阪上前
市長の
収賄事件につきましては、
神戸地方裁判所に起訴されておりまして、現在公判中であります。今後、この
事件の実態は
刑事裁判において解明されていきますが、私といたしましては、前
市長の
個人的な
資質の問題とは別に、市の
組織として、今回のような
不法行為の
防止ができ、さらに
コンプライアンスの保持された事務の
執行体制を
確立しなければならないと
考えております。
今回設置いたしました
調査専門委員会の
調査、
検討によりまして、
本市の
組織内に抱える
問題点を明らかにして、二度とこのような
不祥事が起こらないというよりも、
不祥事を起こさせないための方策をしっかりと講じてまいりたいと
考えております。また、
調査専門委員会の
調査や
検討の進捗に応じまして、その都度
議会への
報告をしっかりとさせていただきたいと
考えております。
次に、
要望事項の2点目でありますが、
議長からの
申し入れにも記載いただいておりますように、この
外部委員会での
調査報告に基づきまして、
本市の
コンプライアンス制度及び
入札制度の
あり方につきまして、
議会とも
協議をさせていただきながら
検討を進めていきたいと思っております。
いずれにいたしましても、これらの
取り組みで、できるだけ早い
段階で今回の
事件により
市民に与えた市政への不信を払拭し、
市民の
皆様からの信頼を取り戻していきたいと
考えております。今後とも御協力のほどよろしくお願い申し上げます。
○
北山 委員長 今、
中川市長のほうから、
さきの
申し入れに対する具体的な基本的な
考え方、
方向性についての
お答えを述べていただきました。
各
委員の方で、
市長がずっとこの
委員会におられるという状態ではありませんので、今日のこういう
事態ですから、できるだけ的確にということで
考えていただいて、もし今の
説明等に対して質疑があれば聞きたいかと思うんですが、どうですか。
近
石委員。
◆近石
委員 1点目の
外部委員による
検討委員会ですが、この
調査専門委員会の5名の
弁護士ということで、これはどういう基準で決められたかいうことと、それときょうから委嘱するということで、期間的にどの
程度の期間で
結論を出してもらえるのか、このあたり、とりあえずちょっと
お答えいただきたい。
○
北山 委員長 中川市長。
◎
中川 市長 この
弁護士の選任に当たりましては、市のさまざまな、このような
委員会にずっとかかわってくださっております、市の
組織をきっちりわかっていらっしゃる
岸本弁護士を座長にさせていただきまして、
岸本弁護士だけは
兵庫弁護士会に所属しております。ほかの4人の
方々、
大阪弁護士会に所属しておりますが、さまざまなこのような
市長や
職員などの汚職問題に精通しているということで、
阪口弁護士と
在間弁護士にお願いいたしました。これは、さまざま私の今までかかわってきました
弁護士さん
たち、これ福岡県の
弁護士や東京の
弁護士に
宝塚市近隣の
弁護士さんを紹介していただきまして、この中でこのお二方が一番いろんな形で精通しているだろうと、そして
白井啓太郎弁護士と
高山巌弁護士に関しましては、
在間弁護士と
阪口弁護士が非常にたくさんの懸案、いろんなものを抱えているので、しっかりと自分が知っているそういう
弁護士さん
たちと
共同作業をしていくために、このお2人にお願いして紹介をいただきました。そのような経緯がございまして5人の
方々を選びました。
そして、2点目でございますが、私どもといたしましては、この
議長からの
申し入れと同じような
思いを持っておりますので、このようなことを中心に、速やかにお願いしたいということしかただいまのところは言えませんで、この後、この問題がさらに深く根深いものならば、ある
一定程度の時間もかかりましょうし、できるだけそのたびの
中間報告みたいな形で知らせていただきたい、また速やかにということでのお願いはしてございますが、いついつまでにという期限は切っておりません。
○
北山 委員長 近
石委員。
◆近石
委員 やはり
弁護士の方は忙しいわけですね、裁判を持って。急にこう選任されて、これからこういった
調査入ると。だから、なかなか
日程調整が難しいと思うんですよ。ですから、ある
程度期限を切ってやっとかないと、なかなかずるずると
結論が先延ばしになる
可能性があるんで、ぜひそこはある
程度きちっと、半年先とか、半年先で
中間報告出すとか、1年先できちっと出すとか、こういうことにしないと、やはり
市長が掲げられてる、これ第1の
公約ですから、
公約は早く実行してもらわないかんから、ぜひその点は要望しておきたいと
思います。
私のほうからは以上です。
○
北山 委員長 ほかの
委員の方、ありませんか。
ほかの
委員の方、どうですか。せっかく初めて
市長が
議会の
委員会に出席されてますんで、質問していただいたらいいと思うんですけど。
浜崎委員。
◆
浜崎 委員 先ほどの
市長の答弁の中で、
外部委員会、いわゆる
コンプライアンス制度の
確立というあれが出てきたんですけど、もう少し具体的にどういう、
コンプライアンスというのは、今、世間というか各企業では、これがはやってる
言葉なんですけども、具体的にどういうような
制度の
確立というのを目指していられるかということをちょっと。
○
北山 委員長 中川市長。
◎
中川 市長 私も横文字が余り好きでありませんで、
法令遵守ということで、当たり前のことを当たり前にしていくということです。そして、
情報公開はもちろんですが、
公益通報制度など、やっぱり
内部の
職員の
皆さんから、しっかりとしたこの
制度を生かして、
情報が的確に速やかに私
たちに届いてくる、今の
制度をしっかり活用する、さまざまございますけれども、私も具体的なところに関しては今のところ
弁護士さんにこのような形でお願いしているところでございまして、今のところそのような
お答えになりますが、申しわけありません。
○
北山 委員長 浜崎委員。
◆
浜崎 委員 確かに
通報制度とか、
制度はいろいろとあるんですけども、多分というよりも、私も1年生
議員ですので、以前というのは、前期ですね、
渡部完市長のときから
阪上市長になられて、そのときもこういう話は多分あったと思うんですよね。それが、今回また実際行われてしまったという世界の中で、この
制度をつくるという、一応
弁護士さんに相談されてからという、今後の5名の
委員によってということがあれなんで、それの
あり方を待ちたいなとは思うんですけど、基本的に2度こういうことが起こってる。それを
防止できなかったということに関しての
コンプライアンスの
制度の
確立、そこの
制度の
確立を
考えていくという、非常に私は、これはそういうことかなというふうに思ってるんですけど、それをもう少し具体的にお聞きしたかったんですけど、今ちょっとそういう
お話なんで、それができるまでちょっと待たしてもらわないかんのんかなとは
思いますけど、我々は今、日々これ動いてる中でこれをやっておりますんで、早急にこれの
確立をお願いしたいというふうに、これ以上ちょっと今のところ言いようがないんで。
○
北山 委員長 中野委員。
◆
中野 委員 先ほど市長が言われた中で、
組織内が抱える問題について、
調査専門委員会のところで
お話しありましたけれども、
組織内の問題、想定されるというのは、どんな形のことなんですか。
○
北山 委員長 山下副
市長。
◎
山下 副
市長 先ほど浜崎委員のほうからも御
指摘がありましたけれども、過去に
不祥事がございまして、
職員の
不祥事もあれば、あるいは
市長の
不祥事というのもございました。そういう中で、
内部的な
改革ということでは
入札制度の
改革だとか、あるいはいわゆる
コンプライアンスの遵守、あるいは
要望事項については、すべて
市長まで
報告をするような
仕組みだとか、あるいは
外部通報制度とか、その都度
改善もしてまいりましたし、また
行政暴力行為ですか、
行政に対する暴力的な威圧、そういうものに対します
改善ということも取り組んでまいると、もちろんそれは
制度上の改正もございますし、それから
職員の
意識改革ということで
研修やら体験も踏まえて進めてまいりました。
しかしながら、現実にこういう
事態が起きているということをもう一度総点検してもらおうということで、
現時点においては、私は前から
職員ですから
改善というものは加えてきたつもりではございますが、現実に起きてるというこの事象を踏まえれば、やはり一
市長の
個人的行為というだけで済むか済まないかということは、現在の資料あるいは
状況をすべてこの
委員会の
皆さんにもう一度お示しして、分析もしていただき、
個人的な問題、
資質の問題という
部分もあろうかと
思いますし、我々がやってきたにもかかわらず、まだ
職員内部の
仕組みが悪いところもあるかもわかりません。あるいは
職員の
資質、
認識そのものにまだまだ不十分なところがあるかもわかりません。そういうことを踏まえて、想定として
内部においてのという
市長の
お話では触れさせていただいておりますけれども、速やかに点検、検証していただいて、その都度御提言を賜りたいなと、あと、そういう提言をいただいた上で、
内部的にも
改革をより一層図っていきたいなという、そういう気持ちで今望んでいるということで
市長のほうも述べさせていただきました。
○
北山 委員長 中野委員。
◆
中野 委員 何となくわかりました。だから、今までより以上に
情報公開もするし、
内部的なところも再度総点検すると、よりきちっと総点検するというふうに思ったらいいですか。
○
北山 委員長 山下副
市長。
◎
山下 副
市長 至急に点検を受けて検証していただいた結果ということで、より一層
改革に必要な
部分については、
早期に手を加えていきたいという決意でございます。
○
北山 委員長 村上委員。
◆村上
委員 今、近
石委員も言ってましたけども、
弁護士の
先生方で
専門委員ということですんで、忙しい方ばかりだと
思いますが、
市民の方が選挙で、そういうことも
公約の中で言われてますので、
日にちをきちっと言って、そして
議会のほうに
報告いただいて、両方で取り組んでいくということをしてほしいなと。やはり
日にちを切らないと、ずるずるといく
可能性があるん違うかなという心配がありますので、その辺をきっちりやっていただきたいということと、それから、それぞれの反省を踏まえて、
行政のほうもきちっと
体制を組んでやっていただきたいなと、そのように
思います。それも、
日にちを長く置くんじゃなくて、早急にそのシステムをやってほしいなというように、
反省点で、今、
山下副
市長も言ってましたけども、
個人の
資質だけじゃなくて
行政体質の中で
改善をしていく、やっていくということをやってほしいなというように要望しておきたい。
市長が今おっしゃいましたように、みんなで、
市長だけじゃなくてみんなで、支えながらみんなでやっていくという覚悟をしてほしいなということを
思います。要望しておきます。
○
北山 委員長 となき
委員。
◆となき
委員 今、
市長のほうからいろいろお
考えを言われたんですが、重要な点として、
個人の
資質ということだけではなくて、やっぱり
組織としてどうあるべきなのか、その
体制としてどうなんかというところを重視するというのは、これは非常に重要かなと思うんです。いろいろ
政治家の
汚職事件が起きると、一般的にはよく
個人の
資質ということが真っ先に言われるんですけれども、それを何とか起こさせない
体制というのがやっぱり必要やと思うんで、その
姿勢で頑張ってもらいたいと
思います。
あと、いろいろ言われてたんですが、期日という
言葉が何人かの
委員さんが言われたんですけども、
市長、答弁されましたが、なかなかその問題の中身、検証する中で、問題によっては、そら十分じっくり時間かけなあかん問題も出てくる
可能性もあるんで、やっぱりその辺は期日を気にするんじゃなく、中身をどう、
改善をどれだけ深くやれるかということを重点に置いてやってもらいたい。かといって、ずっとずるずるいくと、また
市民的にも何してるんだという声にもつながっていきますんで、その経過については、きちっとその都度その都度
報告されるということですけど、やっぱりきちっとされていくべきやと。
それを受けて、
議会のほうでも、今回の問題、元
議員が絡んでた、
議員が現職の時代に絡んでたわけですから、
議員としての
あり方という
部分についても、
議会としてどうしていくかと
考えるその
検討材料にもなると思うんで、その辺はきっちりと
報告していただきたいなと
思います。
最後に、僕の
意見としてはそうなんですが、さらに何か
市長のほうから
思いがあれば答えていただけたらと
思いますけど。
○
北山 委員長 中川市長。
◎
中川 市長 私は、
個人的な
資質、2代続けてということは異常な
状況ですので、
市民の
皆さんの期待は、やはりきっちりとこれを
議会にお知らせするのは速やかに、当然のことながら
市民の
皆さんにも、このような経過というのをいろんな
情報手段を通じましてお知らせしていくという、それをやりながら、懸命に
議会と
職員、みんな一丸となって二度と繰り返さない、そのような、この
宝塚のまちの汚名を払拭するために頑張っているんだという
姿勢をやはり示していかなければいけないと
考えております。
私も、
皆さんお忙しい弁護士さんがお引き受けいただいたことで本当にほっといたしまして、そして
弁護士さん
たちも、やはり2代続いてというのは、何か
資質だけの問題じゃないんじゃないかということで、非常に情熱を持って取り組んでくださるというお返事をいただいております。ですから、かなり中心的に、お仕事をこれに集中されていくような決意というのを聞かせていただきましたので、それに期待しながら、一刻も早く私
たちがこれに対しての
お答えを
市民の
皆さんの前にお示しできる機会をつくれればというふうに
考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○
北山 委員長 よろしいですか。
(「はい」の声あり)
ないですか。
(「ないです」の声あり)
特になければ、
市長、いろいろと本日の予定は、多忙なようなんで、この辺で
市長は退席されてもよろしいですか。
(「はい」の声あり)
中川市長。
◎
中川 市長 どうもありがとうございました。一生懸命頑張ります。
(
市長退席)
○
北山 委員長 それでは、
市長のほうも御退席されましたけども、特に
委員さんのほうで
行政関係者に少し改めて質疑しておくことはありませんか。せっかくそろってもらってんのに。
浜崎委員。
◆
浜崎 委員 特別に今言われたからということじゃなくて、
先ほどもちょっと、
議員はこの後にまた
倫理の話が出てくるんですけど、
職員のいわゆる何たら
ペアレンツという、
一般市民からの不法な、それから不当な
要求とか要望というのが、まあまあ過去にも随分あったというふうにも聞いてますし、それから今後ともそういうのは、いつの間にかそういう
発言になってしまうというか、結局、もちろん
職員の
対応にもよるんでしょうけども、どうしてもエスカレートしてくると
言葉が荒くなったり
不当要求に近い
発言になっていってしまったりというようなことは多々あると思うんです。これは現実問題の話としてあると思うんです。
先ほども、ちょっと話の中に、そういったことにも
山下副
市長のほうから
対応していかないかんということなんですけども、具体的に、例えば市の
職員の教育をされるということですけども、それは例えば専門的な
組織というか、専門的な範疇の中からそういう教育を今後、今でもやってるとは思うんですけど、さらにそれを強化していき、いわゆる
職員のモチベーションをぐっとこう上げていくというか、そういった具体的なお
考え方というか、市としての
対応の仕方というのはどのように。
○
北山 委員長 山下副
市長。
◎
山下 副
市長 御
指摘の
内容でございますが、従来は、やはり
市民の方と
職員が接する場合、
市民の御
意見、御
発言を十分聞き取りして、調整してという、そういう基本的な
姿勢が当然必要でございますから、そういう中で
お話し合いをする。ただ、その
内容によっては、あるいは
お互いの
発言の行きがかり上といいますか、そういう中でやはり
お互いに感情が高ぶる、そういうことで激論になる、あるいは口論になる、非常に危険な雰囲気、
状況になってくる、あるいはそれが長時間にわたってくる、そういう
状況もございます。今もないとは言えない
状況でございます。
ただ、最近は、特にこの数年間は、今御
指摘のありましたように、いわゆるモンスター
ペアレンツだとか、あるいは病院でもそういうことが生じるというふうな、そういうことも一方では大きな問題ではないかなという世論も少しずつ形成もされてまいりまして、すべて
市民の
意見をいつも我慢してこらえながらずっとそれを聞いておくという、そういう
業務執行が適切かどうか、それについてはやっぱり一部疑義が出てまいっております。
やはり
お互いの議論は必要ですし、
意見の交換も必要ですが、それが堂々めぐりになっているような
段階だとか、あるいは何時間にもわたる、長時間にわたる
個人的な拘束になりますと、それはその
段階で、やはり
市民の
皆さんであろうと、それは断ち切らせていただく、話は終わらせていただくという、そういう
行為も場合によっては判断をして、毅然たる態度で臨むべきだということは、ある
程度認識が広がってまいっております。
職員の中でも、余りにも長時間、かつては夕方から明くる日の朝まで、一
市民のために
協議というか口論が続いたというような、そういう事例もありますが、もう今日ではそういう
事態はやっぱり許されないんだろうということで、
お互いの議論がわかってしまって、決別してしまった場合は、1時間
程度で、速やかに本日はこれで終わらせていただきますということで退席を求める、そういう
行為をするようにということは
職員もある
程度認識は広がってきておりますから、過去に比べて相当トラブルは減ってきていると
思います。
そして、そういうことと、もう
一つは暴力的な
行政介入というのもございますから、この数年間では、毎年、
職員交代で、
警察主催の
不当要求行為の
防止のための
研修会も開かれておりますから、そういうことの
研修会にも行っておりますし、また庁内にも
警察官を講師に招きまして、そういう指導、アドバイス、見解というのを受けております。そういうこともあって、
先ほどのように、ある
程度職員の意識も変わってきているもんと思っています。
今後とも、そういうことでは貢献しておりますし、今回の御
提案、
委員会のほうにまた検証していただいた中では、そういうプロといいますか、暴力団といいますか、そういう
行政介入とともに、一
市民であってもモンスター的な
要求に対する
対応、そういうものをより一層深める
研修というのは当然必要かなと思っておりますんで、取り組んでまいりたいというふうに
考えております。
○
北山 委員長 浜崎委員。
◆
浜崎 委員 警察の
研修というのは、これは非常に大事なことだし、
先ほど言われたように、本当に不当な
要求というか、それがどんどん続くと時間の浪費にもなるし、それから
職員の精神的な苦痛というか、非常に業務に支障を来すというような中で、今ちょっとその
研修という
お話があったんですけども、今現在はそういう
研修という
程度のものなのか、じゃ今後さらに、
先ほどちょっと
警察がどうのこうのという話があったんですけど、そういった
外部の例えば
出向者を受け入れしてそういう
セクションをつくるとか、もしくは
内部的に、例えば出向じゃなくて、例えば
OBを、今でも
OBは何かいらっしゃるみたいなんですけど、そうじゃなくて兼務という形で、例えば
警察官が現行の形で
宝塚市役所に兼務で在籍して、そういう
対応をするような
セクションをつくられることはどうのこうのとかいったような形のものをお
考えなのかということをちょっとお聞きしたかったんですけど。
○
北山 委員長 山下副
市長。
◎
山下 副
市長 そういう事例も、他市では導入してるという
事案も原課のほうからも御
提案といいますか、そういう
情報も提供いただいております。
一つの手法であるかなと思っております。
現在は
警察OBの方も入って、防犯・防災、そういう
取り組みでは一部取り組んでおりますけれども、今回の
事案の中で、一度検証していただく中で、
内部的に
相当数の
事案があるとか、あるいは
現時点の
改善策で
対応し切れないというようなことがありますれば、
一つの
改善策の手法として
検討されるべきかなと思っておりますが、
現時点で私自身でそこまでの判断はまだいたしておりません。
○
北山 委員長 近
石委員。
◆近石
委員 先ほどもちょっと
市長に聞いとったんですけど、この
調査専門委員会の目的というのは、当然
原因究明と
再発防止という、こういうことで言われてますけど、
先ほどもちょっと期間の問題言っとったんですけど、やっぱり忙しいわけですね、
弁護士というのは。だから、当局として、月にどの
程度の回数で、どの
程度まで、どの
程度というんか、
入札制度の問題とか挙げたらいろいろあるわけですね、その調べるところが。だから、どの
程度までそういう
調査、
原因究明する、あるいはそれに対して
行政がどの
程度までチームをつくって、補佐というんですかね、関係していくのか、このあたりをちょっと教えていただけますか。
○
北山 委員長 それに関連して、どこが市の窓口になるんかというんか、事務局というのか、ちょっとそれもあわせて。
谷本
総務部長。
◎谷本
総務部長 今の御質問でございますけれど、まず窓口といたしましては、
総務部総務課が窓口ということでさせていただきたいというふうに
思います。
それから、5人の
弁護士の方を選任いたしてございまして、各
弁護士の方というのは大変
お忙しい方ばかりでございます。したがいまして、密度を高くしてお集まりをいただいて、議論して一定の答えを出すというのはなかなか大変だろうというふうに思ってございますので、今回、
専門委員ということで選任させていただいておりますので、各それぞれの
専門委員の方で、個々でいろいろな
情報提供させていただく中で
調査をしていただく、それで調整会議を適宜持たせていただきまして、それぞれで
調査いただきました
内容を取りまとめていくという形を
考えてございます。ですから、裁判の予定だとか、あるいはいろんなクライアントとの調整だとかということで、なかなか日程がとれないということも当然でございますんで、今回そういったやり方をしたいというふうに
考えてございます。
それと、今回、5名の
弁護士の中で比較的若い
弁護士の方が2名お入りでございます。市のほうの事務局とこの若い
弁護士の
方々にも御協力をいただきまして、一定整理をどんどんやっていくと、その整理したものを各
皆さん方が
調査をした結果としてまとめて、調整会議でいろんな議論をしていくと、こういう形でスタートさせていただきたいと思っております。
とかく事務局側の
行政の
職員だけで資料をつくって、それを見ていただいて御審議をいただくというだけではなかなか大変だろうということもございますので、専門の
方々にも初歩的な、我々と一緒になってそういった資料づくり、あるいは事の整理をいただいて、本格的な
調査と議論をしていただくと、そういう形で進めてまいりたいというふうに
考えてございます。
○
北山 委員長 近
石委員。
◆近石
委員 そしたら、その総務課が窓口になるとして、当然専任の担当者というのは置くわけですか、だれか兼任をするとか、その人数が何人かとか、そのあたりいかがですか。
○
北山 委員長 谷本
総務部長。
◎谷本
総務部長
総務部総務課の中で、まだだれをその担当にするかというのは、現在、ほぼこのラインでいこうというのはありますけれども、専任というところまではまだ決めていないというような
状況でございます。
いずれにいたしましても、
総務部総務課のほうでこの
委員会につきましては所掌させていただきます。当然、
市長等
倫理委員会等の所管でもございますし、この
市長等
倫理委員会の中の
弁護士もお入りをいただきまして、現在の市の
コンプライアンスの
制度と、新たに加わっていただく
弁護士の方には、いろんな議論ができるんではないかなというふうに思っております。
○
北山 委員長 近
石委員。
◆近石
委員 確かに、今、ほぼだれかに決めるという話ですけど、結局市がこういうふうな
委員会なりこういうのをつくっても、例えば行革推進
委員会見てても、結局やり出してから
考えてるわけですね。だから、少なくとも
行政サイドとして、こういうことを、
一つのターゲットなりやってもらうことを決めてですね、担当の人が、部長なりそうですけど、担当者決めて、ある
程度、今回であれば
弁護士と
意見交換していかんと、
弁護士もプロですけど、なかなか
行政サイドを、こういったことに対して詳しい方ばかりじゃないわけですよ。特に若手のこの2人が中心になっていくわけですから、だからそういうことを
考えれば、僕は
行政サイドがやはりしっかりしておぜん立て、その資料、これを出せ、あれを出せ言うたらきちんとすぐに出せるような
体制をつくっとかんと、結構時間かかるなと
思いますんで、その点いかがですか。
○
北山 委員長 谷本
総務部長。
◎谷本
総務部長 今、近
石委員のほうからおっしゃっていただいてるのは当然のことでございまして、我々のほうがこの5名の専門の
委員の方に何をどういうふうに
調査をお願いするか、どういったところをおまとめいただくかというのは、これはやはりお願いをする、
市長が委託するわけでございますんで、十分その
方々とその辺のところを事前に打ち合わせして、そして私も当然その中へ入って、会議で議論し、個々の
弁護士さんからの問い合わせがあれば、そしたら市の
考えはお伝えする、そういう
考え方のもとに進まなければ、すべてお任せというわけにはこれは決していきません。市としてお願いする限りは、一定の
考え方を示した上で、これは適切に
対応していきたいというふうに
考えています。
○
北山 委員長 近
石委員。
◆近石
委員 ぜひそういうやり方で、効率よく進めないと、なかなか実態究明まで相当時間かかると
思いますんで、ぜひお願いしたいと
思います。
それに関連して、2名の比較的若い
弁護士が中心的にやるということなんですけど、どの
程度の頻度で、月の時間に直せば、当然
弁護士で、契約あってお金払うわけですから、ですからそのあたりは当然お金に見合う時間というのがあるわけですから、どの
程度の契約をされとんか、ちょっとそれも聞いときたいと
思います。
○
北山 委員長 谷本
総務部長。
◎谷本
総務部長
専門委員、これはあくまでも非常勤の特別職ということになりますので、日額で1万1千円の報酬をお支払いするというふうな形で、
市長のほうから任命するという形をとりたいと
思います。
頻度の問題でございますけれども、それはまず5名の
方々、一度至急、
日程調整してございますので、お集まりいただきまして、
調査の
考え方、仕方そのものをまず打ち合わせさせていただいて、それぞれの
先生方の日程スケジュールもございますので、それに応じて個々で
調査いただく、あるいはお集まりをいただいて調整する、そのスケジュール的なものを議論して至急つくっていきたいと
考えております。
○
北山 委員長 近
石委員。
◆近石
委員 ぜひそういう形で、効率よくお願いしたい。
もう1点、最後ですけども、
議長から
市長に対して
申し出ある中で、2項目めの
入札制度の
あり方とか、さっきも話題になりました
コンプライアンスをどうつくるか、このあたりについても、当然今回、この
調査専門委員会の中で
結論を出していただくようになっとるかどうかですね。どの
程度なのか、それは。
○
北山 委員長 谷本
総務部長。
◎谷本
総務部長 まずは
事件の
調査、
原因究明というところがスタートでございますんで、究明をした後に
防止策というものをお出しいただく。同時に、そういった
事件の原因を究明した上で、現在の市の
コンプライアンスの
制度、これもきちっと御説明をして、御理解いただいた上で、じゃこの現在の
制度がありながらなぜこういうことが起こったのかというところがやはり議論の中心になってこようというふうに
考えておりますので、現在の
制度をどう
改善していくのか、見直すのか、あるいは新しい
制度をつくるべきなのか、こういったところも徹底的に御議論いただきたいというふうに思っております。
それから、
入札制度等につきましても、この
弁護士の中には入札の
制度に非常に詳しい方もお入りいただいておりますので、原因の究明とあわせて
コンプライアンス、それから入札の
制度あわせて、一定の
結論づけたものの方向を一定
報告として答申いただけるように
お話を持っていきたいなというふうに
考えています。
○
北山 委員長 近
石委員。
◆近石
委員 いろいろ盛りだくさんで展開してるんですけど、本当に大変だと思うんです、その
弁護士が少ない時間で少ない頻度でね。自分の
事件持ってるわけですから、急にそんな、今までイソ弁で
事件持ってない人じゃないわけですから、ほとんど
事件持ってる人に委託しとるわけですから、だからそのあたりを十分、集中的におっしゃってたけども、そのあたりは市としても、短期にお金使っても、やはりきちっと早く
結論が出せるような
状況をぜひつくっていただきたいと
思いますんで、以上お願いしておきます。
○
北山 委員長 ほかの
委員さん、ありませんか。
金岡
委員。
◆金岡
委員 この5名の
弁護士さんの方、これの略歴いうのは、また
議会のほうで上がるんですか。
○
北山 委員長 谷本
総務部長。
◎谷本
総務部長 はい、
市長のほうから口頭で御
報告をさせていただきましたので、一覧表をつくってございますんで今お配りさせていただきたいと思っております。
弁護士の方のお名前と、それから所属の法律事務所、それから我々でつかんでおります経歴、経歴といいましても、例えばどこどこ市のどういう
委員会にお入りやというのを記載してございますんで、お配りを今させていただきます。
(資料配付)
○
北山 委員長 金岡
委員。
◆金岡
委員 この大変だということは
皆さんも予測しており、私もそのように、これをつくるのは大変だなと
思いますが、この5人の
弁護士さんにいろいろ、あちこち手がけてるようなことも言われておりましたので、あらかたの筋は大体わかってるやろと思う人やと
思いますので、そこんとこ、
宝塚市独特の、市に合ったやつを、よそのんと同じようなんじゃなしに、お願いしていっていただきたいなと
思います。
以上です。
○
北山 委員長 ほかの
委員さん、ありませんか。
中野委員、どうぞ。
◆
中野 委員 先ほどの
組織内が抱える問題ということで、ちょっと確認だったというか、僕がちょっと思ってることと若干違うなと思ったんが、確かに
個人の
資質の問題じゃなくて
組織の問題、これ、僕は感覚の問題やと思うんですけれども、というのは、
宝塚ブランドというものに対して、いろんなところにつけ込まれてきたという、つけ込まれた甘さというか、それを許した甘さというか、またコスト感覚であるとか、そういった感覚というのが非常に欠如してたんじゃないのかなというふうにちょっと思ってる
部分もあります。これは、
入札制度にかかわって、ある
程度絞っていけばいいのかもしれないですけれども、
コンプライアンスでどうその感覚というのを高めていけるかということも
一つ課題にもなると
思います。
それと、あとは、わかりにくい決算の
仕組みとか、ちょっとそこら辺もいろいろ問題あるんではないかなというふうに何となく
思います。ざくっとした感覚ですけど、やっぱりその甘さとコスト感覚のなさみたいなのがつけ込まれてしまってるんではないかというふうに、いろんな問題起こるということは、問題起こす人と起こさせようとしてる人いてますから、そこに対する、まあ言うたら
先ほど起こさせないという話ありましたけども、その方策というのは、
一つはやっぱり感覚高めるしかないと思うんですね。そのための
入札制度であり、また
コンプライアンス条例という形になるのか、
コンプライアンスに関する
一つのそれぞれのとらえ方であったりとかするとは思うんですね。
それと、やっぱり決算が、何となくお金の使い方について、決算が物すごい甘いわけです、わかりにくいいうかね。あの決算でコスト感覚が、コストはわかるけど、わからないんで、そこら辺の見直しも最終的にはしないといけないんではないかなというふうにちょっと思ってる
部分もあります。それについてどうかというのは、今聞いてどうのこうのやないですけれども、ちょっとそこら辺の
部分も持ちながらやらないと、最終的な原因という
部分とか、よくしていこうと思うにはなかなか難しいんかなというふうな気がしますので、ちょっとそれは要望というか
意見というか、述べさせていただいて終わりたいと
思います。
○
北山 委員長 ほかにありませんか。
(「はい」の声あり)
特になければ、質疑はこの
程度にしまして終わりたいと思うんですが、よろしいですか。
(「はい」の声あり)
委員さん、ちょっと残っていただけますか。
(理事者退席)
それでは、
さきの
委員会で、この
委員会はそろそろ一定まとめをしようということで、
委員長報告の基本的な
考え方ですけども、ちょっと今ペーパーを配ってもらってますけれども、着きましたか。
(資料配付)
とりあえず骨子だけつくっていただいて、ちょっとこういう
内容で少し
委員長報告をまとめたいと、こう思ってます。
どうしましょう、読み上げましょうか。読み上げなくてもよろしいか。
(「ついでやから、ほんなら読み上げていただきましょうか」の声あり)
私が読むと間違うたらいけませんので、事務局のほうからちょっと読み上げてもらいます。
酒井係長。
◎酒井 議事
調査課係長 ①今回の
市長による
汚職事件、元市
議会議員が在職中に絡んだ
事件、2代続いた
市長の
汚職事件は、
市民の期待を裏切り市の信用を大きく失墜させることとなった。②基本的には、
市長たる者、
議員たるものの
個人的な
資質、
倫理の問題ではある。③とはいうものの、
組織として何故それを食い止めることができなかったのか。その原因を究明し、2度とこのような
事件がおきることがないよう、
再発防止を図るにはどのようにすれば良いのかについて
調査研究するため、3月2日に前
市長の
不法行為等に関する
調査特別委員会は設置され、以降、6回の
委員会を開催し、
調査を行ってきた。④
調査において明らかになったことは、
市長当選直後から行われており、
個人的な
資質が大きな要因になっていたこと。⑤
市長の行動に関し、
組織としてその行動が把握できなかったこと。⑥契約の入札において、
市長の
対応に、介入と思われる不可解な
行為があったこと。年間の支払額は多額であるが、議決を必要とせず、
議会の関与ができなかったこと。⑦元
議員(当時は現職
議員)や事業者から
不当要求ではないかと思われる
行為があったが、
不当要求行為等対策要綱に即した
対応がとれていなかったと思われること。⑧以上のことから、
市長に対し、
原因究明と
再発防止のため、
早期に
外部委員による
検討委員会を設置するよう求める必要がある。⑨
コンプライアンスの徹底について
検討する場を設置し、
市長等、
議員、
職員を含め総合的に
検討し、
コンプライアンスに関する条例の制定や
倫理条例の見直し等を求める必要がある。⑩
入札制度の
あり方について見直しを行い、特に、単価契約にかかる
議会の関与について
検討するよう求める必要がある。⑪
組織をあげて
再発防止に努めることは重要であるが、やはり、基本は
市長や
議員の
個人的な
資質に負うところが大きい。⑫
議員については、
市長と同様に、政治
倫理確立のための
宝塚市
議会議員の資産等の公開に関する条例や、
宝塚市
議会議員の政治
倫理に関する条例の見直しを図るよう
議長に
申し出をおこなった。⑬
議会の関与の強化を図るため、地方自治法第96条の規定に基づく議決
事件の見直しを行うよう
申し出をおこなった。⑭
議長におかれては
委員会の
申し出に速やかな
対応を、
市長におかれては、
議長からの
申し出に速やかに
対応をお願いして、
委員長報告とする。
ただ、これは前回の
委員会終了で作成したものでございますので、本日の議論は含まれておりませんので、当然それを加味した分が結果としては
委員長報告となりまして作成することになります。
以上でございます。
○
北山 委員長 今、事務局から説明がありましたように、きょう、
中川市長のほうから、
申し入れに対して幾つか具体的な
考え方が発表されましたんで、その
内容についてもこの
報告の中に加えて、あわせて、だから流れ的には少しどこかの間に入ることになりますけども、最後は
議長の
申し入れということで
委員長報告をまとめたいと、こういうふうに
考えています。
特に、これ、資料請求の
段階で、実は
皆さん、いわゆる捜査との関係もありまして、十分、
委員会として
事件の背景になってるいろんな関係の資料を求めましたけども、残念ながらというんか、やむを得ずというんか、結果的にはほとんど出てこなかったということもありますんで、それについても少し質疑の経過の中で明記していただくということで整理をしていきたいなと、こういうふうには今ちょっと
考えてるんですけど、ほかに
皆さんのほうで、特にこういったことを加えるべきやとか、この
内容について少し御
意見あれば、出していただければありがたいと思うんですけど。
はい、どうぞ、
浜崎委員。
◆
浜崎 委員 外部委員による
検討委員会を設置するというふうな、こういう
要求は必要であるということは必要なんですけど、今回は、いわゆる前
市長の
不法行為に関することプラスアルファ市の
職員を含めて今後どうあるべきか、
コンプライアンスも含めてということなんで、
外部委員による
検討委員会だけ、今後もその
検討委員会の答えを待つということであろうかとは思うんですけども、それで本当にいいのかどうかというのをもう少し。
というのは、
先ほど委員長言われたように、こういう
事件が起こりました、それはいわゆる捜査当局の絡みがあって発表されない
部分が随分ありましたねということですよね。これは、あくまで
事件があったから、そういう問題であって、今、我々、今後の問題として、その
部分はアイ・エヌ・ジーじゃないという
部分ちょっと外して、こういう問題が起こったことに対してどうすんねんということをもう少し、だからそういう場合はそういう
組織的な会議が求められるような
体制に持っていくという、その辺の具体的な話というのは必要ないんですかね。
○
北山 委員長 どうですか。私が答えるというよりも、
皆さんのほうで議論していただくという、そういうふうな
内容なんで、そういう
意見もありますけど、どうですか。
村上委員。
◆村上
委員 今、
浜崎委員が言ってるようなことについては、
委員長報告の中に入れなあかんの。きょうの分を入れなあかんでしょう、きょうの
部分を入れるから、その中で。
○
北山 委員長 強いて言うならば、
さきの
申し入れの
段階で、
コンプライアンス条例の制定や
倫理条例の見直し等を行い、
検討に当たっては
議会と
協議することということで、その
内容をきちっと言ってますんで、少し、
市長の基本的な
考え方の中でもそういうことを触れられておりますんで、今後、具体的な
外部委員会での方向を踏まえての議論する
段階で、
議会とも
協議して進めていただくと。
議会とは何ぞやというのは、強いてここの
委員会でいうことじゃなくて、やっぱり
議会全体が
対応するもう少し広い意味がありますから、代表者会なり、どこか必要な機関で
協議していただくということを踏まえて、
早期に具体的な条例改正すると、
倫理条例の改正なら
倫理条例の改正するという作業に、手続になるんじゃないかなと私は思っておりますんで、その辺、
申し入れの分ときょうの答弁の中身、少し踏まえて
報告書を書いていただくと。
近
石委員。
◆近石
委員 結局、こういう
通報制度とか、
市長倫理制度とか、
議員倫理条例とかあるわけですけども、これが機能せんかったわけですね。ですから、何で機能せんかったかいうことも、やはり反省として僕は入れとくべきやと思う。それを踏まえて、機能できるような
コンプライアンス条例とかいろんなことを、
再発防止策を
考えるというふうなことをぜひ入れといてほしいなと。何ぼやっても、その機能しないと、また同じ人のとこに同じことですから、できたらそういう形でお願いしたいなと。
○
北山 委員長 もっともです。
浜崎委員。
◆
浜崎 委員 今、近石さん言われたことで、ほんまに、例えば
職員が上からこうせえ、ああせえ言われたときに、それをどこへ持っていっていいかという、どこに、だれに話ししたらええねやという、上からそういう指示を仮に受けてしまってたら、もう持っていくところがあらへんという、その辺の
制度というか、そこをしっかりと
確立させるというか、自分はこういう不当な
要求されてるんやと、その不当な
要求されてるんだということをどこへ、だれに言うたらええんかということをはっきり、今回はたまたま
市長が、トップからそういうことしとったから、それ言うていったってどうにもならんというふうな、そういったものをはっきり明確化させるという、安心して
職員が、やっぱり自分がこういう不当
行為を、
不当要求されてるということを実現できるというか、発表できる場所をしておいてやらんかったら、やっぱり絵にかいたもちになってしまうん違うというふうに思うんですけどね。
○
北山 委員長 梶川
委員。
◆梶川
委員 今、
浜崎さん言われた、それは公益通報に関する要綱にあるからね、それのトップが副
市長やったか
総務部長やったか、それがある。だから、だれに言うてええんかわからへん、だから
市長に言われたら
総務部長に言うたってしゃあないという、だから公益通報、今ある
制度の
問題点を洗い直すということ。いや、どこに言うてええかわからへんいうのは、公益通報の今要綱がちゃんとあるんやから、それをきちっと見直そうというふうにここにもう載せてますからね。
○
北山 委員長 浜崎委員。
◆
浜崎 委員 載せるだけでは話にならへんという、そこんところを今言うてるわけで、それが機能してたらこういうことは起こってないわけやから、ほんまに。それを言うてるわけや。
現実に見てない、見れてないということやろ、それが問題や言うとんねん。だから、安心して言えるということや。だれに言うてええというのは、そんなもん、安心して言えるというポジションが必要やということや。
○
北山 委員長 それでは、大体その辺のところを聞かせていただいて、みんなの御
意見、すべて網羅するというわけにいかないかもしれませんけども、非常にこの
委員会が持ってる性格は大事ですから、
委員長報告、一回素案をつくりまして、またいただいて、これ、ちょっと
議長となり関係者とも相談して、6月市会中には御
報告申し上げるという形でいきたいと
思いますんで、最終もう一回、ちょっと微調整いうんですか、必要になれば集まっていただいて、そこで最終確認してという作業にしたいと思うんですけど、よろしいですか。
(「異議なし」の声あり)
それでは、きょうの
委員会はこの
程度で終わりたいと
思いますが、よろしいですか。
(「はい」の声あり)
どうも御苦労さんでした。
閉会 午後 2時05分...