赤穂市議会 > 2023-09-05 >
令和 5年第3回定例会(第1日 9月 5日)

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  1. 赤穂市議会 2023-09-05
    令和 5年第3回定例会(第1日 9月 5日)


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    最終取得日: 2024-09-19
    令和 5年第3回定例会(第1日 9月 5日)              令和5年第3回赤穂市議会(定例会)会議録 1.令和5年9月5日(火曜日)午前9時30分開会(於議場) 2.会議に出席した議員(18名)    1番  西 川 浩 司          10番  釣   昭 彦    2番  山 野   崇          11番  山 田 昌 弘    3番  深 町 直 也          12番  奥 藤 隆 裕    4番  井 田 佐登司          13番  家 入 時 治    5番  南 條 千鶴子          14番  前 川 弘 文    6番  荒 木 友 貴          15番  田 渕 和 彦    7番  安 田   哲          16番  瓢   敏 雄    8番  中 谷 行 夫          17番  前 田 尚 志    9番  榊   悠 太          18番  土 遠 孝 昌 3.会議に出席しなかった議員   な  し 4.議事に関係した事務局職員
       事務局長  東 南 武 士     書  記  寺 下 好 穂                      書  記  山 﨑 智 子 5.地方自治法第121条の規定による出席者   市     長  牟 礼 正 稔    教  育  長  尾 上 慶 昌   副  市  長  溝 田 康 人    市民病院事務局長 渡 代 昌 孝   市長公室長    山 内 光 洋    上下水道部長   平 野 佳 秀   危機管理監    大 黒 武 憲    消  防  長  尾 崎 浩 司   総 務 部 長  岸 本 慎 一    教 育 次 長  高 見 博 之   建 設 部 長  小 川 尚 生    教 育 次 長  入 潮 賢 和   健康福祉部長   松 下 直 樹    技術担当部長   山 田 裕 之   市 民 部 長  関 山 善 文    監査委員事務局長   産業振興部長   明 石 一 成    選管・公平書記長 田 中 志 保   都市計画推進担当部長            澗 口 彰 利    財 政 課 長  中 村 光 男   会計管理者    西 田 佳 代    行政課長     山 本 桂 士 6.本日の議事日程  日程第1  会議録署名議員の指名  日程第2  会期及び議事日程の決定        (委員長報告、質疑、表決)  日程第3  諸般の報告  日程第4   報第14号  健全化判断比率及び資金不足比率の報告について   報第15号  令和4年度公益財団法人赤穂市文化とみどり財団の経営状況の報告につい          て   報第16号  令和4年度赤穂駅周辺整備株式会社の経営状況の報告について          (一括上程、報告、質疑)  日程第5   認第 1号  令和4年度赤穂市一般会計歳入歳出決算認定について   認第 2号  令和4年度赤穂市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について   認第 3号  令和4年度赤穂市職員退職手当管理特別会計歳入歳出決算認定について   認第 4号  令和4年度赤穂市墓地公園整備事業特別会計歳入歳出決算認定について   認第 5号  令和4年度赤穂市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について   認第 6号  令和4年度赤穂市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算認定について   認第 7号  令和4年度赤穂市病院事業会計決算認定について   認第 8号  令和4年度赤穂市介護老人保健施設事業会計決算認定について   認第 9号  令和4年度赤穂市水道事業会計決算認定について   認第10号  令和4年度赤穂市下水道事業会計決算認定について   第58号議案 令和5年度赤穂市一般会計補正予算   第59号議案 令和5年度赤穂市国民健康保険事業特別会計補正予算   第60号議案 令和5年度赤穂市介護保険特別会計補正予算   第61号議案 赤穂市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関す          る法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定          について          (一括上程、説明)  日程第6   第62号議案 赤穂市監査委員の選任について          (上程、説明、質疑、表決)  日程第7   第63号議案 赤穂市教育委員会委員の任命について          (上程、説明、質疑、表決)  日程第8  赤穂市選挙管理委員及び補充員の選挙について 7.本日の会議に付した事件   議事日程に同じ ◎議長開会あいさつ ○議長(土遠孝昌君) おはようございます。開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  本日、令和5年第3回赤穂市議会定例会が招集され、ここに開会を宣する運びとなりましたことは、市政発展のため誠に御同慶に堪えません。  今期定例会に提案されます案件は、令和4年度各会計の決算認定をはじめ令和5年度一般会計補正予算、条例の一部改正、人事案件などいずれも重要な案件でございます。議員各位におかれましては、慎重審議の上、適切妥当な結論が得られますようお願い申し上げまして、簡単措辞ではございますが、開会のごあいさつにかえさせていただきます。 ◎開会・開議 ○議長(土遠孝昌君) これより令和5年第3回赤穂市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。(午前9時30分)  現在の出席議員数は18名であります。  これより日程に入ります。 ◎会議録署名議員の指名 ○議長(土遠孝昌君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第124条の規定により、議長において指名いたします。  会議録署名議員に榊 悠太議員、釣 昭彦議員を指名いたします。 ◎会期及び議事日程の決定 ○議長(土遠孝昌君) 次は、日程第2、会期及び議事日程の決定を議題といたします。  このことにつきましては、先般、議会運営委員会が開かれましたので、その経過並びに結果について、委員長より報告を願うことにいたします。  議会運営委員長 前田尚志議員。 ○議会運営委員長(前田尚志君)(登壇)  議会運営委員長報告を行います。  今期定例会の議事運営につきまして、去る8月29日に議会運営委員会を開催いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会では、まず、今期定例会に提出されます諸議案について当局より説明を聴取し、これを踏まえ、会期及び議事日程について慎重に協議いたしました結果、会期は、本日より9月25日までの21日間とし、会期日程は、お手元に配付いたしております日程表のとおりであります。  本日は、まず、当局からの提出議案について説明を受けるとともに、報第14号 健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてないし報第16号 令和4年度赤穂駅周辺整備株式会社の経営状況の報告については質疑を行い、第62号議案及び第63号議案については、委員会付託を省略して、直ちにこれを議了し、その後、赤穂市選挙管理委員及び補充員の選挙を行う予定といたしております。  翌6日及び7日は議案熟読のため休会とし、8日午前9時30分から本会議を再開して、提出議案、請願に対する質疑を行い、その後、それぞれ所管の常任委員会に付託して審査を願うことといたしております。  翌9日から20日までは休会とし、その間、11日には民生生活委員会、12日には建設水道委員会、13日には総務文教委員会をそれぞれ午前9時30分から開催願うことにいたしております。  21日は午前9時30分から本会議を再開して一般質問を行い、翌22日は午前9時30分から本会議を再開して一般質問を続行し、終わって後、付託議案、請願に対する委員長報告、質疑、討論、表決を行うことといたしております。  その後協議会を開催して、理事者からの協議事項について御協議を煩わすことにいたしております。  翌23日及び24日は休会とし、議事の都合により25日を予備日とし、以上をもって今期定例会を閉会する予定であります。  また、一般質問の通告期限は9月12日午後5時までといたしております。  議員各位におかれましては、何とぞ当委員会決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げまして、議会運営委員長報告を終わります。 ○議長(土遠孝昌君) 議会運営委員長の報告は終わりました。  ただいまの議会運営委員長報告に対しまして御質疑ございませんか。(なし) 御発言がなければ質疑を終結いたします。  ただいまから表決を行います。  今期定例会の会期並びに議事運営については、委員長報告のとおり行うことに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、今期定例会の会期は、本日から9月25日までの21日間とし、その間の議事日程については、議会運営委員長報告のとおり行うことに決定いたしました。 ◎諸般の報告
    ○議長(土遠孝昌君) 次は、日程第3、諸般の報告であります。  監査委員より、令和5年6月9日ないし6月29日執行の会計管理者の所管に属する令和4年度3月分の現金の出納及び保管の状況について、令和5年7月10日ないし7月27日執行の会計管理者の所管に属する令和4年度4月分及び5月分の現金の出納及び保管の状況について、令和5年7月10日ないし7月27日執行の会計管理者及び水道・下水道・病院・介護老人保健施設事業管理者の所管に属する令和5年度4月分及び5月分の現金の出納及び保管の状況について議長宛それぞれの結果報告書の提出がありましたので、その写しは、その都度お手元まで送付させておりますが、この際御報告申し上げます。 ◎議案一括上程 ○議長(土遠孝昌君) 次は、日程第4、報第14号 健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてないし報第16号 令和4年度赤穂駅周辺整備株式会社の経営状況の報告についてを一括議題といたします。 ◎市長提案趣旨説明 ○議長(土遠孝昌君) これより上程議案に対する市長の提案趣旨説明を求めます。  市長。 ○番外市長(牟礼正稔君)(登壇) ただいま御上程をいただきました報告案件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、報第14号 健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてであります。  本件につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、令和4年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率について監査委員の意見を付して御報告いたすものであります。  次に、報第15号 令和4年度公益財団法人赤穂市文化とみどり財団の経営状況の報告について及び報第16号 令和4年度赤穂駅周辺整備株式会社の経営状況の報告について、以上2件につきましては、地方自治法第243条の3第2項の規定により、法人の経営状況について御報告いたすものであります。  詳細につきましては、それぞれ担当部長から御報告をいたしますので、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(土遠孝昌君) 市長の説明は終わりました。 ◎所管部長細部説明 ○議長(土遠孝昌君) 続いて所管部長の細部説明を求めます。  岸本総務部長。 ○番外総務部長(岸本慎一君) それでは議案の細部につきまして御説明申し上げます。  お手元の令和5年9月第3回赤穂市議会定例会提出議案を御覧いただきたいと思います。  2ページをお願いいたします。  報第14号 健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてであります。  本案は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、令和4年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率について監査委員の意見を付して議会へ報告するものであります。  1の健全化判断比率につきましては、まず、一般会計等を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する比率である実質赤字比率及び全会計を対象とした連結実質赤字比率は、ともに実質赤字額がないため、バーで表記しております。  一般会計等が負担する元利償還金及び準元利償還金の標準財政規模に対する比率である実質公債費比率は9.9%で、前年度に比べて0.2ポイントの増となっております。また、一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率である将来負担比率は80.1%で、前年度に比べて12.7ポイントの減であります。  次に、2の資金不足比率につきましては、公営企業会計ごとの資金の不足額の事業規模に対する比率でありますが、資金不足額が生じていないため、バーで表記しております。  以上で、報第14号の説明を終わります。 ○議長(土遠孝昌君) 高見教育次長。 ○番外教育次長(高見博之君) 続きまして、報第15号 令和4年度公益財団法人赤穂市文化とみどり財団の経営状況の報告についてであります。  別冊の公益財団法人赤穂市文化とみどり財団決算書をお願いいたします。  1ページをお願いいたします。  令和4年度事業報告についてであります。  公益財団法人として11年目を迎えた令和4年度は、財団の特性を生かしつつ、豊かで希望に満ちた地域文化の創造及び良好な生活環境づくりに寄与するための様々な事業を公益財団法人として公益目的事業と収益事業のバランスに配慮しながら進めてまいりました。  文化会館をはじめ各施設における来館者等の状況は、新型コロナウイルス感染症の終息は見えず引き続き厳しい状況でありましたが、指定管理者として管理運営を担い、収益及び施設の目的を具現化すべく展開を図るとともに、感染拡大の防止策を講じながら、一層の利用促進のため、利用者ニーズの把握、市民はじめ来館者等のサービス向上及び効果的・効率的かつ安全な施設、事業運営に努めてまいりました。  1ページから2ページにかけて記載しております10事業の詳細は後ほど御説明させていただきます。  2ページ、3ページをお願いいたします。  まず、評議員会に関する事項については、2回の評議員会を開催し、掲記の5件の議案について御審議いただきました。また、令和5年度事業計画等について御報告いたしました。  理事会に関する事項につきましては、掲記のとおり5回理事会を開催し、14件の議案について御審議いただきました。  3ページ、第2の事業報告であります。  まず、1の歴史的文化遺産の調査・研究、資料等の収集に関する事業についてですが、歴史資料等の収集を行うとともに、郷土歴史の研究、啓蒙啓発事業として、歴史研究講座「忠臣蔵よもやまばなし」を開催いたしました。  2の赤穂義士の調査・研究、資料等の収集に関する事業ですが、(1)の義士資料等の収集では、実録本義士銘々伝外を購入いたしました。  3ページから4ページにかけまして、3の芸術・文化活動の振興と奨励に関する事業ですが、まず、弦楽教室については、ヴァイオリンアンサンブル教室、ヴィオラ・チェロ・コントラバス教室を掲記のとおり開催し、3月26日には両教室の発表会を開催いたしました。(2)の吹奏楽教室については、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、金管道場コースは中止とし、吹奏楽コースは1月以降3回の練習を行っております。また、市内文化団体16団体への文化会館利用助成を行いました。  5ページをお願いいたします。  4の芸術・文化の提供に関する事業についてであります。  (1)の芸術等鑑賞、市民文化の振興と奨励事業、文化会館自主事業につきましては、7月の開館30周年記念事業「ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団赤穂公演」をはじめ5ページから7ページに記載のとおり開催いたしました。また、ぶらっとフラットコンサートや今宵ひとときコンサートも再開いたしました。  自主事業等に係ります経費等については、それぞれ掲記しておりますほか、7ページに記載のとおり、入場者数4,137人、事業費2,982万8,627円であり、入場料等収入、市補助金収入等の内訳は掲記のとおりであります。  8ページをお願いいたします。  友の会の加入件数は、令和5年3月31日現在で148件となっております。  なお、新型コロナウイルス感染拡大防止などのため子ども芸術劇場はじめ掲記の事業を中止しております。  また、自主事業中、赤穂市立学校部活動等支援事業として、市内2小学校、2中学校の合唱、吹奏楽の練習のための大ホール使用の支援を行いました。その出場コンクールにつきましては、8ページの中ほどに記載しているとおりでございます。  次に、(2)のル・ポン国際音楽祭2022赤穂・姫路は、実行委員会との共催事業として10月2日から9日に関連事業も含め開催され、このうち2日と3日の2日間、赤穂化成ハーモニーホールで開催されました。  5の文化振興の普及啓発に関する事業については、文化情報赤穂を年4回発行し、全戸配布いたしました。  6の文化図書等の発行事業については、歴史博物館及び美術工芸館で実施した特別展の図録を発行するとともに、歴史博物館では、ミュージアムグッズとして赤穂緞通クリアフォルダを製作いたしました。  7の科学館の指導普及事業につきましては、科学館運営協力会を3回開催し、科学教室、夏屋台実験教室等についての意見交換を行うとともに(2)の子ども科学教室を市内小学4年生から6年生児童25名の参加を得て7回開催いたしました。  9ページから10ページにかけまして、(3)の夏屋台実験教室サイエンス寺子屋は、県立人と自然の博物館、関西福祉大学生等の協力を得て、市内小学校4年生から6年生を対象として7月に開催し、53名の参加がありました。  8の文化施設の管理運営事業については、文化会館はじめ6つの施設の管理運営を行ったほか、特別展、企画展等を開催いたしました。  まず、民俗資料館では3回の収蔵品展と2回の企画展、7回の企画イベントを実施いたしました。  13ページの歴史博物館では、特別展「兵庫県立歴史博物館との共催事業の巡回展」及び2回の常設展示替えを実施いたしました。  美術工芸館では、14ページにかけて記載のとおり、企画展、公開展示、特別展、5回の常設展示替えほか茶道体験教室を実施いたしました。  海洋科学館では、さきに説明いたしました教室等に加え、掲記の特別展を実施するとともに、塩田案内人による説明を延べ61回実施いたしました。  なお、(3)の入館者等の利用状況につきましては後ほど御説明いたします。  次に、9の緑化の推進に関する事業についてです。  (1)の緑化啓発事業については、文化情報誌赤穂・市広報等による啓発、樹木剪定実技講習会を夏・冬2回実施いたしました。  なお、花と緑のフェスティバルは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止いたしました。  (2)の花のセンター事業については、市内の学校園等の公共施設を中心に5月にポーチュラカ、マリーゴールドを、11月にパンジーを配布いたしました。  (3)のガーデニング推進事業については、講習会、作品展をそれぞれ掲記のとおり開催いたしました。  16ページをお願いいたします。  10の施設の管理運営に関する事業、(1)公園・緑地等の維持管理に関する事業、施設管理については、城南緑地をはじめ公園、広場等の清掃、除草、剪定、補植、施設の点検等を業務委託あるいは直営により実施いたしました。  18ページをお願いいたします。  イの千種川河川敷運動施設の利用状況については、サッカー利用団体の練習場所、野球の練習場所等として、2万6,005人の利用となりました。  (2)の児童遊園地の維持管理に関する事業については、市内124か所、面積9.46ヘクタールの児童遊園地について、地元の御協力を得ながら清掃等適正な管理に努めました。  19ページにかけましての(3)の国立公園その他観光施設の維持管理に関する事業については、表に記載のとおり、器具、施設等の点検整備、低木の刈り込み、病虫害防除及び海岸の塵芥収集などを実施いたしました。  次に20ページをお願いいたします。  文化施設の利用状況であります。  初めに文化会館の利用状況についてであります。  まず、表の欄外に記載しておりますが、小ホールについては、5月9日から27日まで照明負荷設備改修工事を実施したことにより、利用を中止しております。  大ホールの利用可能日数が303日、そのうち使用日数は52日となりました。使用可能日数に対する利用率は17.2%、入場者数は1万4,188人で、前年度と比較しますと、利用率は1.4ポイントの減となりましたが、入場者数は4,984人の増となっております。  以下、小ホール、展示室などの利用率等は掲記のとおりであります。  合計欄ですが、利用率は前年度比0.4ポイント減の46.1%、入場者数は、前年度比8,553人増の5万405人となり、市民ロビーコンサートを含めますと、5万706人となりました。  増加の理由としまして、新型コロナウイルス感染拡大防止の利用制限等の緩和により、貸館利用者及び自主事業による入場者数が持ち直したものと考えております。  なお、21ページには、文化会館のジャンル別の使用状況をまとめております。  22ページをお願いいたします。  民俗資料館の入館人員につきましては、前年度比47人増の3,621人となっております。下から2段目の赤穂観光パスポート「通りゃんせ」については、入館者数はパスポート持参の入館人員であり、入館料収入はパスポートが観光協会等で販売されたことにより配分された金額であります。  なお、4年度のパスポート全体の販売枚数は113枚であり、パスポートの取扱いについては、歴史博物館など他の3施設についても同様であります。  23ページをお願いいたします。  歴史博物館の入館人員については、前年度比5,455人増の1万8,675人となっております。入館者増の主な要因としては、新型コロナウイルス感染拡大防止のための臨時休館がなかったことや、巡回展などの実施が増員につながったものと考えております。  24ページをお願いいたします。  美術工芸館の入館人員については、前年度比600人増の2,473人となっております。入館者増の主な要因としては、同じくコロナによる臨時休館がなかったこと、また特別展を例年より長く開催できたことなどが増員につながったものと考えております。  25ページをお願いいたします。  海洋科学館の入館人員については、前年度比1,893人増の2万2,801人となっております。入館者増の要因については、同じくコロナによる臨時休館がなかったことが増につながったものと考えております。  次に27ページをお願いいたします。  27ページ以降は決算書類であります。  収支計算書でありますが、1の事業活動収入合計4億852万4,805円に対し、2の事業活動支出合計は4億847万4,334円となり、その差額5万471円は投資活動支出の特定預金支出として運営資金積立預金及び退職給与引当金に積み立てた結果、当期収支差額はゼロ円となりました。  内容につきましては、28ページから43ページに記載のとおりでありますが、特に予算額と決算額の差異の大きなものなどについて説明させていただきます。  初めに28、29ページの事業活動収入についてであります。
     一番上の項目、基本財産等運用収入における54万1,558円の増は、公債の満期に伴う借換によるものであります。  上から2項目めの事業収入における261万2,894円の減額の主な要因は、文化会館事業収入において、自主事業に係る入場料の減によるものであります。  上から3項目めの施設管理収入における830万6,201円の減額は、各施設に係る管理事業費支出、施設利用料及び補助金収入の確定によるものであります。  次に、補助金収入についてであります。  赤穂市補助金収入の残額463万8,887円の要因は、文化会館自主事業の執行残によりまして約190万円の減及び管理費ほか補助金において、補助対象事業であります芸術文化事業の弦楽教室、吹奏楽教室、文化団体助成事業と事務局管理費の執行残によりまして約250万円の残が主なものであります。  施設利用収入は、文化会館はじめ5館の利用料、入場料で、施設管理事業費の財源に充てておりますが、予算額に対して90万420円の減となりました。  この結果、事業活動収入計は、予算額4億2,441万円に対し、決算額4億852万4,805円となりました。  次に、30、31ページをお願いいたします。  2の事業活動支出についてであります。  3項目め、芸術文化事業費支出の差異481万6,545円の主なものは、文化会館自主事業、吹奏楽教室において、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止いたしました事業の会館使用料及び謝礼金の減や文化団体の文化会館利用助成申請件数の減などによるものであります。  32、33ページをお願いいたします。  文化会館管理事業費支出の差異235万8,625円の主なものは、電気代などの執行残であります。  36、37ページをお願いいたします。  海洋科学館管理事業費支出の差異115万7,360円の主なものは、人件費及び電気代に係る執行残であります。  38、39ページをお願いいたします。  公園緑地維持管理事業費支出については、都市公園や城南緑地、公園施設等、道路区域広場の維持管理に要する経費で、355万923円の差異の主なものは、人件費や電気代などの執行残であります。  40、41ページをお願いいたします。  事務局管理費支出の差異156万8,341円の主なものは、人件費及び消費税などの租税公課の執行残であります。  この結果、事業活動支出計は、4億847万4,334円で、事業活動収入と事業活動支出の収支差額はプラス5万471円であります。  42、43ページをお願いいたします。  Ⅱの投資活動収支の部であります。  3の投資活動収入はありません。  4の投資活動支出は、基本財産支出については執行しておりません。特定預金支出、運営資金積立預金支出については、基本財産、投資有価証券を原資として、また退職給与引当金積立預金を、預金支出については、公園事務所職員の退職給与引当積立金を原資として、それぞれ積み立てるものであります。  結果、当期収支差額はゼロ円となり、支出合計の決算額は、収入合計の決算額と同額の4億852万4,805円であります。  次に44ページをお願いいたします。  令和5年3月31日現在の貸借対照表についてであります。  中ほどの資産合計と一番下の負債及び正味財産合計がそれぞれ同額の1億7,529万6,448円となります。  結果、正味財産合計は1億591万6,826円で、前年度に比べ、3万8,747円増となっておりますが、これは運営資金積立金5万307円の増及びたな卸資産の1万1,560円減によるものであります。  次に45ページをお願いいたします。  正味財産増減計算書であります。  一般正味財産増減の部で、1の経常増減の部の経常収益としまして、基本財産等運用収益から雑収益までの合計4億852万4,805円であります。また、(2)の経常費用としまして、①の事業費支出、②の施設管理受託事業費支出、③の管理費支出の合計4億848万6,058円であります。  結果、当期経常額は3万8,747円の増となりました。  次に、経常外増減の部はゼロ円であります。  結果、一般正味財産期末残高として361万6,826円となりました。  また、指定正味財産期末残高といたしましては1億230万円で変更ありません。  この結果、正味財産期末残高は1億591万6,826円となりました。  46、47ページをお願いいたします。  正味財産計算書の内訳表であります。  令和4年度における正味財産の全ての増減内容を表示するものでありまして、正味財産の増加原因を収益とし、減少原因を費用として表示しております。会計を大きく公益目的事業会計、収益事業等会計、法人会計の3区分に分けております。  さらに公益目的事業会計は、公1で芸術文化の振興に関するものから、公3の緑化の啓発に関するものまで3区分に分かれております。また、収益事業等会計でも図書やミュージアムグッズなどの販売の収1から、公園緑地等の維持の他1まで、3つの区分に分けております。  48、49ページをお願いいたします。  中ほどの太枠で囲っております、公益目的事業会計、経常費用計の小計欄の2億3,133万7,314円を右端の合計欄4億848万6,058円で除した公益率は、令和3年度から2.18ポイント上昇して56.63%となりました。  50、51ページをお願いいたします。  公益法人会計基準にのっとり、財務諸表に対する注記を掲記しております。  また、52ページには附属明細書として基本財産及び特定資産の明細、引当金の明細を追記し、53ページには財産目録、54ページには、監事によります監査報告書の写しを添付しておりますので、御覧いただきたいと存じます。  以上で、報第15号の説明を終わります。 ○議長(土遠孝昌君) 山内市長公室長。 ○番外市長公室長(山内光洋君) 続きまして、報第16号 令和4年度赤穂駅周辺整備株式会社の経営状況の報告につきまして、お手元の赤穂駅周辺整備株式会社決算書により御説明申し上げます。  決算書の1ページをお願いいたします。  令和4年度事業報告についてであります。  令和4年度の国内経済は、ロシアによるウクライナへの侵攻や円安の影響により、エネルギー価格を中心に急激な物価上昇が続きました。新型コロナウイルス感染症の影響は収束しつつありますが、物価高騰による消費者マインドの落込みにより、景気の停滞が長引く、先行き不透明な経済状況となりました。  市内の商況については、観光客は徐々に増加傾向にありますが、飲食・物販に関わる企業や個人事業主を中心に依然として厳しい経営状況が続いており、当社のテナントにおいても、商業棟から2店舗、駅舎等から1店舗が撤退しました。  このような状況の中、プラット赤穂シネマでは、入場者数が前年度に比べ約8,300人増加し、徐々にコロナ禍からの回復の兆しが見え始めております。このほか、イベントスペース等を活用した催事の実施、赤穂ラジオの公開及び館内放送による情報発信など、年間を通じて継続的な集客に努めました。また、市立駐車・駐輪場について、お客様アンケートを実施し、お客様の立場に立ったサービスの向上と安全な施設運営による利用促進に努めました。  収入面では、賃料収入が5,209万1,000円で前期と比べ93万1,000円の収入減となり、市立駐車・駐輪場の利用料収入は2,549万5,000円で、前期と比べ428万円の収入増となりました。また、プラット赤穂シネマの興行収入は2,441万3,000円で、前期と比べ575万3,000円の収入増となりましたが、電気料金の高騰等により66万9,000円の損失となりました。その他、かん水塩収入は29万5,000円で、結果、売上総利益金額は、前期と比べ920万4,000円増の1億983万円となりました。  経費面では、修繕費など経常経費の削減に努めましたが、給与、光熱水費、広告宣伝費等が増加したことにより、販売費及び一般管理費の総額は、前期と比べ480万8,000円増の1億912万5,000円となりました。  この結果、営業利益金額は70万5,000円となり、雑収入等の営業外収益41万6,000円を加えることにより、経常利益金額は112万1,000円となりました。  さらに損害賠償金等38万6,000円を特別利益金額に計上しました結果、税引前当期純利益金額は150万7,000円となりました。  法人税、住民税及び事業税21万1,000円を納付することにより、当期純利益金額は129万6,000円となり、繰越利益剰余金は5,803万9,000円となりました。  なお、事業報告の金額につきましては、全て消費税抜きの金額であります。  次に、2ページをお願いいたします。  2ページから3ページにつきましては、令和5年3月31日現在の会社の概況についてであります。  2ページには、株式、株主の状況及び従業員の状況などを、3ページには、取締役及び監査役と取締役会議決事項及び配当について掲記いたしております。  なお、第25回定時株主総会につきましては、5月25日午前11時から赤穂商工会議所3階大研修室にて、委任状含む32名の株主の出席の下開催され、令和4年度決算について原案のとおり承認、可決をされております。  次に4ページをお願いいたします。  令和4年度の決算につきまして、前年度の決算額と比較し、その主なものを御説明いたします。  なお、金額は全て消費税込み、単位は円となっております。  まず、収入の部についてであります。  営業収益は1億2,072万2,815円で、前年度比約1,006万2,000円の増となっております。  その内訳といたしまして、1の賃料は、年度途中にテナント2件が撤退したことにより、前年度比約102万4,000円減の5,730万67円、2の受託収入は赤穂駅自由通路等の管理委託に係るもので、前年度と同額の829万608円、3の利用料収入は駐車・駐輪場の利用料金に係るもので、前年度比約470万8,000円増の2,804万4,170円となっております。  4の興行収入は映画館の経営に係るもので、前年度比約626万7,000円増の2,676万9,385円であります。  5のかん水塩収入は、塩の国の塩の販売収入に係るもので、前年度比約11万円1,000増の31万8,585円であります。  次に営業外収益につきましては、1の受取利息について、定期預金の満期に係る利息など20万2,019円と、また2の雑収入については、国の節電プログラム促進事業への参加特典による20万円を含め、21万4,741円となり、前年度比約34万6,000円増の41万6,760円で、結果、収入総額は前年度比約1,040万8,000円増の1億2,113万9,575円となっております。  次に支出の部についてであります。  1の給与につきましては、前年度に比べシネマの上映時間が長くなったこと等によるシネマのパート賃金の増及び駐車・駐輪場の利用が前年度より増加したことによる施設管理のパート賃金の増によりまして、前年度比約101万円増の2,245万1,352円、2の法定福利費は、シネマのパート従業員の社会保険加入者が1名増えたこと等により、前年度比約16万5,000円増の251万1,500円となっております。  7の施設用消耗品費は、駐車場・駐輪場利用券や定期券の購入の増などにより、前年度比約16万7,000円増の318万1,535円、8の光熱水費は電気料金の高騰により、前年度比約579万4,000円増の2,242万7,799円、9の修繕費は、令和3年度にシネマメディアサーバーを更新したこと等により、当該機器に係る修繕費が減少したこと、また、商業棟に係る修繕が前年度より少なかったことから、前年度比約243万6,000円減の236万1,821円となっております。  12の広告宣伝費は、駐車場利用の増に伴う駐車割引購入補助の増により、前年度比約111万円増の428万5,988円となっております。  14の施設管理委託料は、前年度に行ったシネマ館内のカビ除去に係る委託料等の減により、前年度比約30万9,000円減の3,125万9,317円、15の賃借料はデジタルシネマの再リースの通年化により、前年度比約31万5,000円減の1,883万3,323円、16の減価償却費は、前年度に行ったシネマメディアサーバーの更新などにより、約47万7,000円増の385万4,398円、17の繰延資産償却費は、平成27年度に計上した警備オンライン工事費の償却の終了により、前年度比約38万1,000円減の7万6,190円となっております。  結果、営業費用の販売費及び一般管理費は、前年度比約519万円増の1億1,692万9,835円となりました。  なお、5ページにはシネマ分のみの収支決算を掲記いたしております。  次に、6ページの損益計算書をお願いいたします。  数値は全て消費税抜きで表示しております。  まず、営業損益の部についてであります。  営業収益が賃料、受託収入、利用料収入、興行収入及びかん水塩収入を合わせて1億983万264円、営業費用が1億912万5,625円で、営業利益金額は70万4,639円となりました。  営業外損益の部は、営業外利益金額が受取利息及び雑収入を合わせて41万6,301円となり、経常利益金額は112万940円となりました。  また、特別損益の部では、特別利益として諸引当金戻入益、法人税等還付金及び損害賠償金合わせて38万5,617円を計上した結果、税引前当期純利益金額は150万6,557円となり、法人税・住民税及び事業税21万1,000円を差し引いた当期純利益金額は129万5,557円となりました。  次に、7ページの貸借対照表をお願いいたします。  資産の部の資産合計並びに負債の部、純資産の部の負債、純資産合計は、1億4,077万2,763円となっております。  資産の部では、流動資産として、現金及び預金、未収入金など1億572万506円、固定資産として3,505万2,251円などを計上しております。  負債の部につきましては、流動負債として未払費用、未払消費税など1,035万8,134円、固定負債として、営業保証金3,237万6,000円を計上しております。  純資産の部につきましては、株主資本として、資本金と繰越利益剰余金を合わせて9,803万8,629円を計上しております。  次に8ページをお願いいたします。  株主資本等変動計算書では、資本金及び利益剰余金の当期変動額を掲記しております。  次に9ページをお願いいたします。  個別注記表には、計算書類に係ります注記事項を掲載し、最後の10ページには監査報告書を添付いたしております。  以上で令和4年度赤穂駅周辺整備株式会社の経営状況の報告を終わります。 ○議長(土遠孝昌君) 所管部長の細部説明は終わりました。  本会議を午前10時40分まで休憩いたします。      (午前10時21分)                   (休   憩)
    ○議長(土遠孝昌君) 本会議を再開いたします。      (午前10時40分) ◎質疑 ○議長(土遠孝昌君) これより質疑に入ります。  まず、報第14号 健全化判断比率及び資金不足比率の報告について御質疑ございませんか。  家入時治議員。 ○13番(家入時治君) 審査意見書を見ますと、令和3年度の全国の市・区の平均というのが赤穂市と比較しますと、大きく違っています。実質公債費比率は市・区の平均が4.7%、こちらはさておいて、将来負担比率というのが0.6%ということになってます。赤穂市もこの15年ぐらい前から考えますと、随分、半分ぐらいに将来負担比率も下がっておりますが、令和3年度から4年度にかけて大きく減少している要因等を伺いたいのと、それから、これから先の動き、あるいは全国平均が0.6%なんて目指すと、赤穂市では事業はできなくなるんじゃないかと。そういった意味では、今後、こういった数値の将来負担比率の何年度ぐらいまでに何%を目指すとかというふうな目標値があるのか。お伺いをいたします。 ○議長(土遠孝昌君) 岸本総務部長。 ○番外総務部長(岸本慎一君) まず、将来負担比率の令和3年度から令和4年度の減少要因でございますけども、比率算定上の分子となります将来負担額におきまして、一般会計の地方債現在高の減少により、前年度に対して6.8ポイント減となったことや、公営企業関係では病院事業、下水道事業の起債残高の減少により前年度に対して5.6ポイントの減ということで、これは2つで単純合計しますと、12.4ポイント減ということで、前年度に対しても12.7ポイントの減の大きなウエイトを占めております。  これから先の将来負担比率の動向でございますけれども、今後大型事業の実施に伴う地方債現在高の一時的な増加や、あと将来負担額に対する控除財源である基金については、今後一般会計の収支不足に対する財源として活用することを想定しておりますことから、基金残高も減少傾向ということを踏まえますと、今の水準よりも若干上昇傾向で推移するものと考えております。  全国平均との比較ということになりますが、全国平均で見ますと、基金残高というものが将来負担額に対する控除財源となっておりますので、ほかの自治体を見ますと、基金残高が多い自治体が数多くあります。結果、起債とかがありましても、基金残高で控除されてマイナスとか、あと例えば1億円とか、非常に分子が低い数値になっておりますので、0点何パーセントとかいう数字がはじき出されております。計算上はマイナスという団体も見受けられます。  これとの赤穂市との比較ということになりますと、当然一桁の数字であるとかというのは、全く見込めていない状況にございまして、赤穂市としての将来負担比率の数値目標ということについては、あえて設定はしておりません。例えば令和4年度の数値が80.1%ですけども、これを50%にするとか、そういうふうな目標数値は設定しておりません。あくまでも必要な事業については投資を行っていくという考えで今後対応してまいりたいと考えております。 ○議長(土遠孝昌君) 他にございませんか。(なし)  次に、報第15号 令和4年度公益財団法人赤穂市文化とみどり財団の経営状況の報告について御質疑ございませんか。  釣 昭彦議員。 ○10番(釣 昭彦君) 8ページの(2)ル・ポン国際音楽祭2022赤穂についてお伺いいたします。  まず、1点目は、この(2)としているのに、5ページの(1)には、芸術等鑑賞、市民文化の振興と奨励事業の開催という項目でずっとありますけれど、それの5ページの一番下、開館30周年記念事業として、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団赤穂公演が、これも樫本大進さんを迎えておりますけど、このル・ポン国際音楽祭、赤穂でした場合の入場者数はどのぐらいあったのか。10月2日、3日の入場者数、また、これに対する事業費、また会館使用料についてお伺いいたします。 ○議長(土遠孝昌君) 高見教育次長。 ○番外教育次長(高見博之君) ル・ポン国際音楽祭の開催の参加人数ですが、10月2日については1,029名、10月3日については1,048名となっております。ちょっと個別のル・ポン国際音楽祭の事業費については、申しわけないですけど、個別の数字というのは、現在持ち合わせておりませんので、よろしくお願いします。  個別の会館使用料については、個別の数字ちょっと持ち合わせておりませんが、当然大ホール、あと小ホール使用しておりますので、それの使用料、また人件費見合い分については、ル・ポン国際音楽祭実行委員会のほうからの支出があったということで、ちょっと数字自体は把握しておりませんので、申しわけありません。 ○議長(土遠孝昌君) 釣議員。 ○10番(釣 昭彦君) 本来は赤穂市の事業費ぐらいは把握して答弁せなあかんと思います。  それと私が言いたかったのは、何で、この(1)の中にル・ポン国際音楽祭を入れなかったかという、何かそういう入れない理由があるのか、その辺をお伺いします。 ○議長(土遠孝昌君) 高見教育次長。 ○番外教育次長(高見博之君) ル・ポン国際音楽祭につきましては、ル・ポン国際音楽祭の実行委員会のほうで予算把握、予算・決算しておりますので、財団としては使用料としていただくということでございますので、御理解いただきたいと思います。  あと、表の中にないということですが、表の中の分については、財団の自主事業の分でございますので、これはル・ポン国際音楽祭というのは、ル・ポン国際音楽祭の実行委員会の開催と、姫路と赤穂との共催事業ということで、別書きでさせていただいております。 ○議長(土遠孝昌君) 釣議員。 ○10番(釣 昭彦君) 先ほどの事業費の関係ですけれど、実行委員会で決算したみたいなことやけど、本来ここで説明しているんであれば、本来だったら事業費、赤穂市はこのぐらいでしたぐらいは答えてほしいと思いますけど、いかがでしょうか。 ○議長(土遠孝昌君) 高見教育次長。 ○番外教育次長(高見博之君) すみません、ちょっと参加人数しか把握しておりませんので、実際、ル・ポン国際音楽祭で幾ら、会館への収入があったかというのは、現在数字がすぐ出てきませんので、参加人数のみの御報告ということになります。 ○議長(土遠孝昌君) 高見教育次長、先ほどのル・ポン国際音楽祭に関しては、今資料持ち合わせてないということなんですけど、後から、このようになってますということの報告等はできますか。  暫時休憩いたします。           (午前10時51分)                   (休   憩) ○議長(土遠孝昌君) 本会議を再開いたします。      (午前10時52分)  先ほどの件ですけど、ル・ポン国際音楽祭の使用料等については、後から報告させていただきますので、それでよろしくお願いしたいと思います。  他にございませんか。  荒木友貴議員。 ○6番(荒木友貴君) 9ページの科学館の指導普及事業についてお伺いいたします。  こちら海洋科学館の協力としましては、海洋科学館運営協力会委員の方々に協力していただいて、企画、それから設営、準備等も行っている事業だと伺っております。今年度も夏休みのうちに実行されたものですけれども、科学教室含め夏屋台実験教室等の運営に関しまして、今現在、どのように運営協力会のメンバーの方に協力いただいているのかが一つ、もう一つは、この方たちから実際に運営費、消耗品費、会議費等について、実施について非常に予算の減額等もあり、事業が継続が難しいという声もいただいておりますが、実際のところ、この運営に関して支障等がないのか、お伺いいたします。 ○議長(土遠孝昌君) 高見教育次長。 ○番外教育次長(高見博之君) すみません、先ほどのル・ポン国際音楽祭の関係の会館使用料につきましては、121万4,157円の収入があったということで御報告させていただきます。  それと海洋科学館の運営協力会の方々へのどのようにということなんですが、科学教室の開催ですとか、夏屋台実験教室での運営に関しての御協議いただいて、運営協力会の方を中心に運営していただいているということでございます。  あと予算については、毎年、このところ補助金が減額されているのは確かでございますので、工夫していただいて何とかやっていただいているんですけど、大変厳しいというお話はお伺いしております。 ○議長(土遠孝昌君) 荒木議員。 ○6番(荒木友貴君) 運営協力会の方に協力いただいているということですけれども、実際のところ、講師の手配ですとか、あと科学実験教室で使う準備物、その講座の内容の企画、サイエンス寺子屋ですと、そこで実際に使われる子供たちが体験するブースですとか、物品等の準備もこの方たちが全面的に担われているというふうに伺っております。確かに財団に対する市の補助含め、この経営状態が難しいことは実情把握しているんですけれども、子供の科学に対する良質な体験というのを重要視されて、長年この方たちが運営を担われております。担われているといいますか、協力されています。決して科学館の下部組織というわけではなくて、あくまで同率で協力いただいております。その方たちが運営が、この消耗品の材料費ではやはり賄えない、実際今後継続が難しいということも、この令和4年度も、先ほど答弁で声を、財団のほうとしても教育委員会としても聞いているということですので、その部分は、今後協力員さんのお話等も実情重視していただきたいと思いますが、もう一度お伺いします。 ○議長(土遠孝昌君) 高見教育次長。 ○番外教育次長(高見博之君) 当然科学館の運営協力会の皆さんについては、お話をお伺いして、市としても、財政状況厳しい中で補助金、科学館だけでなく、全体として見直して減額されている状況でございますので、そこら辺、よくお話をさせていただいて、今後も継続できるように努めてまいりたいと考えております。 ○議長(土遠孝昌君) 荒木議員。 ○6番(荒木友貴君) よろしくお願いします。実際この入館者数の夏休みに係る事業に関しては、この方たちの協力なくしてはできない事業が大変あると思います。予算的に見ますと、海洋科学館の部分、30ページ、31ページになりますけれども、費用的に見ますと、運営協力会事業13万5,409円、子ども科学教室事業34万4,306円、夏屋台実験科学教室15万1,738円という、これら附属の費用も別途あるかと思いますけれども、実質的に運営されております。数万、それこそ数十万の世界で、子供たちの科学に対する将来的な部分担われているかと思いますので、考えていただけたらと思います。以上です。 ○議長(土遠孝昌君) 前田尚志議員。 ○17番(前田尚志君) 何点か質問させてもらいます。  まず、15ページですが、海洋科学館で塩の国、塩田案内人ということで、ボランティアによる案内ということで、大分前からやられておりますが、どういった内容なのか、お聞きしたいと思います。どんな人が行っているのか、何人ぐらいいるのか、対象はどうなんか、そういったことについてまずお伺いします。  それと次、16ページですが、公園・緑地等の維持管理に関する事業のとこですけど、施設管理で、城南緑地が業者委託業務で473万円ほど増となっておりますが、この要因についてお伺いします。  それと27ページですが、これにつきましては、予算額から決算額を引いた数字になるんですけれど、この文化とみどり財団につきましては、収入が予算額より決算額のほうが多ければ△印がついているんです。ほかの書類、赤穂駅周辺整備株式会社とか公営企業会計、それ見ますと、予算額より決算額が多ければ△印はついてないということで、これ、ここの文化とみどり財団だけ△印がついているんですが、ほかの書類と見比べたときに、ちょっと違和感的なことを感じるんですけど、これにしている、過去からしているので、それに決まったことはないと思うんですけど、こういった標記にしている理由について、それもお聞きします。  それと51ページですが、これまでは大阪府の公募公債ということで今まで購入しておりましたけど、今回国債に変わっております。なぜ今回国債に変えたのか。それといきなり評価損益で89万円ほど損失が出ておりますが、これについて、どのように感じているのか、以上4点についてお伺いいたします。 ○議長(土遠孝昌君) 高見教育次長。 ○番外教育次長(高見博之君) まず、塩の国のボランティアの方についてですが、塩の国の案内ボランティアにつきましては、塩田に愛着を持つ人が関われば、来館者の興味はより深まるのではないかということで始めております。ですので、興味や愛着のある方がボランティアということで、現在は学校の先生のOBの方が多いのが現状であります。現在は、令和4年度末では案内ボランティアの方11名でございます。  それと実施時期ですが、個人向けには4月から11月にかけての日曜・祝日に11時から15時までの間で館内放送行いまして、募集して、そこで案内させていただいております。1回当たり20分程度で実施しております。また、団体につきましては事前予約が必要ということで、これについては、通年行っております。  それとちょっと飛びますが、収支計算書の標記の仕方についてなんですが、財団の標記については、これまでも予算額から決算額引いた差分ということで、単純に収入・支出とも予算額から決算額引いたものを標記させていただいておりますので、御理解いただけたらと思います。  それと債券の件なんですが、大阪府の債券、公債が9月に満期になったということで、今後預け入れるに当たりまして、安全性を踏まえた上で、利率が当時一番よかった国債の20年ということで購入しております。評価損が約90万円ほど出てますが、これはあくまで解約した場合の評価損でございますので、基本的には20年満期まで持つものでございますので、現在の評価損については、特に20年後には解消されるということで、特に気にはしてないという言い方は変ですが、20年後には解消されるということでございます。 ○議長(土遠孝昌君) 小川建設部長。 ○番外建設部長(小川尚生君) 16ページの公園・緑地の業者委託業務が前年度から470万円ほど増額となっているその理由ということでございます。  近年、全国的に倒木による事故というのが報道されておりますけれども、赤穂市でも倒木の危険性がある高木を調査をしております。その結果に基づきまして、倒木の伐採を優先的・重点的に実施したため、増額になったものでございます。 ○議長(土遠孝昌君) 前田議員。 ○17番(前田尚志君) 塩田案内人ですけど、令和4年度は延べ61回ということですけど、実績数としては何人来たのでしょうか。  それと国債の関係ですけど、利率がよかったということですけど、何%の利率なのかお伺いいたします。 ○議長(土遠孝昌君) 高見教育次長。 ○番外教育次長(高見博之君) 令和4年度の塩の国の案内の実績ですが、1,304人、個人の方が225人、団体が46組でございます。  あと国債についてですが、利率については0.5%となっております。 ○議長(土遠孝昌君) 他にございませんか。  西川浩司議員。 ○1番(西川浩司君) 10の施設の管理運営に関する事業のところで少しお聞きをいたします。  16ページから(3)の国立公園その他観光施設の維持管理に関する事業までのとこなんですが、まず、業者委託業務というのは、慎重な管理と監督が必要であるというのを基本ベースとしてお聞きをします。  令和2年度から令和4年度までの決算報告書見させていただいたんですが、固定をされたような業者ばかりの入札結果のようになっておられますが、これは委託の中で入札が行われているんでしょうけども、これは随意契約なのか指名競争入札なのかということと、国立公園のその他の観光施設の維持管理のところで言いますと、直営業務のことはよく分かるんです、3班あって、市のほうから応援がいって、3班作られてやられているというのはよく分かるんですが、この業者委託業務の中で、(3)のとこ、御崎公園維持管理委託外となってます。外となってますので、多種にわたる業種の入札もあったのかと思うんですが、ここに載っておられる業者の方が2,347万6,896円の仕事を入札で落としているのではないですよね。この中の2,347万6,896円の中の何百万の仕事をされていると思うんですが、こういう標記でよろしいんでしょうか。お尋ねをいたします。 ○議長(土遠孝昌君) 小川建設部長。 ○番外建設部長(小川尚生君) 16ページ以降の施設の管理運営に関する業務の中で業者委託についてでございます。業務の内容によりまして、指名競争入札をかけているもの、それから随契を行っているもの、いろいろございます。委託先の選定については、基本的には、その財団の裁量によるものというふうに考えておりますけれども、指名競争入札を実施して、最低入札価格、業者と契約したものでございまして、結果として、前年度と同一の業者が契約となっているというふうに考えております。 ○議長(土遠孝昌君) 明石産業振興部長。 ○番外産業振興部長(明石一成君) 18ページの御崎公園維持管理委託外の関係です。  2,347万6,896円の内訳の関係ですけれども、これは18件の契約で10事業者契約しております。ですので、これ全てをということになりますと、なかなかこの欄が煩雑になってしまいますので、一番金額の大きいところを載せさせていただいたということでございますので、御理解お願いいたします。 ○議長(土遠孝昌君) 西川議員。 ○1番(西川浩司君) そういうのはよく分かるんですけど、これ外に出ることはないんでしょうけども、誰が見ても、ここに載っておられる業者が2,347万6,896円の入札を落としたというように取られても仕方がないと思うんです。そしたら、要らんこと言われる場合もございますよね。毎年毎年同じ業者が大きな額をもらえるというようなことにも取られますので、時代も大分流れとるんで、市で行われている入札はよく分かってるんですけども、指名競争入札、随契となれば紙ベースでの入札かと思うんですけども、それがいい悪いというんじゃないんですけども、この標記の仕方をいろいろ考えられたらいいかなと思いまして、今回お聞きをさせていただきました。  それと入札のこともそうですが、業務実態の部分ですけども、市の方が応援に行かれとるということはお聞きはしてるんですが、そしたら、これ財団が行う工事監理、品質管理も含めてですけども、定期的な報告や監査とか、それは直営の方がされているんですか、それとも市側のほうが管理運営のほうをされているんですか、お尋ねをいたします。 ○議長(土遠孝昌君) 暫時休憩いたします。           (午前11時11分)                   (休   憩) ○議長(土遠孝昌君) 本会議を再開いたします。      (午前11時12分)  小川建設部長。 ○番外建設部長(小川尚生君) 業務の管理につきましては、市の職員から派遣して文化とみどり財団の職員として仕事している職員がおりますけれども、それぞれの委託業務についての管理については、その職員が行っておるというところでございます。  また、監査につきましては、市の監査委員のほうで監査をしているというところでございます。 ○議長(土遠孝昌君) 西川議員。 ○1番(西川浩司君) ちょっとびっくりですね。また市のほうがきちんとした検査なりをして、お金がたくさんある市でしたら、毎年毎年やらんとあかん事業なんでしょうけども、この年にはこういうことがあったから、こういうものが省かれた。今年はこういうことがあって、こういうことが増えたからというような、そういう事業の中の管理というのは日々変わると思うんです。そういうのがなしに、毎年これだけのお金を財団に渡します、その中で、自分らが選んだ業者に入札をしていただいて決まった業者が取っていく、そんなふうにこの決算書見たら、私らはそう見えます。だから、管理の上でも市側がきちんとした管理をされてしているのかなと思ってお聞きをさせていただきました。なぜかと言いますと、たかが10万円、20万円、30万円の工事でも、工事写真から図面から全ての書類が要ります。財団がする事業に関しては、そういったものも発生しない、圧縮された経費の中の分を取り除くように財団にお金を渡して、その中で完結してくださいね、あとは報告だけで結構ですというストーリーに見えるんですが、そうじゃないんでしょうか。 ○議長(土遠孝昌君) 暫時休憩いたします。           (午前11時15分)
                      (休   憩) ○議長(土遠孝昌君) 本会議を再開いたします。      (午前11時15分)  小川建設部長。 ○番外建設部長(小川尚生君) 指定管理として、財団のほうにお願いをしているようなところでございますので、その中で財団のほうで管理をしていただくということになります。ですので、例えば委託業者の選定とか、その辺については財団の裁量によるものというふうに考えております。  また、工事委託等の管理等については、職員が適切にやっているというふうに思っておりますけれども、議会のほうでこのような御意見があったということも踏まえまして、また財団とも協議をしていきたいというふうに思います。 ○議長(土遠孝昌君) 他にございませんか。  安田 哲議員。 ○7番(安田 哲君) 決算書5ページの開館30周年記念事業についてお伺いいたします。  775人という入場者数でありますが、この入場料収入について決算額で幾らだったのか。また、当初計画していた予算収入は幾らだったのか、お伺いいたします。 ○議長(土遠孝昌君) 高見教育次長。 ○番外教育次長(高見博之君) 開館30周年記念事業につきましては、収入の予算額としては680万円を予定しておりまして、決算額としては675万2,510円でございます。 ○議長(土遠孝昌君) 安田議員。 ○7番(安田 哲君) 当日、私もこのコンサートのほうは聴きにいったところだったんですが、後部の座席が物すごいがらがら状態で、大変残念な状況だったなと思ってるんですが、ほぼ予算と同額ということは、それぐらいチケットが売れないような形での予算を見込んでいたということなんでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(土遠孝昌君) 高見教育次長。 ○番外教育次長(高見博之君) 昨年コロナの状況で、樫本大進さんはじめ管弦楽団自体が来日できるかどうかというのはなかなか決まらない状態でして、最終的には、来ると決まったのは実施の2か月前ということで、収入としてはちょっと厳しくなるのではないかということで、収入見込みとしては、先ほど申し上げた収入を見込んでおりました。 ○議長(土遠孝昌君) 他にございませんか。(なし)  次に、報第16号 令和4年度赤穂駅周辺整備株式会社の経営状況の報告について御質疑ございませんか。  釣 昭彦議員。 ○10番(釣 昭彦君) まず、1ページの報告書の中で、真ん中ぐらいに、収入面では、賃料収入が前期と比べて93万1,000円の収入減とあります。その要因が、その上の商業棟から2店舗、駅舎棟から1店舗が撤退したというように記載されてます。この商業棟から2店舗、どういう店舗が、普通本来、1店舗で年間やったら150万程度見込まれると思いますけれど、この2店舗で撤退した時期とか、もし分かるんであれば、報告できるんであれば業種、その辺を伺います。  それと9ページの令和4年度個別注記表、これからいえば、一番下のほうに1株当たり純資産額12万2,548円28銭ということは、これは株式に配当は、今までしたことないけど、まだいまだにする予定がないのかお伺いいたします。 ○議長(土遠孝昌君) 山内市長公室長。 ○番外市長公室長(山内光洋君) まず、商業棟のテナントの撤退の関係ですけれども、まず、商業棟1階のテナントが令和4年9月末で撤退をいたしました。それと商業棟の2階の店舗につきましては、年度末3月31日付で撤退をいたしております。駅ビル飲食のテナントは、令和4年12月末で撤退という形になっております。個別の業種名につきましては、御答弁は差し控えさせていただきます。  それから9ページの配当の関係でございますけれども、現在におきましても配当につきましては行っておりません。 ○議長(土遠孝昌君) 釣議員。 ○10番(釣 昭彦君) 令和4年度は賃料収入が減という、だから令和4年度の空き店舗で周知というか、募集の関係で、どういうように令和4年度はしたのか。一つは、年末に撤退したということですけど、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(土遠孝昌君) 山内市長公室長。 ○番外市長公室長(山内光洋君) テナント誘致の関係でございます。昨年度9月に撤退いたしましたテナントの半分につきましては、令和4年度中に催事スペースを利用しておりました貴金属の買取関係の事業者の方と協議を行いまして、本年4月からの出店につながりました。それ以外の部分につきましては、現在も当然取り組んでおりますけれども、ホームページへの掲載、それから市内の不動産会社を中心に訪問し、いろいろな情報提供いただくことや金融機関への協力依頼をはじめ、これまでにテナント誘致に関与していただきましたリーシング事業者等にもアンテナを広げております。また、会社の取締役や株主の方からの紹介依頼など、いろいろな手を講じて、会社として現在誘致に努力をしているところでございます。 ○議長(土遠孝昌君) 釣議員。 ○10番(釣 昭彦君) ということは、令和4年度でもやけれど、その当時に地元の不動産業界なりレインズとか、そういうのにも募集をかけた経緯があるのか、その辺をお伺いします。 ○議長(土遠孝昌君) 山内市長公室長。 ○番外市長公室長(山内光洋君) 募集をかけたといいますか、それぞれのそういったような不動産会社ですとか、あるいは金融機関を直接訪問いたしまして、情報提供への依頼を行ったというふうに聞いております。 ○議長(土遠孝昌君) 他にございませんか。  前田尚志議員。 ○17番(前田尚志君) 1点お伺いします。  4ページの雑収入のとこですけど、先ほど室長のほうから、節電プログラムに参加ということで20万円ということありましたけど、内容について、もう少し詳しく説明お願いいたします。 ○議長(土遠孝昌君) 山内市長公室長。 ○番外市長公室長(山内光洋君) 雑収入の国の節電プログラム促進事業の内容についてであります。  特別高圧または高圧で関西電力と契約をしている事業所を対象に、令和5年1月1日から3月31日までの期間中に節電に協力すると節電量に応じて電気料金を割引するという内容でございます。この参加特典の20万円につきましては、節電量の高にかかわらず、当該事業に参加申込みをすれば特典として20万円が進呈されるというものでございます。 ○議長(土遠孝昌君) 前田議員。 ○17番(前田尚志君) 特典ということですけど、赤穂駅周辺整備株式会社についてはどのような効果があったのでしょうか。 ○議長(土遠孝昌君) 山内市長公室長。 ○番外市長公室長(山内光洋君) 会社としての節電効果という形でのお答えをさせていただきます。  節電期間において月間の使用電力量を前年同月より節電した場合、節電量1時間当たり1キロワットにつき1円の割引というのがこの制度でございました。節電期間である3か月間のトータルで1,728キロワットの節電を行った結果、1,728円の割引を受けたと聞いております。 ○議長(土遠孝昌君) 他にございませんか。  家入時治議員。 ○13番(家入時治君) 事業報告書の中に市立駐車・駐輪場の利用料が前期と比べて428万円増加したと。その前に、サービスを向上させるためのアンケートを実施したということでありますけれども、どういったアンケートの中での利用者の意見があって、それに対して、その対応したことによって、この収入増につながったのか。この関係、そういうことでパートも1名増やしたというような報告でありましたけど、もう少しこの内容について、関係性も含めてお伺いいたします。 ○議長(土遠孝昌君) 山内市長公室長。 ○番外市長公室長(山内光洋君) まず、駐車・駐輪場のアンケートですけれども、アンケートにつきましては、昨年の10月17日から11月11日までの約1か月間実施をいたしております。アンケートに係ります具体的な対応でございます。まず、駐輪場において空気入れを設置してほしいといったような要望に対し、現在も設置をしておるんですけれども、利用者から見やすい位置に設置場所を変更する、あるいは目につきやすい掲示を行いました。また、駐車利用の料金表やサービス券の使い方等が分かりにくいとの意見につきましては、初めて利用する方の立場に立って、分かりやすい表示板に更新し、また、2階店舗入口のミラーについては、運転手が見やすい角度に修正を行うなどの対応を行っております。  それからタクシーが駐輪場付近、入口付近に駐車し、自転車の往来に支障を来しているとの意見につきましては、タクシー事業者に申入れを行い、改善を行ったところでございます。  このアンケートへの対応と収入増への関係ということですけれども、具体的に数字として見えるものではございませんが、基本的に今回の400万円余りの収入増のやはり直接的な原因となりますのは、シネマの入場者の増によるところの影響が非常に大きかったものと考えております。  それからパートの1名増の関係でございますけれども、これにつきましては、シネマのパートの1名増ということになっております。 ○議長(土遠孝昌君) 家入議員。 ○13番(家入時治君) 実施されたのが10月、11月ですから、これによって、サービスは特に向上して収入増につながったのではないということですけども、だと思うんですが、今の答弁は。このアンケートで、いろいろ対策も取られたということですが、収入増にこれは今後影響してくるのでしょうか。余りそこは収入には関係ないんでしょうか。 ○議長(土遠孝昌君) 山内市長公室長。 ○番外市長公室長(山内光洋君) アンケートの結果につきましては、ただいま御答弁申し上げましたのは、すぐに対応ができたというものでございますけれども、今後改善に向けて検討を行うものというものにつきましても、整備会社のホームページにおいて、その集計なり報告書という形で回答させていただいております。一例ですけれども、令和3年11月より発行されました新500円硬貨が現在使用できないということで、それを使用できるようにしてほしいとの御意見が数件ございました。これにつきましては、来年の新紙幣発行に合わせて精算機ユニットの更新をするなど、一定の経費のかかる部分につきましては、今後計画的に対応していくこととしておりますので、そういったようなものの改善がなされれば、やはり駐車・駐輪場の利用者増につながるものと考えております。 ○議長(土遠孝昌君) 他にございませんか。(なし) 御発言がなければ、以上で報告を終わります。 ◎議案一括上程 ○議長(土遠孝昌君) 次は、日程第5、認第1号 令和4年度赤穂市一般会計歳入歳出決算認定についてないし認第10号 令和4年度赤穂市下水道事業会計決算認定について並びに第58号議案 令和5年度赤穂市一般会計補正予算についてないし第61号議案 赤穂市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを一括議題といたします。 ◎市長提案趣旨説明 ○議長(土遠孝昌君) これより上程議案に対する市長の提案趣旨説明を求めます。  市長。 ○番外市長(牟礼正稔君)(登壇) ただいま御上程をいただきました議案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  令和4年度の赤穂市の財政運営につきましては、2030赤穂市総合計画に掲げる将来像の実現を目指すとともに、コロナ禍において、原油価格・物価高騰により厳しい状況にある市民生活、地域産業の支援を行うため、財源の充実確保と行財政の健全運営に配慮しながら、各種事業の展開を図ったところであります。  歳入面におきましては、感染症や原油価格・物価高騰対策に係る国の財源、補助事業を最大限活用するほか、事務事業の実施に伴う特定財源の確保に努める一方で、普通交付税と臨時財政対策債等合わせた総額で減収はありましたものの、市税や地方消費税交付金の増収などにより、主要一般財源を確保することができました。  感染症の影響が長期化し、原油価格・物価が高騰する中、財政の先行きは不透明であり、依然として厳しい状況が続くものと認識をしているところでありますけれども、今後の事務事業の円滑な推進を視野に入れ、財政調整基金への積立てを行い、また財政構造の健全化を図るため、経費の一層の節減・合理化に努めますとともに、第8次赤穂市行政改革大綱に基づき、中・長期的な視野に立った取組を行いました結果、一般会計におきましては、実質収支5億9,329万482円の黒字決算となったものであります。議会をはじめ、市民の各位の御理解と御協力に対しまして、感謝を申し上げる次第であります。  それでは、まず、令和4年度の決算認定についてであります。  認第1号 令和4年度赤穂市一般会計歳入歳出決算認定についてないし認第6号 令和4年度赤穂市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算認定について、以上6件の決算認定につきましては、一般会計のほか普通会計に係る各特別会計につきまして、会計管理者から決算及び基金の運用状況について報告がありました。  監査委員の御審査を煩わし、別添の意見書の提出がありましたので、議会の御承認をいただきたく、御提案いたすものであります。  次に、認第7号 令和4年度赤穂市病院事業会計決算認定についてないし認第10号 令和4年度赤穂市下水道事業会計決算認定について、以上4件の決算認定につきましては、地方公営企業法の規定に基づき、監査委員の御審査を受け、別添の意見書の提出がありましたので、議会の御承認をいただきたく御提案いたすものであります。  次に、第58号議案 令和5年度赤穂市一般会計補正予算についてであります。  最近の経済環境につきましては、雇用、所得環境が改善する中で、各種政策の効果もあって景気の緩やかな回復が続くことが期待されますが、海外景気の下振れによるリスクのほか、物価上昇、金融資本市場の変動等に十分注意する必要があるとされております。  このような経済環境の下、赤穂市における市政運営につきましては、今後の経済の動向や国の財政運営を注視しながら、財政の健全性の確保に努めるとともに、物価高騰等に係る市民生活への影響を注意深く見極め、適切に対応してまいりたいと考えております。  今回の補正予算につきましては、年間を通しての執行見込みを視野に入れながら、緊急を要する事業を中心に補正を行うもので、補正総額は4億9,500万円であります。  その内容につきましては、投資的経費で900万円の追加、臨時的経費で4億8,528万円の追加、経常的経費で72万円の追加となっております。  その主なものを申し上げますと、投資的経費につきましては、崖崩れ等緊急対応を行ったことによる道路橋梁維持修繕工事費の追加などを行うものであります。  臨時的経費につきましては、前年度繰越金を基にした財政調整基金の積立て、コミュニティー助成事業の追加、市税の還付、生活保護費等の国県支出金の精算に伴う過年度市税等過誤納金還付金の追加を行うものであります。  経常的経費につきましては、民間の保育所等へ物価高騰に係る補助の追加を行うものであります。  また、歳入につきましては、歳出に見合う県支出金、市債などの特定財源のほか、交付額の決定等に伴う地方交付税、臨時財政対策債の補正、前年度繰越金、財政調整基金繰入金などでもって均衡を図っております。  次に、第59号議案 令和5年度赤穂市国民健康保険事業特別会計補正予算についてであります。  本会計につきましては、歳出におきましてシステム改修経費を追加するほか、令和4年度保険給付費等交付金の精算に係る償還金の追加を行うものであります。  また、歳入におきましては、前年度繰越金を計上し、基金繰入金でもって財政調整を図っております。  次に、第60号議案 令和5年度赤穂市介護保険特別会計補正予算についてであります。  本会計につきましては、歳出におきまして短期集中予防サービス事業実施に伴う地域支援事業費の整理のほか、令和4年度介護給付費負担金等の精算に係る償還金及び介護保険給付費準備基金積立金の追加を行うものであります。  また、歳入におきましては、前年度繰越金を計上し、基金繰入金でもって調整をいたしております。  続きまして、第61号議案 赤穂市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、資格確認のため個人番号による情報連携事務を新たに追加するなど所要の規定を改めるものであります。  以上御提案いたしました議案につきまして御説明申し上げましたが、詳細につきましては、それぞれ担当部長から御説明いたしますので、何とぞ慎重御審議の上御決定を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(土遠孝昌君) 市長の説明は終わりました。 ◎所管部長細部説明 ○議長(土遠孝昌君) 続いて所管部長の細部説明を求めます。  岸本総務部長。 ○番外総務部長(岸本慎一君) それでは、認第1号 令和4年度赤穂市一般会計歳入歳出決算認定についてないし認第6号 令和4年度赤穂市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算認定につきまして御説明申し上げます。  横長の令和4年度赤穂市普通会計決算資料を御覧ください。
     1ページをお願いいたします。  まず、1の令和4年度赤穂市普通会計決算の概要についてであります。  (1)の令和4年度の行財政環境といたしましては、我が国の経済は、コロナ禍からの社会経済活動の正常化が進みつつある中、緩やかな持ち直しの動きが見られました。  国においては、我が国経済の民需主導の持続的な成長経路に乗せていくため、「物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策」を策定し、その裏付けとなる令和4年度第2次補正予算等を迅速かつ着実に実行し、万全の経済財政運営を行うこととしました。  この結果、令和4年度の実質国内総生産等の主要経済指標は、次の表のとおり見込まれたものであります。また、令和4年度中の金利の推移についても掲記のとおりであります。  次に2ページをお願いいたします。  ウの地方財政の状況であります。  令和4年度の地方財政は、まず、前段で地方税収入や地方交付税の原資となる国税収入の増加が見込まれるものの、歳出改革に努めてもなお、社会保障関係費の増加などにより、依然として大幅な財源不足が生じるものと見込まれたものであります。  こうした厳しい地方財政の現状等を踏まえ、歳出面では、地域社会のデジタル化の推進や消防・防災力の一層の強化等に対応するために必要な経費を計上するとともに、国の取組と基調を合わせた歳出改革を行い、歳入では、一般財源総額について、地方財政の運営に支障が生じないよう、適切な補填措置を講じることとされたところであります。  次に3ページをお願いいたします。  本市の財政運営についてであります。  先ほど御説明しました地方財政の状況の下、総合計画の将来像であります「自然と歴史に育まれ 笑顔と希望あふれる 活力のあるまち」の実現に向けて、市民福祉の増進と、誰もが希望と誇りをもって住み続けたいと思えるまちづくりを推進したものであります。  令和4年度の本市の財政状況につきましては、歳入におきまして、借換債の発行に伴う市債の大幅な減少に加え、子育て世帯臨時特別給付事業補助金の減などにより、国庫支出金が減少したことから、歳入総額は5億2,174万円の減となりました。  一方、歳出は、借換債の償還に伴う公債費の大幅な減や、子育て世帯臨時特別給付事業の減により歳出総額は3億7,766万円の減となりました。  次に4ページをお願いいたします。  (3)の一般会計と特別会計を合わせた普通会計の決算概要についてです。  アの予算規模につきましては、合計欄にあるとおり、368億6,177万2,692円で、対前年度比2.6%の減であります。  イの決算規模につきましては、歳入の総額で356億6,907万703円、対前年度比1.2%の減、歳出の総額で348億7,795万9,546円、1%の減となっております。  次の5ページにつきましては、各会計の明細ですので、後ほど御覧いただきたいと思います。  次に、6ページ、エの財政構造でありますが、一番上の標準財政規模につきましては132億2,859万6,000円で、対前年度比2.2%の減となっております。  経常収支比率については、79.6%です。なお、括弧書の比率は、下に掲記いたしておりますように、実質的な普通交付税である臨時財政対策債を経常一般財源に含んだものであります。  2行飛びまして、一般会計公債残高といたしましては、278億3,557万7,000円で、対前年度比5.4%の減となっております。  次の表、オの財政健全化判断比率につきましては、先ほど報第14号で説明したとおりとなっておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。  次に、7ページ、カの予算繰越の状況でありますが、一般会計におきまして、掲記のとおり、繰越明許費18件について繰越しをいたしております。繰越額は、総額で5億9,670万241円で、うち翌年度へ繰り越すべき財源については3,476万6,241円となっております。  次に8ページをお願いいたします。  (4)の各会計の決算状況であります。  まず、アの一般会計につきましては、下側の表、実質収支の状況を御覧ください。  歳入が245億3,253万5,213円、歳出が239億447万8,490円で、歳入歳出決算額を差し引きいたしますと、6億2,805万6,723円となります。実質収支の額は、この額から翌年度に繰り越す財源、この表では、DからFまでの合計額を除いた額になります。結果、実質収支の額につきましては5億9,329万482円となります。  また、単年度収支につきましては、今年度の実質収支額から前年度の実質収支額を引いた1億3,820万3,760円のマイナスとなります。  次に、9ページの歳入の主なものの内容ですが、市税につきましては、83億8,924万9,588円で、前年度に対して3.4%の増であります。  地方交付税は、44億1,816万6,000円で、前年度に対して3%の増であります。  国庫支出金は34億8,982万4,811円で、前年度に対して16%の減となっております。  なお、対前年度増減額の主なものにつきましては、下の欄に記載しておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。  次に10ページをお願いいたします。  歳出決算内訳でありますが、まず、経常的経費の令和4年度の決算額といたしましては139億3,393万7,369円で、対前年度比2.6%の増であります。  臨時的経費につきましては81億8,033万1,853円で、対前年度比5.1%の減であります。  投資的経費につきましては、17億9,020万9,268円で、対前年度比13.8%の減であります。  また、下の欄に対前年度増減額の主なものを掲記いたしておりますほか、投資的経費及び臨時的経費の事業別の内訳につきましては、35ページ以降の資料に記載いたしておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。  次に11ページ、ウの財政構造であります。  まず、一般財源の状況につきましては、臨時的収入の決算額が令和4年の合計欄で30億2,301万4,000円で、対前年度比14.3%の増、また経常的収入の決算額が131億4,877万6,000円で、対前年度比2.4%の増となっております。  次に12ページの自主財源・依存財源の状況でありますが、自主財源については116億7,638万円で、対前年度比14.2%の増、依存財源については128億5,615万5,000円で、対前年度比13.3%の減となっています。構成比は、依存財源の割合のほうが高く、52.3%となっておりますが、前年度と比較すると、6.9ポイント減少しています。  13ページの性質別経費の状況でありますが、歳出を臨時的なものと経常的なものに区分し、決算額に対する一般財源の充当状況を掲記しております。  次に、14ページをお願いいたします。  投資的経費に充当した一般財源の推移を平成30年度から掲記しています。令和4年度は21.8%となっております。  また債務負担の状況につきましては、15ページにかけて、掲記の10件の事業について債務負担行為を設定しております。  続きまして16ページ、公債費の状況であります。  令和4年度末現在高は、表の右下の欄の278億3,557万6,592円で、前年度に比べて15億7,824万5,390円の減となっております。  次に17ページをお願いいたします。  基金の状況につきましては、財政調整基金、その他特定目的基金の15の基金において令和4年度末の現金の現在高が42億7,690万9,482円で、前年度に比べて5億1,326万1,089円の増となっております。  以上が一般会計の決算の状況であります。  続きまして、特別会計の状況につきまして御説明いたします。  18ページをお願いいたします。  国民健康保険事業特別会計であります。  決算額は、歳入が52億818万8,191円、歳出が51億9,945万9,667円で、差引収支872万8,524円となっております。  事業概要の実績ですが、まず、世帯数が5,964世帯、被保険者数が9,012人であります。中ほどの療養給付費につきましては、32億8,248万3,270円で、対前年度比1%の増となったものであります。  19ページをお願いいたします。  医療費の状況につきましては、総医療費が44億2,369万2,146円で、対前年度比0.7%の増、1人当たりの医療費は49万867円で、対前年度比5.2%の増であります。また、課税限度額は、医療分、後期高齢者支援金分を合わせまして85万円で、前年度より3万円の増となっております。  なお、繰入金の状況及び基金残高につきましては掲記のとおりであります。  次に20ページをお願いいたします。  職員退職手当管理特別会計であります。  決算額は、歳入歳出いずれも5億3,946万8,195円で、差引収支はゼロであります。繰入率につきましては、給料総額の16%とし、病院、介護老人保健施設の医療・技術職等に係る繰入れは実額としております。  なお、退職手当支給者は91名で、支給総額は5億3,932万4,589円となっております。  次に21ページ、墓地公園整備事業特別会計であります。  決算額は歳入が522万2,328円、歳出が521万3,928円で、差引収支は8,400円となっております。令和4年度の墓所使用許可状況につきましては5区画であります。  結果、令和4年度末の墓所使用許可状況は、返還分を差し引きしまして1,237区画となっております。  次に22ページの介護保険特別会計であります。  決算額は、歳入が45億6,556万3,837円、歳出が44億2,825万1,486円で、差引収支1億3,731万2,351円となっております。  要介護等認定者数につきましては、令和4年度末で3,259人、保険給付費につきましては、合計で39億8,079万1,735円となっております。  また、地域支援事業費の総額は、3億110万7,398円となっております。  なお、繰入金の状況及び基金残高につきましては掲記のとおりであります。  次に23ページの後期高齢者医療保険特別会計であります。  決算額は、歳入が8億1,809万2,939円、歳出が8億108万7,780円で、差引収支1,700万5,159円となっております。  被保険者数につきましては、令和4年度末で8,466人、繰入金の状況につきましては掲記のとおりであります。  次の24ページ以降につきましては、決算に係る関連資料となっておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。  以上で普通会計の決算状況の説明を終わります。 ○議長(土遠孝昌君) 本会議を午後1時まで休憩いたします。(午前11時58分)                   (休   憩) ○議長(土遠孝昌君) 本会議を再開いたします。      (午後1時00分)  渡代病院事務局長。 ○番外病院事務局長(渡代昌孝君) 続きまして、認第7号 令和4年度赤穂市病院事業会計決算認定について御説明申し上げます。  お手元の決算書と別冊になっております公営企業会計決算資料を併せて御覧ください。  初めに病院事業会計決算書の14ページをお願いいたします。  1、概況のア 総記でありますが、令和4年度におきましても、前年度に引き続き新型コロナウイルス感染症の兵庫県重点医療機関として感染症患者の治療に注力するとともに、経営改善と医療安全に取り組み、地域中核病院として、安全安心な医療の提供に努めてまいりました。  経営改善の状況につきましては、経営検討委員会からの提言に基づき、令和4年4月に設置した外部有識者による「赤穂市民病院経営改善検証委員会」において、経営改善に係る目標の検討や進捗状況等の協議を行いました。今後も同委員会を中心に継続した進捗状況の把握と定期的な検証を行い、経営改善を推進してまいります。  また、医療事故等につきましては、令和4年6月から6回にわたって開催された外部有識者による「赤穂市民病院ガバナンス検証委員会」において検証を行い、令和5年3月に今後の医療安全の推進体制やガバナンスのあり方等についての提言を受けました。この提言をもとに、医療安全管理指針の改訂をはじめ、更なる医療安全に対する取組を推進するとともに、全職員の「安全文化の醸成」を図り、信頼の回復に努めてまいります。  経営状況につきましては、前年度と比較して、入院・外来ともに患者数が減少したことや新型コロナウイルス感染症に関連する収入が減少したことなどにより医業収益が減少したものの、給与費や材料費をはじめとする費用も減少した結果、令和4年度においても黒字決算となりました。  次に、イの業務実績でありますが、利用状況につきましては、入院患者数は、1日平均236.7人で、前年度比3.3人の減、外来患者数は、1日平均605.3人で、前年度比45.3人の減となりました。  なお、患者数の動向につきましては、20、21ページに記載しておりますので、後ほど御覧ください。  次に、ウの経理状況でありますが、これにつきましては、別冊の公営企業決算資料の病2のページをお願いいたします。  まず、収益につきましては、1の病院医業収益は、前年度比4.0%減の87億6,833万5,703円で、入院・外来ともに診療単価は増額となりましたが、患者数の減少や新型コロナウイルス感染症に関連する補助金の減額などにより減少となっております。  診療所医業収益等その他の収益を含めた収益合計は、前年度比3.5%減の95億5,513万411円となりました。  次に費用でございますが、1の病院医業費用につきましては、前年度比1.4%減の86億857万3,865円で、診療所医業費用等その他の費用を含めた費用合計は前年度比1.2%減の93億614万6,592円となりました。  以上の結果から、下から5行目、当年度純利益は2億4,898万3,819円となりました。  次のページ、病3をお願いいたします。  資本的収支ですが、資本的収入は、8億6,613万7,242円で、その主なものは、企業債と一般会計からの出資金でございます。  次に資本的支出は13億1,822万4,786円で、その主なものは企業債償還金でございます。  以上の結果、資本的収入が資本的支出に対して不足する額4億5,208万7,544円は一時借入金で措置いたしました。  もう一度決算書に戻っていただきまして、7ページをお願いいたします。
     下から3行目でございますが、先ほど御説明申し上げましたとおり、当年度純利益は2億4,898万3,819円で、当年度未処理欠損金は60億4,756万5,105円となりました。これにつきましては、次の8ページの末尾のとおり、翌年度繰越欠損金として処理しようとするものでございます。  なお、貸借対照表につきましては、10、11ページに記載しておりますので、後ほど御覧ください。  今後の病院運営につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが変更され、感染症に関連する収入の減額が見込まれるため、引き続き経営改善に全力で取り組むとともに、経営改善の進捗状況の定期的な検証を行い、その実効性の担保に努めてまいります。  また、令和5年度中に策定する「公立病院経営強化プラン」を通じて、持続可能な医療提供体制を確保するために、地域の実情を踏まえた医療構想の中で、公立病院として果たすべき役割及び機能を明確にして、その強化に努めてまいります。  以上で病院事業会計決算の説明を終わります。  続きまして、認第8号 令和4年度赤穂市介護老人保健施設事業会計決算認定について御説明申し上げます。  初めに老健事業会計決算書の14ページをお願いいたします。  1、概況のア 総記でありますが、令和4年度は、介護支援システムを活用したケアの充実、在宅生活支援につながるサービス提供に努めるとともに、施設機能を活かした地域貢献活動として、出前認知症カフェを開催いたしました。  経営状況につきましては、入所利用者がコロナ禍で2年続けての減少から増加に転じ、通所利用者も前年度の減少から増加に転じましたが、特別損失等の要因により、赤字決算となりました。  次に、イの業務実績であります。  利用状況につきましては、施設入所者は、1日平均42.1人、前年度比0.9人の増となり、通所利用者は、1日平均26.0人、前年度比1.8人の増となりました。  次に、ウの経理状況でございます。別冊の企業会計決算資料、老健の2ページをお願いいたします。  損益計算書でございます。  まず、収益につきましては、事業収益が対前年度比4.1%増の2億6,382万1,798円、事業外収益、特別利益を加えました収益合計は6.7%増の2億7,989万1,680円となっております。  次に費用でありますが、事業費用につきましては、0.8%増の3億1,482万7,069円、事業外費用、特別損失を加えました費用合計は4.7%増の3億3,455万7,616円となっております。  以上の結果、当年度収支では、5,466万5,936円の純損失となりました。  次のページ、老健3をお願いいたします。  資本的収支であります。  資本的収入額は、出資金、補助金の合計額が6,271万2,102円に対し、資本的支出額は、建設改良費、企業債償還金の合計額が6,679万3,730円となり、差引不足額408万1,628円は、過年度分損益勘定留保資金で補填いたしました。  もう一度決算書の7ページをお願いいたします。  下から3行目でございますが、先ほど御説明申し上げましたとおり、当年度の純損失は5,466万5,936円となっており、当年度未処理欠損金は3億7,538万6,180円となりました。  これにつきましては、次の8ページ末尾のとおり、翌年度繰越欠損金として処理しようとするものでございます。  今後の施設運営につきましては、引き続き利用効率を高めながら、利用者一人ひとりの目標に沿ったサービスの提供と質の向上に努め、施設機能に対する評価や施設従事者の体制確保に継続的に取り組み、市民病院との連携を深め、経営の改善に取り組んでまいります。  以上で説明を終わります。 ○議長(土遠孝昌君) 平野上下水道部長。 ○番外上下水道部長(平野佳秀君) 続きまして、認第9号 令和4年度赤穂市水道事業会計決算認定について御説明いたします。  公営企業会計決算資料の水の1ページをお願いいたします。  1の事業実績表でございます。  給水人口は、前年度比580人減の4万5,174人で、給水件数は73件減の2万2,837件であります。配水量は6万3,651立方メートル減の1,216万923立方メートルで、そのうち有収水量は4,158立方メートル増の1,135万2,274立方メートルとなり、有収率は0.6ポイント増の93.4%となりました。  次に、2の有収水量及び料金でございます。  有収水量は、用途区分別では一般用及びその他給水で減少しましたが、特定事業用及び分水で増加し、また料金は、一般用料金の3期6か月分を減免したことにより、前年度比1億2,562万363円減の6億3,012万576円となりました。供給単価は、55円51銭、給水原価は87円38銭となり、1立方メートル当たり31円87銭のマイナスとなっております。  次に2ページをお願いいたします。  3の損益計算書でございます。  収益の合計は、前年度比4.7%増の9億7,625万9,375円で、その主な要因は、特定事業用及び分水の料金の増によるほか、一般用の料金減免の全額を一般会計から繰り入れたことなどによるものです。  次に費用でありますが、費用の合計は、下から3行目、前年度比12.2%増の10億1,031万5,433円であります。  以上の結果、当年度純損益は、下から2行目に記載のとおり、3,405万6,058円の赤字となりました。  次に3ページをお願いいたします。  4の資本的収入及び支出でございます。  収入は、企業債のほか掲記のとおり、合計で3億5,742万6,641円で、支出は、事務費のほか掲記のとおり、合計で5億9,388万3,748円となり、欄外に記載のとおり、差引不足額2億3,645万7,107円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額等で補填いたしました。  なお、支出のうち原水施設改良費及び配水施設改良費における工事等の概要につきましては、決算書の水道事業会計17ページから18ページに記載しておりますので、後ほど御覧いただきたいと存じます。  次に決算資料に戻っていただきまして、4ページをお願いいたします。  5の企業債現在高でありますが、表の右端下の欄、当年度末現在高の合計は32億884万1,891円であります。  次に、6の基金の状況でございます。  同じく表の右端下の欄、当年度末現在高の合計は3億1,786万8,355円であります。  次に5ページをお願いいたします。  7の水道管の状況でございます。  表の右端下段の合計欄に記載しておりますとおり、令和4年度末の総延長は34万3,711メートルとなっております。  続きまして決算書をお願いいたします。  水道事業会計の6ページ、損益計算書を御覧いただきたいと存じます。  末尾の当年度未処分利益剰余金は、前年度比繰越利益剰余金に当年度純損失3,405万6,058円を差し引きし、2億30万8,636円であります。  1枚めくっていただきまして、8ページ下の表をお願いいたします。  令和4年度赤穂市水道事業剰余金処分計算書でございます。  先ほど御説明いたしました当年度未処分利益剰余金は、繰越利益剰余金として翌年度に繰り越したいものであります。  なお、貸借対照表につきましては、次の10、11ページに記載しておりますので、後ほど御覧いただきたいと存じます。  今後の事業運営につきましては、給水人口の減少等に伴う水需要の減少に加え、経年劣化による施設や管路の更新に適切に対応していくため、2031赤穂市水道ビジョンに基づく計画的な事業推進を図りますとともに、引き続き経営基盤の安定化に努めてまいります。  以上で水道事業の決算の説明を終わります。  続きまして、認第10号 令和4年度赤穂市下水道事業会計決算認定について御説明いたします。  公営企業会計決算資料に戻っていただきまして、下の1ページをお願いいたします。  1の事業実績表でございます。  まず、水洗化人口は、前年度比564人減の4万4,322人で、水洗化普及率は、前年度と同じく98.1%であります。  年間汚水量は、56万763立方メートル減の618万3,306立方メートルで、そのうち年間有収水量は6万2,145立方メートル減の539万1,430立方メートルとなり、有収率は6.3ポイント増の87.2%であります。  次に、2の有収水量及び使用料でございます。  有収水量は、特定環境保全公共下水道事業で増加いたしましたが、公共下水道事業及び農業集落排水事業で減少し、使用料は前年度比619万8,564円減の7億7,619万9,478円となりました。  また、下水道事業と農業集落排水事業を合わせた1立方メートル当たりの使用料単価は143円97銭、汚水処理原価は200円1銭となり、使用料単価に比べ、汚水処理原価が56円4銭上回る結果となりました。  次に、2ページをお願いいたします。  3の損益計算書でございます。  収益の合計は、前年度比0.2%減の17億5,830万5,847円で、その主な要因は、下水道使用料や長期前受金戻入の減などによるものであります。  次に費用ですが、費用の合計は、下から3行目、前年度比2.8%増の21億317万9,370円となり、当年度純利益は下から2行目に記載のとおり、3億4,487万3,523円の赤字となりました。  次に3ページをお願いいたします。  4の資本的収入及び支出でございます。  収入は、一般会計出資金のほか、掲記のとおり、合計で26億1,072万6,580円となり、支出は事務費のほか、掲記のとおり、合計で29億2,086万6,945円となりました。  結果、欄外に記載のとおり、差引不足額3億1,014万365円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額等で補填いたしました。  なお、支出のうち、管渠建設改良費ほか建設改良費の工事等の概要につきましては、決算書下水道事業会計の18ページから21ページに記載しておりますので、後ほど御覧いただきたいと存じます。  次に、決算資料に戻っていただきまして、4ページをお願いいたします。  5の企業債現在高でございます。  表の右端下の欄、当年度末現在高の合計は、127億9,439万1,146円であります。  続きまして、決算書をお願いいたします。  下水道事業会計の6ページ、損益計算書を御覧いただきたいと存じます。  末尾の当年度未処理欠損金は、前年度繰越欠損金に当年度純損失3億4,487万3,523円を加えた10億2,222万4,450円であります。  1枚めくっていただきまして、8ページの下の表をお願いいたします。  令和4年度赤穂市下水道事業欠損金処分計算書であります。  先ほど御説明いたしました当年度未処理欠損金を繰越欠損金として翌年度に繰り越したいものであります。  なお、貸借対照表につきましては、次の10、11ページに記載しておりますので、後ほど御覧いただきたいと存じます。  今後の事業運営につきましては、人口減少による使用料収入の減収に加え、施設の経年劣化による改築、更新費用の増加も見込まれており、経営環境は一層厳しさを増しております。引き続き、経費の縮減や投資コストの軽減を図るとともに、収入確保に取り組むなど、計画的な事業運営に努めてまいります。  以上で下水道事業の決算の説明を終わります。 ○議長(土遠孝昌君) 岸本総務部長。 ○番外総務部長(岸本慎一君) 続きまして補正予算関係の議案につきまして御説明申し上げます。  令和5年9月、赤穂市各会計補正予算書と、緑の表紙の議案参考資料をお願いいたします。  まず、補正予算書、一般会計の1ページをお願いいたします。  第58号議案 令和5年度赤穂市一般会計補正予算についてであります。  歳入歳出予算の補正といたしまして、第1条におきまして、歳入歳出それぞれ4億9,500万円を追加し、予算の総額を239億7,060万円と定めたいものでございます。  内容につきましては、議案参考資料2ページの資料1で御説明いたします。  まず、1の投資的経費についてであります。  1番の道路橋梁整備事業900万円の追加につきましては、7月の豪雨により八軒家古池線において、落石、土砂の流入があり、緊急修繕対応を行ったことによる経費の追加であります。  2番の公園施設整備事業、城南緑地につきましては、特定財源として充当しているスポーツ振興くじ助成金の減額に伴う財源調整であります。  以上、投資的経費につきましては900万円の追加であります。  次に、2の臨時的経費であります。  1番の基金積立金、財政調整基金2億9,700万円の追加につきましては、前年度繰越金の2分の1相当額を財政調整基金に積み立てるものであります。  2番のコミュニティ助成事業200万円の追加につきましては、本水尾町自治会における備品整備事業が宝くじの事業収入を財源とする助成事業の対象となったことにより、助成交付するものであります。  3番の過年度市税等過誤納金還付金1億8,628万円の追加につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種事業負担金補助金等の返還金として、1億1,307万5,000円を追加するほか、生活保護費や子ども・子育て支援事業などの過年度精算に伴う国県負担金補助金や市税などの返還金の追加であります。
     なお、議案参考資料4、5ページに返還金等の明細書を掲載いたしておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。  以上、臨時的経費につきましては4億8,528万円の追加であります。  次に3ページをお願いいたします。  3の経常的経費、特定教育・保育施設給付事業72万円の追加につきましては、私立保育所等への物価高騰等に対する一時支援金であります。  以上、投資・臨時・経常合わせまして、合計4億9,500万円の追加補正となるものであります。  補正予算書に戻っていただきまして、8、9ページをお願いいたします。  歳入の関係でございますが、特定財源につきましては、16款県支出金、10、11ページの21款5項4目雑入関係部分、22款市債などについて、それぞれの事業に係る補正を行うものであります。  なお、一般財源の主なものといたしましては、8、9ページの11款地方交付税8,209万円の追加、20款繰越金5億9,328万9,000円の追加、10、11ページの21款5項4目雑入のうち、後期高齢者医療療養給付負担金返戻金5,138万8,000円の追加のほか、22款1項10目の臨時財政対策債では3,192万9,000円の減額を行い、再度8、9ページお願いいたします。19款2項4目の財政調整基金繰入金の減額でもって財源調整をいたしております。  4、5ページをお願いいたします。  第2表、地方債の補正につきましては、今回の補正に伴う地方債の限度額の変更を行うものであります。  以上で一般会計補正予算の説明を終わります。  次に補正予算書、国保会計の1ページをお願いいたします。  第59号議案 令和5年度赤穂市国民健康保険事業特別会計補正予算についてであります。  歳入歳出予算の補正といたしまして、第1条におきまして、歳入歳出それぞれ3,170万円を追加し、予算の総額を51億4,070万円と定めたいものであります。  内容につきましては、8、9ページをお願いいたします。  歳出についてでありますが、1款1項1目一般管理費につきましては、国保業務の標準化対応等に係るシステム改修経費の追加を行うものであります。  6款1項3目償還金につきましては、令和4年度の保険給付費等交付金などの精算に伴い、2,773万円の追加を行うものであります。  次に、6、7ページをお願いいたします。  歳入におきましては、7款繰越金につきまして、前年度繰越金872万7,000円を追加し、6款2項1目財政調整基金繰入金でもって財源調整いたしております。  以上で国保会計の説明を終わります。  次に補正予算書介護保険会計の1ページをお願いいたします。  第60号議案 令和5年度赤穂市介護保険特別会計補正予算についてであります。  歳入歳出予算の補正といたしまして、第1条におきまして、歳入歳出それぞれ8,351万1,000円を追加し、予算の総額を48億9,061万1,000円と定めたいものであります。  内容につきましては、8、9ページをお願いいたします。  歳出についてでありますが、3款1項1目介護予防・生活支援サービス事業費につきましては、新たな通所型サービスとして要支援者等への生活機能改善に向けての短期集中予防サービス事業を追加することに伴い、整理を行うものであります。  6款1項2目償還金につきましては、令和4年度介護給付費国庫負担金等の精算に伴い、6,383万7,000円の追加を行うものであります。  7款積立金につきましては、前年度繰越金に伴う基金積立金であります。  次に、6、7ページをお願いいたします。  歳入におきましては、9款繰越金につきまして、前年度繰越金1億3,731万1,000円を追加し、8款2項1目介護保険給付費準備基金繰入金の減額でもって財源調整いたしております。  以上で介護保険会計の説明を終わります。  続きまして、条例改正について御説明申し上げます。  提出議案と議案参考資料をお願いいたします。  議案書の15ページ、議案参考資料につきましては、6ページ、資料2をお願いいたします。  第61号議案 赤穂市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  本条例につきましては、令和6年秋に現行の健康保険証が原則廃止され、個人番号カードに一本化されることに伴い、資格確認を行うため、個人番号による情報連携が必要となる医療費助成事業等に係る事務を新たに追加するほか、市民の利便性向上、業務の効率化に資する特定個人情報について当該連携が図られるよう、所要の規定の整理などを行うものであります。  なお、付則といたしまして、本条例は、公布の日から施行いたしたいものであります。  以上で説明を終わらせていただきます。 ○議長(土遠孝昌君) 所管部長の細部説明は終わりました。  本会議を暫時休憩いたします。            (午後1時34分)                   (協 議 会) ○議長(土遠孝昌君) 本会議を再開いたします。       (午後1時35分) ◎議案上程 ○議長(土遠孝昌君) 次は、日程第6、第62号議案 赤穂市監査委員の選任についてを議題といたします。 ◎市長提案趣旨説明 ○議長(土遠孝昌君) これより上程議案に対する市長の提案趣旨説明を求めます。  市長。 ○番外市長(牟礼正稔君)(登壇) ただいま御上程をいただきました第62号議案 赤穂市監査委員の選任について御説明を申し上げます。  本市監査委員寺田榮治氏が令和5年9月19日をもって任期満了となりますが、引き続き同氏を適任と考えまして選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定により、その御同意をお願いする次第でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(土遠孝昌君) 市長の説明は終わりました。 ◎質疑・表決 ○議長(土遠孝昌君) これより質疑に入ります。  第62号議案 赤穂市監査委員の選任について御質疑ございませんか。(なし) 御発言がなければ、これをもって質疑を終結いたします。  この際お諮りいたします。  ただいま上程中の議案は、議事の順序を省略して、直ちに表決に入りたいと存じますが、これに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、さよう決します。  これより表決に入ります。  第62号議案 赤穂市監査委員の選任について採決いたします。  お諮りいたします。  本案は原案のとおり同意することに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、第62号議案は原案のとおり同意することに決しました。 ○議長(土遠孝昌君) 本会議を暫時休憩いたします。     (午後1時38分)                   (協 議 会) ○議長(土遠孝昌君) 本会議を再開いたします。       (午後1時39分) ◎議案上程 ○議長(土遠孝昌君) 次は、日程第7、第63号議案 赤穂市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 ◎市長提案趣旨説明 ○議長(土遠孝昌君) これより上程議案に対する市長の提案趣旨説明を求めます。  市長。 ○番外市長(牟礼正稔君)(登壇) ただいま御上程をいただきました第63号議案 赤穂市教育委員会委員の任命につきまして御説明を申し上げます。  本市教育委員会委員井本学明氏が令和5年9月30日をもって任期満了となりますが、引き続き同氏を適任と考えまして任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、その御同意をお願いする次第であります。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(土遠孝昌君) 市長の説明は終わりました。 ◎質疑・表決 ○議長(土遠孝昌君) これより質疑に入ります。  第63号議案 赤穂市教育委員会委員の任命について御質疑ございませんか。(なし) 御発言がなければ、これをもって質疑を終結いたします。  この際お諮りいたします。  ただいま上程中の議案は、議事の順序を省略して、直ちに表決に入りたいと存じますが、これに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、さよう決します。  これより表決に入ります。  第63号議案 赤穂市教育委員会委員の任命について採決いたします。  お諮りいたします。  本案は原案のとおり同意することに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、第63号議案は原案のとおり同意することに決しました。
    ◎赤穂市選挙管理委員  及び補充員の選挙について ○議長(土遠孝昌君) 次は日程第8、赤穂市選挙管理委員及び補充員の選挙についてを議題といたします。  この際お諮りいたします。  選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選の方法によりたいと思いますが、これに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。  次にお諮りいたします。  指名の方法は、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決しました。  選挙管理委員に、鹿島博司氏、田川英生氏、谷本まゆ美氏、古森智惠美氏の以上4名を、また補充員に、八家 淳氏、室井富久代氏、有田祥子氏、聳城順一氏の以上4名を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました各氏を当選人と定めることに、また補充員の順序については指名の順序によることに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました鹿島博司氏、田川英生氏、谷本まゆ美氏、古森智惠美氏が選挙管理委員に、八家 淳氏、室井富久代氏、有田祥子氏、聳城順一氏が補充員に当選されました。  なお、補充員の順序は、指名の順序によることに決しました。  以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 ◎日程通告・散会宣告 ○議長(土遠孝昌君) 次の本会議は、来る9月8日午前9時30分から再開いたします。  なお、一般質問の通告期限は、来る9月12日午後5時までといたしておりますので、この際御報告申し上げておきます。  本日はこれにて散会いたします。  どうも御苦労さまでした。            (午後1時45分)                    ( 了 )  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  赤穂市議会 議  長  土 遠 孝 昌        署名議員  榊   悠 太        署名議員  釣   昭 彦...