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開催日:2011-02-10 平成23年大都市税財政制度確立委員会 本文
開催日:2011-02-10 平成23年大都市税財政制度確立委員会 協議事項・名簿

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  1. 神戸市議会 2011-02-10
    開催日:2011-02-10 平成23年大都市税財政制度確立委員会 本文


    取得元: 神戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-24
    本文へ移動 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   (午前10時1分開会) ◯委員長田路裕規) ただいまから大都市税財政制度確立委員会を開会いたします。  本日は,当局から報告を聴取するためにお集まりいただいた次第でございます。  なお,林委員からは届け出がありませんが,まだお見えになっておりませんので,ご了承願います。  初めに,本日の委員会の模様を事務局記録用に写真撮影いたしますから,ご了承を願います。  次に,委員の定席についてでありますが,会派順の変更に伴い,お手元に配付しております座席表のとおりに変更いたしますので,ご了承願います。  次に,私からご報告いたします。  昨年11月15日から25日にかけまして,指定都市共同大都市財源の拡充並びに税制改正について党派別要望運動が実施され,この後,当局から報告がありますように,厳しい状況の中,国において一定措置がとられることとなりました。この場をおかりいたしまして,委員各位のご協力に改めて厚くお礼を申し上げます。 (行財政局) 2 ◯委員長田路裕規) それでは,これより審査に入ります。  報告1件について,当局報告を求めます。局長,着席されたままで結構でございます。 3 ◯玉田行財政局長 では,座らせていただきます。  それでは,平成23年度大都市税財政に関する要望に対する措置状況につきまして,ご説明申し上げます。  初めに,委員長はじめ委員先生方におかれましては,党派別要望など,幅広い要望活動を行っていただきまして,厚くお礼を申し上げます。  それでは,要望に対する措置状況をお手元資料に基づいて,順次ご説明させていただきます。  資料の1ページをごらんいただきたいと思います。  まず,1国庫補助負担金改革についてでございますが,国と地方役割分担を明確にした上で,地方が担うべき分野については国庫補助負担金を廃止し,所要額を全額税源移譲すること,また一括交付金税源移譲までの経過措置とすることなどを要望してまいりました。  右側の結果の概要をごらんください。  昨年6月に閣議決定されました地域主権戦略大綱に基づき,ひもつき交付金を段階的に廃止し,地域自由裁量を拡大するための地域自主戦略交付金が創設されることとなりました。平成23年度は第一段階として,都道府県分を対象に投資関係補助金の一部の一括交付金化が実施される予定となっております。
     次に,2国直轄事業負担金の廃止についてでございますが,国と地方役割分担の見直しを行った上で,国が行うこととされた国直轄事業については,地方負担を早期に廃止することなどを要望してまいりました。その結果,経過措置として,平成22年度限りとされていた維持管理に係る直轄事業負担金は全廃されることとなりました。  続きまして,3地方交付税改革等についてでございますが,地域社会に必要不可欠な一定水準行政サービスを提供するための地方固有財源である地方交付税総額を確保することなどを要望してまいりました。  その結果,平成23年度の地方財政計画では,地方交付税について,別枠加算地域活性化雇用等対策費が創設されたことなどから,前年度比4,799億円増の17兆3,734億円と増額が確保されました。また,一般財源総額では,地方税収企業収益改善等により約8,900億円,地方交付税が約4,800億円,それぞれ増加する一方で,地方財源不足額の縮小により臨時財政対策債が約1兆5,500億円減少したこと等により,前年度比約900億円増の59兆4,990億円が計上されたことで,ほぼ前年並みの一般財源が確保されました。  以上で,国の要望に対する措置状況について説明を終わらせていただきます。大都市税財政を取り巻く状況は依然として厳しく,各都市共通の諸問題の解決は大きな課題でありますので,今後とも大都市税財政制度確立委員会先生方のご尽力をお願い申し上げます。  以上でございます。 4 ◯委員長田路裕規) 当局報告は終わりました。  ただいまの報告について,ご質疑はございませんか。  (「なし」の声あり) 5 ◯委員長田路裕規) 次に,この際,本委員会に係る当局事務事業について,ご質疑はございませんか。 6 ◯理事梅田幸広) これは,常任委員会とも絡むかもわかりませんが,今,国の方で予算を決めておりますけど,俗に言うすったもんだのあげく,もし子ども手当などが野党の反対であかんわと言われた場合,そして県・市協調でやっている事業もありますわね。例えば,老人会の医療の手当とか,特にこの予算時期になると,大都市のこういう関係で国に申し込むと同時に,例えば,仮の話はあかんのですけど,国の方がすったもんだ言うてあかんようになった場合に,神戸市として,早い話が子ども手当がだめになったら,どのような対策を──常任委員会に聞くべきだと思いますが,この大都市の問題も絡んでいると思いますので──局長,その辺の考えをちょっとお願いしたいと思います。 7 ◯玉田行財政局長 子ども手当につきましては,国の方でいろいろ議論がされてまいりました。昨年からの経緯もございます。これについては,以前から少し前に,指定都市の中でも,神戸市長が会長をしておりますので,いろんな話し合いがなされたようでございますが,予算計上の仕方については,各都市がそれぞれいろんな意見をお持ちだということでございますけれども,市民の方がお困りにならないような支給をするという準備,そういう形ができるような形で予算を組んでいこうということについては一致したというふうに伺っております。当然,我々,神戸市もそういう形で今回考えておりますので,少なくとも──もちろん今後の国会でのいろんな議論を十分に見守る必要があろうかと思いますが──去年に引き続き対応ができるような形で,措置計上は考えてきております。  以上です。 8 ◯理事梅田幸広) 先ほど局長の言われた答弁によりますと,我々は,俗に言う今の時期ですから,老人会とかいろいろ行きましたら,県なんかでも予算を削られるのに神戸市はどないやねんと,非常に皆さん心配されとってんですね。具体的な話を聞きますと,神戸市としては大丈夫やと思うでとしか,今の状態では市民の皆さんに言えないので,実際に,今局長答弁を聞きますと,一応安心やなというイメージは受けたんやけどね。もし仮にそういう事態であっても,一応,神戸市は昔からの児童手当の分とか持っている分で,今年度というか23年度は安心ですと言うてもええわけやね。そこをはっきりと教えてください。 9 ◯玉田行財政局長 済みません。本来,予算の方のことでございまして,まだ解禁,ちょっと来ておりませんので抑えまして,具体的には言いにくいわけですけれども,ご安心いただけるようにと準備をしてきたつもりでございます。 10 ◯委員長田路裕規) 他にございませんか。 11 ◯委員たけしげ栄二) 子ども手当について,自民党政権時も児童手当というのがあって,それが組まれておるんだろうと思うんですけれど,各都市子ども手当というのは,民主党が言うて,国が全部出すというものを地方に振ってきたということについて,各都市は,もう我々は出せないという都市も出ていますね。こういうことについて,神戸市はどう考えるのか。出せないという都市はどの辺ほどあるのか,わかっておったら教えてください。 12 ◯玉田行財政局長 済みません。ちょっと具体的にどの都市がというのは把握はしておりません。関東の方で幾つかそういう財源全額国がすべきだということで,いろいろご発言をされておられる方もいらっしゃると思いますので。ただ,全体としてはわかりませんけれども,先ほど言いましたように,指定都市としては,少なくとも国に対するどうこうとは別に,市民の方が困らないようにすべきだという意見でまとまったということです。そうですね,去年の形もそうですけれども,もともとの児童手当の上に,子ども手当が入っているということですから,児童手当の分については,地方負担があるという形になっておるわけでございます。それはことしも同じ形です。 13 ◯委員たけしげ栄二) 児童手当があるから,国から言うてきても,それで対応できるということやな,神戸市の場合は。もともと児童手当を前に組んでおったやつがあるから,国から負担してくれと言われても,それに対応できるから神戸市はいけるということやね。 14 ◯玉田行財政局長 財源は別にしまして,歳出額としては,当然今回予定されているものについて対応していこうとしておりますので,当然,支給はできるということです。 15 ◯委員長田路裕規) 他にございませんか。  (「なし」の声あり) 16 ◯委員長田路裕規) 他に発言がなければ,本日の審査はこの程度にとどめたいと存じます。  当局,どうもご苦労さまでした。 17 ◯委員長田路裕規) 本日,ご協議いただく事項は以上であります。  本日は,これをもって閉会いたします。   (午前10時14分閉会) 神戸会事務局 Copyright (c) Kobe City Assembly, All Rights Reserved. No reproduction or republication without written permission. ↑ ページの先頭へ...