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宝塚市議会
>
1997-02-20
>
平成 9年第 1回定例会−02月20日-01号
平成 9年第 1回定例会−02月20日-目次
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平成21年12月 7日議会改革特別委員会第3部会−12月07日-01号
平成 6年第 2回臨時会−05月23日-目次
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宝塚市議会 1997-02-20
平成 9年第 1回定例会−02月20日-01号
取得元:
宝塚市議会公式サイト
最終取得日: 2023-04-17
平成
9年第 1回
定例会
−02月20日-01
号平成
9年第 1回
定例会
応 招 議 員 1 開会当日応招した
議員
井ノ上
均 江 原 和 明 小 倉 実 大 庭 弘 義 岡 田 進 梶 本 克 一 川 口 悟 北 山 照 昭 草 野 義 雄 小 坂 正 春 小 山 哲 史 芝 拓 哉 杉 本 和 子 田 上 多加夫 近 石 武 夫 塚 本 寿 一 中 辻 浄 野 尻 俊 明 馬 殿 敏 男 広 田 陽 子 深 尾 博 和 藤 本 勝 巳 古 谷 仁 前 田
耕一郎
松 岡 幸 右 松 崎 哲 育 松 下 修 治 村 上 正 明
吉 岡 健 吉 見 茂 2 応招しなかった
議員
(なし)
平成
9年第1回
宝塚市議会
(
定例会
)
会議録
(第1日) 1.開 会
平成
9年2月20日(木) 午前10時08分 開 議 同 日 午前10時09分 延 会 同 日 午前10時34分 2.
出席議員
(30名) 1番 広 田 陽 子 16番 川 口 悟 2番 草 野 義 雄 17番 塚 本 寿 一 3番 松 下 修 治 18番 前 田
耕一郎
4番 江 原 和 明 19番 小 山 哲 史 5番 芝 拓 哉 20番 村 上 正 明 6番 近 石 武 夫 21番 松 崎 哲 育 7番 杉 本 和 子 22番 松 岡 幸 右 8番
井ノ上
均 23番 中 辻 浄 9番 深 尾 博 和 24番 小 倉 実 10番 岡 田 進 25番 小 坂 正 春 11番 古 谷 仁 26番 北 山 照 昭 12番 大 庭 弘 義 27番 田 上 多加夫 13番 吉 見 茂 28番 吉 岡 健 14番 馬 殿 敏 男 29番 梶 本 克 一 15番 野 尻 俊 明 30番 藤 本 勝 巳 3.
欠席議員
(なし) 4.職務のため出席した
事務局職員
の
職氏名
事務局長
中 野 暁 夫
議事調査課
副課長 前 西 秀 雄 次長 太田垣 稔
調査係長
高 谷 秀 昭
専任役参事
杉 本 芳 明
調査係
原 田 敏
議事調査課長
藤 森 求
調査係
櫻 田 武 志 5.
地方自治法
第121条の規定により説明のため出席を求めた者の
職氏名
┌──────────┬───────┬──────────┬───────┐
│ 役
職 │
氏 名
│ 役
職 │
氏 名 │ ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
│市長
│正
司
泰一郎│選挙管理委員会委員長│廣
橋 正 一│ ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
│助役
│矢
野 堯
久│教育委員会委員長 │表
久
守│
├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
│収入役
│阪
本 一
郎│教育長
│樋
口
健│
├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
│企画財務部長 │石
田 英
司│監査委員
│松
原 成
介│
├──────────┼───────┼──────────┼───────┤ │市参事(
財務担当) │中小路
昌
弘│農業委員会会長 │麻
田
清│
├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
│総務部長
│坂
上 元
章│水道事業管理者 │松
浦
保│
├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
│市民部長
│門
元
稔│消防長
│金
岡 信 重│ ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
│環境
・
経済部長 │宮
先
昇│教育次長
│藤
本 勝
也│
├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
│健康福祉部長 │福
本 芳
博│教育次長
│後 呂 公 一│ ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
│市立病院事務局長 │谷
口 泰 正
│教育次長
│衣
川 和
夫│
├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
│ │ │選挙管理委員会 │ │
│都市整備部長 │
村 野 一
郎│ │友
金 信
夫│
│ │ │事務局長
│ │
├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
│ │ │監査委員
・
公平委員会│ │
│都市復興部長 │青
木
伊知郎│ │平
塚 良
樹│
│ │ │事務局長
│ │
├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
│道路部長
│土
師 康
弘│総務部次長
│中 谷
保│
├──────────┼───────┼──────────┴───────┘
│下水道部長
│水
野
朔太郎│
└──────────┴───────┘ 6.
議事日程
次ページに記載 7.本日の
会議
に付議した事件 ・
議事日程表
のとおり 8.
会議
の
てんまつ
(
速記録
) ──開 会 午前10時08分── ─────開 会───── ○
議長
(
岡田進
君) ただいまから
平成
9年第1回
宝塚市議会定例会
を開会いたします。 ──開 議 午前10時09分── ○
議長
(
岡田進
君) これより本日の
会議
を開きます。 ─────
会期決定
───── ○
議長
(
岡田進
君) 会期についてお諮りします。
今期定例会
の会期は、本日から3月25日までの34日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○
議長
(
岡田進
君) 御異議なしと認めます。よって、会期は34日間と決定いたしました。 ────
会議録署名議員指名
──── ○
議長
(
岡田進
君) 次に、
会議規則
第122条の規定により
会議録署名議員
を指名いたします。 25番
小坂正春
君、26番
北山照昭
君、以上両
議員
にお願いいたします。 これより
日程
に入ります。 △─────
日程
第1───── …………………………………………
議案
第 1号
平成
9年度
宝塚
市
一般会計予算
議案
第 2号
平成
9年度
宝塚
市
特別会計国民健康保険事業費予算
議案
第 3号
平成
9年度
宝塚
市
特別会計国民健康保険診療施設費予算
議案
第 4号
平成
9年度
宝塚
市
特別会計農業共済事業費予算
議案
第 5号
平成
9年度
宝塚
市
特別会計用品調達費予算
議案
第 6号
平成
9年度
宝塚
市
特別会計交通災害共済事業費予算
議案
第 7号
平成
9年度
宝塚
市
特別会計公共下水道事業費予算
議案
第 8号
平成
9年度
宝塚
市
特別会計老人保健医療事業費予算
議案
第 9号
平成
9年度
宝塚
市
特別会計宝塚
駅前地区
市街地
再
開発事業費予算
議案
第10号
平成
9年度
宝塚
市
特別会計老人保健施設費予算
議案
第11号
平成
9年度
宝塚
市
水道事業会計予算
議案
第12号
平成
9年度
宝塚
市
病院事業会計予算
………………………………………… ○
議長
(
岡田進
君)
日程
第1、
議案
第1号から
議案
第12号までの
平成
9年度
宝塚
市
一般会計予算
並びに各
特別会計予算等
の以上12件を
一括議題
といたします。 なおこの際、
市長正司泰一郎
君より
平成
9年度
施政方針
並びに
予算
の大要について説明を求めます。
市長正司泰一郎
君。 ◎市長(
正司泰一郎
君) (登壇) おはようございます。
平成
9年第1回
宝塚市議会
の開会に当たりまして、
宝塚
市のますますの発展と20万
市民
の幸せを祈念しますとともに、
議員各位
の御健勝を心からお喜び申し上げ、日ごろの御精励に対しまして深く敬意を表する次第であります。加えまして、阪神・
淡路大震災
のため、今なお仮の住居にお
住まい
の方々を初め、多くの
被災者
の一日も早い
復興
を祈念申し上げます。 本日ここに
平成
9年度
予算案
及び諸案件を提出するに際し、新年度における
市政運営
に関する私の所信と
予算
の大要を申し述べまして、
議員各位
を初め
市民
の皆様の御理解と御
支援
を賜りたいと存じます。
平成
9年度は、私が
市政
を担当することになりました
平成
3年から早くも7年目となり、第2期の後半の年を迎え、ひとしおその重責を感じるところであります。 省みますと、本市の将来
都市像
を「水と緑とふれあいの
まち宝塚
」と位置づけた第3次
総合計画
の
初年度
から
市政
を担い、
総合計画
の諸
施策
を展開してまいりました。その間には、
快適都市
の
創造
、
共生社会
の
創造
、新しい
宝塚文化
の
創造
の3点を
市政推進目標
とし、
市制施行
40周年を経て、21世紀へ向けて一流の
都市
へと大きく飛躍する
成熟都市
を目指してまいりました。 そして、あの忌まわしい
大震災
では、
被災者
の皆様の姿、
市民相互
の助け合いなどに接し、改めて将来を見据えた世界に誇り得る
まちづくり
に全力を傾けて邁進しなければならないことを決意し、新たに災害に強い
都市
の
創造
を
目標
に加え、安全にかつ安心して暮らせる
まちづくり
に努めてまいりました。 一方、
まちづくり計画
の根幹をなす第3次
総合計画
は、おおむね順調に推移しておりますが、
目標期間
の後半期に入るとともに、第4次
総合計画
の
策定業務
に着手すべきときがまいっております。 さて、本年度の
市政
を運営するに当たり、広く
社会
の動向を見つめますと、現在は明治維新、戦後
改革
に次ぐ第三の
改革
の真っただ中にあります。第三の
改革
とは、
国家機構
、
行財政制度
などの
基本的枠組み
の
見直し
に始まって、
地方分権
、
規制緩和
、
情報公開
などの
具体的改革
を経て、
環境
と福祉に配慮した
個性
的で
多様性
を持つ
生活
を営むことができる成熟された
社会
を目指すことと考えます。 しかし、
安定成長化
、
高齢化
、
情報化
、
多様化
による
成熟社会
に対処するために、今
都市
が何をすべきかという教科書はありません。私たちはそのための
目標
をみずから探求しなければならない困難な時代に入ったのでありますが、このような困難な時代にあっても、私たちはみずからの努力により、ある程度明らかな
方向性
を見出すことができるものと考えております。 私はその
方向性
の一つとして、
都市間競争
に不可欠な
交流
と
連携
による
成熟都市
の構築を掲げたいと考えます。 21世紀早晩には
安定成長期
となり、
人口増
もとまり、
高齢化
は進み、
公共事業
も含めて
地域
への投資の増加は期待できない
社会
を迎えます。限られた人口、限られた
経済投資
をいかに有効に使い、でき上がった資産をいかに活用していくかという
都市
間の
競争
への対応が、これからの
都市づくり
の
課題
となるでありましょう。
都市
間の
競争
は、同時に
都市
間の協調にも極めて大きな影響を与えます。
競争
すると同時に、より広い視点から協調して、限られた資源の有効な活用を図る必要があるからであります。そして、さらにもっと大きな圏域の中でも
お互い
に協調し、他の圏域との
競争
に参加しなければなりません。これからの
都市間競争
には、
都市
の
個性
が強く求められます。
個性
がなければ魅力はありません。それぞれの
都市
が他の
都市
と異なる独自の魅力を持って競い合うことにより、
都市
間での
相乗効果
が生じ、全体の活力を高めていくことができるからであります。同時に、
個性
だけでなく、
個性
の調和もまた求められます。
競争
と同時に協調が必要であるように、調和があることによって
個性
の力はより強くなるからであります。
競争
と協調、そして
個性
の調和を進めるためには、
交流
と
連携
の
活性化
が必要不可欠な要素であります。なぜならば、
個性
は他の
地域
との比較によって明確になっていくことから、比較できる
交流
の機会がなくては
個性
の魅力を発揮していくことは困難であり、調和のためには
連携
が必要な条件であるからであります。 このような
交流
と
連携
は、
定住人口
だけでなく
交流人口
の増加が期待でき、
安定成長化
の
社会
でも持続的な成長が可能となってまいります。 一方、
成熟都市
には、
高齢化
や
情報化
の結果構成されるさまざまな団体が、対等な立場で
お互い
の
交流
を深め、
連携
し、協力し合って、多様な目的の実現に努力していくという
社会
に対応できる機能を持つことが求められます。 英国の
地方自治学者ゲリー・ストーカー
は、多元的な
組織
による協働の
仕組み
を構築し、それによって公共の利益を実現していく傾向が
先進諸国
で台頭してきていると分析しております。その考えは、
市民
と企業と
行政
とが
連携
した
組織
による公共的な
サービス
の
提供体制
を確立し、こうした体制の活用によって、そこに参加した
組織
は必然的に
交流
を深め、立場と役割の違いを理解しながら
連携
し、
共通目標
の達成に向かっていくというものであります。 これは現代の
社会
では、単一的な
組織
の活動だけでは、
社会
的な
目標
を達成しようとしても制約される条件が生じてうまくいかず、そのため異なった目的を持つ
組織
が
交流
し、
連携
する中で
目標
を達成しようとするものであります。まさに本市が目指す
住民参加
による
まちづくり活動
を
推進
していく上で示唆に富む考え方であり、
成熟都市
に求められる重要な
行政対応
の要素と考えます。 私はこのような考えから、第三の
改革
後に求められる
成熟都市
の構築を、
競争
と協調、
個性
の調和、参画と協働を可能とする
交流
と
連携
をより活発に展開する
市政運営
で、その達成を目指してまいります。そして、本年度の
重点課題
を次に掲げ、積極的に取り組んでまいる所存であります。 まず第一は、
震災復興事業
であります。 昨年を
震災復興元年
とし、一日も早い
復興
を目指し、
公営住宅
、
市街地
の
復興整備
、
防災体制
の拡充を図ってまいりました。本年も引き続きこれらの
復興事業
を精力的に
推進
し、その成果を上げてまいります。 また、
大震災
の教訓、すなわち
市民相互
の
自力活動
の
重要性
と人と人との
交流
、
連携
の大切さを認識し、
まちづくり活動
の
支援
を引き続き
推進
してまいります。 そして、今なお仮の住居にお
住まい
の方々の
復興
が一日も早く実現できるよう
支援
の
ネットワークづくり
を図り、
関係機関
にも強く要請してまいります。 第二は
行財政改革
の
推進
であります。 さきに述べました
成熟都市
を目指すためには、健全な
財政運営
と新しい
行政運営
の
仕組み
が必要であります。本格的な
高齢化社会
の到来、
地方分権
の
推進
によって
市行政
の役割は増大し、これに対応する
行政システム
は、簡素で効率的なものがより強く求められます。
行財政全般
にわたる
見直し
、改善、再
構築等
を
推進
し、来るべき大きな変革の潮流に立ち向かっていくため、昨年策定しました
行財政改革大綱
及び
行財政改革推進委員会
の御意見、御提言による
行財政改革推進計画
に全
組織
を挙げて取り組んでまいります。
改革
の
推進
に当たっては、
市職員
が十分認識すること、
市民
の理解を十分得ること、確固たる信念、勇気、たゆまぬ努力が必要という
推進委員会
の御意見を尊重してまいります。そして、広く
行政
を
推進
するに当たっては、
市民
が必要とする
行政サービス
を最少の費用で行うとともに、業務の内容、
必要性
、
効率性
を
市民
に常に説明するという
説明責任
を重視し、対応してまいります。 第三は健康の年への
取り組み
であります。 一昨年と昨年の2年間は
環境
の年と設定し、将来の
環境課題
を見据えた
環境基本条例
や
環境基本計画
など9項目の
環境施策
を
整備
し、
環境都市宣言
を行い、
環境
にやさしい
まちづくり
を
推進
する体制を構築いたしました。 さて、我が国は今や世界一の
長寿国
になりました。その一方では、高密度な
都市化
、急速な
高齢化
、
疾病構造
の変化、
市民
のライフスタイルの
多様化
など、健康を取り巻く
環境
は大きく変化してまいりました。近年、とりわけ
先進諸国
では
健康増進
への関心が一段と高まり、単に寿命を延ばすということだけではなく、あるいは病気の治療や予防といった発想だけではなく、より健やかで充実した
生活
や、家族、
友人たち
と心が通う
交流
や
支援
を深め、広げ、
生きがい
を求めようという、より積極的な
健康意識
を持った
健康寿命
を延ばそうとするようになってまいりました。 とうとい人命や住みなれた家を奪い去り、見なれた風景さえも変貌させたあの
大震災
を体験した
被災者
の多くは、心に傷を負い、
日常生活
に
不安感
を抱き、今なお精神的な
支援
を求めています。WHOの
専門家
は地震と健康の教訓として、
支援
を受けた人は明らかにストレスが軽減された、孤独ではないと感じることが一番大切と報告しました。すなわち、心をいやす
医療
やケアなど、心の
健康面
への
取り組み
が急務となっております。 こうした変化を踏まえ、時代に即応し、
地域
の特性に柔軟に対応できる
市民
の
健康づくり施策
を
推進
していくためには、
高齢者
の
生きがい
と
健康づくり
を求めた
保健福祉計画
「
ゴールドプラン宝塚
」と、心のケアを含む
地域
の
健康づくり
をより一層具体的に
推進
していく新たな
施策展開
が必要であります。 私はこのようなことから、本年の
重点課題
は、
成熟社会
に移行しつつある今日、人々が最も必要とする健康を取り上げ、健康の年とし、必要な
施策
の
整備
を図りたいと考えます。 だれもが望む健康な
生活
は、
人類共通
の
課題
であり、終局的な
目標
であります。しかし、
社会
が複雑化し、
高齢化
する
日常生活
で、健康を維持し、増進することは容易ではありません。健康は休養・栄養・運動の3つの要素の
自己管理
と
医療施設
と技術、
医療保険
や
介護制度等
の
社会互助
によって達成されます。
自己管理
は健全な
日常生活
の
交流
から育ちます。
社会互助
は充実した
医療
と
福祉制度
の
連携
によって恩恵を受けます。
健康づくり
は、
市民
の1人1人がみずからの健康はみずからがつくるという自覚と、主体的に取り組むという健康の
創造
によらなければなりません。
行政
は従来の
社会防衛的観点
から脱却し、
市民
、
地域
という視点に立脚をして、
地域コミュニティー活動
による
地域住民
の
交流
と
連携
、そして
市民
と
医療事業者
と
行政
との協働によって
健康づくり施策
の展開を図る必要があります。 本年度は健康の年の
初年度
として、ふるさと21
健康長寿まちづくり計画
を
推進
し、すべての
市民
の健康が実現でき、安心して暮らせる
個性
と活力に満ちあふれた
健康社会
の構築に着手してまいります。そのために、
地域
において
健康づくり
を実践されている
市民
の参画を得て
健康づくり
100人
委員会
を設置し、
宝塚
らしさあふれる
健康づくり
を促進いたします。 第四は
交流
と
連携
による
まちづくり
の
推進
であります。 私はさきに述べました観点から、次に掲げるさまざまな
社会活動
の中で、
交流
と
連携
を積極的に展開し、歴史と伝統と文化を誇る
宝塚
市の魅力を磨き、活力を盛んにし、
住民
の参画と選択によって新たな
宝塚
市の
個性
を創出できる
まちづくり
の
推進
に取り組んでまいります。 まず、
大震災
の
救援活動
では、隣接する
都市
の
連携
、協力だけでなく、
遠隔地
の
都市
からの
支援協力
の
必要性
を痛感したところから、
広域視野
に立った防災などの
都市間交流連携体制
を求めてまいります。 今日求められる
行政サービス
が
多様化
したことから、選択による
整備
が不可欠となっております。
立地条件
を考慮した
隣接都市
間の
交流連携
で効率的な
行政執行
を図ってまいります。 今や全国の
都市
の半数以上で
姉妹都市
、イベント、
体験学習
、スポーツ、文化、産業・農業などさまざまな形態の提携や
交流
が行われております。本市に存在する観光、
文化資源
と
コンベンション都市
としての
立地条件
を活用し、こうした
取り組み
に対処してまいります。
環境
問題の認識の高まりは、
観光農業
や
市民農園
の普及とともに、
都市
と農村の
住民交流
を盛んにいたしました。
お互い
の特性を再発見し、
地域
の
活性化
を今後とも進めてまいります。 一方、
コミュニティー活動
が
多様化
する中で、異なったさまざまな目的を持つ
住民活動
の
交流
と
連携
を図り、
地域社会
の
課題解決
のための
住民
の参画と選択のあり方を模索し、
住民参加
による
まちづくり
を
推進
してまいります。そのため、
まちづくり協議会活動
を初めとする
コミュニティー活動
の
支援
を図ってまいります。 以上、
平成
9年度における
市政
の運営に当たり、
まちづくり
に対する私の所信を述べましたが、以下、その実現に向けて主要な
施策
の大要について御説明申し上げます。 まず、
編成方針
についてでありますが、本市においては多額の
一般財源
の不足見込み、
経常収支比率
の悪化、
市債残高
の急増等危機的な
財政状況
にありますので、
経常経費
の削減や起債の
発行額
の抑制を図るとともに、
宝塚
市
行財政改革推進計画
に基づき、スリムで効率的な
財政運営
に努め、
市民
の皆様にも
歳入面
における
受益者負担
を原則とする
見直し等
や
歳出面
における財源の
効率的配分等
について御理解、御協力を得ることにより、来るべき
地方分権
の時代の役割を担うにふさわしい
行財政システム
の構築を目指し編成をしたものであります。 なお、本年度も引き続き
復興事業
を最
重要課題
として位置づけております。また、昨年度に引き続き、国の
補助金
の状況により
復興事業
を中心として
平成
8年度
予算
へ約74億円の前倒しを行っており、これらの適切、円滑な執行にも努めてまいりたいと考えております。 では、
平成
9年度当初
予算案
の主な
事業
について御説明申し上げます。 最初に、「ゆとりとうるおいのある
都市空間
の
創造
をめざして──
都市基盤
の
整備
──」についてでありますが、
土地利用
といたしまして、
地区計画指定事業
に
逆瀬台地区
を追加し、住宅の
復興
の促進を図ります。 また、
市街地
の
整備
といたしましては、
宝塚
駅前地区第2工区、湯本第1地区、
売布神社駅前地区
、
仁川駅前地区
の再
開発事業
を進めるとともに、
住宅再建
の促進と
整備
を図るため、
優良建築物等整備事業等
を計上いたしております。 道路の
整備
といたしましては、
宝塚仁川線
、
荒地西山線
、市道3259号線等の
街路整備事業
や
生活道路整備事業等
を計上いたしております。 緑化の
推進
と公園の
整備
といたしましては、緑の
基本計画策定事業
、
武庫川河川敷緑地整備事業等
を計上いたしております。 次に、「安全で快適な
生活
環境
づくりをめざして──
生活
環境
の向上──」についてでありますが、住
環境
の
整備
といたしまして、災害
公営住宅
建設
事業
、特定優良賃貸住宅建設
事業
等を計上いたしております。 また、下水道の
整備
といたしましては、公共下水道建設
事業
等を計上いたしており、
平成
9年度末の人口普及率を92.6%と見込んでおります。
市民
生活
の安全確保といたしましては、
住民
の自主的な防災活動を
支援
する自主防災
組織
促進
事業
、災害対策用備蓄倉庫や防災マップの作成等を行う災害対策
事業
等を計上いたしております。 次に、「健やかで
生きがい
のある
地域社会
づくりをめざして──福祉
社会
の実現──」についてでありますが、
地域
福祉の
推進
といたしましては、さきに述べました健康長寿の
まちづくり
事業
、知的障害者入所施設建設
事業
等を計上いたしております。 また、福祉
施策
の充実といたしましては、各デイ
サービス
センターの
事業
を拡充し、在宅福祉
サービス
拠点としての機能の強化、充実を図るとともに、在宅介護
サービス
の需要に対応するためのホームヘルプ
サービス
事業
の拡充、光明老人介護
支援
センターを新設する等に要する経費を計上いたしております。 保健
医療
の充実といたしましては、口腔保健センターにおける障害者歯科診療
事業
等を計上いたしております。 次に、「ゆたかな心と
創造
性を育む生涯学習
社会
の形成をめざして──生涯学習
社会
の実現──」についてでありますが、学校教育の充実といたしましては、小浜小学校校舎改築
事業
、丸橋幼稚園及び小浜幼稚園園舎増改築
事業
、高司中学校の校舎内部改造工事、長尾中学校給食施設
整備
事業
等の経費を計上いたしております。 また、女性の
社会
的地位の向上といたしましては、融資あっせん制度として女性起業家育成等
支援
事業
等を計上いたしております。 次に、「
個性
ゆたかな文化の薫り高い
まちづくり
をめざして──
市民
文化の育成──」についてでありますが、
市民
文化の振興といたしましては、伝統的建造物である和田邸
整備
保全
事業
、新
市民
ホール構想
委員会
等の経費を計上いたしております。 次に、「にぎわいと活力にあふれた
都市づくり
をめざして──産業の振興──」についてでありますが、観光の振興といたしましては、新泉源を
市民
等に供給する
事業
、
市民
参加による新名所、名品づくり
推進
事業
等を計上いたしております。 また、中小企業の育成と
活性化
といたしましては、中小企業振興資金融資斡旋
事業
等を計上いたしております。 次に、「自治と連帯による開かれた
市民
社会
づくりをめざして──計画の実現──」についてでありますが、コミュニティーの形成のために必要な経費として
市民
フェスティバル補助
事業
や
まちづくり
協議会に対する助成等計上いたしております。 以上、新年度
予算
の主な
事業
について述べましたが、歳入歳出
予算
の総額は、一般会計687億5,000万円、特別会計377億9,140万円、合計いたしまして1,065億4,140万円となっております。 また、水道
事業
会計は79億1,173万7,000円、病院
事業
会計は108億8,395万7,000円で、全会計合わせました総額では1,253億3,709万4,000円となっているところであります。 本市を取り巻く財政
環境
は今後さらに厳しさを増してまいりますが、財源の重点的、効率的配分を行うとともに、
行財政改革
に一層
取り組み
、震災
復興
、住みよい災害に強い
まちづくり
に邁進していく所存であります。 何とぞ
議員各位
におかれましては慎重に御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○
議長
(
岡田進
君)
施政方針
並びに
予算
の大要についての説明は終わりました。 お諮りいたします。 本日の
会議
はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○
議長
(
岡田進
君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会することに決しました。 本日はこれにて延会いたします。 なお、次の
会議
は来る3月3日午前10時から再開いたします。 ──延 会 午前10時34分──...
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