宝塚市議会 2003-12-16
平成15年第 8回定例会−12月16日-05号
平成15年第 8回定例会−12月16日-05号平成15年第 8回定例会
平成15年第8回
宝塚市議会(定例会)会議録(第5日)
1.開 議 平成15年12月16日(火) 午後 2時02分
閉 会 同 日 午後 3時37分
2.出席議員(30名)
1番 井 上 聖 16番 杉 本 和 子
2番 渡名喜 正 勝 17番 石 倉 加代子
3番 江 見 健太郎 18番 井ノ上 均
4番 北 野 聡 子 19番 村 上 正 明
5番 多 田 浩一郎 20番 北 山 照 昭
6番 寺 本 早 苗 21番 古 谷 仁
7番 梶 本 克 一 22番 松 下 修 治
8番 菊 川 美 善 23番 馬 殿 敏 男
9番 坂 下 賢 治 24番 小 倉 実
10番 野 尻 俊 明 25番 小 山 哲 史
11番 大 島 淡紅子 26番 山 根 泰
12番 草 野 義 雄 27番 金 岡 静 夫
13番 古 田 時 子 28番 川 口 悟
次に、議案第111号兵庫県
市町村職員退職手当組合を組織する
地方公共団体の数の増減及び兵庫県
市町村職員退職手当組合規約の変更に関する協議についてです。
本件につきましても、
北淡路清掃事務組合は、淡路町、北淡町、東浦町の3町で構成され、
し尿処理施設の管理及び運営を行っておりましたが、平成15年12月31日に解散し、北淡町及び淡路・
東浦広域下水道組合がそれぞれ承継することとなり、兵庫県
市町村職員退職手当組合から脱退されることとなりました。これに伴い、同
組合規約の一部を変更する協議を行うため、
地方自治法第290条の規定により、組合を構成する市町等の議会の議決を求めるものとのことです。
次に、議案第112号平成15年度宝塚市
一般会計補正予算(第4号)についてです。
本件は、
財団法人宝塚市
都市整備公社が
公園墓地整備事業に係る
実施設計委託料等の資金を調達するに際し、市が
損失補償を行うため、
債務負担行為を追加しようとするものとのことです。
次に、請願第23号イラクへの
自衛隊派遣に反対する
意見書提出を求める請願についてです。
本請願は、米軍による占領支配が行われているイラクに自衛隊を派遣しないで、国連中心のイラクの
平和的復興を目指し、非軍事的な人道支援を行うことを求める意見書を政府に提出することを求めるものです。
採決の結果、議案第101号におきましては、賛成多数で可決。議案第102号から議案第106号、議案第111号及び議案第112号、以上7件につきましては、
全員一致で可決となりました。
また、請願第23号につきましては、賛成少数で不採択となりました。
なお、議案第101号平成15年度宝塚市
一般会計補正予算(第3号)における「市制50周年
記念事業関係予算」に対して、事業を否定するものではないが、大胆な
事務事業の見直しが展開されている折、市民を初め、市議会に対して式典会場の設定を含め、式典の内容を明らかにし、十分理解を得た上で行事をとり行うべきとの観点から、議会に対する
内容説明、
市民参画等がなされた後に、予算執行されることを求める
附帯決議案が提出され、
当該附帯決議案につきましては、
全員一致で可決としました。
以上、当委員会での審査の概要と結果について報告をしましたが、当委員会の決定どおり賛同いただきますようお願いしまして、
総務常任委員会の
委員長報告を終わります。
○
梶本克一 議長 委員長の報告は終わりました。
ただいまから質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 以上で質疑を終結します。
ただいまから討論に入ります。
討論はありませんか。
21番古谷議員。
◆21番(
古谷仁議員) (登壇)
私は議案第101号平成15年度宝塚市
一般会計補正予算(第3号)について、
社民党福祉連合を代表して反対をいたします。
反対の理由は2点であります。1点は、市制50周年
記念事業費です。今回の予算では、
債務負担行為も含めて1,213万円余の予算を計上しております。私はこの事業は本市が50周年を迎える、その中で4月16日に宝塚大劇場を貸し切って
記念式典をするとなっています。そして、その招待者は来賓として500名、国会議員や県会議員、
兵庫県知事及び関係者、県下の各市長、県下の各議長、近隣の市長及び議長、こんな形の来賓を500名、その他表彰者、来賓500名、それから
一般市民の参加者1,500名、合計2,500名の参加をもって
記念式典をしようとする中身で1,213万円余の予算を計上してまいりました。
私は今、このような
財政状況の中で、本当に1,213万円をかけて、
記念事業をあの宝塚大劇場でする必要があるのか、大変疑問であります。とりわけ、きょうも資料として提示をされました。第1次の
見直し項目、180項目あります。この中を一度、本当に見てください。例えば
養護学校の
運営補助金1万2,000円も切り込んでるんですよ。
すみれ園同伴児託児補助金、わずか4万2,000円なんですね、4万2,000円のところに切り込んでいるんですよ。本当に地域の中でまさしく苦しくって厳しい状況の中で、ともに生きる権利を地域の中でやってきた、その補助金を一方では切り込んでる、わずか1万2,000円切り込んでいる。4万2,000円を切り込んでいる。その一方で、4月6日に、私は市制50周年を否定はしません。しかし、こんな状況の中で、宝塚大劇場で1,213万円をかけて、2,500名を集めてやる必要はない。到底、だれが何と言おうと市民は納得しない。私はそのように思っています。
もし、仮にやるとするならば、私は極めて質素にやるべきだ。宝塚市の市役所の中に大会議室がある、あそこでできる範囲の中で僕はやったらいいと思います。そして、どうしても市民に報告をしなきゃいけないんだったら、宝塚市の広報、特集号を使ってね、そのときには渡部 完市長のあいさつはいい、例えば50年にちなんで、50歳になった人たちのあいさつを入れていく、そういう形で市民に知らせていって、みんなで50周年を祝う、そういう方向を僕はこの時期だからこそ、この
財政状況の中で一方で切り込んでるがゆえに、やっぱり出すべきだ。私は、確かに今回
附帯決議が出ました。そのことは、議員の皆さんの
附帯決議で評価をしております。しかしね、こんな予算を出す当局の考え方に僕は許せない。断じて許すことはできないと思うんですね。だって、先ほど、もう一度言いますけどね、本当に地域で頑張っている1万2,000円まで切り込んでるんですよ、
養護学校の補助金。4万2,000円に切り込んでいる、その中での話を考えたときに、宝塚市の予算をつくってきた市の幹部の皆さんの考え方を私は断じて許すことはできないというように思っています。
特に、私は13、14、多くの市民とお話をさせていただきました。宝塚市の管理職、課長級が団体に、今回の
事務事業の見直しについて、説明に来ていました。説明に来ていたんですね。その中で、この話が出たときに、市民の反応はどうでしたか。そんなばかな話はないよ、何よ、今の段階で、50周年で1,213万円かけるのと、まずそこを削ってきてほしい。私は、少なくとも正直な市民の声だというように思いますね。
もう一度言います。こんなばかげた
補正予算をつくってきた考え方を僕は許してはいけないだろう。市民の意識としても許してはいけないだろうというように思っています。ぜひよろしくお願いをしたいと思います。
それから、2つ目は、これは一般質問でもやりました。
宝塚温泉の2,824万円、これは電気代を計上してまいりました。これもやっぱり私は許せないと思うんですね。だってそうでしょ、9月18日に、渡部 完市長は職員のミスであったと、大きなミスであったと。組織として反省をしなきゃいけない、ミスであったら、ミスをした幹部職員が僕は責任をとるべきだ。きちっととるべきだ。なぜ幹部職員に、予算を計上する前に、きちっと今いらっしゃる釜本さんになんで請求をしないんですか。それが筋ですよ。そのことをやって後にね、計上すべきだ。私はそのように思います。それがやっぱりミスをした幹部職員がきちっと精算をしていく。そんなことがなかったら、幹部職員がミスをしたことを全部税金で賄っていく、やりように市民は怒りを持つと思います。
私はこの2点を見たときに、今回の
補正予算、賛成することはできません。ぜひ多くの議員の皆さんの御賛同をお願いをしたいと思います。終わります。
○
梶本克一 議長 ほかに討論はありませんか。
12番草野議員。
◆12番(草野義雄議員) (登壇)
私は、日本共産党市会議員団を代表いたしまして、請願第23号イラクへの
自衛隊派遣に反対する
意見書提出を求める請願に対しまして、賛成討論を行います。
御存じのように、イラク元大統領フセイン氏が拘束をされましたけれども、それはイラクの情勢を根本的に解決するというようなことではありません。今なお、イラクの情勢は、泥の中の道をたどっていると考えられます。そして今、日本政府に求められておりますのは、国連中心のイラクの
平和的復興という、米英軍の占領支配から、国連中心のイラクの
平和的復興へと大きく枠組みを移す、そのことでもって日本としては非軍事的な人道支援を行うことが切実に求められていると考えます。
今回の自衛隊のイラク派遣は、憲法9条に違反するだけではなく、イラク特措法そのものに照らしても許されるものではございません。そうした観点から議員の皆様におかれましては、イラクへの
自衛隊派遣に反対する
意見書提出を求める請願に賛成されるようお願いを申し上げまして、討論といたします。
○
梶本克一 議長 ほかに討論はありませんか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 以上で討論を終結します。
ただいまから議案第101号平成15年度宝塚市
一般会計補正予算(第3号)を採決します。
本件に対する委員長の報告は原案のとおり可決することが適当とするものです。
本件は委員長の報告のとおり、可決することに賛成する議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
梶本克一 議長 起立多数です。したがって、本件は委員長の報告のとおり可決することに決定しました。
次に、議案第102号から議案第106号まで、議案第111号及び議案第112号の以上7件を一括して採決します。
本件に対する委員長の報告は原案のとおり可決することが適当とするものです。
本件は委員長の報告のとおり、可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の報告のとおり可決することに決定しました。
次に、請願第23号イラクへの
自衛隊派遣に反対する
意見書提出を求める請願を採決します。
本件に対する委員長の報告は不採択とすることが適当とするものですが、採択について諮ります。
本件は採択することに賛成する議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
梶本克一 議長 起立少数です。したがって、本件は委員長の報告のとおり不採択とすることに決定しました。
日程第2、議案第107号、議案第110号、請願第14号から請願第18号まで、請願第20号、請願第22号、請願第24号及び請願第25号の以上11件を一括して議題とします。
△───── 日程第2 ─────
……………………………………………
議案第107号 宝塚市立健康センター条例の一部を改正する条例の制定について
議案第110号 工事請負契約(市立仁川小学校校舎新築外工事)の締結について
請願第14号 市立幼稚園の充実についての請願
請願第15号 児童福祉施設入所児等助成事業制度の堅持を求める請願
請願第16号 宝塚市の保育水準の堅持を求める請願
請願第17号 児童福祉施設入所児等助成事業制度の堅持を求める請願
請願第18号 地域児童育成会の有料化についての請願
請願第20号 各種検診の負担金の軽減と各種検診の内容・制度の充実を求める請願
請願第22号 朝鮮学校児童保護者補助金の予算減額に反対し、より一層の支援拡充を求める請願
請願第24号 市立図書館の充実を求める請願
請願第25号 小・中学校の30人学級実現を求める請願
(文教厚生常任委員会付託)
……………………………………………
○
梶本克一 議長 本件については、さきに文教厚生常任委員会に付託して、審査が終わっておりますので、委員長の報告を求めます。
17番石倉文教厚生常任委員会委員長。
◎17番(石倉加代子議員) (登壇)
それでは、文教厚生常任委員会
委員長報告を行います。
さきの本会議において当委員会に付託されました議案、請願等について、9日に委員会を開催し、慎重審査いたしましたので、以下、審査の概要並びに結果について御報告します。
まず、議案第107号宝塚市立健康センター条例の一部を改正する条例の制定についてです。
本件は、健康センターの検診事業のうち、基本健康診査、胃がん検診等にかかる受診者自己負担金を近隣市等の状況をかんがみ、平成16年度から改定を行うとともに、市民要望にこたえ、前立腺がん検診を新たに実施するため、条例を改正するものです。
次に、議案第110号工事請負契約(市立仁川小学校校舎新築外工事)の締結についてでありますが、本件は老朽化した校舎の新築と残存する既存校舎の改修を一体的に行うものであります。
工事概要として、新築校舎等は鉄筋コンクリート造4階建て、床面積6,856.01平方メートル。改修する既存校舎等は鉄筋コンクリート造4階建て、床面積1,533.61平方メートルで、床面積合計は8,409.18平方メートルであります。請負金額は16億4,325万円で、神戸市中央区小野柄通3丁目、大末建設株式会社神戸支店を代表とする大末・森・川口共同企業体を請負業者として契約しようとするものです。
まず、入札の関係で、今回共同企業体形式を採用した趣旨についてただしたところ、従来であれば、大手ゼネコン1社による施工であったが、市内業者の受注機会が減少しているため、市内業者でも共同企業体の構成員であれば参加できるように、業界からの要望、他市の状況を踏まえ採用したとのことです。
次に、今回落札した共同企業体の市内及び仁川地域での工事経験や地元対応等についてただしたところ、工事経験については、建築工事そのものの経験は本市ではないが、他市の学校関係等の建築実績はあり、市内では土木工事の実績があるとのことです。
これに対して、この地域は道路事情が悪く、今後工事は長期間にわたるので、工事車両の問題等、十分地元住民の意向をくんで工事を進めるようにとの意見がありました。
次に、共同企業体の構成について入札条件の中に市内業者を最低1社、構成員として加えることを義務づけていたのかただしたところ、市内業者に参加機会を与えたいとのことで、参加要件の見直しを検討したが、若干問題があるということで、結果、市内業者で応募可能な4社中、3社が参加したとのことです。
これに対し、工事実績等の要件はやむを得ないが、今後も市内業者の参加機会拡大を図るようにとの意見がありました。
次に、省エネルギーに対する考え方についてただしたところ、トイレの洗浄水に雨水を利用するとともに、給食調理室については、ドライ方式の採用による節水とともに、今後の備品選定に当たっては、省エネタイプのものを導入していきたいとのことです。
次に、普通教室のあり方についてただしたところ、運動場に接する形で配置しており、国の面積等の基準がないので、保護者と教職員で組織する建てかえ検討委員会でいろいろな角度から検討したいとのことです。
次に、将来の児童数の増加への対応や、普通教室の障害児学級への対応についてただしたところ、現在は21クラスであるが、平成21年度は27クラスになると予測しており、現設計に反映している。
また、将来用に3クラス分の増築スペースを確保している。
障害児学級については、現時点で場所を特定していないが、状況に応じて対応は可能であるとのことです。
その他、今回採用された太陽光発電を児童へわかりやすく啓発すべきといった意見や、ランチルームを漠然と多目的ホール的な利用をすべきではないといった意見、さらには、男女共同参画の観点から、当初から性別、役割の固定概念を植えつけるような設備対応は好ましくないといった意見。そして、各種備品について、アレルギー等の健康面に配慮したものを導入すべきであるといった意見や要望などがありました。
次に、請願第14号市立幼稚園の充実についての請願です。
本請願は、入園募集の段階で市広報などでは徒歩で通園する園を選ぶよう告げられており、待機者の中では、第一希望園以外は徒歩で通園するのが不可能な方がおられます。その方々にとっては、徒歩以外の交通手段がなくてはならないものになっています。よって、将来的にはその家庭が希望する自宅近くの幼稚園に入園できるように、また市立幼稚園の研修制度のさらなる発展を求めるものです。
まず、空きがある宝塚、西山幼稚園などに徒歩通園ができない良元、末成、仁川地域から通園するための対応についてただしたところ、原則徒歩通園としているのは、1つは園児の体を鍛えるのを目的に、もう一つは、立地条件による交通の問題があるので、原則徒歩通園としている。なお、園区を設けていないので、通園する園に相談があれば対応している。
次に、幼稚園待機児童解消策についてただしたところ、4歳児については、公私連携して受け入れることとしており、5歳児については、希望する園で受け入れるようにしている。全体の中で、再募集等を含めて、できるだけ待機児童の解消を図っていきたいとのことです。
次に、請願第15号及び第17号、児童福祉施設入所児等助成事業制度の堅持を求める請願についてです。
両請願は、
事務事業の見直しに伴い、市立療育センターややまびこ学園及びすみれ園入所時の助成金が平成16年度より削減、平成18年度には廃止されることに対して、当助成事業の維持・継続を求めるものであり、また両請願の願意が同じであることから、一括で審査をしました。
まず、障害を持つというだけで健常の子どもでは考えられない精神的・経済的負担がある。子ども権利条約を踏まえ、憲法で保障されている生存権をどう認識しているのかただしたところ、この助成事業については、全
事務事業の見直しの中で、市独自の助成を見直しすることになったものであるが、ただ一度に見直せば、保護者の負担が大きくなることから、3年をかけて見直すことになった。市としては、子どもの権利条約の趣旨は十分認識しているし、子ども条例等の制定についても、意見を聞きながら研究しているところであり、決して生存権を無視しているものではないとの答弁がありました。
次に、宝塚市第3次障害者施策長期推進計画行動計画において、やまびこ学園とすみれ園への対応や福祉団体との協議のことが規定されているが、それと今回の助成金削減が整合するのかただしたところ、両園で行っている療育事業については、本来の事業として、従来どおり継続していくとのことです。
また、福祉団体とは定期的に懇談会を実施してきた。今回の
事務事業の見直しの件については、議題に上がっていなかったが、今後も引き続き意見交換を図っていき、説明責任を果たしていきたい。
さらに、保護者の方へは話をさせていただいたが、今後も意思疎通を図っていきたいとのことです。
これに対しては、
財政状況により、この助成金の方向が左右されるのは問題がある。さらに、今回審議会や委員会の意向が反映されることなく、
事務事業の見直しが行われた。これでは、審議会などの存在理由がないのではないかとの指摘がありました。
また、今の市は生きる力を応援しようとする基本的な姿勢から外れようとしている。二重、三重のマイナスを引き受けている母親等をどうすれば支援できるか、受けとめてほしいとの意見や、まず職員みずからが身を削り、その上で市民に納得をしてもらうことが必要であると、意見がありました。
次に、請願第16号宝塚市の保育水準の堅持を求める請願についてでありますが、本請願は、本市の保育関係の予算の堅持と、保育料値上げや私立保育所の補助金カットを行わないことや、市立保育所の民営化については、子どもの育ち、保育の質を考えた慎重な審議などを求めるものであります。
次に、請願第18号地域児童育成会の有料化についての請願です。
本請願は、女性の社会参加が進み、不況のもと、男女とも長時間労働が一般化する中、地域児童育成会の役割は一層大きなものになっています。
子どもを育成会に預ける保護者たちは、今回の月額1万円の有料化による負担は、子どもたちを育成会から締め出されてしまわないかと危惧されております。そのため、経済的な理由で利用できない子どもたちをつくらないよう、育成会の有料化に対し、慎重な審議と保護者のニーズにあった運営のあり方の検討を求めるものです。
まず、育成会費月額1万円程度とする根拠並びに今後の有料化に向けた動向についてただしたところ、現在、地域児童育成会について、年間に人件費を含め約3億円を要している。入会児童約1,000名の1人当たりでは、年間約30万円、月額では約2万4,000円である。
事務事業の見直しの中で、その金額の2分の1程度と上げている。3月市議会に提案する条例で額を明確にしたいとのことです。
次に、阪神各市の有料化の状況についてただしたところ、西宮市、伊丹市が既に有料化を実施しており、その他尼崎市は本年4月から、芦屋市と川西市はこの12月市議会に有料化を提案しているとのことです。
次に、預けていない家庭との著しい不均衡があるとの見解を撤回するべきとの考えについてただしたところ、厳しい
財政状況を建て直すに当たり、不均衡を生じないよう、応分の負担をいただくことに御理解いただきたいとのことです。
次に、長時間保育に対する今後の方向性についてただしたところ、学校施設を活用していることや、児童の下校時間、安全の問題を考え、午後5時までとしている。
次に、障害児が「通会」の名称・扱いになっている。これは差別的な意味合いがあるのではないかと、その理由についてただしたところ、「通会」の名称を使用はしているが、市として小学6年生まで受け入れを行っており、内容について特段、差をつけていることはないとのことです。
その他、条例化に当たっては、保護者等が参画する検討委員会を設けるよう意見がありました。
次に、請願第20号各種検診の負担金の軽減と各種検診の内容・制度の充実を求める請願についてです。
本請願は、健康都市宣言を行った市として、市民の健康保持、保健事業の促進を目的に、各種検診の受診者負担金の軽減、受診期間の通年化、受診年齢の引き下げ等を求めるものです。
次に、請願第22号朝鮮学校児童保護者補助金の予算減額に反対し、より一層の支援拡充を求める請願についてです。
本請願は、朝鮮学校児童保護者に対する補助金の減額の申し入れを撤回するとともに、在日朝鮮人の民族教育に対する支援をより一層拡充するよう求めるものです。
まず、交付されている補助金の総額及び今回の見直し案の内容についてただしたところ、今年度34人分、476万円を予算化している。来年度には、補助金を2割削減し、再来年度からは3割削減するとのことです。
次に、請願第24号市立図書館の充実を求める請願についてです。
本請願は、図書館の資料購入予算の増額や施設改善などの市立図書館政策の充実を求めるものです。
まず、中央図書館の雨漏りの現状についてただしたところ、大雨時に地下書庫と南館の館の継ぎ目あたりにしみ出す箇所があり、年度末に予算対応したいとのことです。
次に、現在の開館時間と平日の開館時間延長についてただしたところ、現在は午後6時まで開館しているが、開館時間の延長については、職員の勤務シフトの問題もあるので、毎日時間延長を実施するのか、また月に何回か実施するのかなど、コストに大きく影響しないような範囲内での実施の検討を進めているとのことです。
次に、請願第25号 小・中学校の30人学級実現を求める請願についてです。
本請願は、子どもたちが生き生きと学習に取り組めるよう、国、県での30人学級実現がされるまでの間、宝塚市独自で30人学級実現をするよう求めるものです。
まず、低学年だけでも実施していただきたいとの考えについてただしたところ、国や県が実施に向けての考えを持っておらず、実施するには市単独で行うこととなるので、当面はシステム教員の活用、運用をしていきたいとのことです。
採決の結果、議案第107号及び議案第110号は
全員一致で可決。請願第14号から請願第18号、請願第22号、請願第24号は、
全員一致で採択に、また請願第20号は
全員一致で、請願第25号は、賛成少数で不採択となりました。
以上、当委員会の審査の概要と結果について御報告いたしましたが、議員各位におかれましては、当委員会の報告どおり、御決定いただきますようお願いいたしまして、文教厚生常任委員会
委員長報告を終わらせていただきます。
○
梶本克一 議長 委員長の報告は終わりました。
ただいまから質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 以上で質疑を終結します。
ただいまから討論に入ります。
討論はありませんか。
2番渡名喜議員。
◆2番(渡名喜正勝議員) (登壇)
私は日本共産党市会議員団を代表しまして、議案第107号宝塚市健康センター条例の一部を改正する条例の制定について、これには反対し、請願第20号各種検診の負担金の軽減と各種検診の内容・制度の充実を求める請願及び請願第25号小・中学校の30人学級実現を求める請願については賛成する討論を一括して行います。
まず、検診についてでありますが、健康日本21では、検診について受診率の高い自治体と低い自治体では、がんによる死亡率の差が顕著にあらわれているとの報告があり、本市においても循環器病やがんなどの2次予防対策として、各種検診の充実に努めてきました。
一方、昨年からの医療改悪により、医療費の負担増となる中で、医療機関への受診抑制がかかっているのが現状であります。市民の健康を第一に考え、検診事業を促進していくためには、受診者負担を軽減し、内容をより充実させることが必要です。今回、新たに前立腺がん検診を追加するということは、評価するものでありますが、受診者負担を引き上げることは受診抑制につながり、市民の健康増進に逆行するものであります。
次に、30人学級実現を求める請願についてであります。
今日、学校、家庭、地域からゆとりが奪われ、本市でも学校荒廃や不登校など、深刻な状況が起きておりますが、子どもたちが生き生きと学習に取り組めるようにするためにも、30人学級を実現する必要があります。
以上の理由により、市民の負担増となる議案には反対し、市民の健康を守り、行き届いた教育を進める2つの請願には賛成することを表明し、討論を終わります。
○
梶本克一 議長 ほかに討論はありませんか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 以上で討論を終結します。
ただいまから議案第107号宝塚市立健康センター条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
本件に対する委員長の報告は、原案のとおり可決することが適当とするものです。
本件は、委員長の報告のとおり可決することに賛成する議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
梶本克一 議長 起立多数です。したがって、本件は委員長の報告のとおり可決することに決定しました。
○
梶本克一 議長 次に、議案第110号工事請負契約(市立仁川小学校校舎新築外工事)の締結についてを採決します。
本件に対する委員長の報告は、原案のとおり可決することが適当とするものです。
本件は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の報告のとおり、可決することに決定しました。
次に、請願第20号各種検診の負担金の軽減と各種検診の内容・制度の充実を求める請願を採決します。
本件に対する委員長の報告は、不採択とすることが適当とするものですが、採択についてを諮ります。
本件は、採択することに賛成する議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
梶本克一 議長 起立少数です。したがって、本件は委員長の報告のとおり不採択とすることに決定しました。
次に、請願第25号小・中学校の30人学級実現を求める請願を採決します。
本件に対する委員長の報告は、不採択とすることが適当とするものですが、採択についてを諮ります。
本件は、採択することに賛成する議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
梶本克一 議長 起立少数です。したがって、本件は委員長の報告のとおり不採択とすることに決定しました。
次に、請願第14号から請願第18号まで、請願第22号及び請願第24号の以上7件を一括して採決します。
本件に対する委員長の報告は、採択することが適当とするものです。
本件は、委員長の報告のとおり採択することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の報告のとおり、採択することに決定しました。
日程第3、議案第108号、請願第13号、請願第19号及び請願第21号の以上4件を一括して議題とします。
△───── 日程第3 ─────
……………………………………………
議案第108号 宝塚市交通災害共済条例を廃止する条例の制定について
請願第13号 都市計画道路「荒地西山線」工事計画再考についての請願
請願第19号 都市計画道路「荒地西山線」に伴う阪急嵩上げ工事計画についての請願
請願第21号 市道1508号線(農免道路)拡幅・整備の請願
(建設水道常任委員会付託)
……………………………………………
○
梶本克一 議長 本件につきましては、さきに建設水道常任委員会に付託して、審査が終わっておりますので、委員長の報告を求めます。
24番小倉建設水道常任委員会委員長。
◎24番(小倉実議員) (登壇)
それでは、建設水道常任委員会の
委員長報告を行います。
さきの本会議において、当委員会に付託されました議案等について、11日に委員会を開催し、慎重審査いたしましたので、以下、審査の概要並びに結果について報告をいたします。
まず、議案第108号宝塚市交通災害共済条例を廃止する条例の制定についてであります。
本件は、近年同様の民間の制度が充実してきたことや、本市を取り巻く厳しい
財政状況を考慮し、当該制度を廃止するために条例を廃止するとともに、制度の廃止に伴い、「宝塚市特別会計条例」、「宝塚市交通災害共済基金条例」「執行期間の附属機関設置に関する条例」の整備を行おうとするものです。
まず、加入者数、支給額等、現在の状況と今日までの成果について説明を求めたところ、平成14年度の加入者数は4万1,637人、加入者のうち見舞金の支給件数は255件、支給額は約2,344万円、収入である共済会費は約2,475万円であるとのことです。また、この制度の成果は、少ない掛金で一定の保障が得られる市民の交通事故互助制度として、その役割を果たしてきたとのことです。
次に、この制度の費用対効果についてただしたところ、制度の設立当初は少ない掛金で保障を得られる効果があったが、今日交通事故によって受ける損害は大きくなりつつあるので、より保障額の大きい保険に乗りかえていただくことがよいと考えているとのことです。
また、加入には自治会の協力が大きいと思うが、制度の廃止について自治会へはよく説明したのか。また、自治会へはどのくらいの手数料を払っているのか説明を求めたところ、4万1,637人の加入者のうち、約4万人が自治会の協力によるものであり、手数料として約139万円を自治会に支払っている。制度の廃止が認められれば、順次説明していくとのことです。
これに対し、制度の廃止に当たっては自治会に対して十分説明をしていくこと、また不要となる担当事務職員の人件費の効果的な活用を考えること。そして、共済制度を行っている神戸市や西宮市の市民生協などを研究し、市民の立場で制度のあり方を考えるよう要望がありました。
次に、請願第13号都市計画道路「荒地西山線」工事計画再考についての請願並びに請願第19号都市計画道路「荒地西山線」に伴う阪急嵩上げ工事計画についての請願についてであります。
両請願の趣旨は、かさ上げ工事は工事期間中、完成後、ともに鉄道沿線の住環境の大きな影響を及ぼし、工事予算においては、全体の費用109億円のうち、かさ上げ工事に50億円を必要としている。厳しい
財政状況の中、福祉、教育などに優先して財源を活用すべきである。さらに、工事区間の踏切は住民の利用が多く、かさ上げの工事により通行に支障が出る。これらの理由から、計画を見直し、工事内容を住民に説明することを求めるものです。
まず、全体の工事費109億円の項目ごとの内容について説明を求めたところ、線路をアンダーでくぐるために必要な5連ボックス設置に約30億円、線路かさ上げ工事に20億円、用地買収に47億円、道路の築造工事費に9億円が必要であるとのことです。
次に、生活道路が不足しているのに対し、幹線道路が次々に完成している。道路政策をどのように考えているのか説明を求めたところ、道路には生活に利用する生活道路、社会活動に利用する幹線道路と、それぞれ役割分担がある。生活道路へ通過車両が進入し、危険であるため、荒地西山線が必要であると考えているとのことです。
次に、これまで住民への説明が不十分であったため、住民は満足な活動ができなかった。まちづくりは地元住民の活動がなければ実を結ばない。このことをどのように考えるか説明を求めたところ、法的な手順は踏んでいるが、十分ではなかったため、今後地域住民の理解と協力を得られるよう最大限努力するとのことです。
これに対し、これからの時代は行政が管理するという発想を改め、住民の活動を受けて、行政が行動すべきであるとの指摘がありました。
次に、計画の見直しはどのくらいの期間を要するのか説明を求めたところ、工法を変更するためには、調査をやり直し、関係機関との調整並びに地元への説明が必要なため、少なくとも2年かかるとのことです。
次に、9月定例会以降、小林周辺の自治会との話し合いは進んでいるのか説明を求めたところ、定期的に地元説明会を開催し、進捗状況を説明するとともに、住民の意向を聞き、接触を続けているとのことです。
次に、計画を見直すと、国または県に補助金を返還しなければならなくなるのではないか、説明を求めたところ、計画を中止すると返還義務が生ずるが、工法を変更し、コスト削減を中心に計画を見直しつつ、継続していくとのことです。
次に、請願第21号市道1508号線(農免道路)拡幅・整備の請願についてであります。
本請願の趣旨は、近年、玉瀬・境野地区の生活道路へ大量の通過産業車両が流入するようになり、沿道住民の生活環境を著しく破壊している。市道1508号線がバイパス機能を持った唯一の道路となっているが、拡幅・整備が十分でなく、交通事故も多いことから敬遠され、特に通過大型産業車両が生活道路に流入しているので、市道1508号線の拡幅・整備を早急に実行し、安全で健康な生活環境の回復を願うものです。
まず、市道1508号線拡幅整備に対して、市はどのように考えているのか説明を求めたところ、市道1508号線は延長2.3キロメートル、幅員6メートルで、市道1509号線(玉瀬地区)と主要地方道塩瀬宝塚線(大原野地区)を連絡する道路として、昭和40年代後半に完成した農業・地場産業の支援を目的とした道路であるが、塩瀬宝塚線のバイパス的な道路配置、利用状況となっているため、交通量は塩瀬宝塚線の約3倍である。また、交通事故が年間20数件発生している、土地の処理が可能な箇所については、段階的に整備を行うこととしており、本年度はその一部について整備に着手する予定である。現在、整備に当たり、保安林の解除が必要なことから、着手に至っていないが、事故多発地点において視界の確保、カーブの緩和等を目的に、約150メートル整備する計画である。なお、農免道路の全面整備には約10億円を要するため、現在兵庫県とともに、整備を進めている切畑地区の交差点改良にあわせた市道1509号線の整備を優先すべきであると考えており、本市の
財政状況からも早期整備は難しいとのことです。
これに対し、道路の拡幅のほかにもスピード規制等の安全対策を検討すること。また、本来の幹線道路は農免道路ではなく、1509号線と塩瀬宝塚線であるので、幹線道路の整備に力を入れていくことを地域の人に理解してもらうよう努めてほしいとの要望がありました。
採決の結果、議案第108号につきましては、
全員一致で可決いたしました。
請願第13号、請願第19号、請願第21号につきましては、
全員一致で採択されました。
以上、当委員会での審査の概要と結果について報告をいたしましたが、当委員会の決定どおり賛同いただきますようお願いいたしまして、建設水道常任委員会の
委員長報告を終わります。
○
梶本克一 議長 委員長の報告は終わりました。
ただいまから質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 以上で質疑を終結します。
ただいまから討論に入ります。
討論はありませんか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 以上で討論を終結します。
ただいまから議案第108号宝塚市交通災害共済条例を廃止する条例の制定についてを採決します。
本件に対する委員長の報告は原案のとおり可決することが適当とするものです。
本件は委員長の報告のとおり、可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の報告のとおり可決することに決定しました。
次に、請願第13号、請願第19号及び請願第21号の以上3件を一括して採決します。
本件に対する委員長の報告は、採択することが適当とするものです。
本件は、委員長の報告のとおり、採択することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。
日程第4、議案第109号及び請願第9号の以上2件を一括して議題とします。
△───── 日程第4 ─────
……………………………………………
議案第109号 宝塚市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について
請願第9号 高齢者・障害者の雇用促進と安定を求める請願
(生活経済常任委員会付託)
……………………………………………
○
梶本克一 議長 本件については、さきに生活経済常任委員会に付託して、審査が終わっておりますので、委員長の報告を求めます。
16番杉本生活経済常任委員会委員長。
◎16番(杉本和子議員) (登壇)
それでは、生活経済常任委員会
委員長報告を行います。
さきの本会議において当委員会に付託されました議案等について、12月10日に委員会を開催し、審査しましたので、以下、概要並びに結果について報告いたします。
まず、議案第109号宝塚市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてです。
本案は、地方税法の改正により、平成16年度から株式や商品先物取引に関する課税の方法が変更になったことに伴い、本条例を整備しようとするものです。
本案に対する質疑はなく、採決の結果、全会一致をもって可決されました。
次に、継続審査の請願第9号高齢者・障害者の雇用促進と安定を求める請願についてです。
本請願の願意は、宝塚市の高齢者人口が増加する中、高齢者の経済的安定と市場の労働力不足を補うため、高齢者等の雇用促進は重要である。しかし、一方で市内の事業所調査によれば、高齢者の雇用事業所、障害者の雇用事業所ともに、その数はわずかであり、今後の職域拡大も重要な課題である。よって、本市に対し、高齢者・障害者のための雇用促進の施策を積極的に進めること、雇用創出事業を積極的に進めること、雇用する事業所を奨励すること、以上3点の項目を要望されるものです。
委員会では、本市を含めた阪神各市の施策事例について資料を求め、審査しました。
審査の結果、請願第9号は、全会一致をもって願意を妥当と認め、採択すべきとの結論を得ました。
以上、議員各位におかれましては、当委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げまして、
委員長報告を終わります。
○
梶本克一 議長 委員長の報告は終わりました。
ただいまから質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 以上で質疑を終結します。
ただいまから討論に入ります。
討論はありませんか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 以上で討論を終結します。
ただいまから議案第109号宝塚市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
本件に対する委員長の報告は、原案のとおり可決することが適当とするものです。
本件は委員長の報告のとおり、可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の報告のとおり可決することに決定しました。
次に、請願第9号高齢者・障害者の雇用促進と安定を求める請願を採決します。
本件に対する委員長の報告は、原案のとおり採択することが適当とするものです。
本件は、委員長の報告のとおり採択することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。
日程第5、議員提出議案第4号、議員提出議案第6号及び請願第5号の以上3件を一括して議題とします。
△───── 日程第5 ─────
……………………………………………
議員提出議案第4号 宝塚市自動車駐車場附置条例の一部を改正する条例の制定について
(建設水道常任委員会付託)
議員提出議案第6号 宝塚市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について
(生活経済常任委員会付託)
請願第5号 『ガーデンハウス仁川山の手』新築マンション計画の住民との協議及びそれに伴う工事車両運行に関する請願
(建設水道常任委員会付託)
……………………………………………
○
梶本克一 議長 お諮りします。
ただいま議題となっております議員提出議案第4号及び請願第5号については建設水道常任委員会委員長から、議員提出議案第6号については、生活経済常任委員会委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、会議規則第76条の規定により、閉会中の継続審査としたいとの申し出がありました。
各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。
日程第6、議案第113号から議案第118号までの以上6件を一括して議題とします。
△───── 日程第6 ─────
……………………………………………
議案第113号 平成15年度宝塚市
一般会計補正予算(第5号)
議案第114号 平成15年度宝塚市
特別会計国民健康保険事業費補正予算(第3号)
議案第115号 平成15年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費
補正予算(第1号)
議案第116号 平成15年度宝塚市特別会計農業共済事業費
補正予算(第1号)
議案第117号 平成15年度宝塚市特別会計老人保健医療事業費
補正予算(第2号)
議案第118号 平成15年度宝塚市
特別会計介護保険事業費補正予算(第3号)
……………………………………………
○
梶本克一 議長 提案理由の説明を求めます。
渡部市長。
◎渡部完 市長 (登壇)
議案第113号から議案第118号までの以上6件につきまして、一括して提案理由の御説明を申し上げます。
補正予算に関する案件につきましては、宝塚市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正に伴い、人件費につきましては、平成15年度各会計の予算に所要の補正を行おうとするものであります。
まず、議案第113号平成15年度宝塚市
一般会計補正予算(第5号)につきましては、
歳入歳出予算の総額から、それぞれ2億7,200万円を減額し、補正後の
歳入歳出予算の総額をそれぞれ706億8,400万円にしようとするもので、款項の区分ごとの補正金額は第1表のとおりであります。
歳出では、
特別会計国民健康保険事業費繰出金、特別会計国民健康保険診療施設費繰出金、特別会計介護保険事業費繰出金、特別会計老人保険医療事業費繰出金、特別会計農業共済事業費繰出金を増額する一方、人件費を減額しようとするものであります。
歳入では、財政調整基金取り崩しを減額しようとするものであります。
次に、議案第114号平成15年度宝塚市
特別会計国民健康保険事業費補正予算(第3号)につきましては、
歳入歳出予算の総額に、それぞれ920万円を追加し、補正後の
歳入歳出予算の総額をそれぞれ153億1,290万円にしようとするもので、款項の区分ごとの補正金額は第1表のとおりであります。
歳出では、人件費を増額し、歳入では一般会計繰入金を増額しようとするものであります。
次に、議案第115号平成15年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費
補正予算(第1号)につきましては、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ300万円を追加し、補正後の
歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億2,990万円にしようとするもので、款項の区分ごとの補正金額は第1表のとおりであります。
歳出では、人件費を増額し、歳入では一般会計繰入金を増額しようとするものであります。
次に、議案第116号平成15年度宝塚市特別会計農業共済事業費
補正予算(第1号)につきましては、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ30万円を追加し、補正後の
歳入歳出予算の総額をそれぞれ6,440万円にしようとするもので、款項の区分ごとの補正金額は第1表のとおりであります。
歳出では、人件費を増額し、歳入では一般会計繰入金を増額しようとするものであります。
次に、議案第117号平成15年度宝塚市特別会計老人保健医療事業費
補正予算(第2号)につきましては、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ70万円を追加し、補正後の
歳入歳出予算の総額をそれぞれ171億634万2,000円にしようとするもので、款項の区分ごとの補正金額は第1表のとおりであります。
歳出では、人件費を増額し、歳入では一般会計繰入金を増額しようとするものであります。
次に、議案第118号平成15年度宝塚市
特別会計介護保険事業費補正予算(第3号)につきましては、
歳入歳出の予算の総額にそれぞれ2,290万円を追加し、補正後の
歳入歳出予算の総額をそれぞれ78億3,220万円にしようとするもので、款項の区分ごとの補正金額は第1表のとおりであります。
歳出では、人件費を増額し、歳入では一般会計繰入金を増額しようとするものであります。
以上、6件につきまして、よろしく御審議を賜り、御決定をいただきますようお願い申し上げます。
○
梶本克一 議長 提案理由の説明は終わりました。
ただいまから質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 以上で質疑を終結します。
お諮りします。
本件については、会議規則第38条第2項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。
ただいまから討論に入ります。
討論はありませんか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 以上で討論を終結します。
お諮りします。
ただいまから議案第113号から議案第118号までの以上6件を一括して採決します。
本件については、原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。
日程第7、議案第119号宝塚市収入役の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。
△───── 日程第7 ─────
……………………………………………
議案第119号 宝塚市収入役の選任につき同意を求めることについて
……………………………………………
○
梶本克一 議長 提案理由の説明を求めます。
渡部市長。
◎渡部完 市長 (登壇)
議案第119号宝塚市収入役の選任につき同意を求めることについて、提案理由の御説明を申し上げます。
本件は、本年10月以降、本市収入役が欠員となっているため、新たに三田市小柿506番地、中谷 保氏を適任者として収入役に選任いたしたく、
地方自治法第168条第7項において準用する同法第162条の規定により議会の同意を求めるものであります。
何とぞ満場一致で御賛同を賜りますようにお願い申し上げます。
○
梶本克一 議長 提案理由の説明は終わりました。
お諮りします。
本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。
お諮りします。
ただいま議題となっております議案第119号については、これに同意することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 異議なしと認めます。したがって、議案第119号宝塚市収入役の選任につき同意を求めることについては、これに同意することに決定しました。
日程第8、議案第120号宝塚市固定資産税評価員の選任につき同意を求めることについてを議題とします。
△───── 日程第8 ─────
……………………………………………
議案第120号 宝塚市固定資産評価員の選任につきて同意を求めることについて
……………………………………………
○
梶本克一 議長 提案理由の説明を求めます。
渡部市長。
◎渡部完 市長 (登壇)
議案第120号宝塚市固定資産評価員の選任につき同意を求めることについて、提案理由の御説明を申し上げます。
本件は、本市固定資産評価員が本年12月31日をもって退任するため、宝塚市山本南3丁目12番1の218号、上田敏和氏を適任者として固定資産評価員に選任いたしたく、地方税法第404条第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。
何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○
梶本克一 議長 提案理由の説明は終わりました。
お諮りします。
本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。
お諮りします。
ただいま議題となっております議案第120号については、これに同意することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 異議なしと認めます。したがって、議案第120号宝塚市固定資産評価員の選任につき同意を求めることについては、これに同意することに決定しました。
日程第9、議案第121号宝塚市自治功労者の認定についてを議題とします。
△───── 日程第9 ─────
……………………………………………
議案第121号 宝塚市自治功労者の認定について
……………………………………………
○
梶本克一 議長 提案理由の説明を求めます。
渡部市長。
◎渡部完 市長 (登壇)
議案第121号宝塚市自治功労者の認定について、提案理由の御説明を申し上げます。
本件は、長年にわたり本市に勤務し、本年9月末に退任いたしました前収入役門元 稔氏を宝塚市の自治功労者にいたしたく、自治功労者条例第2条第3号の規定により議会の認定を求めるものであります。
何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○
梶本克一 議長 提案理由の説明は終わりました。
お諮りします。
本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。
お諮りします。
ただいま議題となっております議案第121号については、これを認定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 異議なしと認めます。したがって、議案第121号宝塚市自治功労者の認定については、これを認定することに決定しました。
次に、日程追加についてお諮りします。
意見書案第4号及び
意見書案第5号の以上2件を一括して、日程に追加して、議題としたいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。
意見書案第4号及び
意見書案第5号の以上2件はお手元に配付しているとおりであります。これを一括して日程に追加し、議題とします。
△─────
日程追加分 ─────
……………………………………………
意見書案第4号 新たな雇用を創出するための起業・創業環境の早急な整備を求める意見書(案)について
意見書案第5号 障害者(児)
医療費助成金制度を国の制度とすることを求める意見書(案)について
……………………………………………
○
梶本克一 議長 お諮りします。
本件については、提案理由の説明を省略し、直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。
ただいまから
意見書案第4号及び
意見書案第5号の以上2件を一括して採決します。
お諮りします。
本件は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。
───── 閉 会 ─────
○
梶本克一 議長 お諮りします。
今期定例会に付議された案件の審議はすべて終了しました。したがって、会議規則第7条の規定により、本日で閉会したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
梶本克一 議長 異議なしと認めます。したがって、今期定例会は本日で閉会することに決定しました。
なお、閉会に先立って渡部市長からあいさつをしたいとの申し出がありますので、これを許可します。
渡部市長。
◎渡部完 市長 (登壇)
閉会のごあいさつを申し上げます前に御報告を申し上げます。
まず、11月14日、庁内のコンピューターがウイルス感染した原因についてでありますが、ウイルス発生以降、感染原因を特定するため、情報推進課で調査を行いました結果、建築課の管理するパソコンを修理に出した際に、修理を行った業者が作業を行う過程でパソコンがウイルスに感染し、庁内ネットワークにウイルスが広がったことが判明いたしました。
修理を行った業者は日本電気株式会社であります。同社もこの事実を認めており、今後損害賠償請求につきまして、同社と協議を行ってまいります。原因と特定いたしましたパソコンには、建築課の管理する設計書や施工単価に関する情報は保存しておらず、これらに関する情報漏れはなかったとの報告を受けております。
今後も、市の業務を遂行する上で一層のコンピューターの活用が必要であると考えておりますが、同様の問題を起こすことのないよう、再発防止に取り組み、市民の信頼にこたえてまいります。
次に、裁判関係についてでありますが、11月28日付で原告1名から宝塚市長を被告として、神戸地方裁判所に部分公開決定処分取り消し請求訴訟が提起され、12月5日、本市に訴状が送達されました。
その請求内容は情報公開条例に基づいて行った部分公開決定処分の取り消しを求めるものであります。
本市といたしましては、当該部分公開決定に違法性はないものと考えており、裁判において本市の正当性について主張してまいります。
次に、11月19日付で原告1名から宝塚市長を被告として、神戸地方裁判所に処分取り消し請求訴訟が提起され、12月12日、本市に訴状が送達されました。
その請求内容は、住民基本台帳法に基づいて行った転出届の受理行為の取り消しを求めるものであります。
本市といたしましては、当該転出届の受理行為に違法性はないものと考えており、裁判において本市の正当性について主張をしてまいりたいと思います。
以上、御報告申し上げます。
平成15年第8回
宝塚市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
今回の定例市議会に御提案申し上げました各案件並びに第7回臨時会から継続審査をいただいておりました平成14年度一般会計及び各特別会計の決算認定につきましては、いずれも慎重な御審議をいただき、それぞれに御決定を賜りましてまことにありがとうございました。
委員長報告で賜りました御指摘、また本会議及び各委員会で議員各位から賜りました御意見、御要望等につきましては、今後市政の執行に当たりまして、その運営の適正化を図ってまいりますので、御協力を賜りますようにお願い申し上げます。
さて、本年もいよいよ残り少なくなってまいりましたが、この1年の国内外の出来事を世界平和の観点から振り返ってみますと、イラクにおいてはブッシュ大統領による5月の戦闘終結宣言の後も、武装勢力の激しい抵抗が続き、いまだ国家再建の見通しが立たず、またテロの脅威が世界的な広がりを見せ、2度にわたる大戦を経て、戦争の世紀と呼ばれた20世紀を終え、新たな世紀の幕開けを迎えたばかりにもかかわらず、不安定な状況が続いております。
このような中、去る11月29日には、本市出身の外交官、奥克彦大使が井ノ上正盛一等書記官とともにイラクの地で国際親善と世界平和活動の最中に殉職され、無言の帰国をされました。慎んで御冥福をお祈り申し上げますとともに、平和への取り組みがいかに大切なことか改めて痛感いたしているところであります。
一方、国内の社会情勢に目を向けてみますと、景気は依然デフレ状況の中、秋以降は持ち直しの動きは見せているものの、いまだ安定した回復基調には至っておりません。
国においては経済構造の転換、とりわけ経済の活性化と財政支出の効率化や削減の推進をめぐり、種々取り組みがなされているところであります。
また、ことしは選挙の年でもありました。4月には県議会議員選挙、市議会議員及び市長選挙があり、私も第6代宝塚市長に就任をいたしました。そして、11月には衆議院議員総選挙があり、国、県、市の新たな体制がスタートした年であります。不透明な社会経済情勢の中、改革に向けて着実に施策を進めていく必要があると考えております。
さて、本市の1年を振り返りますと、3月には震災復興事業として取り組んでまいりました仁川駅前地区市街地再開発事業、さらら仁川がグランドオープンし、4月には子育て支援の施設である御殿山あゆみ保育園と御殿山児童館がオープン、7月には建てかえ工事を進めておりました仁川幼稚園園舎が完成をいたしました。本年12月からは平成17年春の完成を目指し、仁川小学校建てかえ工事に着手いたします。
また、来春には御殿山地域コミュニティ施設をオープンさせる予定であり、福祉施設や教育施設等の整備を進めております。また、宝塚ファミリーランドの閉園に続き、宝塚グランドホテルの廃業、またNTN株式会社宝塚製作所の撤退予定等、本市の観光及び商工業の振興において課題が生じており、このため、新たな体制をつくり対応しているところであります。
さらに、市民が安全・安心に暮らしていけるまちづくりを進めており、7月には防災・防犯課を新設し、8月から市の公用車をアトム110番連絡車として、子どもや市民の被害防止に努めております。
以上のように、本市のまちづくりを着実に進めておりますが、
財政状況においては、景気の低迷から一段と財源不足が進行しており、平成16年度予算編成におきましては、実施計画と予算編成とを一体的に行う新たな取り組みを行うとともに、議員の皆様初め、市民の皆様の御理解と御協力により、全
事務事業を見直し対象とする行財政改革を推進してまいりたいと考えております。
この1年、本当に厳しい社会情勢ではありましたが、すべての市民の皆様の幸せづくりに邁進をしてまいりました。これも議員各位を初めとする市民の皆様の御理解と御協力のたまものと思っております。
来年は昭和29年4月の市制施行以来50周年を迎える節目の年であります。また、震災から10周年、さらに宝塚歌劇の90周年でもあります。これらの節目を契機として、さらなる発展に結びつけてまいりたいと考えております。
最後になりましたが、議員各位におかれましては、御健勝で御多幸の新年をお迎えになりますよう、心から祈念を申し上げます。
また、報道機関の皆様には1年間、市政に格段の御協力をいただき、この場をおかりいたしまして、御礼を申し上げ、閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。
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梶本克一 議長 以上で、平成15年第8回
宝塚市議会定例会を閉会します。
── 閉 会 午後3時37分 ──
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
宝塚市議会議長 梶 本 克 一
宝塚市議会副議長 江 原 和 明
宝塚市議会議員 草 野 義 雄
宝塚市議会議員 古 田 時 子...