。  もしそれをするんであれば、それプラス、先ほど申し上げた、延伸した場合に例えば阪急との関係がよろしくないとか、何かそういうものもきちっと文章に、口頭で説明を受けたんだけれども、文章でちょっと書けるところは書いていただきたいなと思うんですけれども、難しいですか。 ○たぶち 委員長  福永部長。 ◎福永 企画経営部長  事業を延伸するというふうになると、補助金の返還という話は当然出てくるんですが、それ以外にも今おっしゃったように、それに関連して延伸したときの続きの事業をやるときどういうデメリットがあるとかやっぱりありますので、そういったことを少しまとめて資料として提出させていただきます。 ○たぶち 委員長  はい。お願いいたします。  ほかに確認することはありませんか。  北山委員。 ◆北山 委員  今の延伸という場合の要件です。何を延伸とするのか。そこをちょっと。補助金というのは当然ありますから、どういう基準の場合で、一般論ではないんで、もう少し補助金のときにきちっと明記されているはずなんで、延伸の条件、この前の説明会でも聞きましたけれども、どういう条件になればどうなんかというのをちょっとわかりやすくしていただきたい。  続けましてよろしいか。 ○たぶち 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  この前説明会が2回あってずっと聞いていて、前から気になっているねんけれども、もともとは建設の請負議案といわゆる運営するところはどうするかは別にして、直営でやるのか、委託にするのか。もともとこれを同時にするということにしていましたけれども、これはなぜおくらせたのか。きちっとそれ、どういう理由でおくらせたのか。  2つ目は、おくらせたという、それならいつ、これは例えば指定管理の作業が今どうなっているとありますけれどもいつ、例えば6月に出てくるのか、9月に出てくるのか、10月に出てくるのか。この前の説明会を聞いていると、一般的ないわゆる市内の団体向けの無料のホールもありますから、そういうところは文化振興財団に任すみたいな話があって、実際はどうか知りませんよ。ほんで全体はいわゆる別途の民間企業に任せるみたいな話があったんですけれども。ということは、内部では具体的に指定管理をするに当たって要件を整理したはずですよね。どこまで整理しているのか。  指定管理をするという場合は、当然、指定管理の選考委員会がありますよね。選考委員会は今どうなっているのか。どこまで例えば1回開かれたのか、2回開かれたのか。最終的にはいつなのか。そういう選考過程がどう進んでいるのか。この前聞いていて、この前説明のときに部長が説明されたから、あの無料のホールとかの分はそれこそ文化振興財団に委託するということかどうだか知りませんけれども、どんなふうに理解したらいいのか、協力してもらうということやから知りませんけれども。ということは委託要件が、指定管理を指定するに当たっての要件を行政が整備しておるということやからね。その整備をしているのがどういう要件で、なおかついわゆるいつどういうスケジュールで、一回整理して出していただきたい。  3つ目は、よろしいか。 ○たぶち 委員長  はい。  北山委員。 ◆北山 委員  請負のを見ていて、何でこんなに辞退が出たのかなと。これだけの金額の場合にもう少しやっぱり競争性を持たさんと、結果的にはたった3者になってしまうということやね。3者でこれだけの金額の、だからなったというのがちょっと気になっていて。例えばどういう理由で、辞退した方があるわけでしょう、当然。辞退したということは一旦指名競争入札を受けたということがあっているのか、入札方式によって違いますけれども、電子入札で一旦来ておいて後でやめたんか、その辺のなぜ辞退がこんだけ出てきたんかなというのが一つ気になっているんですけれども。そこら辺はどうですか。今聞けたらちょっと。 ○たぶち 委員長  福田室長。 ◎福田 建築住宅室長  今回の入札の方式ですけれども、制限つきの一般競争入札ということで、まず入札公告を出した段階で応札者を募集していくというような形になります。ですから、その段階では予定価格等も一切出ていない状況にはなります。そこでエントリーをしていただいたのが9者ということになります。  その後、その9者に対して入札の詳細といいますか、図面と積算内訳書等を御提示させていただいて見積もりをしていただくわけですけれども、その段階で、今回9者のうちの5者については、独自で見積もりされた金額と当市が出しました予定価格について、その予定内で工事がなかなかできないというような判断をされたようでございます。残り1者につきましては、今回宝塚市だけの案件にエントリーしたわけではなくて他の物件で先に契約が決まったというようなことがありまして、技術者の配置が難しいということで辞退をされたというふうに聞いております。 ○たぶち 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  それは何か、今言われたような理由というのは口頭なんですか。それとも何か一旦応募しているわけですが、とりあえず。一旦応募せな、この名簿はできてへんはずなんで、応募して辞退しているわけですから、何か例えば文書でこれこれこういう理由でみたいなことが出てくるものなのか。それとも通常何もなしに電話1本で、はい、やめましたということが通るのか。それはどうですか。福田室長言われたように、何かあるから言われているわけでしょう。 ○たぶち 委員長  福田室長。 ◎福田 建築住宅室長  今回辞退をされた業者さんにつきましては、全て辞退届ということで文書で提出をされております。 ○たぶち 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  それで、辞退届という中に、そういう理由が書かれているんでしょうか。 ○たぶち 委員長  福田室長。 ◎福田 建築住宅室長  簡単ではございますが、一定理由は書かれております。 ○たぶち 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  それだったらそれをちょっと出してくれますか。いや、名前消してもいいですよ。名前はちょっと消したほうがいいかもしれませんから、理由の部分だけ。 ○たぶち 委員長  近成部長。 ◎近成 総務部長  ちょっと名前はともかくですが、提出させていただきます。 ○たぶち 委員長  土屋部長。 ◎土屋 産業文化部長  当初3月議会で文化芸術施設の設置管理条例でありますとか、指定管理料の債務負担行為とかを出させていただく予定をしておりましたけれども、今回それにつきましては、3月議会ではなくて6月議会に出させていただく予定をしております。その理由につきましては、これまでも議員総会……。                 (「一緒の話してるで」の声あり) ○たぶち 委員長  いいですか。北山委員からは資料請求をされていますので、だからその資料請求で出しますというのをいただいていますから、いいと思います。答弁いいです。要らないです。説明はいいですよ。  土屋部長。 ◎土屋 産業文化部長  はい、わかりました。それでは資料のことで確認させていただいて。 ○たぶち 委員長  はい、お願いします。  土屋部長。 ◎土屋 産業文化部長  資料のことなんですけれども、今後のスケジュール、それから指定管理者の募集条件、そして指定管理者選定の基準、これが選定委員会についてということだったと思いますが、指定管理者選定委員会について現状で予定していることということで資料を出させていただくということでよろしいでしょうか。                 (「とりあえず出してもうて」の声あり) ○たぶち 委員長  福永部長。 ◎福永 企画経営部長  北山委員からもう一つ資料があったと思います。その1つは、おくらせた、もともと議案を3月に指定管理の条例とか、そういったものを出すのをおくらせた、それについての理由をというお話やったと思いますので、それも御一緒で、資料で出させていただきます。 ○たぶち 委員長  資料請求の件については最後に確認しますので、そのときにもう一度確認したいと思います。  前に進めていきたいと思います。  北山委員。 ◆北山 委員  この前2大プロジェクトの全体図を見ていて、あの場では言わなかったですけれども、きょうの請負事案を見ていて、全体構想図の図面と建築費用の請負契約の図面が違うんですよね。もう何でこんな、前から言っているように、この事業の中でなぜ前から言っているところが減っているのか。この前12月でしたか、議会で指摘した分、こんな間違った説明を何で堂々とされるのかなと私は思っておったんですが、これは何でですか。いや、はっきり言うてもうたらいいですよ。  いや、請負契約の中のここで出ている今回のこの図面。言いましょうか。参考図の配置図の図面とここの全体図で配られた図面が違うんですよ。事業計画の用地が違うんです。文化芸術施設・庭園整備事業の点点点の図面が違っているんですよ。なぜこういうことが起こっているんですかと聞いている。それちょっと何か別に今説明せんでいいから、何で違ったというふうに思いますか。 ○たぶち 委員長  資料を請求されますか。なぜ違うのかという。はい。  北山委員。 ◆北山 委員  それは議論のところは成立するけれども、やっぱり余り好ましくない。 ○たぶち 委員長  資料請求ということで、後で確認します。  北山委員。 ◆北山 委員  それから、今の少しマイナスのことが出ていましたけれども、この間ではっきりしたことは、28年の9月のときに議会のほうの説明ではマイナス9,300万やと言った。ところがいろいろ聞いていると、もともとはこのときからマイナス1億2千万ぐらいのもんやったと。ところが、何かを本会議で説明しましたよね。何か子どもの絵本が何とかかんとか、そういうことで考えたらマイナスを減らせるということで考えていたと。ところがやっぱりあかんと、それでは。すばらしい芸術作品にならへんと。あのころ確かに何か急にいわさきちひろの漫画がどうとか何とかいうて何かちまたに並んだことがありましたよね。その話かどうか知りませんよ。この前いろいろ聞いていると、どうもそういうことで、何をこのときは圧縮したのか。  この前言ったように、いろいろ聞いていると、今般のマイナス1億2,600万円もどうももう一つ、本来の当初見込みは1億5千万円を超えていたと。何を圧縮したのか。圧縮したのがけしからんと言うておるんと違いますよ。圧縮したのがどこかというのを出してもろうたら、本当にそれが、僕が言うているのは、つくる限りはやっぱりもうこの際ちゃんとせんと、それは手塚治虫記念館がマイナス7千万から8千万、マイナスになっておるわけですから、一概にマイナスがあかんとは思えへんのですよ。せやけど、今回ちょっと何か圧縮したというんでしたら何を圧縮して。本当に恥ずかしくないという、僕はあの言葉が何とかさんが言いはった言葉がすごく気になってんねんけれども、その恥ずかしくないというために本当はこれは何を圧縮したんかというのを出していただきたいんですけれども。  もう一つよろしいか。 ○たぶち 委員長  はい。
     北山委員。 ◆北山 委員  結局建物のほうはこれで請負議案で出ているんですが、この庭園の部分の整備が別途発注することになっていますやんね。庭園の部分はいつを目途に発注されるのか。この前の説明会では、庭園の部分でいろいろ意見が出ていて、私も正直言ってちょっと心配しています。今の市民にサポートを呼びかけていることと、市の考え方の間に、市民の認識というか、ちょっと錯誤というか認識のずれがあって、どうなんかなと。本当にやっぱり市民が思うように、言えば市民の中でそれぞれいろんな庭園に対するお考え、物すごい経験もあるし、物すごい豊かな理想を持ってはる人もあるかもしれんけれども、せやけどそれを本当に全部受け入れられるものなのか。  だから、やっぱりこれはきちっと市として庭園に対する考え方を整理しとかんと、どうも聞くところによると、冨川議員さんは一生懸命言うてはったけれども、どうも宝塚の植木関係の人はちょっと腰が引いているというか、そんなもん引いてしもうて余り乗り気やないという話も聞くんですけれども。だから要は、庭園の分はどういう作業でいつごろ発注するのかということ、その辺ちょっととりあえず出してくれますか。 ○たぶち 委員長  江崎室長。 ◎江崎 生活安全室長  庭園の発注時期につきましては、庭園の実施設計を今終えまして、総額で一応……。  済みません、資料のほうを出させていただきます。済みません。                 (「もう一件よろしいか」の声あり) ○たぶち 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  この前市民からの質問受けて、これは本当に大事な質問やなと思うたんですけれども、これの全体の責任者というのは、市長というたらそれは市長になってしまうんやけれども、本当に建物のほうは土屋部長で庭園のほうは尾崎部長で、この前の説明を聞いていて。全体、物すごく大事だと思うんですよ。全体をほな市長かというと、ちょっとこれは飛躍し過ぎて、実際市長ができるわけではない。ほんだら全体は誰がするのか。これを踏まえたときに結局答えられへんかったと私は思うていたんですけれども。普通、管理運営上考えても、例えば庭園はまたどこかに違うところに委託して、建物はどこかへと言うたら何か……。              (「確認なんか、質疑なんか、はっきりしてください」の声あり)  いや、ごめんなさいね。そこだけちょっと本当にきちっとしていただきたい。いや、そのときに言っていただいたらいいんですけれども。                 (「確認事項の時間やから」の声あり) ○たぶち 委員長  これはどう、北山委員。 ◆北山 委員  いや、今答えられへんやろうから、次のときに答えていただいたらいいですよ。 ○たぶち 委員長  はい。ほかに確認することはありませんか。  大河内委員。 ◆大河内 委員  この判断をするに当たって、少し過去にさかのぼるんですけれども、ちょっと見せていただきたいと思うのが、平成26年末だったと思うんですけれども、そもそもこの土地を芸術文化施設にするという計画のもとに議会のほうも土地取得の議案に賛成をしたんですけれども、そのときの我々に提示された資料です。そのとき、例えば子ども施設はなかったと思うんです。ほかにイニシャルコストが大体幾らで、どれくらいの運営費用がかかっているのか、かかる予定だというのを、当時のものがあればということなんです。済みません、なくしてしまっているので、出してほしいんですけれども。 ○たぶち 委員長  当時の当初の計画のものがあれば提出する、資料請求として。いけますか。  数田次長。 ◎数田 文化芸術施設及び庭園整備担当次長  26年度当時の土地取得議案に係る資料、再度確認させていただいて提出をさせていただきます。 ○たぶち 委員長  ほかに確認することはありませんか。                   (発言する声なし)  なければ、資料の確認に移りたいと思います。  まず最初に、済みません、ほかの施設との比較ができる年間の負担金を過去5年間、お願いします。これまでに交付された補助金の内容と延伸した場合どうなるのかといった内容、資料をお願いします。延伸する条件の内容もお願いいたします。  あとは入札辞退の理由です。それと今後のスケジュール、指定管理者の要件、選定委員会の進捗状況と指定管理者運営をおくらせた理由です。  次に、事業計画時点と工事請負契約時の施工範囲の違い。年間の負担額が減となっているが圧縮した部分は何なのかというのと、最後、庭園部分の発注時と内容、いつごろ発注するのかという内容の資料と平成26年ごろ土地取得時の議会の説明の資料、以上9点になりますけれども、大丈夫でしょうか。                 (「ちょっと今のに言ってよろしいか」の声あり)  はい。  北山委員。 ◆北山 委員  補助金のどういう状態、延期といってもいろんな対応がありますから、返還をするという事態になるのはどういう事業なのか。私は、やめるんだったら当然これは返さないけませんけれども、荒地西山線のときも、あれだけおくれても補助金は返していませんから。だからどういう要件の中で返すという事態が発生するのかということを確認したいわけです。 ○たぶち 委員長  福永部長。 ◎福永 企画経営部長  中止する場合は、もう確実に返還という。                 (「それはもちろんそうです」の声あり)  今わからないのは、延伸を担保します、期間は過ぎたけれども必ずやりますというケースの場合、どういう場合にお金を返さなあかんかとかいうのは、そんな要件というのは実はないんです。  実際には、会計検査院が個別の事案として判断し、最終的には国が判断するということになります。だから、国のほうから返還命令があったときに、初めて返還ということになります。  だから、それはあくまで可能性なんです。ですから、今、私は資料をつくろうと思っていましたのは、今の施設を例えば3年やったら3年先にもう一度事業を再開してやると言うたときにどうなるか。つまり、それは返還になるかどうかわかりませんので、やっぱりあくまでも可能性ですので。そういった趣旨のことが伝わるような資料をつくらないといけないなということで、ちょっとイメージはしております。したがって、答えはもうわからないです。 ○たぶち 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  さかんに説明会では、もう少しでも期間が延びたら、例えばこれをちょっとでもずらしたら返還せざるを得んねんみたいなニュアンスやったから、あれは全然間違いやと。荒地西山わかりやすいでしょう。ここまで言うていても延びても、理由さえきっちりしておけば。完全にこの事業は中止したら返還せないけませんよ。例えば1年延ばしたら、ほんだら返還せんならんか、そんなことあり得ん話です。だからそこを、補助金の記述でそんなのは明記されていませんやん。そのことをきっちりやっぱり周知した上で、我々の判断を求めてもらわんといかんということで言っているわけです。  いや、部長はようわかっている。私もわかっているねんけれども、発信するときはどうもそうではないニュアンスで伝わるからちょっといかがかものかなと思っただけで。  以上です。 ○たぶち 委員長  石倉委員。 ◆石倉 委員  もう一回私のさっき言ったことをちょっと確認だけしておきたいんですけれども、補助金について時系列で出してほしいというふうなことを言ったんですけれども、後の資料の確認のところで何か別の分とひっついてしまっていたので、何かそれで出していただきたいという。  それから、さっき部長が言われたことですけれども、大体5年という計画があって、それを延伸した場合とか、何かそういうまた別の枠とか、だからそれがもっと長くなってもという意味でいいんですよね。大体5年以内にとか何かとかいうのがよく出てきましたけれども。ちょっと済みません。 ○たぶち 委員長  福永部長。 ◎福永 企画経営部長  今回事業採択してもらっています補助金は、5年を期限にした補助金です。したがって、5年を超えてしまうと補助金がもらえないことはもうルールとしてあります。ですから、これまでも説明しましたように、5年間でとにかくやってしまわないといけないという事業です。ですから、超えてしまうともう補助金はもらえないか、あるいはまた全然別の新しい補助事業としては採択されないときは国庫補助事業としての事業執行は難しいと、そういう状況です。 ○たぶち 委員長  石倉委員。 ◆石倉 委員  今の説明で、だから、ほかの方もそれがよくわかるような感じでやっぱり資料をいただけたらいいなと思います。 ○たぶち 委員長  福永部長。 ◎福永 企画経営部長  理解いたしました。そのような資料を提出させていただきます。 ○たぶち 委員長  じゃ、ここで今、資料確認しましたのでお願いいたします。  ほかに確認することはありませんか。ありませんか。                 (「はい」の声あり)  議案第35号の説明についてはこれで終わります。  以上で議案の説明は全て終わりました。  本日はこの後、論点整理と議案等の取り扱い協議のために常任委員協議会を開催する予定としています。論点整理に当たっては、各委員から質問の内容を提出していただくことになっておりますので、本委員会終了後、今からお昼休憩時間を挟みまして、論点整理をするということで1時15分でもいいですか。終了後1時15分までに事務局に提出をお願いいたします。  本日の常任委員協議会は1時30分から開催いたします。  しばらく休憩いたします。                 休憩 午後 0時14分               ──────────────                 再開 午後 2時10分 ○たぶち 委員長  それでは、委員会を再開いたします。  所管事務調査を行います。  まず最初に、宝塚市北部地域土地利用計画について当局から説明を求めます。  増田部長。 ◎増田 都市整備部長  それでは、北部地域土地利用計画について説明させていただきます。  まず、計画策定に係る経緯について、簡単に説明させていただきます。  北部地域西谷は、昭和45年10月31日に、市街化を抑制すべき区域として市街化調整区域に指定されました。そのことにより、すぐれた自然環境やすばらしい田園風景が守られてきました。一方、急激な人口減少、少子高齢化により、地域の活性化が低下しつつあります。このような状況を踏まえ、昨年9月、宝塚市北部地域まちづくり基本構想が作成されました。この構想において、まちづくり戦略として大きく3つの方向性と、そのもとに具体的方針が示されました。  1つ目は、訪れたくなる魅力的なまちづくりとして、5項目の方針が掲げられています。2つ目は、安心して暮らせるまちづくりとして2項目、3つ目は、住み続けたくなるまちづくりとして3項目の方針が示され、そのうちの一つに、土地利用規制の弾力化が掲げられており、今回、北部地域土地利用計画案を作成し、現在パブリックコメントを実施中であります。この土地利用規制の弾力化については、都市計画法に基づく条例を整備する必要があり、計画及び条例の整備を進めているところです。  それでは、概要版に沿って説明させていただきます。概要版の、まず1ページをごらんください。  少し図面が小さいんですが、右上に北部地域の位置ということで示させていただいております。地域図の中に、グレーに塗った部分が、これが市街化調整区域の部分であります。その北側、上のほうに赤のハッチングの線を入れているんですが、その部分をあらわしまして北部地域というように定義しております。  次、1ページの下のグラフ、表なんですけれども、これは人口減少が市の中でも著しく減少傾向にあるよというようなことで、29年3月末では2,554人の人口ですというようなことを示しております。  次、2ページになります。  2ページにつきましては、土地利用の課題と土地利用の取り組みの方針を示しております。  土地利用の取り組みの1つ目としましては、北部地域、西谷地域の豊かな自然環境及び田園環境を適切に保全しつつ、地域活性化に向けたまちづくりを進めていくため、北部地域を保全区域、森林区域、農業区域、集落区域の四つに区分するということを書いております。また、土地利用の住宅建築に当たっては、住民に丁寧な説明を行い、新規居住者などを受け入れる特別指定区域の導入を進めていくということをあらわしております。  次に、地域活性化のため、地産地消レストランや地域資源を生かした施設の建設についても、開発許可基準の見直し等を図ってまいりたいという方向性を示しております。  次に、3ページから4ページの説明になります。  北部地域土地利用計画と地区土地利用計画について示しております。北部地域土地利用計画に沿って、各地区において地区土地利用計画を住民主体で作成していただくことになります。南部市街地で現在実施しております地区計画を導入する仕組みと同様の仕組み、4ページの下の枠で囲んだ部分、イメージとしてはこういう形で、地域住民の方々に特別指定区域の指定にかかわっていただくように考えております。  次に、5ページです。  地区土地利用計画のイメージをあらわしております。上の図で、破線で囲った部分が地区土地利用計画区域、基本的には自治会区域を基本と考えております。例として、区域①については、長期に居住していただいた者の新築を認める区域、区域②においては、新規居住の建築を認める区域、そして区域③においては、長期居住及び新規居住の新築を認める区域というような例を示しております。そして、下の図のほうになりますが、それぞれの区域を特別指定区域に指定することにより、例えば、新規居住者等の新築ができるということになります。この特別指定区域の指定については、条例で定める必要があります。  次に、6ページになります。  上の図は、長期居住者のイメージをあらわしたもので、下の図は、新規居住者のイメージをあらわした図になっております。例えば、図の一番上のところなんですけれども、北部地域に10年以上居住されて、現在も居住されている方は、北部地域内に違う場所で新たな建物を建てたというようなことも可能になってくるというふうになります。それから、真ん中の図なんですけれども、かつて北部地域に10年以上住んでおられた方、現在は北部地域には住んでおられない方が戻ってきて、自己所有地内に建物を建てることができるというようなことになります。  それから、下の図は新規居住者ですから、北部地域に今まで住んでいなかった方が、新たに定住する予定の方が、新たな土地を取得し、新築をされるということを認めていこうという方向性になっております。  7ページになります。  次は、条例で明記することで、新たに2例の建築を認めるものです。上の図につきましては、2親等以内の親族の故郷での新築を認めるものです。これは、言ったら孫に当たる方が新たに西谷で住宅を新築することも可能だというようなことで御理解いただければありがたいかと思います。  下の図のほうは、調整区域においては、現在既にある建物を建てかえる場合、その建物が残っていないと続けて建てかえることができないんです。一回除却して更地になったらだめですよと。ただ、空き家の問題等がありますので、届けていただいて除却をしていただいた後10年以内に建てるものについては、許可をしていこうという方針です。  次に、8ページになります。  この8ページについては、これまで開発審査会に提案してきた個別許可基準を条例に移行することで、許可基準の明確化、手続の迅速化、簡素化を図るようになります。  最後になりますが、地産地消レストランなど地域資源を活用する施設については、これまでと同様、案件ごとに開発審査会に付議し、許可する方向で調整しております。  説明は以上です。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○たぶち 委員長  当局からの説明は終わりました。  質疑はありませんか。  石倉委員。 ◆石倉 委員  1点だけ。最後に地産地消と言われたんで、そこをもうちょっとだけ詳しく。 ○たぶち 委員長  増田部長。 ◎増田 都市整備部長  地産地消は、やはり西谷と何らかのゆかりがある店舗、飲食店、そういう出店については認めていこうという方向性を今、既に開発審査会の各先生方と協議を進めております。ですから、例えば大手のチェーン店が、その大手のチェーン店だけでぼーんと店を出されるというのは、なかなか今のところ想定はしにくいのかなと。やはり地元の活性化ということで、地元の資源をうまく利用していただいて、店舗なりレストランなりというようなものを今想定しているというところです。 ○たぶち 委員長  石倉委員。 ◆石倉 委員  今でも阪急オアシスとか何かちょこっと出して売れて、そこをまたもうちょっと拡充していくというイメージでいいんでしょうか。 ○たぶち 委員長  増田部長。 ◎増田 都市整備部長  多分、今、委員が言われたのは、阪急オアシスさんのほうに西谷の農産物を一部店舗に置かれている。そういうイメージではなくて、例えば、裏の畑でとれた野菜で何か食事、レストランで、それを使ったレストラン。それから、何か地産地消でいろいろありますよね、そういうものを加工したりして売る店舗をこの北部地域につくっていただくということを認めていこうと。基本的に、市街化調整区域におきましては、今までは日用品販売用の店舗というのは過去から認めてこれたんです。ただ、そういうのは今なかなか不便な状態になっております。コンビニというのも、その日用品販売店舗に類するものということで、一方では今、開発審査会の先生方とコンビニの出店についても新たな提案基準としてまとめていこうとはしております。そんな状況なんで、要は地元に店舗をつくっていただく、それで人を呼び寄せるというような形のための、言ったら整備という形になります。 ○たぶち 委員長  石倉委員。
    ◆石倉 委員  わかりました。よくわかります。新名神とスマートインターができるということで、今地元もすごく頑張ってはるというふうに聞いているので、いいあれですよね。よくわかりました。 ○たぶち 委員長  ほかに。  大河内委員。 ◆大河内 委員  済みません、ちょっと教えてほしいんですけれども、今2022年問題というのが出ていまして、今回、この中にそういった問題があるとは触れられてはいないんですけれども、その問題と、この西谷の開発の利用計画に関しての関係というか、どういう影響があるのか教えてほしいんです。 ○たぶち 委員長  増田部長。 ◎増田 都市整備部長  今、委員おっしゃいました2022年の問題というのは生産緑地なんですけれども、生産緑地の登録から30年が経過すれば、理由なく転用できますよというようなことで、基本的にはこれ、市街化区域の問題になります。市街化区域に存在する生産地、農地について、一斉に2022年になれば宅地として市場に出回るんじゃないかという、そういう懸念があるということが報道等でされていたと思います。  ただ、北部のほうは、そういう問題とは関係なく、農業振興法等における農地という縛りがありますので、そこの関連性はないのかなと私どものほうは考えております。  以上です。 ◆大河内 委員  わかりました。ありがとうございます。 ○たぶち 委員長  ほかに。  江原委員。 ◆江原 委員  これ、こういう西谷の土地の利用計画をつくりましたと。どう進めるかがまだちょっと理解ができないんですが。例えば、ある民間の飲食業やらいろんな企業の方が、西谷のこういうところに進出したいというふうに手を挙げて、相談をかけて、じゃ、そのエリアだったらどこどこの自治会さんと協議して、指定区域に指定してもらえるかどうかというふうな流れでいくのがいいのかなと思いつつ、いや、地元の自治会がここにこういう区域をつくったんで、民間の人は来てくださいと誘致をする形を想定しているのか、その辺がわからない。具体的に決めるのはいいんですよ。決めるのはいいんだけれども、じゃ、本当にこれで民間のあれが、活性化で進むんかというのがわからない。どうやって進めようとしているのかわからない。 ○たぶち 委員長  増田部長。 ◎増田 都市整備部長  まず、2つありまして、例えば、先ほど説明させていただきました新規居住者。これはやっぱり集落ごとに、地元に今住まいの方々の御意見をして、その地域に受け入れるかどうか。それで特別指定区域を指定して、新たに住む人を呼び寄せるという形になります。  もう一つは、今言われた店舗の関係やと思うんですけれども、店舗については、そういう底地をどういうぐあいの形でその企業さんが入手されるかは別としまして、それぞれこういうところでこんな店舗をしたい、先ほども委員から質問いただいた地産地消をこういうぐあいに進める店舗にしたいという申し出があれば、当然、関係部署、例えば農政課と、そういう現実的なことが可能かどうか庁内でも協議をして、その上で審査会で1件ごと審査をしていただいて、周りにかける影響とか駐車場の問題とか、そういうことをクリアした上で許可することにはなるかと思いますので、ちょっと一概に市のほうから全てお膳立てをしてというところまでは、今この計画の中では考えてはいないということです。 ○たぶち 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  市街化調整区域ですから、ライフラインの問題をやっぱり進出する方は気にされるわけで、上水道がつながっているのか、下水道がないなと、その上で電気、ガスはどうするのというようなことがあるんですけれども、その辺のこういう全くわからない方が地元にぽっと行っても、土地を見ても、それは目に見えないライフラインのことはわからないじゃないですか。  そういうことで、この計画をつくって、西谷が人口減少するから定住の方の人口をふやすという施策とともに、人がふえると、車があるからちょっと隣町まで行けばいいけれども、やっぱり地元の方の便利なように、さまざまな店舗その他が出店してもらったほうが住みやすいまちになるんでしょうから、何かそういう、これに伴って何か相談する窓口みたいなものがないと、全然相談、これ、つくっただけで終わっちゃう可能性があるんだけれども、その辺どうですか。 ○たぶち 委員長  吉長課長。 ◎吉長 都市計画課長  店舗につきましては、いろんな切り口での相談があるかと思われます。まず、1つ目としては、地区の土地利用計画をつくるときに、地元の方がみずから少しやりたいなというお話の案があるかもわかりません。そういうときは当然、我々の地区計画整備部隊のほうが地元に出て、土地利用計画を一緒になって作成しますので、その中でのいろんな相談事などを吸収しながら開発審査会のほうに持っていくという、そういうスキルで地元の方については多分いくと思われます。  それ以外に、別のところのラインから流れつくところにつきましては、今、産業文化部とも調整をかけていまして、やはりこれ、両部でいろんな側面を検討した中でしていかなあきませんので、産業文化部のほうでも所管課を一応決めていってもらうような形で今考えています。例えば、農業系の部分であれば農政課ですし、商工系の部分であれば商工勤労課という形で、少し今積み上げで、また協議会を何回も開いておりますので、その中で、産業文化部系からの相談についてはそちらを窓口にしながら、我々のほうとも情報を共有しながら相談をしていくという形になると思いますので、多方面な相談窓口がありながら、二部で連携しながら開発許可まで持っていこうかなという形で考えています。 ○たぶち 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  なぜ、ちょっとしつこく聞くかというと、具体的にはこうこうこうしたいという人が以前いろいろ相談をかけたけれどもだめだったというのが何件もあるわけですよ、西谷は。ところが、こういうふうな形になってきたら、これもいけるな、これもいけるなということになってくるわけです、具体的検討案件が。そうしたときに、どういうふうに進んでいったらいいのかなというものがちょっとわかりづらかったので、あえて聞いたんです。 ○たぶち 委員長  濱田室長。 ◎濱田 都市整備室長  一つ説明が漏れていた点があるんですが、この土地利用計画、基本的に住宅に関してつくっている土地利用計画であります。地区を決めて、地元に入って意見を聞いて、いろんなことで人口をふやしていこう。これ、あと全部住宅のことで我々は決めようとしているこの計画であります。  今、江原委員から御指摘あった、従前は全部断っていたでしょうと、それは住宅以外だと思うんですが、ほとんど。それに関しましては、部長が初めに説明しましたように、市街化を促進しないような調整区域内での、法律で言うところの都市計画法の開発許可の中で決めています。ただ、それを、時代が大分進んでおりますし、スマートインターの開通ということを受けまして、余り頭が固いこともちょっとということで、あわせて弾力化に向けて動いているのが、まとめた形でのこの計画になっています。  ですから、我々の上位の計画でさきに決めていただきました北部地域まちづくり基本構想、この中で、全体でもって人口増に向けて頑張ろうねというふうに決めましたので、その流れをとめることがないように、法律上の少し解除、弾力化ということでの動きが、まさにこの計画だと認識していただければ幸いです。  以上です。 ○たぶち 委員長  ほかに質疑ありませんか。               (「ありません」の声あり)  それでは、調査はこの程度としておきます。  お諮りいたします。  ただいま説明を受けた宝塚市北部地域土地利用計画について、宝塚市議会の議決すべき事件を定める条例第2号の長期にわたる重要事業の計画の策定に当たるかどうかについて、御意見はありませんか。                 (「該当しない」の声あり)  該当しないというような御意見が出ているんですけれども、いいでしょうか。  お諮りいたします。  ただいま、長期にわたる重要事業の計画に該当しないとの意見がありました。本委員会の意見として、本計画について、長期にわたる重要事業の計画に該当しないとすることに異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。  それでは、本委員会の意見として、この結果を議長に報告することといたします。  お疲れさまでした。  それでは次に、宝塚市一般廃棄物処理基本計画について当局から説明を求めます。  影山部長。 ◎影山 環境部長  宝塚市一般廃棄物処理基本計画案の、今、パブリックコメントを実施しておりますので、その内容について御説明をしたいと思います。  事前にパブコメの応募資料、それから概要表、それと本編はお手元にあるかと思いますけれども、概要表、それからパブコメのやつを使って少し御説明をさせていただきたいと思います。  もともと、この一般廃棄物処理基本計画は、廃棄物処理法第6条という形で法に定められた計画になっておりまして、当該市の10年間のごみ行政をどうしていくのかというような計画になっています。本市では2003年からこの基本計画をつくっておりまして、今回、10年ごとの計画なんですが、5年ごとに見直していくということで、ことしは見直しの年に当たるということで実施いたしました。  今回の計画も、前回もそうなんですけれども、前回は少し、こういう紫色の基本計画だったと思います。このときにもちょっとお話しさせていただいたんですけれども、新しい処理施設を建てていくに当たって、現実的な処理量にしていこうということで、目標も決めさせてもらってやらせてもらいました。今回はそれの見直しということなので、大筋のところは余り書いてございません。家庭系、事業系ごみの削減割合の5%、10%というのは継続するという形になっています。  それから、もう一つは、今、新ごみ処理施設のほうの準備もしているところなんですけれども、そこの基本計画原案の中では、既に処理能力を全て出しております。ごみ処理施設であれば212トンということで、その基準になっているのが、この計画をもとに策定しましたごみ処理量をもとにしてやっておるというところです。  それでは、概要版のほうを少し見ていただきたいと思います。  基本方針としては、環境への負荷が少ない循環型社会の構築ということで、従前のものをそのまま引き継いでおりますが、その下にキャッチフレーズと書いていまして、ホームページで募集していますと書いています。これについては、前は、「めざそう 世界に誇れるごみゼロ都市 宝塚」とすごい大きなものだったので、市議会の委員さんの中にも、なかなか理念としてはいいんだけれども、ちょっと現実とかけ離れていますよねということで、いろんな意見をいただきました。意見をいただく中で、これだけ出るんであれば、これ、募集して、この計画を市民の人に注目してもらうのも一つの案ではないかというような御意見もいただきまして、今回、キャッチフレーズの募集をしました。今のところ27件ほどいただいておりまして、この手のやつをネットで出すと、結構、市外からも来るようなことになっておりまして、その辺についてもいいものを選んでここに当てていこうというふうに思っています。  今回の計画の中で一番大きく変わっておりますところは、この計画の目標値の見方なんです。前の計画のときは、家庭系、事業系のごみ量の総ごみ量、燃やすごみだけではなくて、資源ごみも全てが入った総ごみ量を、家庭系であれば5%削減、事業系であれば10%削減というふうにしておりました。しかしながら、この25年につくりました計画も、ちょうど更新してすぐぐらいに、紙ごみの持ち去りという問題で、市としては、これは紙業者の組合さんに直接集めてもらうというのを3分の1世帯で試行いたしました。その結果、新聞で言えば10倍ぐらい紙量が集まるとか、全体を見ても7割、8割のごみ量がアップしたということで、総ごみ量が、減らさないかんのですが、逆にふえてしまうという結果にもなっております。  細かく一つ一つを見ていきますと、燃やすごみは順調に少しずつですが減っているんですが、資源系ごみが今言いましたような形でふえるということで、資源系ごみがふえて、資源化できる資源化率が上がるということは決して悪いことではない。ごみを減らすという意味では、全体減るほうがいいんですけれども、であれば、一番大事なのは、燃やすごみを減らすことが一番だろうということで、今回の目標としては、家庭系の燃やすごみ、これをターゲットにしています。燃やすごみの量を5%、ここでは卵2個半ぐらいの重さですという形にしています。グラム数にすると21グラムなんですけれども、約20グラムの減量。それから、事業系ごみのほうの燃やすごみということで、これも約20%になるんですけれども、10%の削減を目指そうという形で、考え方としては5%、10%を継続していくという形にしてございます。  この下にちょっと絵が描いてあって、吹き出しになっているのは、この概要版を出すに当たって、単に計画の概要をお知らせするだけではなくて、これを見てもらって、市民の人に何をせなあかんのかというのを、この機会をつかまえてアピールしようということで、特に言いたいところをここに書かせてもらいました。燃やすごみを減らすとどうなるのかということで、どうすればいいのかということで、余分なものは買わずにごみを減らしてください、基本つくらないでほしい。それと、今ターゲットにしますのは、生ごみの水切りを我々は今回ちょっと積極的にPRしていこうかなと思っているんですけれども、生ごみの水切り。それから、事業系ごみについては、紙などの資源を分別して資源化してほしいということを書いています。  ただただ、これを書いておってもあれなんで、ちょっとインパクトのあるようにしようということで、一番最後のところに、これができなかったらどうなるのかというふうな書き方で、年間に約2億円も余分に経費がかかるんですよと。2億円というとすごいインパクトがあるんですが、この概要版の中見出しか一番後ろのところを少し見ていただきますと、コラムという形に書いております。これは、この計画がうまくいかなければ、年間4千トンほどのごみが余分に出てしまいますと。新しい処理施設を使っても、これは燃やせなくなるので、これをよそに頼んで処理してもらおうと思うと、トン当たり大体5万円ぐらい、運搬経費、処理経費合わすとかかりますので、4千トンの5万円で2億円というのを出しています。ここでも、皆さんが分別してもらって、生ごみの水切り等々をしてもらえれば、こういう費用がかかりませんよということで、ちょっとインパクトのあるような形の表現をさせていただきました。  概要版を少しめくっていいただいて中を見ていただきたいんですけれども、現状という形で、ごみの排出量そのものを、今までの計画との比較という形で総ごみ量を出しております。ごみの総ごみ量については、大体横ばいで最近は推移しているというところになりますが、焼却処理量については、ごみはふえているんですけれども、燃やすごみ量は若干ずつでも減っていくというような状況になっています。資源化率も、大体31から30%ぐらいで、大体横ばいで推移しているという状況になっています。国の目標が27%、兵庫県の目標が25%なんで、それから見ると宝塚では、そのちょっと先を行っているというような状況になっています。  今回、これは全体ごみ量としてお示しさせていただいているんですけれども、やはり景気が少しずつましにというか、緩やかな回復とかと言うんですけれども、やっぱりそれに伴って事業系ごみはふえる傾向も出てきております。我々としては、ここを何とかしていきたいというふうに思っていますので、今回の計画の中では、特に事業系についてもターゲットを当てていきたいなと思っています。  その下のところに課題として書かせてもらっています、発生抑制の推進とか資源化の推進、事業者責任の徹底指導、分別排出の徹底、適正処理困難物の排出方法の検討、安全、安定した処理の継続、最終処分量の削減の推進という形で、これは、ごみ行政をやっていると、いつまでもこれは同じような課題になるんですけれども、年間も引き続いてこういう課題についてやっていこうという形にしております。  隣のページのほうの施策のほうなんですけれども、減量化、資源化計画の中で、前回の計画を踏襲はしておるんですけれども、新たに組み込んだもの、もしくは拡充しているものについて、ちょっとそこの資料を説明させていただきますと、1番の市民、事業者、行政のパートナーシップづくりのところでは、③を新たに加えました。事業者における、ごみ減量化、資源化の推進ということです。平成28年度ぐらいから取り組みは始めているんですけれども、事業者に対してパンフレットを配ったりとかという形で、直接事業者責任で、あなた方もごみの処理をする責任があるんですよとか、分別してくださいというのをやっていますけれども、それを今後も引き続いてずっとやっていこうという形で、ここに上げさせていただきました。  それから、大きな3番の、家庭、事業系ごみのごみ減量化、資源化の推進のところで、6番、7番の拡充、3Rの取り組みの両方とも拡充と書いています。家庭系については、今申しましたように、水切りのほうを特に力を入れていきたいなというふうに思っております。事業所については、大量排出者への減量計画なんかの提出なんかも今後求めていきたいなというふうに考えております。  それから、8番の事業系ごみの分別の徹底、今申しました1の3にも共通するんですけれども、この辺は今後も継続してやっていきたいなというふうに思っています。  9番のところで、ごみ処理手数料の見直しの調査研究というのは継続で出ております。審議会の中でもいろいろ御意見があったんですけれども、ごみの有料化、財政状況から考えると有料化というのも一つの選択肢として上がってくるんですけれども、お金がないから有料化というのも、なかなか御理解いただけない。本筋からすると、ごみを減らすというところになりますので、この計画を推進していって、新しい処理施設でできなければ、本当に2億円かかるという話になるんですけれども、様子を見ていって、どうも落ちていきそうにないなとか、削減が難しいなとなれば、そのときに一度また審議会にかけさせていただいて、有料化も一つの選択肢の中で残しているということにしております。  それから、適正処理計画の中の2番の中間処理計画の中の16番に、新ごみ処理施設の整備促進というのを上げさせていただいています。これは、今現在進めているもので、この計画の中でも位置づけてやっていくという形にしております。  それから、最後に、災害ごみの処理計画という中の20番のところで、災害廃棄物処理計画の策定というのを新たに入れさせていただきました。これは、東北の地震、熊本の地震もあって、我々のところでは防災計画はあるんですけれども、災害ごみの処理について特化したというか、こういうときにはこれぐらいの大きさの仮置き場を調査して手当てしておいて、こういう分別をしてやっていきましょうという具体的なものを考えようと。特に、東南海地震が、今後70%から80%に確率も上がっていますので、その辺の地震をちょっと想定して、今これを策定していこうというふうに今計画しているところです。  すごくはしょった説明になったんですけれども、今回の計画はそういう形で進めさせていただこうかなというふうに思っております。今パブコメをかけておりまして、今週いっぱいがパブコメ期間ということでやらせていただいているところです。  説明は以上です。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○たぶち 委員長  当局からの説明は終わりました。  質疑はありませんか。  大河内委員。 ◆大河内 委員  このコラムのところを拝見しまして、年間4千トン、このままもし減量できなかったら2億円かかるということですけれども、これは大体パーセント的には何パーセント削減することになるんですか。 ○たぶち 委員長  影山部長。 ◎影山 環境部長  基本的にはこの計画にありますように、家庭系ごみは5%で、事業系が10%がいかなければ、こういう形であふれますよという形にしています。 ○たぶち 委員長  大河内委員。 ◆大河内 委員  これ、ただ1ページ目を見させていただくと、2015年から2017年度と書いています。どうなっているか。 ○たぶち 委員長  影山部長。 ◎影山 環境部長  済みません。一番初めにお断りしておかないけなかったんですけれども、ちょっと誤植がありまして、2015年から2017年になっていますけれども、27年の間違いなんです。もう一番大事なところをちょっと間違えていまして、本当に申しわけございません。最後の刷り上がりの仕上げのところで、27がちょっといまだにわからなくて17に変わってしまっていまして、最終版のときにはきちっと直していこうと思っています。申しわけございません。 ○たぶち 委員長  大河内委員。 ◆大河内 委員  これ、やっぱりこれだけ処理施設が、それだけ4千トン処理できるように設計すると、その分、相当高くなるんですか。 ○たぶち 委員長  影山部長。 ◎影山 環境部長  実際には、次のこれ、新しい施設がもしできたとすれば、この新しい処理施設の中では、災害廃棄物をある程度見込んで余裕を持たせた施設になっていますので、現実問題としては、恐らく処理できてしまうと思います。ただ、そう言ってしまえば削減していただけないんで、なっちゃいますよと、ちょっとインパクトを与えるための仕掛けみたいなものと見ていただけたらありがたいです。 ○たぶち 委員長  大河内委員。 ◆大河内 委員  それやと安心しましたけれども、本当にこれ達成できなくてお金かかるんだったら、かなり費用がかかってくるので。よくわかりました。 ○たぶち 委員長  ほかに質疑ありませんか。  石倉委員。 ◆石倉 委員  質疑というわけではなくて、前、プラスチックごみのあれのときに、これは分別でこうですよああですよといって映像をつくりましたよね。映像にすごくお金をかけなくても、このあれを、時期を見ていかに減らしていくかとかいうのとか、それで、一旦癖がついちゃうと、本当にわかりやすくて、本当にみんなが協力して、ボール1個分減らしたらこんなんなるとか、本当に市民が全部力を合わせていくというのが大事やと思うんです。その時期を見てそういうふうなお金をかけないで何か、PRの市民啓発にいくような何かをまた考えてもらったらいいなと思っているんですけれども。 ○たぶち 委員長  影山部長。 ◎影山 環境部長  審議会の中でも同じような意見をいただきました。やはり、映像化する、動画にするというのはやっぱり効果がありますよ、もしくは、そういうDVDを焼いてもらったら自治会でも回しますよというような御意見もいただいていますので、我々も何かの形で映像化できたらいいなというふうに思っています。  今はSNSとか、変な話、ユーチューブとかありますので、ああいう形に乗せていくというのも一ついいのかなとは思っています。特に水切りというのは、感覚的に生ごみのあれを素手でというのが抵抗ある人には、ペットボトルのふたの上をぱっと切ったやつできゅっと絞れば、手は汚さなくてもいけるとかというのもあるんですけれども、そういう参考事例なんかもうまいこと啓発に乗せられればいいのかなというふうには少し思っているところです。 ○たぶち 委員長  石倉委員。 ◆石倉 委員  今おっしゃったように、いろんな媒体がいっぱいあるし、自治会連合もあるし、ほかのところもあるし、それから、市民の住民票とかをとるああいうところでもちらっと流してもらうとか、そうやっていろんなところで回したらすごい効果があると思うので、ぜひお願いいたします。 ○たぶち 委員長  ほかに質疑ありませんか。  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  事業者ごみを減らすというところで、一応これ計画なんですけれども、計画内容をこれ見ていても、事業者に対してごみの減量の指導とか、何か計画が立ってないというか、そら指導するんでしょうけれども、どうするのという感じなんですけれども。 ○たぶち 委員長  影山部長。 ◎影山 環境部長  審議会の中でも、事業所代表さんで何者か、商工会議所さんとかいろいろ出ていただきました。その中で、事業所さんに対して直接リーフレットないしパンフレットとかを配るというのも、実際にはなかなか難しい。全部網羅するというのは難しいのが実態です。商工なんかの持っているデータでいくと、事業所は5千近く、今統計的にはあるんですけれども、実際その中でごみを出して事業をしてはるところがどれだけあるのかというのがつかめないというのと、事業をするときに、必ず市のここを通りますよというセクションが今ないのが実態です。  だから、我々の中では、許可業者さんなんかを使って事業をやっているところにパンフレットを持っていってもらったり、あなたは責任があるんでごみを出さなあかんでしょう、一般家庭のごみステーションに出したらいけませんよというような啓発から今始めているところです。我々も、そこら辺を今後どういうふうに効率的にやっていくのかというのは、ちょっと研究していきたいなとは思っているところです。 ○たぶち 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  その1点、この前お伺いしました介護施設の中で、紙おむつのあれが重たくて、すごく重量があるという話だったんですけれども、そこはちょっとかなり絞り込めるところだと思うので、何とかそこは対策というか計画を立てて、何かやりようがあると思うので、それ、計画に乗せてください。お願いします。 ○たぶち 委員長  影山部長。 ◎影山 環境部長  ここで書いていますのは基本計画で、毎年には実施計画というのをまたつくります。具体的なものはそこら辺で反映させていきたいなというふうには思います。 ○たぶち 委員長  ほかに質疑ありませんか。
                  (「ありません」の声あり)  ないですか。  それでは、この調査はこの程度として、お諮りいたします。  ただいま説明を受けた宝塚市一般廃棄物処理基本計画について、宝塚市議会の議決すべき事件を定める条例第2号の長期にわたる重要事業の計画の策定または変更に当たるかどうかについて御意見はありませんか。              (「該当しない」の声あり)  該当しないという意見がありました。  お諮りいたします。  ただいま、長期にわたる重要事業の計画に該当しないとの意見がありました。本委員会の意見として、本計画について長期にわたる重要事業の計画に該当しないとすることに異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。  それでは、本委員会の意見として、この結果を議長に報告することといたします。  以上で所管事務調査を終了いたします。ありがとうございました。  最後に、今後の予定ですが、3月6日火曜日午前9時30分から再度、常任委員会を開会いたします。この日は、論点整理の結果に基づき、質疑、委員間の自由討議、討論、採決を行います。その後、採決の結果に基づき委員会報告書を作成し、3月23日金曜日9時30分から報告書の協議を行いますので、よろしくお願いいたします。  ほかに何かありませんか。               (「ありません」の声あり)  これをもちまして産業建設常任委員会を閉会いたします。  御苦労さまでした。                 閉会 午後 2時54分...