○議長(余百
保次郎君) 御異議を認めません。よって、
今期臨時会の会期は3日間と決しました。次に、日程第2 議席の一部変更の件を議題といたします。
議員の
所属会派の異動に伴い、議席の一部を変更いたしたいと思います。
変更する
議席番号及び氏名を
事務局をして朗読いたさせます。
議事課長。
◎
議会事務局議事課長(
天野禎夫君) 議席の一部変更について朗読いたします。
11番
中西甚七君が46番へ、46番
田中章博君が12番へ、12番 雑古宏一君が45番へ、45番
細山治君が24番へ、24番
谷口徳二君が47番へ、47番
樽井正雄君が11番へ、36番
前田東君が48番へ、48番
草加義直君が36番へ、それぞれ変更いたします。
したがいまして、変史後は、11番
樽井正雄君、12番
田中章博君、24番
細山治君、36番
草加義直君 45番 雑古宏一君、46番
中西甚七君、47番
谷口徳二君、48番
前田東君、以上のとおりとなります。
○議長(余百
保次郎君) お諮りいたします。
ただいま朗読いたしましたとおり議席の一部を変更することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(余百
保次郎君) 御異議を認めません。よって、ただいま朗読いたしましたとおり議席の一部を変更することと決しました。
それでは、ただいま決定いたしました議席に御着席願います。なお、氏名標につきましては、本日休憩中に変更いたしますので、御了承のほどお願いいたします。
(一部変更後の議席に着く)
○議長(余百
保次郎君) それでは、議事を続けます。
次に、日程第3 議案第297号外3件を一括して議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎助役(
馬場順三君)
提案理由を御説明申し上げます。
議案第297
号財産取得の件は、
公共下水道甲子園浜浄化センターを建設するための用地として、西宮市鳴尾字西鳴
寅新開地先の土地13万1,962.50平方メートルを総額120億858万7,500円で、昭和60年度から昭和68年度までの9カ年で、兵庫県から西宮市
土地開発公社において先行取得するに当たり提案する次第であります。
何とぞ御協賛賜りますようお願い申し上げます。
次に、報告第43
号処分報告の件は、
地方税法の一部が改正されたことに伴い、本市
市税条例の一部を法に適合するよう改正する必要が生じ、本年4月1日から施行すべきものについて
地方自治法第179条第1項の規定により
専決処分を行った次第であります。その主な点は、
個人市民税の
均等割の税率の
見直し、土地に係る
固定資産税及び
都市計画税の
負担調整措置の延長並びに
軽自動車税における税率の改正など、所要の改正を行ったものであります。
報告第44
号処分報告の件は、既に御承認を賜りました昭和59年度
一般会計補正予算について、その後、
公園整備事業ほか2事業の
起債額の
限度額につき、それぞれこれを上回る許可がありましたので、これらについて1,440万円を増額変更するもので、
会計年度内に更正する必要があるため
地方自治法第179条第1項の規定により
専決処分した次第であります。
以上2件につき
地方自治法第179条第3項の規定に基づき報告する次第であります。何とぞ御承認賜りますようお願い申し上げます。
報告第45
号処分報告の件は、市長の
専決処分事項の指定に基づく
専決処分報告で、
本市車両による事故4件について和解及び
損害賠償の額を決定したもので、
地方自治法第180条第2項の規定により報告するものであります。
以上であります。
○議長(余百
保次郎君) 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
上程中の各案に対し質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(余百
保次郎君) なければ、これをもって質疑を打ち切ります。
上程中の各案のうち報告第45号を除く3件は、
担当常任委員会に付託して御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(余百
保次郎君) 御異議を認めません。よって、議案第297号外2件は、
担当常任委員会に付託いたします。
付託区分は
日程表のとおりであります。
なお、報告第45号は、これをもって終わります。
ここで、
常任委員会開催並びに
日程調整のため暫時休憩いたします。
御苦労さまでございました。
(午前10時17分 休憩)
───────────
(午後4時47分 開議)
○議長(余百
保次郎君) ただいまより休憩前に引き続き会議を開きます。
この際申し上げます。
休憩中、総務並びに
建設水道常任委員長より
付託事件の審査を終了した旨の報告を受けております。
これより各案に対する
委員長の報告を求めます。
まず、
総務常任委員長 蜂谷倫基君。
◆8番(
蜂谷倫基君)
総務常任委員長報告。
ただいま上程中の、報告第43
号処分報告の件〔(西宮市
市税条例の一部を改正する
条例制定の件)
専決処分〕、報告第44
号処分報告の件〔昭和59年度西宮市
一般会計補正予算(第6号)
専決処分〕、以上2件につきましては、本日開催の
委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された
関係資料をもとに、慎重に審査いたしました結果、報告第43号については賛成多数をもって、他は異議なく原案を承認すべきものと決しました。
議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、
委員長報告といたします。
○議長(余百
保次郎君) 次に、
建設水道常任委員長 宇野良一君。
◆1番(
宇野良一君)
建設水道常任委員長報告。
ただいま上程中の議案第297
号財産取得の件(
公共下水道甲子園浜浄化センター用地)につきましては、本日開催の
委員会において、当局から詳細なる説明を聴取し、提出された
関係資料をもとに、慎重に審査いたしました結果、異議なく原案を承認すべきものと決しました。
議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、
委員長報告といたします。
○議長(余百
保次郎君)
委員長の報告は終わりましたが、ただいまの報告について質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(余百
保次郎君) なければ、質疑を打ち切り討論に入ります。
上程中の各案に御意見はありませんか。
13番。
◆13番(松田昭山君) それでは、ただいま上程されておりますところの報告第43
号処分報告の件〔(西宮市
市税条例の一部を改正する
条例制定の件)
専決処分〕につきまして
共産党議員団としての意見を申し上げておきたいと思います。
まず、この中で
軽自動車税に関してでありますけれども、これについては、妥当なものとして、これを承認をすることにやぶさかではありませんが、個人の
市民税並びに
固定資産税及び
都市計画税につきましては、これを承認することはできません。
以下、それについての理由を述べたいと思いますが、まず、
個人市民税の
均等割を、現行1,500円であったのを2,000円に改める、こういうものでありますが、これは増税でありまして、
地方税というのは、国税よりも住民の負担が重くなっているという状態であるにかかわらず、
均等割をこのようにふやすということには、到底これは賛成するわけにはまいりません。
次に、
固定資産税並びに
都市計画税でありますけれども、
固定資産税、3年ごとの
見直しでもって毎年値上げになる、こういう状態がずっと続いてきているんでありますが、
委員会でもいろいろと論議をされましたように、土地の
値上がり、これは、最近の状態を見てまいりますと、
固定資産税をこのように引き上げた、そういう状態には土地の
値上がりはしていないという、こういう状況にあるという状態であります。当局の説明によると、58年の7月1日現在で、過去3年間を見れば、西宮市においては31%も平均で上昇している、こう言うんでありますけれども、特にそれ以後の最近の
値上がりは、それほどになっていないことはもちろんのこと、この時点におきましても、果たして31%も上がったかどうか、これは疑問に思うわけであります。ところが、
固定資産税の方は24.6%も平均して引き上げるというようなことは、到底これは理解をすることはできないと思います。
固定資産税の問題というのは、やはり
一般個人の
固定資産税というのが非常に重くのしかかってきているという状態が続いているんでありまして、
勤労国民にとっては非常に重い負担になっていると思います。ところがその反面、ビルの用地であるとか、
工場用地とか埋立地など、大企業の土地というものは極めて低く評価をされている、さらに、電気やガス、
外航船舶とか
航空機等には特別の減免を行うなどして、大企業に対しては優遇策がとられている、こういう状態であります。一方、個人の
固定資産税については、毎年上げられる、特に
年金生活をしている人たちにとっては、到底これは耐えられない状態にまできていると言わなければならないと思います。
そうした理由によって、この
固定資産税の引き上げについては、到底これは賛成をするわけにはまいりません。
以上の理由によって、
共産党議員団は、これを承認できないということを申し上げておきたいと思います。
以上です。
○議長(余百
保次郎君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(余百
保次郎君) なければ、討論を打ち切り採決に入ります。
採決は、議事の都合により2回に分けて行います。
まず、議案第297号及び報告第44号の2件の採決を行います。
両案につきましては、先ほどの
委員長の報告のとおり決することにして御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(余百
保次郎君) 御異議を認めません。よって、ただいま採決いたしました議案第297号は
原案どおり可決、報告第44号は承認されました。
次に、報告第43号について採決を起立により行います。
本報告につきましては、先ほどの
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
○議長(余百
保次郎君) 起立多数であります。よって、ただいま採決いたしました報告第43号は承認されました。
この際お諮りいたします。
本日の会議は、議事の都合により延会することとし、明16日午前10時より本会議を開くことにいたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(余百
保次郎君) 御異議を認めません。よって、本日はこれにて延会し、明16日午前10時より本会議を開くことに決しました。
なお、ただいま在席の各位には、文書による
開議通知は省略させていただきますので、御了承願います。
本日は、これをもって延会いたします。
御苦労さまでございました。
(午後4時55分 延会)...