• "│こども施設課長"(1/32)
ツイート シェア
  1. 八尾市議会 2021-03-08
    令和 3年 3月 8日予算決算常任委員会(文教分科会)−03月08日-01号


    取得元: 八尾市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-02
    令和 3年 3月 8日予算決算常任委員会(文教分科会)−03月08日-01号令和 3年 3月 8日予算決算常任委員会(文教分科会)             ┌─────────────┐             │  予算決算常任委員会  │             │   文教分科会次第   │             └─────────────┘                           ┌─令和3年3月8日──┐                           └─第1委員会室  ──┘ 1 開  会 2 審  査 【こども未来部関係】  (1) 議案第14号「令和2年度八尾市一般会計第17号補正予算の件」のうちの当分科会所管分  (2) 議案第28号「令和3年度八尾市母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計予算の件」
     (3) 議案第22号「令和3年度八尾市一般会計予算の件」のうちの当分科会所管分     議案第40号「令和3年度八尾市一般会計第1号補正予算の件」のうちの当分科会所管分          <以上2件一括審査> 3 散  会 〇出席者氏名    出席委員           委員長          谷   沢   千 賀 子           副委員長         露   原   行   隆           委員           鑄   方   淳   治           委員           山   中       宏           委員           西   川   あ   り           委員           桝   井   政 佐 美           議長           西   田   尚   美    説明のため出席した者          市長            大   松   桂   右          副市長           植   島   康   文       <こども未来部>          部長            吉   川   貴   代          次長兼こども政策課長    河   野       聡          次長兼子育て支援課長    岩   井   耕   二          こども施設課長       永   澤   行   彦          青少年課長         阪   本   聡   史          桂青少年会館長       上   谷   洋   子          参事            石   田   大   介       <その他関係執行部>          若 干 名     職務のため出席した市議会事務局職員          次長兼議事政策課長     田   口   琢   也          議事政策課長補佐      長   野   美   裕  令和3年3月8日(月曜日)午前10時19分開会 ○委員長(谷沢千賀子)  出席委員が定足数に達しておりますので、ただいまから予算決算常任委員会文教分科会を開会いたします。 ───────────────────── ○委員長(谷沢千賀子)  当分科会では、担当する各予算の質疑を行います。  なお、討論と採決は3月18日の全体会で一括して行います。  それでは、お手元配付の次第書どおり、審査を行います。 ───────────────────── ○委員長(谷沢千賀子)  それでは、こども未来部関係について審査を行います。  まず、議案第14号「令和2年度八尾市一般会計第17号補正予算の件」のうちの当分科会所管分を議題といたします。  河野こども未来部次長から提案理由の説明を求めます。  河野次長。 ◎こども未来部次長こども政策課長(河野聡)  ただいま議題となりました議案第14号「令和2年度八尾市一般会計第17号補正予算の件」のうち、人事院勧告に伴う人件費を除くこども未来部所管分について御説明申し上げます。  補正予算書の46ページをお開き願います。  款3民生費、項2児童福祉費、目1児童福祉総務費におきまして3117万8000円を減額補正いたすもので、派遣方式の指導料等が当初の見込みを下回ったため、ひとり親家庭への学習支援推進経費で200万円を、認可外保育施設等の無償化に係る給付費等が当初の見込みを下回ったため、幼児教育無償化経費(償還分)で3084万5000円を、人材派遣委託料等が当初の見込みを下回ったため、幼児教育無償化経費(事務費分)で1327万3000円をそれぞれ減額し、がんばれ八尾応援寄附金への寄附に伴い、こども夢基金積立金で1494万円を増額するものでございます。  次に、目2児童措置費におきまして2909万6000円を減額補正いたすもので、支給対象児童数が当初の見込みを下回ったため、児童手当で4926万5000円を、児童扶養手当で1570万7000円を、それぞれ減額し、制度改正の影響等により支給総額が当初の見込みを上回ったため、施設型給付費・施設等利用費で3587万6000円を増額するものでございます。  次に、目3認定こども園等施設費におきまして877万1000円を減額補正いたすもので、公立保育所解体設計業務において入札による減等により、保育所等整備事業費で571万2000円を、新型コロナウイルス感染症の影響による事業の中止等に伴い、公立認定こども園等運営事業経費で305万9000円を、それぞれ減額するものでございます。  次に、目6子ども医療助成費におきまして1億3000万円を減額補正いたすもので、助成対象件数が当初の見込みを下回ったため、子ども医療助成費(扶助費)で1億2500万円を、子ども医療助成費支給事務経費で500万円を、それぞれ減額するものでございます。  次に、48ページをお開き願います。  目7青少年対策費におきまして1325万7000円を減額補正いたすもので、新型コロナウイルス感染症の影響による事業の中止等に伴い、青少年育成経費で331万6000円を、青少年育成支援経費で105万1000円を、放課後子ども教室推進経費で919万円を、それぞれ減額し、指定管理委託料の修繕費精算に伴い、大畑山青少年野外活動センター管理運営経費で30万円を増額するものでございます。  次に、繰越明許費でございますが、恐れ入ります、10ページにお戻り願います。  款3民生費、項2児童福祉費におきまして、入所関係事務事業として、保育システムの2か年開発の進捗状況により1233万2000円を、放課後児童室施設整備事業として、施設整備の実施時期等の変更に伴い3500万円を、大畑山青少年野外活動センター整備事業として、施設整備の実施時期等の変更に伴い3618万3000円を、翌年度に繰り越すものでございます。  以上、誠に簡単な説明でございますが、提案理由の説明とさせていただきます。  よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○委員長(谷沢千賀子)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  山中委員。 ◆委員(山中宏)  まず、大畑山青少年野外活動センターの管理運営経費なんですけれども、これは中身どのようなものになっているか、教えてもらえますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  阪本課長。 ◎青少年課長(阪本聡史)  お答えします。  今回、修繕費の精算に伴う増というところで上げさせていただいております。指定管理の基本協定におきましては、修繕改修の部分、経費につきましては、一定額予算計上をさせていただいておるんですけれども、突発的な修繕等が出てきましたときに、その分で修繕の経費当てていくんですが、その分がちょっと最終精算という形のときに、それをオーバーしてしまったというところで、その修繕の分の追加分として、今回30万円ということで上げさせていただいている内容でございます。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  今回、突発的な修繕という事象が起こったということですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  阪本課長。 ◎青少年課長(阪本聡史)  突発的な修繕内容ということで、お答えさせていただきます。  まず、計画的に修繕する部分については、事前に指定管理者とも協議しながらということになってくると思うんですけれども、今回、排水管の修理でありましたり、駐車場の外灯が壊れたとか、階段の手すりを修理する。また、水道管ちょっと今回、寒くなったので破裂等もありましたので、そういったところの部分を修繕する費用ということになっております。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  水道管の破裂ということで、これは初めてのケースなんですか。それとも何回か過去にもあったんですか。 ○委員長(谷沢千賀子)
     阪本課長。 ◎青少年課長(阪本聡史)  私、すみません。聞いている限りでは初めてということで聞いております。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  老朽化に伴ってとかじゃなく、急激な気温の低下ということですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  阪本課長。 ◎青少年課長(阪本聡史)  老朽化というところは、ちょっと否めないかとは思うんですけれども、今年の年始に、非常に寒気が入ったというところで、外に出ている管が凍って破裂したと聞いておりますので、突発的なことかと思っております。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  分かりました。  次に、行かせていただきます。  このひとり親家庭への学習支援推進経費なんですけれども、減額、新型コロナの影響を受けて減額ということです。コロナ、大分長期化もしていく可能性は、大きくあるとは思うんです。この辺り今後長期化するに当たって、すると想定して、今後のケアというか、もう全てコロナのせいにしてそのままというわけにもいかないかとは思うんです。次年度も踏まえて、ちょっと予算でいうべきかも分からないですけれども、どういうお考えか。お答え願えますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  河野次長。 ◎こども未来部次長こども政策課長(河野聡)  独り親家庭の学習支援の御質問なんですけども、今回、補正予算で200万円の減額補正をさせていただいておりますが、この理由と申しますのは、学習支援です。2つの方式がございまして、集合式と派遣方式という形で、集合式は市内6か所に、実際、子供が集まってきていただいて学習支援を受けていただくと。この派遣方式と申しますのは、イメージしていただくのは、家庭教師みたいな形で、生徒の御自宅に先生が行っていただくということで、令和2年度から派遣方式の予算を計上させていただいております。  予算のとき、延べ400回の回数を想定しておりました。大体20人ぐらいの御利用で、1人当たり20回かと予算の想定でおったんですけども、実際、この今、委員御指摘のとおり、コロナの影響もございまして、御利用をされているケースが、今現在2人というところです。  この派遣方式と申しますのは、基本的にはこの集合型で、この事業は行っていきたいんですけども、やはり様々な御事情を抱えておられる生徒がおられます。不登校の生徒もおられるという中で、いきなりこの集合型では参加しにくいという御家庭に派遣方式という形のものも対応できますよということで御案内をさせていただいた中で、そしたら、それを活用してみたいという御希望があれば、派遣するという形になっております。コロナは今後も続いていきますけども、この派遣方式というのは、この形でやはり残していくべきものかと考えております。  あと、コロナのこの対応としては、動画配信で、授業のテキストを解説する動画を配信していくといったようなことは対応してまいりたいと考えております。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  動画配信ということなんですけども、今、ズームとか、LINEでも、LINE電話とか、ビデオでお話しできたりとかもあるかとは思うんです。きめ細やかな学習指導というのであれば、動画以外のそういった双方向の通信での形態みたいなのは、お考えには、まだないのか。今後、検討課題なのか。どうですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  河野次長。 ◎こども未来部次長こども政策課長(河野聡)  そうですね。学習を進めるという上では、動画配信よりも、例えばズームを活用した双方向性ということのほうが、やはり効果が高いと考えますので、今後また検討してまいりたいとは思います。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  ぜひ、よろしくお願いします。  次、放課後児童室指導員の報酬です。減額補正ということなんですけれども、これは要因をちょっと教えていただけますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  石田参事。 ◎こども未来部参事(石田大介)  こちらの分につきましては、人事院勧告の関係での減になりますので、指導員が減ったとか、そういう形のものではございません。人事院勧告に伴うものでございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  なるほど、人事院勧告に伴う人件費の減ということですね。規定の報酬が下がってしまったからということかとは思うんです。これに伴って、かねてからやはり人材募集になかなか苦労されていると思うんですが、今後、人材確保に関して、かなりハードルが上がってしまったのかと思うところもあるんですけども、その辺りいかがお考えでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  石田参事。 ◎こども未来部参事(石田大介)  そうです。少し報酬が下がったという部分につきますと、マイナスの要因なのかと思っております。この部分については、なかなかここだけ上げていくということも、もちろん難しい部分ではあるとは思いますけれども、適切な人材募集、しっかり行っていって、必要な数確保していきたいと思っているところでございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  今、この放課後児童室の指導員なんですけれども、これは募集要項云々もそうですし、資格要件とかも現状から、今後緩和していくとか、そういう流れはあるんですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  石田参事。 ◎こども未来部参事(石田大介)  指導員の募集については、資格要件、特に今現状も設けていないという、経験は問わないという形ではしておりますので、そこはもう緩和というよりは、そのまま続けていくような形になるかと思っております。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  分かりました。今現状、大体募集をかけて、来ていただいている指導員の、例えば年齢層とか、そういったものというのは、大体分布でいくと、どの辺りの年齢層の方々が1番多いんですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  石田参事。 ◎こども未来部参事(石田大介)  すみません。採用のデータが、ちょっと今、持ち合わせていないのでなんですが、感覚でいいますと、どの年代も来ていただいているのかとは考えております。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  学生が多いとか、主婦層とか、そういう。 ○委員長(谷沢千賀子)  石田参事。 ◎こども未来部参事(石田大介)  学生につきましては、夏休みの会計年度任用職員、短期間、長期休業中の分のみ受付をしておりますので、そこの部分しか採用はしておりませんけれども、確かに主婦層でありますとか、あと、最近でいいますと御年配の方が来られるというのも増えているというところであるかと思っております。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  新型コロナ禍におきまして、この人材確保というのは、なかなかハードルは上がりましたか。それとも変わっていませんか。 ○委員長(谷沢千賀子)  石田参事。 ◎こども未来部参事(石田大介)  そうですね。人材確保につきましては、今年度もずっと募集をしているというような状況ですので、難しい部分は変わっていないかと思っております。  あと、コロナで仕事、ほかの仕事を辞められて来られたという方もいらっしゃいますので、そういう状況でございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  分かりました。逆にちょっと新型コロナによって、労働時間が減った方とか、そういった方々が指導員でちょっと手を挙げてくださっているという状況なんですね。一応、募集状況というか、採用状況でいくと、ちょっとコロナによって、上向いてきているみたいな状況なんですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  石田参事。 ◎こども未来部参事(石田大介)  状況的には、募集を常にしておかないといけないような状態ですので、そんなに変わらないかとは考えているところです。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  私からは、以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(谷沢千賀子)
     なければ、2回目の質疑に入ります。  質疑ありませんか。  それでは、副委員長。 ○副委員長(露原行隆)  2点だけ確認させてください。  児童福祉総務費のほうで、認可外保育施設の無償化に係る給付費等が当初の見込みを下回ったため、3000万円何がしという減額です。この辺りもう少しだけ説明いただけますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  御説明申し上げます。  この無償化の償還の部分につきましては、国の制度による無償化の分と、あと市独自の分につきましても、一定含まれているという形になってございます。  国の制度につきましても、令和元年の10月からスタートということで、令和2年度の予算を組むに当たりましては、まだ状況が見えていなかった部分もありますので、不足しないようにということで、単価、件数についても、一定見込んでおった部分が減った部分があったというのが、まず1点ございます。  それと、あとこの無償化の中に、副食費です。所得が大体360万円未満の方につきまして、副食費の無償化の部分も償還としての予定をしておったんですけども、それが私立幼稚園のほうで、代理受領していただける形になりまして、1回払ってもらって、市が還付するという形が全くなくなったという部分がございますので、その部分の減等とも合わせて、こういった減になっておるといったところでございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  副委員長。 ○副委員長(露原行隆)  それは3000万円は、大きな金額の中での3000万円ですので、その捉え方は、ちょっと私も難しいと思っているんです。今2点おっしゃったと思うんですが、それは内訳とかは分かりますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  まず、国の部分の、いわゆる償還の部分で言いますと、大体、元々の予算が2300万円程度組んでおったのが、1000万円ちょっとぐらいになっていますので、一千数百万円の減となっております。  副食費の部分につきましては1000万円ちょっとぐらい組んでおりましたのが、ほとんど皆減というような状況になっています。  それと、あと市の制度の部分につきましても1000万円ぐらいの減というような形になってございます。  以上でございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  副委員長。 ○副委員長(露原行隆)  では、もう1点、児童措置費です。ちょっと概要を見ているんですけど、制度改正の影響により支給総額が当初見込みを上回ったためと。施設型給付費、施設等利用費で3500万円ぐらいですか、増額となっているじゃないですか。この制度改正は、ごめんなさい、何を指しているんでしたか。ちょっと確認させてください。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  お答えをさせていただきます。  幾つかの制度があるんですけども、大きなものとしては、チーム保育加算という、3〜5歳に適応されるものなんですが、保育教諭がチームで取り組むために、人を増やしたりした場合に、チーム加算というのを適用することが、今まで教育だけできたんですけども、保育の部分についてもできるようになったので、その分の増額という形になってございます。以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  副委員長。 ○副委員長(露原行隆)  ごめんなさい。そのチーム何とかとおっしゃったんですけど、もう少し分かりやすくというか、教えていただけますか。お願いします。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  お答えをさせていただきます。  チーム保育加算という3〜5歳についてクラス担任以外に、教育・保育を全体で見ていくためのチームを組んでやる場合については、チーム保育加算というのを設けることができます。それについては、制度が始まった当初からは、教育部分だけ適用されていたものが、今年度からそれが改正されまして、保育の部分についても、3〜5歳チーム保育で見る場合については、そういった加算を設けることが、保育の部分についても適用されるということになりましたので、認定こども園等でその適用する園が増えましたので、給付が増えているという形になってございます。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  副委員長。 ○副委員長(露原行隆)  それというのは、園によって実情は異なるものなんですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  お答えをさせていただきます。  すみません。細かい区分というのは、ちょっと記憶してないんですけども、定員の規模に応じて、そのチーム保育加算における人の数というのが、保育教諭の数というのが変わってきます。  だから、大規模な園については3名、4名と置いている園もあろうかと思うんですけども、小さな園でも、そういった形、3〜5歳のチームで見るための保育教諭を1名置いたりとかという形のことができるようになってございます。  なので、園によって置いている人数とか、園の規模によって異なってきたりとか。また、一定、保育教諭が国基準以上にいないと、それを置くことができませんので、国基準以上に確保していただいて、そういった加算のほうに、人を割り振っていただいているという形になってございます。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  副委員長。 ○副委員長(露原行隆)  ざっくり、すごく手厚く保育、民間園に頑張っていただいているという認識でよろしいですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  先ほどの露原副委員長の質問の部分で、影響額の説明をさせてもらったときに、国の無償化影響分のところの還付の部分で、二千数百万円が1000万円ちょっとになったと申し上げたんですけど、こちらが市の独自のほうでございまして、国のほうにつきましては、還付の部分については、予算としては4500万円程度組んでおった分が、3400万円程度になったということで、これも1000万円強ぐらいの減になったということで、ちょっと修正で御答弁をさせていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  副委員長。 ○副委員長(露原行隆)  今すぐチーム保育加算という形で御説明いただいたんですけども、民間園について、特に昨年度コロナのこともあったりであるとかで、保育士応援パスポートを作っていただきました。あれはそんなに予算もかけずにということでした。しっかりとその辺り、本当にこれからの子供たちを支えていく体制、まだまだ小規模園を拡大していったりであるとか。やっぱり保育士がいらっしゃってこその子供たち、安全に、安心して過ごせる環境になると思いますので、次年度の予算についても、保育士確保については、精力的にやっていただいておりますが、その辺りしっかりと国の制度の部分も取りながらやっていただきたいなと、応援していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(谷沢千賀子)  それでは、本件の質疑は、これをもって終わります。 ───────────────────── ○委員長(谷沢千賀子)  次に、議案第28号「令和3年度八尾市母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計予算の件」を議題といたします。  岩井こども未来部次長から提案理由の説明を求めます。  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  ただいま議題となりました議案第28号「令和3年度八尾市母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計予算の件」につきまして御説明申し上げます。  恐れ入りますが、令和3年度予算書の475ページをお開き願います。  母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計の歳入歳出予算の総額につきましては、歳入歳出それぞれ4754万4000円と定めるものでございます。  それでは、歳出予算から御説明申し上げます。  488ページをお開き願います。  款1母子父子寡婦福祉資金貸付事業費、項1母子父子寡婦福祉資金貸付事業費では、母子父子寡婦福祉資金貸付金及び貸付に係る事務費として4754万4000円を計上いたしております。  以上が歳出予算でございます。  次に、歳入予算でございますが、恐れ入ります、484ページへお戻り願います。  まず、款1繰入金、項1一般会計繰入金、目1一般会計繰入金におきまして、母子父子寡婦福祉資金貸付金の事業費の財源として454万8000円を計上いたしております。  次に、款2繰越金、項1繰越金、目1繰越金におきまして、前年度繰越金として1451万9000円を計上いたしております。  次に、款3諸収入、項1貸付金元利収入、目1母子福祉資金貸付金元利収入、目2父子福祉資金貸付金元利収入、及び、目3寡婦福祉資金貸付金元利収入におきまして、現年度及び過年度分として、合わせて2847万3000円を計上いたしております。  次に、款3諸収入、項2市預金利子、目1市預金利子におきまして、預金利子として1000円を計上いたしております。  486ページをお開きください。  次に、款3諸収入、項3雑入、目1違約金及び延納利息におきまして、母子・父子・寡婦福祉資金違約金として3000円を計上いたしております。  以上、誠に簡単ではございますが、提案理由の説明とさせていただきます。  よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○委員長(谷沢千賀子)  提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。
        (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(谷沢千賀子)  それでは、本件の質疑は、これをもって終わります。 ───────────────────── ○委員長(谷沢千賀子)  次に、議案第22号「令和3年度八尾市一般会計予算の件」のうちの当分科会所管分及び議案第40号「令和3年度八尾市一般会計第1号補正予算の件」のうちの当分科会所管分の2件を一括議題といたします。  河野こども未来部次長から2件一括して、提案理由の説明を求めます。  河野次長。 ◎こども未来部次長こども政策課長(河野聡)  ただいま議案となりました議案第22号「令和3年度八尾市一般会計予算の件」及び議案第40号「令和3年度八尾市一般会計第1号補正予算の件」の2件のうち、こども未来部所管分につきまして一括して御説明申し上げます。  まず、議案第22号「令和3年度八尾市一般会計予算の件」のうち、こども未来部所管分につきまして、恐れ入ります、一般会計予算書の118ページをお開き願います。  令和3年度の当初予算における民生費の総額は589億7496万1000円で、そのうち、こども未来部所管分といたしましては、199億0857万4000円でございます。  款3民生費、項2児童福祉費、目1児童福祉総務費でございますが、こども未来部所管分の予算額は31億2944万3000円で、主な経費といたしましては、認定こども園等施設整備費補助金、障がい児保育支援経費、私立認定こども園等運営費補助金、保育士確保支援経費、病児保育経費、職員人件費などに要する経費でございます。  次に、124ページをお開き願います。  目2児童措置費でございますが、予算額は127億3318万円で、主な経費といたしましては、児童手当及び児童扶養手当、施設型給付費・施設等利用費などに要する経費でございます。  次に、目3認定こども園等施設費でございますが、予算額は19億3113万2000円で、公立の認定こども園の職員等人件費や旧保育所の解体事業費などに要する経費でございます。  次に、126ページをお開き願います。  目5ひとり親家庭医療助成費でございますが、予算額は1億8218万9000円で、ひとり親家庭の方に対する医療助成費及び支給事務経費でございます。  次に、128ページをお開き願います。  目6子ども医療助成費でございますが、予算額は8億8547万4000円で、18歳までの児童に対する入院・通院の医療助成費などでございます。  次に、目7放課後児童健全育成費でございますが、予算額は10億3040万8000円で、放課後児童室職員等の人件費、放課後児童室施設整備事業費などでございます。  次に、130ページをお開き願います。  目8(仮称)こども総合支援センター整備事業費でございますが、予算額は1674万8000円で、(仮称)こども総合支援センターの設計業務に係る経費でございます。  続きまして、140ページをお開き願います。  款4衛生費の総額は99億1156万9000円で、そのうち、こども未来部所管分といたしましては2641万7000円でございます。  その内容といたしまして、項1保健衛生費、目4母子保健費のうち、未熟児養育医療助成費とその事務経費でございます。  次に、204ページをお開き願います。  款9教育費の総額は94億1614万6000円で、そのうち、こども未来部所管分といたしましては2億3034万4000円でございます。  その内容といたしまして、項4社会教育費、目1社会教育総務費でございますが、こども未来部所管分の予算額は5115万8000円で、主な経費といたしましては、放課後子ども教室推進経費、青少年施設管理運営経費などでございます。  次に、210ページをお開き願います。  目7青少年会館費の予算額は1億7265万2000円で、桂・安中両青少年会館職員等人件費、両青少年会館の管理経費、教室・講座の開催に係る経費などでございます。  次に、214ページをお開き願います。  項5保健体育費、目2体育施設費でございますが、こども未来部所管分の予算額は653万4000円で、その内容といたしましては、青少年施設管理運営経費でございます。  続きまして、令和3年度の投資的経費、主な事業のうち、こども未来部所管分について御説明申し上げます。  恐れ入りますが、予算参考資料の12ページをお開き願います。  4のその他事業のうち、3認定こども園等施設整備費補助金におきまして8億1058万9000円を、4旧保育所解体事業におきまして、荘内、弓削、堤、末広の4つの保育所の解体工事等に伴う経費として2億4445万6000円を、5放課後児童室施設整備事業におきまして、用和及び龍華幼稚園を活用した放課後児童室整備等に伴う経費として8830万6000円を、6(仮称)八尾市こども総合支援センター整備事業におきまして、設計業務に係る経費として1674万8000円を、それぞれ計上いたしております。  次に、14ページをお開き願います。  令和3年度の主な事業のうち、こども未来部所管分でございますが、施策1の子育て総合支援ネットワークセンター事業で3300万6000円を、(仮称)八尾市こども総合支援センター整備事業で1674万8000円を、地域子育て支援センター事業で3023万7000円を、児童虐待対策事業で532万8000円を、施策2の認定こども園等整備計画推進事業で8億1058万9000円を、公立認定こども園運営事業で7億2560万6000円を、保育士確保支援事業で1億0497万9000円を、施策4の放課後児童室事業で6億9171万5000円を、それぞれ計上いたしております。  次に、令和3年度一般会計予算に関連して、こども未来部所管に係る組織機構の見直しにつきまして御報告申し上げます。  機構図に基づき主な変更部分を御説明申し上げますので、お手元配付の資料、八尾市行政機構新・旧比較表を御参照願います。  こども未来部におきましては、部の名称をこども若者部に改めるとともに、部内の組織を再編し、こどもや若者に係る総合的な政策立案や独り親支援、児童手当・こども医療費助成等の給付を所管するこども若者政策課、子育てに関する総合的な支援・相談機能を所管するこども総合支援課、認定こども園や放課後児童室、地域福祉部より移管する児童発達支援センター等の市立の子育て施設の管理運営を所管するこども施設運営課、就学前施設の入所等、私立認定こども園の運営指導等を行う保育・こども園課で構成いたします。  なお、各課における室・係等の構成につきましては、新旧対照表のとおりでございます。  また、桂・安中青少年会館及び青少年課の業務のうち放課後児童室等の一部の業務を除き、教育委員会に事務を移管いたします。  続きまして、議案第40号「令和3年度八尾市一般会計第1号補正予算の件」のうち、こども未来部所管分につきまして御説明申し上げます。  補正予算書の22ページをお開きください。  款3民生費、項2児童福祉費、目1児童福祉総務費におきまして8200万円を増額補正いたすもので、国の令和2年度補正予算第3号に伴い、新型コロナウイルス感染症に係る感染防止等のため、私立認定こども園等が消毒液等を購入する経費として、私立認定こども園等運営費補助金で6770万円、病児保育経費で30万円、つどいの広場経費で360万円、養育支援訪問経費で30万円、地域子育て支援センター経費で150万円、ファミリー・サポート・センター経費で30万円、子育て総合支援ネットワークセンター経費で800万円、地域子育てつながりセンター経費で30万円を、それぞれ増額するものでございます。  次に、目3認定こども園等施設費におきまして675万円を増額補正いたすもので、国の令和2年度補正予算第3号に伴い、新型コロナウイルス感染症に係る感染防止等のため、公立認定こども園等が消毒液等を購入する経費として、公立認定こども園運営事業経費を増額するものでございます。  次に、目7放課後児童健全育成費におきまして1642万4000円を増額補正いたすもので、国の令和2年度補正予算第3号に伴い、新型コロナウイルス感染症に係る感染防止等のため、放課後児童室で使用する消毒液等を購入する経費及び放課後児童室のLAN整備に係る経費として、放課後児童室経費を増額するものでございます。  以上、誠に簡単な説明でございますが、提案理由の説明とさせていただきます。  よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○委員長(谷沢千賀子)  提案理由の説明が終わりました。  これより2件一括して質疑に入ります。  質疑ありませんか。  鑄方委員。 ◆委員(鑄方淳治)  補正からお伺いしていきたいと思います。  補正予算の放課後児童健全育成費として、その内訳として、放課後児童室のLAN整備に関しての経費が計上されていますけども、ここに関して、どういった必要性があって、この整備というのを行っていくのかという、どういう懸念があったからなのか。  そして、どうなっていくのか。ちょっとそういったことを教えていただいてよろしいでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  石田参事。 ◎こども未来部参事(石田大介)  LAN整備のことについてでございますけれども、現在の各児童室の運営の状況でございますけれども、非常にアナログな状態での運営になっております。電話回線しかございませんので、保護者の方との連絡につきましても、一軒一軒電話をしていくという対応をしておりまして、コロナウイルスに関して、例えばですけども、翌日の休室をしないといけないようなときも、つながるまで電話をかけ続けるというような対応になってしまっております。この分につきまして、LAN回線、インターネット、メールができる環境をつくりまして、緊急連絡等も行えるという環境をつくりたいと思っています。  それ以外、事務につきましても育成室と児童室とのやり取りにつきましても、ファクスであったりとか、文書を直接送ったりとか、紙の文書を送ったりという対応になっておりますけども、この部分につきましてもメール等での対応ができることで、事務の効率化図れるかと思っているところでございます。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  鑄方委員。 ◆委員(鑄方淳治)  今、お伺いした限りでは、なかなかアナログな状態だったのかというところです。今は多くの保護者の方も、もちろんスマートフォンもお持ちですし、タブレットをお持ちの方もたくさんいらっしゃるので、そういったところがしっかりと利便性が上がっていくというのは、利用者のニーズにしっかりと沿っていくのかとは思います。  ただ、いろいろな情報の共有に関して、ちょっと懸念ということでお伺いすることが、ありまして、そんな中で、例えば、パソコンを入れるのか、タブレットを入れるのか、ちょっと分からないです。例えば、放課後児童室の指導員と、学校の先生、そして保護者の方等々、体調に課題のある児童であったり、発達であったりとか、いろんな課題がおありで、そして、情報を共有さえできていれば、例えば家でちょっと気分が沈んでいるとか、ちょっと機嫌がなかなか難しかったりとか、いろんなお子さんがいると思います。そこの共有というのも、伝達、口頭であったりとかしたら漏れたりすることもあるのかと思います。そこでしっかりと共有できる、例えばグループLINEを入れたりとか、そんな、ちょっと何か電話、メールといったところから、グループLINEとか、今度はちょっと一足飛びなのかと、思うところもあるんですけど、そこに関してはいかがでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  石田参事。 ◎こども未来部参事(石田大介)  そうですね。必要な情報の共有というのは、本当に大切だと、私どもも認識しておりまして、その部分につきましては、今後、検討していきたいと思っております。  ただ、今回、すみません。御提案をさせていただいている分については、回線を引くことから始めていくことになっておりますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(谷沢千賀子)  鑄方委員。 ◆委員(鑄方淳治)  回線の整備は何のためにするのかというところなので、そこに関しては、もうしっかりと今、検討をいただくということなので、前向きに御検討をいただければと思いますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。  次に、予算でちょっと行かせていただきます。  実施計画からお伺いできればと思います。実施計画の49ページ、地域子育て支援センター事業というところでお伺いします。  これも市政運営方針で重点取組に上がっているところなのかという認識です。公立のこども園5園で取り組んでいただいていることなのかと思いますけども、ここをちょっと詳細、教えていただいてよろしいでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  地域子育て支援センター事業につきましては、公立5園に併設されております在宅子育て支援のための拠点ということになっておりまして、主には、施設内で特にここにつきましては自由に親御さん、親と子供とが来ていただいて、交流いただくような対応と。  あとは、午前中を中心に教室等の開催、もしくは、さらには拠点ということで、各コミセン等々で交流会をやったりとか、あと公園のほうで遊びの場をつくったりとか、そういった取組をしている施設でございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  鑄方委員。 ◆委員(鑄方淳治)  御説明ありがとうございます。ここに関して、令和2年度と違って、令和3年度で新たにやっていくというところもあるのかと思うんですけど、そういったことがあれば、教えていただけますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  令和3年度につきましては、市政運営方針にも書かせておりますように、オンラインでの交流会をさせていただこうと考えているところでございまして、ズームのほうを使わせていただきまして、出向いていくことについて、ちょっと困難な方、もしくは出向くことに不安をお持ちの方についても、ズームのほうで、オンラインで交流できるような仕掛けをしていきたいと考えてございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  鑄方委員。 ◆委員(鑄方淳治)  コロナ禍において、そのときの補正だったか、ちょっと記憶は曖昧ですけども。在宅で子育てをしている方に動画配信だったりとか、そういったこともしていただいていたかと思います。  なので、そこをプラスアルファ、さらにちょっと前に進んだと捉えれるのかと思います。そこはぜひ積極的にやっていただいて、周知をしていただければ、参加をしていただいたりとか。やっぱり孤独になってしまうお母さんだったりとか、保護者の方、そういったところをしっかりと手を広げて、差し伸べていただければと思います。
     同じ在宅の支援のことなんですけども、つどいの広場事業、同じページのところです。これ事業の見直しであったりとか、そういったことだったのかと思います。これは事業の見直しは、何事業者になるとか、いつからであるとか。そういった今、分かる段階で教えていただいてよろしいでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  つどいの広場事業でございますけども、これにつきましては、現在、選定委員会も開きながら、募集している状況になってございます。  このつどいの広場事業、在宅子育て支援の部分につきましては、子供自身が減ってきておる。また、就学前施設です、認定こども園等への就園が早くなってきているところもございまして、在宅児童そのものがちょっと減少傾向にあるということがございます。  また、先ほど説明しました地域子育て支援センターにつきましても、3園から5園に増えたというようなところで、在宅子育て支援の部分で充実してきておるというようなことも踏まえまして、現在15か所であったものを12か所という形にさせていただくというところで考えておるところでございます。  今現在、募集期間ですけれども、新年度の4月20日に締め切らせていただいて、そのあと5月に選考させていただいて、6月契約と。7月から新たな広場としてスタートいただくといったスケジュールになってございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  鑄方委員。 ◆委員(鑄方淳治)  以前にも教えていただいたんで、ちょっと確認をさせていただいたところなんですけれども、ただ、今お伺いした中では、ちょっと日程タイトなところもあるのかと。今は、それまで選考期間も運営されているのかと思うんですけども。そこに関してはスムーズに移行できるような、何か資金的なものなのか、それとも制度的なことなのか。ちょっと分からないですけども、そこら辺も考えて事業者に補助というか、お手伝いというか、そういったところも考えておられるんでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  スケジュール的なことも含めて、今回選考させていただくに当たりまして、要項を定める前に、市場型のサウンディング調査ということで、市としてはこんな考え方で今選考しようと考えていますよということに対して、一定、事業者の意見を伺って、募集期間等を定めてきたというところでございます。  募集期間につきましては、1月から募集をさせていただいていて、4月の後半までということで、4か月時間をしっかり取らせていただくという形。これは御意見等も踏まえながら、設定させてもらった部分でございます。  あと、種々いろいろな御意見頂いておりますので、今回、新たな場所に移られるひろばさん等も想定されるという中で、新たに施設整備されるイニシャルコストの部分についても、一定委託費として出すような対応もさせていただきながら、スムーズに新たな選定を、事業していただけるような形で進めていくという形で、現在、進めてございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  鑄方委員。 ◆委員(鑄方淳治)  周知の時期に関しては、ちょっと早めにされてるのかと思ったんですけども、ただ、ちょっと移行するに当たって、例えば、何か見込みで借りたりせなあかんとか、そういった負担がないのかと、ちょっと懸念したので、それをちょっと質問させていただきました。そこに関しては、しっかりとやっていただけるということなので、スムーズな移行をしていただければと思うんですけども、この事業内容のところに、相談事業の実施というところを書いていただいています。この相談事業の実施というところに関して、詳しく内容を教えていただいてよろしいでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  つどいの広場につきましては、基本的には気軽にお集いいただいて、相互の交流をいただく場として開設しておるんですけども、その場において、実際、子育てのことについてお悩みの方についての御相談についても、一定お聞かせいただく。もしくは、御家庭の子育て以外の事情なんかについてもお聞かせいただくと。そういった中で必要な機関を紹介したいと。そういった対応をさせてもらっておるというようなところでございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  鑄方委員。 ◆委員(鑄方淳治)  子育てに関してというところなんですけども、今、お示しいただいたように、子育てだけではなくて、御家庭の事情、例えば介護であったり、経済的な理由であったり、様々な理由によって子育てが、ちょっと困難であったりとか、悩みを持って抱えておられる方というのもたくさんいらっしゃるのかと、ちょっと思っております。  なので、例えば、そのつなぎ先であったりとか、しかるべきところを、しっかりと連携というのはしていただいてるのかと思うんですけども。例えばチラシを設置していただいたり、案内を適切にできるように、そういったところをしっかりと引き出して伝えていただけるように、研修をやっていただくのもいいのかと、以前もちょっと御提案をさせていただいたかと思うんですが、そこに関してはいかがでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  子育てを取り巻く状況というのは、日々変わってきている中で、孤立化等々の課題もございます。  今、委員御指摘のように、子育てだけの相談だけじゃなくて、その子育て家庭そのものが抱えている介護であったりとか、貧困であったり、いろいろな課題がありますので、そういった部分についても、一定、対応していけるようにという思いで、今、今後、進めていきたいというように思っておりますので、チラシ含め、情報発信も子育てのためだけのものじゃなくて、福祉等々の他のサービスのものについても情報発信したり、必要な形でつないでいけたりとかいう形で、今後、取り組んでいきたいと考えておるところでございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  鑄方委員。 ◆委員(鑄方淳治)  ありがとうございます。そういった観点で、しっかりと仕組みとして、何か形で、先ほども申し上げましたチラシであったりとか、そういったことをすれば、例えば研修で支援員の方に御説明もいただいた上で、そういったことをしっかりとやっていただければ、そういった孤独に悩まれることというのが減っていくのかと思いますので、ぜひ、そこら辺は整備をしていただきますように、どうぞ、よろしくお願いを申し上げます。  次に、実施計画の50ページのところなんですけども、認定こども園等整備計画推進事業というところで、ちょっと質問をさせていただきたいんです。ここは、こどもいきいき未来計画に基づいて、小規模保育所等々も含めて、確保に努めていただいているのかと認識はしているんですけども、計画と大きな乖離、現実の乖離がないのかどうか。今のところ現状を教えていただいてよろしいでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  施設整備についてお答えをさせていただきます。  施設整備につきましては、小規模保育施設を中心に、整備を進めているところです。  来年度も予算の中で、3か所の予定をさせていただいているなど、設備については、整備については順調に進めていけてると考えてございますし、進めていきたいと考えてございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  鑄方委員。 ◆委員(鑄方淳治)  公有地の跡地の活用というのも、先ほどの議案でもありましたけども、そこはしっかりとやっていただいているのかとは認識はしております。今も確認もさせていただいた。保育士の確保についてです。保育士の確保については、今年度の取組というのは、どうなっているか。教えていただいて、よろしいでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  お答えをさせていただきます。  保育士の確保につきましても、施設整備と保育士確保というのは、これは2つが一緒になって初めて受入枠の拡大というのを進めていけると認識してございます。  保育士確保についても、民間園の御意見をお伺いしながら、市として何をやっていけばいいのかというのを考えながら、適宜進めていっているところでございます。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  鑄方委員。 ◆委員(鑄方淳治)  今、永澤課長お示しいただいたように、施設だけあっても仕方がない。そして、そこを施設をしっかりと整備して、保育士をしっかりと確保することによって、結果、保育の総量をしっかりと確保すると。そういったことが、先々に利用される方の利便性であったりとか、そういったところにつながっていくのかと認識をしております。  八尾市としても、幼児教育・保育の無償化というのも、他市に先駆けて2歳児の無償化というのをやっているところで、我々大阪維新の会としても、この後はゼロ歳、1歳というところも進めていっていただければと思っておりますが、やはりここの保育士の確保というところは、どこの自治体でも苦労されているのかと思います。ここをしっかりとやっていただきたいということで、保育士のセミナーですか。セミナーの話で、どれだけの量を確保すべきなのかというところは、それぞれの園によっても変わってくると思います。ここに関しては、以前から何度か申し上げていると思います。民間のニーズ、例えば、うちの園は何人欲しい、何人欲しいといった、そういったざくっとした粗い数字でも、セミナーの前にそこはヒアリングをしていただいて、それの目標に向かってやっていただきたいと思うんですけども、そこに関しては、いかがでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  お答えをさせていただきます。  就職フェアにつきましても、保育士確保について面会者とお話をしながらやっているところでして、改善点等についても適宜、毎回アンケートを取って改善に努めているところです。  確保についてでも、民間園から何人確保したいというところ、御意見を頂くところもありますし、反対に、もう確保できたから今回やめとくというような御意見を頂くこともございます。どういう形で、数、必要性の確保等について、お示しをしたらいいのかというのについては、また民間園と御協議しながら、進めてまいりたいと考えてございます。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  鑄方委員。 ◆委員(鑄方淳治)  そこに関しては、もちろんその年度年度によって状況というのは変わってくると思います。退職される方が多い年と少ない年というのは、もちろんあると思いますので、そこは密に、毎年毎年そのフェアが開催する前であったりとか、フェアをどうやってやっていこうとか、そういったところをしっかりと連携してやっていっていただきますように、どうぞ、お願いを申し上げます。  そして、あとはやっぱり保育士の確保ができてる園とできていない園というのが、やっぱりちょっとばらつきあったりするのかと思われます。そこでなかなか民間の経営方針にまで、なかなか突っ込んでいうことというのは難しいと思いますけども、そこに関しては、例えば、確保がしやすい、例年確保できてるなというところの事例等々も、ちょっと御紹介ぐらいとかはしたらいいのかと思います。そこに関してはどうですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  お答えをさせていただきます。  市内の園同士でそれをやると、なかなかちょっと難しいところもございますので、今年度ちょっと研修という形で、外部、他市の園を運営されている方に、関東の方に来ていただいて、こういう形で保育士確保しているよというのを、御講演をしていただいたようなことも、実施したりしました。  その園にどれだけ定着できるのか、どれだけ確保できるのかというところについては、各園も御興味あるところと認識してございますので、やっていきたいと考えています。  ただ、ちょっと市内で確保できている園にやってもらうと、ちょっと、すみません、ハレーションなりがあるかと考えますので、そういった形で、講師を来ていただくなりしてやっていきたいと考えてございます。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  鑄方委員。 ◆委員(鑄方淳治)  ありがとうございます。やっぱり同じフィールドなので、そこはなかなかちょっと難しいのかと思いますけども、今おっしゃっていただいたみたいに、学識の先生であったりとか、そういったところをやっていただくようにすればいいのかと思います。やはり1つの園だけ運営されている事業者と、例えば5園をやっておられる方と、やっぱり事情というのは違うと思いますから、そこら辺は外部からの有識者であったりとか、そういったところのセミナーであったりとか、十二分に活用していただいて、八尾市の保育の総量確保のために、しっかりと連携をしながらやっていっていただければと思いますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。  1回目、取りあえず中途半端になりそうなので、終わっておきます。 ───────────────────── ○委員長(谷沢千賀子)  議事の都合により、暫時休憩いたします。  午前11時18分休憩       ◇  午前11時25分再開 ○委員長(谷沢千賀子)  休憩前に引き続き分科会を再開いたします。 ───────────────────── ○委員長(谷沢千賀子)  他に、質疑ありませんか。  山中委員。
    ◆委員(山中宏)  よろしくお願いします。  こども総合支援センターです。ちょっと協議会絡むかと思うんですけど、先こちら上げていただいていいですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  ただいまの件につきまして、後ほどの委員協議会で報告を受けることになっておりましたが、本議案の審議に関係いたしますので、この際、報告を受けることにしたいと思いますが、いかがでしょうか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(谷沢千賀子)  それでは、報告を受けることにいたします。  「(仮称)八尾市こども総合支援センター基本構想の策定」について、こども未来部、河野次長から報告願います。  河野次長。 ◎こども未来部次長こども政策課長(河野聡)  それでは、(仮称)八尾市こども総合支援センター基本構想の策定について御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、お手元の基本構想を御覧願います。  本基本構想は、(仮称)八尾市こども総合支援センターの整備に向け、基本理念や施設の機能などを定めるために策定するものです。  本基本構想の策定の経過でございますが、切れ目のない支援の在り方検討会議における検討と合わせまして、子ども・子育て会議の委員の皆様にも御意見を頂き、素案を作成し、令和2年12月7日から令和3年1月7日にかけて、パブリックコメントを実施いたしました。  本日、お示ししております基本構想は、お寄せいただいた御意見を反映させていただいたものでございます。  それでは、基本構想の内容について要点を絞って御説明申し上げます。  まず、目次をお開き願います。  本基本構想は、第1章基本構想の策定に当たってと、第2章(仮称)八尾市こども総合支援センターの基本的な考え方及び用語集で構成しております。  次に、第1章、基本構想の策定に当たってでございますが、1ページを御覧ください。  このページには、基本構想の趣旨、2ページには、八尾市の子ども・子育て支援の現状、4ページには、八尾市の子ども・子育て支援の課題と対応として、子育て関連の相談窓口について、子供の発達相談について、児童虐待やいじめ、不登校問題の増加を記載しております。  次に、6ページをお開き願います。  第2章、(仮称)八尾市こども総合支援センターの基本的な考え方でございますが、基本理念につきましては、一人一人に光が当たる切れ目のない支援の実現とし、基本的な視点につきましては、切れ目のない総合的な支援体制の整備、家族が抱える課題を丸ごと受け止める相談体制の整備、予防的な支援のさらなる強化の3つの視点を記載しております。  また、7ページには、(仮称)八尾市こども総合支援センターに必要な機能として、情報発信・交流・ネットワーク機能、子ども・子育て総合相談機能、子どもの発達相談機能、児童虐待相談機能、教育相談機能の5つの機能を掲げております。  次に、8ページをお開き願います。  イメージ図として、5つの機能と関連機関のイメージ、情報共有化のイメージ、9ページには包括的な相談体制のイメージを記載しております。  次に、10ページをお開き願います。  10ページから14ページにかけて、5つの機能の内容を記載しております。  まず、10ページの情報発信・交流・ネットワーク機能につきましては、親子の交流スペースの設置や、子育て世代が参加しやすい講座・事業を実施し、気軽な相談につなげてまいります。また、多様な媒体により双方向型も視野に入れ、発信機能の充実を図ることとしております。  11ページの子ども・子育て総合相談機能につきましては、多種多様な課題や悩みを抱える子供自身や子育て家庭の最初の相談窓口となり、子育てに関する不安感・負担感の軽減に努めてまいります。また、より専門的な相談や支援が必要な場合には、センター内の専門職員や他の関係機関等につなぎ、支援に結びつけることとしております。  次に、12ページをお開き願います。  子供の発達相談機能につきましては、発達に心配のある子供の相談をはじめ、発達や行動に関する様々な相談に、保健師などの専門職がチームアプローチにより対応いたします。また、必要に応じて保護者の方への支援を行うとともに、医療機関を含め関係機関との連携を図ることとしております。  13ページの児童虐待相談機能につきましては、保健センターなどの関係機関が把握する情報を共有し、早期に虐待のリスクを把握し、支援を開始する体制を整備いたします。また、母子保健事業との連携を強化し、子育て世代包括支援センターと市区町村子ども家庭総合支援拠点の機能の一体的な実施を目指すこととしております。  次に、14ページをお開き願います。  教育相談機能につきましては、学校教育経験者を配置し、子供の教育上の様々な課題や悩みへの相談を行い、必要に応じて、教育センターの支援につなぐなど、子供の状況に応じた支援を実施することとしております。  15ページの職員体制につきましては、初期の段階では、おおむね40名程度を想定しております。  次に、16ページをお開き願います。  こちらは施設の概要として、まず、想定される必要諸室を記載しております。  17ページでございますが、設置場所につきましては生涯学習センター学習プラザの1階と4階、開館日及び開館時間につきましては、月曜日から土曜日の午前9時から午後5時15分までとしております。  次に、施設整備スケジュールにつきましては、令和3年度に設計業務を開始し、令和4年度中の開館を予定しております。  最後に、18ページから19ページが用語集となっております。  今後は、本基本構想に基づき、ハード面及びソフト面の整備を進めてまいります。  以上、甚だ簡単でございますが、説明とさせていただきます。  よろしくお願いいたします。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  ありがとうございます。るる御説明いただきました。まず、先日、福岡県篠栗町ですか、昨年4月に5歳の男の子が餓死したという、非常に痛ましい事件が、今現在、報道なされているんです。この報道を受けたり、過去にもそういった重大な虐待であったり、そういったことが児童相談所の限界なのか、他府県、他市の話ですが、怠慢だったのかという部分です。こういった事件、重大事件が起きた後に、本市としては、「みらい」としては把握している、ちょっとリスクのある御家庭とか、お子さんのケアというか、見直しみたいなんていうのは、その都度されてたりとかはするのか、ちょっと教えていただけますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  今回、非常に痛ましい事件が起きたと、私も思っております。  本市の児童虐待の部分につきましては、要保護児童対策地域協議会という、市だけじゃなくて、児童相談所だけじゃなくて、あと関係する福祉、保健、教育、人権いろんな団体が入った中での協議会を持っています。その中で、今、特に虐待含め、支援がいる御家庭等々につきましては、把握をして、情報共有を図りながら支援をしていっているという状況でありますので、そういった部分を引き続き、しっかり情報共有含めてやっていくという認識でございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  権限でいくと、なかなか児相と「みらい」との権限は全然違うかとは思います。その協議会に上げて等々の対応になるかとは思うんですけども、やはりそういった今回、この篠栗町の件では、親族の方が数度児童相談所にちょっと安否の確認をしてくれというお願いをした中で、そのお声を、要は無視をしたというか、実際に、悲しい事件が起きてしまったということなんです。そういったケースがあるのかないのかというのを、もう一度、精査し直すとか、そういう作業というのは、「みらい」と児童相談所との連携の中で行われたりはしないのかということを、ちょっと聞きたいんです。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  これまでも、目黒の事件ですとか、非常に痛ましい事件というのは起きてきております。そういった中で、児童相談所とはしっかり連携していっておるということでございます。  基本的には、やっぱり市民の方からの通告であったりとか、そういった部分がしっかりされるように、これまでも啓発をさせてもらっておりました。児童相談所のほうでも189ということで、24時間通告を受け付ける体制が取られていますし、市のほうでも受け付ける体制は取っております。  通告いただいた後につきましては、できるだけ48時間以内に安否といいますか、それの確認をするということを、受け付けたとこらが中心になりながら、あと見守り機関、学校とか、認定こども園とかもありますけれども、そういったところも含めて、確認を取るという対応をやっておりますし、そこはもうしっかりこれからも引き続きやっていきたいと考えてございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  今回、本市では起きていないわけで、他の都道府県で起きているわけなんですけども、こういったケースというのは、要は、もう児童相談所によって、地域によって全く運営に当たって、そういうルールであったり、規定というものは全然違うわけなんですか。国がある程度決めていたりとか、職員のモチベーションに全てよってしまうような、どういう状況なんですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  古賀所長。 ◎子育て総合支援ネットワークセンター所長(古賀仁)  お答えいたします。  基本的には、児童相談所とその市町村の連携というところは、国のほうでも具体的にこういう形で行うというところはあるんですけれども、あとは、重症事例です。先ほど言っていただいたような死亡事例であったり、重症事例というのは、国のほうでも当然、検証を行っておりまして、共有というのを図っております。児童相談所との話の中でも、そこを当然、共有した上で、要対協のほうでしっかり見直しというのを行っていっておりますので、基本的には、都道府県、市町村というところの部分というのは、国のほうも同じような形で運営できるようにという形で、そこの共有と運営のほうの足並みをそろえるようにというところは、国のほうでも行っているところです。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  分かりました。一応、国のほうでも行っていて、ただ、やっぱり都道府県によって、差がどうしても出てしまっている現状ということですか。大阪府と本市と連携では、もう絶対にこういうことが起こらないように、「みらい」としての児童相談所ほどの権限がなかったとしても、情報共有というのはしっかりしていただいているとは思うんですけれども、絶対に起こらないように、しっかりとよろしくお願いしたいところです。  次、この八尾市こども総合支援センター全般について、ちょっとお伺いしたいんですけれども、多様な子育てニーズに応えるために、様々な支援を切れ目なく提供し、子供の育ちを総合的に支援する拠点ということで、どうしても縦割りと言われる行政のサービスに横串を刺すという、市長のお言葉もありました。そういった意味でも、非常に前向きに捉えてはいるんですけれども、1点、この整備に予算でも1674万8000円ということで、1番先ほどの資料の末のほうです。こういった「かがやき」内の工事等の設計の予算をこれで上げていっていただいているということで、よろしいですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  河野次長。 ◎こども未来部次長こども政策課長(河野聡)  そうです。こども総合支援センター、今回の当初予算の中で、生涯学習センター、学習プラザ内を改修するためのその前段階の設計の予算を計上させていただいているという状況でございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  ここに基本の構想を上げていただいて、現状等も書いていただいて、今、おっしゃったように、「かがやき」の中にそういう施設を作るために設計を上げていっていただいている。今、ハード面では整ってない状態なんですけれども、このソフト面で、この構想に向けてどのような準備進めていただいているのか。  あと、このニーズを把握、市民も強く望んでいるということなんですけれども、このニーズに現在は応えられていないのか。どう、そういった部分もちょっと教えていただけますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  河野次長。 ◎こども未来部次長こども政策課長(河野聡)  何点か御質問をいただいたかと思います。  まず、ハード面につきましては、このような形でスケジュール感で進んでいくということでございますが、ソフト面でございます。このハードが出来上がってから、ソフトをこれに合わせてつくっていくという考え方ではなくて、既にできるところから、この構想に基づいて、この構想を実現するために、ソフト面についてもやれるところからやっていきたいということで、例えばですけども、関係課の職員と医療のほうの連携といったようなことで、会議を持ったり、あるいはお互い意見交換をしながら、今現状でやっている業務をどう変えていけば切れ目のない支援が実現できるのかといったような視点も含めて、会議体を持ちながら、進んでいるという状況でございます。  あと、市民の方のニーズに応えきれていないという部分は、現状、残念ながら多々ございます。例えば、今の「みらい」の執務室、あるいは相談室等の環境です。これはハード面のことでございますけども、こういったところも課題の1つでございますし、ソフト面でいけば、やはり発達相談の御相談につきましても、相談窓口が分かれていたり、あるいは、そこまで深刻な相談ではなくても、少しでも御相談したいことがあれば、ここに来てくださいといった積極的な御案内というのが、残念ながらはっきりと打ち出せていないという現状がございますので、このこども総合支援センターをきっかけに、しっかりとその辺りは市民の皆様に周知させていただいて不安のない子育てをしていただけるような形でいきたいと思っております。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  ありがとうございます。次長おっしゃるとおり、引き続きお願いしたいところなんですけれども、新型コロナがというか、コロナ禍がこれから長引いていくと。先ほども言いましたけれども、可能性が非常に高いという中で、相談窓口を1つに、頼りに展開するのではなくて、私としては、ぜひホームページを独立して作っていただきたいとは思うんです。いろんな企業は、集客のためにですけれども、ホームページ制作、非常に見やすかったり、1つの会社へ行って、いろんなサービスを総合的に提供を受けれるような工夫されたホームページが多々あるとは思うんです。こういった切れ目のない子育て支援等々、あと全ての人に光が当たることを考えたら、今の時代、ハードをきっちりと整えていただくというのは、非常にすばらしいことだとは思うんですけれども、それと並行して、ウェブの中でもしっかりと総合支援できるような形を、ぜひ取っていただきたいと思うんですけれども、その辺りいかがでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  今も「みらい」の部分についてホームページで発信もしておりますし、実際、そこから相談に来られる方というのもございます。
     ただ、委員御指摘のように、今回、新たにセンター設置していくわけですから、よりホームページのほうもしっかりそれに合うような形での見直しをさせていただいて、よりいいものにする中で、市民にはしっかり発信できるように、我々としても取り組んでいきたいと、このように考えてございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  ありがとうございます。ちょっとどうしても、今、ホームページを見ると、そのページはもう結局、PDFで資料が出てくるみたいな、そういう状況ばかりかと思うんですよ。悩んでる方がホームページへ行って、クリックして、全部資料ばかり、PDFで資料ばっかりまた見ていくという状況が、なかなか分かりにくいし、つながりにくいんじゃないのかと思いますので、ちょっとその辺り、いろいろと柔軟に考えて取り組んでいっていただきたいと、ちょっとそれを言っときます。  次、切れ目のない支援推進事業についてです。これは現在、この「やおっぷ」、ホームページにつながってなんですけども、これは大体ダウンロード数はどれぐらいありますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  河野次長。 ◎こども未来部次長こども政策課長(河野聡)  生活応援アプリ「やおっぷ」についての御質問でございます。登録者数といたしまして、令和3年1月末現在でございますけども、2万1566名という人数になってございます。  「やおっぷ」、このカテゴリーで登録を分けることができまして、子育てを選んでいただいている方が1万5361名という状況でございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  子育て世代を考えると、まだまだダウンロードというか、進んでいないのかと。八尾市は、この「やおっぷ」中心に子育ての情報は発信されてると思うんで、この辺り、ホームページがもし作っていただくんだったらですけれども、充実するまでにはこの「やおっぷ」の周知等は、もっともっと活発にやっていっていただきたいと思います。  ちょっと1つ、考えてたのが、思ってたのが、今、新型コロナで公共交通機関もなかなか使いたくないと。ゼロ歳、1歳のお子さんとか、ハイリスク、コロナ感染に関しては高齢者とともにハイリスクの世代といわれてますけれども、公共交通機関使いたくないとかいう親御さんもたくさんいらっしゃると思います。他市、近くでは松原市なんかは電動自転車の助成金とか、そんなんあったりするんですけど、この辺り本市、どうお考えですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  吉川部長。 ◎こども未来部長(吉川貴代)  移動しづらい方、バスとか、電車乗りたく方ということなんですが、ちょっと所管のほうが交通対策のほうになりますんで、ちょっと私どものほうで明確にお答えすることはできかねますので、よろしくお願い申し上げます。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  すみません。失礼しました。他市だと、子育て支援という形で6歳未満のお子さんが2人いらっしゃる家庭に数万円助成を出しているという状況があったので、ちょっとその辺り伺いました。  実施計画書の51ページの13です。病児保育について、ちょっとお聞かせください。  今年度コロナで、先にこの病児保育のこの対応施設です。これ本市幾つありますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  病児保育につきましては、2つ類型ございまして、1つは病児対応型ということで、就学前施設に入っておられない方で、病気で当面の病状が急変されないような状況であって、なおかつ、集団での保育が困難な子供に対して、専門的なスペースで保育していく。この部分の病児対応型の部分につきましては2か所です。病院と、あと保育園のほうで1か所ずつやっていただいておるというような状況であります。  もう1つは、体調不良児型といいまして、認定こども園等々に通所しているお子さんが体調が悪くなったという場合に、親が迎えに来るまでの間、園のほうの専用スペース等で預かっていただくと。それが病児体調不良児型ということで、令和3年度の予算では23か所を予定しておるところでございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  ちょっと時間が来ますので、すみません。  他にありませんか。  西川委員。 ◆委員(西川あり)  数点お聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  私も実施計画書のほうからお伺いしていきたいんですが、子育て総合支援ネットワークセンター事業の中に、情報共有のための仕組み検討と書かれているんです。これはどのようなものなのか。今現在、どんな形でされていて、どんな理由で変えていく検討をされているのか、教えていただけますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  子供に関わる状況共有の部分につきましては、基本的には関係機関で共有するための努力をしておるんですけれども、やはり個人の情報の部分がありますんで、一定御同意いただいた中での共有という形が、基本的に、今やっている内容になるのかと考えておるところでございます。  ただ、子供を切れ目なく支援していくということになってきますと、個人情報は非常に大事な部分ございます。ただ、当然その発達の問題であれば、支援機関も替わってくる部分がありますけれども、適切に情報共有できるということも、子供たちに対する支援、サービスの向上という形になってこようかと考えておりますので、その個人情報がある中で、どうやって共有できるかということを、今、検討会議も立ち上げて検討を進めておると。そういった状況でございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  ありがとうございます。切れ目のないという視点からは、必要な情報を共有するというのも大事だと思うんですけれども、一定保護者の了解や同意が必要な場合もある。それをどう了解してもらえるのかというのは、なかなか難しいところもあるかもしれないんですが、お子さんの成長のためということで、ぜひとも進めていただけたらとは思っています。  あと、情報共有ということに関しては、発達障がいに関しては、例えば、教育センターで取る場合、保健センターで取る場合、「みらい」で取る場合と、いろんな調べ方が違うと思うんですが、そういう情報の共有の仕方というのは、またこれとは変わってくるんですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  検査等々も、一定、それを実際、その検査結果をどういう形でまとめるかというところについても、機関ごとに違いあるのかと認識してございます。  そういったものを、極力1つ方法としては、可能であれば同じような様式にまとめていくとか、そういった形で、それぞれが把握しやすい、また受け取られる親御さん、市民の方も分かりやすい。例えば医療機関に御提供するに当たっても、医療機関でも分かりやすい。そういったものにできるような形では、ちょっと今、検討を進めていっておるようなところでございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  ありがとうございます。1つにまとめることがいいときもあると思いますし、その症状によっては、きっとそれぞれの見方もあるような、本当に素人で申し訳ないんですが、あると思うので、それは伝えやすい、分かりやすい形が一番だと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  次に、母子家庭等自立支援事業のところです。この中に母子父子福祉推進委員というのがあるんですが、この方々はどのような仕事をされて、どのように配置というか、いらっしゃるのか、教えてもらっていいですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  古賀所長。 ◎子育て総合支援ネットワークセンター所長(古賀仁)  お答えいたします。  こちらの母子父子福祉推進委員につきましては、母子寡婦福祉会のほうに御協力をいただきまして、実施しておりまして、基本的に各小学校区に1人です。なかなか人の加減で完全にそこはいかない部分はちょっと兼務という形に、一部なっていて、12人、今、おられるんですけれども、そういう形になっております。  一応、今、相談として受けていただいているのが、母子父子の方、寡婦の方の相談という形で住宅に関することであったり、就労に関すること、仕事を探しているんだけども、なかなか見つからないとか、住宅の確保に関することであったり、子供の養育に関することであったり、あと貸付金とか、そういう制度の部分とか、そういった部分で御相談を受けていただいて、「みらい」のほうにまたつないでいただくと。場合によっては、その制度の紹介というので終わる場合もあるんですけれども、基本的に「みらい」のほうとか、必要なところにつないでいただくという役割を担っていただいております。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  ありがとうございます。その方と相談したい場合には、まず、「みらい」で相談されて、各地域というか、あなたの小学校区にはこの方がいらっしゃいますよという紹介を受けるということになるんですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  古賀所長。 ◎子育て総合支援ネットワークセンター所長(古賀仁)  「みらい」のほうに直接、つながった場合は、そのままそこでお聞きしたりしますんで、どちらかというと、その地域でどこに相談したらいいかという場合とか、もしくは、こういう母子寡婦福祉会のほうを通じて相談に来られた方とかを適切なところにつないでもらうというような、そういう役割を担っていただいているような感じです。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  ありがとうございます。今、独り親家庭になってしまったというか、なるときには、こういう支援員がいらっしゃると思うんですが、なる前です。やはり離婚を考えたときの相談というのが、いろいろあると思うんです。昨年から養育費確保支援事業であったりとか、いろいろできていると思うんですが、この利用状況、本会議でもお答えあったと思うんですが、もう一度、教えてもらってよろしいでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  養育費の支援の部分につきましてですけれども、現在2つの補助金のメニューがございます。1つは、まだ養育費の取決めをするに当たっての支援ということで、養育費に関する債務名義取得促進補助金というものがございまして、これにつきましては、2月22日時点の数字になってしまうんですけど、今6件の申請を受け付けているというような状況でございます。  もう1つにつきましては、不払い分を保険会社等々と契約していただいて、スムーズに受け取っていただくための養育費の保証促進補助金というものがございます。こちらのほうにつきましては、ちょっとまだ残念ながら、今年度実績のほうは上がっていないといった状況でございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  ありがとうございます。実際、離婚をする前の状態であったりとか、また、離婚してからのいろいろな支援もあると思うんですが、例えば、他市では面会交流サポートであったり、離婚してからやはりDV、いろんな理由があって離婚するのに、面会をするときのやはりやりづらさであったりとか、でも会いたいという気持ちがあったりとか、そこで出てくる後の問題もあると思うんです。そういう八尾市では、面会交流サポートや、親子交流サポート、例えば親の離婚によって、子供の気持ちがどうなっていくというような、明石のほうではそういう冊子ができているそうなんですが、そんな支援のほうは検討されたりはしているんでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  母子の方につきましては、しっかり相談を、まず、聞かせていただくということで、市のほうでも相談員というものを設置しております。そういった中で相談をお聞きさせていただいて、必要な支援、サービス等にもつながせていただくという対応もさせてもらっておりますし、そういった中から、例えば法の課題があるということであれば、法律の無料相談のほうにもつながせていただくというような形を取っていく中で、よく相談を聞きながら、国も含めて、いろんな支援施策がございますんで、そういった部分、市が持っている施策も含めて、しっかり使っていただくと。そういった形での支援を、今現在しておるというところでございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  ありがとうございます。結婚も離婚も、それぞれ自分の人生の中で起きる重大なことだと思うんですけれども、例えば、八尾市は成人式のときにこういうのを配っておられて、若者のライフプランニングなんかも提案されておられますし、デートDVとか、DVに関しての情報も載っていますので、今後こういうところにもこんな支援があるというような離婚まで考えるのは、なかなか若者も難しいかもしれませんが、それもライフの中の1つの、もしかしたら、通過点みたいになるかもしれないので、ぜひ、情報として載せていただけたらと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  ちょっとその冊子に載せるかどうかは別にしまして、やっぱりそのしっかりそういった支援をしているということを、市民に伝えないといけないと思っていますんで、そこは、充実させるといいますか、工夫させていただきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。
    ◆委員(西川あり)  ありがとうございます。ぜひ、なかなか先のことを考えるのが、若者も難しいかもしれないので、1つ情報として載っているといいと思って提案させていただきました。  次に行きたいと思います。  こども施策推進事業の中で、認定こども園さくら保育園運営状況確認会議というのが開催されているんですが、状況を教えていただいてよろしいでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  河野次長。 ◎こども未来部次長こども政策課長(河野聡)  こども施策推進事業の中でさくら育園運営状況確認会議なんですけども、今年度2回開催をしておりまして、第3回目がちょうど今、書面開催という形で開催をしておるという状況でございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  ありがとうございます。会議の様子も、ホームページなどでアップされていて、随分丁寧にやっていただいているんだというのは思っているんです。中で例えば、訪問が全部午前中だったということで、午後もいかがですかという委員からの提案もあったようですが、その辺に関してはいかがでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  お答えをさせていただきます。  委員からそういう御提案いただいたところでもあるんですけども、いろんな場面で、今現状いかせていただいているところですので、偏りがないようにというのは御意見頂いたところでもありますし、そのように対応させていただいているところでございます。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  ありがとうございます。  それと、昨年の児童福祉審議会のときに、報告書の中でセクシャルハラスメントの対応方針の更新も問われていたと思うんですが、この1年どのように変化があったかも合わせて教えてもらっていいですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  実際に、そのセクシャルハラスメントというわけではなくて、実際に、園の様子を見させていただく中で、保育をしている様子であるとか、保育教諭であったり、園長であったり、理事長であったりというところのお話を、こども施設課にいる保育教諭であったりとか。  あと、公立認定こども園や保育所で長く働いていただいた元職員の方とかに一緒に見にいっていただいて、その職員の意見を聞いてというところでございます。特段、今、問題というのは感じられないというところでございます。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  ありがとうございます。今こんな機関で、いろんな方の目が入ったり、たくさんのまだ子供が少ないという中でもありますし、保護者の方も働いている方も話がしやすい環境なのかと報告書を見てては感じたんですが、今、課長おっしゃったように、訪問されている方もそう感じているのかと思いました。  すごくお互いが話しやすい環境なのかと思うんですが、これはほかの民間園にも広げていっていい仕組みかと思うんですが、その辺はどうお考えでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  お答えをさせていただきます。  他の民間園というところの御意見でございます。  元々我々こども施設課が子ども子育て新制度が始まってから、実地指導という形で、書面であったり、給付の分であったりを見たりであるのと同時に、保育教諭が一緒に行きまして、その園の様子を見させていただいたりという活動を、ここ数年させていただいているところです。  令和2年度につきましては、コロナウイルス感染症のために、あまりその実地指導というのはいけてないんですけども、そういう活動を行っていました。  その中では、実際に悪いところを、重箱の隅をつつくような活動ではなくて、もうぜひいいところも一緒に見つけてくださいと。園が困っているところについては、元公立の職員ですので、公立ではこうやっていますよということを提案していただいたりとか、  あと、もちろん民間園でやっていただいているいいものもあります。それについては、そこで見てきてもらって、それを公立の中で取り入れたりとか、その職員がほかの園も行っていますので、ほかの園ではこうしてましたよということで、助言をしていただいたりという形で、すみません、少しずつではありますが、そういった各園でやっているいいことについては、八尾市内広げるような形でやっていきたいと考えてございます。  ただ、この今やっているやり方を全園でやりますと、とても大変なことになりますので、地道な活動にはなりますが、各園でのよいことを拾って、全体に広げていくような活動というのは続けてまいりたいと考えてございます。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  ありがとうございます。先ほど保育士確保の支援事業のところでも、鑄方委員おっしゃっていたこととつながるのかと思うんですけれども、1億円もかけて保育士確保事業やっている中で、実際に働く方の声を聞き取れる場所であったりとか、もちろん子供のセクハラとかもあっても、御本人、働いている人のパワハラとか、いろんな問題も出てくると思うんです。そういう聞ける場所があったらいいと常々思ったりもしているんです。この保育士確保支援事業に関しまして、市は一生懸命していただいているんですが、実際、各民間園に関しては、この今年は、去年、コロナで大変だったんですが、大学生などの実習の受入れというのは、どういう状況だったのかは把握されたりしていますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  お答えをさせていただきます。  実際に、各園がいつの時期に受け入れているのかというのは、直接把握はしていないんですけども、本市でも大学、短大等から依頼がありまして、そういった実習の受入れというのを行っております。  今回、コロナウイルス感染症のことがありましたので、前半の研修が全て後半のほうに固まるという形で、ちょっと通常とは違うイレギュラーな実習だったのかと感じてございます。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  ありがとうございます。せっかく保育士になりたいと思って、夢や希望を持って最初に入る門をくぐってきた学生が、仕事としてやっていくの、それの最初の現場になると思うんですけれども、そういったところで、やはり受ける側です。その園なり、民間園でも公立の園でもなんですが、どういう対応のことをされて、受入れをされているのか。方針とか、把握されていることがあれば、教えてください。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  すみません。あまり、実習の細かいところというのは把握はしてございません。  ただ、民間園については、特に、実習に来たお子さんという、実習に来た学生さんをそのまま採用するというケースも多数ございます。保育教諭を育てていくということで、各園さん頑張っていただいていると認識をしてございます。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  ありがとうございます。最初から全てのことができるわけではないので、大きな目で、心で認めてというか、受け入れていただきたいなと感じました。  あと、またありますので、時間ですので、後で回したいと思います。 ───────────────────── ○委員長(谷沢千賀子)  議事の都合により、暫時休憩いたします。  午後0時10分休憩      ◇  午後1時10分再開 ○委員長(谷沢千賀子)  休憩前に引き続き分科会を再開いたします。 ───────────────────── ○委員長(谷沢千賀子)  他に、質疑ありませんか。  桝井委員。 ◆委員(桝井政佐美)  大松市長就任以来、八尾市の子育てしやすい町ということで、いろいろ18歳までの子ども医療費拡充していただいたりですとか、市独自で2歳児の無償化を進めていただいたりというところでは、市民の皆さんからは助かっているというお声も非常によく聞いております。  そういう中で、今回、2歳児無償化をしたことにより、当然、ニーズが増えて、増えるということは、当然、入所枠とかも、これは増やして小規模の施設とかも増やしていかないといけないとは思っているんですけども、その辺の、まず、今後の計画をお聞かせ願えますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  河野次長。 ◎こども未来部次長こども政策課長(河野聡)  保育枠の今後の計画というところでございますけども、保育枠につきましては、子ども子育て支援事業計画という計画を5年ごとに立てた中で進めております。この当初予算の中ででは、来年の4月に向けての整備計画です。ですから、令和4年の4月に向けた整備計画に基づいて予算を立てておるという状況でございます。  整備事業につきましては、主には先ほど議案のところでもございましたけども、用和幼稚園と龍華幼稚園の園舎を活用した事業と、小規模保育につきましては、3か所を当初予算で掲げておりまして、その他施設整備等を含めまして、十分、特にゼロ歳〜2歳の保留児の多いところの人数は、計画上、上回る形で整備が進むものと考えております。 ○委員長(谷沢千賀子)  桝井委員。 ◆委員(桝井政佐美)  そういった形で、枠の確保というのを進めていただいているとは思うんですけども、当然、施設増えて、枠増える中で、実施計画書の51ページです。保育士確保事業というところでは、重点項目を置かれているんですけども、この辺はどういったところを強化されるというか、今まで強化されてきたのか等をお答えいただけますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  お答えをさせていただきます。  保育士確保につきましては、前年度に引き続きという形にはなるのが多いんですが、10万円を3か年で30万円を支給する事業であったりとか、就職フェアでありましたりとか、あとは、他市や他府県への養成校への訪問等による保育士確保のアピールなども考えてございます。様々な方策を用いまして確保には努めてまいりたいと考えてございます。  以上です。
    ○委員長(谷沢千賀子)  桝井委員。 ◆委員(桝井政佐美)  分かりました。住宅補助みたいなものも、初め10万円やったのが、30万円になったりだとか、そういうことをしていただいているということで、確保強化されていると。  あと、就職フェア説明会等は、昨年はいつぐらいやられて、どういう効果があったとか、そういったところはお聞かせ願えますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  保育士確保について、すみません、御説明をさせていただきます。  昨年度につきましては、一旦6月頃に実施予定やったものが、新型コロナウイルス感染症の影響を受けまして、今年度につきましては11月1日に実施してございます。これにつきましては、民間園にも多数参加していただいて、一定の効果があったものというか、来年もやってほしいという声をいただいているところでございます。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  桝井委員。 ◆委員(桝井政佐美)  では、11月ぐらいにされていたと。当初予定は6月やと。令和3年度はいつぐらいを実施予定なんですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  お答えをさせていただきます。  令和3年度につきましては、9月実施を予定してございます。これにつきましては、民間園にも、実際に採用するのは民間園の皆様になりますので、アンケートを取らせていただきました。6月に実施を希望される園と、あとは8月ぐらいに、来年度も職員が続けてくれるかどうかというのを、大体調査されるみたいで、それを確認してから必要な、本当に必要な人数を確保したいということで、9月ぐらいに実施してほしいという声と、2つございました。その中で、9月のほうを、新型コロナウイルスの影響もできるだけ少なくなっていることを願いながら、9月に予定をさせていただいているというところです。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  桝井委員。 ◆委員(桝井政佐美)  皆さんの民間園の方の意見を聞いて9月というところなんですけども、今いろいろ、コロナのことで就職難というのも考えると、時期を少し早めてやるのも、1つの手なのかと思います。  その中で、やっぱりどこかの今までも会場とか借りてやられているようなことになると、また、密とか、3密になったりすることを考えると、今、オンラインとかで就職説明会をやったり、面接をやったりだとかいうのも聞いたりするので、例えばオンラインでやれば、そんなに経費もかからないんじゃないかとか、あとは、距離の遠方の方とかでも、そういったものを事前に、そういう説明会、八尾市のところではありますよというのをやれば、遠方の方もそういうオンラインであれば、参加できて、そういう住宅の、そういう先ほど言われた30万円とかになっているということも考えると、そういう手法というか、やり方も取り入れると、より保育士の確保につなげれるのではないかと思うんですけど、その辺はいかがでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  お答えをさせていただきます。  就職フェア等のオンラインでの実施というところについてでございます。  これにつきましては、今年度コロナ禍の中で他市で実施している例なども聞いてございます。我々もまたその辺りにつきましても民間園と協議をしながら、何が1番保育士確保に適しているのか。そういった形で就職フェアが開催できないのであれば、オンラインというネガティブなものだけではなくて、積極的にプラスとしておられるのかどうかも踏まえて検討させていただいて、今後の保育士確保に生かしていきたいと考えてございます。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  桝井委員。 ◆委員(桝井政佐美)  しっかりと保育士の確保をしていただいて、施設増えて、でも保育士がいないから困っているよということのないように、公民連携してしっかりと行っていただきたいと思います。  次に、実施計画書の50ページのところで、公立認定こども園の運営事業のところで、新たに、一時預かりを始められるというのを聞きました。そこを、これは当然在宅の御家庭の方を少しでも支援するという事業だと思うんですけども、その辺、一度ちょっと内容を聞かせてもらえますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  お答えをさせていただきます。  公立の認定こども園における一時預かり事業についてでございますが、こちらにつきましては、月曜日から金曜日まで、各園4名ずつではありますが、病気、就労だけでなくて、一時的なリフレッシュの方も含め、基本的には理由を問わず、一時預かりについては受け入れていきたいと考えてございます。  民間園のほうでは、今年度、新型コロナウイルス感染症の影響で、一時預かりをどうしても受入れを制限せざるを得ないというような声も聞いてございます。公立として、在宅の子育てされている世帯に向けて、こういった事業を実施してまいりたいと考えてございます。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  桝井委員。 ◆委員(桝井政佐美)  これは、一時預かりをするには、事前の登録だとか、利用状況、利用するにはどうしたらいいのかとか。そういったところ、料金も含めて、ちょっとお聞かせ願えますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  お答えをさせていただきます。  一時預かり事業、まず、お子さんをお預かりする事業でございますので、まずは、登録という形で面接を行っていただきます。これについては、例えば、南山本1か所で面接したら、東山本はしなくていいというわけではなくて、それぞれの園で面接というか、子供に来ていただいて、お話をしていただいて、アレルギーや子供の御病気とか、そういうのを確認させていただいてから、実際には受入れをさせていただくことになります。  登録をしていただいたあとに、御予約、前月の1日から受付をさせていただきますので、御予約をしていただきます。料金につきましては、ゼロ歳〜2歳児で食事代込みで2500円を最大にしまして、半日利用、3〜5歳の利用については1500円のような利用と考えてございます。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  桝井委員。 ◆委員(桝井政佐美)  事前登録というのは、その園に行くんですけど、利用前の何か月前までに、何日前なのか、何か月前なんかに登録しないといけないのか。ちょっとお聞かせ願えますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  お答えをさせていただきます。  基本的に3日前までに御予約をいただくことになっていますので、その予約を入れられるまでに、登録をしていただきたいと考えてございます。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  桝井委員。 ◆委員(桝井政佐美)  3日前までに事前にお子さん連れて、事前面接ですか。登録しにいって、3日前に予約をしておけば大丈夫だということですか。  当然、当日空きがあれば、緊急のときとか、登録していたら利用できるんですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  お答えをさせていただきます。  基本的には給食のアレルギー対応等ございますので、3日前までということでお願いをしてございます。  3日前までの登録、御予約ということではございますが、予約状況によっては、早めに埋まってしまう場合もございますので、御予約いただくのについては、早めのほうがありがたいということが、正直なところでございます。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  桝井委員。 ◆委員(桝井政佐美)  予約の方法というのはネットですか、電話とか、その辺の方法を聞かせていただけますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  予約につきましては、メールまたはファクスで頂くことを予定してございます。  両方とも無理な方は、そこでお預けされるので、一旦来ていただいて、登録というようなことでさせていただきたいと考えてございます。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  桝井委員。 ◆委員(桝井政佐美)  分かりました。  先ほど、料金のところで、ゼロ歳〜2歳が大体2500円、3〜5歳1500円というところなんですけど、これは1日、その料金というのは2800円、例えばゼロ歳〜2歳2800円というのは、8時間なのかとか、それとも4時間やったら、また料金違うんですよだとか、そういったところを、ちょっと教えてもらえますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  すみません。お答えをさせていただきます。  ゼロ歳〜2歳の8時間利用が2500円、食事代込みで2500円でございます。4時間利用の場合については食事代込みで1500円、3〜5歳の8時間利用で、食事代込みで1500円、同じく3〜5歳の4時間利用で食事代込みで1000円という形で料金設定をさせていただいてございます。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)
     桝井委員。 ◆委員(桝井政佐美)  非常に在宅のお母さんにすれば、便利な利用、急に何か用ができたり、そういう体調悪いとか、そういったときには非常に登録しとけばできるというところではありがたいとは思うんですけども、この周知方法というか、そういうこういうなんを始めますよというのは、もう既に告知とかはされているんですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  お答えをさせていただきます。  広報のほうに、2月20日号の広報に載せさせていただいたりであるとか、ホームページに載せさせていただいたりとか、あと窓口等で案内チラシを配布したりであるとか、あとは今後、何か折りに触れて、子育て支援の情報を発信する際には載せて、広く知らせていきたいと考えてございます。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  桝井委員。 ◆委員(桝井政佐美)  その辺のせっかく在宅の方にとっては、非常にいい支援だと思うんで、そのいろんなところで目に留まるところ、例えば、保健センターとか、保健所とかにもそういうのがやっているんですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  すみません。お答えをさせていただきます。  今のところ、そういったところにチラシ配布というのは、まだ広くできていないところもありますので、御意見参考にさせていただいて、広く市民の方に周知させていただけるように、努力してまいりたいと考えてございます。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  桝井委員。 ◆委員(桝井政佐美)  そこは、もうしっかりとやっぱり周知していただく。保育所とかを使われる方は、もういろんな情報とか入るか分かんないんですけども、在宅の方はなかなか家にいてて、そういう情報というのも、自分から調べるか、そういったことしかないので、その辺ではもうしっかりと、せっかくこういう支援してるんだと。在宅の方にもそういうサービスをしっかりと認知していただけるように、また利用していただけるように取り組んでいただきたいと思っています。  あと、(仮称)こども総合支援センターのことでちょっとお伺いさせていただきます。  今回、5つのそういう機能というか、相談を一元化するということで、充実して、今までこのことはどこに電話したらええんやろうと分からないお母さん方が、今回は、ここに電話をすれば、いろんなところに取りつないでくれて、解決の糸口につながるというところでは、非常に便利なというか、相談体制になったのかと思うんです。八尾市で今回、総合支援センターに他市よりも、ここが今までよりも充実してる、いいところというのは、どういうところですか。ちょっとお伺いできますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  河野次長。 ◎こども未来部次長こども政策課長(河野聡)  こども総合支援センターでございます。  まず、他市の状況なんですけども、これも様々でして、既に本市が今回考えております、このこども総合支援センターと似たような機能をお持ちの市町村も、もちろんございます。  また、全くこのような機能がない市町村も、もちろんございます。また、このような機能があるところでも、微妙に機能がそれぞれの市に応じて違っていたりといったところがございます。それを前提として、本市の今回の特徴としましては、やはり5つのこの機能によって、御相談をしていただく際に、一元的にここで相談をまとめることができると。  加えて、情報の共有化等も図ってまいりますので、よく保護者の方から、まず相談をしたいんやけども、役所のどこの窓口に行っていいか分からないといったようなお悩みは、1つ解決されるというところと。  あっちにも、こっちにも同じことを説明して回らなあかんといったようなことも防ぐことができるのかと思っております。  また、あとは特に、子供の発達相談の部分では、本市はまだなかなか今できていない部分がございますので、はっきりともう子供の発達に何らかの御相談がある場合は、ここのこども総合支援センターのほうに、まずは、お問い合わせいただけましたら、適切に対応させていただけるといったところは、特徴ではないかと思っています。 ○委員長(谷沢千賀子)  桝井委員。 ◆委員(桝井政佐美)  分かりました。そういうところでは、いろんな職員の方はもう配置されるということを聞いていますので、その辺では、当然、障がい福祉センターがあったりだとか、保健センターも隣にあるとかいうところでは、そういう連携取って、そこに来れば、まずは、いろんな悩みが解決できるという便利な機能だと思っています。その辺の市民への周知方法だとか、そういったことはどういったことを使ってやられるのか、お聞かせ願えますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  河野次長。 ◎こども未来部次長こども政策課長(河野聡)  この周知の部分でございます。  これからにもちろんなってまいりますけども、ここの周知というところにおいては、非常にこれは重要なことだなと思っています。もちろん幾らいいものを作っても、市民の方が御存じなければ、利用のしようがありませんので、ここはしっかりとアピールしていきたいと、まず、考えております。  手法としましては、やはり、4月からこども若者部になりますけども、このこども若者部だけではなくて、せっかくお向かいには保健センター、あるいは同じ建物の中に生涯学習センター等もございますので、そういった他部局とも連携しながら、対象の方に行き渡るように、アピールをしていきたいと考えております。 ○委員長(谷沢千賀子)  時間ですので、次へお願いします。  他にありませんか。  よろしいですか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(谷沢千賀子)  なければ、2回目の質疑に入ります。  質疑ありませんか。  山中委員。 ◆委員(山中宏)  先ほどの途中で切れてしまったんですけど、実施計画書の51ページです。病児保育のところなんですけども、これは受入れの児童というか、お子さんの数でいったら、どれぐらいのキャパがあるんですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  病児対応型のほうで申します。  体調不良児型は、園で体調不良になった子を預かっていただく形になりますので、病児対応型のほうで話させていただきますと、これは徳洲会病院とマリア保育園でやっていただいているんですけども、徳洲会の定員が9人、マリア保育園が3人ということになってございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  今年度、コロナ禍ということだったんですけれども、   (一部削除) いろんな影響があったのかと、ちょっと心配するところではあったんですけれども、その辺りいかがですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  ちょっと具体に数字としてこういう影響があったというのは聞いていないんです。  ただ、実際コロナの影響で使用控えみたいなことがある場合もあろうかとは思います。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  次年度なんですけれども、また引き続き、そういうコロナ禍は続いていくといった中で、今年度影響ございました。次年度以降、まだ続くという過程の中で、何か現状の中で、次年度どう対策練っていくのか。ちょっとその辺り、どういうお考えか、お聞かせ願えますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  やっぱりこういう制度が、こういう支援の制度があるということは、やっぱりしっかり市民に届けていくということが、私たちにとっては一番大事なのかと思っております。  この病児保育の部分につきましても、「子育ておうえんBOOK」等々にも記載させてもらっていますし、そういった媒体も使いながら、しっかり引き続き周知のほうをさせていただいて、必要な方はコロナ禍ではあるけども、しっかり利用していただけると、そういった環境にしていきたいと思っております。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  この9人、徳洲会のモコモコ保育室です。9人と、マリア保育園のほうで3人という、合計12人という枠なんです。これはもっと病院なり、保育園なりに協力を願って、この規模を拡大していっていただきたいなとは思うんですけども、そういった働きかけ等は、現在どういう状況ですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  対象の拡大の部分についてなんですが、例えば、我々委託契約していない部分でいきましても、企業主導型でこういった病児の保育をやっていただいているところもあると聞いてございます。  そういった部分も、「子育ておうえんBOOK」などには載せさせてもらっていますので、そういった部分をお使いいただくということも、1つだと思います。  今ちょっと今後、ニーズ等も踏まえまして、これはなかなか受皿難しいところはあるんですけれども、さらにニーズ高まってくるようであれば、さらなる受皿みたいなことも検討していきたいと考えてございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  やはり子育てしていて、一番困るのが子供が病気になったとき、共働きの方もいれば、ひとり親家庭の方もいらっしゃるという中で、やはりこういった子供が病気、万一病気になったときに受皿があるとないとでは、大きく違います。やはり徳洲会、マリアというのは、もう場所が点々とあって、でも八尾市はすごい広いですから、なかなかこちらにいざというときに預けにいくというのも、なかなか距離もありますし、そのとき、そのとき天候等もあって、いろんなハードルあるかと思いますんで、こういった施設が身近に、家の近くにあるということは、非常に市民にとってはいいのかと思いますので、この辺り前向きに取り組んでいっていただきたいです。  実施計画書に戻りまして12ページお願いします。  先ほど桝井委員のほうからもございました。保育入所受入枠等で、現在8306人、目指す計画値が順に載ってあります。令和3年、令和4年、令和5年度と。目指す値が9314人まで書かれていますけれども、これはこの目指す値、具体的なプランというかはあるんですか。それともある程度ばくっとした数字なのか。ちょっと数字の根拠を教えてもらえますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  河野次長。 ◎こども未来部次長こども政策課長(河野聡)  ここで掲げております数字なんですけども、これは先ほど御答弁申し上げました子ども子育て支援事業計画という行政計画ございまして、こちらの計画の数字を掲げております。
     この計画自体は、市民の皆様へのアンケート調査から始まりまして、5年間の計画ですので、児童数を推計し、そのアンケート調査から導き出した、そのニーズ率という、どれぐらいの方が保育を必要とされるかといったようなことをかけ合わせまして、見込み量をまず出します。それに見合うような施設整備をつくっていくということで、計画をつくるというのが、大まかな流れになっております。  ただ、この数値自体が、もう絵に描いた餅では、これは意味がありませんので、直近で申し上げますと、先ほど御答弁申し上げましたように、令和4年4月に向けたこの施設整備という意味では、今回、当初予算で上げさせていただいております整備の補助金の中で、幼稚園2か所の整備、あるいは、小規模保育事業をさらに3か所造っていくというようなことを含めまして、この数字をさらに上回る整備の枠をつくっていくといったようなことになります。  また、令和5年、令和6年に向かっても、例えば令和5年であれば、既にもう末広保育所の整備といったようなことも出てまいりますので、着実にこれはクリアしていきたい計画ということで御理解いただけたらと思います。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  この数字は、具体的に龍華と用和、そして、翌々年度には末広と、順に進めている小規模保育園で、全て、具体的にプランであるということですか。分かりました。  一番上、1番の項目のこの保育士に関して、ここに関してなんですけれども、そうなってくると、やはり相当、計画でいくと、現状でいくと200名差がございます。非常に過酷な仕事と、ちょっと社会では定着してしまっています。なので、就職する方も少なければ、また、離職する方も多いということも含めて、しっかりと今、保育士として従事して、働いてくださっている方に、その方の就労を維持しながら、また、新しい方をさらに200人というと、相当ハードルが高いのかという部分があるんです。やはりコロナ禍で、今年度もちょっと人材確保に苦慮されたのかというのは、勝手に推測ではあるんですが、そういったところを踏まえて、現状と展望を教えていただけますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  お答えをさせていただきます。  保育士確保につきましては、一定、毎年毎年八尾市何とか確保、もう正直、民間園と協力しながら、何とか確保しているという状況でございます。余裕があるというわけではないですが、一定確保は進んでいっているところではございます。  なので、難しい。確かに、この上の数字クリアしていくのは大変なのではあるんですけども、着実に確保して、受入れを増やしていきたいと考えてございます。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  実施計画書の51ページですか。保育士確保事業のところで、1億0500万円ほどの予算がついているわけです。先ほど就職フェアであったり、いろいろ事業を展開されると思うんですけれども、これは前年度と今年度、来年度で事業はどんどん拡大していっているんですか。  それと、あと新しい何か獲得方法というか、就職、募集の何か手だてみたいなんは、アイデアとして生まれてきているのか。ちょっとその辺りも教えていただけますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  お答えをさせていただきます。  今年度につきましては、コロナ禍の中でしたので、一定、元々計画しておりました遠方の養成校への就職活動の訪問であったりとか、そういった遠方へのアプローチというのが、今年全然できませんでしたので、そういったところで、そういったところを力を入れていきたいと考えてございます。  予算上では、正直、今年度と来年度とそんなに大きく変わるものではないんですけども、今年度コロナ禍でできなかったことを着実にやっていきながら、先ほども御意見頂きましたコロナの中でできることというのを、民間園と一緒に考えていきながら、どうやったら保育士確保できるのか、検討してまいりたいと考えてございます。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  ちょっとやっぱりコロナ禍でフェアも遅れてたりとかというのは、先の議会等でも、委員会でも伺ったところなんですけれども、まだ、コロナも続く。ひょっとしたら再来年度も続くかもしれないといった中で、遠方へのアプローチとおっしゃっていました。例えば、八尾市、保育士サポート事業です。あれもありますし、八尾市独自で打ち出している、そういった事業もございますんで、ぜひ、何かPR動画なんか作って、いろいろ学生にアピールするというのは、これは遠方の方にとってとか、学生にとってもいいアプローチになるのかなんて思うんです。  なので、ぜひそういったことで、思い切った発想で、何か人目につくじゃないですけれども、せっかくの八尾市独自の事業もございますので、それを自慢じゃない、自慢するじゃないですけど、しっかりとアピールを外部に発信をするということを、積極的にお願いしたいなというのがございます。  続いて、実施計画書の14ページなんですけれども、これはまた計画値で放課後児童、1番の放課後児童入室ところです。確保数で3818人から4600人まで上がっています、5年間です。800人です。この辺りの施設の確保というのは、ちゃんと道筋立っているんですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  阪本課長。 ◎青少年課長(阪本聡史)  今、委員おっしゃっていただいたとおり、毎年200人ずつの入室児童が増えてくるという見込みを立てております。  まずは、この見込数の児童の入室、全員ができるように、整備のほうを着実に進めてまいりたいと考えております。  ただ、年度ごとに児童数でありましたり、入室を希望される児童のほうの数も変わってまいりますので、整備の順番でありますとか、内容については、進捗の中で変わってくることもあるかと考えております。  また、先ほどから申し上げております公民連携の観点の部分です。ここをきっちり法人とも連携しっかりやりながら、整備のほうも進めていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  下のほうに条例基準に適合した放課後児童室の運営を目指しというところがあるんです。800人というキャパを4年間、5年間で増やすということもなかなか大変な事業だなと、計画だなと思っているんです。この条例基準ということは、新基準に照らし合わせた施設運営というのを、目指しながら増やしていくということになると、さらに、ハードルというのは上がるのかと思うんです。この辺りは新基準に基づいて施設というか、キャパを増やしていくという受け取り方でよろしいんですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  阪本課長。 ◎青少年課長(阪本聡史)  これも委員おっしゃっていただいたとおり、1人当たり1.65平米の確保というところで進めていきたいと考えております。  先ほど申し上げたとおり、現在入室児童、希望する児童が全員入れるように、最優先に取り組んでおるところでございます。場所とか、指導員の確保等課題が多数ございますけれども、申し訳ありません。直ちに、いつ解消できるかということは申し上げにくいんですが、先ほども申し上げたとおり、引き続き児童室の整備のほう、面積の部分も確保しながら、着実に進めてまいりたいと考えております。よろしくお願いします。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  これ1つ確認なんですけど、今年度、コロナ対策ということで、新基準に合わせて、ちょっと児童の1人当たりの面積というのを、新基準に合わせて運営されていたかと、ちょっと思っているんですけど、違いましたか。  それを受けて、国からコロナ補助金みたいなんで、こういった施設整備です。1人当たり面積を極力広くするために、そんな補助金とかありましたか。 ○委員長(谷沢千賀子)  石田参事。 ◎こども未来部参事(石田大介)  ただいまおっしゃっていただいたお話でございますけども、分散して保育をするということで、クラブを増やすのではなくて、基準に該当させるというよりは、密を避けるという意味で、隣の部屋を例えばエアコンつけさせていただいてという、そういう部分の補助金は頂いているところでございます。  整備がかなったところにつきましては、分散して保育を行っているという実情でございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  この施設整備をしていくという中では、あまり国からとかのお金は期待は、そんなにできないという状況でしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  石田参事。 ◎こども未来部参事(石田大介)  元々増室という部分におきましても、国からの補助金は頂けますので、そこの部分については、これまでと同じように整備していきたいと思っております。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  すみません。放課後児童室で、ちょっと戻すんですけど、この八尾市行政機構新旧比較表のところです。ここで青少年課にあった放課後児童育成室と桂青少年会館、安中青少年会館です。青少年会館に関しては、教育委員会に移管されて、放課後児童育成室はこのままこども若者部に残ったということなんですけど、これは、要は移管するに当たって、放課後児童育成室が教育委員会に移るとかというような議論というのは、あったんですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  阪本課長。 ◎青少年課長(阪本聡史)  お答えいたします。  今回の組織再編に当たりましては、育成室、児童室と合わせまして教育委員会の移管のほうも選択肢の1つとしてはテーブルの上には上がっておったところでございます。  しかしながら、やはり児童室の保育要素がやはり強いといった面で、これまでこども未来部のほうで保育の継続性というところで大切にしてやってきた経過から、今回の組織再編のほうでは市長部局におきまして、公立の保育施設を一元化して管理していく課として、方向で調整させていただいたものであります。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  いろいろ御意見はあるかというのが、ちょっとここのところかとは思いまして。特に、施設を今後どんどん増やしていかないといけないという中では、学校との連携というのが非常に重要になってくるという意味では、なぜここに残ったのかというのと。残ったからこそいい部分と、いろいろあるとは思うんですけれども、分かりました。議論があったということだけは理解できました。  最後になんですけれども、どんどん受入れの子供、児童が広げていくという中で、施設運営していく中で必ずトラブル等もあるとは思うんですよ。その声を子供たちの声とかを受け取るような、今、仕組みというか、拾うもんがあるんかどうかというのを、ちょっとお聞かせ願えますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  石田参事。 ◎こども未来部参事(石田大介)  特に、いろいろな運営の中でトラブルというのはございます。一義的には、各児童室で指導員と、保護者等も調整をさせていただきながら解決していくという形になりますけれども、そこで解決できないお話等につきましては、育成室のほうで間に入らせていただいたりとか、御説明させていただいたりとかいう形では、対応しているところでございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  ちょっとさっきのLANの話もございましたんで、しっかりとそういうお声をメールなり何なり、間口広げて受け取る仕組みというのを、ちょっとこれはしっかりと考えてやっていってほしいと思います。 ○委員長(谷沢千賀子)  石田参事。 ◎こども未来部参事(石田大介)  その部分につきましても、ちょっと検討していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長(谷沢千賀子)  他にありませんか。  鑄方委員。 ◆委員(鑄方淳治)
     私も放課後児童室のところでお伺いできればと思います。実実計画書57ページのところからお伺いできればと思います。  これに関して、時間延長であったりとか、そういったところも書いていただいているんですけども、主に、市政運営方針でも放課後児童室の整備や放課後児童室保育時間の延長に向けてと書いてあります。この整備というのは、ソフト面、ハード面いろいろあろうかと思いますけども、整備を考えておられる部分というのは、全て教えていただいてよろしいですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  阪本課長。 ◎青少年課長(阪本聡史)  お答えいたします。  今回、拡大事業というところで、位置づけさせていただいている放課後児童室事業です。整備のほう、子供たちが安全で安心して放課後を過ごせる居場所づくり前提とさせていただきまして、条例の、先ほどもございました適合化ということで、施設整備、多様化する保育ニーズに対応して、しっかり進めていくという点とあわせて、社会福祉法人との連携の促進です、図っていく。しっかりそこも合わせてやっていくと。  さらに、保育時間の延長に向けた具体的な検討を主なものとして上げさせていただいております。そういった面、費用も含めまして、今回事業展開の中では拡大ということで、位置づけさせていただいている内容でございます。よろしくお願いします。 ○委員長(谷沢千賀子)  鑄方委員。 ◆委員(鑄方淳治)  ありがとうございます。主に施設の、先ほども議論ありました面積要件のところと、あとは公民の連携のところ、あとは時間延長に関してということなんですけども、先ほどの1号補正のところでありました無線LAN整備ということがありました。その無線LAN整備は、こちらのどこかの予算と、先ほどもちょっと申し上げましたパソコンであったり、タブレットであったりとか、そういったところの整備というのも含まれていたりはするんですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  石田参事。 ◎こども未来部参事(石田大介)  先ほどのLANの整備について、すみません。無線ではなくて、光回線でやってるLANの整備に当たります。  この次年度以降に、時間延長を実現していく中では、やはりシステムの入替えというのが必要になってくるのかと思っておりまして、その部分、何らかの形でデータのやり取りをしていく必要がありますので、そこの部分、供するものであるとは考えているところでございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  鑄方委員。 ◆委員(鑄方淳治)  そこの時間延長であったりとか、システムの入替えはまだ今年度ではないという、そういう理解をさせていただきます。  それで、ちょっと細かい話になるかもしれないんですけども、時間延長に関してというのは、今は基本が17時でも18時までは無料で延長していただいていると。そこから、さらに19時までになるという、そういう認識でよろしいですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  阪本課長。 ◎青少年課長(阪本聡史)  延長になる時間のほうなんですけれども、まだ決定のほうはしておりませんですが、他市の状況等を参考にしながら、おおむね19時までが適当かとは、今現状では考えておるところでございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  鑄方委員。 ◆委員(鑄方淳治)  今が18時なので、もちろん拡充となると19時なのかと、ちょっとシンプルに考えて申し上げましたけども、10分だけ、15分だけでええねんと。そんなようなお声がちょっと多いのかと思っております。  なので、そこに関しては、料金の話というのは、またちょっとこれからになるのかと思っていますけども、例えば、1時間、もう1分、2分を過ぎただけで1時間の料金取るようなことではなくて、そこら辺はちょっと刻んだり、柔軟なちょっとところも考えていただきたいなと思います。今、直ちにどう考えておられるかというのは、そこまで求めないですけども、そういったことも柔軟に考えていただける余地があるのかなというのを、それだけ確認させてください。 ○委員長(谷沢千賀子)  阪本課長。 ◎青少年課長(阪本聡史)  保育ニーズのほうです。非常に多様化しているというのが認識しております。そういった面、来年度からの検討の中で、そういったニーズに合ったような形で検討してまいりたいと思っています。よろしくお願いします。 ○委員長(谷沢千賀子)  鑄方委員。 ◆委員(鑄方淳治)  そこに関しては、しっかりと柔軟に対応をしていただきたいと思いますので、どうぞ、よろしくお願いを申し上げます。  そして、12月定例会で、この放課後児童室の延長に関して、たしか条例改正が必要であるとか、そういったお話があったのかと思いますけど、そこもちょっともう一度確認させていただいてよろしいですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  阪本課長。 ◎青少年課長(阪本聡史)  12月のほうで申し上げました料金の設定でありますとか、時間の設定に伴いまして、条例改正が必要になってくるということになってございます。よろしくお願いします。 ○委員長(谷沢千賀子)  鑄方委員。 ◆委員(鑄方淳治)  そこもしかるべき時期に、また提案されるのかというところなので、そこに関しては、またしっかりと調整いただいて、また、こちらでも議論させていただくことなのかと思います。そこは前向きにクリアできることなのかと思っておりますので、そこの話を、またお示しいただければと思います。  そして、そういった物理的なハードルをクリアしていくというのは、非常に大事なことかと思います。先ほど山中委員からも少しありましたけれども、人材の確保に関してです。ここはもうしっかりと予定どおりに進んでいるのかどうか。ここも教えていただいてよろしいでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  石田参事。 ◎こども未来部参事(石田大介)  先ほどもちょっと御答弁させていただいたんですが、必要な人数につきましては、何とか確保できているというところでございます。  ただ、児童数の増、増やしていくことも考えていく必要がございますので、この部分については、今後しっかり確保できるように努力し続けていきたいと思っているところでございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  鑄方委員。 ◆委員(鑄方淳治)  そこに関しては、適宜やっていくということだと思うんですけども、先ほど、最初に課長にも御答弁いただきましたとおり、公民連携をしっかりやっていくという中で、今後もひょっとしたら民間の、例えば、今、保育園をやっておられるような事業者で、放課後児童室をちょっとやってもいいよというようなお話とかもあったりするのかなとも思います。そこの可能性もしっかりと追っていただいているのかと思いますけども、しっかりそこもアンテナ張っていただいて、民間の事業者との協力体制つくっていただいて、総量の確保というところをしっかりとしていただければなと思います。  質の確保に関しては、そこの面積要件であったりとか、そういったところはしっかりクリアされるということなので、そこに関しては、期待をしておりますので、どうぞ、よろしくお願いを申し上げます。  次に、実施計画書で47ページのこどもセンター、49ページ、すみません。  (仮称)こどもセンターの件です。切れ目のない支援を実現のために、保育、福祉、子育て支援、教育、医療などが連携すると、そういった話だったかと思うんです。令和4年度に開設予定ということで、現在「みらい」が基礎となって、先ほどちょっと前倒しで御説明いただいたこども総合支援センターの基本構想のところの15ページにお示しいただいていました、現在が21名の方がいらっしゃって、おおむね40名程度を想定していると。ここに関しては、非常に専門性が高いところなのかと思います。専門職の方の確保であったりとか、そういった方策というのは、しっかりと計画されているんでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  こどもセンターが、令和4年の秋を、今、開設目指しておるということになりますので、この令和3年、令和4年とこの2か年かけて体制を整備していくというところでございます。  今年度、来年度に向けましても、一定、採用試験のほうも心理士、あと社会福祉士です。していただいて、その人たちを一定、「みらい」のほうに配置していただくような形で、今、調整進めておるところです。そういった形で今年度また一定、体制強化を図る。また、来年度に向けて、さらに体制強化を図るという形で、専門職を中心に充実させていただく中で、着実に体制を整えていきたいと考えております。 ○委員長(谷沢千賀子)  鑄方委員。 ◆委員(鑄方淳治)  期日というか、開所の目標日が、もう決められているところ、決まっているところなので、ある程度、そこの目標に向かって計画的に、もちろんやっていただくことなのかと思います。なかなか専門職の方を確保するというのは、結構大変なことなのかと、「みらい」の人員のことについても、様々去年、おととしといろんなお話があったと思います。そこに関しては、ちょっとしっかりと今後も募集をしていただいて、周知をしていただければ、その意義、意味のところで御賛同をいただける方が、いい人材が来ていただけるんじゃないかと思いますので、そこの点、しっかりとお願いをしたいと思います。  そして、内容に関してです。中身に関して、切れ目のない支援在り方検討会議でしたか、そこで議論をされているのかと思うんですけども、たしか、教育のところでいろいろ入っておられたり、福祉のところから部署の方が入っていただいてたかとは思うんです。医療の専門家の方というのは、その中にちょっといらっしゃらなかったかと思うんですけども、そういった方の、例えば、外部の方からであったりとか、そういった方からその会議体に対してのアドバイスをいただいたりとか、そういったことはあるんでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  河野次長。 ◎こども未来部次長こども政策課長(河野聡)  切れ目のない支援の在り方検討会議という会議体を持っておりまして、まず、これはアドバイザーとして、学識の先生が1人就いていただいています。この方、関西医科大学の先生という形で、どこまでを医療系と言っていいのかあれですけども、学識の先生がおられると。  また、このこども総合支援センターの、先ほど御質問ございましたけども、ソフト面のほうの充実を進めていく中で、やはり発達の相談、あるいは児童虐待の相談等々含めて、医療側からの御意見、具体的には、児童発達の専門家の医師の方、あるいは要は市の市立病院の医療に携わっていただいている先生、あるいは職員の方等からの御意見も頂きながら、進めていくほうがより効果的ですし、市民の方の利便性にもつながってくるのかと考えておりますので、今、既にもう3回ほど入っていただく中で御議論いただいているといったような形で、今現在、進めております。 ○委員長(谷沢千賀子)  鑄方委員。 ◆委員(鑄方淳治)  そういった専門性の高いという、先ほどから申し上げていますけども、心理士であったりとか、例えば保育士であったりとか、いろんな職種の方が入っておられるかと思います。やっぱりドクターの目線というのは、非常に大事なのかと思います。  そこで、先ほどの発達の話があったので、そこが1つの特色というところなので、そこに関しての御意見を外部からも頂いているということで、非常に安心しました。  そこで、先ほど桝井委員からもありましたけども、やっぱりどこに相談したらええねんということで、やっぱり声を一元化してしっかりと聞いていただけるところがあるというのは、非常に大事なことなのかと思います。なので、様々なその教育と連携をしてくださいというのも、ちょっと個人質問でもやらせていただいたりとかしましたけども、そういったところのコーディネート機能として、しっかりと果たせていただくためには、やはり先ほどもちょっと話ありましたけども、個人情報をしっかりと共有して運用をしていただくというのが、非常に大事なのかと思います。  ここは、例えば発達であったりとか、例えば就学環境のことであったりとか、そういった家庭環境のこともそうですし、非常にシビアなところを扱っていくところなのかと思います。例えば、個人情報の扱いに関して、八尾市の個人情報保護審議会とか、そういったところがあったかと思います。こういったところに、ちょっとお諮りしたりとか、そういったことがあるのかと、ちょっと認識してたんですけども、そこら辺に関して、ちょっと教えていただいてよろしいでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  個人情報についてです。  共有の仕方はいろいろなやり方があろうかと思います。同意の取り方の工夫のところでクリアしていけるところもあれば、今、委員御指摘のように個人情報保護審議会のほうに、一定こういった情報については共有したいんだということで、整理した中でかけていくということも、1つの手法かと考えております。  そういった、どういった手法で、例えば手法を組み合わせて乗り越えていくかというところを、今、庁内の関係課で議論し始めているところですので、委員おっしゃったような対応を取る場合もあれば、違う対応もあるかと思うんですけども、しっかり共有できる形を進めていきたいと考えてございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  鑄方委員。 ◆委員(鑄方淳治)  他市でも、こういった同じような機能をもっているようなセンターがあると思いますので、そこはテクニック的にはクリアできるところなのかと思っております。  八尾市でどういった形が望ましいのかというところは、今、次長おっしゃったように考えていっていただければと思います。  そして、そういったところがしっかりと共有できれば、一番外部になるのかというのが、先ほど申し上げた医療関係の方なのかと思います。そういったところで、例えば、八尾の市立病院にも関わっていただいたりとか、それ以外の地域の診療所と言われるようなところに御協力いただくこともあるのかと思います。  ただ、そのつなぎ先として、ちょっとこれは聞き方ちょっとどうなんかと思うんですけれども、例えば八尾市の医師会であったりとか、そういったところにこういった発達とか、例えば、そこのこどもセンターに関しても何か御協力をいただけるとか。そういった何かコネクションというか、そういったところは、何かあったりするんでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  河野次長。 ◎こども未来部次長こども政策課長(河野聡)  この基本構想を、この議会でこういう形で御報告をさせていただきまして、この後になりますけども、本市が持っておる附属機関の子ども子育て会議でも御報告を申し上げて、そのあと、また医師会様のほうとも連携をさせていただきたいと考えておりますので、また、八尾市の医師会様のほうにも御説明をさせていただいた中で、御協力を仰ぐというような形になってこようかと思っております。
    ○委員長(谷沢千賀子)  鑄方委員。 ◆委員(鑄方淳治)  つなぎ先として、やっぱり地域の医療機関であったりとか、そういったところに協力していただくことというのが、多々出てこようかと思います。そこをしっかりと関係構築していただいて、御協力いただけるような形をとれば、しっかりといい形でスタートできるんじゃないかと思います。  完成してからも、そこでもちろん全てが賄えるわけでもないと思います。そこで運営することによって出てくる問題点であったりとか、そういったところはしっかりと利用者のお子さんであったり、保護者であったり、そういったところのお声を聞いていただいて、ブラッシュアップをしていただいて、よいセンターにしていただければとお願いを申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  他にありませんか。  西川委員。 ◆委員(西川あり)  すみません。今、鑄方委員の放課後児童事業のところで、少しだけ追加でお聞きしたいんですが、57ページです。  6億9171万5000円の事業の中のことです。今、時間延長に関しては条例とか、時間料金に関して条例の変更がいるとお聞きしていたんですが、今、放課後デイサービスを利用されている方は、療育という立場で23日間しか利用できないんです。月曜日から土曜日働いておられる方は、やはり6日間です。24日間で、どうしても1日足りない。放課後児童室を使いたくても、1日だけの利用はできないということであるので、働いている保護者の方からは、少し困ったということを、市民から聞いたりします。もちろん療育と保育という立場で、なかなか一緒にはならないとは思うんですが、この日数的な使い方も、もし検討の中に入るんでしたら、一度考えていただきたいと思うんですが、いかがなもんでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  石田参事。 ◎こども未来部参事(石田大介)  新しい制度については、今後、検討を進めていくような形でございますけれども、現在、今、月額の利用料ということで設定をさせていただいて、就労の要件等も週4日以上働いているというような条件をつけさせていただいて、今の数の実数を、実態ということになっております。  新たな制度で構築するに当たりまして、検討はちょっとさせていただきたいとは思いますけれども、ニーズがどれだけあるのかということも含めまして、調整させていただく必要があるのかと思っております。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  ぜひ、ニーズのほうも聞き取りしていただいて、必要があれば、やはり検討していただきたいなとお願いしておきたいと思います。よろしくお願いします。  次なんですが、実施計画書の49ページのつどいの広場事業7846万2000円です。この事業のことで、少しお伺いしたいんですけれども、午前中にも委員から質問があってお答えいただいているんですが、この中で、今15か所から12か所に変わったということの利用の中に、子供も減ってきている。保育ニーズの高まりで保育所に行かれる方が多くなって、在宅育児が減ってきている。そして、公立の支援センターが5園に増えたということで、つどいの広場が3か所減るということです。以前に、ここで質問させてもらったときに、在宅育児をされている、住んでいる方の分布図を作って、どの辺りに子供が多くいらっしゃるかというのも鑑みて、地域を決めると言われたと思うんですけれども、今回の検討の中に、そういう資料とかもあったんでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  つどいの広場でございます。選定委員会のほうで実際の要綱等とは決めていっていただくような形になりました。  今回の募集のエリアの部分についての話なんですけども、つどいの広場、基本的にはゼロ歳〜3歳の在宅の児童が使われる施設ということですんで、これは今後、在宅子育て支援の核となる地域子育て支援センターの、これは担当エリアがございます。このエリアごとに在宅児童数の状況を確認させていただいて、多いエリアである高安と、あと南山本については3か所を、今回募集する。それ以外の3センターにつきましては2か所募集すると。そういった形で検討を、選定委員会の中で進めていただいたというところでございます。  安中と南山本が3か所でございます。すみません。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  今、お聞きしようと思っていたところが3か所かと、すみません。ですので、そういう分布図を基に決められたということで、よろしいんですか。  それであれば、このKの地区ですが、東山本地域子育て支援センター、高安小学校、西山本小学校、東山本小学校という、高安中学校区と東中学校区が1か所しか広場がないという、すごい広い地域かと思うんですが、その辺りはどういう根拠だったんでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  先ほども御説明させていただいたように、地域子育て支援センターの所管のエリアごとに、まず、何か所の広場を設置するかという検討をさせていただいて、あと実際、ただ、そのエリアの中で2か所ですよということになったときに、例えば、同じ小学校区に2つ広場を作りたいという形で申請されましても、これはちょっと地区が重なり合ってしまうようなことがあってもいけないので、地域子育て支援センターの所管するエリアごとに2か所決めた中で、例えば、1つの場所で2か所決めた中で小学校区とかの設定を、再度させていただいたという形になっておるところでございますので、大きくは、地域子育て支援センターが所管するエリアで何か所かという考え方の中で決めさせていただいておるというようなところでございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  ありがとうございます。この話になったときに、決して減るという考え方じゃなくて、必要なところに必要な数の広場を考えていくとおっしゃっていたので、こんな広い箇所で、1か所になるというのが、少しどういう経緯があったのかと思って、お聞きしてみました。  あとなんですが、スケジュール、先ほど4月が締切りがあって、5月に選定をして、7月スタートとおっしゃっておられたんですが、今現行の広場はどのような運営方法になるんでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  新広場が7月という話でございます。今現状の広場自身につきましては、新年度につきましては4月、5月の期間については続けていただけるということであれば、その期間までは現行の形で続けていただくという形で、予算のほうを上げさせてもらっております。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  全ての広場が一応4月、5月まで開けてもらえるということになっているんですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  3月までで閉めたいということをおっしゃっている広場もございますので、そういったところについては3月までになると思うんですけれども、一定5月まで御希望をされている広場につきましては、ほとんどがそうなんですけれども、5月まで開けていただくという予定で考えてございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  4月、5月まで開けてもらうという場合なんですけれども、いろいろかかる諸費用があると思うんですが、5月いっぱいまでにかかる費用が、例えば、銀行引落しできっと皆さん来ておられると思うんです。6月引落し、例えば3月いっぱいまで開ける広場については、4月の引落しなどもあると思うんですけれども、それも一定予算の中に入っていると理解してよろしいんでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  その期間までの委託になってまいりますので、その期間までにかかった費用について、基本的にはお支払いできる形にはなってこようかと思います。  ただ、年度またがってきますので、来年度の予算でいきますと、4月、5月の分についての支払いになりますので、その年度の区切りのところは、ちょっと気をつけていただくような必要があるのかと考えてございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  そうしますと、4月、5月開けていた広場については、5月にかかった費用については6月支払いは可能と。  しかし、3月まで開けていたところの4月は、もう広場の事業としては終わっているので、4月の支払いはできないということになるんですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  細かな話になってくるんですけども、市の支払いとしては、3月に実績として上げられたものについてはお支払いすることができます。例えば給料であれば、3月の給料を3月に支払うという実績を上げていただければ、それは今年度で支払うことができます。  ただ、それが4月になってしまうと年度またがってしまうということになりますんで、対応ができない部分になってきます。年度が替わったらというのは、そういうことでございます。ですんで、市の支払いとしましては、3月中の事業については、今年度中には、今年度支払いを終わらせていただくという形で対応していただいて、その実績を上げていただければ、今年度の予算のほうで執行できるという形になるものでございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  細かくて申し訳ないんですけど、ほとんどが市民の手でやっておられるところですし、光熱費とか、やはり翌月にかかる分も出てくると思うんです。ですから、その辺は、何か自腹を切るという言い方がふさわしいかどうか分からないんですけど、市民がかかる費用を、やはり減らすというか、そういう仕組みに変えていってほしいとは思うんですが、いかがでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  どうしても市の場合、年度年度で予算を組んで支払っていくという形がありますので、あくまで会計ルールの許す範囲の中で対応のほうは、市としてさせていただきたいと考えております。御理解のほうを、よろしくお願いいたします。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  あと、6月にいろいろ、もう例えば、今現行ある広場がそのまま移行するわけではないので、新しく参加するところもあると思います。  そうすると、閉めてくる広場も出てくると思うんですけれども、今ある備品とか、6月にかかる人件費とか、そこを支払う予定はあるんでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  今の広場、5月までという話で、先ほども御説明させていただきました。実際、閉めることになったという場合を、例えば想定しますと、その閉めるに当たっての撤去費用みたいなものは、一定発生するかとは思います。  ただ、元々広場開けていただくときに、基本的には敷金という形で、家主さんと契約されておられる中で敷金をお支払いされておられると思いますので、まずは、敷金の中からそういった撤去にかかる費用についてはお支払いいただくと。  ただ、そこ不足する部分については、今回の予算の中で、全体として150万円予算としては計上させていただいている形になっていますんで、1施設当たり10万円上限で請求していただく範囲の中でお支払いするという形になろうかと考えております。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  すみません。この件で最後なんですけど、4月、5月開けていたところに、その10万円が支払われるということと。3月しか開けないところに関しては、その4月にかかる費用の10万円というのは、もう出ないんでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  年度末のルールがありますので、そのルールの範囲の中でという形になります。この150万円というのは、新年度の予算ということになってきますので、旧年度の部分については、ちょっとお支払いできないのかという形で考えております。
    ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  利用者が困らないというか、在宅育児支援のために広場が開けていただいていて、4月、5月開けてもらうことに関して、次年度の予算を使うというのも分かるんですけれども、一定、今まで利用してもらって、3月いっぱいまで開けてもらった広場に関しても、次年度の予算が使えないという理由が、ちょっと分からなくて、そこはそれで予算を立ててもらったら使えるんじゃないのかと思うんですけど、いかがでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  何度も御説明していますけども、年度が替わる形がありますので、3月の中でやられる範囲です。撤去のほうも含めてやられる範囲の中であれば、一定対応できるかと考えておるところでございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  3月31日まで開けていた場合、どうしても4月にかかってくる費用というのは発生すると思うんですけれども、それはあれですか。敷金、礼金の中からやってもらうという考え方で理解していいんですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  野本課長補佐。 ◎子育て支援課長補佐(野本哲朗)  ちょっと細かい実務の部分でありますので、私から説明させていただきます。  基本的に、15か所の委託事業者がございますので、全ての事業者を同じような考え方の中で、我々対応したいという考えは持ってございます。  ただ、予算でいいますと、先ほどから岩井次長のほうから申し上げているように、令和3年の予算で執行できる内容、令和2年度予算の中で閉じていかなければならない部分と、両方ございますので、できるだけかかる経費につきましては、令和2年度の実績を払う部分につきましては、市の出納閉鎖という部分でいいますと、5月末までは財布閉じる前の実務上、できる範囲はございますので、できる範囲での御配慮はさせていただきたいということでございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  できる限りの配慮をしていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。  次に行きたいと思います。  先ほども出ましたけれども、実施計画書の50ページの公立認定こども園運営事業の中の72億5060万6000円のところなんですが、この中でもいろいろ、今、御質問ありました。一時預かりについてもあったんですけれども、これはぜひとも在宅育児支援として、いろんな場合、例えばリフレッシュ、本当にこれで預かり、一時預かりをしていただきたいと、ずっと願っていましたので、やっと実現できると思ってありがたいと思っているんです。先ほどから出ていました八尾市子ども子育て支援事業計画の見直しや、こどもいきいき未来計画も新しいニーズ調査などの計画が、来年、再来年と続いてやってくると思うんですが、こういった中でも、この在宅一時の、一時預かりのニーズ調査は何とかしていただいて、しっかりと把握していただきたいなと思うんです。この間もお話している中で、リフレッシュについてアンケートを書くときに、なかなかお母さんはそこに丸をしづらいだろうという意見をお聞きしました。なかなか地域社会がリフレッシュで子供を預けるなんてという風潮がまだまだ強いのかと思うんですけれども、そういう風潮を変えていくような周知も必要かと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  一時預かりについて、すみません、御説明をさせていただきます。  委員御指摘のとおり、リフレッシュ等で使っていただいても、特に問題ないというか、ぜひ利用していただけたらいいと思います。  ただ、この一時預かり事業につきましては、保育認定を受けている場合、無償化になってくる場合等もございます。実際に、リフレッシュ等ですと、全て実費にはなってくるんですけども、そういう形で就労で利用される方、病気で利用される方については、無償化の対象になってきたりもします。  その中で、なかなかアンケートというのでお答えを取りにくいところというのが、正直、若干あるんですけども、一定、何で利用されるのかというのは分かる範囲で把握はしていきたいと考えてございます。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  もう時間ですので、次、お願いします。  2回目、他にありませんか。  桝井委員。 ◆委員(桝井政佐美)  1つだけ、ちょっとお伺いしたいんですけども、放課後児童教室、整備を進められる話の中で、指導員の確保というのは、非常に厳しい状況なんでしょうか。ちょっとお答願います。 ○委員長(谷沢千賀子)  石田参事。 ◎こども未来部参事(石田大介)  そうです。募集を常にしている状況ではございますけれども、少し応募が少ないというのが実情でございます。  ただ、何とか保育に必要な指導員は、現状確保できているという実情でございます。 ───────────────────── ○委員長(谷沢千賀子)  それでは、議事の都合で、暫時休憩いたします。  午後2時25分休憩      ◇  午後2時45分再開 ○委員長(谷沢千賀子)  休憩前に引き続き分科会を再開いたします。 ───────────────────── ○委員長(谷沢千賀子)  3回目の質疑に入ります。  質疑ありませんか。  山中委員。 ◆委員(山中宏)  実施計画書の48ページ、お願いします。  14番の母子家庭自立支援事業についてです。ここに母子家庭等自立支援教育訓練給付金事業、母子家庭等高等職業訓練促進給付金事業がございますけれども、これの具体的中身、教えていただけますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  独り親家庭の方で、実際、就職の際に有利であるような、また生活の安定に資するような資格を取得していくということで、養成機関において1年以上のカリキュラムを修了する場合に、一定、生活の安定等々のためにお出ししている補助金でございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  これは具体的に金額は幾らぐらいになりますか。金額と内訳です。国からどれぐらいもろてるのか。市は単費でどれぐらいなのか。単費いうんか、違いますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  この高等職業訓練促進給付金でございますけれども、これは市民税の非課税世帯につきましては、月額10万円の補助金となっておりまして、課税世帯については、月額7万5000円が上限になりますけども、そういった補助金になってございます。  これにつきましては、国の補助金のほうもいただいておりまして、2分の1が国庫ということで当たっておる内容になってございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  この職業の職業訓練の費用に関しても、国は2分の1ですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  そういった養成講座を受けられるに当たって、その間の生活の安定のために出すお金になっています。その部分に対して、市が出す補助金の2分の1を国から頂いておるという形でございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  ということは、国が指定した職業訓練しか、職種の訓練しか、受ける方しか給付はされないということですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  今現在、市の運用としましては、国のほうで例示されています職種に対して、補助金を出すという形にさせてもらっています。  ただ、必ずしも、その例示だけしか出ませんよということではないということでございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  ちなみに、その国が例示している職業というのは、どんなもんがあるんか。例を挙げて言っていただけますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  看護師、准看護師ですとか、医薬療法士、作業療法士、介護福祉士、保育士等々示されているものでございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)
     これは、私個人質問でもさせていただき、そのときは産業のほうが御答弁いただいたわけなんですけれども、要は、テレワークとか、在宅勤務が可能な職業というのも、今年度、コロナ禍というのをきっかけに、社会の情勢というのは大きく変わったわけでして、働き方というのも大きく変化があったかとは思います。  先ほどから学童、放課後児童室のキャパを広げるのもすごい大変や、指導員を確保するのも大変や、保育所も同等です。保育士の確保も必要になってくる。  また、子供も両親共働きの家庭の子供も多く増えてきているわけで、また独り親家庭の子もちょっと数字的には上がってきているのかという状況で、やはり親が家にいるということが、どんだけ重要なのかという部分もあったり、市としてもやはりそういう行政サービスを維持、拡大していくにも幾つかの大きな簡単ではないハードルを、今後超えていかないといけないということを踏まえますと、この職業訓練という部分で、在宅勤務、テレワークが可能な職種というのを、市のそういう職業訓練の対象に何か加えていただいたら、非常にいいんじゃないのかと。そう考えているんですけれども、いかがお考えでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  今後、検討していきたいと思います。  今までの御説明させていただいたのは、高等職業訓練促進給付金の話でさせていただいております。この給付金につきましては、観点としましては、資格取得を一定しやすいものなのかどうなのか。また、よりその資格によって安定的な収入を得られる職業に結びつくのかどうか。そういった視点で考えていっておるものでございます。  これにつきましては、先ほども御答弁しましたように、そのいわゆる養成を受けれる間の生活支援の側面での補助金という形になっています。  一方で、これ以外に自立支援教育訓練給付金というメニューも、市のほうで持っております。これは実際に受けられた講座にかかった費用の一定割合を補助するということになっています。これにつきましては、恐らく、今、委員御指摘の部分というのは、在宅勤務ですんで、ICT使ったりとか、そういった部分のことかと思うんですけども、そういったものも、これはあくまで受けた受講に対しての一部補助ですけども、している部分もありますので、そういった部分の情報発信とかも含めて、考えていきたいと思っております。 ○委員長(谷沢千賀子)  山中委員。 ◆委員(山中宏)  そうです。今、最後に次長のほうから情報発信というお言葉を頂いたんですけれども、この制度せっかくあっても、御存じない方がいてるかとは思っているんです。  なので、せっかくこういった制度がございますんで、拡充は、業種の拡充というのはお願いしたいところと。プラス周知に対して、より一層、取り組んでいただきたいということで、私からは以上にさせていただきます。 ○委員長(谷沢千賀子)  他にありませんか。  西川委員。 ◆委員(西川あり)  最後、お願いします。  実施計画書58ページの若者育成支援事業についてお伺いしたいと思います。  740万2000円が入っているんですが、去年10月から始まった電話相談の事業費なのかと思うんですが、合っていますでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  阪本課長。 ◎青少年課長(阪本聡史)  若者育成支援事業の予算なんですけれども、委託料のほうで600万円ぐらいありまして、あとは庁内会議のほうの報酬の費用と会議賄いの費用ということになっております。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  ありがとうございます。10月から始まって、少しまだ期間もたっていないと思うんですが、本会議でもいろいろ現状を聞かれていたんですが、その現状から、今後の方針があれば、教えてもらいたいんです。 ○委員長(谷沢千賀子)  阪本課長。 ◎青少年課長(阪本聡史)  本会議のほうでも、御説明させていただいたんですけれども、令和2年の10月から始めさせていただいて、1月の末で17件の御相談頂戴しております。  内容につきましては、ちょっと詳細申し上げることできませんけど、やはりひきこもり関連の相談が多かったかと思っております。  令和3年度のほうの事業のほうなんですけれども、やはりこれまで若者に関連した様々な事情あったときに、どこに相談していいか分からなかったというようなところありましたので、そういった意味でも、この相談事業、非常に意義あるものかと考えております。  令和3年度につきましても、同様のやり方で進めさせていただきたいと考えておりまして、必要な方に窓口の情報がきっちり届くように、地道に着実に広報、啓発のほうを進めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  必要なところに連携していただくということとともに、この電話相談をされているつむぎ福祉会も、様々な自立メニューをお持ちだと思うんですが、そこ自体にもつながっている場合もあるんでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  阪本課長。 ◎青少年課長(阪本聡史)  電話相談につきましては、御紹介しておつなぎするという形にはなっておるんですけども、実際、ちょっと後追いまでできていない状況ですので、つむぎ福祉会のほうに、実際御相談されて、支援メニューを受けられているかどうかというところまでの、ちょっと確認は取れておらないところでございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  ありがとうございます。ちょっと驚いたんですけど、やっぱりせっかくの事業ですので、その電話が相談あった後、どうなっていったかというのは、次の支援にもつながると思いますので、ぜひとも結果、聞いていただけたらなとも思います。  今、相談事業ということが若者支援事業の中であるんですけれども、若者を支援するだけじゃなくて、やはり活躍できる場というのも必要だと思うんです。それが八尾市の中で、どういうところがあるのかと考えたら、なかなか活躍するということが少ないかと思うんです。やはり両青少年館の居場所事業が、少し自分たちのやりたいことであったり、つながる場所であったりすると思うんです。そういう両青少年館の居場所を、今後どのように扱っていかれるのか。  また、所管が変わってしまいますので、この若者育成支援事業とどんな連携ができるのか。今後の展開があったら教えてください。 ○委員長(谷沢千賀子)  上谷館長。 ◎桂青少年会館長(上谷洋子)  青少年会館のほうから、まず、お答えさせていただきます。  中・高生の居場所事業としましては、来年度から教育委員会のほうに所管が移るということで、学校との連携をより深めたいと考えております。例えば、青少年会館で小学生向けの講座を年間通して実施させていただいておるんですけれども、中高生のクラブ活動をしている生徒が講師となって教えたり、一緒に活動したりするようなことができないかなど、受講するだけでなくて、教える側としての居場所づくりの在り方も、学校と連携しながら検討できればと考えております。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  河野次長。 ◎こども未来部次長こども政策課長(河野聡)  今後の若者施策とのつながりという御質問でございます。  両青少年館で行っております、この若者の居場所づくり事業との関係でございますが、まず、この若者施策、令和3年度以降、組織も部の名前の中に若者という言葉が入るように、しっかり推し進めていきたいんですけども、先ほど来、御質問いただいています、ひきこもりのような福祉的な視点の施策の充実といったことも、もちろん必要ですが、もう1つは、やはり若者が主体的に自分のやりたいことをやっていただいたり、あるいは、表現できる場の充実であったりといったようなことも必要な事業になってまいるかと思っております。そういった大きく2本立てで充実させていけるような施策を組み立てていきたいと考えておりまして、両青館ともそういった中でつながりを持って、連携しながら事業を進めていけたらと考えています。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  ありがとうございます。ぜひともそのような2本立て、両輪で支援、それと活躍できる場所ともにしていただきたいと思います。  それが、きっと子供たちの自信につながって、いろんなことに参画してもらえるのかと思っているんです。  次、お聞きしたいのが、ちょうどその参画というところで、やおっ子元気・やる気アップ提案事業というのが、今回、私この予算の実計の中で見つけられなかったんですが、まだ、次年度の予算立てはあるんでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  河野次長。 ◎こども未来部次長こども政策課長(河野聡)  やおっ子元気・やる気アップ提案事業です。大人提案部分と子供提案部分に、元々ちょっと分かれておりまして、大人提案部門という部分につきましては、令和3年度も、これは予算がついておりまして、令和3年度以降、こども若者政策課のほうで、少し事業名称は違うんですけども、やっていくという形になっております。  従前やっておりました子供からの提案を募集しまして、子供の夢を実現するというような事業で、こちらのほうは、ちょっと残念ながらコロナ禍ということがありまして、なかなか事業の実施が難しいということで、令和3年度予算としてはのっておらないんです。こういった部分も合わせまして、こども若者施策の検討会議という会議をもって、この令和3年度は、先ほど申し上げました2本立ての具体的な施策の進め方について検討してまいりたいと考えています。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  ぜひ検討していただけたらと思います。好評でしたし、私たちも最初に委員になったときに、絵本を作った子供たちが保育所で読むというのを見せてもらったときに、やっぱり異年齢の子供たちと出会うきっかけであったり、自分が企画したことが、それが実現できるということは、すごく大きな今後の自信になっていくと思いますので、ぜひとも考えていただきたいと思います。よろしくお願いします。  それと、先ほどから来てるこども総合相談支援センターなんですが、ここは今、乳幼児の話がよく出ているんですが、18歳までの子供も相談に来たり、その保護者も来られたりできる場所でよろしいですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  河野次長。 ◎こども未来部次長こども政策課長(河野聡)  こども総合支援センターにつきましては、おおむね18歳までのお子様の子供自身の相談の場所と、もちろんその子供の保護者の方の相談場所と考えています。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  そういうことなので、ロビーのところに交流、親子さんの乳幼児の交流スペースも作るという設計とお伺いしたんですが、あまりにこう乳幼児化していくと、なかなか中・高生の子が来れるのかという心配もしてしまうので、きっと設計の段階ではうまくしていただけると思うんですが、その辺、視点、配慮をお願いしたいということと。  せっかく新しいセンターの設計をされるということですので、ぜひ、ユニバーサルデザインの視点も入れて、センターを作っていっていただきたいなと、ちょっと思いました。  それと、パブリックコメントを読ませていただいたんですけれども、起立性障がいのあるODの親子さんが来られた、来た場合には、やはり午後5時15分までというのが難しいと書かれているんですが、これは今後、何か検討課題にはなっていくんでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  河野次長。 ◎こども未来部次長こども政策課長(河野聡)  パブリックコメントの中で、今、委員御案内のとおり、OD、つまり起立性調節障がいの患者の家族の会の方からも多くの御意見を頂きました。通常のこの午前9時〜午後5時では、なかなか対応が難しいと、あるいは居場所としても難しいということがございますので、通常のこの相談の中で、どうしてもこの午前9時〜午後5時では難しい場合は、時間外につきましては、事前にまた御予約等をいただければ、できるだけ可能な範囲で対応をさせていただきたいということもございますし、これは今後の検討になってまいりますけども、では、深夜の時間までいけるのかというと、そこはやはり職員のこの働く時間ということもございますので、どこまでの対応がどういった形でできるのかということについては、また、今後も検討していきたいと考えています。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  ぜひ、よろしくお願いいたします。  それと、今、気になっているのは、今現在、「かがやき」の1階の場所は、中・高生の自習の場所であったり、居場所も兼ねてあると思うんですけれども、センターになることによって、その子供たちの居場所、一時なくなるということにもなるのかと思うんですが、その辺りはどのように周知されていくんでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)
     河野次長。 ◎こども未来部次長こども政策課長(河野聡)  今度、このこども総合支援センター設置する予定であります、この生涯学習プラザの1階のところで、今現在、自習室的な形で机と椅子が配置されておりまして、自習されておられる中・高生の方が結構おられるということは承知しております。  今回、この形、こども総合支援センターを整備する形になりますので、そこのスペースが、そこだけ見るとなくなっていくということでございます。  また、せっかくこの生涯学習センターの中に、このこども総合支援センターというのを作ってまいりますので、生涯学習という視点で考えますと、やはり中・高生の方も居場所と、あるいは、この自習という形でどこかで確保ができたらと考えております。そこの場所で確保ができるのか、あるいは、例えば両青少年館、あるいはほかの施設も含めての対応になるのか。まだちょっと現時点では、断定的なことは申し上げられませんけども、何らかの形でそういったニーズが高いということですので、対応してまいりたいとは思います。 ○委員長(谷沢千賀子)  西川委員。 ◆委員(西川あり)  急になくなるというようなお知らせじゃなくて、ゆったりと何月頃というような余裕を持った周知をしていただけたらと思います。  これで質問を終わります。ありがとうございました。 ○委員長(谷沢千賀子)  他にありませんか。  副委員長。 ○副委員長(露原行隆)  よろしくお願いいたします。  予算書の119ページの利用者支援員のところです。これはずっと私もこだわってきたところで、2名予算計上いただいて、なかなか2名獲得に至らず、決算のたびに減額ということを、12月に目にしていたところなんです。このたびいよいよ予算額として1人分計上という形になっているんですけども、この辺りについて事情等、説明いただけたらなと思うんですが、よろしくお願いいたします。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  お答えいたします。  利用者支援員につきましては、子育て家庭のニーズに合わせて必要な教育・保育施設であったりとか、あと地域の子育て支援等、利用できるように、情報提供とか、アドバイスを行うという業務をやってございます。  主には、市の窓口での業務をしていただきながら、八尾市としてはこれまで地域との連携です。地域の支援拠点等との連携なんかも進めていくということで、2名配置ということで進めてまいりました。  ただ、実際なかなか募集をしても来ないという状況もございます。あと、今後の市としての方向性としましては、こども総合支援センターを整備していくという状況がございます。  今後、利用者支援員につきましては、これにつきましては、どちらかというと教育・保育施設を中心にしたサービスの案内、それを窓口でしっかりやっていただくというところに軸足を置かせていただく、対応にさせていただきまして、一方で地域の施設との連携の部分につきましては、こども総合支援センター、こちらのほうで相談体制も充実していく中で、地域との連携もしっかりやっていくという形にすみ分け、一定させていただいた中で対応をさせていただくということになりますので、利用者支援員1名になるということで、サービスが減退するということではなくて、そういった役割分担をしっかりさせていただく中で進めさせていただくというところで、御理解いただきたいと思います。 ○委員長(谷沢千賀子)  副委員長。 ○副委員長(露原行隆)  サービスとしても、ずっと1名しかいらっしゃらなかったので、下がるということはないんでしょうけど、その辺の元々2名確保しようとされていた目的を、今度新しくセンターのほうで、きっちりとカバーしていこうということで、場合によったらより充実してということでよろしいですか。分かりました。実態に即している予算、提案なのかという思いもいたしますし、よく分かりました。  続いてなんですけども、121ページ、そのセンターの整備という部分というのが、今回、本会議からずっと議論になっていたところですが、現状の子ども支援ネットワークセンターあるじゃないですか。あれが去年まで、相談員10名という予算計上されていたのが、今回8名になっているんですよ。ここ何か人数減っていってるというのが、ちょっと引っかかったんですけども、この辺りもちょっと御説明いただけますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  ネットワークセンター「みらい」の相談員、昨年は10名で予算を措置しておりました。実際、実績としてはどうかというと9名という形になっております。  あと、1名の方についても、ちょっと辞められるといいますか、ちょっと変わられることもございます。このこども総合支援センターに向けては母体となっていくのが、「みらい」でございますんで、そこの体制整備はしっかり進めていくということで、先ほども答弁させていただきました。  こども総合支援センターで、今後しっかりした体制でやっていこうと思いますと、やっぱり職員、その専門職の定着という部分が非常に大事になってきます。育成定着という部分が大事になってきます。  また、土曜日まで開館をさせていただいて、サービスを広げていくということになりますので、やっぱりシフトを組むに当たっては、フルタイムの方がしっかり配置されているという環境が望ましいというところで、正職を中心に、全部を正職というわけにはいかないんですが、正職を中心に体制の強化を図っていきたいとは考えておるところでございます。  先ほども答弁いたしましたけども、来年度に向けましては、心理士、また社会福祉士の正職、一定採用試験をしまして、その部分で正職を中心に体制充実を図る専門職、また、機構の部分でも、その「みらい」の担当を、母子は別にしまして、今のいわゆる虐待とか、発達相談とか、いろんな相談を受ける部分につきましては、2係長制にさせていただく中で充実を図っていくと。そういった中で、しっかり進めていくということですんで、ここの経費の部分については減になっておりますけど、全体としてはしっかり体制強化図った形で令和3年度スタート切れると考えてございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  副委員長。 ○副委員長(露原行隆)  ありがとうございます。  続いて、独り親家庭の学習支援推進経費の部分なんですけれども、たしかここで近畿大学と連携してといいますか。何年か前に私、これ提案させていただいて、近畿大学がごっつい図書館できたときに、あんなんね、子供ら見たときにやっぱり大学なんてと思っている子なんかでも夢持たれへんかというようなことで、お話させていただいたところなんですが、たしか去年はやっぱりコロナでできていなかったと思うんです。まだちょっと先の見通しが立たない中ですけれども、ぜひ、そのコロナ禍に合わせた形でも、何とか実施の方向に持っていっていただきたいと思っているんですけれども、その辺り、この予算のほうは組み込まれていると思っていていいですか。ちょっとそこを教えていただけますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  河野次長。 ◎こども未来部次長こども政策課長(河野聡)  独り親世帯の学習支援ということで、生活困窮世帯の学習支援と合わせた事業になってございます。数年前より、近畿大学のほうにオープンキャンパスという形で、大学を知っていただくという目的で、希望者の方に参加していただいていると。委員御案内のとおり、去年は残念ながらコロナ禍でできなかった。令和3年度のこの当初予算の中には、実際に大学のほうにいく予算も含んで、委託料として計上させていただいております。  今年度どういうやり方でできるかというところは、もう少しちょっとコロナの状況を見た上での判断になってこようかと思いますが、できることなら実際に、近畿大学じゃないと駄目というわけでは、もちろんないんですけども、大学というのがどんな雰囲気で、大学生の方が実際におられて触れ合っていただくといったような機会を、実際に体験していただくというのが大事かと思っております。  ただ、コロナでそれが難しい状況であれば、今、各大学オンラインでオープンキャンパスなんかもされておられますので、そういった形のことができないかということは探っていきたいと思います。 ○委員長(谷沢千賀子)  副委員長。 ○副委員長(露原行隆)  ありがとうございます。ぜひオンラインを通じて、学生とその子供たちの交流というのは、新しい可能性もあるのかと思いますので、ぜひ、検討いただきたいなと思いますので、お願いいたします。  続けて、123ページの成人式の経費の部分なんですけども、これはうれしいかな。これ前年度よりちょっと予算増額になっているかなと思うんですけれども、前年度が540万円、今年度、次年度に向けて770万円計上されています。  今回、成人式、コロナ禍における新しい形を、新しいというのか、今回限りになるのかといった部分です。私もこれまでにも例えば、枚方市やったかな。辺りが中学校で開催されていたりであるとか、何かしら1か所じゃなくて、地域でやることによって、場合によったら地域の人、場合によったらその後輩たち、子供たちと触れ合う中で、もっと意義のある形を模索していくことはできないかみたいなことを提案もさせていただいたところだったんです。今回はコロナ禍という形で、今までどおりの形ができなかった。それに対して、やっぱり案外、大人の方のほうがかわいそうやなとおっしゃる声が結構あったんですよ。当然、当事者の子もやっぱり残念やという思いを持たれてたりもあった中で、ただ、私、見ていく中では、結構、機嫌よくあちこちで写真撮影してくれてやったりとか、場合によったら、我々大人の立場としたら、何か彼ら彼女らに心なぐさめられた部分もあったりしていたんです。本当に、これはもうたくさんの十人十色声があると思いますが、実際問題、今、市としてやってみた上での感想といいますか、どのように受け止めていらっしゃるのか。  あと、もし生で新成人の皆さんの声を受け止められている部分があるのであれば、少し教えていただきたいんですけども、いかがでしょうか。 ○委員長(谷沢千賀子)  阪本課長。 ◎青少年課長(阪本聡史)  令和2年度の成人式でございます。コロナの影響で分散から、さらに分散という形で開催することができたということで、非常にほっとはしているところなんです。  来年度につきましてですけれども、引き続きコロナ対策のほうは必要になってくるかというところで、当初、次年度に一括から分散という3部開催という形で御報告させていただいた内容を一旦、その形での計上でさせていただいております。なので、少しやはり予算のほうは広がっているという状況でございます。  ただ、今年度は実施いたしました形、分散の分散です。撮影スポットとかのほう、やった成果、また新成人の声とか、やってみた課題とかを参考にしながらも、さらに関係課とも連携しながら、令和3年度の形式については、改めて、ちょっと考えていきたいとも考えております。  やってみたときのお声とかなんですけれども、ちょっとうれしい形で、成人式の実行委員のちょっとお声拾わせていただきまして伺いますと、このような状況の中、たくさんのアイデア、迅速な対応をしてくれたことに感謝しているといった声とか、新たな試みに参加できたことも非常に貴重な体験やったということです。撮影スポット設置していただいたおかげで、出身中学校などで久しぶりに会う友人と写真を撮るなどして思い出づくりができたと、こういったようなお声も頂いておりますので、こちらとしましては、非常にちょっとばたばたとした状況ではございましたけれども、新成人の皆様に心に残るような成人式行えたのではないかと考えております。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  副委員長。 ○副委員長(露原行隆)  ありがとうございます。どうしても自分たちが過ごしたきた経験の中で物事は考えてしまいますんで、本当にコロナという形でくしくも別な形になりましたけども、そんな中で、そこの意義であるとか、見出していただけた新成人たちには感謝ですし、しっかりその辺り、まだあくまでやっぱり実行委員の声ということになってしまうと思いますんで、もしチャンスがあるのであれば、来年度の開催に向けて、今回、どう受け止められていたのかというのを、聞ける範囲で聞いていただけたらなと思いますので、よろしくお願いいたします。  続いて、その下に若者育成支援経費というのがあるんですけども、ここ先ほどもちょっとお話ありました実施計画書の58ページに、電話相談という部分で、既にもう実施いただいている部分です。今回機構改革でこども若者部に改編されるんですか。という中でいいますと、私どうもあまり何かこの機構改革で若者をうたっている割には、この実施計画書であるとか、この予算書を見ていても、若者にフォーカスしている、今まで以上にというのが、あまり感じられなかったのが率直な意見です。だからどうだということかもしれませんが、どうですか。そこをちょっと部長でも結構ですし、お答えいただけますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  吉川部長。 ◎こども未来部長(吉川貴代)  13年間続きましたこども未来部が終わりまして、4月からこども若者部になってまいります。  確かに、ちょっと予算で見ますと、それほど大きく目立った経費がないと言われてしまえば、それまでかと考えております。  先ほどの答弁にもございましたように、若者というのは、中学校を卒業した後は、実に多様でございます。今の時代ですから大半は高校に行かれる方なんですけれども、中には高校を中退してしまう子供たちがいるのも現実です。あと、世界に羽ばたく人たちがいてるのも一方でおられます。やはり何らかの事情でつまずいて止まってしまう。そういった人たちのために、この若者相談というものはいってまいります。  そうやっていろいろ考えていきますと、私どもの今度、こども若者部のほうで、直接やっていく部分、例えば若者相談でありますとか、それから成人式、これも若者支援の大きな分になってまいります。  それから、こども若者部設立後の1年後には、成人年齢の引下げ、18歳成年の時代もやってまいりますので、その18歳に成年になるということの啓発事業等もやっていきたいと考えております。  それから、やはり働いて家庭を持ってという歩みをしていくわけですので、就労支援でありますとか、そういった様々な居場所とか、そういった部分とか、あと教育です。生涯にわたって学んでいくといった部分もありますので、このこども若者部が旗を振りまして、直接やる分と庁内で各部局でする分、あるいは地域なり、企業でやっていただく部分をコーディネートしていきまして、若者をしっかり八尾市で応援してるよと、ぜひとも皆さん頑張っていただきたいというような取組を、花咲かせていきたいと考えているところでございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  副委員長。 ○副委員長(露原行隆)  ありがとうございます。今、まさにちょっと部長おっしゃった部分が、予算書でいうと205ページに、実施計画書でいうと58ページですか。青少年健全育成環境づくり支援事業という形でも、新たにちょっとうたわれている部分がありますので、行政だけじゃなくて、いろんな地域のお力を借りながら、全体としてやっていくんだというようなことだと思うんです。私、率直に、これは私が最近、本会議なんかでよく言ってることなんですけども、ハードというのか、ソフトというのか、居場所、別に箱を作ってくださいとか、場合によったら、これまでもありました、先ほどもありました。青少年会館を例えば日曜日も開けてほしいであるとか、何かもう少し使い勝手よくできないかとかいうようなことも、これまでも私も申し上げてきたところなんですけども、それだけじゃなくて、これは前にも申し上げたかな。若者のやっぱり力ためてるものは、すごいと思うんですよ。それがどう向くかによって、場合によったら、それこそ非行であるとか、そういった方向に行くとか、場合によったら、内に籠もられるほうが、正直、なかなか難しい問題に陥っていくんだろうと思うんですけれども。もう少し居場所というのを、町につくっていけないのかというのが思いです。  今さら、近鉄八尾駅の噴水のところでスケボーやらせてくださいとは申しません。  ただ、もう少しそういった、今、久宝寺緑地に一部そういうスペースも作ってもらっていますが、そういった部分をもう少し何か点在してできないかであるとか。例えば歌一つ、楽器一つ奏でる場所は八尾結構ないんですよ。この話していいのか。布施なんかで、結構ビブレなんか、皆さん御存じだと思うんですけど、結構駅前の広場、空間のところで、若者から、場合によったらおっちゃんまで、結構気持ちよく歌ってはるんですよ。でもコロナの前の話なんで、ちょっとさらっと流していただきたいんですけど、ちょっと終電逃して、僕帰られへんようになったときに、歌ってはる人がいるんです。若い子が、お巡りさんが2人歩いてきはりました。とんとんと声かけたら、すっとね、若者がはいはいと終わりますといって帰っていきよる景色を見れたんですよ。やっぱり一定、それが終電終わるまでがいいのかどうかとか分からないんですけれども、何か夜でも、今でも皆さん目にされたことあると思います。プリズムホールの前でダンスしてやる子供たち、子供たちと言っていいのかな、そこそこのお兄ちゃんたちです。いろいろやっぱり家庭の事情なんてこともいろいろあったりします。家に帰りにくいとか、別に家庭だけじゃなくて、自分自身だけの問題かもしれません。  ただ、何かをこうエネルギーは、若者持っている子がたくさんいるんですよ。もっと外に出れる場所づくりというのは、私は、そんなにお金かけなくても、箱作るといったら大変ですけど、できるんじゃないかと、私、思うんです。そこについて、私はぜひそういったお金かけない範囲で考えていただけるんであれば、場所づくり、あと例えばダンスであるとか、歌であるとかというと、場合によったら発表の場も、何か、何かのイベントで、来年度は河内音頭まつりもないですけれども、何らかの形でその若者たちが、やっぱりダンスなんて見てもらうためにみんなやってるはずなんで、何かこう発散する場所というのを、やっぱり考えていただきたいと。それは予算かけずにでも結構です。来年度については、しっかりその辺りの視点は持っていただきたいなと思いますので、それはこの課だけでできる話ではない。若者に衣替えしたからとてできる話じゃないかもしれないですけど、やっぱり庁内全体で、その辺りの視点は、いみじくもこども若者部が旗を振ってということを、部長おっしゃっていただきましたので、その辺りの視点もぜひ持っていただきたいと思いますので、お願いいたします。何か御答弁いただけますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  吉川部長。 ◎こども未来部長(吉川貴代)  若者の活躍の場というのは、なかなか難しい面もございます。仕事を持っていて忙しくて、とてもとてもという人もいてますし、やっぱりそういう自分がやっている芸術的な活動、あるいはスポーツという部分で、見せたい、輝きたいという人もおりますので、庁内連携の下、また私どものこの職員も若い職員たくさんおります。職員も何か一緒に楽しめるようなこととかもできればいいのではないかということも思っておりますので、皆さんがそれぞれ幸せになれるような企画、庁内連携の下、実施してまいりたいと考えているところでございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  副委員長。 ○副委員長(露原行隆)  ぜひ、そんなときには、場合によったら、それこそ警察の力もお借りしたりであるとか、やっぱり全体的な町としての調和性というのは必要だと思いますので、みんなが安心できるような形で考えていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。  続いて、125ページの施設型給付費の部分なんですけども、これは72億9000万円ほど上がっています。これ昨年度は66億円だったんですよ。たしか、その前は50億円台と、ちょっと前まで40億円台だったんですよ。これはもう本当に認定こども園化計画の中でも、その子供たちの保育の枠というのを拡大していただく努力の中で、予算としてはどうしても、当然のように膨らんできた中だと思うんですけども。特に、この1年間でも6億円という金額が大きくなりました。この辺り、どのように分析というか、されているのかというのを、ちょっと教えていただけますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  施設型給付費・施設等利用費につきましてお答えをさせていただきます。  こちらの増加要因なんですけども、利用児童数の増加というのが、約300名ほど、令和2年度と比べまして、令和3年度300名ほど増える形になります。それによりまして、概算ではありますが、大体3億8000万円ほど、2歳児の無償化実施、昨年度は7か月分でしたが、今年、令和3年度からは通年になりますので、それで8700万円ほど、制度改正、補正のときにもお話させていただきましたチーム保育加算の加算要件の認定の変更など、もろもろの制度改正等で1億9000万円ほど、合わせて6億5700万円、概算ではありますが、その程度の増額になっているということでございます。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)
     副委員長。 ○副委員長(露原行隆)  これは、財源の内訳も分かりますか。財源の内訳というのは、国・府・市とか、そういう意味なんですけども、いかがですか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  1号認定については、若干違うんですが、基本的には、この施設型給付費の国・府・市の割合としては、国2分の1、府が4分の1、市が4分の1という形になってございます。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  副委員長。 ○副委員長(露原行隆)  ありがとうございます。この施設型給付費だけでとどまらないいろんな課題をクリアしていかないといけない中で、ここだけどうしても当然、その保育の枠を広げると大きくなってくるかとは思うんですけれども、その辺りトータルで、この費用を子供に保育・教育、幼児教育にかける費用というのは、やっぱり見ていかないといけないと思いますので、その辺りはまたこれからもしっかりと議論をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  続いて、129ページ、こども医療助成費の部分です。これはたしか、12月の補正のときに、1億円ぐらいどんと減額されたと、違いましたか。何かコロナであまり、ちょっと病院あまり行きはれへんかったんかみたいな、そんなやり取りがあったかと思うんです。今回も8億5300万円ほど計上されていますが、去年9億6200万円で、1億円ぐらい補正で減額された分ぐらい見られたのかというような気がするんです。コロナも正直これからどうなっていくか分からへん。まだまだ続いていくのかもしれないという中で、この辺りの今回の予算計上された、この金額を出された理由といいますか、教えていただけますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  お答えをいたします。  令和2年度におきましては、現在、減額の補正予算上げさせていただいておりまして、御指摘いただきましたとおり、扶助費のほうで1億2500万円減額という形で提案させていただいております。  こちらは、実際の医療費の助成件数が例年より大幅に減少しておりまして、そのことで減額補正を上げさせていただいておるんですけれども、当初の見込みから15%〜20%、月によって変動は、季節によってやっぱり医療費ですので変動はございますが、トータルして、現状15%〜20%減っているというような状況にございます。  ウィズコロナ、アフターコロナ、いろいろまだこれからになるとは思いますけれども、マスクの徹底ですとか、消毒、密の回避、いろいろ皆さんの努力が積み重なっておることで、ふだんコロナ以外の、例えばインフルエンザですとか、学級閉鎖も実際に減っているとか、医療費の助成件数が減るという傾向は、令和3年度において継続されるという見込みをしております。今回、減額補正と合わせて、令和3年度におきましても、令和2年度の減少率を鑑みまして、今回の金額で予算要求させていただいております。 ○委員長(谷沢千賀子)  副委員長。 ○副委員長(露原行隆)  すみません。めっちゃ寝ぼけたことを言ってました。ごめんなさい。今、まさにでしたね。何かもう終わった気になっていて申し訳ない。すみません。  1点、僕、気になっているのが、医療の何か行きそびれ、何かそれでの不具合とかいうのは生じていないのかというのが、若干気になったりもするんですけど、その辺りは特にないですか。何かコロナやから、純粋に別にインフルエンザかかりにくくなってるから、マスクのおかげでとか、いろいろな分析されるじゃないですか。以外で、何か病院行くのをやめておこうとか、そういったような要因とかというのは、特に心配なさそうですか。杞憂やったらいいんですけど、すみません。 ○委員長(谷沢千賀子)  河野次長。 ◎こども未来部次長こども政策課長(河野聡)  子ども医療費のこの助成の額自体が、先ほど答弁させていただきましたように、減っておると。15%ほど減ってきておるという状況なんですけども、この要因というのは、コロナによる消毒の徹底というところも、もちろん考えられますし、あるいは、もしかしますと、昨年の状況とかですと、昨年の4月、5月辺りの緊急事態宣言の頃というのは、かなり受診控えみたいなことが、一般的にあったのかとは思ったりもします。  ただ、大分、コロナについてもいろんな情報が出てまいりまして、正しく感染を防止して行えば、医療機関への受診自体はそんなに危険を伴うものではないといったことは、大分、浸透してきているのかと思いますので、こちらのほうとしても、機会があればそういった形でお伝えしていきたいなと思っております。 ○委員長(谷沢千賀子)  副委員長。 ○副委員長(露原行隆)  ありがとうございます。ぜひ、そのマスクのことであるとか、やっぱり日本は、それは当然、本当に犠牲になられた方もいらっしゃいますし、やっぱり今でも感染されている方がいらっしゃる中で、言葉選ばないといけないかもしれませんが、事欧米であったりとか、比較すると、一般的にいうと感染率が低いであるとか、重篤化しにくいというようなことも、実際言われている中で、マスクなのか、いろんなこれから国のほうでも、いろんな1年間を通じてのいろんなエビデンスやらというのが出てくるのかもしれません。やっぱりこの1億円から下がっているインパクトはすごいと思うんですよ。今後もずっとこれは1億円、毎年のようにかかっていくことを考えたら、これは下がっているというのは、やっぱりすごいことなんです。当然それ以外のコストが、当然、今はかかっている状況ですけれども、やっぱりその辺りはしっかりと教育を通じてになるのかという部分もありますが、その日本人のこれまでの衛生観念であるとか、そういう部分というのをきっちりと、このコロナから、そこで得たものとして、しっかりとこの抑制につなげていけば、やっぱりすごく大きな財政的なインパクトにもなると思いますので、しっかりとそれは、この去年1年で、この1年ということにとどまらず、継続してその効果が得られるようにして、やっていただきたいと思いますので、お願いをしておきます。  続いて、これで予算書はオーケーです。  続いて、実施計画書です。実施計画書の11ページの部分で、在宅子育て支援のところなんです。これについては、公立認定こども園で一時預かりもしますよであるとか、具体的に非常に分かりやすくもう打ち出されている部分もあるんですけども、それ以外で広く在宅の支援を考えていらっしゃる部分というのはあるんですか。ちょっと教えていただけますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  岩井次長。 ◎こども未来部次長兼子育て支援課長(岩井耕二)  在宅子育て支援の部分での御質問でございます。  まず、今年度の予算につきましては、先ほど委員からも、今、お話ありましたように、公立認定こども園での一時預かり保育の実施と、まずこれがあります。在宅の子供の保育の充実という部分です。  あと、地域子育て支援センターでのオンライン交流というところをお示しさせてもらっています。これは親子での交流のよりきめ細やかなニーズへの対応みたいな形になってくるかと思っております。  また、つどいの広場のほうも再編させていただきます。これは数の議論もありましたけども、質をより高めていきたいということで考えております。建物の安全性も高める、またスタッフの専門性も高めていく。また、直営の地域子育て支援センターとの連携も、これはしっかり強化していく中で、孤立化とか、虐待とかの課題にもしっかり対応していけるような形で進めていきたい。そういったことをしっかり次年度に向けてはさせていただきたいと考えております。  また、大きくは令和4年度にこども総合支援センター、これがこれから整備開設に向けて進めていくという形になっております。その中で、子供の育ちに応じた切れ目のない支援。これをしっかり在宅の部分含めてさせていただくということで、施設に入られていても、在宅であっても、健やかに育つことができる環境をしっかり市としてつくっていきたいと考えておるところでございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  副委員長。 ○副委員長(露原行隆)  ありがとうございます。これもぜひつどいの広場の箇所数のことについてもありました。それは多いほうがいいですよというのは、当然、できるだけ近いほうがいいというのはあるんです。もう1つ、たしか、今もその地域センターのほうでしたか、公園で遊ぼうみたいなことをされています。ああいったことも、これからも継続していただくことと思うんですけれども、もっとそれだけじゃなくて、やっぱり公園について、私、本会議でも結構、最近、特にやいやい言ってる部分です。やっぱりどういった公園が過ごしやすいであるとか、そういった声もやっぱり聞いていただいて、これも所管またがりますけど、やっぱりしっかりとそういった、本当に日々過ごす、僕、居場所づくり、居場所づくりというのを先ほど若者のことでも申し上げております。それはやっぱり所管またがる部分、どうしてもあるかもしれませんが、やっぱりしっかりとその辺りも視点を持ってやっていただきたいと思いますので、お願いをしておきます。  あと、続いて、実施計画書の12ページの就学前教育・保育の充実の部分で、重点施策、一番最後の四角の部分です。下から3行目なんですけど、八尾市障害児保育審議会の提言書を踏まえたという部分があって、その中でしっかりやっていきますよと書かれているんです。これは具体的に、この八尾市障害児保育審議会の提言書に触れられている中身について、ちょっと教えていただけますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  永澤課長。 ◎こども施設課長(永澤行彦)  お答えをさせていただきます。  八尾市障害児保育審議会の提言ということで、平成30年5月に頂いたものがございます。そちらの中では、共生社会につながるインクルーシブ保育であるとか、あと、インクルーシブ、育ちは保育の実践を生み出し、検証を重ねて方法論をつくり上げることを目指すとして、障がい児保育のニーズ対応できる仕組みづくりであるとか、コーディネーター制、リーダー保育士を導入して園全体での対応力を高めるであるとか、そういったことが、幾つかあるんですけれども、提言をされているところです。  今回については、保育サポートに、要件にかかる標準時間対応、基本的には障がい児保育、短い時間といっても午前9時〜午後5時が基本なんですけども、そこでの対応ということになっているんです。就労であったりとか、家庭の御事情等で、その時間ではなかなか収まらない方の対応というのを、充実に取り組むということで、一定、そういった受入れをしていただいている園については、若干の補助をつけさせていただくような方向で進めさせていただいていたりであるとか、そういった保育です。短時間ではなかなか難しいお子さんに対して、標準時間の対応できるように、民間さんと協議を少しずつ進めているというような状況でございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  副委員長。 ○副委員長(露原行隆)  ありがとうございます。ここでもちょっと機構改革の部分にちょっと触れたいんですけれども、来年度、医療型児童発達支援センターというのも、このこども未来部で、これは結構、私も長いこと、ここの文教所管入っていて、ここで議論できないという部分がかゆいところやったんですよ。その点について、しっかりと合わせて議論できるというのが、来年度から非常に、私がおるかおらないかはともかくとして、非常に楽しみにしている部分なんです。  1つ、最近ちょっと聞いたところで、しょうとく園が、1つのサービスとして入学されたお子さんの学校に出向かれて、その学校の先生にいろいろと1日様子を見て、アドバイスをされるようなことをされているというのを聞いたんですよ。実際、あまりそういうのを聞いたことなかったもんで、その辺りについて、実態どう捉えていらっしゃるのか。ちょっと教えていただけますか。答えてはれへんかな、所管違うから、ちょっと答えにくいですか。いいや。  となってきたときに、私が、ごめんなさい、いいです、いいです。申し上げたいのは、今、この所管が違うからということで、ここで止まっちゃうんです。  ただ、今度、次年度については、その部分についてもきっちりと、これまで以上に連携を取れていくわけです。そういった部分について、改めて、この機構改革の医療の部分を組み込まれた意義について、これはもう部長にお答えいただくほうがいいですか。ちょっと来年度に向けての抱負など、改めて、何度もお答えいただいているかもしれませんが、お願いいたします。 ○委員長(谷沢千賀子)  吉川部長。 ◎こども未来部長(吉川貴代)  こども若者部になりまして、今、お尋ねの分につきましては、こども施設運営課というところに着目をするかと思います。  今回、従前、この認定こども園と、まず、保育所のお話をさせていただきます。認定こども園、保育所等の入所入園に関しましては、子育て支援課、それから公立園の運営でありますとか、私立園への指導であったり、補助とか、先ほど話題になりました施設型給付費のお支払い等につきましては、こども施設課です。まず、この保育園関係で2課分かれておりましたので、今回につきましては、新しくできる、こども施設運営課におきまして、公立こども園5園、それから児童発達支援センターを一括して所管しまして、まず、公立施設として一体で運営していくことによって、よりよい公立施設の運営ができるものと、私ども考えております。  と申しますのは、それぞれに保育教諭、看護師等の市の職員としての人材がおります。しょうとく園は別ですけれども、そこの人材育成、人事配置についても、そのほうが運営しやすく、よりキャリア形成に資することができると考えております。  もう1つの入園入所と、私立園への給付のお支払いと、それから助言指導の部分につきまして、一体することによりまして、先ほど話題になりました障がい児保育、いわゆるサポート枠の子供たちの支援につきまして、入園入所から実際の運営まで一体でその課でできることと考えております。  同じ部内で、こういった課を2つつくりますので、保育教諭の専門職何名か配置しております。今日もおりますけれども、課を超えて部内でしっかり専門職として連携とりまして、一人一人の子供たちの育ちをしっかり支えていきたいと。こういったコンセプトを持っての今回の組織機構改革でございます。  少し長くなりますが、このこども施設運営課の中に、放課後児童育成室のほうも入ってまいります。これによりまして、ゼロ歳児〜小学6年生までの保育という部分が一体で運営することができてまいります。ある意味、切れ目のない支援というのは、こども総合支援センターだけではございません。本市のこの子ども子育ての施策全体に言えることでございますので、そういった部分で切れ目のない支援ということを意識しまして、今回、放課後児童育成室をこちらのほうに入れております。  子供に関しては、教育委員会と連携というのは、もちろん欠かすことができません。先ほど話題になりました小学校就学前後のことにつきましても、接続という言葉を我々使っておりますが、教育委員会と5歳児さんのいろいろなことにつきましても、議論をいたしましたり、研究・研修についても、この間、進めてきてございます。教育委員会とこども若者部しっかり連携して、八尾市の子供たちが健やかに育つよう、努力してまいります。 ○委員長(谷沢千賀子)  副委員長。 ○副委員長(露原行隆)  ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  最後、部長、今、教育委員会との部分、連携についてもおっしゃった部分があるんですけれども、これもちょっと最近、仕入れた話で、今回は残念ながら、これも教育にまたがる部分です。一斉体験入学、コロナでできていないと、実施未実施だということで聞いているんです。そんな中で、だからということではないみたいなんですが、学校の先生が、私立・公立関係なく、発達に課題のある教育相談のあったような児童のところに、直接、何か所ぐらいあるんですか。両手で足りへんみたいな、最近よく聞きますけども、園に直接行って、子供の様子を見るということをされている学校があるらしいんです。それを私、初めて聞いたもんで、これは教育とも、明日の中で、それが全ての学校でということでないんであれば、新たに提案したいと思っているんです。そうなってきたときに、当然、受入れ側の就学前施設の皆さんの御協力も得て、御理解も得てということになるかもしれませんので、その辺りもし今まだ限定的な対応で、今後、広げていくということになってきたときには、こども若者部にも、また御協力いただかないといけないのかと思いますので、その辺り、ぜひ、よろしくお願いいたします。  先ほど、放課後児童室の延長の話も出たと思います。また、やっぱりコロナ禍の中で、新たに見えてきたテレワークの可能性であるとか、新たないろんな技術の進展の中で、在宅でのいう部分があったと思うんですけれども、私、これは常々、以前にも申し上げたと思います。あまりにもこの延長時間延ばすことによって、午後7時が妥当なのかとか分からないですけども、やっぱり親と子供、親という言い方いけない、保護者の方と子供の時間というのを、結果として短くしてしまわないようにならないように、やっぱりどこかで線引きというのは要るのかなんていうことを思ったりします。  ただ、現実の中で、今、その対応というのが必要な部分もあるというのは理解しているんですけれども、やっぱり働き方改革というのは、この間、ずっと言われ続けている中で、その辺もすごくせめぎ合いといいますか、あるかと思います。ぜひ、条例改正等々も必要だということだったんですけれども、その前に、実情として、八尾市なんかは中小企業のたくさんある町の、この八尾市で、当然、大阪市へ電車乗って、車で外に、八尾市以外にも出られている方もたくさんあるかと思いますが、ぜひ一度、アンケートなどを取っていただくことできへんかと思うんです。どれぐらいの方が午後6時までではいけないのか。やっぱり午後7時までがいいのか。場合によっては、もっと長くなくちゃ困るよという方もあるかもしれません。その辺りについて、しっかりと、まず、実態として、私も捉えないと、なかなか判断というのは難しいかと思いますんで、その辺りちょっとお答えいただけますか。 ○委員長(谷沢千賀子)  吉川部長。 ◎こども未来部長(吉川貴代)  放課後児童室の延長と、実態ということでございます。  現在、認定こども園保育所におきましては、おおむね午後7時までという園が多うございます。近年、認定こども園保育所を利用する児童の数が劇的に増えてきております関係上、小学校1年生になりまして、午後6時で終わりというのは、非常にやはり子育てにおいて、これは保護者側の視点になるかも分かりませんけれども、課題が多いという現状でございます。  ですので、延長については、一定導入していく方向で、今回、市政運営方針にも載せておりますが、本格検討ということでさせていただきたいと考えているところでございます。  さて、ニーズでございますけれども、多くは放課後児童室に入室する子供たちは、認定こども園から卒園して1年生になって、利用されるという人たちが多いと思いますので、現状の園での降園時間です。お帰りになる時間というのも、1つの目安にもなってまいります。そういったことも踏まえまして、ニーズ調査にあまり時間をかけすぎますと、延長実施がどんどん後ろにいくということもございますので、可能な範囲でニーズ調査については実施していきたいと、内部でも考えているところでございます。  子供たちにとって、また保護者にとって、安心して利用していただける放課後児童室、公民連携でしっかり築いていきたいと考えているところでございます。 ○委員長(谷沢千賀子)  副委員長。 ○副委員長(露原行隆)  ありがとうございます。確かにおっしゃるとおりだと思いました。その中で、午後7時というのが、1つの目安ということで、それ以上ということのないように、もっと社会のありようというのは、我々行政、政治のサイドでも考えないといけないのかと思いますので、そこだけ、ちょっと胸に止めといていただけたらと思いますので、お願いをしておきます。  もう最後、これは言い放しで終わります。  先ほども議論ありました。こども総合支援センターです。これはいろいろとこんな中で、例えば8ページでは、5つの機能、関連機関のイメージというのを図示されていますけれども、やっぱりぜひ、これは同じ委員からもあったと思います。この一つ一つの個別の事例を、相談、丁寧に対応していくというのは、すごく大事なことだと思うんですけれども、それをあくまで個別事例にとどめずに、統合してといいますか、ソフトの施策に落とし込んでいくということが、たしか、午前中でもその辺りがまだまだちょっと弱いかという御答弁があったかと思います。その辺りについては、当然、この施設の整備と併せて、どうその施設の整備しながらでもできることについては、どんどんと施策として、落とし込んでいただきたいと。そのためにも、できるだけ幅広く保護者の方の声というのを、しっかりと捉えていただきたいと思いますので、それだけ、最後に申し上げて終わりたいと思います。  以上です。 ○委員長(谷沢千賀子)  他にありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(谷沢千賀子)  それでは、本件の質疑は、これをもって終わります。  以上で、こども未来部関係の審査を終了いたします。
    ───────────────────── ○委員長(谷沢千賀子)  以上で、分科会における本日の日程は全て終了いたしました。  なお、いじめからこどもを守る課関係、教育委員会及び建築部のうちの当分科会所管分関係につきましては、明日、3月9日、火曜日、午前10時から予算決算常任委員会文教分科会を開会し、審査を行いますので、よろしくお願いいたします。 ───────────────────── ○委員長(谷沢千賀子)  以上で、予算決算常任委員会文教分科会を散会いたします。  午後3時50分散会 ──────────────────────────────────────────────  〇委員長署名  ┌─────┬─────┬────────────────────────┐  │予算決算 │     │                        │  │常任委員会│谷沢千賀子│                        │  │文教分科会│     │                        │  │委員長  │     │                        │  └─────┴─────┴────────────────────────┘...