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  1. 神戸市議会 2009-09-15
    開催日:2009-09-15 平成21年決算特別委員会第2分科会〔20年度決算〕(建設局) 本文


    取得元: 神戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-09-06
    本文へ移動 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   (午前10時2分開会) ◯主査(森本 真) 皆さんおはようございます。ただいまから決算特別委員会第2分科会を開会いたします。 (建設局) 2 ◯主査(森本 真) それでは,日程によりまして,建設局関係の審査を行います。  当局におかれては,簡明な説明をお願いいたします。  それでは,当局の説明を求めます。局長,着席されたままで結構です。 3 ◯松浦建設局長 それでは,建設局所管の平成20年度決算につきまして,ご説明申し上げます。  お手元の資料,平成20年度決算説明書の2ページをお開きください。  まず,1総括事項といたしまして,平成20年度は,神戸開港140年を経た本市の未来への飛躍と持続的発展を目指し,豊かな神戸の創造に向けて,市民との協働と参画のもと,神戸2010ビジョンと区中期計画の実現を図るため,アクションプランの推進に全力を尽くした年度でございました。  建設局では,人と人とのつながりが生きる市民が主役のまちなどを施策の柱とし,市民が安全・安心で元気に暮らせる美しいまち神戸の実現を目指してまいりました。  2主要な事業の概要でございますが,(1)人と人とのつながりが生きる市民が主役のまちでは,歩行者系案内サインの増設・改修のほか,駅と公共施設などを結ぶ特定経路等や,都市公園バリアフリー化などを進めました。  (2)あらゆる危機に対応できるまちでは,橋梁の耐震補強や街灯の照度アップを引き続き実施するとともに,3ページに参りまして,都賀川の水難事故を教訓に,親水性を有する河川において,警報装置の設置などを行いました。また,公園施設の安全対策強化を図ったほか,震災復興記念公園の整備を進めました。  (3)持続可能な環境共生のまちでは,こうべ森の学校などの事業を実施いたしました。  (4)都市の魅力と活力を高める産業・観光のまちでは,西神戸有料道路神戸市道路公社から引き継ぎ無料化したほか,JR貨物臨港線跡地の歩道整備を進めました。また,民間事業者に新神戸ロープウェーと布引ハーブ園の一体的運営を行わせるため,ロープウエー事業資産を取得いたしました。さらに,王子動物園のシマウマ舎を改修いたしました。  続きまして,6ページをお開きください。  平成20年度一般会計歳入歳出決算額一覧表でございます。なお,数値は万円単位でご説明いたします。  歳入につきましては,最下段の合計欄に記載しておりますように,予算現額237億9,242万円に対し,決算額213億6,203万円で,予算現額に比べ24億3,038万円の減となっております。  7ページに参りまして,歳出につきましては,最下段の合計欄に記載しておりますように,予算現額451億1,879万円に対し,決算額397億522万円で,翌年度への繰越額は37億2,439万円,不用額は16億8,918万円となっております。  それでは,歳入から順次ご説明申し上げます。
     10・11ページをお開きください。  第14款分担金及負担金は,右端の備考欄に記載しておりますように,道路改良整備工事に伴う負担金等を,第15款使用料及手数料は道路占用料等を,第16款国庫支出金は,宅地開発指導事業に対する国庫負担金等を,12・13ページに参りまして,第17款県支出金は道路橋梁事業に対する県負担金等を,第18款財産収入はNTT無線中継所等市有林貸地料等を,14・15ページに参りまして,第19款寄附金は公園緑地事業に対する寄附金等を,第20款繰入金は,16・17ページに参りまして,公園緑地事業等基金からの繰入金を,第22款諸収入は道路掘削跡管理者復旧の受託収入等を収入いたしております。  次に,歳出でございますが,22・23ページをお開きください。  第9款土木費,第1項土木総務費は,右端の備考欄に記載しておりますように,建設局職員の給料及び諸手当,一般共通経費,宅地の保全等に要した経費でございます。  24・25ページをお開きください。  第2項道路橋梁費は,道路の管理,街灯の新設,照度アップ経費,26・27ページに参りまして,私道の公道化推進の助成等に要した経費でございます。  第3項道路橋梁整備費は,将来道路網計画調査,本州四国連絡高速道路への出資,道路改良や道路防災対策,28・29ページに参りまして,緑農住区道路舗装新設,道路美化や道路の維持補修,橋梁の耐震補強,30・31ページに参りまして,ユニバーサル歩道整備事業,道路掘削跡管理者復旧工事等に要した経費でございます。  第4項公園緑地費は,公園や街路樹の維持管理,32・33ページに参りまして,国立公園施設・神戸総合運動公園等の維持管理等に要した経費でございます。  第5項公園緑地整備費は,本山交通公園等の公園施設整備,34・35ページに参りまして,緑地の保全のための土地の買い入れ,花のまち神戸推進事業等に要した経費でございます。  36・37ページに参りまして,第6項河川砂防費は,準用河川及び普通河川の維持管理,高橋川等の都市基盤河川改修,38・39ページに参りまして,自然災害防止等事業等に要した経費でございます。  第10款都市計画費,第4項街路事業費は,日本高速道路保有・債務返済機構への出資金でございます。  第13款教育費,第11項社会教育費は,王子動物園の管理運営等に要した費用でございます。  40・41ページをお開きください。  第15款諸支出金は,有馬山口線整備事業において事業費精算に伴う国費返還等に要した経費でございます。  以上で,一般会計歳入歳出決算の説明を終わらせていただきます。工事等の詳細につきましては,45ページ以降に工事箇所表を掲げておりますので,後ほどご参照ください。  引き続き,特別会計に移らせていただきます。  64・65ページをお開きください。  土地先行取得事業に係る歳入歳出決算額一覧表でございますが,歳入・歳出とも決算額は1,430万円でございます。  68・69ページをお開きください。  まず,歳入でございますが,第1款公共用地先行取得事業収入は,当該会計で先行取得した公園の用地を一般会計で買い戻ししたことに伴う土地売却代でございます。  次に,72・73ページをお開きください。  歳出でございますが,第1款公共用地先行取得事業費,第1項公園用地取得費は,公債元利償還金でございます。  76・77ページをお開きください。  駐車場事業に係る歳入歳出決算額一覧表でございますが,歳入・歳出とも決算額は12億8,671万円でございます。  80・81ページをお開きください。  まず,歳入でございますが,第1款事業収入は駐車場使用料や他局施設負担金等,第2款繰入金は一般会計からの繰入金でございます。  次に,84・85ページをお開きください。  歳出でございますが,第1款駐車場事業費,第1項運営費は,駐車場の管理運営経費でございます。  第2款諸支出金,第1項他会計へ繰出金は,公債元利償還金の繰出金でございます。  88・89ページをお開きください。  海岸環境整備事業に係る歳入歳出決算額一覧表でございますが,歳入・歳出とも決算額は13億9,564万円でございます。  92・93ページをお開きください。  まず,歳入でございますが,第1款使用料及手数料は駐車場使用料等,第2款財産収入は舞子地区海岸東西施設用地の貸地料等,第3款繰入金は一般会計からの繰入金でございます。  次に,96・97ページをお開きください。  歳出でございますが,第2款舞子地区海岸整備事業費,第1項舞子地区海岸整備費は,駐車場管理費等,公債元利償還金の繰出金でございます。  98ページをお開きください。  平成20年度決算に基づく資金不足比率の報告でございますが,建設局所管分の特別会計,海岸環境整備事業費では,資金不足は生じておりません。  以上で,一般会計特別会計の平成20年度決算説明を終わらせていただきます。  続きまして,下水道事業会計について,ご説明申し上げます。  お手元の平成20年度決算書説明書の99ページをお開きください。  平成20年度神戸市下水道事業報告書の概況でございます。  下水道は生活環境の改善,浸水の防除及び公共用水域の水質保全等,安全で快適な環境共生都市の実現に欠かせない基盤施設であります。平成20年度は,神戸市下水道長期計画,こうべアクアプラン2010に基づき事業の必要性・緊急性・優先度を踏まえ,効率的かつ効果的な下水道整備に努めました。今後とも「快適な市民生活・健全な都市活動を支える」など5つの事業目標により,下水道整備を推進してまいります。  経営収支でございますが,収益の根幹をなす使用料収入及び一般会計補助金が平成19年度に比べ減少いたしましたが,経費削減等に努めました結果,本年度も黒字決算となっております。しかしながら,依然として累積欠損があるなど厳しい経営状況でございますので,今後とも健全な経営基盤の確立に向けて,より一層の経営改善に努力してまいります。  次に,業務実績でございますが,下水処理量は1億8,425万立方メートル,汚水中継量は3,784万立方メートル,雨水排除量は1,044万立方メートル,有収水量は1億7,815万立方メートルでございます。  次に,建設改良事業等でございますが,平成20年度は,前年度に引き続き,垂水処理場の東拡張工事や,処理場間のネットワーク化に必要となる須磨浦汚水幹線の分水人孔ほか築造工事及び垂水処理場ネットワークポンプ場の築造工事などを実施いたしました。また,浸水に対する安全度の向上のため,和田岬地区の雨水幹線や新南駒栄ポンプ場の築造工事を実施するとともに,三宮地区の浸水対策として,京橋ポンプ場の築造工事などを実施いたしました。また,循環型社会の形成や地球温暖化防止に貢献するため,東灘処理場において天然ガス自動車の燃料として高濃度のメタンガスであるこうべバイオガスの本格供給を開始いたしました。さらに,雨水混入防止対策として,排水設備改善工事助成の制度により,728戸に助成を行いました。  続きまして,経理状況につきましてご説明申し上げます。  100ページをお開きください。  収益的収入でございますが,237億9,614万円と前年度に比べ23億2,168万円,8.9%の減少となっております。これは,収入の根幹となる使用料収入が195億7,033万円となり,平成19年度に比べ6億3,233万円減少したことや,一般会計からの補助金が減少したこと等によるものでございます。  次に,収益的支出でございますが,222億2,372万円となり,平成19年度に比べ7億8,152万円,3.4%の削減となっております。これは,従来から取り組んできた経費削減を徹底したことや,支払い利息が減少したこと等によるものでございます。  この結果,経常収支は6億1,920万円の黒字となり,特別利益,特別損失を加えると,当年度純利益は15億7,242万円となっております。なお,当年度未処理欠損金は105億8,567万円となっております。  また,101ページには議会議決事項等を,102ページから106ページにかけまして工事を,107ページから109ページにかけまして業務を,110・111ページに会計を掲げております。112ページ以下に損益計算書,貸借対照表等の財務諸表を掲げておりますので,後ほどご参照ください。  続きまして,下水道事業会計の決算内容につきましてご説明を申し上げます。なお,金額につきましては,消費税及び地方消費税込みでご説明をさせていただきます。  それでは,145・146ページをお開きください。  まず,収益的収入及び支出のうち収入でございますが,第1款下水道事業収益は,予算額合計欄にありますように,245億6,595万円に対し,決算額247億8,712万円でございます。  以下,項ごとにご説明いたしますと,第1項営業収益は,予算額213億3,400万円に対し,決算額208億464万円で,下水道使用料及び他会計補助金でございます。他会計補助金は,下水道使用料減免分に対する一般会計からの負担金でございます。  第2項営業外収益は,予算額29億2,831万円に対し,決算額29億7,527万円で,受取利息及配当金,他会計補助金,国庫補助金,雑収益でございます。他会計補助金は,負担区分に基づく一般会計からの負担金及び補助金でございます。  第3項特別利益は,予算額3億363万円に対し,決算額10億719万円で,一般会計補助金の一部返還等でございます。  147・148ページをお開きください。  続きまして,支出についてご説明申し上げます。  第1款下水道事業費は,予算額合計欄にありますように,242億9,429万円に対し,決算額226億8,601万円でございます。  第1項営業費用は,予算額190億7,533万円に対し,決算額181億8,267万円でございます。その内容といたしましては,管渠・処理場・ポンプ場に係る維持管理費,水洗化促進費,業務費,総係費,減価償却費,資産減耗費でございます。業務費につきましては,下水道使用料徴収費等でございます。なお,総係費につきましては,維持管理部門職員の給与費等でございます。  149・150ページに参りまして,第2項営業外費用は,予算額51億2,896万円に対し,決算額44億4,684万円で,企業債に係る支払い利息等,消費税及び地方消費税及び雑支出でございます。  第3項特別損失は,予算額6,000万円に対し,決算額5,650万円で,下水道使用料時効処分等でございます。  第4項予備費は,支出いたしておりません。  151・152ページをお開きください。  続きまして,資本的収入及び支出のうち収入でございますが,第1款資本的収入は,予算額370億7,851万円に対し,決算額207億8,830万円でございます。  第1項企業債は,予算額190億2,100万円に対し,決算額92億1,900万円,第2項国庫支出金は,予算額127億6,013万円に対し,決算額68億5,767万円,第3項他会計繰入金は,予算額34億1,895万円に対し,決算額34億2,004万円,第4項財産収入は,予算額5,336万円に対し,決算額5,098万円,第5項雑収入は,予算額18億2,505万円に対し,決算額12億4,059万円でございます。  153・154ページをお開きください。  続きまして,支出についてご説明申し上げます。  第1款資本的支出は,予算額472億7,532万円に対し,決算額312億8,515万円でございます。  第1項建設改良費は,予算額381億7,186万円に対し,決算額222億1,169万円で,134億500万円を翌年度に繰り越しいたしております。建設改良費の内容といたしましては,処理場及びポンプ場の建設費,汚水及び雨水幹枝線の布設費,155・156ページに参りまして,流域下水道の建設負担金,処理施設等整備費でございます。処理施設等整備費につきましては,下水道施設改良費及び建設部門職員の給与費等でございます。  第2項基金造成費は,予算額・決算額ともに3億900万円,第3項企業債等償還金は,予算額87億3,246万円に対し,決算額87億3,246万円,第4項投資は,予算額・決算額ともに3,200万円でございます。  第5項予備費は,支出いたしておりません。  157・158ページに収益費用増加率及び構成比率比較表を,159ページに資本金及び剰余金の増減を掲げておりますので,後ほどご参照ください。  160ページをごらんください。  平成20年度決算に基づく資金不足比率の報告でございますが,下水道事業会計では資金不足は生じておりません。  以上で,平成20年度神戸市下水道事業会計決算について,ご説明を終わらせていただきます。  何とぞよろしくご審議のほど,お願い申し上げます。 4 ◯主査(森本 真) 当局の説明は終わりました。  引き続いて順位により質疑を行います。 5 ◯樋口建設局総務部長 恐れ入ります。ご説明の中で,99ページの下から2つ目の段落のところの一番下,三宮南地区の浸水対策のところを三宮地区とご説明いたしました。正しくは三宮南地区でございます。訂正させていただきます。 6 ◯主査(森本 真) それでは,引き続いて順位により質疑を行います。  なお,委員会運営の効率化のため,当局におかれては簡明な答弁に努めるとともに,適当なものについては担当部課長からも答弁されるよう,この際,特に申し上げておきます。  また,質疑者が要望にとどめた事項については,コメントを要しませんので,念のため申し添えておきます。  また,委員各位におかれては,質疑の要点をおまとめの上,簡明にお願いをいたします。  それでは,山田委員,発言席へどうぞ。 7 ◯分科員(山田哲郎) おはようございます。早速質問をさせていただきたいと思います。  初めに,建設局の主な事業の1つでありますユニバーサル歩道整備事業についてお伺いをしたいと思います。  この事業は,非常に市民に密着した事業でございまして,一時,暗がり対策で建設局は必死になって街灯の照度アップ,新設に取り組んでいただきました。次は,私はこの歩道の整備が非常に重要な事業の1つではないかと,こう思ってるわけでございますけれども。平成14年度からユニバーサル歩道整備事業を展開されまして,まず4重点整備地区の交通バリアフリー道路特定事業を着手されまして,明年,最終年度を迎えるわけでございますけれども。さらに,18年度から5カ年計画で,さきの重点整備地区以外の59駅の周辺地域のバリアフリーを進めるあんしん歩道整備事業を進められて,非常に地域から喜ばれているという声を聞いてるんですけれども。同じく18年度から全市的に10カ年計画で約36キロに及ぶ身近な歩道の再整備事業,波打ち歩道の解消事業に取り組んでおられるわけでございます。市民から昨今,根上がり等や,また老朽化による歩道の段差解消を求める声は日増しに高まっている中で,非常に地域に密着した事業で,皆さんから喜ばれる,関心の深い事業だと思うんですけど,なかなかその事業が,18年度から行われているんですけど,市民には見えてこないなと。もっと地域住民を巻き込んで,予算も確保しながら,あの街灯を整備したような勢いで,一挙に進めていく事業ではないかと,こう思うんですけれども,積極的な展開をお願いしたいんですけども,その辺のところ,どのように考えておられるのか答えていただきたいと思います。  2点目に,新神戸トンネルのETC割引の拡充についてお伺いをしたいと思います。  昨年の10月より議会の要望を受けまして,山麓バイパスでは,西神戸有料道路の無料化,さらには料金の値引き,またETCの設置等々取り組んでいただきまして,非常に喜んでいただいて,結果,利用車両が山麓バイパス,西神戸有料道路も非常にふえたわけでございまして,市民サービスに大きく寄与されたということについては,非常に評価しているところですけれども。一方,新神戸トンネルにおきましては,国によりますと,阪神高速との乗り継ぎの割引──300円ですか,今──の効果があって,そういう乗り継ぎの割引車両はふえているものの,新神戸トンネル単独の利用者というのは非常に激変しているのでないかと。依然,有馬街道もなかなか渋滞解消されていないというのが現況ではないかのかと思うわけでございます。  また,同時期に非常に好評であった2割引きの回数券を廃止しまして,ETC割引一本に切りかえたんですけれども。時代の流れでETC割引はいいと思うんですけれども,回数券を利用していた人にとっては,ETC割引が非常に割高感を感じていると。そういう状況のために,なかなか利用車両もふえないのではないかなと,こう思うわけでございます。この新神戸トンネルつくられたのはいろんな意味合いがあると思います。観光の問題,それから住民サービスの問題,有馬街道の渋滞の問題,さまざまにあると思うんですけれども,その政策目標に立って,もう1度この利用促進という観点から,弾力的な割引制度というのを,やっぱり再考すべきではないかと,こう思うんですけれども,局長のご意見をいただきたいと,こう思いますので,よろしくお願いしたいと思います。  3点目,同じく,箕谷の駐車場,これは普通の駐車場じゃなくって,パーク・アンド・ライドという非常に新しい取り組みの駐車場を導入されたんですけれども,非常に最近利用率が激減をしております。昭和51年6月に箕谷駐車場は市の政策的な目標として,都心への車の流入,交通混雑を緩和するために,三宮と箕谷を結ぶ市バス路線が新設されたことに伴って,市バス利用者のためのパーク・アンド・ライドの駐車場として整備をされたわけでございます。しかし,近隣の駐車料金のバランスをとるためという名目で,相次ぐ駐車場料金の値上げで,年々利用台数が減ってるわけです。最近では,第1駐車場と第2駐車場あるんですけども,第2駐車場は,ほぼ使ってるんですけど,第1駐車場は,局長行って見ていただいたらいいんですけど,見ていただいたらわかりますけども,2割ぐらいしか入ってない。全体で6割切ってるというような状況でございまして,余りにも寂しい状況でございます。僕は周りの駐車場の駐車料金とのバランスをとるという考え自体がおかしいと思うんですけれども,パーク・アンド・ライドという政策を導入した当初の目的に立ち返って,もう1度,この利用料金等を再検討しながら,利用率を高める努力をすべきやと,こう思うんですけれども,局長のご見解をお伺いしたいと思います。  4点目,放置自転車対策でございます。  今,各大都市では,隣の大阪なんかも非常にワーストワンでございまして,悩んでおるわけでございますけれども。昨年の秋に,市長の陣頭指揮のもとで,このワーストワンの放置自転車対策というのをしっかりやろうということで,積極的に,いろんな努力をしながらやっておられるわけなんですけれども,神戸市においてもセンタープラザの北側に,民間による駐車場の設置がなされたり,また阪神岩屋駅では,阪神電鉄みずからが駐輪場をつくったり,阪神御影駅では,駅近隣の商業施設が駐輪場を整備し,駅利用者にも使えるように開放するなど,民間による駐車場整備が効果を上げていると,仄聞しているわけでございますけれども。神戸市においても,いろんな事業をやっておられるんですけども,もう一歩,民間の活力とか,地域の活力を生かしながら,さらなる放置自転車対策について強力に進めていかなければいけないと思うんですけれども,見解を伺いたいと思います。  最後に,下水道事業会計について2点お伺いをしたいと思います。  下水道の長期経営計画でありますこうべアクアプラン2010について,これも来年,最終年度を迎えるわけですよね。そういう点で2点お伺いしたいと思います。  1つは経営目標でございます。このこうべアクアプラン2010で,市民負担をふやさずに累積赤字の半減を目指すという経営目標をつくって取り組んでおられるわけですけれども,これは皆さんのご努力で,最終年度を待たずして,平成20年度決算でこの目標を完遂されたと。非常に評価するところでございますけれども,しかし,安閑としておられないのは,下水道使用料が前年比で6億3,000万,率でいいますと3%も減少して,今後も水道事業と同じように──表裏一体でございますので,さらなる厳しい環境下は続くだろうと。という中で,さらに昭和40年の後半時点ですか,下水管を布設するのがピークになってくるわけでございますけれども,そういう老朽化が進む中で,さらなる体制の効率化とか,経費の削減に取り組んでいかなければいけないと,これ当然なことなんですけども。しかし皆さんのご努力で人件費も物件費もかなり行くところまで来てるんじゃないかなという感がするわけでございます。そういう中では,費用のウエートが最も高い資本費について,さらなる取り組みができないものかということについて簡単にご説明をいただきたいと,こう思います。  最後に,循環型社会の構築を目指した施策の1つでありますこうべバイオガスについてでございます。これはご存じのとおり,他都市に先駆けまして,平成20年度より東灘の処理場で本格的供給されたわけでございますけれども,今後の循環型社会の構築に大きく寄与するものと期待されているわけでございますけれども。同じく,国の方でもガス事業者にはバイオガスの利用を義務づけるなど,法律がこの7月に成立をいたしまして,資源の有効利用をさらに加速する流れにあります。こうした流れの中で,このこうべバイオガスも最大限利用できるように,さらなる販売先の拡充並びに東灘処理場に続く,西部処理場などほかの処理場への拡大など,一層利用促進を進めるべきだと思いますけれども,いかがでございましょうか。  以上,6点にわたる質疑でございます。局長,簡明にお答えをいただきたいと思いますので,よろしくお願いします。
    8 ◯松浦建設局長 それでは,私の方から何点かにわたってご答弁申し上げます。  まず,新神戸トンネルの割引の拡充ということでございますが。神戸市の道路公社が実施しておりますETC割引は,ご承知のように従来の回数券割引にかわる利用者への還元として開始いたしました。回数券に比べまして,利用率が上昇しているETCを対象に,より幅広い利用者への割引ということで始めたものでございます。回数券の利用率は,廃止直前は約2割ぐらいでございました。ETC利用率は現在もう約7割以上に上昇しておりまして,より幅広い利用者に割引を行うために,1人当たりの割引は低くならざるを得ませんが,全体的には同じような金額の割引をしてるということでございます。  現在,導入してるETC割引は一律の割引でなく,往復利用や多頻度利用──何度も利用される方に有利になるような,そういう割引を実施しているということでございます。  当初,昨年の10月1日,西神戸が無料化されました時期からですが,期間限定割引ということで,半年,1年と区切ってやっておりました。現在は,今実施しておりますこの1年間の限定割引が9月30日に終わるんですが,それをさらにもう1年延長しようということにしております。ETC割引の拡充というお話でございますが,公社の管理する有料道路は道路の建設費は借入金で調達していると。定められた償還の期限内に料金収入で返済する必要があると。それからまた通行料金の設定や割引の導入に当たりましては,国の事業許可を得ると,こういうことがございます。現在,実施してます割引は借入金の償還が可能な範囲で国の許可を得て実現したということで,これ以上の割引は,今のところ償還計画上非常に難しいということでございます。  阪神高速との乗継割引を今やっておりますが,ネットワークの有効活用ということで,阪神高速に国費が補てんされておりまして実施されております。新神戸トンネルの単独利用車両に対しては,これを割引するには,割引による道路公社の減収額を補てんする別途の財源が必要になると,こういうことになっております。道路公社で行ってますETC割引はいろいろございますが,ETCの深夜・早朝割引料金のように,料金から5割引きや2割引きを行いまして,お支払い金額を直接割り引く方式と,それからETCマイレージサービスのように,お支払い金額に応じてポイントを獲得していただいて,それをためて,それを還元して無料通行分に交換すると,こういう2種類の割引をやっております。このマイレージサービスは,西日本高速とか阪神高速とか,そういったところと一緒になって地方道路公社も含む全国共通のETCを利用した割引システムになっておりまして,利用者に対しては,各道路事業者にて,ホームページなどにより広報を行っております。  道路公社のマイレージサービスは,例えば新神戸トンネルを普通車で往復利用いただいた場合は,時間帯とか,いろいろ違いはありますが,標準的には支払い料金600円掛ける2,1,200円に対してポイントを将来全部還元していただいたら,8%,96円相当ポイント還元しているということになります。一度往復していただいたら,96円安くなるということでございます。  道路公社としても,このような具体的な割引率や割引額,ちょっとわかりにくいという話もございますんで,ちょっとそういう表現方法を工夫したチラシとか,さまざまな工夫を行いまして,今後わかりやすい広報に努めていきたいということでございます。  今後とも,この割引制度,利用状況をちょっといろいろ分析しまして,それからいろんな他の道路事業者の割引動向,国の方ではいろいろ動きもございますが,そういったことも見ながら,今後引き続きまた研究してまいりたいということでございます。  それから,駐輪場の話,放置自転車対策の件でございますが。平成19年1月に道路法施行令が改正されまして,道路管理者以外の公益法人や公共交通事業者,鉄道とか,それから商店会等の者であっても,適正な管理能力を有すると認められる場合には,道路上に自転車等駐輪器具の占用が可能となったということで──占用料はいただくんですが──なりました。これを契機としまして,神戸市としても,民間による駐輪場の設置に向けた働きかけを行いまして,先ほどご指摘ありました神戸市で初めての事例として,昨年5月にさん・センタープラザの前で民間の駐輪場が設置されております。これは一定時間無料で,それを超すと料金をいただくという,主として買い物客を主体とした駐輪場となっております。ことし8月には,阪神の岩屋駅におきましても,これは阪神電車が設置主体となりまして,同様の駐輪場が設置されております。これは鉄道事業者では神戸市内では初めての駐輪場ということになります。道路占用による駐輪場が初めてということでございます。  それから,これらによりまして時間料金制や短時間無料あるいは24時間運営だとか,こういういろいろ民間のノウハウがございますんで,こういう活用した弾力的な運用が可能となりました。また,民間による駐輪場の設置と行政による放置自転車の撤去といった役割分担,適正に行いまして,今後も放置自転車の解消につなげていきたいと考えております。  新たな不法駐輪対策を実施するには,やっぱり歩行者の通行の安全,円滑な歩行の確保ということで,歩道の一定の幅員とかが必要になりますが,今後ともこれらの条件を満たす箇所におきましては,民間と協働による放置自転車対策という方法を積極的に活用していきたいと考えております。  一方,地域による放置自転車対策としましては,NPO法人が指定管理者となって駐輪場の運営や,それからあわせて駐輪指導なども行っていただいております。鷹取とか,それからJR住吉とか,今4カ所でやっていただいております。そういった試みもございます。  それから,地域との協働による啓発といったことで,毎年11月には3都市放置自転車クリーンキャンペーンという催しを自治会や婦人会などの地域団体と協力して,放置自転車追放のキャンペーンなども行っております。  いずれにしましても,これからも地域や民間の活力を活用しまして,さまざまな手法による放置自転車対策を行っていきたいと考えております。  今後とも,従来の通勤・通学対策だけでなく,まちの活性化につながる買い物客の対策につきましても,真剣に考えていきたいということでございます。これは地域の協力が必要でございます。地元企業などの地域民間活力を活用するなどの手法で,多様な方法でやってまいりたいということを考えております。  それから,下水道の方でございますが。下水道事業の経営,今後特に費用のウエートが高い資本費,どうしていくんかというようなお話でございますが,ご承知のように,アクアプランというのがございますが,平成18年度から平成22年度までの5カ年を対象にして,こうべアクアプラン2010というものをつくりまして,これに基づいて事業を行っております。これは,ご指摘のように市民の負担をふやさずに,各年度において単年度黒字を確保し,5年間で累積赤字を半減するということを経営目標としております。現状でございますけども,経営目標達成に向けまして,ポートアイランド処理場や鈴蘭台処理場の運転管理業務を民間委託するなど,民間活用の推進や処理場の維持管理費の削減,それから執行体制の効率化,それから7%以上の高金利の企業債の繰上償還を行うなどの経営改善を行ってきております。  このような取り組みの結果,平成20年度決算時点では,人件費と物件費を合わせた維持管理費につきましては,アクアプラン作成時に比べまして累計で約18億円,資本費につきましては約22億円削減できたことなどによりまして,震災直後の3カ年に緊急避難的な措置としてカットされておりました一般会計補助金を除きます累積損益は計画よりも35億円好転してるということでございます。しかしながら,平成20年度決算におきましては,これまで微増傾向にありました下水道使用料が5年ぶりに減収となりまして,また一般会計補助金が減少するなど,経営環境は厳しさを増していると,こういう状況でございます。こういった中で,今後も安定した経営を行っていくということで,引き続き執行体制の効率化,それから効率的な処理場の運転などの維持管理費の削減に努めていきたいと考えております。アクアプランの経営目標であります累積赤字半減については,何としても達成したいと考えております。  今後ですが,23年度以降につきましても,執行体制の効率化や維持管理費の削減に取り組むことはもちろんでございますが,さらに経営改善を進めるためには,費用の半分以上を占めるご指摘の資本費,これを一層抑制することは非常に重要であると考えております。下水道は未来にわたって永久に再生・更新していかなければならないということで,先ほどございましたが,老朽化の進む管渠や処理場の改築更新に当たりましては,可能な限り施設の長寿命化を図って,投資の平準化を図り,資本費の増加をできるだけ抑えたいと考えております。  また,支払い利息の負担を軽減するために平成19年度に行いました高金利債の補償金免除による繰上償還制度の延長,それから対象要件の拡大などを国に対して要望しているところでございます。  今後,現アクアプランの期限が切れます平成23年度以降の投資や体制のあり方については十分検討していきたいと考えております。  先ほど,下水の老朽化のことをちょっとおっしゃってましたですが,現在,平成20年度末の下水道管渠の整備状況でございますが,汚水管が約4,010キロメートル,それから雨水幹線が約627キロメートルございます。汚水管は昭和40年代後半に集中的に管渠整備実施されております。それから,その結果,平成20年度末には布設後50年以上経過した汚水管延長が27キロ,40年以上が421キロ,30年以上は1,900キロに達しております。今後,老朽管が急増するというのは自明のことでございます。こういう老朽管が腐食しますと,道路の陥没とか,破損等,いろいろございます。流下機能の低下も生じるということで,下水道の健全な機能を維持できなくなるということでございます。そこで,耐用年数が50年と言われてます管渠の効果的な,効率的な対策を目的としまして,平成20年度──昨年度より,それまでももちろん管渠の改築更新はやってたんですが,より計画的にやろうということで,ストックマネジメント手法を用いまして,汚水管渠改築更新基本計画というものの策定に着手しております。その中では計画的な補修による長寿命化,それから低コスト工法の採用,事業費の平準化などに配慮して,計画の策定を進めております。低コスト工法につきましては,もう昨今技術がどんどん進歩しておりますので,新しい技術を取り入れて低コストでやっていきたいというふうに考えております。  この厳しい,限られた財政の中で汚水管改築更新を進めるに当たりましては,策定中の計画に従いまして,ライフサイクルコストを最小化するということで,投資の平準化にも努めたいということでございます。ある年度に何百億という投資やろうと思ってもできませんので,そういったことをできるだけ平準化してやっていこうと,そういうストックマネジメントを今つくってるというところでございます。健全な経営に努めていきたいと考えております。  私からは以上でございます。 9 ◯中島建設局参与 それでは,私からはユニバーサル歩道整備事業,それと箕谷のパーク・アンド・ライドの問題についてお答えさせていただきます。  まず,ユニバーサル歩道整備事業でございますけども,委員ご指摘のように照度アップ事業のようにいまひとつ見えてこないという面があるというご指摘でございます。波打ち歩道整備事業につきましては,いわゆる民家の出入り口とか,車の乗り入れ部分等がございまして,民地側での高さの調整がいろいろと必要になってまいりまして,沿道住民の方々のご理解とご協力がないと,なかなかうまく進まないという面はございますが,いわゆる安全な道づくりとして,再整備として鋭意取り組んでいるところでございます。  進捗状況につきましては,今年度は補正予算を認めていただきましたこともございまして,約7.6キロメートルの工事が行われる予定になっております。その結果,今年度末までの4カ年で約16.4キロメートルという予定をしておりまして,この27年度までの10カ年の計画であります36キロの約46%の進捗となる予定でございます。そういった意味では補正予算のおかげもありまして,おおむね計画どおり進んでいるものと考えております。  事業を進めるに当たりましては,地域の皆様の要望とか,波打ちの程度,それから周辺地域の高齢化の比率といいますか,そういった面とか,近くに福祉施設,医療施設の経路がどのようにあるかとか,そういう地域の特性を考えまして,優先順位を決めて順次実施しているところでございます。  広報といった観点でございますけれども,過年度に整備いたしました箇所,あるいは今後,直近の3カ年で整備を予定しております箇所につきましては,各区ごとにいわゆる図面を入れた広報チラシをつくりまして,これを自治懇談会とか婦人懇談会,こういう機会を通じて配布させていただいております。それとともに区役所や建設事務所の窓口に置くというようなことをいたしまして,地域の方々に予定をお知らせした上で事業を実施しているという実情でございます。  そのほかにも,こういう波打ち歩道という計画的な整備とは別に,日ごろから道路の補修工事とか,地下埋設物の復旧工事,これはいろんなところで必要になってまいります。こういう機会を活用しまして,可能な限り歩きやすい歩道の整備を進めているところでございます。  委員のご指摘のように自治懇談会や婦人懇談会を通じて,歩道の改善要望,日増しに多数寄せられているという実情でございます。地域の皆様からの要望が強い路線につきましては,事業の優先順位,これの見直しについては柔軟に考えていきたいと考えております。それとともに,先ほど申しました補修事業などの,他事業での実施など,いろいろと柔軟に対応していきたいと考えておりますので,ご理解とご協力をよろしくお願いしたいと考えております。  次に,箕谷のパーク・アンド・ライドの問題でございます。  箕谷の駐車場は,北区と都心の公共交通網を補完するという意味で新神戸トンネルが最初に開通いたしました昭和51年に神戸市初のパーク・アンド・ライド駐車場として開業したものでございます。料金につきましては,開業当初は100円でございました。昭和57年に200円に,平成4年に300円に改定された経緯がございます。以後,16年間料金を据え置いてきたわけでございますけれども,近年,周辺のパーク・アンド・ライド駐車場との料金の均衡を図るといった観点から改定を行うこととしたものでございます。  平成20年4月から経過措置を設けまして400円に,21年4月から500円に改定したものでございます。ただ,PiTaPaカードを利用していただきますと50円引きとなる割引もあわせて行っておるところでございます。  箕谷駐車場が開業いたしました昭和50年代には北区と都心を結ぶ公共交通網として重要な役割を担ってまいりました。その後,北神急行が開通すると谷上駅とか神鉄沿線の駅にも駐車場が整備されまして,さまざまなルートでパーク・アンド・ライドが可能となっている実情にございます。北区と都心のパーク・アンド・ライド機能っていうものは,こういう箕谷駐車場だけではなくて,これら沿線の駐車場と一体となって担っていくものではないかと考えております。箕谷駐車場の利用台数は減少しておりますけれども,数字で申しますと,今年度4月から8月の平均で全体で66%程度と,こういった数字になってございます。そういうことでございますが,料金改定は以上のような趣旨を踏まえて行ったものでございまして,ご理解いただきたいと考えております。ただ,利用率が減っておるという実情はやはり問題だと考えておりますので,例えばですが,時間料金の設定によって新たな需要を創出するとか,そういった有効利用策について今後研究をしていきたいと考えております。  以上でございます。 10 ◯井上建設局下水道河川部長 こうべバイオガスについてお答えをさせていただきます。  まず,20年度の実績でございますけども,東灘処理場では平成20年4月1日から消化ガスを精製して生まれますこうべバイオガスを地産地消エネルギーとして天然ガス自動車に供給する事業を開始いたしております。1日に最大約2,000立方メートルのこうべバイオガスを自動車に供給することが可能でございますけれども,初年度である平成20年度の実績は1日に最大供給量が1,574立方メートル,1日平均供給量が929立方メートルでございました。  車両の内訳としましては,市バスで8台の利用をいただいているのをはじめ,処理場の脱水汚泥を焼却施設に運搬する車両に4台や,ごみ収集車6台など,公共事業関係の車両での利用が約3分の2を占めてございます。また,近隣に事業所のある民間事業者でもご利用をいただいております。平成20年度末における利用申し込み契約車両といたしましては,126台を数えております。  こうべバイオガスは,循環型のバイオマスエネルギーでございまして,化石燃料の代替として利用することによりまして,二酸化炭素排出量を削減することができます。平成20年度におけるこうべバイオガスの活用によりまして,約660トンのCO2排出削減をすることができました。  それから,今後の利用促進でございますけども,東灘処理場における今年度の自動車へのこうべバイオガス供給量は4月から8月の実績で,去年に比べまして約1割強,増加傾向にありますけれども,供給能力にはまだ余裕がございます。それによりまして,より多くの民間の事業者の方々にも今後ご利用いただけますように,引き続き販売促進,広報活動等に取り組んでいきたいと考えております。  それからまた,委員のおっしゃられるとおり,ことしの7月1日にガス事業者にバイオガスの利用を義務づける法律,通称,私どもはエネルギー供給構造高度化法と,こういう言い方をしておりますけども,この法律が成立いたしまして,2年後には義務量が定められ,具体的に施行されることとなっております。  消化ガスの発生及びこうべバイオガスの自動車での利用は日々変動いたしますので,消化ガスの100%有効活用するには,ガス事業者への余ったガスを供給することは非常に有力な手段であると考えております。消化ガスの品質を高めたこうべバイオガスは非常に高品質ではございますが,都市ガスとは多少成分が異なっているため,現在都市ガス事業者と調査・研究を一緒になって進めているところでございます。今後は実証に向けた取り組みを前向きに進めていきたいと,こういうふうに考えております。  さらに,現在工事中の垂水処理場では,処理場の消費電力の一部を賄うため,消化ガスを使ったコージェネレーション発電を導入することにしております。また,他の処理場においても,それぞれの立地条件やエネルギー使用形態などのその特性に応じた方法でそれぞれの処理場の設備の改築更新に合わせて消化ガスの100%有効活用を実現していきたいと考えておりますので,ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。  以上でございます。 11 ◯分科員(山田哲郎) それでは,時間ありませんので,ユニバーサル歩道整備事業のうちの身近な歩道の再整備事業,これ局長,しっかりと予算を確保していただいて,目に見えるような形で,予算確保は大事だと思いますので,街灯の照度のアップのように,しっかりやっていただきたい。特に,北区の身近な歩道の再整備,これいただいて見たんですけど何にもあれへん。1つも,1カ所もないんですよ,この3カ年の整備計画の中で。確かに,高齢化率は市街地より低いかもしれません。しかし,障害の重度化とかに伴って非常にニーズが高くなってきている。さらに,まだ市街地は歩道ありますけど,北区は片側歩道しかないとか,全く歩道がないという地域がたくさんあるわけです。そういう意味で安心な歩道整備というのは非常に大事なものでございますから,これは局長のお仕事ですからしっかりと予算を確保して,目に見える形で進めていただきたいということをまず要望しておきたいと思います。  それから,箕谷駐車場のパーク・アンド・ライドの柔軟な料金体系の導入ということでございますけども,今説明ありましたけども,当初100円,それから200円,それから300円,2年続けて400円,500円と値上げすると。こんなところはないですよ,普通ね,この料金値上げでですね。だから,だれもついてこない。正直なもんです。そういう実態をしっかりわかっていただきたい。一度,局長,第1駐車場見に行ってください。広いところにほんとに一番端のバス停に近いところだけ,ちょっとだけです。僕は2割もないと思います。あとだあっとあいてるわけです。これ普通ね,民間ならこんな簡単に値上げできないわけです。パーク・アンド・ライドっていうのは,今,アメリカでは反対に,パーク・アンドの利用者については数日間無料というのが今の傾向なんですよ。それをどんどん値上げしていくと,駐車場料金と合わせて上げていくということが,これまかり通るのがおかしい。政策目標をちゃんと,もう1回原点に返ってこれ考えるべきやと。これほんとに政策目標なんですから。しっかりとこれは考えないといけないと,柔軟かつ弾力的な料金設定をして,しっかりと空き地を利用促進せなあかんのですよ。その努力なくして,先に値上げして,さらに悪化させるというか,これは僕,建設局の責任やと思います。それ,局長どう考えておられるのか答えていただきたい。  それから,新神戸トンネルの割引でいろいろお話があったんですけれども,これも同じで,なぜ新神戸トンネルが第2新神戸トンネルをつくったか。非常にニーズが高くて,建設当時,ここの利用台数はどのぐらい,第1新神戸トンネル,第2新神戸トンネルつくって,どのぐらいの利用台数を考えてたのか。それについて,今現況どうなのかという私は総括が必要だと思うんですけども,その辺について答弁いただきたいと思います。  それから,放置自転車対策,これも一丸となってやらないとなかなか解決しない問題でございます。きょうも出るときにテレビでやってましたけど,最近,サイクルシェアリングというのが非常に話題になって,非常に喜んでいただいてると。功も奏しているというお話を聞きます。神戸市でも平成16年度に新長田でやってるんですよね。実験的にやってるんです,そのままで,後,しり切れトンボになっとるんですけれども。その辺のところも参考にしながら,他都市も一生懸命やっておりますので,その辺についてもっと強いリーダーシップのもと,徹底的に放置自転車対策をやるという決意が必要と思いますけど,その辺のところ,局長,どうかということでございます。  それから,下水道につきましては,もう時間がないので,しっかりと国に高金利債の償還,7%以上はやったわけですから,5%,6%もしっかり押し込んでいくという形の中で,健全な経営を維持していくということに頑張っていただきたいと思います。  管の老朽化は昭和47年とか48年とか,その辺がピークになってるわけですから,これはもう上水道と一緒ですので,しっかりと平準化して長寿命化して頑張っていただきたいと,計画的にお願いをしたいと,これ要望にかえさせていただきたいと思います。  それから,こうべバイオガス,これは非常にもう全国に発信できるような先進的な取り組みでございますので,しっかりとやっていただきたい。国もそういう動きにあるわけでございますから,大阪ガスと今協議してるといいますが,2年後に義務量が定められますから,2年以内にこれが実用化して,100%供給できて,しっかりと循環型社会に貢献できるように,これ信念持ってやっていただきたい。と同時に,そのこうべバイオガスの他の処理場の拡大,これは西部処理場になると思いますけれども,しっかりと──先の話になると思いますけれども,計画に入れて取り組んでいただきたいということを要望したいと思います。  時間ありませんので,簡潔にお願いしたいと思います。 12 ◯松浦建設局長 ご質問は道路関連だけということでよろしいんですね。  まず,新神戸トンネルの計画等の話でございますけれども。例えば平成21年度──今年度ですが,途中まででございますが,1日平均の計画台数が1万8,174台ということで,現在の状況で,平均で1万7,265台ということで,約95%という状況でございまして,計画に今年度は届いておりません。平成18,19,20も少しずつ届いてないと,そういう状況でございます。ただ,ことしの8月は,高速道路1,000円の影響も若干あったんかもしれませんが,毎年夏は多うございまして,ちょっと伸びているという状況で,償還計画上,非常にちょっとまだそれに達してない,厳しい状況にあるということでございます。収益の方も,例えば,昨年度でしたら,平成20年度で37億円の収益ございまして,ただ維持管理とか,設備更新とか,いろいろございまして,償還準備金に繰り入れられた額は5億8,600万ということで,平成20年度からちょっと繰入金の額が落ちております。そういった状況もあって,非常に厳しい状況ではございます。ただ,先ほど申しました阪神高速との連続利用割引というのが今,北神戸線でやられておりますが,これに関しましてはかなり,7月,8月,伸びてきてるという状況でございます。  加えまして,今,北神戸線と新神戸トンネルだけの連続利用割引でございますが,もう既に,3号神戸線とそれから新神戸トンネルの連続利用割引につきましては,これもう決まっておりまして,ただ時期が決まってません。今,阪神高速の方で,いろいろ機器の設置なんかがございますので,そういった工事をされてると。できるだけ早い時期に実施していただけましたら,新神戸トンネルと阪神高速の3号線の連続利用ができますんで,新神戸トンネルの,今まで単独利用をされてなかった方も利用していただけるんじゃないかなというような期待をしております。そういった状況を見守っていきたいと思います。  それから,箕谷駐車場のお話でございますが,相次いで毎年300円,400円,500円に値上げしたというのは,もともと300円から昨年400円にしまして,ことし500円にしましたのは,これは300円からいきなり500円にするにはちょっとどうかなということで,激変緩和ということで,2年に分けてやったという経緯がございます。周辺の駐車場を調べますと,もう最低500円というのが相場になっておりますので,やはり民間との役割分担というんですか,そういったことも考えて500円にしたということでございます。ただ,PiTaPa利用の場合,50円割引ということで,一定の配慮をしておりますが,PiTaPaの利用が今3割程度ぐらいしかならないということですので,これにつきましては,一層に,ちょっと宣伝しまして,皆様にご利用いただけるようにしていきたいと考えております。  それから,時間料金の設定というお話,ちょっとさっきも申しましたが,利用率,私も直近は見ておりませんが,時々よく通っておりますので見ております。実はきのう調べてまいりました──私じゃないんですけど,調べてまいりましたら,少ない方の第1の方で73%ぐらいと。第2の方が満杯やったということなんですが,たまたまなんですけども,実は平日は多うございまして,休日が少ないと。平均すると,大体66か67というのが実情で,確かにあいてる実情ございます。これもちょっと様子見まして,これからどうしていくんかいうのは課題というふうには認識しております。まずは,利用をどうやったら上げられるか,PiTaPaの利用率を上げるとか,それによって利用者数を底上げするというようなことも考えられますし,ちょっとそういうことで様子を見て,いろいろ考えていきたいと考えております。  それから,自転車の話,サイクルシェアリングいうのが過去に新長田で実験したということでございますが。ちょっとこれ,お恥ずかしい話なんですが,それ以後,ちょっと具体的な検討は進んでいないというのが実情でございますが,静岡の方でまた何か実験をされるというふうなことも聞いてますんで,その辺の状況をもうちょっとよく勉強したいと思います。ただ,サイクルシェアリングいうのは,同じ自転車を通勤,駅へ双方向へ利用していただくようなことなんですが,効率的にできる駅とか,地域の特色とか,いろいろございますんで,それから経営主体をどうするかというふうなことがございますんで,今後の検討課題ということにさせていただきたいと思います。  それ以外に駐輪場,三宮でもことし,去年,一昨年ですか,どんどんふやしてますし,それから新長田の方でも,今,再開発絡みでいろいろ駐輪場の要望をいただいてます。新長田なんかはたくさん駐輪場,台数はあるんですけれども,なかなか中に入れていただけない。再開発のビルには附置義務の駐輪場ありますが,ちょっと地下で入りにくいのであいてるとか,いろんな話ございますんで,その辺は地域の方と一緒になりまして,ワークショップなんかで,どうしたら皆さんに駐輪場を利用していただけるか,あるいは駐輪場をどこに増設する必要があるのか,そういったことは真剣にちょっと考えておるところでございます。  以上でございます。 13 ◯分科員(山田哲郎) まだあったんですけれども,時間ありません。あと何分ですか。 14 ◯主査(森本 真) 2分35秒です。 15 ◯分科員(山田哲郎) 放置自転車については,サイクルシェアリングだけじゃなくって,他都市のことをしっかり勉強していただいたら結構でございますので信念持ってやっていただきたいというのを要望しておきたいと思います。  それから,新神戸トンネルの,何というかな,計画利用台数とかね,これは今言われたら,さも計画どおり進んでると思いますけれども,償還に即した利用台数で,私聞いてるのは,第2新神戸トンネルで平成20年で2万7,000ぐらいの計画やったと。建設時に1本あったんを2本にしたんですから,利用台数もこんだけ通っていただきたいと,建設するときにあったはずですよ。それをなんか台数出しなさいということで言うたんですけど,償還に即した台数しか出してへんのです。最低のやっぱり2万7,000とか,2万5,000とかやらなあかん。それに対して1万7,000とか1万8,000のところやから,さらに利用台数がふえるような,償還,償還と言って料金のことばっかり厳しい,厳しい言うんじゃなくって,利用台数をふやして,収入だけじゃなくって,一番当初質問するに当たって言いましたように,いろんな目標があるわけでしょう,新神戸トンネルつくった。そのいろんな目標に即するような利用台数の増加についてしっかりと取り組んでいただきたい。  パーク・アンド・ライドについては,基本的にパーク・アンド・ライドという考え方を,政策目標に立ってしっかりやっていただきたいと。これ全然意見が平行線になっとるので,意味がない。それだったら,もうあのパーク・アンド・ライドの余剰のところを別に利用するか,しっかりと,僕は実はこれ4月からこれ言うとんですわ。3カ月間努力してどんだけやるか,ほとんどふえてないです。今,局長言うた7割なんかほとんどありませんよ。僕毎日通っとるから,あの横ね。そういう形で,パーク・アンド・ライドって,アメリカではただにしよんですわ,数週間,数日間。それがパーク・アンド・ライドなんですよ。その辺のところを,パーク・アンド・ライドもいろんな効果があるわけでしょう。公共交通の利用増につながるとか,地球環境のこととか。そういうことも踏まえて,しっかりと大局的に立って事業を推進していただきたいということをお願いしまして,質問終わります。  以上です。 16 ◯主査(森本 真) もう5秒しかないので。もういいと言ってますので。  じゃあ,訂正。 17 ◯松浦建設局長 先ほど7割と申しましたのは失礼しました。全体で73──きのうの話で73%,第1が59で,第2が100でございました。失礼いたしました。 18 ◯主査(森本 真) 山田委員,ご苦労さんでした。  次に,むらの委員,発言席へどうぞ。 19 ◯分科員(むらの誠一) それでは,引き続きまして質疑を早速させていただきたいと思います。  まず,冒頭,1つ要望をさせていただきたいと思います。  先ほども波打ち歩道の改修という話がございましたけれども,現在須磨区においても,我々──私,地元なんですが,我々地元は桜道というふうに呼んでます。正式の道路名称,ちょっと私今ここでわからないんですけど,事前に通告してますから,もう皆さんはよくご存じだと思うんですけれども──現在,須磨区の桜道については歩行者の安全確保のため,歩道の改善整備を検討しているとのことですが,整備に当たっては,既存団体の意見だけではなくて,沿道のマンションにお住まいの方々など,地域住民の声を大事に,また丁寧な説明をした上で進めていただきますよう,特に要望をいたしておきます。  それでは,質問させていただきます。まず,カラー舗装の活用についてご質問します。  平成20年度の決算でも,特殊舗装としてカラー舗装がなされてます。学校の周辺道路とか,主にそういうものがなされてるみたいですけども,JR海浜公園の新設に伴い,水族園へのルート路側部分には水色のカラー舗装を施し,通行車両に注意喚起を促す,歩行者に優しい道づくりが行われております。また,水族園を訪れる観光客にとっては,このカラー舗装が水族園へのわかりやすい道しるべになるとともに,鮮やかな色であることから,おもてなしの気持ちを感じさせるものとなっております。このカラー舗装にはラッコの何かそういうプレートなんかもはめ込まれてまして,大変好評だというふうに聞いておりますけれども,市内にはほかにも数々の観光施設や集客施設がありますが,これらの施設に対しても,最寄りの駅から歩道などに道しるべのカラー舗装を施してはどうかと考えますが,いかがでしょうか。  次に,3人乗り自転車についてお伺いをしたいと思います。  現在,自転車幼稚園保育所への送り迎えなど,保護者にとってはなくてはならない交通手段として定着しており,本市でも若いお母さんが幼児2人を同乗させる姿が散見されます。本年7月1日より兵庫県においても,子育て支援の観点から,警視庁の幼児2人乗り同乗用自転車検討委員会の検討結果を踏まえ,道路交通法施行細則を改定し,幼児2人を同乗させる3人乗り自転車が解禁されました。今後は,法令上正式に認められたことにより,3人乗り自転車がますますふえてくると思われます。そこで,建設局としても,自転車駐輪場に専用エリアを設けたり,保育所周辺の道路に専用レーンをつくるなど子育て支援の施策を展開していくべきではないかと思いますが,お答えをいただきたいと思います。  次に,広告看板等違法物件についてお伺いをいたします。  ユネスコによるデザイン都市としての認定や,このたびの──先日,新聞にも載っておりましたけれども,民間会社による地域ブランド調査,市区町村魅力度ランキングにおいて本市は5位に選ばれました。これは本市のまちづくりに対する評価と考え,私も誇らしく思います。ただ,中心市街地や繁華街で見かける広告看板等については,デザイン都市としてふさわしくないものが多く見られ,これらの日よけ類,広告看板等について道路上に突き出して設置されている場合,道路占用許可が必要とされていますけれども,現状では多数の広告看板類が許可を得ていない状況となっております。  そこで今回,建設局において国の緊急雇用創出事業を活用して,ひさし類や広告看板等の占用許可の有無などについて実態調査を行う予定としていますが,この調査対象に三宮の飲食店街,いわゆる東門街とか,北野坂とか,皆さんよくご存じの飲み屋街ですね,そういうものが含まれるのか,お伺いをしたいと思います。  また,調査結果を得て,具体的に違法物件の是正をどのように進めていくのかも,あわせてお伺いをいたします。  最後,下水道事業の方ですけれども,神戸市都市整備公社への委託についてお伺いをします。  下水道事業については,民間への発注だけでなく,神戸市都市整備公社への委託も多く,特に工事についてはかなりの事業が委託されております。現在,公社では市からの派遣職員と本市OBの嘱託職員で工事の発注や施工管理を行っております。ただ,工事そのものは民間業者が行っており,仮に,建設局へ現状の人員体制のまま引き揚げて,市が直接発注すれば,コスト的にはむしろ安くなるとの試算もあり,果たして今の形態が最適なのか,疑問であります。また,本市では外郭団体の経営改革に向け,これまでの評価委員を発展的に解消し,新たに神戸市外郭団体経営検討委員会を設置し,外郭団体の再編・統合・廃止の指針も含めた検討をすることになっております。こうした流れを踏まえ,外郭団体に委託せずとも,派遣職員等を引き揚げて,市で直接執行できるものは市で行うなど,現状にとられわることなく,最適な事業手法を選択すべきと考えますが,いかがでしょうか。  以上です。 20 ◯松浦建設局長 それでは,私から何点かご答弁申し上げます。  まず,カラー舗装の活用ということで,JR海浜公園駅のところのカラー舗装,非常に好評だということで,私どももうれしく思っております。私も最初見たときに,ああ,これはなかなかいいなと,何ていうんですか,海水浴場に行く,レジャーを指向する道としては華やかな感じで,なかなかいいなというふうに感じております。ただ,ああいう手法は,道路幅員が余りないというところで,何とか歩行者の安全性を確保するという,そういった観点からされてるというのがほとんどでございまして,何カ所か,市内,既にそういうところがございます。例えば,垂水駅の国道2号へ出ていくところですね,あそこも歩車道が分離されてない,幅員がないということでああいう手法をやっております。それから,区画整理なんかでも一部使われたりしております。そういうことで,これから積極的に使っていってはどうかというご指摘でございます。交通安全対策とスムーズな誘導ということでございますが,こういうことにつきましては,地域の方々や警察の協議,必要でございますし,また電柱の移設や交通規制,歩行者専用の路側帯の新設というようなことになりますので,いろんな,さまざまな課題がございます。そういった課題を踏まえて歩行者スペースを確保しまして,海浜公園のところはカラー舗装を行ったということでございます。カラー舗装につきましては,三宮周辺などで観光施設や集客施設が密集してる場所のところには,もう既に,いわゆるブロックのカラー舗装ですか,こういうのがたくさんされておりまして,既に美装化されております。また,既設の案内表示などが整備されてる歩道で,新たにするというのは,なかなか適してないというふうなこともございます。ただ,今後はご指摘のように,観光施設や集客施設の周辺で,そういった可能性があるところがあれば,道しるべやおもてなしの気持ちが感じさせられるようなということで,よい方法があれば,その辺の地域の特性を考慮しまして,カラー舗装も含めまして,それが一番いいんかどうか,ほかの方法があるんかどうかとか,いろんなことを考えてやっていきたいと思います。  ただ,今,どこをどうしたらいいかいう,ちょっと具体的なイメージ,私まだちょっと持ち合わせておりませんので,もしそういう,こういったところでやったらどうかなというようなお話がございましたら,またお聞かせいただきましたら検討させていただきたいと思います。  それから,3人乗りの自転車のお話でございます。  ご指摘のとおり,兵庫県におきましても,ことしの4月より6歳未満の幼児2人を同乗させることのできる3人乗り自転車が解禁されたと。これは何か特殊な自転車でないとだめだということのようでございますが,その自転車につきましても大手自転車メーカーから発売されてるということで,私ちょっとまだまちの中で,具体的にちょっと見たことはないんですが,残念ながら,ちょっと価格がかなり高いようでございます。数万円から,電動式のものは10何万円するというふうなことでございます。道路交通法は,自転車軽車両と位置づけられておりまして,車道通行が原則と。左端に寄って通行するということでございます。自転車が歩道を通行できるのは道路標識等で指定された場合,小さな丸い,青い標識,まち中でごらんいただけるかと思いますが,大概2メーター以上ある歩道のようなところではそういう標識ございますけども,あと,それから運転者が児童,幼児,70歳以上等の場合,これは標識がなくても通っていいと。それからあとは,車道または交通の状況から見てやむを得ない場合,こういう規制緩和というんですか──が一応されてるということなんですが,実際に自転車が歩道を通行する場合は,歩道の車道寄りの部分を徐行しなければならない。これなかなか,マナーの問題で,歩道を歩いてて怖い思いをすること多いんですが,これ徐行しなければならないという道路交通法上の規定がございます。3人乗りの自転車につきましても,道路交通法上は一般の普通自転車と同じでございますんで,今申し上げた規定を守って通行していただく必要があると,こういうことになります。3人乗り自転車がふえてくるだろうということに対して,保育所周辺に自転車の専用レーンを確保してはというようなお話もございましたが,一般に,自転車の通行空間を確保するには,歩道内で自転車の通行区分,広い歩道があれば分けたらいいわけですね,それが一番簡単でございますが,あとは車道の中で独立した自転車道を整備する方法,車道幅員に余裕がある場合でございます。それから,路肩に自転車レーンを設置する方法,これはあんまり神戸市ではやってないんですが,他都市では路肩に色を塗って,自転車レーンという表示をしているところもございます。  しかし,これらにつきましては,沿道の出入り口や荷さばき等の駐停車利用等もございますので,沿道の方々や警察と調整しながら検討を進めていく必要があるということで,保育所周辺に限らず,市内全域の自転車道をどうするかということを今真剣に考えてるところなんですが,なかなか課題が多く,決め手がないと。場所,場所で,場所に応じて少しずつやっていってるというのが現在の実情でございます。何とかルール化してやっていきたいとは考えてるんですが,そういった課題が多いということでございます。  既に,現在,市内に自転車の通行空間を整備した路線は,名谷環状線とか,山手幹線とか,何路線かありまして,延長としては16キロメートルぐらいございます。ただ,これはかなり古い時代に,整備できるところは整備したというようなことでございます。最近では,文化ホールの北側の大倉山線というところで整備いたしましたが,それは車道の中にさくを設けて,自転車専用のレーンをつくったということでございます。  保育所等の周辺に自転車専用レーンを整備する場合も同様の解決すべき問題がございますんで,かなりやっぱり困難な箇所が多いと思われます。ただ,幼児や保護者が通園する道路の安全性を確保することが非常に重要やという認識はしております。したがいまして,保育所周辺で交通安全上の課題がある箇所につきましては,自転車専用レーンがいいんか,何がいいんか,問題があれば実施できる対策をやっぱり考えていく必要があるということで,総合的に考えていきたいと考えております。  それで,自転車駐車場に専用エリアということも考えられるんですが,一般に自転車の通行空間を確保するには──済みません,駐輪場に専用エリアをつくるということなんですが,3人乗りの自転車は通常の自転車に比べて大型であるということで,ある程度以上の台数が集中しますと,子育て支援の観点から専用エリアを設けるいうのも1つの考え方かなと思います。ただ,現在駐輪場を管理してる指定管理者に対して実態調査を行っておりますが,今のところ余り利用実態はないということを聞いております。今後,需要が出てくれば,必要な駐輪場には専用エリアを設けるのは,さほど,そういう大きな問題はないと思いますので,需要に応じてやっていきたいと考えております。  以上でございます。 21 ◯樋口建設局総務部長 私から,都市整備公社の委託の問題につきましてご答弁を申し上げます。  都市整備公社の寄附行為には,目的として神戸市の産業経済の発展と住民の福祉厚生の向上に寄与するということになってございまして,その目的を達成するために行う事業の1つとして,下水道事業の推進を図るために必要な下水道の普及と適切な維持管理に資する事業と定められてございます。これは,平成12年に,当時ありました下水道公社が都市整備公社と統合されまして,その中でこういう形になったものでございます。  それで,こういうことで都市整備公社としては,市と連携をしながら補完的な役割を担うことによりまして,本市の下水道事業の円滑な運営に貢献をしていると,こういうことでございます。  具体的には,役割分担ということで,下水道事業において市の方は処理場間のネットワーク化,大規模なネットワーク幹線あるいは垂水処理場の東系施設整備などの大規模事業,これを発注,そして施工管理を行いまして,整備公社の方にはポートアイランド等の新市街地における下水道管渠の布設,また市街地の汚水管の改良工事といったものを委託をしてございます。  委託をする理由ということなんでございますけども,1つとして,市民生活への影響の大きい公共性の強い業務でありまして,確実性,安全性が強く求められていること,また下水道に関する専門的な知識・技術力・経験を要求される,そういったこと,そして本市と連絡調整が円滑迅速に行われるということで,私どもこういった仕事をお願いをしているということでございます。
     委員もご指摘されましたように,外郭団体につきましては,経営改善をさらに進めていく必要があるということで,神戸市外郭団体経営検討委員会が設置をされまして,外郭団体の新たな再編・統合・廃止ということが議論されまして,その指針を含めた検討がなされているということになってございます。  今後,私どもとしては,その検討結果を注視しながら対応をしてまいりたいと,かように考えてございます。  以上でございます。 22 ◯中島建設局参与 私の方から,いわゆる占用許可に関して,兵庫県の指導に関してのご質問にお答えいたします。  市民の安全とか,快適な通行を確保いたしまして,議員ご指摘のように美しいまち神戸とか,デザイン都市・神戸を実現していくために,道路上に,例えば建物から突き出して設置されております日よけ類とか,広告看板類,こういったものを,いわゆる道路法に基づいて正しく占用許可を受けていただいたものにすることが非常に必要で,かつ現状では,そういうもので許可を受けていない物件が結果的に多数ございまして,そういう実情にございます。その点は非常に大きい問題だと考えております。こういったものの適正化が必要となっておるとの,認識でございます。  そういった中で,このたび平成21年度神戸市緊急雇用創出事業,こういったものを少し活用させていただいて,調査等をしようと考えました。多数の看板等が存在いたします中心市街地周辺,こういったところでまず実態調査を行いまして,その現状を把握しまして,正しい道路の使い方についてPR,あるいは占用許可申請を受けてくださいねといった指導とか,是正に向けた啓発,こういったことをこの業務の中で行って,道路占用の適正化の一助としたいと考えております。  今回の調査につきましては,本年度下半期,6カ月間に中心市街地といいますか,東灘区から須磨区にかけての各区におきまして実施する予定でございまして,いわゆる民間事業者に委託して行うところでございます。  実施内容につきましては,具体的には調査員によりまして,対象となる看板等の大きさ,高さ,あるいは許可の有無などを調査いたしまして,その結果,許可を受けていない看板などのうち,基準に適合しているもの,こういったものについては,占用許可制度に基づいて許可を受けてくださいねという,そういう促すようなチラシを配布して適正化を図っていくと。また,基準に合わないと考えられるような看板につきましては,これもチラシ配布によりまして啓発を行いまして,調査報告書をまとめて提出していただくと,こういうことを考えております。  どこを調査するんだと,1点目のご質問にございました。特に,三宮周辺で,いわゆる飲食店街,繁華街を入っとるんかということでございますが,現状,三宮周辺で申しますと,例えば──例えばといいますか,三宮に限って申しますと,フラワーロード,北野坂,それから生田新道,それからJRに沿っての南側,北側の道路,それからトアロード,鯉川筋,この辺を抽出して調査しようと考えております。  今後の対応でございますけれども,違法物件の是正ということにつきましては,量とか,質ともにかなりのマンパワーを要する,大変な仕事ではございますが,今後とも引き続き適正化を図っていきますとともに,今回の調査をもとに,各建設事務所と連携を図りまして,個々の物件に応じた市民生活への影響の大きさというものを勘案しながらの是正方法,こういったものを検討してデザイン都市にふさわしいように,今後とも努力をしていきたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 23 ◯分科員(むらの誠一) それでは,時間がございますので再質問をさせていただきたいと思います。  まず,今の広告看板等ですけど,そらもう皆さんもよくおわかりだったし,私もわかってましたけれども,要は,私からすると,パンドラの箱をあけてしまったのかなというような感覚ですよね。これ補正で,緊急雇用ですから,先ほどおっしゃったように,マンパワーが物すごく必要になってきますよね。だから,これ,だあっと,この補正がついてるときに人員確保してやるのはいいですけれども,やったところ,今度是正をしていくというのに,じゃあどれだけの人がかかるのか,時間がかかるのか,それから当然やってるところとやってないところの不公平感というのも当然出てきますよね。あそこは何で言わんとうちだけやと。私,個人的には,やっぱり一番多いのは,やはり飲み屋街なんかというのは,本当にたくさんあるんですよね,現実問題としてね。だから,その辺を本当に今後どうやっていくのかということなんですけど,私は1つこれ提案したいんですけども,マスコミの力も使ったり,それからやっぱり地元の商店街とか,商店会とか,例えば三宮の飲み屋街のいろんな組合とかあるんでしょう。そういうところとやっぱりキャンペーンをやって,よくのぼり立てて,マスコミにも取り上げていただいて,とにかく自主的に,要は皆さん方でその辺を,当局は,今回はずっと回っていくんでしょうけれども,何かそういうキャンペーン的なものをやって,やはり神戸市としては取り組んでるんですよというのを何か盛り上げてやっていただけたら。粛々と,単なる地味にやるんではなくて,何かそういう形はとれないのかなというのは思うんですけどね。これはちょっと質問をしたいと思います。  それから,整備公社について。神戸市外郭団体経営検討委員会の結果を受けて,対応しますというようなことだったかなと思うんですけれども,皆さんとして,どう評価してるのかということですね,現状。先ほど,基本的に外郭団体というのは補完ですから,市の密接な関係とか,公に,とにかく公的な仕事をするというのが大体外郭団体と言われてますよね。だから,私としては民にと今回言ってるんではないんです,この場合はね。引き揚げて,だから市で発注した方がコストも安くなる,要は市がやるわけですから,外郭団体よりも密接ですわね。だから,コストが安くなるんであれば,しかも,コストが重要なんではないんですけれども,市長もたびたび言っておられるけれども,今回のマニフェストでも載ってますよね。これはあくまでマニフェストですけどね,次の。25年まで外郭団体,現在46あるのを10団体減らす,36にする。それから,派遣職員,外郭団体に派遣してる職員を3割削減すると。これ数でいくと,現在派遣の常勤職員,市からの派遣の常勤役員なんかも入れると632人いるそうです,7月1日現在で。それの3割になると,約170名。だから,そら相当引き揚げていかないといけないわけです,各局が。私,今回,先ほど数字申しませんでしたけれども,今回の私が指摘してるところは,市からの派遣職員7名,それから市のOBの嘱託職員5名,これだけでも,本市でやっても,コストが高くならないというんであれば,引き揚げて,十分同じ仕事がやっていけるんではないか,この7名,引き揚げることができますから,少しは貢献できますね,市の方針として。その辺をまず仕事を出してる,これ下水道サービス公社の方々ですよね,要はね。だから,当時の経緯というのも聞いてますけれども,皆さん方として,評価委員会云々ではなくて,皆さん方として,今これがベストなのか,これが一番いい事業形態なのか,やり方なのか,それを改めてお伺いしたいと思います。  それから,3人乗り自転車なんですけれども,確かに局長おっしゃったように,自転車が高いんです。私,当初は,今回これ建設局ですから,この自転車のね,他都市では助成をしてるんですよ,高いから。子育て支援の観点でね,やってるところもあるんです。お幾らの助成をしてね,子育て支援をやると。これはだから,私も機会があれば,ほかの局でも,また質問もしてみたいなとは思ってるんですけれども,まあ今回この制度が始まったばっかりですから,局長はあんまり見たことがない,私はちらほら見てます。だから,今後こういうものが恐らくふえていくだろうというふうに考えておりますから,そのときに柔軟に対応していただけたらと思います。だから,私としては専用エリアとか,専用レーン,限定してるわけではなくて,建設局としても,子育て支援の観点で,そういう観点も入れて施策を展開していただきたいなというふうに思っております。これはコメントがあったら,ぜひお願いします。  それから,カラー舗装なんですけれども,安全性,当然今まで皆さん方,道路とか,歩道ですから,特に安全性というものを考えて,今まで事業をなさってきたわけなんですけれども,局長おっしゃったように,本当に華やかなんですよ,現実問題ね。華やかなカラー舗装は,私もどれだけの色が種類としてあるのか存じませんけれども,少なくとも須磨の水族園はきれいなブルーです。こういうものはユネスコに認定されたデザイン都市・神戸にふさわしい景観を形成すると思ってますし,このカラー舗装っていうのは交通の安全面,それから人を穏やかに誘導する面,それからデザイン都市・神戸に──先ほど申し上げた──ふさわしいまちを演出できる面,そういう多様な役割を担っていくことができるんじゃないかなと思ってまして,このような多様な機能面に着目して,今までの安全性とか,そういうものだけではなくて,観光施設への道しるべ,それからまちづくりへの積極的な活用というものをぜひお願いしたいなと思います。これも,ちょっと,局長答弁をお願いしたいと思います。  以上です。 24 ◯松浦建設局長 まず,3人乗り自転車の話ですけど,子育て支援ということで,他都市で何か助成があるというようなお話,私ちょっと初めて聞きましたですが,建設局としましても,先ほど保育所周辺で交通安全上の課題がある箇所については,いろいろ考えてみたいということを申し上げました。具体的にどうするかということをちょっと局内でもいろいろ議論したんですけど,日常のパトロールや市民の方からのご要望というのは,これは当然そういうのを把握するのは当然でございますが,一遍,保育所等の周辺という観点を加えて,もうちょっと再チェックしてみたらどうかなというようなことを考えてます。具体的にどういうふうにチェックするかは,また現場事務所とか,ちょっと相談して,考えてみたいと思っております。  それから,カラー舗装の件でございますが,先ほど申し上げませんでしたが,実は,カラー舗装は学校周辺にということでは,以前からもうご存じのようにやっておりまして,1校につき,正門前,車道から舗装するというのをずっと以前からやっております。それから,最近は,車道だけじゃなく,路側帯,学校周辺200メートル近辺ぐらいまでの歩道内,路側帯でも学童が通るところは緑色を敷くとか,そういうことを始めておりまして,かなりいろんなところでカラー舗装が出てきているとは思います。  先ほどの須磨の話,非常に色鮮やかではございますが,ちょっと危惧しておりますのは耐久性でございまして,みすぼらしくなって,はげてきたらかえってだめだということもありますんで,本当に何がいいんかいうのは,よく慎重に見きわめてやっていかなければいけないと。それから,地域の方もいろんな方がいらっしゃいますんで,あれがいい,これがいいという意見をやっぱり集約するのも大事でございますんで,これにつきましても,地域の方とよく相談しながらやっていきたいと考えております。  それから,広告看板の話ですが,マスコミの力とか商店街の力とか,キャンペーンをやってはどうかという話でございます。まさに,同じ気持ちございます。粛々とやっていってはだめだと。過去に,実は三宮近辺で警察と協力しまして,「美ing」のキャンペーンで大々的に看板撤去したりしたこともございました。現在も,放置自転車とか,自動二輪とか,そんなんも含めましてまちをきれいにするということで,地域と警察と一緒になってやってる箇所,幾つかございます。そういった,あんまり皆さん,ひょっとしたらご存じないかもしれませんので,おっしゃるように,そういったキャンペーンはやはりちゃんと広報して,堂々とやってるということで,啓発活動にもなるかと思いますんで,ちょっとそういったことについてももう1度真剣に考えていきたいと考えております。  以上でございます。 25 ◯樋口建設局総務部長 都市整備公社の委託の問題につきまして,建設局としての考えどうなんだということで,大変舌足らずな答弁で申しわけございませんでした。私どもとしましても,今の役割分担というのが基本的には適切だと考えてございます。と申しますのは,一般に,公社と市の本体との役割分担というものは,市の本体がどうしても職員の定数が条例化等々で非常に硬直的な状況の中で,その都度その都度の行政ニーズに対応していくためにフレキシブルに対応していくということで,こういった公社がつくられて,市の本体を補完する意味でつくられたものでございますけれども。例えば,具体的に申し上げますと,下水道の場合でしたら,産業振興局の方で──昔の農政局ですね,集落排水事業というのを調整区域の中で実施してございます。私ども,片や公共農村下水道と申しまして,調整区域の中でも,例えば下水道本管が通ってるところについては取り込んでいったらいいじゃないかとかいうような形で,調整区域の中で同じような仕事をやる,それがいかんせん,産業振興局にはそういった下水道の専門おりませんから,そういったところが都市整備公社というところで一体的にやっていくというような意味合いもございます。  そういったところの中で,現在の整備につきましても,一括して整備公社でやっていただく形の方が──今の水環境センターで,それぞれ,例えば管渠の補修の問題ですね──方がいいのかどうかといったような観点の中でこういった形をとってございます。  ただ,先ほども議論として出てございましたが,既設管渠の更新ということで,これからどんどん仕事が膨らんでいく,どんどん大きくなっていくとすれば,これは整備公社の部門で果たしていいのかどうか,そこは柔軟に私どもとして,役割分担を見直していく中で,一番適切な,効率的な方法をとりたいと,かように考えてございます。そういった中で,今は適切だと申し上げておりますけども,じゃあ,現状でそれでいいのかということではなくて,常にやはりPDCAサイクル,市長が常に申し上げておりますPDCAサイクルの観点の中で検証もしながら,必要な見直しを行ってまいりたいというふうに考えてございます。  そんな中で,今回の外郭団体の検討会での,委員会での議論も踏まえながら,対応していくと,こういう趣旨でございますので,よろしくお願いいたします。 26 ◯分科員(むらの誠一) 先に,広告看板ですけれども,大変だと思います,これからね。ただ,タイミングとしては,私はこのユネスコからデザイン都市として認定されて,やはり今まで何で何にも言うてこうへんかったのに,何で急に言い出したんやと,何で指摘するんやという声が多分たくさん出てくると思うんですね。だからといって,いつまでたっても神戸市は観光交流都市を標榜し,しかもこういうデザイン都市として政策目標を持って,まちをそうしていこうとしているわけですから,いいタイミングだと思いますので,ぜひしっかりと取り組んでいただきたいなというふうに思いますので,お願いいたします。これは要望です。  この都市整備公社ですけれども,今,現段階では適切だと思ってるということですけれども,私はすべて建設局下水道事業として公社に委託してる事業を全部と言ってるわけではなくて,特に私はこの工事の部分を申し上げてるわけですよね。工事っていうのは,先ほど申し上げたように,ほとんど嘱託職員7名と,嘱託職員──ごめんなさい,派遣職員7名と嘱託の5名で工事の発注,さばいてるわけですよ。で,施工管理をやってると。私は,先ほど申し上げたように,これをそのまま,仮にこのままの体制で,今やってる事業ですから,そこでやってるわけですから,公社でやってる,それを場所を移して神戸市の方でやって,できないのかって話なんですよね。要は,私はコストが若干安くなるんではないか,仮にとんとんでも,先ほど申し上げたように,職員を引き揚げるということができると。最終的な検討委員会の結果を待ってということになるのかもしれないですけれども,少なくとも,要は市民サービスを低下させずに,今私が申し上げてるように,そのまま,仮にですよ,市からの発注,市に移動してできないのかということだけお聞きしたいと思います。 27 ◯樋口建設局総務部長 体制をそのままという形でございますけれども,やはり今すぐという形がとれるのかどうかというのは,やはり検討しなければならない問題ございます。と申しますのは,その部門は部門で工事をしながら,私どもの方も本体での事業もございます。そこでの役割分担としてのものをしてございますので,直ちにというところにつきましては,すぐできるということは,ちょっと申しかねるんですけども,ただ,必要に応じましてこの見直しをしていきたいというのは変わりませんのでご理解いただきたいと思います。 28 ◯分科員(むらの誠一) 私も,今すぐとは申してませんけどね,そら速やかにやっていただきたいんですけれども。旧の神戸市下水道公社が,事実上,今,これ公社の,現のね,これ都計ですけどね,神戸市都市整備公社の事業概要の中の,この組織図,ここの下水道事業運営部というところにそっくりそのまま行ってるんですよね。ここにだから派遣の職員の7名がいらっしゃいます。じゃあ,この方々が例えば都市整備公社のほかの事業もいろいろやってるというんであれば,そう簡単にはできませんよっていう話ですけれども,事実,まあまあ,縦割りというか,その部門だけをここの組織で担ってるわけですから,要は単に移動すると。私からするとですよ,そういう感覚なんですよね。だから,私は今の答弁を聞いても,神戸市の方でやればいいんではないかなと。その方が外郭団体からの職員も引き揚げられるし,総合的に考えてそちらの方がいいんではないかなというふうに思いますけれども,最後にコメントを聞いて,5分ですれども,終わりたいと思います。最後に答弁だけお願いします。 29 ◯樋口建設局総務部長 委員のご指摘の点も踏まえまして,常に検証を進めながら対応してまいりたいと思ってございますので,よろしくお願いいたします。 30 ◯主査(森本 真) どうもご苦労さまでした。  委員の皆様に申し上げます。午前中の審査はこの程度にとどめ,この際,暫時休憩をいたします。  午後1時ちょうどより再開をいたします。   (午前11時57分休憩)   (午後1時3分再開) 31 ◯主査(森本 真) それでは,ただいまから決算特別委員会第2分科会を再開をいたします。  午前中に引き続き,建設局に対する質疑を続行いたします。  それでは,本岡委員どうぞ。 32 ◯分科員(本岡せつ子) それでは,始めさせていただきます。  初めに,地元業者への仕事確保の問題について伺います。  国の経済危機対策として,昨年度末から神戸市に600億余りの巨額の予算が増額されました。建設局関係では130億余りということです。ここで重要なことは,実際に地元の小規模な業者に仕事が回り,まちの経済の活性化につながるということだと思います。神戸市は,地元中小企業への受注確保策として,小修繕随意契約事務の執行に関する指針を設けて,100万円以下の小修繕補修工事の発注を行っています。その件数をお聞きしますと,ことしの4月から8月末までの発注状況が997件,2億5,600万円ということでした。垂水区では垂水建設事務所関連で58件,1,206万円,西水環境センター関連で56件,2,585万円,この小修繕のことではホームページでも紹介をしていますけれども,意外に件数が少ないなという感じが私はしております。公共工事の発注は,地域経済の活性化の大きな目的の1つでもあると思います。小規模工事が直接地域の業者に発注される仕組みというのが必要だと思いますけれども,今の仕組み以上に,これまで参加していない業者の皆さんを対象に,受注の参加を呼びかける工夫が必要だと思いますけども,いかがでしょうか。  2つ目に,西神戸有料道路について伺います。  旧ということになると思いますけど,西神戸有料道路の無料化によって,一般道路にコンテナ車などの大型車両が大幅にふえて,住民は騒音と振動に苦しめられています。この問題で,私たち共産党議員団は申し入れを行って,路面の舗装の打ちかえ,予備信号の設置など,一定改善はされましたが,根本的な解決には至っていません。抜本的解決策は,西神方面からの車両を山麓バイパスを経由して,港方面,阪神間に流れるようにすることだと考えます。そのためには,山麓バイパスの通行料金を安くすることです。先日の外郭団体の審査で,局長は阪神高速山手線が湊川につながることで解決すると言われていましたが,通行料金が高いことが一般道路に流れている理由であり,これでは解決につながらないと考えます。山麓バイパスの通行料金の低減化,できれば無料にするように検討すべきだと思いますか,いかがでしょうか。  また,私たち日本共産党は沿線住民の皆さんのお話を聞いてまいりました。振動や騒音がたまらないというのが皆さんの声で,特に早朝の4時ごろから6時ごろ,この時間に騒音立ててトレーラーや大型特殊車両が通行して眠れないという声が多数ありました。当面,少なくとも深夜から早朝にかけて大型車両の通行を制限するよう,兵庫県警と協議して実現をしていただきたいと思いますが,いかがでしょうか。  次に,駐車場の問題についてです。  観光バス駐車場についてお聞きします。建設局は安全で円滑な道路交通を確保するためということで,駐車場を設置運営しています。乗用車駐車場は計画的に整備されていますが,観光バスなど大型自動車駐車場が足りません。国際文化観光局からいただきました資料では,北野坂や三宮周辺にはほとんど大型バスの駐車場がありません。一部,小学校跡地などにはありますけれども,もうほとんど少ないです。市役所前では,常時フラワーロードにバスが連なって,周辺で観光客が大きなかばんを持って移動しています。ルミナリエのときにもごった返してる様子を皆さんもよくご存じだと思います。大型観光バス駐車場の整備が必要だと思います。駐車場の整備計画については,都市計画総局ということはよくわかっていますけれども,駐車場の運営管理を行っている建設局がきちんと伝えて,神戸市全体の問題としてぜひ検討していただきたいと思いますが,いかがでしょうか。  下水の問題で2つ伺います。  1つは,一般会計からの繰り出しの問題です。下水道会計決算は,黒字となったものの,下水道使用料は減少し,その上一般会計補助金の繰り入れが一部停止され,前年比17億円の減額となりました。下水道事業会計に一般会計からどのように繰り出しを行うかについては,これまで上下水道審議会で負担区分をどのように考えるかなど,各方面の方からの意見を聴取して,時間をかけて進めてまいりました。ところが,20年度は市財政が厳しいということを理由にして,審議会で議論をすることなく,汚水資本費の一般排水に係る一般会計補助の一部が繰り出し対象外として減額されています。当局は,緊急避難的な措置だと考えていると言われます。また,黒字決算とはいえ,収益額は減少しています。収支がタイトになると,今後利用者に料金アップをということも考えられます。緊急避難だと言うなら,減額された分を今後一般会計から返還してもらうべきです。本来,一般会計で負担すべきものを繰り入れすることは当然のことであり,建設局は市に負担区分のルールできちんと求めるべきだと思いますが,いかがでしょうか。  最後ですが,低入札の問題です。  神戸市が発注する公共事業などでダンピング落札が問題になっています。本会議でも,我が会派の金沢議員が取り上げましたが,このことによって下請の事業者や業務に従事する労働者にしわ寄せされ,賃金の低下を招くことが懸念されます。この工事は,垂水処理場自家発電設備工事で予定価格9億7,100万円が2億8,600万円,落札率が31.2%です。応札した業者はメタウォーター株式会社です。同社はほかにも垂水処理場の電気設備工事を44.8%,52.8%と,いずれも低い落札率で落札しています。当局の事情聴取によりますと,メタウォーター株式会社は神戸地区において下水道の実績が少なく,市場開拓を課題として受注したかったため,経費を縮減して応札したということです。このような低価格で入札すれば,まともな工事ができるはずがないと見るのが当たり前ではないでしょうか。この価格で適正な工事が行われるとお考えでしょうか,まず伺います。  また,当局は適正に手続をしているとしか言われませんが,このようなダンピング落札が適正な競争原理を持っているとお考えでしょうか,伺います。  以上です。 33 ◯松浦建設局長 私の方から,山麓バイパスの件,お答えいたします。  昨年10月1日に西神戸有料道路在来線無料化になりまして,さまざまな変化が起こってきております。夢野白川線,在来線ですね,それから今ご指摘の山麓線,一般道路ですが,交通量がふえておりますんで,騒音・振動対策,特殊車両の取り締まり,交通事故対策など,さまざまな対策を行ってきておるのはご存じのとおりでございます。  繰り返しになりますが,騒音・振動対策につきましては,舗装の段差やチャッターバーという,センターラインのところにあります突き出た車線分離標ですね,これの乗り上げでドンドン言うというようなことで,こういった対策を行ってまいりました。  昨年12月に最も問題が発生しておりました旧鵯越小学校から熊野神社付近まで,延長約200メートルにおいて4車線のうち中央2車線の路面を全面的に削りまして,舗装のやり直しを行いました。引き続きまして,山麓線の残りの2車線についても,夢野2丁目のチャッターバーの撤去とともに,8月8日に完成したところでございます。  それから,湊町線,山麓線から東へ行きまして夢野交差点,南へおりる線ですが,夢野2丁目から熊野橋の間も排水性舗装を5月25日に完成したところでございます。  以上の対策を行ってきたということです。  それから,特殊車両の取り締まりといたしましては,4月9日に兵庫県警とともに,特殊車両の通行の取り締まりを行っております。無許可の通行や計量違反については指導を行ったということで是正しますという報告が来ております。ただ,この違反車は,もともと山麓バイパスを通るべき車が,この夢野白川線,山麓線を通ってたというよりも,全く無許可で通ってたとか,あるいはほかの経路で登録してたのに通ってたという車が大半でございました。  それから,事故対策としましては,2月12日に鵯越交差点で,玉突き事故がございましたんで,6月に注意喚起看板,前方信号あり,追突注意の設置や,兵庫県警による黄色の点滅の予告信号の設置なども行われております。ということで,ハード的な対策あるいはソフトで,できることにつきまして逐次やってきてるところでございます。料金の話もいろいろございましたが,山麓バイパスの割引につきましては,昨年の10月1日に在来線を無料化したときに,これもご存じのように料金値下げやっております。普通車も大型車も車から布引までの全線乗りましたら3割引きということになっております。この結果,山麓バイパスの交通量は1割から2割程度増加しております。大型車もこの4月から8月の平均で,昨年の4月から8月と比較しましても1割程度増加してるということで,山麓バイパスへ通る車が山麓線へ逃げているというというよりも,よその車が山麓線に来てるという実態ではないかなというふうに考えております。  それから,ETC化に伴いまして,22時から朝の6時まで,深夜・早朝割引,これも行っております。現在,実施しております割引は,国の許可を得まして,借入金の償還が可能な範囲内で実現したということで,現在のところ,これ以上の割引は道路公社の償還計画上困難だというふうに考えております。  今後の対策でございますけれども,無料化直後の交通集中により発生しておりました夢野白川線や山麓線の渋滞も,何回か渋滞の状況を見ております。現在は比較的緩和されてるということで,問題になっておりました騒音・振動も,チャッターバーの撤去や騒音の抑制効果のあります排水性舗装が完成したことで,かなり改善したものではないかと考えております。とはいえ,ちょっと確認する必要もございますんで,近々に騒音と振動調査を実施しようかというふうに考えております。  先ほど山手線南伸部,有料道路で余り関係ないんじゃないかなというご指摘ございましたが,予定では22年度末供用予定ということでございますんで,そういったことで交通量がまたある程度変化するということも予想されます。1年近くたちまして,もう1度交通量調査もまた秋にはしようかと思ってるんですが,かなり渋滞状況を見ますとやっぱり変化が起こっております。周辺の神戸三木線とか,長田箕谷線とか,国道428号線とか,関連道路もございまして,この1年間ずっと同じ状況では多分ないんだろうと。ちょっとずつ変わってきておりますんで,もう1度交通量調査して,よく調べてみようかというふうに考えております。  それから,大型車の時間規制ということでございますが。深夜・早朝に大型車の通行の時間規制を行うというようなお話でございますが,まず道路管理者としては,道路法及び道路構造令に基づきまして,安全かつ円滑な交通を確保することができるように整備を行ってきてるということで,高さや幅員,構造上の制限がある場合を除いて,広く一般通行の用に供せられるものであることから,道路はそういうものでございますので,当該道路はそれらの制限もなく通行可能であれば,道路管理者としては,基本的に大型車両だけの通行を禁止することはできないというふうになっております。  山麓線のように,構造上の制限がない場合,大型車の通行を規制するのは,これはご承知のように道路交通法を所管する公安委員会の権限となっておりますので,そういったご意見があったことにつきましては,兵庫県警の方にまたお伝えしておきたいと思います。通行規制は神戸市内で約400カ所ぐらいあるそうでございまして,そのほとんどが細街路ということで,また幅員が十分でなく,車が離合できない箇所を選定していくというふうに聞いております。また,時間規制をしてるのは,たしか1カ所はあるというような話も聞いておりますが,それも何か小さい,細街路ということでございます。  以前に,東京の話,お聞きしまして,私どもちょっといろいろ調べましたら,東京は土曜日の晩だけやってるそうなんですが,大型車規制ですね。かなり広いエリアでやってるそうですが,やっぱり許可車いうんですか,全面禁止するわけにいかないんで,許可証を出してると。聞くところによりますと2万台ぐらい許可証を出してるというようなことも調べております。したがいまして,大型車の通行規制するということは,やはり沿道の方,それからどうしても利用しなければならない方,どういうふうに仕分けして,許可も発行するというようなこともございますんで,なかなかちょっと沿道の方のご理解とかいうのは,課題としては難しい課題を抱えてるんではないかなというふうに考えております。  それから,さらなる割引の話でございますが,山麓バイパス,3割値下げいたしましたが,交通量の増加,1割から2割ぐらいということで,結局,値下げしても,これは償還計画上だけの観点で申し上げて恐縮なんですが,値下げして交通量が収入上ふえるかといったら,大概は値下げした分だけ交通量が若干ふえても,収入が減るというようなことが多うございまして,償還計画上は,やはりちょっと,繰り返しになりますが,難しいんではないかなと考えております。  さまざまな対策を実施しておりますんで,先ほどの交通量調査とか騒音調査,こういったものを踏まえまして,ちょっと状況を確認しまして,それから加えて特殊車両の取り締まりもまた警察にお願いしたりして,ちょっと,当面様子を見ていきたいと思っております。  以上でございます。 34 ◯樋口建設局総務部長 私の方から公共事業の地元発注のお話と,それから下水道一般会計負担区分の問題につきまして答弁させていただきます。  まず,公共事業の地元発注の関係でございますけども,委員もご指摘いただきましたように,建設局といたしましては,この神戸経済の活性化,あわせて市民の暮らしと安全・安心を守る施策などの早期実現を図る,こういう趣旨から,昨年11月に15億円,そしてことしの2月に23億円,また今年度に入りまして,6月にさらに94億円,合計132億円の補正予算を計上いたしまして,取り組みを進めてございます。  そのうち,中小企業をはじめ,市内の事業者が受注しやすい生活密着型投資につきましては,65億円の事業費を確保したところでございます。  補正予算の地元事業者への発注状況につきましては,この8月末現在で生活密着型投資,今申し上げました65億円のうち,16億円の工事が発注済みでありまして,それらはすべて神戸市内に本店もしくは支店を有する地元事業者に対して発注してございます。  何や,65億のうち16かいということで,ちょっと心配をされてはいけませんので,ご説明しておきますけれども,50億円が未発注となってございますんですけども,実は,6月補正がちょうど生活密着型というのが50億円でございましたので,若干2月補正の分と6月補正の分とでは入り繰り等があるんですけれども,この50億円はこれから,今鋭意発注手続を進めておるところでございますので,今後,順次切れ目なく発注手続を進めてまいります。  なお,ちなみに平成21年度当初予算を含めまして,建設局の経理契約工事の発注状況でございますけれども,昨年同時期──4月から8月末でございます──それと比べまして2.4倍の104件,また金額にしましては1.6倍の28億円の契約を行ってございまして,そのうち97%の101件,金額にしまして26億円が市内に本社または支店のある地元企業に発注をしてございます。  その中で,先ほど委員の方からもご指摘ありました小修繕工事の件でございます。  建設局が行います小修繕補修工事,これは1件当たり100万円以下のものでございますけども,これにつきましては,全市基準にあります,いわゆる小修繕の執行の指針というものがございまして,これに基づきまして対応してございます。大きく2つ,緊急対応,もうすぐに修繕せなあかんていうことで,業者を選んでる暇がないというような対応の工事と,それからその以外の工事と別れるんですけれども,緊急対応の工事につきましては,年度当初に工種ごとに市内に本社または営業所のある業者,数業者を選定いたしまして順番に契約発注していくと,こういうシステムとってございます。  それ以外の,それは一部でございまして,大多数のものにつきましては,原則として発注する業務ごとに内容に応じて適当と判断した3者程度の業者の見積もり合わせを行いまして,発注を,業者選定を行ってございます。  この場合の参加業者の方につきましては,経理課への登録,いわゆる指名競争入札の資格とか,そういったことを求めてはございませんで,地元業者の方が非常に参加しやすい形をとってございます。我々としては,地元中小企業の方が受注の機会を拡大していくことは大変重要であると考えてございますので,局のホームページにこの小修繕工事についてのご案内,お問い合わせ先,これは各建設事務所,水環境センターとなるわけですけれども,掲載をしてございます。  見積もり合わせの参加を希望される業者につきましては,各事務所にお越しをいただきまして,実績や得意分野など,営業内容を積極的にセールスをしていただきまして,参加の機会を広げていただきたいと,かように考えてございます。  続きまして,一般会計との負担区分の問題でございます。  下水道事業会計におきましては,基本的には雨水公費,汚水私費というものが原則になってございます。ただ,例えば福祉減免でありますとか,高度処理,こういった一般施策目的に係る経費などにつきましては,一般会計との間で負担区分を定めまして,一般会計補助金を繰り入れをさせていただいてございます。  現在の負担区分は平成15年12月に上下水道事業審議会からいただきました答申に基づくものでございまして,公費負担が妥当であるとされる経費について,一般排水に係る──汚水の中でも,特定排水,一般排水──特定排水というのは大量に使用される事業者さん向けの分でございますけども,一般排水に係る汚水の資本費について20%程度が適切であるという答申をいただきまして,平成16年度からこれに基づき繰り入れを行っているところでございます。  しかしながら,委員もご指摘いただきましたように,平成20年度の予算におきまして,非常に厳しい本市の財政状況,さらには企業会計に対する一般会計が行う繰り出しの見直し,これは国の総務省の方の繰り出し基準というのがございまして,それに適合するようにという国からの強い求めもございまして,汚水資本費の一般排水に係る会計補助金につきましては,20%相当のうち,約15億円が繰り出し対象外になってございます。この措置につきましては,下水道事業会計の立場としては,緊急避難的な措置であると考えておるわけでありますけれども,現在のような市全体の厳しい財政状況を考えますと,非常に難しい状況にあるのかなというふうに考えてございます。  それで,今後の対応でございます。今後,下水道事業といたしましては効率的な執行を行う,まずは経費を抑えるということで,より一層の経営改善を図りながら,平成22年度までの現在の経営計画──アクアプランでございますけれども──の目標であります下水道使用料を値上げせず,累積赤字を半減する,この目的を何としても達成をしていきたい。そういった取り組みを進めながら,今後,23年度から次期基本経営計画を定めることになりますけれども,その経営計画策定に向けまして一般会計との負担区分をはじめまして,投資,体制のあり方も含めた,経営のあり方全般について上下水道事業審議会に諮りながら十分検討してまいりたい,かように考えてございます。  以上でございます。 35 ◯中島建設局参与 私の方からは,観光バスの駐車場の問題についてお答え申し上げます。  現在,大型観光バスの駐車場といたしましては,先ほど委員もおっしゃいましたが,北野の,いわゆる北野工房の横に21台程度の駐車場があると。あるいは新神戸駅前には6台程度,あるいはメリケンパークに20台,臨時を入れますと50台。どれだけ三宮に近いかということがいろいろ問題になると思いますけれども,三宮周辺の観光バスの駐車場ということになりますと,やはりまとまったスペースが少なくて,現状は,三宮周辺道路が観光バスの発着の場所になってるという実情にございます。神戸に多くの方々が観光に訪れていただくと,そういったことからは,観光バスの駐車場確保ということは,全市的な課題であると認識しております。  現在,三宮周辺の整備とか,それから都心ウオーターフロントの再整備といったことが話題になっておりますけれども,こういったところでの将来のあり方の検討の中で,どうあるべきかということを関係各局が協力して考えてまいりたいと考えております。  以上でございます。 36 ◯井上建設局下水道河川部長 低入札についてお答えをさせていただきます。  垂水処理場の自家発電設備ほか2件の工事につきましては,いずれも制限付一般競争入札で入札があり,ことしの3月25日に開札された結果,低入札となったものでございます。それを受けまして,行財政局では,ことしの3月31日に低入札調査を行っております。  低入札調査におきましては,低入札価格調査資料として,入札額決定理由書,工事費内訳書,施工体系図など14項目の資料を提出させ,それに基づき調査を実施しております。応札業者の低入札額決定理由といたしましては,経営判断により,自社機器の製作費,設計費及び経費の縮減などの工夫をいたしまして応札したと,こういうことでございます。  調査結果の件でございますけれども,調査に当たっては,不当な価格で請負業者に対して工事をさせていないかどうかなどの点につきまして,事情聴取を行っております。その結果,当該業者が下請業者から徴収した見積もりを精査したところ,工事材料等は正しく見積もられており,下請業者に対して工事費を圧迫しているような状況は見受けられませんでした。  当該業者は,全国的に上下水道の設備工事を受注しております大手業者であり,技術的な点でも全く問題は見受けられませんでしたなどの点が確認されたため,適正な工事がなされるものと判断して,契約を行うことといたしました。  現在,それぞれの工事において本市の仕様書に基づいた機器承諾願いが期限内に提出をされ,機器製作が順調に進んでいるところでございます。  なお,低入札工事に関しては,保証金の増額,担保期間の倍増,中間技術検査の実施など通常の契約以上の条件が付され,通常の工事以上に気を配り,品質の確保,安全の確保,工程の確保を図っていく所存でございます。  また,公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律に基づき,工事の品質の低下,請負業者へのしわ寄せ,労働条件の悪化,安全対策の不徹底などがないよう,工事現場における施工体制の点検を徹底し,適切に業者の指導・監督を今後とも行っていきたいと考えております。
     以上でございます。 37 ◯分科員(本岡せつ子) それでは,初めの地元業者への仕事確保の問題ですが。参加しやすい形をとっているというふうに言われたんですけども,この数が多いかどうかというのはわからないですけど,私やっぱり,本当にこんなに仕事がたくさん,国からお金がおりて,たくさん仕事があるということで,本当はそれがまちの活性化に,経済の活性化にならないといけないと思うんですが,なかなかそうなってないんですね。もちろん,神戸市だけがというんじゃないですけれども,やっぱりそういうふうに目に見えるように,それこそ業者の人も国からこんなふうに仕事がおりたことで,自分のところにも仕事が回ってきたわと,まちが活性化してるわというような,そういう状況をつくるためにどんな工夫をするかということだと思うんです。ホームページにこうやって出されてるのも見まして,確かに,これでしたら,いろんな資格とか何かがなくてもできるんだなというのがわかるんですけど,なかなか業者の方なんかがホームページを見て,それで登録しようというふうに考えるかなというふうに思うんです。そんなんでは,本当に一定のそういう業界の方とか,そういうところにお願いするとか,そういう工夫というのをもっと,建設局としても,せっかくこういう中身の小修繕補修工事っていう,そういうやり方を進められてるわけですから,これがもっとたくさんの方に応募していただいて,それこそたくさん来て,なかなか仕事が回ってこうへんやんかという,そういう状況ができるような,そういう工夫というのをぜひしていただきたいと思うんです。これだったら,私も本当に小学校区の中で,近くの工務店のおっちゃんがここで仕事しとうわと,子供たちにも見えるとかね,そういうようなことが,これだったら公園で,あそこ修繕してくれとったわとか,そういうようなことができるん違うかなと思うんで,そういう意味で受注の参加を呼びかける工夫が要るっていうことを言わせていただいたんです。参加しやすい形をとっているというのは,これを見るところではそんなふうに思うんですけれども,それがもっとできるように,その辺のところをお聞きします。  2つ目の西神戸有料道路のことですけども,私も鵯から夢野の道,よく通るんですけど,すごい坂で,すごいカーブですね。あそこに本当にコンテナとか,そういう車が朝通ったら,ほんとにご近所大変やろうなと思います。それで,沿道の方の同意が得られないとかいうておっしゃったけど,多分あの辺の方のコンテナ持ってらっしゃる方が──ということじゃないというふうに思うんですね。私やっぱりそういう意味では,いろいろ財政的な問題あるかもわからないけど,本当に騒音と振動で苦しんでおられる,そういう住民の皆さんの立場に立って,ああいう形状の道路ですから,もうほんとここで何とか,そういうものに苦しめられない,騒音や振動を何とか減らすために,いろんな策をしていただいてるわけですけれども,私はやっぱり車の流れをつくるというか,そこのところが一番大事じゃないかなと思って,質問させていただきました。規制も管理者としてはできないというふうに言われましたけれども,いろんな工夫,今の東京の場合は土曜日だけとかいうことでしたけれども,ほんとそういうこともできるのかできないのか,そういうことも検討するということも必要だと思うんですね。そんなんでは,本当にこの道路の無料化とか,そういうことによってつくり出されたものですから,ぜひこれについても何とか,検討をするということができないのかお聞きします。  それから,駐車場のことですけど。全市的な課題ということですけれど,私もそうやと思うんです。ほんと観光都市と言いながら,市役所の前に何か,本当はとめたらあかんかどうかわかりませんけども,そんなところで乗りおりをされて,道路のところを横切ったりして,観光客の方がおられるという,そんな状態というのは,国際観光都市というのはちょっと恥ずかしいんじゃないかなと。そういう意味では,ぜひ建設局としてもちゃんと言っていただきたい。これについてはお聞きしませんけれども,そのようにとらえておられるんでしたら,ぜひ建設局からもお声を上げていただいて,実現できるように,私は新港突堤とか,それから復興記念公園の周りの,あいているというか,そういう土地とか,そういうところで,何とか,どこの持ち物かは別ですけれども,何とか,少しでもできるんじゃないかなというふうに思いますので,それは意見として申し上げておきます。  それから,下水と一般会計のことですけれども,ということは,来年から審議会において一般会計からの負担区分についての議論を進めるということなんでしょうか。今お聞きしてましたら,震災後に150億の一般会計からの繰り出しについても,そのときは局長が頑として一般会計からはちゃんとお金もらうんだということで,それは言い続けるということで,まだ全部じゃないですけど,ずっとこの間も返し続けていただいてるという状況だと思うんですね。やっぱり今のルールでちゃんと求めるということがまず大事だと思います。それと,今これまでのルールでちゃんともらうということと,それから審議会でこういうことをきっかけにして,負担区分について議論する,それが直接利用者への負担ということにもなりかねないわけですから,その辺はもっと慎重にしていただきたいと思いますけども,その辺のところをお聞きします。  それから,低落札の問題ですけれども,幾ら考えても,私はこの9億が2億8,600万円に,31%の落札という,このことは,余りにもおかしいなというふうに私は感じます。何を聞いても適正なものだということを言われまして,専門的なところは私もわかりませんけれども,そしたらなぜ,最低価格というのも,なぜ設定をされてるのかなというのを私は感じます。落札というやり方が適正な競争原理ということで進められてると思いますけれども,それがこんな状況を招いているというのは,本当によくないことだというふうに私は思いますので,そのことについてお聞きします。  以上。 38 ◯主査(森本 真) 局長,あと2分ですので,簡明な答弁をお願いします。 39 ◯松浦建設局長 大型規制の話でございますが。先ほど申し上げましたように,警察の権限ということなんで,兵庫県警の方にはお伝えいたします。ただ,細街路とか,そういう事例はたくさんございますが,こういう幹線道路でやった事例はございませんので,沿道の大型車と言っても,コンテナ以外いっぱいございますので,そういった方のご理解がないとできないということだと思いますが,警察の方にはお伝えいたします。 40 ◯樋口建設局総務部長 小修繕の業者の方へのPRということでございます。委員のご指摘の点も踏まえまして,例えば,産業振興センター──昔の中小企業センターでございますけども,そういったところでの中小企業の方の相談のときに,積極的に私どもの方の小修繕もPRしていただくとか,何かそういった形で工夫ができないか,産業振興局とも相談をしたいと,こういうふうに思っております。  それから,負担区分の問題でございます。今のルールで求めることは当然でございまして,行財政局の方にもそのことは要求といいますか,要望して取り組んでございます。負担区分のために,審議会を開くのかということではございませんで,実は23年度からの新しい財政計画,下水道の計画を策定するためには,この審議会の方をやらなければなりません。その中で当然,こういったことの問題は避けて通れないと,こういうことでございますので,そういった中で十分議論しながら進めてまいりたいと,こういうふうに思ってございます。  以上でございます。 41 ◯主査(森本 真) 井上部長,あと30秒ちょっとなんで。 42 ◯井上建設局下水道河川部長 済みません,1点だけ修正をさせていただきたいんですが。先ほど,法律に基づき,工事の品質の低下と請負業者へのしわ寄せと私言ってしまいましたが,下請業者の間違いでございます。済みません,訂正いたします。  それと,低入札の件なんでございますが,一応,調査をいたしました結果,全く問題が見られないということで,私どもの使命としては,それぞれの工事ともに垂水の処理場において非常に重要な機能を担う設備工事であると,こういうことでございますんで,市民の安全,快適な市民生活を確保するということで,しっかりと業者指導を今後進めていきたいと,こういうふうに考えております。  以上でございます。 43 ◯主査(森本 真) 次に,坊池理事,発言席へどうぞ。 44 ◯副主査(坊池 正) 自民党神戸の坊池と申します。よろしくお願いいたします。  建設局は,防災を担う局として,昨今の異常気象によるゲリラ豪雨については,大変気をもんでおられると推察いたします。幸い,ことしは神戸市内は平穏にいってますけども,皆さんもご存じのように,昨年は都賀川の事故で痛ましい命が奪われております。これからも防災について,どうかよろしくお願いを申し上げておきます。  それでは,質疑に入らせていただきます。  まず1つ目は,公園の安全性と施設の安全確保についてお伺いいたします。  公園の樹木によって外部からの視線が遮断されてしまい,公園で子供たちを安心して遊ばせられないという保護者の声があります。一方,公園の樹木はまちの緑化に欠かすことのできないものです。公園の緑化と視認性という矛盾しかねない,この2点をバランスよく満足させる工夫をどのようにされているのかお伺いをいたします。  また,公園にある遊具や施設の中で,設置から長い年月を経て,古くなっているものの安全確保が重要となってきています。20年度の国の指針を受けて,今年度も遊具の安全点検を行うことになっていますが,事故が起きてからでは何にもなりません。現在の進捗状況はどのようになっていますか。できるだけ早い対策が求められていますが,今後の更新をどのように行っていかれるのか,建設局の方針をお伺いいたします。  もう1つ,神戸市が直接管理する公園だけでなく,さらに市民公園の遊具についても点検が必要です。この市民公園は調整区域内でことしの1月時点で212カ所あると聞いております。この市民公園にも遊具等の施設もありますが,安全確保に対する神戸市の取り組みを検討すべきであると思いますが,いかがでしょうか。  次に,2つ目は,三宮周辺の緑化推進についてであります。  街路樹の緑は市民や観光客などに元気や安らぎや潤いを感じさせるだけでなく,まちのイメージと太くつながります。美しいまち神戸,またデザイン都市・神戸にふさわしいまち並みづくりにおいても,神戸の魅力をより際立たせる背景として緑は欠かすことができない重要なものです。バックに六甲山系という緑がある神戸市街地ですが,林立するビルの谷間にいては,それも目に届きません。戦略的には,まず神戸の玄関口である三宮周辺の緑をもっとふやすべきであると考えます。例えば,JRの高架があります。この南側,三ノ宮駅から神戸駅に至る神戸明石線や,同じJR高架の北側,若菜神戸線,これの花隈公園を挟んだ東西,このあたりは道路の幅員も十分であり,1車線減らしてゆったりとした歩道と街路樹を整備し,並木道の景観をつくり出すことが可能ではないでしょうか。花と緑あふれるまちづくりを推進し,デザイン都市・神戸にふさわしいまちの実現に向けて,局は具体的にどう取り組んでいかれるのかお伺いをいたします。  次に,3つ目は,街灯の照度アップについてであります。  市街地における街灯の照度アップについては,市民からも安心したとの声を聞くことが多くなってきました。安心感と明るさの関係が重要であることを感じています。しかし,市街化調整区域においては,まだまだ街灯の絶対数が少なく,暗い道がたくさんあります。家の密度が低いとはいえ,そこに住む市民にとっては生活道路です。その道が暗くては防犯に対して不安を感じざるを得ません。今回,22年度までに防犯灯の半分を照度アップする計画を前倒しして,21年度に完了するとのことですが,次期計画では残り半分の街灯も照度アップが図れるよう,さらに積極的に取り組んでいただきたいと思います。街灯の照度アップを今後どのように計画しておられるのかお伺いをいたします。  次,4つ目であります。下水道施設についてお伺いをいたします。  まず,垂水処理場の拡張について。下水道施設は市民が快適な生活を送るためには欠かせない,非常に重要なインフラです。しかし,下水管は地下に埋められておりますし,処理場も住宅から離れたところにあるため,市民からは見えにくいものとなっています。また,維持・運営には大きな投資が伴います。ですから,その整備については,しっかりとした計画が必要です。現在,進められている大規模事業は,垂水処理場の拡張と処理場間のネットワーク化です。まず,垂水処理場の拡張により,汚水の高度処理が行われ,これに合わせて中部処理場が廃止されることになっています。この事業に当たり,今後の人口推移や社会動向を踏まえて必要を見込んだ処理能力が十分確保されているかどうかお伺いをいたします。  次に,ネットワーク化であります。また,処理場間を結ぶネットワークについては,震災時の教訓を生かして整備が行われていますが,地震だけでなく,多量の水が流れ込んでくる大雨や土砂災害などに対して,どのような対策や整備を行っているのかお伺いをいたします。  3つ目に降雨情報システムについてお伺いいたします。これはレインマップこうべ250と呼ばれている施設です。下水道の施設には,雨への対応のために多額の投資をして整備されたレーダー降雨情報システムがあります。一般市民でも,パソコンや携帯電話で雨雲の状況が見られるようになっていますが,市民には余り知られておらず,十分活用されていません。下水のレーダーはその観測メッシュが250メートルと詳細なことから,最近問題になっているゲリラ豪雨への対応も可能ではないかと思います。自主防災意識を高めて災害予防につながるよう,もっと多くの市民にこれを活用してもらうよう,PRをすべきだと考えますが,いかがですか。このレーダーシステムは,この28階からでも西の山を見ると,わずかにドームが見えております。神戸市の水に関する災害防止の観点からも,どうかよろしくお願いをいたします。  以上です。 45 ◯松浦建設局長 それでは,私の方から何点かお答えいたします。  最初に,公園の視認性と緑のバランスというお尋ねがございました。確かに,木が茂ると視認性は悪くなると。でも緑は欲しいと。矛盾してるこの2つをどう調和させるか,我々も常日ごろ悩み,やっております。そのため,建設局で新設公園や大規模改修公園時──大規模な公園を改修するときですね,そういったときでは,設計や計画段階から,また街区公園──小さい公園におきましては,視認の妨げとなる常緑の中木は,原則として植栽しないというスタンスになっております。それから,植栽と照明灯の位置を考慮するというようなことも定めております。また,地域主体で安全なまちづくりに努めていくということが,直接的な目の死角だけではなく,社会的な死角,心の死角ともいいますか,お互いにケアしていくというようなことを少なくしていくことにつながるということで,ワークショップ等によります市民全体の公園づくりというものを進めまして,公園を通じた共同意識の向上を図るということが防犯上も効果があると考えております。ハード・ソフト両面ということでございます。  既存公園での工夫でございますが,既存公園は樹木も日々成長してまいります。適切な維持管理を行いまして,見通しの確保に努めていくということが大切だと考えております。  また,身近な公園では,おのおのの公園の特性をよくご存じの美緑花ボランティアという団体が何百とございますが,そういった方々に低木の刈り込みなどの軽易な作業を行っていただいております。また,そういう地域の方だけでは困難な高木の剪定や枝透かしなどにつきましては,地域と建設事務所で相談しながら行うというようなことで,視認性の確保に努めているということでございます。  今後とも緑化と視認性のバランスを確保していくということで,行政だけでなく,地域の方と一緒になって取り組んでいきたいということを考えております。  それから,三宮周辺の緑化の推進についてということでお尋ねがございました。デザイン都市・神戸にふさわしい,美しい神戸の実現のためには,花と緑あふれるまちづくりを推進することが私ども建設局としても大切であると考えております。そのためには,都心部ではフラワーロードなどの街路を花で飾る花のプロムナード事業を展開しております。これによりまして,街路景観の魅力アップを図っているということでございます。  また,交差点などのビューポイントにはスポンサー花壇ということで,企業の方にスポンサーになっていただきまして,花壇を設置しまして,例えば旧居留地や三宮南地区などにおきましては,企業・市民協働による飾花を実施しております。こういったことで美しいまちの実現に向けた取り組みを進めているということでございます。  街路樹でございますが,街路樹につきましても,デザイン都市・神戸にふさわしいまちの魅力を市民や来訪者の方に印象づける大きなツールであると考えております。沿道の景観にマッチする樹種の選定や花木や紅葉による季節感の演出,それから心地よい緑陰を提供するための適切な育成管理によりまして,美しい街路景観の形成に努めているところでございます。  お尋ねは三宮周辺の緑をもっとふやすべきとのご意見をいただきました。具体的には,若菜神戸駅線の花隈公園のあたりということも今お聞きしましたが,三宮周辺などの中心市街地におきましては,新たに街路樹をふやすためには,現在のスペースそのままでは限界があります。今,ご指摘は,道路の車線削ってはというようなことだったかと思いますが,道路の再整備などに合わせてトータルで考えていく必要があるとは思っております。ただ,道路の再整備に当たりましては,今後の交通量の見通しや,市民ニーズの変化などを踏まえまして,ご指摘の街路樹ももちろんなんですが,歩道の拡幅とか,それから沿道利用のための停車帯とか,それから円滑な交通のための右折レーン,それから三宮周辺におきましては,まだ駐輪場が足らないというようなこともございますので,駐輪場の設置とか,真に必要な道路機能は何だろうかということをやっぱり見きわめる必要がございます。街路樹もしたいけれども,やはり駐輪場も必要やというようなこともございますんで,その辺を総合的に勘案してやっていきたいということです。  車線数の多い道路について1車線減らして緑化の推進を図ると。これ新たな視点でご提案いただきましたが,先ほどの若菜神戸駅線等につきましても,街路樹を含めまして,どういったことができるか,ちょっと研究してまいりたいと思います。  今後も,従来の取り組みに加えまして,道路の再整備,電線共同溝とか,いろいろやっておりますが,そういうことと連携しながら,花と緑あふれるまちづくりを推進していくということで,デザイン都市・神戸にふさわしい美しいまちの実現に取り組んでまいりたいと思っております。  それから,下水道の関係で垂水処理場の拡張のことで,処理能力に関してのお尋ねがございました。下水道は市民が直接目に触れることが少ないインフラではございますが,市民生活,都市活動には欠くことができない重要な都市の基盤であるということは言うまでもございません。1日も休むことができないという下水道を我々は24時間適正に管理・補修・改築して,機能を持続するというのが私どもの使命でございます。  中部処理場の件ですが,ご質問の垂水処理場は今東側で新たに工事を進めておりまして,これは中部処理場が平成22年度末で廃止されるということで,中部処理場は昭和33年に供用開始しまして,かなり老朽化が進みましたので,震災の被害を受けてるということで,この際,廃止してその機能を垂水処理場に肩がわりさせようと,こういうことでございます。現在の位置での改築は,中部処理場は困難ということで,いろいろ検討しました結果,平成8年度から整備を進めておりますネットワーク幹線の機能を有効に活用したらどうかということで,先ほど申しました用地を取得しております垂水処理場の東側,ここで新たに処理能力を確保するということが最も効率的であるということから,平成14年度より垂水処理場の東側の工事を,計画的に工事を進めてきているところでございます。このような事業を中期計画に位置づけまして,事業費の平準化を図りながら,計画的かつ効率的に事業を推進しております。  平成23年度の処理場ネットワークの完成後は,東灘,西部,垂水,3つの処理場がネットワーク幹線で結ばれます。このシステムは災害時の活用のほかに処理場の改築更新や高度処理の導入の際に相互に補完する機能を持っております。こういった機能で,これからの都市の変化,人口流動にも柔軟に対応できるものと考えております。  処理能力の考え方でございますけれども,2010年の神戸市人口を,ここでは155万人と予測しまして,今後の水量の伸びをほぼ横ばいとしまして,処理施設の容量を決定し,事業を展開しております。中部処理場を廃止しても,垂水処理場を含めてネットワーク化されました処理場全体の処理能力が確保されるということで,下水道の機能を休むことなく維持し,市民の安全で快適な生活を守ってまいりたいと考えております。  以上です。 46 ◯中島建設局参与 私の方から街灯の照度アップの問題についてお答えいたします。  本市では昭和39年から光のまち神戸運動ということで,街灯の増設に努めてまいりました。当時は1万灯余りだったと聞いておりますが,20年度末には16万8,000灯までになってございます。このうち建設局が主に歩行者の安全のために設置している,いわゆる防犯灯と言われるものは現在,約8万1,000灯という状況でございます。防犯灯につきましては,平成17年度で各地で子供をねらった事件などが発生いたしまして,明るい道づくりに対します市民ニーズが増大していたことから,18年度に,いわゆるワット数を基準の20ワットから32ワットにレベルアップして,地域住民の方と合同でパトロールを行いながら,また地域の声を聞きながら精力的に増設や照度アップを進めてまいっております。32ワットの防犯灯は20ワットの防犯灯と比べて,定額料金という意味では,電気代は同じでございまして,それにもかかわらず明るさが2.4倍,あるいは光が届く距離が1.5倍もあるというメリットがございます。これまで増設や照度アップの要望があった地域につきましては,おおむね整備が完了してございますが,まだ要望として上がってこない地域も正直ございます。こういった地域につきましては,整備水準に差があると考えております。これにつきましては,建設事務所職員が中心となりまして,パトロールを行いまして,近くの方々の意見も聞きながら,順次増設や照度アップを進めているところでございます。  進捗でございますが,今年度末までに当初計画時は防犯灯約7万1,000灯あったわけですが,これの約半分,3万5,000灯を目標にいわゆる照度アップを行ってきたわけでございますけれども,予想以上に市民からの反響が大きかったこと,あるいは効率的な事業の執行ができたということで,当初計画以上に整備灯数をふやすことが可能となってございます。  結果,ことしの8月末では既に約3万3,400灯の照度アップが完了してございますが,今年度,1年前倒しということもありまして,予算をいただいておりますので,あと7,000灯程度の整備ができる見込みでございます。これによりますと,今年度目標を上回る4万灯程度にふえた形で完了する予定となってございます。  ただ,理事おっしゃいましたように,市街化調整地域ではまだまだ暗く感じるところが多いと,問題があるよというご指摘でございますが,そういったご要望につきましても,かなりの対応がこの残る7,000灯でできるものと考えております。  来年度以降も引き続き,地域からのご要望については積極的に対応,こういうことを考えておりますし,また32ワット化ということは,器具の更新に合わせて,古くなったものをかえるといったときには,当然照度アップを図っていきたいと考えております。  これまで,前倒しもあって,4万灯まで精力的にやってきたわけですが,今後も,さらに短期集中的に進めるかどうか,こういった点につきましては,今申しました地域からの要望の状況を勘案しまして検討させていただきたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。  以上です。 47 ◯井上建設局下水道河川部長 それでは,ネットワークと降雨情報システムについてお答えをさせていただきます。  海岸部の東灘,西部,垂水の3つの処理場を結ぶネットワーク幹線の機能は,地震による被災等で処理機能が低下したとき,ほかの処理場に汚水を送水する幹線であり,災害に対しては十分安全でなければならないと考えております。さきの大震災でも,地下深くシールド工法で施工いたしました幹線管渠は,被害がほとんどなく,地震に強いことが再確認されました。このことから,既設の幹線管渠も利用した処理場間を連絡するネットワーク計画を立案し,新たに布設する幹線はシールド工法により平成8年度から着手してまいりました。また,震災後の平成10年に耐震設計手法が確立されたことから,最近施工をやりました須磨浦幹線では,必要な箇所にはたわみを吸収する材料を使用するなど,さらに安全性を向上させております。  土砂災害や降雨災害には,枝線管渠では土砂による閉塞やマンホールから汚水があふれるなど被害が発生することが考えられます。しかし,ネットワーク幹線は地下深く埋設していることからも,既設管渠との接続点が限られているため,直接損傷したり,流入土砂で閉塞やあふれたりする可能性は非常に少ないと考えております。  平成16年の豊岡市の災害,あるいはさきの佐用町の災害時に派遣をいたしました本市の職員の報告によりましても,管渠内に若干の土砂が堆積した状態でありましたけれども,機能には全く問題ないという報告を受けております。  これまでマンホールぶたの改良をはじめ,管渠や汚水升に塩ビ製品を採用するなど,浸入水防止対策に取り組んでまいりましたが,管渠は連続した構造物であり,上流での被害が下流に及ぶことも考えられます。したがって,下流から上流までの下水管渠全体を地震,大雨などの災害に強いものとする必要があると考えております。今後とも,地震対策緊急整備事業で管渠の耐震化を進めるほか,改築・更新,長寿命化施策の中で,管渠全体の安全性向上に努めていきたいと考えております。  次に,降雨情報システムでございます。降雨情報システムは,降雨による水災害防止を目的として,雨水ポンプ場の運転支援や防災体制の確立に活用するため,平成7年9月から供用を開始いたしております。観測メッシュは理事がおっしゃられるとおり,250メートルメッシュでございまして,観測周期は2.5分ということで,気象庁のレーダーと比べて局地的な降雨に対応できる,非常に詳細な観測を行っております。  平成13年度よりインターネット配信,平成14年度より携帯電話配信を実施し,市民の皆様方にご利用をいただいております。携帯電話配信につきましては,当初はドコモ,それからエーユーの2社でございましたが,非常に要望の多かったソフトバンクホンへの対応も平成20年──去年の11月に実施をいたしました。ちなみに平成20年度のアクセス件数でございますけども,パソコン,携帯を合わせまして1年間で約202万件のご利用をいただいておりまして,5年前と比較をいたしますと,パソコンが約4倍,それから携帯ですと約5.2倍ということで,ご利用していただいてる件数が増加しております。  PRでございますけども,神戸市ホームページでは,トップページにレインマップこうべが登録されており,すぐに見ていただけるようになっております。また,防犯・緊急情報のページにも登録をされております。  市内全世帯へ配布されております広報KOBEに定期的に掲載を行ってもおります。  それから都賀川などの河川の注意看板にひょうご防災ネットや携帯用フェニックス防災システムとともにホームページアドレスをQRコードをつけてご利用いただけるようにPR看板も出しております。  今後も,より多くの市民の皆さんに降雨情報を見ていただき,早目の避難などの自主防災に役立てていただくよう,各種イベントの機会を利用して,レインマップこうべの名前とか,役割とか,それからQRコードを含めてより一層の広報啓発に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 48 ◯佐々木建設局公園砂防部長 私の方からは遊具の安全点検の件,それから市民公園の同じように安全確保の取り組みということについてお答えをいたします。  遊具の安全対策につきましては,先ほど理事の方からございましたけれども,平成20年8月でございますけれども,国の方から新たにつくる遊具につきましては,いわゆる標準使用期間というようなことで,例えば木製遊具であれば10年だとか,鉄製遊具であれば15年とかいうような,そういった標準使用期間,あるいはそれを超えたときの対策をどうするかというような話,それから消耗部材の交換をする推奨サイクルというようなことが示されたというようなことがございます。そういうことにつきましては,既設遊具についても同様に対応していくべきであるというようなことが求められてございます。こういった流れを受けまして,建設局では,既設遊具については標準使用期間という考えがございませんでしたので,そういったことで既設遊具につきまして,従来の点検では行っておりません,いわゆる分解点検,それから構造部材の腐食の度合いなんかを機械でもって調べるというような精密点検というようなことで今年度実施をしておるところでございます。この点検につきましては,今年度から国の方でもそういった取り組みは重要であろうというようなことで,国庫補助金の体制もできてございまして,それも活用しながら現在実施をしているところでございます。進捗状況でございますけれども,9月末までの予定で,今1,024公園で,複合遊具,ブランコなどがあります公園の中で1,456基の遊具の点検を今しておるということでございまして,現地調査の方が約9割強の調査を終えたというようなところでございます。  今後どうしていくかということでございますけども,これからその点検結果を踏まえまして,修理とか,改修だとか,それから更新というような対応を行っていくわけでございますけれども,点検していく中で緊急対応が必要だという遊具につきましては,もう既に使用禁止あるいは応急措置というような対策を行ってございます。また,そのほかの遊具につきましても修理など,すぐできるものについては,速やかにその場で──その場というんですか,すぐに事務所の方に連絡をしましてやっておるというようなことでございますけれども,改修とか,あるいは場所的に競合してるから,少し離した方がいいねというような,そういった移設,あるいはさらんぱんにした方がもういいねというような,そういったものについては現在の遊具の使われ方,利用状況,それから地元の方々の年齢構成,多子・高齢化の話だとかいうようなこともございますし,少子・高齢化というような話もございますけれども,そういった年齢構成,あるいは地域の皆様の意見も考慮しながら優先順位をつけて,順次,更新等の実施をしていくというようなことを考えてございます。場合によっては,この遊具はもう使っていないから撤去してもいいんじゃないかというようなことであれば,撤去もしていくというようなこともあわせて考えていきたいと思ってございます。  また,今回の点検結果を受けまして,それを十分に分析をしまして,次の点検の中にどう生かしていくかということがこれはもう非常に大切なことと思ってございまして,そういった点検の項目だとか,頻度とか,方法について今後の点検の中に反映させていくというようなことで,より効果的な点検を行っていこうというふうに思ってございます。  それから,市民公園の方の,いわゆる安全確保への取り組みということでございますけれども。今言いましたように都市公園の方では点検を実施してございますけれども,これに引き続きまして,市民公園につきましても,秋以降,順次遊具の可動部いうんですか,駆動部いうんですか,動くところについての分解点検,あるいは管理会ではどうしてもここはできないねというような点検につきまして,専門業者による点検を同じようにやっていきたいというふうに思ってございます。  点検結果につきましては,施設の安全化について,先ほど理事の方から話ございましたけれども,市民公園管理会がみずから行うということになってございますので,公園管理会の方にこういった状況でありますよというようなことをお知らせをするというのが第一義だと思ってございますけれども,そうは言っても,管理会の中では手に負えないような修理というようなことが必要になったというような,そういった場合につきましては,市も支援をしながら点検した後,引き続き補修というようなことでの対策を市みずからが講じていくというふうに考えてございます。  そういった遊具の安全に関する情報提供というようなことも非常に大事だと思ってございまして,美緑花ボランティアだよりなんていうのもつくってございますので,その中でそういった点検情報をお知らせするとともに,また通常,助成を我々市民公園の方にしておるんですけども,その際,事務所の方に市民公園管理会の方がやってまいりますので,そういった機会もとらえながら,日常の点検ポイントというようなことでお知らせをして,安全管理の方に努めていきたいと,こういうふうに思ってございます。  以上でございます。 49 ◯副主査(坊池 正) どうもありがとうございます。まず,公園の関係。やはり公園の緑化と,公園での防犯といいますか,その辺,相反することなんですけども,やはり市民の憩いの場として,より活用していただけるように,いろいろと工夫をしてやっていただきたいと思います。どうしても,最近は不審者等の出没も多くなってきておりますので,やはり子供たちの遊び場,市民の憩いの場として,安全に遊べる,憩えるという場所が公園ではないかと思っております。  あと,遊具等の管理についてですけども,市民公園の遊具,これ三種の神器ということを言われておるんですけども,約340基ほどあるそうです。そのうち,15年を超える遊具が実に86%で294基ということになっておりますので,やはりこの辺もできるだけ早く地元管理会と点検等をしていただけるように連携をとっていただきたいなと思っております。  それから,三宮周辺の緑化推進でありますけども,いろいろと神戸,公園等には緑が多くあります。しかし,街路としての緑がやはりまだ少ないんじゃないかなというふうに思っています。先ほど言いました中央幹線,高架の南北については,道路4車線,それと南側は中央分離帯もあります。そういうところで1車線ぐらい緑地帯に変えてもいいんではないかなという思いもあります。これは,将来的に神戸のまちをどうするかということで含めてやっぱり考えていかんといけこないと思いますので,その辺,ちょっと含んでおいていただければと思います。  それから,街灯の照度アップについては,市街地はほとんどもう十分にできてると思いますので,調整区域でまだ暗いないうところに1基でも多くつけていただければなというふうに思います。  以前,まあ,これ神戸市の財政状況悪くなってからなんですけども,田んぼの中で電線が行ってないところは支線をはわしていかないとつけられないいうところがあります。この辺は一応,財政状況もあって,ちょっとできないということも以前聞いとったんですけども,つい最近,私の家の近所でそういう街灯ができました。したがって,よっぽど暗くて必要なとこは住民から要望出せば設置してもらえるんだなということも,ちょっと思いましたので,どうかその辺,調整区域でどうしても暗いところなんでということがあれば,どうかよろしくお願いしたいと思います。  それから,下水処理施設については,これ震災の経験もありますし,絶対,もうどういう災害であれ,下水処理はとまってはいけないということはもう重々おわかりなんで,私からどうこうは言いませんので,今後ともよろしくお願いいたします。どうしても,投資が多くなって,大変な事業にはなると思いますけども,よろしくお願いいたします。  最後に,降雨情報なんですが,これ,パソコン,携帯電話でアクセスして,平成20年で200万超えたということなんですけども,これを役所の中で予知に,何らかの形で利用できないかなという思いもあります。これは,建設局だけでどうこうはできないんですけども,危機管理室,消防,建設局を含めて,予知に利用できないかなというふうにも思います。先ほど言われましたメッシュが250メートル,2分半で周期カバーしているということなんで,どれぐらいの雨が降るかいうのは大体予知できるんじゃないかなと私思うんですけども。そんなんでぜひその辺,すぐにどうこうはできないと思いますけども,庁内でちょっと研究してもらえたらなというふうに思います。というのは,予知することによって,ひょっとしたら都賀川の事故も,事前に消防がもっと早い時点でパトロールすれば防げてるんじゃないかという思いもあります。あの端末,いろいろとレーダーの情報と気象協会の情報も全部見れるようになってるんですけども,ぜひその辺,予知に活用できるように,何らかの形でしてもらえないかと思いますので,これ要望としてぜひよろしくお願いをいたします。  もうこれで私の質問は終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 50 ◯主査(森本 真) どうもご苦労さまでした。  それでは次に,川内理事,発言席へどうぞ。 51 ◯副主査(川内清尚) では,質問させていただきます。建設局というのは,やはり人間の体で言ったら血管の部分に当たるかなということで,本当に重要な位置づけと申しましょうか,ポストを占めている局だなと思います。そして,私たちの生活の中ででも,やはり市民の皆さんが一番身近に感じると申しましょうか,生活に密着した局ではないかなということで,私たちも日ごろ議員として市民の皆様方のご意見とかご要望,ご相談事,いつも建設事務所の方に電話をしたり,また足を運んだりしながら,問題解決に臨んでいるところでございますが,その辺も踏まえてきょうは質問をさせていただきます。  まず,デザイン都市・神戸への取り組みも含めた,これからの道路行政の取り組みということでお伺いをしたいと思います。  建設局として創造都市戦略,デザイン都市・神戸の展開として,ユニバーサルデザインに対応した歩行者系案内サインの増設とか,また改修を行い,神戸らしい歩行者空間の創造を行っております。デザイン都市・神戸を意識した取り組みは神戸の魅力を発信していくにおいて重要な視点であると思われます。  一方で,道路を取り巻く環境については,社会経済情勢の急激な変化や,少子・高齢化の進展,社会経済のグローバル化の進行,地球環境問題の顕在化など,対応すべき点も多い状況となっております。このような中で創造都市戦略,デザイン都市・神戸への取り組みも含めて,これからの道路行政についてどのように進めていくのか,大きな枠と申しますか,くくりでひとつよろしくお願いしたいと思います。  それから,2点目は,橋梁補修マネジメントについてでございます。  2007年のアメリカ,ミネアポリスの橋梁崩落事故が記憶に新しいところでございますが,神戸市におきましても,今後更新期を迎える橋梁が急増していることから,橋梁補修マネジメントに取り組んでおります。点検・計画・修繕を行う橋梁補修マネジメントの策定に当たって,点検・計画はどのようになされたのかについてお伺いしたいと思いますし,また具体的な橋の点検に当たっては,コンクリートの亀裂や,金属部分の腐食など,どのような点検がなされているのかお伺いをしたいと思います。  次に,私道の街灯助成についてお伺いいたします。  けさほどからも若干質問が出ておりますが,公道については,街灯の新・増設や32ワット化の5カ年計画により,かなり明るくなってきておりますが,私道については依然として一歩大きな道から枝道に入っていきますと,依然として暗い場所がございます。私道の街灯助成として,新設やまた32ワット化に対する助成が行われるようになっておりますが,安全・安心なまちづくりという観点から,私道についても行政がパトロールを行い,暗い場合には街灯の新設や32ワット化を地域に対して働きかけるなど,行政がイニシアチブをとって進めるようにしていく必要があると思いますが,この辺のところをお伺いいたします。  次に,震災復興記念公園についてお伺いいたします。  震災復興記念公園については,震災の経験と教訓を後世の人々に継承していくため,市民と協働でつくり続ける復興のシンボルというコンセプトで整備を進めており,来年──平成22年1月17日の完成予定となっております。コンセプトの実現のため,公園内にだれが見ても復興を意味しているとわかるような復興のシンボル設置が必要と考えられますが,どのように考えておられるのかお伺いいたします。  また,震災復興記念公園を神戸を代表する公園にするために,どのような特色づけを考えているのかお伺いしたいと思います。  2点目に,復興を発信するソフト面の取り組みとして,多くの復興関連のイベントを行うことにより,復興を強くアピールすることができると思いますが,今後の取り組みについて,これもお伺いをいたしておきます。  次に,垂水区内にある菅の池のプロムナード整備についてお伺いをいたします。
     菅の池については,住宅地に残された貴重な水辺空間であり,最近はたくさんの野鳥が集まってきておりますが,道路からは池の周辺のうっそうとした木々が邪魔で池を見ることもできない状況となっております。当該地の周辺については,平成2年に都市計画決定を行い,公園として整備する計画となっており,用地の一部についても市による買収が済んでいるところであります。そこで,市が所有している用地の部分において,池から少し離れたところに池を眺めることができるようなプロムナードを整備し,市民が野鳥や水辺,緑などの自然を感じつつ散策できるような潤いのある環境整備を行うべきと考えますが,ご見解をお伺いいたします。  次に,きょうは石川園長もせっかくお越しになっておられますので,1点,動物園のことをお伺いいたします。  この動物園につきましては,私も,先月,建設水道委員会動物園の方を視察をさせていただきまして,ご丁寧にいろいろご対応いただきました。ありがとうございました。もう本当に日々,やはりいろんなところに目配り,気配りをされて,ご苦労がうかがえたところでございます。それを踏まえてですが,動物園の活性化や持続的な集客を行うためには,職員の声やアイデア,また来園者のニーズを大切にする必要があると思いますが,これらの情報を取り入れる仕組みはどのようにされているのか。また,それらの情報について,生かされているような事例としてはどのようなものがあるのか。特に,持続的な集客に向けて,今後どのような取り組みを行う予定としているのか,お伺いをしたいと思います。  あと,下水について2点お伺いをいたします。  これも,先ほどから質問に出ておりますが,垂水処理場の拡張事業や処理場間のネットワーク化については,震災の教訓を踏まえて取り組んでおり,また処理場の処理能力については十分確保していると聞いております。しかしながら,震災などの万一の場合,ある処理場が機能しなくなったとき,例えば前回の震災のときに,東灘の下水処理場が倒壊というか,一部破損をいたしまして,そのときはまだネットワーク化になっておりませんでしたから,一部暫定的な簡易処理をして,そのまま海に流したといった経緯もあるわけでございますが,その辺も含めて,ある処理場が機能しなくなったとき,本当に対応できる能力を備えているのか。また,震災などでもいろんな状況が想定されますが,例えば,朝,昼,夜とか,こういった時間帯別のシミュレーション等をするなど,対応策は細かく検討されているのか。万一の場合における処理場の処理能力,対応方法についてお伺いをいたします。  それと,もう1点は,下水管の老朽化への対応についてでございますが,下水道管については,昭和40年代に多くが整備され,今後これらの老朽化した下水管が急速に増加するとのことであります。現在でもこうした老朽管のメンテナンスや耐震化に取り組んでおりますが,本格的な対応をするにはきっちりとした計画を立てて,効率的に行う必要があると思います。また,幹線はもちろん,枝または末端部分でも老朽化対策,地震対策は重要であると考えます。ついては,下水管の老朽化,耐震化に対するこれまでの取り組み状況及び今後の整備方針について,これは簡単で結構でございますので,お伺いをしたいと思います。  以上,よろしくお願いいたします。 52 ◯松浦建設局長 それでは,私から何点かご回答いたします。  まず,今後の道路行政,デザイン都市・神戸への取り組みも含めたこれからの道路行政の取り組みということでございます。現在,企画調整局が中心となりまして,各局の連携のもと,2025年に向けました神戸づくりの方向性を示します次期基本計画の検討を進めているところでございます。これに合わせまして,建設局では分野別の計画の1つとして,これからの道路行政のあり方を示します道づくり計画の策定に取り組んでおります。この計画の策定に当たりましては,昨年度からみちの懇談会の場におきまして,学識経験者や経済界,市民代表の方などのご意見を聞きながら議論を進めているところでございます。道づくりの計画の検討に当たりましては,少子・超高齢化の進展とか,社会経済のグローバル化の進行,地球環境問題の顕在化といったような観点に加えまして,将来の自動車交通量が減少へ転じること,それから社会資本の老朽化といった,こういう新しい観点で道路を取り巻く社会潮流も十分見据えていく必要があると考えております。さらに,これからの神戸のさらなる発展のために取り組みを進めておりますデザイン都市・神戸,それからユニバーサル社会の実現,それから都心ウオーターフロント,これもいろいろ今検討を進めておりますが──のあり方などにつきましても,道づくり計画に反映していく必要があると考えております。  これらを踏まえまして2025年を目指しました今後の道づくりの方向性を示す4つの指針の案を今考えております。1つは,安全・安心を守る道づくり,それから2つ目は魅力・にぎわいを創出する道づくり,3つ目が環境に優しい道づくり,4つ目が神戸の経済活動を支える道づくりということで検討しているところでございます。  1つ目の指針でございます安全・安心を守る道づくりでは,現在取り組んでおりますユニバーサル歩道整備,先ほどの段差解消とか,波打ち歩道とかございますが,それから交通安全対策,これはもうずっとやっております。それから,道路防災対策,昨今,雨とか台風の被害がございますが,これも万全にやっていくということなどを着実に推進するとともに,建設から維持管理の時代へ移行しつつある中で,現在ある道路資産を有効に活用するということで,橋梁をはじめとします施設の適切な維持管理を行っていくと。これを計画的に長寿命化を図っていくことが重要というふうに考えております。  それから,2つ目の指針であります魅力・にぎわいを創出する道づくりでは,デザイン都市・神戸の具体化ということで,その代表的エリアであります都心ウオーターフロント,ここにおきまして案内サインの増設・改修など,歩行者の回遊性の向上,それからまち並みと調和したデザインにすぐれた歩行者空間の創出,これは既に居留地の明石町筋などで工事が始まっております。それから,現在,問題となっております放置自転車の抑制や自転車の利用環境対策,こういったことが重要というふうに考えております。  それから,3つ目の環境に優しい道づくりにおきましては,渋滞対策の推進に加えまして,透水性舗装や排水性舗装,さらに遮熱性舗装というような新しい舗装もございます。こういった新しい技術を導入してヒートアイランド現象とかいうような対応もございますので進めてまいりたいと考えております。  それから,4つ目の神戸の経済活動を支える道づくりでは,阪神港のさらなる発展等を目指しまして,道路ネットワークとしてつながってない箇所の整備を引き続き進めるとともに,有料道路の利用しやすい料金体系の構築が重要であると考えております。  それから,道づくり計画の策定目標でございますが,これらの2025年を目標とした道づくりの指針に加えまして,2015年を目標とします5カ年の実行計画である重点施策計画と今呼んでますが,これにつきましてもあわせて定めていこうという予定でございます。  今後は,先ほど申しましたみちの懇談会の場で議論を進めまして,市会の皆様のご意見も伺いまして,それから市民の方のご意見の募集もいたしまして,平成22年度の策定を目指していきたいと考えております。今後とも道路を取り巻く社会潮流や道路に求められるニーズを常に把握して,市民の安全・安心を守り,市民に愛されるような神戸らしい道づくりに取り組んでまいりたいと考えております。  それから,震災公園の話でございますが,復興についての何かシンボルをというようなお話でございます。それと,どのような特色づけということでございますが,神戸震災復興記念公園は都市の防災機能を充実させるとともに,震災のあの経験や教訓を後世の人々に継承するために,震災のときに得ました支援の感謝の気持ちやボランティアの精神を大きく育てていくこと,そういったことを基本理念といたしております。この基本理念を実現しますためには,市民参画によりつくり育てる公園を目指しまして,市民の方と協働で計画段階から考え,つくり,育て,それから開園した後の管理運営におきましても,緑を育て続けるとともに,ボランティア精神をはぐくんでいただくということを考えております。  その過程におきまして,木々が大きく成長していくこと,また成長する木々とともに市民の皆様の協働やボランティアの精神が一緒に大きく育っていくこと,さらにその姿を来園者の方にごらんいただくということが復興のシンボルになると考えております。そのことがまさにこの公園の特色というふうに考えております。  それで,復興関連のイベント等でございますが,先ほど申し上げましたこの公園は,市民の参画により,つくり育てる公園を目指しておりまして,これまでの施設整備段階では市民の方がみずから育てた苗木や,それから芝生の植えつけ作業,こういうことを市民の皆様と協働の上に行ってまいりました。既に,現地をごらんいただきましたら,青々と芝生が真ん中にでき上がっておりますし,南側いうんですか──には苗木をかなり,1,000数百本植えていただいたりしております。それから,開園後も市民の方が中心となって行います花や苗の育成,それから森を育てる活動,それからニュースポーツ広場というのもございまして,そこでのスポーツイベントの開催等,市民の方がお互いに助け合う共助の精神により,公園の管理運営にまた携わっていただく姿を公園の利用者にも見ていただいたりして,実際に体験していただくことと考えております。そういうことによりまして,市民活動の輪がさらに広がっていくことで復興をアピールしていきたいと考えております。  それから,非常時の下水の処理能力についてのお尋ねでございますが。ネットワーク事業というのをやっておりまして,ネットワーク事業と申しますのは,非常時に代替の排水経路として機能するいうことで,災害に強い下水道システムとしての役割や,処理場の改築更新時に処理能力を相互に補完しまして,工事中の肩がわりというんですか,円滑な事業を促進する機能等の目的がございます。東灘,西部,垂水処理場を結ぶネットワーク幹線,総延長33.3キロは,今まだ駒ケ林の分水人孔,工事中でございますが,平成22年度に完成する予定でございます。  一方,垂水処理場の方では,このネットワーク幹線を利用しまして,平成22年度の中部処理場の廃止の代替施設としての東系の施設を平成23年度供用開始するため,現在整備中でございます。なお,東系の施設は,大阪湾流域別下水道整備総合計画に定める高度処理対応の処理場でございます。  一方,非常時ということで地震の話ございますが,全処理場を対象とする耐震化は,働く方の生命の安全や,それからもちろん処理機能の確保を目的としておりますが,1つは上屋の耐震診断を実施しまして,必要な補強が要るということです。それから,主要な施設をつなぐ管渠の2条化ということで,いざというときに下水の機能を保つという,こういった事業を震災後実施してきております。今後も引き続きまして,処理場の改築更新計画との整合を図りまして,必要な耐震化をさらに進めていくということでございます。  非常時の検証でございますけれども,この幹線が正常に機能するかを確認するために,ちょっと前になりますが,平成17年2月に既に完成した一部区間で処理場が機能停止したときの想定で検証を実施いたしました。他の処理場へ想定どおり送水できることを確認しております。ただ,17年の時点ですので,まだ全部でき上がった時点ではございません。かつて,先ほどお話ございましたが,震災のときに東灘処理場が機能しなくなったときには,魚崎運河に,仮の沈殿池を設置しまして,沈殿放流による処理を行ったりいたしておりました。万一,ある処理場が機能しなくなった場合には,被災した処理場の流入ゲートを閉鎖いたしまして,ネットワーク幹線に一時的に貯留し,その汚水を被災してない処理場で処理すると,こういうシステムになっております。被災時にバックアップする処理場では,流入水量が増加,当然いたしますので,処理能力が不足するということになりますが,一時的なことでございますので,これは処理水質を多少低下させることになりますが,水量に応じた処理方式により,柔軟に対応することが可能と考えております。  すべてのネットワーク幹線が完成した後,全部完成しませんと,実は全部の実証実験,なかなかできませんので,災害種別,被災の程度,それから,先ほど時間帯というお話ございましたが,発生する時間帯等,いろいろな災害の場面を想定した検証を行っていきたいと考えております。そういったマニュアルも整備していきたいと考えております。  以上でございます。 53 ◯中島建設局参与 私の方からは,橋梁補修マネジメント,それから私道の街灯助成についてお答え申し上げます。  まず,橋梁補修マネジメントでございますが。建設局では現在,約2,150橋の橋梁を管理しております。架設後50年を経過する橋梁が今後増大してまいりまして,大量更新期を迎えます。このため,従来の対症療法的な修繕から予防・保全的な修繕へ転換し,橋梁の長寿命化を図る,そういったことを目的としまして,橋梁補修マネジメントを実施しているところでございます。  具体的には,まず平成17年から19年度の3カ年で,すべての橋梁の点検を完了してございまして,この結果をもとに平成20年度に計画を策定,平成21年度より本格的な修繕計画の運用を行っております。  点検の方法でございますが,まず点検につきましては,橋梁の新旧を問わず,すべての橋梁について点検を行います。具体的には,国土交通省の橋梁定期点検要領に準拠しました点検マニュアルに基づきまして,職員が現地に赴き,1橋ごとに橋面下面から床版,主げた等の主要部材につきまして鋼材の腐食,コンクリートのひび割れ等の状況を目視してございます。さらに,路面上からは,欄干,舗装等の点検を行っております。点検の評価は損傷程度並びに損傷の広がりを数値化しまして,橋梁の健全度をデータベース化しております。  なお,点検によりまして緊急性があると疑われるような橋梁につきましては,さらに詳細な調査を速やかに行いまして,必要であれば早期に補修を実施しているところでございます。  また,計画の策定についてでございますが,点検の結果から得られました健全度とあわせて架設年次,いつできたものかということのほか,緊急輸送道路上の橋であるかどうか,鉄道や道路をまたいでいる橋梁であるかどうか,そういったことを総合的に勘案しまして,修繕順位を決定しまして,あわせて予算の平準化を考慮した5カ年の長寿命化修繕計画を策定しているところでございます。  なお,計画策定に先立ちます点検というのは,橋梁の健全度を把握し,修繕の順位を決定するために実施するものでございますが,実際の修繕に際しましては,例えばコンクリートのひび割れの幅,長さ,深さ,こういったものの計測や,浮きを確認するための,打音──たたいての調査のほか,金属部の腐食ぐあいの診断等も行っております。また,必要であれば部材の強度試験等を行うなど,詳細な調査を実施し,修繕設計の基礎としております。  橋梁補修マネジメントでは,5年ごとにすべての橋梁を点検し直すと。そういったことで,この健全度を再確認し,長寿命化計画の見直しを行うという,そういうPDCAサイクルで行ってまいります。  今後とも,市民が安心して橋梁を利用していただけるよう努めてまいりたいと考えております。  次に,街灯助成の件でございます。  私道につきましては,光のまち神戸運動をより一層推進して,安全・安心なまちづくりを進めるために地元団体が防犯灯を設置・管理する場合に,その費用の一部を助成することにより,防犯灯設置の促進と管理団体の方々の負担軽減を図っておるところでございます。  平成20年度現在では1,144団体,1万7,679灯に対して助成を行っております。助成の内容でございますが,1つは維持管理経費助成といたしまして,電気料金,電気代──電球代ですね,失礼。電気料金,電球代に対しまして年額2,000円を定額助成しております。また,灯具の新設または取りかえに対する助成としまして,費用の3分の2以内を助成で,助成限度額は20ワットの灯具では2,400円,32ワットの灯具では6,000円といったことになっております。また,支柱の新設または取りかえに関する助成としては,費用の2分の1以内,2万円を限度とするといった内容になっております。  一方,公道における32ワット化に合わせまして,助成街灯につきましても32ワット化の促進を図るために,19年度からは32ワットの灯具の新設,取りかえにつきまして助成限度額を2,400円から4,000円に引き上げてございます。その結果,19年度では新設・取りかえ全体のうち23%の方が32ワット化されたということでございますが,まだまだ32ワット灯具が高額であると,助成額を上げてほしいとの要望もございました。このため,32ワット化をより促進していただくために,20年度には助成額をさらに4,000円から6,000円に引き上げたところでございます。その結果,49%の方が32ワット化されたという実情でございます。  行政としてのかかわりでございますが,私道に直接関与するということは,なかなか難しゅうございますが,市としましても,光のまち神戸運動,これは公道,私道を問わず推進していこうとしているところでございまして,私道の街灯助成がより広く広まることが必要だと認識しておりまして,できるだけ多くの団体にご利用いただきたいと考えているところでございます。  20年度には32ワット化に関するリーフレット,これをわかりやすくつくったものを各管理団体へ直接送付しているところでございまして,今後とも街灯の新設や32ワット化につきましては,管理団体へのリーフレットの送付とか,あるいは広報紙,ホームページによりまして,PRを行うほか,より広く一般の方へ周知を図るために,婦人懇や自治懇,そういった場を利用してPRに努めていきたいと考えてるところでございます。  以上でございます。 54 ◯井上建設局下水道河川部長 管渠の老朽化への対応についてお答えをさせていただきます。  平成20年度末の下水管渠の整備状況でございますけども,汚水管が約4,010キロ,雨水幹線が約627キロございます。汚水,雨水を含む管渠の資産額は,処理場などを含めた下水道総資産額の約65%を占める膨大なものとなっております。下水管渠の維持管理については,簡易調査と自走式のテレビカメラなどを組み合わせたブロックごとの老朽化調査を順次実施してきており,調査で発見された緊急性の高いところから異常箇所について部分的に改良・補修を順次,現在行っております。  また,下水管渠の耐震化については,平成18年度より国の補助制度を活用いたしまして,緊急輸送路や軌道下などに布設された管渠,それから避難所と処理場を結ぶ管渠の耐震化工事にも着手をいたしております。  汚水管の末端となります接続升や取付管,それなどはその多くが市民の皆様方の宅地内にあるため,建築物の解体あるいは建てかえ時に合わせて老朽化調査を行い,必要に応じて不良箇所の改善工事も実施してきております。  委員のご指摘のとおり,汚水管は昭和40年代後半に集中的に管渠整備を実施をいたしました結果,老朽化に対する何らかの対策をとるべき時期が近づいていることを認識いたしております。現在の汚水管の総延長は約4,000キロにも達しており,道路陥没などの事故や破損,腐食,閉塞などによる流下機能停止を未然に防止するため,老朽管対策費用が今後急速に増加する見込みであります。  例えば,仮に汚水管を標準耐用年数50年で単純に施設更新を実施するとすれば,平成30年代半ばのピークには多額の費用が必要なことになるため,事業の効率化と事業費の平準化が大きな課題となっております。  そのため,平成20年度──去年度より汚水管渠改築更新基本計画の策定に着手をいたしております。計画の内容といたしましては,計画的な維持管理による長寿命化,重要な汚水管の耐震化,ストックマネジメント手法を用いたライフサイクルコストの最小化や平準化などに着目をして策定を現在行っております。  今後の整備方針ですけども,膨大な汚水管資産を適正に維持管理しながら,策定中の計画に従って事業費の平準化を図りながら,本格的な改築更新事業を進め,下水道の健全な維持管理を行い,快適な市民生活のために,継続的に取り組んでいきたいと,このように考えております。  済みません,川内理事,言い間違いました。済みませんです。委員と申し上げました,えらい済みませんです。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 55 ◯佐々木建設局公園砂防部長 私の方から菅の池の環境整備の件について申し上げます。  菅の池は東垂水の財産区が所有してございます約1ヘクタールほどの池でございまして,平成2年3月に公園にしようということで都市計画決定を行いまして,その後,引き続き用地買収に着手したというような経緯がございます。ただ,財産区と,池の水利権者との間で,水利権の解消の件について話し合いがつかなかったというようなことで,用地買収までできなかったというような経緯がございます。そういった経緯があるんですけども,その後,平成10年になりまして,地元の方からも池と,いわゆる東側のり面の部分を一体的に整備してはどうかというようなお話がございまして,平成10年に,池の東側のり面でございますけれども,ここは約0.3ヘクタールございます。そこの用地については理事の方から紹介ありましたように,既に用地の買収を済ませたというようなところでございます。  菅の池の現状ということでございますけれども,菅の池につきましては,先生ご指摘のように,住宅地の中にあって,比較的大きな水面を持つ,またその水面の周りには水草とか木も大層茂っておるというようなことで,逆に言いますと,多くのそこに野鳥が飛来してきておるというようなこと。何で野鳥が来るのかなということを申しますと,水辺の中にいろんな生物が,あるいは魚等がすんでおるというようなことで,なかなか都市に残された貴重な自然環境というようなことで思ってございます。  理事からは,道路,これ塩屋舞子線,福田小学校から上がっていく道でございますけども,そこから木がいっぱい茂ってて,見えないというようなご指摘ではなかろうかと思ってございますけれども,逆にそれらのうっそうとした木というのは,あそこ大変車の通行が多うございまして,そういったことからいいますと,一種の緩衝帯的な役割を果たしておるんではないかというふうに思ってございまして,そういった生き物が逆に生息しやすいのかなというふうに思ってございます。ただ,そこのところは別に,ちょっと残すことにしましても,理事の方からお話がありました,市が買収した東側のり面を利用して,池を眺めるような環境整備ができないかということで,美山台の2丁目に入っていく方の道がございますけれども,そこに沿って東側ののり面があるわけですけども,そこからの景観としますと,障害物もございませんし,池もよく見通せるというようなことがございますので,そこのところを利用して,何か展望を楽しむような施設を設けることができないだろうかというようなことを考えていきたいと思ってございます。  近年,身近にそういった自然と触れ合いたいというような市民の皆さんのニーズも高まっておるというようなこともございますので,ぜひその辺のことで野鳥や水辺が観察できるような施設整備ができないかというようなこと,これは地元の方々の意見もお聞きしながら,検討を進めてまいりたいと,こういうふうに思ってございます。  以上でございます。 56 ◯石川建設局王子動物園長 それじゃあ,私の方から動物園の活性化,持続的な集客ということについてお答えしたいと思います。  確かに動物園の活性化,あるいは持続的な集客については,理事ご指摘のとおり,情報の収集,それの活用ということが非常に重要だと考えてございます。そこで,私どもとしましては,職員を含めまして,地域住民の方々,それからよくご利用なさる学校関係者の方,それとあと,動物サポーター,この方々によってワークショップというものを立ち上げまして,そこで提言されたアイデア,こういうものについて実行可能なものから今取り組んでいるところでございます。  また,入園者に対するアンケートであったり,あるいはイベントをよく開催してるんですが,そのときにもアンケート調査をしておりまして,入園者ニーズを把握するということに努めてございます。  この活用事例としましては,例えば動物園の飼育職員による動物園ガイドであったり,あるいは各動物舎の前に最新のニュースを掲げるような動物園ニュースというのがありますけれども,そういうものを掲示しておる。あるいはアンケート調査によってイベント内容の改善をしたり,あるいは園内のトイレ,あるいは老朽化した動物舎の改修と,こういうものを行っているところでございます。  また,今後の持続的な集客に向けましては,先ほどのワークショップの提言を踏まえまして,平成20年3月に動物園基本計画というものを策定しております。その計画に基づきまして,できるだけ入園者の方々が満足していただけるような運営を行いまして,例えば,ZOOキャンプなどの新しいイベントであったり,あるいは今年度多分行う予定なんですけれども,キリンの顔合わせ場所,こういうやつの展示方法の,要は改善あるいは充実を行いまして,動物園の魅力アップを図って,何度でも訪れて見ていただけるような動物園を目指していきたいと思ってございます。  また,動物園の1つの役割でもあります種の保存というのがあるんですが,動物の繁殖にも努めてございまして,ことしの4月にはオランウータン,それから8月にはカバの誕生を見まして,皆様方に非常に喜んでいただいてございますので,今後とも新たな動物の繁殖を目指して集客につなげていければなと思ってございます。  以上でございます。 57 ◯副主査(川内清尚) それじゃあ,1点ずつ,いろいろご丁寧なご答弁いただきましてありがとうございました。  まず,動物園の方なんですけど,確かにこのたびキリンを目の高さで見ようとか,この間私の方も視察に行かせていただいたときに,ペンギンのえさをやる風景ですね,ああいったところにすごく感動いたしまして,工夫がなされているなという感じがいたしました。これからもいろんな意見を聞いていただいて,またどんどん反映をしていただきたいと思いますが,1点,やはり王子動物園と言ったらやっぱり桜なんです。やはり,桜で,4月の花見の時期にかなりのお客さんも,年間の大部分のお客さんが4月の花見に訪れるんじゃないかなと思うんですが,そういったときに,いつも気になりますのが,やはり駐車場の関係なんですね。せっかくご家族連れで来ても,駐車場になかなか入れないために,物すごい渋滞,列をつくって駐車場を待っておられると。一度入ったら,なかなかやはりすぐには皆さん出られないということで,ひどい場合は一日じゅう車で,家族,奥さんや子供さんだけおろして,ご主人はずっと車の中。須磨の海水浴場も同じことが言えるんですけどね。そういったことで,かなりご苦労されてるといった感じが見受けられます。この点については,そういった時期に限ってでも,どっか駐車場を用意いただいて,例えばバスで送迎するとか,何かちょっとやっぱり工夫をしていただいて,せっかく花見とか,すばらしい桜の王子動物園に来ていただくんですからね,やはりそういったところの工夫も1つ必要かなと思うんですが,その辺,1点お伺いをしたいと思います。  それから,菅の池のプロムナードの整備につきましては,よくわかります。東側ののり面の方は,かなり,道路からはよく見えます,確かにね。ただ,東側の道路,美山台の2丁目に入るところなんですが,その道路については,車の通行も多いんですが,なかなか人が安心して歩けるような感じじゃないんですね。やはり道路から一歩入ったところに,少しそういった展望できる場所が,プロムナードまではいかなくても,安心してちょっと歩けるようなところを整地していただけたら,大分違うかなと。やはりあの池は,ほんとに上から見おろして物すごく自然的な感じもございますので,その辺ぜひ,あの形態を保ちながら池に親しめる,そういったプロムナードづくりができたらなという感じがいたします。  それと,財産区の方なんですけど,本来はあそこから見えるのが一番いいんですけど,それはそれで森になってますから,それを目がけて野鳥なんかも来ますからね。それはいいんですが,やはり大きな歩道のところにフェンスがあるんですが,やっぱり不法投棄というんですか,缶々をぽんとほかしたり,そんなんがやっぱり見受けられますし,そういったところの不法投棄というか,ポイ捨てですね,そういったところも見受けられますんで,その辺はやはり行政指導していただいて,物すごく茂って,外にはみ出てるような感じなんで,見た感じも,よくないんで,その辺を少しお話し合いしていただいて,健全な管理に努めていただきたいなというふうに思います。これはもう要望にとどめておきます。  私,ちょっとこれ済みません,途中で1点忘れておりまして,これを先に言っときます,忘れないうちに。名谷駅の駐輪場の話なんですが。昨年ですか,ことしの初めですか,名谷駅の方の有料の駐輪場が一部無料になりました。これちょっとわかりにくいでしょう,これピンクで塗ってるところが有料で,黄色が無料なんですどね,ちょっとわかりにくいでしょうが。ここ無料になって,そこに有料があって,無料があるわけですね。当初は何かいろいろ意味があって,ここは有料で残しとこう──屋根のついてるところは仕方ないんですけどね,有料にしていこう,ここは無料にしようということで多分お決めになったんやと思いますけど,これがこう並んでるんですね,道路を挟んで。これが無料になったとこなんですね,無料になったところを撮ってるんです,これ。無料ね。もう既にいっぱいになってきて,これは仕方ないんですわ,無料やから。大体みんな,人間というのはただの方がいいですもんね,やっぱりね,お金かかるより。その隣に,これが有料,まだ有料として残っている駐輪場なんです,道路を挟んでね。これがそうですけどね。ほとんどとめてないでしょう。とめてないですわ。ですから,もう離れてたら,有料であっても,無料の方が離れてたら,やっぱり便利のええ方で,有料の方へちょっとでも置いて早く行こうかとなりますけど,同じところで有料と無料とあったらね,そら有料にはとめませんわね,普通は。そういったことで,何が言いたいかと申しますと,こっちも無料にしたらどうですかというだけのことなんですけどね。いろいろ,ご意見はあると思いますよ。何でもかんでも無料でええとか,僕らもそれはそう思いません。ただ,やはりこういったところでこんだけ,もっとふえますよ,これ恐らく。ふえてきてますしね,そういったところで1回,ちょっと検討される余地はあるかなと思います。その辺のところでぜひご検討いただいて,駅前ですし,やはりきれいな駅前と申しますか,きちんと整理された駅前にしていただきたいなと思いますので,これについては,ちょっとご意見をいただきたいと思います。  震災復興記念公園ですね,これは私もいろいろとこういった計画図いただきまして,拝見させていただきました。現地の方も見せていただきました。こういった中でやはり,かなり工夫はされてるなと思うんですが,1つ,やはり先ほど局長の方からも何か復興記念とわかるような,いろんなシンボルとして,いろいろ計画していきたいということでおっしゃっておられましたけど,具体的に展望の丘というところがございますでしょう。この展望の丘のところに,例えば震災復興の「しあわせ運べるように」とかいう,あの歌,あの歌詞を書いた,例えば歌碑をつくって,そちらに上がられたときは,何かボタンでも押したらその音楽が流れてくるとか,そういったところのやはり工夫もして,ほんとに身近に感じられる復興記念公園いうんですかね,そういったところもぜひ──あの歌はまたいい歌ですからね。ぜひそういったところも工夫をしていただきたいなと思います。これちょっとご意見聞かせてください。  それで,あと,これ駐車場が全然見当たらないんですけど,これはあえてもう駐車場はつくらないよということにしてるんでしょうか。それとも何か意味があるんでしょうか。それで,そんなに交通の便も,めちゃめちゃ便利ではないなと思うんですが,公共交通もですね,便利じゃないなと思うんですが,この辺のところで,例えば集客と申しますか,公園に来られる方を例えば年間どれぐらい見込まれてるんですかね。公園ですから,年間何人見込まれるって,ちょっと難しい数かもわかりませんけど──質問かもわかりませんけど,その辺のところでご意見ございましたら,ぜひお聞かせをいただきたいなと思います。  それと,橋梁の補修については,表面が,例えばコンクリートの柱でも,表面がどうもなくても,中がぼろぼろになってるところとか,また鉄板でも張力の問題とかございまして,なかなか中までは見通さない,まあレントゲンとかで見ておられるんでしょうけど,見通せないことも多いんですね。ですから,その辺のところもぜひ専門家の皆さんも交えながら,絶対に事故のないようにお願いしたいなと思います。  デザイン都市については,もう質問は朝から出てますので,いたしませんけど,波打ち歩道の解消については,やっぱり優先順位を,もう決めていただいてると思いますけどね,優先順位を決めていただいて,しっかりと早急に,できるだけ早い段階で実行をしていただきたいなと思います。  それと,私道の助成なんですけど,本当にやっぱり公道は確かに明るくなりましたわ,32ワットでね,もうかなりそれも進んで明るくなりました。ただ,そこから一歩,やっぱり枝道に入っていきます──私道ですね,入っていきますとね,やはりもうかなり暗い物騒なところがまだまだたくさんございます。それをいろいろ例えば防犯協会とかの皆さんもご苦労なさりながら,夜回りとかも行いながら,ポイント,ポイントを見つけていっていただいてるんですけど,やはりこれは区役所のまちづくり課と建設局,建設事務所なりがやはり連携とって,この辺は暗いと思うんやけど──向こうからなかなか,例えば自治会なら自治会があって,10人いても,なかなか皆さんが,だれかが声かけるいうのはなかなか難しいんですよね。そういったところで,こちらの方から逆に,こういったところは本当に暗いと思うんですが,こういった街灯助成も出ますし,どうですかといった呼びかけをしてあげてほしいんですよ。そうじゃないと,恐らくみんなが遠慮し合って,そのままの状態で,暗いままで何かまた事件なり,事故が起こってから,じゃあ対応しようかというようになってもいけませんので,その辺のところはちょっと早目,早目の対応ということで,ぜひ呼びかけと申しましょうか,危険防止を呼びかけていただきたいんですけど,そのへんは少しちょっとお考えをお聞かせください。  そしたら,それだけよろしくお願いします。 58 ◯松浦建設局長 では,震災公園の関係でございますけれども,展望の丘のところに「しあわせ運べるように」という歌ですかね──の歌碑をというご提案でございます。実は,私も個人的にはこの歌は大好きでございまして,歌を聞くたびにじんとすることが多いんですが,こういう歌碑につきまして,検討の課題の1つやと,当然考えております。ただ,この公園は,先ほど申し上げましたように,市民参画により公園をつくり育てるということで,行政が一方的に決めるというのではなく,やはり今まで参画していただいた市民の方,それから広く一般市民の方のお考えを伺いまして,どういったものがふさわしいかというのは,これから検討していきたいと考えております。  それで,もし仮につくるとしましても,場所も展望の丘というようなご提案もございましたが,実は,あそこの丘は,ちょっと傾斜があったりして,車いすの方が行っていただくにはちょっと無理があるような場所でもございますので,もし何かをつくるとしても,そういったことも考慮して,適切な場所をということを考えたいと思います。  それ以外にシンボルとしては,第一勧銀の倒壊した建物の基礎ですか,そういったものの展示とか,そういったところも今考えております。  それから,駐車場がないというお話でございますが,基本的には震災復興記念公園には駐車場は設けておりません。なぜかといいますと,公園の周辺に駐車場がたくさんございます。すぐそばには民間の駐車場,これいつまであるかわかりませんが,民間の駐車場もありますし,貿易センタービルにもございますし,それから東遊園地にもございます,そういった関係で,そういった駐車場をご利用いただいたらいいんかなと,今のところ考えております。また,歩いてこられる方は,三宮駅からそう遠くはないということですし,ポートライナーの貿易センタービルも近うございますんで,現在のところ,特に駐車場は考えておりません。ただ,この公園はつくり育てる公園ということを目指しておりますんで,駐車場も含めまして,将来のニーズの変化や使われ方の状況をよく見まして,適宜対応を考えていかなければいけないのかなというふうに考えております。  利用者の件ですけれども,本当に難しいご質問でございまして,過去に,いろんな検討をする中で,試算的に計算したこともございますが,例えば,一般論として,全国調査での単位面積当たりの利用者実績から計算すると──面積当たりですね──でいきますと,単純に年間6万人強というような数字も出てまいりますけれども,これはあくまで計算根拠はありますが,それが正しいかどうかという議論になりますと,非常にちょっと疑問がございます。震災復興記念公園という性格,それから施設内容から見て,この計算結果よりは多くの市民の方にご利用いただけるんだろうと考えております。また,今後周辺のウオーターフロントの全体の整備が進みますんで,そういった中で,生糸検査所ですか,あの建物も買いましたし,あの辺の整備もするということなんで,さらにこの公園の役割が増すということを考えますと,多くの方に来ていただけるんではないかなというふうに考えております。  以上でございます。 59 ◯中島建設局参与 私の方から,名谷駐輪場の無料化エリアの拡大の件についてまずお答えいたします。  神戸市放置自転車対策といたしましては,特に駅前の通勤・通学対策として,いわゆる自転車駐車場の整備促進と有人・有料化,これを1つ,2つ目に放置禁止区域の指定,3つ目に禁止区域内での放置自転車の即時撤去,こういった,3点セットとよく言いますけれども,そういうことで一体的に進めてまいりました。  この例外として,神戸市が設置いたします自転車駐車場のうち,収容能力が十分にございまして,無料化によっても利用者の増加に対応できる自転車駐車場におきまして,周辺の放置自転車の解消と自転車駐車場の有効活用,そういった観点から,平成16年1月より順次,あくまでこれは試行的に無料化を実施しているところでございます。  現在,市内8駅の自転車駐車場の無料化を実施しております。実施駅につきましては,おおむね放置自転車の減少と自転車駐車場の利用率が上昇しておりまして,一定の効果があったものと考えております。  具体的には,西代,山の街,木幡,栄,西舞子,田尾寺,岡場,そしてこの名谷ということになります。名谷では,現在4ブロックのみを無料化しております。名谷駅でございますけれども,駅の南部分におきまして,19年5月より約180台,21年4月より約90台,合わせまして270台の無料化が実施されております。無料化が実施されました部分につきましては,理事お示しの写真のように,利用が大幅に増加しまして,無料化の効果があったものと考えております。  名谷駅の無料化部分のさらなる拡大ということでございますけれども,自転車置き場を有効に活用するという効用から言えばそういうこともあると思うんですけれども,1つには,無料化自体が有料を原則とする駐輪場の例外的な扱いであるということ,もう1つは,名谷駅が先ほど申しましたように,有料と無料の駐輪場が隣接して混在していると。そういう中で,駐輪場全体の利用状況や放置自転車の状況などを勘案する必要がございまして,例えば,ほかの駅では無料ということではなくて,半額程度に減額しているような例もございまして,今の無料化を広げるということについては,いま少し慎重に,時間をいただいて検討を行ってまいりたいと考えているところでございます。  それから,私道の助成について,もう一歩踏み込んだというふうなお話かと思いますけれども。何分にも,私道は私の方が所有して管理している土地ということで,余り行政がよかれとはいえ,余りぐいぐいとこうしなさい,ああしなさいと言うのは余り適当ではないと考えております。そんな中で,先ほど理事おっしゃいましたように,防犯協会等で夜回りをなさるとか,そういったことで,地域の中から声が上がって,結果として地元の管理団体の方が新設とか,32ワット化したいんだがと,そういったご相談があれば,当然即座に手を差し伸べてできることはやらせていただくと。今でも助成制度が申請されましたら,我々一緒にパトロールというか,現地の状況は見に行っております,建設事務所。そういうことで,スタンスとしては,そういうことを守りながらということになると思うんですけれども,我々先ほども申しましたように,光のまちというのは,公道だけ明るければいいとは思っておりませんで,私道もともにこういう助成制度も使っていただいて,明るくなればいいと考えておるところでございます。そういうことで,先ほど,区役所との連携をもっと強めろということもございましたが,現在も我々本庁と建設事務所,区役所は一体となって,いろんな申請の受け付けとか,事前相談などやってるところでございます。まだ,この助成制度を活用していただいてない団体の方,こういう方に広く活用していただくためには,先ほども申しましたけど,あらゆる機会を通じて,さらにそういう制度の周知ということを図っていきたいということと,先ほど申しましたように,何かご相談がございましたら,我々もできることは積極的に対応していきたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。  以上です。 60 ◯石川建設局王子動物園長 それじゃあ,王子動物園駐車場,確かに理事おっしゃるとおり,私ども駐車場は本当に頭が痛くて,どうしたもんかなと思います。実は,今現在私ども隣接の駐車場が390台,それから土・日・祝日は王子公園内のサブグラウンドというところを使いまして,それでプラス250台,あとJR灘駅東側のところに70台,合計710台の分を確保してるんですけれども,これでもやっぱり渋滞列ができるということで,なかなか駐車場問題ってなかなか解決しないなというのが実感でございます。実は,かつて実験的といいますか,ちょうど新神戸駅の南側のところ,市バスの車庫跡地がございまして,ゴールデンウイーク期間中に,そこで3日間,無料の開放,自由に使ってくださいよということで,渋滞列の方々にご案内差し上げたんですが,結局お使いになったのは,その真ん中の日,それも何十台かというぐらいでした。そのときに,お尋ねしたのが,なぜなんですかと言って,ドライバーの方に聞いたら,いや,僕は,運転手は待ってる,家族は中に入ってるけれど,そこから歩いていく,あるいは公共交通機関に乗っていくというのが嫌だと,こうおっしゃるんで,なかなかシャトルバス利用しても,ご利用いただけるかどうかというのが自信がございません。かつて,そのシャトルバスの計画もしたことはあるんですが,まだHAT神戸に遊休地がたくさんあったころにはそういうことも考えてみたんですが,今はほとんどその遊休地がございませんで,ちょっと実現は難しいのかなということで,今,こういう対策としまして,王子動物園としましては,1つは,公共交通機関を利用していただくというのが一番なんですが,それと,あと市営三宮駐車場,それから市営花隈駐車場,ここを利用していただいた方については,3時間分の無料という措置をとらせていただいて,だんだんと利用者もふえてきているような状況です。ただ,駐車場問題は,本当に永遠のテーマかなと思ってございます。  以上でございます。 61 ◯副主査(川内清尚) いろいろありがとうございました。もうあと5分も切ったということで,ちょっとまとめたいと思いますが。いろいろできること,できないこと,もう確かにあるんです,これはね。随時いろいろまたご検討いただいて,特に名谷駅の駐輪場の方も,またこの無料にしたばっかりで,こんだけのまた,きちっととめられてたら何も言わないですよ。ただ,それがまたあふれかえってるいうことなんで,その辺のところのやっぱり美観的なこともございますので,片方では有料の方ががらすきやということで,それは何か検討の余地があるかなと思いますので,その辺のところをぜひお願いしたいと思います。  復興の記念公園のところ,本当に局長のおっしゃるとおりでございます。展望の丘より,確かにそうでございますね,障害者の方々もみんながそちらの方に,障害者の皆さんが同じように集えるような,そういった場所に,ぜひ「しあわせ運べるように」の歌碑を,またボタンを押したら音楽が流れるといったようなところをお願いしたいなと思います。  動物園の方はまたいろいろ何か,その都度,またいろいろ,今までもご検討なされておるということなんで,ぜひまた継続して,いろいろとご検討いただきたいと思います。  あと1点だけ。来年,震災から15年になるんですが,いつも思うんですけど,この間の10年のときもそうです。震災10周年とかって,よく言うでしょう。行政の方もよく10周年とかいう言葉を使われるんですけど,何とか周年というのは,創立10周年とか,15周年とかいうのは,大体めでたい話で,あっ,なるほどなと。言葉の使い方自体は間違っていないかもわかりませんよ。でも,聞いた感じ,やはりあれだけの震災を受けて,ちょっと10年とか,10周年とか15周年という言い回しが果たしていかがかなと,私は思います。ですから,もしまたそういった議論をする場がございましたら,震災から15年といった,そういった言い回しの方が適切かなという感じがいたしますので,その辺のところはぜひまたこういった意見があったということだけ,また何かのときにお伝え願えたらなと思います。  ということで,いろいろと本当に一番最初に申しましたように,本当に一番身近な,生活に一番身近な局でございますので,ぜひまたいろいろご要望事もたくさんあると思いますけど,ぜひこれからもしっかりと市民の皆様方のご要望におこたえいただいて,すばらしい建設局であるようにお願い申し上げまして,終わります。ありがとうございました。 62 ◯主査(森本 真) ご苦労さまでした。  それでは,この際,約20分間休憩をいたします。   (午後3時28分休憩)
      (午後3時52分再開) 63 ◯主査(森本 真) それでは,ただいまから決算特別委員会第2分科会を再開いたします。  休憩前に引き続き,建設局に対する質疑を続行いたします。  それでは,白國委員。 64 ◯分科員(白國高太郎) よろしくお願いします。初めに,平素より道路改修等,もう迅速かつきめ細やかな対応につきまして,大いに評価させていただくとともに感謝申し上げる次第です。  それでは,2点お願いをいたします。  1点目です。臨港線の整備ということで,JR灘駅,阪神岩屋駅とHAT神戸をつなぐ歩道として,臨港線が今年度完成するということです。通常の歩道とは異なり,臨港線跡地の風情を極力残すように整備されるなど,特色ある整備を行っているとのことですが,それだけでなく,地域の人に愛着を持って,より利用されるようにするため,どのような道づくりを行われたのか。また,1人1人が使っていただくだけでなく,地域のイベントなどに使われることの想定をされているのかお伺いいたします。  2点目です。街路樹のPRということで,落ち葉の清掃につきましては,市民の皆さんからも大変だという話をよく伺うわけですが,極端な方は家の前には要らんという方もおられますが,街路樹があることにより,感じる緑の潤いや,夏日における木陰の効用など,美しい街路景観を形成するという上でも,言うまでもなく市民生活になくてはならないものと考えております。  やはり,市民の皆さんに街路樹に対する愛着をもっと持っていただければ,清掃に対する気持ちも違ったものになってくるのではないかと思います。  そこで,市民の皆さんが街路樹に対して愛着を感じることができるようなPRが必要だと思いますが,現在,どのように取り組まれておられるのかお伺いいたします。  以上,2点です。 65 ◯松浦建設局長 それでは,私の方から臨港線についてお答えいたします。  市道臨港線は平成15年に廃止されましたJR貨物臨港線の廃線敷を活用した延長約1キロメートル自転車歩行者専用道路でございまして,この10月の下旬にはオープンできる予定でございます。この臨港線には,実際に貨物列車が走っていたレールのほか,阪神大震災にも耐えました100年前から橋を支えているれんがの橋台,こういった歴史的遺産が残っておりまして,これらを活用しながら,近代神戸港の発展を支えた神戸臨港鉄道の100年の歴史を感じられる特色ある整備を行っているというところでございます。  この臨港線,約1キロございますが,平たんで車道と平面交差することもないということで,遊歩道としてジョギングやウオーキングなど,市民の健康づくりにも役立てていただけるものと思っております。また,健康ベンチみたいなものも設置したり,小広場的なところもございますので,休憩していただくというようなことも可能かと思います。  さらに,地元企業のご協力もいただきまして,沿道に桜の苗木を植樹しておりまして,これを市民の皆様とともに育てることによりまして,桜の名所である生田川と王子公園とを結ぶ桜回廊として皆様に親しんでいただきたいと考えております。  それから,臨港線の整備計画につきましては,いろんな方にご参画いただきまして,鉄道愛好家の皆さんとの懇談会を開いたり,当然,地域住民の方との意見交換会もやっております。それから,地元企業や科学技術高校,すぐそばにございますが,あそこのご協力などをいただきながら取りまとめてきた次第でございます。  今後,臨港線を地域の皆様に愛着を持って利活用していただくためのきっかけといたしまして,10月3日の土曜日に,もうちょっと迫っておりまして,今段取りしておりますが,地域の住民の方や科学技術高校の生徒さん,それから保育園の園児の方なんかも,それからご協力いただきました地元企業などの方をお招きいたしまして,お披露目式みたいなんをしようかということを,今考えております。お披露目式では,皆さんに臨港線について,より理解を深めていただきまして,愛着を持っていただけるよう,科学技術高校の皆さんにミニSLを走らせていただくというようなことも考えておりまして,近隣の子供たちに乗っていただくことを予定しております。  また,この神戸臨港鉄道の歴史や,それから100年前のれんが橋台の歴史的意義の説明会などもあわせて実施してはどうかなというようなことも考えております。  今回のイベントなどをきっかけにしまして,今後とも地域の皆さんに愛着を持って利活用していただけるよう,区役所などとも連携して,地域の皆さんに働きかけていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 66 ◯佐々木建設局公園砂防部長 私から,街路樹のPRについてご答弁をいたします。  まず初めに,街路樹の今の現状でございますけれども,昭和46年から私どもグリーンコウベ作戦というようなことで進めてございまして,市街地の3割緑化というようなことで,市街地あるいは団地等の緑化,それも特に街路樹の植栽ということで進めてまいりました。結果,昭和46年にスタートした当時に比べまして,中木あるいは高木の本数は今では27倍の約47万本というようなかなりの数に上ってきております。  一方,先ほどもありましたけれども,大きく木が成長してきたというようなことで,逆に言いますと,市民の方から落ち葉の前に,木を切ってほしい,剪定してほしい,あるいはせっかく美しいもみじを見ようと思ってたのに,なぜ切っちゃうのかというような,多様な要望をいただいてございます。落ち葉の清掃に関しましては,平素より沿道住民の方,あるいは婦人会の皆様にご協力をいただきまして清掃していただいてるということで,非常に大変ありがたく思ってございます。  委員からは親しまれる街路樹の整備というんですか,市民に愛着を持っていただくことがその街路樹の持つ効用をより高めるのではないかというようなご指摘をいただいたということでございます。これまでにも区画整理事業等──震災後でございますけれども,新たに街路樹を植栽しようという場合には,植えた後につきましても親しみを持ってもらおうというようなことで,地域の方にワークショップを通じてでございますけれども,街路樹そのものの種類も選んでもらおうかというような取り組みを進めてございます。また,一方では,地域の方に親しまれる工夫というようなことで,ただ,緑だけということではなくて,実のなるような木を植えてみようとか,あるいは鯉川筋でございますけども,イペの木,これはブラジル移民の100周年を記念してというようなこととでやってございますけれども,そういった特色ある街路緑化というような観点からの植栽にも取り組んでございます。  PRの件でございますけれども,今年度から特に街路樹の剪定作業を行う際には,街路樹の種類に応じて,剪定の目的,これは何でこういった剪定をするのかというような剪定の目的,あるいはこういった形の街路樹の形を目指しているんですよというようなことについて,現地に看板とか,ビラを設置をして,広報するというような取り組みを進めてございます。こういったことをお知らせすることによって,我々長いスパン街路樹を育てていくんですよといった,そういった市の取り組みを理解していただこうと思ってございますし,またそういったことによりまして,住民の皆さんにも長い目で街路樹を見守っていただこうかなというふうな観点からやってございます。  また,樹木の名前ですね,名前を知るということが親しみにつながっていくのではないかというふうに考えてございまして,既に樹名板を設置している路線も多々ありますけれども,今後ともそういった取り組みを進めてまいりたいというふうに思ってございます。  さらに,新たな取り組みとしまして,ホームページ等々で,街路樹の効用とか,あるいは代表的な路線の街路樹の種類の紹介というふうなことで,皆様にわかりやすく,親しんでいただけるようなPR活動を心がけていきたいというふうに思ってございます。  今後ともそういったことで,デザイン都市にふさわしい街路樹を育成していくというようなこと,また引き続き市民が街路樹に愛着を持てるような取り組みを進めてまいりたいと,こういうふうに思ってございます。  以上でございます。 67 ◯分科員(白國高太郎) ありがとうございます。街路樹でございますけれども,本当にその剪定時になぜ切るのかとか,それから名前をきちっと知らせてもらうとかいう広報をしてもらうというだけでも,街路樹に対する愛着をしっかりと持っていけると思いますし,そういうことを着実にやっていただくことが私,市民の皆さんが街路樹に対する思いというのが少しずつ,少しずつ,ほんとに長いスパンで考えることによって変わってくるんじゃないかなと思いますので,地道な取り組みをお願いをいたしたいと思います。  それから,臨港線の整備ですけども,10月3日にお披露目式があるということで,大変これは楽しみなときだなと思うんですけれども。本当にこれからの道路とか,歩道整備のモデルになるようなものであってほしいなというふうに,強く期待をいたしておるところです。  そこで,再質問を1点させていただきたいんですが,歩行者が安全に歩くためだけの道ということではなくって,先ほどからお話ありますデザイン都市・神戸でもあり,ユニバーサルデザインであり,健康を楽しむまちづくりであるなど,すべてのものが凝縮された道づくりになっているということを感じてくるわけでございます。  臨港線のように新たに最初から整備するということは少ないかもわかりませんが,既存の道路の改修に合わせて少しでも地域の思いを聞いていただいて,歩道のあり方を考えるなど,臨港線のような,より地域の方に愛される特色のある道づくりを行っていくべきだと思いますけれども,今後の建設局の取り組み方針をお伺いいたしたいと思います。 68 ◯松浦建設局長 特色のある道づくりということでございますが。ちょっとこれまでの過去の例,2~3,参考にちょっと申し上げさせていただきますと,灘の方で酒蔵の道をつくりました。それから,兵庫の方で津の道というのをやっておりますし,それから南京町ですね,それから離宮道なんかは以前から風情のある道として有名ですし,そういった道は,地域の歴史と特色を感じられる道という分類になるかと思います。  一方,震災以降,地域住民との協働によりまして,せせらぎのある道づくりというのもたくさんやっておりまして,代表的に言われてますのが松本地区ですね,それとか,たくさんあるんですけれども,東の方では,郡家とか,何カ所かございます。そういった地域住民との協働により,そういった道づくりを行ってきております。  それからまた,まち中では,協定道路という制度をつくりまして,今まで道路いうのは,かなり道路法で厳しく縛られておりまして,なかなか地元の方が自由なことができないというようなことがございましたが,ある一定のルールのもとで,地域の方と行政が協定を結びまして,地域の方に楽しく使っていただけるようなことということで,例えば三宮中央通りにおきましては,地下鉄海岸線の上の道路でございますけれども,復旧いたしまして,広い歩道をつくりましたんで,その辺でオープンカフェなんかやりたいというご希望もございましたので,これも警察とか,いろいろ国交省とか,国の関係ありましたが,規制緩和されまして,オープンカフェが,春とか秋のシーズンには道路上を占用して,していただいてるというようなことがございます。  それから,三宮センター街も彫刻とか,埋め込みの記念碑とか,生田筋の角のところなんか,4隅に彫刻を飾っていただいたり,そういういろんな,こちらはモダンな方ですけれども,まちづくりも,道づくりもしていただいてるということでございます。  最近では,今回オープンする臨港線をはじめまして,旧居留地明石町筋,これ今ちょっと工事に入ったところでございますが,ちょうど大丸の東側の道路でございますが,ここで地元に旧居留地連絡協議会がございますんで,そこの皆さんといろいろお話し合いいたしまして,先ほどありましたように,デザイン都市・神戸にふさわしい歩きやすい広幅員──広い歩道,歩道を広げて,歩きやすい歩道にしようというような整備を進めております。 69 ◯主査(森本 真) あと10秒ほどしかないので,まとめてください。 70 ◯松浦建設局長 もうそんな時間ですか,済みません。  北野地区における山本通りにおきましても,無電柱化工事におきまして異人館街にふさわしい歩行者空間やっております。  これからも地域の方の声を聞きながら,そういった道づくりに取り組んでいきたいと思います。 71 ◯主査(森本 真) もう時間になりましたので。15分しかありませんのでよろしくお願いします。  次に,小林委員,発言席へどうぞ。 72 ◯分科員(小林るみ子) 私も15分ですので,よろしくお願いいたします。  大きく2点質問させていただきます。  最初に,都市型河川の水害対策についてお伺いしたいと思います。  昨年7月の都賀川事故を機に,ソフト面,ハード面の対策がとられました。ハード面の対策の1つに増水警報システム,いわゆる回転灯の設置があります。都賀川に14カ所,都賀川以外に兵庫県下18河川に整備されています。しかし,音声は出ずに,くるくる回って光るだけの回転灯のため,気づかれにくいという問題があります。騒音への配慮からだとはお聞きしていますが,危険をしっかりと市民に知らせるためにも,音声が出るよう整備するべきだと考えますが,お伺いいたしたいと思います。  2つ目に,大もとの発生源対策に,とりわけ雨水流出抑制にも力を入れる必要があると思います。6月の定例会での質問に対して,石井副市長は発生源の対策には,緑を守るとか,浸透の舗装の促進とか,その1つ1つについては,数値的な根拠等々を集約できていない,今後の全市的な検討課題との答弁でした。いずれにしても,先日,沖縄でも同様の事故があったことなどから,早急に都市型河川の水害対策の検討委員会なるものを設置する必要があると考えますが,再度お伺いいたします。  大きい2点目なんですが,先ほど特色のある道づくりという話があったんですが,私の場合は雨が降っても滑らない道づくりというテーマで質問したいと思います。  高齢社会,だれもが安心して歩くことのできる歩道として,段差のある歩道のバリアフリー化が進められています。それは評価できるものですが,車道と歩道の境界にコンクリートの縁石が敷き詰められていますが,この縁石が,雨が降るとぬれて滑りやすくなり,高齢の方が転倒したという報告がよく入ります。先日,東部建設事務所の方が,薬剤を使って,一部ですが,滑りにくくしていただいたものの,表面処理での滑りどめ対策もさることながら,整備時点で滑りにくい材質のものが使用されておれば二度手間にならないと考えますが,その点についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 73 ◯松浦建設局長 私の方から,雨水流出抑制に絡む都賀川の事故の話を回答させていただきます。  昨年度の都賀川の事故,あるいはことしの8月の佐用町を中心としました記録的な集中豪雨等で,全国各地で大雨による浸水被害や事故が多発してることはもう十分認識しております。そのため,これまでも浸水対策としましては,10年に1回の降雨に対しまして速やかに雨水を排除するための雨水幹線や雨水ポンプ場等の雨水排水施設の整備を進めてきておりまして,さらに道路の透水性舗装や住吉公園における大規模な雨水貯留施設の設置などの雨水流出抑制なども実施してきております。  今後,市民の安全を守るために雨水排水施設の整備を着実に進めるとともに,基準を超える大雨に対しましては,雨水流出抑制についても積極的に取り組んでいく必要があると考えております。そのために,先ほどありましたが,昨年10月の副市長の答弁のとおり,いろんな検証もやっております。  雨水流出抑制の取り組みには,行政が主体となって実施する分野と,市民の皆様と取り組む分野とがございます。まず,行政が取り組む分野といたしましては,公園等の地下空間を利用した雨水貯留施設や透水性の舗装──先ほども申し上げましたが──それから雨水浸透機能を持つ道路側溝や街路升等の設置が考えられます。それから,平成20年度に春日野公園に雨水貯留施設,1,800立米ほどの能力ですが,これが完成いたしました。今後,雨が降るたびの,降雨ごとの雨水流出の効果,また検証していきたいと思っております。  また,透水性舗装につきましては,歩道部分で,道路の改築や補修時にどんどんやっておりまして,平成20年度には2万4,000平米ほどやっておりまして,全市的には,ちょっとこれ歩道面積,はっきりつかんではいないんですが,大体数%は透水性舗装に今なってきております。  一方,市民の皆様にご協力いただく分野としましては,宅地内に雨水浸透升の設置がございますが,本市の市街地は傾斜地が多いということで,宅地の安全性の観点から,現在そういったどういう浸透能力があるかというようなことを確認する必要があるということで調査検討をしております。  そういったことで,雨水貯留施設の抑制効果や雨水浸透施設の適用範囲について検討を行っておりまして,実際,導入に当たりましては,これらの検討結果を踏まえて,他都市の事例も参考にして,整備効果の確認を行いまして,また道路等の影響についても検討を行っていきたいと考えております。  都市型河川の検討委員会とおっしゃいましたですか,河川自体は河川整備基本方針とか,河川整備計画,これは県が主体になって河川ごとにつくっております。こういう雨水流出抑制につきましては,特に今そういうのはございませんが,庁内的には各局,これ別に建設局だけの話でもございませんので,庁内各局の横の連携をとりまして,検討会等は始めておると。そういう段階でございます。  以上です。 74 ◯中島建設局参与 私の方から,滑らない道と,そういった観点でのご指摘にお答えいたします。  歩行者に安全で歩きやすい道路の整備というのは,おっしゃいますように,これからの高齢化社会に向けましても重視しなければならない事項の1つと考えてございます。委員ご指摘の,車道と歩道を分ける縁石,これは恐らく横断歩道部なんかにございます緑色をした縁石の部分のことだと思いますけども,横断歩道を渡るときに,ややもするとそこを踏むということになりますが,それが滑ることがあるというご指摘でございます。この縁石につきましては,いわゆる工場製品でございまして,構造とか,寸法については基準が定められているんですが,実情では表面の状態についての基準というのはないということになっております。縁石の設置当初は,おっしゃいましたように滑りやすくなる場合もございますんで,事務所では薬剤を使ったということでございますけれども,おっしゃいますように,当初より問題のないような製品を使うべきだというのはもっともなことでございますんで,現在,我々の方でその対策について検討を進めているところでございます。今後とも道路の整備に当たりましては,高齢化社会への対応として,そういう路面の滑りということにも重きを置いて,注意を払って工事を行っていきたい,安全で安心な道づくりを進めていきたいと考えております。  以上でございます。 75 ◯井上建設局下水道河川部長 河川の増水警報システムについてお答えいたします。  去年の7月28日,都賀川において5名のとうとい命が失われました増水事故を受けまして,市と兵庫県は連携してハード・ソフトの両面からさまざまな対策を進めてまいりました。  神戸市内には,兵庫県神戸市が設置した警報装置が合わせて14河川で79基の警報システムが稼働をいたしております。神戸市が設置をいたしました警報装置については,午前7時から夜8時までの時間帯で注意報あるいは警報が発令された場合には,回転灯が回り始めまして,初めの約2分間にチャイム音と人の音声によります警報が出ますけれども,兵庫県が警報装置を設置したものについては,音声による警報機能がついておりません。音声の警報機能につきましては,回転灯による注意喚起をより確かにするメリットもある一方で,注意報が頻繁に発表されるため,音声が周辺の住民を悩ませるというデメリットもございます。このため,神戸では音声機能について慎重に検討して,警報装置の設置箇所が人家から離れた場所にあることもあり,音声について周辺の住民の方々のご意見をいろいろお聞きした上で,現在運用を進めております。  兵庫県の警報装置につきましても,昨年11月27日に開催されました灘区安全会議において,音声機能をつけてほしいとの要望が出ましたけれども,県からは騒音の問題もあるため,当初は音声機能なしで運用したいと,こういう説明がございました。  その後,県知事がことしの7月27日──ついこの間ですが,記者会見を行われまして,その中で,地域の見守り隊の方々が活用できる音声警告システムを併用できないかという指摘もあるので,河川増水警報システムがきちんと活用されているか,機能しているかどうかを確認するため,8月5日から,今月──9月30日までの間でモニタリング調査を実施をすると言っておられます。そして,その中で,その後検証・改善につなげていきたいと,こういう知事が記者会見の中で発言をされておられます。 76 ◯分科員(小林るみ子) わかりました。ありがとうございます。  ちょっと,再質問なんですが。雨が降っても滑らない道づくりの方なんですけれども,やっぱり高齢者だけじゃなくて,視覚障害者にとっても歩道と車道の境目というのが認識できるという利点もあります。そういう意味でも滑らない道づくり,そういう材質を使うということは,積極的にこれから考えていただきたいなと思っています。  それから,都市型河川の方なんですが,先ほどの検討委員会のような,横の連携は持って,これから検討されていくというふうにお聞きしました。いろんな手法があると思うんですが,実は西宮市なんですけれども,これご存じだと思うんですが,西宮市は10年前の水害のときに,あれを機会にオンサイト事業というのを始めています。オンサイトというのは,現地とか現場という意味があるそうなんですけれども,1年に4校ずつ,62校ある小・中学校のうちの,既にもう34校を整備してるという,そういう中身なんですが,具体的にどういうものかといいますと,学校の校庭の周りを高くしまして,降った雨が流出しないようにして,それを一時的に校庭の下にあるマンホールにためていくと。そして後ほど少しずつ流出させていくという,そういう仕組みなんで,非常に単純な仕組みであることから,1工事が200万円でできるという,そういう話を聞きました。既にそんだけ普及している中で,西宮市の職員の方もこれができたことで,やはり下流域の方が被害が軽減してると。そういうふうに実感してると,そういう感想を言われておりました。こういう実例もありますので,ぜひそういうことも含めてこれから検討していただきたいなと思っています。  それからもう1点,最後の質問になりますが,回転灯のことなんですけれども,私も家が近いので,14カ所をずっと歩いてみました。ほぼ適切な場所にありました。ただ,すぐそこの横に,落雷で電気が消えることもありますということが書いてありましたので,あっ,これは精いっぱい信用することはできないんだなということを感じたわけなんですけど。先日訓練がありましてね,訓練のときに子供たち,遊びに夢中になってて気づかなかったんですよね。それから,視覚障害者の方は当然見えないわけですから,音を聞かなければ逃げることができない。そういう状況があります。そういう意味でも,やはり音声が必ず必要なんだと,私は思うんですが。親水公園としてあり続ける以上は,やはり最大限の対策をとらなければいけないと思いますので,この音声については,ぜひ,先ほどのお話にもありましたけど,兵庫県にも話しかけていただきたいし,神戸市独自でも考えていただく,そういうこともしていただきたいと思うんですが,この点について,最後1点だけ,再度お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 77 ◯井上建設局下水道河川部長 先ほどお答えしましたように,兵庫県が今ちょうど検証をしているとお聞きしておりますので,今後の県の対応を見きわめながら,県,市,それぞれ相談した上で,地元のご意見等も含めて今後の対応を進めていきたいと考えております。 78 ◯分科員(小林るみ子) 県,市で話をしていくという話ですけれど,県がうんと言わなければ,神戸市独自でも,ぜひ音声のついた回転灯をつくっていただきたい。そうでないとほんとにまた同じような事故を繰り返していくことにつながっていくと思いますので,ぜひその辺のところ,神戸市としても検討していただきたいと思います。 79 ◯主査(森本 真) 質問じゃなくていいですね。要望で。  どうもご苦労さんでした。  それでは次に,高山委員。 80 ◯分科員(高山晃一) 持ち時間は20分です。それでは,早速始めます。  まず1点目,ユニバーサル社会の実現,バリアフリー対策,だれもが使いやすい施設づくりについてお伺いをいたします。  このだれもが歩きやすい道に,ユニバーサル歩道整備事業という資料には,皆さんとともに道の点検,整備前には障害者の方々や地域の皆様にユニバーサルデザインの視点から道の点検をしていただき,その意見を取り入れて進めています。また,整備後には再度点検評価を行っていただき,今後の整備に活用していきますと書かれております。こうした利用者の声を取り入れた整備に向けて,建設局が努力をされてることに一定の評価をいたします。  しかし,きょうはさらにその品質,精度が高い施設の整備ができるよう取り組んでいただきたいという趣旨の質疑をいたします。  この点検を,地域の方々,障害者の方々にしていただくという場合でも,時々車いすを利用するという方よりも,私はヘビーユーザーの方ですね,車いす利用歴が5年,10年の方にしていただくべきだと考えます。また,車いす利用者だけではなく,電動車いす利用者,セニアカーをご利用の方にも点検していただくべきだと考えます。  さらに,手すりや車いす用のスロープの整備では,手すりの高さが65センチ程度あるかとか,スロープの幅が180センチ以上あるのかとか,勾配は8%以下かとか,高低差が75センチ以内ごとに150センチ以上の水平部分が適切に設けられているかとか,また合理的な場所にスロープなどの動線が確保されているかといったことについて点検する必要がありますから,少なくともバリアフリー新法などに詳しい方に点検していただくべきだと考えております。  ところが,お話を聞くと,公園のバリアフリーで,平成19年,20年度に大倉山公園や落合中央公園などで障害者高齢者の方々にお越しいただいて,ご意見を聞いたけれども,要望内容がほぼ同じだったので,平成21年度からは意見を聞く場を設ける予定はないとお聞きしております。  しかしながら,今申したように,さらに精度の高い施設の整備をしようと思えば,高齢者の代表,車いすなどを使用する方々の代表として厳しい視点で点検のできる市民の協力を,一度は得て点検をする取り組みが不可欠だと考えますが,いかがでしょうか,見解をお伺いいたします。  次に,公の施設,空間の有効利用,一時的な使用に対する神戸市の姿勢,ルールづくりについてお伺いしようと思いましたが,時間がないので,これは要望にかえたいと思います。  スポンサー花壇とか,ネーミングライツとか,さまざまな取り組みがあり,評価をしております。その一方で,さらに民間企業は目的に沿った公の施設や空間の利用を望んでおられるようです。例えば,先日は,これは公の施設かどうか,ちょっと確認までしてませんが,大阪の太陽の塔を使って映画の撮影をされたりとかいうことも聞いております。こうした民間からの要請は,内容によっては話題となって,神戸のPRにもなりますし,集客・観光にも寄与します。収入の確保につながるということも考えられます。例えば,資金難のルミナリエですね,こうしたことも神戸市シンボル的存在である市章山とか,錨山とか,城山っていうんですかね,山ろく電飾がある城山ですか,こういうものを活用して,スポンサー企業から資金を得るというようなことも考えられます。そういうことができたらというような声も聞いたことがあります。そうした場合には,頭から拒絶せずに,ぜひ実現する方向で前向きにお話し合いをするなど,取り組んでいただくことを要望しておきたいと思います。これは要望です。  次に,新しい公園のあり方,姿についてお伺いをします。  街区公園とか,近隣公園,地区公園などがありますが,きょうの私の話は,主に街区公園が該当すると思います。身近な公園なんですけれども,コンビニで買った焼きそばやジュース缶が散乱していたり,犬のふんが放置されたままなど,寂れた公園や荒れた公園を目にします。また,利用されていると言っても,一時的にグラウンドゴルフ高齢者の方々が楽しんだり,中学生が自転車で走り回るなど,利用する世代が偏っているようにも見受けられます。そこで,公園を地域の多様な世代の人々が集い,地域コミュニティが醸成される公共空間につくりかえられないか,リニューアルできないかという質問です。  具体的には,公園の再整備を望む地域に手を挙げてもらい,公園の誘致地域内の住民が主体的に整備案を考え,まとめて公園の再整備に着手をいたします。  そして,例えば公園を芝生化するとか,防犯の話が先ほども出てましたけれども,公園の外周に樹木を植えるんじゃなくて,公園の中心付近に樹木を剪定せずに大きく大木に育てて木陰をつくったり,見通しをよくする。そのほか,ペットを飼う方がふえてますから,ドッグランなどの空間を確保するとか,水の流れがあるところであれば,サワガニや蛍が育つせせらぎをつくったり,ビオトープやため池をつくるというようなことも考えられると思います。そうしたことを地域住民が主体となって公園づくりをする,手を加えていく,そういうことができないでしょうかという質問です。ご見解をお伺いします。  以上です。 81 ◯松浦建設局長 私の方から,新しい公園のあり方というご質問の方にご回答いたします。  公園におきましても,社会状況の変化や生活意識の多様化などによりまして,市民ニーズの変化に対応していく必要があると考えております。今,グラウンドゴルフだけに利用されたり,中学生が使ってるとか,いろんなお話ございました。どうするかということですが,まず新規の公園の整備に当たりましては,地域のニーズを反映した公園となるよう,住民の方々に参加いただき,ワークショップを開催しております。また,その際には,日常の公園管理を担っていただく美緑花ボランティアを結成してもらうということによりまして,継続して地域の要望をお聞きできるように対応しているところでございます。  問題は既設公園の方でございますが,既設公園におきましては,美緑花ボランティア,たくさんございまして,ここからの要望はもとより,それから住民自治懇談会,それから婦人市政懇談会などの機会や,それから市長への手紙,これ実は市長への手紙,非常に公園関係たくさんいただきます。そういったことから,直接地域住民の方からご要望もお聞きするなど,多様な方法で住民ニーズの把握に努めているところでございます。  また,身近な公園を最大限活用していただくために,どのような公園にしたいかとか,どのように使っていくかにつきましては,公園にかかわるさまざまな市民の方と話し合う公園ミーティングという取り組みも行っている公園も多々ございます。そして,これらの要望を話し合う中で,例えば狭い広場をグラウンドゴルフができるような広さに広げたり,あるいは桜の園づくりにしたいとか,花壇整備をしたいとか,そういった地域ニーズに反映した公園づくりに努めているところでございます。これに対しまして,住民ニーズに十分対応できていない公園は美緑花ボランティアがない公園が多いということでございます。まずは,美緑花ボランティアの結成を図りまして,あるいは公園情報板などを利用しまして,ご意見をお聞きするようなことにより,地域,市民の公園への関心を高めていくことが住民ニーズの把握につながっていくのではないかと考えております。公園情報板に,何かそういうご意見をお聞きできるような仕組みとか,そういうことを考えたいと思っております。  今後ともそういう取り組みで,より多くの市民に,若い人からお年寄りまで有効にご利用いただけるような公園づくりに努めていきたいと考えております。  以上でございます。 82 ◯佐々木建設局公園砂防部長 バリアフリーの進め方等々についてお答えをいたします。  特に,公園の場合ですけれども,この18年12月にバリアフリー新法が施行されたということがございまして,都市公園を新しくつくる場合あるいは改修する場合はバリアフリー基準にのっとった形での整備をしていかなあかんというようなことがございます。
     それから,既存の公園についても,そういった基準へ適合させるという努力義務がなされたというところでございまして,私ども18年度にバリアフリーの基準に適合してるかどうかというような調査を行ってございまして,かなりの公園がやはり基準に適合していないというようなことで,今からの話,本格的な話になりますけれども,周辺の地域の状況,あるいは公園の使われ方等々を勘案しまして,優先度をつけながら,順次改修を行うということにしてございます。  公園のバリアフリー化,先ほど先生の方からありましたけれども,ガイドラインの話等々ございますが,こういった法令の施行を受けまして,国交省の方では公園施設の整備を行う際の具体的な指針ということで,ガイドラインをつくっておるわけでございますけども,その際に,いわゆる学識経験者,それから障害者団体の方,それから公共交通事業者の方等々の意見を踏まえて,平成20年2月にこういったガイドラインを策定しているというようなことでございます。  我々としても,バリアフリーを進めていく場合に,現地調査をどうしていくかということでございますけれども,道路の方の話が今ございましたけれども,この法令あるいは国のガイドラインに定められている,そういった事項以外にも,我々として何か留意すべき点があるんではなかろうかというようなことで,19年,20年度に先ほどもありました大倉山あるいは落合中央公園等々で,いわゆるモデル点検というものを実施してございます。このモデル点検のときには,ヘビーユーザーというんですか,ふだんから車いすを使用されている方,それから視覚障害者の方,それから近くに老人憩いの家等もありましたので,高齢者の方と一緒に現地調査を行っております。そういったことで公園利用者の方からの意見を聞いたというようなことでございますけども,先ほどご紹介がありましたが,ほとんどのご意見につきましては,国のガイドラインにもう既にきちっと載っておるというようなことでございました。点検した際の,皆様方からの意見の中では,国のガイドラインに載っていない,例えば長いスロープがあるような場合につきましては,途中で休憩できるようなベンチがあった方がいいねとかいう,そういった貴重な意見はいただいてございます。これからの話になりますけれども,そういった国のガイドラインに加えまして,モデル点検,これは19,20年と,5公園でやってございますけども,そこで出ました意見を集約しまして,今後ともバリアフリーを進めていくというふうに考えてございます。  今後,全くしないのかというような話ございましたけれども,系統立っての話ということではなくて,今後整備を進めていく中で,当然いろんな意見,ここをやっぱり改善した方がいいんじゃないかというような話についても耳を傾け,それを随時検証しながら,以降の整備の中に生かしていきたいというのは当然のことでございまして,そういった態度で臨んでいきたいというふうに思ってございます。  以上でございます。 83 ◯主査(森本 真) いいですか。高山委員,歩道は要らない,歩道はなくていい。  中島部長,あと5分ちょっとです。 84 ◯中島建設局参与 私どもも,いわゆる安全・安心な道づくりという中で,建設事務所ごとにいろいろ障害者の団体の方との現地立会をして,問題点の指摘をしていただくいうことをやっておりますけども,最近,必ずやるときには,必ずそういうことを先にやっておるかというと,そこまではできておらないというのが実情でございます。 85 ◯分科員(高山晃一) バリアフリーなんですけれども。たまたまかもしれませんが,この資料見せていただきまして,点検の風景が写真に載っているんですが,これを見ましても,細かいチェックをして本当に嫌らしいのかもしれませんけれども,やっぱり余り日ごろ車いすを利用されてないような印象を受ける方が車いすに乗られて,そして点検をしてるのかなと。全然手も黒ずんでいるわけでもなく。自分で本当は段差が越えられるかどうかとか,そういうのをチェックしていく,点検していくことが大切だと思いますけれども,介助者がついてです。介助者がついてたら,別に段差があっても越えられるんですよね。ひとりで移動するときに,やっぱり段差というのは非常に問題になるわけですから,両方これ介助者がついて点検されてるわけなんですね。やっぱりこういう写真が,こういういろんな方がチェックされてこういう冊子ができてくるんだと思うんですけれども,そういうところに,そういう写真が載ってくるというところから考えても,やっぱり私たちは,健常者の目線でまちづくりとか,整備をどうしてもやってしまいますから,その点でやっぱりほんとに日ごろ車いすを使ってる人,電動車いすを使ってる人とかの声をやっぱり一回しっかり聞いて,なるほどということが絶対あると思いますので。私ももう本当に短い距離をそういう方と点検したら,目的地までもう何時間かかっても,ここがあかん,ここがあかん,ここがあかんと,物すごいチェックをされる。そういう経験を何度かしておりますので,ぜひそういう点検を一度していただいて,今後の整備に生かしていただきたいと思います。  1点だけ,再質問したいのは,国の整備ルールと,神戸のルールが2本立てになってるんじゃないかなという点があるようです。私が聞いた点は,例えば手すりなんですけれども,神戸市の資料では──ああ,違う,まず国からいきましょうか。国のルールでは,手すりの端っこですね,ちょっと読み方はわかりませんが,たんぶか,はしぶかわかりませんが,手すりの端部は,階段の外側に向かって巻き込むなど,端部が突出しない構造とすると,こう書かれてあるんです。ところが,神戸市ルールでは,手すりの端部は下方または壁方向に曲げると。こういうふうに神戸市は書いているので,神戸市の手すりを見ると,地下道とか,帰りに見ていただいたらいいと思いますけど,大体下向いてるんですね。下向きに端部が処理されてます。そういうのを障害者の方に聞くと,壁側に巻き込んでいないと,やっぱりそでがひっかかったりとか,車いすの足が,ひざがぼんとぶつかったりとかして,やっぱり危ないというような意見もお聞きしております。やっぱりそういう点で,ダブルスタンダードではなくて,やっぱり統一して,例えば視覚障害者の方は,それを頼りに移動するわけですから,端なのか,続きがあるのかとか,それ全部手すりで目の見えない人は移動するわけですから,あんまりいろんな形があると混乱を生じるということもありますので,この辺のルールを一本化できないかというのが再質問です。 86 ◯主査(森本 真) 佐々木部長,あと1分ですので。 87 ◯佐々木建設局公園砂防部長 ダブルスタンダードでやっているということではなくて,我々の解釈がいわゆる今先生読んでいただきましたが,階段の外側に向かって巻き込むなど端部が突出しない構造というようなところを受けまして,端部が突出しないように下にやってる事例もあるということでございまして。今,いろいろ先生の方からそでがひっかかるという話とかいうようなご意見がありますので,一度,そういった方々の意見を参考にしながら,再考をしていきたいと思っております。 88 ◯主査(森本 真) ご苦労さまでした。  次に,山下委員。 89 ◯分科員(山下昌毅) 10分でございます。2問質問したいと思いますので,明快にご答弁をお願いしたいと思います。  上水道でも質問したんですけれども,温暖化対策についてということで。下水道事業というのは,非常に大きなエネルギーを使う事業でございます。下水道事業において消化ガスを利用したこうべバイオガスを自動車燃料として供給し,CO2の削減を図り,温暖化対策に努めているところは評価をしておきたいと思います。大きなエネルギーを使う下水道事業において,今後CO2の削減,温暖化対策が求められるところでございます。神戸市では,22年度に,16年度に比べて15.5%以上の削減をする取り組みを進めておられますが,下水道事業においてCO2削減に向けて,今後どのような取り組み,対策をしていこうとしておられるのかお聞きしたいと思います。  次に,ゲリラ豪雨の問題を流水抑制という形で質問しようと思ったんですけれども,先ほど詳しく説明がございましたので,ぜひとも検討していただきたいということを要望しておきたいと思います。  それから櫨谷川の整備についてということで1点お伺いをしたいと思います。  神戸市で一番大きい川,河口は明石市にございますけれども,本流から伊川,櫨谷川と,ほぼ全域が神戸市の西区にございます。この整備については,ほとんどが済んでおりますけれども,櫨谷川の一部,以前に,友清川の整備について要望をいたしたことがあるんですけれども,特に西区は中部の山がほとんどニュータウンという形に開発をされまして,ニュータウンの中には洪水調整池と農業用水という形で調整池があるんですけれども,一定の水量を超えますと,一気にそれが櫨谷川,これは西神ニュータウンと南ニュータウンの谷合いにある川でございますけれども,流れ込むということで,ふだんはちょろちょろと流れている川ですけれども,一たん大きな雨が降ると,非常に水量がふえてくるという,そういう川でございます。過去にも,何度か水害があったというふうなことをお聞きをしております。その川の整備について,今どのような状況であるかお聞かせを願いたい。  以上です。 90 ◯松浦建設局長 私の方から,櫨谷川の件,ご回答申し上げます。  二級河川でございまして,延長が,先ほどの支川の友清川を含めまして10.9キロで,流域が23.5平方キロメートル,これは二級ですから,兵庫県が管理する明石川水系河川でございます。ただ,整備につきましては,兵庫県と協議しまして,神戸市が都市基盤河川改修事業ということで,国,県,市,それぞれ3分の1ずつの費用で担ってるということです。  櫨谷川流域では,先ほどの調整池が14基ほどありまして,雨水の流出抑制に大きな役割を果たしております。この河川の整備計画は管理者であります県が平成19年度に明石川水系全体として,河川整備計画案を策定しております。その整備計画案ではおおむね30年に一度起こり得る,30年確率の雨で計画をしてるということでございます。おおむね全部済みますのが平成40年度ぐらい,これ明石川水系全体ですが,予定になってると聞いております。櫨谷川本川の整備につきましては,神戸市が昭和48年からやっておりまして,現在は10年確率降雨の整備が一応完了してると。平成6年度からは並行して30年確率降雨に対応するための工事に入っておりまして,平成20年度──昨年度は約400メートル工事をやっております。現在,明石川の合流点から櫨谷町栃木付近までの約4.5キロメートルの,これ2次改修と呼んでますが,それが完了しております。  一方,近年,例えば平成16年の台風のときに,そのとき2次改修が完了していなかった櫨谷町の栃木橋付近で,橋げた近くまで水位が上がったというようなことがございました。当該部分は,平成20年度に約140センチ河床を切り下げまして,2次改修が終わってまして,その部分は30年確率で一応安全になってるということでございます。  今後,二級河川起点まで,支川友清川を含む約6.4キロで改修を進めていくということで,ことしも400メートル工事をやろうということでございます。事業費の確保につきましては,国,県に強く働きかけまして,できるだけ早期に完成させたいと考えております。  以上でございます。 91 ◯井上建設局下水道河川部長 地球温暖化対策についてお答えをさせていただきます。  委員おっしゃられるように,下水道事業は非常にエネルギーをたくさん使う事業でございまして,下水道では第2次の,今現在CO2ダイエット作戦におきまして,22年度に16年度に比べて11.5%削減を達成するように今頑張っている途中でございます。  平成20年度の実績におきましては,平成16年度に比べて3.8%の削減となっておりまして,おおむね予定どおり順調に削減を進めております。  下水道事業におけるCO2発生の主な原因ですけども,54%が電力使用によるもの,それから34%が下水汚泥を焼却するときに発生するものであります。電力使用におきましては,新しい設備の導入とか,設備の運転方法の工夫とか,そういったもので年間750トンのCO2削減を目指して頑張っております。  それから,焼却の方でございますけれども,現在,東部スラッジセンターが改築工事中でございまして,新しい1号炉が平成22年度に完成し,2号炉が平成24年に完成することになっております。この新しい焼却炉につきましては,高温焼却が可能な設備というタイプになってございまして,温室効果ガスが大きく削減できるタイプに改良されております。それとあわせまして,補助燃料を重油をこれまでは使っておりましたけども,それを都市ガスに変更することによりまして,これもCO2削減,大幅に改良できると,こういうシステムになってございます。  そういうことで,焼却につきましては,24年までで大幅に改良されると,こういう予定になってございます。  それから,消化ガスでございますけども,これにつきましても,垂水処理場でのコージェネ発電の燃料として使うことや,先ほどからも話が出ておりますけども,東灘処理場でのこうべバイオガス事業,それとあわせまして今後の展開といたしまして,できればということで,都市ガスへの供給の検証もできないかどうかも含めて,さらなる努力をしてまいりたいと,こういうふうに考えております。どうかよろしくお願いをいたします。 92 ◯分科員(山下昌毅) CO2削減対策ということでお聞かせ願いまして,焼却に関する対策が進んでおるようでございますんで,ぜひともダイエット作戦の15.5%以上の削減について,頑張っていただきたいと思います。  櫨谷川の整備については,今お話を聞きましたので,進んでおるようでございます。過去のことは別にしまして,近年のゲリラ的な豪雨を考えますときに,ニュータウンから降った雨は,一応,どういうんですか,調整池の役目を果たしとる,そういう面では少々の雨では一気に流れ出るということはないんですけれども,想像以上の雨が降った場合,一気に流れ出ると。特に櫨谷川の場合は両ニュータウンに囲まれてるという観点で,両側から調整池を超えた水が流れ込むという,そういうことでございます。過去には,ニュータウンであったところが山林であったということで,非常に保水性が高かったと。そういうふうなことを考えると,やっぱり将来的には明石川についても,流域は余り高低差がないということで,一度見てもらわれたらわかるんですけれども,本流が流れて,出合というところで,櫨谷川が合流をするんですけれども,向こうの流れに押されて,なかなかこちら側の水が進まないような,大雨が降ったときはそういうふうな状況が見られます。過去には,20何年前ですかね,あの出合橋のところで,消防団の方が1人死亡するというふうな,そういう痛ましい事件もございました。今後,ゲリラ豪雨,そういったものに関して,十分なる対策をお願いをして,質問を終わらせていただきたいと思います。 93 ◯主査(森本 真) ご苦労さまでした。  以上で,建設局関係の質疑は終了いたしました。  当局,どうもご苦労さまでした。 94 ◯主査(森本 真) 以上で,本日の日程は全部終了いたしました。長時間の審査,お疲れさまでした。次回は,9月17日,木曜日午前10時より27階第2委員会室において,保健福祉局関係の審査を行いますので,よろしくお願いいたします。  本日はこれをもって閉会いたします。どうもご苦労さんでした。   (午後4時54分閉会) 神戸市事務局 Copyright (c) Kobe City Assembly, All Rights Reserved. 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