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平成25年10月25日未来づくり委員会-10月25日-01号

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  1. 大東市議会 2013-10-25
    平成25年10月25日未来づくり委員会-10月25日-01号


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    平成25年10月25日未来づくり委員会-10月25日-01号平成25年10月25日未来づくり委員会  未 来 づ く り 委 員 会 会 議 録 〇 開催年月日   平成25年10月25日(金) 〇 会議時間    開会時間 午前10時00分 ~ 閉会時間 午後1時47分 …………………………………………………………………………………………………………… 〇 出席委員     大 束 真 司 委員長       品 川 大 介 副委員長     寺 坂 修 一 委員        川 口 志 郎 委員     中 村 ゆう子 委員        北 村 哲 夫 委員     飛 田   茂 委員 …………………………………………………………………………………………………………… 〇 出席説明員     東 坂 浩 一 市長        西 辻 勝 弘 副市長     亀 岡 治 義 教育長       石 川 裕 之 学校教育部長     澤 田 芳 彦 生涯学習部長    齊 藤 政 隆 学校教育部指導監     その他関係職員 …………………………………………………………………………………………………………… 〇 出席事務局員
        大 西 秀 信 事務局長      青 木 浩 之 総括参事     松 川 輝 美 上席主査      初 木 清 敏 上席主査     石 田 景 俊 上席主査      友   久美子 書記 …………………………………………………………………………………………………………… 〇 議題     1.付託案件について …………………………………………………………………………………………………………… 〇 審査案件    Ⅱ Bグループ(学校教育部/生涯学習部)所管事項      6.認定第1号 平成24年度大東市一般会計歳入歳出決算の所管事項の質疑について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――      7.認定第1号 平成24年度大東市一般会計歳入歳出決算の所管事項の討論・採決について ……………………………………………………………………………………………………………              ( 午前10時00分 開会 ) ○大束 委員長   ただいまから本日の会議を開きます。  昨日はAグループの審査で終わっておりますので、本日はBグループの審査でございます。決算の内容説明につきましては、審査時間を確保するため、重点事項や例年と変化のある事項等を中心に事業成果等を含めて簡潔にされるよう、お願いをいたします。  なお、各委員におかれましては、説明が割愛される事項があることを御理解いただきますよう、お願い申し上げます。  また、議会運営委員会の申し合わせにより、委員会における各委員の質疑時間は答弁時間を含めず10分以内、2回目以降は5分以内となっております。  以上、委員並びに理事者の特段の御協力をお願いいたします。  これより議事に入ります。  最初に、本委員会に付託され、閉会中の継続審査となっております認定第1号、平成24年度大東市一般会計歳入歳出決算の所管事項の質疑についての件を議題といたします。  認定第1号につきまして、提案者の説明を求めます。  まず、石川学校教育部長。 ◎石川 学校教育部長   おはようございます。認定第1号、平成24年度大東市一般会計歳入歳出決算のうち、教育委員会事務局所管の事項について御説明申し上げます。少し長くなりますので。  教育委員会事務局全体の歳入合計は2億1,251万9,239円で、対前年比は約75.6%の減でございます。これは学校の大規模改修に係る安全・安心な学校づくり交付金及び社会資本整備総合交付金の減が主な理由でございます。また、人件費を除く歳出合計は32億9,049万7,509円で、対前年比は約29.2%の減であります。これは小・中学校の大規模改造工事の工事請負費等による減額が主な理由であります。  それでは、平成24年度大東市歳入歳出決算事項別明細書に沿いまして歳入の主なものから説明いたします。  初めに、14、15ページをお願いいたします。使用料及び手数料であります。14ページ下段の目2教育使用料のうち15ページ下段の節1幼稚園使用料は、諸福、北条両幼稚園の保育料であります。次の17ページ、節2社会教育使用料及び節3保健体育使用料並びに節4屋内運動場等使用料は、それぞれ条例に基づく施設の使用料収入であります。同ページ下から19ページにわたる節5行政財産目的外使用料は、学校の敷地、体育館、ほか各施設への電柱及び自動販売機等の設置に係る使用料であります。次に、24、25ページをお願いいたします。24ページの目4教育手数料の25ページ、節1幼稚園手数料は、諸福、北条両幼稚園の入園料であります。  次に、30、31ページをお願いいたします。国庫支出金であります。30ページ、目5教育費国庫補助金の31ページ、節1小学校費補助金は、要保護就学奨励費及び特別支援教育就学奨励費に係る補助金等であります。次の節2中学校費補助金も小学校と同様に、要保護就学奨励費及び特別支援教育就学奨励費に係る補助金等であります。その下、節3幼稚園費補助金は、公立、私立幼稚園の就園奨励費補助であります。次の節7社会資本整備総合交付金は、四条小学校跡地活用事業に係る交付金であります。次の節8学校施設環境改善交付金及び、次の33ページ、節9はそれぞれ小・中学校における大規模改修工事に係る交付金であります。  続きまして、38、39ページをお願いします。府支出金であります。目2民生費府補助金、節3児童福祉費補助金の上から5番目、放課後児童健全育成事業、同ページ一番下の放課後児童クラブ開始届け出、次の40、41ページの受理等権限移譲交付金は、平成25年度から生涯学習課に事業移管された放課後児童クラブに係る補助金です。次に、44、45ページをお願いいたします。目8教育費府補助金では、45ページの節1教育総務費補助金では、学校・家庭・地域の連携による教育支援活動促進事業及び使える英語プロジェクト事業、次の節2小学校費補助金では、医療的ケア体制整備で、節4社会教育費補助金では、各小学校で実施している放課後子ども教室推進事業に係る補助金、節9総合相談事業交付金では、進路選択支援事業に係る交付金が主なものであります。次に、46ページ下段の目5教育費府委託金の節3教育総務費委託金は、人権教育研究推進事業に係る委託金であります。  次に、50、51ページをお願いいたします。寄附金であります。50ページ中段の目5教育費寄附金の51ページの節1指定寄附金は、教育事業に係る寄附金であります。次に、52ページ中段の目13教育文化基金繰入金の53ページの節1教育文化基金繰入金は、教育に係る住民生活に光をそそぐ交付金であります。  次に、54ページの項6雑入、目2雑入のうち、55ページ下段の節2独立行政法人日本スポーツ振興センターは、同センターへの掛金のうち保護者負担分であります。次に、61ページをお願いいたします。下段の節10雑入であります。主なものとしましては、幼稚園通園バス徴収金、学力向上ゼミ参加徴収金、次の63ページ中ほどの総合文化センター自主事業収入プール利用補助事業収入等であります。  次に74、75ページをお願いいたします。繰越金であります。75ページ中段の目1繰越金、節1前年度繰越金のうち、教育委員会所管のものは備考欄にあります学校通学路整備事業費であります。以上が歳入でございます。  続きまして、歳出の主なものについて御説明いたします。  156、157ページをお願いいたします。款3民生費、項4児童福祉費、目4児童福祉施設費における節8報償費の指定管理者選定審査会委員報償金、節13委託料の放課後児童クラブ指定管理料諸福小学校放課後児童クラブ設計委託料、節14使用料及び賃借料の灰塚小学校放課後児童クラブ増築箇所地代、節15工事請負費の諸福小学校放課後児童クラブのクラブ新設に係る3件の工事は今年度から事業移管された放課後児童クラブの運営管理と新設費に係る経費です。  236、237ページをお願いいたします。款9教育費、項1教育総務費、目1教育委員会総務費は事務管理経費のほか、239ページ上段の節8報償費の外国語の指導要員と適応指導教室指導員を初めとする学力向上のための各種事業に係る講師の報償金が主なものであります。また、241ページ中段、節13委託料では、ICT環境整備事業により小・中学校に配置した校務用及び教育用パソコンの保守業務や、ICT支援員の派遣のほか、小学校の環境整備業務、教育施設管理業務等に係る事業教務委託料が主なものであります。次の243ページ上段の節14使用料及び賃借料は、旧北条西小学校空調機器賃借料等であります。次の節15工事請負費及び節17公有財産購入費は、学校統合に係る通学路整備工事費、用地取得費であります。次の同ページ下段から次の245ページ節19負担金補助及び交付金は、各種協議会や団体等への負担金及び分担金補助金でございます。次の節22補償補填及び賠償金は、学校通学路整備に伴います物件移転補償費及び小学校の調停事件に係る解決金等であります。次の節25積立金は、教育文化基金の運用利子及び小・中学校の施設環境整備に係る積立金であります。  次の項2小学校費、目1学校管理費の節8報償費は、小学校の学校等に係る報償金が主なものであります。次に、247ページ、節11需用費は、小学校の消耗品購入費及び光熱水費等が主なものであります。次の中段、節13委託料は、小学校の施設の保守点検業務費及び警備業務委託料等が主なものであります。次に、249ページ上段の節14使用料及び賃借料は、小学校空調機器賃借料が主なものであります。次の節15工事請負費は、小学校のエレベーター防災対策工事や諸福小学校の防水工事及び体育館照明器具取りかえ工事と、住道北小学校、住道南小学校の便所改修工事及び深野小学校のプール工事等が主なものであります。次の節19負担金補助及び交付金は、独立行政法人日本スポーツ振興センターの掛金であります。次の目2教育振興費の主なものは251ページ、節20扶助費で、就学援助に係る費用であります。次の目3教育指導費では、251ページの節7賃金が支援学級に係る介助員の賃金であり、その下、節8報償費は、校内研修会や学校支援人材に係る講師謝礼等であります。下段、節14使用料及び賃借料は、教育用コンピューターシステム整備に係る費用が主なものであります。253ページ上段の節19負担金補助及び交付金は、各教科の教育研究会等に係る負担金等が主なものであります。次に、254、255ページをお願いします。254ページ上段の目5学校給食費の主なものは、255ページ中段の節13委託料で、小学校12校分の給食調理業務に係る委託料が主なものであります。  次に、項3中学校費の目1学校管理費の主なものとしましては、257ページ中段の節8報償費は、中学校の学校医報償金で、節13委託料は、警備業務及び施設の保守管理費等に係るものであります。同ページ下段の節14使用料及び賃借料は、中学校の普通教室等への空調機のリース料が主なものであります。259ページ上段、節15工事請負費は、繰り越し事業の中学校のエレベーター防災対策工事費と、諸福、北条中学校の便所改修に係る工事が主なものであります。次に、目2教育振興費ですが、主なものは節20扶助費で、就学援助に係る費用であります。次に、目3教育指導費についてですが、節8報償費では学習支援の講師謝礼等が主なもので、次の261ページ上段の節13委託料では、総合的教育力活性化事業事務の委託料及び教育情報システム運用支援保守業務が、節14使用料及び賃借料では、各中学校の学校図書館システム使用料及び教育用コンピューターシステム整備等に係るものが主なものであります。次に、262ページ、263ページをお願いします。262ページ中段の目4人権教育費は、263ページの中段にかけてのとおり人権教育推進に係る研修会の講師謝礼、人権教育研究協議会補助金のほか、事務管理経費等であります。次に、目8学校給食費についてですが、主なものは263ページ下段、節13委託料で、中学校給食に係る設計業務委託料と、大東中学校及び深野中学校に係る地質調査業務委託料であります。  次に264ページ、項4の幼稚園費です。目1幼稚園費ですが、主なものとしましては、次の265ページ下段の節13委託料の通園バス運行業務及び幼稚園施設等警備業務と、次の267ページ上段の節19負担金補助及び交付金の私立幼稚園児の保護者補助金及び幼稚園就園奨励費補助金等であります。次に、項5社会教育費、目1社会教育総務費の主なものは、267ページ下段の節8報償費、放課後子ども教室講師謝礼であります。目2青少年対策費の主なものは、次の269ページの節8報償費で、青少年指導員に係る謝礼が主なものであります。次に、270ページの目3こども会育成費は、節8報償費の子ども会育成事業に係る報償費及び節19負担金補助及び交付金の単位子ども会育成活動運営補助金が主なものであります。次の目5青少年教育センター費の主なものとしましては、271ページ下段から273ページ上段の節8報償費で、各種事業の講師謝礼、中段の節13委託料で、施設の保守管理委託等に係る費用であります。次に、272ページ下段の目6人権教育費であります。主なものとしましては、次の275ページ中段の節13委託料で、野崎・北条青少年教育センターにおける進路選択支援事業に係る委託料であります。次に、目7青少年野外活動センター費の主なものは、275ページ、節13委託料で、指定管理者への委託料であります。次に、下段の目8生涯学習ルーム「まなび北新」費、次の276ページ上段の目10生涯学習ルーム「まなび泉」費については、それぞれ277ページの節13委託料にあります運営業務の委託料及び諸経費であります。次に、目11図書館及び生涯学習ルーム「まなび南郷」費は、節13委託料の指定管理者への委託料が主なものであります。次の目12生涯学習センター費は、節13委託料で、青少年ルーム運営業務の委託料が主なものであります。続きまして、目13文化財保護費の主なものとしては、次の279ページの中段、節13委託料で、野崎南・寺川地区周辺案内施設等計画業務、平野屋新田会所跡の発掘調査報告書作成業務と整備基本構想策定業務等であります。また、目14総合文化センター費では、節13委託料にあります指定管理者への委託料や文化ホール自主事業委託料、次の節14使用料及び賃借料の文化ホール調光盤設備賃借料が主なものであります。次の280ページ上段、目15生涯学習センター及び文化情報センター費、次の目16歴史とスポーツふれあいセンター費、次の目17東部図書館費では、節13委託料にありますそれぞれの施設における指定管理者への委託料が主なものであります。  次に、項7保健体育費、目1保健体育総務費の主なものは、283ページ上段の節8報償費の各種スポーツ事業に係る報償金及び賞賜金等と、節13委託料の市民体育大会やスポーツ振興事務業務等に係る委託料であります。次に、284ページ、目2体育施設費の主なものは、285ページ中段、節13委託料の体育施設指定管理者への委託料であります。  以上が教育委員会事務局の所管分でございます。何とぞよろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○大束 委員長   次に、澤田生涯学習部長。 ◎澤田 生涯学習部長   おはようございます。認定第1号、平成24年度大東市一般会計歳入歳出決算のうち、生涯学習部人権啓発室所管事項について御説明を申し上げます。座らせていただいて説明させていただきます。  最初に、歳入から説明させていただきます。歳入総額は169万5,399円でございます。  それでは、事項別明細書の46、47ページをお開きください。47ページの一番上の段の人権啓発活動の委託金は、人権週間記念のつどい、憲法週間記念のつどいなど、人権啓発活動に係る府委託金でございます。次に、60、61ページをお開きください。61ページの中ほどよりやや下の諸収入、雑入(人権啓発)は、ヒロシマ親子記者事業平和バスツアーの参加負担金などでございます。その下の損害賠償金は、ヒューネット裁判結果に基づく請求により納入された損害賠償金でございます。  続きまして、歳出の御説明をさせていただきます。歳出総額は735万3,278円でございます。  それでは、主なものにつきまして御説明をさせていただきます。事項別明細の84、85ページをお開きください。総務費、総務管理費、一般管理費の節8報償費のうち、85ページ中段にございます人権パネル展協力謝礼から、同欄の下から4行目、人権週間街頭啓発に係る四條畷学園高等学校吹奏楽部謝礼までが当部所管でございます。続きまして、88、89ページをお開きください。89ページの上段の節13委託料のうち、備考欄3行目の憲法週間記念のつどい業務から、6行目の男女共同参画意識調査に係る業務まで、及びその下の節14使用料及び賃借料のうち、備考欄の中ほど、会場借り上げ料生涯学習部からヒロシマ親子記者事業までが当部所管でございます。次のページをお開きください。節19負担金補助及び交付金のうち主なものは、91ページの中ほど、財団法人人権教育啓発推進センター年会費から、下に4行目の第27回人権啓発研究集会参加負担金まで、及び次の93ページの上から7行目の大東地区人権擁護委員会補助金、その下の男女共同参画グループ活動補助金が主なものでございます。  以上でございます。何とぞよろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○大束 委員長   これより認定第1号に対する質疑を行います。  寺坂委員。 ◆寺坂 委員   おはようございます。よろしくお願いいたします。  初めに、昨日も市長にお聞きしましたけど、平成24年度という最初の予算の執行の分で教育委員会に関する分が、きょう審議の対象になるわけでございますが、いろいろと市長の思いとして教育改革も入れて臨んでいきたい分もあるんじゃないかなと思いますし、また、あったと思いますし、それはいろんな議題として残ってます教育委員会の改革とかいろんなシステムのあり方、また、指示系統のあり方とかそういうことも入れて、この1年間、逆にどういう自分の思いと現実とのギャップもあったと思いますので、その辺のちょっと総括的なものを聞かせていただけたらありがたいと思います。 ○大束 委員長   東坂市長。 ◎東坂 市長   おはようございます。教育というとらまえ方を、まず教育イコールまちづくりであると、そういう捉え方をいたしました。町をつくるための人材づくり、これが教育であると。その意味においては、公教育は地域からお子さんが通う場でありますので、また地域にその人材が戻っていく、その地域をつくる人材を養成するという意味で、教育が果たすまちづくりの要素というのは大変大きなものであるという捉え方です。それと、教育が学校に依存し過ぎている状況、これについても、教育の分担、適正な分担といいましょうか、地域や家庭が一体となって教育についてよりよいステージへ上がっていく、こんな牽引役としての学校の役割、こういったものも期待したところであります。  そんな中で、学校教育改革プログラムですとか教育フォーラムもございまして、まずは学校における授業、この授業が充実し興味深いものであること、これをなくしてさまざまなしつけも含めた教育がなされることはあり得ないということで、授業の充実、そして教育はあくまで人を育てるわけですが、育てる主体もこれまた人であるということで、教職員の皆さん方の授業力、人間力、こういったものについても向上を図っていくような教育環境、こういったものを押しなべて構築していきたいというところが私の教育に対する思いでございました。その結果として学力も向上してくるでしょうし、身体能力も向上し、体育の内容も向上してくるのかなというふうに思っております。  そのような中、なかなか進まない部分としっかり進んでいく部分は当然出てきておろうかと思います。これまでのさまざまな習慣を変えていくということは、教育に限らず多くの分野で困難をきわめます。そういう中では、私が申し上げましたような意識が教育の現場、また、この町内に浸透していくこと、このことなくして旧態依然としたシステムや習慣の変化というのは見えないというふうに思いますので、これはもう部長会や幹部会議を初め、教育委員各位との頻繁な意見交換、教育論を闘わすような場もしっかりとつくりながら、教育委員と市長との教育論の相違点、また同じ部分、こういったところも確認しながら相互理解を図って、健全なる独立性を図る、維持しながらしっかりと連携、協調を図る市長部局と教育委員会でありたいと、こんな形を平成24年度進めてきたわけでございます。その延長線上に本年度もございますし、さらなる延長、発展へとして平成26年度を目指す意味では、まずその第一歩が、私としては非常に満足のいく平成24年度、教育に関しては図れたかなと、このように考えております。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   ありがとうございました。同じ質問を教育長にさせていただきますけど、我々的には人口の流出とか大東市の学力の低下というんか、児童の低下とかというところが一つの要因になってマイナスイメージが強いんじゃないか、教育に関しては。特に小学校というんか、中学校に関してはもう他市とか私学に行くという、そういう風潮が相変わらずこの大東市の中に存在しているという、やっぱりこの辺は過去からの課題の中でやられてきたことだと僕は思っておりますから、それがこの1年間でどう改善されたか、ことを踏まえたちょっと先ほどの、同じような形で聞かせて。 ○大束 委員長   亀岡教育長。 ◎亀岡 教育長   おはようございます。今、市長のほうからいわゆるまちづくりの中の子供たち、次代を担う子供たちの人材育成、これは市長就任からずっと私どものほう課題にしながら推し進めてまいりました。今、委員おっしゃいました人口流出が教育にかかわるという、これが現実論とすれば、今、幾分かその調査等も分析もされておりますけども、そこに特化するとすれば大変残念なことであり、私どもがもっともっと教育に対して、市民に対してのアピールも含めて、そこの改革を推しはかっていく必要があるのかなと思ってます。  この間、私どもはそういった市長の命を受けまして、独立機関とはいえ、私自身は学校力の向上、少し市長も触れられましたけども、学校力の向上、そして強い管理職のリーダーシップのもと、各教職員の授業、あるいは学習、こういった授業力の向上なり図っていくこと、そして教育集団というものをつくって子供たちの豊かな学びのためにそういうところを推し進めていく必要があるのかなというふうに思っております。それと、私が取り組んでまいりました基本といたしましては、やはりまず組織づくり、そして組織で動く、あるいは人材、特に学校園においては若い職員、あるいはミドルリーダーの育成、このことについては事あるごとに言及、発信をしてまいりました。具体の施策につきましては、当然市長が就任されてからの私の就任でございまして、ロードマップにある、いわゆる教育改革アクションプランの策定から推進、あるいは中学校給食の実施、学校統合等を、これも教育委員会のみならず市長部局との連携、そして議会の皆様の御支援をいただきながら組織としての対応を進めてきたというふうに認識をしているところでございます。  今後におきましても、そういったスタンスは基本として変えずに組織との対応を推しはかりながら教育行政を進めてまいりたいというふうに考えております。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   我々も、さっきちょっと市長も述べられましたけど、まちづくりは人づくり、人づくりは教育からというこの理念を持っていろんな形で議会活動、または行政活動にも取り組まさせていただいているわけです。先般、この委員会で行政視察しました鹿児島県の市では、教育委員会の会議自体を市民に公開して会議をやってるという分がございました。うちの市はどうですか。 ○大束 委員長   亀岡教育長。 ◎亀岡 教育長   基本公開ということで、当然、開催の日時もオープンにしながらやっているわけでございますが、現実、私どもも就任させていただいてから市民が教育委員会議に傍聴に来られたという実績はございません。ただ、教育委員会議の議事録といいますか、これは会議録についてはホームページ等でアップをしながら、その内容について市民に知らしめてると、そういう状況でございます。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   節目節目ぐらいには、ちょっと大きな会議室、市民会館、下にあるんですから、一般の市民の人がなかなか教育長室で会議やられるときの傍聴に行くといっても、なかなか入りにくい部分もありますので、ちょっとフラットな部分もあってもいいかなという感じします。全てがそれであるべきだとは思いませんけどですね、よろしくお願いします。  あと給食とか、今回、各学校に行く機会がありました。そうですね、給食のこともありましたし。その中で一番感じたことは、生徒さんが挨拶をしてくれる学校としてくれない学校がある、です。これはやっぱり、おはようでありますとかこんにちはであるとか、さよならという、これ教育のまず第一歩に僕はなってくると思うんです。それをきちっとやられてる学校と、もう会うても何も言わない学校と、もちろん横に校長先生がいててですよという感じになりますけど、この辺のまず人間としての入り口論の教育というんですかね、ここはこれどう考えておるか。これは逆に齊藤学校教育部指導監のほうに聞きたいと思います。 ○大束 委員長   齊藤学校教育部指導監。 ◎齊藤 学校教育部指導監兼教育研究所長   今、委員おっしゃられました子供たちの挨拶ということに関してですけども、この件につきましては我々も課題を感じてるところとか、保護者の方とか地域の方からもそういう御意見をいただく、御指摘をいただくことありますので、校園長会等、または主任教頭会を通してこういうふうな声があるとか、指摘があるとかいうふうなことをお伝えをして、学校で具体的に子供たちへの指導、事あるごとの指導というふうなことをお願いをしたり指導したりしているところであります。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   議会も開会前に挨拶したりとかいろいろ市民憲章を読んだりとかっちゅうのは、全てまず議会が模範となってやろうじゃないかという形でさせていただいている分がございますので、教育の分野において、やはり市民の模範となるべきものがあって、保護者の方がいつ行っても子供さんが元気な声で、少々暴れてるかもしれんけど、元気な声で言ってくれるような学校というのはやっぱり印象もよくなると思いますし、イメージもアップすると思いますので、どうかまたいつか、いつかってそういったってあしたいってるかもしれないですけど、あした土曜日やからないですけど、そういうことのない形で、いい印象をもらえるように持たれるようにしてください。  それでは一つ一つちょっと予算、決算に関しましての分につきます。  成果説明の178ページですね、教育相談室ですけど、255万2,000円というのが報償金という形になってますけど、これは何人の方にどういう金額で報償金として渡されてるんですか。 ○大束 委員長 
     古庄教育政策室課長参事。 ◎古庄 教育政策室課長参事   教育相談につきましては、キッズプラザのほうで実施をしております月曜日から金曜日、午前中10時から午後の4時までです。月曜から金曜日、1人ずつ、退職の校長先生等が相談者として対応していただいております。金額につきましては、時間単価で1,500円でお願いして。               (「時間で」と呼ぶ者あり) ◎古庄 教育政策室課長参事   はい。1時間単価で1,500円でお願いをしていただいておるところです。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   それを、ここに、事業のスケジュールのとこに開設総日数215日とやってまして、これを平成24年度の実績の61日で61件で割りますと、3.52日です。てことは、3日と、要するに4日で1人しか相談が来てないという数字になるんですけど、意味がありますか。              (「何に対して」と呼ぶ者あり) ◆寺坂 委員   いやいやいや、これを開設してる意味がありますかって。 ○大束 委員長   古庄教育政策室課長参事。 ◎古庄 教育政策室課長参事   教育に係る、あるいは子育てに係る相談というものにつきましては、確かに件数でいきますと効率の部分では厳しいところもあるのかなとは思いますけれども、実際に相談に係ってきた事例で安心される保護者の方、また、その相談を受けて教育委員会の連携、あるいは当該校との連携のもとで保護者のほうの実際の御不安になられてることの改善等に資するものがありますので、これは必要かなと考えております。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   教育相談室は決して否定はしません。必要だと思っています。ただ、構えてて待ってて、来てくる人を何とかするっちゅう世界には僕はならないと思ってます。出向いていって、もっと当事者に会いに行くぐらいのこと、極端に言ったら学校からこういう人と子供がおるけど相談受けに行ってよというぐらいのことの出前相談みたいなことやってもええんとちゃいますか。そしたら年間たったの61件で、このために255万円もお金を使っててね、そして4日か5日に1回しか相談が来ないのはね、間はずっとお茶飲んでるってことでしょ。時間でいったらこれ10時から4時までおるんでしょ、この人は。何してんですか、これ。わかりますか。それやったら、僕は諸福児童センターにも相談室つくってくださいよって、閉めんとっていう話をしていた。どんどんどんどんね、これ何人いらっしゃるかわからないですけど、もっとそこをやってもええんとちゃいますかと思ってるんですよ。要するに、出向いていかないと相談なんてね、なかなかないですよ。いじめとか不登校の問題に関しても、そこまでならないと思うんです。そうするとこれ、費用対効果からいったら、やってる内容は決して悪くはないんですよ。費用対効果からいったらこれ、最悪の事業ですよ。わかりますか。事業というのは受ける授業と違いますけどね。どうですか、これ。いやいや、そら、担当から言ったら外してほしくないと思いますけど、この状態だったらもう言うけど、これ下には継続と書いてますけど、この状態での継続は僕ら認められません。何か工夫しなければですね。もっと単純にいったら、昔はどっかのある学校の4階の部屋に校長先生が集まって、朝から晩までお茶飲んでると批判を受けてた時代もありますから、それでいくとまだキッズプラザで形としてやってるんやったらいいけど、それやったらまだ市民会館とかね、何かもうちょっと人が集まる場所に行ったらどうですかと思うんですけど、どうですか、これ。効果が出せる事業にやれるんですか、これ。 ○大束 委員長   古庄教育政策室課長参事。 ◎古庄 教育政策室課長参事   教育相談につきましては、市民への周知という部分で御指摘をいただいてる分もあるかなと思っております。平成23年度は、チラシのほうを学期に1回ずつ、全公立小・中学校、児童生徒を通じて保護者のほうに配付をさせていただいておることに加えて、「笑顔大東っこ」、教育委員会の通信です。それと、及び大東市報のほうで広報に努めてまいりましたが、平成24年度はそれにつきまして、いじめ問題に関する教育相談のほうのプリントを別途作成をいたしまして、この教育相談を全体的に周知をさせていただいております。加えて、各校につきましては、各校のほうでの教育の相談ということでの相談窓口の周知についても各校で実施をするようなことも進めております。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   各校にこの、ここの指導する担当の方が出向いてるっちゅうことですか。 ○大束 委員長   古庄教育政策室課長参事。 ◎古庄 教育政策室課長参事   市民の皆様が子育て、あるいは教育の件について相談をいただく機関としてたくさんあるということが必要であるというのは認識しておりまして、この教育相談を周知するに加えまして、各校の教員のほうで割り当てをしてもらいまして教育相談、あるいは相談の窓口という形で保護者のほうに周知をさせていただいたという経緯でございます。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   特別支援教育の勉強をしに新潟か秋田でしたかね、行ったときに、教育相談室がありまして、5時になっちゃうとこの電話から担当の先生のとこに転送されるように、要するに24時間いつでも受けれるようにこういうシステムをして、自宅でそれはもちろん受けるんですよ、固定電話からですね、受ける、転送するというようなシステム。そういうところというのは逆に教育っちゅうのは秋田、新潟、青森というのは結構進んでる、やっぱりね、手厚くやってる。平日の昼間のこんな役所時間に誰が相談に来ると思いますか。思いません。いやいや、僕は原部原課の立場でやってて、こういうシステムが果たしていいのかということをやらないと、永遠と、多分校長先生OBが来てはると思いますやんけど、何なんだという、この何だの。で255万円、何のために使ってるんだということになってくると、無駄になりますよと。  先日、3日ぐらい前ですかね、京阪百貨店のところで行政相談という窓口やってました。職員のOBの人がやってまして、何人かお会いして、何してんのって話したら、いや、ここでこんなんやってね、やってますねんって。そんなにむちゃくちゃ多い数じゃないんですけど、それでも取り込みみたいな形で来てね、要するに全部が四、五人おりましたけど、職員、OBの方だったんですけど、それから行政相談と、出向いていってああいうところでね、やったらいいんですよ、教育相談。教育相談って深刻な人に聞かれたらあかん話と、いや、私はどこに、どうしたらいいでしょうかという簡単な誰に聞かれてもいい話いっぱいある。それやったらもっとフラットにしてみんなが教育相談、さっき言ったでしょ、何でこの大東市がその分がなるかというと、きちっとしたそういうケアがされてないという。要するにかゆいとこに手が届くような形の教育的な配慮がされてないっていうところに一番原因があるんじゃないか。せっかく校長先生のOBっていう一つのマンパワーがあるんでしたら、何でそれを活用できないのかね、逆に不思議でならないというね。要するに宝の持ち腐れになってるっちゅうことなんですよ。これは、ちょっと済みません、これ以上追求したらあしたから仕事来ないかもしれませんので、管理職のほうでちょっと答えてください。 ○大束 委員長   齊藤学校教育部指導監。 ◎齊藤 学校教育部指導監兼教育研究所長   委員の御指摘、十分理解できるところがありますので、次年度の今、予算要求等の内容も精査をしておりますので、今、御指摘いただいた内容も含めて、例えば週5日間来ていただいている方を例えば特定の期間はどこどこに出向きますとか、というふうなことも運用面での工夫を検討させていただきたいなというふうに思います。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   各学校に出前で行ってもいいと思いますし、もう出向いて行ったほうがいいと思いますねん。向こうから来るの待ってる時代じゃないですから。あと、ホットラインをいっぱいつくって、携帯持ってる時代ですから、何ぼでもいけるような形を取るとかね、何かそういう形をしっかりつくっていかないと、これ永遠と教育相談という業務を、事業やってますよとだけで対外的に効果がね、だから費用対効果っていう形でいったときに、申しわけないけど、これは継続するような内容じゃないし。ちょっとこの後10何個ぐらい質問せなあかんのに、ここだけで時間を費やしてしまったら、またきょうも夕方5時までになりそうな感じするという予告をしてるような感じですけど、教育のことですので、ちょっとあんまり市長に負担かけたらあかんと思いますので、市長もしゃべりたがってるんですけど、ここでいくとそこのあつれきができたらちょっとまずいなと思いますので、こっちのほうだけできょう抑えときますけど、ま、ちょっとあと一つずつ聞いてみますので、もう時間が来ましたので一旦終わります。 ○大束 委員長   ほかに発言はございませんか。  飛田委員。 ◆飛田 委員   同じページ、178ページ教育相談事業なんですけれども、このいじめ問題、あるいは不登校の問題、どの市にあってもおかしくないし、あると考えるべきだと言われていますけれども、これらがこの相談事業と直接改善がされたかどうかというのは見るのが難しいとは思いますけれども、こういった事業によってどのような効果を果たしているかというところ、下に説明の文章ありますけども、もう少し具体的に全体の推移といいますか、経年の変化がどのような形で今、大東市内では進んでいるのかということをちょっと教えてください。 ○大束 委員長   古庄教育政策室課長参事。 ◎古庄 教育政策室課長参事   まず、教育相談の前年度、平成24年度分のですが、内訳等を簡単に御説明をさせていただきたいと思います。  こちらのほうの分類してる中でいきますと、いじめ、長期欠席等の御相談が最も多く11件ずつです。それから、交友関係、友達関係が6件等に続いていっております。先ほども申しましたが、相談員のほうが電話、あるいは来所で、例えばいじめの問題につきまして相談に来られた、あるいはお電話があった場合、まず相談の内容をしっかり聞いてアドバイスをした上で、御本人のお名前、もしくはもし、例えば中学校の生徒でありましたら、中学校がどちらの中学校になるのかということをお聞きするようになっております。それで、お話しをいただける、あるいはいただけた場合につきましては、これはそうしたら教育委員会、あるいは学校のほうに連携をさせていただきますよと、その了解もいただいた上でこちらのほうで連携が入ってまいります。我々はそれを受けましたら、当該校のほうに返して、その対応のほう進めていっていただく。一定の状況の確認をした上で、その相談員の方にそれをフィードバックするというようなシステムで対応しております。以上です。 ○大束 委員長   飛田委員。 ◆飛田 委員   教育相談というのは幅広いと思うんですけども、いじめ、不登校に限らず今、問題になっているネット社会に児童生徒がかなり巻き込まれる、リスクの多い報告というの聞いてるんですけども、実際には警察主体でそういった携帯電話からインターネット、そういったものへのフィルタリングといいますか、かけ方とか、親に警察の側から周知や何かはある程度されてるとは思うんですけれども、ただ、実際に子を持つ親としては我が子に携帯を持たせるべきかどうか、あるいはガラケーと呼ばれてるようなものにするのかスマホ系にするのかとか、そういった部分で悩みや何かも、今後ますますふえてくると思うし、そういった機能が上がれば上がるほど僕たちの知識、親たちの知識、あるいは警察でさえも後から追いつく知識という部分がありますけれども、ただ、今持っているあらゆる知識を総動員して出会い系サイトへつないでしまったり、あるいは逆に掲示板とか神降臨とかいう形で子供たちがそこへ引っ張り出されるようなことがないようにというのも大きな問題だと思うんです。それを待つだけじゃなくて、この教育相談全体の事業の一つの柱として位置づけて、親たちにも啓蒙、発信していくということはできないですかね。 ○大束 委員長   古庄教育政策室課長参事。 ◎古庄 教育政策室課長参事   いわゆるネット社会におけるさまざまな児童生徒をめぐる問題、課題につきましては、本事業にかかわらずなんですけれども、当該校のほうで、例えばPTAの保護者対象の講演会を実施するに当たり、その部分の知識のたくさんある講師の方の紹介であったりとかいうことにつきまして、委員会のほうに相談が、事務局のほうに連絡がよくかかってまいります。事務局のほうとしましては、府教育委員会等も連携しながらですけれども、そういった専門の方の紹介をさせていただいたりするような形でもって取り組みを進めているところでございます。 ○大束 委員長   飛田委員。 ◆飛田 委員   いついつ何時どこそこでやるから来てくださいという、そういった活動も大いに奨励していただきたいと思いますけれども、こういういつでも親の、あるいは保護者の都合のいい時間帯に、この時間帯であれば相談に行けるとか、あるいは電話で対応してもらえる、あるいは紹介をしてもらえるという、そういう道もぜひともこの教育相談事業の中で拡大という形で残していただきたいと思います。とりわけそこの教育相談室におられる先生方や校長先生とかがね、そういった知識が乏しくても対応できるようにマニュアルみたいなもの、こういうものの専門的なところはここで確かめてもらったり来てもらうことができますよというようなことが紹介されていけば、より子供たちを守れるんじゃないかなと思います。そういうことは可能ですか。 ○大束 委員長   古庄教育政策室課長参事。 ◎古庄 教育政策室課長参事   ネット社会等の課題については、教育相談事業にかかわらず、確かに子供たちをめぐって大きな問題にはなってきておりますので、他の事業との連携も含めましてですが、そういったものへの対応につきましても検討してまいりたいと考えます。 ○大束 委員長   飛田委員。 ◆飛田 委員   ぜひよろしくお願いします。  それと学校の通学路、194ページに飛びますけれども、その整備事業ですね、これが平成24年度で80%、平成25年度で100%にすると。要するに、今、始まっているこの年度中に通学路の整備は完了するというふうに報告されているんですけれども、これはそのまま額面どおり受け取ってよろしいんでしょうか。 ○大束 委員長   今出学校管理課長。 ◎今出 学校管理課長   現在、繰り越し分、津の辺の周辺でございますが、用地交渉等させていただいております。順調に整備、交渉が進みましたら、今年度中に工事を完了させていきたいというふうに考えております。 ○大束 委員長   飛田委員。 ◆飛田 委員   昨年度末にも同じようなところでずうっと質問させてもらってまして、津の辺といっても公園側には信号設置の問題もありますし、もっと上流側には用地買収とかガードレールの設置とかね、そういう用地買収以後の工程も幾つか抱えている中で、本当にそれが可能なのかなって。とりわけ交通委員会との関係では、何か信号の設置について向こうから連絡とかあったんですか。 ○大束 委員長   今出学校管理課長。 ◎今出 学校管理課長   公安委員会といいますか四條畷警察からの連絡によりますと、津の辺公園側につきましては、もう準備がほぼ整っているということです。もう一つ、アカカベの交差点につきましては、先ほど申しましたように用地の交渉、それからたまりの工事、完了しませんと歩行者用の信号がつけられないということで伺っております。できるだけ早急に整備に向けて進めてまいりたいと考えております。 ○大束 委員長   飛田委員。 ◆飛田 委員   よろしくお願いします。ただ、その間、暫定的な処理として通学路を一部変えて今、実施されてますよね。そこでの問題、トラブルとか危険とか、そういったことはどうなんですか。あるんですか、ないんですか。 ○大束 委員長   今出学校管理課長。 ◎今出 学校管理課長   現在、公園側に信号がつくまでの間、渡りの部分にガードマンを2人設置しております。それから、振りかえてる川の南側、狭い部分につきましても離合の関係で1人ガードマンを設置しております。その関係から、特に危ない、危険だという声は聞いておりません。以上です。 ○大束 委員長   飛田委員。 ◆飛田 委員 
     ぜひとも100%目指して、安全確保していただきたいと思います。  次に、小学校の空調整備事業ですけれども、小学校の普通教室等に空調設備を調整するというところで決算報告がありますけれども、平成24年度100%というこの状態は普通教室全てプラスその等というところ、普通教室等の等の部分も含めて100%ということでいいんですか。 ○大束 委員長   今出学校管理課長。 ◎今出 学校管理課長   普通教室プラス校長室、職員室でございます。 ○大束 委員長   飛田委員。 ◆飛田 委員   先般、伺った話では、支援の教室や何かが子供がふえている関係で、本来2室使わなければいけないけれども、1つしかエアコンがついていないからというような問題があったんですけど、その辺はここには含まれていないということですか。 ○大束 委員長   道木学校管理課長補佐。 ◎道木 学校管理課長補佐兼上席主査   この小学校空調施設整備事業につきましては、平成20年に小学校の普通教室にリースでつけさせていただいた空調機に対してリース料を支払う事業という形で計上させていただいておりまして、昨年、支援教室に空調機を設置させていただいた事業につきましては、買い取り、工事請負費のほうで設置させていただいておりますので、このリース事業の中には入っておりません。以上です。 ○大束 委員長   飛田委員。 ◆飛田 委員   それでは、形態はリースでも買い取りでもいいんですけども、今、全支援学級にエアコンが整備されているのかどうかを教えてください。 ○大束 委員長   道木学校管理課長補佐。 ◎道木 学校管理課長補佐兼上席主査   昨年度、空調のほうを設置させていただいたときには、全支援教室に設置させていただいております。ただ、現状、全ての支援教室についておるというふうに理解しております。以上です。 ○大束 委員長   ほかに発言はございませんか。  飛田委員。 ◆飛田 委員   あと、どっちしとこうかな。208ページ、文化財保護整備事業ですね、そこのところでちょっと質問したいんですけれども、事業のスケジュール等は紹介されてますけれども、これに関連して決算に、以前からお願いをしている、水道の東部配水場横から堂山古墳へ上がっていく階段のところに案内板が必要じゃないかということでお願いもしてたし、前中田部長からもそれは予算化だけの問題だからしますよという話もあったんですけれども、その後それはどうなっていますか。 ○大束 委員長   南田生涯学習部総括次長。 ◎南田 生涯学習部総括次長兼生涯学習課長   それにつきましては以前質問がございまして、平成25年度事業というふうにお答えしたと思いますので。               (「ことし」と呼ぶ者あり) ◎南田 生涯学習部総括次長兼生涯学習課長   はい。今まだ着手はしておりませんけれども、年度内には完了する予定でございます。 ○大束 委員長   飛田委員。 ◆飛田 委員   平成24年度の、だから決算には入っていない、この次の100%にするという中に含まれてるというふうに理解したいと思います。ここは特に、野崎中川、蛍を育てるのはまだ努力されてる最中ですけれども、その上流部分に桜の広場があったり、あるいは水をくめるような場所があったり、とめやんダヌキの碑があったり、あるいは従軍慰安婦のそういった関係する塔があったり、さまざまな堂山古墳に行く以外でも重要なポイントになると思いますので、とめやんダヌキのイラストなんかもだいとうのええもんマップなんかで紹介されてますけども、そういうキャラクターやダイトン君などのキャラクターも生かした見やすい、わかりやすい案内板にしていただけたらというふうに思って質問を終わります。 ○大束 委員長   ほかに発言はございませんか。  川口委員。 ◆川口 委員   それでは、まず総体の教育費予算全般についてお尋ねをさせていただきます。事項別明細の236ページでよろしく。この教育費全般でこれをひもときますと、まず、これ順番に並べておりますんで、第一に、当初予算として33億5,300万円、補正後のいわゆる平成24年度の予算額としては48億2,900万円、それと、その中で支出済み額が40億2,400万円。ここに大きな差があるわけですけれども、その内容として翌年度の繰り越しが6億4,050万円、そして、不用額として1億6,400万円ということになっておるようです。これについて質問をしていくんですけれども、これを眺めてみますと、当初33億何がし、それで補正入れて48億何がし、それでなおかつ翌年度の繰り越しが6億4,050万円と、そして不用額が1億6,400万円。途中で約15億円の積み増しをしながら消化し切れてないということになるわけですけれども、これについて原課のほうはどう考えておられるか、まず第一に聞かせていただきたいと思います。 ○大束 委員長   予算について。  品川学校教育部総括次長。 ◎品川 学校教育部総括次長兼教育政策室長兼課長   教育費の全般についてですけれども、委員御指摘のとおり不用額と繰越額、これについては非常に大きなものが出ておるというふうに考えております。御指摘のとおり33億円の当初予算の後、補正を加えて48億円にしたにもかかわらず不用額、あるいは継続してる繰越額、これが出ているということについては予算の不適切な執行ということになる側面もあろうかというふうには考えておりますが、主な大きな繰り越しの要因としましては、小学校、中学校に係ります工事請負費、これが大きな繰り越しの要因となっております。これは当初、補正で予定をしていたにもかかわらず、ある一定の正当な理由に基づいて、年度内に執行ができないということによって繰越明許として額が上がった要因が大きなものであるというふうには考えております。そういう理由であるというふうには認識しております。 ○大束 委員長   川口委員。 ◆川口 委員   当然、この教育費全般の教育費の翌年度6億4,050万円というのは、我々としても既に決算としてではなしに予算の方面で同意をしておるから、どうのこうのではないんです。言いたいのは、いわゆる大きく補正を組みながらその年度に消化し切れてない部分について、それがどういう理由かと。私はやるんなら、補正ですから6月、9月があるわけですけども、その辺を鑑みながら考えてこの補正を組まんと、いわゆる一般会計としてのボリュームが上がり過ぎてくるんではないかなと。建設事業費は皆さんのおっしゃる予算の1割という上限があるわけですけども、最近1割にも満たずに30億円、33億円というところがうろついておるわけですから、これができないということは市民の不幸やと私は常に思ってます。だから、速やかにできるような方策を立てて予算組みをしていただかなければ、決算としては、これは認定ですのでどうのこうのではないんですけども、そういう組み方、いやいや、決算を見る限り予算をそういう組み方をせんと、先ほど言うた理由に市民の不幸が生じてくるということで、ひとつよろしくお願いしたいなと思います。  それと、この不用額、これ1億6,400万円ですけれども、これについては、先ほどの答弁では、理由はあるよ。当然、理由があるからこないなるわけですから。その理由が正当なもんであるというふうな言い方をされたんですけれども、我々から見れば、補正で15億円上乗せしておきながら、要らん金がいわゆる不用額として1億円、これはいろいろ工事の落札率の問題、いろいろあるとは思いますけれどもね。この辺もあわせて、今後、決算を見る限り予算をもうちょっと吟味していただいて、来年度に向けていっていただきたいという要望をさせていただいて、1点終わります。  それと、今回のこの決算委員会では関係ないと委員長が言われればしまいですけれども、教育文化基金、これもともとが1,396万何がしかであって、そこに一挙に6億8,600万円が積み上がって、今回平成24年度末で7億円の教育文化基金ということになったわけです。これも、当然我々も同意はしてますけれども、この辺の事情を、私が頭すぐ忘れますんで、再度この大きく積み増した理由と、今後どうされていこう、この基金をどう使っていかれるのか、教えていただきたいと思いました。 ○大束 委員長   品川学校教育部総括次長。 ◎品川 学校教育部総括次長兼教育政策室長兼課長   教育文化基金の経緯についてですけれども、この基金につきましては、教育分野におきます知の地域づくりとして、学校での支援を必要とする児童生徒への支援の自立を図るために支援学級の介助員、あるいは特別支援教育支援員の増員を行って国の地域活性化・住民生活に光をそそぐ交付金としまして平成23年度、24年度の2カ年におきまして1,393万2,000円を教育文化基金に積み立てたという経過がございます。この部分につきましては全て交付金で入ってきますので、これについては平成24年度末で終了という形にはなったんですが、この後、教育の整備費、各学校へのハード面の整備に係る費用を基金で運用しようということになりましたので、それが7億円、平成24年度の末で積み立てられた、繰り入れられたという経過でございます。 ○大束 委員長   川口委員。 ◆川口 委員   理由は私も詳細には存じませんけれども、そういう理由だと思います。えてして、大東市の基金っちゅうのは、例えば公共施設整備基金等々があるわけです。公共の住宅のほうの整備のもあります。それは、長年、もう長年と言うたらいいと思います。余り使われておらないということがあるわけですから、特にこの教育、皆さん重点的に教育を重視してると思いますんで、その辺は積みましたは、基金として置いとくんだけではなしに、その都度、必要に応じて使用していくという予算組みを、皆さんが予算組みするわけやないですけれども、皆さんの進言に、出すことによって政策推進部なり、市長全般のほうがそれに合わしていくわけですから、どんどんどんどんこうやああやという整備のために使うということで申し入れて、その都度言っていただければありがたいなと思います。  そして、それでは3点目ですけれども、事項別明細書の、事項別のやない、成果、190ページ、まなび舎のほうで質問をしていきます。  この大東・まなび舎事業と、その前のページにあります総合的教育力活性化事業、これが非常に私は今後、児童生徒のいわゆる生きていく力を育むためにも大事だと思っております。そのために、この内容を一応概要だけで、短くで結構ですので、説明だけをお願いします。2つあわせてお願いします。 ○大束 委員長   澤邊教育政策室課長参事。 ◎澤邊 教育政策室課長参事   まず、大東・まなび舎について御説明申し上げます。全中学校のほうで、平成24年度は実施しております。土曜日、あるいは平日の放課後に子供たちの学習する場の拡充を図るというのが目的で、学習支援アドバイザーを各校に配置しまして、平成24年度実績では8校合計で378回実施しております。延べ参加生徒ですけれども6,278人、1回当たり17人の参加があります。学校によって若干の差がありますけれども、まなび舎については以上のような状況です。  総合的教育力活性化事業ですけれども、これは各中学校区のほうに地域教育協議会というのが設置されておりますので、そちらのほうに委託という形で、府、国の補助事業、地域本部事業というのがあるんですけれども、そちらのほうも組み込みまして、各中学校区のほうで学校支援コーディネーターというのを上げていただきまして、そのコーディネーターで中学校区全体の教育力の活性化を中心になって上げていただくということで、各それぞれの中学校区で特色ある取り組み等が展開されています。なお、市単費では150万円の予算をつけていただいております。毎年、8中学校区のほうから計画書を上げていただいて、その計画書の内容に沿って予算を配分しておるところです。以上です。 ○大束 委員長   川口委員。 ◆川口 委員   まなび舎のほうで、学校の中でいわゆる補習授業といいますか、学力向上のための補習授業なりされて、そして教育力活性化のほうで外部の今の中学校校区のほうで頑張って、教育委員会とタイアップしながら頑張っていただいているんですけれども、この189ページのまだ、教育力活性化事業、もう時間もないんですけども、一番最後に説明というところがあるんですけれども、これが非常に僕は大事なことが書かれてるなと思ってます。それを読みますと、今後さらに中学校区単位の市民会議との連動を踏まえ、さらなる事業の充実を図ると。私は前にも一般質問で言ってます、終わりますけれども、次の質問にまた追加でさせてもらいます。申しわけない、ここで終わります、もう時間がないんで。 ○大束 委員長   御協力に感謝を申し上げます。  石川学校教育部長。 ◎石川 学校教育部長   済みません、失礼します。先ほどの御質問の、ちょっと繰越予算の中身について追加説明をさせていただきたいんですが、よろしいですか。 ○大束 委員長   いいですよ。 ◎石川 学校教育部長   実は、平成24年11月30日に国のほうで復興特別予算、一般会計予備費ですね、この件がございまして、当初25年度に予定しております泉、灰塚小学校のトイレ改修、並びに諸福、北条幼稚園の両幼稚園の改修工事、これを当初25年予定の分を前倒しで平成24年度事業という形で繰り越しという手続をしたために、この6億円という大きな額になった事情がございます。             (「追加説明ええがな」と呼ぶ者あり) ◎石川 学校教育部長   済みません。 ○大束 委員長   ほかに発言はございませんか。1回目でございます。  北村委員。 ◆北村 委員   2点ほどちょっと教えていただきたいんですけれども、180ページの不登校対策事業なんですけれども、事業の概要とかは、こう見てるとやってることとかよくわかるんですけども、この事業評価でこの成果指標の増加率いうのは、これどういう意味なのかちょっと教えていただきたいんですけれども。 ○大束 委員長   古庄教育政策室課長参事。 ◎古庄 教育政策室課長参事   長欠、不登校の人数につきましては、小学校段階から中学校1年生に進学した際に増加、かなりの数で増加してるという課題が、これは大東市だけではありませんが、全国的にございます。この学校サポーターにつきましては、中学校に配置をしておりますが、その中で、小中連携の観点から小学校の6年生のほうの児童についても対応の部分をというのが趣旨の中に入っておりまして、そういった意味で小学校から中学校で増加してますけども、その分の増加率ということを成果指標にさせていただいております。以上です。 ○大束 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   一応それでわかりました。  あと、この不登校の状況の児童生徒学校復帰に向けて支援するとなってるんですけど、これによって不登校の生徒が復帰したいう、そういう人数とかそういうのは出てくるんですかね。不登校やった子の人数、ここでも142人と出てるんですけども、そういう子供たちがこういう不登校の事業によって学校に行くようになったとかいう人数とかは出てきてるんですかね。 ○大束 委員長 
     古庄教育政策室課長参事。 ◎古庄 教育政策室課長参事   今、正確にこの人数が復帰できるようになりましたというのは持ち合わせておりません。ただ、具体的な事例という形で、直接個々の子供たちにかかわってるケースございます。例えば、適応指導教室にかかわっている子供さんのほうなんですけれども、適応指導教室のほうで日々通う中で、この情報交流会ということで学校のほうの先生方のほうも参加していただくというような状況がございますので、そちらのほうで連携つなぐ中で、学校のほうに少しずつ行くようになり、中学3年生ですけれども、平成24年度ですが無事に進路を迎え、現在、進学先の高校になりますけれども、そちらのほうで元気に通学してるというのを、卒業後ですけれども、戻ってきてくれて、この適応指導教室のほうに来てくれてそういうような報告をしてくれているようなケースもございます。 ○大束 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   ありがとうございました。  あと2点目の、204ページの子ども安全見守り事業なんですけど、これ事業の費用のほとんど消耗品で使われてるんですけど、この事業いうのはこの消耗品だけのことだけの、見守り隊の人に与えるだけのことなんですか。 ○大束 委員長   南田生涯学習部総括次長。 ◎南田 生涯学習部総括次長兼生涯学習課長   子ども安全見守り事業というのは、各地区のボランティアの皆さんが自主的に子供の見守りをしていただいてるということで、教育委員会としましては、そのときに必要な物品を、各校区8万円ぐらいの割合で物品を買って支給してると、そういう事業でございます。 ○大束 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   これはそしたら物品だけであって、あと、この情報交換とかそういった場所提供するとか、そういったものはここの事業の中には入ってないんですかね。 ○大束 委員長   南田生涯学習部総括次長。 ◎南田 生涯学習部総括次長兼生涯学習課長   実際の活動といいますのは、小学校を中心に先生方、校長先生とか教頭先生とボランティアの皆さんが情報交換しながらやっていっていただいてるという形が多うございます。情報につきましても、学校を通じて私たちへいただいてるというふうなことになってます。 ○大束 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   私もちょっと見守り隊はやってるんですけど、させてもらってるんですけども、この情報交換とか場所も与えていただきたいと、あと、よく言われるのが、見守り隊していて何か事故が遭ったときとかのそういった保険とか、誰に責任があるのとか、そういうこともよく言われるんですけども、そういったのは今後、考えていかないんですかね。 ○大束 委員長   南田生涯学習部総括次長。 ◎南田 生涯学習部総括次長兼生涯学習課長   この見守り隊事業につきましては7年、8年ぐらいたっておりまして、各地区からいろいろ、こう変えたらいいんじゃないかというお話がありますので、現在、改善策を検討して、各校区のほうにも意見を聞いている、回っているような状況でございます。 ○大束 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   ぜひ前向きに善処していただきたいと思います。以上です。 ○大束 委員長   ほかに発言はございませんか。  品川副委員長。 ○品川 副委員長   そしたら、済みません、この総合的教育力活性化事業を踏まえて2点ほど質問をさせていただきたいと思います。  私も川口委員同様にこのすこやかネットというか、地域教育協議会が今後の、地域というか中学校区もしくは、成果説明書の189ページのすこやかネットが、今後の中学校並びに小学校区の地域的な教育、そして文化、さまざまなものを支えていく基本になっていくと思うんですけれども、言ってみればですね、その次のページのまなび舎事業の、それを踏まえてまなび舎事業のことにちょっとついてお聞きしたいんですけれども、済みません、この報償金221万7,000円と出てるんですけれども、これは基本的に教員の方ができないところを補っているのか、もしくはもう完全にこういう形で大学生であったり、元教員の方にアドバイザーとして入っていただいてる事業なんでしょうか、教えてください。 ○大束 委員長   澤邊教育政策室課長参事。 ◎澤邊 教育政策室課長参事   まなび舎事業ですけれども、いろいろな立場の方が学習支援アドバイザーとしてやっていただいております。現役の大学生もいらっしゃいますし、退職された職員の方も教員の方もいらっしゃいます。また、地域にお住まいの方でお手伝いいただいている方もいらっしゃいます。昨年度の実績ですけれども、南郷中学校では2名、住道中学校では8名、四条中学校では5名、深野で4名、北条中で3名、谷川中で3名、諸福中で3名、大東中で5名の方が学習支援アドバイザーとしてやっていただいております。ただ、年間回数というのが決まっておりますので、多いところについては1人当たりの年間の来る回数が少し減るということになります。以上です。 ○大束 委員長   品川副委員長。 ○品川 副委員長   ということは教員の補習ではなくて完全にプラスアルファの要素としてやられてるということだと思うんですけれども、これちなみに先ほどのすこやかネットの話に戻るんですけど、すこやかネットでもされてる地域があると聞いておるんですけれども、この辺との何ていうんですかね、連携というか、すみ分けというのはどういうふうにされているんでしょうか。 ○大束 委員長   澤邊教育政策室課長参事。 ◎澤邊 教育政策室課長参事   すこやかネットのほうで、この学力の学習機会の拡充ということでは把握はしておりません。 ○大束 委員長   品川副委員長。 ○品川 副委員長   拡充というか、何ていうんですかね、場所は違えども補うというか、例えばこの学校単位で大学生だったりとか地域の方々に入っていただくというのを、ごめんなさい、質問をちょっと変えますけれども、すこやかネットとして入っていただくことができるんじゃないかなと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。すこやかネットの事業として入っていただければ、より地域と一緒に教育というか、その地域の教育として入っていくことができると思うんですけど、その辺の観点はいかがでしょうか。 ○大束 委員長   渡部学校教育部次長 ◎渡部 学校教育部次長兼教育政策室課長   すこやかネットのネットワーク自体の中に実は、先ほど課長参事のほうから説明をさせていただいたような国、府の事業であります学校支援地域本部事業という機能を持っていただいております。これが昨年度からなんですが、その学校支援地域本部事業の機能の中で学校、もともとの趣旨は学校の教育活動を支援するというそこに特化しているものでございますので、その機能をより充実をしていただいて子供たちの学校教育の補いといいますか、プラスアルファであるというところを担っていただくということは可能性としては持っている部分でございます。 ○大束 委員長   品川副委員長。 ○品川 副委員長   つまり大学生とか元教員は別としまして、そういう形で補えるところと言ったらおかしいですけれども、学校がやっぱり主としてやられている、そこにすこやかネットというか、地域で教育を支えていただいてる方々に連携して、もう学校単位の学力を向上というもちろんそれもあるとは思うんですけれども、地域で学力のみならず、文化だったり伝統だったりも含めて向上していけるような形に一緒に取り組んでいただければなと思っています。  もう1点が、今度すいません、212ページと213ページ、ちょっと9月の一般質問の忘れ物的なことになるんですけれども、市民体育大会委託事業とスポーツ団体育成事業というのがあるんですけれども、これどちらも多分体協さんにお願いしてるところが大きいと思うんですけれども、9月でもちょっと質問させていただきましたけれども、これ体協加盟されていないスポーツに対しての振興というか発展に関してはどのように考えておられますでしょうか。 ○大束 委員長   前田スポーツ振興課長。 ◎前田 スポーツ振興課長   今現在、スポーツ体育協会に加盟されていない団体等さんにつきましては、一応募集とか歩み寄りはかけております。ただ、各団体さんによりましてそういう協会等に拒否されるところもございます。以上でございます。 ○大束 委員長   品川副委員長。 ○品川 副委員長   ここに書いてある18団体ですか。子供たちのスポーツを考えてやるときに、この体協加盟の18団体プラススポ少だったりとか、こども会が中心になるとは思うんですけれども、スポ少の加盟団体を見てもやはり野球が中心ですね。サッカーが1チームと空手が1チームの加盟にとどまっていますし、こども会においてもさまざまやられている中で、ドッジボールだったりソフトボールだったり、マラソンという形でちょっと限られてしまいます。やはり子供たちがスポーツに触れる機会というか、そういうのをふやしていくべきだと思いますし、これが行政の仕事の一つだと思います。  ちょっと話は変わりますけれども、国として総合型地域スポーツクラブというものを発展させて、それを地域のスポーツ発展に、もしくは子供たちのスポーツの交流にという形で進めておられます。これ過去に大東市も結構な形で、書類を読んでいると名前が出てきて、こことの連携というものを結構文面でも出ておるんですけれども、この辺の連携というか、その辺はどのようにされていっておられるんですか、現在。 ○大束 委員長   前田スポーツ振興課長。 ◎前田 スポーツ振興課長   今現在、産業大学、フィットネスのところで地域スポーツ教室という形でやっております。月1回、一応懇談会というか、催し等の説明とかはございます。 ○大束 委員長   品川副委員長。 ○品川 副委員長   国がこれを設営するというか進めてきた背景には、欧米ではなくて欧州型のクラブとしてスポーツクラブがあり、そこにさまざまなスポーツのさまざまなレベルの、そしてさまざまな年齢の層に分かれたクラブを、クラブというかチームをつくっていく。そしてそれによってレベルが高い人から、年齢が高い人から若い人までさまざまな形、方々が交流できてスポーツを楽しむことができる、そしてスポーツに触れ合うことができるというのを目的としたものです。ただ、今の話を聞いてると、なかなか大東市というか、日本になじみがないのかなあというのが正直な感想です。そこで大東市に今、先ほども出ましたすこやかネットを通じて、子供たちもしくは中学校単位でいろんなスポーツを進められてる、ボランティアで進められてる地域があると聞いておるんですけれども、そういうところと連携してもっと子供たちにスポーツを進めることができないかと思うんですけれども、これはいかがでしょうか。 ○大束 委員長   連携した、振興できないかという。 ○品川 副委員長   すこやかネットに対して、すこやかネットを通じてそういうことができないでしょうか。 ○大束 委員長   これはどちらへ。  澤邊教育政策室課長参事。 ◎澤邊 教育政策室課長参事   すこやかネットですけれども、昨年度の活動で8中学校ともスポーツ活動については実際にやられています。ただ、委員がおっしゃられるのがどこまで活発化しなければならないのかということがありますけれども、例えば四条中学校ではソフトボールとかカローリング、南郷中学校でもスポーツとかいろんなスポーツ活動をされていますので、そのあたりにつきましてまたすこやかネットの会議がございますので、そのような話が出ておりますということは申し伝えていきたいと思います。 ○大束 委員長   品川副委員長。 ○品川 副委員長   ぜひとも、特に具体例を挙げるべきかどうかわかりませんけれども、南郷中学校区では全国大会に行くチームもありますし、また中学校にクラブというか、小学校しかありませんけれどもドッジボールのチームがあったりとか、学校のクラブとは別にサッカーだったりさまざまなチームがあって、サッカーはたしか多いときには100人ぐらい来るというふうなことも聞いております。やはりそういう形で交流ももちろんですけれども、スポーツに小さい時分から触れ合うことでそれこそスポーツ教育の礎にもなると思いますし、なかなか教育という面で教育委員会が出しにくいというのであれば、その側面としてスポーツ振興課なりが、すこやかネットという言い方をすればちょっと間違いなのかもしれませんけど、各地域と連携して、お金出すかどうかは別として、連携をスポーツ推進を進めていくことができるのではないかと思うんですけれども、こういう手法はいかがでしょうか。 ○大束 委員長   南田生涯学習部総括次長。 ◎南田 生涯学習部総括次長兼生涯学習課長   実は委員の一般質問があってから、部内でいろいろちょっと検討しておりまして、現在の枠組みの中でどういう形で活動されているか、施設はどういうふうにあいているか、それをちょっといろいろ検討しながら、どういうふうな児童に対するスポーツ支援ができるかというのを今けんけんがくがくやっとる途中でございますので、ちょっと結論のほうはもうしばらくお待ちいただきたいというふうに考えてます。 ○大束 委員長   品川副委員長。 ○品川 副委員長 
     ぜひとも予算を有効に使うという意味も含めて、地域の活力を生かせるところはしっかりと生かしていただいて、教育だからこっちはこっちだからというのではなくて、使えるもんというか、せっかく頑張ってらっしゃる方々がいらっしゃるわけですから、それを極力いい形でできるように要望をして終わらせていただきます。 ○大束 委員長   ほかに発言ございませんか。  では、2巡目に移りたいと思います。ほかに発言はございませんか。               (「2回目か」と呼ぶ者あり) ○大束 委員長   はい、そうです。  川口委員。 ◆川口 委員   今の品川委員の質問も関連しているんですけれども、私のほうは今の市民会議をどう、まあ悪く言えば利用して、そして大東市の学力テストのときの生活習慣と意識調査の中にある補習、復習そして塾通い等々について、まだ教育委員会今やってる、もう出てるかもわかりませんけれども、クロスしながら考えた場合に、やはり学校においてはここに書かれてますまなび舎事業、そして地域においては先ほどのすこやかネットとともに市民会議、これは参加されてる方は大きく重複してると私は理解してますんだけども、そういう中にあってこれのいわゆるバックアップ、市民会議のほうのバックアップを受けながら各地域で学力向上、そして先ほど意識調査の予習、復習、そして塾に通ってない、いわゆる私自身は保護者の所得により学力格差は絶対つくらせてはいけないという気持ちがありますんで、それをどう補充といいますか、その児童生徒にどう、先ほど言う予習、復習の機会を与える、塾に行けない方々に予習、復習の機会を与える、そしてそれによって生活習慣、まあ早寝早起き朝御飯ですか、そういうところでそれにはやはり市民会議単独では、単独といいますか、教育単独ではできませんので、すこやかネット、先ほど国の補助によって去年からちょっと拡大してるという言い方がありましたように、それをさらに拡大する意味で市民会議の協力を得ていくと。具体的に言えば地域でそういう場所を設けながら、生涯学習の言葉やないけども、いつでもどこでも誰でもが参加できるようなそういう塾ではないですけども、地域塾の発展をするべきだと私は思ってます。  この予算書に基づいて質問するわけですけれども、ここに説明のところに書いてますように、先ほど言いかけたんですけれども、さらに中学校区単位の市民会議等、連動を踏まえさらなる事業の充実を図ると。具体的にこの言葉どおり受け取れば、平成25年に向けて教育委員会はこの活性化事業を市民会議と連動を踏まえやから、連動させてるはずですから、それらについてどう取り組んでおるのか、この決算書に基づいて前進させてるのか、それをお答え願いたいと思います。 ○大束 委員長   澤邊教育政策室課長参事。 ◎澤邊 教育政策室課長参事   本年度から立ち上がっております市民会議との連動なんですけれども、まず各中学校区で市民会議が実施される前に、役所の担当職員が3名ずついらっしゃるとは思うんですけれども、教育委員会の私のほうに総合的教育力活性化事業でどのような形で今までやられていますかというのを聞きに来られています。その際にですけれども、すこやかネットの計画書というのを毎年上げていただいておりますので、その計画書でこのような内容を1年間されていますと。例えば谷川中学校区でしたら、すこやかネットのメンバーに入っておられる方が、先ほど委員の御質問がありましたように、土曜日のまなび舎にも教えに来ていただいてると、並行して毎日校門の前に立って挨拶運動等もしていただいてるという実態があります。こういう先進的というか、効果的な事業をすこやかネットの全体会議で周知していって各中学校区に広めていきたいなと、今のところはそのような段階です。 ○大束 委員長   川口委員。 ◆川口 委員   広めていきたいなあでは言葉の、言い方が悪いかもわからん、あやとして聞かせてもらうわけやけども、具体的にそれを進めていただかなければ、先ほど言うような形にはならないと思います。  先ほどのまなび舎のほうで、学校でそういう補充学習なり予習、予習はやってない、予習、復習はやってんのかね、やってないと思うんだけど、それをあわせてやって、地域は地域で、先ほど言いました私の学習塾でない地域塾を、それは所得格差による教育格差をなくすという意味合いで地域塾を開設すると。それが具体的に言えば、各地域の公民館なり今やられてる老人福祉センター施設なりがあるわけですけれども、それをバックアップしていくのがやはり非常に力、ウエート、仕事量がふえるかもわかりませんけれども、すこやかネットと市民会議、地元とはドッキングをさせて、その部分で出して、そういうことで各地域の地区地区の、地域地域の子供の、児童生徒の学力を伸ばす方向もしくは健全育成、そして予習、復習をすることによって、逆に先ほどの市長の話と僕は逆のことを言うんですけれども、こういうことをすることによって授業に集中していけるように僕はなっていくと思ってます。学校の先生だけがきっちりするんじゃなしに、児童生徒の生活態度もきっちりすることによって前へ進む、全体があわせ持って全体の授業が前へ進むと、学校教育としての授業が進むということに思いますんで、ひとつよろしくお願いしたいと思います。ちょっと過ぎまして、済みません。 ○大束 委員長   ほかに発言はございませんか。  寺坂委員。 ◆寺坂 委員   そしたら180ページの不登校対策事業で、報償金が1,139万円支払われております。誰に幾ら払われているのかという、関連しますので、エンパワーメントの研修事業の72万8,000円も同じようにこの報償金が誰に幾ら払われてるのかお答えください。 ○大束 委員長   古庄教育政策室課長参事。 ◎古庄 教育政策室課長参事   失礼します。不登校対策事業は事業の概要にも示させていただいておりますように、各中学校区に学校サポーターを配置しておりますので、この学校サポーターへの報償金、加えまして市の適応指導教室「ボイス」がございますので、こちらの指導員への報償費等が主になっております。  それからエンパワーメント研修事業といいますのは、各校のほうにエンパワーメントの手法による授業実践あるいは生活、教育活動の実践をしていくために講師の先生としてこの分野のエキスパートであられますちょんせいこ先生のほうに一括して報償金として支払われております。以上です。 ◆寺坂 委員   サポーターはだから何人いてて、だから何ぼを払う、1人当たりとかね、そういう具体的な数字を。 ○大束 委員長   そのままで結構ですか。 ◎古庄 教育政策室課長参事   平成24年度の学校サポーターは20名、市全域として20名です。報償費のほうは単価1時間当たり800円ということで、1回当たり8時間の計算になっております。適応指導教室のほうも。 ◆寺坂 委員   「ボイス」。 ◎古庄 教育政策室課長参事   「ボイス」はい。「ボイス」のほうの指導員は平成24年度当初の登録者が10名です。単価としては1時間1,500円で、4時間分で1日という形になっております。以上です。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   さっき教育相談聞きましたけど、いじめ等々不登校というのもちょっと関連するから同じような形で聞いてますけど、例えば不登校の実質は平成24年の分が、平成23年から平成24年が3.3倍という形で増加率がふえてますし、このエンパワーメントの分でもいじめの発生事件数が、平成23年が12件やったのに平成24年は51件という形でふえてます。この現状ということについてはどう認識されてますか。 ○大束 委員長   古庄教育政策室課長参事。 ◎古庄 教育政策室課長参事   実際に不登校になってる子供たちの数が平成24年度、残念ながら平成23年度比に比べまして、これまでずっと減少しておったんですが増加、若干ですが増加に転じております。そちらのほうの説明にもありますように、長欠、不登校児童生徒の状況がかなり複雑化してきているというような現状がある中で対応しておるんですけれども、残念ながら数がふえてしまっているというような現状です。  それからエンパワーメントのいじめの件数の増加になりますけれども、こちらにつきましてはいわゆる昨年度中心になりましたいじめの報道等もありましたが、職員等も含めてですけれども、よりアンテナを高くする中でいじめの早期発見がふえてる中での件数の増です。例年教育委員会のほうがいじめのアンケートのほうを2学期に実施しておりますが、この平成24年度のアンケートの状況を分析をいたしますと、決していじめられてる、あるいはいじめがあったという数がふえてるということではないんですが、これまでいじめとして認知はしてなかったような対応についても、全部いじめとしての認知をさらに深めた結果であるというふうに認識しております。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   例えばこのエンパワーメントの分で事業の成果のとこの一番下のところに、教職員の技量が高まり各校の実績につながったという、こういう評価をされてますけど、12人が51人にふえたというのは、これは実績になったということで評価していいんですか。 ○大束 委員長   古庄教育政策室課長参事。 ◎古庄 教育政策室課長参事   例えばですが、エンパワーメントの事業につきましてですが、先ほども申しましたようにいじめのアンケートの中に、いじめを見たことがある、クラスの中で見たことがある、今年度中ですが、当該年度中に見たことがある、それをしたときにどのような行動をとりましたかというような追加の質問がございます。そちらのほうの分析をさせていただきますと、とめたあるいは注意をしたといった部分、つまり横のつながりの部分ですが、こちらのほうは増加をしておりますので、そういった意味ではこのエンパワーメントの事業、子供たちをつなげていくという事業は効果が上がっていると考えております。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   先ほどちょっと教育の話をしましたけど、我々は人は人でしか教育できないと思ってますので、そういう面でいくと大事なポジションですから、あえてうるさくしつこく聞くという形なんです。  10月4日に合同委員会報告会で出されましたこの平成24年度事業実績の評価のところで、実はABCでずっと教育委員会の評価をさせてまして、その中でこのいじめ、長欠、不登校、いじめ対策推進というのは有効性がBで残りは全部Cなんです。実際AからEまでありまして、このDとEちゅうのは一つもありませんから、Cが大東市の中で最下位の評価になって、そのところに全部Cというのはもうほとんどここだけなんですね。これはどう我々はとったらいいんですかね。これちょっと、現場で頑張ってる人はいいですから、もう全然聞いても、逆に教育長とか指導官がこの評価をどうとってるのか。皆さんが自分で自己判断してCというランクをつけたんですけど、どうなんですか。 ○大束 委員長   亀岡教育長。 ◎亀岡 教育長   教育の評価の分につきましては専門の先生方お二人にも見ていただきながら、あるいは教育委員会議にも提示しながら、議会のほうに最後にお示しをしたわけです。今御指摘の途上ででのその評価については、いろいろな視点、見方がありまして、比較的例えばいじめの関係からいきますと、ここにも報告が出てますように件数であったり、そういった掘り下げた内容も含めて御判断をいただいております。ただ、現場の、直接、例えばいじめの、先ほど課長参事が申し上げたアンケートの中身を全て評価の中に、委員さん等にお示ししてるわけではございません。そういった意味での、少し表面的な判断と現実対応してる教職員とのギャップではないんですけども、認識の差がずれとは言いませんけども、認識の差があるのかなと。それがいじめにかかわらず、そういった事細かな現場の状況の資料を整えて、全てにわたって事細かに出すというところには今現在至っておりませんので、それが問題とすればやはり問題かなというふうには認識しておりますけども、そういったところのずれが一定生じてるのかなというふうに思っております。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   この中で学校力の向上のための支援人材の活用というのがありまして、ここが総合評価でAで外部評価もAになってますんですよ。確かにこう見ますと、いろんなマンパワーという形で地域の人材を活用した事業をやられてるっちゅうのがこの中で出てきてるという。そういう面でいくと、学校サポーターとかスクールカウンセラーとか、こういう人たちが不登校の問題、いじめの問題に対してどこまでほんならやってるのかということが逆に今度は見えてきてない、我々にですよ。ということは、逆に言うとこの皆さんがつくったみずからの評価の中でもCランクになってしまってんじゃないかというね、僕はここの一つの大きな課題になってんじゃないか。同じものの中で、地域の中で例えばこま回しを教えるとかそういう人たちの部分の人材を上手に使った放課後の授業とか、そういう形のものがAランクでしょ、ね、評価されてて、結局この不登校の問題、いじめの問題がCランクになってきてるっちゅうのは、皆さん自身もそうやって評価してるし、外部の人も評価してるということになってくると、やっぱり手を打ってないわけでもないです。だからすいません、古庄教育政策室課長参事をいじめているわけでも何でもないんですけど、そういう面でいくと、もっといくとほんなら学校サポーターのこの派遣されてる方20名はどんな仕事をしてるんですかとかね。我々は全ての小・中学校にスクールカウンセラーを配置すべきだという主張をしてるんですけど、現実そこまでいってないという。でも、そこの落ち度の部分をカバーしていかないと、これは延々と、さっき言った少なくともこれに1,000万円、片方にまあ講師代かもしれませんけど、それで教師の研修をしてて成果が出てこない、効果が出てこない、いつまでたっても数が減らないというんですかね、不登校の数もいじめも減らないという。要するにいつも言う費用対効果という形のことを、数字で言うわけにはいかないですけど、人ですから相手は。でもやっぱりそれは具体的に出してこないと、きょうあすこれ始めたわけでも何でも僕はないと思ってますんで。それが出てこないっちゅうのはどこに原因があるかということをもっと教育委員会は真剣に考えないと、市民から信頼される教育委員会にならないと思いますけど、どうでしょうか。反問権を使っていただいてもいいです。 ○大束 委員長   亀岡教育長。 ◎亀岡 教育長   正直、御指摘のとおりかなというふうに思っております。実際その現場でのそれぞれの事業の対応については、それぞれがやはり一生懸命100%目指して頑張っていただいてるという認識をしております。ただ、それが今結果としていろいろな報告書でかみ合ってない部分等がございます。そこらも私たちのほうで分析をしながら、先ほど来から委員がおっしゃっていただいてるいわゆる税金の効率的な使い道、それがひいては子供たちへの教育の充実につながっていく、ここの視点をしっかりともう一度いわゆる意識をし直して、各事業の取り組みに生かしていきたいというふうに思っております。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   だからいじめであり不登校でありって、それを解決するための教育相談とかという、これは3つを連動させてちょっとあえてしつこく聞いてる分ですけど、決してこれは全然関係ない話じゃないと思いますから、さっきちょっと品川委員も言いましたけど、全然部署の違うとことのネットワークも絶対要ると思いますし、地域の自治会とかそういうとこもやって、もっとそういう不良的なことを見詰めるというんか、こういうことも大事になってくると思いますのでしっかり取り組んでください。 ○大束 委員長   暫時休憩いたします。              ( 午前11時53分 休憩 )              ( 午後 0時59分 再開 ) ○大束 委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。  ほかに発言はございませんか。  飛田委員。 ◆飛田 委員   幼稚園2つとも、諸福、北条と大規模な改修工事をしていただいて、先ほどもその報告があったとこですけども、その工事業者の選定というのはどのように行われてるんですか。 ○大束 委員長   今出学校管理課長。 ◎今出 学校管理課長   入札によって決定されます。 ◆飛田 委員   一般競争。 ◎今出 学校管理課長   はい。 ○大束 委員長   飛田委員。 ◆飛田 委員   それらを決定するときに審査はされてるんだろうと思うんですけども、例えば北条幼稚園なんかの場合に設計図面と実際の施工、工事が違っていて、例えば子供たちが出入りするアルミサッシのドアに、子供が操作できない高さに幼稚園や保育所では別のかんぬきや何かをつけたりするわけですけども、そういったドアが全くそのことが意図されないように改修されていたりとか、あるいはお手洗いの水道、そういった配置が違っていたりとかいうことで、現場の判断で随時それは結果としては変えてもらってるんですけども、入札業者の選定のときにそういったことというのは、何か防ぐ手段というか手だてはないんですかね。
    ○大束 委員長   今出学校管理課長。 ◎今出 学校管理課長   原則的に発注のときに設計図面を当然作成しておりまして、その図面に反映されていないものにつきましては、業者さんはそのままそれで積算をして入札に参加されます。これは設計当初の問題にもなってくると思うんですけれども、幼稚園と、あるいは小学校も含めてですけど、改修の折りにはできるだけ密に連携をとって、ここはこうしようという話をしながら設計してるんですけれども、どうしても漏れてる部分がございます。そういう部分につきましては、業者さんが決まって現場へ入ってから、もう一度幼稚園、小学校現場サイドと話をしながら、変えられるところ変更できるとこは変更していってるというところでございます。 ○大束 委員長   飛田委員。 ◆飛田 委員   簡単にドアなんかの場合は金属ドリルで穴をあけてかんぬきはつけてたり、簡単だとは思うんですけども、水道なんかになりますと配管工事というのを基礎立ち上げ時にもう既にしておかないと、後からというとまた大変なお金も手間もかかりますんで、ぜひともそこの辺のあれはよろしくお願いしたいと思います。  もう一つの問題は、過日北条幼稚園でも運動会が行われましたけれども、そのときにさすがにたくさんの観客、そして実際に園児の演技場所、来賓のテントスペース等でもうぎっしりの中、それはまあ予想どおりなんですけども、当初の話ではプールについては埋め立てて簡易移動式のプールを現在の中庭のほうに設置することで広く使えるようになるというふうに期待しておられる方があったんですが、実際には当日まだプールの改修工事がされてなかったというところでちょっと心配の声が上がってますけれども、その辺はこの平成24年度決算にはどう反映しているのかいないのかも含めてお答えください。 ○大束 委員長   今出学校管理課長。 ◎今出 学校管理課長   平成24年度につきましては設計のみになっております。実際工事をやってるのは平成25年度ですけれども、北条幼稚園のプールにつきましては委員おっしゃるように運動会の際にプールの上にふたをかけて観客席で使ってるという事実がございます。決して、危ない、安全ではないというふうに認識しておりますので、できる限りプールを移動式のものに変更していく方向で検討してまいりたいと思っております。 ○大束 委員長   飛田委員。 ◆飛田 委員   それから変更ということで小学校の門扉などでもせんぞ言わせてもらっていますけれども、オートロックがかかるようになってから特に自動で完全に門柱におさまり切らないとがちゃっとかからない、こういう特徴があるからだとは思うんですけれども、普通のドアがこう開いた状態から閉まるときにゆっくりがちゃっといけば済むのに対して、多くの小学校やなんかでも既に、中学校もですね、がちゃあんと勢いよくぶつかるようにしてとまらないといけないような速度でドアの開閉が行われてます。北条幼稚園の入り口、階段上がってすぐのところのオートロックの門についても、かなりな勢いと鉄扉ですから物すごい重さですね、でがちゃあんと来ます。受けに出されている、門柱についている鉄の板なんかがその反撃でがあんと曲がってしまっているくらいになってますので、そういった調整が可能であれば調整をしていただく、そうでなければ、そこも含めて安全対策としてさらに、何て言うかな、工事をしていただけたらというふうに思いますけど、その辺どうでしょうか。 ○大束 委員長   今出学校管理課長。 ◎今出 学校管理課長   門扉の形状によって調整可能な物と恐らくそうでない物とがあると思います。まず、御利用される方が大事に、危なくないようにしていただけるのが一番かなと思います。それぞれ各校園の門扉につきましてはもう一度確認させていただいて、対応できる物があれば対応させていただきたいと思います。 ○大束 委員長   飛田委員。 ◆飛田 委員   あと小学校、中学校の大規模改修ですけれども、今回の大規模改修の目的といいますかその種類は、中学校ですけれども、武道が必修になってそれでいろいろお金のかからない方向で何か武道選択がされているみたいですけど、そういったことに伴うというかな、剣道から柔道に変わって床面がとか、そういう改修や何かは実際にあったのかないのかその辺をちょっと教えてもらえますか。 ○大束 委員長   今出学校管理課長。 ◎今出 学校管理課長   体育館につきましては、既に大規模改修が終わっているところとまだ終わってないとこがございます。平成24年度、非構造部材ですとかそういうあたりの調査をさせていただきました。今後につきましては、耐震は終わっておりますけれども、老朽関係はまだ終わってない学校がたくさんございますので、そのあたりも含めまして床材ですとか外壁、それから照明のあたりを改修してまいりたいと考えております。 ○大束 委員長   飛田委員。 ◆飛田 委員   武道の必修化との関係は特にはないんですか。 ○大束 委員長   今出学校管理課長。 ◎今出 学校管理課長   改修と武道の必修化の関係はございません。 ○大束 委員長   飛田委員。 ◆飛田 委員   あと、あ、もう時間がないか。最後に放課後児童クラブの利用状況ですね。もう定員があふれてるというようなところが出てきてると思うんですけども、そういった利用状況について、後日で結構ですのでちょっとまた資料をいただけますかね。以上です。 ○大束 委員長   放課後児童クラブのは。 ◎今出 学校管理課長   わかりました。 ○大束 委員長   いけますか。後で資料をお願いします。  ほかに発言はございませんか。  寺坂委員。 ◆寺坂 委員   特別支援教育の今の各学校とか、要するに登録されてる、登録ちゅうんか、掌握されている方の人数ちゅうのはどのように推移していますか。 ○大束 委員長   澤邊教育政策室課長参事。 ◎澤邊 教育政策室課長参事   支援学級在籍児童生徒数を申し上げます。平成24年度ですけれども312名になります。中学校が93名ということになります。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   その後どうなんですか。この状況はふえてるんですか、それとも減ってるんですか。 ○大束 委員長   澤邊教育政策室課長参事。 ◎澤邊 教育政策室課長参事   年々増加しております。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   その対策はどうされてますか。 ○大束 委員長   澤邊教育政策室課長参事。 ◎澤邊 教育政策室課長参事   特別支援教育充実事業というものをいただいておりますので、そこのところで支援学級在籍生徒のみならず通常学級に在籍している特別支援を要する児童生徒についても、発達相談でありますとか巡回相談でありますとか、あるいは特別教育支援員の配置でありますとか、そういうところで充実を図っております。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   前も言ってましたクーラーは全部終わったんですね。 ○大束 委員長   今出学校管理課長。 ◎今出 学校管理課長   支援教室につきましては全て終わっております。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   学校統合準備事業というところが今後の方向性が継続となってるんですけど、何をあと継続するんですか。 ○大束 委員長   品川学校教育部総括次長。 ◎品川 学校教育部総括次長兼教育政策室長兼課長   今、統合が全て終了しておりますが、最終の深野北、四条北、深野小学校の統合の廃棄処分、これが平成25年度に統合後に出てきますので、それがまだ残ってますので最終ということになります。あとあわせて通学路整備も若干残ってます。 ◆寺坂 委員   統合の分のね。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   ということはこれはまだ平成25年もやってるというこう理解していいんですね、はい。  小中連携の教育推進事業ですけど、小中という形でよく言われるんですけど、要するに俗に乳幼児教育というんですかね、就学前教育というんですかね、こことの連携というのはどうされるんですかね。 ○大束 委員長   渡部学校教育部次長。 ◎渡部 学校教育部次長兼教育政策室課長   特に教育委員会の事業として幼保小の連携という予算というものはございませんけれども、各学校がそれぞれ就学前の子供たちとの、それから小学校在学児童との交流を持っているでありましたり、それから情報の交流、就学前の子供たちの入学時の就学のときの情報をやりとりをしたりでありますとか、そのような関係は一定持っておりまして、それともう一つは幼保小連携会議というものを教育委員会も入らせていただいて、現場の校長先生、幼稚園の園長先生、保育所の所長さんたちも入っていただく会議を定期的に持っております。その会議の中でいろいろなやりとりをさせていただいております。 ○大束 委員長   寺坂委員。
    ◆寺坂 委員   国の保育基準が若干変わってきて、従来保育所と幼稚園という縦分けされてた部分が、どっちかいうともう混在するような形になってくる、そういう中で教育委員会の小中とも連携した方向性というのは変わってくるんですか。 ○大束 委員長   渡部学校教育部次長。 ◎渡部 学校教育部次長兼教育政策室課長   教育委員会としてといいますか、やはり子供の成長、育ちというものは連続しているものでございますので、そういう一人一人の子供たちの育ちということを視点に、それぞれの節目節目のところでギャップが起こらないような連携のあり方というものは必要だと感じております。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   子供の発達という形で従来子供が生まれてどうするかということをやってたのが、今妊産婦健診といって要するに生まれる前からどうするんだっちゅうことを今やるような時代に入って、妊産婦健診14回というのが今行われている。同じように小・中学校に入ってからの教育の云々じゃなくて、やっぱり就学前、特に最後の3年間というのをどうタイアップするか。従来は小中連携というのをちょっと強調してたんですけど、もう一つ前の段階からやっていかないと小中連携がスムーズにいかないんじゃないかというのをちょっと考えますので、またこれからこの議論はさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。  男女共同参画推進事業というのは、今この24年度ではどういう状況だったんですか。 ○大束 委員長   福井生涯学習部次長。 ◎福井 生涯学習部次長兼人権啓発室長兼課長   男女共同参画につきましては、今現在、平成21年度に作成しましたWith Youプランの見直しについて、今審議会を開催して内部で検討を進めているところでございます。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   この担当をいつまで、男性の方がやってるのは時代のおくれじゃといつも思って、女性課をつくれちゅうのは前から言ってたんですけど、それにかわるものは男女共同参画という形になってくるというニュアンスだったんですけど、若干何か見えてこなくなってきてるなという分がしますので、平等感ということともっと女性を表に出すというのをセットにするとなかなかきついかなというのを思ってるんですけど、大東市のそういう意気込みとかそういうまあマンパワーちゅうか女性パワーはすごいと思ってますから、ほっとってもいいのかなという感じはするけど、それでもやっぱしいろんな要職とか立場の中に女性が出てこないっちゅう部分もあると思いますから、その辺は現実的にどうされてますか。 ○大束 委員長   福井生涯学習部次長。 ◎福井 生涯学習部次長兼人権啓発室長兼課長   審議会とかそういうポストに関しましては、指定されてる部分とかそういうものがありまして、なかなか女性が入ってない審議会も20%近くありまして、申しわけないんですけどもなかなか難しいと思います。役職への問いに関しましては、人事課に要望はしておりますけども、今現在なかなか進んでいないという状況で、この分については人事課がお答えすべきとこなんですけれども、前回の審議会の中で、一応上席主査に関しては今のところ23%近くなってるということで、ここ何年かのうちには管理職の登用数もふえてくるんではないかということは聞いております。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   ちなみに今そういう話が出ましたので、資料の、どの資料だ、特別職の一覧表ってどっかあったですね。あの中の女性の比率というのはわかりますか、副市長。特別職の一覧表ってあったでしょ、この中に。 ○大束 委員長   特別職の比率ですね、女性の。 ◆寺坂 委員   いやいや、女性の比率とは書いてないですけど人数だけ、書いてある。 ○大束 委員長   人数ですか。わかりました。  暫時休憩いたします。               ( 午後1時15分 休憩 )               ( 午後1時16分 再開 ) ○大束 委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。 ◆寺坂 委員   角度を変えて言います。市長どうですか、これ、どのくらいうちはいきたいと思いますか。 ○大束 委員長   東坂市長。 ◎東坂 市長   この件についても短期と中期に分けて考える必要があると思っておりまして、短期につきましては、人事課を中心にこれはでき得る限りの登用ということを考えるべきやと思っております。中期につきましては、女性の働きやすい職場の提供というんですかね、そういったものを今の管理職はしっかりと意識をするということと、それから少しネーミングに問題もあろうかと、お叱りもいただいておりますが、女性だけでさまざまな施策について議論し合うそういう会議の場を設けました。そういった中から意欲的に管理職へ向けてあるいはさまざまな委員に向けて意欲を高めてもらえる、そんな職場づくりに努めてますので、ゴールとしては当然男女比半々というところが究極であるのかなというふうには思っております。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   そっちのほうに頑張っていただくようによろしくお願いいたします。  こども会育成推進事業、こっちにはこれしかないですけど、単位こども会の補助金が57万円です。単純にいきますとこれ1万円ぐらいしかならないんですけど、実際これでこども会活動ができるんですかね。 ○大束 委員長   南田生涯学習部総括次長。 ◎南田 生涯学習部総括次長兼生涯学習課長   57万円のうち市こ連に対してが15万円、単位こども会に対しては1万円掛ける42団体という形で、単位こども会に対しては1万円が交付されております。これでこども会活動ができるのかということですけれども、当然持ち出しがあって、その中で活用されてるというふうに認識はしております。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   PTAのほうは学校という基礎区分があるんで、まだそこに生徒が来て子供さんが来て、そこが会長がおりの、そういういろんな組織ができる。こども会というのはどっちかいうと自治会的な部分があって地域の中ですから、ある面で強制権がないっちゅう分があって、いっぱいおるところもあれば全然いないとこもあるし、両極端の世界になってきて、そこで資金面まで自分たちで考えないといけないとなると大変な思いを今してるような分があるんですけど。せめて皆さんのほうからいろんな何かサポートするという形で、もうちょっとこども会の活動を活発にするために、資金だけじゃなくて何か考えてることありますか。 ○大束 委員長   南田生涯学習部総括次長。 ◎南田 生涯学習部総括次長兼生涯学習課長   こども会活動の特に単位こども会ですけれども、活動については活発にしていこうというふうなことでいろいろ考えてるんですけども、なかなか効果的な策が見つからない状態でどうしたものかなというふうに思案しているところが率直なところでございます。ただ、いろんな制度も一応出てきておりますので、その辺も加味しながら一番いい方法はどんな方法かということをまたこれからも検討していきたいというふうに考えてます。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   だからいつも言いますけど、まちのどこに力を入れてるかということで、大東市は子供の育成に力を入れてますよという、ここはやっぱりパフォーマンスとして出してこないといけないのちゃうかってね。これから考えますわっちゅうのはちょっと遅いかなという感じはするんですけど。もう少しこれ増額するという話は内部で調整してないんですか。 ○大束 委員長   南田生涯学習部総括次長。 ◎南田 生涯学習部総括次長兼生涯学習課長   こども会活動のことにつきましては、この1万円が例えば5万円になってもそれほど活発にはならないんじゃないかなというふうに、金額の問題ではないんじゃないかなというふうに考えてます。大東市のこども会の場合はほかの市に比べましてまだ活動してるほうで、全国的にあるいは大都市圏では凋落の傾向といいますか、だんだん活性化しなくなっていくというふうなトレンドにあると思います。これはどういうことかといいますと、子供が少なくなっていること、それとそれをサポートする保護者のほうがいろいろな負担を嫌がる傾向があって、低学年であったらいろいろ活動するけども高学年になってくるとあんまり活動しなくなると、そういうふうな傾向もございまして、ライフスタイルに関係する非常に難しい問題かなというふうに考えてます。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   だからこそ僕はこども会対策というかね、こども会的なその分をどう支援していくかということをしっかり生涯学習部で考えていかなければいけないし、さっきお金の問題じゃない、お金の問題じゃないんですよ。だから何の問題かということを出さないと、お金しか皆さんがやれなかったらほかのことやるんですか。お金と言ってもまた次聞きますけど、と僕は思いますのでね、しっかりそこはちょっと踏まえてほしいと思います。 ○大束 委員長   ほかに発言はございませんか。  川口委員。 ◆川口 委員   成果表の180ページ、先ほど各委員とも聞いておったんですけども、不登校の対策事業にちょっと確認と今後のあり方について確認をしていきたいなと思います。ここの先ほど報償金の件は既に論議されておりますので、事業の概要のほうで情報交流会、これがどの程度開催されてるのか、それとその内容を簡単で結構ですので。  それとここに交流会に参加する学校とあるんですけども、具体的に学校の誰、どういう立場の先生方もしくは管理職か、その辺まずはお聞きします。 ○大束 委員長   古庄教育政策室課長参事。 ◎古庄 教育政策室課長参事   情報交流会につきましては適応指導教室「ボイス」に入室をしている子供さんの保護者を対象にしているもので、おおむね月1回程度の状況です。参加者としては「ボイス」の指導員、市教育委員会事務局の担当者、それからスクールカウンセラーの方にもこちらのほうに入っていただいております。加えて登室者のうちの保護者に御都合つけて来ていただいているというような状況です。学校関係者はその登室されてる学校のほうに全部案内を出しますので、多くはやはり担任の先生が来られてるケースが多いように思います。以上です。 ○大束 委員長   川口委員。 ◆川口 委員   この情報交流をすることによって何らかの成果が当然あると思うんですけども、その辺は具体的に不登校の対策事業ですから、不登校についてのいわゆる善処される部分があるのかお聞きしときます。 ○大束 委員長   古庄教育政策室課長参事。 ◎古庄 教育政策室課長参事   説明のところにもありますように、不登校の状況にある子供、児童生徒の状況はさまざまです。対策を打つにつけてはやはりその子供の様子の共通理解、かかわる大人の共通理解が必要かと考えております。適応指導教室「ボイス」での子供の状況、それから家庭での様子、また学校での別室登校とか家庭訪問での様子なんかを交流する中で、子供にとって例えば、何て言いますか、興味のあるものについての共通理解ができた場合はそれぞれのところで声かけができる、あるいは学校のこういう行事があるけれども、それについてどんなふうな声かけをお互いがすることで、参加のほうに結びつけられるかといったような情報交流の場となっております。 ○大束 委員長   川口委員。 ◆川口 委員   わかりました。続いて、この事業の評価でこれちょっと論議をせないかんのが、ここの成果指標で前年度小学校6年生と次年度中学校1年生の長欠生徒数を比較すると、いわゆる増加率ですね。これはいわゆる小学校から中学校に変わるときの比較をするということになるんですけども、この比較では全体の、いわゆる小学校全児童、中学校の全生徒、これの比較にはこの数字ではあらわれにくいということになるんだけども、その辺の認識はどうですか。もしくは今問題になってんのは不登校対策ですから、それを今後こういう形で何々をこの不登校対策を事業をすることによって、いわゆる減少をしたとか増加した、もうここは自前で検証させてるわけですけれども、そういう中で小学校の6年生と中学校の1年生の比較だけでそれが正確にいけるのかどうか。私はいけないと思いますんで、その辺の認識をお願いします。 ○大束 委員長   古庄教育政策室課長参事。 ◎古庄 教育政策室課長参事   ここの評価指標につきましては、当初ありました、御説明さしあげました学校サポーターの活用の趣旨の部分に沿ったところでの指標になっております。委員の御指摘のとおり市内全小学校の長欠、不登校の児童数の推移がどうであるか、あるいは中学校のでの推移がどうであるかというのは別途、毎年こちら事務局としても把握しております。そういう意味でこの評価の指標についても今後検討していくべきかなとは考えております。 ○大束 委員長 
     川口委員。 ◆川口 委員   確かにきょうは決算ですからこういう指標もありかなとは思うんですけれども、やはり我々から言えば、全体の不登校対策としてどういう動きをすることによってどういう結果が出ておるかというのを決算で見たいということになれば、これでは不十分ですので、ひとつ善処をお願いしておきたいと思います。  続いて、ここの説明欄の2行目に、傾向として家庭の事情や理由の特定が難しいケースが増加していると。よって先ほどの言う、こういう形で心理医と福祉の専門家を交えた支援が必要になってくるという形で事業の成果と説明をあわせるとそうなるんですけども、ここの家庭の事情と特定が難しいケースが増加、先ほどから言ってますように家庭の状況が各児童生徒の学校の環境に左右されると非常に困ると私は思ってますんで、この家庭の事情や理由の特定が難しいというところについて具体的に質問をいたします。 ○大束 委員長   古庄教育政策室課長参事。 ◎古庄 教育政策室課長参事   不登校状況にある児童や生徒の状況という部分でいきますと分類表というのがございまして、一応分類表のほうで分類に沿って各校から上げていただいてるような状況がございます。  その分類の中にですけれども、いわゆる複合型、例えば遊び、非行型、あるいは無気力型といったような分類になるんですけれども、これらが複合してこの子供の場合は原因として考えられるという複合型という部分がふえてきているというようなこと。それから家庭の事情という分でいきますと、何が何でも登校をさせる、あるいは学校に聞くと方向性を一にして取り組んでいただけるという御家庭ばかりではなく、なかなかそこへの登校の刺激について学校と歩調を合わしていくということが難しいケースなんていうのも報告の上には上がってきております。以上です。 ○大束 委員長   ほかに発言はございませんか。  じゃあ、また一巡しましょうか。  寺坂委員。 ◆寺坂 委員   そしたら209ページの市民文化自主事業の平成24年度の実績を教えてください。 ○大束 委員長   南田生涯学習部総括次長。 ◎南田 生涯学習部総括次長兼生涯学習課長   市民文化事業の実績ですけれども、5つの事業がありました。日本の名作映画、それからNHKの公開録画「それいけ!民謡うた祭り」、細川たかしコンサート、ワインコンサート、宝くじのおしゃべり音楽館のスクリーンミュージックというのをさせていただきました。  入場者数ということで、実績ということで御報告したいと思うんですけども、名作映画は272、それからNHKの公開録画が1,015、細川たかしコンサートが660、ワインコンサートが118、それから宝くじのおしゃべり音楽館のスクリーンミュージックが603ということでございます。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   これを開催して収益は幾らあったんですか。 ○大束 委員長   南田生涯学習部総括次長。 ◎南田 生涯学習部総括次長兼生涯学習課長   全てのチケット収入が約400万円で、委託料が1,100万円ということになります。 ○大束 委員長   それぞれのちょっと種類で言うたら。 ◎南田 生涯学習部総括次長兼生涯学習課長   はい。 ◆川口 委員   トータルで400ということか。 ○大束 委員長   トータルですか、今言ったの。 ◎南田 生涯学習部総括次長兼生涯学習課長   トータルです、はい。 ○大束 委員長   それぞれではわからない。 ◎南田 生涯学習部総括次長兼生涯学習課長   それぞれですか。 ◆寺坂 委員   そのあと何と言いましたか。 ◎南田 生涯学習部総括次長兼生涯学習課長   今お答えしたのはトータルのチケット収入と、それから大東市からの委託料です。1,051万円ですね。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   だからこのその他の収入というのが多分売り上げになってるんかなと思ったんですけど、市でも630万円ほど財源を確保してる形です。実行委員会でこれ組織されてるという形になってるんですけど、どうなんですかね。この費用対効果も入れて従来ずっとこれやってきたんですけど、文化協会さんが中心にやってると思うんですけど、実際のものとして、ここで言う市が主催する自主事業としてすぐれた舞台芸術を市民にとって最も身近な公共ホールであるサーティホールで開催するというこの当初の趣旨を、行われている内容なのかまた効果が出てるのかというのについてはどうなんですか。 ○大束 委員長   南田生涯学習部総括次長。 ◎南田 生涯学習部総括次長兼生涯学習課長   当初はすぐれた芸術文化の提供ということでそれだけで進んでまいりましたが、途中やっぱり収益のほうも大事やということで収益のほうも中心にして、最近はそれをちょっと中心にしてたんですけれども、そっちのほうの収益のほうの効果も上がらなくなってきてますので、また原点に戻って芸術文化あるいは子供たちの教育というふうな方向に向けていこうというふうに方向転換を図っておるとこです。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   我々はだからほんまもんの芸術に親しむっちゅうね、この機会を子供も入れて提供することについて税金を使うことについては無駄ではないと思っております。ただ、見てもわかりますとおり、この収益もその中から入る形で自主事業がされてるという形でいったときに、その効果が果たして出ているのかなということでいくと、ちょっとやっぱり一ひねりも二ひねりもせんとできないかなという。いろんなイベントがありますから、その中からある程度やって、収益も上げながら市の補助金を使ってやっていくと。なおかつそこに当初の目的を果たすということになってくると、やはりかなりの基本的なきちっとした考えを持っておかないと厳しいのかなという感じがします。ということはほかのとこのイベントに負けてしまう部分がありますので、今後どうしますか。 ○大束 委員長   南田生涯学習部総括次長。 ◎南田 生涯学習部総括次長兼生涯学習課長   その辺も含めまして、今年度から市民文化実行委員会のほうの事務局ですけど、文化協会だけではなくって指定管理者のアステムのほうにも参加させまして、そちらのほうの専門知識も生かす形で企画を提案させて、少し方向転換を図ろうというふうな形で考えてます。  また、収益のほうも収支をはっきりさせることによって、あるいはそれによってインセンティブとかペナルティとかを働かせることによって、収益を上げていこうというふうな試みをちょっとことしからやっております。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   ちなみにことしは何回やって、どういう実績があったんですか。 ○大束 委員長   南田生涯学習部総括次長。 ◎南田 生涯学習部総括次長兼生涯学習課長   ことしにつきましては、1回目がスペシャルものまねライブのツートン青木、それから2回目が日本の名作映画ということで、ツートン青木のほうがチケット収入が219万円ということでチケットが783枚売れておりまして、若干昨年からすると持ち直してるのかなというふうな感じを受けてます。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   頑張ってもらってる方には頑張ってもらってるんですけど、ちょっとやっぱり会場を見て、たまにほかの講演、僕ね参加したりしてるときにちょっといまいち客席が埋まってないなという感じがしますし、ほかのいろんな有料でやってるところと市が主催してるところと違いは何やねんというのもちょっと見えないいうような感じもしますので、さっきちょっと言われてましたが、そのことも入れてどうするのかということについて今検討も兼ねてアステムさんも入れてやられるということですから、それは見たいと思いますけど、どっちにしてもやる限りは効果のある、成果の出る形をやっていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。  ちょっとずっと続いてますけどすいません。このIT化をやった場合の効果は何が出てきたんですかね、図書館ね。 ○大束 委員長   南田生涯学習部総括次長。 ◎南田 生涯学習部総括次長兼生涯学習課長   ICタグですね。ICタグの効果といいますのは、これまで東部図書館と西部図書館に入っておりまして、中央だけ入ってなかったということで、中央で借りた本を東部とか西部で返すと、かなりICタグが入ってるのと入ってないのとまじってしまってて効率が悪かったというのがあって、それが解消された。あるいは本の棚卸しといいますか整理のときに、それまででしたらバーコードを一々読んでいかないけなかったのが一括して読むことができて、かなり指定管理者の側にとっての効率化が図られて、その図られた効率化のほうを市民のサービス提供に回してほしいというふうな指導を今しているとこです。利用者のほうからいいますと、窓口が混んでるときには自動の貸し出し装置で借りることができて時間短縮が図れるということや、あるいは自分の借りたい本が窓口の人を通さずに借れるということで、どんな本を借りたか見られなくて済むとそういうふうなメリットがございます。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   先日の10月の合同委員会報告会で報告を受けました中央、西部、東部の図書館の利用率の数字のこれは表ですけど、登録者数が平成24年よりも平成25年が若干2,000人ぐらいふえてますけど、利用者数に関しては毎月、前年度対比ですけど2,000人ぐらい減、貸し出しの数につきましては毎月、毎月ですよ、前年度対比で8,000冊の減という形になってますけど、ICタグの効果が出てないような感じがしてならんのですけどどうですか。 ○大束 委員長   南田生涯学習部総括次長。 ◎南田 生涯学習部総括次長兼生涯学習課長   図書館の利用減につきましてはゆゆしき問題だというふうに考えてまして、指定管理者と一緒にその理由を今調査しております。その中で一番有力なのは、スマホなんかの電子機器が発達したことによって図書館の利用が減ってるんではないかというのが一番有力な説というふうに考えてます。  大東市だけの問題かといいますとそうではなくって、やっぱり北河内それぞれ程度の差はありますけれども減少しておると。日本全国でもやはり減少傾向が見られるということで、情報機器の発達というのがやっぱり図書館のパフォーマンスに影響してるんではないかというふうには今のところはちょっと考えております。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   指定管理者が変わったことでの影響はありませんか。 ○大束 委員長   南田生涯学習部総括次長。 ◎南田 生涯学習部総括次長兼生涯学習課長   貸し出しについてはないかと思います。ただ、指定管理者が変わった4月、5月についてやはり事業者が変わったということで、戸惑いもあったというふうに思います。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員 
     我々は良書に、いい本に親しむというのを一番言ってますので、やっぱり文字文化、活字文化っちゅうのはしっかりやっていかないかんと思っております。その中で3館構想という形で3館が完成しました。西部図書館ができたときに、当時の指定管理は丸善さんでしたけど、いろんな思いを持ってやりましたし、そのことに対して行政も応えるということで貸出数がふえた場合はそれに対する単価をアップするとかいろんなこともやってきたはずなんですけど、そこに入れて今こういう形ですけど、これはもう想定されたスマホの問題とか携帯の問題というのはですけど、その中でどうするのかということをやっぱやっていかなければいけない。例えば中学校とか小学校という学校施設に団体貸しをするとか、企業とかいろんなところとのタイアップをするとか、またいろんな各種団体とのあれとか、考え方によっていっぱいこれやることがあるはずなんですけど、そういう検討はされてないんですか。 ○大束 委員長   南田生涯学習部総括次長。 ◎南田 生涯学習部総括次長兼生涯学習課長   団体貸しについては既に前からやっておりまして、ことしについてもやっております。  いろんなことを考えております。その中で一番効果的なものはある程度、図書館の中でイベントをやって人を呼び込んでそのまま本を借りていただこうというのが一番効果的かなあというふうに考えてまして、徐々にイベントなんかをやっておりますし、毎週読み聞かせなんかもやっております。 ○大束 委員長   寺坂委員。 ◆寺坂 委員   我々は先日学校図書館の司書の配置についてのアンケートをちょっとやらせていただいたときに、使用頻度がめちゃくちゃ低いというのを感じました。それは一つは図書館があいてないというのがまず最大の原因だったんですけど、やはりこの司書がいないということと図書館を利用するということと、こういう3館の図書館からの連係プレーをつくるとかね、いろんなことが例えばこの時間だけは3館から司書の方を派遣するとかそういうことのタイアップもできるんじゃないか。そうするとすごい生徒と子供に読む機会もつくれるし、本の貸し出しもふえてくるんじゃないかなと思いますけど、そういうことは考えられませんか。 ○大束 委員長   南田生涯学習部総括次長。 ◎南田 生涯学習部総括次長兼生涯学習課長   指定管理業についてはもうぎりぎりの人数でやっております。その中で今年度、今期につきましては月に2回小学校の学校図書室に派遣ということで実施をしております。いろんなアドバイスをさせていただいて、学校のほうにも利用していただくということも考えております。いろいろ考えておるんですけれども、貸し出しのほうはなかなか上向きにならないということで悩んでおります。 ◆寺坂 委員   はい、もう3秒なんでちょっと3秒でしゃべれるのもしゃべれる。 ○大束 委員長   どうぞ。 ◆寺坂 委員   まあともかく頑張ってくださいよ。もうそれしか言いようがない。それしか言うことがない。 ○大束 委員長   ほかに発言はございませんか。  飛田委員。 ◆飛田 委員   済みません、もう質問はないと思ってたんですけど今のちょっと答弁を伺ってて、どんな本を借りたか見られなくて済むというふうになった利便性がこのICタグによって生まれてるという答弁があって、いや実は西部図書館ですか、横に南郷グラウンドと呼ばれる遊園地があって子供の出入りも多いところなんですが、そこの住民から来ている苦情といいますか、官能小説といわれるジャンルの小説家たちの棚がずらあっとありまして、その背表紙もですけども本表紙を開いてみると女性の裸のもうあられもないようなものがどんどん、そういう本がもう非常にたくさんあるんだと。一遍、中央とか東とかそういった図書館も調査しなさいよということで言われてるんですけれども、R指定はかかってないんですかと、いや誰でも手の届くところにあるし、借りて帰れる状態だというふうに指摘されていたんで、これがICタグによって見られずに借りられるということと重なるとちょっとよろしくない状況ではないかなというふうに思うんですけど。そういった本来本をたくさんの人に見てほしいという思いと、でもこういった図書については絶対子供たちには触れてほしくないとか、その辺の区分みたいなのはされてるんですか。 ○大束 委員長   南田生涯学習部総括次長。 ◎南田 生涯学習部総括次長兼生涯学習課長   子供向けの本とそれから大人向けの本はそれぞれ別の書棚に入ってるということは間違いないです。そういう本の集め方につきましては、図書館というのはある程度どの分野からでも集めるというふうな方針というのが図書館一般の方針なので、大東市もそれに従ってやっております。よっぽどやっぱりこれは青少年とか教育に悪いなというのは、そういうのははねて購入はしておるところですけれども、やっぱり感じ方の違いはそれは人それぞれありますので、その辺の線引きは難しいなあというところもございます。 ○大束 委員長   飛田委員。 ◆飛田 委員   だからその難しいところを避けて通らずに、ぜひとも部長や課長の視点でもいいですし、あるいは市民、あるいは子を持つ親の視点それぞれでちょっと現状を見ていただきたいなというふうに思います。それは要望にとどめます。 ○大束 委員長   ほかに発言はございませんか。  なければ質疑はこれにて終了いたします。  一般会計歳入歳出決算の討論、採決のため、暫時休憩いたします。               ( 午後1時45分 休憩 )               ( 午後1時46分 再開 ) ○大束 委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。  最後に、認定第1号、平成24年度大東市一般会計歳入歳出決算の所管事項の討論、採決につきましての件を議題といたします。  質疑につきましては、先刻終了をいたしております。  ただいまから討論を行います。  飛田委員。 ◆飛田 委員   認定第1号の平成24年度大東市一般会計歳入歳出の所管事項の討論を行います。この決算につきましては東坂市長の初年度の決算でありまして、その中身もまたその後も保育士の採用など子育てや教育施策を高く評価しているところであります。また、同和改革の問題や福祉あるいはそういったものの充実など課題も残されており、日本共産党議員団としては是々非々の立場で今後臨んでいくことを申し添えまして賛成の討論とさせていただきます。 ○大束 委員長   ほかに発言はございませんか。  なければ、採決を行います。  認定第1号を認定することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。                  (賛成者挙手) ○大束 委員長   挙手全員でございます。  よって認定第1号は認定することに決しました。  以上で、本委員会に付託されました案件は全て議了いたしました。  よってこれをもって委員会を閉会いたします。長時間にわたりありがとうございました。               ( 午後1時47分 閉会 ) …………………………………………………………………………………………………………… 大東市議会委員会条例第27条の規定により会議のてん末を記載する。                  未来づくり委員会委員長...