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  1. 宝塚市議会 2011-05-17
    平成23年 5月17日議員総会−05月17日-01号


    取得元: 宝塚市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    平成23年 5月17日議員総会−05月17日-01号平成23年 5月17日議員総会                  開会 午前10時01分 ○村上 座長  おはようございます。  ただいまから議員総会を開会いたします。  本日は、議会役員選挙立候補表明のための議員総会でございます。  私、本日の進行役をさせていただきます村上でございます。よろしくお願いします。  本会進行に当たり、何とぞ御協力のほどよろしくお願い申し上げます。  本題に入る前に、本会進行の流れを御説明いたします。  最初に、立候補表明の順番ですが、まず議長候補者を、続きまして副議長候補者、その後、議会選出監査委員候補者の順に行います。  各候補者発言順位は、お手元に配付の一覧表のとおり、くじによりあらかじめ決めております。発言時間はお一人5分程度とさせていただきます。  以上のとおりでございます。  それでは、ただいまから各役員候補者立候補表明を行っていただきます。  まず、議長候補者です。  江原議員お願いをいたします。  21番江原議員。 ◆江原 議員  皆さん、おはようございます。  今回、宝塚市議会議長選挙立候補いたしました江原和明でございます。  私の考える宝塚市議会改革の今後の方向性について、少し述べさせていただきます。  今、地方議会改革の波が広がっております。その一つ要因は、2006年5月に北海道栗山町議会が初めて制定した議会基本条例は、2010年、昨年の12月時点で150を超える見込みとなりました。ことしの3月時点での全国自治体議会実態調査によると、約6割弱の議会が何らかの形で議会改革に取り組んでおります。
     もう一つ要因としては、国会において去る5月2日に公布されました地方自治法の改正であります。主な内容として、議会制度の充実の一環として通年議会の選択が可能になり、議員定数上限数に係る制限の廃止、市町村基本構想、つまり基本計画議会議決を経て策定する義務づけがなくなりました。このように、全国一律での制限が撤廃されて、各自治体ごと条例を立案し、決定し、自治体運営をどのようにするか自主的な判断にゆだねられました。まさしく地域主権時代が本格的に開始をされたわけであります。  そこで、宝塚市議会として、去る3月に策定した議会基本条例をいよいよ実行に移す初年度となりますので、議会報告会の開催、市民との意見交換の場の検討インターネット配信の実現、政策研究会の設置、議員間の自由討議実施市長反問権実施等々、さらに地方自治法第96条2項による議決案件の拡大の検討など、市議会全員によって議会改革を一歩進めていきたいと考えている次第であります。  先ほど地域主権という言葉を使いましたが、一歩深く言えば住民主権となります。市民からの声として、市議会が何をしているのか、どのような審議をして予算を決めたのか全くわからないといった意見も聞きます。住民主権であるならば、定例議会の結果を市民に報告することは当然のことであります。  議会という場は、考え方の違う複数の代表者によって構成をされていて、意見の違いに基づいて公開の場で議論が展開された上で意思決定をすることがその本質であります。例えば、その議案に私個人は反対であるが議会全体の結果は賛成多数である場合においても、議会報告会では、議案内容に関すること、審議の過程においてどのような議論がなされ、論点争点は何であったかということの説明が期待をされていると思います。個人個人意見の発表の場だけではなく、市民の負託を受けた代表者として一人一人の議案予算などについて論点争点が明らかになるような議論市議会として展開しているかどうかが、これからは問われる時代だろうと思います。  したがって、議員に求められる役割が大きく変化する今、議員資質向上に向けて市議会全体での研修会等も企画をしてまいる決意であります。  最後になりますが、阪神大震災を経験した宝塚市議会として、東日本大震災被災地の一日も早い復旧、復興に向けて努力していくことを述べて、私の所信表明とさせていただきます。どうか御賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○村上 座長  江原議員発言は終わりました。  以上で議長候補発言は終わります。  次に、副議長候補発言に入ります。  北野議員お願いをいたします。  11番北野議員。 ◆北野 議員  おはようございます。  私は、このたび宝塚市議会議長立候補いたしました北野聡子でございます。  国の政治をつかさどるのは議院内閣制ですが、地方自治を進めるに当たっては、市長市議会議員の両方を市民が選びます。そして、市議会は市の重要な仕事を決定し、予算条例を決め、市長はそれを執行します。この二元代表制の仕組みは、車の両輪に例えられるように、それぞれがしっかりと独立し、なおかつ市民福祉向上のためにしっかりと協力し合っていくことも求められます。さらに市議会は、市民全体の代表として市民意思の反映に努めることはもちろん、市民の信頼を得なければなりません。その思いは、開かれた議会を目指し、2009年から議会改革特別委員会議論を重ねた結果の本年3月議会における宝塚市議会基本条例制定へとつながりました。議員地域に足を運んで開催する議会報告会や、議員の質問に対して市長反問権を認め、議員同士自由討議も取り入れ、議論の質を高めるとともに議会合意形成に努めることなどを掲げています。  阪神間で初めて定めた議会最高規範であるこの議会基本条例を、これからどのように運用していくのか、さらに継続した改革も注目されているところです。その意味でも、この6月議会からの宝塚市議会は新たな歴史の一歩を踏み出すことになります。  私は、議長をしっかり補佐し、各議員皆様と連携し、開かれた議会をつくっていきたいと思っております。一生懸命頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上で私の所信表明とさせていただきます。 ○村上 座長  北野議員発言は終わりました。  以上で副議長候補発言を終わります。  次に、監査委員候補発言に入ります。  最初に、山本議員お願いをいたします。 ◆山本 議員  皆様おはようございます。  このたび、議会選出監査委員立候補をさせていただきました山本敬子でございます。  監査委員職務権限といたしましては、財務監査実施する財政援助団体等監査実施すること、決算審査実施、そして住民監査請求に基づく監査実施など、市の行財政運営に関しまして広範囲にわたると聞いております。さらには財政健全化法に基づく監査委員審査もあるとのことで、監査は重要な役割となっております。それゆえに、監査委員には常に公平、公正で真摯な態度が求められることをしっかりと踏まえてまいらなければなりません。  さらに、議会選出監査委員につきましては、市の行財政施策全般をチェックし、監視することが議会の本来的な役割でありますことから、市の行財政運営実施を把握いたしまして、市民意見や、そして行政ニーズに耳を傾けながら、しっかりと取り組んでいくことが仕事であると認識しております。幅広い見地から監査を行いまして、監査委員としての意見が反映されまして、それが最終的には市民にとってフィードバックされるものと考えております。  私は、このたびこのような議会選出監査委員重要性を再認識いたしまして立候補を表明させていただきました。  地域高齢化や観光・商工業の衰退など、宝塚市が置かれている環境は非常に難しいものがあります。今後の都市の発展のために、効率のよい資源の活用が強く求められております。監査機能をフルに活用することによりまして、発展していくべき宝塚市の都市運営を目指しまして、その必要があると考えております。  議会選出委員といたしまして、種々の監査を行い、議員皆様と情報を共有することによってその職務を果たしてまいりたいと思います。御理解をいただきまして御賛同を賜りますように、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございます。 ○村上 座長  山本議員発言は終わりました。  次に、たぶち議員発言お願いいたします。 ◆たぶち 議員  おはようございます。  監査委員立候補しました日本共産党のたぶち静子です。  監査委員は、監査を行うために地方自治法に基づいて設置されている独任制の機関です。監査は、行財政構成で効率的な運営を確保するために、財務に関する事務の執行や地方公営企業などの経営にかかわる事業の管理が関係法令予算に基づき適正に行われているかどうか、また行政運営全般、組織、人、事務処理法についてもしっかりと監査していきたいと思っています。  住民監査請求もふえてきています。厳正な監査を行い、行政違法性や不当を指摘するだけではなく、行政あり方そのものを問い、ふさわしい方向への指導を行っていくような監査制度をしっかりと果たしていきたいと思っています。議会選出委員として公正な姿勢でしっかり勉強しながら、大切な役割市民に対して果たしてまいりたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○村上 座長  たぶち議員発言は終わりました。  以上で監査委員候補発言を終わります。  本日の役員候補者全員立候補表明は終わりました。  これをもって本日の議員総会を閉会いたします。  御苦労さんでした。                  閉会 午前10時16分...