ツイート シェア
  1. 神戸市議会 2010-07-06
    開催日:2010-07-06 平成22年港湾交通委員会 本文


    取得元: 神戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-09-06
    本文へ移動 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   (午前10時2分開会) ◯委員長(むらの誠一) おはようございます。ただいまから港湾交通委員会を開会いたします。  本日は,常任委員長会議において確認されました委員会運営方針の提示と所管局の事業概要説明及び報告の聴取等のため,お集まりいただいた次第であります。  最初に,委員各位の座席についてでありますが,正副委員長で相談の結果,お手元に配付いたしております定席表のとおりといたしましたので,ご了承願います。  次に,写真撮影についてお諮りいたします。  自由民主党さんから,本委員会の模様を写真撮影したい旨の申し出がありますので,許可いたしたいと存じますが,ご異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり) 2 ◯委員長(むらの誠一) ご異議がありませんので,許可することに決定いたしました。  次に,交通局の市バス営業所に係る不明金問題について,当委員会として真相究明に向けて積極的に取り組んでいく必要がある旨,前委員長から申し送りがありましたので,ご報告申し上げます。  次に,本日の予定でございますが,お手元に配付しておりますとおり,委員会終了後,神戸ポートタワー並びに市バス中央営業所及び石屋川営業所を実地視察することといたしております。予定といたしましては,13時に市役所を出発したいと考えておりますので,委員各位のご協力をよろしくお願いいたします。 3 ◯委員長(むらの誠一) それでは,協議事項によりまして,まず,委員会運営についてであります。  本件につきましては,去る6月24日の常任委員長会議において協議いたしました結果,お手元に配付いたしております内容の運営方針が確認されましたので,この運営方針に基づき委員会を運営してまいりたいと存じます。  それでは,これより各局の審査を行います。  委員各位におかれましては,みなと総局が入室するまでしばらく自席にてお待ち願います。 (みなと総局) 4 ◯委員長(むらの誠一) これよりみなと総局関係の審査を行います。  それでは,事業概要について当局の説明を求めます。  局長,着席されたままで結構です。
    5 ◯岡口みなと総局長 おはようございます。みなと総局長の岡口でございます。委員各位におかれましては,平素より,みなと総局の事業に対しまして,ご理解・ご支援を賜り,まことにありがとうございます。今後ともご指導賜りますよう,何とぞよろしくお願いいたします。  それでは,座って説明させていただきます。  平成22年度みなと総局の事業概要につきましてご説明申し上げます。  お手元の平成22年度事業概要の1枚目,「はじめに」をお開きください。  一昨年秋以降,世界的な景気の後退により,国内経済は輸出入の不振,企業の設備投資・生産の減退,住宅着工戸数の減少,個人消費の落ち込みなど,全国的に低迷し,厳しい経済環境が続いております。ただ,国内景気は厳しい状況にあるものの,一部に持ち直しの動きが見られ,今後,景気回復期に向けて,官民一体となって厳しい状況の克服に向けた取り組みを進める必要があります。  みなと総局では,ポートセールスやエアポートセールス,企業誘致の一層の推進に積極的な取り組みを行っており,神戸港の港勢の維持・回復・拡大,産業団地・住宅団地の分譲の推進,神戸空港の管理・活用を積極的に推進してまいります。このため,みなと総局では,物流や人流の交流拠点として,時代に対応した港の活用を図る港湾事業,市民生活の安全・安心を確保する海岸事業,活力と魅力ある神戸づくりに不可欠な都市基盤である神戸空港の運営等を行う空港整備事業,市民生活の向上,雇用の確保と経済基盤の強化を図るため,産業用地や住宅宅地の供給を行う新都市整備事業の4つの事業に取り組んでまいります。  1ページをお開きください。  みなと総局の組織でございます。  みなと総局は,経営企画部,みなと振興部,空港整備室,技術部,神戸港管理事務所,神戸空港管理事務所の364名をもって構成しております。  17ページをお開きください。  主要事業の概要でございます。  まず,魅力あふれる元気なまちづくりのための総合的な取り組みにつきましてご説明申し上げます。  初めに,神戸経済活性化のための新たな誘致の推進でございますが,神戸空港の開港などにより神戸の投資環境が大きく向上する中,平成17年度より市長をトップとする企業誘致チーム,神戸エンタープライズプロモーションビューローを創設し,企業誘致体制を強化するとともに,企業誘致,ポートセールスの推進及びエアポートセールスの推進に一体的に取り組んでおります。  企業誘致の推進につきましては,神戸空港の開港により,海・空・陸の交通の拠点として利便性の高い立地条件を備えたビジネスの好適地であるポートアイランド第2期や神戸空港島,神戸複合産業団地等への企業誘致を推進してまいります。  平成17年度から19年度までの期間限定で,分譲価格の割引や良好な産業団地の形成を促進する分譲促進制度を導入し,企業誘致を積極的に展開いたしました結果,各産業団地で企業進出,雇用創出が図られました。  また,平成20年度からは,新たに進出支援制度を導入するとともに,神戸エンタープライズゾーン条例の期限を平成22年度まで延長しており,平成22年度は新たな視点で民間事業者,民間人材のすぐれたノウハウのさらなる活用を図る企業誘致戦略強化事業に取り組み,情報収集・分析・企画力を強化し,企業誘致の推進を行ってまいります。  18ページに参りまして,ポートセールスの推進についてでございますが,現在,神戸港の港勢は,震災の影響に加えて物流構造の変化や国内外の港間競争の激化,世界的な景気の悪化による輸出市場の急激な収縮など,極めて厳しい状況に置かれております。こうした中で,神戸港の港勢の維持・回復・拡大を図るため,民間人材を活用したポートセールスチームを中心に民間事業者と一体となり,貨物・船社・航路の誘致活動を行うとともに,基幹航路の維持・拡大を図るため,瀬戸内・九州をはじめ,内陸部,日本海側など,広域からの貨物を戦略的に集荷し,国内ハブ港としての機能強化を図ってまいります。  また,上海事務所と連携した中国貨物の誘致に取り組むとともに,貨物量の増加につながる企業誘致にも努め,開港150周年に当たる平成30年には,コンテナ取扱個数300万TEUを目標として取り組んでまいります。  エアポートセールスの推進につきましては,神戸空港の利用促進を図るとともに,航空機利用者の利便向上のための機能充実及び増便,新規路線の就航,機材の大型化に向けて,航空会社及び関係機関等との協議を精力的に行ってまいります。  なお,19ページから22ページには,これまでに実施しております企業誘致の促進策と企業誘致などの平成21年度の状況をまとめておりますので,ご参照ください。  23ページをお開きください。  神戸空港事業の推進でございます。  神戸空港は,開港から5年目を迎え,旅客数が累計で1,100万人を超えるなど,神戸都市圏の新たな玄関口として定着してきました。日本航空が5月末で撤退しましたが,現在,全日本空輸,スカイマーク,天草エアラインの3社が,札幌,東京,沖縄など5路線を就航しております。  先日,スカイマークが9月から茨城線を運休することを発表されましたが,搭乗率が高い路線でもあり,茨城県とともに,ぜひとも運航を継続いただけるよう取り組んでまいります。  また,スカイマークは今月より新千歳・旭川線を2便に増便して運航を開始するほか,9月1日から鹿児島線3便を就航する予定であり,さらに10月に熊本線3便,12月に長崎線2便を就航していただくこととなっております。また,全日本空輸も4月より全路線において機材を一部大型化していただいております。6月の旅客数を前年度と比較した場合,日本航空の旅客数の減は,全日本空輸とスカイマークにより,一定程度カバーされているのではないかと考えております。  今後,九州方面を中心に新たな就航先が加わることから,就航都市との連携を強め,全力を挙げて利用促進に取り組むとともに,航空会社に対し,増便,新規路線の就航,機材の大型化を働きかけてまいります。  また,関西3空港の最適運用を図るためにも,神戸空港の能力を最大限に活用することが重要であり,5月末にも国土交通省に要望しましたが,神戸空港の機能充実,規制緩和の実現,特に運用時間の延長と発着枠の拡大について力を入れて取り組んでまいります。  空港島造成事業につきましては,道路等の基盤設備の整備や埋立事業を進めてまいります。  空港管理事業につきましては,空港施設の維持管理,バードストライク等の防止対策など,引き続き,安全で適正な空港運営に努めてまいります。  空港関連事業につきましては,神戸空港ターミナル株式会社に対し,ターミナル用地等の使用許可を行います。  今後も神戸空港が利用者にとってより一層利便性の高い空港となるよう努めてまいります。  26ページをお開きください。  ポートアイランド事業の推進でございます。  ポートアイランド第2期につきましては,国際化・情報化など新たな時代のニーズに対応した港湾施設の整備や港湾物流機能用地,既存産業の振興や高度先端産業の集積のほか,神戸医療産業都市構想や次世代スーパーコンピューター施設の立地など,各種プロジェクトを核としたまちづくりを進めるとともに,ポートアイランドや神戸空港と連携する一体的な都市空間の形成を目指しております。  平成22年度は,PC-18東面岸壁の泊地及び航路・泊地のしゅんせつなどの国直轄事業を進めるほか,島内道路などの基盤整備を進めてまいります。  また,企業の進出状況につきましては,平成22年4月現在で207社が進出しており,そのうち184社が操業を開始しております。  さらに企業誘致を加速させるため,期限を3年間延長した神戸エンタープライズゾーン条例や平成20年度から新たに導入した進出支援制度を活用するとともに,経済波及効果を重視しつつ,企業の社会貢献にも着目し,より魅力的な産業団地の形成を図ってまいります。また,港湾関連用地においては,海上貨物増加につながる企業誘致に取り組んでまいります。  29ページをお開きください。  ポートアイランドでございます。  PC-1から5におきましては,コンテナバースから都市機能も含めた利用が可能な用途に転換することとし,人でにぎわう都市型ウオーターフロント空間を創出するため,平成15年度より順次事業化を進めてまいりました結果,平成19年4月には,地域に開かれた神戸学院大学,兵庫医療大学,神戸夙川学院大学の3大学が開校し,水際線にはポーアイしおさい公園を整備しました。  31ページをお開きください。  港湾事業の概要でございます。  港湾管理者の業務につきましては,港湾施設の建設及びこれらの施設を良好な状態に維持すること,港湾施設を管理運営し有効利用を図ること,船員及び港湾労働者のための福利厚生施設を設置・管理することなどで,これらを円滑に行うため,神戸税関,近畿財務局,近畿地方整備局,神戸運輸監理部,神戸海上保安部,神戸検疫所などの関係行政機関と相互に協力して業務を行っております。  32ページと33ページには,港湾施設の管理運営,港務サービスの提供を,また34ページと35ページには,神戸港の施設概要をまとめておりますので,ご参照ください。  36ページをお開きください。  活力とにぎわいのある港を目指す取り組みでございます。  平成17年2月に策定いたしましたおおむね10年後の神戸港が目指すべき姿を示すみなと神戸-いきいきプランに基づき,神戸港の目指すべき姿として,活力とにぎわいのある世界から人・物が集まる生き生きとした港神戸の実現に向けた取り組みを進めていくこととしております。  37ページに参りまして,都心ウオーターフロントの活性化でございますが,ハーバーランドから新港第1突堤に至る中突堤周辺地区は,市街地に最も近接したウオーターフロントであり,また経済・文化交流面において非常に高いポテンシャルを有する地区であることから,海と船に親しめる都心ウオーターフロントの創造を基本テーマとして,ハーバーランドからメリケンパークまでを潤いとにぎわいのある親水空間にする取り組みを進めております。  平成22年度は,まず,港神戸のシンボルである神戸ポートタワーが4月にリニューアルオープンし,さらに新港第1突堤において神戸プラージュとして仮設ビーチの整備やイベントを開催し,さらに市民や観光客に親しまれる港づくりを進めてまいります。  次に,客船誘致の促進でございますが,クルーズ客船等の寄港を促進し,都心ウオーターフロントの活性化及び市民に親しまれる港づくりを進めるため,平成22年度は,神戸港を玄関口とする瀬戸内海クルーズの誘致に取り組むとともに,市内滞在型の観光を促進し,客船の停泊時間の長期化を図るため,乗船客の市内観光用バスへの運行助成などを行ってまいります。  次に,内航フェリー活性化でございます。  高速道路料金の大幅割引の影響により,利用者が減少している内航フェリーにつきまして,昨年度より引き続き神戸市と神戸港埠頭公社の支援により,利用者拡大につながるフェリーPRや活性化に取り組んでまいります。  38ページに参りまして,次に,兵庫運河の活性化でございますが,浜山小学校北側の旧貯木場では,レガッタなどの水上スポーツや地域イベントの場として,運河水面の新たな活用が始まっており,平成20年1月に,兵庫運河が国の運河の魅力再発見プロジェクトに認定されたことを契機に,学識経験者・地域・行政で構成する地域協議会を設立し,兵庫運河の活性化について検討を行ってまいりました。  平成22年度は,地域の個性を生かした水辺のにぎわい空間づくりや回遊性の向上などのため,プロムナードの整備などを行い,運河を核とした魅力ある地域づくりを進めてまいります。  次に,港湾施設の保安対策でございますが,SOLAS条約の改正を受けて国際船舶・港湾保安法が平成16年7月に施行されたことに伴い,神戸港ではフェンス・カメラ等を設置し,埠頭の保安を強化しております。  次に,国際コンテナ戦略港湾でございますが,阪神港が国際コンテナ戦略港湾に選定されるよう,さまざまな取り組みを進めてまいります。特に基幹航路維持・強化のための戦略につきましては,国際基幹航路と,それにつながる西日本における充実した内航フィーダー網を生かし,瀬戸内・九州地方だけでなく,北陸地方,山陰・中国地方の日本海側などの広域から阪神港への貨物の集荷に取り組んでまいります。  また,昨年度の補正予算により,ポートアイランド第2期のPC-14から17の岸壁増深や耐震化の整備を進めておりますが,既存コンテナバースの再編を通じたメガターミナルの形成を進めるために,PC-14から17を3連続大水深バースとして,今年度末を目標に再整備を行い,国内初となる4バース一体運用の推進を図ってまいります。  さらに,神戸港埠頭公社を平成23年4月には,株式会社化することとしており,民間の視点に立った戦略的な港湾経営を進めてまいります。  阪神港が国際コンテナ戦略港湾に選定されるよう,今後ともハブ機能強化に向けた集荷対策を強化するなど,これらの取り組みを推進してまいります。  40ページをお開きください。  海上アクセス航路事業の推進でございます。  神戸-関空ベイ・シャトルは,関西国際空港と神戸空港を最短で結ぶ非常に利便性の高い公共交通機関として,開業以来,着実に乗船客数はふえております。国際都市神戸の発展に必要不可欠の都市装置であり,船舶に係る固定費に対する補助などを行うとともに,利用促進のためのPR活動を積極的に行ってまいります。  41ページに参りまして,神戸港の各地区施設の概要でございます。  まず,東部臨海部地区でございます。  東部臨海部地区では,魅力ある水際交流空間を創出するとともに,当地区を港湾の防災拠点として位置づけ,水際広場であるなぎさ公園やハーバーウォーク等を整備しました。  平成18年度末には,ハーバーウォークの全延長約2.4キロの整備も完了しております。  42ページをお開きください。  中突堤周辺地区につきましては,先ほど申し上げました都心ウオーターフロントの活性化を目指して整備を進めており,中突堤西地区におきまして,平成18年2月には,遊休化していた国産1・2号上屋を文化交流施設,波止場町TEN×TENとして転活用しております。  さらに,かもめりあ西の用地につきましては,平成20年11月に新たにホテルがオープンいたしました。  44ページをお開きください。  六甲アイランド・フェニックス事業でございます。  六甲アイランドでは,コンテナバースやフェリーバースなどの港湾施設と住宅・業務・商業などの都市機能が一体となった多種機能都市づくりを進めております。また,六甲アイランド南におきましては,広域的な廃棄物処理問題の解決に貢献するため,フェニックス事業を進めており,平成13年12月から廃棄物の受け入れを行っております。  45ページに参りまして,臨港交通体系でございます。  臨港交通施設といたしましては,これまでにハーバーハイウェイや神戸港港島トンネルを整備してまいりました。平成20年度からは,神戸港港島トンネルの渋滞緩和や交通安全対策を図り,今後の港湾物流増加や企業立地による交通量の伸びに対応するため,新たに2車線の出入り口整備を進めております。平成22年度も引き続きトンネルの複線化等延伸を進めてまいります。  また,浜手幹線などの主要幹線道路と新港東ふ頭を結ぶ新港東ふ頭連絡線の整備を行い,平成18年2月に供用を開始しております。  46ページと47ページには,その他の施設の概要をまとめておりますので,ご参照ください。  48ページをごらんください。  港湾サービスの向上と市民に親しまれる港づくりでございます。  神戸港の情報化でございますが,平成11年10月に全国に先駆けて神戸港港湾管理者EDIシステムを稼働させるとともに,国が進める次世代シングルウインドーと連携してワンストップサービスを推進するなど,港湾手続の電子化を進め,利用者の利便性向上に取り組んでおります。  49ページから51ページにかけまして,神戸港のトータルコスト削減のための取り組みとして,神戸港の競争力を維持・強化し,港勢拡大を図るため,これまで実施してまいりましたさまざまなトータルコスト低減策を掲げております。  51ページをお開きください。  国際交流の促進でございます。  神戸港は,シアトル港,ロッテルダム港,天津港と姉妹港・友好港提携を結んでいるほか,中国の南京港と技術交流事業の覚書を結んでおり,今後も世界の港と交流事業を行い,神戸港のPRと国際交流を進めてまいります。  次に,市民に親しまれる港づくりでございますが,神戸港のウオーターフロントの再開発・整備を進めていくとともに,みなとこうべ海上花火大会,神戸プラージュ,練習船・巡視船の見学会などを通じて,市民が港に親しむ機会を提供してまいります。  53ページをお開きください。  神戸プラージュでございますが,イベントの概要を申し上げますと,開催期間は7月17日から8月31日で,平日は午前11時より午後10時まで,土曜・日曜・祝日におきましては午前10時より午後10時まで開催する予定です。  海と人の共生をコンセプトに,都心にありながら,海や風,砂,太陽などの自然を感じていただくイベントとなっております。  会場には,人工の砂浜エリアをはじめ,飲食店舗が集まるにぎわい通りがあり,主に週末を中心といたしまして,イベントの開催を予定しており,マリンスポーツエリアではヨットやクルーザーの体験乗船など,シップエリアでは帆船海王丸やフェリーの船内見学など,イベントエリアではヘリコプター遊覧飛行やミニSLなどを楽しんでいただこうと考えております。  その他主な事業については,52ページから54ページにかけてまとめておりますので,ご参照ください。  55ページをお開きください。  港湾労働者等の福祉の増進でございます。  港湾労働者や船舶乗組員に快適で働きやすい環境と憩いの場を提供するとともに,輸送革新に対応した教育訓練による人材づくりに対する支援等を行い,港湾労働者福祉対策の強化・充実に努めてまいります。  56ページをお開きください。  海岸事業でございます。  海岸管理者として,高潮や津波による被害から海岸を防護し,市民の生命や財産を守るとともに,安全で快適な海岸環境の整備を図っております。  須磨海岸の管理といたしましては,平成20年度から,須磨海岸を守り育てる条例を施行し,海岸法による車両乗り入れ規制などもあわせて行い,市民が安全・安心に利用できるよう,周辺環境との調和を図りながら,美しい海岸を後世に残すよう取り組みを進めてまいります。  海水浴シーズンには,汚濁防止対策としてオイルフェンスの設置やビーチクリーナー等による清掃を強化するとともに,事故防止対策として,遊泳区域の設定,監視員詰所の設置及び監視船による警戒を行ってまいります。  また,須磨海岸を守り育てる条例に関する広報等とあわせて,付近の道路混雑防止のための看板設置を行ってまいります。  57ページに参りまして,高潮対策事業でございますが,平成16年度の大規模な冠水被害を受けまして,平成22年度も引き続き新港地区や兵庫運河,苅藻島地区について胸壁等の整備を進めてまいります。  津波・高潮危機管理対策緊急事業といたしましては,津波からの防護及び円滑な避難の確保を推進するため,平成18年度からの5カ年の事業計画を策定しており,防潮鉄扉のアルミ化・電動化や水門の遠隔操作化,避難用通路の整備を進めております。
     平成22年度も引き続き水門の耐震化等を予定しております。  海岸管理事業では,約530ヘクタールの海岸保全区域及び防潮堤や防潮鉄扉などの海岸保全施設の管理を行ってまいります。  59ページをお開きください。  新都市整備事業でございます。  新都市整備事業では,従来より,住み・働き・学び・憩うという複合的な都市機能を備えたまちづくりを行い,住宅宅地の供給と経済基盤の強化を図るための産業用地の供給を計画的・継続的に実施してまいりました。  臨海部では,さきに主要事業の項目でご説明申し上げましたとおり,新たな産業の導入,雇用の創出,市街地企業の高度化の拠点としてポートアイランド第2期事業を推進するとともに,21世紀の神戸の都市基盤として空港島の埋立事業を進めてまいります。  内陸部では,安定した宅地の供給を引き続き行うため,西神住宅第2団地などの整備を行ってまいります。神戸複合産業団地では,産業構造の変化や多様化に弾力的に対応できる産業団地を目指してまいります。  60ページをお開きください。  安全・安心・快適な住宅団地の造成でございます。  西神住宅団地は,西神地域の核としてその一体性を高めるために,新しい都市機能を充実させ,快適なニュータウンの形成を目指し整備を進めております。  進捗状況でございますが,平成22年4月現在で,人口は5万1,400人でございます。中央センター地区を中心に,プレンティ,西神戸医療センターなどの西神地域の核となる施設が整備されております。  62ページをお開きください。  西神住宅第2団地では,自然と暮らしの美しい調和をテーマに,環境共生型のまちづくりを進めております。  また,団地全体に地区計画制度を導入し,良好な居住環境と多様な都市施設が調和したまちづくりを行っております。  進捗状況でございますが,平成22年4月現在で,人口は2万8,900人でございます。さらに,団地の東側に特定業務施設用地として設けられた神戸サイエンスパークでは8社が進出し,操業しております。  平成22年度は,宅地造成のほか,道路・上下水道等の整備を引き続き行ってまいります。  64ページをお開きください。  神戸研究学園都市では,神戸の知的文化の核とするため,大学をはじめとする研究・教育施設と良好な環境の住宅地を一体的に整備しております。  進捗状況でございますが,平成22年4月現在で,人口は1万8,700人でございます。また,大学相互間や大学と地域住民との交流拠点であるユニティをはじめとして市民・学生・研究者がともに憩う生活利便施設が整備されております。  66ページをお開きください。  ひよどり台第2期住宅団地では,都心近郊に位置する立地条件と団地周辺部の緑豊かな自然環境を生かして事業を進めており,平成22年4月現在で人口は900人でございます。  67ページにはその他の住宅団地をまとめておりますので,ご参照ください。  68ページをごらんください。  産業経済基盤の強化のための工業団地及び流通業務団地の建設でございます。  神戸複合産業団地は,流通系・工業系・研究開発系をあわせ持つ産業団地として整備を進めております。進出状況でございますが,平成22年4月現在で89社が進出しております。うち83社が操業しております。  平成22年度も引き続き,立地条件の優位性を生かし,より一層の企業誘致に取り組んでまいります。  70ページから71ページには,その他の産業団地,72ページには,その他の項目として,環境に優しいまちづくりについてまとめておりますので,ご参照ください。  なお,73ページ以降に,平成22年度みなと総局予算を,また81ページ以降に,参考といたしまして,平成21年における神戸港の港勢,港湾計画の概要,みなと総局の沿革,事業箇所図を掲げておりますので,ご参照ください。  以上で当局の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしくご審議のほどお願い申し上げます。 6 ◯委員長(むらの誠一) 当局の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  事業概要及びみなと総局の所管事項についてご質疑はございませんか。 7 ◯委員(あわはら富夫) 先ほどの事業概要のところで説明されたんですけれども,神戸-茨城便が運休するということで,就航から4カ月と。理由は,何かびっくりするような防衛省のどうのこうのという理由なんですけども,先ほどの説明では,茨城も含めて3者で協議をさせていただいているということなんですが,スカイマークとはどういうふうな内容の協議がなされているのか,現段階の状況を明らかにできる範囲でお願いしたいと思います。 8 ◯岡口みなと総局長 スカイマークからは,プレス発表の当日でございますが,6月24日に,茨城空港におけるダイヤの設定に関しまして自衛隊との調整が難航しており,神戸-茨城線の休止を考えているという連絡があったところでございます。私どもといたしましては,早速詳細の説明を求めるとともに,休止にならないよう再考をお願いすべく,その翌日にはスカイマークにお伺いし,その状況説明と休止の再考をお願いしたという状況になってございます。  冒頭申し上げましたとおり,今回の休止につきましては,茨城空港におけます自衛隊との民間共有のスキームが問題点ということでございまして,そのスキームが見直されるまで運休させていただくというようなご説明でございましたが,既に──特に茨城県では休航につきまして,その考え方を撤回されますよう,強く自衛隊,防衛省側に申し入れられているところでございまして,直近の6月30日の茨城県知事の会見では,1点目は茨城県副知事がスカイマークの社長と直接面談の上で,スカイマークにその思いをお話しし,またお聞きするとともに,運航継続について強く要望されたということ,また百里基地ともお話をされ,百里基地側からは,民航機との運航調整については今後改善できる見込みであるということ,また,できる限り民航機との共存を図っていくということ,さらにはスカイマークの今後の増便に対しても基地として歓迎するというお話が百里基地側からあったというようなことが会見でお話しされております。加えまして,茨城県知事といたしましては,その具体的な解決を目指し,誠意を尽くせば解決策はあるというような発言をされておるところでございます。私どもといたしましては,引き続き茨城県とも協調いたしまして,スカイマークにつきまして,運航継続について,ぜひとも解決していただけますよう強く要望していきたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 9 ◯委員(あわはら富夫) 今,状況は大体わかったんですけども,ちょっとこれ,スカイマークの場合に前々から少し疑問に感じているんですけれども,スカイマーク社がどうのこうのというんじゃないんですが,公共交通という観点で考えると,例えば4カ月やって休止するとか,前も福岡便でしたかね,飛ばしてすぐ中止と。今回も神戸空港の関係で言えば,先ほどの事業概要の中にも,7月から新千歳便を1便ふやすだとか,それから鹿児島便が9月からですか,3便だとか,一定のスカイマークにある意味では日航が撤退した部分を肩がわりしていただいていると。ところが,そのスカイマークという会社がどうも公共交通という──守っていくんだってみたいな視点がですね,それよりも企業利益ということを完全に優先するというふうな体質が非常に強く出ているんじゃないかなと思うんですが,その辺,局長として,スカイマークと話し合いをしていて,どうもその辺の自覚が非常に薄いんじゃないかと。そうなると,また熊本便だとか鹿児島便で,そしたら何かやめましょうかというのがまたぽっと出てきてしまうと。それにこちらの方が振り回されてしまうということにならないのかね,その辺は,スカイマーク社とはどんな話になっているのか,ちょっとお聞かせ──この間,ずっとそういう状態が何回かあったと思うんですよね。安全性の問題がどうのこうのというんじゃなくて,いわゆる利益ということと,いわゆる利用者としての公共交通としての意味というのはあるわけですから,そことをどういうふうに考えておるのかね,その辺の議論をされたことがあるのかどうなのか,ちょっとお聞かせください。 10 ◯岡口みなと総局長 少し重ねて申し上げることになるかもわかりませんが,このたびの自衛隊との共用空港につきましては,実はスカイマークはもう既に就航しております自衛隊と──共用空港,千歳,那覇の経験がございますところから,このたびの百里基地におけますダイヤ変更,こういうことを指示されるということにつきましては想定していなかったというようなお話は聞いておるところでございます。  先ほどの答弁のところでも申し上げたらよかったかなと思いますけれども,このたびの神戸-茨城線のダイヤ変更は,この神戸-茨城線にとどまりませず,そこで変更が出ますと後続の運航体制にも大きく影響すると──機材の関係から,後続の運航体制にも大きく影響するというところから,私はむしろそういった公共交通体制としての責任感から,やむを得ず,こういうふうな判断を一たんされたのではないかというふうに理解をしているところでございます。  なお,福岡便につきましては,当初運航していただきましたけれども,4月から茨城線を優先するということで,機材繰りの関係から,やむを得ず一たん運休というふうにお聞きしておるところでございまして,この福岡便につきましても今後,増機計画の中で早急に再開していただけるよう要望しており,また,そういった計画も詰めていただいておるものと私は考えておるところでございます。  いずれにいたしましても,スカイマークは国からも第3のエアラインと認められております,神戸にとっては大切なパートナーでございますので,そういった点についても十分踏まえていただきながら,神戸空港での着実な就航を実現していきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 11 ◯委員(あわはら富夫) ちょっと何か局長の答弁を聞いていたら,少し甘いんではないかなという──今言われたようにね──そうだったらですよ,例えば神戸市に対してね,自衛隊とこういう状況になってるんだというようなことで,例えば休止等についても今検討しているんだけれども,どうのこうのという相談がね,ぱっと新聞に出る前に,少なくとも例えば神戸市なり茨城県にそういう話があってもいいんじゃないかなと。  いろんな記事を読んでると,神戸市の皆さんの方も寝耳に水だというふうなことが──これ,繰り返されてるわけでしょう。そしたら,本当の意味で公共交通を守るということであれば,こうこうこういう今事情になってると,公共交通としてのやっぱり利便を我々としては確保したいと,だからいろんな検討をしてるんだけれども,神戸市も協力してくれと,茨城も協力してくれとか,そういう話があってもいいと思うんですよ。ところが,突然ぱっと発表されて,こちらの方がびっくりすると,それを聞いてというふうなことがこの間相次いでるんじゃないですかと。  局長は非常に擁護をして言われますけれども,スカイマークという会社はけしからんと言ってるんじゃないですよ。公共交通としての立場をちゃんとやっぱり堅持をしてもらわないといけないし,そのためには,苦労をしている例えば神戸市だとか,茨城県に対して,少なくともそういう説明がきちっと事前にあってもいいんじゃないかなと,そういうことについては,皆さんはどういうふうに感じられているのかなということです。 12 ◯岡口みなと総局長 確かに,このたびの茨城線については過去になく唐突であったというふうなことは私も感じておりまして,聞いたときは,むっとした部分もございましたけれども,ただ後で聞いてみますと,やはり,かなり想定外の,スカイマークにとっても突然のいわゆる要請であり,また判断であったということも事実のようでございます。また,そういった話が急に入ってからも,ぎりぎりまでそういうふうな議論は続けられ,そのプレス当日に連絡があったということでございますので,この連絡自体は唐突であったのは事実でございますけれども,先ほども申し上げましたとおり,後続の運航体制にも大きな影響があるというところから,公共交通としての役割を果たすべきスカイマークとしては,やむを得ずの判断ではなかったかなというふうに理解をしておるところでございます。  今後とも,スカイマークとは常日ごろ連絡をとり,より密な信頼関係をつくることによりまして,就航の増はもちろんのこと,市民の交通機関としての役割を果たしていただけるよう努めていきたいと考えてございます。  以上でございます。 13 ◯委員(あわはら富夫) もうこれ以上質問しませんけど,スカイマークの場合に,その安全性の問題という議論も前あったんですけれども,ただね,非常にみずからの会社の利益──それは当然,あの会社の場合には,たくさんの投資家を集めて成り立っている会社ですから,どうやって利益を担保していくかということをやらないと,会社としての維持もなかなか難しいという,そういう背景があの会社の中にはあるというのはよく知ってるんですけれども,それだからこそ,逆に言えば,公共性という公共交通の一端を担っているんだという自覚については,むしろ自治体側がきちっとやっぱり監視していかないといかんのと違うかなというふうに思いますので,局長の答弁を聞くと,ちょっとやっぱり甘いような気がしてね。少なくとも,やっぱりそれをきちっと監視していくという視点がないといかんの違うかなということだけ,ちょっと言っておきたいと思います。 14 ◯委員長(むらの誠一) 他にございませんか。 15 ◯委員(松本のり子) 1点お聞きしたいんですが,事業概要の18ページのポートセールスの推進で,西日本のハブ機能のさらなる強化に向けて取り組むというところで,本当にこれで神戸港も頑張らなきゃいけないなと思っているんですが,この間ちょっと見てましたら,舞鶴港だとか境港港だとか水島港だとかが,何かここ2~3年,どんどんコンテナの取扱量がふえてきてるいうことは,神戸港のこれまで来てた荷物が減ってきてるのか,それとも,そこが何か発展してきて直接釜山からの船でやってきているのか,とにかく神戸港の西日本のハブ港を頑張ってやっていくためには,そういった港が──今,荷物が逃げてるような,ちょっと何か記事を見てたらそういう気がして,これについて,境港とか水島とか北九ですか,あと舞鶴なんかの荷物をまたこちらの方に向けるには,どういうふうな取り組みを今ね,今後考えておられるのか。  その1つに,2~3年前,モーダルシフト──国の助成ですよね,あれなんかも,とってもいい取り組みだなと思ってたら,国からの助成金がなくなったんですよね。なくなった途端に何か荷物も減ってるような気もするんですけれども,その辺で,またモーダルシフトなんかするときの助成金が国の方としてはどういうふうに──要望はされていると思うんですけれども,その助成金というのはまた復活するのか,ちょっとその辺を教えていただけたらなと思います。 16 ◯岡口みなと総局長 西日本の貨物につきましては,基本的な厳しい状況の原因は15年前の震災でございます。その震災によりまして,残念ながら,神戸港の貨物が他港に逃げました。こういった装置産業は,一たん逃げるとなかなか帰ってこない。まず1つ,それがございます。したがいまして,その取り返しということについて,簡単にはいかないという状況がございます。  そういった中で,加えまして,西日本の瀬戸内,それから四国,九州の各地方港におきましては,韓国フィーダーで釜山もしくは高雄等へその貨物を輸送され,そこから基幹航路に移しかえられると,こういうふうないわゆる海外フィーダーが同時に進んでおると,そういうことから,今ご指摘の状況が起こってるということでございます。さまざまな統計がございますが,一説には,西日本から釜山,高雄等へ,今申し上げました海外フィーダーしている貨物が100万TEUあるんじゃないかというふうに言われておるところでございます。  事業概要の説明でもご説明いたしました国際戦略港湾,阪神港が選定されるための最重要施策の1つは,この西日本から釜山等へ海外フィーダーされている貨物の奪還にございます。そのための1つの施策といたしましては,お話にありましたモーダルシフトについては,今年度も従来よりもインセンティブを,その額を増加いたしまして取り組んでおります結果,おかげさまで,その取扱量は順調にふえておるところでございます。  また,国におかれましては,3年間の時限措置ではございますが,モデルケースといたしまして,九州等から瀬戸内をラウンドいたしまして神戸港に内航フィーダーで貨物を集め,そこから積みかえて基幹航路に乗せるというふうな事業,それに対して国の補助があるわけでございますけども,それも順調に推移しております。もともと神戸港は,ある程度のコスト差を克服することができれば,その海事能力は釜山,高雄等に決して負けるものではないというふうに思ってございます。  そういったことから,戦略港湾の中でも,この内航フィーダーの奪還に向けたさまざまなインセンティブ,そのための政策と財源措置につきまして,その戦略と国への要望を掲載しているところでございます。まずは,戦略港湾に何としても選定され,その上で内航フィーダー等によります神戸港への貨物の奪還につきまして,ぜひとも国策としてのご支援をいただき,できるだけ早く,この100万TEUを取り返していきたいと考えてございますので,ご支援をお願いしたいというふうに思います。 17 ◯委員(松本のり子) 局長の言うことは,何かすっとわかるんですけれども,でも何かどこかでちょっと待てよと感じるところがあるんですけど,スーパー中枢港湾に認定されたら,そういうのは本当に奪還できるんですかね。私,その辺がもうひとつよくわからないんですけど。 18 ◯岡口みなと総局長 実は,この西日本からの海外フィーダーの奪還は,仮にこういった戦略港湾という構想がなくても,神戸港としては必要不可欠の戦略であるというふうに私どもは考えてきたところでございまして,既に港湾事業者もしくは船会社と突っ込んだ取り組みを行いまして,非常に厳しいこの港湾状況の中でそういった取り戻しをしようということで,業界も含めた神戸港挙げての取り組みを開始しつつあったところでございます。そういった中で,昨年,新政権によります戦略港湾が打ち出され,私どもとしては,これを絶好の機会ととらまえまして,何としても国策としての取り組みを行っていただくことにより,この奪還をしたいと考えてございまして,これが私どものもくろみどおり,計画どおり進めば,決して取り返すことのできないものではない,これはもう神戸港の命運をかけた取り組みでございますので,何としても取り返したいと考えておるところでございます。  以上です。 19 ◯委員(山田哲郎) ポートセールス,エアポートセールスで頑張っておられるんですけれども,なかなかアナウンスというのが余り目立たないんですね。特に大事なことは,神戸港とか神戸空港という,かけがえのない財産をいかに活用していくことが大事なんですけれども,特に利用者の視点ですね,例えばポートセールスでしたら荷主企業,空港でしたら当然利用者,そういう人たちと一体となったアナウンスをもっとしっかりとしないといけないんじゃないかと。関西経済界の著名人という人が,わけのわからない不見識に神戸空港不要論とかおっしゃってると,これは黙っていては市民も迷うんではないかと。だから,もう少し,そういうすばらしい財産を有して,さらにそういう利用者の利便性の向上ということに神戸市が積極的に取り組んでるんだと,国に対してもしっかり物を言うんだというような立ち位置というか,そういう発信というのをもっとしっかりしないといけないんじゃないかなというのを1つ感じるんですけど,局長はどう思っておられるのかと。  それから,住宅団地の今後の展開なんですけれども,当然,人口減少とか,それから超高齢化が進むわけですので,それなりのやっぱり住宅政策,団地政策みたいなんを持っておられると思うんですけれども,その辺のところを今後どうされていくのかと。他部署との連携とか,基本的にひとり暮らしとか高齢者とかですね,福祉施設が足らないとか,いろんな問題が出てくる。保育所も足らないという形の中で,こういうみなと総局だけじゃなくて,こういう大きな社会の構造の変化に伴う問題に対して,住宅施策をどうしていくのかということについてどのように考えているのか,この2点をちょっとお聞きしたいと思います。 20 ◯岡口みなと総局長 神戸空港,また神戸港の発信につきましては,ご指摘のとおり,これまで以上に強い発信が必要であるということを肌で感じておるところでございます。また,委員会でも折に触れご指摘いただき,さらに強化をしなきゃならないと考えておるところでございます。  空港につきましては,ことしから神戸空港のニュースを新たに発行を始めたところでございますけれども,それは1つの試みということでございます。ご案内のとおり,今年度は特にスカイマークが12月まで次々と路線を就航されます。こういったことにつきましても,きちんと市民の皆さんに利用いただけるよう,またその利便性を理解いただけるよう発信をしたいと考えてございます。  それから,さらに日本航空が撤退をいたしましたが,全日本空輸,またスカイマークである程度のいわゆる取り込みもできておるところでございますが,冒頭でも申し上げましたけれども,こういったことについても,まだ発信が足りないのかなというようなことも感じておるところでございます。  神戸空港につきましては,私は神戸空港は非常に利便性が高い,また今後も高くなっていくと考えておりますので,委員ご指摘のこの発信につきましては,まずはユーザーであります利用者に対してその発信を強くやっていくこと,加えまして,ポートアイランドの2期で展開されております医療産業もしくはスーパーコンピューター等々先端産業の集積,これはほとんどすべての企業が神戸空港があって初めて来ていただいた企業でございます。そういった神戸空港のポテンシャルの高さも含めまして,局を挙げまして発信に努めたいというふうに考えてございます。  また,神戸港につきましては,従前より荷主の方を中心としたセミナー等も開催しておるところでございますが,ことしは特に上海万博の機会をとらえまして,先日,上海セミナーも開催いたしました。また8月には,せんだって姉妹都市提携をいたしました仁川市にターゲットを当てまして,具体的にはソウルでございますけれども,ソウル近郊の荷主をターゲットといたしましたセミナーも開催する予定でございます。こういった機会もふやすことによりまして,荷主に対するセールス,発信も全力を尽くしたいというふうに考えてございます。  それから,住宅団地についてでございますが,ご指摘のとおり,住宅団地ができましてから,20年,30年というふうな時間が経過いたしまして,それぞれ団地におきまして1つ1つ特色はございますけれども,成熟化してきておるというふうに考えてございます。それに伴いまして,高齢化,少子化,またはそれに伴います必要な施設,もしくはそのまちづくりについても,時代の変化に伴うさまざまな新しいニーズ,または要望が出ておりまして,住民の皆様からもさまざまな声をいただいておるところでございます。  基本的に,こういった時代の変化に伴ったニーズにつきましては適宜対応できますよう,新都市整備事業では,いわゆる未利用地を確保いたしておりまして,そういったものに対応することとしておりますけれども,委員のご指摘のありましたとおり,全庁的には企画調整局を中心とした本部なり,また検討の場もございますけれども,そういった全庁的な議論も含めまして,こういった成熟化団地に対する時代に合った住民ニーズに合うようなまちづくりを,さらに住民の皆さんのご意見もよくお聞きしながら全庁的な取り組みを含めて取り組みたいと考えてございます。  以上でございます。 21 ◯委員(山田哲郎) 住宅団地の件ですけれども,メンテナンスということと新たな開発という形の中でですね,今,他部署とは余り連携はないわけですよね。だから,今後はやっぱりまちづくりの活性化という観点から,神戸市も人口減少,さらに進んでいくわけですから,その辺のところを反対に逆手にとって魅力あるまちづくりみたいな形の中で,保健福祉局とか建設局とか,いろんなところでそういう協議機関を設けて,いかにすべきかというのを積極的にやっていかれることが必要じゃないかと思うんだけれども,その辺のところはどうかという形をお願いしたいと。  神戸港にしても神戸空港にしてもなかなかですね,皆さん頑張っておられるんだけれども,例えば大阪府知事の橋下さんなんかがぱっと言えば,マスコミを利用して誤解を生むような発言もするという形があるので,もう少し神戸市にも,しっかりそういう利用者──空港でしたら市民,利用者ですね,それから荷主企業なんかが一体となって,もっとマスコミも活用しながら積極的に国に,また世間に訴えていくそういう仕組みとかいうアクションをやらないと,何かもう言われっ放しみたいな形の中で,すばらしい財産が何か重荷のように誤解されるような──マスコミを通じてね──その辺のところは,本当に壁を破っていくようなアクションが必要じゃないかなというのは非常に感じるんですよ。だから,国に,さらにマスコミに対しても,どんどんそういう利用者と一体となった働きかけ──市民がそんだけ言ってるんだという,利用者のために物を申すんだというのをもっとアピールしていくことが必要じゃないかと,アクションを起こしてほしいと,こう思うんですけど,もう1度,その決意を述べていただきたいと。 22 ◯岡口みなと総局長 1点目の住宅団地の連携でございますけれども,確かに,例えば個別の,少し公園のこことか,例えば保育所,それから介護施設等の施設配置という個々のものにつきましては,その都度,建設局,また保健福祉局等の関係部局と相談し調整をするということはしておるところでございますけれども,委員ご指摘のとおり,少し大きくとらまえた──こういった時代の変化に大きく対応するような,改めてそういう連携をとるための場づくりと言いますか,体制づくりにつきましては,改めて私ども,関係部局とも相談して前向きに取り組みたいというふうに考えます。  それから,発信につきましては,数々ご心配をおかけして申しわけなく思います。やはり,私どもは何といっても利用者の利便性が一番でございまして,そういった神戸空港は,そういう利用者から利便性を高く評価されているということには自信を持っておるところでございます。ご指摘のとおり,きょうはマスコミの皆さんはおられませんけれども,何とか周りの皆さんのご理解も今後,今まで以上に得られる努力をしていき,この利便性の高さ,そして神戸空港のポテンシャルの高さを精いっぱいPRしたいと考えてございますので,ご支援を賜りたいと思います。  以上でございます。 23 ◯委員(山田哲郎) 最後にしますけれども,ニュータウンも神戸市内でオールドタウン化になってきて,非常にいろんな問題が出てきていると。みなと総局が開発された大型団地も,これからそういう問題が必ず発生してくる。今から,そういうまちづくりの活性化という観点でしっかりと考えていただきたい。  市営住宅でも,第2次市営住宅マネジメント計画という形の中で策定をして取り組んでおりますけれども,これも今一体となって取り組もうとしておりますのでね,そういうマネジメント計画をみなと総局の住宅団地の中でもしっかりと考えていただきたいということを要望して終わりたいと思います。 24 ◯委員長(むらの誠一) 他にございませんか。 25 ◯委員(芦田賀津美) 少し質問させていただきます。  今,上海万博の話がありましたけれども,ポートセールスとか,あるいは企業誘致と関連して,この秋まで行われるすごい規模の入り込み客数を中国も考えているようですけれども,神戸にとって,観光ビザも規制緩和されて,富裕層だけでなく,中堅の方々も神戸にたくさんお越しになられることを期待しているんですけれども,私は地域的に北区有馬温泉の地区に住んでいますので,かなり中国をはじめ,台湾,東アジアの方々が来られているようです。一番大きいのは,言葉の壁ですとかあると思いますが,そういう方々がこれから恐らくふえてくるということをかんがみて,みなと総局として関係機関や部局と──産業振興局とか,その他の部局と関連して,そのためのいろんな誘致策,懸念されるようなことがあれば──言葉の壁とかさまざま,みなと総局の関連する観光地も持っていらっしゃるわけですから,そういうところの人なりの対応とかですね,どのようにお考えなさっていらっしゃるのかなと思うんですが,これからも中国に対しての貿易のさらなる拡大ということに,一番,中国はターゲットになると思いますから,今回,上海万博を機に上海事務所の皆さんと,またみなと総局の皆さん,どんなような取り組みをされたのか,またこれからされようと考えているのか,お聞きしたいと思います。 26 ◯岡口みなと総局長 みなと総局にとりまして,まずは神戸港の取扱相手国は中国が最大でございます──今,最大になりました。上海地区といいますのは,その中でも最重要ターゲットでございまして,そういった観点から,かねてより神戸港埠頭公社の出先機関であります上海事務所というものを現地に設置し,そこで語学も極めて堪能な方の雇用も行いましてポートセールスに努めてきたところでございます。せんだって──6月4日だったと思いますけれども,上海におきまして上海港セミナーを開催いたしまして,そういった上海事務所のスタッフを中心といたしまして,荷主さんを含めたそういった業界関係者に神戸港をポートセールスをいたしまして,おかげさまで大変な盛況を得たというところでございます。  また,あわせまして,中国・上海からの観光客の神戸への誘致ということもあわせた重要なテーマとしているところでございまして,私どもだけではなく,観光部門のスタッフも一緒に上海に行きまして,そういったセミナーもしくはシティセールスをやってきたところでございます。また,みなと総局に返りますと,やはり私はクルーズでございます。上海を拠点とするクルーズというのは,そういった中国の富裕層はもちろんでございますけれども,欧米の富裕層の方々からも高く評価されるというように聞いてございまして,今後そういった貨物の誘致はもちろん,また観光客の誘致はもちろんでございますが,そういった富裕層をターゲットにしたクルーズの誘致ということも少し力を入れて取り組んでいきたいなというふうに思っているところでございます。  いずれにいたしましても,みなと総局といたしましては,関連部局──具体的には産業振興局等の観光部門,それから国際交流を担当する企画調整局等々とは常に連絡をとりながら,セミナーもしくはセールスを今後も強く展開していきたいと考えてございます。  以上でございます。 27 ◯委員(芦田賀津美) 先ほどからセミナーとかそういう話がありましたが,具体的に当局さんの方で盛況を得たというふうに今お話がありましたけれども,中国の貿易というのは,やっぱり信頼関係を密に,言葉の問題とか──言葉も中国語って多岐にわたってますので,非常に難しい──交流というのがね。ですから,1回きりではなくて,何回か交流を重ねていくということが必要だと思いますので,そのセミナーの充実もあわせて──盛況があったと言っていますけれども,具体的に結果としてこれからあらわれていかないといけませんので,今,1つ2つ,局長の方からクルーズの話もありましたけれども,神戸全体として考え,さらには神戸だけでなく,阪神港という大きな関西地域のことも視野に入れながら,中国との貿易がさらに拡充・拡大していくようにお取り組みをよろしくお願いいたします。  以上です。 28 ◯委員長(むらの誠一) 要望でよろしいですか。 29 ◯委員(芦田賀津美) 要望です。 30 ◯委員長(むらの誠一) 他にございませんか。 31 ◯委員(川内清尚) ちょっと1点伺います。  53ページになるんですけど,この神戸プラージュですね,初めての試みということで,非常に神戸市民としても皆さんも関心の高いところで,特に真夏の祭典と申しましょうか,夏休み──子供たちの夏休みでもあるし,かなりの人,にぎわいといいますか,参加者も多いと思うんです。ちょっと1点気になりますのは,スケッチなんかをぱっと見てみますと,やはり全然日陰がないと。こういった中で,真夏で高齢者,それから乳幼児,こういったところの例えば熱射病とか日射病も非常に気になるところなんですね。こういったところのまず救急対策はいかが考えておられるのか,日影対策,これについてはいかが考えておられるのか,この2点,お伺いしたいと思います。 32 ◯岡口みなと総局長 神戸プラージュでございますけれども,デザイン都市・神戸のシンボル的なエリアであります第1突堤で,ことし開催を予定してございます。ぜひとも多くの市民の皆さん,また観光客の皆さんにご来場いただき,港神戸を堪能していただきたいと考えておるところでございます。  日陰につきましては,私どもも,あの絵では少し誤解を生むのではないかということで工夫しているところでございまして,実は,このプラージュの事業自体は,民間各企業の皆さんも含めました実行委員会でいろいろご相談しながらやっておるところでございますけれども,現実には,あのプラージュの中でテントもしくはパラソル,さらには木々ですね,木樹というのも置きまして,そういった日陰などで暑さをしのぐというふうな工夫もする予定でございます。今,急いでそういった絵づらも作成中でございますので,もうしばらくちょっとご容赦いただきたいというふうに思ってございます。  なお,安全対策は,これはもう最優先の課題でございますので,私どもとして十分な体制で取り組みたいと考えてございます。ご指摘のいわゆる熱中症等につきましては,今申し上げました日陰用テントもしくは木陰の整備のほかに簡易シャワー等も用意してございますし,もちろん急な患者の発生に備えまして救護所は常設いたします。さらには,私どもの主催であります花火大会等で実績もございますボランティアによります救急チームについても既に常駐していただけるということで,万全を期しておるところでございます。また,当然のことでございますが,転落事故等がないように安全さく,さらに転落──万が一あっても大丈夫なような転落の受け皿みたいなものも用意してございますので,安全対策につきましては最優先で,万全でいたしたいと考えてございますので,ご理解賜りたいというふうに思います。  以上です。 33 ◯委員長(むらの誠一) よろしいですか。  他にございませんか。 34 ◯委員(岩田嘉晃) 1点だけ,ちょっとお聞かせ願いたいんですが,48ページですね,この次世代のシングルウインドーについてということで,今これ──国が今進めておる部分ですが,これについて,今,神戸の方の状況ですね,進行ぐあい。これ,書いてるの見ますと,昨年の10月から稼働なんですかね──ということで,昔の入国手続なり,財務省,国交省の方の手続なりが一貫して一元化できるというようなものであると思うんですが,それの状況について,神戸の方ではどれだけ今進行しておるのかというのを1点お願いしたいと思います。 35 ◯岡口みなと総局長 今,お話にありましたとおり,次世代シングルウインドーといたしましては,昨年の10月に稼働して,これで神戸としては日本の港湾の中では最前線の設備となったものでございます。もともと神戸は,少し読み上げでも申し上げたかもわかりませんけれども,神戸港EDIシステムということで先陣を切ってスタートしたものでございますけれども,今お話のありましたとおり,なかなか関係省庁とのつなぎができませんでしたが,国が2年ぐらいかけて,その整備をされた結果,現在,10月つながったと。ただ,これは各主要港湾,ほぼ一線でございまして,神戸が今,ぬきんでた状況にはないということはございます。  また一方で,やはりシンガポール等の最先端の港では,さらに進んだ次世代設備を持ってございますので,次はそれに向けた取り組みを国策と含めて取り組みたいと考えておる状況でございます。
     以上です。 36 ◯委員(岩田嘉晃) 今,局長の方からもシンガポールの話もあったんですが,もう1度,シンガポールも含めて僕はもう1度質問しようと思ったんですが,実際にはこうして見ると,EDIについては去年6月から12月までのデータがありますが,実際には次世代のこういったシステムというのはやはりなかなか取り入れにくいと思うんですね,僕も実は仕事の方でやっておりましたから,そこそこ無知ではないんですが,ですから,こういった情報について,確かに神戸が先端にしてやっていくのは,これはもう将来の神戸港の発展につながるのは当然ですし,世界に目を向けたなと思っております。ですから,そういった部分について,やはりこういった取り組み,どうして──神戸にはこういうのがありますよというのは,まだまだ港湾事業については認識がないというのが実情やと思うんですね。そういうところもやはり神戸として発信しながら,これだけリーディングしている港だよと,今度は大阪,神戸と一元化していくという話の中でも,やはりずば抜けたものを1点は,やはりもう少しアピールする必要があると思いますので,質問させていただきました。 37 ◯委員長(むらの誠一) 他にございませんか。  (「なし」の声あり) 38 ◯委員長(むらの誠一) 他にご質疑がなければ,みなと総局関係の審査はこの程度にとどめたいと存じます。  当局,どうもご苦労さまでした。  なお,委員各位におかれましては,交通局が入室するまで,しばらくお待ち願います。 (交通局) 39 ◯委員長(むらの誠一) これより交通局関係の審査を行います。  それでは,事業概要及び報告事項について一括して当局の説明並びに報告を求めます。  局長,着席されたままで結構です。 40 ◯吉武交通局長 交通局長の吉武でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 41 ◯委員長(むらの誠一) 局長,ちょっと待ってくださいね。  視察の時間の都合もございますので,事業概要の説明は簡単に簡潔にお願いをしたいと思います。よろしくお願いします。 42 ◯吉武交通局長 委員の皆様方におかれましては,交通局の事業運営に対し,平素からご理解,ご協力を賜り,厚く御礼申し上げます。今後ともよろしくご指導のほどお願い申し上げます。  それでは,平成22年度事業概要及び市バス営業所の管理委託に伴う提案競技の実施につきまして,一括してご説明申し上げます。  平成22年度事業概要の1ページをお開き願います。  まず,自動車事業会計では,累積資金不足が拡大しており,さらなる経営改善に取り組まなければ,地方公共団体の財政の健全化に関する法律における経営健全化基準を上回り,経営健全化団体に陥るという危機的な状況にございます。また,高速鉄道事業会計では,資本費負担などにより,多額の累積欠損金,累積資金不足を抱えていることに加え,いまだ単年度収支を賄うことができない状況にございます。  このような状況の中,神戸市営交通ステップ・アッププランにおいて目標に掲げたすべての取り組みの完全実施に向け,全力を尽くしていくとともに,一層の経営改善を目指す次期経営計画の策定に取り組んでまいります。  以下,各事業の概要につきまして,順次ご説明申し上げます。  3ページをお開き願います。  3ページには交通局の沿革を,4ページには参考として,市内公共輸送機関別の輸送人員・シェアの推移及び料金の推移を掲げております。  5ページから11ページには業務の組織図を,12ページには職員人員表を,13ページには施設配置図を掲げております。  14ページから17ページには,料金体系として,市バス・地下鉄の料金表を,18ページには,バス・地下鉄連絡定期料金表及び乗継割引制度の概要を掲げております。  19ページには,エコファミリー制度などの公共交通機関への転換を促すための取り組みを掲げてございます。  また,19ページ下段からカードの種類を,22ページには,ICカードシステムPiTaPaについて掲載しております。  23ページには,参考として,定期券発売所,自動定期券発売機,忘れ物取扱所をご案内しております。  24ページをお開き願います。  自動車事業の概要でございます。  1,業務の予定量では,営業路線380.6キロ,運転系統数85本,停留所数754カ所,在籍車両数531両を,また1日平均でございますが,運転走行キロ5万1,319キロメートル,乗車人員19万2,865人,乗車料収入3,266万円を予定しております。  25ページに参りまして,2予算実施計画でございます。  収益的収支では,収入の計138億6,899万円,支出の計138億6,185万円を計上し,欄外に記載しておりますように,純損失は3,035万円となる見込みでございます。  次に,資本的収支では,収入の計12億9,727万円,支出の計27億4,216万円を計上しております。  26ページをお開きください。  営業成績の5年間の推移でございます。  市バス営業所の管理委託など抜本的な経営改善に取り組んできた結果,表の下から2段目,収益的収支の損益の欄でございますが,平成18年度には1億5,698万円の純利益を計上し,平成4年度以来14年ぶりの黒字を計上いたしました。その後も黒字基調でございましたが,前述のとおり,22年度は赤字を見込んでおります。また,その下の累積損益の欄でございますが,平成19年度には306億6,525万円の累積欠損金がございましたが,欄外に掲げておりますとおり,議会の議決をいただき解消しております。  また,下段には,1日当たりの乗車人員,乗車料収入の推移などを掲げております。  27ページには,3,施設・車両として主な施設を。  28ページをお開きください。  バス車両につきましては,平成22年4月現在545両を保有しておりますが,順次,低床バス車両の導入を進めており,現在は約80%の車両が交通バリアフリー法に基づく移動円滑化基準適合車となっております。また,表の右端から2段目にございますCNGバス21両のうち,魚崎営業所の10両につきましては,こうべバイオガスを利用して運行しております。さらに,表の右端の1段目でございますが,地球環境保全への対応として,環境負荷の少ないハイブリッドバスを3両,試験的に導入しております。  30ページには,バス専用・優先レーン略図を,31ページには,市バスの系統案内を掲げておりますので,ご参照願います。  35ページをお開き願います。  続きまして,高速鉄道事業の概要でございます。  1,業務の予定量では,西神・山手線と海岸線を合わせまして,営業路線30.6キロメートル,在籍車両数208両,また1日平均でございますが,運転走行キロ5万3,186キロメートル,乗車人員30万400人,乗車料収入5,083万円を予定しております。  36ページをお開き願います。  2予算実施計画でございます。  収益的収支では,収入の計229億4,959万円,支出の計242億8,101万円を計上し,欄外に記載しておりますとおり,純損失は13億9,530万円となる見込みでございます。  資本的収支では,収入の計95億8,068万円,支出の計179億7,259万円を計上しております。  37ページに参りまして,営業成績の5年間の推移でございます。  海岸線全駅の駅業務の委託や資本費負担の軽減など抜本的な経営改善に取り組んだ結果,表の下から2段目,収益的収支の損益の欄でございますが,平成18年度は32億7,795万円の赤字でありましたが,平成19年度に公的資金補償金免除繰上償還が認められたことから,さらに資本費負担の軽減が図られたため,平成20年度には14億2,254万円まで赤字を減少させたところでございます。  また,下段には1日当たりの乗車人員,乗車料収入の推移などを掲げております。  38ページ,39ページには,3,施設・車両として主な施設を,40ページ,41ページは車両を,42ページには主な駅務機器を,43ページには関連事業施設を掲げております。  47ページをお開き願います。  平成22年度主要施策でございます。  1公共交通優先のまちづくりの推進として,エコファミリー制度の夏休みへの拡充や,低炭素社会の実現に向けたモビリティー・マネジメントの実施及び市バス走行環境改善への取り組みを引き続き行うとともに,人と環境に優しい市バス・地下鉄の推進として,ノンステップバス,ワンステップバスの導入や地下鉄駅ホームの点字ブロックの整備などに努めてまいります。  3安全で安心な市バス・地下鉄の推進として,地下鉄におけるATC・ATOなどの計画的な設備更新などに努めてまいります。  48ページに参りまして,4お客様サービスの向上として,地下鉄の駅トイレを明るくするなど,快適性の向上などを進めてまいります。  5海岸線を生かしたまちづくりとして,海岸線“乗っ得”1dayパスの発売や,新長田駅の副駅名を鉄人28号前と命名するとともに,三国志列車や鉄人28号列車を引き続き運行するなど,KOBE鉄人PROJECTと連携し,乗客増対策に取り組んでまいります。  最後に,6効率的経営の展開として,自動車事業のコスト改善を図るため,営業所の管理委託を引き続き実施してまいります。  また,平成22年度で最終年度を迎える神戸市営交通ステップ・アッププランの完全実施に向け全力を尽くすとともに,改善型地方公営企業として一層の経営改善を目指す次期経営計画の策定に取り組んでまいります。  以上で平成22年度交通局事業概要の説明を終わらせていただきます。  続きまして,市バス営業所の管理委託に伴う提案競技の実施につきましてご説明申し上げます。  お手元の港湾交通委員会資料をお開き願います。  まず,市バス営業所の管理委託についてですが,2ページの末尾,参考2に記載しておりますとおり,道路運送法及び国土交通省通達に基づき,市は国から許可を受けた路線を保有したまま受託事業者が市バス車両を使用し,市の運賃制度と運行計画に基づいて運転,運行管理,営業所管理,整備管理などの業務を行うもので,経営をすべて市名義で行い,第三者に対する経営上の責任も市が負う制度でございます。  1ページに戻りまして,1管理委託の概要でございますが,本市では,自動車事業の抜本的な経営改善の柱として,市バス営業所の管理委託を実施しておりますが,平成22年度末に委託期間の満了を迎えるため,平成23年度からの受託事業者を改めて選定するものでございます。  2対象営業所は,市内8営業所のうち,有野,魚崎,松原,落合,西神の5営業所でございます。  なお,現在,有野・魚崎営業所は神戸交通振興が,松原営業所は阪急バスが,落合・西神営業所は神姫バスが受託事業者として業務を行っております。  3委託業務は,運転業務,運行管理業務,営業所の管理業務,整備管理業務及びこれらに付随する一切の業務でございます。  4委託期間は,平成23年度から27年度までの5年間を予定しております。  5受託事業者の選定方法については,5営業所一括で営業所ごとに提案競技を実施いたしますが,選定過程や手続の透明性,公平性を確保するため,外部委員を中心とする選定委員会を設置し,事業者からの提案内容を審査した上で受託候補者を選定してまいります。  6今後のスケジュールでございますが,7月12日から募集要項の配布を開始し,9月ごろには受託候補者を決定する予定でございます。  2ページをごらんください。  参考1として,提案競技の応募条件を掲げております。  応募条件は,(1)道路運送法その他関係法令等に適合すること,(2)市内に一般乗合バス路線を有すること,(3)国税及び市税を滞納していないことなどでございますが,詳細につきましては,7月12日から配布いたします募集要項の中で記載してまいります。  今回の提案競技を通じて,引き続き市バス事業の経営改善と市民サービスの維持・向上に努めてまいる所存でございます。  以上,2件の説明を終わらせていただきます。何とぞよろしくご審議のほどお願い申し上げます。 43 ◯委員長(むらの誠一) 当局の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  事業概要及び報告並びに交通局の所管事項についてご質疑はございませんか。 44 ◯委員(守屋隆司) それでは,再度のご説明のあった市バスの営業所の管理委託の件についてお伺いいたしたいと思います。  この管理委託ですね,おおむね2分の1の部分を管理委託できるという何か国交省の通達を根拠にこれを導入されたと思うんですけど,そのときには──逆に導入された後はですね,2分の1の制約があるから,それ以上は無理だというご説明を受けていたんですけれども,先般ちょっといただいた資料だと,3分の2までいけるというようなことをちょっとお聞きしているんですけれども,そこまでしろという意味ではもちろんありませんけれども,特にこの単年度黒字になれた最大の要因は,もちろんこの管理委託だというふうに思うんですけれども,なおかつそれ以上に大きいのは,特に私,兵庫ですので,7系統等は直営と管理委託の両方のバスが走ってるということがありまして,最近は大分似通ってきましたけれども,もう目に見えてサービスなり運転手さんの態度が違うと,極端なぐらい,今でも極端の極はなくなりましたけれども,大分違うということがありますので,やはりこれは,もっともっとやっぱり進めていくべきだなというふうに思います。  今回は,今,管理委託をしている部分ですね,再度,今後5年間の分をされるということで,それ以外の直営の部分については余り言及はなかったと思うんですけれども,すぐにとは言いませんが,やはり今後の計画の中でできる部分までは,しっかりと進めていただきたいなというふうに思うんですけれども,それについてどのようにお考えなのか,お聞きをいたしたいと思います。 45 ◯吉武交通局長 管理委託の要件でございますけれども,委員ご指摘のとおり,平成17年度に前回,公募いたしたときの条件では,委託範囲は一般バス路線の長さ,または使用車両数に対する比率が2分の1以内というふうに決まっておりました。その後,一部改正がございまして,この規定にかかわらず,委託者が一定の要件に該当する場合は,委託比率を3分の2以内とすることができるという要件がつけ加わってございます。  ご指摘のように,委託比率というものが1回目の公募のときに比べまして拡充されたわけでございますけれども,検討してまいりますと,やはり基本的に考え方といたしましては,まず一般乗合の自動車事業をやっている事業者が委託をできるということで,それで原則は2分の1以内という考え方が入っておるわけですけれども,例えば路線長の方では,まだ3分の2というものについては余裕がございますけれども,実態をあらわしますのが使用車両数の比率というものでございますけれども,使用車両数の比率でまいりますと62%になっておりまして,現在,東京都を含みます大都市で,バス事業をやっておりまして,この管理受委託をやっている都市が東京都を含めまして8都市ございますけれども,その8都市の中で神戸市がやはり一番高い比率になってございます。  現在の財政状況等も勘案しながら総合的に勘案しますと,とりあえず今回は,この現状の形で管理委託をやっていきたいと思いますけれども,当然のことながら,常に社会状況の変化なり,財政状況の変化なり,こういったことについては常に敏感に状況を見ながら,常にその管理委託のみならず,小さいところでいきましたら,過去少しずつ路線移譲というようなこともやってまいりましたけれども,そういった視点は常に検証しながらやっていくのは委員ご指摘のとおりだと思いますので,その精神で今後ともやっていきたいと思います。  以上です。 46 ◯委員(守屋隆司) 今回のこの民間委託と,あと移譲もありましたけれども,あれもステップを踏んでというのはなかなかね──一応組合の方ともいろいろあるので,急にばんとしないといけないという部分はあるでしょうから,それについては毎回毎回,目に見える形で何かくれということは言いませんけれども,やはりしっかりとその計画をつくっていっていただきたいというふうに思います。 47 ◯委員(山田哲郎) 今の質問に関連して一度お聞きしたいんですけれども,市バスの民間の管理委託というのは前々から議会からも要望があって,初年度からその効果があったという形の中で,当初300億円の累積の解消のために,そういう1つ効率的な経営という形で非常にコスト面も大きく寄与したと,さらにサービスの低下も招くことなく,さらにサービスの向上にも非常に貢献したという市バスの民間委託だと思うんですけれども,そういう意味で,営業成績,久しぶりにこれ見てるんですけれども,累積赤字を解消するには単年度収支を絶対黒字にしないといけないという絶対的な目標だったんだけれども,この21年,22年という形でなってきたと,この辺のところをどう考えておられるのか。管理委託にしても,功を奏してずっと続いていると──その効果があると聞いているんだけれども,では直営営業所についてどのように考えているのか,直営営業所の存在意義みたいなものはどうなのかというところまで踏み込んでやらないと,この単年度収支の黒字化も維持できないという現況について,やはりもう少し厳しく経営的なアクションというのは起こさなくてはいけないと思うんですけれども,局長,どう考えておられるか。 48 ◯吉武交通局長 委託については,先生のご指摘のように,財政面でも,サービス水準でも一定の効果があったというふうに私どもも考えてございます。あとは,直営営業所についても当然にその経営改善,コスト削減を図っていくということで,これまでも努めてまいりましたけれども,基本的にはステップ・アッププランにも記載しております事業の中で,一定部分については実行して達成してまいりましたけれども,まだまだ達成していないものもございます。そういった問題について,今後も一層進めていって,直営営業所におきましても,当然のことながら効率的な運営,またサービス水準の向上を図っていくという取り組みが必要でございますので,そういった取り組みは続けていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 49 ◯委員(山田哲郎) ご質問したのは,絶対に単年度収支を黒字化しなくてはいけない,赤字にしてはいけないという強い取り組みが必要ではないか,そのために管理委託は非常に功を奏している,貢献していると,じゃあ,残る直営営業所についてはどうなのかと。その対処の仕方,対応の仕方が弱いのではないかということを申し上げたんです。今,直営営業所の問題点とか改善策というのをどういうように局長は考えているのかということを再度答弁をいただきたい。 50 ◯吉武交通局長 単年度収支の状況でございますけれども,18年・19年・20年度と3年間,単年度黒字を続けてこれたわけでございますけれども,基本的には,やはり一番大きなのは,この受委託を行ったことが大きい要素でございますけれども,その中でも一定,その直営営業所におきましても,いろいろな経費削減というものを図ってまいった,そういったことが言えると思います。  例えば,これまでの取り組みでまいりますと,直営の場合の問題ですけれども,新規採用の職員につきましては,現行の給与表から20%削減した人件費で採用を行っております。これが進むことによって,人件費が大幅にカットされていくというふうには思っておりますし,ただ,これからもより一層のその削減というものを効率化あるいは経費の削減というのは当然いろいろ考えて図っていかなければなりませんので,その結果として,何とか単年度黒字を引き続き続けていきたいというふうに思っております。 51 ◯委員(山田哲郎) ちょっとわかりにくい答弁だったんですけれども,再度言いませんけれども,やはりなかなかむだを削減するとかね──国でも事業仕分けと言うてますけれども,実際に切り込んでやらないと,なかなか市民は納得しないと思います。ある意味では,そういう赤字を出さないという危機感を持った中で直営営業所──移譲という形もあるわけでございますので,決してないわけでもないので,その辺も見据えて,しっかりと経営管理をしていただかないといけないなと。また,累積がどんどんふえてきて,どうしようもないような状況になっても遅い。17年度,18年度,必死になって財政改善計画を実施されたと,非常に評価をしているところですけれども,今再び,また累積赤字がふえるような傾向を生まない,続けないように,さらに財政改善計画みたいなものをしっかりと実行していただきたいということを要望して終わります。 52 ◯委員(橋本秀一) 今のバスの営業所の管理委託についてお聞きしたいと思います。その中で,受託事業者の選定方法,ここについて,ちょっとお聞きしたいと思います。  今も局長の答弁でもございましたように,いわゆる経済面であったり,あるいはサービスの面においても,この委託をしたことによって向上したと,だから非常に評価されておると,こういう状況ですね。そういう中で,今回,再度この委託に対しての選定をするんですが,透明性あるいは公平性を確保するために外部委員を中心に選定をしていただくと,こういうことのようですが,その内容をもう少し具体的に教えていただきたいのと,今申し上げましたように,経済面あるいはサービス面で向上しておると。そうすると,今受けておる,いわゆる受託事業者をどういうふうな評価をしていくのかと。当然これ競争が入るわけですから,大きな金額の,いわゆる1つは金銭的な比較というのが出てくるんでしょうけども,ある評価をされておって,これが継続がなくなったときに,いわゆるバスそのものとか建物は神戸市の持ち物ですから大きな負担はないんでしょうが,雇用という面で非常に大きな問題が発生をするんですね。だから,私たちとしても,当然,経営上のことからして,金銭的な面での評価というか,クリアにしていかななきゃいけないのと,今のような社会情勢の中で,今受けておる業者のいわゆる運転手さんの雇用の継続という面も含めて,いわゆる透明性,公平性というものをどういうふうに市民の皆さんにも示していくお考えなのか,その点ちょっとお聞かせ願えますか。 53 ◯吉武交通局長 選定でございますが,基本的に3点の観点から選定をしていただきたいというふうに思っております。  1点目は,もちろんご指摘の経済性でございますけれども,やはりバス事業でございますので,安全で安定した運行というものが必要でございますし,サービスということも非常に重要でございますので,この1番目の経済性と同等の価値を持って,2番目は安全・安定運行ができること,それから3番目は市民サービスの水準についてというこの3点を中心として選定をいただくというふうに考えてございます。  先ほどの雇用の問題,この安全・安定運行あるいはサービス水準にも影響してまいりますけれども,今回,2度目の公募ということになりますので,雇用の面で,現在働いておられる方の──仮に違う事業者さんが入られた場合には,どんなことをされるのかということについても記載していただく形にしてございます。そういった面で,雇用の面でも配慮をさせていただいているというふうに思っております。
    54 ◯委員(橋本秀一) いわゆる事業者が今回申請というか,申し出るときに,具体的にというか,それぞれが個々の自分の思いだけじゃなくして,選定する側がきちっと比較のできるような提出の仕方といいますか,そのことをきちっと事前に今回この選定委員になっていただいた方々で事前の検討をしていただいて,こういう点について,ある程度具体的に事業者側が示すことができるような,比較のしやすいような形をぜひとっていただきたいというふうに思います。でないと,いろんな特徴をそれぞれが言って比較にのせたときに,部分的に比較しづらい部分が出てきて,何か最終的には本当に公平な判断がなされたんだろうかというふうな思いが残らないような対応を事前に十分に詰めておいていただきたいと思いますので,その点だけ要望しておきます。 55 ◯委員(芦田賀津美) 少し質問させていただきます。  まず,決特委とか予特委で質問してきました内部障害者のハート・プラスのマークについて,市営地下鉄とか,それから市バスに掲出したらいかがですかという質問をさせていただきました。その点,その状況について,まず1点ご報告していただければと思います。  もう1つは,この今の提案競技についてなんですけれども,先ほど局長からご説明がありましたように,管理委託したということによって経営改善に資することができた。それは大変ご努力していただいたと思うんですけれども,今は取り崩す基金もないし,全くもってして,これから敬老のパスの問題もありますけれども,なかなか人口減少時代で余り乗る人も少なくなってくると,大変厳しい状況になってくるだろうなと思います。  それぞれ,この5年ないし7年間ぐらい,こういった5つの営業所に委託されたわけですけれども,その委託をそれぞれの金額,規模によって違うと思いますが,それでしっかりと賄って回ってるのかどうか,ほとんど人件費だろうと思いますけれども,大変に厳しい運転をしていただいていると思いますけれども,一方,今ごろは,やっぱり団塊の世代の皆さんが2007年問題ということで次々退職されている人もいらっしゃいますし,そういった団塊の世代の皆さんが65歳以上になられて,そういった高齢者の雇用ですよね,そういうような観点でバスの運転手さんをこれから雇用していくというのも1つの──また働いていただくのも1つの手法ではないかなと思います。  今,選定方法をいろいろご答弁がありましたが,この選定委員さんというのはどのような方が入っておられて,それから,これまでと同じ人が選定に関与するのかということをお聞きしたいと思います。  それから,この5~6年,7年,長いところでは管理委託されましたけれども,そういった管理委託の効果──評価とか検証,効果などもこういった選定の中の点数,根拠の材料に入っているのかどうかということと,そうであるとするならば,この参考の応募条件の(2)のところに一般乗合バス路線を有することと書いてありますが──市内に──これら選定に応募されるような予定の事業者が神戸市内にどのぐらいあるのかなと。それで,5つ決まるわけですから,恐らく重複する場合もあるでしょうけれども,なるべくいろんな事業者の方が公平・公正の土俵に乗って競技ができればいいと思うんですけれども,一方では管理委託のそういった経験のない,例えば他の事業者が競技に入ってくる場合,今,経済性,安全運行,市民サービスの向上とおっしゃいましたが,そのほかどういうような視点を考慮して選定に関与するのか,お答えできる範囲で結構でございますので,ご答弁いただきたいと思います。 56 ◯吉武交通局長 まず,選定委員会の構成でございますけれども,今回は委員さんは6名というふうに思っておりまして──お願いしておりまして,1人は学経の方,それから1人はバス事業に詳しい専門の方,それと弁護士さん,それから公認会計士さん,外部の方はこの4名でございまして,交通局の人間が2名でございます。  前回の委員会での委員を引き続きされておられる方は,お一人,バスの専門家と申し上げましたけれども,この方が前回も委員になっていただきまして,今回も引き続きお願いをしようとしております。  あと,この応募条件で該当いたします市内に一般乗合バス路線──高速,定期観光,限定,深夜を除く路線を有することという対象の事業者ですけれども,おおよそ10社ぐらいは該当するのかなというふうに思っております。参考までに,前回の平成17年の公募のときには合計5社の方の──そのうちの5社の方の応募がございました。できるだけ広く該当されるところについては応募いただけるように,こちらの方からも応募時期になりましたら,ご案内も差し上げたいというふうに思ってございます。  済みません,あとはちょっと次長,部長からご答弁させていただきます。 57 ◯小林交通局次長 さきに内部障害の関係でご質問がありましたので,私の方からお答えさせていただきます。  市バス,地下鉄両方になりますけど,優先座席におきましては,お年寄りとか障害者の方々に対しまして,ステッカーということでまず表示をしてございます。それからまず1点,市バスにつきましては,平成16年10月以降導入しておりますノンステップバス,ワンステップバスに国土交通省が定めております標準仕様のピクトグラム──絵文字の分ですけれども,この優先座席であることを示すステッカーを掲示してございます。この5月から,交通エコロジー・モビリティ財団,これが実認証を視野に入れましたハート・プラスマークのステッカーを申請されておりまして,それを追加掲示をしてございます。  それから,地下鉄の方につきましても,優先座席をあらわすステッカーのサイズが小さくわかりにくいというご意見もございましたので,市バスと同様に交通エコロジー・モビリティ財団,これが作成しました5種類のピクトグラムを使用してございます。あわせてマタニティマークも取り込みまして新しい優先座席ステッカーをつくりまして,5月末に地下鉄の全車で張りかえが完了してございます。  以上でございます。 58 ◯委員長(むらの誠一) もうご答弁はないですか。  先ほどの芦田委員の質問の中に,団塊の世代──退職された方の雇用なんかは考えられないのかということと,それから,次の選定に効果──点数なんかに反映されるのかというような質問があったと思うんですけれども,その辺,ご答弁お願いします。 59 ◯吉武交通局長 現状の事業者の評価が今回,点数的にプラスされるのかどうかということでございます。  それにつきましては,ご指摘の問題がありますので,この選定委員会にかけまして,その評価について,何らかの現状の評価を考慮した選定をしていただけるその手法について,選定委員会の中でご検討いただきたいというふうに思ってございます。  それから,高齢者の活用というご指摘でございます。  基本的に,高齢者の活用ということにつきまして,今のところ,応募された中身で高齢者が非常にたくさん雇用されている分でプラスにカウントしていくとかいうことは,今考えてはございませんけれども,その高齢者の活用についてというのは基本的に世の流れで進んでいくと思いますので,そのあたりも少し選定委員会の方でご検討いただいたらというふうに今思っております。  以上でございます。 60 ◯委員(芦田賀津美) ご答弁ありがとうございました。  管理委託の効果が選定委員会等で考慮するという仕組みを考えられるというようなお話だったんですけれども,他の事業者については,そうするとそういうものがないわけですから,民間のほかのこの5営業所に管理委託されている事業者以外はそういう土俵に乗ってませんので,そうなると,やっぱり委託料のどうしても競争ということで,少なくていいサービスをするというところが選定されていくのかなとかも思いますので,その点,どういうお考えを持っていらっしゃるのか,これはもう選定の中の話ですので,これ以上質問しませんけれども,よくよく選定委員会の方で公平・公正に選定を図っていただくように要望させていただきます。  以上です。 61 ◯委員長(むらの誠一) 他にございませんか。 62 ◯委員(あわはら富夫) 石屋川営業所と,それから中央営業所の料金抜き取り事件の問題なんですが,細かいのは視察の中で聞かせていただきますが,実はこの前で終了した委員会で,自民党さんの方から県警の方に議会として申し入れてはどうかという提案があって,皆さん議論されて,最終的に委員会として局の方から──どうも所轄の警察だけでは不十分なんじゃないかと,だから県警の方にもきちっとその対応を依頼するということを,やっぱり局の方からきちっと申し入れてもらった方がいいんじゃないかということで,委員長名で,そういう申し入れを多分,委員会という方向でされたというふうに思うんですけれども,その後,県警に対してどういう申し入れをされているのか,どうも所轄の方の対応が非常にぬるい状況があるんではないかなと,やりにくい面もそれは当然あるとは思うんですけれども,その辺のことはこの場でないと聞けないので,それだけちょっとお聞かせをいただきたいと思います。 63 ◯吉武交通局長 石屋川営業所で告発をいたしました7月1日に私が県警本部にお伺いいたしまして,捜査方よろしくお願いしたいということを申し上げに参ってまいりました。それからあと,先生ご指摘の所轄署の捜査が手ぬるいということについては,私どもはそうは思っておりませんので,誠心誠意やっていただいていると思っておりますので,一応お断りだけ申し上げます。 64 ◯委員(あわはら富夫) 手ぬるくないということですので,それだったら具体的にどんな状態にまで──この前の委員会後ですね,具体的にはどういう段階の話に──警察も含めてですよ──なってきているのか,それをちょっと報告お願いできますか。 65 ◯吉武交通局長 基本的には,前回の委員会で申し上げたとおり,一通り事情聴取を続けてこられまして,現在の段階について具体的にどうというのは,少し私の方からも申し上げにくいので,それについてはご容赦いただきたいと思います。 66 ◯委員(松本のり子) 1点,市バス営業所の管理委託でお聞きします。  指定管理者が交代すれば,おのずと引き継ぎ業務が必要になってくると思うんですけれども,引き継ぎ業務というのは,これまで経験したことがない初めてのことになると思うんですが,運用のガイドラインの中にそういった引き継ぎの規定,そういったものがあるのかどうか,ちょっとまずお聞きします。 67 ◯吉武交通局長 ご指摘のとおり,今回が更新時期ということになりますので,基本的に,まずスケジュール的には何とか9月ごろに受託の候補者を決めていきたいと。その上で,当該──仮に新しい方が受託されますと,その運転手の雇用,それから研修等につきまして,市の方ではこういうふうにやっていきます,それから受託者側ではこういうふうにやっていただきますというのを応募要領の中で規定をしております。 68 ◯委員(松本のり子) それとプラス,あと引き継ぎに──だからダブって引き継ぎしないといけませんから,引き継ぎに係る人件費とか事務費とかそういったものを各会社──今度受託する,受けるところに任すのか,それとも,やはりこれは最低限必要なので,行政がきちんとそういう人件費,事務費というのを負担するべきだと私は思うんですけれども,行政が負担するのか,その辺は今のところどのようにお考えなんですか。 69 ◯吉武交通局長 特に,その引き継ぎのためのコストというものが特段何か旧の受託者側に発生するというようなことは余りないのではないかというふうに思っておりますし,できるだけ市の方が介在いたしまして,スムーズな引き継ぎができるように努力していきたいというふうに思っております。 70 ◯委員(松本のり子) 終わりますが,横浜市なんかでは,やはり人件費は──引き継ぎのときには人件費がかかるということで行政が負担すると,あるいは倉敷市なんかでは,その引き継ぎのときの人件費や事務費の負担がかかるということで,5年をやめて10年にするとかいうのを見ていますと,結構何かここにかかるということらしいんですね。それを業者負担にすると,引き継ぎの──ダブって運転の何かいろんなんありますよね。そういったものが1週間か1カ月かやらなきゃいけないのに3日とか2日で終えてしまったら,それがやはり市民サービス低下につながっていくと思いますので,やはりこのかかるもの,もし変わった場合,引き継ぎにかかる費用については行政が負担をしていくという方向でぜひお願いしたいと思います。 71 ◯小林交通局次長 済みません,一部補足をさせていただきます。  新たな事業者が決定した場合に,事前費用については,一部はやっぱり神戸市交通局としても負担をする部分が出てくるということでございますので,よくその辺は検討していきたいと思ってございます。  以上です。 72 ◯委員長(むらの誠一) 他にございませんか。  (「なし」の声あり) 73 ◯委員長(むらの誠一) 他にご質疑がなければ,交通局関係の審査はこの程度にとどめたいと存じます。  当局,どうもご苦労さまでした。  なお,委員各位におかれましては,交通局が退室するまで,しばらくお待ち願います。 74 ◯委員長(むらの誠一) 次回委員会は,国家予算要望の報告を聴取するため,8月3日の開催を予定しておりますが,正式には常任委員長会議で報告を受けた後に開会通知を送付させていただきますので,ご了承願います。 75 ◯委員長(むらの誠一) 本日,ご協議いただく事項は以上であります。  なお,実地視察は,予定どおり13時に市役所3号館前を出発いたしますので,よろしくお願いをいたします。  本日の委員会はこれをもって閉会いたします。  お疲れさまでした。   (午後0時4分閉会) 神戸市会事務局 Copyright (c) Kobe City Assembly, All Rights Reserved. No reproduction or republication without written permission. ↑ ページの先頭へ...