このようなことから、本
公園においても
事業者の
設備投資による魅力的な
公園運営が実施できるよう最大20年の
指定管理期間を設定することとしたものでございます。
次に、
歴史拠点施設の
レストランの
運営期間に関するお尋ねでございますが、
飲食店の
運営に当たっては、おのおのの
民間事業者による
業務形態や
店舗デザインによって、
設備投資の額やその投資を回収する
期間も異なってくると考えられます。本市といたしましては、長期の
運営期間を可能とすることで多くの
事業者から幅広いご提案をいただきたいと考えております。
以上でございます。
○(
太田委員) この
指定管理期間を最大20年にした、その根拠がとてもよくわかりました。
レストランのほうについて、もう1点だけご質問します。
レストランについて、長期の
運営期間を考えているということですが、例えば、現状の
総合センターの
展望レストランなど、既存の
施設との
整合性はどのように考えておられるのか、お聞きします。
○(
松本安満遺跡公園整備室長)
総合センターの
飲食店と本
公園における
飲食店との関係についてでございますが、
総合センターの
飲食店は、
行政財産である庁舎の一部を
地方自治法に基づき、
行政財産の用途または目的を妨げない限度において
貸し付けを行っているものでございます。
一方で、
都市公園における
飲食店は、
都市公園法上、
公園利用者の
便益施設として位置づけされており、
民間事業者が
飲食店等の店舗を
運営する場合、
都市公園法に基づく
設置許可、または
管理許可を受けて
運営することとなります。
このように、
都市公園における
飲食店は、
目的外利用としての
行政財産の
貸し付けとは性質が異なるものと考えております。
以上でございます。
○(
太田委員) ご答弁ありがとうございます。
安満遺跡公園のこの
整備に対しまして、
市民も大変大きな期待をしているところです。これまでにない高槻市が誇れる魅力的な
公園になりますように、しっかりと努めていただきますように要望して、質問を終わります。
以上です。
○(
灰垣委員) 要望というか、希望を幾つか述べさせてもらいます。
高槻では今、
ビッグプロジェクトといわれる
事業が計画されているのが非常に多くて、私の知る限りで幾つぐらいあるのかなと思っています。その中でも、特に、これは
市民の皆さんも期待をしているというか
話題性がある
事業ですので、希望も含めてちょっと意見を申し上げておきたいと思います。
今、お話になっている
レストランですね、
西エリアの、これの選択を今考えているということですけれども、
ボーネルンドや
バルニバービみたいに、単独で
話題性がある、非常にその
ボーネルンドにしても
バルニバービにしても、その名前を聞いただけで
市民の方が、あっ、というような反応があるんでね。
指定管理者の中でやってしまうというよりは、別に考えていただけたらなと、これ希望です。
それから、屋外の
トイレなんですけども、屋外に限らないんですが、よく昔の
トイレの配置は男性と女性、同等の比率だったんじゃないかなと、どこ行っても思うんですけど、女性がよく並ばれているという光景を見ます。例えば、
サービスエリアとか、
市民会館であったり、地方であったり、女性の
トイレに配慮が必要じゃないかなというふうに私は思っていますんで、お考えいただければなと思います。
ネーミングライツとか非常にそういう意味でも
話題性もありますし、どんどんそういう手法、ベンチも今、半分ぐらい何か希望があるということですから、例えば、木を植える権利、
植樹権みたいな、
命名権じゃないですけどそういうのを考えていってもおもしろいのかなと思います。
それから、
市民の方に清掃していただくというのは、これ非常に私はいいことだと思っています。
市民の方が、
安満人倶楽部という一つの団体はありますけれども、一般の
市民の方に関心を持ってもらえるのに非常に重要だと思いますんで、大賛成でございます。
それから、
指定管理者次第で
内容は随分変わるというふうに思います。11ページの
魅力アップミーティングという、こういう構想されているようですけれども、
指定管理者選定次第で随分
内容が変わってくると思いますので、事前にお聞きすると幾つかそういうことをやっているところがあるというふうに聞いていますが、高槻の場合は
市民とともに育てつづける
公園という、そういうスタンスは過去にも余りないのかなという気もしますので、そういうのをしっかり吟味した上で
指定管理者の選定をお願いしたいなというふうに思っております。
とにかく31年の一部開園、
全面開園が33年ですね、本当にここでまた高槻の魅力が発信されて、高槻に
交流人口がふえて将来的には
定住人口がふえると、こういう一助に、ツールになればというふうにも期待もしていますんで、どうかよろしくお願い申し上げます。
以上でございます。
○(
吉田稔弘委員) じゃ、ちょっと質問と意見ですけれども。
この
公園の
指定管理者、先ほども言われましたけれども、
指定期間が20年ということで、非常に
期間が長いわけなんですけども、普通の場合だったら3年から5年が主なんですけど、20年ということでありますけれども、先ほどの説明の中では、
設備投資もというようなこともちょっと話されましたけれども、どの程度のそういう設備をされるのかということもお聞きしたいなというふうに思います。
それと、20年になりますと、これ議員もそうですし市長もそうですけども、選挙が4年に一遍ありますわね、だから20年いうたら5期やらないと20年にならへんわけでしょう。そうすると、なかなか市長にしろ、議員もそうですけど、
チェックが余りできないというか、20年が余りに長過ぎてね、そういう面で私は20年というのは余りにも長い。今、ほかの
指定管理者は3年から5年ですけど、少なくとも10年程度にしないと、業者も結局受けてしまうともう20年間
自分とこに
指定管理料もらえるもんですから、余りにも長過ぎて、業者がその上にあぐらをかくとは言いませんけれども、そういう面での甘えみたいなもんが出る
可能性はあるんじゃないかなというような気もします。ですから、そういう
期間についてはもう少し短く、長くても10年程度にしたらどうかなと。
先ほど、
設備投資云々と言われましたけれども、どの程度の
設備投資をするのか知りませんけれども、例えば、鉄筋の建物を建てるとか、そんなこと言ったら、
減価償却ね、20年とか30年になりますやんか。そんなもんじゃないんだろうと思いますけれども、どの程度の設備を一応計画されているのかなということもちょっとお聞きしたいなというふうに思うんですけどね。
○(
松本安満遺跡公園整備室長)
設備投資の
内容についてでございますが、この
指定管理者の
運営の中で、
建築物の建設、こういったものも含めて行っていただくというふうなことで考えております。そういったことを行うことによって、
にぎわいの創出、そういったものにもつながるというふうなことで考えておりますので、建物の建設というふうになりますと、やはり
投資回収の
期間として20年程度必要になってくるというふうなところでございます。
また、この
指定管理者への指導といたしましては、5年ごとに
事業評価をきっちりと行って、適切な
運営が行われているかどうか、そういったところを適切に指導のほうを行ってまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
○(
吉田稔弘委員) 確かにね、20年は長いということを先ほど言いましたけれども、5年ごとに一応
チェックをするということですんで、その辺で
中間中間で
ふぐあいとかなっているのがあれば、当然
見直ししてやってもらうということにしてはと思います。
ただ、言いましたように、20年というのは余りにも長いと、知らんうちに
指定管理が始まって、終わる
期間がそんだけありますから、その間に全然市長なんかの
チェック、あれないと、5期やる市長というのは少ないですわな、議員でもそうですけどね。その
可能性があるんで、議会はそういう面の収支とか初め、
チェック機関ですからね、その辺を通ってするっと行ってしまって、知らんうちにどんどん進めていくというようなことになったら、これは大変だと思います。
そういう面で、確かに5年で中間的に
見直しということを言われましたから、その時点で議会に対してもそうですけれども、報告をしてもらって十分議論しておくことがあればするということをしてもらいたいなと思います。ただ、
期間が余りにも長過ぎるんでという気はちょっとしましたんで、その辺の検討も必要じゃないかなというふうに思いますけどね。
○(
笹内委員長) 質問は尽きたようです。
次に、(仮称)
摂津峡における
自然環境の
保全等に関する条例(素案)についてを議題とします。
理事者側の説明を求めます。
○(
小柳環境緑政課長) それでは、案件2の(仮称)
摂津峡における
自然環境の
保全等に関する条例(素案)につきまして、ご説明をいたします。
本素案につきましては、今般、高槻市
環境審議会におきまして妥当であるとの答申をいただきました。今後、
パブリックコメントを実施するに当たりまして、ご報告させていただくものでございます。
それでは、お手元の資料2のほうをごらんいただきたいと思います。
まず、
条例制定の背景でございます。
本市の貴重な
自然環境である
摂津峡内の芥川の河川敷では、近年、マナーの悪い
バーベキュー客によって多くのごみが持ち帰られず、そのまま捨てられたり、
違法駐車や
泥酔客によるトラブル、近隣への被害など諸問題が発生し、市といたしましても
地域住民等と協働して
啓発等を行ってまいりましたが、問題の解決には至っておりません。
この問題に対しまして、
摂津峡の環境を保全するために、一定の区域内でのバーベキュー等を禁止する条例の制定を検討しております。
続きまして、1の条例の目的でございます。
高槻市環境基本条例の理念にのっとり、
摂津峡における行為について必要な規制を行うことにより、
摂津峡の豊かな
自然環境を保全し、安全で快適なレクリエーション環境を確保することを目的としております。
次に、2の
関係者の責務についてでは、市による
摂津峡の
自然環境の保全及び安全で快適なレクリエーション環境の確保のための必要な施策の実施を初め、
市民、
摂津峡の
利用者、
事業者に対しまして
自然環境の
保全等に関する市の施策に協力するなどの責務を定めております。
続いて、資料の裏面をごらんください。
3の環境保全区域の指定と環境保全区域内の禁止行為についてでございます。
(1)の環境保全区域の指定につきましては、資料右側の別紙環境保全区域(案)をごらんください。
地図上の黒い点線で囲っておりますのが、
摂津峡風致地区でございます。この区域内の赤い線で表示しています箇所、下条橋から塚脇橋の間の芥川河川敷を環境保全区域として定めます。
資料をもとの左側にお戻りください。
(2)の禁止行為といたしましては、この環境保全区域内ではバーベキュー等、火気を用いて食品を調理する行為と花火、その他
摂津峡の豊かな
自然環境を損ない、または他の
摂津峡の
利用者に危険を及ぼすおそれがあると市長が認める行為を禁止することとしております。
次に、4の違反者に対する罰則についてです。
違反者に対しましては、違反行為の中止を勧告できることとし、さらにその勧告に従わない場合は、5万円以下の過料に処すとしております。
最後に、
スケジュールでございます。
12月20日から来年1月19日にかけまして
パブリックコメントを実施し、本素案に対する
市民の皆様からの意見募集を行った上で、3月議会定例会に議案を上程いたします。
議会でご可決いただきましたら、条例を公布した後、看板等の設置や職員等によるパトロール、また広報誌・ホームページ・SNSの活用など、1年間かけて十分な周知を行い、平成31年4月1日より条例を施行する予定でございます。
まことに簡単な説明ではございますが、案件2のご説明は以上でございます。よろしくお願いをいたします。
○(
笹内委員長) 説明は終わりました。
ただいまの説明に対し、特に質問があればお受けします。
○(宮本委員) 1点だけお聞きしたいと思います。
この
摂津峡のバーベキューのマナー問題なんですが、
摂津峡周辺
活性化プラン、一昨年前に制定されたこのプランには、将来イメージとしてマナーよしのバーベキューの先進地ということを明記して、規制と並行して、ここならバーベキューができる場所やと誘導することについても議論がされてきたと思います。
資料には、先ほど説明ありましたが、条例は来年3月公布だと、再来年4月に施行予定と書かれていますが、並行して誘導のほうについては具体的にどのような議論をされているのか、されていくのかも含めてちょっとお聞きします。
以上です。
○(
小柳環境緑政課長)
バーベキュー客の誘導についてのご質問でございます。
環境審議会等での
内容を踏まえましてお答えいたしますが、市としましてはバーベキューを行う方に対しまして本条例の周知を行う中で、
摂津峡におきましては民間
施設や青少年のキャンプ場、また場所は少し離れますが、高槻森林観光センターや淀川河川
公園など既存のバーベキューができる場所への誘導を図ってまいりたいと考えております。
以上でございます。
○(宮本委員) これから
パブリックコメントを行って、仮に条例が来年3月可決と。規制のほうが先行していきますと、マナーを守っている方からの反発もありましょうし、ちゃんとマナーを守るからバーベキューをさせてほしいと、声も出てくる
可能性があると思います。そうならないように、
活性化プランの将来イメージをなるべく早く具体化をしていただきたいなと思います。
先ほどのお答えでは、既存の
施設に誘導することを議論しているようですが、例えば、ここならできるという場所をまた新たに確保するなど、さまざまなことを検討すべきだなと思います。先ほどの話だったら、産業振興審議会の資料でも、原則バーベキューを禁止するとともに、きちんと楽しめる場所の確保を図ることを基本に据えるというふうに書かれています。時間はまだありますので、ぜひ
市民の皆さんの声を丁寧に聞きながら、さまざまな検討をいただきたいなと思っています。
以上、要望しておきます。
○(
太田委員) 私からもご質問を1点させていただきます。一部、宮本委員の意見にもかぶるところがありますが、ご了承いただきたいと思います。
この
摂津峡の美しい
自然環境を保全するために条例をつくる、このことには大変賛成をいたします。しかしながら、今お話がありましたように、芥川の下流のほう、今、現状を見ていますと、例えば、桜堤
公園付近なんかでもバーベキューをされたり花火をされたりして、
近隣住民は大変苦慮している状況です。ここでできなくなれば、当然ながらこちらのほうに流れてくるのではないかというふうに懸念をいたします。
条例を制定するならば、今お話もありましたような確保をするべきと考えますが、この点、再度お聞かせをいただきたいと思います。
○(
小柳環境緑政課長) ご質問の
内容が他部局にわたりますので、調整の上、ご答弁いたします。
本条例は、
摂津峡の
自然環境の保全と安全で快適なレクリエーション環境の確保を目的としておりますが、本条例の制定とあわせて周辺地においても
公園課を初めとする関係課や河川
管理者である大阪府等と連携しながら、バーベキューの規制やマナー向上、ごみの持ち帰り啓発に努めてまいります。
また、バーベキューを楽しまれる方に対しましては、条例の公布後にその周知を行う中で、民間の
施設や青少年キャンプ場、高槻森林観光センター、淀川河川
公園など、既存のバーベキューができる場所への誘導を図ってまいりたいと考えております。
以上でございます。
○(
太田委員) 私は、これまでも一般質問の中でも青少年キャンプ場のあり方を再度検討してほしいとの意見を申し上げたこともありますので、その点もしっかりと進めていただきますように要望して、質問を終わります。
以上です。
○(
灰垣委員) ようやく
条例制定にこぎつけたという、そんな感想です。
地元の住民の方からはいろいろ苦情というか相談もありましたし、我々も随分このことに対して精力的に取り組ませていただきました。心から御礼を申し上げたいと、このように思うわけですけれども、今、お二人の委員の方からお話があった、そういったこともしっかり踏まえてこれからの
運営に努めていただきたいと思います。
摂津峡にインバウンド、海外の人がふえたという、地元の人が言ってはりました。
摂津峡は高槻でも誇れる観光地ですんで、さらにこういったクリーンな環境の中で交流、そして定住、つなげられるようにお願いいたします。
以上です。
○(
笹内委員長) 質問は尽きたようです。
次に、高槻クリーンセンター第一工場解体及びリサイクル
施設整備基本方針についてを議題とします。
理事者側の説明を求めます。
○(一丸
産業環境部部長代理) それでは、案件3、高槻クリーンセンター第一工場解体及びリサイクル
施設整備基本方針について、ご説明申し上げます。
1ページをごらんください。
1の目的でございますが、平成17年度よりごみ処理
施設更新
事業に着手し、①更新工場の建設と、②既設第一工場の解体の2点を目的に
事業を進めてまいりました。
現在建設中のごみ処理
施設建設工事が平成31年3月に完了する予定でございますので、その後スムーズに既設第一工場の解体に着手できるよう本
基本方針を定めました。
同時に、高槻クリーンセンターでは、老朽化したペットボトル減容化
施設の更新と空き瓶等を保管するストックヤードの設置など、リサイクル施策に係る課題等があることから、これらの解決のため既設第一工場の解体と合わせて、一体的な
整備を検討してまいります。
その下、2の全体配置図でございますが、緑色部分が解体の対象となる第一工場とその関連
施設です。黄色部分が、ペットボトル減容化
施設、赤色部分が空き瓶などのストックヤードの場所を示しております。
2ページをごらんください。
3の
施設概要といたしまして、それぞれの概要と外観の写真でございます。
3ページをごらんください。
4の第一工場解体工事でございますが、この
施設は、
建築物(建屋)と実際にごみを燃やしているプラント設備等で構成されております。
建築物につきましては、その建材等にアスベストを含有している
可能性があります。また、プラント設備の内部には、ダイオキシン類が付着している
可能性がございます。そのため、事前に行う調査に基づいたアスベストやダイオキシン類の除去作業やプラント機器の解体撤去等を伴う場合は、一般的な解体工事に比べ、工事の種類が多く工期が長くなることから、工事費が高くなる
可能性がございます。なお、解体費につきましては、解体範囲や施工方法等を検討し、事前調査を考慮して算出してまいります。
5のリサイクル
施設整備ほかでございますが、①
施設整備計画としまして、現況
施設の老朽化や機能面等の課題に対して一般廃棄物処理基本計画等に基づき、必要なリサイクル
施設の
整備を検討してまいります。そのほか、②の搬入道路や③の緑地計画についても
整備を行ってまいります。
6の国庫交付金でございますが、リサイクル
施設整備について、交付金の活用を検討するとともに、第一工場解体工事についても同交付金の活用を検討いたします。
4ページをごらんください。
7の全体
スケジュールでございます。
平成30年度に土壌汚染やアスベスト、ダイオキシン類などに関する調査業務を行い、工事条件に反映させたいと考えております。