宝塚市議会 > 1998-02-20 >
平成10年第 1回定例会−02月20日-01号
平成10年第 1回定例会−02月20日-目次

ツイート シェア
  1. 宝塚市議会 1998-02-20
    平成10年第 1回定例会−02月20日-01号


    取得元: 宝塚市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-04-16
    平成10年第 1回定例会−02月20日-01号平成10年第 1回定例会                   応 招 議 員 1 開会当日応招した議員      井ノ上   均            江 原 和 明      小 倉   実            大 庭 弘 義      岡 田   進            梶 本 克 一      川 口   悟            北 山 照 昭      草 野 義 雄            小 坂 正 春      小 山 哲 史            芝   拓 哉      杉 本 和 子            田 上 多加夫      近 石 武 夫            塚 本 寿 一      中 辻   浄            野 尻 俊 明      馬 殿 敏 男            広 田 陽 子      深 尾 博 和            藤 本 勝 巳      古 谷   仁            前 田 耕一郎      松 岡 幸 右            松 崎 哲 育      松 下 修 治            村 上 正 明
         吉 岡   健            吉 見   茂 2 応招しなかった議員(なし)          平成10年第1回宝塚市議会(定例会)会議録(第1日) 1.開  会  平成10年2月20日(金) 午前10時01分   開  議      同  日      午前10時01分   延  会      同  日      午前10時34分 2.出席議員(30名)        1番 広 田 陽 子             16番 川 口   悟        2番 草 野 義 雄             17番 塚 本 寿 一        3番 松 下 修 治             18番 前 田 耕一郎        4番 江 原 和 明             19番 小 山 哲 史        5番 芝   拓 哉             20番 村 上 正 明        6番 近 石 武 夫             21番 松 崎 哲 育        7番 杉 本 和 子             22番 松 岡 幸 右        8番 井ノ上   均             23番 中 辻   浄        9番 深 尾 博 和             24番 小 倉   実       10番 吉 岡   健             25番 小 坂 正 春       11番 古 谷   仁             26番 北 山 照 昭       12番 大 庭 弘 義             27番 田 上 多加夫       13番 吉 見   茂             28番 岡 田   進       14番 馬 殿 敏 男             29番 梶 本 克 一       15番 野 尻 俊 明             30番 藤 本 勝 巳 3.欠席議員(なし) 4.職務のため出席した事務局職員の職氏名   事務局長      中 野 暁 夫        議事調査課係長   高 谷 秀 昭   次長        太田垣   稔        議事調査課係長   原 田   敏   議事調査課長    藤 森   求        議事調査課     山 下 高 史   議事調査課副課長  前 西 秀 雄        議事調査課     櫻 田 武 志 5.地方自治法第121条の規定により説明のため出席を求めた者の職氏名   ┌────────────┬───────┬────────────┬───────┐   │ 役        職 │ 氏   名 │ 役        職 │ 氏   名 │   ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤   │市長          │正 司 泰一郎│選挙管理委員会委員長  │廣 橋 正 一│   ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤   │助役          │矢 野 堯 久│教育委員会委員     │小 西 孝 彦│   ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤   │助役          │坂 上 元 章│教育長         │樋 口   健│   ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤   │収入役         │阪 本 一 郎│監査委員        │松 原 成 介│   ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤   │企画財務部長      │石 田 英 司│農業委員会会長     │麻 田   清│   ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤   │財務担当部長      │中小路 昌 弘│水道事業管理者     │松 浦   保│   ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤   │総務部長        │藤 本 勝 也│消防長         │金 岡 信 重│   ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤   │市民部長        │門 元   稔│管理部長        │衣 川 和 夫│   ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤   │環境・経済部長     │釜 本 孝 彦│指導部長        │後 呂 公 一│   ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤   │健康福祉部長      │福 本 芳 博│社会教育部長      │宮 先   昇│   ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤   │            │       │選挙管理委員会     │       │   │市立病院事務局長    │谷 口 泰 正│            │喜 多 嘉 安│   │            │       │事務局長        │       │   ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤   │            │       │監査委員・公平委員会  │       │   │都市整備部長      │北 方 武三郎│            │平 塚 良 樹│   │            │       │事務局長        │       │   ├────────────┼───────┼────────────┼───────┤   │建築指導担当部長    │守 屋   剛│総務部次長       │中 谷   保│   ├────────────┼───────┼────────────┴───────┘   │都市復興部長      │青 木 伊知郎│   ├────────────┼───────┤   │道路部長        │土 師 康 弘│   ├────────────┼───────┤   │下水道部長       │水 野 朔太郎│   └────────────┴───────┘ 6.議事日程  次ページに記載 7.本日の会議に付議した事件  ・議事日程表のとおり 8.会議のてんまつ(速記録)  ────開 会 午前10時01分───   ─────開    会───── ○吉岡健 議長  おはようございます。  ただいまから平成10年第1回宝塚市議会定例会を開会いたします。   ───開 議 午前10時01分─── ○吉岡健 議長  直ちに本日の会議を開きます。  日程に入る前に、正司市長から発言の申し出がありますので、これを許可します。  正司市長。   ───市長あいさつ─── ◎正司泰一郎 市長  (登壇)  皆さんおはようございます。  平成10年第1回宝塚市議会の開会に当たりまして、宝塚市のますますの発展と20万市民の幸せを祈念しますとともに、議員各位の御健勝を心からお喜びを申し上げ、日ごろの御精励に対しまして深く敬意を表する次第であります。さらに、阪神・淡路大震災のため、今なお仮の住居にお住まいの方々を初め、多くの被災者の一日も早い復興を祈念申し上げます。  本日、ここに平成10年度予算案及び諸案件を提出するに際し、新年度における市政運営に関する私の所信と予算の大要を申し述べまして、議員各位を初め、市民の皆様の御理解と御支援を賜りたいと存じます。  さて、平成10年度は、私が平成3年2月に市長の重責を担いまして以来、早くも8年目となり、市政担当第2期目の最後の年を迎えることとなりました。この間、先人が築き上げてこられた輝かしい宝塚市に限りない愛情と情熱を持って、本市の恵まれた自然、これまで培われてきた歴史と伝統を基盤にして、世界に誇れる都市への飛躍を目指し、全力を尽くしてまいりました。  そして、来たるべき21世紀に備えて人と自然、人と人、人と社会が調和し、共生する成熟都市の実現が今日の都市のあるべき方向であると確信し、本市の都市像を六甲・長尾山系と武庫川に象徴される豊かな自然環境に恵まれた美しい街並みを大切にした「造形庭園……。 ○吉岡健 議長  市長さん、市長さん、申しわけありません。  まだ会期等々が入っておりませんので、御挨拶だけで、できましたらお止めいただければありがたいと思いますが……。      (「休憩を取れ」との声あり) ○吉岡健 議長  暫時休憩します。
     ───休 憩 午前10時04分───  ───再 開 午前10時05分─── ○吉岡健 議長  休憩を解き会議を再開いたしたいと思います。   ──────会期決定────── ○吉岡健 議長  会期についてお諮りをいたします。  今期定例会の会期は、本日から3月27日までの36日間といたしたいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○吉岡健 議長  異議なしと認めます。  したがって、会期は36日間と決定いたしました。   ─────会議録署名議員指名───── ○吉岡健 議長  次に、会議規則第122条の規定により会議録署名議員を指名いたします。  7番杉本議員、8番井ノ上議員、以上両議員にお願いいたします。  ただ今から日程に入ります。 △──────日程第1──────  ………………………………………… 議案第 1号 平成10年度宝塚市一般会計予算 議案第 2号 平成10年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費予算 議案第 3号 平成10年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費予算 議案第 4号 平成10年度宝塚市特別会計農業共済事業費予算 議案第 5号 平成10年度宝塚市特別会計用品調達費予算 議案第 6号 平成10年度宝塚市特別会計交通災害共済事業費予算 議案第 7号 平成10年度宝塚市特別会計公共下水道事業費予算 議案第 8号 平成10年度宝塚市特別会計老人保健医療事業費予算 議案第 9号 平成10年度宝塚市特別会計宝塚駅前地区市街地再開発事業費予算 議案第10号 平成10年度宝塚市特別会計老人保健施設費予算 議案第11号 平成10年度宝塚市水道事業会計予算 議案第12号 平成10年度宝塚市病院事業会計予算     ………………………………………… ○吉岡健 議長  日程第1、議案第1号から議案第12号までの平成10年度宝塚市一般会計予算並びに各特別会計予算等の12件を一括議題といたします。  正司市長より平成10年度施政方針についての説明を求めます。  正司市長。 ◎正司泰一郎 市長  (登壇)  失礼をいたしました。  それでは、最初からやります。  平成10年第1回宝塚市議会の開会に当たりまして、宝塚市のますますの発展と20万市民の幸せを祈念しますとともに、議員各位の御健勝を心からお喜びを申し上げ、日ごろの御精励に対しまして深く敬意を表する次第であります。さらに、阪神・淡路大震災のため、今なお仮の住居にお住まいの方々を初め、多くの被災者の一日も早い復興を祈念申し上げます。  本日、ここに平成10年度予算案及び諸案件を提出するに際し、新年度における市政運営に関する私の所信と予算の大要を申し述べまして、議員各位を初め、市民の皆様の御理解と御支援を賜りたいと存じます。  さて、平成10年度は、私が平成3年2月に市長の重責を担いまして以来、早くも8年目となり、市政担当第2期目の最後の年を迎えることとなりました。この間、先人が築き上げてこられた輝かしい宝塚市に限りない愛情と情熱を持って、本市の恵まれた自然、これまで培われてきた歴史と伝統を基盤にして、世界に誇れる都市への飛躍を目指し、全力を尽くしてまいりました。  そして、来たるべき21世紀に備えて人と自然、人と人、人と社会が調和し、共生する成熟都市の実現が今日の都市のあるべき方向であると確信し、本市の都市像を六甲・長尾山系と武庫川に象徴される豊かな自然環境に恵まれた美しい街並みを大切にした「造形庭園都市」としてまいりました。そして、ここに住まう集う人々が人間性を尊重し、快適で生きがいのある生活が営めるまちづくりを目指してまいりました。  私は、このようなまちづくりに当たって、第1に、市民が主体的かつ創造的にまちづくりに参加する「参加と共生」、第2に、市民と行政、市民相互間で議論を重ねる「対話と信頼」、第3に、既成の枠組みにとらわれない自由闊達な発想とチャレンジ精神を発揮する「改革と前進」の3点を市政の基本姿勢といたしました。  あわせて、「花ランド・宝塚」、「市制施行40周年」、「震災復興元年」、「環境の年」、「健康の年」といった重点課題を年ごとに設けて、積極的に対処してまいりました。  一方、本市の将来都市像を「水と緑とふれあいのまち宝塚」と位置づけた第3次総合計画は、その初年度から市政を担い、諸施策を展開してまいりました。計画の推進に当たっては、第1に、本市が持っている特色を生かし、豊かな生活環境と景観や高齢者に配慮した快適で質の高い「快適都市の創造」、第2に、家族や地域、自然とのふれあいを通して、心の豊かさが実感できる「共生社会の創造」、第3に、先人たちが築かれた文化資源を継承し、発展させ、新たな価値を加える「新しい宝塚文化の創造」の3点を市政推進目標として掲げてまいりました。  そして、第4として、あの忌まわしい大震災に接し、改めて将来を見据えた世界に誇り得るまちづくりに全力を傾けて邁進しなければならないと決意し、新たに「災害に強い都市の創造」を目標に加え、安全にかつ安心して暮らせるまちづくりに努めてまいりました。  その結果、第3次総合計画は、目標年次の平成12年度まであと3カ年となりましたが、皆様方の御理解と御協力により、概ね順調に進捗してまいりました。  また、震災復興事業は、平成7年度に、「人間性の尊重」を基本理念とした震災復興計画を策定し、市民や事業者の皆様の御協力のもとにその実現を目指し、創造的復興に邁進しております。  次に、健全な都市経営に必要な行財政改革は、行財政改革第1次推進計画及び第2次推進計画を策定し、平成12年度を目標年度として鋭意取り組んでいるところであります。  そして、21世紀の初年から始まる第4次総合計画は、既に策定の準備に着手しておりますが、いよいよ本格的に取り組む時期がまいりました。  このような市政の根幹となる計画の終着と出発なる21世紀を間近に控えた今、市政を担うに当たり、決意を新たに、これまでに倍して市政の進展に邁進する所存であります。重ねて御支援をお願い申し上げます。  さて、新年度の市政を運営するに当たり、広く社会の動向を見つめますと、高度情報化、地域の多様化、少子高齢化といった都市環境の変化は、より深度を増してまいりました。このことは、来たるべき成熟社会に備えて、市民と行政の関係、財源や情報の活用のあり方そのものが問われることとなり、現在、国で進められている地方分権に関する動向が注目されます。  政府の地方分権推進委員会は、これまでに4次にわたって勧告を出し、地方自治を拡充・強化し、これまでの国と地方公共団体の関係を、「上下・主従の関係から対等・協力の関係」に転換させることとしました。その実現のために、機関委任事務制度の廃止、地方税財源の充実確保、地方行政体制の整備確保を勧告しています。  地方分権の主眼は、このような、国から地方への権限の移譲によって、自らの地域の問題、自らの生活の問題については、市民と自治体が責任を持って選択し、決定していくという、市民自治を実現することにあるとされております。地方分権はまさに時代の要請であり、今後の自治体運営の責任は極めて重いものがあります。  これらの動向を踏まえますと、今、都市に求められている行政運営のあり方は、国の制度や指導に委ねることから脱却し、市民の意思に基づき、市民と自治体が自ら判断するという市民参画による新しい都市経営の推進ではないでしょうか。多くの市民や市民団体が、行政との協働と役割分担の中で、生き生きとまちづくりに参画し、実践していくことが、市民自治を促進するものと考えます。  それには、行政が抱える多方面な課題について、市民やさまざまな目的を持つ市民団体の個性や能力が多様に発揮できる市民参画の仕組みの構築が不可欠であります。現在、市民活動は、生活支援、地域福祉、環境美化、リサイクル等の分野でその力量を発揮し始めてきました。また、このような動きに触発されて、コミュニティ活動も活性化してまいりました。このような状況を視野に入れますと、市民や市民団体が行政に積極的にかかわることができる新たな制度を打ち出すことが肝要であります。  私は、このような考えから、市民や市民団体の「参画と実践」を精力的に展開し、人と自然と社会が共生する成熟都市の実現を目指してまいります。そして、新年度の重点課題を次に掲げ、積極的に取り組んでまいります。  まず第1は、震災復興事業であります。平成8年度を「震災復興元年」として以来、3年目を迎え、一日も早い復興を目指してまいりました。  市内の災害復興公営住宅は、本年の夏にはすべてが竣工します。市街地の復興は、震災復興促進区域への取り組みを行い、重点復興地区の整備事業の進展に努めてまいります。都市基盤の復興は、道路交通ネットワークの整備、公園及び緑地の整備、ライフラインの強化など都市の骨格となる施設の整備を図ってまいります。防災体制の拡充は、抜本的に改訂した地域防災計画に基づき、地震対策を含めた総合的な防災体制の確立を図ってまいります。大震災の教訓から、市民の助け合い活動をより推進し、コミュニティ団体によってつくられた自主防災組織の支援を積極的に行ってまいります。  これら、平成17年を目標年次とした復興計画の推進に当たっては、もとの姿に復元するという復興でなく、来たるべき成熟社会への対応を視野に入れた「創造的復興」を目指してまいります。そして、仮の住宅にお住まいの被災者の方々への支援のネットワークづくりを図り、復興に関する支援を関係機関に強く要請してまいります。  第2に、行財政改革の推進であります。来るべき地方分権時代に備え、市民の多様な生活を築き、すばらしい魅力と活力のあるまちづくりを目指すためには、健全で新しい行財政運営が必要であります。行財政改革を引き続き実施し、少子高齢化社会、地域多様化社会、地方分権社会に対応できる簡素で効率的、透明度の高い行政の実現を目指してまいります。そして、行財政改革はもとより、行政全般の推進に当たっては、職員の一人ひとりがその職責を自覚し、超スピードで変革する時代の速度に適合するよう自己研鑽に励み、市民への「説明責任」を重視する対応をしてまいります。  次に、第3の取り組みであります。豊かな自然の循環が人の命を育み、人と人の助け合いが、子孫を育て生活を守ります。自然の循環は、環境の保全によって成し得ます。人と人との交流は、心身の健康によって成し得ます。  私は、このようなことから、先に「環境の年」を設け、次いで昨年は「健康の年」としました。そして、市民参画による「健康づくり100人委員会」を設け、市民の英知と経験による健康づくりのメニューや実践計画づくりに取り組んでいただきました。このような市民の機運の盛り上がりや健康づくり事業の成果を受けて、より一層の発展を目指すため、新年度も引き続き「健康の年」とし、2年目の事業を実施してまいります。  新年度の活動は、健康づくりは市民と行政の協働が重要であることから、市民参画によって市民自身がつくった「健康づくり実践計画」の推進を、市民一人ひとりが参加実践する活動を展開し、「健康長寿のまちづくり」の仕組みを構築します。また、健康文化の理念を追求し、まちづくりの指針となる「健康都市宣言」を行い、市民意識の一層の高揚を図ります。そして、計画から実践へ、個人から地域へと活動を広げるため、「歩くことから健康づくり」、「歩いて楽しいまちづくり」などを本市の豊かな自然と歴史文化を活用して推進してまいります。  第4は、市民の「参画と実践」による、新しい行政運営の仕組づくりであります。新年度から、開発許可関連などの事務が県から市に委譲され、地方分権が具体的に動き始めます。これからのまちづくりは、市民と行政の思い切った意識改革をともに進める努力なくしてはできません。限られた財源で、多様な市民の願いに応えながら、画一的でなく、個性的で魅力的、しかも活力にあふれたまちをつくっていくためには、市民と市民団体をまちづくりのパートナーとし、市民と行政が協働してまちづくりを推進していくことが必要であります。このことが都市の魅力化や成熟社会の対応に極めて大きな影響を与えると考えます。  このようなことから、次に掲げる施策の推進に当たっては、行政の果たす役割を認識した上で、市民や市民団体の参画と実践を積極的に求め、新しい行政運営の仕組みづくりに取り組んでまいります。  まず、まちづくりの基本となる第4次総合計画の策定に当たっては、地方分権時代の新しい市民自治を反映させることが期待されています。このため、市民の意向を幅広く把握することや、地域別や団体別などの市民集会を多様な方法で開催し、市民が総合計画づくりに参画できる機会を積極的に設けてまいります。  次に、行政課題の方向性は、多様な市民生活の実態の中から導かれます。このため、多くの市民の経験や学習による計画づくりを目的とした「市民100人委員会」を、これからのまちづくりに必要なテーマごとに数多く設け、市民の参画と実践を図ってまいります。  次に、地方分権の進展が行政に及ぼす影響については、まだまだ計り知れない部分が多くあります。このため、地方分権時代の新しい行政運営のあり方について、有識者等による懇話会を設け、提言を求めます。提言の策定に当たっては、市民や市民団体の意見を広く把握し、議論を深めていただきます。  次に、市民参画は、さまざまな考え方を持った市民が参加するコミュニティ活動の中から得られます。このため、「まちづくり協議会」を初めとするコミュニティ活動の一層の支援を図ってまいります。  以上、平成10年度における市政の運営に当たり、まちづくりに対する私の所信を述べましたが、以下、その実施に向けて主要な施策の大要について御説明申し上げます。  まず、予算の編成方針についてでありますが、本市においては、市税が平成9年度には過去最高であった平成4年度を上回るまでに回復する見込みでありますが、平成10年度には、特別減税の影響を受けるとともに、高齢化の進展等による福祉関係経費の増こうや市債残高の累増等による財政の硬直化が避けられない状況にあります。このため、平成9年度に引き続き、経常経費の削減や起債の発行額の抑制を図るとともに、行財政改革第1次推進計画及び第2次推進計画を推進し、市民の皆様にも御理解と御協力を得ながら、地方分権の時代にふさわしい簡素で効率的な行政システムの確立を目指し、編成をしたものであります。  なお、平成10年度も引き続き復興事業を最重要課題として位置づけるとともに、厳しい財政状況のもと、市民生活に密着した、環境、福祉、教育施策に思い切った重点化を図るとともに、2年目を迎えた「健康の年」の諸施策を展開するなど、安全で快適な市民生活の実現や本市の特色を生かした魅力的なまちの創造を図ってまいります。  また、平成9年度に引き続き、国の補助金の状況により、平成9年度予算へ約40億円の前倒しを行っており、これらの適切、円滑な執行にも努めてまいりたいと考えております。  それでは、平成10年度当初予算案の主な事業について御説明申し上げます。  最初に、「ゆとりとうるおいのある都市空間の創造をめざして───都市基盤の整備───」についてでありますが、土地利用といたしましては、川面地区等において、地区計画指定事業を行うことにより、地区の特性に合った良好なまちづくりを推進いたします。  市街地の整備といたしましては、宝塚駅前地区第2工区、売布神社駅前地区、仁川駅前地区の再開発事業を引き続き進めるとともに、川面地区、売布地区及び山本地区における密集住宅市街地整備促進事業、土地区画整理事業、被災マンションの再建を図る優良建築物等整備事業等を計上いたしております。  道路の整備といたしましては、宝塚仁川線、荒地西山線、市道3259号線、宝塚駅南口線等の街路整備事業や生活道路整備事業等を計上いたしております。  緑化の推進と公園の整備といたしましては、大堀川河川敷緑地整備事業、武庫川河川敷公園、(仮称)伊孑志公園及び(仮称)山本新池公園の整備事業、花ランド・宝塚推進事業等を計上いたしております。  次に、「安全で快適な生活環境づくりをめざして───生活環境の向上───」についてでありますが、住環境の整備といたしましては、特定優良賃貸住宅供給促進事業、住宅都市整備公団からの災害公営住宅借上事業等を計上いたしております。  上・下水道の整備といたしましては、公共下水道建設事業を計上し、市街地内の公共下水道汚水管布設の完了を目指すとともに、浸水対策としての雨水管の整備を進めます。  環境衛生の推進といたしましては、ダイオキシン類排出低減対策事業、植木ごみのチップ化を行いごみの減量化を図る緑のリサイクル施設整備事業、ペットボトルリサイクル事業、市庁舎における太陽光発電施設整備事業等を計上いたしております。  市民生活の安全確保といたしましては、備蓄倉庫の設置事業、西谷地区に飲料水兼用耐震性貯水槽の設置事業、市内8カ所の雨量計情報を監視する雨量監視システム事業、仁川都市基盤河川改修事業、荒神川都市基盤河川改修事業、(仮称)逆瀬川南自転車駐車場整備事業等を計上いたしております。  次に、「健やかで生きがいのある地域社会づくりをめざして───福祉社会の実現───」についてでありますが、地域福祉の推進及び福祉施策の充実といたしましては、安倉西地区福祉エリアの整備事業、ゴールドプラン関連として、介護保険事業計画の策定事業、仁川地区でのデイサービスセンターの整備、安倉、光明及び逆瀬台デイサービスセンターにおけるホリデイサービスの実施等を計上し、障害者プラン関連として、知的障害者居住施設建設補助事業、超低床バス導入助成金、障害者小規模通所援護事業等を計上するとともに、エンゼルプラン関連として、(仮称)中筋保育園新設事業、仁川保育所増改築事業、児童育成計画推進事業等を計上いたしております。  保健医療の充実といたしましては、健康都市宣言を行い、市民主体の健康づくりの実践を行う健康長寿のまちづくり推進事業、健康増進事業、利用定員の増を図る老人保健施設整備事業、市立病院の増改築に伴う病院事業会計補助金等を計上いたしております。  次に、「ゆたかな心と創造性を育む生涯学習社会の形成をめざして───生涯学習社会の実現───」についてでありますが、生涯学習体制の確立といたしましては、大学公開講座の開催等生涯学習の推進事業、第10回全国生涯学習フェスティバルにあわせた協賛事業等を計上いたしております。  学校教育の充実といたしましては、山手台小学校及び山手台中学校校舎等買収事業、宝塚第一小学校校舎等改築設計、長尾小学校、売布小学校、西山小学校、長尾南小学校及び末成小学校並びに高司中学校及び南ひばりガ丘中学校の校舎等改修事業、逆瀬台小学校、中山五月台小学校及び中山五月台中学校の暖房化整備事業、開かれた特色ある学校づくり推進事業、教育用コンピュータ導入事業及びそれらをインターネットで結ぶ情報化推進事業等を計上いたしております。  女性の社会的地位の向上といたしましては、女性センター事業として、女性相談事業、女性問題講座等講師派遣事業、女性プラン推進フォーラム事業等を計上いたしております。  また、人権啓発推進事業といたしましては、定住外国人人権啓発事業等を計上いたしております。  次に、「個性ゆたかな文化の薫り高いまちづくりをめざして───市民文化の育成───」についてでありますが、市民文化の振興といたしましては、新市民ホール基本構想策定事業、(仮称)小浜郷土制作工房館整備事業等を計上いたしております。  国際理解・交流の推進といたしましては、異文化相互理解事業等を計上いたしております。  市民スポーツの振興といたしましては、市立小・中学校及び地域のスポーツ施設を総合的、機能的に活用するとともに、地域スポーツの振興を図るスポーツタウン推進事業等を計上いたしております。  次に、「にぎわいと活力にあふれた都市づくりをめざして───産業の振興について───」でありますが、商工業の推進といたしましては、商業の振興及び活性化並びに小規模事業者に対する利子補給を行う商工振興緊急支援事業、宝塚新名所・名品づくり事業等を計上いたしております。  観光の振興といたしましては、観光関連業種に従事される方々に広く意見を求めるセンスアップ事業、阪神・淡路百名所づくり事業、温泉利用施設建設事業、フラワー都市交流連絡協議会の総会に向けてのフラワー都市交流事業等を計上いたしております。  中小企業の育成と活性化といたしましては、中小企業振興資金融資斡旋事業等を計上いたしております。  農業の育成といたしましては、共同利用施設及び長尾支所との複合施設として(仮称)園芸流通センター建設事業、(仮称)長谷牡丹園設置事業、家畜ふん尿処理施設設置事業等を計上いたしております。  次に、「自治と連帯による開かれた市民社会づくりをめざして───計画の実現───」についてでありますが、コミュニティの形成といたしましては、地域活動の活性化を図るコミュニティ活動推進事業、3自治会に対する自治会館建設補助事業等を計上いたしております。また、新たなメディアを活用し、緊急・災害時における市民への伝達手段とするとともに、宝塚の文化等の発信を行うCATV及びコミュニティFMによる地域情報化推進事業を計上いたしております。この他、これからのまちづくりをいかに進めるかということにつきましては、市民100人委員会運営事業、第4次総合計画策定事業等を計上いたしております。  以上、新年度予算の主な事業について述べましたが、歳入歳出予算の総額は、一般会計761億円、特別会計371億5,580万円、合計1,132億5,580万円となっております。  また、水道事業会計は77億135万1,000円、病院事業会計は141億634万1,000円、全会計合わせました総額では1,350億6,349万2,000円となっているところであります。  本市を取り巻く財政環境は、今後さらに厳しさを増してまいりますが、財源の重点的・効率的配分を行うとともに、行財政改革に一層取り組み、震災復興、住みよい、災害に強いまちづくりを推進していく所存であります。  何とぞ、議員各位におかれましては、慎重に御審議の上、御賛同を賜りますようお願い申し上げます。  以上であります。 ○吉岡健 議長  施政方針についての説明は終わりました。  お諮りします。
     本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○吉岡健 議長  異議なしと認めます。  したがって、本日の会議は延会することに決定しました。  なお、次の会議は来る3月3日午前10時から開きます。  本日の会議はこれで延会します。  ───延 会 午前10時34分───...