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平成13年第 4回定例会−09月18日-05号

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    平成13年第 4回定例会−09月18日-05号


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    平成13年第 4回定例会−09月18日-05号平成13年第 4回定例会          平成13年第4回宝塚市議会(定例会)会議録(第5日) 1.開  議  平成13年9月18日(火) 午後 1時33分   閉  会      同  日      午後 3時32分 2.出席議員(29名)        1番 井 上   聖            16番 江 原 和 明        2番 古 谷   仁            17番 芝   拓 哉        3番 森 脇 保 仁            18番 近 石 武 夫        4番 田 淵 靜 子            19番 深 尾 博 和        5番 金 岡 静 夫            20番 野 尻 俊 明        6番 石 倉 加代子            21番 藤 本 勝 巳        7番 山 根   泰            22番 田 上 多加夫        9番 川 口   悟            23番 吉 見   茂       10番 前 田 耕一郎            24番 大 庭 弘 義       11番 北 山 照 昭            25番 馬 殿 敏 男       12番 井ノ上   均            26番 小 倉   実       13番 草 野 義 雄            27番 杉 本 和 子       14番 松 下 修 治            28番 小 山 哲 史       15番 古 田 時 子            29番 梶 本 克 一
                                 30番 吉 岡   健 3.欠席議員(なし) 4.職務のため出席した事務局職員の職氏名   事務局長      今 里 善 直        議事調査課係長   長谷川 鉄 夫   次長        坊   則 正        議事調査課係長   福 井 康 広   議事調査課長    今 下 孝 晴        議事調査課     増 田 勇 一   議事調査課副課長  長 澤 富美男        議事調査課     岩 崎 正 明 5.地方自治法第121条の規定により説明のため出席を求めた者の職氏名   ┌────────────┬───────┬────────────┬───────┐   │ 役        職 │ 氏   名 │ 役        職 │ 氏   名 │   ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤   │市長          │正 司 泰一郎│選挙管理委員会委員長  │阪 西 昌 公│   ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤   │助役          │坂 上 元 章│教育委員会委員長    │表   久 守│   ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤   │助役          │島 野 高 治│教育長         │衣 川 和 夫│   ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤   │収入役         │樋 口   健│監査委員        │藤 本 勝 也│   ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤   │企画財務部長      │福 本 芳 博│農業委員会会長     │中 奥 光 治│   ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤   │総務部長        │門 元   稔│水道事業管理者     │島 上 隆 博│   ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤   │市民部長        │兼 丸 秀 樹│消防長         │宮 先   昇│   ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤   │環境経済部長      │釜 本 孝 彦│管理部長        │中 谷   保│   ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤   │健康福祉部長      │鷹 尾 義 人│指導部長        │伊 達 達 治│   ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤   │市立病院事務局長    │坂 上 正 彦│社会教育部長      │貝 澤 孝 文│   ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤   │            │       │選挙管理委員会     │       │   │都市創造部長      │田 中 敬 三│            │喜 多 嘉 安│   │            │       │事務局長        │       │   ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤   │            │       │監査委員公平委員会  │       │   │建築担当部長      │中 嶋 新一郎│            │市 橋 忠 温│   │            │       │事務局長        │       │   ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤   │土木部長        │江 川 正 雄│総務部室長       │徳 田 逸 男│   └────────────┴───────┴────────────┴───────┘ 6.議事日程  次ページに記載 7.本日の会議に付議した事件   ・議事日程分    日程追加   ・意見書案第33号 宝塚東高校エレベーター設置を求める意見書(案)の提出について   ・意見書案第34号 国に対し30人以下学級を行うことを求める意見書(案)の提出について   ・意見書案第35号 癌治療薬、認可を求める意見書(案)の提出について 8.会議のてんまつ(速記録)   ───開 議 午前1時33分───    ─────開    議───── ○川口悟 議長  ただいまから本日の会議を開きます。  直ちに日程に入ります。  日程第1、議案第73号から議案第81号まで及び議員提出議案第20号の以上10件を一括して議題とします。 △─────日程第1─────  …………………………………………… 議案第73号 平成13年度宝塚市一般会計補正予算(第3号) 議案第74号 平成13年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第1号) 議案第75号 平成13年度宝塚市特別会計農業共済事業費補正予算(第1号) 議案第76号 平成13年度宝塚市特別会計公共下水道事業費補正予算(第1号) 議案第77号 平成13年度宝塚市特別会計宝塚駅前地区市街地再開発事業費補正予算(第1号) 議案第78号 平成13年度宝塚市特別会計介護保険事業費補正予算(第1号) 議案第79号 宝塚市市税条例の一部を改正する条例の制定について 議案第80号 宝塚市手数料条例の一部を改正する条例の制定について 議案第81号 宝塚市議会の議員及び宝塚市長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例等の一部を改正する条例の制 定について 議員提出議案第20号 宝塚市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について         (総務常任委員会付託)     …………………………………………… ○川口悟 議長  本件については、さきに総務常任委員会に付託して審査が終わっておりますので、委員長の報告を求めます。  5番金岡総務常任委員会委員長。 ◎5番(金岡静夫議員) (登壇)  総務常任委員会委員長報告を行います。  さきの本会議において、当委員会に付託されました議案等について10日に委員会を開催し、慎重審査しましたので、以下審査の概要並びに結果について報告いたします。  まず、議案第73号平成13年度宝塚市一般会計補正予算(第3号)についてであります。本件は、平成13年度宝塚市一般会計歳入歳出予算の総額にそれぞれ15億4,500万円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ787億9,700万円とするとともに、地方債の補正として街路整備事業債の変更等をしようとするものです。  まず、街路整備事業債増額変更に関し、街路事業において国庫補助金が地方債の発行と交付税による措置へと変更されたことは高水準にある本市の起債残高をさらに押し上げ、財政計画にも影響を及ぼすこと、今後国庫補助金が地方債の発行による対応に切りかわることが常態化するのかについてただしたところ、起債については残高をトータルで管理し、事業の実施年度優先順位を見きわめ、圧縮に努める。  国の制度については、地方債の発行、交付税措置というスキームがあり、今後十二分に見守り対応していくとの答弁がなされました。  次に、ISO14001取得に向けての取り組みについて説明を求めたところ、本年度中に担当職員実務研修予備審査を終え、来年度の認証取得を目指すとのことです。  次に、地域児童育成事業に関し、利用希望者が急増している実態があり、来年度以降も待機児童が予想される。将来を見据えた方針の必要性や当面の対策として空き教室確保の取り組み、また育成会の運営委員長でもある学校長の「育成会には関知しない」との無責任な発言などについてただしたところ、対策は年次的に進めていく必要があるが、ここ一、二年に希望者が急増しており、当面の課題である教室の確保のため教育委員会3部が連携して対応している。育成会は校長を核として運営しており、この方針に変更はなく、市民に不信を抱かされないよう指導するとの答弁がなされました。  このほか、90人余りの指導員のうちアルバイト雇用が50人を超えており、嘱託職員の比率を高める必要があるとの意見がなされました。  次に、中心市街地商業等活性化事業についてでありますが、本件はサンビオラ3番館リニューアルのためにソリオ宝塚都市開発株式会社への出資金等、総額6億7,580万円を支出するもので、この計画に対し、銀行団に債権放棄を求め債務超過を解消する従来の計画、すなわち「不退転の決意をもって、石にかじりついてでも取り組む」とした計画を変更した理由、銀行団との交渉経過についてただしたところ、従来の計画を実行するため、出資比率に応じた増資を目指したこと、弁護士を交え、破綻処理を検討し、特別清算がベターと判断し各銀行と協議に入ったがすべて拒否されたこと、宝塚都市開発株式会社ショッピングセンター管理会社であり、荒療法により破産、抵当権の実行、床の競売と進めばビルのゴーストタウン化を招くこと、市長みずから要請に出向いたが、絶対拒否の態度に変わりなく、やむなく今回の計画に至ったとのことです。  また、銀行団が一切の債権を放棄せず法的整理を選択することもなく、市税の投入により対応する今回の計画の妥当性、さらには最終的には50億円から60億円もの費用を要するこの計画の市財政に及ぼす多大な影響などについてただしたところ、管理会社の正常化とサンビオラの再生という2つの問題を同時に解決できる、中心市街地商業等活性化法を活用した再建がベターと判断した。この計画による厳しい財政状況への影響は深刻に受けとめるが、この方法しかないと決定したものであるとの答弁がなされました。  このほか、サンビオラだけに市税が投入されることの公平性の問題、管理会社が残す未収金問題の未解決、リニューアル後のビルの再生への懸念などについて意見がなされました。  次に、議案第74号平成13年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第1号)についてであります。  本件は、歳出で退職者医療療養給付費交付金返還金等を増額するなどし、歳入歳出予算の総額にそれぞれ8,340万円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ123億5,830万円とするものです。  次に、議案第75号平成13年度宝塚市特別会計農業共済事業費補正予算(第1号)についてであります。  本件は、チャレンジひょうご21事業を実施するため、歳入歳出予算の総額にそれぞれ10万円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ5,930万円とするものです。  次に、議案第76号平成13年度宝塚市特別会計公共下水道事業費補正予算(第1号)についてであります。  本件は、歳出で下水道事業運営審議会委員報酬工事用地借り上げ料等を増額する一方、公共下水道使用料徴収事務委託料等を減額するなどし、歳入歳出予算の総額からそれぞれ100万円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ76億3,100万円とするとともに、地方債の補正として公共下水道事業債に所要の変更をするものです。  次に、議案第77号平成13年度宝塚市特別会計宝塚駅前地区市街地再開発事業費補正予算(第1号)についてであります。  本件は、歳出では市債元金償還金を増額し、歳入では事業用資産処分代金を増額するなどし、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3億5,100万円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ18億9,800万円とするものです。  まず、住宅保留床販売状況について説明を求めたところ、戸数で15戸、額にして8億円弱が未処分である。引き続き販売促進に努めるとともに販売業務委託先との契約期限が本年度末まであり、未処分床の取り扱いについては本年度末に協議を行うとのことです。  次に議案第78号平成13年度宝塚市特別会計介護保険事業費補正予算(第1号)についてであります。  本件は、歳出では社会保険診療報酬支払基金介護給付費交付金返還金等を総額するなどし、歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,280万円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ67億5,960万円とするものです。  次に、議案第79号宝塚市市税条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  本件は、地方税法の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、長期保有株式に係る少額譲渡益非課税特別控除)制度を創設するために条例を改正しようとするものです。
     次に、議案第80号宝塚市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  本件は、建築基準法の改正に伴い、条例における「容積率」「建ぺい率」の用語等の整備を行うものです。  次に、議案第81号宝塚市議会の議員及び宝塚市長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてであります。  本件は、公職選挙法施行令の一部を改正する政令が公布されたことに伴い、関係する2条例に必要な改正を加えようとするものです。  次に、議員提出議案第20号宝塚市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  本件は、地価の下落を納税額に反映させるため、税率を100分の0.3から100分の0.23に引き下げ、税負担の軽減を図ろうとするものです。  採決の結果、議案第73号については賛成多数で、議案第74号から議案第81号までについては全員一致で可決し、議員提出議案第20号については賛成少数で否決いたしました。  以上、当委員会での審査の概要と結果について報告いたしましたが、当委員会の決定どおり賛同いただきますようお願いいたしまして、総務常任委員会委員長の報告を終わらせていただきます。 ○川口悟 議長  委員長の報告は終わりました。  なお、24番大庭議員ほか6人から議案第73号平成13年度宝塚市一般会計補正予算(第3号)について修正の動議が提出され、お手元に配付しております。  本動議は、会議規則第18条の要件を満たしているので、修正案を本案と合わせて議題とします。  修正案提出者の説明を求めます。  24番大庭議員。 ◎24番(大庭弘義議員) (登壇)  議案第73号平成13年度宝塚市一般会計補正予算(第3号)について、修正案提出の説明をいたします。  平成13年度宝塚市一般会計補正予算(第3号)款商工費項商工費にはサンビオラ再生予算の一部として3番館3階公共公益施設部分実施設計費負担金タウンマネージメント事業費補助金ソリオ宝塚都市開発株式会社出資金の総額6億7,580万円が計上されています。これは、総額40億円に上る巨額なサンビオラ再生事業の一部をなすもので、1、サンビオラ管理会社宝塚都市開発株式会社主要株主である銀行7行の9億8,743万円余の貸付金を、市の出資の名のもとに市税を投じて返還するもので、銀行の貸し手責任を一切問おうとしていないこと、2、管理会社はいまなお未収金1億843万円余を残しており、経営責任の欠如がみられること、3、再生の核となるべき区分所有者半数以上が床売却の意向で、再建の意思を放棄しており、巨額の税投入に見合う公益性、共益性が皆無であること、4、巨額な費用を要する事業であるが、それに見合う十分な検討がなされておらず、計画が未成熟である。  以上のことから、当該関係補正予算を凍結することを求めます。 ○川口悟 議長  説明は終わりました。  ただいまから委員長報告及び修正案についての質疑に入ります。  質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○川口悟 議長  以上で質疑を終結します。  ただいまから委員長報告の各議案並びに修正案について一括して討論に入ります。  討論はありませんか。  2番古谷議員。 ◆2番(古谷仁議員) (登壇)  私は、議案第73号平成13年度一般会計補正予算(第3号)に反対をし、修正案に賛成する立場で討論をしたいと思います。  まず、反対の理由の一つであります。2000年2月23日、このサンビオラの再建案について総務常任委員会協議会において当局より説明がありました。この2月23日の再建案では、株主の出資の割合に応じてさくら銀行を初め6行に対して、この6行は株主の比率として45%を持っているわけなんですけども、この6行に対して債権放棄や増資を求め、約4億円の出資を求めておりました。私は、この説明があったときに、この2月23日の説明があったときに、銀行団に本当にこれで納得をさせ4億円の増資を求めるのか、本当に自信があるのかという質問をさせていただきました。そのときに、委員長報告にもありましたように、坂上助役は「この案は最終案であり、石にかじりついてでも銀行団に説得を、理解をしていただく。不退転の決意でもって対処をしていく」と答弁をされました。しかし、今回の再建案、補正予算では、株主としての銀行団の責任を不問にし、会社の赤字責任をすべて市民の税金に回すものであります。総額37億6,000万円の市税の投入、そしてその中で8億9,000万円の銀行よりの長期貸付金一括銀行に返済をするものであります。これでは、市民の理解を得られるわけはありません。  特に、昨年の2月23日、助役は発言をした、銀行団に4億円の増資を求める案について坂上助役は「石にかじりついてでも銀行団に理解をしていたただく」と言った。余りにも銀行団の石が重くって硬くって、坂上助役は石の下敷きになったかもしれない。「不退転の決意でこれを銀行団に理解をしていただく」と言った。しかし銀行団の壁が厚くって、余りにも重くって逃げ出してきたかもしれない。しかし、2月23日坂上助役の言った発言というのは重みを持ってしかるべきだ、きちっとその責任を明らかにすべきだ、私はそのように思っております。  それから、2つ目の反対の理由であります。先ほども大庭議員から発言があったように、この会社、未収金が1億7,000万円ございます。まず、私はこの未収金をきちっと回収をすべきだ、そしてその後に再建案をきちっと出すべきだ、この案では会社としての経営者の責任、この会社にはもと助役が社長として行っております。そして、銀行団からも取締役を出しております。私は、会社としての経営責任をきちっと明確にする、今回の案では会社の経営者としての責任を不問にしていると言っても過言ではないというように思います。  それから、3点目の反対の理由であります。今回の再建案では、サンビオラ日常最寄り品中心商業施設として再生をさせる、そのように言っております。しかし、どうでしょうか。ソリオとサンビオラに挟まれた南口サンビオラ、北口にも新しく商業施設オープンをする、仁川にもオープンをすることになって、本当に商業施設としての再生の見通しがあるんでしょうか。私は、極めて厳しい状況にあるんではないかというように思っております。  特に、私は商業施設として南口を再生をする選択をするならば、日常品や最寄り品での商業施設としての再生はないと思います。大きなリスクを背負うかもわかりませんけれども、例えば商業施設として再生を図るならば、正司市長が「音楽のまち宝塚」としてうたっているとするならば、私は1、2階の商業施設日常最寄り品ではなくって本当に音楽関係の店をきちっと配置をしていく、そしてサンビオラにいけば音楽関係の商品をすべてそろえられる、そのように、他の施設との区別化をきちっと図る展開が求められているんではないかなというように思っております。  そして、3階、ここは公共公益施設をつくる予定になっておりますけれども、例えば、1、2階を音楽関係商業施設で統一をし、3階は音楽関係の例えば貸しスタジオをつくっていく、そういう大胆な発想が今求められているんではないかな。答弁の中で部長は「そのような考えは大きなリスクを背負う、日常最寄り品ではリスクを背負わない」という答弁がございました。私は、本当に再生を図るならば、大きな、大胆な発想の転換が必要ではないかなというように思っております。サンビオラ日常最寄り品で再生をしていく、商業施設を再生をしていくということについては非常に困難な道ではないかということのように思います。  以上が反対の理由です。  以上のように、今回の再建案は株主としての銀行団の責任を不問にしている、1つです。2つ目は、会社経営者としての責任も、これも不問にし、そして市民の税金を、再建を資金を最も調達のしやすい市民の税金37億6,000万円を投入する、このようなやり方っていうのは私は市民はだれも納得をしないと思います。サンビオラの再建を図る、市民の税金を投入するというならば、私はきちっともう一度市民の意見を聞く、聞いていく、市民に説明をしていく、今回の案というのは市民に対する説明責任が全くなされていない、今こそ説明責任正司市長はきちっと果たすべきであると思います。  以上の理由によって反対をしたいと思います。  なお、訂正をお願いをします。未収金1億7,000万円と言いましたけども、1億843万円の間違いであります。  以上です。以上で反対討論を終わります。 ○川口悟 議長  ほかに討論はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○川口悟 議長  以上で討論を終結します。  ただいまから議案第73号平成13年度宝塚市一般会計補正予算(第3号)を採決します。  まず、本案に対する大庭議員ほか6人から提出されました中心市街地商業など活性化事業に係る歳出予算6億7,580万円を減額し、予備費に組み替えるという内容の修正案について採決します。  本修正案に賛成する議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○川口悟 議長  起立少数です。したがって、修正案は否決することに決定しました。  次に、ただいま修正案が否決されましたので原案について採決します。  本案は、原案のとおり可決することに賛成する議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○川口悟 議長  起立多数であります。したがって、議案第73号は原案のとおり可決されました。  次に、議員提出議案第20号宝塚市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。  本件に対する委員長の報告は否決することが適当とするものですが、可決についてを図ります。  本議案を可決することに賛成する議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○川口悟 議長  起立少数です。したがって、本議案は委員長の報告のとおり否決することに決定しました。  次に、議案第74号から議案第81号までの以上8件を一括して採決します。  本件に対する委員長の報告は、原案のとおり可決することが適当とするものです。本件は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○川口悟 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。  日程第2、議案第88号、請願第36号、請願第37号及び請願第41号の以上4件を一括して議題とします。 △──────日程第2──────  …………………………………………… 議案第88号 工事請負契約(((仮称)第2安倉デイサービスセンター及び(仮称)安倉児童館新築工事))の締結について 請願第36号 国に対し30人以下学級を行うことを求める意見書採択に関する請願 請願第37号 教育条件整備のための請願 請願第41号 兵庫県に対して宝塚東高校エレベーター設置を要請する意見書採択に関する請願       (文教厚生常任委員会付託)     …………………………………………… ○川口悟 議長  本件については、さきに文教厚生常任委員会に付託して審査が終わっておりますので、委員長の報告を求めます。  3番森脇文教厚生常任委員会委員長。 ◎3番(森脇保仁議員) (登壇)  それでは、文教厚生常任委員会委員長報告を行います。  さきの本会議において、当委員会に付託されました議案等について、11日に委員会を開催し審査しましたので、以下、審査の概要並びに結果について報告します。  まず、議案第88号工事請負契約(((仮称)第2安倉デイサービスセンター及び(仮 称)安倉児童館新築工事))の締結についてです。  本件は、(仮称)第2安倉デイサービスセンター及び(仮称)安倉児童館を新築するため工事請負契約を締結しようとするものです。  また、請負金額は5億7,592万5,000円で、神戸市中央区磯辺通1丁目1番18号村本建設株式会社神戸支店を請負業者として契約しようとするものです。  工事の目的は、現在の安倉デイサービスセンターのうち重度障害者の利用増加に伴い狭隘化しているため、1、2階を(仮称)第2安倉デイサービスセンターとして整備しようとするものであり、1階には重度障害者デイサービスセンターと自立生活訓練ホームを設置し、2階では中程度の障害者を対象とした講座方式のデイサービスを行い、3階は児童育成計画に基づく地域児童館として整備するとのことです。  続いて、工事の概要等について説明を求めたところ、敷地面積は1,181.09平方メートル、鉄筋コンクリートづくり3階建、総床面積1,754.88平方メートルで、1階床面積は641.34平方メートル、2階床面積は607.28平方メートル、3階床面積は466.27平方メートルであるとのことです。  次に、児童館の運営はどのような形態になるのか説明を求めたところ、現在のデイサービスセンターの運営を社会福祉協議会に委託していることを考慮し、運営における効率性等総合的に判断し、社会福祉協議会に運営を委託する予定であるとのことです。  次に、周辺道路に渋滞が予測されるが対策を立てているのか、また1階の外路スロープに自転車をとめる人が多いと推測する。車いすの通行に支障があると考えるが対策を講じているのか。火災時に障害者が安全に避難できるよう、誘導についてはどのようになっているのか説明を求めたところ、周辺の交通対策については現在警察等とも協議している。当該地域には、不法駐車も多いとの苦情を聞いているので、センター内の駐車スペースが少ないことを考慮し、近隣に駐車場とすべき用地がないか調査している。また当該スロープと自転車置場は分離しており、避難誘導に関しても十分配慮しているとのことです。  次に、駐車場のスペースの関係から利用者の居住範囲あるいは年齢層についてどのように考えているのか、また児童館という名前は適切であるのか説明を求めたところ、高司及び中筋の児童館における1日平均利用者数は高司児童館では1日平均97人、そのうち就学前の幼児とその保護者の利用が52人であり、中筋児童館では1日平均105人、そのうち就学前の幼児とその保護者の利用が76人であるため、当館においても同程度の利用を予想している。また児童といえば18歳未満を対象とすることから名前については愛称名を含め運営委員会で検討することにしたいが、国への申請等は児童館で統一していきたいとのことです。  最後に、設計が幼児を対象にしたものになっていると思われるため、高校生などの若者も利用できる設計を考えるべきであるとの要望がありました。  以上、採決の結果、議案第88号は全員一致で可決しました。  次に、請願第36号国に対し30人以下学級を行うことを求める意見書採択に関する請願についてです。  本請願の趣旨は、本年4月より第6次(小・中第7次)教職員定数改善計画の初年度分が実施され、少人数学級の実施や少人数指導を可能にするなどの改善点もありますが、国の責任による30人学級の実施は実現せず、40人学級に据え置いたままになっている。少人数指導については、子どもにも教師にも好評であるが、国語や算数などの特定の教科に限っての少人数授業についてはさまざまな問題が起こっている。そのため、一部の学校・学年・教科による少人数授業ではなく、すべての子どもに生活も学習も丁寧に指導することのできる30人以下学級の実施を強く求めるものです。  本請願について、定数の問題で法的な関係はどうなっているのか、県下での30人以下学級の取り組みはどうか、また40人学級は世界的にも例がなく、法律上の定数が障害になっているのではないか説明を求めたところ、基本的な考え方は第6次までの配置計画と同様40人がベースになっているが、各県によっては弾力的な運用がなされており、本市でも実施している。教科によっては、複数の先生の配置や教科による少人数制等新しいシステムによる配置を行っているが、学校全体として30人以下学級まで踏み込んでやっているところはない。40人学級は生活集団としてのクラスを示す人数であり、学習集団の人数と区別している。そのため、教科によっては20人学級を実施している教科もあり、あるいは教員を加配している教科もあるとのことです。  次に、30人以下学級が実現すれば多くの問題が解決するのか説明を求めたところ、30人以下学級では教員から直接指導を受ける機会がふえるため、児童、教員の双方から好評であるとの一面も聞いている。さらに、他の委員からクラスの人数だけを問題にするのではなく、指導する教員の資質も検討しなければならないのではないかとの意見もなされました。  討論において、本請願には基本的には賛成であるが、少人数学級ですべてのものが解決するものでなく、過程であるのでさらに多角的に取り組み、賛成が得られるなら幅のある意見書にするようにとの意見もありました。  以上、採決の結果、請願第36号は全員一致で採択となりました。  次に、請願第37号教育条件整備のための請願についてです。  本請願の趣旨は、豊かな教育を創造する教育予算の充実に取り組むこと、障害児教育の充実を図ること、教育費の保護者負担を軽減すること、中学生の卒業後の進路を保障すること、文化厚生施設の充実を図ること、地域の教育発展のために取り組むことについて、早期に実現することを求めるものです。  本請願については、次の2点について意見が述べられました。  第1点目として、地域児童育成会の無償制度については保護者の役割分担という面から本制度の堅持が妥当であるのか十分検討すること。  第2点目として、学校給食についての自校調理方式には基本的には賛成であるが、近隣各市との均衡を図る上から、委託方式についても十分研究すること。  以上、採決の結果、請願第37号は全員一致で採択となりました。  次に、請願第41号兵庫県に対して宝塚東高校エレベーター設置を要請する意見書採択に関する請願書についてです。  本請願の趣旨は、昨年9月25日当市議会において宝塚東高校エレベーター設置を要請する請願が採択されたが、改善が進まず、高校のバリアフリー化として、また障害を持つ生徒がより自由な高校生活をおくることを可能にするためにも宝塚東高校に早急にエレベーターを設置する意見書を県に提出するよう求めるものです。  本請願については、市内の他の高校のエレベーター設置状況と、昨年も本請願と同様の請願が採択されているが、宝塚市教育委員会としてどのような措置を行ったのた説明を求めたところ、市内では宝塚西高校にのみエレベーターが設置されている。その他の高校では、具体的な計画には至っていないものの、当該請願が採択されたことから毎年開催されている兵庫県都市教育長協議会における要望項目の一つに上げており、今後も兵庫県に要望を続けるとのことです。  採択の結果、請願第41号は全員一致で採択されました。  以上、当委員会の審査の概要と結果について報告をいたしましたが、当委員会の決定どおり賛同いただきますようお願いいたしまして、文教厚生常任委員会の委員長報告を終わります。
    ○川口悟 議長  委員長の報告は終わりました。  ただいまから質疑に入ります。  質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○川口悟 議長  以上で質疑を終結します。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○川口悟 議長  以上で討論を終結します。  ただいまから議案第88号工事請負契約( ((仮称)第2安倉デイサービスセンター及び(仮称)安倉児童館新築工事))の締結についてを採決します。  本件に対する委員長の報告は、原案のとおり可決することが適当とするものです。本件は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○川口悟 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の報告のとおり可決することに決定しました。  次に、請願第36号、請願第37号、請願第41号の以上3件を一括して採決します。  本件に対する委員長の報告は、採択することが適当とするものです。本件は、委員長の報告のとおり採択することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○川口悟 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。  日程第3、議案第82号から議案第84号まで、議案第86号、議案第91号から議案第107号まで及び請願第40号の以上22件を一括して議題とします。 △─────日程第3─────  …………………………………………… 議案第 82号 宝塚市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の全部を改正する条例の制定について 議案第 83号 阪神間都市計画事業中筋JR北土地区画整理事業の施行に関する条例の制定について 議案第 84号 執行機関の附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第 86号 平成12年度宝塚市水道事業会計決算認定について 議案第 91号 市道路線の認定について 議案第 92号 市道路線の認定について 議案第 93号 市道路線の認定について 議案第 94号 市道路線の認定について 議案第 95号 市道路線の認定について 議案第 96号 市道路線の認定について 議案第 97号 市道路線の認定について 議案第 98号 市道路線の認定について 議案第 99号 市道路線の認定について 議案第100号 市道路線の廃止について 議案第101号 市道路線の廃止について 議案第102号 市道路線の廃止について 議案第103号 市道路線の一部廃止について 議案第104号 市道路線の一部廃止について 議案第105号 市道路線の認定変更について 議案第106号 市道路線の認定変更について 議案第107号 市道路線の認定変更について 請願第 40号 五月台5丁目バスロータリー内のコンビニ建設計画に関する請願        (建設水道常任委員会付託)     …………………………………………… ○川口悟 議長  本件については、さきに建設水道常任委員会に付託して審査が終わっておりますので、委員長の報告を求めます。  16番江原建設水道常任委員会委員長。 ◎16番(江原和明議員) (登壇)  建設水道常任委員会の委員長報告を行います。  さきの本会議において、当委員会に付託されました議案等について、12日に委員会を開催し慎重審査しましたので、以下、審査の概要並びに結果について報告をいたします。  まず、議案第82号宝塚市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の全部を改正する条例の制定についてです。  本件は、建築基準法の改正に伴い、条例における「容積率」「建ぺい率」の用語等の整備及びその他の整備を行うため条例を全部改正しようとするものとのことです。  次に、議案第83号阪神間都市計画事業中筋JR北土地区画整理事業の施行に関する条例の制定についてです。  本件は、中筋JR北土地区画整理事業の施行のため、土地区画整理法の規定に基づき施行規程である条例を定めようとするものとのことです。  まず、区域内のお寺・神社はどうなるのか説明を求めたところ、景観に配慮し、今の風情を残したいとのことです。  次に、住民との合意状況について説明を求めたところ、地権者の準備委員会等で進めてきたが、都市基盤整備への要望は強く、反対意見は今のところないとのことです。  次に、価格設定及び公平性の確保について説明を求めたところ、地価公示価格や取引事例、鑑定評価等により決定していく。また、公平性の確保については、評価委員を定め、適正に決定していきたいとのことです。  次に、事業完了が平成18年度だが、地価下落等に対して住民への配慮はあるのかただしたところ、減歩負担はあるが、その時点に見合った権利は取得してもらえる。また、換地による平均減歩率約26%を先行買収により約20%まで落とす予定とのことです。  次に、公園配置について国の配置基準をクリアしているか説明求めたところ、区画整理法に区域の3%以上という規定があり、2,340平方メートルの公園を確保し、ほかに570平方メートルの緑地も計画しているとのことです。これに対して、国の配置基準を満たす公園をとの要望がありました。  次に、議案第84号執行機関の附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。  本件は、下水道事業運営審議会における委員について、「市職員」を「公募の市民」とし、あわせて用語の整合を図るため条例を改正しようとするものとのことです。  まず、「使用者等の代表者」から「市内の公共的団体等の代表者」に改正することについて説明を求めたところ、「市職員」から「公募による市民」への改正に伴い名称を整理したもので、「使用者等の代表者」と「市内の公共的団体等の代表者」の内容に変更はないとのことです。  次に、市民参画が隠れみのにならないかとただしたところ、市の意見は事務局側として提案するが、この改正は市民の意見を吸い上げるのがねらいとのことです。  次に、「市職員」2名をそのまま「公募による市民」2名に改正しようとするものだが、委員総数14名全体の構成から見直し、議論すべきだとの意見がありました。  次に、議案第86号平成12年度宝塚市水道事業会計決算認定についてです。  本件は、当該決算について地方公営企業法第30条第4項の規定により議会の認定に付するものです。  決算の概要ですが、平成12年度末の給水人口21万8,642人、年間有収水量2,447万9,973立方メートル、有収率95.5%とのことです。  収益的収支については、仮受仮払消費税を含む決算額で、収入総額48億1,844万2,841円、支出総額45億3,900万8,847円で、差し引き2億7,943万3,994円の黒字となり、消費税等に伴う経理処理を行った結果、当年度は2億3,707万6,624円の純利益となったとのことです。  資本的収支については、収入総額4億8,377万9,184円、支出総額17億6,172万5,305円で、差し引き12億7,794万6,121円の資金不足が生じましたが、過年度分損益勘定留保資金、当年度分消費税、地方消費税資本的収支調整額で補てんしているとのことです。  まず、長尾山トンネルに接続する長尾山大橋に口径200ミリメートルのステンレス鋼管が整備されたことについて、その整備方針と将来計画に関する当局の見解を求めました。そして、当該事業に対して、防災面のほか、県道の拡幅工事とあわせ簡易水道との一体的な整備も計画しているとのことだが、設備の老朽化等の問題も含め、今回の投資が果たして妥当と言えるのか疑義を呈さざるを得ないとの指摘がなされました。  次に、水の安定給水に関してです。  本件については、平成12年度の事業運営の途中で当初予定していた事業スケジュールを渇水対策に費やさざるを得なかったことに対して、全国的に見ても十分な地域保全が行われていれば、渇水といった状況には陥らないのではないかとの見解が示され、浸透性アスファルト道路の普及促進、井戸の保全など全庁的な水に対する取り組みが必要ではないかとの意見がなされました。  また、配水管更新の概要、その耐用年数、修繕に必要な資材の備蓄状況などについて聴取し、漏水対策への意を尽くした対応が求められるとともに、水道事業の大前提である安定給水へ今後とも努めるよう強い要望がなされました。  次に、事業経営における当局のスタンス、すなわち分担金収入に対する見解と推移予測、第3の財務諸表とも言われているキャッシュフロー計算書の位置づけについて説明を求めました。また、これに関連して水道料金の滞納についても、昨今の経済情勢から非情な困難を伴うことは理解しているが、他の部署とも連携を図り、十分な対策を講じるようにとの意見がなされました。  次に、川下川ダムの点検・管理状況について説明を求めたところ、調査結果等からダムとしては安定期に入っているとの報告を得ているが、定期的に沈下、漏水等の調査を行っていくとのことです。  また、これに関連して未登記物件の整備状況、第2名神整備によるダムへの影響について聴取し、工事の影響について不安の声も上がっている。ダムなど周辺状況に対して協議を通じて十分配慮するようにとの意見がなされました。  次に、仮称亀井第3住宅建設予定地で行われた井戸調査の概要等について説明を求め、深井戸を予定しているとのことだが、関係課とも十分連携して、入居等に支障を来さないなど、万全の体制で臨むようにとの意見がなされました。  次に、斑状歯対策費についてです。  本件については、具体的な事務内容、平成11年度と12年度の2カ年における事業量の対比等について質疑が行われました。  次に、議案第91号から議案第99号、市道路線の認定についてです。  本件は、都市計画法に基づく帰属等の理由により、新規に市道路線を認定しようとするものとのことです。  まず、認定路線は0.6メートル幅のところがあるが新規の認定として問題はないのかただしたところ、市街地で人だけを通す場合、最低1.8メートルなければ認定していないが、今回は既存の道路の番号を打ちかえたものとのことです。  次に、議案第100号から議案第102号、市道路線の廃止についてです。  本件は、つけかえ等の理由により市道路線の全部を廃止しようとするものとのことです。  次に、議案第103号及び議案第104号、市道路線の一部廃止についてです。  本件は、道路としての機能がなくなった等の理由により市道路線の一部を廃止しようとするものとのことです。  次に、議案第105号から議案第107号、市道路線の認定変更についてです。  本件は、都市計画法に基づく帰属等の理由により路線が延長となったため、市道路線の認定変更をしようとするものとのことです。  次に、請願第40号五月台5丁目バスロータリー内のコンビニ建設計画に関する請願についてです。  本請願の趣旨は、阪急バス株式会社及びコンビニエンス会社により五月台5丁目バス停のロータリーに24時間営業のコンビニエンスストアの建設が計画されていることに対して、当該敷地においてはバスターミナルとしての本来の土地利用に限定するべきであること。バス運行上及び周辺住民の生活安全、交通安全を確保すること。良好でゆとりある快適な生活環境を維持することを求めるものです。  まず、当該敷地は開発業者からバス運行をスムーズに行えるようバスターミナル用地として阪急バスに提供された場所であり、コンビニエンスストアー建設予定の箇所は交通安全を確保するためのスペースで、安全確保を最優先するよう指導するべきとの指摘がありました。  次に、現在の阪急バスとの交渉状況について報告を求めたところ、正式な申請は出ておらず、正式に申請が出てくれば交通安全対策等指導していきたいとのことです。  次に、阪急バス株式会社は地域と十分な話し合いを行うべきであり、それを見守るべきだとの意見がありました。  採決の結果、議案第86号につきましては全員一致で認定、議案第82号から議案第84号、議案第91号から議案第107号、以上20件につきましては全員一致で可決をいたしました。また、請願第40号につきましては賛成多数で採択されました。  以上、当委員会での審査の概要と結果について報告をしましたが、当委員会の決定どおり賛同いただきますようお願いをいたしまして、建設水道常任委員会委員長報告を終わります。 ○川口悟 議長  委員長の報告は終わりました。  ただいまから質疑に入ります。  質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○川口悟 議長  以上で質疑を終結します。  ただいまから討論に入ります。
     討論はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○川口悟 議長  以上で討論を終結します。  ただいまから議案第82号から議案第84号まで及び議案第91号から議案第107号までの以上20件を一括して採決します。  本件に対する委員長の報告は、原案のとおり可決することが適当とするものです。本件は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○川口悟 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の報告のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第86号平成12年度宝塚市水道事業会計決算認定についてを採決します。  本決算に対する委員長の報告は、認定することが適当とするものです。本件は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○川口悟 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。  次に、請願第40号五月台5丁目バスロータリー内のコンビニ建設計画に関する請願を採決します。  本件に対する委員長の報告は、採択することが適当とするものです。本件は、委員長の報告のとおり採択することに賛成する議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○川口悟 議長  起立多数です。したがって、本件は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。  日程第4、議案第85号、議案第87号、議案第90号、議員提出議案第18号及び請願第42号の以上5件を一括して議題とします。 △─────日程第4─────  …………………………………………… 議案第85号 宝塚市立宝塚温泉条例の制定について 議案第87号 平成12年度宝塚市病院事業会計決算認定について 議案第90号 財産(高規格救急自動車)の取得について 議員提出議案第18号 宝塚市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第42号 同和行政の終結と同和教育の廃止を求める請願        (生活経済常任委員会付託)     …………………………………………… ○川口悟 議長  本件については、さきに生活経済常任委員会に付託して審査を終わっておりますので、委員長の報告を求めます。  7番山根生活経済常任委員会委員長。 ◎7番(山根泰議員) (登壇)  それでは、生活経済常任委員会委員長報告を行います。  さきの本会議において、当委員会に付託されました議案等について、13日に委員会を開催し審査しましたので、以下、審査の概要並びに結果について報告します。  まず、議案第85号宝塚市立宝塚温泉条例の制定についてです。  本件は、温泉による市民健康増進施設として子どもから高齢者まで広く市民が交流できる施設として、また観光誘客を図るシンボル施設の一つとして宝塚市立宝塚温泉を設置するため、本条例を制定しようとするものです。  まず、市民が利用した場合の基本料金との差額について市が補てんするのかただしたところ、政策的な低料金となるので、市から補てんするとのことです。  それに対し、市が補てんすることはこの条例では不明瞭であるため、はっきりと明記するべきではないかとの意見がありました。  次に、入湯税の額についての説明を求めたところ、市税条例170条ただし書きにより、一般公衆浴場に類すると認められる公衆浴場ということで、2分の1の75円になるとのことです。  それに対し、入湯税の減免することなく徴収し、大規模修繕等に充てるよう意見がありました。  また、この施設はただし書きの中の公衆浴場に該当するのかただしたところ、温泉利用施設は観光誘客施設であると同時に、市民に温浴を通しての健康増進、市民交流をメーンにしているので一般銭湯と言われる性格のものではないが、温浴がメーンであることや日常簡便に利用できることから、公衆浴場に類する施設であるとのことです。  また、入湯税を無料にすることができないかただしたところ、入湯税ゼロの根拠となる昭和53年の税務局長通達の廃止がされているとのことです。  それに対して、今定例会まではこの通達をもとに議論を重ねており、また方針は廃止されるかもしれないが、考え方まで否定されるものではないとの指摘がありました。  次に、建物の引き渡しは11月30日とのことであるが、翌日からオープンできるのではないかとただしたところ、集客施設でもあるので、事故のないよう万全の体制をとる必要があり、引き渡しから約2カ月間、機械設備等のテスト期間として、また従業員の習熟・訓練期間を設けているとのことです。  これに対して、引き渡しからオープンまでの期間がかかり過ぎていること、またオープンまで無収入であり、その間は赤字である。宝塚温泉株式会社自体ももっと意気込みを示し、一刻も早くオープンするよう要望がありました。  次に、条例第11条に規定する管理の意味合いについて説明を求めたところ、メンテナンス等の業務委託ということではなく、管理運営をすべて包含した委託とのことです。  それに対して、管理運営すべてを任すと言いながらも、規則で開館時間等を規制している、本来運営や経営面、すべてあわせて経営の安定を図るべきとの意見がありました。  次に、この条例は赤字補てんを認めているのではないかとただしたところ、市民、高齢者・障害者について低料金制をとったことは政策的な判断であり、赤字補てんという意味ではないとのことです。  それに対し、利用料金を下げたことに政策的な補てんというのはおかしい、下げたことにより赤字となった場合に補てんすることが筋ではないかとの指摘がありました。  次に、経営者から赤字補てん等の財政的支援を求めず、健全経営を追求していく考えが文書で示されていることについて説明を求めたところ、あくまでも赤字補てんではなく、政策的な支弁であるとのことです。  次に、宝塚温泉以外の駐車場を利用する場合の料金の設定について説明を求めたところ、市民ホール予定地では2時間まで400円、それ以降は1時間ごとに200円、ソリオ駐車場では2時間800円のところをソリオ都市開発株式会社と連携して1時間無料券を発行することで400円にすることを考えているとのことです。  次に、温泉水の販売について説明を求めたところ、今年1年をかけて活用策について調査研究を行っている段階であるとのことです。  その他、宝塚温泉は公設民営と言いながら、最初から政策的な補てんをするなど矛盾をした点があり、公設民営の利点が生かされていないのでは、また市民交流の触れ合いの施設としての機能がないとの意見がありましたことを付言します。  採決の結果、議案第85号は賛成多数で可決されました。  次に、議案第87号平成12年度宝塚市病院事業会計決算認定についてです。  本決算の概要ですが、平成12年4月から1病棟49床を増床し、10病棟480床をフルオープン稼働したことにより、入院患者数は延べ15万6,886人、1日当たりでは429.8人と前年度を比較して年間延べ患者数で14.4%、1万9,700人、1日当たりでは14.7%、55人と大幅な増となったことです。  また、外来患者数は延べ29万3,513人、1日当たり1,198人と前年度と比較して年間延べ患者数が0.4%、1,058人の増となり、1日当たりの患者数は前年度と比べほぼ同数とのことです。  収益的収支については、仮受仮払消費税を含む決算額で、収入総額99億1,945万3,969円、支出総額101億7,247万5,517円で、消費税に伴う経理処理を行った結果、当年度の純損益は2億5,889万9,340円となり、前年度の純損失7億8,519万1,264円と比べ5億2,629万1,924円の大幅な好転となったことです。  資本金収支については、仮受仮払消費税を含む決算額で収入総額6億2,664万4,871円に対し、支出総額が増床時に大量購入した医療機器に係る企業債の償還開始などにより8億2,590万4,370円となり、消費税に伴う経理処理を行った結果、1億9,338万1,707円の赤字決算となったことです。  以上の結果、累積損失金は2億5,889万9,340円増加し、64億6,933 万6,479円となったことです。  まず、小児救急医療について市民の間では、市立病院で受けてもらえないなど不満が大きいが、病院の対応はどのようになっているか説明を求めたところ、現在市立病院では小児科医が3人で週2回の診療を行っている。また、西宮市、芦屋市と本市3市で輪番制を取り入れているが、広域行政3市1町でも協議を行っており、早期に課題整理を行い、医療圏の組みかえを行い充実していきたいとのことです。  それに対し、使命を十分果たしているとは言えない。もう少し市立病院としての拡大する方向で予算対応を含めて検討してほしいとの要望がありました。  次に、開業以来更新していない大型医療器具がたくさんある。MRIの更新はどうなっているかただしたところ、地震のため古い機器の更新用の予算がつかなかったことも影響しているが、MRIについては新しいCTがあれば高いMRIは不要ではないかとの意見もあって正式に購入の決定したのは1年前で、現在、実施計画で要求中である、平成14年度には更新したいとのことです。  それに対し、新しい機器の購入は確かな診療の基本である。MRI、CT等のできるだけ早い対応との要望がありました。  次に、平成13年度当初予算のときの説明では12年度の純損失は8億1,060万1,000円を見込みながら、今回の決算では純損失は2億5,889万9,340円となっている、予定の損益計算書の数字と決算の数との乖離が余りにも大き過ぎるのではないかとただしたところ、予算の実際の契約額との差、予備費、その他不用額などでそのようになったとのことです。  それに対して、乖離差が大き過ぎる。予算審議の判断にも影響する。よく実態を把握して予算を組むようにとの指摘がありました。  次に、遺族からのカルテ開示を請求された場合の取り扱いについて説明を求めたところ、制度としては平成12年1月1日から開示しているが、遺族に対しては平成13年4月1日から配偶者や検討委員会で認められた方に開示しているとのことです。  次に、駐車場のサービス券の発行基準について、また特例措置があるのではないかとただしたところ、現在4時間100円、30分ごとに100円、追加の従量制を適用しているが、病院周辺に不法駐車が多いこともあり、短時間の駐車は無料にできないかシミュレーションをとって検討しているところです。特例措置については、病院の都合で時間をオーバーした場合には、申し出によってサービス券を発行している。特に、病棟で各看護婦長の判断で発行している。サービス券については今後婦長会等で発行基準を徹底を図りたいとのことです。  次に、医療レセプトをフロッピーで提出することについて現状と、実施すれば省力化、効率化につながると思うがとの見解を求めたところ、前月分のレセプトを短期間で仕上げフロッピーに落とし込む作業が難しいためにペーパーで提出しているとのことです。  また、理想としてはペーパーレスの方向へいきたいが、予算の問題があるとのことです。  採決の結果、議案第87号は全員一致で認定されました。  次に、議案第90号財産(高規格救急車)の取得についてです。  本件は、本市が所有する5台の高規格救急自動車のうち1台を更新し、兵庫トヨタ自動車株式会社宝塚店から3,024万円で取得し、西消防署栄町出張所に配置しようとするものです。  まず、更新の基準についての説明を求めたところ、行財政事務改善計画に基づき6年また10万キロメートルとしているが、改正され、1年延伸しているとのことです。  それに対し、高規格救急自動車というのは頻繁に整備されており、状況によっては十分耐えるものであるので、厳しい財政状況のもと、更新基準に従うのではなく、使用できる車は使用するようにとの意見がありました。  次に、仕様書で指定する車種がトヨタ自動車と日産車に限定されていることについて説明を求めたところ、市の地形等を考慮し、よりコンパクトでより馬力がある車をということで、ガソリン車を選定しており、ガソリン車を製造しているのがトヨタ車と日産車だけであるとのことです。  次に、高規格救急自動車の取得は補助対象事業であるのか、また補助の対象であるならば耐用年数により補助金の返還が生じるのではとただしたところ、基準額は2分の1の補助を受けており、また耐用年数は5年と定めているので返還は生じないとのことです。  採決の結果、議案第90号は全員一致で可決しました。  次に、議員提出議案第18号宝塚市福祉医療費の補助に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。  本件は、近年、少子化対策が強く求められているという時代の要請に応じるとともに、受給対象者の相互の公平性の確保と政策の一層の充実を図るために条例改正を行うものです。  その内容は、平成13年7月1日から平成14年6月30日までの期間に出生した者は平成14年7月1日から該当幼児の満2歳の誕生日の属する月の末日までの間、通院の医療給付を被保険者等負担額の範囲内で助成を行うものです。施行は、平成14年7月1日とすることです。  まず、実施に当たってどれぐらいの費用が必要なのか説明を求めたところ、平年ベースで2,000万円余となり、0歳児分を加えた乳幼児医療費の総額は9,500万円余になるとのことです。  次に、今回の制度改正によって1割負担が導入されたのと、それに伴って経過措置がとられたため、次に生まれてくる子との間に不公平が生じているということであるが、どこかで切らなければまた不公平が生じるのではないかとの説明を求めたところ、条例の仕組みから言えばそのとおりであるが、国の動向や経過措置を付則で取り上げている問題もあり、今回は付則の対応したとのことです。来年度以降、制度化ということであれば、本則改正で対応すればこういうことはないとのことです。  次に、条例改正による経過措置が矛盾を生んだため配慮するのか、それとも乳幼児福祉医療への1割負担の導入に疑問を呈しているのか、認識について見解を求めたところ、乳幼児福祉医療の1割負担について基本的に反対であり、経過措置の扱いは福祉制度の中ではおかしいのではないかとのことです。  次に、議案提案の前に市で提案できなかった理由を尋ねたところ、市としては県と連動した上で老人医療で浮いた財源を乳幼児医療の充実にあてて、水準としては阪神間でトップクラスであることや、財源が苦しいシミュレーションとなること、さらには課題性は認識しながらも国の動向を少し待ちたいとの思いであることです。  採決の結果、議員提出議案第18号は賛成多数で可決されました。  次に、請願第42号同和行政終結と同和教育の廃止を求める請願です。  本請願は、三十数年間の同和対策事業で地区内における生活、住環境は大きく改善されてきた。これ以上、同和対策事業を展開することは市民に理解と合意を得られないばかりか、同和地区と同和関係住民の固定化を招き、新たな垣根をつくり、社会的交流を妨げ、逆差別現象すら生み出すなど逆効果となること。また地域改善対策特定事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律が平成14年3月31日をもって失効します。したがって、宝塚市においても同和行政の終結と同和教育の廃止を行い、一般施策の中に事業を進めるよう強く求めるものです。  採決の結果、請願第42号は賛成多数で採択となりました。  以上、委員会での審査の概要と結果について報告しましたが、当委員会の決定どおり賛同いただきますようお願いいたしまして、生活経済常任委員会の委員長報告を終わります。  私の報告に間違いがございました。訂正をさしていただきます。  議案第85号宝塚市立宝塚温泉条例の制定についての報告の中で、「市税条例第140条ただし書き」のところ「170条」と報告しましたので訂正いたします。申しわけございませんでした。終わります。 ○川口悟 議長  委員長の報告は終わりました。  ただいまから質疑に入ります。  質疑はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○川口悟 議長  以上で質疑を終結します。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。  13番草野議員。 ◆13番(草野義雄議員) (登壇)  私は、日本共産党市会議員団を代表いたしまして議案第85号宝塚市立宝塚温泉条例の制定について、反対討論を行います。  温泉利用施設につきましては、用地買収の経緯並びに施設建設の経緯についてさまざまな問題点を指摘してきまして、税金むだづかいの施設として建設そのものに反対してきたところであります。  今回、来年1月に開業するといたしまして、施設の設置及び施設の利用料金について上限価格を定めようとしておるわけでございますけれども、宝塚市は温泉利用施設の基本方針として1、温泉保養施設としての機能、2、観光誘客施設としての機能、3、市民交流触れ合い施設としての機能、4、収益施設としての機能などを主な機能として上げておるわけでございますが、少なくとも3、市民交流触れ合いの施設、4、収益施設という機能はその機能を果たさないものと考えるものであります。
     市民交流触れ合い施設とは言いながら、基本コンセプトとして市民交流触れ合いではなく観光誘客を目指した施設という形で、市民交流触れ合いのスペースがほとんどなく、そういうミスマッチがあるわけであります。  次に、収益施設といって赤字補てんはしないと議会に対して表明してきながら、今回の条例提案は既に3,080万円の赤字補てんを前提とした条例提案となっておるわけであります。委員会に配付されました条例提案に基づく収支試算によりますれば、3,080万円という委託料がもぐり込まされているわけであります。質疑におきまして環境の部長は、本来なら3,080万円の委託料を除いて赤字計上すべきところだったと答弁をいたしまして、まさに赤字補てんそのものだということを認めておるわけであります。委託契約はこれからという段階でありまして、本来こういう委託料がいいのか補助金がいいのか、こういうこともありますし、どういう形で、払うとすれば支払いをする方がいいのか、こういうこと、委託料の中身についてほとんど十分な検討もない段階で委託料名目、その根拠もあいまいで、その委託料という名目だけで赤字補てんを行うやり方は許されるものではないわけでありますし、議会に表明してきたことを180度転換するもので、到底容認できるものではありません。まさに、今後予想される底なしの赤字補てんを税金で穴埋めする道が既につくられているという、収益施設とは名ばかりの実態になっていると考えるわけであります。  そもそも公設民営方式そのものに根本矛盾があると考えます。三菱総合研究所によりますと、集客事業の研究リポートを発表いたしておりまして、その中に公設民営による施設の運営状況を見ると、厳しい経営を迫られているところが数多く見られ、施設収入だけでは経営維持ができず、特別会計による補てんを行うことで何とか経営体として維持しているレベルにあるところが少なくないと全国の状況について指摘をし、公設民営方式導入時の留意事項として5つの点を上げております。  1つは、修繕費の費用の負担について、開業後管理運営で施設に改善が必要になったり、時間がたてば大修繕もしなければならない、この費用負担について管理運営開始時に明確なルールを決めておくべきである。この点についても現宝塚の温泉利用施設についてはさっぱり明確な方向が出ておりません。  次に、承認料金制度の活用について、今回の条例提案にも絡む問題でございますけれども、施設の利用料金については承認料金制度を活用して、条例では上限価格か料金算定の基礎を定めるにとどめることで管理運営会社は弾力的な料金設定、柔軟な経営ができる、こういうことに留意をしなければならないとしておりますが、今回の条例提案はこういう弾力的な料金設定、柔軟な経営ができる形にはなっておりません。  また、一部転貸しの承認、管理運営会社に普通財産の一部転貸しを認め、柔軟な経営を可能しておくという指摘がされておりますけれども、この点についても不明確であります。  また、会社設立の時期につきましても開業前の経営活動が重要であることから、管理運営会社の設立は少なくとも3年前に行い、開業準備をすることが望ましいとされておりますけれども、実際に第三セクターとして立ち上げたのは本年の7月という状況であります。  さらに、経営努力の必要性についても三菱総研は管理会社、運営会社は施設の管理運営だけでなく付帯するサービス事業等の関連事業をできるだけ展開することで管理事業の収入を補完し、安定的な経営ができるような努力が必要であると指摘しているにもかかわらず、例えば今回の物品販売におきまして当初にシミュレーションより1,000万円も減額をしており、1日5万円の物品販売を予定いたしておったところ、1日2万円に減額をするという形で、こうした経営努力についても水を差すような方向を示しておるわけであります。  そのほか、そうした事業の落とし穴として収入構造、事業採算性に関する検討不足であるとか、類似施設に関する検討不足、さまざまな問題点を指摘されておりますけれども、こうした点について考えてみますと、宝塚の温泉利用施設、まさにずばりと指摘が当たっているというような状況になるわけです。  最後に、料金にいたしましても、施設内容からもまた駐車料金その他付随する別料金を考えれば、決して安い料金とは言えないと考えます。今後、本当に市民のための施設であるのかどうかというような点につきまして、施設のあり方、運営の仕方、こうした点について根本的に見直しの時期が来るであろうということを述べまして、以上で反対討論といたします。 ○川口悟 議長  ほかに討論はありませんか。  18番近石議員。 ◆18番(近石武夫議員) (登壇)  市民クラブを代表いたしまして、議員提出議案第18号宝塚市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についての反対討論をいたします。  福祉医療費の助成に係る今回の条例改正案は、平成13年7月1日から平成14年6月30日の間に出生した乳幼児が対象となっているだけであります。平成14年7月1日以降出生する乳児には対応しておりません。平成14年7月以降、新たな医療費給付についての較差を生じさせ、新たな保護者の負担に対する不公平感を生じさせる可能性があります。  国においても、かねてより厚生労働大臣の発言にもあるように、少子化対策として乳幼児医療の問題が提起されております。抜本的に法律を改正し対応することが示唆されております。本条例が、生活経済常任委員会で審議された翌日の9月14日に新聞報道でこの条例改正案を上回る3歳未満児の医療給付についての方向性が明確に示されました。現在、宝塚市の福祉医療の条例は、厳しい財政状況の中、阪神間においても高い水準にあることや、この改正案の施行が平成14年7月1日であるため国の決定や他市の動向を見るなど検討する期間も十分にあり、今回条例改正する必要性はないものと考えます。  以上で反対討論を終わります。 ○川口悟 議長  ほかに討論はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○川口悟 議長  以上で討論を終結します。  ただいまから、議案第85号宝塚市立温泉条例の制定についてを採決します。  本件に対する委員長の報告は、原案のとおり可決することが適当とするものです。本件は、委員長の報告のとおり可決することに賛成する議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○川口悟 議長  起立多数です。したがって、本件は委員長の報告のとおり可決することに決定しました。  次に、議員提出議案第18号宝塚市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。  本件に対する委員長の報告は、原案のとおり可決することが適当とするものです。本件は、委員長の報告のとおり可決することに賛成する議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○川口悟 議長  起立多数です。したがって、本件は委員長の報告のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第87号平成12年度宝塚市病院事業会計決算認定についてを採決します。  本決算に対する委員長の報告は、認定することが適当とするものです。本件は、委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○川口悟 議長  異議なしと認めます。したがって、本決算は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。  次に、議案第90号財産(高規格救急自動車)の取得についてを採決します。  本件に対する委員長の報告は、原案のとおり可決することが適当とするものです。本件は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○川口悟 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の報告のとおり可決することに決定しました。  次に、請願第42号同和行政の終結と同和教育の廃止を求める請願を採決します。  本件に対する委員長の報告は、採択することが適当とするものです。本件は、委員長の報告のとおり採択することに賛成する議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○川口悟 議長  起立多数です。したがって、本件は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。  日程第5、議員提出議案第5号、議員提出議案第14号、議員提出議案第17号、議員提出議案第19号、請願第33号、請願第38号、請願第39号及び請願第43号の以上8件を一括して議題とします。 △─────日程第5─────  …………………………………………… 議員提出議案第5号 宝塚市違法駐車等の防止に関する条例の制定について        (建設水道常任委員会付託) 議員提出議案第14号 宝塚市市民参加基本条例の制定について          (総務常任委員会付託議員提出議案第17号 宝塚市議会議員の政治倫理に関する条例の制定について          (総務常任委員会付託議員提出議案第19号 宝塚福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について        (生活経済常任委員会付託) 請願第33号 治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定を支持し、政府に対し意見書の提出を求める請願          (総務常任委員会付託) 請願第38号 市道1200号線での通学路の安全確保に関する請願        (文教厚生常任委員会付託) 請願第39号 中山寺3丁目地内、東亜(株)跡地のマンション建設計画に関する請願        (建設水道常任委員会付託) 請願第43号 仁川北3丁目賃貸ワンルームマンション建設計画に関する請願        (建設水道常任委員会付託)     …………………………………………… ○川口悟 議長  お諮りします。  ただいま議題となっています議員提出議案第14号、議員提出議案第17号及び請願第33号については総務常任委員会委員長から、請願第38号については文教厚生常任委員会委員長から、議員提出議案第5号、請願第39号及び請願第43号については建設水道常任委員会委員長から、議員提出議案第19号については生活経済常任委員会委員長から、目下、委員会において審議中の事件につき、会議規則第76条規定により閉会中の継続審査としたいとの申し出がありました。各委員長の申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○川口悟 議長  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  日程第6、議案第108号宝塚市教育委員会の委員任命につき同意を求めることについてを議題とします。 △─────日程第6─────  …………………………………………… 議案第108号 宝塚市教育委員会の委員任命につき同意を求めることについて     …………………………………………… ○川口悟 議長  提案理由の説明を求めます。  正司市長。 ◎正司泰一郎 市長  (登壇)  議案第108号宝塚市教育委員会の委員任命につき同意を求めることについて提案理由の御説明を申し上げます。  本件は、教育委員会委員である小西孝彦氏の任期が平成13年9月30日をもって満了いたしますので、新たに神戸市中央区港島中町3丁目2番地の6エバーグリーンポートアイランド3号棟608号、田辺真人氏を適任者として任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○川口悟 議長  提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略して直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○川口悟 議長  異議なしと認めます。したがってそのように決定しました。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第108号については、これに同意することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○川口悟 議長  異議なしと認めます。したがって、議案第108号宝塚市教育委員会の委員任命につき同意を求めることについては、これに同意することに決定しました。  次に、日程追加についてお諮りします。  意見書案第33号から意見書案第35号までの以上3件を一括して日程に追加し、議題としたいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○川口悟 議長  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  意見書案第33号から意見書案第35号までの以上3件を日程に追加し議題とします。 △─────日程追加分─────  …………………………………………… 意見書案第33号 宝塚東高校エレベーター設置を求める意見書(案)の提出について 意見書案第34号 国に対し30人以下学級を行うことを求める意見書(案)の提出について 意見書案第35号 癌治療薬、認可を求める意見書(案)の提出について     …………………………………………… ○川口悟 議長  職員に朗読させます。 ◎長谷川鉄夫 事務局書記  (意見書案第33号、意見書案第34号、朗読) ◎福井康広 事務局書記  (意見書案第35号、朗読) ○川口悟 議長  朗読は終わりました。  お諮りします。  本件については、提案理由の説明を省略し、直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。
        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○川口悟 議長  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  ただいまから、意見書案第33号から意見書案第35号までの以上3件を一括して採決します。  お諮りします。  本件は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○川口悟 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。     ────閉  会──── ○川口悟 議長  お諮りします。  今期定例会に付議されました案件の審議はすべて終了しました。したがって、会議規則第7条の規定により、本日で閉会したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○川口悟 議長  異議なしと認めます。したがって、今期定例会は本日で閉会することに決定しました。  なお、閉会に先立って正司市長からあいさつしたいとの申し出がありますので、これを許可します。  正司市長。 ◎正司泰一郎 市長  (登壇)  お疲れのところまことに恐縮でございますが、閉会のごあいさつを申し上げます前に御報告を申し上げます。  去る9月11日にアメリカ合衆国で発生した卑劣な同時多発テロ事件に対し、13日に宝塚市民を代表して同国駐大阪・神戸総領事館のロバート・ルーダン総領事及び姉妹都市オーガスタ市のボブ・ヤング市長に見舞い状を送付いたしました。その後、オーガスタ市長から礼状が届くとともに、同市が実施している募金活動への協力要請があり、宝塚市から見舞金20万円を予備費から支出することといたしました。あわせて、市民から募金を募ることといたしております。  以上、御報告をいたします。  平成13年第4回市議会定例会の閉会に当たりましてごあいさつを申し上げます。  今回の定例市議会に御提案申し上げました各案件につきましては、いずれも慎重な御審議をいただき、それぞれ御決定を賜りましてまことにありがとうございました。委員長報告で賜りました御指摘、また本会議及び各委員会で議員各位から賜りました御意見、御要望等につきましては、今後、市政の執行に当たりまして十分配慮してまいりますので、なお一層の御協力を賜りますようお願い申し上げます。  議員各位におかれましては、何かと御多忙のことと存じますが、御自愛をいただきまして、市民福祉の向上と市政進展のため御活躍賜りますようお願い申し上げまして閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。 ○川口悟 議長  以上で、平成13年第4回宝塚市議会定例会を閉会します。  どうも、御苦労さんでした。   ───閉 会 午後 3時32分───           地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する                宝塚市議会議長     川 口   悟                宝塚市議会副議長    古 谷   仁                宝塚市議会議員     森 脇 保 仁                宝塚市議会議員     田 淵 靜 子...