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平成26年第 1回定例会-03月26日-04号

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  1. 宝塚市議会 2014-03-26
    平成26年第 1回定例会-03月26日-04号


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    平成26年第 1回定例会-03月26日-04号平成26年第 1回定例会         平成26年第1回宝塚市議会(定例会)会議録(第4日) 1.開  議  平成26年3月26日(水)   午前 9時30分   閉  会      同  日        午前11時59分 2.出席議員(26名)        1番 井 上 きよし            14番 中 野   正        2番 伊 福 義 治            15番 山 本 敬 子        3番 藤 本   誠            16番 坂 下 賢 治        4番 北 山 照 昭            17番 田 中 こ う        5番 冨 川 晃太郎            18番 となき 正 勝        6番 浜 崎 史 孝            19番 大 島 淡紅子        7番 佐 藤 基 裕            20番 浅 谷 亜 紀        8番 大 川 裕 之            21番 江 原 和 明        9番 大河内 茂 太            22番 藤 岡 和 枝       10番 伊 藤 順 一            23番 石 倉 加代子       11番 北 野 聡 子            24番 村 上 正 明       12番 寺 本 早 苗            25番 たぶち 静 子
          13番 三 宅 浩 二            26番 草 野 義 雄 3.欠席議員(なし) 4.職務のため出席した事務局職員の職氏名   事務局長      岸 本 和 夫       議事調査課     辰 巳 満寿美   次長        村 上 真 二       議事調査課     城 根 直 美   議事調査課長    川 辻 優 美       議事調査課     春 名 裕 治   議事調査課係長   麻 尾 篤 宏       議事調査課     酒 井 正 幸   議事調査課係長   松 下 美 紀 5.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   ┌──────────┬───────┬──────────┬───────┐   │  役     職  │ 氏   名 │  役     職  │ 氏   名 │   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │市長        │中 川 智 子│選挙管理委員会   │湯 浅   忠│   │          │       │委員長職務代理委員 │       │   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │副市長       │山 下   稔│選挙管理委員会   │住 吉   実│   │          │       │事務局長      │       │   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │理事        │上江洲   均│代表監査委員    │徳 田 逸 男│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │技監・危機管理監  │秋 山   守│監査委員・公平委員会│村 上 淳 一│   │          │       │事務局長      │       │   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │企画経営部長    │福 永 孝 雄│農業委員会会長   │古 家   光│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │市民交流部長    │森 本 操 子│農業委員会事務局参事│古 家 健 志│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │総務部長      │中 西 清 純│教育委員会委員   │種 谷 有希子│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │行政管理室長    │立 花   誠│教育長       │井 上 輝 俊│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │都市安全部長    │坂 井 貞 之│管理部長      │和 田 和 久│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │都市整備部長    │大 西   章│学校教育部長    │安 井 優 顕│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │健康福祉部長    │川 窪 潤 二│社会教育部長    │井ノ上   彰│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │子ども未来部長   │小 坂 悦 朗│上下水道事業管理者 │南     隆│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │環境部長      │森   増 夫│上下水道局長    │岩 城 博 昭│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │産業文化部長    │山 本   寛│病院事業管理者   │妙 中 信 之│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │会計管理者     │西 本   宏│病院副事業管理者  │谷 本 政 博│   ├──────────┼───────┼──────────┴───────┘   │消防長       │石 橋   豊│   └──────────┴───────┘ 6.議事日程  次ページに記載 7.本日の会議に付議した事件   ・議事日程分   ・日程追加分    議案第57号 宝塚市市民栄誉賞の受賞者の決定につき議会の同意を求めることについて 8.会議のてんまつ  ── 開 議 午前9時30分 ──  ───── 開   議 ───── ○北山照昭 議長  おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。 △───── 日程第1 ─────     …………………………………………… 議案第56号 宝塚市市民栄誉賞表彰条例の制定について     …………………………………………… ○北山照昭 議長  日程第1、議案第56号宝塚市市民栄誉賞表彰条例の制定についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  中川市長。 ◎中川智子 市長  議案第56号宝塚市市民栄誉賞表彰条例の制定につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  本件は、特に顕著な功績により、本市の誇りとして広く市民に敬愛され、社会に明るい希望と活力を与えた個人や団体の栄誉をたたえることを目的として、新たに宝塚市市民栄誉賞を創設し表彰するため、条例を制定しようとするものです。  表彰の対象は、市民または本市に縁故の深い個人もしくは団体で、その功績が国際的または全国的に高く評価されるなど、特に顕著な功績があったと認められるものとして広く表彰を行おうとするものです。  以上、よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。 ○北山照昭 議長  提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。  本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  ただいまから議案第56号宝塚市市民栄誉賞表彰条例の制定についてを採決いたします。  本件は可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は可決することに決定しました。 △───── 日程第2 ─────     …………………………………………… 議案第20号 宝塚市市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第33号 兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更に関する協議について 議案第45号 大分県大分市との友好都市の提携について 議案第46号 平成25年度宝塚市一般会計補正予算(第6号) 議案第47号 平成25年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第5号) 議案第48号 平成25年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費補正予算(第2号) 議案第49号 平成25年度宝塚市特別会計農業共済事業費補正予算(第2号) 議案第50号 平成25年度宝塚市特別会計介護保険事業費補正予算(第3号) 議案第51号 平成25年度宝塚市特別会計公共用地先行取得事業費補正予算(第2号) 議案第52号 平成25年度宝塚市特別会計後期高齢者医療事業費補正予算(第2号) 議案第53号 平成25年度宝塚市特別会計宝塚すみれ墓苑事業費補正予算(第2号)           (総務常任委員会付託)     ……………………………………………
    ○北山照昭 議長  日程第2、議案第20号、議案第33号及び議案第45号から議案第53号までの以上11件を一括して議題とします。  本件については、さきに総務常任委員会に付託して審査が終わっていますので、委員長の報告を求めます。  18番となき総務常任委員会委員長。 ◎18番(となき正勝議員) 総務常任委員会の報告をいたします。  本委員会は、2月27日、3月4日、24日に委員会を開会し、付託を受けた議案11件を審査いたしました。  審査の経過及び結果につきましては、お手元に配付の委員会報告書に記載のとおりです。  その主な内容を報告いたします。  まず、議案第20号宝塚市市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第33号兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更に関する協議についてです。  本議案2件については、審査の概要は報告書のとおりです。  審査の結果、全員一致で可決いたしました。  次に、議案第45号大分県大分市との友好都市の提携についてです。  論点は、都市間交流のあり方についてです。  主な質疑では、都市間交流のあり方について、市としてどこまで広げていくか等の明確な戦略目標はあるのか。また、市長の交代によって交流の形が変わってしまうことのないよう、交流の継続性についてはどう考えているのかという質問に対し、具体的な目標値を決めて取り組んでいるということではない。無理なく持続させるには、双方の行政課題の共有と一定の実績が必要と考えており、その観点でふさわしい都市があれば、その都度交流する都市をふやしていきたいと考えているとの答弁がありました。  また、災害応援に対する体制整備の方針や、交流都市をふやすことで人的な負担がかさむことまで、市がきちんと考えているのかが疑問。大分市とは、現在どこまで詳細を詰めているのかという質問に対し、防災担当の職員が双方で連絡をとり情報共有をしている段階であり、具体的な動きにまでは至っていないとの答弁がありました。  討論では、戦略もなしにむやみに交流を広げていくことは、本市の予算、人的にも負担が少しずつかさみ、実質的に交流が長続きしなくなる可能性もあることへの認識を市はもっと持つべき。大分市と友好を提携するからには、効果が実感できるような形にしてほしいとの意見がありました。  本議案については、審査の結果、全員一致で可決いたしました。  次に、議案第46号平成25年度宝塚市一般会計補正予算(第6号)についてです。  議案の概要は、平成25年度宝塚市一般会計の歳入歳出予算の総額にそれぞれ18億8,800万円を追加し、継続費、繰越明許費及び地方債の補正を計上するものです。  歳出の主なものは、自立支援事業、塵芥処理事業、学校施設耐震化事業普通財産取得事業などを増額する一方、職員給与費などの人件費、執行額の確定に伴う執行残などを減額しようとするものです。  歳入の主なものは、市税、国庫支出金、財産収入、諸収入、市債などをそれぞれ増額する一方、地方交付税、国庫支出金、県支出金、繰入金、地方債などをそれぞれ減額しようとするものです。  主な質疑では、市庁舎放火事件に関する市の負担について、小・中学校グラウンド整備事業について、宝塚ブランドPRアンテナショップの運営について、サンビオラの駐車場として貸し付けている土地を普通財産として取得することについて、放課後子ども教室について、がん等検診事業についてなどの質疑がありました。  本議案については、審査の結果、全員一致で可決いたしました。  次に、議案第47号平成25年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第5号)、議案第48号平成25年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費補正予算(第2号)及び議案第49号平成25年度宝塚市特別会計農業共済事業費補正予算(第2号)についてです。  本議案3件については、審査の概要は報告書のとおりです。  審査の結果、全員一致で可決いたしました。  次に、議案第50号平成25年度宝塚市特別会計介護保険事業費補正予算(第3号)についてです。  議案の概要は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億6,876万2千円を追加するものです。  主な質疑では、配食サービスについて、新たな事業者にも公平に参入の道を開くべきではないかという質問に対し、介護保険事業者は、県や市が指定することにより事業ができる仕組みになっており、撤退した事業者の補充として、平成22年に公募した際4者のうちの1者を指定した。新たな事業者の参入を排除しているということはないとの答弁がありました。  本議案については、審査の結果、全員一致で可決いたしました。  次に、議案第51号平成25年度宝塚市特別会計公共用地先行取得事業費補正予算(第2号)、議案第52号平成25年度宝塚市特別会計後期高齢者医療事業費補正予算(第2号)及び議案第53号平成25年度宝塚市特別会計宝塚すみれ墓苑事業費補正予算(第2号)についてです。  本議案3件については、審査の概要は報告書のとおりです。  本議案については、審査の結果、全員一致で可決いたしました。  以上で、総務常任委員会の報告を終わります。 ○北山照昭 議長  委員長の報告は終わりました。  ただいまから質疑に入ります。  質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  以上で質疑を終結します。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  以上で討論を終結いたします。  ただいまから議案第20号、議案第33号及び議案第45号から議案第53号までの以上11件を一括して採決します。  本件に対する委員長の報告は、原案のとおり可決することが適当とするものです。  本件は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。 △───── 日程第3 ─────     …………………………………………… 議案第19号 平成26年度宝塚市病院事業会計予算 議案第21号 宝塚市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第22号 宝塚市立子ども発達支援センター条例の一部を改正する条例の制定について 議案第23号 宝塚市立幼稚園の設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について 議案第24号 宝塚市社会教育委員条例の一部を改正する条例の制定について 議案第25号 宝塚市立スポーツ施設条例の一部を改正する条例の制定について 議案第31号 工事請負契約((仮称)花屋敷グラウンド整備工事)の締結について 議案第34号 兵庫県後期高齢者医療広域連合規約の変更に関する協議について 議案第54号 宝塚市奨学金条例の一部を改正する条例の制定について 請願第33号 「ウイルス性肝硬変・肝がんに係る医療費助成制度の創設と身体障害者福祉法上の肝疾患に係る障害認定の基準の緩和を求める意見書」の提出を求める請願         (文教生活常任委員会付託)     …………………………………………… ○北山照昭 議長  日程第3、議案第19号、議案第21号から議案第25号まで、議案第31号、議案第34号、議案第54号及び請願第33号の以上10件を一括して議題とします。  本件については、さきの文教生活常任委員会に付託をして審査が終わっていますので、委員長の報告を求めます。  22番藤岡文教生活常任委員会委員長。 ◎22番(藤岡和枝議員) 文教生活常任委員会の報告をいたします。  本委員会は、2月28日、3月5日、24日に委員会を開会し、付託を受けた議案9件、請願1件、計10件の案件を審査しました。  審査の経過及び結果につきましては、お手元に配付の委員会報告書に記載のとおりです。  その主な内容を報告いたします。  まず、議案第19号平成26年度宝塚市病院事業会計予算についてです。  平成26年度当初予算の収益的収入及び支出の予定額は、病院事業収益122億7,107万4千円、病院事業費用107億1,846万9千円で収支差引15億5,260万5千円、資本的収入及び支出の予定額は、資本的収入6億5,016万9千円、資本的支出16億7,702万2千円、収支差引10億2,685万3千円が不足するため、当年度損益勘定留保資金8億9,648万2千円及び一時借入金1億3,037万1千円で措置するものです。  本議案の論点は、経営についてと平成26年度の病院事業についての2つです。  新公営企業会計基準を適用することによる経営見通し、借入金の返済計画、看護体制や研修のあり方、職員の就業に関する環境整備について、認知症や周産期医療に対する今後の取組方針、中期事業計画の方向性などについての質疑があり、本議案につきましては、審査の結果、全員一致で可決しました。  次に、議案第21号宝塚市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。  本議案は、本市独自の施策として、子育て支援を推進する観点から、こども医療費の無料化を拡充するとともに、兵庫県が第3次行革プランとして、平成26年7月から制度の見直しを実施することに伴い、本市においても制度の見直しを行うため、条例の一部を改正するものです。  その内容は、本市のこども医療費助成事業では、外来に係る医療費の一部負担が無料となる対象を、現行の小学校3年生までから、新たに中学校3年生までに拡充するものです。  また、老人医療費助成事業では、一定の経過措置を設けながら、県制度と同じく低所得者区分Ⅰの一部負担金の割合を1割から2割に、及び低所得者区分Ⅱの外来の負担限度額を月額8千円から1万2千円に、入院の負担限度額を月額2万4,600円から月額3万5,400円にするものです。  また、母子家庭等医療費助成事業では、県制度と同じく外来の負担限度額を月2回まで1日600円から1日800円に、入院の負担限度額を月額2,400円から月額3,200円にするものですが、ただし、所得制限については、本市独自の施策として現行のまま据え置くこととするものです。  本議案の論点は、乳幼児医療について、老人医療について、母子医療についての3つです。  乳幼児医療費の今後の拡充の方向性について、老人医療費と母子医療費の自己負担割合が上がることによる対象者への影響などについての質疑がありました。  なお、本議案について、児童福祉医療の通院治療の助成対象を15歳、中学校3年生まで拡大する改正部分を残し、市民福祉の向上の観点から、老人医療費助成及び母子家庭等医療費助成について、負担金の引き上げに係る改正部分を削除するという修正案が提出されました。  原案通りでいくときと、修正案どおりでいくときの効果額などについて質疑があり、自由討議では、効果額の試算ができていないのであれば負担額を引き上げる改正部分については見送り、来年度以降に検討してもよいのではとの意見が出されました。  討論では、乳幼児医療の外来診療の一部負担なしとなる対象年齢を中学校3年生までにしたことは高く評価するが、一方、県からの行革の発表は平成25年11月で、議論の期間が十分ではない。所得が高いのであれば負担増もある程度仕方ないが、4月からの消費税増税に加え、低所得者の負担増には賛成できないなどの修正案に賛成の討論がありました。  本議案については、審査の結果、修正案は賛成少数で否決され、原案は全員一致で可決しました。  次に、議案第25号宝塚市立スポーツ施設条例の一部を改正する条例の制定について、議案第31号工事請負契約((仮称)花屋敷グラウンド整備工事)の締結についての2つの議案についてです。  当該2議案については、施設整備と工事概要について、施設の利用について、今後の施設整備計画についての3つの論点で一括して審査しました。  グラウンド、テニスコート、クラブハウスなど施設の整備計画について、周辺地域の住民、川西市との協議状況、アクセス道路の整備状況などについての質疑がありました。  なお、本議案について、(仮称)花屋敷グラウンドは閑静な住宅地に隣接するグラウンドであり、現状では同グラウンドの利用開始について、周辺地域の賛同を得ているとは言いがたい状況、周辺地域の賛同を得た上で条例改正を行うべきであり、次の6月定例会に条例を再提案しても間に合うとして、売布北グラウンドの住所変更に係る改正部分は残し、(仮称)花屋敷グラウンドに関する部分を削るという議案第25号に対する修正案が提出されました。  自由討議では、(仮称)花屋敷グラウンドの本格オープンを待ち望む思いもあるが、地域住民や川西市との協議が不十分で、同グラウンドの利用開始に向けてはさまざまな問題があることがわかった。今後、十分協議をしながら進めてほしい。条例改正を先延ばしすることについては賛同できないという意見が出されました。  また、討論では、平成23年1月の取得以来、整備については市側の一方的な説明に終始し、全体構想については平成26年度中に基本構想を策定するという一点張りだった。そういう状況の中、この時期に条例改正することは賛同できない。なお、売布北グラウンドの住所変更に係る改正については賛同するため、議案第25号の残る原案には賛成し、議案第31号については反対するという議案第25号に対する修正案に賛成、残る原案に賛成、議案第31号については、反対の討論と、市が市民の声を聞いて事業を進めるのは絶対条件であり、地域の個々の意見を聞いていくことに関しては少し足りていない部分があったかもしれないが、グラウンド整備事業全体としては早く利用できるようにしてほしいという多くの市民の思いがある。条例改正を先延ばしにする修正案には賛同できないという議案第25号に対する修正案に反対、原案に賛成の討論がありました。  審査の結果、議案第25号の修正案については賛成少数で否決、原案は全員一致で可決、議案第31号については賛成多数で可決されました。  なお、議案第22号宝塚市立子ども発達支援センター条例の一部を改正する条例の制定について、議案第23号宝塚市立幼稚園の設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について、議案第24号宝塚市社会教育委員条例の一部を改正する条例の制定について、議案第34号兵庫県後期高齢者医療広域連合規約の変更に関する協議について及び議案第54号宝塚市奨学金条例の一部を改正する条例の制定についての以上5議案については、お手元に配付の報告書に記載されている内容の質疑があり、審査の結果、全員一致で可決しました。  次に、請願第33号「ウイルス性肝硬変・肝がんに係る医療費助成制度の創設と身体障害者福祉法上の肝疾患に係る障害認定の基準の緩和を求める意見書」の提出を求める請願についてです。  本請願は、1、ウイルス性肝硬変・肝がんに係る医療費助成制度を創設すること、2、身体障害者福祉法上の肝疾患に係る障害認定の基準を緩和し、患者の実態に応じた障害者認定制度にすることの2項目を求める意見書を、衆参両議院並びに政府に対し提出することを求めるものです。  宝塚市における集団予防接種に関する実態について、肝臓疾患による障害認定の状況などについての質疑がありました。  自由討議では、過去の資料がないとか保健所が所管しているとかという答弁だが、自治体としてこの問題に積極的に取り組む必要がある。当時の記録が残っておらず不明とのことだが、個人個人の予防接種状況までわからなくても、現実認識を明らかにすることで自治体も個人の手助けができるようにお願いしたいなどの意見が出されました。  本請願については、審査の結果、全員一致で採択となりました。  以上で、文教生活常任委員会の報告を終わります。 ○北山照昭 議長  委員長の報告は終わりました。  ただいまから質疑に入ります。  質疑はありませんか。
        (「ありません」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  以上で質疑を終結します。  ただいまから討論に入ります。  討論ありませんか。  13番三宅議員。 ◆13番(三宅浩二議員) 公明党議員団を代表して議案第31号工事請負契約((仮称)花屋敷グラウンド整備工事)の締結について、反対の立場で討論を行います。  本議案は、(仮称)花屋敷グラウンド整備工事の請負契約を行うもので、工事期間は4月1日から9月30日まで、多目的グラウンドを全面人工芝にすることを中心としたもので、工事費は3億2,940万円となっております。  本定例会には、あわせて市立花屋敷グラウンドをスポーツ施設として制定する議案第25号宝塚市立スポーツ施設条例の一部を改正する条例の制定についてが提案されており、さきの文教生活常任委員会では両議案とも賛成多数で可決されました。したがって、工事完了後、直ちに(仮称)花屋敷グラウンドが利用開始されることとなります。  私ども公明党議員団は、平成22年12月議会に、このグラウンドの土地取得及び取得費用の4億5千万円の債務負担行為の議案が提出された段階より、一貫して反対をしてまいりました。言うまでもなく、私どもは他市に比べて少ないスポーツ施設整備そのものに反対しているわけではありません。売布北グラウンド取得案件がこの花屋敷グラウンドと同時進行していたにもかかわらず、花屋敷グラウンドだけを先行したこと、財政的負担総額がいまだに不明なこと、アスベストが使用されている独身寮の解体及び解体後の利活用、また、周辺住民及び利用者の安全対策をどうするのかなど、多岐にわたって指摘をしてまいりました。  しかし、いずれの指摘に対しても明確な回答はなく、現在、明確になっているのはグラウンド整備費用と工事期間だけです。また、周辺住民の皆さんに対しても十分な協議がされているとは言いがたい状況です。  2月22日に市と業者による住民説明会が開催され、工事についての説明がされました。住民からは安全対策について、質疑、要望が出されました。その後、独身寮の解体、跡地の利活用、アクセス道路の整備について質問がされましたが、平成26年度中に基本構想が策定されますの一点張りで、全く返答はなかったようです。  地元住民の方たちは、工事内容について、また工事終了後、利用が開始されることになることは知っています。しかし、納得したり喜んでいるわけではありません。長期間にわたる大規模住宅開発よりはグラウンドのほうがましだろう、市がするんだからむちゃはしないだろうという感覚です。  周辺地域はこれまで数十年間、閑静な住宅街として生活が営まれてきました。スポーツ施設の利用が開始されれば、毎日数十台の車が歩道もない狭い道路を走るようになります。土日の早朝から車が通るようになります。石垣で見通しの悪いガレージに車を入れるのも以前より注意が必要になります。子どもたちが遊んでいる道路も注意が必要になります。数十年間続いた住環境が大きく変わります。  多くの市民が利益を享受する公共施設整備だからといって、周辺住民が一方的に不利益をこうむることがあってはならない。公共施設だからこそ、利用者も周辺住民も喜んでいただけるものでなければならないと考えます。今すぐテーブルトークを実施すべきと考えます。  今回のグラウンド整備事業には、この観点が欠落しているように思われます。財政面についても余りにずさんと言わざるを得ません。最終的に幾らかかるのか、いまだにわかりません。すぐに利用可能なグラウンドが格安で購入できましたから始まって、いろいろ整備をしたらこんなにかかりました。これで市民に説明できるんでしょうか。行き当たりばったりとも言える進め方に危惧を感じます。  全体構想を早急にまとめて、作業工程も必要な予算も全て公表し、市民に理解を求めるべきではないでしょうか。全体構想を後回しにし、とりあえず施設整備と利用開始を進めようとする感覚が理解できません。  以上の理由をもって反対討論といたします。 ○北山照昭 議長  ほかに討論ありませんか。  17番田中議員。 ◆17番(田中こう議員) それでは、日本共産党議員団を代表して議案第31号工事請負契約の締結について、賛成の立場で討論を行います。  本議案は、(仮称)花屋敷グラウンドの施設整備を行うため、工事請負契約を締結しようとするものです。  花屋敷グラウンドについては、本市における多目的グラウンドがスポーツセンターと高司グラウンドの2カ所しかなく、不足しているスポーツ施設整備と自然緑地の保全、災害時の避難地の確保など、現在の良好な都市環境を維持していくという観点から市内に残された貴重なスポーツ施設である伊藤忠商事グラウンドを取得したものです。取得から少し時間がかかりましたが、ようやく市民からの強い要望であった人工芝での整備が計画をされ、2014年度に供用を開始いたします。  人工芝グラウンドに関しては、宝塚市サッカー協会、スポーツ少年団、ラグビー協会が設置を要望する署名活動に取り組み、2010年11月、約1万筆の署名が中川市長に届けられました。私自身、地元の子どもたちと駅前での署名活動に取り組み、当時6年生だった子どもたちは、ことし高校生になります。3年越しとなりましたが、新しいグラウンドができることを多くの市民が心待ちにしています。  委員会では、グラウンドの具体的整備内容について多くの意見や要望があり、今後も各スポーツ団体との協議を行い、よりよい施設となることを願います。  一方、アクセス道路等の問題を指摘する意見もありました。当該施設の取得と整備に関しては、2010年当初から、クラブハウスや寄宿舎、アクセス道路等の課題を踏まえたものであり、現在も地域との協議は続けられていますし、工事に関しては地元説明会において了解を得ているという当局からの説明もありました。  地域にとっては大規模な工事であり、騒音や振動など、多くの不安の声や御意見があるのは当然で、当局におかれましては、地域の声を聞き、引き続き丁寧な対応に努めていただくことは言うまでもなく、地域の賛成もあり進められた当該事業が、地域の理解を得られないまま進められることはあり得ません。  本議案は、当該グラウンドの施設整備を行うため工事請負契約を締結しようとするもので、野球もできる人工芝の多目的グラウンドの一日も早い利用を待ち望んでいる地域の方々を初め多くの市民の願いに応えることが、当局と議会に求められています。  新しくできるグラウンドが地域に喜ばれ、市民の憩いの場となり、これから広がっていくであろう障がい者スポーツの推進、そして、子どもたちの健やかな育ちに大きく寄与するすばらしい施設になることを願い、討論といたします。 ○北山照昭 議長  ほかに討論ありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  以上で討論を終結します。  ただいまから議案第31号工事請負契約((仮称)花屋敷グラウンド整備工事)の締結についてを採決します。  現在の出席議員は25名です。  本件に対する委員長の報告は、原案のとおり決することが適当とするものです。  本件は、原案のとおり可決することに賛成する議員の起立を求めます。        (賛成者起立) ○北山照昭 議長  起立している議員の議席番号を点呼いたします。  1番、2番、5番、6番、7番、8番、9番、10番、11番、12番、15番、16番、17番、18番、19番、20番、23番、24番、25番、26番。  起立多数です。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第19号、議案第21号から議案第25号まで、議案第34号及び議案第54号の以上8件を一括して採決します。  本件に対する委員長の報告は、原案のとおり可決することが適当とするものです。  本件は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。  次に、請願第33号「ウイルス性肝硬変・肝がんに係る医療費助成制度の創設と身体障害者福祉法上の肝疾患に係る障害認定の基準の緩和を求める意見書」の提出を求める請願を採決します。  本件に対する委員長の報告は、採択することが適当とするものです。  本件は、採択することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は採択することに決定しました。 △───── 日程第4 ─────     …………………………………………… 議案第17号 平成26年度宝塚市水道事業会計予算 議案第18号 平成26年度宝塚市下水道事業会計予算 議案第26号 宝塚市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について 議案第27号 宝塚市立公衆便所設置条例の一部を改正する条例の制定について 議案第28号 宝塚市消防事務手数料条例の一部を改正する条例の制定について 議案第29号 宝塚市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について 議案第30号 宝塚市消防長及び消防署長の資格を定める条例の制定について 議案第32号 損害賠償の額の決定について 議案第35号 市道路線の認定について 議案第36号 市道路線の認定について 議案第37号 市道路線の認定について 議案第38号 市道路線の認定について 議案第39号 市道路線の認定について 議案第40号 市道路線の認定について 議案第41号 市道路線の認定について 議案第42号 市道路線の認定について 議案第43号 市道路線の認定変更について 議案第44号 農作物共済に係る無事戻しについて         (産業建設常任委員会付託)     …………………………………………… ○北山照昭 議長  日程第4、議案第17号、議案第18号、議案第26号から議案第30号まで、議案第32号及び議案第35号から議案第44号までの以上18件を一括して議題とします。  本件については、さきの産業建設常任委員会に付託をして審査が終わっていますので、委員長の報告を求めます。  25番たぶち産業建設常任委員会委員長。 ◎25番(たぶち静子議員) それでは、産業建設常任委員会の審査報告を行います。  本委員会は、3月3日、6日、24日に委員会を開催し、付託を受けた議案18件を審査いたしました。  その経過及び結果につきましては、お手元に配付の委員会報告書47ページ以降に記載のとおりです。  主な議案について、その概要を報告いたします。  まず、議案第17号平成26年度宝塚市水道事業会計予算です。  主な質疑の内容としては、地方公営企業会計改正により、経営自体は変わらないが、数字上の損益が多く出ている。今後の損益の推移の見込みはどうなるのかとの問いに対し、地方公営企業会計改正への移行のため。平成26年度だけは支出が多く計上され大きく赤字となっているが、平成27年度以降の収支シミュレーションでは過年度損益修正損の一括計上がなくなるため、3億円程度黒字となる見込み。ただし、現金を伴わない過年度損益修正損がなくなるということで、必ずしも資金的に黒字ということはないとの答弁でした。  また、分担金が減っていくことに対し、どこで収益を確保していくのかとの問いに対し、収益については今後、給水量の減により料金増も見込めず、一般会計からの繰り入れも逓減している。今回の地方公営企業会計の改正により人件費の取り扱いが変わり、人件費が多く計上されているが、実態は1億円余の減となっており、将来的にも人件費を初めとした経費の削減に努めたいとの答弁でした。  また、鉛管と耐震化の平成26年度の進捗予定はとの問いに対し、鉛管については平成24年度決算では9.6%残っており、平成26年度には8.7%と0.9ポイント進めたい。管路の耐震化についても、実施計画に沿って予定どおり進めていくとの答弁でした。  本件については、全員一致で可決いたしました。  次に、議案第18号平成26年度宝塚市下水道事業会計予算です。  主な質疑の内容としては、未収金、不納欠損、貸倒引当金の関係について、貸倒引当金の考え方はとの問いに対し、水道事業会計と同じく不納欠損の過去3カ年の実績に基づき算出、貸倒引当金を400万円として今回計上しているとの答弁でした。  また、資金残高が平成26年度末に700万円程度しか残らないような経営で、料金改定等の話は聞かれないが今後の予定はとの問いに対し、資金残高の見込みを平成26年度末にぎりぎり黒字化するよう借入金額を設定している。また、料金改定も含め、平成26年度内に宝塚市上下水道事業運営審議会に諮問し、受益者負担のあり方や市民サービスの向上について、経営改善の方策など多角的に審議していただくこととしているとの答弁でした。  本件については、全員一致で可決いたしました。  次に、議案第26号宝塚市都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてです。  主な質疑の内容としては、開発ガイドラインには提供公園の定義については平たん地とある。斜面地が多く敷地面積に含まれている公園があるが、それでいいのかとの問いに対し、公園の定義は基本的には平たん地であるため、今後できるだけ平たん地を広くとれるよう開発事業者にお願いしていきますとの答弁でした。  また、開発の申しわけ程度の公園が多い。構想の段階から特色のある公園として地域で取り組むことはできないかとの問いに対し、できるだけ地域の声を反映できるよう対応など検討したいとの答弁でした。  本件については、全員一致で可決いたしました。  次に、議案第32号損害賠償の額の決定についてです。  主な質疑の内容としては、過失割合はどのように決定されたのかとの問いに対し、本件については、事故の一報が入り担当者が現場を確認。当該グレーチングに市が滑りどめの加工を施しており、危険個所との認識があることから弁護士や保険会社の担当者も立ち会いの上、類似事例も参考に過失割合を決定したとの答弁でした。  本件については、全員一致で可決いたしました。  次に、議案第35号から第42号及び議案第43号、市道路線の認定について及び市道路線の認定変更についてです。  主な質疑の内容としては、市道として広い階段を認定する際の考え方は、雨水の逃げ場などが必要ではないかとの問いに対し、階段を市道として認定する際には、頂上部道路に側溝があるなど階段を雨水が流入しないような道路構造であるよう指導しているとの答弁でした。  本件については、全員一致で可決されました。  また、議案第27号から議案第30号及び議案第44号についても、質疑等で内容について理解をし、全員一致で可決いたしました。  以上で、産業建設常任委員会報告を終わります。 ○北山照昭 議長  委員長の報告が終わりました。
     ただいまから質疑に入ります。  質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  以上で質疑を終結します。  ただいまから討論に入ります。  討論ありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  以上で討論を終結いたします。  ただいまから議案第17号、議案第18号、議案第26号から議案第30号まで、議案第32号及び議案第35号から議案第44号までの以上18件を一括して採決します。  本件に対する委員長の報告は、原案のとおり可決することが適当とするものです。  本件は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。 △───── 日程第5 ─────     …………………………………………… 議案第 1 号 平成26年度宝塚市一般会計予算 議案第 2 号 平成26年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費予算 議案第 3 号 平成26年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費予算 議案第 4 号 平成26年度宝塚市特別会計農業共済事業費予算 議案第 5 号 平成26年度宝塚市特別会計介護保険事業費予算 議案第 6 号 平成26年度宝塚市特別会計後期高齢者医療事業費予算 議案第 7 号 平成26年度宝塚市特別会計平井財産区予算 議案第 8 号 平成26年度宝塚市特別会計山本財産区予算 議案第 9 号 平成26年度宝塚市特別会計中筋財産区予算 議案第10号 平成26年度宝塚市特別会計中山寺財産区予算 議案第11号 平成26年度宝塚市特別会計米谷財産区予算 議案第12号 平成26年度宝塚市特別会計川面財産区予算 議案第13号 平成26年度宝塚市特別会計小浜財産区予算 議案第14号 平成26年度宝塚市特別会計鹿塩財産区予算 議案第15号 平成26年度宝塚市特別会計鹿塩・東蔵人財産区予算 議案第16号 平成26年度宝塚市特別会計宝塚すみれ墓苑事業費予算           (予算特別委員会付託)     …………………………………………… ○北山照昭 議長  日程第5、議案第1号から議案第16号までの以上16件を一括して議題とします。  本件については、さきに予算特別委員会に付託をして審査が終わっていますので、委員長の報告を求めます。  11番北野特別委員会委員長。 ◎11番(北野聡子議員) 3月12日から5日間審査いたしました予算特別委員会の委員長報告を行います。  報告書の65ページをごらんください。  まず、議案第1号平成26年度宝塚市一般会計予算です。  歳入歳出は716億8千万円で前年度比0.8%、5億8千万円の増となっています。  主な質疑について報告します。  総務費です。  市制60周年記念事業の一つとして今回開催する協働のまちづくりシンポジウムについてただしたところ、シンポジウムは年2回程度市民への協働の指針の周知を目的として実施してきている。今回は60周年記念とあわせて、さらに多くの市民へ周知を行い、市内実践団体からの事例報告等も行う。協働の内容の充実と裾野の拡大が重要と考えているとのことでした。  本市は定員適正化計画で職員の削減を進めているが、特例市との比較では本市の職員数は16.8%少なく、削減数のみを目標とすることの妥当性について検討を要すると監査委員から指摘されている。現状と市の考えはとただしたところ、国が当時10%を削減するという目標を定めており、本市は他の特例市と比較しても職員数が少なく、さらに10%削減するのは困難と判断し、平成22年から平成28年までの6年間で85人の約6%を削減目標と定め、適正化を推進している。次の計画策定の際には改めて検証の必要があると考えているとのことでした。  宝塚魅力創造発信事業について、シティプロモーションの中で定住人口促進方針としているが、交流人口増加策は含んでいるかとただしたところ、まずは定住人口増加につながるようなパンフレット等の作成やシティプロモーションの講演会等の実施を考えている。交流人口の増加策については、宝塚リレーマラソン等、何点かは市制60周年記念事業として今回スタートさせている。ぜひとも今回成功させて、今後、取り組みをふやしていきたいと考えているとのことでした。  続いて、民生費についてです。  生活保護事業において自立支援は非常に大事。生活困窮者自立支援法施行に向け、どのように取り組むのか。また人的確保についての考えはとただしたところ、国からは各市独自の自立相談支援事業を実施するよう義務づけられており、当市も試行的に相談を行う。相談員をできるだけ配置し、関係機関と連携してフォローアップまでの体制整備を1年かけて行いたい。人員については最大限配慮するとのことでした。  高齢者にやさしいまちづくり、エイジフレンドリーシティを目指す上で、社会的貢献とはどのようなものを考えているか。WHOに登録申請をするのはいつかとただしたところ、エイジフレンドリーシティを支える側としては、介護保険事業において地域包括ケアシステムを構築し、例えば公的サービスである在宅ヘルパーの派遣の中で介護については専門職が、それ以外の買い物や掃除等は地域が担うといった支え合いの仕組みを全市的に広げていきたい。遅くとも平成27年度の登録を目指したいとのことでした。  続いて、衛生費です。  太陽光発電設備設置等導入に伴う相談窓口を設置するとのことだが、どういったものかとただしたところ、太陽光発電設備を導入したいが、どこに相談したらいいかわからないといったときの相談窓口である。各戸に適した機種などを公平な立場でアドバイスし、設置後のメンテナンスや相談などにも対応するとのことでした。  ごみ収集・運搬業務委託事業で、委託業者に対し賃金台帳の提出など、労働条件の確認はどの程度行っているか。官製ワーキングプアになっていないかとただしたところ、平成24年度から賃金台帳を上半期と下半期に分けて年2回提出してもらっており、最低賃金を下回っているような悪質な業者はない。賃金台帳の提出が労働条件悪化の抑止効果にもつながっていると考えられるとのことでした。  再生可能エネルギー導入推進事業において、設置するのが1カ所当たり10キロワットから50キロワットと小規模な太陽光発電設備であるが、どのくらいの効果を最終目標にしているのかとただしたところ、50キロワットを超える設備は、専門の管理技術者の設置や電力会社との系統連系など費用負担がかなりふえる。49キロワット以下の低圧の設備は、市民発電所として事業規模2千万円程度でできる。50キロワット規模の小規模分散型の発電所も20カ所あるとメガソーラーとなり、停電が起きたときも対応できる施設がたくさんできることになり、市としても小規模分散型の発電所を推奨していきたいとのことでした。  続いて、労働費です。  緊急雇用就業機会創出事業のうち、地域人づくり事業3事業の事業の継続性は。また、直接雇用に結びついた人数が2人では効果が少ないのではとただしたところ、確かに直接雇用という意味では少ない。障害者相談支援事業所サポート事業と高齢者地域就業促進事業は平成26年度のみ。シニア、女性のライフキャリア促進事業は平成26年度、平成27年度継続して実施するとのことでした。  続いて、農林業費です。  ダリアで彩る花のまちづくり事業で配布する予定のダリアの球根は5,000球とのことだが、全国に販売予定の本来の園芸組合事業に影響はないのかとただしたところ、全国に向けて販売されるダリアの球根は毎年80万球あり、今回の5,000球は余裕を持って生産されたストック分であるとのことでした。  続いて、商工費です。  宝塚ブランドPRアンテナショップがソリオ宝塚に開店するが、場所が奥まったところである。アンテナショップとしての効果はあるのかとただしたところ、ソリオ宝塚のメーンプラザに出て、店舗まで案内するなど工夫したいとのことでした。  宝塚歌劇の100周年が終われば、歌劇100年未来創造チームで推進している歌劇100年魅力発信事業はどう継続していくのかとただしたところ、宝塚歌劇の魅力発信というのは大切な事業。産業振興、観光振興、大きな意味でのシティプロモーションの一環なので、海外からの誘客、国内の修学旅行等の誘致など、引き継げる事業は観光企画課へ引き継ぎたいとのことでした。  続いて、土木費です。  阪急宝塚駅前交通広場のリニューアルの必要性はとただしたところ、宝塚駅前再開発から20年が経過し、傷みが目立つ自由通路のリニューアルやワシントンホテル前の歩道についても仕上げに御影石を使用しており、現在材料がない状態である。交通広場のカナール撤去も視野に入れて地元に提案、リニューアルの協議に入っているとのことでした。  JR宝塚駅前ロータリー整備に観光バス駐車場を設置する計画があったがどうなったのかとただしたところ、当初は中の島に観光バスの駐車場を設け、自由通路からエレベーター設置を考えていたが、構造的、費用的な理由から見送った。今後の課題だと考えているとのことでした。  橋梁長寿命化計画の策定に当たっては、さまざまな検討の上での更新費用の試算が必要。現状はとただしたところ、長寿命化計画は現在、案の段階であり、10年間の試案では年間1億円程度の工事費におさまるよう考えているとのことでした。  続いて、消防費です。  本市の救急救命士の状況はとただしたところ、救急隊員58名中35名、ほか15名の合計50名。また、今年度2名合格、来年度1名採用で53名となる見込みとのことでした。  東消防署に救急車が2台あっても、満願寺、緑ガ丘、松ガ丘への時間的な解決はしない。雲雀丘出張所に救急隊の配置はできなかったのかとただしたところ、広域連携の中で、発災から一番近い地点から出動する直近隊出動や雲雀丘出張所に救急隊の配置、また、車両配置によって警防隊が出動できるような体制など検討を進めているとのことでした。  続いて、教育費です。  市立中央図書館山本南分室開館時間拡大の経緯はとただしたところ、山本南分室の貸出冊数が18万冊となり、利用者からも土日の開室を希望される声が多くあったことから、開館時間を拡大したものとのことでした。  学力・学習状況調査の結果の課題と対策はとただしたところ、課題としては、家庭での学習時間が3時間以上とゼロとが全国平均より割合が高いことから、学習習慣について二極化していることがわかる。学習習慣がついていない子には寺子屋で学習習慣をつける。あるいは、学ぶ意欲をつけるため、本を読むことで物事を考える力をつけてもらおうとの思いから、図書館司書の配置を拡充し、子どもたちの図書活動を応援する。また、自尊感情が低いことについては、寺子屋などの活動を通じ地域の人とのかかわりの中であいさつの大切さを学ぶなど基本的な生活習慣を高めることで、子どもたちの気持ちを高めていきたいと考えているとのことでした。  平成27年度から兵庫県立高等学校の通学区域が宝塚市内の4校から、尼崎市、西宮市、伊丹市、宝塚市、川西市、三田市、猪名川町、篠山市、丹波市までの34校に拡大する。加算点の見直しやその他校希望の廃止、通学時間、交通費など、学区拡大による影響は多い。学校現場では各生徒に合った指導を行っていけるのかとただしたところ、各中学校長と市内4校の高等学校長が集まる会議を定期的に持ち、情報共有に努めている。県からは各中学校の進路担当教諭と学校長に向けて説明会が開催され、平成26年6月には保護者説明会が開催される予定。最終的にどの高校を受験するかは生徒本人と保護者が決定するが、学校として進路選択に必要な情報をできる限り収集し、提供していきたいとのことでした。  平成25年度末及び平成26年度末に定年退職する市内教員の状況は。また、教育環境では人が大事だが、定年後のベテラン教員を活用することは考えないのかとただしたところ、平成25年度末では、校長10名、教頭3名、一般55名が退職する予定。平成26年度末では、校長11名、教頭4名が退職する予定。県では平成26年度から現任校で雇用する制度が始まる。教育の質の低下を防ぐためにも任用をお願いしたいと考えているとのことでした。  続いて、一般会計歳入についてです。  平成26年4月1日から消費税が8%に上がるが、市への影響はどうかとただしたところ、地方消費税は、これまで消費税5%のうち1%だったものが、消費税8%では1.7%となるため増収を見込んでいるが、個人市民税については、昨年の収入がベースとなるため、平成27年度から影響が出てくると想定している。今後、国から景気を下げないための政策が出されてくる。その動向を見ながら平成27年度に向けて市の対応を検討していきたいとのことでした。  ふるさと納税を増収する取り組みはとただしたところ、これまでふるさと納税をしていただいた方へ手塚治虫記念館入館券を送付していたが、平成26年度はモノ・コト・バ宝塚で認定した特産品を送付する予定。このほか宝塚歌劇の観劇券も盛り込むべきとの意見もいただいているとのことでした。  次は、議案第2号平成26年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費予算で、歳入歳出予算の総額を236億6,180万円とするものです。  平成26年度当初予算に赤字解消対策は盛り込まれているかとただしたところ、平成26年3月には、国民健康保険運営協議会から国民健康保険は財政基盤が脆弱であり、制度の維持や継続のためには市民全体で支えるという概念の拡大が必要とし、まずは歳入を確保する取り組みが必要との答申をいただいた。特定健診のさらなる受診率向上や収納対策を地道に取り組んでいくとのことでした。  次に、議案第5号平成26年度宝塚市特別会計介護保険事業費予算についてです。  配食サービスでは、外食産業や仕出し弁当の事業者なども参入しているが、市としての方針はとただしたところ、三温度管理した配食サービスとして市の特長的なサービスとして始めた経緯がある。また、独居高齢者で食事ができない方にとって3食栄養バランスがとれることが、健康維持や要介護への予防につながると考えているため、事業の休止等は検討していない。しかし、今後、容器をどうするのか、市として事業者をふやす取り組みをするのかが課題となっているとのことでした。  次に、議案第16号平成26年度宝塚市特別会計宝塚すみれ墓苑事業費予算についてです。  現在の貸し出し等の目標値の達成状況や資金計画の財政見通しはどうかとただしたところ、毎年約170区画の貸し出し等を目標値として計画し、取り組んでいる。平成25年度は168区画を計画しており、平成26年3月17日現在で貸し出しと販売を合わせて137区画で、収支的には計画どおりだが、区画数については市民のニーズから見直しが必要と考えている。なお、今後、平成27年度くらいには新たな区画の整備工事を行う必要があると想定しており、それにあわせて資金計画の見直しをする必要が出てくると考えているとのことでした。  続いて、総括質疑についてです。  宝塚ガーデンフィールズ跡地利活用検討事業のワークショップによりさまざまな意見が出ているようだが、進捗状況はどうなっているか。また、若者が集まり未来を創造していける場所となり、手塚治虫記念館とも連携できるような構想にできないかとただしたところ、ワークショップを4回実施し、出された意見等を市で取りまとめており、新しい文化を発信していく構想をつくる。いろいろな意見があり、現在のところ集約できていないが、何とか集約を図っていきたい。緑を大切にしながら未来に向けての新しい創造の場としたいとのことでした。  宝塚リレーマラソンの日程は、JRAの都合での決定となっている。ハーフマラソンの前にする意義とリレーでないとならない意義はとただしたところ、マラソンは夏場にするのは難しく、JRAの都合で日程を決定している。ふだん練習をしていなくても参加できるものとして、1人の走る距離が短いリレーマラソンとしており、競馬場というすばらしい施設を使って行う新しいイベントとして企画したもの。今後、JRAの施設を使ったイベントを考えていきたいとのことでした。  宝塚リレーマラソンの開催に当たり、同日開催される競馬場の場外馬券売り場の来場者との会場の振り分けはどのように行うのかとただしたところ、場外馬券売り場への来場者は、駅から地下道を通りゲートから入場することになる。宝塚リレーマラソンへの来場者は、ゲートの手前でイベント会場に入場することになり、区分できると考えているとのことでした。  自治会連合会補助金が事務員を雇用する目的で876万9千円増額となっているが、事務量はとただしたところ、現在、自治会連合会の規約では事務所を市役所に置くことになっており、事務を市民協働推進課が担っている。今後、人的支援から経済的支援に変更する目的で2名の事務員を雇用する費用として補助金を増額するとのことでした。  自治会行政事務委託料について、自治会連合会加入自治会のうち2自治会に自治会連合会からの支払いがされていないが、市は委託者として指導しているのか。また、自治会連合会未加入の自治会は行政事務委託料の支払対象となっていない。公平・公正にすべきではないかとただしたところ、委託者として自治会連合会と協議をし整理し、今後の見直しや進め方については指摘をし、改善に取り組む必要があると考えているとのことでした。  新名神自動車道の開通、サービスエリアの設置、スマートインターチェンジの大型車両の通行により、西谷地域は若者の流入や工業の誘致などの可能性もあるが、将来的な考えはあるかとただしたところ、サービスエリアの設置を契機に、広い範囲での土地利用も含め西谷地域全体のまちづくりを推進していきたいとのことでした。  (仮称)花屋敷グラウンドの整備について、独身寮の解体のために道路を設置すると、その道路が抜け道になると思われる。周辺住民と十分協議してからでないと解体工事を委託してはならないのではないかとただしたところ、地域住民からは専用道路を希望する意見と公道の設置を希望する意見があるため慎重に判断したい。地域住民と協議して進めたいとのことでした。  福祉は人材があってこそできる業務。生活援護課では精神保健福祉士の雇用をしていたと思うが、現状はどうなっているかとただしたところ、生活保護受給者に精神障害の方がふえているため、本年1月から精神保健福祉士1名をアルバイトとして雇用しているとのことでした。  委員から修正案の提出がありました。  修正案の概要は、議案第1号のうち、宝塚市自治会連合会補助金884万8千円の算出根拠が明確になっていないこと、また、市は行政事務委託料のあり方について見直しを検討するとのことであるため、現段階で予算化することは適切でないため、本年度の増額分876万9千円を減額するというものです。  採決の結果についてです。  議案第1号に対する修正案は、賛成多数で可決。議案第1号修正部分を除く原案も、賛成多数で可決。よって、議案第1号は修正可決されました。  議案第6号は、賛成多数で可決。  議案第2号から第5号及び議案第7号から16号まで以上14件は、全員一致で可決しました。  その他、次の2件の附帯決議が提出されました。  議案第1号に対する附帯決議、自治会行政事務委託料に関するもの、賛成多数で可決。  議案第1号に対する附帯決議、宝塚リレーマラソンに関するもの、賛成多数で可決。  以上で、予算特別委員会の委員長報告を終わります。 ○北山照昭 議長  委員長の報告は終わりました。
     ただいまから質疑に入ります。  質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  以上で質疑を終結します。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。  8番大川議員。 ◆8番(大川裕之議員) 議案第1号平成26年度宝塚市一般会計予算に対して、反対討論を行います。  新年度予算では、税制改正による個人市民税の増と景気の回復を見込んで、市税が5億8千万円余増額となっています。  近年、減少傾向にあった税収が増加すること自体は喜ばしいことでしょうが、社会保障関連経費の急増や老朽化する公共施設の整備保全など、財政需要を押し上げるであろう要因は消えてなくなったわけではなく、今後も引き続き厳しい財政運営を迫られることは自明であります。  今回、財政調整基金を取り崩すことなしに予算を編成されましたが、周年事業や土地購入などに予算を回して、市民生活にとって優先順位の高い事業の執行をおくらせているとすれば、これは本末転倒と言えます。そういった意味では、財政が厳しいと言いながら、ガーデンフィールズやNTNの跡地を買うという行為を疑問視する市民が多くいるのも不思議ではありません。  確かに、まちの魅力が落ちていると言われている現状で、トリプル周年をきっかけに魅力向上を目的とするさまざまな事業に取り組もうとする姿勢は評価したいと思いますが、換算すれば市民1人当たりの負担が2万円弱にもなる両跡地を、単に未来へのツケとしてしまうことだけは何としても避けねばなりません。  そのためには、単に予算を計上しただけで、あとはこれまでのやり方を踏襲していきますといったいわゆる公務員的発想からの脱却が必要です。しかし、これを理解し行動しようとしている職員はほんの一部であり、市長をトップとする組織としては、その気概も能力も欠けていると言わざるを得ません。  まず、跡地購入以降も公共施設の整備や管理費にも税金を投入していこうという発想は捨てねばなりません。公としての役割は、地権者となることとモニタリングを行うことで十分に果たすことが可能であり、1から10まで事業者となる必要はありません。代表質問や予算委員会の質疑を通じてある程度は理解していただいているようですが、再度、指摘しておきます。  今回、宝塚ガーデンフィールズ跡地の基本設計が計上されていますが、通常であればガーデンフィールズ跡地内の施設整備のための基本設計、つまりは設計図を成果品とする事業となるはずです。そして、この設計図を受け継いだ別の事業者が詳細な設計図を作成し、その設計図をもとに、また違う業者が建設を行います。そして、運営は、また違う業者が行います。  考えてみれば、上から順に送られてきた指示書に従って忠実に仕事をすればいいのであれば、指示書の文言以上のことまで考えをめぐらすことなどしないのが通常です。であれば、この仕事から新たな価値が生み出される可能性は限りなく低く、ここから新たな文化を創造し発信していくことなど到底できるとは思えません。  目指すべきは、市民は良好なサービスを享受でき、事業者は事業を通じて社会的貢献を果たし、行政はそこから生まれる価値や文化をまちの付加価値とすることができるようなウイン・ウインの関係を築くための仕組みをつくることで、そのための調査検討を次の一手とすることが本来の姿であります。  一部の方にはある程度理解はしていただいているかもしれませんが、明確に組織の方針として採用されていない以上、この予算に賛同することはできません。  次に、職員のスキル向上や組織としてのノウハウ蓄積を考えない、つまりはマネジメントの不足について指摘します。  施政方針では、新たな価値や魅力、文化を創造し発信していこうとする姿勢が随所に見られます。先ほども述べましたように、この姿勢に関しては評価をしておりますが、これが単なるスローガンになってしまうことを懸念しています。  パソコンの前に座って、黙々と書類を作成している仕事から、どうやったら新たな価値や魅力が生み出されるのでしょうか。そもそも仕事の仕方や組織のあり方から見直すべきですが、もちろんそんなことは考えもしていないことでしょう。  さて、ファシリティーマネジメントやシティプロモーションなど、これまで民間で行われてきた手法を行政に応用しようとする流れの中で、本市もようやくこれに取り組むことを決めました。これらは、導入すれば即刻効果が出るものではなく、継続的に取り組むことで効果を生み出すものであることは理解できるかと思います。継続的に取り組むということは、委託という形で発注する仕事はしょせん全体の中の一部分の仕事でしかないわけで、それら一部分をコーディネートする、あるいはプロデュースする主体である市役所に、スキルやノウハウを蓄積していくよう、市長はマネジメントしていくべきです。  スキルの向上やノウハウの蓄積は、ファシリティーマネジメントやマーケティングの基本的な考えを押さえた上で、実践の中で応用し検証することで培っていくものだとすると、まずは入り口となるファシリティーマネジメントやマーケティングの考え方を身につけるプログラムが必要ですが、研修事業にこれらは用意されていないようです。  研修以外にも民間人材の登用や人事交流など、事業の継続性を考えれば、さまざまな手法を用いることが考えられます。本来、こうしたことを先回りして指摘しアドバイスしてくれる政策アドバイザーを選定すべきですが、全く違う分野の人材を選んでいるところに、トップのマネジメント能力不足が顕著にあらわれています。  「彼を知り己を知らば、百戦殆うからず」とは孫子の言葉ですが、ファシリティーマネジメントやマーケティングを理解しないままで委託し、事業の継続性を担保するためのスキルの向上やノウハウの蓄積に目を向けない姿勢は、「彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず敗れる」と孫子にかわって私が指摘しておきます。  さらに、財政難の中、新たな固定資産を購入することに疑問を抱く市民の理解を得るためにも、一層の行財政改革を進めるべきですが、進めるどころか逆行さえしていることも指摘しておきます。  本来、行財政改革とは、サービスの質を落とすことなく経費を削減したり、経費をかけることなくサービスの質を向上させることを言います。これは、現役世代にとっても次世代にとっても損はなく、損する世代をつくらないという意味でウイン・ウインの関係となるものです。しかしながら、技能労務職の3年連続採用は、これとは全くかけ離れたもので、これを容認することはできません。  そもそも本市の技能労務職の給料は、国の1.2から1.3倍と言われています。これは、技能労務職の給与表が一般職のそれと同じものだからで、近隣では尼崎市などがこれを改善しています。この給与表を改善することなく採用する、今回は20代を5名採用したということですが、本来、支払うべき金額の1.2から1.3倍の給料で採用するということは、現時点の現役世代は2から3割、余計に負担していることになります。さらに、20代を採用したということは、この厚遇が改善されるまでこの状態が続き、仮に国に準じた形で給与表が整備されたとしても、激変緩和措置などでさらに数年は余分な負担を強いられることになります。  このことから、現役世代にとっても次世代にとっても、必要以上に負担を強いる、損をさせるという施策になります。これは、ウイン・ウインなどとはほど遠く、一体誰が得をする施策であるのかを市長自身が市民に説明する必要があると考えます。  さて、最後になりましたが、施政方針の市政運営の基本方針について一言述べておきます。  基本方針の中には、新たな宝塚文化の創造や新しい文化の創造とありますが、そもそも文化というものは、その成立過程はさておき、一朝一夕に成立するものではありません。ですから、単年度という視点で予算がついているか否か、その金額が多いか少ないかでその事業のよしあしや成否を判断するものではありません。  事業の目的が明確であるか、そこに至るまでのストーリー、つまりは戦略が骨太であるかどうか、その事業を推進していくマネジメント体制は強固であるかどうかで判断するべきものです。  そういった意味では、今回の予算案は、積み上げられた予算ではあるものの、全体を見渡す視点が欠けており、画竜点睛を欠く予算になっていると言わざるを得ません。  私たちがやるべきことは、詳細な計画をつくることやうまい文章をつくることではなく、一つ一つの事業を高いレベルで実現していくことであり、それによって市民の福祉を向上することであります。その目的を達成するために、工夫をやめず、思考することをやめない職員、組織であることが、市民の皆さんから集めた税金を有益なものへと変えることができる唯一の手段であること、予算の編成はゴールではなくスタートでしかないことを指摘して、反対討論を終わります。 ○北山照昭 議長  ほかに討論ありませんか。  6番浜崎議員。 ◆6番(浜崎史孝議員) 宝結会を代表して総務費、自治会活動支援事業費5,570万4千円のうち宝塚市自治会連合会補助金884万8千円について、減額する修正案に賛成、残る原案に対して賛成の立場で討論いたします。  本市の自治組織である自治会及び自治会連合会の歴史は、長く行政と両輪の関係で、本市の発展に寄与してきたことは周知の事実でございます。単位自治会の役員以下、本市の自治会活動を担っておられる皆々様については頭の下がる思いでございます。  少子高齢化が進む現状では、今後ますます単位自治会の重要性は高まるところであることは明白であります。地域単位自治会と本市が、市民の安心と安全を主眼にお互いに円滑で十分な連携ができるよう、大きくブロック化し、意思の疎通をスムーズに行うことを目的とし、自治会連合会が創設されております。自治会連合会の規約には、事務所を市役所に置くとなっており、事務方を市民協働推進課が担っていることについては十分理解しているところでございます。  今般、自治会連合会に対する支援を人的なものから経済的なものに変更するとして、平成26年度予算において2名の事務員を雇用する費用として876万9千円の予算が増額されました。市の説明では、自治会連合会支援の事務量が煩雑となり、人的支援から経済的支援に変更するとの説明があり、自治会連合会運営に係る事務支援一覧表が提出されました。  しかし、提出された一覧表を見る限りでは、年間一、二回程度の作業が大半であり、人的支援から経済的支援に切りかえる必要性が見受けられず、事務局長及び事務員の2名の労力を必要とするだけの説得力はありません。  試算表で事務員の月額報酬額根拠として提示されている金額は、本市アルバイト職員の日額6,140円掛ける22日の稼働と想定されますが、一覧表で示されている事務量に対して22日間フル稼働を必要とするものとは思えません。さらに、事務員1名の事務量でさえ問題視される事務量に、なぜ事務局長を必要とし年間544万5千円余もの人件費を計上する必要があるのか。算出根拠が明白でないにもかかわらず、それだけの事務量、経費を必要と判断する考えは理解できません。このような試算をこのままの状態で容認することはできません。この程度の業務に事務局長並びに事務員の2名を必要とする考え方は、納税者である市民が本市職員全体に対する業務体制と賃金体系に大きな疑問を抱くことになると考えます。  また、人件費の根拠となる内容に、通勤手当やその他手当並びに期末手当などの諸手当はありますが、その内容は不明瞭であり、なおかつ管理経費と称し、意味もなく人件費合計の5%が計上されています。さらに、人件費合計及び管理経費が改めとして、本来、切り捨てられる部分であるべき項目が、逆に1万数千円も切り上げされているなど不明瞭な点が多々あり、算出根拠が明確ではありません。  二元代表制を担う市議会として、自治会連合会補助金予算額が884万8千円のうち876万9千円に対しては、根拠のない予算として到底認めるわけにはいきません。  以上、不明瞭な予算計上部分の取り消しを求めるとともに、自治会活動を円滑に行うため、単位自治会を支援する団体である自治会連合会に報酬を伴わない組織の内部活動に、あえて876万9千円もの人件費を必要とする事務局長や事務員を配置し、将来にわたる活動負荷を負わせることになる補助金の予算化ではなく、本市としては自治会連合会に期待される本来の役割と、担う活動の見直しを早急に進め、自治会活動の円満な活動を指導することが最優先と考え、従来どおりの人的支援を継続すべきと考えます。  また、行政事務委託料の執行に当たっても公平・公正な体制を整え、宝塚市より単位自治会に直接支払われることも要望して、予算案の修正案に賛成、残る原案に対する賛成討論といたします。 ○北山照昭 議長  ほかに討論ありませんか。  21番江原議員。 ◆21番(江原和明議員) 公明党議員団を代表いたしまして議案第1号平成26年度宝塚市一般会計予算案の修正案に反対、原案に賛成の立場で討論を行います。  まず、さきの予算特別委員会において提出をされました自治会連合会補助金876万9千円の減額について、このような修正案が出されたわけでございますが、そのときに出された修正案の提案理由にはこのように書かれておりました。  行政事務委託料に関する陳情を引き合いに出して、同委託料のあり方について見直しを検討される段階での補助金の予算化は適切ではないという理由でありました。  先ほどありましたような討論、また質疑は一切予算委員会ではなかったかと記憶をしております。  行政事務委託料と補助金は別のものでありまして、予算委員会で私が指摘をした問題点は、補助金の内訳に管理経費が含まれていることは明らかにルール違反と考えられるので、その管理経費相当額を減額することが適切な修正内容であると言えますけれども、別件の陳情を受けて補助金に算出根拠がないという提案では全く根拠に乏しいと言わざるを得ないので、修正案に反対をいたしました。  次に、一般会計予算案についてですが、まず、(仮称)花屋敷グラウンドの件について、3年半ほど前の取得時より指摘をしてまいりましたが、豆坂及び火打からの川西市域のアクセス道路について、いまだに川西市との協議を実施しておらず大変に遺憾に思います。現在の狭隘な道路状況の改善には、川西市との協議が不可欠であります。  さらに、この3年間、一度も交通量の調査も実施をしておりません。予算委員会の中では、交通量の調査についての実施を検討するような答弁がありましたので、必ず実施をお願いいたします。  2点目は、東消防署から救急車が現地に到着するまで10分以上かかる現状も、以前より指摘をいたしておりますが、何ら改善されておりません。グラウンド利用者の安全確保対策として、しかるべき対策を強化すべきと再度、要望をしておきます。  3点目、約5億円のグラウンド整備工事を実施して、秋にはオープン式典を計画しているにもかかわらず、現時点においてもグラウンドの収支計画が立てられておりません。  3年前に当局が提出をした利用者予測数は年間で6万3千人で、約1,200万円の収入と当時、答弁をされておりましたが、今回の予算委員会に提出をされた利用者予測数は約5万4千人で14%、約9千人減少しております。したがって、収入予測も約937万円と22%、263万円減少をして、それぞれ予測をされております。  人工芝を敷き詰める高額な工事費予算を計上しておりますが、利用者減を予測していることに疑問を感じます。収支の改善をこれからも求めていきたいと思っております。  4点目は、独身寮の解体に関する計画がいまだに明確になっていない点であります。  この独身寮の解体は、3年半ほど前の取得時点において伊藤忠が行うか宝塚市が行うかを協議した上で、宝塚市が行うために買収費用がその分安くなった経過があるわけでありますが、独身寮を解体する前提として、今回の予算にきずなの森からのアクセス道路の設計委託料が計上されております。  要は、今の独身寮を解体するのは現道の道路ではできない、危ないということで、新たな道路をつくらないと解体ができない、そういう判断をされたようでありますが、その新たなアクセス道路を認定道路にするのか管理用通路にするのかも明確にはなっていないのが現状であります。このアクセス道路が認定道路となると、川西市市域からの抜け道となって、当初から周辺住民が一番不安に思っている結果を招くことになります。  以上のグラウンドに関する安全対策がしっかり取り組まれるのか、今後も注視をしていきたいと思っております。  次に、自治会連合会行政事務委託料については、予算委員会で私は、委託契約書の形式に消費税を含む表記がなされていないこと、その消費税を連合会が支払いをしていないこと、実績報告書の形式が余りにずさんなこと、連合会事務所の家賃について不明確なこと等々を指摘いたしましたので、担当課は今後協議を重ね、適切な委託業務が執行できるようにしっかりと取り組むことを求めます。  次に、公共施設マネジメント推進事業において、基本構想や基本計画策定に取り組む時期となりましたが、その計画を待たずに新たな公共施設整備を進めるのはいかがなものかと指摘をしておきます。  以上申し上げたとおり、予算執行においての課題もありますが、市内学校園における耐震化工事に積極的に取り組むこと、保育所待機児童解消に向けた保育所整備予算、中学3年生までの子ども医療費の外来無償化、24時間まちかどAEDステーション事業の開始、高齢者交通運賃助成制度にタクシー運賃を適用したこと、危機管理において屋外防災スピーカーを含めた防災情報伝達事業の開始、雨量計の新たな設置、危機管理拠点整備に向けた取り組みの開始などを予算計上したこと、さらに、経常収支比率及び実質公債費比率の改善を見込んだ予算案全体について評価をして、討論といたします。 ○北山照昭 議長  ほかに討論ありませんか。  18番となき議員。 ◆18番(となき正勝議員) 日本共産党宝塚市会議員団を代表して議案第1号平成26年度宝塚市一般会計予算について、修正案に賛成、残る原案に賛成、議案第6号平成26年度宝塚市特別会計後期高齢者医療事業費予算について、反対の討論を一括して行います。  議案第1号の修正案について、自治会連合会補助金を削除・削減する修正案ですが、委員会に資料として提出された連合会に関する事務の一覧を見ると、自治会連合会の活動は大きく分けて行政事務委託に関する活動と連合会独自の活動があります。  まず1つ目に、自治会行政事務委託に付随する業務があります。  総務常任委員会や予算特別委員会の審査の中で、委託料または補助金の取り扱いについて、他都市の事例も参考にそのあり方を検討すると、市は答弁をしております。  他都市の例でいえば、伊丹市のように、個別に単位自治会に対して直接委託料を支払っているところもあります。本市の場合は、契約は連合会と一括して委託契約をしていますが、実質は各自治会に対する委託料振込の業務など、市職員がその事務を行っています。  また、昨日、自治会連合会から議員宛てに予算特別委員会の附帯決議について納得いたしかねますとして要望書が届きました。この文書の中で、全ての単位自治会が行政事務委託業務を正常に行っているやに聞こえ、事実を歪曲し、誤解を招くおそれがありますと書かれています。  これは言いかえれば、全ての自治会が委託業務を正常に行っているわけではないと解することもできます。もしそうであれば、委託料の支出そのものに疑義が生じてくる問題です。予算特別委員会の附帯決議でも行政が責任を持つことや委託料の支払方法の見直しが求められております。  2つ目は、連合会独自の活動があります。  各種定例会議の案内や運営が行われています。これも現状は、市職員がその事務を行っています。各種会議の目的にもよりますが、一定行政側の目的を達成する手段としての会議もあると考えられ、行政が行うべきものもあると思います。  これら2つの活動について、市職員が事務支援として行ってきたものをなくして、連合会に全てしてもらうための人件費の補助金であり、人的支援から経済的支援に変更するとの当局の説明がありました。しかし、現段階では、行政が援助すべきもの、自治会連合会が自主的に行うべきものが明確になっていません。行政事務委託に関して言えば、今後、伊丹市と同様の扱いにすることにもしなれば、現行の市職員が行っている業務のうち自治会行政事務委託に付随する事務は、そのまま行政が担うことになります。そうなれば、その分の業務を自治会連合会が行うことはなくなるため、連合会がする事務はなくなります。  自治会連合会の独自の活動に対するこれまでの事務支援についても、行政が行うべきもの、自治会連合会が自主的に行うべきものが現段階では詳細まで明確に分かれているとは考えられません。  以上、指摘したことを明確にした上で必要な支援を行うべきであり、明確な根拠もないままに安易に人件費として補助金を出すことには納得できません。よって、修正案に賛成です。  次に、議案第1号の残る原案について、今回の予算では、私たち日本共産党議員団が以前から求めてきておりました子どもの医療費中3までの無料化、住宅リフォーム助成制度の創設が実現します。ほかにも子育て支援の分野では、保育所待機児童ゼロに向けては認可保育所の新設が進められ、教育では、学校図書館司書、子ども支援事業の充実や寺子屋への支援、学校耐震化や施設整備が積極的に進められます。また、エネルギー施策については、市民発電所モデル事業を含め再生可能エネルギーの推進にも力を入れています。  このように、市民の暮らし、教育施策の充実や原発のない社会に向けた取り組みなど、評価できるものとなっており、賛成をいたします。  今、安倍政権により消費税増税といった国民に対する大負担増、社会保障の削減が進められようとする中で、国の言いなりではなく国の悪政から市民を守る立場で、今後とも市政運営を進められることを強く要望します。  次に、議案第6号について、後期高齢者医療制度は、存続する限り保険料が上がり続ける仕組みであることは、これまでにも繰り返し指摘してきました。実際に、来年度も保険料がさらに引き上げられることになります。  そもそも75歳という年齢だけで高齢者を差別するという根本的な問題は解決されません。この制度は廃止するしかありません。  以上の理由から、反対といたします。  以上で討論を終わります。 ○北山照昭 議長  ほかに討論はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  以上で討論を終結します。  ただいまから議案第1号平成26年度宝塚市一般会計予算を採決します。  本件に対する委員長の報告は、お手元に配付の予算特別委員会修正案のとおり、款総務費、項総務管理費のうち宝塚市自治会連合会補助金の876万9千円を減額し、同額を予備費に追加する修正を行うとともに、修正部分を除くその他の部分を原案のとおり可決することが適当とするものです。  まず、委員会の修正案を採決します。  現在の出席議員は25名です。  委員会の修正案について可決することに賛成する議員の起立を求めます。        (賛成者起立) ○北山照昭 議長  起立している議員の議席番号を点呼します。  1番、2番、5番、6番、11番、12番、15番、16番、17番、18番、19番、20番、23番、24番、25番、26番。  起立多数です。したがって、委員会の修正案は可決することに決定しました。  次に、ただいま可決しました修正部分を除く原案について採決します。
     修正部分を除くその他の部分について、原案のとおり可決することに賛成する議員の起立を求めます。        (賛成者起立) ○北山照昭 議長  起立している議員の議席番号を点呼します。  1番、2番、5番、6番、9番、10番、11番、12番、13番、14番、15番、16番、17番、18番、19番、20番、21番、22番、23番、24番、25番、26番。  起立多数です。したがって、修正部分を除くその他の部分についても原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第6号平成26年度宝塚市特別会計後期高齢者医療事業費予算について採決します。  現在の出席議員は25名です。  本件に対する委員長の報告は、原案のとおり可決することが適当とするものです。  本案は、原案のとおり可決することに賛成する議員の起立を求めます。        (賛成者起立) ○北山照昭 議長  起立している議員の議席番号を点呼します。  1番、2番、3番、5番、6番、7番、8番、9番、10番、11番、12番、13番、14番、15番、16番、19番、20番、21番、22番、23番、24番。  起立多数です。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第2号から議案第5号まで、議案第7号から議案第16号までの以上14件を一括して採決します。  本件に対する委員長の報告は、原案のとおり可決することが適当とするものです。  本件は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。  しばらく休憩します。  ── 休 憩 午前11時12分 ──  ── 再 開 午前11時30分 ── ○北山照昭 議長  ただいまから会議を再開します。  日程追加についてお諮りします。  議案第57号宝塚市市民栄誉賞の受賞者の決定につき議会の同意を求めることについて日程を追加し、議題としたいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  したがって、そのように決定しました。 △───── 日程追加分 ─────     …………………………………………… 議案第57号 宝塚市市民栄誉賞の受賞者の決定につき議会の同意を求めることについて     …………………………………………… ○北山照昭 議長  議案第57号宝塚市市民栄誉賞の受賞者の決定につき議会の同意を求めることについてを日程に追加して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  中川市長。 ◎中川智子 市長  議案第57号宝塚市市民栄誉賞の受賞者の決定につき議会の同意を求めることについて、提案理由を御説明申し上げます。  本件は、初舞台から今日まで100年の長きにわたり夢の舞台を繰り広げられ、世界に誇る文化芸術として多くの人々を魅了し続け、市民の誇りとなっている宝塚歌劇団を宝塚市市民栄誉賞の受賞者に決定いたしたく、宝塚市市民栄誉賞表彰条例第3条の規定により、議会の同意を求めるものです。  何とぞ、満場一致で御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 ○北山照昭 議長  提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  ただいまから議案第57号宝塚市市民栄誉賞の受賞者の決定につき議会の同意を求めることについて採決します。  本件は、同意することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は同意することに決定しました。 △───── 日程第6 ─────     …………………………………………… 議案第55号 宝塚市公平委員会の委員選任につき同意を求めることについて     …………………………………………… ○北山照昭 議長  日程第6、議案第55号宝塚市公平委員会の委員選任につき同意を求めることについてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  中川市長。 ◎中川智子 市長  議案第55号宝塚市公平委員会の委員選任につき同意を求めることについての提案理由を御説明申し上げます。  本件は、公平委員会委員である堅正憲一郎氏の任期が、本年4月8日をもって満了となりますので、引き続き同氏を選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、議会の同意を求めるものです。  何とぞ、満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○北山照昭 議長  提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  ただいまから議案第55号宝塚市公平委員会の委員選任につき同意を求めることについて採決します。  本件は、同意することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は同意することに決定しました。 △───── 日程第7 ─────     …………………………………………… 諮問第1号 人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについて     …………………………………………… ○北山照昭 議長  日程第7、諮問第1号人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  中川市長。 ◎中川智子 市長  諮問第1号人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについての提案理由を御説明申し上げます。  本件は、本市の区域の人権擁護委員である松本純一氏の任期が、本年6月30日をもって満了となりますので、新たに宝塚市高司1丁目2番28号、津國千恵子氏を適任者として推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものです。  何とぞ、満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○北山照昭 議長  提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  ただいまから諮問第1号人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについてを採決します。  本件は、適任とする意見を付すことに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は適任とする意見を付すことに決定しました。 △───── 日程第8 ─────     …………………………………………… スポーツ振興に関する調査特別委員会の報告について     …………………………………………… ○北山照昭 議長  日程第8、スポーツ振興に関する調査特別委員会の報告についてを議題といたします。  委員長の報告を求めます。  6番浜崎特別委員会委員長。 ◎6番(浜崎史孝議員) スポーツ振興に関する調査特別委員会の委員長報告を行います。  本委員会は、平成25年5月29日に設置され、委員長以下8名の委員で構成された調査特別委員会として、スポーツ振興に関すること、スポーツ振興計画の進捗に関すること、スポーツ施設に関することの3点を任務事項として調査を進めました。  資料に関しましては、お手元に配付したとおりでございます。  本委員会の活動としましては、委員会設置より計8回の委員会の開催と、(仮称)花屋敷グラウンド、市立売布北グラウンドの市内スポーツ施設の視察調査及び先進地である芦屋市、町田市、横浜市の視察調査を行いました。  まず最初に、本市の状況を調査いたしました。  本市では、国のスポーツ振興法や兵庫県の生涯スポーツ振興計画策定の以前から、市民の健康維持と豊かで快適な地域社会づくりのため、独自にスポーツ振興に向けて取り組んできました。平成7年1月には宝塚市スポーツ振興計画を策定し、学校開放と地域スポーツの振興、情報提供、クラブ支援と組織づくり、イベント、施設整備の5項目をスポーツ振興事業の柱として事業を推進しております。  平成22年4月には、これまでの事業効果を検証するとともに、国・県の計画との整合性を図りながら、今日の社会を取り巻く環境の変化に対応したスポーツ振興を目指し、平成22年度から平成31年度までの10年間を実施期間とする宝塚市スポーツ振興計画(アクティブ宝塚)を策定しております。  同計画は、5年後に前期計画の見直しをするものとし、事業の成果分析を行い、後期実施計画の改善を柔軟に行うものとして取り組みを進めています。  次に、調査を進めるに当たっての着眼点として、スポーツ振興事業の中でも課題となっているスポーツ施設と、高齢化が進む状況の中で、高齢者や障がい者にも優しく、誰もが等しく取り組めるという観点から、障がい者スポーツの取り組みの大きく2つの項目を取り上げました。  まず、スポーツ施設については、施設の充足率や既存施設の活用、施設の管理・運営などを中心に調査いたしました。
     次に、障がい者スポーツの取り組みにつきましては、障害者権利条約で「障害のある人が他の人と同じように人権を持ち、教育や労働、交通機関や建物の利用などあらゆる面で差別されないこと」と定められていることを踏まえ、障がい者スポーツ振興の進捗状況について調査を進めました。  まず、市立スポーツ施設についてでございます。  本市の状況として、平成23年1月に取得した(仮称)花屋敷グラウンドや、開発事業者から整備後に寄附をいただき、平成25年9月より供用開始されている市立売布北グラウンドの取得によって、市内のスポーツ施設は一定充足されました。  しかし、問題点として、グラウンドの使用に関して、事後に施設上の不備や改修を要する部分が生じたため、施設整備に想定外の経費を要することになっております。  本委員会としましては、事前に使用者側のニーズを把握し、使用する側に立った意見を取り入れて整備に生かしていく仕組みを検討する必要があると考えます。  また、今後、ナイター設備の設置などを検討したり、利用率を上げるための工夫も必要と考えます。  次に、学校施設の活用についてでございます。  現在、まちづくり活動として小学校単位でスポーツクラブ21の仕組みが機能しておりますが、地域によって利用状況がさまざまで、学校に過度な負担を強いるケースや、新規の団体が利用しにくいなどの状況が出ており、各学校ごとに運営上の課題を抱えております。  本委員会としては、新規の体育施設の設置が困難な現状では、地域内にある既存施設を広く有効に使用できる環境を整える必要があると考えます。  また、今後、学校施設の適切な利用・運用について、市として一定の統一的なルールを示し、地域主体の運営をさらにサポートする必要があると考えます。  次に、障がい者スポーツの現状と取り組みについてですが、平成7年に策定された宝塚市スポーツ振興計画の中でも、障がい者、高齢者を対象としたスポーツ振興については施設整備や取り組みが十分ではないと記載されており、課題とされてきました。  平成22年4月に、本市は改めてこれまでの振興事業の効果を検証すると同時に、その成果と課題をもとに、宝塚市スポーツ振興計画(アクティブ宝塚)を策定し、「する」、「みる」、「支える」ができるよう14の基本施策などを盛り込み、障がい者スポーツ振興についても改めて検証を行いました。  しかしながら、障がい者スポーツ振興の取り組みについては、アクティブ宝塚にさまざまな計画は掲げているものの、現在もなかなか具体的な取り組みが進んでおりません。その要因として、障がい者スポーツは障害の種類や程度によって参加可能なスポーツが異なり、相互の連携がなく、スポーツに触れる機会が少ないこと、各スポーツにおける競技人口が少なく、スポーツに携わる指導者が少ないこと、障がい者スポーツの総括的な窓口となる団体がなく、市としても障がい者スポーツの活動状況や競技人口、各種大会など詳細な情報を把握する方法が少ないこと、活動拠点の整備が進んでいないことなどが確認されました。  本委員会としましては、アクティブ宝塚の中に数値目標が定められていますが、障がい者スポーツも同様に目標値を持つ必要があると考えます。  また、本市は、障がい者の方が日ごろどの程度文化活動やスポーツに参加しているのか、実態を把握するためのニーズ調査を実施する必要があります。  一方で、障がい者スポーツに参加されている方が、(仮称)宝塚市障がい者体育協会のような取りまとめ団体を設置し、本市も障がい者スポーツ全体をより具体的に推進していくための環境づくりに取り組んでいく必要があると考えます。  次に、先進自治体の取り組みの視察についてでございますが、芦屋市、町田市、横浜市の先進地の取り組みにおける共通事項として、スポーツ振興事業については、従来は教育委員会を中心に取り組んでいたが、近年は教育委員会と市長部局との垣根を取り払い、庁内で連携しながら高齢者や障がい者のスポーツについての振興に努めていること、地域スポーツ指導員やボランティア等の人材養成や活用の事業に努めていることなどが確認されました。参考とするべき事項であると考えております。  まず、芦屋市では、平成22年7月に設置された芦屋市立保健福祉センターを視察いたしました。交流の場としてスポーツ交流ひろばを開催しており、障がい者スポーツの普及とともに、障がい者スポーツを通じて障がい者と健常者の交流を図ることを目的としております。また、センター設置後、芦屋市障害者スポーツ指導者協会も設立され、障がい者スポーツ団体が組織化され、体育協会との連携も行われていることが確認されました。  次に、東京都町田市では、平成21年に策定されたスポーツ振興計画に基づき「する」、「みる」、「支える」スポーツ施策に取り組んでいました。スポーツと文化とをまちづくりに生かすという観点から、所管を市長部局に移し、市長部局のスポーツ振興課が中心となって他の部局とも連携しながら取り組みを進めています。平成24年3月にスポーツに関する基本理念を定め、市の責務並びに市民等、ホームタウンチーム及びスポーツ関連団体の役割を明らかにするとともに、スポーツに関する施策を総合的かつ計画的に推進し、市民等の健康の保持及び増進、明るく豊かな市民生活の形成並びに活力ある市の実現に寄与することを目的とした町田市スポーツ推進条例が制定されていることが確認されました。  次に、神奈川県横浜市では、平成23年8月に施行されたスポーツ基本法に基づき、国のスポーツ基本計画を踏まえ、横浜市スポーツ振興計画を策定。その中で、高齢者、障がい者スポーツの推進を掲げており、具体的な取り組みとして、地域スポーツ指導者の人材養成と活用を行っていました。  平成4年に開設した障害者スポーツ文化センター横浜ラポールでは、スポーツを通じて障がい者の社会参加及び福祉の増進並びに障がい者、その介助者、その他の市民相互の交流が図られており、大規模で機能的な行き届いた施設ではありましたが、反面、人口約370万の政令都市の横浜市でさえ、障がい者施設は1つしかないというのが現状であることも再認識させられました。  次に、連携についての本委員会の考え方についてでありますが、まず本市庁内での連携について、本市ではスポーツ振興計画は策定されていますが、取りまとめ役のスポーツ振興課が全ての情報を把握できる組織体制になっておらず、また各所管課同士の連携も十分でないように感じられます。  特に障がい者スポーツでは、障害福祉課が窓口であり、通常業務が多忙で、専属的、継続的にかかわりを持つことは困難な状況と考察されることから、組織体制の見直しが必要と考えます。  次に、本市と近隣自治体の連携についてであります。  本市のスポーツ施設については、本市の人口規模や厳しい財政状況から、市域内で新たにグラウンドや体育施設を設置することは困難と想定されます。人口約23万人の本市が単独で施設を設置するという考え方だけではなく、阪神間を1つの地域と捉え、近隣市町や県とも連絡をとりながら、広域的なスポーツ施設の設置や既存施設の活用を視野にスポーツ振興を進めていくことも必要ではないかと考えます。また、人的な交流や連携については、競技人口が少ないスポーツやチームを組むことさえ難しい障がい者スポーツにおいては特に必要不可欠であると考えます。  最後に、本委員会のまとめといたしましては、報告書に記載のとおりですので、そちらをごらんください。また、東京都町田市が定めるように、本市においてもスポーツに関する施策を総合的、計画的に推進していくための(仮称)スポーツ推進条例を検討していく必要があると考えます。  以上で、スポーツ振興に関する調査特別委員会委員長報告を終わります。 ○北山照昭 議長  委員長の報告は終わりました。 △───── 日程第9 ─────     …………………………………………… 待機児童解消に関する調査特別委員会の報告について     …………………………………………… ○北山照昭 議長  日程第9、待機児童解消に関する調査特別委員会の報告についてを議題といたします。  委員長の報告を求めます。  18番となき特別委員会委員長。 ◎18番(となき正勝議員) 待機児童解消に関する調査特別委員会の報告を行います。  本委員会では、本市の保育事業において、平成23年度から平成25年度の3年間で目標値を上回る定員増を図ったにもかかわらず、平成25年4月1日現在の待機児童数が128人という状況を受け、任務事項を、1、待機児童解消についての他都市の施策や国の事業等の調査研究に関すること、2、待機児童解消についての本市の方向性の検討に関することとし、特に保育所の待機児童解消に関して、宝塚市の待機児童解消計画や他都市の取り組み状況について調査を行いました。  平成25年5月29日から平成26年2月4日に計5回の委員会を開催し、2回の視察を行いました。  本委員会のまとめとしましては、本市の保育所待機児童の現状は、兵庫県内でも神戸市に次いで2番目、平成25年4月現在となっており、緊急に解消策を進める必要がある。市は、平成25年7月に宝塚市保育所待機児童解消計画(保育計画)を策定し、私立保育所の新設誘致整備を主軸としながら、既存保育所の定員増、緊急枠の拡充、私立幼稚園の認定こども園移行依頼などを実施し、平成27年度には待機児童をゼロとする計画としている。  本委員会が他都市の取り組みを調査したところ、認可保育所の新設整備を進めるとともに、小規模保育事業などを導入している都市もあった。また、行政の組織として専門部署を設置して待機児童解消策を推進している都市、保育所だけでなく子育てに関する相談体制を整備している都市などさまざまな取り組みをしている。  今後の市がとるべき方向については、本委員会の中でも多様な意見が出されたが、平成27年度からの子ども・子育て支援新制度の動向を注視しながら、待機児童を早急に解消し、市民の要求に応えられる施策の推進を期待するものであるとしております。  以上で、待機児童解消に関する調査特別委員会の報告を終わります。 ○北山照昭 議長  委員長の報告は終わりました。 △───── 日程第10 ─────     …………………………………………… 意見書案第39号 ウイルス性肝硬変・肝がんに係る医療費助成制度の創設と身体障害者福祉法上の肝疾患に係る障害認定の基準の緩和を求める意見書     …………………………………………… ○北山照昭 議長  日程第10、意見書案第39号ウイルス性肝硬変・肝がんに係る医療費助成制度の創設と身体障害者福祉法上の肝疾患に係る障害認定の基準の緩和を求める意見書を議題といたします。  意見書案第39号は、お手元に配付しているとおりであります。  お諮りします。  本件については、提案理由の説明を省略して、直ちに採決を行いたいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  ただいまから意見書案第39号を採決します。  お諮りします。  本案は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。  ───── 閉   会 ───── ○北山照昭 議長  今期定例会に付議された案件の審議は全て終了しました。したがって、会議規則第7条の規定により、本日で閉会したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○北山照昭 議長  異議なしと認めます。したがって、今期定例会は本日で閉会することに決定しました。  なお、閉会に先立って、中川市長からあいさつしたいとの申し出がありますので、これを許可します。  ─── 市長あいさつ・諸報告 ─── ○北山照昭 議長  中川市長。 ◎中川智子 市長  閉会のごあいさつの前に御報告申し上げ、御了解を賜りたいと思います。  地方税法の改正に伴う市税条例及び都市計画税条例の改正についてですが、現在開会中の国会におきまして地方税法等の一部を改正する法律が成立し、その一部が本年4月1日から施行されるため、市税条例及び都市計画税条例の一部を改正する必要が生じます。  また、地方税法施行令の改正に伴う国民健康保険税条例の改正についてですが、同政令の一部を改正する政令が成立しますと、本年4月1日に施行され、国民健康保険税条例の一部を改正する必要が生じます。  これらについては、本来であれば議会において十分に御審議を賜らなければならないところですが、改正内容の審査に時間を要するため、日程等の関係から議会の招集が困難な状況ですので、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分をいたしたく存じますので、よろしく御了解賜りますようお願いいたします。  今回、予定をしております主な改正の内容ですが、市税条例については、固定資産税において地方の政策に応じた特例措置を実施できるわがまち特例制度として、公害防止施設等に係る課税標準の特例措置を設けるほか、法改正に伴う所要の整備を行おうとするものです。  都市計画税条例については、市税条例における固定資産税の改正内容に準じて、法改正に伴う所要の整備を行おうとするものです。  国民健康保険税条例については、低所得者に対する保険税軽減の対象世帯を拡大する措置を講ずるほか、政令の改正に伴う所要の整備を行おうとするものです。  以上、御報告をいたします。  平成26年第1回宝塚市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  今回の定例市議会に提案いたしました各案件につきましては、いずれも慎重な御審議をいただき御決定を賜りまして、まことにありがとうございました。  委員長報告で賜りました御指摘、また本会議及び各委員会で議員各位から賜りました御意見、御要望につきましては、今後、市政の執行に当たりましてその運営の適正化を図ってまいりますので、なお一層の御協力を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。  ありがとうございました。 ○北山照昭 議長  以上で、平成26年第1回宝塚市議会定例会を閉会します。  ── 閉 会 午前11時59分 ──          地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。               宝塚市議会議長   北 山 照 昭               宝塚市議会議員   浜 崎 史 孝               宝塚市議会議員   佐 藤 基 裕...