京田辺市議会 > 2017-09-04 >
09月04日-01号

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  1. 京田辺市議会 2017-09-04
    09月04日-01号


    取得元: 京田辺市議会公式サイト
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    平成29年  9月 定例会(第3回)       平成29年第3回京田辺市議会定例会会議録              (第1号)会議年月日  平成29年9月4日会議の場所  京田辺市議会 議場開会散会日時及び宣告  開会(開議)  平成29年9月4日 午後1時30分  散会      平成29年9月4日 午後3時04分  宣告者     開会散会共 議長  奥西伊佐男出席、欠席議員及び欠員  出席      18名  欠席       1名  欠員       1名              凡例   ◯ 出席を示す                   ▲ 欠席を示す議席番号    氏名      出席等の別  1    欠番  2    次田典子       ◯  3    西畑利彦       ◯  4    横山榮二       ◯  5    米澤修司       ◯  6    喜多和彦       ◯  7    上田 毅       ◯  8    岡本茂樹       ▲  9    南部登志子      ◯ 10    岡本亮一       ◯ 11    青木綱次郎      ◯ 12    増富理津子      ◯ 13    河田美穂       ◯ 14    櫻井立志       ◯ 15    河本隆志       ◯ 16    小林喜代司      ◯ 17    鈴木康夫       ◯ 18    市田 博       ◯ 19    松村博司       ◯ 20    奥西伊佐男      ◯会議録署名議員  9番   南部登志子 16番   小林喜代司職務のため議場に出席した者の職氏名  議会事務局長        村上陽一  議会事務局担当課長     鈴木一之  議会事務局議事係長     古谷隆之地方自治法第121条第1項により説明のため出席した者の職氏名  市長            石井明三  教育長           山口恭一  代表監査委員        稲川俊明市長より説明のため委任され出席した者の職氏名  副市長           鞍掛 孝  理事            西川明裕  企画政策部長        西川明裕(兼務)  総務部長          白井裕之  市民部長          安倉公彦  健康福祉部長        村田敬造  建設部長          里西正治  建設部技監         瀬野加津人  経済環境部長        吉岡 均  危機管理監         吉田武司  こども政策監        西川幸子  上下水道部長        礒谷惠市(併任)  安心まちづくり室長     吉田武司(兼務)  輝くこども未来室長     西川幸子(兼務)  企画政策部副部長      池田一也  総務部副部長        北村文昭  市民部副部長        櫛田浩子  健康福祉部副部長      長田都志子  建設部副部長        越後正実  経済環境部副部長      森田政利  上下水道部副部長      伊東正博(併任)  企画政策部企画調整室長   池田一也(兼務)  総務部総務室長       北村文昭(兼務)  市民部市民政策推進室長   櫛田浩子(兼務)  健康福祉部健康福祉政策推進室長                長田都志子(兼務)  建設部建設政策推進室長   越後正実(兼務)  経済環境部経済環境政策推進室長                森田政利(兼務)市長より説明のために嘱託され出席した者の職氏名  水道事業管理者職務代理者  礒谷惠市  上下水道部長        礒谷惠市  上下水道部副部長      伊東正博  上下水道部経営管理室長   伊東正博(兼務)  消防長           北川秀樹  消防次長          井辻正治教育長より説明のため委任され出席した者の職氏名  教育部長          古川義男  教育指導監         脇本佳彦  教育部副部長        前川宗範  教育総務室長        前川宗範(兼務)選挙管理委員会委員長より説明のため委任され出席した者の職氏名  選挙管理委員会事務局長   白井裕之公平委員会委員長より説明のため委任され出席した者の職氏名  公平委員会事務局長     鈴木勝浩農業委員会会長より説明のため委任され出席した者の職氏名  農業委員会事務局長     森田政利代表監査委員より説明のため委任され出席した者の職氏名  監査委員事務局長      鈴木勝浩固定資産評価審査委員会委員長より説明のため委任され出席した者の職氏名  固定資産評価審査委員会                鈴木勝浩  事務局長会議に付した事件  1 開会宣告  2 開議宣告  3 議事日程の報告  4 会議録署名議員の指名  5 会期の決定  6 諸般の報告  7 行政報告  8 諮問第2号 人権擁護委員の推薦に関し議会の意見を求めることについて  9 諮問第3号 人権擁護委員の推薦に関し議会の意見を求めることについて 10 同意第18号 京田辺市自治功労者の推薦について 11 同意第19号 京田辺市教育委員会委員の任命について 12 同意第20号 京田辺市教育委員会委員の任命について 13 同意第21号 京田辺市公平委員会委員の選任について 14 議案第41号 財産取得について 15 議案第38号 京田辺市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について 16 議案第39号 京田辺市道路線の認定について 17 議案第40号 京田辺市道路線の廃止について 18 議案第42号 平成29年度京田辺市一般会計補正予算(第2号) 19 議案第43号 平成29年度京田辺市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 20 議案第44号 平成29年度京田辺市介護保険特別会計補正予算(第1号) 21 閉会中の委員会調査結果報告について 22 委員会管外視察研修報告について 23 散会宣告会議経過別紙のとおり---------------------------------------                              <議事日程第1号>       平成29年第3回京田辺市議会定例会議事日程                          平成29年9月4日(月)                          午後1時30分開会(開議)◯議長あいさつ◯開会宣告(会議規則第8条)◯開議宣告(会議規則第11条第1項)◯議事日程の報告(会議規則第20条)日程第1 会議録署名議員の指名(会議規則第88条) 番           番          日程第2 会期の決定(1)会期    自  平成  年  月  日    至  平成  年  月  日      日間(2)審議の予定表月日(曜)会議の種別事項9月4日(月)本会議13:30~議案上程等5日(火)休会議案熟読6日(水)休会議案熟読7日(木)本会議10:00~一般質問8日(金)本会議10:00~一般質問9日(土)休会議案熟読10日(日)休会議案熟読11日(月)本会議10:00~一般質問12日(火)休会議案熟読13日(水)休会10:00~文教福祉常任委員会14日(木)休会10:00~建設経済常任委員会15日(金)休会議案熟読16日(土)休会議案熟読17日(日)休会議案熟読18日(月)休会議案熟読19日(火)休会10:00~総務常任委員会20日(水)休会議案熟読21日(木)休会議案熟読22日(金)休会13:30~議会運営委員会3日(土)休会議案熟読24日(日)休会議案熟読25日(月)休会議案熟読26日(火)休会13:30~議会運営委員会27日(水)休会議案熟読28日(木)本会議13:30~議案採決等日程第3 諸般の報告(1)議長の報告   ア 提出された案件の報告   イ 定期監査の報告(地方自治法第199条第9項)   ウ 例月現金出納検査の報告(地方自治法第235条の2第3項)   エ 説明員の報告(地方自治法第121条第1項)   オ 広域連合議会の報告日程第4 行政報告(1)市長の報告   ア 報告第9号 平成28年度公益財団法人京田辺市都市緑化協会の事業報告及び決算報告について   イ 報告第10号 平成28年度学研都市京都土地開発公社の事業報告及び決算報告について日程第5 諮問第2号 人権擁護委員の推薦に関し議会の意見を求めることについて日程第6 諮問第3号 人権擁護委員の推薦に関し議会の意見を求めることについて日程第7 同意第18号 京田辺市自治功労者の推薦について日程第8 同意第19号 京田辺市教育委員会委員の任命について日程第9 同意第20号 京田辺市教育委員会委員の任命について日程第10 同意第21号 京田辺市公平委員会委員の選任について日程第11 議案第41号 財産取得について日程第12 議案第38号 京田辺市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について日程第13 議案第39号 京田辺市道路線の認定について日程第14 議案第40号 京田辺市道路線の廃止について日程第15 議案第42号 平成29年度京田辺市一般会計補正予算(第2号)日程第16 議案第43号 平成29年度京田辺市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)日程第17 議案第44号 平成29年度京田辺市介護保険特別会計補正予算(第1号)日程第18 閉会中の委員会調査報告について(1)文教福祉常任委員会(2)広報編集特別委員会日程第19 委員会管外視察研修報告について(1)文教福祉常任委員会(2)建設経済常任委員会(3)広報編集特別委員会---------------------------------------          平成29年第3回京田辺市議会定例会議案審査付託表 ◯ 総務常任委員会  1 議案第41号  財産取得について ◯ 建設経済常任委員会  1 議案第38号 京田辺市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について  2 議案第39号 京田辺市道路線の認定について  3 議案第40号 京田辺市道路線の廃止について--------------------------------------- ○奥西伊佐男議長 皆さん、本日は大変ご苦労さまです。平成29年第3回京田辺市議会定例会を開催するに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 議員並びに理事者各位には、公私ともご多用のところご出席を賜り厚くお礼を申し上げます。 さて、本定例会は、市長から人事案件を始め、待機児童対策に係る予算を含む補正予算案などが提出されることになっております。それぞれの案件につきましては、後ほど市長から詳しく説明されますが、市議会として真摯に審議を尽くしたいと思います。 また、後ほど視察報告もされますが、5月に改選いたしました各委員会の活動についても、より充実したものとなるようお願いをいたします。 なお、最終日には、平成28年度決算認定案の上程も行われる予定ですので、よろしくお願いいたします。 9月に入りましたが、厳しい残暑が続いておりますので、議員並びに理事者を始め、関係各位におかれましては、十分に体調管理をしていただき、円滑な議会運営にご協力をいただきますようお願い申し上げまして、開会の挨拶といたします。 ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、これから平成29年第3回京田辺市議会定例会を開会いたします。 直ちに会議を開きます。 本日の議事日程はあらかじめお手元に配付したとおりであります。 ○奥西伊佐男議長 次に、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により議長から9番、南部登志子議員、16番、小林喜代司議員を指名いたします。 ○奥西伊佐男議長 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。 今定例会の会期につきましては、過日、議会運営委員会を開催し協議をいたしております。 この際、委員長の報告を求めます。         (挙手する者あり) ○奥西伊佐男議長 松村博司議会運営委員長。 ◆松村博司議会運営委員長 皆さん、こんにちは。松村博司でございます。定例会の開会に当たりまして、去る8月28日及び8月31日に議会運営委員会を開催いたしましたので、報告いたします。 お手元に議事日程が配付されておりますが、今期定例会は、本日から9月28日までの25日間とするものです。 まず、市長から提出議案の上程及び提案理由の説明を願い、所管の常任委員会に付託の上、審査をお願いいたします。なお、補正予算案3件につきましては、所管の常任委員会で審査のみを行っていただきます。ただし、諮問第2号及び第3号、同意第18号から21号の人事案件6件については、質疑の後、委員会付託を省略する同意が得られれば、即決議案として討論の上、採決をお願いいたします。 一般質問は、7日、8日及び11日の3日間とし、7日に5人、8日に4人、11日に4人でお願いいたします。 常任委員会は、13日に文教福祉常任委員会、14日に建設経済常任委員会、19日に総務常任委員会を開催し、それぞれ審査をお願いいたします。 9月5日と6日及び9日と10日、そして、12日から27日までの計21日間は、委員会審査及び議案調査等のため休会といたします。 また、22日及び26日の午後に議会運営委員会を開催いたします。 28日の最終本会議には、各常任委員会に付託の上、審査された議案等の委員長報告を受け、質疑、討論を行った後、採決をお願いいたします。 なお、補正予算案については、討論を行った後、採決をお願いいたします。 以上が今期定例会の会期日程であります。 以上で報告を終わります。 ○奥西伊佐男議長 これで委員長の報告を終わります。 お諮りいたします。今定例会の会期は、本日から9月28日までの25日間とすることにご異議ございませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 ご異議なしと認めます。よって、会期はそのように決しました。 ○奥西伊佐男議長 次に、日程第3、諸般の報告を行います。 議長の報告事項がありますので、議会事務局長に報告させます。 村上議会事務局長。 ◎村上議会事務局長 議長の報告をいたします。 本日の定例会本会議に提出されました案件は、市長の報告2件、人事案6件、条例案1件、補正予算案3件、その他案3件、閉会中の委員会審査調査報告3件、委員会管外研修報告4件であります。---------------------------------------村上議会事務局長 次に、監査委員から、地方自治法第199条第9項の規定による平成29年5月1日から8月10日までに実施した経済環境部及び農業委員会事務局に係る定期監査の結果報告がありましたので、その写しを配付いたしております。---------------------------------------村上議会事務局長 次に、監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定による平成29年7月及び8月実施に係る例月現金出納検査の結果報告がありましたので、その写しをそれぞれ配付いたしております。---------------------------------------村上議会事務局長 次に、本定例会の本会議に、地方自治法第121条第1項の規定により説明員として出席を求めた者は、石井明三市長、山口恭一教育長、田中和子選挙管理委員会委員長米田泰子公平委員会委員長林善嗣農業委員会会長稲川俊明代表監査委員和久英雄固定資産評価審査委員会委員長の7名であります。なお、説明のため、委任並びに嘱託をした者として届け出があったものについて、その写しを配付いたしております。---------------------------------------村上議会事務局長 次に、京都地方税機構議会、京都府後期高齢者医療広域連合議会及び枚方京田辺環境施設組合議会の会議報告がありましたので、その写しを配付いたしております。 報告は以上でございます。--------------------------------------- ○奥西伊佐男議長 これで議長の報告を終わります。 以上で諸般の報告を終わります。 ○奥西伊佐男議長 次に、日程第4、行政報告を行います。 市長から行政報告の申し出がありますので、これを許します。         (挙手する者あり) ○奥西伊佐男議長 石井市長。 ◎石井市長 議長のお許しをいただきましたので、6月定例会以降の主な行政執行状況などにつきましてご報告を申し上げます。 まず、7月25日から小中学生22名を対象とした広島訪問事業を実施し、核兵器の恐ろしさと平和の大切さ、そして、命のとうとさを認識してくれたものと思います。子どもたちは、8月11日の平和のつどいにおいて、その思いを感想文として発表してくれました。 また、東アジアの安全保障を脅かす北朝鮮によるたび重なるミサイル発射と核実験に対し、ホームページ等を通じ、厳重に抗議をしたところでございます。 次に、8月3日から開催いたしました市制20周年記念第30回全国小学生ハンドボール大会では、地元桃園ハンドボールクラブ男子が京田辺勢として6年ぶりの優勝を果たしてくれました。節目の大会において、小学生ハンドボーラーの聖地京田辺の地元チームがすばらしい成績をおさめてくれたことに、市民を代表して祝福をしたいと思います。 次に、8月9日には、京都府初の取り組みといたしまして、小学生の1日市長体験を実施いたしました。会議や決裁の体験、市内施設の見学、来庁者への玉露サービスなど、さまざまな体験によって、子どもたちもまちづくりに大きな関心を持ってくれたものと思っています。そして、記者会見では、参加してくれた子どもたちが「貴重な経験ができた」と喜びを伝えてくれたところでございます。 次に、8月20日には、田辺高校と草内小学校において、大規模地震を想定した避難所運営訓練を実施いたしました。毎年のように日本列島で大きな地震が発生し、東海・東南海地震の発生も懸念される中、避難所生活の実態を感じていただくとともに、地域住民がお互いを助け合う共助の精神を育んでいただいたところです。今回の訓練を通じて得られた情報をもとに、訓練場所となった避難所の個別マニュアルの作成にも取り組んでまいります。 次に、8月26日には、市制20周年の記念行事として、NHKのラジオ体操の公開生放送が行われ、あいにくの空模様となりましたが、1,400人の参加者が心を一つにして体操を行い、日々の健康づくりのきっかけにしていただけたものと感じております。 以上が6月定例会以降の主な行政執行の状況でございます。 なお、本市では、子育て支援の充実を柱にしたまちづくりを進めてきたことから、子育て世帯を中心とした転入が続いており、さらなる支援策の充実を図るため、平成24年度以降、幼保連携の検討など、さまざまな施策を進める中、本年4月には、市長直轄の輝くこども未来室も立ち上げました。しかしながら、今後ますます保育所への入所ニーズが高まり、特に、同志社山手などの子育て世帯の転入が続くことが予想されます。このため、将来を見据えた抜本的な対策として、南部地域における保育所整備に向けた用地取得費を、今回、補正予算として提出させていただいたところです。 内容といたしましては、2カ所の用地取得を想定しておりまして、1カ所は、三山木地区特定土地区画整理事業内の土地において70人規模の保育園を、もう1カ所は、同志社山手地域で200人規模のこども園の整備を検討しているところでございます。整備に当たっては、両園とも民設民営を想定しております。 また、先日、報道発表いたしましたが、工事の入札に関して、予定価格の積算の誤りがあり、落札者の決定を取り消したことにつきましては、関係者の皆様にご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます。私からは、担当部局に対し、二重、三重のチェックを働かせるよう指示するとともに、抜本的な検査体制の改善を伴う計画を速やかに作成するよう命じました。また、全職員に対し、適切に事務を執行するよう改めて強く指示をしたところでございます。 最後になりましたが、本議会に提出をいたします案件は、報告2件、諮問案2件、同意案4件、条例案1件、予算案3件と、その他案件が3件でございます。議員各位におかれましては、慎重なる審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げ、行政報告とさせていただきます。         (挙手する者あり) ○奥西伊佐男議長 里西建設部長。 ◎里西建設部長 報告第9号、平成28年度公益財団法人京田辺市都市緑化協会の事業報告及び決算報告についてご説明申し上げます。 本件は、公益財団法人京田辺市都市緑化協会の平成28年6月1日から平成29年5月31日までの事業及び決算について報告するものでございます。 平成28年度公益目的事業につきましては、緑化推進事業、公園緑地・街路樹などの維持管理業務受託事業及び緑化木販売などの収益事業を実施いたしました。 決算につきましては、決算報告書の3ページのとおり、経常収益計は1億6,008万4,066円、経常費用計は、4ページにございますように、1億5,560万3,463円となりました。次に、経常外収益計はゼロ円、経常外費用計は2円となりました。これらの増減額の合計から法人税などを差し引いた一般正味財産増減額は382万8,101円でした。 なお、この事業報告及び決算報告は、去る8月22日の当協会評議員会において承認されたものでございます。 以上、ご報告申し上げます。 次に、報告第10号、平成28年度学研都市京都土地開発公社の事業報告及び決算報告についてご説明申し上げます。 本件は、学研都市京都土地開発公社の平成28年4月1日から平成29年3月31日までの事業及び決算について報告するものでございます。 平成28年度事業につきましては、事業報告書の1ページのとおり、公有地取得事業における新規事業により、土地の面積で1万1,472.18平方メートル、金額にして1億4,933万9,057円、また、保有資産に係る支払利息で184万7,862円の増加でございます。一方、保有用地の引き渡しにより、土地の面積で8,811.20平方メートル、金額にして7億9,019万3,124円の減少でございます。したがいまして、公有地取得事業の期末保有高は、土地の面積で2万3,241.77平方メートル、金額にして3億774万6,892円となっております。 次に、決算につきましては、4ページ、5ページの決算書のとおり、収益的収入及び支出におきましては、収入額は7億9,370万2,011円、支出額は7億9,400万7,215円となっております。また、7ページ、8ページ、資本的収入及び支出におきまして、収入額は3億1,705万2,198円、支出額は11億724万5,322円となっております。 なお、この事業報告及び決算報告は、去る5月25日に開催されました同公社理事会において承認されたものでございます。 以上、ご報告申し上げます。
    ○奥西伊佐男議長 これで市長の報告を終わります。 以上で行政報告を終わります。 ○奥西伊佐男議長 次に、日程第5、諮問第2号、人権擁護委員の推薦に関し議会の意見を求めることについての件及び日程第6、諮問第3号、人権擁護委員の推薦に関し議会の意見を求めることについての件、以上2件を一括議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 ○奥西伊佐男議長 石井市長。 ◎石井市長 諮問第2号、人権擁護委員の推薦に関し議会の意見を求めることについてご説明申し上げます。 推薦いたします松井啓二氏は、京田辺市大住ケ丘に住まいされております。同氏は、長年の教職員としての経験を生かし、広く社会の実情にも精通しておられ、平成20年10月1日付で人権擁護委員に就任されて以来、豊富な知識と経験により、なやみごと相談員としても広く活動いただいております。つきましては、同氏が平成29年12月31日付で任期満了となるため、引き続いて適任と認め、人権擁護委員に推薦いたすものでございます。任期につきましては、委嘱発令日から3年でございます。 以上、よろしくご審議をお願い申し上げます。 諮問第3号、人権擁護委員の推薦に関し議会の意見を求めることについてご説明申し上げます。 推薦いたします河村初美氏は、京田辺市薪に住まいされています。同氏は、長年にわたり市職員として勤務され、人権識見高く、広く社会の実情にも精通しておられ、平成26年10月1日付で人権擁護委員に就任されて以来、相談事業を始め、城南人権擁護委員協議会において、子ども人権専門委員として活躍をされております。つきましては、同氏が平成29年12月31日付で任期満了となるため、引き続いて適任と認め、人権擁護委員に推薦するものでございます。任期につきましては、委嘱発令日から3年でございます。 以上、よろしくご審議をお願い申し上げます。 ○奥西伊佐男議長 これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りいたします。本2件については会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ございませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 ご異議なしと認めます。よって本2件は委員会付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 お諮りいたします。諮問第2号、人権擁護委員の推薦に関し議会の意見を求めることについての件は、これを適任とすることにご異議ございませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 ご異議なしと認めます。よって本件はこれを適任とすることに決しました。 お諮りいたします。諮問第3号、人権擁護委員の推薦に関し議会の意見を求めることについての件は、これを適任とすることにご異議ございませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 ご異議なしと認めます。よって本件はこれを適任とすることに決しました。 ○奥西伊佐男議長 次に、日程第7、同意第18号、京田辺市自治功労者の推薦についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。         (挙手する者あり) ○奥西伊佐男議長 石井市長。 ◎石井市長 同意第18号、京田辺市自治功労者の推薦についてご説明申し上げます。 本件は、京田辺市自治功労者の推薦に関し議会の同意を求めるもので、推薦いたします中村英夫氏は、農業委員会委員などとして20年在職され、京田辺市表彰条例第3条第5号の規定に該当するものでございます。 以上、よろしくご審議の上、同意をいただきますようお願い申し上げます。 ○奥西伊佐男議長 これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りいたします。本件については会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ございませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 ご異議なしと認めます。よって本件は委員会付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 お諮りいたします。同意第18号、京田辺市自治功労者の推薦についての件は、これを同意することにご異議ございませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 ご異議なしと認めます。よって本件はこれを同意することに決しました。 ○奥西伊佐男議長 次に、日程第8、同意第19号、京田辺市教育委員会委員の任命についての件及び日程第9、同意第20号、京田辺市教育委員会委員の任命についての件、以上2件を一括議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 ○奥西伊佐男議長 石井市長。 ◎石井市長 同意第19号、京田辺市教育委員会委員の任命についてご説明申し上げます。 本件は、京田辺市教育委員会委員の任命に関し議会の同意を求めるものでございます。 任命します藤原孝章氏は、昭和27年生まれで、奈良市右京5丁目に住まいされております。同氏は、現在、本市教育委員会委員であり、その任期が平成29年9月30日付で満了となるため、引き続き本市教育委員会委員に任命したく考えるものでございます。任期は平成29年10月1日から4年間でございます。 以上、よろしくご審議の上、同意をいただきますようお願い申し上げます。 ○奥西伊佐男議長 市長に申し上げます。 2件が一括議題になっておりますので、20号の方も、もう一方の方も提案理由の説明をお願いいたします。第19号と第20号です。 ◎石井市長 それでは、同意第20号、京田辺市教育委員会委員の任命についてご説明申し上げます。 本件は、京田辺市教育委員会委員の任命に関し議会の同意を求めるものでございます。 本市教育委員会委員については、現在1名欠員となっていることから、新たに上村真代氏を任命したく、提案するものでございます。 任命します上村真代氏は、昭和47年生まれで、京田辺市東古森に住まいされています。同氏は、小学生の2人の子どもを持つ保護者であり、小学校のPTA役員としても活躍されております。これらのことから、教育行政の円滑な運営を進めていく上でまことに適任であると考えております。任期は平成29年10月1日から2年間でございます。 以上、よろしくご審議の上、同意をいただきますようお願い申し上げます。 ○奥西伊佐男議長 これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りいたします。本2件については会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ございませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 ご異議なしと認めます。よって本2件は委員会付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。 まず、反対者の発言を許します。         (挙手する者あり) ○奥西伊佐男議長 12番、増富理津子議員。 ◆増富理津子議員 日本共産党京田辺市議会議員団の増富理津子です。私は、ただいま議題になっております同意第19号京田辺市教育委員会委員の任命について、議員団を代表して、不同意の立場から討論を行います。 子どもや教育をめぐっては、貧困、虐待、いじめ、不登校、少年犯罪など、課題は山積みしており、子どもたちの成長発達に教職員や保護者、地域や市民が協力しながら、その解決を図っていくことが強く求められています。このような中で、教育行政の果たす役割は大きく、とりわけ教育委員会の責務は重いものとなっています。 不同意の理由の第1は、中学校給食の問題です。市教育委員会は、中学校給食の実施を求める市民請願への対応として、2014年1月よりデリバリー弁当昼食提供事業を実施しています。しかし、デリバリー弁当の中学校での利用状況は、ことしの予算委員会でも明らかにされましたが、平成28年度の注文数は1,893件で、職員数の注文数は413件で、全体の2割を教職員が占めています。市民の給食実施への要望とはかけ離れています。国や府も学校給食を推進する立場です。全国で88%の自治体で実施され、京都府南部では、この間、次々と計画され、実施されています。計画もないというのは京田辺市だけになっています。かかる事態を招いた教育委員会の責任は重く、中学校給食実施に早急に正面から取り組んでこなかったことは重大です。 理由の第2は、市当局による行政改革のもとで、2010年から導入された小学校給食調理の民間委託を継続している点です。子どもたちに教育委員会が責任を持って安全でおいしい給食を提供するために、全ての小学校で給食の自校直営方式を実施すべきです。 理由の第3は、幼稚園の保育室へのエアコン設置や就学援助助成制度の入学準備金の入学前給付など、緊急の子育て課題に機敏に取り組めていないことです。 理由の第4は、中央公民館建てかえ、南部住民センター建設など、文化施設の建設計画についても積極的な役割を果たしてこなかったのは、市民の文化活動への参加の機会を損なう上でも重大な問題です。 以上、4点の理由とあわせ、教育委員会は、市からも独立した行政機関として、その機能をしっかり果たしていただく、そういうことが求められていることを指摘し、任期間、教育委員の1人として、教育方針の決定にかかわり、推進してこられた方の再任提案には不同意であることを表明して、討論を終わります。 ○奥西伊佐男議長 ほかに討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 ただいま反対討論がありましたので、同意第19号、京田辺市教育委員会委員の任命についての件を電子表決により採決いたします。 本件については、これを同意することに賛成する議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。賛成多数であります。よって本件はこれを同意することに決しました。 お諮りいたします。同意第20号、京田辺市教育委員会委員の任命についての件は、これを同意することにご異議ございませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 ご異議なしと認めます。よって本件はこれを同意することに決しました。 ○奥西伊佐男議長 次に、日程第10、同意第21号、京田辺市公平委員会委員の選任についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。         (挙手する者あり) ○奥西伊佐男議長 石井市長。 ◎石井市長 同意第21号、京田辺市公平委員会委員の選任についてご説明申し上げます。 本件は、京田辺市公平委員会委員の選任に関し議会の同意を求めるものでございます。 本市公平委員会委員として長年ご尽力いただいております田邊宗一氏の任期が平成29年9月30日付で満了となることから、その後任委員といたしまして、木元一志氏を選任いたしたく考えるものでございます。選任いたします木元氏は、昭和24年生まれで、京田辺市宮津北浦に住まいされています。同氏は、昭和43年4月に京都府綴喜郡田辺町に就職され、平成19年4月から教育部長、また、平成20年4月から水道部長を歴任され、平成22年3月、本市を定年退職後、平成22年4月から平成28年の3月まで本市社会福祉協議会事務局長としてご尽力賜ったところであり、行政経験並びに知識が豊富であり、本市における人事行政の円滑な運営に携わっていただきますにもまことに適任であると考えております。任期は、平成29年10月1日から4年間でございます。 以上、よろしくご審議の上、同意をいただきますようお願い申し上げます。 ○奥西伊佐男議長 これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。         (挙手する者あり) ○奥西伊佐男議長 2番、次田典子議員。 ◆次田典子議員 社協の方でも長くいらっしゃいましたし、よく皆さん知っている方なんですけれども、この経歴のところに、平成22月4月から23年9月に、再任用で社会福祉協議会の方に派遣されていたということになっているんですね。だけど、実際には、これ、派遣法に抵触していたわけですよ。監査請求をした段階で、そういったこと、問題も出てきましたし、そのことによって、社協だけじゃなくて、関係団体のところで、やはりこういったことは改善されたと思うんですね。こういうふうに公平委員会の方を選ぶに当たり、やっぱりこういった問題点が実際にはあったと思うんですが、その点、市長はどのように考えてらっしゃるんですか。         (挙手する者あり) ○奥西伊佐男議長 石井市長。 ◎石井市長 今のご質問でございますけども、今言われたとおり、一応改善をして、今は正常に動かしていっているところでございます。         (挙手する者あり) ○奥西伊佐男議長 2番、次田典子議員。 ◆次田典子議員 そういう単純なことを言っているんじゃなくて、やっぱり公平委員というのは、あらゆる面で職員さんのいろんな部分の、給与に関してでも、公平に対応していく、社会状況の中をも鑑みてやっていくというような責務があると思うんですね。ただ、こうした形で再任用をされていたら、もちろん行政側に、市の方に問題があったわけですけれども、それだけじゃなくて、やっぱりご本人の中にもそれは全然問題じゃなかったという意識だったと思うんです。だから、やっぱりこういったことが改善されればいいということではなくて、過去にはあったわけですから、その点について、私はちょっとこれが適切であるのかどうかというのは大変疑問な点に思いますけども、問題はかつてあったけれども、それは一応適切だというふうに市長は考えた。それは税金ですよね、やっぱり給与というのは。再任用で出しているのは。だから、そこら辺のところが明確じゃないというふうに思いますし、やはりこういった問題が起こった件に関しては、市長が一番その責任はあるだろうと私は思いますけれども、その点に関与していた方をということは少し問題があるんじゃないかというふうに思いますけど、どうですか。         (挙手する者あり) ○奥西伊佐男議長 石井市長。 ◎石井市長 今言われましたように、一応改善をさせていただきまして、これはやはり本人の責任じゃないと私は思っておりますし、また、ここで推薦をさせていただいている方については、公平に、いろんな形で行政経験とかある方だということで今推薦をさせていただいたというところでございます。 ○奥西伊佐男議長 ほかに質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りいたします。本件については会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ございませんか。         (「異議あり」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 異議がありますので、電子表決により採決いたします。 本件については会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略することに賛成する議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。賛成多数であります。よって本件は委員会付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 お諮りいたします。同意第21号、京田辺市公平委員会委員の選任についての件は、これを同意することにご異議ございませんか。         (「異議あり」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 異議がありますので、同意第21号、京田辺市公平委員会委員の選任についての件を電子表決により採決いたします。 本件については、これを同意することに賛成する議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。賛成多数であります。よって本件はこれを同意することに決しました。 ○奥西伊佐男議長 次に、日程第11、議案第41号、財産取得についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。         (挙手する者あり) ○奥西伊佐男議長 石井市長。 ◎石井市長 議案第41号、財産取得についてご説明申し上げます。 本件は、あらゆる救急事案に対して、機動力を発揮し、救急活動を迅速かつ的確に行えるよう、京田辺市消防署北部分署の救急車更新事業として、高規格救急自動車を取得したく、提案するものでございます。 取得する財産は、京田辺市消防署北部分署に配置するもので、本年7月14日に指名競争入札を執行いたしました結果、株式会社上村自動車から消費税額を加えた金額2,937万6,000円で取得するものでございます。今回取得する高規格救急車は、最新の防振ベッドを装備することで、救急搬送時の患者の負担軽減が見込めることや、車両周囲照明灯を装備することで、夜間などにおいてもより安全な活動が可能となり、また、最新の高度救命資機材を装備することで、より正確かつ確実な救命措置が行えるようになり、患者の救命率の向上が見込めるものでございます。 以上、よろしくご審議をお願い申し上げます。 ○奥西伊佐男議長 これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。         (挙手する者あり) ○奥西伊佐男議長 2番、次田典子議員。 ◆次田典子議員 ちょっと2点お聞きしたいんですけども、一つは、この入札結果表も一緒に出ているわけですけれども、非常にたくさん辞退をされているという状況ですね。この状況の説明をしてください。 それから、もう1点は、配置場所が北部の方ということになっていますよね。この北部に関して、やはり以前、議会で質問しましたけど、非常に場所的な狭さというか、どうなのかということを指摘したと思うんですけれども、その点について、台数をふやしていく、入れかえるのか、そのあたりもよくわかりませんけれども、どうするのか。こういった高規格のものを導入して、救急体制を整えていただくことは歓迎しますけれども、ただ、そういった配置場所の問題、その点についてどのようにお考えになっているのか。 2点お聞かせください。         (挙手する者あり) ○奥西伊佐男議長 北川消防長。 ◎北川消防長 無会派、次田典子議員のご質問にお答えいたします。2点いただいております。 まず1点目。入札業者についての説明をせよということでございます。 入札案内につきましては、20社案内を送らせていただいております。その中で3社、一応、当日入札に参加されたということでございます。なぜ3社なのかということなんですけども、一応、指名業者の登録の中で、20社につきましては、消防車両を扱えるという形の登録をいただいております。その中で、都度、消防車にしても救急車にしても、仕様書を入札の案内で送らせてもらっている中で、みずからの会社で可能かどうかということを判断された中で、3社が可能だということで入札に参加されたものと考えております。 それと、2点目でございます。北部分署の配置についてということでございます。 今回の高規格救急車につきましては、平成22年の2月に配備され、平成29年度末で8年が経過するわけでございます。その中で、いわゆる経年劣化、それと、公用車両更新整備計画の中で、救急車につきましては、9年または10万キロのどちらか早い方ということで、この6月末で、北部救急車につきましては、7,700件、この8年間で出動しております。11万3,000キロ走っておりますので、その間、年々整備並びに修理コストも大きくなるというようなことも見込みまして、また、患者の緊急走行時の安全性の確保のために更新するところでございます。配置につきましては、現在のところ、適正に配置しているというふうに考えております。 以上でございます。         (挙手する者あり) ○奥西伊佐男議長 2番、次田典子議員。 ◆次田典子議員 そしたら、単純に思ったことは、この20社に入札の案内を送りましたと。このことに応えらえるのは3社だけなんですか。3社以外の17社って、こちらの希望する消防なり、今、大体そんなんどこの自治体でもこれぐらいの消防は準備しようと思っていると思うんですよ。そのことに応えられない業者さんが17社やっぱり指名入札の中におられるということでいいんですか。20社指名入札の対象になったとしても、3社しか本当に入札できるところは市は応えてもらっていないということなんですよね。あと17社というのは、あまりそういう入札にはこれからも参加される可能性はないだろうということなんでしょうか。その点、一つお聞きしておきます。結構こういう入札でいつも大体同じような業者さんが落札していかれますけれども、やっぱり税金で買う以上は、本当にちゃんとした入札参加をしていただけるところを私は指名入札していくべきじゃないかなというふうに思っています。 それから、先ほどの北部のことですけれども、以前、少し狭いんじゃないかと。やっぱりそういう計画を立てて改善をしていくと。これから北部の方も住宅がふえていくので、そういったことに対応できるような消防署としたいという答弁をもらっていたと思うんですね。さかのぼって言えば、以前は救急車と消防が同時に出ないというのが北部の実態だったと思うんですよ。救急が出たら、消防は待たないといけないとかね。その点は改善していってもらっていると思いますけれども、じゃ、今度はそしたら、そういう敷地の問題にしても、やはりおっしゃるとおり、北部の方へも住宅はこれからもふえていくわけですから、対応できるように改善をしていって、配置をしていくべきだというふうに思うんですけれども、その点については、自信を持って今の状況でというか、改善はされるという、改善されるのか、どうされるのか、その点をもうちょっと明確に答えていただけますか。         (挙手する者あり) ○奥西伊佐男議長 北川消防長。 ◎北川消防長 ただいまの質問でございます。 1点目、入札業者の件でございますが、基本的に消防自動車を取り扱う業者ということで指名登録されております。その20社でございますが、決して3社だけではございませんで、そのときそのときの消防車、また救急車の仕様がございます。その仕様によって、自分のところでできるかできひんかということを考えられますので、決して3社だけでないというふうには考えておりますし、今後もそういった形の指名登録業者を選定していきたいと考えております。 それと、2点目でございますが、現在では一応適正に配置されているということでございます。ただ、今後、北部地区だけではございません。中部、南部、いろいろと住宅事情、また道路整備事情は変わってきておりますし、また工専、また、そういった大きな事業所、商業施設等が立ち並んでくるわけでございます。ここ5年、10年の間にどのような形で社会情勢が変わるかもわかりませんので、その辺は包括的に今後考えてまいりたいと思いますので、人口増だけではなく、いろんな面で消防力を強化していく中で、市全体として消防の整備を考えてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○奥西伊佐男議長 ほかに質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 ただいま議題となりました件については、お手元に配付の議案審査付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。 ○奥西伊佐男議長 次に、日程第12、議案第38号、京田辺市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正についての件から、日程第14、議案第40号、京田辺市道路線の廃止についてまでの件、以上3件を一括議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。         (挙手する者あり) ○奥西伊佐男議長 石井市長。 ◎石井市長 議案第38号、京田辺市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本件は、公営住宅法、公営住宅法施行令及び公営住宅法施行規則の一部改正に伴い、これらの法令を引用している市営住宅の収入申告に係る規定を整理するため、本市営住宅の設置及び管理に関する条例について所要の改正を行うものでございます。 この条例は、公布の日から施行したく考えております。 議案第39号、京田辺市道路線の認定についてご説明申し上げます。 本件は、三山木地区特定土地区画整理事業によって一部廃止した道路の起終点変更に伴うもの及び宅地開発によって新設された道路の認定を行うため、提案するものでございます。 その内容につきまして、添付書類①の番号1から3の3路線につきましては、三山木地区特定土地区画整理事業により不要となった道路について、一部を廃止することにより起終点の変更が生じる道路を認定するものでございます。添付資料②の番号4の路線につきましては、宅地開発により新設する道路について認定するものでございます。 次に、議案第40号、京田辺市道路線の廃止についてご説明申し上げます。 本件は、三山木地区特定土地区画整理事業に伴い不要となった道路の廃止を行うため、提案するものでございます。 その内容といたしまして、添付書類の番号1、4及び5の3路線については、路線の一部を廃止することから起終点の変更が生じるため、提案するものでございます。添付資料の番号2及び3の2路線につきましては、路線の全部を廃止するものでございます。 以上3件、よろしくご審議の上、お願い申し上げます。 ○奥西伊佐男議長 これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 ただいま議題となりました3件については、お手元に配付の議案審査付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。 ○奥西伊佐男議長 次に、日程第15、議案第42号、平成29年度京田辺市一般会計補正予算(第2号)の件から、日程第17、議案第44号、平成29年度京田辺市介護保険特別会計補正予算(第1号)までの件、以上3件を一括議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。         (挙手する者あり) ○奥西伊佐男議長 鞍掛副市長。 ◎鞍掛副市長 議案第42号、平成29年度京田辺市一般会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。 このたびの補正予算は、歳入歳出それぞれ5億9,840万円を追加し、予算総額を247億4,040万円とするものでございます。 歳入の主な内容といたしましては、普通交付税や財政調整基金繰入金の更正を行いますとともに、平成28年度決算剰余金の確定により、前年度繰越金を計上いたしました。また、事業の追加・変更に伴い、市債や国庫支出金、府支出金等の更正を行いました。そのほか、市有地の売却による財産収入を計上いたしました。 続きまして、歳出の主な内容についてご説明申し上げます。総務費におきましては、コミュニティ助成事業及び松井山手駅バリアフリー化整備費補助事業を計上いたしました。民生費におきましては、保育施設整備事業、保育士(臨時職員)経験年数賃金加算事業、保育士資格登録手数料助成事業を計上いたしました。農林水産業費におきましては、お茶の京都推進事業を計上いたしました。土木費におきましては、府農総研跡地用地測量設計事業を計上いたしました。消防費におきましては、コミュニティ助成事業を計上いたしました。 このほか、第2表におきましては継続費の変更を、第3表におきましては地方債の追加及び変更を計上いたしました。 次に、議案第43号、平成29年度京田辺市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。 このたびの補正予算は、歳入歳出それぞれ1億3,713万6,000円を追加し、予算総額を78億2,353万6,000円とするものでございます。 歳入の主な内容といたしましては、国民健康保険税6,281万円を減額いたしまして、国庫支出金571万6,000円、府支出金571万8,000円、基金繰入金6,640万円、繰越金1億1,877万5,000円を追加いたしました。 次に、歳出の主な内容といたしましては、介護納付金1,815万2,000円を減額し、共同事業拠出金2,287万3,000円、基金積立金5,938万8,000円、諸支出金7,309万7,000円を追加いたしました。 続きまして、議案第44号、平成29年度京田辺市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。 このたびの補正予算は、介護サービス事業勘定の歳入歳出にそれぞれ619万1,000円を追加いたしまして、予算総額を1,479万1,000円とするものでございます。 歳入の主な内容といたしましては、居宅支援サービス計画作成の増加に伴う居宅支援サービス計画収入478万8,000円、前年度繰越金140万3,000円を追加いたしました。 歳出の主な内容といたしましては、居宅介護支援事業所における介護支援専門員の人件費等として一般管理費388万7,000円、居宅支援サービス計画作成の増加に伴う居宅介護支援事業費といたしまして230万4,000円を追加いたしました。 以上、よろしくご審議をお願い申し上げます。 ○奥西伊佐男議長 これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 ただいま議題となりました3件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ございませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 ご異議なしと認めます。よって本3件は委員会付託を省略することに決しました。 なお、それぞれ所管の常任委員会で審査のみを行っていただくことになりますので、ご了承願います。また、定例会最終日となる9月28日の本会議において討論の上、採決していただくことになります。 ○奥西伊佐男議長 次に、日程第18、閉会中の委員会調査報告についての件を議題といたします。 文教福祉常任委員会の報告を求めます。         (挙手する者あり) ○奥西伊佐男議長 増富理津子文教福祉常任委員長。 ◆増富理津子文教福祉常任委員長 文教福祉常任委員長の増富理津子でございます。 ただいま議題となりました日程第18の閉会中の委員会調査報告につきましては、去る7月18日に文教福祉常任委員会を開会しましたので、報告をいたします。 事務調査のテーマの一つ、待機児童問題についてでは、健康福祉部及び総務部から施策実施状況調査を行い、その後に、もう一つのテーマである地域包括支援センターについてとあわせ、それぞれ委員間討議を行いました。 今後、さまざまな調査活動を行い、一定の報告を行いたいと考えておりますので、今回はこの程度の報告といたします。 以上で報告を終わります。 ○奥西伊佐男議長 これで委員長の報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これで文教福祉常任委員会の報告を終わります。 次に、広報編集特別委員会の報告を求めます。         (挙手する者あり) ○奥西伊佐男議長 小林喜代司広報編集特別委員長。 ◆小林喜代司広報編集特別委員長 小林喜代司でございます。広報編集特別委員会の調査報告を申し上げます。 本委員会は、8月1日付で京田辺市議会だより第158号を発行いたしました。発行に当たり、6月28日、7月10日、13日及び25日に委員会を開催し、紙面構成と編集、写真撮影、記事・原稿の取りまとめ、校正などを行いました。 また、同じく8月1日には、声の議会だより第95号の作成に当たり、記事の選定を行い、社会福祉協議会へ業務委託の上、該当者に録音CDを配付いたしました。 委員の構成が変わってから初めての発行となりました。後ほど報告いたしますが、先進地への視察研修や京都府の広報研修を受けてまいりましたので、委員会で今後の編集に向けた協議事項をしっかりと確認し、編集を行いたいと考えております。 以上で報告を終わります。 ○奥西伊佐男議長 これで委員長の報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これで広報編集特別委員会の報告を終わります。 以上で閉会中の委員会調査結果報告についての件を終わります。 ○奥西伊佐男議長 次に、日程第19、委員会管外視察研修報告についての件を議題といたします。 文教福祉常任委員会の報告を求めます。         (挙手する者あり) ○奥西伊佐男議長 増富理津子文教福祉常任委員長。 ◆増富理津子文教福祉常任委員長 文教福祉常任委員長の増富でございます。 文教福祉常任委員会の管外行政視察研修を行いましたので、委員会を代表してご報告申し上げます。 去る8月7日と8日に、東京都町田市へ20年間期間限定認可保育所事業について、静岡県富士宮市へ福祉総合相談事業と包括支援センターについて、静岡県御殿場市へ印野こども園園舎改築事業についてそれぞれ研修を行ってまいりました。 町田市は、東京都の南端に位置する人口約43万人の都市です。町田市では、2008年当時、200名を超える待機児童を速やかに解消する方法が必要で、待機児童解消に向け、認可保育所を整備することを基本に、市独自の方針を立てることになりました。将来的に人口減少が予想される中、市独自の方針として、一つ目に、20年間に期間を限定した保育所の創設、その際、二つ目に、土地所有者にメリットのある制度設計、三つ目に、市独自の補助方式による単年度での保育所建設を掲げて始められました。 20年間期間限定認可保育所の種類としては、更地に建設する新築型と既存建物を改修する改修型の二つのタイプとされました。課題としては、地価が高い地域での土地所有者からの応募が少ない、20年後の閉園時の撤去、退去方法について検討が必要などを掲げておられました。本市と類似している点もあり、学ぶところが多くありました。 富士宮市は、人口約13万4,000人、世界遺産となった富士山の裾野に広がるまちとして、また、全国的に有名な富士宮焼きそばや全国屈指の生産量を誇るニジマス養殖など、多数の観光資源を有するまちです。市直営の地域包括支援センター1カ所と福祉相談センターを生活圏域ごとに11カ所配置され、相談として、高齢者に限らず、障害者、DV、生活困窮、権利擁護など、幅広く受け付けられ、関係部署、機関と連携をとられています。 地域包括支援センターの認知度は高齢者全体の約5割、要介護認定者で7割と、比較的高いものとなっています。年々ふえつつある相談のうち、特徴的なものは、80歳代の年金受給者が50歳代無職の子どもを養う8050問題に象徴される経済的問題とのことです。権利擁護については、隣接市である富士市と広域ネットワークを組まれ、専門機関との連携を図られています。成年後見人の担い手として、市民後見養成講座も行われています。地域包括ケアとして、市内115カ所の地域寄り合い処の設置や、認知症対策を切り口としてさまざまな取り組みもされており、産官学民を巻き込んだ認知症サポーター講座、特に小中高校生まで学びの場を広げられています。 総合相談事業発足から10年が経過し、来年度からは委託事業による5カ所の地域包括支援センターと1カ所の直轄センターの合わせて約6カ所の体制の見直しを計画されています。地域包括支援センターが介護保険法に基づいた運営が基本とされているための見直しだそうです。年齢にとらわれず、総合的に相談事業を行ってきた伝統を継承し、民の力も活用して、より一層発展させようとされています。 御殿場市は、静岡県東部に位置し、人口8万8,000人、面積194.6平方キロメートルの富士山の麓にある高原都市です。今回視察した印野こども園は、昭和54年に建築された旧保育園の耐震診断結果で建てかえが必要と判断され、建てかえに当たり、地元との協議で、地域に幼稚園がなく、幼稚園的な運用を可能にしてもらいたいとの要望もあり、御殿場市初の認定こども園、御殿場市立印野こども園として平成26年4月1日に開園されました。現在の児童数は、短時間利用保育児15名、長時間利用保育児87名で、職員は、正規職員6名、臨時職員10名、パート職員3名、調理師3名で運営されています。 印野こども園は、保育園型こども園であり、3、4、5歳児では短時間利用の保育児と長時間利用の保育児との合同保育とし、年齢ごとにクラス分けをし、同じ教室で保育をされています。年齢別にデイリープログラムを採用し、全園児に完全給食、午睡を実施されています。 施設は、敷地面積約5,188平方メートル、延べ床面積約1,180平方メートル、鉄筋平屋建てで、地域の木材をふんだんに使用したぬくもりのある園舎であることが特徴です。事業費は、総事業費5億7,970万5,000円で、その内訳は、印野財産区繰入金が約5億1,401万円、地域振興推進基金が3,757万円、市一般財源が2,811万円となっています。当日お伺いしたこども園では、園長先生を始め、保育士さんにもお話が聞けて、園の様子がよくわかりました。 それぞれのテーマに沿った今回の行政視察は、大変有意義な研修となりました。 以上が文教福祉常任委員会の視察内容であります。 これで報告を終わります。 ○奥西伊佐男議長 これで委員長の報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これで文教福祉常任委員会の報告を終わります。 次に、建設経済常任委員会の報告を求めます。         (挙手する者あり) ○奥西伊佐男議長 櫻井立志建設経済常任委員長。 ◆櫻井立志建設経済常任委員長 建設経済常任委員長の櫻井立志でございます。建設経済常任委員会の管外行政視察研修を行いましたので、委員会を代表してご報告申し上げます。 去る8月7日から9日まで、北海道苫小牧市、小樽市、札幌市において視察研修を行いました。 まず、7日に中小企業の振興策について研修を行った苫小牧市は、北海道の南西部に位置する、海に面した人口約17万2,000人のまちで、北日本有数の総合工業地域として発展しています。苫小牧市では、平成23年12月に苫小牧市商工会議所と北海道中小企業家同友会苫小牧支部が中小企業振興条例の制定について市に提言書を提出されたことを受け、市から諮問された検討懇話会からの答申書を経て、平成25年3月議会において、全会一致で苫小牧市中小企業振興条例が可決され、その4月から施行されることとなりました。 これにより、中小企業振興に関する基本的事項について検討する第1期苫小牧市中小企業振興審議会が平成25年6月に設置され、創業促進、人材育成、事業継承をテーマに議論し、平成27年4月に報告書を市長に提出されました。平成27年6月から平成29年6月までの第2期では、企業が抱える課題や希望する支援などを把握するため、市内中小企業実態調査を実施し、調査結果から販路拡大をテーマに追加して、創業促進部会、人材育成・事業継承部会、販路拡大・事業開拓部会の3部会を立ち上げ、専門家や中小企業者の生の声を聞くなど、より実態に即した議論がなされました。今後は、それらを踏まえた支援する方向性と重点施策を考え、総合的に進めるため、(仮称)苫小牧市中小企業振興計画を策定する必要があるとのことでした。 翌日の8日に道路維持管理について研修を行った小樽市は、北海道札幌市の北西に位置する人口約12万人の商工港湾観光都市です。小樽市では、平成28年12月に小樽市公共施設等総合管理計画を策定し、橋梁長寿命化修繕計画、道路ストック修繕更新計画の上位計画として位置づけています。市道の中で、幹線道路として緊急輸送道路、バス路線、国道、道道の迂回路を抽出し、約1割に当たる57.7キロメートルを計画の対象路線とするとともに、トンネル・道路照明施設、大型道路標識、横断歩道橋、擁壁等を対象施設とし、平成27年度からの10年間を各5年の前期と後期に分けて修繕・更新されます。修繕・更新計画の策定手順としては、点検結果をもとに、道路利用者へ影響を及ぼす可能性の高さや路線の重要性などを考慮して優先順位を決めるとともに、費用の平準化も念頭に置き、計画的な修繕工事を実施できるよう策定するとともに、今後は、定期的な点検を実施し、適宜、計画の見直しを行われます。 また、道路ストック修繕更新計画により、修繕は事後対応から予防保全対応に移行しているため、単年度ごとの事業費が従前より増加することや、交付金の採択要件などが変わることで一般財源の持ち出しが多くなることにより、予算の確保が課題となっているとのことでした。 最終日の9日に商店街の活性化についてで研修を行った札幌市は、人口約195万人の国内有数の観光都市で、そのため、サービス業の割合が高く、製造業の割合が低い産業構造となっています。札幌市の商店街の課題は、大型店との競争、インターネット通販の台頭、後継者不足、将来の人口減少、店舗の減少に伴う商店街解散があり、商店街は、平成6年には138団体であったものが、平成28年には69団体となっています。 商店街への支援事業としては、地域商店街支援事業があり、まず、にぎわいづくり型として、商店が地域と連携した集客向上のためのイベント等への補助を出すもので、事業例としては、夏祭り抽せん会やスタンプラリーにおいて、商店街で利用できるクーポンを景品にするなどがあり、商店街に新規加盟店がふえた、商店街の認知度が上がり顧客がふえたなどの成果が上がったということです。次に、地域課題解決型では、商店街みずからが考える地域課題解決による地域活性化への取り組みに関する経費に補助を出すもので、対象となる課題は、少子・高齢化への対応、環境への配慮、安心・安全、地域資源の活用などとなっています。最後のファシリテーター派遣では、ワークショップの進行・運営のための専門家を派遣し、各商店街の特性を生かした企画づくりなどを支援するもので、これら以外に、個人店支援や商店街による買い物弱者対策などが行われています。 北海道苫小牧市、小樽市、札幌市でのそれぞれの行政視察は、大変有意義な研修となりました。 以上で報告を終わります。 ○奥西伊佐男議長 これで委員長の報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これで建設経済常任委員会の報告を終わります。 次に、広報編集特別委員会の報告を求めます。         (挙手する者あり) ○奥西伊佐男議長 小林喜代司広報編集特別委員長。 ◆小林喜代司広報編集特別委員長 広報編集特別委員長の小林喜代司でございます。広報編集特別委員会の管外行政視察研修を行いましたので、委員会を代表いたしましてご報告申し上げます。 去る7月20日に愛知県愛西市、21日に愛知県田原市において、議会だよりの編集及び取り組みをテーマとした視察研修を行いました。 7月20日に視察いたしました愛西市は、名古屋市からおよそ20キロ、愛知県の西の端で、岐阜県や三重県の玄関口に位置しており、平成17年に2町2村が合併して誕生いたしました。面積は約66平方キロメートルで、全域が木曽川下流部の海抜ゼロメートルのデルタ地帯であります。人口は6万4,000人、2万3,000世帯で、議員定数20人という、本市と同規模のまちであります。 愛西市議会の広報編集特別委員会が担う議会だよりは、市の広報紙と同時配付のため、閉会から20日程度で仕上げるという相当タイトなスケジュールを、委員6名で、4回の委員会を経て発行されております。広報クリニックを受け、その診断結果から、読んでもらえる紙面にするために、写真を風景から人物に、記事を直感する写真の掲載、見出しの具体化などの指摘を改善できるようリニューアルしたとのことでありました。 現在では、特集記事、議案質疑、表紙撮影、表裏でございますけども、取材など、委員みずからがされております。また、一般質問での記事原稿や編集作業は本市とあまり変わりはありませんが、議会録のゲラ原稿から抽出をした記事の該当部分をマーキングして原稿を提出してもらうなど、タイトなスケジュールでの編集を可能とするよう、委員会権限を持って進めておられました。議会だより発行に要する費用は、A4冊子版ということもあり、本市の約2倍に当たる支出でありました。 今後の課題として挙げられました内容は、特別委員会ではなく、常任委員会として確立すべきで、広聴も必要なことから、今後は広報広聴常任委員会とするよう委員全員が署名した依頼文書を議長に提出していること、写真は目にとまる写真を委員みずからが撮影すること、わかりやすくインパクトのある表現で、読むのではなく、見てわかる言葉や文字の大きさを工夫すること、行政発行の広報とは異なった切り口で見出しをつけること、特集などは市民に直結した内容、ホットな話題を取り上げるようにするとのことでありました。議長を始め、広報特別委員会の委員の方全員に熱心な対応をしていただき、活発な意見交換ができました。 翌21日に視察いたしました田原市は、平成15年に田原町と赤羽根町が合併いたしまして誕生し、平成17年に渥美町を編入すると、渥美半島のほぼ全域を市域として、人口約6万人、面積は約191平方キロメートルのまちとなり、市制施行15年目を迎えられました。 田原市は、うるおいと活力のあるガーデンシティを将来像とし、農業産出額は日本一であり、シラス漁、アサリ漁などを中心に、漁業も盛んでありました。また、東三河工業地帯の造成により、自動車産業を始めとする企業が進出し、農業、工業、商業のバランスのとれたまちとして発展されています。また、渥美半島の景勝地に恵まれ、トライアスロンやサーフィンの大会を開催し、観光客も多く、近年では再生可能エネルギーを活用した環境共生都市としても脚光を浴びておられます。 議会の広報におかれましては、平成27年に広報特別委員会を広報広聴特別委員会に改め、広聴活動にも力を入れているとのことでありました。議会だよりについて、平成25年に行ったアンケートの結果、読者率が低いことが浮き彫りになり、紙面改革に着手し、平成26年と28年の2度にわたってリニューアルされていました。 まず、表紙の写真やタイトルの拡大、写真掲載の増加、段組み数の変更、明るい色の多用などによる紙面改革が行われ、その後、わかりやすい文章、大胆な余白の活用に取り組まれました。また、年2回開催している議会報告会では、発行した議会だよりを資料にして報告をしているとのことでありました。 今後、広聴の新しい取り組みとして、報告会ではなく、意見を聞く会として、市民と議会の意見交換を企画し、ことしの8月に「人口減少する中でのまちづくり」をテーマに第1回を開催するとのことでありました。今回の研修において、両市の取り組みについて教えていただくだけではなく、活発な意見交換ができ、有意義な研修となりましたので、今後の委員会活動に生かしてまいりたいと考えております。 続きまして、8月22日に、ルビノ京都堀川において、平成29年度市町村議会広報研修会を受研いたしました。講師は、全国町村議会広報コンクールの審査員でもあります議会広報パートナーの芳野政明先生で、「住民に読まれ議会活動が伝わる議会広報の基本と編集」というテーマに沿い、府内12市町の議会広報紙を評価するクリニックを通じて、発行目的に沿った企画や編集、読みやすさ、わかりやすさへの編集技術について学びました。 京田辺市議会だよりは、精華町議会、与謝野町議会と並び、ベスト3に選ばれ、一昨年に比べて随所で改善され、大変読みやすくなってきた、タブロイド形式の議会広報としては全国で1位と言える最高の水準を編集しているとの非常に高い評価をいただきました。これまでの紙面改革や読者目線を心がけた編集がようやく形になってあらわれてきたのではないかと考え、今後も改善点を探りながら編集をしていきたいと考えております。 以上で広報編集特別委員会の研修報告を終わります。 ○奥西伊佐男議長 これで委員長の報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これで広報編集特別委員会の報告を終わります。 以上で委員会管外視察研修報告についての件を終わります。 ○奥西伊佐男議長 お諮りいたします。あす9月5日及び6日の2日間は議案熟読などのため休会にしたいと思います。ご異議ございませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○奥西伊佐男議長 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。 これで散会いたします。 なお、次回は9月7日午前10時から会議を開きますので、議場にご参集願います。 本日は大変ご苦労さまでした。---------------------------------------地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                議長    奥西伊佐男                署名議員  南部登志子                署名議員  小林喜代司...