次に
自転車利用環境の向上として、「
たかつき自転車まちづくり向上計画」の実施計画を策定するとともに、
自転車通行空間ネットワーク路線の設計及び整備を行ってまいります。
次に
山手緑町線JRトンネル整備事業については、歩車分離を図り、児童の安全性を確保するため、
JR西日本と協議の上、設計を進めてまいります。
次に20ページからは公園課に係る事務でございます。
公園整備事業につきましては、国費を活用して公園の改良工事を計画的に行うほか、
公園施設の
維持補修工事を行い、快適な
公園環境を提供します。
城跡公園再整備につきましては、市民会館の建てかえにあわせて、緑と歴史に触れ合える市のシンボルとしてふさわしい公園となるよう
基本計画を策定します。
また、
高槻市立自然博物館の
維持補修工事や
公園台帳システムの導入に伴う
デジタル化に取り組みます。
公園の管理としましては、
芥川緑地プール、
萩谷総合公園、
古曽部防災公園について、効率的・効果的な施設運営を図るため、
指定管理者に
管理運営事業を委託します。また
芥川緑地プールについては、老朽化等を踏まえ施設のあり方を検討します。
次の21ページにございます市有施設の受託工事につきましては、市有施設の管理者の依頼に基づき
運動場改修など土木工事の設計及び工事監理を実施しております。
次に22ページからは
下水河川企画課、
下水河川事業課に係る事務でございます。
公共下水道整備のうち汚水整備につきましては、平成27年度末の
処理人口普及率99.8%を目標に、
市街化調整区域を中心に面的整備を行います。また
雨水整備については、柳川、前島の各排水分区において
雨水幹線管渠等の整備を行うとともに、地震対策については高槻中処理分区において幹線管渠の耐震対策に取り組んでまいります。
次に
総合雨水対策では、平成26年度に策定した高槻市
総合雨水対策アクションプランに基づき、
安満遺跡公園内雨水貯留施設の工事を実施するとともに、他の地域における
浸水被害軽減総合計画の策定に取り組むほか、学校や公園など市が所有する
公共施設への
流出抑制施設の設置に向けた検討を行います。また、あわせて
土のうステーションの設置や
内水ハザードマップの作成に向けて取り組むなど、自助、共助の取り組みを組み合わせ実施することで、
浸水安全度の向上を図ってまいります。
24ページをごらんください。
下段の
下水道事業公営企業会計化でございます。平成28年4月より
地方公営企業法の
財務規定等を適用し
公営企業会計化を行うため、引き続き資産調査を行い資産台帳を整備するとともに、
公営企業会計化する最終段階として
会計システムの構築など移行業務を行ってまいります。
次に25ページの
公設浄化槽事業でございます。
北部山間地域において生活環境の改善、公衆衛生の向上を図るため、引き続き市設置型の
合併処理浄化槽事業を行ってまいります。
26ページをごらんください。
番田熱利用センター(
番田温水プール)でございます。当該施設は
終末処理場であります
淀川右岸流域下水道高槻水み
らいセンターの
汚泥焼却熱を利用した
温水プールで、
指定管理者による効率的な
管理運営と運営経費の縮減を図っており、効率的な運営を行っております。
次に芥川創生
基本構想等の推進につきましては、
芥川倶楽部との連携等を通じて芥川創生
基本構想の具体化に向け取り組んでまいります。
次に
土地改良事業でございます。農業生産の
基盤整備を実施する
神安土地改良区や
東部土地改良区等に負担を行うもので、今年度は佃水路の整備や
大冠排水機場の更新等について負担を行います。また
農業基盤保全事業では、
地元農業団体が実施する水路等の
改修工事等について、要綱に基づき補助を行ってまいります。さらに
震災対策農業水利施設整備事業では、大阪府と連携してため池の耐震診断・調査及び
ハザードマップを作成し、施設の安全性とともに地域の安全度の向上を図ってまいります。
次に
河川水路の
維持管理でございます。
河川水路の適正な
維持管理を図るべく、補修工事やしゅんせつ、草刈りなどを行ってまいります。また豪雨災害から住民を守るため、排水機場の運転、
維持管理及び機能保全に努めてまいります。
次に29ページは、新
名神推進課に係る事務でございます。
新
名神高速道路の
整備促進につきましては、高槻以西については平成28年度末の完成に向け、
西日本高速道路株式会社が工事に取り組まれ、高槻以東についても平成35年度末を完成目標に設計協議に取り組まれており、市としても支援してまいります。
次に新
名神高速道路の
アクセス道路の
整備促進につきましては、大阪府が施行する
高槻東道路の
整備促進に向けた支援を行うとともに、
伏見柳谷高槻線については、一部現道拡幅に向けた支援を行います。
30ページの新
名神高速道路関連道路整備につきましては、本市が整備を行う整備路線でございます。まず、原成合線は用地取得が完了し、
西日本高速道路株式会社に工事委託を行い整備を進めてまいります。
南平台日吉台線は
残り用地取得を進めるとともに平成28年度末完成に向けて工事を行ってまいります。
萩之庄梶原線は関連する大阪府、
西日本高速道路株式会社等と協議・調整を図り、
基本設計等を行ってまいります。
以上、まことに簡単な説明でございますが、
都市創造部の
所管事務報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○(
田中産業環境部長) 続きまして、
産業環境部でございます。平成27年度の
所管事務報告をさせていただきます。
産業環境部の所管する業務といたしましては、農林課が所管いたします農林業の振興と農地・森林の
保全整備などの農林部門、
産業振興課が所管いたします
企業振興、商工観光、労働福祉などの産業部門、
環境緑政課及び
環境保全課が所管いたします
温暖化対策や緑化、公害対策及び
環境保全などの
環境政策部門、
資源循環推進課、
清掃業務課、
高槻クリーンセンター及び
エネルギーセンター整備課が所管いたします廃棄物の指導監督、ごみの減量対策、美化推進、ごみ・し尿の収集・処理などの
衛生事業部門と多岐にわたる業務をとり行っております。
それではお手元の資料に沿って順次説明をさせていただきます。31ページをごらんください。
まず初めに農林課に係る事務でございます。
農業の振興では、有害鳥獣による
農作物被害への防除に取り組むほか、
農業振興団体協議会が実施する朝市などの活動に支援をしてまいります。
地産地消・食育推進につきましては、学校給食を通じまして地元産農産物を食材として提供するとともに、地元産米を使用した
米粉パン給食を支援いたします。また、
大阪エコ農産物の取り組みや
ビニールハウス栽培等への支援をしてまいります。
次に32ページをごらんください。
市民協働・交流推進では、農林業祭や
野菜即売会など都市住民との
交流事業等に対しまして支援をしてまいります。
営農推進につきましては、
後継者育成事業等を支援するほか、
経営所得安定対策を活用した需給調整を推進してまいります。
農業基盤の整備では、計画的な農道整備を行うほか、
遊休農地対策や
地元実行組合等が主体となって整備を行う農道や水路等の工事に支援をしてまいります。
次に33ページの林業の振興では、森林法に基づく
森林経営計画の作成や
国土調査法に基づく
山林地籍調査を支援するほか、林道の
維持管理などを行ってまいります。
また森林の保全では、
市民林業士を養成するとともにアドプトフォレストの促進や林道等における
不法投棄対策に取り組む
環境保全会を支援してまいります。
次に34ページでございます。
(仮称)
林道管理条例の制定につきましては、林業振興や林道周辺の自然環境を保全するため、条例の制定をするものでございます。
また
公益財団法人高槻市みどりと
スポーツ振興事業団支援につきましては、森林保全や都市の緑化、
スポーツ施設の運営が円滑に実施されるよう事業を支援してまいります。
続きまして35ページからは
産業振興課に係る事務でございます。
まず初めに
企業振興関連でございます。
企業立地促進事業では、雇用機会の拡大や安定的な税収の確保に向け、
企業立地促進条例に基づく奨励制度の周知を図り、企業の誘致、定着の促進に努めてまいります。
また
操業環境づくりに支援を行う
企業定着促進事業や、新たに社宅等を確保する企業に対し費用の一部を補助する
社宅等整備促進事業を推進するほか、低金利での
融資あっせんを行う
中小企業資金融資事業など引き続き行うことにより、地元企業の発展を図ってまいります。
次に36ページの
商工観光関連でございます。
地域情報発信事業では、
観光振興計画に基づき本市の観光素材について市外への広域的なPR活動を行ってまいります。また交流人口の拡大を目指して、本市のマスコットキャラクターはにたんを中心に
広域プロモーションを展開し、本市の魅力を市内外にアピールしてまいります。
昨年度策定いたしました
摂津峡周辺活性化プランにつきましては、今年度は具体化に向けて検討を行うとともに
体験プログラム等を展開してまいります。
また、
公益社団法人高槻市観光協会が実施する
公益目的事業を引き続き支援するとともに、
高槻商工会議所とはパートナーシップを強化し、
市内産業振興の促進に向け
産業フェスタを開催してまいります。
商業団体振興補助事業では、条例に基づき商店街等が行う取り組みを支援してまいります。
次に37ページでございます。
プレミアム商品券事業につきましては、国の
地方創生事業の一つで、市内経済の活性化に向けて額面金額が優位となる特典を付した
プレミアム商品券を発行いたします。
起業・
創業促進事業につきましては、国の認定を受けました
創業支援事業計画を活用し、積極的な取り組みを展開するとともに、
中心市街地活性化推進事業では、次期計画の策定に着手してまいります。
次に
労働福祉関連でございます。
37ページの下から2項目め、
就職困難者雇用促進フェア事業では、
合同就職面接会や若年者を対象とする
合同就職説明会を実施するとともに、
就職困難者就労支援事業では、
パソコン講座の開催や障がい
者雇用相談、ニート・ひきこもりなどの若者及びその家族等を対象とする
若年者自立就労相談を行ってまいります。
次に38ページでございます。
再
就職資格取得支援助成金事業では、国の指定する
教育訓練講座を修了した市内在住の若年者を対象に、助成金や奨励金を支給してまいります。
地域職業相談室管理事業では、「
ワークサポートたかつき」において、求職者に対する職業紹介や求人情報の提供等を行ってまいります。
障がい
者雇用促進事業では、
啓発講演会や
雇用問題懇談会を開催するほか、障がい
者雇用奨励金の支給を行ってまいります。
また
労働相談事業では、
社会保険労務士の資格を持つ
専門相談員が適切な助言と指導を行ってまいります。
そのほか、すぐれた技能者に対して表彰を行う
技能功労者表彰事業や、高槻市
勤労者互助会の運営に対して支援を行ってまいります。
続きまして40ページでございます。
環境緑政課に係る事務でございます。
まず40ページの
環境基本計画の推進及び
進行管理では、
環境施策を推進するとともに効果的な
進行管理を図ってまいります。
新
エネルギー戦略に基づく施策の推進では、
公共施設への
デマンド監視装置の導入や
太陽光発電機器設置補助金と
エコハウス補助金を統合し、さらなる
創エネ・省エネを促進してまいります。
地球温暖化対策アクションプランの推進につきましては、プランの効果的な
進行管理を行うとともに、ヒートアイランド対策を推進するため、
公共施設等における緑のカーテンの普及に取り組んでまいります。
「たかつき市民環境大学」の開催では、一人一人がエコスタッフとして行動に取り組めるよう、環境関係団体等と協働して市民大学を開催いたします。
次に41ページの緑化の推進では、自治会等の団体へ花苗や緑化樹を配布するとともに、緑の募金運動を初め、緑化フェアやグリーンコーディネーター養成講座等を開催してまいります。また、開発行為につきましては緑化条例に基づき協議を行い、緑化の推進を図ってまいります。
緑地環境の保全では、条例に基づき保護や行為の制限等を行ってまいります。また、アライグマ等の鳥獣による生活環境被害の対策を行うとともに、津之江公園自然再生エリアにおいては市民協働でモニタリング調査を行ってまいります。
続きまして、42ページからは
環境保全課に係る事務でございます。
まず公害の防止では、公害発生の未然防止、市民の生活環境の確保のため、大気汚染、水質汚濁、騒音、振動等の公害関係法令に基づき、工場等に対して立入調査や改善指導等を行うとともに定期的な公害
パトロールを実施してまいります。
環境の常時監視では、排気ガスなどに起因する二酸化窒素などの大気調査やPM2.5の成分調査、新幹線や自動車などの騒音、ダイオキシン類などの調査を行い、健康で快適な生活環境を確保してまいります。
土壌・地下水汚染対策につきましては、法令に基づき事業者に対して調査を指導するとともに、汚染の拡散防止等を図るため、対策実施の指導を行ってまいります。
次に43ページのペット霊園につきましては、適正に許可及び監視等を行ってまいります。
環境影響評価では、市民の生活環境に影響のある事項について予測・評価の実施を指導するとともに、環境影響評価委員会において評価を行ってまいります。
○(
吉田忠則委員長) ここで傍聴がありますので、よろしくお願いします。
○(
田中産業環境部長) また本年度は新たな事務といたしまして、豊能町の土砂崩落事故や市議会における樫田地区の良好な自然環境を守ることを求める請願書の採択を受けまして、土砂災害の防止及び生活環境の保全のため、土砂条例の制定に向けた取り組みを進めてまいります。
続きまして44ページからは
資源循環推進課に係る事務でございます。
まず廃棄物排出事業者等に対する指導では、法令に基づき事業者への立入調査を行うとともに、廃棄物処理業等の許可事務をとり行ってまいります。
また廃棄物の不適正処理を防止するため、高槻警察署など関係機関と連携を図り、監視
パトロール等を実施するほか、PCB特別措置法や自動車リサイクル法にのっとった許認可及びその適正処理についての指導を行ってまいります。
次に45ページでございます。
ごみ減量対策では、家庭ごみの発生抑制のため、堆肥化容器の普及活動を行うとともに、講演会やガレージセールを開催してまいります。
一般廃棄物処理
基本計画の改定では、今年度が計画の最終年度となることから、審議会を開催し、次期計画を策定してまいります。
次に再資源化できるペットボトルにつきましては、スーパーマーケット等の拠点回収を推進するほか、古紙や空き缶などの資源ごみにつきましても、集団回収を行ってる自治会などに対して奨励金を交付するとともに、その普及啓発に努めてまいります。
高槻クリーンセンターの余熱を利用しております前島熱利用センター(クリンピア前島)につきましては、
指定管理者制度を導入し、適正な運営に努めてまいりますとともに、今年度は建築物劣化診断の結果を踏まえ、屋内プール天井の修繕を行う予定といたしております。
また清掃手数料の徴収につきましては、徴収率向上を目指し取り組んでまいります。
続きまして46ページからは
清掃業務課に係る事務でございます。
まず、ごみ収集及び啓発では家庭から排出されるごみの収集について、効率化を念頭に収集してまいります。また廃棄物情報統合監視システムを活用し、ごみ分別のさらなる適正化を図ってまいります。
家庭電化製品の収集では、家電リサイクル法に基づく対象品につきましては、購入店の閉店などの事情による場合は有料にて引き取りを行ってまいります。
し尿の収集につきましては、業務委託による安定した収集を行うとともに、浄化槽対策につきましても適正な助言及び指導を行ってまいります。
次に47ページの環境美化でございますが、路上喫煙禁止区域内での取り組みにつきましては、引き続き喫煙者に対する啓発を行うとともに路面表示を充実させ、マナーの向上を図ってまいります。また、不法投棄については定期的な
パトロールを行うとともに各施設管理者と連携し、その防止及び散乱ごみの回収を行ってまいります。
そのほか空き地の清潔保持、
違法屋外広告物、感染症発生の予防につきましては、関係機関と連携を図り、適正に業務に取り組んでまいります。
続きまして48ページからは
高槻クリーンセンターに係る事務でございます。
前島3丁目にございます
高槻クリーンセンターではごみの処理を、また唐崎西1丁目にございます
高槻クリーンセンター分室ではし尿の処理を行っております。
まず、市内で発生しました一般廃棄物ごみの処理では、再資源化可能なごみを除いた後、適正に破砕、焼却などの処理を行ってまいります。その際発生する熱を余熱利用としてクリンピア前島へ供給するとともに、余熱発電を行い、クリーンセンターでの利用のほか、余剰電力については売電をしてまいります。
ごみの搬入規制では、引き続きごみの減量と適正化に努めてまいります。
また焼却後の灰につきましては、最終処分として大阪湾広域臨海環境整備センターの埋め立て処分場に搬出を行ってまいります。
ごみ処理施設定期検査修理工事につきましては、毎年度法定検査を実施し、円滑な処理と各設備の性能維持を図ってまいります。
このほか、小動物の処理につきましても適正に行ってまいります。
次に49ページでございます。
し尿や浄化槽汚泥の処理につきましては、
高槻クリーンセンター分室において希釈放流を行うとともに、処理施設の定期点検や修理などを行い、適正な
維持管理に努めてまいります。
なお、衛生事業の統合でございますが、施設
維持管理の合理化と業務効率の向上を図るため、中川町にございます衛生事業所を
高槻クリーンセンターに集約してまいります。