ツイート シェア
  1. 高槻市議会 1998-12-09
    平成10年文教経済委員会(12月 9日)


    取得元: 高槻市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-27
    平成10年文教経済委員会(12月 9日)               文教経済委員会記録             平成10年12月9日(水)
                  高槻市議会事務局    日  時  平成10年12月9日(水)午前10時 0分招集  会議時間  午前10時 0分 開議        午前11時32分 散会  場  所  第3委員会室  事  件  別紙審査日程のとおり 出席委員(10名)  委  員  長 久 保 杏 慈 君  副 委 員 長 中 村 玲 子 君  委     員 林   啓 二 君  委     員 岡 本   茂 君  委     員 安 好 一 弘 君  委     員 市 田 忠 夫 君  委     員 堀 田 和 喜 君  委     員 二 木 洋 子 君  委     員 川 口 雅 夫 君  委     員 村 田 君 江 君 理事者側出席者  助    役     谷 知 昭 典 君  教育長         溝 口 重 雄 君  産業経済部長     畑 中 喜代司 君  産業経済部理事     前 田   勝 君  産業経済部理事    吉 田 嘉 治 君  産業経済部次長     岩 本 輝 雄 君  農業委員会事務局長  高 田 達 夫 君  教育次長学校教育部長 畑 中   武 君  管理部長       中 野 昭 三 君  管理部企画調整室長   山 中   卓 君  管理部次長      立 花 正 三 君  学校教育部次長     佐 野   實 君  社会教育部長     竹 内   保 君  社会教育部理事     南   博 俊 君  社会教育部次長    山 田 義 郎 君  社会教育部参事     橋 本 繁 雄 君  社会教育部参事    吉 田 勝 治 君  その他関係職員 議会事務局出席職員  事務局次長議事課長 大 平 庸 次   議事課事務吏員 柳 田 雅 幸              〔午前10時 0分 開議〕 ○(久保杏慈委員長) ただいまから文教経済委員会を開会いたします。  ただいまの出席委員数は10名であります。  よって、委員会は成立いたします。  これより議事に入ります。  まず、議案第79号 高槻市農業共済条例廃止についてを議題といたします。  補足説明があれば、これを求めます。 ○(畑中産業経済部長) 特に補足説明はございませんので、よろしくお願いいたします。 ○(久保杏慈委員長) 説明はないようです。  これより質疑に入ります。 ○(中村委員) きのう本会議の答弁で、特に組合員さんというか、加入者の方へのサービスの低下はないということだったんですが、その中で、お世話をされる役員さんは、これから大変に仕事がふえるということをお聞きしているんですけれど、今までもそういうお世話をされる役員の方には手当とか、多分出てたと思うんですけれど、その辺もどうなるのか、ちょっとお聞きしたいんですが。 ○(加藤農林課長) 中村委員のご質問に対しまして、基本的にはサービスの低下というのは防がなければならないということは理解いたしております。しかしながら、広域合併という中で高槻市域における役員さんの数というのは減ってまいりますので、役員の方の責任という部分は今以上に重くなるということが考えられると思っております。  それで、手当関係につきましては、基本的には今以上の部分で対応されるというふうには聞いております。まだ、具体的な金額等につきましては決まっておりませんけれども、概略、今以上の手当は出るというふうに聞いております。 ○(中村委員) 次、要望にしておきますけど、そういうことでしたら、その仕事に見合ってふやしていくということなんで、あれなんですけど、役員さんの仕事そのものが、無理がきてできなくなるようなことがないようにだけちょっと要望しておきますので、よろしくお願いします。 ○(久保杏慈委員長) 質疑は尽きたようです。  これにて質疑を終結いたします。  これより採決することに異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(久保杏慈委員長) 異議なしと認めます。  これより採決いたします。  議案第79号 高槻市農業共済条例廃止については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                 〔賛成者挙手〕 ○(久保杏慈委員長) 全員賛成と認めます。  よって、議案第79号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第80号 高槻市立小中学校設置条例中一部改正についてを議題といたします。  補足説明があれば、これを求めます。 ○(中野管理部長) 特に補足説明ございませんので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○(久保杏慈委員長) 説明はないようです。  これより質疑に入ります。 ○(安好委員) 川久保分校、歴史のある学校がなくなるということでは、大変寂しい思いもあるわけなんですけれども、昨日の本会議でも説明ありましたように、数年後には在籍する児童がゼロになるというようなことで、これは、大変残念とは思うんですけれども、やむを得ないことだというふうに思います。  川久保分校は、私も一度見たことがあるんですけれども、大変周りが豊かな自然に囲まれている、そういう学校でありますし、山間地の学校の趣を漂わせながらも、市内の中心部から車で行きますと、数十分で行けるという、そういう地域にある学校であります。確かに規模は小さいんですけれども、そこには図書とか、調理器具とか、いろんな学校教育におよそ必要な設備がすべて整えられているという、そういう施設であるわけなんですね。そういう貴重な、いわば財産というふうに言えると思うんですけれども、これを何とか、そういう施設を有効に使える方向というのを、私だけじゃなくて皆さんも望んでおられるんじゃないかというふうに思うわけなんです。  経過の説明も昨日ありましたので、そういった今日に至るまでのいきさつから見ましても、地元の方々の利用の方法について、そういう要望を最優先で進めていかれるというのは理解ができるわけなんです。しかし、地元の人が使われないとき、そういうあいているときというのがあれば、そういったときには市内の中心部にあるような学校、ほかの学校にはない独特の、よさというようなもの、特色というようなものがあるというふうに思いますので、そういったものを生かして使っていくということができないのかどうか、そういう点について、ぜひ考えていただきたいというふうに思うわけなんです。使い方、目的とか用途とか、そういったところについても、できればぜひ検討や協議をしていかれたらというふうに思うんですけれども、その辺について見解があれば、お聞かせいただきたいと思います。 ○(立花管理部次長) 今、安好委員の方からございました、跡地利用の問題でございますが、昨日の本会議での管理部長の答弁にもございますように、この川久保分校が設立されまして本年で118年、この学校の現在の敷地に移転するまでに非常に地元の多くの方々のご協力によりまして、現在のこの学校が運営されてきたというふうに私ども感じておるところでございます。その中で、来年4月1日から磐手小学校の本校に児童が通っていただきたいということで、村の方に提案をしてまいりまして、その地元との中で、今おっしゃってますように、この川久保分校の跡地の利用につきまして、どうすべきなのかということで、住民の方々とも今日まで論議をしてまいっております。  その中で、いわゆる本校への登校につきましては、覚書の中でご同意をいただきまして、後につきましては、昨日の答弁でも申し上げておりますように、今後地元との協議を進めていく。その中で出ております地元の方々の意向を、私どもとしましては尊重しながら、この分校の有効利用を図ってまいりたいというふうに考えておりますが、委員が今おっしゃってますように、あいたときに学校施設として、自然の非常に豊富な環境でございますので、使われないか、というようなご提案につきましても、今後、協議の中で地元の方々ともお話をしてまいりたいというふうに考えております。  ただ、昨日も申しておりますように、私どもとしては、この分校の設立の経過、それから、地元住民の分校の跡地に対します期待度というのを、やはり十分尊重していかなければならないと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○(久保杏慈委員長) 質疑の途中ですが、ただいま委員会の傍聴の申し出がありましたので、これを許可いたしております。  質疑は尽きたようです。  これにて質疑を終結いたします。  これより採決することに異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(久保杏慈委員長) 異議なしと認めます。  これより採決いたします。  議案第80号 高槻市立小中学校設置条例中一部改正については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                 〔賛成者挙手
    ○(久保杏慈委員長) 全員賛成と認めます。  よって、議案第80号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第81号 農業共済事業無事戻し金の支払いについてを議題といたします。  補足説明があれば、これを求めます。 ○(畑中産業経済部長) 特に補足説明ございませんので、よろしくお願い申し上げます。 ○(久保杏慈委員長) 説明はないようです。  これより質疑に入ります。              〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○(久保杏慈委員長) 質疑はないようです。  これにて質疑を終結いたします。  これより採決することに異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(久保杏慈委員長) 異議なしと認めます。  これより採決いたします。  議案第81号 農業共済事業無事戻し金の支払いについては、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                 〔賛成者挙手〕 ○(久保杏慈委員長) 全員賛成と認めます。  よって、議案第81号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第82号 平成10年度高槻市一般会計補正予算(第2号)所管分についてを議題といたします。  歳入歳出補正予算全般について。ページは別紙分割区分表のとおりであります。  補足説明があれば、これを求めます。 ○(畑中産業経済部長) 特に補足説明ございませんので、よろしくお願い申し上げます。 ○(中野管理部長) 教育3部を通じまして特に補足説明ございませんので、よろしくお願いいたします。 ○(久保杏慈委員長) 説明はないようです。  これより質疑に入ります。 ○(林委員) 補正予算説明書の50ページ、女性学級運営、委託料が減額ということで出ておりまして、私、勉強不足もありまして、女性学級の運営について若干お聞きさしていただきたいと思います。  はじめに、女性学級の運営の目的と意義づけといいますか、それと、今回、女性学級そのものの運営についての減額に至った経緯とか理由、この辺をまずお聞かせいただきたいと思います。 ○(石田社会教育課長) 林委員のご質問に対してお答えを申し上げます。  女性学級は、女性がその自発的な学習意欲に基づき、豊かな人間性を培うとともに、女性の地位向上、また、社会参加を目指し、市民、働く女性として、その資質や能力を向上させていこうということで、一定の期間にわたって計画的、継続的、かつ集団的にそれぞれの活動を行うということで、事業を委託しております。本年度は、当初、昨年実績等からいたしまして、20学級を予定をして予算を計上したわけでございますけれども、当初は予定以上の問い合わせもあったわけですけれども、最終的には16学級、441名の学級生総合市民交流センター公民館、また、コミュニティセンターなど、それぞれの拠点で学習活動をしていただいているというのが実態でございます。  今回、学級数の減によりまして、減額をさせていただいたということでございますので、よろしくお願いいたします。 ○(林委員) 女性学級ということで、16学級ですか、441名というお話でしたけれども、社会教育という中での、そういった女性の方々のさまざまなテーマを掲げて、年間通じての学習、また、自己研さんをやられているということで、非常に意義あることだと思うんです。これは、決算書等過去の経緯を見ますと、当初、「婦人学級」という名前から、「婦人」という名前が「女性」になったということの経緯もあって、かなり歴史があるように知ったんですけれども、学級そのものの数が16、今年度は20をたまたま目標にされたということで、定着した学級の運営になっているように思いますけれども、そういう歴史があって、女性の立場でいろんなことを研さんされて、1年間で学習を終えると、たまたまそういう女性の集まりで、じゃあ、それをどこにどう生かしていくのかということも考えていかなきゃいけないんじゃないかなというふうに思います。  私、先日、文教経済委員として初めて教育センターの方で教育委員さんとの懇談会がございまして、そのときにもちょっと意見を言わしていただいたんですけれども、やはり文部省、また中教審等が打ち出されている現実問題、これから具体的に取り組んでいかなきゃいけない総合的な学習という観点から、こういった方々の活動の成果を発表する場というか、そういう場づくり学校現場に生かしてあげてもいいんじゃないかなと、そんなことを思うんです。場所的にも、学校教育現場等ありまして、また、コミセン、公民館等も大いに活用していく中で、女性学級のメンバーそれぞれが成果を発表できる場づくりをしてはどうかなと。文部省教育改革プログラムの中にも、やはりそういった社会教育場づくりというものを広めていくような打ち出しもされておりますし、ま た、そういう総合的な学習という位置づけで、女性学級でたくさん研さんされているわけですので、そういった場づくりについての考え方取り組み方がございましたら、お聞かせいただきたいと思います。 ○(石田社会教育課長) 委員仰せのとおり、現在、さまざまな学習活動によりまして蓄積された学習の成果を、地域社会の活動の中で生かすことができるような環境整備がぜひ必要であるというふうには考えております。  そこで、現在、社会教育におきましても、人材の育成と活用についての検討を始めているところでございまして、ご質問の趣旨を踏まえながら、今後どのようにして学習の成果を地域社会の活動の中で生かすことができるかといったことを検討してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○(林委員) ぜひそういった活動、せっかく1年間かけて、また委託というか、お金も使ってやっていただいているわけですので、そういった活動の場をつくっていただきたいと思います。  それと、学級の数、そういった面でもPRを、女性学級はこのようにやられていると、なんか女性学級の大会ですか、年1回やられているということですけれども、そういった固定された学級じゃなしに、これからどんどんと開かれていくような、広がっていくようなPRも積極的にやっていただきたいというふうに思います。  それと、もう1つは、大きな社会教育という全体的な器の中で、社会教育努力目標の中にも、すべての市民に生涯にわたる教育を、ということで、すべての市民が主体的に参加し得る社会教育活動を推進するという中で、これから特に女性学級ということにこだわらずに、今よく言われているこれからの教育の連携は、教育現場と家庭と地域、この3者が一体となった場づくりをしていかなきゃいけないということで、特に私、家庭の中での父親の役割も非常に重要になってくるんじゃないかというふうに思います。  これは、ある雑誌、月刊誌に載っていたことなんですけれども、父親よ、家庭に戻れ、父親も子育てを、ということで、今、男性の、父親の料理教室等も非常に盛んになってきた現状もありますし、教育の現場でも父親の果たす役割というのは家庭の中での役割分担の中でも、いわゆる母性に対する父性といいますか、そういった位置づけが非常に大事になってくるような、これからの社会の動きになってくるんじゃないかというふうに思うんです。父親と母親があって子どもをいかに健やかに育てていくか、それがまた教育、学校の現場で教師と一体となって学んでいくという、3者が一体となった社会環境づくり教育環境づくりも非常に重要になってくるんじゃないかということも思いますので、女性学級という積極的な歴史ある取り組みとあわせまして、父親の参画、いわゆる男女共同参画社会というふうに、これ、女性施策で特に女性の問題が──もともと男性が先に進んでましたものですから、女性参画というふうな、女性が女性の立場で後押しみたいになってますけども、これは同時だというふうに私は思うんです。  ですから、女性学級が独自にそういうふうに歴史のある積み重ねをやっているんですから、父親もやはり頑張らなきゃいけないと。また、父親も子育てにおいても、また、学校の現場においても、やはり重要な役割を果たすんじゃないかなということの観点から、父親を対象とした今後のこういった取り組みのお考え、また、そういう計画等がございましたら、お聞かせ願いたいと思います。 ○(石田社会教育課長) ただいまの質問でございますけれども、今後、学級数等の増に向けてのPR等につきましては、今後、広報紙等も含めて積極的に行っていきたいというふうに考えております。  それと、父親を対象にした取り組み考え方でございますけれども、これにつきましては、既に今年度の6月30日に答申をされました中教審の中におきましても、幼児から心の教育のあり方について、ということの中でも、これからの社会では、父親がこれまでの仕事一本ということやなしに、もっと家庭の中での役割を積極的に担ってい くということが望まれているということも言われているところでございますので、これらにつきましても、男女共同参画の観点からいたしましても、委員ご指摘の、父親を対象とした取り組みにつきましては、現在、社会教育の中では、明日の親のための学級と、また、公民館の中では、男性も対象とした講習事業も一部行っておりますけども、今後は、引き続きここら辺の事業のあり方も含めまして研究をしてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○(林委員) これから具体的に細かく、子育て支援をする意味でも、私自身もそういう親の立場としまして、これから積極的に取り組んでいかなきゃいけないことを自分で反省しつつ、この月刊誌の結びのところにこんなことが書いてありましたので、これだけちょっと言っておきたいと。  父親にあまりにも父性が不足し、時代迎合的な母親論が少ない中で、私は、あるべき家族を創造していくかなめは、父性の復権と母性の復権にあると考えていると。父親と母親が対等の立場で役割を分担し、子どもにとって温かく、かつ健全な人間として育つことができる家庭なのである、ということの観点から、3者が一体となった学校、地域、家庭、また、家庭の中では父親と母親といった、そういった立場、役割分担を明確にする中での子育てというか、そういったことが基本じゃないかというふうに思いますので、女性学級のみにとらわれずに、父親学級といったものも考えて積極的に取り組んでいただきたいということを要望して終わりたいと思います。 ○(市田委員) 私も予算説明書の50ページのところで2点にわたってお聞きしたいんですけれども、まず第1点は、図書館費に関連いたしまして、今年度、図書の持ち出し防止装置ですか、それを今年度設置されたということでございますけれども、この設置過程についてもいろいろ本会議、委員会とか、いろいろ議論があったわけでございますけれども、過日、他市で、装置をつけたばっかりに、逆に盗難の冊数がふえたというようなことも、確か新聞かなんかに出ていたと思うんですけれども、そういうこともちょっと懸念いたしますので、今年度実施されて、今、12月ですから、ちょうど6か月たつんですけれども、そういった中で、6か月たった後の、結果等もまだ出てないとは思うんですけれども、そういったことを踏まえた中で、今後どのような形で装置を、今後設置していくことについて、ちょっと考え方を教えていただきたい。  それから、あと、公民館費に関連して、私も今ちょうど公運審に出させていただいてるんですけれども、この公民館運営等については、常々生涯学習の場だということで、公運審の中でもいろいろ議論はしてるんですけれども、やはりそのときそのときの状況で、絶えず変化をしている経過もございます。そういった中で、昨今、特に青少年を取り巻くいろいろな問題等も起こっておりますので、そういった、青少年を巻き込んだ健全な社会活動参加ができるような場も一つは必要ではないかというふうに思っております。それから、あともう1点は、今後、週5日制の完全実施ですね、こういったことも一応視野に入れながら、学校あるいは家庭と連携しながら、そういった学習の場も必要になってくるんではないかということから、そういった、今後の公民館の果たす役割について、どのように考えて、どう運営していこうとされているのか、ちょっとその点だけお聞きしたいと思っております。 ○(橋本社会教育部参事) 市田委員のご質問にお答えしたいと思います。  2点にわたってのご質問であったかと思います。  1点につきましては、BPSの設置後の効果についてのご質問でございますが、これにつきましては、本年6月11日に設置をいたしたところでございます。その効果につきましては、平成11年度の蔵書点検後、平成11年6月から7月ごろにかけて3館で実施をしていくということを予定いたしておりますので、その点ご理解をお願いいたしたいと思います。  それから、BPSの設置後でございますが、悪質な方がおいでになりまして、ブックカバーとか、 あるいは磁気をはがして無断で持ち出しているケースも1件ございました。また、設置後の間接的な効果といたしまして、心理面での抑制効果が働いているのではないかと、このように思慮いたしております。一方、委員の方からもございましたが、図書納入業者から間接的に聞いたところでございますが、本市がBPSを設置してから、隣接の市等の図書館の蔵書の盗難がふえているようなということは耳にいたしております。そのようなところから、各市ともBPSの設置、図書無断持ち出し防止装置の設置の動きがあるようでございます。  今後のBPS設置計画はどのように考えておるのかという2点目のご質問ではなかろうかと思いますが、既設の図書館における今後のBPS設置計画についてのお尋ねでございますが、本年度は3階の貴重な蔵書、資料を利用者有効活用を願うため、BPSを設置し、保護に努めてまいったところであります。2階にはBPSを設置せず、これまでどおり利用いただいておりますことは、委員におかれましてもご承知のとおりであります。しかしながら、本年度、中央図書館におきましては、平成10年6月10日、天神山につきましては、平成10年6月17日から22日、小寺池図書館につきましては、平成10年6月23日から7月2日におきまして、3館の蔵書点検をいたしました。その結果を見ますと、中央図書館におきましては、6,378冊、小寺池図書館では3,518冊、天神山図書館につきましては1,363冊の、計1万1,259冊が不明本、いわゆる無断持ち出しとなっており、前年度と比較いたしますと、3館で1,946冊ふえております。金額に換算いたしますと、約1,966万円が不明本となってございます。  このような状況を憂慮いたしますと、図書館運営に携わる者といたしましては、市民の共有財産である蔵書、資料を保護し、利用者サービスの充実の面からも見逃せない問題としてとらえており、図書館利用者の中には、感情的な面で異議を唱える人もおいでになるとは思いますが、今後、対費用効果も考慮する中で、館全体にBPSの設置が必要ではないかと考えております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○(寺田城内公民館長) 第2点目の公民館についてのご質問ですが、公民館は、これまで市民の方々の学習活動の中核的な、いわゆる社会教育施設としてこれまで大きな役割を果たしてきたというふうに考えております。しかし、近年の高学歴化、情報化、高齢化、こういうものが進む中で、社会教育施設だけで行っていく講座等では市民の学習ニーズにこたえられないというような状況、困難な状況も出てきております。このような中で、生涯学習社会の構築に向けて、人々の学習活動を支援していくという役目を担っている公民館では、今日社会が直面するような現代的課題を学習課題として積極的に取り上げて学習機会を提供する、また、生涯学習に関連する施設、機関、団体等の連携、協力しながら、学習機会を提供できるようなシステムづくり、また、コミュニティ活動の場としての公民館、それと、自発的な学習グループ、団体等の育成、援助に努めていくことが大事な役割であるというふうに考えております。  今日、核家族化、少子・高齢化の進展などによって、地域や家庭の環境が大きく変化してきた中で、地域、家庭の教育力が低下しているというふうに言われております。このような中で、地域の身近な学習活動の場である公民館におきまして、現在も青少年を対象に、青少年の健全育成を目指しまして、いろんな事業を青少年講座として打っておりますが、今後、学校週5日制が実施されてくるということに伴いまして、今までよりも子どもたちが気軽に公民館を利用できるような工夫、例えばその事業を展開するについても、今までは公民館だけが中心で行っておりましたが、今後、学校の先生やPTA、地域の方々と連携できるような方策を研究しながら、子どもたちが講座の受講生という形でだけじゃなしに、やはり自主的なグループとしてそういう青少年が自主的、創造的な活動を続けられるような事業の展開を図っていく必要があると思っておりますので、よろしくお 願いいたします。 ○(市田委員) まず1番目の図書館の件でございますけれども、今お話ありましたように、盗難の冊数、あるいは費用的に換算したら、2,000万近い費用がかかっているということですので、今後、先ほどちょっと説明ありましたように、やはり順次、計画的にそういったシステムを進めていく必要があるのではないかというふうに思っておりますので、そういった部分での考え方、できれば部長の方からでもお答えいただきたいと思っております。  それから、公民館の分ですけれども、これも先ほどちょっと言っておりましたように、公運審の中でもこういった問題等いろいろ議論はしているんです。そしてまた、委員さんの方からのいろいろな提案等も踏まえて議論をやってるんですけれども、現状としては、なかなか絞り切れてない部分もございまして、今後、今年度中には公運審として、答申等が出てくる予定があるようですので、そういったことも踏まえた中で、今後、公民館の果たす役割については、ひとつ計画的に、順次進めていっていただきたいというふうに、これはひとつ要望にしておきますけれども、図書館の分だけちょっとお願いいたします。 ○(竹内社会教育部長) BPSの件につきましては、担当参事がお答えを申し上げましたように、大きな効果が、半年間でございますけど出ておりますので、参事がお答えしましたような方向で考えていきたいというように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○(安好委員) まず、商工費について、不況緊急対策信用保証料補給金ということで、補正が組まれているわけなんですけれども、それにかかわって、今年度の市の制度融資がどういうふうになっているのかということで、ちょっとお聞きを事前にしたんですけれども、それでいきますと、申し込みの件数が11月の末の時点で305件で、融資が実行されたのが224件、こういうふうに伺っております。これ、昨年の同じ時期の申込件数を見ますと、昨年209件で、融資が実行されたのが183件ということで、申し込みの件数を比べますと、実に1.5倍というふうに大幅にふえてきています。ここには私、思うには、長引く不況の中で中小企業の経営が厳しくなってきている、そういったものが色濃く反映されているんじゃないかというふうに思います。  それから、また同時に、金融機関の貸し渋りの対策ということで、特別融資が始まっておりまして、こちらの方もあわせてちょっと調べたんですけれども、10月の制度の実施から11月までのこのわずかな2か月の間に何と791件も申し込みがされているというふうに聞きますし、このことを調べましたのが、12月の7日なんですけれども、それまでの間だけでもさらにまたふえまして、846件と、週に100件近い単位で申し込みが続いているというふうに聞いております。こういった状況から考えていきますと、'90年代に入ってずっと景気が後退してきておる中で、市内の中小企業の皆さんの体力が随分とやっぱり落ちてきているんではないかと。ただでさえ資金繰りが厳しくなってきているところに、金融機関の貸し渋りなどがさらに一層厳しい状況に陥れているんではないかというふうに考えるわけなんです。とりわけこれから年末、それから、来年の3月の期末といいますか、年度末、こういった時期にかけて運転資金とかの手当てなどでは随分と厳しい状況というのがやってくるんではないかということも予測できるというふうに思うんです。  市の融資制度そのものは、利率を1.6%に引き下げていただくなど、そういった点では市民の期待にこたえる努力をしていただいているというふうにも言えるわけなんですけれども、このせっかくの低い利率の制度融資なんですけれども、これをできるだけ使っていく方が業者の皆さんにとっては有利になっていくというふうに考えられるんです。この制度の限度額が、無担保無保証融資の場合、300万円が限度というふうになっていると思います。この金額、先ほど言いましたように、長引く不況で中小企業の体力が落ちているという中では、やっぱりちょっと本来の制度融資の趣旨が十分に生かされると言うには少ないのではない かと、率直に言ってそのように考えるわけなんです。  大阪府の制度融資も限度額750万のところが1,000万に引き上げられたというふうに聞いておるんですけれども、こういう引き上げも、中小企業の実情が一定反映されているもの、その結果の対策じゃないかというふうに考えるわけなんです。  そこで、本市の融資制度の限度額についても、引き上げを検討されないのかどうか、その辺について、市民の要望というのも当然出てくるんではないかというふうに思いますので、どのように考えておられるのか、お聞かせをいただきたいというふうに思います。  2つ目は、教育費のことなんですけれども、施設の維持補修費が増額されております。急いで直さなければいけないところもやはりあるというわけで、そういったものに対応していただくということはもちろん大切なことだというふうに思います。それだけではなくて、やはり計画的な施設の改善ということについても、大いに力を入れてほしいというふうに思うわけです。  学校の施設のことで言いますと、例えばよくお聞きするのが、トイレのにおいが大変ひどくて、子どもたちはそのにおいがたまらないので、家に帰るまで我慢をするんだということも聞いております。この対策としては、換気扇をつけるなどをされているそうでありますけれども、その工事が実は大規模改修のときにあわせて進められているというふうに聞いております。この大規模改修なんですけれども、学校が建てられてから15年をめどにして外壁の塗装のやり直しとか、それから、鉄の窓枠をアルミの枠にかえていくとか、そういったことを中心に進めていかれているというようにもお聞きしております。こういう工事を、建てられた年代の順番に毎年2校ないし3校ぐらいの割合で進めていっておられるそうでありますけれども、このままのペースでずっと進めていっていただくと、大規模改修が必要になってきているけれども、まだ順番が来てないということで、待機というんですか、修理を待っているという学校が、この間お聞きしたら、小学校で12校、中学校で3校まだ残っているんだというふうに、これも聞いております。  こういう中で、一番新しい学校でも建築後10年が経過しておりますし、さらにあと5年もしますと、最初に大規模改修が始められた学校というところが、今度2度目の改修の時期を迎えてくるということになるというふうにも聞いております。その辺では、計画をきちんと立てていただいてると思うんですけれども、その計画どおり施設の改善のための予算をつけていっていただく、このことが大事だというふうに思います。こういった点についてきちんと定期的な大規模改修が滞りなく進められるようにということで、予算の見通しが大事だと思うんですけれども、その点についてぜひ見解を聞かせていただきたいというふうに思います。  以上の2点です。 ○(大矢商工課長補佐) 1点目の、高槻市の制度融資についてのお尋ねでございますが、委員ご指摘のように、無担保無保証人の融資につきましては、現在300万が限度でございます。それと、有担保もしくは有保証人の融資、それが600万が限度額でございます。  確かに委員おっしゃいますように、限度額の引き上げを、という声は耳にすることは事実でございます。しかし、この制度につきましては、大阪府の信用保証協会の信用保証つき融資でございまして、高槻市単独の判断ではちょっと引き上げ等が難しい状況でございます。  そういう意味合いで、大阪市の承認が必要なわけですけれども、これにつきまして、他市におきましても、これと同様の考えの市がございまして、大阪府の市長会を通じまして、たびたび要望しているわけでございますけれども、今現在では認められていないのが現状でございます。それで、今後の、今言っていただきました融資額の限度額の引き上げもそうですけれども、返済期間の延長、その声もよく耳にしますので、それを含めて、ま た今後とも要望していきたいと思っておりますので、今の時点ではこれでよろしくお願いいたします。 ○(八木管理部主幹) ただいま施設面でご質問あったわけでございますけれども、特に便所の臭気の問題、確かに我々も一部そういった声を聞いております。その対応につきましては、数年前に臭気を取るメーカーがございまして、その臭気の原因は、ときに男子用の小便器に原因があると。尿素がたまりまして、何か嫌なにおいがするというのが一番の原因でございます。そういった面で、メーカーでそれを溶かす薬剤ができまして、どうかということで1校で試行的にやった経緯もありますけれども、結果的には部分的であって、長持ちしなかったということから、これではぐあい悪いということで、我々といたしましては、特に窓に換気扇をつけたり、また、がらりをつけたりというようなことで、一応考えて、今、順番にやっておるのが実態でございます。  特に、それに関連いたしまして、大規模改修工事のときに、一部メーンとしてスチールサッシ、アルミをやってる経緯がございます。そのときにかなりやって、結果的に効果が出ております。それと、大規模改修工事の経緯は、ご案内のように、昭和62年度からスタートしたわけでございますけれども、その時点では国庫補助をもらって大体二、三校やっていった経緯がございます。ただ、悲しいかな、この前の大震災のときに国の補助の内容が耐震補強工事とセットもんだというようなことの厳しい条件が来まして、平成8年度は大規模改修がストップした経緯がありますけれども、9年度から財政上厳しい中でございますけれども、一定の予算をいただきまして、単費でやっているのが現状でございます。  そういったことから、我々、今、大規模改修という名称は使っておりません。校舎改修ということで、名前を変えておりますけれども、主な内容は、屋上の防水の改修、また、外壁の塗装、特に外壁の塗装につきましては、雨漏りとかいった原因をカバーするのに大きな効果が出ております。本年もご案内のように、小学校4校、また中学校3校やらせていただきました。今現在残っておりますのは、最終的には、小学校につきましては12校、中学校では3校と、15校は一応小、中で残っておるわけでございますけれども、今後も財政上厳しい中、また、この工事を実際にする場合に夏休みでなかったらできないという厳しさはございますけれども、我々、関係機関のご協力を得る中で、最終的には平成16年ぐらいをおおむねめどにしまして、今、計画をもって今後もやっていきたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 ○(安好委員) まず融資の限度額の引き上げですけれども、それとあわせて返済期間の延長という希望が出ているということですね。私どももそういった声をたくさん耳にしておりまして、ぜひともそういう方向で進めていただくように、さらに努力をしていただきたいというふうに要望しておきたいと思います。  それから、施設の維持補修ですけれども、伺ってて、国の補助金が全くないというのは本当に、これは話を聞いてて、随分とひどい話ではないかというふうに感じました。そういう中でも単費で進められていっているということでは、一定の努力をされているというふうに私どもも理解します。やはりこういった子どもたちの通う学校の施設については──今はなかなか学校に喜んで行けるという、そういうことではいろんな問題が、施設面だけではありませんけれども、ふえてきている、そういう中で、施設の面でもせめて楽しく、喜んで子どもたちが行けるような学校ということで引き続き整備で努力していただきたいというふうに、これも要望しておきます。 ○(川口委員) 先ほどお話ありました商工業振興費、不況対策の問題が今出ております。聞くところによりますと、制度融資で当初の目標を大幅に上回ると、こういう内容の補正のようでございます。もう一方は、貸し渋りで中小企業の信用保証制度による認定ですね、この問題も同時に出ておりましたけれども、かなりの件数が、これも10月か らこういう制度の申し込みが殺到しているということで、そういう説明も聞いております。  先日もある社長さんから、この認定の問題で4回ほど行って、制度があかんかったもんですから、いろんな、認定基準とかのこれに基づいたいろんな手続をして、やっと4回目で手続を終わったいうて、こんな話をされて、そういう認定の手続を経て銀行の方に走ってるというふうな話をしておられましたけれども、そうして、初めての方で4回も行かれる方もおられますし、一、二回行って終わる方もおられますし、商工課は大変事務量がふえているんじゃないかと思います。こういう不況の中で、こういう問題についても十分な対応をしておかないと、いろいろな面で迷惑をかけると思いますし、一方では保証協会の方が事務量が間に合わずに、市内のそういう調査活動も一部商工の方で分担してやってるとか、そういうことを聞きますし、実態がどういう実態になっているのか、その現況についてまずお答えをお願いしたいと思います。 ○(岩本産業経済部次長) 信用保証の証明の件でございますけれども、先ほどもございました。本市におきましても10月から11月末にかけても791件、大阪府下全体では4万数千件というふうな多量の件数が、認定要求が出ておるということでございまして、そういうことに絡みまして、我々商工課といたしましても、全職員の対応ということをやっておりますし、さらにアルバイト職員を入れる中で対応しているというところでございます。  先ほどもご指摘がございました信用保証協会の中でも4万数千件というような件数もございまして、相当量ということでございます。大阪府の方でも、そこの方に職員を派遣して、そういう応援をしていると。市の方も、先ほどございましたように、こちらに係る事務につきましては、市の方でできるだけ処理するということにおきまして、その手続がスムーズにいくように、やっていただくように努力しておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。 ○(川口委員) 10月から始まった融資が791件というような報告がありましたし、1日当たり、相当の件数でこういう手続に入っておられると思いますし、そういう人的な対応ですね、今、アルバイトの方も動員してやってると、こういうことですので、そういう体制ですね、これを十分、そういう市民の方に余りいつまでも待たすようなことにならないように、体制面の支援をよろしくお願いしたいと思います。  それから、今ちょっと国会で話題になってます地域振興券の問題ですけども、市町村が実施主体となって全国では7,000億ぐらいの地域振興のための振興券を発行するというような、こういう内容が出てますけども、これ、商工業の振興対策の一環ですので、今、国の方から行政側へ、そういう話が来てるかだけちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○(岩本産業経済部次長) 地域振興券の問題でございます。国の方からも通達が大分出てきております。我々市といたしましても、全庁的な対応ということでございまして、過日も企画調整室が中心になりまして、全庁的な打ち合わせをしたところでございます。我々といたしましても、特に商工業の振興というところで中心的になってやってまいりたいというふう考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○(川口委員) 要するに地元の民間業者なんかが市の方に申請していただいて、そういう業者に決定するようなそういう体制があるわけですね。だから、来年、こういう状態が続きますので、そういう体制づくりといいますか、そういう問題に対して十分対応できるような体制の整備をしていただくよう、ひとつ要望しておきますので、よろしくお願いします。 ○(中村委員) 38ページの植木団地の維持補修の件でお聞きをしたいんですが、本会議でも、市の持ち物だから、つぶれたから、壊れたから補修をしたということなんですが、私は、その植木団地に、補修の件でどちらがもつのか、ご相談なさったのかどうか、そこをお聞きしたいんですけれど。 ○(加藤農林課長) 植木団地、組合との協議についてということでございますけれど、我々といたしましては、あくまで台風7号に伴います擁壁が転倒したものということで、施設管理者として補修すべく計上させていただいたということでございます。なお、組合側との協議につきましては、一応我々の方、施設管理者としての責任という部分での協議はいたしております。 ○(中村委員) 施設管理者として、最初から高槻市がこういう場合は補修をするというふうに決められていたということですか。 ○(加藤農林課長) 行政財産でございますので、それに伴います使用許可等の関係からいいますと、やはり一般の賃貸者契約というような部分ではございませんので、あくまで行政としての施設管理者ということで、あと、補修に当たり、そういう利用者側との負担という部分につきましては、将来的に補償問題やら、原状復旧等の問題が考えられるという可能性がありますので、これらの課題を将来に発生させないためにも、市の管理者としての対応という部分で進めさしていただきました。 ○(中村委員) 植木団地の問題については、同和事業ということで、その一環でおやりになっていると思います。使用料ももらわず、土地代ももらわずに無償でお貸しになって、なおかつ植木団地に対しては、運営費も市の補助で出して、職員まで派遣してるんですね。これは、今、同対協の方で引き揚げる云々の話も出てますが、そこまでされて、また、なおかつ仕事をされて出されたごみ、これも無料で高槻市が引き取ってるんですね。そこまでされて、なおかつ無料でお貸ししている施設についてまでこちらが補修をしなければ、植木団地そのものの経営が成り立たないのかどうかお聞きします。 ○(大矢産業経済部主幹) 現在、市の方で運営補助等しておりますけども、現状につきましては、毎年繰り越しが数万円程度の利益しかないという状態でありまして、非常に経費節減等もやって運営されているところでございます。そういう現状の中で、今、課長の方が答えました中では、組合と協議しておりましたけども、到底それだけの費用が拠出できないという点もあります。そういうことからして、今回予算計上しておりますので、よろしくお願いいたします。 ○(中村委員) 私、この3月まで建設環境委員会におりまして、そのときにも質問したんですが、仕事量はふえているんですよ。ごみの持ち込み量がふえているんですよ。組合員さんふえてないんですよ。数字はちょっと細かいの忘れましたが、当然ごみの量がふえて、仕事がふえているのにかかわらず、経営が成り立たないということは、どこが原因だと思っていらっしゃるんですか、市は。 ○(大矢産業経済部主幹) いろんな点につきまして、今現在そういう問題につきまして、今後、いかに13年度に向けて検討していこうかということで、いろいろ理事会等で研究してまいっておる現状でございますので、よろしくお願いいたします。 ○(中村委員) 今まで検討されてなかったんですか。当然市がそれだけ補助を出して運営されている団体でしょう。そしたら、何で仕事量がふえているのに、経営が成り立たないのか、今まで検討されてこなかったということが重大な問題じゃないですか。それで、なおかつ黙って、お金がないからいうて、今回も700万円も支出をする、このことが問題なんですよ。  植木団地が補修できないという、その経営が今、成り立ってないということが原因で高槻市が無条件で出してるということでしょう、今度の補修も。だから、今まで何で経営が、植木団地の仕事量がふえているにもかかわらず経営が成り立たないような状況で、それは今まで検討されてこなかったということが問題じゃないですかと言ってるんです。 ○(前田産業経済部理事) ご質問でございますけれども、農林課長の方からお答えをいたしましたように、市の財産としてその補修をやるということでございまして、その点につきましてはひとつご理解をいただきたいと思います。
     それから、植木団地の問題でございますけれども、ご指摘いただいておりますように、さまざま な問題がございます。それで、既にご指摘いただきました補助金の問題とか、それから、剪定枝の廃棄物の問題、それから、植木団地の貸し付けの問題等、いろいろな問題がございますので、それにつきまして既に理事会の方に全部問題点を示しまして、現在、鋭意シビアに協議中でございますので、よろしくお願い申し上げます。 ○(中村委員) 副委員長ですから、そんなに長くやるのもあれなんですが、問題を理事会にかけられていると。高槻市としてもいろいろ問題点ということを持っておられるからかけられているとは思うんですけれど、今後、今言ったように、仕事量がふえているにもかかわらず、経営が今までと同じように成り立たないと、市から補助も入れて、人も派遣しないと、そしてまた、こういう維持補修まで高槻市が全面的にやらなければならないと、こういう経営実態というのは、民間では成り立たないわけですからね、競争社会で今の高槻の中で植木の仕事をやって自立をしていってもらうという状況の中で今まで補助してきたわけですから、その効果が全くないんだったら、方向を変えないといけないと思うんです。私ども日本共産党は、ずっとそういう点で同和事業はもう終わって、一般施策に移るべきだと、この間ずっと主張してきました。今度の補正予算についても、こういう点でやっぱり賛成することはできないと。最後に表明だけさせていただきます。 ○(岡本茂委員) ちょっと今の植木団地の維持補修にかかわる問題で、実は私、けさちょうど委員会へ行く前に現場見させていただいたんですが、私、ここははっきりしといていただきたいとこですが、いわゆる貸し付けておられる補助の維持補修にかかわる部分は、これは例えば貸し付けをしている園芸協同組合がみずからの力で維持管理にかかわる部分でどうするかと、これはこれで議論としてあると思うんです。私、現場、きょう見てきた限りでは、いわゆる植木団地と川添の荘園自治会の間の水路がありまして、その水路にかかわる擁壁が完全に倒れかかっているということで言えば、かなり私、水政課とのかかわりも、要するに、僕、きょう現場見た段階では、あのまま放置しておいて、かなり水が、雨水が大量に流れてきたときに、水路自身があふれ出すという可能性も、私、きょう現場見さしていただいて痛感をしたんです。  そういうことで言うと、私はやっぱり行政財産としての水路とのかかわりの中で、水路の安全管理ということも含めて、これはやはり行政責任でここはきっちりと維持補修としてすべき問題で、今、議論のあった園芸協同組合の今後の運営のあり方、これは別サイドの問題だと思うんで、これも含めてちょっとご確認だけお願いをしたいと思うんです。 ○(加藤農林課長) ただいま岡本委員おっしゃっていただきましたように、我々といたしましては、あくまで行政財産の管理という部分での立場で今回も対応さしていただこうということでございます。それと、水政というんですか、水路で、ということでございますけれど、倒れた擁壁の部分は、道路側溝との部分ということでございまして、あくまで道路境界との部分の側溝の擁壁が倒れたものでございますので、ただ、今倒れた状態のままであれば、通水に、大雨のときなんかに障害が出るということで、今回緊急に上げさせていただいているということでございます。 ○(村田委員) 今まで委員さんのご指摘、それから、ご意見などの中でたびたび出てきておりました社会教育の持つ役割の重要性ですね、先日も教育委員さんと、この委員とで懇談会をやりました。2002年から完全実施される週5日制、その中で社会教育というものが、いわゆる学校教育、家庭、それから社会、環境、そういった中で持つその役割、これからの取り組みというのが非常に重要だという、これはもう一致して皆さんがそれぞれの立場から指摘もありましたし、先ほども市田委員からありました、公民館を通じて生涯学習であるけれども、その場をやはりそういう場として生かせるということも取り組まれる、これも多岐にわたり非常に膨大で、じゃあ、何から先にということは、もう本当に大変だと思うんです。  13ページに社会教育費の補助金として、その中で人権教育とか3つ上げられておりまして、青少年野外教室事業費補助金というのがございます。私は、先ほど出てきました川久保分校の廃校、実は個人的には非常に残念なんです。このごろテレビでも分校の特集というのが大変多くあります。分校の持つ環境、その中で受けた教育、村全体がその分校を育て、しかもその中でどういう教育をしてきたかと、その歴史を何とか継続させたいという、これもロマンも含めて大変──分校が残せない理由というのはいろいろありますけれども、個人的には本当に寂しいんです。何とかそういうものをどう生かすかというのは今後の課題ですけれども、先ほど答弁がありましたけど、地域の方、地域の実情、地域の要望、そういうものの中でそれを維持していくと、これもわかります。  私は、野外教室事業、これ、教室という言葉にちょっと抵抗あるんですけれども、今まで市が取り組んできた青少年チャレンジ推進事業というのがございますね、むしろ、教室でなくて、既に社会教育というものが子どもたちを何にチャレンジさすか、このことの方が教えるというのじゃなくて、教室の中でチャレンジはできますけれども、グローバルに環境の中でどう触れ合って、どうそこで青少年が生きる力、協調性、思いやり、先ほども、話は飛びますけれども、持ち出し防止装置をつけなきゃいけない、また、それを破るという、サバイバルゲームじゃないんですけれども、やっぱりそういう心というものが、本当に、せめてこの野外の青少年チャレンジ推進の中で幾らかでも──何やってもこれ、確実なものはないですよ。だけど、ずっと取り組んできたんですけれども、どういうふうに取り組んでこられたのか、まずお聞きをしてから、ちょっと質問さしていただきたいと思うんですけど。その基本姿勢とか、どういう取り組みをしてこられたか。 ○(米谷青少年課長) ただいまチャレンジ推進事業の取り組みの姿勢と申しますか、経過と申しますか、そういうことについてのお尋ねでございますけれども、私ども実施させていただいておりますチャレンジ推進事業は、平成元年実施以来、市議会初め各位の大変強いご支援をいただきまして、おかげさまをもちまして本年度で10年目を迎えることができました。心から感謝いたしておる次第でございます。  さて、私たちのことしの事業でございますけれども、たくさんのチャレンジの事業に参加したいという方がおられまして、推薦で選ばれました小学校5年生から高校3年生までの男女合わせまして36名、その36名が13人のボランティアスタッフにサポートされまして、真夏の暑い盛り、8月10日から16日までの6泊7日の移動キャンプにチャレンジしたわけでございます。  行程としましては、昨年とほぼ同じでございますけれども、姉妹都市の福井県三方町から高槻市までの、まさに山あり谷あり川ありの125キロメートルをみんなてくてくと踏破したところでございます。途中そういうタフなコースであるということと、青少年の集まったチームがなれない共同生活であるということから、いろんな面でトラブルもございました。しかし、日を追うごとに落ちつきを取り戻すといいますか、協調性が高まるといいますか、いうことで最終的には立派なチームとして完成したんではないかというふうに考えております。  また、道中、宿泊だとか、あるいは休憩だとかいうことで、いろんなところに立ち寄らせていただいたんですけれども、その先々で、地元の方々から思わぬ温かい心遣いだとか、おもてなしをいただきました。そういうことを参加者全員が他人様のご親切というものをやはり心深く刻んでくれたことだと思っております。アクシデントと申しましたら、途中でハチに刺されて病院に急行する子もおりました。しかし、大したこともなく、全員無事に、教育委員、あるいは大勢の保護者が出迎えていただく中、最終到着地でございます現代劇場まで全員無事に踏破したところでございます。  なお、この事業の趣旨でございますけれども、今申しましたように、保護者から離れて、自分たちだけでキャンプ生活をする、見知らぬ同士が寝 食をともにするということでございますので、そういう中で自立心を養っていただきたい。あるいは、共同生活のルールを学んでいただきたい。さらには、心身ともに大変つらい時期がございます。そういう意味で、耐える力も養っていただきたい。そして、そういうことを通じまして、豊かな心といいますか、生きる力を体得していただきたいと、そういうことをこの事業の主たる目的といたしておるところでございます。  また、あわせまして、この事業は同時に保護者の方々にも子どもさんをご理解いただく機会にしていただきたいという思いもございます。そういう意味で、この本番の前に3回に分けて事前の研修をしたわけでございますけれども、その1回には親子ハイキングということで、親子がそろってポンポン山まで登るというメニューも考えました。また、事後の思い出会におきましても、保護者同伴というような形でのプログラムに心がけております。そういったことで、この事業を通しまして、親子が、あるいは家族がより一層コミュニケーションを図っていただく機会にしていただきたい、こういう願いを持って本事業に取り組んでおります。  以上、概要でございます報告をさせていただきます。 ○(村田委員) 1つの大きな事業に絞ってご説明いただいて、その成果とか、それから、新聞報道にもありました。これは、チャレンジということで、すばらしい事業だと思うんです。そのこと自身の評価は、私どもはみんないたしておりますし、市民も、それから参加した人も、その教育効果も、青少年の育成についても、その効果が大だということは大変評価をいたしております。そのことはもうわかっておりますけれども、私が申しますのは、チャレンジ推進事業というのは、その1つの事業を毎年毎年繰り返していくのじゃなくて、例えばさっきも申しましたように、川久保のそういう分校の跡地をどう社会教育青少年を含めて、何泊するのか、環境をどう生かして、課外のそういうチャレンジというものの事業の中へ取り組んでいくのか、そういうことを含めて、もっともっとやるということで、これ、予算もこれだけですから、どれぐらいできるかわかりません。  例えば、日本には四季があるんですよ。中国あたりに行きますと、行かれた方、よくご存じやと思います。四季の歌を中国語に直して歌われる。この四季に対する日本人の感情、豊かな感性というものは、人間を育てるという、本当に基本的に環境とのかかわりの中で一番大事なんです。例えば、親子がハイキングできる季節だから行きますよ、夏だからプールに行きましょう、そういうのじゃなくて、人生生きるのに四季の中で人間がどういくかということの中で、例えば雪の中で滑る山を何とか克服して歩く。日本列島長いですから、北海道には積雪はあれだけ、高槻はそんなに降らない。けれども、雪のあるところで雪を体験する。それが人生にとってチャレンジの中で自分たちはあれを克服できたという、先ほど課長のおっしゃった、その長い行程を耐えて生きる力と、周りの人の温かい心、そういうものをこの何人かの人は体験できたと思うんです。だけど、四季を通じてすべての子どもたち、青少年がかかわり合うというものを一部でなくて、すべての子どもたちに、青少年に、という思いがあれば、やっぱり冬でも、川久保分校ではこの冬の中で学習してきたんですよと、こういう歴史があるんですよと、君たちはそういうことを知らずに過ごしたでしょうと。3泊4日とか、何日間かかけてそこで体験学習をするとか、そういうことで生かしてほしいと。  宇宙の問題がテレビで──いろいろ宇宙に関する関心も皆さんお持ちですけれども、しし座流星群もあれほど取り上げられて、寒い中を親子で何組かがやっぱり大挙して行ったんでしょう。やっぱり自然の中で親子が触れ合えるというのは、年中行事の一環としてやることだけではないと思うんです。もっと大きな意味でこれを、青少年チャレンジ推進事業というものをやっていただきたい。そういうことについて、社会教育の持つ役割、教育委員会、大変──教育現場のことはこの間ももう教育委員さんとの懇談会でやってきましたり、 論議は、私は1年目ですけれども、随分皆さんでなさったと思うんです。  だから、本当にこれからの教育現場と家庭と、いわゆる社会がということになれば、せめてここの予算に関連して私が申し上げるとしたら、そういう四季を通じて何かやるということを延々同じことをこの時期に、夏場にこれをやりますという事業でなくて、年々変えてもよろしいじゃないですか。だから、そういうことでやっていただきたいと思いますが、いかがでございますか、最後に聞いておきます。 ○(米谷青少年課長) 夏のチャレンジ推進事業だけではなくて、違ったバリエーションも考えてみてはどうかとのご示唆かと思いますけれども、昨今、少年たちの間では、「むかつく」だとか、「キレる」だとかいうような言葉が、ごくごく日常的に使われておりますし、また、そのことが不良行為だとか、場合によっては犯罪行為、さらには自殺といった残念な行動に移るやに聞いております。なぜそうなるのか、どうしたらいいのかというようなことについては、専門家の中でもるるご論議いただいているようでございますが、その中で、ただ皆さん異口同音におっしゃっておられるのは、やはりその子どもたちが耐えるということを知っているか否か、あるいは、自分の未来に夢だとか、ロマンだとか持っているのかどうか、そういうことが大きな分岐点になるんではないかというようなことをおっしゃっておられます。  そういった意味で、ただいまおっしゃっていただいてましたように、できるだけ多くの方に、多くのそういうチャレンジの機会を提供さしていただくということは、非常に有益なことではないかというふうに私たちも考えます。かと言いまして、今すぐに春夏秋冬すべてやっていくということにつきましては、それなりに今までも心がけておりましたけれども、いわゆるチャレンジ事業としては、まだまだそういうふうになってございません。したがいまして、差し当たっては、冬場のチャレンジ事業というものも考えてみたいと思います。  私たち、夏場につきましては、それなりの経験はございますけれども、冬場につきましては、あまりそういう経験もございませんので、当初から夏と同じような規模でもってやっていくということはなかなか難しゅうございますけれども、例えば2泊3日だとかいった小さな規模でもってとりあえず取り組むということも考えてみてはどうかと思います。そういう意味で、専門家のご指導もいただく中で、財政的なことも含めまして、どういった形で、どういった規模で、どういった内容で実施できるのかということを具体に検討し、できますれば、今年度中にも一度実験的にそういうものも試行してみたいというふうに考えます。そして、また、今おっしゃっていただきましたような、新たな展開に向けまして、私たち自身もひとつ、事業のバリエーションをふやす意味でのチャレンジをしてみたいというふうに思います。  貴重なご示唆をいただきましてありがとうございました。 ○(村田委員) 冬もやったらどうかということで、早速に冬場もやってみたいということで、大変前向きに、積極的に即答をいただきましたので、言うことないんですけども、私は、夏やったから冬やれとか、冬やったから春やれと、そういうことを言っているんじゃなくて、それも大変結構です。ぜひぜひやっていただきたいと思いますけれども、四季を通じてそれぞれ青少年が教育できる環境をチャレンジする場、タイミングというものもあるじゃないかということで、これは、社会教育として、教育現場と、それから、家庭と社会という3つを考えたときに大事ですよと。せっかくここへきっちり予算として上げてるぐらい重要だと、金額にかかわらず。だから、これから、やっぱり予算が要るんだったらもっとふやしてやっていただきたいと、そういうことを要望しているのでございまして、早速に冬は今度実施をされるということなんですね。楽しみに、親子でどういうふうな冬場の体験をなさるのか。毎年毎年それが成功したから来年もやりましょう、そういう発想ではあきませんよと言ってるんです。やっぱり月日の流れは、時代も大変急速に変化をしておりますから、 来年はこういうことに取り組もうかなと、こういう新しいチャレンジという言葉の意味をもっと深く大きく理解をして取り組んでいただきたいと。社会教育としては大変な時代でございますけれども、頑張っていただきたい、そういう思いを含めて申し上げております。要望しておきたいと思います。                 〔委員長交代〕 ○(久保杏慈委員) 時間がありませんが、簡単に1つ申し上げたいと思います。  教育振興費の就学奨励扶助費、小学校で1,725万1,000円、中学校では581万3,000円ということになっておりますが、これの認定に至るまでに申請が出されるようなもの、私の感じでは2通りあると思うんです。1つは、保護者が順延の申請を出すというケースと、1つは、学校の校長が出して、それも民生・児童委員の判こをいただいて出す場合という、それ、僕、2つ聞いてるわけなんですけども、それで、合うてるのかどうか、確認。 ○(馬場学務課長) 認定の仕方でありますが、これの基準というのが定められておりまして、この認定基準をおさめるには、所得基準、こういったものの確認をするんですが、こういったものが確実にできない場合、それにつきましては、今おっしゃってました学校長の証明とか、民生委員さんの証明とか、そういったものがあります。 ○(久保杏慈委員) その認定については、私も疑問に思っていることがあるわけなんです。というのは、学校長から民生・児童委員に回ってきて、判こ押すところがあるわけやけども、調べもしないでつい判こを押して、そして学校へ届けるというケースがたまたまあるようでございます。だから、認定については十分審査していただいて、こういう多額になってきてますと、やっぱりだれでも認定受けられるんやというようなことになれば、ちょっと危惧いたしますので、これは要望にしておきます。                 〔委員長交代〕 ○(久保杏慈委員長) 質疑は尽きたようです。  これにて質疑を終結いたします。  これより採決することに異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(久保杏慈委員長) 異議なしと認めます。  これより採決いたします。  議案第82号 平成10年度高槻市一般会計補正予算(第2号)所管分については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                 〔賛成者挙手〕 ○(久保杏慈委員長) 多数賛成と認めます。  よって、議案第82号所管分については原案のとおり可決されました。  次に、議案第84号 平成10年度高槻市農業共済特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。  補足説明があれば、これを求めます。 ○(畑中産業経済部長) 特に補足説明ございませんので、よろしくお願い申し上げます。 ○(久保杏慈委員長) 説明はないようです。  これより質疑に入ります。              〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○(久保杏慈委員長) 質疑はないようです。  これにて質疑を終結いたします。  これより採決することに異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(久保杏慈委員長) 異議なしと認めます。  これより採決いたします。  議案第84号 平成10年度高槻市農業共済特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                 〔賛成者挙手〕 ○(久保杏慈委員長) 全員賛成と認めます。  よって、議案第84号は原案のとおり可決されました。  以上で、本委員会に付託されました事件の審査は全部終了いたしました。  この際お諮りいたします。  審査の終結を見た事件については、次回の本会議で委員長報告をすることになります。この委員長報告書の作成については、委員長にご一任願い たいと思います。これに異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(久保杏慈委員長) 異議なしと認めます。  よって、委員長報告書は、委員長において作成いたします。  以上で本委員会を散会いたします。              〔午前11時32分 散会〕  委 員 長 久保 杏慈...