尼崎市議会 > 2017-02-20 >
02月20日-01号

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  1. 尼崎市議会 2017-02-20
    02月20日-01号


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    平成29年  2月 定例会(第21回)        第21回尼崎市議会会議録(定例会)第1号-----------------------------------◯議事日程    平成29年2月20日 午前10時30分 開議第1        会期の決定第2        議会運営委員会の委員の定数の変更について第3        常任委員長の選任第4 議案第31号 尼崎市市税条例及び尼崎市市税条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例について第5 議案第32号 尼崎市立幼稚園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について第6 議案第33号 尼崎市介護保険条例の一部を改正する条例について第7 議案第34号 尼崎市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について第8 議案第36号 尼崎市国民健康保険条例の一部を改正する条例について第9 議案第38号 尼崎市建築物等関係事務手数料条例の一部を改正する条例について第10 議案第39号 尼崎市立尼崎稲葉荘団地の設置及び管理に関する条例について第11 議案第40号 尼崎市営住宅等審議会条例について第12 議案第52号 尼崎市農業共済事業特別積立金の取崩しについて第13 議案第53号 尼崎市農業共済事業事務費賦課総額及び賦課単価について第14 議案第1号 平成29年度尼崎市一般会計予算第15 議案第2号 平成29年度尼崎市特別会計国民健康保険事業費予算第16 議案第3号 平成29年度尼崎市特別会計地方卸売市場事業費予算第17 議案第4号 平成29年度尼崎市特別会計育英事業費予算第18 議案第5号 平成29年度尼崎市特別会計農業共済事業費予算第19 議案第6号 平成29年度尼崎市特別会計公共用地先行取得事業費予算第20 議案第7号 平成29年度尼崎市特別会計公害病認定患者救済事業費予算第21 議案第8号 平成29年度尼崎市特別会計母子父子寡婦福祉資金貸付事業費予算第22 議案第9号 平成29年度尼崎市特別会計青少年健全育成事業費予算第23 議案第10号 平成29年度尼崎市特別会計介護保険事業費予算第24 議案第11号 平成29年度尼崎市特別会計後期高齢者医療事業費予算第25 議案第12号 平成29年度尼崎市特別会計駐車場事業費予算第26 議案第13号 平成29年度尼崎市水道事業会計予算第27 議案第14号 平成29年度尼崎市工業用水道事業会計予算第28 議案第15号 平成29年度尼崎市下水道事業会計予算第29 議案第16号 平成29年度尼崎市モーターボート競走事業会計予算第30 議案第24号 尼崎市自転車のまちづくり推進条例について第31 議案第25号 みんなの尼崎城基金条例について第32 議案第26号 尼崎市職員定数条例の一部を改正する条例について第33 議案第27号 尼崎市事務分掌条例の一部を改正する条例について第34 議案第28号 尼崎市職員の勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例について第35 議案第29号 尼崎市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について第36 議案第30号 尼崎市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について第37 議案第35号 尼崎市障害者介護給付費等審査会条例について第38 議案第37号 尼崎市農業委員会の委員の定数を定める条例について第39 議案第41号 尼崎市火災予防条例の一部を改正する条例について第40 議案第42号 尼崎市公営企業に勤務する企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について第41 議案第17号 平成28年度尼崎市一般会計補正予算(第5号)第42 議案第18号 平成28年度尼崎市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第1号)第43 議案第19号 平成28年度尼崎市特別会計公共用地先行取得事業費補正予算(第1号)第44 議案第20号 平成28年度尼崎市特別会計介護保険事業費補正予算(第2号)第45 議案第21号 平成28年度尼崎市特別会計後期高齢者医療事業費補正予算(第1号)第46 議案第22号 平成28年度尼崎市下水道事業会計補正予算(第1号)第47 議案第23号 平成28年度尼崎市モーターボート競走事業会計補正予算(第1号)第48 議案第43号 包括外部監査契約の締結について第49 議案第44号 土地の交換について第50 議案第45号 指定管理者の指定について第51 議案第46号 指定管理者の指定について第52 議案第47号 指定管理者の指定について第53 議案第48号 指定管理者の指定について第54 議案第49号 指定管理者の指定について第55 議案第50号 指定管理者の指定について第56 議案第51号 指定管理者の指定について第57 議案第54号 訴えの提起について第58 議案第55号 工事請負契約の変更について第59 議案第56号 工事請負契約について第60 議案第57号 工事請負契約について第61 議案第58号 工事請負契約について第62 議案第59号 工事請負契約について第63 陳情第1号 若王寺池の整備についての陳情第64 陳情第2号 園田地区会館の存続についての陳情第65 陳情第3号 島之内地域での公共施設設置についての陳情第66 陳情第4号 市有地の貸付料の減免見直しについての陳情-----------------------------------◯出席議員   1番    田中淳司議員   2番    北村竹師議員   3番    光本圭佑議員   4番    楠村信二議員   5番    綿瀬和人議員   6番    明見孝一郎議員   7番    須田 和議員   8番    弘中信正議員   9番    眞田泰秀議員  10番    土岐良二議員  11番    岸田光広議員  12番    丸山孝宏議員  13番    上村富昭議員  14番    久保高章議員  15番    長崎寛親議員  16番    徳田 稔議員  17番    川崎敏美議員  18番    北村章治議員  19番    宮城亜輻議員  20番    都築徳昭議員  21番    酒井 一議員  22番    福島さとり議員  23番    開 康生議員  24番    寺坂美一議員  25番    丸岡鉄也議員  26番    津田加寿男議員  27番    上松圭三議員  28番    松澤千鶴議員  29番    辻  修議員  30番    真崎一子議員  31番    前迫直美議員  32番    真鍋修司議員  33番    杉山公克議員  34番    安田雄策議員  36番    北村保子議員  38番    波多正文議員  39番    寺本初己議員  40番    高岡一郎議員  42番    松村ヤス子議員-----------------------------------◯議会事務局事務局長        北江有弘事務局次長       白畑 優君議事課長        河野裕行-----------------------------------◯地方自治法第121条第1項の規定による出席者市長          稲村和美君副市長         岩田 強君副市長         森山敏夫危機管理安全局長    衣笠年晴企画財政局長      中浦法善総務局長        芝軒崇晃資産統括局長      塚本英徳市民協働局長      中川 一君医務監         清水昌好君健康福祉局長      吹野順次君こども青少年本部事務局長            作野靖史経済環境局長      若竹 保君都市整備局長      芝 俊一君消防局長        河本博志水道事業管理者     有川康裕公営事業局長      土元英樹君企画財政局企画管理課長 市川 忍君教育長         徳田耕造教育次長        高見善已君教育次長        西川嘉彦選挙管理委員会委員長  中川日出和代表監査委員      今西昭文-----------------------------------(平成29年2月20日 午前10時29分 開会) ○議長(寺本初己議員) ただいまより第21回尼崎市議会定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 日程に入るに先立ち、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において丸岡鉄也議員及び丸山孝宏議員を指名いたします。 この際、諸般の報告をいたします。 荒木伸子議員が、去る1月29日御逝去されました。まことに哀悼、痛惜の念にたえません。ここに謹んで御報告いたします。 ただいまから、故荒木伸子議員の御冥福をお祈りし、黙祷をささげます。 全員、御起立を願います。   (全員起立) ○議長(寺本初己議員) 黙祷。   (黙祷) ○議長(寺本初己議員) 黙祷を終わります。御着席願います。   (全員着席) ○議長(寺本初己議員) 次に、議長の報告事件として、去る2月9日、岸田光広議員から都合により議会運営委員を辞任したい旨の願い出があり、委員会条例第12条第1項ただし書きの規定により、同日付でこれを許可いたしましたので、御報告いたします。 次に、閉会中の継続審査に付されました請願、陳情4件について、各付託委員会の委員長から審査未了報告書が提出されております。 これらの報告は、一覧表にしてお手元に配付いたしておりますから、御清覧願います。 次に、市長からの報告事件として、報告企第1号 議会の指定に基づく専決処分についてが、また包括外部監査人からの報告事件として、平成28年度包括外部監査の結果報告が提出されております。 これらの報告もお手元に配付いたしておりますから、御清覧を願います。 その他の事項につきましては、事務局長より報告をいたさせます。 ◎事務局長北江有弘君) 御報告いたします。 現在の出席議員は39人であります。 次に、地方自治法第121条第1項の規定により、市長初め執行機関の出席を求めております。 その職氏名は印刷して配付いたしておりますから、朗読を省略させていただきます。 また、今期定例会に提出されます議案は、お手元に送付いたしましたとおりでありまして、本日の議事日程もまた、配付いたしましたとおりであります。 報告事項は以上であります。 ○議長(寺本初己議員) この際、故荒木伸子議員に対し弔意を表するため、開康生議員から発言を求められておりますので、これを許します。 開康生議員。   (開 康生議員 登壇) ◆23番(開康生議員) 追悼の辞。 お許しを得ましたので、第21回尼崎市議会定例会本会議第1日の開会に当たり、尼崎市議会を代表いたしまして、去る1月29日に御逝去されました故荒木伸子議員の御逝去を悼み、謹んで追悼の言葉をささげます。 余りに突然のことであり、本日、この本会議場入場に際し、もうあなたの元気で明るい笑顔を拝見できない現実に接しますと、まだ信じられないような気持ちとともに、改めて惜別の情を深く感じたところでございます。 あなたは、平成5年、尼崎市議会議員選挙に出馬され、地域住民の厚い信任を得て初当選されて以来6期23年余りの歳月を市議会議員として、地方自治の発展と市民福祉の増進のために心魂を傾け、尽くしてこられました。 また、あなたは、生来の感情豊かで、いつも誰かのために熱意を持って行動されるお人柄から、多くの方々から慕われておられました。 そして、あなたは、議会活動におかれまして、副議長職を務められたのを初め、文教委員長経済環境市民委員長監査委員阪神水道企業団議会議員などの要職を歴任され、豊かな識見と卓越した政治的手腕をもって本市の発展と市民福祉の向上に多大な貢献をしてこられました。 まちづくりにおいても、たゆまぬ情熱と不屈の信念により、地域の発展に心魂を傾けてこられ、行財政改革市民福祉の推進に取り組まれました。 また、議会のあり方検討委員会委員長として、議会の改革、活性化にも尽力されました。 地域においても、大庄西社会福祉連絡協議会、大庄西第7福祉協会大庄地区婦人連絡協議会の会長を長年務められ、長年にわたり、地域に根差して多大な貢献をしてこられました。 このように、数え上げればあなたの業績はまことに大きく、到底この場で全てを語り尽くせるものではありません。 誰よりも尼崎を愛し、地域を愛し、市民のために常に熱く情熱を傾けておられたあなたには、本市行政が幾多の難問に直面している今日、今後も大いに御活躍いただけるものと信じておりました。 会派は異なりますが、同じ市議会議員として市勢の発展のために苦楽をともにしてきましたあなたとは、これからも幾度となく、尼崎の課題と将来の理想的なまちについて議論を交わしたいと考えておりましたが、残念ながらかないません。今はただ、あなたの分まで、地域社会の発展と住民の幸せのために議会人として一層の努力を傾注することをお誓いするのみであります。 申し上げれば限りもなく、惜別の情は尽きませんが、ここに、第21回尼崎市議会定例会本会議第1日の開会に当たり、故荒木伸子議員のありし日の面影をしのび、生前の御功績に対し敬意を表し、感謝申し上げますとともに、限りなき平安と御遺族並びに本市の前途に御加護を賜りますことを祈念いたしまして、追悼の言葉といたします。 平成29年2月20日             尼崎市議会議員              公明党 幹事長                開 康生 ○議長(寺本初己議員) 日程に入ります。 日程第1 会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から3月24日までの33日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寺本初己議員) 異議なしと認めます。 よって、会期は33日間と決定いたしました。 日程第2 議会運営委員会の委員の定数の変更についてを議題といたします。 委員会条例第4条第2項の規定により、お諮りいたします。 議会運営委員の辞任により1人が欠員となりましたので、議会運営委員会の委員の定数を8人といたしたいと思います。これに異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寺本初己議員) 異議なしと認めます。 よって、議会運営委員会の委員の定数を8人とすることに決定いたしました。 日程第3 常任委員長の選任を行います。 お諮りいたします。 選任の方法については、議長の指名によりたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寺本初己議員) 異議なしと認めます。 よって、選任の方法は議長の指名によることに決定いたしました。 経済環境市民委員長弘中信正議員を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名をいたしましたとおり選任することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寺本初己議員) 異議なしと認めます。 よって、経済環境市民委員長弘中信正議員を選任することに決定いたしました。 日程第4 議案第31号 尼崎市市税条例及び尼崎市市税条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例についてから日程第62 議案第59号 工事請負契約についてまで59案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 稲村市長。   (稲村和美さん 登壇) ◎市長(稲村和美さん) 第21回尼崎市議会定例会の開会にあたり、平成29年度の市政運営に対する所信を申し上げ、議員の皆様並びに市民の皆様の御理解、御賛同を賜りたいと存じます。 昨年は、市制100周年を多くの市民の皆様とともに祝うことができ、改めて尼崎の底力、市民力を実感する記念すべき年となりました。 まずは、100周年に関わっていただきましたすべての皆様に、心から感謝を申し上げます。 この市制100周年を機に醸成された地域への誇りと愛着、また、出会いや絆を一過性のものとはせず、今後のまちづくりに活かしていかなければなりません。 その強い決意を胸に、「ひと咲き まち咲き あまがさき」の実現に向け、これまで以上に市政に邁進し、新たな100年の礎となる、ひとづくりまちづくりを推し進めてまいります。 ひとづくりとしましては、市民自治の推進を念頭に置き、誰もが、いくつになっても学び続けることができる学びの先進都市を目指します。 昨年、市制100周年記念日である10月8日に、尼崎市自治のまちづくり条例を施行しました。 まちの課題が多様化するなか、市民の皆様と行政がともに学び、考え、それぞれの力を出し合い、主体的にまちの課題解決に取り組むといったシチズンシップに支えられた市民自治がますます求められています。 そのためには、まず、職員が先頭に立ち、強い自覚と責任感のもと、地域で学び、地域とともに行動していく姿勢をお示しすることが重要だと考えます。 この度の条例の制定は、市民自治まちづくりに向けた新たな一歩であり、その基本理念は一朝一夕に浸透するものではありませんが、職員の行動規範を大きく変える契機にしたいと考えています。 まずは、条例の趣旨に則り、地域に根ざして物事を考え、行動し、人と人とを繋ぐことができる職員の育成に努めます。 あわせて、市民自治まちづくりを推進するため、地域振興体制地域課題の解決に向けた予算執行のあり方についても検討を進めます。 成熟社会を迎え、価値観やライフスタイルが多様化するなかで、異なる立場、異なる考えの人が出会い、学ぶきっかけがあるまちは、支え合いのある豊かなまちだと考えます。誰もが参加できる学びの機会を大学に見立て、様々な人と人とが出会い、学び、信頼関係を築く場となる、みんなの尼崎大学事業を展開し、さらなるシチズンシップの向上を目指します。 また、子どもから大人までの学びと育ちを支援する拠点となることを目指し、旧大学施設をあまがさき・ひと咲きプラザとして整備していきます。 28年6月の教育総合センターの移設に続き、29年度は、4月に開学するみんなの尼崎大学の事務局を設置するとともに、尼崎健康医療財団の運営する看護専門学校が移転します。 今後、青少年施策の核となる学び館、子どもたちの育ちを支援する育ち館を整備し、学校教育社会教育子育て支援青少年健全育成地域コミュニティ醸成など行政組織の垣根を越えて、職員や教員、市民の皆様の出会いが生まれ、まちづくりの担い手として、ともに学びあう場となることを目指します。 続いて、新たな100年の礎となるまちづくりとしましては、尼崎城など新たな地域資源を活かし、これまでとは異なるまちのイメージについても創造・発信していくことで、市民の皆様はもとより、市外の方々にも選ばれるまちを目指します。 工業専用地域が広がる臨海地域においては、壮大な都市再生プロジェクト尼崎21世紀の森づくりが進み、JR塚口駅前に開発された大型マンションでは、尼崎版スマートコミュニティが実現するなど、本市は、経済と環境が共生する環境モデル都市として着実に変貌をとげつつあります。 また、城内地区では、築城400年にあたる平成30年を目指して、尼崎城の再建工事が始まっています。 この城内地区は、明治から昭和の歴史的建築物が集積するとともに、初代市庁舎が建てられた、いわば本市発祥の地であり、城址公園や歴史館などとあわせ一体的な整備を進めていきます。 昨年の市制100周年に続き、尼崎城の再建は、まち全体のイメージを飛躍的に向上できる大きなチャンスと捉えています。 変貌を遂げつつあるまちの姿や、歴史・文化などの魅力を市内外の方々に効果的に発信し、地域への誇りと愛着を醸成するとともに、交流人口の増加と地域経済の活性化を目指した、観光地域づくりを進めます。 その舵取り役として、多様な関係者とともに観光地域づくりをマネジメントする組織、尼崎版DMOについて検討を進めるなど、新たな100年を見据えたまちづくり取り組みます。 このような目標に向け、集中的かつ迅速にその基礎を固めるため、ひと咲きまち咲き担当局を設置します。 ひと咲きまち咲き担当局には、市民自治まちづくりの推進に向けた学びと育ちの拠点づくりやみんなの尼崎大学、また、城内まちづくり観光地域づくりなど組織を横断する取り組みとともに、それらを効果的・一体的に発信していくシティプロモーション推進機能も集約します。 以上のような、ひとづくりまちづくりの方向性を見据えつつ、施策評価をもとにした、29年度の重点化施策についてご説明します。 29年度は、総合戦略に掲げる基本目標のうち、「ファミリー世帯の定住・転入の促進」に向け、教育・子育て・シビックプライドの3つの政策分野に予算を重点配分します。 重点化する政策分野の1つ目は、学校教育社会教育人材育成です。 学力につきましては、全国平均との差が縮小しつつあり、概ね全国レベルとなりましたが、市民意識調査の結果などから、まだ十分な満足度には至っていないことが伺えます。 こうしたことから、先ほども述べましたあまがさき・ひと咲きプラザに、新たに学びと育ち研究機関を設置します。 子どもたちが社会を主体的に生きていくために必要な力を身につけ、様々な場面で活躍できる大人へと成長することを目指し、研究機関では、中長期的な効果測定から得た科学的根拠に基づく研究を行い、今後の政策立案や教員のさらなる指導力の向上に活かしていきます。 あわせて、自主的に学ぶ姿勢を持つ教員を養成するため、経験豊かな指導員を配置するなどの新たな取組も実施します。 29年度に全ての小・中学校において空調整備が完了します。教育環境が改善されることに伴い、長期休業日を見直して年間授業日数を増やし、学力向上を図るとともに、弾力的な教育課程の編成や豊かな教育活動を展開していきます。 このような学力向上や生きる力を育むことを目指した取り組みについて、その内容や成果を市民の皆様に伝えることにも注力していきます。 重点化する政策分野の2つ目は、子ども・子育て支援の充実です。 本市の出生率は、全国や県の水準と比べて低くはないものの、市民の皆様が希望する出生率までには至っていないことから、子どもを持ちたいと思う人が、希望する数の子どもを産み育てられるまちを目指します。 保育施設等待機児童の解消に向けては、これまでから子ども・子育て支援事業計画を踏まえ、認可保育所の定員増や認定こども園小規模保育事業などの新たな保育施設の整備により、保育の量の確保に取り組んできました。 29年度は、国の待機児童解消加速化プラン最終年度でもあり、国の制度を活用するなかで、保育需要の高い地域での認可保育所の新設に加え、小規模保育事業を立ち上げる際の整備交付金の新設や、老朽化した法人保育園への建替費用の一部補助を実施します。 公立保育所環境改善についても、今後の民間移管計画とも整合を図りつつ、用地の確保が見込まれる3カ所について建てかえを進めるなど、保育定員の確保や保育環境の改善に向けて取り組みます。 また、安定した保育士の採用と定着は、保育の質と信頼の向上にもつながります。国の制度変更にあわせて新たな処遇改善を行うとともに、事業者が保育士のために借り上げる住宅に対し、家賃補助を実施するなど、保育士の確保に向けた総合的な取り組みを進めます。 児童ホーム待機児童対策につきましても、引き続き、定員拡大に向けた施設整備を行うとともに、事業者への働きかけやこどもクラブとの連携などにより、待機児童の解消に取り組みます。 重点化する政策分野の3つ目は、シビックプライドの醸成です。 まちの魅力増進に向けては、尼崎版シティプロモーション推進指針に示すとおり、まちの魅力を高めていくことと、まちの課題を解消していくことの両輪で進めていくことが重要です。 そうしたことから、先ほど述べましたまちの魅力創造・発信に加えて、ファミリー世帯の転出要因の1つである、治安や自転車利用、たばこのマナー改善にも力を入れて取り組んできました。 25年9月に行ったひったくり撲滅宣言を初め、可動式防犯カメラの設置や市民の皆様によるウォーキングパトロールなど、警察や関係団体と連携した取り組みにより、ひったくり認知件数は、24年の258件から28年には暫定値で42件と5分の1以下にまで減少しています。 29年度においても、事業者等が設置する防犯カメラの活用や、地域防犯活動団体への表彰など活動を側面支援することにより、引き続き、市民の皆様と一体となり、さらなる安全なまちづくり取り組みます。 本市では自転車が身近な交通手段として多く利用されてきた半面、近年は減少傾向にあるものの、自転車事故や盗難が多く、駅前の放置自転車などとあわせて長年にわたる課題となっています。 そこで、自転車の安全・安心、快適利用に向けて、行政や市民、事業者の責任を示す尼崎市自転車のまちづくり推進条例を制定し、自転車で移動しやすいことを都市課題から都市魅力へと転換するとともに、環境や健康面など、自転車の持つメリットを最大限に活かしたまちづくりを推進します。 また、たばこに関する課題については、引き続き喫煙者の禁煙支援や受動喫煙による健康影響を防ぐ取り組みにあわせ、民間企業と協力し、試行的にJR尼崎駅南側に喫煙所を設置するなど、路上喫煙の防止対策を推進します。 そのほか、老朽危険空き家による周辺への影響拡大を防ぐことを目的とした空家対策推進事業では、新たに所有者向け相談会などを実施します。 また、高齢化の進行などを背景とした救急需要の増加に対応するため、今年度から準備を進めてきた救急隊の増隊や、消防指令管制システムの安定稼働を図るための中間メンテナンスを行うなど、引き続き、安全で安心な市民生活の確保に向けた取り組みを進めます。 以上が29年度における重点化施策です。その他、総合戦略の推進を目指した取り組みとしましては、「経済の好循環と『しごと』の安定」に向けた主な取り組みとして、先ほど申し上げた観光地域づくり推進事業のほか、従業員の健康管理や健康づくりを支援し、生産性の向上などの効果も期待するまちの健康経営推進事業、創業支援体制の拡充に向けた、創業支援オフィス・アビーズにおける相談体制の強化、CO2排出量の削減に加え、事業者の競争力強化を目指す省エネルギー活動支援事業の拡充などに取り組みます。 また、「超高齢社会における安心な暮らし」の確保に向けた主な取り組みとして、高齢者支援体制の拡充に向けた介護予防・日常生活支援総合事業の開始、地域包括ケアシステムの推進に向けた医療機関や介護サービス事業者などの連携支援を行う在宅医療・介護連携推進事業の拡充、市民の健康寿命の延伸を目指した胃がんリスク検査や専門学識者との共同研究、障害者施策における相談支援体制の拡充や地域支援体制の整備など、新たな課題への対応と移動支援事業の見直し、障害者バス特別乗車証のICカード化、高齢者等の利便性を向上するための、阪急園田駅エレベーター設置に対する補助などに取り組みます。 その他、新たに着手するハード事業として、31年1月の開校を目指した尼崎養護学校の新校舎の整備、需要の増加に対応するための、弥生ヶ丘墓園の整備および斎場火葬炉の増設、30年度に、第2種公認陸上競技場としての公認更新を目指したベイコム陸上競技場の改修などにも取り組みます。 また、組織体制につきましては、ひと咲きまち咲き担当局の設置に加え、30年1月の保健福祉センター開設に向け、保健部門や福祉部門の体制を再編します。 これは、保健・福祉分野において、市民のニーズや相談内容が多様化・輻輳化するなか、塚口さんさんタウンと出屋敷リベルの2カ所に保健・福祉分野の機能を集約し、両分野における連携強化と職員の資質向上を目指すことで、総合相談支援体制を構築するものです。 これにより、福祉分野における受付・相談窓口が拡充するだけでなく、両分野が一体となった支援も可能になるなど、市民サービスのより一層の向上を図ります。また、乳幼児の保護者の皆様にとって施設環境が改善されることにあわせて、健診受診率のさらなる向上に努めます。 以上、市政運営に向けての基本的な考え方と、平成29年度当初予算に盛り込んだ主な内容について申し上げました。 この結果、平成29年度当初予算は、一般会計 2,017億円、特別会計 1,118億8,600万円、企業会計 670億7,400万円となっています。 行財政改革計画あまがさき「未来へつなぐ」プロジェクトでは、財政運営上の収支均衡と将来負担の抑制について中期目標を掲げています。 29年度までに、30億円の構造改善に取り組み、公共用地先行取得事業費会計繰出金を除いて収支均衡を確保する、という目標については、達成することができました。 尼崎市経営再建プログラムから15年。皆様とともに行財政改革に取り組んできた結果、当初予算の段階で、収支不足を行政改革推進債や退職手当債などの市債で補う、という手法から脱却できたことは、持続可能な行財政基盤の確立へ向けて、一歩前進したものと捉えています。 一方で、将来負担の抑制については、プロジェクト策定以降、小・中学校の耐震化や空調整備、公共施設の老朽化といった喫緊の課題に対応してきたことにより、目標達成が厳しい状況にあります。 将来世代に負担を残さない財政運営と未来へ向けた積極的な投資のバランスをとることの難しさを感じつつも、持続可能なまちづくりのためには、避けて通れない道だと認識しています。 このような状況も含め、財政運営にかかるこれまでの取り組みの成果と課題につきましては、29年度に行うプロジェクトの中間総括において整理し、今後の方向性をお示しします。 依然として社会保障関係費の増加が見込まれる中、都市の体質転換を含めた行財政改革は、未だ道半ばであると感じています。 しかし、地道に取り組みを継続していくことが、必ず未来へつながるということを再認識し、市民の皆様との課題認識の共有に努めながら、さらなる取り組みを進めます。 私はまちづくりについて説明をするとき、本市を取り巻く環境を「大海原」に、この尼崎を、ありたいまちに向けて進む「船」に、そして総合計画を、ありたいまちという目的地の方向を指し示す「羅針盤」に例えてお話ししています。 総合計画を策定してからこの間、私たちは目的地を見失うことなく、羅針盤の示す方向へ、どれだけ進むことができたのかを、毎年施策評価を通じてチェックし、必要に応じて舵を切り、帆を張り直してきました。 前期まちづくり基本計画の最終年度である29年度は、ありたいまちに向けて、取り巻く環境の変化も確認する中で、今一度私たちの現在地と目的地を俯瞰的に捉え、後期まちづくり基本計画の策定に取り組みます。 私たちの航海は、常に順風満帆とは限りません。時代とともに、潮の流れが変わることや、ときには嵐に揺られることもあるでしょう。 進路を変えようと舵を切れば、波が立ち、大きく船が揺れることもあるかもしれません。 しかし、市制100周年で改めて実感した市民の力、みんなの力をもってすれば、どんな困難も乗り越えていける、ありたいまちに向けた航海を続けていくことができると、私は確信しています。 この航海が、次の100年に、そして未来の子供たちのためにつながることを、今一度しっかりと胸に抱きながら。 新たな100年の礎となる、ひとづくりまちづくりに全力を尽くしてまいります。 どうぞ、議員の皆様、市民の皆様、引き続き、御支援と御協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。 ○議長(寺本初己議員) 引き続き、説明を求めます。 岩田副市長。   (岩田 強君 登壇) ◎副市長(岩田強君) 引き続きまして、先ほど上程されました諸案件のうち、補正予算案につきまして提案理由を御説明申し上げます。 議案第17号 一般会計補正予算(第5号)から議案第23号 モーターボート競走事業会計補正予算(第1号)の7件につきましては、各会計の年度末決算見込みに基づく調整に伴うものなど、所要の補正を行うものでございます。 まず、一般会計補正予算(第5号)では、歳入面で地方消費税交付金や株式等譲渡所得割交付金が減少したものの市税が増加し、歳出面では、公債費や介護保険事業費会計繰出金が減となったほか、入札差金、執行残が生じたことなどにより、財源対策である基金繰入金等の削減を行うなど、歳入歳出それぞれ26億8,665万9,000円の減額を行うものでございます。 また、繰越明許費では小学校学校空調整備事業や尼崎養護学校移転事業など30億5,497万9,000円の追加を行い、市債の補正では学校施設整備事業費及び臨時財政対策債の限度額の変更を行うものでございます。 次に、特別会計におきましては、国民健康保険事業費における一般被保険者高額療養費の増及び後期高齢者医療事業費における保険料等負担金の増など、4会計で合計4億1,104万8,000円を増額するものでございます。 次に、企業会計におきましては、下水道事業会計において2億3,459万2,000円を、モーターボート競走事業会計において12億3,309万9,000円をそれぞれ減額するものでございます。 以上で私の説明を終わります。よろしく御審議を賜り、御賛同いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(寺本初己議員) 森山副市長。   (森山敏夫君 登壇) ◎副市長(森山敏夫君) 引き続きまして、今議会に提案しております条例及びその他案件について提案理由を御説明申し上げます。 初めに、条例案でございます。 まず、議案第24号 尼崎市自転車のまちづくり推進条例の制定につきましては、自転車のまちづくりの推進を目的として、市、市民等、事業者等の責務を明確にするとともに、自転車のまちづくりに関する基本的な事項を定めるため、新たに条例を制定するものでございます。 次に、議案第25号 みんなの尼崎城基金条例の制定につきましては、御寄附いただくことになった尼崎城について、市民参加の城づくりを進めるとともに、尼崎城の整備及び管理に資する事業を推進するため、新たに条例を制定するものでございます。 次に、議案第26号 尼崎市職員定数条例の一部改正につきましては、事務事業の執行体制の整備等により、職員定数を38人増員するため、規定を整備するものでございます。 次に、議案第27号 尼崎市事務分掌条例の一部改正につきましては、現在、企画財政局において担っている広報事業について、今まで以上にわかりやすく親しみやすいものとするため、秘書室に移管することから規定を整備するものでございます。 次に、議案第28号 尼崎市職員の勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正につきましては、働きながら介護がしやすい環境整備をさらに進めるため、人事院勧告等を踏まえた国家公務員に係る改正内容に準じ、介護時間を導入するなど、規定を整備するものでございます。 次に、議案第29号 尼崎市職員の給与に関する条例の一部改正につきましては、平成28年度の人事院勧告にて示されました扶養手当の見直し等について、国家公務員の改正内容に準じ規定を整備するものでございます。 次に、議案第30号 尼崎市職員の育児休業等に関する条例の一部改正につきましては、地方公務員の育児休業等に関する法律及び育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴い、人事院勧告等を踏まえた国家公務員に係る改正内容に準じて規定を整備するものでございます。 次に、議案第31号 尼崎市市税条例及び尼崎市市税条例等の一部を改正する条例の一部改正につきましては、三輪以上の新車で環境負荷の小さいものに軽自動車税を軽減するグリーン化特例について、取得期間を1年間延長するほか、国において消費税10%への引き上げが2年半延期されたことに伴い、法人市民税の法人税割に係る税率を現行12.1%から8.4%に改める時期を国と同様に2年半延期するなど、規定を整備するものでございます。 次に、議案第32号 尼崎市立幼稚園の設置及び管理に関する条例の一部改正につきましては、市立幼稚園における子育て支援のさらなる充実を目的に、現行、教育課程に係る教育時間終了後の時間帯のみ実施している一時預かり保育を、平成30年度以降、長期休業日へ拡充するため、規定を整備するものでございます。 なお、平成29年度においては、平成30年度以降の本格実施に向け夏季休業日中に試行実施いたします。 次に、議案第33号 尼崎市介護保険条例の一部改正につきましては、介護認定審査会の委員の定数の増員及び任期を定めるほか、介護予防・日常生活支援総合事業の開始に伴う第1号訪問事業、第1号通所事業について、事業所の指定申請等に係る申請手数料の徴収を定め、あわせて平成27年4月より公費を投入して低所得の第1号被保険者の保険料に係る軽減強化を実施しておりますが、今般、国において平成29年度の継続実施が決定されたため、規定を整備するものでございます。 次に、議案第34号 尼崎市福祉医療費の助成に関する条例の一部改正につきましては、兵庫県の福祉医療費助成事業の見直しに伴い、老人医療費助成事業を廃止し、高齢期移行助成事業を創設するため、規定を整備するものでございます。 次に、議案第35号 尼崎市障害者介護給付費等審査会条例の制定につきましては、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律施行令の一部を改正する政令の施行に伴い、障害支援区分の審査等を行う市町村審査会の委員の任期を条例で定めるため、尼崎市障害者介護給付費等の支給に関する審査会の委員の定数を定める条例の全部を改正するものでございます。 次に、議案第36号 尼崎市国民健康保険条例の一部改正につきましては、中間所得層の負担軽減を図るため、国民健康保険料における基礎賦課限度額を52万円から54万円に、後期高齢者支援金等賦課限度額を17万円から19万円に見直すほか、税制改正に伴う所得割額の算定等に係る所得についての改正など、規定を整備するものでございます。 次に、議案第37号 尼崎市農業委員会の委員の定数を定める条例の制定につきましては、農業協同組合法等の一部を改正する等の法律の施行に伴い、農業委員会委員の選出方法が選挙制と市長の選任制の併用から市議会の同意を要件とする市長の任命制へと変更されるとともに、委員の定数については条例で定めることとされたため、新たに条例を制定するものでございます。 次に、議案第38号 尼崎市建築物等関係事務手数料条例の一部改正につきましては、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律及び建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部の施行に伴う国土交通省関係省令の整備等に関する省令の制定等に伴い、2,000平方メートル以上の非住宅建築物の新築時等に建築物エネルギー消費性能適合性判定が義務化されるため、当該判定に係る申請手数料を定めるなど、規定を整備するものでございます。 次に、議案第39号 尼崎市立尼崎稲葉荘団地の設置及び管理に関する条例の制定につきましては、兵庫県住宅供給公社が設置した尼崎稲葉荘団地の所有権が尼崎市に移転されることとなり、公の施設として適正に管理するため必要な事項を定める必要が生じましたことから、新たに条例を制定するものでございます。 次に、議案第40号 尼崎市営住宅等審議会条例の制定につきましては、本市が設置する市営住宅等の家賃や入居制度等、管理に関する重要な事項の調査審議を目的に附属機関として審議会を設置するため、新たに条例を制定するものでございます。 次に、議案第41号 尼崎市火災予防条例の一部改正につきましては、消防法令に重大な違反のある防火対象物について、その違反内容等に関する情報を公表し、利用者等の防火安全に関する認識を高めて火災被害の軽減を図るため、規定を整備するものでございます。 次に、議案第42号 尼崎市公営企業に勤務する企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正につきましては、地方公務員の育児休業等に関する法律及び育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴い、家族の介護のため所定勤務時間を短縮する措置が制度化されたため、規定を整備するものでございます。 次に、その他の案件でございます。 まず、議案第43号 包括外部監査契約の締結につきましては、随意契約の方法により、1,442万8,800円を上限とする額で公認会計士森村圭志氏と所定の契約を締結しようとするものでございます。 次に、議案第44号 土地の交換につきましては、尼崎東警察署移転先用地を兵庫県から取得するに当たり、その交換用地として県営浜つばめ鉄筋住宅用地を兵庫県に供するため、議決を求めるものでございます。 次の議案第45号から議案第51号の7件につきましては、いずれも指定管理者の指定に関するものでございます。 まず、議案第45号につきましては尼崎市立第2老人福祉工場及び尼崎市立第3老人福祉工場の指定管理者を公益社団法人尼崎市シルバー人材センターに、議案第46号、議案第48号、議案第49号、議案第50号につきましては尼崎市立あこや学園、尼崎市立たじかの園、尼崎市立身体障害者福祉センター、尼崎市尼崎学園の指定管理者を社会福祉法人尼崎市社会福祉事業団に、議案第47号につきましては尼崎市立身体障害者福祉会館の指定管理者を特定非営利活動法人尼崎市身体障害者連盟福祉協会に、議案第51号につきましては尼崎市立城内青少年体育道場の指定管理者を尼崎市剣道連盟に、尼崎市立立花青少年体育道場及び尼崎市立園田青少年体育道場の指定管理者を尼崎市スポーツ少年団に、それぞれ指定するものでございます。 次に、議案第52号 尼崎市農業共済事業特別積立金の取崩しにつきましては、平成29年度の損害防止事業を実施するため、農業共済事業の水稲に係る特別積立金の取崩しについて議決を求めるものでございます。 次に、議案第53号 尼崎市農業共済事業事務費賦課総額及び賦課単価につきましては、平成29年度の水稲に係る農業共済事業事務費賦課総額及び賦課単価を定めるものでございます。 次に、議案第54号 建物明渡し等請求事件の訴えの提起につきましては、改良住宅の家賃の長期滞納者に対して、滞納家賃の支払い、住宅の明け渡し及び損害賠償金の支払いを求めるものでございます。 次に、議案第55号 港橋耐震補強(その1)工事請負契約の変更につきましては、北堀運河にかかる港橋の橋脚について耐震補強及び落橋防止対策を実施するに当たり、工事に必要な施工ヤードの位置を変更する必要が生じましたことから、契約金額を増額するため、変更契約を締結しようとするものでございます。 最後に、(仮称)保健福祉センターの整備に係る工事案件でございます。 まず、議案第56号 (仮称)南部保健福祉センター整備工事請負契約につきましては、一般競争入札の方法により4億1,256万円で株式会社三田工務店と、次に、議案第57号 (仮称)南部保健福祉センター整備工事のうち電気設備工事請負契約につきましては、一般競争入札の方法により1億7,020万8,000円で株式会社小川電設と、次に、議案第58号 (仮称)南部保健福祉センター整備工事のうち機械設備工事請負契約につきましては、一般競争入札の方法により2億818万800円で株式会社田中水道工業所と、最後に、議案第59号 (仮称)北部保健福祉センター整備工事請負契約につきましては、一般競争入札の方法により2億7,216万円で株式会社三田工務店と、それぞれ所定の契約を締結しようとするものでございます。 以上で私の説明を終わります。よろしく御審議を賜り、御賛同をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(寺本初己議員) 説明は終わりました。 この際、お諮りいたします。 ただいま議題となっております59案のうち日程第4 議案第31号から日程第29 議案第16号までの26案については、本日はこの程度にとどめ、残余の議事は延期いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寺本初己議員) 異議なしと認めます。 よって、議案第31号外25案については、本日はこの程度にとどめ、残余の議事は延期することに決定いたしました。 これより、残り33案について質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。 質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(寺本初己議員) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 議案第24号外32案は、お手元に配付の委員会付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寺本初己議員) 異議なしと認めます。 よって、33案は委員会付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託することに決定いたしました。 日程第63 陳情第1号 若王寺池の整備についての陳情から日程第65 陳情第3号 島之内地域での公共施設設置についての陳情まで3件を一括議題といたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております3件は、お手元に配付の文書表に記載のとおり、総務委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寺本初己議員) 異議なしと認めます。 よって、3件は文書表に記載のとおり総務委員会に付託することに決定をいたしました。 日程第66 陳情第4号 市有地の貸付料の減免見直しについての陳情を議題といたします。 地方自治法第117条の規定により、北村保子議員及び宮城亜輻議員の退席を求めます。   (北村保子議員宮城亜輻議員 退席) ○議長(寺本初己議員) お諮りいたします。 ただいま議題となっております陳情第4号は、お手元に配付の文書表に記載のとおり、総務委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寺本初己議員) 異議なしと認めます。 よって、陳情第4号は文書表に記載のとおり総務委員会に付託することに決定いたしました。 北村保子議員及び宮城亜輻議員の入場を求めます。   (北村保子議員宮城亜輻議員 入場) ○議長(寺本初己議員) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。 委員会審査のため、明21日から3月1日まで9日間、休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(寺本初己議員) 異議なしと認めます。 よって、明21日から3月1日まで9日間、休会することに決定いたしました。 本日は、これをもって散会いたします。                        (午前11時31分 散会)-----------------------------------議長   寺本初己議員   丸岡鉄也議員   丸山孝宏...