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平成21年度予算特別委員会−03月24日-06号

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  1. 宝塚市議会 2009-03-24
    平成21年度予算特別委員会−03月24日-06号


    取得元: 宝塚市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    平成21年度予算特別委員会−03月24日-06号平成21年度予算特別委員会   開会 午前 9時31分 ○井上 委員長  おはようございます。  予算特別委員会を開催します。  本日は、プラスチック類選別等処理業務委託限り質疑を行い、その後、討論、採決を行うことになっております。  まず、当局から、当該委託契約についての方針説明を求めたいと思います。  坂井市長職務代理者。 ◎坂井 市長職務代理者  (説明省略) ○井上 委員長  説明は終わりました。  質疑はありませんか。  北山委員。 ◆北山 委員  予算委員会の資料で、あとから平成20年度のクリーンセンター管理課委託業務一覧表を出していただきましたね。それで、ちょっとそこの整理だけ、頭の整理をしておかないかんと思うんですが、結局リ・テック社と平成19年4月から平成22年9月までの長期継続契約を結んでいますよね。これはいろいろな、こういった委託の入札のあり方について改善して、いろいろの資料というのもあるし、公正化という面もあるんで、そういう契約はしたんですがね。そうすると、今回のようなことからいうと、こういう関係の予算というのは、結局議会側でもって減額を修正する、そのものを減額して、予備費に回すということは、法律的にはちょっとできないという解釈になってしまいますよね、今回のいろいろな経過から見ますとね。私はそう理解したんですよね。その辺は行政はどう判断されていますか。 ○井上 委員長  松藤部長。 ◎松藤 環境部長  ただいま御指摘の長期継続契約と予算との関係につきましては、私ども長期継続契約案件ございますけれども、それについてのさまざまな解釈、議論点についてはつぶさにまだ承知しておりません。原則論からいきますと、今委員がおっしゃいました長期継続契約、これはあくまでもそれは予算の担保あってのことでございますので、御指摘のとおりだと理解しています。 ○井上 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  前のとおり分かっていると思うんですけれども、要は浦田弁護士なりね、市の顧問弁護士の判断として、いわゆる執行側がする場合も、議会側がこの予算を削除する場合もだめですよという判断が示されたと、私はそう判断したいと思います。そうなのかと。そこをちょっと確認しとかんとやね、これは一体長期継続契約だったとしたら、我々議会側としては、もう今後、この期間中は検討できへんのでしたらね。減額調整してはだめなんだという判断でということに確定的なものなのかを。例えばあれによると、読みましたけれども、そう判断せざるを得んなとこう思うとるのですがね。 ○井上 委員長  山下副市長。 ◎山下 副市長  私どもとしては本当に難しいところでありますけれども、この短期間の間に顧問弁護士であるきっかわ法律事務所と協議した内容、見解書をちょうだいしております。その中の解釈では、今契約に際します取り扱いにつきまして、書かれていますが、合理的理由がないのに、予算を削減し、本契約を解除した場合には、本市が損害賠償処分を負う可能性が高いというふうに解釈を行っておりますので、合理的理由がない段階での予算の削減、契約の解除については、非常に問題があるところじゃないかと思います。 ○井上 委員長  北山委員
    ◆北山 委員  その合理的な理由、ちょっと法律事務所の名前はちょっと間違っていましたので、このきっかわ法律事務所、確かにそのとおりです。それで、合理的理由は今回のような場合は、合理的理由に疑いの段階ですからということから見て、まだ確定的なものではないんで、ということになると思うんですけれども。これは起訴されたとしても、これは刑が確定するというのは、恐らくこの裁判が相当長期間要しますから、刑が確定したら、これは当然合理的にはなるかと思うんですけれども、今の段階では、まだそういう合理的なものではないという判断だと思うんですが、私はそれはまあもっともやなと。ずっと読んで、そのとおりかなと。自分なりには納得しているんですがね。  ただ、今後、こういう長期契約の案件というのは、結果がこのリ・テックの場合だけじゃなしに宝塚は4年とか長期契約をたくさんやっているわけですよ、これ実は。そうすると、今後は何が起こっても、結果的には議会側としては予算を減額修正して、それはもうあかんという意思表示がなかなかできへんということになってしまうなと、ここがちょっとね。そこまで議会側がどうなんかなという部分なのがちょっと気になって。まあ、その研究を目指していることなんかまあ、これを一回やってしまうと、これずっとこれになってしまうということがあるので、その辺解釈をきっちりしとかんといかんなと思って。そんなら議会っていったい何なんやと。だって、それ長期委託契約の議案は議案に上がっていませんからね。この4年半するときに議会の議決はしてないんです、はっきり言うと。通常契約ですからね。通常契約ですから、議会は別に承認案件じゃなしに決まってしまっています。それなりの経緯はありますよ。だって議決案件ではないんです。議決案件ではないけれども、いってしまうと。  だから、この長期契約の場合にね、本来ならばどうなんかなと。例えばやっぱり議会のほうの議決案件にすることも考えないと。我々は十分議論せんうちに決まってしまったと。スタートしてこういうことが起こっても、今度はそれを予算から落とすということで契約解除する方法はないと。現実的にはありません。道が閉ざされている。ここら辺のところがね、議会として考えなんこともあるんですけれどもね、ちょっとそれがすごく気になっててね。 ○井上 委員長  坂井市長職務代理者。 ◎坂井 市長職務代理者  今の長期契約の御指摘の件につきましては、議会だけじゃなくて、市のほうも同じような問題を抱えております。今回、このような事態を想定してないような契約状態ですので、今後は長期契約をする前に万が一のことを含めまして、どんな契約のやり方があるのかを含めて、法律事務所と相談して、契約の結び方みたいなものを今後ちょっと検討していきたいと思っておりまして、また、そういう結果につきましては、市議会のほうにも御報告しながら契約をやっていきたいというふうに考えております。 ○井上 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  ぜひこれは、今坂井副市長が言われたことが私もなかなかね、今の段階でぴたっと答えが出ないし、これは非常に。そうかといって、ある程度ね、こういう事態になったわけですから、十分考慮して一定の対応策というのを考えざるを得ないんですよ。  実はこれ、去年のときにも一度、共産党市会議員団のほうから減額修正が出されて、予備充当ということをされたんですよね。だが、それはまあ、議会では否決されたと、私は記憶しているんですけれども。そうすると、あのこと自身が法律的根拠を持たない修正案だと、結果的になっておるわけですよね。そういう事態になるわけですよ。やっぱり議会側の議決権というのと長期契約との関係ね、ぜひやっぱり。議会側からそうなんですけれども、執行部側としては、こういうときの担保はどうとるかですね。この辺をぜひ研究したらいいんじゃないかと思うんですけれども、その辺ちょっとお願いします。 ○井上 委員長  答弁求めますか。 ◆北山 委員  いや、いいですよ。 ○井上 委員長  そしたら質疑はほかに。  となき委員。 ◆となき 委員  何点か聞きたいんですけれども。先ほどの説明でリ・テックの契約は終了すると。次の業者を早期にということなんですけれども、この早期にという期間、大体めどとしてはどういう期間を考えておられるのか。 ○井上 委員長  松藤部長。 ◎松藤 環境部長  調査作業には入ってございますが、まだ具体的な課題項目の見出しが十分できておりませんで、課題が明確になってくれば、その点ぐらいで締結できるんじゃないかということは見通しを立てています。現段階ではまだ、十分な見通しは立っておりません。 ○井上 委員長  となき委員。 ◆となき 委員  通常の場合、今契約を解除するのにいろいろ整理する必要があるということで時間かかるというお話やと思うんですけれどもね。業者が決定する、入札へ向けて取り組むとして、通常の日程としてはどれぐらいの期間が必要なのか。 ○井上 委員長  小前課長。 ◎小前 管理課長  今部長が答弁させていただきました中で、管理課のほうで次にどこの業者さんにやっていただけるか、その辺をちょっと今調査、通常の日程の中では今2カ月か3カ月ぐらいはちょっと必要なんじゃないかなというふうな形で考えております。 ○井上 委員長  となき委員。 ◆となき 委員  このプラごみの入札の件に関しては、当初からいろいろな問題が言われているわけですけれども、これはまあ4社でしたかね、応募があったんですよね。その4社のうちリ・テック以外のところに今現状として協議というか相談をしているということはあるんですか。それ以外の業者でもあるんですか。 ○井上 委員長  松藤部長。 ◎松藤 環境部長  現在、調査いたしておりますのは、応札いたしました大栄環境とカンポ、この2社について、重点的に今リサーチを行っているところです。 ○井上 委員長  となき委員。 ◆となき 委員  それ以外の業者というのは、この選別処理の中身の問題もあるんですけれども、これを受ける業者が少ないと、いてないというようなことも聞いているんですけれどもね。ほかの道を探るということも一定努力すべきことなのかなというふうにも思います。  もう一つは、単価の問題なんですけれども、今回、リ・テックの件に関しては、予定価格を前市長が漏らしたというような話が出ていまして、その単価の正当性というのがかなり疑わしい問題があると思うんです。当面仕方なしにしろ、その金額でリ・テックに委託するということについては、それはある意味、市に損害という考え方もできると思うんですよね。そういう単価の問題について、それはリ・テックとも話はされているとは思うんですけれども、その辺の見解についてどう考えているのかお聞きしたいと思います。 ○井上 委員長  松藤部長。 ◎松藤 環境部長  今回、手続的なことは特段その問題については、市では一定のルールの考え方という認識でございますが、最初に今委員御指摘の単価の設定に関しましては、正当でない形で単価が設定されたということは認識しております。そのために、今後、暫定的にしばらくリ・テック社でこれを担っていただくにしましても、できるだけ速やかに次の業者を見つけ、リ・テック社との終了をいたしてまいりますが、一定期間、やむを得んという場合にしましても、その委託の単価につきましては、今委員御指摘されましたような、本来あるべき単価にもっていくよう努力していくというふうに考えております。 ○井上 委員長  となき委員。 ◆となき 委員  あともう一つは、先ほど言いましたように、できる技術を持った業者がいてない。要するに技術的にまだ未開発というかまだ進んでない部分があると思うんですね、全国的にも。その中でね、この宝塚市としては、容リ外のプラもあるというふうにしてという処理方法を選択して、この間進めてきて、その裏でこういう問題が起きていたということが浮き彫りになったわけですけれども、このプラごみ処理あり方について、今一定市民に浸透しているから、そのままの形のシステムでいきたいというようなことを言われていましたけれども、その処理方法についても一遍見直していくことも必要でないかなと、一つの課題ではないのかなと思うものがあるんですけれども、その辺についてはどう考えていますか。 ○井上 委員長  山下副市長。 ◎山下 副市長  現在の処理方法におきましては、2年前、全市内の自治会の説明を20回以上重ねまして、御理解を得た中でこの手法を取り入れまして、現在、国のご協力のもとで成り立っていく仕組みでございます。  今御指摘の問題につきまして、容リ以外の取り扱いについても、ご指摘をいただいております。そういうことでは、我々も一つの御意見として理解もしております。  今後の対応の中でそういうものも含めて検討は、開始はいたしておりまして、並行して、調査把握すべき事項というふうに認識いたしております。 ○井上 委員長  となき委員。 ◆となき 委員  先ほど北山委員が言われた部分での話なんですが、その予算の修正についての問題なんですけれども、3月16日のきっかわ法律事務所見解書ということで、2ページ目にその契約と有効性ということに対して、その無効を主張できると解するというような見解が出されている、これが先ほど言っていた合理的な理由という、そこの判断のところかなとは思うんですが。  こういう背景がある中で予算の減額修正ということは、別に法的に問題があるとかという話ではないと思う。このきっかわ法律事務所の見解ではそういうふうに思うんですけれども、それは解釈としてどうなんでしょうか。合理的理由があれば、予算も減額削除もあり得るということですね。 ○井上 委員長  松藤部長。 ◎松藤 環境部長  この合理的な理由の解釈は、弁護士事務所のほうでも、前例判例等、まだないということでございますので。一つは損害賠償ということの問題が生じるということにおいては、合理的な理由というところで何が問われるかというところで、そういうリスクは極めて高いという考え方のもとにお示しいただいたような段階でございまして、その法的な理由については、一点先ほど市のほうから意見まとめましたように、やはり一定金額、単価の決め方のところにはやはり大きな問題があるということでございますので、それはそうでございますが、ただ、片方での契約書であります刑事事件については、確定するまでは、これは契約解除の理由にならないということで、逆に立っているところもありまして、法律事務所の解釈としては、極めて厳しい解釈なのかなというふうに感じておるわけです。 ○井上 委員長  となき委員。 ◆となき 委員  その刑が確定するまではっきりわからへんというようなこともよく言われるんですけれども、この文面を見ている限りでは、その方向性としては、一定、そこの検討の余地が十分に考えられるというような見解なんでね。刑が確定せずとも、一定今の状況において合理的な理由に当たるのではないかと。その場合には、相手方から損害賠償なりという、そういう関係もあるのかもしれませんけれども、でも、現実的に市民の意識としてやっぱりそんな業者に金額についても正当性が疑われる中で、そのリ・テックに委託するということは許されない部分が感情的にはあると思うんですよね。実際にそうだと思うんですけれども。  しかしながら、現実を考えた場合にすぐにどうできるかという話を考えたら、なかなかほかの方法というものが見つからないという中で悩ましい部分だと思うんですけれども、その中でうちとして、僕となき、田中委員、そして梶川委員連名で予算の修正案を提出したいと思います。この内容としては、今1年分予算に計上されている部分と9カ月分を減額して3カ月分だけとりあえず予算として計上すると。残りの額については、予備費に積んでおくと。正式に次の業者なり決定されたときにまた予算補正なりしてもらいたいということで、そういう内容になっています。3カ月の予算だけ組めるという内容です。これを提案して、その3カ月をめどにして一定の方向を出してもらいたいということです。先ほど早期にという期間を確認しましたけれども、具体的に出てこないんで、それでは市民に対しても説明がつかないだろうと。やっぱりできる限り早くという意味も含め、こういう形で出させていただきました。  以上です。 ○井上 委員長  ほかに質疑ありませんか。  江原委員。 ◆江原 委員  一つは冒頭副市長からあった市の方針、その辺何か方針を簡単にまとめた資料はありませんか。それまで出してもらわんと。あるかどうか、その辺。 ○井上 委員長  松藤部長。 ◎松藤 環境部長  はい、お配り申し上げます。 ○井上 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  この環境部になっていますけれども、このプラスチック類選別等処理業務委託契約取扱方針というのは、どうして決めたんですか。それとも都市経営会議に諮って決めたわけなんですか。 ○井上 委員長  答弁、山下副市長。 ◎山下 副市長  昨日、本市の意思決定機関であります都市経営会議に諮りまして、市としての方針を決定させていただいております。 ○井上 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  それで、3点、柱としてはあるんでしょうけれども、原則的に現行のシステムを維持することということと、2点目がリ・テックとの当該契約は終了し、新たな委託業者を決定するということですけれども、このリ・テックとの当該契約を終了するという表現ね、具体的にはリ・テック社の社長等が逮捕されている状態の中で、交渉相手がいるのかなということがあると思うんですけれども、今、いろいろな調査をされているところですが、リ・テック社自体の社長含めて変更になっているかどうか、どうなんでしょう、その辺は。会社側の状態は。 ○井上 委員長  松藤部長。 ◎松藤 環境部長  リ・テック社につきましては、社長が交代いたしておりまして、その中で特にこの案件につきましては、取締役の営業部長が窓口になって市との協議に当たるというところまでは決まっています。 ○井上 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  つまりまあ社長が逮捕されて、もう社長がかわっていると。交渉相手は一応いるという認識で、要は法律事務所の解釈からすると、解除権を使って一方的に解除するのはちょっとどうかなという指摘を受けているから、当然リ・テック社と終了に向けて合意形成を図ると、そういうとらえ方でよろしいですか。終了するというこの方針を。 ○井上 委員長  松藤部長。 ◎松藤 環境部長  ええ。まず私どもとしては合意解除を目指したいと。まずは合意解除を目指したいと思います。 ○井上 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  だからまあ、どの段階でその手続論ですけれども、話し合いの上で契約終了というふうに手続を進む流れが一つあって、一方でそれがいつ終了するかわからないけれども、新たな業者選定も一方でしていくということを。例えば終了というのがある程度でき上がった段階から業者選定にいこうというふうにしているのか、その辺はどうですか。 ○井上 委員長  松藤部長。 ◎松藤 環境部長  まだ具体作業がそのレベルには達しておりませんけれども、基本的には並行しながら作業を進めたいというふうに考えてます。 ○井上 委員長  江原委員。 ◆江原 委員  わかりました。流れとしては、まあ簡単にはちょっと普通ね。先ほど、通常では3カ月と言っていたけれども、通常ではないので、そのとおりいくかどうかちょっとわからへんけれども、終了に向けて努力をしていただいて、業者選定をするということのようですから、それは理解しました。  先ほど北山委員から出ましたけれども、これは2年前に契約をする段階からいろいろあった一件ですかね、この件は。入札・落札した業者が失格になって次点が入っていくというところから始まって、いろいろなことがあった件ですよ。それで、その当時もやっぱり議論をしましたけれども、これはある意味で単価契約ですね。長期契約であるとともに単価契約ですね、トン当たり幾らの。ですから、大きな億を超えるような契約のものであれば、基本的にはほかの公共工事その他の場合は、議決案件に上がってきている例もあるんです。ところが、今回のケースは単価契約だから、総額としては1億を超える金額を委託したとしても、単価契約そのものの単価何千円というものでは、議決案件になっていないという議論を当時、2年前もしました。そのときに市の方針が出されたのは、単価契約であっても、年間を通じて何千万、何億という業務委託になるんであれば、これが契約のあり方です。議決案件あり方については検討しましょうと、当時も既にそういう答弁があったはず。改めて弁護士事務所に相談するまでもなく、当時もそういう議論をしたわけですよ。総務委員会でも大分やりました。  ですから、それがいよいよ現実のものとなっているわけですから、この辺はたとえ単価契約であっても、それによって365日なのかな、1年間通じて、これだけの委託料になるんやからというようなものが、これ以外にもあるわけですよ、単価契約の問題点で、あの当時も指摘をしました。ですから、それでなおかつ長期契約というようなことからして、議会にどういうタイミングでどういう形で議決をもらうかというようなことも、この際本格的にちょっと検討していただいて。また、今後多分これは契約書としたら単価契約になると思います。結局、また同じことになる。この際、そういうことも議会からも指摘も受けてどういう形の契約方式。金額が大きくなる場合はどうすべきかというようなことを十分検討していだいて、議会にも協議の場というかね、連絡をしていただくようなことはどうしてもこれは必要じゃないですか。結局2年間のこの結果なんですよ。今までいろいろな指摘をした結果がこういうことで出ているということだけかどうか思っていますからね。その辺だけちょっと要望して。 ○井上 委員長  松藤部長。 ◎松藤 環境部長  申しわけございません。先ほど私、契約の合意解除と申し上げましたが、合意解約に向けてでございます。済みませんでした。 ○井上 委員長  質疑はありませんか。  北山委員。 ◆北山 委員 それでは、ちょっとこの修正案についての質疑をしたいので、修正案提案者、ちょっと済みません。指摘を。 ○井上 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  ちょっと提案者の方々から今、となき委員のほうから一定の説明があったんですけれども、もうちょっと詳細な提案理由の説明を聞いてからちょっと質疑させてもらいたいと。あれでしまいですか。詳細な説明を。                  (「どこの」の声あり) ○井上 委員長  となき委員。 ◆となき 委員  詳細にと言われましても、どう説明していいのか。見てのとおり先ほど説明しましたとおり、できる限り早期に契約の解除をしたいと。次の業者選定をしたいというのが市のほうの見解もありましたけれども、今の状況ではその期間がはっきりしないと。その契約解除ができなければ、ずるずるといってしまう可能性がある。一定、期限を区切って、そこへ向けて全力で努力するということが必要ではないか。市民の感情からしましても、今のはっきりと期間が示されないまま、今の不当な手続によって選ばれた業者がずっと選別処理を行うということは、理解ができない。理解を得るのは難しいであろうという考えから、当面3カ月ということで期限を区切る意味で、この予算を修正させていただきました。  以上です。 ○井上 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  となき委員になるのか、とりあえずこれは私も非常に心配というのか。契約の解除ができるのかどうかという、契約解除そのものができるかどうかというのが一つの大きなポイントですよね。行政側のこの市方針は私はこれでいいと思うんですが、本当にその契約解除のめどが、ここでは意思表示しているだけですから、この長期契約のものが今の段階で考えて契約解除できるかどうかというのが、私はそんな簡単にスムーズにいくんかなと。例えば法律的な争いになった場合にどうなるかなというふうにすごく危惧を感じているんですけれどもね。期限を決めることは当然方向としてはわかるんですけれども、3カ月といって決めてしまった場合に、いわゆる契約解除が法律に合わせてなんかできない。すなわち契約解除を求めるということは、それなり損害賠償を請求するという事態も当然想定しなければいけませんから、何もなしで契約解除いうわけにいきませんから、市民の世論としても。当然これは不法行為で契約がなされたわけですから、その方向に伴う大きな損害を行政は得ているわけですから、私は単に契約解除だけではなくて、当然損害賠償を請求すべきだと思います。そういう考えで行政に意見を出しているんですから。そうしないと、あ、契約解除しました、はい、これで終わりです、えらいごっつい利益、結果的には多大な利益をリ・テックに与えてしまっているという形になるんで、その辺の判断をどうされてますか。 ○井上 委員長  となき委員。 ◆となき 委員  その件に関しては私も同様に考えております。先ほど単価の問題で質問しましたけれども、やはり今の状況としてその単価が正当でないという判断の中でそれだけお金を余分に払ってきたということが問題になるわけですから、今後の協議なりそういう争いになるかもしれませんけれども、その中でやっぱりそういう損害賠償なりということは考えていくべき課題だと思っております。 ○井上 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  当然単価の問題ももちろんありますしね、いわゆる市政でもね、これすごく混乱させてね、宝塚市のそういう市民にも大きな影響を与えるだろうし、宝塚市政そのものは、結果的にそれは市長も不法な行為をしたわけですから、同じようにリ・テックも同じように法を逸脱して、宝塚市の。それは行政的な評価といいますかね、そういうものを含めて大きく著しく侵害したわけですから、私はそういうものを含めてきちっと請求しないと、そのあたり損害賠償の請求というのは法律的に厳格にやらないとね、このことからした場合にね。契約解除するということになったら、もう大きなことになりますからね、その辺はきちっとやるべきだとこういうふうに思っているんです、正直いいまして。そのことをあいまいにして契約解除をしてしまうと、結果的にはもう業者にとったら、こういう表現は悪いですけれども、何かなんとなしに逃げ得みたいな形でね、この間2年間でやってきたことは全部チャラにするということは許せませんから、そうなったら厳格に私は要求せないかんので、むしろ私はこのことは契約解除の問題、あいまいにしておくべきではないと。変に妥協して、次のことを急ぐためにその契約解除を急ぐというのは、安易な妥協はしてほしくないという物の考えなんです。こうしておかないと、今後も同じことが起こってきた場合に同じことの繰り返しになりますからね。私はそういう意見で、行政には意見を出しているんですけれどもね。  もう一つは金額の問題なんですけれども、過去、これは当然一番札の業者と2番札の業者ですか、ここの大きな金額差がありますよね。これは一方では一番札の業者から裁判で訴えられて、3億と言って間違えましたけれども、どこかの委員会は。4千万近い請求をされていると。裁判との関連でも当然あるんですけれどもね。その辺ももちろんいろいろ考慮して考えないかんと思うんですけれども。しかし、少なくともその分の扱いをどうするかというのは、非常に私は微妙な問題なので、どうしても当分の間リ・テックなり、当面どこか受けていただく業者と短期の契約を結んで、本格的な契約までに短期の契約を結ばざるを得んとしても、その金額というのはおのずから最初からやっぱり1番札の業者の金額を上回ったら私はおかしいと。もう一たんあれでできると言った業者がおるわけですからね。そう思とるんですね。それはどうですか。 ○井上 委員長  となき委員。 ◆となき 委員  当初の入札の結果からして、もちろん今の額を上回るということは、どうしても最低そこは避けなければならないと思います。今よりも安い額でないと、筋は通らへんのではないかなと思います。 ○井上 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  今よりというのは、今リ・テックと契約している金額よりもいわゆる、ということは、ほんなら一番札の業者よりも高かったらええという解釈ですか。 ○井上 委員長  となき委員。 ◆となき 委員  一番札が3万3千円ぐらいですかね。それでリ・テックが4万でやったかと思いますが、今の4万札を基準に考えています。その3万ぐらいよりは高くても、これは入札によりけりの話かなとは思います。その今のリ・テックの価格は予定価格ですからね、それよりも低い価格にはならないといけないのではないかなという判断です。 ○井上 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  それはすごく大事なことなんで。私は少なくともリ・テックとの契約の価格は不当に高い価格で契約されてきたと思っていますから、少なくとも一番札の業者があって、一番札の業者はそれで受けると言っていたのですから、しかもそれは当時のいろいろな法律的に見て問題ないと。県も問題ないと言っていたわけですから。そういうふうに考えたら、当然これは一番札で本来は決めていたのが正しい、金額で十分できるという解釈を私はしていますから。そうなってくるとね、ちょっと考え方が違うんですよね。皆さんは、だから、とにかくリ・テックよりも少なかったらいいんだと、そういう考えのようですから。私はそれを認めてしまうと、結局一番札より高かってもええという論理になりますから、ちょっとそこは私の見解が違うんですよね。それを認めてしまうとね。正規の契約のことを言うとるんじゃないですよ。当面のつなぎの契約の話をしているんですけれども。正規の契約の問題は、当然これは公の契約できちっとやるべきなんで、それはその段階で当然新たな予算を計上してというか、その判断になりますよね。それはまあ正規の契約で、契約をやったらいいんですけれども、つなぎの契約というのはあくまでも緊急的な契約ですから、そうするとあのときの札になってしまうんで、そうすると、当然一番札でもできた業者がおるわけですから、そこよりも私は上回ってたら結果的にはそのことを認めるということになってしまうんで、そこを私は行政が厳しく、絶対一番札よりも低い業者やなかったら、それはおかしいよと、こういう主張をしているんですよ。その辺どうですか。 ○井上 委員長  となき委員。 ◆となき 委員  その一番札を入れた業者、裁判を起こされていて、いろいろ当初の経過でもその法令に違反するとか、せえへんとかそういう議論の中で失格にされたと。それは市長の指示があったとはいえ、そういう流れの中で起きた問題やと思うてますので、必ずしもその一番札を入れた業者の数字ということを基準にするのもどうかなと思う部分もあるんで、これは正式に再度入札をし直してやるべきじゃないかなと思います。どこかで随意契約とか結果可能性としては考えられると思うんですけれども、ただ、金額は単純に安いからといっても、いろいろ問題があるのではなかろうかと言われる中で、その額を基準に考えるというのはちょっと難しいのかなと思うんで、その点についてはちょっと見解が違うかなと思います。 ◆北山 委員  委員長、ちょっと私のいうことを正確に言ってほしいんですが。 ○井上 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  聞いてない。私は正規の契約行為で改めて入札する場合はそれはそれで決まる、当たり前のことやと思ってます。それは3カ月たつのか4カ月なるのか5か月なるのかわかりませんけれども、今二社なり三社なりね。新たな入札をする場合はそこのベースで決まっていくというのを否定しているんじゃないんです。それが高いとか低いとかで議論しとるんじゃなくて、当面つながないかんわけでしょう。当然、今すぐ入ってくる業者がないわけですね。どこかすぐ4月1日から受けましょうという業者がないわけですよ、今もう現実問題として。そうすると、当面リ・テックか、リ・テックに関係する業者に受けてもらわなしようがないわけですよ。そうでしたね。そのことを想定して議論しているんですよ。そのためにこれつなぎをいると言うたんでしょう。そのつなぎのこの3カ月か、私は3カ月になるのか、4カ月になるのか5か月かわかりませんけれども、そのつなぎの業者に契約する場合は、当然前の契約行為に基づいて判断しないとおかしくなるんじゃないですかと言うてるんですよ。となき委員言っているのは、後のこと言っているんじゃないんですよ。正規のほうは当然これはきちっとした公の入札をやって、同じように指名型の入札をやってきちっと決めたらいい、それはそれは公のものですから、それは高いか低いか、また別の議論ですけれども。  今は、このつなぎ、皆さんそう思うでしょう。この予算を計上されているのは、市の方針で契約は解除しますと言っても、契約を解除できないこともありますから。そうすると、4月1日からどうするかということになりますから、4月1日からどんどんストックヤードに置いておくわけにいきませんから。そうすると、とりあえず、当面一定の処理能力を持っているリ・テックに頼まなあかんと、こういう前提でこれは計上されたんでしょう。直ちにそれ業者を選んでいくのは無理だと、言っとるわけですから、数カ月かかる。3カ月かかる。ということは、皆さん計上されたということは、そのつなぎをどこかにするための予算でしょう。ということは、それは今はもう現実的なそのものの問題としては、もうリ・テックリ・テックに関連する業者しかないわけですよ。そうですね。そうすると、やっぱりあの最初の入札までさかのぼらないと、あのときの一定の札まで上らないと、このことは判断できへんのちゃうかということです。そうしないと、結果、高いものになる。そのことを私、そこをちょっと整理してくれませんか。わかりますか。わからんならわからんでいいんで、これは休憩して、ちょっと調整していただけますか。
    ○井上 委員長  となき委員。 ◆となき 委員  言われている意味はわかるんですが、かといって、その一番札を高くということの合理性というか、一定その業者が失格となった過程があるわけですよね。その価格ということですから、それより低い額にこしたことはないでしょうけれども、だけれども、それを基準にという一定の判断の材料の一つではあるとは思いますけれども、それを絶対の基準とするのはどうなのかなと。当面、もしリ・テックに継続で3カ月だったら3カ月委託するとしても、その金額については先ほど僕も言いましたけれども、確かに今の額ではおかしいと。これはそこは考えるべき課題だと、減額含めてね。  ですけれども、それがすぐに処理できる問題でもないでしょうし、そこは市に努力してもらうしかないと思います。その金額の根拠についても、一定市で検討してもらって、どういう金額が適正なのかということは、市のほうで判断してもらうべきものかなと、私はそんな専門的な知識もありませんので、その金額、いくら高いとか安いとかという判断はできないんですが、今の金額は不当であるとは考えて、それよりも安い額という、そういう基準で考えています。  以上です。 ○井上 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  要は、今の金額が何で不当なのか。何に基づいて不当だと言われているんですか。不当と言われる根拠は何なんですか。それはすなわち一番札の業者があったから不当になっているわけですよ。一番札の業者がなかったら、このリ・テックの金額は不当ではないんです。ちょっと待ってください。ちゃんと聞かないかん。二番札の業者が、あの金額がなぜ不当かという根拠は、一番札の業者は、私はこれでできますと言うて受けたわけです。なおかつ、これは後でいろいろ言われていますけれども、法律的に違反するというそんな事実はないんです。もう新聞発表されている、県はそんなことを言ってないと。しかも、それは市長が怒鳴り込んでねじ曲げているわけですよ。  こういう事実に基づいて一番札の業者が法に違反しているということを下して二番札におりた。こういうふうな問題。ここは非常に重要なことなんですよ。そうしないと、あなたが言っている二番札が高いという根拠は一番札があるから高いわけですよ。そこをしっかり整理しないと、私は、だからきちっとやっぱり本来の姿に戻すんであれば、当然一番札の業者ができたし、法律的に違反していたわけじゃないわけですから。法律的に違反しているという根拠も、前市長が強引に県に押し込んで、強引に言って事実と違うんですよ。県の担当者はそんなこと言ってないというんですよ。あなたはそうすると、その場合、市長がしたそういう事実を認めることになっちゃうんですよ。強引な形でね。環境課へ行って、そういうものを原則とってきた事実を認めることになる。だから、それは私は認めることはできないから、やっぱり本来の1回目の正式な入札の単価を尊重しないと、あかんですよ。               (「委員長、議事進行」の声あり) ○井上 委員長  はい。江原委員。 ◆江原 委員  修正案の予算の部分に限った質疑を、時間の問題もあるんでお願いしたいなと思います。大もとの議論、何もなっていると思うんで、その辺よろしくお願いします。 ○井上 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  それは受けて。そうすると、この修正案の3カ月という根拠はどこから出ていますか。予算根拠。 ○井上 委員長  となき委員。 ◆となき 委員  3カ月という時期は、先ほど契約、通常であれば2、3カ月というのを確認しましたけれども、そういう期間という面もありますし、市長がかわって次の議会という、そういう時期ということを考えての3カ月ということです。 ○井上 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  そっちじゃなしに、この予算の根拠、単価はどうですかと言っているんです。その期間じゃなしに、この予算を計上するに当たる単価は何に基づきましたか。 ○井上 委員長  となき委員。 ◆となき 委員  この単価はそれはもちろんリ・テックの契約のその価格がもともと計上されとるわけですから、そのうちの3カ月分というところからですね。それを上限としてと、先ほどそれより低い価格にすべきということは考え的には思っていますけれども、そういうことです。 ○井上 委員長  よろしいですか。  北山委員。 ◆北山 委員  私はこの修正案について、その辺ね、期間をどうするかという問題が本当に3カ月でいいのかどうかというのをちょっと確認したいのと、それから単価の設定の仕方ですけれど。これだったら、いろいろ言われているけれども、リ・テックの上限はまだ認められているわけですよ。今の契約を認めた予算計上、それはできません私は。リ・テックの金額を認めるような予算計上はできませんから、それは大きな間違いを犯すことになってしまいますと、予算ですから、期待で言うんじゃないですから、そこを認めてしまうことになります。それはできません。だから、ちょっと行政に聞きたいんですが、3カ月で絶対できますか。 ○井上 委員長  松藤部長。 ◎松藤 環境部長  見通しにつきましては、先ほど御答弁させていただいております。 ○井上 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  答弁したと言うけれども、3カ月で絶対できるんですかと聞いているんです。絶対できるんなら、これは成り立ちますけれども、絶対できると言えるんですか。 ○井上 委員長  松藤部長。 ◎松藤 環境部長  絶対という言葉どおりには不可能であると、絶対という言葉は難しいというふうに思います。 ○井上 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  そうすると、もし3カ月でできないということになれば、修正案提案者側はまた予算を計上するということを想定されているんですか。 ○井上 委員長  となき委員。 ◆となき 委員  当然そのようになると思います。 ◆北山 委員  わかりました。 ○井上 委員長  いいですか。 ◆北山 委員  はい。 ○井上 委員長  では、戻ってください。  北山委員。 ◆北山 委員  この修正案を私は修正したいんですけれども。 ○井上 委員長  しばらく休憩します。                  休憩 午前10時28分                ───────────────                  再開 午前10時59分 ○井上 委員長  休憩を解いて再開いたします。  北山委員から修正案が提出されました。説明を求めます。 ◆北山 委員  それでは、皆さんお手元へ修正案を提出差し上げました。さきにとなき委員、田中委員、梶川委員から出された修正案を、基本的には尊重しまして、ただ金額を、現在の契約金額であるリ・テックの業者という想定ではなくて、当時一番札の業者だった金額を想定して、それの4カ月分としました。4カ月分の根拠は、3カ月では少し厳しいということも予測されますので、できるだけ安全をするということと、6月市議会での補正ということもありますけれども、そういうことを含めて提案させていただきます。  すなわち12分の4、それで消費税込みで、それに伴う予算の修正をすると、こういう形で提案させていただきます。 ○井上 委員長  説明は終わりました。  質疑ありませんか。  寺本委員。 ◆寺本 委員  それでは、提案者にお尋ねします。  まず、4カ月という期間についてなんですけれども、私どもちょっと新聞ぐらいしか情報がなくて、今まで同じここでの議論を聞いていた中で考えていたんですけれども、今現在、このリ・テックの起訴事実が確定していないなかで、それから、行政当局がいろいろな方面で交渉していかなきゃいけないと。起訴事実が確定しないとできない交渉もあると思うんですよ。先ほどの修正案のときにちょっと聞きそびれ、こっちは3カ月だったんで、それを聞きたかったんですね。急いでいたので慌てて3カ月、4カ月、話になるんですけれどもね。そしたら、そこから損害賠償の交渉も説明では同時の議論をしないと、ちょっと前へ進めないんじゃないかと思うんですけれども、かなりの期間いるんじゃないかなと思うんですけれども、その辺はどのように今考えておられるのか。まずその点。4カ月でめどがたたないとなったときに。それで、もしその4カ月、例えばですよ、過失相殺とかというのが出てきているかもと思うんですね。だから一括にリ・テックが悪いと、この場合言えるんかなという気がずっとしていて、うちもかなりのことをしたわけですから、そういうのって結構大変かなと、その損害賠償請求までいくのにね。  というふうに、感覚的にですけれども、やっぱり4カ月って、私は4カ月でも短い気もするんです。3カ月なんか全然短いと思っていたんですけれどもね。それで、議員としての市民感情として、議員としては、やっぱりどこかで期限を切りたいという、切ってみせたいというその覚悟というか、それはすごく私も思いますけれども、現実、もしできへんときには、どういうふうに考えたらいいのかというところでその期間について教えていただけますか。 ○井上 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  まず、リ・テックとの契約が少なくとも今継続していますから、行政のほうで基本的な取扱方針にのっとるという、当該契約を終了するという形で、法律的な手続をとっていただく必要があると思うんですよね。これは恐らく私はこの議会が終わったら、直ちに法的な手続をして、まず、当面は契約、経費、そういうことも含めて、契約解除の申し立てをするということになると思うんですよね。そうしますと、3月末に当然これを申し立てをすると。しかし、この契約は寺本さん言われるように、直ちに成立するわけじゃありません。当然これは言われたように法律的なことになりますし、双方の弁護士の争いになるでしょうから、そこの結果、確かに言われるように私もそれで1カ月になるのか、2カ月になるのか3月になるのか、なかなかそれは極めて厳しい議論になると思うんですけれどもね。  もう一方では、業者の選定作業をせなあきまへんね。市としてはきちっとした法律にもとづいて通告するわけですから、一方では当然これをストップするわけにいきませんから、いわゆる契約が解除になった時点では、新たに業者を選定しておかないと、中断してしまいますから、これは新たな業者の選定作業に直ちに入ると。これは既に恐らく事前の準備段階はされていると思いますけれども、当然非常にこれも後々瑕疵あるような手続をとったらいけませんから、慎重にいわゆる業者の資格のことも含めて審査しないといけませんから、法的な審査をしてやらないけませんから、それはやっぱり少なくとも今行政がやれば3カ月は私はかかるんじゃないかなというふうに、今の答弁含めて考えられます。  そういうことも踏まえて、私はとりあえず、それが何カ月と言い切れない面がありますけれども、裁判の経緯とかということもあるんですけれども、新たに業者の選定過程というものを両方見ながら、3カ月では今の議論の中でちょっと無理なんで、4カ月という形で基本的な内容として提案させたいと。  ただ、その段階で寺本委員が言われるように、6月になって契約解除が成立していないと、まだ議論していると。いろいろこう争っているという場合はですね。当然これはその段階で新たな補正予算、今の別途の提案されているとなき委員も言われましたように、6月の補正予算で新たにその事態に対応するための補正予算を提案するということにならざるを得ないだろうとこう思っています。  それで、新規の契約については、今さっき説明しましたように、正規の選定手続で決まっていきますから、今回はあくまでも一たん市が通告して、今一定の契約解除に向けての協議中の契約という、あくまで短期の契約をどうするかということになりますんで、その辺を踏まえて提案したと、こういうふうに理解していただけたら。 ○井上 委員長  寺本委員。 ◆寺本 委員  それじゃ、その前提としては、一つこの業者の選定作業ももう入ると。この契約解除に向けた交渉と、それから、業者選定これを同時に行いながら4カ月内にけりをつけるという、そのような御提案ですね。私はこの起訴事実が確定しない、つまり容疑段階でどこまでこの市が契約を解除に向けて交渉できるのかなというふうな、それがちょっと気になるんです。だから容疑段階でもそれはできると。 ◆北山 委員  できるとかできないということじゃなくて、やっぱりこれは今市民の世論からみましたようにね、明らかに不当な契約だったわけですから、そういうことが極めて、今の我々のいろいろな情報としては把握できているわけですから、すなわち行政の姿勢としてはね、きちっとやっぱり契約解除の申し立てをするということが本来の行政として今やらないかん最大のポイントだと思っています。そのことを踏まえて、当然争いになると思うんです。それは、リ・テック側にしても、はい、わかりました、すべてそれを認めますという態度ではないと思うんで、それは当然交渉事になると思いますけれども、ただ、現実問題としては、リ・テック側としてもいつまでもこのことを争っていくかどうか、今ちょっとね。私は恐らくそういう状況ではないと思いますんで。ただ、宝塚じゃないですからね、この業者に発注している行政はね。ほかの市も発注しているわけですから、当然そういうところの世論というのは大きく変わっていきますから、例えば新聞報道に出ているように、他市でも既に契約を見直すというようなところも出てきていますから、そういう大きな市民というんですか、大きな声の中に僕は一定の判断が出てくるんじゃないかと思っているんですけれども、しかし、今行政として判断せないかんことは、この行為は不当行為だったんだ。法に逸脱した行為があったんだと。それは単に前市長だけの問題ではなくて、リ・テック側にもやっぱり収賄のことも含めて、そういう行為があったんだということに基づいてきちっと法的手続きをとるということは必要なんです。法的手続をとった限りは、新たな契約の何をしないと、一方しておいて何もしないと契約解除できたが、新たな契約者は何もないことになりますから、そうすると、ストックヤードにごみがあふれることになりますから。一方で新たな選定作業に入る。なおかつつなぎの業者を、すぐにできませんから、つなぎ業者を、つなぎに関しては今の現契約者というんですか処理システムを持っていますから、ここと協議せざるを得んと。ここと協議をする場合は、私はやはり当然今の契約金額でいいわけにいきませんから、当然やっぱり一番札の業者の金額を目安にして交渉に当たるべきだという基本的な考え方を予算の中で提示するということですから。予算の性格ってそういうものですから。 ○井上 委員長  寺本委員。 ◆寺本 委員  そしたら、単価については今お考えをお聞きしたんですけれども、再度お聞きしたいんですけれども、もっとそのときの詳しい資料を私も持ち合わせてないんですけれどもね。一番手の業者を決めて、それが違法だと、法令違反だということで、これは市長がどんな形でねじ曲げたにしろ、一たんその県にも市もその法令違反だということは確定して次に動いたわけですね。そうすると、一番手の業者の提示した金額の根拠自体がね、それほど合理的なものとは思えないんですけれども、その組み方がその4社か何かと再委託の形で組んだと。業者委託、一人で決められているということは、ちょっとそのルートでしかできない金額提示だったとすれば、そこに合わせることが逆に何かおかしいんちゃうかなという気がするんですね。だから、このリ・テックがこれでとった金額自体が問題になるというの、それは後での精算としてのね。今回、この予算化するに当たっての根拠とするのには問題があるんじゃないかなという気がするんですけれども、そこはどうお考えですか。 ○井上 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  そのことをその段階で詳しくすべてを議論するというのは、これは公の場ですから、いろいろな支障がありますので、すべて議論するというのははっきりいってしにくい要素があるんですけれども。すなわち少なくとも市としては指名競争入札で4社を選んで、それはきちっとした審査をしたわけです。その段階では兵庫県との協議も終えていたわけですよ。兵庫県のほうはいいんですよという判断をして、指名工事として一定の手続をされたんです。それで札が入ったんです。それでいろいろないわゆる通報があったというふうに言われている。その通報自体も今ではどうもリ・テックの関係者が通報したんじゃないかとこう言われているわけ。すべてそれはまさに一つ一つの不正行為の上積みなんですけれども。そうすると、何もなければ結果的には、例えば一つの端的な例でいえば、あの通報がなければ、あの自体はどんどんいっていたわけです。その通報そのものも今になったらもうリ・テックの関係者が不当に主張したかわかりませんから、あの段階は。聞いて市長が、こういうふうになっているわけですから。もう既にそのものは県がどうとかこうとか判断する以前の問題としてね。不正な行為があって、情報収集して、表に出ている事態と私は見てます。  県の判断について、私は過去本会議で言いましたけれども、私たちが情報収集した段階では、県は言い切ってないんですよね。これは地方自治体の判断ですから、最終的には地方自治体で判断しなさい。ただ、事実、最初の行為、指名競争入札で指名選定したわけですから、その指名選定した今も、出てきているのは決裁に基づいてやったんですね。そうしないと4社指名したことから間違いのことだ、そうすると。私はそうは解釈していませんから、指名手続はきちんとやられたという上に立って判断していますから。その行為そのものはそういう大きな流れの中の判断でいく。ただもう一つの問題としては、少なくともリ・テックの契約金額をこの3カ月でも予算に計上することはちょっと私は。当然不当な価格で、しかも市長が札を入れた価格が一部の新聞報道によると、業者が知っていて、それとほぼ同額を入れて落としたという金額ですから、この金額は予算に計上するのは問題だと思います。  そうすると、次の目安というのは、一番札の目安しかないんだと。それは私はどうこうという議論ではなくて、少なくとも私は予算として計上する場合には、行政としてそういう姿勢で臨んでほしいと。結果、それは相手の話ですから、そらどこかの企業がおさまるとしても、少なくともリ・テックの契約金額を大きく下回らないと、私は市民の理解を得ないし、これは市民的に見ても、理解されることはありませんから、そういう意味で、基本的な考え方として一番札の業者の金額を目安にして予算を計上したと、こういうことです。 ○井上 委員長  寺本委員。 ◆寺本 委員  一番札の業者が過去の業者自体に正当性があれば、そういうことになるのかもしれないと思うんですけれども、この一番札の業者自体を否定したのがうちの市だと思うんですよ。最初に4社指名したところ、よしとしたとしても、その後にひっくり返すぐらいの事実がね、市長のところに電話があったというその辺のプロセスがあるにしても、結果的に県のほうは、あとは行政の判断だと言ったにしても、こういうふうに聞かれたら、法令違反と言わざるを得ないと答えているのがさきにあったと思うんですよね。そうすると、法令違反だと、その県の判断を基準にうちは大きく方向転換せざるを得なかったという経緯から見たら、私は一番手も個人的にそのときにどう見たか別としてね、少なくともうちの市はもうこれを認めないということで行ったわけですよ。そしたら、そこの一番手が提示した3万円台だったと思いますけれども、この金額をもとにする、しかもその予算化する根拠にする理由としては、ちょっと弱いんちゃうかなという気はします。ただ、そのリ・テックが今までやってきた金額をこのまま続けるのが、市民的にはいろいろあるでしょうけれども、基本的には少なくともこの刑が確定して、交渉が始まってこの契約解除に向けて、契約解除するまでは今までどおり、だってそこに同じ内容の業務を委託していくわけですから、その業務に対しての市がした契約というのはそれは続けて、後でそれは回収するべきじゃないかなと思うんですけれども、それは全然違うと思うんですけれども、それは。 ◆北山 委員  これは、この間のこれに関する委員会なり本会議なり総務委員会の議論の中で、当然議会側としては、この価格は不当に高い、もっと下げるべきや、もう何回も各会派が言ってきたわけですよ。すなわち、この金額はあたら高いですよと。もっと下げなさい、下げなさいとみんな言っていたんです。それで何回も決議をしているわけ。少なくともその上に立ってする限りは、今のリ・テックのベースを例えばつなぎの契約だといっても、それを予算に挙げることは私はできない。そうすると、一つの議論の。これはだから私は3万6,600円が正しいとかどうこう言っているんじゃないんですよ。この金額が正しいとかマルとかペケとか言っているんじゃなくて、一つの予算を計上する目安としては、これでとりあえず予算を計上する。少なくとも同額か、これより低いかこれを目安にしてきちっと予算の交渉するべきじゃないかという基本的な考え。今言われたように3万6,600円がマルとかペケとか、これはもう我々は言える立場ではないですから、その議論をしている。少なくともしかし、今のリ・テックの金額は不当だ、高い、こういう主張をしてきたんです。もっと下げるべきだ。何回も下げさせてきた、もっと下げるべきだ。市長は入札に疑義がある。価格が漏れていた、そういうふうなことをずっと言ってきたわけです。それはだれもんじゃないよ、議会の決議で出た。例えば予算、短期として予算を計上する場合も、少なくとも考え方の基本として、やっぱりリ・テックのそのまま予算を3カ月といえども計上するのは、ちょっと過去の経過から見て、市民の判断から見ても、それはやっぱりよくない。そうすると、行政側がこれから交渉するわけですから、低い金額で一定の目安として、これを目安にして交渉するべきではないかという予算ということです。 ○井上 委員長  寺本委員。 ◆寺本 委員  私たちの議会でもかなり今のところでもうちょっと金額何とかならんかと言ってきた一つの大きなやつは、単価の問題やったと思うんですよ。単価が多いし、このストックヤードの問題とかいろいろ出てきて、何となくグレーの中でやっぱりみんなも不当に高いちゃうかという意識は確かにその認識は持っていましたし、このままいくんやろかというのはあったんですけれどもね、だからといって、この一番札の金額が根拠というのも……。 ◆北山 委員  ちょっと、そこ誤解があるんですよね。 ○井上 委員長  北山委員、まだ発言許可していません。 ◆北山 委員  はい。よろしいか。 ○井上 委員長  それは終わったんですか。今の発言は途中ですか。 ◆寺本 委員  途中。 ○井上 委員長  はい。 ◆寺本 委員  ちょっと頭の回転が悪いので、ゆっくりなんですけれども。  北山委員は、もともとの入札の疑義から見て高いと。今回、こんな問題が出て、こんな市民感情からしたら、やっぱり許されへん。一番手の業者のこの3万3千円の結果については、マルペケは別に、これしか目安がないから、これでとりあえずつなぎの間4カ月目以内の間は、これでいくべきだと、それで間違いないですね、おっしゃっているのは。 ○井上 委員長  北山委員、今の期間だけお答えください。 ◆北山 委員  環境部がきょう配られたデータの中で予定価格を入札前に入手するなど不当な行為をもって当該業務委託契約を提携したんだと。ただ、リ・テック側はここで言われているように、まさに入札金額がわかっていたわけですよ。だから、しかもいっぱいいっぱいなんです。100%の金額を出したわけです。そういうベースで決まった金額が今の金額なんですよ。通例入札というのは、当然100%になってもそれより低い札を入れるのは普通なんです。ところがいっぱいいっぱい金額を入れた今はもうわかっていたから、ほぼ100%に近い金額が入れられたんです。そこをベースにして今の契約が成り立っていますから、この短期のつなぎといえども、それをここで言うている不当な行為で入手した情報に基づいてきた契約金額を予算に計上することはできませんよと。  すなわち、当然それより少なくとも低い金額で契約するのが当たり前のことですから、その上でやんなさいよと。なおかつ、それは3万6,600円、これがその正当な価格かどうかというのはちょっと議論が分かれるところだし、我々はわかりません正直言って。しかし、かといって、一つの目安ですから、少なくとも価格をもっと下げるべきやという根拠としては、少なくともこれぐらいまで下げるべきちゃうかということで予算を計上する。それで強力に相手方とも交渉していただく。その結果、短期といえども最初から非常に議論があると思うんです。非常に紛争すると思いますから、どこかで切らんならん。それはまた議会に報告していただいて、最終的にそれは補正予算で対応するということにせざるを得ない、こう思っています。 ○井上 委員長  寺本委員。 ◆寺本 委員  きょう環境部から出てきた取扱方針。私、全然どこかの回し者でもないんで、言っておきますね。この環境部から出てきた取扱方針についての、さっき北山委員が言われたところですよね。不当な行為をもって当該業務委託契約を締結した。疑いの強いという表現になっているんですよ。私は、この段階を気にしているんです。疑いが強いとか、また、容疑段階で、もうこれは不当やったとみなして、違う単価の、つなぎにしても、より低い金額でもって、このまま契約し直さなきゃいけないのかな。交渉しなきゃいけないのかな。そうすることが何か感情としてはわからないでもないですけれども、法的にどうなのかというのは、とても気になるところです。なので、むしろそれは後から損害賠償という形で、市が受けた損害は回収するべきじゃないかなと、これは意見になりますので、もし全然違うと思ったら、訂正していただいていいですけれども、終わっておきます。意見です。 ◆北山 委員  ちょっとよろしいか。 ○井上 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  これね、ちょっと誤解が起こっているんですがね。きちっと正確に聞いていただきたいんですが。まず、私はこの契約の解除の申し立てをするべきだと言っているんです。直ちに。それはもう不当な契約なんですから、明らかに。解除すると。なおかつ、解除するときにね、当然損害賠償も請求すると。こういう事態を3月末にはせないかんわけですよ。市民とか世論の、当たり前のこと、それはね。明らかに不当なことがあったわけですから。これ契約するそのものが間違いなんですよ。だから契約解除の申し立てをすると。それは裁判になりますよ、それは。向こうはすぐはいはいとはいきませんけども。そうすると解除の申し立てする、しかし一方ではつなぎの業者を決めないかんという、ここの段階でね、議論しているんだということを理解していただきたい。  以上です。 ○井上 委員長  寺本委員。 ◆寺本 委員  ちょっと契約関係だけ教えてほしいんですけれども。私は段階となっているんですけれども、今のこの締結した疑いの段階で、契約解除に向かっての交渉と、それから損害賠償についての3月中に進めるということは、それはできるんですか。法的にというか。 ○井上 委員長  松藤部長。 ◎松藤 環境部長  私のほうから弁護士相談を申し上げた経過から、御説明申し上げますと、法的にはやはりこの金額の決定についてですね、事実としてもかなり明らかに不当な事態があったということをもって、解除に向けて交渉については十分できるだろうと。この交渉については早急にこれから臨んでいくと。また、賠償につきましても、今後並行しながら、今後とも協議していくということでございますので、結果はまだ見通せておりませんが、交渉に直ちに入っていくということは可能な限り弁護士からアドバイスを受けています。 ○井上 委員長  となき委員。 ◆となき 委員  何点か聞きたいと思いますけれども、今の話の続きなんですけれども、契約即解除の申し立てをすべきだという意見を言われたんですけれどもね、その場合、もし直ちに解除となった場合、その後の対応は市で可能やと考えているんですか。 ○井上 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  ちょっと質問の意味がよくわかりませんけれども。大原則として、今度の契約行為は不当な契約なんですよ。不当な契約でやる、しかももう新聞報道もされる、これはもう市としては終了すると。この契約を終了しますと宣言しているわけです。その方針に基づいて交渉に入ると。すなわち交渉がなくなったら、それは法律的な手はずをとらないかんということを言っているわけです。ただし、そこでとなき委員も修正案を出されたときに、そう言いながらも、新たな業者がすぐ決まりませんよ。つなぎの間は、今はリ・テックにお願いせないけませんから、それは話し合いですけれども、話し合いして、リ・テックと話し合わざるを得んのですよ。  新しい業者が決まるまでは、あなたが言われたように3カ月、4カ月、時間がかかるんですよ。体制ないですからね。その3カ月、4カ月の間、契約解除の合意したときにそのまま野積みしておくようやったら、また別ですよ。野積みしていると。ストックヤード置いておけるという判断だったら、話は別ですよ。私は皆さんと同じ意見で、これはやっぱり今のシステムでいかざるを得んだろうと思っていますので。だから必要な予算を計上して、必要な手当をとる。 ○井上 委員長  となき委員。 ◆となき 委員  今の件なんですけれどもね、リ・テック契約解除ということで、もし契約をした後に解除となった場合に、そのまま当面リ・テックに委託みたいな、そんなことが可能なんですか、現実的に。どう考えているんですか。 ○井上 委員長  松藤部長
    ◎松藤 環境部長  まず、第一義的には私どもは合意による解約を目指しておりまして、その中では、一定次の業者が決まって処理ができるまでは一定のリ・テックにおいて適正な単価で処理をしていただくことも念頭に置きながら、合意による解約を目指すと、こういう基本的なスタンスです。 ○井上 委員長  となき委員。 ◆となき 委員  その合意による解約を目指す段階でちょっと時間がかかるという、そういう認識なら、すぐに解除して、その間継続で、別の契約でね、やるというような話にはならんと思うんですけれども。それからすると北山委員が言うているのは、矛盾するような話じゃないかなと思うんです。               (「ちょっとあの……」の声あり) ○井上 委員長  ちょっと待ってください。その問題ですか。  北山委員。 ◆北山 委員  全然矛盾してないです。少なくとも契約解除に向けての手続をすると。それはまず話し合いですよ。その話し合いだけでいかん場合は、これは法律的な手続をとらないきませんし、当然損害賠償も、損害額についても協議せないきません。いろいろな話し合いが始まります。しかし、3月末で、基本的には契約としては、行政の意思としては終了するという前提ですから。しかし、その終了するときに次の業者が決まる期間は当然今のリ・テックと合意協議の過程で新たな契約を結ぶと。新たな契約というのは、今の契約金額では結べないんですよ。皆さんの案と一緒なんです。今の契約金では結ぶことはできない、この金額は不当に高いんですから。だから、新たな金額を設定して、1カ月なのか2カ月なのか3カ月、4カ月なのか、5カ月、わからんけれども、新たな短期契約を結びます。長期計画は一たん合意解除、どこかでは合意解除です。こういう流れですから、何にも全然それしか方法はない。 ○井上 委員長  となき委員。 ◆となき 委員  当局に聞きたいんですけれども…… ○井上 委員長  これ以上平行線だと思うんです。もうある程度の説明は皆さん御理解いただいたと思うんで。 (「ちょっとまだ。質疑の中でまた聞きたいことが出てきますんでね」の声あり) ○井上 委員長  はっきりいって、よその内容で質疑したいとか契約の云々かんぬんというのは余り理事者側、選択肢を拘束するのもいろいろといかがなものかなというのが、僕はあるんで、議論はある程度してもらうけど、提案の理由とかいろいろ意思ははっきりしてもらったらいいとは思うんですけれども、理事者側の選択肢を余り狭めるのもいかがなものかなと思いつつ聞いていたんですが、まあいいです。  となき委員。聞いてください。 ◆となき 委員  その理事者側の選択肢を縮める意味はないです。北山委員のおっしゃっている話、どうも矛盾があるのではないかなという思いがしてね。あと、当局に現実的にこの話が可能な話なんかというその確認をしたいんで、ちょっと聞きたいんですけれども。  まず話し合いだと、北山委員おっしゃって、3月末で一たん契約は終了すると、そういう前提のもとにという話で言われたんでね。まず、今交渉を進める段階やと思うんですけれども、それで3月末に一たん契約を打ち切る、解除するというようなことが、現実的に可能なんかということをまず1点聞きたいのと、あと先ほど部長の答弁で、リ・テックとの話で適正な単価がという話を言われましたけれども、その適正な単価、価格というのはどういう額ですか。 ○井上 委員長  松藤部長。 ◎松藤 環境部長  我々も詳細な法的な側面で、まだ課題であるとは思っておりますし、引き続き法律事務所とは相談しながら、進めるという前提で検討しています。  私ども今思っております判断は、法律事務所からアドバイスいただきました枠の中での御答弁申し上げておるわけでございますけれども、一定まずは第一義的に、先ほども御答弁しましたように合意による解約を目指すということ、あわせまして、引き続き一定の期間については、やはりこれは適正な価格でもって改めての契約なのか、契約の変更なのか、これは私どもまだ詰めておりませんけれども、それは一定の値下げといいますか、単価を下げることによって、請負・処理はこれはやむを得ないんではないかと、こういうアドバイスをちょうだいしておりまして、具体的にそれは法的に交渉の中でどういうふうに詰めていくかについては、今後また法律事務所と密に、アドバイスを受けながら進めてまいりたいというふうに考えます。 ○井上 委員長  となき委員。 ◆となき 委員  結局意味がわからないんですけれども、その方向で努力するというのはさっきから何度も聞いている話でね、現実的に3月末で契約を解除してということが可能なのかどうなのかという話を聞きたいのと、適正な価格というのを繰り返し言われていますけれども、この適正な価格は、はっきりわかっているんですか。まだ、その価格自体言えないのかもしれませんけれども。 ○井上 委員長  松藤部長。 ◎松藤 環境部長  価格につきましては、一般的には入札されました交渉の中で決まってくる問題だと思います。どうしても今回につきましては、一定ある程度こちらの中で基礎的な費用のベースとか、これは2年ほども経験をしておりますけれども、ある程度それは試算を試みた上で、法律事務所と相談してまいりたいというふうに考えています。  3月末までにできるかどうかということにつきましては、これは交渉のことでございますので、いつどこで必ずできるということについては、現段階では見通しはできておりません。 ○井上 委員長  よろしいか。 ◆となき 委員  じゃいいです。 ○井上 委員長  いいですね。 ◆となき 委員  はい。 ○井上 委員長  質疑がなければ、これをもって質疑は終了します。  しばらく休憩します。                  休憩 午前11時36分                ───────────────                  再開 午前11時59分 ○井上 委員長  休憩を解き再開いたします。  討論に入ります。討論ありますか。  となき委員。 ◆となき 委員  議案第1号、平成21年度宝塚市一般会計予算の私たちが出している修正案に賛成の討論と残る原案に反対。議案第8号、平成21年度宝塚市特別会計後期高齢者医療事業費予算に反対の討論をしたいと思います。  まず修正案ですが、先ほど質疑の中でもありましたが、今の状況の中でそういう不正な手段で選ばれたリ・テックに継続して委託するということは、市民感情的に見て許されない。やっぱりきちっと不正は正していくべきだと思うんですが、その中でそれを早期に契約解消していかなければならない。といって、いつまでも早期にと言いながら、ずるずるといくのも許されないと思うんで、一定の期間をきちっと区切って3カ月ということにしたいということで、この修正案を出させていただいていますので、その方向できちっとやっていただきたいということで、この修正案には賛成の討論とします。  残る原案についてですけれども、今回の予算委員会質疑の中で大きな点としてまず、福祉医療制度が大幅に対象が削減されるというような中身が出てきまして、本当に高齢者、障害者、子ども、母子といったそういう社会的に弱い立場にある人に対する仕打ちとしては、本当にひどい。自治体本来の役割である福祉の充実ということから逆行する措置だと思います。同様に今子育ての分野の施策として、私立保育所への助成金が削減されるということも説明されましたけれども、これについても民営化の議論の中で公私間格差の是正ということが大きな問題となった中で、それに逆行する格差が拡大する方向に働くような措置は認められないという問題、そして、その一方で財政が厳しいといって、そのように福祉を削りながら、荒地西山線といった大きな公共事業には巨額の予算が計上されているということで、本来の自治体の役割を住民の福祉の増進という役割をきっちりと果たすべきだと指摘して、この一般会計予算の反対討論としたいと思います。  次に、議案第8号の特別会計後期高齢者の問題ですけれども、これはもともと制度導入当時からいろいろ全国的にも大きな議論となり、年齢だけで高齢者を差別するような制度は廃止すべきだと、こういう意見が多く起こっています。いまだに高齢者に対して年金制度という強制徴収が行われたり、払えない人に対しては資格証を発行する保険証を取り上げるというような無慈悲な措置が行われるということになっていますので、この問題に対しては後期高齢者医療制度は廃止すべきという立場も含めて、この予算には反対したい、こう思います。  以上です。 ○井上 委員長  梶川委員。 ◆梶川 委員  私は、議案第1号、一般会計予算案について反対の立場で討論します。あわせて、修正案を出しておりますプラスチック類の選別処理については、修正案に賛成の立場で討論します。  まず、プラスチック類の選別等処理業務委託料ですけれども、今いろいろ長いこと議論されましたけれども、やっぱり不正な契約をしたということで、前市長に500万円が渡ったということも含めまして、不当な契約ということですから、早急に業者を変えるなり、そもそもの処理の仕方の見直しも含めて新市長が誕生しますので、市長の判断、考え方もありますから、3カ月間だけは今の再入札とか方針が決まりませんから、3カ月の間でその後については契約を見直すということで、修正案に賛成です。  それから、総務のことですけれども、私がこの関係委員会で質問しました総合窓口化の推進事業、この入力業務委託を臨時職員で変えて、臨時職員の数はふやさないで委託料の500万円だけのっかっています。私はやっぱりその減らした分については臨時職員を増員して、その賃金について入れるべきやと思いますし、500万円削減されて、例えば臨時職員2人採用しても合わせて300万円、200万円の減額できますので、そのことについては、この予算については認められません。  それから、教育費ですけれども、養護学校のスクールバスの運転業務、これについても何回も言いましたけれども、請願が採択された件と、要するにバス運行管理を現状維持してください、こういう請願でした。これは全会一致で採択されました。これを現状維持しようと思ったら、請負契約であったらどうしても直接運転手に指示せないかんということで、偽装請負の疑いがありますから、この新たな委託料の契約の予算については認められません。  それから、福祉医療の見直しについても、やっぱり県の制度が変わったということで、いきなり利用者、高齢者、障害者、社会的立場の弱い人に負担を強いるというのは認められないし、この間、原案修正の説明も受けましたので、これも見直しをするべきということで、この3つについて反対ということで、一般会計の予算については反対といたします。  以上です。 ○井上 委員長  村上委員。 ◆村上 委員  それでは、私のほうは議案第1号、平成21年度宝塚市一般会計予算並びに議案第2号から議案第8号までの平成21年度宝塚市各特別会計予算7件につきまして、意見と要望を申し上げ、賛成の立場から討論いたします。  賛成の理由は、財政健全化へのさらなる取り組みの必要性を踏まえるとともに、緊急対策に配慮しながら、財政健全化と総合計画、後期基本計画の実現、両立を目指すため、限られた財源を有効に活用すべく、選択と集中により効果的な財源の配分に努められていると思います。  つまり、安全・安心のまちづくり、未来を築く子どもたちの育成など4つの重点目標に従って適切に財源を配分されていることであります。特に、安全・安心のまちづくり、未来を築く子どもたちの育成について、力点が置かれているため、基礎データを収集し、地域医療調査研究事業、また保育所や学校、園の耐震化事業などの取り組み、未来を築く子どもたちの育成では、第6ブロック子育て支援施設の整備、小学校の遠隔制御システムの設置の予算経費などが挙げられております。  また、活力あるまちづくりでは、現下の厳しい経済環境に対応するため、中小企業振興資金、融資あっせん枠の拡大や融資あっせんにかかわる補助金の拡充、さらに環境にやさしく持続可能なまちづくりでは、みどりのカーテン事業の実施など、地球温暖化防止対策に向けた取り組みであります。  このように、厳しい財政状況のもとでありますが、限られた財源を有効にかつ適正に配分し、新年度においても22万市民の幸せの実現に向けて、各施策事業を確実に推進すべく全力を投入されようとしております。  次に、要望ではありますが、滞納の整理、システムの導入に伴い、より一層市税等の収納率の向上に努力いただきたいと思います。  また、新年度の予算編成において、やむを得ず、市民負担を生じていることを踏まえ、職員の給与の適正化や定員適正化に対しては、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。  身内に甘い市政では、市民に理解してもらえないので、最後に前市長の事件により、市民の市政に対する信頼が薄れたことについては、いま一度法令遵守、コンプライアンスの観点に立って、市政への信頼を取り戻すべく、予算執行されるようお願い申し上げ、賛成討論といたします。 ○井上 委員長  他に討論はありませんか。  北山委員。 ◆北山 委員  きょうまでの委員会の議論を通じて、いろいろなことを指摘してきたんですけれども、ちょっと1点、アメリカのグーグル社のストリートビューというんですかね、私のほうにも何人かの方から大変苦情というんですかね、心配の声が寄せられていましてね、これは行政側の回答が何も間違いとは言っているんじゃないんですけれども、こういう問題というのは、市民としては1人で対応するのは難しいから、市として何か対応してくれへんかという思いなんですよね。私、行政の考え方ってそこが大事だと思うんですよね。やっぱり個人個人では対応できない問題、不安な問題を行政がやっぱり積極的に対応すると。けさ、東京都はグーグル社を呼んで交渉しているんですよね、実は。そういう一定の状況が欠けているんですよ。東京都という都の性格、大きいとか小さいとかじゃなしにやっぱり地方自治体というのは、こんなことも含めて市民のいろいろな生活とか不安を解消するということで、もっと積極的に何かその法律の範囲を超えへんとかね、守備範囲を超えないことじゃなしにね、私、今回の議論で非常に消極的になっているのが大変心配なんで、やっぱり市民の安全とか不安とかというのは、もっと積極的に守備範囲を超えてでもやっぱりやっていかないと、市民の信頼にこたえることはできへんのじゃないかと一つ言っておきたい。  それから2つ目は、その教育長の人事の問題で私が指摘しまして、いろいろな議論がありましたけれども、これは最大の問題はね、市長は確かにどうしてもこの方をという形で人事権は市長が持っていますから、市長は推薦したと。そのときに総務部長は知っておきながらですよ、そのことをきちっとわかっておきながら、なぜ一言も言えなかったかという問題なんです、実は。すなわち、このことをやっている限りはね……               (「教育長」「消防長」の声あり)  ごめんなさい、ちょっと間違えました。その消防長の人事のことですけれども、市長はその思いで任命されたというのはよくわかりましたけれども、そのことを総務部長は御存じだったわけですよ。答弁されているんですよ。にもかかわらず、一言もいや、これは法令違反ですよと、何ぼでも方法はある。ペーパー1枚出したって良かったんですよ。口で言わなくてもペーパー1枚出したら済むことなんですよ。私は、どなたが次市長にこられても、それは市長が場合によれば法律を知らないとかいろいろなことがありますから、そのときに私は職員にもっとプライド意識を持ってほしいなと。それぞれの分野でプロなんですよ。我々議員も間違ったことを言うときありますやん。議員さん、それ間違うてますよと、こうですよと、もっとプライド意識をやっぱり持っていただかないと、この市はよくならないじゃないかと思うんです。  3つ目は、この前滞納問題について、1千万円以上の滞納問題を指摘しました。なかなか、これが解明できへんのですよ。こんなことをやっていたらね、市に内部通報制度があっても、だれも言いませんわ、これは。あそこまで明確に書かれててもね、一向にだれが言うたか言わない。3人しかおらへんのですよ、市長室というのは。3人のうちのだれかが言うたのに決まっとるんですよ。それすら何カ月たってもできへんと。私は役所の中の自浄能力がないなと、正直いって、そう思っています。今回の一連の事件通じてね、ぜひ私は今の3点、あえてこの討論で言っておきたいんですが、かみしめてもらわないと、どなたになっても同じことですから。一人の為政者というのは間違うことが多々ありますよ。そうすると、それをだめだとか、えーとか言うのは皆さんなんですよ。プロなんですから。もっと職員としては、そこがやっぱりそれは。何も部長だけじゃないですよ。すべての職員が私はプロなんですからね。これ議会の我々が何ぼ言うたって、皆さんのほうが詳しいんですから。もっとプロ意識を持ってしっかり仕事していただくことが、私は市政を立ち直すかぎじゃないかなと、こう思っていますので、これは予算執行するに当たって、ぜひその思いで、これはそれぞれのところで言いましたけれども、全力を挙げて的確にやっぱり執行していただきたいと、まず要望しておきたいと思います。  それから、修正案を出しましたけれども、私はさきに3名の方が出された修正に対する基本的な考え方については、私は了解しています。修正案を出すことについては何ら反対いたしておりませんけれども、修正案を出すんであれば、今のリ・テックの金額で修正案を出すことは、結果的には、あの金額をいろいろ言っても予算としては認めることになりますから、これは市民的に見ても、これまでの不当行為があったという事実から見ても、それは是認することはできませんから、少なくとも3月末までにきちっと契約解除の意思を言われて、ただし今当然協議になりますから、そのつなぎの契約が始まりますから、そのつなぎの契約については、当然これはもとの契約とは違う契約になっておるんですから、この基本方針を3つ出されましたけれども、私は基本方針は全面的に賛成です。それをきちっとやっていただいて、なおかつ、その短期の契約といえども、市民が納得できるようにきちっとやっぱり今のリ・テックの金額を大幅に、安価な金額で契約するように、すなわち私は過去一番札の業者が一定数は出ているわけですから、それにより近づけるなり、それよりももっと低い金額でしないとね、これは認められないという立場で提案していますので、これは修正案を皆さんにも賛成いただきたいし、なおかつ行政側もこの三原則に基づいてやっていただくんですけれども、これはそういう意味も入っていると私は理解していますけれどもね。非常に厳しい話になると思うんですけれども、この事業がスムーズにいくように、なおかつ市民に影響が出ないようにということも考えていただいて、しっかりやっていただきたいと思います。  以上です。 ○井上 委員長  これをもって討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第1号、平成21年度宝塚市一般会計予算について採決します。  委員から提出された修正案については、原案と比較し、予算の減額幅の大きいとなき委員の修正案を先に採決し、次に、北山委員修正案を採決します。  なお、先に採決するとなき委員の修正案が可決された場合は、北山委員修正案の採決を行わず残りの原案について採決します。  また、となき委員の修正案が否決された場合は、次に北山委員修正案を採決し、その後原案について採決します。  それでは、となき委員の修正案に賛成の委員の挙手を求めます。                  (賛 成 者 挙 手)  賛成少数。  よって、となき委員の修正案は否決されました。  次に、北山委員修正案について採決いたします。  賛成の委員の挙手を求めます。                  (賛 成 者 挙 手)  賛成少数です。  よって、北山委員修正案は否決されました。  次に、原案について採決します。  賛成の委員の挙手を求めます。                  (賛 成 者 挙 手)  賛成多数です。  よって、本件は原案どおり可決されました。  それでは、次に、議案第1号にかかわる附帯決議(案)を議題とします。  お手元に附帯決議案を配付しております。事務局から朗読いたします。  村上課長。 ◎村上 議事調査課長  それでは朗読いたします。  平成21年度予算執行に関する附帯決議(案)  平成21年2月16日の施政方針と新年度予算案を発表した後に、市長逮捕、起訴という市政への不信を極める重大事件が発生した。2代続けての市長逮捕という事態の中での予算特別委員会の開催となったことに遺憾の意を表すものであります。  しかしながら、世界的な金融危機等による景気低迷の状況の最中にあって、様々な住民サービス、安心安全のための耐震調査や改修工事をはじめ、市民生活全般に亘る行政事務を滞らせることによる影響を考慮しての予算特別委員会の開催であります。  平成21年3月11日には新年度予算にも関わる公共事業の入札に関して、贈収賄の容疑で市長の再逮捕が明らかになりました。  この件については入札直後から落札者の失格や、当初2カ月間はプラスチック類の選別処理ができず、クリーンセンターで焼却処理がされるなど、不透明な業者委託が明らかになり、市議会からも何度も指摘、改善を求め、予算の減額修正案可決などの手だてを講じてきた案件であります。  市民の皆様の協力により成り立っているプラスチック類選別に関わる分別作業を考えると、贈賄容疑の企業との契約を一日も早く解除することが必要と考えております。  4款衛生費、プラスチック類選別等処理業務委託料1億5,943万円余の執行に関しては、予算特別委員会の中において、当該企業との契約を終了するとの方針を示されましたので、速やかに正式な手続により、委託先の選定手続に入り、決定にいたるまでの期間に限り、当該企業等に委託することを限定的に認めるとともに、その過程については議会に適切に報告することを求めるものとして、ここに決議する。  平成21年3月24日 予算特別委員会   以上です。 ○井上 委員長  本件については、質疑を省略します。
     討論ありませんか。  となき委員。 ◆となき 委員  この決議案ですけれども、予算の修正案提案させていただきましたが、期間の問題がこの附帯決議では、決定に至るまでの期間に限りと。いわば無期限にいけるというような内容になっていますので、これではやっぱりきちっと行政に対して、早期に厳しくやっていくという上では、不足ではないかなと。きちっと期間を区切って、私たちの主張では当面3カ月ということを言わせていただきましたけれども、そういった形での決議にしていただきたいと申し上げたんですが、結果的にはこの案になりましたので、反対をしたいと思います。 ○井上 委員長  討論を終わります。採決を行います。議案第1号に対し附帯決議をすることに賛成の委員の挙手を求めます。                  (賛 成 者 挙 手)  賛成多数であります。  よって、議案第1号に対し、附帯決議を付することに決しました。  次に、議案第8号、特別会計後期高齢者医療事業費予算を原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。                  (賛 成 者 挙 手)  賛成多数です。  よって、本件は原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第2号、第3号、第4号、第5号、第6号及び第7号、これら6件の特別会計予算について原案のとおり可決することに異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。  よって、6件の特別会計予算について原案どおり可決することに決しました。  以上で、当委員会に付託された議案の審議はすべて終了しました。  これをもって委員会を閉会いたします。                  閉会 午後 0時24分...