木津川市議会 2021-03-15
令和3年第1回定例会(第5号) 本文 開催日:2021年03月15日
2021年03月15日:令和3年第1回定例会(第5号) 本文 ▼最初の
ヒット発言へ(全 0 ヒット) 令和3年第1回
木津川市議会定例会会議録(第5号)
午前9時30分 開議
◯議長(山本 和延) 皆さん、おはようございます。御苦労さまです。
ただいまの
出席議員は20人であります。
これより令和3年第1回
木津川市議会定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。
なお、
新型コロナウイルス新規感染者の下げ止まりがあり、引き続き警戒が必要となっております。改めて、円滑な議会運営に御協力をお願いいたします。
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
日程に入ります。
────────────────────────
◯議長(山本 和延) 日程第1、
一般質問を行います。
11日に引き続き、
一般質問を行います。
本日は、2人の5問で行います。
それでは、1番目、西山幸千子さん。
(西山 幸千子君質問席へ移動)
◯15番(西山 幸千子) 改めまして、おはようございます。
共産党議員団の西山です。
本日は、2つのテーマで質問させていただきます。
まず1つ目です。「
学校給食センターの課題は」。
梅美台にある第一
学校給食センターが稼働してからの現状と課題を問います。
(1)市全体が2献立制になりました。これまでに、
メニューの変更や欠品などはありましたか。あれば、その理由は何ですか。学校によっては、遠くなったことで、「2時間喫食」が守れていないのではないでしょうか。
配送ルートに無理があるのではないですか。
(2)本来なら、地域の特性や独自のよさを引き継ぎ、生かすことが大切です。
山城学校給食センターが今まで取り組んできた「地産地消」は引き継げましたか。議会が採択した請願内容「地産地消を進めること」、それは進んでいますか。
子供たちの感想はどうですか。残菜が増えているのではないでしょうか。
(3)2つの
学校給食センターでの経費(
ランニングコスト)を確認いたします。
1)調理員の人数、
配送担当の人数、運転手の数は。また、それぞれの経費は幾らですか。
2)年度途中で電気代の多額な
補正予算が組まれました。
光熱水費の令和2年度と令和3年度の予算額はいかがですか。旧木津・旧
山城学校給食センターの電気代と比べてどの程度上がりましたか。また、加茂の第二
学校給食センターとの比較では、どうなっていますか。
(4)何度か新
学校給食センターで事故を含むトラブルがありました。内容はどのようなものですか。事故が起きた場合の
危機管理を含む報告と対処は、どうなっていますか。また、
教育委員会は、どの程度関わることができますか。委託すると、事故があったときに市がすぐに把握できないなど、安全・安心を守ることができないのではないですか。いかがですか。
以上、お願いします。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
(
教育部長 竹本 充代君登壇)
◯教育部長(竹本 充代) おはようございます。
教育部長でございます。
西山議員の御質問にお答えいたします。
令和2年度より、新たな
学校給食センター体制となり、
市内統一献立による2献立制で提供しています。
検品や
調理作業中に食材に異物と思われる物質の付着を発見した際には、
安全性確保のため欠品とするなど、
メニュー変更により対応いたしました。
また、配送については、「2時間喫食」を基本に、配送車の
運行体制の調整行い、安全に給食を届けています。
2点目について、地元産青果物を
学校給食に活用するため、これまでの
購入ルートに加えて、新たに生産者が納入する方法について、農政課と連携し、JAや「農で頑張る協議会」とで検討を行うとともに、新たな
購入ルートの構築を進めています。
各学校・園から提出される、毎日の給食に対する
一言メモから、おいしく食べている
子供たちの様子がうかがえ、残菜については、令和元年度と比較すると減少している状況で、今後も引き続き献立の工夫など、安心・安全で栄養価のある、おいしい給食の提供に努めていきます。
3点目について、現在、第一
学校給食センターは、調理員56名、
配送担当者7名、第二
学校給食センターは、調理員28名、
配送担当者は6名です。
令和2年度の
委託料総額は、第一
センターが1億8,867万2,000円、第二
センターが8,844万円です。
第一
センターの
光熱水費のうち
電気料金の予算額は、令和2年度が3,505万8,000円、令和3年度が3,650万円で、旧木津・旧
山城学校給食センターの令和元
年度決算額における
電気料金合計と比較すると、令和2年度予算は約2,440万円の増、令和3年度予算は約2,588万円の増となっています。
また、第一・第二
学校給食センター間における
電気料金を比較すると、およそ2倍程度となっています。
4点目について、
臨時休業期間中の4月に、
山城中学校への
試験配送中、
コンテナの転倒による事故、10月に、
配送補助員が回収した
コンテナを
センターで下ろす際に、雨でぬれていた
配送車ステップ上で滑って転倒された事故、また2月に、炊飯室で炊飯釜の洗浄中の事故がありました。
事故等が発生した場合には、
委託事業者の責任者から
センターに報告が入り、事故の状況及び事故に対する事業者の対応確認を行い、その後の再発防止などについて報告を受けることとなっています。
委託業務の履行に改善が必要な場合には、
委託事業者に必要な指示を行うなど、
委託事業者と連携を図り、引き続き安心・安全な給食の提供に向けた
体制づくりを構築してまいります。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) 答弁いただきました。
まず、
メニューの変更や欠品はありましたかということで問うていましたので、それはありましたということだったんですけれども、例えば代表的なものであれば、どんなようなことがありましたか。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
今年1月に起こりました事例のほうを報告させていただきます。
調理作業中に鶏肉を使った
メニューであったんですけれども、そちらのほうに赤色の異物が見つかったというところでございました。内容の物質の特定がすぐにはできなかったというところでございましたので、そちらのほうを欠品させていただいたという事例がございました。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) それは、先ほど答えられたときに、最初に
食材自体で発見できなくて、スープ、あるいはつくられたものになってからの欠品ということになるんですか。ちょっとそこのところ、細かく教えてください。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
調理作業中ということで聞いております。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) だから、食材での発見ができなかったということですよね。調理中になってしまったから、
そのもの自体が、
メニューが少なくなったというふうに聞いていますけれども、いかがですか。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
もちろん、検品のほうもきっちりはさせていただいているんですけれども、例えば鶏肉を切った中に、そういったものが混在していたという場合には、見つからないケースもあろうかということで、今回につきましては、調理中に発見されたというところで確認をしております。
ですので、その分を1品少なくさせていただいて、御飯ともう一つのおかずと牛乳を提供させていただいたというところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) それは、その時点では分からなかったということなんですけれども、理由は後でちゃんと判明しましたか。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
異物等がございましたら、
学校給食会、またその製品の納入業者に確認をさせていただいているというところでございます。
こちらの分については、後ほど報告を受けているというところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) ごめんなさい。原因の報告っていうか、なぜそういうことが起こったかという報告はありますの。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
食材の納品におきましては、まずその製品をつくられているときに入るもの、またその製品を業者のほうで梱包、包装されているところに入るものと様々ございますというところで認識をしておるところでございます。
ですので、まずは物が何であるのか、またそれがどのタイミングが入ったのかというところは確認をさせていただくところでございます。
以上です。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) 確認できたんですよね。何が原因だったんですか。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
ちょっとすみません、そちらの分の資料、今、確認させていただいておらないんですが、これは
調理過程中ではなくて、食品の中に入っていたというところで記憶しておるところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) 全部含めて安心・安全ということじゃないのかなと思うのでね、そこをはっきりさせたほうがいいと思います。
最初に通告に書きました「2時間喫食」、安全に給食を届けていますということで書いていますけれども、2時間喫食は守られていますか。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
「2時間喫食」というところで、
努力義務というところになっているところでございます。給食ができ上がった時点から
子供たちが食べるまでの間が、「2時間喫食」に努めるというところでございます。
配送の分につきましても、おおむね学校への配送時間、30分前後で行きますと、それもトータルいたしまして、「2時間喫食」がおおむね守られているというところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) 守れていない場所があるんだったら、それを教えてください。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
調理現場におきましては、釜が12釜、またそれと併せてフライヤーでありましたり、オーブンで調理をさせていただいているというところでございます。調理の給食の開始時間が、幼稚園のほうでは11時30分、中学校のほうでは12時40分というところで差がございますので、それに合わせて
でき上がりの時間を操作するなどをさせていただいて、「2時間喫食」を守らせていただいているというところでございます。
ただ、やはり中には、出発から幾つかの学校を経由して配送していくというところでございますので、「2時間喫食」になっていないところが、若干、献立にもよりますけれども、あるというところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) 今、幼稚園と中学校の給食時間の話が出ましたけれども、小学校は何時ですか。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
小学校におきましては、12時10分が
給食開始ということになっております。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) 議長の許可を頂きまして、資料のほうをお配りしています。
まず、資料、ちょっと人によっては地図の挟み込んだ位置が違うんですけれども、資料のほうの1の1ページ目と2ページ目のほうが、
配送ルートのほうを問合せをさせていただいて、もらった資料です。これで言いましたね、
トラックが、今、何台ありましたか、第一
学校給食センターは。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
第一
学校給食センターにおきましては、
トラック、配送車6台を運行しております。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) 6台の
トラックで配送している。この1ページ目の左のほうの黒丸になっているのは、食器便ということで、食器だけを送るものです。なので、これはもう給食の食缶を運ぶものではないので、これは別にもう朝早くから行って、戻ってきて、その後でスタートするのが6台ということなんですけれども、それで言いましても、その車も使ってはいるということで6台なんですけれども、学校に
到着時刻、大体資料のほうでは、学校の右上から右下のほうに時間を書いているのは、これは配送の
到着時刻ということで、これも資料を頂いたものを、手書きで私が書き写したものです。何キロ何分って書いてあるのは、これは車の
カーナビ機能を使って、場所から場所まで何キロあって何分かかるかっていうのを書き込みました。これは、ちょっと前後するかもしれません。
それから逆算していくと、
センターを出発している時間というのがあるんです。それは、新
センターって書かれているところに書いてあるのが、私が計算したものであります。
これは、後でまたお時間があるときにしっかり見ていただいたら分かるんですが、6台で回すには無理があると思うんです。
まず、出発時間っていうのは、もう決まっていると思います。それは到着時間から逆算して、この時間には出ないと学校へ食缶を届けられないということがあるんですけれど、基本的には6台があって、2回回るということにはなると思うんですけれども、例えば気になる部分で言いましたら、
木津川台小学校と
相楽小学校へ届ける分です。2つ目になりますかね、京奈和を使って行くんですけれども、これが例えば
木津川台小学校から
相楽小学校への到着時間というのが、15分しかないんですよね。
相楽小学校が11時10分で、
木津川台小学校が10時55分ということは、この間、15分ということなんです。離れている距離でいくと6分ということで、あと10分ということなんですけれども、例えば食器と食缶と両方運んでいるから、下す
作業自体ができるかどうかというところが疑問になります。
あと、例えば幼稚園のルート、3園回っていますけれども、それぞれもそうです。
幼稚園自体は、食数が少ないので、下す自体には、時間的にはそんなにはかからないかもしれませんけれども、移動が結構かかる中で、この設定になっている。
あと、
高の原小学校とか
木津小学校というのは、
センターからの距離を考えたら、10時半には出ているでしょうと思われます。
ここの2つが、一番到着するのが早い時間なんですね。だから、ここはもう既に「2時間喫食」にはなっていないんじゃないかと思うんですが、いかがですか。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
今、
西山議員の提示していただいている資料にもございますとおり、
木津川台小学校と
相楽小学校につきましては、まず食器が別便で行っております。
木津川台・
相楽小学校には食缶を後ほど出発しているということで、10時55分に出発しておるというところでございますので、下すのは食缶だけというところになってございます。このところにつきますと、
木津川台小学校にこの時間に行くということになりますと、
センターのほうを10時20分前後に出ているということで考えておるところでございます。
それぞれ学校によって出発する時間はございますが、おおむね学校で給食させていただく時間が、先ほど申したとおり、12時10分であったり、中学校であったら12時40分というところでございますので、それに合わせて
でき上がりをさせていただいているというところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) じゃあ、先ほどおっしゃった、ちょっと「2時間喫食」に間に合っていないかもしれないと思われるところは、どこになるんですか。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
早く出ているところというところになりますと、
高の原小学校であったり、
木津小学校のほうが、もう早い便で行っているというところでございますので、その分で、
でき上がりの時間から
子供たちが食べる時間につきましては、若干時間はかかっているのかなというふうに予測されるところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) なぜこれを取り上げようかと思ったのは、
高の原小学校の子供が、給食が冷めているということを言っていると。それで、なぜだろうというところでちょっと調べたら、確かに到着するのが早いから、もしかしたら冷めているのかもしれないんだなというふうに思って、調べたんです。
もともと、先ほど「2時間喫食」は
努力義務というふうな言い方をされましたけれども、じゃあそれは守らなくてもいいものですか。何のために「2時間喫食」というのを守るべきってなっているんですか。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
「2時間喫食」というところにつきましては、衛生的に安全に食べられるというところでございます。また、あわせて温かいものは温かいもの、冷たいものは冷たいものということで食べられるように、おいしく
子供たちが食べられる基準でもあるというところでございます。
もちろん
努力義務ではありますけれども、それを守るべく努力をさせていただいているというところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) 食中毒のリスクとかも含めて、やっぱり「2時間喫食」ということになっていると思うんですよね。
温かいものは温かいうちに、今、食缶ってかなり保温効果も高いので、それで冷めていると言う子供の感想、それはなぜだと思いますか。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
今、議員おっしゃるように、現在の食缶につきましては、パッキンもきちっとさせていただいているというところで、温度管理は十分できるようなものをそろえさせていただいているというところでございます。
その中で、冷めているというところがあったということでありましたら、ちょっとその辺りは、できるだけ温度が保てるような努力は引き続きさせていただくというところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子)
先ほど答弁の中で、例えば
子供たちの感想はどうですかということで言ったら、おいしく食べているということで、おいしい給食というふうなことでおっしゃっていたけど、実際はというか、その子によってはおいしくないということを言っている子もいるんです。おいしくないという感想は入ってきましたか。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
毎月、毎日の
学校給食に関する
一言メモというのが、学校で書いていただいております。ほとんどの学校で書いていただいているというところで、私たちのほうにもそちらが回ってきますので、見させていただいているというところでございます。
多くは
先生たちが書いていただいていて、その中で、
子供たちの様子を書いていただいているものもございますし、学校によっては、
子供たち自身が書いてくれているところもあるというところでございます。
中には、おいしかったとか、この味つけがよかったというところもありますけれども、やはり正直な感想として、今日の分はちょっと味が薄かったであったりとか、濃かったであったりとか、そういう意見もあるというところも事実でございます。
それにつきましては、今後の献立の作成、また調理のほうに生かしているというところでございます。
以上です。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) だから、最初の答弁でもいいことばっかり書かないで、本当にいろんな意見があるっていうことはおっしゃらないといけないんじゃないですか。
子供たちのそういう素直なところの部分というのは、本当にすくい上げないといけないと思うんですよ。それで、いろいろ改善していくべきだと思いますし、私、
配送ルートの部分はね、まず無理があるんじゃないかと思っているんです、
トラック6台では。それに関しては、どう考えていらっしゃいますか。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
配送につきましては、先ほど申したとおり、6台で回しているというところでございます。ほとんどの学校へは30分前後で到着しているというところでございますので、その分、「2時間喫食」のうちの配送にかかる時間としては、現在のところで進めさせていただきたいと思っているところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) 今、私、本当はというか、資料として出してほしいという話をしたときに、便で、どの
トラックがどこで何分で進んでいくっていうのって、ちゃんとした予定表とか計画表というのは策定されているんですよね、まずちょっと確認します。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
もちろん、それにつきましては、既定のものがございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) それって、表に出したら駄目なものですか。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
それを隠したりすることはないと思いますので、問題ないかというふうに考えるところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) 今回問い合わせたときに、学校に給食が到着する時間は何時ですか、何分ですか、ルートはどうなっていますか、この
トラックがこの形で走っていきますというもので教えてほしいって言ったときに、それぞれそういうものが全然出てこなかったんですよ。だから、私がこの手書きで何キロで何分でとかっていう形で、どう考えても、これ、無理なんじゃないですかっていう話につながっているんですけれども、そういうのも含めて、もう少しスムーズに出るような形、ちゃんとその報告も含めてなるべきじゃないかと思うんですけれども、そこは今後のこともありますし、言っておきますね。
例えば、次のところの部分でいきますと、金額的なものは、私のほうの資料では、予算ベースで書いています。お答えいただいた額とはちょっと違うかもしれませんけれども、特に今回、電気代が上がったというところの部分はなぜかというところ、どういうふうに考えていらっしゃいますか。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
今回、第一
学校給食センターが初めて稼働したというところで、もともとの第一
学校給食センターの稼働に向けまして
光熱水費を試算するというところにつきましては、過去の木津
学校給食センターの経過に食数の増加分を見込んで計上させていただいていたというところでございます。
しかしながら、実際に稼働させていただくと、4月、5月は休業だったんですけれども、6月の分を見ていくと高くなっているというところで、補正のほうをさせていただきました。
そちらの要因につきましては、まず
センター自体が7,000食規模に対応する施設であるというところで、そのための厨房機器でありますとか、また24時間稼働の空調機や外調機を導入しているというところでございますので、電気の使用量が多くなっているというところでございます。
そういうことによりまして、デマンドが高くなっているというところがありましたので、年間の
電気料金については増えてきているというところになったというところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) それって、最初から分かっていた話じゃないんですか。今、第二という名前になっていますけれども、加茂
学校給食センターも、そういうシステムで稼働していますよね。電気代がそういう形でかかってくるというのは、分かっていた話じゃないんですか。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
加茂
学校給食センターにおきましては、オール電化の熱源というところになっております。第一
学校給食センターについては、ガスと電気の混合熱源というところになっておりますので、参考にはなったかというところでございますが、きっちりと第一
学校給食センターでの熱源における電気代の料金を見込むところまでは至らなかったというところで、補正のほうをお願いしたところでございます。
以上です。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) いつも新しいものをつくるときに、そっちのほうが、言ったら割安だからとか、お金が節約できるからとか、そんな話ばっかりになってくるんですけれども、実際にはそうではないっていうのが、やっぱりきちっと計算した上で提示しないといけないんじゃないですか。それはどうですか。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
確かに、新しい施設につきましては、そちらの
ランニングコストを正しく試算して検討するというところが必要になってくるというところでございます。
ただ、やはり
学校給食センターを建てさせていただいたというところにつきましては、これまでの木津・
山城学校給食センターの老朽化施設の狭さ、また必要な衛生管理基準を満たす設備が整えられていなかったというところがございますので、安全基準を満たす設備をつくるというところが、まず第一にあったというところでございます。
そういった形で、2つの
センターを統合させていただいて、1つの最新鋭の機材を入れたというところの
センターを建てさせていただいたというところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) 木曜日のときの
一般質問で、山本しのぶ議員が指摘していましたよね。最新の設備とかっておっしゃるけれども、それに対してちゃんと安全面で研修などができていなかった。
私のほうの資料のところで、資料2)と書いていて、
センターの食材の比較の下の部分が、これ、予算ベースで書いたものです。ただ、これで見ると、すごい額をかけているわけじゃないですか。そしたら、もともとの
山城学校給食センターとかでも、改善できたものがあるんじゃないかと思うんですよ。
先ほど地産地消の部分でということで、頑張っているというふうな形で進めていこうと思っているということでもお答えにはなっていたんだけれども、実際には、食材のほうがかなり頑張っているとは言えないようなものになっていると思うんです。
山城学校給食センターがやっぱりよかったのは、そういう意味の地産地消が特に優れていたと思うんです。目指すところは、地産地消ということなんですけど、それはどの程度進められると思っていますか。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
学校給食を提供する上において一番重要なところというところになりますと、やはり安心・安全というところでございます。それで、安定供給をさせていただくと。そのベースに、やはりおいしい給食をつくらせていただくというところがありますので、その中で、やはり地元産の野菜を入れさせていただくというところにつきましては、新鮮な野菜が入るということにかかわらず、地域の方々の農業振興と、また
子供たちも自分たちの地元でこういった野菜がつくられているというところの食育にも大きく寄与するところがあるというところで思っておりますので、少しずつではありますけれども、地元の生産者の方々にも御協力いただいて、現在、協議を進めさせていただいているというところでございます。
以上です。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) 食材の部分でね、ちょっと資料のほうに書いていますけれども、令和2年はコロナの関係があって、
メニューもいろんな意味で制約があったので、あえて食材のほうを引っ張り出しませんでした。市内産というところでも、あまりそんなに目立って多くはなかったので。今年の1月の部分で見たら、第二
学校給食センターですよね、加茂ってね、青ネギと大根、第一
学校給食センター、木津のほうでは、青ネギ、コマツナ、大根、水菜っていうのが木津川市産ということで使われた食材となっていました。これ、今、統一
メニューになっていますよね。じゃあ、何で第一と第二で入ってくるというか、使える食材が変わってくるんですか。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
まず、今年度、地元産の食材を入れさせていただいている状況でございますが、今、議員おっしゃったように、やはりちょっと1月、2月というのは、季節的なこともありまして、なかなか地元の野菜が入りにくいというところがございました。ただ、夏ですね、6月であったり、7月の状況を見ますと、青ネギ以外にも、キャベツ、キュウリ、コマツナ、ジャガイモ、タマネギ、ナスという形で、地元産が昨年度よりはたくさん入っているような状況でございます。
その上で、第一と第二がなぜ違うのかというところでございますが、それにつきましては、稼働1年目という、統一献立になっての1年目というところがございましたので、今後、統一的に入れられるように協議を進めさせていただいているというところでございます。
以上です。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) この
山城学校給食センター、これだけの数が入っていたという状況なんですけれど、ここに近づくことってできますか。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
食数のことを申しますとあれなんですけれども、やはり多くの食数がございます。その中で、地元産を入れていくというところでございます。
ですので、例えば第一
学校給食センターでつくる6,000食のうち全てをその食材を入れることができなくても、やはりそこに地元産も混ぜて入れていくというところを目指していきたいというふうに考えているところでございます。
以上です。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) だから、食数の加減で、どうしても制限がかかってしまいますよね。特に、
山城学校給食センターでもともと使っていたもので、例えば生シイタケとか、ここにはちょっと書いていないですけれども、例えばブルーベリーとかもあったと思うんですよ。アスパラガスとか、普通だったらというか、なかなか使いづらいものでも、やっぱり食数が小さかったら、そういうことができるし、そこの部分は、絶対食数が多くなるとできなくなってくる、制限がかかってくるものって、とても多いと思うんです。
本当にだから私、もったいないことしたなと、山城とかのね、そういったところって、本当はほかの町に対してでも、とてもいいものですよっていうのを言えるようなものだったんじゃないかなと思っていて、それがすごく私にしたらもったいなかったなと思っています。
今後、頑張ってもらって、どの程度できるのかっていうところが、食数、数をそろえないといけないという中での提供していただけるものっていうところのあれがありますけれども、決して
センターだから経費的に抑えられるかと言うと、抑えられてはいないし、そういう意味では、地産地消を進めるにも、やっぱり制限がかかってくると思っています。
ちょっと子供のことで先ほど言わせてもらいましたけれども、私、今回、第一
学校給食センターのところで質問させてもらうのに、たまたま給食の話をしたときに、第二
学校給食センターの給食を食べている中学生の女の子が、こんなことを言っていたんですって。パンにジャムとかのお楽しみがつかなくなった。大好きな揚げパンがなくなった。ぱさぱさしている。
メニューが減ったし、煮物が少なくて汁物ばっかり、油がぎとぎとで、おかずがまずくなった。行事が全体になくなって楽しみが減った中で、給食がおいしくなくなったと言っている。そういう声もちゃんと拾わないといけないんじゃないかなと思います。これに関して、なぜそういう部分になったのか、分かる範囲でお答えください。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
今、事例を幾つか挙げていただいた中の一つで申し上げますと、例えば揚げパンということになりますと、従来、
センターのほうで揚げさせていただいて、抹茶の粉とかをかけたりしていたというところでございますが、やはりコロナの関係で、できるだけ空気に触れる機会を減らすということで、コッペパンにさせていただいたというところでございます。それについては、
子供たちが楽しみにしている献立の一つであるというところも
センターのほうも認識しておりますので、状況が改善されれば提供できるというふうに思っているところでございます。
先ほど
一言メモの中で、よいことばかりということでお話がありましたが、確かに様々な、先ほども申したように、味についての意見であったりとか、ちょっとこの分については硬かったというところも意見はあるところでございますので、もちろんそういったところも、
センターの職員、また栄養士等が毎日見させていただいておりますので、今後の改善点にはさせていただくというところでございます。
以上です。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) 油がぎとぎとやっていう部分って、それはなぜか分かりますか。それは、ちょっと個別では分からないですか。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
ちょっとその点については、私のほうは認識しておりません。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) 委託しているから、どうしてもワンクッションを置いてしまうというところが問題ではあるかなと思うんですね。例えば、4つ目のところで言っていました、例えば事故を含むトラブルがあったとき、これって、市のほうはどういうふうに関われるんですか。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
市が委託業者に委託させていただいているというところにつきましては、衛生管理基準をきちっと守って安心・安全のおいしい給食を安定的に提供していただくというところを委託させていただいているところでございます。ですので、その中で、安全に調理場を回していただくということにつきましては、事業者さんの範疇であるというふうに認識しておるところでございます。
ただ、そういったことで何がしかの課題があるというところでございましたら、委託発注者としての指導をさせていただくというところでございます。
以上です。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) 直営だったときに、例えば前の古いときの木津の
学校給食センターでも、事故とかけがとかがあったと思うんです。人数が少ない中でやっていてというところで、なかなかそれが改善できなかったというのは、先ほどの私の資料でも人数のところで見ていただいたら分かるけれども。でも、そういう直営で例えば事故があったとき、それ、事故の情報ってどうしましたか。共有できていたんじゃないんですか。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
直営で運営させていただいているというところにつきましては、労務管理を含めまして市の業務になってまいりますので、もちろん把握して対応させていただいていたというところでございます。
ただ、今回、
委託事業者になった場合に、そちらのほうを市のほうが把握していないというところではございませんので、
調理現場でそういうことが起こった場合には、すぐさま調理責任者のほうから市の
センター所長のほうに連絡が行くというところになっているところでございます。
以上です。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) 前、山城の
学校給食センターで調理師さんをしていて、もうやめちゃった方に聞いたらね、どこかで事故が起こったときに、すぐにその情報があって、こういう事故が起こった、あちらで起こった。だから、気をつけてください。十分気をつけないといけないというのを物すごい細かくそういう話が入ってきて、みんなで危ないとか、注意しないといけないとかという情報共有がすぐにできていたと。そこが、やっぱり薄いんじゃないかと思うんですけど、いかがですか。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
そちらにつきましては、例えば今、第一
学校給食センター、第二
学校給食センターを運営させていただいている
委託事業者は同じ業者でありますので、その間で共有されているというところでもございますし、そういったことがありますと、
センターのほうから、私たちも含め、第二
学校給食センターのほうにも情報共有をされているというところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) ちょっと前にニュースになっていたんですけれども、刃先かな、何かが入っていたのを、それを黙っていて、そのまま給食提供したというのがあったと思うんですけれど、御存じですか。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代) ニュースで出ていたというところですかね、はい、認識しております。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) それ、どこでしたか。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
申し訳ございません。場所までは、ちょっと認識しておりません。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) じゃあ、どの事業者がそういうことになったんでしたか。
◯議長(山本 和延)
教育部長。
◯教育部長(竹本 充代)
教育部長でございます。
事業者名も、すみません、認識しておりません。
以上です。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) 東洋食品さんなんですわ。
別に同じことが起こり得るとは思わないけれども、やっぱりもっと細かく情報というのは共有しないといけないんじゃないかなと思います。
何でもかんでも委託しているから、そこがきちっとやっているかというと、やはり難しいんじゃないですか。お金もかかっているし、今回の配送の部分とかでも、余裕がないと事故が起こる。やっぱり、そこはちょっときちっと考えていただきたいと思います。
次の質問に行きます。
2問目です。「住宅リフォーム助成制度で住み続けられる家に」としまして、市でも空き家対策のための条例が整備されます。ただし、空き家になった場合の対応です。空き家を増やさないためにも、住み続けられる家に、また、市内業者の育成と経済効果を発揮するためにも、「住宅リフォーム助成制度」で景気回復を目指すべきです。
お願いします。
◯議長(山本 和延) マチオモイ部長。
(マチオモイ部長 井上 透君登壇)
◯マチオモイ部長(井上 透) マチオモイ部長でございます。
西山議員の御質問にお答えをいたします。
住宅のリノベーションなどによる町並みの維持や空き家の増加抑制は、その所有者はもちろんのこと、地域住民にも御理解と御協力をいただき、ともに取り組む必要があると考えております。
なお、現在のところ、命を守ることを優先し、木造住宅耐震改修等事業費補助金事業に取り組んでおり、新たな住宅リフォーム助成制度は検討しておりません。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) 新たに取り組むことはないということですが、旧木津町のときにやっていたことがあると思うんですけど、それはどんな形でやっていらしたか、御存じですか。
◯議長(山本 和延) マチオモイ部長。
◯マチオモイ部長(井上 透) マチオモイ部長でございます。
ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。
旧町時代の事業について、ちょっと把握はできておりません。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) 副市長は御存じですか。
◯議長(山本 和延) 副市長。
◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。
ちょっと今、資料を持ち合わせておりませんので、細かなところは承知しておりませんが、たしか与謝野町のような方式をしてはどうかという御提案を頂いた記憶はしております。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) やっていたのはやっていたんですよね、それ、どんな効果がありましたか。もう全然なかったっていうことですかね。
◯議長(山本 和延) 副市長。
◯副市長(田中 達男) 当時の背景というのは、詳しくは記憶をしておりませんので、ボールが壁に当たるような答えはできませんけれども、いろんな住宅の改修という考え方がいろいろとあると思います。当時の旧木津町は、いわゆる耐震化を主体として考えていたのではないかというふうに思っております。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) 耐震化ではなかったという部分もありますけれども、ごめんなさい、記憶に基づいてなので、それは結構です。
今、全国的にもリノベーションを含めてということで、空き家の問題というのが出てきているので、そこに対していろいろやっていかないといけないというのは共通認識だと思うんです。
要は、言ったら、お金のかけ方ですよね。どういうことにかけるか、予防にかけるのか、後での対応にかけるのかという違いだと思うんです。
民間というか、普通の人からしたら、早めに対策を取るという考え方だけれども、どうしても行政って、事が起こってから対応するというふうになるんです。だから、なかなか理解してもらえないっていうところの部分があるんですけれども、その予防っていう意味で考えるべきではないですか。どうですか。
◯議長(山本 和延) マチオモイ部長。
◯マチオモイ部長(井上 透) マチオモイ部長でございます。
ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。
議員御質問のように、確かに空き家対策につきましては、予防対策、またはその空き家自身が発生したときのその対策をどう進めていくかというところは、検討していく必要があるというふうに考えております。
多くの自治体で実施されておりますのが、空き家になったその家屋をリノベーションして、今後住みやすい状態にして、入居者を募集するということでの、そういう制度を活用されているところがあると。
本市におきましても、京都府の移住促進特別区域に瓶原地域が採択されて指定されましたので、これも同じく空き家対策ということで、空き家に対してその補助をしていくという制度でございますので、両輪にはなると思うんですけれども、今、木津川市においては、その瓶原を先進事例として取組を進めているというところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) 古民家風のものの考え方でリノベーションという形なんですけれども、でも実際、そしたらリフォームがやりたいと思っていらっしゃる人が一番ようけ住んでいるのって、どこだと思いますか。
◯議長(山本 和延) マチオモイ部長。
◯マチオモイ部長(井上 透) マチオモイ部長でございます。
ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。
リフォームに関しては、その件数の多いところというか、築何年という考え方になろうかと思います。築30年以上50年ぐらいたてば、リフォームが必要になってくるというところがございますので、木津川市内でその築年数が過ぎたところが対象になってくるのかなというふうに考えられます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) 築50年までいったら、ちょっときついかなと思うんですけれども、それまでに何度かリフォームとか保全という意味でする。
木津川市内は、今、いろんなところに、昔、ニュータウンと呼ばれたところがいっぱいありますよね。そういうところが、どんどん空き家とか、そういった意味で、住まなくなる人たちとか手放す人たちが増えてきてしまうのを、少しでも長く住んでもらうというところで考えたらどうかという話でさせてもらっているんです。
つい最近、笠置町のほうで住宅リフォーム補助というのが予算化されたんですけれど、これは御存じですか。
◯議長(山本 和延) マチオモイ部長。
◯マチオモイ部長(井上 透) マチオモイ部長でございます。
笠置町につきましては、ちょっと最新のやつはないんですけれども、住宅改修の事業、耐震化を含めてやっておられるというところは、資料として持っております。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) 3月9日かな、新聞にちょっと載っていたんですけれども、新規事業で少子化対策、子育て支援として、新婚世帯に住宅購入などの支援や3世代同居世帯の住宅リフォーム補助などに240万円を充てるというのがあったんです。240万円って言ったら、額的にはそんな多額ではないかもしれないけれども、これって、笠置町の予算規模から言ったら、何%ぐらいだと思いますか。
◯議長(山本 和延) マチオモイ部長。
◯マチオモイ部長(井上 透) マチオモイ部長でございます。
ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。
笠置町の予算規模ですけれども、ちょっと正確な数字は分かりませんけれども、6億円ぐらいですかね、13億円ですか、すみません。それにつきまして、それの今の御質問ですので、ちょっとパーセントはすぐ出ませんけれども、笠置町さんの予算規模に対しては補助率は高いものというふうに考えております。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) 新聞では14億2,400万円ってなっているんですよ。割り戻しすると、0.001685が、その240万円。じゃあ、木津川市で言ったら、幾らぐらいになりますか。
◯議長(山本 和延) マチオモイ部長。
◯マチオモイ部長(井上 透) マチオモイ部長でございます。
約2,500万円ぐらいになるかなというふうに考えられます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) ごめんなさいね、私、311億円でやったらね、5,200万円ぐらいになるんですわ。要は、それぐらいのことをやるっていう気持ちですよね、はっきり言って。
そういう意味で、町を活性化させたいとかってね、少しでも役立てたいというふうな予算組み、木津川市はそういうところを考えていないんですか、考えるべきじゃないですか。
◯議長(山本 和延) マチオモイ部長。
◯マチオモイ部長(井上 透) マチオモイ部長でございます。
ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。
空き家を増やさないために住み続けられる家の対策というところでの予算の投入なんですけれども、現に、そのリフォームを行う家屋に対しての助成に関しましては、その目的、正当性や費用対効果がどれぐらいあるのかというのもやっぱり検証する必要があるのではないかというふうに考えております。
今は、本市の場合は、先ほど申し上げましたように、京都府の特区の指定を受けておりますので、これを横展開してまいりたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 西山さん。
◯15番(西山 幸千子) 独自のこともやるべきだと思います。
◯議長(山本 和延) 西山さんに申し上げます。
発言時間の制限を超えました。
◯15番(西山 幸千子) 木津川市にそのことを求めて、質問を終わります。
以上です。
────────────────────────
◯議長(山本 和延) ただいまより、10時40分まで休憩いたします。
午前10時23分 休憩
午前10時40分 再開
◯議長(山本 和延) ただいま10時40分、休憩前に引き続き会議を開きます。
2番目、宮嶋良造さん。
(宮嶋 良造君質問席へ移動)
◯16番(宮嶋 良造) 日本
共産党議員団の宮嶋良造です。
市長に質問します。
初めに、「コロナ禍から市民の健康と命を守る」と題して聞きます。
受診控えが深刻です。令和2年度は、集団がん検診を中止しました。そのほかの健診や人間ドックの受診者も減っております。2020年度の実績見込みを御報告ください。このことは、疾病の重篤化や発見の遅れにつながります。市の対応策を示してください。
市民に受診や検診を促すメッセージ、医師や患者さんの声を頻繁に発信してください。かかりつけ医への必要な受診を促す、医療・健康相談を行う、総合がん検診の受診者を増やす取組、人間ドック受診者の自己負担額の軽減などをすべきではないですか。
お答えください。
◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。
(健康福祉部長 大西 寛典君登壇)
◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。
宮嶋議員の御質問にお答えいたします。
健診の受診状況につきましては、乳がん検診1,575名、子宮がん検診1,830名でした。
検診を受診していただく取組につきましては、未受診者への受診勧奨を行っております。
市民に受診や健診を促すメッセージにつきましては、相楽医師会に所属の医師により、輪番で広報に「シリーズ 健康エッセイ」を掲載し、健康に関する情報を発信しております。
私からは、以上です。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
宮嶋議員の御質問にお答えいたします。
国民健康保険及び後期高齢者医療における特定健康診査等につきましては、今年度、新たに全ての対象者の自己負担無料化や集団健診に取り組んだほか、地域の回覧板を利用した周知や未受診者への受診勧奨などにより、今年度の受診者数の見込みにつきましては、国民健康保険では、前年度比49人増加となる2,999人、後期高齢者医療では、前年度比34人の増加となる2,768人となりました。
一方、人間ドックにつきましては、医療機関の中には、新型コロナウイルス感染症対策のため、検査項目や受入定員を制限された影響もあり、申込者数ベースで、国民健康保険では、前年度比395人減少の1,424人、後期高齢者医療では、前年度比31人減少の409人となりました。
新型コロナウイルス感染症の影響が懸念されますが、今後も引き続き被保険者の健康増進意識の向上と疾病の早期発見につながるよう、健診未受診者への受診勧奨や健診結果を踏まえた医療機関への受診勧奨などに努めます。
なお、人間ドックへの補助につきましては、今後も制度を持続可能なものとするため、受益者負担の軽減等は考えておりません。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) それでは、再質問をしますが、今日配りました資料の1枚目の表裏が1問目に関わるものですので、適宜、御覧いただきたいと思います。
最初に、がん検診において、通常の年はどの程度再検査、いわゆる要検査を通知していますか。また、その方々がどの程度再検を行われていますか。御報告ください。
◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。
◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。
ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。
がん検診を実施をさせていただいた後に、がん協会から御本人宛てに精検検査をしていただくというような通知が来ます。あわせて、市町村のほうにも全ての方のデータが届きます。そのことによって、御本人さんが精検を医療機関で受診をしていただくというのが基本になっております。その中で、受診をされなかった方につきましては、市のほうから電話等によって、受診されていないんですけれどもというような形で受診勧奨をしていただくように働きかけをさせていただいています。
その精検者数につきましては、具体的に人数がというところではありますけれども、精検者数でいきますと、過去1名、2名というような状況でなっておりますので、受けていただいて、必ずしもその精検をしていただく必要があるという方については、人数的には、恐らくそういうふうな人数だというふうに認識しております。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) ちょっと聞き取りにくかったんやけれども、いわゆる再検査の通知がどの程度出るんですか、通常でしたら。
◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。
◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。
再度の御質問にお答えをさせていただきます。
再検査の通知につきましては、ちょっと確かな数字は持っておりませんけれども、受けていただく方については、数名から数十名という形での再検査の通知を発送させていただいているというふうな状況でございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) それで、今年度は、集団がん検診を中止しました。先ほどの答弁のあった女性の子宮がん検診だとか乳がん検診は個別にやったということですから、少なくとも集団がん検診で、そういう要検査が必要な人については、できなかったということですね。
◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。
◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。
再度の御質問にお答えさせていただきます。
議員おっしゃるとおりでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) それで、資料の1のところに、2020年度、令和2年度の2月時点で申し込まれた方の人数と令和3年度、この4月からやられる、2月に申込みがありましたが、その数字を健康推進課にお尋ねして書いた表ですね。見ていただいたら分かるように、幸い令和2年から令和3年にかけて増えている。今回は中止になったけれども、増えていると。
このことは、市民の皆さんの健康への関心の高さが示されていると思いますが、市長、そういうふうに思われますか、市民の健康の関心への高さ。どうですか。
◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。
◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。
再度の御質問にお答えをさせていただきます。
毎年、総合がん検診を実施をさせていただいています。それに伴いまして、個人通知をさせていただいた中で、申込みをしていただいているという状況で、例年どおり申込者数については、大きな伸びではございませんけれども、少しずつではありますけれども、申し込んでいただける人数というのが増えてきているという状況で、受けられている方につきましても、毎年受けられる固定の方がおられるという状況でありますので、そういった方々につきましては、やはり自分の健康については関心があるというふうに考えております。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) ただ、その下のところに胃がん検査800円と書いてありますが、自己負担金が、2020年、令和2年から変わりました。何を値上げしたのか、お答えください。
◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。
◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。
再度の御質問にお答えをさせていただきます。
検診につきまして値上げをさせていただきましたのは、胃がん検診、それと子宮頸がん、それと乳がん検診の3つの検診という状況で価格を変更させていただきました。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) 子宮がんと乳がん検診については、今年度も行われたわけですけれども、集団がん検診での胃がん検診は、この令和3年4月・5月が初めてになるわけですね。今のコロナ禍の中で、そうした値上げを市民にお願いするというのは、やめるべきではないですか。値上げ分は、元に戻すべきではないですか。お答えください。
◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。
◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。
再度の御質問にお答えをさせていただきます。
この価格の値上げにつきましては、本来なら令和2年度から実施という形での改定をさせていただきました。コロナ禍の中で中止ということで、令和3年度が最初というところではございます。
ただし、このがん検診につきましては、検査方法を、今まで読影の関係でいきますと、フィルムでありましたことをデジタルに変えさせていただきました。その関係で、検査の精度を高めるというところと、併せてそのことが市民の健康増進を図るということでも必要であるということを考えておりましたので、今回、検査の費用の1割程度という形での値上げをさせていただいたというところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) 以前に事業仕分で、総合がん検診が俎上に上がったときに、担当のほうは、1割程度の負担をいただいていると。ところが、その後に、事業仕分者から、もっと負担すべきじゃないかという声があって、3割程度も考えているんだという発言が議事録に残っているんだけれども、そういうことをしようと思っているわけですか。
◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。
◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。
再度の御質問にお答えをさせていただきます。
値上げにつきまして、この胃がん検診も含めまして、大体検診費用の1割程度御負担を今までもしていただいております。もしくは、その低い価格で負担をしていただいていたという状況でございます。
今回、胃がん検診につきましては、検査方法が変わったことによりまして、検査費用の単価につきましても上がりましたので、その上がりました単価に基づいて1割程度という形での設定をさせていただきました。
今後につきまして、今、議員おっしゃったように、3割程度までという話ではございますけれども、現在のところはそういう状況ではないというふうに考えております。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) 少なくとも、木津川市としては費用負担の1割ということで進めていきたいということですね。再度、確認をします。
◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。
◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。
再度の御質問にお答えをいたします。
現在、昨年度から実施予定ということで値上げをさせていただきました。その理由といたしましては、先ほどフィルムからデジタルという形で、検診の精度を高めると、それが市民の健康増進につながるという形での値上げということで、検査の手法と合わせてのセットで値上げをさせていただきました。大きく今後値上げをするというとこら辺につきましては、現状の中では考えておりません。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) 木津川市の場合は、先ほどもありましたけれども、個別に通知をしていただくということなどで、受診率の向上を目指しているわけです。だから、がんの早期発見に役立つがん検診、もっと多くの方が受診していただきたいわけであります。そういう意味でも、今まで以上の取組をぜひお願いしたいと思います。
次に、人間ドックについて聞きます。2019年と2020年度、国保と後期高齢者医療、それぞれ人間ドックの内容が変わったことを、資料の1枚目の裏に書いています。これに基づいて御説明いただけますか。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
人間ドックの関係の対象というところでございますけれども、宮嶋議員のほうから提供いただいております資料のとおり、令和元年度までにおきましては、人間ドックのほかに併用ドック、また脳ドック、また人間ドックとの併用ドック等もございましたけれども、それに対する補助は、令和2年度から見直し、人間ドックに対する費用として2万9,000円を補助するという形で変更したというところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) 令和元年度と令和2年度、大きく内容が変わりました。そこで、上に人間ドックの申込者数、国保の場合を書いています。1,819人が1,424人になった。この減った理由は何ですか。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
この令和元年度と令和2年度の減少の要因でございますけれども、やはりこれは、令和2年度におきましては、コロナの影響があったというところでございます。
先ほど答弁をさせていただきましたように、コロナの影響によりまして、病院等におきましての受入れの人数の制限でありますとか、場合によっては、胃カメラ等については実施することができないといったような病院も出てきたというところでございまして、そういった状況から申込者数が減っているのではないかということで推測しているところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) コロナだけの影響なんですか。そしたら、2021年、令和3年度の予算は、令和2年度予算と同額を見込んでいるわけですね。令和3年度、コロナは引き続き厳しさがあると思います。けれども、ワクチン接種など全体の努力の中で、収まっていこうと、また収めなければならない状況なのに、予算額は増えていないじゃないですか。どういうことですか。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
予算につきましては、令和2年度と同様に1,800人を想定して予算を計上しているというところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) ただ、それは1,800人は計上していると、だけれども助成額が減ったから予算額は減ったと、そういうことですか。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
令和2年度、令和3年度につきましては、1,800人ということで計上させていただいているというところでございまして、人間ドックの申込者数に応じて、必要に応じて予算額についても、定員を設けているわけではございませんので、場合によっては増額補正ということも出てこようかというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) 先ほど表にあるように、助成内容が変わった結果、各医療機関で人間ドックの費用が違いますけれども、1人当たり平均どの程度自己負担額が増えたと計算していますか。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
人間ドックにつきまして、令和元年度の決算ベースで申し上げますと、市のほうの負担につきまして、1人当たり大体3万8,000円ぐらいかかっております。それが2万9,000円ということでございますので、同じドックを受けておられるとすれば、平均すると1万円弱程度の増加になっているのではないかというふうに考えています。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) それで、後の議論とも関係するんですけれども、一番資料の終わりに行革大綱計画を載せています。その中の97番、後期高齢者、人間ドックについて、負担の公平性を踏まえ助成額を見直します。負担の公平性って何ですか。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
負担の公平性というところでございますけれども、いわゆる健診につきましては、特定健診を中心としてやっているところでございます。そういった意味から、特定健診を受けられる方と任意で受診される人間ドックとの間の公平性についても検討していくことが必要だというところで考えているところでございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) 先ほどの答弁の中で、人間ドック、人数制限していないと言ったじゃないですか。だから、希望する人は誰でも受けられるわけでしょう、対象の人であれば。なのに、そこで何で受ける人と受けない人の公平性が問われるんですか。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
先ほど答弁させていただきましたように、被保険者の健康増進といいますか、健康管理につきましては、特定健診という健診方法が一方でございます。この中で、評価におきましては、受診しなかった者との比較をしても、相当効果があるというところでの結果も出てきております。特定健診を受けられる方と人間ドックを選ばれる方、そういった方におきまして、被保険者の保険料で賄っていくというところでございますので、そこについては、任意で受けられる方について負担が増えていくというところでございますので、それについては、一定の負担の公平性を踏まえた見直し、検討も必要だというところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) 理由になっていないと思いますね。
特定健診は無料にしたんでしょう、誰でも受けられるようにと。あわせて、人間ドックの制度があります。誰でも受けられるわけでしょう、受けたい人は。なのに、なぜ人間ドックだけ値上げしたんですか。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
答弁になっていないということをおっしゃっていただきましたけれども、特定健診、これにつきましては、1人当たり大体1万1,000円程度、1万2,000円弱の費用で対応させていただいているところでございます。これが、人間ドックというところで任意でする検査が増えたことによりまして、負担増になってきております。
人間ドックを受診されている方は、特定健診の対象者のうちの約12%の方でございますけれども、その12%の方の費用を保険税で賄っているところでございますので、一定の負担の公平性という観点から、応分の負担をいただくことが妥当だというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) もともと人間ドックの制度で、1万3,000円の自己負担をお願いする。この1万3,000円の根拠って何でしたか。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
ただいま資料を持ち合わせておりませんので、1万3,000円の根拠につきましては、後ほど確認させていただきます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) おおむね医療費の3割負担に合わせて人間ドック費用の7割は市が助成しますが、3割はそれぞれ受けられる方がということのようにあったと、そういう答弁があったと私は記憶しておりますが、それは正しいですか、間違っていますか。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
人間ドックにつきましては、京都府域を見ましても、大体、行政のほうが負担しているのが、今おっしゃっていただいたような金額というところでございますので、そういう1万3,000円の根拠については、そういうところかなというふうに思っております。
健診の費用の負担の7割程度を負担しているのが15市町村、健診の8割程度が2町村というところでございまして、今、山城総合医療
センターで人間ドックを受けられますと、オプションがなければ、大体、木津川市の補助で7割程度が市の負担になっているというところでございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) 時間がないからあれなんですが、今、オプションという話をしはったね。オプションって、具体的に何ですか。私の表にあるように、男性の場合の前立腺がん検査はオプション扱いなんです。女性の場合の子宮がん検診や乳がん検診はオプション扱いなんです。それぞれ大事ながん検査やのに、これは助成の対象にはなりませんというのは、おかしいんじゃないですか。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
オプションについての対象にならないというところでございますけれども、人間ドックに対しての補助につきまして、一律2万9,000円という考え方で令和2年度から進めているというところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) 時間がなくなりますので、おかしいということを指摘して、次に自己負担額を元に戻すべきだということを言っておきます。
受診控えをなくす取組について聞きます。受診控えが起こっているのは、コロナ禍の中で、感染するんではないかという心配ということですか。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
コロナ禍というところでございますので、当然、そういったことを懸念されているというところで推測するところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) 健康福祉部長の答弁で、広報に医師会から「シリーズ健康エッセイ」というのを毎月書いていただいているというんだけれども、この中で、受診控えは、健康について病気の疾病を重篤化させることがあるから危険ですよと、医療機関は安全ですよと、そういうメッセージが出されていましたか、この1年間。
◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。
◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。
ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。
議員おっしゃったような関係の記事ではなくて、中身につきましては、予防策でありましたり、インフルエンザあるいは心筋梗塞などのそういう形での記事、あるいは季節に応じてのトピックスということで、結構な内容を掲載をしていただいています。その中での、やはり病気に関する内容をもって、健診をしていただきたいというような掲載の記事であって、議員がおっしゃっているような形の掲載記事は、これまでないように私は認識しております。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) 残念なニュースでね、どこそこ病院でクラスターが発生したとかっていうこともまだまだ続いています。だから、そういうことから心配があるわけですが、少なくとも木津川市内の山城病院も含めて努力されているわけですから、受診控えをされないように、そして医療機関は安全だということ、そういう特集を、市を挙げて、そして相楽医師会などの皆さんと協力して、山城病院にも協力していただいて、出すべきじゃないですか。いかがですか。
◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。
◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。
再度の御質問にお答えをさせていただきます。
議員おっしゃっていただいているような形で、やはり受診率を向上さすということ、またはやはり受診勧奨という面からいたしましても、そういう強いメッセージが必要ではないかなというふうにも認識しておりますので、今後につきましては、医師会も通じまして、そういった辺りを検討させていただいて、受診勧奨の効果的なという面から言いますと、やはりかかりつけ医による受診勧奨というのは、一対一での教育でもありますんで、そういったことも踏まえて検討してまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) それでは、次、第2問に行きます。
「市民との協働で減量を」と題して、市長に聞きます。
1.可燃ごみ組成調査から何が分かりましたか。御報告ください。
2.生ごみと紙類を減らすために何が必要と考えますか。市民には、具体的にどういう取組を提起しますか。
3.電気式生ごみ処理機の補助金の復活をすべきではないでしょうか。古紙回収量を増やす方法を具体的に提案すべきではないですか。集団回収の進んだ経験を紹介してはどうですか。リサイクル研修ステーションを復活すべきではないですか。
4.不法投棄の現状はどうですか。増えていませんか。自販機横の空き缶入れが撤去されていませんか。
お答えください。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
(市民部長 山本 昌宏君登壇)
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
宮嶋議員の御質問にお答えいたします。
今年度の組成調査では、地域で排出原単位に差異が見られることから、木津地域、山城地域、加茂地域に分けまして組成調査を実施したところですが、木津川市全体を見れば、紙類・プラスチック類などの再資源化可能なごみの割合が22.7%、厨芥類が40.3%となっており、昨年度とほぼ同じ割合でした。
なお、ごみ組成調査では、ごみ袋の大きさ別の使用割合についても調査項目の一つとしておりまして、昨年度と比較をしますと、45リットルが減少し、30リットルが増加しており、サイズダウンの傾向が見られ、ごみの発生抑制が進んでいると推察しております。
2点目の生ごみにつきましては、手つかず食品や食べ残しなど、いわゆる「食品ロス」と調理くずなどに大別されます。
食品ロスの減量については、市民から募集した食品ロス削減に関する優れた取組事例の紹介や、食べ切りや食品の計画的な購入を促すほか、段ボールコンポスト講習会等を通じて、生ごみ処理容器のさらなる普及に努めます。
紙類については、再資源化可能な紙類の分別が必要不可欠です。引き続き、転入者への分別の説明や古紙類の
集団回収団体への情報提供を行い、啓発に取り組みます。
3点目の電気式生ごみ処理機に対する補助金につきましては、生ごみを処理する際に電気を使うため、環境負荷が増加することに配慮して廃止をし、バイオ式生ごみ処理容器の普及に努めています。
電気式生ごみ処理機に対する補助につきましては、廃棄物減量等推進審議会でも議論していますが、直ちに復活する予定はありません。
古紙類回収については、雑誌等の雑紙類や段ボールについては、増加しています。民間の古紙類回収ステーションなどを活用いただいている方も多くおられますが、家庭系可燃ごみに含まれる古紙類は、まだまだ多いことから、古紙類の分別に関する啓発を行っていきます。
リサイクル研修ステーション閉館は、単に施設の老朽化を理由に廃止したのではなく、来館型の事業形態から、市民の皆様に身近な各地域の公共施設等を活用した地域巡回型に発展的に移行することを目的としており、現在、施設の復活は考えていません。
4点目について、不法投棄の状況は、年によって異なります。昨年度の不法投棄パトロールでは、年間で9,570キログラムを回収していますが、今年度は、2月9日時点で3,960キログラムとなっています。
自販機横の空き缶入れについて、自販機設置事業者に聞いてみましたが、場所によっては、空き缶やペットボトルの回収容器に、その他のごみを入れられることから、撤去されるケースがあるとのことです。
自販機に併設される空き缶入れについては、資源回収にも有効ですので、利用者のマナー向上について啓発に努めます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) 再質問いたします。
審議会の資料を3枚目に入れております。これを参考にお答えいただきたいんですが、可燃ごみから何をどれだけ減らすことができるのか、お答えください。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
今、宮嶋議員のほうから御提供いただいております審議会での資料でございますけれども、その資料の5ページのところに書いておりますように、「各成分のうち、再生利用又は減量が可能な項目の状況」ということで、可燃ごみの中で指標としているものといたしまして、プラスチック類から等々と書いておりますけれども、この資料にありますように、例えば可燃ごみに含まれているプラスチック類でございますと、ビニール・プラスチック容器包装として、令和2年度の調査では、1人当たり1日26.7グラムのビニール・プラスチック類の容器包装があるのではないかというところでございますので、こういったところにつきまして、減量が可能だということで考えているところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) ところが、ごみ袋の有料で、最初の1年は減量効果がありましたが、この資料の2枚目に、令和2年度の月別ごみの状況を入れておりますけれども、これから分かるように、2年目以降、ごみが増えているんではないですか。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
この月別のごみの状況から見る限り、令和元年度と令和2年度を比べますと、やはり4月、5月、6月、こういったときにおきましては、コロナの関係もございまして、非常に増えているというところでございます。
令和元年度と令和2年度のごみ量につきましては、コロナの影響というところで、予想もしていなかったような社会的な影響もあるわけでございますので、単純に比較をし、ごみの減量効果がなくなったというふうに解釈はできないものというふうに考えております。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) 増えた理由を、コロナの影響だけっていうのは、どうなんでしょうか。
これは、令和2年度の月別ですが、令和元年度も見まして、要は、令和元年の10月から令和3年の1月まで16か月のうち、前年よりも減ったのは、3か月だけですね。それは、ここの表にある赤で示されているところだけですね。その多くが前の年よりも増えたんですね。これは、コロナだけの影響なんですか。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
ごみの排出につきましては、いろいろな影響が考えられます。どれか一つを取っての影響によってごみが増減するというわけではないというふうに考えているところでございます。
令和2年度につきまして増減した主な要因としては、コロナというところで考えているところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) それで、先ほどの審議会資料を見ても、減らせるものの代表に、生ごみ、厨芥類があります。それから、紙類、これも多いということなんですね。
それで、その2つに絞って聞くわけですけれども、まず資料の4枚目になるんですかね、循環型基金の活用の進捗状況、2年と3年の計画を入れています。この3年のところで、古紙回収事業の補助金に基金を充てるとしています。なぜ、これ、基金を充てるんですか。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
循環型社会推進基金の活用につきましては、ごみの減量等に対する財源というところで考えているところでございます。
古紙類の回収事業に対してこの基金を充てることについては、基金の目的にも合致しているところでございます。その上で、これまで古紙回収事業につきましては、こういったところに充てる前に、先に啓発等について努めるべきだといったような審議会での御意見も頂いておりましたので、令和2年度までにおきましては、古紙類の集団回収に対する財源として活用はしておりませんでしたが、コロナの影響等もございまして、いろいろな一般財源のところの影響もございますので、古紙類回収に対する事業に今年度充てていくというところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) まず、まだ3月31日になっていないので、見込みで結構ですが、今年度末、基金残高の見込みは幾らになるんですか。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
循環型社会推進基金の今年度末の残高見込みというところでございます。令和元年度末におきましては、約9,000万円の残高でございました。令和2年度におきましては、手数料収入、そこから必要経費を差し引いたもの、それと今年度、基金の取崩しをすることによって循環型社会推進事業に充てるもの、予算ベースでございますが、令和2年度の基金残高に対しまして、約6,500万円程度の上積みになるというところでございます。3月補正で上げさせていただいております650万6,400円を上乗せいたしますと、予算ベースでございますけれども、1億5,000万円程度になろうかというところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) それを基に、ちょっとさらに聞きますね。
まず、古紙類1キログラムを可燃ごみで処理すれば、費用としてはどれぐらいかかることになるんですか。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
古紙類を可燃ごみとして環境の森
センター・きづがわで焼却処分をするというところですけれども、年、年によって焼却原価というのは変わってきますけれども、おおむね25円前後で1キログラム当たりの金額がかかるというところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) 清掃
センターで処理すれば25円かかると。現在、古紙類1キロ当たりの補助金額は幾らですか。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
1キログラム当たり5円というところで補助をしているところでございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) 25円かかるところを5円の補助金で回収してリサイクルに回す。そういうことから古紙回収事業が行われているわけです。本来、市が負担すべきごみ焼却の費用を、市と市民の協力によって減らしているわけです。その補助金を市民が買った有料袋の、言ってみれば利益という言い方は正しくありませんが、そのお金でまた使うというのは、これ、おかしいんじゃないですか。本来、市が補助金を出すべき財源としてやるべきじゃないんですか。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
循環型社会推進基金につきましては、様々なごみ減量に対しての財源というところでございますので、今、御指摘のありましたことにつきましては、御指摘としてお聞きいたしますけれども、この循環型社会推進基金を充当することについて、特に問題はないというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) 私は問題があると思います。
その次に、生ごみについて聞きます。段ボールコンポストを推奨しております。どの程度、今、普及したんですか。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
段ボールコンポストにつきましては、主に令和元年度、昨年度から力を入れているところでございます。令和元年度の配布数につきましては194、また令和2年度の予定といたしましては、167の段ボールコンポストの普及を目指しているところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) 段ボールコンポスト1個当たりの費用は幾らかかりますか。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
おおむね3,000円程度でございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) それが令和元年度で194、令和2年度で167程度だと。この3月の5日からでしたかね、講習会ができない関係で、まち美化の窓口で差し上げますということですが、幾つぐらい、今回、市民に提供しているんですか。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
その時点での数字については、今現在、手元に数字がございませんが、令和2年度に167の段ボールコンポストを配布するというところでございますので、これを目指して配布していくというところでございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) 確かにただじゃない、3,000円かかるって言わはったけれども、桁が違うというふうに思います。本当に生ごみを減らすと、効果があるんだということであれば、それは1,000とか2,000、そういう単位で市民にお配りをする。その分の基金は十分あるじゃないですか。その上で、初めてやる方にとっては、不慣れなところ、電気式みたいに電気を入れておけばできるわけじゃないから、手間かも分からんけれども、そういう努力を求めてこそ、一緒にやってこそ、減るんじゃないですか。基金をもっとそういうところに使うべきじゃないですか。いかがですか。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
基金につきましては、先ほど申し上げましたように、今年度末で約1億5,000万円程度の積立見込みというところでございます。このことにつきましては、今、宮嶋議員が御指摘されましたように、市民の方との協働によりまして、ごみの減量が進んでいくように基金を十分活用していくことは必要だというふうに考えておりますので、段ボールコンポストの配布数につきましても、今後の課題というところで考えているところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) 資料の3枚目の裏、審議会資料の7ページと書いてあるやつね、(7)成果指標のところの一番下に「不法投棄の認知件数」というのが書いてあります。ただ、その下に注意書きがありますから、1年前の実数ですよということですね。だから、135というのは平成30年度だと、142というのは令和元年度だと、増えていると。先ほどの答弁は、量は減っていると。令和2年度は、件数も量も減っているんですか。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
令和2年度の不法投棄の件数につきましては、まだ数値として集計しておりませんので、手元で令和2年度の不法投棄の件数については、今、資料は持ち合わせておりません。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) 有料化になって、先ほど自販機のところで、いろんなものが持ち込まれるというような話がありました。だから、お互いが協力して正しくごみを処理しなあかん。ところが、不法投棄があるということで、監視カメラの貸出しがあるわけです。5台だということと、新年度にも、令和3年度にも118万8,000円予算化されています。118万8,000円で、これ、何台使えるんですか。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
不法投棄監視カメラでございますけれども、予算に計上しておりますのは、設置場所として6か所、それと新たにソーラー式のカメラを2台購入するというところでございます。現在、3台ありますので、5台での貸出しという形になります。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) それで、監視カメラで不法投棄がないようにしようという努力がされています。予算化もされています。ところが、不法投棄は年々減っていくんだというのが見通しです。これは、この平成31年1月の減量施策等の実施方針の中に書かれている。だから、指標としては、最大12件なんです。ところが、実際は12件も要らないし、その中でやるんだと。これ、12件で本当にいいんですか、指標として。実際に増えてきたら、要望があれば、監視カメラは増やすということでいいんですか。
◯議長(山本 和延) 市民部長。
◯市民部長(山本 昌宏) 市民部長でございます。
今、予算計上しているものにつきましては、拠点回収でありますとか、それぞれの地域の方がお困りになっておられる不法投棄、そういったところで設置していくところでございますので、今後、要望等に応じて対応していくことが必要になってこようかというところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) 時間がなくなりましたので、最後に、やっぱりごみ有料化というのは、今、中止すべきやと思うんですね。やはり大事なことは、市民との協働、これによってごみ減量化をすべきだというふうに考えます。そのことを申し上げて、最後の質問に入ります。
最後に、「市民負担の改革は止めよ」と題して、市長に聞きます。
市長の言う「施策の選択と集中」で市民負担、市長の言葉を借りれば受益者負担となる事業・項目は何がありますか。それらを第3次行財政改革行動計画どおりに進めようとするのですか。市民負担は中止すべきだと考えます。市長、お答えください。
◯議長(山本 和延) 総務部長。
(総務部長 辻 克哉君登壇)
◯総務部長(辻 克哉) 総務部長でございます。
宮嶋議員の御質問にお答えをさせていただきます。
木津川市発足後最大の規模となりました令和3年度一般会計当初予算は、普通交付税合併算定替特例措置の終了に加え、市税収入の減少と感染防止対策、市民生活などへの支援、新たな生活様式への対応などの財政需要、そして人件費・扶助費・公債費といった義務的経費の増加などから、多額の基金繰入れによって収支を均衡させざるを得ない厳しい状況となっております。
このままの状況が続けば、経常収支比率の悪化に伴って財政構造が硬直し、基金繰入れに頼った市民サービスの維持によって基金の大幅な減少となりかねません。
こうした事態を避け、持続可能な財政基盤を構築するためにも、第3次木津川市行財政改革大綱及び行動計画に基づく改革を推進する中で、事業効果が低いもの、あるいは役割を終えたもの、市単独による扶助費、補助金、サービスに対する受益者負担について、さらに精査し見直すことが必要と考えております。
今後、計画に基づく個別の内容の具体化にありましては、社会経済情勢や市民生活への影響などを踏まえ、適切な時期を見極めながら判断し、進めてまいります。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) 再質問します。
持続可能な事業を進めるためにやむを得ないんだと。これは、そういうことは、この計画は、計画どおりに期間中に実施するということですか。
◯議長(山本 和延) 総務部長。
◯総務部長(辻 克哉) 総務部長でございます。
再度の御質問にお答えをさせていただきます。
行動計画自体、毎年度検証いたしておりまして、その検証する中で、その進捗がどうであったかということを、所属の部局で判断をしております。
行動計画ですから、それを目標として進めるわけでございますけれども、先ほどの答弁にもございましたとおり、その時々の社会経済情勢、あるいは市民生活の影響なども踏まえまして、適切に推進する時期等を見極めて進めていってまいります。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) この第3次行財政改革行動計画の期間はいつまでですか。
◯議長(山本 和延) 総務部長。
◯総務部長(辻 克哉) 総務部長でございます。
第3次木津川市行財政改革行動計画につきましては、平成30年度から令和4年度の5年間を期間といたしております。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) あと2年ですよ。今、コロナ禍で市民の暮らしが大変、事業者の経営が大変なときに、あと2年間で、この中身を推進しようという立場ですよ、市は。やるんですか、本当に。
◯議長(山本 和延) 総務部長。
◯総務部長(辻 克哉) 総務部長でございます。
この木津川市行財政改革の大綱は、平成20年度から第1次、第2次、第3次というふうに進めてまいっております。また、計画策定時、今回の第3次におきましても、102項目で開始したものを、平成30年度、あるいは令和元年度でそれぞれ5項目を追加して、現在、112項目の内容で進めてまいっております。
ただし、先ほども申し上げましたとおり、目標として進めてはまいりますが、その時々の情勢によって、目標を達成できる、できないにつきましては、努力をする中で結果が表れてくるものというふうに判断しております。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) 昨年のコロナ危機に始まって、ほぼ1年がたち、さらにまだこの深刻化する中で、行財政改革を進めながら、うまいこと進まんようやったら見直しましょうみたいなことじゃなくて、やはり今の時点に立って、この1年を振り返れば、直ちにそういう負担はやめるべき、そう判断すべきときじゃないんですか。
先ほどがん検診のことや人間ドックのことを言いました。今日の資料の最後に入れています、101番目に、下水道使用料のことについて書いています。使用料の適正化を図ります。今、審議会で、どういう議論がされているんですか。値上げの議論がされていますね。
◯議長(山本 和延) 水道事業管理者。
◯水道事業管理者(池尻 潔昭) 水道事業管理者でございます。
私のほうから詳細な答弁ができる立場ではございませんけれども、今、水道料金審議会のほうで水道料金と公共下水道料金の在り方、見直しについて御議論いただいているというところでございます。
その中で、水道料金につきましては、現状、黒字が推移するということで、据え置くということで答申をいただくということで、今現在、協議をしていただいていると。
ただ、公共下水道につきましては、今、一般会計からの繰入金というのが多くございますので、使用料の適正化を図るという意味で見直しをするということで、料金引上げをするということを前提に、今、協議いただいているというところでございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) 次の審議会は、今月17日です。議案の中に、答申案についてと、答申案が出てくるわけです。しかも、この間議論されているのは、下水道料金の20%値上げまたは10%値上げした場合、どうなのかという検討なんですよ。今、1割とか2割、下水道を上げようという議論をしているわけですよ。そんなことを、この深刻な状況の中でやるんですか、本当に。ちょっともう一度、そこはお答えください。
◯議長(山本 和延) 水道事業管理者。
◯水道事業管理者(池尻 潔昭) 水道事業管理者でございます。
今、これまでの下水道事業の中身を審議会の委員さんに説明申し上げて、ある一定、料金の引上げについては、見直しについては、理解いただいているというふうに考えてございますけれども、それにつきましては、最終、まだこれから御議論いただくということでございますので、最終決定している内容ではございません。
また、その答申を受けまして、最終どうするかにつきましては、どう反映するかについては、今後、検討していくという内容になっております。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) 下水道の関係は、さきの産業建設常任委員会でも議論をいたしました。新年度になってからも、審議会がまだ2度程度行われて、最終答申が市長に出されるという中で、市がそれを受けてどう判断するかなんだけれども、少なくともこの状況の中で見れば、答申は答申として受け取るけれども、その中身については、市民の状況を考えて凍結すべきだと私は考えますが、市長、答申を受けたらどうするんですか、凍結するんですか、そのとおりやるんですか。お答えください。
◯議長(山本 和延) 河井市長。
◯市長(河井 規子) 宮嶋議員の御質問にお答えいたします。
水道料金、また下水道料金については、公会計の中で運営していくということですので、その中でやりくりをしていくということが本来であります。
下水道料金につきましては、本来よりもかなり低い段階ということで、今後、やはりいろんな施設が更新時期に入っております。水道もそうですけれども、水道も下水道も更新時期に入り、大きな更新費用が今後必要となってまいります。そういう中で、料金についても、どこまでの負担をしていただくかということを十分審議会のほうで審議いただいているというふうに思っております。
一定の答申が出されるということでございますので、その答申を受けまして、こういったコロナの状況も鑑みまして、どういう時期にどうしていくのかということは、今後検討していく必要があるというふうに思いますが、何としてもこの老朽化していくこの施設、こういった公共インフラを維持していかなくてはいけませんので、そういうことも、将来のことも考えながら検討していくというのが現状でございます。
以上でございます。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。
◯16番(宮嶋 良造) 答申が出てどうするかって判断するんじゃなくて、こういう時期だから、答申はいただきますが凍結すると、そういうのを今言うべきじゃないですか。少なくとも、次の市長選挙がある2年間凍結をすると、市長選挙でこれについて市民の信を問うと、そう言うべきじゃないですか。
今、国会で高齢者の医療費2割負担を決めて、実施は来年、再来年ですか、参議院選挙が終わってからと。そんなやり方じゃないでしょう。今は凍結すると。市長選挙が2年後にあります。
◯議長(山本 和延) 宮嶋さんに申し上げます。
発言時間を超えました。
◯16番(宮嶋 良造) そういうことを言って、終わっておきます。
────────────────────────
◯議長(山本 和延) 以上で、本日の議事日程は全部終了いたしましたので、本日の会議を閉じます。
明日は午前9時30分から再開いたしますので、御参集くださいますようお願い申し上げます。
それでは、本日はこれで散会いたします。
皆さん、御苦労さまでした。
午前11時41分 散会
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