明石市議会 > 2012-03-12 >
平成24年文教厚生常任委員会( 3月12日)
平成24年建設企業常任委員会( 3月12日)

  • "権利変換計画作成等"(1/1)
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  1. 明石市議会 2012-03-12
    平成24年建設企業常任委員会( 3月12日)


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    平成24年建設企業常任委員会( 3月12日)                             建設企業常任委員会                           平成24年3月12日(月)                           於   大会議室     ----------------------------------- 〇出席委員(7人)   尾 仲 委員長             辰 巳 副委員長   楠 本 委 員   樽 谷 委 員   新 田 委  員   三 好 委 員   松 井 委 員 〇欠席委員   な し 〇出席説明者   和田理事  木下公営企業管理者   嶋田中心市街地活性化プロジェクト部長  山本再開発事業担当部長   福田土木部長  笹岡土木部参与  寺山都市整備部長  進藤下水道部長   南交通部長  ほか所管各部の次長・課長 〇議 事
     (1) 下水道部・交通部・水道部関係   ① 付託された議案の審査     議案(7件)     議案第24号 平成23年度明石市下水道事業特別会計補正予算            (第2号)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3     議案第28号 平成23年度明石市水道事業会計補正予算(第2            号)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7     議案第29号 平成23年度明石市自動車運送事業会計補正予算            (第2号)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10     議案第4号 明石市自動車運送事業の廃止に伴う関係条例の整            備に関する条例制定のこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14     議案第18号 明石市営水道事業における利益剰余金等の処分に            関する条例の一部を改正する条例制定のこと・・・・・・・・・・16     議案第41号 平成24年度明石市下水道事業特別会計予算・・・・・・・・・・19     議案第48号 平成24年度明石市水道事業会計予算・・・・・・・・・・・・・・・・24   ② その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27  (2) 中心市街地活性化プロジェクト・土木部・都市整備部関係   ① 付託された議案の審査     議案(10件)     議案第21号 平成23年度明石市一般会計補正予算(第5号)            〔分割付託分〕・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28     議案第10号 明石市建設関係手数料条例の一部を改正する条例            制定のこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36     議案第16号 明石市営住宅条例の一部を改正する条例制定のこ            と・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38     議案第17号 明石市立自動車駐車場の設置及び管理に関する条            例の一部を改正する条例制定のこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・39     議案第32号 字の区域の変更のこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41     議案第33号 市道路線認定のこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42     議案第35号 平成24年度明石市一般会計予算〔分割付託分〕・・・・・・45     議案第39号 平成24年度明石市公共用地取得事業特別会計予            算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53     議案第40号 平成24年度明石市石ヶ谷墓園整備事業特別会計            予算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・55     議案第45号 平成24年度明石市土地区画整理事業清算金特別            会計予算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56   ② 報告事項(2件)    ア 中心市街地活性化の取り組みについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・57    イ 明石淡路フェリー(たこフェリー)について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・76   ③ その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80                            午前9時58分 開会 ○尾仲委員長  少し早いですが、ただいまより建設企業常任委員会を開会いたします。  木下公営企業管理者。 ○木下公営企業管理者兼水道部長  公営企業管理者兼水道部長でございます。  1件ご報告申し上げます。本日、水道部次長兼浄水課長の大西次長につきましては所用により欠席させていただいております。提案議案の説明につきましては、総務課長の前田課長より行うことをあらかじめご了解いただいておりますことを報告いたします。よろしくお願いいたします。 ○尾仲委員長  それでは本日の審査の流れについて冒頭に説明しておきます。  当初予算以外の議案につきましては、本日中に採決していきたいと思っております。当初予算案に関しましては、本日は説明のみ、質疑とか採決は次回に行うことといたします。  報告事項に関しましては大変たくさんございます。きょうは、できるだけ進めるところまで進めたらというふうに思っております。時間の都合ですので、ちょっと今の段階では何とも言えませんが、よろしくご協力のほどお願いたします。  それでは早速ですが議事に入ります。  まず下水道部・交通部・水道部関係に移ります。  付託された議案は7件でございます。それではただいまより順次説明を求めて採決していきたいと思っております。  まず議案第24号、平成23年度明石市下水道事業特別会計補正予算(第2号)に関しまして説明を求めます。  山西下水道部次長兼下水道管理課長。 ○山西下水道部次長兼下水道管理課長  おはようございます。下水道部次長の山西でございます。  議案第24号、平成23年度明石市下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。座って説明させていただきます。恐れ入りますが議案書、下の1ページをお開きください。  今回の補正理由につきましては、執行見込み額に合わせて歳入歳出の補正をお願いしようとするものでございまして、歳入歳出予算につきましてそれぞれ2億3,680万円を減額し、予算総額をそれぞれ117億2,968万4,000円にしようとするものでございます。内容につきましては、歳入歳出補正予算事項別明細書によりご説明申し上げます。また繰越明許費につきましては第2表、繰越明許費により、債務負担行為につきましては第3表、債務負担行為補正により、地方債の補正につきましては第4表、地方債補正によりご説明させていただきます。  恐れ入りますが、下の6ページをお開き願います。第2表、繰越明許費でございますが、お手元に配付させていただいております委員会資料の議案第24号、平成23年度明石市下水道事業特別会計補正予算(第2号)関係資料1から3ページもあわせてご参照ください。第2表上段の下水道整備事業につきましては、委員会資料の関係資料では1、2ページになりますが、管渠とポンプ場の整備に係る工事29件及び委託7件、補償費4件の合計40件となっております。繰り越し理由につきましては、地元住民との調整及びガス管など地下埋設物の移転協議に日数を要したことや補助認証などにより繰り越ししようとするものでございます。  次に第2表下段の下水道終末処理場建設事業につきましては、委員会資料の関係資料では3ページになりますが、浄化センター整備に係る工事4件の繰り越しでありまして、理由につきましては補助認証などにより繰り越ししようとするものでございます。なお、繰り越し件数を減らすべく早期発注するなどの工夫をしておりますが、まだまだ多くの繰り越しがございます。今後も繰り越し件数を減らすべく努力してまいります。  次に下の7ページをお願いいたします。第3表、債務負担行為補正でございますが、船上東部放流幹線の発注が東日本の震災により交付金の確保が困難となったことにより、発注を見送ったことにから減額変更しようとするものでございます。  次に下の8ページをお願いいたします。第4表、地方債補正でございますが、下水道事業につきまして、国の認証などに基づき起債の限度額を減額変更しようとするものでございます。  それでは事項別明細書によりその内容につきまして順次ご説明申し上げます。恐れ入りますが下の10、11ページをお願いいたします。まず歳入でございますが、1款 国庫支出金、1項 国庫補助金、1目 下水道事業費国庫補助金、1節 下水道整備費補助金につきましては、補助認証に伴い補助金を減額しようとするものでございます。2節 下水処理場建設費補助金につきましては、補助認証に伴い補助金を増額しようとするものでございます。次に下の12、13ページをお願いいたします。2款 繰入金、1項 繰入金、1目 一般会計繰入金、1節 一般会計繰入金につきましては、減額しようとするものでございます。次に下の14、15ページをお願いいたします。3款 繰越金、1項 繰越金、1目 繰越金、1節 前年度繰越金につきましては、前年度からの繰越金をこのたび計上するものでございます。次に下の16、17ページをお願いいたします。4款 市債、1項 市債、1目 下水道事業債、1節 下水道事業債につきましては、執行見込み額の減により市債相当額を減額しようとするものでございます。2節 下水道終末処理場建設債につきましては、執行見込み額の増により増額しようとするものでございます。  次に歳出に移らせていただきます。下の18、19ページをお願いいたします。1款 下水道事業費、1項 下水道事業費、1目 下水道総務費につきましては、人員構成の変動による職員費の増額のほか、消費税の確定による公課費の減額によるものでございます。また2目 下水道維持費につきましては、人員構成の変動による職員費の減額によるものでございます。2項 公共下水道建設費、1目 下水道整備費につきましては、職員の変動による職員費の増額ほか委託料及び工事請負費の入札残の減額を行うものでございます。次に20、21ページをお願いいたします。2目 下水道終末処理場建設費につきましては、人員構成の変動による職員費の減額ほか工事請負費の増額を行うものでございます。3項 水洗便所普及奨励費、1目 水洗便所普及奨励費につきましては、人員構成の変動による職員費の増額を行うものでございます。次に下の22、23ページをお願いいたします。2款 公債費、1項 公債費、1目 利子、23節 償還金利子及び割引料につきましては、執行残を減額しようとするものでございます。以上で議案第24号、平成23年度明石市下水道事業特別会計補正予算(第2号)の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○尾仲委員長  それでは議案の説明は終わりました。ご質疑、ご意見をお受けしたいと思います。どなたからでも結構ですのでよろしくお願いいたします。  松井委員。 ○松井委員  おはようございます。下の17の市債の減額4億2,650万円、これはどうして減額になったんですかね。 ○尾仲委員長  下水道総務課長。 ○久保田下水道総務課長  下水道総務課長の久保田でございます。  減額につきましては、終末処理場建設事業債の増額になっておりますけれども、国の補助認証によりまして内示留保ですとか事業費の不用額等に伴います減額によりまして、補助金相当額を精査した結果、それに伴います起債ですとか単独の事業の起債につきまして今回減額精算をしようとするものでございます。 ○尾仲委員長  松井委員。 ○松井委員  いろいろとプラス合わせたらそれだけしなくて済んだと言うことですね、市債を組まなくても。わかりました。 ○尾仲委員長  他にございませんか。  辰巳副委員長。 ○辰巳副委員長  ちょっと教えてほしいんですけど、繰越明許費ですね、努力されているということを今、次長のほうから説明があったんですけど、大体ここ数年の動向と、またどのような内部努力をされているのかお尋ねします。よろしくお願いします。 ○尾仲委員長  山西下水道部次長。 ○山西下水道部次長兼下水道管理課長  基本的には早期発注をするように努めております。また今回繰り越し件数がふえたことにつきましては、補助認証の採択のおくれがあったということでご理解賜りますようにお願いいたします。 ○松井委員  辰巳副委員長。 ○辰巳副委員長  ここ数年の動向はどのような形になっているでしょうか。 ○尾仲委員長  下水道建設課長。 ○立岩下水道建設課長  下水道建設課長の立岩でございます。  ここ近年ということで繰り越しにおきましては、件数的には管渠工事が非常に多うございます。処理場につきましては年間数件ということで推移しておろうかと思います。ということで私のほう、管渠のほうで申しますと平成21年度、工事の件数といたしましては23件ございました。同じく平成22年度につきましては26件でございます。今年度、平成23年度は29件となっております。額にいたしますと、管渠の額にいたしますと、21年並びに22年は約4億4,000万円程度です。23年度におきましては9億500万円ほどとなっております。今回、去年度に比べまして倍ほどになっておりますのは、先ほど次長のほうから補助認証とご答弁申し上げましたように、当初予算で国のお金が3分の1カットされました。それが第3四半期で3回に分けて分散されて復元されました。そういうことから出金が大幅におくれたことがございます。加えて去年度は、契約議案3件を含む雨水管7件を出金しているんですが、うち契約議案3件でございます。いずれも大型工事でして、発注がおくれたことによる大型工事であるということから、雨水管浸水対策において繰越額が大幅にふえたと、そういう背景がございます。以上です。 ○尾仲委員長  他にございませんか。  それでは採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第24号、平成23年度明石市下水道事業特別会計補正予算(第2号)は原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○尾仲委員長  ご異議なしと認め、議案第24号は原案どおり承認いたしました。  引き続いて議案第28号、平成23年度明石市水道事業会計補正予算(第2号)を議題に供します。  前田水道部総務課長。 ○前田水道部総務課長  水道部総務課長の前田でございます。  議案第28号、平成23年度明石市水道事業会計補正予算(第2号)につきまして説明させていただきます。恐れ入ります。議案書の水の1ページをお開き願います。  まず第2条、業務の予定量の補正でございますが、老朽管整備事業を3,900万円減額し4億2,870万円にするものでございます。これは入札差金などによるものでございます。次に第3条、第4条の収入及び支出の補正につきましては後ほど予算説明書の中で説明させていただきます。水の2ページをお開き願います。第5条の企業債の補正は予算第5条中、第3次整備事業の限度額3億円を限度額2億円に、老朽管整備事業の限度額3億円を限度額0に改めるものでございます。第6条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正は、職員経費を5,200万円減額し9億2,895万円に、また第7条、他会計からの補助金の補正は予算第9条中6,034万9,000円を5,784万9,000円に改めるものでございます。  続きまして補正の内容について説明させていただきます。恐れ入りますが、水の12ページをお開き願います。平成23年度明石市水道事業会計補正予算説明書に基づき説明させていただきます。  まず収益的収入及び支出の収入でございますが、款 水道事業収益は7,190万円を増額しております。以下、収入項目の補正額につきまして説明させていただきます。項 営業収益は7,500万円を減額しております。その内訳ですが、目 給水収益は昨年12月に実施いたしました料金改定等により3,000万円を減額しております。目 受託工事収益は他部局や県工事の中止や繰り越しにより4,400万円を減額しております。次に項 営業外収益は1億950万円を増額しております。その内訳ですが、目 他会計補助金は、子ども手当支給対象人数の減少により一般会計補助金を250万円減額しております。目 雑収益は給水装置の新設などの申込件数が当初見込みより増加したため設備負担金4,500万円を増額、その他雑収益は、水道部の退職予定者のうち市長部局等在籍経験者について在籍期間に応じて退職手当を他会計から受領するため6,700万円を増額しております。次に項 特別利益は3,740万円を増額しております。その内訳ですが、目、節 過年度損益修正益は22年度の受託工事収益を計上したことにより2,900万円を増額しております。目、節 その他特別利益は財団法人明石水道サービス公社閉鎖に伴う残余財産の受け入れにより840万円を増額しております。  次に支出でございますが、款 水道事業費用は3,600万円を減額しております。以下、支出項目を補正額について説明させていただきます。項 営業費用は3,600万円を減額しております。その内訳ですが、目 原水及び浄水費は修繕費で将来の修繕に備えた引当金として5,000万円を増額し、受水費で県水の料金単価の値下げにより1億600万円を減額しております。右側の13ページに移りまして、目 配水及び給水費は、修繕費で将来の修繕に備えた引当金として5,000万円を増額しております。目 受託工事費は工事請負費で他部局や県工事の中止や繰り越しにより4,500万円を減額しております。目 業務費は人件費で1,000万円を減額しております。目 総係費は人件費で900万円を減額し、市長部局退職予定者のうち水道部在籍経験者について在籍期間に応じて退職手当を負担するため5,900万円を増額しております。目 減価償却費は22年度竣工工事が繰り越しなどにより減少したため2,500万円を減額しております。  水の14ページをお開き願います。資本的収入及び支出の収入でございますが、款 資本的収入は4億7,300万円を増額しております。以下、収入項目の補正額について説明させていただきます。項、目、節 企業債は、企業債借り入れの抑制により4億円を減額しております。次の項、目、節 工事負担金は、他部局や県の工事中止や繰り越しなどにより7,600万円を減額しております。次の項、目、節 出資金返還金は、財団法人明石水道サービス公社閉鎖に伴う出資金の返還により300万円を増額しております。  次に支出でございますが、款 資本的支出は9,042万3,000円を増額しております。以下、支出項目の補正額について説明させていただきます。項 建設改良費は、9,900万円を減額しております。その内訳ですが、目 老朽管整備事業費は、入札差金や設計委託件数の減少により3,900万円を減額しております。目 建設改良事業費は、県の工事中止などにより2,200万円を減額しております。目 事務費は人件費で職員構成の変動等により3,300万円を減額しております。次の項、目、節 国庫補助金返還金は消費税額の確定に伴い消費税相当分を国庫補助金から返還するため857万7,000円を増額しております。以上の結果、補正予算後の純利益は税抜きで1億7,551万8,000円を見込んでおります。以上で議案第28号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 ○尾仲委員長  議案の説明は終わりました。  これよりご質疑、ご意見をお受けしたいと思います。どなたからでも結構ですからどうぞ。  楠本委員。
    ○楠本委員  水の14ページの先ほど説明にありました事務費の職員変動による減少とあるんですけれども、具体的にはどういうふうな変動があったかお聞かせください。 ○尾仲委員長  総務課長。 ○前田水道部総務課長  ただいまの事務費の人件費の減につきましては、当初予算計上した時点よりも4名の人数の減少ということになっております。 ○尾仲委員長  よろしいですか。他にございませんか。  松井委員。 ○松井委員  水の12ですが、雑収益で1億1,200万円、給水装置が思いのほかふえたということですけれども、これはもう少し詳しくどういうふうにふえたんですか。 ○尾仲委員長  前田総務課長。 ○前田水道部総務課長  雑収益の施設分担金の増加につきましては、当初見込みが1,100件の申し込みを見込んでおったんですけども、補正後1,400件ということで300件の増加を見込んでおります。これにつきましては、23年度の当初予算に挙げる段階において、22年度の前半についてこの施設分担金、この工事の申込件数が非常に少なかったものですから、それをベースに予算計上したんですが、その後半非常に伸びてきたということがございます。それで低目に抑えとったものを受注に合わせて増加させたというものでございます。 ○尾仲委員長  よろしいですか。他にございませんか。  それではないようでございますので採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第28号、平成23年度明石市水道事業会計補正予算(第2号)は原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○尾仲委員長  それでは議案第28号は原案どおり承認いたしました。  次に移ります。議案第29号、平成23年度明石市自動車運送事業会計補正予算(第2号)を議題に供します。  長渕交通部次長兼総務課長。 ○長渕交通部次長兼総務課長  交通部次長兼総務課長の長渕でございます。  議案第29号、平成23年度明石市自動車運送事業会計補正予算(第2号)につきまして議案書並びに関連資料の明石市自動車運送事業廃止に伴う事業の清算についてご説明申し上げます。  恐れ入ります。自の1ページをお願いいたします。第2条、業務の予定量の補正でございますが、平成24年3月16日をもちまして市バスの運行を終了いたしますので、翌3月17日から31日までの期間についての運行日数が減少することから、業務の予定量を記載のとおり改めようとするものでございます。第3条、収益的収入及び支出の補正でございますが、収入では第1款 自動車運送事業収益を2億4,030万円の増額、支出につきましては第1款 自動車運送事業費用を1億120万円の増額をしようとするものでございます。第4条、資本的収入及び支出の補正でございますが、収入では第1款 資本的収入を3億円の増額、支出につきましては第1款 資本的支出を3億円増額しようとするものでございます。自の2ページをお開きください。第5条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正につきましては、職員給与費を1億2,400万円増額しようとするものでございます。第6条、他会計からの補助金でございますが、一般会計から経営補助金として3億円の増額、資本費補助金として3億円を追加しようとするものでございます。この補助金につきましては、関連資料の明石市自動車運送事業廃止に伴う清算について、恐れ入ります、ご参照願います。  1.一般会計からの繰入金でございますが、繰入金6億円の内訳は(1)長期借入金返済のための資金として3億円、(2)事業清算に要する資金として3億円を予定するものでございます。なお、2.の引き継ぎ資産につきましては、交通事業の閉鎖後、和坂車庫用地のほか土地、計8,045平方メートル、約8億4,000万円相当を一般会計へ引き継がせていただきます。  次に議案書にお戻りください。自の12ページの当事業会計補正予算説明書をお開きください。収益的収入及び支出のうち収入でございますが、款 自動車運送事業収益、項 営業収益、目 運送収益、節 旅客運送収益は、営業日数の減及び事業廃止に伴う未使用乗車券の払い戻しによりまして3,000万円を減額しようとするものでございます。項 営業外収益、目 他会計補助金、節 一般会計補助金は事業廃止による清算のための補助金として3億円の増額でございます。目 雑収益、節 その他雑収益は一般会計からの退職手当負担金及び受取保険金の減額でございます。以上によりまして自動車運送事業収益は2億4,030万円の増額でございます。  次に自の13ページをお願いいたします。収益的収入及び支出のうち支出でございますが、款 自動車運送事業費用、項 営業費用、目 運転費につきましては、年度途中の退職に伴い職員2名の減などによりまして、節 給料、節 手当等、節 賃金、節 法定福利費の職員給与費を合わせて2,800万円の減額でございます。目 運輸管理費は年度途中の死亡退職によります職員1名の減により、節 給料、節 手当等の職員給与費を合わせて550万円の減額でございます。節 事故費は4年来経過しておりました示談交渉の事案が当初の予定より早期に解決したことに伴い350万円の減額でございます。目 一般管理費につきましては、職員数が当初予算の計上に比べ1名減となったことなどにより、節 給料、節 手当等、節 法定福利費の職員給与費を合わせて1,050万円の減額でございます。節 退職給与金は当初予算では3名の定年退職を計上しておりましたが、退職予定者が定年退職者2名に死亡や勧奨など大幅に増加し、7名増の10名となったことから1億6,950万円の増額となっております。内容は定年2名、死亡1名、勧奨5名、その他2名でございます。職員給与費合計では1億5,750万円の増額でございます。節 負担金は一般会計への退職給与負担金1,930万円の減額でございます。以上により自動車運送事業費用は1億120万円の増額でございます。  自の14ページをお開きください。資本的収入及び支出のうち収入でございますが、款 資本的収入、項 補助金、目 他会計補助金、節 一般会計補助金は長期借入金返済のための補助金でございます。次に資本的収入及び支出のうち支出でございますが、款 資本的支出、項 他会計借入金償還金、目 他会計借入金償還金、節 他会計借入金償還金は一般会計からの借入金償還でございます。  次に職員給与費の補正内容につきまして、恐れ入ります、自の6ページをお開きください。補正予算給与費明細書の1、総括でございますが、給与費比較の合計欄、最下段をごらんください。給料につきましては1,850万円の減額、賃金は800万円の減額、手当は1億5,400万円の増額となり給与費計では1億2,750万円の増額でございます。法定福利費は350万円の減額により全体では1億2,400万円を増額しようとするものでございます。  次に自の10、11ページをお開きください。平成23年度末の予定貸借対照表でございますが、自の11ページの下から5行目のイ、当年度未処理欠損金につきましては、現計予定額に比べ1億3,935万1,000円の減少となり18億5,107万5,197円を予定するものでございます。以上で議案第29号、平成23年度自動車運送事業会計補正予算(第2号)の説明を終わらせていただきます。よろしく審議賜りますようお願い申し上げます。 ○尾仲委員長  議案の説明は終わりました。  それではこれよりご質疑、ご意見をお受けしたいと思います。  樽谷委員。 ○樽谷委員  長期借入金返済資金の3億円ですけど、残りどのくらいあるのでしょうか。教えていただけないでしょうか。 ○尾仲委員長  事業調整担当課長。 ○中塚交通部事業調整担当課長  失礼いたします。事業調整担当課長の中塚でございます。委員ご質問の借入金でございますが、この3億円以外には震災のときに災害復旧債として借り入れたものがございましたが、その残高120万円がございますが、その分につきましては今年度3月末までに繰上償還し、3億円を返済すれば借入金はゼロとなる予定でございます。 ○尾仲委員長  樽谷委員。 ○樽谷委員  ありがとうございます。もう1点、引き継ぎ資産の消費税や土地のことなんですが、もう話が決まっているようなところがあるのでしたら、わかる範囲で結構なんで土地のことちょっと教えていただけないでしょうか。利活用と言いますか、民間に話が決まっているようなところがあるとか、よろしくお願いします。 ○尾仲委員長  南交通部長。 ○南交通部長  交通部長の南でございます。  土地につきましてはこの資料に挙がっております全体を24年度に一般会計に引き継ぐことになっております。活用につきましては、それぞれ一般会計、いわゆる市のほうでご検討いただいて生かしていただくと、そういうふうなことになろうかと思います。以上でございます。 ○尾仲委員長  松井委員。 ○松井委員  私も同じことを聞きたかったんですが、引き継ぎ資産のことです。一般会計に行くということですので、また次年度に聞いていきたいと思います。本会議でも和坂の車庫に関しましては6億6,700万円、見積額ですけれども、大きな話題になっておりますので、当局のほうとしては答えにくいと思いますので、また一般会計に入ってから議論させていただきたいと思います。 ○尾仲委員長  他にございませんか。  辰巳副委員長。 ○辰巳副委員長  自の13ページの一般管理費の退職給与金のところなんですけど、部長初め、いろいろと事業廃止に向けて職員さんといろいろお話があっていろいろご苦労もあったと思うんですけど、当初はやっぱり3名ということで予算を挙げられていたと思うんですけど、お1人はお亡くなりになられて、これは仕方がないと思うんですけど、9名の方が何らかの事情でおやめになられるということ、その辺がいろいろご苦労があったと思うんですけど、その辺もう少し教えていただいたら。やっぱりそれがちょっと気になるところでございます。 ○尾仲委員長  南交通部長。 ○南交通部長  交通部長の南でございます。  今のご質問ですけれども、当初3名というのは、これは一応定年退職ですから3名を予定しておりました。今年度で退職したといいますのは、1名はご説明あったように死亡退職でございます。それから、あと2名はいろいろご報告もさせていただきましたけれども、途中でいろいろ不祥事なんかありまして、その関係で退職したというのが2名おります。それで途中でまたプラス2名となった。あと5名がいわゆる特別勧奨の退職でやめていくということでございます。一応人数的にはそういうことでございます。 ○尾仲委員長  辰巳副委員長。 ○辰巳副委員長  いろいろ自動車事業をやられていて環境が変わるということで、それぞれプライベートなことなんで、それ以上のことは聞きませんが、今後本当に廃止に向けていろいろと皆さんご苦労されると思うんですけど、その辺は気をつけていっていただけたらと思います。以上でございます。 ○尾仲委員長  他にございませんか。  それではないようでございますので採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第29号、平成23年度明石市自動車運送事業会計補正予算(第2号)は原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○尾仲委員長  ご異議なしと認め、議案第29号は原案どおり承認いたしました。  それでは引き続いて議案第4号、明石市自動車運送事業の廃止に伴う関係条例の整備に関する条例制定のことを議題に供します。  長渕交通部次長兼総務課長。 ○長渕交通部次長兼総務課長  交通部次長兼総務課長の長渕でございます。  議案第4号、明石市自動車運送事業の廃止に伴う関係条例の整備に関する条例制定のことにつきましてご説明申し上げます。  議案書並びに関連資料の明石市自動車運送事業の廃止に伴う関係条例の整備に関する条例の概要をご残照ください。まず改正の目的でございますが、本案は平成24年3月16日に市営バスの運行終了を迎え、3月31日の明石市自動車運送事業廃止に伴い関係条例の規定の整備を図るとともに、自動車運送事業に係る条例を廃止しようとするものでございます。  一部改正についてでございますが、第1条、明石市公営企業管理者の設置及び給与等に関する条例につきましては、明石市自動車運送事業を廃止するため現行では明石市公営企業管理者につきまして、水道事業及び自動車運送事業の管理者とあるところ公営企業の管理者へと改めるものでございます。  次に廃止となる条例でございますが、①明石市自動車運送事業の設置等に関する条例、②明石市自動車運送事業乗車料条例を廃止しようとするものでございます。明石市自動車運送事業乗車料条例廃止後の乗車券等取り扱いについてでございますが、関連資料の項目5の運行終了後の乗車券の取り扱いに記載ありますよう定期券につきましては運行終了後も券名表示にございます有効期間の満了の日まで移譲先事業者である神姫バス及び山陽バスで引き続いて利用可能となっております。明石市営バスカード、通称のり鯛カードについてでございますが、市内を走行いたします山陽バスと朝霧駅を起終点として運行する山陽バス、神戸市バスにおいて平成25年、1年後でございます、3月31日までご利用が可能となっております。また、ご使用にならないバスカード並びに従前よりご利用いただいておりました回数券の未使用分につきましては、清算手数料を差し引かずに相当額の返金を既に2月13日より行っております。また3月30日までの返金手続場所は、明石駅にございます観光案内所と和坂車庫の2カ所で行っておりますが、3月31日以後は平成25年3月31日まで払い戻しは明石観光案内所1カ所となっております。また、このような路線移譲、回数券払い戻しなどの情報につきまして、利用者の皆様方にはご不便のないように周知徹底いたしておるところでございます。また、広報あかし、ホームページ、それから車内バス停でのポスターづり、そしてパンフレットの配布など、できる限り多くのご利用者様への周知となるよう頑張って図っておるところでございます。以上で議案第4号、明石市自動車運送事業の廃止に伴う関係条例の整備に関する条例制定のことに関する説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○尾仲委員長  議案の説明は終わりました。内容的には少しつらい内容でございますけれども、これよりご質疑、ご意見等ございませんか。  樽谷委員。 ○樽谷委員  すいません、細かいことなんですけど、多分、今3月30日までとおっしゃったと思うんですけど、和坂の車庫で明石市営のバスカードの回数券等の払い戻しなんですけど、30日までは車庫で職員が対応しているということでよろしいんでしょうか。 ○尾仲委員長  長渕交通部次長。 ○長渕交通部次長兼総務課長  一応3月31日までは車庫職員が車庫のほうに待機しておりますので、できるだけ利用者の皆様の便宜を図るということでお越しになられた方に対しての対応をさせていただこうと思っております。よろしくお願いいたします。 ○尾仲委員長  樽谷委員。 ○樽谷委員  車庫に払い戻しに来られるんですかね。ちょっと素朴な疑問でなんですけど。 ○尾仲委員長  長渕交通部次長。 ○長渕交通部次長兼総務課長  今でも定期の購入とか払い戻しとかよくお越しになっておられますので、熟知されておられる方が来られると思います。よろしくお願いします。 ○尾仲委員長  樽谷委員。 ○樽谷委員  最後にもう1点、すいません、その車庫なんですけど、まだ16日までは皆さん一生懸命やられると思うんですけど、その後31日までは基本的におられるということでよろしいんでしょうか。 ○尾仲委員長  長渕交通部次長。 ○長渕交通部次長兼総務課長  31日までは人間もおりますけれども、4月1日より無人となります。よろしくご承知お願いしたいと思います。 ○尾仲委員長  樽谷委員。 ○樽谷委員  そしたら無人になるということなんですけれども、あと何か防犯面とか夜間等で何か問題にならないように十分に配慮していただきたいと思います。僕の質問は以上です。 ○尾仲委員長  交通部長。 ○南交通部長  交通部長でございます。  先ほどのあとの警備といいますか保安面のことでございます。本会議でも少しご説明させていただいたように、できるだけのことは、例えば機械警備ですけれども24時間で入れるとか、それから整備棟のオープンといいますか、間口の広いところですけども、この場所については全面バリケードを張って侵入できないようにするとか、そういうふうなこと。それから一番皆さんが気になる、用地の南側の市道についてのやはり夜の照明がなくなっちゃうんかなということで、その辺はもう既に土木部のほうといろいろ協議させていただいておりますので、引き継ぎをしておりますので、できるだけのことは警備的な保安的な面はさせていただいた上で、すぐに新年度一般会計にお渡しする、引き渡すということで進めております。よろしくご理解賜りますようにお願いします。 ○尾仲委員長  他にございませんか。  ないようでございますので、それでは採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第4号、明石市自動車運送事業の廃止に伴う関係条例の整備に関する条例制定のことは原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○尾仲委員長  ご異議なしと認め、議案第4号は原案どおり承認いたしました。  それでは引き続きまして議案第18号、明石市営水道事業における利益剰余金等の処分に関する条例の一部を改正する条例制定のことを議題に供します。  それでは説明を求めます。  前田水道部総務課長。 ○前田水道部総務課長  水道部総務課長の前田でございます。  議案第18号、明石市営水道事業における利益剰余金等の処分に関する条例の一部を改正する条例制定のことにつきまして、議案書及び資料に基づきまして説明させていただきます。  恐れ入ります、議案書の2ページをお開き願います。条例改正の提案理由でございますが、議案書に記載のとおり、地方公営企業法の一部改正に伴い、地方公営企業の利益剰余金について条例または議会の議決により処分することとされたため、明石市営水道事業の利益剰余金の処分を定めることにつき条例の一部を改正しようとするものでございます。以下、資料に基づき説明させていただきますので、お手元の議案第18号関連資料をごらんいただけますでしょうか。  まず1の改正の趣旨でございますが、地方分権に係る法整備、いわゆる第1次一括法でございますが、これが昨年4月に成立したことに伴い、地方公営企業法が一部改正されました。この改正によって事業利益の一部を企業債償還のための原資として積み立てなければならないとする義務規定が廃止され、利益処分の方法については各事業体が独自に条例を定めるか、または毎年議会の議決を経て決定することとなりました。これを受けて本市では、既にある明石市営水道事業における利益剰余金等の処分に関する条例を一部改正して対応しようとするものでございます。  次に改正の内容ですが、2の(1)の表に記載のとおり、①地方公営企業法では、利益の20分の1を超える金額を減債積立金または利益積立金として積み立てなければならないこと。②それ以外に積み立てる場合は議会の議決が必要なことが規定されておりました。これが法改正により廃止され、各事業体の判断にゆだねられることとなりました。それで2の(2)に記載のとおり、①利益の4分の1以上を減債積立金に積み立てること。②利益の4分の1以上を建設改良積立金に積み立てること。③残額は翌年度に繰り越すこと。④あらかじめ議会の議決を経た場合は、別の方法で利益を処分することができることを定めるものでございます。2の(3)の積立割合の理由ですが、積立額を20分の1から4分の1に変更する理由でございますが、平成20年度から22年度の間、利益の4分の1の割合で積み立ててきた実績がございまして、その結果、安定的な事業運営が図られたというところから、今後も同じ割合を積み立てていくことが適当と判断したものでございます。  裏面をごらんいただけますでしょうか。過去の利益剰余金の額と処分方法を表示しております。平成20年度以降、前年度の繰越利益剰余金と当年度純利益を合わせた当年度未処分利益剰余金は3億円以上あり、その4分の1ずつを減債積立金及び建設改良積立金に積み立て、残額を翌年度に繰り越してきております。この繰り越しをすることによりまして多少の単年度赤字であれば補てんが可能ということになっております。施行期日につきましては、本年4月1日を予定しております。以上で議案第18号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 ○尾仲委員長  議案の説明は終わりました。  それではこれよりご質疑、ご意見をお受けしたいと思います。  松井委員。 ○松井委員  法改正で市独自でこのように減債積立金と建設改良積立金にできるということで、今黒字ですので積み立てが4分の1になるということでふえますのでよかったかなと思います。けれども、今説明にもありましたけれども、翌年度繰越利益剰余金のほうが、その年によって違うんでしょうが、今の場合は結構ゆとりがあるんですけれども、それを次年度の少々の赤字があってもそこで補てんできるということなんですけれども、この4分の1くらいでいいんですかね。私はプロでないのでわからないんですけれど、どうなんですかね。 ○尾仲委員長  前田水道部総務課長。 ○前田水道部総務課長  水道部総務課長の前田でございます。  繰り越しにつきましては、繰り越しを積み立てということで、まず考え方としまして、利益が出ればその2分の1、半分を繰り越してその残りを借金の返済に充てる。また将来に向けての積み立てに充てるという考え方がございます。ですから金額の多寡、それはその年度によって変わってくると思いますけれども、黒字が出た場合は基本的にこの金額で運営をしていきたいと思っております。その中で割合が余りにも利益が少ない場合に繰り越しをするのが適当かどうか、積み立てをするのが適当かどうかという議論が発生したときには議会のほうにおはかりをして議決をいただくという形で運営してまいりたいというふうに考えております。 ○尾仲委員長  松井委員。
    ○松井委員  わかりました。それで24年度3月31日付の予定貸借対照表なんですけれども、それを見ましたら企業債が140億云々ですけれども、その金額がどうこうじゃないんです。それで、今回次年度からですけれども、この減債積立金が企業債の返済になりますので、そういうのを今後これで4分の1を充てたらこんだけ返済が減ったんですよというふうな、わかるような資料を委員会で報告していただいたらありがたいかなと思います。その辺いかがでしょうか。 ○尾仲委員長  いかがですか。  前田水道部総務課長。 ○前田水道部総務課長  水道部総務課長の前田でございます。今委員ご指摘のように、返済していくことによって今140億ほど企業債が残高で残っておりますが、これがどのように年度ごとに減っていくかという内容につきまして、また資料のほうで示させていただきたいというふうに考えております。 ○尾仲委員長  資料は出せるということ。出せるか出せないか。前田総務課長。 ○前田水道部総務課長  水道部総務課長でございます。  資料につきましては、また決算資料等の中でお示しさせていただきたいと思っております。 ○尾仲委員長  松井委員。 ○松井委員  建設改良費の積立金もわかるように、次年度で結構ですので、次年度からですので、そのときにそういうのがわかるように出していただいたら、これぐらいの建設改良費が積み立ててあるんだなというのが私たちわかりますので、そのように工夫していただければありがたいと思います。 ○尾仲委員長  他にございますか。  新田委員。 ○新田委員  ちょっと確認しておきたいんですが、条例の改正内容の④のところで、上記①②にかかわらず、あらかじめ議会の議決を経た場合は、別の方法で利益を処分することができる。これはどういう状況を予測されているのでしょうか。 ○尾仲委員長  前田水道部総務課長。 ○前田水道部総務課長  水道部総務課長の前田でございます。  今のあらかじめ議会の議決を経たということなんですが、想定していますのは4分の1ずつの積立割合、これを変更する場合であるとか、今は減債積立金と建設改良積立金、2種類ということで想定しておりますので、これを別の目的の積み立てにしていく場合とか、例えば具体的にどこどこの浄水場を建てかえるための積み立てであるとか、そういった場合が生じた場合に議会のほうでおはかりいただきたいということで考えております。 ○尾仲委員長  他にございませんか。  それではないようでございますので採決に入ります。  議案第18号、明石市営水道事業における利益剰余金等の処分に関する条例の一部を改正する条例制定のことは原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○尾仲委員長  ご異議なしと認め、議案第18号は原案どおり承認いたしました。  引き続いて議案第41号、平成24年度明石市下水道事業特別会計予算のご説明をお願いします。  山西下水道部次長兼下水道管理課長。 ○山西下水道部次長兼下水道管理課長  下水道部次長兼下水道管理課長の山西でございます。  議案第41号、平成24年度明石市下水道事業特別会計予算につきましてご説明申し上げます。座って説明させていただきます。  恐れ入りますが、議案書の下の1ページをお開きください。歳入歳出予算でございますが、歳入歳出の総額をそれぞれ116億4,582万7,000円と定めようとするもので、款、項の区分及び当該区分ごとの内容につきましては下の7ページから歳入歳出予算事項別明細書により順次ご説明申し上げます。なお、地方債につきましては下の5ページ、第2表、地方債によりご説明申し上げます。それでは下の5ページをお願いいたします。第2表、地方債でございますが、下水道事業に係る起債につきましてその限度額、起債の方法、利率、償還の方法につきまして定めようとするものでございます。  次に事項別明細書によりご説明申し上げます。恐れ入りますが下の10、11ページをお願いいたします。まず歳入でございますが、1款 分担金及び負担金、1項 負担金、1目 下水道事業受益者負担金、1節 下水道事業受益者負担金は、管渠の整備時期に合わせて賦課する下水道に係る受益者負担金でございまして、本年度の新規賦課に係る区域としまして6.3ヘクタールを予定いたしております。  下の12、13ページをお願いいたします。2款 使用料及び手数料、1項 使用料、1目 下水道使用料、1節 下水道使用料につきましては、水洗化の伸びなどを勘案してその見込み額を計上しております。また2節 公共下水道占用料につきましては、古城川、藤江川などの下水道施設に係る橋梁、ガス管などの占用による収入でございます。2項 手数料、1目 下水道手数料、1節 指定工事店指定手数料につきましては、指定工事店の指定に係る手数料収入でございます。  次に下の14、15ページをお願いいたします。3款 国庫支出金、1項 国庫補助金、1目 下水道費国庫補助金、1節 下水道整備費補助金につきましては、管渠及びポンプ場の整備に係る補助金でございます。また2節 下水道処理場建設費補助金につきましては、浄化センターの整備に係る補助金を計上しております。  次に下の16、17ページをお願いいたします。4款 繰入金、1項 繰入金、1目 一般会計繰入金、1節 一般会計繰入金につきましては、下水道事業特別会計に対する一般会計からの繰入金でございます。  下の18、19ページをお願いいたします。5款 諸収入、1項 延滞金加算金及び過料、1目 延滞金、1節 延滞金につきましては、受益者負担金の滞納徴収に係るものについて単位計上いたしております。2項 貸付金元利収入、1目 水洗便所貸付金元金利子、1節 水洗便所貸付金元金利子につきましては、水洗便所に係る貸付金について貸付者からの返済金でございます。3項 雑入、1目 雑入、1節 雑入につきましては、下水道の供用開始区域以外の使用に係る受益者負担金相当額である下水道事業協力金及びし尿浄化槽汚泥の二見浄化センター受け入れ施設への直接投入に係る一般会計からの負担金などの雑入でございます。  次に下の20、21ページをお願いいたします。6款 市債、1項 市債、1目 下水道事業債、1節 下水道整備事業債につきましては、管渠及びポンプ場の整備に係る地方債でございます。2節 下水道終末処理場建設事業債につきましては、浄化センターの整備に係る地方債でございます。2目 借換債、1節 借換債につきましては、公営企業借換債で公的資金の繰上償還のために計上を行うものでございます。  次に下の22、23ページをお願いいたします。歳出でございますが、1款 下水道事業費、1項 下水道事業費、1目 下水道総務費は下水道事業管理に要する経費でございまして、主なものを申し上げますと19節 負担金補助及び交付金は、水道部への下水道使用料徴収事務負担金などを計上いたしております。27節 公課費は消費税でございます。2目の下水道維持費は下水道施設の維持管理や補修に要する経費でございまして、主なものを申しますと11節 需用費は、4浄化センターと6ポンプ場に係る維持管理運転に要する電気代、ガスなどの光熱水費を初め薬品購入費や修繕料などを計上しております。下の24、25ページをお願いします。13節 委託料は、浄化センターやポンプ場並びに管渠の維持管理に係る経費でございます。15節 工事請負費は、浄化センターやポンプ場並びに管渠に係る保全工事費をそれぞれ計上いたしております。  次に2項 公共下水道建設費でございますが、1目 下水道整備費は下水道管渠並びにポンプ場の整備に要する経費でございまして、その主なものを申し上げますと13節 委託料は、管渠等の実施設計業務などの委託費を計上いたしております。15節 工事請負費は、朝霧、船上、大久保、二見の各処理区の管渠整備や管渠更生及びポンプ場に係る工事費でございまして、詳細につきましては後ほどお手元に配付しております委員会資料で説明させていただきます。下の26、27ページをお願いいたします。22節 補償補填及び賠償金は、管渠布設に伴うガス管や電話回線などの支障物件の移設補償費でございます。2目 下水道終末処理場建設事業費は、浄化センターの改築更新に要する経費でございます。主なものとしましては13節 委託料は、浄化センターの実施設計などの委託費を計上しております。15節 工事請負費は、4浄化センターの施設整備に係る工事費を計上しております。これにつきましても後ほど委員会資料で説明させていただきます。  3項 水洗便所普及奨励費、1目 水洗便所普及奨励費は、水洗便所の普及奨励に要する経費でございます。下の28、29ページをお願いいたします。主なものとしましては、15節 工事請負費は、公道内の取付管の設置工事費を計上しております。19節 負担金補助及び交付金は、水洗便所の改造などに対する助成金を、21節 貸付金は、浄化槽等の切りかえなどに要する資金についての貸付金をそれぞれ計上しております。  次に下の30、31ページをお願いいたします。2款 公債費、1項 公債費、1目 元金、23節 償還金利子及び割引料及び2目 利子、23節 償還金利子及び割引料につきましては、市債の償還金などでございまして長期債に係る元金、繰上償還元金及び長期債に係る利子、起債、前借り及び一時借入金利子をそれぞれ計上いたしております。  次に下の32、33ページをお願いいたします。3款 予備費、1項 予備費、1目 予備費につきましては単位計上いたしております。以上で議案書の説明は終わらせていただきます。  続きまして、下水道使用料に係る生活保護減免の廃止並びに下水道整備費及び下水道終末処理場建設事業費の工事内容につきまして、お手元の委員会資料、議案第41号、平成24年度明石市下水道事業特別会計予算関係資料により説明させていただきます。恐れ入りますが、委員会資料の1ページをお開きください。  明石市下水道使用料に係る生活保護減免の廃止についてでございます。生活保護受給者に対する明石市下水道使用料の減免については、昭和47年9月に明石市下水道運営審議会の答申を受けて昭和47年10月から実施しているところでございます。しかしながら、生活扶助費第2類の光熱水費相当額には下水道使用料が含まれていることや、一般世帯と被保護世帯の1人当たりの消費支出格差が減免開始当時に50.1%であったものが平成21年度には77.8%に縮小したため、一般世帯との負担の公平を図る観点から、また、行政改革の一環として生活保護減免を廃止するものでございます。ただし、生活保護受給者の急激な負担増を緩和するため段階的に平成24年10月から減免額を2分の1に縮小し平成25年10月から廃止といたします。減免世帯数は約3,000世帯、1世帯当たりの1カ月の減免額は1,400円ですので、24年10月から1カ月平均で700円を負担していただくことになります。  兵庫県下各市の状況につきましては、県内29市中明石市を含む10市で減免をしておりますが、最近では神戸市と西宮市、尼崎市の3市が廃止しているところでございます。  委員会資料の2ページをお開きください。平成24年度管渠整備事業の予定箇所図でございます。まず図面右下の凡例をごらんください。平成24年度の汚水整備予定箇所を赤色と雨水管整備予定箇所を青色で表示しております。丸Tは浄化センター、丸Pはポンプ場をあらわしております。  平成24年度の管渠整備事業は、浸水対策の対応が急がれる雨水管の整備を重視した予算計上としておりまして、平成16年度の台風や平成20年度のゲリラ豪雨による浸水箇所を重点的に予定しております。なお、図面上には主な工事予定箇所を表示しております。まず雨水管整備としまして、2ページでは図面左下の道路整備関連事業八木松陰線布設工事、3ページ図面左中ほどの瀬戸第3号雨水幹線(大坪2工区)布設工事、図面左中ほどの魚住町住吉4丁目ほか雨水管布設工事、図面右中ほどの福田宮ノ浦(2工区)、その下の大窪角田雨水管布設工事などを予定しております。また、汚水管整備として平成23年度末で人口普及率は約99.2%となる見込みで、市街地はほぼ概成済みとなっておりますが、平成24年度は残りの未普及区域の整備を進めてまいります。恐れ入りますが、2ページをお願いいたします。図面中央下段の貴崎4丁目ほか管布設工事、図面左下段の谷八木砂川(2工区)管布設工事、同じく下段の谷八木水白(3工区)管布設工事、3ページをお願いいたします。図面中ほどの中段、長坂寺土地区画整理事業関連管布設工事、同じく中ほどの長坂寺西向イ管布設工事、図面左上段の清水宮ノ前(3工区)管布設工事、同じく中ほどの西岡梶ケ元ほか管布設工事、同じくその下の山陽電鉄魚住から東二見間汚水管布設工事などを予定しております。  次に4ページをお開きください。平成24年度管渠更生事業の工事予定箇所図でございます。主要な事業につきまして、工事予定箇所を赤色と青色で表示しております。赤色につきましては補助事業をあらわしております。箇所図の右下の表番号に合わせて①の西新町3丁目管渠工事から⑮の南王子町管渠工事まで工事箇所を表示させていただいております。この事業は老朽化が著しい下水管を更生する工事でございます。  次に平成24年度浄化センター及びポンプ場の工事予定箇所図でございます。恐れ入りますが5ページをお開きください。朝霧浄化センターにおきましては、朝霧浄化センター受変電設備工事、送風機設備長寿命化計画ほか委託、建築土木長寿命化計画委託を予定しております。次に6ページをお願いいたします。船上浄化センターにおきましては送風機設備機械工事、送風機設備電気工事を予定いたしております。次に7ページをお願いいたします。大久保浄化センターにおきましては、汚泥脱水設備機械工事、汚泥脱水設備電気工事を予定しております。次に8ページをお願いいたします。二見浄化センターにおきましては、計装設備電気工事を予定しております。以上で議案第41号、平成24年度明石市下水道事業特別会計予算につきましての説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○尾仲委員長  議案第41号につきましては、冒頭説明しましたように説明のみ本日お受けし、質疑、採決は次回行うということでございますので、よろしくお願いいたします。  引き続きまして議案第48号、平成24年度明石市水道事業会計予算を議題に供します。  説明を求めます。  前田水道部総務課長。 ○前田水道部総務課長  水道部総務課長の前田でございます。  議案第48号、平成24年度明石市水道事業会計予算につきまして説明させていただきます。  まず水の1ページをお開き願います。第2条、業務の予定量でございますが、(1)の給水戸数は23年度当初予算に比べ0.5%増加の13万3,100戸としております。(2)の年間総配水量は23年度当初予算に比べ0.2%減少の3,465万立方メートルとしております。(3)の1日平均配水量は9万4,932立方メートルとしております。(4)の主要な建設改良事業でございますが、第3次整備事業は4億7,218万円、老朽管整備事業は6億3,290万円としております。  次に第3条、第4条の収入及び支出につきましては、後ほど予算説明書の中で説明させていただきます。  2ページをお開き願います。第5条、企業債は第3次整備事業及び老朽管整備事業の財源として、企業債の限度額及び起債の方法等を定めるものでございます。第6条、一時借入金は、その限度額を5億円に定めるものでございます。第7条は予定支出の各項の経費の金額の流用範囲を定めるものでございます。右側の3ページに移りまして第8条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費は職員給与費及び公債費について記載のとおりに定めるものでございます。第9条、他会計からの補助金は、生活保護世帯及び一定所得以下のひとり暮らし高齢者世帯に対する水道料金の減免措置などに対する一般会計からの補助でございます。第10条、たな卸資産購入限度額は、水道メーターなどのたな卸資産の購入限度額を定めるものでございます。  続きまして項目ごとに予算の内容について説明させていただきます。恐れ入りますが水の18ページをお開き願います。平成24年度明石市水道事業会計予算説明書に基づき主な事項について説明させていただきます。  まず収益的収入及び支出でございますが、収入で款 水道事業収益は65億7,251万円で、23年度当初予算に比べ1億8,716万7,000円の減額としております。以下、主な収入項目について23年度当初予算額との比較のみ説明させていただきます。項 営業収益は62億9,512万7,000円で2億3,347万1,000円の減額としております。営業収益の増減内訳ですが、目 給水収益は60億4,000万円で料金改定による単価引き下げなどにより9,400万円の減額としております。左側の表に記載の増加予定給水戸数は0.5%増加の400戸としております。その下に記載の年間総配水量は0.2%減少の3,465万立方メートルとしております。これは平成23年度はうるう年を含んでいたため1日多かったことによる減少となったものでございます。次の目 受託工事収益は8,112万円で南二見人工島に係る県の工業用水の配水管布設工事が23年度に完了したことなどにより1億3,615万円の減額としております。次の目 その他営業収益は、ほぼ23年度並みの予算額としております。次に項 営業外収益は2億7,736万3,000円で4,630万4,000円の増額としております。これは右側の19ページに記載しております目 雑収益、節 施設分担金を23年度実績に4,000万円増額したことなどによるものでございます。  次に支出に移らせていただきます。款 水道事業費用は64億3,425万9,000円で23年度当初予算に比べ1億9,204万4,000円の減額としております。  以下、主な支出項目について23年度当初予算額との比較により説明させていただきます。項 営業費用は59億7,465万9,000円で7,264万4,000円の減額としております。目 原水及び浄水費は25億1,128万6,000円で2,932万6,000円の増額としております。原水及び浄水費の主な増減内訳ですが、節 給料、手当等、法定福利費は、職員27名と短時間勤務職員10名分の人件費で、人員数の変動により5,453万円の増額としております。その下7行目、節 委託料は水質検査や浄水場等の運転管理業務委託などで新規委託業務減少などにより1,610万8,000円の減額としております。恐れ入ります、20ページをお開き願います。節 修繕費は、浄水場の機械施設等の修繕で工事請負費からの組み替えや修繕引当金の積み立てなどにより2億1,220万円の増額としております。その下7行目、節 受水費は、兵庫県水道用水供給事業から購入している水道水の単価引き下げにより9,052万円の減額としております。次に目 配水及び給水費は、10億4,555万円で1億227万5,000円の増額としております。配水及び給水費の主な増減内訳ですが、節 給料、手当等、法定福利費が職員26名と短時間勤務職員10名分の人件費で人員数変動により2,297万円の増額としております。その下7行目、節 委託料は消火栓補修業務、工業用水修繕業務などで4,299万円の増額としております。2行飛びまして節 修繕費は水道メーターの修理費などで修繕引当金の積み立てなどにより3,180万円の増額としております。右側の21ページに移りまして、目 受託工事費は1億874万円で1億6,103万円の減額としております。これは収入のところで申しましたように南二見人工島に係る県の工業用水の配水管布設工事が23年度で完了したことによるものでございます。次の目 業務費、目 総係費はほぼ23年度並みの予算額としております。  22ページを飛ばしまして23ページをお開き願います。中ほどに記載しております項 営業外費用は4億2,960万円で1,940万円の減額としております。これは目 支払利息及び企業債取扱諸費、節 企業債利息で繰上償還などにより支払利息が減少したことによるものでございます。次の項 特別損失は2,400万円で1億円の減額としております。これは目、節 過年度損益修正損で退職給与引当金の積み立てが23年度で完了見込みになることにより減額したものでございます。  24ページをお開き願います。続きまして資本的収入及び支出について説明させていただきます。まず収入でございますが、款 資本的収入は5億6,803万円で23年度当初予算に比べ2億1,208万円の減額としております。資本的収入について23年度当初予算との比較ですが、項、目、節 企業債は、工事費の財源として5億円を借り入れしようとするもので、建設改良工事の減少により1億円の減額としております。次の項、目、節 工事負担金は新たな給水申し込みで配水管を布設する必要がある場合に申込者に負担していただくもので、区画整理に係る工事の減少により1億1,191万円の減額としております。  次に支出でございますが、款 資本的支出は24億6,692万6,000円で23年度当初予算に比べ4,299万6,000円の増額としております。資本的支出について23年度当初予算との比較ですが、項 建設改良費、目 第3次整備事業費は4億7,218万円で、区画整理に係る工事の減少により2億6,912万円の減額としております。右側の25ページに移りまして、目 老朽管整備事業費は6億3,290万円で、工事延長6,230メートルの老朽管布設替工事を予定しており1億6,520万円の増額としております。目 建設改良事業費は1億5,017万円で、浄水場施設の改良工事の減少により1億7,633万円の減額としております。  主な工事箇所につきましては、お配りさせていただいております資料の2枚のA3サイズ横長の工事箇所図をご参照願います。まず1枚目は、主な水道管の工事箇所でございます。青字で示しておりますのが第3次整備事業になっておりまして、主に区画整理事業における水道工事となっております。あとオレンジ色で記載しておりますのが受託工事に係るものでございまして、主に下水道工事に伴うものでございます。そのほか赤色が老朽管整備事業ということで水道管工事の中心が老朽管整備事業ということになっております。次の2枚目でございますが、2枚目は主な浄水場施設工事で東から東部配水場内配管耐震補強工事、明石川浄水場ろ過池覆蓋設置工事、鳥羽浄水場汚泥脱水設備電気工事、中部配水場配水塔耐震補強工事を予定しております。  恐れ入ります、水の25ページにお戻り願います。目 事務費が5,612万円で、人員数の変動により人件費を7,279万円の減額としております。次に項 企業債償還金は10億9,963万6,000円で繰上償還などにより3億9,711万6,000円の増額としております。以上の結果、平成24年度の純利益は税引きで8,204万6,000円を見込んでおります。以上で議案第48号の説明を終わらせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○尾仲委員長  議案第48号の説明を受けました。これも議案第41号と同様に説明のみを今日お受けして、質疑、採決は次回ということにさせていただきます。  その他聞いておりませんが、今のところお受けしておりませんが、よろしゅうございますか。  ちょうど微妙な時間になったんですけれども、再開を12時50分ということにさせていただきまして暫時休憩に移りたいと思います。そして理事者は入れかえていただけたらと思っております。  以上で建設企業常任委員会、午前の部は終了とさせていただきます。ありがとうございました。                          午前11時42分 休憩                          ―――――――――――――                          午後 0時50分 再開 ○尾仲委員長  それでは、建設企業常任委員会を休憩前に引き続き再開をいたします。  午後からは中心市街地活性化プロジェクト及び土木部・都市整備部関係へと移ります。  初めに申し上げます。交通部、下水道部にも関連がございますので交通部次長、下水道部長を初め関係する理事者に引き続き出席していただくことにしておりますので、よろしくお願いします。  それでは早速ですが付託された議案の審査に移ります。議案は10件ございます。冒頭申し上げましたように、当初予算関係は本日は説明をいただきまして、採決あるいは質疑応答に関しては来週ということでお願いします。  それでは議案第21号、平成23年度明石市一般会計補正予算(第5号)〔分割付託分〕を議題に供します。  佐野土木部次長。 ○佐野土木部次長兼土木総務課長  土木部次長の佐野でございます。  議案第21号、平成23年度明石市一般会計補正予算(第5号)のうち当委員会に付託されましたものにつきましてご説明申し上げます。恐れ入りますが議案書(1)の一般の10ページをお開き願います。第2表、繰越明許費でございますが、別途委員会資料といたしましてお手元にお配りしております議案第21号関係資料、平成23年度繰越明許事業一覧表をごらんください。繰り越ししようとする事業名、繰越限度額、内訳等につきましては記載のとおりでございます。  繰り越し理由について順次ご説明申し上げます。2款 土木費、1項 道路橋りょう費につきましては2事業ございます。1つ目の道路維持補修事業につきましては、橋梁長寿命化修繕工事におきまして工法の検討や関係機関との工期の調整により平成24年2月から9月にかけて工事を実施することとなり繰り越ししようとするものでございます。2つ目の道路新設改良事業につきましては4件ございます。1件目の魚住2号線につきましては用地買収の交渉等に不測の日数を要したため繰り越ししようとするものでございます。2件目の明石市中心市街地地区、3件目の朝霧5号線ほか及び4件目の大久保49号線ほかにつきましては、地元及び関係機関との調整に期間を要したため繰り越ししようとするものでございます。  2項 交通安全対策費、交通安全施設整備事業につきましては5件ございます。1件目の二見44・210号線連絡道路につきましては、土地の明け渡しに時間を要し工事の着手がおくれましたため、繰り越ししようとするものでございます。2件目の魚住25号線及び3件目の大久保147号線そのほかにつきましては、関係機関との調整に期間を要したため繰り越ししようとするものでございます。4件目の大明石4号線及び5件目の魚住10・14号線につきましては、用地買収の交渉等に不測の日数を要したため繰り越ししようとするものでございます。  3項 都市計画費につきましては6事業ございます。1つ目の交通政策事業につきましては、総合交通計画策定業務ほかにおいて関係機関との協議に期間を要したため繰り越ししようとするものでございます。2つ目の大蔵地区住環境整備事業につきましては、用地買収及び建物移転補償において権利者との協議等に期間を要したため繰り越ししようとするものでございます。3つ目の明石駅前南地区市街地再開発事業につきましては、パブリックコメント手続の実施など市民意見を踏まえた計画見直しに期間を要したため繰り越ししようとするものでございます。4つ目の鳥羽新田土地区画整理事業につきましては、中谷山鳥羽新田線ほかにおいて地権者及び関係機関との調整に期間を要したため繰り越ししようとするものでございます。5つ目の大久保駅前土地区画整理事業につきましては、当該工区において権利者との協議等に期間を要したため繰り越ししようとするものでございます。6つ目の街路整備事業につきましては2件ございます。1件目の山手環状線につきましては、用地交渉、土地の明け渡しに不測の日数を要したため繰り越ししようとするものでございます。2件目の八木松陰線につきましては、地元関係機関との調整に期間を要したため繰り越ししようとするものでございます。  4項 住宅費、市営住宅整備事業につきましては、市営貴崎東住宅外壁ほか改修工事において地元調整等に日数を要したため繰り越ししようとするものでございます。  当委員会に関係します繰越明許は以上でございます。いずれの事業につきましても、今後より一層の努力を重ねまして少しでも早期に完了させてまいりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。  続きまして歳入歳出予算の補正でございますが、事項別明細書に基づき説明させていただきます。恐れ入りますが、議案書に戻りまして20、21ページをお開き願います。歳入でございますが、4款 使用料及び手数料、1項 使用料、4目 土木使用料、1節 自動車駐車場使用料でございますが、自動車駐車場の利用台数の減に伴い減額するものでございます。2項 手数料、2目 土木手数料、2節 交通安全対策手数料でございますが、放置自転車等の移動、保管台数の減に伴い減額するものでございます。  続きまして24から27ページをごらんください。5款 国庫支出金、2項 国庫補助金、4目 土木費国庫補助金、1節 交通安全施設整備費補助金でございますが、安心歩行エリア整備事業、山電東二見駅周辺地区整備事業等における交付金につきまして国庫補助承認の増減に伴い補正するものでございます。2節 道路維持費補助金でございますが、橋梁長寿命化修繕工事等の国庫補助承認に伴い補正するものでございます。3節 道路新設改良費補助金でございますが、朝霧駅前広場整備等道路事業、魚住2号線狭あい道路事業等における交付金につきまして国庫補助承認の増減に伴い補正するものでございます。4節 都市計画費補助金でございますが、明石駅前南地区市街地再開発事業につきまして事業費の減額に伴い補正するとともに、山手環状線街路事業、八木松陰線公園整備事業等における交付金につきまして国庫補助承認の増減等に伴い補正するものでございます。5節 住宅管理費補助金でございますが、市営住宅の家賃の低廉化に係る交付金につきまして事業費の減額に伴い補正するものでございます。6節 住宅建設事業費補助金でございますが、市営貴崎住宅外壁改修工事の執行残等に伴い補正するものでございます。7節 土木管理費補助金でございますが、多数の者が利用する施設耐震診断助成事業補助金の利用者減少に伴い減額するものでございます。  続きまして34、35ページをごらんください。6款 県支出金、2項 県補助金、5目 土木費県補助金、1節 都市計画事業費補助金でございますが、コミュニティバス運行費補助金につきまして補助承認の減に伴い補正するものでございます。2節 土木管理費補助金でございますが、地籍調査事業補助金につきまして入札残に伴い減額するとともに、多数の者が利用する施設耐震診断助成事業費補助金につきまして減額するものでございます。3項 委託金、3目 土木費委託金、1節 土木管理費委託金でございますが、国道2号和坂改築事業における用地取得事業事務委託費の減額に伴い補正するものでございます。  続きまして44、45ページをごらんください。11款 諸収入、3項 貸付金元利収入、2目 勤労者住宅資金融資貸付金元利収入、1節 勤労者住宅資金融資貸付金元利収入でございますが、貸付件数の減少による委託金の減少に伴い減額するものでございます。  続きまして48から55ページをお願いいたします。12款 市債、1項 市債、5目 土木債、1節 道路維持事業債でございますが、道路維持事業等の増減に伴い補正するものでございます。2節 道路新設改良事業債でございますが、道路新設改良事業等の増減に伴い補正するものでございます。3節 海岸整備事業債でございますが、大蔵海岸利便施設改修事業、海岸斜面地安全対策事業の増減に伴い補正するものでございます。4節 交通安全施設整備事業債でございますが、安心歩行エリア整備事業等の国庫補助事業費の増減等に伴い補正するものでございます。5節 港湾建設事業債でございますが、兵庫県施行の港湾改良事業費等の減額に伴い地元負担金が減額となり、起債対象額を補正するものでございます。6節 都市計画事業債でございますが、主なものとしまして山陽電鉄連続立体交差第2期事業、明石駅前南地区市街地再開発事業、都市公園安全安心対策緊急総合支援事業、大久保駅前東西工区土地区画整理事業、山手環状線八木松陰線街路事業など国庫補助事業費の増減等により補正するものでございます。また公営企業緊急防災・減災事業債につきましては、下水道事業のうち国において東日本大震災の教訓から全国的に緊急に実施する防災・減災事業と認められました事業に対する繰出金の財源にしようとするものでございます。7節 住宅建設事業債でございますが、市営貴崎住宅外壁改修工事の執行残に伴い補正するものでございます。以上で歳入につきましての説明を終わらせていただきます。  引き続き歳出に移らせていただきます。歳出でございますが、それぞれの費目の職員費の増減につきましては職員数の増減によるものでございます。その都度の説明は省略させていただきます。それでは順次説明させていただきます。恐れ入りますが、98から103ページをお願いいたします。7款 土木費、1項 土木管理費、2目 建築指導費でございますが、住宅耐震化促進事業につきましては、利用者の減少により減額するものでございます。3目 海岸海域整備事業対策費でございますが、海岸施設維持管理事業につきまして、入札残及び不用額を減額するものでございます。2項 道路橋りょう費、1目 道路橋りょう総務費でございますが、地籍調査事務事業、道路台帳整備事業につきましては、入札残及び不用額を減額するものでございます。2目 道路維持費でございますが、道路維持補修事業につきましては入札残及び不用額を減額し、緊急工事用事業費の不足分を増額するものでございます。3目 道路新設改良費でございますが、魚住2号線道路事業につきましては、国庫補助事業費の増に伴い補償補てん及び賠償金等を増額するものでございます。道路新設改良事業及び狭あい道路整備事業につきましては、国庫補助事業費等の減に伴い工事請負費等を減額するものでございます。3項 交通安全対策費、1目 交通安全対策総務費でございますが、交通量調査緊急雇用事業につきましては委託料の入札残を減額するものでございます。放置自転車対策事業につきましては、シルバー人材センターに委託している各駅配置の自転車指導整理員の配置適正化による人員の減に伴い減額するものでございます。2目 交通安全施設整備費でございますが、交通安全施設整備事業につきましては交通安全対策に係る事業費等の増により工事請負費等を増額するものでございます。あんしん歩行エリア整備事業(明石駅周辺地区)につきましては国庫補助事業費の増により工事請負費等を増額するものでございます。あんしん歩行エリア整備事業(魚住地区)につきましては、国庫補助事業内容の精査に伴い工事請負費を増額し、補償補てん及び賠償金等を減額するものでございます。3目 市営駐車場費でございますが、大蔵海岸駐車場指定管理業務年度協定額の減に伴い委託料を減額するものでございます。4項 港湾費、1目 港湾建設費でございますが、県施行港湾改良等事業負担金につきまして、兵庫県施行の港湾改良事業費は当初見込み額より減額することに伴い地元負担金を減額するものでございます。私からの説明は以上でございます。以降につきましては小田代都市整備部次長からご説明いたします。 ○尾仲委員長  小田代都市整備部次長。 ○小田代都市整備部次長  都市整備部次長の小田代でございます。  引き続きまして7款 土木費、5項 都市計画費、6項 住宅費。11款 諸支出金、2項 都市開発公社補助金につきましてご説明申し上げます。  恐れ入りますが、102、103ページをお開き願います。5項 都市計画費、1目 都市計画総務費でございますが、コミュニティ交通運行事業につきましては、補助対象事業費の減額に伴い補助金を減額するものでございます。交通政策事業につきましては、委託料等の執行残を減額するものでございます。都市計画総務一般事務事業につきましては、需用費等の不用額を減額するものでございます。西明石地区活性化プロジェクト事業につきましては委託料の入札残を減額するものでございます。住居表示整備事業につきましては委託料の入札残等を減額するものでございます。大蔵地区住環境整備事業につきましては、不動産鑑定手数料、用地取得費及び物件移転補償費の執行残並びに委託料の入札残を減額するものでございます。下水道事業特別会計繰出金につきましては繰出金を減額するものでございます。続きまして104、105ページをお開き願います。2目 山陽高架対策費でございますが、兵庫県施行山陽電鉄連続立体交差第2期事業に係る事業費の増額に伴い市負担金を増額するものでございます。3目 市街地再開発費でございますが、明石駅前南地区市街地再開発事業につきましては、入札による補助対象事業費の減額に伴い補助金を減額するものでございます。4目 土地区画整理費でございますが、鳥羽新田土地区画整理事業につきましては工事請負費の入札残及び物件移転補償費の執行残を減額するものでございます。組合土地区画整理事業につきましては、兵庫県施行事業に係る市負担額の確定に伴う負担金の減及び補助対象事業費の確定に伴う土地区画整理組合に対する助成金を減額するものでございます。大久保駅前東西工区土地区画整理事業につきましては、国庫補助金の変更及び事業の執行残に伴い委託料、使用料及び賃借料、工事請負費、移転補償費を減額するものでございます。続きまして106、107ページをお開き願います。5目 街路事業費でございますが、県施行街路事業負担金につきましては県施行街路事業費の減額によるものでございます。山手環状線街路事業及び八木松陰線につきましては、国庫補助交付額の減に伴いその事業費を減額するものでございます。6目 公園費でございますが、公園維持管理事業につきましては工事請負費の執行残を減額するものでございます。和坂公園整備事業につきましては、計画の変更に伴い委託料を減額するものでございます。都市公園安全安心対策緊急総合支援事業につきましては、国庫補助金の減額及び事業の執行残に伴い委託料、工事請負費、負担金補助及び交付金を減額するものでございます。緑化推進事業につきましては、緑化相談員の雇用形態変更に伴い報酬を減額するものでございます。  続きまして108、109ページをお開き願います。6項 住宅費についてご説明申し上げます。1目 住宅管理費でございますが、市営住宅維持管理事業につきましては委託料の入札残を減額するものでございます。勤労者住宅資金融資事業につきましては、貸付件数減による預託金の減少に伴い貸付金を減額するものでございます。特定優良賃貸住宅管理事業につきましては、予定の入居者数に至らなかったため管理費補助金を増額するものでございます。2目 公営住宅建設費でございますが、市営住宅整備事業につきましては委託料の入札残、工事請負費及び補償補てん及び賠償金の執行残を減額するものでございます。住宅政策事業につきましては委託料の執行残を減額するものでございます。  続きまして126、127ページをお開き願います。11款 諸支出金、2項 土地開発公社補助金、1目 土地開発公社補助金でございますが、土地開発公社補助金2億8,500万円につきましては、公共事業に係る物件移転のための代替用地を明石市土地開発公社が今年度売却いたしましたが、その差損相当額でございます。以上をもちまして当委員会に付託されました議案第21号、平成23年度明石市一般会計補正予算(第5号)の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○尾仲委員長  議案の説明は終わりました。  これよりご質疑、ご意見をお受けしたいと思います。どなたからでも結構ですのでどうぞお願いいたします。よろしいですか。  松井委員。 ○松井委員  104ページの山陽高架対策費の今回の3億6,100万円の事業の内容をお聞きします。 ○尾仲委員長  鉄道対策担当課長。 ○田仲鉄道対策担当課長  鉄道対策担当課長の田仲でございます。  今のご質問にお答えさせていただきます。
     連立事業自体は兵庫県のほうでやっておりますが、昨年の6月18日に仮線を切りかえいたしまして、その後につきましては順調に工事が進捗したことから事業費が増となりまして、それに見合う市の負担額を増額させていただいたものでございます。以上です。 ○尾仲委員  よろしいですか。他にございませんか。  辰巳副委員長。 ○辰巳副委員長  すいません、大分わかっているところなんですが、再度もう一度確認したいと思います。まず一般の103ページのところで、大蔵地区の住環境整備事業に対して7,230万円ぐらい繰り越しということになっているのですが、この事業内容、今の進捗状況をお聞かせ願えませんでしょうか。 ○尾仲委員長  市街地整備担当課長。 ○川口市街地整備担当課長  市街地整備担当課長の川口でございます。  ただいまの質問についてお答えいたします。  当初は大蔵地区で6件の物件補償と、それに伴う道路用地買収を予定しておりましたが、大変交渉が難航しておりまして、3件分の物件補償と用地買収ができ、あとの3件分についてご契約がいただけなかったということで7,200万円の減額となっております。現在の大蔵地区の進捗状況ですが、事業費ベースで59%でございます。以上です。 ○尾仲委員長  よろしいですか。  辰巳副委員長。 ○辰巳副委員長  続きまして一般の109ページ、市営住宅整備事業4億5,850万円の減額になっとるんですけど、この辺のもう一度詳しい内容をお願いしたいのですが。 ○尾仲委員長  住宅課長。 ○碓永住宅課長  住宅課長の碓永でございます。  本事業につきましては、入札の執行残のほか、大きくは東日本大震災の影響もございまして国費配分が抑えられたことによる事業の次年度への延期ということで貴崎住宅の外壁改修を次年度に延期したためでございます。 ○尾仲委員長  よろしいですか。  新田委員。 ○新田委員  道路維持補修事業の橋げたの長寿命化の修繕工事にかかわってですが、進捗というか、現在までに施工されたもの、全体のどれくらいいっているのか、残りはどのくらいなんかというのを。 ○尾仲委員長  道路管理課長。 ○川口道路管理課長  道路管理課長の川口でございます。  橋梁長寿命化の執行済みということで、橋梁長寿命化で緊急で対応する橋梁が8橋ございまして、そのうち現在終わっておりますのが3橋、済んでおります。平成22年度に明石中央53号橋が1橋、それと林船上84号橋の周辺工事の2橋が終わりまして、平成23年度に朝霧165号橋、くれない橋でございますが、工事に出しております。これはちょっと今年度繰越事業ということでお願いしている分でございます。それ以降でございますが、平成24年度、来年度には林崎人道橋を1橋補修する予定でございます。それ以降でございますが、平成25年度に3橋予定しておりまして、魚住の75号橋、藤江は38号橋、山下橋の周辺工事でございます。それで五カ年の最終年度、26年度になるんですが、藤江の跨線歩道橋の修繕工事、以上8件を近々で考えているところでございます。以上です。 ○尾仲委員長  質問の中で、全体的には現在の進捗状況はどれぐらいのパーセンテージなのかと。 ○川口道路管理課長  現在の進捗でございますが、ちょっとパーセンテージまで拾っていないんですけれども、205橋を管理しておりまして、そのうちの8橋ということでございます。 ○尾仲委員長  よろしいですか。他にございませんか。  なければ採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第21号、平成23年度明石市一般会計補正予算(第5号)は原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○尾仲委員長  ご異議なしと認め、議案第21号は原案どおり承認いたしました。  それでは引き続きまして議案第10号、明石市建設関係手数料条例の一部を改正する条例制定のことを議題に供します。  竹中建築安全課長、説明を求めます。 ○竹中建築安全課長  建築安全課長の竹中でございます。  議案第10号、明石市建設関係手数料徴収条例の一部を改正する条例制定のことにつきましてご説明させていただきます。失礼して座らせていただきます。委員会資料に基づいてご説明させていただきます。恐れ入ります、委員会資料をお開きください。  明石市建設関係手数料徴収条例の一部改正の概要でございます。1の改正の理由でございますが、これまで兵庫県では、福祉のまちづくり条例に定める整備基準に適合させるため、一定規模以上の建物につきましては努力義務による届け出制度を設けていました。しかしながら、平成23年7月1日に根拠法を高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律、いわゆるバリアフリー法に基づくものとして福祉のまちづくり条例を改正したことにより、建築基準法の関係規定と連動することとなりました。これにより建築物の確認申請や完了検査の審査及び検査項目が増加したため、明石市建設関係手数料徴収条例の一部を改正しようとするものでございます。  2の改正の概要でございますが、増加した建築確認申請及び完了検査の事務経費を、明石市建築関係手数料徴収条例第2条第1項第1号から第5号まで、同項第7号から第8号までに規定する手数料に上乗せしようとするものです。  県条例改正により増加している事務量でございますが、資料中ほどの枠で示した事例をごらんください。新築マンションの例では186項目の審査項目が増加しています。また一般的な平家建てのコンビニエンスストアの場合では89項目の審査が増加しています。この業務の増加により手数料の金額を積算しています。  次に3の兵庫県下の特定行政庁の動向でございますが、兵庫県では2月議会、加古川市、高砂市ほか2市が3月議会で条例改正を実施し、残りの県下特定行政庁においても6月議会で改正する予定となっています。改正金額は、平成20年度に改正済みの神戸市を除き、県下すべて同額となる予定でございます。  資料2ページをごらんください。改正案の手数料の一覧表でございます。  続きまして議案書に基づき本条例の内容についてご説明させていただきます。議案書5ページをごらんください。下段の提案理由をごらんください。本案は、兵庫県福祉のまちづくり条例が高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法)に基づくものと改正され、同条例に定める整備基準が新たに建築関係規定となった結果、建築確認における審査及び検査項目が増加したことに伴い、手数料の改定を行うことにつき条例の一部を改正しようとするものでございます。  改正内容は記載のとおりでございます。施行期日でございますが、周知期間を取り、平成24年6月1日を予定しています。説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 ○尾仲委員長  説明は終わりました。  これよりご質疑、ご意見をお受けしたいと思います。どなたからでもどうぞ。  松井委員。 ○松井委員  福祉のまちづくり条例に関する法律、バリアフリー法に基づく改定と聞きましたけれども、この表にあります186と89の審査項目が増加したということですけれども、以前の法律だったら全くしなくてよかったということですか。ゼロから186項目になったんですか。 ○尾仲委員長  竹中建築安全課長。 ○竹中建築安全課長  ただいまのご質問にお答えいたします。  もともと186項目というのは、これは障害者の手すりとか、トイレの手すりとか出入り口の幅とか、そういったものを審査していくわけですけれども、もともとマンションでしたら大体574項目ございます。先ほど申しましたように福祉のまちづくり条例が建築基準法と連動してくるわけですから、それプラス186という形になります。トータルで574項目ですかね、失礼しました。もともと共同住宅では388項目、それで福祉のまちづくり条例で186項目、トータルで574項目になります。 ○尾仲委員長  松井委員。 ○松井委員  わかりますけれども、それで段差解消とか今言われた車いす対応の入り口の広さを広くするとか、そういうふうな内容と理解したらいいんですか。 ○尾仲委員長  竹中建築安全課長。 ○竹中建築安全課長  そのとおりでございます。 ○尾仲委員長  他にございませんか。  それではないようでございますので採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第10号、明石市建設関係手数料条例の一部を改正する条例制定のことは原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○尾仲委員長  ご異議なしと認め、議案第10号は原案どおり承認いたしました。  それでは次に移ります。議案第16号、明石市営住宅条例の一部を改正する条例制定のことを議題に供します。  碓永住宅課長、説明を求めます。 ○碓永住宅課長  住宅課長の碓永でございます。  それでは議案16号、明石市営住宅条例の一部を改正する条例制定のことについてご説明させていただきます。失礼して座らせていただきます。お手元の委員会資料の1ページをごらんください。初めに1の改正の目的でございますが、公営住宅法の一部改正により市営住宅の入居に際しての同居親族要件が廃止されることから、引き続き同居親族要件を設けるため市営住宅条例の一部を改正しようとするものでございます。  次に2の改正の概要でございますが、地域主権1次一括法による公営住宅法の一部改正により市営住宅の入居者資格のうち同居親族要件が廃止され、自治体が必要に応じて条例で定めることになりました。具体的には本市では既に同居親族要件は市営住宅条例に規定されていますが、公営住宅法施行令の単身入居の例外規定についても今回廃止されるため、単身入居の例外規定を市営住宅条例施行規則に委任するための改正を行おうとするものでございます。現行と同様の単身入居の例外規定を規則で定めることにより、従前と同じ入居要件になりますので平成24年4月1日の施行日までに条例において措置しようというものであります。  資料中ほどの表が今回の改正の概要をあらわしたものでございます。  次に3の背景等でございますが、記載のとおり、兵庫県を初め神戸市・西宮市・尼崎市・宝塚市・姫路市の5市におきましても、現行の同居親族要件は廃止せず、条例において措置し継続の方向と伺っております。  次に4の実施時期でございますが、3月議会で条例の改正後、4月1日実施の予定でございます。  続きまして裏面2ページをごらんください。これは先ほどご説明申し上げました現行の公営住宅法施行令の単身入居の例外規定の内容を列記したものでございますが、これらの内容を市営住宅条例施行規則に規定しようとするものでして、4月以降の入居要件につきましては現在と同じということでございます。  最後になりますが、議案書の3ページをお開きください。下段の提案理由でございますが、本案は公営住宅法の一部改正に伴い所要の整備を図るため条例の一部を改正しようとするものでございます。改正内容は1ページから3ページに記載のとおりでございます。以上よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○尾仲委員長  説明は終わりました。これより質疑、意見等をお受けしたいと思いますが、ございましたらどなたからでもどうぞ。よろしいですか。  ないようでございますので、それでは採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第16号、明石市営住宅条例の一部を改正する条例制定のことは原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○尾仲委員長  ご異議なしと認め、議案第16号は原案どおり承認いたしました。  引き続きまして議案第17号、明石市立自動車駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定のことを議題に供します。  倉井放置自転車対策課長、説明を求めます。 ○倉井放置自転車対策課長  放置自転車対策課長の倉井でございます。  議案第17号についてご説明いたします。議案第17号、明石市立自動車駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定のことについて議案書及び委員会資料に基づきご説明いたします。議案書と委員会資料をあわせてご参照願います。  委員会資料の1の改正の目的及び2の概要でございますが、明石駅前立体駐車場は、平成元年に国の有料道路整備貸し付けを受け平成2年から供用を開始し、平成22年度末をもってその償還が完了したことで国の有料道路事業が終了いたしました。今後は道路法第24条の2の規定により料金を徴収する施設として運営いたしますが、これにより国の許可や協議によることなく市の判断により地域の実情に応じた料金などの制度改正ができ、市民によりよいサービスを提供することが可能となりました。そこで、市と指定管理者との協議により、より柔軟に料金体系の設定ができるよう料金額を条例で定める額を上限として規則で定めることができるように、また、このたび導入を予定しております屋上定期券の不正利用を防止するため定期駐車券の使用停止や販売中止を行うことができるように条例の一部を改正しようとするものでございます。  次に3の料金体系の案についてでございますが、現在24時間最大料金を1,500円としておりますが、周辺駐車場と比較して割高感があるため周辺駐車場の相場である1,200円に改定いたします。また、定期料金につきましては、現在普通定期券1カ月1万8,000円としておりますが、出入り口から遠いことや屋外であることから屋上の利用率が極端に悪いため1カ月1万5,000円の屋上限定定期券を新たに導入することで利用率の向上につなげていこうと考えております。  続きまして資料の裏面4の不正利用防止策についてでございます。屋上限定定期を導入いたしますと、安い定期で入場して屋内に車をとめる不正使用が懸念されることから不正使用した場合、その定期券の使用停止や販売停止を条例で規定するとともに、定期券ごとの購入番号であるシリアルナンバーを入出庫時に機械で読み取り日々の屋上の見回りと入出庫データを突き合わせることで不正使用に対処してまいります。  最後になりましたが、昨年12月議会の同委員会でご報告いたしました新しい指定管理者の提案内容につきましては、このたびの条例改正によりすべて実施できることとなります。あわせてご報告いたします。以上です。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 ○尾仲委員長  説明は終わりました。これよりご意見、ご質疑をお受けしたいと思います。どうぞどなたからでも。  楠本委員。 ○楠本委員  定期券のことなんですけれども、定期券を買った人は、駐車する場所が特定されるんでしょうか。それとも1万5,000円と1万8,000円の部分さえ守ればどこに置いてもいいというふうになるんでしょうか。 ○尾仲委員長  倉井放置自転車対策課長。 ○倉井放置自転車対策課長  放置自転車対策課長の倉井です。  定期券につきましては、一応、今発行していますのは1階から屋上まで1カ月1万8,000円なんですが、これはどこにとめても自由というか、特に定まった場所に、24番にとめなさいとかいう形ではないです。 ○尾仲委員長  よろしいですか。他にございませんか。  辰巳副委員長。 ○辰巳副委員長  国の許可、協議がなくて地域に応じてということになると、今説明があったんですけど、ほかの駐車場、特にアスピアさんなんかなかなか苦戦されているんですけど、先日他市のほうに視察に行かせてもらったら、共通利用券を出しておる市なんかがございまして、今後そのような形で商店街さんとかデパート、デパートはセゾンデパートとか協力していただいて、このまま市として指定していくというのは難しいかもわからないですけど、例えばTMO、まちづくり会社さんなんかに委託して、そういう共通利用券というのは、またお考えになられるのかどうか、ちょっとその辺をお聞かせ願えますでしょうか。 ○尾仲委員長  放置自転車対策課長。 ○倉井放置自転車対策課長  放置自転車対策課長の倉井でございます。  共通駐車券につきましては、平成22年11月に大臣認可を受けております。明石市中心市街地活性化計画においても位置づけられておりまして、今具体的な運営方法についてプロジェクトのほうで検討中であるとお聞きしております。  ところが内容はまだ今は具体的でないということと、それから実際に駐車券をどこが発行して、どういった形で現金化していくのかとか、駐車券を利用するための駐車システムというか、ゲートのところにあります料金機は皆統一しなくてはいけないのかとか、いろいろまだ課題があると思うんです。特にこの駅前の立体駐車場につきましては道路法に基づいて設置しております。公の駐車場で道路法第24条に基づいて公の料金として徴収しておりますので、その辺も今後具体的な内容、共通駐車券のシステムについて具体的な内容が煮詰まってきましたら研究してまいりたいと、このように考えております。以上です。 ○尾仲委員長  他にございませんか。  ないようでございますので、それでは採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第17号、明石市立自動車駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定のことは原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○尾仲委員長  ご異議なしと認め、議案第17号は原案どおり承認いたしました。  引き続き次の議事に移ります。議案第32号、字の区域の変更のことを議題に供します。
     吉川都市計画課長。 ○吉川都市計画課長  都市計画課長の吉川でございます。  議案第32号、字の区域の変更について、議案書によってご説明させていただきます。議案書をごらんください。失礼して座らせていただきます。  本議案は土地区画整理事業の施行に伴い、字の区域を変更するものでございます。1ページをお開きください。下段の提案理由でございますが、本案は明石市上野土地区画整理組合による土地区画整理事業の施行に伴い、字の区域を変更するため地方自治法第260条第1項の規定に基づき提案するものでございます。  上段の変更調書でございますが、変更前の大字、字及び地番と変更後の大字、字を記載しております。中段、実施期日でございますが、地方自治法施行令第179条の規定に基づき換地処分の公告の日の翌日でございまして、具体的には平成24年5月下旬を予定しております。  2ページをごらんください。参考として位置図をお示ししております。字の区域を変更いたしますのは、JR大久保駅の南約500メートルの図面上太線で囲まれた土地区画整理区域のうち黒く塗りつぶしている部分でございます。3ページには参考といたしまして字の区域の変更図をお示ししております。斜線の部分が現行大久保町大久保町字大池ノ内、土井ケ内、寺ノ上を大久保町大久保町字土井ケ内、大池ノ内に変更する箇所でございます。以上、簡単でございますが、議案第32号の説明とさせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願いいたします。 ○尾仲委員長  それでは議案の説明は終わりました。これよりご質疑、ご意見がございましたらお受けしたいと思います。どなたからでも結構ですので、よろしくお願いいたします。よろしいですか。  ないようでございますので、早速ではございますが、それでは採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第32号、字の区域の変更のことは原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○尾仲委員長  ご異議なしと認め、議案第32号は原案どおり承認いたしました。  続いて次の議題に移ります。議案第33号、市道路線認定のこと議題に供します。  佐野土木部次長兼土木総務課長。 ○佐野土木部次長兼土木総務課長  土木部次長兼土木総務課長の佐野でございます。  議案第33号、市道路線認定のことにつきましてご説明申し上げます。失礼します。本案は、土地区画整理事業及び市街地整備事業による新設道路並びに開発行為等による引き継ぎを受けた道路を市道路線として認定しようとするものでございます。恐れ入りますが、議案書をごらん願います。今回認定する路線は67路線で、1ページから6ページの調書には各路線の名称と起点及び終点をお示ししております。またあわせて8ページから27ページには、認定路線見取図をつけておりますので、この見取図によりまして順次ご説明申し上げます。  まず8ページをお開き願います。JR朝霧駅の北に位置します朝霧273号線から同278号線は土地区画整理事業による道路で、延長は朝霧273号線が359メートル、朝霧274号線が200メートル、朝霧275号線が96メートル、朝霧276号線が125メートル、朝霧277号線が35メートル、朝霧278号線が9メートルでございます。  続いて9ページでございますが、市立朝霧中学校の北に位置します朝霧279号線は開発による引き継ぎを受けた道路で、延長は34メートルでございます。  次に10ページでございますが、県道有瀬大蔵線の南に位置します大蔵町54号線は市街地整備事業による道路で、延長は88メートルでございます。  次に11ページでございますが、県立がんセンターの東に位置します川西137号線は開発による引き継ぎを受けた道路で、延長は59メートルでございます。  次に12ページでございますが、王子2丁目公園の西に位置します川西138号線は開発による引き継ぎを受けた道路で、延長は29メートルでございます。  次に13ページでございますが、野々池貯水池の東に位置します西明石362号線は開発による引き継ぎを受けた道路で、延長は74メートルでございます。  次に14ページでございますが、大道池の東に位置します西明石363号線は土地区画整理事業による道路で、延長87メートルでございます。  次に15ページでございますが、明石市公設地方卸売市場の南東に位置します藤江132号線は開発による引き継ぎを受けた道路で、延長は50メートルでございます。  次に16ページでございます。甲池公園の南に位置します藤江133号線は開発による引き継ぎを受けた道路で、延長は185メートルでございます。また、同一ページに掲載されております山陽電気鉄道藤江駅の北側に位置します藤江134号線は開発による引き継ぎを受けた道路で、延長は174メートルでございます。  次に17ページでございますが、市立松陰厚生館の西に位置します大久保706号線は開発による引き継ぎを受けた道路で、延長は55メートルでございます.  次に18ページでございますが、市立大久保中学校の南東に位置します大久保707号線、同708号線は土地区画整理事業による道路で、延長は大久保707号線が91メートル、大久保708号線が107メートルでございます。  次に19ページでございますが、JR大久保駅の北東に位置します大久保709号線、同710号線は土地区画整理事業による道路で、延長は大久保709号線が143メートル、大久保710号線が98メートルでございます。  次に20ページでございますが、大久保八幡公園の南に位置します大久保711号線から同713号線は開発による引き継ぎを受けた道路で、延長は大久保711号線が167メートル、大久保712号線が90メートル、大久保713号線が35メートルでございます。  次に21ページでございますが、市立大久保南小学校の東に位置します大久保714号線から同717号線は土地区画整理事業による道路で、延長は大久保714号線が85メートル、大久保715号線が166メートル、大久保716号線が102メートル、大久保717号線が238メートルでございます。  次に22ページでございますが、市立山手小学校の西に位置します大久保718号線から同746号線は土地区画整理事業による道路で、延長は大久保718号線が100メートル、大久保719号線が157メートル、大久保720号線が600メートル、大久保721号線が63メートル、大久保722号線が35メートル、大久保723号線が597メートル、大久保724号線が262メートル、大久保725号線が779メートル、大久保726号線が221メートル、大久保727号線が318メートル、大久保728号線が113メートル、大久保729号線が41メートル、大久保730号線が676メートル、大久保731号線が46メートル、大久保732号線が208メートル、大久保733号線が69メートル、大久保734号線が128メートル、大久保735号線が81メートル、大久保736号線が211メートル、大久保737号線が20メートル、大久保738号線が85メートル、大久保739号線が54メートル、大久保740号線が122メートル、大久保741号線が82メートル、大久保742号線が128メートル、大久保743号線が18メートル、大久保744号線が380メートル、大久保745号線が378メートル、大久保746号線が422メートルでございます。  次に23ページでございますが、山手台1号公園の東に位置します大久保747号線から同749号線は土地区画整理事業による道路で、延長は大久保747号線が39メートル、大久保748号線が1,231メートル、大久保749号線が31メートルでございます。  次に24ページでございます。福池の北側に位置します魚住478号線、同479号線は土地区画整理事業による道路で、延長は魚住478号線が307メートル、魚住479号線が34メートルでございます。  次に25ページでございますが、中尾サクラ公園の東に位置します魚住480号線、同481号線は開発により引き継ぎを受けた道路で、延長は魚住480号線が151メートル、魚住481号線が33メートルでございます。また、同ページに記載されております中尾サクラ公園南に位置します魚住482号線は開発により引き継ぎを受けた道路で、延長は50メートルでございます。  次に26ページでございますが、市立魚住中学校の北に位置します魚住483号線、同484号線は開発により引き継ぎを受けた道路で、延長は魚住483号線が256メートル、魚住484号線が124メートルでございます。  次に27ページでございますが、市立二見西小学校の南東に位置します二見254号線は開発により引き継ぎを受けた道路で、延長は148メートルでございます。  以上が今回認定しようとする67路線、総延長1万1,811メートルの内容でございます。認定後の市内の総路線数は2,823路線で、その総延長は約607キロメートルとなります。以上をもちまして議案第33号、市道路線認定のことの説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○尾仲委員長  説明は終わりました。  これよりご質疑、ご意見をお受けしたいと思います。どなたからでも結構です。ございませんか。  ないようでございますので、それでは採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第33号、市道路線認定のことは原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○尾仲委員長  ご異議なしと認め、議案第33号は原案どおり承認いたしました。  それでは引き続きまして議案第35号、平成24年度明石市一般会計予算〔分割付託分〕を議題に供します。  佐野土木部次長兼土木総務課長。 ○佐野土木部次長兼土木総務課長  土木部次長兼土木総務課長佐野でございます。  議案第35号、平成24年度明石市一般会計予算のうち当委員会に付託されましたものにつきまして、歳入歳出予算事項別明細書に基づきご説明申し上げます。なお、説明に当たりましては平成24年度土木部関係主要事業予定箇所図をあわせてご参照願います。  まず債務負担行為についてご説明申し上げます。恐れ入りますが、議案書(2)の一般の9ページをお開き願います。第2表、債務負担行為の4段目、市営大久保南住宅建替工事でございますが、平成24年度から平成25年度にかけて市営大久保南住宅12号棟の建てかえ工事を行うものでございます。6段目、明石市土地開発公社の金融機関に対する債務の保証でございますが、明石市土地開発公社が土地等について先行取得等する資金として金融機関から借り入れた借入金について明石市がその債務を保証するものでございます。保証の期間は、土地開発公社が金融機関から借り入れた日から返済の日までで、保証の限度額は142億円でございます。  続きまして歳入につきまして説明させていただきます。恐れ入りますが、一般の38、39ページをお開き願います。11款 交通安全対策特別交付金、1項 交通安全対策特別交付金、1目 交通安全対策特別交付金、1節 交通安全対策特別交付金でございますが、多発する交通事故を防止することを目的に交通安全施設の設置に要する費用として交付されるものでございます。  続きまして42、43ページをごらん願います。13款 使用料及び手数料、1項 使用料、6目 土木使用料、1節 海浜利便施設使用料でございますが、海浜利便施設に係る施設使用料並びに松江、藤江及び江井ヶ島の海浜利便施設駐車場使用料でございます。2節 道路橋りょう使用料でございますが、関西電力、NTT、大阪ガス及び一般工事用足場等の道路占用料でございます。3節 自動車駐車場使用料でございますが、明石駅前立体駐車場の使用料でございます。4節 都市計画使用料でございますが、海浜プール等の有料公園施設の使用料収入でございます。5節 住宅使用料でございますが、市営住宅の家賃及び駐車場使用料でございます。  続きまして44、45ページをごらんください。2項 手数料、4目 土木手数料、2節 交通安全対策手数料でございますが、保管した自転車等の返還に伴う手数料でございます。3項 証紙収入、1目 証紙収入、1節 証紙収入でございますが、屋外広告物許可申請、建築確認申請等の手数料でございます。  続きまして48から51ページをお願いします。14款 国庫支出金、2項 国庫補助金、4目 土木費国庫補助金、1節 交通安全施設整備費補助金でございますが、朝霧駅前広場整備事業、魚住25号線踏切拡幅事業等の交通安全施設整備事業及びあんしん歩行エリア整備事業に係る交付金でございます。2節 道路維持費補助金でございますが、橋梁長寿命化事業補修修繕工事等に係る交付金でございます。3節 道路新設改良費補助金でございますが、魚住2号線道路事業、明石中心市街地地区整備事業、狭あい道路整備事業に係る交付金でございます。4節 都市計画費補助金でございますが、主なものとしまして明石駅前南地区市街地再開発事業、山手環状線街路事業、八木松陰線街路事業、大久保駅前東西工区土地区画整理事業、公園整備事業等に係る交付金でございます。5節 住宅管理費補助金でございますが、公営住宅等の家賃軽減に係る交付金でございます。6節 住宅建設費補助金でございますが、市営西二見小池住宅及び市営大久保南住宅12号棟の建てかえ工事等に係る交付金でございます。7節 土木管理費補助金でございますが、簡易耐震診断推進事業、県のわが家の耐震改修促進事業に市が上乗せする耐震改修工事費補助金等に係る交付金でございます。8節 街路灯費補助金でございますが、防犯灯設置工事に係る交付金でございます。  続きまして60、61ページをお開き願います。15款 県支出金、2項 県補助金、6目 土木費県補助金、1節 都市計画事業費補助金でございますが、コミュニティバスの運行等に対する県補助金でございます。2節 土木管理費補助金でございますが、主なものとして地籍調査事業、簡易耐震診断推進事業等に係る県補助金でございます。  続きまして62から65ページをごらんください。3項 委託金、6目 土木費委託金、1節 土木管理費委託金でございますが、国道2号和坂拡幅道路改築事業に係る用地取得事務委託金でございます。2節 河川費委託金でございますが、明石川を初め県管理河川の草刈り、清掃等に係る河川美化事業費委託金でございます。3節 港湾管理費委託金でございますが、県管理の東播磨港海岸等の清掃委託等に係る委託でございます。4節 都市計画事業費委託金でございますが、兵庫県屋外広告物条例に基づく簡易除却等の委任事務に係る交付金、県民まちなみ緑化事業委託金等でございます。  続きまして66、67ページをお願いいたします。16款 財産収入、1項 財産運用収入、1目 財産貸付収入、1節 土地建物貸付収入でございますが、明石駅東バイク駐車場及び明石駅自転車駐車場、西明石駅自転車駐車場の建物貸付料でございます。  続きまして68、69ページをお開き願います。17款 寄附金、1項 寄附金、3目 土木費寄附金、1節 都市計画費寄附金でございますが、(仮称)朝霧南公園整備工事に係る都市公園整備事業費寄附金でございます。  続きまして72、73ページをお開き願います。19款 諸収入、3項 貸付金元利収入、2目 土地開発公社貸付金元利収入、1節 土地開発公社貸付金元利収入でございますが、土地開発公社に対し貸し付けております貸付金に係る元金とその利子でございます。3目 勤労者住宅資金融資貸付金元利収入、1節 勤労者住宅資金融資貸付金元利収入でございますが、勤労者住宅資金融資に係る預託金及び利子でございます。  4項 雑入、2目 雑入、1節 住宅保証金利子でございますが、市営住宅の入居者から預かる保証金の運用利子でございます。2節 雑入でございますが、74、75ページをお開き願います。土木関係分としましては下から10件目の中崎展望広場駐車場の利用料等でございます。都市整備関係分としましては、その1件下の市営住宅退去者が負担する修繕費の市営住宅修繕損害賠償金等でございます。また、下から4件目の交通部引継金でございますが、市営バスの事業廃止に伴い乗車券払い戻し精算金のほか、債務解消のため自動車運送事業会計からの引継金でございます。  続きまして76から79ページをお願いいたします。20款 市債、1項 市債、5目 土木債、1節 道路維持事業債でございますが、橋梁長寿命化修繕及び舗装修繕工事等に係る市債でございます。2節 道路新設改良事業債でございますが、魚住2号線道路事業、狭あい道路整備事業及び道路新設改良事業等に係る市債でございます。3節 交通安全施設整備事業債でございますが、交通安全施設整備事業及びあんしん歩行エリア整備事業に係る市債でございます。4節 港湾建設事業債でございますが、県施行の港湾改良事業の負担金に係る市債でございます。5節 都市計画事業債でございますが、主なものとしまして明石駅前南地区市街地再開発事業、山陽電鉄連続立体交差第2期事業、山手環状線街路事業、八木松陰線街路事業、鳥羽新田土地区画整理事業、大久保駅前東西工区土地区画整理事業等に係る市債でございます。6節 住宅建設事業債でございますが、市営東二見小池住宅2期及び市営大久保南市営住宅12号棟の建てかえ工事等に係る市債でございます。7節街路灯整備事業債でございますが、街路灯設置工事に係る市債でございます。以上で歳入についての説明を終わらせていただきます。  引き続き歳出に移らせていただきます。恐れ入りますが、84、85ページをお願いいたします。2款 総務費、1項 総務管理費、1目 一般管理費のうち自動車運送事業清算事務事業でございますが、平成24年3月末日で事業を終える市バス事業の各種乗車券払い戻し等の精算に要する経費でございます。  恐れ入りますが、150、151ページをお開き願います。7款 土木費についてですが、1項 土木管理費から5項 港湾費までについて私から説明させていただきます。なお、6項 都市計画費から以降は小田代都市整備部次長からご説明申し上げます。  7款 土木費、1項 土木管理費、1目 土木総務費でございますが、土木総務に要する経費でございます。主なものとしまして施設設計監理事業につきましては、建物保存計画業務も含めた施設設計監理に要する事務的経費でございます。2目 建築指導費でございますが、建築指導、建築審査、開発許可等に要する経費でございます。主なものとしまして建築安全事務事業につきましては、建築基準法による審査、指導取り締まりに係る事務的経費でございます。住宅耐震化促進事業つきましては、県が行うわが家の耐震改修促進事業に上乗せを行う市独自の耐震改修工事費補助や簡易耐震推進診断事業に要する耐震改修の促進に関する普及啓発に係る経費でございます。道路指定図及び建築計画概要書の閲覧交付システム構築事業につきましては、現在運営中のシステムに建築確認台帳の紙ベース等を統合することに係る経費でございます。宅地耐震化推進事業につきましては、大地震による大規模盛土造成地の滑動崩落災害を防止するため改正宅地造成等規制法に基づき崩落のおそれがある大規模盛土造成宅地を抽出するために行う大規模盛土造成地変動予測調査に要する経費でございます。  続きまして152、153ページをお開き願います。3目 街路灯費でございますが、市街一円の街路灯の新設及び維持管理に要する経費でございます。4目 海岸海域整備事業対策費でございますが、海岸海域の整備に要する経費でございます。主なものとしまして海岸施設の維持管理事業につきましては、大蔵海岸施設の指定管理料、海岸線のごみ収集、運搬、処理等の維持管理に要する経費及び海岸の利用の活性化に要する経費でございます。海岸施設等安全対策事業につきましては、海岸利便施設等安全確保のための改良に要する経費でございます。アカウミガメ保護関連事業につきましては、市内の海岸線に産卵に訪れるアカウミガメの保護活動等に要する経費でございます。  2項 道路橋りょう費、1目 道路橋りょう整備費でございますが、道路橋りょう整備に要する経費でございます。主なものとしまして道路台帳整備事業につきましては、道路管理の基礎資料となる道路台帳の作成及びその修正のための委託に要する経費でございます。地籍調査事務事業につきましては、地籍調査のための委託等に要する経費でございます。  続きまして154、155ページをお開き願います。2目 道路維持費でございますが、道路の維持補修に要する経費でございます。道路維持補修事業につきましては、駅前広場や駅自由通路等の清掃等に要する経費のほか、総合浸水対策に要する経費、市内一円の道路舗装や側溝等の補修工事、橋梁長寿命化修繕工事等に係る経費でございます。街路樹維持管理事業につきましては、市内一円の街路樹の維持管理に要する経費でございます。3目 道路新設改良費でございますが、道路の新設改良に要する経費でございます。魚住2号線道路事業につきましては、用地取得、工事等に要する経費でございます。道路新設改良事業につきましては、朝霧駅前広場及び二見150号線等の整備に向け測量、設計、工事、用地取得、移転補償等に要する経費でございます。狭あい道路整備事業につきましては、測量、設計、工事、用地取得、移転補償等に要する経費でございます。  続きまして156から161ページをお願いします。3項 交通安全対策費、1目 交通安全対策総務費でございますが、交通安全の啓発、教育、自転車駐車場の管理、自転車対策、違法駐車防止対策に要する経費でございます。主なものとしまして交通安全啓発教育事業につきましては、春秋の全国交通安全運動を初め交通安全教室等に要する経費でございます。交通安全啓発(緊急雇用)事業につきましては、緊急雇用創出事業交付金を活用して自転車の安全利用を中心に交通安全の啓発を行うものでございます。放置自転車対策事業につきましては、自転車等の整理委託業務及び放置自転車等の撤去保管業務などに要する経費でございます。自転車駐車場管理運営事業につきましては、明石駅北自転車駐車場、魚住駅北自転車駐車場の土地使用料及び大蔵谷駅自転車駐車場の施設使用料等でございます。2目 交通安全施設整備費でございますが、交通安全施設整備に要する経費でございます。交通安全施設整備事業につきましては、朝霧駅前広場整備や魚住25号線歩道整備等に要する経費でございます。あんしん歩行エリア整備事業につきましては、明石駅周辺地区及び魚住地区において大明石4号線、魚住10・14号線の整備等に要する経費でございます。自動車駐車場整備事業につきましては、山陽電車魚住駅自転車駐車場整備委託料でございます。3目 市営駐車場費でございますが、市営駐車場管理に要する経費でございます。明石駅前駐車場維持管理事業につきましては、明石駅前立体駐車場指定管理料等でございます。  4項 河川費、1目 河川費でございますが、河川改修等に要する経費でございます。河川等改修事業につきましては、浸水対策等の工事に要する経費でございます。河川美化事業につきましては、県管理河川の環境整備委託に要する経費でございます。排水路浚渫事業につきましては、地域生活環境保全のため排水路の汚泥除去や草刈り等の業務に要する経費でございます。  5項 港湾費、1目 港湾管理費でございますが、港湾管理に要する経費でございます。港湾管理一般事務事業につきましては、二見みなと記念ホールの運営補助等に要する経費でございます。港湾環境美化事業につきましては、東播磨港港湾区域内の清掃委託に係る経費でございます。2目 港湾建設費でございますが、港湾改良等に要する経費でございまして、県施行による港湾改良事業に対する経費の地元負担金でございます。私からの説明は以上でございます。以降のことにつきましては小田代都市整備部次長からご説明させていただきます。 ○尾仲委員長  小田代都市整備部次長。 ○小田代都市整備部次長  都市整備部次長の小田代でございます。  引き続きまして7款 土木費、6項 都市計画費、7項 住宅費、8款 消防費、1項 消防費、4目 水防費等につきましてご説明申し上げます。  恐れ入りますが、160、161ページをごらんください。7款 土木費、6項 都市計画費、1目 都市計画総務費でございますが、この費目は都市計画に係る事業計画の策定及び都市計画総務に要する経費でございます。主なものとしましては、中心市街地活性化事業につきましては、中心市街地の都市機能の増進、経済活力の向上を図るための施策を推進するための事業でございます。具体の内容としましては、中心市街地の商業活性化検討事業をまちづくり会社である明石地域振興開発株式会社に行わせるための業務委託費でございます。コミュニティ交通運行事業につきましては、交通事業者が実施するコミュニティバスの運行に対する補助等を行うものです。交通政策事業につきましては、バスの利用実態調査等の委託、民営乗り合いバス事業等の補助等を行うものでございます。都市計画総務一般事務事業につきましては、都市計画全般にわたる事務的経費でございます。都市景観形成事務事業につきましては、指定した都市景観形成重要建築物の修復に対して助成等を行うものでございます。西明石活性化プロジェクト事業につきましては、西明石活性化プロジェクト協議会の運営支援に係る委託等を行うものでございます。住居表示整備事業につきましては、大蔵谷地区の住居表示実施に係る委託等を行うものでございます。住居表示板損傷調査(緊急雇用)事業につきましては、住居表示実施地区の街区表示板の損傷調査等の委託を行うものでございます。大蔵地区住環境整備事業につきましては、大蔵地区内の先進街区における用地取得及び建物移転等を行うものでございます。下水道事業特別会計繰出金につきましては、特別会計への一般会計からの繰出金でございます。公共用地取得事業特別会計繰出金につきましては、特別会計への一般会計からの繰出金でございます。  続きまして162、163ページをお開き願います。2目 山陽高架対策費でございますが、この費目は山陽電鉄連続立体交差第2期事業に要する経費でございます。事業内容といたしましては、兵庫県施行事業に対する市の負担等でございます。3目 市街地再開発費でございますが、この費目は明石駅前南地区第一種市街地再開発事業に要する経費でございます。事業内容といたしましては、調査設計計画費のうち建築設計、権利変換計画作成等に要する経費に対する補助金でございます。次に4目 土地区画整理費でございますが、この費目は公共団体施行及び組合施行による土地区画整理事業に要する経費でございます。主なものとしましては、鳥羽新田土地区画整理事業につきましては、物件移転補償及び区画道路築造工事等を行うものでございます。組合土地区画整理事業につきましては、事業の円滑な促進を図るため明石市土地区画整理協会へ事務委託を行うほか、松陰山手地区に対する助成を行うものでございます。大久保駅前東西工区土地区画整理事業につきましては、移転対象となる支障物件の建物調査委託や街区点・画地点測量委託を初め区画道路の整備等の工事を行うとともに、建物移転等の補償を行うものでございます。  続きまして164、165ページをお開き願います。5目 街路事業費でございます。この費目は幹線街路の築造等に要する経費でございます。主なものとしましては、街路整備事業につきましては、先行取得している事業用地の管理経費でございます。県施行街路事業負担金につきましては、県事業の黒橋線、朝霧二見線の整備に係る市負担金でございます。山手環状線街路事業につきましては、物件調査委託、道路改良工事、事業用地の取得、建物移転補償等を行うものでございます。八木松陰線街路事業につきましては、可動橋拡幅工事の山電への委託、道路改良工事等を行うものでございます。6目 公園費でございますが、この費目は公園緑地の維持管理、施設整備事業及び緑化推進事業に要する経費でございます。主なものとしましては、公園維持管理事業につきましては、都市公園の維持管理と石ヶ谷公園、明石海浜公園、魚住北公園の指定管理に要する経費でございます。和坂公園整備事業につきましては、実施設計に向けた測量の委託料でございます。都市公園整備事業につきましては、(仮称)朝霧南公園整備工事に要する経費でございます。都市公園安全安心対策緊急総合支援事業につきましては、公園施設更新工事に要する経費でございます。  続きまして166、167ページをお開き願います。緑化推進事業につきましては、緑化の推進に関する事業に要する経費でございます。菊栽培等事業につきましては、菊花展覧会及び菊花栽培管理運営業務委託費等でございます。  7項 住宅費についてご説明申し上げます。1目 住宅管理費でございますが、この費目は市営住宅の維持管理に要する経費でございます。市営住宅維持管理事業につきましては、市営住宅を適正に維持管理するための経費でございます。勤労者住宅資金融資事業につきましては、勤労者に対し住宅取得等に係る資金の融資を行うものでございます。特定優良賃貸住宅管理事業につきましては、特定優良賃貸住宅入居者に対する家賃補助及び事業者に対する事業の安定を図るための補助を行うものでございます。  続きまして168、169ページをお開き願います。2目 公営住宅建設費でございますが、この費目は市営住宅の建設に要する経費でございます。市営住宅整備事業につきましては、市営西二見小池住宅2期建替工事と市営大久保南住宅12号棟建替工事等を行うものでございます。住宅政策事業につきましては、明石市公営住宅ストック総合活用計画の改定を行うものでございます。  続きまして172、173ページをお開き願います。8款 消防費、1項 消防費、4目 水防費でございますが、水防活動及び水難救助に要する経費でございます。水防・水難救助事務事業につきましては、水防訓練実施等に係る経費でございます  続きまして198、199ページをお開き願います。11款 諸支出金、2項 土地開発公社貸付金、1目 土地開発公社貸付金でございますが、土地開発公社への貸付金でございます。以上をもちまして当委員会に付託されました議案第35号、平成24年度明石市一般会計予算の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○尾仲委員長  説明を受けました。ご案内のように、質疑は次回、採決も次回ということにさせていただきます。  それではここで交通部と下水道部の理事者については退席する予定でございますので、お知らせいたします。  それでは議案第39号、平成24年度明石市公共用地取得事業特別会計予算を議題に供します。  岩澤用地対策課長、説明を求めます。 ○岩澤用地対策課長  用地対策課長の岩澤でございます。  議案第39号、平成24年度明石市公共用地取得事業特別会計予算についてご説明いたします。  議案書の公の1ページをご参照願います。よろしいでしょうか。第1条の歳入歳出予算でございますが、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億6,263万円に定めようとするものでございます。歳入歳出予算につきましては、事項別明細書によりご説明いたします。公の10ページから15ページにありますが、順次参照願います。歳入でございますが、1款 財産収入、1項 財産売払収入、1目 不動産売払収入、1節 土地売払収入の9,800万円は一般会計への土地売り払いによる収入でございます。その内容といたしましては、道路事業では二見150号線道路事業ほか2事業の6,300万円、続きまして都市計画事業では山手環状線街路事業の3,500万円のトータル4事業による土地売払収入でございます。続きまして公の12ページを参照願います。2款 繰入金、1項 繰入金、1目 一般会計繰入金、1節 一般会計繰入金の1,963万円は国道2号明石駅前交差点改良事業の事務費相当額を一般会計から繰り入れるものでございます。続きまして公の14ページを参照願います。3款 市債、1項 市債、1目 公共用地先行取得事業債、1節 公共用地先行事業取得債の5億4,500万円は国道2号明石駅前交差点改良事業ほかに係る市債でございます。  次に歳出でございますが、公の16ページ、17ページをご参照願います。1款 公共用地取得費、1項 行政財産取得費、1目 土地取得費、23節 償還金利子及び割引料の9,800万円につきましては土地開発公社から道路事業、都市計画事業の用地買い戻しに要する経費で、内容につきましては歳入の土地売払収入と同一でございます。次に2目 公共用地先行取得費の5億6,463万円は公共用地先行取得に要する経費でございます。その内容でございますが、山手環状線街路事業の8,000万円と国道2号明石駅前交差点改良事業の4億8,463万円の2事業でございます。次に前に戻りますが、公の1ページをもう一度お願いします。第2条の債務負担行為でございますが、まためくっていただけますか、すみません。公の5ページを参照願います。市から明石市土地開発公社への事業用地の買収委託に係るもので、限度額は元金9億2,400万円に利子及び事務費を加算した額でございます。  次に委員会資料の平成24年度明石市公共用地取得事業特別会計当初予算をご参照願います。これらは市の委託により明石市土地開発公社が既に先行取得している土地で、7年間の買い戻しの予定が立っていないものにつきまして、再委託として当初予算に計上しております明細でございます。これは17年度委託分の再委託分で、金額が資料に記載しております9億2,400万円でございます。以上で説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○尾仲委員長  ただいま議案第39号の説明は終わりました。これにつきましても質疑、そして採決は次回ということにさせていただきます。  引き続いて議案第40号、平成24年度明石市石ヶ谷墓園整備事業特別会計予算を議題に供します。  西海緑化公園課長。 ○西海緑化公園課長  緑化公園課長の西海でございます。  議案第40号、平成24年度明石市石ヶ谷墓園整備事業特別会計予算につきましてご説明申し上げます。座らせていただきます。  恐れ入ります、議案書の石の1ページをお開き願います。第1条で歳入歳出予算の総額をそれぞれ5,278万3,000円と定めるものでございます。その内容につきましては事項別明細書でご説明申し上げます。  恐れ入りますが、石の8ページ、9ページをお開き願います。歳入でございますが、1款 事業収入、1項 使用料及び手数料、1目 使用料、1節 墓園使用料といたしまして1,401万6,000円、2目 手数料、1節 墓園管理料といたしまして196万4,000円、これらの事業収入につきましては平成24年度に予定しております墓所の貸し付け等による収入でございます。また2節 墓園手数料といたしまして5万円を計上いたしております。石の10ページ、11ページをお開き願います。2款、1項、1目 繰越金、1節 前年度繰越金は前年度からの繰越金といたしまして3,410万円を計上しております。石の12ページ、13ページをお開き願います。 3款 諸収入、1項、1目、1節 雑入といたしまして265万3,000円を計上いたしております。  次に歳出でございますが、石の14ページ、15ページをお開き願います。1款 墓園事業費、1項 墓園維持管理費、1目 一般管理費につきましては墓園の維持管理に要する経費でございまして4,978万3,000円を計上しております。その主なものといたしまして、2節 給料の職員3名分の人件費などでございます。11節 需用費は、墓園の維持管理に伴います消耗品、修繕料、光熱水費などでございます。13節 委託料は、樹木の剪定防除、園内の清掃、除草、警備等に係る維持管理委託料でございます。15節 工事請負費は、墓園施設の改修工事に要する経費でございまして650万円を計上しております。石の16ページ、17ページをお開き願います。2款 諸支出金、1項 諸費、1目 還付金、23節 償還金利子及び割引料につきましては解約還付金の還付に要する経費でございます。石の18ページ、19ページをお開き願います。3款、1項、1目 予備費につきましては予備費を計上させていただいております。以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○尾仲委員長  それでは議案第40号、説明をお受けしました。質疑、そしてまた採決は次回にさせていただきます。  それでは議案第45号、平成24年度明石市土地区画整理事業清算金特別会計予算を議題に供します。  米沢区画整理課長。
    ○米沢区画整理課長  区画整理課長の米沢でございます。  議案第45号、平成24年度明石市土地区画整理事業清算金特別会計予算についてご説明いたします。恐れ入りますが、座ってご説明させていただきます。  恐れ入りますが、土の1ページをお願いいたします。歳入歳出予算でございますが、第1条、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1万6,000円とするものでございます。内訳といたしましては、西明石鳥羽地区清算金と大久保駅前(第1・第2工区)清算金を合算したものでございます。その内容につきましては、事項別明細書の土の8、9ページをお願いいたします。2の歳入でございますが、1款 西明石(鳥羽地区)清算金、1項 換地清算金収入、1目 分納金利子、1節 分納金利子でございますが、換地清算金の分納に伴う利子を計上させていただいております。  次に土の10、11ページをお願いいたします。同じく歳入でございますが、2款 大久保駅前(第1・第2工区)清算金、1項 換地清算金収入、1目 分納金利子、1節 分納金利子でございますが、同じく換地清算金の分納利子を計上させていてだいております。続きまして土の12、13ページをお願いいたします。3の歳出でございますが、1款、1項、1目ともに精算事務費でございます。11節 需用費でございますが、清算金徴収に要する経費でございます。以上で平成24年度明石市土地区画整理事業清算金特別会計歳入歳出予算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○尾仲委員長  それではこの議案につきましても説明のみということで、質疑、採決等は次回に回します。  それではこの際、ちょっと長時間にわたりましたので暫時休憩をいたします。再開を午後3時5分とさせていただきます。よろしくお願いいたします。                           午後2時49分 休憩                           ――――――――――――                           午後3時 4分 再開 ○尾仲委員長  それでは議事を再開いたします。  これより報告事項をお受けしたいと思います。  まずアの中心市街地活性化の取り組みについて、杉浦中心市街地活性化プロジェクト課長より報告を求めます。 ○杉浦中心市街地活性化プロジェクト課長  中心市街地活性化プロジェクト課長の杉浦でございます。  それでは中心市街地活性化の取り組みについてお手元の資料に基づきご説明させていただきたいと思います。座ってご説明させていただきます。  まず1の明石市中心市街地活性化基本計画についてでございます。  中心市街地活性化基本計画に掲げる43の活性化事業の進捗状況でございますが、市の事業である市道明石12号線の道路改良工事、国の直轄事業である国道2号明石駅前交差点改良、民間主体の春旬祭など順次実施しているところでございます。今後も官民協働で中心市街地の活性化を推進してまいります。  次に、2の明石駅前南地区の再開発事業についてでございます。  昨年の9月議会で補正予算の議決をいただきまして以降、準備組合が中断していた組合設立に向けての業務を再開し、現在一部の測量業務を除き、おおむね現況調査を完了し再開発ビルの基本計画を取りまとめている状況にございます。この間、再開発事業の見直しにより、今年度末までに予定していた組合設立は数カ月程度おくれる見通しになってございます。権利者や営業者への説明会やヒアリングについて、権利変換認可も視野に入れた丁寧な対応により合意形成に要する期間の短縮を図るとともに工期短縮にも努め、中心市街地活性化基本計画の計画期間にある平成27年度末に完成を目指して取り組んでまいります。  次に、3の再開発ビルに整備する予定の公共施設についてでございます。  (仮称)こども健やかひろばにつきましては、昨年11月に関係部局の職員で構成する検討プロジェクトを設置し、施設の基本方針などについて検討してまいりました。また、(仮称)市民図書館については、所管する教育委員会において、(仮称)駅前ワンストップ窓口やイベント広場については中心市街地活性化プロジェクトを中心に検討を重ねてまいったところでございます。このたびこれらの公共施設の整備の考え方等を取りまとめたところでございます。それでは考え方等につきましてパワーポイントを用いてご説明いたしたいと思います。パワーポイントは、お手元に配付しております資料と同じものでございますので適宜資料をご参照いただくようお願いしたします。  まず、再開発ビルの駅前広場側動線についてでございます。ごらんのように再開発ビルの玄関である2階イベント広場への大階段及びエスカレーターの位置を駅前広場側に少し出す形で変更いたしております。これはイベント広場が再開発ビルの回遊性だけでなく、魚の棚商店街など国道2号以南への回遊性を高める装置として非常に大きな役割を担っていることから来街者を自然な形で2階のイベント広場へ誘導するために行うものであります。これにより駅前からの視認性が向上され外来者をスムーズに再開発ビルに誘導できることとなるものでございます。  これは再開発ビルの整備の外観のイメージでございます。大階段及びエスカレーターがこれですけれども、駅前広場側に出ていることが確認できると思います。  これは変更後の明石駅から見た再開発ビルのイメージです。ごらんのように大階段及びエスカレーターが来街者に見やすくなってございます。  次に再開発ビルの1階から3階までの商業施設のゾーニングについてでございます。  現在、再開発準備組合においてゾーニング計画の検討が進められておりますが、駅前立地の利便性と幅広い顧客層や既存の店舗にも考慮した業種構成を行い、上層階には目的性の高い業種を、下層に行くほど日常性の高い業種を配置することで各フロアが相乗的な回遊性を生み出すような店舗ゾーニングを行う予定でございます。  次に再開発ビル内に整備する公共施設整備に当たっての基本的な考え方でございます。再開発ビルに整備する公共施設といたしましては、6階に(仮称)市民図書館、5階にワンストップの窓口、4階にこども健やかひろば、2階にイベント広場を整備する計画でございますが、明石市中心市街地活性化基本計画に基づき市民や観光客の利便性を向上させ、来街者の増加とまちなかの回遊性の向上によるにぎわいの創出を目指し、再開発ビル内の公共施設全体だけでなく中心市街地内の公共施設の最適化も視野に入れて記載の4つの方針等のもとに整備いたしたいと考えてございます。これが再開発ビルの公共施設の基本的機能の結びつきとそれが担う機能と役割についてイメージしたものでございます。各機能が適切な役割分担と連携により再開発ビル全体として最適なものとなるように整備を目指してまいりたいと思っているところでございます。  次に再開発ビルに整備する4つの公共施設の基本方針と主な機能についてでございます。例えば右側のこちらを見ていただきたいんですけども、(仮称)こども健やかひろばについては、重要施策である子育て支援の推進を基本方針として掲げ、そのための主要な機能・内容としては以下のとおりとなってございます。キッズスペースの整備や保健センター機能との連携強化を掲げておるところで、他の3つの公共施設については、それぞれ記載のとおりでございます。  次に(仮称)市民図書館の機能・サービスの基本的な考え方でございます。前ページ記載の(仮称)市民図書館の基本方針に基づき5つの目指すべき方向を掲げ、それを実現するための施策等を掲げております。なお、図書館整備については、生涯学習から子どもの学びまでをキーワードとして駅前立地にふさわしい市民図書館を目指してまいりたいと考えてございます。  次に再開発ビル4階に整備する(仮称)こども健やかひろばの機能・サービスの基本的な考え方でございます。これまで明石市が進めてきた子どもに関する施策や他都市の事例を踏まえ、必要不可欠な機能といたしましてごらんの4つの機能を整備することとし、子育て支援と子どもに関する健康・保健事業の融合により総合的な子育て支援を推進してまいりたいと考えております。参考までに述べますと、例えば子育て支援機能、サービスの利用者が乳幼児とその保護者が中心でございまして、この機能の目的は、子育て相談や講習会、仲間づくり、相互援助などにより子育ての不安・負担感の軽減を図ること、多様な形で子どもの健やかな育ちと自立を支援することとし、そのための運用に向け、大型遊具の設置や子育て講座の開催、ファミリーサポートセンターの併設、子育て団体・ボランティアの育成・支援などを行うことにより実現していこうとするものでございます。  これは(仮称)こども健やかひろばの中の子育て支援機能と母子保健センターとの複合施設とすることによっての機能連携の表をあらわしております。子育て支援施設と保健センターの複合施設とすることにより発達相談を含めた専門的な相談機能の充実を図ることができ、さらに健康診断のフォローアップ、健康栄養指導などの拡充により総合的な子育て支援施設が可能となると考えてございます。  それでは各階のイメージとフロアゾーニングの案をごらんいただきたいと思います。まずこれは6階の図書館のイメージでございまして、エントランスから入ったところをイメージしております。これは一般書架とか交流のところ、その奥には児童書コーナーを設けると、こんなゾーニングをイメージしております。ゾーニング案ですが、ふれあい・憩いの場となる滞在型の市立図書館として各世代や利用者層に応じたコーナー等を有機的に配置する計画を予定してございます。  次に5階に整備する(仮称)駅前ワンストップ窓口のイメージでございます。ローカウンターでゆったりと相談を受けることができるような窓口を目指していきたいと考えてございます。ゾーニング案としましては、保健センターや子育て支援と連携を図るとともに、市民交流のギャラリー機能を備え、待ち時間もゆったりと過ごせるようなワンストップ窓口を目指してまいりたいと考えてございます。  次に4階の(仮称)こども健やかひろばのイメージでございます。これはまずプレイルームをイメージしておるところでございます。これは母子健診センターをイメージしています。円形のほうには子育て支援施設が見渡せるような配置にしたいと考えてございます。これは異世代交流スペースのイメージでございます。これは子どもの健やかな育ちでまちを元気にするという第5次長期総合計画の理念に沿った交流施設をここに整備したいと考えてございます。4階のゾーニングですが、先ほどご説明いたしました(仮称)こども健やかひろばの4つの機能の連携に配慮し子育て支援エリアと母子健診エリアとの間に、子どもを中心として多世代が交流し、学び、まちを育てる長期総合計画の理念を具体化した交流スペースを配置する計画を考えてございます。  これは2階に整備する予定のイベント広場のイメージでございます。駅前広場から大階段及びエスカレーターで上がった右手に位置するものでございまして、イベント広場は、来街者を迎えるウエルカムゾーンとしての役割、人々の交流拠点の役割、まちのにぎわいづくりの創出、再開発ビルだけでなく国道2号へ回遊する拠点として時季にあふれたイベントを行う予定でございます。  これがイベント広場のゾーニング案です。イベント広場の周りの店舗は、カフェやスイーツなど人が集まる業種で構成し、にぎわいを創出するように整備したいと考えてございます。  最後に各公共施設の整備計画策定に当たっての今後の進め方でございます。施設整備計画の策定に当たりましては、市民や議会を初め関係団体などの意見をお聞きしながら、より具体的な内容を取りまとめてまいりますが、その際、イメージ図に示すように、審議会等での検討やパブリックコメントの実施など市民参画手続に従い市民との情報交流を図りながら計画案を策定してまいりたいと考えてございます。  最後に4の今後のスケジュールでございますが、先ほどもご説明いたしましたとおり、組合設立が数カ月程度おくれる見込みであり、それに伴い権利変換認可も若干おくれることとなりますが、工期短縮等を図りながら平成27年夏の完成を目指して取り組んでまいりたいと考えております。以上でご説明は終わらせていただきます。 ○尾仲委員長  それでは報告事項アの中心市街地活性化の取り組みについて報告を受けました。  これよりご意見等ございましたらお受けしたいと思います。  楠本委員。 ○楠本委員  報告を受けたんですけれども、二、三質問をさせていただきたいと思います。まず昨年の9月に内容変更で新しい計画を出されましたけれども、変更してからの計画について、これは国に申請されたんでしょうか。補助金とかが違ってきますので、国のオーケーといいますか認可がとれたんでしょうか。 ○尾仲委員長  杉浦課長。 ○杉浦中心市街地活性化プロジェクト課長  中心市街地活性化プロジェクト課長でございます。  9月に変更して以来、1月に内閣府のほうに参りまして計画案の変更を説明させていただきました。その中で中心市街地活性化基本計画は、基本的には活性化基本計画期間内に基本計画の目標を達成するために社会福祉施設の利用者数と日々の通行量の目標を達成するということが目的であって、それを達成するための計画変更ですので、特に問題ないと。あと内閣府及び国交省とかのそれぞれの補助金のメニューを使って準備を進めていただいたらいいというようなご報告をいただいております。以上です。 ○尾仲委員長  楠本委員。 ○楠本委員  ありがとうございます。きのうも、きのうおとついから春旬祭が行われていたんですけども、きのう参加させてもらって、ちょっとにぎわいが少ないような感じがしたんですけれども、ここ何年間か行われていますが、にぎわいについてはどうなんでしょうか、減っているんでしょうか、それともふえてきているんでしょうか。 ○尾仲委員長  杉浦課長。 ○杉浦中心市街地活性化プロジェクト課長  中心市街地活性化プロジェクト課長の杉浦でございます。  全体的なところは把握できておりません。と申しますのも、まだ整理、集計もしておりませんので。ただ、それぞれの例えばその日の1日だけ、それぞれの日の状況であるとか寒さであるとか、そういうのに左右されるとこがございまして、おとついと土曜日に商業者の方とお話をさせていただくことがありましたところ、逆に言うと土曜日などは年末に匹敵するような魚の棚のにぎわいであったということはお聞きしていまして、それに増してまたその日に、きのうも夕方からバス、観光バスが何台も入っておりまして結構なにぎわいであったと認識しているところでございます。 ○尾仲委員長  楠本委員。 ○楠本委員  すいません。ちょっと私こだわっているんですけれども、子育て施設ですね、保育所というのがあるんですけれども、保育所をつくるのには園庭が要ると思うんですけれども、その点どうなんでしょうか。園庭が多分ないと思うんですけれども、保育所として機能していけるんでしょうか。 ○尾仲委員長  杉浦課長。 ○杉浦中心市街地活性化プロジェクト課長  中心市街地活性化プロジェクト課長でございます。  認可保育所の基準には、園庭が必要なところもございますし、逆に緑がある、大きい広場があるところでは園庭を必要としないところもございます。もう1つ例えば分園などのように、マンションの一室とかでもされているところもございまして、それぞれ規模に応じてされると思っております。ただ、この保育所については、月保育だけでなく託児所機能をそれぞれあわせ持つまちなかの保育機能ととらえていまして、そういう整備をしたいと考えておるところでございますが、このたび政府のほうにおいても、今後、子ども子育て新システムとか24年度から始まるような予定の中で、待機児童とかいろんな保育の考え方が示されると思っておりまして、それを見据えながら適宜、駅前のこういう立地の保育機能のあり方というのを検討してまいりたいと考えてございます。以上です。 ○尾仲委員長  楠本委員。 ○楠本委員  保育所とそのほかの機能を持つ可能性があるというお答えでしたけれども、保育所と名前がつけば長時間預かるということが前提になると思うんです。それとその預かった子どもさんが1年間そこで過ごされるわけなんですけれども、園庭もない、もしかしたら屋上に緑の公園をつくられるかもしれないですけれども、非常に排気ガスが上に上がってくる中での公園で子どもを育てるということは非常に問題があると思います。それと、やはりガラスで閉じ込められた中で1年間育てるということには、子どもの心の発達にも問題が生じてくるんじゃないかと思います。恐らく明石公園があるじゃないかと言われると思うんですけれども、明石公園に行くまでには、車のたくさんあるところを通っていかないといけないということで、子どもにとっても保育士さんにとっても非常に労力の要ることで、なかなか思い切って行けない。雨が降りそうだとしたら、もうやめとこうかというふうになって、子どもの発達の保障ができるのかどうか危惧しています。以上です。 ○尾仲委員長  よろしいですか。他にございませんか。  樽谷委員。 ○樽谷委員  すみません、何度か質問いたします。確認します。まず再開発ビル整備イメージの図なんですけど、1点確認したいことがあるんですけど、この絵では、駅のほうまで行ってアスピアにデッキがつながっておりますけど、これ今回は計画に入っているんでしょうか。たしか入ってなかったですね。ただ、載せているだけということでよろしいでしょうか、お聞かせください。 ○尾仲委員長  杉浦課長。 ○杉浦中心市街地活性化プロジェクト課長  中心市街地活性化プロジェクト課長でございます。  この絵は2階の部分のところに続く大階段と、一番初めのところでデッキを予定しているところの図は、1ページ目である図を指しています。この件につきましては、9月の見直しのときに一たん国道2号のデッキのほうと再開発ビルからアスピア、再開発ビルから山電というところのデッキについては3本あるけれども、その3本のデッキについて、2号デッキは残して、アスピア方面はまだいわゆる向こうの開発のことがあるので二重投資にならないような形で今のところ整備を将来検討するというふうにお話ししておるところでございまして、最終的にはそれが片づき次第、当然山陽電車、アスピアのほうのデッキにもつなげてまいりたいと考えてございます。 ○尾仲委員長  樽谷委員。 ○樽谷委員  それとあと、楠本さんの続きなんですけど、保育所を通常保育にすると書いてあるんですけれども、一応何名ぐらい受け入れる体制をとっているのかお聞きかせください。 ○尾仲委員長  杉浦課長。 ○杉浦中心市街地活性化プロジェクト課長  中心市街地活性化プロジェクト課長でございます。  具体的な検討には、まだ至っておりません。この再開発ビルの保育所を検討するに当たり静岡県の清水中央保育所の子育て支援センターでの保育所を参考にイメージを描いておりますが、その中では一時保育、日保育、月保育それぞれされておりまして、その中で月保育が大体、一般の認可保育所に行かれる間の待機というような形でされているところでございましたので、大体10名程度は月保育までかなというところが今イメージとして持っているとこでございます。 ○尾仲委員長  よろしいですか。  樽谷委員。 ○樽谷委員  月が10名ほどということで、では一時保育でトータル的に大体マックスでどれくらい受け入れを想定しているのか。 ○尾仲委員長  杉浦課長。 ○杉浦中心市街地活性化プロジェクト課長  中心市街地活性化プロジェクト課長です。  マックスと申しましても、月保育以外は、その日のご都合に応じてお母さん方が預けに来られるとか考えてございますので、今のところまだ配置計画の中での検討でございますが、大体200平米ほどが保育機能としましたら、大体マックスで保育児童が50人おれるぐらいの状態ではないのかなというような考えでおります。  以上です。 ○尾仲委員長  樽谷委員。 ○樽谷委員  続いてイメージ図なんですけれども、図書館を飛ばしまして5階のゾーニング案、駅前ワンストップ窓口なんですけど、駅前ワンストップの市役所機能の窓口だったはずなんですけれど、この中にも4階のこども健やかひろばと重なるような(仮称)こども健やかひろばが入っているんですけど、これはどういう意図と言いますか、当初からこういう計画だったのか、その辺についてお聞かせください。 ○尾仲委員長  杉浦課長。 ○杉浦中心市街地活性化プロジェクト課長  中心市街地活性化プロジェクト課長でございます。  まず、ワンストップ窓口の機能の中に保健センターが入っていることもありますので、それは窓口としてではなくです。保健センターは、母子健診センターと結びついた課室として5階に整備する予定で考えております。そのため機能としては複合施設でございまして、ワンストップ窓口の市役所機能を検討するに当たり窓口だけではなく、会議室とかの機能をいろいろ含めて大体1,500平米くらいというふうなことで、恐らく総務常任委員会の方で政策室が答えていると思うんですけども、その中で同じ機能を共有できるということを考えて、その配置計画という形で今のところどうだろうとイメージしているところでございます、以上でございます。 ○尾仲委員長  樽谷委員。 ○樽谷委員  ちょっとわかりにくいのが多いんですけど、あと4階のこども健やかひろばなんですけど、これアスピアにある生涯学習センターの施設と、このイメージ図を見た限りではすごい似ているなと正直思いまして、その辺の位置づけと言いますか、これダブるような施設ができるんじゃないかというのを率直に思うんですけど、向こうの施設はどうなるんでしょうか、位置づけと言いますか。 ○尾仲委員長  杉浦課長。 ○杉浦中心市街地活性化プロジェクト課長  中心市街地活性化プロジェクト課長であります。  アスピアにあるセンター型の子育て支援施設につきましては、全面こちらのほうに移転させると、こちらがセンター型の中心になるということで、向こうのほうは廃止ということで、その後は生涯学習センターの本来機能とあわせた整備もしくは駅の中心市街地内をそれぞれの公共施設のあり方の再生分を含める中で今後検討してまいりたいと考えてございまして、二重投資にならないように整備してまいります。以上です。 ○尾仲委員長  樽谷委員。 ○樽谷委員  向こうをとめて、こっちに全面的に移すということですね。わかりました。  図書館に戻りますけど、本会議でも質問させていただきましたが、県との連携ですか、トップ会談で市長と井戸知事のほうで移転のほうの話はできているとお聞きしましたが、これを聞いた中では、県の教育委員会等とはまだ一度も議論されてないというふうにお聞きしているんですが、意見としてですが、危惧しているところは、本当にその議論なり検討が今後できるのかどうか、もう一度再確認させてください。 ○尾仲委員長  杉浦課長。 ○杉浦中心市街地活性化プロジェクト課長  中心市街地活性化プロジェクト課長でございます。  県との話し合いの話は本会議で再開発事業担当部長からご答弁させていただいたとおりでございます。ただ、県立図書館については、具体的には聞いているところでは、県立図書館のほうに移転計画のお話をさせていただいておりまして、その中では、今後の連携のあり方とか今後協議していこうというようなお話もいただいているとお聞きしているところでございます。以上です。 ○尾仲委員長  樽谷委員。 ○樽谷委員  2度のパブリックコメントで図書館が一番多かったということは、図書館を持ってくることは聞きましたが、本当に年間20万人が、明石市立図書館を利用している方が本当に駅前を望んでいたのか、話が余りにも早く進められたんじゃないかというのは率直な意見として僕は思っているんですよ。そのアンケートを出した方が果たして図書館を利用している方が本当に駅前に図書館で持ってきてほしいと書いたのか出したか、はっきりいってわからないことですよね。だから現に利用している方に本当に図書館が駅前に来てほしいのかだけは再確認と言いますか、意見はとっていただきたいと、これは要望として入れさせてもらいます。  あと2階のイベント広場になりますが、イメージ図でゾーニング案のほうをめくっていただいて、シンボルエリアのところに大砂時計が置かれるふうに書いているんですが、その1枚戻っていただいて、イベント広場のイメージ図で、ここの置くところにちょうど吹奏楽部みたいなのが演奏されているんですが、ここに置かれるイメージでよろしいんでしょうか。 ○尾仲委員長  杉浦課長。 ○杉浦中心市街地活性化プロジェクト課長  中心市街地活性化プロジェクト課長でございます。  イメージ図はこういうふうなイメージで、砂時計の置く場所ですけれども、イベント広場でやるイベントがどのエリアでやれば一番うまくフロアを使えるのかとか、ある位置はこのようなとこが一番シンボリックなのかということを踏まえて、今後時計の置く場所等についても検討してまいりたいと思っているところでございます。 ○尾仲委員長  樽谷委員。 ○樽谷委員  砂時計はまだ決まってないところの返答だったんですけど、高さ4.5メートルで、幅が5メートル、重さ5.7トンと非常にでかいものなので、このイメージでは本当にここに置いて、その前で演奏とかのスペースがとれるのかなと1つ疑問に思いましたので、意見として。かなり物が大きいのでここにしか置くことは多分できないと思うんですが、その位置づけをもうちょっと、しょうがないといいますか、余り奥に隠れていても意味がないと思いますんで、配置をうまいこと検討していただけるようにお願いします。以上です。 ○尾仲委員長  他にございませんか。  新田委員。
    ○新田委員  幾つかお尋ねしていきたいんですが、まずこの説明会やらヒアリングも丁寧にされてこられたということなんですが、現在この営業されている皆さんがどれくらいここに入られるかというような予測というか、そういうのはできているんでしょうか。 ○尾仲委員長  杉浦課長。 ○杉浦中心市街地活性化プロジェクト課長  中心市街地活性化プロジェクト課長でございます。  権利者のほうの意向は大体変わらず33権利者のうちほとんどの方がそのまま権利者でいたいというのは変わらないところです。営業者についてのヒアリングを順次されているところでございまして、残られたいという方もいらっしゃるのが多いとはお聞きしているところですけども、まだ具体的な数字はお聞きしておりません。 ○尾仲委員長  新田委員。 ○新田委員  大体どの辺のところでほぼ確定しますか。 ○尾仲委員長  杉浦課長。 ○杉浦中心市街地活性化プロジェクト課長  中心市街地活性化プロジェクト課長でございます。  基本的に営業者につきましては、仮設店舗がつくられるわけですから、そこに大体行かれることが決定する時期に、大体その営業者の方でどのくらい残られるというのは確定するものと考えてございます。 ○尾仲委員長  新田委員。 ○新田委員  その仮設に入られる方は仮設入ると。廃業する人は仮設に入らへんけど、それいつぐらいのめどですか。 ○尾仲委員長  山本再開発事業担当部長。 ○山本再開発事業担当部長  再開発事業担当部長です。  今の予定では25年度のできるだけ早い時期に権利変換認可の手続に入ると。その段階で例えば金銭的なこととかいうことはほとんど決まっている状態ですので、それまでに基本的に新しいところの例えば床がどれくらいの賃料になるかとか、大きさになるかということが確定していますので、その段階までに判断されるということになると思います。 ○尾仲委員長  新田委員。 ○新田委員  それと関連して、最後に22ページの施設整備の今後の進め方というところで、審議会等での検討、基本計画(案)の作成とずっと行くんですが、これはいつごろ、これはいつごろという日程的にほぼめどを立てておられるんだったらお聞きしときたいと思います。 ○尾仲委員長  杉浦課長。 ○杉浦中心市街地活性化プロジェクト課長  中心市街地活性化プロジェクト課長でございます。  今後のスケジュールの予定ですけれども、年度の早々と審議会を立ち上げていきたいと考えてございます。その後検討を進めてまいりますが、まず初めに、いろんな枠組みの中で、ここの施設については、まず再開発ビルの中での全体の設計の期間もございまして、組合設立認可の24年度のところ、若干秋くらいかと思いますけども、その辺のところには、設計の配置計画が必要になってくると考えてございます。それ以降は逆に、それ以降に運営とか体制であるとかソフト部分の検討もしてまいりますので、まず期間としては、年度に入った早々審議に入って、まず全体の説明の中で次の配置とか平面的なことをして、その後運用とかサービスであるとかをしていくというような形で進めてまいりたいと考えてございます。  以上です。 ○尾仲委員長  新田委員。 ○新田委員  図書館、ワンストップ窓口、それからこども健やかひろば、それぞれご意見が出されているんですが、駅前ワンストップ窓口に役所が入るこの機能なんですが、これは例えば現在の本庁舎の機能の検討も関連があるかと思うんですが、その辺はどんなご認識ですか。 ○尾仲委員長  杉浦課長。 ○杉浦中心市街地活性化プロジェクト課長  中心市街地活性化プロジェクト課長でございます。  市役所分庁舎の建てかえとかの機能の話が平成32年めどということでございまして、この再開発ビルは27年末をめどに建てていますので、その中の基本的に先行して窓口を設置し、その後の議論で庁舎のあり方どうするのかという配置計画の中でレイアウト変更などの仕事の変更などできるような整備を今後にらみ合わせていくということにならざるを得ないと考えてございます。  ただ、窓口機能としては、今のところ市民センター、それぞれの3市民センターの窓口プラスアルファ、この駅前と本庁舎からも近いということを生かしたプラスアルファを目指した窓口機能にしたいと考えてございます。以上です。 ○尾仲委員長  新田委員。 ○新田委員  今の話によると、とりあえず駅前を先行させて、そこで機能ができて、その後から本庁舎の機能のあり方を考えると、こういう理解でいいんですか。 ○尾仲委員長  和田理事。 ○和田理事  理事の和田でございます。  そういう前後でなくて並行して議論を進めたいと思っています。庁舎につきましても耐震性の問題もありますし、やってからじゃなくて、両方とも並行して議論していきたい。また、保健センターの問題でありますとか、さっきありましたようにアスピア、生涯学習センターとか、このあたりの公共施設のあり方について全般的な議論はしていかなあかんというふうに思っております。 ○尾仲委員長  新田委員。 ○新田委員  そういうのを並行しながら、最終的に今計画されている施設の最終的なありようが考えられると、こういうことでいいんですか。 ○尾仲委員長  和田理事。 ○和田理事  理事の和田でございます。  再開発ビルに入りますいろいろな機能につきましては、今の方向性でやっていきたい。ただ、本庁と機能がダブらんように、当然市民センターもそうですけども、窓口のバックアップ機能がどこかで要りますので、少なくとも駅前のビルでのワンストップサービスの機能と、今ある本庁の機能がダブらんように、二重投資にならないようには考えていきたいというふうに思っております。 ○尾仲委員長  新田委員。 ○新田委員  費用がこの間圧縮して少なくしてきたんだという話はずっとあるんですが、今計画しているさまざまな施設を整備するのにどれくらいの費用がかかるというのはどの辺で出てくるんでしょう。 ○尾仲委員長  杉浦課長。 ○杉浦中心市街地活性化プロジェクト課長  中心市街地活性化プロジェクト課長でございます。  権利変換計画のときに大体詳細設計が走っています。そのときに大体の内容、部品とかいうのが若干大まかなことはわかってまいると考えておりまして、平成25年中にほとんどの予算がわかるかと考えてございます。 ○尾仲委員長  新田委員。 ○新田委員  今の話でいうと、総工費といえば中も含まれるやんな。それが出てくるのが平成25年度中くらいと、そう理解してよろしいですか。 ○尾仲委員長  杉浦課長。 ○杉浦中心市街地活性化プロジェクト課長  中心市街地活性化プロジェクト課長でございます。  大体の総工費の必要な分も粗は25年中に出てくると思います。ただその中で、やはり検討委員会をつくって、まだサービスがどれぐらい必要かというのは今後検討していきますので、それによって若干のほかのソフト部分とかパソコンとかいろんなことも、もうちょっと備品関係も含めて、そういうことになると完全になるためには26年には入るかもわかりませんけど、大体、粗は25年中にはできると思います。 ○尾仲委員長  他にございませんか。  楠本委員。 ○楠本委員  私の会派ではこの計画について最初から反対と言っているんですけれども、人のにぎわいとか自転車の台数とか、そういうにぎわいの数値目標でこれは成功だ、成功じゃないかという事業に何で93億円も出すんだとすごく不満に思っているんですけれども、先ほどもありましたけれども、ここに出ている子育て施設にしたって、今のアスピアを使えばまだまだきれいだし十分活用できるんじゃないかとか、図書館に関しても、もっといろんな意見があったと思うんです。それから保健施設についても、乳幼児健診なんかはそれぞれの市民センターで充実してもらうほうが絶対お母さん方には近くでやってもらうほうがいいに決まっていると思うんです。そういう意味でも、この計画はなかなか賛成できないものなんですけれども、1つお聞きしたいんですけれど、再開発組合がどうしてまだ設立されないんですか。設立されない理由は何ですか。 ○尾仲委員長  山本部長。 ○山本再開発事業担当部長  設立されないんではなくて、設立の準備中ということで、当初は先ほど課長のほうから申し上げましたように、今年度末を目標にしていましたけれども、一たん半年立ちどまったということで業務がストップしましたので、若干おくれておるということで、そう遠くない時期かなというふうには考えています。 ○尾仲委員長  楠本委員。 ○楠本委員  確かに最初の計画から大分延びてしまったと思うんですけれども、再開発組合を設立するのに、そんなに期間をかけていろんなことを準備しないといけないものなんでしょうか。 ○尾仲委員長  杉浦課長。 ○杉浦中心市街地活性化プロジェクト課長  中心市街地活性化プロジェクト課長でございます。  再開発組合自体は準備組合から移行するものですけども、これは県知事の認可が要りまして、県知事の認可のときには、あらゆる資金計画なり、いろんな書類が要ります。それをつくる必要がございまして、それをつくっている途中で一たんとまったと。また中で施設が市役所の3階のフロアの市役所機能から図書館機能とかが回ってきた。それについてまた組合の皆さんにお示しして、それでまた全体の工事の枠組みとかを計算して、また組合設立の書類のほうに反映していかないといけませんもので、そういう時間が若干かかっているということでございます。以上です。 ○尾仲委員長  楠本委員。 ○楠本委員  最初にこの問題を市民に広く知らせるというのが広報だったと思うんです。それからわずか2カ月で決定されてしまって、市民の方がようやくこういう事業があるというのを知って、さあこれから議論しましょうかというときに、9月にもう決定されてしまったという、わずか2カ月で決まってしまったんですけれども、組合設立にはすごく時間をかけて準備されているんやなと思って。これは市民の皆さんにもっと時間かけてはっきり皆さんが理解できるまで待ってもらえればよかったなと思います。今お聞きしましたところ、県知事さんの認可はまだおりてないんでしょうか。 ○尾仲委員長  杉浦課長。 ○杉浦中心市街地活性化プロジェクト課長  中心市街地活性化プロジェクト課長でございます。  準備組合の段階でいろんな計画を立てて、その後に全体計画というか、資金計画なり再開発計画を立てて、それで申請して県知事の認可を得るということになってまして、その書類をつくる段階で見直しがあったもので、そこでおくれていると。だからそれを出さないことには組合の設立認可はおりないということなので、今、組合設立の認可に向けての書類の作成中だと思っていただいたら。 ○尾仲委員長  楠本委員。 ○楠本委員  昨年の10月か11月に県のほうで3回ほど明石の中心市街地活性化の取り組みについての審議があったと思うんですけれども、それ以降に変更をお出しされたんでしょうか。 ○尾仲委員長  杉浦課長。 ○杉浦中心市街地活性化プロジェクト課長  中心市街地活性化プロジェクト課長です。  組合の設立認可は準備組合が県知事に直接行うもので、市ではないです。ですから準備組合さんのほうが発起人をつくって組合を設立しますという知事の認可を受けるのであって、そのときに事業計画がすべて要ると。ただ事業計画をつくるに当たって、大きな市の公共のところが変わってきたので、逆に工事費をたたいていたものがまた新たにつくり直したり、設計を見直したりする時間がかかっているということでございます。  3回というのは県のほうの補助が妥当かどうかであって、認可の話とは全く別のもんであると考えております。 ○尾仲委員長  楠本委員。 ○楠本委員  そしたら今の段階では、再開発組合設立の認可がおくれているということでよろしいんでしょうか。 ○尾仲委員長  杉浦課長。 ○杉浦中心市街地活性化プロジェクト課長  中心市街地活性化プロジェクト課長でございます。  認可をする書類がまだ出ていない、認可がおくれている。申請がおくれていると。以上です。 ○尾仲委員長  楠本委員。 ○楠本委員  なぜ書類が整わないんですか。 ○尾仲委員長  山本部長。 ○山本再開発事業担当部長  担当部長です。  書類が整わないというか、10月に補正をお願いした内容で事業計画の作成費用というのがあったと思うんですけれども、その事業計画を今まとめているところなんです。それをまとめるためには、例えば基本的な調査をしないといけないとか、先ほどちょっとご報告の中で調査も終わっているということを言ってましたけれども、そういうふうなことがすべて半年間とまっていたんで、再開して今進めている。その事業計画をつくって県知事のほうへ申請を出す。これで不備がなければおろしていただくということなんですけれども、その挙げる申請をまだやってないということなんで、県の認可がおくれているとかいうことでは全然ありませんので。 ○尾仲委員長  楠本委員。 ○楠本委員  ということは、まだ調査が完全に終わっていないので、その書類はできていないということでよろしいんでしょうか。 ○尾仲委員長  山本部長。 ○山本再開発事業担当部長  先ほども申し上げたように、ほとんど調査は終わっています。今鋭意組合のほうで事業計画をつくっているということです。 ○尾仲委員長  よろしいでしょうか。  三好委員。 ○三好委員  駅のほうに、北側にエスカレーターがせせり出してきたというようなところですが、これ屋根はないんですよね。 ○尾仲委員長  杉浦課長。 ○杉浦中心市街地活性化プロジェクト課長  中心市街地活性化プロジェクト課長でございます。  一番初めの案では全部が中に入っていたんですけども、今は半分が外に出ている状況というところでございます。今後、駅前広場自体に屋根をつけるのかどうかも含めて、雨の日はどうするんだという議論もございますが、それは今後検討していくことになっています。 ○尾仲委員長  三好委員。 ○三好委員  ぜひ明石の玄関口なので、せっかく来たのにいきなり雨が降っていて傘を差してエスカレーターに乗る、また風が吹いたらどうなんねんというような危険というようなところもありますんで、その辺はよくよく考えていただきたいなと、そういうふうに思っています。それと4階に子育て、5階に窓口、6階に図書館というようなフロア割りになっているんですが、4階を窓口としてもええんかなというようなところ、なぜ4階に子育て、5階に窓口、6階に図書館というような配置になったのかという理由がありましたらお願いします。 ○尾仲委員長  杉浦課長。 ○杉浦中心市街地活性化プロジェクト課長  中心市街地活性化プロジェクト課長でございます。  確かに検討に当たりまして、いろいろ検討させていただきました。その中で図書館については、まず商業施設と分離したほうが静けさが保てるということで一番上に持っていったのがまず初めでございます。4階と5階の関係ですけども、まず4階のところが一応今の案では権利床として医療モールがあるということで連携が図れるんではないかと。それと市役所に来られる方よりも、逆に子育ての世代の方のほうが下のほうへ行ったとき商業施設と密接の中ではお買い物をされる方のほうが多いのではないかというような検討もして、逆に商業施設と子育てが連携したほうがまちのにぎわいになるのではないかというようなことで4階に子育てを持っていったという経緯がございます。以上です。 ○尾仲委員長  他にございませんか。  松井委員。 ○松井委員  発達相談がこども健やかひろばの機能サービスの中に入ってきたんですが、これ私が本会議質問でしました発達支援課がここに来ると理解していいんですか。 ○尾仲委員長  杉浦課長。 ○杉浦中心市街地活性化プロジェクト課長  中心市街地活性化プロジェクト課長でございます。  今でも保健センターの発育調査のときに、発達相談を部屋を設けてやっておられます。その中で子育て支援施設と隣同士にあったほうが、逆に子育て支援で遊びに来られた方がちょっと相談に行って発達相談、なかなか大きい医療施設には行きにくいがちょっと相談に行くというような連携もできると。特に保健センターが入りますので、保健センターの機能としての発達支援の相談コーナーであります。以上です。 ○尾仲委員長  松井委員。 ○松井委員  学び・交流のスペースで、中高生のスペースがあるんですが、皆さんが集まる場所だけれども、そこにパソコン置くとか、どういうイメージですか。
    ○尾仲委員長  杉浦課長。 ○杉浦中心市街地活性化プロジェクト課長  中心市街地活性化プロジェクト課長でございます。  中高生の居場所という中では勉強してみたり、そこで集まって、ここの近くには運動フロアもございますから、趣味に応じてそこで交流していただいたり、子育てを早くから見ながら関心を持っていただきたいというような形でその真ん中のスペースを置こうとしているものでございまして、他都市の事例とかも参考に、それと6階の図書館も中高生の居場所なんですけれども、図書館ではなく、もうちょっとわいわいとしたり、子育ての方といれるスペースであればいいなというような考え方で、その機能役割分担を今後考えていきたいと思っております。以上です。 ○尾仲委員長  よろしいですか。  辰巳副委員長。 ○辰巳副委員長  組織の改正のところでもあるんですけど、少しここで意見を言っておきたいと思います。  今後組合設立があって、その次に大きな権利変換が待っておるんですけど、私も権利変換を経験させていただいたんですけど、特定業務代行、大林さんがやられると思うんですけど、その方が来られても話が前に進まないんですよ。行政の方とか組合員の方が一緒に話を何回も顔を合わせますやん。その中で気心が許されるというか、話が弾んで話を聞こうかなというふうな経験があったと思うんですけど、このたびまた部から室に変わるということで、ずっと部長さん長年苦労されて残っていただけると思うんやけど、その辺組織がごろっと変わって行政のメンバーが変わってしまうのかなというのが危惧されとんですけど、その辺はどうでしょうか。 ○尾仲委員長  山本部長。 ○山本再開発事業担当部長  再開発事業担当部長です。  本会議でもありましたけれども、基本的にはもちろん部から室ということなんですけれども、その能力といいますか、その分は当然落とさない、現状維持。メンバーも精通している者をそろえていくと。委員ご指摘のこの1年、権利変換に向けて非常に山場であるということは十分私も理解しています。ただここの権利者の方々については、他の地域ではよくわかりませんけれども、非常に今までこの事業についてこの1年、かなり紆余曲折があって危機感を持って取り組みをされております。そういう中で非常に団結して前向きに危機感を持って頑張っておられるということで、権利変換に向けた話を同時並行で進んで道筋はついているというふうに考えてますので、ご指摘のこと十分踏まえた上で24年度以降取り組んでいきたいというふうに考えています。 ○尾仲委員長  辰巳副委員長。 ○辰巳副委員長  ということは、部から室に変わるということとか、その辺に関しては組合員さんはある程度は理解するということでよろしいでしょうか。 ○尾仲委員長  山本部長。 ○山本再開発事業担当部長  正直な話を申し上げて、この話が出たのは最近のことですので、例えば組合の中でそれが具体的な話題になっているとか、話をしているという状況では正直なところないです。 ○尾仲委員長  辰巳副委員長。 ○辰巳副委員長  最後に意見だけなんですけど、そういうことになってくると、いろいろ組合員さんも不安になると思うんです。それから例えば理事長さんが市のOBの方がなられたと、ある程度は行政の後押しというかバックアップがあってこの事業が進んでいくんかなといって組合員さん安心されているところもあるんです。ただ実際に来年度から部が室に変わるとか、たくさん優秀な方々がかわってしまうとか、そうなってくると、なかなか皆さん不安があると思うんですけど、その辺は一生懸命に回られてる方もいらっしゃいますし、その辺は十分丁寧な説明もこれからされると思うんですけど、その辺のほうは今後またよろしくお願いいたします。ありがとうございます。 ○尾仲委員長  他にございませんか。  新田委員。 ○新田委員  ちょっとご意見申し上げときたいんですが、子育て支援というんですか、そのコーナーのことが出てるんですが、例えば中崎小学校に問題行動の子どもたちの相談する育成センターも入ってる、それから不登校の子どもたちを支援するもくせい室も入っている。本来それが一緒くたに入っているというのは正常じゃないと思うんです。これは教育委員会の話じゃないんですが、ぜひ子どもというキーワードで考えるところで、そういうことについても検討してほしい。  それからもう1点、図書室のコーナーの中に平和資料展教室みたいなのものが1つのコーナーとしてつくれないかと。明石空襲の記録なんかも含めて、そういう室なりコーナーができたらいいなという思いもあります。これご意見として申し上げておきます。 ○尾仲委員長  他にございませんか。  ございませんようでしたら、このアについて報告事項を受けたということでご確認お願いしたいと思います。  もう1件、イの明石淡路フェリー(たこフェリー)について報告を求めます。  山名交通政策調整担当課長。 ○山名交通政策調整担当課長  交通政策調整担当課長の山名です。  それでは報告事項イの明石淡路フェリー、通称たこフェリーについては昨年の委員会報告後の状況等を資料に基づき説明させていただきます。座って説明します。  まず1点目のたこフェリーに係る状況等については、昨年11月から12月にかけて株主4市と県の5者で実務者協議を7回開催しました。また12月9日には国土交通省の高速道路のあり方検討有識者委員会で今後の高速道路のあり方中間取りまとめが発表され、明石海峡大橋を含む本四高速道路は料金値下げの方向性が示されました。さらに12月24日には、国の平成24年度予算原案の公表で海上交通の支援は23年度同様に離島航路のみの継続が示され、明石海峡は対象外となっています。それらを踏まえ12月27日には株主4市と県の5者トップ会談、株主4市にたこフェリーを加えた株主連絡会が開催され、高速道路料金や国の支援の状況を踏まえ、実務者協議では再開が困難である報告である旨の説明を行いました。しかしながら、淡路市の門市長から高速道路料金が不確かな状況では再開断念の判断は困難との意見があり、料金問題の決着を図るまで対応保留となったところです。  その後1月19日には海上交通活性化・再生協議会でそれらの状況を報告し、また2月15日からは明石港のたこフェリー乗り場を土地所有者の明岩海峡フェリーが駐車場として利活用を開始しました。  続きまして2点目の高速道路料金制度の変遷とたこフェリー料金との比較について説明します。①から④については、たこフェリー運航開始から現在までの料金の変遷の概要を記載しています。特に③の平成21年の休日普通車上限料金1,000円や3から5割引き等のETCによる大幅な料金割引の影響により、たこフェリーは経営が危機的な状況になり平成22年11月から運航を休止しています。  また④の下の米印では、国土交通省の委員会で明石海峡大橋を含む本四高速道路の料金値下げの方向性を示されました。裏面になりますが、特に海峡部におきましては、他区間と著しく大きな料金差とならないよう配慮が示され、現在の明石海峡大橋の料率は高速自動車国道の16.4倍をかんがみると大幅な割引の方向性が示されました。それらを受け平成24年2月に国と本四高速に出資している10府県市において調整会議を開催され、本四高速道路料金の方向性は大筋合意となり、具体な料金については出資金のあり方を含め引き続き検討協議を進められているところです。なお、参考に国が示した案では、ことしの4月以降は平日は現行料金を継続し、休日についてはNEXCO料金並みに引き下げとなり、垂水ジャンクションから淡路インターチェンジ間の普通車料金は425円と現在の約3分の1、たこフェリーの運航開始時の約2割の料金を示されました。また、平成26年度以降についても現行の割引料金が継続された場合は、平日・休日とも垂水ジャンクションから淡路インターチェンジ間の普通車料金は425円と非常に割安な料金が提示された模様です。なお、現在の状況では、出資金の減額等により料金はもう少し高くなる見込みです。  なお、2ページの真ん中の表では、普通車と大型車のフェリーと高速道路の料金表を記載していますが、運航開始時の①や②ではフェリーはわずかに安かったですが、③以降は高速道路のほうが大幅に安くなっております。  最後に3点目の今後の進め方については、たこフェリーについては今後高速道路料金の確定を踏まえ淡路市の意向を確認した上で、たこフェリー、株主4市及び兵庫県で協議を行い一定の方向性を示す予定です。  また、フェリー乗り場については、土地所有者が暫定利用として駐車場を運営していますが、中心市街地の活性化を目指し将来の利活用計画を検討することとしております。以上で説明を終わります。 ○尾仲委員長  報告を受けました。  それではこれよりご意見、質問等ございましたらお受けしたいと思います。  新田委員。 ○新田委員  今のご報告で再開にとっては大変厳しいハードルというふうな認識をしてますが、今後の進め方について淡路市の意向を確認した上でというところがあるんですが、株主として明石市の意向等については結論出されてるんでしょうか。 ○尾仲委員長  山名課長。 ○山名交通政策調整担当課長  交通政策調整担当課長の山名です。  明石市の意向につきましては、昨年11月から12月、実務者レベルで7回の会議を行いました。その会議の中でも高速道路料金の状況、あと国の支援が23年度から離島航路についてのみ行われるということで、明石海峡が対象外になったこと、またフェリーの再開については現在フェリーがない、新たなフェリーを買うには多額の資金が要ると。なおかつ運航するにも毎年数億の赤字が今の状況では出ていくという状況で、実務者レベルについても、トップ会談についてもフェリーの再開は非常に厳しいという意思表示、認識をしております。以上です。 ○尾仲委員長  新田委員。 ○新田委員  わかりました。あとはこの間の検討含めて淡路市の意向を確認した上で最終的な結論をお出しになると、こういうことでよろしゅうございますか。 ○尾仲委員長  山名課長。 ○山名交通政策調整担当課長  交通政策調整担当課長です。  資料に記載しておりますように12月27日トップ会談で高速道路の決着を踏まえ、一定の方向性を出そうということで、門市長のほうがおっしゃられましたので、そういう意向を踏まえて一定の方向性を4市プラス県も含めて、当然たこフェリーも含めた上で方向性を出していきたいと考えております。以上です。 ○尾仲委員長  新田委員。 ○新田委員  それでこの大変厳しいということで仮の話をしたらあかんのですが、遅くない時期にたこフェリー廃止という決断をせざるを得ない状況に置かれているのかなというように思うんですが、土地所有者、明岩フェリーの責任ある方が、たこフェリーの廃止が確定した場合は、用地を売却されるということを示唆されているんですが、この場合、市としてはどんな対応をとられるか検討されてますか。 ○尾仲委員長  土木部長。 ○福田土木部長  土木部長でございます。  委員ご指摘の明岩海峡フェリーの意向でございますけど、一昨年から明岩の社長さんのほうからもいろいろ話ございまして、このたび淡路側の申し出も恐らく出てこようかと思うんですけど、近いうちに一定の結論が出ると、こういうことになりますと、明岩からの話も買い取ってくれという話が当然ございましたけども、現在の市の財政事情が厳しいということにございますんで、2月15日に当面1年間タイムズ24で利活用を図られています。その後につきましては、民間サイドのほうで利活用していただけるような話をやっておりまして、これにつきましては、市のほうの例えば外郭の護岸とか岸壁、あるいはたこフェリーが残します桟橋、こういった利活用も含めましてトータルとして中心市街地活性化の中で十分検討していきたいというふうに考えておりますんで、今直ちに市が買い取るということは非常に困難というふうに考えております。以上でございます。 ○尾仲委員長  新田委員。 ○新田委員  それでただ市の立場としては中心市街地活性化の南の玄関口という位置づけで今までずっと確認してきたんですが、それにふさわしいものを相手さんが配慮していただけたらそれはもう結構なことなんですが、そうは言うても民間さんですし、やっぱし利害も絡むことですからという思いもあって非常に心配してます。  それからもう1点、きょう市長がお見えでないんですが、泉市長は砂利揚げ場の突堤はないんだと、二見への移転もないんだということで、ずっとおっしゃってるとすると、この中心市街地活性化の計画の中で砂利揚げ場を残したままで計画せざるを得ないというふうな、そういうお考えなんですか。いかがでしょう。 ○尾仲委員長  嶋田部長。 ○嶋田中心市街地活性化プロジェクト部長  中心市街地活性化プロジェクト部長の嶋田です。  明石港周辺の利活用につきましては、計画を策定するに当たりましては、以前にも多分答弁等で出てると思いますが、あそこの砂利揚げ場はないという前提で計画をつくっていくというような方向で検討していきたいと考えております。 ○尾仲委員長  新田委員。 ○新田委員  それは聞いてるんですけど、ところが市長は移転ないとおっしゃってる、公言されてるんで、そうなると利活用計画、あそこが撤去したものとして計画を立てたいというのと、市長の思いと随分違うんですが、この辺はどんなふうになります。 ○尾仲委員長  和田理事。 ○和田理事  理事の和田でございます。  市長が申し上げてますのは、二見への移転と言いますか、市内への移転はないということで、廃止もしくは市外の移転という非常にハードルの高い選択なんですけども、その可能性を今探ってるという状況でございます。 ○尾仲委員長  新田委員。 ○新田委員  それは中心市街地のこの何年以内でしたか計画立てなあかんその期間内には結論を出して、ない状態でやられるということでいいのか。というのは、心配しますのは、大蔵海岸のときもそうだったんだけれども、いろんなバラ色計画を立てるけれども、実際はできてしもた後、大きな負債を抱えて大変苦労しているという話もあるし、そう意味で今回の駅前開発についても本体の事業が進めば、後はしょうがなかったなという話になってしまわへんのかなということを危惧してるんですが、その辺はこの計画の中でないということで、二見ということをあえて言うたら差しさわりがあるかわかりませんので、撤去であってもいいし、市外移転でもいいんですが、そういうハードル高いと理事もおっしゃってるんですが、本当にそこがきちっとやった上で南の開発計画が立てられるのかということについては非常に危惧するところですので、改めて申し上げときます。 ○尾仲委員長  他にございませんか。  それではないようございますので、このイの明石淡路フェリー(たこフェリー)については聞いたということをご確認いただけたと思います。  本日は、このア、イの報告を受けたということを確認していただきたいと思います。  ウ以降につきましては次回に回していきたいと思います。  その他ございませんか、委員長としては受けてはおりませんが。  それでは次回は市長も来られるということを聞いておりますので、和田理事は突然びっくりされましたが、そういうことで市長も臨んでの会議になります。ただし、次回は大変皆さん方にとっては出にくい時間になろうかと思いますが、17日土曜日午前10時、この場所でということを確認したいと思います。  それでは建設企業常任委員会をこれにて閉会といたします。  ありがとうございました。                           午後4時22分 閉会  以上は、本委員会の記録であることを証するため、明石市議会委員会条例第20条の規定により押印する。                          建設企業常任委員会                                 委員長  尾 仲 利 治...