宝塚市議会 1999-03-23
平成11年第 2回定例会−03月23日-01号
平成11年第 2回定例会−03月23日-01号平成11年第 2回定例会
応 招 議 員
1 開会当日応招した議員
井ノ上 均 江 原 和 明
小 倉 実 大 庭 弘 義
岡 田 進 梶 本 克 一
川 口 悟 北 山 照 昭
草 野 義 雄 小 坂 正 春
小 山 哲 史 芝 拓 哉
杉 本 和 子 田 上 多加夫
近 石 武 夫 塚 本 寿 一
中 辻 浄 野 尻 俊 明
馬 殿 敏 男 広 田 陽 子
深 尾 博 和 藤 本 勝 巳
古 谷 仁 前 田 耕一郎
松 岡 幸 右 松 崎 哲 育
松 下 修 治 村 上 正 明
吉 岡 健 吉 見 茂
2 応招しなかった議員(なし)
平成11年第2回
宝塚市議会(定例会)会議録(第1日)
1.開 会 平成11年3月23日(火) 午前10時54分
開 議 同 日 午前10時54分
散 会 同 日 午前11時37分
2.出席議員(30名)
1番 広 田 陽 子 16番 川 口 悟
2番 草 野 義 雄 17番 前 田 耕一郎
3番 松 下 修 治 18番 塚 本 寿 一
4番 江 原 和 明 19番 田 上 多加夫
5番 芝 拓 哉 20番 村 上 正 明
6番 近 石 武 夫 21番 古 谷 仁
7番 杉 本 和 子 22番 松 岡 幸 右
8番 松 崎 哲 育 23番 中 辻 浄
9番 井ノ上 均 24番 小 倉 実
10番 野 尻 俊 明 25番 梶 本 克 一
11番 小 山 哲 史 26番 吉 岡 健
12番 大 庭 弘 義 27番 小 坂 正 春
13番 吉 見 茂 28番 北 山 照 昭
14番 馬 殿 敏 男 29番 岡 田 進
15番 深 尾 博 和 30番 藤 本 勝 巳
3.欠席議員(なし)
4.職務のため出席した
事務局職員の職氏名
事務局長 中 野 暁 夫
議事調査課係長 高 谷 秀 昭
次長 今 里 善 直
議事調査課係長 原 田 敏
議事調査課長 藤 森 求
議事調査課 山 下 高 史
議事調査課副課長 長 澤 富美男
議事調査課 櫻 田 武 志
5.
地方自治法第121条の規定により出席を求めた者の職氏名
┌────────────┬───────┬────────────┬───────┐
│ 役
職 │ 氏 名 │ 役
職 │ 氏 名 │
├────────────┼───────┼────────────┼───────┤
│市長 │正 司
泰一郎│選挙管理委員会委員長 │廣 橋 正 一│
├────────────┼───────┼────────────┼───────┤
│助役 │矢 野 堯
久│教育委員会委員 │小 西 孝 彦│
├────────────┼───────┼────────────┼───────┤
│助役 │坂 上 元
章│教育長 │衣 川 和 夫│
├────────────┼───────┼────────────┼───────┤
│収入役 │樋 口
健│監査委員 │松 原 成 介│
├────────────┼───────┼────────────┼───────┤
│ │ │農業委員会会長 │ │
│企画財務部長 │石 田 英
司│ │中 奥 光 治│
│ │ │職務代理者 │ │
├────────────┼───────┼────────────┼───────┤
│財務担当部長 │中小路 昌
弘│水道事業管理者 │松 浦 保│
├────────────┼───────┼────────────┼───────┤
│総務部長 │藤 本 勝
也│消防長 │古 村 宏太郎│
├────────────┼───────┼────────────┼───────┤
│市民部長 │門 元
稔│管理部長 │中 谷 保│
├────────────┼───────┼────────────┼───────┤
│環境・経済部長 │釜 本 孝
彦│指導部長 │後 呂 公 一│
├────────────┼───────┼────────────┼───────┤
│健康福祉部長 │福 本 芳
博│社会教育部長 │宮 先 昇│
├────────────┼───────┼────────────┼───────┤
│ │ │選挙管理委員会 │ │
│市立病院事務局長 │谷 口 泰 正
│ │喜 多 嘉 安│
│ │ │事務局長 │ │
├────────────┼───────┼────────────┼───────┤
│ │ │監査委員・
公平委員会 │ │
│都市整備部長 │北 方
武三郎│ │平 塚 良 樹│
│ │ │事務局長 │ │
├────────────┼───────┼────────────┼───────┤
│建築指導担当部長 │守 屋
剛│総務部次長 │松 下 哲│
├────────────┼───────┼────────────┴───────┘
│都市復興部長 │田 中 敬 三│
├────────────┼───────┤
│道路部長 │土 師 康 弘│
├────────────┼───────┤
│下水道部長 │水 野
朔太郎│
└────────────┴───────┘
6.議事日程 次ページに記載
7.本日の会議に付議した事件
・
議事日程分
・請願第77号 「
周辺事態措置法案」に関する請願
・請願第78号
介護保険にかかわる請願
8.会議のてんまつ(速記録)
───開 会 午前10時54分───
─────開 会─────
○
松崎哲育 議長 おはようございます。
ただいまから平成11年第2回
宝塚市議会定例会を開会いたします。
───開 議 午前10時54分───
○
松崎哲育 議長 直ちに本日の会議を開きます。
日程に入る前に、
正司市長から発言の申し出がありますので、これを許可します。
正司市長。
───
市長あいさつ───
◎
正司泰一郎 市長 (登壇)
皆さんおはようございます。
本日ここに平成11年第2回
宝塚市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御健勝で御出席を賜りまして、厚く御礼申し上げます。
また、平素は
市民福祉の向上と市政進展のために御精励を賜っておりますことに対しまして、心から敬意を表するものでございます。
今回の
定例市議会には、さきに御案内のとおり、
補正予算案などの諸議案を提出いたしておりますので、よろしく御審議をいただきまして、それぞれ御決定を賜りますようお願い申し上げます。
さて、私はこのたびの市長選挙において、幅広い市民の皆様の御支持をいただき、三度、市政を担当させていただくことになりました。改めてその責任の重大さに身の引き締まる思いがいたしております。この上は新たな決意と情熱を持って、市民が主役の心豊かな市民生活の実現に向けて、「参加と共生」、「対話と信頼」、「改革と前進」を基本姿勢とし、「人と町と暮らしが美しい宝塚」を目指します。
そして、「美しい
造形庭園都市」として、美しい武庫川の流れと六甲・長尾の山並みを生かした優良な住環境をつくる
都市基盤整備。「美しい文化・
福祉都市」として、
芸術文化活動が根づいた
まちづくり、健康で生きがいのある
地域社会づくり。「美しい活力都市」として、市民参加と改革により活力とにぎわいのあふれた
まちづくりを進めてまいります。
今後の市政運営に当たりましては、21万市民の幸せと本市のますますの発展に向けて、全身全霊を注いでまいる所存でありますので、今後とも何とぞ格別の御支援、御協力を賜りますよう心よりお願い申し上げる次第でございます。
なお、この機会に閉会中の主な事項について御報告を申し上げます。
去る平成11年2月10日に
アメリカ合衆国が行った6回目の臨界前核実験に対しまして、同日付け文書をもって
アメリカ合衆国大統領あてに
同国大使館を通じて抗議するとともに、今後一切の核に関する実験を中止するよう強く申し入れをいたしました。
次に、
新聞報道等でもありましたとおり、市内の一法人に対し、
大阪国税局から追徴課税の更正処分が行われたことを受け、本市の
法人市民税において、還付の要が生じたため、予備費から1億3,606万2,000円を流用し、3月12日に2億2,686万7,300円を還付いたしました。
最後になりますが、平成11年3月15日午後3時17分ごろ、
市内山本中2丁目5番地宅において、下校中の児童1名が、折からの降雨によって増水していた水路に足を滑らせ転落し、そのまま水路の暗渠に吸い込まれ、約300メートル下流の菱池まで流される事故が発生いたしました。
この通報を受け出動した
東消防署救急第2隊長、藏野正夫氏は現場において、部下隊員に支援活動を下命後、切迫した状況下であったため、直ちにフェンスを乗り越え、池に飛び込み、溺れていた児童を確保した上、引き返そうとしましたが、何らかの身体的な原因により水没し、溺死に至りました。まさに壮絶な殉職を遂げたものであります。
ここに御報告申し上げ、
藏野指令長の御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族に対しまして、心からお悔やみを申し上げる次第であります。
なお、事故に遭った児童は別の隊員により、無事救助されております。
以上、御報告申し上げます。
─────会期決定─────
○
松崎哲育 議長 会期についてお諮りします。
今期定例会の会期は、本日から3月30日までの8日間としたいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
松崎哲育 議長 異議なしと認めます。
したがって、会期は8日間と決定しました。
────
会議録署名議員指名─────
○
松崎哲育 議長 次に、会議規則第122条の規定により
会議録署名議員を指名します。
24番小倉議員、25番梶本議員、以上、両議員にお願いします。
ただいまから日程に入ります。
日程第1、議案第14号から議案第20号まで、議案第23号から議案第26号まで、議案第42号及び議案第43号の以上13件を一括して議題とします。
△─────日程第1─────
……………………………………………
議案第14号 平成10年度宝塚市
一般会計補正予算(第5号)
議案第15号 平成10年度宝塚市
特別会計国民健康保険事業費補正予算(第4号)
議案第16号 平成10年度宝塚市
特別会計国民健康保険診療施設費補正予算(第4号)
議案第17号 平成10年度宝塚市
特別会計農業共済事業費補正予算(第2号)
議案第18号 平成10年度宝塚市
特別会計公共下水道事業費補正予算(第4号)
議案第19号 平成10年度宝塚市
特別会計宝塚駅前地区市街地再
開発事業費補正予算(第4号)
議案第20号 平成10年度宝塚市
特別会計老人保健施設費補正予算(第2号)
議案第23号
宝塚市立病院増築基金条例を廃止する条例の制定について
議案第24号 職員の勤務時間その他の
勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第25号 宝塚市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第26号 宝塚市
福祉事務所設置条例等の一部を改正する条例の制定について
議案第42号 丹波少年自然の
家事務組合を組織する
地方公共団体の数の増減及び丹波少年自然の
家事務組合規約の変更に関する協議について
議案第43号 兵庫県
市町村職員退職手当組合を組織する
地方公共団体の数の増減及び兵庫県
市町村職員退職手当組合規約の変更に関する協議について
(
総務常任委員会付託)
……………………………………………
○
松崎哲育 議長
提案理由の説明を求めます。
正司市長。
◎
正司泰一郎 市長 (登壇)
議案第14号から議案第20号まで、及び議案第23号から議案第26号まで、並びに議案第42号及び議案第43号の以上13議案につきまして、一括して
提案理由を御説明申し上げます。
まず、議案第14
号一般会計補正予算(第5号)につきましては、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ4億8,300万円を追加し、補正後の
歳入歳出予算の総額をそれぞれ826億8,700万円とするもので、款項の区分ごとの
補正金額は第1表のとおりであります。
また、第2表には継続費の補正を、第3表には
繰越明許費の補正を、第4表には
債務負担行為の補正を、第5表には地方債の補正をそれぞれ計上いたしております。
歳出予算の主なものは、
児童福祉施設用地買収費、
ダイオキシン類排出低減対策工事費、
道路新設改良用地買収費、市営(仮称)亀井第二
住宅用地買収費等を増額する一方、
勤労者住宅資金融資斡旋預託金、
優良建築物等整備事業補助金、
密集住宅市街地整備促進事業費等を減額しようとするものであります。
次に、
歳入予算の主なものは、市税、
ダイオキシン類排出低減対策としての
廃棄物処理施設整備事業費補助金、
公営住宅等供給促進緊急助成事業費補助金、
一般寄附金等を増額する一方、
優良建築物等整備事業補助金、
密集住宅市街地整備促進事業補助金、
勤労者住宅資金融資斡旋制度預託金、
償還金収入等を減額しようとするものであります。
第2表、継続費の補正では、
ダイオキシン類排出低減対策としての、
排ガス高度処理施設整備事業について変更を行い、第3表、
繰越明許費の補正では、
地域情報化推進事業外13件を追加し、
介護保険事務処理システム開発事業外2件について変更を行い、第4表、
債務負担行為の補正では、宝塚市
中小企業振興事業災害特別資金等の期間の変更を行い、第5表、地方債の補正では、
防災施設整備事業債外2件を追加し、
清掃施設整備事業債外12件について所要の補正を行おうとするものであります。
次に、議案第15
号特別会計国民健康保険事業費補正予算(第4号)につきましては、歳出では
国民健康保険事業、
財政調整基金積立金、
既存システム改造委託料、
療養給付費負担金等返還金等を増額する一方、人件費、
療養給付費、
高額療養費、葬祭費、
老人保健医療費拠出金等を減額し、歳入では
介護保険事務電算処理システム開発事業費補助金、
療養給付費交付金、
一般会計からの繰入金、前年度からの
繰越金等を増額する一方、
国民健康保険税、
療養給付費等国庫負担金等を減額し、
歳入歳出予算の総額からそれぞれ2億1,320万円を減額し、補正後の
歳入歳出予算の総額を、それぞれ101億3,110万円とするものであります。
次に、議案第16
号特別会計国民健康保険診療施設費補正予算(第4号)につきましては、歳出では人件費、
医療材料費等を減額し、歳入では
一般会計からの
繰入金等を増額する一方、診療収入を減額し、
歳入歳出予算の総額から、それぞれ2,950万円を減額し、補正後の
歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億2,770万円とするものであります。
次に、議案第17
号特別会計農業共済事業費補正予算(第2号)につきましては、歳出では
人件費等を減額し、歳入では
事務費補助金を増額する一方、
一般会計からの繰入金を減額し、
歳入歳出予算の総額からそれぞれ200万円を減額し、補正後の
歳入歳出予算の総額をそれぞれ7,070万円とするものであります。
次に、議案第18
号特別会計公共下水道事業費補正予算(第4号)につきましては、歳出では
公共下水道管渠施設等工事費、
武庫川流域下水道建設事業費負担金等を増額する一方、人件費、
水洗便所改造資金貸付金、
流域下水道建設事業費負担準備基金積立金等を減額し、歳入では
公共下水道事業費負担金、
消費税還付金、
下水道事業債等を増額する一方、
流域下水道建設事業費負担準備基金利子、
一般会計からの
繰入金等を減額し、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億5,870万円を追加し、補正後の
歳入歳出予算の総額をそれぞれ104億3,360万円とするものであります。
また、第2表、継続費の補正では、
公共下水道建設事業について変更を行い、第3表、
繰越明許費では
公共下水道建設事業について新たに設定し、第4表、地方債の補正では、
公共下水道事業債外2件について変更を行おうとするものであります。
次に、議案第19
号特別会計宝塚駅前地区市街地再
開発事業費補正予算(第4号)につきましては、歳出では(仮称)花の
ミュージアム内装設計委託料、
施設建築物建設工事費、宝塚駅
歌劇場前線整備工事費等を増額する一方、消費税、人件費、
事業用地買収に伴う補償費、
市債償還金等を減額し、歳入では市街地再
開発事業費負担金及び補助金、市街地再
開発事業債、
一般会計からの
繰入金等を増額する一方、第1工区
事業用資産処分代金を減額し、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億5,810万円を追加し、補正後の
歳入歳出予算の総額をそれぞれ29億840万円とするものであります。
また、第2表、
繰越明許費の補正では、宝塚駅前地区市街地再
開発事業第2工区について変更を行い、第3表、地方債の補正では市街地再
開発事業債について変更を行おうとするものであります。
次に、議案第20
号特別会計老人保健施設費補正予算(第2号)につきましては、歳出では人件費、
老人保健施設運営委託料を減額し、歳入では
老人保健施設使用料、
一般会計からの繰入金を減額し、
歳入歳出予算の総額からそれぞれ1,880万円を減額し、補正後の
歳入歳出予算の総額をそれぞれ5億1,850万円とするものであります。
次に、議案第23
号宝塚市立病院増築基金条例を廃止する条例の制定についてでありますが、本基金は昭和63年度に
宝塚市立病院の増築及び増床事業に要する資金に充てるために設置したものでありますが、このたび事業が完了し、その
基金設置の目的が達成されたため、今回条例を廃止しようとするものであります。
次に、議案第24号職員の勤務時間その他の
勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本件は育児休業、
介護休業等、育児または
家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部改正に伴い、条例の一部を改正しようとするものであります。
その主な内容は、深夜勤務の制限について、育児または
家族介護を行う職員から請求のある場合には、公務の正常な運営を妨げる場合を除き、深夜勤務をさせてはならない旨の規定の整備を行い、また、超過勤務の制限についても育児または
家族介護を行う職員から請求のある場合には、上限となる時間数を規制する措置が
人事院規則により講ぜられたことに配慮して、深夜勤務の制限と同様に規定の整備を行うものであります。
次に、議案第25号宝塚市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本件は
児童福祉法施行令等の一部改正及び雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律の一部改正に伴い、条例の一部を改正しようとするものであります。
その主な内容は、
児童福祉法施行令等の一部改正により、平成11年4月1日から保母が保育士に改められるため、規定の整備を行うものであります。
また、雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律の一部改正により、女性を排除したり女性を不利に取り扱うことはもとより、女性のみや女性を優遇する取り扱いについても、女性の職域の固定化や男女の仕事を分離することにつながり、女性に対する
差別的効果を有するという見地から、平成11年4月1日から原則として禁止されることになり、規定の整備を行うものであります。
次に、議案第26号宝塚市
福祉事務所設置条例等の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本件は本年4月1日から施行される精神薄弱の用語整理のための関係法律の一部を改正する法律において、精神薄弱の用語が知的障害に改められることを受け、宝塚市
福祉事務所設置条例を初め、7条例について用語の整理を行おうとするもであります。
次に、議案第42号丹波少年自然の
家事務組合を組織する
地方公共団体の数の増減及び丹波少年自然の
家事務組合規約の変更に関する協議についてでありますが、本件はこのたび平成11年4月1日を期して、丹波少年自然の
家事務組合を組織する
地方公共団体のうち、篠山町、西紀町、丹南町、及び今田町が合併し、新しく篠山市を設置することになり、当該4町が組合から脱退し、篠山市が新たに組合に加入しようとするため、
地方自治法第286条の規定に基づき、議会の議決を得ようとするものであります。
次に、議案第43号兵庫県
市町村職員退職手当組合を組織する
地方公共団体の数の増減及び兵庫県
市町村職員退職手当組合規約の変更に関する協議についてでありますが、本件は当該組合を組織する
地方公共団体等の変更に伴い、当該規約の一部を変更するため、
地方自治法第286条第1項及び第290条の規定に基づき議会の議決を得ようとするものであります。
以上、13件についてよろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○
松崎哲育 議長
提案理由の説明は終わりました。
お諮りします。
本件については、質疑を省略して直ちに
総務常任委員会に付託の上、審査したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
松崎哲育 議長 異議なしと認めます。
したがって、そのように決定しました。
日程第2、議案第27号から議案第31号まで及び議案第44号の以上6件を一括して議題とします。
△─────日程第2─────
……………………………………………
議案第27号 宝塚市立生活館条例を廃止する条例の制定について
議案第28号 宝塚市立在宅介護支援センター条例の一部を改正する条例の制定について
議案第29号 宝塚市立健康センター条例の一部を改正する条例の制定について
議案第30号 宝塚市立スポーツセンター設置管理条例の一部を改正する条例の制定について
議案第31号 宝塚市立歴史民俗資料館条例の一部を改正する条例の制定について
議案第44号 阪神中央伝染病院事務組合の解散及び財産の処分に関する協議について
(文教厚生常任委員会付託)
……………………………………………
○
松崎哲育 議長
提案理由の説明を求めます。
正司市長。
◎
正司泰一郎 市長 (登壇)
議案第27号から議案第31号まで及び議案第44号の以上6議案につきまして、一括して
提案理由を御説明申し上げます。
まず、議案第27号宝塚市立生活館条例を廃止する条例の制定についてでありますが、本件は美幸生活館について、地元自治会と協議を重ねてまいりましたところ、事業目的は達成されたとの合意に至りましたので、当生活館を廃止しようとするものであります。
次に、議案第28号宝塚市立在宅介護支援センター条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本件は日常生活を営むのに支障のある高齢者等に対し、総合的な相談及び支援を行うことを目的として、4月にオープンする安倉在宅介護支援センターの設置に関し、その名称及び位置等を定めるため、条例の一部を改正しようとするものであります。
次に、議案第29号宝塚市立健康センター条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本件は健康センターにおいて実施している各種がん検診に大腸がん検診を追加実施しようとするものであり、またこれにあわせて条例に所要の整備を加えようとするものであります。
次に、議案第30号宝塚市立スポーツセンター設置管理条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本件は市立スポーツセンターの屋内プールにおいて、平成11年4月から10回分の使用料で11枚つづりの回数券の発行と、午後6時30分以降の使用料を割り引くことにより、市民の要望にこたえ、さらなる利用の促進と健康増進に寄与しようとするものであります。
次に、議案第31号宝塚市立歴史民俗資料館条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本件は本年3月に米谷1丁目8番25号に所在する宝塚市指定有形文化財の旧和田家住宅の修復保全事業が完了することに伴い、この家屋を歴史民俗資料館として位置づけ、宝塚市立歴史民俗資料館旧和田家住宅とし、従来の宝塚市立西谷歴史民俗資料館を、宝塚市立歴史民俗資料館旧東家住宅と改めようとするものであります。
なお、旧和田家住宅の管理運営につきましては、近接する宝塚市立小浜宿資料館との連携を図るため、開館時間や休館日等を統一し、利用者の便に供して参りたいと考えております。
次に、議案第44号阪神中央伝染病院事務組合の解散及び財産の処分に関する協議についてでありますが、本件は伝染病予防法が本年3月31日をもって廃止されることに伴い、本組合を解散し、また本組合が保有する財産の処分につきまして、
地方自治法第288条及び第289条並びに第290条の規定に基づき、議会の議決を得ようとするものであります。
以上、6件についてよろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○
松崎哲育 議長
提案理由の説明は終わりました。
お諮りします。
本件については、質疑を省略して、直ちに文教厚生常任委員会に付託の上、審査したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
松崎哲育 議長 異議なしと認めます。
したがって、そのように決定しました。
日程第3、議案第21号、議案第32号から議案第35号まで、議案第39号及び議案第40号の以上7件を一括して議題といたします。
△─────日程第3─────
……………………………………………
議案第21号 平成10年度宝塚市水道事業会計補正予算(第2号)
議案第32号 宝塚市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第33号 阪神間都市計画事業安倉土地区画整理事業の施行に関する条例及び阪神間都市計画事業安倉南土地区画整理事業の施行に関する条例を廃止する条例の制定について
議案第34号 宝塚市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について
議案第35号 宝塚市下水道条例の一部を改正する条例の制定について
議案第39号 工事請負契約((公共下水道(第23工区)平井雨水幹線排水施設工事))の締結について
議案第40号 工事請負契約(荒神川・都市基盤河川改修事業河川改修工事)の変更について
(建設水道常任委員会付託)
……………………………………………
○
松崎哲育 議長
提案理由の説明を求めます。
正司市長。
◎
正司泰一郎 市長 (登壇)
議案第21号及び議案第32号から議案第35号まで並びに議案第39号及び議案第40号の以上7議案につきまして、一括して
提案理由を御説明申し上げます。
まず、議案第21号水道事業会計補正予算(第2号)についてでありますが、本件の主な内容は、水道局が保有する用地の一部を市に売却することに伴い、その処分予定額3億2,294万9,000円を増額補正しようとするものであり、また、国の水道施設災害等対策緊急支援事業の一環として給水ローリー車を取得するため、その財源として国庫補助金及び
一般会計補助金をそれぞれ336万円増額補正しようとするものであります。
なお、あわせて消火栓にかかわる経費及び上水道安全対策事業については、それぞれの事業の出来高に応じ、
一般会計からの繰入額を増減しようするものであります。
次に、議案第32号宝塚市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本件は川面3丁目地区における地区計画の都市計画決定にあわせて、適正な都市機能と健全な都市環境を確保するため、地区整備計画で定められたもののうち、特に重要な建築物の構造、用途に関する事項の制限を行うために、建築基準法第68条の2の規定に基づき、当該地区計画区域内における建築物の制限として追加するため、条例の一部を改正しようとするものであります。
次に、議案第33号阪神間都市計画事業安倉土地区画整理事業の施行に関する条例及び阪神間都市計画事業安倉南土地区画整理事業の施行に関する条例を廃止する条例の制定についてでありますが、本件はこのたび安倉土地区画整理事業及び安倉南土地区画整理事業がともに清算金処理等も含め完了したため、当該条例を廃止しようするものであります。
次に、議案第34号宝塚市都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本件は住居表示実施に伴う町名、地番の変更及び平成10年1月以降に開発行為等により本市に帰属した公園8カ所を新たに都市公園とし、適正な管理を行うため条例の一部を改正しようとするものであります。
次に、議案第35号宝塚市下水道条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本件は平成7年に閣議決定された規制緩和推進計画の中で、公共下水道指定工事店制度の運用について、競争性と透明性を確保するようとの指摘があり、兵庫県下においては平成11年度から同制度の広域的運用並びに指定要件の合理化、簡素化を実施することとなり、本市条例をこれに整合させるため等により、当該条例の一部を改正しようとするものであります。
次に、議案第39号工事請負契約((公共下水道(第23工区)平井雨水幹線排水施設工事))の締結についてでありますが、本件は平井2丁目及び平井3丁目地域の浸水解消を図るため施工しようとするものであります。
工事の概要は、施工延長124.4メートルを推進工法により、内径1.35メートル及び1.1メートルのヒューム管を布設するものであります。
請負金額は2億2,890万円で神戸市中央区北長狭通4丁目4番18号、株式会社森組神戸支店を請負者として契約しようとするものであります。
次に、議案第40号工事請負契約(荒神川・都市基盤河川改修事業河川改修工事)の変更についてでありますが、本件は平成10年第5回市議会定例会議案第84号において議決いただいた当該工事において、仮設工事の一部を変更するため請負金額を当初の2億790万円に1,025万4,300円を加え、2億1,815万4,300円とする契約をしようとするものであります。
以上、7件につきまして、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○
松崎哲育 議長
提案理由の説明は終わりました。
お諮りします。
本件については、質疑を省略して、直ちに建設水道常任委員会に付託の上、審査したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
松崎哲育 議長 異議なしと認めます。
したがって、そのように決定しました。
日程第4、議案第22号、議案第36号から議案第38号まで及び議案第41号の以上5件を一括して議題といたします。
△─────日程第4─────
……………………………………………
議案第22号 平成10年度宝塚市病院事業会計補正予算(第2号)
議案第36号 宝塚市
国民健康保険事業財政調整基金条例の制定について
議案第37号 宝塚市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について
議案第38号 宝塚市廃棄物の適正処理、減量及び再利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第41号 土地改良事業の施行について
(生活経済常任委員会付託)
……………………………………………
○
松崎哲育 議長
提案理由の説明を求めます。
正司市長。
◎
正司泰一郎 市長 (登壇)
議案第22号及び議案第36号から議案第38号まで、並びに議案第41号の以上5議案につきまして、一括して
提案理由を御説明申し上げます。
まず、議案第22号平成10年度宝塚市病院事業会計補正予算(第2号)についてでありますが、本件は収益的支出の予定額のうち医業費用について、その主な不用額の整理を行い、2億8,100万円減額しようとするものであります。
また、資本的収入及び支出については、増改築工事の事業の完成により、担当職員等減員したことに伴い、給与費の減額をするなど、企業債の補正を行い、加えて玄関前ロータリー等の改修工事の設計委託に要する費用にかかわる
一般会計からの繰入金を増額するため、資本的収入の予定額を1,987万円減額するとともに、資本的支出の予定額を100万円増額しようとするものであります。
次に、議案第36号宝塚市
国民健康保険事業財政調整基金条例の制定についてでありますが、本件は
国民健康保険事業の財政運営の適正化、安定化を図ることを目的として、財政調整基金を設置しようとするものであります。
基金として積み立てる金額は、宝塚市
国民健康保険事業費決算上生じた剰余金の2分の1以上に相当する額とし、
基金設置の目的を達成する必要があるときは、基金を処分することができるものといたします。
なお、設置は平成11年3月末日とし、当初の積み立て金額は平成9年度決算上、生じた剰余金1億2,951万2,508円のうち、6,500万円といたします。
次に、議案第37号
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本件は昨年9月市議会におきまして、
国民健康保険税の所得割額算定方式を市民税所得割額方式から本文方式に変更すべく条例改正を行いましたが、この本文方式による所得割額の算定におきましては、従来適応していた市町村民税の課税の特例が適用されないため、別途地方税法の附則に基づく
国民健康保険税の課税の特例を適用させる必要があり、今回当該条例を改正しようとするものであります。
次に、議案第38号宝塚市廃棄物の適正処理、減量及び再利用に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、本件は現在、焼却処理をしている植木剪定枝葉や、草ごみをチップ化し、有用な資源として再利用するため、本年4月から切畑字長尾山19番25に宝塚市緑のリサイクルセンターを開設しようとするため、またこれにあわせて条例に所要の整備を加えようとするものであります。
次に、議案第41号土地改良事業の施行についてでありますが、本件は香合新田地区内の鮒池の堤体改修工事、堤体約45.5メートル、洪水吐1カ所及び取水施設1カ所の整備を平成11年度の市営土地改良事業として行おうとするものであり、その施行認可を兵庫県知事に申請するため、土地改良法第96条の2第2項の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。
以上、5件につきましてよろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○
松崎哲育 議長
提案理由の説明は終わりました。
お諮りします。
本件については、質疑を省略して、直ちに生活経済常任委員会に付託の上、審査したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
松崎哲育 議長 異議なしと認めます。
したがって、そのように決定しました。
次に、日程追加についてお諮りします。
請願第77号及び請願第78号を日程に追加して議題としたいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
松崎哲育 議長 異議なしと認めます。
したがって、そのように決定しました。
請願第77号及び請願第78号を日程に追加して議題とします。
△─────日程追加分─────
……………………………………………
請願第77号 「
周辺事態措置法案」に関する請願
(
総務常任委員会付託)
請願第78号
介護保険にかかわる請願
(文教厚生常任委員会付託)
……………………………………………
○
松崎哲育 議長 本件については、朗読を省略して、直ちに紹介議員の説明を求めます。
請願第77号を古谷議員にお願いします。
21番古谷議員。
◎21番(古谷仁議員) (登壇)
それでは、請願第77号「周辺事態法案」に関する請願について、紹介議員を代表して説明をいたします。
請願者は宝塚市南ひばりガ丘2丁目162−1−105の下坂英子さんほか2名であります。
請願の趣旨は、今、国会で周辺事態法案が審議されております。この法案は平和で安全な市民生活と地域経済活動に影響を及ぼす内容を含んでおります。
宝塚市は「平和非核都市宣言」に基づいて平和行政を進めており、市民の平和な生活と安全を守ることは当然の責任と言えるでしょう。
この法案が浮上してから、政府にあてて地方議会から要望書や決議、陳情書が次々と出され、既に92議会にのぼっております。
請願の項目としては、周辺事態法案の審議について、
地方公共団体の意見を尊重することを求める意見書を政府に提出をしてくださいというのが請願の項目であります。
ぜひ十分な審議をされまして全会一致でこの請願が採択されますようによろしくお願いをして終わります。
○
松崎哲育 議長 次に、請願第78号を草野議員にお願いします。
2番草野議員。
◎2番(草野義雄議員) (登壇)
請願第78号
介護保険にかかわる請願につきまして、紹介議員を代表して趣旨説明をさせていただきます。
請願者は宝塚医療生活協同組合理事長、友成光吉様です。
請願の趣旨は、
介護保険制度の実施が目前に迫り、この点につきまして
介護保険に重大な問題点も有しており、国に対して抜本的な改善を強く求めていかなければなりません。
また、住民からは
介護保険になっても今までどおりの介護を受けられるのかなど多くの不安の声が上がっておりまして、自治体の独自施策を含め、安心できる介護保障の確立が切実に求められている。こういう状況の中で以下の項目について請願をされております。
請願項目は、1つは高齢者保健福祉計画を早期に達成し、不足している基盤整備を緊急に進めること。
2つ目は、少なくとも現行のサービス水準は後退させないこと。寝たきり老人手当などを廃止しないこと。
3点目が自治体独自の保険料、利用料の減免、または助成制度をつくり、保険料滞納者に対する制裁措置はとらないこと。
4点目が介護認定は高齢者の生活実態に基づく総合的な判断により行うこと。
5点目が
介護保険の問題点を含め、
介護保険制度について説明会などを開催すること。
以上、5点についてであります。
慎重審議の上、全会一致で採択されますようにお願いを申し上げまして、紹介議員を代表して趣旨説明を終わります。
以上です。
○
松崎哲育 議長 以上で請願に対する紹介議員の説明は終わりました。
お諮りします。
請願第77号は
総務常任委員会に、請願第78号は文教厚生常任委員会にそれぞれ付託の上、審査したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
松崎哲育 議長 異議なしと認めます。
したがって、そのように決定しました。
以上で本日の日程はすべて終了しました。
次の会議は、来る3月29日午前10時から開きます。
本日はこれで散会します。
───散 会 午前11時37分───...