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平成27年都市環境委員会協議会( 6月 1日)
平成27年福祉企業委員会協議会( 6月 1日)

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  1. 高槻市議会 2015-06-01
    平成27年都市環境委員会協議会( 6月 1日)


    取得元: 高槻市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-27
    平成27年都市環境委員会協議会( 6月 1日)          都市環境委員会協議会記録              平成27年6月1日(月)                高槻市議会事務局    日  時  平成27年6月1日(月)午前10時 0分招集
     会議時刻  午前 9時58分 開議        午前10時34分 散会  場  所  第2委員会室  事  項  別紙協議日程のとおり  出席委員(9人)  委  員  長     吉 田 忠 則      副 委 員 長      太 田 貴 子  委     員     森 本 信 之      委     員      真 鍋 宗一郎  委     員     岡   糸 恵      委     員      野々上   愛  委     員     山 口 重 雄      委     員      宮 本 雄一郎  委     員     福 井 浩 二  理事者側出席者  副市長         山 本 政 行      技監           上 仙   靖  都市創造部長      梅 本 定 雄      安満遺跡公園整備室長   松 本 憲 道  都市創造部部長代理   吉 田   隆      都市創造部参事      北 口 悦 男  都市創造部部長代理   新 井   進      産業環境部長       田 中 之 彦  産業環境部理事兼部長代理             産業環境部参事      加 納   彰              徳 島 巳樹典  産業環境部部長代理   葛 谷 伸 雄      農業委員会事務局長    斎 藤 卓 夫  その他関係職員  議会事務局出席職員  事務局次長       藤 田 昌 義      事務局主査        清 水 丈 二  事務局職員       杉 谷 真二郎     〔午前 9時58分 開議〕 ○(吉田忠則委員長) ただいまから都市環境委員会協議会を開会します。  ただいまの出席委員数は9人です。  したがって、委員会協議会は成立します。  議事に入ります前に、理事者側から発言があります。 ○(山本副市長) おはようございます。本日は委員の皆様方には都市環境委員会協議会にご出席をいただきまして、まことにありがとうございます。  議会におかれましては、先般の第2回の臨時議会での役員選出に伴いまして、各構成委員のメンバーもおかわりになられたところでございます。  本日は、本委員会に係ります各所管部局の職員の紹介並びに重要事項につきまして所管事務報告をいたしてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○(吉田忠則委員長) 発言は終わりました。  ただいまから議事に入りますが、まず、所管部課長級以上の職員の紹介を受けます。 ○(上仙技監) 技監の上仙でございます。  都市創造部産業環境部を所管しております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○(梅本都市創造部長) (各職員の紹介) ○(田中産業環境部長) (各職員の紹介) ○(斎藤農業委員会事務局長) (各職員の紹介) ○(吉田忠則委員長) 職員の紹介は終わりました。  次に、所管事務報告について、順次、理事者側の説明をお受けします。 ○(梅本都市創造部長) 平成27年度都市創造部の所管事務を報告させていただきます。  都市創造部では、大きくは都市計画まちづくり、開発・建築行為の審査、指導、住宅、公共建築物、道路、公園、下水河川の整備や維持管理等を所管しております。  それでは、担当課ごとに順次説明させていただきます。お手元の資料1ページ、安満遺跡公園整備室に係る事務をお願いいたします。  安満遺跡公園整備推進につきましては、京大農場跡地を含めた一帯について、史跡安満遺跡を保存、活用しながら防災機能を備えた緑豊かな公園づくりに取り組むもので、平成31年の一次開園及び平成33年の全面開園に向けて、直接施行する都市再生機構(UR)と協議しながら設計を進めてまいります。  また、「市民とともに育てつづける公園」をコンセプトに、開園前からさまざまな試行活動を実施する市民活動プロジェクトを支援してまいります。  次に2ページからは、都市づくり推進課に係る事務でございます。  まず、JR高槻ホーム拡充では、JR西日本が新たなプラットホームの整備に着手されており、平成28年春の供用開始に向けて支援するとともに、新たにホーム柵の設置についても支援いたします。  新名神高速道路等沿道まちづくりでは、望ましくない土地利用を抑制し、計画的なまちづくりを地元主体で行うに当たり、技術的支援を行うもので、特に成合地区では土地区画整理準備組合が取り組まれる事業化の検討などを支援いたします。  JR高槻北東地区市街地整備では、官民一体となって地区内の効率的な維持管理に取り組みます。  3ページをごらんください。  富田駅周辺地区のまちづくりでは、都市計画道路富田芝生線の整備を契機とした沿道まちづくりを支援いたします。  立地適正化計画の策定では、人口減少等に対応し、都市機能を適切に維持するため、持続可能な都市構造への再構築方針を示す計画の策定に取り組みます。  都市・地域総合交通戦略策定では、平成26年度に検討した本市の目指すべき交通政策の方向性等を踏まえ、具体的な施策案の検討、パブリックコメントなどを経て計画を策定します。  都市計画道路網検討では、平成26年度に策定した見直し基本方針に沿って対象路線を評価し、関係機関との協議等を踏まえ、本市の都市計画道路網のあるべき姿を明確にします。  4ページをごらんください。  バリアフリーでは、基本構想に基づく各事業者の取り組みを進行管理するほか、継続協議会における意見交換を通じて意識醸成の深度化を図るとともに、市内小学校での総合学習や出前講座、おでかけマップの改訂などに取り組みます。  景観形成に関する事務では、景観法及び景観条例に基づき規制、誘導を図るほか、景観に関する市民意識の向上を図ります。  屋外広告物に関する事務では、許可事務や登録事務を適切に行うとともに、違法屋外広告物の簡易除却などにより、安全かつ良好な景観形成を図ります。  5ページをごらんください。  生産緑地に関する事務では、多面的機能を持つ生産緑地について、引き続き保全を図ります。  次に6ページからは審査指導課に係る事務でございます。  まず、開発行為及び建築行為に係る調整につきましては、都市計画法等の関連法令の許可等に先立ち、高槻市開発事業の手続等に関する条例等に基づいて開発事業者等と協議・調整を行うことにより、緑豊かでゆとりと潤いのある都市居住空間の形成と円滑な都市機能の充実、強化を図ってまいります。  次に開発指導といたしまして、宅地開発等開発事業に対して都市計画法宅地造成等規制法などの開発関係諸法令に基づく指導を行うことで、都市の健全な発展と秩序あるまちづくりを促進します。また、宅地造成現場等防災パトロールを実施し、宅地災害の未然防止に努めます。  7ページの建築指導等につきましては、建築基準法等に基づき、建築主等への指導を行うとともに法令等の適切な運用により、安全で快適なまちづくりを推進します。また、日常的なパトロールや現場への立ち入りを実施することにより、違反建築物未然防止等に努めてまいります。  続きまして8ページの建築物耐震改修促進事業につきましては、平成27年度末における民間建築物の耐震化率90%の達成に向け、対象となる建築物の所有者等に対する啓発活動を実施するとともに、耐震診断費用等の助成を行います。  その他として、アスベスト含有調査に対する補助や、建設リサイクル法に基づく計画等の届け出の受付、パトロールの実施などを行っております。  次に9ページからは住宅課に係る事務でございます。  住宅管理事業につきましては、川西住宅、春日住宅、富寿栄住宅を管理しており、維持保全を適切に行うとともに、家賃及び駐車場使用料滞納繰越金の減少に努めています。  富寿栄住宅建替事業につきましては、地域のまちづくり支援を行いながら、建替基本計画の策定に取り組みます。  住宅施策推進事業といたしましては、住宅に関する相談や情報提供を行うとともに、若年世帯の市内定住の促進のため、「マイホーム借上げ制度」に関する説明会を開催しています。  また、次の10ページにありますように市外在住の子育て世帯と市内在住の親世帯が同居・近居することを目的に、住宅取得等の費用の一部を助成する三世代ファミリー定住支援事業を実施しております。  その他、長期優良住宅の認定事務及び「サービス付き高齢者向け住宅」の登録事務も行っております。  次に11ページは、建築課に係る事務でございます。  建築課では、各部からの依頼に基づき、営繕工事について設計及び工事監理を実施しており、今年度は引き続き耐震改修工事昇降機設置トイレ改修工事等を進めてまいります。  次に12ページからは、管理課に係る事務でございます。  申請受付関連につきましては、道路等の占用許可、寄附収受、境界確定などの事務を行っております。  道路の認定台帳整備につきましては、平成26年度末現在、6,301路線、約902キロメートルの市道認定を行っており、これらの台帳整備を進めております。  道路管理事業に関しましては、JR高槻駅前広場の管理や不法占用物件の調査、指導を行っております。  また街路灯管理事業は、街路灯の新設と維持管理等を行っております。  次に交通安全啓発につきましては、小学校等におきまして警察と一体となって交通安全教室を実施し、交通知識の習得やマナーの向上を図っております。  13ページをごらんください。  高齢者の交通安全を推進するため、高齢者交通安全リーダーを対象に研修会等を実施しております。また交通事故をなくすため、高槻市交通安全推進協議会等を中心に親と子の交通安全教室等を実施するとともに、交通指導員による通学路での交通指導などを実施しています。また、この10月から施行する自転車安全利用条例の周知啓発を図るとともに、自転車の安全利用に関する講習会等を実施しております。  違法駐車対策につきましては、重点5路線を指定し、指導員による啓発活動を行い、違法駐車の減少に努めております。  14ページをごらんください。  自動車駐車対策につきましては、指定管理者が管理を行う市営駐車場4施設の調整、指導等を行っております。  また自転車駐車対策につきましても、指定管理者が管理を行う市立自転車駐車場8施設の調整、指導等を行っております。  放置自転車対策につきましては、駅前放置禁止区域内において街頭指導や撤去などを実施するとともに、放置自転車ネットオークションによる再生利用も進めております。  次に16ページからは道路課に係る事務でございます。  国施行の道路事業につきましては、国道171号の八丁畷、大畑町、富田丘町西交差点の改良に向け、調整支援を図るとともに、野田交差点につきましては(仮称)高槻駅高垣線の整備にあわせ新規事業採択を要望してまいります。  次に府施行の街路・道路事業につきましては、都市計画道路十三高槻線、富田奈佐原線枚方高槻線の3路線の整備促進に向け要望を行うとともに、円滑な事業促進を支援してまいります。  次に17、18ページでございます。  市施行の街路事業、また道路及び橋梁事業につきましては、表の記載内容のとおり実施してまいりたいと考えております。  次にバリアフリー施設整備事業につきましては、高槻市バリアフリー基本構想道路特定事業計画に基づき、段差解消や誘導用ブロック設置などを進めてまいります。  JR高槻周辺整備につきましては、駅北側において一部未整備である駅前広場の用地買収に取り組み、南側については駅前広場の再整備を行ってまいります。また西口では新西口改札の開設にあわせて周辺都市基盤整備に取り組んでまいります。  次に19ページにございます道路の維持・管理、交通安全対策道路付属物総点検、道路排水改善につきましては、安全で快適な通行空間を確保するために舗装工事の実施を初め、区画線やカーブミラーの設置などを進め、道路構造物点検を実施するとともに道路冠水被害の軽減を図ります。
     次に自転車利用環境の向上として、「たかつき自転車まちづくり向上計画」の実施計画を策定するとともに、自転車通行空間ネットワーク路線の設計及び整備を行ってまいります。  次に山手緑町線JRトンネル整備事業については、歩車分離を図り、児童の安全性を確保するため、JR西日本と協議の上、設計を進めてまいります。  次に20ページからは公園課に係る事務でございます。  公園整備事業につきましては、国費を活用して公園の改良工事を計画的に行うほか、公園施設維持補修工事を行い、快適な公園環境を提供します。  城跡公園再整備につきましては、市民会館の建てかえにあわせて、緑と歴史に触れ合える市のシンボルとしてふさわしい公園となるよう基本計画を策定します。  また、高槻市立自然博物館維持補修工事公園台帳システムの導入に伴うデジタル化に取り組みます。  公園の管理としましては、芥川緑地プール萩谷総合公園古曽部防災公園について、効率的・効果的な施設運営を図るため、指定管理者管理運営事業を委託します。また芥川緑地プールについては、老朽化等を踏まえ施設のあり方を検討します。  次の21ページにございます市有施設の受託工事につきましては、市有施設の管理者の依頼に基づき運動場改修など土木工事の設計及び工事監理を実施しております。  次に22ページからは下水河川企画課下水河川事業課に係る事務でございます。  公共下水道整備のうち汚水整備につきましては、平成27年度末の処理人口普及率99.8%を目標に、市街化調整区域を中心に面的整備を行います。また雨水整備については、柳川、前島の各排水分区において雨水幹線管渠等の整備を行うとともに、地震対策については高槻中処理分区において幹線管渠の耐震対策に取り組んでまいります。  次に総合雨水対策では、平成26年度に策定した高槻市総合雨水対策アクションプランに基づき、安満遺跡公園内雨水貯留施設の工事を実施するとともに、他の地域における浸水被害軽減総合計画の策定に取り組むほか、学校や公園など市が所有する公共施設への流出抑制施設の設置に向けた検討を行います。また、あわせて土のうステーションの設置や内水ハザードマップの作成に向けて取り組むなど、自助、共助の取り組みを組み合わせ実施することで、浸水安全度の向上を図ってまいります。  24ページをごらんください。  下段の下水道事業公営企業会計化でございます。平成28年4月より地方公営企業法財務規定等を適用し公営企業会計化を行うため、引き続き資産調査を行い資産台帳を整備するとともに、公営企業会計化する最終段階として会計システムの構築など移行業務を行ってまいります。  次に25ページの公設浄化槽事業でございます。  北部山間地域において生活環境の改善、公衆衛生の向上を図るため、引き続き市設置型の合併処理浄化槽事業を行ってまいります。  26ページをごらんください。  番田熱利用センター番田温水プール)でございます。当該施設は終末処理場であります淀川右岸流域下水道高槻水らいセンター汚泥焼却熱を利用した温水プールで、指定管理者による効率的な管理運営と運営経費の縮減を図っており、効率的な運営を行っております。  次に芥川創生基本構想等の推進につきましては、芥川倶楽部との連携等を通じて芥川創生基本構想の具体化に向け取り組んでまいります。  次に土地改良事業でございます。農業生産の基盤整備を実施する神安土地改良区や東部土地改良区等に負担を行うもので、今年度は佃水路の整備や大冠排水機場の更新等について負担を行います。また農業基盤保全事業では、地元農業団体が実施する水路等の改修工事等について、要綱に基づき補助を行ってまいります。さらに震災対策農業水利施設整備事業では、大阪府と連携してため池の耐震診断・調査及びハザードマップを作成し、施設の安全性とともに地域の安全度の向上を図ってまいります。  次に河川水路維持管理でございます。河川水路の適正な維持管理を図るべく、補修工事やしゅんせつ、草刈りなどを行ってまいります。また豪雨災害から住民を守るため、排水機場の運転、維持管理及び機能保全に努めてまいります。  次に29ページは、新名神推進課に係る事務でございます。  新名神高速道路整備促進につきましては、高槻以西については平成28年度末の完成に向け、西日本高速道路株式会社が工事に取り組まれ、高槻以東についても平成35年度末を完成目標に設計協議に取り組まれており、市としても支援してまいります。  次に新名神高速道路アクセス道路整備促進につきましては、大阪府が施行する高槻東道路整備促進に向けた支援を行うとともに、伏見柳谷高槻線については、一部現道拡幅に向けた支援を行います。  30ページの新名神高速道路関連道路整備につきましては、本市が整備を行う整備路線でございます。まず、原成合線は用地取得が完了し、西日本高速道路株式会社に工事委託を行い整備を進めてまいります。南平台日吉台線残り用地取得を進めるとともに平成28年度末完成に向けて工事を行ってまいります。萩之庄梶原線は関連する大阪府、西日本高速道路株式会社等と協議・調整を図り、基本設計等を行ってまいります。  以上、まことに簡単な説明でございますが、都市創造部所管事務報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○(田中産業環境部長) 続きまして、産業環境部でございます。平成27年度の所管事務報告をさせていただきます。  産業環境部の所管する業務といたしましては、農林課が所管いたします農林業の振興と農地・森林の保全整備などの農林部門、産業振興課が所管いたします企業振興、商工観光、労働福祉などの産業部門、環境緑政課及び環境保全課が所管いたします温暖化対策や緑化、公害対策及び環境保全などの環境政策部門資源循環推進課清掃業務課高槻クリーンセンター及びエネルギーセンター整備課が所管いたします廃棄物の指導監督、ごみの減量対策、美化推進、ごみ・し尿の収集・処理などの衛生事業部門と多岐にわたる業務をとり行っております。  それではお手元の資料に沿って順次説明をさせていただきます。31ページをごらんください。  まず初めに農林課に係る事務でございます。  農業の振興では、有害鳥獣による農作物被害への防除に取り組むほか、農業振興団体協議会が実施する朝市などの活動に支援をしてまいります。  地産地消・食育推進につきましては、学校給食を通じまして地元産農産物を食材として提供するとともに、地元産米を使用した米粉パン給食を支援いたします。また、大阪エコ農産物の取り組みやビニールハウス栽培等への支援をしてまいります。  次に32ページをごらんください。  市民協働・交流推進では、農林業祭や野菜即売会など都市住民との交流事業等に対しまして支援をしてまいります。  営農推進につきましては、後継者育成事業等を支援するほか、経営所得安定対策を活用した需給調整を推進してまいります。  農業基盤の整備では、計画的な農道整備を行うほか、遊休農地対策地元実行組合等が主体となって整備を行う農道や水路等の工事に支援をしてまいります。  次に33ページの林業の振興では、森林法に基づく森林経営計画の作成や国土調査法に基づく山林地籍調査を支援するほか、林道の維持管理などを行ってまいります。  また森林の保全では、市民林業士を養成するとともにアドプトフォレストの促進や林道等における不法投棄対策に取り組む環境保全会を支援してまいります。  次に34ページでございます。  (仮称)林道管理条例の制定につきましては、林業振興や林道周辺の自然環境を保全するため、条例の制定をするものでございます。  また公益財団法人高槻市みどりとスポーツ振興事業団支援につきましては、森林保全や都市の緑化、スポーツ施設の運営が円滑に実施されるよう事業を支援してまいります。  続きまして35ページからは産業振興課に係る事務でございます。  まず初めに企業振興関連でございます。  企業立地促進事業では、雇用機会の拡大や安定的な税収の確保に向け、企業立地促進条例に基づく奨励制度の周知を図り、企業の誘致、定着の促進に努めてまいります。  また操業環境づくりに支援を行う企業定着促進事業や、新たに社宅等を確保する企業に対し費用の一部を補助する社宅等整備促進事業を推進するほか、低金利での融資あっせんを行う中小企業資金融資事業など引き続き行うことにより、地元企業の発展を図ってまいります。  次に36ページの商工観光関連でございます。  地域情報発信事業では、観光振興計画に基づき本市の観光素材について市外への広域的なPR活動を行ってまいります。また交流人口の拡大を目指して、本市のマスコットキャラクターはにたんを中心に広域プロモーションを展開し、本市の魅力を市内外にアピールしてまいります。  昨年度策定いたしました摂津峡周辺活性化プランにつきましては、今年度は具体化に向けて検討を行うとともに体験プログラム等を展開してまいります。  また、公益社団法人高槻市観光協会が実施する公益目的事業を引き続き支援するとともに、高槻商工会議所とはパートナーシップを強化し、市内産業振興の促進に向け産業フェスタを開催してまいります。  商業団体振興補助事業では、条例に基づき商店街等が行う取り組みを支援してまいります。  次に37ページでございます。  プレミアム商品券事業につきましては、国の地方創生事業の一つで、市内経済の活性化に向けて額面金額が優位となる特典を付したプレミアム商品券を発行いたします。  起業・創業促進事業につきましては、国の認定を受けました創業支援事業計画を活用し、積極的な取り組みを展開するとともに、中心市街地活性化推進事業では、次期計画の策定に着手してまいります。  次に労働福祉関連でございます。  37ページの下から2項目め、就職困難者雇用促進フェア事業では、合同就職面接会や若年者を対象とする合同就職説明会を実施するとともに、就職困難者就労支援事業では、パソコン講座の開催や障がい者雇用相談、ニート・ひきこもりなどの若者及びその家族等を対象とする若年者自立就労相談を行ってまいります。  次に38ページでございます。  再就職資格取得支援助成金事業では、国の指定する教育訓練講座を修了した市内在住の若年者を対象に、助成金や奨励金を支給してまいります。  地域職業相談室管理事業では、「ワークサポートたかつき」において、求職者に対する職業紹介や求人情報の提供等を行ってまいります。  障がい者雇用促進事業では、啓発講演会雇用問題懇談会を開催するほか、障がい者雇用奨励金の支給を行ってまいります。  また労働相談事業では、社会保険労務士の資格を持つ専門相談員が適切な助言と指導を行ってまいります。  そのほか、すぐれた技能者に対して表彰を行う技能功労者表彰事業や、高槻市勤労者互助会の運営に対して支援を行ってまいります。  続きまして40ページでございます。環境緑政課に係る事務でございます。  まず40ページの環境基本計画の推進及び進行管理では、環境施策を推進するとともに効果的な進行管理を図ってまいります。  新エネルギー戦略に基づく施策の推進では、公共施設へのデマンド監視装置の導入や太陽光発電機器設置補助金エコハウス補助金を統合し、さらなる創エネ・省エネを促進してまいります。  地球温暖化対策アクションプランの推進につきましては、プランの効果的な進行管理を行うとともに、ヒートアイランド対策を推進するため、公共施設等における緑のカーテンの普及に取り組んでまいります。  「たかつき市民環境大学」の開催では、一人一人がエコスタッフとして行動に取り組めるよう、環境関係団体等と協働して市民大学を開催いたします。  次に41ページの緑化の推進では、自治会等の団体へ花苗や緑化樹を配布するとともに、緑の募金運動を初め、緑化フェアやグリーンコーディネーター養成講座等を開催してまいります。また、開発行為につきましては緑化条例に基づき協議を行い、緑化の推進を図ってまいります。  緑地環境の保全では、条例に基づき保護や行為の制限等を行ってまいります。また、アライグマ等の鳥獣による生活環境被害の対策を行うとともに、津之江公園自然再生エリアにおいては市民協働でモニタリング調査を行ってまいります。  続きまして、42ページからは環境保全課に係る事務でございます。  まず公害の防止では、公害発生の未然防止、市民の生活環境の確保のため、大気汚染、水質汚濁、騒音、振動等の公害関係法令に基づき、工場等に対して立入調査や改善指導等を行うとともに定期的な公害パトロールを実施してまいります。  環境の常時監視では、排気ガスなどに起因する二酸化窒素などの大気調査やPM2.5の成分調査、新幹線や自動車などの騒音、ダイオキシン類などの調査を行い、健康で快適な生活環境を確保してまいります。  土壌・地下水汚染対策につきましては、法令に基づき事業者に対して調査を指導するとともに、汚染の拡散防止等を図るため、対策実施の指導を行ってまいります。  次に43ページのペット霊園につきましては、適正に許可及び監視等を行ってまいります。  環境影響評価では、市民の生活環境に影響のある事項について予測・評価の実施を指導するとともに、環境影響評価委員会において評価を行ってまいります。 ○(吉田忠則委員長) ここで傍聴がありますので、よろしくお願いします。 ○(田中産業環境部長) また本年度は新たな事務といたしまして、豊能町の土砂崩落事故や市議会における樫田地区の良好な自然環境を守ることを求める請願書の採択を受けまして、土砂災害の防止及び生活環境の保全のため、土砂条例の制定に向けた取り組みを進めてまいります。  続きまして44ページからは資源循環推進課に係る事務でございます。  まず廃棄物排出事業者等に対する指導では、法令に基づき事業者への立入調査を行うとともに、廃棄物処理業等の許可事務をとり行ってまいります。  また廃棄物の不適正処理を防止するため、高槻警察署など関係機関と連携を図り、監視パトロール等を実施するほか、PCB特別措置法や自動車リサイクル法にのっとった許認可及びその適正処理についての指導を行ってまいります。  次に45ページでございます。  ごみ減量対策では、家庭ごみの発生抑制のため、堆肥化容器の普及活動を行うとともに、講演会やガレージセールを開催してまいります。  一般廃棄物処理基本計画の改定では、今年度が計画の最終年度となることから、審議会を開催し、次期計画を策定してまいります。  次に再資源化できるペットボトルにつきましては、スーパーマーケット等の拠点回収を推進するほか、古紙や空き缶などの資源ごみにつきましても、集団回収を行ってる自治会などに対して奨励金を交付するとともに、その普及啓発に努めてまいります。  高槻クリーンセンターの余熱を利用しております前島熱利用センター(クリンピア前島)につきましては、指定管理者制度を導入し、適正な運営に努めてまいりますとともに、今年度は建築物劣化診断の結果を踏まえ、屋内プール天井の修繕を行う予定といたしております。  また清掃手数料の徴収につきましては、徴収率向上を目指し取り組んでまいります。  続きまして46ページからは清掃業務課に係る事務でございます。  まず、ごみ収集及び啓発では家庭から排出されるごみの収集について、効率化を念頭に収集してまいります。また廃棄物情報統合監視システムを活用し、ごみ分別のさらなる適正化を図ってまいります。  家庭電化製品の収集では、家電リサイクル法に基づく対象品につきましては、購入店の閉店などの事情による場合は有料にて引き取りを行ってまいります。  し尿の収集につきましては、業務委託による安定した収集を行うとともに、浄化槽対策につきましても適正な助言及び指導を行ってまいります。  次に47ページの環境美化でございますが、路上喫煙禁止区域内での取り組みにつきましては、引き続き喫煙者に対する啓発を行うとともに路面表示を充実させ、マナーの向上を図ってまいります。また、不法投棄については定期的なパトロールを行うとともに各施設管理者と連携し、その防止及び散乱ごみの回収を行ってまいります。  そのほか空き地の清潔保持、違法屋外広告物、感染症発生の予防につきましては、関係機関と連携を図り、適正に業務に取り組んでまいります。  続きまして48ページからは高槻クリーンセンターに係る事務でございます。  前島3丁目にございます高槻クリーンセンターではごみの処理を、また唐崎西1丁目にございます高槻クリーンセンター分室ではし尿の処理を行っております。  まず、市内で発生しました一般廃棄物ごみの処理では、再資源化可能なごみを除いた後、適正に破砕、焼却などの処理を行ってまいります。その際発生する熱を余熱利用としてクリンピア前島へ供給するとともに、余熱発電を行い、クリーンセンターでの利用のほか、余剰電力については売電をしてまいります。  ごみの搬入規制では、引き続きごみの減量と適正化に努めてまいります。  また焼却後の灰につきましては、最終処分として大阪湾広域臨海環境整備センターの埋め立て処分場に搬出を行ってまいります。  ごみ処理施設定期検査修理工事につきましては、毎年度法定検査を実施し、円滑な処理と各設備の性能維持を図ってまいります。  このほか、小動物の処理につきましても適正に行ってまいります。  次に49ページでございます。  し尿や浄化槽汚泥の処理につきましては、高槻クリーンセンター分室において希釈放流を行うとともに、処理施設の定期点検や修理などを行い、適正な維持管理に努めてまいります。  なお、衛生事業の統合でございますが、施設維持管理の合理化と業務効率の向上を図るため、中川町にございます衛生事業所を高槻クリーンセンターに集約してまいります。
     最後になりますが、50ページをごらんください。  エネルギーセンター整備課に係る事務でございます。  ごみ処理施設更新事業では、高槻クリーンセンター第一工場の更新工事について、ことし3月に契約の締結をいたしました。工期は平成27年3月18日から平成31年3月15日までで、契約金額は130億6,800万円、契約先は川重西松特定建設工事共同企業体となっております。本年度は受注者との設計協議及び本格的な現地工事に着手する前の仮設・準備工事を実施する予定といたしており、平成31年度稼働を目標に、高効率ごみ発電設備を有する施設に更新してまいります。  以上、まことに簡単な説明ではございますが、産業環境部所管事務報告とさせていただきます。今後とも高槻の未来創生を進めていくために、市民の安全・安心、にぎわいと活力のあるまちづくりを念頭に、産業環境部一丸となりまして業務を遂行してまいりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。 ○(吉田忠則委員長) 説明は終わりました。  ただいまの所管事務報告に対し、特に質問があればお受けします。    〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○(吉田忠則委員長) 質問はないようです。  したがって、所管事務報告の聴取を終結します。  以上で本委員会協議会を散会します。1年間よろしくお願いします。    〔午前10時34分 散会〕 委 員 長...