高槻市議会 > 2018-02-02 >
平成30年新名神・交通体系等対策特別委員会( 2月 2日)

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  1. 高槻市議会 2018-02-02
    平成30年新名神・交通体系等対策特別委員会( 2月 2日)


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    最終取得日: 2023-05-27
    平成30年新名神・交通体系等対策特別委員会( 2月 2日)    新名神・交通体系等対策特別委員会記録              平成30年2月2日(金)
                   高槻市議会事務局     日  時  平成30年2月2日(金)午後 1時 0分招集   会議時刻  午後 0時58分 開議         午後 2時22分 散会   場  所  第3委員会室   事  件  別紙審査日程のとおり   出席委員(9人)   委  員  長    平 田 裕 也     副 委 員 長     久 保   隆   委     員    髙 木 隆 太     委     員     吉 田 忠 則   委     員    笹 内 和 志     委     員     田 村 規 子   委     員    橋 本 紀 子     委     員     吉 田 稔 弘   委     員    中 村 玲 子   議     長    山 口 重 雄   理事者側出席者   市長         濱 田 剛 史     副市長         石 下 誠 造   自動車運送事業管理者 西 岡 博 史     総合戦略部参事     蓮 井 小夜子   技監         上 仙   靖     都市創造部長      梅 本 定 雄   都市創造部部長代理  小 西 政 治     都市創造部参事     北 口 悦 男   都市創造部部長代理  新 井   進     産業環境部長      土 井 恵 一   産業環境部理事    徳 島 巳樹典     その他関係職員   議会事務局出席職員   事務局長       内 方 孝 一     事務局主幹       籠 野 修 明   事務局副主幹     清 水 丈 二     事務局職員       尾 髙 郁 恵     〔午後 0時58分 開議〕 ○(平田委員長) ただいまから新名神・交通体系等対策特別委員会を開会します。  ただいまの出席委員数は9人です。  したがって、委員会は成立します。  議事に入ります前に、理事者から発言があります。 ○(濱田市長) 新名神・交通体系等対策特別委員会の開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  本委員会の開催をお願いしましたところ、正副委員長を初め、委員各位におかれましては、何かとお忙しいところご出席を賜り、まことにありがとうございます。  さて、本日の委員会は3つの案件のご審査をお願いしたいと考えております。  まず、案件1の新名神高速道路整備促進につきましては、新名神高速道路高槻-川西間)が昨年12月10日に開通し、開通式典が盛大にとり行われました。この開通に合わせて本市が実施したウオーキングイベントには、委員の皆様を初め、多くの市民にご参加をいただき、高槻インターチェンジ等の開通を大いに喜んでいただきました。また、残る川西-神戸間につきましても、西日本高速道路株式会社が3月18日の開通を発表されたところです。  一方、昨年3月に供用したアクセス道路高槻東道路につきましては、大阪府がインターチェンジに直結する(仮称)成合高架橋の本年度末開通に向けて工事を進められております。  また、昨年3月に暫定供用しました南平台日吉台線につきましては、完成に向け鋭意工事を進めており、新名神の工事用道路の役割も担いながら整備に取り組んできた原成合線につきましては、3月の供用開始を予定しております。本日は、これら新名神事業等進捗状況をご説明いたします。  次に、案件2の新名神高速道路等沿道まちづくりにつきましては、成合南地区における土地区画整理事業の概要や都市計画手続等の状況をご説明いたします。そのほか、十三高槻線などの関連道路沿道まちづくりについても、あわせてご説明いたします。  案件3の環状幹線道路等整備促進につきましては、国道171号の交差点改良や十三高槻線枚方高槻線などの整備状況をご説明いたします。  案件は以上でございますが、新名神高速道路高槻-川西間)の開通とともに、本市の悲願であった高槻インターチェンジが開通し、多くの方々がその効果を実感される中、この3月に予定されている川西-神戸間の開通により、さらに利便性が向上するものと考えております。  詳細につきましては、後ほど担当部長がご説明申し上げますが、引き続き、新名神高速道路高槻以東区間や国道、府道の整備を促進するとともに、沿道まちづくりに取り組んでまいりますので、正副委員長を初め、委員各位のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、開会のご挨拶とさせていただきます。  どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○(平田委員長) 発言は終わりました。  それでは、ただいまから議事に入ります。  まず、新名神高速道路整備促進についてを議題とします。  理事者側の説明を求めます。 ○(梅本都市創造部長) 案件1、新名神高速道路整備促進について、パワーポイントを用いてご説明いたしますので、恐れ入りますが、前のスクリーンをごらんください。  こちらは、新名神高速道路を初めとした関連道路の全体位置図でございます。本日ご説明する内容は、ごらんの4項目でございます。  では、1つ目に新名神高速道路に係る最近の動向について、主な経過をご説明いたします。  平成29年5月に鵜殿ヨシ原環境保全に関する検討会(第9回)が開催されました。7月には高槻インターチェンジの開通を心待ちするイベントとして、高槻ハイウェイフェスタ2017を開催しました。10月には本特別委員会現地視察を行っていただきました。12月には高槻インターチェンジ開通記念として、高槻ハイウェイウォーキングを開催し、同日15時、新名神(高槻-川西間)が開通いたしました。そして、本年1月には新名神(川西-神戸間)の3月開通が発表されたところでございます。  次に、八幡-高槻間の進捗についてご説明いたします。新名神(八幡-高槻間)、約10.7キロメートルの用地幅杭設置率は90%、用地取得率は52%、工事着手率は18%でございます。なお、高槻市域約5.1キロメートルの進捗率は、それぞれ87%、25%、14%で、上牧地区では準備工事に着手しております。  次に、各地区における説明会等の主な内容としましては、上牧地区では自治会へ本線に支障になる関西電力鉄塔移設計画淀川橋梁準備工事などを説明し、梶原地区JRアンダーパス計画協議状況などを説明いたしました。成合地区では対策協議会事業計画の説明を実施いたしました。今後は、上牧地区において、準備工事として側道及び水路の整備を行い、平成30年度の下半期から橋梁下部工の工事を行う予定でございます。  次に、鵜殿ヨシ原環境保全に関する検討会についての説明をさせていただきます。  平成29年5月17日に第9回が開催され、工事中及び開通後のヨシの生育などのモニタリング計画について、新たなワーキンググループを設置して評価・検証を行うことが報告され、モニタリングについてはこれまでの調査内容を踏まえ実施するようにとの意見がございました。今後、当検討会では、平成35年度の開通に向けて保全の対策とモニタリングを実施し、検討が必要になれば適宜開催するとのことでございます。なお、完成後もモニタリングを実施していくとのことでございます。  次に、高槻-神戸間に関するご報告でございます。  まず、7月15日に実施しました「開通こころまちイベント 高槻ハイウェイフェスタ2017」は、新名神本線高槻インターチェンジの一日も早い開通を祈念したイベントとして、市役所を中心に、現場見学ツアーステージイベントを開催し、約5,500人の来場者でにぎわいました。  12月10日に実施した「開通記念 高槻ハイウェイウォーキング」は、開通式典と同時に高槻インターチェンジ料金所から高速道路のランプウエーを歩くイベントとして開催し、午前中のみにもかかわらず約1万2,400人の来場者にお越しいただき、インターチェンジの開通を喜んでいただきました。その後、15時から新名神高槻-川西間の供用を開始いたしました。  高槻インターチェンジの開通後の翌日から1週間の1日当たりの平均出入り交通量は、約6,800台となっております。  残る川西-神戸間は、3月18日15時から供用開始の予定でございます。この区間が開通しますと高槻-神戸間が全線開通となり、名神の渋滞緩和や利便性の向上などの効果が期待されております。  2つ目に、大阪府の事業でアクセス道路高槻東道路に係る最近の動向についてご説明します。  工事中の成合高架橋を除く高槻ジャンクションインターチェンジから国道171号の区間は昨年3月に開通しており、成合高架橋は本年3月開通の予定でございます。これが完成しますと、料金所から国道171号まで信号なしでつながることとなり、交差点の形状も現在の状況から成合高架橋の出入りが追加されることとなります。  3つ目に、新名神関連の市事業の進捗についてご説明をいたします。  まず、新名神本線工事用道路としてNEXCOに工事委託しております原成合線は、3月の開通を予定いたしております。  次に、高槻インターチェンジへのアクセス道路南平台日吉台線は、昨年3月末に迂回路による暫定供用を行いました。今年度は本線新設工事などを実施してまいりました。なお、道路予定地に隣接する成合共有山は所有者が不明であり、当該土地に立ち入れないため、当区間において歩道幅を縮小した完成形状とし工事を進めております。また、3月末には車線の切りかえ及び北側歩道の整備が完了する予定でございます。  なお、ごらんの工事につきましては、公共工事間流用土受け入れ先及び地下埋設物事業者との調整のため、工期延期を予定しております。  次に、萩之庄梶原線についてでございます。本年度は用地買収実施設計、工事、測量、JRアンダーパス設計協議を実施してまいりました。本年度の工事につきましては、道路占有物件の移設に時間を要したため、工期延期を予定しております。来年度はごらんの箇所の用地買収用地測量を予定しております。  次に、高槻インターチェンジへの交通誘導についてご説明をいたします。  まず、高槻インターチェンジ設置に伴う交通問題に関する勉強会についてでございます。この勉強会は高槻インターチェンジ周辺交通状況把握とその対応策等を検討することを目的として、平成24年12月に設置いたしました。構成メンバー国土交通省、大阪府、NEXCO西日本、高槻市の4者でございます。  続きまして、主な経過についてご説明させていただきます。平成27年度より交通管理者及び道路管理者との協議を進めてまいりました。前回の本特別委員会以降の主な経過といたしましては、平成29年2月から3月にかけて道路管理者会議を開催し、平成29年3月には各道路管理者により案内標識の設置が完了しております。平成29年6月には道路管理者会議において、高槻インターチェンジ設置に伴う交通実態調査について協議を行い、高槻インターチェンジ開通前の交通状況を把握するため、平成29年10月の平日及び11月の休日において、交通実態調査を実施いたしました。  続きまして、交通実態調査についてでございます。調査箇所といたしましては市内の主要交差点6か所でございます。今後の予定でございますが、高槻から神戸間の全線開通後に道路管理者合同による交通実態調査を行い、国土交通省が保有するビッグデータ等も活用しながら検証を実施する予定でございます。  説明は以上でございます。ご審査をよろしくお願い申し上げます。 ○(平田委員長) 説明は終わりました。  それでは、ただいまから質疑に入ります。 ○(髙木委員) 八幡-高槻間なんですけれども、以前、上牧小学校のほうに委員会で行きまして、かなり真横を通過することになるんですけれども、ここに対しては遮音壁が設置されるのかというのと、あと排気ガスの影響というのはないのか、双方何か対策はとられる予定なのか、お聞きしたいと思います。 ○(穂積新名神推進課課長代理) 上牧小学校横の騒音及び排気ガスの対策についてですが、排気ガスについては影響は少ないと予測され、騒音につきましては、現在、環境予測の作業中の段階とのことでございます。本市といたしましては、上牧小学校に近接しておりますので、十分な環境対策を求めているところでございます。 ○(髙木委員) 環境予測の作業中ということで、この環境予測の結果というんですかね、そういうのがまたわかれば報告していただきたいと思います。工事期間中、それと開通後の小学校への対応といいますか、そういったところは、騒音のこともさっき言いましたけれども、学校とNEXCOのほうで説明なり協議等は行っているのか、お聞きしたいと思います。 ○(穂積新名神推進課課長代理) 上牧小学校への工事などの説明や協議につきましては、NEXCO西日本が適宜行っておられます。 ○(髙木委員) ちょっと先日、地元の方とお会いして、やはり学校への影響というのは非常に気にかけておられましたので、できるだけ学校だけではなくて高槻市の教育委員会も含めて、市としても極力学校に影響のないようにということでお願いしてほしいなということを、私のほうからもお願いしておきます。  それと、南平台日吉台線なんですけれども、先ほども説明ありましたが、区間内の公共工事の中で流用土の受け入れ先の調整のために工期を延期するということなんですけども、この流用土の受け入れ先がどこになったのか、流用土がどれぐらいあるのかというところ。あと、工期はどれぐらい延期されるのかというのを教えていただけないでしょうか。 ○(穂積新名神推進課課長代理) 南平台日吉台線の流用土につきましては、約3万立米の土を安満遺跡公園整備工事に搬出しております。また、工期につきましては2か月程度の延期を予定しております。 ○(髙木委員) わかりました。  あと最後なんですけど、1-12の交通実態調査ですけれども、これは実施時期がいつになるのかということと、何を目的として行われるのか、その検証結果が出ると思うんですけれども、その結果を受けて何か対策をされるのか、教えていただきたいんですけれども。 ○(冨田道路課主査) 交通実態調査につきましては、新名神高速道路全線開通前後の交通状況の変化を把握することを目的としております。次回の調査につきましては、高槻-神戸間の全線開通後を予定しております。その後、交通量の比較検証を行い、必要な対応について検討する予定でございます。 ○(髙木委員) わかりました。以上です。 ○(田村委員) 私のほうからは、まず新名神高速道路八幡-高槻間の進捗状況はわかったのですが、今後の予定として、上牧地区において、準備工事として側道及び水路の整備を行うとあります。側道や水路の整備は地域の農業者の意見や要望を聞きながら進めていかれると思いますが、確認のため、どのように進めていかれるのかを、まずお聞かせいただきたいと思います。 ○(福原新名神推進課長) 上牧地区における側道、水路の協議については、実行組合、自治会、地権者で組織される上牧新名神対策協議会と、NEXCO、大阪府、本市が適宜協議を行いながら事業を進めており、また、案件により個別に自治会等にも説明を行い進めております。  以上でございます。 ○(田村委員) その後に、平成30年度の下半期から橋梁下部工の工事を行う予定とあります。この工事ですが、どの地点から始めていかれるのか、スケジュールと一緒にお聞かせをいただきたいと思います。 ○(福原新名神推進課長) 淀川にかかる橋梁工事につきましては、昨年秋ごろから橋梁本体工事に先駆けて工事用道路の整備に着手されております。今後のスケジュールにつきましては、工事用道路が整備された後、橋梁本体工事に着手される予定で、平成30年度の下半期から、河川内の橋脚4基について本格的に工事が行われる予定でございます。  以上でございます。
    ○(田村委員) 本格的に工事が行われるということなので、当然、地域の方を窓口にいろんな調整をしていかれると思いますが、ぜひとも引き続き丁寧に説明等、ご意見もいただきながら進めていっていただきたいということをお願いしておきます。  あと、先ほどの髙木委員のほうからもありましたが、ちょっと交通実態調査についてお伺いをしたいと思います。一部重なりますので、省いて詳しくお聞かせいただきたいのが、この目的ということで、必要な対応をこれから検証した後、対応していくということなんですけれども、現実的に、この秋に完了後、していかれるというのは、これは全線開通後ということなんですが、そちらのほうももう一度スケジュールについてお聞かせいただきたいと思います。  それと、南平台日吉台線のことなんですけれども、南平台日吉台線高槻東道路が開通して非常に利便性が高まったというふうには実感をしております。高槻インターが供用を開始されて、まだ川西インターまでではありますけれども、当然、交通量がふえていると思います。交差点の混雑についてちょっとお伺いをしたいのですが、2か所お伺いをしたいと思います。  東道路が国道171号に接続する梶原6丁目の交差点、もう1つは南平台日吉台線日吉台一番町交差点についてお聞かせをいただきたいと思います。 ○(松永道路課長) まず、1点目の交通実態調査スケジュールについてでございますが、交通量調査スケジュールにつきましては、新名神高速道路高槻インターチェンジ開通前の調査は昨年の秋に完了しておりまして、次回の調査については高槻-神戸間の全線開通後を予定しております。  2点目の2か所の交差点についてのご質問ですが、まず梶原6丁目の交差点につきましては、市民の方などから新たに渋滞が発生しているなどのご意見をいただいており、国土交通省、大阪府、高槻市ともに、その状況を認識しています。これについては、十三高槻線部分供用などにより改善されると考えています。  また、日吉台一番町の交差点につきましても同様に、渋滞に関するご意見をいただいており、本市としてもこの状況を認識しているところでございます。これにつきましては、交差点の信号時間配分の調整について、警察に対し働きかけていく考えです。  いずれにしましてもそれらの状況を定量的に把握するため、交通実態調査を継続的に実施し、国土交通省、大阪府、NEXCO西日本、高槻市の4者で構成される勉強会を通じ検証を進めてまいります。  以上です。 ○(田村委員) 交通実態調査についてはしっかりと続けていっていただけるということですので、よろしくお願いをしたいと思います。  交差点の件なんですけれども、実は梶原6丁目の交差点のところが混雑するということをかなりたくさんの市民の方から私もお聞きをしておりまして、開通前、私も本当に大丈夫なのかなということで、平成28年3月の一般質問で、この梶原6丁目の交差点について交通混雑しないのかというのをちょっと質問をさせていただいたときに、要するに大阪府と警察と十分に協議をしていて、右折レーンも整備をされるということで、交通混雑が生じないように整備される予定だというふうに答弁をいただいておりました。その点はそういうふうに聞いてたんだけれども、現実混雑しているよねというようなことは聞きます。ただ、やはりどの地点をもって混雑しているというのか、市民の方には非常にわかりにくい部分がありますので、今回質問させていただいたんですけれども。  その答弁の中には十三高槻線部分供用などにより改善されるというお答えもいただいております。実際に十三高槻線、第1期、第2期、全部開通するのには時間がかかると思いますので、最終的にはそこを見ないとわからないと言いながらも、やはり日々生活をしている方たちにやはり丁寧に説明をしていくということは必要だろうと思いますので、今回答弁いただいたような形で、十三高槻線のどの部分が供用開始するからここの交通量がこういうふうになりますよということが、機会があればやはり地域の方にご説明をいただきたいというふうに思っております。  日吉台のいかりスーパーのところの交差点なんですけれども、ここも曜日と時間によって混雑するということをお聞きをしております。そこは交差点の時間配分などの調整で警察に対して働きかけていただくということなので、この点も進めていただきたいと思います。  ただ、ここの交差点については地域の方にお伺いをすると、混雑はするけれども、交差点が比較的コンパクトになったといいますか、歩道が広くなった分、日吉台小学校子どもたち、低学年の子どもたちがその信号を渡る時間が長くなった、距離が短くなったのと少し信号も延びた、調整をしていただいたようなので、安全性がすごく高まったということもお聞きをしております。1人の方がよかった点、ちょっとマイナスになった点、両面持っていらっしゃる方も多いということはお伝えをしておきたいと思いますので、ぜひともそういった皆さんの意見を聞いていただきながら、やはり交通量がだんだんふえていく途中経過であっても、対応できることは対応していただきたいというふうにお願いをしておきます。  以上です。 ○(橋本委員) 一つは、鵜殿ヨシ原環境保全に関する検討会についてご質問させていただきます。この件については私もずっと篳篥という雅楽の重要な楽器の音を守ってこられたということで、紀貫之の時代からこの高槻がその伝統文化を守る役割を果たしてきたということについては大きく評価をしておりますので、そういった観点から、新名神とそして文化を守る両方の面からこの検討会が行われているという点については、大変期待をしているところです。  その中で、8回ですか、回を重ねられていますけれども、この文化財というか、このヨシ原が高槻市にあるということをやはりもっともっと市民の皆さんにもご理解いただき、市が率先してこれを守っていくんだという姿勢を表面に出していってほしいなというふうに思っているところです。  以前は、ヨシ原をそのまま刈らずに焼いていて、風によって火の粉が飛ぶとか、あるいは対岸のほうまで煙が行くとか、私も昔は有線放送ですね、きょうはヨシ原焼きですので洗濯物は取り入れてくださいというのがかつてあったように記憶しておりますけど、今は刈って短くしてというふうにされているかというふうに思います。  いずれにしても、このDNAの鑑定でいえばどこで植えても大丈夫だったということで、一定の、前回、前々回報告を受けましたけれども、やはり川の流れの緩急とか、あるいは停滞時間ですね、かぶる時間とか、そういったことでヨシの器質性が変わって、この器質性が篳篥の音を維持しているということについては明らかになっておりますから、そういった面でも本当に高槻市が地元のこの文化財、文化遺産を守るという、そういう主体的なかかわりがあって、もっと全面に出てもいいかなと思いますけれども、高槻市の見解についてお聞きしたいと思います。 ○(小柳環境緑政課長) 委員仰せのとおり、鵜殿のヨシは雅楽器の篳篥の吹き口としても使用されており、伝統文化の継承にも役立っているものと認識をしております。本市といたしましても、このヨシ原を保全する活動に対し関係機関、団体と連携を図りながら、引き続き支援に努めてまいります。  以上でございます。 ○(橋本委員) ぜひよろしくお願いしたいと思います。  もう1つは質問ではなくて、かぶるようですので意見だけ申し上げたいと思いますが、新名神高速道路関連道路として、今委員もおっしゃいましたけど、東道路の進入のところですね。それがインターチェンジ開通前から私はちょっと詰まってきているなという思いを持ったことがありまして、開通した後、やはり多くの方から渋滞があるよというふうなお話を伺っております。そういう意味では実態調査をこれからも継続して、されていくということですし、まだ開通したばかりですから、そこら辺をよく見ていただいて、適切に対応していただきたいというふうに思います。  もう1つは、南平台日吉台線が開通してもう見る見る交通量がふえてきているのを私も実感しています。ちょうどあの近くに私がちょっと関係するところがありまして、毎日のように通っているわけですが、もう目に見えてふえてきているんですが、その分便利になって、多くの方がご利用になっているということは十分理解します。地元の方も調査をされているようですけれども、特に大型のダンプカーは中心市街地に入らずにそこを通っているということで、そういう意味では誘導も含めて市民にとってはいいふうに行っているのかなと思いますが。  ただ、先ほどもご質問にありましたけれども、この交通量の増加に伴って、やっぱり時間帯とか曜日とかで日吉台芥川線の北向きが非常に詰まります。もともと歩車分離信号で詰まりがかってはいるんですけれど、さらに詰まって、もう交差点から動物病院の下ぐらい、ずっと動かないというようなときもあります、いつもではありませんが。ですから、この辺も信号の調節をするとか、時間配分をするとかと言っていただいておりますが、もう少し様子を見ていただいて、適切に対応していただきたいと思います。  直接関係ないんですけれども、関連するので言わせていただきますと、この日吉台芥川線の芥川小学校北側の交差点、ここは5つの道路が入り込んで非常に複雑な交差点ということを警察の方にも伺っておりますが、直接きょうは関係ないですけど、同じ線の中で今度はそこに向かった南向きが渋滞するんです。これは芥川小学校の歩車分離信号です。ですから、南向きは芥川小学校の歩車分離信号と交通量がふえて、もう下手したら図書館を過ぎて浄水場の辺まで詰まってくるときがあります。今言ったように北向きはそっちで詰まりますから、あの線を毎日私は使わせていただいてますけど、時速30キロでちゃんと走れるのはちょこっとだけやという日もございます、毎回ではありませんが。  ですから、今回関係ないけれども、関係ないとはいえこれ南平台日吉台線にかかわっての現象でもあるかというふうにも思いますので、これも含めて適切に調査をしていただいて、対応していただきたいということをお願いして、これで終わります。よろしくお願いいたします。 ○(中村委員) 私からも2点ほど質問させていただきます。  NEXCO西日本の資料でいきますと、高槻インターチェンジを出入りする車が今6,800台というふうに書かれています。全線開通したときには、もともとNEXCOは予測としては1万6,000台の車が出入りするだろうと言われてました。でもこの全線開通というのが、高槻-神戸間のことだとは思うんですけれど、高槻-八幡間、これが開通したときにもインターチェンジを出入りする車はふえるのかどうかお聞きします。 ○(福原新名神推進課長) 全線開通時の高槻インターチェンジの推計交通量につきましては、大津-城陽間及び八幡-高槻間が開通したときの交通量でありますが、高槻-神戸間の開通時の交通量と余り変わらないものと予測されております。  以上でございます。 ○(中村委員) 車そのものがそんなにふえていく時代ではなくて、むしろ車の運転免許を取得する人も減っていく、高齢化で長距離を運転する人が少なくなるとか、そういう状況ですので、それでふえるということではないと思うんですが、ただ、予測としては1万6,000台出入りするというところはあるので、それに向けて高槻市内の道路というのは整備しなければいけない点があると思うんですね。  先ほど来問題になってます交通実態調査の中でも、梶原6丁目、ここが本当に混んでいるというのは私も何度も通りかかって実感するんですけれど、1つお聞きしますが、この梶原6丁目から国道に出る交通、車の流れですね。直進して新幹線側道を行くのか、東に行くのか、西に行くのか、そういう車の流れも含めて交通実態調査をされるのか、お答えください。 ○(松永道路課長) ただいまの梶原6丁目の交差点に生じる流れにつきましては、基本的には今回の交通量調査の中で一定の各時間ごとの方向別の交通量、渋滞長などの調査を行います。  以上でございます。 ○(中村委員) 先ほど東道路から本来は十三高槻線に流していくということが、もともとの計画ではそうであったんですが、今、東道路は国道まで、十三高槻線も国道までですが、ちょっとずれてますので、東道路を出て171号を左折して、すぐにまた国道を右折して十三高槻線に乗るということになります。私は、国道を右折するのはほんとにしにくいし、流れとしてはスムーズにいかないと思うんですね。だから、東道路から出てそのまま新幹線側道を行って十三高槻線に乗っていくと。そういうことであれば、新幹線側道のやっぱり危険性というか、道路自体が私はもたないと思うんですね。  本来、そういうことというのはやっぱりインターが開通する、それに合わせて車の流れというのはつくっていく必要があったんではないかなと思います。  道路というのは、つくればやっぱりそれだけ車が流れていきますし、そういう点では最後までどういうふうに流していくのか、それがスムーズにいくのか、新たな渋滞を生むのか、そういうことも考えながら対応をきちっとやっぱりしていただきたいというふうに思います。  以上です。 ○(平田委員長) 質疑は尽きたようです。  次に、新名神高速道路等沿道まちづくりについてを議題とします。  理事者側の説明を求めます。 ○(梅本都市創造部長) それでは、案件2、新名神高速道路等沿道まちづくりについてご説明いたします。恐れ入りますが、前方のスクリーンをごらんください。  初めに、高槻インターチェンジエリアのまちづくりについてご説明をいたします。  主な経過でございますが、平成19年から計画的なまちづくりに向けた勉強会を開催され、平成27年3月に成合南土地区画整理準備組合を発足され、以降、鋭意取り組みを進められております。  前回の特別委員会以降、準備組合では土地区画整理組合の設立認可に向けた取り組みや、市では関連する都市計画手続を進め、この1月に本市都市計画審議会が開催され、2月9日には大阪府都市計画審議会が開催予定です。今回はこれらの取り組みについてご説明をさせていただきます。  まずは、土地区画整理事業について、準備組合が取りまとめた事業計画案をご説明いたします。  名称は、北部大阪都市計画事業成合南土地区画整理事業。事業施行者は、権利者数約70名で構成される(仮称)高槻市成合南土地区画整理組合でございます。事業期間は平成30年度から平成34年度を予定されております。  次に、土地利用計画は、ごらんのとおり、約9.9ヘクタールに宅地と公共用地を配置するものでございます。そのうち公共施設計画としては、地区内の幹線道路を歩車分離で整備するとともに、区画道路を適切に配置されます。また、地区面積の3%以上の公園・緑地を確保し、雨水・用水は道路計画に合わせて再配置されます。  これにより施行前後の地積として、公共用地が施行前の約9,200平方メートルから、施行後は約2万400平方メートルとなり、また事業費に充当される保留地として約2万900平方メートルを供出されており、この結果、公共減歩率が12.36%、保留地減歩率が23.03%、合算減歩率は35.39%となります。また、宅地価格の平均単価は、施行前の1平方メートル当たり5万8,000円から、施行後は9万6,200円となり、その増進率は1.66となります。  資金計画につきましては、保留地処分金と補助金から構成される収入が29億5,600万円となり、その一方、公共施設整備費や整地、調査設計費から構成される支出が29億5,600万円とされております。  次に、関連する都市計画についてご説明をいたします。  概要でございますが、初めに点線のエリアについては土地区画整理事業の実施が確実となったことから、大阪府が市街化区域へ編入し、合わせて準工業地域と準防火地域に指定をいたします。さらに地区計画では、地区特性に応じた良好な都市環境の整備と保全を図るため、建築物の用途の制限など、各種規定を設けるものでございます。  次に、赤い箇所約9.9ヘクタールの区域を土地区画整理事業区域として指定します。  次に、都市施設として、図中の点線部分について、都市計画道路牧野高槻線等の一部区間の廃止などを行います。また、地区南側の三角で示した部分の成合雨水ポンプ場を廃止いたします。  次に、説明会・公聴会についてご説明をいたします。市では7月に地区計画条例説明会と都市計画法に基づく説明会を開催し、また8月には大阪府公聴会が開催されました。  次に、公告・縦覧では7月に地区計画案の縦覧と11月に都市計画案の縦覧を行い、意見書が提出されております。そのうち都市計画案の縦覧時の意見について、反対の意見書が1通寄せられており、概要は次のとおりでございます。  地権者の合意形成を適切に図るべき。当該地区は自然環境を大切にしてきたからこそ近隣で質の高い住環境を維持されてきた。大規模開発で周辺の地域にまで悪影響を及ぼしかねない。私どもに重大な不利益が生じる。市道の拡幅や道路の新設によって土地の分断や面積の減少、資産価値の減少、利用方法の制限など、重大な不利益を受けかねない。土地区画整理事業の決定に反対。  この意見書についての市の考え方は、約94%の方々が土地区画整理事業を進めることに賛同されております。地区計画の土地利用の方針では、周辺の既存集落や農地の近傍として、周辺環境と調和する土地利用を図ると明記しております。土地区画整理事業運用指針では、一部の権利者に不利益が生じないよう、土地評価を公平かつ公正に行うと明記されております。本市といたしましては、準備組合に対し、必要に応じて助言や指導等に努め、今後、本案にて都市計画法に基づく手続を進めてまいりますとしております。  そのほか、賛成の意見書が4通寄せられており、概要は次のとおりでございます。  1通目は、権利者全ての将来の土地利用意向を実現することが可能である土地区画整理事業に賛成。2通目は、地権者みずからが選択した土地区画整理事業により、周辺の自然環境に配慮し、持続的な営農環境の再整備等ができるため、区域区分の変更、土地区画整理事業等の決定に賛成。3通目は、成合南地区は約10年をかけた将来のまちづくりに向かって動き出したところで、住民の合意形成の熟度も合理的と考えられるため、まずは関係する都市計画の決定をしていただきたい。4通目は、高槻市とされては速やかに土地区画整理事業の決定を進めていただきたい。  これらの意見についての市の考え方は、本市では引き続き土地区画整理事業を初めとした本案について、都市計画法に基づき手続を進めてまいりますとして、1月23日の本市都市計画審議会に意見を提出し、審議された結果、全ての都市計画について、原案どおり承認されております。  今後の取り組みについてご説明いたします。準備組合では、各権利者から本同意を取得された後、本市に対して組合設立認可の申請を予定されております。申請後は、市が必要な手続を経て、組合の設立認可を行い、組合設立後は組合が速やかに調査設計、仮換地指定を行い、準備工を初め、各種事業に着手されます。  その他、誘致企業の決定につきましては、権利者が企業と協議の上、決定される予定でございます。  それでは、次に関連道路沿道まちづくりについて説明をいたします。  初めに、十三高槻線Ⅱ期部エリアでございますが、主な経過として、昨年から大阪府と市が協調しながら沿道まちづくりの取り組みを開始しております。また、4月には前島街づくり推進協議会が発足し、各種活動を開始されております。  協議会の概要でございますが、道路計画と環境問題を重要課題とし、将来にわたり、子や孫が安心して快適に暮らせるまちづくりを目指すことを目的として、自治会と実行組合から構成された団体でございます。  活動状況といたしましては、地区内道路の改善を初め、計4回開催され、市と意見交換を進められております。  今後の取り組みでございますが、大阪府が地区住民に対して道路計画の概要を説明された後、関係者が都市的土地利用も見据えた面的なまちづくりを検討することで、交通結節点のポテンシャルを生かした土地利用の実現を目指してまいります。  最後に、原成合線エリアについてご説明をいたします。  平成20年に、農地里山の保全に向けた研究を開始し、平成26年に原里づくり連絡会を発足されてから、適時、地域資源の魅力を発信するイベントや、市と里づくりの活性化に向けた会合を実施されてきました。昨年2月より、連絡会と市が地区内のまちあるきや、また4月からは連絡会が地区内の集会所を活用した各種事業を展開する準備に着手されました。  集会所の運営についてでございますが、その趣旨は、原地区の地区特性を生かした取り組みに貢献するものとし、集会所の維持管理や、里づくり活動に還元される予定でございます。  今後の取り組みといたしましては、集会所を拠点としたイベントや特産品づくりなど、農地里山の保全、地域の活性化を進めることで、一定の期間を踏まえ、活性化度合いを確認しつつ、原地区の里づくりの実現を目指すものでございます。本市といたしましては、景観重点地区の指定に向けた検討を進めてまいります。  以上で案件2の説明を終わらせていただきます。ご審査のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○(平田委員長) 説明は終わりました。  それでは、ただいまから質疑に入ります。 ○(髙木委員) 成合の区画整理事業の資金計画、2-3ですけど、全体の事業費が、以前いただいた資料では28億円ぐらいだったんですけれども、今回の資料では大体29億5,000万円ということで、1億円以上増額しているんですけれども、その理由をお聞きしたいと思います。  それと、収入のところの補助金なんですが、9億4,500万円のこの算定根拠をお示しいただきたいと思います。  以上です。 ○(戸田都市づくり推進課主査) 2点のお尋ねにお答えいたします。  まず、1点目の土地区画整理事業の事業費の増額理由についてですが、準備組合における関係機関協議に伴う事業費の精査や、物価の上昇によるものと伺っております。  2点目の補助金の算定根拠についてですが、組合が行う道路や公園などの公共施設整備に要する費用が対象で、国の算定基準に基づき算出しております。  以上でございます。 ○(髙木委員) これちょっと市に聞くのもあれなんですけど、これよりも事業費がふえるということは今後あるんでしょうか。 ○(戸田都市づくり推進課主査) 事業費については、準備組合が現時点での事業精査をされた結果と伺っております。  以上でございます。 ○(髙木委員) わかりました。  あと、準備組合のほうでニュースレターを発行されてるんですけども、そこで土地利用の意向調査を行ったということで、その結果として農地利用の希望が減っていると、売却を希望される方がふえているということなんですけども、スケジュールを見てましても、来年度、2018年度中に生産緑地の申し出があるんですが、今、市のほうで生産緑地指定の要件緩和の条例を検討しているというような話も聞いているんですが、今現在の生産緑地の指定要件がネックで農地利用じゃなくて売却をというようなケースもあるのか、ちょっと教えていただきたいんですけども。 ○(戸田都市づくり推進課主査) 農地利用の希望が減少している理由が生産緑地要件であるとは伺っておりません。  以上でございます。 ○(髙木委員) わかりました。  あと、この準備組合のニュースレターの別なやつを読みますと、八尾市の区画整理事業を見学に行かれたという報告があって、仮換地の使用収益の開始前ですね、固定資産税の減免をここではしているというような記述があるんですけれども、本市も使用収益前の仮換地については、固定資産税等の減免をされるのかというのと。  あと仮換地でも使用収益が開始できるとなってからは、みなす課税として固定資産税とか都市計画税を徴収できるということらしいんですけれども、このみなす課税というのも実施するのかお聞きしたいと思います。 ○(戸田都市づくり推進課主査) 固定資産税の減免については、今後、設立される土地区画整理組合からの申請に応じて適切に対応してまいります。  以上でございます。 ○(髙木委員) 去年なんですけど、千葉県の自治体で区画整理事業をやってて、このみなす課税の徴収時期を誤って、4,800万円ぐらい税金を誤って過剰に徴収してたということがあったそうで、それが地権者の方が気づいて発覚したというニュースもありました。これはすごいレアケースだと思うんですけれども、当該の成合の区画整理のところでも、このあたりもちゃんと、きょうここに資産税課は来られてないと思うんですけれども、確認をしながら地権者の方と話を進めていただきたいなと思います。  以上です。 ○(吉田忠則委員) 新名神高速道路等沿道まちづくりについてということですけれども、前提となります、先ほど案件1にありましたこの川西間の開通、そして今後の神戸間までの供用開始と喜ばしいことでございます。このことを機にして、今後高槻のまちづくりが大きく展開していけるということでございまして、そういった中で、これまで新名神推進課を中心に取り組んでこられたことに対しましては敬意を表しますとともに、今後、八幡間までの完成まで一切無事故で取り組んでいただきますようお願いをさせていただきます。  こうした中で、これまでNEXCO西日本が主体でこの整備を行ってまいりましたけども、この沿道まちづくりについては、間違いなく高槻市が主体となって取り組みを進めていくということでございますので、いわゆる本市のまちづくりにおける行政手腕が問われると、こういったやっぱり重要な地区計画というふうにも思っております。  先ほどありました1月23日に都市計画審議会が行われて審議されたと聞いておりますけれども、主に地区計画について、また前島のまちづくりについてを合わせて、確認になりますけども、お聞かせいただきたいというふうに思っております。
     まず、ページ2-4の関連する都市計画における地区計画を決定されておりますけども、事前に聞いておりましたら、前回の上牧地区で行った地区計画から約20年経過していると、20年ぶりということでございます。そういった意味で、成合南地区で地区計画を定める理由、その効果について、改めてお聞かせをいただきまして、これまで上牧も含めまして市内において地区計画を定めておられますけども、そういったこれまでの地区計画、そして今回の成合南地区の特にこの計画の特徴的な部分を改めてお聞かせをいただきたいと思います。 ○(北野都市づくり推進課長) ただいまの成合南地区の地区計画に関する数点のご質問にお答えいたします。  1点目の地区計画を定める理由、その効果についてでございますが、本市では成合南地区の市街化区域への編入に合わせて地区計画を定めることにより、土地区画整理事業実施時に良好なまちを創出するとともに、将来にわたって持続することが可能となります。  2点目の市内での地区計画の指定状況でございますが、土地区画整理事業を実施したJR高槻駅北東地区と上牧駅北地区、さらには日吉台の公務員宿舎用地から住宅に土地利用転換されました3地区の合計、5地区を指定しているところでございます。  また、3点目の成合南地区の地区計画の特徴でございますが、風営法の許可対象となる建築物等の用途制限を行うとともに、敷地の20%以上の緑を創出するなど、住環境や周辺への配慮を図ることが特徴となっております。  以上でございます。 ○(吉田忠則委員) 改めて定める理由、効果、また特徴などお聞かせをいただきまして、この地区計画につきましては、議会の議決等は必要ない分、法的根拠、法的担保はどのようにされているかということをお聞きしたいわけですけども、特に答弁ございました敷地の20%以上の緑を創出という特徴的なことについて、どのような形で法的に今後担保されていくのかお聞かせいただきまして、あわせまして、地区計画、大変大きな取り組みでございますので、窓口という点においてはどのように定めておられるのか、お聞きをいたします。 ○(北野都市づくり推進課長) 地区計画に関する数点のご質問にお答えいたします。  1点目の地区計画の法的な担保についてでございますが、都市計画法では土地の区画形質の変更や建築等を行う場合、市に届け出が必要となり、建築物の内容や緑化率が地区計画に適合しない場合は勧告することとなっております。加えて、建築基準法に基づく建築物の制限に関する条例を制定することで、罰則の対象となるため、都市計画決定後、市条例の上程も予定しているところでございます。  2点目の窓口についてでございますが、都市計画法については都市づくり推進課が、建築基準法に基づく建築物の制限に関する条例については審査指導課が担っており、これまでの他地区と同様、適切に対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○(吉田忠則委員) 今ありましたのでよく理解をいたしましたけども、地区計画は始まったのが1980年というふうにちょっとお聞きしておりますけども、その当時は都市計画法、また建築基準法の補完にすぎないというふうな、そういった考え方もあったようですけれども、間違いなく現在では住民の手によるまちづくりということが、もう当然、大きな意義があるというふうに認識をしております。  言いかえれば、住民の声を積極的に受け入れる自治体の寛容性であったり、また自主性といったこと。また、実行できる自治体能力ということが問われる、また、なければならない地区計画という運用が望まれるわけであります。  そういったことで窓口を確認しましたけども、都市計画法に基づく都市づくり推進課が中心となって、建築基準法の審査指導課といった、大きく2つの課が当然責任でやっていかれるわけですけども、総合的な判断、またこれから取り組みについては、やっぱり市長の英断という部分も今後出てくるんではないかなというふうに思っております。  そういった意味で、続きまして、前島のまちづくりのほうはまだこれからというふうな報告でありましたし、こういったまちづくりがこの成合南のような取り組む対応になろうかどうかはこれからですので何もわからないわけでありますけれども、その上で改めて確認をさせていただきたいと思います。  このまちづくり勉強会等ももう4回ほどですか、なされておりまして、当然、この中での協議会の概要、またもう1つ構成団体等も示されております。そういった意味で、勉強会を通じてこの地域における課題というところについて、改めてお聞かせをいただきたいというふうに思います。 ○(北野都市づくり推進課長) 前島地区の課題に関するご質問にお答えいたします。  当該地区は淀川の低地にあるため、十三高槻線Ⅱ期部や牧野高槻線の渡河橋が整備された場合に、道路の計画高さが現況の地盤高さよりも6メートル程度高くなることから、交通結節点としての利便性が高まるものの、その一方で生活環境が大きく変わることが地域の課題と考えております。そのため、本市ではこの幹線道路の整備を生かしつつ、地域主体のまとまった土地利用を進めることは必要であると認識しているところでございます。  以上でございます。 ○(吉田忠則委員) 今課題を言われまして、2-7には道路計画と環境問題を重要課題として、将来にわたって子や孫が安心して快適に暮らせるまちづくりを目指すと、こういうように出ておりまして、いわゆるここに出ている環境問題というのは、この答弁にあった生活環境が変わるということではなくて、これまでの大きな環境問題があると。こういうことにつきましては特に今回触れることはないわけですけども、こうした中で牧野高槻線等の新たな広域幹線ネットワークが形成されるということですけども、これ大変市としても将来どうなるかというふうなことが、なかなか私も地域的には少し離れている部分もありまして、市民も将来どういった見込みがあるのかということも、改めてここで少し見解をいただきたいというふうに思っております。  あわせて、先ほども申し上げました成合南地区と同様の、将来的な市街化区域の編入とか、そういった地区計画等についての考え方、今の時点でお答えいただきたいというふうに思います。 ○(北野都市づくり推進課長) 前島地区の考え方についてでございますが、十三高槻線Ⅱ期部や牧野高槻線渡河橋の整備が進められることで、枚方市を初め、北河内エリアへの交通アクセスが容易となり、新たな交通結節点としてのポテンシャルが高まるものと考えております。そのため、本市では大阪府の道路整備を絶好の機会と捉え、この整備効果を最大限に活用するとともに、地域の課題解消につながる土地利用の実現を図ることが望ましいと考えております。  今後、関係者と協議を重ねながら、成合南地区で進めておりますような計画的なまちづくりと同様の取り組みとなるよう、まちづくり機運の醸成を図ってまいります。  以上でございます。 ○(吉田忠則委員) ある意味前向きな、将来に希望の持てる答弁をいただいたような気もいたしますけれども、この前島のまちづくりはこれからという認識も当然今回はありますけども、多くのプロジェクト事業が進められてきている、またこれからもありますけども、ある意味、濱田市長にとって新たなタイミングで出てきた部分でありますし、これから濱田市政を担う、あるいは目指す部分において、施政方針でうたっていただいたぐらいのタイミングだったり、大きな取り組みかなというふうに個人的には今思ってるところでございます。そういう意味では、最後にちょっと市の見解、決意を伺って終わりたいと思っております。 ○(梅本都市創造部長) これまで市の面的なまちづくりでございますが、先ほど来話がありました上牧地区の区画整理事業、JR高槻駅前の区画整理事業、これは北東地区でございます。今回、成合南地区で、これ3回目の区画整理事業を進めております。  上牧と北東地区は、これは駅を中心とした面的まちづくり。成合南についてはこれは交通、要は道路の駅、交通結節点を中心とした区画整理事業を実施しておると。今回、特に前島につきましては、先ほど来話が出ておりますように、十三高槻線が今後大阪府の手で整備されていき、枚方から前島に渡る橋が、渡河橋が今後かかってくると。そういった中で、交通結節点としてのポテンシャルが非常に高い地域でございます。これについては、成合南と同様のポテンシャルとして、今後、外から見られていくんじゃないかなというところでございます。そういう計画が出て、速やかに予算もいただいて、今年度、そういう地域のまちづくりの支援等々をやっておるところでございます。  成合南地区でも同様に、先ほどご説明しましたように、19年に協議会が発足されて、10年で区画整理の都市計画までまいっております。これは非常に息の長い取り組みでございまして、そのためにはやっぱり地権者、要は自治会、実行組合、ステークホルダーと呼んでおりますが、そういった地域の関係者がまずはやっぱりそういうポテンシャルをどう生かすか、また課題をどう解決するか。今ある課題も含めてかもわかりませんが、そういうところに時間をやっぱり要すると思っております。そういう中でポテンシャルが高い地域でございますので、高槻市としてきっちりと支援をしていくと。  いずれにいたしましても、そういうポテンシャルを活用して、市にとっても、地域にとっても望ましいまちづくりに誘導していくことが市の仕事であると考えておりますので、大阪府の道路の整備を注視しつつ取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。  以上でございます。 ○(田村委員) 私のほうからも沿道まちづくりについて、1点質問させていただきます。  今、土地区画整理事業のお話がいろいろありましたけれども、この資料の土地区画整理事業2-3ページのまちづくりにあります土地区画整理事業の⑥のところの施行前後の地積を見ますと、施行前の地積のうち宅地が約9ヘクタールとなっています。この地積の施行前の用途は恐らく田や畑、宅地だったと考えられますが、その割合をお聞かせいただきたいと思います。さらに、成合地区全体の農地などの割合もあわせてお聞かせください。  それと、事業施行者である(仮称)高槻市成合南土地区画整理組合の地権者のうち、農地を所有されている方が新たな土地利用を希望される割合をお聞かせください。さらにその理由について、わかる範囲でお答えをいただきたいと思います。  以上です。 ○(北野都市づくり推進課長) 土地区画整理事業に関する3点のご質問についてお答えいたします。  1点目の成合南地区土地区画整理事業区域における施行前地積の内訳ですが、田畑が約63%、宅地が約6%、雑種地が約14%、その他約17%となっております。  2点目の成合地区の農地等の割合でございますが、大阪府が定期的に実施されている都市計画基礎調査の土地利用現況で確認しますと、大字成合を除く平地では、田が約50%、集落地が約24%、その他約26%となっております。  3点目の農地から土地利用転換を図る割合についてでございますが、個別面談の結果、約8割の方々が土地利用転換を希望され、その理由としましては、後継者がいないことや、将来的に農業を続けることが困難であるとの考えがあるとのことでございます。  以上でございます。 ○(田村委員) ありがとうございました。  土地利用の観点から、少し数字を出していただいたんですけれども、やはりこの集落地、大字成合を除く平地では、集落地が約24%ということです。いわゆる調整区域になっておりますので、こういうところがまだまだ高槻には多いというのが現状で、そのあたりの農家の方たちが今後の土地利用をどんなふうに考えておられるのか。  事前にお伺いしたときに、今回この農地を手放すといいますか、ほかの土地利用をしたいと考えておられた方は、その田んぼ、農地だけではなく、恐らくほかにも農地をお持ちの方であろうというふうにお伺いをしております。残り少ない農地を手放す気持ちはなくても、やはり多くの、何枚も持っている田んぼのうち幾らかは後継者問題でなかなか難しいというようなことも出てきているのだろうと思います。  今回、沿道のまちづくりということで成合、そしてまた新たに前島地区とかかわっていかれるわけですけれども、やはりこういった数値も大事にデータ化しながら、そして一方、農業振興という部分も当然考えていかなくてはならない部分であると思います。ですので、こういった部分に都市的な土地利用を目指すことだけではなく、やはり農地の振興としてどのようなことが考えていかれるのかを、やはり並行して地域の方の考えをまとめていっていただいて、全庁的に捉えて、高槻市のまちづくりに生かしていただきたいというふうに思います。  1つ要望なんですけれども、せっかくのこういった土地区画整理事業、今までのやはり10年かけての準備組合の活動が一番大変だったとは思うんですけれども、目で見てわかるのはこれからの3年、4年ぐらいが周りの方にもわかってくると思います。こういった目でわかる工事の内容ですとか、発展させていく内容を、やはり今こういう企業が来てこういうものを建てているだとか、そういったことを具体に示せる範囲であれば、ぜひ市民の方々に、特に今後の土地利用を考えておられるような方々には、何らかの形でお伝えをいただきたいということをお願いをして、質問を終わります。 ○(中村委員) 私から1点だけお聞きしたいんですが、成合南地区土地区画整理事業で2-3のところに、⑦で減歩率というのが出ています。これでいくと全体では35.39%の減歩率で、「なりあいみなみだより」の3ページ目のところには個別面談の結果として、成合全体で進める事業なので協力したい、ただし、減歩率については低減されるように頑張ってほしいという意見が書かれています。減歩率の低減ということに対しては何らかの対応をされてきたのか、お聞きします。  それと、上牧、先ほども出てきましたが、上牧駅前地区の事業では、減歩率は36.8%でした。ただ、その中でも減歩率が50%とか、数%とか、その土地の状況だとかいろんなことに、換地をどこにするかとか、そういうことでも大きな減歩率の違いがありました。この成合南の事業の中ではどういうふうな基準で減歩率を考えていかれるのか、農地や宅地によっても違いはあるのか、お聞きします。  以上です。 ○(北野都市づくり推進課長) 成合南地区の減歩率等に関する2点のご質問にお答えいたします。  まず1点目についてですが、準備組合とされては、平成28年5月の業務代行予定者決定時の平均減歩率37.45%を基本に、事業精査に鋭意取り組まれました。その結果、事業完了までの必要な費用や保留地処分単価、公共用地等を見直し、平均減歩率を35.39%と、約2%低減されております。  次に、2点目についてでございますが、準備組合では土地評価の基準として路線評価方式を採用される予定です。この路線評価方式により従前の土地と従後の土地の価値が同じになるように減歩率を算定されるものです。例えば、従前の土地が接道していない農地では、土地区画整理事業を行うことで宅地が整形化されるとともに道路に接道し、かつ土地利用転換を希望し換地される場合には減歩率が高くなると考えられます。これにつきましては、準備組合では権利者個々に説明されているところでございます。  なお、土地の評価基準については、今後設立される土地区画整理組合で決定される予定です。  以上でございます。 ○(中村委員) 減歩率とか、どこに自分の土地が今度来るのかとか、そういうことによって資産価値いうのは変わりますし、土地が少なくなっても資産の価値としては同等ということですね。そういうことがよくわかるように、土地所有者の方には説明を丁寧にしていってあげてほしいと思います。  どちらにしても、94%の方が賛成して成合全体で進めようという事業ですから、それはそれで反対意見をお持ちの方に対しても誤解とかそういうものが解けるようにしていただきたいし、やっぱりその方の利益というものも守っていけるような事業でなければ、本当に成功したとは言えないのではないかなと思います。ですから、ぜひ、より丁寧に対応してあげていただきたいと思います。  以上です。 ○(平田委員長) 質疑は尽きたようです。  次に、環状幹線道路等整備促進についてを議題とします。  理事者側の説明を求めます。 ○(梅本都市創造部長) それでは、案件3、環状幹線道路等整備促進について、パワーポイントを用いて説明しますので、恐れ入りますが、前のスクリーンをごらんください。  1、環状幹線道路の整備促進について。  まず、1-1、幹線道路の進捗状況についてご説明をいたします。  市内4か所の国道171号交差点改良進捗状況でございますが、八丁畷交差点につきましては、平成29年6月に交差点改良工事が完成し、引き続き無電柱化事業を実施中でございます。  大畑町交差点につきましては、現在の用地取得率は96%であり、神戸側については用地買収は完了し、平成28年3月に暫定工事が完了しております。京都側につきましては交差点改良工事を実施中で、本年3月末の完成を予定いたしております。  富田丘町西交差点につきましては、現在の用地取得率は40%であり、神戸側につきましては用地買収は完了し、平成29年3月に暫定工事が完了しております。京都側につきましては用地測量及び物件調査が完了し、現在継続的に用地交渉を実施しております。  野田交差点につきましては、今年度は用地測量、物件調査及び幅杭設置を実施いたしております。  次に、1-2、外環状幹線道路の進捗状況についてご説明いたします。  都市計画道路十三高槻線第Ⅰ期区間につきましては、現在の用地取得率は95%であり、国道171号から府道枚方高槻線までの約2キロメートルの区間を平成30年度末の供用に向け事業を実施中でございます。一方、高槻東道路の供用後、国道171号や新幹線側道など、地域交通の課題に対応するため、市道梶原道鵜線から府道枚方高槻線区間について、平成30年春に南行き1車線通行の交通開放を図るべく、大阪府が現在地元警察等と安全対策について協議中でございます。  また、Ⅱ期区間においては、桧尾川堤防から府道枚方高槻線までの約1キロメートルの区間について、平成32年までに事業着手するため、牧野高槻線(淀川渡河部)を含め府・市で協議を実施中でございます。  次に、都市計画道路富田奈佐原線につきましては、国道171号大畑町交差点北側について、事業着手に向け大阪府と連携し、事業内容や整備手法について検討中であり、JRアンダー部及び大畑町交差点北側の早期事業着手を大阪府に引き続き要望してまいります。  次に、1-3、内環状幹線道路の進捗状況についてご説明をいたします。  都市計画道路芥川上の口線につきましては、幹線ネットワークの早期実現に向け、大阪府に引き続き要望しております。  都市計画道路真上安満線につきましては、大阪府が別所交差点の東側部分において平成28年3月に事業認可を取得され、現在用地買収を実施中で、用地取得率は17%でございます。  都市計画道路枚方高槻線につきましては、別所交差点から八丁畷交差点を結ぶ区間の南行き車線について、1車線から2車線にふやす拡幅工事が平成29年12月10日に完了しております。  次に、項目2の都市計画道路の見直しについてご説明をいたします。  2-1、主な経過につきましては、平成28年2月に市としての見直し最終案を公表し、これに基づき、平成29年2月に10路線を廃止いたしました。本年度は平成29年7月に見直し路線の説明会を実施し、その後、11月から12月にかけて、都市計画原案の公告・縦覧を行いました。本年1月23日には、都市計画審議会において、都市計画変更のご承認をいただいたところでございます。  次に、2-2、平成29年度の見直し内容についてでございますが、牧野高槻線南平台日吉台線の2路線の一部区間、延長約2.7キロメートルを廃止いたします。  次に、2-4、今後の予定についてでございます。平成30年度は赤色で示している牧野高槻線、別所山手線、藤の里天川線、高槻駅柱本線について、大阪府が都市計画変更を行われる予定でございます。その他路線につきましては、引き続き大阪府と協議検討を行ってまいります。  案件3の説明は以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○(平田委員長) 説明は終わりました。  それでは、ただいまから質疑に入ります。 ○(田村委員) 富田奈佐原線についてお伺いをさせていただきたいと思います。  大畑町交差点北側については、事業着手に向けて大阪府と連携し、事業内容や整備手法について検討中というご報告がありました。都市計画道路の議論だけではなく、安全な歩行空間の確保の必要性から、府と市が早期の事業着手に向け、平成28年の12月から調整会議を継続的に開催しているという答弁を12月の一般質問でいただいております。その後の経過や方向性をお聞かせいただきたいと思います。 ○(松永道路課長) 都市計画道路富田奈佐原線における大畑町交差点北側の整備についてですが、調整会議については平成28年12月以降、平成30年2月までに、現地視察を行うとともに会議を5回開催いたしました。このように会議を複数回開催し、議論を重ねたことにより、当該交差点が歩道整備の重点箇所であると、府・市の共通認識が深められ、現在、道路幅員や断面構成、整備内容や事業着手等について検討を進めているところでございます。  今後、整備方針や府・市の役割分担を決定するとともに、早期の事業化には地権者のご理解や地元自治体の協力度が最大限求められることから、府と市が十分に連携を図り事業を推進してまいりたいと考えております。  以上です。 ○(田村委員) ありがとうございます。  しっかりと府と市と役割分担を決めていくというお答えもいただいております。やはり市民の安全を早期に解決するという部分、この安全確保を本当に、死亡事故も起きていることでありますので、ぜひとも今着実に進めておられることを、スピード感をもって継続していただくことをお願いをしておきます。  それと、あと1つ要望ですけれども、JRアンダーの早期事業着手も要望をしていただいておりますけれども、安全確保の面から、阪急富田周辺の踏切、西踏切、東踏切の間のところのバリアフリー化、こちらのほうもやはり安全確保という面から早期整備をしていただきたいということもあわせてお願いをしておきます。  以上です。 ○(平田委員長) 質疑は尽きたようです。  以上で本特別委員会を散会します。    〔午後 2時22分 散会〕   委 員 長...