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  1. 兵庫県議会 2024-02-01
    令和 6年 2月意見書案第30号


    取得元: 兵庫県議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 6年 2月意見書案第30号△意見書案第30号 有機フッ素化合物PFAS対策推進を求める意見書   ・議決年月日 令和 6年 3月22日 ………………………………………………………………………………………………………                意見書案提出書  別紙「有機フッ素化合物PFAS対策推進を求める意見書」(案)につい て議決の上、関係方面に提出されたく、兵庫県議会会議規則第15条第1項の規 定に基づき提出します。 (理由)  本県の公益に関わる事案であり、関係方面に然るべき対応を求めるため   令和6年3月22日  兵庫県議会議長  内 藤 兵 衛  様         提出者 兵庫県議会議員   山  口  晋  平                〃      門     隆  志                〃      伊  藤  勝  正                〃      上  野  英  一
                   〃      門  間  雄  司                〃      増  山     誠                〃      島  山  清  史                〃      迎  山  志  保                〃      奥  谷  謙  一                〃      松  本  裕  一                〃      鍔  木  良  子                〃      小  泉  弘  喜                〃      橋  本  成  年 ……………………………………………………………………………………………………… 意見書案 第30号       有機フッ素化合物PFAS対策推進を求める意見書  有機フッ素化合物(以下「PFAS」という。)の一つであるPFOS(ペルフルオ ロオクタンスルホン酸)やPFOAペルフルオロオクタン酸)については、残留 性有機汚染物質に関するストックホルム条約規制対象とされ、昨年12月1日 には世界保健機構(WHO)の国際がん研究機関(IARC)がPFOA発がん性分類を 「可能性がある」から2段階引き上げ発がん性がある」とし、PFOSは「可能 性がある」とするなど、その有害性が指摘されている。  国においては、昨年7月にPFASに関する対応方針をとりまとめ、PFOA等に関 する環境モニタリングの強化などに取り組むこととしているが、PFASの多くは 有害性の評価や分析法について国際的に議論が始まったところである。  一方、これまでに国内各地水質管理暫定目標値である50ナノグラムパー リットルを超える高濃度のPFOS及びPFOAが検出されており、健康被害や農水産 物への風評被害が引き起こされる不安が高まっているだけではなく、汚染に関 して発生源及び原因が特定されていないという根本的な問題がある。  よって、国におかれては、PFAS対策推進として、PFASが人体及び環境に及 ぼす影響の調査・分析及び情報提供に早急に取り組まれるよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。  令和6年3月22日  衆議院議長     様  参議院議長  内閣総理大臣  内閣官房長官  総務大臣  財務大臣  厚生労働大臣  農林水産大臣  環境大臣                  兵庫県議会議長  内 藤 兵 衛...