ツイート シェア
  1. 宝塚市議会 2009-08-03
    平成21年 8月 3日議員協議会−08月03日-01号


    取得元: 宝塚市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    平成21年 8月 3日議員協議会−08月03日-01号平成21年 8月 3日議員協議会                  開会 午前10時09分 ○村上 議長  ただいまから議員協議会を開催いたします。  本日の議題は、平成21年8月2日の災害状況についてでございます。  まず、経過について報告を求めます。  坂井市長。 ◎坂井 副市長  私のほうから昨日の災害状況につきまして御報告させていただきます。  昨日8月2日、経過といたしましては、未明の2時15分に阪神地域におきまして大雨洪水警報発令されました。あわせて県のほうから水防指令第1号が発令されております。  3時になりまして、それを受けまして水防本部及び災害警戒本部を市として設置いたしました。  それから、3時35分になりますと県のほうが水防指令の第2号に切りかわりまして、3時45分に災害対策本部として市も設置をした状況でございます。  それで、3時50分になりますと、新たに兵庫土砂災害警戒情報宝塚市に出たことによりまして、大変その時点で雨量の多いゆずり葉宝松園、中山台、すみれガ丘、紅葉ガ丘、それと切畑につきまして、その地域学校及び施設につきまして避難所開設準備を始めたところでございます。  4時40分に水防指令第3号が発令されまして、武庫川の増水位警戒水域を超えたために、安全のために武田尾地区の25世帯63名の方に対しまして避難勧告を行いました。武田尾公会堂避難所として開設いたしております。  5時40分になりまして、武田尾公会堂に14名の方が避難をされております。その中で車いすの方がいらっしゃいますので、これにつきましては市の消防のほうで対応させていただきました。  7時30分になりまして、もう朝方になりまして雨足も少し弱まってまいりましたので、先ほど申しました危険予想箇所ゆずり葉以下5地区につきまして、市の広報車で回りまして各住民の方へ再度注意喚起を行いました。その時点での武田尾公会堂での避難者は8人に減っております。  それと、10時15分になりまして、兵庫土砂災害警戒情報解除されました。  それと、10時30分になりますと阪神地域大雨洪水警報解除されましたので、10時45分をもって災害対策本部を解散いたしまして、本部員は用心のために自宅待機というふうな指示を行っております。  あわせまして、武田尾地区避難勧告解除、それと避難所としていました武田尾公会堂を閉鎖いたしまして、あわせまして、避難所としていた学校及び施設を閉鎖したというふうな状況でございます。  以上でございます。 ○村上 議長  報告は終わりました。
     これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  北山議員。 ◆北山 議員  それでは、幾つかの点で質問をしたいと思うんですが、これは8月2日の災害状況報告書なんですけれども、8月1日の土曜日にも水防本部設置をされたように私は認識いたしております。特にそのときに、大堀川の向月町の一番低い低地帯のところでここに書いてありますように全く同じトラブルがありまして、非常用のポンプが全く働かないと。このポンプ設置して、雷でかつて故障したときに、もう大丈夫ですよと、すなわち地元はかぎを預けてほしいと、非常時には地元で対応しようという話をしたんですけれども、行政の考え方はすべて対応すると、最初市役所が来てすべて安全を確認しますと、心配せんといてくださいと。何回もこれは議論があって、そういう結論だったんですけれども、土曜日のときには動かないという事態になって、私もおかしいやないかということでいろいろ議論したんで、最終的には設置した企業が来て直ったという形で私は報告を受けました。  この辺ところは、1日の水防本部設置経過についてどうだったんかというのをまず最初報告していただきたいと思います。 ○村上 議長  乾谷部長。 ◎乾谷 危機管理担当部長  8月1日の対応につきまして、経緯を報告させていただきます。  まず、1日の午前9時28分でございますが、阪神地域大雨洪水警報発令をされました。これを受けまして、10時に宝塚市におきましては水防本部災害警戒本部をあわせて立ち上げいたしました。  午後1時40分でございますが、大雨洪水警報解除されました。これにあわせまして、14時に水防本部並びに災害警戒本部を解散いたしました。  以上でございます。 ○村上 議長  北山議員。 ◆北山 議員  大堀川のところの話はまた後できちっと解決するとしまして、すなわち土曜日の時点水防本部設置されて、あの時点では、気象庁のいろんな予報でもこれから近畿地方に豪雨が降りますよと、雨が降りますよという予報は出ていたんです。だから私は当時、担当者にも、絶対これは降るから完璧にしといてよと、必要な体制をとらなあかんよと、こういうふうに言っていたはずなんで、市全体の行政としても当然これは同じような大雨洪水警報が予測されるという事態で、もうテレビでも気象庁の発表でも阪神間で起きますよと。もうちょっと広い範囲の表現でしたけれども、出ていたわけですよ。  それで、次の日曜日の朝2時15分に警報発令をして、NHKでもすぐ発表しまして、私、3時ごろに市役所に電話しました。3時前やったと思うんですけれども、電話しましたら防災センターの人が、今担当者を呼んでいます、だれも来られていませんと。向月町の地元の役員さんも防災へ電話したら、だれも来てないと同じことを言ってるんです。その方がどうされたかというたら、結局警察消防署に電話をされたんです。現地に来たのは警察消防県民局、その次に上下水道の車が来たんですけれども、上下水道の車は通っただけ。それで県民局職員がつかまえてどないかせえと言うたら、私は担当ではないんで帰って報告しますと言うた後、それからおもむろに駆けつけてきたと。その間結局、土曜日に直ったという機械は動かなかったんです。どないしたかというたら、結局ふたをあけて手動で動いたんです。  今になってわかっていることは、センサーが故障している。今回の緊急対策でも上がっていますけれども、これ緊急対策に上がったのも、私が1404号線でおかしいやないかというて指摘して上がったわけです。ぜひあのセンサーを全部かえんともうあかんと私は思っておるんです。  それは置いといて、そのとき私は、6時か7時前ごろにそれでもとめまして、現地を見てからここの市役所に来ました。水防本部に行く前に市長以下どうかなと思って、断りもなしにというんか、どんどん入っていって、坂井市長がおられたんでいろいろ話をしましたけれども、水防本部は何回会議を持たれましたか。 ○村上 議長  乾谷部長。 ◎乾谷 危機管理担当部長  3時に設置をしたときに水防本部警戒本部会議をやっておりますが、その後、3時40分に災対本部設置いたしましたので、以降は災対本部設置回数になりますが、実際、解除までの関係の中で4回開いたと思っております。 ○村上 議長  北山議員。 ◆北山 議員  これ、神戸新聞の報道によりますと、5年ぶりに例の災害対策本部設置されたと、こう言われていますけれども、私はあのとき、どうも市長は来られていなかったんじゃないかと、こういうふうに認識したんです。  聞くところによりますと、災害対策本部を4回会議を開いて一度も市長が出席をされていないと。非常に私は危惧する事態でして、安全・安心というのは市政の最大の課題です。しかも西谷では避難勧告を出されて避難もすると、こういう事態になって、職員の方も私、見ましたら、本当に部課長以下、担当の部局は係長以下でも雨の中を必死になって走り回っていますわ。大変僕御苦労さんやと思いましたけれども、そういう事態になっているのにこれ、何で市長はこのまま災害対策本部が開かれていたのか、私は極めていかがなもんやと思うんです。この辺のところ、1面の報告ではなしにきちっと総括して、きちっと市民に対して報告してあげたいんです。  僕は、これはもう本当に怒りを持っています、正直に言いまして。5年ぶり災害対策本部避難箇所設置されてみんな右往左往しているのに、市長が1回も来んと災害対策本部が開かれ、結局それが終ってしまったと。こういう事態を深刻に受けとめていただきたいし、市長自身もはっきりした形で明解にしていただきたい。こんなことを繰り返していたら市長としてやっぱり本来の役割を果たしていただきたい。このことをお願いして、この程度で時間もありませんので終わります。  以上です。答弁は要りません。 ○村上 議長  ほかに質疑はありませんか。                 (「ありません」の声あり)  質疑がありませんので、これをもって本日の議員協議会を終了いたします。                  閉会 午前10時19分...