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平成12年第 1回定例会−02月16日-目次
平成12年第 1回定例会−02月16日-01号

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  1. 宝塚市議会 2000-02-16
    平成12年第 1回定例会−02月16日-01号


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    平成12年第 1回定例会−02月16日-01号平成12年第 1回定例会                   応 招 議 員 1 開会当日応招した議員      石 倉 加代子            井 上   聖      井ノ上   均            江 原 和 明      大 庭 弘 義            小 倉   実      梶 本 克 一            金 岡 静 夫      川 口   悟            北 山 照 昭      草 野 義 雄            小 山 哲 史      後 藤   亘            芝   拓 哉      杉 本 和 子            田 上 多加夫      田 淵 靜 子            近 石 武 夫      野 尻 俊 明            馬 殿 敏 男      深 尾 博 和            藤 本 勝 巳      古 田 時 子            古 谷   仁      前 田 耕一郎            松 下 修 治      森 脇 保 仁            山 根   泰
         吉 岡   健            吉 見   茂 2 応招しなかった議員(なし)          平成12年第1回宝塚市議会定例会)会議録(第1日) 1.開  会  平成12年2月16日(水) 午前10時02分   開  議      同  日      午前10時02分   延  会      同  日      午前10時37分 2.出席議員(30名)        1番 井 上   聖             16番 江 原 和 明        2番 古 谷   仁             17番 芝   拓 哉        3番 田 淵 靜 子             18番 近 石 武 夫        4番 金 岡 静 夫             19番 深 尾 博 和        5番 山 根   泰             20番 川 口   悟        6番 石 倉 加代子             21番 藤 本 勝 巳        7番 森 脇 保 仁             22番 田 上 多加夫        8番 梶 本 克 一             23番 吉 見   茂        9番 野 尻 俊 明             24番 大 庭 弘 義       10番 前 田 耕一郎             25番 馬 殿 敏 男       11番 北 山 照 昭             26番 小 倉   実       12番 井ノ上   均             27番 杉 本 和 子       13番 草 野 義 雄             28番 小 山 哲 史       14番 松 下 修 治             29番 後 藤   亘       15番 古 田 時 子             30番 吉 岡   健 3.欠席議員(なし) 4.職務のため出席した事務局職員の職氏名   事務局長      兼 丸 秀 樹        議事調査課係長   長谷川 鉄 夫   次長        今 里 善 直        議事調査課係長   原 田   敏   議事調査課長    白 杉 幸 久        議事調査課     山 下 高 史   議事調査課副課長  長 澤 富美男        議事調査課     櫻 田 武 志 5.地方自治法第121条の規定により出席を求めた者の職氏名    ┌────────────┬───────┬────────────┬───────┐    │ 役        職 │ 氏   名 │ 役        職 │ 氏   名 │    ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤    │市長          │正 司 泰一郎│選挙管理委員会委員長  │阪 西 昌 公│    ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤    │助役          │矢 野 堯 久│教育委員会委員     │馬 殿 禮 子│    ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤    │助役          │坂 上 元 章│教育長         │衣 川 和 夫│    ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤    │収入役         │樋 口   健│監査委員        │松 原 成 介│    ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤    │企画財務部長      │石 田 英 司│農業委員会会長     │中 奥 光 治│    ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤    │財務担当部長      │中小路 昌 弘│水道事業管理者     │松 浦   保│    ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤    │総務部長        │藤 本 勝 也│消防長         │古 村 宏太郎│    ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤    │市民部長        │門 元   稔│管理部長        │中 谷   保│    ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤    │環境経済部長     │釜 本 孝 彦│指導部長        │和 久 有 彦│    ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤    │健康福祉部長      │福 本 芳 博│社会教育部長      │宮 先   昇│    ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤    │            │       │選挙管理委員会     │       │    │市立病院事務局長    │谷 口 泰 正│            │喜 多 嘉 安│    │            │       │事務局長        │       │    ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤    │            │       │監査委員公平委員会  │       │    │都市整備部長      │北 方 武三郎│            │市 橋 忠 温│    │            │       │事務局長        │       │    ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤    │建築指導担当部長    │坂 井   豊│総務部次長       │松 下   哲│    ├────────────┼───────┼────────────┴───────┘    │都市復興部長      │田 中 敬 三│    ├────────────┼───────┤    │道路部長        │江 川 正 雄│    ├────────────┼───────┤    │下水道部長       │島 上 隆 博│    └────────────┴───────┘ 6.議事日程  次ページに記載 7.本日の会議に付議した事件  ・議事日程表のとおり 8.会議のてんまつ(速記録)  ───開 会 午前10時02分───   ─────開    会───── ○梶本克一 議長  ただいまから平成12年第1回宝塚市議会定例会を開会します。  ───開 議 午前10時02分─── ○梶本克一 議長  直ちに本日の会議を開きます。    ─────会期決定───── ○梶本克一 議長  会期についてお諮りします。  今期定例会会期は、本日から3月23日までの37日間としたいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○梶本克一 議長  異議なしと認めます。  したがって、会期は37日間と決定しました。  ─────会議録署名議員指名───── ○梶本克一 議長  次に、会議規則第122条の規定により会議録署名議員を指名します。  12番井ノ上均議員、14番松下議員、以上両議員にお願いします。  ただいまから日程に入ります。  日程第1、議案第1号から議案第13号までの平成12年度宝塚市一般会計予算並びに各特別会計予算等の以上13件を一括して議題とします。
    △─────日程第1─────  …………………………………………… 議案第 1号 平成12年度宝塚市一般会計予算 議案第 2号 平成12年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費予算 議案第 3号 平成12年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設予算 議案第 4号 平成12年度宝塚市特別会計農業共済事業費予算 議案第 5号 平成12年度宝塚市特別会計用品調達費予算 議案第 6号 平成12年度宝塚市特別会計交通災害共済事業費予算 議案第 7号 平成12年度宝塚市特別会計公共下水道事業費予算 議案第 8号 平成12年度宝塚市特別会計老人保健医療事業費予算 議案第 9号 平成12年度宝塚市特別会計宝塚駅前地区市街地再開発事業費予算 議案第10号 平成12年度宝塚市特別会計介護老人保健施設予算 議案第11号 平成12年度宝塚市特別会計介護保険事業費予算 議案第12号 平成12年度宝塚市水道事業会計予算 議案第13号 平成12年度宝塚市病院事業会計予算     …………………………………………… ○梶本克一 議長  正司市長より平成12年度施政方針についての説明を求めます。  正司市長。 ◎正司泰一郎 市長  (登壇)  皆さん、おはようございます。  平成12年第1回宝塚市議会の開会に当たりまして、宝塚市のますますの発展と21万市民の幸せを祈念いたしますとともに、議員各位の御健勝を心からお喜び申し上げ、日ごろの御精励に深く感謝を表する次第であります。  本日、ここに平成12年度予算案及び諸案件を提出するに際し、本年度における市政運営に関する私の所信と予算の大要を申し述べまして、議員各位を初め、市民の皆様の御理解と御支援を賜りたいと存じます。  平成12年度は、私が市政を担当して以来、早くも10年目の年を迎え、ひとしお、その重責を感じるところであります。  私はこの間、市政の推進に当たりましては、快適都市の創造、共生社会の創造、新しい宝塚文化の創造、災害に強い都市の創造を推進目標に掲げ、これらの実現に当たっては、参加と共生、対話と信頼、改革と前進を市政運営の基本姿勢としてまいりました。  そして昨年、第3期目の市政を担うに当たり、これからのまちづくりの視点を人と町と暮らしの美しさに置き、いつまでも住み続けたい定住都市、幾度も訪れたい集客都市を目指すことといたしました。今後もこれらを引き続き堅持し、これまで先人が築き上げてこられた輝かしい宝塚市に限りない愛情と情熱を注いでまいります。  さて、本年2000年は新しい千年期の幕あけであり、次の世紀の前年に当たる記念すべき年であります。本市にとっては、将来都市像を「水と緑とふれあいのまち宝塚」とした第3次総合計画の最終年度であると同時に、第4次総合計画を策定する年に当たります。  新しい世紀に移ろうとするときに、私たちは我が町の未来に向けて、あすを担う世代に対して何ができるか、何をしなければならないかを考えなければなりません。あの忌まわしい大震災から5年を経て、21世紀の成熟社会を見据えた創造的復興を果たさなければなりません。  また、本年は高齢社会の根幹となる介護保険制度が、いよいよ実施される年であります。本市は、多くの関係者の御尽力を得て先駆的な準備をしてまいりました。制度の実施に当たっては、その成果を発揮するために万全を尽くさなければなりません。  一方、ますます厳しさを増す財政状況の中にあって、多様化し複雑化する行政需要にこたえていくためには、時代の潮流を見通す確かな目と勇気ある行動力を持って、より一層行財政改革を推進していかなければなりません。私は、このような取り組みを通して、市民が誇りとする真に美しい宝塚市を実現するため、全力で取り組んでまいります。  過日、各界有識者からなる21世紀日本の構想懇談会は、日本フロンティア日本の中にあるとし、21世紀の最大の課題は日本及び日本人の中に潜むすぐれた資質、才能、可能性に光を当て、開花させることに日本の将来のかぎが潜んでいると提言しました。これは私が、かねがね考えておりました、まちづくりは、夢づくり、誇りづくり、人づくりに通じるものであります。そこに住む人々が、自分たちのまちに夢と誇りを持つことができれば幸せであり、すばらしいことであります。  そこで私は、まちづくりを通して夢を実現し、誇りに思える心を高め、郷土愛をはぐくんでいく取り組みとして、我が町から学ぶまちづくり、夢づくり、誇りづくり、人づくりの4つの挑戦を掲げます。  今日の我が国は、その未来を切り開く理想的な思想をどこか他の世界から求めることは、もはやあり得ず、私たちみずからが新しい道を切り開いていかなければならない状況にあります。今から約100年前、我が国が欧米先進国に追いつけ、追い越せと懸命になっていたとき、イギリス設計家アイウィンは、エベネザー・ハワードの提唱する理想都市、田園都市の原風景を幕末の江戸のまちや暮らしに求めていました。また明治23年に来日し、松江や神戸にも住んだラフカディオ・ハーンは、その著書の中で、日本のすばらしさを世界に初めて紹介しております。これらは、明治以来今日まで私たちがひたすら探し求めていた幸せの青い鳥が、実は身近なところにいたことを示唆するものであります。  私は本市の将来を考えるとき、他の都市がこうしてきたからとか、あの都市のようになりたいとかというのではなく、我がまちであればこそできること、我がまちでないとできないことを創造していかなければならないと考えます。  そのためには、本市が持っているポテンシャルを正しく検証し、生かすことが肝要であります。それは、先人が営々と築き上げてきた自然環境や豊かな生活文化をはぐくんできたまちづくりの成り立ちや、それらを支えてきたすぐれた英知とエネルギーを持つ市民から学ぶことであります。私はまちづくりの基本を我がまちから学ぶまちづくりに置き、果敢に挑戦してまいります。  私たちは今、21世紀を目前にし、まさに歴史的な節目に生きております。将来の我がまちの夢を描き、それらを語り合い、その実現を目指し新しい世紀の扉を開くという役割を担っております。  私はこれからのまちづくりは、成長、拡大、そして利便性、効率性、経済性を重視したまちづくりではなく、子供高齢者障害者もだれもが、また身近な緑から地球環境に至るまで命あるものすべての安心と安全をとうとび、その豊かな営みを大切にした、にぎわいと活力あるヒューマンサイズのまちづくりでなければならないと考えます。  人間性豊かなまなざしによってデザインされたさまざまな施設があるまちづくりこそ、大震災から21世紀都市への再生を果たしていく創造的復興のあかしになると確信するものであります。そのような、人に、地球に優しいまちづくりの夢を描き、実現を目指した夢づくりに挑戦してまいります。  我がまちには、誇りとするものが数多くあります。それは、恵まれた自然であり、歴史的な遺産文化であり、さまざまな観光集客施設、高質な住環境などであります。こうした誇りに思えるものを多く持っていることは、幸せであります。私たちは、先人が残してくれた我が町の誇りを大切にし、より高めていくと同時に、私たち自身も子孫のために未来に引き継げる新しい誇りづくりを進めていかなければなりません。  新しい誇りづくりとは、我がまちの特色を生かした、我がまちならではの魅力的な施設づくりであり、優しさと思いやりの心づくりであります。それが、新しい宝塚文化であります。  魅力にあふれたコンパクトなまち、常に新しい発見や楽しみのあるまちには、人々が集い、にぎわいと活力に満ち、そして新しい文化が生まれてきます。また優しさと思いやりの心からも、誇りが生まれます。我が町では介助犬シンシアが、障害を持つ人を介助し、その人の人生をより豊かなものにしております。その介助犬の活躍が市民の心に温かい灯をともし、福祉の輪が広がっていることは、我がまちにとって大きな誇りであります。  私は市民の生きがいづくり、幸せづくりを目指して、我がまちの誇りづくりに挑戦してまいります。  21世紀は、知識や知恵を新たに創造したり、使いこなしたりすることによって生み出される価値がより重要となる多様な知恵の社会であると言われております。今世紀が、組織の世紀であったとすれば、次の世紀は、個人の世紀になるだろうと言われております。それは、個人組織や集団の中に埋没する社会ではなく、個人の独創性や多様性が尊重される社会であります。  私は新しい時代は個人が輝き、個人の力がみなぎってくる社会でなければならないと考えます。一人一人が幸せを願う心が社会を動かし、生活者の視点が人に優しいまちをはぐくみ、そして人々の活動がまちの活力を生み出します。まさに、人がまちをつくるのであります。まちづくりの基本である、市民行政協働関係や役割分担を進めるに当たっては、市民の英知と意欲が必要であります。私は、人々がまちづくりやボランティア活動に携わり、新しい感動を生み出し、生きがいや幸せを高める人づくりに挑戦してまいります。  私はこれら4つの挑戦に臨むに当たり、本年度の重点課題を次に掲げ、積極的に取り組んでまいります。  まず第1は、震災復興であります。  市街地再開発事業等の復興事業につきましては、全国からの温かい御支援や市民の懸命な努力により、震災復興計画に基づき順調に進んでまいりました。復興を進めるに当たって、単に震災前の姿に戻すというのではなく、さきに述べました創造的復興のあかしとなる21世紀のまちづくりに向けて、引き続き全力で取り組んでまいります。  小説家、瀬戸内寂聴さんは、人は忘却という能力を神仏から授かって生まれている。しかし、人間には絶対忘れてはならないこともある。戦争の悲惨や天災の被害、恩ある人の思い出などは、決して忘却のかなたへ押しやってしまうものではないと語っています。私は震災から5年を経たこの機会に、改めて被災体験を思い起こし風化させることなく、未来に引き継いでまいりたいと考えております。  第2は、行財政改革の推進であります。  本年4月には、いわゆる地方分権一括法施行され、いよいよ地方分権の推進が実行段階を迎えました。個人の世紀と言われる21世紀は、同時に地方の時代であります。個人同様、地方も独創性や多様性が問われる時代であります。その地方の時代に対応するためには、本市の将来を見据えた行財政システムを確立し、目まぐるしく変化する社会経済情勢にスピーディーに対応していかなければなりません。  現下の本市の財政状況は、景気の低迷、制度減税等の影響により、歳入の根幹である市税収入が大幅に落ち込む一方、震災復旧、復興事業関連の市債償還が本格化するなどにより、財政の硬直化が一段と進みました。  そこで、この事態に対応するため、本年度が計画の最終年度となる行財政改革推進計画、並びに昨年に策定しました行財政改革行動計画の推進に全力を挙げて取り組むとともに、行政評価システムの導入、行財政の構造的改革を推進し、行財政全般にわたるスリム化を図ってまいります。  第3は、第4次総合計画の策定への取り組みであります。  私は、第3次総合計画の初年度から市政を担ってまいりましたが、本年度は、いよいよその最終年度を迎えることとなりました。この間、議員各位並びに市民の御協力を得て、一部を除き、ほぼ順調に達成できました。そしてこのたび、21世紀の冒頭、平成13年度を初年度とする第4次総合計画を策定することになりました。  私は、第4次総合計画の策定に当たっては、本市の良好な都市イメージの背景である都市の美しさに着目し、豊かな自然環境都市景観を守り育てていくとともに、市民一人一人の暮らしや生き方を大切にし、人生の質を高めるための計画づくりを進めてまいります。計画づくりに当たっては、市民アンケートやまちづくり地域フォーラム、市民100人委員会、女性ボードなどからいただいた英知を結集し、積極的に取り組んでまいります。  第4は、「コミュニティーの年」への取り組みであります。  私はまちづくりを推進していく上で、市民の参画と実践が不可欠であると考え、その仕組みづくりを積極的に進めてまいりました。その結果、市内すべての小学校区でまちづくり協議会が発足し、それぞれの地域で活発な活動が展開されております。さらに、第4次総合計画地域別計画づくりに向けて、まちづくり地域フォーラムや地域創造会議が市内の7範域ごとに開催され、多くの市民から貴重な意見や提言をいただきました。地域のコミュニティー団体においては、地域の未来は地域で考えようという自主的な取り組みや、地域が誇れる新しい文化をつくろうという催し、さらには暮らしを助け合い、支え合う福祉活動などが積極的に行われています。  私はこれからも、こうした地域の活動を支援するとともに、コミュニティー団体行政、コミュニティー団体同士が交流連携できる仕組みづくりに鋭意取り組んでまいります。  さらに健康への関心が高まり、地域の身近なところで手軽にできるスポーツや、世代間交流ができるスポーツを望む市民の声が多くなってきました。スポーツを通じて健康づくりや生きがいづくりを推進し、同時に地域のコミュニティー活動の一層の強化を図るために、コミュニティー団体が行うスポーツ活動を積極的に支援してまいります。  第5は、広域行政への取り組みであります。  近年、市民生活圏経済圏、文化圏は、行政の枠組みを越えて広範な広がりと深まりを見せてまいりました。このような状況にあって、今後のまちづくりは、これまでの行政の枠組みにとどまらず、より一層実効性のある広域連携が求められております。  また、国を初め経済界、マスコミ等においても、地方分権に対応できる行政の枠組みのあり方について、幅広く意見や提言、報告がなされております。  私はこれらの状況を踏まえ、広域連携のあり方については地域みずからが主体的に研究、検討していくことが必要であると強く認識しております。このため、猪名川と武庫川の2大河川の流域に位置し、歴史的、文化的、経済的にも結びつきが深い本市を含む伊丹市、川西市猪名川町の3市1町で(仮称)阪神北部広域行政研究会を設置することに賛同いたしました。  今後、この研究会において、21世紀の理想的なまちや地域のあり方、行政の枠組みにとらわれない広域連携のあり方などについて、幅広く研究を進めてまいります。あわせて広域連携により、住民福祉を増進し活力と魅力にあふれたまちづくりに取り組んでまいります。  以上、平成12年度における市政の運営に当たり、まちづくりに対する私の所信を述べましたが、以下、その実施に向けた予算の対応について御説明申し上げます。  まず、編成方針についてでありますが、本市においては、平成12年度は、平成11年度に引き続き市税が減少するとともに、公債費は、震災復旧、復興事業の市債償還が本格化することなどから財政の硬直化が避けられない状況にあります。  このため財政健全化に留意し、財源の確保に最大限の努力を払うとともに、経費の節減、効率化を徹底し、限られた財源で最大の効果を発揮するよう市民の皆様にも御理解、御協力を得ながら一層行財政改革に取り組み、事務事業の見直し、施策の選択等を図ることにより、地方分権の推進が実行の段階を迎える中で、簡素で効率的な行政システムにより諸施策の推進を図ることを目指し、編成をしたものであります。  このような厳しい財政状況のもと、介護保険制度の実施に万全を期すとともに、21世紀に向けて新たに情報化、少子・高齢化、環境対応等の基盤を整備する発展基盤緊急整備事業等の活用や「コミュニティーの年」等の諸施策を展開することにより、安全で快適な市民生活の実現とともに本市の特色を生かした魅力的な町の創造を図ってまいります。  また、平成11年度に引き続き、国の補助金の状況等により、平成11年度予算へ約14億4,000万円の前倒しを行っており、これらの適切、円滑な執行にも努めてまいりたいと考えております。  では、平成12年度予算案の主な事業について御説明を申し上げます。  最初に、「ゆとりとうるおいのある都市空間の創造をめざして──都市基盤の整備──」についてでありますが、土地利用といたしましては、用途地域の見直し等に伴う都市計画推進事業都市景観基本計画の見直し事業等を計上いたしております。  市街地の整備といたしましては、宝塚駅前地区第2工区、仁川駅前地区の市街地再開発事業のほか、密集住宅市街地整備促進事業、小林及び中筋JR南地区における土地区画整理事業等を引き続き進めるとともに、中筋JR北地区の事業認可、中筋JR南第2地区の事業化を図ります。  総合交通体系の確立といたしましては、バス運行要望地域の住民意向調査等を行うバス運行整備調査事業、道路バリアフリー化整備事業や阪急雲雀丘花屋敷駅エレベーター設置、超低床バス導入に対する補助等を計上いたしております。  道路の整備といたしましては、荒地西山線、市道3259号線、中筋山本線及び宝塚平井線等の県事業地元負担金事業、電線共同溝整備受託事業等の街路整備事業や生活道路整備事業等を計上いたしております。  緑化の推進と公園の整備といたしましては、(仮称)売布緑地整備事業、(仮称)末成第2公園整備事業、桜の名所づくり事業、花ランド・宝塚推進事業等を計上いたしております。  次に、「安全で快適な生活環境づくりをめざして──生活環境の向上──」についてでありますが、住環境の整備といたしましては、市営住宅建てかえ事業として(仮称)亀井第2住宅建設事業、特定優良賃貸住宅供給促進事業等を計上いたしております。  上下水道の整備といたしましては、市街地内の公共下水道汚水管布設の完了を目指す公共下水道建設事業、水のマスタープランの作成、浸水対策としての雨水管渠の整備事業等を計上いたしております。  環境衛生の推進といたしましては、ダイオキシン類排出低減対策事業、緑のリサイクル事業、ペットボトルリサイクル事業を引き続き推進するほか、環境に配慮した低公害車の導入を目的として、新たに天然ガスじんかい収集車等導入事業等を計上いたしております。  市民生活の安全確保といたしましては、防災倉庫整備事業、防火水槽整備事業、消防車両整備事業等の消防対策事業、武庫川水位監視設備事業、荒神川都市基盤河川改修事業等の防災対策事業及びチャイルドシート着用促進啓発事業、街路灯対策事業、自転車対策事業、道路交通安全施設整備事業等の交通安全対策事業等を計上いたしております。  次に、「健やかで生きがいのある地域社会づくりをめざして──福祉社会の実現──」についてでありますが、地域福祉の推進、福祉施策の充実といたしましては、ゴールドプラン関連として、特別会計介護保険事業費を設けるとともに、家事援助等サービス事業、高齢者介護予防拠点事業等の介護保険事業実施に伴う在宅高齢者生活支援事業、民間老人福祉施設整備助成事業、介護ファミリーサポートセンター事業等を計上し、障害者プラン関連として、障害者ホームヘルプサービス事業、身体障害者デイサービス運営事業、身体障害者デイサービスセンター整備事業、公共施設バリアフリー対策事業等を計上し、エンゼルプラン関連として、(仮称)山本西保育園新設整備事業、宝塚さくら保育園整備事業、民間保育所育成事業、児童館整備・運営事業、私立保育所・無認可保育所助成事業等を計上いたしております。  社会保険の充実といたしましては、障害者(児)医療費助成事業の拡充等を計上いたしております。  保健医療の充実といたしましては、健康センターにおける健康増進事業及び増床事業が完了し、480床となる病院事業会計補助金等を計上するとともに、介護保険制度導入に伴い特別会計老人保健施設費を特別会計介護老人保健施設費に改めております。  次に、「ゆたかな心と創造性を育む生涯学習社会の形成をめざして──生涯学習社会の実現──」についてでありますが、生涯学習体制の確立といたしましては、市民の高度化する学習ニーズに対応するため大学公開講座、パソコン講座事業等を計上いたしております。  学校教育の充実といたしましては、長尾南幼稚園園舎等整備事業、宝塚第一小学校、仁川小学校校舎等改築事業、校舎等改修事業、エレベーター設置事業、暖房化整備事業、特別教室空調整備事業、トイレ改修工事、開かれた特色ある学校づくり推進事業教育コンピューター導入事業、学校給食施設のドライシステム化事業等を計上いたしております。  社会教育の充実といたしましては、中央公民館における情報学習室整備事業等を計上いたしております。  青少年の健全育成といたしましては、子ども議会開催事業等を計上いたしております。  女性の社会地位の向上といたしましては、女性センター事業として、女性問題相談事業、OA講座事業、女性プラン推進フォーラム事業等を計上いたしております。  また、人権啓発推進事業として、外国人市民人権啓発冊子作成事業等を計上いたしております。  次に、「個性ゆたかな文化の薫り高いまちづくりをめざして──市民文化育成──」についてでありますが、市民文化の振興といたしましては、(仮称)小浜郷土制作工房館整備事業、文化振興財団補助事業等を計上いたしております。  国際理解、交流の推進といたしましては、異文化相互理解事業、(仮称)外国人市民懇談会事業等を計上いたしております。  市民スポーツの振興といたしましては、社会体育振興事業、総合型地域スポーツクラブ育成モデル事業等を計上いたしております。  次に、「にぎわいと活力にあふれた都市づくりをめざして──産業の振興──」についてでありますが、商業近代化といたしまして、起業育成や新製品開発を支援するための新事業創出総合支援事業等を計上いたしております。  観光の振興といたしましては、温泉利用施設建設事業、観光噴水建設事業負担金、阪神・淡路百名所づくり事業等を計上いたしております。  中小企業育成と活性化といたしましては、中小企業者に利子補給等を行う商工振興緊急支援事業、中小企業振興資金融資斡旋預託事業等を計上いたしております。  このほか商工業の振興等といたしまして、産業振興支援貸付事業、中心市街地商業等活性化事業等を計上いたしております。  農業育成といたしましては、圃場整備事業(仮称)長谷牡丹園設置事業、(仮称)園芸流通センター事業、園芸振興事業等を計上いたしております。  消費生活の安定と向上といたしましては、消費生活センター事業等を計上いたしております。  勤労者福祉の向上といたしましては、障害者の職場定着を支援する障害者職場定着支援事業等を計上いたしております。  次に、「自治と連帯による開かれた市民社会づくりをめざして──計画の実現──」についてでありますが、コミュニティーの形成といたしましては、先ほども述べましたとおり「コミュニティーの年」として、地域活動の活性化を図るコミュニティー活動推進事業自治会館・共同利用施設整備事業等を計上いたしております。  身近な市政の推進といたしましては、(仮称)園芸流通センターとの複合施設である長尾支所管理事業、コミュニティーFM放送事業等を計上いたしております。  広域行政の推進といたしましては、(仮称)阪神北部広域行政研究会負担金等を計上いたしております。
     執行体制といたしましては、これからのまちづくりの指針というべき、第4次総合計画策定事業、行政評価システム導入事業、情報ネットワークシステム理事業等を計上いたしております。  以上、新年度予算の主な事業について述べましたが、歳入歳出予算の総額は、一般会計759億3,000万円、特別会計507億60万円、合計1,266億3,060万円となっております。  また、水道事業会計71億7,368万2,000円、病院事業会計111億7,254万1,000円、全会計を合わせた総額では、1,449億7,682万3,000円となっているところでございます。  本市を取り巻く財政環境は、今後さらに厳しさを増してまいりますが、財源の重点的、効率的配分を行うとともに、行財政改革に一層取り組み、住みよい、災害に強いまちづくりを推進していく所存であります。  何とぞ議員各位におかれましては、慎重に御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○梶本克一 議長  施政方針についての説明は終わりました。  お諮りします。  本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○梶本克一 議長  異議なしと認めます。したがって、本日の会議は延会することに決定しました。  なお、次の会議は、来る2月29日午前10時から開きます。  本日はこれで延会します。  ───延 会 午前10時37分───...