宝塚市議会 2014-05-23
平成26年第 2回定例会−05月23日-01号
平成26年第 2回
定例会−05月23日-01
号平成26年第 2回
定例会
平成26年第2回
宝塚市議会(
定例会)
会議録(第1日)
1.開 会
平成26年5月23日(金) 午前 9時30分
開 議 同 日 午前 9時30分
散 会 同 日 午後 2時26分
2.
出席議員(25名)
1番 井 上 きよし 15番 山 本 敬 子
2番 伊 福 義 治 16番 坂 下 賢 治
4番 北 山 照 昭 17番 田 中 こ う
5番 冨 川
晃太郎 18番 となき 正 勝
6番 浜 崎 史 孝 19番 大 島 淡紅子
7番 佐 藤 基 裕 20番 浅 谷 亜 紀
8番 大 川 裕 之 21番 江 原 和 明
9番
大河内 茂 太 22番 藤 岡 和 枝
10番 伊 藤 順 一 23番 石 倉 加代子
11番 北 野 聡 子 24番 村 上 正 明
12番 寺 本 早 苗 25番 たぶち 静 子
議案第70号
損害賠償の額の決定について
議案第73号 財産((塵芥収集車(3.5トン積機械車)及びミニダンプ車))の取得について
……………………………………………
○
北山照昭 議長 提案理由の説明を求めます。
中川市長。
◎
中川智子 市長
議案第65号から
議案第68号まで、
議案第70号及び
議案第73号の以上6件につきまして、一括して
提案理由の御説明を申し上げます。
まず、
議案第65
号宝塚市営住宅管理
条例の一部を改正する
条例の制定についてですが、本件は、中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の一部を改正する法律が
平成25年12月13日に公布され、
平成26年10月1日から施行されることに伴い、同法を引用する市営住宅の入居者資格について所要の整備を行うため、
条例の一部を改正しようとするものです。
次に、
議案第66
号宝塚市再生可能エネルギーの利用の推進に関する基本
条例の制定についてですが、本件は、本市における再生可能エネルギーの利用の推進に関する基本理念や市民、事業者及び市の役割などを定めることで、再生可能エネルギー事業のあり方を明確にするとともに、市民、事業者及び市が協働で再生可能エネルギーの利用の推進を図り、持続可能なまちづくりに寄与することを目的として、本
条例を制定しようとするものです。
あわせて、
宝塚市再生可能エネルギー基金を本
条例の規定に合致した事業の財源とするため、
宝塚市再生可能エネルギー基金
条例の一部を改正し、所要の整備を行うものです。
次に、
議案第67
号宝塚市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する
条例の一部を改正する
条例の制定についてですが、本件は、非常勤消防団員の処遇改善を図るため、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部を改正する政令が
平成26年3月7日に公布され、
平成26年4月1日から施行されたことに伴い、本市の非常勤消防団員に係る退職報償金の支払い額を増額するため、
条例の一部を改正しようとするものです。
次に、
議案第68
号宝塚市火災予防
条例の一部を改正する
条例の制定についてですが、本件は、消防法施行令の一部を改正する政令が
平成25年12月27日に公布されたことに伴い、
条例の一部を改正しようとするものです。
改正の内容は、多数の者の集合する催しにおいて、対象火気器具等を使用する者に対して消火器を準備した上で使用することを義務づけるとともに、対象火気器具等を使用する露店等を開設する者に対して消防署長への届出を義務づけるものです。
次に、
議案第70号
損害賠償の額の決定についてですが、本件は、
平成26年2月10日午前8時10分ごろ、市職員が業務のため市車両で市道231号を南進中、
宝塚市小林1丁目1番12号地先において、市車両の荷台の後部扉の施錠確認が不十分であったため、カーブを曲がる際に後部扉が開き、相手方所有の自宅の塀に接触し、塀が損傷した交通事故に対する
損害賠償の額を129万6千円に決定しようとするものです。
次に、
議案第73号財産((塵芥収集車(3.5トン積機械車)及びミニダンプ車))の取得についてですが、本件は、収集業務の効率化を図るともに、今後需要の拡大が予想されるきずな収集への対応を行い、市民サービス水準の向上を図るために老朽化した塵芥収集車を更新整備し、クリーンセンターに配置をしようとするものです。
取得金額は1,589万8,070円で、大阪市淀川区宮原3丁目3番31号、新明和工業株式会社流体事業部営業本部関西支店から取得しようとするものです。
以上6件につきまして、よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。
○
北山照昭 議長 提案理由の説明は終わりました。
お諮りします。
本件については、質疑を省略して、直ちに産業建設
常任委員会に付託したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
北山照昭 議長 異議なしと認めます。
したがって、そのように決定しました。
日程第7、請願第34号から請願第37号までの以上4件を一括して議題とします。
△─────
日程第7 ─────
……………………………………………
請願第34号 豊かな教育を実現するための義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願
請願第35号 手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願
請願第36号 『「特定秘密の保護に関する法律」の廃止を求める意見書』提出を求める請願
請願第37号 子ども・子育て支援新制度に関する請願
……………………………………………
○
北山照昭 議長 本件については、朗読を省略して、直ちに紹介議員の説明を求めます。
まず、請願第34号及び請願第37号を
寺本議員にお願いします。
12番
寺本議員。
◎12番(寺本早苗議員) 請願第34号豊かな教育を実現するための義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願書。
請願者は、
宝塚市末広町3−78、豊かな教育の創造をめざす
宝塚市民会議代表、佐々木基文さん、
宝塚市末広町3−78、連合兵庫北阪神地域協議会
宝塚地区連絡会会長で兵庫県教職員組合
宝塚支部支部長の松山誠さんです。
請願の趣旨。地方が独自に実施する少人数学級は高く評価されていますが、子どもたちが全国どこに住んでいても、機会均等に一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請であり、国における制度の充実及び安定した財源の確保が強く求められるところです。
しかし、教育予算については、三位一体改革により、義務教育費国庫負担制度の国負担割合は2分の1から3分の1に引き下げられ、自治体財政を圧迫しているのが現状です。
将来を担い、社会の基盤づくりにつながる子どもたちへの教育を保障し、未来への先行投資として、子どもや若者の学びを切れ目なく支援していく必要があります。
このことから、請願者は以下2項目を内容とする意見書の関係機関への提出を求めておられます。
1項目め。教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、財務省・総務省・文部科学省に対して「義務教育費国庫負担制度を堅持する意見書」を提出してください。
2項目め。子どもと向き合う時間の確保をはかり、きめ細かい教育の実現のために、少人数学級の推進や、学校現場に必要な教職員の人員・人材を確保できるよう財源措置を講じてください。
続いて、請願第37号子ども・子育て支援新制度に関する請願です。
請願者は、兵庫県保育所運動連絡会代表者の増田百代さん。住所は、神戸市中央区楠町5−2−9です。
請願の趣旨。国は子ども・子育て支援新制度を2015年4月に本格施行するとして、新制度の実施主体である各市区町村に対し、新制度実施のための諸準備を早急に進めるよう求めています。
市区町村は、この間、政府の子ども・子育て会議においてとりまとめられた基準等の諸事項に基づいて公布される政省令を踏まえ、
条例の制定などを行い、事業計画の策定なども含め、9月までに諸準備を終えなければなりません。
幼い子どもの生命にかかわる制度の検討は、十分に時間をかけ、納得が得られるまで議論を尽くす必要があります。
よって、本市における新制度の検討並びに導入、実施に当たっては、何よりも子どもの権利保障を最優先に、当事者の意見を踏まえて十分な議論を行うこととあわせて、国に対して必要な意見表明を行うことを求めて請願をしておられます。
請願項目は10項目にわたります。
市区町村子ども・子育て支援事業計画の策定に当たる市町村の保育実施責任にかかわるもの。
2点目、保育の必要性の認定、利用手続、入所の仕組み等に係るもの。
3点目、小規模保育事業の認可に係るもの。
4点目、保育時間の認定に係ること。
5点目、障害児保育の現行水準維持・拡充に係ること。
6点目、地方単独補助、保育料軽減策の維持・継続、改善。
7点目、保育士の人材確保と保育の質の向上のための予算措置。
8点目、学童保育の計画策定における量と質の確保。
9点目、新制度についての子どもの権利を保障する観点から十分な論議と準備を行うこと。
10点目、国に対し、新制度の性急な導入、実施をしないよう求める意見書を提出することです。
以上、しかるべき
委員会に付託の上、全会一致で採択いただけますようお願いして、請願の紹介とさせていただきます。
○
北山照昭 議長 次に、請願第35号を
井上議員にお願いします。
1番
井上議員。
◎1番(井上きよし議員) 請願第35号手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願についてです。
請願者は、
宝塚ろうあ協会会長、馬殿昌宏さん。
請願の趣旨の内容について、紹介議員を代表して説明させていただきます。
手話とは、日本語を音声ではなく手や指、体などの動きや顔の表情を使う独自の語彙、言語の集団ですね、や文法体系を持つ言語であると。手話を使う聾者たちにとって、聞こえる人たちの音声言語と同様に大切な情報獲得とコミュニケーションの支援として大切に伝えられてきております。
また、障害者の権利条約に手話は言語であることが明記されている。そして、障害者権利条約の批准に向けて、日本政府は国内法の整備を進めて「改正障害者基本法」をつくりました。「全て障害者は、可能な限り、言語(手話を含む。)その他の意思疎通のための手段についての選択の機会が確保される」と定めてあります。
しかし、それを進めるための環境整備に向けた法整備がいまだなされておりません。現実に、聾唖学校で手話を教えたり、その授業についてやられることがありません。それらを解決するためには、やはり手話言語法を制定することが必要であり、それを国に求めるものです。
請願の項目は、手話言語法制定を求める意見書を国に提出してくださいという内容になっております。
しかるべき
委員会で慎重審議の上、
全員一致で可決していただき、国のほうへ意見を上げていただきたいと思います。これは他の地方自治体でもやっておりますので、よろしくどうぞお願いいたします。
○
北山照昭 議長 次に、請願第36号を
大島議員にお願いします。
19番
大島議員。
◎19番(大島淡紅子議員) それでは、紹介議員を代表いたしまして、請願第36号『「特定秘密の保護に関する法律」の廃止を求める意見書』提出を求める請願の説明をいたします。
請願者は、秘密保護法廃止を求める市民の会・
宝塚です。住所は
宝塚市栄町2丁目1−2よつば法律事務所内、代表世話人といたしまして中嶋知洋さんです。
請願の趣旨は、2013年12月6日、第185回臨時国会において、市民の多くの反対の中、十分に審議されない状態で、特定秘密の保護に関する法律が制定しました。
この法律は、重大な問題を数多く含み、日本国憲法や国際人権規約のみならず、いわゆるツワネ原則にも違反すると指摘をされています。
日本弁護士連合会を初め、報道機関、出版社、各地方議会も同法の問題点を具体的に指摘し、反対や懸念を表明してきました。
その内容は、特定秘密自体が公開されないため、一般の我々の生活の中に、どこにどんな特定秘密があるのかさえもわからない。そして、現行犯だけでなく教唆、共謀、扇動の段階から処罰されるというものです。
そこで、請願項目は、衆議院、参議院、内閣に特定秘密の保護に関する法律の廃止を求める意見書の提出を
宝塚市議会に求めるというものです。
議員の皆様方におかれましては、慎重審議の上、採択いただきますようよろしくお願いいたします。
○
北山照昭 議長 以上で請願に対する紹介議員の説明は終わりました。
お諮りします。
今説明がありました請願第34号、請願第35号及び請願第37号については文教生活
常任委員会に、請願第36号については
総務常任委員会に、それぞれ付託の上、審査したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
北山照昭 議長 異議なしと認めます。
したがって、そのように決定しました。
日程追加についてお諮りします。
委員会の閉会中の
所管事務調査事項についてを
日程に追加して、議題にしたいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
北山照昭 議長 異議なしと認めます。
したがって、そのように決定しました。
委員会の閉会中の
所管事務調査事項についてを
日程に追加し、議題とします。
△─────
日程追加分 ─────
……………………………………………
委員会の閉会中の
所管事務調査事項について
……………………………………………
○
北山照昭 議長 お諮りします。
お手元に配付していますとおり、各
委員会の
所管事務調査事項について、閉会中の継続審査に付すことに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
北山照昭 議長 異議なしと認めます。
したがって、各
委員会の
所管事務調査事項については、閉会中の継続審査に付すことに決定しました。
次に、
日程追加についてお諮りします。
議席の一部変更についてを
日程に追加し、議題としたいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
北山照昭 議長 異議なしと認めます。
したがって、そのように決定しました。
議席の一部変更についてを
日程に追加し、議題といたします。
△─────
日程追加分 ─────
……………………………………………
議席の一部変更について
……………………………………………
○
北山照昭 議長 変更する議席番号及び議員名を職員に朗読させます。
◎
川辻優美 議会事務局次長 変更する議席を読み上げます。
1番
伊福議員、2番
藤本議員、3番
冨川議員、4番
浜崎議員、5番
佐藤議員、6番
大川議員、7番
大河内議員、8番
伊藤議員、9番
北野議員、10番
寺本議員、11番
山本議員、12番
坂下議員、15番
田中議員、16番となき議員、17番
大島議員、18番
浅谷議員、19番
井上議員、20番
石倉議員、21番
村上議員、22番
江原議員、23番
藤岡議員、24番たぶち議員、25番
草野議員、26番北山議員、以上です。
○
北山照昭 議長 お諮りします。
ただいま朗読のとおり、議席の一部を変更することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
北山照昭 議長 異議なしと認めます。
したがって、そのように決定しました。
ただいま決定しました議席は、次の本会議から着席をお願いいたします。
以上で本日の
日程は全て終了しました。
次の会議は6月17日午前9時30分から開きます。
本日はこれで散会します。御苦労さんでした。
── 散 会 午後2時26分 ──...