赤穂市議会 > 2023-10-19 >
令和 5年決算特別委員会(10月19日)

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  1. 赤穂市議会 2023-10-19
    令和 5年決算特別委員会(10月19日)


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    最終取得日: 2024-09-19
    令和 5年決算特別委員会(10月19日)                 決 算 特 別 委 員 会 1.日  時                        開会 午前9時30分          令和5年10月19日(木)                               閉会 午後3時07分 2.場  所   第1委員会室 3.出席者   委員長  家 入 時 治   副委員長 中 谷 行 夫        山 野   崇        南 條 千鶴子        荒 木 友 貴        奥 藤 隆 裕        前 田 尚 志 4.欠席者   な し 5.地方自治法第105条の規定による出席者
      議 長  土遠 孝昌  (副議長  西川 浩司) 6.傍聴議員    深 町 直 也   井 田 佐登司   榊   悠 太    釣   昭 彦   山 田 昌 弘   前 川 弘 文    田 渕 和 彦 7.理事者   別紙のとおり 8.事務局   事務局長  東 南 武 士   書  記 寺 下 好 穂                   書  記 山 﨑 智 子 9.新  聞   な し 10.傍聴者   な し    (理事者)     副 市 長                溝 田 康 人    (会計課)     会計管理者                西 田 佳 代    (消防本部)     消防長                  尾 崎 浩 司     次長兼赤穂消防署長            笹 井 伴 清     総務課長                 久 野 哲 男     消防団担当課長              澄 田 克 也     予防課長                 門 口 龍 哉     警防課長                 大 鹿 正 喜     救急課長                 有 岡 幹 記     上郡消防署長               松 本 和 彦     管理担当課長               小 林 正 朋     総務課総務係長              安 本 憲 司    (教育委員会)     教育長                  尾 上 慶 昌     教育次長(管理担当)           高 見 博 之     教育次長(指導担当)           入 潮 賢 和     学校給食センター担当参事兼学校給食センタ     ー所長事務取扱              正 木 洋 志     総務課長                 近 藤 雅 之     こども育成課長              山 内 陽 子     学校教育課長               田 中 豊 史     スポーツ推進課長             笠 原 裕 之     生涯学習課長               松 本 久 典     文化財課長兼市史編さん担当課長                          中 田 宗 伯     中央公民館長兼市民会館長         本 家 信 治     図書館長                 狩 川 真 人     総務課総務係長              澁 谷 文 江     学校教育課小学校教育指導担当係長                          大 谷 尚 弘     学校教育課中学校教育指導担当係長                          福 田 大 介     学校教育課人権教育推進担当係長                          大 手 壽 之     スポーツ推進課スポーツ推進係長                          児 島   毅     生涯学習課生涯学習係長          亀 井 陽 介     文化財課文化財係長            荒 木 幸 治                  決算特別委員会             令和5年10月19日             午前9時30分開会 ○家入委員長  おはようございます。  ただいまから、本日の決算特別委員会を開催いたします。  座らせていただきます。  なお、本日の、消防本部、教育委員会の審査終了後に、市長総括質問の取りまとめを予定いたしてございます。  これまで、9月28日、10月5日、12日の過去3回にわたり当委員会を開催し、各委員からの意見等の要旨につきましては事務局側で要約しておりますが、教育委員会関係の審査が終了した時点で、委員の皆様方に配付する予定としております。  なお、本日の委員会に係ります意見等の要旨につきましては、要約する時間的な余裕等もございませんので、発言された各委員が、それぞれ当局側からの発言内容を確認していただきました中で、総括質問取りまとめへの対応をお願いしたいと思います。  決算審査については、決算特別委員会審査参考表により行います。  歳出2款1項11目還付金及び返納金関係部分、決算書66ページ、67ページないし9款1項5目災害対策費関係部分(大規模災害対策用消防資材整備事業広域消防訓練参加経費)、決算書142ページから145ページ、事務事業成果報告書312ページについて、御質疑ございませんか。  荒木委員。 ○荒木委員  事務事業成果報告書の291ページ、6番の、事故別、発生区域別救急件数についてお伺いいたします。  傷病程度のところで、実際、救急搬送を利用される方が計2,072人と、依然としては高い数値になっております。  特に、この数値を見ますと、令和2年度、令和3年度と比較しましてやはり増えている。しかも、中等症と軽症で利用される方というのが、令和4年度では令和3年度を上回ってという形で利用されております。  この利用状況等をどのように分析されているのか、まずお伺いいたします。 ○家入委員長  有岡救急課長。 ○有岡救急課長  救急件数の増加につきましては、高齢化がやはり一番の要因だと考えております。  軽症と中等症が増えた要因に関しましては、赤穂市内では、救急車は軽症者の割合も36.6%と全国の軽症者の搬送割合の47.3%に比べますと、適正に利用されているかなとは思いますが、その中でも、やはりタクシー代わりに呼ぶ方もまだまだいらっしゃいますので、そういったところも関係してるのかなとは思います。  以上です。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  依然として、コロナ関連等の病状等で利用される方というのが多いのかなと推測はさせてもらっているんですけれども、軽症の割合自体は、全国平均と比べて適正化ということですけれども、今後、引き続きなんですが、傷病によって利用される件数が高止まりするかもしれないという中で、どのように呼びかけ等、令和4年度に関してはされているのか、まずお伺いします。 ○家入委員長  有岡救急課長。 ○有岡救急課長  呼びかけといたしましては、救急車の適正利用を促すポスター等を掲示しております。  また、熱中症等に関しましても、夏の暑い間、救急車と消防車等を利用して、熱中症の予防広報等を実施させていただいております。  以上です。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  消防としては、引き続きそのような形で、救急の適正なといいますか、救急車の台数も限られている中で、電話をされて利用されるのを個人個人でよく考えてということだと思いますけれども。  この今の状況ですね、令和2年度、令和3年度と比較して、コロナの状況も令和4年度は比較的落ち着いているかなと思うんですけれども、利用実態自体は全国平均と比べては低いですけれども、若干、利用に関してはちょっと危ないなと思ったら皆さん利用されているのか、増えている状況に関して、今後、その利用される目安とか、御自身で受診をされる、救急車でなくされるとか、そのような台数自体はこれ以上増えていくのが望ましいのか、それとも、どのぐらいが消防として適正と考えられているのか、もう一度お伺いします。 ○家入委員長  有岡救急課長。 ○有岡救急課長  救急の件数ですけれども、余りきつくこちらから適正利用をというお願いをし過ぎますと、本当に必要な方の救急要請がなくなってしまうということも考えられますので、今、現状の適正量を促す広報で十分足りているのではないかと考えます。  以上です。
    ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  先ほどの関連のところです。  事務事業成果報告書の290ページと291ページにかかります。  救急出場状況と、事故別の発生状況なんですけれども、事故別救急件数ですね、このところになりますが、この救急の出場状況が8月と12月で300件超え。それと、事故別におきましても、急病のところですね、8月と12月が140件を超えております。  この8月と12月、それぞれ最も多かった急病の症状であったり、疾患であったり、そのようなことが分かりますでしょうか。 ○家入委員長  有岡救急課長。 ○有岡救急課長  急病の内訳というものは、データとしては持っておりません。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  8月は熱中症であったり、12月は脳血管であったり、ヒートショックであったりというような、そういう分析はないんでしょうか。 ○家入委員長  有岡救急課長。 ○有岡救急課長  例年、夏になれば熱中症、それから、冬になれば、先ほど、委員がおっしゃったように、ヒートショック等ありますので、その辺はありますけれども、それが、この急病のこれとかいう数はございません。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  電話での要請があると思うんですけれども、その多い時間帯というのはありませんか。 ○家入委員長  有岡救急課長。 ○有岡救急課長  やはり日中が多いです。  以上です。 ○家入委員長  山野委員。 ○山野委員  関連ですけれども、この救急というのは年々増えてますけれども、現状で体制というのは十分足りているのか。  また、これ、どれぐらいまで対応できるように現在なっているのか、お尋ねします。 ○家入委員長  有岡救急課長。 ○有岡救急課長  現状で足りているかどうかは、ここでお答えをちょっとできないんですけれども、赤穂消防署、上郡消防署、それぞれ救急車が3台あります。  赤穂消防署で3台出てしまっている最中に、また、赤穂で救急が発生した場合、上郡署のほうから応援のほうに、赤穂署のほうまで来ていただきます。  また、逆に、上郡署にも救急車が3台あるので、上郡署で3台出払っているとき、上郡署管内で救急事態が発生した場合は、赤穂署のほうから応援にという態勢を取っております。 ○家入委員長  山野委員。 ○山野委員  それは分かるんですけれども、少なくとも、じゃあ、この令和4年度に関しては、もう十分回っていたという状況でよろしいんですか。 ○家入委員長  尾崎消防長。 ○尾崎消防長  ただ、救急が何件まで耐えられるかと言われますと、令和4年度程度なら十分対応ができていると思ってます。  ただ、困るのは重複して発生する場合でありまして、例えば、件数が3,100件、3,200件と増えたとしても、それは散発的にあるものでしたら、現在の体制で十分対応できるものと思ってます。  それが、やはり赤穂署で三重複、四重複になると、先ほど言いましたように、上郡署からの応援での対応ということになりますが、総件数がどれだけ増えるというよりも、そういった重複で発生する状況については、応援の態勢でないとできないということでございます。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  関連です。  本当に、令和3年度、令和4年度は、発熱があって入院等になったら、また大変な状況、受入れも大変だったと思います。  搬送先が決定するまでの時間、やはり令和4年度は時間どのくらいかかったか分かりますでしょうか、平均で。 ○家入委員長  有岡救急課長。 ○有岡救急課長  現場滞在時間として捉えさせていただきます。  救急車が現場到着して、消防車と接触してから、現場出発までと捉えさせていただきまして、赤穂消防本部といたしまして、平均で18.2分かかっております。  以上です。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  それで、搬送先がなかなか決まらず、困ったというような案件もあったかと思うんですけれども、そのことへの、その後の対応等、何かありましたでしょうか。 ○家入委員長  有岡救急課長。 ○有岡救急課長  救急の搬送先病院を決定するには、今、救急車にはタブレットを積載しておりまして、そこでHEARTS(ハーツ)というシステムを使ってやっております。  その中で、病院が見つからない場合、タブレットを使って病院を見つけたりしますので、対応としては、あと、EMIS(イーミス)というものを使って、救急の市内の2医療機関が受入れ不能の場合、そのEMISという検索サイトを使って、中西播磨とか、中西播磨でもまた見つからなければ、阪神地区まで、東播、阪神というような、全県で探せるようなシステムがありますので、ちょっと時間はかかったりもしますけれども、その中で病院を検索したりするようにしております。  以上です。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  決算書のほうですが、141ページの、常備消防費の委託料、不用額として246万9,000円ほどがありますが、この要因についてお伺いいたします。 ○家入委員長  久野総務課長。 ○久野総務課長  令和4年、関西電力の特定屋外タンクの保安検査が予定されていたのですけれども、その委託料として171万7,000円を予算化しておりましたけれども、関西電力の特定屋外タンクの保安検査のほうが令和5年度に延期になりまして、令和4年度、未執行となりましたので、その分が執行残となって、額が増えたものでございます。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  この延期の理由は、会社のほうからは聞いているんでしょうか。 ○家入委員長  門口予防課長。 ○門口予防課長  会社のほうから、引き延ばしてほしいという要望で引き延ばされたものであります。  以上です。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  続いて、決算書の141ページの、非常備消防費の災害補償費。  今回、需用費より流用して執行されておりますが、この内容についてお伺いいたします。 ○家入委員長  安本総務係長。 ○安本総務課総務係長  こちらの災害補償費につきましては、令和4年4月に有年地区で発生しました建物火災におきまして、付近住民の方が初期消火に従事していただきました。  その際に、初期消火者の方が負傷を負いまして、約3か月間の治療を要し、それが公務災害と認定いたしましたので、赤穂市の公務災害補償条例に基づきまして、災害補償費ということでお支払いをした形で、20万円の予算の中、不足が生じましたので、4万5,012円を流用させていただいて対応した次第でございます。 ○家入委員長  奥藤委員。 ○奥藤委員  事務事業の309ページ、下のほう、5番です。その中の防火水槽ですけれども、防火水槽は3種類あるみたいですけれども、耐震性100トン級というのがあります。  これだけ耐震性がついているということは、ほかの防火水槽は耐震設計になっていないというふうに捉えたらいいんでしょうか。 ○家入委員長  澄田消防団担当課長。 ○澄田消防団担当課長  一般財団法人消防設備安全センターで認定をしたときには、60トン以上のものが耐震性という名前がつきます。これは、出荷時の認定の話であって、40トン級でも、二次製品であれば耐震性は有しております。  ただ、この表の中では、耐震性100トン級というのは、認定のお名前を書いた表記であって、20トンでも、40トンでも二次製品はありますので、それは、耐震性は有しております。  以上です。 ○家入委員長  奥藤委員。 ○奥藤委員  となると、二次製品であれば耐震性を有していると。20トンから40トン未満、40トン級、この中で耐震性を満たしてないという言い方がいいんですか、のはどのぐらいあるか分かりますか。 ○家入委員長  澄田消防団担当課長。 ○澄田消防団担当課長  表からいきます。  20トンから40トン未満で、耐震性があるものが12基です。これが二次製品です。40トン級では36基です。100トン級と書いてあるのは全部が耐震性があります。20トンから40トンで説明しますと、148基のうち、48基が二次製品になります。  残りの100基が、現場打ちといって、耐震性のない防火水槽となります。  以上でございます。 ○家入委員長  奥藤委員。 ○奥藤委員  考え方として、古いのは二次製品じゃないから耐震性はないという考え方でよろしいですか。 ○家入委員長  澄田消防団担当課長。 ○澄田消防団担当課長  二次製品の製品ができてきたのが平成からになります。昭和時代の防火水槽というのは二次製品がございません。  ですから、古いものほど二次製品はないということで、耐震性はないです。  以上でございます。 ○家入委員長  奥藤委員。 ○奥藤委員  まず、耐用年数をお伺いします。  それと、耐震、ちょっと私も素人なのでよく分からないので、耐震性があるのと、ないというのは、構造がどう違うのかということを説明していただければと思います。 ○家入委員長  澄田消防団担当課長。 ○澄田消防団担当課長  耐用年数は50年で定めております。  二次製品と一次製品、一次製品から申しますと、現場打ちといいまして、穴を掘って型を組んでコンクリートを流してと。  利点としては、重機が入れない狭いところでもできると、大きさがいろいろな形にできる、土地が長方形で長細かったらその形に施工できるということで、昔のものはそういう小さな公園にも設置してましたので、そういうものが昭和の時代に施工されたそうです。  二次製品と申しますのはプレキャストといいまして、要は、一回、コンクリートをパーツ、パーツに組み立てるんですけれども、パーツ、パーツを運んできて、重機で穴の中に埋めて、接着して中の防水をするという形なので。ですから、既製品になりますから、広さが要るのと深さも取れないといけないということで、その違いはございます。  以上です。 ○家入委員長  奥藤委員。 ○奥藤委員  耐用年数を超えた防火水槽はどのぐらいあるんすか。  今後の方針とか、更新とかの方針をお伺いいたします。 ○家入委員長  澄田消防団担当課長。 ○澄田消防団担当課長  50年以上たっている防火水槽というのは統計取ってないんですけれども、一番古いものであれば、昭和37年に設置されたものがあって、61年たっております。  これは、警防課のほうで、毎年、全ての防火水槽は点検をしていますので、その中で、減水があるもの、今現在ございません。そういうものがあれば修繕等で対応していくという考えです。  以上です。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  同じページのところなんですけれども、消防水利です。  消火栓ということで、2,137か所設置されておりますが、この数は、もう市では充足していると考えられているのか。  それと、あと、整備計画的なものは消防としては持っているのかについてお伺いいたします。 ○家入委員長  澄田消防団担当課長。 ○澄田消防団担当課長  市街区域に関しましては、ほぼほぼ充足されております。
     今後は、市の周辺区域であるとか、自治会からの要望がございましたら、これを設置していこうという方針でございます。  以上です。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  整備計画というんですか、そういったものは特に作ってはいないということでよろしいですか。 ○家入委員長  澄田消防団担当課長。 ○澄田消防団担当課長  部内で消防水利整備計画を作成しております。これが、3年に一回改定するんですが、今年が改定時期であります。  ですから、令和2年に出来上がったものを今使っているところで、今年、改定して、計画を見直すという格好でございます。  以上です。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  ほぼほぼ充足ということですけれども、ちょっとここが薄いなというところはないんですか。  地区としてほぼほぼ充足ですけれども、ここ、消防としてはちょっと問題があるかなというところは、今のところはないという考えでよろしいですか。 ○家入委員長  澄田消防団担当課長。 ○澄田消防団担当課長  市街地に関しましては、ここはちょっと少ないかなというところはございません。  周辺区域のほうで、住宅が増えることと並行していって、住環境が変わったら変えていかないけないところはあります。  ですから、今、おうちが建ってない現状なので、今は考えてないです。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  事務事業成果報告書の293ページの10の家庭防火診断実施状況についてですけれども。  2年に1度実施されているところですけれども、ただ、やっぱり未実施指数がやはり多いと思います。  内訳としましては不在79名、拒否178名でしょうけれども、この主な要因をお聞かせください。 ○家入委員長  大鹿警防課長。 ○大鹿警防課長  拒否178名につきましては、こちらから民生委員等を通じまして家庭防火診断についてお願いを図っているのですが、その時点で、もうそういったものはしていただかなくて結構です、家の中をちょっと見られたくないというような理由で拒否される方です。  不在79名につきましては、最初の、こちらからお願いした段階では、家庭防火診断の実施をしていただいて構いませんというお話だったんですが、実際に行ってみると、不在、出かけていらして、いらっしゃらなかったとか、そういったものも多数ございます。  以上です。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  反対に、また不備有りで51名という数が上がっておりますけれども、やはり割と割合が多いと思いますし、反対に、また、不在なり、拒否される方でも、点検すればもっと増えると思いますけれども、大体どういうような不備があるんでしょうか。 ○家入委員長  大鹿警防課長。 ○大鹿警防課長  令和4年度の不備につきましては、51名全員、住宅火災警報器の未設置です。  以上です。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  設置は努力義務だと思いますけれども、その是正であるとか、また、是正指導済みとなってますけれども、その後の対応はいかがでしょうか。 ○家入委員長  大鹿警防課長。 ○大鹿警防課長  不備ありの方につきましては、当日、家庭防火診断の場で指導を行っておりますが、その後に、また、一人一人に電話をかけて、またお願いをしたり、または、民生委員を通じてお願いをしたりということを行っております。  ただ、その後、実際に不備が完了したかどうかというのは、ちょっとなかなかこちらでの確認ができておりませんのが現状です。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  関連です。  同じ、293ページ、10番の家庭防火診断実施状況のところで、2年に1回ということで、その拒否の方は、毎回、同じ方が拒否されているというような状況なんでしょうか。 ○家入委員長  大鹿警防課長。 ○大鹿警防課長  新規で、新たに対象となられた方以外は、ほとんどの方が同じ方です。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  この診断においては、火災警報器の設置状況であったり、消火器等の有無であったりというところ、健康状態等を確認されると思うんですけれども、この程度の内容を軽くですね、しっかりとではなくて、民生委員が、事前に、行っていいかどうかという確認をされるときに、その有無というようなことの確認を聞くというようなことは、そういう連携といいましょうか、そういうことを軽い形で聞くというような、拒否の方にそういうことは可能でしょうか。 ○家入委員長  大鹿警防課長。 ○大鹿警防課長  家庭防火診断を実施する以前、事前に、民生委員に集まっていただきまして、こちらからその趣旨とか内容について説明をいたします。  拒否の方につきましても、民生委員のほうから、できる限り、そういったことで拒否しないでと言うとおかしいんですけれども、受入れていただくようにお願いはしているんですけれども、なかなか難しいというところでございます。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  また、連携して、何か取組みが必要かと思うんですけれども。  安心見守りコール設置の身体障がい者の方は4名かなと思うんですけれども、その方々の拒否というのはないんでしょうか。 ○家入委員長  大鹿警防課長。 ○大鹿警防課長  その方につきましては拒否はございません。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  関連してお伺いいたします。  未実施件数の、先ほど、不在79名の方というのは、訪問されたときに不在だったということなんですが、その不在だった場合のその対応ですね、恐らく、地区別に分けてその訪問日を設定して回られているかと思うんですけれども、どのように、不在だった場合の次のアクションって取られているか、お伺いいたします。 ○家入委員長  大鹿警防課長。 ○大鹿警防課長  実際に訪問して、不在であった場合は、不在票というのをこちらで作成しておりまして、いついつ、何月何日の何時に訪問しましたが、いらっしゃいませんでしたので、できましたら、また都合の良い日を御連絡くださいという形の趣旨を書いたものをポストに入れたりとかしております。  また、民生委員のほうにもお願いして、不在であった方には、また連絡が取れたときに、いついつ訪問したんですけれども、不在でしたので、また都合の良い日とかお知らせしてくださいということで連絡を取っております。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  1回目の訪問で不在であっても、何らかの形で、再度、コンタクトが取れて、実施に至った方もいると思うんですけれども、この不在だった方、一度は訪問を受入れるというふうな意思表示をされている方に対して、やはり年内の点検というのを進めていただきたいと思うんですけれども、直接、不在票、向こうからのコンタクトを待つのではなくて、消防本部のほうから、民生委員ではなくて、直接、コンタクトを取る方法というのはないんでしょうか。 ○家入委員長  大鹿警防課長。 ○大鹿警防課長  以前は、電話を一人一人かけたりということもしていたんですが、最近、やはりちょっとオレオレ詐欺とかそういったものの関係もございますのか、こちらから電話をしても、出ていただけないところがほとんどで、こちらから直接連絡をしようとしても、つかないところがほとんどでございます。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  個別の民生委員の訪問も、やはり積極的にしていただいたらいいかと思いますけれども、なかなか、直接、御本人から連絡をするというのが大変な場合に、例えば、訪問日の指定に関して、今後、その簡易に、例えば、この人、この日であればとか、また、そのような、この方たちが御連絡しやすい取組みというのも検討していただけたらと思うんですが。  民生委員だけではない、そのほかの取組み、この方たちにコンタクトされている取組みがあれば、お伺いいたします。 ○家入委員長  大鹿警防課長。 ○大鹿警防課長  例えば、お近くに御家族の方とかがいらっしゃった場合は、その御家族の方に連絡を取ったりとかもしているんですけれども、なかなかやはりちょっと連絡が取れていないというのが現状でございます。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  事務事業成果報告書の304ページの1番、消防団組織についてですけれども。  全国的に消防団員の確保が難しい中、赤穂市におきましても定員割れをしておりますけれども、令和3年度と比較しましたら、3人増という形で、本当に御努力に感謝するところであります。  先日、神戸新聞のほうに福崎町の消防団の記事がありました。表彰関係もあったんですけれども、その中で、30年以上定員割れせずに、団員の確保もされておりますし、平均年齢も33歳と若いという形になっております。  その要因というんですか、例えば、地元小学校と連携し、防災訓練や、消火器具庫の見学などの実施、また、児童の保護者や、こども園の職員を対象に心肺蘇生の指導に当たっていると。  本来、職員がされることも消防団がされているという形で、消防団の活動が見えている成果だと思っております。その中で、赤穂市におきましても、例えば、3分団、定員以上がおられますし、6分団も定員以上がおられます。  そういう地域性もいろいろあると思いますけれども、この6分団につきましては、以前、コロナ禍で、今はなくなっておりますけれども、夏休みのプール前の心肺蘇生法の指導に消防団が当たったりとか、それから新しいポンプ車が更新されたときに、運動会でお披露目をしたりとか、操法を実施しておりますけれども、そういう取組みも必要じゃないかと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○家入委員長  澄田消防団担当課長。 ○澄田消防団担当課長  消防団の勧誘、あと、活動のPRというのが、毎年、自治会の訓練の指導であるとか、イベント、お祭りの手伝いとか、奉仕作業などでPRしているんですけれども、コロナで令和2年、令和3年、令和4年は自治会の活動自体がなくて、なかなかそういう勧誘活動ができなかった。その中で、3名増加になっているということで、団員が自分の知り合いであるとか、人づてで誰か入る人いないかという勧誘活動を地道にやっていただいているという結果だと思います。  以上です。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  関連で、同じページのところです、消防団組織。  この表には出てないんですけれども、定員に対して、減員の方、充足率というんですか、それを出してみますと91.8%になるんですが、この充足率は、近隣市町ではどのような、状況であるんでしょうか。 ○家入委員長  澄田消防団担当課長。 ○澄田消防団担当課長  西播磨の定員数と、条例定数で充足率を調査したところ、宍粟市が、令和5年4月1日現在の分ですけれども、84%となっております。相生市が98%、佐用町が95%、上郡町が67%、太子町が88%、たつの市が92%になっております。  以上です。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  かなり赤穂市は良いのかなというふうに思いました。  続いて、300ページ、事務事業、17番の消防用器具等の整備なんですけれども。  今回、国庫支出金ということで113万9,000円ほどがありますが、これ、何に対する国庫支出金があったんでしょうか。 ○家入委員長  久野総務課長。 ○久野総務課長  令和4年度の事業といたしまして、新型コロナウイルス感染症対応の地方創生臨時交付金を活用しまして、消防隊員の空気用の呼吸器面体と、あとは、上郡署にオゾンの空気清浄器を1台購入しましたので、その額を、これを整備しました。それが国庫支出金となるんですけれども、上郡署のほうに関しましては、その他特定財源のほうでありますけれども、そこに含んでおりまして、コロナ交付金のほうにつきましては、上郡町の方から、コロナ交付金のほうは申請しているかと思いますので、赤穂市としましては、上郡町から上郡町の分が事務受託として収入している。  赤穂市の分は国庫支出金のところに掲載しているところでございます。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  空気呼吸器用面体ということをお聞きしましたが、これ、何人分ぐらいの数になるんでしょうか。 ○家入委員長  久野総務課長。 ○久野総務課長  赤穂消防署で、消防隊員32名分、32式。それから、上郡署で21式整備いたしました。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  その他特定財源で、上郡署分ということですけれども、上郡署分は幾らあったんですか。 ○家入委員長  久野総務課長。 ○久野総務課長  上郡署のほうにつきましては、空気呼吸器用の面体とオゾンで、約93万5,000円執行しております。  そのうち、83.2%を掛けまして、その分が上郡町の受託収入として計上しています。  有年分のほうは赤穂市のほうで国庫支出金として上げてます。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  同じ、事務事業報告書の300ページの(3)の、救急隊員の救急業務に係る事後検証というところでお伺いいたします。  検証数が63件になっています。この内訳、推奨症例、標準、A、B、C、Dとあると思うんですが、それぞれ何件あったのかお尋ねします。 ○家入委員長  有岡救急課長。
    ○有岡救急課長  検証の評価状況ですが、63件中、Aの推奨が1件、Bの標準が60件、Cの本部で確認というところが1件、稀・参考は1件の、計63件となっております。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  稀・参考というのは、具体的にどのような症例になるんでしょうか。 ○家入委員長  有岡救急課長。 ○有岡救急課長  心肺蘇生法をせずに搬送するように指示があって、そのところで、皆さんにそういうことを周知するようにする、医師会で、皆さんに、各医療機関に周知徹底するようにしてもらう必要があるというような、検証医からの提案があった事案でございます。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  医師のほうから、心肺蘇生をしないようにという、この特例ということですね。 ○家入委員長  有岡救急課長。 ○有岡救急課長  はい、そうです。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  ちょっと専門的で分からないんですけれども。  この推奨症例Aが1件あったということで、この、すばらしかったという症例だと思います。これに向けての今後の取組みというか、そのようなことを進めていくために、何かされたんでしょうか。 ○家入委員長  有岡救急課長。 ○有岡救急課長  Aの推奨症例に関しましては、例えば、赤穂消防本部の救急隊としてこういった、スムーズにいったことがありましたよということなどを、ほかの西播磨消防、姫路消防とも、そういう情報を共有してくださいという意味で、A症例というような評価を頂いてます。  以上です。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  すばらしい症例ということで、これは、全隊員にそれが徹底されるというシステムになっているんですか。 ○家入委員長  有岡救急課長。 ○有岡救急課長  先ほどお伝えしましたA症例につきましては職員等にも周知して、今後の活動に役立ててくださいというような意味で評価を頂いております。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  ありがとうございます。すばらしいと思います。  続きまして、事務事業報告書の295ページ、防火対象物査察状況です。  (1)以下のところでちょっとお尋ねをします。  (5)のロの、寄宿舎、下宿、共同住宅、436施設あって査察数が60件ということですが、何年おきにしていくというのが決まっているんでしょうか。 ○家入委員長  門口予防課長。 ○門口予防課長  査察ですが、今、御指摘のあった436件について、令和4年度は60件ということですが、この対象物は、大体、5年に1回でワンクールで回るようになっているので、ちょっと少ないんですけれども、他の絡みもありまして、なかなか優先的に、大きな店舗とかそういうところに行きますので、共同住宅はちょっと優先度が、5年ということで低いので、結果的には、ちょっと今年度はなかなか回れない体制となっております。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  令和5年1月に、駅北のほうのマンションで火災があったんですけれども、その査察に関しては問題なかったですか。 ○家入委員長  門口予防課長。 ○門口予防課長  実際には、査察には厳密には行っておりません。  火災が終わった後、消防隊、原因調査します。その中でいろいろ指導したり、実際、令和5年9月に自治会のほうから訓練指導の申込みがありました。  それは、多分、火災を受けてのものだと思われますが、そのときにうちの職員が立ち会って、設備の使い方とか、降下指導をしております。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  このようなマンションであったり、そういうところの防火訓練とか設備の管理等はやはり管理者がしていくものと思われますが、消防のほうでは査察ができてないところがあるということですが、今後の予定等はどうなっているんでしょうか。 ○家入委員長  門口予防課長。 ○門口予防課長  このような対象物に対しましても、構造だけではないんですけれども、3年に1度、設備点検ということで、点検報告書が出てきます。それで、消防署のほうから設備の是正の指導をしたり、それを受けまして、特に悪いところでしたら、そこを次年度にピンポイントで上げて、査察を行うことはあります。  特段、先ほども言いましたように、優先順位が共同住宅が低いと言ったらちょっと申し訳ない、あれなんですけれども、やはりそこを手厚くいってしまいますと、本当に人がいっぱい入るところとか、市内の大規模な商業施設とか、そういうところにどうしても査察が減りますので、そこら辺は現状のままのペースで行かせてもらいたいと思っています。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  あと、前回質問したところで、関連で、一個聞き忘れていたところがあるので、よろしいですか。 ○家入委員長  何ページか言ってください。 ○荒木委員  事務事業成果報告書の293ページの10番、家庭防火診断実施状況に関してですが、こちらの不在票等を入れてコンタクトを取ってるけれども、取れないということですけれども、この75歳以上ということに限定しますと、地域の中で、例えば自治会の敬老事業とか、ほかの部の管轄にはなりますけれども、毎年、こちら、コンタクト、自治会のほうでも積極的に取っている年齢層かと思います。  例えば、そちらの自治会等に依頼をしまして、今年は、例えば赤穂、城西、尾崎、御崎地区が対象エリアになっております。  一般的には皆さん実施されていますが、実施されていないものであれば、これが2年に1回という機会になるので、実証されてはどうでしょうかということと、あと、まだ、実際、設備をつけられていない方に関しては、設備をこの際につけていただけないでしょうかという、お願いのチラシ等を配布されたりと、そういった取組みはこの令和4年度、されているんでしょう。 ○家入委員長  大鹿警防課長。 ○大鹿警防課長  申し訳ありませんが、チラシ等を配ったりということは行っておりません。  ただ、例えば、消防防災フェアですとか、あと、大きなイベント、そういったものがありましたときに、そういったところに職員が出向きまして、そこで住宅火災警報器、そういったものの設置も必要ですとか、それに関するチラシとか、そういったものは配っております。  ただ、それが75歳以上が対象というわけではございません。その場合は、全市民といいますかそこに来られた市民に対してという形でやっておりますので、地区のそういった老人会ですとか、そういったものに出向いてチラシ等を配ったりということは行っておりません。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  消防職員の方が出向くという意味ではなく、敬老事業として、御高齢の方に対してはお祝い金の支給ですとか、あと、記念品を、毎年、訪問の都度渡したりとかをこのときにされておりますので、全市民というよりは、本当にこのコンタクトを取りたい年齢層の方に確実にアクセスできる機会ですので、赤穂、城西、尾崎、御崎という4地区に限ってのチラシ、そのときに配ってくださいという形で依頼することは可能なんでしょうか。 ○家入委員長  大鹿警防課長。 ○大鹿警防課長  今後は、福祉部局とも協議しまして、どういった形でPRができるか考えていきたいと思います。 ○家入委員長  ないようでしたら、歳入に入ります。  歳入、15款1項8目消防使用料、決算書22ページ、23ページないし22款5項4目3節雑入関係部分(高速道路救急業務費受入金)、決算書46ページから51ページ並びに令和4年度財産に関する調書関係部分、決算書181ページについて、御質疑ございませんか。(なし) ○家入委員長  ないようでしたら、消防本部関係を終わります。  職員は退席していただいて結構です。  委員会を午前10時35分まで休憩いたします。       (午前10時21分)                  (休   憩) ○家入委員長  委員会を再開いたします。            (午前10時35分)  なお、本日、中塚幼児教育指導担当課長が病気療養のため、欠席の届出がありますので、御報告いたします。  決算審査については、決算特別委員会審査参考表により行います。  歳出2款1項11目還付金及び返納金関係部分、決算書66ページ、67ページないし10款4項幼稚園費、決算書152ページから155ページ、事務事業成果報告書354ページから356ページについて、御質疑ございませんか。  荒木委員。 ○荒木委員  事務事業成果報告書の142ページ、まず、6番のアフタースクール子ども育成事業についてお伺いいたします。  アフタースクールのそれぞれの事業費と、開設日数、登録児童数の相関関係を見ていきますと、事業費が開設日数等にも関わらず、令和3年度と比べて下がっておりますのが、城西アフタースクールと塩屋アフタースクールです。  特に気になりますのが、塩屋アフタースクールの、もともとの傾向なんですが、登録児童数や開設日数に関わらず、ほかのアフタースクールと比べまして、事業費の割合が非常に少ない傾向があると見受けられるんですが、まず、この事業費の内訳としまして、どういったものが含まれているのかお伺いいたします。 ○家入委員長  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  事業費の内容でございますが、人件費関係、それから、報酬、旅費、光熱費でありますとか、修繕料、また、委託料、備品購入費が上がってございます。  以上です。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  その中で、大きな割合を占めるのは、恐らく、人件費、報酬に関してかと思いますが、気になりますのが、この塩屋アフタースクールの人件費、報酬も含めまして、非常にほかの登録児童数のところとかを比べても、人数が多いにも関わらず、総額として低くなっている。この要因をまずお伺いします。 ○家入委員長  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  要因といたしましては、人数はほかに比べて多いといった状況がございますけれども、その辺りにつきましては、入る時間数が少ないことが考えられます。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  確認いたします。  登録児童数は多いんですが、先ほど、後半で、何かが少ないと、入る時間が少ないというふうにおっしゃったと思うんですが、具体的に、もう少し詳しくお願いします。 ○家入委員長  亀井生涯学習係長。 ○亀井生涯学習課生涯学習係長  全てのアフタースクールにおいてですけれども、対象日数イコール勤務時間数というような形が異なってくる部分がございます。  また、塩屋アフタースクールについては、大学生等の学生アルバイトを多く職員として雇用している関係もございまして、職員の時間給の単価が下がることにより、ほかのアフタースクールに比べて、比較的、人件費が抑えられている要件の一つと考えております。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  先ほど、開設日数イコールとならないということですが、開設日数と、実際、預かりの時間を掛けた部分が勤務に必要な時間となると思うんですけれども、この塩屋アフタースクールに関しては、職員が勤務している時間が短いということでよろしいですか。 ○家入委員長  亀井生涯学習係長。 ○亀井生涯学習課生涯学習係長  詳細な資料はございませんけれども、延長でお預かりしているお子さんが少ない可能性はございます。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  塩屋アフタースクールに関して、延長利用の希望が保護者の方から少ないことによって、実質的に勤務実態が短くなるというのであれば、それは、その地域柄だと思うんですけれども。  私も、昨年度、アフタースクールを見させていただいている中で、やっぱり保護者の方の就労傾向ですとか、それほど、塩屋と、例えば、城西、赤穂地区というのが大きく異なるようには感じなかったんですが、もともと預かり延長時間というのはどのように設定されているのか、もう一度お伺いします。 ○家入委員長  亀井生涯学習係長。 ○亀井生涯学習課生涯学習係長  アフタースクールの基本の開設時間は、放課後から午後6時となってございます。延長につきましては、午後6時から30分というような形になってございますので、その30分の積み上げというふうに考えてございます。 ○家入委員長  もう少し正確な数字は出ないんですか。可能性がありますというような答弁じゃなくて。  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  先ほど申し上げましたとおり、詳細な資料は、今、持合せてございませんので、ただいま申し上げましたとおりで、延長期間については6時から6時30分ということになっています。 ○家入委員長  先ほど、学生の指導者が多いとか、そういった人数での人件費の額とかが出れば、この差額というのがもう少し分かりやすいと思うんですが。  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  学生アルバイトが、現在、20名ほどおります。そのうち、塩屋につきましては、補助員を含めまして6名ということになってございます。  したがいまして、ほかに比べますと、比較的、多いところがございますので、その点で事業費が低くなっておるといった要因になってございます。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  学生アルバイトの方が令和4年度では20人で、そのうち、塩屋のほうが6人と、補助員としてという、6人は学生の人数でよろしいですか。 ○家入委員長  松本生涯学習課長。
    ○松本生涯学習課長  今現在の学生アルバイト、人数は、全体で20名ほどになっております。  そのうち、ちょっと年度は異なるんですけれどもけれども、塩屋のアフタースクールにつきましては6名ということで、これは全てではございませんけれども、多くがアルバイトということになっております。 ○家入委員長  現在じゃなくて、令和4年度の人数を出してください。 ○松本生涯学習課長  学生については5名ということでございます。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  学生の方ですと、資格的には補助員に当たるかと思います。  各アフタースクールで、適正配置は、人数的に支援員の方、補助員の方がされているかと思うんですけれども、やはり運営状況として、まず、その人数の全体の資格保有状況等のバランスも含めまして、この塩屋のほうが学生が多いということが、全体の支援員、補助員含めたところで見ますと、人的配置として弱くないかということはちょっと気になっているんですけれども、その辺りのバランスはどうでしょうか。 ○家入委員長  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  支援員の方は、今現在、8名いらっしゃいますので、その辺りで十分、あくまで、学生のアルバイトにつきましては補助的なところを担っていただいておりますので、支援員8名で運営をさせていただいておるところでございます。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  支援員の方が8名おり、プラス補助員の方として、学生とそれ以外の方も含めていらっしゃるということで、総体的に、人の部分で言いますと、確かに、人数自体は確保されているようなんですが、そうしますと、人件費等の部分で、先ほど、額が事業費として少なくなるというのが、少し説明が、つじつまがよく分からないんですが、もう一度、詳しくお願いします。 ○家入委員長  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  支援員につきましては、支援員と補助員の単価が違うということでございますので、補助員の割合が多くなりますと、その分、やはり事業費のほうに人件費が影響するということでございまして、全体として、塩屋のアフタースクールについては、人件費が低くなっておる状況でございます。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  確認ですが、登録されている支援員、補助員の数自体は分母としては確保されているんですが、各時間にその児童を実際見られているシフトとかではなくて、実際に入られているところで、支援員と補助員の構成比自体が、この塩屋に関しては補助員の率が高いということなんでしょうか。 ○家入委員長  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  すみません、その辺りの詳細な分析はしておりませんが、支援員が多く入っておると、学生のアルバイトの入る時間が比較的多いといったことも要因であるかと思います。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  全体のアフタースクールを見られるときに、なかなかその遠方のアフタースクールでは、学生が通いづらいとかで、駅から近いアフタースクールに比較的多く学生さんが補助員として入られるケースというのは理解ができるんですけれども、やはりこの支援員と補助員の割合等で、やはり質の確保というところは、アフタースクールごとに、それこそ差がないようには配置していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○家入委員長  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  運営に支障がないように、支援員と補助員、配分・割合についても、適正な配置を行っていきたいと考えています。 ○家入委員長  奥藤委員。 ○奥藤委員  同じく、アフタースクールなんですけれども。  登録児童なんですけれども、資格要件とかいうのはあるんですか。どういう方が登録できるとか、あれば教えてください。 ○家入委員長  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  要件といたしましては、日中の就労のため、子供を見ることができない家庭の児童ということで、申請があれば、放課後に児童をお預かりしている状況でございます。 ○家入委員長  奥藤委員。 ○奥藤委員  現状で、お断りしたとか、そういう事例はあるんですか。 ○家入委員長  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  現在のところ、全ての児童、申請があれば受付けておりますので、待機されておる方はいらっしゃいません。  以上です。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  同じく、事務事業成果報告書の142ページの7番のアフタースクール整備事業に関してです。  坂越アフタースクールの、こちら、新教室設置に関する整備だったかと思うんですが、113万9,776円の大まかな内訳を教えてください。 ○家入委員長  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  今回、アフタースクールの整備につきましては、利用者の方に対応するために、現アフタースクールに隣接する教材室のほうを、新たにアフタースクールの教室として整備いたしております。  したがいまして、教材室にありました物品の移動のために、倉庫、整備をさせていただいております。これが50万7,661円。それから、新教室の空調整備が43万5,600円。その他、座卓、ジョイントマットを購入しております。  以上です。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  こちらのアフタースクールでは、教室が整備される前は廊下も利用して、アフタースクールの子供たちが預かられていた状況だったかと思うんですが、その状況はもう改善されているということでよろしいんでしょうか。 ○家入委員長  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  現在も、一部、廊下を、アフターの面積として入れさせていただいておりまして、加えて、新たな分も含めての運用をさせていただいております。  ただ、廊下といいましても、きちんとマットを敷いておりますので、その辺りの支障はないかと考えております。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  事務事業成果報告書の158ページの、保育所保育の実施児童数についてです。  4歳児、5歳児の幼稚園のほうの預かり保育の関係もあると思うんですけれども、児童数が極端に減っておりますけれども、その教室なり、先生の配置について、どのような状況なのかをお伺いいたします。 ○家入委員長  山内こども育成課長。 ○山内こども育成課長  当時、4、5歳児を預かっていたのは赤穂保育所と、それから尾崎保育所ということになりますが、4、5歳児については、その年齢は異なるんですけれども、一つの教室で一人の担任が保育をしていたということになります。  尾崎保育所に関しては、3歳児の16人と、それから5歳児の一人を、一つの教室で、一人の担任が保育していたというような状況にありました。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  保育所ですから、また、目的が違うと思うんですけれども、その3歳児と5歳児が一緒に保育されるということは、特に問題はないんでしょうか。 ○家入委員長  山内こども育成課長。 ○山内こども育成課長  確かに、3歳児と5歳児では発達段階が異なっていますので、そのような配慮は必要となります。  当時の状況について確認しましたところ、同じ一つの部屋で生活はしていたということですけれども、3歳児の方はお昼寝をするけど5歳児の方はお昼寝をしないということがあるので、3歳児の人がお昼寝をしている間は、5歳児は別の部屋で別の活動をするというような対応はしていました。  それから、尾崎幼稚園が近隣にありますので、所長が尾崎幼稚園にその5歳の子どもを連れていって、尾崎幼稚園の5歳の子どもと交流するなどして、5歳にふさわしいような活動を提供していたというふうに確認しております。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  いろいろな配慮はありがたいと思いますけれども。将来に向けて、また、4歳児、5歳児、そういう体制になっていくんでしょうか。 ○家入委員長  山内こども育成課長。 ○山内こども育成課長  これからのことにつきましては、3歳児の方が翌年4歳になるときに、幼稚園の預かり保育を選ばれるのか、それとも、残りたいという希望をされるのか、それは、そのときに保護者の方にしっかりと確認をした上で、それを踏まえた上で、クラスの編成と申しますか、そこの保育所で4歳、5歳を預かるのかということは、その都度、その都度、検討していきたいというふうに考えております。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  事務事業成果報告書の161ページ、9番の、保育所一時預かり事業についてお伺いいたします。  こちらの、緊急の全日の利用者数というのが令和2年度、令和3年度と比較して非常に増えております。  傾向として非定型を利用される方というのが比較的減っているに関わらず、緊急利用というのが増えているんですが、御崎、坂越、有年でどのようにそれぞれ緊急対応されているのか、まずお伺いします。 ○家入委員長  山内こども育成課長。 ○山内こども育成課長  緊急預かりのほうの内訳ということでしたか。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  緊急の全日、132人の方に対する対応をお伺いいたします。 ○家入委員長  山内こども育成課長。 ○山内こども育成課長  申し訳ありません、緊急保育というのは、病気とか冠婚葬祭のときなどに連絡して、14日を限度として預かる突発的な事案に対する保育ということになります。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  こちらの132人なんですけれども、令和2年度、令和3年度と比較しまして、緊急全日という利用形態自体が増えており、やはりその緊急であるがために、先生方の確保自体が、対応が難しいのではないかということを危惧しているんですけれども、この132人への対応、御崎、坂越、有年で、令和4年度、どのように対応されたのかお伺いします。 ○家入委員長  山内こども育成課長。 ○山内こども育成課長  一時預かり事業に関しましては、まずは、通常に入所している子供たちの保育に支障がないということが前提になっておりますので、その辺りは、保護者の方と調整をしながら、可能な限り、一時預かりを受入れているというような状況にあります。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  御崎、坂越、有年と、対象とはしてあるんですが、どこの保育所等で積極的に受入れられたのか、その受入れ実態も分かれば、教えてください。 ○家入委員長  委員会を暫時休憩いたします。            (午前10時59分)                  (休   憩) ○家入委員長  委員会を再開いたします。            (午前11時00分)  山内こども育成課長。 ○山内こども育成課長  大変お時間を取りまして申し訳ありませんでした。  緊急の全日の預かりなんですけれども、御崎保育所で3人、坂越保育所で3人、有年保育所で126人となっております。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  有年のほうで、もともと、預かりの人数も少ない中で、かなり積極的に一時預かりのほうでも協力していただけているという実態だと思うんですが。  この132人というのが、傾向的に、保護者の方も預けるケースが出れば、御相談をためらわずにされて、相談があった場合、保育所のほうでも可能な限り御対応ということだと思うんですが、今のその預かり状況として、受入れ体制として、令和4年度に関して、職員配置等で、今後、このような傾向が続くことも予測する中で、配置はどうだったのか。人数的なところをお伺いします。 ○家入委員長  山内こども育成課長。 ○山内こども育成課長  保育所の一時預かり事業に関して、一時預かり要員といいますか、配置しているのは御崎保育所のみになりまして、坂越保育所、有年保育所に関しては、今、現に居る保育士のほうで対応しているということになりますので、今後、このような需要も増えてくることを考えれば、さらに保育士の確保というのは必要になってこようかと考えております。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  保護者の方から、預ける状況からしますと、例えば、都市部の方が預かれるのは有年だよ、有年まで連れてきてくださいよと言われたときには、幼児とかを連れて行くことを考えると、やはり遠いのではないかというふうには感じます。  御崎のほうに、要員の方が一人はいらっしゃるということですけれども、実際、受入れている実数からしますと3名と、余り割合的には多くないんですが、この配置についてはどのように考えられておりますでしょうか。 ○家入委員長  山内こども育成課長。 ○山内こども育成課長  一時預かりがその年度にどれぐらいのニーズがあるかというのはなかなか読みにくいところはありますので、その部分に関して、今すぐに良いお答えがちょっと思いつかないんですけれど、今後、いろいろな、令和7年度には、子ども・子育て支援計画もまた改定されることがありまして、今年度、ニーズ調査なども行いますので、その中で何かニーズとか課題が見えてきたら、それを基に考えていきたいと思っております。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  今、実際、受入れられているのが、主なところが有年になっているということで、空き教室等の関係もありこういった実態になっているのかとも思うんですが、利用者の預けやすさ等も考慮して、この預かれる場所というのを適正受入れ人数というのも検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○家入委員長  山内こども育成課長。 ○山内こども育成課長  それに関しましても、ちょっと今後の課題と思っておりまして、今どうするかというのは、ちょっとなかなかお答えが難しいと思っております。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  決算書の147ページ、教育指導費の旅費ですけれども。
     予算額が338万5,000円に対して、不用が210万円ほどあるんですが、この要因についてお伺いいたします。 ○家入委員長  田中学校教育課長。 ○田中学校教育課長  この旅費につきましては、外国人指導補助のALTの旅費でございます。  予算では4人分、来日・帰国の予算を取っております。今回、2人分の来日の旅費ということで支出が発生しております。  ですので、残った分がこれだけ、2人分ということになります。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  そうしたら、残りの2人は来なかったということですか。 ○家入委員長  田中学校教育課長。 ○田中学校教育課長  引き続き、継続で2名勤めておられます。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  次ですけれども、事務事業で、162ページ、13番の保育士確保対策事業。これ、毎年行ってもらってるんですけれども、令和4年度は実施回数4回、参加人数4人でしたが、採用に至った方はいらっしゃるんでしょうか。 ○家入委員長  山内こども育成課長。 ○山内こども育成課長  この中から採用に至った方はおられませんでした。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  ここ数年の傾向はどうなんでしょうか。採用に至ったケースは何回かあったんでしょうか。 ○家入委員長  山内こども育成課長。 ○山内こども育成課長  令和3年度の実績しかちょっと今手元には持っていないのですが、令和3年度には4名の方がこのガイダンスを受験されまして、そのうち1名の方が正規職員、1名の方が会計年度任用職員として採用されたという実績がございます。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  ちょっと質問の仕方がまずかった、すいません。  採用試験を受けたんですかね。そういった方は分かりますか。その採用試験を受けたというほうなんですけれども。 ○家入委員長  山内こども育成課長。 ○山内こども育成課長  まず、令和4年度の4人の方は誰も採用には至らなかったんですけれども、お一人の方は受験はしていただきました。  あと、先ほどの令和3年度の4名の中で、受験されたかどうかがはっきりとは分からない方もおられますが、採用は1名ということになっております。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  せっかく事業やっているので、もっと採用試験を受けるといった、そういった仕掛けいうんですか、そういったことはどのように考えているんでしょうか。 ○家入委員長  山内こども育成課長。 ○山内こども育成課長  今おっしゃられましたように、この事業というのは、年々参加者が減少傾向にはあるんですが、保育士確保のためには必要な事業かと思っておりますので、今までは募集をして来ていただくという、どちらかというと待ちの姿勢という、待っている姿勢というのがあったと思うんですけれども、今後はこちらのほうから、大学なり高校なり出向いていってPRをするなどして、もっと保育士、幼稚園教諭の魅力、それから、赤穂市で働く魅力を伝えていくというような、新しい、積極的な取組みもしていきたいというふうに考えております。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  事務事業の337ページ。  その中、情報教育推進事業の中の事業目的公衆送信補償金というのがあるんですけれども、これはどのような内容の補償なのかについてお伺いいたします。 ○家入委員長  近藤総務課長。 ○近藤総務課長  この事業目的公衆送信補償金につきましては、著作権の関係なんですけれども、これまでも学校の授業におきましては、著作権者の許諾を得ることなく著作物を無償で使用することができておりました。  著作権法の改正によりまして、子供たちのタブレットの浸透も含めまして、ICTを活用した教育での著作物の利用の円滑化を図るために、個別に著作権者の許諾を得ることなく、公衆衛生補償金を支払うことによって、ネット上であったりとかWEB上で、著作権の許諾を得ることなく、他人の著作物を用いた教材を使用できるという制度でございます。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  この事業費の27万7,332円はどういった経費になるんですか。 ○家入委員長  近藤総務課長。 ○近藤総務課長  これにつきましては、生徒一人当たりの金額をお支払いすることになっております。小学校につきましては児童一人当たり、税込で132円。中学校につきましては、一人当たり198円。さらに、特別支援学級に在籍されている児童につきましては、その半額を、児童数を掛けましてお支払いをしております。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  そうしたら、これ2年目になるんですけれども、特にトラブったようなことはないんでしょうか。 ○家入委員長  近藤総務課長。 ○近藤総務課長  現在、特にそういった問題があったというふうな話は聞いておりません。 ○家入委員長  山野委員。 ○山野委員  事務事業の329ページ、一番上、学習支援教員配置事業ですが、これ、複式解消のために加配している分ですけれども、いつも県補助がもらえるのではないかなということをおっしゃってますけれども、この財源内訳を見ると市費で全部出しているようですが、県の補助の基準というのはこの年はどうだったんですか。 ○家入委員長  田中学校教育課長。 ○田中学校教育課長  複式学級解消のために学習支援教員を配置しております。  令和4年度につきましては、高雄小学校と原小学校に複式学級が発生いたしました。  原小学校については、2学年、2、3年生と4、5年生に複式学級が発生しまして、原小学校には1名の、県の兵庫型の複式解消の加配教員がつきました。  引き続き1名が足りない、減、高雄小学校については、複式学級の加配が得られませんでしたので市費により学習支援教員を配置して、複式学級の解消を行いました。  補助というよりは、県の加配教員になります。 ○家入委員長  山野委員。 ○山野委員  その加配に合致するための基準はどうだったのかということをお尋ねします。 ○家入委員長  田中学校教育課長。 ○田中学校教育課長  複式学級が発生して、イコール県の加配が得られるということではありませんので、そのときの県の加配の配置状況によって、市費での学習支援教員を配置するかどうかを決定しております。 ○家入委員長  山野委員。 ○山野委員  高雄では加配を得られなかったということですけれども、原は1名来ていただいてるんですよね、県の費用で。  高雄はなぜ合致しなかったのかという基準、なぜ原は来て、なぜ高雄は来られなかったのか。基準は一体どうだったのかということをお尋ねします。 ○家入委員長  田中学校教育課長。 ○田中学校教育課長  そこの複式学級、兵庫型学習システムの加配状況については、こちらも、何人つくか、どのぐらい加配が得られるかというのは分かりません。年度末にならないと次の年は分かりませんので。 ○家入委員長  山野委員。 ○山野委員  令和4年度なので、年度末、聞いてますよね。その基準というのが示されているんではないですか。 ○家入委員長  大谷小学校教育指導担当係長。 ○大谷学校教育課小学校教育指導担当係長  県のほうから加配を頂いておりますので、こちらのほうから申請は上げますが、県のほうの予算が決まっておりまして、その予算に合わせて、各市町へ人数の配当ということになりますので、先ほど、課長が申し上げましたとおり、なぜ高雄につかなくて、原についたのかというのは、こちらのほうでは認識は、すみません、こちらのほうでの把握はできておりません。 ○家入委員長  山野委員。 ○山野委員  としますと、これから複式が増えていったとしても、県の加配がつく、つかないというのは、そのときになってみないと、もう分からないということですか。 ○家入委員長  田中学校教育課長。 ○田中学校教育課長  県の加配の状況を見ての学習支援教員の配置となりますので、予算確保のほうは努めております。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  事務事業成果報告書の160ページです。  7番の、公立保育所施設整備事業についてですけれども、その中の、仮設保育室のリースについてですけれども。  このリースについてリース期間、単年度になってますけれども、いつまでリースされるのか、お伺いいたします。 ○家入委員長  山内こども育成課長。 ○山内こども育成課長  この御崎保育所の仮設保育室リースについては、リース期間は平成24年7月1日から平成26年3月31日ということで、リース期間は満了しております。  現在は、再リース中ということで、1年ごとに再リースを繰り返しているというような状況になっています。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  保育室の不足によるものだと思いますけれども、この先も続けてリースされる予定なんでしょうか。 ○家入委員長  山内こども育成課長。 ○山内こども育成課長  御崎保育所におきましては、先ほど話題になりました一時保育を実施しており、一時保育の別室として利用しているいうことや、あとは、特別な支援を必要とする子供が、例えば、クールダウンをするときに、一人になって静かに過ごしたいというときに使ったりとかいうこともして、今現在も有効的には活用しております。  今後、また、申込み児童の増加ということも考えられますので、今のところ、このリースは続けていきたいというふうに考えております。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  隣接する御崎幼稚園のほうが、4歳児、5歳児共に一クラスで、空き教室があろうかと思うんですけれども、その有効利用についてお伺いいたします。 ○家入委員長  山内こども育成課長。 ○山内こども育成課長  おっしゃるように、6室、保育室があって、そのうち2室をクラスで使っている。残りの4室については、一つは絵本の部屋、一つは預かり保育室、あとの2つの部屋については、保育をするときに、グループに分かれて、ゆったりした保育をするようなときに使ったりということで、今現在も有効に教室は活用しております。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  保育所と幼稚園の違いがあると思いますけれども、空きがありながら、いろいろな使い方ができると思いますけれども、将来的にも、こども園という考えはないんでしょうか。 ○家入委員長  山内こども育成課長。 ○山内こども育成課長  御崎地区の認定こども園については、今も検討中ということでお聞きしておりまして、今後、どのような状況になるかは、ちょっと今の時点ではお答えが難しいと思っております。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  事務事業の329ページ、20番の心のケア推進事業ですが、この内容について、地域人材とか支援方法、どこの学校なのかについて、詳細についてまずお尋ねいたします。 ○家入委員長  田中学校教育課長。 ○田中学校教育課長  県のひょうごがんばり学びタイム事業の一環として、心のケア推進事業を行っております。小学校での不登校児童への支援を行う事業であります。  小学校では、4校配置しておりまして、赤穂、城西、塩屋、坂越小学校において心のケアのスタッフを配置しております。  主に、学校へ来にくいお子さん、児童であるとか、学校へ来たときに、教室に入れないお子さんに対して心のケアを行って、心を安定させて、教室へ行ったりとか、朝の向かい入れをしたりとかいうことを行っております。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  この地域人材というのはどういった方々になるんでしょうか。  それと、令和4年度新規事業やったと思うんですけれども、これを見ますと、不登校児童、令和4年は小学校だけですけれども、不登校が治ったという実績、不登校が治ったとか、そういったことはあったんでしょうか。 ○家入委員長  田中学校教育課長。 ○田中学校教育課長  不登校対応については、学校教育課としては最重要課題として取り組んでおります。  中学校も、心の教室相談員を配置しまして、小学校にも、心のケア推進事業ということで、新規に配置いたしました。  地域人材は、主に大学生であるとか、教員のOBであるとか、地域の方、延べ20人に入ってもらっております。  効果としましては、やはりすぐに学校に来られるようになったということはありませんが、少しずつ、そのスタッフがいることによって心が安定する、迎え入れるスタッフがたくさんいることで、一人一人に目がかけられる、手がかけられるということで、少しずつ効果は現れております。
    ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  今回は児童だけですけれども、生徒ももしいたら、そういう生徒の、中学校を広げる考えなんですか。 ○家入委員長  田中学校教育課長。 ○田中学校教育課長  中学校に関しましては、心いきいき推進活動の中の心のケア、心の教室相談員のほうで、別室登校で不登校への対応のほうを行っております。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  細かいですけれども、この事業内容を見ると児童生徒だったので、その生徒、中学校もするのかなと思ってお尋ねしたんです。  続いてもう一点、事務事業の337ページ、2の授業環境高度化事業ということで、令和4年度、新規ということでやられておりますが、取り組んでいるGIGAスクールですね、GIGAスクール構想をやっておりますが、今、赤穂市はどのような、GIGAスクール、状況にあるのか。予定どおり進んでいるのか、令和4年度、ここら辺について、状況についてまずお伺いいたします。 ○家入委員長  近藤総務課長。 ○近藤総務課長  GIGAスクール構想につきましては、現在、各、全学校の児童生徒に、タブレットのほうの個人への整備は終わっております。  また、それに必要な教師用のパソコンであったり、タブレットであったり、周辺機器の、それの活用に向けた周辺機器の整備のほうも現在進めているところです。  それに合わせまして、実際にその使っていく部分が大事にはなってまいりますが、現在、それぞれの小・中学校でその取組みを進めているところでございます。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  学校によっていろいろ差があると思うんですけれども、そういった学校の状況の把握等はできているんですか。 ○家入委員長  近藤総務課長。 ○近藤総務課長  現在、それぞれの学校におきまして、日々、こちらも進捗状況などお伺いしながら、こういった制度が必要だというふうな話をお聞きしながら進めております ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  一番強い関心があったのはリモートですか、授業風景を家で見られると。そういったことに、ライブいうんですか、ライブ中継、そういったものは、今、学校ではやっているんですか。 ○家入委員長  福田中学校教育指導担当係長。 ○福田学校教育課中学校教育指導担当係長  小学校、中学校共に、不登校の子であるとか、それから、コロナに対する不安、学校に来られていないような児童生徒に対しては、そういったリモートは行っております。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  関連しまして、事務事業成果報告書337ページの、ICT環境について、まずお伺いします。  まず、1番の情報教育推進事業の、その他CAI教育経費で、2番授業環境高度化事業のGIGAスクール用端末購入経費、Windowsタブレット等授業活用機器一括購入経費に関しまして、こちらの、一人一端末タブレットが、こちらは小学校ですけれども、同じ事業として、中学校のほうでも、事務事業成果報告書の345ページのほうで経費が上がっております。  まず、令和2年度に、各一人一端末という整備が完了してから、この令和4年度の部分、故障等の対応も必要かと思いますが、大体、その一年度当たりでどのような故障で、修繕対応されたのか、まずお伺いします。 ○家入委員長  近藤総務課長。 ○近藤総務課長  このタブレットの修理につきましては、修理台数ですが、令和4年度、小学校は18台、中学校は7台の修理を行っております。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  その他のCAI教育経費の中で、その内訳ですね、どういったものに充てられたのか。そのタブレットの修繕等がどのような形で入っているのか、まずお伺いします。 ○家入委員長  近藤総務課長。 ○近藤総務課長  その他CIA経費の267万5,000円のうち、タブレットの修理代につきましては54万6,568円。これは小学校でございます。中学校につきましては、159万8,553円のうち、タブレットの修理代は20万9,402円でございます。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  令和4年度に関しては、この2番の事業環境高度化事業の中でもタブレットを新規で購入されている。これは生徒用でしょうか、確認します。 ○家入委員長  近藤総務課長。 ○近藤総務課長  はい、生徒用でございます。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  そちらの2番の事業環境高度化事業の中で、新規に購入されたタブレット台数もお伺いします。 ○家入委員長  近藤総務課長。 ○近藤総務課長  小学校でございますが、GIGAスクール用端末は5台、中学校につきましては13台を購入しております。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  令和2年度に買ってから、恐らく、その一人一端末というのが、皆さん、学年が上がって卒業されると、次、新入生に回すという形で、総台数は徐々に減るところをやりくりされているかと思います。  それでも足りない分が、この保守といいますか、修繕、新規購入ということでよろしいでしょうか。 ○家入委員長  近藤総務課長。 ○近藤総務課長  修理につきましては、修理の内容によりまして、修理したほうが安い場合は、当然、修理いたしますし、修理代の方が高くなるような場合は新たに購入しているという対応をしております。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  いずれ劣化していくもので、毎年、こういった修繕ですとか、新規購入というのが必要になってくると、今後、増えてくるということが予測されるんですが、それと関連しまして、今の、実際のタブレットの活用状況なんですが、私も子供がいますので、小学校、中学校、周りの児童生徒の保護者の方に聞きますと、小学校は比較的、いろいろな総合の学習ですとか、ほかの授業でも活用されておりますけれども、中学校に関しましては、やはり授業の形態等もあり、タブレットを使用せずに、充電、各教室にあります倉庫のほうに保管している時間が非常に長いと。  実際、授業等で生徒のほうが使用できてない状況にあるのではないかということを聞くんですが、この令和4年度の差ですね、小学校、中学校の活用状況について、まずお伺いします。 ○家入委員長  福田中学校教育指導担当係長。 ○福田学校教育課中学校教育指導担当係長  中学校のほうでどの程度使用されているかというような時間の詳細はありませんが、確かに、小学校に比べると少し少ないかもしれません。  ですが、このタブレットというのは、使うことが目的ではなくて、有効に活用することが目的ですので、時間数等でというような判断はしておりません。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  時間数によって、もちろん、その効果がそのものを図られると私も考えていないんですが、そもそも、生徒がタブレットを手にする時間というのが、小学校の、今の、各担任の先生方の努力等もあって、どの学校でも活用されている状況に比べ、中学校が余りにも、せっかく小学校で身についた技術が中学校のほうでは活用されていないんじゃないかと思うんですが、その辺りはどうでしょうか。 ○家入委員長  福田中学校教育指導担当係長。 ○福田学校教育課中学校教育指導担当係長  中学校の教員向けにエバンジェリストであったりとか、ICTに関する支援員さん、そういった方に研修、今年度は集まってというのはなかったんですけれども、WEB会議においてそういった研修を行い、中学校の先生方の授業力というのを高めているところです。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  ぜひ、そういった中学校におけるこのICTの活用の推進を特に強力に進めていただきたいと思うんですが、やはりそのエバンジェリストの方というのも、もちろん、教員であられて、個々のお仕事もある中での、ほかの学校の見回りと、なかなか負担も多いかと思います。  活用が、もうこの令和2年度から始まりまして、令和4年度、もう3年目に入っているわけですけれども、そこでも、中学校の部分でなかなか進まないというのは、やはり、まだ小学校と比べて中学校の難しさ、授業に活用する難しさ等があると思うんですが、どのような部分を補強すれば、逆に進むというふうに考えられているか、お伺いいたします。 ○家入委員長  近藤総務課長。 ○近藤総務課長  機器の整備面ですとか、通信状況なり、また、人員の配置等、学校のエバンジェリストであったり、ICTの部会の先生もございますので、そういったところから活用に向けて必要な制度のほうに聞き取りをしまして、今後、その実現に向けて取り組んでいきたいと考えております。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  そのエバンジェリストの方が、もう一名いらっしゃるというのは、当初から、このICTのGIGAスクール構想を始めたときから、学校教育委員会のほうで進められていることで、状況としては大きく変わっていないのかなというふうに思っております。  その中で、やはり小学校のGIGAスクールに伴って、タブレットとICTを使う環境というのが、比較的、浸透してきたことと比べ、中学校のほうが、やはり進捗がなかなか実情として遅いのではないかというところで、エバンジェリストの方はもちろん継続していただいた上で、さらに、この令和4年度に関して何か課題を感じられていることがあるのであれば、お伺いしたいと思います。 ○家入委員長  福田中学校教育指導担当係長。 ○福田学校教育課中学校教育指導担当係長  中学校のほうで、時間ではなく、使用の内容について高めていくためにも、各校で、校内にも非常にたけた方がたくさんおられますので、その先生方中心に研修等を行っていき、研さんしていくのが方法ではないかなと思います。 ○家入委員長  入潮教育次長。 ○入潮教育次長  小学校が一気に進んだ、中学校の、大きく差が開いたという大きなものは、やはり小学校はAIドリルを導入したという部分が非常に大きいのではないかと考えます。  中学校においても、AIドリルを検討している部分はありますが、どうしても高いんです、購入費が、各個人で買う場合は。  じゃあ、全てをAIドリルにして、今までどおり、記入するものをなくしてしまう。これはこれでまた、やはり記入したりということは非常に大きく、中学校、複雑になりますので、計算であるとか、考え方。そういうプラス面もありますので、どちらかに偏るというのは、また、どうなのかというところで、今、検討している状況にあります。  まず、小学校についてはAIドリルが非常に大きな力になっているのかなと思います。ただ、じゃあ、全てがそこかというと、そういうわけでもないと思います。  しかしながら、中学校としても活用はどんどん進めていこうという気持ちはあり、実際、そのように取り組んでますので、AIドリルの導入も含めて、さらに進めていけるような、どうしたらいいのかというのを検討してまいいりたいとは考えております。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  その必然的に、教材としてのタブレットを、例えば、ICT環境を使うということを導入されることは本当に進めていただきたいと思います。  決して、その紙資料を否定しているわけではなく、上手に併用していただけたらというふうに思います。  もう一点、まず、活用する機会を増やすということと併せて、学校の先生方たちだけの研修でそれぞれの技術アップだけでは、小学校は、今のところそれで比較的進んでいるんですが、中学校はやはり限界に来ているのかなと。外部人材等も含めたそのエバンジェリストだけに頼らない仕組みというのは必要ではないかと思うんですが、この令和4年度の状況から見て、実際、いらっしゃらないわけですけれども、どのように考えられるか、お伺いいたします。 ○家入委員長  入潮教育次長。 ○入潮教育次長  現在、エバンジェリスト、1名ということで、それだけでは十分ではないんじゃないかということなのかなというふうに思うんですが、実際、じゃあ、それに値する人を入れるだけの、人材確保のための、当然、予算もございませんし、じゃあ、そういう人がおるのかというような問題もこれから出てこようかと思いますが。  私、AIドリルの話もしたんですけれども、来年度、教科書が、中学、替わります。その中には、AIを必ず使う必要が出てくるような部分が、数多く、いろいろなところで導入されています。  今度は、じゃあ、それについてどのように各教科の先生が利用していくかという形でまず取り組んでいく必要があるのかなと。  なので、使用する機会も、当然、教科書が替わることで、そういう対応になってますから、端末対応の教科書になってますので、機会が当然増える。じゃあ、それをいかに有効利用するか。教科の先生がこれから研究に入っていきますので、まず、エバンジェリストに代わる人というよりも、まずは、そこの部分から、教科書についての導入、対応の仕方、そこからいかに利用していくかという部分かなというふうに思っております。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  先の話で、令和4年度の決算とは離れますけれども、今後は、必然的に、教科の中で、各担当教科の先生方が活用せざるを得ない状況になるということは、教材研究を深められることはもちろん、フォロー体制もやはり必要になるかと思います。  エバンジェリストの、教員側としてのスペシャリストを今後も育てていただくということはもちろん並行した上で、やはりICTのことを専門でフォローしていただける、先生方のフォローとなる方を検討していただけたらと思いますが、今後のことにもなりますが、いかがでしょうか。 ○家入委員長  高見教育次長。 ○高見教育次長  ICT支援員等の外部の活用というのは、全国的にもICTの支援員は少ないということで言われており、赤穂市が利用している保守業者に聞いても、そういう人材の確保は難しいとは言っていただいております。  今年度については、令和4年度から離れますけれども、学校教育課のほうにも、先生を一人増員しておりますし、外部人材の登用というよりも、ICTの研究部会等で、まずは検討いただいて、活用について検討していただくのが、今、顕著であるということでございます。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  少し関連するかと思うんですけれども。  事務事業報告書の329ページで、スクール・サポート・スタッフ15名。令和4年度に各学校に配置されています。  その教員の多様な、教育内容も変わる、多様な業務内容に対して配置されたんですけれども、コロナ禍もあるということでしたが、そのほかの教育支援もされていると思うんですけれども、この効果等はどのように検証されてますでしょうか。 ○家入委員長  田中学校教育課長。 ○田中学校教育課長  スクール・サポート・スタッフの配置につきましては、全小・中学校に一名ずつ配置しております。  効果につきましては、教員の担う業務を一部担うことで、子供たちと向き合う時間が確保できているということは現場の方からも聞いております。効果的に活用できているということで聞いております。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  本当に子供たちと向き合う時間を多くつくるという、本当に、教員の方の補助ということで、重要な配置だと思います。  令和4年度で、先ほどもあったんですけれども、このICT支援員ということで募集をしている自治体もあって、研修とかも行って支援員を募集しているというようなこともあります。  人件費等、そのようなことは教育委員会プラスまたほかの庁内とも関連することなのだと思うのですが、このような支援員を、このスクール・サポート・スタッフが担うというようなことはちょっと厳しいんでしょうか。 ○家入委員長  田中学校教育課長。 ○田中学校教育課長  今のところは、スクール・サポート・スタッフの内容については、ICTの支援というところは考えておりません。  今、ICTの支援につきましては、先ほどありましたように、効果的な活用ができるように研修を行っていく。講師を招いたりとか、情報交換したり、効果的な活用をしている事例を情報共有することで、研修を積んでいきたいと思いますので、今のところは、スクール・サポート・スタッフについての業務としては考えてございません。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  続きまして、325ページです、事務事業報告書。  心いきいき推進事業の、不登校問題対策事業の(2)ふれあい親の会のところでお尋ねします。
     毎月、第2土曜日、10時から12時まで、11回開催されておりますが、令和4年度、何名の親の方が相談に来られたのか、その実人数と述べ回数をお尋ねします。 ○家入委員長  田中学校教育課長。 ○田中学校教育課長  ふれあい親の会については、延べ11人参加しました。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  この11名の方が何回か来られたということはないんでしょうか。 ○家入委員長  田中学校教育課長。 ○田中学校教育課長  年間通しての延べ人数ですので、その以下であったり、2人であったり、3人であったりということで、同じ方が来られることはありました。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  不登校の方の親御さんということで、その11名の方が交流をされたり、臨床心理の方とカウンセリングをされたということですか。 ○家入委員長  田中学校教育課長。 ○田中学校教育課長  はい、そのとおりでございます。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  まだまだ不登校の親御さんというのは本当に大変な思いをされて、孤独で、一人で、相談もできずにおられる方もおられると思うんですけれども、親御さんへの周知のほうはどのようにされているんでしょうか、このふれあい親の会。 ○家入委員長  田中学校教育課長。 ○田中学校教育課長  各学校での紹介や、ホームページのほうにも掲載しまして、周知を図っております。  失礼しました。回覧広報あこうのほうにも記載しまして、情報発信をしております。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  いろいろと周知はされていると思うんですけれども、そのスクールカウンセラーであったり、教員の方であったり、その方々から気になる親御さんへの紹介というようなことでの周知はないんでしょうか。 ○家入委員長  福田中学校教育指導担当係長。 ○福田学校教育課中学校教育指導担当係長  不登校の親御さんに、直接、学校のほうから、こういったものがありますよということで一度配ってはいるものなんですが、再度、配っていただいたりとかしております。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  事務事業成果報告書の343ページの3番の通学費になります。  有年小学校ですけれども、前年度はなかったんですけれども、お一人の方に2,000円支給されてますけれども、その内容についてお伺いいたします。 ○家入委員長  近藤総務課長。 ○近藤総務課長  これは、要綱に決められた予算で決める額ということで、2,000円を支給させていただいております。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  その要綱というのはどのような内容なのでしょうか。 ○家入委員長  近藤総務課長。 ○近藤総務課長  要綱につきましては、赤穂市通学費補助金交付規則でございます。  このうちの第3条におきまして、予算で定める年額を支給するというふうに決まっております。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  第3条の何項と言われましたか。もう一度お願いします。 ○家入委員長  近藤総務課長。 ○近藤総務課長  第3条の第2号におきまして、前条第1項第2号に掲げる児童につきましては、予算で定める年額を支給するということになっております。 ○家入委員長  内容を言うたほうがええんじゃない、内容。  近藤総務課長。 ○近藤総務課長  この対象となる子供さんが、学校までの距離が3キロメートル以上である地区から通学する児童ということになっております。  この子供さんに対しまして、年額2,000円を支給させていただいております。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  その、支給対象第2条ですけれども、それ、有年地区は入ってますか。 ○家入委員長  近藤総務課長。 ○近藤総務課長  有年地区といいますか、それぞれ、第2条の中で、坂越であったり、中山であったりという規定はされておりますが、それ以外で、学校までの距離が3キロメートル以上である地区というところで、有年の3キロメートル以上の地区、住所が3キロメートル以上ある方が対象となっております。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  そうしたら、既に支給をされている方以外で、3キロメートル以上の方は1名だけということでしょうか。 ○家入委員長  近藤総務課長。 ○近藤総務課長  1名でございます。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  その2,000円は、何を支援、補助するものなのでしょうか。 ○家入委員長  近藤総務課長。 ○近藤総務課長  交通機関を利用して通学されている方につきまして、定期代とかを補助させていただいておるんですが、徒歩での通学ということで、通学に要する経費ということで2,000円を支給させていただいております。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  通学に要る経費というのは何が想定されるのでしょうか。 ○家入委員長  近藤総務課長。 ○近藤総務課長  例えばですけれども、靴が長距離を歩くという、一つの例でございますが、考えられるかと思います。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  また、じゃあ、後からで結構ですけれども、その要綱をまた見せてください。お願いします。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  事業報告書、340ページ、読書指導の振興と図書整備事業についてお尋ねします。  全小学校、中学校の図書購入費が前年度よりもちょっと下がっておりますが、この要因等はどうなっているんでしょうか。 ○家入委員長  近藤総務課長。 ○近藤総務課長  この図書の購入につきましては、学校からの要望に基づき購入しておりますが、予算の範囲内で購入をさせていただいております。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  この学校の図書指導の振興に向けての学校での取組み等あれば、令和4年度、お尋ねします。 ○家入委員長  近藤総務課長。 ○近藤総務課長  図書の購入に当たりましては、各学校から、子供さんが読みたいというような希望がある、人気のある図書を中心に購入のほうをさせていただいております。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  読書をする子供たちの環境を整えるということで、この図書の選定はどのようにされているんでしょうか。 ○家入委員長  近藤総務課長。 ○近藤総務課長  学校の図書の整備に当たりましては、ある一定の決められた基準がございます。  その基準も参考にしながら、学校の希望に基づいて購入をしております。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  読書する子供たちを増やすということで、30分以上読書する児童生徒の割合を増やす、この目標設定等は学校のほうでされているのでしょうか。 ○家入委員長  田中学校教育課長。 ○田中学校教育課長  読書指導については、各学校ごとに行っております。  朝の時間を活用して読書指導したりとか、長期休業中には、図書室のほうもたくさん貸出して、読書の習慣をつけるとかということの取組みをやっております。 ○家入委員長  目標はないということやな。 ○田中学校教育課長  特に目標のほうは、各学校、このように設定しておりますので、共通したものはございません。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  県のほうではその目標設定をされていると思うんですけれども、市のほうではそのような目標設定はしていないということでしょうか。 ○家入委員長  田中学校教育課長。 ○田中学校教育課長  今のところ、設定はしておりません。今後、また、読書指導についても検討していきたいと考えております。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  事務事業成果報告書の342ページ、教育振興費のイの就学援助費支給額の部分でお伺いします。  新入学の児童学用品等の購入に関しまして、こちらの、前川議員のほうが、昨年度、質問をされていたかと思いますけれども。  入学前に、物品等必要なものをそろえるために、3月中に通常支給されているのは、できるだけ前倒しできないかと、なかなか健康診断時にお渡しする関係で、早くにお渡しするのはなかなか難しい状況でしたら、少しでも早くできないか、検討しますという回答だったかと思いますけれども、この令和4年度に関して、少しでも前倒しをする取組みができていたのか、お伺いいたします。 ○家入委員長  澁谷総務係長。 ○澁谷総務課総務係長  検討させていただいたんですが、転出入の関係でギリギリまでちょっと調整が入りまして、最終日ではないですが、3月の後半に振込みをさせていただいております。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  では、検討をできるだけ進めるということですが、最終的にその転出入の関係で、3月末の支給になるというのはやむを得ないという考え方なんでしょうか。 ○家入委員長  澁谷総務係長。 ○澁谷総務課総務係長  今のところは、そういった転出入の関係が確定するのが月末になっておりますので、ちょっと難しいというふうに考えております。 ○家入委員長  ここまでの範囲で、まだございますか。(なし)  ここまではよろしいですか。(はい)  ないようですので、次は、委員会を午後1時から再開いたしますので、委員会を休憩いたします。     (午前11時59分)                  (休   憩) ○家入委員長  委員会を再開いたします。             (午後1時00分)  それでは、次に進みます。
     歳出10款5項1目社会教育総務費、決算書154ページから157ページ、事務事業成果報告書357ページから361ページないし11款災害復旧費、決算書168、169ページについて、御質疑ございませんか。  荒木委員。 ○荒木委員  事務事業成果報告書の、まず、405ページ。  赤穂市立田淵記念館入館状況と、次、406ページの収入等についてお伺いいたします。  まず、田淵記念館の活用の人数的な部分についてなんですが、入館順位を見ますと、ほかの赤穂市の施設、同規模といいますか、同じような形で活用されている民俗資料館あと、有年考古館と比べますと、下の合計利用人数のうち、特に、小・中学生、子供の活用状況が非常に少ないと感じております。  今、常設展・特集展示のほうが98人となっております。  次のページの、特別展に関して言えば4名。実際、中で100%補助になっておりますので、市内の小・中学生もしくは、県のココロンカードとか使われて来館される方が多いかと思いますけれども、まず、教育現場での利用としまして、ここの田淵記念館を、近隣の、市内の小・中学校がどのような形で活用されているのか、お伺いします。 ○家入委員長  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  田淵記念館の小・中学生の活用ということでございますが、一般に、受入れにつきましては、ココロンカードでありますとか、そういったところで活用して、利用していただいているというところでございます。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  無料になっている理由ではなくて、例えば、民俗資料館ですと、市内の、近隣の小学校ですが、校外学習として何年生と何年生が利用されているような実態があるかと思うんですが、この田淵記念館に関して、72名のところが主な内訳になるかと思いますけれども、近隣の小学校等の活用状況をお伺いします。 ○家入委員長  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  美術工芸館、田淵記念館のほうでは、体験教室ということで、令和4年におきましては、4日間におきまして夏休み子ども茶道体験教室ということを実施しておりまして、参加人数としては29名の御利用がございました。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  茶道教室として、72名のうち、恐らく、来館者にはダブルカウントしていると思いますので、29名も含まれていると思いますが、例えば、御崎小学校ですとか、尾崎小学校ですとか、そういったところがまとまって、学校の授業の総合の学習とか、一般として利用されている実態、把握されていたらお願いします。 ○家入委員長  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  御崎小学校の6年生が、地域学習として館のほうを利用してございます。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  では、72名のうち、大体70名ぐらいですか、1学年が2クラスで。ですから、ほとんどこれは御崎小学校の6年生の人数というふうに把握してよろしいでしょうか。 ○家入委員長  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  恐らく、この御崎小学校の小学生であろうと思われます。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  注目したのを見ていただきたいと思ったのが、この民俗資料館、ページは代わるんですが、事務事業成果報告書の393ページ。こちらの入館人員のうち、小・中学生、同じく無料になっている方の利用状況は822名です。恐らく、城西小学校のほうですとか、もしかしたら赤穂小学校等も利用されてるかと思います。  同じく、有年考古館のほうが、370ページになりますけれども、有年のほうは学校規模も小さいんですが、148名と、81名足して200名ちょっとですか、利用されている状況です。  同じ規模感の、地域活動等で利用される施設としましては、非常に田淵記念館が地域の中で活用されている。特に、教育の現場として活用される実態が低いと感じるんですが、どうでしょうか。 ○家入委員長  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  展示の内容についても、民俗資料館と田淵記念館が違いますので、比較的、やはり美術工芸品となりますと、小学生には難しいこともあるかなと。  それにつきましては、民俗資料館は割と生活に密着したようなものを展示しておりますので、学習しやすいというふうには考えております。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  田淵記念館の入館状況、無料のものを、今、子供さんについてピックアップしたんですが、やはり全体としてのこの田淵記念館が、今、御崎という地域柄、今、赤穂で言えば一等地に当たる地域柄にも関わらず、入館状況が少ない。  一つは、展示の内容で、なかなか、今でしたら、赤穂ゆかりの民族美術品、工芸品ということに特化されてますので、やはり、地域外、赤穂市外の方にとってはなじみが少ない。赤穂市内の方にとっても、やはりこういった形で、学習等の機会で活用しにくい状況にあるかと思います。  これに関して、まず、展示の内容をおっしゃってましたけれども、赤穂市立の美術工芸館条例を見ますと、決して、美術品、工芸品には限定するんですけれども、赤穂市のというふうには限定はされてないかと思いますが、まず、この展示の内容について、今のその展示内容、なかなか入館者獲得は難しいと思うんですが、この令和4年度のことに関してお伺いします。 ○家入委員長  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  令和4年度の展示につきましては、西山松之助さんの生誕110年を記念して特別展ということで、12月から3か月間展示をしております。  特集展示ということで、未公開収蔵作品等も展示をしております。  やはり館の収蔵物というところで、これまで収集してきたものを、赤穂市にゆかりの作品というのが中心となっておりますので、赤穂市に関係する美術品ということで、どうしても偏りはあろうと思います。  ただ、一つ、発信ということで、いろいろな美術品の赤穂市のゆかりのものということで、赤穂市内の方にもPRいたしまして、できるだけ来ていただくような形をとっていきたいと考えております。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  申し上げましたのは、もちろん、その収蔵品の企画展として、田淵記念館、隣接した庭園の開放に併せ、ゆかりのものを展示するというのは趣旨として理解しております。  私が申し上げましたのは、美術工芸館条例のほうでは、美術品、美術工芸品等に関する資料の収集や展示等という形で書かれておりますので、必ずしも、赤穂市ゆかりのという、かなり縛りをした形で、非常にニッチなところといいますか、展示を限定するのではなく、もちろん、収蔵品も活用した上で、広く魅力のある美術工芸に関する展示、そういうことをすればいいのではないかという趣旨で申し述べております。  西山松之助遺作展についても、赤穂ゆかりの方ということで、知っている方にとっては知っている。けれども、市外の方、市内の方であっても、なかなかその地域の方でも、なかなか展示に来館されるというのが少ないと思うんですが、その辺りお伺いします。 ○家入委員長  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  委員おっしゃりますように、赤穂市に限定したというようなことで、工芸館のほうは設置をしておるわけではありませんけれども、やはり収蔵品が、赤穂市ゆかりの方の収蔵品が多いということで、やはりよそから借りたりということになりますと、それなりの費用のほうもかかってまいりますので、繰り返しなりますけれども、やはり赤穂市ゆかりの収蔵品を展示するというのが一つ中心になってこようかなというふうに思っております。  ただ、企画展のほうで、博物館から借りて、そういったものを展示する、そういった機会もありますので、そういったところで、より広く、赤穂市の方にもお見えいただけるような企画をしていく必要があるとは感じております。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  事務事業成果報告書の406ページで言いますと、今回の特別展に関して、入館によって、入館料収入自体は11万9,160円と、展示の借用とか合わせましても、やはり効果額として、この赤穂市ゆかりのですとか、かなり限定を加えている限りなかなかこの入場料収入の確保というのは難しいかと思います。  やはりこの収入というのが、今、御崎の大変多くの方が御来場されている中での効果としましては、非常に玄関口として、確保の状況としてましたら低いというふうに捉えるんですが、これ以上伸ばす方法として、ゆかりのということに限定せず、企画展のほうは比較的自由に計画していただけたらと思いますが、どうでしょうか。 ○家入委員長  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  特別展につきましては、いろんな方の美術品などを展示しまして、努めたいと考えております。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  あと、先ほど、小学校、中学校の活用状況としまして、やはり近くに東中校区としまして、お子さんを抱えている母数としては、赤穂市の中でも比較的人数が多いエリアです。小学校、中学校で、学習教材として活用していただきやすいように、展示の、その子供向けのパネルですとか、学芸員の方の解説ですとか、そういったことは、この令和4年度、取り組まれたのか、お伺いします。 ○家入委員長  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  学校関係につきましては、いろいろなチラシ等もありますし、例えば、SNSのほうでもそういう展示につきまして御案内はさせていただいておりますので、そういった形でのPRはさせていただいております。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  PR、窓口として告知する、こういった展示をやってますよということはもちろん知っていただいたらいいんですが、内容、実際に来館されて、学校の、例えば、先生方が総合の授業で活用しやすいような工夫がなされているとか、あと、実際に訪れた子供たち、御家族たちが見て分かりやすい解説、子供向けの解説になっているのかどうか、そこのところもお伺いしたい。 ○家入委員長  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  田淵記念館のほうには、まず、学芸員がおりますので、東中学校ですとか、そういったところの訪問時には、いろいろな館の説明なりについて学芸員からしております。  いろいろな形で、学芸員のほうからの説明を、館のほうにおいてもさせていただいておるような状況でございます。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  ぜひ、活用を進めていただくに当たって、どのような工夫があれば、総合の授業ですとか、美術の授業ですとか、いろいろなところで活用が進むのかということも、併せて、地域の学校区の先生方ですとか、そういった方からもヒアリングをして、活用を進めていただきたいと思いますが、そのようなことは、この令和4年度ではされていないでしょうか。 ○家入委員長  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  令和4年度の状況については把握しておりませんけれども、今後、そういった、学校との連携も含めまして、館のほうの、できるだけ見ていただけるような工夫をしていきたいというふうに考えております。 ○家入委員長  奥藤委員。 ○奥藤委員  370ページの、赤穂市立有年考古館ですけれども。  有年考古館、生涯学習課ではなくて、文化財課になっているという理由を教えていただけますか。 ○家入委員長  もう一回、質疑、ちゃんとしてください。 ○奥藤委員  すみません。  有年考古館の管轄なんですけれども、生涯学習課ではなくて、文化財課になっている理由。 ○家入委員長  中田文化財課長。 ○中田文化財課長兼市史編さん担当課長  有年考古館につきましては、今、直営施設として運用、公開をしております。  その他の資料館等については、指定管理の施設として、みどり財団のほうで管理、運用をしているという状況でございます。 ○家入委員長  奥藤委員。 ○奥藤委員  まず、生涯学習課のほうについて。  293ページから407ページにかかるんですけれども、民俗資料館とか、歴史博物館とか、田淵記念館です。  その中で、396ページ、特別展、歴史博物館の特別展です。  それと、406ページ、田淵記念館のところですけれども、ポスターとか図録とか作られると思うんですけれども、それに係る経費、大体で結構ですけれども、教えていただけますか。 ○家入委員長  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  歴史博物館につきましては、特別展、230万円、約になりますけれども、なっております。  田淵記念館が約150万円となっております。 ○家入委員長  奥藤委員。 ○奥藤委員  確認なんですけれども、特別展の入館者、人数、これは常設展の中に含まれるんですか。 ○家入委員長  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  この期間については別になってございます。  常設展は、常設展の期間。特別展を除く期間の分は、常設展のほうにカウントしております。 ○家入委員長  奥藤委員。 ○奥藤委員  なぜそういう話を聞くかということですけれども、特別展に係るコストと入館者、コストのほうが大きいように思います。果たして、その特別展を開く意味があるのかなというのを、まず思いました。  といいますのは、10年前の実績を見ますと、歴博で、すみません、10年前の経費、みどり財団に払っている経費なんですけれども、歴博が1,600万円、去年が2,400万円。田淵記念館も相当大幅な増になっております。  入館者を見てみると、10年前で、歴博が2万5,000人、去年が1万6,000人なんです。  田淵記念館が、これ9年前、ちょっと拾おうとしたので、9年前は2,600人で、去年が1,795人。いずれにしても、経費は上がって、人数が減っているという状態なんで。  先ほど、荒木委員が言われたように、一つは、有効に活用するという考えもあると思うんですけれども、縮小していくという方法もあると思います。いずれにしても、赤字になると思いますので、決算と関係あるといえば、まず、指定管理の目標ですね、歴博が2万9,000人です。去年の実績が1万6,000人、田淵記念館が、目標として5,000人、実績が2,600人、民俗資料館が6,000人、実績が3,600人。相当な差があると思いますけれども、その分析はどうされているんでしょうか。 ○家入委員長  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  入館者につきましては、やはり令和4年度、改善されてはきておりましたけれども、コロナの影響というのはやはり大きかったのではないかと考えております。  ただ、開きとしては、かなり目標数値と離れている状況がありますので、この点は、コロナの状況にもよりますけれども、コロナ明けの対策につきましては、いろいろと、入館者が増えるような対策をしたいというふうに考えてございます。 ○家入委員長  奥藤委員。 ○奥藤委員  歴博とか田淵記念館とか、民俗資料館、これ、頑張れば頑張るほど経営がかかるということやと思うので、例えば、休日を増やすとか、歴博に統合するとか、そういう方向でちょっと考慮していただきたいなと思っております。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  決算書でお伺いします。  169ページの、給食センター費の備品購入費。  予算額が290万円に対して、不用が144万6,000円と、もう半分近いような不用が出ておりますが、その内容と要因についてお伺いいたします。 ○家入委員長  正木学校給食センター担当参事
    ○正木学校給食センター担当参事兼学校給食センター所長事務取扱  備品につきましては、給食用備品整備としまして、L型運搬車ほか、大型備品として配送用コンテナ等を更新いたしております。  現状、新学校給食センター整備までの期間については、運営に必要な調理機器、備品等の更新ということを計画しておりまして、経年劣化、対応年数等を考慮しながら執行しておりますが、結果として、執行残が生じたという状況でございます。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  そうしたら、今ある分で、十分いうんですか、何とかやっていけるという判断ですか。 ○家入委員長  正木学校給食センター担当参事。 ○正木学校給食センター担当参事兼学校給食センター所長事務取扱  備品等につきましては、不測の事態で、例えば、コンテナの扉が破損したとかいうような状況もございますので、計画としては、そういったものも含んだ形で当初予算計上いたしておりますが、結果的に、使用に耐え得る状況が確保できたり、代行備品等で対応できたりというような状況でもって、令和4年度については、結果として執行残が生じたという状況でございます。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  事務事業の406ページ、田淵記念館資料購入ということで、収蔵絵画用額とあるんですけれども、この内容についてお伺いいたします。 ○家入委員長  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  令和3年度、林 鶴雄氏の遺族から44枚の絵画の寄贈がございまして、額縁の購入と額装を行ったものでございます。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  絵画の寄贈ということですけれども、その絵画は、展示についてまだなんでしょうか。 ○家入委員長  松本生涯学習課長。 ○松本生涯学習課長  令和4年度に額装をしておりますので、今年度以降、そういったことを、展示のほうに利用していきたいと考えております。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  事務事業成果報告書の414ページの2番のスポーツ活動推進事業についてです。  その中の、第12回赤穂シティマラソン大会についてですけれども、参加人数が伸び悩んだということで、いろいろ大変な思いで経費節減に図られたと思いますけれども、予算1,400万円に対して、事業費が1,787万5,608円ですけれども、この差引きが、結果的には赤字となったのでしょうか。 ○家入委員長  笠原スポーツ推進課長。 ○笠原スポーツ推進課長  今回、3年ぶりに通常開催ということで開催いたしましたが、エントリー時期等も、感染状況のピーク等ございまして、予想参加者数の半数になったことから、参加収入が不足しておりまして、今回、需用費の赤字補填ということで、予備費から充当しております。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  その参加費の収入、合計は幾らだったんでしょうか。 ○家入委員長  笠原スポーツ推進課長。 ○笠原スポーツ推進課長  約980万円でございます。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  先ほども、経費節減が図られたということなんですけれども、それによる、例えば、費用対効果であったりとか、経済効果、どのように考えておられるのか、お伺いします。 ○家入委員長  笠原スポーツ推進課長。 ○笠原スポーツ推進課長  過去にも、流通科学大学のほうの御協力によりまして算出しておりますが、12回大会におきましては、事業経費約2,900万円に対しまして、1億5,700万円の経済波及効果の結果が出ております。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  それなりの、赤穂市にとりましては成果があったということで認識しております。  その中で、反対に、経費節減によりまして、例えば、参加者や関係者から苦情、また、不平不満はなかったのでしょうか。 ○家入委員長  笠原スポーツ推進課長。 ○笠原スポーツ推進課長  大会開催前に当たって、かなりの不足が生じるということで、需要費、特に、食糧費であったり、その辺の経費を削減しております。  また、経費、リース関係もかなり見直しをかけまして、経費の縮減を図りましたが、市民、また、ボランティアの方の御協力によりまして、無事大会のほうは終了しております。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  苦情、不平不満はなかったということでしょうか。 ○家入委員長  笠原スポーツ推進課長。 ○笠原スポーツ推進課長  当初、地区の説明会であったりということで、お昼のお弁当であったり、その辺の計画で説明しておりましたが、実際、運営の中で、ちょっとその辺の経費削減によって、ちょっと一部苦情ということがありましたが、一応、御理解いただけるものと考えております。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  事務事業報告書の390ページです。  蔵書構成、(1)図書のところです。  本の選定に関しては、図書館司書が必要だと思います。図書館司書は何名おられるのでしょうか。  それと、あと、この選書方法を教えてください。 ○家入委員長  狩川図書館長。 ○狩川図書館長  図書館の司書につきましては、現在、8名おりまして、その選定に当たりましては、その8名でどの本を買うかを相談しまして、購入する本を決めております。  買う本については、大体、新刊で出てきた分の中から選ぶような形を取らせてもらっています。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  市民のニーズというか、要望等も入っているんでしょうか。 ○家入委員長  狩川図書館長。 ○狩川図書館長  図書館の利用者の方につきましては、リクエストをいただきまして、その内容に基づいて本の購入のほうはさせていただいております。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  事務事業報告書の392ページに、登録者数が年齢別、地区別に掲載されておりますが、令和4年度は、70歳代以上がかなり、どの地域においても増えておりますが、何か取組み等されたんでしょうか。  どのように分析されてますでしょうか。 ○家入委員長  狩川図書館長。 ○狩川図書館長  この年齢階層別の登録者数につきましては、各年ごとの年齢から出しておりまして、年齢がスライドして、70歳以上が増えた形になっております。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  登録者数が増えていくことは重要だと思います。  ブックスタート事業というのが388ページにあるんですけれども、事務事業報告書の。その年度に出生された方への初めてのブックスタート事業だと思いますが、この方、出生された方への登録の推奨とかはされてないんでしょうか。 ○家入委員長  狩川図書館長。 ○狩川図書館長  このブックスタート事業につきましては、出生後5か月たった赤ちゃんに、絵本を2冊配布する事業でありまして、人数につきましては、保健センターのほうの、5か月目のベビーレッスンですね、そのときに私が配布しております。  その人数につきましては保健センターのほうで把握していただいておりますので、ほぼ全員の方に渡っていると考えております。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  そのときに、生後5か月の子供さんに、お母様に登録を進めていって、本に親しむというような、そういうような取組みを進めていかれてはなかったでしょうか。 ○家入委員長  狩川図書館長。 ○狩川図書館長  申し訳ありません。その保護者、子供について、図書館のカードの登録等については、勧めてはおりません。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  令和4年度は取り組まれなかったということですが、今後、保健センターと連携しまして、登録のほうも進めていって、できるだけ、幼児向けの本を進めて、図書館への登録人数を増やし、赤ちゃんのときから本に親しむという環境づくりにされるという考えはないでしょうか。 ○家入委員長  狩川図書館長。 ○狩川図書館長  今後、ブックスタート事業を行うに当たりまして、図書カードの申請の書類も一緒に配布させていただいて、そして、登録のほう勧めたいと思っております。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  事務事業成果報告書の380ページ、(11)の成年・婦人教室についてですけれども。  参加者ですけれども、男性、女性の割合というのは把握されているんでしょうか。 ○家入委員長  本家中央公民館長。 ○本家中央公民館長兼市民会館長  成年・婦人教室のほうについてなんですけれども、全体でいいますと、217人の受講生のうち、29名が男性で、188名が女性となっております。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  実際、講座する上で、なるべく人が集まりやすいようにというんですか、人気的な講座になると思うんですけれども、開催される時間帯は、大体、おおむね、どんなんでしょうか。 ○家入委員長  本家中央公民館長。 ○本家中央公民館長兼市民会館長  おおむね、平日の午後に開催しているものが多くあります。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  できましたら、その若い世代にも参加していただきたいと思うんですけれども。そうなれば、仕事等がありますので、夜間でしょうか、夜間というか、夕方以降になると思うんですけれども。  いいますのが、やはり今の若い人はなかなか出会いの場がないと思うんですけれども、以前は、こういうところで出会いの場があったと思うんですけれども、それについて、ちょっとお考えをお伺いします。 ○家入委員長  本家中央公民館長。 ○本家中央公民館長兼市民会館長  この講座に限らず、公民館講座につきましては、基本的には、平日の日中ということが多いのですけれども、当然、受講者が出てきやすい時間帯というのもありますので、特に、中央公民館などでは、休日、土・日に開催したりということがありましたり、あと、夜間に講座の時間帯を設けているものもあります。  全体を通して、受講生の利用しやすい状況、受講しやすい時間帯で開催していきたいなというふうには考えております。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  事務事業成果報告書の418ページ、13番の市民総合体育館及び城南緑地運動施設等管理委託事業についてお伺いいたします。  令和4年度に関しましては、地方創生臨時交付金のほうから、市民総合体育館・城南緑地運動施設等管理委託金としまして、600万円の、こちら、燃料高騰分としまして補助がされているんですけれども、高騰分として、どのような計算、600万円となった根拠ですね、どのような形で報告が上がっているのか、お伺いします。 ○家入委員長  児島スポーツ推進係長。 ○児島スポーツ推進課スポーツ推進係長  令和4年の2月頃からの原油価格の高騰を受けまして、市民総合体育館及び城南緑地運動施設の電気料金、特に、高圧電力の料金が大きく高騰いたしました。  令和4年度は、令和3年度に比べて600万円以上の支出増となることが見込まれましたので、当該施設、指定管理者の計画されておられた光熱費の額からも大きく超過しているということで、安定的な施設運営、支援する目的で地方創生臨時交付金を活用して、600万円を増額補正する形で追加支出を行っております。  結果的になんですけれども、この電気代の高騰と、あと、ボイラー燃料代の増加と合わせまして、700万円程度、前年度、令和3年度よりも支出は増加したものと把握しております。 ○家入委員長  荒木委員。 ○荒木委員  600万円の支出に対して、実際は700万円以上使われているということですので、こちらの費用が、実際の補助に、補助といいますか、ボイラー代以上の補助に、電気代、ボイラー代等の補助以上になってないかということが気になりましたので、伺わせていただきました。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  事務事業の411ページ、2番の「忠臣蔵」編さん事業なんですけれども。  これ、かなり古いときから発行事業あったんですけれども、編さん事業。在庫が全体で6,609冊ということで、単純に、単価と在庫数を掛け合わせた合計を見ますと、3,264万円ほどの金額になるんです。  この、たくさんある在庫について、今後、どのように減らそうとされているのか。なかなか難しいとは思うんですけれども、どのようにされる考えなのか、お伺いいたします。 ○家入委員長  中田市史編さん担当課長。 ○中田文化財課長兼市史編さん担当課長  まず、忠臣蔵の在庫の現状の分析なんですけれども、一応、この刊行事業、先ほど、委員おっしゃられましたけれども、昭和62年から第1回の配本が始まりまして、第7巻が完了したのが平成26年。30年近くにわたる非常に長い事業となっておりまして、当初、今もそうなんですけれども、全7巻セット購入を前提に申込みいただいておるんですが、刊行期間が非常に長くなった結果、恐らく、当初、申込者の購入が滞っていることが原因の一つだというふうに考えております。  現在、在庫を減らすための取組みなんですけれども、これまでも、市のWEBサイトに各巻の内容を詳しく紹介しましたり、あと、比較的、発行部数が多い専門家向けの雑誌などに、年一回、広告を出しております。  また、例えば、409ページに、市史資料集なども、毎年、刊行しておりますけれども、こういった巻末に紹介して、刊行している図書、忠臣蔵含めての紹介をしております。
     また、近年の取組みとしましては、今年の3月から、この忠臣蔵7巻セットをふるさと納税返礼品にも加えていただいております。残念ながら、まだ実績はないんですけれども、そういう形で、あらゆる機会を捉えまして販売促進に取り組みたいと思いますし、まだ、未購入の申込者、なかなか連絡がつかない場合もあるんですけれども、にも購入いただけるような取組みを進めてまいりたいというふうに考えております。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  これ、かなり長い歴史があるんですけれども、最初、忠臣蔵の頒布いうんですか、したときに、何名ぐらいの応募があったかは、今、資料としてはありませんか。  この販売部数ぐらいの申込者があったのか、それとも、少なかったのかもちょっと気になるところがあるんですけれども。  もし、分かるようでしたら、最初のときの申込み状況。 ○家入委員長  中田市史編さん担当課長。 ○中田文化財課長兼市史編さん担当課長  第1回の刊行、配本につきましては、第3巻が一番最初の配本になっております。  このときの販売数、2,000を超えておりますので、そのぐらいの当初の申込数があったと思われるんですが、その後、非常に長い時間経ておりますので、なかなか、極端に言うと、亡くなられたり、転居先不明とかで、実際に把握できる数はこれより少なくなっています。  ちょっと今、その現状の資料は持合せておりません。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  ということは、2,000人以上の人の申込みあったんじゃないかという推測ですけれども、そうしたら、あと、名簿的なものは、所管課としては、まだちゃんと保存はされているんですか。 ○家入委員長  中田市史編さん担当課長。 ○中田文化財課長兼市史編さん担当課長  一番当初の名簿については、ちょっとまだ把握は出来ておりません。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  大変な作業になるかと思いますが、もし、分かるようでしたら、ちゃんと名簿を拾い上げて、まだいろいろな追跡調査ですか、そんなんして、何とか販売促進につなげていきたいと思いますので、これは要望しておきます。 ○家入委員長  ほか。(なし)  ないようでしたら、歳入に入ります。  歳入14款1項1目2節児童福祉費負担金、決算書20ページ、21ページないし22款5項4目3節雑入関係部分、該当項目については、審査参考表に掲載のとおり、決算書46ページから51ページ、並びに令和4年度財産に関する調書関係部分、決算書178ページから181ページについて、御質疑ございませんか。  前田委員。 ○前田委員  決算書21ページなんですけれども。  民生費負担金で、児童福祉費負担金、収入未済が220万円ほどありますが、保育料の滞納者の件数とか内訳について、内容についてお伺いいたします。 ○家入委員長  山内こども育成課長。 ○山内こども育成課長  おっしゃるように、この部分は、保育所保育料の未収金となっております。  今現在、未納となっている保護者の方は12名です。金額で申しますと、少ない方だと2万7,000円、一番多い方で68万4,550円の滞納があります。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  この12名の方については、今現在、住所とか、そういった状況の把握はできているんですか。 ○家入委員長  山内こども育成課長。 ○山内こども育成課長  居所が不明となっている方はおられませんので、電話なり、郵送での督促というのは可能な状況になっております。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  続いて、23ページの幼稚園使用料なんですけれども。  これ、今はないと思うんですけれども、昔のやつかなと思いますが、20万6,000円ありますが、この件につきましての内容等をお伺いいたします。 ○家入委員長  山内こども育成課長。 ○山内こども育成課長  幼稚園保育料の、今、収まっていない分については、おっしゃるように、過去の分の保育料になっておりまして、平成27年度から平成30年度の分で滞納になっているものがここに残っているということになります。  現在、滞納されている方の人数は4名です。  一番金額の少ない方は5,900円、もっとも多い方で13万8,800円の未納があります。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  この方についても追跡は可能なんですか。 ○家入委員長  山内こども育成課長。 ○山内こども育成課長  この4名の方についても、居所が不明となっている方はおられませんので、何らかの形で連絡を取ることはできます。 ○家入委員長  ほかにございませんか。  前田委員。 ○前田委員  49ページの、雑入なんですけれども。  学校給食調理費受入金ということで、500万円ほど上がっておりますが、この内容についてお伺いいたします。 ○家入委員長  正木学校給食センター担当参事。 ○正木学校給食センター担当参事兼学校給食センター所長事務取扱  学校給食調理費受入金でございますが、兵庫県立赤穂特別支援学校に給食を配食していることによる委託費で、学校給食の献立、調理、運搬等に係る経費を負担し、兵庫県教育委員会よりの受託収入となっております。 ○家入委員長  前田委員。 ○前田委員  令和3年度に比べて40万円程度増となっておりますが、この要因についてお伺いいたします。 ○家入委員長  正木学校給食センター担当参事。 ○正木学校給食センター担当参事兼学校給食センター所長事務取扱  一食当たりの委託単価が令和3年度に比べまして、令和3年度が155円であったものが、令和4年度162円と増額されております。  その経緯につきましては、兵庫県教育委員会との協議の中で、県の特別支援学校に給食を配送している市町からの委託料の見直しというふうな要望を続けておった結果、令和2年度に単価設定の考え方を統一する見解が兵庫県より出されまして、令和5年度まで、段階的に増額するということを承っております。  したがいまして、令和5年度まで段階的に引上げということで、令和3年度から令和4年度にかけても引上げにつながったということで、収入増となっております。 ○家入委員長  他にございませんか。(なし)  ないようですので、教育委員会関係を終了いたします。  職員は退席していただいて結構です。  委員会を午後2時10分まで休憩いたします。         (午後1時53分)                  (休   憩) ○家入委員長  委員会を再開いたします。             (午後2時10分)  9月28日から本日まで計4回にわたり、実質的な決算審査を行ってまいりました。  10月26日(木)には市長総括を予定いたしておりますが、その前に、各委員からこれまで発言されました要旨等について要約したものを、本日の委員会審査分は除きまして、各委員のお手元まで配付いたしますので、その間、委員会を暫時休憩いたします。             (午後2時10分)                  (休   憩) ○家入委員長  委員会を再開いたします。             (午後2時11分)  来る10月26日(木)に予定しております市長への総括質問について、これらを参考にして御協議をお願いしたいと思います。  なお、意見の要約につきましては、市民病院、上下水道部、議会、会計、監査、選管・公平委員会、総務部、市長公室・危機管理監、市民部、健康福祉部、建設部、産業振興部、農業委員会の順で、項目を要約し整理いたしております。  ここで5分程度時間をとりますので、それぞれ目を通していただきたいと思います。  その間、委員会を暫時休憩いたします。             (午後2時12分)                  (休   憩) ○家入委員長  委員会を再開いたします。             (午後2時19分)  それぞれ目を通していただけたかと思います。例年、1~2項目について市長への総括質問を実施いたしておりますが、市長総括に残す項目の協議に入りたいと思います。  また参考といたしまして、これまで市長総括質問をした項目等につきまして、委員のお手元まで配付いたしております。  これらも参考にしていただきまして、まず1ページから順次、大まかな総括質問の候補となります番号(項目)と質問趣旨等について御発言をお願いしまして、その後、総括質問の候補が挙がった中から再度、御協議をお願いしまして、総括質問の絞り込みをし、最終の取りまとめをしたいと思います。  発言していただいた方から、御本人から、この内容について総括質問に取り上げてほしいと、その簡単な理由等も一言付け加えていただければいいかなと思います。  まず、市民病院関係で何かございますか。  (なし)  市民病院関係はよろしいですか。(はい)  特別委員会もまだ設置しておりますので、決算委員会の中でもそういう意見もありましたので、病院関係、一応、おいておきます。  次に、介護老人保健施設事業会計について、何かございますか。(なし)  こちらも、令和3年度決算分で、経営改善に向けた取組みについてということで、昨年、市長総括の質問に上がっております。  ここもよろしいですか。(はい)  では、次に、上下水道部関係ですが、何かございませんか。  まず、水道事業会計について、お考えをお聞かせください。  発言された方が、これはというのがなければ、次に行きますが、よろしいですか。  (はい)  下水道事業会計について、何かございませんか。  荒木委員。 ○荒木委員  下水道事業会計、すみません、私は三つあるので、皆さんで選んでいただけたらと思うんですが。総括質問で取り上げたいことが三つあります。  一つ目が、加里屋中継ポンプ場の件は取上げていただきたいと思っております。  といいますのが、こちらの問題に関しては、契約に関して、履行に不備はなかったということで、答弁、一貫して変わらずなんですが、やはり市民の皆様から見て、この問題というのが議会の中で取り上げられるということが、この機会を除いてないということで、市民の方にも見える形で総括質問に取り上げていただきたいと思っております。 ○家入委員長  何か、三つと言わなかったですか。 ○荒木委員  ほかの、別の関係の項目であと二つ。
    ○家入委員長  下水道事業会計については、今の点でよろしいですか。(はい)  他にはございませんか。  荒木委員。 ○荒木委員  すみません、番号に関してでは、3番に主に関連することで、そこから膨らませて、この加里屋中継ポンプ場への質問ということでまとめさせていただきたいと思ってます。 ○家入委員長  また、その点については、皆さんに御意見をお伺いいたします。  他に項目はございませんか。(なし)  下水道事業会計については、今の、荒木委員の1件ということで、次に、会計課関係から総務部関係までの中でございませんか。  (なし)  ここもよろしいですか。(はい)  では、次に、市長公室危機管理関係について、何かございませんか。  荒木委員。 ○荒木委員  総括質問で8ページ、ル・ポン国際音楽祭関係で取り上げていただきたいと思います。  趣旨としましては、やはりほかの市が行っております事業との公平性の観点から言いましたら、やはりル・ポン国際音楽祭も、従来どおりの方法ではなく、今後、より地域活性化に資するものとなること。あと、収入確保の面も含めて、検討事項として上げていただきたいと思います。  私の趣旨としましては、6番が一番強い。それに関して5番のところも付け加えていただきたいと思います。 ○家入委員長  他にございませんか。(なし)  ないようでしたら、市民部関係で何かございませんか。(なし)  市民部関係、よろしいですか。(はい)  では、次に、健康福祉部関係で何かございませんか。(なし)  発言された方、自分の質疑の件で取り入れなくてもよろしいですか。  健康福祉部関係、よろしいですか。(はい)  では、次に、特別会計、国民健康保険事業特別会計、よろしいですか。(はい)  介護保険特別会計、よろしいですか。  (はい)  次に、建設部関係、何かございませんか。  (なし)  よろしいですか。(はい)  では、産業振興部、農業委員会関係について、何かございませんか。(なし)  よろしいですか。(はい)  それでは、本日の決算委員会の中で、消防本部関係について、何かございませんか。(なし)  消防本部関係、よろしいですか。(はい)  では、教育委員会関係について、何かございませんか。  荒木委員。 ○荒木委員  三つ目になりますが、文化とみどり財団に対する運営委託の関係で、特に、田淵記念館の事業について、事業の展示内容及びその入館者数増、これ、無料の方も含めてですけれども、に関する取組みについて、質問に上げていただきたいと思います。 ○家入委員長  他にございませんか。(なし)  ほかの委員の方はございませんか。(なし)  よろしいですか。(はい)  そうしましたら、まず、下水道事業会計。荒木委員から、下水道事業の加里屋中継ポンプ場機械設備の関係。  それから、もう一つが、市長公室のル・ポン国際音楽祭に関係する部分。  それから、もう一つが、教育委員会の田淵記念館の運営に関係する部分が出ておりますが、皆さん方から、まず、どれかについて御意見。  奥藤委員。 ○奥藤委員  まず、ル・ポン国際音楽祭と、田淵記念館なんですけれども。  私としては、文化的な事業ということで、両方ともそうやと思うんですけれども、基本的に、果たして行政が文化的な事業をする必要があるのかなということがまずあります。  委員会の中でも言いましたけれども、田淵記念館、入館者を増やす努力をするよりも、むしろ、経費を削減するような努力をすべきだというふうに考えております。  ル・ポン国際音楽祭については、地域活性化とか言われましたけれども、これも経費を削減する。別にこれはやめるならやめても別に構わないということだと思っておりますので、とりあえず、必要ないかなと思います。 ○家入委員長  今のは、どちらも取り上げる必要はないという意味。 ○奥藤委員  はい、そうです。 ○家入委員長  山野委員。 ○山野委員  加里屋中継ポンプ場ですけれども、聞いていて、この間の協議会であったり、一般質問の内容をもう一度ならしただけで、おかしいとは伝えるものの、相手のお話を許さないような新たな事実で資料が出たわけでもなく、これを総括に残したとしても、同じことの繰り返しになるのではないかと思うので、残す必要はないかなと思います。  ル・ポン国際音楽祭ですが、収入ですか、収入の話もありましたけれども、チケット代を上げるともう赤穂ではやらないよと、そこまで言われてしまったわけですから、ちょっとデリケートに扱ったほうがいいんかなと思います。 ○家入委員長  中谷副委員長。 ○中谷副委員長  そのル・ポン国際音楽祭ですけれども、玉木課長が送って行くときに、本人に確認するというお話があったと思うんですけれども、その回答を得てはないんでしょうか。 ○家入委員長  回答は得ておりません。  前田委員。 ○前田委員  私も、山野委員と同じ意見になるんですけれども。  中継ポンプ場も新たな事実が出てきたわけでもないし、現に、今進みつつありますので、ことさら、挙げる必要はないと考えます。  ル・ポン国際音楽祭につきましても、先ほど、収入確保とおっしゃいましたけれども、これ、やっぱり入場料のアップというふうに捉えるのか。それで言うと、さっき、山野委員もおっしゃいましたように、もうやめるという、理念に反するということなので、それはもう触れてはいけないことかなというふうに私思いますので、これについても、ことさら取り上げる必要はないと思います。  田淵記念館につきましては、やはり展示が、ほかの、民俗資料館とか、有年考古館とはちょっと違いますので、やはり一定程度の文化的な知識がないと、やはりあそこはなかなか見にいっても、子供が行っても難しいかなというのもあります。  活用とかおっしゃいましたけれども、そういった目的もあるんかもわからんですけれども、やはりそういった、子供とかに見せるのもそうかもわかりませんけれども、やはり上質の文化を見ていただくというのが田淵記念館の趣旨かなと私は思いますので、これにつきましても、入館増は当然必要なんですけれども、そこまであえて広げたような形での、市長総括に残すというのは、私はちょっといかがなものかというふうに考えます。  以上です。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  私も、加里屋中継ポンプ場に関しては、また、改めて市長総括に残しても、先ほど、山野委員が言われたように、新たな事実がないというで、ちょっと厳しい状況ではあると思います。  ル・ポン国際音楽祭に関しては、地域の活性化に資する取組みの考え方については、私も重要であると思うのですが、この財源確保に係ることも入ってくると、とても、もともと、デリケートな内容なので、そこに係るのなら、もうちょっとそれはやめた方が、私は、やはり良いと思っております。  先ほど、奥藤委員が、行政が文化・芸術に関わるのはと言われましたけれども、私、個人的には、やはり行政がそのまちの文化・芸術を守っていくということは重要であると思っています。  ただ、本当に、田淵記念館をもっと活用するべきではあるとは思いますが、市長総括に残すまでの内容ではないと思っています。  先ほどちょっと言えてなかったんですけれども、墓地なんですけれども、ちょっと飛ばしてしまっていたんですけれども。  10ページの、墓地公園整備事業のところで、墓地公園が本当に、無縁墓地が増えてくると思うんです、今後。それで、新たに利用するという人ももう本当に少なく、返還する人のほうが増えてくる、そういう状況が見えているという状況なので、今後、この件に関しては、やっぱり取り組んでいかなければならない課題だと思うんです。  なので、これを、できたら、私、今、残していただたいと思っております。 ○家入委員長  今の件は追加で検討するということで、併せてお願いをいたします。  私のほうも、ル・ポン国際音楽祭につきましては発言をさせていただきましたので、私の今の意見を申し上げますと、このル・ポン国際音楽祭の入場料等については赤穂市だけで決められない、姫路市との関係。  それから、この4回の決算委員会には新聞社とかマスコミは入っておりませんが、決算の市長総括となりますとメディアも入りますので、また、入場料だけが取り上げられて、相手方に、樫本大進さん側に刺激を与えるというようなことにもなりますので、これは、委員会で発言したことを、市のほうはどういうふうに対応するかというのを待ちたいなというふうに私は思っております。  私の意見は以上です。  今、まず、三つについて御意見がありましたが、荒木委員以外は、総括に取り上げなくていいというようなことでありましたけれども、まだ、荒木委員からは何かありますか。  荒木委員。 ○荒木委員  加里屋中継ポンプ場に関しましては、山野委員がおっしゃったように、やはり新たな事実というところで言いますと、その時間的な経緯の説明を追求するですとか、あと、実際、定期点検がどのぐらいの頻度でされていたか。適正である中でも、実際のこれだけの期間、令和4年度に関しては執行できなかったということに関しての追及になるので、確かにおっしゃるように、新たな事実という点では、質問の意図が見えづらいということは理解できました。  ル・ポン国際音楽祭に関しまして、家入委員長がおっしゃっているように、入場料のことになりますと、確かに、先方の樫本大進さん側の強い思いもあり、デリケートな問題であると。そちらの意図は分かります。  ただ、6番の、活性化というところで言いますと、やはりこのル・ポン国際音楽祭のもともとの特性自体が、やはり特別な方を対象にした、音楽の素養のある方を対象にしたような、一つ、その施設の中にとどまるイベントになっていることに関しては、やはりもう一度、その地域の中に返す、よりお子さんとかも含めて、大きな文化事業として広げられないかという意図で、私は、やはり6番の部分は強く残していただきたいと思っております。  田淵記念館に関しては、こちらは、田淵記念館の置かれております立地上ですね。やはり、今、御崎地区というのが赤穂市の中では活性化の起爆剤の位置付けを持っております。そこの玄関口にあります施設として、やはり回遊性を、今後、この施設を拠点に増やして、回していっていただきたい。  それにも関わらず、やはり地域の中での田淵記念館の活用状況、また、その田淵記念館自体の展示内容を含めて、今、この施設が、特に、文化とみどり財団に委託している施設の中でも、市からてこ入れをしないといけないということを、この令和4年度に関しては強く言いたいので、私としましては、ル・ポン国際音楽祭と、こちらの田淵記念館に関しては残していただきたいと思います。 ○家入委員長  今の、ル・ポン国際音楽祭の地域活性化に資するさらなる取組みの件と、田淵記念館の件、墓地公園の件も併せて、皆さん方の御意見をお伺いしたいと思います。  奥藤委員。 ○奥藤委員  ル・ポン国際音楽祭と、田淵記念館に関しては私の意見は変わりませんけれども、ちょっと南條委員のほうに、墓地公園を残すとすると、どういう形で質問するのか、市長に対して考えておられるか、お伺いします。 ○家入委員長  南條委員。 ○南條委員  今後の墓地公園の在り方、方向性について、また、新たな合葬墓であるとか、いろいろな取組みというか方向性があると思うんですけれども、このままでは無駄になるというか、もう本当に、維持費だけがこれからはかさんでいくということで、この活用方法ですね、その部分でちょっと進めていきたいということです。活用じゃないですね、すみません。使用率向上に向けてるんですが。 ○家入委員長  奥藤委員。 ○奥藤委員  ちょっと暫時休憩してもらいたい。 ○家入委員長  委員会を暫時休憩いたします。             (午後2時45分)                  (休   憩) ○家入委員長  委員会を再開いたします。             (午後2時52分)  改めて、荒木委員から3件ありましたけれども、同意された方が、残念ながらいらっしゃいません。  それから、南條委員の墓地公園の件については、今、暫時休憩中での話でしたので、ここに、委員会の中で、もう一度何か意見がございましたらお願いいたします。  南條委員。 ○南條委員  墓地公園に関しては、一般質問のほうでまたしっかりと行い、他市の状況を見たり、しっかりと自分自身でも研究してから、そういう形で質問して進めていければと思います。 ○家入委員長  ということは、結果的には、市長総括質問はなしで、皆さん、それでよろしいでしょうか。(はい)  では、今回の決算特別委員会、市長総括は残さないということにさせていただきます。  これも、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、非常に、皆さん、よく調査、勉強されて良い決算委員会だったというふうに思います。  委員会を暫時休憩いたします。
                (午後2時54分)                  (休   憩) ○家入委員長  委員会を再開いたします。             (午後2時55分)  東南事務局長。 ○東南事務局長  総括なしということになると思うんですが、今後の進め方なんですけれども。  過去、直近で、総括ないときが2回ほどありまして、そのときは、すぐ表決に、その当日に行っております。  ですので、教育委員会終わった後に表決をしなければ終わりませんので、今から表決をしていただくということになります。  ただ、以前のは、それも総括ないということが分かっていての最後の締めだったので、その流れで、市長なり挨拶ありましたけれども、今回は、今の時点で、もうないということになりましたので、理事者側の出席はなしで、私たち議会だけでの表決という流れになるかと思いますので、それだけ御了承いただきたいと思いますがよろしいでしょうか。 ○家入委員長  今、東南事務局長より説明がありました。  総括質問を行わないということで、この委員会の、今日の4日目において表決をしないといけないということになりましたので、今から表決に入りたいというふうに思います。  よろしくお願いいたします。  資料等の確認とか、よろしいですか。  委員会を暫時休憩します。             (午後2時56分)                  (休   憩) ○家入委員長  委員会を再開いたします。             (午後3時02分)  ただいまから表決に入ります。  まず、認第1号 令和4年度赤穂市一般会計歳入歳出決算認定について、採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり認定することに御異議ございませんか。(異議なし)御異議なしと認めます。よって、認第1号は、原案のとおり認定されました。  次、認第2号 令和4年度赤穂市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり認定することに、御異議ございませんか。(異議なし)御異議なしと認めます。よって、認第2号は、原案のとおり認定されました。  次、認第3号 令和4年度赤穂市職員退職手当管理特別会計歳入歳出決算認定について、採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり認定することに、御異議ございませんか。(異議なし)御異議なしと認めます。よって、認第3号は、原案のとおり認定されました。  次、認第4号 令和4年度赤穂市墓地公園整備事業特別会計歳入歳出決算認定について、採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり認定することに御異議ございませんか。(異議なし)御異議なしと認めます。よって、認第4号は、原案のとおり認定されました。  次、認第5号 令和4年度赤穂市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり認定することに、御異議ございませんか。(異議なし)御異議なしと認めます。よって、認第5号は、原案のとおり認定されました。  次、認第6号 令和4年度赤穂市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算認定について採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり認定することに、御異議ございませんか。(異議なし)御異議なしと認めます。よって、認第6号は、原案のとおり認定されました。  次、認第7号 令和4年度赤穂市病院事業会計決算認定について、採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり認定することに、御異議ございませんか。(異議なし)御異議なしと認めます。よって、認第7号は、原案のとおり認定されました。  次、認第8号 令和4年度赤穂市介護老人保健施設事業会計決算認定について採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり認定することに、御異議ございませんか。(異議なし)御異議なしと認めます。よって、認第8号は、原案のとおり認定されました。  次、認第9号 令和4年度赤穂市水道事業会計決算認定について、採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり認定することに、御異議ございませんか。(異議なし)御異議なしと認めます。よって、認第9号は、原案のとおり認定されました。  次、認第10号 令和4年度赤穂市下水道事業会計決算認定について、採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり認定することに、御異議ございませんか。(異議なし)(異議あり)  異議ありの声がありますので、挙手にて採決いたします。  本案は、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。(挙手多数)  挙手多数であります。よって、認第10号は、原案のとおり認定されました。  以上で、本決算特別委員会に付託されました令和4年度各会計の決算審査につきましては、全て終了いたしました。  どうもありがとうございました。  これをもちまして、本年度の決算特別委員会を終わらせていただきます。  長期間の審査、誠にありがとうございました。         (午後3時07分)                   ( 了 )...