京丹後市議会 > 2022-06-15 >
令和 4年庁舎整備等特別委員会( 6月15日)

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  1. 京丹後市議会 2022-06-15
    令和 4年庁舎整備等特別委員会( 6月15日)


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    最終取得日: 2023-06-06
    令和 4年庁舎整備等特別委員会( 6月15日)   ───────────────────────────────────────────               庁舎整備等特別委員会会議録 ───────────────────────────────────────────  1 開催年月日 令和4年6月15日(水曜日)       開会 午後  1時28分       閉会 午後  3時50分  2 開催場所 京丹後市役所3階 301会議室  3 出席委員 平井委員長和田正幸副委員長         池田委員川戸委員多賀野委員永井委員中野委員鳴海委員平林委員  4 欠席委員 なし  5 委員外議員 なし
     6 会議録署名委員 和田正幸副委員長  7 参考人 なし  8 紹介議員 なし  9 説明のための出席者 中西副市長、川口市長公室長松本政策企画課長井上都市・地域              拠点整備推進室長中川都市計画建築住宅課長安達都市計画・              建築住宅課主査 10 議会事務局出席職員 西村議会総務課長田中議会総務課長補佐 11 会議に付した事件   (1)庁舎整備等について 12 議  事                                 開会 午後 1時28分 ○(平井委員長) 皆さん、御苦労さまでございます。  ただいまの出席委員は9名であります。定足数に達しておりますので、庁舎整備等特別委員会を開会します。  本日の署名委員和田正幸副委員長を指名します。  本日の議題は、お手元に配付のとおり庁舎整備等についてであります。  本件の審査に当たり、副市長、市長公室長及び関係課職員に説明員として出席していただいていますので、出席者の紹介に引き続き、説明をお願いします。  中西副市長。 ○(中西副市長) 皆さん、こんにちは。  本日は庁舎整備等特別委員会を開催していただきまして、誠にありがとうございます。  初めに、出席職員の紹介をさせていただきます。座って紹介させていただきます。失礼します。  まず、市長公室長の川口でございます。  それから、次に、都市・地域拠点整備推進室長の井上でございます。  次に、政策企画課長の松本でございます。  次、建設部でございますが、都市計画建築住宅課長の中川でございます。  同じく、都市計画建築住宅課でこの事業を担当いたします技師の安達でございます。  まず、私から今回臨時会におきまして、庁舎整備に係ります予算を認めていただきましてお礼を申し上げたいと思います。どうもありがとうございました。  この予算をお認めいただいたということでありまして、これは増築棟だけではなくて、峰山庁舎、そして大宮庁舎、それから福祉センター周辺の建物等の既存庁舎の大規模改修、あるいは修繕といった事業に対して合併特例債を活用できるという基盤ができたということは、本市にとりまして市政推進において非常に有利なことだということで考えておりまして、この点を改めてお礼を申し上げたいと思っております。  現在、この庁舎増築棟基本設計実施設計に向けて準備を進めているというところでございます。それで、この議会の中でも再三申し上げておりますように、合併特例債の期限といいますのが、まずは令和6年度の予算に工事請負費を計上しなければならないという期限が定まっております。仮に繰越しということになりますと、令和7年度ということに工事自体はなるわけですが、ここを目指して、していかなければならないということでございまして、決して手戻りが許されないという事業であるということを我々もしっかりと理解をしながら進めていきたいと思っております。そういった中で、やはり議会の皆さんとの意思疎通、それから情報共有ということをしっかりしなければならないということも考えておりまして、この特別委員会を通じてそこのところをしっかりしていきたいと思っております。  現在進めております設計業務プロポーザルということでございますが、御承知だとは思いますが、プロポーザルと申しますのは、設計業者を選ぶ、こういった選定作業のことをプロポーザルと呼んでおります。一般的に設計を選ぶ方法としましては、コンペ方式といいまして、設計の本体そのものを選ぶ方法と、それから設計者を選ぶプロポーザルという方法がございまして、今回、設計者を選ぶ作業といたしまして、プロポーザルということを今、進めているという状況でございます。  6月6日付でこの募集を始めておりまして、現在公募という形で募集をしているという状況でございます。やはりいい建築工事をしていく上で、高い能力と豊富な経験を持った設計者を選ぶというのがまずはというか、最も大事な要件であると考えておりまして、このことを大学の先生、外部委員の皆さんと一緒に業者を選定していきたいとは思っていますが、外部委員からも、市民の意見も踏まえた上で選定作業をしていきたいということもおっしゃっていただいております。そういった点では、委員の中には市民の委員ということでの構成は考えておりませんが、この特別委員会での意見交換であるとか質疑を踏まえまして、私から選定委員会のほうにそのことを申し述べて、市民の意見を反映した選定作業を行っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、資料に基づいて担当から説明をさせていただきます。 ○(平井委員長) 川口市長公室長。 ○(川口市長公室長) 説明は井上室長からさせていただきますが、本日、タブレットのほうには公告資料一式ということで、これは現在ホームページのほうにも公開をしているものでありまして、これを通じて必要な資料等が一式全て入っているということになります。  そのほか、資料1は、増築棟設計プロポーザル概要ということで、募集している内容をかいつまんで本日の説明資料ということでまとめたものになります。  それから、資料2については、基本計画の修正案ということで、基本計画の修正をかけた形でのプロポーザルの募集をかけているということで、これについても説明をさせていただきたいと思います。  それでは、井上から説明させていただきます。 ○(平井委員長) 井上室長。 ○(井上都市地域拠点整備推進室長) 失礼します。  都市・地域拠点整備推進室の井上です。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、資料1を元に説明をさせていただきたいと思います。資料1を御覧ください。  まず、1ページ目でございます。  プロポーザルの概要として、趣旨は先ほど副市長が申し上げたとおりでございまして、設計者を広く募るため、公募型としてプロポーザルの方式によって設計者の選定を実施するものであります。  対象とする業務概要は、(2)でございます。増築棟の整備に関する基本設計実施設計で、業務期間が大体、令和6年2月28日までとしております。これは基本設計に引き続き実施設計を行うもので、この期間が必要になってくるというものです。基本設計をまず行うのですが、これを大体6か月ぐらいで完了を目標にしているものです。  委託限度額ですが、これはこの業務の中に基本設計業務、それから実施設計業務の中の実施設計申請調査等が含んでおります。総額で税抜きでいきますと1億2,006万7,000円、税込みですと1億3,207万3,700円となります。基本設計から実施設計、申請及び調査業務は、この表に示しているとおりの割合になります。  2ページ目を御覧ください。  業務概要でございます。これは先ほどの基本設計実施設計の詳しく項目立てたものでございます。  まず、基本設計業務の中には増築棟の新築、それから既存庁舎として峰山と大宮の改修、それから防災倉庫を取り壊して、そこに増築棟を建てますので、新たなものとして倉庫棟として防災倉庫基本設計に含んでいます。  続きまして、実施設計です。これにつきましては、先ほど申し上げました設計業務設計業務に伴う申請調査業務と二つに分けております。  まず、設計業務は、新築として増築棟と防災倉庫、解体が既存防災倉庫、それから新たに防災倉庫を建てます峰山総合福祉センターの小西川沿いの木造の建物の解体です。それから、駐車場の整備として峰山総合福祉センター内に設けるものです。これに伴いまして開発申請が必要になってきますので、敷地の測量であるとかその申請業務、それから地盤調査としてボーリング調査、解体が発生しますので、アスベスト分析、それから今回はZEB Readyということを想定しておりますので、これに対する整備のプランニング等を含んでいます。  事業規模につきましては、修正でいただきました床面積の最大として4,000平米程度として、暫定で今は募集をかけています。これにつきましては、7月初旬に確定した床面積を示す予定として募集を行っているとこです。本来なら、この増築の床面積というものは非常に重要な情報でございまして、これを確定してから募集を開始するのが通例なのですが、今回は増築棟を実際に建築する場合もぎりぎりのタイミングでございますので、募集につきましては、これを暫定として行っているものでございます。  3ページ目を御覧ください。  ここから主な参加条件になります。  技術者として5人以上の所属、それから管理技術者として10年とか3か月の恒常的雇用関係としております。これにつきましては、こういう条件をつけないでいますと、例えば1人の事務所からでも参加ができるということになりますので、やはりタイトな中でいろいろとやり取りをしたりとか、高度な設計をしていただこうと思いますと一定の事務所の規模が必要だと考えてしているものです。  続きまして、主要また同種の実績としています。  これにつきましては、建物であれば何でもいいのかというところでありますので、これをやはり庁舎であるとか、ほかのもので実績の経験があるところを対象にしています。ですから、これを1件以上完了したものとして、15年ぐらいに遡って対象にしています。  延べ床面積3,000平米にしたのは、大体7割ぐらい、4,000×0.7で2,800になるのですが、これを繰り上げで3,000平米以上の新築または改築であります。  主要としたのは同じような庁舎です。同種につきましては、業務、施設であるとか文化交流、広域施設というとこで複合的なものも含みますので、こういったものも入れています。  発注は地方公共団体等としております。これにつきましては、国または都道府県や市町村のような地方公共団体。  それから、公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律第2条第1項に規定する法人か地方道路公社法に基づく地方道路公社となります。先ほど申し上げました法律の第2条第1項というのはどういったものかといいますと、例示といたしましては、例えば、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構であるとか、中小企業基盤整備機構であるとか、国の外輪団体と思っていただいたら結構かと思います。それから、地方道路公社でありますので、京都府の道路公社などもこういうところに含まれてくるというものでございます。  4ページ目を御覧ください。  このプロポーザルで実際に選定を行う委員です。これはプロポーザル選定委員会要綱を設置しまして、そこで委員会を設けています。5人で構成しています。委員長に舞鶴高専の尾上教授、委員として法政大学の川久保教授、もう1人委員として京都大学大学院大庭准教授、京都府から営繕課長と市として副市長という構成にしております。  なお、この3人の教授、准教授の方々につきましては、まず、尾上先生につきましては、京丹後市の都市計画審議会の会長をしていただいております。川久保先生につきましては、昨年度、庁舎増築棟基本検討会議の委員になっていただいております。大庭先生につきましては、令和2年度ですが、庁舎増築棟整備検討委員会のアドバイザーとして就任していただいておりまして、お三方とも京丹後市の実情には一定の御理解をいただいているというところであります。また、大庭先生につきましては、昨年度から都市拠点等あり方検討会議の委員長として就任をしていただいているというものでございます。  4ページ目を御覧ください。  まず、審査でございます。審査につきましては、1次審査と2次審査と二つに分けております。  まず、1次審査のほうですね、書類を提出いただきまして、そこで選定をさせていただきます。これにつきましては、事業所の業務実績などを用いて5社程度に行います。これを点数化して行います。  6ページ目を御覧ください。  これは2次審査になります。2次審査は書類とプレゼンテーションの質疑等により審査を行います。1次審査で5社程度に絞ったところで新たに技術提案をいただくのですが、ここまでには先ほど暫定と申し上げました4,000平米として設定しています庁舎の規模を確定する必要があるというところであります。これを確定した後に技術提案をしていただくという形になります。  7ページ目を御覧ください。  技術提案をしていただく具体のテーマでございます。これにつきましては、三つを掲げておりまして、それぞれ基本計画基本方針に該当させていただいております。特に(3)の庁舎の機能に関することでいいますと、暫定ではございますが、まず、基本方針として民間利用も想定できる機能的な合理的な庁舎機能、それから4,000平米として暫定しておりますところに配置する職員179人、それから、これはできるかどうか分からないのですが、200人規模の会議室というものができるのか、それから、コロナ後の働き方を見据えたオフィスの在り方、既存庁舎との往来機能であるとか、市民等の設計への参画、それから独自の提案というものをここで見させていただくというものにしております。  8ページ目を御覧ください。  最後にスケジュールでございます。まず、1次審査につきましては、6月6日から6月24日を表明期間としております。質疑につきましては、先週13日に受け付けを終了しました。1次審査の結果の通知につきましては、6月24日の締切り後10日以内に行いたいと考えています。2次審査につきましては、7月7日から大体1か月半で具体の技術の提案をしていただく作業に入っていただきます。これを8月29日にプレゼンテーション等を行っていただいて、2次審査としては9月9日までに結果を通知したいと考えているところであります。これで大体9月ぐらいには契約ができるのかなと思っているところであります。  続きまして、資料2のほうを御覧ください。  これはですね、先ほどの基本計画の修正案としたもので、暫定であります4,000平米程度を想定して策定させていただきました。  まず、職員数でございます。これにつきましては、E案を基に大体179人を想定しています。4,000平米はどうして導いたのかといいますと、179人に現峰山庁舎の職員1人当たりの面積22.05平米を掛け合わせて3,947平米となりましたので、これを4,000平米とさせていただいたものでございます。  それから、公用車でございます。これに伴いまして配置する部署がいろいろと変更いたしましたので、増築棟に今回に必要する公用車の台数が変わっています。  具体に言いますと、次のページを御覧ください。2ページ目です。  当初は101台の公用車を必要としていたのですが、現有でいきますと90台となります。これを表でいきますと、峰山幼稚園の跡地のところで11台の公用車を減らしまして職員駐車場を増やしているということにしているものでございます。  続きまして、配置部署にいきたいのですが、3ページから4ページ、5ページは大体今までのものの小修正でございますので、飛ばさせていただきます。  6ページ目を御覧ください。  6ページ目が積算の概算事業費でございます。計画上は53.7億円であったものが合計で39.6億円と試算をしているところでございます。増築棟につきましては23.6億円でございます。  最後、7ページ目でございます。  これが今回4,000平米程度に配置する場合の配置する部署となります。峰山庁舎でいきますと農林水産部と商工観光、農業委員会というのが入ってきまして、これは以前と変わりません。ただし、この中から、峰山市民局であるとかデジタル戦略課というものを増築棟のほうに持っていくと。以前は医療部も含めて増築棟にあったかと思うのですが、これを峰山庁舎に残しています。増築棟には健康長寿福祉部子育て相談関係を除くものと峰山市民局、それからデジタル戦略課市民環境部と会計課、総勢179人を配置いたします。当初、建設部をここに入れていたのですが、これを大宮庁舎のほうに移しました。大宮庁舎は最大限に活用ということで、建設部をこちらのほうに移したものでございます。峰山総合福祉センターに活用できる期間中、活用するということで、健康推進課子育て相談関係子ども未来課を暫定的に配置という形で増築棟整備をしていきたいと考えているものです。  一応これが公告で示させていただいています情報のポイントになります。  説明は以上でございます。 ○(平井委員長) 川口市長公室長。 ○(川口市長公室長) 内容は今、説明したとおりでございます。我々、ポイントとして考えていますのは、今の説明でもありました、間に合わないというぎりぎりの期限の中で、公告、募集の開始をさせていただくということを前議長にお認めいただきながらさせていただいているところでございますが、増築棟に係る延べ床面積を4,000平方メートル程度といったようなことで募集をさせていただいているということでございます。先ほどもありましたここの面積は6月中には決定をして、この公告に追加した情報として流していきたいと思っております。  それから、大きな会議室200人程度というのがありましたが、今、特別な提案という形で、これは業者から提案していただくということで確保できるのかどうなんだと。例えば、170人なら確保できるとかといったようなことも出てくるかも分かりませんが、その辺を求めていきたいと思っております。  それから、もう一つ、部署の配置の考え方につきましては、4,000平米という増築棟の面積、それから大宮庁舎を最大限にといったようなところから、先ほどあったような配置にさせていただいたということで、今のある部署の人数というものがありますので、その人数を元にして考えたときには、こういう配置が収まりやすいということや、もちろん機能的に、増築棟には窓口関係部署を配置していくのだといったようなことや産業部門を1か所にであるとかいったような、そういったようなこともありますが、あくまで現状の人数で考えたときの配置部署としては、これが収まりやすいといったようなとこでさせていただいているということでありまして、例えば、令和7年度に完成をしたとしたときに、この部署がそのままあるかどうかというのは今の段階では分からないところですから、その辺は一定また見直しといったことも出てくるかなと思っているところでございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○(平井委員長) 説明が終わりました。  これから質疑に移りたいと思うのですが、まず、最初説明がありましたスケジュールのところから行きたいと思います。プロポーザルスケジュールの関係のところで。  平林委員。 ○(平林委員) 平林です。ありがとうございました。  済みません、ページが出てこないのですが、募集があったのを5社に絞るという説明があったかと思うのですが、そこを受けてこのスケジュールというところでは、1次審査、2次審査の最終9月9日というのは1社に絞られるということの理解でよろしいのでしょうか。
    ○(平井委員長) 井上室長。 ○(井上都市地域拠点整備推進室長) 御質問ありがとうございます。  1次審査につきましては5社程度に絞りまして、そこからテーマの技術提案をいただきまして、その技術提案の内容を審査会で得点化をしまして順位づけをするということでありますので、最終、優先・最優先の交渉相手の順位が決まるというものでございますので、1社に絞るということで考えています。 ○(平井委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 平林です。  ということは、それが2次審査の結果の通知、9月9日の時点で1社になるという理解でよろしいのでしょうか。 ○(平井委員長) 井上室長。 ○(井上都市地域拠点整備推進室長) 9月9日に、最優秀のところを全社5社になるんですけど通知する予定でございます。1社に決まります。 ○(平井委員長) 池田委員。 ○(池田委員) このスケジュールを見させていただいているのですが、この委員会に意見を求める場面というのはこのスケジュールの中にありますか。例えばこの段階で求めるとか。想定される。 ○(平井委員長) 川口公室長。 ○(川口市長公室長) 我々とすれば、延べ床面積を6月中には委員会の中で決めていただきたいという思いでありまして、そこに係る質疑ということであれば、我々はいつでもお世話になれたらなと思っています。 ○(平井委員長) 池田委員。 ○(池田委員) 私が聞いているのは、2次審査までのスケジュールの中で執行部側としてこの委員会に意見を求めるような場面はありますか。こちらが求めるのではなくてということです。 ○(平井委員長) 川口市長公室長。 ○(川口市長公室長) 今、想定している中では、ないということになります。 ○(平井委員長) 多賀野委員。 ○(多賀野委員) 多賀野です。御苦労さまです。  プロポーザルで得点が100点満点ということで、いろいろと細部にわたって何点何点いうのが出ていますが、この点数というのは議員に公表をされるのか、市民に対しても公表をされるのか、それとも極秘の中でこの点数はするのか、その辺、分かれば。 ○(平井委員長) 井上室長。 ○(井上都市地域拠点整備推進室長) 合計点にはなろうかと思いますが、その点数をもって順位づけを行いますので、その辺も含めて公表になろうかと考えています。 ○(多賀野委員) 一般市民に。 ○(井上都市地域拠点整備推進室長) そうですね。 ○(平井委員長) 永井委員。 ○(永井委員) 永井です。お世話になります。  先ほどの池田委員の発言に関わってのことなのですが、冒頭、副市長は、この委員会でのやり取りとか、そういうことも参考にして、これから先、決めていく内容にも入れていきたいということを言われたと思うのですが、ただし、それは要するに、いろいろなやり取りの中でいろいろな思いが我々の側からあれば、そういうものも酌んでいただくということであって、別段そういう場は設けないと市長公室長は言われましたが、そういう理解でいいですか。 ○(平井委員長) 中西副市長。 ○(中西副市長) この委員会の意見をどう吸い上げて反映していくかということでありますが、きょうのこの場もそういった場だと思っておりますし、先ほど公室長が申し上げました床面積の決定していただく中での議論というのですか、やり取りというものを私なりに把握させていただいて、そして、それを必要に応じて選定委員会のほうに反映をさせていきたいとは思っていますが、ただし、プロポーザルといいますのは、冒頭申し上げましたように設計者の能力を判定する場ということですから、設計に関する専門性の高い審査ということになりますので、行政も含めまして、こういった経験のない者がどういう意見を言ったらいいのかといったところは、これは難しいのかなと思っておりまして、総合的な意見として委員会の中に市の意向、それから議会の意向というものを述べさせていただくということになるのかなと思っております。 ○(平井委員長) 永井委員。 ○(永井委員) 永井です。関連です。  増築棟の問題は市民の皆さんもいろいろと大きな関心を持っておられて、そして、もうできると、どちらにしてもそういうことがはっきりしてきましたので、いろいろな形でどのようなものを造ってもらえるのかなという興味を持っておられる方もおられたりする中で、ぜひとも、京丹後市のオリジナリティーのあるものをということを言われる方々が、結構、技術的な皆さんとかあったりするのですが、そういう方々の声を先ほど最初の説明のときに、市民の声も踏まえてということも外部委員から言われていると言われたのですが、そのような機会のようなものは何らかの形であるのでしょうかということを確認したい。 ○(平井委員長) 中西副市長。 ○(中西副市長) 今、永井委員からの御意見というか御質問につきましては、我々も当初からできるだけ市民に愛着のある庁舎を造っていきたいということも考えておりまして、それは基本方針の中にも入れております。そういったことをどういうふうに具体的に設計の中に反映していくかということになろうかと思いますので、設計業者が決まりまして、その基本設計の段階でそういった場を持たせていただきたいとは思っていますが、具体的なものはもう少し、業者との設計の工程であるとか、それからスケジュール感を調整する中で検討してまいりたいとは考えております。 ○(平井委員長) 川口公室長。 ○(川口市長公室長) 今のことに関連しまして、資料1で説明させていただいた7ページのところですね。ここで(3)で庁舎の機能に関することということで、下から2行目になります市民等の設計の参加・参画というところで、この辺も業者から提案をいただきたいと考えておりまして、どういうふうな参画ということが可能になってくるのか、この辺は業者に求めていきたいと考えています。  それから、先ほどスケジュールの2次審査までの中でこの特別委員会の関わりという問いで、想定する中ではないと言いましたのは、審査に当たってという観点からと思ってました。設計という中では、ひょっとすれば、業者が決まるまでに議会のここの3階をどういうふうにしていくのかだとかも含めながら、はっきりとは想定できていませんが、手戻りにならないように順序よく進めていくには、業者が決まるまでにそういう話をお聞きさせていただきながら、業者が決まればそれを伝えていくようなスケジュール感を持たなければならないのかなということも思っているところでありまして、それは、例えば、組合への意見を聞くというのもこの業者が決まるまでにもできる話かなと思っていまして、その辺はまだはっきりとしたスケジュール感を持っていませんが、そのようなことも考えているところでございます。 ○(平井委員長) 池田委員。 ○(池田委員) 私が確認したかったのはそこです。当然このプロポーザルには改修の設計も入っていますから、では、この委員会室はどうするであるとか、そういった我々が言える場所が保障されてないのかなと思って、業者が決まってしまったらそれで行っちゃうわけでしょう。うちが修正案を出したときは、あくまでベースは3,500平米ですよ。これはどうしても必要だというものについては、幅を持って4,000平米まで認めますという議論の中身だったと思うのですが、そうなってくると、例えば、200人の会議室が必要ですかということも議会としてはしっかり問うていかんなんわけではないですか。いえ、それも絶対必要なのですよ、説明をしていただかないと、100人でいいから、そうであれば4,000平米要らんでしょうという議論も出てくるので、だから、そういう場がここまでにないのかなと思って聞かせていただいたのですが、考え方としてはどうでしょうか。 ○(平井委員長) 中西副市長。 ○(中西副市長) 説明が不十分で申し訳ありませんでした。  冒頭申し上げましたのが、プロポーザル選定委員会での質疑だと受け止めておりましたので、その業者選定の中にこの特別委員会の意見を伺うということは思ってないということでありまして、繰り返しになりますが、基本設計の段階では、今、池田委員がおっしゃいましたようなことも含めて、我々としては十分に意見を聞かせていただいて、意見交換をさせていただいた上での設計に取りかかっていきたいと思っております。 ○(平井委員長) 鳴海委員。 ○(鳴海委員) 鳴海です。よろしくお願いします。  今のところと関連して確認のようなことなのですが、最初、冒頭の副市長から、委員の先生方から市民の声を聞くというところの中で、この特別委員会の議会の声を市民の声として、意見として酌んでいくと言っておられたところの、その主語は、今おっしゃったところの設計に当たっての場面での組み込み方ということになりますか。その業者選定に当たってはそうではない。設計に当たって市民の声を入れていくということになりますか。 ○(平井委員長) 中西副市長。 ○(中西副市長) 両方あると思います。業者選定に当たっても、例えば、今、公室長が申し上げました資料の7ページにありますような特定のテーマといったところがありますが、こういった審査項目の中で、やはり議会としてはこういったところを重点的に審査をしてほしいとか、こういったことが配慮できるような能力を持った業者を選定してほしいとか、そういったところが特にあれば、できればきょうお聞かせ願って、そういったところも選定委員会の中に意見としては述べさせていただきたいなと思っております。公開しておりますので、ただし、それによって点数が変わるということはありませんが、委員会のほうの中で、市の意向、それから議会の意向としてはこういった意向ですということを述べていきたいと思っております。  繰り返しになりますが、設計段階では、別途、業者が決まりましてから、業者とスケジュールを合わせていく中で、そういった意見を反映できるのは持っていきたいと思いますし、業者の選定段階においても、先ほど公室長が申し上げましたように、優先して整理をしなければならない課題というのがありますので、それはそれに先行して、していきたいと思っておりますので、必要に応じてまた委員会の開催を我々からお願いするということになろうかと思っております。 ○(平井委員長) 和田副委員長。 ○(和田正幸副委員長) プロポーザルで今月中に面積4,000平米を決めないといけないと言われましたが、それでは、この4,000平米がこれでいいのか悪いのか、会議室の200人、それはきょうそういうことを言われるのでしょうか。どうして4,000平米でないといかんとかいうことは、面積を決めるのは。説明は、これが要るから4,000平米にしなければならないとか、それはいつするかなという。 ○(平井委員長) 暫時休憩します。                休憩 午後 2時08分                再開 午後 2時32分 ○(平井委員長) 休憩を閉じ、会議を開きたいと思います。  ここで45分まで休憩します。                休憩 午後 2時32分                再開 午後 2時44分 ○(平井委員長) 休憩を閉じ、会議を再開したいと思います。  川口市長公室長。 ○(川口市長公室長) 我々が4,000平方メートルという形で公募をかけているその理由について説明をさせていただきます。  最初に、今、配信をさせていただきました、冒頭での説明もありました基本計画における部署配置でございます。今回、修正案という形で募集の中で示させていただいているものであります。特徴的なものといいますと、ポイント、狙いというのがありまして、繰り返しになりますが、大宮庁舎を最大限に活用、増築棟の建設規模を最小限のものということは書いております。それから大宮庁舎に教育委員会事務局と建設部、上下水道部を配置、増築棟に市民関連窓口をできる限り集約ということ、現峰山庁舎には産業振興部門を配置、峰山総合福祉センター子育て相談関係を暫定配置ということで、これは都市拠点側の公共施設に将来的に移行していくということを踏まえた暫定配置という言い方にさせてもらっています。  ここで増築棟ですが、増築棟には、ここにありますように福祉事務所、子育て相談関係を除くものを配置するということと市民関連窓口の集約化ということで、住民の方に、あっちの庁舎、こちらの庁舎ではなく、できる限りワンストップで利用いただくということを想定しているということでございます。  下のほうになりますが、増築棟には健康長寿福祉部子育て相談関係を除く、それから峰山市民局デジタル戦略課、これはその機能を増築棟側に持っていきたいということで、デジタル戦略課の配置も考えています。それから、市民環境部と会計課ということで、増築棟にはこういう部署を配置するのが市民利用にとっていいことではないのかということで、179人という職員数になります。  ここの増築棟にこういうことで配置をすれば、あとの峰山庁舎への産業振興部門、大宮庁舎には建設・上下水道部といったような、そのような、峰山庁舎には商工観光部、農林水産部を配置という考え方で公募をさせていただいています。これを元にしまして、1ページで、職員数が179人ということであります。179人ですが、現峰山庁舎の職員1人当たり面積22.05平方メートルを元に増築棟面積を3,947平方メートルとしますということでしております。  数字的な根拠というのはこういうことですが、議会の中で3,500平方メートルから4,000平方メートルという数字をいただいています。3,500平方メートルではなく4,000平方メートルとしたというのは、我々としては大会議室が庁舎機能としては必要だと思っております。それは選挙事務等において多くの方に集まっていただく事務が想定されますので、それを近い庁舎の中にその機能を持たせたいという思いでございます。  一般的に200人を収容する規模の会議室の面積ということでは500平米ということでございまして、我々とすれば、3,500平方メートルに500平方メートルを足した4,000平方メートルということもこの4,000平方メートルにさせていただいた大きな理由でございます。  会議室なのですが、今の想定では中規模の会議室、これはどれぐらいの人数かというと、20人から30人程度の会議室ですが、それぐらいの会議室については、3,500平方メートルであってもそれぞれのフロアに配置はできるだろうと思っています。中規模の会議室は一つなのかどうなのかということは、そこはまた設計の範囲の中に入ってきますが、そのようなことだと。しかし、大きな会議室というのは3,500平方メートルでは配置ができないと我々としては見込んでいるということでございます。  200人規模の会議室は通常はパーテーションで区切りながら、そのパーテーションの区切り方も設計の範囲になってくると思いますが、区切ればいろいろな使い方が同時にできるだろうと思っております。  会議室が必要となるのは、本庁機能の集約化ということで、大宮庁舎も最大限に活用しますが、峰山増築棟にも部署が増えるということを考えたときには、やはり会議室というものは必要だろうと思っております。  今までから委員会室を専用のということを言っていただいていますが、今の4,000平方メートルとしたとして、大会議室が取れたとして、今の201から203の会議室を専用の委員会室にできるかというと、そこはなかなかそういうふうに今の段階でできるということは言い切れず、どちらかというと難しいのではないかといったようなことを思っているところでありますというようなことであります。  というところで、やはり200人程度の会議室ということでありますが、絶対数の会議室が不足するのではないかというところから、大きな面積を確保しておきながら、それをパーテーションで区切って会議室を増やしていくということが、結果的に、増築棟を建てたときに利用がしやすい、会議室が不足していないといったようなことで、それで会議室が不足しないかどうかというところまでは見込めませんが、そこは何とかぎりぎりの3,500平方メートルで200人規模の会議室が取れないというよりは、200人規模の会議室も取りながら増築棟を建設させていただきたいと考えているところであります。  ただし、200人規模の会議室が取れるかどうか、これは先ほども説明させていただきましたが、特定テーマの中で、庁舎の機能として会議室は200人規模の機能をということで提案をしていただきたいということで、我々とすれば、4,000平米にしたから200人規模が取れるというとこまでも判断をしていないといったようなところでございます。  以上です。 ○(平井委員長) 今、説明を受けましたが、今の説明の中で質疑があればお願いします。  池田委員。 ○(池田委員) 今の計画では、201から203は議会専用は難しいということですが、この3階の会議室、301、302は議会専用の会議室として可能でしょうか。 ○(平井委員長) 川口公室長。 ○(川口市長公室長) 御要望にできる限り応えたいという思いから、大きな会議室を確保すればパーテーションで仕切って会議室の部屋数が増えるということで、何とかそういうふうになればいいのですが、今の段階で301、302も専用にできるということは今の段階では言い切れないと思っております。 ○(平井委員長) 私から、先ほど200人規模のということで特定のプロポーザルの中での提案という形で、その中に入れたとしても4,000平方メートルで収まるかどうかというのは分からないというところがあったのですが、プロポーザルでしてもらうのは、面積を決めたらそれ以上オーバーにならないというのは確約ですか。そこのところをお聞きします。  川口市長公室長。 ○(川口市長公室長) そこの順番は4,000平方メートルとして確定すれば、その面積は動かない。その中で、200人程度の会議室が取れるかどうかということを提案してくれということでありますので、例えば、150人しか取れませんとか、180人なら取れますであるとか、何とか200人を取れますであるとかいうあたりの提案をしていただきたいと思っております。 ○(平井委員長) ほかに。  まとめますが、今、執行部側から意見を求められているのが、プロポーザルに当たって、まず面積を今月中に決めてほしいという意見を求められております。今、説明を受けたところをまた会派のほうに持って帰っていただきまして、次回の委員会のときにその結果を持ち寄るということにしたいと思うのですが、御意見ございませんでしょうか。それでよろしいですか。    (「異議なし」の声あり) ○(平井委員長) ということで、その資料に当たっては、またペーパーというか、タブレットのほうに今のをまとめていただいて入れていただくということで、執行部側よろしいでしょうか。  川口市長公室長。 ○(川口市長公室長) 今週中には入れさせていただきます。 ○(平井委員長) ということで、今のところで何か御意見ありますか。質疑。  多賀野委員。 ○(多賀野委員) 池田委員の質問と重なるか分かりませんが、議会専用の部屋というのは4,000平米とは違う提案の庁舎なので、プロポーザルとは直接関係はないのでしょうが、こちらが決まればこちらになるのでしょうが、言ったら、希望は持っていてもいいということですか。議会専用の部屋ができるかできないかということは全く駄目だというのではなく、やりようによっては業者がうまいこと考えていただいて、そういうことはまだ希望を持っていてもいいという判断でよろしいですか。 ○(平井委員長) 川口市長公室長。 ○(川口市長公室長) 個人的なのかも分かりませんが、思いとしましては、201から203は兼用にさせていただいて、3階はできる限り議会専用にとなればいいなと思っています。基本設計の中ではこの庁舎の改修も含まれますので、同時並行でそこは検討していくということになると思います。 ○(平井委員長) ほかによろしいですか。  鳴海委員。 ○(鳴海委員) 増築棟のほうにデジタル戦略課の機能を置きたいということで先ほど少し触れられたのですが、なぜここに置きたいということになっているのか、背景というか、どういう思いでそういうふうにされているのか理由をお伺いします。 ○(平井委員長) 松本課長。 ○(松本政策企画課長) 今、案ですが、デジタル戦略課を増築棟にということですが、増築棟のほうにこの庁舎と東側の別館のほうの1階にいろいろなデータを収納しているサーバールームがあります。今回の増築棟の建設を機に、サーバールームをより安全に保つために上部に上げていくといった計画を持っておりますので、やはりそこの管理部署は近くにあったほうが、よりいろいろなセキュリティ、あるいは安全性の意味で、あるいは何かあったときの対応、こういったとこも踏まえて、やはりそれがベストだろうということでこういった計画にしております。
     以上です。 ○(平井委員長) 質問があれば。  平林委員。 ○(平林委員) 平林です。  部署配置の考え方の中で、労働組合の事務所というのは書かれてないのですが、今現在は、福祉センターのところに事務所を構えておられますね。労働組合の事務所というのは何か考えがあるのでしょうか。 ○(平井委員長) 市長公室長。 ○(川口市長公室長) 組合から要望書をいただきましたし、その中にもそのことは入っております。現在、福祉センターの南側の木造の部屋に事務所という形になっていまして、それを取り壊す関係で、どこかに設ける必要はあるのかなと思っていますが、今のところ、具体的にどこにというとこまでは決めてないところです。 ○(平井委員長) ほかに。  多賀野委員。 ○(多賀野委員) 防災倉庫をそこに建てられるのですよね。その規模的にいうと、今ある防災倉庫と比べると縮小したものと考えてよろしいですか。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 防災倉庫の大きさですが、今、想定しているのが大体170平米ぐらいの建物になります。ですから、今の既存の防災倉庫からすると大分小さくなるかなと思っています。 ○(平井委員長) ほかに。  鳴海委員。 ○(鳴海委員) 6ページのところの審査に当たってですが、SDGs対応方針というところで詳細の説明ありますか。 ○(平井委員長) 井上室長。 ○(井上都市地域拠点整備推進室長) 概要版のほうにはこの詳細を載せていなかったのですが、実際に2次の依頼をするときにはその特定テーマがメインになってくるのですが、その前段として業務実施方針というのを文書で提出していただきます。この中で(1)業務実施方針というのは、本当にどういうふうにしていくのかという実務を見させていただきます。それ以外にSDGs対応方針というものはですね、この特定テーマに対してどのように反映されていくのかというところを全体として見させていただくというのを文書でお願いをすることをこのプロポーザルでは示しているところでございます。 ○(平井委員長) 鳴海委員。 ○(鳴海委員) それでは、特定テーマの1、2、3の提案内容に対する総論的な取組方のようなところがSDGs対応方針が表しているものということになりますか。 ○(平井委員長) 井上室長。 ○(井上都市地域拠点整備推進室長) そうです。SDGs達成に向けて取り組む市の方針を踏まえた庁舎設計の考え方ということで、今、委員がおっしゃっていただいたようなことで全体の方針を示すというものでございます。 ○(平井委員長) 永井委員。 ○(永井委員) 永井です。  関連で、SDGs対応方針と言われるものの中にというか、恐らく重なってくるのかなとは思ったりするのですが、いわゆるゼロカーボンのロードマップというものが、今、鋭意作成中ですが、そういうものも特にゼロカーボンのロードマップは、市民であったり、事業者であったりとして行政も関わってくるわけで、その行政の部分は大きくここはある程度重なる部分があるのではないかなと思うのですが、その視点はどの程度、今お持ちでしょうか。 ○(平井委員長) 井上室長。 ○(井上都市地域拠点整備推進室長) 今、ゼロカーボンのことについては公というか、示しているものはないという形で、プロポーザルにつきましてはSDGsの計画のほうで示しておりますので、この中で含めてですね、どれぐらいそういったことが提案されるのかを含めて審査にかかると考えております。 ○(平井委員長) ほかに。  川戸委員。 ○(川戸委員) 先ほどの平林委員の関連ですが、179人の中には当然入ってないとは思いますが、労働組合の関係の部屋であるとか出ましたが、社会福祉協議会があの区域にはおります。そこら辺はどういうふうな考えがあるのでしょうか。 ○(平井委員長) 安達技師。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 丹中側の建物のほうに今、入っているかなと思いますが、今回解体する倉庫につきましては小西川沿いの4棟、そちらのほうが対象になると考えていますので、そこは解体の建物に入っていないという整理でしています。 ○(平井委員長) 鳴海委員。 ○(鳴海委員) それでは、子ども関連の部署は都市拠点施設に行くという想定で暫定配置のような感じになりますが、今おっしゃった部分もその時期に合わせた暫定配置という考え方ですかね。 ○(平井委員長) 川口市長公室長。 ○(川口市長公室長) 今の社協の関係の件ですが、179人には寄り添い支援センターの職員は入れているが、社協の職員は入れてない。人数は179人ということでございます。ただし、最終どういうふうに配置をするのかというのは、もう社協なら増築棟だとか福祉部門と連携しないのか、近くにいないのかというのは、今後の議論かなと思っております。 ○(平井委員長) 池田委員。 ○(池田委員) 200人規模の会議室にこだわるのですが、今の説明では、選挙のときなどということですが、ほかにどういう利用が想定されますか。 ○(平井委員長) 中西副市長。 ○(中西副市長) 200人規模で500平米といいますのは、単純に人数掛ける会議に必要な面積ということで、枡目状態に配置をしたような計算の中で500平米ということでありまして、ですから、その箱をどういうふうに、部屋をどう使うのかということで、例えば、こういった審議会のような会議をするときには、やはり教室講座方式のような配置では議論がしにくいということになりますので、どうしてもコの字であったりロの字の机の配置での会議ということになりますし、また、それに対する傍聴席ということを考えますと、仮にそれが50人未満の会議であっても、部屋の面積としては200平米相当の部屋がないと配置ができないということもありますので、先ほど言いました一つの例として選挙ということも言いましたが、やはり庁舎として会議をする、いろいろな形態の会議がある中では、200人が収まる500平米ぐらいの大会議室でないと、なかなか会議として開催がしにくいだろうとは考えております。 ○(平井委員長) 川口市長公室長。 ○(川口市長公室長) 今の件で、コミュニティホールの利用ですが、団体での御利用ももちろんありますが、行政側が使っているのが多くの利用になっています。それは、例えば、防災の説明会で区長に集まってもらうであるとかいうようなこともございますし、市が主催する講演会であるとか、例えば、4月1日には自治功労の表彰であるとかいうような、表彰も含めたいろいろな集まりということで、あそこは今、使っていますので、200人ぐらいの規模があれば使い勝手のいい部屋として、今と同じような使い方ができるのかと思っています。 ○(平井委員長) ほかによろしいですか。  川戸委員。 ○(川戸委員) 川戸ですが、今、話がありましたコミュニティホールの使い方というとこも含めての200人程度という話があるのですが、建物自身は福祉避難所になっているわけですが、その関連は、例えば、別途違うところに持っていくのか、200人の中に福祉関係をいざというときには避難所として活用するのかというところの考えはどうでしょうか。 ○(平井委員長) 川口市長公室長。 ○(川口市長公室長) 今、福祉センターは避難所、福祉避難所になっています。福祉事務所が使えなくなったというときにどうするのかというのが防災の観点から代替の場所があるのかどうなのかという観点で、それが庁舎の中に設けるのかどうなのかというところも含めての検討になってくると思っています。 ○(平井委員長) よろしいですか、ほかに。    (「なし」の声あり) ○(平井委員長) それでは、先ほど執行部側からありました資料1の庁舎増築棟プロポーザル概要の6ページのところです。  評価項目のところで、特定テーマに対する提案内容のところで、ここのところで意見を求められていますが、特にこの観点でというところで御意見があればよろしくお願いします。配点の点数割については変更はなしというところを踏まえてよろしくお願いします。 ○(平井委員長) 鳴海委員。 ○(鳴海委員) 質疑ですが、庁舎の機能に関するところの二段目から、コロナ後の働き方を見据えたオフィスの在り方ということでお出ししてもらっているのですが、先日もありましたDXに関する会議の中で、DXのBPR、予算で認められて執行している最中で計画をつくっているところですが、そのあたりがそちらのスケジュールもありつつ、こちらの庁舎の話もありつつというところで、市のコロナ後の働き方を見据えたオフィスの在り方のようなものを別で考えていると理解をしているのです。そのあたりがどういうふうに庁舎の計画に反映されていくのかというところをお伺いします。 ○(平井委員長) 川口市長公室長。 ○(川口市長公室長) もちろん既存の庁舎の中でも進めていかなければならないところというのはあり、この辺は待ったなしで検討を重ねていかなければならない分野だと思っています。  こちらの特定テーマの中でコロナ後の働き方を見据えたオフィスの在り方というのは、DXのBPRという側面だけではなくて、職員が働きやすい執務室の在り方、環境も含めて、今、フリーアドレスということで、自分の席がなく、どこでも座れるということであるとか、小さい打合せ室があったほうが業務の効率が上がるであるとか、オフィスの在り方というのはいろいろな研究がされていて、これからの働き方ということを見据えた提案をされている関連の事業者もございますので、言うなら、そういったような最新の知見を取り入れたようなオフィスの在り方というものを提案いただきたいと思っております。 ○(平井委員長) 中西副市長。 ○(中西副市長) 少し補足をさせていただきますが、まだこれは市役所内部でも議論をしなければならないテーマではあるのですが、コロナ禍ということで、我々はこれまでにないデジタルというテクノロジーを使った仕事の仕方というのが求められてまいりました。これは今回の経験を元にですね、今後も発展・進展をしていくだろうなとは思っております。一方で、今、行政が抱えている課題、これから直面するであろう課題というのは、これまでに経験したことがないような課題に直面していくだろうと思っております。  そうすると、組織の在り方もそうですが、これまでの前例踏襲的な仕事の方法では対応し切れない。行政だけでは対応し切れないという、当然、官民連携の中でしなければならないことも出てくるでしょうし、市役所内部で言えば、これまでの縦割りのセクトのような仕事の方法では当然対応できない。課題に応じて関連する職員が集まって会議をしたり、打合せをしたり、それから資料を集めたりという仕事の方法になってまいりますので、一つは、机の配置につきましても、これまでのように課長があって係長がおって係員がいるというピラミッドのような形の組織では機能しないのではないかとは思っております。  そうした中で、今、公室長が言いましたように、フリーアドレスという新しい発想も入れながら、これもこれからの行政課題にどうして市役所として対応していくのかということを考えたときに、どういったオフィスの在り方、事務室の在り方がいいのかということをこういった専門家から提案をしていただきたいと思っております。 ○(平井委員長) 永井委員。 ○(永井委員) 永井です。  7ページの特定テーマに関わっての質問であったり、思いであったりすることになろうかと思いますが、市政が始まって20年をぼちぼち迎えようという状況の中での新しい庁舎を今、造っていくということで、市民の注目も大きいと思うのです。でかいものという意味ではなくて、いわゆる京丹後市としてのオリジナリティーというか、アイデンティティーというか、そういうものが、来てみればこういうものだなというか、そのようなものが思える、そのようなものが、そしてどこの新興都市にでもある市庁舎というものではなくて、田舎くさくてもいいわけだし、山っぽくても川っぽくても海っぽくてもいいのですが、そのようなものを、特定テーマで言うならば(1)のとこに入るのかなと思うのですが、あまりそういう感慨的なものが強くないように思うのです。そこはもう少し強くプロポーザルに対して、京丹後市を示すものは何なのかというものを建物に示していくような視点があったらなという思いを持ったりするのですが、そのあたりはいかがお考えでしょうか。 ○(平井委員長) 川口市長公室長。 ○(川口市長公室長) 特定テーマの(1)で示している部分でもあるのです。市民の憩い、交流促進、歴史文化継承に係る機能というところになってきますが、基本計画を昨年度策定をする中でも、その委員会の中ではそこを議論しました。  京丹後らしさを表す庁舎をこの際は考えていくべきだということで、京丹後らしさって何なんだというような議論を宿題で持ち帰っていただきながらする中で、京丹後の歴史というものはほかにない特徴的なものがあるということで、歴史ということは着目していくべきではないのかといったようなことで、それはそうだなと。では、それをどうして庁舎の中で表すのだといったときに、どこかの一角に、入れば京丹後の歴史が分かるのだといったようなスペースをつくったらどうかといったような議論がなされて、ここの基本計画基本方針にもなるのですが、人が輝き、歴史と文化を育む愛着あふれる庁舎という歴史という言葉を入れたというのは、そういうことなのですが、基本計画の策定段階で京丹後らしさというのは、歴史に関することがそこの庁舎に入れば分かるインフォメーション的な機能というものが必要ではないのかという、そこが京丹後らしさとして表してはどうかといったようなことになったということで、ここに特定テーマとして入れているということでございます。 ○(平井委員長) 中野委員。 ○(中野委員) 特定テーマということなので、今、京丹後市の特徴等々という話もあったのですが、この基本テーマの中には文化ということを入れられたということであります。しかし、これは本会議でも申し上げたと思うのですが、増築棟はあくまで増築棟としてこうしてテーマを決められて建てられていくという整理で私はいいのかなと思っております。あくまでそういった特徴的なもの、また独特なものを造られるというか、これはコストもかかることですし、やはりこれは本当の新庁舎を目指して検討をされるべきではないのかなと思っていますが、その辺の見解をお願いします。 ○(平井委員長) 川口市長公室長。 ○(川口市長公室長) 庁舎として必要な機能ということで、それが増築棟ではないのかという、そこはそうだと思っております。そこの何が無駄なのかというのが非常に難しいなというとこがありまして、増築棟とはいえ、新しく建物を建てるという、市民参画をしていただきながら建てていくといったようなことも考えていく中で、やはり愛着あふれるものにしていかなければならないということがありまして、ここは非常に難しいとこなんだろなと思っています。建物だけ建てたらそれで終わりで、執務部署が入ったらいいんだという建物だけではやはり新たに造るということでは、愛着を持っていただくというのが必要なんだろうなと。そこをどういうふうに表していくのか、コストの兼ね合いもあると思いますが、そういったようなところで特定テーマということを出しながら提案を事業者から求めていきたいと思っているということでございます。 ○(平井委員長) 今、求められているのが、ここのところの思いとか聞かせてくださいということなので、質疑によらず意見としても結構ですから、あればよろしくお願いします。  多賀野委員。 ○(多賀野委員) 多賀野です。  少し視点がずれるかも分からんですが、先ほど中野委員もおっしゃっていましたが、これは増築棟であって本庁舎ではないということと、やはりコストを抑えていくべきだと。集約化ということが大事であって、市民とか利便性と、あとは行政の効率化が主な目的であって、お金があればどんどん目立つものを造ったほうがいいと思いますが、そういったことは今は別の審議会でもしていますが、違うところでもできることでもありますし、私はそれよりも道しるべ、市役所ってすごく分かりにくいのですね。京丹後市役所、これは少しずれるのですが、うちの会社は警察の前にありまして、市役所はどこかってよく来られるのですよ。本当に困るのです。市内の方は大体分かっておられるのでしょうが、市外から来られる方が本当に分かりにくくて、そういったことも含め、やはり分かりやすい市役所というのも考えていただきたい、このように思っております。 ○(平井委員長) 鳴海委員。 ○(鳴海委員) 先ほど質疑させていただいた内容に関するのですが、総枠として、デジタル化に限らない考え方というところが答弁だったかと思うのですが、デジタル庁のオフィスが斬新だというところもあったりするであるとか、どういう配線にするのかとか、恐らくDXを進めた先にある執務の仕方のようなことからバックキャストとして考えたときの箱物の在り方のようなところは一定必要なことであったりとか、それがあることで、より数年後、DXを進めた先の姿として、より住民の方に身近でありつつ、行政能力を向上しつつという姿があるのではないかなと思っております。  では、そこが具体的に、今ここでこういうものだということが執行部側も我々も持ってないわけですが、そういったところがプロポーザルの提案として、より評価をしていただく対象として持っていただきたいなと思っていて、デジタルに限らない働き方、働きやすい環境づくりというところはもちろんそれも大事ですが、そうであるならば、特化してデジタルの使いやすい行政としての在り方のようなところも少し特出しして考えてもらえたらなと思いました。 ○(平井委員長) 川口市長公室長。 ○(川口市長公室長) 基本計画の中で基本方針を五つ持ちながら、それぞれ導入機能の考え方、また検討例、イメージということで載せておりまして、今の机のモジュールとかを統一するであるとか、間仕切り、仕切り壁ですね、柔軟性のある空間を保つであるとか、抽象的ですが、将来の民間利用を想定した汎用性のある執務室であるとかというところも含めながら、もちろん今のデジタルというところを意識したものを提案いただくという、基本計画というものが一定提案される事業者側は、これに基づいてという中で、あえて特定テーマということで特出しをしながら提案を求めている、その裏はこの基本計画があるといったような、そのような立てつけで我々は考えておって、その中でどのような提案が出てきて、よりよい事業者をプロポーザルで選定していきたいというとこでございます。 ○(平井委員長) 鳴海委員。 ○(鳴海委員) なるほど。それでは、これまでの基本計画の上に立って、さらにそこから詳細として書かれているというところで、基本計画でこれまで審議させていただいた内容であったりとか、私としては委員会であったり本会議とかで意見を伝えさせていただいたようなこと、今、改めて言わんでも聞いてもらっているということで思っていてよろしいですかね。 ○(平井委員長) 川口市長公室長。 ○(川口市長公室長) 基本計画の策定においての質疑、こちらの機能例のほうはあまりいろいろな議論はなかったのかなと思っていますが、いただいている意見等を参考にしながら進めていくということで考えております。 ○(平井委員長) 特定テーマのところで御意見があれば、よろしくお願いします。こういったところは特に強く思うべきであるとか、そういう意見として結構ですから、よろしくお願いします。    (「なし」の声あり) ○(平井委員長) それでは、全体を通してほかに質疑があればお願いします。  平林委員。 ○(平林委員) 2ページの設計業務に伴う申請調査業務の中で、地盤調査、ボーリング調査4か所ってなっているのですが、このボーリングについて、よくいろいろなところで、やはり足らなかったとか、いろいろとこの間、出ているのですが、4か所でこれはどこのボーリングをされる予定でしょうか。それで、4か所でいいという結論ですか。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) ボーリングの箇所ですが、今、想定をしていますのが、増築棟の建設場所で3か所、あとは防災倉庫を建てる位置で1か所ということで、それぞれ箇所数を見込んでいます。  箇所数につきましては、設計事務所が決まれば、構造的な部分にも関係してきますので、再度計画のほうを調整しまして、必要な箇所数について実施することとしております。 ○(平井委員長) 中野委員。 ○(中野委員) 今、防災倉庫の話も出たのですが、現庁舎を、今、増築棟を建てるに当たって、この防災倉庫を解体するということですが、あまり議論になってなかったので、防災倉庫自体はかなりここよりは新しいかなと思っているのですが、これを解体するにしても、これを移築させるという考えはなかったのですか。  というのも、今、防災倉庫を新しく建てられるのは少し小さいものになる、縮小版だということで、防災能力がどうなるのかということが1点と、それで、消防団の車両とかの配備式とか、これは車庫の中でしておられたと思うのですが、こういったところに不具合が出てこないのかと思うのですが、移築してしまうのであれば、その予算もあるでしょうが、同じような業事がそのままできると思うのですが、そういった検討はなかったですか。 ○(平井委員長) 川口市長公室長。 ○(川口市長公室長) まず、こちらの福祉事務所側、今の建物を壊すという前提に立ってないので、まず増築棟を建てようとした場合には、この防災倉庫の位置をあそこにしたということがありますので、防災倉庫を移築か壊すか、どちらかにしなければならない。移築する場合は同じものがあの面積で建てられるかというと、向こうでは建てられないということから、建物を残した上で建てられる面積の中で防災倉庫を新たに建てようということであります。  防災能力に関しては、必要な資機材は新たな防災倉庫の中にはもちろん入れていくということでありまして、あと、公用車置き場が広い面積を取っていますが、あそこは新しいところには公用車はどれだけ入るか分かりませんが、今の台数がそのまま入るとはならないと思っています。だから、防災能力が落ちるということはないと思っております。  それから、消防車の配備式であるとか、雨天のときとか、それはあるとは思いますが、もっと細かく言うならば、前の市道を廃止をしてということになれば、今、指令車が防災センターの下にあったりとかします。指令車もあの場所でいいのかといったような議論も含めて、その辺はもっと検討していく必要があると思っております。 ○(平井委員長) 永井委員。 ○(永井委員) 今、防災倉庫の話が出たので、少しとんでもない話になるのかもしれませんが、あそこの防災倉庫は中を見させていただいたのですが、中を見ていてもまだまだ新しい感じがするし、そして、あれだけ大きくて柱が一本もない非常にいい建物だと。あれを壊すのか、もったいないなという、ある業者の方の声を聞いたこともあったりするのですが、誰か買おうとか、安くてもいいのですが、産廃を出すのであれば、それででも欲しいなという人があれば譲るなり売るなりのようなことができるなら、それはいいなと思ったりはするのですが、夢のような話かもしれませんが、そういうことも何か可能性の中にはあったりしますかなということを少し聞いてみたいんです。 ○(平井委員長) 安達主査。
    ○(安達都市計画建築住宅課主査) 先ほど少し質問いただきました移築等できるのか、そういったところにつきましては、一応、建物については鉄骨造ということで、基本的には基礎がどの建物でもあると思うのですが、柱の固定というのは基礎の中で実際されておりまして、恐らく、移設するにしても基礎から撤去して、また移設先で基礎を再度造り直してという形になるので、もし、基本的に、移築するとしてもかなりの費用がかかってくるのかなとは思います。  そのダウンサイジングについても、その規模と内容で一応構造の計算等をされているので、恐らく、減築等をするにしても、そのあたりの細かいところがなかなか合ってこないというとこもあるかと思います。  以上です。 ○(平井委員長) ほかに。  永井委員。 ○(永井委員) 夢のような話かもしれませんが、欲しいという人がいた場合は可能性はありますか。値段によるとか、そういうことで実現可能かということもあるかと。 ○(平井委員長) 中川課長。 ○(中川都市計画建築住宅課長) 先ほどの話と同じになるのですが、移設がなかなか難しいという中では、建物自体を販売して持っていくということ自体がなかなか不可能かなと思っております。  また、今回、増築棟の工事、先ほど来ありますように、手戻りがないように急ピッチで進めていかないといけないという中で、スケジュール的にもきちんととしたスケジュール感を持っていかないとという中では、販売をしてという部分にはついては少し難しいのかなと思っています。 ○(平井委員長) 多賀野委員。 ○(多賀野委員) 思い出しました。防災倉庫の下に大きな貯水槽が埋まっているって聞いた覚えがあるのですが、それは増築棟が建ったらそのまま埋めておくということでよかったですかね。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) こちらのほうで今、把握しているのが、モニュメントの横のほうに二つ防火水槽があります。  以上です。 ○(平井委員長) 鳴海委員。 ○(鳴海委員) プロポーザルの1次審査で5社に選定するというところで、あってほしくないですが、5社より少ない応募だった場合は、1次審査での振るい落としというか、1次審査で設けた期待する、よりいい業者に選定したいというところが果たし切れない可能性があり得るのかなという可能性も懸念されるのですが、スケジュールがタイトな中で再公募のようなことが想定があるのか、もしくは、応募した業者が少なくても高いレベルのプロポーザルを受けられるような工夫というか、そういったものが何かお持ちなのかお伺いいたします。 ○(平井委員長) 井上室長。 ○(井上都市地域拠点整備推進室長) まず、1次審査で5社程度に絞るというのはですね、2次審査で実際にプレゼンテーションをしていただくというところで時間的制限がございます。そのために実際にできるものとして5社程度を主に出しました。ですから、1次審査で主なものについては、本当は全ての方にしていただくのがよろしいかと思うのですが、時間制限で5社程度にしておりますので、それが例えば5社を切った場合についても資格審査という形になりまして、その後、2次審査のほうに、5社よりも少なくても実施する予定でございます。 ○(平井委員長) ほかに。  永井委員。 ○(永井委員) 全然違うところで、これはもう一つのほうの資料ですが、6ページの建築予算とか新旧の比較のところに関わってですが、いわゆるこれまでの議論の中でいろいろと出てまいりました真水の部分というのは、具体的にはこの案では幾らぐらいになるのでしょうか、修正案以降、真水の言葉を聞かなくなってきたのですが。 ○(平井委員長) 松本課長。 ○(松本政策企画課長) いわゆる修正案の39.6億円、この試算の真水分はということです。  これまで執行部からは、いろいろな議論の資料をお出しする中で、真水の比較をさせていただいていましたが、この修正案ということの資料の39.6億円の真水分の試算というのは、その部分だけ当てはめて試算をしているという状況ではないので、手元にその数字は持ち合わせてないということが現状でございます。 ○(平井委員長) 面積が決まったら出せるということですか。 ○(松本政策企画課長) いわゆる概算事業費ということで整理させてもらっていますので、当然これまでと同じような当てはめをすれば出すことは可能です。 ○(永井委員) 面積にかかわらず、額はある程度出るのではないのですか。 ○(松本政策企画課長) そうです、計算上の話なので。 ○(永井委員) 出していただきたい。 ○(平井委員長) 今度プロポーザルのことを6月中に面積等を決めていきますので、その後、出てくると思いますので、よろしくお願いします。  ほかによろしいですか。 ○(平井委員長) 鳴海委員。 ○(鳴海委員) 先ほどの特定テーマのところに関してお伺いしたいことでありまして、既存庁舎との往来機能で庇に限らないというところで、執行部から最初の修正がされたときの質疑の中で、庇を最初の提案から変えるであったりで、1億円程度の減額を想定されたということだったかと思うのです。そのあたりとの一番最初に持ってこられたときの原案と庇を修正されて提案された後の今の中で、プロポーザルを受ける中で、庇に限らない中で既存庁舎との往来機能というところが評価として重視したいというところが表れているのかなと思っているのですが、このあたり説明をお伺いします。 ○(平井委員長) 井上室長。 ○(井上都市地域拠点整備推進室長) 今回のプロポーザルの中で、庇等という形で庇に関連したものにつきましては、いろいろと防災の関係で浸水想定ということがございました。実際に庁舎を活用する場合に改めて考えますと、本庁舎である峰山庁舎と増築棟を1階に降りていくでありますと、そこを歩いていくわけですから、それをこの庇に限らずに、例えば2階で往来するという提案も含めて、業者の方にそういったことを検討いただきたいということでこのように変更させていただいたものでございます。 ○(平井委員長) 鳴海委員。 ○(鳴海委員) 最初の基本計画の段階では、1階に降りて、庇で歩いて渡る往来機能を想定していたが、このプロポーザルの段階では、そこに限定しない方法で出してくれたらうれしいですよのようなことに判断に今されているということですかね。 ○(平井委員長) 川口市長公室長。 ○(川口市長公室長) 以前は大庇ということで、雨の日とか雪の日でも、そこに庇機能を利用した空間ができることによって、そこはいろいろな場になるのではないのかといったような思いもあって大庇ということにしましたが、大庇を縮小することで事業費を安くするということです。  今の防災の話で浸水がどうであるとかということがございました。当初の平成28年度ですかね、増築棟のときには2階でつなごうとしていました。そのときの計画よりも増築棟とこの庁舎の距離というのは短くなる予定であります。庇に係る経費とここを2階でつなぐ経費を本当の粗々で比較するとそれほど変わらないのだろうなということも含めて、そうすれば2階に通路があったほうが利用はしやいすのではないかといったような議論が出てきたから、ここにはそういうふうな書き方をさせていただいたということです。 ○(平井委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 平林です。  資料1か2か忘れました。済みません。駐車場の問題です。  駐車場の設置場所等の検討ですが、修正案では公用車が90台と減らされているのですが、これは残りはどこへ行くのですか。  それと、職員の駐車場というのは、一応、文化会館、また吉原小学校のグラウンド、それと峰山幼稚園のところが少し増えたということで、文化会館のとことか吉原小のところは引き続き使っていくという理解でよろしいでしょうか。 ○(平井委員長) 井上室長。 ○(井上都市地域拠点整備推進室長) 台数について説明させていただきます。  台数が減ったものの要因はですね、当初、建設部を増築棟ということで計画をしておりました。建設部が公用車を結構持っておりますので、これは大宮庁舎に行きますので、その分が減じているものでございます。 ○(平井委員長) 川口公室長。 ○(川口市長公室長) 駐車場の考え方ですが、丹後文化会館の敷地、旧吉原小グラウンドの活用、整備というのは、今の段階では引き続きと思っております。  一方で、近場で駐車場を確保すればどうかという議論もいただいていますので、そこはまた検討はさせていただかなければならないと思うのですが、出口はまだ見つけているわけではないということでございます。 ○(平井委員長) ほかにいいですか。    (「なし」の声あり) ○(平井委員長) それでは、委員長から、この委員会の役割というか、そこのところを少し整理して言わせてもらいます。  この庁舎等整備特別委員会ですが、議会の意見として責任を持って返していくという形の委員会とします。だから、必要に応じて会派に持ち帰っていただいて議論を重ねてこの場で持ち寄ってもらって決めていくという形にします。時には採決になる場合もあるかも分かりませんが、その採決の結果によって、執行部側に議会としての責任を持った解答という位置づけにしたいと思いますが、これについて御意見はございますでしょうか。これでよろしいですか。    (「異議なし」の声あり) ○(平井委員長) という位置づけですから、執行部側のほうもよろしくお願いいたします。  全体を通して何かあればよろしくお願いします。いいですか。    (「なし」の声あり) ○(平井委員長) それでは、暫時休憩します。                休憩 午後 3時47分                再開 午後 3時49分 ○(平井委員長) 休憩を閉じ、会議を再開します。  では、次回の委員会を24日の本会議終了後という日程で取らせていただきますが、よろしいでしょうか。    (「異議なし」の声あり) ○(平井委員長) では、24日にします。  それでは、ほかに何かあればお願いします。    (「なし」の声あり) ○(平井委員長) なければ、これで委員会を終了します。  皆様、御苦労さまでございました。                                 閉会 午後 3時50分 ┌───────────────────────────────────────────┐ │                                           │ │会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。         │ │                                           │ │                    委員長   平井 邦生            │ │                                           │ │                    署名委員  和田 正幸            │ └───────────────────────────────────────────┘...