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12月14日-07号

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  1. 大阪市議会 2023-12-14
    12月14日-07号


    取得元: 大阪市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-08
    令和5年第3回定例会(令和5年9~12月)◯大阪市会(定例会)会議録(令和5年12月14日)    ◯議事日程    令和5年12月14日午後2時開議第1 議案第171号 令和5年度大阪市一般会計補正予算(第5回)第2 議案第172号 大阪市職員基本条例の一部を改正する条例案第3 議案第173号 関西広域連合規約の一部変更に関する協議について第4 議案第174号 当せん金付証票の発売について第5 議案第175号 投票用紙読取集計機の取得について(追認)第6 議案第176号 投票用紙交付機の取得について(追認)第7 議案第177号 成育小学校建設工事請負契約締結について第8 議案第178号 伝法小学校建設工事請負契約締結について第9 議案第179号 義務教育学校生野未来学園建設工事請負契約締結について第10 議案第180号 西中学校建設工事請負契約締結について第11 議案第181号 横堤中学校建設工事請負契約締結について第12 議案第182号 大阪市国民健康保険条例の一部を改正する条例案第13 議案第183号 もと住吉市民病院跡地に整備する新病院他建設工事請負契約締結について第14 議案第184号 保健所庁舎改修工事請負契約締結について第15 議案第185号 ワクチンの取得について(追認)第16 議案第186号 ワクチンの取得について(追認)第17 議案第187号 ワクチンの取得について(追認)第18 議案第188号 ワクチンの取得について(追認)第19 議案第189号 ワクチンの取得について(追認)第20 議案第190号 ワクチンの取得について(追認)第21 議案第191号 ワクチンの取得について(追認)第22 議案第192号 地方独立行政法人大阪市民病院機構に係る第3期中期目標の制定について第23 議案第193号 地方独立行政法人大阪市博物館機構に係る第2期中期目標の制定について第24 議案第194号 大阪市消防手数料条例の一部を改正する条例案第25 議案第195号 区画整理記念・交流会館建設工事請負契約の一部変更について第26 議案第196号 新木津川大橋耐震対策工事請負契約締結について第27 議案第197号 土地の処分について第28 議案第198号 南港魚つり園護岸背後浸水対策工事請負契約締結について第29 議案第199号 指定管理者の指定について(大阪市立北区北老人福祉センター及び大阪市立北区大淀老人福祉センター)第30 議案第200号 指定管理者の指定について(大阪市立都島区老人福祉センター)第31 議案第201号 指定管理者の指定について(大阪市立福島区老人福祉センター)第32 議案第202号 指定管理者の指定について(大阪市立此花区老人福祉センター)第33 議案第203号 指定管理者の指定について(大阪市立中央東老人福祉センター及び大阪市立中央南老人福祉センター)第34 議案第204号 指定管理者の指定について(大阪市立西区老人福祉センター)第35 議案第205号 指定管理者の指定について(大阪市立港区老人福祉センター)第36 議案第206号 指定管理者の指定について(大阪市立大正区老人福祉センター)第37 議案第207号 指定管理者の指定について(大阪市立天王寺老人福祉センター)第38 議案第208号 指定管理者の指定について(大阪市立浪速区老人福祉センター)第39 議案第209号 指定管理者の指定について(大阪市立西淀川老人福祉センター)第40 議案第210号 指定管理者の指定について(大阪市立東淀川老人福祉センター)第41 議案第211号 指定管理者の指定について(大阪市立東成区老人福祉センター)第42 議案第212号 指定管理者の指定について(大阪市立生野区老人福祉センター)第43 議案第213号 指定管理者の指定について(大阪市立旭区老人福祉センター)第44 議案第214号 指定管理者の指定について(大阪市立鶴見区老人福祉センター)第45 議案第215号 指定管理者の指定について(大阪市立阿倍野老人福祉センター)第46 議案第216号 指定管理者の指定について(大阪市立住之江老人福祉センター)第47 議案第217号 指定管理者の指定について(大阪市立住吉区老人福祉センター)第48 議案第218号 指定管理者の指定について(大阪市立東住吉老人福祉センター)第49 議案第219号 指定管理者の指定について(大阪市立平野区老人福祉センター)第50 議案第220号 指定管理者の指定について(大阪市立西成区老人福祉センター)第51 議案第221号 指定管理者の指定について(大阪市立早川福祉会館)第52 議案第222号 指定管理者の指定について(南港中央野球場及び南港中央庭球場)第53 議案第223号 指定管理者の指定について(旭プールほか6施設)第54 議案第224号 指定管理者の指定について(大阪市立千島体育館ほか3施設)第55 議案第225号 指定管理者の指定について(大阪市立東淀川体育館ほか3施設)第56 議案第226号 指定管理者の指定について(大阪市立北スポーツセンターほか2施設)第57 議案第227号 指定管理者の指定について(大阪市立都島スポーツセンターほか3施設)第58 議案第228号 指定管理者の指定について(大阪市立此花スポーツセンターほか4施設)第59 議案第229号 指定管理者の指定について(大阪市立天王寺スポーツセンターほか4施設)第60 議案第230号 指定管理者の指定について(大阪市立西淀川スポーツセンターほか3施設)第61 議案第231号 指定管理者の指定について(大阪市立東住吉スポーツセンターほか2施設)第62 議案第232号 指定管理者の指定について(大阪市立港区民センター及び大阪市立港近隣センター)第63 議案第233号 指定管理者の指定について(大阪市立住まい情報センター)第64 議案第234号 指定管理者の指定について(泉南メモリアルパーク)第65 議案第235号 指定管理者の指定について(瓜破霊園ほか4施設)第66 議案第236号 指定管理者の指定について(住吉霊園ほか4施設)第67 議案第237号 指定管理者の指定について(大阪市立此花屋内プールほか3施設)第68 議案第238号 指定管理者の指定について(大阪市立法円坂駐車場ほか3施設)第69 議案第239号 指定管理者の指定について(大阪市立西横堀駐車場ほか2施設)第70 議案第240号 指定管理者の指定について(大阪市立十三駐車場ほか3施設)第71 議案第241号 指定管理者の指定について(大阪市立扇町通地下駐車場ほか3施設)第72 議案第242号 指定管理者の指定について(大阪市立長堀通地下駐車場ほか4施設)第73 議案第243号 指定管理者の指定について(靱公園の一部ほか2施設)    -----------(以下 追加議事日程)-----------第74 議案第244号 令和5年度大阪市一般会計補正予算(第6回)第75 諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦について第76 副市長の選任について第77 副市長の選任について第78 淀川右岸水防事務組合議会議員の補欠選挙第79 淀川左岸水防事務組合議会議員の補欠選挙第80 大和川右岸水防事務組合議会議員の補欠選挙第81 議員提出議案第23号 学校への福祉職の配置拡充を求める意見書案第82 議員提出議案第24号 認知症との共生社会の実現を求める意見書案第83 議員提出議案第25号 医療・介護・障害福祉分野における処遇改善等を求める意見書案第84 議員提出議案第26号 食品ロス削減への国民運動のさらなる推進を求める意見書案第85 議員提出議案第27号 保育施設等の職員配置基準及び人材確保策のさらなる改善を求める意見書案第86 議案第244号 令和5年度大阪市一般会計補正予算(第6回)    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~報告監5の第22号 令和5年度監査委員監査結果報告の提出について         (教育委員会事務局所管の請負工事並びに業務委託の適正施行)報告監5の第23号 令和5年度監査委員監査結果報告の提出について         (都市整備局所管の請負工事並びに業務委託の適正施行)報告監5の第24号 例月出納検査結果報告の提出について    ---------------------------------◯出席議員81人   1番    太田勝己君   2番    山口悟朗君   3番    小山光明君   4番    森 慶吾君   5番    司 隆史君   6番    近藤みわ君   7番    谷井正佳君   8番    たけち博幸君   9番    今村直人君   10番    ますもとさおり君   11番    佐竹りほ君   12番    くぼた 亮君   13番    近藤 大君   14番    南 隆文君   15番    須藤奨太君   16番    井上 浩君   17番    山中智子君   18番    渕上浩美君   19番    鈴木理恵君   20番    石川博紀君   21番    馬場のりゆき君   22番    岩池きよ君   23番    山田かな君   24番    松田まさとし君   25番    わしみ慎一君   26番    橋本まさと君   27番    塩中一成君   28番    西 拓郎君   29番    山田はじめ君   30番    原口悠介君   31番    伊藤亜実君   32番    今田信行君   33番    中田光一郎君   34番    岸本 栄君   35番    永田典子君   36番    永井広幸君   37番    武 直樹君   38番    田中ひろき君   39番    松崎 孔君   40番    明石直樹君   41番    辻 義隆君   42番    土岐恭生君   43番    西崎照明君   44番    西 徳人君   45番    山田正和君   46番    佐々木哲夫君   47番    山本智子君   48番    上田智隆君   49番    金子恵美君   50番    高見 亮君   51番    佐々木りえ君   52番    藤岡寛和君   53番    宮脇 希君   54番    岡田妥知君   55番    高山美佳君   56番    吉見みさこ君   57番    大西しょういち君   58番    坂井はじめ君   59番    黒田まりこ君   60番    野上らん君   61番    木下吉信君   62番    森山よしひさ君   63番    永井啓介君   64番    福田武洋君   65番    前田和彦君   66番    荒木 肇君   67番    竹下 隆君   68番    藤田あきら君   69番    梅園 周君   70番    杉村幸太郎君   71番    大橋一隆君   72番    ホンダリエ君   73番    出雲輝英君   74番    岡崎 太君   75番    田辺信広君   76番    片山一歩君   77番    広田和美君   78番    木下 誠君   79番    東 貴之君   80番    辻 淳子君   81番    杉田忠裕君    ---------------------------------◯職務のため出席した事務局職員               市会事務局長           巽 功一               次長               吉田令子               議事担当課長           中村忠雄               議事担当課長代理         左海義和               議事担当係長           藤原弘美    ---------------------------------◯議場に出席した執行機関及び説明員               市長               横山英幸               副市長              高橋 徹               副市長              朝川 晋               副市長              山本剛史               北区長              前田昌則               東淀川区長            西山忠邦               西淀川区長            中島政人               副首都推進局長          西島 亨               市政改革室長           大東辰起               デジタル総括室長         鶴見一裕               総務局長             吉村公秀               都市交通局長           西川 匡               政策企画室長           丸尾利恵               危機管理監            長沢伸幸               経済戦略局長           岡本圭司               万博推進局長           彌園友則               IR推進局長           坂本篤則               市民局長             西原 昇               財政局長             阿形公基               契約管財局長           宮本浩之               大阪都市計画局長         尾花英次郎               計画調整局長           寺本 譲               福祉局長             坂田洋一               健康局長             新谷憲一               こども青少年局長         佐藤充子               環境局長             堀井久司               都市整備局長           上村 洋               建設局長             寺川 孝               大阪港湾局長           丸山順也               会計管理者兼会計室長       中小路和司               消防局長             橋口博之               水道局長             谷川友彦               教育委員会教育長         多田勝哉               行政委員会事務局長        高橋由佳    --------------------------------- △開議      令和5年12月14日午後2時開議 ○議長(片山一歩君) これより市会定例会会議を開きます。 本日の会議録署名者を田辺信広君、木下吉信君の御両君にお願いいたします。 ○議長(片山一歩君) この際申し上げます。議事日程に記載のとおり、監査報告書が提出されております。 ○議長(片山一歩君) これより議事に入ります。 ○議長(片山一歩君) 日程第1、議案第171号、令和5年度大阪市一般会計補正予算(第5回)ないし日程第73、議案第243号、指定管理者の指定について(靱公園の一部ほか2施設)を一括して議題といたします。 なお、議案第172号に対する人事委員会の意見は、資料に記載のとおりでございます。 ○議長(片山一歩君) 各常任委員長より審査の報告を求めます。 59番財政総務委員長黒田まりこ君。     (59番財政総務委員長黒田まりこ君登壇) ◆59番(黒田まりこ君) 財政総務委員会に付託されました議案第172号、大阪市職員基本条例の一部を改正する条例案外4件に対する審査の結果と経過について御報告申し上げます。 本委員会は、8日の委員会において審査を行いました結果、報告書に記載のとおり、議案第175号及び176号については附帯決議を付していずれも原案可決、残余の3件についてはいずれも原案を可決すべきものと決した次第であります。 まず、議案第172号に関して、人事評価制度の見直しと職員の意欲向上について質疑がありました。 これに対して理事者から、人事評価制度において、一定割合の職員が必ず下位区分に位置づけられることで職員のモチベーション低下につながっている課題に対しては、今回の改正により、絶対評価点において期待レベルに達している職員は下位区分に位置づけられることがなくなることとなる。今後も、人事評価を活用しながら職員の意欲や能力、市民サービスの向上につなげていく旨、答弁がありました。 次に、議案第175号及び176号に関して、投票事務に係る動産の購入に関する不適切事項について質疑がありました。 これに対して理事者から、本事案の原因は、議会の議決を要する契約に関して関係職員に十分な認識がなかったためであり、今後、契約事務に関する研修に新たに議決を要する事項を盛り込むなど、各所属における手続に遺漏のないよう改めて周知を図っていく旨、答弁がありました。 このほか、議案第173号及び174号に関して、本市が関西広域連合に加入している意義、宝くじ新商品の提案について、それぞれ質疑がありました。 本委員会では、冒頭申し上げましたように、議案第175号及び176号については、審査報告書に記載のとおり、次の附帯決議を付して原案を可決すべきものと決しました。          附帯決議 地方自治法及び同法施行令、大阪市財産条例の規定に基づく重要な契約に関する議会の議決については、長が有する契約締結権を行使する前提条件であるとされている。 したがって、今回提出された議会に対して追認を求める契約締結については、議会の重要な権限である「議決権」をないがしろにしたものであり、違法な契約であると言わざるを得ない。 コンプライアンス、法令遵守が強く求められているなか、起こるはずのない事案が判明したことに関して、理事者に対し猛省を促すものである。 市会としては、法令上瑕疵ある契約となっている事態は看過できず、苦渋の判断としてこれらを認めざるを得ないが、二度とこのようなことを起こさないために、本市の契約事務及び監査のチェック体制の総点検を早急に行うよう強く求めるものである。 以上、簡単ではありますが、財政総務委員会の審査の報告といたします。 ○議長(片山一歩君) 58番教育こども委員長坂井はじめ君。     (58番教育こども委員長坂井はじめ君登壇) ◆58番(坂井はじめ君) 教育こども委員会に付託されました議案第177号、成育小学校建設工事請負契約締結について外4件に対する審査の結果と経過について御報告申し上げます。 本委員会は、7日の委員会において審査を行いました結果、報告書に記載のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決した次第であります。 これらの案件は、老朽化の進んでいる校舎等の改築や児童数の増加に対応するための校舎増築等に係る工事請負契約を締結するものでありますが、これらに対する質疑等はありませんでした。 以上、簡単ではありますが、教育こども委員会の審査の報告といたします。 ○議長(片山一歩君) 35番民生保健委員長永田典子君。     (35番民生保健委員長永田典子君登壇) ◆35番(永田典子君) 民生保健委員会に付託されました議案第182号、大阪市国民健康保険条例の一部を改正する条例案外33件に対する審査の結果と経過について御報告申し上げます。 本委員会は、6日の委員会において審査を行いました結果、報告書に記載のとおり、議案第185号ないし191号については附帯決議を付していずれも原案可決、残余の27件についてはいずれも原案を可決すべきものと決した次第であります。 まず、議案第185号ないし191号に関して、ワクチン購入時に不適切な事務処理がなされてきた原因と再発防止に向けた取組などについて質疑がありました。 これに対して理事者から、契約担当及び事業担当の双方に大阪市財産条例第2条の認識がなかったことが原因であると考えている。今後は、予定価格に応じて必要な事務手続が分かるチェックシートを作成するなど、事業遂行において発生するリスクを低減させる対応を確実に行い、適正な事務執行に努めていく旨、答弁がありました。 次に、議案第192号に関して、市民病院機構の中期目標に、府市の地方独立行政法人の統合について検討を進めることと追記された理由について質疑がありました。 これに対して理事者から、平成24年の府市統合本部会議において、府市病院の一体経営により、大阪全体の医療資源を充実させるという基本的方向性が示されており、人口減少や少子高齢化といった医療需要の変化の中で、今後の最適な医療提供体制の在り方について考えていくことは重要と考え、府市の病院機構の統合について検討を進めることについて記述した旨、答弁がありました。 これに対して委員から、5年前に議会が否決したときと状況が何も変わっていないなどの意見がありました。 このほか、保健所庁舎改修工事請負契約締結について質疑がありました。 本委員会では、冒頭申し上げましたように、議案第185号ないし191号については、審査報告書に記載のとおり、次の附帯決議を付して原案を可決すべきものと決しました。          附帯決議 地方自治法及び同法施行令、大阪市財産条例の規定に基づく重要な契約に関する議会の議決については、長が有する契約締結権を行使する前提条件であるとされている。 したがって、今回提出された議会に対して追認を求める契約締結については、議会の重要な権限である「議決権」をないがしろにしたものであり、違法な契約であると言わざるを得ない。 コンプライアンス、法令遵守が強く求められているなか、起こるはずのない事案が判明したことに関して、理事者に対し猛省を促すものである。 市会としては、法令上瑕疵ある契約となっている事態は看過できず、苦渋の判断としてこれらを認めざるを得ないが、二度とこのようなことを起こさないために、本市の契約事務及び監査のチェック体制の総点検を早急に行うよう強く求めるものである。 以上、簡単ではありますが、民生保健委員会の審査の報告といたします。 ○議長(片山一歩君) 57番都市経済委員長大西しょういち君。     (57番都市経済委員長大西しょういち君登壇) ◆57番(大西しょういち君) 都市経済委員会に付託されました議案第193号、地方独立行政法人大阪市博物館機構に係る第2期中期目標の制定について外10件に対する審査の結果と経過について御報告申し上げます。 本委員会は、6日の委員会において審査を行いました結果、報告書に記載のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決した次第であります。 まず、議案第193号に関して、大阪市博物館機構における大阪・関西万博を契機とした博物館等の周知や、大阪中之島美術館における来館者ニーズに沿った運営などについて質疑がありました。 これに対して理事者から、大阪・関西万博に向けては、デジタルを活用して博物館等のコレクションを紹介するとともに、館においても展示するほか、周辺施設と連携したイベントを企画し、観光事業者や交通事業者とも連携しながら、様々な媒体を活用して国内外に情報を発信する。大阪中之島美術館については、館が所蔵するコレクションの常設展示や夜間開館の実施について今後機構に指示することとしている旨、答弁がありました。 次に、スポーツ施設等の指定管理者の指定に関して、今回の公募において改善した点について質疑がありました。 これに対して理事者から、改修等を含めた効率的な管理運営が長期的視野で可能となるよう、これまでの5年間の指定期間を5年間または10年間のいずれかを申請団体が選択して提案できるよう改善し、選定基準においても、価格点よりも業務内容を重視する内容に改善した旨、答弁がありました。 以上、簡単ではありますが、都市経済委員会の審査の報告といたします。 ○議長(片山一歩君) 56番市政改革委員長吉見みさこ君。     (56番市政改革委員長吉見みさこ君登壇) ◆56番(吉見みさこ君) 市政改革委員会に付託されました議案第194号、大阪市消防手数料条例の一部を改正する条例案外3件に対する審査の結果と経過について御報告申し上げます。 本委員会は、7日の委員会において審査を行いました結果、報告書に記載のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決した次第であります。 議案第233号に関して、住まい情報センターの指定管理者募集時の工夫などについて質疑がありました。 これに対して理事者から、住まい情報センターが果たしてきた住宅政策における役割は継続した上で、今後さらに発展させていくことが重要と考えており、住情報プラザと大阪くらしの今昔館が相乗効果を発揮し、これまで以上に効果的・効率的に運営していくための最適な募集方法について幅広く検討していく旨、答弁がありました。 なお、そのほかの議案について、質疑等はありませんでした。 以上、簡単ではありますが、市政改革委員会の審査の報告といたします。 ○議長(片山一歩君) 62番建設港湾委員長森山よしひさ君。     (62番建設港湾委員長森山よしひさ君登壇) ◆62番(森山よしひさ君) 建設港湾委員会に付託されました議案第171号、令和5年度大阪市一般会計補正予算(第5回)外13件に対する審査の結果と経過について御報告申し上げます。 本委員会は、8日の委員会において審査を行いました結果、報告書に記載のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決した次第であります。 まず、議案第171号に関して、工事期間の延長が必要となった端建蔵橋架け替え工事に係る通行止めの影響と対応などについて質疑がありました。 これに対して理事者から、通行止めにより自動車については約半数、歩行者及び自転車については約3分の1の方が橋のすぐ東側にある新なにわ筋に、残りの方々はもう少し広い範囲のルートに迂回されていると考えている。自動車については、局所的な混雑への対応として、交通管理者と協議の上、本年10月に工事用のゼブラ帯を消去し、自動車の通行を確保するなどの追加対策を行った。また、事業期間延伸の周知について、年内には既設の案内看板などの情報更新を行うとともに、歩行者及び自転車の利用者へ向けた案内看板の増設を現在よりも範囲を広げて行うことで、より丁寧な案内を図る旨、答弁がありました。 このほか、議案第243号に関して、靱テニスセンター及び靱庭球場に加え、靱公園に指定管理者制度を導入する目的などについて質疑がありました。 なお、そのほかの議案については、質疑等はありませんでした。 以上、簡単ではありますが、建設港湾委員会の審査の報告といたします。 ○議長(片山一歩君) これをもって審査の報告は終了いたしました。 ○議長(片山一歩君) これより討論に入ります。 まず、議案第192号に反対者の発言を許します。 34番岸本栄君。     (34番岸本栄君登壇)
    ◆34番(岸本栄君) 私は、公明党大阪市会議員団を代表し、議案第192号、地方独立行政法人大阪市民病院機構に係る第3期中期目標の制定について、反対の立場から討論いたします。 そもそも、大阪府市の地方独立行政法人の統合について検討を進めること、との記載については、5年前の第2期中期目標制定時、当初案に入っておりましたが、大阪維新の会を除く全ての会派からの反対により否決されました。そして、その文言を削除して改めて上程され、維新の会も賛成されました。にもかかわらず、なぜ今回の第3期中期目標で記載されているのでしょうか。新たな課題もない中でこのような議案が上程されたことに対して、到底理解ができません。あまりにも唐突であります。 改めて、本議案に関する課題を申し上げます。 1点目に、広域医療・地域医療の在り方については、大阪府と大阪市だけでなく大阪府下全域の問題であり、府域の全ての自治体の公立病院を対象として府が主導的に検討していくべきであり、大阪府立病院機構、大阪市民病院機構だけで検討すべきものではありません。これは前回も強く申し上げました。 医師不足は大阪府下の病院も同じ状況です。医療資源の有効活用というのであれば大阪府が他の自治体も含めて検討すべきことであり、なぜ両機構だけで検討するのか甚だ疑問であります。 2点目に、府市の両病院機構は給与制度が大きく異なっているということです。医師をはじめ医療職は、働くところは数多くあります。より条件がいい処遇の病院があれば、違う職場に行ってしまうことも多く考えられます。医師不足が懸念されている中でさらに離職を招くことになります。 最後に、府市の両病院機構の役割はそれぞれ異なっていることです。府立病院機構は専門病院化しており、市民病院機構は市民に寄り添い、地域医療を提供してきました。そもそも医療の性質が全く違います。 市民病院は、市民の生命と健康を守るかけがえのない施設であり、他の事業の統合とは訳が違います。この大阪府市の地方独立行政法人の統合について検討を進めることとの記載につきましては、市民へは何の説明もなく、議会での議論もなく、ましてや5年前に1度議会で否決されたにもかかわらず、またしても上程をされました。なぜ市長はこのように強硬に進められるのでしょうか。 大阪市民の生命と健康を守ることが身近な基礎自治体として最も重要であるにもかかわらず、逆に市民にとって医療サービスの低下を招きかねないこの法人の統合については、検討の必要もないことを申し上げまして、私からの反対討論といたします。御清聴ありがとうございました。 ○議長(片山一歩君) 次に、議案第192号に賛成者の発言を許します。 27番塩中一成君。     (27番塩中一成君登壇) ◆27番(塩中一成君) 私は、大阪維新の会市会議員団を代表しまして、議案第192号、地方独立行政法人大阪市民病院機構に係る第3期中期目標の制定について、賛成の立場で討論させていただきます。 地方独立行政法人大阪市民病院機構は、平成26年10月1日から非公務員型の地方独立行政法人として第1期中期目標を定めて病院の運営を効率化し、2年ごとに行われる医療報酬改定に対しても人事や物品購入に機を逸することなく対応を行い、診療機能の強化を行ってきました。そして、第2期の中期目標は令和6年3月31日で終了いたします。 今回の第3期中期目標は、令和6年4月1日から令和11年3月31日の5年間の中期目標を定めるものであり、中期目標の第4の項目に府市の地方独立行政法人の統合について検討することと明記されました。 まだ皆さん記憶に新しいコロナ禍においては、市外・市内の医療資源をトータルで考えて、大阪府が司令塔となって大阪市民に医療提供を行いました。パンデミックに当たっては広域で最適な医療体制を提供することの必要性を誰もが感じたところであり、この先の脅威に備えた新たな議論を進める必要性を盛り込んだ中期目標となります。 まず、市民が足を運ぶ地域医療の確保は当然として、三次医療に至るまで面で医療体制の整備をする必要があり、市民への医療提供は大阪市だけで完結する話ではありません。その中で十三市民病院は、しっかりと地域医療を担いながら他の地域の医療機関と連携する役割も担う病院であり、総合医療センターは三次医療も担う地域医療支援病院です。 地域医療をこれまで以上に担い支えていくために、大阪府市が保有する医療資源を最適な形で市民に提供するための様々な手段・手法の一つとしての病院機構の統合検討であります。 ちなみに、大阪府立病院機構の第2期中期目標においては、平成25年3月27日の変更時に、府市病院の法人を一体化する方向で検討を進めると既に明記されております。 残念ながら、コロナ禍を挟んだ現在に至るまで、大阪市の中期目標に統合検討に関する事項が記載されていないことから、病院機構の医療資源の相互活用等について、同じテーブルに着いての深い検討が難しい状況でした。 このたび本市病院機構の中期目標に記載されることにより、様々な選択肢を考慮に入れた医療体制の強化についての議論がより深まることになります。 この間、府市の病院機構に関連する担当者は、いわゆる対面での会議のみならず毎日のように密に連絡を取り合っておりますが、一元化が済めばよりスムーズに業務を進めることが可能になります。コロナ禍の病床調整のように高度な連携を求められる場面は、この先も多く想定されます。共通課題とされている公的病院の役割、政策医療の精査をはじめ、間接部門の整理、医療スタッフの安定的な確保など、社会変化に早期に対応できる体制が必要であります。 人材も含めた医療資源の確保には、規模の大きい組織が望ましく思います。もちろん、統合が最適と言うにはまだまだ課題は多くあります。それぞれの病院機構の人事制度は違いますし、システム面においても違いはあります。 しかし、市民病院機構においてもここ数年で急速に人事制度の改正は行われており、人事制度は時代とともに変わるものですし、ドクターの確保ルートも時代とともに変化してまいります。 システムも、そもそも現状の市民病院機構の中でもそれぞれ微妙に違うシステムが走り、統一システムとはなっていないことから、サイバーテロ対策としても継続して病院ごとに違うシステムを使うことも想定されます。どういう形が最適なのか議論を進めることが大事であると考えております。 令和5年度においても、市民病院機構の大阪市立総合医療センターで市外利用者は3割、十三市民病院の市外利用者は約2割となっており、市民病院機構における病院は広域の役割も担っております。もちろん、逆に大阪府立病院機構の大阪急性期・総合医療センターを多数の大阪市民が利用していることは言うまでもありません。 現在に至るまで、府民・市民という枠にとらわれず、大学、港、観光、企業支援等、様々な分野で府市協力体制の下、大阪を前に進めており、様々な選択肢を考慮に置いて医療資源の有効活用について議論を行うことは、大阪市民にとって有意義なことであると考えております。 公立病院が独立行政法人化されたのは、意思決定の迅速化、安定的・専門的な人材確保、弾力的・効率的な経営管理を目指してのものであり、議会がその各法人の自主性・自立性を阻害することのないよう、様々な選択肢を選べる状況をつくるべきだと考えます。そのためにも、既に大阪府立病院機構の中期計画に織り込まれている統合の検討に関して、大阪市民病院機構に係る第3期中期目標の制定をしていただきたい。このことから、市民への医療体制の充実のため中期目標を議決すべきと申し上げて、私からの賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。 ○議長(片山一歩君) 次に、議案第192号に反対者の発言を許します。 19番鈴木理恵君。     (19番鈴木理恵君登壇) ◆19番(鈴木理恵君) 私は、自由民主党・市民クラブ大阪市会議員団を代表いたしまして、議案第192号、地方独立行政法人大阪市民病院機構に係る第3期中期目標の制定について反対の立場から討論いたします。 そもそも、平成30年11月に議案第151号として上程された地方独立行政法人大阪市民病院機構に係る中期目標の制定については、その議案の第4、その他業務運営に関する重要事項として、市の市政改革の方針に基づき、府市の地方独立行政法人の統合について検討するという項目が記載されておりました。 その年の12月に開催されました民生保健委員会ではその項目に議論が集中し、1、公立病院における広域医療・地域医療の在り方、2、府市の機構の人事給与制度及び情報システム等、3、府市の病院統合に係る法改正などについて、様々な角度から議論が繰り広げられました。我が会派からも、府市の病院統合を検討することに対して、様々な課題について問題提起したところでございます。結果、この議案は反対多数で廃案となりました。 翌年の2月の予算市会において再度提出されました議案第26号では、市の市政改革の方針に基づき、府市の地方独立行政法人の統合について検討することという文言が削除され、市民病院機構の中期目標は可決となった経緯がございました。 そして、今議会において地方独立行政法人大阪市民病院機構に係る第3期中期目標の制定についてが提出されましたが、前回同様に大阪府市の地方独立行政法人の統合について検討を進めることという項目が明記されております。 我が会派からは、1、限りある医療資源の有効活用、2、情報システム等の統一、3、市民病院機構の診療材料等の物品調達など、府市の病院統合に関しての3つの問題点を指摘しております。 そもそも、限りある医療資源の有効活用と言われますが、医師・看護師といった医療人材の獲得は以前にも増して難しい状況にございます。市民病院機構で確保された優秀な人材であっても、統合してしまえば、同じ法人内の府立病院機構の診療科に欠員が生じれば市外の病院に異動することとなります。希望する勤務地域とは違う辞令が出ることにより、医療職を離れる可能性を高める一因になるのではないでしょうか。 市民病院機構にとっては、医局間の問題もあり、医療人材の獲得に支障を生じないのか、医療機能が低下する可能性がないのか、市民への医療サービスの提供にとって本当にメリットがあると言えるのか、詳細な説明がなく疑問でございます。 次に、情報システム等の統一の問題です。 昨年10月に府立急性期・総合医療センターがサイバー攻撃を受けました。電子カルテシステムに障害が生じ、救急医療や外来医療、予定されていた手術などの診療機能に甚大な支障が生じたという事件がございました。被害に遭った電子カルテシステムは12月中に病棟での運用を再開、続いて通常診療に係る部門システムも翌年1月に再開して、障害発生から73日間も要してようやく診療体制が復旧したとのことでございます。 この事件当日には、府立急性期・総合医療センターには500人を超える患者さんが入院されておりました。近隣病院に支援要請が出されて、外来も含めて600人を超える患者さんが転院されるなど、多くの方々に影響があったと聞いております。 市民病院機構において現在サイバーセキュリティー対策を講じている状況とのことでございますが、府市の機構の統合においてサイバーセキュリティーがどのように強化されるのか、病院の特性に応じて構築された別々のシステムがどのように統合され、どの程度の費用がかかるのか、費用対効果も不明であり、課題であると言わざるを得ません。 次に、市民病院機構の現在の診療材料等の物品調達でございますが、総合医療センター、十三市民病院とも、一般社団法人日本ホスピタルアライアンス(NHA)に加盟しているとのことでございます。この法人には、国立病院機構や日本赤十字社など公的な医療機関を含めて300を超える病院が参加しております。多くの病院で大規模共同購入することにより、医薬品、診療材料、医療機器等を有利な条件で購入できる仕組みでございます。市民病院機構は既にそのような仕組みに加盟をしており、府立病院機構と同じ法人になったとしても物品調達における大幅なスケールメリットはございません。 人材の面、情報システム、物品調達といった面だけを聞いても、府市の病院を一緒にすることにとてもメリットがあるとは思えません。一体、府市の病院の法人を統合することでどのようなメリットがあると言えるのでしょうか。 市民病院機構のどの診療科においても医師に余裕があるわけではなく、今後、府市の公的病院において補完し合って効率よく効果的な医療提供体制を取ることが必要となってきていると答弁されましたが、府域全体で最適となるよう医療資源を有効活用する、医師・看護師などの柔軟な人材確保体制を構築して診療機能の強化を図るなどといった考え方は、行政サイドからの上からの目線だけではなく、医療現場の医療従事者からの目線も踏まえて検討していかなければならないのではないでしょうか。 府市の機構の統合は、現状のままでは統合された先の具体的なビジョンが見えてきません。10年先、20年先の大阪における医療提供の姿をしっかりと描いて、市民にこういう医療を届けたいんです、患者さんにはこういうメリットがあるんですというような話からすべきではないでしょうか。 大阪市民病院機構は、平成26年度の法人設立以来、広く市民に信頼され、人間味あふれる温かな医療を提供することを使命とし、地域の医療機関と役割を分担し連携を図りながら、市の医療施策として求められる医療を提供されてきました。 大阪市民病院機構は、市域における医療水準の向上を図り、市民の健康維持と推進に寄与し、病院を運営することが使命です。この理念を忘れることなく、これからも市民の医療の原点として、市民の健康と医療をつかさどる医療機関として、引き続き、質の高い医療を提供し、市民の信頼に応える医療機関として運営されることを切に希望します。 府市の法人統合をすることで大阪の医療がどう変わるのか、もっと夢のある話をしていただきたいと考えております。大阪市が地域医療をしっかり支えていくという意識の下、市民の健康と医療をしっかり守り、市民の信頼に応えるという意思が必要です。 平成30年12月議会で指摘された課題がいまだ解決されていない状況の中で、議論も尽くされないままで今回の中期目標の大阪府市の地方独立行政法人の統合について検討を進めていこうとすることを危惧しており、拙速であり容認できない旨を申し上げ、議案第192号に反対の討論といたします。御清聴ありがとうございます。 ○議長(片山一歩君) これをもって討論を終結いたします。 ○議長(片山一歩君) これより採決に入ります。 まず、議案第192号について起立により採決いたします。委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(片山一歩君) 多数であります。よって議案第192号は委員長報告のとおり可決されました。 ○議長(片山一歩君) 次に、議案第243号について起立により採決いたします。委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(片山一歩君) 多数であります。よって議案第243号は委員長報告のとおり可決されました。 ○議長(片山一歩君) 次に、議案第175号、176号及び185号ないし191号について一括して採決いたします。委員長の報告はいずれも附帯決議を付し可決であります。委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片山一歩君) 御異議なしと認めます。よって議案第175号、176号及び185号ないし191号は委員長報告のとおりいずれも附帯決議を付し可決されました。 ○議長(片山一歩君) 次に、議案第171号ないし174号、177号ないし184号及び193号ないし242号について一括して採決いたします。委員長の報告はいずれも可決であります。委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片山一歩君) 御異議なしと認めます。よって議案第171号ないし174号、177号ないし184号及び193号ないし242号は委員長報告のとおりいずれも可決されました。 ○議長(片山一歩君) 日程第74、議案第244号、令和5年度大阪市一般会計補正予算(第6回)を議題といたします。 ○議長(片山一歩君) 理事者の説明を求めます。 横山市長。     (市長横山英幸君登壇) ◎市長(横山英幸君) 本日追加提出しました議案第244号の補正予算案につきまして、その概要を御説明いたします。 本補正予算案は、物価高騰対応重点支援給付金として380億4,934万円を追加し、その財源として地方創生臨時交付金を追加するとともに、別途債務負担行為として15億2,500万円を追加するものです。 以上、案件の概略を説明申し上げました。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(片山一歩君) ただいま議題となっております議案第244号は、審査付託表のとおり、財政総務委員会及び市政改革委員会に付託いたします。 ○議長(片山一歩君) 日程第75、諮問第3号、人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 ◆67番(竹下隆君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました諮問第3号については、委員会付託を省略、異議のない旨答申されることを望みます。 ○議長(片山一歩君) 67番議員の動議に御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片山一歩君) 御異議なしと認めます。よって諮問第3号は委員会付託を省略、異議のない旨答申することに決しました。 ○議長(片山一歩君) 日程第76、副市長の選任について及び日程第77、副市長の選任についてを一括して議題といたします。 ○議長(片山一歩君) 理事者の説明を求めます。 横山市長。     (市長横山英幸君登壇) ◎市長(横山英幸君) 副市長の選任について御説明申し上げます。 副市長、朝川晋氏及び山本剛史氏の任期が来る令和6年1月17日をもって満了いたしますので、その後任につきまして慎重に選考を進めました結果、ここに西山忠邦氏を新たに、山本剛史氏を再び選任いたしたいと存じます。 両氏の経歴につきましては、お手元配付の履歴書のとおりでございまして、人格・識見ともに優れ、本市副市長として適任と存じますので、何とぞよろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(片山一歩君) お諮りいたします。ただいま議題となっております副市長の選任については、委員会付託を省略、これに同意することに御異議ありませんか。     (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(片山一歩君) 異議がありますから起立により採決いたします。議長発議に賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(片山一歩君) 多数であります。よって副市長の選任については、いずれも委員会付託を省略、これに同意することに決しました。 ○議長(片山一歩君) 日程第78、淀川右岸水防事務組合議会議員の補欠選挙を行います。 ◆67番(竹下隆君) 動議を提出いたします。淀川右岸水防事務組合議会議員の補欠選挙については、地方自治法第118条第2項の規定による指名推選の方法によることとし、議長において指名されることを望みます。 ○議長(片山一歩君) 67番議員の動議に御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片山一歩君) 御異議なしと認めます。よって動議のとおり決しました。 ○議長(片山一歩君) 直ちに指名いたします。 候補者調書のとおり指名いたします。 ○議長(片山一歩君) お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました増田裕子君を当選人と定めることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片山一歩君) 御異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました増田裕子君が満場一致をもって淀川右岸水防事務組合議会議員に当選されました。 ○議長(片山一歩君) 日程第79、淀川左岸水防事務組合議会議員の補欠選挙を行います。 ◆67番(竹下隆君) 動議を提出いたします。淀川左岸水防事務組合議会議員の補欠選挙については、地方自治法第118条第2項の規定による指名推選の方法によることとし、議長において指名されることを望みます。 ○議長(片山一歩君) 67番議員の動議に御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片山一歩君) 御異議なしと認めます。よって動議のとおり決しました。 ○議長(片山一歩君) 直ちに指名いたします。 候補者調書のとおり指名いたします。 ○議長(片山一歩君) お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました両君を当選人と定めることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片山一歩君) 御異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました両君が満場一致をもって淀川左岸水防事務組合議会議員に当選されました。 ○議長(片山一歩君) 日程第80、大和川右岸水防事務組合議会議員の補欠選挙を行います。 ◆67番(竹下隆君) 動議を提出いたします。大和川右岸水防事務組合議会議員の補欠選挙については、地方自治法第118条第2項の規定による指名推選の方法によることとし、議長において指名されることを望みます。 ○議長(片山一歩君) 67番議員の動議に御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片山一歩君) 御異議なしと認めます。よって動議のとおり決しました。 ○議長(片山一歩君) 直ちに指名いたします。 候補者調書のとおり指名いたします。 ○議長(片山一歩君) お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました松田忍君を当選人と定めることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片山一歩君) 御異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました松田忍君が満場一致をもって大和川右岸水防事務組合議会議員に当選されました。 ○議長(片山一歩君) 日程第81、議員提出議案第23号、学校への福祉職の配置拡充を求める意見書案を議題といたします。 ◆67番(竹下隆君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議員提出議案第23号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。 ○議長(片山一歩君) 67番議員の動議に御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片山一歩君) 御異議なしと認めます。よって議員提出議案第23号は委員会付託を省略、原案どおり可決されました。 ○議長(片山一歩君) 日程第82、議員提出議案第24号、認知症との共生社会の実現を求める意見書案を議題といたします。 ◆67番(竹下隆君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議員提出議案第24号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。 ○議長(片山一歩君) 67番議員の動議に御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片山一歩君) 御異議なしと認めます。よって議員提出議案第24号は委員会付託を省略、原案どおり可決されました。 ○議長(片山一歩君) 日程第83、議員提出議案第25号、医療・介護・障害福祉分野における処遇改善等を求める意見書案を議題といたします。 ◆67番(竹下隆君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議員提出議案第25号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。 ○議長(片山一歩君) 67番議員の動議に御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片山一歩君) 御異議なしと認めます。よって議員提出議案第25号は委員会付託を省略、原案どおり可決されました。 ○議長(片山一歩君) 日程第84、議員提出議案第26号、食品ロス削減への国民運動のさらなる推進を求める意見書案を議題といたします。 ◆67番(竹下隆君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議員提出議案第26号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。 ○議長(片山一歩君) 67番議員の動議に御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片山一歩君) 御異議なしと認めます。よって議員提出議案第26号は委員会付託を省略、原案どおり可決されました。 ○議長(片山一歩君) 日程第85、議員提出議案第27号、保育施設等の職員配置基準及び人材確保策のさらなる改善を求める意見書案を議題といたします。 ◆67番(竹下隆君) 動議を提出いたします。ただいま議題となりました議員提出議案第27号については、委員会付託を省略、原案どおり可決されることを望みます。 ○議長(片山一歩君) 67番議員の動議に御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片山一歩君) 御異議なしと認めます。よって議員提出議案第27号は委員会付託を省略、原案どおり可決されました。 ◆67番(竹下隆君) 動議を提出いたします。この際、常任委員会開会のため、暫時休憩されることを望みます。 ○議長(片山一歩君) 67番議員の動議に御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片山一歩君) 御異議なしと認めます。よって動議のとおり決しました。 暫時休憩いたします。     午後2時53分休憩     午後3時42分再開 ○議長(片山一歩君) これより休憩前に引き続き会議を開きます。 ○議長(片山一歩君) 日程第86、議案第244号、令和5年度大阪市一般会計補正予算(第6回)を議題といたします。 各常任委員長より審査の報告を求めます。 59番財政総務委員長黒田まりこ君。     (59番財政総務委員長黒田まりこ君登壇) ◆59番(黒田まりこ君) 財政総務委員会に付託されました議案第244号、令和5年度大阪市一般会計補正予算(第6回)に対する審査の結果と経過について御報告申し上げます。 本委員会は、本会議休憩中に審査を行いました結果、報告書に記載のとおり、原案を可決すべきものと決した次第であります。 本補正予算は、物価高騰対応重点支援給付金として、エネルギー・食料品価格等の物価高騰の負担感が大きい住民税非課税世帯に対し1世帯当たり7万円を支給するもので、その財源として国庫支出金を追加するものでありますが、本件に対する質疑等はありませんでした。 以上、簡単ではありますが、財政総務委員会の審査の報告といたします。 ○議長(片山一歩君) 56番市政改革委員長吉見みさこ君。     (56番市政改革委員長吉見みさこ君登壇) ◆56番(吉見みさこ君) 市政改革委員会に付託されました議案第244号、令和5年度大阪市一般会計補正予算(第6回)に対する審査の結果と経過について御報告申し上げます。 本委員会は、本会議休憩中に審査を行いました結果、報告書に記載のとおり、原案を可決すべきものと決した次第であります。 本補正予算に関して、物価高騰対応重点支援給付金の支給時期や支給方式等について質疑がありました。 これに対して理事者から、支給開始は来年2月下旬頃となる見込みであり、支給方式は、電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金と同様にプッシュ型を採用する予定である旨、答弁がありました。 以上、簡単ではありますが、市政改革委員会の審査の報告といたします。 ○議長(片山一歩君) これをもって審査の報告は終了いたしました。 ○議長(片山一歩君) これより採決に入ります。 議案第244号について、委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片山一歩君) 御異議なしと認めます。よって議案第244号は委員長報告のとおり可決されました。 ○議長(片山一歩君) この際、お諮りいたします。財政総務委員長より、所管事務について閉会中も審査いたしたいとの申出があります。 ○議長(片山一歩君) 財政総務委員会において、申出書の事件について閉会中も審査することに決して御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片山一歩君) 御異議なしと認めます。よって財政総務委員会において、申出書の事件について閉会中も審査することに決しました。 △閉議 ○議長(片山一歩君) 本日の日程は以上で終了いたしました。 ○議長(片山一歩君) この際、御報告いたします。元市会議員柴台紀明君が去る12月10日に逝去いたされました。ここに謹んで哀悼の意を表し、御報告申し上げます。 △閉会 ○議長(片山一歩君) 本市会定例会はこれをもって閉会いたします。     午後3時47分閉会    --------------------------------- 文書質問 質問主意書 令和5年12月12日付  木下吉信君「2025大阪・関西万博の運営について」     (質問主意書、答弁書は資料編に掲載)    ---------------------------------          大阪市会議長          片山一歩          大阪市会議員          田辺信広          大阪市会議員          木下吉信◯大阪市会(定例会)会議録(令和5年12月14日)(終)...