一般会計に特別会計を加えた歳入決算額は,下段合計欄にありますように2兆 2,476億 5,400万円,歳出決算額は2兆 2,357億 400万円でございます。歳入歳出差引残額は,右側に記載のとおり,一般会計で69億 1,800万円,特別会計を合わせた合計では 119億 4,900万円となっております。
次に,各会計の内訳について,順次ご
説明申し上げます。
3ページをお開きください。一般会計歳入の部でございます。
第1款市税は,決算額 2,568億 2,900万円,収入未済額が 125億 500万円,
第2款
地方譲与税は,決算額 107億 8,200万円,
第3款利子割交付金は,決算額14億 400万円,
第4款配当割交付金は,決算額9億 2,900万円,
第5款株式等譲渡所得割交付金は,決算額13億 4,000万円でございます。
4ページをお開きください。第6款
地方消費税交付金は,決算額 144億 7,100万円,
第7款ゴルフ場利用税交付金は,決算額5億 3,800万円,
第8款特別
地方消費税交付金は,決算額 200万円,
第9款自動車取得税交付金は,決算額34億 400万円,
第10款軽油引取税交付金は,決算額69億 8,200万円,
第11款
地方特例交付金は,決算額84億 1,300万円,
第12款
地方交付税は,決算額 1,211億 5,500万円,
第13款交通安全対策特別交付金は,決算額6億 3,700万円,
第14款分担金及
負担金は,決算額45億 500万円,収入未済額が 2,200万円,
第15款使用料及手数料は,決算額 160億 1,400万円,収入未済額が3億 1,500万円でございます。
5ページに参りまして,第16款国庫支出金は,決算額 964億 6,500万円,
第17款県支出金は,決算額 152億 4,900万円,
第18款財産収入は,決算額 315億 3,300万円,収入未済額が 4,000万円,
第19款寄附金は,決算額8億 700万円,
第20款繰入金は,決算額 218億 3,600万円,
第21款繰越金は,決算額50億 8,200万円,
第22款諸収入は,決算額 4,002億 8,400万円,収入未済額が 223億 7,200万円,
第23款市債は,決算額 517億 7,900万円でございます。
以上,一般会計歳入合計決算額は,下段にありますように1兆 704億 4,800万円,収入未済額は 352億 5,600万円となっております。
6ページをお開きください。歳出の部でございます。
第1款
議会費は,決算額19億 5,100万円,
第2款総務費は,決算額 592億 6,500万円,翌年度繰越額が 2,300万円,
第3款
市民費は,決算額77億 1,100万円,翌年度繰越額が7億 4,200万円,
第4款民生費は,決算額 1,763億 3,000万円,翌年度繰越額が15億 2,900万円でございます。
7ページに参りまして,第5款衛生費は,決算額 142億 7,000万円,翌年度繰越額が 3,500万円,
第6款環境費は,決算額 250億 8,900万円,翌年度繰越額が 300万円,
第7款商工費は,決算額 299億 9,100万円,翌年度繰越額が 200万円,
第8款農政費は,決算額 122億 5,300万円,翌年度繰越額が2億 4,500万円,
第9款土木費は,決算額 373億 5,200万円,翌年度繰越額が27億 1,100万円,
第10款都市計画費は,決算額 304億 7,900万円,翌年度繰越額が96億 7,200万円でございます。
8ページをお開きください。第11款住宅費は,決算額87億 6,300万円,翌年度繰越額が3億 700万円,
第12款消防費は,決算額 162億 9,400万円,翌年度繰越額が7億 7,100万円,
第13款教育費は,決算額 955億 6,800万円,翌年度繰越額が69億 6,700万円,
第14款災害復旧費は,決算額4億 7,200万円でございます。
9ページに参りまして,第15款諸支出金は,決算額 5,477億 3,400万円,翌年度繰越額が2億 3,900万円でございます。
以上,一般会計歳出合計決算額は,下段にありますように1兆 635億 2,900万円,翌年度繰越額は 232億 5,200万円でございます。歳入歳出差引残額は,欄外のとおり,69億 1,800万円となっております。
以上で一般会計のご
説明を終わり,引き続いて特別会計についてご
説明申し上げます。
10ページをお開きください。まず,市場事業費は,歳入の決算額は35億 600万円,歳出の決算額は33億 4,000万円で,翌年度繰越額が2億 2,300万円,歳入歳出差引残額は,欄外のとおり,1億 6,500万円でございます。
11ページ,食肉センター事業費は,歳入・歳出とも決算額は10億 8,300万円でございます。
12ページをお開きください。
国民健康保険事業費は,歳入・歳出とも決算額は 1,317億 1,200万円,
13ページ,老人保健
医療事業費は,歳入・歳出とも決算額は 1,313億 3,600万円でございます。
14ページをお開きください。勤労者福祉共済事業費は,歳入・歳出とも決算額は4億 8,400万円,
15ページ,農業共済事業費は,歳入の決算額3億 6,500万円,歳出の決算額2億 8,900万円で,歳入・歳出差引残額は,欄外のとおり, 7,600万円でございます。
16ページをお開きください。母子寡婦福祉資金貸付事業費は,歳入の決算額5億 1,000万円,歳出の決算額1億 2,800万円で,歳入・歳出差引残額は,欄外のとおり,3億 8,100万円でございます。
17ページ,土地先行取得事業費は,歳入・歳出とも決算額は 6,300万円でございます。
18ページをお開きください。駐車場事業費は,歳入の決算額17億 8,100万円,歳出の決算額14億 4,100万円で,翌年度繰越額が3億 4,000万円,歳入歳出差引残額は,欄外のとおり,3億 3,900万円でございます。
19ページ,農業集落排水事業費は,歳入・歳出とも決算額は16億 3,400万円でございます。
20ページをお開きください。海岸環境整備事業費は,歳入・歳出とも決算額は23億 9,300万円,
21ページ,市街地再開発事業費は,歳入の決算額 218億 2,500万円,歳出の決算額 190億 6,500万円で,翌年度繰越額が85億 1,200万円,歳入歳出差引残額は,欄外のとおり,27億 5,900万円でございます。
22ページをお開きください。市営住宅事業費は,歳入の決算額 290億 2,800万円,歳出の決算額 285億 7,200万円で,翌年度繰越額が24億 5,400万円,歳入歳出差引残額は,欄外のとおり,4億 5,600万円でございます。
23ページ,
介護保険事業費は,歳入の決算額 787億 8,000万円,歳出の決算額 779億 2,800万円で,歳入歳出差引残額は,欄外のとおり,8億 5,100万円でございます。
24ページをお開きください。空港整備事業費は,歳入・歳出とも決算額は 149億 2,500万円,
25ページ,公債費は,歳入・歳出とも決算額は 7,577億 7,200万円でございます。
以上で,各会計決算の概要
説明を終わります。
なお,附属資料として歳入歳出決算事項別明細書,実質収支に関する調書,財産に関する調書,基金運用状況
報告書をあわせて提出いたしております。
何とぞよろしくご
審議のほどお願い申し上げます。
27
◯議長(
浜本りつ子君) 当局の
説明は終わりました。
次に,監査委員の審査
意見書について
報告を求めます。近谷代表監査委員。
(代表監査委員近谷衛一君登壇)
28 ◯代表監査委員(近谷衛一君)
平成17年度一般会計及び特別会計の決算並びに基金運用状況について,
地方自治法第 233条第2項及び第 241条第5項の
規定に基づき行いました監査委員の審査
意見要旨をご
報告申し上げます。
一般会計及び特別会計の決算審査に当たりましては,歳入歳出決算書とその附属書類が法令に基づいて作成されているか,計数は正確であるか,会計処理及び財産の記録管理は適正かについて,証書類との照合,質問等の方法により審査を行いました。
その結果,歳入歳出決算書とその附属書類は法令に従い作成されており,その計数は正確であり,会計処理及び財産の記録管理はおおむね適正に行われているものと認められました。
また,都市整備等基金等の3つの基金の運用状況についても,同様の方法により審査をいたしました結果,基金運用は目的に応じ確実に行われており,その計数は正確であり,会計処理は適正に行われているものと認められました。
以下,
平成17年度決算について審査
意見を申し上げます。
平成17年度は,歳入では市税収入が法人関係税の増収及び税制改正などにより,
平成9年度以来8年ぶりの増収となりましたが,歳出では市債償還のピークを過ぎたとはいえ,依然として高水準にある公債費・扶助費の増加などがあり,56億円の財源対策が講じられております。
なお,当年度は阪神・淡路大震災復興基金への出捐及び貸付金に係る市債 3,000億円を償還したことから,一般会計・特別会計ともに前年度に比べ大きく決算額が膨らんでおります。
財政状況につきましては,現在のところ景気回復が続き,
神戸経済も緩やかに拡大しているとはいえ,市税収入の大幅な回復は見込めず,国の歳出・歳入一体改革による
地方交付税等へ影響も懸念されるところでございます。
また,歳出面では,扶助費などの増加が見込まれており,今後とも臨時的な財源対策に依存し続けることは困難であることから,極めて厳しい財政状況が続くものと思われます。
こうしたことから,次に申し上げます内容の要望をいたしております。
まず第1点目は,行政経営方針の具体化を着実に進め,硬直した財政構造の改革を図り,
神戸2010ビジョン-豊かさ創造都市をめざしての実現に努められることであります。
第2点目は,歳入において市税収入をはじめ未収金対策による
負担の公平及び歳入の確保に,より一層努力するとともに,
制度のあり方を含め,受益と
負担の適正化を図られること,さらに税源及び権限移譲については,さまざまな機会を通じて国に要望し,自主的・自立的な行財政
運営のための財源確保に努められることであります。
第3点目は,歳出において常にコスト意識を持った事務の執行に努め,さらなる歳出の削減を図るとともに,特別会計に対する一般会計からの繰出金については,繰り出しのあり方,時代に対応した事業のあり方について検証と見直しを行われることであります。
第4点目は,こうした取り組みを進めるに当たっては,財政状況を
市民に,より一層わかりやすく迅速に提供することが重要であることから,
予算・決算
制度についてもPDCAサイクル──プラン・ドゥー・チェック・アクションの視点を強化したものとなるよう検討を行われることを要望しております。
以上をもちまして,一般会計及び特別会計の決算並びに基金運用状況の審査
意見の要旨を申し上げ,ご
報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。
29
◯議長(
浜本りつ子君)
報告は終わりました。
この際お諮りいたします。
本件に関する
審議は,本日はこの程度にとどめたいと存じますが,ご
異議ございませんか。
(「
異議なし」の声あり)
30
◯議長(
浜本りつ子君) ご
異議がないと認めます。
それでは,本件に関する
審議は,本日はこの程度にとどめます。
31
◯議長(
浜本りつ子君) 以上で本日の
日程は全部終了いたしました。
この際申し上げます。
次回本会議は,来る11月29日午前10時より開きます。
なお,ただいま在席の各位には,文書による開議通知は省略させていただきますので,さようご了承願います。
本日はこれをもって散会いたします。ご苦労さまでした。
(午前11時0分散会)
神戸市会事務局
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