西宮市議会 > 1989-12-13 >
平成 元年12月(第15回)定例会-12月13日-05号

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  1. 西宮市議会 1989-12-13
    平成 元年12月(第15回)定例会-12月13日-05号


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    最終取得日: 2020-07-09
    平成 元年12月(第15回)定例会-12月13日-05号平成 元年12月(第15回)定例会           西宮市議会第15回定例会議事日程           (平成元年12月13日午前10時開議) 日程順序            件         名         ページ 第1  一 般 質 問   発言順序  議席番号    氏   名     発 言 時 間                           (答弁を含む)     1    30    宮 本 紀美子      104分     188     2    48    西 埜 博 之      179      204     3    28    片 岡 保 夫       96      216                                  付託区分 第2                                   234  認定第12号 昭和63年度西宮市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定の件                                  (決算特別) 第3                                   249
     議案第452号 西宮市事務分掌条例の一部を改正する条例制定の件   (総  務)  議案第453号 西宮市市税条例の一部を改正する条例制定の件     (  〃  )  議案第454号 西宮市立地区市民館条例の一部を改正する条例制定の件 (民  生)  議案第455号 西宮市立デイ・サービスセンター条例制定の件     (  〃  )  議案第456号 西宮市自転車駐車場の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件                                  (建設水道)  議案第457号 西宮市水洗便所等改造資金助成条例の一部を改正する条例制定の件                                  (  〃  )  議案第458号 西宮市水道事業給水条例の一部を改正する条例制定の件 (  〃  )  議員提出議案第8号 学校給食の実施に関する条例制定の件     (文  教) 第4                                   250  議案第459号 平成元年度西宮市一般会計補正予算(第4号)     (各委員会)  議案第460号 平成元年度西宮市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)                                  (民  生)  議案第461号 平成元年度西宮市食肉センター特別会計補正予算(第2号)                                  (  〃  )  議案第462号 平成元年度西宮市農業共済事業特別会計補正予算(第1号)                                  (  〃  )  議案第463号 平成元年度西宮市下水道事業特別会計補正予算(第4号)                                  (建設水道)  議案第464号 平成元年度西宮市中小企業勤労者福祉共済事業特別会計補正予算(第1号)                                  (民  生)  議案第465号 平成元年度西宮市市街地整備事業特別会計補正予算(第1号)                                  (建設水道)  議案第466号 平成元年度西宮市集合支払費特別会計補正予算(第1号)                                  (総  務)  議案第467号 平成元年度西宮市立中央病院事業会計補正予算(第3号)                                  (民  生)  議案第468号 平成元年度西宮市水道事業会計補正予算(第2号)   (建設水道)  議案第469号 平成元年度西宮市工業用水道事業会計補正予算(第2号)                                  (  〃  ) 第5                                   250  議案第470号 和解の件(浜町土地明渡しの件)           (総  務)  議案第471号 財産取得の件(仮称高座山公園用地)         (建設水道)  議案第472号 和解の件(津門住江町土地明渡しの件)        (  〃  )  議案第473号 財産取得の件(市道塩第214号線道路整備促進事業用地)(  〃  )  議案第474号 市道路線廃止の件(塩第184号線)          (  〃  )  議案第475号 町及び字の区域変更並びに字の廃止の件        (  〃  )  議案第476号 財産取得の件(公共下水道甲子園浜浄化センター用地) (  〃  )  議案第477号 工事請負契約締結の件(北消防署移転新築工事)    (総  務)  議案第478号 工事請負契約締結の件〔平成元年度獅子ケ口町団地公営住宅新築工事(1工区)〕                                  (建設水道)  議案第479号 工事請負契約変更の件(鳴尾浜臨海公園整備工事)   (  〃  )  議案第480号 工事請負契約変更の件〔公共下水道新設(塩瀬幹線)工事〕                                  (  〃  )  議案第481号 工事請負契約変更の件〔公共下水道新設(二見町面整備その1)工事〕                                  (  〃  )  議案第482号 工事請負契約変更の件〔公共下水道新設(熊野町面整備その4)工事〕                                  (  〃  )  議案第483号 工事委託契約変更の件(公共下水道西宮幹線建設工事委託)                                  (  〃  )  報告第39号 処分報告の件(市長の専決処分事項の指定に基づく専決処分) 第6                                   251  議案第485号 財産取得の件(仮称西部総合処理センター及び関連清掃施設用地)                                  (民  生) 第7                                   252  報告監第16号 現金出納検査結果報告(7月分)  報告監第17号 現金出納検査結果報告(8月分)  報告監第18号 現金出納検査結果報告(9月分)  報告監第19号 定期監査結果報告(市民局)  報告監第20号 出資団体監査結果報告(財団法人 西宮市文化振興財団)  報告監第21号 財政援助団体監査結果報告(西宮・甲子園防犯協会)                              西宮市議会議長              出   席   議   員   1番  上 田 幸 子 君      26番  西 村 義 男 君   2番  立 垣 初 男 君      27番  生 瀬 悦 子 君   3番  木 下   猛 君      28番  片 岡 保 夫 君   4番  阪 本   武 君      29番  田 中 道 子 君   5番  荻 田 勝 紀 君      30番  宮 本 紀美子 君   6番  東   耕 一 君      31番  玉 置   肇 君   7番  中 村 武 人 君      32番  富 井 雄 司 君   8番  草 加 智 清 君      33番  塚 田 誠 二 君   9番  中 川 經 夫 君      34番  吹 田 英 雄 君   10番  小 林 光 枝 君      35番  蜂 谷 倫 基 君   11番  谷 口 哲 司 君      36番  福 田 義 雄 君   12番  中 西 甚 七 君      37番  河 崎   靖 君   14番  武 田 元 宏 君      38番  大 槻 弥之助 君   15番  友 松 信 也 君      39番  鳥 飼 黎 明 君   16番  嶋 田 克 興 君      40番  美濃村 信 三 君   17番  越 智 一 雄 君      41番  余 百 保次郎 君   18番  西 川 彰 一 君      42番  中 前   勲 君   19番  田 中 章 博 君      43番  楽 野 信 行 君   20番  三 原 憲 二 君      44番  松 岡 和 昭 君   21番  上 谷 幸 彦 君      45番  橋 本   完 君   22番  管   庸 夫 君      46番  樽 井 正 雄 君   23番  田 渕   一 君      47番  雑 古 宏 一 君   24番  北 川 正 治 君      48番  西 埜 博 之 君   25番  小 牧 裕 子 君              欠   席   議   員   13番  宇 野 良 一 君              説明のため出席した者の職氏名
    市     長  八 木 米 次 君   建 設 局 長  広 橋   茂 君 助     役  馬 場 順 三 君   土 木 局 長  小 出 二 郎 君 助     役  白 井 利 治 君   中央病院事務局長 河 村 吉 庸 君 収  入  役  中 村 哲 也 君   消 防 局 長  谷 本 親 夫 君 市 長 室 長  屋 部 幸 信 君   水道事業管理者  小 林   了 君 企 画 局 長  宗   正 誼 君   水 道 局 次 長  木 澤 茂 芳 君 総 務 局 長  元 田 五 郎 君   選挙管理委員長  橘     治 君  行 政 部 長  平 瀬 和 彦 君   農業委員会会長  田 中 三 男 君 財 政 局 長  山 田   知 君   代表監査 委員  岸     昭 君  財 政 課 長  福 井   昇 君   監 査 委 員  多 田 喜 明 君 同和対策 局長  桝 本 繁 昭 君   教 育 委 員 長  藤 井 堅 志 君 市 民 局 長  酒 井 幸 男 君   教  育  長  小 林 久 盛 君 福 祉 局 長  田 村 光 弘 君   教 育 次 長  中 平 一 郎 君 環境衛生 局長  加 藤 和 丕 君   教 育 次 長  黒 川 俊 彦 君             職務のため議場に出席した事務局職員 事 務 局 長  松 村 暢 之 君   書     記  浜 田 周 作 君 次     長  吉 村 孝 治 君   書     記  池 田 雄 二 君 調 査 課 長  後 藤 竹 志 君   書     記  谷 田 恭 啓 君 議 事 係 長  津 田 博 利 君   速 記 書 記  西 岡   衛 君 調 査 係 長  市 栄 正 樹 君    〔午前10時04分 開議〕 ○議長(橋本完君) おはようございます。  ただいまより定例会第5日目の会議を開きます。  現在までの出席議員は45名であります。  本日は、3番 木下猛君、13番 宇野良一君、15番 友松信也君より所用のため遅参、以上のとおり届け出を受けております。  本日の会議録署名議員に、会議規則第113条の規定により、37番 河崎靖君、46番 樽井正雄君、以上両君を指名いたします。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしました日程表のとおりであります。  これより日程に従い議事を進めます。  日程第1、これより昨日に引き続き一般質問を行います。  順序により発言を許します。  まず、30番 宮本紀美子君。   〔宮本紀美子君登壇〕 ◆30番(宮本紀美子君) おはようございます。  定例会最終日でお疲れと思いますけれども、しばらくの間、よろしくお願いいたします。  また、傍聴の方、早朝より御苦労さんでございます。  公明党の一員として、通告に基づいて発言させていただきます。  最初に、環境問題について。  環境問題につきましては、以前から公明党の議員の中でも、松岡さん、また田中議員初めいろいろと述べております。また、本定例会におきましても、お2人の議員から環境問題についての御質問がございましたので、なるだけ重複しないように、私なりに観点を変えて質問したいと思います。  地球環境問題を初めとして、都市型・生活型公害に対する対応や、貴重な自然環境の保護と適切な利用など、環境行政に求めるニーズは極めて多様化しています。環境問題に対する関心も高まりを見せ、特に自然環境問題が重大なこととなってきております。その中でも、森林資源保護ということで、資源の再生が見直されつつあります。本年10月、省資源・省エネルギー生活推進研究会報告書経済企画庁国民生活局より出されております。その内容は、経済成長の過程で社会資本の立ちおくれによる生活環境や自然環境の悪化や破壊の問題が生じ、基本的に考え直そうという認識が強まり、昭和52年、政府部内に省エネルギー・省資源対策推進会議が設置されました。近年、使い捨て商品のはんらんや過剰包装等資源の浪費が多く見受けられる状況にあります。そこで、省資源・省エネルギーの総合的な方策として、1、情報提供の拡充、2、省資源・省エネルギーの教育、3、資源のリサイクルシステムの構築のために住民と行政、企業の果たす役割、4、生産から消費の段階における使い捨てスタイルの見直し等改善の必要があります。  以上を踏まえてお伺いいたします。  一つ目といたしまして、国においては、新たな環境問題の現状に対応するために、対策あるいは実施計画を打ち出しております。本市においても、問題点を整理し、実施するための環境計画の策定のお考えはないか。  2、また、現在市民に対する情報の提供と意識啓発はどのようにしておられるのか。  3、学校教育の場においてはどのような指導をされているのか。  4、企業に対してのお考え。  以上、4点についてお尋ねいたします。  5番目といたしまして、通産省は、みずから、来年度、森林資源保護の見地から、再生紙の利用に取り組むことを発表しました。また、兵庫県でも、早ければ来年度からコピー用に再生紙を使うなど、紙のリサイクルに積極的に取り組む方針を明らかにしております。本市においても、古紙再生紙の利用に取り組む意思はないか、お尋ねいたします。  牛乳パックの再利用についてですけれども、このことは、9月定例会で同僚の田中道子議員が取り上げました。その後、私どもは、11月に全市の地域を対象に牛乳パックに関するアンケート調査を実施いたしました。2,770人に当たり、回収率96.5%、2,674人から回答が寄せられました。調査結果によると、牛乳パック1週間の購入量は、1家族当たり1,000㏄2.9本で、そのうち、使用後そのままごみ箱へ捨てる人1,656人、開いて捨てる人590人と、2,246人、パーセントでいいますと、84%となっております。牛乳パックの再利用に対する意見では、再利用を図るべきだとする人が1,682人、63%と多くを占めております。また、回収に協力するかどうかについて、協力する726人、27.3%、大変だが協力する1,411人、52.8%、協力しない537人、20%と、80%を超える人が協力したいと回答しています。以上のとおり、私たちの調査では、牛乳パックの再利用を図るべきだ、回収には協力したいという人が大半市民の意識であろうと思います。  そこで、牛乳パック再生利用は、全国的に見るとどうか、また、回収ルート及び回収後の紙パックの保管上の問題点、また、製紙工場の実情、また、消費者意識の啓発方法、以上の4点についてお伺いいたします。  次に、環境問題の中の大きな項目といたしました2番目で、ごみの収集方法の改善についてです。  2年前から担当部局でも検討されていると思いますが、その後どのような結果になったのか、2年たっておりますので、お聞かせいただきたいと思います。  次に、3番目といたしましては、西部総合処理センターの建設予定については、現在どの程度の進みぐあいなのか、お尋ねいたします。  次に、大きな項目の住宅政策についてですけれども、昨年も住宅政策について質問いたしましたが、西宮市は、新総合計画に基づいて住宅政策の推進を図っておられます。近年、地価の異常な高騰や、また、高齢者の問題、さらに、地域的な点も配慮するなど、市民の需要に応じたよりきめ細かな住宅政策を実践するために部局間の総合的な調整が必要です。  そこでお尋ねいたしますが、その後、企画局、財政局はもちろんのこと、福祉局等との調整は定期的に行っておられるのか、お伺いいたします。  また、民間の住宅も含めた政策について、問題点はないのか、他市で見るようなプロジェクトを組んで町づくり構想のための総合的な住宅政策を考えられないのか、当局のお考えをお聞かせください。  2番目といたしまして、市営住宅について。  この点についても、昨日、北川議員の方から少しございましたけれども、私も、第5期計画の平成2年に向かって5年間で500戸の建設目標になっていますが、現状はどのようになっているのかということをお尋ねしたいと思います。  また、第6期の計画予定についてはどのように考えているのか、あわせてお伺いいたします。  市営住宅についての次の問題としましては、手すりの設置についての現状はどのようになっているのか、また、希望はないのか、お尋ねいたします。  なお、将来についてのお考えもあわせてお聞かせください。  住宅政策の中の3番目といたしまして、高齢者対策についてですけれども、単身者、また老人世帯などの特目住宅の応募者が年々ふえております。特に、単身者向けの申し込みは、昭和60年、59名が、63年には103名と、3年間で倍近くと希望者がふえています。このことについて市はどのように考えておられるのか。  また、その対応について、1、世田谷など、また板橋などでも行われているんですけれども、高齢者用住宅として福祉施設との複合的な施設についてお考えはどうなのか。  また、世田谷では、住宅的に、余り土地のない場合もありますので、民間アパートを借り上げて低家賃で提供している、公営住宅に入れない高齢者に対して家賃の補助制度、助成制度を考えている、こういう例もございますので、その点についてもどうなのか、お尋ねしたいと思います。  次に、兵庫県が高須町にシルバーハウジングを建設しましたが、実態はどのようなのか、西宮市としては今後どのように考えていかれるのか。  以上の4点について、高齢者対策としてのお考えをお伺いしたいと思います。  次に、中間層向けの住宅について。  地域特別賃貸住宅の供給については、将来どのように考えていらっしゃるのか、方針をお聞かせいただきたいと思います。  次に、大きな項目の3番目といたしまして、在宅寝たきり老人対策についてという題にしておりますけれども、その中でも、特に私は、老人歯科保健事業推進についてお尋ねしたいと思います。  国や県は、老後の楽しみの一つである食生活に支障を来し、歯科保健サービスを受ける機会に恵まれない在宅寝たきり老人の援護をするために、在宅総合ケアの一環として、歯科訪問指導等を実施しております。県の補助金を受けて、63年度より高砂市、豊岡市、洲本市、佐用郡4町、平成元年には、明石市、相生市、篠山町、また、国のモデル事業としては、伊丹市も63年度より実施いたしております。  そこでお尋ねいたしますが、今までに国及び県からの呼びかけはなかったのか、お尋ねいたします。  また、西宮市内の寝たきり老人の方に実態調査をされたのか、希望者はなかったのか、お伺いいたします。  3番目といたしまして、歯科医師会の協力が必要だと思われますが、その点については、今までに話し合われたことがあるのか、お聞かせください。  次に、例えば事業を実施する場合、在宅寝たきり老人歯科保健推進協議会──他市では行われておりますけれども、その点について、また、歯科訪問指導に対する歯科医師、また衛生士、保健婦等の研修会、歯科医療機器についての費用──補助金が国や県からも出ておりますけれども、以上のような点について、当局としてはどのように考えていらっしゃるか、御意見があったらお聞きしたいと思います。  以上、壇上からの質問を終わりまして、御答弁によりましては、自席より再質問させていただきます。  よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(橋本完君) 質問は終わりました。  これより当局の答弁を求めます。 ◎市長(八木米次君) まず私からお答えいたします。  環境問題の質問のうち、環境計画についてお答えいたします。  今日の環境問題は、地球危機の問題でございます。この問題は、人々の日常生活の利便性を追求する生活様式の変化の中から生じる環境破壊、汚染でもあるだけに、その解決は大変困難でございます。御指摘のように深刻なものでございます。  今日の新たな環境問題としまして、地球の温暖化とか、あるいは酸性雨、オゾン層の減少といった、国境を越えた問題がございます。これらの問題については、国を初め府県レベルにおいて対応を考えられておるところでございますが、9月に我が国で行いました東京会議におきましては、人類が歴史上直面したあらゆる環境上の課題の中で、この問題ほど大きな広がりを持つものはないという世界の学者が宣言を行ったことは、まだつい9月のことでございました。環境庁におきましても、このことは、地球環境保全法というような国際法をつくるべきじゃないかというようなことも言っております。国においてこういった環境計画の策定に取り組もうとしておりますが、先ほどお話のように、兵庫県におきましても、現在、平成2年度を初年度とする兵庫県地域環境計画の策定を急いでおります。  したがいまして、私ども西宮市におきましても、環境保全と創造に係る諸施策を系統的に体系化しまして、計画を地道に策定することは大変必要なことだと認識しておるところでございます。先日、私が環境問題について全庁的な機能を持った組織を創設すると答えましたが、環境計画につきましては、そこで策定を行うのが適切であると考えますので、御了承賜りたいと思います。  次に、市民に対する情報の提供と意識の啓発についてお答えいたします。  さきに申しますように、地球規模での環境問題は、国や国際レベルでの対策が必要でございますが、他方、生活レベルの対策というものにつきましては、やはり今日自省の時代というように言われております。御指摘のように、省エネ、あるいは省資源、リサイクル、廃棄物の資源化等の身近な生活の中から地道な取り組みを一歩一歩やっていくことが必要であろうか、このように思います。先ほどの御指摘のとおりでございます。  私ども西宮市におきましては、環境にやさしい暮らしに向けて、市民の皆さんには、ごみの分別収集をお願いし、あるいはまた、洗剤の石けん使用運動をお願いしたり、あるいはまた、庁内的には、小さい問題でございますが、できるだけ再利用できるものは利用するように、封筒のごときは再利用すべきじゃないかというように、細かい問題から省資源を考えていきたい、このように考えております。  市民への情報提供でございますが、本年度は、本市の環境の実情をまとめました「西宮の環境」、「西宮の公害」を発行しまして、情報の提供に備えまして、また、意識の啓発としましては、パネル展、講演会、あるいは観察会等を実施してまいっております。特に観察会等は、市民からさらにこれを拡大するように要請も受けております。企業に対しましては、基本的に国において対応すべきものと考えますが、西宮市におきましては、環境保全協定工場での自主的な取り組み、または、瀬戸内海環境保全連絡会における官民合同の研修会の実施、また、環境美化シンポジウムへの参加の呼びかけ等を行っております。  今後とも、環境問題への理解と認識、社会的責任についての自覚を高めまして、環境保全に向けた取り組みを行ってもらうよう市民の皆さんにも働きかけたいと考えておるのでございます。企業はもとより、市民一人一人に対する、利便性の追求や、あるいはまた大量消費生活によって生じる環境への影響等を考慮した事業活動や、生活様式の確立に向けた啓発、実践活動の強化が必要でありまして、人と環境とのかかわり合いについて理解を深めていく環境教育と啓発が必要であろうと考えております。何とぞ御了承賜りますようにお願いいたします。  以上でございます。 ◎教育長(小林久盛君) 環境保護、それから省資源・省エネルギーの教育についての御答弁を申し上げます。  環境保護、省資源・省エネルギー問題につきましての教育は、環境教育ということで包含をされております。最近、自然破壊や大量の資源使用、巨大なエネルギーの消費などが急速に進行いたしました。そのために地球温暖化だとか砂漠化が進んでいることから、私ども、環境問題、環境教育について強い関心を持たざるを得ません。そして、この教育の必要性や重要性は、今後ますます増していくものと考えております。  環境教育につきましては、児童生徒の発達段階に即して、一応理科、社会科などの教科の中で指導することになっておりますので、各学校でも、現在、これらの教科を通じて、人間と自然との関係、環境を守ることの大切さなどを指導しておるところでございます。  さらに、本市におきましては、御承知のように、本年山東少年自然の家を開設いたしましたが、ここで実施する自然学校などで、自然との触れ合いの中で環境とその重要性について学んでおるところでございます。また、市環境部によって作成されました「ウオッチング! 水辺の自然」や、市環境施設部の「ごみとわたしたち」などの冊子が各学校に配付されておりまして、環境保全や省資源の教育に活用されております。  環境問題につきましては、理論や意識啓発、情報提供もさることながら、日常生活の中での実践が大切であります。したがって、現在の児童生徒の教育としては、今、意識啓発から実践へという高まりを持っていかなければいけないと考えておるわけでございます。本年は第4回目となります、中学校の主張大会というのがございました。その次第の中に、自然環境、地球意識というものについてのテーマを一つ設定してもらいました。その中で多くの主張がございました。自然を犠牲にしない国になどといった自然を大切にすることを訴える主張が幾つかありました。また、去る7月には、西宮ライオンズクラブ等の御協力を得まして、市立高校の二つに、海洋と地球環境問題というテーマで論文を募集いたしました。これのすぐれた作品については、海外研修のチャンスも与えていこうというような形で、我々も協力をいただいているわけであります。  このような環境問題に対する関心を、これからも、もっと積極的に、学校での教育環境の場を通して、情報の提供と意識啓発に努めてまいりたいと思っています。いずれにいたしましても、かけがえのない地球を大切にして子孫に残していくという意識と行動力を持った人間は、21世紀の人間を育てる場合には大変重要な課題だ、こういうふうに認識しておりますので、さらに積極的な努力を重ねてまいりたい、こういうふうに思っております。  以上でございます。
    ◎総務局長(元田五郎君) 古紙再生紙の利用について御答弁申し上げたいと存じます。  情報化社会の進展と行政事務の複雑・多様化に伴いまして、多くの紙が市役所でも使われ、それが資源問題と深くかかわりを持つに至っているということは、御指摘のとおりでございます。現状に一石を投ずる意味からも、まず公共団体である市自身が何らかの取り組みを始めるべきではないかという御提言は、まことにごもっともな御意見と存ずる次第でございます。  そこで、この問題を考えるにつきましては、二つの面において検討を必要とするように思います。その一つは、古紙再生紙の調達の問題でございます。現在、古紙再生紙の流通が極めて少量であるということ、したがいまして、安定供給体制に不安があります。加えて、上質紙に比べまして、価格的にも非常に割高になっているという点がございます。もう一つは、古紙再生紙の紙質の低下による業務への影響でございます。例えば保存性の問題だとか、あるいはOA機器での使用に支障がないかということ、そういった問題を十分検討する必要があろうかと存じます。  ともあれ、環境対策、森林資源保護の見地から、この問題について市として率先して取り組む必要を痛感しておりますので、今後は、ただいま申し上げました点を中心に検討を進めて実施に移してまいりたい、こういうふうに思います。  よろしくお願いします。 ◎市民局長(酒井幸男君) 続きまして、牛乳パックの再利用について御答弁申し上げます。  地球規模での環境破壊が進行する中で、環境を守るためにさまざまな取り組みが行われております。その一つといたしまして、良質の紙を使用したところの牛乳パックの再利用の活動が全国的に広がりつつあり、市民の中にもそうした意識が高まりつつあるのも事実でございます。  さきの9月市会におきまして御答弁申し上げました実施団体の状況調査につきましては、全国でこれを実施しておりますところの消費者団体等66団体を対象にいたしまして調査を行いました結果、現在のところ、39団体からの回答に接しておるところでございます。  したがいまして、中間集計ではございますが、その主な項目について申し上げますと、まず、実施状況につきましては、34団体が実際に回収事業を行っておられます。そのほとんどが市民意識の盛り上がりを出発点にしており、行政のかかわりというのが少ないというような状況でございます。その行政のかかわり方を見ますと、回収場所の提供をしている団体が5団体、業者への連絡調整をしているのが1団体、その他広報紙での回収活動の啓発のみを行っているのが5団体、こういう状況でございます。また、回収活動を始めるに当たって最も注意することにつきましては、まず、その意義を市民の皆様に十分理解していただくことが重要である、加えて、回収に際しましては、牛乳パックの水洗いの徹底を期さなければ腐敗臭のため業者に引き取っていただけない、こういう実態も明らかになりました。  次に、回収パックを再生するところの製紙工場でございますが、全国的なトップメーカーといたしましては、富士市に丸富製紙株式会社がございますが、近いところでは、龍野市に西日本衛材株式会社がございます。なお、牛乳パック専門の回収業者といたしましては、神戸市西区に有限会社十里木紙業がございます。  それと、実施する場合のパックの回収及び保管場所のお尋ねでございますが、牛乳パックの回収は、よくすすがなければ腐敗臭が発生すること、色つきや銀張りのものは再生できないということで、選別しなければならないということでございまして、消費者側の協力が必要で、一般ごみと同じ感覚では回収が不可能ということでございます。  また、保管場所につきましても、全国の実施団体で見られるように、回収ルートの組織づくり、ないしは回収業者とのネットワークづくりがまず必要であり、再生ルートに乗せるためには、綿密な検討を要するものと思いますが、関係機関とも調整しながら、検討してまいりたいと考えておるところでございます。  ともあれ、こうしたことを軌道に乗せるためには、まずは消費者意識の啓発が出発点と考えますので、市政ニュースないしは商品テスト室を通じての紙すき実習・講座などによりまして、市民一人一人が暮らしを見直し、限られた資源の大切さを意識するよう啓発するとともに、西宮消費者協会等と連携をとりながら、市民意識の向上に努めるべきものと考えておりますので、よろしく御理解いただきたいと思います。  以上でございます。 ◎環境衛生局長(加藤和丕君) 次に、ごみの収集につきまして、見直しを表明して2カ年が経過するわけでございますが、その後どういうふうな経過になっておるかという御質問がございました。お答えいたします。  昭和59年度を境といたしまして、毎年数%という高率でごみ量が増加しており、昭和62年度には、市民1人が1日に排出いたしますごみの量が1キロを超えることとなり、現在においても漸増している現状でございます。この増加の理由は、円高による古紙等の暴落により、回収業者の倒産など業者の激減で、各家庭から新聞、雑誌、ダンボール等、主に古紙が回収されずに可燃ごみとして排出されるものが多いということでございます。円高の落ちつきにもかかわりませず漸増が続いており、今後も減少を見込むことは非常に難しいものと考えております。  以上のような現状にかんがみまして、先生御指摘のとおり、昨年度よりごみの資源化、減量化対策を中心に廃棄物行政全般にわたり見直し調査研究を進めておりますが、住民と行政の役割分担を明確にし、住民と行政とが一体となった永続的な、そして安定的な施策を構築するためには、現在の古紙に係る流通機能の不安定な状況や、その反面、政府はもとより、製紙メーカー等関係業界、業者においても、再生紙の利用促進の機運が高まりつつありますので、この推移等も見守りながら検討を続けてまいりますので、いましばらくの時間をいただきたいと思います。  ただし、従前より懸案となっております粗大ごみ収集に関する諸問題、特に月曜、火曜の、電話の混雑によりかからないというような問題とか、木製品は壊して出すという問題についての問題点、量の制限が厳し過ぎる等の御要望につきましては、できる限り早い機会にこれを実施に移していきたい、こういうふうに考えております。  また、西宮市における新分別制度を確立した場合には、その効果を最大限に上げるためには、分別率をいかに高めるかということが非常に重要でございます。そこで、現在の可燃ごみ、不燃ごみの分別率を見てみますと、可燃ではおおむね90%、不燃物では、重量比で85%から90%ということでございますが、体積比では5割というふうな形で、かなり混入しております。毎年夏場になりますと不燃ごみピットが満杯になっており、憂慮すべき状態にあることなど、分別の徹底が何としても必要であると思いますので、できる限り速やかにモデル地区を指定して、市民と行政とが一体となって、まず不燃ごみの分別徹底を図ってまいりたい、こういうふうに考えております。  それから、新しい西部総合処理センターの建設に係る現在の進捗状態についてお尋ねがございました。  西部総合処理センター建設につきましては、今年度、用地購入と地盤調査、地盤改良工事の設計を実施いたしております。平成2年から3年にかけましては、地盤改良工事、環境アセスメント、施設基本計画を行い、4年度には、都市計画決定事務、国庫補助金申請事務等を行い、5年度から施設本体工事に着工し、平成8年度初めの稼働を目指しております。規模につきましては、平成4年ごろに最終決定をする考えでございますが、最近の、先ほども申し上げたように、ごみの急増傾向が続いておりますので、新施設は、現在の東部総合処理センターより若干大きくなるようなことが考えられます。  以上でございます。 ◎建設局長(広橋茂君) 2番目の住宅政策についてお答えいたします。  まず、御指摘の住宅政策にかかわる御質問でございますが、1番目の、昨年12月市会で、本市における住宅政策につきましては、西宮市総合計画に掲げる基本方針に基づき、具体的な計画に当たっては、必要に応じ、部局間の総合的な調整を行いながら、総合的な住宅政策の確立に努力してまいりたいという旨を御答弁申し上げております。  御質問の部局間の調整につきましては、マスタープランの実施計画の見直しを3年刻みで毎年実施しておりまして、その中で、公営住宅にかかわる政策等について、企画局、財政局、総務局などと調整を行っているところですが、今後も、必要に応じ、その他の福祉局を初め関連部局間の具体的な調整を行いながら、総合計画に掲げる基本方針にのっとり、施策の推進を図ってまいりたいと考えております。  また、民間住宅も含めた政策の確立ということにつきましては、これは、国、県などの施策にかかわる分野も大きく、市独自の施策には限界があるとは思いますが、今後さらに調査研究してまいりたいと存じますので、御理解いただきたいと思います。  2点目の市営住宅に関する御質問でございますが、市営住宅の建設は、木造住宅の建てかえ事業を中心に、現在年100戸を目標に推進しておりますが、昭和61年度から平成2年度までの第5期の住宅建設5カ年計画では、実績、計画分をあわせて合計465戸の建設ということになっております。平成3年度から7年度までの第6期の5カ年計画では、現在のところ、建てかえ、新設もあわせて、13団地で約600戸程度の建設を予定いたしております。  また、平成2年度以降の具体的な計画につきましては、まず、平成2年度には、大社町団地で60戸、神原団地で25戸の建てかえによる建設に着手する予定であります。平成3年度以降の第6期の実施計画につきましては、来年度に見直しを行いまして、年度ごとの計画などについて決定してまいりたいと考えておりますが、平成3年度では、用地確保の問題があるわけですけれども、北部地域で新設に取り組みたいと思っております。  次に、手すりの設置についてでありますが、昭和57年度建設以前の住宅、約3,200戸について、手すりがまだ設置されていないわけでございまして、これまでに高齢者や足の悪い方などが入居されている住宅で要望のあるところにつきましては、順次手すりを設置してきているところであります。今後とも、入居者の高齢化が進んでいきます状況にあることを考慮しまして、要望、必要性を検討しながら、順次計画的に設置してまいりたいと考えております。  次に、高齢者対策についてでございますけれども、御指摘のとおり、単身者、老人世帯などの入居希望者は多くなってきておりますが、これまで新築住宅または空き家住宅を活用することによって対応してきているところでございます。特に老人世帯などの特目住宅につきましては、一般向き住宅の申し込みも同時に行えるなどの優遇措置とともに、その当選率も一般よりかなり高いものとなるように対処いたしております。しかしながら、単身者向き住宅につきましては、適切な住宅も少ないため、希望者の要望にこたえられているかについては、十分こたえられていると言えない面もあり、非常に苦慮しているのが実情でございます。しかしながら、これらの住宅の枠の拡大につきましては、今後できるだけの努力をしていきたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。  次に、福祉的な施設を併設したような高齢者用住宅についてでありますが、他都市で実施されている事例などを参考にして、今後調査研究していく必要があると考えております。  その次に、民間アパートの借り上げをする方式についてでありますが、こういう方式については、まだ計画は考えておりませんし、このような制度についての本格的な調査は、現在のところまだ行っておらないわけでございますけれども、今後の高齢者対策の一環として、その必要性、問題点などについて調査研究することは必要であると考えております。今後調査研究をしていきたいと思っておりますので、御了承、御理解いただきたいと思います。  その次に、県営住宅の西宮市高須団地におきますシルバーハウジングプロジェクトについてでございますが、既に本年の8月に第1次募集分の9戸が入居済みであります。入居者の生活相談、安否の確認などのケアサービスを行うライフサポートアドバイザーという担当者も配置されまして、スタートしております。そして、来年4月には、第2次募集分の10戸についても入居が完了し、また、ケアサービスの拠点となる生活相談、団らん室も完成する予定であり、来年度からこのシルバーハウジングプロジェクトが本格的に開始されることになります。  それから、本市におきましても、こういう高齢化社会に対応する施策として、このシルバーハウジングプロジェクトのような事業の展開が必要であるということは認識しておるわけでございまして、今後、この県の事業の成果を見守り、また、国、県、関係部局との、調整も図りながら、できるだけ早い時期に実施できるよう検討してまいりたいと考えておるところでございます。  最後に、中間層向き住宅でございますけれども、中間層向き住宅については、住宅整備公団や住宅供給公社において総合的な対応をしているところで、市としては、主として低所得者層の公営住宅に力を入れておるのが現状でございますが、西宮市におきます中間層を対象とする住宅としては、現在、市管理の公社住宅、それから特別賃貸住宅、合計496戸あるわけでございます。しかしながら、これらの住宅の多くは、建設年度も古く、今日の生活水準などにマッチしないものとなっていることもありまして、将来的には、建てかえも含めて、その改造計画を検討していく必要があると考えております。その調査検討をできれば平成3年度から行いたいと考えております。したがいまして、中間層に対する住宅の供給につきましても、現時点におきましては、公社住宅、特別賃貸住宅の改造計画にあわせて検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◎福祉局長(田村光弘君) 3番目の在宅寝たきり老人の歯科診療について、市の取り組み及び今後の方針はどうかということで、5点の御質問がございました。お答えをいたします。  人生80年時代を迎え、高齢者に対するいろいろな在宅ケアサービスが求められております。これにこたえて、国の段階でも、マンパワーや施設によるサービスなど、各分野において拡充、強化の動きがございます。この一環として、昭和63年、老人歯科保健推進モデル事業が発足いたしました。確かに高齢者の歯科について考えますと、さまざまな問題がクローズアップされてまいります。特に、在宅寝たきり老人は、歯科保健医療を受ける機会に恵まれないことから、歯科疾患にかかったり、口腔内に異常があっても放置され、老後の大きな楽しみである食生活に支障を来すことが多いわけでございます。  西宮市におきましても、昭和62年4月、西宮市歯科医師会及び民生委員の協力を得まして、老人の歯科に関するアンケート調査を実施いたしましたが、このときは、対象者260名のうち、歯科治療の受診を希望される方は32名という回答がございました。さらに、市の在宅ケアシステム研究懇話会の在宅ケアのニーズ調査を本年9月から11月にかけて行ったわけでございます。市の保健婦が直接在宅寝たきりの方342名に面接調査をいたしましたが、項目の一つに、歯科受診希望の有無を尋ねました結果、受診希望者は73名に上っております。  在宅寝たきり老人が歯科保健サービスを受ける機会に恵まれない理由としましては、本人または家族だけでは歯科診療所に出かけることが極めて困難であること、二つ目には、歯科医療機関側としても高齢者に対する診療体制が不十分であること、3番目には、適切な往診用の歯科医療機器を備えていないこと、4番目には、全身疾患、特に脳血管障害等の状態悪化や医療事故への発展のおそれが考えられること、5番目には、老人の歯科診療には時間がかかることなどが挙げられるわけでございます。しかしながら、現実には高齢者、特に在宅寝たきり老人の方々の歯科医療に対するニードも高いところから、市といたしましても、ニーズ調査の結果から、受診を希望されております73名に対して訪問による歯科検診を行い、必要な方には応急処置、治療を行うという在宅歯科診療につきまして、市の歯科医師会と協議を行っているところでございます。1日も早く往診等によります在宅寝たきり老人の歯科診療を可能にしていくように努力をしてまいりたいというふうに考えております。  なお、国、県からの呼びかけがあったかどうかということにつきましては、県下でモデル市にという形では、正式には働きかけはございません。  また、寝たきり老人の歯科保健事業を実施いたしますについて推進協議会のようなものを結成してはどうか、結成する考えはないかという御質問がございました。  老人の歯科保健サービスの推進、あるいは必要なマンパワーの育成等を目的として、他 市でも関係者による推進協議会が結成されておりますので、実施をいたします場合には、結成していくことが必要であろうかと考えております。  また、研修をどうするか、医療機器等事業資金の問題のお尋ねがございました。  こうした医療機器の確保、研修の実施、資金の問題、こうしたことにつきましても、他都市のモデル事業を十分に参考にしながら、検討してまいりたい、医療機器の確保につきましては、市の方が確保する必要があるのではないかというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(橋本完君) これで答弁は終わりました。 ◆30番(宮本紀美子君) 御答弁ありがとうございました。  最初の環境問題について、市長の方から、先日から、新しく局も組織体制もできたので、そういう計画についてもそこでしたいという御答弁がございましたので、環境計画の策定もしたいということでしたので、またよろしくお願いしたいと思います。  それから、市民に対する情報の提供、この辺についても、もっともっと啓発していただかないと、消費者に対しては、テレビからの情報はるるありますけれども、市行政としての取り組みに対することは、余り今までに少ないんじゃないかなというふうに思いますので、より一層啓蒙していただきたいと思います。  それから、教育委員会としても、現場で学校の生徒に対する指導をしているというお話でしたけれども、先日、大阪に行ってまいりましたら、大阪府環境教育基本方針検討委員会というものができまして、教育委員会と環境部とが、本当に幼児から、小学校、中学、高校、また、学校教育だけではなくて、社会教育も含めて、生涯教育すべて含めての検討をされて、このような報告書がことし3月に出されております。こういうふうな用紙にしても、全部再生紙を利用してされておりますので、実行するからには、そういうことを教育するからには、みずから実践していくという、そういう方向でしていっていただきたいなというふうに思います。  それから、企業に対しては、国の方が、大きな問題点があると思いますので、市としてはその程度で仕方ないと思いますけれども、庁内における古紙の再利用ということは、御存じの方もあるかもわかりませんけれども、神奈川県などでは、既に56年から古紙を使用されているわけです。そのようにしているところもありますし、また、最近のあれで見ますと、兵庫県もする、また、ほかにも札幌市、川崎市、浜松市、名古屋市というふうに、行政においてみずからが取り組んでいるわけです。コピーの再生紙利用だとか、また、一般に行政の中で使う用紙について、長いこと置いておかなくてもいいような、そういうものにおいては再生紙を利用するということが、行政みずから実践していくということが大事だと思いますので、その点については、再度質問したいと思います。  それから、先ほど情報の提供ということで、来年度においてどのように具体的に取り組ん でいかれるのか、環境週間の事業だとかありますけれども、もっと具体的な省資源・省エネルギーというアピールの仕方、例えば、これは再生紙を使ってつくりましたというふう な製品があちこちに出回っているわけです。ここにちょっと持ってこなかったんですけれ ども、牛乳パックを利用してのトイレットペーパーとかいうふうなものも、既に市販で出ているところもあるわけです。そのように、具体的に情報提供をしていく、展示していく、そういうこともしていただきたいなというふうに思います。  なぜそこまで言いますかというと、先ほど言いました経済企画庁国民生活局というところにしても、これも、全部このような立派な真っ白い紙ですけれども、再生紙でされているわけです。だから、国も、ある大きな県なんかも、既に役所自体が実施しているということを考えたときに、環境部としても、来年度のそのような環境事業に対して、具体的に再生利用したものを展示していく、そのようなことを考えられないかということを再度御答弁をお願いしたいと思います。  先ほど教育委員会としては取り組んでいるとおっしゃいましたけれども、例えば、このように、大阪でこういうふうな検討委員会を持ちまして、報告書を出して、そして、環境部と関連して、来年度は副読本を出すというふうに既に決まっております。そういうことを見ましたときに、西宮の場合は、水辺のウオッチングということで、環境部の方から教育委員会にも副読本を出されておりますけれども、ただ水だけではなくて、今の時代に即した、全般的な環境問題がわかるような、そういう副読本もまた考えてみたらなというふうに思いますので、その点ちょっとお尋ねしたいと思います。再度お尋ねいたします。  それから、牛乳パックのことですね。当局といたしましては、9月に田中議員の方から質問されたから、まだ間がないので、なかなか調べるだけで大変だったのかもわかりませんけれども、その後、全国大会が中之島でありましたときに、私も行きましたし、また、消費者センターの方からも、市長の9月の答弁を受けて、ちゃんと聞きにきて勉強されておりましたので、具体的にこれからどういうふうに取り組もうかということは、これからるる検討していただけると思うんですけれども、その全国大会のときも、中野区ですね──このようにパンフレットもいっぱいいただいてきたんですけれども、中野区の消費者センターではステーションを提供しておりますね、75カ所。消費者センターの方が市民の盛り上がりによってステーションを75カ所用意して、そこにパックを集めて、そして再利用の方向に行くというふうな活動を既に行っているわけです。だから、まだ9月から月日がたってないので、今すぐということは無理だったかもわかりませんけれども、これからなお一層検討していただいて、早い時点に、資源を有効に使うために再利用していく、そういう方向で検討していただきたいなというふうに思います。  それから、ごみの収集方法の改善ということは、いろいろお話があった中で、古紙が本当にふえてきている、その点について、減量化に向かってもっともっと検討していただきたいと思います。  大型ごみについては、前に委員会などでも、私もよく言ったんですけれども、特に女性などは、たんすなんかとか、また机が要らなくなった場合に、壊して出すということは大変なことなんですね。先日もある方から、そういう大型ごみを出したいけれども、壊して出さないと困ると言われたので、困ってしまって、結局は業者にお金を払って出したということもおっしゃっていましたので、今の局長の答弁で、早い時点に、壊さなくて出せるような、また、量としても、今は自転車2台ですか、一月に自転車2台分というふうに多分原則はなっていたと思いますけれども、その点も、必要に応じてはというふうになるんじゃないかなというふうに私は期待しているんですけれども、そのように、早い時点で、壊さなくて出せる、また、再利用という方向性を踏まえたごみの収集ということも、本当に考えていただきたい、これは早い時点でということですので、期待しておきたいと思います。  それから、分別収集について、消費者の立場、また主婦の立場で言いますと、西宮方式のように、適当にナイロン袋に入れておけば皆持っていっていただける、こんなありがたいことはないわけですけれども、先ほど言いました環境、資源保護ということからいいますと、そういうわけにもいきませんので、もっともっと分別収集をはっきりとするような、行政側も、皆がわかるような──こういう紙を1枚くださって、毎年、不燃ごみ、可燃ごみというふうなぐらいで、出し方を書いたのをいただきますけれども、もっと常に見えるところに下げておけるような、きれいなカラー入りのパンフぐらいで、ひもつきで、ちょっと見える場所に置けるような、そういうことも具体的に考えていただいたりして、市民も意識して分別収集できるような方法を具体的に考えていただきたいなというふうに思います。その点についてまたお考えがあればお聞きしたいと思います。  モデル地区をつくって分別収集については頑張っていきたいなというふうなお話がありましたので、これは、本当に私としても、やはりそういうことを考えていかないと、いつまでたっても、西宮の市民はなかなか協力していただけませんよというふうな行政の姿勢ではまずいと思いますので、やはりモデル地区をつくっていただく、そして、そこからでもいいから、環境衛生協議会なんかと協力しながら、より具体的に、他市でもあるような、沼津方式とか、広島とか、仙台とかいうふうな、そこまで行かなくても、西宮方式的な面で結構ですけれども、資源を大切にする意味の、モラルを消費者にも教えていただけるような、そういう行政の取り組みをお願いしたいと思います。  先ほど言いました、来年度に具体的なそういう分別収集のパンフの考えがあれば、再度お聞きしたいと思います。  それから、総合処理センターのことについては、いろいろ計画をお聞きしましたので、期待しておきたいと思いますけれども、東部よりも大きくなる予定だというお話でしたけれども、例えば、吹田市では、資源リサイクルセンターということも、こういうふうに載っておりましたけれども、こういうこともこれからおいおい皆で検討していくことだと思いますけれども、資源を大切にという意味では、こういうことも考えていただきたいなというふうに思いますので、当局の方でお考えがあればお聞かせ願いたいと思います。  また、尼崎の場合、前のときも言ったことがあるんですけれども、電力の余熱利用ということをしておりますけれども、今度予定されている西部の総合処理センターにおいては、電力の余熱利用ということを考えてみたらどうかな、このようにも思いますので、それについても再答弁をお願いしたいと思います。  次に、住宅政策についてですけれども、総合的な検討ということは、なかなか大変みたいですけれども、他市において、昨年は尼崎市の例を言いましたけれども、総合的な政策ということで検討されておりますし、また、大阪においても、このように具体的に現状を踏まえたものをつくっておられます。だから、プロジェクトまで行かなくても結構ですけれども、そのようなものを組んででも──3年置きに市営住宅なんかは見直しているとおっしゃっておりましたけれども、ただ単に市営住宅だけではなくて、やはり西宮市の全体的な、人口増にしたいのか、また、どういうふうな体系をつくっていきたいのかということも踏まえた住宅政策ですね。尼崎の場合なんか、人口が減っていくので、なおそういう住宅政策に力を入れて、こういうふうな政策を、本当にプロジェクトを組んで検討されてつくられましたし、また、大阪の場合も、密集しているところですので、こんな立派なものを、やはりプロジェクトを組んで検討されて出されております。西宮市としても、そのようなことを考えながら、具体的に検討していただいたらいいなというふうに思いますので、その点はまた強く要望しておきたいと思います。  それから、市営住宅の中ですけれども、第6期の計画予定ということもお話がありましたけれども、特に、御存じのように、市営住宅の応募者数が本当に南部地域ほど多いわけです。このようなことに対して、もっともっと市営住宅の建設を南部地域にもすべきじゃないか、6期の予定ではまだちょっとあれだなというふうに思うんですね。  それともう一つ、地域的なことを言って申しわけないんですけれども、特に鳴尾関係の方になりますと、今までの市営住宅では面積が少ないものですから、建てかえした後、移動させて入居して、そして、あいた、例えば上田中町とか、また、東鳴尾町1丁目の市営住宅のところなんかでも、代替用という感じで、話を聞くところによりますと、置いておられるみたいですけれども、南部地域というのは、本当に便利がよくて、応募者も多いというふうになっておりますので、もっともっとその辺、住宅のために、今は面積少ないけれども、どこかに統合してでも新しく建てるというぐらいの、利便性のある南部地域に市営住宅を考えていただけないかなというふうに思いますので、その点、再度答弁をお願いしたいと思います。  それから、市営住宅のことについての中で、手すりの件ですけれども、先ほど希望があればしているというふうにおっしゃいまして、ちょっと私、事前に調べさせていただいたところによりますと、町名はいろいろありますけれども、今まで9カ所のところで希望があってつけられて、あとまだ未設置のところというんですか、今の市営住宅の中でつけられてないところが19カ所あるんです。それは、希望がないのか、それとも余りそういうことを知らなくて──私も、ちょっと申しわけなかったなと思うのは、ずっと前に東鳴尾町1丁目の方で聞かれたことがあったんですけれども、その時点では、手すりということは無理だというお話があったものですから、お断りしたままでおったんですけれども、未設置のところが19カ所あるんですけれども、その辺は、希望があれば順次つけていくということですので、了としたいと思うんですけれども、まだまだ昔からある市営住宅の中で、知らなくて、できないものだと思っているところもあると思いますので、希望があればというふうには、市政ニュースにでも、宣伝するほどのことはないんですけれども、知らなかったということのないように、何かの形では市民にわからせてあげないと、知っているところだけは先について、知らないところは、ずっと不便だと思いながら5階からでも降りてくる、大変だというふうな、そういうことにもなると思いますので、その点は考えていただきたいなと思います。  将来の考え方ということで、5階建て以下の中層住宅、そのような場合も、エレベーターなんかの設置ですね、これから将来建てていく場合は、そういうことは考えられないかなというふうにも思いますので──なぜかといいますと、やはり先ほど言いました高齢者の問題も含めて──その辺は再度質問したいと思います。  それから、前、美濃村議員が緊急時の面格子の件ということで質問されたことがあるんですけれども、これについて、市営住宅の場合はどのようにされるのか、もうぼつぼつ市自体が実践する意味で、面格子もどこか見本をつけていったらどうかなというふうにも思いますので、その点、再度質問したいと思います。  それから、高齢者対策としての集合住宅と複合施設ということを言いましたけれども、既にこのように世田谷なんかではすごい立派なのができて、皆さん御存じの方もあるかと思いますけれども、老人福祉施設、デーホーム、また、住宅というふうに、すべて整った、そういうのが、59年に検討委員会ができて、62年に完成しているわけですね。住宅としては40戸ですかね、集合住宅としては40戸あって、デーサービスとしては45名ぐらいが入れるような状態になっていて、食事サービスが30名程度できる、そのほかにも集会所、老人福祉センター的な集会所もあるということで、本当にこれからの高齢化に向かって、見本的なのが世田谷にもできておりますし、また、板橋区の方にもできております。  そういうことで、西宮の場合は、よりそういう福祉方面には、どこからも熱心だというふうに見られていると思いますので、こういう住宅政策についても、福祉と住宅部とより連携をとりながら、見本的な世田谷、また板橋のような複合施設的な面も考えてつくっていただけたらなというふうに、これは強く要望しておきたいと思います。  高齢者のアパートですね、助成制度、これは、なぜこんなことを言うかといいますと、東京の場合こういうのがよく出てきているんですけれども、住みなれた地域で住みたいということもありますものですから、10世帯、また5世帯というふうなアパートであっても、助成できる程度の住宅を市が借り上げて、そして所得に応じてあっせんしていってあげる、そして、高齢者、また低所得者層の人たちに援助していく、そういうふうなことを特に東京などではしておりますので、やはり当局としても前向きに検討していただきたいなというふうに、これも要望しておきたいと思います。  中間層の問題はわかりました。特賃というのは、なかなか大変なことですけれども、平成3年度ぐらいからは、建てかえということも検討しながら、その中で考えていきたいということだったと思いますので、了としたいと思います。  それから、歯科の問題ですね。これも、既に兵庫県においても、豊岡とか、洲本、佐用町、高砂市とか、明石とか、相生とか、伊丹とか、本当にたくさん実施しているわけですから、前向きに検討していきたいというお話があったと思いますので、了としたいと思います。  先日、明石の方にも行ってきましたら、具体的に平成元年から始まったところで、まだ10月末までの現状としましても、寝たきり老人の方を37名、また、明石の場合、介護者についても保健指導してあげているわけですね。これが55名、計92名という、1年もたたない、わずかの期間に、92名もの人に歯科に対する訪問指導をしてあげているというふうなことを考えたときに、先ほどのお話ですと、73名もの希望者があるということですので、できるだけ早い時点でそういうことが実施できるように、これも強く要望しておきます。  再度質問した点だけ御答弁をお願いいたします。 ○議長(橋本完君) 再質問に対する答弁を求めます。 ◎総務局長(元田五郎君) 再生紙の利用による森林資源の保護についての重ねての御質問でございますけれども、先ほど御答弁申し上げましたように、古紙再生紙の流通状況だとか品質等を十分に調査いたしまして、試験的にでも当面庁内印刷に再生紙を用いることを考えていきたい、こういうふうに思います。  こういったこととは別に、庁内印刷の適正化、つまり印刷物の配付基準の見直し等によりまして使用用紙類の絶対量の削減を図っていきたい、こういうふうに考えております。また、あわせて、職員がコピーをするに当たりましても、用紙のむだを極力省くようにすることも必要かと考えますので、そういったことのPRにも努めまして、職員の意識改革も今後図ってまいりたいと思いますので、御了承をお願いしたいと存じます。 ◎教育長(小林久盛君) 再度の御質問に御答弁申し上げます。  先生おっしゃいましたように、大阪府が環境教育基本方針検討委員会というのを設置いたしまして、それに基づいた資料を刊行しておりますが、引き続いて、文部省と環境庁が、この8月に、共同でこの環境教育と環境問題に取り組もうという、こういう姿勢を明確にいたしました。その中で、新しい学習指導要領に基づいた環境教育資料を出版するということになりました。そういうものを受けまして、私たちも、現場の中で、これをベースにした考え方を出していかなければいけない、こういうふうに思いますので、御趣旨の点も踏まえて十分に研究してまいりたい、こういうふうに思います。 ◎環境衛生局長(加藤和丕君) 私の方への再質問二、三ございましたので、お答えを申し上げます。  まず、古紙の問題につきまして、分別収集の問題に少し甘さが出てきておるというふうなことについての御指摘でございますが、これは、値段の問題が、例えば円高云々というような御答弁を申し上げましたけれども、それだけで相済ますというふうな考えはございません。やはり資源保護なり省エネルギーというふうな立場に立って古紙の問題を考えていかなければならない。現に古紙につきましては、製紙会社に二、三当たって協議もしておるところでございます。まだ結論に至ってないのが現状でございますけれども、そういう努力は今後も続けてまいりたいと思います。  それから、粗大ごみにつきましての御指摘もございましたが、これも、先ほど御答弁申し上げましたように、現状をよしとは思っておりません。やはりつぶすことなく出していただくというようなことも含めまして、資源の再利用化というふうな方向へ向かって進めていきたいというふうに考えております。  なお、資源の再利用につきましては、広島、沼津などの例をお挙げいただいたわけでございますけれども、本市の場合、東部の総合処理センターで、有価物といいますか、不燃ごみの中の徹底的な再利用、リサイクルということにつきまして、現にやっておりますので、それを土台といたしましてやっていかなければならないというふうに考えております。  それから、先ほど各戸配布のパンフレットについてもよく検討せえというお話がございました。当然のことだと思います。特に、プラスチックとか、洋がさとか、注射針とか、こういうふうなものについて、可燃であるか不燃であるかというふうなことについても、困難があることは事実でございます。そういうふうな点についても、十分にPRをし、環境衛生協議会もございますので、そういう環境衛生協議会の役員の方々とも御相談の上、パンフレットも万全を期していきたい、こういうふうに考えております。  それから、吹田市でリサイクル関係のプラザと申しますか、リサイクルの工場のようなものの建設計画が進んでおるが、そういうふうなことについてはどう考えるかという御質問がございました。  これにつきましては、不燃ごみ、粗大ごみの減量のための資源化について当然考え、検討の対象に入れていかなければならないと思います。今般、厚生省のリサイクルプラザ計画では、従来のごみ資源化施設に加えまして、市民と高齢者の参加、協力を得て、不用品の再生、再生品の展示等を行うことによって、ごみの資源化、有効利用を一層推進することを目指しております。リサイクルプラザがその目的どおりに実現されれば、ごみの減量と市民のごみ意識向上へのよい機会になる、こういうふうに考えております。しかしながら、施設の計画、運営につきましては、まだ少し研究すべき点があると思います。吹田市等の経過も見ながら、西部総合処理センター建設時におきまして、有効利用計画の積極的な取り組みを考えていきたい、こういうふうに思います。  また、余熱利用につきましても御指摘がございました。  現在、東部総合処理センターでも、蒸気につきましては、場内の建物並びに近接する鳴尾浜浄化センター、そのすぐ横の業務第3課庁舎におきまして利用しておるわけでございますが、その使用量は、63年度におきまして、発生量26万5,000トンのうち27%にとどまっております。現在建設中のウオータープラザへの供給量を見込みましても、65%の蒸気が余剰になるような計算になります。新しい西部処理センターでは、場内で必要な機械設備、給湯、冷暖房に使用いたしますほか、蒸気発電ということを検討し、全量それに充てる、いわゆる残余の分を充てる、そういうことによりまして24時間連続して効率的な利用を図っていきたいというふうな考えで、検討、研究をしておるところでございます。何とぞ御了解をいただきたいと思います。 ◎建設局長(広橋茂君) 市の南部地域での市営住宅の建設ということでございますけれども、第6期の計画では、南部に新設の1カ所と1団地の建てかえの構想を持っております。しかし、南部の地域といいますのは、特に新設につきまして、用地の確保が非常に困難であります。価格も高いですし、効率的な建築ということも非常に難しいので、そういう点から見て、非常に難しい点があるわけでございます。しかしながら、今後ともそういう問題点をクリアできる市営住宅の建設に適した用地の確保ということに向けて努力してまいりたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。  それから、中層住宅についてのエレベーターの設置の件でございますけれども、現在、公営住宅建設の補助の基準でございますけれども、6階以上では、エレベーターは対象として認可されているわけでございますけれども、5階建て以下の中層住宅については、認可されていないわけでございます。ただし、老人対策のための住宅とか、心身障害者向きの公営住宅というものについては、昭和63年度から特例で補助の対象としております。そういうことでございますので、一般住宅についても、今後老人対策向け住宅等の取り組みも研究中でございますので、その中ではエレベーターの設置も考えていきたいというぐあいに思っております。また、今すぐには困難なんでございますけれども、今後は、一般住宅についても補助の対象となるように、国には働きかけていくつもりでございまして、補助の対象になれば、設置に向けて努力してきたいというぐあいに思いますので、御理解いただきたいと思います。  もう一つ、面格子の件でございますけれども、緊急避難用の面格子の設置でございますが、これから新築します住宅については、消防条例の改正に伴って、今後製品等、消防局とも協議して、設置をしてまいりたいと考えております。廊下式の住宅は、今のところ建てておりませんので、大体階段式のなにですので、今のところは、新築住宅ではまだ設置はしておりません。問題は、既設住宅なんでございますけれども、既設住宅につきましては、現在進めております計画修繕や、それから入居者との調整もありますので、そういうものを含めて現在検討中でございますが、できれば平成2年度には取りかえに着手できますように、現在努力しておるところでございます。よろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 ○議長(橋本完君) 再質問に対する答弁は終わりました。 ◆30番(宮本紀美子君) ありがとうございました。  いろいろ前向きな御答弁もいただきましたので、この辺で終わりたいと思います。 どうもありがとうございました。(拍手) ○議長(橋本完君) ここで休憩をいたします。  なお、再開は、午後1時10分の予定でありますので、よろしくお願いいたします。
       〔午前11時33分 休憩〕     ────────────    〔午後1時13分 開議〕 ○議長(橋本完君) ただいまより休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、48番 西埜博之君の発言を許します。    〔西埜博之君登壇〕 ◆48番(西埜博之君) もう一般質問も最後の一人手前になりまして、大変お疲れのことと存じますが、しばらくの間、御協力のほどお願いいたします。  自由民主党・市民連合の一員といたしまして一般質問を行います。しばらくの間、御清聴をお願いいたします。  ウオーターフロントの開発に伴う海岸線にまつわることについては、住まいの関係上、特に関心の深いところでございまして、常に同じような質問で、またかと思われることも多いと思いますが、しかし、時が移るに従い、状況や事情が変わってまいりますので、時宜に適した御答弁を期待いたします。  時間は十分ございますが、午後のお疲れの時間でございますので、答弁によりまして、できるだけ再質問は避け、要望して終わりたいと思います。御協力のほどをお願いいたします。  まず最初に、湾岸道路についてでございます。  日本で初めての24時間空港である関西国際空港が平成5年春の開港を目指して急ピッチで工事が進められている現在、空港の入り口に当たるりんくうタウンでは、日本を代表する大手デベロッパー、企業が、お互いにしのぎを削って、新しい町づくりに取り組んでおります。そして、この空港のアクセスで、関西の大動脈とも言うべき湾岸道路は、東から西からその工事が進んでまいりました。  西宮市においても、武庫川を渡る橋脚の工事が2年が課りで行われております。少なくとも鳴尾浜産業団地内から発生する交通量は減少すると考えておりますが、本市にとっても、沿道環境改善に効果があると思われます。この大阪湾岸線の建設について、本市の取り組みや見通しをお伺いいたします。  まず第1点目は、本市内の工事の進捗状況と関西新空港の開港に間に合うかどうか、お聞きいたします。  特に、ランプ問題があって、まだ地元の了解が得られないと聞いております甲子園地区の工事の見通しと市の取り組みについてお尋ねいたします。  第2点目は、側道についてであります。  昨日の三原議員の質問の中で明らかになったごとく、西宮市と芦屋市の地先の埋立地内には、それぞれハーフランプが設置され、その機能を発揮するために側道が計画されております。  そこでお聞きいたしますが、この側道は本線が完成するときに同時に完成するのかどうか、また、側道はだれが整備していくのか、また、側道はすべて完成するのかどうか、お伺いをいたします。  また、この道路は都市計画道路と聞いていますが、通常、県道でも、都計道路の整備については、市も負担をしていると聞いております。この側道について西宮市の負担はどうなるのか、お尋ねいたします。  最後に、この道路の高架下の利用についてお尋ねいたします。  このことについては、前の一般質問でも、駐車場として利用できないものかとお尋ねしたところでありますが、鳴尾浜のみならず、西宮浜でも同様の要望が非常に強いと聞いております。大変長い距離の空間でありまして、この高架下の土地利用は大いに関心の深いところであります。その後、西宮市は、公団とこの件について協議をなされたかどうか、利用することが可能かどうか、見通しがあればお答えをいただきたいと思います。  次に、2番目の甲子園フェリー跡地及び作業船の船だまりの利用計画についてお伺いをいたします。  この件も3月市会において質問したものでありますが、当局のお答えを踏まえ、質問いたします。  そのときも申し上げましたが、湾岸道路の建設に伴い、大型船の出入りが不可能になり、東洋建設の作業船やクレーン船の出入りができなくなります。そのため、ケーソンヤードも、前面の湾岸道路の外側の場所へ移転することになりまして、港として利用していた水面の使用もできなくなります。そして、この水面がヨットや小型船に占領されるようなことになれば、港ばかりではなく、交通事情の上でも被害が出るのではないかと心配いたしているところであります。聞くところでは、東洋建設から埋め立ての方向で働きかけがあったが、埋立権は得られなかったようであります。あくまでも公共用地確保という大前提のもとに、西宮市として将来の発展のためこれを埋め立て、有効に土地利用を果たせるよう関係機関に働きかけ、鳴尾川も含めて埋め立てをして、一体的な南部開発に資するという考えはどうでしょうか。積極的な埋立権取得のための運動なり調査をするお考えがないかどうか、お答えをいただきたいと思います。  前回、貴重な意見として前向きに検討するとお答えをいただいておりますが、どんな検討をしていただいたか、お伺いをいたします。  埋め立てられた陸地は、各議員からもいろいろ要望が出ておりますが、どんなものか、お考えをお伺いしたいのであります。  次に、阪神高速道路の武庫川ランプ建設の交渉経過について。  馬場助役の答弁で、池開町、武庫川町の自治会との話し合いで、10件の立ち退き対象者のうち、1件解決、5件と話し合い、そして、4件とはまだ話し合いもできていないが、交渉を重ね、話をつけて、平成元年度中には着工の運びまで持っていけるように努力したいと、大変前向きの御答弁をいただいたのであります。常々この付近は、近いものですから、私、通りますが、道路沿いの1件は片づいたものの、まだいまだに着工の兆しも見えないように思います。当局の皆さん方も、常々交渉に大いに頑張っておられると聞いておりますが、いま一つ目に見える進捗が見られないようでありますが、その後の経過と、そのときの答弁のように、あと4カ月で年度が終わりますが、着工まで運ぶことができるのかどうか、その点についてお伺いをいたします。  続いて、第4番目、大規模公園緑地の管理についてであります。  西宮市のマスタープランに盛り込まれております花と緑のネットワークづくりは、着々と進められております。そして、その成果が緑の都市賞の対象として取り上げられ、建設大臣賞を受けるに至ったと聞いており、まことに結構なことであると思い、担当部局の努力に対し、謹んで敬意を表したいと存じます。  ことしは、更生保護制度施行40周年を記念して、鳴尾浜臨海公園の中地区南端に記念植樹をすることに御協力をいただきました。  本当にありがとうございました。しかしながら、このようにして完成されていく公園でありますが、問題は完成後の管理ではないかと思います。鳴尾浜臨海公園につくられた市民の森も、年とともに樹木も成長し、緑も豊富になってまいりました。よく聞く話の中で、下草がいっぱい茂っている、せっかく植えた木が引き抜かれたり、また枯れているといった苦情も耳にするのであります。関係の職員の方々が努力をされ、手入れをされていることはよくわかるのでありますが、鳴尾浜のみならず、これからでき上がってまいります西宮浜、甲子園浜にも次々と大型の公園が完成してくるということであります。これからの公園の管理が、果たして従来のような管理体制で十分に対応できると考えておられるのかどうか、お尋ねをいたします。  だれもが言われることながら、公園はつくったが、つくりっ放しにならないかと心配する次第であります。市の職員も、定数を厳しく縛られている中で、容易に人手をふやすこともできないと思います。市として今後このようにつくり上げていく大規模公園の管理をどのように考えていかれるのか、その方策、実現のめど等について御説明をお願いいたします。  次に、環境の問題について3点お伺いいたします。  まず最初に、放置自動車についてであります。  この問題は、常に道路を走っていると目につくことであり、放置されている近隣の方からも通報がたびたび聞かれるのであります。市道、国道、県道を問わず、自動車が捨てられています。まず、通行の邪魔になること、交通安全上も危険であること、防犯または防災上の問題を起こす元凶になること、先日も、放置自動車や単車に放火されたことが新聞に出ておりましたが、本当にこの問題については、地元から相談を受けて困っている次第であります。  警察では、ナンバープレートのある車については、駐車違反車として、車の持ち主の照会から始めて、次から次へと移る所有権者を追跡調査もされていると聞いています。しかし、持ち主会社が倒産したり、その他所有者がいなかったりで、照会が中途半端のままストップし、放置されているものも数多くあり、対応も、そのまま何カ月かほったらかしというのが現状のようであります。また、中には、裁判が進行していて手がつけられず、そのままというのもあると聞かされました。そんなこんなでお手上げというお話であります。  市において、ナンバープレートのない車を、持ち主のないことを確認のための2週間の告示期間を置いて、持ち主のあらわれないものをごみとして処理していると聞かされました。しかしながら、ナンバープレートがあって国道に捨てられている車は、全然移動することはできないということでありました。  とにかく、地元に放置されている車は、各地区に数え切れないほどの数があります。鳴尾浜、西宮浜へもわざわざ捨てに来るという不心得な者もあると聞かされました。ナンバープレートがなければ処理してもらえるなら、夜のうちにナンバープレートぐらい取ってやるから処分してくれという威勢のいい意見も飛び出すありさまであります。ナンバープレートがあろうとなかろうと、捨てられている車で、各自で何とか処理できる方法はないものか、当局のこれまでの対応をお尋ねいたします。  警察とも相談してやってきた対策についても、実績があればお知らせいただきたいと思います。  県会でも、この問題については話題になっていると聞いておりますが、連携してやれる対策がないものか、お伺いをいたします。  次に、鳴尾にできますカラオケハウスについてであります。  この件については、昨日、玉置議員の方から質問があり、当局からの答弁がございました。しかしながら、私の地元で起こっている問題でございますので、改めて質問をいたします。どうぞよろしくお願いをいたします。  10月初めに降ってわいたように鳴尾地区に発生したこのカラオケハウスであります。  鳴尾東小学校、浜甲子園小学校、また中学校、西宮市立東高等学校と、学校がメジロ押しに林立する地域であります。地元の方々が無関心でいられる場所ではないため、非常に不安を訴えております。話を聞いて、早速開発指導課や建築審査課を訪ね、この経過を調査したのであります。その当時も、新聞紙上で、カラオケボックス内での飲酒事故や喫煙等、密室化による青少年の非行の温床になっていることが報道されている時期でありました。両課を訪ねたところでは、現在の条例規制では一切抵触するところがなく、許可を与えたということでありました。昨日の答弁のとおりであります。  私どもの住む鳴尾地区では、青少年愛護協議会が中心になって、不良図書の自販機の撤廃運動や、遊技機具を備えた店の開店を控えさせたり、あるいは飲食店、シンナー等の販売店に、青少年を非行から守るために積極的な協力を求めるために行動を行っております。  このカラオケハウスの建設の話が持ち上がったときにも、もちろん会議を開き、陳情を行い、市役所、警察、建築主と交渉しましたが、後の祭りであったことは御承知のとおりであります。この建物がカラオケハウスであることがわかった時点で何らかの通知をいただきたかったのでありましたが、それがなかったことは残念でなりません。文教住宅都市西宮に2軒目のカラオケハウスが建ったのでありますが、業者との間に誓約書の交換があり、市長から陳情に対する回答もいただいております。今後の経営に対しては、この誓約書に従って、監視の目を離さないようお願いしたいと思いますが、住環境に影響を与える建築物に対する地元との話し合いの義務化等が必要であろうと思いますが、これらの問題に対する、当局並びに教育委員会にお考えがあればお知らせをいただきたい、このように思います。  最後に、犬、猫の飼い方について。  これは、私どもの方でいろいろと苦情を聞き、犬、猫のふんについては、各議員からいろいろお話の出ているところでございますが、私なりに質問をいたします。  愛玩用の動物を飼育する家庭が非常に多くなりました。これをめぐってトラブルが後を絶たない様子であります。苦情を持ち込まれた議員も数多いと聞いております。私も、何回か苦情を聞き、環境衛生課の担当に話し合いに出向いていただいたこともあります。それは、猫を飼っている人でありまして、1匹や2匹ではなく、何十匹と集団で猫を飼っているのであります。動物のことで、自然ににおいがする、不衛生である、夜には外へ出ていたずらをする等々、迷惑で困るという苦情であります。動物を飼育することは、人と動物の共存であり、人間が気をつけなければ、動物が人に迷惑をかけているとはわからないと思います。何とかこれらの啓蒙をその飼い主にお願いしたいのであります。  また、聞くところでは、西宮浜、鳴尾浜では、飼っている犬を朝、運動させることができないために放すというので、時には各工場内、あるいはその敷地内にふんをして困るという苦情も入っております。捨て犬や捨て猫も相変わらず目立っております。繰り返しPRをお願いしたいと思いますが、当局のお考えがあればお答えいただきたいと思います。  以上で壇上からの質問を終わらせていただきます。先ほども申しましたように、なるべく再質問は避けたいと思います。よろしく御協力のほどお願いいたします。  御清聴ありがとうございました。(拍手) ○議長(橋本完君) 質問は終わりました。  これより当局の答弁を求めます。 ◎市長(八木米次君) まず私からお答え申し上げます。  甲子園フェリーの跡及び作業船の船だまりの利用計画についてはどうかということなんでございますが、湾岸道路の建設に伴いまして移転をいたします甲子園フェリー乗り場やケーソンヤード、あるいはまたクレーン船の船だまりが従前の効用を失うことは、お説のとおりでございます。そのうち、切り込み型の船だまりにつきましては、その形状を生かしまして、水面の転用も一つの方向でございますが、周辺を取り巻いておりますところの会社の社有地もございまして、そういった調整を図りながら、市といたしましては、この水面を埋め立て、市が抱えておりますところの諸課題に有効に活用できたならばと、このようにも考えるわけでございますが、しかし、具体的にこの水面の埋め立てを行うということになりましたなれば、まず第1に、港湾審議会の承認を経まして、港湾計画を変更いたしまして、次に埋立免許を受けるという2段階の手続を経なければならないのでございます。現実にこれらの手続をクリアしようといたしますと、埋め立ての必要性や緊急性、さらに埋め立て後の土地利用計画等について大変厳しい条件を満たすことが求められるのでございまして、そのための諸条件を調整し、整理することが前段として必要でございます。  何分市といたしましても、初めての経験でございますので、前回にもそのことはございましたが、専門家の意見を聞きながら検討を加えてまいりましたが、いまだ十分見通しを得るに至っておりません。今後、港湾計画や埋立免許に関しまして、兵庫県、運輸省を初めとする関係機関に対しまして、このことについての意向打診を行い、埋め立ての可能性を求めてまいりたいと考えておるんでございます。そのために、今後これらの働きかけに必要とされる調査と資料づくりに取りかかりたいと考えております。御理解を願いたいと思います。 ◎助役(馬場順三君) 湾岸道路の問題についてお答えをいたします。  市内の湾岸道路の工事につきましては、現在、東側の鳴尾地区におきましては、武庫川橋梁及び埋立地東側部分の下部工事を施工中であり、また、西側の西宮地区埋立地におきましても、札場筋線の東西2工区で同じく下部工の工事に入っております。このように、市内では東側と西側で工事が順調に進んでおりますが、中央部の甲子園地区につきましては、ランプの設置について、いまだ地元関係者の最終的な御理解を得るには至っておりません。  市といたしましては、これまでも何回も関係者との話し合いを続けてきております。先般も市長が直接地元関係者の集会に出向きまして、御理解を求める要請をいたしたところでございます。湾岸線につきましては、地元の方々もその必要性は認識されておりますが、ランプにつきましては、この湾岸道路を有効に活用するとともに、既成市街地へのアクセス交通を分散することにより、沿道環境を保全するため必要不可欠な施設でありますので、ぜひ地元の御理解を得て、1日も早い着工にこぎつけ、平成5年春に予定されている関西新空港の開港に間に合わせたいと考えております。  次に、湾岸側道についての御質問でございますが、湾岸道路の側道は、西宮市と芦屋市の埋立地について、湾岸側道1号線として昭和55年に延長約6キロメートルについて都市計画決定されております。この道路は、各埋立地に設置されるハーフランプを相互に連絡することによってフルランプとしての機能を発揮させるとともに、埋立地相互間の交通を処理することにより、既成市街内陸部における交通環境の改善を図る役割を持っておるものであります。  そのため、湾岸本線と側道が同時に完成するよう県に強く要請してまいりました。この結果、側道は県道として路線認定されていることから、本線と同時に完成するよう県が施行することになりました。現在の県の計画では、各埋立地の陸上部分では、本線の南北両側の部分で道路整備を行いますが、各埋立地の間を結ぶ海上部につきましては、橋梁の規模が長大で工事費が莫大な額となりますため、当面は片側に2車線の道路を建設する予定であります。  なお、側道の整備費につきましては、市内での県道の都市計画道路を県が街路事業手法で施行する場合や、あるいは阪神連続立体交差事業などに対しまして市が一定の負担をしておりますのと同様、この側道整備につきましても、市の負担は必要になるものと考えております。  次は、高架下の利用の問題でございますが、湾岸道路が建設されますと、市内の各埋立地にかなりの高架下空間ができます。これの利用につきましては、今まで地元の意向を公団に伝えてまいりましたが、先般、高架下の利用計画を立案してもらうよう公団に文書で申し入れを行いました。現在この道路は、部分的に下部工の工事を施工しているところであり、側道等の詳細がまだ未確定な部分もありますが、今後確定すれば、利用計画について本市にも協議してもらうよう申し入れてありますので、沿道の土地利用の状況を踏まえ、地元関係者の御意向もお聞きして、御要望を反映できるよう努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◎企画局長(宗正誼君) 第3番目の阪神高速武庫川ランプの整備経過の問題でございますが、さきの3月市会におきまして先生の御質問にお答えいたしましたように、今年度中に起業者の阪神高速道路公団が工事に着手すべく、接続いたします国道43号線の管理者でございます建設省を初め、所轄の甲子園警察署など各関係機関と協議を進めておりまして、ほぼ最終の詰めを残すのみとなっております。  次に、用地買収の進捗状況につきましては、ループ部につきまして1件、側道部では9件中6件をまだ残しておりますけれども、これらにつきましても現在交渉中でございます。  また、工事着手の見通しにつきましては、ループ部では、年度内に着手の予定で作業が進んでおります。側道部につきましては、年度内に未買収物件の買収契約を完了させるということで鋭意努力をいたしておるところでございます。なお、地元の武庫川出路設置対策委員会に対しましては、年度内着工ができるよう申し入れをいたしておりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ◎建設局長(広橋茂君) 4番目ですけれども、今後の大規模公園の管理についてお答えいたします。  御指摘のように、既設の公園施設を含め、南部では、鳴尾浜臨海公園の整備を初めとして、西宮浜、甲子園浜等大規模な臨海公園や、北部における名塩団地の塩瀬中央公園等が計画されております。これらの公園には、多岐にわたる施設が設置されることとなり、市民のニーズにこたえていくためには、従来の管理体制では十分対応できるものではないと考えております。現在、財団法人西宮スポーツセンターに樋之池公園のプール、テニスコート、鳴尾浜臨海公園北地区の野球場、テニスコートを、そして、財団法人西宮市都市整備公社に北山緑化植物園や西田公園を管理運営委託しています。さらに、来年度より、鳴尾浜臨海公園南地区の駐車場の一部等を財団法人西宮市都市整備公社に管理運営を委託する予定でございます。新たな公園の管理運営を、これらの公社を拡充、整備することにより委託していくのがいいのか、あるいは新たな公益法人をつくり、従来の公社での管理委託を整理統合していくことが妥当か、これらについて、関係部局と協議しながら、さらに検討を進めてまいりたい所存ですので、よろしくお願いいたします。  次に、5番の「イ」でございますが、カラオケハウスの件についてお答えいたしたいと思います。  現在鳴尾町2丁目で建築中のカラオケハウスの手続経過についてでございますが、去る7月末日、株式会社一吉から鉄骨2階建て15室のカラオケハウスを建てたいとの協議を受けました。そのとき、コンテナを使ったカラオケボックスのことは新聞記事等で承知しておりましたが、何分初めてのケースでありましたので、この種の建物が風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律や、旅館業法に抵触しないかについて、所轄官庁であります警察署、保健所等と協議いたしましたが、関係法令に抵触しないし、規制の方法はないとのことでありました。したがいまして、小規模住宅等指導要綱による審査とともに、建物構造での問題点である密室にならないよう配慮されているかどうかという点に留意して、ドアに施錠していないか、外部から見渡せる窓が設置されているか等について確認した後、建築基準法上の審査に移したものであり、9月9日に確認となったものでございます。  今回の申請規模は、小規模住宅等指導要綱に該当する建物でありましたので、看板の設置や住民協議を義務づけていないものでありました。それで地元には特に連絡をしなかったものであります。  昨日、玉置議員の御質問にもお答えしましたように、この問題は、カラオケそのものが問題というのではなく、建物規制というよりも、防音対策上密室となるということと、そのために利用形態なり運営によっては、青少年の健全育成上問題が起こる可能性があり、ひいては環境悪化にもつながるとの認識に立ちまして、今後は、申請の受け付け課だけでなく、青少年対策主幹など庁内関係課の連携を密にしまして、連絡調整会議を持ち、それぞれの立場で青少年の健全育成の観点から指導の強化に努めたいと存じておりますので、御理解を賜りたいと思います。  以上でございます。 ◎土木局長(小出二郎君) 放置自動車の処理につきましてお答えいたします。  近年、道路上への自動車の長期駐車または放置が増加しており、道路交通上、あるいは道路管理上支障になっておりますことは、御指摘のとおりでございます。自動車の取り締まりに関しましては、道路交通を所管いたします警察署における対処が原則であると考えております。しかしながら、道路管理者の市といたしましても、一般交通に支障を及ばさないように道路を管理する立場から、この対策につきまして市内両警察と昭和57年5月に協議をいたしまして、ナンバープレートのあるものにつきましては警察で、ないものにつきましては道路管理者で処理するという一定の取り決めを行い、対処しているところでございます。  具体的に申しますと、ナンバープレートのない道路上に放置された自動車に対する市の措置といたしましては、まず、撤去勧告文を車両に貼付いたしまして、2週間経過しても撤去されない場合、自動車の機能がなく、投棄物とみなし得るものにつきましては、ごみとして処理し、それ以外につきましては、市の保管場所に搬送し、6カ月経過した後、処理しておりまして、この台数につきましては、昭和62年度に48台、昭和63年度73台、平成元年度は、現在時点で60台と、年々増加いたしております。  そこで、お尋ねのございました長期間路上に放置等されておりますナンバープレートのある自動車の撤去等についてでありますが、基本的には、先ほどもお答えいたしましたように、警察署において措置いただくことが妥当であると考えております。御指摘のありました、かかる自動車の整理に関しまして、市がどの程度関与できるかにつきましては、従来から市内の両警察と法的な問題を中心に協議を進めてまいっているほか、近隣諸都市における事例等も調査してまいりましたが、今日に至るも具体の対策を見出していない状況にございます。したがいまして、市といたしましては、ナンバープレートのない自動車等の処理につきましては、従来どおり、現在実施している考え方で積極的に対処いたしますほか、ナンバープレートのある自動車等の取り扱いにつきましては、引き続き両警察署と協議を行い、市としてのかかわり方につきまして研究していく考えでございますので、御了承賜りますようお願い申し上げます。 ◎教育長(小林久盛君) 先生お尋ねのカラオケハウスが青少年非行の温床になりはしないかということについての教育委員会の見解を申し上げたいと思います。  先生御指摘のとおり、カラオケハウスについては、青少年の飲酒、喫煙、深夜徘回等の不良行為のたまり場になりやすく、現実に他府県では重大事故も発生していることから、かねてより本市青少年関係者の間で青少年に及ぼす影響を懸念していたところでございます。本市におきましても、10月以降、相次いで2店が建設及び営業を開始し、そのうち鳴尾町2丁目に建設中のものについての経過は、先生おっしゃったとおりでございますが、教育委員会といたしましても、建設が明らかになった以降は、青少年補導センター、青少年課が市青少年対策本部と連携をとりながら、地元自治会や青少年愛護協議会を初めとする各種団体の地域を挙げた熱心な取り組みの中に一体となって加わって、施主との折衝にも当たってまいりました。  その中で、施主より、深夜営業の自粛や住環境の保全、さらに青少年の健全育成を阻害しないための配慮として、保護者が同伴しない18歳未満の青少年は立ち入らせない、カラオケ室を密室状態にしない、ドアは施錠を行わず、外部から十分に中が見えるようガラス窓を設置する、青少年が施設内及びその周辺で飲酒、喫煙等の不良行為に至ることのないよう必要な措置を講ずる等を内容とする誓約書を得ておりますが、営業開始の後も、補導センター職員や補導委員はもちろん、地元の青少年関係団体にも協力をしていただきながら、随時巡回補導を行っているところでございます。誓約事項の遵守状況を確認し、必要に応じては申し入れを行ってまいりたいというふうに考えております。  なお、あわせて、小・中・高等学校に対しては、児童生徒同士でカラオケハウスに出入りしないよう指導の徹底を依頼しております。  今後予想される新たな出店に対しては、市長部局を含めた関係各課の連絡を密にし、青少年の関係団体にも協力を仰ぎながら、早期に的確な対処をするよう努める所存でございます。  以上でございます。 ◎市長室長(屋部幸信君) カラオケハウスの問題につきまして御答弁を申し上げます。  昨日、玉置先生にもお答え申し上げましたが、このカラオケハウスが鳴尾町2丁目に新築され、二見町でも営業開始されることを知り得た段階で、私どもは、直ちに地元関係団体を初めとする住民の方々のニーズの把握に努めるとともに、庁内で青少年健全育成の立場から連絡会議を開催し、対策を協議いたしました。また、地元関係団体代表と事業主との話し合いの場にも同席いたしまして、側面から支援をさせていただいたところでございます。  先ほど教育長の方からも説明がございましたが、今後予想される新規の建築につきましては、早い時点で情報収集に努めますとともに、庁内連絡会議を開くなど、関係課との連携を密にしてまいります。  これからも、青少年の健全育成という観点から、非行防止と環境浄化に努めてまいる所存でありますので、よろしく御理解のほどをお願い申し上げます。  以上でございます。 ◎環境衛生局長(加藤和丕君) 犬、猫の飼い方につきましての御質問に対し御答弁申し上げます。  人間と動物の共存できる豊かな心の社会をつくるところから、動物の保護及び管理に関する法律が制定されておりますが、一方では、御指摘のとおり、犬、猫の飼い方に関するトラブル、苦情相談も寄せられているところでございます。飼い主は、動物を愛情を持って終生飼う責任と、人に迷惑や被害を与えないよう適切な管理をしていかなければならないことは言うまでもございません。犬の飼い方につきましては、狂犬病予防法及び県条例の飼い犬条例で飼い主の管理責任が明確にされておりまして、野良犬につきましても、県で捕獲することになっております。飼い主は、道路、公園その他公衆が利用する場所を汚さないこと、他人に迷惑をかけないよう管理することなど、県条例で規定されているところでございます。しかし、飼い主のモラルの問題であり、個人差もございまして、散策時のふんの後始末等につきましても、苦情が後を絶たない状況にあります。このことにつきましては、市政ニュースを通じましての啓蒙啓発や、西宮市環境衛生協議会が昭和48年度から取り組んでおります犬の正しい飼い方モデル地区の指定などにより、飼い主のモラルの向上を図っているところでございます。今後におきましても、あらゆる機会を通じまして啓蒙啓発をしてまいる所存でございますので、御了承いただきたいと存じます。  次に、猫の管理につきましては、放任、放し飼いの状態で飼われている例が多いため、また、野良猫同様に近隣に迷惑をかけ、苦情相談が寄せられておるところでございます。飼い猫の管理につきましては、飼い主のモラル、責任で人に迷惑がかからないよう適切な管理をしていただくことが先決であります。野良猫また不用猫につきましては、兵庫県と市は、ねこの引き取り事務実施要綱というものをつくりまして、それに基づきまして、毎週水曜日の午前中に不用猫を市が引き取り、県に引き渡すことといたしております。  今後とも、犬、猫の管理等その指導方法につきましては、西宮保健所とよく協議を行い、飼い主のモラル向上及び啓蒙啓発活動に努めてまいる所存でございます。何とぞ御了承を賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(橋本完君) これで答弁は終わりました。 ◆48番(西埜博之君) 再質問はと言っておりましたが、少しだけ確認と、それから少しだけ質問をさせていただきたいと思います。  まず、市長からいただきました埋立権、なるほど言われるとおり、大変難しい手続等がございます。そこで、市としては、今後専門家の意見を求めながら調整を図っていきたいということでございますが、それに対する調査費等の手当てをするというふうに解釈してよろしいかどうか、これをお願いいたします。
     それから、阪神高速道路のランプの問題は、今局長からお聞きしまして、わかりました。  それから、土木局長、実は捨てられている車の中にトラックがありまして、そのトラックの中が臭いといって、どけたんです。それにまたほってあるんです。ところが、その車にはナンバープレートがついているばかりに動かせない、こんなジレンマに陥ったようなものがあるということを、それ、お聞きになったことがあるかどうか。  それから、道路パトロールをしておられるが、自分らの方でそういうふうな捨ててある放置自動車、これを発見したりしたことがあるかどうか、そういうことの報告があったかなかったか、もし差し支えなかったら、聞かせていただきたいなと思います。 それから、今の犬の正しい飼い方モデル地区はどことどことにしはったか、ちょっと教えていただきたい。  それから、もう一つは、湾岸道路の件でございますけれども、現在甲子園浜のランプの問題で、湾岸道路がつくことについては反対ではない、ランプについては問題がある、こういうふうなお話でございました。きょうの新聞によりますと、芦屋でも料金所ができるということで、湾岸道路については反対でないが、これに対する対策はどうだというふうなことが出ておりますが、その辺のところで、事情がある程度前へ向いているのか、あるいはそこでストップしてしまっているのか、その辺のところがわかったら、お教えいただきたいと思います。  答弁のできるところからお願いいたします。 ○議長(橋本完君) 再質問に対する答弁を求めます。 ◎助役(馬場順三君) まず、船だまりの埋立問題に関する調査でございますが、来年度から資料づくりに取りかかるために、調査に要する費用は予算化をしたいと現在考えております。  それから、2番目の甲子園浜のランプウエーの問題でございますが、この点につきましては、埋立訴訟の取り下げをしていただくときの和解条件の中に、ランプウエーの設置の問題について、地元の意向を体して、県とよく折衝、協議をしてみるという約束をいたしております。その結果、何度も県と折衝いたしましたけれども、都市計画としてハーフランプをああいう形で設置しておりますので、甲子園浜におけるランプウエーにつきましても、必要欠くべからざる施設であるという県の回答に接しております。そういう事情もよく地元の方に説明いたしまして、現在最終的な理解、合意を得るよう努力をいたしておるところでございまして、地元の方におきましても、市としての考え方は一応聞いていただいておる、意向の取りまとめといいますか、最終調整に入っていただいているものと理解をいたしております。  以上でございます。 ◎土木局長(小出二郎君) 確認のございました道路上に放置されている自動車のごみの件でございますが、この件につきましては、我々も承知いたしております。置かれておりました場所が国道43号線のようでございまして、基本的には道路管理者の建設省の方で処置をしていただくべきであるということで、建設省の方にもお願いをしたというようなことは承知いたしております。  また、パトロールでそういった市道についての状況を把握しておるかということでございますが、通常、市内の市道についてのパトロールを実施いたしておりますので、放置自動車等がございましたら、その時点で警察に通報するなり、我々道路管理者として処置すべきものについては、先ほど来お答えしたような考え方でもって対応いたしておるということでございますので、御理解賜りたいと思います。 ◎環境衛生局長(加藤和丕君) モデル地区の指定につきましては、大変申しわけございませんが、今手元に資料を持ってきておりませんので、後ほどお答えさせていただきたいと思います。  よろしくお願いします。 ○議長(橋本完君) これで答弁は終わりました。 ◆48番(西埜博之君) もう一つ、建設局長、今、スポーツセンターと都市整備公社にお願いしておりますね、管理を。今後、別の協会をつくるか、公社をつくるか、あるいはそれを整理統合するか、その辺のところはまだ決まってないということであろうと思いますけれども、その辺のところのお考えがあればちょっと聞かせていただきたいんですが。 ○議長(橋本完君) 答弁を求めます。 ◎建設局長(広橋茂君) 新しい公益法人をつくって整理統合するか、現在の法人に委託していくかというところを、これからそこらを踏まえて検討していきたいということでございます。 ◎環境衛生局長(加藤和丕君) 申しわけございませんでした。  段土地区並びに安井地区でございます。  以上でございます。 ○議長(橋本完君) 答弁は終わりました。 ◆48番(西埜博之君) それぞれ答弁いただきまして、ありがとうございます。  大変大きな話でございますので、はっきりした回答は難しいと思いましたが、それぞれ御回答いただいたわけでございます。  湾岸道路の問題については、平成5年には供用開始できるために、昨日もお話があったように、いわゆる島間のアクセスといいますか、やはり南北のアクセスが弱い、この立場にあって、湾岸道路に合わせて側道というものが1日も早くできなければならんなということは、私ども島の中で仕事をする人間にとりましては、大切なことであります。何分にも、そのことについては、鋭意大いに頑張っていただきたいということを要望いたしておきます。  湾岸道路の利用度については、まだまだわからんわけでございますけれども、ランプの必要性というのは、鳴尾浜においては非常に必要性を感じております。そのために、南北の交通の、西向きの分については、30%ぐらいの減少があろうかというふうな前の調査もございますので、そういうふうなことからも、1日も早い完成を願っている次第でございますので、当局もそのことについては大いに頑張っていただきたい、このように思います。  甲子園浜のランプの問題については、できるだけ円満に解決していただくことを要望いたしておきます。  その次に、埋立権のことでございますが、これは、まず県が埋立権を取りにいっても非常に難しいように伺っております。しかしながら、昨日来、例えば駐車場が欲しいとか、あるいは体育の施設が欲しいとか、そういった地元要望も非常にきつうございます。それと同時に、このことについては、鳴尾浜の中ででも、現在の工場用地が少ないということで、土地を欲しがっている、また、西宮浜の工場用地についてもそういうふうな要望もあるようでございます。そんなことで、水面よりか陸地の方が使いようがあるんじゃないか、このように思います。  それから、鳴尾川の問題につきましては、以前に一度埋め立てをというお話もあったんですが、そのときには、西側の浜甲子園団地の方で、ごみを埋めたのでは不衛生だというふうなお話がありました。ところが、その後、浜甲子園団地から西宮南高校の方へ通う生徒が多くて、あれに橋をかけろとかいうふうな問題等も出てまいりました。ただ船だまりのところを埋め立てるだけで、一応今のところお茶を濁しておりますが、あれが埋め立てられることによっていろんな施策ができるんじゃないか。これは、非常に難しい、何年も先のことだと思いますが、それも含めてお考えをいただいて、今のヨットがあって、ああいうふうに水面があるというよりか、西宮市としては、あそこが排水の面でうまくいくならば、むしろ陸地になった方が使い勝手がいいんじゃないかというふうに思いますので、大いに研究をしていただきたい、このことを要望いたしておきます。  それから、ランプの問題、大変前向きな御答弁でございました。前のときにも、えらい行き過ぎと違うかなというふうに言っておったんですけれども、何とか1日も早く供用開始までこぎつけていただくように切にお願いを申し上げます。  4番目の公社、協会、まだまだ先のことかもしれませんけれども、しかし、そうはいっても、今後大きな公園ができてまいるに従いまして、公社、あるいは協会、これの必要性を感じております。やはり西宮市がつくった公園でございますので、管理を十分にしていただきたい、こういうことを要望いたしておきます。  それから、自動車の放置問題ですが、やっていただいているその努力、よくわかります。わかりますけれども、地元にあって、それが燃やされたり、あるいはそのために非行の巣になるというふうなことでは困ります。ほうってある車の、車を持っていってしまって、あと下にれんがを置いて、そして、車の格好だけはあるけれども何もなかったという、そのくせナンバープレートはついているという自動車もあるんです。そういうふうなものもありますので、実際に実態を調べていただきたいと思いますし、そういうふうなものに対する対処の仕方もよく相談をしていただきたい、このように思います。  次に、カラオケハウスでございます。  これは、できるというた、その図面ができたときに、地元の方たちから非常に心配がありました。その後、私は、青愛協の中でお話を聞いておりますと、案外大人が騒ぐほど子供たちは関心を持っていなかったわけでございます。学校で、中学校のあるクラスで知っているかと聞いたところが、それに対して知らんと言うた者の方が多かったようでございまして、これが大人の危惧であれば非常にありがたいんですが、あの場所、今できましたカラオケハウスのある場所、それの北側に──4メートルぐらいの道路ですが、暗い場所がございます。それのちょうど東側が今の角間公園でございます。夜になりますと、暴走族の仲間というたら悪いんですけれども、少年たちが集まって何かをするというふうな──ですから、カラオケハウスができることによって、それにまつわる問題がまた起こってこないかと思うんです。  それで、私は、土木の方にもお願いしておきたいんですけれども、あの付近をもう少し明るくしていただくように、それから、木の大きな分については、公園課は切っていただきたい、これをひとつ要望しておきます。あの付近が、そういうものができたからかえって、暗くなるんじゃなくて、皆さんが見て明るいものだなというふうなこと、それから、カラオケハウスのこれからできるについての規制についても、やはり引き続いて運動の方をお願いしておきたい、これを強く要望いたしておきます。  犬、猫の問題は、あらゆる機会をとらえてPRをしていただきたい、このように思います。飼っている人にしたらかわいくて仕方がない、ところが周りの人にしたらかなわん、そういうふうなところがございまして、どちらにも私はつきたくないけれども、動物を飼う以上、飼う動物に対する責任は飼い主が持ってほしいということを大いにPRしていただきたい、このように思います。  まだ時間はございますが、以上をもって私の一般質問を終わらせていただきます。  どうもありがとうございました。(拍手) ○議長(橋本完君) 次に、順序により、28番 片岡保夫君の発言を許します。    〔片岡保夫君登壇〕 ◆28番(片岡保夫君) 本定例会の一般質問、最後になりましたけれども、しばらくの御協力をお願いいたしたいと思います。  それでは、社会党議員団の第2陣といたしまして、通告の順序に従いまして一般質問をさせていただきます。  第1点は、西宮北口駅周辺地区諸問題についてであります。  阪急西宮北口駅とその周辺地区は、本市の都市核としての町づくりを目指し、取り組まれているところであります。1986年3月、「北東地区 西宮の都市核づくり(基本計画」、西宮市、本年3月、「周辺地区都市総合再開発促進計画報告書」、全国市街地再開発協会が発表され、地元住民の間でも、再開発による町づくりに対する新たな関心が高まっています。近年、駅前あるいは駅周辺地区の再開発事業が全国的に各都市で取り組まれ、それぞれの都市の活性化や新たな町づくりへの努力が払われています。私たちの生活圏である阪神間においても例外ではありませんもちろん再開発事業には、死活問題ということも含めまして、該当する住民の生活そのものにかかわる重大なファクターが含まれているため、進め方には最大限の慎重さが必要とされることは言うまでもありませんが、同時に、市民の利益につながる市の発展を目指した町づくりという立場に立つ限りは、諸条件を克服、問題点を一つ一つクリアしながら、前向きに遂行されねばならないと考えます。  さて、北口地区につきましては、駅を中心に、北東地区、北西地区、南東地区、南西地区、四つのブロックないしはゾーンを設定し、それぞれの地区の特徴を生かした町づくりが計画されています。すなわち計画によりますと、北東ブロックは広域商業ゾーン、南西ブロックは都市型サービスゾーン、南東ブロックは駅前アミューズメントゾーン、そして北西ブロック、ここは今回の再開発の対象地区ではありませんけれども、これは複合用途ゾーンとして、それぞれ位置づけ、設定されているわけであります。  そこで、その1といたしまして、再開発事業に関連して質問いたします。  1点目は、まず先行して取り組まれておりますところの北東地区の再開発についてお尋ねします。  本件につきましては、特別委員会や関係常任委員会等で報告されてきているわけでありますが、現在までの進捗状況は、大変難航し、というよりは、むしろ大きな壁にぶつかっているといいますか、暗礁に乗り上げている、そのような報告であります。だとしますれば、その理由は何か、どこに問題があっり、何がネックになっているのか、この際、整理の意味も含めまして、明確にしていただきたいと思います。  また、今後、現状を踏まえてどのような対策をとられようとしているのか、お尋ねをいたします。  2点目は、南東地区、南西地区、つまり駅南部の再開発についてお尋ねします。  本件は、本年6月、突如新聞報道が先行する形で明らかになり、議会も全く驚いたことはまだ記憶に新しいところでありますが、これから計画の実現へ向けて、北東地区の教訓なども踏まえて、どのように取り組んでいかれるのか、事業化への見通し、またその可能性について当局の御見解をお聞きしたいと思います。  それと、もう1点、北東地区の事業が万一さらにおくれるような場合、南部地区の取り組みなり事業が先行するというようなこともあるのかどうか、この点についてもお尋ねをしておきたいと思います。  その2といたしまして、当地区の諸問題について質問したいと思います。  当地区には従来から幾つかの懸案事項がありまして、それ自体としても解決が図られねばならないわけでありますが、再開発がなされる場合は、あわせてその中で取り組まれてもしかるべきだというような問題があります。  そこで、今再開発計画が発表され、これから取り組んでいくことになるわけでありますけれども、例えばまた、北東地区のように、いろいろな事情で事業がなかなか進まない、そういった場合に山積する懸案事項はどうなるのか、この中には早期実現していただきたい案件もありますだけに、この辺についての考え方もお聞きをしておきたいと思います。  具体的にお聞きしたい問題事項は、1、中央公民館の建てかえ、2、競輪事業、これは現行どおり続いていくというふうに考えてよいかどうか、3、用途地域の変更問題、4、県道西宮豊中線の整備問題、5、下水道事業に支障はないか、6、旧食肉センター跡地の利用について、7、ザビエル道路の整備、これは次年度以降の事業予定をお聞きしたいと思います。8、ニチイ西宮店前、旧津門川の暗渠歩道化について、以上についてお聞きをしておきます。  次に、第2点目は、青少年問題についてであります。  その1は、最近の非行の実態と登校拒否の問題についてお尋ねします。  10月末に出されました文部省の昭和63年度児童生徒の問題行動実態調査によりますと、非行につきましては、いじめは減少したものの、校内暴力の発生は、63年度から再び増加傾向に転じ、中学校で対教師暴力、器物損壊が目立ち始めたことや、登校拒否が10年前に比べまして2ないし3倍にも急増してきまして、今や大きな問題になってきていることなどが報告されております。  そこで、本市についての状況をお尋ねしたいわけですが、一つは、最近における非行の状況と傾向、また、その対策について、いま一つは、登校拒否の問題についてであります。  本問題は、先日、越智議員も取り上げられまして、教育委員会の答弁によりますと、本市の場合もほぼ全国的な傾向と同様な発生件数、率の増加を見ていること、及び教育委員会としてもいろいろな対策を講じられていることなどが明らかになりましたが、では、最近特にこの登校拒否が急増してきている原因なり背景は何なのか、この点に関する分析等がありましたらお教え願いたいと思います。  それと、もう1点は、対策の中で、やはり保護者のかかわり方、これは私、重要なファクターだと思いますが、具体的に該当児の保護者とどのような話し合いなり指導等が行われているのか、お尋ねしたいと思います。  その2は、ひょうごっ子きょうだいづくり事業についてお聞きをします。  この事業は、県の事業でありますけれども、若干の前哨的な取り組み経過を経まして、本年度から正式な形で発足したと承知しておりますが、この実施要領を見てみますと、目的として、小・中学生を中心とした青少年の異年齢交流、異世代交流による地域活動を促し、思いやりの心、豊かな創造性や個性、さらには積極的な社会参加の態度を培うとともに、地域における青少年活動振興の基盤づくりを進め、青少年活動を核とした地域社会の活性化を進める、事業の実施主体は市町、1地区の予算──補助金ですけれども──は50万円で、県と市町が折半負担するとなっております。本年度は、私の居住いたします深津校区を含めまして、18地区において実施されておりまして、近い将来、全市的に実施する方針と伺っております。  一方、本市として、青少年問題協議会、この会長は八木市長ですけれども、昭和62年4月に青少年行政組織と地域関係団体の連携及びその活性化について──これは建議ですが──提言され、一昨年度からその趣旨の具現化の一つとして、青少年ふれあいの日などが設定され、本市青少年施策に厚みを加えようとの努力もなされているわけであります。  そこで質問ですが、これから本格的に取り組まれようとしているこのひょうごっ子きょうだいづくり事業に対して、市教委としてはどのような方針、位置づけで取り組まれようとしているのか、また、これまでの活動実績で特徴的なものがあれば御報告願いたいと思います。  その3は、在日朝鮮人児童生徒に対するいじめ差別問題についてであります。  いわゆる「パチンコ献金疑惑問題」を機に、全国的に在日朝鮮人に対する不当ないじめや差別行為が、暴力行為も含む形で続発し、今大きな社会問題、政治問題に発展しています。さらに、これに拍車をかけるように、この件に関する記者団の質問に、海部首相が、僕がいじめをやったわけではないなどととんでもない発言をしたものですから、問題はさらに大きくなり、我が党も、中央段階で強くこれに抗議するとともに、政府に対し、当面の措置として、新聞、テレビを通じ、民族差別防止を呼びかけることを柱とした5項目の申し入れなどを行ったところであります。  本市にも、現在約6,300人の外国人が居住し、うち約5,200人が在日韓国・朝鮮人といわれ、この人たちの受けとめ方は、なお根強い民族的偏見と排外主義の中で苦悩しつつ、人権や教育の問題を含め、これらを解消するための諸施策を行政に対しても求め、期待しているとのことであります。  そこで、本市においては、今全国で起こっているこのようないじめ差別事件は発生していないのかどうか、念のためにお尋ねをしておきたいと思います。  次に、第3点目は、米飯給食問題についてであります。  米飯給食を現行の月1.5回から週2回にふやす方法として、炊飯をパン業者に委託して行う市教委の食器食缶方式が、去る9月定例市会で、1億1,167万6,000円の予算措置のもとに、社会、共産の反対、自民・市民連合、公明、民社クラブの賛成多数で可決されましたが、方式の賛否を初め、議案としての条件整備の不十分さや関係者の理解、納得が得られてないことなど問題点が数多く指摘され、賛成会派においても一定の条件ないしは要望が付されるなど、本問題は大きな論議を呼んだところであります。そして、市教委も、その事実を認め、反省の態度表明を行うとともに、反省の上に立って問題点の解消努力を約束したわけであります。  ところが、その後、既に本議会におきましても大変な論議になっておりますように、パン業者に関して、3社が1社になったことを初め、食器洗浄につきましても、一つ一つスポンジで洗うと言っていたのが機械洗浄になるなど、9月議会で提案された重要な前提が変更されていることや、状況が変わるたびに説明の仕方、理論づけもくるくる変わる経過が積み重なる一方、議会に対しては何らの説明がなされず、議会軽視の対応が続く中で、本定例会直前になりまして、ようやく説明会を持たせてほしいということで、説明会を持ちましたけれども、その内容、態度も、既に市長及び市教委に対しまして市教委の方針とは異なった申し入れを行っていた我が党に対しては、全くタイミング、筋の外れたものでありまして、これでは9月議会で指摘された反省は一体どこにあるのか疑わざるを得ない、こういう点を質問の前段に当たりまして厳しく指摘いたしますとともに、猛省を促しておきたいと思います。  質問のその1は、市教委の方式についてであります。  1点目は、その後、関係者の理解、納得が得られたのかどうか、また、誠意を持って折衝なり話し合いをしてきたのかどうか。これは、この一般質問でも論議になりまして、例えば調理員の合意はあったというような報告もあるわけでありますけれども、しかし、一方では、PTA協議会から私どもに届いているアンケート結果や、あるいは市教委方針の白紙撤回を求める請願の署名数などから見てみますと、どうもそうはまだ思えないのでありますが、いかがでしょうか。  2点目は、これはいつも市教委も言っておられますが、教育としての学校給食の実現という視点も含めまして、本来的には自校炊飯方式こそ最善の方法と考えますが、いかがですか。  3点目は、今回委託されている西宮製菓という会社は、実施上、また食品を扱う会社として果たして問題がないのかどうか、以上3点をお聞きします。  その2は、社会党の見解であります食器持参自校炊飯方式に関連して質問をいたします。  去る11月30日、我が党は、この方式を市長並びに市教委に対し申し入れたわけでありますが、まずその背景なり見解について要旨申し述べておきます。  我が党の態度は、基本的には完全な形での自校炊飯方式であります。したがって、その立場からいたしますと、市教委の食器食缶方式が9月議会で可決、承認されましたことは、まことに残念であり、不満であります。一方、しかしながら、所定の手続を経て可決された事実は、もちろん認めなければならないと思います。ところが、今回の場合、既に指摘しましたように、市教委の方針、方式をめぐり、その内容、進め方などに余りにも不安定なもの、不十分なもの、また、問題点が多々あったために、可決された以降も問題性が一向に解決、解消されず、関係者の理解、納得がなお得られていない上、西宮市のモデルとされたワカヤマライスセンターの実情等がビデオで明らかになる中で、父母の不安がますます高まっていることも否定できません。  このような事態の中で、来年4月、全校一斉に実施可能な方法という点も考慮し、本問題の解決策として食器持参自校炊飯方式を提案した次第であります。もちろんベストな方式とは思っておりませんが、ベターな方法として申し入れたわけであります。この方式ですと、若干の設備改善や器具の購入で可能でありますし、食器洗浄はないわけですから、予算面でも、我が党の試算では、市教委の方式において出されました、9月議会で可決された補正予算額の約半分の額で賄えるわけです。また、加工賃も浮いてまいります。ただ、食器を持参することに、今日の時代でありますから、あるいは保護者の抵抗的なものがあるかもしれませんが、現在でもはし、スプーン、フォークを毎日持参しているわけでありますし、他市の実例もあり、自校炊飯方式を維持できる意義を十分説明すれば、市教委の方式にまさる方法として理解、納得をしてもらえるのではないか、こう考えております。我が党の申し入れに対する市教委の返答は、12月8日にありましたが、答えは、採用できないというものでありました。  以上の経過を踏まえまして質問をいたします。  1点目は、食器持参方式がなぜ安全衛生面、指導面で問題なのか、また、この点に関し、小学校長会、中学校長会からも厳しく指摘をされ、この方式を導入しないよう要望されているとのことでありますが、これはどういうことなのか、現場関係者の意向を踏まえてのものなのかどうか。  2点目は、自校炊飯方式について、建物の構造上、あるいはスペース上無理であるし、施設、設備の全面的改修のためには莫大な財政負担──これは昨日の玉置議員の質問の中で約39億円などという膨大な額が発表されておりまして、ぜひ常任委員会で詳細を聞いてみたいと思っておりますけれども、そういうことになるのでできない。もちろん社会党の今回の申し入れは、こういうことではありませんけれども、自校炊飯方式が本来最善のものとするならば、そのために必要な投資は、施設、設備という点で市民の理解も得られるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。  3点目は、パン業者に対する経営上の配慮について、党の見解では問題があると指摘をされまして、これは我が党も率直に認めている点であります。つまり、パン業者の減収という点であります。しかし、一方、1社委託という点で、市教委の方式におきましても、同種の問題は発生するではありませんか。この点についての見解を求めたいと思います。  4点目は、パート補助員の雇用が難しいという点についてでありますけれども、これは、現行雇用形態なり雇用内容がむしろ問題でありまして、その改善こそ必要ではないか、こういうふうに思いますが、いかがでしょうか。  その3でありますけれども、さっきから繰り返しておりますように、ただいま解決策として申し上げております党見解は食器持参方式でありまして、予算上も極めて現実的なものであり、以上るる申し上げてきましたことを総括いたしまして、ただいまの事態を解決するためには、この方式によってこそ収拾できる、こういうふうに思うんですが、いかがでありましょうか。  次に、4点目、学校前道路のカラー舗装についてお尋ねします。  これは、学校に接している道路をグリーンのカラー舗装にして児童の安全確保にさらに留意をしてほしいという問題であります。  実は7年前に深津小学校が建設されたとき、御存じのように、危険度の高いザビエル道路が深津小学校前の道路であるということで、私は、地元の要望を取り上げまして、この道路をぜひグリーン道路にするように強く要望いたしました。しかし、当局は、全面的なカラー舗装は多額の経費がかかるということで、なかなかこれに応じてもらえず、やむなく妥協の産物として、東西それぞれ学校にかかる直前の部分に小さいグリーンの四角形の台に「文」という文字を白抜きした、申しわけ程度の現在の印をつけていただいた経緯があるわけであります。私は、その後も、本問題についてはぜひ実現してほしいという要望を持ち続けております。また、神戸市などの実例もあるわけでありますので、もうこの辺で本市におきましてもぜひ前向きに受けとめていただきまして、せめて危険度の高いところからでも、あるいは道路整備を行うような場合は、それを機に実施していただく、もちろん、最終的には、全市的に実施していただくという趣旨でありますけれども、本件に対する当局の御答弁をいただきたいと思います。  以上でこの壇上での質問を終わりまして、御答弁によりまして再質問をさせていただきたいと思います。  ありがとうございました。(拍手) ○議長(橋本完君) 質問は終わりました。  これより当局の答弁を求めます。 ◎市長(八木米次君) 北口周辺の問題につきまして、私の方から答弁をいたしたいと思います。  西宮北口周辺地区は、大阪と神戸の中間にございまして、本市におきましても、南部市街地の中央に位置する重要な地域であることは申すまでもございません。都市核としての機能を担うにかかわらず、現状は都市基盤施設の未整備等多くの問題を抱えておりまして、今後駅前にふさわしい土地の高度利用が必要となってきております。  このうち、北東地区につきましては、商業環境、住宅環境、防災安全上の問題などの課題がございまして、市としても、昭和61年度に再開発事業の基本計画を発表しまして、地元関係権利者と協議調整を重ねまして今日に至っております。御指摘のように、事業スケジュールは、当初の計画よりおくれております。この原因とするところは、北東地区の町づくりを進める上において不可欠な道路の整備、すなわち阪急北口線、車庫北線の整備の目途が立っていないことが大きな原因となっております。  阪急北口線につきましては、従来より区画整理事業によりまして整備を図ることとし、基本計画を提案してまいりましたが、事業手法について地元の根強い反対もございまして、方向転換を図らざるを得ず、今後街路事業手法により整備していく考えを持っております。  また、車庫北線につきましては、拡幅整備に当たりまして、阪急電鉄と車庫用地の一部譲渡について解決に向けて協議を重ねております。また、地元関係権利者とも早い時期に合意形成を得るように最大限の努力をいたしております。整備の目途を立てまして再開発の事業化を図る所存でございます。  次に、駅周辺地区の南部地域につきましては、昭和63年度に都市総合再開発促進調査を行いまして、将来の土地利用の基本構想を本年6月に発表いたしました。既に御承知のとおりでございます。今年度は、県主体で、市も協力しながら、南西地区の県営住宅、企業社宅の立地しておりますところの山手幹線以北の15ヘクタールを対象とした区域につきまして、都市再開発等の基本調査を行っておりまして、今後は、これらの調査結果をもとに、地元の意向を把握し、関係機関と協議して、事業化に向けて推進してまいりたいと思います。
     南東地区につきましては、現段階では詳細な調査も行っておりません。具体的な事業手法、事業スケジュールも定まっておりませんが、今後、地元の意向を把握し、詳細調査を行い、協議調整を図りながら、町づくりを推進してまいりたいと思います。  また、周辺地区の開発の中で南側の地区が先行する場合もあり得るかという御指摘でございますが、新しい世紀に向けて、西宮北口駅周辺地区が、本市はもとより、阪神間の広域都市核とも呼ばれるにふさわしい活気のあふれた町となるためには、全体的に都市機能の整合性とバランスを保つことが必要でございます。建設時期におきましても、南北のいずれが先にならなければならないということではなく、それぞれの地域の事業の進捗状況によりまして前後することがあるかもしれませんが、大きくずれを生ずることがないように配慮していかなくてはならない、このように考えております。 ◎助役(馬場順三君) 北口地区の再開発事業が予定どおり進まず長期間を要する場合の諸懸案事項に対する対策ということで幾つかの御質問がございました。  ただいま市長の答弁にもありましたように、当地域の再開発は、駅利用客のための単なる駅前再開発というものではなく、本市の都市核の形成という面もございますし、さらには、阪神間広域における都市機能をも分担すべき、本市にとっても重要な町づくりであると考えておるところでございます。したがいまして、再開発の区域、規模、担うべき機能、いずれをとってみましても、かなりのスケール、ボリュームを持つものとならざるを得ないわけでございまして、かつ事業も長期間を要するものとなる予定でございます。それゆえに、しっかりとした全体構想を確立した上で、可能な部分から一定のコントロールのもとに計画的に手をつけていく必要があると考えております。私たちといたしましては、全体計画の実現、完成がたとえ長期間を要することになるといたしましても、各部分、あるいはブロックにおける事業の着手、あるいは施設の改善が全体計画の進行に支障を来したり、あるいは手戻りになったりしないよう、十分な調整機能を果たしてまいりたいと考えております。  なお、申すまでもないことでございますが、できるだけ早期に全体計画が完成するように努力していく決意でございます。  以上を前提といたしまして、まず私から、中央公民館、用途地域、旧食肉センターの跡地利用についてお答えをさせていただきます。  まず、中央公民館の建てかえに関する御質問でございますけれども、教育委員会におきましては、かねがね、新しい中央公民館は、全市の各公民館を統括する拠点館としての機能を果たすことができるとともに、今後市民の生涯学習要望に対応し得るセンター的役割をも果たすにふさわしい施設として整備する必要があるとの考えのもとに、いろいろと検討を加えており、建設の場所につきましても、現公民館の場所が位置的には適地ではありますけれども、敷地が狭いこともありまして、他に方法はないかということも含めまして検討が必要であるという教育委員会の考え方であるということを私どもは聞いておるところでございます。  市当局といたしましては、このたびの阪急西宮北口駅周辺の再開発構想の調査を進める中におきまして、今の中央公民館をどのようにするかにつきましては、当然周辺地域も含めた土地利用、あるいは建物構想の中で適切な案を立てるべきであると考えております。今後、教育委員会とも十分協議をしながら、検討を進めてまいりたいと思っております。  次に、用途地域の問題でございますけれども、再開発事業関連の都市計画といたしましては、再開発の区域、都市施設並びに建築物の用途、容積等につきまして、全体構想が確立され、事業実施に踏み切れる段階になって、一連のものとして用途地域の変更についても都市計画の手続を進める考えであります。特に本地域におきましては、担うべき望ましい都市機能や土地の適切な高度利用等を充足させるものでなければならないと考えております。全体的な調整のもとに、十分配慮しながら、都市計画の手続を進めてまいりたいと考えております。  旧食肉センターの跡地の問題でございますけれども、約3,000平方メートルの広さを有する、今後の町づくりの上で貴重な公共用地であると認識をいたしております。現在、周辺の阪急西宮北口駅周辺の町づくり構想も検討中でございますし、また、JR西ノ宮駅北におきましては、南地区の再開発との関連で町づくりの構想を検討しているところでもございます。このような観点から、旧食肉センター跡地の利用につきましては、これらとの整合を図っていきますとともに、周辺地域における要望も踏まえながら、全市の活性化という視点から、その利用を検討してまいりたいと考えております。今後、一定の考え方を整理し、市議会の御意見もいただきながら、計画検討を進めてまいりたいと考えておりますので、何とぞ御理解賜りますようお願いを申し上げます。  以上でございます。 ◎助役(白井利治君) 西宮北口再開発事業の中での諸懸案問題の対策のうち、競輪問題についてお答えをしたいと思います。  今日、競輪事業は、事業開始以来40年近い風雪に耐えまして、この間、本市行財政に多大の貢献をしてきたこと、あわせ、県下18市1町の財政をも潤してきました中で、地元の住民の御協力も得まして、健全なスポーツ、レジャーとしての公営競技として定着をしておるわけでございます。もちろん本事業に対する消極意見もございますが、そのためにも、地域住民に対しまして、周辺対策を強化し、その理解と協力を得まして実施してきたところでございます。  今、本市の町づくりの重要な一つのポイントとして、西宮北口周辺の都市総合再開発促進計画として基本構想が示されたわけでございますが、将来、西宮競輪の存廃問題があるといたしましても、課題もあり、今日までこの事業が多くの関係者を抱えまして、健全娯楽として発展し、地方財政に少なからず寄与してきた経過も踏まえ、慎重に対処しなければならないと考えているところでございます。  なお、北口の南部地域につきまして、現段階では詳細な調査もこれからというところでございまして、具体的な事業手法、事業スケジュールも定まっていない段階でございまして、今後詳細な調査も行い、関係者と協議調整を図りながら、町づくりが進められていくとされておるわけでございます。したがいまして、先般、組合議会におきましても、現時点においては、諸般の情勢から見て、西宮競輪は存続して実施していく旨申し上げておりまして、その方針で臨む所存でございますので、御理解をいただきたいと思います。 ◎土木局長(小出二郎君) 西宮北口駅周辺地区の諸問題の御質問のうち、土木局に関連する質問についてお答えいたしたいと思います。  まず、1点目の県道西宮豊中線の問題でございます。  この点につきましては、本年3月、先生の御質問にお答えしておりまして、現時点でも、当時、3月議会でお答えした内容と基本的には同様でございます。すなわち、御指摘の県道西宮豊中線の阪急北口駅周辺部の改良は、基本的に必要であるという認識に立っております。御承知のとおり、先ほど来、市長、助役がお答えしておりますように、現在阪急北口周辺の再開発計画に関する調査が継続して取り組まれております状況でございます。したがいまして、当該道路の整備につきましても、当然この町づくりプランとの整合を抜きにして考えられない事柄であると判断しております。このようなことから、今後再開発計画等の進展とあわせまして、道路管理者でございます県当局とも協議を行ってまいりたいと考えております。  次に、下水道事業に支障はないかという点でございますが、御案内のとおり、阪急電鉄神戸線以南の公共下水道の整備につきましては、昭和63年度から面的整備に着手しておりまして、既に西宮球場周辺では、一部供用を開始いたしております。今後とも、順次整備を進めてまいりますが、御質問にございました阪急北口駅周辺、特に南側を指されてのことだと思いますが、現在未整備になっておりますのが、阪急今津線の西側、津門川の東側、山手幹線の北側で阪急神戸線以南の区域でございます。この区域の今後の状況でございますが、この区域につきましては、西宮北口駅周辺地域の面的な開発計画とも密接に関係してまいりますので、その事業スケジュール等について、関係部局と調整の上、具体的な整備日程を決定してまいりたいと考えておりますので、現時点でこの区域にいつから着手するかということにつきましては、明確なお答えができませんが、できるだけ早い機会に結論を出してまいりたい、かように考えております。  次に、ニチイ東側の旧津門川の山手幹線以北の歩道化に関する御質問についてお答えしたいと思います。  旧津門川は、阪急西宮北口付近の雨水を排除する雨水幹線でございまして、北口地区の浸水解消を図る施設でございます。山手幹線から津門川合流点までの区間につきましては、流下能力の不足等から、断面を改良いたしまして、この事業にあわせまして暗渠化し、歩道も含めた道路整備を完了したところでございます。  御指摘のございました山手幹線から阪急今津線までの区間につきましては、河川断面につきましては、その能力が十分でございますので、特段流下能力を高めるための改修工事を予定いたしておりません。しかしながら、山手幹線の南側の工事の際に、関係いたします地元の皆さん方にも、将来は暗渠化するというような御説明をしたような経緯もございます。また、近年、周辺での商業的土地利用への転換などから、人、車等も増加してまいっておりますので、将来的には暗渠化による道路整備が必要であると判断しておりますが、これも、先ほど来お答えいたしておりますように、この周辺での町づくり計画と密接に関係いたしますので、こういった面的な地域開発計画の整備スケジュールをも見合せながら、その整備の時期を見定めてまいりたい、かように考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。  ザビエル道路の整備についてのお尋ね、ちょっと私、忘れておりまして、失礼いたしました。御質問にお答えしたいと思います。  ザビエル道路につきましては、先生も御承知のように、昭和60年度より着手しておりまして、今年度末を目途に整備に必要な用地買収の事務に努力をいたしておるところでございます。したがいまして、これらの用地関係の事務が終了いたしました段階、すなわち平成2年度には、鉄道に係る工事を阪急電鉄に委託する予定をいたしております。また、鉄道事業の進捗に合わせまして、道路部分の整備に着手したいと考えております。  なお、完成の目途については、従来平成5年度末を予定いたしておりましたが、用地買収が順調に進みますれば、若干完成日時を短縮できるのではないかと考えております。  最後の、4番目の学校前道路のカラー舗装についての質問でございます。  小学校周辺道路での交通安全を図るためのカラー舗装についてでありますが、従来から市議会でも御指摘、御要望を受けておりまして、基本的には、かかる道路をカラー舗装化することによりまして、交通安全も含め、一定の効果が期待できるものといたしまして、前向きに検討を進めてまいっておるところでございます。しかしながら、一般的な交通規制等に係る標識、路面標示等の基準につきましては明確に示されておりますが、路面舗装により交通安全も含めた意味での基準が定められておりません状況にございます。したがいまして、今後、カラー舗装の色彩の点や、できるならば、他都市ともこういったことについては色彩も含めて統一的な考え方にするのが望ましいんではないかと思っておりまして、こういった点も含めまして、警察署とも協議を進めているところでございます。この件につきましても、できるだけ早い機会に結論が得られるよう引き続き努力をしてまいりたいと思っておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ◎教育長(小林久盛君) まず、青少年問題について御答弁申し上げたいと思います。  二つ目のひょうごっ子きょうだいづくり事業の取り組みについて御答弁申し上げます。  青少年が社会における自分の役割と責任を自覚し、広い視野と豊かな情操を培い、心身ともに健やかな成長をするということは、市民すべての願いであることは先生の御指摘のとおりであります。青少年問題の解決には、まずもって家庭教育の振興ということが必要であります。さらに、地域の教育力の充実ということも第2番目に必要になってまいります。さらに、学校教育の充実ということも、それ以上にまた重要な課題になってくると思います。そういう中で、私たちが提唱しております、それぞれの家庭、地域、学校の中に本当の意味での教育的社会が実現することが今日では非常に重要な問題であると思っております。特に、今回御指摘の、地域の中で青少年に関するすべての組織と団体とが参画しています青少年愛護協議会が中心になりまして、青少年が地域社会への参加をすることを促す活動と実践をすることが地域教育力の向上にもつながっているものであるということは、御存じのとおりでございます。  そういった考え方に基づきまして、実践的な地域青少年の健全育成の一つとしてひょうごっ子きょうだいづくりの事業がございます。そのために、青少年愛護協議会に、1地域当たり年間50万円の活動補助金を交付していることは、先生御指摘のとおりであります。  その中で考えられます非常に大事な問題は、青少年の異年齢交流ということ、もう一つは、異世代交流、こういうことでございます。こういうことを軸にした多様な青少年の健全育成のために、地域の健全育成の活動が行われているわけでございます。青少年の自立心の養成や社会連帯意識の醸成を図ろうとするものが、このひょうごっ子きょうだいづくりであります。  このことに関しまして、青少年問題の総合的な調査審議機関であります西宮市青少年問題協議会からも、青少年の愛護育成活動を行っている青少年愛護協議会のより活性化を図るため、昭和62年にモデル地区の実施について提案を受けました。この提案の趣旨を受けまして、昭和62年度に、青少年の豊かな心と健やかな身体を育てるモデル地区事業というのを展開いたしました。特に、広田、瓦木の2地区をその時点で指定いたしまして、大きな成果を上げました。この成果を踏まえまして、翌63年に6地区に拡大いたしました。その流れの上で、平成元年度からこのモデル地区事業を県補助事業のひょうごっ子きょうだいづくり事業に合体させたものであります。全市で37地区ございます青少年愛護協議会のうち、18地区に今地区指定をいたしております。  現在各地でさまざまな特色のある取り組みが見受けられます。どのような取り組みかということで御質問がございましたので、少し詳細に述べてみたいと思いますが、一つは、地域の中学校や高等学校の吹奏楽部を呼んでの触れ合いコンサート、これ、例えば、せんだっては甲陽園地区がやりましたが、多くの、香櫨園、段上、上ケ原等があります。それから、夏休みに、これも特別な計らいでやっていただいていますが、夏休みに小学校の体育館で地域の子供が宿泊するサマーステイというのをやっています。これは、上甲子園小学校地域の特色になりました。また、触れ合い祭りというのは、これは、音楽会、出店を全部総動員したような形で、広田、瓦木、深津、その他多くの地域でやっております。もう一つは、山東少年自然の家を利用いたしまして、1泊2日の自然体験を行う交流会というのもございます。さらに、中学生と小学生とが、町づくりフォーラムを考えるというような形で、フォーラムをやっている地域もございます。また、小学生とお年寄りとのゲートボール大会というようなものも、これも非常に長く伝統になっておりますが、香櫨園、苦楽園、段上、上ケ原南等はこういう形でやっております。そのほか、こま回し、けん玉、縄跳びなどの伝承的な遊びの大会が多くの地区で行われるようになりました。また、竹馬づくりだとか、親子の運動会だとか、本の読み聞かせだとか、お年寄りとの触れ合いだとかというようなことが随分行われるようになりました。  以上が一つの例でございます。  今後、教育委員会といたしましては、この事業の趣旨の徹底を図り、事業の効果を高めるために、例年11月に開催され、全市規模の大会であります青少年健全育成のつどいというのがありますが、この事業の中で活動実践発表を行うようにして奨励をいたしております。なお、この事業を実施する上で参考となる活動報告書も作成いたしております。また、青少年愛護協議会の役員を対象とした研修会や、各地域における研修会で、活動推進の方法などについて学習を深めることもやっております。  いずれにいたしましても、こういうあらゆる機会をとらえて、青少年の健全育成のために、各地域それぞれの特色を生かしながら事業展開をやっているところでございます。  次に、先生御質問の在日朝鮮人に対するいじめ、嫌がらせについての御質問にお答えをいたします。  御指摘のようなことは、申すまでもなく、絶対にあってはならないことであるし、起こってはならないことであります。本市におきましては、そのようなことがあったということは、直接は、現在の時点では聞いていません。事実ないものと私たちは信じております。しかしながら、そのような事実がたとえ西宮以外の場所で、それも一部であってもあったというようなことは、まことに残念な思いがいたしますし、私たち自身の問題として厳しく受けとめていかなければならないと考えております。  また、市教育委員会としましては、本年度から、「学校教育推進の方向」の中に、「国語科・社会科・外国語科等の教科、道徳、特別活動を通じ、諸外国や在日外国人の持つ歴史・文化・社会事情を正しく理解させる」というような1項目を置きまして、それぞれの学校で国際理解教育の推進を重点の一つとして取り上げておりまして、今後とも、こういった趣旨を生かしながら、学校での教育を通じて正しい認識を持つことができるよう指導し、努力をしてまいる所存でございます。  以上でございます。  他の問題につきましては、教育次長の方から答弁をさせます。 ◎教育次長(黒川俊彦君) では、青少年問題のうち、本市における最近の非行の状況、傾向とその対策というものについてお答えしておきたいと思います。  御質問の本市におきますところの青少年非行の状況及びその傾向についてでございますけれども、本年1月から10月の間につきましての西宮、甲子園署の資料に基づいて見ますと、いわゆる法に触れる行為につきましても、また、喫煙や深夜徘回等の虞犯、不良行為につきましても、補導等された青少年の数は、昨年同期に比べまして、やや増加の状況にあることを深刻に受けとめておるところでございます。なお一層の努力を傾けているところでございます。  その特徴を挙げてみますと、第1に、法に触れる行為の内容といたしまして多いのは、万引きや自転車、単車の窃盗や、寸借行為等で、その合計が全体の70%余りを占めていることであります。これは全国的な傾向と同様でございまして、これらの非行は、初発型非行とか、また遊び非行、こういった形で言われていますように、好奇心や気の緩みから陥りやすい行為であることから、その結果として、中学生年代の占める割合が他に比べて高いという傾向を示しております。  第2に、近年、軽便な単車の普及によりまして、街角や駅周辺の至るところに単車が駐輪されていることも関連いたしまして、青少年の興味と関心の高い単車絡みの非行が増加する傾向にあります。この問題は、本人はもとより、命にもかかわる重大な結果を招くことが懸念され、何としてでもその防止に努めるべく努力しておるところでございます。  第3に、自動販売機の普及やコンビニエンスストア、またファーストフード店の深夜営業等、本市も年を追ってますます夜型都市の様相を呈していることと関連いたしまして、喫煙や深夜のたむろ、徘回等の虞犯、不良行為が増加しているところであります。これらの中心は、主として16歳から十七、八歳にかけての有職、無職少年及び一般高校生となっております。  これらの問題の背景として、最近の青少年に共通する社会規範や自制力の欠如がよく指摘されるところでありますけれども、その原因を家庭、地域、学校それぞれの立場から明らかにし、従来よりそれぞれが行ってきた取り組みの充実、強化を図るとともに、お互いの連携をさらに密にして、組織的で継続的な取り組みを着実に進めていくことがその対策として必要であると考えているところでございます。とりわけ、全市的に、そして各学校ごとに従来より推進しております生徒指導をさらに充実させるとともに、教科指導や道徳、学級指導を通して、児童生徒に、法を守る、人に迷惑をかけない、命を尊重する等の心を育てる指導を工夫しながら進めてまいります。  また、他市に先駆けて取り組んできました、発足以来3年目となります、離職と途中退学を防止する無職少年対策をさらに継続、発展させるとともに、最近の青少年を取り巻く状況の変化に即応した街頭補導活動や環境浄化の活動の強化、青少年愛護協議会を初めとする地域の青少年健全育成団体や関係機関とのより一層の連携等を通して、本市青少年の健全育成と非行防止に努めてまいりたいと考えているところでございます。  次に御質問の最近急増している登校拒否の原因、背景についてでございますが、一口に登校拒否と申しましても、いろいろな症状やタイプがございます。例えば、情緒的な混乱による神経症的な拒否、また、精神障害による拒否だとか、怠学による拒否、劣等感、集団不適応による拒否、また、転校等の環境の変化による人間関係のもつれ等による拒否だとか、さらに、学校生活の意義を認めない拒否といったタイプがあると考えられております。そして、その原因や背景につきましては、一つは、本人の性格によるもの、二つに、家庭的な背景があるものとか、また、学校生活に原因があるもの、さらに、社会的な背景によるものといったものが挙げられまして、それらが複雑に絡み合って要因となっているものと考えられておるところであります。  いずれにいたしましても、登校拒否の原因や背景につきましては、今日の社会的、時代的影響を受けて、多様化、複雑化してきている面が強く、より望ましい指導や援助のあり方を追求し、さまざまな登校拒否のタイプに応じた適切で効果のある指導を進めてまいりたいと考えておるところであります。  次に、登校拒否児童生徒を持つ保護者へのかかわりについてでございますが、登校拒否児童生徒の指導に当たっては、一番の苦しみを持っているのは本人自身であり、その次に苦しんでおられるのは、その保護者であるとの認識を持ち、その基本姿勢に基づいての援助を進めているところでございます。具体的には、指導第2課の訪問相談や、総合教育センターの教育相談員による保護者との直接面接によるところの指導や援助、青少年補導センターでは、保護者からの電話相談に応じての指導や援助を進めておるところであります。いずれのかかわりにおきましても、登校拒否の状態に置かれた児童生徒に対する保護者として、望ましいかかわり方やより適切な援助が家庭において進められるようアドバイスをしているところでございます。  また、学校の校内研修会や学校訪問の機会に、指導第2課の指導主事や訪問相談員が赴き、登校拒否児童生徒への援助や指導のあり方を指導するばかりでなく、登校拒否児童生徒を抱える保護者に対して、親としての望ましいかかわり方について、教師がより適切にアドバイスできるような指導も進めております。今後とも、家庭、学校、関係機関がより一層緊密な連携を深め、登校拒否児童生徒を持つ保護者へより効果的で適切な援助をしてまいりたいと考えておるところでございます。  次に、米飯給食問題について答弁いたします。(「ちゃんと答えんか。教育長」と呼び、その他発言する者あり) ○議長(橋本完君) 静粛にしてください。発言中です。 ◎教育次長(黒川俊彦君) まず最初に、市教委の方針について、9月市議会以来、関係者の理解、納得が得られたかという御質問でございます。  関係者の理解、納得についてでございますけれども、昨日の御答弁で申し上げましたとおり、9月市議会以後、小・中学校長会を初めとして、PTA、PTA協議会、西宮市教職員組合、嘱託調理員組合等に対して、米飯給食回数増について、その趣旨、方法等を説明し、理解を得るように努めてまいりました。特にPTAにつきましては、各学校ごとに説明会を開催し、理解を求め、現在まで44校を実施してまいりましたが、今後も引き続き実施してまいります。西宮市教職員組合、PTA協議会とは、数回協議してまいりましたが、今後も話し合いを持つようにいたします。なお、嘱託調理員組合とは、昨日申しましたように、11月22日、米飯買い取り方式で一定の合意が得られておるところでございます。  次に、教育としての学校給食の実現という視点も含めて、自校炊飯が最善の方法と考えるかどうかという御質問でございます。  自校炊飯が最善の方法と考えるかどうかということでございますけれども、児童生徒が調理場所や調理作業を身近にとらえ、親近感を覚えることは、一定の教育的意義があると思います。その意味では、副食調理は自校調理であり、米飯給食回数増によっても変わるものではございませんので、その教育的意義は十分達せられていると考えているところであります。今回実施する米飯給食の回数増は、パンが週2回の米飯買い取りとなるもので、その趣旨は、給食内容の多様化を図り、栄養豊かな魅力ある食事を提供し、また、米飯の正しい日本型の食生活と食習慣を身につけることでありまして、自校炊飯することが即学校教育実現の最善の方法であるとは考えておりません。  次に、今回委託されようとする西宮製菓は、実施上問題はないかという御質問であります。  業者による炊飯能力等につきましては、昨日の答弁で申し上げましたように、1日の米飯給食数は最大2万5,000食でありますけれども、最新式の自動炊飯システム及び噴射式自動洗浄システムの導入によりまして、十分能力があると考えているところで、安全衛生面につきましても、機械だけに任せることではなくして、人の目によってもチェックしたり、さらに、細菌検査、汚れ落ち検査等、安全衛生検査もさらに厳しく実施してまいります。また、市教委、西宮保健所、学校薬剤師会、業者による安全衛生体制もあり、十分に対応してまいります。  次に、党からの申し入れについての御質問にお答えしてまいります。  まず最初に、食器持参がなぜ安全衛生面、指導面で問題かということでございます。  食器持参がなぜ安全衛生面、指導面で問題かということでございますけれども、まず、安全面で申し上げますと、各人が使用する食器が壊れやすいものであったり、洗浄が不十分であったり、使用前後の保管が不衛生になることが考えられます。また、事故が起こっても、食器によるものかどうかの判断がつかず、責任の所在が不明確になるおそれがございます。指導上の問題といたしましては、食器の種類、形状、大きさが異なりますと、他の食器と調和した配ぜんとはなりませんし、食事マナーの指導も困難となります。また、配食、配ぜんに時間がかかることや、食器を忘れた場合の対応も難しいと考えているところであります。  食器持参につきましての小学校長会、中学校長会の御指摘や要望につきましては、学校教育の教科等の経営や生徒指導、児童生徒の安全衛生管理に責任を持つ校長としての立場で、市教委に対して問題点の指摘や要望をされたものであります。  次に、建物の構造上、あるいはスペースがないとかで不可能と言っているが、自校方式が最善なら、投資についての市民の理解が得られるのではないかという御質問でございます。  全校が自校炊飯ができるように施設、設備をするためには、各校に給食室を増改築できる用地があり、多額の財源が直ちに確保できることが条件になりますけれども、現状の中にあっては、整備困難な学校も多数ありまして、不可能であると申さざるを得ません。また、教育予算の計上は、学校教育全般でのバランスが大切だと認識しておるところでございます。以上のことを踏まえますと、困難であると考えるところでございます。  次に、市教委の方針でパン業者の収入減は問題ではないかという御質問ですが、パンが御飯にかわるとパン業者の収入は減となります。市教委の方針をパン組合の業者に示したときから、当時8業者で了承された上での協議になっておりましたし、その後、3業者が1業者になったときにも、この点については了承されておりますので、御理解くださるようお願いいたします。  次に、パート補助員の確保は難しいというが、現在の調理員の雇用内容こそ問題があるのではないかという御質問でございます。  現在学校給食調理業務に携わっている職員は、正規調理員、嘱託調理員、代替調理員であります。当然それぞれ雇用形態は異なりますが、しかし、学校給食調理は、子供たちの給食のあるときだけ業務が行われております。春、夏、冬の休みのときには行いません。いわゆる長期断続的な業務であります。したがいまして、昭和56年に関係団体との協議の上で現行の嘱託調理員制度が確立されました。私どもは、この制度がすぐれていると考えていますので、今後ともこの制度を維持してまいる所存でございます。  また、米飯給食日だけパート補助員を確保することにつきましては、大変難しいと考えております。既に現在、正規調理員、嘱託調理員の休みのときのかわりに配置する代替調理員が86名登録されていますが、人手の確保には日々苦慮しているところでございます。さらに米飯給食日に各校2名を確保することは、大変困難であると判断しておるところでございます。  次に、このような事態の中で、社会党の見解で事態の収拾を図る気はないかという御質問でございますけれども、今回、御提案いただきました食器持参自校炊飯方式でございますが、種々検討いたしました。その結果、学校給食の教育的な指導上、また、安全衛生上の問題、施設、設備、備品等の物的条件や人的条件等から考えまして、この方式の導入は困難であると判断いたしましたので、よろしく御理解いただきますようにお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(橋本完君) これで答弁は終わりました。 ◆28番(片岡保夫君) 質問をしたのは私でありますし、質問事項の答弁ですから、時間がかかるのはある程度やむを得ないかもわかりませんけれども、限られたあと残りの時間で、文教関係が多うございますので、残された問題は文教の委員会でやらせていただくという前提で、時間内でやらせていただきます。  米飯給食に絞らざるを得んと思うんですけれども、まず、市教委の方式に関連した質問の中で、関係者の理解、納得という点については、市教委自身も十分とは認めてないというふうに思います。先ほども言いましたように、PTAのアンケートでも──あれは単純にはなかなか見にくいんですが、市教委の方式でいいというのが1割ぐらいじゃないかと思うんです。むしろ異論がいろいろあわせますと6割ぐらいあるように思うんです。それから、今請願もずっと上がってきておりますけれども、大体私が聞いておるのは、仄聞するところによりますと、4万5,000ぐらいの署名も上がっておる、こういう状態です。いつも教育委員会は、現場とも十分話をしながら進めていく、そういう点では、なお現時点で一番の関係者が理解をしてないということについて、これはやはり問題ではないですか。そういうような状態の中で入っていくという点ですね。それについて再度お答えをください。  2点目は、私は、本来的には自校炊飯の方がいいんではないか、こう質問したんですよ。本来的ですよ。市教委の方は、いろいろな条件を整えられて今の方式にしていると思うんですけれども、先ほどの答弁では、本来的にも今の方式がよろしいんですね。これは、私もライスセンターのビデオを見せていただきましたけれども、常識的に考えて、自校の中で炊飯が見守られた中でできる、これは守口市の実態も見せていただきましたけれども、ああいう大規模な、我々の目の届かないところでやられるよりかは、できればですよ、今市教委できないと言っても、できれば、自校の中でやられることの方が、おいしくて温かいのが食べられるんと違うんですか、ここのところを聞きます。(発言する者あり)  それから、委託の問題について、今ちょっとやじも出ていましたので、言いますけれども、一般的に、パンは家ででも買って食べる状態になっていますね、日本の食生活は。御飯は炊くわけですよ。そういう意味からしますと、その方が自然な考え方だと思うんです。  それから、3番目の西宮製菓の問題ですが、きのう玉置議員の質問にもありました。ネズミ云々の問題もありましたけれども、万が一、御指摘のような質問のあれで、そんな事実もないのに書いたり、あるいはあおるようなこと、これは絶対あってはならんと思うんですよ。しかし、私は、同時に、事実である場合もありますわね、うそでない場合がありますね。だから、不安があれば、それをまたきちっとするのも、もっと大事だと思いますよ。  それで、実は社会党議員団としても、この議会に入る前に現場視察に行きましたけれども、やはり見たところ、余りきれいな感じがしなかったというのが率直な印象です。これから建てかえる、ここへつくるんだというところは、仮に今余りきれいでなくても、きれいになると仮定しまして、どんな会社かなと思って、今つくっておるパンのところをちょっと見せてくれませんかと言ったんやけれども、断ったんですよ、見てもろうたら困るという。それと、そういうイメージとを結び合わせますと、食品会社がそういうことでいいのかどうか、きのうの論議になった点と今あわせますと、本当に問題があるんではないか、こういうふうに質問するわけです。  次に、社会党の見解に関してですけれども、市教委は、当然のことながら、その方式の中で安全性、これは守ってもらわな困るわけですね、やられる場合は。しかし、あえて持参が不衛生なんて言われますと、保護者に対する冒涜でもありますし、現に今持っていっているのはどうなるんですか、今はしやらを持っていっていること。それから、市教委たるものが、もし必要で、仮に食器持参方式なら持参方式──今はしなんかを持ってきているわけでしょう、それがもし不衛生であれば指導するのが当然じゃないんですか。万が一ですよ。それを、これはこういうことでできないって、これ、教育委員会の立場としてそんなことが許されるんですか。ほかのことにも言えると思いますよ。校長会の姿勢もどうですか、そうしたら。どうしても、こんなんであってもやらないかんような事柄もあるでしょう。そういうときは話し合いせないかんのじゃないんですか。それを、こういうやつはできませんで逃げておられるんですか。  それから、パン業者の減収、これは私とこも言っています。米飯がふえる分だけ減収になりますよ。でも、市教委の方式だって、今度はまして1業者でしょう。他の業者は減収になりますよ。何も社会党見解だけではないですよ。そうでしょう。  押しなべて、とにかく、事実としてとか、あるいは、我々の見解にだっていいとこがあるでしょうが。(笑声)それも全部悪いといって、全部あなたところの見解がいいというのは、そんな態度がありますかいな。  そういうことで、時間がありませんので、その点だけに絞ります。 ○議長(橋本完君) 再質問に対する答弁を求めます。 ◎教育長(小林久盛君) まず、一つ目の関係者の理解ということについては、せんだっても御説明申し上げましたように、私たちもいまだ十分だというふうには思っておりません。ですから、今までも努力をしてまいりましたし、職員組合の方にも、それからPTAの方にも、努力をしていただいてまいったわけであります。  ただ、アンケートについては、もう少し計数分析をして、統計学的な処理も若干してみないといけない面がある。特に学校数が61校の中で33校しか集まってないというような実態がありますので(発言する者あり)ですから、これはやはり数をきっちりした上で判断をしていかなければいけない、こういうふうに思います。 ○議長(橋本完君) 発言中です。静かにしてください。 ◎教育長(小林久盛君) したがって、これは従来どおり私たちも十分な理解をしていく努力をしてまいりたい、こういうふうに思っております。  それから、自校炊飯の問題ですけれども、私たちが考える場合は、現実的な、今西宮の教育の中でどうかという問題を考えていかなければいけないと思うんです。そうしますと、いろんな理論的なものは幾つも出てくると思いますけれども、今我々が預かっています42万市民の子弟の問題で、しかも61校という学校を持って、そして、6万5,000の給食をする場合に一番いいのはどの方法かという形で考えないといかんと思うんです。これが私たちの仕事だと思うんですが、そういう意味で考えると、今の方式が一番いい方式だというふうに考えざるを得ないということでございまして、理想的なプランといいますか、実態がないところで計画を立てるという場合には、いろんな理想は考えられると思いますが、私たちは、やはりその時点で考えなければいけないと思いましたので、この方法を採用させていただいたわけであります。  そして、確かに御飯というのは目の前で炊くものであるという、そういう考え方があるといたしましても、この問題も、現実の問題で、61校で、今のスペースで、今の職員の体制で、今の労働組合の体制で物を処して考えていくという場合には、この方法をとっていかなければいけない、こういうふうに思いますので、この点についても御理解賜りたいと思います。  3番目に、PRの問題でございます。  この問題は、業者の信頼感の問題もありますし、業者がつくっていこうとしている規模、形あるいはレイアウトといいますか、あるいは内装といいますか、そういう問題をまず考えていかなければいけない、こういうふうに思います。ただ、おっしゃいますように、現在パンを焼いている、外見的にはいろんな形でごらんになると思いますが、少なくとも衛生と基準その他、保健所の点検等々を見た上で、現在のパン業者は、その上に立ってパンをやり、現在まで約40年間にわたって事故がないわけでございますから、私たちもある程度の信頼をしてまいりましたし、今後もそういう形で──現在子供たちのパンを焼いているわけですから、そのことが不潔云々ということは、私たちも言うことができません。しかし、これから先つくっていく米飯の炊飯、洗浄については、十分な点検をしていきたい、こういうふうに思っております。  それから、社会党の皆さんの方からの御提案ですが、我々も確かに一つの提案だということは考えました。特に、食器を持ち込みという問題は、課長が3代にわたって検討しておるわけです。石原課長から阪本課長へ、本課長から現在の河合課長に、出てくる過程では、この問題も確かにいろいろ議論はありました。しかし、この問題については、現在の生徒指導の難しさ、今、制服の問題にしても、いろんな問題が複雑に学校には絡んでいます。そういう点からいいますと、できるだけ先生方に心労をさせないということも大事なことではないか、こういうふうに私たちも思いますし、あわせて、校長の立場からいいましても、忘れた生徒だとかというようなことでいろんな心労をさせるということも、職員に対するある種の思いやりだったと思います。  それから、はし、スプーンと食器の問題は、同列に私たちは考えられないんじゃないか、こういうふうに思います。はし、スプーンの形態、耐久性、強さというものと、食器の形態、あるいは強さというものとを同列に考えることは、ちょっと幾分かの無理があるんじゃないか、こういうことも考えまして、皆さんの貴重な御提案でしたけれども、我々は、現在の時点では、こういう形で推進をすることがいいんじゃないか、こういうふうに思いましたので、貴重な御意見は御意見として承るとしても、現在の時点ではその方向で進めたい、こういうふうに思っていますので、御理解賜りたいと思います。  以上でございます。 ○議長(橋本完君) 再質問に対する答弁は終りました。 ◆28番(片岡保夫君) 先ほど言いましたように、私も文教委員会にたまたまことしは所属しておりますので、この米飯については、ほんの駆け出しの質問に、この時点では終わりましたので、また文教常任委員会で私どもは処していきたいと思います。  自校炊飯を守っていきたいという、そういう意味から、買い取りは、私ども、民間委託である、そういう解釈をしておりますので、上田議員の質問なんかにもありましたように、一たんそれをやってしまいますと、相手もあることですから、これをもとに返すということはなかなかできませんから、自校炊飯方式を基本的に守るための、私ども苦労して出した一つの収拾策であるということをこの場では強調だけして、あとは委員会の中でやっていきたいと思います。
     西宮製菓の現地視察なんかも、委員会で提案もしてみたいなと思っていますけれども、現実に今つくっているところを見ることを余り好まなかったという事実は残っているわけですから、それを理屈だけで言ってもらっても困るわけですね。  それから、あと、全体的でありますけれども、時間の関係で言えなくなりましたけれども、西宮北口関係の問題につきましては、先ほどからも質問いたしましたように、再開発が行われるとすれば、効率とか、ましてむだがあってはならないという意味では、一緒にやらないかんという、逆にそれがあるだけに、今度おくれた場合に、懸案事項は懸案事項としてはっきりありますから、大変難しいわけなんです。そこらで、私も地元の議員として、非常に苦悩がありますし、引き続き、これは知恵を絞りながらやっていかないかんというふうに思っております。  それから、もう一つ、これは一つの例ですけれども、北東なんかの、A地区の促進協議会でしょうか、そこらの陳情が市長や議長に出ていますね。そういったことの中に、市の、まだ積極的でないんじゃないかという指摘なんかもあるんですね。だから、どちらがどうなのかわかりませんけれども、住民合意に係るところの詰め方というものをもっともっと──そういう指摘もあるわけですから、一方で。そういう点もひとつ踏まえていただきまして──これ、時代の流れとして放置していということにはならないと思います。いずれなるのであれば、やはり長いよりはある程度の期間の中でやり遂げていくということが非常に大事なんではなかろうか、ましてやいろいろな懸案事項もあるということがありますだけに、そういう点を指摘いたしまして、私の一般質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。(拍手) ○議長(橋本完君) これをもって一般質問を終了いたします。  ここで休憩いたします。  なお、再開は、午後4時10分の予定でありますので、よろしくお願いいたします。    〔午後3時45分 休憩〕     ────────────    〔午後4時12分 開議〕 ○議長(橋本完君) ただいまより休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、日程第2 認定第12号を議題といたします。  本決算に対する提案説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。  質疑の通告を受けておりますので、26番西村義男君の発言を許します。 ◆26番(西村義男君) それでは、63年度決算について幾つか質問をいたします。  まず初めに、交際費と食糧費について何点かお聞きをします。  まず、交際費ですが、63年度の、まず議会の交際費、これは、予算が750万円、決算は738万2,366円、不用額は11万7,634円、こういう内容になっております。市長の交際費は、二つの目に分かれておりますが、一般管理費の交際費、これは一般的な交際費というふうに聞いておりますが、この方の予算は2,000万円、決算が1,998万8,865円、不用額は1万1,135円、諸費の方の交際費、これは国際交流にかかわる交際費だというふうに聞いておりますが、この予算が900万円、決算が896万4,823円、不用額は3万5,177円、こういうことになっております。  一方、食糧費であります。これは、一般会計、特別会計、63年度の予算でいいますと、2億2,526万4,000円、決算は1億9,941万3,000円、この中には保育所とか老人ホーム等の給食費が含まれております。これが1億4,951万9,000円、これを差し引きいたしますと、4,989万4,000円、約5,000万円が一般会計、特別会計の食糧費の中身であります。  これは、もう議場の皆さんも御承知のとおり、今大阪市において公費による接待問題が大きく報道されております。新聞報道によると、大阪市の幹部職員が、議会対策の一環として、公費を使って与党議員を接待する、議会質問に手心を加えてもらう、これも1回や2回ではなく、ここ数年間、慣行的に行われていた、こういう報道があります。議会に身を置くものの一人として、大変憤慨にたえない、まことに遺憾としか言いようのない問題だと思うのであります。さらに問題なのは、この接待費用の捻出の方法であります。新聞報道によると、何とかという課長代理ですが、これが架空の口座をつくって、この口座に公金を堂々と振り込む、その金を湯水のように使って議員を接待する、そればかりか、これら幹部職員は、この公金を議員の接待だけではなしに、私的にも自由勝手に使っていた、こういうまことにあいた口がふさがらないということが公然と行われていたということであります。市民の怒りが爆発するのは当然であります。  その公金支出は、一体何の予算から引き出していたのか、これも報道ですけれども、主に交際費と食糧費から支出をしていたということになっております。それも、議会対策の名目ならノーチェックで支出命令がおりた、こういう報道もあります。これは、他の自治体のことだと言っては済まされない問題だと思います。  そこで具体的に質問に入ります。  決算書をもらって、私は、西宮市の交際費と食糧費の実態は一体どうなっているのかということを調べてみました。もちろん当局の資料ももらって調べたわけですが、交際費の方は、大まかな内容しか資料が出てきません。区分については、せんべつ、見舞い金、贈答等々、10の区分にまとめてあります。この中に接遇という項目があるわけです。これは、恐らく接待、賄いの意味だと思います。これは、料理を食べたり酒を酌み交わすという中身だと思うわけです。この接遇が全交際費の中で約半分を占めている、議会でいえば312万4,000円、市の交際費、諸費の方が384万1,000円、一般管理の方が377万4,000円、市長の交際費でいえば年間約760万円がいわゆる接遇、飲み食いに消えている、こういうことになると思います。  まず市長に聞きます。  この交際費につきまして、阪神間の他市に比べて本市の市長の交際費の額は一体どうなのか、高いのか低いのか、適当なのか、こういう点についてまずお答えをいただきたい。  二つ目は、このように、いわゆる接待、接遇ですが、飲み食いに年760万円使っている、こういう実態について市長は一体どういう見解を持っておられるのか、これもあわせて答弁をいただきたいと思います。  次に、食糧費の問題であります。  私は、今回、この食糧費の中身を調べるに当たって、5年前と比べて一体どういう額になっているのか、こういう点を調べてみました。つまり、昭和59年度と63年度の対比であります。当局にその資料を請求しましたが、59年度の決算は消滅をして、ないということであります。これは仕方がないので、正確を期するためにも、当初の予算額で対比をしてみました。せざるを得ないわけです。非常に驚く数字が出てきたわけであります。  一例を申しますと、この5年間で大体3倍から5倍にふえている食糧費がある。食糧費というのは、御承知のように、需用費の中の細節としてここに載っているわけですが、もちろん細節は、この決算書、また決算の成果説明書には出てきません。予算にはこの額が出てきます。この中で、目でいいますと、一般管理費の中に占める食糧費、これが、63年度の予算では645万1,000円、5年前の昭和59年の当初予算では187万円、比率でいえば344.9%になるという額であります。同じく諸費で見ると、これが641%、6倍半にふえております。それから、都市計画総務費、355.1%、3.5倍、街路事業、410%、4倍以上、公園総務が357.7%、これも約4倍等々、まだまだ大分ふえている項目がありますが、時間の関係で省きますけれども、5年間でこういう食糧費がふえている、これは一体どういうことを意味するわけでしょうか。  ちなみに、議会にも食糧費というのがあります。63と59の当初予算の対比で見ると109.4%、9.4%増、だから、大体9%から10%ぐらいが一般的な伸びではないかというように思うわけです。だから、その他の、例えば教育委員会の事務局の中の需用費、これは6.2%ですね。財産管理だとか、支所だとか、公害だとか、消防ですね、こういうところは大体100から103%ぐらいの伸びであります。  今挙げたところの所管の食糧費が非常にふえているということになったわけであります。なぜこのような額にふえたのか、事前に説明を求めました。そうすると、その答えが、主に関係団体、関係機関との会議がふえたためにこの食糧費がふえましたという説明がありました。これは文書でいただいております。  私は、ここで具体的に質問をしたいわけですが、今挙げた3倍から5倍、6倍の食糧費のふえたところは、ほとんどが補助絡みの事業を執行している所管であります。同時に、市長室だとか企画調整部、このように市に関係をする、つながりのある団体との会議が多い部署ですね、そういうところが非常にふえております。これは、私の推測するところによると、いわゆる市のつながりのある団体、また国、県等々のそういう関係者を接待した、そのために使った食糧費ではないか、それが急激にふえているというように思うわけですが、一体どうでしょうか。  まず、大幅な増額になった理由、それから、支出の目的とその内容、それから、接待をした主な相手の団体、機関の名称、これ等々を明らかにしていただきたいと思います。  次に、市長については、こういう実態を知っておられるのか、つまり5年間で3倍、4倍、5倍、6倍というように食糧費、恐らく飲み食いに使った、接遇というように思うわけですが、こういう実態を市長は御存じなのかどうか、その点をお答えいただきたいと思います。  次に、消防局長に質問をいたします。  その一つは、消防署の受付業務の民間委託に関連をする問題です。  この受付業務の民間委託は63年度から導入をしました。もちろん私たちは、これには、本会議でも委員会でも、問題ありということで、民間委託をしないようにということを主張してきましたけれども、残念ながら多数で可決をされてきたのであります。  具体的な質問に入ります。  昨年、63年9月4日未明、南越木岩町のあるマンションで出火があって、一家3人が焼死をするという痛ましい火災事故があったことは、議場の皆さんも御承知のとおりだと思います。この事故については、夜中ですが、出火に気づいて、必死に逃げようとして玄関に向かっていったが、扉にかぎがかかっていてあけられなかった、このため、窓から逃げようとしたけれども、その窓に鉄格子があった、このためにあけられない、近所から助けに来た人が手を差し伸べながら、結局その鉄格子に阻まれて一家3人が焼死をした、こういう内容の事故だったのであります。御承知のように、この事故がきっかけで、消防局は、家の中から簡単にあけられる面格子を取りつけるよう建築業者に指導するという内容の条例を制定し、その指導に当たってきた、きょうも市営住宅につけたらどうかという質問がありましたが、こういうことは御承知のとおりであります。  ところが、この火災事故につきまして、ある市民から私たち共産党議員団の方に連絡が入りました。後でこれは詳細に述べますけれども、この火災については、通報してから消防車が着くまでに非常に時間がかかった、恐らくもっと早く着いておれば、あの焼死をした3人、これは結果論だけれども、状況が違っていたのではないのか、非常に不自然なところがあるから調査をしてもらいたい、こういう内容だったのであります。私たちは、これをつぶさに調査してきました。昨日、消防局の方から資料ももらって、その中身が大体明らかになったわけです。消防局に重大なミスがあったということが明らかになったわけであります。  まず、この火災の通報を受けた消防局は、北夙川分署から直ちに消防車が出動しました。その出動指令は、火災現場の南越木岩町ではなく、全く反対の方向の甑岩町の方に出動したのであります。ところが、消防車が甑岩町の方へ行っても、それらしき気配がない、うろうろしている、ところが、現場が間違いだったという指令が管制から入って、現場変更の指示を出した、相当走ってうろうろした場所から引き返して現場に到着して消火活動に当たった、これが事実経過であります。その間は相当な時間をロスしていると思うわけであります。つまり、出動して、現場に到着した時間が相当おくれたということ、ここに重大な問題があると思います。  さらに問題なのは、通報を受けた北夙川分署の受付、これはいわゆる民間業者に委託をしております。日本管財の職員がこの受付の業務に当たっております。この受付に、その消防車が出動する際──非常にこのあたりが微妙なんですが、出動しかかっていたのか、あるいはした後であったのか、その前であったのか、このあたりは非常に微妙なんですが、そのときに、ある市民から──これは40歳ぐらいの女性の方だということですが、南越木岩町の方を指さして、煙が上がっている、火事だということをこの受付の職員に通報したわけです。ところが、この民間の受付の職員は、そのことを署の署員にも、管制室にも連絡をせずに、そのままほったらかしでおったということが明らかになってきているわけであります。これは大変なことであります。だから、私たちは、民間業者への委託、問題あり、正規の職員が受け付けに当たって、的確に正確な処理をするべきだということを言ってきましたけれども、こういう事態に至っているわけであります。  そういう点で、まず消防局長に伺いますが、今私が明らかにした事実関係、これは事実かどうか、まずその点を確認したいと思います。お答えをいただきたい。  次に、出動の時間と現場到着の時間でありますが、これまでの発表によりますと、つまり私たちも、この時間帯は、既に火災が起こった以降、消防局に正式に聞いているわけですが、午前2時59分に出動して、現場には3時1分、つまり2分後に現場に到着したというように正式発表しております。これは事実かどうか、その点もあわせてお答えをいただきたいと思います。 ○議長(橋本完君) これより答弁を求めます。 ◎市長(八木米次君) まず私から答弁申し上げます。  西宮市の交際費2,000万円は、阪神間の他市と比べてどのように考えるか、こういう質問でございますが、やはり比較ということになりましたなれば、総予算と交際費の割合という点もあろうと思いますし、それからまた、63年度の当初予算額におきまして、人口1人割りにはどうだろうかという、こういう問題もあろうかと思いますが、今私どもの持っております、調査いたしました表によりますと、一番多いのは芦屋、芦屋が1人当たり125円(「総額で言ってください」と呼ぶ者あり)総額は1,100万円、それから、三田が660万円、川西が950万円、伊丹が990万円、宝塚が850万円、尼崎が2,383万円、端数切り捨てでございますが、こういう数字でございます。  決算につきましては、ほぼ同様な決算をしておりますが、その順序でいきましたなれば、人口1人当たりの点でいきますと、芦屋が一番で125円、三田が117円、川西が66円、伊丹が52円、宝塚が42円でありまして、私ども西宮が46円90銭(「尼崎が抜けてますよ」と呼ぶ者あり)尼崎が46円というような、そういうことでございまして、西宮の人口なり予算額に比したなれば、必ずしも他市よりも多いとは考えられない、このように思っております。  次に、接遇費の760万円は市長どう思うか、こういうことでございますが、私は、交際費というのは、行政執行のために、前例にならって、市政推進のために有効に、臨機に運用すべきものだ、このように考えておるものでございます。しかしながら、市長は神ならぬ人の身でございますが、最善を尽くさなくてはいけない、このように考えております。もとより交際費には支出基準というものはございませんが、社会通念の範囲内で、承認を願っておる予算の中で適正に支出すべきである、このように考えておるところであります。先ほどおっしゃいましたような他市の問題を他山の石といたしまして、やはり律していきたいと考えておるわけでございます。  以上でございます。 ◎市長室長(屋部幸信君) 先生御質問のうち、食糧費の関係で、市長室関係、特に諸費については非常に高くなっておるんじゃないかということでございますが、諸費の交際費あるいは食糧費というのは、姉妹・友好都市を中心とした国際交流等の関係経費に充てられております。特にふえた理由といたしましては、これら友好都市を中心とした外国との交流が活発になったことが中心でございます。来西外国人の増などによるものでございます。  以上でございます。 ◎財政局長(山田知君) 過去の食糧費との比較におきまして、各費目ごとに大幅な増があるじゃないかという御指摘でございます。  市の食糧費全体をトータルいたしまして、若干比較させていただきますと、59年度の予算におきましては、先生先ほど御指摘のように、4,587万3,000円という食糧費を計上いたしておりました。昭和63年度、昨年度の決算におきまして、食糧費総額は4,989万4,000円、約10%近い増になっております。これは、予算と決算との比較でございますので、全くイコールの比較にはならないわけでございますけれども、大体10%程度の伸びであるということになろうかと思います。  それで、食糧費を持っております部局は263課にわたります。これを1課当たりに直しますと、大体18万9,000円強ということになるわけでございまして、これらは、来客の賄い費、あるいは委員会、会議等の経費ということで支出しているわけでございますけれども、御指摘の、若干の項目におきまして大幅な増があるというものにつきましては、先ほど市長室長が説明しましたように、市として新たな業務に取り組んでいくということで、それに伴って必要な食糧費を計上させていただいているということでございます。  以上でございます。 ◎消防局長(谷本親夫君) 先生御指摘の昨年9月4日の南越木岩の火災の件でお答えいたします。  まず第1点は、場所を間違えて逆に走ったか、次に、この火災で受付の対応が悪かったと聞くが事実かということでございますが、逆走したことと、受付に火事に知らせる駆け込み通報がありまして、これの対応に適切さを欠きましたことは事実でございます。まことに申しわけなく思っております。  逆走しましたのは、先生御指摘のとおり、119番通報の第1次通報により、甑岩町で火災発生の出動指令をしております。その後、第2次通報の内容から、南越木岩町13番で火災が発生している事実が判明し、即変更の指令をした事実がございます。これは、甑岩町と南越木岩町という類似の町名のための誤りでございます。今後は、こういうことのないよう、119番通報の受信について十分気をつけていきたいと思っております。  次に、出動時間の件でございますが、先生御指摘のように、2分後と言うておりますけれども、ここでも当局は4分かかっておると、私、月曜日に報告を受けております。  以上でございます。 ○議長(橋本完君) 答弁は終わりました。 ◆26番(西村義男君) それでは、再質問をさせてもらいます。  まず、交際費と食糧費の関係でありますが、市長の方が具体的な他市の額等々を明らかにして、西宮市は決して多いとは考えていないということですが、尼崎は、人口50万、今言いましたように、2,383万円、1人当たりでは46円になろうかと思います。西宮市は、2,900万円ですよ、交際費は。2,900万円で42万、46円になるはずがないんです。この額そのものもそうでしょう。人口から比べても、尼崎よりはるかに多い交際費を使っている。私も、他市の状況は、幾らか資料は持っておりますけれども、やはり市の交際費、特に接遇の費用の支出については、相当高い比率を占めているんじゃないか。  いつも交際費の中で論議になるのは、その内容について市民、議会に明らかにしてはどうかということを言うんですが、これは、監査委員に対しても、その具体的な資料は提出しないということがあるわけですね。一体どういう目的で、どれだけ使ったのかということが市民にはわからないということになれば、これは大変不幸なことだと思うわけです、すべて税金ですから。  この交際費につきましては、恐らく、具体的な中身がありませんから、ここでの論議にはならんと思いますけれども、他市に比べても相当な額、つまり当市は、一般管理と諸費の中で交際費を組んでいるんですね。そういう点での違いがありますから、これはぜひ、一点の曇りもないような支出、使い方をしていただきたいということは、ひとつ強く要望しておきたいと思います。  問題は、食糧費の問題であります。  確かに、諸費の中の食糧費、これは、この資料にもあります。外国人の数が非常にふえた、そのために額がふえてきたということですが、それは、それ相当の理由もあると思うんです。私が言っているのは、補助絡みの事業の中で食糧費がふえているのではないか、市に関連する団体とのつき合いの中でふえているのではないのかということを言いたいわけであります。  今、財政局長は、事業の量がふえたから食糧費もふえたんだということの答弁があったんですが、そういう関連があるんですか。先ほど言いましたように、この食糧費というのは、説明資料の中にも明確になっているんですが、来客等の賄い費、会議、打ち合わせ等の賄い費、これが食糧費なんですよ。そうなると、事業の量がふえた、国や県、補助絡みの事業が非常にふえてきた、そうなると、会議の打ち合わせや、頻繁に訪れる、それを接待する、そして飲み食いの食糧費がふえてくるということになるんじゃないんですか。それでいいんでしょうか。大阪市の問題が毎日のように新聞に出て、私たち、議員の一人として大変情けない思いをしているわけです。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)そのとおりだという不規則発言があるんですが、そのとおりだとしたら、大きな問題ですよ。  だから、食糧費の問題は、このように飲み食いに使っているというところが問題なんです。ほかの、例えば人件費が上がった、事業がふえれば当然職員の数がふえる、予算がふえるのは当然である、これは当然なんです。ところが、財政局長が言われたように、事業の量がふえたから3倍、5倍になったんだということでは説明がつかないと思うんです。  それでは、具体的に質問をしますけれども、食糧費の予算の組み方に基準があるかどうか、その点をまず聞かせていただきたいと思います。  それから、支出の目的、相手、内容、これを明らかにしてもらいたいというように言っているんですが、これが明らかにできないわけですが、それでは、全体的に言えばできないでしょうから、具体的に3点の問題を取り上げます。都市計画総務費、街路事業費、公共下水道建設費、この三つの食糧費が、今も言いましたように、3倍から5倍ふえているんですが、この支出の目的、相手、内容、これらを明らかにしていただきたいというように思います。  それから、消防局長ですが、私が指摘をした事実は認められました。大変なミスを犯しているんじゃないのか、記録の改ざんをしているんじゃないんですか。皆さん方も御承知のように、記憶に新しいんですが、潜水艦のなだしおと釣り舟の衝突で、衝突した時間を2分間早めた、艦長の指示でやったということが大問題になっていますよね。刑事事件に発展をしていくような問題になっているんですが、消防の到着時間の改ざんということになると、これは大変な問題じゃないでしょうか。まして3人の焼死者が出る火災なんですね。  北夙川分署から現場の南越木岩の苦楽園グリーンハイツ、この現場は御承知だと思うんですが、まさに目と鼻の先なんですね。走っても何分とかからないところです。恐らく消防車が出動すれば1分で行けるところです。それをあなたは、最初は2分後に到着した、それは間違いだった、うその発表をした、実際は4分かかりました。それでは、4分で着いたんですか。市民から私たちに、その連絡、通報があった方にいろいろ聞いてみると、現場にその方はおられたそうです。通報してから非常に遅かった、着くのが、4分どころじゃないと。それでは、2時59分に出て3時3分に着いたという記録を出しなさいと、きのう私は消防部長に資料請求をしたんですが、その記録はないと言うんです。記録がないから出せないと言うんです。それでは3時3分に到着したという確証がどこにあるのか、それは私を信用してください、そんなずさんなことで消防行政が務まりますか。最初は2分だと言い、きのうは4分後だと言った、ところが現場付近の市民はそうじゃないというふうに言っている。そうじゃなければ、納得をさす資料に基づいて、これこれこうだということが必要じゃないですか。恐らく5分かかったかもわからないし、10分かかったかもわからない。そうなると、今も言ったように、鉄格子があって、それが外せない、中では、煙に巻かれ、火に巻かれて3人が死んでいるんです。初期の火災というのは、30秒、1分が非常に大事なことは、あなたもよく御承知のとおりでしょう。これが何分かおくれてしまう。その通報者、連絡があった市民のように、早く着いておったら状況が変わっていたかもわからない。これは結果論だから、私はそれが救出できたかどうかということは言いませんけれども、そういう重要な内容を含んだ消防活動だったということがこの中で明らかになっているわけです。意識的にあなたたちは出動と到着の時間を、誤った発表をしているんではないですか。なぜそんなことをする必要がありますか。  確かに面格子の条例化というのは、非常に評価ができる内容です。あなたは全国で初めてだと言って胸を張りました。その当時は局長ではなかったかもしれませんけれども。ところが、その裏には、こういう消防局のミスがあって、その後ろめたい、何とかせんといかんという中であの条例化の問題が急浮上したんじゃないでしょうかね。そうじゃなければいいんですけれども、どうも私たちは、その前後の状況を見ると、そういうこともうかがえるということが言えると思うんです。  さらに、私は、もう1件、消防については問題ありという提起をしたいんですが、これは、ついこの間、10月31日、田代町のあるマンションで、これは午後2時10分ごろですが、出火がありました。この出火があったのは3階です。その上の4階、5階に住む市民が煙に巻かれて、逃げ場を失って、ベランダに出て助けを求めた、ところが、はしご車が来ないんです。消防車、つまりタンク車は行ってますよ。行っているが、はしご車が来ない。だから、5階だから、救出ができない。そこで、先に到着した消防職員が、ドアを破って、防毒のマスクをしてその女性を連れ出した、助け出したということが、これは新聞にも報道されております。なぜはしご車がおくれたのか。これも近所の方から私たちに連絡があったんですが、はしご車が着くのが非常に遅かった、それで、ベランダに出て二十何歳かの女性が助けを求めていた、何とかせんといかんということだけれども、はしご車が来ない、そのうちに消防職員が入って助けたということですが、万一人命に影響があれば一体どうなったんですか。これも消防局の発表ですが、はしご車は10分後に到着をしているんです。その他のタンク車や消防車は2分後に到着しているんです。なぜこうなったのですか。私たちが調べた中では、本来は瓦木消防署から出動するべきですね、田代町といえばすぐです。今も言いましたように、2分あれば行けます。ところが、瓦木消防署から出ずに、鳴尾消防署からこのはしご車が出ているということを聞いているんです。なぜそんなことになったのか、はしご車はなかったのですか、あったけれども、出せないような事情があったのですか。その点も、ぜひ経過を明らかにしていただきたい。  より根本的な問題は、消防職員の士気の問題等々もあるんでしょうけれども、これはやはり職員の配置に問題があるんじゃないか。私は、2年前に総務常任委員会におったときに、八木市長の出席も求めて、消防職員の数が余りにも少ない、なぜふやさないのかということをやりとりしたときに、当時の渡辺局長だったか、この職員体制で十分いけますと言い切ったんです。私はいけないと言ったんです。十分いけますということを言い切ったんですが、それらの答弁等も踏まえて、この経過については明らかにしていただきたい。  それから、市長に伺いますが、この南越木岩の火災事故の問題、これは、消防局の方からは、この事実をいつ聞いたのか、今初めてなのか、事前に聞いておったのか。そういう消防局のミスに対して、市長は一体どういう考えを持っておられるのか。これは、やはり多くの市民に陳謝をしてもらわなければならんと思うんですね。あなたは、いつもおでこをたたいて、済みませんでしたというような問題ではないんです、これは。大変な問題だと思うんですね。そういう点であなたのお考えは一体どうなのか、あわせて聞いておきたいと思います。 ○議長(橋本完君) 再質問に対する答弁を求めます。 ◎助役(馬場順三君) 最後に市長にお聞きなりました質問に、私がかわりまして御答弁申し上げますが、けさ市会が始まる前に消防局長より両助役が話を聞きまして、そのことを私から市長にお伝えをいたしております。この点につきましては、私どもは、公務執行する上におきましては、事実は事実として、市民の皆様の前に、そこを覆い隠すというようなことのないような形で執行するのが原則であろう、そういう感じを持ったわけでございますが、消防局自体の、ただいま言われました委託の問題、人員の重点的な配置の問題等を含めて、よく消防局の意見、見解を聞いた上で、適切な対処をとるようにいたしたいと考えております。  それから、食糧費の問題でございますけれども、食糧費の予算の組み方に基準があるのか、こういうことでございますけれども、別に基準はございませんけれども、それぞれ重要な公共事業といいますか、事業を、いろいろ財源確保に努力しながら、市民の負託にこたえて展開しておるわけでございまして、そうした事業の必要経費で、社会常識の範囲内で必要なものを予算化いたしておるということでございます。  先ほど大阪市の例も引かれて言われましたけれども、私どもは、こうした問題については、市として礼を失しない最低の接遇といいますか、あれをやらせていただいておるというふうに思っておりまして、常識的な金額の範囲内でこうしたことをやらせていただいております。公共事業でございますので、ほとんど私の所管でございますけれども、時に陳情に参りまして、食事を伴う懇談の場でそうした陳情を行うケースもございます。しかし、それもあくまで常識的な範囲で執行をさせていただいております。  支出の目的は、そういうことでございますので、公共事業の財源確保、円滑な推進を図る目的でございます。  相手方の名前につきましては、これは、一つの接遇なり、市としての信頼関係で仕事を私ども支援し、助けていただいておりますので、これは申し上げられないと思いますので、御理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 ◎消防局長(谷本親夫君) 去る10月31日、田代町で発生しました火災で、瓦木署からはしご車が出動しないで、なぜ鳴尾署から出動したのかというお尋ねにお答えいたします。  火災がありましたのは14時11分でございますが、そのとき、瓦木署では、救助工作車、ポンプ車が訓練のため出動し、救急車は救急出動中でございました。瓦木署の当務人員は、はしご車、救助工作車、化学車の3台を4人で乗りかえ方式、すなわちそのときの災害により必要な車両が出動するようになっております。このため、救助工作車が訓練で出動しますと、はしご車は出動不能となり、他署から出動するようにしております。しかしながら、今回は、西宮署のはしご車が同じように救助工作車の訓練のために出動不能となっておりましたので、鳴尾署から出動しました。  このたびは、出動不能車両の報告、調整に欠ける結果となり、まことに申しわけなく思っております。今後は、さらに連絡調整を密にして、かかることの起きないよう十分注意したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  職員の件については、十分とは考えておりません。今後は、配置について検討していきたいと思っておりますので、よろしく御理解賜りますようお願いいたします。  以上でございます。 ◎市長(八木米次君) 南越木岩の火災問題、市長はどう考えているかということでございますが、先ほど助役が答弁しておりますが、私もあの火災のときに、まだ煙のあるうちに現場へ参りまして、3人の方が亡くなったということについてお見舞いに上がったりしたんでございますが、けさそのことを聞きまして、特に時間的な問題で厳正にならなくてはいかん消防局の業務でございますので、市長としてもまことに残念至極に存じております。今後かかることがないように特に厳に戒めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(橋本完君) 答弁は終わりました。 ◆26番(西村義男君) それでは、これ以上のやりとりは委員会に譲りますけれども、1点だけ質問をします。  これは、消防署の受付業務の民間委託の問題ですが、今回のこの火災事故の中で、この受付業務の重要性というのが一段と認識をされたのではないかというふうに思うわけです。今民間の企業に委託をしておりますけれども、これは、やはりそういう委託の方向ではなしに、正規の職員でこの受付業務も遂行するという点をぜひ考えていくべきだと思うんです。その点についての消防局長の考えを聞かせてもらいたいと思います。  他の問題は、私、要望、指摘をしますけれども、特に田代町の火災の問題につきましても、訓練があって、肝心の火災の通報があっても、はしご車はあるけれども、訓練のために職員がとられて、実際には車を動かすことができないという、こんなことで消防行政がいいんですか。連絡調整がなかなかできなかったというけれども、一番近いところから出動するというのが当たり前なんですね、緊急を要するわけですから。はしご車はあるけれども、人員がいない、人がいないからよそに連絡したというんでしょう。次に近いのが西宮署ですね、そこも訓練のためにいない、鳴尾にいった、こんなことではちょっと問題があるんではないかというように思います。  それらも含めて、職員の配置については十分でない、今後は考えるということですから、これは、十分検討して、人命を尊重するという立場から消防業務を遂行してもらいたいということ、これは、ぜひ要望、指摘をしておきたいと思います。  それから、交際費と食糧費の問題ですけれども、基準はどうなのかという点で、必要経費の範囲内で予算を組んでいる、最低の接遇を考えているんだという一般的なことを言っておりますが、しかし、実態は、5年間で3倍も5倍もになっているということですね。これでは説明にならないと思うんです。その相手方は、事業の執行上、円滑に進めるためには、相手は言えないということでしょう。まで交際費と同じじゃないですか。これでは困ると思いますね。  これは各所管にまたがっておりますけれども、所管の中で、委員会でもぜひひとつ論議をしていただきたいということも要望させてもらいたいと思います。  あと、消防局長に業務委託の問題について答弁を願いたいと思います。 ○議長(橋本完君) 答弁を求めます。
    ◎消防局長(谷本親夫君) 業務委託につきましては、過去2年間、受付業務を業者委託してまいりましたが、過去の問題点を総点検して、今後慎重に検討してまいりたいと考えておりますので、どうかよろしく御理解賜りますようお願いいたします。  以上でございます。 ◆26番(西村義男君) 慎重に検討するということですが、ぜひ正規の職員で受付の業務ができるように、市長部局とも協議調整をしながらやっていただきたいということを強く要望しておきます。  終わります。 ○議長(橋本完君) 次に、38番 大槻弥之助君の発言を許します。 ◆38番(大槻弥之助君) 何点か聞こうと思っておりましたが、2点に絞っていきたいと思います。  まず、第1点の問題は、競輪の迷惑料の問題であります。  この迷惑料については、競輪議会で我が党の西村議員がいろいろ指摘をいたしました。そうすると、それを毎日新聞が書いて、公表したという問題で、競輪問題研究委員会の中で、我が党の西村議員は議員5期もやっておって、今ごろこんな問題を取り上げるのはどうかと思うというような発言をしておるし、新聞に対しても、この新聞記者は大したことないというような意味の発言をしておるわけですね。  私は、今競輪の収益金が、最高22億円あったわけですが、年々下がってきて、4億そこそこになっておるわけですね。ところが、この迷惑料の配分のあり方というのが問題だということは、議会の中でたびたび指摘を受けてきたところです。そうすると、議会が指摘をし、監査の対象になるような出し方をしたんでは問題があるので、これは、阪急西宮球場と甲子園土地に肩がわりをさせて、監査の及ばないようにしておると思うんですね。こういう問題が本当に正しく──3,450万円ほど出されておるんですけれども、正しく使われているかどうかという問題になると、それぞれ団体にこれだけこれだけ渡しました、これだけ受領書をもらいました、中身は一体何に使われておるのかということが一つもつかまれてないわけですね。このあり方そのものに問題があると思う。  迷惑料は、当初決めたときと今とでは、情勢が全部変わっていると思う。例えば、私の地域なんか見てみると、高木の防犯協会となっている。防犯協会は、高松に100万円、あるいは婦人会、いや何だという格好で、自治会は、どこの自治会でも、比較的きちっと収支決算は住民にわかるようになっている。ところが、そういう資料については、一つもあなたの方はとっておらないと思う。  それから、こういう金の出し方が正しいのかどうなのか。私は、競輪が発足した当時の地域の条件というのと現在時点とでは、根本的に変わっていると思う。なぜかならば、競輪で迷惑を受けるからということで、行政は、その周辺に対しては、最大の努力をして、行政水準というものは大きく引き上げられて、そして、他地域の住民から見ると、私は、行政のあり方というものは、決して劣ってない、まさっても劣ってないと思うんです。だとするならば、そういう情勢の変化に対して、私は、この金のあり方自身が見直されなければならないということを思うわけです。  迷惑料については、今すぐ減額することは考えない、こう言われるんだけれども、私は、行政というものは公平にあるべきだと思う。市民42万すべてに公平でなければならん。こういう迷惑料をもらうことによって、特定の地域だけがよくなるというのは、行政の正しいあり方ではないわけです。このことは、議会の各派の議員からも何回か指摘を受けていると思う。そういう指摘は、聞いておるのか聞かないのか、そのままになっていると思うんですね。  だから、この点について、本当に金を出すとするならば、地域の環境、条件等を考えて、再配分しなければならない問題が起こってくると思う。だから、この金について、本当に真剣にあり方を見直しするのかどうなのか、もう一度はっきりしておいてもらいたいと思う。  それから、競輪場というのは、あの地獄の門をくぐって、地獄のかねが鳴ったら、市は何かにつけて一定の収益が上がるわけであります。だから、ばくちのテラ銭、あぶく銭という考え方がなかなか改まらない。  助役にお伺いしますけれども、今全国の競輪場周辺で迷惑料という名前で金を出しておる競輪場は一体何ぼあるんか。だから、その点で、具体的に、あるならある、あるいはどのくらい出しているんだということも、もう長年やっておられるんだから、明らかになっていると思いますから、お答え願いたい。  もう1点は、競輪場の使用をめぐっての問題であります。  例えば競輪場を借り上げるということになりますと、競輪場の施設全部を借り上げることになるわけです。ところが、昭和24年に競輪事業が発足してから今日まで、その契約の内容というのは、料率は変わっているけれども、その他の問題は、全然検討も加えられてないと思うんですね。例えば、阪急の球場を競輪場として競輪開催期間借りるんですが、その中の売店、あるいは阪急の食堂、これは、西宮市には一厘も入らない。すべての施設を借り上げている西宮に入らんと、全部阪急に入ってしまう。この問題についても、当然競輪場を借り上げてあるんだから、阪急の食堂からも、中の食堂からも、西宮市に金が入らなければいかん。一部入ったものはあるけれども、それをまた阪急に御丁寧に差し上げていると思うんですね。あるいは甲子園土地に差し上げていると思う。こういうような契約のあり方が正しいのかどうなのか。ですから、私たちは、この競輪の配分金をめぐって、今収益率が下がって、各市ともいろいろ議会でも論議しているんだけれども、そういう小さな面に至るまで何一つ検討、改善が加えられてないと思うんですね。  それから、この間の新聞の中からでも明らかになっているように、会計検査院がいろいろ指摘している問題があります。これらの問題について、一体市当局は今後どう対応する腹づもりをしているのか。これは大きな問題になると思うんですね。毎年92億円という失業保険料が払われているということを会計検査院は指摘しているというんですね。だとするならば、どういうことが予測されるのか、この点についてもお答えを願いたいと思う。  それから、もう一つの問題は、やはりこの競輪の運営についてもお役所仕事だと思うんですね。一遍関東各地、あるいは各都市の競輪場を見てもおわかりになると思うんですが、西宮の競輪場ほど殺風景なところはないと思うんです。私は、何年か前に、競輪場の入り口に季節ごとの花や飾りつけでもして、気分的に和らげたらどうなんや、確かに競輪のファンというのは、高齢化して、余りそういうものに関心がないかもしらんけれども、しかし、市民から受ける第一印象というようなものを考えると、そういうこともきちっとしたらどうか、確かに暴力対策だけは、私の指摘に対していろいろ対策をとられました。だけども、競輪場そのものの全体的な問題については、大して変わってない。  それから、競輪のファンサービスにしてもそうです。全国的に比較をしてみられたらわかると思うんですね。西宮の競輪場のファンサービスというのは、まことに悪いと思う。  だから、同じことをやって、収益率が悪い原因がたくさんあるわけなんだから、それを改めなければいかん。ところが、何年たっても改まらんわけですね。  だから、ここらの問題についてまずお答えを願いたいと思う。  それから、その次に、福祉の問題であります。  ことしから学童保育事業は条例化しました。そのことによって、都市児童健全育成事業、児童の育成事業の趣旨が政府と全く違った形になっていると思うんです。このことによってどういうことが予測されるのか、それをお答え願いたいと思うんです。  一昨日も、宇野議員の質問に、局長は、政府の補助金がないからということを盛んに言うてた。それでは、学童保育事業で政府の補助金は一体どうなったのか、どうなるのか。  それと同時に、自民党政府の学童保育に対する考え方からも大きく逸脱していきつつあるわけですね。だから、この点についてお答え願いたい。  まずその2点だけで、あとはやめておきたいと思います。 ○議長(橋本完君) これより答弁を求めます。 ◎助役(白井利治君) まず、競輪の迷惑料、周辺対策費、環境整備費補助金でございますが、これについての御質問がございました。  この件につきましては、むしろ私より先生の方が大変よく知っておられるということでございますが、競輪施行において発生いたします直接的な迷惑、例えば、雑踏とか、あるいは車両、ごみ等の環境、防犯については、場外警備対策の中で対処しておるわけでございますけれども、しかしながら、この対策だけでは律し切れない問題もございますので、これを補完するものとして、歴史的経過の中で、双方合意のもとに地元に対して迷惑料を出してきた、こういう経過がありまして、先ほども先生がおっしゃいましたように、48年に組合ができましたときに、これは、両方あわせて3,400万何がしの金ですが、西宮、甲子園競輪場の周辺に対して支出をするということで、これは、一応収益の関係等もございまして、組合で出すよりもこういう施設会社に出させようという話があって出されたというような経過を持っておるわけでございます。  この迷惑料につきましては、周辺の交付をしておりますところでは、それぞれの考え方に基づきまして適正に使用されておる、こういうように思っておるわけでございますけれども、先ほども御指摘がございましたように、相当年月がたっている中で、その基準等につきましては、若干研究、検討していかなければならんというように考えておるわけでございます。したがいまして、そういうことにつきましては、今後とも十分検討をしてまいるつもりでございます。  それから、先ほども契約の問題等についておっしゃったわけでございますけれども、契約の問題につきましては、今、例えば西宮の競輪場の中では、そういう食堂とか、あるいは売店、そういうものについては、一応施設使用料から除外をしている、そういうことでございますけれども、しかし、これとても見直すべきものはやはり見直していかんといかん、こういうように考えておるわけでございます。  それから、全国で50場の競輪場があるわけでございますけれども、そのうちの39場が迷惑料を出しておるわけでございまして、総額約10億円、こういうふうにつかんでおるわけでございます。  それから、会計検査院等の問題につきましては、雇用保険問題でございますので、これにつきましては、慎重に考えていく必要がございます。したがいまして、この場での答弁は差し控えさせてほしい、こういうように考えます。  それから、収益の向上のために、かつての御提言も出されながら御指摘をいただいたわけでございますけれども、決して私どもとしては、以前からほうっておるわけではございませんで、阪急の球場そのものにつきましても、内部の改善はされておりますし、また、甲子園の競輪場におきましても、今度新しく施設会社の方で、地元の了解を得ながら、新しい北スタンドの改修というようなこともやっておりまして、確かに十分なことではないかもしれませんけれども、私たちとしても、この問題については十分力を尽くしているところでございますので、御了承のほどをお願いしたいと思います。  以上でございます。 ◎福祉局長(田村光弘君) 学童保育、いわゆる留守家庭児童健全育成にかかわります御質問でございますが、従来、御指摘のように、都市児童健全育成事業費補助、これを63年度におきましては28カ所、1カ所当たり3分の2の補助が出ていたわけでございます。  本来施設は35カ所でございますが、児童館が設置されておりますところにつきましては補助がされないということで、28カ所が補助対象になっておったわけでございます。  しかし、本来留守家庭児童の見守りということにつきましては、無料でこういう児童館、児童センター等におきまして保護するということに対して補助されるものでございまして、児童館のない地域では、児童館にかわる施設として、それが無償で実施をされるという場合に補助されるということで、ただいま申し上げましたように、従来は28カ所の補助があったわけでございますが、条例化によりまして、月額6,000円の育成費をいただくということによりまして、補助がなくなるということになるわけでございます。  以上でございます。 ○議長(橋本完君) これで答弁は終わりました。 ◆38番(大槻弥之助君) 競輪の迷惑料問題でありますけれども、私は、助役も言わなくてもおわかりなんで、これ以上詰めようとは思いませんけれども、私は、競輪の事業で要らんものがぎょうさんあると思うんですね。例えば競輪問題研究委員会、あれ、会議はやっているけれども、18年間──競輪事務組合ができて18年になりますかな、48年ですから、23年ですか。その間に会議録一つとったことない、こう言うんです。こんな研究委員会が西宮市の市長の諮問機関であるのかどうなのか。  この委員会というのは、競輪問題研究委員会というけれども、あなた方は、売り上げが何ぼありました、何ぼありました、はいさようなら、飯食て、日当を払っている、本当に競輪をどうするかという問題でどんな論議がなされてきましたか。しかも、この委員会ができて以来二十何年間か、委員は、一遍もかわらんという人もある。これは市長の好きな側近の人たちですね。これ、間違っておったら間違っておる言うてもらったらいいんですよ。西宮市の専門委員会ようけあるけれども、二十何年間一遍もかわりまへんというような委員、あったらお目にかかりたい。このごろ高齢化社会や云々や、こう言ってんねんけれども、ヨーロッパで今いろいろ民主化云々や言うて、年寄りは去っていって若い人にというような時期、すべてのところで若い人、こう言われているのに、80になんなんとする人が、やっぱりその中で音頭をとっている。これは、私、そういう行政の委員会だから問題なんです。だから、その辺は、あなた方はどう改めていくのか。  そのほか、言い出したら時間が長くなるんで言いたくありませんけれども、私は、その問題は答えてもらわんといかんと思うんです。二十何年かわらんというような、こんなことがいいのかどうなのか。  それから、福祉局長、あなたは盛んに補助金、補助金と、こう言っているけれども、3分の2の補助金で、去年だけでも1,073万円が入ってきている。その補助金が、条例を制定したことによって全部飛んでしまった。  あなた、片一方では、補助金がなければできない、こう言うんだけれども、一体あなたの言っているのは、これは何のために──私にあんな答弁をしたら、私、腹立てて、怒って、文句言っていると思う。うちの宇野議員、おとなしいから、ああそうかいなと思って聞いてはるけれども。  だから、その点で、あなた、1,073万円の補助金は、これはもらわなくてもいいんだ、西宮の財政はあり余っておって、ようけ貯金しておるから、それくらいのものはどっちでもええんだ、こういう考え方ですか。  それと同時に、私は余り自民党の政策というのは好きじゃないんだけれども、ところが、自民党政府の政策からも──政府の政策の方がよっぼどましなんです。(「党の名前かえようか」と呼び、その他発言する者あり)そうやな。(笑声)  こういう点で、本当に住民のためにあなた方がまじめに物を考えているんかということです。これによって、だれでも学童保育事業というのは参加できるということになっていた、それが、この条例をつくったことによって、参加できなくなる、全く違った形になっていったと思う。この点についても、補助金と同様に、どう考えているのか明らかにしてもらいたい。 ○議長(橋本完君) 答弁を求めます。 ◎助役(白井利治君) 問研の問題につきましては、先生も御承知だと思いますが、競輪事務組合の委員規則というのがございまして、ここで、競輪事業の円滑なる運営を図るために専門委員として決めておるわけでございまして、今日まで両競輪場で無事この競輪事業を開催させていただいておりますのは、やはり地域の住民の皆さん方と、それから問研の委員さんと、我々施行者との信頼関係によって今日までやってこられたということもございます。これは、競輪事務組合の問題でもございますが、その扱いについては慎重に対処してまいりたい、こういうように思います。 ◎福祉局長(田村光弘君) 再度の御質問でございますが、当然私どもは国からの補助を期待したいわけでございますが、現在の制度はそういうふうになっておりません。有料の条例化をしたわけでございますけれども、まだ学童保育事業自身が国において制度化されていない事業でございまして、市が独自に実施をいたしております。任意の要綱で実施をしてきたわけでございますけれども、市といたしましては、従来の要綱により実施をしてきたものを、市民的合意を得て、市条例による制度化を図るとともに、適正な受益者負担をいただくということの趣旨で条例化をしたわけでございます。  ちなみに、先ほど御指摘ございましたように、約1,000万強の補助金が63年度はあったわけでございますけれども、全事業費2億円の約5%でございます。私どもは、国の方のこうした事業の制度化につきましては、今後国の方にも働きかけていかなければならないものだというふうに考えております。私どもは、適正な受益者負担をいただくということで、必要な方の学童保育への入所を拒むというふうなことは毛頭考えておりませんし、所得に応じた減免の措置も考えているところでございますので、よろしく御理解を賜りたいと存じます。 ○議長(橋本完君) 答弁は終わりました。 ◆38番(大槻弥之助君) あなた、のらりくらりと言っているけれども、条例化したことによって1,073万円の補助金は飛んでしまったわけでしょう。あなた、国に要請すると言わんでも、県は、ああいう条例を制定しなかったら、1,073万円はお払いいたします、これくらい監査の緩いお金はありません、どんどん使ってもらいたいのや、西宮さん、勝手に自分でもらえんようになさったんだから、県としては、この金はもらってほしい、私、厚生省へ行ったときも、厚生省ももらってもらわな困る、こう言うんです。あなたの言うことと全然違う。条例化したらそういう問題が起こるということは、あなた一言も言わなかったんやね。そういう失態に対してはどう考えるの。 ◎福祉局長(田村光弘君) 条例化しました場合に補助金がなくなることにつきましては、条例の御審議をいただきます際に、民生常任委員会で御説明もさせていただき、いろいろ資料も提出させていただく中で御審議をいただいたというふうに理解をいたしております。 ◆38番(大槻弥之助君) あなた、片一方では政府の補助金は要る、こう言うねん。片一方は、条例化して飛んでも仕方がないんだ、これは矛盾だと思いませんか。あなた、すべての事業に対して、これは各局長とも同じ答弁をするんです。必ず政府から補助金をもらわなくてはいかん、こう言うんです。その分だけ、あなた、受益者負担がふえているわけでしょう。  だから、私は、市長にお伺いしたいと思う。  1,073万円というお金は、私は、小さな額のお金でないと思うんですね。だから、こういう金余り現象だから──条例ができてこんな問題が起こったというんなら、条例を修正して当たり前、直して当たり前だと思うんです。補助が適用できるように、あなた方──さっきの馬場助役の西村議員に対する答弁でも一緒ですがな。補助をもらうために、将来事業をやるためにこれは必要なんですと、こう言っている。だから、私は、本当に受益者負担、父母負担を減らして、そうして本当にだれでも行けるような、市民に開放された学童保育をやるのが当たり前じゃないかと思うんですが、その辺で市長はどう考えますか。 ◎助役(白井利治君) 学童保育の問題は、これは、今までから制度化をしていく、こういう要求が非常に強かったわけでございます。全国的に見ましても、制度化していく問題については、いろんな国に対しての要望を突きつけていったわけでございますけれども、なかなか政府の方は、この制度化の問題について取り上げてもらえなかった、こういう経過があって、その中で、一定の、法外施設ではありますけれども、補助金というものを県が出してきた、こういう経過があって、制度化したら、これは確かに、おっしゃるように、補助金が出ないというのは矛盾かもしれませんけれども、今我々としては、その制度の中で運用を図っている、こういうことでございます。  なお、この制度化をしたことによりまして、それまでは、我々としては、かなりの市費もつぎ込んでおったわけです。しかも、そのうちの一部を受益者負担として御負担を願う、こういうことで、施設の内容等についても年々充実させていこう、こういう趣旨で我々は条例化を図ってきた。この点については、私は、市民の皆さん方に喜んでもらえるんじゃないか、こういうように思っているわけです。  さらに、先生がおっしゃっていますように、法内施設として学童保育が認められるような形での国に対しての要望もさらに続けていかなければならんし、補助金というものも、それと同時に考えてもらうように、今後も、私たちとしても、国に対してはその点で要望していく考えでございます。御了解願いたいと思います。 ◆38番(大槻弥之助君) 確かに国に対して云々ということ、あるいは施設改善した、こう言うけれども、私、指摘しておかないかんのは、条例化したことによって、わずか短期間の間に百数十名やめているでしょう、払えなくなって。こういう、本当に健全育成事業じゃなしに、市民を苦しめるような条例をつくって──私は、そういう考え方については問題があると思うんで、あと委員会で論議をしていただいたらいいと思います。これ以上言いません。 ○議長(橋本完君) 通告による発言は終わりましたが、ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本完君) なければ、これをもって質疑を打ち切ります。  この際、お諮りいたします。  上程中の認定第12号は、議長を除く全員をもって構成する決算特別委員会を設置の上、これに付託いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本完君) 御異議を認めません。  よって、上程中の認定第12号は、議長を除く全員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  いま1点お諮りいたします。  ただいま設置いたしました決算特別委員会の副委員会の定数は、委員会条例第6条第1項ただし書きの規定により、これを4名といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本完君) 御異議を認めません。  よって、決算特別委員会の副委員長の定数は4名と決しました。  次に、日程第3 議案第452号ほか7件を一括して議題といたします。  各案に対する提案説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。  上程中の各案に対し質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本完君) なければ、これをもって質疑を打ち切ります。  上程中の各案は担当常任委員会に付託して御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本完君) 御異議を認めません。  よって、議案第452号ほか7件は担当常任委員会に付託いたします。  付託区分は日程表のとおりであります。  次に、日程第4 議案第459号ほか10件を一括して議題といたします。  各案に対する提案説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。  上程中の各案に対し質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本完君) なければ、これをもって質疑を打ち切ります。  上程中の各案は担当常任委員会に付託して御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本完君) 御異議を認めません。  よって、議案第459号ほか10件は担当常任委員会に付託いたします。  付託区分は日程表のとおりであります。  なお、議案第459号の付託区分は後刻印刷配付いたします。  次に、日程第5 議案第470号ほか14件を一括して議題といたします。  各案に対する提案説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。  質疑の通告を受けておりますので、38番大槻弥之助君の発言を許します。
    ◆38番(大槻弥之助君) 公共下水道の塩瀬幹線の問題について、一、二点お伺いしたいと思います。  この議案は、6月議会において請負契約ができないで、9月議会で、改めて約1億円ふやして、そして可決された議案だと思うんですね。今回、さらにこの工事の中で、地山を掘削しておる中で、地盤の地山の悪いところがある、わき水が出て地山が崩れそうだということで、4カ所ですか、セグメント、そしてリングを入れる、こういう工事だと思うんですね。既にこの4カ所とも、11月3日の時点で、あなた方は議会に資料を出しておられるんだけれども、この予算は、既に前の方にあるところの予算を流用して、先に執行しているという状態になっていると思うんです。これは、もちろん工事の進行上、私はやむを得ないものだと思うんですけれども、地下40メートルだから、わき水が云々、こういうことで地山が崩れる、だから、リングをほうり込むんだ、60カ所入れるわけですね。そうすると、わき水、こう言うけれども、その内容を聞いてみると、4インチポンプ2台で大体かえられるような水だ、わき水の量だ、こう言われるわけですけれども、説明者は、そういうわき水をほうっておいたら、地山が崩れて2次覆工のときに問題が起こる、あるいは掘削中に機械が埋まったりするというようなことがあるのでと、こういう理由をつけておられるんですけれども、こんなに次から次へ問題が出てくるということは、ボーリングの箇所が200メートル置き──1本300万円も400万円もかかるからやむを得ない、こういうように言われるんですけれども、今後、なおかつ、まだ予算を追加更正しなければならないようなことにならないのか。あなた方は、この地域は、有馬層群というのは非常にかたい岩盤だ、だから、そのままやれる、こう言ったところが、破砕帯があった。昔の土木の契約、土方、土木事業というのは、一尺下を掘ったら何が出てくるかわからんということで、うまくいくときもあれば損するときもあるというようなのが土木の今までのあり方だったと思うんですね。ところが、今回の場合は、最初の予算よりも、当初より1億円以上多く積んで、また1,700万円近い金を追加更正する、こういうようなあり方についてどういうように局長は考えられるのか、お答えを願いたいと思います。 ○議長(橋本完君) 答弁を求めます。 ◎土木局長(小出二郎君) 塩瀬幹線の設計変更につきましての御質問にお答えしたいと思います。  今回設計変更いたす内容につきましては、いみじくも大槻先生の御質問にあったとおりのことでございまして、当初想定していた以外の事態が発生いたしましたので、こういった事態に的確に対応するために適切な内容を追加したものでございます。  以上でございます。 ◆38番(大槻弥之助君) 問題は、わき水の問題ですけれども、そんなにわき水が多く出て地山が崩れるというようなところだったら、セグメントをやって、リング60本入れて、あと今後に地崩れが起こるという心配がないのかどうなのか。わずかのわき水で地山が2メートルほど崩れた、こう言われているんです。この地山の崩れたところは、4カ所とも同じように崩れたのか、それとも、1カ所で崩れたので、あとのところは全部やったんだ、こういうぐあいに理解するのか、その辺はどうなんですか。 ◎土木局長(小出二郎君) 今回セグメントでもって補強する箇所につきましては、湧水を伴っておりまして、こういった箇所についてはすべてセグメントで補強いたすこととしております。  それと、この補強を一定行うことによりまして、今後の安全性については十分確保できると考えております。  それと、残されております区間での設計変更等の予測でございますが、これ、まだ現時点では、当初の地質調査等の結果から見まして、こういった事態は起こらないと思っておりますが、現実に掘進をする中で、今回と同じようなケースに遭遇するやもしれませんが、我々としては、約2,100メートルのうち1,600メートルほど掘り進んでおりますので、現在の地質の状況からすれば大幅な設計変更等は今後生じないのではないか、かように考えております。 ◆38番(大槻弥之助君) 私、建設水道常任委員ですから、あとはまた常任委員会で論議させていただいて、これぐらいで終わっておきたいと思います。 ○議長(橋本完君) 通告による発言は終わりましたが、ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本完君) なければ、これをもって質疑を打ち切ります。  上程中の各案のうち報告第39号を除く14件は担当常任委員会に付託して御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本完君) 御異議を認めません。  よって、報告第39号を除く14件は担当常任委員会に付託いたします。  付託区分は日程表のとおりであります。  なお、報告第39号はこれをもって終わります。  次に、日程第6 議案第485号を議題といたします。  当局の提案説明を求めます。  馬場助役。 ◎助役(馬場順三君) 提案理由を御説明申し上げます。  議案第485号財産取得の件は、仮称西部総合処理センター及び関連清掃施設用地として、兵庫県から西宮浜3丁目7番7及び8、面積5万301.76平方メートルを82億7,463万9,520円で取得するものであります。  何とぞ御協賛賜りますようお願い申し上げます。  以上で提案説明を終わります。 ○議長(橋本完君) 提案説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  上程中の本案に対し質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本完君) なければ、これをもって質疑を打ち切ります。  上程中の本案は担当常任委員会に付託して御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本完君) 御異議を認めません。  よって、議案第485号は担当常任委員会に付託いたします。  付託区分は日程表のとおりであります。  次に、日程第7 報告監第16号ほか5件を一括して議題といたします。  各報告につきましては、本市監査委員より既にお手元に配付いたしておりますとおりの報告があったものであります。  各報告に対し質疑並びに御意見はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(橋本完君) なければ、各報告はこれをもって終わります。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  各常任委員会並びに決算特別委員会の審査日程は、本日から12月22日までの予定でありますので、この間、各委員会におかれましては、付託諸議案の審査を終了されますようお願いいたします。  本日は、これをもって散会いたします。  御協力ありがとうございました。    〔午後5時57分 散会〕...