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平成29年文教市民委員会協議会( 3月15日)
平成29年文教市民委員会( 3月15日)

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  1. 高槻市議会 2017-03-15
    平成29年文教市民委員会協議会( 3月15日)


    取得元: 高槻市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-27
    平成29年文教市民委員会協議会( 3月15日)          文教市民委員会協議会記録              平成29年3月15日(水)
                   高槻市議会事務局    日  時  平成29年3月15日(水)午後 3時51分招集  会議時刻  午後 3時51分 開議        午後 4時 2分 散会  場  所  第3委員会室  事  項  別紙審査日程のとおり  出席委員(8人)  委  員  長    宮 田 俊 治     副 委 員 長    段 野 恵 美  委     員    米 山 利 治     委     員    出 町 ゆかり  委     員    髙 木 隆 太     委     員    岡 井 寿美代  委     員    灰 垣 和 美     委     員    橋 本 紀 子  理事者側出席者  市長         濱 田 剛 史     副市長        乾     博  教育長        一 瀬   武     市民生活部長     田 中 之 彦  コミュニティ推進室長 船 本 松 雄     市民生活部部長代理  中 村 一 喜  市民生活部参事    小 林   守     教育管理部長     中 原 一 行  教育指導部長     横 山   寛     その他関係職員  議会事務局出席職員  事務局長       内 方 孝 一     事務局主幹      岡 本 仁 美  事務局主幹     清 水 丈 二     事務局職員      杉 谷 真二郎     〔午後 3時51分 開議〕 ○(宮田委員長) ただいまから文教市民委員会協議会を開会します。  ただいまの出席委員数は8人です。  したがって委員会協議会は成立します。  高槻合葬墓整備基本計画最終報告)についてを議題とします。  理事者側説明を求めます。 ○(田中市民生活部長) それでは、案件にございます高槻合葬墓整備基本計画最終報告)につきまして、ご報告をさせていただきます。  本協議会では、12月の委員会協議会中間報告をさせていただきました基本計画につきまして、計画策定が完了いたしましたので、ご報告をさせていただくものです。  なお、墓地に関する施策は、本来でしたら墓地基本計画などに基づき実施するものでございますが、昨今の墓地需要多様化などを踏まえ、喫緊課題解決手法一つ合葬墓整備基本計画として取りまとめたものでございます。  それでは、表紙をおめくりいただき、1ページの目次をごらんください。  本計画構成は、1の「合葬墓」の定義から12のまとめまでの、12の項目で構成をいたしております。以下、順に各項概略をご説明させていただきます。  まず、2ページのはじめにですが、冒頭申し上げました本市墓地需要顕在化により、本計画喫緊課題解決として策定することとなった旨のくだりを述べさせていただいております。  次に、中段の1、「合葬墓」の定義においては、従来の墓地の態様を述べる中で、本計画に定める合葬墓を次の3ページの3行目からのように、個別に墓石を建てず、知らない人同士遺骨まとめて埋蔵する「承継の必要のない墓地」として定義させていただいております。  次に、3ページ中段の2、公営墓地の現況におきましては、平成14年度末に総計6,364区画整備した公園墓地の経過と、墓地再貸付の抽せん倍率が20倍近くの昨今の墓地需要の高さを記述しております。  続きまして、4ページ中ほどの3、今後の墓地需要でございます。ここでは、次ページにわたり、墓地需要類推法と有効なモデル式と思われる大阪方式の両方式を用いまして試算し、今後10年間の最大墓地需要数を7,500区画と推定いたしております。  次に、6ページでございます。  4、本市墓地現状では、本市公園墓地富田墓地に触れながら、平成27年度に実施した墓地調査により改めてわかった墓地無縁化に対しての懸念を記しております。  次に、ページをおめくりいただきまして、7ページの5、公営墓地に関する考察でございます。  10ページまでにわたりまして、高齢化が進んだ本市におきましては、市街地に限らず、郊外においても新設墓地提供が事実上困難である理由を述べるとともに、墓地に対する市民ニーズ変化永代供養個人墓、安価な提供などの要望を踏まえ、墓地需要に対する解決手法民間供給行政提供に大別をいたしました。  このうち、民間供給には、今後、論議を深めていくこととし、行政提供のうち、現状を鑑みた結果から、合葬墓としての提供が適切であることを述べております。  次に、10ページ中段以降でございます。  6、行政における合葬墓状況におきましては、先進事例も含め、横浜市や都立小平霊園における合葬墓を紹介させていただいております。以降、近隣市の状況として、12ページには守口市、門真市、大東市、四條畷市で組織する飯盛霊園合葬墓を、次の13ページには箕面市を、14ページには奈良県橿原市を、15ページには大阪設瓜破霊園合葬墓調査結果を、それぞれ記述いたしております。  各自治体におきましては、規模の大小はあるものの、合葬墓としての墓地提供の形態が既に特異なものではなく、近隣を初め、多くの自治体運用されており、また、一定需要が存在していることが判明いたしました。  次に、16ページでございます。  7、本市合葬墓仕様では、まず、基本方針を「市民自らが安心して将来に向けて担える墓地であり、次世代の墓守に負担なく引き継げる墓地」と定め、50年後は墓石であるシンボルモニュメントを撤去し、墳墓として後世に引き継いでいく予定といたしております。  中ほどの(2)個別仕様におきましては、遺骨を共同で埋蔵するに際して、一定期間、個別で保管する方法もあわせて採用することといたしました。その結果、市民の方は、当初から合葬される場合と10年間個別に保管してもらった後に合葬される場合、そして、20年間個別に保管してもらった後に合葬される場合の3方式から選べることとなります。また、安置規模は1万体分とし、合葬スペースとは別に、4,000体分の個別保管スペースをご用意することといたしました。  次に、17ページ中段以降のウ、整備場所におきましては、現公園墓地内に整備することを前提に、整備予定箇所を18ページ公園墓地概略図にございますように、アルファベットのaからkまでの11か所を候補地として検討いたしました。  次のページの19ページ冒頭には、aからkまでのおおよその場所も表記しており、以降24ページまで、各場所検討状況を記載いたしております。  その結果ですけれども、22ページのfとgの第3区内にある公園①、②と23ページ上段h安満宮山古墳横駐車場、そして、もう1つは24ページのjとk、第10区と第11区間の駐車場の、おおむね3区画候補地として選定し、整備方法など費用や工期を含めた総合的な見地から、最終1か所に絞っていこうと考えております。  次に、25ページ中段以降は、合葬墓意匠に関することを記載いたしております。  まず、シンボルモニュメントを設置し、あわせて墓碑銘も1万体分用意することといたしました。先ほど、シンボルモニュメントは50年後に撤去し、墳墓とすると申し上げましたが、墓碑銘墳墓とした後も埋葬された方々の墓碑として残すべきものと考えております。また、献花や祭祀のできる公共スペースも、あわせて整備をいたします。  今般、民間納骨堂には、ICTを活用したさまざまなサービスを提供するところもございますが、本市合葬墓は、当初からは予定をいたしておりません。将来のご要望に対応できるよう、意匠を乱さない範囲で、あらかじめ機器設置スペースのみ用意することといたしております。  続きまして、27ページでございます。  8の合葬墓建設運用管理に関する考察として、合葬墓需要を初年度200体、その後、年150体とし、維持管理を初め、所要経費を試算いたしました。  歳出(案)といたしましては、設計費建設費で1億1,000万円を予定し、合葬墓単体維持管理費としては、人件費を除き、毎年50万円が必要となる予定でございます。対して、28ページ中段歳入(案)ですけれども、合葬墓に関する使用料等を記載いたしております。  なお、墓碑銘の10万円はオプション費用と考えておりますので、ご希望される方のみでございます。  29ページに移りまして、(3)運用管理等手法でございます。PFIを活用した場合の検討もあわせて行いましたが、結果、直営との結論に至っております。  次に、30ページ中段からは、9、リスク想定分析として、墓地需要変化建設時の社会状況、また、整備後の災害などに対するリスク分析を行っております。  31ページの(4)運用に関するリスクでは、想定外歳入減が生じた際には使用者範囲を広げるなど、5年後をめどに運用を見直すものといたしております。  次に、32ページの10、今後のスケジュールですが、下段の表にございますように、平成29年度は実施設計等を行い、30年度中に整備を終え、31年4月からは供用開始ができるよう事業を進めてまいります。  32ページ下段の11、課題では、冒頭本合葬墓整備基本計画喫緊課題解決一つと申し上げましたように、次ページにわたり、今後の墓地施策に当たっては長期的視点を持った、墓地に関する基本計画策定が必要であることを提言いたしております。  最後ですけれども、33ページ中段以降に、12、まとめとして、これまでの各項でご説明申し上げましたことを簡潔にまとめておりますので、ご一読のほどをよろしくお願いいたします。  以上、まことに雑駁な説明ではございますが、高槻合葬墓整備基本計画最終報告)につきまして、ご報告をさせていただきました。  平成31年4月の供用開始に向けまして、市民生活部一丸となって取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  ご説明は、以上でございます。 ○(宮田委員長) 説明は終わりました。  ただいまの説明に対し、特に質問があればお受けします。    〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○(宮田委員長) 質問はないようです。  以上で、所管事務報告の聴取を終結します。  5月の臨時会役員改選が行われることになりますので、少し早いようですが、本日が最後委員会となりますので、一言ご挨拶を申し上げます。  各委員におかれましては、昨年5月以来、鋭意、慎重に審査を賜り、おかげをもちまして、無事、任務を果たすことができました。  ここに、正副委員長として、皆様に厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。  以上で、本委員会協議会散会します。    〔午後 4時 2分 散会〕  委 員 長...