今後も募集の際には、1人でも多くの
ランナーに参加してもらえるよう、しっかりとPRに努めていきたい。
報告事項説明
・
姫路城世界遺産登録30周年
記念事業について
・
観光庁「
観光再始動事業」について
・手柄山
中央公園再
整備事業の進捗について
・
観光スポーツ局における令和6年度の
指定管理者制度更新(導入)
予定施設について
・アクリエひめじ
オープニングシリーズなどについて
・その他の春の
イベント等について(4〜6月)
・姫路お城の
女王制度に代わる新制度について
・
世界遺産姫路城マラソン2023について(
実施報告)
質問 10時17分
◆問
姫路城マラソンに伴い
交通規制が行われる。地域によっては長時間にわたり車両の通行が禁止されるので、
コースの変更を検討してもらいたいとこれまで何度も言っているが、現在の
検討状況はどのようになっているのか。
◎答
コース変更については、
マラソンの定員1万人を目指して警察と協議しているところである。
姫路城マラソンは、スタートとゴールで
姫路城が見えるところに特徴があり、規制がなるべく短時間となるよう、大きな円を描くように周回する
コースが最善ではないかと思っている。
地元の意見では、
交通規制の時間が長いので何とかしてほしいというものもあれば、大々的な
マラソン大会にしてもらいたいといったものもある。いろいろな意見を参考にしながら、
コースづくりを進めていきたいと考えている。
◆問
マラソンのために市内の広範囲が影響を受けるので、観光にもマイナスになっていると思う。何年も前から
コース変更について検討しているにもかかわらず、まだ実現できないのは、真剣に考えていないからなのではないかと思う。やる気を見せてほしいと思うがどうか。
◎答
姫路城マラソン2023では、
コロナ対策として
ウェーブスタートを導入し、第2
ウェーブを15分差でスタートしたが、制限時間は第1
ウェーブの号砲から6時間であった。
警察とは厳しい交渉を続けており、今後も鋭意努力していく。
◆要望
真剣に取り組んでもらいたい。
◆問
文化センターの
解体工事が始まったが、跡地の
利用方法等について、どのようなメンバーで検討するのか。
◎答
現行の手柄山
中央公園整備基本計画では、第2期整備として、
文化センター跡に植物園と緑の相談所を統合した施設を造る計画になっている。
現在は、生き物を扱う
類似施設として、さらに水族館や動物園も一体となった施設にできないか検討しているところである。
令和4年度に
民間事業者へのヒアリングを行ったものの、現状、
コロナ禍で
民間投資が回復していない。姫路・
英賀保間新駅が開業すれば状況が変わると思われるので、新駅の
整備状況等を見極めながら、再度、
民間事業者から意見を聞きたいと考えている。
まずは庁内で、
市民等の意見を聞きながら、手柄山
中央公園整備基本計画の見直しも含めて検討し、よりよいものをつくっていきたい。
◆要望
既存の施設を移設するだけではおもしろくない。手柄山エリアに何が必要なのか、幅広い意見を取り入れながら検討してもらいたい。
◆問
文化センターに隣接していた
駐車場は、現状のままとするのか。
◎答
新たな施設に
民間活力を導入すると、
収益部分が必要となる。
駐車場も含めて検討する。
◆問
これまでお城の女王を務めた
人たちに、姫路市の
PR等を依頼していることはないのか。
◎答
お城の女王の退任後は一般人となるため、特にしていない。
ただし、過去のお
城まつりにおいて2度、歴代のお城の女王がパレードに参加したことがある。
◆問
お城の女王の任期中に様々な経験をして、いろいろな人とつながりを持った
可能性がある。その知識やノウハウを生かせるような処遇を考えてもよいのではないのか。
◎答
お城の女王を退任した後も、姫路のことを気にかけてくれる人は多いが、お城の女王は学生がほとんどである。学業、仕事に負担にならないような形で協力してもらえないか検討していきたい。
◆要望
よく検討してもらいたい。
◆問
世界遺産姫路城マラソンの
救護体制について、走行中にけがをした
ランナーが
拠点応援ポイントへ行ったものの、
救急セットの配付がなく、
自治会の
ボランティアが救急箱を持って行っていたため手当てすることができたということがあった。
拠点応援ポイントへの
救急セットの配付はどのようになっていたのか。
◎答
拠点応援ポイントに従事する
職員向けの
マニュアルに緊急時の対応に関する記載がなかったことから不手際が生じたと考えている。
今後は、同
マニュアルに救護に関する事項を記載し、しっかりと対応できるよう従事する全ての職員に対して周知徹底するとともに、
救急キットの
携帯等についても検討したいと考えている。
◆問
若い
救護ボランティアに声をかけたが、先輩を探しにどこかへ行ってしまった。結局、けがをした
ランナーが救急車を呼ぶように言ったので対応したものの、なかなか
搬送先が決まらなかった。
救急搬送体制はどのようになっていたのか。
◎答
救急案件がもう1件発生し、そちらのほうが重症だったため搬送が遅れてしまった。
けがの状態としては、口を切って6針縫ったとのことである。1週間程度は食べにくかったと聞いており、その後のフォローも対応している。
◆問
ランナーは
ゼッケン番号を言えば
緊急連絡先につながると説明を受けていたようで、本部に
ゼッケン番号を伝えて
ランナーの家族に連絡を取ろうとしたが、本部が対応できなかった。すぐに
緊急連絡先とつながるようにし、また、
家族等に連絡が取れたと
ランナーに伝えて、安心感を与えられるようにする必要があるのではないのか。
◎答
ランナー自身が
ゼッケンの裏面に
緊急連絡先を記入するようにしている。職員が
ゼッケン裏面に記入されているのを分かっていなかったため、不手際が生じてしまった。
◆要望
新型コロナウイルス感染症の影響で4年ぶりの開催となったことから、事前の
調整等が足りず、
救護体制をしっかり構築できていなかったのではないかと思う。
職員だけではなく、
ボランティア等ランナーをおもてなしする全ての人に対して緊急時の
対応等に関する知識を事前に知らしめるなど、次回大会以降は、しっかりとした
救護体制を整えてもらいたい。
◆問
姫路城マラソン2023では、
新型コロナウイルス感染症対策のため
沿道応援の自粛を呼びかけていたが、大勢が応援に来ていた。
以前の大会では
スティックバルーンなどの
応援グッズが配布されていたが、今大会はなかったため、
自治会が保管していた
前回大会の残りを小さな
子ども連れの家族に配布していたものの、すぐになくなってしまい、もらえなかった
子どもに残念な思いをさせてしまった。
応援自粛を周知しても、応援に来る人は多い。次回大会では、簡単な
応援グッズを用意してもらいたいと思ったが、どのような形にしようと考えているのか。
◎答
今後は
通常開催になると思われるので、
応援グッズ等も
例年どおりに対応したい。
◆問
姫路城マラソンの
事前準備について、
城西地区ではどうしても大会当日にのぼりを立てなければならず、設置や撤去のため
自治会に相当な負担がかかっていた。
今大会では、市が
設置等を行い
自治会としては助かったが、次回大会以降、
通常開催に戻すということは、
自治会がすることになるのか。
◎答
姫路城マラソンは大きな事業であり、各
自治会に負担をかけていることは重々承知しており、申し訳なく思っている。次回大会以降も、のぼりや
テント等の設置、撤去については市が対応しようと考えている。
◆問
マラソン大会にかかる負担は、地域的な差が大きい。例えば、
船場地区は午前10時には解散できるが、
城西地区は午前7時半から午後4時ぐらいまでかかってしまう。
フルマラソンの
ランナーが通過したら、
ファンランが走って来て、
ファンランが終わったら
フルマラソンの選手が戻ってくるので、休憩するいとまがない。
自治会への支援金には
地域ごとに金額の差があるが、
自治会で昼食を出したり、
カイロを用意したりすると多額の持ち出しとなってしまう。
毎年寒い季節に開催するのだから、大会を応援してくれる
人たちに、せめて
カイロの
配布等を検討してもらえないか。
◎答
沿道の15
自治会には負担金を出している。
自治会によって差があるため、拘束時間や
人数等を加味して算出しているが、再度検討していきたい。テントの
設置等を市が行うことで、少しバランスが取れるのではないかと考えている。
カイロについても、手袋の配布などと併せて前向きに検討したい。
◆要望
自治会ボランティアに参加している
人たちは、
姫路城マラソンが嫌いなわけではなく、応援してくれている。しかし、丸投げされるとしんどいので、これは市がするから、これはお願いしますといった形にしてもらえると、これまでよりとても楽になる。積極的に地域に頼ることも必要だと思うので、地域の声を聞いて、前向きな
協力関係を築いてもらいたい。
◆問
姫路城世界遺産登録30周年
記念事業について、様々な事業が予定されているが、食に関する
イベントは、
例年どおり春の
ぐるめらんどと秋の食博しか予定されていない。姫路の
地元食材や地酒を楽しめる
イベントを既存のものしか実施しないのはもったいない。
他の
イベントに合わせて姫路の食をPRしたり、夏や冬に食を体験できるようなものを
飲食店に協力を仰ぎながら企画してもらいたいと思うがどうか。
◎答
食博に一部夜間営業する取組があるが、食に関しては、今ある
飲食店に行ってもらいたいという思いがあり、既存の
イベントになっている。
商店街や
便益施設等に連携の依頼をしているので、
DMOとともに地域にお金が落ちて経済が回るようにしていきたい。
◆要望
夜は
飲食店に回遊してもらうのが大事だが、昼間に
観光客が楽しめる
イベントがあると盛り上がると思う。ぜひ検討してもらいたい。
◆問
30周年
記念事業は、既にいろいろな
イベントが提示されており、華やかな1年になると期待しているが、
イベントはまだ増える
可能性もあるのか。
◎答
検討中のものがある。また、
民間事業者にも募集しており、その中で食に関する
イベントが出てくるのではないかと期待している。
決まり次第、報告したい。