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06月09日-01号

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  1. 尼崎市議会 2020-06-09
    06月09日-01号


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    令和 2年  6月 定例会(第18回)        第18回尼崎市議会会議録(定例会)第1号-----------------------------------◯議事日程    令和2年6月9日 午前10時30分 開議第1        会期の決定第2 議員提出議案第1号 尼崎市議会議員議員報酬費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について第3 議員提出議案第2号 尼崎市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例について第4 報告第3号 専決処分について第5 報告第4号 専決処分について第6 議案第60号 尼崎市立生涯学習プラザの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について第7 議案第61号 尼崎市新型コロナウイルス感染症対策基金条例について第8 議案第62号 尼崎市市税条例等の一部を改正する条例について第9 議案第63号 尼崎市手数料条例の一部を改正する条例について第10 議案第64号 尼崎市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について第11 議案第65号 尼崎市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部を改正する条例について第12 議案第66号 尼崎市職員の特殊勤務手当に関する条例及び尼崎市消防職員特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について第13 議案第67号 尼崎市築地地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例等の一部を改正する条例について第14 議案第68号 尼崎市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について第15 議案第59号 令和2年度尼崎一般会計補正予算(第5号)第16 議案第69号 権利の放棄について第17 議案第70号 建物の譲与について第18 議案第71号 工事請負契約について-----------------------------------◯出席議員   1番    別府建一議員   2番    辻 信行議員   3番    西藤彰子議員   4番    広瀬若菜議員   5番    松澤千鶴議員   6番    武原正二議員   7番    久保高章議員   8番    安浪順一議員   9番    楠村信二議員  10番    光本圭佑議員  11番    中尾健一議員  12番    藤野勝利議員  13番    小西逸雄議員  14番    佐野剛志議員  15番    林 久博議員  16番    川崎敏美議員  17番    小村 潤議員  18番    山崎憲一議員  19番    須田 和議員  20番    綿瀬和人議員  21番    明見孝一郎議員  22番    北村章治議員  23番    宮城亜輻議員  24番    東浦小夜子議員  25番    蛭子秀一議員  26番    土岐良二議員  27番    眞田泰秀議員  28番    岸田光広議員  29番    丸岡鉄也議員  31番    徳田 稔議員  32番    都築徳昭議員  33番    酒井 一議員  34番    福島さとり議員  35番    開 康生議員  36番    前迫直美議員  37番    真鍋修司議員  38番    杉山公克議員  39番    安田雄策議員  40番    上松圭三議員  41番    北村保子議員  42番    波多正文議員-----------------------------------◯欠席議員  30番    真崎一子議員-----------------------------------◯議会事務局事務局長           高尾博幸事務局次長          中田正弘君議事課長           豊島源史君-----------------------------------◯地方自治法第121条第1項の規定による出席者市長             稲村和美君副市長            森山敏夫君副市長            吹野順次君理事             能島裕介君危機管理安全局長       梶本修司総合政策局長         塚本英徳君資産統括局長         御崎成亮君総務局長           土元英樹君医務監            郷司純子君健康福祉局長         足田剛志君こども青少年局長       辻本正樹君経済環境局長         辻本ゆかり都市整備局長         田尻和行君消防局長           赤川孝平君公営企業管理者        有川康裕君総合政策局企画管理課長    中村直樹君教育長            松本 眞君教育次長           白畑 優君選挙管理委員会委員長     桝  正君代表監査委員         今西昭文君-----------------------------------(令和2年6月9日 午前10時28分 開会) ○議長(真鍋修司議員) ただいまより第18回尼崎市議会定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 日程に入るに先立ち、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において都築徳昭議員及び東浦小夜子議員を指名いたします。 この際、諸般の報告をいたします。 閉会中の継続審査に付されていた請願、陳情6件について、各付託委員会の委員長から審査未了報告書が提出されております。 これらの報告は、一覧表にして配付いたしておりますから、御清覧願います。 また、市長からの報告事件として報告政企第1号 令和元年度尼崎繰越明許費に係る歳出予算の経費の繰越しについて、ほか6件が提出されております。 これらの報告も配付いたしておりますから、御清覧願います。 その他の事項については、事務局長より報告いたさせます。 ◎事務局長高尾博幸君) 御報告いたします。 現在の出席議員は41人であります。真崎一子議員は体調不良のため本日及び明10日の会議を欠席する旨の届けが参っております。 次に、地方自治法第121条第1項の規定により、市長をはじめ執行機関の出席を求めております。 その職氏名は配付いたしておりますから、朗読を省略させていただきます。 また、今期定例会に提出されます議案は、送付いたしましたとおりでありまして、本日の議事日程もまた、配付いたしましたとおりであります。 報告事項は以上であります。 ○議長(真鍋修司議員) 日程に入ります。 日程第1 会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から6月24日までの16日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(真鍋修司議員) 異議なしと認めます。 よって、会期は、16日間と決定いたしました。 日程第2 議員提出議案第1号 尼崎市議会議員議員報酬費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について及び日程第3 議員提出議案第2号尼崎市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例についての両案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 眞田泰秀議員。   (眞田泰秀議員 登壇) ◆27番(眞田泰秀議員) 皆さん、おはようございます。 ただいま議題となっております議員提出議案第1号 尼崎市議会議員議員報酬費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について及び同第2号 尼崎市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例についての2案件について、便宜上、私のほうから提案理由を御説明申し上げます。 新型コロナウイルス感染症が世界規模で猛威を振るっており、日本国内においても緊急事態宣言は解除されましたが、引き続き感染防止対策等が必要となっている状況であります。 そうした中、尼崎市においても医療、経済、教育等、様々な面で緊急かつ効果的な対応が迫られております。こうした状況を踏まえ、新型コロナウイルス感染症対策に寄与するために、市議会議員の報酬につきましては42人全員の月額報酬について令和2年7月から12月までの6か月間、10%の削減をするものであります。 また、政務活動費につきましては、現在、月額10万円が交付されているところを令和2年度下半期交付分については条例改正により8万円としようとするものでございます。 なお、施行期日は、議員提出議案第1号については令和2年7月1日から、同第2号については公布の日からとしております。 以上、よろしく御賛同賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(真鍋修司議員) 説明は終わりました。 これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。 質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(真鍋修司議員) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております両案については、会議規則第39条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(真鍋修司議員) 異議なしと認めます。 よって、両案については委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これより採決に入ります。 両案を一括して採決いたします。 両案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(真鍋修司議員) 異議なしと認めます。 よって、両案は原案のとおり可決されました。 日程第4 報告第3号専決処分についてから日程第18 議案第71号 工事請負契約についてまで、15件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 稲村市長。   (稲村和美さん 登壇) ◎市長(稲村和美さん) それでは、提案理由を御説明申し上げます。 新型コロナウイルス感染症につきましては、多くの皆様の御協力と御尽力により緊急事態宣言が解除され、幸いなことに、本市におきましても新規感染者が確認されない状況が続いています。 しかしながら、申し上げるまでもなく、新型コロナウイルスの猛威が完全に収束したわけではありません。これからは、第2波への備えを着実に進めていくとともに、新しい生活様式の定着を図り、感染予防対策市民生活を両立させていくウイズコロナの取組にステージを移していくこととなります。 また、この間、感染の拡大防止はもとより、市民生活を支えるセーフティーネットの機能を果たせるよう、迅速な緊急対策の実施に努めてまいりましたが、今後はさらに、コロナにより顕在化した課題や加速した社会変化に対応し、この経験を次につなげていくポストコロナを強く意識した取組として対策を進めていく必要があります。 引き続き気を緩めることなく、また、国や県の取組等も注視しつつ、ウイズコロナポストコロナを見据えた適宜適切な予算編成を行ってまいります。 それでは、今期定例会に提案している専決処分報告2件、補正予算案1件、条例案9件及びその他の案件3件の合計15件について御説明申し上げます。 初めに、専決処分報告です。 報告第3号 令和2年度尼崎一般会計補正予算(第3号)につきましては、中学校と高等学校に対して、民間のオンライン学習支援システムを導入するほか、生活困窮度の高い家庭の児童・生徒を対象に、市内事業所で利用できるお弁当クーポンを交付する事業を実施するに当たり、歳入歳出予算それぞれ8,828万1,000円の増額を行ったもので、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条の規定に基づき、去る令和2年5月7日に専決処分をしたものです。 次に、報告第4号 令和2年度尼崎一般会計補正予算(第4号)につきましては、新たにテークアウトやデリバリー等を開始する市内飲食事業者等に対して必要な経費を補助するほか、飲食業や小売業、サービス業など市内に店舗を構える中小事業者等を対象とした、市内登録店舗で利用可能なプレミアム付利用券を発行する事業に対して補助を行うに当たり、歳入歳出予算それぞれ6,750万円の増額を行ったもので、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条の規定に基づき、去る令和2年5月15日に専決処分をしたものです。 続きまして、補正予算案です。 議案第59号 令和2年度尼崎一般会計補正予算(第5号)につきましては、新型コロナウイルス感染症対策として、市内避難所に設置するパーティションや衛生用品等を購入する等、感染拡大防止策を実施するほか、休業要請に応じた事業者等へ兵庫県と協調して支給する経営継続支援金対象者拡大に伴い増額します。 また、市立小・中学校の児童・生徒用端末等を整備するとともに、新たに受付を開始しましたあまがさき新型コロナウイルス感染症対策みんなで応援寄附金と、先ほど提案可決されました市議会議員の報酬の減額分及び市長の給料の減額分などをこのたび創設する新型コロナウイルス感染症対策基金に積み立てます。 新型コロナウイルス感染症対策以外では、北難波保育所の建て替えについて、工法を変更する必要が生じたことによる工事費の増額や今後の災害等不測の事態に備えた予備費の増額などに当たり、歳入歳出予算それぞれ17億9,416万円を追加するものです。 また、繰越明許費では北難波保育所の建て替えについて、整備方法の調整に日時を要し、工事の年度内完了が見込めなくなったことから、3億1,484万円を追加するものです。 続きまして、条例案です。 まず、議案第60号 尼崎市立生涯学習プラザの設置及び管理に関する条例の一部改正につきましては、園田東生涯学習プラザについて、新築される複合施設への移転に合わせ、位置及び使用料の変更を行うものです。 次に、議案第61号 尼崎市新型コロナウイルス感染症対策基金条例につきましては、市内の医療機関福祉施設等で従事する方々への応援、その他新型コロナウイルス感染症対策に役立てることを目的として、尼崎市新型コロナウイルス感染症対策基金を設置するものです。 次に、議案第62号 尼崎市市税条例等の一部改正につきましては、地方税法の改正等に準じた改正及び国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策における税制上の措置の一部について改正するもので、個人市民税非課税措置の条件の見直し、軽量な葉巻たばこの課税に係る換算方法の段階的な見直し及び軽自動車税環境性能割臨時的軽減措置の適用期限の延長等に係る規定の整備を行うものです。 次に、議案第63号 尼崎市手数料条例の一部改正につきましては、土地名寄帳及び家屋名寄帳の閲覧に係る手数料を新たに設ける等の所要の整備を行うものです。 次に、議案第64号 尼崎市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急対策の財政負担を軽減するとともに、市長としての姿勢を示すため、私の給料月額の削減率を令和2年7月から12月までの6か月間、現行の10%から20%へ引き上げるものです。 次に、議案第65号 尼崎市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部改正につきましては、令和2年4月1日をもって、公益財団法人尼崎口腔衛生センター一般社団法人尼崎歯科医師会へ組織統合されたことから、本市職員を派遣することができる団体から当該団体を削除するものです。 次に、議案第66号 尼崎市職員の特殊勤務手当に関する条例及び尼崎市消防職員特殊勤務手当に関する条例の一部改正につきましては、新型コロナウイルス感染症の患者等に対する検査業務、救急業務等で感染するおそれが高いものに従事する職員に対して特殊勤務手当を支給するための規定を追加するものです。 次に、議案第67号 尼崎市築地地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例等の一部改正につきましては、建築物の敷地面積の最低限度に係る連接規定の追加等について、都市計画が変更されたため、当該変更内容に合わせた規定の整備等を行うものです。 次に、議案第68号 尼崎市消防団員等公務災害補償条例の一部改正につきましては、非常勤消防団員等に係る公務等による死亡、負傷等の損害補償について基準を定める政令が改正されたため、その内容に合わせた整備を行うものです。 続きまして、その他の案件です。 まず、議案第69号 災害援護資金の貸付けを受けた者の連帯保証人に対して有する権利の放棄につきましては、阪神・淡路大震災に係る災害援護資金の借受人のうち、当該借受人が死亡したものの連帯保証人に対して有する金銭に係る連帯保証債務履行請求権3件、240万9,495円を放棄するもので、当該放棄を行うことで借受人に対する償還免除が可能になるとともに、兵庫県への償還についても免除されるものです。 次に、議案第70号 建物の譲与につきましては、尼崎口腔衛生センターの建物を一般社団法人尼崎歯科医師会公益事業を実施する事業として使用するため、同法人へ譲与するものです。 最後に、議案第71号 西消防署大庄出張所新築工事請負契約につきましては、一般競争入札の方法により1億8,095万円で河本工業株式会社と所定の契約を締結するものです。 以上で提案理由説明を終わります。よろしく御審議を賜り、御賛同いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(真鍋修司議員) 説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 議案第59号及び同第61号について、質疑の通告がありますので、発言を許します。 酒井一議員。   (酒井 一議員 登壇) ◆33番(酒井一議員) 議案第59号並びに議案第61号に関して質疑をさせていただきます。 今回、設置が提案されている新型コロナウイルス感染症対策基金は、新型コロナウイルス感染症対策基金を設立して医療機関福祉施設等で業務に従事する職員等への応援などの新型コロナウイルス感染症対策を実施するとともに、他方でコロナ対策事業を行う市民団体への応援を特定非営利活動促進基金事業対象を拡大するという形で実施するというものです。 財源はふるさと納税、つまり寄附金と、一般会計予算、つまり公的基金ということになります。この基金の構想を聞いて、私は、阪神・淡路大震災復興基金を思い浮かべました。 阪神・淡路大震災復興基金は、あの大震災からの復旧復興に役立てるために、兵庫県と神戸市の出資で設立をされた財団によって運営されました。 主な財源は県と神戸市の起債、それを財団に無利子で貸し付け、財団はその運用益で事業をします。県と神戸市の起債の利子の大半は国からの交付税措置がつきます。こういうとお金の流れは分かりにくいようですけれども、要するに、国からの交付税、交付金が復興基金という基金を経て震災復興事業に使われたということです。 何でそんな回りくどいことをしたのか。それは、あの大災害によって通常の行政施策では賄い切れない行政的需要が発生したからです。 復興基金設立趣意書にはこう書かれています。早期復興のための各般の--いろいろなということです--取組を補完し、復興対策を長期・安定的--これはつまり例えば単年度予算主義の制約にとらわれることなくということだろうと思います--また、機動的--これは諸制度の枠にとらわれることなくということだと思います--に進めることを目指す。そして、公金を財源とすることが許される事業として、つまり交付税措置のお金ですから、交付税を基にしたお金を使ってもいい、許される事業として以下のものを挙げていました。 1つ目、行政の事業に加えてもう一歩踏み込んだ支援が必要な事業、2つ目、震災特例金利をさらに引き下げる必要がある場合、3つ目、ボランティア支援コミュニティー支援、4つ目、行政がやるべきことだが何らかの支障でできない場合、特例として実施する事業、元は地方交付税、交付金という公金だけれど、ぐるりとお金を回すことで枠組みを緩め、必要があれば行政の施策の枠を超えて使うことができるという意味です。 翻って今回のような感染症には、従来の行政施策では対応し切れない機動的で柔軟な対策が同じく必要になります。このコロナ対策基金にも阪神・淡路大震災復興基金にあったような発想が必要なのではないでしょうか。現在までに実施されているコロナ対策事業の中にも、既に従来の行政施策の枠を超える、これが大変だったのではないかと思わせるものが多くあります。 例えば、テナント事業者へのつなぎ資金貸付、子供への応援弁当事業、市営住宅の一時利用、そしてあま咲きチケット、既存の行政施策の枠組みの中でこれらの事業を組まれた努力には敬意を払います。しかし、法と予算の枠はコロナ対策を柔軟に実施するに当たって一定のハードルであることは否めないだろうと思います。 これ以降も、例えば無認可保育所の入所減への支援、後日の一般質問で提起しようと思っていますが、医療機関感染リスクへの補償など、私が少し考えただけでも、その可否はともかく、検討を要するであろう行政需要が思い浮かびます。 これらの中には当然に、これまでの行政施策の枠組みでは想定されておらず、しかも緊急を要するものが出てくるものと思わねばなりません。一般会計の外にある基金は、このように既存の行政施策の枠を超えた行政需要に補完的、機動的に対応するにふさわしい仕組みにすることができるものと考えます。 今回の基金条例は、財源として寄附金に限ることなく、毎年度一般会計予算で定める額、つまり公金も充てることができる仕組みになっています。支出先にも新型コロナウイルス感染症対策という広い範囲が示されています。 そこで、運用に当たっては財源と人を狭く限定することなく、新型コロナウイルス感染症対策全般に広く活用できるようにしておいていただきたいと考えますが、いかがでしょうか。 以上、質疑を終わります。 ○議長(真鍋修司議員) 答弁を求めます。 御崎資産統括局長。 ◎資産統括局長御崎成亮君) 新型コロナウイルス感染症対策基金の運用に当たって、財源と使途を狭く限定せず、広く活用できるようにするべきではないかというお尋ねにお答え申し上げます。 今回の新型コロナウイルス感染症対策基金は、市内の医療機関福祉施設等において感染リスクを負いながらも日々従事されている方々への応援や、新型コロナウイルス感染症対策に協力したいという市民の皆様などからの寄附金の受皿として創設しようとするものでございます。 したがいまして、当該基金の財源につきましては、市民の皆様などからいただいた寄附金収入等を考えており、また、その使途につきましては基金の積立額の範囲内で、こちらのほうは幅広く活用してまいりたいと考えております。 なお、今後とも新型コロナウイルス感染症対策全般につきましては、国からの地方創生臨時交付金財政調整基金など柔軟かつ迅速に活用しながら適宜必要な対策を講じてまいる考えでございます。 ○議長(真鍋修司議員) 酒井一議員の質疑は終わりました。 以上で、通告による質疑は終わりました。 これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております15件は、委員会付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(真鍋修司議員) 異議なしと認めます。 よって、15件は委員会付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託することに決定いたしました。 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 明10日は、午前10時から会議を開き、質問を行います。 ついては、ただいま出席の諸君には改めて通知はいたしませんから、御了承願います。 本日は、これをもって散会いたします。                        (午前10時55分 散会)-----------------------------------議長   真鍋修司議員   都築徳昭議員   東浦小夜子...