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平成16年決算審査特別委員会( 9月 8日)

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  1. 京丹後市議会 2004-09-08
    平成16年決算審査特別委員会( 9月 8日)


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    平成16年決算審査特別委員会( 9月 8日)   ───────────────────────────────────────────                決算審査特別委員会会議録 ───────────────────────────────────────────  1 開催年月日 平成16年 9月 8日(水曜日)  2 開催場所 京丹後市役所 議場  3 本日の会議 開会   午前 9時00分          閉会   午後 4時36分  4 出席委員   ┌────┬─────────┬────┬─────────┐   │ 1番 │田茂井  誠司郎 │ 2番 │平 林  智江美 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │ 3番 │森      勝 │ 4番 │松 田  成 溪 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤
      │ 5番 │池 部  皓 三 │ 6番 │松 本  聖 司 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │ 7番 │谷 口  正 博 │ 8番 │岡 田    修 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │ 9番 │原      久 │10番 │森 口    亨 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │11番 │川 村  博 茂 │12番 │奥 野  重 治 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │13番 │行 待    実 │14番 │中 西  敏 行 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │15番 │早 川  雅 映 │16番 │大 同    衛 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │17番 │松 本  経 一 │18番 │池 田  惠 一 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │19番 │石 河  良一郎 │20番 │松 尾  信 介 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │21番 │小 牧  耕 一 │22番 │髙 山  充 男 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │23番 │浅 田  武 夫 │24番 │松 本  信 之 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │25番 │今 度    弘 │26番 │大下倉  禎 介 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │27番 │吉 浪  芳 郎 │28番 │井 谷  實 夫 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │29番 │川 浪  将 義 │30番 │野 村  重 嘉 │   └────┴─────────┴────┴─────────┘  5 欠席委員      な   し  6 議会事務局出席職員      議会事務局長  池 田 勇一郎   議会総務課長補佐  下 岡 耕一郎      主事      吉 田 茂 喜  7 説明のための出席者   (旧峰山町職員)   ┌──────────┬─────────┬──────────┬─────────┐   │峰山市民局長    │堂 田  孝 二 │元企画商工課長   │中 村  基 彦 │   ├──────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │元農林課長     │野 木  信 行 │元建設課長     │尾 崎  泰 樹 │   ├──────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │元税務課長     │谷 口  正 春 │元町民課長     │中 村  賢 一 │   ├──────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │元保健福祉課長   │谷 口  宗 廣 │元水道課長     │藤 村  隆 生 │   ├──────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │消防本部総務課長  │山 副  隆 司 │元丹後広域消防   │谷 口  幸 作 │   │          │         │組合総務課長    │         │   ├──────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │元峰山・大宮公共下水│山 本  太三郎 │元環境医療課長   │深 田  浩 志 │   │道組合事務局長   │         │          │         │   ├──────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │消防長       │山 本  邦 昭 │元教育次長     │中 村  悦 雄 │   ├──────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │元財政広報課長補佐 │中 西  俊 彦 │元農林課長補佐   │後 藤  圭 治 │   ├──────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │元建設課長補佐   │橋 本  勝 行 │元総務課長補佐   │中 西  悦 男 │   ├──────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │元税務課長補佐   │石 田  雄 一 │元町民課長補佐   │平 井  一 弘 │   ├──────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │元保健福祉課長補佐 │鬼 束  良 子 │消防本部管理課長補佐│河野矢    秀 │   ├──────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │消防本部総務課長補佐│松 尾  秀 行 │元企画商工課主査  │増 田  知 裕 │   ├──────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │元水道課主査    │平 井  幸 夫 │元教育委員会主事  │寺 田  知 博 │   └──────────┴─────────┴──────────┴─────────┘   (旧大宮町職員)   ┌──────────┬─────────┬──────────┬─────────┐   │大宮市民局長    │上 田    賢 │元企画商工課長   │矢 野  節 雄 │   ├──────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │元町民課長     │田 上    実 │元建設課長     │田 村    進 │   ├──────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │元上下水道課長   │川 口  誠 彦 │元教育次長     │水 野  孝 典 │   ├──────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │元税務課長     │糸 井    錦 │元総務課長     │安 田    剛 │   ├──────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │元農林課長     │糸 井  泰 夫 │元福祉課長     │藤 原  晃 史 │   ├──────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │元保険医療課長   │福 井  利 道 │元総務課主幹    │糸 井  嘉 彦 │   ├──────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │元福祉課長補佐   │田 中  千賀代 │元保険医療課長補佐 │広 野  勝 義 │   ├──────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │元総務課主査    │髙 田  議一郎 │          │         │   └──────────┴─────────┴──────────┴─────────┘  8 会議に付した事件    議案第 91号 平成15年度峰山町一般会計決算認定について    議案第 92号 平成15年度峰山町国民健康保険特別会計決算認定について    議案第 93号 平成15年度峰山町老人保健特別会計決算認定について    議案第 94号 平成15年度峰山町介護保険特別会計決算認定について    議案第 95号 平成15年度峰山町廃棄物広域処理特別会計決算認定について    議案第 96号 平成15年度峰山町工業用地造成事業特別会計決算認定について    議案第 97号 平成15年度峰山町宅地造成事業特別会計決算認定について    議案第 98号 平成15年度峰山町峰山財産区特別会計決算認定について    議案第 99号 平成15年度峰山町五箇財産区特別会計決算認定について    議案第100号 平成15年度峰山町小規模水道事業特別会計決算認定について    議案第101号 平成15年度大宮町一般会計決算認定について    議案第102号 平成15年度大宮町国民健康保険特別会計決算認定について    議案第103号 平成15年度大宮町老人保健特別会計決算認定について
       議案第104号 平成15年度大宮町介護保険特別会計決算認定について    議案第105号 平成15年度大宮町農業集落排水事業特別会計決算認定について    議案第106号 平成15年度大宮町簡易水道特別会計決算認定について    議案第138号 平成15年度峰山町水道事業会計決算認定について    議案第139号 平成15年度大宮町水道事業会計決算認定について    議案第142号 平成15年度丹後広域消防組合一般会計決算認定について    議案第143号 平成15年度峰山・大宮公共下水道組合一般会計決算認定について  9 議      事                              午前 9時00分 開会 ○(浅田委員長) ただいまから、決算審査特別委員会を開会いたします。  決算審査特別委員会は、本日から10日までの3日間開催することとし、旧町ごとに1日2町分の各会計決算につきまして審査することとしていますので、ご協力くださいますよう初めにお願い申し上げます。  それでは、まず初めに旧峰山町等の各会計につきまして審査を行います。  議案第91号 平成15年度峰山町一般会計決算認定について、議案第92号 平成15年度峰山町国民健康保険特別会計決算認定について、議案第93号 平成15年度峰山町老人保健特別会計決算認定について、議案第94号 平成15年度峰山町介護保険特別会計決算認定について、議案第95号 平成15年度峰山町廃棄物広域処理特別会計決算認定について、議案第96号 平成15年度峰山町工業用地造成事業特別会計決算認定について、議案第97号 平成15年度峰山町宅地造成事業特別会計決算認定について、議案第98号 平成15年度峰山町峰山財産区特別会計決算認定について、議案第99号 平成15年度峰山町五箇財産区特別会計決算認定について、議案第100号 平成15年度峰山町小規模水道事業特別会計決算認定について、議案第138号 平成15年度峰山町水道事業会計決算認定について、議案第142号 平成15年度丹後広域消防組合一般会計決算認定について、議案第143号 平成15年度峰山・大宮公共下水道組合一般会計決算認定について、以上13議案を一括議題といたします。  市民局長から説明を求めます。 ○(堂田市民局長) 峰山市民局がこれから説明をさせていただきます。市長さんの席に座らせていただきます。席を汚さないように一生懸命やらせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。2点ばかりお断り申し上げておきます。ただいま、私どもの出席を願っておりますのは、旧峰山町の課長13名でございます。それから、それ以外にということで、各々1名という、こういう基本線で出席を願っておりますので、どんな質問にもOKということにはなりにくいかもわかりませんけれども、一応そういう考えでおりますのでよろしくお願いします。  それからもう一点につきましては、今、副議長さんの方から説明がありましたように、峰山町関連の会計が一般会計を含めまして13の会計がございます。1時間程度の説明ということでお伺いをしておりますので、そうすると、時間配分をさせていただきますと限られた時間ということですので、ご容赦をお願いしたいと思います。  それでは、まず私の方から一般会計につきまして、説明をさせていただきます。資料につきましては決算附属資料を用いて説明をさせてもらいますのでよろしくお願いします。  決算附属資料の1ページでございます。ページの右側に一般会計年度別の決算状況というものを年度別で示しております。ご覧いただいたとおりでございますけれども、そのうちで平成15年度歳入総額、歳出総額、差引額というふうに数字が並んでおりまして、翌年度繰越財源ということで8,929万1,000円とう繰越財源をしております。この中身につきましては、その下に翌年度繰越財源の内訳ということで示しております。内容につきましては、四つの事業を繰り越しさせていただいております。ひとつは庁舎改修事業、二つ目は総合福祉センター駐車場整備町道用地取得事業準用河川改修事業と四つの事業を繰り越しさせていただいております。右の一般財源という欄がございまして、それぞれ数字が上がっておりますけれども、この一般財源の合計額が8,929万1,000円ということでございますので、先ほど言いました一般財源の89291という数字にリンクするということでございます。  それから2ページをお願いしたいと思います。2ページからは歳入の状況ということで、表なりグラフを示しております。まず、歳入の状況の左側でございますけども、対前年度比較をしております。その中で科目の1番、町税でございますけれども、増減額がマイナスの7,497万1,000円という数字が上がっております。これにつきましての内容につきましては、右側の円グラフの下に町税の項目がございまして、そこに主な増減要因ということで示させていただいております。これはマイナスになっておりますのは、どこともそうでありましょうけども、打ち切り決算になったことが主な要因でございます。そういう中で、主な増減要因のところを見ていただいたらいいんですが、ほとんどの税につきましては、三角、マイナスになっておりますけれども、町のたばこ税につきましては唯一プラスになっております。こういう状況の中で数字がはじき出されております。それからその上に円グラフがございます。既にご承知いただいておりますように自主財源と依存財源がございますけれども、自主財源の主なものは町税でございまして、峰山町は今回につきましては、25.8%という数字になっておりますけれども、従来でありますと、ここが30%くらいはあると、昨年で言いますと31%という構成比になっているということであります。すなわち、峰山町は3割自治の典型であるというふうに理解をさせていただいております。それから依存財源につきましては、地方交付税が主なものということで、構成比は23%程度というふうに、こんなような形で、ほぼ峰山町の構成としましては、町税と交付税が似たような形の中での歳入の構成というふうになっておるところであります。  それから、次の3ページには横の棒グラフで税別の対前年度比較ということで、当然先ほど申し上げましたように3月で打ち切っておりますので、4月、5月分が入っておりませんので、こういうふうな形になっておるということでございます。  それから、もう一度2ページの前年度比較でいきますと、地方交付税でございます。これもマイナスの数字になっております。これの説明につきましては、3ページの右側に地方交付税の欄が設けてありますので、ここで説明をしております。これも一口で言いますと、臨時財政対策債への振替相当額が増加したことによりまして、これがシフトをしているということによるマイナスでございます。  それから2ページの前年度比較のところで申し上げますと、15の繰入金というのがございますけども、ここが大きく膨らんでおります。この関係につきましては、5ページの左のところに繰入金の項目を設けております。これは合併への準備経費や国営丹後土地改良事業の償還に対応するために大幅に増加したものです。  その下に主な増減要因ということで、対前年の比較がしてあります。町債管理基金、財調の部分がそれぞれ対前年で大きく増加をしております。  3番目には国営丹後土地改良の基金繰入金の関係があります。この辺の要因が大きいということでございます。  次に歳入の中では、2ページのところで言いますと、町債の増減が大きくなっておりますけれども、この関係につきましては、5ページの右側に町債という欄を設けておりますので、そこでコメントをしております。主な増減要因といいますのは、合併の関係ではございますけれども、ちょうどうまいことに上から三つ、ひとつ目は行政情報システムの関係、それから本庁舎等の改修の関係、広域営農団地の関係、この三つが合併推進債の対象になった分でございます。既にご承知いただいておりますように、充当率90%というものでございまして、この部分が膨らんでおりますし、もうひとつ大きな要因というのは、先ほど申し上げましたように、一番下に書いてあります臨時財政対策債、こちらに交付税の絡みがシフトしておりますので、交付税が減りまして、ここの部分が増加になっておるということでございます。  それから5ページのところに、参考にですけど、左側に15年度末の基金残高というものを示しております。一生懸命頑張りましたですけど、どうしても基金取り崩しをしなければならなかったということでございます。見ていただいたとおりでございます。  歳入の関係はこういったことが主なことでございますけれども、85ページ、一番関心をいただけるところだと思いますけれども、町税の徴収等の関係の一覧表というものを85ページに掲げております。数字が細かいので一々説明しませんけれども、ここを参考にしていただいたらと思います。  もう一点、89ページの左上のところに不納欠損処分の資料を示しております。  15年度で言いますと、個人町民税17件、法人町民税では1件、固定資産は19、軽自は21、都市計画は19、合わせて77件の不納欠損処分をいたしておるところであります。参考にしていただければというふうに思います。歳入につきましては以上のような形で説明をさせていただきます。  次に7ページからは、歳出の状況ということで掲げております。まず最初にそれぞれ表がありますけれども、最初の部分は目的別ということでございます。この中では円グラフを見ていただいたらいいんですが、当然ながら民生費が21.5%ということで大きな構成割合を持っております。それから次に総務費、公債費ということで、従来であればうちの場合でありますと、民生費、公債費というような順になってくるかと思いますけれども、順位が今年度については入れ替わっておるというような形になっております。  8ページをお願いします。8ページでは性質別ということで掲げております。前年度比較の表を見ていただいたらいいんですが、そこの5番の補助費等ここの増減額が膨らんでおります。この関係も下に示しておりまして、主な増減要因は下の方になりますけれども、補助費等ということで、国営丹後土地改良事業費の負担金の関係がここに影響してきているということでございます。  次に11の普通建設事業、ここも大きく数字が膨らんでおるところでございます。この関係につきましては、同じページの右側の上のところに示しておりまして、補助事業では高齢者生きがい施設整備事業ということで、これは五箇にあります林業センターの横にあります屋根付ゲートボール場のことでございまして、この部分の事業費が膨らんでおると、それからその下に新山小学校を増築させていただいたということでございます。  単独事業につきましては、庁舎改修ということで、市役所という体裁を整えるために庁舎改修をしなければならなかったということでございますし、行政情報システムの開発負担金、あるいは機器整備の関係についても合併に伴う準備経費ということでございます。  その他としましては峰山駅東口の駅前開発整備用地取得ということで、この関係も公社で取得をしておりましたものを、新市になりますので、できるだけ合併するまでに負担金のものも整理をしていこうじゃないかということの中で、新市に公社への負担をできるだけ軽くしていこうということに伴いまして、取得をさせていただいたものでございます。それからそこに新山保育所の駐車場用地で元JAさんの用地を取得させていただきまして、保育所の駐車場というふうにさせていただいております。  主にこんなようなものが影響した数字でございます。それからせっかくですので、そこに円グラフがございます。ここでは義務的経費ということで、40.8%のものが義務的経費という形で数字として上がってきておるということでございます。  10ページでございます。ここでは経常収支比率の関係が出てきております。一定分析の文言も書いておりますけれども、経常収支比率の右側に過去の推移ということで折れ線グラフで示しております。15年度は打ち切り決算でございますので、今までのものとは比較はならないということではありますけれども、一応数字を示しましたら、経常収支比率94.3ということになっております。一目瞭然のところでございますけれども、58年に93.5というのがございまして、この数字を超えてしまいました。峰山町の議員さんであればおかりですけれども、この58年というのは六つの小学校がございますけれども、統合を試みたわけですけれども、結果として統合ができなかったということで、六つの小学校を現状復旧ということで、当然ながら起債を借りまして対処したということで、その結果が自主財政再建に陥ったという、過去に苦い経験を持っております。その関係でとんでもない数字になっていると、これは峰山町独自のことでございまして、もう少し言及しますと、一生懸命それなりに5年間の自主財政再建の計画を立て、一生懸命やりました。それなりの成果はあったというふうに思うわけですが、大きな要素というのはバブル景気によってこの部分が解消された。神風が吹いたということで、大変ありがたいことでありますが、これ以後、峰山町につきましては決してこういうことにしてはいけないということで、ずっとやってまいりました。常に第一は健全財政だということで、そういう教訓を得たところでございます。  それから11ページには公債比率なり、起債制限比率折れ線グラフでそれぞれ示してあります。この関係につきましては、文言にも書いてありますけども、朗読させていただきますと、11ページ左の中ほどのところからでございますけれども、普通建設事業の財源として地方債を発行した場合、地方債の種類によってはその許可額あるいは元利償還金に対して、普通交付税で一定額を算入するという制度となっているため、地方債に頼った事業の実施は比較的容易であった半面、将来の公債費が増加する図式ということになっていました。本町でも近年、防災行政無線の整備事業、不燃物処理整備事業、防災広場等整備事業、総合福祉センター整備事業、及び廃棄物処理施設整備事業、これは広域処理分でございますけれども、など地方債に頼った大型プロジェクトを実施してきたことにより、公債比率、起債制限比率は上昇傾向となっております。  それから11ページの右側に棒グラフがございます。地方債残高と標準財政規模、これは普通会計ベースでございますけども、15年度で見ますと峰山町は地方債残高92億という数字が上がっております。このうちに廃棄物広域、6町で広域でやっておりますごみの部分の関係がここにカウントされておりますので、これが約22億ございます。峰山町単独といたしましては、この差し引きました約70億というものが峰山町単独分の起債残高ということでございます。  それから12ページでございます。右側に参考といたしまして、平成15年度の丹後6町の財政指標等ということで、普通会計ベース、ただしこれは打ち切り決算ベースですので、その辺を考慮していただきたいというふうに思いますが、一覧表として一応、示してあります。既に正誤表はお渡しさせていただいたと思いますが、申し訳なかったですが、経常収支比率の関係の数字が誤っておりましたので、申し訳ありませんが訂正をさせていただいております。ここでは峰山町の経常収支比率・臨財債を含むということで、先ほど折れ線グラフで見ていただきました94.3%ということでございます。起債制限につきましても3カ年平均が12.1ということでございます。地方債残高比率ということで、280.8という数字が上がっておりますけれども、先ほど申し上げましたこの280.8の中には広域のごみの部分が入っておりますから、もし参考にということで、峰山町単独分であるということでありますと、ここの数字が212.2というのが峰山町単独分ということで、他の町さんと比較していただくならそういう数字が上がってくるということでございます。私の持ち時間が差し迫っておりますけれども、最後、ここの12ページです。左側に結論じみたことを書いておりますので、ここを朗読させていただきたいと思います。  平成15年度は京丹後市への合併を控え、峰山町最後の年度として、前年度に策定した第4次峰山町総合計画で掲げた調和の視点を大切にしたまちづくり施策の実施に配慮しつつ、スムースな京丹後市へ以降するための調整の年度でありました。新たな枠組みでのまちづくりということを念頭に置きつつスタートし、昭和59年度から継続事業として実施してまいりました峰山総合公園整備事業、要望の強かった屋根付ゲートボール場も平成14年度からの介護予防拠点整備事業で整備完了するとともに、平成8年度に丹後地区土地開発公社を活用して取得しました峰山駅東口前広場用地の買戻しをするなど長年の懸案事項を解決しました。また国営農地開発事業の終了を受けての償還負担金支払い、障害者福祉制度の支援費制度への移行、住民基本ネットワークへの本格運用、戸籍電算化による謄抄本の発行など、新たな取り組みも実施した年度でもありました。継続事業で実施している団体、基盤整備事業、内記地区でございますけれども、公共下水道事業の推進、児童数の増加により教室数の不足を解消するため、新山小学校の校舎増築、保育所送迎時の路上駐車の解消、安全確保のため吉原・新山保育所に駐車場の整備、羽衣伝説の発祥の地である磯砂山のウッドチップ舗装、老朽化の著しい織物センターの大規模改修と老人クラブ連合会の事務所設置、峰山総合公園入口に案内版の設置、峰山球場スコアボードの再塗装などの事業を実施するとともに、地区からの要望事業としての内記区公民館新設への補助金交付、農林土木事業、道路維持改良舗装事業、排水路整備事業なども積極的に実施し、住民要望にも最大限に配慮しました。  8月11日合併調印式、9月18日合併議案の可決、9月19日京丹後市準備局の設置など、京丹後市への合併が正式に決定以後は議場改修などの庁舎改修事業、京丹後市で使用する行政情報システムの開発、行政情報機器等の整備、障害者福祉システム、介護保険認定システム導入経費、京丹後市消防団の団旗購入、広報縮刷版の作成などの合併関連事業を短期間で実施しました。本年度の決算としては、国や府を初め、地方自治体の財政状況は益々悪化している中、国の三位一体改革による地方交付税の削減などにより、非常に厳しい財政状況でありましたが、基金の大幅な取り崩しや地方債の発行等により、3月末の打ち切り決算だったにも関わらず、例年以上の黒字決算で終了することができました。  合併により京丹後市となっても財政状況が好転する状況にはなく、より厳しい財政状況となることが想定されます。早急に行財政改革による財政健全化を実施し、新市建設計画で掲げる将来像「ひと・みず・みどり・歴史と文化が織りなす交流のまち」を実現し、質の高い行政サービスを市民へ提供できるよう勇気と知恵を結集していく必要があると思います。  このように結んでおります。時間もちょうど30分程度ということで、私の持ち時間が過ぎましたので、以上長くなりましたですけれども、私の説明を終了させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○(深田元環境医療課長) 元環境医療課長の深田でございます。決算附属資料75ページからご説明をさせていただきます。その中で1点お詫びを申し上げまして、訂正をお願いいたします。75ページ右側の上の表4、国保給付等の支払い状況でございますが、この中の中ほど、退職等医療費ということで、すべてゼロ表記をしておりましたが、誤りがございまして、上から数字を申し上げますので、書き加えをお願いします。  まず、療養の給付の欄でございますが、1億5,405万2,808円でございます。次に、次の段の療養費、移送費を含むでございますが、152万1,871円でございます。最後に高額療養費でございますが、1,724万1,443円です。以上のように補筆をお願いいたします。大変ご迷惑をおかけしました。  峰山町国民健康保険特別会計でございますが、15年度につきましては、歳入総額11億997万7,390円、歳出総額が10億5,490万5,080円ということで、歳入歳出差引5,507万2,310円という決算となっております。本会計につきましては、合併による会計年度の特例によりまして、歳出のうち療養給付費支払額につきましては、平成15年3月診療分から平成16年1月診療分の11カ月の支払いという状況になっております。平成16年2月診療分につきましては、新年度に支出をすることになります。  また、歳入の保険税につきましては、16年3月31日までの直接納付分と9期までの口座振替による収納ということになっておりまして、10期分につきましては、新年度での収納ということになります。また、出納整理期間等の滞納整理も実質反映をしていないことから、9期分の収納ということで、その他にも調整交付金等につきましても、新年度に収納となることから単年度の収支につきましては、4,379万5,000円の赤字という状況になっております。  表1では平成14年、15年度の決算の状況を示しておりますので、参考にしていただきたいというふうに思います。そのうち財政調整基金につきましては、15年度で合併に伴う歳入の減少を補うために1億円の取り崩しを行いまして、本年度末の基金残高は1億9,727万4,000円という状況になっております。  また、国民健康保険制度につきましては相互扶助の精神に立脚する社会保険制度であり、基本原則であります負担の公平を確保する観点から適正な保険税の賦課を行い、応能、応益原則に基づき、特定の階層に過重な負担がかかることがないよう各所得階層の負担の公平を図ることを目的といたしまして、平成15年度で国民健康保険税の平準化を行っております。平成14年度と比較いたしますと、軽減世帯で371世帯、軽減被保険者数で805人増加をいたしました。税率につきましては表2で示しておりますとおりでございます。  次に表3でございます。国民健康保険税現年度分の収納状況を示しております。見ていただいたとおり、合併によります会計年度の特例により、全体の収納率は86.3%に留まっております。  次に表4でございますけれども、先ほど訂正をしていただきました一般医療費、退職等の医療費、その他の給付ごとの支出状況を示しております。  また表5につきましては、医療の給付状況、一般医療、退職者医療、老人保健適用者にかかる医療費について、各区分ごとに示しております。内容については、説明を省略をさせていただきますが、参考にしていただけたらと思っております。以上簡単ではありますが、説明とさせていただきます。  次の老人保健特別会計につきましても、私の方からご説明をさせていただきたいと思います。  76ページでございます。本会計につきましては、歳入総額12億1,147万4,655円、歳出総額11億9,616万1,584円ということで、歳入歳出差引1,531万3,071円という決算状況でございます。決算附属資料76ページで示しておりますように、第1表につきましては、老人保健医療給付費の支出状況で現物給付、保険種別負担割合ごと、それから現金給付別に医科、歯科、調剤その他に区分をして示させていただいております。決算総額につきましては11億7,999万521円とういう状況でございます。この支出額につきましては、合併に伴う会計年度の特例によりまして、11カ月の決算でありまして、単純に前年度との比較はできないというふうに考えておりますが、前年度、今年度いわゆる14年、15年度とも減少傾向にあるように考えられます。  表2でございますが、医療の給付状況でございます。医療の区分ごとに件数、金額につきまして、前年度との比較分析をしておりますので、参考にしていただきたいというふうに思います。  次に表3でございますが、3で収支状況というふうに表現をいたしておりますが、ここでは収入の状況だけをまとめておりますので、収支を収入というふうに訂正をお願いしたいと思います。  この中で所要額Aということで、これが所要の経費でございまして、小計の欄Bという欄がございます。右側に差し引きAマイナスBということで、それぞれ返還というふうに書いております。総合計で1,497万686円と記載いたしておりますが、このうち一般会計の返還分272万2,279円を除きます925万1,407円につきましては新年度で返還が生じることになっております。老人保健制度につきましては、平成14年10月から5カ年計画で公費負担の割合を従来の3割から5割に段階的に引き上げる措置が講じられております。このため一般会計の負担につきましても医療費の動向を見ながら慎重に予測をしていく必要があるというふうに書いております。以上簡単でありますが説明とさせていただきます。 ○(谷口元保健福祉課長) 保健福祉課長の谷口と申します。介護保険特別会計についてご説明させていただきます。附属書77ページでございます。本年度の介護保険につきましては、平成12年度から始まりました第1期に続きまして、第2期の初年度にあたっております。ご承知のとおり1期3年間は保険料は固定されました。3年間で収支をゼロにするという保険のしくみということになっております。また、月額保険料、峰山町の場合は2,803円、6町の場合は3万3,600円という年額で統一いたしておりますけれども、合併と重なるということから事前に調整をいたしまして、一元化をした上で15年度は実施をしているというところでございます。また、第1号被保険者の保険料の所得段階別の賦課につきましても、5段階制から6段階制を導入しまして、低所得者への負担の軽減を図ったというところでございます。  決算の具体的な内容ですけれども、合併に伴いまして打ち切り決算となりました関係で、歳入におきましては、1号被保険者の普通徴収分の3月末納期の口座振替分が4月収入というふうになっておりますため減少しております。また第2号被保険者からの収入となります支払基金の交付金、これにつきましても年間12回分割の交付があるわけですけれども、12期目にあたります4月交付分が未収になっているということが上げられます。  次に歳出の方ですけれども、歳出の大きな部分を占めます保険給付費の16年2月現物給付分、これにかかります支払いが2カ月遅れということで、通常4月払いというふうになりますが、この部分も支払いができていないという関係になっております。以上が特徴ではないかというふうに考えております。したがいまして、平成15年度の収支は6,497万5,081円の黒字というふうになりまして、次年度への繰り越しとなります介護保険の準備基金4,401万3,000円と合わせまして、1億898万8,081円というのが新市へ引き継ぐ金額というふうになっております。なお、介護保険における基金や繰越金などにつきましては、6町とも全額新市へ引き継ぐという確認がされておりますので、峰山町としましても他の事業等への流用はいたしておりません。また、各サービスにおきます利用状況、月別の支出状況につきましては資料の方をご覧いただきたいと思いますので、説明を省略させていただきます。以上、誠に簡単ですが、介護保険の説明とさせていただきます。 ○(深田元環境医療課長) 次に附属書81ページ、廃棄物広域処理特別会計の説明をさせていただきます。本特別会計につきましては、平成12年4月1日に施行いたしました大宮・網野・弥栄及び久美浜町と峰山町との廃棄物処理にかかる事務の委託の規約に基づいて設置をしたものでございます。前2カ年度につきましては建設事業、平成14年4月1日からは広域処理を実施して、2カ年が経過をいたしました。  収支の状況でございますが、歳入総額が6億9,207万3,908円、歳出総額が6億2,170万3,323円ということで、歳入歳出差引7,037万585円の残額という状況になっております。附属書で示しておりますように、各町の負担金、建設負担金、大規模改修負担金、運営経費負担金につきましては、表2に示したとおりでございまして、総額につきましては、5億6,801万7,000円という状況でございます。また、処理対象人口及び所帯数につきましては表3に示しておりましたとおりでございます。これらを参考に算出いたしました一人当たりの処理経費につきましては9,370円、一世帯当たりに換算しますと、2万8,540円、ごみ1キロ当たりに換算しますと30円というふうな状況となっております。  次に運営経費の主な経費につきまして列記をしておりますのでご紹介いたします。運営管理委託料につきましては1億9,740円、施設清掃業務委託料で1,365万円、容器包装処理委託料129万円、公害関係検査委託料249万9,000円等でございます。  また、ごみ処理施設維持工事の総額につきましては、1億1,220万3,000円でございまして、中身につきましては焼却炉の整備工事、ごみピット搬送コンベアの設置工事、既設炉内の監視カメラの更新工事、2号炉の耐火物の追加工事、各機器の修繕工事等という状況になっております。  次に82ページでございます。表4では廃棄物の搬入状況を示しております。各町の月ごとの車両台数と分量を示しております。順番といたしましては、網野町、峰山町、大宮町、久美浜町丹後町、弥栄町の順となっております。総延台数につきましては、4万2,046台、総搬入量が2万597トンという状況でございます。  次に表5でございますが、焼却量を示しておりまして、毎月の焼却量と施設の稼働日数を示しております。1日24時間稼動をいたしておりまして、1万9,010トンのごみを焼却いたしております。単純に1日平均をいたしますと、53.1トンを焼却したことになります。月別の処理状況では12月、1月、9月、11月が特に処理量が多くなっておりまして、1日平均60トンを超えておるような状況になっております。なお、本施設の処理能力のMAXは66トンということでございます。  次に表6でございますが、表6では資源ごみの持ち出し量を示しておりまして、延べで103回の持ち出しを行い、1,415トンの再資源化を行いました。資源ごみのうち、アルミ缶、スチール缶、発泡スチロールにつきましては、売却ができておりますが、その他の品目につきましては容器包装、リサイクル法に基づきます指定法人ルートで再資源化を行っておりまして、それぞれ必要な処理費用を支払っているところでございます。  次に表7でございますが、公害関係の測定結果を示しております。左側に基準値を示しておりますが、各種別とも地域の皆さんにお約束した基準値を下回る結果となっております。特にダイオキシン類につきましては、既に広報等で公表をいたしておりますが、1号炉、2号炉、4号炉につきましてはゼロ測定という結果になっております。  なお、峰山町クリーンセンターにつきましては、地域の皆様に大変ご理解をいただく中で、平成14年度に稼動開始し、向こう15年間、平成28年度までの供用を約束しております。当時の6町長が約束をいたしておりまして、今後は京都府のごみ広域化計画等に基づきまして、宮津市、与謝4町との再広域、どのように施設を整備するかということについても今後検討していく必要があるというふうに感じております。  以上簡単でありますが、説明とさせていただきます。 ○(中村元企画商工課長) 中村でございます。峰山町時代は企画商工課長を務めておりましたので、私の方から京丹後市工業団地といいますか、赤坂工業団地の特別会計につきまして、ご説明を申し上げたいと思います。  この工業団地につきましては、第1期工事は平成2年に計画をされ、その後工事等を進め平成5年から販売をし、記憶しておりますところ平成12年だったと思いますけれども、販売が完了いたしました。  第1期工事では、全部で7区画、5万1,813平方メートルを販売をしています。第2期工事におきましては、販売面積1万499平方メートルのうち、4区画8,660平方メートルを分譲済であり、現在1区画が未分譲というのが現状でございます。決算内容でございますけれども、歳入は1億3,219万円、歳出は1億1,899万1,000円ということで差引き1,319万9,000円が収支残額ということで、この収支残額につきましては、合併に伴い京丹後市工業用地造成事業特別会計へ引き継ぐということであります。ここの団地の主な内容でありますけれども、現在入っていただいておりますのは、7区画に4社、業種でありますけれども、産業機械製造業、機械部品製造業、車両部品製造業、板金塗装業、プラスティック製品製造業等でございます。少し古い資料でありますけれども、従業者数につきましては15年3月末現在では341人の方がこの団地で働いていただいております。現在、先ほど申し上げましたように、5区画分譲ということでありますけれども、なかなか鋼材等の値上がり等により、なかなか工場が建たないというのが現状でありますけども、様子を聞いていただいておりますと、まだ鋼材等が落ち着けば、そこに新設をということも聞いておりますので、もうしばらくお待ちいただけたらというふうに思っております。以上でございます。 ○(尾崎元建設課長) 元建設課長の尾崎でございます。よろしくお願いいたします。  それでは83ページをご覧いただきたいと思います。83ページの右側でございますが、宅地造成事業特別会計でございます。15年度につきましては、歳入につきましては1億3,143万9,000円、歳出につきましては8,736万1,000円、差引残額につきましては4,407万8,000円の黒字でございました。  主なものとしてですが、歳入についてはここに記載はいたしておりませんが、杉谷地区の旧国営宿舎、これを建物付分譲をいたしまして、これの売り上げ収入と、もう一件は長岡地区の分譲宅地の売り払い収入、あるいは一般会計からの繰入金でございます。  続きまして、歳出でございますが、これは(イ)の実施内容にも書いてありますが、吉原・杉谷地区分譲宅地の用地測量費、あるいは道路維持工事費、または造成地2カ所の法面の維持工事費、また、一般会計への繰出金の内容となっております。  分譲の状況でございますが、(ウ)のところに書いてございますが、まず、平成13年度に造成いたしました長岡分譲宅地につきましては、合計25区画造成いたしております。そのうち13年度に7区画、14年度に2区画、15年度では1区画、販売をしておりまして、現在5区画が残っておるという状況でございます。なお、販売20区画のうち、既に17区画につきましては、建築あるいは建築中でございます。  次のページをめくっていただきまして、84ページでございますが、これにつきましては、平成14年度に払い下げを受けました吉原・杉谷地区の旧国営宿舎これを建物付で分譲したものでございます。全16区画をすべて完売いたしております。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○(野木元農林課長) 元農林課長の野木でございます。どうぞよろしくお願いいたします。84ページであります。右側の(7)のところで峰山財産区特別会計であります。アの収支状況につきましては、収入が813万1,000円で主に前年度の繰越金であります。歳出につきましては23万3,000円で一般管理費で差引き789万8,000円であります。この山林面積につきましては50.3ヘクタールであります。  続きまして、その下の(8)の五箇財産区特別会計であります。収支状況でありますけれども、歳入につきましては、281万1,000円で主に前年度の繰越金であります。歳出につきましては、7万8,000円で一般管理費であります。差し引き273万3,000円であります。管理財産山林の面積につきましては263.1ヘクタールであります。この両財産区とも財政的に大変厳しく、年々減少している状況であります。当面立木等の売払い等の財産収入が見込めない中で、より一層の効率的な運営に努める必要があると思っております。以上で説明をさせていただきます。よろしくお願いします。 ○(藤村元水道課長) 元水道課藤村でございます。それでは資料84ページの小規模水道事業特別会計につきまして、ご説明を申し上げます。この特別会計は峰山町字茂地、字大成の二つの地区にかかる水道事業のものでございます。アの収支状況の歳入は81万5,000円で主に水道使用料、一般会計からの繰入金、前年度繰越金でございます。歳出は66万8,000円で、一般管理費と両施設のフェンス設置工事費によるものが主なものでございます。差し引きは14万7,000円の黒字決算となりました。給水状況は両施設の給水戸数、給水人口は両施設で14人となっております。  ウの主な事業でございますが、大成の飲料水簡易給水施設のフェンス設置費34万7,000円茂地の飲料水供給施設のフェンス設置費27万1,000円の内訳となっております。小規模水道事業におきましては以上でございます。  続きまして、水道事業の決算報告書について、ご説明を申し上げます。資料は決算書、峰山町水道事業決算書、附属資料と同じ色のサーモンピンクの薄い決算書をご覧いただきたいと思います。決算書は7ページをお開きください。第1の概況を読んで説明に代えさせていただきます。  (1)の総括事項ですが、本年度の収益的収支は1,816万8,916円の利益を計上することができました。事業関係では老朽石綿管の布設換え、ポンプ設備の更新、更には下水道整備に伴う水道管の布設換え工事を行いました。今後も老朽化に伴う改良工事など、多額の費用が予想され、厳しい経営状況下のもとにありますが、より一層の健全化に努め、安全で良質な水の安定供給に取り組むことが重要だと思っております。  (ア)の給水状況でございますが、年間の総排水量は前年度より1.1%の減少、1日平均配水量も1.4%の減少となっております。主な要因といたしまして、夏は比較的涼しく、冬季も凍結などが少なかったものと思われます。しかし、年間の総有収水量は前年より3.4%増加し、84.2%年間有収率となっております。  (イ)の建設改良事業でございますが、主に老朽管の布設替え工事、及び下水道整備工事に伴う配水管布設替え工事など、総延長1,916.6メートルの施工を行いました。15年度末で導水送水配水管の総延長は106.01キロメートルとなっております。また、機械等の整備では加圧ポンプ1台の更新、二つの浄水場の取水溝にフェンスの設置を行いました。  (ウ)の財政状況でございますが、説明に入ります前に字句の訂正がございます。誠に申し訳ありませんが、訂正をお願いいたします。5行目の中ほどに原価償却費等が減少したためとありますが、「減少」を抹消していただき、「増加」を挿入してください。更に次の純利益が前年度より増加とありますが、「増加」を抹消していただき、「減収」を挿入していただきますようお願いいたします。訂正につきましては以上でございます。  それでは引き続きまして、収益的収支の事業収益は前年度より2.7%増の6,522万6,203円に対し、事業費用の前年度より4.1%増加し、2億4,705万7,287円となりました。純利益は前年度より12%減少の1,816万8,916円となっております。給水収益は前年度並でしたが、事業費用及び減価償却費等が増加したため、前年度より純利益が減少したものであります。資本的収支の収入総額は742万1,400円に対し、支出の総額は8,839万8,111円で差引き8,097万6,711円の資金不足が生じましたが、不足額は当年度分消費税及び地方消費税、資本的収支調整額、当年度損益勘定留保資金で補填をいたしております。  次の(2)の議会議決事項、(3)議員に関する事項及び(4)の事項につきましては省略とさせていただきます。簡単ではありますが、以上で説明に代えさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○(山本消防長) 消防長の山本です。簡単にご説明させていただきます。  丹後広域消防組合の決算でございます。別になっておりますので、決算書と附属資料ということで、それをお出しいただきたいと思います。  それでは、附属資料によりまして、ご説明させていただきたいと思います。丹後広域消防組合は昭和62年の3月5日に6町の組合として広域消防が設立いたしました。15年度は17年目に入りました。そして今回の6町合併によりまして、16年度からは京丹後市の事務として行われるということになったところでございます。  それでは附属資料の2ページをお開きください。歳入歳出決算の状況につきましては、左の15年度の表でございます。実質収支につきましては、1,111万6,000円、それから単年度収支が赤字の1,983万3,000円と、実質単年度収支につきましては同額でございます。  それから歳入の状況で右の方に表があります。特に6町の分担金でお世話になるということに基本はなっておりまして、15年度につきましては、分担金8億3,926万1,000円91.96%でございます。この分担金の中身につきましては6町の分担金が次のページ4ページにあります。そのトータルの数字とここの2ページの分担金の数字とで差が184万1,000円の差があるわけですが、これにつきましては、特別分担金としまして、平成10年に補正予算債で網野分署の救急車、12年で同じく補正予算債で指令システムの関係で184万1,000円、峰山町の交付税の算入になっておりますので、峰山町の方からいただいたということです。合わせまして8億3,926万1,000円ということです。4ページの15年度の分担金につきましては、前年の消防費の基準財政需要額に対しまして、一番下の5%ありますが、73.87%0.9ポイント前年に比べましてアップとなっております。  5ページ人件費につきましては、歳出の性質別にありますが、これにつきましては15ページの人件費の調べの関係でご参照いただきたいと思います。  あと主な施策の成果ということで、6ページからありますが、大きなものにつきましてご報告させていただきます。7ページの工事費の関係です。下水道の接続工事、本署と竹野川分遣署をジョイントしております。それから網野久美浜分署の屋根の防水のやり替えをしております。その関係でございます。それから9ページにいきまして、常備消防費15年度につきましては、職員93名でそのうち2人、消防長と総務課長が出向しておりまして、出向職員はそういうことであります。10ページに飛ばさせていただきますが、18の備品購入費の関係で救急業務備品、そこに二つシュミレター1体、教育モデル2体というようなことでございます。この関係につきましては、この事業費に対します府の振興補助金が73万ついております。それから11ページでございますが、負担金の救急救命士の要請でございますが、平成5年から今年1名の救急救命士の要請をしておりまして、15年度につきましては九州の研修所で1名を研修させております。これは6カ月ということでございます。大体それの経費としましてはこの科目にもありますが、265万程度が救命士の要請にかかった経費というふうに思っております。それから、その下の工事費の関係につきましては、網野分署、久美浜分署の車庫のシャッターの取り付け、それから地域イントラネットの整備事業としてでございます。それから備品購入につきましては、消防ポンプCD1、これは網野分署の消防車を更新しております。62年の常備消防ができた年に購入したものでございます。それを更新と、それから次の救急車ですが、これは前のⅡB型の救急車を高規格の救急車ということで、久美浜分署のを更新しております。これにつきましては国の緊急援助、広域応援の関係で国の補助事業がありまして、2分の1の補助をもらっております。これの関係につきましては、国なり府がありますが、打ち切り決算でございます。その時点では未収ということになっております。1,500万程度あるというふうに思います。  その他、あとは16ページの起債の関係です。その関係につきましては15年に起こしました発行額が3,460万ということで、15年度に返還しました分を差引きまして、15年度末では5億2,677万5,000円ということでございます。その他、財産に関する調書でございますが、これは決算書の裏の方の13ページに土地・建物・物品・基金の状況についてあげておりますので、後ほどご参照いただきたいというふうに思います。簡単でございますが以上で説明を終わらせていただきます。 ○(山本元峰山・大宮公共下水道組合事務局長) 峰山・大宮公共下水道組合の事務局長をしておりました山本です。よろしくお願いいたします。
     まず最初に訂正の方をお願いしたいと思います。平成15年度峰山・大宮公共下水道組合一般会計歳入歳出決算書の9ページを開いてください。下から3行目、杉谷地区管渠布設工事その37とあります。これは荒山地区管渠布設工事その37の誤りですので、杉谷を荒山に訂正をお願いしたいと思います。  それでは、附属資料の方で説明をさせていただきます。歳入総額につきましては、20億8,474万3,000円、歳出総額が20億4,016万7,000円でございます。歳入から歳出を差し引いた形式収支は4,457万6,000円の黒字となっております。  次に2番の下の方に決算に関する概要ということで、内訳の方を記載させていただいておりますので、それを見ていただけたらというように思います。  次のページの2ページをお願いします。地方債の概要ということで公共下水道事業これにつきましては、旧峰山町地内の工事でございます。15年度の借入総額は4億5,000万でございます。それからその下にあります特定環境保全公共下水道事業が旧大宮町の工事でございます。これについての起債借入が3億4,090万でございます。合計としまして、前年度地方債の残高が59億4,693万8,000円、当該年度の借入額が7億9,090万円、当該年度の地方債の償還が1億1,191万1,000円、年度末の残高が66億2,592万7,000円になっております。次に4の工事概要につきましては、見ていただいたとおりでございます。その中で先ほども言いましたけども、3ページの下から15段目なんですけれども、ここにも同じく杉谷地区管渠布設工事その37となっております。これにつきましても荒山地区に訂正の方お願いしたいと思います。時間の関係もありますので、工事の内容等については省略させていただきます。  公共下水道事業、旧峰山町で事業を実施した分ですけれども、4ページの中ほどにあります。公共下水道事業費合計をいうことで、10億2,713万7,238円を事業費として支出しております。  次に特定環境保全公共下水道事業分ということで、工事の内容を列記させていただいております。1枚めくっていただきまして、5ページをお願いしたいと思います。そこで訂正をお願いしたいと思います。前年度繰越明許費とあります中で、河辺地区管渠布設工事その24、支出額が2,000万、括弧で前払金とあります。これについてはダブル計上みたいな形になっておりまして、これは削除していただきたいと思います。それから二つ下にありまして、同じく河辺地区管渠布設工事その24、5,245万円とあります。これを7,245万円に訂正をお願いします。特定環境保全公共下水道事業費の合計としましては、6億1,614万9,902円でございます。次に管渠布設の状況です。公共下水道事業では14年度末管渠延長が3万5,267メートルです。15年度の工事延長は6,627メートル。15年度末の管渠延長は4万1,894メートル。特定環境保全公共下水道事業の14年度末の管渠延長は1万8,338メートル。15年度は4,729メートルということで、15年度末につきましては2万3,067メートルの事業を実施しております。  なお、それに伴いまして、15年度末の面の整備状況でございますけども、公共下水道事業につきましては、峰山町分ですけれども、整備面積が187ヘクタールでございます。普及人口につきましては4,939人、普及率で申しますと37%になっております。また、大宮町につきましては15年度末の整備済面積が102ヘクタールでございます。整備済人口につきましては2,848人ということで、普及率が31%となっております。以上簡単ですけど説明の方、終わらせていただきます。よろしくお願いします。 ○(浅田委員長) 説明が終わりましたので、ここで10時30分まで休憩いたします。                 午前10時17分 休憩                 午前10時30分 再開 ○(浅田委員長) それでは休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を開きます。傍聴の申し出がございますので、これを許可します。説明が終わっておりますので質疑に入ります。  まず、議案第91号 平成15年度峰山町一般会計決算認定について質疑を行います。松本委員。 ○(松本経一委員) 障害者福祉費の中の精神障害者社会復帰整備の準備補助金につきまして、お伺いをさせていただきます。決算附属資料の方を開いておりますので、ちょっと教えていただきたいところが二、三ありますのでよろしくお願いします。  33ページですが、この精神障害者施設の準備室の設立に係る設計、企画書準備費、備品、人件費等とこう分けて書いてあるんですが、それぞれの明細についてお教え願えませんでしょうか。 ○(浅田委員長) 谷口課長。 ○(谷口元保健福祉課長) ちょっと今手元に資料がございませんので、後ほどでよろしいでしょうか。誠に申し訳ありません。 ○(浅田委員長) 松本委員。 ○(松本聖司委員) 地方債の借入先別及び利率別残高の状況というところなんですが、附属資料の105ページになります。ちょっと教えていただきたいんですが、利率が6.5%、7%以上というふうに分かれているのが残高として4億2,000万円くらいあるんですが、どういうところにこの利率のお金が使われているのか、そういうことをちょっと教えていただけないかなと思います。 ○(浅田委員長) どうぞ。 ○(中西元財政広報課長補佐) 財政課長補佐の中西と申します。6.5%以上の利率の地方債につきましては、いわゆる昭和50年度全体のいわゆる高い金利の時代のものでして、主には義務教育施設整備事業債が主となっております。これにつきましては、現在1.5%前後で利率は推移しているんですけれども、制度上繰上げ償還ができないということになっております関係で現在も残り続けているというものになっております。以上です。 ○(浅田委員長) 大同委員。 ○(大同委員) 市民局長の方から説明がありましたときに、資料の方の不納欠損の件で説明があったわけですけど、これは自分の経験がないんでわからないところがあるんですけど、大宮町の場合は毎年こうやって不納欠損を差し押さえという部分もかなりやっておったと思うんですが、峰山町の場合は不納欠損を上げられる前に、年間どの程度差し押さえが行われているのか、督促をした状況の中でどういうふうになっているのかお尋ねします。 ○(浅田委員長) 谷口課長。 ○(谷口元税務課長) 谷口でございます。元税務課長でございます。不納欠損処理についてお尋ねをいただきました。その折、どの程度峰山町においては差し押さえをやっておるのかという話でございますけど、具体的に現物、土地あるいは建物等につきましての差し押さえは実施をしておりませんけれども、現金関係で、通帳の残高等については差し押さえをしておりませんけれども、税の還付金でありますとか、あるいは京都府の方からあるいはまた国の方から出ます還付金等、高額療養費の一部とか、たとえば出産祝い金の一部ですとか、そういうふうなものにつきまして、細かく目配りをいたしまして、そういったものを押さえさせていただいておるというふうな実態でございまして、金額的にどのくらいあるのかというふうなことでは、ちょっと資料を持ち合わせておりませんので、ちょっと不明でございますけれども、そういった面で細かい金額ですけれども、そういったものを常に把握をしておりまして、差し押さえをさしていただいておるというようなことでございます。よろしくお願いいたします。 ○(浅田委員長) 平林委員。 ○(平林委員) ちょっと細かいことになるんですけれども、決算書の方の47ページの御旅市場のところですかね、商店街の活性化整備事業の土地取得ということで900万円ほど支出があるわけですけど、これは商店街の活性化という中身でこういった土地を取得されているわけですけど、どのような活性化の中身、内容を今回これで実施をされたのかということが1点と、夏には飛天があるわけですけど、ずっと前からもよく言われているようですけど、峰山の議会の中でも問題視されているようですけど、この補助のしかた、すごくこの催しものに対しては多額の予算が補助されているという中身については、この峰山での検討というのはどんな形がなされてきた、どういう理由でこの行事に対しては他の行事とは違ってたくさんの補助が出されておるのか、この2点について質問をさせていただきます。 ○(浅田委員長) 市民局長。 ○(堂田市民局長) 以前は財政広報課長をしておりましたので、財産管理の関係で申し上げます。商店街活性化の関係につきましては、旧小谷委員さんが辞めるということで、商工会を通じて、商店街の方々が、商店街が寂れる中で、何とかあの用地を確保して、活性化につなげていただきたいということで、町の方に申し出がありまして、なかなか商店街を活性化するということは現在の中では非常に難しい。しかし、手助けできる部分についてはなんとかしていきたいという気持ちはもともと町にありましたから、なんとか用地を取得するということの観点ではなんとかさせていただこうということで、公社の経費を使いまして、用地を取得させてもらいました。そんな中で5年間、とりあえず公社で買っていただいておったんです。それで、利子だけを5年間払ってその間にみんなで英知を議員さんにもお願いしましたし町も考えました。もちろん商工会なり商店街の皆さん方にもどうしたらあの用地が活性化できるかということで、例えばポケットパークといったような形の意見もあったわけですけど、しかし、そのことによって商店街が活性化するというのはなかなか難しいということの中で期限切れになったわけです。そういう中で、一応知恵は出し尽くした。一生懸命考えたけど、なかなか今の状況を解消することはできないということの中で、そうならば、今度は5年かけて、元金と利子と合わせて、やはりもう公社でもっていただいて利子だけ払っていくというのも経費がかかるという昨今の状況でもありますので、5年間かけて、今度は元金と利子で買い戻していこうということの状況でありまして、そういう中で、あと1年間、16年度ではですけど、17年すれは買い戻しが公社から手が離れる。従いまして、今は京丹後市ですので、京丹後市の普通財産として位置づけができると、まあ一つの考えですけど、有休土地ということであれば、例えば、一般に公募して手放すということも当然考えていかなければならない。また、議員さんも代わられましたので、英知がいただけるならば、それを活性化に向かって考えていくということも考えれる。そういったような経過でございます。  2点目につきましては、元企画商工課長からお願いします。 ○(浅田委員長) 中村課長。 ○(中村元企画商工課長) ただいま、フェスタ飛天の多額の予算ということで、どのような格好で補助をしているかということでありますけれども、この事業につきましては、今年もやらせていただきまして、12回という格好でやっております。確かに非常にたくさんのお金を費やしております。毎年1,000万から1,500万という中で時の財政状況によって多少前後いたしますけれども、平成15年度につきましては1,150万、前年度は1,300万ということでやらせていただきました。これにつきましては、峰山町時代につきましては住民の方の手作りのイベントということでさしていただいておりました。私どもといたしましては、単なるイベントではなしに、地域づくり、ひとづくりという目的で今まで15年間やってきたという経過がございます。確かにたくさんのお金がかかりますけども、これにかかっておりますボランティアでやっていただいておりますので、ボランティアの実数にしますと、100名を超える方々のご協力をいただき、延べで1,000名を超える方々にお世話になっています。約半年間かけて練り上げておりますので、随分と労力もいただき、また知恵もいただいてやっておるということで、議会でも随分とこの件につきましては議論をいただきましたけども、議会の皆さん方にはひとづくりという面と地域興しという点で理解をいただいておりました。確かにご批判もあるということは十分承知もしておりまして。けれども、私どもとしましては丹後6町の中でやはり峰山町の存在をPRする部分であり、観光という面では随分と遅れておりましたので、その面も含めて外向きにPRできるイベントだというふうな考えでさしていただいておったというのが現状であります。 ○(浅田委員長) 今度委員。 ○(今度委員) 歳入歳出決算書の内容につきまして、2点お尋ねしたいと思います。  最初に90ページでございますが、90ページの中のゆうかり保育所運営費補助並びにひまわり保育園運営補助金ということで支出がされておりますけれども、乳幼児におきましては、市立保育園におきましても10カ月以降につきましては、それぞれ預かるという状況になっておると思いますが、市立保育所における乳幼児の状況、ゆうかり保育所における補助金に対しましての円単位の補助金が出ておりますので、これにつきましての算出基礎がどういう形で補助されておるのか、乳幼児の方につきましても、旧峰山町時代から預けておられる方もあると思いますけれども、それにつきましての状況がご説明いただけたらと思います。  それからもう1点は、114ページでございますが、農林関係になりますけれども、114ページに特に最近大きな被害を出しておりますところの有害鳥獣駆除につきましての支出済金額が計上されております。去年、約300万を超える有害鳥獣駆除謝金という形で出されておるわけですけれども、これにつきましての内容のご説明と成果につきまして、もしも掌握されておるようでしたらお知らせをいただきたいと思います。以上2点です。 ○(浅田委員長) 中村課長。 ○(中村元町民課長) 元町民課長の中村でございます。決算書の90ページですか、ゆうかり乳児保育所運営費補助金、ひまわり保育園の運営費補助金についてのお尋ねでございますけれども、まず、ゆうかり保育所につきましては、延長保育の促進、障害者保育事業など特別保育事業に要する経費を今実際には峰山乳児院の中にあります、ゆうかり保育所でございますけれども、そこに対しまして補助金を出しているものでございます。円単位につきましては、人件費等計上いたしておりますので、円単位で出させていただいております。ひまわり保育園につきましては、無認可の保育所でございます。ここには毎年定額の48万円という補助金を出させていただいております。以上でございます。 ○(浅田委員長) 農林課長。 ○(野木元農林課長) 有害鳥獣の関係でございますけれども、謝金として300万ほど支出しております。これにつきましては、鳥類いわゆるカラスの駆除の関係がございます。これにつきましては、出動人員としては、延べ91名の方で91人でございます。単価につきましては5,000円で15年度は行っております。更に獣類班ということで獣です。いわゆる罠とか柵にかかった獣につきまして、銃殺という格好でこれにかかる出動人員としましては、474人という延べ人員であります。これにつきましては単価が5,400円という格好で金額をお支払いさせていただいております。それから成果ということですけど、15年度におきましては、カラス、ドバト、アオサギ、コサギで181羽、イノシシで30頭、シカ45頭ということになっております。以上です。 ○(浅田委員長) 奥野委員。 ○(奥野委員) 先ほど平林委員の方から飛天について質問がありまして、私もそれについてお尋ねしたいと思います。  担当課長の答弁でありますと、地域づくり、人づくりを10年間やってきたと、その成果をお聞かせ願いたい。それと支出の明細を委員長、求めたいと思います。今回の資料にはないので、1,150万円についての支出明細を是非ともいただきたいと思います。それと今年もやられた。それは6町の予算を引き継いだものという形でやられた。次年度以降、継続して事業をやられるおつもりがあるのか、これは市民局長の話になるかと思いますけれども、お考えがあればお聞かせ願いたい。まずそれが1点。  次に附属資料の12ページですね。ここでまとめということで、12ページの左側で決算に対する考え方、決算を振り返ってということでコメントが書いてあるんですけれども、こういう中で長年の懸案事項を解決しましたよと、住民要望には最大限配慮したと、この合併の最後の年にこういうことをやりましたということであります。基金も大幅な取り崩しをやったんだ。地方債の発行も多くやったということであります。この辺のコメントをちょっと少し、ちょっとというよりも、見まして大変理解しにくい。合併協議の中で、やはり6町に配慮して、予算はやっていくんだということが町長間で申し合わせがあった。しかしながら、この文章だけ読むと、先ほどの説明だけ聞くと長年の懸案事項、じゃ各町長年の懸案事項を全部済ませて合併したのかどうか。私はそうとは思っておりません。そういう中でこのコメントを見ると、そういうふうにしか取れないということであります。それについて、局長のお考えをお尋ねしたいと思います。 ○(浅田委員) はい。どうぞ。 ○(中村元企画商工課長) 難しい問題でありまして、地域づくり、人づくり、なかなかそう簡単にできるものではないということは十分承知をしております。今後とも人づくり、地域づくりについては気にかけながらその部分については非常に重要な点でありますので、私どもの仕事の上でもしていきたいと考えております。具体的なと言われますと、少し齟齬を生じる部分があるかもわかりませんが、一つには峰山町観光協会というものがございませんでした。これが5年ほど前になるというふうに記憶をしておりますけれども、峰山町でも遅まきながら観光協会ができました。これも一つには人づくりのある意味では成果の一つではないかというふうに思っております。それと近年、女性の方のよさこいということで、随分と、6町でもさかんになっておりますけれども、これもそういう意味ではフェスタから発生をしてきた部分が峰山町におきましてはあるんではないかと考えております。ただ、この女性パワーをそうならどこにもっていくかということにつきましては、まだ具体的に成果と言われますとなかなか難しい問題があろうかと思いますが、ご理解を賜りたいというふうに存じます。 ○(浅田委員長) 局長。 ○(堂田市民局長) お尋ねの件ですけど、2点あったと思います。飛天について今後どう考えるかということでございますけれども、私の立場といたしましては、京丹後市のイベントの一つという形の中でどう考えていただくかということだろうというふうに思います。  それから、決算附属資料の12ページの長年の懸案事項を解決したというような、大きなような表現をさしていただくことについて、ご異議があったということですけれども、私どもの考えとしましては、あくまでも峰山町での課題があったということの中で、節目といいますか、区切りをつけさせていただいたということで、こういう表現をさせていただいたということですので、ご容赦を願います。 ○(浅田委員長) 奥野委員。 ○(奥野委員) 飛天については、地域づくり、人づくりが非常に重要だということを言われます。これは目的だというように先ほど述べられました。目的ということと、非常に重要だということとは意味合いが違うと私は思います。まちづくり、人づくりをやるんだということが目的だという中で、やはりこういう事業の検証をするというのは私は一つの方法があると思うんですね、かかわっているものは一生懸命やるんです。やってやりますから満足感も得る。それに対して価値観も求める。しかし、端の人たちのコメントというのもこれが大きな事業評価につながるんですね。やっている人たちの意見もありますけれども、もっと重要なのは端で参加をしている人たち、それを主催している人たちではなしに。そのことを峰山町さん、きちっと担当課長として、押さえて、やられてきましたかというところを再度この点につきましてはお尋ねをしておきたいと思います。 ○(浅田委員長) 中村課長。 ○(中村元企画商工課長) その点につきましては、少し不足しておる部分があるだろうというふうに思っております。 ○(浅田委員長) 池部委員。 ○(池部委員) 細かいことをお尋ねしたいと思うんですが、一般会計附属資料からの質問をさせていただきたいと思うんです。  4ページ使用料です。町営住宅使用料、マイナス263万9,000円になっております。打ち切りのそういうことでなったのかどうかちょっとわからんのですけど。それから19ページ、庁舎管理費の中のクリーニングのあれが抜けておるんですけど、レンタル料で上がっておりますけども、これまでずっとクリーニングの項目がありませんでした。クリーニング当然多少はあると思うんですけど、こういったことが抜けておりますけど、これはどういったことでされておるんでしょうか。どういうようなことで業者を決めているのかということをちょっとお尋ねしたいと思うんです。  それから44ページ、ごみ分別指導員配置事業ということで、委託料2名分として541万4,000円上がっております。これは他町を見ますとこんなに多くはないです。やはり千なんぼとか、人員はわかりませんけども、こういった2名に対しての541万4,000円、金額はちょっとどういうことで委託されているのかということを一つお聞きしたいと思っております。  それから今回の決算は6町が入っていますので、いろんな意味で比較ということはどうしてもそうせざるを得ない観点があります。そういう意味で峰山の決算につきましては、特に経常収支に関する調書、人口一人当たりの額が上がっております。そういったことは非常に丁寧にしていただいたと、非常にわかりやすいと思っております。そういうことで、町税、調査費、普通交付税額なんかが上がっておるわけですけれども、地方債残高、積立金残高における一人当たりの額がわかっておりましたら教えていただきたいなと思います。以上です。 ○(浅田委員長) はい。どうぞ。 ○(深田元環境医療課長) 順不同になりますが、衛生費でご質問の件につきましてご説明をいたします。決算附属資料44ページの清掃総務費の中のごみ分別指導員配置事業2名分541万4,000円でございます。これにつきましては、緊急雇用対策の中で、分別指導員ということで、ごみの分別指導等を行うということで、従来から峰山町で配置をしておりました。具体的には、峰山クリーンセンターにおきます補助員ということで使っております作業員でございます。他にも不法投棄等を含めて回収をするような使い方をさせていただいております。従いまして、実質的にはクリーンセンターの運営員の補助的な業務を峰山町の予算で従来から執行してきたということでご理解がお願いしたいと思います。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(中西元総務課長補佐) 総務課の課長補佐をしておりました中西でございます。先ほど議員さんのご質問で庁舎の管理費の中にクリーニングの経費がというふうに私は理解をしましたが、クリーニングの経費というのが、庁舎の清掃の経費というふうに理解をさせてもらってお答えさせていただきます。附属資料の19ページに庁舎管理費に直接は出ていないわけですが、労働費の方で庁舎日常清掃委託料ということで、シルバー人材センターに委託して、庁舎のクリーニングをしております。以上でございます。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(尾崎元建設課長) ただいま、4ページの住宅使用料の関係でご質問がございました。前年度比較200万ばかし減額になってございますが、これは打ち切り決算によるものでございます。いわゆる峰山町の場合、住宅使用料3月31日でもって収入をあてると、振り込んでいただくということになっておりまして、消し込みの関係上、4日間ずれがございますので、この時点では3月分が入ってございませんでしたが、4日後につきましては収入未済が4件ございますが、それ以外につきましてはすべて入ってございますので、この大きな差額につきましては打ち切り決算ということでご理解がお願いしたいと思います。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(中西元財政広報課長補佐) 元財政課長補佐の中西です。地方債残高の一人当たりの額についてのご質問にお答えさせていただきます。町債残高につきましては、15年度末で普通会計ベースなんですけど、92億3,000万円程度あるわけなんですが、一人当たり、これは平成12年度の国政調査人口1万3,564人で割りましたところ、約一人当たり68万円となっております。積立金につきましては、一人当たり5万3,000円、積立金の一人当たり財政調整基金のみで換算しますと約4万円という一人当たりの額になっております。以上です。 ○(浅田委員長) 野村委員。 ○(野村委員) 3点ほど質問させていただきます。まず1点目につきましては、峰山町さんにつきましては町税とか地方税とかよその町に見ない水準のものがありまして、私たちとしましてはうらやましい限りでありますけれども、その中で、たばこ税というのがよそにない高い水準であるというふうに思っております。今日現在、マルハンがバイパス沿いに出て行くというようなことで、今申請あたりもされているんですけれども、今日までのたばこ税の歳入の状態、今後どういう程度が見込まれるか、予想等がありましたらお知らせいただきたいというふうなことが1点です。二つ目にはかつて峰山では生産調整がクリアできなかったというふうなことで、農林関係の予算でペナルティがついておるというふうなことを思っておるんですが、そういったあたりも15年度決算ではそれがほとんど収まっておるのか、今後の経緯等があったらお示しをいただきたいというふうなことを思っております。  それと、あとでも質問したらいいんですけど、峰山町ではよその町に見ない特別財産区、五箇とかそういった財産区があるんですけど、私たちのところはそういったものは法人とかいうことで整理をされておるんですけど、市に持ち越されたという経過がありましたらそれも合わせてお知らせいただきたいと思っております。 ○(浅田委員長) 委員の皆さん、今回は15年度の決算審査でございますので、将来にわたっての考え方はちょっと控えていただきたいというふうに思います。はい。どうぞ。 ○(谷口元税務課長) 元税務課長の谷口でございます。たばこ税につきまして、お尋ねをいただきました。これは峰山町にとりましても非常にありがたいお金でございまして、特に我々が足で努力をすることもなく頂戴できる税だということで非常にありがたいなと思っております。税収の中でもかなり大きな部分を占めておりまして、今後とも、是非ともお願いをしたいなと思っておりますけれども、ただ私どもの方に入ってまいりますのは、3社の問屋さんの方からどのくらいの、峰山町内において販売実績がありますよと、これに基づきまして、税率に基づいてこれこれのお金について峰山町の方の口座に入れますよと、そういう知らせが入ってくるのみでございまして、その各問屋さん3社ございますけれども、それぞれの問屋さんがどういう企業とタイアップされまして、どういう形で販売をされましたかについては一切わかりません。したがいまして、先ほど委員さんの方からマルハンさんという固有のお名前も出ましたけれども、そういうお名前についても税務の当局としましては一切承知をしておりませんので、そのあたりにつきましてはよろしくお願いしたいというふうに思います。それから今後の経緯についてお尋ねをされましたけれども、私どもとしましては、今現在の中では具体的なものも何もつかんでおりませんので、決算附属資料の88ページの方に過去におけるたばこ税の推移を上げておりますので、そのあたりでご推察をいただけましたらありがたいなというふうに思っているばかりでございます。以上でございます。 ○(浅田委員長) はい。どうぞ。 ○(野木元農林課長) 生産調整につきますところのペナルティといいますか、ご質問があったわけですけれども、これにつきましては近年特に有害鳥獣の被害が多く、また、要望しておりました。その中で京都府としても生産調整の達成できないところについては補助金の優先順位を下げるということで指導を受けております。町としましても、そのことを集落の方に言いながら、またヒアリングの時にも言いながら事業を進めて参っております。それがペナルティというんですか、優先順位を下げたり、上げたりという調整の段階の一つの手法を取っておりました。  それから財産区の関係ですけれども、これにつきましては、以前の町村合併、昭和30年の町の合併の時からこの財産区については存続しておりまして、今回の合併につきましても二つの財産区につきましては財産管理委員会の方で協議していただく中で、従来のまま残していきたいと委員さんの希望がありまして、その旨、合併協議の方には連絡させていただきまして、内容、論議につきましては承知しておりませんけれども、残していくという格好の中で了解をいただいております。以上です。 ○(浅田委員長) 松田委員。 ○(松田委員) 四つほどお尋ねしますが、一つは附属資料の30ページの障害者福祉タクシー利用助成費のところですけど、これにつきましては、峰山町は優れたサービスをされているというふうに聞かせていただいておったんですが、その助成の基準が教えていただけましたら大変参考になると思います。それが1点でございます。  2点目は48ページの国営農地開発事業の推進一般経費というのがございます。これは約5億円ということで、かなりの金額になるんですが、これの内容をちょっとご説明いただけたらと思います。工事費が1反どれくらいの地権者の負担になりますのか、そのあたりも教えていただけたらありがたいと思います。  3点目ですが、47ページのパイプハウス等整備事業助成金ですけれども、これの補助率なんかわかりましたらお願いしたいと思います。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(谷口元保健福祉課長) 福祉タクシーの関係でございますが、峰山町の場合、15年度につきましては三つのランク設けてタクシー券については、すべての障害者の方に利用をしていただいております。1万8,000円の重度のランク、1万2,000円の中度のランク、6,000円の軽度のランクということで、障害者をそれぞれ種別に分けまして身体障害者手帳、あるいは療育手帳それから精神障害者の手帳、この手帳すべて、お持ちの方に対して交付をさせていただくということでございます。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(野木元農林課長) 国営の負担金の関係ですけど、4億9,000万ほど上がっております。これにつきましては、括弧にも書いておりますように、受益者負担分が233人分で、2億5,224万円、あとは町の負担でございます。それから反当たりの負担でございますけれども、ちょっと事業費については今持っておりませんけれども、負担につきましては畑が1反52万円であります。田につきましては、反当たり55万4,399円となっております。それからパイプハウスですけれども、京都府の補助が50%です。峰山の場合はその上に20%15年度は上乗せしております。以上です。 ○(浅田委員長) はい。松本委員。 ○(松本経一委員) 土木費について、1点お伺いをいたします。峰山町新町の荒木のながなが(永長)線と読んだらいいんでしょうか、大越古川線道路用地取得費と設計費について、経緯をお聞きしたいと思うんですが、ここの道路の設計の取得に関して、ここの線に決められたという経緯がもしお教えいただけたらありがたいですけれども、予算については結構です。この路線にしたという、その決定された経緯が伺えたらと思います。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(尾崎元建設課長) ただいまのご質問、荒木のながおさ(永長)線とお読みしますが、町道の拡幅工事でございます。これにつきましては、ご存じかと思いますが、精神障害者復帰施設を予定しておりまして、そのためのアクセス道路ということで、この路線を拡幅改良するものでございます。その際、今議員さんの方からご質問がありました路線の決定の経緯のことでございますが、まず、このアクセス道路ということでございますので、やはりどういった位置づけが一番いいだろうかというような協議はもちろんでございましたけども、一番効率的な、あと使い勝手のいい道路にしようということで、町の方では考えてございました。しかしながら、施設設置のする自治会、地元区への協議も必要ということで、地元区長さんを初め、地元役員さんとも協議を重ねる中でいろいろと案もございましたが、結果的に今、用地買収を行おうとしている路線に決定させていただきました。簡単に申しますと、地元と協議の上の決定路線でございます。以上でございます。 ○(浅田委員長) 森委員。 ○(森委員) 参考資料というのが、中に各町ごとのが、いわゆる専決補正一覧というのをいただいておるんですけれども、他町との比較でいいますと、峰山町の場合は予備費が極めて多いという問題と、専決の金額が9,400万、これも他町と比べて逆のところもマイナスにしているところもあるし、異常に多いわけですけれども、この専決補正の9,400万の内訳ですね、合併に関わるものがこのうちどれだけあるのか、この点をお聞きしたい。 ○(浅田委員長) はい。局長。 ○(堂田市民局長) 今のお尋ねの件でございますけれども、専決をさせていただきましたのは、3月議会が済んだ後ということでございます。その後での整理の分でございます。  歳入の分をみていただいたらいいんですが、地方税でいわゆるたばこ税の部分が3月分が入ってきております。その関係で歳入がふえている関係でございまして、その歳出の関係で、これは予算でございますので、除雪経費と税務の徴税の時間外の関係等の必要経費以外のものは必要ありませんから予備費という形で新市へ送らせてもらっておる分でございます。そういうふうに見ていただきたいというふうに思っておるんですが、予備費というのは結局、繰越財源になりますので、ちょっとお答えがおかしいですか。      (森委員の声あり)  合併の関連でいいますと、できるだけたくさん予備費に積んで送らせていただくというのは原則でございますので、誠心誠意金額をさせていただいたということでございます。特段、ここで議会に諮らずに、どこかに補助金を出したとか、そういったことではございませんので、これ以上の誠意はないというふうに信じておりますけども。 ○(浅田委員長) はい。 ○(谷口元保健福祉課長) 先ほど松本議員さんの方から精神障害者の社会復帰施設の準備の補助金につきましてご質問がございました。1,250万円の内訳を申し上げます。準備室の分で設計企画準備費、これを合わせまして546万5,000円、それから備品の関係はパソコンですとか、机ですとか、含めまして125万9,000円、残り人件費で580万円ということになっております。地域生活支援センターという在宅あるいはいろんな精神相談に応じるための施設整備の準備ということで経費として出させていただいたものでございます。よろしくお願いいたします。 ○(浅田委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 幼稚園のことについてお尋ねしたいんですけれども、網野と峰山が幼稚園をしておられるということで、この間、幼稚園の利用状況というか、推移はどんな状況かというのが一つ教えていただきたいのと、決算の関係で先ほど奥野議員が質問された合併を前にと、長年の懸案事項でという中身をちょっと質問されたんですけれども、そんな中で私もちょっと目についたなと思うのが学校のいろんな修理だとか、公園費として2,000万円、多額の金額が出ているんですけれども、これらは年当で今回予算化されて執行されたのか、例年どおりの中で例えば公園費が多額かかっているんですが、例年これくらいかかるというふうに理解したらいいんですか、それとも今年度、合併を前にいろんなものを今回執行されたということで理解したらいいのか、例えば学校の方でもいろいろ今まで積もり積もっていろんな修繕を先延ばしにしてきたのを今回一気にやってしまった。それとも例年通りは峰山の場合はこういった形で少しずつ各小学校、中学校定期的に修繕をして、逐一学校なんかも修理されていく計画的にされているという今回の決算になっているのかどうか、その辺三つについてお尋ねをします。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(中村元教育次長) 元教育次長の中村でございます。幼稚園のご質問ということでお答えをさせていただきたいというふうに思います。峰山の幼稚園につきましては、子供の数の減少ということがございまして、年々減っております。今、細かい数字はもっておりませんけども、全体的には減っておりますけど、近年少ないながらも一定の数は維持しておるという現状がございます。以上でございます。
     修繕の経費ですけども、教育委員会としまして、毎年予算要望しておりますけども、財政的な面でこういったことになっておるということでございます。     (平林委員の声あり)  大きな修繕ですと当然金額が高くなるわけですし、ちょっと今詳しい数字をもっておりませんけども、緊急を要するものにつきましては、苦しい予算の中で付けていただいて修繕をさしていただいておるというふうに思っております。 ○(浅田委員長) 局長。 ○(堂田市民局長) 今の関連につきましては、予算の関係でございますので、峰山町の場合は15年度予算につきましては、1年後に合併するということを踏まえる中で、スタンスの問題でございますけども、俗に言う駆け込み事業的なことはしないというスタンスでずっと貫いてきました。それをいいますと、これはどうかということでご指摘を受けるわけですけども、基本的にはそういうスタンスでやって参りました。どちらにしても、そういうことをすればやがて数年後には私たちの、また私たちは職員でございますが、一市民でもございますので、当然市民一人一人関わってくることでございますので、そういうスタンスは決してやっていないという形で進んでまいっております。従いまして、今の教育委員会の修繕につきましても通常どおりのヒアリングをさせていただきました。緊急度のものにつきまして、予算付けをさせていただいたという形で他の部分につきましてもそういうスタンスでやっております。  それから先ほどのちょっと補足をさせてもらいますけども、予備費の関係につきましても、いわゆる基金をたくさん予備費に盛っております。従いまして、財調等に積もうと思えばあの時点で2億積める予定でありました。ところが、ほかの町さんとの関係もありまして、あまり峰山町が突出した形をするとご迷惑をおかけするということの中で、あえて予備費にたくさんさせていただいたという形もございますのでよろしくお願いします。 ○(浅田委員長) 小牧委員。 ○(小牧委員) 1点だけお聞きしたいと思います。先ほども出ております附属資料の33ページの精神障害者社会復帰施設整備準備金でありますが、これはみねやま福祉会に委託に対して出て行くんですけど、この施設は具体的にどこにしようとかいうような計画はあるんでしょうか。お聞きしたいと思います。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(谷口元保健福祉課長) この施設整備につきましては、合併前から整備計画を持っておりまして、平成14年の合併協議が始まりましてから、具体的にはこの施設整備を16年で整備をしたいというようなことで6町の町長会さんの方にも提案をさせていただき、進めてきた事業であります。場所につきましては、峰山町と大宮町の境にあります新町というところですけども、旧峰山航空無線標識所跡地ということになりますが、あそこの土地を使いまして、整備をしようということで、16年度国庫補助申請をさしていただいた事業でございます。  これにつきましては、社会福祉法人峰山福祉会が実施主体になりまして、この精神障害者地域生活支援センターという整備事業でありますが、京都府の保健福祉経費であります宮津市以北のエリアを対象として支援センターの業務をするということになっております。今現在、国の方からの整備費が2分の1内示が出ております。今月に京都府の方からは内示書を出すということになっておりまして、今年度半分整備ができる見通しになっております。この生活支援センターにつきましては、先ほど少し申し上げましたが、在宅の精神障害者あるいは、病院の方へ通院をされているような精神障害者の方々のいろんな生活支援、生活相談等についての相談を受けると、相談を一緒にしようという支援センターということになっております。これは登録制でございまして、支援センターの利用を登録していただいた方について、利用料をいただくということで、利用される方については無料ということになっております。じゃあセンターの運営経費はどこから出るかということでございますが、これにつきましては、すべて国費で出ることになっておりますが、これも一定額の金額が定められております。国の補助金を使って整備をした支援センターについて国の方は運営に要する経費を補助するというのが基本になっておりますので、国の補助金をいただいて整備をするということでございます。これにつきましては先ほど申し上げましたが、宮津あるいは与謝4町さんとも協議をすでに終えておりまして、こちらの方で整備をするについての了解はいただいておるところでございます。申し上げましたように宮津市以北のそういう方々に対するセンターの事業ということになります。よろしくお願いいたします。 ○(浅田委員長) 池部委員。 ○(池部委員) 43ページにあります峰山地区一斉溝掃除泥土処理委託料80万円です。これは平成16年から中止になって、うちの地区でもどうしようかなという大きな問題になっていまして、参考にちょっとお聞きするんですけど、これは峰山で行ってきた事業なんですけど、この委託さいれた内容を参考に今年度からのことが関わり合ってきますので、お聞かせ願いたいと思うんですけど、どのような委託事業をされておったか、お聞かせ願いたいと思います。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(深田元環境医療課長) 今のご質問は決算附属資料43ページの環境衛生一般経費でございましょうか。一斉溝掃除の泥土の委託料です。これにつきましては従来、旧峰山町の中の一部、安地区連たんをしております地域の溝の清掃事業を年1回実施をしていただいて、それを町の方で事業を付けて業者に委託をして、具体的には峰山最終処分場に持ち込んで処理をするということで、町の方で予算付けをしたものでございます。過去から長い歴史があるようでございますが、実際に実施をしておりましたのは、旧峰山町と安区の一部ということでございまして、旧町全体では実施はできておりませんでした。合併協議の中ですでにご承知のこととは思いますが、平成16年については、一定この事業については実施をするということで、すでに実施をさせていただいておりますが、今後については廃止の方向ということで、協議がされておるということでございます。以上です。 ○(浅田委員長) 小牧委員。 ○(小牧委員) 先ほどの件でもう一度確認しておきます。この件につきましては、6月議会の一般質問でも触れましたけど、これはビーコンのところですね。ところが先ほど、6町の町長会で合意が得れておるというお話がありましたけれども、私の町の当時の町長はこれについてはあまり乗り気ではなかったと、別のことを考えておられた。ですから、合意を得ておるということはちょっと疑問だなと思っておりますのと、それから、この前一般質問の時はこれについては、今まだストップしているというようなはっきりした答弁はわすれましたけど、そのような答弁でありました。それがもう着々と進めておられるというのとはちょっと違うんではないかなという思いがしますけど。 ○(谷口元保健福祉課長) まず町長会の協議につきましては、当然合併協議の中でこういう施設整備については峰山町として考えていますというようなことについては協議をしていただかなければならないというようなことで、平成14年の6月か7月だったと思いますが開催されました時にこういうような計画を持ってますということについて提案をさせていただいたと思っております。その際の結果、それで合意がされたというふうにはなっていないかもわかりませんが、一定理解はいただいたというようなことで進めさせていただいておるということでございます。  それから用地の問題につきましては、峰山町字新町の部分の跡地については約3,000平方メートルほどございますが、そこの部分を使ってしていこうという申請を出させていただいておったわけでございます。これにつきましては、6月時点ではまだ京都府からも国の方からもご返事がなく半分の内示ということで止まっておりました。残りの半分については未定だということでありましたが、先週、京都府さんの方と協議をしました結果、残りの半分についてはどうやら来年度の国の予算の方でなんとかなりそうだというような見通しがあるということで、すでに半分については内示がきておりますので、京都府の方としては2分の1であるけれども、内示を正式に出すというふうに今お聞きをしているところです。それに従って、後の事務は進めてほしいというふうに聞いておるということでございます。 ○(浅田委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 附属資料の45ページ、ごみの問題なんですけど、この年間のごみ処理状況を表にしていただいておりますけれども、6町が広域化になる中でリサイクル法とかリサイクルを積極的にして燃やすごみを減らしていくんだという取り組みが各町でされてきて、弥栄町の場合でも地域に説明会も来ていただいて、しっかり分別収集しようというような意識を高めてきているわけですが、この資料をみさせていただきますと、特にごみの量がふえているんですよね。リサイクル等も減ったりしているところもありますし、このごみの量を減らそうという中で、この峰山町としてはどういった取り組みをなされてきたのか、ふえている原因というのをどのように掌握されているのか、その点について再度、最後の質問をさせていただきます。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(深田元環境医療課長) ただいまのご質問は決算附属資料の45ページ、塵芥処理一般経費の中の年間ごみ処理状況ということでのご質問だというふうに思います。これに関連しましては共同処理をしております関係上、決算附属書82ページに計上いたしております広域処理対象物におけるごみの推移も、これについては前年度比較をいたしておりませんが、参考にというふうに思っておりますが、まず、ごみの発生抑制をどのように取り組んでおるかということでございます。皆さん各町でもすでに実施をされておりまして、峰山町の場合は平成7年、8年度で峰山町のクリーンセンターを建設いたしまして、平成9年度から新分別基準を策定いたしました。その中でごみの排出抑制の一つということで、ごみの有料化に取り組みをさせていただいたところであります。当時、可燃ごみの有料化、指定ごみ袋における有料化を取り組み、その中で町民全員でごみの発生抑制を考えていただきたいということで実施をしてまいりました。すでに8年目になろうかというふうに思います。当時は峰山町の場合は年間80枚のごみ袋を配る制度で出発をいたしましたが、途中で変更いたしまして、単価を下げる中で、1枚から買っていただいて、ごみを少なくすれば必要な経費も個人負担が減るんだよということでお願いをしているところでございます。そういった中で、容器包装リサイクル法が導入をされまして、特に大きな量になりますその他プラスティック容器包装、ペットボトル等のリサイクルに全町が取り組んでいったわけでございます。容器包装リサイクル法につきましては、各町民が理解を示していただいて、実際に分別していただけないと燃えるごみに入ってしまうわけでございますけども、実際にステーションの指導員さん等も委嘱をさしていただきまして、極力資源化をするように協力を求めてきたところでございます。これについては、平成14年度との比較しかできておりませんので、単純に前年度と何パーセント上がった下がったという状況しかできておりません。一定定着をすでにいたしておりますので、いわゆるその年度間における単なる増減であるというふうに思っておりまして、単純にどんどんふえていくとかそういう現象は考えておりません。以上でございます。 ○(浅田委員長) 石河委員。 ○(石河委員) 教育委員会の小学校、中学校費の部分で一つお尋ねしたいと思っております。  最近、あまり大きな問題になっておりませんが、小学校の子供、中学校の子供で不登校の子供がふえている傾向にあります。例えば大宮町ではスクールカウンセラーなんかをお願いしまして、そういった子供たちの指導にあたっていたような経過があるんですが、峰山町さんの決算をみていまして、そういった歳出が見えないような感じがしています。そういった事例にはどういうふうな対応をされていたのか、お聞かせいただきたいと思いますし、峰山町さんで昨年度そういった子供達がどのくらいおられましたのか、それも合わせてお尋ねをしておきます。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(寺田元主事) 学校教育課の寺田と申します。先ほどの質問ですけど、峰山町の場合、中学校の方に府費負担のスクールカウンセラーの方がおられましたので、その方が中学校と小学校をみていただいたという形でやっておりましたので、町単費の支出がないというような状況になっております。以上です。不登校児童につきましてはちょっと今資料がありませんので、ここではお答えすることができませんが、後で調べたいと思います。 ○(浅田委員長) ここで、11時55分まで休憩いたします。                 午前11時43分 休憩                 午前11時55分 再開 ○(浅田委員長) 休憩を閉じまして、会議を開きます。峰山町の審議時間が12時半と決められていますので、一般会計についての質疑を終結したいと思いますが、ご異議ありませんか。     (「異議あり」の声あり) ○(浅田委員長) 他の会計もたくさんございますので、いいですか。小牧委員。 ○(小牧委員) 先ほどの件で1点だけ、思いを言っておきます。先ほどの課長の答弁で大宮町も同意をしたと、6町の町長が同意して、今の計画を進めているということでありますが、我が町は一切そういうことを議会の方でも聞いておりませんし、そしてあそこは広い、非常にいい商業スペースになるなと我々も思っておりましたし、この前の答弁でもそのようなことを聞いております。ですけど、課長が進めていくんだというような答弁がこのまま残れば進んでいきますので、それだけをちょっとおかしいなということだけ申しておきます。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(谷口元保健福祉課長) 15年度分につきましては、先ほど申し上げましたように精神障害者の支援センターの整備をするということで、土地の払い下げをしていただいて、それにかかる準備の経費を計上させていただいたということでございます。これからのことにつきましては、また改めて協議をさせていただくということになろうと思いますので、よろしくお願いいたします。今後のことにつきましては、先ほど申し上げました部分につきましては、取り消しさしていただきます。 ○(浅田委員長) 井谷委員。 ○(井谷委員) 2点ばかり、ちょっと最後の方になりましたので、まとめみたいなことになるかもわかりませんが、特別会計は簡略にさせていただきます。せっかくの資料でございますが、附属資料12ページのところで、右側に参考ということで、6町の比較がしてございます。決算はあくまで旧峰山町の決算でございますので、やはり比較も適当でないかもわかりませんけれども、せっかくですので、少し見解といいますか、意見を聞かせていただきたいと思います。財政力指数ということで、0.551ということで他の町に比べて非常にいいのは前からでございますが、それに比べまして、公債費比率等いわゆる起債の関係等について積極的なハード事業を過去にされたという証でありまして、今のまちが新市に引き継がれるということで、いい面もあれば多少問題の面もあるんかなあと思いますが、この表の中でどういうふうに全体をみておられるのか、財政の見方も含めて解説していただきたいという点と、もう1点簡単なことで、同じく89ページのところで、口座振替の一覧表がございます。旧網野町等におきましては、まだ近年口座振替をしたということで50%くらいということでございまして、果たして峰山のこの数字が他の町と網野町以外の町と比べて高いのかどうかということについてはわかりませんが、口座振替をしない約1割の世帯があるように思いますが、こういう世帯についてのいわゆる納付率といいますか、滞納といいますか、そういう状況については、どういうような傾向にあるのか、口座振替をしないからといって滞納が多いということでもないと思いますが、そのあたり掴んでおられましたら決算ということですので是非説明いただきたい。以上でございます。 ○(浅田委員長) 市民局長。 ○(堂田市民局長) 前段の部分ですけど、解説ということで言われましたですけど、解説になるかどうかわかりませんけども、12ページにつきまして、若干説明をさせていただきたいと思います。財政力指数ということで、ご指摘がありました。確かに0.5ということで、他の町さんと比べましたら、数字はいいんですが、私どもは決してこれはいいというふうには思っておりません。これは全体で言うと普通レベルではないかなと思っております。  財政力指数といいますのは、ページでいいますと、参考でございますけれども、3ページ、右側に普通交付税対前年総括表というのがございます。そこの15年度をみていただきまして、ずっと下におりて、基準財政需要額があります。計の(ア)というのがございますね、数字が2802565と、この数字とその下に下りていただいて三つ目、基準財政収入額(エ)の部分です。1543146この数字でございます。これは各町当然同じでございます。この数字を割り返したものが財政力指数というものでございます。この関連で申し上げますと、ちょっと余談になるかもわかりませんが、京丹後市が誕生しまして、京都府の中で13番目の市になりました。非常にありがたいことでありますけれども、財政力指数につきましても断トツの13番目でございます。私どもはそのことを当然認識をしておかなければならないということの中で、先ほどの新市に送る財源等につきましても誠意を尽くしていったということでございます。ちなみに宮津市さんは、ちょっと資料が古いですけれども、財政力指数0.49、それから綾部市さんは0.45でございます。当然試算はしておりませんけれども、やがて京丹後市の財政力指数というものは出ますけれども、私のまったくの感ですけれども、0.3以下のような形ではないかと、断トツの13位だと、そこがやはり認識が必要ではないかなと考えております。  それからもう一つ、起債制限の関係でございましたですけれども、その関連でいいますと、峰山町の数字はよその町さんと比べまして若干高い数字になっておりますけども、説明でも申し上げましたように、この数字の中にはごみの広域化の部分もカウントをされておりますので、もし他町さんとの比較という点でありましたら、地方債残高比率のところ280.8ということですけれども、先ほども申し上げましたように、これは広域のごみの部分が入っておりますから、峰山町はそれを除きましたら、峰山町の単独の部分で言いましたら、212.2でございます。そういう理解で他町と比較していただきたいということでございます。以上でございます。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(谷口元税務課長) 口座振替制度についてお尋ねをいただきました。峰山町の口座振替につきましては、丹後6町の中でも一番先進的に取り組みをさしていただいたと思っております。昭和53年ないし54年頃から始めたというふうなことでございまして、かれこれ20年以上歴史を持った取り組みでございます。議員さんの方からご指摘もありましたように、峰山の場合でしたら通常90%台に近い数字で口座加入していただいております。この間、町としましても口座の加入者に対するお礼というふうなこともございまして、報奨金的なものを用意させていただきまして、加入促進に努めていったというふうなことでございます。  口座を加入されている方と未加入の方との収納率でございますけれども、各税ごとによって、すごく数字のアンバランスがございますけれども、例えば国保税になりますと、口座加入の方につきましては95.46%くらいの率で入っております。これが未加入になりますとぐっと落ちまして、59.23%というふうな数字でございます。ただし、若干数字は古くございまして、これは平成14年の数字でございまして、平成15年につきましてはちょっと把握しておりませんけれども、大体同じような推移でいっているものだろうと思います。  それから、固定資産税の関係でございますけれども、固定資産税につきましては、口座加入の方が97.76という数字でございます。未加入の方につきましては、これはそんなに落ちませんでして、90.52というふうな数字でございます。いずれにしましても口座加入をされていますと、それだけスムースに税の方も納めていただけるというふうなことでございますので、今後とも、奨励制度は新市になりましてからなくなりましたけれども、できるだけ啓発を行いまして、口座加入については推進をしていきたいなというふうに思っております。以上でございます。 ○(浅田委員長) ございませんか。これで議案第91号についての質疑を終結いたします。  次に議案第92号、平成15年度峰山町国民健康保険特別会計決算認定について、質疑を行います。  これで議案第92号についての質疑を終結いたします。 ○(浅田委員長) 次に、議案第93号 平成15年度峰山町老人保健特別会計決算認定について質疑を行います。  これで議案第93号についての質疑を終結いたします。 ○(浅田委員長) 次に、議案第94号 平成15年度峰山町介護保険特別会計決算認定について質疑を行います。平林委員。 ○(平林委員) 介護保険の適用を受けておられて、施設入所がなかなか、特養とか老健とか待機者が大変多いんですけど、峰山町の場合はどういった状況になっているのか、その点についてお答えをお願いします。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(谷口元保健福祉課長) 施設入所の待機の問題ですけれども、ご存じのとおり介護保険になりましてから、利用者の方が直接施設の方に申し込みをするというしくみになっております。したがいまして、一人の方が2カ所、3カ所というふうに施設に申し込みをされているというふうにお聞きしております。峰山町の場合、はごろも苑にお聞きしますと、これはちょっと古いかもわかりませんが、定員が50人の特養ですけど、希望者は100人くらいはあるというふうにお聞きしております。ただし、先ほど言いましたようにダブっておられる方がおられます。町としましての申し込みをされています待機の実数というのは、なかなか掴みにくいということがございまして、現実的には把握できておりません。 ○(浅田委員長) ございませんか。これで議案第94号についての質疑を終結いたします。  次に、議案第95号 平成15年度峰山町廃棄物広域処理特別会計決算認定について質疑を行います。早川委員。 ○(早川委員) 決算附属資料の82ページになりますが、資源ごみ持ち出し量の項目のところでお伺いしたいと思います。これはそれぞれ、本来資源ごみですから、売り上げにならなければいけないと思うわけですが、お金を払って処理してもらっている節もあるわけなんですが、それぞれ、決算時点で売上げもしくは持ち出しがいくらになっているかということをお伺いしたいのと、ペットボトル、その他プラ容器に関して、処理費用が他に比べて非常に高い形になっているわけですが、それぞれが一体どのようにリサイクルされているのかという状況についてお聞きしたいと思います。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(深田元環境医療課長) 決算附属書の82ページ、表6の資源ごみ持ち出し量ということで、トータルでは1,405トンということでございます。そのうち処理費用の欄に時価相場ということで書いております。アルミ缶、スチール缶、発泡スチロールについては売れてございます。決算書の方を見ていただきたいというふうに思います。峰山町歳入歳出決算書の220ページでございます。こちらに販売をしております金額を書いておりますのでご紹介いたします。  220ページの雑入でございます。空き缶プレス製品販売代金につきましては、1,038万9,000円でございます。発泡スチロール販売代金につきましては10万3,856円でございます。ただ、実際にこの金額で非常に大きくウエイトを占めておりますのは、アルミ缶でございます。アルミ缶につきましてはかなり高額で売れておりますが、スチール缶は少し安いですし、発泡スチロールにつきましては、熱減量をして固めて持ち出しておりますので、10万円という販売金額が出ておりますが、処理費用は数十倍かかっておるんではないかというふうに思います。それから、処理費用欄にそれぞれ無色瓶でしたら、それぞれ3円、茶色5.7円、ペットその他瓶が8.6円、ペットボトル64円、その他プラ容器が76円と書いております。これはキロ当たり単価でございますが、その横に市町村負担率というのがございます。無色瓶は全体の持ち出し量の10%を市町村が負担することになっておりますし、瓶類ですと、あと18、12ペットボトルにつきましては0%、その他プラ容器で9%でございます。したがって、これは容器包装リサイクル法の中で市町村が責任を持つ分野ということでございます。あと作りましたメーカーが持つ分野とに分かれていますので、それを合計いたしました金額が81ページに書いてございます。運営管理の中の容器包装処理委託料229万円が総額でございます。以上です。     (早川委員の声あり) ○(深田元環境医療課長) 内訳といいますと。個々の明細を手元に持っておりませんので、後日提出をさせていただきたいと思います。よろしいでしょうか。 ○(浅田委員長) 早川委員。 ○(早川委員) 先ほど質問しましてお答えいただけなかったので再度お伺いしますが、ペットボトルの処理方法ですね、どういうふうに活用されているか、それからその他プラスティック容器はどのように処理、また活用、リサイクルされているかお伺いしておきます。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(深田元環境医療課長) まずペットボトルでございますが、これにつきましては、いろんな活用の仕方がございます。一例といたしましては、繊維にして、例えば絨毯ですとか、作業服等に加工することもございますし、その他再度ペット樹脂を利用した製品に生まれ変わる。例えば、実際に使われている町があるかわからないわけですが、ペットボトルを回収する容器についても、ペット樹脂を使われて作られたということで、少し割高ですが、売られている業者もあります。  それから、その他プラスティック容器包装類につきましては、非常に様々な種類の材質のものが混在して消費者から出てまいりますので、従来、平成14年、15年の2カ年につきましては、製鉄所におきます還元剤、鉄をつくる時に還元をする材料と、コークスの代替というふうなことも言えると思いますが、そういう使い方を2カ年してきました。  平成16年度につきましては、再生業者が落札いたしました関係で、再度製品に生まれ変わっておると聞いております。具体的に現場を見ておりませんが、例えば、最近の新聞ですと、型枠なんかをつくって、それをその材料として使われているというふうなケースもあるようですし、最終的につきましては、還元利用されるケースが多いと思うんですが、16年度については再生業者が落札をしています。以上です。 ○(浅田委員長) 早川委員。 ○(早川委員) その他プラ容器が型枠等にも使われているケースがあるということではあったんですが、基本的には製鉄所でコークスの代わりに現在でも使われているということになりますと、コークスはお金を出して買えますね。ところが、還元剤を買うのには、こちらがお金を払って処理としてやってもらっていますね、その当たりが非常に気になるところで、検討されているのかどうかだけでも聞かせていただけたらと思うんですが、通常お金を払って処理をしてもらう場合に廃棄物として扱われますね、資源ではなくて、そのあたりで、例えば廃材でもですね、お金を払って処理をしてもらったら廃棄物ということになるわけで、廃棄物として処理されているのと同じことが起きているなと思うんですが、それで何らかの整理等されていますか。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(深田元環境医療課長) 引き続きお答えいたします。平成14年、15年ということで、この15年決算につきましては、還元剤として利用しております。法的な問題はというようなご質問でございますが、容器包装リサイクル法という法律に基づいた枠組の中で処理をさせていただいております。中には私的契約で売買をされているケースもあるかもわかりません。しかし、従来の各町から受けておりました峰山町クリーンセンターとしては、容器包装リサイクル法の枠組みの中でリサイクルを推進するという事業計画を提出した上でやっておりますので、その廃棄物処理法上、なんら問題はないというふうに考えております。 ○(浅田委員長) 池部委員。 ○(池部委員) 今、プラスティックの質疑がありましたので、ちょっと伺いたいと思います。6月7日、プラスティックは燃えるごみにするんだと、環境省の方針で原則可燃物とするように地方自治体に要請するという新聞記事がありました。これは確認されていますか。要請がありましたでしょうか。もしありましたらどういうふうにされますか。といいますのは、炉内の燃焼が進み、燃料が節約できるということも出てきまして、今いいましたようにいろんな埋め立て地の限界もあるようでして、いろんな意味から、リサイクルは大変大事だと思いますけども、こういった報道もありますので、ちょっと確認させていただきたいです。どうでしょうか。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(深田元環境医療課長) ただいまのご質問ですが、具体的な通達名をお示しされた上で再度内容については確認させていただきたいと思いますが、基本的に現在もらっていますプラスティック類の資源化というのは容器包装リサイクル法に基づきますペットボトル、その他プラスティック容器包装、発泡スチロールということで現在適正処理をしているところでございます。以上です。 ○(浅田委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 峰山のごみ量に引き続きまして、焼却場でのこの2年間のごみの推移ですね、やはり減量化という中で、今年度では5万3,000くらいのあるんですけど、これがどのようにこの間推移してきたかということ、峰山町の場合、ふえているわけなんですけど、他の5町も合わせると、ここで燃やしているごみが一体どういう状況になっているのか、お答えをお願いいたします。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(深田元環境医療課長) 少し、質問の趣旨が理解できない部分はあるんですが、先ほど一般会計の附属書の中で峰山町のものでふえている内容のもの、減っている内容のものという前年度比較をさしていただきました。58ページに載せていますのは、平成15年度の実量を表4ではすべてのごみ量の総合計という形で表現をしております。なぜこれを掲載したかということでございますが、広域処理を実施してきたのは峰山町が他の5町から委託を受けてやっております。その上では負担金のルールがございます。それはごみ量95%がごみ量割でいただきますということで、各町にお願いしたのは、ごみの減量化に努めていただきたい。そのことによって負担金は減りますということで、広域化を実施してきたというふうに思っております。従って、ここでごみの重量を書いておりますのは、根拠となるものを明確にお示しをして、的確に負担金をいただいてますというのが本旨でございまして、各町のごみ行政につきましては各町がそれぞれ収集運搬を含めやられてきたことでございますので、峰山町はともかく、他町のことにごみの減量化に踏み込んでお答えすることは適当でないと思います。 ○(浅田委員長) 平林委員。 ○(平林委員) そういう意味ではなくて、ごみの状況がどうなっているか教えていただきたかったんです。2年間の。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(深田元環境医療課長) はい。お答えをいたします。メインは焼却がメインの施設でございまして、一部資源ごみのリサイクルプラザを併設させていただいております。表5でみていただきましたように、焼却炉、先ほど説明しました8月、9月、11月、12月、1月、ここら辺が量が多くなっております。これはやはり盆を中心にした帰省客、それから観光もあると思います。また、年末に向けました正月を挟んだ観光客の入り込みも含めまして、ごみ量がふえてございます。今回この施設整備に当たりましては、年平均で66トンという施設整備をしておりますので、一応対応できる状況にはなっておりますけども、そういった時期につきましては、少ししんどいところもあるという状況はございます。以上です。 ○(浅田委員長) 奥野委員。 ○(奥野委員) 81ページであります。3の処理人口及び世帯数の表の右側に一人当たりの費用、一世帯当たりの費用、1kg当たりの費用とあります。この1kg当たりの30円という費用、これについて全国的な数字とこの30円が安くついているのか、標準並みなのか、高いのか、というところをお尋ねしたいのと、あとの5町がお世話になった。じゃあ1町のときには何十円だったのかなということもお尋ねしたいと思います。  それと今後の1kg当たりにしましてかかる費用、決算では30円ですけど、今後の見通しとして、安くなっていくのか、高くなっていくのか、その辺もあればお尋ねをしておきたいというふうに思います。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(深田元環境医療課長) 引き続きお答えになるかどうかわかりませんが、発言させていただきます。この表3の枠外に※印でつけておりますのは参考に、当初からつけておるかどうかは定かでないんですが、つけるようにさしていただきました。これは広域または町独自でのごみ処理の中で、一人当たりいくらだというご質問がある中で、一目でわかるように計上させていただいたものでございます。これが他の自治体と比べてどうなのかというご質問でございますが、実際、施設の規模、それにかかる経費様々な施設の状況によって変わろうと思いますし、具体的に他の自治体と比較したことがございませんので、実際これが高いのか、低いのか私どもも承知をしておりません。また、峰山町単独で行っていた時とどうかというご質問でございますが、これにつきましても当時、峰山町クリーンセンターが9年度の稼動に向けてやってまいりました。そのときにこういった分析を具体的に比較検討をしておりませんので、これにつきましてもかかったかどうかについて、この場ではお答えができないという状況でございます。  今後の見通しはということで、非常に難しいご質問なんですが、すでに平成16年度の予算につきましても見ていただいたとおりで、修繕等もその年どしによって大きく変動する要素がございます。15年度につきましては、修繕工事1億1,000万ということでやっておりますが、今後施設が古くなればもっと大きな修繕費もかかってこようかと思いますので、単純に毎年そういった変動がございますので、一人当たり、所帯当たりというのが非常につかみ難い。もう少し、平均的な運営コストだけで比較した場合にはもう少し比較がしやすいのではないかというふうに思っております。以上です。 ○(浅田委員長) 松尾委員。 ○(松尾委員) 82ページですが、公害関係測定結果というところで、ダイオキシンの方について、3号炉のみが0.00036ですが、あまり大した数値ではないかなという気はしているんですが、なぜこのような現象が起こっているのか、その辺の把握やら今後の見通しいいますか、今後の対策について何か考えておられましたらお伺いしておきたいというふうに思います。よろしくお願いします。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(深田元環境医療課長) 82ページの一番下、表7でございます。ダイオキシン類の数値につきましては、今回の施設は0.1ng-TEQ/Nm3を規制値ということで、地元に説明をして、これ以下で運転をしますということで約束いたしております。平成15年度の測定、年1回でございますが、3号炉のみ0.00036という数字が出ておりまして、1号炉、2号炉、3号炉につきましては、ゼロという標記になっております。これは全くないということではないというふうに理解しております。ただ、定量加減の関係で数値が出てこないということでゼロ標記をいたしております。もちろん3号炉もゼロになればいいわけでございますけども、これは焼却するごみの組成の問題ですとか、そのときのごみの運転管理によって左右されることもございますので、今後とも運転管理に十分気をつけてできればゼロということが望ましいわけですが、0.1ナノグラムを超えない範囲で運転をしていきたいというふうに考えています。以上です。 ○(浅田委員長) これで議案第95号についての質疑を終結いたします。  次に、議案第96号 平成15年度峰山町工業用地造成事業特別会計決算認定について質疑を行います。
    ○(浅田委員長) 中西委員。 ○(中西委員) 一般会計繰出金5,000万円のことについて、ちょっとお尋ねいたします。今日までの繰入れと繰出しとがどういう状況になっているか、ちょっとお答えいただきたいと思います。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(中村元企画商工課長) 資料がないので、はっきりしたことを申し上げられませんが、平成2年の当初から一般会計を出してきたものにつきまして、長いことかかってといいますか、その時々に売れたときに返してきているという状況であります。 ○(浅田委員長) これで議案第96号についての質疑を終結いたします。  次に、議案第97号から最終の議案143号まで一括して質疑を行います。早川委員。 ○(早川委員) 公共下水道に関して、それぞれ加入率のデータがないかと思うんです。どれくらいの人が加入していて、15年度努力をされてどのくらい加入率がアップをしたのか、この収入の分は非常に重要な部分ですので、きちんとしておいていただきたいと思います。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(山本元峰山・大宮公共下水道組合事務局長) 下水道の加入率につきましては、峰山町におきましては、平成15年度で582名の方に加入していただいております。過去までの、13年に供用しておるわけですけど、それも含めて15年度末には1,417人ということで、水洗化率に直しますと29%でございます。また、大宮町におきましては、平成15年度の水洗化された方が216名ということで、15年度末の人口になおしますと、653名の方が接続されておるということで、水洗化率につきましては23%でございます。以上です。     (早川委員の声あり)  すみません。加入率という出し方はしておりませんので、水洗化率で説明をさせてもらっております。加入率については、現在資料がありません。普及率、峰山で申しますと普及率が15年度末で4,939名の方が使える状態になっているという中で、実際につながれている方が1,417名ということで29%の方につないでいただいているということでございます。 ○(浅田委員長) 議員の皆さん、決められた持ち時間が参りましたが、まだ質疑がございましたら、質疑内容を特別委員長の方へ出していただいて、そしてまた答弁というふうな形を行いたいと思います。  以上で旧峰山町等の各会計についての質疑を終結いたします。市民局長様を初め、各所管の皆様大変ご苦労様でございました。 ○(浅田委員長) 説明が終わりましたので、ここで1時半まで休憩いたします。                 午後 0時33分 休憩                 午後 1時32分 再開 ○(浅田委員長) 休憩を閉じまして、休憩前に引き続き会議を開きます。  旧大宮町の各会計につきまして審査を行います。議案第101号 平成15年度大宮町一般会計決算認定について、議案第102号 平成15年度大宮町国民健康保険特別会計決算認定について、議案第103号 平成15年度大宮町老人保健特別会計決算認定について、議案第104号 平成15年度大宮町介護保険特別会計決算認定について、議案第105号 平成15年度大宮町農業集落排水事業特別会計決算認定について、議案第106号 平成15年度大宮町簡易水道特別会計決算認定について、議案第139号 平成15年度大宮町水道事業会計決算認定について、以上7議案を一括議題といたします。  市民局長から説明を求めます。 ○(上田市民局長) 午前中に引き続きまして、大変ご苦労さんでございます。大宮市民局の上田でございます。それでは、平成15年度大宮町一般会計並びに特別会計、そして企業会計の決算につきまして、説明をさせていただきます  それでは、最初に一般会計より説明をいたします。決算書の附属資料、主要施策等会計別決算説明書、それと昨日配布をしていただいております、参考資料として、平成15年度一般会計想定決算額一覧表をご覧いただきたいと思います。説明につきましては、附属資料に基づきまして、説明させていただきます。  まず、附属資料1ページでございますが、各会計別決算状況を表に表しております。一般会計と五つの特別会計の合計額といたしまして、歳入総額94億119万8,000円、歳出総額94億2,743万9,000円で歳入歳出差し引き額は2,624万1,000円の赤字決算でございます。  次に、2ページの一般会計年度別決算状況でございますが、過去5年間を表に表しております。15年度におきましては、合併に伴います会計年度の特例によって比較がなかなかできにくいかと思いますけれども、3月末の歳入総額につきましては、64億7,384万8,000円、歳出総額65億4,603万6,000円で歳入歳出差引額は7,218万8,000円の赤字決算となっております。この赤字額は合併の事情により生じた債務でありまして、一時借入金で譲与をしております。翌年度への繰越財源はありませんので、実質収支額も7,218万8,000円の赤字で、単年度収支額は前年度の繰越金8,112万4,000円を差し引きまして、1億5,331万2,000円の赤字、さらに財政調整基金積立金15万2,000円と財政調整基金の取り崩しを2億円差し引きました実質単年度収支額は3億5,316万円の大幅な赤字決算となっております。  なお、参考でありますけれども、先ほど言いました資料の平成15年度一般会計想定決算額でありますけれども、一覧表に記載しておりますように、1ページで大宮町の欄をみていただきたいと思いますが、4月以降の新市における国・府からの交付金、補助金の歳入2億2,506万2,000円と旧町の未払い分6,759万3,000円を加えた5月末における歳入総額は66億9,891万円、歳出総額は66億1,362万9,000円で歳入歳出差引額は8,528万1,000円の黒字決算でございます。実質収支額も同じく8,528万1,000円で、単年度収支では415万7,000円の黒字決算となっております。  しかし、結果的には基金の取り崩し2億円がありますので、実質単年度収支額は1億9,569万1,000円の赤字決算ということになっております。次に決算資料の3ページでございますが、款別の歳入の決算額を表しております。歳入におきましては、景気低迷による町税対前年比7.2%の減収、地方交付税は7%の減収、府支出金なども減収する中で、故山本京子氏寄贈の財産収入もありましたが、財源不足につきましては、財政調整基金などの取崩し、町債につきましては、国営事業完了に伴う償還や統合保育所建設事業、大宮第一小学校耐震補強大規模改修事業などの起債を財源充当したために、対前年比439.8%と大幅な増加となりまして、歳入全体では前年比52.9%の増加となったものでございます。この表で対前年比と比較をいたしまして、増減の大きいものにつきまして説明をさせていただきます。  まず、町税につきましては、打ち切り決算ということもありまして、収入額は7億2,835万7,000円、これにつきましては徴収率は87.9%となっておりまして、前年比7.2%の減でございます。参考といたしまして、4月と5月に収納いたしました町税につきましては、約3,700万円を収納しております。徴収率につきましては、92.4%になっております。5月末の対前年比につきましては、実質2.5%の減になっております。  次に地方交付税でありますが、10億9,613万3,000円、前年比につきましては、7.0%の減、金額で1億1,900万円の減になっております。  分担金及び負担金でございますが、5億8,754万円、前年比422%、金額にいたしまして、4億7,500万円の増となっております。この主なものにつきましては、国営農地開発事業の負担金4億6,600万円、農道等の改修事業の負担金1,200万円の増が主なものでございます。次に国庫補助金、4億7,328万4,000円、前年比204%金額にしまして、3億1,800万円の増となっております。これにつきましては、五つの保育所を統合いたしまして、大宮南保育所を建設いたしました、その事業が1億4,300万円増、それから第一小学校の改修が1億5,100万円の増となっております。  それから5番目の財産収入でございますが、4,285万5,000円、前年比343%3,300万円の増でございます。これは故山本京子氏寄贈の財産を売払った収入でございます。繰入金3億5,004万7,000円、前年比205%、金額にしまして、2億3,500万円の増でございます。これは基金繰入金でございまして、財政調整基金2億円、土地開発基金8,700万円、財源対策債償還基金1,100万円、国営償還準備基金1,300万円、地域福祉基金1,000万円、山本京子教育基金1,900万円を取り崩したものでございます。  町債19億990万円、前年比440%、金額にしまして15億5,600万円の増でございます。この主なものにつきましては、合併推進債が1億1,700万円、保育所整備債が8億3,400万円、国営農地開発の起債が2億1,200万円、土木債が4,400万円、第一小学校の改修の起債が3億1,200万円、臨時財政対策債が3億5,000万円が主なものでございます。総合計といたしまして、64億7,384万8,000円、前年比で52.9%の増で、金額にしまして、24億4,089万2,000円の増となったものでございます。  この表の中で、次に不納欠損でございますが、町税が1,608万8,000円ございます。内訳といたしましては、町民税が212万4,000円、法人町民税が90万6,000円、固定資産税が1,303万7,000円、軽自動車税が2万1,000円でございます。主なものといたしましては、消滅の時効によるものが51件、執行停止のものが13件ございます。  次に分担金及び負担金の不納欠損でございますが、260万8,000円、これにつきましては、社会福祉施設の負担金、養護老人ホームに入所されておられました方の費用の徴収金でございます。1名であります。執行停止による処分としたものでございます。  次に使用料及び手数料の不納欠損でございますが35万5,000円、これにつきましては、町営住宅の使用料2件で35万5,000円となっております。行方不明ということで、執行停止としたものでございます。  次に4ページの歳出でございますけれども、人件費につきましては、マイナスの給与改訂により4.6%の減額、経常経費の削減に努めたところでございますけれども、繰越事業としておりました保育所、第一小学校の改修という大型の公共事業の完成に伴いまして、歳出総額は前年比60.4%の増となったものでございます。  4ページの歳出の主なものでございますけれども、総務費につきましては、8億144万5,000円、前年比36.3%の増で金額にしまして、2億1,300万円の増でございます。主なものにつきましては、合併協議会の負担金1,500万円、合併のシステム統合の費用7,893万円、地域イントラネット整備の負担金6,533万円、合併に伴います庁舎の改修1億616万円、戸籍の電算化2,940万円が主なものでございます。  次に民生費でございますが、22億594万1,000円、前年比113.8%の増、金額にしまして、11億7,500万円の増となったものでございます。これにつきましては、保育所の整備ということで、11億3,675万円が主な増額の理由となっております。  次に農林水産業費、10億6,381万4,000円、185.7%の増、金額にしまして、6億9200万円の増となったものでございます。主なものといたしまして、国営農地開発事業の負担金償還金が7億3,000万円が増額の主なものでございます。 教育費8億6,595万6,000円、前年比109.5%の増、金額にいたしまして、4億5,300万円の増でございます。これにつきましては、大宮第一小学校の大規模改修事業でございます。これが4億8,600万円ということで主なものでございます。  歳出総額が65億4,603万6,000円、60.4%の増、金額にいたしまして、24億6,500万円の増でございます。  次に5ページの年度別決算状況でございます。過去10年間の決算状況を表にしております。15年度は先ほど言いましたように打ち切り決算ということもありまして、比較がなかなかできにくい分もあるかと思いますが、町税につきましては平成11年度をピークといたしまして、年々減少をしてきております。また、地方交付税も平成11年度がピークになっておりまして、これも年々減少してきておりまして、平成11年の一番高いときに比べまして、15年におきましては、3億8,100万円の減少となったところでございます。総額では平成10年度に庁舎と保健センターを建設いたしております。それを抜く過去最高の決算となったものでございます。  6ページにおきましては、過去10年間の歳出で、目的別の決算状況でございます。これにつきましては、先ほど15年度の決算状況を報告させていただきましたので、説明につきましては省略させていただきます。  次に7ページでございますが、過去10年間の性質別の歳出の状況でございます。人件費につきましては、平成11年度をピークといたしまして、年々減少をしてきております。  平成15年度は平成11年と比較をいたしまして、1億5,700万円の減少となったものでございます。  それから、普通建設事業費でございますが、大型事業によりまして、昨年に比べまして、4倍程度増加をしております。  次に8ページと9ページにつきましては、歳出の節別の過去5年間の状況を表にしております。これにつきましても、説明につきましては省略をさせていただきます。  次に10ページでございますが、地方債の現在高の状況でございます。これにつきましては、普通会計でございます。一番下の合計の欄を見ていただきたいと思いますが、平成14年度末におきましては、現在高が40億8,414万5,000円、その横に行きまして、平成15年に発行しました額が19億990万円、15年度におきまして、元利償還額につきましては合計ということで6億5,512万1,000円、15年度末の残高につきましては、54億5,332万3,000円、前年に比べまして、13億7,000万円の増となったものでございます。これにつきましては、住民一人当たりに起債残高を計算をしてみますと、一人当たり49万2,000円の起債残高になっております。  次に11ページは地方債の借入先別、また利率別の現在高の状況になっております。これにつきましても説明を省略させていただきます。  12ページは町税の対前年比を一覧表にしております。町税につきましては、現年分は打ち切り決算ということで、7.2%の減になったものでございます。先ほど言いましたように4月、5月におきまして、現年分を収納いたしました金額が3,700万円程度になっております。  滞納繰越分につきましては、その関係がありまして、ここの町税の一番下の合計額の滞納繰越分の15年度の欄でございますが、8,444万円ということになっております。しかし、先ほど言いました4月、5月で収納いたしました金額が3,700万円程度ありますので、現在の滞納額が4,750万円程度となっております。  次に13ページの町税の年度別加入額の状況でございます。先ほど言いましたように、打ち切り決算でありますので、3月末の滞納額でございます。国保税も合わせて合計をしております。金額といたしましては、1億9,839万8,000円という滞納額になっております。これにつきましても、町税及び国民健康保険税を4月、5月で約6,100万円程度収納しておりますので、1億9,800万円から6,100万円程度滞納額は下がる見込みとなっております。  次に14ページでございますけれども、これは14ページと15ページにつきましては、丹後6町の財政力指標の比較をグラフにしているところでございます。一番上の段の一番右側でございますが、経常収支比率が97.4ということで非常に高い数字になっております。またその下の公債費の比率でございますが、18.6%とこれも非常に高い率になっております。  それと15ページの表の真ん中でございますが、基金の残高比率につきましては、13.4ということで、基金が減ってきた関係で低い率になっております。  それと、下の左の表でございますが、ラスパイレス指数につきましては、91.9ということで、これは丹後6町で一番低い率になっております。それから、下の折れ線グラフにつきましては、過去15年間の一般会計の年度別の推移をグラフにしております。  続きまして、16ページから款別の主要施策の概要につきまして、説明をさしていただきます。たくさんありますので、主なものだけということで説明をさせていただきます。16ページの下から5行目でございますが、合併協議会負担金1,050万円、合併協議会の負担金が700万円と事務局の負担金ということで350万円、合計で1,050万円になっております。  続きまして、17ページでございますが、上から2行目、合併に伴うシステム統合負担金、7,893万2,000円でございます。これは総合行政情報システム、財務会計システム、人事給与システムということでTRY-Xで行っております。町村会の方に委託いたしまして、支払いをしておるところでございます。これは合併に伴うTRY-Xの変更に伴うものでございます。  次にその下の丹後6町広域情報システム整備負担金、ハードとその下のソフトとございますけれども、これは地域イントラネットによりまして、公共機関を光ファイバーで結んだ部分の負担金でございます。代表町には網野町になっていただいておりまして、そちらの方に負担金を支払ったものでございます。上のハードの部分でございますが、このパソコン、これは職員用のパソコンでございますし、サーバーそれからIT電話ということになっております。その下のソフトの部分でございますが、これは健康管理システムのソフトをつくったものでございます。その負担金でございます。ハードの部分につきましては、5,350万円の地方債がありますが、これにつきましては、合併推進債を充てております。  次に17ページの下から5行目でございますが、認可地縁団体保有土地登記手続き補助金ということで329万円支出をしております。大宮町におきましては、地縁団体全16地区あるわけでございますが、すべて地縁団体を設立していただきまして、その旧区が持っておりました土地につきまして、すべて登記をしたところでございます。山林が主なものでございますが、735筆の登記をしたもので、その補助金を出しておるところでございます。  次に18ページの上から3行目でございますが、大宮町役場庁舎改修工事1億616万円でございます。これにつきましても、6,310万円を合併推進債、それから500万円につきましては、他の5町から負担金ということで、500万円いただいております。これは大宮町の庁舎が本庁機能を設けるということで、市民局のほかに農林部、生活環境部、教育委員会が入るということで、職員数にしまして50人ほど増加をした関係で庁舎を改修したものでございます。設計管理委託料が262万5,000円、工事費が8,899万4,000円、備品購入費が1,454万1,000円ということであります。1階の更衣室、それから2階の窓口、3階におきましては事務室を拡張しています。4階におきましては教育委員会の事務室の拡張と議場がありましたのを変更いたしまして、書庫に整備をしたものでございます。備品購入費につきましては、職員がふえた関係で机、いす、ロッカーなどを購入したものでございます。  それから18ページの8行目と9行目でございますが、記念誌の作成、それから閉町記念式典ということで、210万円と、284万5,000円を支出しております。閉町にともなって記念誌を作成したところでございます。全部で5,000部作成いたしまして、全戸に配布したところであります。それから閉町記念式典におきましては、3月18日にアグリセンターで行いまして、名誉町民など自治功労者の表彰を行ったものでございます。  続きまして、19ページの上から2行目でございますが、五十河地区集落センターの改修工事1,009万1,000円ということでございます。これは基幹機関集落センターの屋根の改修ということで、ルーフィングの張り替え工事を行ったものでございます。この基幹集落センターにつきましては、平成元年に建設をしましたもので、15年経過した中で、雨漏りがする中で、ルーフィングを張り替えたものでございます。  次に8行目の戸籍電算化作成事業ということで、2,940万円ということになっております。これにつきましては、戸籍の電算化をしたということでございますが、戸籍、それから戸籍の附票、除籍、原戸籍、などを含めまして、約2万3,000件の戸籍を電算化したものでございます。このほかにこれは大宮町のみの部分を電算化したものでございますが、統合にかかる費用ということで、代表町は大宮町がしておりまして、16年度の中で2,356万円程度統合にかかる費用はまだ出しております。  続きまして、20ページの一番上でございますが、保育所整備事業11億3,673万7,000円ということでございます。国庫補助金が1億4,341万1,000円、それから地方債が3,420万円ということでございます。府の支出金につきましては、国庫補助金の約半額がこれにつきましては15年度で支出する部分でありますが、未収入ということで16年度で収入に受けております。大宮南保育所の整備事業ということで、11億2,749万円でございます。これにつきましては、工事費が8億8,764万8,000円、設計管理の方が3,091万2,000円、用地費といたしまして、9,668平方メートルを購入しておりまして、1億1万7,000円ということであります。備品購入費が1億880万円でございます。マイクロバスを合計2台購入しております。この南保育所につきましては、床面積が2,404平方メートルでございまして、鉄筋コンクリートの平屋建てでございます。これまで五つの保育所がありましたのをひとつに統合したものでございまして、定員が230名でございます。現在170名が入所をしております。また、子育て支援センターも併設をしておるところでございます。  21ページの一番下でございますが、介護保険広域化支援事業、繰越事業ということで1,444万円支出をしておりまして、国庫補助金を全額受けております。これにつきましては、介護保険の関係で、合併をするということでTRY-Xにのせまして統合をしたものでございます。2年間の事業で代表町を大宮町が行ったものでございます。  それから23ページでございますが、上から5行目、竹野川環境衛生組合の負担金8,373万7,000円でございます。  それからごみの広域化の負担金がこれは峰山町でございますが、8,789万7,000円でございます。それから24ページでございますが、上から6行目、簡易水道特別会計繰出金2,415万5,000円でございます。これにつきましては、辺地の簡水の借入金の元利償還の助成金、そして、消火栓の維持管理費、建設改良の助成ということでございます。  次に7行目で上水道事業会計繰出金1,977万2,000円、これにつきましても統合前の簡水の借入金の償還の助成、それから消火栓の維持管理費と新設の繰出金でございます。  次に8行目は合併浄化槽の設置助成事業でございます。799万8,000円ということでございます。これにつきましては、国の方からの補助金、それから府の補助金がありますけれども、3月末で受入ができなかったということで、16年度の収入になっております。  補助事業につきましては、5人槽が7基、7人槽が11基、10人槽が1基ということで、合計19になっております。  下から2行目でございますが、緊急雇用創出特別補助金1,442万9,000円でございます。100%府の補助金でございます。これにつきましては、草刈りなど環境整備事業ということで、1,383万8,000円ということで、緊急雇用で森林組合に委託いたしまして、13名の雇用を図ったものでございます。  町内で歴史資料基礎調査整備事業ということで、59万1,000円、これにつきましてもシルバー人材センターの方に委託いたしまして、2人の雇用を図ったところでございます。  次に25ページの下から5行目でございます。京の園芸産地育成支援事業、パイプハウス整備事業でございます。774万9,000円でございます。パイプハウスを7個、面積にしまして0.27ヘクタールで11棟でございます。補助金が入っておりませんけれども、府の補助が2分の1、町の補助が10%ということで、平成7年度から合計しまして、103棟整備をしたものでございます。  次に26ページでございます。上から5行目の町単費土地改良事業ということで、合計で3,943万8,000円、地元負担金が4分の1ということで、986万5,000円でございます。水路11件、農道5件、その他5件ということで、合計19カ所を整備したものでございます。  8行目でございますが、国営丹後東部地区負担金償還金ということで、7億2,965万6,000円でございます。地方債が2億1,220万円でございます。それと、地元からの負担金が4億7,976万2,000円ということでございます。  その下の中山間地域総合整備事業小町の里地区ということでありますが、9,539万8,000円府の支出金が46万2,000円、地方債が410万円、その他ということで、地元負担金と用地代でございますが、901万2,000円ということでございます。これにつきましては、府営事業になっておりまして、その負担金をこの中で支出をしております。  次に27ページでございます。8行目と10行目でございます。緑のふるさと林道建設事業奥寄線1,420万9,000円でございます。合併推進債を840万円充てております。これも府営事業ということで、町の方が10%負担をして、京都府の方で工事はやっていただくというものでございます。奥寄線ということで、国道312号から縦貫林道の大内線に通じる5.4キロメートルを建設していただいておりまして、現在、大体51%の進捗率になっております。  次に丹後縦貫林道リフレッシュ事業でございますが、896万4,000円ということで、これも800万円を合併推進債に充てております。これにつきましても、同じく10%の町の負担ということになっております。成相線と大内線を構えておりまして、4メートルを7メートルーに拡幅するリフレッシュ事業でございます。  次に28ページでございますが、下から3行目、町道維持修繕工事ということで、3,377万3,000円を出しております。道路修繕水路などということで合計20件を修繕したところでございます。それから一番下の道路改良事業森本下4号線から次の29ページの上から10行目まででございますが、道路改良事業ということで、小砂子線まででございますが、8路線とそれから農基道改といいまして、農業基盤整備関連道路改良事業の負担金も含めまして、合計10路線ということであります。4,912万3,000円でございます。  それから11行目と12行目につきましては、辺地道路整備事業ということで、辺地地域の道路を整備したものでございます。2路線でありまして、合計1,283万6,000円でございます。辺地債をほとんど充当しております。  それから一番下の行でございますが、新宮除雪機械格納庫の新設ということで1,401万8,000円、辺地債の事業で行ったものでございます。鉄鋼平屋建てで80平方メートル、駐車場を含めておりまして、小型ドーザーを含めまして、合計4台を格納しております。  30ページの下から2行目でございますが、消防ポンプCD1の購入でございます。1,543万5,000円でございます。これは善王寺分団のポンプ車を購入したものでございます。昭和57年に購入をいたしまして22年経過をしたということで、更新をしたものでございます。  次に31ページでございますが、下から6行目、緊急雇用促進事業ということで、843万8000円、府の補助金を100%受けまして、これも緊急雇用の事業でございまして、小学校、中学校のティームティーチングの教員を雇用したものでございます。延べ650日ほど雇用しております。合計4名の雇用でございます。  その下の小学校施設改修等工事ということで、4億8,642万4,000円でございます。国庫補助金が1億5,559万4,000円、地方債が3億1,240万円でございます。これにつきましては、第一小学校の大規模改修工事になっておりまして、昭和47年と48年に建設をされた小学校でございまして、耐震基準にあっていないということで、平成13年に耐震診断を実施したところでございます。その中で平成14年の繰越事業ということで、第一小学校の耐震補強と大規模改修工事を3億9,091万5,000円で行ったものでございます。これにつきましては、トイレの全面改修、廊下、普通教室の床の張り替え、普通教室と職員室のエアコン整備などでございます。また、第一小学校の給食棟を改築して改修をしたものでございます。  面積をこれまでの1.5倍に拡張いたしまして、ウエット方式からドライ方式に変えたものでございます。そのほか、第二小学校、第三小学校の小規模の修繕も行っております。  以上一般会計の主要施策の状況を説明させていただいたところでございます。  続きまして、平成15年度大宮町国民健康保険特別会計決算につきまして、説明をさせていただきたいと思います。  決算書につきましては、121ページ、附属資料につきましては34ページからでございます。まず、事業勘定の決算状況でございます。歳入総額は8億8,469万6,000円、歳出総額は8億7,902万8,000円で、歳入歳出差引566万8,000円となったところでございます。なお、今年度は会計年度の特例によりまして、歳出の診療給付費、これは診療分でございますが、1カ月の未払い金額が4,304万6,000円、それから歳入の国保税が口座振替による納期未到来分ということで、1カ月分2,561万2,000円、それと、調整交付金の未収金9,094万7,000円、そのほかに府の補助金2,378万3,000円が未収ということで、単年度収支につきましては、3,610万8,000円の赤字となったとこでございます。また、基金を9000万円取り崩しておりますので、実質の単年度収支額は1億2,610万8,000円の赤字決算となったとこでございます。本制度は総合扶助に基づく社会保険制度であることから、負担の公平を図るべく、今年度から特例の階層に負担が掛からないよう、応能応益割の平準化を実施したことによりまして、平成14年度と比較をいたしまして、軽減対象世帯は279世帯、軽減被保険者数は655人増加をいたしまして、一人当たりの税の負担の軽減を図ったところでございます。言い換えますと、この分税収が減少しておりまして、基金の取り崩しで補填をした形になりますので、今後とも保険事業の実施により引き続き健康管理の維持増進、医療費の抑制に努めることが肝要であると思います。  なお、参考でございますけれども、5月末の、先ほど一般会計でも言いました想定の決算におきましては、歳入総額が10億2,503万3,000円、歳出総額が9億2,243万9,000円、歳入歳出差引1億259万4,000円の黒字となったところでございます。  平成15年度末における基金残高は9,000万円取り崩しておりますので、9,178万円でございます。  附属資料35ページのでございますが、国民健康保険税の率を表にしております。15年度で軽減を図ったものでございまして、所得割につきましては、医療分が5.6%を5.1%に下げたものでございます。資産割につきましても45%を34%に下げたものでございます。反対に均等割につきましては1万5,200円を1万6,500円に上げたものであります。また平等割につきましても1万9,300円を2万円に上げたものでございます。賦課の限度額につきましては53万円ということで、変わりはございません。  介護保険分につきましても、率は同じでございますが、均等割を5,200円から5,500円に、平等割を3,300円から3,800円に上げたものでございます。限度額は7万円から8万円に上げたものでございます。  次に直営五十河診療施設勘定でございますけれども、決算書の143ページ、附属資料の37ページをご覧いただきたいと思います。  歳入総額は2,452万5,000円、歳出総額は2,271万6,000円、歳入歳出差引180万9,000円の黒字決算となったところでございます。  歳入の主なものにつきましては、診療収入が1,396万5,000円、繰入金として一般会計より870万円、それから僻地分調整交付金145万2,000円となっております。  歳出では、人件費が714万円、医療品材料費が966万4,000円となっております。なお、医師におきましては、国保弥栄病院から医師の派遣を受けております。  次に直営大宮診療施設勘定でございますが、決算書の153ページ、附属資料の28ページでございます。歳入総額1億6,379万8,000円、歳出総額1億6,379万8,000円、歳入歳出差引額はゼロとなったものでございます。  歳入の主なものにつきましては、診療収入が1億893万8,000円、繰入金として一般会計より926万2,000円、国保事業勘定より881万5,000円、繰越金、これは明許繰越分でございますが、2,266万2,000円などとなっております。  歳出におきましては、診療所の改修工事1,951万5,000円、X線のテレビ等の機械器具費、1,199万9,000円、医薬品6,196万3,000円が主な費用でございます。  次に、平成15年度大宮町老人保健特別会計の決算でございます。
     決算書の163ページ、附属資料の39ページでございます。歳入総額8億9,814万3,000円、歳出総額8億7,969万6,000円、歳入歳出差引1,844万4,000円の黒字決算となったものでございます。これは合併に伴う会計年度の特例に基づくもので、医療給付費の支払いが1月診療分までの11カ月分で、国、府、町の交付金のほか、4月以降の社会保険診療報酬支払基金交付金が未収であります。  なお、赤字分は前年度医療費並びに当該年度前半の医療費実績により交付されるしくみとなっております。また、15年度の医療給付状況につきましては、対前年比較では診療率や1件当たり医療費は、ほぼ横ばいの状況でございますが、平成4年10月の老人保健法の一部改正により、自己負担分が増加した分、医療給付の全体額が少し減ってきております。  なお、参考ですが、5月末における歳入総額は9億4,139万1,000円、歳出総額は9億4,746万円で歳入歳出差引552万9,000円の赤字決算となったものでございます。  次に平成15年度大宮町介護保険特別会計決算でございますが、決算書171ページ、附属資料につきましては、40ページでございます。  歳入総額5億2,661万4,000円、歳出総額4億9,280万1,000円、歳入歳出差引3,381万3,000円の黒字決算となりました。実質収支につきましては。同じく3,381万3,000円の黒字決算でございます。  歳入では15年度は第2期介護保険事業計画期間の初年度であり、第1号被保険者の保険料については基準月額を2,800円といたしました。保険料は特別徴収、普通徴収で合計7,622万円の収入額となりましたが、合併による決算のため、現年度分の合計収納率が、97.35%でありました。  国庫支出金、支払基金交付金、府支出金、給付費の事務費の経費の負担ルールによって一般会計から6,945万円を繰り入れ、また、給付費準備基金から1,047万円を繰り入れいたしました。歳出におきましては、保険給付費が4億6,974万円となりましたが、合併による決算のため、2月の現物給付費にかかる給付費が含まれず、11カ月の金額となりました。  利用状況をみますと、施設サービスが前年より伸びたものの、計画見込み量が下回ったとこでございます。また、平成15年度末における介護保険給付費準備基金残高は3,228万4,000円でございます。  次に平成15年度農業集落排水事業特別会計決算でございますが、決算書185ページ、附属資料45ページでございます。大宮町における農業集落排水事業の施設は三重と森本の2地区でございます。平成13年10月に供用開始をして以来、維持管理等起債償還の部分の特別会計でございまして、平成15年度は歳入総額2,217万5,000円、歳出総額2,204万円で歳入歳出差引額は13万5,000円の黒字決算となりました。  しかし、合併に伴う会計年度の特例によりまして、府の事業推進費1,643万円が未収となりましたので、不足分を基金から繰り入れをいたしました。歳入では加入者の施設使用料297万円、一般会計からの繰入金並びに府補助金を積み立てた基金からの繰入金1,664万円などでございます。  歳出につきましては、施設の維持管理費855万円、起債の元利償還金1,349万円などでございます。また、平成15年度末における農業集落排水事業償還基金残高は1,468万6,000円となっております。  また、地方債の残高は4億3,555万6,000円でございます。なお、平成16年3月末の農業集落排水の普及率でございますが、三重地区は35.8%、森本地区は51.8%でございます。  次に平成15年度大宮町簡易水道特別事業決算でございます。決算書195ページ、附属資料は48ページでございます。大宮町の簡易水道の施設は7施設ございます。奥大野、常吉、三重、森本、竹野川、五十河、久住でございまして、歳入総額4億739万9,000円、歳出総額は4億2,132万2,000円であり、1,392万2,000円の赤字決算となりました。  これも合併に伴う会計年度の特例により奥大野簡易水道で実施をいたしました国庫補助事業、これは水量の拡張工事でございますが、これに伴う府補助金1,550万円の入金が5月末となったものでございます。  歳入では水量拡張工事などに伴う国、府の補助金4,700万円、起債借入2億5,120万円、その他使用料収入と一般会計繰入金であります。また、各簡易水道ごとに独立採算制をとっていた関係上、水道料金の格差が大きく、同じ町内でも不公平感がありましたので、料金の改定を行ったところでございます。  歳出の主な事業でございますが、奥大野簡易水道水量拡張工事2億7,752万円、平成14年度の繰越事業で竹野川簡易水道水量拡張工事3,698万円、三重簡易水道の濁度除去工事4,074万円などでございます。  なお、平成15年中の起債額は2億5,120万円で、償還額は1,624万円、年度末の起債残高は6億9,749万2,000円でございます。  次の平成15年度大宮町水道事業会計につきましては、川口課長より説明をさせていただきます。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(川口元上下水道課長) 失礼します。大宮町で上下水道課長をしておりました川口でございます。どうかよろしくお願いいたします。  別冊の薄い平成15年度大宮町水道事業決算報告書をお開きいただきたいと思います。  平成15年度大宮町水道事業会計につきまして、説明させていただきます。まず、1ページをお開きいただきたいと思います。収益的収入及び支出でございます。決算額を申し上げます。1億6,368万6,102円、内訳でございますが、営業収益1億4,570万3,740円、営業外収益1,798万2,362円、これには備考欄にもありますが、仮受消費税を含んでおりますので、ご了承いただきたいと思います。  支出でありますが、決算額であります。合計で1億4,091万3,484円、内訳でありますが、営業費用1億101万3,286円、営業外費用3,990万202円、これにつきましても、今度は仮払い消費税を含んだ額となっておりますので、ご了承いただきたいと思います。  2ページに入りまして、資本的収入及び支出でございます。決算額でありますが、資本的収入1,125万5,805円、内訳としまして、工事分担金287万7,000円、他会計補助金ということで、837万8,805円、これは一般会計から繰り入れを受けております。  支出でありますが、決算額8,979万1,230円、内訳としまして、建設改良費4,917万2,184円、企業債償還金としまして、4,061万9,046円、これにつきまして、資本的収入額が資本的支出額に不足します7,853万5,425円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額196万132円と過年度分損益勘定留保資金7,657万5,293円で補填をしております。  この会計は企業会計形式をとっておりまして、3ページの水道事業損益計算等につきましては、企業会計形式で報告させていただきます。  1.としまして、営業収益、給水収益でありますが、1億3,718万134円、受託工事費等についてはございません。その他営業収益166万4,600円、計、右の欄の(A)ですが、1億3,884万4,734円となっております。  2.にいきまして、営業費用でありますが、原水及び浄水費2,600万1,766円、配水及び給水費929万4,306円、総係費2,137万9,076円、減価償却費4,158万872円、資産減耗費70万8,600円、その他営業費用78万8,800円、合計としまして、(B)の欄9,975万3,420円となっておりまして、営業利益としましては(C)の欄でありますが、3,909万1,314円であります。  営業外収益としまして、受取利息1万7,741円、他会計補助金720万6,230円、加入金960万円、雑収益64万7,460円、計としまして、1,747万1,431円、営業外費用、支払利息となっておりまして、3,116万502円、公課費はゼロでありまして、合計額3,616万502円、これの差し引きでありますが、1,868万9,071円のマイナスとなっております。  経常利益としましては、先ほどの営業利益CとFを合計しまして、2,040万2,243円、単年度の利益となっております。当年度準利益としまして、同額の2,040万2,243円、前年度までの繰越欠損金、赤字でございますが、416万4円が赤字となっておりましたのは差し引き1,624万2,239円の黒字会計決算となっております。  4ページにまいりまして、大宮町水道事業剰余金計算書でありますが、利益剰余金の部でありますが、減債積立金等につきましては、今まで赤字でありました関係上、積立はできておりません。欠損金でありますが、416万4円、昨年までの累積赤字であります。当年度準利益2,040万2,243円からこの赤字を差引きしました1,624万2,239円の利益を残しております。  右側にまいりまして、資本剰余金の部でありますが、再評価積立金はありません。加入金でありますが、これは収益的収支の方に移動しておりまして、これもゼロでございます。  工事負担金でありますが、前年度残高2,858万5,170円、当年度発生高287万7,000円、当年度末とういうことで、3,146万2,170円、補助金でありますが、前年度残高7,738万7,064円、当年度発生は837万8,805円、当年度末ということで、8,576万5,869円となっております。  受贈財産評価額でありますが、前年度残高2,474万8,650円、当年度はありません。その関係上、前年度と同額の2,474万8,650円、翌年度繰越資本剰余金としまして、1億4,197万6,689円であります。  続きまして、剰余金の計算書の案でございますが、利益が出ました関係上、100万円の減債積み立てを予定しております。これはまだ案でございます。  そうでしたら、6ページの方に貸借対照表を上げております。  続きまして、8ページでございますが、15年度中の第2の工事の方に取り組みました事業を上げております。主なもので、国道312号に幹線配水管工事ということで、3,195万7,000円の工事を行っております。それから第3の業務の欄の右側に再掲しておりますが、15年度の営業収益、営業外収益、それから3の方に営業費用営業外費用を計上しております。これらの細かいそれぞれの費用明細につきましては10ページ、収益費用明細ということで、収益と費用を左右に上げております。  12ページに先ほどから申しております2,040万2,243円の黒字決算となっております。13ページには資本的収支明細ということで、資本的収支の収入を左側に、それから支出につきましては、右側に上げております。  固定資産の明細ですが、15ページであります。企業債の残高でございますが、17ページ、未償還残高の一番下で7億7,968万5,548円というふうな状況となっております。  以上、報告とさせていただきます。 ○(浅田委員長) 説明が終わりました。ご苦労様でございました。 ○(浅田委員長) ここで、午後3時10分まで休憩いたします。                 午後 2時57分 休憩                 午後 3時10分 再開 ○(浅田委員長) 休憩を閉じまして、会議を開きます。  報告が遅くなりましたが、傍聴の申し出がございましたので許可しております。  それでは、説明が終わっていますので、質疑に入ります。  まず、議案第101号、平成15年度大宮町一般会計決算認定について、質疑を行います。奥野委員。 ○(奥野委員) 2点ばかしお尋ねをしたいと思います。1点目は保育所の整備であります。この保育所整備につきましては、合併協議の中で私も小委員会におったわけですけれども、幼保一元化、まあ保幼一元化という言葉もあるわけですけれども、そういう中で当時の助役さんに、合併協議の中で幼保一元化、保幼一元化、前向きに捉えていくという、協議をしている中で、保育所というだけではなしに、幼稚園の機能も備えられるような施設として整備をするお考えがあるかどうかということも、個人的だったかもわかりませんですけど、お尋ねをいたしました。今回11億をかけられて整備されたこの保育所について、今後、幼稚園の機能が収容できるような中身になっているのかどうかその点をまずお尋ねをしたいのと、2点目は、先日、配布していただきました各6町の先決補正一覧表についてであります。各町を見せていただきましたら、予算を組んでおったのも減額補正、専決処分という形が多く見られて、当然かなと思うんですけれども、大宮町さんの専決を見せていただきましたら、民生費、社会福祉法人丹後おおみや福祉会補助金1,500万円なり、また教育費、大宮中学校クラブ後援会補助金1,000万円とこう上がっておるわけです。ほかの5町の専決処分の中身と随分違うんではないかなということを思うわけであります。この中身について、どういう目的でこれを3月24日、専決分ということで、資料をいただいておるわけですけれども、お尋ねをしたいと思います。  また、大宮中学校クラブ後援会のこの目的ですね、どのような目的で運営をされているのかということについても加えてご説明を願いたいというふうに思います。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(田上元町民課長) 旧大宮町で町民課長をさせていただいておりました田上と申します。どうぞよろしくお願いします。大宮南保育所の統合経過につきましては、平成12年の12月に前町長から審議会の方に答申を申しまして、大宮町の保育行政の推進につきまして、諮問をいたしました。その中で、12年12月から1月にかけて保護者のアンケートを行い、その後6回の審議会、それから2回の視察を行って、平成13年6月に保育行政審議会からの答申をいただきました。その答申内容につきましては、従来、大宮町の保育所は旧村に1カ所ずつ8カ所ございましたですが、それを将来的に3カ所から4カ所にという答申を受けまして、大宮南保育所の統合の話が上がってきました。  大宮南保育所につきましては、奥大野、常吉、三重、五十河、周枳保育所であります。大宮町の南に位置する保育所、5保育所を統合すべく、13年6月の答申に基づいて話を進めてまいってきたものであります。事業費等につきましては、先ほど市民局長から説明させていただいておりますが、今後、幼稚園の機能を持たせるかどうかについては、施設的には十分できると思いますし、今までは五つの保育所を統合するということで、施設整備をやってきましたが、実際のところ、幼稚園機能を持つというとこまでの話はしてきておりませんでした。将来にわたって五つの保育所の統合、3ないし4の保育所の統合の一貫であるとういう認識の中で整備をしたものであります。以上です。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(安田元総務課長) 先ほど奥野議員さんからの専決処分の関係でのお尋ねでございますけども、これにつきましては、大宮町の定例会におきまして、3月は4日から10日までだったと思いますけど、その時点で一応は議員さんとの分は最後ということになりましたけれども、その後に3月24日に専決処分をさせていただきました。  この理事者の考え方というのは、基本的にこの件につきましては、従前に大宮町におられました山本京子さんの遺言の財産がございまして、その不動産の兼ね合いの関係で、いろいろと私どもも故人の遺志を継ぎたいという形の中から、かねて故人の方が学校教育並びに保健衛生とか、福祉の方にそういう寄贈を使っていただきたいということがありまして、その部分を今回の全体で3,600万ほど上げておりますけども、山本京子さんのそれにかかります分が随契も含めまして、一般競争入札をしたわけですけれども、全体で2,530万を超すような金額になりました。 その部分を理事者としましては、その遺志を継いでいこうということの中で入れさせていただこうということで配慮をしたものだというふうに思っております。  それがおおみや苑の方の部分と大宮町の中学校のクラブ活動という形で、大宮町のクラブ活動はたくさんあると思います。ちょっとすべて言えませんけれども、また教育委員会次長の方からクラブ活動の件はあると思いますけれども、そういう遺志のもとで専決を3月24日に暇がないという中での理事者判断でやらせていただいたということでございます。 ○(浅田委員長) 水野次長。 ○(水野元教育次長) 前大宮町教育委員会次長の水野でございます。ただ今、クラブ後援会についてのお尋ねがありましたので、簡単に説明をしたいと思います。まず、この大宮中学校クラブ後援会は昭和60年の10月1日に発足しておりまして、以来同校の文化クラブ及び体育クラブの振興のために、いろんな側面的な援助を行ってきております。会員は町内の有志等で構成され、年会費を取ってこの後援会を賄っております。その主たる目的は体育並びに文化の活動振興に資するというとで、様々な備品購入などに充てておりますけれども、15年度決算で、大宮町のこのクラブ後援会にいただきました1,000万円でございますが、3月31日に同クラブ後援会の特別会計の方に入金をしていただいております。  今後の支出予定でございますけど、主として備品購入に充てたいということで、すでに平成16年度におきましては、体育用具、音楽用具並びに図書購入費として約400万円のすでに支出計画をいたしております。なお、今後この資金につきましては、平成16年度、17年度、18年度、この3年間を目途にすべての支出を行っていきたいというふうに考えております。  この管理につきましては、通帳は中学校が保管、印鑑につきましては前教育長の小牧氏の方が保管、事業の執行にあたりましては、中学校の申し出により、私、前教育次長と現市民局長との間で協議の上、決定するということにしております。  なお、京丹後市の監査対象になっておりまして、すでに1度、今回の決算監査を受けたところでございますし、今後につきましてもクラブ後援会費1,000万円がゼロになるまで、引き続き監査を行っていくとの指摘を受けております。以上でございます。 ○(浅田委員長) 奥野委員。 ○(奥野委員) 今の説明では理解ができません。十分な理解がしにくい。寄附をいただいた方の遺志を継いで、こういう専決をやられた。京丹後市になった場合はその方の遺志は継げないんだなあ。寄附行為というのは各町あるわけですね。じゃあそれはどうなるのか。このことが一つ思いました。確かに監査を受けられるでしょうけども、大宮中学校の備品並びに図書関係を購入される。別枠で予算を持っておるということなんです。これは。いいですか、そのことを京丹後市民に説明ができますかということを私はお尋ねをしておる。今のお答えでは理解できません。委員長、これ整理してください。この件についてはですよ、私はお答えではどうも監査を受けておるからいいというようなことになってくる。お金をプールをしてしまったということなんですね、これ。大宮中学校のために、じゃあ、そんなことを各町がやっていいのかということです。大変なことになっています。これ。委員長この辺ね、ちょっと私は。ほかの議員さんはどう考えられておるかわからんですけども、今の答弁だと理解しにくいです。以上です。 ○(浅田委員長) ここで、暫時休憩をいたします。                 午後 3時21分 休憩                 午後 3時24分 再開 ○(浅田委員長) 休憩を閉じまして、会議を開きます。  ただいまの奥野委員に対する答弁を、安田課長よりもう一度、きちっと答弁をさせます。 ○(安田元総務課長) 大変誤解を招いているかもしれません。説明不足かもわかりませんので、お許し願いたいと思います。  この山本京子基金といいますのは、先ほど申し上げましたように、大宮町の在住の方で、亡くなられた。その遺志を受け継いだものでございまして、特にその遺志のもとで、いただいたということでございます。福祉と学校関係にという形の中でいただいた。特定の目的基金でありました。それを基金積立をしておりまして、合併においてはそうした部分の基金を引き継ぐことはできませんので、各町においての状況をその中での整備をしてくるということでございましたので、山本京子の基金のその部分を合併に引き継ぐことができませんので、それを大宮町の中で完全に消化してくるということの中での今申し上げたような学校のクラブ活動と、それからもう一つには社会福祉法人の丹後おおみや福祉会の方への補助金として、その部分は基金として全部なくなったという形での処理をさしていただいたということでのご理解が賜りたいというふうに思います。したがいまして、山本京子基金にかかるすべての遺言の財産につきましては、大宮町の間での処理をさしていただいた。故人の意思をそのまま受け継がさせていただいたということでの処理ということで、ご理解が賜りたいと思います。 ○(浅田委員長) 質疑を続けます。松本委員。 ○(松本聖司委員) 保育所整備事業について、私もちょっと聞かせていただきたいんですが、審議会があったというふうに聞かせていただいておりますが、ほかの統合のシミュレーションはなかったのかどうか、あと、大宮の地域の皆さんの声の集約をどのようにされたのか。あと、新しい五つの保育所の合併の案に当たってのランニングコスト等をあらかじめ考えられたかどうか、その辺をお聞かせ願いたいと思います。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(田上元町民課長) 今の質問に、まずは、将来的な審議会の中で、五つの保育所だけではなしに、ほかの保育所もということが質問の中にあったかと思いますが、大宮町内八つの保育所を将来3ないし4の保育所という中で、大宮南保育所がこのように開設いたしましたが、それに引き続いて河辺と善王寺の保育所を一つにして、将来的には口大野の保育所を統合するという話はありましたですし、審議会の中では3ないし4の保育所の中で、善王寺の保育所が定員超過をするような保育所になっていまして、宅地化が進みまして、そういった中で、3ないし4の保育所にという話を答申いただいております。  それから、住民の声につきましては、最初には13年1月に保護者のアンケート調査を実施しまして、保護者のアンケートの中には、長時間保育を望む声、施設整備を望む声、低年齢児保育を望む声ということで、保護者会にご説明申し上げる中で、全体の賛成というふうにはならなかった部分もありますが、一部を除いて賛成をしていただいている状況であります。  それから、ランニングコストにつきましては、設計を進める中で、従来からの保育所を維持するには例えば一つの保育所、僻地保育所ですが、運営費の総額、それから保育料、国・府の負担金等を計算しまして、児童一人当たりの町の負担が20万くらいの保育所から、一人当たり120万くらいかかる保育所があります。その中で、五つの保育所のそのほとんどが児童一人当たり100万近い町のお金がかかっておりまして、将来にわたってそれぞれの保育所を建て替えていくのがいいのかどうかという議論も踏まえて、統合に踏み切ったということでございます。  現在まだ、16年度始まって間もありませんので、ですが、電気代とガス代につきましては、確かに五つの保育所を統合してから、五つの保育所の従来の金額より倍近くかかっている部分もありますが、その他の部分につきましては、従来どおり、またそれ以下のような状況になっておりまして、それぞれの保育所を建て替えて人件費、それから、保育所の施設整備をするよりか、より良い環境の中で、児童を保育する方がランニングコストが低くなるというふうに判断したものであります。以上です。 ○(浅田委員長) 松本委員。 ○(松本委員) その中で、新しい五つを合併したときのランニングコストはどれくらいになるかという予測があったのかどうかということと、3ないし4の保育所にという方針があったにもかかわらず南が一つとあと北でもう一つみたいな形になったいきさつをお聞かせいただいたらありがたい。 ○(浅田委員長) 田上課長。 ○(田上元町民課長) ランニングコストは設計を進める中で、従来設計当初は灯油を使った冷暖房の施設をしておりましたが、ガスを使う方が8年で施設整備は安くなりますが、8年でガスの方が環境にやさしいというようなことも踏まえて変更した点もあります。  それから五つの保育所をそのままの施設に建て替えをするというよりか、統合した方が安くなるという基本を持って統合の話を進めてまいりました。  3ないし、4の保育所がなぜ減ったかということですが、当面は大宮南保育所、河辺と善王寺の保育所を統合すべく進めております。口大野の保育所については、まだ少し新しいので、当面は三つの保育所というふうに考えております。以上です。 ○(浅田委員長) 森委員。 ○(森委員) 説明書の4ページのところですけれども、不用額というのが、約2億円あるわけですけれども、これは、今回の場合は合併という特殊事情があったかということも関係するかと思いますけども、不用額というのはこういう形で残すというのは、考え方によっては予算化したのだから、使ってしまえということはなしに、残すということは、不用な金は使わないという点からみた場合には、これは非常に結構なことだというふうに思いますけれども、ただ一方でそれなりの予算化をして、それが正しく執行されるという点から見た場合に残るということは予算の段階における問題点もあったのではないかなというふうにも考えられるわけですけれども、こういう形で不用額が、全体を見ていませんので、他町の分はわかりませんけども、多分弥栄、網野等から比べればかなり大きな金額になっておるように思うわけですけれども、ちょっとそこらあたりを説明していただきたいというふうに思います。 ○(浅田委員長) 市民局長。 ○(上田市民局長) 4ページの款別の決算書の歳出の方の不用額の関係でございますが、これにつきまして、2億691万5,000円出ておるところでございます。しかし、旧町の中で未払い分がございます。その金額が先ほど言いました6,759万3,000円、結果的にはあったということで、それ以上を残しておかないと新市の中で16年度で支払いができないということもありましたので、実際の不用額につきましては、これから6千万とか7千万円を引いた部分、残り1億3,000万円が実際の不用額となっております。 ○(浅田委員長) はい。森委員。 ○(森委員) それにしたとしてもちょっと少し多いのではないかなというふうに思うわけですけど、大宮町には大宮町流の会計決算のやり方等々もあったのやもしれませんけれども、そこらのところも含めて、やや言いますのは、先ほどの1,000万の部分とも、どっかなんかひっかかるような点がありますので、もう少しその辺を解明したところをお答えいただければというふうに思います。 ○(浅田委員長) 市民局長。 ○(上田市民局長) 不用額が出れば3月の補正の時点で減額をする部分が必要であったんではないかなという部分はあると思います。しかし、予算を組んだ中で、執行につきまして、できるだけ経費を節減するという中でこういうことをやらせていただく中で、不用額が出たものだと思っております。 ○(浅田委員長) 大同委員。 ○(大同委員) 議論に割り込むような形で質問さしてもらいますけれども、不用額の件が上がっておったわけですが、確かに予算の現額からみれば、不用額なんですけれど、歳入も6億8,000万から少し減っていまして、そのまま調定額からみたら、結局入ってこなかった金もかなりあったということだと思うんですけど、これは。入りの部分も考えたときはどうなのかということで、もう一度お尋ねしたいんです。入りの分も予算現額に対して減っていますね。減りを考えればそんなに、結局のところは、不用額は多くないと思うんですけど、その分も関連してお尋ねします。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(上田市民局長) 歳入の関係の収入未済額の関係でございますが、これにつきましては、収入の方の調定を行いまして、調定を行う中で、収入があった部分を除いて、あとの部分が未済ということになってきております。町税につきましては、先ほどいいましたように4月5月で収入があるということでございますので、もっと減ってくると思いますので、収入の分につきましては、これでいいかと思っております。
    ○(浅田委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 質問を前の方にまた戻しますけど、専決補正のことで、丁寧な説明があったんですけれども、確かに山本さんの遺志を継いで中学校の子供たちに少しでもという思い、中身は十分理解しているんですけど、中学校のクラブ後援会という形をとられた、ほかに対応される、なんかほかになかったのかどうか、後援会というのはこういった形で、言い方が悪いかもわかりませんが、隠れ蓑にして、ここは言ったら通るだけですわね、何かにクラブは少しくらいは使えるかもわかりませんけれども、独自に、今聞かせていただいていると、ほとんど備品購入という形ですので、果たしてこの大宮の中学校クラブ後援会という形になったとこがどうも理解ができないのが、1点と。それからその上の社会福祉法人丹後おおみや福祉会ですか、そこは施設というんですか、おおみや苑とかあるんでしょうかね、ここは施設をどことどことを抱えておられるのかよくわかりませんが、どことどことにこれが配分されたのか、どういった形で使われようとしているのか、それから先ほど出ておりました保育所の件ですけど、二百何名かの定員の中で170名ほどがそこを利用されているということで、住民の声やアンケートなんかもとられたということですけれども、先ほどの話を聞かせていただいていますと、合併することによって費用が少しでも安くなったらみたいな捉え方をしてしまったんですけれども、果たしてあの大きな施設に170名、200名近い園児がそこで一挙に遊んでいるという形をみると本当に目が行き届くのかどうかなと、こんな質問あれですね、思うわけなんですけど、その中で保育所で今170名おられるんですけれども、保母さんの体制とかクラスの数とかがちょっとわかりましたら教えていただきたいと思うんですけど。 ○(浅田委員長) 水野次長。 ○(水野元教育次長) 専決処分の当否につきましては私の方から答える筋合いというか、立場にございませんので、ちょっと答弁致しかねますけれども、参考までにということで、お知りおきいただきたいと思いますのは、過去にもこの山本京子基金を活用しまして、大宮町には小学校3校、中学校1校ございますけれども、グランドピアノを1台ずつ過去に入れた経過もございます。参考までにお知りおきいただきたいと思います。 ○(浅田委員長) 藤原課長。 ○(藤原元保健福祉課長) 大宮町で福祉課長をしておりました藤原です。よろしくお願いいたします。先ほど丹後おおみや福祉会の関係で、ご質問がありまして、丹後おおみや福祉会は老人福祉施設として、おおみや苑という特別養護老人ホーム並びにケアハウス、通所介護、訪問介護、居宅介護支援事業所などをあそこの一つの大きな施設で運営しております。  それからもう一方、大宮町の延利というところに知的障害者の施設がございます。知的障害者の更生施設あゆみが丘学園という80人規模の入所施設も経営しております。その大きな二つの施設を福祉会の方で運営されておるということです。  先ほどの補助金の使い方は私も経緯は十分周知しておりませんので、多分、山本さんの遺言に基づく執行の仕方はされると思います。それから、別途、施設ができました時に借入金に対する償還補助を市の方から旧町から引き続いて行っていくというふうなことで、監査委員会の方も継続してこの件についても監査していくというふうに聞いておりますので、法人ですので、きちっとした使われ方をされるというふうに思います。以上です。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(田上元町民課長) 大宮南保育所の職員数は調理員も含めまして37人おります。正職員は12名だったと思いますが、そういった多くの保育士の中で安全に保育されていると思いますし、先ほども申しましたように保護者に行ったアンケートの中で長時間保育、それからゼロ歳児保育、子育て支援センター等を望む声もありました中で、支援センターも設けておりますし、支援センターには多くの子供たちが通ってそこで、保育所に入るまでの子供たちを預からせていただいております。正職員が少し少ないですが、40名弱の職員で目の行き届いた保育を行っていると思っております。以上です。 ○(浅田委員長) 池部委員。 ○(池部委員) 各町のことにもお尋ねしたいと思っております。私は峰山ですので、峰山を見ましたら特に経常経費の中で町民一人当たりの計算の結果が出ておりました。交付税、町民税、いろいろなもの、公債費もそうでございます。非常にわかりやすかったんですけど、大宮では町民に対する一人当たりの結果の額を出されたと思うんですけど、そのことをお聞かせ願いたいと思います。細かなことではなしに、概略、町税収入、交付税額、地方債残高、積立金残高、この四つぐらいを聞かせていただきたい。もし、計算されておりましたら、平成13年の国勢人口でされておると思うんですけども。その確認と一緒に。 ○(浅田委員長) 市民局長。 ○(上田市民局長) 大変申し訳ございませんが、14年は出しておったんですけど、15年はそういう資料を出しておりません。14年の時点では合併にまいります説明会を行います中で、そういう一人当たりの起債とか、基金、いろんな部分を出しておりましたですが、現在出しておりません。大変申し訳なく思っております。  ○(浅田委員長) 吉浪委員。 ○(吉浪委員) この説明書の方で7ページの年度別の決算状況を見る中で、この普通建設事業費の中で、この15年度は23億という数字は先ほど担当者の方から説明がありまして、4倍に膨れあがっておるという中で、こうなったのは多分、保育所整備費の11億が入っているだろうと思っておるわけですが、11億を除きましても、残りが12億というものが、前年度の14年度と比較しますと、これが倍以上になっておるわけでありまして、ずっと先をみましても、かなりの数字の年度もあるわけですけど、保育所整備費の11億を除いた12億につきまして、主だった建設事業をお知らせ願いたいと思います。 ○(浅田委員長) 市民局長。 ○(上田市民局長) 普通建設費の関係でございますが、保育所の関係の11億のほかにということでございますけれども、第一小学校の耐震診断によります大規模改修工事が4億8,600万円、合併に伴います庁舎の改修が1億616万円、その他、土木の関係の道路改修等でございます。道路改修が4,900万円、土地改良事業が3,900万円、中山間地域、これは府営事業でございますが、その負担金が1,500万円、主なものにつきましては以上でございます。 ○(浅田委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 少し細かいことをお尋ねいたします。収入の部で、決算書の10ページですけども、小町公園の使用料ということで、収入が入っているんですけれども、施設を私も見せていただいたんですけれども、小町の館ですか、研修室使用料6,000円ですね、どこともいろんな施設ができていて、なかなか利用状況が芳しくないというようなこともあるわけですけれども、こういった金額で本当に、「えっ」てちょっとこの金額を見た時に思ってしまったんですけど、こういったものをできるだけ大勢の方に利用していただくような努力はなされてきたのかということがお聞きしたいのと、農業の分野なんですけれども、大宮では独自に小菊とケイトウの価格保証をされていますね、これはどういった形で導入されるようになったのか、そして、合併後はどうなったのかお願いいたします。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(矢野元企画商工課長) 旧町で企画商工課長をしておりました矢野と申します。よろしくお願いいたします。今、小町の館の収入が少ないということのお尋ねでございますが、確かにそういった傾向はございますけれども、6,000円の内訳は春の芝生を使いましたイベントとか、そうした時の控室にしていただくような部屋でございます。その他にそば打ちでありますとか、キャンプの子供が泊まるのに使ったり、そういう部類につきましては、公共的部分ということで、有料にはいたしておりません。そうした関係で実際にはもう少し使っておる状態であります。それから合わせまして、小町の館の展示室につきましてはこれも少し少ないですけれども、年間910人あまりが交流をいただいておるということで、月にしますと約80人程度ということで、これも少し入館の方が少ないですし、もう少し中の整備を今後考えていく必要があろうかというふうに思っております。以上です。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(糸井元農林課長) 大宮町で農林課長をしておりました糸井です。よろしくお願いします。  ただいまの質問の小菊、ケイトウの価格保証の問題ですが、これは大宮町の久住、五十河、新宮地区において、地域農場づくりという事業に取り組みまして、これはほ場整備ができた関係で取り組んだわけなんですが、この地区で集落の作業化に取り組んで、余った労働力でほかのものを取り組むと、特産をもっと何か取り組んだらということで、この中で小菊、ケイトウというのが普及センターの方で進められまして導入をしたわけです。それに基づいて、実績があって次の事業に取り組んだわけですが、これは3年間事業で取り組んでいまして、14・15・16と、今年度で終わりというふうにしております。価格の補填ですが、現在、小菊は2反ほど作っておりまして、一本当たり32円というのを基本にしております。14年度に農協に出荷したときの1本当たりの単価を基にしまして、その分2年間でその価格に到らなかったら補填ということです。ケイトウにつきましては、ほとんど少ないですが、3.3アール作っておりますが、これも同じような考えでおります。それと小菊の普及拡大を図るということで、苗を増やしていかんなんということもありまして、この苗の一品種当たり3万円補助を同時にしております。3品種で9万円を計上しておりまして、この分を苗を育てていただいた方に払っております。先ほど言いましたように3年間事業ということで来年度以降については予定はしておりません。以上です。 ○(浅田委員長) 松本委員。 ○(松本経一委員) もう一度だけ、やはり専決の件について、もう少し納得ができない点がございまして、まだ奥野議員の質問のお答えが、大変丁寧にお答えいただいたんですけども、この決算審査というのは、要するに6町の合併のときに、あちこちの町がいろんな駆け込みの事業をやったんではないかと市民の間でいろいろと言われているというのは私も聞いておるわけです。それで6町の駆け込みの実態があったかなかったかというのをどこで審査をするかといったら、この決算審査の場所以外にないと、そういうことだと思います。今回こういった専決で、大宮町で1,000万円と1,500万円、たいへんな金額が当時の大宮町の町議会に諮られることなく執行されたと、こういうことを実は大宮町内でも駆け込みだということを言われる方も実はおられます。そういった中で、じゃあどういう説明を私たちはそういう方たちにするかということで、今のお答えをそのままするにしては少し消化できない部分がありますので、改めてちょっとお聞きするんですが、経緯についてちょっと教えていただきたいんですが、この山本京子さんの遺志を引き継いでというお答えがありましたが、大宮中学校にのみ、学校関係ということになれば小学校もありますし、教育ということになれば、例えば少年スポーツなどの活動もあると思いますし、そういった様々な例えば大宮町の中に限ってもいろいろありますけれども、そういったほかのものに使うというような相談といいますか、そういうようなことがあったのか、なかったのか、大宮中学校のクラブ後援会のみ使うという決定はどういういきさつだったのか。それから、今回こうして、1,000万円の後援会費という形でそれを中学校のクラブの様々な備品に使われるというような計画も聞かせていただきましたけれども、そうすると今まで、今ある分の余分に次から次に買いそろえてやるというような形になると思うんですけど、その辺の学校の現場と打ち合わせなり、こういったものを1,000万円あまりをクラブ後援会として学校に考えているんだということで、例えば学校の校長とか、クラブ後援会の理事なり役員の方とそういった相談なりやられた経緯があったのか、なかったのか、ちょっとそのあたりをお聞かせいただいて、いつの間にか、知らない間に1,000万円使ったらしいでというようなことで、私たちも説明を求められても、もう少しその経緯が明らかにしていただかないと、ちょっと何か消化不良のような気持ちがいたしますので、もう一度あえてその当たりの経緯をお聞かせいただけたらと思います。 ○(浅田委員長) 安田課長。 ○(安田元総務課長) 松本議員さん、今おっしゃいましたけれども、そのことにつきましては私も十分という説明ができるかどうかわかりません。ただ、山本京子さんの遺志は現金も不動産も有価証券等もあったわけでございまして、それの故人一人、兄弟づれおられたという形がございまして、配偶者等はなかったという中で、たくさんな寄贈を有価証券も混ざっていただいたという思いがしております。ただ、今のご質問ですけれども、なぜそんなクラブ活動にということの経過的にはクラブでの校長先生とか、保護者とか、理事者とかそういう形でやられたかという経過は私はちょっと経過は聞いておりませんけれども、かねてから町長そのものがそういう形での遺言ということを思っておりましたので、そういう状況がどこの時点でどういうふうにということの中で相談されたのかということはわかりません。ただ、そういうことも持っていきたいという中で相談されておったかもわかりませんので、その辺の経過は詳しく申し上げることはできません。ただ、故人の福祉と学校関係、これは小学校も中学校もおそらく今松本議員さんが言われたようにあると思います。そういう中での部分が十分なされたかということについては、先ほど申し上げたように経過はわかりませんけれども、そのことを頭において中学校、小学校にも先ほど次長が言いましたけど、ピアノの関係での部分がそれで十分だったかどうかということは別にしまして、そういう思いの中で、備品に充てるのか、今後どういう状況に充てるのか、今後も検討されると思いますけれども、そういう状況の中での遺言ということで理事者の方は中学校と広くおおみや苑の方に出したらどうだろうなという、そういう思いの中でそれぞれやられたんじゃないかなというふうに思っております。具体的な経過については十分説明できませんけども、その辺はお許し願いたいと思います。 ○(浅田委員長) ここで、4時15分まで休憩いたします。                 午後 4時05分 休憩                 午後 4時15分 再開 ○(浅田委員長) 休憩を閉じ、休憩前の引き続き質疑を受けます。野村委員。 ○(野村委員) 3点ほど質問をさせていただきます。先ず初めに、説明書の19ページです。放課後児童健全育成事業というのが、118万あるんですけど、その内容についてご説明がいただきたいというのが1点、それから、二つ目には25ページですけど、農業用廃棄物保全事業というのが8万2,000円ですけど14件あります。その内容について説明がいただきたいと思います。  それから27ページです。有害鳥獣のそういった事業が入っておりますけれども、駆除員さんに対する補助金といいますか、謝礼といいますか、そういったものが170万円、わな等の購入というのがありますけど、そういった中身ですね、わななんかを猟友会の方に買って、有害駆除をされておるのかというあたりです。それと合わせて下の有害鳥獣の電気柵等ですけれども、それの申請、これが大宮町としては、地域から上がってきた要望の全部かというふうなそういったあたりの説明がお願いしたいと思います。以上です。 ○(浅田委員長) はい。どうぞ。 ○(田上元町民課長) 放課後児童クラブの内容につきまして申し上げます。放課後児童クラブにつきましては、旧町では峰山町、大宮町、網野町と実施をいたしております。大宮町の場合は社会福祉協議会の方に委託しまして、補助事業の基本額であります118万円をもって小学1年生から3年生まで、社協のマイクロバスで迎えに行って、保護者から迎えにきていただいて、指導員3名のもと行っております。  ここに国庫支出金とありませんが、4月、5月で入ってきた金額は77万9,000円、補助額が上がっております。大宮は社協に委託して指導員3名で児童は20名から23名程度で、夏休みも行っております。以上です。 ○(浅田委員長) 糸井課長。 ○(糸井元農林課長) 2番目の農業廃棄物の関係なんですが、これは農業の資材、あぜシートやらハウスのビニールの処分につきまして、以前は燃やしたり、不法投棄したりということがありまして、この処分費を2分の1補助しようということで実施したもので、特にこちらの方の要望は国営農地開発事業に入っておられる農家の方から強く要望が出ておりました。農作物をつくるためには、マルチを使用しなければ草の管理等が大変だということもありまして、補助をしておりますし、国営の人ばかりではなしに、一般の農家の人も合わせてやっています。これの受入先はJAさんの毎年10月頃に年1回受付をしておられますが、これに出された人が対象ということで、実績というのはJAさんの方からこの人が処分をされましたということで、もらいまして、それに基づいて2分の1補助をしております。以上です。 ○(浅田委員長) 市民局長。 ○(上田市民局長) 有害鳥獣駆除の関係でございますけれども、駆除の関係で捕獲の方を中郡の猟友会の方に委託をしておるところでございます。獣班が10名と鳥班が11名の方がおられます。昨年度は述べ276回出動をしていただいておるところでございます。そのほかにハンター保険14名掛けておるところでございます。それから、有害鳥獣の防除施設の関係でございますけれども、これにつきましては京都府の補助事業、これにつきましては京都府から2分の1補助を受けております。それと町の方から25%補助をしておるところでございます。面積といたしましては29.7ヘクタール、延長は1万3,700メートル程度の防護柵をしております。  それから大宮町の方では町単費の事業を行っておるところでありまして、共同ではできない場所があるかと思います。河川とか、公道で挟まれているということで、個人でどうしてもやらなくてはならない箇所につきましては、町単費で行っております。これにつきましては50%の補助を行っておりまして、合計2.3ヘクタールで2,802メートル程度の柵の設置をしていただいて補助を行ったところでございます。以上です。 ○(浅田委員長) 池部委員。 ○(池部委員) 決算書43ページ、商工会管理街灯電灯料補助金26万1,647円上がっております。これは普通、私の方の地区はそうですけど、街灯を立てていただくのは立てていただいて、あとの電気料は区民がみな負担しております。そういう加減からみまして、商工会の管理灯ですので、商工会の方が振興を目的に立てられたと思うんですが、電灯料というのは電気料金なのか、電気料金だとすると、ちょっと変な感じがします。ちょっと内容を説明していただけますか。新市になりましてもこれが継続されているんですか。 ○(浅田委員長) 市民局長。 ○(上田市民局長) 商工会の街灯の補助でございますが、これにつきましては商店街の活性化という中で京都府の補助金を受ける中で、商工会が企業の方から寄附をいただく中で、大宮町も設置の補助をして防犯灯というような形で立てていただいた部分があります。商工会の方も商店街の活性化という中で、すずらん灯という形にもなっております。防犯灯と兼ねておる関係もありましたり、町の方が設置をしていただくということもありまして、電気代の2分の1を補助しておるということでございます。 ○(浅田委員長) 池部委員。 ○(池部委員) 数はどのくらいになります。2分の1の補助といいましても、関西電力に払う電気代というのはそう単位一緒だと思うんですけど。普通の街灯につきましても、これは防犯ですわね。目的は。同じ防犯灯であるなら商工会に2分の1補助出しておられますか。 ○(浅田委員長) 市民局長。 ○(上田市民局長) この防犯灯につきましては、普通の防犯灯の蛍光灯よりも大きなものでございまして、すずらん灯ということで、2灯ついております。その関係で、定額の料金につきましても、普通でしたら250円程度になるかと思いますが、それ以上かかってくるという中で、ちょっと箇所数につきましては現在資料を持っておりませんので、不明でございますけれども、これも相当地区といたしましては4地区ほど商店街の方につけていただいておるところでございます。以上です。 ○(浅田委員長) 吉浪委員。 ○(吉浪委員) 先ほどの野村議員の質問の中で有害鳥獣の関係が出てきまして、市民局長さんから説明があったわけですが、実は午前中にも峰山町の決算の中で有害鳥獣の決算がありまして、これも中郡猟友会の方に峰山町としても出しておるわけなんですが、中郡猟友会に峰山町も大宮町も両方とも関係しているということでしょうか。 ○(浅田委員長) 市民局長。 ○(上田市民局長) 有害鳥獣の駆除班でございますけれども、中郡猟友会に委託をしておるところでございます。猟友会といいますのは、中郡の猟友会、大宮町でしたらそこが組織になっておるということで、実際につきましては、大宮町の中郡猟友会の方に依頼をしておるところでございます。 ○(浅田委員長) ほかにございませんか。これで議案第101号についての質疑を終結いたします。時間の都合もございますので、特別会計の議案第102号から139号まで一括質疑としたいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり)  はい。ご異議なしと認め質疑を求めます。 ○(浅田委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 国保の決算についてお尋ねをいたします。見直しで保険料も変わったりして、いろいろと低所得者層に軽減を図るということが言われたんですけれども、大宮の場合も国保税が滞納になっておられる方に関しては、短期証というんですか、そういった制度が採られているかと思うんですけれども、そういう形で滞納の方への対応というのは、どういった形に15年度はなっているのか、またどれくらい資格証なりが発行されているのかについてお答えをお願いします。 ○(浅田委員長) 福井課長。 ○(福井元保健医療課長) 前保健医療課長の福井でございます。よろしくお願いします。ただいまの短期証の関係ですけれども、3カ月、6カ月、1年という形で短期証は出しておりまして、個別の数字はわかりませんけれども、3、6、12、あわせまして、約91名程度短期証は出しております。国保税の徴収につきましては、我々も勿論行くんですけど、主に税務課の方で対応しているところでございます。以上です。 ○(浅田委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 91名という方が保険証をもらえなくて、短期証、資格証で病院にかかっておられるということなんですけど、保険証はないということに関していろいろと不都合な点もあったりして、こういった制度はできるだけお金を納めていただいてというようなこともそれぞれされていると思うんですけど、なるべくこういった形にならないような町としての努力というのをどんなふうになされてきたのか、それともう一点、介護保険の方で合わせて聞いておきたいと思うんですけど、施設入所の部分で特養とか老健とかのなかなか入れない待機しているんだという声を聞いているわけなんですけどれども、大宮町の場合はどうだったのかという点で人数的にどれだけの待機者がおられたか、その二つについて答弁をお願いします。 ○(浅田委員長) 福井課長。 ○(福井元保健医療課長) ただいまの短期証の関係のご質問なんですけれども、資格証といいますか、短期証といいますのは、保険証そのものを渡しておりますので、ただ、期間が通常ですと2年の有効期間があるんですけれども、3カ月の有効期間、それから6カ月の有効期間、1年の有効期間ということで、3カ月たってそのままの状態であれば来ていただいて、指導をさせていただくということで、さしていただいております。したがいまして、その都度、税務課の方に来ていただきまして、納税相談をしながら指導させていただいているという状況です。以上です。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(藤原元福祉課長) 介護保険の関係につきまして、施設入所の待機者の数がどうであったかというふうな質問だったかと思います。これも確たる数字があるわけではないんですけども、一定峰山保健所の方が非公式な形で管内、旧6町の各施設の方に協力を求めまして、一定把握した数字があります。ただこれは不定期に行われておるものでして、今聞いておりますのが、今年の1月頃にそういった調査された数字だと思うんですが、ちょっと概数で申し訳ございません。大宮町の場合ですと、入所申し込みされておる6町内の施設に対して、特養の施設に入所申し込みされている方が実数で確か四十五、六名だったと思うんですけども、いらっしゃる。なおかつ、その方についてはすでに今、別の施設、特養以外の老健施設でありますとか、療養型の病院等の入院されておるようなケースもありますので、それらの方を除きますと、在宅の純粋な待機者といっていいのか、ちょっとあれですけども、在宅で入所申し込みされている方が25名までだったと思うんですけど、確かそんな程度の数字であったというふうに思っております。以上です。 ○(浅田委員長) はいどうぞ。 ○(糸井元税務課長) 前税務課長の糸井と申します。ただいまの短期証の問題ですが、これは税務課の窓口の方で対応させていただいておりまして、大宮町の場合、どこの町でもそうなんですが、国保税の滞納というのが、昨年末くらいで、1億を超えてあるわけであります。この短期証の交付というのが、3カ月、6カ月、1年とあるんですけれども、納税相談をするには非常に良い機会でありまして、窓口に実際に来ていただいて、保険証をお渡しして、これだけあなたは未納がありますよということをお話してご協力いただくという、そういうことでありますので、この短期証という機会を利用させてそういう徴収の面でやらせていただいておるということであります。以上です。 ○(浅田委員長) ほかにございませんか。以上で大宮町の各会計についての質疑を終結いたします。職員の皆さんご苦労様でした。  以上で本日予定をしていました議事日程はすべて終了いたしました。次回は明日9日午前9時から再開し、網野町、丹後町の決算について審査を行います。これをもって、本日の会議は散会いたします。ご苦労さんでした。                                 午後 4時36分 閉会...