羽曳野市議会 > 2018-06-12 >
平成30年第 2回 6月定例会-06月12日-02号

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  1. 羽曳野市議会 2018-06-12
    平成30年第 2回 6月定例会-06月12日-02号


    取得元: 羽曳野市議会公式サイト
    最終取得日: 2020-07-30
    平成30年第 2回 6月定例会-06月12日-02号平成30年第 2回 6月定例会                  目      次                △開  議  午前10時零分 〇日程第1 会議録署名議員の指名(6番 花川雅昭、13番 上薮弘治)………………………67 〇日程第2 一般質問……………………………………………………………………………………67  o質 問(金銅宏親)…………………………………………………………………………………67   (1)百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録について     ①世界文化遺産登録の国内推薦を受けてから、現在までの経過と今後について     ②世界文化遺産に登録される見込みについて     ③世界文化遺産に登録された場合の今後の取り組みと周辺の整備について    1. 質 問(金銅宏親)…………………………………………………………………………67    1. 答 弁(世界文化遺産推進室長 南里民恵)……………………………………………67    1. 再質問(金銅宏親)…………………………………………………………………………69    1. 答 弁(世界文化遺産推進室長 南里民恵)……………………………………………69    1. 再々質問(金銅宏親)………………………………………………………………………70    1. 答 弁(世界文化遺産推進室長 南里民恵)……………………………………………70    1. 答 弁(市長 北川嗣雄)…………………………………………………………………70
       1. 要 望(金銅宏親)…………………………………………………………………………72   (2)両副市長の役割について     ①職務の担当分けについて     ②両副市長が重点をおいて取り組む施策について     ③両副市長が考える、今後のまちづくりについて    1. 質 問(金銅宏親)…………………………………………………………………………72    1. 答 弁(副市長 安部孝人)………………………………………………………………72    1. 答 弁(副市長 樽井市治)………………………………………………………………74    1. 要 望(金銅宏親)…………………………………………………………………………75  o質 問(松村尚子)…………………………………………………………………………………75   (1)子育てを含めた産前・産後のサポートについて     ①子育てや妊産婦の支援事業について、当市の取り組みや事業内容の自己評価について     ②母子手帳交付時の保健師による面接や、産婦への助産師等による家庭訪問から得られた現行事業の課題と優先すべき事業について     ③デイケアやショートステイを通じて行う産後ケアの必要性の認識と方向性について    1. 質 問(松村尚子)…………………………………………………………………………76    1. 答 弁(保険健康室長 川浦幸次)………………………………………………………77    1. 再質問(松村尚子)…………………………………………………………………………78    1. 答 弁(保険健康室長 川浦幸次)………………………………………………………80    1. 要 望(松村尚子)…………………………………………………………………………81   (2)サイクルツーリズムの取り組みについて     ①百舌鳥・古市古墳群や竹内街道をはじめ、市内外の「景勝地」等を結んだサイクルロードの整備と、特産品の販売や飲食店との連携について    1. 質 問(松村尚子)…………………………………………………………………………82    1. 答 弁(生活環境部長兼市長公室部長 松永秀明)……………………………………83    1. 再質問(松村尚子)…………………………………………………………………………83    1. 答 弁(生活環境部長兼市長公室部長 松永秀明)……………………………………84    1. 要 望(松村尚子)…………………………………………………………………………85   (3)市独自の水防情報の取得について     ①市内を流れる河川、特に溢水や破堤のおそれがある地点への危機管理型水位計の設置の必要性に関する認識について     ②危機管理型水位計運用システムに関する庁内での検討状況について    1. 質 問(松村尚子)…………………………………………………………………………85    1. 答 弁(水道局長兼下水道部長 椿原 稔)……………………………………………86    1. 答 弁(危機管理室長 阪口幸雄)………………………………………………………86    1. 要 望(松村尚子)…………………………………………………………………………87  o質 問(渡辺真千)…………………………………………………………………………………88   (1)新しい交通システムの構築と地域の活性化について     ①新しい交通システムの必要性について     ②地域の活性化とお出かけ支援について    1. 質 問(渡辺真千)…………………………………………………………………………88    1. 答 弁(土木部理事 戸成 浩)…………………………………………………………89    1. 答 弁(保険健康室長 川浦幸次)………………………………………………………90    1. 再質問(渡辺真千)…………………………………………………………………………90    1. 答 弁(土木部理事 戸成 浩)…………………………………………………………91    1. 答 弁(保険健康室長 川浦幸次)………………………………………………………91    1. 再々質問(渡辺真千)………………………………………………………………………91    1. 答 弁(市長 北川嗣雄)…………………………………………………………………92    1. 要 望(渡辺真千)…………………………………………………………………………93   (2)チャレンジテストと学校教育について     ①チャレンジテストの取り組みの現状について     ②府立高校入試とチャレンジテストの問題点について     ③今後の課題について    1. 質 問(渡辺真千)…………………………………………………………………………93    1. 答 弁(学校教育室長 川地正人)………………………………………………………94    1. 再質問(渡辺真千)…………………………………………………………………………95    1. 答 弁(学校教育室長 川地正人)………………………………………………………95    1. 要 望(渡辺真千)…………………………………………………………………………96   (3)図書館事業と子ども読書活動推進計画について     ①図書館事業と子ども読書活動推進計画の現状について     ②今後の計画と課題について    1. 質 問(渡辺真千)…………………………………………………………………………97    1. 答 弁(教育次長兼生涯学習室長 清水淳宅)…………………………………………97    1. 答 弁(学校教育室長 川地正人)………………………………………………………99    1. 再質問(渡辺真千)…………………………………………………………………………99    1. 答 弁(教育次長兼生涯学習室長 清水淳宅)……………………………………… 100    1. 答 弁(学校教育室長 川地正人)…………………………………………………… 101    1. 要 望(渡辺真千)……………………………………………………………………… 102                △休  憩  午後零時25分                △再  開  午後1時30分  o質 問(笠原由美子)…………………………………………………………………………… 102   (1)発達障がい児者支援について     ①ペアレント・メンター事業について     ②ペアレント・トレーニングの実施について     ③ペアレント・トレーニングインストラクターの配置について     ④児童発達支援センターの設置状況について      ア 福祉型の取り組み状況は。      イ 医療型の取り組みについて    1. 質 問(笠原由美子)…………………………………………………………………… 102    1. 答 弁(こども未来室長 渡邊浩一)………………………………………………… 105    1. 再質問(笠原由美子)…………………………………………………………………… 106    1. 答 弁(こども未来室長 渡邊浩一)………………………………………………… 107    1. 再々質問(笠原由美子)………………………………………………………………… 108    1. 答 弁(市長 北川嗣雄)……………………………………………………………… 108    1. 要 望(笠原由美子)…………………………………………………………………… 109   (2)熱中症予防対策について     ①各施設における対策について     ②各施設における「水」対策について     ③ウォーターサーバーの設置について    1. 質 問(笠原由美子)…………………………………………………………………… 110    1. 答 弁(教育次長兼生涯学習室長 清水淳宅)……………………………………… 111    1. 再質問(笠原由美子)…………………………………………………………………… 112    1. 答 弁(教育次長兼生涯学習室長 清水淳宅)……………………………………… 112    1. 要 望(笠原由美子)…………………………………………………………………… 113   (3)世界文化遺産登録に向けた独自の取り組みについて     ①当市の世界文化遺産登録における目標は何か。     ②当市内外の方は何を見たいと思っているのか。     ③当市として市内外の方に何を見せたいのか。     ④独自の各古墳の御陵印の活用について    1. 質 問(笠原由美子)…………………………………………………………………… 113    1. 答 弁(世界文化遺産推進室長 南里民恵)………………………………………… 114    1. 要 望(笠原由美子)…………………………………………………………………… 116  o質 問(上薮弘治)……………………………………………………………………………… 116
      (1)公立認定こども園 こども未来館の今後の方向性について     ①運営している「こども未来館たかわし」において、保護者からの意見の集約を行っているのか。     ②全員給食等についての意見はどのようになっているのか。     ③平成30年度に設計委託されている「(仮称)西部こども未来館」に対する近隣住民や保護者への説明は。     ④検討されている「東部地区のこども園」の開園時期や、開園場所の具体的なプランの策定時期は。    1. 質 問(上薮弘治)……………………………………………………………………… 116    1. 答 弁(こども未来室長 渡邊浩一)………………………………………………… 117    1. 再質問(上薮弘治)……………………………………………………………………… 118    1. 答 弁(こども未来室長 渡邊浩一)………………………………………………… 118    1. 再々質問(上薮弘治)…………………………………………………………………… 119    1. 答 弁(こども未来室長 渡邊浩一)………………………………………………… 119    1. 要 望(上薮弘治)……………………………………………………………………… 120   (2)幼保無償化について     ①政府が幼保無償化の前倒しを検討しているが、今後、当市が重点をおいて進めるべき作業のポイントは。    1. 質 問(上薮弘治)……………………………………………………………………… 120    1. 答 弁(こども未来室長 渡邊浩一)………………………………………………… 120    1. 再質問(上薮弘治)……………………………………………………………………… 121    1. 答 弁(こども未来室長 渡邊浩一)………………………………………………… 122    1. 再々質問(上薮弘治)…………………………………………………………………… 122    1. 答 弁(こども未来室長 渡邊浩一)………………………………………………… 123    1. 要 望(上薮弘治)……………………………………………………………………… 123   (3)当市での外国人就労者、就学者の状況について     ①就労者、就学者の人数は。     ②職種や学校はどのようなものが多いのか。     ③今後の海外からの就労者、就学者に対する当市の受け入れ態勢は。    1. 質 問(上薮弘治)……………………………………………………………………… 124    1. 答 弁(生活環境部長兼市長公室部長 松永秀明)………………………………… 124    1. 再質問(上薮弘治)……………………………………………………………………… 125    1. 答 弁(生活環境部長兼市長公室部長 松永秀明)………………………………… 125    1. 要 望(上薮弘治)……………………………………………………………………… 126 〇延会について………………………………………………………………………………………… 127                △延  会  午後3時7分 〇平成30年6月12日羽曳野市議会第2回定例会を羽曳野市議会議事堂において再開した。 〇平成30年6月12日 第2日目 〇出席議員は次のとおりである。   1番   外 園 康 裕   2番   通 堂 義 弘   3番   笠 原 由美子   5番   竹 本 真 琴   6番   花 川 雅 昭   7番   樽 井 佳代子   8番   金 銅 宏 親   9番   広 瀬 公 代   10番   渡 辺 真 千   11番   笹 井 喜世子   12番   若 林 信 一   13番   上 薮 弘 治   14番   今 井 利 三   15番   田 仲 基 一   16番   黒 川   実   17番   松 村 尚 子   18番   松 井 康 夫 〇欠員   4番 〇説明のため出席した者は次のとおりである。   市長       北 川 嗣 雄   副市長      安 部 孝 人   副市長      樽 井 市 治   教育長      高 崎 政 勝   市長公室長    白 形 俊 明   こども未来室長  渡 邊 浩 一   総務部長     植 田 修 司   保健福祉部長   津 守 和 久   市民人権部長   山 脇 光 守   生活環境部長兼市長公室部長            松 永 秀 明   水道局長兼下水道部長            椿 原   稔   教育次長兼生涯学習室長            清 水 淳 宅   市長公室理事   高 井 基 晴   市長公室理事   横 山 智 一   危機管理室長   阪 口 幸 雄   総務部理事    淋   信 行   税務長      藤 林 弘 欣   保険健康室長   川 浦 幸 次   土木部理事    戸 成   浩   都市開発部理事  上 野 敏 治   学校教育室長   川 地 正 人   世界文化遺産推進室長            南 里 民 恵 〇議会事務局   局長       吉 村 俊 一   次長       松 川 貴 至   課長補佐     森 本 美津子   主幹       内 本 祐 介   主幹       金 銅 菜保子 〇議事日程は次のとおりである。  日程第1      会議録署名議員の指名  日程第2      一般質問     午前10時零分 開議 ○議長(樽井佳代子)  おはようございます。
     これより第2回定例市議会第2日目の会議を開きます。  出席議員数が定足数に達しておりますので、直ちに本日の日程に入ります。   ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(樽井佳代子)  日程第1、会議録署名議員を定めます。  本件は、会議規則の定めにより、議長において、6番花川雅昭議員、13番上薮弘治議員を指名いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(樽井佳代子)  日程第2、一般質問を行います。  発言の通告がありますので、順次指名いたします。  それではまず、金銅宏親議員。    〔8番 金銅宏親 質問席へ〕 ◆8番(金銅宏親)  おはようございます。きょうは、シンガポールでは、米朝の首脳会議ということで、本当に世界でも注目され、これから平和に向かっての第一歩を踏み出すきょう、この同じ時間に、大阪府羽曳野市の市議会では1番で質問させていただけることを光栄に感じ、質問させていただきます。  それでは、発言通告に従いまして、大きく2点質問させていただきます。  大きな(1)番目の質問は百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録について、(2)番目の質問は副市長の役割についてお聞きいたします。  一般質問のトップバッターですので、今も言いましたように、元気よく質問させていただきますので、明快なご答弁を期待して、最初の質問に入らせていただきます。  ご答弁、よろしくお願いします。  まず、大きな(1)番目の質問は、百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録についてお聞きします。  今、当市では、大きく飛躍するときを迎えております。昨年4月に、日本最古の官道として、大阪府で初めて日本遺産として認定されました竹内街道・横大路、そして、昨年7月31日には、念願の百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産の推薦候補に選定され、ことしの1月には、百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産登録を目指す日本の正式な代表権をかち取りました。  この正式な決定により、平成31年度の夏ごろには、ユネスコ世界遺産委員会での登録が決定するところまできました。  百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産登録の国内推薦や、日本の正式な決定により、羽曳野市民を初め、全国の皆様の期待は大きく膨らんでいます。また、世界文化遺産登録の関心も高くなっています。  そこで、小さな①番目の質問は、世界文化遺産登録の国内推薦を受けてから、現在までの経過と今後について、詳しく教えてください。  小さな②番目の質問は、関心と期待が高いため、本当に世界文化遺産に登録されるのかが大変心配なところでございます。そこで、世界文化遺産に登録される見込みを教えてください。  小さな③番目は、世界文化遺産に登録された場合の今後の取り組みと周辺の整備についてお答えください。  以上、小さく3点を1回目の質問といたします。ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(樽井佳代子)  世界文化遺産推進室長。    〔世界文化遺産推進室長 南里民恵 登壇〕 ◎世界文化遺産推進室長(南里民恵)  おはようございます。  金銅議員の百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録についてのご質問に順次お答えします。  まず、1点目の国内推薦を受けてから現在までの経過と今後の予定についてです。  昨年7月31日、国の文化審議会世界文化遺産部会において、百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産の推薦候補として選定されました。  その後、ことしの1月19日に、推薦書の提出について閣議了解がされました。この時点で、百舌鳥・古市古墳群は、来年度世界文化遺産登録を目指す日本の正式な代表となりました。  1月末には、推薦書正式版をユネスコ本部に提出しました。  今後の予定ですが、ことし9月ごろ、ユネスコの諮問機関である国際記念物遺跡会議、通称イコモスの委員が現地調査に来られます。ここで、百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産にふさわしい価値を持っているか、また、その価値を未来にまで残していくことができる保存管理の仕組みを持っているかを確認してもらうことになります。  その後、イコモス内での審査を経て、来年5月ごろには、イコモスによる勧告が行われます。これは、登録が妥当かどうかをユネスコに対して示すもので、最終的には、来年夏のユネスコ世界遺産委員会で登録が決定します。  次に、2点目の世界文化遺産に登録される見込みについてです。  百舌鳥・古市古墳群は、世界でも独特な形の前方後円墳など、さまざまな形の古墳がつくられ、さらにそれが1600年間もとの形をとどめており、土製建造物のたぐいまれな技術的到達点をあらわしています。  また、激動する東アジア情勢への対応として展開した墳墓によって権力を象徴した日本列島の人々の歴史を物語る顕著な物証でもあります。  このように、極めて高い価値を持つ百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産となるよう大阪府、堺市、藤井寺市とともに、日々取り組んでいるところです。  しかし、登録の可否は、最終的にユネスコの世界遺産委員会で決定されるため、見込みについてはわからないと申し上げるしかありません。  登録に向けては、9月に予定されているイコモスの現地調査で、その価値の高さと、その価値を将来の世代にきちんと引き継いでいける保存管理の仕組みがあることをきちんと理解してもらうことが重要です。そのため、現地調査に万全の状態で臨めるよう、現在、市長を先頭に市を挙げて取り組んでいます。  次に3点目、世界文化遺産登録後の本市の取り組みと周辺整備についてです。  世界文化遺産に登録されれば、世界中から多くの人が訪れることが予想されます。その方たちに、百舌鳥・古市古墳群の価値をきちんと理解してもらえるよう、また、心地よく滞在していただけるようさまざまな整備が必要になります。  例えば、車で来られる方のための案内標識や、古墳群を徒歩や自転車でめぐっていただくための誘導サインの設置、説明看板の多言語化、地元店舗等の協力を得るなどしてのトイレや駐車場の確保などは、登録されてから取り組んでいては間に合いませんので、現在、順次進めています。  一方、本市の古墳からの豊富な出土品などを目の当たりにしていただくことができ、百舌鳥・古市古墳群への理解を深めていただける資料館などのガイダンス施設については、当面、今ある施設の充実を図りながら、将来的には、新たなガイダンス施設の整備も視野に、計画的に取り組んでいきます。  世界文化遺産に登録されれば、それを活用して、地域を活性化するための補助金も文化庁が用意されていますので、その利用も検討します。  いずれにしましても、世界文化遺産、百舌鳥・古市古墳群を羽曳野市のまちづくりにどう生かしていくかについては、市としてきちんとした方向性を持ちつつ、幅広い市民の方との議論も重ねながら決定し、取り組んでいきたいと思います。  答弁は以上です。 ○議長(樽井佳代子)  金銅宏親議員。 ◆8番(金銅宏親)  ご答弁ありがとうございました。  それでは、再質問を2点させていただきます。  1番目の質問は、先ほどの答弁の中に、ことしの9月に、イコモスの委員が現地調査に来られ、百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産にふさわしい価値を持っているか、また、その価値を未来にまで残していくことができる保存管理の仕組みを持っているかの確認の現地調査があるとの答弁がありました。  当市にとっても大変重要な局面を迎えることになりました。  そこで質問ですが、9月に来られるイコモス委員の現地視察に関しての準備状況を教えてください。  2番目の質問は、皆様もよく御存じだと思いますが、百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録を応援する方たちの組織で、平成27年に、羽曳野市と藤井寺の連携で、もずふる応援隊が設立されました。  そこで質問ですが、もずふる応援隊の現在の隊員数と、活動内容と、隊員数の今までの推移についてお答えください。  以上、2点を再質問といたします。ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(樽井佳代子)  世界文化遺産推進室長。    〔世界文化遺産推進室長 南里民恵 登壇〕 ◎世界文化遺産推進室長(南里民恵)  再質問にお答えします。  まず、1点目のイコモス現地調査に際しての準備状況についてです。  ことし9月に予定されているイコモス現地調査に向け、府、堺市、藤井寺市及び文化庁とともに準備を進めています。  準備に生かすため、昨年、現地調査を受けた長崎県と、一昨年、現地調査を受けた福岡県に、府と各市から1名ずつ職員を派遣して、それぞれ1日ずつヒアリングを行いました。  ヒアリングでは、どういう考えで調査ルートを決めたのか、どのような資料を準備したのか、いわゆる裏方も含め何人くらいの人数が必要なのかなど、具体的な内容を詳細に確認してきました。  ヒアリング内容も参考にしながら、効率よく見て回るためのルートの検討や、どこで、どんな説明をするかなどの検討をしています。  また、出土遺物の写真など、当日その場で見ていただくための資料の準備も行っています。  今後は、国内外の専門家を招いたリハーサルも実施する予定です。  次に、2点目のもずふる応援隊の現在の隊員数と今までの推移についてです。  もずふる応援隊は、百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録を応援する方たちの組織として、平成27年7月に、羽曳野市と藤井寺市にまたがって設立されました。  隊員数の年度ごとの推移を、羽曳野市、藤井寺市、合計で申し上げます。  まず、企業やNPOなどの団体隊員ですが、27年度末が羽曳野市46団体、藤井寺市10団体の合計56団体。28年度末が羽曳野市122団体、藤井寺市12団体で合計134団体。29年度末が羽曳野市162団体、藤井寺市15団体の合計177団体です。  次に、個人隊員ですが、27年度末が羽曳野市602人、藤井寺市205人の合計807人。28年度末が羽曳野市1,209人、藤井寺市242人の合計1,451人。29年度末が羽曳野市1,788人、藤井寺市294人の合計2,082人です。  活動内容ですが、平成28年度には、もずふる応援隊員の方を対象に、近つ飛鳥博物館の当時の館長の白石太一郎先生の講演を初めとするイベントを開催しました。  また、ことしの1月には、もずふる応援隊と羽曳野市との共催で、世界遺産登録応援イベント「古墳DEるるる」を開催しています。  今後とももずふる応援隊とともに、百舌鳥・古市古墳群の魅力を多くの方に広める取り組みを行っていきたいと思います。  以上です。 ○議長(樽井佳代子)  金銅宏親議員。 ◆8番(金銅宏親)  ご答弁ありがとうございました。  それでは、再々質問を2点させていただきます。  1点目は、ことしの9月のイコモス委員の現地調査準備状況は、先ほどの答弁で理解いたしました。  そこで質問ですが、9月のイコモス委員の現地調査の内容、例えば人数、日数、経路、また、市ごとの担当役割など、答えられる範囲で結構ですので、お答えください。  再々質問の最後に、市長にお聞きいたします。  答弁にもありましたが、世界文化遺産に登録後の本市の取り組みで、資料館などのガイダンス施設は、当面、今ある施設の充実を図るとのことでしたが、市長が考えられておられる将来的な新たなガイダンス施設、資料館の構想と、世界文化遺産を羽曳野市のまちづくりにどう生かされていくかの方向性のお考えをお聞かせください。  よろしくお願いいたします。 ○議長(樽井佳代子)  世界文化遺産推進室長。    〔世界文化遺産推進室長 南里民恵 登壇〕 ◎世界文化遺産推進室長(南里民恵)  金銅議員の再々質問のうち、イコモスの現地調査の内容について、現在わかっている範囲でご答弁いたします。  調査に来られるイコモスの委員は1名です。  日数は未定ですが、昨年の長崎は7日間、一昨年の福岡は6日間の日程で行われました。全ての資産を見て回られると聞いていますので、その程度の日数は必要になると思われます。
     経路は、現在検討中であり、未定です。資産候補になっている49基の古墳に加え、ガイダンス施設や、関連する遺跡なども必要に応じて見ていただけるような経路になる予定です。羽曳野市としては、応神天皇陵古墳の雄大さなど、古墳群を高いところからぜひ見渡していただきたいと思いますので、可能であれば、市役所屋上を経路に入れられるよう調整していきたいと思います。  市ごとの担当役割も、具体的にはまだ決まっていませんが、委員への説明は、主に、事務局である大阪府の職員が行う予定です。各市の職員は、現地で委員から出される地元職員のほうが答えやすい具体的な内容の質問に答えることや、地元町会や警察との調整、地域での取り組みなどをイコモス委員に説明していただく市民の方の調整などの業務を分担することになります。  以上です。 ○議長(樽井佳代子)  市長。    〔市長 北川嗣雄 登壇〕 ◎市長(北川嗣雄)  金銅議員の再々質問にお答えをさせていただきます。  議員から、百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録について、将来的なガイダンス施設の整備に市長はどんな構想を持っているのかということでのお尋ねであります。  ご答弁申し上げます。  これまで、当市は、峰塚公園の管理棟、茶山のテニスコートの整備並びに管理棟など、百舌鳥・古市古墳群のガイダンス機能を持つ施設として整備をしてまいりました。  また、このうち、現在、古市古墳群から出土した実際の遺物を展示しているのがガイダンス施設は、文化財の展示室であります。ここは、応神陵の古墳の周辺から出土しました埴輪など、手の届くところに展示をしておりまして、コンパクトさということでは一定の魅力はあるかもわかりませんが、何分、スペースに限りがありますので、展示できる遺物の数も限られております。羽曳野市が有する重要な遺物の保管、展示、学習、ガイダンスなどにより適した、市民を初め来訪者の皆さんに利用していただくための恒久的な施設の整備がぜひ必要であるというふうに考えております。  羽曳野市が誇る貴重な出土遺物のさらなる保存、活用を図るために、将来的に羽曳野市にふさわしいガイダンス施設、学習施設としての機能を備えた資料館の整備構想を現在、進めておりますが、近いうちに皆さんにお示しをさせていただきたいというふうに思っておりますので、議員におかれましても、よろしくご理解のほどお願いをいたします。  続いて、世界文化遺産を羽曳野市のまちづくりにどのように生かしていくか、市長の考えをということでのお尋ねであります。  世界文化遺産をまちづくりに生かすという点で、幾つかポイントになる点があると考えています。  一つは、資産の価値、それがある羽曳野市の歴史に、市民の方が誇りを持てることであります。広報等を活用して、さらに市民に知らせ、啓発していくこと、そして、ことし設立したもずふる応援隊基金なども活用して、市民の方とともに資産を守っていく仕組みをつくってまいります。  この点では特に子どもたちに知ってもらうことが大切であり、学校授業の中でも、積極的に学ぶ機会をつくっていただきたいと考えております。  2つ目は、資産の価値を日本中、世界中に知らせることであります。ホームページの充実、SNSなどを利用した情報発信、ドローンによる映像の作成、活用など、さまざまな方策を使って情報発信の仕組みづくりを検討してまいります。  また、実際に資産を訪ねてきた人に満足をしてもらうことであります。そのためには、今もすでに取り組んでおりますけれども、トイレ、駐車場、あるいは来訪者受け入れのための環境整備が必要になってまいります。来られた方に資産の価値を理解してもらうことが大切でありまして、これには、先ほど申し上げましたガイダンス施設の整備をぜひ積極的に進めてまいります。  さらに、世界遺産の資産である古墳以外でも、来られた方をおもてなしできることが必要で、具体的には観光スポット、食事、羽曳野市の特産品などを生かしたお土産物など、そういったことの販売も含めての整備をする必要があるというふうに考えております。  また、世界遺産のある町にふさわしい町並み、景観なども順次整備をしていく必要があるというふうに考えております。  これらのポイントを踏まえまして、庁内、また、関係各所とも協議をいたしまして、世界文化遺産を羽曳野市のまちづくりにどう活用していくのか、市としての方針をつくりまして、景観づくりに取り組んでいきたいと考えておりますので、議員方にも、よろしくご理解のほどお願いをいたします。  以上です。 ○議長(樽井佳代子)  金銅宏親議員。 ◆8番(金銅宏親)  市長、ご答弁ありがとうございました。  それでは、意見、要望をさせていただきます。  いろいろと細部にわたり質問をさせていただきました百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録ですが、今、羽曳野市は、昨年の日本遺産の竹内街道・横大路の認定、そして、羽曳野市市制施行60周年、来年には、百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産に登録と、今こそ、当市が国内外に大きく飛躍するときです。  世界文化遺産に登録されれば、世界中から多くの人が羽曳野市に訪れることが予想されます。この羽曳野市に訪れた方々に心地よく滞在していただき、羽曳野市の魅力を伝えるときが来ました。そのためにも、さまざまな整備が必要です。この機に、羽曳野市民の皆様がいろいろな分野で喜んでいただき、本当に住んでよかった、これからも住み続けたい、そして、誇れる羽曳野市の構築に最善の努力をしていただけるよう強く要望いたします。  それでは、大きな(2)番目の質問に入らせていただきます。  (2)番目の質問は、両副市長の役割についてお聞きします。  現在、当市は2人の副市長がおられます。副市長の役割は大変重要だと思います。  まず、安部副市長は、平成19年4月に、羽曳野市教育委員会事務局学校教育室長に就任され、その後、平成22年4月に、羽曳野市立西浦東小学校の校長を歴任、平成25年3月、定年退職、同年4月に羽曳野市副市長に就任され、ことしで5年目になります。  樽井副市長は、平成23年4月、保健福祉部長兼保険健康室長に就任、平成25年4月、市長公室長兼保健福祉部長を歴任、平成26年3月、定年退職、再任用期間を経て、平成29年4月に羽曳野市副市長に就任され、ことしで1年が経過しました。  このお二人は、羽曳野市での長年の勤務でいろいろな分野を経験されたお二人です。行政上がりのお二人の副市長は、教育、福祉生活、危機管理等、いろいろな分野で力を発揮していただける方だと確信しております。  そこで3点質問させていただきます。  小さな①番目の質問は、お二人の副市長の担当分けを教えてください。  小さな②番目は、両副市長が重点に置いて取り組んでおられる施策をお答えください。  小さな③番目は、お二人の副市長が考えられている今後のまちづくり、意気込みについてお聞かせください。  以上3点、副市長、よろしくお願いいたします。 ○議長(樽井佳代子)  安部副市長。    〔副市長 安部孝人 登壇〕 ◎副市長(安部孝人)  金銅議員からご質問の副市長としての役割について、まず担当する職務、その中で最重点を置いて取り組む施策、そして、今後のまちづくりについて、順次お答えをさせていただきます。  まず、私自身、副市長を拝命いたしましてから、先ほど議員もおっしゃいましたが、はや5年が過ぎました。この間を振り返ってみますと、本当に目の前のことをすることが精いっぱいで、まだまだ全体を見て仕事をすることができていないように、こんなふうに思っております。今後、北川市長のもと、副市長としての職責を十分果たすため、しっかりと頑張っていかなければならないと、こんなふうに考えております。  さて、具体的な私の職務分担でございますが、市長4期目に当たり、まず、担当部において、市長公室の危機管理室、次に、特命事項として、危機管理体制の強化、公共施設等総合管理計画、内部統制の強化、義務教育学校について、幼保の統廃合について、そして、行政委員会等との連絡調整として、議会、教育委員会を含む各行政委員会の担当を任されました。  「第6次総合基本計画」において、将来像の実現のために、「羽曳野の資源を活かしたまちづくり」「だれもが安心・安全に暮らせるまちづくり」「人口減少下の活力と成長に向けたまちづくり」という3つのまちづくりの戦略を掲げています。  まず、市制60周年に当たる本年度、1つ目の「羽曳野の資源を活かしたまちづくり」においては、特に百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録に向けてという本年度が勝負の年であり、来年度の本登録に向けて、しっかりと取り組んでいかなければならないというふうに考えています。  昨年の4月には、竹内街道が日本遺産に認定をされました。これらの歴史資産を後世に伝えていくことが我々の責務であり、資源を生かしたまちづくりの1つであるというふうに考えています。  次に、「だれもが安心・安全に暮らせるまちづくり」につきましては、私が担当しています危機管理室におきまして、本当に自然災害に強いまちづくりといたしまして、市民の防災意識を高めること、そして、近い将来発生するであろう東南海地震に備えたまちづくりをしていくことが本当に喫緊の課題だと考えています。  特に本年度におきましては、Jアラートに対応した防災行政無線のデジタル化、そして、9月1日の防災の日には、市民参加型の総合防災訓練「みんなで防災大作戦」を峰塚公園で実施をいたします。  一昔前と違い、地震が多発し、気候変動が激しくなる中、状況に応じた適切な対応、あるいは瞬時の判断が求められています。毎年、地域の防災訓練に参加をさせていただいていますが、参加団体も少しずつふえました。市民の防災に対する意識も高まってきています。今後とも、市長の命を受け、災害に強いまちづくりにしっかりと取り組んでまいりたいというふうに思っています。  それから、もう1点、公共施設等総合管理計画第1期アクションプランにつきましては、まず、公共施設マネジメントの対象施設につきまして、利用者の安全の確保を最優先に考え、耐震性に課題のある施設を最優先的に、効果的かつ経済的な手法により、順次計画を進めていかなければならないと考えています。  3つ目に、「人口減少下の活力と成長に向けたまちづくり」についてでございますが、私が担当しています教育委員会について、市長より、義務教育学校について、幼保の統廃合についての2つの特命を受けています。  義務教育学校はびきの埴生学園につきましては、本年度無事にスタートすることができました。課題も多少ありますけれども、埴生幼稚園も含め、一貫校の1つの本当にモデルになってくれればなというふうに願っています。  同時に、こども未来館たかわしもスタートいたしました。新しい教育環境の中で、子どもたちも生き生きと生活をしています。英語、あるいは体操などの教室を開催し、羽曳野から新しい形の幼児教育を発信できればというふうに思っています。  次に、幼保の統廃合でございますけれども、保育園の園児数は、特に大きく変わっていない中、幼稚園の園児数は本年度500人を割りました。そのような状況の中、教育委員会とのパイプ役として、今後の幼稚園、保育園のあり方について議論を深め、羽曳野市の幼児教育を一歩でも前に進めることができればというふうに考えております。  最後に、ここ二、三年、北川市長を初め特別職でよく話題に上るのが人材の育成であります。  団塊の世代が退職いたしまして、大きく世の中が変わり始めました。市役所はもちろんのこと、民間企業におきましても、学校におきましても、人材不足といいますか、人材難の時代がやってまいりました。私が羽曳野にかかわれるのはほんの短い期間でございますけれども、羽曳野市は10年、20年と未来に向けて進んでまいります。これからも羽曳野市がしっかり輝いていくためには人材の育成が喫緊の課題となってこようというふうに思っています。  私自身、ここ何年間か、新規採用職員の研修を行っています。また、年によっては主査級、または課長級の研修も行っています。加えて、年度当初と年度末に、樽井副市長とともに、それぞれの担当部課長と職務等について、面談を行い、人材の育成に努めております。  あの松下幸之助氏の好んで使った言葉に「企業は人なり」という言葉があります。企業を役所にかえますと、「役所も人なり」というふうになります。人材の育成についても、しっかりと力を注いでまいりたいと、こんなふうに思っています。  今後とも北川市長の補佐役として、微力ですが、羽曳野市のために、しっかりと努力してまいりたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。  以上、答弁といたします。 ○議長(樽井佳代子)  樽井副市長。    〔副市長 樽井市治 登壇〕 ◎副市長(樽井市治)  それでは、金銅議員からご質問のありました副市長の役割について、私からのお答えを申し上げます。  私は、昨年の3月、第1回定例会におきまして、議会の同意をいただきまして、副市長に就任をさせていただきました。  議員からもご紹介のありましたように、はや1年が過ぎてしまいました。就任させていただいた当初は、副市長の仕事内容について、市長公室長時代に当時の副市長の身近で仕事をしていた割には、自分自身の仕事で精いっぱいで、余り把握できていなかったことを、まずは反省しながら、長年の行政経験を生かし、目の前の仕事を精いっぱいやろうという覚悟で、この間、努めてまいりました。  市長からは、職務分担は示されておりますが、日常的に余り細かい指示をされませんので、まずは私自身が今、何をすべきかを感じ取り、行動をすることから始めることとなりましたが、幸いにも安部副市長という先輩がおられましたので、随分助けていただいております。  そこでお尋ねの職務の担当分けについてですが、私の担当部署につきましては、市長公室秘書課、人事課、政策推進課、情報政策課、そして、総務部、保健福祉部、市民人権部でございます。これら管轄部署での課題等につきまして、副市長の立場で部長以下担当職員とのコミュニケーションを図りながら、事務的に処理できる事案につきましては指導を行い、市長の判断が必要な重要案件につきましては、できるだけスムーズに運べるように担当部署への助言等を行っているところでございます。  次に、2つ目の最重点取り組み施策についてですが、担当部署の職務分担とは別に、特命事項といたしまして、総合基本計画、行財政改革、入札・契約制度改革、外郭団体について、市長から示されております。  まずは、総合基本計画でありますが、平成28年度からの第6次総合基本計画を進めていくに当たって、事務事業の見直し作業であります事務事業評価を総合基本計画と連動する形のシステムとして定着をさせ、総合基本計画の進行管理を着実に行えるように進めております。  次に、行財政改革についてですが、現在、行財政改革大綱の見直しを進めており、今後、少子化、人口減少の進行や、公共施設の老朽化などによる公共施設の更新、再編、集約を実行していき、次世代にできるだけ負担を残さないような取り組みが必要であると考えております。  ご承知のとおり、平成13年度から17年度まで赤字財政で、当時、大阪府下赤字4団体と呼ばれた汚名を平成18年度に返上し、その後、現在に至るまで黒字化をすることができております。しかしながら、社会保障費の増大、そして、公共施設の更新が迫っている中で、より一層の施策の選択と集中を行い、財政の健全化の取り組みの強化は必至でございます。しっかりと財政健全化に取り組んでいきたいと考えております。  次に、入札・契約制度改革につきましては、既に電子入札制度という大きな制度改革が行われていますので、大きな改革というものは考えておりませんが、市内業者の育成を見据えながら、引き続き、透明性を確保し、来年の業者登録に向けて、より効果的な制度へと見直しを行っていきたいと考えております。  外郭団体につきましては、平成19年度に、外郭団体等改革方針を策定し、団体の自立を促しながら、設立してきた市の責任のもとに支援をしてきたところでございますが、やはり指定管理者制度の導入などの情勢の変化により競争をしていかなければならない現状の中で、しっかりと運営体質の強化に向けて、指導、支援を行っていきたいと考えております。  ご質問の3つ目の今後のまちづくりにつきましては、中長期的には先ほど述べました総合基本計画に、市長がまちづくりの方向を示されておりますので、それを着実に進めていけるように、そして、短期的には施政方針を具現化していけるように、これまでと同様、市長にとって楽しくもない話もさせていただきながら、市長の補佐役を務めていきたいと考えています。  どうか今後とも議員各位のご理解とご協力、そして、ご指導をいただきながら、精いっぱい務めていく所存でございますので、どうぞよろしくお願いをいたしまして、私の答弁とさせていただきます。 ○議長(樽井佳代子)  金銅宏親議員。 ◆8番(金銅宏親)  安部副市長、樽井副市長、ご答弁ありがとうございました。  それでは、要望とさせていただきます。  先ほどの両副市長の答弁で、仕事の役割分担はよく理解いたしました。  この時期に、この議会で、私が副市長の仕事内容や、両副市長の考え方や意気込みをお聞きしたのは、なかなか副市長の仕事が見えないのが本音です。しかし、両副市長の存在は本当に重要なポストだと考えます。時には市長の片腕となり、市長を支え、羽曳野市の将来を担うかじ取りの1人でもあると思います。私たち議員が市民の皆様と行政とのパイプ役と同様、副市長は職員と市長とのパイプ役だと思います。今後も精いっぱい、持てる力を発揮していただき、円滑な行政運営ができるように、副市長の職務を頑張っていただけるよう要望し、私の一般質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。 ○議長(樽井佳代子)  次に、松村尚子議員。    〔17番 松村尚子 質問席へ〕 ◆17番(松村尚子)  おはようございます。  それでは、発言通告に従いまして一般質問をさせていただきます。  現在、羽曳野市への移住定住を促す情報サイト「はびすむ」には、7本の市のプロモーションビデオと、市の施策を紹介するバナーが施策ごとに分類され、リンクされています。  張られているリンクをたどっていくと、「はびすむ」のページであっても、最終的には現在の市のホームページと、体制こそ違っていても、結局は何ら変わらないものとなっており、地域外の閲覧者に対するものとしては、もう一工夫していただきたいという思いを持っています。  また、動画に関しては、約30分にも及ぶ短編ドラマを初め羽曳野をPRするイメージビデオがアップされています。  今回の質問は、これらを評価するものではありませんが、私自身は、日本では「アルプス一万尺」で知られる「ヤンキードゥードゥル」を替え歌にした白鳥シスターズの動画が最もうまくまとめられていたように感じます。
     また、短編ドラマに仕上げられている「a grape with GRAPES」では、大阪で働く女性が妊娠し、姉がブドウづくりを志す夫と結婚して定住した羽曳野を訪れ、そのよさに接することによって、徐々に羽曳野で子どもを産むことに気持ちが変わっていく姿が描かれています。  ぼーっと見ていたら普通の田舎町やけど、よく見ると絶景の宝庫、欲しいものは近くにないけど、必要なものはちゃんとそろっている。町並みもつくられている。ブドウも優しい感じが伝わってくるから、町自体が家族のような雰囲気と人情に厚い、人に優しい、子育ても周りの人が応援してくれるなど、だから、この羽曳野で出産しようという思いに変わってきた。このストーリーに、私は全く異論はありません。  では、羽曳野は、こうしたすばらしい環境はあるけれど、市が進める子育て支援などの行政施策はどうなのかというと、何がPRできるのかということになります。  目まぐるしく変化する社会環境に伴い、子育てを取り巻く環境は、先手、先手の施策が求められます。妊娠、出産から子育てに至るまで切れ目のない支援、これは着実に、確実に行っていかなければなりませんが、それに加えて、必要なところには必要な支援をしなければならないところに難しさがあります。  ここでは、一つ一つの施策について述べませんが、総じて見れば、現在行われている子育て支援は、短編ドラマのせりふをもじっていえば、最低限の支援はできているが、必要な支援はできていないということにならないでしょうか。  議会議論でも、公明党の笠原議員が、27年から繰り返し設置を求めておられるワンストップで相談機能を備えた支援を行う子育て世代包括支援センター、いわゆる日本版のネウボラも、遅々として具体的な取り組みが見えていません。国が32年度末を期限にしているからといって、必要度の高いこの種の施設は、それまでに整備すればよいということではないと思います。  現代的に急を要する政策課題であるからこそ、政府も補助率をアップして開設を促しているわけで、さきの3月議会では、30年度で設置してまいりたいとの答弁がありました。年度中の開設にこぎつけるには、少なくとも施設整備に係る予算も必要になることから、遅くとも次の9月議会には予算が提案されなければなりません。専門職などの人的配置が必要であればなおのことです。当然のことながら、センターの設置が終着駅ではなく、そこにはさまざまな支援施策がセットとして備わっていなければ意味はありません。  そこで、今議会では、子育てを含めた産前・産後のサポートに限定して、大きく(1)番としてお尋ねします。  まず、小さく1点目として、妊産婦の支援事業について、その取り組みや事業内容に関し、市としてどのような自己評価をされているのかをお聞きします。  また、現在は、母子健康手帳交付時に、保健師による全数面接や産後産婦への助産師による家庭訪問が行われていますが、そこから得られた課題は何か。また、支援事業として優先すべき事業にどのようなものが必要とお考えなのかを2点目としてお答えください。  また、このことに関連し、新しい取り組みとして、周辺他市では、デイケアやショートステイを通じて産婦へ助言や支援を行う産後ケア事業が立ち上げられていますが、この産後ケアについて、必要性の認識と、市としての取り組みの方向性はどのような考えをお持ちなのかをお聞かせいただきたいと思います。  よろしくお願いいたします。 ○議長(樽井佳代子)  保険健康室長。    〔保険健康室長 川浦幸次 登壇〕 ◎保険健康室長(川浦幸次)  松村議員ご質問の子育てを含めた産前・産後のサポートについてお答え申し上げます。  小さく1点目、子育てや妊産婦の支援事業について、本市の取り組みや事業内容の自己評価についてでは、まず、実施しております事業としましては、母子保健法に基づく母子保健事業、子ども・子育て支援法に基づく利用者支援事業、児童福祉法に基づく子育て支援事業等のさまざまな根拠を調整しながら行っております。  母子健康手帳の交付では、保健師が全数面接し、妊婦の状況のみならず、家族状況、今後の育児の環境も含めて、それぞれの段階に応じた支援、サービスの情報や助言を提供し、家庭訪問等を通じて必要な支援につなげております。  乳幼児期では、乳幼児健診時に、子どもの発育や発達の状態に合わせた健康管理や保健指導を行うとともに、見過ごされがちな疾患や障害を早期に発見し、早期治療や療育のサポート、また、当事者である子どもだけでなく、家族を含めた子育てに必要な支援を行っております。  平成29年度では、4カ月児健康診査の受診率は99.3%、1歳6カ月児健康診査100%、3歳6カ月児健康診査の受診率は93.3%で、例年、大阪府下の受診率の平均を上回っており、未受診者には個別で連絡、訪問を行い、その実態の全数把握をしております。  事業内容の自己評価のお尋ねでございますが、おおむね市としての役割を果たしているのではないかと考えております。  小さく2点目、母子手帳交付時の保健師による面接や産婦への助産師等の家庭訪問から得られた現行事業の課題と優先すべき事業について、お答えいたします。  母子健康手帳交付時の保健師による面接の際は、大阪府から示されております妊娠期からの子育て支援のためのガイドラインにおけるリスクアセスメントシートを参考に、妊婦の状況や予測されるリスクを総合的にとらえ、出産、育児へと継続的な支援につなげられるよう努めております。  また、妊娠期から子育て期にわたるまで切れ目のない支援を実施するため、産婦はほぼ全数把握、全数の訪問を実施し、妊娠届け出時の面接や医療機関からの情報提供を受けながら、安心・安全な出産、育児等への支援に努めております。  このような面接、家庭訪問を通して、身近に相談できる人がいない、友達がおらず孤立している、ネットからの情報で混乱しているなどの悩みを抱えておられる例もあり、各ご家庭に応じた個別の支援計画を作成することにより、個別の支援を進めてまいりたいと考えております。  最後に、小さく3点目、デイケアやショートステイを通じて行う産後ケアの必要性の認識と方向性について、お答えいたします。  産後ケア事業は、産後の心身ともに不安定になりやすい時期に、ご家庭から産後の支援を受けられず、育児不安等が強く、支援を必要とする方に、心身の安定と育児不安を早期に解消し、心配される児童虐待の未然防止につながる事業と考えておりますが、現時点におきましては、実施事業に際して、受け入れ施設の確保という課題がございます。引き続き産後ケア事業の調査研究を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(樽井佳代子)  松村尚子議員。 ◆17番(松村尚子)  それでは、意見を述べながら再質問をさせていただきます。  私自身も20年前に出産し、2人の子どもを育ててきました。そのころは、育児といえば、育児書とおじいちゃん、おばあちゃんに当たる両親、それに、周りの人たちのアドバイスを受けながらの育児でした。このような状況は、この場にいらっしゃる皆さん大差ないと思います。  出産後は、一定の期間を里帰りで過ごし、いわゆる産後の肥立ちということに重きを置いた生活を送ることもできました。しかし、現代では、里帰りをすることなく、出産後1週間以内で退院し、すぐに自宅での育児生活を始める人も少なくありません。  紙おむつも進化し、粉ミルクも母乳に近い成分を配合したものもつくられています。ベビーラックも、ゆらゆらとあやしているように電動で動くものまであります。いずれも、医学的な根拠に基づき、それを実現できる技術のたまもので、育児の仕方もインターネットから幾らでも得られる時代となりました。  一見、子育てが楽になったように思われがちですが、逆に子育てをするお母さんを苦しめている状況をつくってしまっています。  私が出産したころ、授乳期に沐浴やお風呂に入れた後は湯冷ましと言われる沸騰したお湯を体温程度に冷ましたお白湯を飲ませていました。ところが、今は白湯ではなく、ミルクを飲ませるというのが医学的な常識となっているそうです。  このことをインターネットで検索すると「ミルクを飲ませるのが当然」「いや、白湯の湯冷ましでいい」など、いろんな意見が混在しています。  いうなれば、一昔前に当たり前に行われていたことが否定され、幾ら周りに応援してくれる身内がいても、根拠に基づく新しい情報を持っている産婦と経験則による常識しか持ち得ない支援者との間に関係がぎくしゃくしてしまうことも現実として存在しています。  こうしたことはいつの時代でもあるといえばそれまでですが、現代は特に情報過多の時代で、何が正しい情報なのかを整理できないまま、育児という初めての経験の中で精神的に支障を来し、産後うつという状況を招いてしまうという論理も全て間違っていないと思います。  だからこそ、公的な支援を効率よくワンストップで行うためにネウボラというシステムが必要とされているゆえんです。  このネウボラについては、当然、体制も含めた整備を一刻も早く整えていただかなくてはなりません。しかし、ネウボラが設置されるまでの間、羽曳野市で行われている子育てや妊産婦に対する支援が現状のままでよいのかという原点から、今回の質問となりました。  そこで、3月議会で取り上げた事務事業評価シートを見てみました。  28年度のシートを見ると、そこには、妥当性や効率性はA評価であっても有効性はB評価になっているということは、拡充を含め改善を図る余地があることを意味しているのではないでしょうか。  答弁では、市としての役割を果たしているとの評価ですが、そこに整合性が存在していません。評価の結果は、まだまだ課題のある妊産婦に行うべき支援があるということのあらわれであり、それなら、優先して行うべき事業に、どんなメニューが考えられるのかをお聞きしたわけです。  今回の質問で、産後ケアを取り上げました。この産後ケア事業、大阪府下では、平成28年4月の時点では、7つの政令市、中核市と富田林、泉大津の2市、それに太子、田尻の2町の11自治体のみだったのが、今では多くの自治体が実施しています。  南河内では、富田林市や太子町に加え、大阪狭山市、河内長野市、それに河南町でも新たに事業化されました。  先日、私は、中河内地区で産後ケアを行っている施設を訪問してきました。産院で長年経験を積んだ助産師や看護師経験者のスタッフが赤ちゃんを抱きながら、お母さんの相談に耳を傾けていました。  特に初産のお母さんは、子育ての使命感やいい母親でありたいというプレッシャーが大きい。出産と育児の疲れから、休養をとってもらいながら、あすからの育児に自信を持ってもらえるように対応していると話されていました。  利用者のお母さんは、泣いてばかりで何を欲しているのかわからなかった。授乳やおむつがえで、睡眠も十分にとれなかった。情報があり過ぎて、何が本当なのかわからなかったなど、産後ケアを利用することになった理由を語り、中には、一時は子どもを抱いてマンションから飛びおりようという気持ちに駆られたというショッキングな思いを語ってくれたお母さんもありました。  そして、産後ケアを利用して本当に救われた気持ちになった。ここに来て、同じ境遇のお母さんと話をして、子育ての情報も交換できたし、心の悩みが一気に晴れた。今度、一緒に公園でお散歩する約束をして、LINEの交換をしたと、にこやかに話してくれた穏やかな顔が印象に残っています。  一昨年4月、自殺で亡くなった妊産婦が東京23区で、過去10年間に63人に上っていると発表されました。出生10万人当たりでは8.7人となり、これは出血などによる妊産婦死亡率の約2倍だと言われています。  また、別の推計では、妊産婦の全国の自殺者数は、年間で90人にも及ぶと言われており、大阪や東京では、病気などによる妊産婦死亡率を上回っているという調査結果もあるだけに、実際にそのような思いを持ったお母さんを目の当たりにし、早急に取り組まなければならない事業であると痛感した次第です。  もちろん産後ケア事業を行っている自治体は、いずれも現在羽曳野市が行っている妊産婦の訪問事業も行ってきたところです。現行の事業では不十分と判断したからこそ、その導入であったと考えられます。  答弁では、受け入れ施設の確保に課題があるとのことでした。引き続いての調査研究を進めるともありましたが、羽曳野市内には産院そのものに限りがあるような状況です。  しかし、公費負担をしている妊産婦健康診査は、府内の医療機関で受診できる事業です。産後ケアについても同じ手法をとることも可能なはずです。  ことし4月から産後ケア事業を始めた八尾市では、市内に施設がないため、平野区と東大阪市、それに大阪府助産師会が運営する施設の計3カ所で実施されています。  また、この産後ケアですが、国は産後ケア事業を実施する自治体に限り、2回の産後うつ健診費助成を認めています。  妊産婦のうつ病罹患率は約1割と言われており、産後うつは産後の自殺を引き起こす要因となることを考えれば、市としてその対策に乗り出すことは必要なことだと考えます。  たとえ自殺という最悪の事態に至らなくても、うつ病が女性に与える苦痛は大きく、その後の育児や生活にも大きな影響をもたらし、虐待という形を変えた不幸な事態につながる可能性もあるからです。  そこで、再質問として2点お尋ねします。  第1回目の答弁では、妊娠届け出時の面接や医療機関からの情報提供も受けながらとあり、また面接、家庭訪問を通して、悩みを抱えておられる例もあるとありますが、これらの各段階において実際に悩みや問題を抱えている妊産婦はどれぐらい把握できているのか、実数と割合をお聞きしたいと思います。  また、必要な事業として、産後ケアをお示ししました。方法論は別として、市として取り組むべき事業としてお考えなのか、その認識と実施すべきとお考えであるなら、その時期と財政措置についてお示しいただきたいと思います。  よろしくお願いします。 ○議長(樽井佳代子)  保険健康室長。    〔保険健康室長 川浦幸次 登壇〕 ◎保険健康室長(川浦幸次)  松村議員の再質問について、順次お答え申し上げます。  面接、医療機関からの情報提供、家庭訪問の各段階において、実際に悩みや問題を抱えられる妊産婦はどれぐらい把握できているのか、実数と割合のお尋ねです。  平成29年度の実績としましては、妊娠届け出は753件であり、その全数の面接を行っております。そのうち、アセスメントシート等から169人の妊婦に何らかの支援が必要だと判断いたしますと、割合としましては22%となります。  医療機関からの情報提供につきましては、大阪府所定の書面、要養育支援者情報提供票等で、若年、育児不安、虐待等で特段の配慮を要する妊婦、産婦、乳幼児の情報提供が95件ございました。こちらにつきましては、アセスメントシート等から把握しました169人とは一部重複しております。  また、新生児訪問の際には、産後うつ病のスクリーニングを目的として開発されたエジンバラ産後うつ病質問票を用いることによって、妊婦の精神状態の把握に努めております。  平成29年度、質問票を行った483人の産婦のうち、うつ病のリスクが高いとされる9点以上の産婦は50人おられ、実施者の約1割いらっしゃいました。  次に、2点目、産後ケア事業を主として取り組むべき事業と考えているのか、また、その開始時期についてのお尋ねです。  産後ケア事業は、市町村が実施し、分娩施設退院後から一定の期間、病院、診療所等において、母親の身体的回復と心理的な安定を促進するとともに、母親自身がセルフケア能力を育み、母子とその家族が健やかに育児ができるよう支援することを目的とし、事業の必要性は認識されるものでございます。  先行実施されておられる市町村の状況等も含め、調査研究を行ってまいるとともに、さきにお答え申しましたとおり、受け入れ施設の確保の課題解決及び個別支援計画の作成、いわゆるネウボラと呼ばれる相談機能が整った上で予算措置する対象となり得るか否かと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(樽井佳代子)  松村尚子議員。 ◆17番(松村尚子)  それでは、3回目となりますので、意見を述べさせていただきます。  ただいまお示しいただきました何らかの支援が必要と思われる妊婦の割合が22%、また、エジンバラ産後うつ病質問票を用いた精神状態の把握では、うつ病のリスクが高い産婦は実施者の実に1割もいらっしゃったという現実を、私たちは真剣に、そして、深刻に受けとめなければなりません。  と同時に、間違ってはならないのは、こうした状況に陥るのは個人の性格やわがまま、あるいは怠慢によって招いているものではないということを理解することです。  昔であれば、大家族の中で出産、子育てが行われていました。赤ちゃんの扱いを、その場、その時々で、アドバイスを受けることができました。きょうだいがあれば、自身が成長する過程で、赤ちゃんの世話を目にしたり、場合によっては実際に経験することもありました。しかし、今、お母さんになる世代では、そのような機会に恵まれた人は少なく、事前に赤ちゃんの扱いを学んだからといってもそのとおりにはいきません。よいお母さんになろうと思えば思うほど、学んだこと、聞いたこと、書いてあることとのギャップが大きくなり、自分自身を追い詰めてしまうということになるわけです。  そこで、こうした状況にあるお母さんを支えるためにさまざまな支援が実施されてきたわけですが、日々の世話に追われ、どうすればよいか暗中模索の中にあるお母さんには、自身に合った支援を探す余力がありません。ですから、一定の成果は上がっても、本当に支援が必要となる産婦には、それらの支援サービスを探し出すことすらできない状態に陥ってしまいます。  介護保険事業では、ケアマネに必要なサービスをコーディネートしてもらうのと同様、これを母子保健の分野でも確立するための施設が子育て世代包括支援センター、ネウボラです。1人で抱え込まず、とにかくセンターに行けば、一人一人のニーズや家庭環境、家族状況に応じた支援を、助産師や保健師の専門職に見つけてもらえるというシステムを目指しているわけです。  不安を抱えるお母さんを支援しなければ、産後うつへと追いやることになり、子どもへの虐待を招いてしまう。赤ちゃんのときの親子関係がうまくつくれなければ、子育てばかりか、子どもの成長にも影響を及ぼし、2人目、3人目の子どもを産もうということにはつながりません。少子化、人口減少の時代だからこそ、一刻も早く対応しなければならない政策課題であることを、ぜひご理解いただき、先延ばしすることなく、対応していただきたいと思います。  そして、必要な人材がなく、新たな事業に着手できないのであれば補充をすべきです。幾ら事業研究や検討を行っても、人材はふえてきません。お尋ねしました産後ケア事業の実施についても、必要性はご認識いただいているとの内容の答弁でした。しかし、ネウボラと呼ばれる相談機能が整った上で予算措置をする対象となり得るかを判断するというのは、どこに視線を向けた言葉なのでしょうか。必要性を理解しているのであれば、導入を前提にした検討を行わなければ、必要なところへの必要な支援はできません。  繰り返しになりますが、ネウボラの設置と支援事業はセットでスタートするか、実効性が高く、必要な支援は施設よりも先行すべきであることを強く求めておきたいと思います。  深くは申しませんが、この同じ産後ケアでも自治体によって違いがあるのは御存じでしょうか。補助額だけではありません。対象となり得る期間も違えば、利用可能回数も違う。細かいことで言えば、用意する備品も自治体間で違っているのです。  それを出産を控えた女性だけでなく、結婚しようとするカップルが居住地を選ぶときに、しっかり調査していることを理解しなければ、人情や自然環境を売りにしているだけでは移住や定住の大きな増加は望めません。  若い世代は情報を幾らでもとれる状態にあることに危機感を持つことがこれからの行政運営に不可欠であることを申し上げて、次の質問に移らせていただきます。  次に、大きく(2)番、サイクルツーリズムの取り組みについてお尋ねします。  冒頭に申し上げました「はびすむ」には、1点目の質問で引用したPR映像のほかに「Half a day Spent in Habikino City」という昼下がりの中を、途中、ワイン工房や、おまんじゅうつくりの体験をしながら、市内のスポットを自転車でめぐる映像もアップされています。  現在、羽曳野市をめぐるコースとしては「てくてく羽曳野」で5つのコースが紹介され、観光協会のホームページには4つのウオーキングマップが掲載されています。このほかにも、古市古墳群をめぐるコースも用意されています。  これらはいずれもその名のとおり、歩いて回る、あるいは歩いて回れるというコンセプトで設定されたものと思いますが、近年は、自転車が旅行の移動手段となりつつあります。もちろん旅行という遠方の地を訪れるには、俗にママチャリと呼ばれるシティーサイクルではなく、自転車競技にも使われるロードバイク的な自転車が使用されるものとなりますが、最近は、市内の一般道路でも見かけるようになってきました。  石川沿いや、グレープヒルスポーツ公園の近くを走るグリーンロードでは、以前よりサイクリングの愛好家、いわゆるサイクリストがさっそうと走り抜ける姿が見られていました。  観光協会のホームページには、市内を南北、東西をそれぞれ縦断する2つのコースが紹介されていますが、いずれも20分に満たないもので、貸し出しが実施されているレンタサイクルでも楽しめる距離でないかと思います。
     折しも、本年4月、泉州地区の13市町が共同で設立したDMO、KIXツーリズムビューローから、早速、泉州サイクルルートが発表され、各方面から注目されています。  聞くところによれば、早くも用意されたルートマップは初版分が品切れとなり、増刷をされているといいます。今後、琵琶湖や淡路島をそれぞれ一周するビワイチ、アワイチ等を結ぶ壮大な計画があり、大阪の最南に位置する岬町では、アワイチを船を用いてつなごうと、深日港から洲本を結ぶ定期便の再開を目指して社会実験も行われています。いずれも新たな観光客として、サイクリストの誘客を図り、少しでも地域の活性化につなげようとする意欲のあらわれだと思います。  ところが、同じ百舌鳥・古市古墳群として、世界文化遺産登録を目指している、加えて竹内街道としてつながりのある堺市が泉州というくくりで観光施策を展開され、東へと目を向けてもらえていないことは寂しい限りです。  しかし、泉州地域がサイクルルートを設定されたのであれば、南河内地区も四季折々の観光資源を有しているのですから、独自でルートを設定し、既存ルートや、新たにつくられるルートなどと結べば大きなルートへと、文字どおり道が開けると考えます。  また、そこには地域の特産物や、地元の飲食店が開発する名物等が連携すれば地域の活性化につながるものと思います。  そこでお聞きします。  百舌鳥・古市古墳群や竹内街道を初め市内外の景勝地等を結んだサイクルロードの整備と特産品の販売や、飲食店との連携については、どのようなご所見をお持ちなのかお考えをお聞かせいただきたいと思います。  よろしくお願いします。 ○議長(樽井佳代子)  生活環境部長。    〔生活環境部長兼市長公室部長 松永秀明 登壇〕 ◎生活環境部長兼市長公室部長(松永秀明)  松村議員、2点目のご質問についてご答弁申し上げます。  ご質問のとおり、自転車を趣味とする方がふえています。その楽しみ方はいろいろで、目的地へ向かうだけではなく、途中の景色や食事など、何らかの目的を持って仲間と走っておられる方も多いと聞いています。議員お示しのとおり、グルメを絡めたルート設定については需要があると考えます。  移動手段としての自転車の利用方法は、大きく2つに分かれます。歩くよりも楽にと考える方にとっては大きな移動距離は必要となりません。このような方には、市や観光協会で作成しているガイドマップを利用していただけます。地図つきで、エリアごとにたくさんのお店や市内の名所をふんだんにご紹介しています。公共施設や駅などで配架しており、たくさんの方にごらんいただいています。  一方で、スポーツサイクルで1日に何十キロも走る愛好者にとっては、羽曳野市だけのエリアでは少し物足りないかもしれません。市域を超えた広域的な取り組みが必要になります。  南河内地域の9市町村で、華やいで大阪・南河内観光キャンペーン協議会を構成しています。構成自治体のエリア内の観光を広域的にとらえ、イベント実施やPR活動を行っています。現在、協議会で設定している観光ルートは、主に自動車やウォーキングでの周遊を中心に考えられているものです。今後は、自転車に焦点を当てた内容についても議論できるよう協議会に諮ってまいります。  答弁は以上でございます。 ○議長(樽井佳代子)  松村尚子議員。 ◆17番(松村尚子)  それでは、意見を述べながら再質問をさせていただきます。  1回目の質問でも申しましたが、泉州サイクルルートは、海浜ルート、丘陵ルート、連絡ルートの3つのルートから形成され、それぞれの自治体が有するさまざまなジャンルの観光資源を、自転車を用いたツーリズムを展開することで、新しい旅行スタイルを形成されたものと言えます。  そこには、もちろん関空イン・アウトのインバウンドの取り組みを進めようとする観光開発があったからと思われますが、一方で、地域の活性化と泉州ブランドを確立するために、平成24年に泉州観光プロモーション推進協議会を設立させ、加入する13市町と関西空港が一体となって取り組みが進められてきました。  このたびのサイクルルート化は、そこで集約された観光資源を3本の線で結ばれたものと思われます。サイクルルートといえども、特段、新たな自転車用の車線を設けられたものではなく、既存の施設、資源を活用し、公共施設やコンビニ等の民間の既存施設を最大に利用したステーションを設けて、拠点や休憩場所に設定。そこには、サイクルスタンドや簡単な修理が行えるような、順次整備を進めるとのことです。  残念なことに、この泉州サイクルルートは大阪府のグランドデザイン、大阪都市圏の広域サイクルルート連携事業に取り組まれた事業で、ここには大阪湾を初め、関西一円の豊かな自然や世界遺産などの歴史、文化資源等を誰もが楽しめるよう自転車を活用したまちづくりを目指すとあるにもかかわらず、京都嵐山を起点としたルートは生駒山地の東側を南下し、紀の川自転車道につながるルートで、百舌鳥・古市古墳群の一翼を担う羽曳野は置いてきぼりにされた状態にあるということです。  だからといって、歴史と文化に育まれた羽曳野が黙っておく手はないと思います。羽曳野には、グレープヒルを通るグリーンロードはすばらしい景色に加え、適度なアップダウンがあり、休日、平日に関係なく、サイクリングされている姿をよく見かけます。同様の光景は石川沿いの南河内サイクルラインでも見ることができます。  これらを織りまぜながら、百舌鳥・古市古墳群や竹内街道を結び、さらには河南町や太子町までを結べば、羽曳野は立派な中継地点となります。そこに四季折々の特産物や、食肉等を使った新たな名物をつくり、ブドウ狩りができれば、現代の観光ニーズに見合った体験型の新しい観光ツールとなると考えます。  そのためには、答弁にありました南河内9市町村で構成されている協議会を束ねる役割を羽曳野市が担えばいいということで、そのような意味で、私は、ことしから取り組みを始められるDMOは羽曳野単独ではなく、地域連携型にすべきと申し上げていました。  そこでお尋ねします。  先ほど、自転車に焦点を当てた内容についても議論できるよう協議会に諮るとの答弁をいただきましたが、協議会で同意が得られなくても、世界文化遺産登録を目指す羽曳野市としては、サイクリングを楽しむ人たちの誘客に向け、グリーンロードやサイクルラインをルートの一部に組み入れたサイクリングロードのルート化は有益だと考えますが、市単独でも取り組む考えがあるのかをお答えいただきたいと思います。  よろしくお願いいたします。 ○議長(樽井佳代子)  生活環境部長。    〔生活環境部長兼市長公室部長 松永秀明 登壇〕 ◎生活環境部長兼市長公室部長(松永秀明)  松村議員の再質問にご答弁します。  グリーンロードやサイクルラインを組み入れたルートを市単独でつくれないかとのご提案です。  羽曳野市域内のグリーンロードについては、駒ケ谷から飛鳥までを結ぶ、いわゆる広域農道です。沿道には重立った施設もなく、アップダウンもきついことから、スポーツとして自転車を楽しむ皆さんが、太子町や河内長野市、奈良県とを結ぶルートとして利用されているコースと考えています。  また、サイクルラインは、羽曳野市域は、広瀬付近から碓井付近までの4キロほどのコースとなっております。河川敷コースのため、他の施設から離れていることから、河内長野から藤井寺まで、または大和川までといった川沿いの長距離を楽しもうとする方が多く利用されているものと考えています。  いずれも市域を通過する距離は自転車にとってわずかであることから、これらの道の利用と観光スポットを市独自のルートとして結びつけるのは、なかなか難しいものと考えます。  したがって、繰り返しのご答弁となりますが、市内を周遊していただく方には、現行のウオーキングルートをご利用していただき、それとは別に広域でルートを整備する方向で議論を進めていきたいと思います。  南河内エリアをそれぞれのスタイルで楽しんでいただけるよう提案してまいりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。  私からの答弁は以上です。 ○議長(樽井佳代子)  松村尚子議員。 ◆17番(松村尚子)  それでは、意見を述べさせていただきます。  残念ながら、いただいた答弁は、私が意図するところと視点が少しかけ離れているように思います。  今回の質問で意図したところは、あくまでサイクリストとしてサイクルスポーツを楽しむ人たちが、普段は自分たちが考えて走り抜けていた地がルートを設定することによって、単なるスポーツとして楽しむサイクリストからトラベラーへと変えようとする提案です。  ですから、グリーンロードのアップダウンはサイクリストとして脚力を養うためのルートとして、そして、石川沿いのサイクルラインは川面を越えてくる風を受けながら走ってもらうルートとし、そこから、市内に点在する古墳や史跡、それに特産物の販売所や、羽曳野ならではの食べ物が楽しめる飲食店へといざなうようなルートを考えてはどうかというものです。  私自身も長距離サイクリングをする趣味は持っていませんが、実は今回の質問は、この春に、石川スポーツ公園に行った際に、休憩されていたサイクリストの方とのお話の中で「こんなにいい素材があるところなのに、情報発信がお上手じゃないですね。」という言葉がきっかけとなりました。  「僕たちも休憩や食事をとるとき、できるだけおいしいものを食べたいし、名物を口にしたい。多少遠回りしてでも、走ることを趣味にしているから苦にならない。」とおっしゃっていました。  ここにも役所の考え方と旅行者の意識の乖離が見られますが、この障害を除去しようとするのがDMOです。  DMOも自治体の思いが強過ぎるとうまくいかないという事例も、さきの議会でも紹介しました。特に羽曳野は単独のDMOを選んだこともあり、そうした先例を参考に、効果的に事業推進をしていただきたいと願い、次の質問に移らせていただきます。  それでは、最後の質問として、大きく(3)番、市独自の水防情報の取得についてお尋ねします。  国土交通省は、洪水時の河川の水位の計測に特化した安価な水位計を、今年度は大阪府下で約100台を設置する計画で作業を進めています。  この安価な水位計は、危機管理型水位計と呼ばれ、この水位計は国交省が示した必要な性能を満たしたものを100万円以下で開発する呼びかけを行い、応じたメーカーから50万円前後から100万円までの価格で開発された水位計のことです。  これまでの水位計と比較すれば、洪水時の計測のみに機能を限定したことから、コストが大幅に抑えられ、従来型とでは10分の1以下の費用で設置できるようです。  そして、これらによって得られたデータは、クラウドに集約され、一元化された上で、河川管理者や自治体、住民等に情報提供されるというシステムになっています。  ランニングコストも水位計自体は5年間のメンテナンスフリーが標準仕様となっており、データの収集から情報提供までの処理を行うのに、1台につき年間1万1,400円を支払えばよいということになっています。月にすれば実に950円程度の負担で済みます。  昨今は、以前にも増して、雨の振り方が激しくなってきました。昨年10月の台風21号では、石川の溢水のおそれにより、浸水のおそれがある地域に避難勧告が出されたことは記憶に新しいところです。  ほかにも、東除川や飛鳥川など中小河川を持つ羽曳野市としては、当該河川の管理者に関係なく、河川の状況を早い段階で把握するツールとして、この危機管理型水位計は威力を発揮するものと考えます。  そこでお尋ねします。  まず、小さく1点目として、市内を流れる河川、特に溢水や破堤のおそれがある地点への危機管理型水位計設置の必要性については、どのような認識をお持ちなのか、お答えいただきたいと思います。  また、この危機管理型水位計運用システムについては、これまで河川情報を提供してきた国土交通省から独立した河川情報センターから、全国の自治体宛てに案内が送付されていると伺っていますが、これを受けて、庁内でどのような検討がされたのか、その状況を2点目としてお聞かせいただきたいと思います。  以上2点、よろしくお願いいたします。 ○議長(樽井佳代子)  下水道部長。    〔水道局長兼下水道部長 椿原 稔 登壇〕 ◎水道局長兼下水道部長(椿原稔)  私からは、小さく1点目、市内を流れる河川、特に溢水や破堤のおそれがある地点への危機管理型水位計の設置の必要性に関する認識についてお答えいたします。  河川管理者である大阪府においては、防災・減災の取り組みとして、現在、府管理の河川の93カ所に河川カメラを、143カ所に水位計を設置し、ホームページ上で情報提供されています。  本市内を流れる河川においては、河川カメラは大乗川、東除川、飛鳥川に各1カ所、水位計は飛鳥川、石川に各1カ所設置されております。  現状は、各水位計の設置数はまだ少ないため、河川の長い区間を受け持ち、観測所地点から各地点の水位を推計しているということであります。  今回、洪水時の水位観測に特化した低コストな危機管理型水位計が開発され、大阪府においては今年度設置を予定されており、水位観測網の充実が図られると聞いております。  これまで、水位データについては、国及び地方公共団体が個別にデータを所有していましたが、国、地方公共団体が一体となってクラウドサーバーを活用することにより、スマートフォン等で閲覧も可能になるということも聞いております。  また、国、府では、相対的に氾濫が起きやすい箇所や、重要施設が浸水する可能性が高い箇所、既設水位計だけでは実際の水位がとらえにくい箇所を選定し、平成30年度中に設置を進める予定で、南河内地域においても床上浸水した3つの河川で設置されると聞いております。  そして、今後も洪水リスクが高い箇所、水位計が設置されていない河川を優先的に、河川管理者において設置していく予定ということであります。  本市におきましても、河川の水位に関するきめ細かな情報は、防災・減災の対策面で大変有用と考えております。ご理解いただきますようお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(樽井佳代子)  危機管理室長。    〔危機管理室長 阪口幸雄 登壇〕 ◎危機管理室長(阪口幸雄)  小さく2つ目の危機管理型水位計運用システムに関し、庁内での検討状況についてご答弁申し上げます。  本市では、大雨警報等発令時は、災害警戒対策本部を立ち上げ、災害による被害を最小限にとどめるための対応に当たります。そのために、国土交通省の大和川リアルタイム観測情報、大阪府の河川防災情報からの水位等の河川情報、土砂災害の危険度遷移情報、気象庁の防災情報から、洪水警報の危険度分布、大雨警報、浸水害の危険度分布、土砂災害警戒判定危険度分布、高解像度降水ナウキャスト等から、及び情報収集班や消防団によるパトロール情報を収集し、タイムラインに基づき、避難情報の発令を行っております。  また、国及び大阪府からは、情報の見落としに備え、避難準備・高齢者等避難開始の発令判断の基準となる避難判断水位、避難勧告の発令判断の基準となる氾濫危険水位等に達した場合には、ホットラインによる連絡が入りますので、現在は、これらの情報収集体制において対応しているところであります。  危機管理型水位計運用システムにつきましては、河川管理者である国や大阪府が、現在の観測体制の補完や充実化を図るべく、整備に向け検討されているものと聞いております。本市におきましても、今後の国や大阪府の動向を注視しながら、きめ細やかな情報が得られる本システムの活用方法について検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますよう、よろしくお願いします。 ○議長(樽井佳代子)  松村尚子議員。 ◆17番(松村尚子)  それでは、時間がありませんので、再質問を行わず、意見のみ申し上げます。  河川については、それぞれにおいて、河川管理者というものがあり、本来的には、それぞれの管理者において、きちんと増水の情報も含め、監視すべきと思います。これが当たり前のことだと思います。  しかし、河川は文字どおり、複数の市町を通り、その延長も長く、大雨等による監視を管理者が全て負うのは物理的に不可能です。それでも、河川は上流で降った雨水を下流へと流します。これが自然の摂理です。  このところ、雨の降り方が変わり、洪水のニュース報道では「ここで何十年と住んでいるが、こんなことは初めてだ」という被災者の言葉が決まり文句のように伝えられています。ことしも出水期に入り、このような言葉を聞くことがないように願うばかりですが、今年度、近畿地方整備局が府内約100カ所に増設するといっても、南河内地域にたった3カ所しか設置できない状況です。  しかし、羽曳野市のハザードマップには、破堤や溢水の危険を示す印は何カ所もあります。これまでのように、観測地点の水位から推計して水防活動するよりも、防災対策に欠かせないマンパワーを有効に配置し、活動するには機械による監視を活用すべきです。これが1基何百万もするようなものであれば困難かもしれませんが、イニシャルコスト100万円以下、ランニングコストは年1万数千円で運用できるのであれば、コストパフォーマンスは高いと思います。  アメリカの海洋大気局は、日本付近の台風の移動速度は70年前と比較して20%低下し、上陸後は30%も遅くなったと分析しているとの報道が先日ありました。このことは豪雨災害が深刻化することにほかなりません。  私は、以前より、土砂災害危険区域には雨量計を設置すべきではないかとの思いを持っていました。  以上で終わりますが、市内に流れる河川は、時には、そこに住む人の脅威となります。河川の管理者というくくりは行政の都合であり、自然には通用しません。ぜひ前向きに、危機管理型の水位計の設置を検討していただきますよう、切にお願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。
    ○議長(樽井佳代子)  次に、渡辺真千議員。    〔10番 渡辺真千 質問席へ〕 ◆10番(渡辺真千)  発言通告に従って、一問一答で、どうぞよろしくお願いいたします。  まず、大きく1点目、新しい交通システムの構築と地域の活性化について質問をいたします。  先日も、高齢者の方が運転する車の事故がありました。このような高齢者の運転事故の対策として、2017年3月に道路交通法が改正され、75歳以上の免許更新については、認知機能検査や高齢者講習などが新たにつけ加えられたところですが、その効果はまだまだ不十分と言えます。  また、高齢者の皆さんからよくお聞きするのは、「もう目が見えにくくなったし、運転はやめようかと思う。しかし、移動する手段がなくなってしまうので、なかなか免許を返上できない。」という声です。その上、バスのルートについては、全国的に見ても、採算が合わない路線については廃止や間引き運行が進んでいます。また、バス路線はあっても、バス代が高い。また、タクシーしか交通手段がない方にとっては、タクシー代負担が大変大きいという声も聞こえます。  高齢者になっても、住みなれた町で暮らしていきたいが、買い物や通院に便利な土地に住みかえないと生活していけないのではないかという不安もよく聞きます。  また、子育て世代にとっては、通勤や通学がより便利な大阪市内に移り住むという傾向が強くて、大阪市内の小学校では、子どもの人数がふえて、教室が足りないという現象が起きています。  羽曳野を初め南河内の沿線都市は、これまで、大阪市のベッドタウンとして発展してきましたが、この間、公共交通が不便な地域ほど人口減少が進んでいるというのが現状ではないでしょうか。  そこで、小さく1点目の、新しい交通システムの必要性について、5点を質問いたします。  通勤、通学、買い物、通院など、生活に必要な交通手段について、お聞きをします。  交通の拠点となる鉄道の駅から、地域に延びていますバスのルートについてですが、この10年間でどのような変化があるのでしょうか。  2つ目は、従来のバス路線などの交通システムだけでは生活に支障が出てきているとして、新たな施策を取り組む自治体がふえていますが、具体的にはどのような施策が進んでいるのでしょうか。  また、第7期いきいき計画によれば、2025年には、羽曳野でも75歳以上の方が19.6%となり、5人に1人が後期高齢者になるとされています。今後に向けて、高齢者が生き生きと生活するための移動の対策についてお聞きをします。  4つ目は、生活に必要だとして、車やバイクを持たれている方、たくさんおられると思いますが、その数や割合はどうなのか。今後の傾向をどう見るのかをお答えください。  5つ目、最後は、この4月、通勤、通学などに使われている近鉄電車が2日間、利用できないという事態になりました。大阪市内方面に行くには、羽曳野市には、この近鉄電車しかないため、今回のような事故があった場合には大変困ります。地震などの災害などがあって、近鉄電車が使えなくなったときの対策について、どうお考えなのでしょうか。  次に、小さく2点目の地域活性化とお出かけ支援について2点を質問をいたします。  人口減少を食いとめるためには、若い世代に移り住んでもらえる町にすることが必要です。若い世代を呼び寄せるための通勤、通学についての交通対策はどうお考えなのでしょうか。  2点目、河内長野市では、この10月からタクシーの補助券を交付するという制度ができたと聞きました。施策を進めている担当課や予算は、どのようにされているのでしょうか。  以上、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(樽井佳代子)  土木部理事。    〔土木部理事 戸成 浩 登壇〕 ◎土木部理事(戸成浩)  渡辺議員からご質問のありました大きく(1)番、新しい交通システムの構築と地域の活性化について、ご答弁申し上げます。  小さく1点目、新しい交通システムの必要性について、順次お答えをさせていただきます。  初めに、鉄道の駅からのバスルートの過去10年間での変化につきましては、高鷲駅発着のバスルートが1路線ありましたが、平成29年3月末で廃止となっており、それ以外には12路線が現在も運行中であります。  次に、他の自治体が取り組んでいる施策につきましては、高齢者などの買い物弱者に対する支援が多く、予約制の乗り合いタクシー運行事業への補助、タクシー会社と連携した乗車券の交付事業、公共交通不便地域ではコミュニティバスの運行などの事業が実施されております。  次に、高齢者が増加傾向にある中での移動対策につきましては、道路施策として、歩道の段差解消などのバリアフリー化や、町会等からいただく交差点などの危険箇所につきましては、法定外の路面標示や予告看板等の設置を行い、速やかに改善をしております。  次に、車、バイクの保有状況につきましては、大阪府全体の数値となりますが、一般財団法人自動車検査登録情報協会の資料によりますと、平成30年2月末現在で、乗用車279万4,034台となっております。自動車運転免許取得年齢である18歳以上の人口割にいたしますと、乗用車が約37%で、世帯割では約69%となっており、バイクやスクーターの普及率といたしましては18.3%となっております。過去5年間では微増となっており、今後の傾向といたしましても、微増もしくは横ばいと考えております。  次に、地震などの災害が起こった際の対策につきまして、道路行政といたしましては、鉄道などの代替輸送路の整備として、近年では、南阪奈道路や、その側道の整備、そして、松原市方面から中央環状線に接続する市道東大塚美陵線の整備、さらには府道郡戸大堀線や、防災道路として位置づけされている八尾富田林線が大阪府で、現在、事業を実施しているところです。  続きまして、小さく2点目、地域活性化とお出かけ支援についての若い世代に対する市の考えのお尋ねです。  議員お示しのとおり、若い世代を取り込んでいき、地域活性化をするため、交通施策は重要であると考えております。  通勤、通学の主な手段としては、鉄道、バス、車による送迎、自転車等がございます。  本市には、鉄道駅が5駅あり、さらには、高速道路の南阪奈道路が整備され、羽曳野インターチェンジ羽曳野東インターチェンジによって大阪市内等へのアクセスの向上が図られていると考えておりますが、本市の交通施策といたしましては、民間バス事業者に対し、羽曳が丘や学園前にバスの転回場を設け、その路線維持に努めており、駅への自転車利用者に対しましては、恵我之荘駐輪場の設置、自動車では、周辺道路の渋滞緩和や、通勤、通学のための送迎、キス・アンド・ライドや自宅から自家用車で最寄りの駅、またはバス停まで行き、自動車を駐車させた後、バスや鉄道などの公共交通機関に乗りかえるパーク・アンド・ライドに対応するため、古市駅前や駒ヶ谷駅前に駐車場を設け、利便性の向上を図っておりますので、よろしくお願い申し上げます。  私からの答弁は以上でございます。 ○議長(樽井佳代子)  保険健康室長。    〔保険健康室長 川浦幸次 登壇〕 ◎保険健康室長(川浦幸次)  渡辺議員ご質問の小さく2点目、地域活性化とお出かけ支援についてのうち、高齢者のお出かけ支援という観点から、議員よりご紹介ございました、河内長野市で今年10月から実施されます高齢者の公共交通利用促進事業の事業内容等についてお答え申し上げます。  河内長野市の高齢者の公共交通利用促進事業は、実施期間を平成30年度から32年度までの3カ年の社会実験的事業として実施されるもので、事業内容は、対象者を河内長野市在住の75歳以上の高齢者とされ、お1人当たり計1,000円分のクーポン券を配付され、タクシーに乗車した際にクーポン券を利用された場合には、100円から200円程度の割り引きをあわせて受けることができるもので、今年度は高齢者関係の基金を財源に実施されるものと聞いてございます。  以上でございます。 ○議長(樽井佳代子)  渡辺真千議員。 ◆10番(渡辺真千)  ご答弁ありがとうございました。  駅から延びるバスのルートは1ルート減っているということで、現在12ルートあるということです。  しかし、駅を経由しないで地域をつなぐというバスルートはありません。例えば羽曳が丘から高鷲、また恵我之荘に行くようなバスのルートはありません。  また、交通が不便だと、どうしてもこのように他の地域から流入が少なくなってしまい、また、交通の便がよいと、人の流入も盛んになるため町も活性化しますし、経済効果も高まるのではないかと思います。  地域の活性化は、交通網の整備が大きな鍵を握っています。  また、生活に必要な車やバイクの保有数についてですが、大阪府の世帯割では69%ということです。羽曳野市だけのデータはないのですが、きっと、割合はもう少し高いのではないかと思われます。若者の車離れも言われていますけれど、まだまだ車やバイクに頼らないと、生活が難しいというのが現状ではないでしょうか。  そこで、3点を質問いたします。  生活に必要な公共交通についてですが、バスの延伸や、また、新しいルートの新設など、地域の要望を鉄道やバス会社などに、市として意見を述べて要望できるような協議の場はあるのでしょうか。  また、高齢者の対策については、バリアフリーや危険箇所の改善はされているということですが、今後、具体的にはどのように進めていくのか、その方向性をお聞きします。  また、3つ目、75歳を過ぎますと、判断力や俊敏性が衰えて、自動車やバイクなどの運転が困難となり、免許を返上する方が、今後一層多く出てくることが予想されます。そうなれば、移動が困難になり、生活に支障を来します。河内長野市が行われているようなタクシーの補助券を交付する制度、バスやタクシーの補助券の補助の制度、この羽曳野市にはそのお考えがないのかお聞きをいたします。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(樽井佳代子)  土木部理事。    〔土木部理事 戸成 浩 登壇〕 ◎土木部理事(戸成浩)  渡辺議員からの再質問についてご答弁申し上げます。  議員からは、今後、バスルート廃止や、バス本数の減などを危惧するとのことですが、本市においては、バス事業者、近畿運輸局、地方公共団体で構成された大阪府乗合バス地域協議会や各タクシー事業者、交通関係の労働組合、学識経験者、地方公共団体などで構成された大阪府タクシー準特定地域合同協議会に参画しており、両協議会を通じて、地域に求められている課題など、意見や要望を行ってまいりたいと考えております。  次に、今後の高齢者や車椅子などに対応する安全な歩道の整備についてですが、先ほどもご答弁申し上げましたが、歩道の段差解消などのバリアフリー化が基本と考えますが、交差点などの危険箇所では、法定外の路面標示や予告看板の設置を、また、歩道が少し狭くなっているところに街路樹などがあり、歩行空間が狭くなっているところ、また、視界を悪くしているところなどにつきましては、街路樹の剪定など、早期に効果が期待できる対策から取り組んでいるところでございますので、よろしくお願いを申し上げます。  私からの答弁は以上でございます。 ○議長(樽井佳代子)  保険健康室長。    〔保険健康室長 川浦幸次 登壇〕 ◎保険健康室長(川浦幸次)  渡辺議員再質問のタクシーやバスなど、交通料金の補助等についてお答え申し上げます。  高齢になられても住みなれた地域で安心して暮らし続けていただくため、外出支援等含め、高齢者支援の施策は大切なものと考えておりますが、実施事業につきましては、それぞれの市町村の事業、交通事情や地域の特性といったものを考えるべきでございます。  当市におきましては、在宅高齢者移送サービスなどのさまざまな高齢者福祉サービス、また、LICウェルネスゾーンはびきのウェルネス事業や地域主体で実施されているいきいき百歳体操などの効果的な介護予防、健康施策を展開しております。  高齢者ができる限り介護サービスを受けることなく、ご自身が有する心身の機能を維持、増進していただき、地域で自立した生活を営まれるよう、引き続き取り組みを進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(樽井佳代子)  渡辺真千議員。 ◆10番(渡辺真千)  ご答弁ありがとうございます。  これで3回目の質問ですので、最後は市長にご答弁をよろしくお願いします。  活気あるまちづくりのための施策を計画的に進めていくためには、交通システムの整備は大変重要であると考えます。  また、団塊の世代が75歳を迎える2025年、この年に向けての対策についても、先を見通して今から計画を立てていくことが望まれています。それには、今、羽曳野市が力を入れていますウェルネス事業や、いきいき百歳体操などの介護予防とあわせて、高齢者の移動を支援する交通システムをつくることや、交通費の負担を補助する制度の推進が必要ではないでしょうか。  河内長野市で始めるタクシー券の交付の制度、この実施担当課は都市計画の部門です。補助の対象は高齢者ですが、地域経済の活性化と町なかの高齢人口の増加を目的として実施をしていく制度となっています。  羽曳野市でも、福祉の視点と、まちづくりの視点、両方から見た交通費の補助や新しい交通システムの構築など、お出かけ支援の施策を今後実施していくお考えはないのでしょうか。ご答弁、よろしくお願いします。 ○議長(樽井佳代子)  市長。    〔市長 北川嗣雄 登壇〕 ◎市長(北川嗣雄)  渡辺議員の再々質問にお答えをさせていただきます。  議員からは、地域の活性化、高齢者のお出かけ支援の2つの視点から、その考え方はということでのお尋ねであります。  当市におきましては、ご承知のとおり、他市と比較をいたしましても、かなり公共循環バスといいますか、生活支援のこの循環バスにつきましては、充実した形で、きめ細やかに市内の8路線、無料の公共循環バスを走らせております。  そしてまた、特に、こうした公共の循環バスのご利用につきましては、非常に、午前中ご利用の方が多い、そして、積み残しもあるというところから、私どもは、積み残しをせずに、定員をオーバーされる方については、2台目の補助のバスを出させていただいて、そして、市民の皆さんの利便性を図っておりますので、その点については、あえて、市民の皆さんには好評をいただいているところでございまして、したがいまして、この市内の循環というよりも、当市は、もう既に、10年ほど前から、市内の走る高齢者の足、あるいは生活を、市民の生活を守るといった形の中での路線といいますか、そういう考え方で、公共バスの循環を走らせているところでございますけども、その点について、ひとつ、議員におかれても、ご理解いただきたいというふうに思っています。  そうしたことによりまして、高齢者の支援という面、そしてまた、あるいは市内の活性化という面について、少しはお役に立っているのではないのかなというふうに思っています。  加えて、地域の特性、地域の地形などといったものに考慮すべきということも考える次第でありまして、当市におきましては、電車、バスなどの公共交通機関が比較的網羅されておりまして、そこに公共循環バスを走らせ、そして、補完をさせながら走らせておりますので、そういったことによって、市民の皆さんの買い物もしやすく、特に医療機関の利用時間帯、集中いたしますけれども、しっかりと、この点についてカバーをいたしておりますので、他市の事情とは少し考えるのはどうかなというふうに、私自身は考えているところでございます。  いずれにいたしましても、高齢者が住みなれた地域で、安心をして暮らし続けていただくために外出支援、高齢者の施策をしっかりと取り組みを進めてまいりたいというふうに考えております。  そうした形の中で、補助をするという形につきましては、要するに、市民の皆さんもご負担をいただいての形での他市のそういった取り組みでありますけど、当市についても、あくまでも、高齢者の生活を守るといった点では無料バスをしっかりと充実をさせてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくご理解をお願いいたします。 ○議長(樽井佳代子)  渡辺真千議員。 ◆10番(渡辺真千)
     ご答弁ありがとうございます。  最後に意見と要望を述べます。  羽曳野市は、確かに循環バスは無料ですし、他市に比べて、こういう無料でバスを動かしているところは本当に少ないと思います。しかし、この循環バスだけでは、まだまだ不十分だという声が市民の中にはたくさんあります。だからこそ、この質問をさせてもらったわけです。  今、循環バスについては、もっともっと充実させてほしい、この声はたくさんの、ほかの議員の方からも言われているとおりです。  外出支援は、本当に高齢者の方の生活の質、これを落とさないためには大変重要です。ぜひ、この施策を前に進めていってほしいと思います。  高槻市でも、このようなバスの補助制度を行っていますが、この効果はどうだったか、これがアンケートで示されていますが、地域経済の循環、また、CO2の排出量を計算した結果、大変効果的であるということがわかっています。  また、2013年、交通政策基本法でも、人口減少、また、高齢化社会、また、巨大地震にも対応するために交通システムネットワークを進めていくということは大変重要であると言われています。将来を見据えたまちづくりのためにも、ぜひ羽曳野市でも、福祉とまちづくりの視点で新しい交通システムの構築と交通費の補助の制度、論議を具体的に前に進めていただきますように強く要望して、次の質問に移ります。  次は、大きく2つ目のチャレンジテストについて質問いたします。  このチャレンジテストにつきましては、28年の9月議会で、日本共産党として質問させていただきました。  このときのご答弁では、チャレンジテストについては、教育効果はまだ明確ではない。導入に際しては、まだ不安は否めないということでした。しかし、今後、よりよい制度となるように大阪府と協議を進めるということでした。  そこで、小さく1点目、チャレンジテストの取り組みの現状について質問いたします。  チャレンジテストについて、子どもたちや保護者には、どのような説明がされているのでしょうか。  2点目、また、具体的には、どのような不安や、また、疑問の声があるのでしょうか。  3つ目、チャレンジテストの対策として、過去に出されたテストの問題に時間を割いているということをお聞きしました。このようなテスト対策に追われるような教育でいいのでしょうか。  次に、小さく2点目の高校入試とチャレンジテストの問題点について質問いたします。  チャレンジテストについては、評定の範囲が決められるために、従来のように学校独自で評定を決めることができなくなっています。チャレンジテストによって、どれぐらいの子どもの評定が修正をされているのでしょうか、お聞きします。  小さく3点目、今後の課題についてです。  チャレンジテストについては、年たった1回のテストで内申点に修正が加えられる可能性があること。また、5教科の結果で、あとの4教科の内申平均が決められることなど、内申の評価については大きな矛盾があります。このようなチャレンジテストの問題点については、現場で起きている矛盾や課題をどのような場で、大阪府と協議しているのでしょうか。  以上、ご答弁をよろしくお願いをします。 ○議長(樽井佳代子)  学校教育室長。    〔学校教育室長 川地正人 登壇〕 ◎学校教育室長(川地正人)  まず、小さく1点目のチャレンジテストの取り組みの現状についてお答えいたします。  チャレンジテストは、大阪府教育庁が府内生徒の学力を把握分析し、課題の改善に向けた教育施策及び教育の成果と課題を検証し、その改善を図ること。加えて、調査結果を活用し、大阪府公立高等学校入学者選抜における評定の公平性の担保に資する資料を作成し、市町村教育委員会及び学校へ提供すること。市町村教育委員会や学校が府内全体の状況との関係において、教育施策及び教育の成果と課題を検証し、学力向上のためのPDCAサイクルを確立すること。そして、学校が、生徒の学力を把握し、生徒への教育指導の改善を図るとともに、生徒一人一人がみずからの学習到達状況を正しく理解し、学力に目標を持ち、また、その向上への意欲を高めること。以上のようなことを目的として実施するものであります。  また、このチャレンジテストの結果をもとに、1・2年生は2月末に、3年生は7月末に各中学校の評定範囲が示されます。各教科では、各学年の評定を示された範囲に沿って決定し、公立高校入試の調査書に記載することとなっております。  生徒及び保護者に対する制度の説明は、今年度実施分につきましては、大阪府教育庁が作成しました「平成30年度中学生チャレンジテストを実施します」及び「平成31年度大阪府公立高等学校入学者選抜における調査書評定の府内統一ルールのお知らせ」の2つのリーフレットを配付して、周知しております。  次に、議員お尋ねのとおり、チャレンジテスト導入にかかわり、当初、さまざまな不安の声がございました。例えば生徒がテスト漬けになるのではないかとの不安の声もございましたが、出題範囲が明示され、実施時期も明確化されておりましたので、各学校は定期テストや実力テストの時期を総合的に判断し、生徒へ負担がないように配慮しており、学校教育への大きな影響を報告する事案は今のところございません。  また、チャレンジテストに対する現場の教職員においては、体調不良等により欠席した生徒の取り扱いや、テストの成績だけにこだわり、平素の学習をおろそかにする生徒が出るのではないか、逆にテストを受けない生徒が多数出るのでないか等の懸念はありましたが、心配していた混乱はなく、実施されております。  小さく2点目の府立高校入試とチャレンジテストの問題点及び3点目の今後の課題について、一括してお答えいたします。  チャレンジテストにおける評定の修正は、平成29年12月の府の報道発表によりますと、平成28年度については、1年生で、上方修正と下方修正とも約10%、2年生では上方修正、下方修正とも約8%が修正の対象となっております。  本市の中学生においても、評定の修正の対象になった者が若干おりますが、その割合は府の修正状況を下回っており、チャレンジテストの結果における評定の修正は学校独自の評定と大きなずれがあった場合のみ適用され、あくまでも学校で出された評定が大もとであるため、大きな矛盾はないものと考えております。  学校生活における評価は、学期ごとの子どもの頑張りをわかりやすい指標として数値化、記号化して、次の学習への意欲へとつなげていくために作成するものでございます。この評定、大阪府は入学者選抜において、調査書、つまり、内申点という形で活用しているということは、大阪府が求める高校生活に必要な力は単に学力テストの点だけではなく、学ぶ意欲や学びに向かう姿勢なども含めたものであるものとの観点からでございます。  入学選抜制度につきましては、大阪府中学校進路指導連絡協議会を初め、大阪府公立中学校校長会、さらには大阪府都市教育長協議会から、公平でわかりやすい制度となるよう要望が出され、府教育庁より、各方面からご意見をいただきながら、中長期的に安定した制度となるよう努めてまいりたいとの回答を得ているところでございます。  私からの答弁は以上でございます。 ○議長(樽井佳代子)  渡辺真千議員。 ◆10番(渡辺真千)  ご答弁ありがとうございます。  ご答弁でも、今ありましたように、子どもたちや保護者の不安の声もあるが、現場で精いっぱい対処しておられるということがよくわかります。しかし、そもそも学習しなくてはならない範囲、これは大変広い、余裕がない実態であるのに、さらにこのチャレンジテストそのものに時間が割かれなければならない。また、過去問に取り組んだりするなど、本来の授業数が少なくなっているということも大変問題だと思われます。  また、教職員についても、テストの準備、また、内申評定の修正などに時間がとられて長時間労働・多忙化にさらに拍車がかかっているのではないかと思われます。  そのように、子どもにとっても、教職員にとっても、チャレンジテストは大きな負担となっている、このことについてお聞きをいたします。  次に、チャレンジテストは高校入試の公平性を担保すると言いますが、実際にはたった1回のテストで内申点が変更されるというおそれがある、大変プレッシャーがかかるものです。また、3年生の団体戦では支援学級の保護者の方が「テストに参加させないほうがいいのでしょうか」と、学校に問い合わされたということも聞いています。どのようなつらい思いで問い合わせをされたのか、本当に胸が痛みます。  このように、子どもや保護者の心を傷つけているこのような制度はやめるべきだと考えますが、市のお考えをお聞かせください。  3つ目、また、このチャレンジテストの実施要領については、生徒一人一人の学習意欲を高めるとしていますが、このテストの実施によって、本当に子どもたちの学習意欲が高まったと実感をされているのか、お聞きします。  質問は以上です。 ○議長(樽井佳代子)  学校教育室長。    〔学校教育室長 川地正人 登壇〕 ◎学校教育室長(川地正人)  まず、学習時間の確保に関するご質問に対してお答えいたします。  チャレンジテストは、学習指導要領に基づいて作成されており、その出題範囲につきましては、通常の教育課程どおりの指導を行えば、特別な対策は必要なく、十分到達可能な範囲であると考えてございます。  次に、1回のチャレンジテストで評定が修正される点について、制度をやめることはできないのかというご質問についてお答えします。  中学校における評価については、授業、宿題、テストなど、中学校における生徒一人一人の頑張りをもとに各校において決定しており、先ほども申し上げましたとおり、あくまでもその評定が入学者選抜の調査書に記載される大もとでございます。  チャレンジテストの実施要領には、生徒の学力を把握、分析するとともに、大阪府公立高等学校入学者選抜における評定の公平性の担保に資する資料を作成することとあります。  さらに、大阪府公立高等学校入学者選抜実施要項におきましては、チャレンジテストの結果に基づいた評定を調査書に記入することが求められております。  こうしたことから、本市の学校がチャレンジテストに参加しなければ、実施要項に定められたルールに従って評定をつけることができず、生徒に不利益が及ぶおそれがあります。  議員におかれましては、ご理解賜りますようお願いいたします。  最後に、チャレンジテストの実施により、生徒一人一人がみずからの学習達成状況を正しく理解し、学力に目標を持ち、その向上への意欲を高めることができているのかとのご質問についてお答えいたします。  学習指導要領においては、各学校において、子どもたちに生きる力を育むことを目標としており、確かな学力、豊かな人間性、健やかな体をバランスよく育成することとなっております。このうち、確かな学力につきましては、学習内容が、子どもたちにどの程度定着したのかをテスト等を使ってしっかりと把握し、教員の指導方法、授業の工夫、改善に生かすことが大切であると考えております。  こうした点から、チャレンジテストは、子どもたちの学力や実態を把握、分析し、取り組みの改善に活用できるなど、一定のメリットがあると考えておりますが、さらに内容を精査し、生徒の学習意欲が高まるようなものとなるよう、大阪府教育庁に、引き続き働きかけてまいりたいと考えております。  答弁は以上でございます。 ○議長(樽井佳代子)  渡辺真千議員。 ◆10番(渡辺真千)  最後に意見と要望を述べます。  教育基本法の第1条にありますように、人格の完成という目的に近づけるのが教育の目的です。しかし、今、人材育成という言葉があふれて、世界に負けない人材育成していくということが求められて、学力を伸ばすということが大きな課題とされています。  その中で、今、行われている各都道府県の学力競争、これを激化させているのは全国の学力テストです。毎年、最高位となっている福井県では、教師から厳しい叱責を受けて中学生が自殺をするという痛ましい事件がありました。また、教職員の長時間労働の解消の点でも、テストの準備や実施、結果の配付、また、テスト対策用のドリルや研究授業、相当な時間をとっています。業務の改善から見ても、県独自の学力テストをやめた広島県を見習うべきではないでしょうか。  大阪も、全国学力テストの結果が低いことを受けて、このチャレンジテストを導入しました。しかし、現場では、たくさんの問題があるにもかかわらず、制度はいまだに見直しがされていません。問題がある制度でありながら、ずっと続けてやっていけば当たり前になってしまうということは、本当に恐ろしいことだと思います。  この制度については、一番矛盾を感じていらっしゃるのは現場の教職員だと思います。そして、本来の教育を受ける権利が奪われているのは子どもたちです。  そもそも行政が行うテストの目的は、地方教育行政法の54条2項にありますように、あくまでも統計、調査です。しかし、この大阪のチャレンジテストは、行政が行うテストでありながら、これを府立高校受験の内申の評価につなげており、この点から見ても、この法の趣旨を超えていることは明らかです。  このような問題だらけのチャレンジテストを実施するよりも、その予算を教員の増員に回せば、教育充実につながるのではないでしょうか。教職員の多忙化も解消され、授業準備に十分時間をかけて、創意あふれる授業ができるのではないでしょうか。一人一人の子どもに教職員の目が行き届き、学習のおくれがちな子どもにも丁寧に対応できるような教育の改善を要望いたしまして、次の質問に移ります。  次に、大きく3点目の図書館事業と子どもの読書活動推進計画について質問いたします。  図書館の役割については、社会教育法の精神に基づいて、国民の教育と文化の発展に寄与して、市民誰もが利用できる条件が必要であるとされています。国と地方公共団体の任務として、自治体の図書館の役割というのは大変重要だと定義をつけられています。  そこで、小さく1点目、図書館事業と子ども読書推進計画の現状について、5点を質問いたします。  まず、1点目、羽曳野市のそれぞれの図書館の利用状況の現状についてです。最近の推移と、その特徴について、どうお考えでしょうか。  2点目は、子ども読書活動推進計画についてです。1次、2次、計画立てて推進してきた、その成果について、どうお考えでしょうか。  3点目は、図書館への司書の配置について、お聞きをします。  市民の見えないところでの図書館司書の役割は大変大きいと思います。どのような考え方で人員配置がされているのでしょうか。また、司書の専門性はどんなところで発揮をされているのでしょうか。  4点目は、学校図書館への司書の配置について質問します。  全小学校に司書が配置されていますが、現在の学校司書の経験年数と雇用形態、人事異動についてはどのようになっているのでしょうか。また、司書が配置されたことによって、学校現場では、どのような学習効果があらわれているのでしょうか。  最後、5点目は、自治体の図書館の果たす役割について市の認識をお聞きをします。  自治体の社会教育施設として、どのような位置づけで事業をされているのかお聞きします。  次に、小さく2点目の今後の計画と課題について、2点を質問します。  1次子ども読書推進計画は平成19年度から23年度まで、第2次の計画は26年度から30年度までの計画が策定されています。次、また、第3次の子どもの読書活動推進計画については、どのように考えておられるのでしょうか。  2点目は、図書館事業については利用者である住民みずからの参加が求められていますが、どのように住民の声を取り入れておられるのか。  以上、質問です。どうぞご答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(樽井佳代子)  教育次長。    〔教育次長兼生涯学習室長 清水淳宅 登壇〕 ◎教育次長兼生涯学習室長(清水淳宅)  渡辺議員からの図書館事業に関するご質問のうち、私からは学校図書館以外のお尋ねについて、順次ご答弁申し上げます。  まず、図書館の利用状況の現状について、最近の推移とその特徴について、平成29年度の統計からご説明します。  年間の個人貸し出し点数は、図書のほか雑誌やAV資料など合わせて87万7,227点、個人貸し出し人数は23万73人となっており、図書館のサービス指標である市民1人当たりの貸し出し点数は7.8で、大阪府内でも高い数値が続いています。  また、平成23年から導入したインターネットでの検索、予約が定着し、ウエブ、携帯電話等による予約件数は全体の6割を超え、予約件数が増加しています。  高齢の方が館内で長時間過ごす姿がふえ、椅子に座り、一日読書をされている方もおられます。  一方、ここ数年の個人貸し出し点数全体で見れば、平成24年度をピークに、やや少なくなっている傾向にあります。  このほか、平成24年7月より、近隣の9市で、住民がお互いの図書館を利用できる広域相互利用を実施し、相手方は、現在、12市町村となっていますが、大阪市、東大阪市を除いた南河内地区では、他市の住民の広域利用が最も多い状態が継続しております。  次に、1次、2次の子ども読書活動推進計画について、推進してきた成果についてですが、第1次子ども読書活動推進計画では、平成18年に、学校教育課からの提案で、図書館と協力して策定委員会を設け、学校、幼稚園、保育園、公共施設などに行ったアンケートに基づいた計画を策定し、平成19年度から5年間をその計画期間としました。  第2次計画は、第1次計画の成果を検証し、踏襲する形で、平成25年に策定委員会を設けて検討し、第1次計画にはなかった数値目標を盛り込みました。平成26年度からおおむね5年間をその計画期間としており、これに基づき、例えば図書館と学校との連携強化、団体貸し出しの推進、職員の資質向上等に取り組んできています。
     全体の貸し出し点数の減少と急激な少子化の中にもかかわらず、児童書の個人貸し出しは、平成29年度で31万3,835冊と高い水準を保っており、ここにも同計画に沿った取り組みの成果が出ていると考えております。  次に、図書館司書についてですが、司書は、専門知識を持って図書などの資料を収集、整理、保存するほか、これらの資料を利用者と結びつけることが重要な役割です。そのため、各図書館に司書を配置しております。  利用者が探している図書を提供したり、資料を使って調べ物の手助けや課題解決の支援をするなど、司書には知識と経験、能力が必要です。そのために、学んできた知識を基礎とした上で、現場での経験を積み、研修や自己研さんにより、新しい知識や技能の習得などを行い、資質の向上に努めています。  次に、図書館の果たす役割や、社会教育施設として、どのように位置づけて事業をしているかについてですが、図書館は、図書やその他の記録された知識、情報を収集し、整理、保存して、利用者の求めに応じて提供することが最も重要な役割です。それを踏まえ、社会教育施設としての市立図書館は、赤ちゃんから高齢の方まで、市民の文化的で潤いのある暮らしのために、読書、学習、調査研究などの活動を支えたり、生活の中での楽しみを提供したりする重要な施設であると考えており、住民の皆様の暮らしの中の図書館を目指して、日々努力をしております。  次に、第3次子ども読書活動推進計画についてですが、第1次、第2次計画に挙げた子ども読書活動推進の理念と目的は、普遍的なものであり、引き続きその実現に向けて努力していきます。その上で、今後、継続的に新たな計画を策定する必要性については、国、府の計画との整合性もあわせて検討してまいります。  最後に、利用者である住民の声をどのように取り入れているかについてですが、図書館では、長年、複数のボランティア団体に協力いただき、市民サービスを行うとともに、市内関係団体と連携して事業を実施しています。  具体的には、障害者サービスについては朗読ボランティア、点訳サークルが資料の制作などの主要な部分を担っていただいており、児童サービスについては、おはなしボランティアなどの団体の協力により、お話会などの行事を全図書館で定期的に実施しています。  また、文庫連絡会との共催による読書講演会や、講座も毎年開催しております。  図書館の運営については、図書館協議会の場で、各団体の代表の方からさまざまなご意見をいただいており、今後も市民の皆様のご協力のもとで図書館事業を進めてまいりたいと考えております。  答弁は以上です。 ○議長(樽井佳代子)  学校教育室長。    〔学校教育室長 川地正人 登壇〕 ◎学校教育室長(川地正人)  私からは、学校図書館の司書配置等に関すること、また、司書の配置による学習効果について、お答えいたします。  本市におきましては、小学校及び義務教育学校前期課程14校、中学校及び義務教育学校後期課程1校において、学校図書館司書を配置しております。  雇用形態は嘱託員として雇用しており、おおむね3年から5年をめどに異動しております。  学校図書館司書の本市における経験年数についてはさまざまですが、当該職員が産育休等で休職する場合などは非常勤職員で対応し、育休後には復職できるようになっておりますので、本人の希望があれば、原則、継続的に任用しているのが実態でございます。  次に、学校図書館司書の配置による教育的効果についてお答えいたします。  まず、学校図書館司書が配置されることによって、学校図書館の機能が存分に発揮されております。本に関する整備が大いに進むだけでなく、読み聞かせや新作紹介などの充実によって、本の魅力が子どもに広がるという大きな効果があります。子どもにとって読書が身近なものになり、言語感覚の醸成のみならず、情緒面や人間関係面など心の育成にも効果が大きいと考えております。  また、国語を初め総合的な学習の時間の授業に、教職員の要望を受けて、学校図書館司書が授業に入り込み、調べ学習の教材準備や、実際に子どもたちにアドバイスするなどの活動をしております。  そのほか、調べ学習作品を募集する図書館を使った調べる学習コンクール、読書月間キャンペーン等の取り組みについて、教員とともに取り組み、学校における組織的な図書館教育の推進に寄与しているところでございます。  さらに、学校図書館司書会が発行しております冊子「ヨークヨーム」や、あるいは学校図書館ニュースの発行を行うなど、全市的な読書啓発に努めているところでございます。  私から、答弁は以上でございます。 ○議長(樽井佳代子)  渡辺真千議員。 ◆10番(渡辺真千)  ご答弁ありがとうございます。  羽曳野市の図書館事業は、専門職である司書の皆さんや地域ボランティアの皆さんの連携で、充実した事業が行われているということが市民の貸し出し数にも反映していて高い数値が示されているものと考えます。  また、図書館では高齢者の方がゆったり読書ができるスペースとして活用していただいていることも大変喜ばしいことだと思います。  また、子どもの読書活動推進計画については、目標達成を目指して、図書館と文庫連絡会や地域のボランティアの皆さんの連携で頑張ってこられたことがよくわかります。  また、学校図書館については、教職員と司書との連携で、調べ学習を初めとした創意工夫ある取り組みをされているということがわかりました。  そこで、再質問いたします。  社会教育施設としての役割を担う図書館の役割、ご答弁でもありましたように、重要な公共施設として位置づけられておられます。羽曳野市は、この間、公共施設の統廃合を進めていますが、図書館については、どうお考えなのでしょうか。  次に、図書館司書の役割についてです。同じ司書という専門職でありながら、正規と嘱託という雇用形態が違うという形で配置をされています。司書の仕事を専門的な仕事として深め、そして、図書館行政に反映させていくには、正規の職員が必要であると考えますが、雇用についてはどのようなお考えなのでしょうか。  3つ目は、中学校への図書館司書の配置についてです。  思春期で心が一番揺れ動く中学校の時期だからこそ、教室での学習、また、クラブでの課外活動、それ以外の場所である図書館で、子どもたちを受け入れるという司書の役割は非常に大きいと思われます。小学校での学習効果があらわれているのなら、中学校への、全校への司書の配置はお考えはないのでしょうか。  次に、第3次子ども読書推進計画について。2次は今年度で終わるので、ぜひ、この30年度から、協議会で論議をしていただき、31年度からの計画を立てるべきだと思います。計画策定については、図書館だけではなく、学校、幼稚園、保育所、また、地域などの声を聞くことが大変大事であると思われますので、教育委員会全体、さらに子どもにかかわる部署など、全て連携して取り組むことが必要だと思われますが、その考えをお聞きいたします。  次に、今後、利用者である住民の皆さんの参加と専門職である職員の知恵と力で図書館事業を進めていくためには、どのような組織をつくっていくことが求められているのでしょうか。  ご答弁、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(樽井佳代子)  教育次長。    〔教育次長兼生涯学習室長 清水淳宅 登壇〕 ◎教育次長兼生涯学習室長(清水淳宅)  渡辺議員からの図書館事業に関する再質問に、順次ご答弁申し上げます。  まず、図書館の統廃合についてですが、公共施設は老朽化が進んでおり、対策については公共施設等総合管理計画に基づくアクションプランにより、計画的に取り組みを行っているところです。図書館各施設は耐震性に問題はなく、現時点で、統廃合の計画はございません。  次に、司書の雇用についてですが、図書館を含め、専門の資格を持つ職員の高齢化が進んでいると認識をしています。図書館司書の配置は適正で質の高い運営に不可欠なものと認識しており、市民サービスを低下させないよう、資格を持つ職員の雇用については、今後とも人事担当部署と協議し、市として対応を考えてまいります。  次に、子ども読書活動推進計画の第3次計画についてですが、基本的な考え方は先ほどお答えしたとおりですが、議員お示しのように、子どもの読書活動を推進するには図書館だけでは限界があると考えます。教育委員会として関係部署の連携を密に行い、検討していきたいと考えております。  最後に、今後さらに図書館事業を進めていくためにはどのような組織づくりが求められているかについてですが、インターネットによる蔵書検索、予約サービス、広域相互利用サービスを初め、市民の皆様の課題解決支援、読書要求に応えるためのレファレンス等職員研修を行い、職員の資質向上を図り、また、関係団体とも連携を密に行い、強化を図るなど、市民の皆様の暮らしの中の図書館を目指し、サービスの推進に努めています。  今後も現状に満足することなく、他の自治体の先進事例にも学びながら、市のサービスとして、図書館業務を継続していきたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。  答弁は以上です。 ○議長(樽井佳代子)  学校教育室長。    〔学校教育室長 川地正人 登壇〕 ◎学校教育室長(川地正人)  渡辺議員の再質問にお答えいたします。  昨今では、全国的に、テレビ、インターネット、携帯電話などの情報メディアの発達などにより、子どもの読書離れが指摘されております。このことを踏まえ、本市各小学校においては、全校一斉読書活動の取り組みや朝の読書活動の実施により、本に触れ合う機会をふやし、子どもたちの読書離れに歯どめをかけようと努力をしてまいりました。  その結果、平成29年度の全国学力・学習状況調査では、小学校では1日当たり、学校の授業時間以外に全く読書をしない児童は、本市は25.6%で、大阪府平均は26.5%となっており、大きな差はない状況が続いております。  しかしながら、中学校では、1日当たり、学校の授業時間以外に全く読書をしない生徒は、本市は57.8%で、大阪府平均は45.3%と大きな差が生じております。  この調査結果は、過去2年間においても、ほぼ同様の傾向が見られます。  このように、市教育委員会としましては、全国学力・学習状況調査の結果において、中学校の読書量が少ないことが課題であることは認識しておりますが、一方で、平日にテレビゲームを3時間以上する生徒は、本市は34.4%であるのに対し、大阪府平均は27.6%、また、平日に携帯電話やスマートフォンを3時間以上使用する生徒は、本市は30.8%であるのに対し、大阪府平均は24.8%と、いずれも府平均を上回っております。  これらのことから、小学校時代は読書の時間がある程度確保できていたが、中学生になると、部活動や外部での習い事の時間がふえ、じっくりと本に向き合う時間がとりにくいという事情があることも考えられますが、それ以上に、中学生になり、自分のスマートフォンを所有したことにより、ゲーム、メール、SNS等に費やす時間が飛躍的に多くなっていることと関係が深いと分析できます。  したがいまして、市教育委員会としましては、議員お示しのように、学校図書館司書を全中学校に配置することのみにより、この課題が解決するものであるとは考えておりません。  しかしながら、学校図書館司書不在の中学校の図書館教育を支援していく必要もございますので、今年度より、各中学校区で月1回、中学校支援日を設定し、小学校に配置されている学校図書館司書が中学校に出向き、中学校のニーズに応じて、専門的知識を生かした助言、補助を行うようにしております。  まずは小学校で、少しでも多くの子どもたちがたくさんの本に出会い、そこで培った読書の習慣を中学校でも継続できるよう現在の取り組みを充実させていくこと、また、家庭での生活習慣の改善につきましては、保護者の方々の協力なしには解決できませんので、啓発活動に取り組んでまいりたいと考えております。  答弁は以上でございます。 ○議長(樽井佳代子)  渡辺真千議員。 ◆10番(渡辺真千)  ご答弁ありがとうございました。  最後に意見と要望を述べます。  羽曳野市では、地域にあります図書館、学校、幼稚園、保育園、子育て支援センター、子育てサロン、また、保健センターなどで、ボランティアの皆さんが積極的にご協力いただいて、よりたくさんの方に本に親しんでいただけるような取り組みが実践されているということでした。  これができているのは、経験豊かな図書館司書がキーマンになっていると言えます。  これまでの取り組みが継承されて、より発展させるためには、やはり正規職員の司書の配置が必要ですので、ぜひこの点を強く要望しておきます。  また、子どもの読書活動推進計画では、図書館事業だけでは網羅できない部分もありますので、学校、幼稚園、保育園など、子どもを対象とする事業だけではなく、子育て世代である親世代を対象とする事業との連携も重要ではないでしょうか。  また、計画推進を実行するためにも、ぜひ予算をふやしていただきたいと要望します。  また、ご答弁でも今ありましたように、子どもの読書離れの一方で、ゲームやスマートフォンへの依存が大変高いということがわかりました。子どもの生活そのものの質が変わってきて、この問題は大変大きいのではないかと感じました。この課題は大変複雑で、簡単には解決しないことはよくわかりますが、だからこそ、まず全中学校への図書館への司書の常駐配置を要望いたします。  公立の図書館は、住民の要求、ニーズに応える機関であって、住民の皆さんの意向を反映させなければなりません。住民の制度的な参加として、図書館協議会をさらに活用していただいて、住民の要求をとらえ、その提案を生かせる図書館事業の充実をお願いいたしまして、私の質問を終わります。  以上です。ありがとうございました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(樽井佳代子)  それでは、昼食のため、午後1時30分まで休憩いたします。     午後零時25分 休憩     午後1時30分 再開 ○副議長(外園康裕)  休憩前に引き続き、会議を再開します。   ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(外園康裕)  一般質疑を続けます。  笠原由美子議員。    〔3番 笠原由美子 質問席へ〕 ◆3番(笠原由美子)  それでは、午後の1番目、始めさせていただきます。  大きく3点、今回は発言通告させていただいておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  まず、大きく1点目は、発達障がい児者支援について質問いたします。  特に、質問では児童と大人についてと表記をしておりますが、今回の質問では児童を中心に行いますので、よろしくお願いいたします。  さて、平成30年度、国における予算案の中には、発達障がい者支援関係施策予算が組み込まれています。主な内容は、5点。  1点目は、発達障がい者支援地域協議会であります。関係機関により発達障がい者支援地域協議会を設置し、支援体制の整備状況や発達障がい者支援センターの活動状況について検討し、地域の実情に応じた体制整備について協議、検討を行うという予算です。  2つ目には、発達障がい者支援体制整備事業として、発達障がい者支援センター等に発達障がい者地域支援マネジャーを設置し、市町村、事業所等支援、医療機関との連携や困難ケースの対応等を実施し、地域支援事業機能の強化を図るというものであります。  3点目は、新規事業として、発達障がい児者及び家族等支援事業というものであります。これは発達障がい者の家庭、家族同士の支援を推進するため、身近な場所で支援が受けられるよう、対象自治体を市町村に拡充をするというものであります。
     4点目には、発達障がい者の支援センターの設置、運営。  5点目には、巡回支援専門員の整備事業等であります。  特にこの中の3番目の発達障がい児者及び家族等支援事業が新規事業として組み込まれ、予算は地域生活支援促進事業として1億3,000万とありました。  内容は、ペアレント・メンター養成等の事業として、ペアレント・メンターに必要な研修の実施、また、ペアレント・メンターの活動費の支援、ペアレント・メンターコーディネーターの配置などであります。  次に、2点目としては、家族のスキル向上支援事業として、保護者に対するペアレント・プログラム、ペアレント・トレーニングの実施など。  そして、3番目にピアサポート推進事業として、同じ悩みを持つ本人同士や発達障がい児を持つ保護者同士の集まる場所の提供、また、集まる場所を提供する際の子どもの一時預かりなど。  4点目には、その他として、本人・家族支援事業として、発達障がい児者の適応力向上のためのソーシャル・スキル・トレーニング(SST)の実施などであります。  新しくできた新規予算も踏まえまして、市における取り組みや、平成26年の第3回定例会での質疑等のその後、取り組み状況やご答弁を踏まえて、質問に今から入ってまいりますので、よろしくお願いします。  ペアレント・メンターとは、発達障がいの悩みを聞きますよという事業のことです。自閉症や学習障がい、多動性障がい、いわゆるADHDなどの発達障がいのある子どもを育てた親が、同じ悩みを抱える親の相談に応じるのがペアレント・メンター事業で、各自治体で、この悩みを共有できる事業に注目し、発達障がい児の家庭支援につなげています。  例えば東京都足立区では、「ペアレント・メンターあだち」の相談事業を実施、そして、「私も同じ経験をしましたよ、気持ちがよくわかります。」と電話をしてきた相手に対して、発達障がいの子どもが集団生活になじめないという親の悩みを静かに、優しく聞く取り組み、そして、ペアレント・メンターの強みは、高い共感性を持って親の悩みに応じられることで、これは医師や福祉の専門家では到底及びません。  現在、発達障がいの認知度が高まる中、都道府県等に整備をされている発達障がい者支援センターの相談件数は増加傾向にあります。  市においても、答弁であったときの平成25年度のデータでは、乳幼児健診の1歳半のとき、776人の健診幼児のうち、保健師がフォローが必要と判断した幼児は279人で、約36%、また、3歳半健診では800人の健診数で、フォローを要するとなった幼児は111人で、約14%と、平成26年の質疑の際にお答えをいただきました。  羽曳野市でも増加の傾向にあることをお聞きをしますが、それでは、ここで質問ですが、厚生労働省は2010年から、都道府県や政令市に、ペアレント・メンターの養成を支援してきましたが、現在では43自治体で事業が実施をされています。  そして、さきにもご紹介をしました18年度予算案では、新たに市区町村を実施主体として追加がされたわけですが、市としての取り組みについて質問いたします。  次に、小さく2点目のペアレント・トレーニングの実施について質問します。  南河内の近隣市においては、河内長野市、松原市、藤井寺市、大阪狭山市、千早赤阪村が既に実施をされています。  発達障がいの一つ、注意欠如・多動性障がい(ADHD)の子どもには、家庭や学校で困る状況を減らして成長を支える心理社会的治療の重要性が強調されるようになってきました。  その中で、親を対象にした行動療法、ペアレント・トレーニング、いわゆるペアトレが現在、広まりつつあります。ADHDは、脳の一部の働きが生まれつき弱く、不注意だったり、じっとしていられなかったりする精神疾患と言われています。脳の働きを補う飲み薬が3種類あるそうですが、2016年に、8年ぶりに、ADHDの診断ガイドラインでは、心理社会的療法から開始すべきであって、薬物治療ありきの治療姿勢は推奨しないとしました。この心理社会的治療が、いわゆるペアトレです。  26年に質問した際には、発達障がいのある子は生活のさまざまな面で困難を抱えがちで、失敗が多く、それを大人はつい叱ってしまい、我が子のことで嘆いている親がいる、子育てに難しさを感じたりといったら、「はい、ペアトレです」といった感じで、気軽にもっと広く普及すべきであり、そして、予算立てをし、健診を受けた後に、支援が必要な親御さんに対して、確実にペアレント・トレーニングが受けれる体制をつくるべきであると。  また、職業として子どもを預かる保健師、保育士、幼稚園の先生に対するペアトレとは区別をして、親御さんに対するペアトレはもっと簡易なものを使って、しっかり取り組んでいくべきだと訴え、羽曳野市ではどのような取り組みをされているのかを当時尋ねました。  当時の保健福祉部長のご答弁では、「ペアレント・トレーニングは、発達障がいの子どもを持つ保護者の負担を軽減し、子どもの障がいに応じて、適切なかかわり方を学び、子どもに生かしていくことができるよう、保護者と子どもを支援するために開発されたプログラムです。本市では、現在、大阪府が委託実施しているペアレント・トレーニング基礎研修への庁内の関係課、福祉支援課、子育て支援課、健康増進課などが参加し、市としてどのような取り組みができるのか、基礎的な調査研究を重ねているところでございますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。」というものでありました。  さきに示しました実施している近隣の自治体は、府からのサブインストラクターを平成27年度ごろから派遣事業として使い、設置ができているところであります。  羽曳野市において、当時のペアレント・トレーニング基礎研修への庁内の関係課が参加をして、市として、どのような取り組みができるのか、基礎的な調査研究を重ねてきたのですから、この間、4年強もかかっていて、まだその取り組みの基礎すらでき上がっていないという状況には決してないはずであります。その点について、現在の状況についてのご答弁を求めたいと思います。  次に、小さく3点目、ペアレント・トレーニングインストラクターの配置について質問します。  ペアトレは、1980年代に、アメリカのカリフォルニア大学ロサンゼルス校において、ADHDがある子どもの保護者向けに開発をされ、日本に持ち込まれました。参加者に合わせて改編することで、ADHDにかかわらず、多様な子どもに役立つものとされています。  質問としては、さきのペアレント・トレーニングと重なる部分も多く、特にペアトレトレーニングを実施する際のインストラクターを養成、配置されていることで、松原市、大阪狭山市、河内長野市、千早赤阪村が既に配置済みですが、もちろん、この自治体は、府の実施する養成研修にも参加したり、インストラクターフォローアップ研修にも参加をされてからの配置となっています。  それでは、羽曳野市での取り組み状況について、今はどうなっているかお答えください。  そして、最後、次に4点目、児童発達支援センターの設置状況について質問します。  御存じのように、児童発達支援センターには福祉型と医療型があります。平成26年のご答弁にも、「発達に課題のある児童が通所し、訓練を受けたり、専門職が保育園等を訪問し、療育を提供する地域における中核的施設として、四天王寺悲田院児童発達支援センターがございます。」とありましたが、この四天王寺悲田院児童発達支援センターが福祉型施設と理解をしてよろしいのでしょうか。  では、ここで質問ですが、大阪府で、現在設置ができている福祉型のセンターは、43市町村の中で24自治体ありました。羽曳野もこの中に入っています。そして、近隣市の松原市、藤井寺市も、四天王寺悲田院児童発達支援センターを利用されていますが、それぞれの入所枠などもあると思いますが、羽曳野市の利用状況や障がい者の方のフォローはどのように行われているのかをお聞きをします。  次に、医療型ですが、市民病院や大きな総合病院の素地がない市としては、現在、医療型の設置はできていないと思いますが、この点はいかがでしょうか。  以上、第1回目の質問です。どうぞよろしくお願いいたします。 ○副議長(外園康裕)  こども未来室長。    〔こども未来室長 渡邊浩一 登壇〕 ◎こども未来室長(渡邊浩一)  笠原議員からいただきましたご質問は、保健福祉部、保険健康室、こども未来室に関連する内容となっておりますが、私のほうから一括してご答弁を申し上げます。  1点目のペアレント・メンター事業についてであります。  まず、乳幼児健診でのフォロー数でありますが、平成29年度1歳6カ月児健診では、786名の受診者のうちフォローが必要と判断した子どもは238名で約30%、3歳6カ月児健診では、752名の受診者のうち151名で約20%となっており、議員お示しの平成25年度と比べて、フォロー率は1歳6カ月児健診では低下、3歳6カ月児健診では増加しているという状況になっています。  ペアレント・メンターとは、発達に障がいを持つ子どもを持つ親であって、その経験を生かし、発達障がいの診断を受けて間もない親などに対して助言を行うものであります。現在、大阪府では、その養成を行うとともに、ペアレント・メンターを大阪府や市町村が実施する研修会や講演会、ペアレント・トレーニング等に派遣する事業を実施しています。  本市では、研修会等を実施してのペアレント・メンターの受け入れは現時点では実施に至っておりませんが、昨年11月、本市の地域自立支援協議会において、大阪府から、当該事業の委託を受けている大阪府発達障がい者支援センターアクトおおさかを招聘しまして、懇談会を開催し、意見交換をしたり、同協議会の運営会議において協議を進めているところであります。  次に、2点目のペアレント・トレーニングの実施について、及び3点目のペアレント・トレーニングインストラクターの配置についてのご質問です。  ペアレント・トレーニングは、発達に障がいを持つ子ども一人一人の状態に合った効果的な対処法を親が身につけるためのプログラムで、大阪府では、専門のインストラクターを養成するとともに、府内6カ所の発達障がい児療育拠点で事業が実施されています。  本市では、平成29年度に、ペアレント・トレーニングインストラクターとして保健センターの保健師1名を養成しております。  市としてのプログラム事業の展開には至っておりませんが、対象となる市民には、当該事業を実施している近隣の施設をご案内しているところであります。  現在、本市では、こんにちは赤ちゃん事業や、家庭支援推進事業などの家庭訪問事業や、保育所等の園庭開放、子育て支援センターのひろば事業で実施している児童相談などを通じて、子どもの発達に不安を抱える家庭の早期発見に努めており、保健センターの発達相談や児童発達支援センターの相談事業、利用支援へのつながりを構築できるよう取り組みを進めています。  また、養育支援事業を利用した育児家事支援や保育所への入所など、子どもの発達状況や家庭状況に応じた包括的な支援ができるよう各事業を推進しているところであります。  本市としましては、発達に障がいを持つ子ども、また、その親への支援は大変重要な課題であり、ペアレント・メンター事業、また、ペアレント・トレーニングは有効な対応策であると認識をしております。  今後は、本事業の有効かつ効果的な実施のあり方について、引き続き関係各課での協議を進めてまいりたいと考えています。  続きまして、4点目としまして、児童発達支援センターの設置状況についてのご質問であります。  現在、羽曳野市内には、四天王寺悲田院児童発達支援センターがありますが、この施設は福祉型での運営をしていただいております。同センターでは、羽曳野市、藤井寺市、松原市の3市の対象者が利用しており、羽曳野市の利用枠は毎日登園が34名、週2回の登園が13名の計47名となっています。  また、児童発達支援センターの利用枠から漏れた児童については、ほかの支援が可能な事業所や保健センターで行われているパンダ教室などにつなげ、かかわりの継続を図っているところであります。  次に、医療型児童発達支援施設についてですが、現在、羽曳野市内には、この類型の施設はありません。しかしながら、近隣で、大手前整肢学園、大阪発達総合療育センターがあり、本市の対象者が利用することは可能となっています。  近年、発達に問題を抱える児童の相談が増加しています。核家族化が進む中、両親だけで子どもの養育を進めるのが困難な家庭がふえ、このため、児童発達支援センターの利用希望がふえている状況があります。  こうした中、当該施設では、できるだけ全ての相談や利用希望に沿えるよう努力をしていただいておりますが、需要に足りていないのが現状であります。  今後とも、当該施設の運用のあり方等、必要な調整を進めるとともに、ほかの児童発達支援センターの広域的な利用や、地域の児童発達支援事業所の利用も含めて、サービス利用調整に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますよう、よろしくお願いします。  答弁は以上です。 ○副議長(外園康裕)  笠原由美子議員。 ◆3番(笠原由美子)  ご答弁ありがとうございました。  いろんな施策について、ペアレント・メンター、トレーニング・インストラクターについても、全て認識を持ってくださっているということであります。  また、ペアレント・インストラクターも1名、研修には行ったけれども、実施には至っていない。  また、市独自の取り組みについては、全て実施はできていないというご答弁でありました。  それでは、そういう感想を述べた後で再質問します。  小さく1点目のペアレント・メンター、そして、ペアレント・トレーニングについての答弁は、市としての取り組みをご紹介いただきましたが、では、その取り組みで何人の児童をフォローできたということであるのかお聞きをしたいと思います。  次に、ペアレント・メンターも、ペアトレも、結局、4年前に答弁した内容と何ら変わらない。先ほど申し上げたように認識はしているが、できていない。各関係機関で協議していくということですが、では、各関係機関との間で協議した内容をお聞きしたいと思います。  また、今回の質問の際も、こども未来室、保健福祉部、保険健康室など、多くの課がこの内容について、最初は来てくださいました。4年前の答弁にもあった旧態依然の中で、どの課もわかっている、また、どの課にもわかっている人がいる、できること、できる人がいっぱいいる、かもしれない。しかし、真剣には取り組まない。  他の関係機関に責任を転嫁しているような体制の中で、今おっしゃっているような調査研究、協議などはできるわけがないと、私は思っています。  どの課がメーンとなり取り組んでいくのか、また、各課にまたがる内容であるならば、各課の代表メンバーで取り組むプロジェクトチームがあるのか、その点をどうお考えかお聞きをしたいと思います。  また、市として、発達障がいという障がい福祉をどのような位置づけで取り組もうとされているのかを再質問いたします。  再質問は以上4点です。よろしくお願いいたします。 ○副議長(外園康裕)  こども未来室長。    〔こども未来室長 渡邊浩一 登壇〕 ◎こども未来室長(渡邊浩一)  笠原議員から、4点の再質問をいただきました。順次ご答弁を申し上げます。  まず、1点目に、市の発達障がい児支援の取り組みにおけるフォローの件数でありますが、まず、乳幼児健診を経て気になる児童につきましては、先ほど申し上げました件数につきまして、健康増進課がフォローを行っております。  また、先ほどご答弁申し上げました各事業におきまして、そのフォローの件数は正確には把握できておりませんが、保護者の了解のもと、健康増進課とこども課で連携を図り、発達等に課題のある家庭を支援する市の事業であるパンダ教室や、きりん教室、児童発達支援センターの利用、また、対象児の通園、通学先等との連携、必要に応じた医療機関へのつなぎなど対応しているところであります。  2点目としまして、ペアレント・メンター事業等の事業の実施に向けての検討の内容ということでありますが、先ほどご答弁申し上げましたように、地域自立支援協議会や、運営会議での検討を今後どのように進めていくのかということなどについて、検討してきているところであります。  3点目に、どの課がメーンとなって取り組んでいくのか、プロジェクトチームがあるのかとのお尋ねであります。  ペアレント・メンター事業等につきましては、障がい福祉、母子保健、児童福祉の各面相互に関連しているため、総合的に事業展開を図っていく必要があることから、本市の組織では、障害福祉課、健康増進課、こども課の3課が連携、協働して、事業を実施していくことになります。  その意味では、議員ご提示のプロジェクトチームとしての立ち上げまではしておりませんが、各課で担当を決めて、グループにより検討を進めることとしております。  最後に、4点目に、市として発達障がいという障がい福祉をどのように位置づけ、取り組もうとしているのかとのご質問であります。  平成27年3月に策定をしました「はびきのこども夢プラン」、子ども・子育て支援事業計画では、障がいのある子どもの発達保障と保護者への支援として、「乳幼児健康診査などを通じて、障がいのある幼児の発達保障と保護者の仲間づくりを支援します。」としまして、ペアレント・トレーニング事業を重点事業として位置づけたところであります。  また、平成30年3月に策定をしました「第1期羽曳野市障害児福祉計画」では、児童発達支援の事業をメーンとして、重層的な地域支援体制の構築を図ることを目標として、策定したところであります。  一方、平成28年、発達障害者支援法が改正されまして、発達障がい者の家族が地域から孤立してしまったり、その結果、児童虐待につながってしまったりということがないように、都道府県、そして市町村は、発達障がい者の家族とその関係者に対して支援をするよう努めることになっており、こうした状況も十分に確認をしてきているところであります。  本市においては、先ほど答弁申し上げましたように、具体の事業の実施には至っておりませんが、事業の必要性は十分に認識しているところであります。まずは関係部課での協議を加速させ、予算措置が伴うものもございますので、事業展開のあり方について精査を行うとともに、地域自立支援協議会や障がい児のネットワークであるはこネットなど関係者で組織する協議体やネットワークの調整など、さらに進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いします。  答弁は以上です。 ○副議長(外園康裕)  笠原由美子議員。 ◆3番(笠原由美子)  ご答弁ありがとうございました。  それでは、再々質問で、市長にお聞きをいたします。  私は、3月の代表質問の際、子育て支援の妊娠から子育てまでを1カ所でフォローすべきということで、羽曳野版ネウボラの設置を再三訴え、市長からは、30年度取り組むとのご答弁をいただきました。  今回の発達障がい児童のフォロー体制の取り組みが遅々として進まないのは、担当部局が多岐にわたり、発達障がいをメーンにした部署が定まっていないというところに大きな問題があると思っています。  一人一人の職員の方はその重要性をわかっている、取り組まなくてはならないと思っている、しかし、メーンの仕事として取り組むことができない体制にあるのではないかと、私は推察をしています。  人の人生を大きく変えてしまう発達障がいは早期発見、早期手当てが最も必要な部門です。  他市との比較ではなく、羽曳野市の児童を健やかに育てるための必須の取り組みと思いますが、市長のお考えをお聞きしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○副議長(外園康裕)
     市長。    〔市長 北川嗣雄 登壇〕 ◎市長(北川嗣雄)  笠原議員の再々質問にお答えをさせていただきます。  議員からは、発達障がい者支援について、当市の取り組みのその体制をお尋ねをいただいているところでございます。議員のほうからは、この発達障がいについては、担当部署が複数の部署にわたって成り立っているので、非常に進みにくいのではないかというようなご指摘もいただいているところでございます。  私ども、発達障がい児への支援の事業につきましては、家族が地域から孤立してしまったり、その結果、児童虐待に進めさせてしまったりということがないように、発達障がい者の家族と、その関係者に対して支援をしていくことが大事であるというふうに強く認識をいたしております。  発達上の困難や、発達障がいを有する子どもの育てにくさ、育児困難などにつきましては、地域全体で、障がいのある子どもを支援することを求められる、そして、子どもにとって一番そばにいる支援者である保護者への支援の充実が望まれているものと考えています。  こうした観点から、議員お示しのペアレント・メンター事業につきましては、大変効果的な事業であるというふうに認識をいたしております。  こうした事業を進める部署がはっきりしていない。だから、進まないんだなというようなご指摘もございました。私といたしましても、こうした縦割り、あるいは横、この振り合いといった、それで事業ができなくなったり、しにくくなったりすること、こういうことがあってはならないというふうに考えております。  しっかりと、その事業の必要性というのを認識し、それに応じた対応を進めていくこと、計画的に進めていくことが大事であるというふうに思っております。  したがって、複数の部署にまたがるようなものになると、しっかりとその責任体制を確保すること、そしてまた、この発達児と障がい児の面ではプロジェクトチーム結成をいたしておりませんけれども、それぞれの事業を進めることによって、複数以上の部署にまたがるものについては、もう既に、当市ではプロジェクトチームを結成し、そして、あるいはまた、場合によっては、私どもの市長公室の直轄であります政策推進課でも、そうしたことについて取り扱いを進めさせていただいております。  しっかりと創意工夫をしながら、事業が放置をされたり、おくれることのないように、しっかりとして、対応を考えてまいりたいというふうに思っております。  そしてまた、加えて、職場の環境づくりについても、私どもは、今年度から特に手を入れておりまして、ご承知のとおり、シルバー人材センターが野々上に移転をさせていただきました。その後に、福祉総務課、そして、年金関係でのはびきのウェルネスのチーム、そしてまた、外郭団体、構成団体でございます羽老連の事務局などにつきましても、この場所に、エリアに設けまして、そして、そこで、それぞれの複数の課にまたがるところ等も含めて、そうした協議ができるような、そんな場所を確保させていただきました。  そしてまた加えて、社会福祉協議会に隣接をいたしております、10人程度で会議のできる場所も確保させていただいております。こうして、別館で多岐にわたるそういった事業についての、要するに各課にまたがる仕事についても、職場の環境を今現在整えさせていただいて、積極的に進めようということで、事業を考えておりますので、どうか議員におかれましても、よろしくご指導のお願いをさせていただいて、答弁といたします。  以上であります。 ○副議長(外園康裕)  笠原由美子議員。 ◆3番(笠原由美子)  市長、答弁ありがとうございました。  市長の思いもいっぱいこもって、しっかりやっていきたいというふうに受けとめましたので、どうぞよろしくお願いいたします。  別館のその配置等もいいですけど、ネウボラの場所も考えてください。  それでは、発達児者支援について、要望いたします。  市長のほうからお話がありましたけれども、少し意地悪な要望にもなりますが、せっかく書いてまいりましたので、発表したいと思います。  さきの質問の中にも要望は多く入っていましたので、ここでは、明確に2点、意見、要望を申し上げます。  発達障がいにおけるペアレント・メンター、そして、ペアレント・トレーニングインストラクターの取り組みは、発達障がい支援の施策には切り離して考えられるものではありません。  今回の質問を行う上で、平成26年度の質疑と答弁を確認しましたが、率直に申し上げて、この間、答弁にあったことはほとんど行われていないという感想です。その大きな弊害が組織の体制にあると思いました。  以前も多部局にわたり同じような答弁が繰り返されました。今回は、担当部局すら表に出ないで、こども未来室のみが対応するという、無責任と言ったら失礼かもしれませんが、一極に固めて、無責任ぶりがあったというふうに私は思っています。  結局、羽曳野市では、発達障がいの悩みを抱える親の悩みを旧態依然のたらい回しにする組織になっているというようなことが、ここにあらわれているのではないでしょうか。  市長を中心にここを見直さない限り、発達障がいの取り組みは形だけでとどまってしまいます。どうか、見直しをお願いしたいと思います。  さて、平成34年に、はびきの医療センターが新規に建てかえをする計画が大阪府ではほぼ固まったと聞いています。近畿大学附属病院が平成35年には移転をします。第三次救命救急がなくなる中で、府立病院であるはびきの医療センターがその部分を網羅できるのか。  また、児童発達支援センターには、福祉型と医療型があり、現在は福祉型を四天王寺悲田院児童発達支援センターが担ってくださっていますが、定員がオーバーで、羽曳野市の子どもがしっかりフォローされているとは言えません。さきのはびきの医療センター新築の際に、児童だけではなく、大人も利用できる発達障がい支援センターを併設できるようなことを、府に対して強く要望していただければありがたいと思っています。  国際社会が取り組んでいるSDGs、いわゆる持続可能な開発目標の推進にあって、根幹をなす指針は、「誰も置き去りにしない」との1点です。そして、そのための行動を力強く支える力、精神、哲学が今こそ求められています。  この「誰も置き去りにしない」という精神のもと、体制を整えることを強く要望いたしまして、この質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。  それでは、大きく2点目の熱中症予防について質問いたします。  ことしも既に真夏日と言われる日が例年よりも早く、総務省消防庁によると、昨年5月から9月の熱中症による救急搬送者は約5万3,000人、ことしも注意が必要ということでありました。  市民の方が、この夏も多く、さまざまな行事や施設をご利用いただきますが、安全対策としての取り組みとして、小さく1点目、羽曳野市内の、ここでは、特にスポーツ施設の対策について、熱中症予防対策や、その他救命に関する取り組みについてお聞きをいたします。  次に、各施設には、室内での空調施設もあるところと、また、屋外における日陰対策や、水の補給などのとることができる場所があると思いますが、小さく2点目、各施設の水の補給の対策について、質問します。  次に、3点目、公園や学校のグラウンド、公共施設などで、水飲み場があり、利用したことが私もありますが、子どものときはなかなか高い位置で飲みにくかったりしたことがあります。大きくなるにつれて、気にすることもなく、無意識で利用していましたが、ここで質問ですけれども、ウオータークーラーの設置状況について、質問したいと思います。  どうぞ3点よろしくお願いいたします。  以上です。 ○副議長(外園康裕)  教育次長。    〔教育次長兼生涯学習室長 清水淳宅 登壇〕 ◎教育次長兼生涯学習室長(清水淳宅)  笠原議員のご質問の熱中症予防対策について、順次ご答弁申し上げます。  まず小さく①番の各スポーツ施設における対策ですが、熱中症につきましては、スポーツ等の活動前に、適切な水分補給を行うとともに、必要に応じて、水分や塩分の補給ができる環境を整え、活動中や終了後にも適宜補給を行うなど、適切な措置を講ずれば、十分に防ぐことが可能となります。  このことから、各スポーツ施設では、当日の気温や湿度により熱中症が懸念される場合、利用される方に対して、受け付け時等に職員が水分補給等の注意喚起を行っております。  また、屋外でのプレーとなる健康ふれあいの郷グラウンド・ゴルフ場においては、水分補給や日陰での休憩を促す施設内放送も行っております。  さらに、グレープヒルスポーツ公園及び駒ヶ谷テニスコートにおいては、夏季にミストファンを設置するなど、熱中症の予防に努めております。  また、スポーツ大会やスポーツ教室を実施する各スポーツ団体に対して、熱中症対策に係る周知文書の送付や、熱中症予防ガイドブックの周知なども行っております。  その他、柏原羽曳野藤井寺消防組合のご協力を得て、毎年6月ごろに、はびきのコロセアムで開催している普通救命講習会には、多くの学校開放団体も参加していただいておりますが、その中で、熱中症対策につきましてもあわせて講習いただくなど、熱中症の予防に取り組んでおります。  続きまして、小さく②番、③番について、一括してご答弁させていただきます。  本市のスポーツ施設としましては、体育館として、はびきのコロセアムと西浦の市民体育館、グラウンドとしまして、中央スポーツ公園やグレープヒルスポーツ公園、石川第1から第4グラウンドなどの7施設、駒ヶ谷テニスコートや茶山テニスコートなど5カ所のテニスコート、その他健康ふれあいの郷グラウンド・ゴルフ場、市民プールの合計16施設があります。  これらの施設の水分補給のための設備としまして、ウオータークーラーについては、はびきのコロセアム3台、西浦の市民体育館1台、市民プール1台となっております。  また、水飲み場や水飲み用の水道を設置している施設は、中央スポーツ公園、グレープヒルスポーツ公園、駒ヶ谷テニスコートとなります。  その他、自動販売機につきましては、羽曳が丘西北公園テニスコート石川スポーツ公園グラウンド及び同テニスコートを除き、全てのスポーツ施設におきまして設置をしており、スポーツ等の活動に当たり、適切に水分補給が行えるよう各設備を設置しております。  ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。  答弁は以上です。 ○副議長(外園康裕)  笠原由美子議員。 ◆3番(笠原由美子)  ご答弁ありがとうございました。  それでは、再質問いたします。  再質問は3点です。  まず、お答えにありました普通救命講習、熱中症対策などの講習参加者はどれくらいおられるのか。  また、市内における状況として、今年度、熱中症的な症状や、救急搬送は起こっているのかをお聞きいたします。  次に、ウオータークーラーのユニバーサルデザインの取り組みについて質問します。  障がいの有無や、年齢、性別、人種などにかかわらず、たくさんの人々が利用しやすいように、製品やサービス、環境をデザインする考え方で、1980代に登場した言葉にユニバーサルデザインがあり、この考え方が現在、多く応用されています。  特に、既に設置をしている既設のウオータークーラーの取り組みは、今後の課題として、中央スポーツ公園にできる待望の市民プールでの取り組みに特化してお聞きをしますが、計画の中にはあるものと推察をしますけれども、設置の際に、障がい者の方や車椅子を利用されている方、そして、背の低いお子さんもたくさん利用することを考慮したウオータークーラー、いわゆるユニバーサルデザインの仕様のものを設置するお考えをお持ちなのかをお聞きいたします。  以上、再質問です。よろしくお願いいたします。 ○副議長(外園康裕)  教育次長。    〔教育次長兼生涯学習室長 清水淳宅 登壇〕 ◎教育次長兼生涯学習室長(清水淳宅)  笠原議員の再質問に順次ご答弁を申し上げます。  まず、毎年6月ごろに開催しております普通救命講習会の参加数についてですが、昨年度につきましては、102名のご参加をいただき、定員を超える方々の参加となりました。  このことから、本年につきましては、開催日を1日ふやし、今月の23日と30日の2日間に拡充して開催を予定しており、両日ともに定員の80人の申し込みがある状況で、合計160人の皆様に受講していただく予定となっております。  続きまして、熱中症の発症状況についてですが、市内のスポーツ施設、小中義務教育学校ともに、熱中症により救急搬送が必要となるような被害状況はございません。しかし、これからさらに気温が上昇し、熱中症のリスクが増加する季節になりますので、各施設、学校におきましては、施設利用者、児童・生徒への啓発、指導などを行い、より熱中症予防に取り組むとともに、熱中症の疑いがある場合などの初期対応の徹底を行いたいと考えております。  次に、中央スポーツ公園に整備を予定しております市民プールへのウオータークーラーの設置についてご答弁申し上げます。  中央スポーツ公園の市民プールにつきましては、プール施設のほか、更衣室やはびきのウェルネス事業で利用するスペースを備えた管理棟の整備を考えており、それぞれの利用者が適切に水分補給を行えるようウオータークーラーを設置する方向で進めております。  なお、今後のスポーツ施設へのウオータークーラーの導入に当たりましては、施設利用者の特性なども考え、小さいお子様や車椅子利用の方々も利用しやすいロータイプのウオータークーラーの導入についても検討してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。  答弁は以上です。 ○副議長(外園康裕)  笠原由美子議員。 ◆3番(笠原由美子)  ご答弁ありがとうございました。  それでは、熱中症予防対策について要望いたします。  市として、ウオータークーラーの設置を中心に、水対策をお聞きしました。また、いざというときのために、救命救急の対応ができる方が配置されることは大事です。先ほどのご答弁にあった講習を受けられた皆様にもご協力をいただきながら、配置を今後していただけるように、お願いいたします。  また、今後、ウオータークーラーのユニバーサルデザインを視野に入れた取り組みを要望します。  そして、市民プール開設の際には、ウオータークーラー設置を考えているとの答弁でした。設置を視野に、水道の設置工事を行っておけば、設置の際に無駄が生じませんし、先見の明を持って事業に取り組んでいただいていることに感謝を申し上げ、この質問は以上といたします。ありがとうございました。  それでは、次に、大きく3点目、世界文化遺産登録に向けた独自の取り組みについて質問します。  本古墳群は、大阪府南部の百舌鳥地域と、我が羽曳野市の古市地域、ここには藤井寺も含みますが、その箇所にあります。当時の建築技術や文化を示す貴重な物証となっています。現存する89基のうち、形がよく残っている4世紀の後半から5世紀後半の49基を推薦することとなっており、本年1月19日、国内有数の規模を誇る大阪府の百舌鳥・古市古墳群を世界文化遺産に推薦することを国は正式に決め、2019年の夏のユネスコ世界文化遺産委員会での登録を目指すこととなりました。  古墳群は、国の文化審議会が推薦対象に選び、国を挙げて登録し、保全にも万全を期す姿勢を示す意義があります。  そして、世界遺産登録に向けて、もずふる応援隊や多くの市民団体で、羽曳野のイベントなどで市民の皆様の機運を醸成する取り組みが進められていますし、ホームページをあけると、そういう内容が多々出てくることに感謝申し上げます。  それでは、小さく1点目、改めて、羽曳野市が古市古墳群の世界文化遺産登録を目指す目的をお聞きしたいと思います。  次に、小さく2点目と3点目はかぶる質問となりますが、よろしくお願いします。  大阪府には、まだ1つもない世界遺産の登録、その一番最初の世界遺産登録に関して、市内外の方、また、海外の方は何を見たいと思っているのかを考え、分析し、その対応については、どのように考えているのかお聞きをします。また、担当課、関係機関は、今度は何を見せたいとお考えかお聞きします。その2方向の考え方に乖離があれば、事業として羽曳野市の大きな財産にはなりません。お答えをお願いします。  次に、小さく4点目、国の各古墳の御陵印の活用についてお聞きをしたいと思います。  現在、私がここに持っているのが御陵印の一部です。先般、応神天皇陵に行って、押していただきました。  というか、自分で押しました。ちょっと汚いですが、ほんの一部です。
     この御陵印については、皆様、御陵印の存在は、今、見せましたけども、御存じでしたでしょうか。御陵印の活用などとは表現がかなり失礼に当たるかもしれないので、ここではおわびを申し上げます。  先日、さきにお見せした古墳、いわゆる御陵墓には、御陵墓の印という大切な印があることを知りました。応神天皇の御陵墓監区事務所にまいりまして、その印を拝見し、押印をさせていただいたのが先ほどお見せしたものであります。  最初のとき、「普通の紙だったらだめです」と。「ただ、観光に来て、スタンプじゃないので、しっかりした和紙か、びょうぶを持ってきてください」と、こういう話だったので、大変悩みまして、近くのお店に行って、私は色紙を買ったわけであります。  そういう注意があって、記念のスタンプではないので、厳かな静けさと荘厳さを示す御陵の印であるということでありました。  その後、多くの市民の皆様や他市の方にも、このものを見せながら、色紙を見せながら、お聞きをしました。ほとんどの方が御陵印の存在すら知ることはなく、御陵印を集めてみたいという答えが多く返ってきました。  当初、行ったときにも、30代の女性が3名来まして、御陵印を知っていた方で「きょうは印鑑を押せますか」という話でありました。  すごいことに、日本にある御陵監区事務所は全部で5カ所。皇居にある事務所を外しますと、4カ所です。その全ての陵墓の御陵印が、実は応神天皇陵古墳の御陵墓監区事務所にありまして、そこで全てを1回に押すことができるわけであって、これも大変びっくりして、私が持っていった色紙1枚では到底足りませんでした。  私は、9月にイコモスが調査に来ると。いよいよ本格的に、世界遺産登録が本格的になる中で、羽曳野市でしかつくれない御陵印の収集帳、これ、押す手帳のことを収集帳というそうです。御陵印の収集帳、京都には実際に売っているんです、1,000円、2,000円で。だけど、そんなん買わなくても羽曳野のオリジナルをつくればよろしい。つぶたんを描いたものをね。そんなことをちょっと思っているんですけれども、今、余り言うたら、後の要望が少なくなります。そういう収集帳をつくり、内外的にアピールをすることを提案したいと思いますが、その点についてのお答えを伺いたいと思います。  第1回目の質問です。よろしくお願いします。 ○副議長(外園康裕)  世界文化遺産推進室長。    〔世界文化遺産推進室長 南里民恵 登壇〕 ◎世界文化遺産推進室長(南里民恵)  笠原議員のご質問に順次ご答弁します。  まず、1点目、当市の世界文化遺産登録における目標についてです。  世界遺産登録の意義は、登録する資産について、顕著な普遍的価値があるということを政府が世界の人々に宣言し、その価値を理解していただくとともに、それを自国で保護することにあります。つまり、世界遺産登録の目的は、その遺産を未来に残していけるよう守っていくことです。  それには、まず何よりも、羽曳野市に住む市民自身に、世界文化遺産百舌鳥・古市古墳群の価値、魅力を知っていただくことが大切と考えています。  そうして、市民の方がそのことに誇りを持ち守っていこうと思っていただけたら、例えば屋外広告物や建物の高さなど、景観に関しても進んで協力していただけるのではないか。世界遺産のある町にふさわしい羽曳野市を一緒につくっていけるのではないかと期待しています。  そして、それがさらに、市民の方の誇りと愛着を高めるのではないでしょうか。  そんなふうに、羽曳野市に住む人たちが、古墳群と古墳群のある自分たちの住む羽曳野市に誇りと愛着を持ち、この町をよくしたい、この町に住み続けたいと思ってくださること、そんな世界遺産のある町をつくることが世界文化遺産登録を目指す私たちの目標です。  次に、ご質問の2点目と3点目は続けてご答弁したいと思います。  まず、当市内外の方は何を見たいと思っているのかということです。やはり、ピラミッドや秦の始皇帝陵に匹敵する古代の巨大な王墓をじかに見てみたいと思っておられると思います。特に墳丘の長さでは全国2位、体積では1位を誇る応神天皇陵古墳は見てみたい方が多いと思います。  また、文化財展示室も、現在、来訪者がふえていますので、古墳からの出土遺物についても興味をお持ちの方は多いと思っています。  では、私たちは羽曳野市として、内外に何を見せたいのかです。見ていただきたいポイントはたくさんあります。  1つは、もちろん構成資産となっている古墳です。古墳は、地上からは形がよくわかりませんので、主な古墳の説明看板にはQRコードをつけ、ドローンで撮影した空からの映像が視聴できるようにしています。  一方、応神天皇陵古墳の拝所や外濠外堤、白鳥陵古墳を臨む竹内街道など、地上から見上げてこそ、古墳の巨大さや美しさが伝わるスポットもあり、こういうところへも、ぜひ、訪れる方を誘導したいところです。  文化財展示室では、大王墓から出土した巨大な埴輪や豪華なアクセサリーなどの副葬品がコンパクトに展示されていて、間近に見ることができますが、これも、ほかにはない羽曳野市の特色です。  住宅地の中に古墳があることはマイナスにとらえられがちですが、それだけ長い間、地域住民の暮らしと結びつき、住民に愛され、守られてきたことのあかしであると思っています。それを逸話なども交えて紹介することができれば、それ自体が大きな魅力になると考えています。  さらに、羽曳野市には、古墳時代だけでなく、旧石器時代から弥生時代、飛鳥時代、奈良時代から江戸時代に至るまで、日本の歴史を理解する上で欠くことのできない重要な歴史遺産がそこかしこにあります。古墳群とあわせて、これらの歴史遺産にもぜひ訪れていただきたいと思います。  これらの魅力を伝えるマップやガイドブックづくり、市ホームページやSNSでの発信など、多くの人に見ていただけるようなさまざまな取り組みを行っていきたいと思います。  最後に、4点目の、市独自の各古墳の御陵印の活用についてご答弁します。  今回の資産候補となっている古墳の多くは陵墓です。陵墓は、宮内庁において、静安と尊厳の保持が何よりも重要であるとの考えのもとに管理されており、そのことは陵墓が世界遺産となっても、いささかの変更もないと伺っています。  御陵印は、天皇陵の朱印のようなもので、全国5カ所の宮内庁陵墓監区事務所に保管されており、あくまで参拝された方が記念に押されるもので、先ほどご説明した宮内庁の考え方からしても、ご提案の内容については、慎重な検討が必要ではないかと考えます。  古墳を訪れた方に、その記念として集めていただけるものとして、昨年4月より、もずふるカードをお配りしています。これは百舌鳥・古市古墳群の古墳など60種類のカードで、対象になっている古墳などの写真を撮ってきて示していただくと、その古墳のカードをお渡しするものです。特に、夏休みなどは、カードを目的に各古墳をめぐられる親子連れなどが多くおられました。  今後、このもずふるカードの活用とあわせ、市内のさまざまな遺跡や文化財を楽しくめぐっていただける新たな工夫など、羽曳野市に多くの方が訪れてくださるような取り組みを行っていきたいと思います。  答弁は以上です。 ○副議長(外園康裕)  笠原由美子議員。 ◆3番(笠原由美子)  ご答弁ありがとうございました。  それでは、要望させていただきたいというふうに思います。  世界文化遺産登録に向けた独自の取り組みについてでありますが、間もなくイコモスが現地調査に来るという緊迫した時期に差しかかり、担当課も多忙を極めている中で、世界文化遺産登録を目指す目的、そして、市内外の方が何を見たいのか、また、市として何を見せたいのかのお答えもありました。中には、本当に思いこもるいろいろなご説明があって、感謝いたします。古墳のある町の誇りというすばらしいお答えが返ってきたように、私は感じました。  以前、消防組合で、ヘリコプターから羽曳野市を見たときに、古墳の中に私たちの住む家々があり、時代は変わっても、今も古墳が悠然とある。そして、率直に、古墳に支配をされた町というのが私の実感でありました。羽曳野市がそういう町なんだというふうに思ったわけであります。でも、ここでいう支配されたという言い方は、実は誇りであります。古墳があって、その中に私たちがまた住んでいる、こんな町がほかにあるんだろうかという感動もありました。  ぜひ、この世界文化遺産登録をかち取りたいと思います。そして、御陵の印の収集帳は、宮内庁との思いや考え方の差異はあるということは十分にわかっています。事務所の方とも、いろんな形で話をしました。決して、登録は反対ではないけれども、それによって多くの人が訪れることはいかがなものかという、この微妙なところの駆け引きだとは思いますが、でも、もう国が決め、そして、世界文化遺産登録に向けて私たちは確実な歩みを進めているわけですから、それに向かって、決して陵墓を汚すとか、荘厳さを壊すとか、そういうことではなく、やはり多くの人たちが、誇りと、そして、すごい期待と、また希望を持って、この登録を迎えられる、そんな素地をいっぱいつくっていくべきだなというふうに思いました。  私は、実は、いろんな人に聞いて、これ見せたときに「行きたいわ」って、やっぱり「集めた後どうするの」と、聞きたいぐらいなのですけれども、いろんな形で、大変多くのというか、ほとんどの人の答えは全部「いいもんやね」という回答だったので、大変うれしく思ったわけであります。  その宮内庁との差異を何とか乗り越えて、ぜひとも市民が喜ぶ取り組みとして、お考えいただきたいことを強く要望いたしまして、私の今回の質問を終わります。  大変にありがとうございました。 ○副議長(外園康裕)  次に、上薮弘治議員。    〔13番 上薮弘治 質問席へ〕 ◆13番(上薮弘治)  初日のラストバッターです。皆様、お疲れとは思いますが、明確なご答弁をよろしくお願いします。  今回は、3月議会の施政方針にも示されました公立認定こども園、こども未来館の今後の方向性について、そして、先般、政府が閣議決定され、前倒しを検討されております幼保育料の無償化について、そして、地域から声が上がっております当市での外国人就労者・就学者の現状についてから、一問一答式で随時質問させていただきますので、明確なご答弁をよろしくお願いいたします。  それでは、1点目、公立認定こども園、こども未来館の今後の方向性から質問をさせていただきます。  3月議会の施政方針では、公立認定こども園の方向性については、4月に開園されましたこども未来館たかわし、そして、平成32年度には、コロセアム敷地内に西部こども園を開園予定、そして、具体的な開園時期や場所は示されておりませんが、東地域に東部こども園が検討され、将来的には3園の運営予定が示されております。  そこでお聞きしたいのですが、4月に開園されましたこども未来館たかわしが今後の当市のこども園のモデルケースになるものだと思われますが、4月からの運営に当たり、随時、保護者から意見を頂戴することが大変重要であると考えますが、保護者からの意見集約を現状行っているのか、お聞かせください。  また、現状では1号認定児、2号認定児で、お弁当と給食の形態に分かれておりますが、全員給食化の意見や要望があるのかをお聞かせください。  次に、西部こども園に関しては、具体的な開園時期や開園場所をお示しされておりますが、今後、地域や、今までの幼稚園、保育園に入園を望まれる保護者に対して、どのような説明を行っていくのか、具体的なタイムスケジュールや説明内容を教えてください。  次に、東部こども園に関しては、具体的に、開園時期や開園場所については現段階ではさまざまな試行錯誤中であると思いますが、いつくらいに具体的なプランがお示しをされるのか、お聞かせください。  以上を1回目の質問とさせていただきます。ご答弁よろしくお願いいたします。 ○副議長(外園康裕)  こども未来室長。    〔こども未来室長 渡邊浩一 登壇〕 ◎こども未来室長(渡邊浩一)  上薮議員の公立認定こども園、こども未来館の今後の方向性についてのご質問に順次ご答弁申し上げます。  まず1点目のこども未来館たかわしにおける保護者の意見の集約についてでありますが、4月1日の開園以降、保護者の方々からは、園の運営を初め、カリキュラムなどについても多くのご意見をいただいているところであります。  こども未来館たかわしは、羽曳野市として初めての公立認定こども園としてスタートしていることから、園の体制としても、園長、保育教諭だけでなく、事務職や看護師、管理栄養士も配置し、保護者からいただくご意見の集約や対応など、丁寧な運営に努めているところであります。  次に、2点目の全員給食等についての意見はどのようになっているのかについてお答えします。  こども未来館たかわしでは、5月中旬に、法律で給食の提供が定められている2号認定児以外の1号認定児の保護者に対して、給食についてのアンケート調査を実施しました。  回答としましては、「週に数回」や「月に数回」などの利用希望が多く、「お弁当が傷みやすい夏場」や「体調不良時」といった意見もいただいているところであります。  次に、3点目の(仮称)西部こども未来館に関して、近隣住民や保護者への説明についてのご質問です。  (仮称)西部こども未来館については、平成30年度から基本設計、実施設計を順次進めてまいりますが、進捗としましては、業者選定を今月の入札案件としており、業者が決まり次第、まずは基本設計に取りかかる予定としております。  議員お尋ねの地域の方々や保護者の皆さんへの説明については、一定の構想が固まり次第、できるだけ早い時期にお話をさせていただきたいと考えております。  最後に、4点目の東部地域のこども園についての開園時期や開園場所など、具体的なプランはいつごろ示すのかとのご質問ですが、さきの3月議会において、市長からも答弁がありましたように、今後の就学前教育・保育施設のあり方については、平成30年度中に、その方向性を示すこととしており、その中で、就学前教育・保育の充実を図るべく、しっかりと議論をして策定をし、お示しをしてまいりたいと考えておりますので、ご理解のほど、よろしくお願いします。  答弁は以上です。 ○副議長(外園康裕)  上薮弘治議員。 ◆13番(上薮弘治)  ご答弁ありがとうございました。  今のご答弁では、こども未来館たかわしでは、保護者の意見集約を随時行っており、多くの意見を頂戴しているという答弁だったと思います。  それでは、開園から2カ月半が経過している現状で、どのようなお声が多いのか、お聞かせください。  また、解決に向けての組織形態はどのようになっているのか、お聞かせください。  次に、給食に関しては、お弁当が傷みやすい夏場や体調不良時等のご意見が出ておりますが、これらのお声にどう対応していくのか、お考えをお聞かせください。  次に、(仮称)西部こども未来館については、平成30年度から基本設計、実施設計を進められ、業者が決まり次第、基本設計を図られ、随時、地域や保護者に説明を行っていくとのことですが、実際、説明の手法をどのように行われるのか、具体的なお考えをお聞かせください。  次に、検討されている東部のこども園ですが、幼稚園、保育園の集約を考え、統合していくものであると理解をしております。  そこで、統合に当てはまる幼稚園、保育園をどのような観点から選定していくのか、具体的な理由を教えてください。  以上、答弁よろしくお願いいたします。 ○副議長(外園康裕)  こども未来室長。    〔こども未来室長 渡邊浩一 登壇〕 ◎こども未来室長(渡邊浩一)  上薮議員の再質問にご答弁申し上げます。  まず、1点目としまして、こども未来館たかわしでの意見集約に関して、どのような声が多いのか、また、解決に向けての組織形態はどのようになっているのかとのご質問です。  1号認定児の保護者の方からは、「預かり保育が設けられているので助かる」、「早くトライタイムを本格実施してほしい」といった声や、2号認定児の保護者からは、「保育園ではなかった教育部分に触れられる点がよい」、「土の第2グラウンドははだしで遊べるのでよい」などの意見もいただいているところであります。  また、保護者の方々からの意見への対応については、先ほども申し上げましたように、園長、保育教諭はもとより、事務職や看護師、管理栄養士なども配置し、全体的な保育、教育だけでなく、個別の分野での専門的な対応も含めて、しっかりとした組織体制のもと、丁寧な対応に努めているところであります。  次に、2点目にお尋ねの給食に関してでありますが、今回、実施をしましたアンケートからは、提供を希望する回数や時期、また、個別の要望などに関して、多種多様なご意見があったことから、引き続き検討してまいりたいと考えています。  3点目としまして、(仮称)西部こども未来館に関しまして、地域や保護者への説明の手法等のご質問です。  一定の構想が固まり次第、できるだけ早い時期に、地元、地域の皆さん、関係者の方々に内容をお示ししたいと考えています。  あわせて、対象施設の在園児や入園を希望されている保護者の方々にもご説明をしてまいりたいと考えています。  最後に4点目、東部地域のこども園における統合に当てはまる幼稚園、保育園の選定方法についてのお尋ねであります。
     東部地域におけるこども園を含めまして、今後の就学前の子どもの教育・保育施設については、認定こども園化を基本として、統合、再編を図っていくこととしています。  その際には、まずは就学前の教育・保育の充実をいかに図っていくのか、それを前提としまして、地域の実情、対象となる施設の老朽化の程度や耐震性、また、それぞれの地域の児童数などを考慮する、こうした観点を踏まえて、統合、再編となる対象施設の選定の検討を進めてまいりたいと考えていますので、ご理解いただけますようお願い申し上げます。  答弁は以上です。 ○副議長(外園康裕)  上薮弘治議員。 ◆13番(上薮弘治)  ご答弁ありがとうございました。  最後に意見、要望はさせていただきまして、再々質問を1点させていただきます。  今後、検討されております東部のこども園に関してですが、役所建てかえ時期に、役所敷地内に東部こども園を設置してはと考えます。  理由は以下の6点です。  まず、1点目は、就労者を考えると、市役所は当市で一番の雇用数状況にあると考えます。  2点目は、古市駅に近いということです。駅に近いほど、子どもを送ってからの通勤の利便性があると考えます。  3点目が、商圏が整理されているということです。このことはお迎え時に買い物等の利便性を生かせるということです。  4点目が安全な通学路の確保です。役所に来るまでの白鳥付近は交通量も少なく、自転車等での送迎時に危険性が少ないと思われます。  5点目が、役所での書類提出や用事を送迎時に済ませることができるという点です。  そして、6点目が、我が国において、働き方改革や女性の社会進出の旗印を掲げるのであれば、役所みずからが先頭に立ち、その姿勢を示すべきであると考えます。  また、雇用が多いのであれば、近くにこども園があることは、職員さんが安心して働ける環境整備にもつながると考えます。  また、子育ての問題から、昇任試験を諦める女性職員さんが当市も含めて多いとお聞きをしております。このような問題の解決にはつながるのではないでしょうか。  以上の観点から、東部こども園は、役所の敷地内に設置することが好ましいものだと考えますが、当市のお考えをお聞かせください。  以上、よろしくお願いいたします。 ○副議長(外園康裕)  こども未来室長。    〔こども未来室長 渡邊浩一 登壇〕 ◎こども未来室長(渡邊浩一)  上薮議員の再々質問にご答弁申し上げます。  議員からは、東部地域のこども園について、市役所の庁舎の建てかえ時に、庁舎内に設置してはどうかとのご質問です。  東部地域の認定こども園の開設場所につきましては、統合、再編の対象となる施設の選定を含め、地域的な保育・教育施設体制のあり方、また、認定こども園としての開設の時期なども含め、総合的な検討を行っていく必要があると認識をしています。  東部地域での3カ所目の認定こども園の設置につきましては、今後の就学前教育・保育施設の全体的なあり方の検討の中で、その方向性を出してまいりたいと考えていますので、ご理解のほどよろしくお願いします。  答弁は以上です。 ○副議長(外園康裕)  上薮弘治議員。 ◆13番(上薮弘治)  それでは、この件に関しては、意見、要望させていただきます。  現状のこども未来館たかわしに続き、平成32年度開園を目指してコロセアム敷地内に、(仮称)西部こども園、そして、検討されております東部こども園と、3園のビジョンが示されております。  今後の当市のこども園の発展は、まず、本年度4月に開園されましたこども未来館たかわしにかかっていると言っても過言ではないと思われます。  そのためにも、保護者からの意見を正確に集約し、問題点があれば解決する方向性を明確にしていただき、議会にも情報開示をお願いいたします。  また、(仮称)西部こども園に関しても、具体的に廃園される幼稚園、保育園に関して、地域の区長さん等を中心に、事業説明や土地の活用法等をともに検討していただきたいと考えます。  また、東部のこども園に関しては、以前の議会で、花川議員からも同様の提言がございましたが、役所内に幼保育施設を設置することに私自身も全く同感するものであり、働き方改革や女性の社会進出を補助するものとして、羽曳野市が先頭に立ち、その姿勢を示していただきたいと考えます。  少子・高齢化を迎えた中、子どもは宝であり、将来、子どもたちが世界に羽ばたける基礎を身につけられるような夢いっぱいのこども園に成長させていただくことを強く願い、この質問は終わらせていただきます。  続きまして、2点目、幼保育料の無償化についてお聞きいたします。  昨年、政府は、認可保育所、認定こども園、幼稚園については、ゼロから2歳児は住民税が非課税の世帯を無償化、3・4・5歳児は所得にかかわらず、一律無償化を閣議決定され、実施時期については、当初、5歳児は来年4月から、ゼロから4歳児も含めた全面実施は、2020年の4月からの実施の検討を進めてこられましたが、最終的には消費税10%の引き上げが予定されている来年度10月から実施する方針が固まったことを発表されました。  無償化については、子育て世帯の負担を減らすものであり、喜ばしいものではありますが、当初、2020年度のゼロ歳児から4歳児までの予定が、大きく前倒しになったことに少し混乱をさせられます。  また、実施時期が前倒しになったことにより、役所としても早急に取り組まなければならないことがたくさんあると思われます。例えば実施に伴い、現状のキャパに対して需要がどれぐらいあるのかや、保育士さんの確保等です。  そこで、無償化に対して、今後、当市はどのようなことを重点に置き、どのような作業を進めていかれるのか、お考えをお聞かせください。  以上、ご答弁をよろしくお願いいたします。 ○副議長(外園康裕)  こども未来室長。    〔こども未来室長 渡邊浩一 登壇〕 ◎こども未来室長(渡邊浩一)  上薮議員の質問にご答弁申し上げます。  幼保無償化に関して、本市が重点を置いて進めるべき作業のポイントについてとのご質問です。  幼児教育と保育の無償化につきましては、平成29年12月8日に閣議決定されました新しい経済政策パッケージにおいて、認可保育園や幼稚園、認定こども園の利用について、3歳から5歳児の全ての子どもと、ゼロ歳から2歳児の住民税非課税世帯の子どもを無償化の対象として、2020年4月から全面的に実施する方針が提示されました。  そして、先日、5月31日、内閣官房所管の有識者の検討会報告書が取りまとめられ、この中で、消費税引き上げ時期と同じ2019年10月から全面的に無償化措置を実施することを検討すべきと、実施時期を前倒しすることの内容が提示されたところであります。  この報告書は、幼児教育・保育の無償化の対象範囲について、認可外保育施設や、子ども・子育て支援法に基づく小規模保育や事業内保育の利用者への支援施策を議論し、このほど提言としてまとめ、経済再生担当大臣に提出したものであり、政府が6月にまとめる経済財政運営の基本指針、いわゆる骨太の方針に反映し、制度設計が進められる見込みとなっております。  本市としましては、引き続き今後の国の動向を注視してまいりますが、特に今回、提言された認可外保育施設等の利用者については、就労などで保育が必要であるという保育認定を受けていただくことが前提となることから、制度に関して丁寧な周知が必要であると認識しています。  今後、示される新たな制度の周知に関しては、広報紙やウエブページへの掲載だけでなく、認可施設、認可外保育施設等のサービスの提供者を通じて、十分な広報を行うことが重要であると考えていますので、ご理解いただきますようよろしくお願いします。  答弁は以上です。 ○副議長(外園康裕)  上薮弘治議員。 ◆13番(上薮弘治)  ご答弁ありがとうございました。  本来は、2019年度から、5歳児から無償化、そして、2020年度から、ゼロ歳児から4歳児までの無償化と、段階的に行われたはずの無償化が、消費税導入を見越し、子育て世帯の消費が落ちないようにとの考えから、来年度一斉に無償化を閣議決定されたことに正直戸惑いを感じますが、ほぼ法案が決定に近いものであると判断をしております。  今、当市がやらなければならないのは、無償化になったときの需要の把握であり、需要を正確に把握しておかなければ、待機児童増加に拍車をかけてしまう結果につながりかねないと考えます。  そこで、現在、幼稚園、保育園に入園を希望されていない方々にアンケート調査を実施し、無償化実施時の需要数を把握することが大変大切であると考えますが、お考えをお聞かせください。  そして、次に懸念するのが保育士さんの確保です。保育士さんが不足している中で、どのような確保策を考えられるのか、お聞かせください。  そして、さらに懸念をしているのが、民間等の保育士さん獲得に向け、言葉が適切ではないかもしれませんが、確保に向けての食い合いにならないか、大変心配をしておりますが、お考えをお聞かせください。  また、公立幼稚園、保育園、こども園や民間幼稚園、保育園で、需要に対しての供給が足らない場合、簡単に言うとキャパ不足ですが、そのような状況が発生した場合の対応をどのようにお考えなのかお聞かせください。  次に、保育士さんを増加させるような状況が発生すれば、運営費が上がり、市の持ち出しが今より多くなると予測をいたしますが、財源捻出をどのようにされるのか、お考えをお聞かせください。  以上、再質問とさせていただきます。ご答弁、よろしくお願いいたします。 ○副議長(外園康裕)  こども未来室長。    〔こども未来室長 渡邊浩一 登壇〕 ◎こども未来室長(渡邊浩一)  上薮議員の再質問にご答弁申し上げます。  議員からは、現在、幼稚園や保育園に入園を希望されていない世帯に対して、無償化に伴う保育需要の把握のためにアンケート調査を行ってはどうかというご意見をいただきました。  幼保無償化の影響につきましては、2020年度からのはびきのこども夢プランの策定に向け、今年度に実施するニーズ調査において、ほかの項目とあわせまして、アンケートを実施していきたいと考えています。  また、今後の保育需要の動向については、夢プランにおいて、2020年度から2024年度までの教育、保育の必要量と供給体制の確保策を定めますが、これから進める計画の策定過程において、幼保無償化の影響だけでなく、基本となる人口動態の推移を見きわめ、女性の就業率の動向なども踏まえて、教育、保育の必要量見込みを算定し、その供給体制としての施設のあり方や、定員の確保、保育士等人材の確保等の方策を検討していくこととしています。  議員からご指摘のように、保育需要が高まることになりますと、施設のキャパシティーの課題が出てまいります。そして、公立、民間を問わず、保育士の不足が懸念されます。  これらについては、今後、計画策定の検討過程の中で、将来予測を踏まえて計画を策定してまいります。  また、現下の対応としましては、保育園については、民間保育園の老朽化に伴う建てかえに伴い、待機児童解消のための定員増を計画し、平成30年度から2021年度までに70人の定員増を確保することとしています。さらに今後とも、定員の弾力的な運用を図って、保育需要に適切に対応してまいりたいと考えております。  保育士の確保につきましては、議員のご指摘のような、民間園の間、公立と民間園の間での保育士確保の競合という実態はありませんが、現状においても、公立、民間を問わず、困難性を抱えているのが実情であります。  本市としましては、国における累次の処遇改善措置を踏まえ、民間保育園への情報提供、指導助言等を行ってきておりますが、今後、実効性のある対策が講じられるよう、大阪府とも協議をしながら、対策を進めてまいりたいと考えています。  また、財源の問題については、子ども・子育て支援新制度の枠組みの中で、国、府の公費負担、市の負担割合が決められており、市の負担についても消費税増税分で賄うことが基本となっています。  また、先般、5月29日に開催されました法定の国と地方の協議の場において、幼児教育の無償化措置に関して、地方からは、国の責任で必要な地方財源の確保をと強く要望しているところであります。  幼児教育・保育の無償化につきましては、その影響は大きいものと認識をしておりますので、今後、示されるであろう新たな制度の動向を注視し、庁内関係部署とも情報共有をしながら、必要な対応をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。  以上です。 ○副議長(外園康裕)  上薮弘治議員。 ◆13番(上薮弘治)  ご答弁ありがとうございました。  それでは、1点、再々質問をさせていただきます。  現状の閣議決定が可決されれば、一斉に無償化が来年度10月から実施されることとなり、その可能性は極めて高いものだと思われます。  本年度も10月から、来年度に向けての募集が始まると思いますが、本年度募集から入園された子どもたちも、来年には無償化の対象者となるわけです。  そこで、無償化が決定されれば、どのように、市民や保護者への周知手段をとられるのか、お考えをお聞かせください。  以上、1点ご答弁よろしくお願いいたします。 ○副議長(外園康裕)  こども未来室長。    〔こども未来室長 渡邊浩一 登壇〕 ◎こども未来室長(渡邊浩一)  再々質問にご答弁申し上げます。
     2019年10月から無償化が実施となった場合の周知方法についてとのご質問であります。  国の幼児教育・保育の無償化の施策は、平成26年度から、順次段階的に実施がなされてきております。市としましては、毎年度行われてきている施策に対し、各幼稚園、保育園への説明や、入園申し込みの際の説明などを行ってきています。  今回の幼児教育・保育の無償化の方向性は、これまでに比べてかなり大きな制度改正にもなり、また、一定の要件を満たす認可外保育施設も対象となりますので、国の制度スキームが一定出そろった時点をとらえて、前もってのあらかじめの市民、対象施設への丁寧な周知徹底が必要であると考えています。  先ほど1回目にご答弁申しましたように、市広報紙、市ウエブサイト、さらに、市が子育て支援等の情報発信をしているツールであります子育てネット、そして、申し込み時の案内書面への掲載や、個別の説明、施設への説明等、あらゆる機会を通じまして、周知を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いします。  以上です。 ○副議長(外園康裕)  上薮弘治議員。 ◆13番(上薮弘治)  それでは、この件に関して、意見、要望させていただきます。  幼保育料無償化に向けて、当市が最もやらなければならないのは、需要数の把握だと考えます。  まず、無償化が決定されたときの入園希望をある程度把握しておかなければ、キャパシティーの問題や、保育士さんの人数確保を算出することができないと考えます。  大変な作業であることは理解をいたしますが、アンケート調査を実施していただき、さまざまな課題点を見つけ、クリアに努めていただきたいと考えます。  また、今後の国の対応にも注視していただき、交付金や補助金の動きを俊敏にキャッチしていただきたいと考えます。  特に、交付金措置で、市の裁量権が生かせるような条件であれば、民間保育園・幼稚園の配慮も考えていただき、民間の保育士不足等の解消にも力を入れていただきたいと考えます。  また、家庭的保育事業の分野では、市長の任命権により、保育士同等の知識や経験のある方を保育士として迎え入れる、いわゆる保育ママと呼ばれているものですが、条例を制定して、人材不足解消に努められている自治体も存在をしております。このような創意工夫の検討も、よろしくお願いいたします。  また、今回は、認可外までは質問をいたしませんでしたが、政府は認可外に入園される保護者への一部負担も検討中であることをメディアが報じております。認可外入園者のデータを市として把握することは困難なことも理解をしておりますが、先ほど申し上げたアンケート調査実施により、把握に努めていただきたいと思います。  また、混乱時期には、今の課の人数で対応できるのか、具体的な検証も視野に入れていただきたいと考えます。無償化により、行政の対応が遅れ、待機児童増加に拍車をかける結果にならないよう万全の体制をとっていただくことを切にお願いを申し上げまして、この質問は終わらせていただきます。  続きまして、当市での外国人就労者・就学者の状況について、お聞きいたします。  少子・高齢化を迎え、我が国においては労働者不足が懸念をされ、介護福祉職に外国人労働者を確保する動きが地方自治体にも目立ち始めました。  また、それらの職についていただくよう、学生のころから、自治体と大学が提携をし、地元の大学への外国人学生誘致策等をとられている自治体もあり、先般、総務文教常任委員会で訪れました鳥取県でも、ベトナムと鳥取大学でさまざまな提携をされ、将来の労働者不足緩和策として、鳥取大学への学生誘致を行っておりました。  また、本市では、ここ二、三年の変化といたしまして、海外観光客ではなく、明らかに就労や就学を目的に渡航されている方が目立つようになったと、私自身も市内を歩いていると実感をさせられます。  そこで、現状として、当市では外国人の就労者、就学数はどれくらいなのか。また、就労者に関しては、職業的に、どのような職業につかれているのか。就学者では、どのような学校につかれているのかお聞かせください。  また、当市としては、今後の海外からの就学者、就労者に対しての受け入れをどのように考えられているのか、お聞かせください。  以上を1回目の質問とさせていただきます。ご答弁よろしくお願いいたします。 ○副議長(外園康裕)  生活環境部長。    〔生活環境部長兼市長公室部長 松永秀明 登壇〕 ◎生活環境部長兼市長公室部長(松永秀明)  上薮議員の3点目のご質問について、一括してご答弁申し上げます。  初めに、厚生労働省発表の大阪府の外国人就労者数は、平成29年10月末時点で、主に製造業、卸売業、サービス業などの1万2,926事業所に7万2,226人、本市におきましては80の事業所で277人となっています。  次に、外国人就学者数ですが、独立行政法人日本学生支援機構が実施した外国人留学生在籍状況調査によりますと、大阪府におきましては2万1,683名の外国人留学生が、大学院、大学、短期大学、高等専門学校、専修学校などに通っているとされています。  また、本市に住民登録し、留学及び技能実習の在留資格を有している外国人は、平成30年4月1日現在で71名となっております。  本市における外国人就労につきましては、市内には直接海外に出向き、面接して、採用や技能実習を受け入れるなど、雇用に積極的な企業があると聞いております。  また、留学生につきましては、羽曳野市立の大学などはないため、自治体としての受け入れ制度はありませんが、市内の大学等においては、独自の制度として留学生を受け入れておられます。  本市としましては、多言語による生活情報の発信や、外国人向けの日本語教室を開催するボランティア団体を支援するなど、就労や留学などで、本市の住民となられた方へのフォローを行っているところです。  これら市独自の支援のほか、今後も管轄のハローワーク藤井寺と協力しながら、近畿各労働局が実施する府内事業者に向けた外国人労働者雇用啓発セミナーなどの外国人雇用啓発事業や、留学生就職支援事業などのさらなる周知、啓発に努めてまいります。  答弁は以上です。 ○副議長(外園康裕)  上薮弘治議員。 ◆13番(上薮弘治)  ご答弁ありがとうございます。  現状で、当市の外国人就労者が80の事業所で277人、これ、つかまれている範疇やと思います。それで、留学及び技能実習者が71人おられることがわかりました。  私自身は、少子・高齢化を迎えた我が国においても、また、人口減少が見え始めた当市においても、外国人就労者を受け入れることは大変重要であると考えます。  しかし、習慣や言語の違い等からすれ違いがあり、地域の方々とのコミュニケーションのずれから、外国人就労者に対して悪い印象をお持ちの方もおられるようです。  よく、全国的に耳にするのが、習慣の違いから、賃貸マンションの中でバーベキューをやってしまってスプリンクラーを作動させたりだとか、その煙ですすをつけてしまったりだとか、よく、それでまたテレビとかでやっているのが、習慣の違いから、銭湯に入るときのルールですよね、泡をつけて入ってしまったりとか、タオルを湯船につけてしまったりとか。そしてまた、行方不明になられるといった事例もよく聞きます。  わずかな認識のずれや、不法に外貨を獲得するような一部の方の行動から、その国の国民性を否定され、ひとくくりに評価されてしまう現状を残念に思います。また、懸命に就労されている方々がそのような目で見られてしまう風潮はいかがなものかと考えさせられてしまいます。  そこで、そのようなことがないよう、各種団体と行政が協力して、外国人就労者に対して、日本の習慣や規律を学んでいただけるような環境整備が必要であると考えますが、お考えをお聞かせください。  また、環境整備から、経営者や雇用主に対して、行政から指導ができるような条例等を設置すべきであると思われますが、お考えをお聞かせください。  以上、質問とさせていただきます。ご答弁よろしくお願いいたします。 ○副議長(外園康裕)  生活環境部長。    〔生活環境部長兼市長公室部長 松永秀明 登壇〕 ◎生活環境部長兼市長公室部長(松永秀明)  上薮議員の再質問について、一括してご答弁申し上げます。  近年、企業のCSR、社会的責任を求める風潮が強まってきており、その1つとして、外国人就労者の問題も取り上げられています。  外国人が多く住んでいる地域では、生活習慣の違いから、地域住民とトラブルになることもあり、こうした問題の解決に、企業も貢献することが求められています。  外国人就労者の私生活にも配慮し、地域社会に認められるよう働きかけることは、企業のCSRの1つであり、重要な企業戦略となっています。  これらトラブルの根底には、お互いの理解不足があり、日本人も外国人のことを理解することが必要ですが、外国人就労者が日本でのルールを理解し、日本社会に溶け込む意識を持たなくてはならないと考えています。  そのためには、まず企業が外国人就労者に対して、日常生活のルールなどを指導することが必要です。  雇用対策法及び厚生労働省の指針には、外国人労働者に対して、日本語教育及び日本の生活習慣、文化、風習、雇用慣行等について、理解を深めるための指導を行うとともに、外国人労働者からの生活上、または職業上の相談に応じるよう努めることと示されています。  市内においては、外国人を雇用する前に、仲介機関において、日本語教育や日本の生活習慣などの研修を受けさせ、雇用後も日本の文化を知ってもらうため、定期的に観光地等へ連れて行くように心がけているという企業もたくさんあると聞き及んでいるところです。  このように、外国人就労者に対する問題については、国においても重要な問題として位置づけられ、雇用する企業にも少しずつ浸透してきていることから、議員お示しの条例設置という方法による指導ではなく、外国人就労者を雇用する企業や各種団体と協力し、本施策の周知徹底を引き続き行ってまいりたいと考えておりますので、ご理解よろしくお願いいたします。  答弁は以上でございます。 ○副議長(外園康裕)  上薮弘治議員。 ◆13番(上薮弘治)  ご答弁ありがとうございました。  それでは、この件に関しては、意見、要望させていただきます。  まず、このような外国人就労者に対して、議論をした場合、移民の受け入れを推進するのかや、外国人参政権を認めるのか等、少し議論からずれた声が上がることがあるので、あえて申し上げますが、今回の私の質問は、そのようなことを推進するものではないことを、まずご理解いただきたいと思います。  少子・高齢化が進み、労働人口が減少する中で、外国人の就労を受け入れるということは大変重要であり、特に福祉・介護職の人手不足解消に期待を寄せられているところであります。勤勉に、真面目に働かれている方々が、一部の方々の間違いにより全ての人が同じような評価で見られてしまうことが残念であると考えます。  また、文化の違いや習慣の違いから、誤解を生じてしまうことも残念であり、そのようなことがないように、各種団体や行政、経営者が手を組み、我が国のルールを学んでいただくことが改善策につながると思われます。  例えば、自転車の逆走が道路交通法違反に当たり、罰金刑が生じる等は知らなくて当たり前の状態ではないでしょうか。このようなことも、しっかりと学べる環境整備が必要ではないかと考えます。  また、経営者にもしっかりと規律や習慣を教えていただく作業が必要で、そのような条例をつくるべきであると考えております。  また、地域の行事等にもご参加をいただき、人間性を知ってもらうことや、顔を覚えていただけるような空間の提供も必要ではないかと考えます。  また、各種大学と提携して、日本で働きたい方を学生のときから、受け入れのレールを敷くことも大切であると考えております。  来ていただいた方が、SNSの活用により、羽曳野市は外国人労働者の受け入れが整っていることや、暮らしやすい町であることを発信してくれる可能性もあり、そこから観光客が増加するような可能性もあるわけです。  そのためにも、経営者に対して、行政指導ができる施策の策定は、真面目に働かれている労働者を守るものにもなると考えますので、ぜひ検討を切にお願いを申し上げて、今回の私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(外園康裕)  本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。  これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(外園康裕)  ご異議なしと認めます。  よって、本日は延会することに決しました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(外園康裕)  本日はこれにて延会いたします。  大変お疲れさまでした。     午後3時7分 延会  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。    平成30年6月12日  ┌───────────┬──────────┬───────────────────┐  │ 羽曳野市議会議長  │ 樽 井 佳代子  │                   │  ├───────────┼──────────┼───────────────────┤
     │ 羽曳野市議会副議長 │ 外 園 康 裕  │                   │  ├───────────┼──────────┼───────────────────┤  │ 羽曳野市議会議員  │ 花 川 雅 昭  │                   │  ├───────────┼──────────┼───────────────────┤  │ 羽曳野市議会議員  │ 上 薮 弘 治  │                   │  └───────────┴──────────┴───────────────────┘...