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  1. 宝塚市議会 2012-05-28
    平成24年 5月28日総務常任委員会-05月28日-01号


    取得元: 宝塚市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    平成24年 5月28日総務常任委員会-05月28日-01号平成24年 5月28日総務常任委員会                  開会 午前 9時47分 ◆藤本 委員  それでは、総務常任委員会を開会いたします。  本日の議題の一つは、正副委員長の互選です。  私は年長議員ということで、委員長選出まで私のほうで議事を進行させていただきます。  委員長選出について、何か御意見はありますか。  はい、山本委員。 ◆山本 委員  北山委員を委員長にお願いしたいと思います。 ◆藤本 委員  北山委員を推選する意見がありますが、いかがですか。よろしいでしょうか。                 (「異議なし」の声あり)  異議ありませんので、北山委員が委員長に選任されました。  それでは、北山委員、議事の進行をお願いいたします。 ○北山 委員長  皆さんの推選を得て、委員長になりました北山です。  久しぶりの委員長なので、どちらにしても各委員さんの方々の協力がないとできませんので、的確な審議を取り仕切りたいと思いますので、よろしくお願いします。  それでは、次に副委員長を決めさせていただきたいと思うんですけれども、皆さんのほうでありませんか。  特になければ、既に協議でまとまっておりますので、田中委員にお願いしたいと思うんですが、よろしいですか。                 (「異議なし」の声あり)  ありがとうございます。  それでは、副委員長に決まりました田中委員のほうから一言就任のあいさつを。
     田中副委員長。 ○田中 副委員長  委員長をしっかりサポートできるように頑張ってまいりますので、よろしくお願いします。 ○北山 委員長  それでは、1年間、皆さん、お世話になりますけれども、よろしくお願いします。  それでは、早速ですけれども、さきの本会議でこの総務常任委員会に付託になりました案件につきまして審議を進めていきたいと、こう思うんですけれども、よろしいですか。                  (「はい」の声あり)  それでは、皆さん、手元に資料があると思うんですけれども、議案第81号ですね、平成24年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第1号)を議題としたいと思います。  それでは、副市長来られていますけれども、ごあいさつありますか。特にないですか。  はい、どうぞ、山下副市長。 ◎山下 副市長  副市長として御指名いただきましたので、ちょっとだけごあいさつをさせていただきます。  提案理由のほうにつきましては、本会議のほうで説明を市長のほうからさせていただきましたけれども、本件につきましては、国民健康保険事業の昨年度23年度の決算見込みが上がってまいっておりまして、その内容では非常に厳しい状況でございまして、約10億5千万円弱の金額が不足をして赤字の予算になってしまうということで、あと今月末が出納閉鎖期間ですが、それまでに支払いをする猶予、余裕がないという状況になっております。  したがいまして、地方自治法の規定に基づきまして、今年度の歳入をひとまず23年度の歳入のほうに振り替えまして支払いをするというような対応をしたいと思っております。  これは昨年度も同様の処理をさせていただいております。大変厳しい状況で、国保会計そのものが赤字になってくるという、経常的に赤字は続いておるということで、毎年、翌年度の歳入を当てにしているという状況で、非常に厳しい状況が続いているということで、御審査を賜ることになっております。  先ほど申しましたように、支払いが今月末までになっておりますので、非常に変則的な御提案ではございますが、今月中に御決定を賜りたいということで、委員長のほうにお願いをさせていただいた内容でございますので、本日の御審査をよろしくお願いしたいと思います。お願い申し上げます。 ○北山 委員長  それでは、続きまして、皆様の手元に関係する説明資料というのが配られておりますけれども、担当のほうから少し資料の説明をまず聞かれますか。                  (「はい」の声あり)  森本部長。 ◎森本 市民交流部長  すみません。その前に、予算書と予算説明書のほうから、簡単ではございますが、説明をさせていただきたいと思っております。  予算書につきましては、9ページのほうになりますけれども、議案第81号、平成24年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第1号)につきまして御説明を申し上げます。  本件は、平成23年度の国民健康保険事業におきまして、歳入が歳出に対しまして10億5千万円不足する見込みでございますので、地方自治法施行令第166条の2の規定により、平成24年度の歳入予算から10億5千万円を繰り上げて、これに充てるものでございます。  補正後の歳入歳出予算の総額を2億7,050万円とするものでございます。  続きまして、予算説明書のほうでございますが、予算説明書の26ページをお願いいたします。  款11前年度繰上充用金といたしまして、歳出のほうで特別会計国民健康保険事業費前年度繰上充用金10億5千万円を計上したしております。  これに対しまして、財源となります歳入のほうでございますが、24ページのほうで、財源といたしまして款1国民健康保険税につきまして10億5千万円を増額いたしております。  なお、先ほど委員長のほうから御指摘いただきました常任委員会資料につきまして、担当課長のほうから説明をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○北山 委員長  植田国民健康保険課長。 ◎植田 国民健康保険課長  そうしましたら、国民健康保険事業決算の状況につきまして、23年度の決算見込みにつきまして御説明申し上げます。  まず、お手元の資料の1ページのほうをお願いいたします。  まず、平成23年度特別会計国民健康保険事業決算見込みについてでありますが、こちらの表は平成22年度決算と平成23年度決算見込み額及びその比較増減をあらわした表でございます。  ①歳入総額については、平成22年度決算額200億8,721万8,101円に対し、平成23年度決算見込み額207億9,223万3,402円で、比較増減といたしましては7億501万5,301円の増となります。  ②歳出総額につきましては、平成22年度決算額207億676万3,637円に対し、平成23年度決算見込み額では218億3,930万7,037円で、比較増額といたしましては11億3,254万3,400円の増となります。  ③歳入歳出差引額につきましては、平成22年度決算額でマイナス6億1,954万5,536円に対し、平成23年度決算見込み額ではマイナス10億4,707万3,635円で、比較増減といたしましてはマイナス4億2,752万8,099円の増となります。  ④翌年度へ繰り越すべき財源につきましては、平成22年度決算額、平成23年度決算見込み額ともゼロ円です。  ⑤実質収支につきましては、平成22年度決算額マイナス6億1,954万5,536円に対し、平成23年度決算見込み額ではマイナス10億4,707万3,635円で、比較増減といたしましてはマイナス4億2,752万8,099円の増となります。  単年度収支については、平成22年度決算額マイナス8,160万5,325円に対し、平成23年度決算見込み額ではマイナス4億2,752万8,099円で、比較増減といたしましてはマイナス3億4,592万2,774円の増となります。  続きまして、次に2ページのほうをお願いいたします。  こちらの表は、歳入款別決算見込み額の状況を前年度決算額と比較して出した表でございます。  主な増減の内容を説明いたします。  まず、款1国民健康保険税、収納率が現年89.07%、前年度88.64%、滞納繰越11.49%、前年度10.49%、現年調定額は295万円の増により、約5,951万円の増となっています。  款4国庫支出金財政調整交付金老人保健拠出金の減及び前期高齢者交付金の増などにより約1億7,450万円の減となったものの、療養給付費等負担金が2億1,700万円の増などにより、約4,524万円の増となっています。  款5療養給付費等交付金、こちらのほうは退職被保険者保険給付費増により、約2億1,401万の増となっています。  款6前期高齢者交付金、平成21年度の精算分として約4億5,508万円交付等により、全体として約2億2,779万円の増となっております。  その他、款7県支出金、約7,936万円の増、款8共同事業交付金、約4,574万円の増、款10繰入金、約3,020万円の増、款12諸収入、約306万円の増等、歳入全体としましては約7億502万円の増となっています。  次に、3ページのほうをお願いいたします。  こちらの表は、歳出款別決算見込み額の状況を前年度決算額と比較しています。  主な増減の内容を説明いたします。  まず、款1総務費、人件費及び非自発的失業保険税軽減対応国保システム改修完了に伴う委託料の減等により、約2,944万円の減となっております。  款2保険給付費療養給付費、約5億5,168円の増、高額療養費、約1億122万円の増等により、約6億5,686万円の増となっております。  款3後期高齢者支援金後期高齢者支援金加入者1人当たりの負担額の増等により、約2億2,773万円の増となっています。  款4前期高齢者納付金、平成21年度精算分として約160万円追加納付等により、約353万円の増となっています。  款5老人保健拠出金、平成19年度制度廃止により、約4,885万円の減となっております。  款9諸支出金、前年度より療養給付費等負担金精算返還金、約8,926万円増により、約9,265万円の増となっております。  その他、款6介護納付金、約7,363万円の増、款7共同事業拠出金、約7,839万円の増、款8保健事業費、約356万円の増、款11前年度繰上充用金、約8,161万円の増等、歳出全体といたしまして約11億3,254万円の増となっております。  次に、4ページのほうをお願いいたします。  こちらの表は、74歳までの年齢別被保険者数及び被保険者数に占める割合と世帯数の推移を表とグラフで示しています。60歳以上の被保険者の占める割合が年々増加していることが明らかになっております。  続きまして、5ページから6ページにつきましては、後ほど市税収納課長より御説明いたします。  7ページをお願いいたします。  こちらの表は、平成20年度以降の保険給付費の推移をグラフ化したものでございます。給付費が伸びていることが、ごらんいただけるかと思われます。  続きまして、9ページから10ページについてですが、こちらのほうは先ほど2ページのほうにおきまして御説明いたしました歳入款別決算見込み額の状況についての詳細の内容でございます。  それから、11ページから12ページのほうですが、こちらのほうが3ページにおきまして御説明いたしました歳出の款別決算見込み額の状況についての詳細内容でございます。  続きまして、すみません、13ページのほうをお願いいたします。  こちらの表が、歳入款別決算見込み額の状況を3月補正後の現計予算額と決算見込み額との差異、その主な理由を記載させていただいております。  主な増減内容を説明いたします。  まず、款1国民健康保険税繰上充用の財源充当といたしまして、昨年度6億2千万円を補正予算にて計上し、現計予算を55億3,194万2千円に対し、予算収納率が現年90.9%、滞納繰越が12.2%であるのに対し、決算見込みでは現年89.07%、滞納繰越11.49%であったために、8億2,759万円余の差異が生じております。  款4国庫支出金療養給付費等負担金及び普通財政調整交付金につきましては、11月診療までの実績により申請いたしておりまして、3月に交付金が確定いたしますので、3月補正には反映できないため減となり、現計予算額の45億832万6千円に対し、3億8,863万円余の差異が生じています。  14ページをお願いいたします。  款5療養給付費等交付金年間見込み額で5月に交付申請後、3月に概算交付金が確定いたしますので、3月補正にはちょっと反映できなかったために、また、退職被保険者の給付増により交付金が増となり、現計予算額の9億6,200万1千円に対し、1億9,883万円余の差異が生じます。  款6前期高齢者交付金、平成23年度概算前期高齢者給付費額が見込みよりも少なかったために減となり、現計予算61億5,900万円に対し、2億3,142万円余の差異が生じております。  款8共同事業交付金。国保連のほうから2月に確定金額の通知がありまして、見込み額より減となっておりまして、現計予算額26億5,300万円に対し、5億2,908万円余の差異が生じております。  その他、現計予算額に対して、款7県支出金2,226万円余の増、款10繰入金2,559万円余の減、款12諸収入963万円余の増等、歳入全体といたしましては17億7,125万円余の差異が生じております。  続きまして、15ページのほうをお願いいたします。  こちらの表は、歳出款別決算見込み額の状況を3月補正後の現計予算と決算見込み額との差異、その主な理由を記載しております。  主な増減内容を説明いたします。  まず、款1総務費、人件費等の不用額により現計予算額2億8,706万8千円に対し、2,248万円余の差異が生じております。  款2保険給付費、当初からの補正でいいますと、葬祭費を100万円補正計上させていただきまして、3月補正時点では11月診療分しかデータがないため、12月以降の医療費の伸びに備えて当初予算額を確保したことにより、現計予算額151億5,658万3千円に対し、3億9,936万円余の差異が生じております。  続きまして、16ページのほうをお願いいたします。  款7共同事業拠出金、国保連のほうから2月に確定金額の通知がございまして、不用額が生じたことにより、現計予算と予算額25億7千万円に対し、2億7,434万円余の差異が生じております。  款8保健事業費、特定健診受診率の見込み減等のため、現計予算額1億7,280万3千円に対し、1,698万円余の差異が生じております。  その他、現計予算に対し、款9諸支出金199万円余の減、款10予備費854万円余の減等、歳出全体といたしましては7億2,417万円余の差異が生じております。  引き続き、市税収納課長より、5ページ、6ページの説明をさせていただきます。 ○北山 委員長  稲塚市税収納課長。 ◎稲塚 市税収納課長  それでは、資料の5ページをお願いいたします。  資料5ページ、市税収納課による国民健康保険税収納の状況ということで、平成21年度から23年度までの状況を説明させていただきます。  まず、一番上の表ですが、この四角の中で囲んであるところが下の棒グラフ折れ線グラフの数字をあらわしてございます。  まず、棒グラフのほうですが、現年の国民健康保険税の収納額を千円単位であらわしております。折れ線グラフが収納率で、これはパーセンテージであらわしております。  その下が、滞納についてですが、同じく棒グラフは収納額を千円単位で、折れ線グラフは収納率をあらわしております。  次、6ページをお願いいたします。  前ページのグラフの表の現年と滞納分を合計額の表としてあらわしております。  棒グラフが合計の収納額、千円単位です。折れ線グラフが収納率をパーセンテージであらわしております。  以上です。 ○北山 委員長  終わりですか。  それでは、当局からの説明は終わりました。  それでは、具体的な議案審査に入りたいと思うんですが、最初に論点整理をするという必要があるんですけれども、論点整理について、皆さんのほうから御意見はありませんか。  特になければ、私のほうから提案させていただいてよろしいですか。                  (「はい」の声あり)  それでは、今回の論点については、補正予算の必要性、妥当性についてと、こうしたいと思うんですが、よろしいですか。 (「補正予算の妥当性のみということに限定するということですか」の声あり) ○北山 委員長  もう一度言います。補正予算の必要性、妥当性について。  よろしいですか。あくまで論点ですから、また例年、皆さん既に経験されているように十分な自由論議が確保されています。  その辺でまとめたいと。よろしいですか。                  (「はい」の声あり)
     それでは、論点をさきに言いましたようにまとめさせていただきまして、その論点に基づきまして質疑を始めたいと思います。  質疑はありませんか。  山本委員。 ◆山本 委員  補正予算の必要性というか、その論点に従ってということなんですけれども、国民健康保険というものは、国の中で世界に誇るべき皆保険ということなわけですけれども、それに対して、支払いをしている市民に対しての説明をしていただきたいということを先日も申し上げましたが、きょう資料が出てくるというのは、ちょっとどうなのかなということを非常に疑問に思っています。  まず、お聞きしたいのは、例年、次年度分を前倒しして繰り越しているというお話をお聞きしているんですけれども、今回ですね、こんなに急にというか、まず24年度が始まって最初の本会議のこの席で、委員長も決まった席で、急いでいるこの理由と目的というのは何なのかなということをお聞きしたいんですけれども。 ○北山 委員長  森本部長。 ◎森本 市民交流部長  まず、1点目の資料の提出がきょうになったということでございますが、私どものほうは、昨年度も同じようにこの時期に繰上充用について御審議いただいておりまして、そのときの多々御意見いただきましたことを踏まえまして、資料はいろんな方向から検証しまして想定して準備をさせていただきました。  ただ、私ども、5月じゅうに平成23年度の決算を締めるに当たって、この措置が必要でございますので、何が何でも本日、御決定をいただきたいということで、きょうの資料の提出になったということでございます。  2点目の急にといいますのは、平成22年度の決算のときにも約6億2千万円の累積の赤字がございまして、この赤字の原因となる歳出側は支払いを滞らせることができませんので、支払いは既に行っております。  決算を締めるに当たりまして、赤字の決算はできませんので、翌年度の歳入を前年度の赤字分に充てることができるという地方自治法の施行令にのっとりまして、この予算上の措置としてお願いするものでございます。  以上でございます。 ○北山 委員長  ちょっと山本委員さん、御存じだとは思うんですけれども、私ども、きょう総務常任委員会、それぞれの委員すべてですけれども、ある程度議会内の協議で内定はしていましたけれども、きょう今さっき選任をされたという経過もありまして、ちょっとあの事前に相談はあったんですけどね、まだ内定段階ですけれども、基本的にはやっぱり本会議で議決されて初めて委員になるということがありましたので、きょう、このタイミングにならざるを得なかったと。これは理解していただきたいと思います。よろしくお願いします。  どうぞ、山本委員。 ◆山本 委員  1日目ということで、今まであったのかなということで、ちょっと疑問に思ったわけですけれども、累積赤字、ずっと続いていたわけですが、毎年その累積した分に関しても前倒ししてということを今おっしゃったわけですけれども、ちょっと参考にお聞きしたいんですけれども、不納欠損というのがあると思うんですが、普通の固定資産やなんかの財政のものに関しては5年で不納欠損をしていらっしゃいますか。 ○北山 委員長  今の滞納分の扱いについては、どなたが答弁していただけますか。  辻市税収納課副課長。 ◎辻 市税収納課副課長  不納欠損については、時効によるものについては5年という形で単純にやっておりますが、通常は執行停止等を行いまして、3年後として、それで繰り延べを待つという形になっております。 ○北山 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  わかりました。そしたら、健康保険だけが3年で不納欠損しているわけではないということですか。 ○北山 委員長  辻市税収納課副課長。 ◎辻 市税収納課副課長  違います。 ○北山 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  わかりました。  それでは、先日もちょっとお聞きしたんですけれども、未収金の額について、きょう初めていろいろ資料が、23年度の分が出てきたと思うんですけれども、この未収金の額、そしてこの人数というか、これは今それについて何%ということで、前年度の収納率は上がっているというお話ではありましたけれども、どのぐらいの方がお支払いをしていらっしゃらないというか、全体その対象になる人数というのをちょっと、その未収金に対する人数を教えていただいてよろしいでしょうか。 ○北山 委員長  稲塚市税収納課長。 ◎稲塚 市税収納課長  この資料の5ページにあります平成21年度のところから説明させていただきます。  平成21年度の滞納の総件数ですけれども、9,499件、平成22年度が9,426件、平成23年度が9,252件となっております。 ○北山 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  わかりました。そしたら、多少前年度よりも減っているかなということだと思うんですけれども、23年度、3月におきまして、増額をした金額があると思うんですけれども、23年度に向けて、22年12月の議会において、400万円以上の年収の方に増額した分がありますよね。その金額と、今回、24年度に向けて3月の議会で値上げということになったわけですけれども、その両方の総額を教えていただけますか。予定する、どのぐらい値上げになったか。 ○北山 委員長  わかりましたか、質疑のポイント。  もう一回、ちょっと山本委員、説明していただけますか。 ◆山本 委員  はい。23年度に400万円以上の年収の方について、国民健康保険の税収を、その限度額まで増額をしているわけですね、400万円以上の人だけ。それで、その増額分のふえた金額の合計金額と、24年度の、今回3月議会において議決された値上げ、どうしても足りないということで値上げをいたしましたので、その値上げの見込みの総額をお聞きしたいと思います。 ○北山 委員長  森本部長。 ◎森本 市民交流部長  まず、23年度のほうの税につきましては、お手元の資料の2ページのほうに、歳入款別決算の状況ということで、款1国民健康保険税の主な増減の理由のところに書かせていただいておりますが、実は平成23年度の限度額の見直しに当たりましては、調定ベースで約1,600万円の増となる見込みだったんですけれども、平成23年度決算を置いてみますと295万円の増にとどまったということでございます。  また、平成24年度に向けての保険税の見直しにつきましては、目標としまして約3億円の収支改善を見込んで国保税の見直しをさせていただいたものでございます。  以上でございます。 ○北山 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  わかりました。  その3億を見込んでの前倒しということがあるのかなということも思いますけれども、毎年の値上げということになるので、今後につけてどうするのかなということは非常に今後不安になってくるかなと思うんですけれどもね。  続いて、先日も赤字額の検証をしていただいたのかどうなのかということで、きょうたくさん資料をいただいたわけですけれども、未収金を含めというか、診療費が非常に上がっているように先日もお聞きしましたし、きょう、お出ししていただいているんですけれども、対象の人数がそんなに急にふえたわけでもなく、支払いをしていただいている、市民の人数というのは変わらない。  それで、その診療費が、そこまで3億、4億2千万も赤字になるということが、どういうことなのかなということを感じるわけですが、それは高齢者もふえてはきていると思うんですけれども、そういうことであれば、毎年そのぐらいの金額が今後出てくる不安もあるということなのかどうかということをお聞かせください。 ○北山 委員長  山下副市長。 ◎山下 副市長  少し推移なんで、お手元の資料で4ページのところに年齢構成別の国保の加入者の方々の分布も入れさせていただいております。  例えば、これで20年度から23年度の推移があるんですけれども、表の一番下のほうでは、合計のところでは、20年度が保険加入者が5万6,484人だったんですが、今現在5万7千人強ですね。これでいきますと、これだけで伸び率は101%、ちょうど1%増ぐらいになっているんですけれども、そのうちの、上のほうの小計のところにありますが、60歳以上の60歳から74歳の方々、その人数だけで見ますと、2万7,681人だったのが2万9,100人ということで、これだけでもやはり105%、5.3%ということで、やはり全体の中では高齢者へどんどん移行されているという。いわゆる団塊の世代も60歳以上に当然入ってきておりますし、そういうことでは、やはり医療にかかる必要が多くなっている方々が非常に増加しているというのは事実だと思います。  そういうことがあって、保険給付費が非常に増加している。想定では増加の数字は入れているんですが、なおかつ実績なんかにおけますと相当伸びているということで、非常に厳しい状況になっているということ等がございます。  それがありまして、国保会計そのものが制度的に非常に課題を抱えているということで、全国市長会を含めまして、我々はこの保険給付費に対する国庫負担、国の負担そのものをもっともっと増にしないと、この制度については破綻を来たしてしまうということで、強く申し入れをいたしております。  特に、私どもは危機感を持っておりまして、全国市長会で取り上げていただくためにも、宝塚から声を上げようということで、阪神間の市長会、そして県市長会、近畿市長会、すべて宝塚市が提案市となって国に対して御意見を要望していこうという、そういう取り組みも、頭ではやっております。  それから、一部、御本人さんにも御負担ということでの保険税の見直しということも、国保運営協議会のほうにも諮問させていただいて、御意見を賜りながら、大変申しわけないんですが、改正による一部の税の負担についても見直しをさせていただいて、増額をさせていただいておるということで、今、非常に厳しい状況の中で取り組んでいるのが現状でございます。 ○北山 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  わかりました。  金額に応じて人数もふえているというお話も今ちょっとありましたけれども、お聞きしたいんですけれども、23年度の短期保険証の交付数をお聞かせください。何部ということではなく、正確な数をお聞かせください。 ○北山 委員長  西面国民健康保険課副課長。 ◎西面 国民健康保険課副課長  23年度の短期証の発行件数ですが、ことし3月31日現在の算定数でございますが、543となっております。 ○北山 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  そうしましたら、これが23年度ということですので、その前の4年間の発行部数を教えていただけますか。計5年。 ○北山 委員長  西面副課長。 ◎西面 国民健康保険課副課長  すみません、21年度までしか今手元にございませんが、22年度が732件、21年度が372件となっております。 ○北山 委員長  その4年というのはわかりませんか。  わかれば、また後で答えてください。  森本部長。 ◎森本 市民交流部長  申しわけございません。  あと平成20年度の件数につきましては、後ほど答弁させていただきます。 ○北山 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  わかりました。過去5年ぐらいは欲しいかなと思うので、23、22、21、20、19年をお願いします。  先日ちょっとお聞きしましたときに、例年どおり500部ぐらいですというお話がありましたんですけれども、例年どおりというか、今回、23年度、22年度につきましては、生活保護者の方たちの人数が急増しているかと思うんですね。それで、短期保険証の数というのがどういうふうになっているのかなというのを少し疑問に思って聞いてみたわけですけれども、22年度よりも減っているということになるわけですか。 ○北山 委員長  植田保険課長。 ◎植田 国民健康保険課長  今、委員さんおっしゃられたとおり、22年度に比べては減っているということになります。 ○北山 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  その原因、そして21年度から22年度までの間にふえた原因についての理由も教えてください。 ○北山 委員長  植田国民健康保険課長。 ◎植田 国民健康保険課長  今、現時点では、その検証をちょっとしておりませんので、今ちょっと即答できかねます。すみません。申しわけありません。 ○北山 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  そうしましたら、本日は結構ですので、また教えていただけたらと思うんですけれども、健康保険の支払いをしている市民の金額というのは、物すごく膨大な金額というか、本当に何かもう住民税とか固定資産税よりも異常に物すごい大きい金額を払っているので、そこら辺しっかり責任持ってやっていただきたいなと思うんですけれども、この短期保険証で支払われた診療額の執行額を教えてください、23年度の。 ○北山 委員長  植田課長。 ◎植田 国民健康保険課長  すみません、短期被保険者の方の診療額という区分はございませんので、こちらのほうでは把握できておりません。 ○北山 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  これ、先日もお聞きしたときに、そういうお話を聞きましたが、私たちも健康保険に対して、あなたには昨年度はこういうところでこのぐらい支払われていますよという参考のものが市から送られてまいりますよね。そうすれば、ちゃんと短期保険証のことについても把握をしていらっしゃるはずだと思うんですよ。  できていなければ、支払いをしている人たちへの説明責任はどうなるのかなということを感じるんですが、いかがでしょうか。 ○北山 委員長  森本部長。 ◎森本 市民交流部長  すみません、申しわけございません。  今、委員御指摘のような方向で私ども検証しておりませんが、今後できる範囲でそのようなことも検証していきたいと思います。現時点ではできかねておりますことをおわび申し上げます。 ○北山 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  わかりました。例えばこれが会社でしたらね、きっちりした収支決算というものを出すものですから、そこら辺はしっかりとした管理運営はしていただかないと、やっぱり健康保険課というものがきっちりあるわけですから、それは市民への責任として、税を扱う担当課としての責任を負っていただきたいと思います。  今後もずっとこの金額が膨大に膨れていくのかなという、今、高齢者の数がふえていくということであれば、それがあるわけですけれども、今後に対しての対策とか、未収金に対しての対策をどういうふうに思われているか、最後にお聞かせいただけますか。 ○北山 委員長  森本部長。 ◎森本 市民交流部長  すみません、その前に、私ども国民健康保険事業というのは、やっぱり市民の方の健康、命を守るということが趣旨でございますので、短期証の方にこれだけかかっているからということと、また税のほうの収納というのは、委員の御指摘のこともわかりますけれども、何かその短期証の方に税の納付のこと等を絡めてこれだけかかっているかというふうなことはできにくいなというふうに思っておりますので、医療の給付ということが国民健康保険事業の大きな目的でございますので、そのあたりは御了解いただきたいと思います。 ○北山 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  森本さんのおっしゃることも非常によくはわかりますけれども、どんどんその赤字額がふえる。そして、担当課に先日、未収金がどのぐらいあったのか、23年度はどうなんだという、うちの担当ではなくて税収に聞いてくれと言われたんですね。  そのような対応をしていて、市民から税収を預かっていて、それで担当課は済むのかということに対しても非常に先日怒りを訴えたところですけれども、やっぱり本当に日本の国には皆保険というすばらしい制度がある。そこを維持していけるかどうかというのは、担当課の双肩にかかっていると思うんです。そこら辺は、もう行政の責任、私たち払っている市民に対しても、破綻をしないようにきっちりとした管理と運営をしていただきたいということは、国の破綻の原因になっていくわけですから、そこら辺をしっかりことしの目標として持ってやっていただきたいと思うのです。 ○北山 委員長  森本部長。 ◎森本 市民交流部長  委員御指摘のようなことがあったことはおわび申し上げます。  私ども国民健康保険事業会計を預かっている担当としまして、よくよくそれも皆様の国保税をお預かりして運営をしておりますし、一般会計から市民税をお納めの皆さん方の負担もいただいて、繰り入れもいただいておりますので、しっかりとこの会計を管理していくことについては今後も適切にやっていきたいと思います。 ○北山 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  わかりました。本当に国に対しての地方自治体の責任というものが非常に大きいと思いますし、そこら辺も市民に対して誠心誠意、もう細かくきっちりチェックしながらやっていただきたいなと思います。  どんどん毎年毎年赤字が出る。それは仕方のないことかもしれませんが、仕方のないで済ませていられ、皆さん血税を払っていらっしゃるわけですから、何とかしっかりした管理とそして運営をしていただきたいと思います。  以上です。 ○北山 委員長  ほかの委員の方、補正予算の必要性、妥当性について質疑はありますか。  草野委員。 ◆草野 委員  この予算というのは、平成23年度の決算の見込みを打ったところ、歳入に対して、歳入歳出の差し引きで10億4,707万3,635円不足額が出たと。結局これ資金繰りの関係でどうするかという話になっているわけね。これは平成24年度の予算から、いわば先食いするという話なんだけれども、一応要するに財源手当てとしては幾つか方法論はあると思うんですね。  つまり、この予算では、税を要するに先食いするという形の補正になっているわけや。ところが、一般会計からの繰り入れという問題も選択肢としてあり得るわけですね。
     だから、この点で、とりあえずいつも出てくるから、財源という問題になるんだけれども、方法論としては、要するに税で補うか、繰出金、繰入金という選択肢もあり得ると思うんですよ。国の支出金が少なくなったということが根本問題にあるんだけれども、一応選択肢としてはそういう選択肢があり得ると。  繰り入れの問題については、もうこれ以上は言いませんけれども、とりあえず、この決算の状況を見たときに、現年度の調定額が295万円しかふえていないというのは、これは調定総額で295万円しかふえてないんかな。 ○北山 委員長  どなたが答えていただけますか。  草野委員。 ◆草野 委員  いや、資料で出てるやん、現年調定額は295万円の増というのは、全体で295万円しかふえてないということなんやね。 ○北山 委員長  西面国民健康保険課副課長。 ◎西面 国民健康保険課副課長  平成23年度と平成22年度の現年度分の調定額を出したところ、約295万の増であったということです。 ○北山 委員長  草野委員。 ◆草野 委員  それでね、結局1つは、ほとんどもう伸びていないという感じなんやね。ところが、加入者はふえているわけですよ。  ということは、1人当たりの加入者当たりの調定額の平均額、答弁できますか。多分減ってると思うんです、調定額。  これはね、私は、ここから読み取ることは、結局、加入者の低所得化、所得が減っているという状況が、実は調定額の数がふえているにもかかわらず、わずかしかふえていない。こういう現象が、ここへあらわれてるのじゃないかと思うんだけれども、そこら辺の認識はどうですか。要するに加入者の低所得化。 ○北山 委員長  山下副市長。 ◎山下 副市長  国保税については、毎年、総額を把握いたしております。  そして、あわせまして国保運営協議会のほうにも諮問させていただきまして、税のほうの見直しをさせていただいておりますが、その中で想定をおけますのは、被保険者としての加入者の人数については、ある程度の把握はできるんですが、実際に税改正を行いましても、課税限度額の金額ごとの個別の人数把握、あるいは所得割額の税収見込み、実は従前と同じ算式で把握をいたしますので、実際にその額が歳入として入ったか、確保できたかどうかをこの決算でおきますと、今御指摘のように数字がほとんど伸びていないということは、その内容としては、1つには課税限度額の階層別の人数把握が少し全体に下がってきている。高額の所得者が減っているということで、限度額いっぱいを適用とされる対象者が減ってきているということが想定されます。  それから、もう一つは、所得割額につきまして、所得の階層別の人数把握について、想定をしている数値よりも全体として下がってきている。所得が下がってきていると。こういうことから、実績調定額については下がってきている現象が起きているものと思っております。  委員御指摘のように、所得の全体の階層構成比が下がっているのが実態ではないのかなと思っております。 ○北山 委員長  草野委員。 ◆草野 委員  それで、収納率なんですけれども、今もう必死のパッチで頑張ってると思うんやね、国保税に対しては。我々から見れば、行き過ぎた取り立てという問題もありますけれども、とにかく必死で頑張っていると。  しかし、収納率は、はっきり言って前年度に比べてわずかしか伸びてないわけやね。だから、かなりこの収納率というのは限度いっぱいという、もうこれ以上収納率を上げるというたら、むちゃくちゃな取り立てをしないと多分できないんやと思うんだけれども、問題は歳出のほうなんですけれども、療養給付費が5億5千万ほどふえとるわけやね。もう一つは、高額療養費が1億ほどふえておるわけですよ。伸び率にして8%。  これは何を示すかというたら、病気が重症化してるという状況があるんじゃないの。結局、国保の加入者の療養給付費がこんなに5億もふえるということは、やっぱりそういう重病化という傾向を示しているんじゃないの。特にこの高額の療養費がふえているというのはどうなんですか。 ○北山 委員長  よろしいか。論点ちょっと、何で保険給付費全体が4.7%ふえているのか。ちょっと説明を、どなたでしたか。  森本部長。 ◎森本 市民交流部長  やはり私ども、23年度決算で保険給付費が相当予想以上にふえたということで、原因というか、そのあたりを検証しまして、草野委員おっしゃったように、件数の増加の状況と、それから保険給付費療養給付費の増加の状況を見ましたときに、やはり件数の増加に比べまして療養給付の増加のほうが増加率が高いということで、1件当たりの療養給付費の増加の傾向は著しいものがあるなというふうに、ばくっとですけれども、分析をしております。 ○北山 委員長  草野委員。 ◆草野 委員  それで、結局この数字があらわしていることというのは、重症化、重病化という傾向をやっぱり示しているんですよ、給付費でね。  もう一つは、款8の保健事業費ですよ。  これに対して、予防というか、健康でおってくれれば医療費は下がるわけです。この保健事業費が356万円も減るという、重病化、重症化という傾向が出ているのに、保健事業費が減るとうのはどういうことですか。 ○北山 委員長  森本部長。 ◎森本 市民交流部長  実は、ここで大きな内容は特定健診の検査事業でございまして、実は3月補正のときにも、予算としましては、市と行政としての期待値も含めまして、検診率を高く予算で見積もっておりましたけれども、3月補正、1月の時点で、3月までせいいっぱいここまで受けてほしいなということを残して、約4千万円ほど3月補正で減額させていただいたんですけれども、結果的には、またそのときに想定したよりも特定健診の受診率が伸びなかったということで、実は私どもも、やはりこの特定健診の受診率の向上については、今後、取り組んでいかなければいけない部分だなというふうに考えております。  以上です。 ○北山 委員長  草野委員。 ◆草野 委員  国保の問題というのは、数字上の問題ではないんですよね。いかに健康づくり、やっぱり高齢になっても生き生きと健康で暮らせるということをつくっていくかということと深くかかわっているわけですよ。  一方で、療養給付費が高額化する。重症化、重病化ということで、一方の予防の取り組みが減るというのは、これはやっぱり国保の解決にならないんですよ。だから、国の拠出金、支出金という問題が根本にあるけれども、宝塚として、やっぱり健康なまちづくり、健康な高齢者づくり、この事業に取り組んで、給付費を減らすということをやらんといかんわけ。  特に、高齢者の世帯については、孤独死とか、今もうそういう問題が物すごく大きな問題になっているわけですよ。  結局、例えば高知県の梼原町というのが、風車で、自然エネルギーで、すごく有名だけれども、そこでもうけた金というのを何か一人一人孤立したお年寄りの状況が光センサーでわかるようなシステムをつくってはるみたいなんですね。そして、必ずその居どころというか、現状をよくつかんで、保健師さんなりが早期にやはり病院に連れていって、検査を受けて、重病化、重症化しないという取り組みをされているようなんです。  そういう方向で、解決の方法を模索しないと、一方で低所得化している中に、赤字や赤字やというて保険税を上乗せしていって、医療からどんどんはじき出す人をつくっていく。医療から外された人は、重病化して、結局は負担が保険給付費にはね返っていくという、この健康づくりという問題について、国保としても、ちょっとこれ、もっと真剣に考えてもらわないと、特にもっとやっぱり歳出とか、ここの問題、きちんと分析した対応をやってくださいよ。  今の時点では、とにかく資金繰りが、金がないわけやから、当然どこかから金を持ってこなしゃあないんで、だめとは言えんと思ってますけれども、そこら辺要望して、終わっておきたいと思います。 ○北山 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  今回、9年連続赤字ですね。これ、赤字解消をどうするかというのは、担当部はどう考えておるの。 ○北山 委員長  森本部長。 ◎森本 市民交流部長  実は平成22年度の決算のときの6億2千万円の累積赤字も相当な高額だということで、今、草野委員から御指摘いただいたこともあったんですけれども、私どもは、大きな改正が17年度以降、税についても据え置いてきたというふうなことがありましたので、平成24年度以降については、6億2千万円の赤字はとりあえずおいておいた上で、今後の単年度赤字をなくしたいというふうな思いから、加入者の方に負担をいただくことになるんですけれども、24年度以降の国保税の見直しをさせていただいたわけですけれども、そのような折から、平成23年度、予想していた以上の赤字ということになりまして、歳出側の私たちの削減努力と、さらに税の収納のほうと国保課とで連携をしながら、歳入の確保と、それから歳出についても、各派から御指摘いただいているような取り組みも今後さらに強めていかなければならないというふうに考えております。  以上です。 ○北山 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  だから、そんなことを言っているから赤字対策ができないんでしょう。同じことをずっとこの4年も5年も担当者は言っておるんです。9年連続赤字ですよ。根本的にどうするかということを宝塚市は考えてないからですよ。  翌年度の保険税から取って穴埋めしておいたら何とかなるという、安易な方法をとっているから、ずっと赤字が解消しないんですよ。はっきり言えば、そうでしょう。  去年も6億を翌年からあれして入れたわけでしょう。その分が残っているから、今回4億赤字やから、10億になるわけでしょう。これ、ずっと繰り返しているだけじゃないですか。来年15億になるでしょう。根本的な赤字対策をどうするんですかって、真剣に考えてくださいよ、担当課、担当部が。  これね、我々もなかなか知らんかったんやけれども、阪神間で赤字をこんなに続けているというのは、はっきり言えば宝塚市だけでしょう。ほかの阪神間各市、こんなに赤字の自治体はないでしょう。その実態をはっきり言ってください。どうなんですか。 ○北山 委員長  三輪市民生活室長。 ◎三輪 市民生活室長  県下及び阪神間の状況でございますが、まず県下で赤字を見込んでおるのが高砂市のみでございます。阪神間で赤字見込みにつきましては、伊丹市、川西市でございます。そのほかの阪神間の状況につきましては、黒字という状況でございます。 ○北山 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  だからね、39市の中で23年度赤字見込みは4市なんですよ。そうでしょう。  9年も連続で赤字のところは宝塚だけじゃないですか。根本的に宝塚の国民健康保険課の施策がおかしいということなんですよ。証明されているわけや。  根本的な何か赤字対策をやらない限り、毎年、それは冒頭の質問にあったけれども、急にじゃないんですよ。これは9年連続こういうことをやっているんですよ。わかる。いつも毎年なんですよ。毎年5月に、申しわけないですから、間に合わないので、お願いしますと、毎年こう宝塚はやっているわけ。急遽、臨時会で上げたこともあるけれども、何で毎年宝塚だけこんなことをやるのと僕はいつも思ってます。ほかの市はやってないんだから。  なぜか。宝塚市がちゃんとした赤字対策をとっていないからですよ。そうでしょう。  そこで、1つ、ちょっと基本的なことを聞きたいんですけれども、要は国民健康保険税で本来回すべきやけれども、なかなか回り切れない国保会計に対して、一般会計からの繰り入れをしますね。どこの市もやっていますけれども、宝塚は2分の1ルールというのを大分以前につくって、繰り入れの2分の1ルールを決めました。これは何の額、収納額なのかどうかわからないけれども、どこに対しての2分の1のルールなんですか。ちょっと基本的なことをもう一度確認したい。 ○北山 委員長  上江洲部長。 ◎上江洲 企画経営部長  この2分の1ルール、結論から申しますと、今現在は行っておりません。  以前やっていましたルールとしましては、赤字が出た場合は、その赤字の半額については保険税の徴収、アップなりで賄う。残りの半分についてを一般会計から繰り出しをするというような形です。  これにつきましては、現在はその他の繰入金、いわゆる基準外の繰入金というような形で、金額を固定して、金額を申し上げますと約4億5千万ですが、毎年この分を固定で繰り出しをしていると。そういうような状況でございます。  以上です。 ○北山 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  今は基準外について4億ということですか。これは全国一律のルールですか。 ○北山 委員長  上江洲部長。 ◎上江洲 企画経営部長  全国的には、こういうようなルールをしているところもあるでしょうけれども、先ほど申しましたように、これは基準外、法定外ですから、これは宝塚市独自のルールというふうに認識いただければいいかなと思います。  以上です。 ○北山 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  だから国として、加入者の保険税で賄うのが本来のあり方ですよ、当然これは原則論として大事なことです。  しかし、保険税で賄えない場合は、基準外として何らかの形で税金投入をせざるを得ないということで、それぞれ自治体がいろいろ苦慮しながら、また過去何年かの数字を考慮しながら基準外を決めているわけ。基準外を決めているんやけれども、結局、毎年この時期に聞くのは、担当部長が、想定外の、思った以上に給付額が伸びたので足りませんと。毎年同じことを9年間言い続けているわけやね。だから、本来の基本的な基準外の考え方も含めて考えないと、毎年赤字補てんのために翌年度の分を前倒しに持っていっているというやり方でしょう。だから、入りの分については、そういう指摘をやっぱりしておきます。基準外も含めて、根本的にどうするか。  歳出のほうですけれども、先ほども議論がありましたけれども、もっと予防の部分について何でもっと積極的にやらへんの。  ちょっと具体的に聞きますよ、分析されているかどうか、ちょっとね。  生活保護者が急増してます、22年度から23年。生活保護者の方の国保に関係する医療費、給付費の伸びって、どんなふうに見ているの。そういう数字はわかりませんか。 ○北山 委員長  植田国民健康保険課長。 ◎植田 国民健康保険課長  生活保護者の場合は、国保からの支給はございませんので、こちらではちょっと今把握はできてません。 ○北山 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  税金でということで。  では、国保税、国保会計からは出ていない。どこから出ているの。 ○北山 委員長  だれが答弁していただけますか。  上江洲部長。 ◎上江洲 企画経営部長  生活保護の場合は、生活保護法の規定に基づきまして、医療扶助という扶助の種類がございます。ですから、100%一応公金で出ているということで、いわゆる保険はありませんというふうに御理解ください。  財源内訳としては、ちょっと不正確かもわかりませんが、国がたしか8割、市のほうが2割というような負担割合になっていると思います。  以上です。 ○北山 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  その2割はどこから出ているの。 ○北山 委員長  上江洲部長。 ◎上江洲 企画経営部長  一般財源になります、宝塚市の。 ○北山 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  わかりました。  それとね、これ、今答弁をいただいたけれども、僕はちょっと違うんちゃうかなと思って、あえて聞いてるねんけど、もう一回調べてね。  要は、毎年聞いているのは、特定健診が伸びません、毎年言っているやん。特定健診を伸ばす。予防的に検診を受けてもらって、早期発見をしてというのを伸ばす努力はどうしてるの。去年に比べてことし、おととしに比べて去年、どう工夫したのか。工夫したことを言ってよ。工夫してないんだったら一緒だと。 ○北山 委員長  植田課長。 ◎植田 国民健康保険課長  ことしになりまして、前年度にアンケートをとっている中で、なぜ特定健診に来ていただけないのかということを聞きましたら、曜日が合わないとかいうこともございまして、23年度につきましては、試行的ではありましたけれども、休日に特定健診を実施して取り組むと。あと、ほかには医療機関の表をちょっと改良したりとか、左端に一覧表をつけたりとかいう努力はしておりますけれども、今のところちょっと。  昨年は、東日本大震災の関係もあったのかわかりませんけれども、特に4月期の分について特定健診を受診される方が少なかったというデータが残っています。  以上です。 ○北山 委員長  上江洲部長。 ◎上江洲 企画経営部長  先ほどの答弁のおわびと訂正です。  生活保護法の国と市の負担割合ですが、国が4分の3、市のほうが4分の1。ですから、25%が一般財源から負担するということになりました。  すみません、おわびして訂正します。 ○北山 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  あと、薬もそうなんだけれども、高齢者の方が、大分医療機関でも抑制するようにということで、薬を余りにも多く出さないというようなことも医療機関でも注意していただいているようですけれども、薬剤薬価の部分の伸びというのも、いっとき問題になったわけでね。  宝塚市の国民健康保険課で、給付ではレセプトが上がって、こう来るけれども、そういうことに対する抑制、要は本来余り重い病気じゃないんだけれども、健診に行ったら何か薬をもらってくるみたいな、社会的な部分の診療とか入院も含めて、そういうことに対する、必要な人には必要な治療を受ける、当たり前の話やけれども、そうじゃない部分についての抑制策というのは何か考えているの。
    ○北山 委員長  森本部長。 ◎森本 市民交流部長  まだ全く具体的にどうするこうするということではないんですけれども、委員御指摘のように、やはり国民健康保険で市民の皆様の健康を守るということが大事ですので、例えば御本人が複数のお医者さんにかかられていて、そこでそれぞれ薬をちょうだいされて飲んでおられるけれども、それが果たして重複、やはり市民の皆様の健康管理の観点で、そのあたりを何かこう私どものほうで見てあげられるような仕組みが必要ではないかなということは、実は認識をしております。まだ、具体的にどのようにするかというようなことはこれからなんですけれども、委員御指摘のように、そこらあたりもちゃんと加入者の皆さんの健康保持のために必要なところではないかなということは認識をしております。  以上です。 ○北山 委員長  植田課長。 ◎植田 国民健康保険課長  それから、抑制策の一部になるかと思うんですけれども、レセプトの内容点検のほうも市のほうでは実施しておりまして、一定効果は上げているところでございます。  以上です。 ○北山 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  だから、レセプトをチェックして、このレセプトおかしいよというのが相当件数あるわけでしょう。それを知っているから僕はあえて聞いているんだけれども、だから過剰に薬をもらったりとか、過剰な診療というのが現実にあるわけ。それは皆さんが担当課だからよく知っているわけや、レセプトチェックしてわかっているわけやから。そういう加入者の意識をどう変えるのか。予防医学的に早期発見するように、ちゃんと特定健診を受けるとか、そういう意識啓発を今までははっきり言ってやっているようでやってないんですよ。そういうようなことをして、歳出の抑制というのは当然図らないといかん。  要は、運協でいろんな国保税の改正、その他いろんな議論をする中で、どの所得層分野を値上げするべきか、毎回同じ議論をしているけれども、結果的に低所得者層を値上げしても収納できないと。極端に言えばよ、できないという議論になるから、だんだん毎年毎回ごとに、ある程度の中間所得者層、上の所得者層を、収納率がいいから、そっちから取っていこうという議論をしているわけでしょう。  でも、もう上のほうの方々もだんだん大変やから、どんどん高額所得の方のほうの収納率も今下がっているわけでしょう。  ということは、はっきり言えば値上げをしても国保税はふえないということなんですよ。この15年も20年もやってわかっているでしょう。それでもまた意味のない値上げをしようとしているわけですよ。  根本的に国保税というものについてどうするのか。入りと出でどうするのか、赤字対策どうするのかって、もうそろそろ考えないといけませんよ。宝塚だけですよ、これ、恥ずかしい、毎年赤字。  ほかのところは、よくよく聞いてみたら、やっぱり繰り入れで何とかしのいでいるわけでしょう。あと、基金を持っているわけでしょう。宝塚も基金が以前あったのかな。あったけれども、なくなって、枯渇したから、自転車操業をやっているわけでしょう。  そういうことも含めて、今の非常に、5月のこういうときに、決算を打ったら数字が足らないので何とかしてくださいというやり方を9年間やっていると。これはもう考え方を根本的に変えてほしいなと思いますわ。こういう考え方をやめてほしい。ちゃんと単年度単年度でどうするかという、正常な会計に戻してほしいと思いますけれども、どうですか。 ○北山 委員長  森本部長。 ◎森本 市民交流部長  私ども、委員御指摘のとおり、毎年、決算の時期は頭が痛いんですけれども、この10億円の赤字を一気に解消するというのは、なかなか難しいですので、御指摘の繰入金の話等も含めまして、また財政当局等とも協議をしてまいりたいというふうに思います。  以上です。 ○北山 委員長  山下副市長、ありますか。 ◎山下 副市長  この数年間の赤字対策ということで、先ほど申し上げましたように、1つには国にも要望しております。一つには、税の負担についても求めていこうということで、国保運営協議会のほうにも諮問させていただきました。  そのときの考え方で、当時で6億2千万円の累積赤字があると。その解決を一挙に税の御負担にだけに求めるということは、非常に困難ということもありまして、それは適切ではないということで、それについては少し留保させていただきまして、単年度以後これからの分については、収支が合うような健全な運営にしたいということで諮問させていただきました。現在、この4月から、また税改正をさせていただいております。  一方では、繰入金についても常に検討しておりますが、一番大きなのは、やっぱり医療費、保険給付に係ります総額に対しまして、市は一般財源でどれだけ負担しているかという一つの指針、目安という、物の見方があるんですが、現在、一般会計の繰入金というのは、今のところ保険給付に対します比率では、県下では今、宝塚市トップ、一番高額の負担をして頑張っているという状況になってございます。  それから、赤字補てん等の法定外繰入というのが当然ございますが、法定外繰入も、県下41市町の事業主体があるんですが、そのうち法定外の繰り入れをやっているのが、41の市町のうちの8市町で、その中でも宝塚市は一番高額で繰り入れも行っているという状況がございまして、あわせて、それプラス赤字対策のために増額をするということについては、多くの納税者の方々の国保を支えようという御理解を求めていく必要もあります。そういう中で非常に苦慮しているのが現状でございまして、改めて再点検を行いまして、繰入金の増額については探ってまいりたいとは思っております。  今年度の国保税の増額を行いまして、その効果額等も予定どおりいくのか。やはり草野委員からも御指摘がありましたように、なかなか想定どおり伸び率が達成できないところがございますから、引き続き累積赤字が増大するのか、この半年ほど推移も見ながら、来年度の予算編成の段階では何らかの対応策を組み込めたらという方向では考えていきたいと思っております。 ○北山 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  最後に要望しておきますけれども、以前、私、何年も前に提案をしていますけれども、なかなかやってくれないんですけれども、宝塚市は9期に分けて保険税を払っていただく。聞くところによると、9期を10期にしているところ、11期にしているところ、12期に平均に分けているところ、要はいろいろあるんですね、全国的には。  50万、60万という保険税を9回で分けたら、当然1回当たりの金額は幾ら、10回にしたら幾らと、毎月毎月の負担が軽くなっていくわけですから、なるべく払いやすいように回数をふやしたらという提案を以前からしているけれども、何だかんだの理由をつけてやっていない。結局滞納を生んでいるという事実も前に指摘しましたけれども、以前行った高山市なんかの事例も紹介をしましたが、収納率96%ですよ。そういうところは幾らでもあるんです。  だから、そういうことも含めて、宝塚は担当課がもっと勉強してほしいな。今までの何かルーチンワークで大変だからといって、全然前向きな検討もしない、改革もしない。そんな状態だから、どうしてもやっぱり赤字になると。はっきりしていますよ。しっかりと前向きにもっととらえて、赤字が当たり前ではないんですから、赤字にならないようにどうしたらいいかということをもっと前向きに検討していただきたいということを要望しておきます。 ○北山 委員長  ほかの委員さん、ないですか。顔を見たらなさそうですが、ありますか。  それでは、論点についての質疑はこの程度にしまして、特に自由討議というんですか、論点以外のところで質疑していくことはありませんか。  はい、田中委員。 ◆田中 委員  ちょっと山本委員の質問の中で出ていた短期証と正規の保険証で医療費がかかった分をわかるようにする。その辺の目的をもう少し教えてもらえたらなと思います。 ○北山 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  目的というか、税金を払っているのは市民です。例えば普通の営利企業の場合、私企業の場合、優良企業、大勢の取引先があるとしますよね。そこに対して、この商品、物すごいサービスしますよということでやっていくわけですけれども、もちろん会社としては取引先に向けて、こちらはもう倒産しそうなんです、支払いができないということになるわけです。じゃ、ここの出す商品は、もうただでいいですわ、こっちの値段を上げますわって、そんなことしませんよ。そんなことしたら、やっぱり責任を持って払っているところに対しては、しっかりした説明責任があります。  それが、今ちょっとお話を聞いたら、その内訳を一般財源から出ているのかと聞いたら、一般財源ではなく、健康保険税の中から出ているということを言われたので、それだったらその分を、赤字がことし物すごい増額になっているわけですよ、極端に。3億以上前年度より多くなっているんですから、その原因の一つは何なのということで、未収金はどうだったのか、もしくは短期保険証はどういうふうだったのかということを聞いたわけです。その中で原因として検証はしたのかということをね。 ○北山 委員長  ほかに、自由討議。  特になければ、それでは、この程度で質疑を終結したいと思いますが、よろしいですか。                 (「異議なし」の声あり)  それでは、質疑を終結します。  それでは、採決を行いたいと思うんですが、討論はありますか。  特にないですか。                  (「なし」の声あり)  それでは、特に討論もないようですから、原案どおり可決することに異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり)  原案どおり可決されました。御苦労さまでした。  それでは、きょうのところは、これで閉会いたします。  ちょっと委員長報告をまとめないといけませんので、一たん閉めます。一たん休憩にして、ちょっともう一度、委員会の報告をまとめないといけませんので。                  休憩 午前11時16分                ───────────────                  再開 午後 0時45分 ○北山 委員長  それでは、総務常任委員会を再開いたします。  皆さんの手元に総務常任委員会としての報告書、これは議長あてに出すものですけれども、ちょっと事務局のほうでつくっていただいたんですけれども、大体反映されたと思うんですけれども、どうですか、皆さん、見ていただいて。  どうですか、皆さん、4番目の特定健診の受診率についての議論がありまして、もうちょっと本当は大事なポイントだと思うんですけれども、これ以上の答弁はなかったので、これ以上書きようがない。  問い5に対する答えは、確か山下副市長のほうから、一般財源からの繰り入れについても、今のところ県下で宝塚が一番数字的には高いということも踏まえて研究したいということなんで。増額って言うたかな。言われへんかったような気がするねんけどな。あれ、研究したい……            (「そういう意味合いでしょうかね」の声あり)  意味合いですか、あれ。              (「それしかないですよね」の声あり)  繰り入れについても研究したいですかね。増額というたら、これを理由にして増額されたらやな。 ○北山 委員長  どない言うてましたか。 ◎事務局 おっしゃった言葉はですね、メモによりますと、繰り入れ増額も探りたいというような。 ○北山 委員長  探りたい。 ◎事務局 探りたいというような。                 (「探求やね」の声あり) ○北山 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  増額という言葉を言っておるんやけれども、探るというのはわけない。研究ですよ。 ○北山 委員長  はい。 ◎事務局 ちょっと研究にさせていただきました。 ○北山 委員長  わかりました。  いや、余りこれを理由にして増額したら……。まあ、いいですよ。          (「それは、もうそういう方向ですよ、状況は」の声あり)  そうかね。            (「また議論せなあかん、自由討議で」の声あり)  いや、それしかないというのは論がなさ過ぎるけれども、知恵がなさ過ぎる。  田中副委員長。 ○田中 副委員長  いや、でも毎年この時期にこれが出てくるのはどうかと言われたら、それを解消しようと思ったら、一般会計で増額するしかないんですよね。いい、悪いではなくて、こういう事態をどうするんかという、その解消に努めようと思ったら。 ○北山 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  いや、だから宝塚が比較的保険税は安いでしょう。低いでしょう。  上限は、ほかと全部合わせて、今まで上限を抑えていたけれども、上限も合わせている。分布によってどうかわからないけれども、分布を動かすことによって、レベルによって、それぞれ他市に比べて保険税がちょっと安いところがある。その部分をどうするかという議論を本当は運協でちゃんとやらないかん、運協で。 ○北山 委員長  運協で。田中副委員長。 ○田中 副委員長  言うんですけれども、やっつけで、時間が決まっているから、もうええやんと。それはそれで。 ○北山 委員長  運協に議会から意見を聞かせてもらわんと。  田中副委員長。 ○田中 副委員長  運協にも相当議論できるなと。 ○北山 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  まあ、委員が出ている間に、がんがんたたいてみて。 ○北山 委員長  それでは、総務常任委員会の報告書、この内容で御了解いただけますか。                  (「はい」の声あり)  よろしくお願いします。  委員長報告をですね、少しこの報告書も踏まえまして、このようにさせていただきたいと思っております。もう委員会報告が出ていますから、それを踏まえまして、本日開催いたしました総務常任委員会の審査報告を行います。  議案第81号、平成24年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第1号)についてです。  本件の審査の経過は、お手元に配付の委員会報告書に記載のとおりです。  採決の結果、議案第81号は、全員一致で可決しました。  以上で総務常任委員会の審査報告を終わりますと。  このようにさせていただきたいと思います。 ○北山 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  内容は議事録に残らないということですか。 ○北山 委員長  伊藤委員。 ◆伊藤 委員  委員会議事録には残りますけどね、もちろん。検索するときには、結局委員会ってやったら、ぱっと出てくる。 ○北山 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  これも最近もうホームページでぱっと見られるからね。 ○北山 委員長  やっぱりここできちっと常任委員会報告書とまとめるということが、僕は、これは非常に大きな一つの一歩やと思うので、このことはやっぱり尊重して、委員長報告はこのようにさせていただきたい。こう思いますので、ちょっと突然になったらいけませんので、一緒に皆さんに説明しておきます。
     それでは、総務常任委員会をこれで閉会します。どうもありがとうございました。                  閉会 午後 0時51分...