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平成18年史跡整備等特別委員会( 4月20日)

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  1. 高槻市議会 2006-04-20
    平成18年史跡整備等特別委員会( 4月20日)


    取得元: 高槻市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-27
    平成18年史跡整備等特別委員会( 4月20日)         史跡整備等特別委員会記録             平成18年4月20日(木)
                   高槻市議会事務局    日  時  平成18年4月20日(木)午前10時 0分招集  会議時刻  午前 9時59分 開議        午前10時10分 散会  場  所  第3委員会室  事  件  別紙審査日程のとおり  出席委員(9人)  委  員  長    橋 本 恵美子  副 委 員 長    山 口 重 雄  委     員    奥 田 美智子  委     員    森 田 充 二  委     員    藤 田 頼 夫  委     員    久 保   隆  委     員    岡 本   茂  委     員    小 野 貞 雄  委     員    須 磨   章  議     長    稲 垣 芳 広  理事者側出席者  市長         奥 本   務  助役         寺 本 武 史  助役         山 本   隆  教育長        立 石 博 幸  市長公室理事     石 下 誠 造  市長公室理事     高 橋   正  総合政策室参事    大 矢 正 彦  市民協働部長     中 瀬 利 行  建設部理事      笹 川 進一郎  社会教育部長     久 米 康 雄  社会教育部次長    仁 科 義 昭  社会教育部参事    森 田 克 行  その他関係職員  議会事務局出席職員  事務局長       具 志 裕 一  議事課長       舟 木 正 志  議事課事務吏員    羽二生   純     〔午前 9時59分 開議〕 ○(橋本恵美子委員長) ただいまから史跡整備等特別委員会を開会します。  ただいまの出席委員数は9人です。  したがって、委員会は成立します。  傍聴者は今のところありませんので、よろしくお願いします。  議事に入ります前に、理事者から発言があります。 ○(奥本市長) 本日は、史跡整備等特別委員会の開催をお願いいたしましたところ、委員長を初め、委員各位におかれましては、何かとご多用の中、ご出席をいただきまして、まことにありがとうございます。  本特別委員会におかれましては、これまでに歴史遺産を生かしたまちづくりにつきまして、長期にわたり種々ご審査いただいたところでございます。本日は、現在進めております史跡城塚古墳整備保存につきまして、ご報告申し上げますとともに、これまでにご論議賜った事件につきまして統括させていただくものでございます。  この歴史遺産を生かしたまちづくりにつきましては、平成18年度の当初予算におきましても、特別委員会でちょうだいいたしましたご論議も踏まえまして、史跡城塚古墳の第10次確認調査並びに第3次整備工事、また用地の買収等を提示をし、ご可決いただいたところでございます。私といたしましては、この今城塚古墳整備保存を核といたしまして、歴史遺産を生かしたまちづくりを一層推進いたしてまいりたく存じておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げまして、開会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。 ○(橋本恵美子委員長) 発言は終わりました。  それでは、ただいまから議事に入ります。  今城塚古墳などの古墳群整備についてを議題とします。  理事者側説明を求めます。 ○(久米社会教育部長) それでは、私の方から、お手元資料に従いましてご説明を申し上げます。  まず資料1、今城塚の図面でございますが、それをお開き願いたいと存じます。  平成17年度に作成いたしました整備の全体平面図でございます。既にご案内のように、史跡城塚古墳は、淀川流域最大の前方後円墳でございまして、これまでの研究により、継体天皇の真実の陵墓と考えられている重要な古墳であります。昭和33年2月18日に国史跡に指定され、恒久的な保存措置がとられておるところでございます。高槻市におきましては、この貴重な史跡城塚古墳につきまして、その保存とともに市民への公開啓発を図るために、史跡公園として整備いたすべく、昭和59年度には史跡公園城塚古墳整備基本計画報告書を、平成13年度には、史跡城塚古墳整備基本計画を策定したところでございます。そして、平成8年度からは国庫補助事業といたしまして、測量調査並びに規模確認調査を継続実施し、古墳北側内堤調査におきましては、我が国最大埴輪祭祀場が確認されたのを初め、後円部段築排水溝が新たに見つかったところでございます。いずれも今城塚古墳の実態を知る上におきまして重要な成果となるものでございます。また、今から約410年前の慶長元年(1596年)に発生しました伏見地震により墳丘が大きく崩壊していたことも明らかになりました。今城塚古墳を復元整備する上での貴重な発見が相次いだところでございます。なお、今城塚古墳史跡公有化につきましては、昭和45年度から開始いたしまして、平成17年末現在におきましては、史跡全体の99.1%に当たります8万4,447.0平米を公有化いたしているところでございます。  さて、史跡城塚古墳保存整備につきましては、平成16年度に着手いたしまして、平成17年度からは文化庁最大整備メニューであります、ふるさと文化体験広場事業の採択を受け、平成23年の春の公開を目指して現在進めておるところでございます。整備のコンセプトといたしましては、史跡保存と継承を基本に、郷土歴史文化体験学習の場、郷土発見の場としての活用を念頭といたしており、特色のある地域の歴史文化を全国に発信していくことを目指すものでございます。また、散策や憩いの場、さらには歴史文化に関するさまざまな活動を支える拠点といたしましても活用できるようにしてまいりたいと存じております。  整備具体像といたしましては、バリアフリーの観点を見据えながら、二重の堀を復元的に整備し、墳丘は現況の地形と緑をでき得る限り保全いたしまして、古墳全域を水と緑の歴史的空間としようとするものでございます。遺構の復元としましては、全国的にも有名になりました埴輪祭祀場を再現いたしまして、近隣地には今城塚古墳歴史的な意義等を発信いたしますガイダンス施設を設置していきたいと考えております。  また、整備事業の今後につきましては、この基本計画等に基づきました文化庁のご指導も仰ぎながら整備工事を進めてまいりたいと考えておるところでございます。なお、整備工事の進捗にあわせまして古墳整備の機運を市民的な高まりの中で継続実施してまいるためにも、さまざまなイベントを展開させようと考えているところでございます。  そこで、お手元資料2をごらんいただきたく存じます。  この啓発イベントにつきましては、既に平成17年度におきまして、今城塚古墳の現地において、8月28日に古代体感イベント「千人で運ぶ大王石棺」を、市内外から2,500人の参加者を得て開催いたしました。また、9月25日のシンポジウム、「継体大王とその時代」では1,040人の方々の参加があったところでございます。改めまして、今城塚古墳に対します市民の関心の高さ、さらには今城塚古墳歴史的価値の極めて高いことが認識されたところでございます。この場をかりてご報告させていただきます。  また、この今城塚古墳整備事業にかかわりますイベントといたしましては、平成18年度におきましても石棺製作体験学習を多くの市民参加を得て実施する予定でございますので、よろしくお願い申し上げます。  次に、引き続きまして資料3をごらんいただきたく存じます。  本特別委員会での審査経過を一覧にしたものでございます。また、後ほどごらんいただければありがたいと存じます。  以上、本特別委員会審査をお願いを申し上げておりましたすべての案件につきまして、おかげさまで円滑に、また具体的に進捗していることをご報告申し上げます。今後もこの委員会におきまして種々ご論議を賜りながら、整備に努めてまいりたく存じますので、よろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○(橋本恵美子委員長) 説明は終わりました。  それでは、ただいまから質疑に入ります。    〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○(橋本恵美子委員長) 質疑はないようです。  それでは、ここで各委員にお諮りします。  本特別委員会審査経過の概要については、次の本会議中間報告をすることになりますが、中間報告書の作成については委員長に一任いただきたいと思います。これに異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(橋本恵美子委員長) 異議なしと認めます。  したがって、中間報告書委員長が作成します。  この委員会委員のメンバーは、5月の臨時会で改選をされることになります。本日が最後の委員会となりますので、一言ごあいさつを申し上げます。  各委員におかれましては、昨年5月以来、鋭意慎重に審査を賜り、おかげをもちまして無事に任務を終えることができました。ここに正副委員長として皆様に厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。  それでは、以上で本特別委員会散会します。    〔午前10時10分 散会〕 委 員 長...