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令和 6年建設常任委員会( 2月29日)

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  1. 城陽市議会 2024-02-29
    令和 6年建設常任委員会( 2月29日)


    取得元: 城陽市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 6年建設常任委員会( 2月29日)             建設常任委員会記録 〇日 時  令和6年2月29日(木曜)午前10時00分開議 〇場 所  城陽市議会委員会室 〇出席委員(8名)        平 松   亮   委 員        並 木 英 仁   委 員        土 居 一 豊   委 員        谷   直 樹   委 員        一 瀬 裕 子   委 員        乾   秀 子   委 員        上 原   敏   委 員        相 原 佳代子   委 員        小松原 一 哉   議 長 〇欠席委員(1名)
           西   良 倫   委 員 〇議会事務局        長 村 和 則   局長        與 田 健 司   庶務係長        堀   浩 輔   主任 〇城陽市議会委員会条例第19条の規定による出席        村 田 正 明   副市長        森 島 正 泰   理事                  都市整備部長事務取扱       企画管理部        富 田 耕 平   企画管理部次長                  政策企画課長事務取扱       まちづくり活性部        大 石 雅 文   まちづくり活性部長        木 村   敬   まちづくり活性部新都市政策監        岩 佐 良 造   まちづくり活性部次長                  東部丘陵整備課長事務取扱        小 川 智 行   東部丘陵整備課東部丘陵整備係長        中 野 将 士   新名神推進課長        新 谷 達 也   新名神推進課新名神推進係長       都市整備部        立 木 克 也   都市整備部次長                  都市政策課長事務取扱        山 本 真 史   都市政策課課長補佐        友 本 浩 嗣   都市政策課課長補佐                  開発指導係長事務取扱        平 田 泰 章   都市政策課計画係長        広 瀬 法 行   都市政策課駅周辺整備係長       教育委員会事務局        野 村 弘 樹   教育部次長                  文化・スポーツ推進課長事務取扱        樋 口 友 彦   文化・スポーツ推進課スポーツ推進係長城陽市議会委員会条例第27条第1項の規定による出席       (請願第6-1号)        福 永 隆 介   参考人 〇委員会日程        1.請願審査          請願第6-1号 スケートボードパーク建設を求める請願書        2.報告事項          (1)都市計画(区域区分)の見直しについて          (2)寺田駅周辺整備事業の取組について 〇審査及び調査順序        請願審査         (まちづくり活性部関係)           ◎請願審査            請願第6-1号 スケートボードパーク建設を求める請願                    書        報告事項         (都市整備部関係)           ◎報告事項            (1)都市計画(区域区分)の見直しについて            (2)寺田駅周辺整備事業の取組について ────────────────────────────── ○乾秀子委員長  おはようございます。  ただいまから建設常任委員会を開会いたします。  西委員さんは、体調不良ということで、本日欠席の連絡を受けております。 ────────────────────────────── ○乾秀子委員長  本日の日程につきましては、既にご案内のとおりでありますが、審査の順序につきましては、お手元に配付いたしております本日の議事の進め方のとおり行います。 ────────────────────────────── ○乾秀子委員長  理事者から挨拶をお受けいたします。 ○村田正明副市長  おはようございます。  乾委員長、平松副委員長をはじめ、委員の皆様におかれましては、平素から建設行政はもとより、市政の各般にわたりまして、ご指導とご理解をいただいておりますこと、改めて厚く御礼申し上げます。  それでは、お許しを得まして、着座にてご説明させていただきます。  さて、本日は、市より報告案件といたしまして、都市計画区域区分の見直しについてなど、2件についてご報告を予定しているところでございます。本日はよろしくお願い申し上げます。 ────────────────────────────── ○乾秀子委員長  委員の皆様方にお諮りいたします。  本日の請願審査におきましては、請願者から意見陳述の申出がございます。請願第6-1号については、福永隆介さんを参考人としてお呼びし、意見を聞くことにいたしたいと思いますが、これにご異議はございませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○乾秀子委員長  異議なしと認め、そのように決定いたします。  暫時休憩いたします。           〔参考人入室〕           午前10時02分 休憩         ───────────――――──           午前10時03分 再開 ○乾秀子委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。 ────────────────────────────── ○乾秀子委員長  請願審査を行います。  請願第6-1号、スケートボードパーク建設を求める請願書を議題といたします。  まず初めに、本請願については、請願者である福永隆介さんの出席を得ておりますので、この際、一言ご挨拶を申し上げます。  本日はお忙しいにもかかわりませず、本委員会にご出席をいただきましてありがとうございます。委員会を代表して厚く御礼を申し上げますとともに、参考人の方におかれましては、忌憚のないご意見を述べていただきますよう、お願いいたします。  ここで議事の順序について申し上げます。  参考人の方には、10分以内で意見を述べていただきます。その後、委員の質疑にお答えいただくことになりますので、よろしくお願いいたします。  なお、参考人の方に申し上げます。  プライバシーに関係しているときや業務上の秘密に属する場合などは、理由を述べ、意見の開陳を拒否できることになっております。また、参考人の方は、委員長の許可を得て発言いただきますとともに、委員に対する質疑は認められておりませんので、前もってご了解願います。  それでは、陳述をお願いいたします。挙手をお願いいたします。 ○福永隆介参考人  福永です。よろしくお願いいたします。  それでは、請願の趣旨から説明させていただきます。  1、新名神高速道路高架下の土地活用と青少年健全育成のためのスポーツ施設として、スケートボードパークの建設を求めます。  請願理由。私たちの住む城陽市は、青少年の健全育成に向け、子供たちが社会性や自主性を自ら育むことを大切にしてきた教育活動や支援を日々行っていただいております。一方で、昨今、社会全体における価値観やニーズの多様性化や、家庭を含めた地域社会における人間関係の希薄化が進んでいるという現状がございます。  そこで、私は、身近な世代の声を多く聞いてまいりました中で、スポーツを通して、本市の若い選手を育てる場とともに、市民の皆様が集えるレクリエーション(余暇活動)の空間、アーバンスポーツを取り入れた次世代の公園の建設が必要であると考え、運動活動を始めました。  現在、本市においては、アーバンスポーツを行う施設がなく、公的な施設の設置を要望するものであります。アーバンスポーツの中でも、特にスケートボードパーク施設は、利用者人口に対して施設数が大幅に足りないのが現状で、また、近年、高速道路高架下活用においても様々な施設ができる中で、オープンスペース政策は幾多の先進事例が示されております。アーバンスポーツにいそしむ若者は、自転車で隣町のパークまで行かなくてはなりません。もっと幼い世代に関しましては、親御様がいないと行くこともできず、練習すらできないという現状が聞こえてきます。
     2020年から正式なオリンピック競技にもなり、需要はどんどん高まっております。そこで、私たちは、城陽市内へのスケートボードパーク施設の設置を目指して立ち上がりました。  スケートボードパークとは、スケートボードを安全に行うための施設です。公園の一画に、ハーフパイプやボウル、ジャンプ台などを設置しております。現在、本場のアメリカでは、町なかに数多くこうしたスケートパークが造られており、地元の自治体や市民団体で運営されております。個人や仲間内で造っている人もおり、日本でも近年、アーバンスポーツの盛り上がりを受け、スケートボードパークを造る自治体が増えてまいりました。京都府内において有名な成功事例が、地元の若者が市長に直訴したのがきっかけで2004年に設立された京都府京田辺市のスケートボードパークです。2022年には、京都府の八幡市も同じくスケートボードパークが設立されました。  青少年の育成。このスポーツをしていなかったら、つまらない不良になっていたかもしれない、これは、あるトップライダーの言葉です。スケートパークに来るやつは不良という誤解されている方は、ぜひ考え直してください。スケートパークでは、10歳前後から40歳前後の人までが同じフィールドで遊ぶのです。大人から子供が一緒に施設を共有しながら行える場となり、健全な青少年の育成につながると確信いたします。  アスリートの育成ですが、アーバンスポーツで培ったバランス感覚や身体能力を生かして活躍している各種スポーツのトッププロが数多くいます。モトクロスのプロライダーは、多くは小さい頃はBMX、スノーボードのトッププロはほとんどスケートボード出身です。一躍有名になったモーグルスキーもインラインスケートをオフトレーニングとして取り入れていることは有名です。このように、スケートボードパークがアスリート育成に多大な影響を与えているところはご理解いただけると思います。  経済効果。評判のよいスケートパークには、日本中から、時には世界中から人が来ます。このまちにしかないスケートパークとなれば、トッププレーヤーやライダーがうわさし、はるばる訪れ、雑誌に掲載されることもあります。新しいスケートパークに寄せる期待、ぜひ行きたいという問合せが既に多数寄られております。  市民との共存。スケートボードに関して、邪魔だ、迷惑だ、反感を持っている皆さんに対し、私たちも反省しなければなりません。しかし、ほかのスポーツに置き換えて考えてみてください。私たちは、コートもグラウンドもありません。スケートパークがあれば、私たちも迷惑行為や非合法行為にならないよう、このスポーツに打ち込めるのです。私たちは、気持ちよく認め合える関係性を望んでいます。  上記の意義等を踏まえた中で、城陽市内を走る新名神高速道路高架下活用が、天候に左右されにくく、アーバンスポーツ施設として価値創出できると考え、スケートボードパーク建設を切に要望いたします。 ○乾秀子委員長  ありがとうございました。  以上で参考人の意見の開陳は終わりました。  質疑に先立ちまして、念のため申し上げます。委員、参考人とも、発言は簡素、明確にしていただきますようお願いいたします。  それでは、参考人に対する質疑に入ります。 ○相原佳代子委員  おはようございます。本日はありがとうございます。  私も昨年11月18日ですか、大型の商業施設でされていたのを見て、本当にスケートボードって、今まで自分が思ってた、そういう感覚とか意識が本当に覆されて、すばらしいスポーツだなと思って、ぜひスポーツのまち城陽としてもやっぱり押していけたらいいのになっていう思いでおります。  で、見させていただいたんですが、今、私も現在、保育園や幼稚園、小学校、中学校、通っておられる保護者の方からも練習する場所がないんやと、隣町行ったり、繰り返して練習してるけれども、違う子供もいるから、なかなか送迎が大変やというようなことを聞きますが、福永さんは、今回、そういうことで請願出していただいたわけなんですけれども、今現在、大体分かる範囲で結構ですし、どれぐらいの方々がスケートボードされているかとか、あと、皆さん、どういったところで今現在練習されているかとか、そういうところ、分かる範囲で結構ですので、お答えいただけませんでしょうか。 ○福永隆介参考人  ありがとうございます。現在、世界でスケートボードをされてる方が40万人いまして、日本では、競技に参加されている人口だけで約3,000人と言われております。その数に対して、施設が200施設と言われておりますので、やはり施設を、通える子たちは通えるんですが、通えない子になってくると、家の前だったりとか、近くの公園の外だったりとかになってくるので、どうしても道が悪いとできない競技になりますので、それがやはり、城陽の子たちがよく言っていたことがよく耳には聞いております。 ○相原佳代子委員  ありがとうございます。今、大きな数字おっしゃっていただいたんですけど、現在、城陽市内でどれぐらいの子供さんたち、なかなかちょっと難しいところもありますけれども、競技されているか。まあ、家の前ってなかなか分からないんですけど、どれぐらいの方がされているのかなとか、あと、どこでされて、ここにも少し書かれてたんですけど、実際にご存じの範囲で結構ですので、教えてください。 ○福永隆介参考人  去年、子供たちに聞いたところ、400人、小・中学生で400人ほどおられるみたいです。  場所は、公園をよく多く利用していると言っておられました。 ○相原佳代子委員  あと、すみません、ここにも書かれたんですけど、実際、公園が多いということです。鴻ノ巣の運動公園のとこら辺とかもちょっと見かけたりするんですけど、あと、ここには八幡であるとか京田辺とか書かれてますが、遠いところだったらどういったところで練習されてるんでしょうかね。 ○福永隆介参考人  よく行くのが京田辺市のスケートボードパークと仰せつかっております。八幡市に関しましては、夕方6時、5時で閉まってしまいますので、京田辺のほうが夜遅くまで開いていると聞いております。 ○一瀬裕子委員  今日はありがとうございます。  このスケートボードの設立意義の中、アスリートの育成と経済効果っていうことで、日本中から、時には世界中から人が来ますという、トップクラスのプレーヤー、ライダーがとかっていう、今、もうぜひ行きたいっていう問合せが既に多数寄せられているっていうことなんですが、参考人がお考えというか、請願出していただいてる方は、どれぐらいの規模のスケートボードパークを設置してほしいっていうふうに考えておられるのかをお願いします。 ○福永隆介参考人  現在、京田辺スケートボードパークの広さが1,700平方メートルになっておりまして、八幡が1,250平方メートルになっております。京田辺に関しましては、スケートボードのプロと民間で設立されて、建設されたのが有名で、小・中学生から40歳ぐらいの大人まで幅広く競技があるのでというので、多くの方に利用されております。八幡に関しましては、小・中学生が主に、大人は少なくて、小・中学生のほうが多いと聞いております。なので、やはり京田辺のベースを僕は取り入れたいというところで、プロの方のご意見も聞きながら、共同で建設に携わっていけたらなと考えております。 ○一瀬裕子委員  プロの方の声を聞いてということで、さっきも経済効果の中にありましたけど、集客される対象というか、今、八幡は小・中学生が中心で、田辺はいろんな方がということで、プロと民間が設立されたっていうことでお聞きしましたけども、この城陽市で設立されるとすれば、プロも来てもらったり、大きな大会、世界大会をしたりとか、それぐらいの規模をお考えなんでしょうか。 ○福永隆介参考人  はい、そうです。 ○一瀬裕子委員  ありがとうございます。それって、やっぱりいろんな専門家の意見とかも、そういうプロが来られるということになりますと専門家の意見も聞かないといけないと思うんですけども、福永参考人にお聞きしますけども、今まで携わってこられたと思うんですけども、そういうプロの方とか、今、ちょっと、どういう、福永参考人がどういう背景とかいうの、今までの職歴とかそういうことが分からないんで、ちょっと教えていただけますか。今までどういうことをされてた方で、まあ、携わっておられる方やと思うんですけども、今までのこのスケートボードにどういうふうに関わられてたのか、ちょっと教えてください。 ○乾秀子委員長  公開されておりますので、プライバシーの面でご自分でちょっとご配慮いただいてお話しいただくようにお願いいたします。 ○福永隆介参考人  私は、京田辺のスケートボードパークの署名に関しましては参加させていただきました。大阪では、堀江という場所で、各種、そういうアーバンスポーツの店舗さんを訪れ、私が署名活動をさせていただきまして、ごみ拾い等を尽力させていただきまして、結果、建てはできなかったんですけども、そういうつながり等多く持っております。  私が若いとき、一時期ではあるんですが、短い期間ではあるんですけども、スノーボードのプロをさせていただいてまして、そういう意味でもつながり等多く持っておりますので、そういう意味では、ご意見もらえる形によっては、僕が適任かなと、今は自分でも考えております。 ○上原敏委員  失礼いたします。本日はお疲れさまでございます。  今、お二人の委員から聞いて、大分イメージが分かりましたんで、あとは、この請願者のところも福永さん以外の方が複数書かれておりますように、恐らく、たくさんの声が集まって、代表して来ていただいてるんではないかというふうに思うんですけども、こういうふうに声集めはったとか、こういう方々からどれぐらいというの、もしありましたら、先ほどほかの場所ですね、堀江のほうで署名とかいうことをおっしゃってましたんで、もしそういうことをされてるんであれば、そういった内容とかも言っていただけたらありがたいです。お願いいたします。 ○福永隆介参考人  ありがとうございます。去年に関しましてはスポーツアーバンフェスティバルっていうのを城陽青年会議所で、私、所属しておりましたので、そこの委員長を務めさせていただいてました。その際に、スケートボードパークを城陽市にというところで、署名活動させていただいて、1,362人集まりまして、大半の、半分以上が城陽市の保護者様だったりとか、お子さんだったりとかというところに協力いただきまして、多くの署名が集まりました。  京田辺に関しましても多くの署名が集まった上で、やはりいいスケートボードパークができたなと感じておりましたので、昨年も同様のやり方でさせていただきました。 ○上原敏委員  よく分かりました。いろんな声を広く大きく集めて、声お聞きいただいてること分かりました。はい、分かりました。 ○並木英仁委員  すみません、ご苦労さまです。先進事例として京田辺市、八幡市、行われてるっていうことなんですけど、多分、今回城陽で造ろうとしたときに、競技されてる方の父兄は大体イメージも分かっておられると思うんですけど、一般の方から見ると、安全面がどうなのかなとかっていう、そういう安全対策のことが非常に頭に上がってくると思うんですけども、先進事例のやってる2パークは、実際、どういう安全対策とかそういうことをしてるのかというのをちょっとお聞かせいただけますか。 ○福永隆介参考人  ありがとうございます。僕自身、専門家ではないので、分かる範囲で答えさせていただくと、大阪のほうですね、高架下で行われてるスケートパークもありますし、保育園だったり、公園だったりっていうの、多くあるので、安全っていうところは、やはり高架下だと柵を設けると思いますので、その範囲であれば、安全を確保できると確信しております。 ○並木英仁委員  ありがとうございます。実際問題、京田辺で活動されてるお子さんたち、また、年配の方も含めてですけど、要は、レベルが上がれば上がるほど、難易度の高い技に挑戦したくなってくると思うんですね。そういう意味で、パーク内でおけがをされたりとかっていう大きな事故につながったような事例はありますか。その辺をちょっとお聞かせいただけますか。 ○福永隆介参考人  僕のほうは聞いておりませんが、京田辺に関しましては、サポーターだったり、ヘルメット義務化されてますので、それをしっかり義務化した上で行うことに関しては、保護者さんも了解の上、楽しく活動されてると聞いております。 ○谷直樹委員  失礼いたします。谷でございます。今回、この請願等々ですけども、いわゆる新名神高架下の土地活用ということをうたっておられますけども、例えば、これ久御山とか八幡とか、あと京田辺は、いわゆる公園等々の一画いうふうな感じで思うんですけど、今回、こうして高架下っていう形で請願出されてる、何でかなというのをちょっとお聞きします。 ○福永隆介参考人  ありがとうございます。大阪市でも高架下の活用は多くされてる中で、まちづくりという意味で、活性化、有効活用というところと、あとは、八幡、京田辺、久御山に関しましては、屋根がないというところで、雨天に関しまして左右されやすいので、そういう意味では、建築する際に屋根をつけようと思えば、建築費が上がってしまいます。なので、高架下だと、上に屋根があるので、そういう意味でも建設費抑えられ、雨天でも影響されないと考え、高架下に提案をさせていただきました。 ○谷直樹委員  ありがとうございます。ただ、新名神、城陽市域、特に市街地区域っていうのがそこそこの長さございますね。あと、基本的に見てますと、新名神の高架下の南北には、国道24号というね、この拡幅道路ができる。例えば、ここの場所が高架下で可能ならば、NEXCOの使用の許可も要るし、あと、府とか市とかいろんな協議要ると思うんですけど、想像しますと、新名神の側道に24号の西行きと東行きが、これできるんかな。そっから、例えば、ここに入ろうと思ったら、やっぱり危険が伴うんかなと思うんですけど、その辺、高架下っていうのは長いんですけども、その辺、福永さんとしたら、今おっしゃったように雨天のときはええですけど、あとのそのほかの安全面ね、いわゆる交通対策とか、その辺のことも考えていかなあかんとは私は思ってるんですけど、その辺、どんな形でお考えでしょうかね。 ○福永隆介参考人  安全面に関しましては、僕もあまり詳しくないのであれなんですが、高架下を選んだ理由がもう一点ありまして、騒音問題がまちの中で一番問題になっております。この騒音というところを考えると、高架下っていうところは、もともと車の騒音だったりとかいうところがあるので、スケートボードに関しましては、70デシベルっていう音の、1メーター範囲などで洗濯機の音より、60デシベルですので、それより少し大きいような音になっております。なので、騒音とスケートボード、周辺に住宅がないという条件と、雨天の影響されないってなると、高架下が一番周囲にも迷惑かけない場所であるっていうところがありまして、僕の意見、高架下っていうところが一番沿っているのかなと思っております。  高架下の安全性、進入に関しましては、僕もちょっと分かりかねるところがあるので、ちょっと答えづらいかなと考えております。すみません。 ○谷直樹委員  一応、請願が今出されて、今後の課題とかいろいろとあると思いますけども、当然、子供たちとかスケートボードに携わっておられる市民の方々の要望でございますし、また、千何人でしたかね、署名も持ってきたということですので、やっぱり時代の流れで、例えば、スケートボードの選手がモーグルやったっけ、スキーのね。これにも活躍されてるということで、金メダル取られてる方もいるし、アーバンスポーツの普及という意味で、形で、まずは請願されてますので、その辺、また頑張っていただきたいなと思います。 ○土居一豊委員  東京オリンピックからいきなりメジャーなスポーツになってきたんですね。それと、京田辺のパークは、実は、あの横に公園があって、その横にお墓がありますよね。ちょっとお墓の関係で、あそこは月に1回くらいよく行くんです。できたときからですね。だから、大阪ナンバーの車とかいろいろ来てるな。市内の人のある方から、城陽では造ってくれないから、京田辺造るときに私が署名活動したんだという、もう年行ってるんですけどね、その方も。今でも、スケートボードやってると。ぜひ、機会があったら城陽にも造ってくださいよねっていう話は聞いてたんですよ。で、いい機会っていうか、福永さんからこれ出てきたなと思っておるんですけどね。  そこで、今回、この請願を出すに当たって、福永さんは、議員20名おるんですけど、どの議員さんに直接会って、ぜひ私の請願に協力してください、出してくださいというお話をされましたか。 ○福永隆介参考人  私も去年まで青年会議所でしたので、青年会議所のOBの平松議員に直接相談させていただきました。 ○土居一豊委員  ほかの議員さんには話はされてませんか、直接は。 ○福永隆介参考人  僕自身は直接までは、はい、やってません。 ○土居一豊委員  それで、今回の請願が、高架下にっていうことで、場所も特定されてるんですよね。だから、ある意味、高架下に造ってくれというこだわりを感じるわけですよね。だから、例えば、市が高架下はちょっと、高架下よりほかのところにっていう話も出るかもしれない。そういう話については、福永さんはどのように思いますか。 ○福永隆介参考人  そうですね、僕が高架下だめだったら建てないというよりも建たないとまず始まらないと思ってますので、まずは、一番いいところっていうの、僕自身が考えるところが高架下だったので、ほかになるっていうところは、僕はそこは別に僕が言うところではないと思ってるので、はい。 ○土居一豊委員  近畿管内のいろいろなところを見ましたところ、高架下で公が管理してるっていうところはないと思うんですよね。で、実は、1か所だけ橋の下、亀岡に橋がありますよね。多分、ご存じと思いますけどね。保津橋下スケートボードパークっていう、亀岡でちょうど保津川の橋を渡っておる下の公園の一画にありますよね。ここはいわゆる橋ですからいいし、しかも下は河川敷で広いところですから、騒音問題もない。駐車場も河川敷ですから停まるところもあると。いろいろな形で、だから、高架下っていうことには私はいろんな制約があるんではないのかな。で、関東を調べた場合、東京近辺には高架下結構あるんですよね。ただし、あれは、土地を民間が借りて有料で民間やっておるんですよね。だから、管理がしっかりしてる。いうことで、多分、福永さんご存じで、東京、関東近辺には結構高架下使われている。ただし、近畿管内見たところ、ちょっとそこまで高架下にはないんじゃないかと思えば、うちで高架下にとなったときに、多分、これ市が造ってくれるとなれば、いろいろクリアしなきゃならないものがたくさんあるんじゃないかと思うんですよ。  そういうこと含めて、私は、福永さんから直接これお話聞く機会があったら、高架下にこだわっておるのは何ですかということと、少しこだわりを緩めて、市がほかのところでも判断できるような請願にされたらどうですかということを提案したく思ってたんですよ。ところが、ご意見聞けなかったので、仕方なく、紹介議員にサインもしてないんですけどね、うん。  だから、あまりこの高架下にこだわることについて、私は思いがあったわけなんです。だから、福永さんから今聞いて、ほかでもいいですよということですよね。だから、やはりいろいろ公が造れば、後のことも考えて管理はしなきゃならないなということは感じております。  いずれにしても、これから、造れば、子供さんが大いに、小さい子供さんからそのスポーツに親しむと思うんですよね。ぜひ私も城陽にという思いはあります。ありがとうございました。 ○乾秀子委員長  ほかに質疑はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○乾秀子委員長  以上で参考人に対する質疑を終結いたします。  この際、委員会を代表いたしまして、一言御礼申し上げます。本日は、お忙しい中、本委員会にご出席を賜り、誠にありがとうございました。  参考人の方は退室をお願いいたします。  暫時休憩いたします。           〔参考人退室、説明員入室〕           午前10時33分 休憩         ───────────――――──           午前10時34分 再開 ○乾秀子委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより市への質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○相原佳代子委員  先ほど参考人のほうから、高架下にスケートボードパークの建設を求めるということで、ご意見など陳述されたのを聞かせていただいたんですけれども、これが、例えば城陽市としての関わり方というか、高架下に建設するとなると、どういった手続が必要になっていくのか、まず、その点について聞かせていただきたいと思います。 ○中野将士新名神推進課長  高架下へのスケートボードパークの設置の手続というところですけども、こちらは高速道路は道路法がかかっておりまして、道路法上の占用許可を取る必要がございます。この占用許可の条件ですけども、道路管理上支障がなく、高架下への設置がやむを得ないものであり、道路法の占用許可基準、いわゆる期間とか構造、また工事の方法とか復旧方法ですね、そういったものに適合するということが必要になってございます。  また、道路法上の占用許可条件ではございませんけども、一つは、まちづくりの観点から、適性かつ合理的な土地利用であると認められること、そして、交通安全上、警察の了解が得られること、3点目に、地元住民の了解が得られることとなってございます。それとあわせまして、高速道路の敷地や構造物の所有者でございます独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構にそういったことを示す必要があるということになってます。  そのほか、高架下の占用ということでございますので、道路管理者の日常点検等が困難になるということから、占用主体、占用される方が橋脚等の日常点検等の管理能力を有するということが必要となってございます。 ○相原佳代子委員  様々な手続を経て建設していくことになるということは分かりました。  ただ、城陽市として、そういうことに合意形成がなされたとしたら、例えばこれ、先ほども出てましたけれども、そういったスケートボードパークの施設というのかな、大きさであったりとか、城陽市東西南北ありますけれども、駐車場を整備するかとか、あと、手洗いとかそういったこととか、考えられるというのはどういったことになるんでしょうか。市が管理するということを考えると、どういったところが考えていかなければならないというか、これが賛成ということになると、どういうふうなことをクリアしていかないと、まあまあ、課題となるのか教えてもらいたいんですけど。 ○野村弘樹教育部次長  失礼いたします。まず、前提といたしまして、まず、新名神高速道路、今高架下でというようなことでございましたが、この高架下の土地が利用できるようになるなど、環境が整ってから設置について検討が始まることになると思いますので、今時点で具体的なことは申せませんが、仮にするとなった場合でしたら、様々なやはり、考えなければいけない問題があると思います。まず、実際、そこをスケボーの専用施設にするのかとか、公園として整備するのか、また、市が管理するのであっても、市の直営とするのか、指定管理とするのか。さらには、入場料ですね、有料とするのか無料であるのか、駐車場、駐輪場は整備するのかとか、様々な問題を考えるところでございますが、今現在、こういったことを設置していかなければならないというのはまず環境が整ってからということでご理解いただきたいと思います。 ○相原佳代子委員  そういった環境が整ってからということになるっていうお答えやったんですけれども、その環境を整えるためには、今、様々おっしゃったことが必須になってくるかと思うんですけれども、反対に、その環境を整えて、請願出されたんですが、どれぐらいかかるんでしょうかね。少なくともそういう環境を整備して、そして、皆さんに使ってもらえるまでっていうのは、どうなんでしょう。すみません。 ○大石雅文まちづくり活性部長  すみません。まず、新名神の高架下のスケートボードのこのパークなんですが、道路法の占用許可上では、広場とか公園とか、この運動場とか、これらに類する施設であることから、占用工作物としては問題ないというのは伺っているところです。ただ、先ほどもありましたように、安全面であったりとかいろいろなこういうクリアしなければいけない部分というのがございますので、この辺りの整理というのは必要になってきます。  具体な時期的なものなんですけど、これ今、新名神の開通が延期になりまして、今、具体な開通時期というのは示されてない状況なんですが、新名神の供用開始後に大体残工事とかこの辺りが残りますので、これらが完了するのに半年か1年ほどかかるというふうにお聞きしてます。これら残工事が完了した後に、この占用許可の手続をして、許可を受けて、それ以降に施設整備をするんであればそれ以降に施設整備というようなちょっと、タイムスケジュール的にはそういうような時間になってくるというところでございます。 ○相原佳代子委員  同時施工というのはなかなか難しいと。残工事がちょっと今、供用開始がいつか分からないんだけれども、残り半年ぐらいでされる。そこからスタートするというようなイメージということなんですね。一緒に進めるというのはなかなかそれはできないということになるんですね。  ちょっと今、そういう供用開始も遅れている中で、そういったことも私は同時でいけるのかなというふうに、そうなれば、供用開始イコールそういうスタートができるというのがあれば一番、子供さんたちや親御さんたちにとってもいいかなというふうに思ったんですけれども、ということは、残工事の後からスタートということは、それよりもまた、何ていうか、環境を整備するということで時間がかかるということだというふうに思うんですけど、また、あと、例えば、5年、10年とかそういうスパンじゃないと思うんですよね。だから、そこら辺は大体どんなもんでしょう。よその造っておられるようなところもあるかと思います。先ほど、委員のほうからもされているところもお聞きしましたけれども、そういったとこら辺の計算というか、そういうことはまだされたことはないですか。 ○大石雅文まちづくり活性部長  まず、今、市街地でやってます高架下の部分というのがNEXCOの工事であったり、国道24号の工事であったり、この辺り、施工ヤードとしてまず使われているというのが1つと、それと、それぞれの道路事業に必要な調整池の設置を高架下のところに配置されるという計画で、既に配置されてるところもあるんですが、これからの場所もございます。こういったものが今まさに進められているところですので、一定、この辺りの計画っていうのが進んだ段階でないと、まずもってどこの場所がいけるのかというのが確定しないというのが1つあります。  それと、先ほどの質疑の中でも出てましたように、24号っていう2車線の幹線道路が横に走りますので、どこの場所でも安全に出入りできるかっていったら、そうではないんです。ある程度限定されてまいりますので、そういった場所がどの程度確保できるのかというのがもう少し事業が進捗していかなければ見えない部分がありますので、その時点からの占用についての話ができるというような形になります。ちょっともうしばらくはかかるかなというふうには考えております。 ○上原敏委員  教育委員会の方も来てくださってますので、主にそちらにお聞きしたいんですけども、今現状、城陽市内で、主に子供中心でも大人でもいいんですけども、アーバンスポーツで、スケートボードを楽しんでおられる方がどれぐらいいるというふうに、分かる範囲で結構です。何かそちらにもそういう声が、問合せとか意見が集まってたら、分かる範囲で教えていただきたいです。 ○野村弘樹教育部次長  競技に携わる市内の競技人数ということでございますが、市では、スポーツ協会通じまして、スポーツ連合団体ということで団体の登録がございますが、その中にアーバンスポーツ系の登録がございませんので、市として人数は把握していないところでございます。 ○上原敏委員  特に問合せとか含めて、城陽にはないんかとか、どこでやれるとこないんかとか、そういう声があったこととかいうのは、記憶されてる範囲で、分かる範囲で教えてください。 ○野村弘樹教育部次長  直接市のほうにそういったお声というのは、今のところございません。過去から、議会のほうから、何度かそういったお声はいただいておりまして、それにはちょっと費用面と用地確保の面でもちょっと問題がございますので、今、総合運動公園の石の広場というところで開放、平成14年からですけども、開放になっておりまして、そちらのほうを使っていただくということで、周知、広報させていただいているところでございます。 ○土居一豊委員  先ほど、中野課長から、高架下に造る場合の条件とかいろいろお聞きしました。多分、造った場合の後の維持管理ということも、多分に市が造るんだから出てくると思うんですよね。そうしたときに、白紙的に、白紙的にですよ、共通の同じものを造るとしたら、高架下に造るより、市が管理してる公園の一画に造ったほうが後々の維持管理であったり、駐車場管理であったり、いろいろの面で将来的にコストもかからないのではないかという思いがあるんですけど、もう何も条件つけずに白紙的に造った場合、高架下と市が管理している公園の一画にできるとしたら、どちらのほうが管理しやすいですか。 ○大石雅文まちづくり活性部長  まず、先ほどの請願者の方からの意見では、高架下で、いわゆる城陽の高架の部分というのは全てが、どういったらいいですか、完全に雨天を防げるわけではないんですが、一定車線がございますので、屋根があるような状況ですので、そういった部分からいくと、直接の雨の降り込みというのはある程度抑えられる部分がありますので、そういった観点から、高架下がいいんではないかというお話はいただきましたので、そういう条件を考えると、高架下の部分は有利ではないかというふうには考えるところです。これ一般の公園なんかでやりますと、これ屋内施設というか、屋根をつけるような施設の整備となると、かなりの費用というものかかってまいりますので、そういった部分で、今回の請願の申出の中の条件として、そういった雨天の部分の考慮できるかどうかという点からいくと、高架下のほうが有利ではないかというのは、これちょっと客観的な判断ですけど、そういうふうには感じられるところです。 ○土居一豊委員  そうなんです、屋根ということを考えればね。ただ、建物を、そのものを造って、市が今度、維持管理という、屋根があるなし別にして、将来的な維持管理ということを考えたら、どちらがいいですか。 ○大石雅文まちづくり活性部長  どこまでの施設を整備するのかというのもなってまいりますし、恒久的なものを、いわゆるスケートボードパークの恒久的な施設をぶつけるっていうのもあれば、仮設的な、移動可能なようなものをそれぞれの使用者によって持ち込んでいただくというパターンも考えられますので、ちょっと一概には言えないというふうには考えております。 ○平松亮副委員長  1点だけ。アーバンスポーツもそうですし、eスポーツもそうですけれども、スポーツが時代の要請によって変わってきてるという流れはご理解されてると思うんですけども、その中で、今回出されてるスケートボードパークを建設すると、高架下か高架下じゃないかっていうのはいろんな議論もありますし、先ほど来出てる議論では、公設民営とかいろんな、指定管理とかPFIにするとか、いろんな、それは先の話なんですけども、今、こういう新たなスポーツに対応する施設が造ってほしいという要望、陳情に対して、どういうふうに今現在受け取っていらっしゃいますか、市として。 ○野村弘樹教育部次長  おっしゃるように、先ほどの意見陳述でもございましたように、東京オリンピックをきっかけといたしまして、スリー・オン・スリーやスケートボード、BMX、パルクール、ブレイクダンスなど、アーバンスポーツを、これに対しては若者を中心にすごく発展、普及して、関心が高まっております。特にスケートボードに関しましても、競技人口、先ほど40万人ほどとおっしゃってたと思うんですが、それ以上に日本人選手がすごい活躍されたこともあって、今ではさらに競技人口が増えてるというような、そういった情報もございます。  施設を整備すること、このこと自体につきましては、城陽市に若者を呼び込む施策として有効であるというふうに市としては考えております。 ○平松亮副委員長  必要であると考えられますか。 ○野村弘樹教育部次長  必要性については、認めるところでございます。 ○村田正明副市長  先ほどから、ちょっと今の平松副委員長の言葉と、それからなぜ高架下にということも含めて、少しご答弁させていただきます。  市として、やはり新名神高架下というのは、市街地近郊にある非常に有効な空間であるという捉え方をまずしております。ただ、先ほど大石部長が答弁いたしましたように、まずは、道路なりの機能として必要な部分が先に使われる。その残りをやはり我々としては、有効な空間としていかに利用していくのかということをやっぱりしっかりと考えていかなければいけない。その中で、今回、高架下利用の中で、スポーツ振興という観点での請願が上がったというふうに受け止めております。  当然、新名神周辺のまちづくりというのを今後進めていくという中にあって、やはりにぎわい、それから人が集まる施設という意味から言えば、非常に高架下利用としての有効性っていいますか、誘致の有効性としてはアーバンスポーツにかかわらずスポーツ施設というものについては非常に有効なものではないかというふうに考えております。 ○平松亮副委員長  ありがとうございます。今、有効活用という点で言っていただいたんで、特にやはりこれ、すごくシティープロモーションとして僕はさらに有効やと思うんです。いわゆる国土軸でいわゆる南部の幹線道路、すごい幹線道路になりますんで、PR効果と、あと、この間、都計審でありましたように保留フレームに入るっていうことで、いわゆる今後の土地利用っていうのは周辺波及効果も考えて、非常に僕は場所的に高架下のほうがいいんじゃないかという点がさらにあるんじゃないかと考えてます。そういう意味でにぎわいとしてですね。  あと、位置取り的にも割と城陽市の真ん中にありますんで、山手のちょっと見えにくいところっていうよりは、アーバンスポーツっていうのは、アーバンって言うとおり町なかであったり、いわゆる都市型のスポーツとして発展してきたっていう背景がありますので、それでかなりいろんな意味を複合的に持ち合わせる可能性が高いんじゃないかと考えております。意見です。 ○乾秀子委員長  以上で質疑はもう皆様ございませんか。
              (「なし」と言う者あり) ○乾秀子委員長  これをもって質疑を終わります。  これより自由討議に入ります。発言はありませんか。 ○土居一豊委員  福永さんに、今回の請願出すに当たって、議員どなたに、ぜひこの請願を市に出すことに協力してくださいということを説明されましたかって言ったら、副委員長、平松さんだけ。そしたら、紹介議員のこの5人の方は、内容をどんな理解してサインしたんだろう。まして、紹介議員が先ほど、福永さんに質問されてるの聞いてて、内容を十分理解してサインしたんじゃないんかって、ここで聞くのかな、ね。  もう一つ。平松副委員長から、全会一致で出したいと思うんだがという話が私にありました。請願を全会一致で出す必要があるのと。請願者から意見聞きたいなと思って、私は高架下にこだわることについてどうなのということを聞きたかったので、平松さんに返したところ、請願者から私には来なかった。よって、私はサインできなかった。  そして、今、副市長から、詳しい発言がもう一つあったところ見ると、何か行政が全会一致で出してくれと裏にあるんじゃないか、そんな思いもしないでもない。何か今回の請願、出来レースでやってんじゃないのか、100%一致の出来レースじゃないのか。紹介議員の皆さん、どんな思いを持ってこれサインしたのかな。まして、委員会の副委員長が自ら全会一致を求めるなんか動きされる、過去において、請願の署名は、委員長、副委員長はやめときましょうよねと、委員会を仕切る立場にあるんだから、署名をした場合においたら、採決する場合にもし同数になったときに判断するの困るでしょうということもあって、委員長、副委員長は請願は出さないようにしましょうねといった副委員長が、請願、全会一致、そのとおり裏で動かれてるって、私、今回の請願、物すごく、その辺にこだわり感じるんですよ。  しかし、内容的にはぜひ城陽市内に造ってほしいという思いはいっぱいありますよ。しかし、高架下にこだわるのはどうなのかな。ほかにいっぱいいいとこある。例えば、北部コミセンのあのエリアに造れば、管理は非常に容易であるし、公園もある。時間管理もできる。もしくは、アウトレットの一画に造れば、そこに大阪、もしくは東のほうからも来る人もある。駐車場もある。いっぱい活用できる。だから、高架下って出てきてるけど、市としてはもっと大きく広く考えてほしいなと、そういうことを含めて私に相談あったら、私はそこを付記していただけませんかと。そうしたほうが市としては判断するのに自由な判断ができる。高架下って出されたら、高架下にこだわって判断しなければならないんじゃないかと思いがあったんですけど、副市長自身が高架下にこだわりがあるようだから、ああ、そうなのかっていう思いがあるんですよ。  だから、私はこの請願、ああもう出来上がってて出てきたもんかなという思いがあって、はい、勝手に発言しておきます。 ○平松亮副委員長  自由に討議させていただきます。  もともとこれ発端は、今、陰謀論みたいな話が出ましたが、もともと青年団体が次世代の子供たちの青少年育成にとって、今、この時代に何をすればいいかという活動が原点でありますし、彼らは毎年このスケートボードパーク及びアーバンスポーツを盛り上げていこうというイベントを団体を抜けてもやっていこうとしてる、市民の声を聞いて、こういう請願という形で直接市に意見を述べる場がありますんで、どうですかというところから、先ほどありました1,362人の署名活動をして、それを市長に手渡しをされて、議会に対しても一定の理解をしてもらうという活動をされてるという話が来た中で、普通にフラットに考えて、ええ話やなと、ええことしてはんなと思っただけでして、それを高架下にこだわるとか、何か出来レースやとか、こんなん、多分議会の悪習というか、何かそんなんではなくって、ただ単に若い世代の願いや思いを届けると、こういう手段がありますよと、こう言ったはるんでええ話ちゃいますかと、皆さんにお伝えしたわけでございます。  それに伴って、紹介議員が1人とか何人、複数要るとかではなくって、みんな名前書いたら、気持ちよく請願者も、それからその裏にいらっしゃる若いお母さんとか世代の子供たちも、みんないいことやねと言うてもうたねという足跡のほうがきれいじゃないかなと思っただけです。もう普通にフランクな、フラットな行動であると思っております。 ○土居一豊委員  よく分かるんですよ。ただ、委員会の副委員長として動いたことがどうなのかな、それをご本人はどう捉えるか、私は、非常にいいことなんですよ。ただし、委員会という採決の場における副委員長が全会一致という言葉を出して動くかっていう、そこのことなんですよ。  それと紹介議員さんの皆さんももう少しやっぱり中身を聞いた上でここでの質問はやめてくれよと思うんです。 ○上原敏委員  すみません、あくまで自由討議ということですので、いろんな考え方があっていいと思うんですけど、私の受け止めといたしましては、紹介議員の方もやり方がいろいろあって、一定、理解して紹介議員になるけども、あえて議会の場でそういうやり取りをして明らかにするというのに意義を感じて質問されてる方もいるのでないかなと私は思いますので、私の感想として、それは述べさせていただきます。  あと、ご存じのように、正副委員長と正副議長は紹介議員になれませんので、私も、だから私は紹介議員には必然的にならなかったわけですけども、できるだけ事前に話は自分で聞きたいと思いましたので、この請願者の方々にできるだけ意見を聞こうと努めましたし、平松副委員長通じて聞く部分もありますし、できたら、ちょっと同席させてもらって、脇に座らせてもらって、生の声を聞かせていただく場もありましたし、それと重なる部分の質問もあえてここですることもありますし、それが紹介議員の方々も同じように、ここであえてしたらいけないとは思っておられないので、あえてそういう表の、公の場で考えを聞くという形での質疑はされても自然じゃないかなというふうに思います。  正副委員長、正副議長の決まりですので、紹介議員にね、当然なってはいけないとあるんですけども、ならない範囲で、それはそれで請願者とはやり取りされるっていうのは、気持ちがあれば自然にされることなので、特にその趣旨に反れたっていうことにはならないんじゃないかなと、私は思いますね。私の考えとして述べました。 ○土居一豊委員  いいですよ、質問は。ただ、紹介議員というのは、状況によったら、市民に代わってそちらに座って請願の内容を説明しなきゃならない立場になる場合があるわけですね。請願者が来なかったら、紹介議員の誰かが説明するわけですよね。その説明をするっていうことは、サインしているから説明するんですよね。しかも、内容を理解しているから説明するんですよね。それを請願者に対してここでもう一回内容を聞くのか。市に聞くについては、私、何もこだわりないですよ。具体的に出される請願の内容についてもう一度、署名した方が聞きますか。署名する以上は、内容を十分理解して、請願者に代わってそこに座って請願内容を説明するという立場にもなるわけです。そういう意味でもって私は意見を申し上げたわけです。聞くことについてこだわりはないんですよ。ただ、立場はそうじゃありませんか。 ○相原佳代子委員  自由討議ですので、先ほど、るるお話ありましたけれども、私はこの請願については、平松副委員長から聞きましたけれども、それはみんなで何かするとかいうことは一切私は聞いておりません。こういう思いで出してこられたんですけれども、どうでしょうかということはお聞きしました。  それで、今、土居委員さんおっしゃったのももっともなことやと思います。しかしながら、私、せっかく今日、初めてここで参考人さんとお話しさせていただいたので、もちろんその意味合いについては、平松、ここでは副委員長ですけれども、思いは十分に私は受け止めたつもりでおります。しかしながら、本人さんとここでお会いしたのは初めてだったので、それについては、ここで委員としてしっかり質問すべきことは質問すべきだろうと思いまして、質問させていただきました。  ということで、自由討議でございますので、はい、討議させていただきました。 ○谷直樹委員  今度の請願ですけども、私、今回、請願出ましたけども、昨年度にまだ準備ができてないということで、各会派さんのほうにはこういう形で出すと思うてるけど、出したときはよろしく頼むねっていうようなことで、私は動いた記憶が今ございます。と同時に、紹介議員という形でならせていただいてますけども、当然、私、福永さんは知っております。JCの、私、OBでございますので、彼もJCのメンバーということで存じ上げてます。と同時に、あと、質問させてもうたのは、確認という意味で質問させてもうただけであって、皆さんで今日の、皆さん方にもご理解いただきたいというようなことでちょっと質問させてもらったということでございまして、決して、先ほどからありますように、全会一致云々とかいうことの関係なしに、こういうことが大事だということで、たまたま先ほどは質問させてもうたということでございますし、また、先ほど副市長からありましたように、有効な空間であると、周辺、まちづくりのにぎわい、人が集まる場所の施設として有効だろうというようなこともおっしゃってましたんで、そういう観点から、今回は紹介という形でさせていただきましたので、よろしくお願いします。 ○乾秀子委員長  ほかに発言ございませんか。           (「なし」と言う者あり) ○乾秀子委員長  これをもって自由討議を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。 ○土居一豊委員  非常にすばらしい請願と思います。ぜひ市としてこの高架下にこだわることなく、市に造っていただきたいなと。特に、管理ができることを考えていただきたいなと。子供さんも利用します、自転車で来るだろう、車で来るだろう、じゃあ、夏の暑いときに水をちょっと飲みたいっていったら、水道も要るだろうと、というふうなことを考えたら、この請願に少しこだわることなく、ぜひどこかに造っていただきたいなと。  しかし、請願は高架下でありますので、私はこの請願に100%賛成はできません。しかし、スケートボードつくることについては大賛成でありますので、採決は退席をいたします。 ○上原敏委員  失礼いたします。ぜひ賛成の立場で討論させていただきます。  教育部局のほうから、必要、人を集める、若者に活力を与えるために有効、そして、副市長からは、空間の活用という意味でも有効という言葉をいただいております。そして、請願者からもございましたように、多くの、たくさんの市民の声、子供たちを含めた保護者も含めたたくさんの方の声の結実であります。ぜひ、全員の委員で賛成をして、市にもよろしくお願いしますという後押しをしていただきたいと思います。ぜひ皆さん、よろしくお願いします。 ○相原佳代子委員  やはり、スポーツのまち城陽として、今回のこの請願というのは、大変意義のある請願だと思っています。特に、城陽市は新名神を起爆剤として、今、発展を遂げようとしている最中でもあります。先ほど、市のほうからも様々な観点から課題が多いことも聞きました。これから時間もかかるでしょう。しかしながら、これからを生きる若者たちのためにも、そしてまたお年寄りの皆さんも、そうした子供さんたちの姿を見て元気にもなってもらうためにも、今回のこの請願には賛成の立場で討論させていただきます。 ○乾秀子委員長  ほかに討論はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○乾秀子委員長  これをもって討論を終わります。 ○乾秀子委員長  これより請願第6-1号を採決いたします。  請願第6-1号は、採択することに賛成の方は挙手願います。           〔賛成者挙手〕 ○乾秀子委員長  全員挙手。よって、請願第6-1号は、採択されました。  暫時休憩します。           午前11時10分 休憩         ───────────――――──           午前11時14分 再開 ○乾秀子委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。  ただいま採択と決定いたしました本請願については、執行機関に送付の上、その処理の経過及び結果の報告を請求することにいたします。これにご異議はありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○乾秀子委員長  ご異議なしと認め、そのように決定いたします。  説明員交代のため、暫時休憩いたします。           〔説明員一部交代〕           午前11時15分 休憩         ───────────――――──           午前11時25分 再開 ○乾秀子委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。 ────────────────────────────── ○乾秀子委員長  都市整備部関係の審査に入ります。  報告事項に入ります。  (1)都市計画(区域区分)の見直しについてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○立木克也都市整備部次長  それでは、都市計画(区域区分)の見直しについてご説明いたします。  本日配付の資料でありますが、A4用紙3枚と、A3用紙総括図1枚の2種類、計4枚となっております。  まず、4ページ目の総括図をお願いいたします。初めに、区域区分につきましてご説明いたします。区域区分とは、都市計画法第7条において、市街化区域と市街化調整区域との区分と定義されておりまして、市街化区域は、既に市街地を形成してる区域及びおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域、また、市街化調整区域は市街化を抑制すべき区域と定義されております。  総括図の内容が、現在の城陽市における区域区分となっておりまして、着色部が市街化区域、白色の部分が市街化調整区域となっております。都市計画法において区域区分は都道府県が定めるものとされておりまして、京都府が定める宇治都市計画区域は、城陽市のほかに宇治市、久御山町、井手町が含まれております。宇治都市計画区域は、京都府において昭和46年に区域区分が決定されて以来、これまで6回の定期見直しが行われておりまして、現在、平成28年度に行われました第6回定期見直し以来の第7回定期見直しが進められております。  また、都市計画法において、都道府県が定める都市計画につきましては、市町村は必要があると認めるときは、都道府県に対し、都道府県が定める都市計画の案の内容となるべき事項を申し出ることができると規定されておりまして、京都府においては、区域区分の見直しにつきましては、各市町から案を申し出る制度となっております。本日は、令和6年2月15日付で京都府に対して区域区分の見直しの市の案の申出を行いましたことから、対象地である4か所につきまして、その内容をご説明させていただきます。  資料1ページ、1、区域区分の見直し(概要)につきましてご説明いたします。  対象地4か所を表にまとめております。4ページの総括図もご一緒にご確認いただきますようお願いいたします。  まず、城陽市-1でございます。総括図中央、東部丘陵地長池地区は、東部丘陵地の西側に位置しております。新名神高速道路の供用開始に合わせ、大型商業施設の立地を誘導していくこととして、平成28年度に約27ヘクタールの区域を市街化区域に編入し、現在、事業者において、土地区画整理事業により宅地造成を行い、建築物の建築に向けた各種手続が行われているところであります。今回、約1.6ヘクタールにつきまして、地権者との調整が整い、大型商業施設と一体的な土地利用を図るため、市街化調整区域から市街化区域に追加して編入をするものでございます。  また、平成28年度に市街化区域に編入した区域につきまして、その後、土地区画整理事業に伴う造成や地籍調査によりまして界線としておりました地形、地物や筆界の位置が確定した箇所の整理を行うこととしまして、合計約1.1ヘクタールを界線整理として、市街化区域から市街化調整区域へ編入するものでございます。  今回の区域区分の見直しによりまして、市街化区域に編入される区域につきましては、市が定める都市計画としまして、さきの地区と同様に、用途地域につきましては商業地域、建蔽率80%、容積率400%、防火、準防火地域につきましては、防火地域を指定いたしまして、また、東部丘陵地長池地区地区計画を変更して、地区計画の区域に含める予定としております。  続きまして、城陽市-2でございます。総括図右端、東部丘陵地青谷地区は、東部丘陵地の東端に位置しております。新名神高速道路の供用開始に合わせまして、物流拠点の立地を誘導していくこととしまして、平成28年度に約41ヘクタールの区域を市街化区域に編入し、現在、事業者におきまして、開発許可や土地区画整理事業の認可を取得され、宅地造成工事に向けた準備が進められているところです。  東部丘陵地青谷地区につきましては、基幹物流施設を中心とした次世代型物流拠点として、一体的に土地利用を図っていくこととしており、今回、道路等一体的な土地利用に必要な区域約3.7ヘクタールにつきまして、市街化調整区域から市街化区域に追加して編入するものです。また、平成28年度に市街化区域に編入しました区域につきまして、その後、開発事業や土地区画整理事業に伴う地籍調査により、界線としていた筆界の位置が確定した場所の整理を行うとともに、新名神高速道路の道路区域となる箇所を市街化調整区域に編入することとしまして、約3.4ヘクタールを界線整理しまして、市街化調整区域へ編入するものでございます。  今回は区域区分の見直しでありまして、市街化区域に編入される区域につきましては、市が定める都市計画として、さきの地区と同様に、用途地域につきましては工業地域、建蔽率60%、容積率300%、防火地域及び準防火地域につきましては、準防火地域を指定する予定としております。そのほかにも、現在、東部丘陵地青谷地区地区計画の区域となっておりますことから、市街化区域への編入に伴いまして、地区計画の内容を変更する予定としております。  なお、界線整理とは、道路の拡幅、河川の改修、あるいは地籍調査などによりまして、区域区分の界線としていた地形地物や、筆界の位置が確定したことなどに伴い、界線の位置の変更を行うものでございます。  城陽市-3、城陽市-4につきましては、一定の整備計画があるものの、地権者の合意、土地利用計画の事業熟度の高まりなど、即時の市街化区域編入を行えるまでの要件を満たしていないことから、その要件を満たすことができた時点において、必要な調整を行った上で、正規の見直しを待たなくても随時編入することができます保留フレームに位置づけることとしております。  場所に関しましては、事業者の競争上の地位、その他正当な被害を害するおそれがあること、未確定な情報を公にすることにより、地権者等に混乱を生じさせるおそれがあることから、本日は詳細な内容につきましては申し上げられませんので、ご了承をください。  次に、資料1ページの下段、2、見直しの考え方につきましてご説明いたします。  区域区分の見直しは、都市計画法第6条に基づきまして、都道府県が実施する都市計画基礎調査等の結果、都市計画を変更する必要が明らかになったときに、京都府作成の都市計画区域マスタープラン及び区域区分の定期見直しに当たっての基本方針に基づき行われます。平成28年度の第6回定期見直し後、京都府において、平成30年度から令和2年度にかけて都市計画基礎調査及び結果分析が行われまして、その結果を踏まえ、令和4年度に策定されました区域区分の定期見直しに当たっての基本方針に基づき、現在、第7回定期見直しが進められております。  都市計画基礎調査の結果及び分析としまして、産業の推移と将来予測といたしましては、宇治都市計画区域は、リーマンショック以降の平成22年から平成28年に関し、産業出荷額はほぼ横ばいに推移しておりますが、今後、新名神高速道路の開通により、増加に転じるとされており、工業、商業系の土地利用につきましては伸びていく余地があるとされております。しかし、人口は減少傾向となり、少子高齢化が進行するため、これ以上の住居系の市街化区域拡大は不要とされております。  また、令和4年度に策定された都市計画区域マスタープラン及び区域区分の定期見直しに当たっての基本方針におきましては、鉄道駅周辺等の中心市街地の魅力向上とにぎわい創出や、高速道路ネットワークの充実に伴う産業立地の開発ポテンシャルの高まりによる農地と都市との土地利用調整などが課題として上げられ、目指すべき都市の将来像といたしましては、人口減少、少子高齢化を迎える中、魅力と活力にあふれる新しい時代の府南部地域を築き上げるため、災害に強く、誰もが暮らしやすい、脱炭素で地球環境と調和した持続可能なまちづくりを実現すると定められておりますことから、これらを踏まえ、本市としましては、記載しておりますように、高速道路や幹線道路沿道という立地ポテンシャルの高い区域において、商工業用地の確保と商工業機能の集積を目指し、市街地整備を行うこととした結果、先ほどご説明いたしました、城陽市-1から城陽市-4の4か所を区域区分の見直し対象地として選定いたしました。  次に、2ページ目、3、これまでの経過及び今後の予定でありますが、これまでの経過といたしまして、平成30年度から令和2年度にかけて、京都府において、都市計画基礎調査及び結果分析が行われまして、これの結果を踏まえまして、令和2年11月から都市計画の見直しに係る京都府の協議を開始しまして、令和3年度から4年度にかけて、京都府において都市計画基礎調査の結果を踏まえた区域区分の定期見直しに当たっての基本方針が策定されております。  その後、令和5年3月に、京都府と本市との調整が一定整ったことから、京都府と国との協議が始まり、令和5年12月に京都府と国との協議が調ったことを受けて、本市原案を確定させ、市民説明会と城陽市都市計画審議会を開催、説明を行った後、2月15日付で京都府に対して、城陽市案の申出を行っております。  今後の予定といたしましては、申し出た城陽市案と宇治市、久御山町、井手町案を取りまとめました宇治都市計画区域区分の変更、京都府原案が作成され、縦覧及び公述申出の受付が行われ、公述の申出があった場合には公聴会が開催されることになります。その後、府案とともに市が定める用途地域等の都市計画の案につきまして、縦覧及び意見書の受付を行い、府、市の都市計画審議会を開催し、令和6年中に都市計画決定告示が行われる予定でございます。  なお、市民説明会及び城陽市都市計画審議会における主な質疑内容につきましては3ページに記載のとおりでございます。よろしくお願いいたします。 ○乾秀子委員長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○土居一豊委員  保留フレームについてお尋ねいたします。  まず、保留フレームのエリアですけど、この4ページの地図の中の国道24号から南側のエリアと東部丘陵線工事してる南側のエリアに、それぞれ赤線でこう囲ってあるとこありますけど、これを囲ってるところ全てが該当するということで保留フレームとしてるんですか。 ○立木克也都市整備部次長  保留フレームにつきましては、この4ページ目の図面に、位置としては示してはおりません。今、地図上に示しておりますのは、城陽市-1と城陽市-2でして、保留フレーム自体は場所を示しているものではございません。  1ページ目の資料にありますように、城陽市-3につきましては、東部丘陵地中間エリア地区という言葉だけになっております。城陽市-4につきましては、国道24号沿道寺田地区ということになっております。 ○土居一豊委員  特定してないとなれば、次にここに書いてるとおり、保留フレームというのは、必要な調整を行った上で、定期的な見直しを待たなくても随時編入することができるようにあらかじめ保留するものとなれば、一定エリア考えて、かぶせてんじゃないかなと思うんですけど。一定エリアかぶせて、京都府には、だから、京都は別にあれですか、京都府は別に一定エリアかぶせなくてもいい、言葉に出してくればあとはいいよという保留フレームという考えですか。それとも、示してないけど、例えば東部丘陵線中間エリアというのは分かるんですよ、明確に今までありますよ。そしたら、寺田地区というのは、具体的には、それじゃあ、文パルから東側のところの部分なのか、その辺はどのように考えておられるんですか。 ○立木克也都市整備部次長  まず、東部丘陵地中間エリアにつきましては、これまでいろいろとお話に出てるように、長池と青谷の間に挟まれたおおよその地域というところになります。国道24号沿道寺田地区につきましては、国道24号の寺田地区ですね、この地図でいいますと、そこの真ん中のちょっと紫色に色ついたところ、準工業地域なんですけど、新池辺りからずっと西に向きまして、城陽ジャンクションの辺り、この辺が字で言いますと寺田地区になりますので、24号沿道寺田地区いう、この中のとこと、大きく言えばその範囲だということでございます。 ○土居一豊委員  ということは、24号から南側の富野のエリアは入ってないと。24号から北側エリアのとこですよという受け止めでいいですか。 ○立木克也都市整備部次長  今言った場所ですね、国道より南側、今おっしゃったように富野地区になりますので、基本的にはそこは入らないですけども、まあまあ、つながったところの一部が入る可能性はございますけども、基本的には寺田地区というところでございます。 ○土居一豊委員  そうしたら、保留フレームの場合、ここに書いてあるとおり、待たなくても随時編入することができるということですけど、手続上、保留フレームにしてた場合を、次に編入する場合にはどういう手続になってくるんですか。 ○立木克也都市整備部次長  手続の順序としましては、今回定期の見直しで、先ほど説明させていただいたように、府、国と一定協議をしまして、地権者の合意であったりとか、事業の確実性、熟度が高まった時点で、同じような手続になってまいります。ですので、市民への説明会であったりとか、都市計画審議会の報告、その後、府への市の案の申出と、そういう同じ流れになってます。 ○土居一豊委員  そうしたら、同じ流れでやった場合には、京都府は随時、この城陽市の出すことについて受け付けてくれるということになるんですか。 ○立木克也都市整備部次長  定期を待たずして、そういう整った時点で手続ができるというのが保留フレームですので、当然受付はしていただけるということになります。 ○谷直樹委員  失礼します。今の保留フレームの件なんですけど、市街化編入の要件というか、これは私の知識の中では、市街化に隣接と地権者の同意と出口、事業計画等々が整って、市街化編入、その見直しの要件になるというようなことを私の知識の中にあるんですけど、今回、これね、保留フレーム、東部丘陵地の中間エリア、これはもともと東部丘陵地の整備計画等とあるんで、それはそれでいいんですけど、この寺田地区、丁寧に先ほど説明ありましたけど、これは多分城陽市都市計画マスタープランの土地利用検討ゾーンの位置づけでされてるんかなというようなことですけど、なぜ寺田かなと、ほかにもそういうような地域があったんじゃないかなと。それと、これ、図面見てますと、当然、今申しましたように、市街化に隣接、地権者の同意、それと事業計画等々で、条件等々もそれは同じような観点、ただ、土地利用検討ゾーンは調整なんで、そこを、例えば事業しよう思ったら地区計画及び土地区画整理事業、この2つしかやり方ないと思うんですけど、その辺の観点から、この寺田地区というものが、何でそういうような形で保留フレームされたんかなというのが一つ、ちょっとお聞きしたいと思います、まず。 ○立木克也都市整備部次長  今回の線引き見直しに当たりまして、当然、市と府とで協議を当然進めていくことになるんですけども、市の線引き見直しの要望の箇所につきましては、まず、令和4年度にまとめさせていただきました次期線引き見直し・都市計画変更に向けた城陽市持続的成長都市整備のあり方ということで、委員会でも報告させていただいたところでありますけども、その中で、持続可能とする回廊ということで、その当時の図面上、青色で4車線道路沿いを色づけさせていただいたところなんですけども、そこを中心に複数箇所、候補地として上げさせていただいて、その中で協議をしておったんですけれども、まず、線引き見直しに当たりましては、市の土地利用計画等との整合性というのも当然聞かれてきます。あとは開発手法であったり、用地取得、地権者合意の確実性などいうところも問われてもいますけども、城陽市の都市計画マスタープランの位置づけがないところであったりとか、開発手法、用地取得等、地権者合意の確実が低いと判断されたところについては、市の案として提出することはできないということで断念したというところがございまして、結果として、今のところ、4か所の場所が市の案として提出させていただいたというところでございます。 ○谷直樹委員  まあ、中間エリアね、東部丘陵地、これは地権者、数知れてますわ。だから合意形成は容易かなと思いますけど。寺田地区なんか、今おっしゃったけど、地権者そこそこおられますし、ただ、ある程度動きがないと、これ、指定しいひんのちゃうかなと僕は思うんですけど、例えば地区計画なり等々で、どっか動いとるのかなというのは予測もするんですけど、その辺どうかなというのと、都市計画マスタープラン、改定かな、次年度か、改定の動き、たしかされてますわねと私、認識しとるんですけど。そこで、この都市利用検討ゾーン等々、前にもちょっと一般質問で言わせてもうたと思いますけども、いわゆる3001号線の東側、これがならへんかということですけども、ただ、それやっちゃうと、いわゆるアクセスがないというようなことをちらっと前もおっしゃったと思うんですけど。ただ、今回、これ、令和6年度かな、6回目、7回目、見直しですけど、次の見直し等々も踏まえながら、その辺のこともやっぱり東部丘陵地というのはこれから整備されるんですけども、そこに隣接する、いわゆるいい土地とちゅうか、例えば地耐力もあったり、あと、道路に面してたり、いろんなことで、僕はいいと思うてますけども、その辺のことを、ちょっと今回、寺田、何でだったかんなというようなことで、ちょっと、もうひとつ理解できへんということがあるんですけど、いかがでしょうかね。 ○立木克也都市整備部次長  今回、場所が4か所になったのは、ちょっと先ほど説明させていただいたとおりですけども、今回、令和6年中に線引き見直し、第7回が行われますけども、その後、次の見直しというのはちょっといつかというのはまだ分かりません。分かりませんけども、その中で、先ほどおっしゃったように、3001号線の辺りというのは、先ほどちょっと説明させてもらった城陽市持続的成長都市整備のあり方の中で、ちょっと当時お渡しさせていただいたと思うんですけど、図面の中で、オレンジ色でちょっと色づけさせていただいた市南部地域において、土地利用の方向性を検討するゾーンというところで、今のところ位置づけております。  それと、都市計画マスタープラン、令和6年度、7年度見直しの予定はしておりますので、その中で、今の場所であったりとか、そのほかの場所も含めて、どういう位置づけにしていくかっていうのは、これから各計画つくる中で、マスタープランつくる中で検討していくというところになります。 ○谷直樹委員  今の分かるんですよ。ただ、アクセスというて、これ、前から言うておりますけど、いわゆる南城陽バイパスか、青谷の、これをやっぱり位置づけがちゃんとしやんとね、多分これからが難しいんちゃうかなと思うてます。ただ、都市計画道路東城陽線等々の絡みもあるし、その辺をやっぱり、南部、特に長池から南、青谷等々を、これ、東部丘陵地の主立ったエリアになりますので、その辺をあえて、これはこれでいいと思いますけれども、そこもやっぱりきちっと、ある程度の、何ていうかな、方向性やっとかんとあかんのちゃうかなと僕は思います。
     というのは、寺田地区とか、この中間エリア、これは、多分ほっといてもなりますわ、はっきり言って、僕そう思います。まあ、地区計画なりね、云々とかで計画はされてくると僕は思いますし、そうなってくるとどうなんやということになってくると、やっぱり東部丘陵地の、いわゆる最寄りの駅といいますか、隣接地ということを考えたところ、やはりその辺もちゃんとできたら入れてほしかったなというのが今の思いです、今後、そういう形で入れていただければですし、まずは都市マスかな、の中に入れてもらったら、それである程度は方向性つくと思いますので、その辺よろしくお願いして終わります。 ○並木英仁委員  すみません、お願いします。城陽市-1番で指定されている長池地区の分なんですけども、基本ここ、アウトレットがメインに入ってくると思うんですけど、それ以外に、例えば本市の商業施設とかが入るスペースというのが実際設定されてるかどうか、設定されてるとしたら、ここで今、赤色で塗られてる中のどれぐらいの割合がアウトレット以外で、例えば商業施設が出せるスペースがありますか、それともアウトレットだけのスペースですか。 ○岩佐良造まちづくり活性部次長  城陽市-1のところでございますけども、これもアウトレットの隣接地を市街化区域に編入するということでございます。こちらにつきまして、アウトレットの計画の熟度が上がりまして、土地区画整理事業の区域外でありますけども、土地所有者の同意が得られて、アウトレットと一体的に土地利用されると。ご質問にありましたアウトレット以外の商業施設が入る余地があるのかということでございますけども、今の計画では、事業者はもうアウトレットでの土地利用を検討されております。 ○上原敏委員  失礼します。まず最初、確認なんですけど、保留フレームのこの考え方と表し方なんですけど、最初の説明にありましたように、その地権者とかに有利、不利にならへんように、表の場には出さんようにしてはるだけで、市と府とのやり取りの中で、ここっていうてやってはるんですよねっていう、いや、要は答えられる範囲で結構です、違う質問もありますので、答えれるほうだけ答えてもらって。  具体的に違う話しします。 ○乾秀子委員長  今の質問ではもうないですか。答弁は求めませんか。 ○上原敏委員  いや、答えられたら答えてもらったらいいですし、あれやったら、2問目だけ答えてもらったらいいです。  3ページのところの市民説明会と都市計画審議会の内容なんですけど、この主なものをあえて2つ上げてはるということなのかという確認と、①、②でくくってはる意味がもうひとつ分からへんので、主なものを2つ上げはったのかどうかの確認と、それ以外、小さいから上げてはらへんと思いますけど、それほどフレームは大きないけど、出た質問とか意見あれば教えていただけたらと思います。答えれる範囲でお願いします。 ○村田正明副市長  1つ目のほう、私のほうから答えさせていただきます。  保留フレームにつきましては、市がですね、マスタープランに例えば土地を検討ゾーンで書いてるところを、勝手に要望して、それが保留フレームになるというようなことはありません。府なりと国との協議においても、その保留フレームの範囲、具体的な場所については、限定したもので協議をしてます。ただ、先ほど申しましたように、当然、地権者全員の同意が取れてない、需要熟度がそこまで煮詰まっていないということから、公表は控えさせていただいているということでございますので、市がやりたいという思いだけで保留フレームを設定できるものではございません。 ○立木克也都市整備部次長  都計審、市民説明会での質問等でございますけども、まず、説明会の場では、質問として出た5つほどございました。あと、都計審の場では、8つほどありましたけども、その中で、特にここにお示ししたほうがいいのかなというところで、主なものとして2つ上げさせていただいてるというところです。 ○乾秀子委員長  ほかにあればということもあったんですけど。 ○立木克也都市整備部次長  そうですね、そのほかでいいますと、今と同じような感じで、城陽市-4の詳細な区域はというようなところもあったりとか、そうですね、都計審でいきますと、新名神高速道路の延期理由等々、直接線引き見直しと関係ないようなご質問とかもあったりいたしました。 ○上原敏委員  副市長、気を遣っていただきまして、私の質問以外の部分も付加したようなありがとうございます。よく分かりました。認識しておきます。  説明会といわゆる都計審ですね、分かりました。説明会ちゅうのは、限定はあるにしろ、一般市民というレベルの方やと思うんで、いろんなことをおっしゃる、これを機会にってあるもんや思います。ただ、気にしておられる、もう一回説明会があるのかというのは当然気にされる部分やとは思いますので、この見てる限りでも、丁寧に説明いただいてると思いますけども、よくよく、また引き続き丁寧にやっていただいたらというふうに思います。  ついでで、上げていただいたんであれですけども、こういう直接関係ない質問に関しましても、関連して気になる部分では確かにあると思いますので、今、先ほどのように、直接答えて、有利不利とかなってくる部分以外だけは配慮しつつ、できるだけ納得感を高めていただくような説明を、これ、引き続き心がけていただけたらと思いますので、お願いして終わります。  今日は、何か、この今回のことによって、線引き区域区分の見直しとかいうのがどうなるかって、結果的によく分かりましたんで、ありがたかったかな、引き続き勉強してまいります。まだ聞きに行く場合もあるかもしれません、よろしくお願いします。 ○相原佳代子委員  1ページの区域区分の見直し概要を教えていただいて、城陽市-3と4、東部丘陵地中間エリア、そして国道24号の沿道寺田地区、先ほどから出ていましたけれども、この、私、保留フレームについてなんですけれども、先ほどの答弁の中、聞いていましても、その保留フレームのものについては、やはり地権者等の合意形成であるとか、市街化編入地の隣接地であったり、地権者の同意が必要ということで、熟度が高まったらという表現を先ほどもされていたと思うんですけれども、例えばこういうものをやりたいとか、市としての積極性というか、そういうのはどうなのかなと思いつつ聞かせていただきました。  例えばこの寺田地区ですよね、そこへ、南は農地なんかもある場所なんですけれども、先ほどおっしゃってた隣接地やというような、地権者との合意とか、そういう、城陽市は農業関係なんかでも、次の土地利用のことなども考えておられる方も多いかと思います。そこにおいて、今後、農業、農地については、もちろん地権者いらっしゃることだけれども、城陽市としては農政も含めて、そして、まちづくりの部門も含めて、今後どうしていくんだというような、そういう、何ていうんですかね、まちのビジョンであったり、計画であったりとか、そういったところを、もう少し方向性とか時間軸とか、ある程度もう少し具体的に開発であったりと、保全していくであったりとかいうところが、関係者も含めて話し合っていかなければならないのではないかなというふうに思うんです、需要と供給なども含めて。その辺りについては、副市長、どのように今後されていこうとしているのかお答えいただけませんでしょうか。 ○森島正泰理事  今、農業のほうとか産業のほうとか、市全体としてどのように考えているのかというようなご質問について、私のほうからちょっとお答えさせてもらいますけれども、これまでから申しておりますように、新名神高速道路、これ契機として、今、まちづくりを進めていくということはもうご承知のとおりだと思います。それにつきまして、昨年6月には、先ほど紹介ありました次期線引き見直し・都市計画変更に向けた城陽市持続的成長都市の整備のあり方という土地利用の方針を示させていただきました。また、その後、令和5年3月には、明日の京都城陽産業かがやきビジョンということで、産業の在り方についても示させていただきました。また、同じ時期に、城陽市の農業のあり方ということについても示させていただきました。ですので、土地利用の方針であったりとか、農業について、そして産業についてということも計画としては示させていただいてると我々は感じております。  その中で、どのように土地利用をしていくのか、具体の場所等につきましては、城陽市が土地を持っている場所であれば自由にできるわけですけれども、あくまでも民間さんが持っている土地であったり、一定エリアであったりとかします。その中で、やはりいろんな場所を設定したところで、事業者さんが手を挙げてくれて、すぐに張りつくのかといったら、そういうわけではありませんし、どこの場所を具体的に考えていくのかというのは、やはり熟度、いわゆる地権者さんの動きであったりとか、どういうものをつくっていくんだ、規模も含めてそうですけれども、そういったものが具体的に進んでいかないと、市のほうが土地利用したいという気持ちがあっても、実態としては動きがなかなか進んでいかないというところがありますので、あらゆる計画の中で、今、具体に進んでいるところについては、しっかりと示していきたい、そういう一応流れで進めているところであります。 ○村田正明副市長  ご指名でございますので、私からも答弁させていただきます。  市街化区域への編入とかですね、保留フレームの設定というのに、先ほどから国との協議という言葉が出ておりますが、国というのは、当然国土交通省はもとより、農林水産省、要するに農政局ですね、農政局との協議も当然行った上で、その部分が市街化調整区域から市街化区域になることが妥当なのか、それは今の市街化の広がりであったり、それから農振地域、農用地指定をされてるところへの影響等を勘案して、今回の線引きが妥当であるかということが、国との協議に含まれているということでございます。  今後のまちづくりにつきましては、今、森島理事から答弁いたしましたが、市としては、将来、このエリアをやはり市街化を目指すエリアとしての指針は出すことは可能だと思ってます、市の考えとして。ただ、あくまで民間の土地所有地でございますし、民間の方が開発意欲があるのか、城陽市に魅力を感じていただいて開発をしていただけるかということにつきましては、やはり土地地権者の動向であったり、それを受けて、最終的にその姿をどういうふうに誘導していくのかということが、先ほど申しました3つの在り方というもので方向性を示させていただいたと思ってます。  最初のご質問にもございましたように、それを生かした中でですね、今後見直していく城陽市の都市計画マスタープランというものについて、改定をしていきたいというふうに考えてるところでございます。 ○相原佳代子委員  今、理事からも、そしてまた、副市長からも答弁いただきました。もちろん順を追ってやっていかなければならない。だけれども、今、この城陽市が起爆剤となる新名神があり、そしてまた、今回の線引き見直し、今後のまちづくりっていうのが、今、本当に佳境に入ってきているというふうに思います。  そして、やはり農地を持っておられる方、もちろん地権者さんがいらっしゃるわけですから、その方々との今後、農業の在り方、まとめていかれたのも読ませていただきました。そこには農業の集約化のことなども出ております。ぜひとも、そういうところも関係者の皆さん等含めて集まっていただいて、また、今後のまちづくりをどうしていくのかということを折に触れて、そして、しっかりと今後、城陽市の10年後、20年後を見据えてまちづくりをしていきたいと、これは、今、もう要望しか申し上げられませんが、そういったところをしっかりと、現実味のあるものにしていくためにも、関係者集まって話をされるという行動をこれからも随時行っていただきたい、そして行動を移していただきたいと思いますので、これは要望とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○乾秀子委員長  ほかに質疑はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○乾秀子委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。  次、寺田地域の件について、ご質問、皆さんされますですか。もちろんされるとは思いますけれど。説明員の方も来られてるんですね。説明だけお聞きしますか。(「休憩しましょう」と言う者あり)休憩しましょうか。  それでは、休憩を取ります。13時15分まで。           午後0時05分 休憩         ───────────――――──           午後1時15分 再開 ○乾秀子委員長  休憩前に引き続き会議を開きます。 ────────────────────────────── ○乾秀子委員長  (2)寺田駅周辺整備事業の取組についてを議題といたします。  市の説明を求めます。 ○立木克也都市整備部次長  それでは、お配りいたしました資料に基づきまして、寺田駅周辺整備事業の取組についてご報告させていただきます。  資料の1ページをお願いいたします。1の寺田駅周辺整備について、ご説明いたします。  近鉄寺田駅は市の中心駅でありまして、市の玄関口としての機能を確保するため、平成28年度に寺田駅西側の区域を民間活力を誘導する区域に設定し、土地の高度利用化を図るとともに、西側駅前広場や進入道路の施設整備を進めてきたところであります。令和2年度には民間開発として150戸の中高層マンションの竣工や、市において西側駅前広場の暫定供用を図るとともに、駅周辺を活性化させるべく、国の補助制度であります優良建築物等整備事業の採択を受け、土地の高度利用化を目的として事業を進めてきたところであります。  続きまして、2の優良建築物等整備事業についてご説明いたします。  本事業につきましては、地元住民で組織します寺田駅前まちづくり協議会が中心となり、土地の高度利用化を図るため、令和2年3月に事業協力者を選定し、事業推進を図ってきたところであります。事業推進に当たりましては、地権者の同意が必要となりますことから、事業協力者による意向確認を行いました結果、北側区域においては地権者との同意を得ることができず、北側区域における事業進捗を断念することとなりました。また、南側区域におきましても一部の地権者から同意を得ることができませんでしたが、敷地を縮小した事業計画を作成し、進めていたところであります。  一方、この間に、産科医院から本市への進出希望があり、当該地が適地と判断されたことから、産科医院を含めた複合施設の建設を目指し協議を進めてまいりましたが、この協議に時間を要し、地権者とのスケジュールの相違が発生したことや、昨今の資材等の価格高騰の影響により事業収支が合わないため、優良建築物等整備事業による事業推進を中止することとしたものです。  2ページ目をお願いいたします。3の今後の土地利用につきましてご説明いたします。  少子高齢化が近隣市と比較して顕著な本市にとりまして、産科医院の誘致は子育て支援施策の課題解決策の大きな一つでありますことから、南側区域を産科医院建設用地として土地利用することといたします。当該地の北側には歩道があり、敷地と一体的な土地利用を図るためには、西側の市道幅員を現状の4メートルから最低6メートルとする必要がありますため、道路整備を行うことといたします。  次に、4、経過につきましてご説明いたします。  平成28年11月に、民間活力を誘導する区域の用途地域、建蔽率、容積率、高度地区の都市計画の変更を行いました。次に、令和元年に、寺田駅前まちづくり協議会が事業協力者の募集を行い、令和2年3月に事業協力者が決定いたしました。令和2年6月の建設常任委員会において、優良建築物等整備事業に向けて報告を行いました。その後、事業協力者が事業区域内の地権者意向確認を行った結果、北側区域については一部地権者の協力が得られないことが判明したことから、令和3年8月に、南側区域を先行して整備することを決定したところでございます。  事業を進める一方で、令和4年4月に、産科医院より寺田駅付近への進出の意向があり、産科医院を含めた複合施設の建設を目指した協議を開始いたしましたが、この協議に時間を要し、資材等の価格高騰による事業費の増大により採算が合わなくなったことから、令和5年10月に事業推進を中止し、産科誘致における土地利用とする方針といたしました。令和5年12月に、産科医院と事業の実施に向けた具体的な協議を進めることに合意したところでございます。  3ページの事業対象区域位置図をお願いいたします。赤い線で囲まれた民間活力を誘導する区域のうち、南側区域内のピンク色のハッチングの部分が予定の用地であり、赤色のハッチング部分が西側拡幅予定の道路であります。よろしくお願いいたします。 ○乾秀子委員長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○谷直樹委員  失礼いたします。寺田駅周辺整備事業、その中の優良建築物等整備事業について、今ご説明あったんですけれども、これ、北側が令和2年3月だったかな、ですね、この段階で、今、優良建築物等云々で、協力業者、多分、これマリモさんかなと、プレサンスの関係と思いますけど、ここでたしか予算が、そこそこの予算がついてたと思うんですよね、北側、優良建築物、ちょっと数字忘れましたけど。最終的には、その北側については地権者の同意が得ることができずという形になってますけど。当然、全地権者の同意が必要やというようなことで、できなかったというようなこと。ここは再開発等々の動きな形で最初やられてたんじゃないかなと思うんですけど。その中で、この北側の東側、今、プレサンスさんがマンション、たしか地上11階建ての30メーターのマンションが建っていると。これを見てますと、そのマンションの敷地の一部がこの北側区域にちょっと食い込んでるんですね。だから、最終的には、この食い込んでるこの部分は、当然150件の方のいわゆる敷地権の持分あったら、この人たちがやっぱりうんと言わなあかんというようなこともあったと私は認識しておりますし、北側区域には何件の地権者がおられたかちょっと分かりませんけども、その辺のことをちょっとまず教えていただけますか。  それから、その予算がどういう形で執行されて、最終的に残ってるかどうか分かりませんけども、その辺のことをまず教えてください。 ○立木克也都市整備部次長  優良建築物等整備事業、北側区域と南側区域を同時に、もともとは同時に進めていくというところで、説明させていただいたとおり、北側の同意が得られなかった、南側も一部同意が得られなかったこともありますけども、敷地狭めて進めていくというところですけども。今おっしゃったように、マンションの西側ですね、敷地の西側、少しこう出っ張ってるような敷地もございますけれども、事業を進めるに当たって、そこも含めて、その土地がかかるということになれば、当然そこのマンションの住民の方、もしくは管理組合等の同意ということも必要になってまいりますけども、先ほどお名前出ましたけど、マリモがその地権者を回られる中で、マンションまではまだ声かけはしておらず、それ以外も地権者の方、回られる中で同意が得られなかったというところで、北側は断念したというところでございます。  予算につきましては、令和2年6月に優良建築物、そのまま報告とさせていただいたときは、年度ごとに必要な事業費というのは上げさせていただいてましたけども、当然、事業進んでおりませんので、予算執行という形はなってない。ただ、一部南側区域で調査、あと測量、あと基本設計等を行っておりますので、その分は予算執行してるというところでございます。その予算執行いたしましたのは、令和3年度に予算執行を一部しているというところでございます。 ○谷直樹委員  はい、いうことで、僕は北側はなかなか、地権者の同意が得られなかったということで断念されたということですけども。これね、当時、私、この市道2169号線、これ含めてのこれね、道路を廃止するというふうな形で、その中で、今の図面にありますように、北側区域を再開発等の計画したように記憶してるんですけど、それはそれでいいんですけど、そうなってくると、この南側の今の先ほどの話ですが、南側も産科医院を含めた複合施設の建設、やはり医療モール等々の話かなと私は一応認識してるんですけど。そこで、またいろいろ医療モールとか、その複合施設も駄目やったから、今回は産科医院の建設用地として、旧金井工芸跡地かな、これをその産科誘致の建設用地として進めていくのに道路幅員が狭いんで、ここも含めて地権者さんの一部の土地がこれ、かかるんですけど、そこも買収含めて、こういう形で、今回、取組という形というのが流れかなと思いますけども。  そこで、この産科建設用地、これ、金井工芸さんの全体の一部、3分の2ぐらいかな、が対象地みたいに、これ、図面見えますけど、そしたら、この残りの分どうされるのかというのと、この建設用地の、いわゆる今、市が買戻しで持ってると思いますが、売買しちゃうんか、借地でいくのか、そこまでまだ決めておられるのか知りませんけども、例えば売買とかなった場合、これ、そこそこええ値で買うたろうし、その分、回収できるんかなというような問題も僕は出てくるんじゃないかなと思うんですけど、その辺いかがですか。 ○森島正泰理事  まず、私のほうから、先ほど谷委員からは、医療モールというような、南側区域、おっしゃってたんですけれども、令和2年8月の時点では、医療モールというようなことで計画をしたわけではなくて、北側が駄目になったので、南側を先行して整備していくということに、今シフトしたということで、具体的に、今おっしゃったような用途を指定したものではありません。  それと、この3ページにあります、この敷地、南側のエリアですけれども、城陽市が持っている土地というのは、このピンク色でハッチをかけた部分でありまして、そのほかは、北側の既存建物の下側は、これ、市道になってますので、あくまでも市が持っている土地について産科医院を誘致する、建設用地とするというもので、下側のハッチかかってる部分につきましては、これは民地になっておりますので、考えているのは、このピンク色の部分ということでご理解願います。  それと、借地にするのか売買するのかというようなことのご質問ですけれども、これは、今現状、事業の実施に向けた具体的な協議を進めるということで合意いただいた段階でありまして、今の賃借にするのか売買というのが、今後、協議の中で具体的に取り決めていきたいと考えておりますので、今現在、決めたものではございません。 ○谷直樹委員  私、これ、以前、たしか提案させてもらったと思うんですけども、ただ、売買しちゃうと、それはお金は入ってきますわ、市にはね。せやけども、この旧金井工芸跡地を、何で、いわゆる種地として取得したか。ただ、原点に返っちゃうと、それはおかしいやろうとなってきますわね。当然、この寺田駅周辺の整備の種地として、例えばこれの東側には、何ていうかな、交通広場ありますし、それと、近鉄の、いわゆる連続立体交差云々のほうを踏まえて、西側にもこういうような形の土地があったら、東西、横利用できるんじゃないかなというような計画の下に、最初取得されたかなと思うんですけど。そうなってくると、やっぱりその産科誘致、これは僕、これでいいと思うんですけれども、そのときに、その土地の最初に取得したいうような種地としてのその辺の目的がなくなっちゃうんじゃないかなというようなことになってくると、やはりなかなか、私ら議員としたらちょっとおかしいんじゃないかなというふうに思いますし、その辺のことをやっぱりきちっと整理していただかんとと思いますし。  先ほど医療モールと言いましたけど、例えばマリモさんとかやったら、いわゆる集合、共同住宅で同じようなマンションというような話もあったように思います。土地の分を、例えば建物の中で見合うようなことで、市が区分所有等々で利用されたらというような提案もしたような、今ちょっと思い出しましたけども。そしたら、市民の方に納得するような説明もできるんじゃないかなと、この種地として取得したという、当初の目的が達成できんかったけども、そういう形の目的で市としたら市民に対してきちっと説明もできるかなというような、前、私ちょっと提案させてもらったと思うんですけども、その辺あるんで、なかなかこれ、産科、多分一医療法人かなと思いますけど、その辺のことをちょっと整理してもうたほうが僕はいいんじゃないかと思いますけど、その辺の考え方、いかがでしょうか。 ○森島正泰理事  確かに、平成3年にここの土地を購入した理由というのは、寺田駅周辺整備の用地として購入したものということは、当然我々も承知しておるところです。その中で、民間活力を誘導する区域としては、まず、南北一体の計画を立てて事業化を図ってきたという経過があります。  先ほども説明させていただいたように、北側区域の地権者全員のご理解が得られなかったこと、今回、南側区域におきましても、事業費の高騰による採算性などから断念したことを踏まえますと、継続して別の事業を何か考えていくということは難しいと判断したところでございます。  その経過を踏まえつつ今後協議していくわけですけれども、今回の産科医院の誘致に関しましては、少子高齢化が近隣に比較して顕著な城陽市の大きな課題である子育て支援施策、これの解決する大きな一つの策と捉えておりますので、我々としては、この事業を推進していきたいというふうに考えているところでございます。 ○谷直樹委員  ありがとうございます。その考え方は分かるんですけども、先ほども申しましたように、この土地、そこそこええ値で買うてますわな、買戻しも。たしか19億ちゃうかったっけ。文パルのセール・アンド・リースバックの中での要は土地開発公社から買い戻しされたというふうな認識してるんですけど、その辺で、やっぱりこれ、市民さんはどう思われるかなと、僕、一番不安になってますわ。その、いわゆる産科誘致して、子育て、少子高齢化云々、これはこれで分かりますよ。けども、その辺のことを、以前に、この場所しかあかんのかと言われたときにどうかなというようなこと、今後出てくるんちゃうかなという気もしますし、今の金銭面から考えますと、その辺のことをやっぱりちょっときちっと説明できるような形でやっていってもらわんと僕は駄目やと思うんですけど、どうでしょうかね。 ○森島正泰理事  今ご質問の中で、この場所しか駄目なのかというようなご質問がありました。それに関しましては、我々からこの場所を指定というわけではなくて、当然、候補地については、産科医院側から選出したいというご意向があった中で、市の土地であったりとか、ほかの場所も提示はさせていただいた中で、この場所が適地と相手側からご希望された経過がありまして、ずっと協議してきたというような状況でございますので、相手側さんの意向であるというようないうことでご理解願えたらと思います。 ○谷直樹委員  それは分かるんですよ。分かるんですけども、いわゆる財政的な、金銭的なもんでどうかなと僕は不安やし、聞かれたときにちょっと答えるのがどうかなと思うんで、その辺どうでしょうということです。 ○森島正泰理事  ちょっと繰り返しになりますけれども、確かに取得した金額とかですね、催促した金額というのは大きな数字であったということは我々も把握しております。ただ、今現状の価値にしますと、それだけの見合いの金額になってるかといったら、それは当然違いますし。ただ、今の現状のまま、利用もせずに置いておくというのは、これはちょっと、それはそれで一つ問題があるということで、土地利用ができるということと、先ほどの繰り返しですけども、産科医院ができるということで土地利用を図っていきたいというふうに考えているところです。 ○谷直樹委員  それは分かりますよ。分かるけども、私もこれ、今、事業してますけども、例えば19億で買うた土地が、今の相場、これ、全部で600坪でしたかね、ちょっと忘れましたけど、ということは50万で3億、16億の金、どこ行ったんやと、単純計算ですよ。というな形になったときに、うちの会社がもうかったらその金利で相殺できるけども、それが債務として残ったら、それは行政の今の市の考え方の単年度会計とまた今回は違いますけどね、せやけど、一般的な市民の方が聞いたら、そうやなというような形に僕はなるかなと思うんで、それのことをやっぱりちょっと整理していただいて、これはこれで進めてもらったら結構ですけど、そこを、今すぐに答え出えへんかも分かりませんけれども、ちょっとその辺のことも考えながらやっぱり事業を進めていただいたほうが、僕は後々いいんじゃないかなと思いますし、いかがでしょうかね。 ○森島正泰理事  ちょっと難しいお問いかけかなと思うんですけれども。先ほどから谷委員おっしゃってるのは、高額な金額で買った土地を、どういうんですかね、経営的にというか、もうかるような事業をしないといけないのじゃないのかなという、そういうご意見かなと思うんですけれども。今、我々考えてるのは、そういう事業化はちょっとなかなか難しいのではないのかなということが一つと、それと、この産科医院を誘致することによって、どれだけの経済効果が出てくるのか、城陽市にとって、新しい若い世代の方が移り住んでくるいうことがどれほどの金銭的な効果があるのかというのは、ちょっと出してはおりませんけれども、それは購入した金額よりは効果があるというふうには考えているということで、ちょっと答えになってるか分かりませんけれども、ご答弁させていただきます。 ○谷直樹委員  まあまあ、なかなか難しい今の質問やと思いますし。ただ、僕、忘れたらあかんのは、もともとここは何のために買うたんか、これは忘れたら僕はあかんと思うのね。ところが、ずうっといろんな流れがあって、こうなって、最終的に、まあまあ、少子高齢化云々の、いわゆる子育てしやすいまちというような形のその観点から、これはこれで、それはそれで僕いいですわ。だけれども、その辺のことを忘れやんと、きちっとして、やっぱり市民の方が言われたときに、こういう形でこうなりましたということはやっぱり説明責任、僕はあると思いますのでね、その辺はまあまあ、いろいろとご協議いただくなり検討いただいて進めていただきたいと思います。これ以上言っても堂々巡りになるし言いませんけども、ちょっとそういうことを申し上げて終わります。 ○土居一豊委員  これが達成すればいいことではないのかなと、そのように思います。長く空いておった金井工芸の跡地ですね、有効に活用すべきだと。いろいろ考えはあっても、来るところがあればやるべきだと思いがあります。  そこで、北側は同意が得られることなく事業進捗を断念することになったということですけど、今後、北側はどのように考えますか。放置しておいて、同意が得られるのをひたすら待ちますか。もう少し、何か動かす方法を考えますか。  西側について、優良建築物等整備事業も断念したということですけど、これの整備事業は国庫から3分の1補助が出る事業だと思うんですよね。それが出ないとすれば、産科誘致においてのこの国庫誘致というのは、何かほかに、この優良建築物等整備事業のほかに、国庫からは受けるものがあるのか。ないとすれば、誘致に当たって、市がある部分出してあげる分と、その経営者が出す分、この辺が予算的にどうなるのかな、国の補助が使えるものだったら、使えるものを見つけるべきじゃないかなと思うんだけど、どのように考えておられますか。 ○森島正泰理事  まず、北側区域に関しましてですけれども、今、どうするというような今はちょっと状況にないのかなとは思ってます。かねてからちょっと考えておりますのが、もう少しエリアを広げて、寺田駅周辺は東側も含めて、この場所だけじゃなくて、もうちょっと広域なところで、ちょっとまちづくりをまた考えていかないといけないのかなというふうに考えてるところで、具体に、次、じゃあどうするというような計画を今持っているわけではございません。  それと、もう一つですけども、この優建事業、優良建築物等整備事業をやめるわけですけれども、この産科を誘致にするに当たっての直接的な国の補助というのはありません。我々が今、城陽市として支援のほうをすることを今後具体的に協議していくわけですけれども、それが跡地を貸してあげるか、ほかに施設のその整備費に補助を充てるのか、それは具体にちょっとまだ分かりませんけれども、何らかの形ではちょっと支援をしていくということを、今後具体的にちょっと協議していきたいと考えているところです。 ○土居一豊委員  この優良建築物等整備事業を中止せざるを得なくなった、ここにはスケジュールの問題とかいろんな問題が出てますけど、実際、これは復活することはできないわけですか、断念したものは。 ○立木克也都市整備部次長  今回断念した理由につきましては、先ほども申し上げましたとおり、スケジュールの関係だったりとか、事業費の高騰というところでございました。もともと事業を最終的に進めようとしていた南側区域の、一部区域ですけども、その事業の内容としましては、その地権者さんの、今おられる地権者さんの理解であったりとか、あと、そのほか共同住宅なりを建てた中で事業が成立するかどうかということで、事業協力者のほう、いろいろ計画されておりました。その基本計画なりを立てられた時点で、その事業収支が合うぎりぎりの計画を何とか立てられたんですけども、その後、協議等、時間を要する中で、先ほどありましたように、事業費が高騰した中で、やっぱり事業が採算成り立たないというところで、事業を断念したというところでございます。 ○土居一豊委員  私が持ってる資料では、この優良建築物等整備事業というのは4つの縛りがあるような、そしたら、これは産科に該当しないのかな、単独産科の事業、それが大きなもので、事業を中断せなきゃならなくなったんじゃないかと思いますけど、そこはありませんか。例えば既存ストックの再開発、これに産科、ぽんと入るんだったらいいけど、ほかのもの見れば、ちょっと産科の誘致一つだけでは入らないような気がするんですけど、そこのところはいかがですか。もしうまくいけば入れたんですか、それとも産科という誘致になった途端に入らなくなったんですか、いかがですか。 ○森島正泰理事  まず、経過をちょっとご説明させていただきますけれども、資料の2ページのところに書いてあるわけですけれども、令和3年8月に、南側エリアを先行整備として進める、これは優良建築物等整備事業の中で当然考えていったわけです。4年の4月に、産科医院から寺田駅付近に進出の意向があり協議開始と。この中で、優良建築物等整備事業の中に参画していただいて、この中で事業を一緒にやっていきたいということで、協議、ずっと進めてきたところです。ですので、別々で事業をしようとしてたわけではなくて、この優建の事業の中でやろうとしていた、それが、今、立木次長が説明したように、物価の高騰とかスケジュールが合わないということで断念したというところですので、そこはちょっとご理解いただきたいと思います。 ○土居一豊委員  全く今後、国の補助制度は、今の状況では見つからないということですか。 ○立木克也都市整備部次長  今現状、我々が知る範囲で、なかなかそういう補助というのは見つからない、見つかっていないというところでございます。優建事業でという、まださらに優建事業でというところもあるかとは思いますけども、今回やろうとしております、もう市有地を使って、市の土地を使ってというところですし、優建事業、2人以上の地権者の土地を共同化してやるという事業ですので、市の土地だけでとなると、その優建事業のそういう条件がちょっと当てはまらないというところもございます。 ○土居一豊委員  何かですね、いろいろ調べて、少しでも国の補助制度取れるものであれば、事業を進める上の中で取れるように、もう一度、例えば駅周辺整備とか市街地中心整備とか、何かこじつけつけて、こじつけって言ったら悪いけど、それをこの市として計画の何かにぽっと盛り込むことによって補助が取れるものであれば、ちょっと工夫したらどうかなと。あまりにも、この3分の1補助出るものがいきなり出なくなるのが、パーセントを見れば、少なくても6分の1出ますよね、この取組の中で、耐震とかってなればですね。ただ、現在のところで耐震はあり得ませんから、そうなったら、これ見たら、もう3分の1出ますよというのがずらっと並ぶんですが、ぜひ、もう一度、実際具体化が進むようになれば、ぜひ補助取れるものがあれば、取れるところを検討していただきたいと思います。 ○相原佳代子委員  今回のこの事業の取組について説明を受けたわけでございます。この産科の医院の誘致ということは、これまでから、私もそうです、市議会議員皆さんが誘致についての質問をずっと繰り返しやってきて、今回、産科医院から進出の意向があったということで、今まで、これまでに至ってるということは大変ありがたいことですし、市民から、私も次男が生まれたのが平成5年11月だったんですけれども、あの頃は城陽市民も8万人ぐらいいたと思うんですよね。その後、もうそこも水度坂で閉められて、10週までしか見られないということで、皆さん、致し方なく違うところへ行っておられたという経過があったかと思います。なるだけ産科医院をお願いしますとか、私も、去年だけでも、もし産科がなかったら、助産院でもいいし、進出したいという方がいらっしゃるということで、どうですかという質問も重ねてやってきました。ここで見させていただいたら、2年前に既に協議を開始されていたというふうに書かれています。城陽市の人口も減る中で、子供の数も、それこそ30年前とこうやって比べたら、30年もっとあれかな、半分ぐらいになってるんですよね、今、出生数が。だから、今回のことは大変うれしく思っています。やはり新聞などを読まれた方からも、よかったなという声もたくさんいただいていますので、この事業については絶対成功させなあかんというふうに、私も思っています。  それで、お聞きしたいのは、この間、2年前ですよね、約2年前から改めてこられたというか、協議を開始されたということなんですが、一番初めの1ページの下段に書いてある、産科医院を含めた複合施設の建設を目指し協議を進めてきたなどと書かれているんですが、結局のところ、ここは産科医院だけになるのか、いやいや、まだ、その複合施設という余地はあるのかというところが聞きたいのが一つ。そして、以前でしたら、城陽市単独で、あのときで6,000万の助成というか補助金を出してまでも産科を誘致したいということで、職員の皆さんが回っておられたというのも聞いていますが、今、委員からもありましたけれども、何とか国のそういった補助制度に乗れないのかとかいうのがありましたけれども、今回のこの道路拡幅というのは、まあまあ当初予算などにもいろいろ書かれていますけれども、今回のこの産科医院を建設されるに当たり、産科のほうから、この道は狭いので、やはり車などが入ってこられる場合、これだけは必要だとか、何かそういった条件の折り合いとか、そういうことで今回こういうふうになったのかとか、そこら辺は今どうなっているのか聞かせてください。 ○森島正泰理事  ちょっと説明が不足していたのか、ちょっとあれですけど、1ページ目のところに、今ご指摘ありました、2年ほど前から産科医院を含めた複合施設の建設を目指し協議という、これにつきましては、先ほど土居委員にご説明させていただいたとおりなんですけれども、このもともとの優良建築物等整備事業の中に産科さんが入ってもらって、一緒に事業をやっていこうということで協議を進めてきたけれども、結果的に事業費の高騰ということで、これを断念をいたしました。単独での産科誘致に切り替えているというところでございます。  それと、過去、6,000万円の補助があったということで、産科さんに対しての補助金制度がありましたけれども、これは、今現状はなくなっております、廃止しております。  それと、道路を拡幅する予算を今回、来年度予算に計上させていただいてるんですけれども、こちらの道路の拡幅というのは、産科医院さんから言われたものではなくてですね、今の3ページ目の位置図を見ていただきますと、今のピンクのハッチをかけてるすぐ上のところに鍵型の通路があるんですけども、これ、市道でございます。この市道と、今、市が持ってる金井工芸跡地を一体的に土地利用を図ろうとすると、今、現行4メーターなんですけども、6メーターの道路幅が必要と。要は土地利用するためには6メーターにする必要がありますので、これは道路整備として事業をやっていくというものでございます。ですので、相手側から要望があってやるとかいうようなものではなくて、土地利用のために拡幅が必要であるというふうにご理解いただきたいと思います。 ○相原佳代子委員  2ページに、令和5年12月、産科医院と事業の実施に向けた具体的な協議を進めることに合意と書かれています。具体的な協議というのは、もう、それこそ、もうそこでやっていただけると前向きであって、もちろん予算とかも入ったことになっていくので、まあまあ、実施に向けて、実際そこに来てくださるということで様々協議されるということになるかと思いますが、この具体的な協議以降、どのような、具体的な協議というものの中身もそうですけれども、現状はどういうふうになっているのかお聞かせください。 ○森島正泰理事  まさしく、この場所に進出する意向というのは、強く相手さんは持っておられまして、積極的にはなっていただいております。ただ、この土地に関しての、まさしく賃借するのか売買になるのか、それはですね、相手側の医院の経営戦略に関わってきますので、そういったものをやはり深く検討された中で、そういう条件とかを協議していくということになりますので、今時点で何か決めているとかいうようなものではございません。まさしくこれからの協議ということでお願いしたいと思います。  今の状況といたしましては、相手側さんにすると、土地の利用条件もそうなんですけども、やはり病院で働かれるお医者さんですね、やはり今、全国的にも産科医院さんの数が少ないという中で、確保されるのに非常にご苦労されているというところもありますし、あわせて、麻酔医さんもありますし、当然看護師さんも確保しないといけないと、そういう人的な面でかなり苦労されているというところと、あとは、まさしくおっしゃったように、少子化になってきてますので、城陽市だけでなくて、近隣も含めてのそういう経営が本当に成り立つのかどうかといった分析も当然なされますので、そういったことを、総合的にこれから協議をさせていただくというような状況であるということをご理解いただけたらと思います。 ○相原佳代子委員  今、理事がおっしゃったように、やはり少子化が進んでいる中で、今回、産科の医院が城陽市に来てくださるということは大変希望が持てる、そして、ここに産科が来ることによって、また、よそで産んでおられた方がここへいらっしゃるとか、里帰り出産で、城陽に産むところがないからということで里帰り出産を断念された方がまた帰ってこられるとか、そういったことでプラスになる要素がたくさんあります。ぜひともこの産科医院の誘致は成功させて、それによって、また近くに子育てのいろんな、また拠点といったらいいのか、買物したりとか、そしてまた、この地域にそういった子育てのご家庭がこっちへ来てくださるとか、そういった希望にもつながりますので、何とか今やってはるこのいろいろな協議ですね、できるだけその産科の方々に寄り添っていただいて、成功いたしますように、そして、何よりも、この地域に住んでおられる方々が、この産科医院の建設についてご理解をいただいて、そして、まちづくりが発展しますように、それだけ要望させていただきます。また、進捗状況などについては、しかるべき時期にご報告いただきたいと思います。お願いいたします。 ○上原敏委員  失礼いたします。前半で谷委員とか土居委員から出たようなお話は、心配されてるものやと思いますし、これから、そういう問合せとかが市民からもあるかもと考えられますので、そういうときに答えられるように、市民のそういう側面あるんやと思ってお答えいただくようにお願いしました上で、私のほうは、今、相原委員からもありましたように、大変希望を持って受け止めて、これ、皆さんもそうやと思いますけど、私も受け止めております。ぜひ、これは、何ですかね、前進していただきたいと思いますので。事前に少しお聞きしてるときもありましたように、当然、非常にデリケートな部分も当然あると思いますので、かからへんように気つけて質問をつくってるつもりなんですけど、もしありましたら、それはそのとおり返していただいたら結構ですので、そういう前提で。  まずは、この道路に関しては話をしてということじゃなくて、必要やからという市の判断でされてるということですので、そうすると、逆にね、今、ここでも話してたんですけれども、もう同じやるんやったら、この道路、何で奥までやらんのかなというのは率直に思うんですわ。それは、だから、理由があったら言うてもらったらいいんですよ。だけど、一応、多分これ、見た人、市民も聞きたくなる思いますので、答えられる範囲、それこそ、さっきも申し上げました、答えられる範囲で答えていただけたら。やっぱりせっかく拡幅するんやったら、その道路はそういうもんや思って入っていくように利用していただきたいですし、ああ、広いな思って入って、何や狭いんかという感覚は、ドライバーとしてもできればしたくないというのがありますので、その辺お聞きしたいのが1点。  それから、今日を期初に、市民の注目も集まってくるのと同時に、近隣の人の注目も集まると、さらに集まると思うんですね。ですけど、特に近隣、隣接してるとこら辺とか、産科を考えているという話は、逆に言うと、地域へのさきの説明とかで、先行してある程度伝えておられたりするんかなというところをお聞きしたいです。されてるんであれば、基本の理解はいただいてるのかなということが、もう話しされてるんであればちょっと教えていただけたらと思います。主にその2点、お願いします。 ○立木克也都市整備部次長  まず、道路の拡幅の件でございますが、今、道路が狭いということもありますし、建築するに当たって最低必要な幅員として6メートルに拡幅するというところで、一部用地買収をしながら、そういう形でやっていくというところでございます。さらにその奥までってなりますと、ちょっと区域外の用地買収なりというところも必要になってまいりますので、今、事業で必要な部分のみの拡幅という形で今回はさせていただこうというところで、通行量としてもそれほど多い道路ではございませんので、必要な、事業に土地を活用するに必要な部分にのみ道路拡幅をしていこうというところでございます。  近隣住民への説明等につきましては、先ほどもありましたように、これから産科医院の方と詰めた話をしていくんですけども、これから事業をやられるというに当たって、まだこう、いろいろとデリケートなところでございますので、まだなかなか表にできるような状況ではございませんので、その近隣の方へ説明したというようなところは、今のところはまだないというところでございます。 ○上原敏委員  最初のとこからですけど、必要なとこからやるし、逆に言ったら、必要な最低限の、費用もかかるのでね、必要な最低限の費用をかけて、必要最低限じゃない分にかけへんというのは一つの考え方と思いますけども、一方で、やっぱり奥までという、何ちゅうかな、要求というのは、自然に恐らく出てくるんやないかと考えられるんですよね。どうせやるんやったらやってしもうといたらなというふうな考えにはならないんですかね。必要なことしかかけへんというのは間違ってはないと思いますよ、もちろん限りあるものを使うわけですからね。だけど、やるんやったらやってしもうたほうが、結局トータルでという感が一方であると思うんで、ちょっとそういう考え持ってもらえへんかなと、もう一回ちょっとお聞きしたいんです。
     2つ目の、結局デリケートな部分は聞かんようにするって、デリケートな部分にかかるわけですけども、ただ、こう、もう今日で逆に、変に、変ちゅうかね、もう公になりますから、報道がどんだけ載るか分かりませんけど、逆に聞かれ始めていくので、近隣の方の意識からすると、説明ないのに、情報だけこう来るっていうほうが、どうなってる、俺らの近くのことやねんっていう意識にもなりかねないので、もう今までのことあれなんで、今日以降は、ぜひ積極的に、ある程度積極的にお知らせをしていったほうがいいんじゃないかなというふうに思うんですけど、その辺いかがでしょうか。 ○立木克也都市整備部次長  ちょっと道路拡幅につきましては、今のところ、必要なところのみを拡幅することで考えておりますけども、先ほども言いましたけど、それほど交通量多いところではございませんので、今のところは市としては必要ないというふうに考えているところでございます。  近隣の方、地元への説明ですけども、おっしゃっておられました、多分真西の住宅地の方かと思うんですけども、そこへの説明は、先ほど言いましたように、まだ何もできておりません。ただ、もともと優良建築物等整備事業ということで、まちづくり協議会さんが中心となって一緒に進めさせていただいておりましたので、優建事業をやめて、今後、産科誘致に向けて動いていきますという説明は、まちづくり協議会さんのほうにはさせていただいてるというところでございます。当然、隣接の方に何もせずにずっと進めるというわけにもいきませんので、時期が来れば、当然説明等は必要だというふうに考えております。 ○上原敏委員  おおむね分かりましたんですけど、前半の部分に関しては、交通量がそれほど多くはないとは思いますよ、結構行くとこなんでね。ただ、多くなっていくと思うんですね。その辺もちょっとこれから考えていただきたいとお願いだけしときます。専門的見地から一生懸命考えていただいてる今の答えやと思うんですけどもね、一応そういうこともちょっと念頭に今後置いて取り組んでいただきたいと、お願いだけはしておきます。  後半のほうの近くの方ということですけども、何ちゅうかな、変に言うてしもうたらあかんという部分と、一方で、ほかからでも情報化社会で入ってくるんで、それを肝腎の、何でそっちが先行くねんというのが、この問題だけじゃなくて、いろんなところで、何ちゅうか、違和感から不信感につながりかねない部分ですので、この両面があると思うんですけども、その辺ちょっとアンテナ張っていただいて、アンテナというか、こう寄り添っていただいて、言うたら、全て、せっかくやるんで、どこにも喜んでいただきたいしということでお伝えしとるわけですので、そこをちょっと、意識をこう常に置いといていただいて、利用者も市も近隣の方も、みんなよかったなと思う進み方をしていただきたいと思いますので、それは意識だけ持って、さらに持っていただけるようにお願いしときます。  私も、約5年前に出産を家族として経験しておりまして、考えてみたら他市町に行ってしております。考えてみたら宇治のつもりやったんですけど京都市行ってやってるって、大分遠いとこへ行ったというふうに聞こえるとこで、聞こえてもいいんですけど、ぜひ城陽市にあったらよかったなと思いますし、これから産む方、城陽市にあってよかったなと思っていただきたいと思いますので、ぜひうまくいくというか、前進するように期待しておりますので、よろしくお願いします。 ○平松亮副委員長  すみません、ここも2点ありまして、今、上原委員がおっしゃった道路拡幅、古川まで延ばしてしまったらいいんじゃないかという、これ、考え方ですし、あくまで報告事項なんで、私見として聞いていただければと。これ、産科医院になることで、まちづくりとして何か変わるのかなというのが1点と、これ、この古川まで6メーター道路にすれば、ここの土地、接道要件満たすんで、土地の価値上がると思うんですね。土地の価値を上げへんというのも考え方で一つありますし、逆に、セットバックしてもらう代わりに、土地の価値上がりますよという話も持っていけると思うので、やってみて駄目だったとかであれば分かるんですけど、その辺は話の持っていき方だとちゃうんかなと思います。  今まで、これ、裏道みたいな感じですけど、6メーターになったら、やっぱりこっち通りはる方は増えると思うんですよ。というのは、こっち、もう1本こっちの道は住宅とかありますし、こっちから古川抜けるほうが、僕ら寺田今堀のほうは抜けやすいんで、こっち車入ってくると思うんですよね、ぴゅっぴゅっと。その辺が1点と、せっかくいらっしゃるんで、これ、寺田駅前の周辺整備として、この産科誘致がまた計画とかいろんなものに関わってくるのかどうか教えてください。 ○森島正泰理事  1つ目のご質問のまちづくりとして何が変わるのかというのは、ちょっと難しいご質問だと思うんですけど。先ほど私がご説明したように、今まで、少子高齢化とか若年層が離れていくといった城陽市の大きな課題に対しては、それを賄うといいますか、大きな施策にはなるというふうに考えておりますので、それが具体に何か数字とか何かニーズが出てくるかと言われると、ちょっと手持ちとしてはないんですけれども、子育て支援施策の大きな策の一つにはなることは間違いないというふうに信じております。  それと、今の道路について、古川まで延ばしてはどうかというようなお考えですけれども、今、先ほど来説明してますように、まずは、この土地を有効に使うためには、道路拡幅が、そこの敷地までは必要だということで今は考えているところです。おっしゃるように、道を広げれば、同じタイミングでやればいいんじゃないかというようなご意見は承りますが、逆に、広げれば広げるほど交通量は今増えますので、そこは地域の方がどう受け取られるのかというのは一つあります。我々、ほかの事業とかでも、側溝の整備とか道を広げるに当たっても、やはり一方の意見としては、車がよく通るので反対されるというご意見も我々としては実際耳にしておりますので、そういうことにもなり得るという一面はありますので、今現在のところは、先ほど来言ってますように、交通量はさほど多くないので、土地利用に係る必要な分だけの計画をしているというところでございます。 ○乾秀子委員長  せっかく企画のほうからおいでいただいてます。 ○富田耕平企画管理部次長  すみません、そうしたら、私のほうから、今回の産科誘致に係る部分で何かしらということですので。産科誘致につきましては、前回の第2次の創生総合戦略におきましても、非常に市民ニーズが高かった、非常にご要望があった施策の一つでございます。本市におきましても、平成24年度に、産婦人科医院開設事業費補助金という制度を設けまして、この間、産科誘致に懸命に取り組んできたところなんですけども、先ほどからご答弁にもあったとおり、なかなか産科の昨今の医師不足ですね、なかなか激務であったりですとか、出産の際の訴訟リスクがあったりですとかっていうこともあって、なかなかそれが進んでこなかったと。そういったことで、これは、本市の全庁的な課題であると、そのように市として認識をしているところでございまして、その中で政策として関わらせていただいてるというようなことでございます。  これまでは福祉部局のほうで対応していたわけですけれども、こういった土地活用の部分ですとか、それぞれの部局が協力して産科誘致を図るという部分で、私どもが関わって、今回、ようやく交渉のテーブルに着いていただいたということでございまして、今後、詳細な内容が詰まる中で、また、福祉部局のほうからもご報告をさせていただくこともあると思いますし、来年度にはいよいよ第2次の計画、創生総合戦略、最終年度ですし、次の計画に向けて、私どもも計画の策定を進めていく必要がございますので、そういった意味でも、この事業、先ほど期待の声もいただきましたので、市全体として取り組んで努力してまいりたいと、そのように考えているところでございます。 ○平松亮副委員長  ありがとうございます。本当にさっきの接道も根っこは一つでして、やっぱり土地利用をさらに有効的にもっと考えていけばいいんじゃないかっていう話なんです。だから、谷さんもそうですし、僕も不動産屋としての観点からするとね、やっぱり平面だけの利用やとかなりもったいないと、駅前という特性上、産科、多分ベストやと思うんですけど、例えば、例えばですよ、これも報告事項、意見なんですけど、いわゆる買手と売手、市と産科だけやったらね、どうしてもパワーバランスになってくると思うんですよ。どうしても来てほしい、今おっしゃったように、どうしても来てほしい、長いこと来てほしかったし、やっと来たと、パワーバランスがやっぱり弱くなるのは、これ、民間やったら普通の話なので、間にもう1社かまして、例えばURとか共同して、言わば1階、2階、3階、もう本当にフリースペースで産科医院使ってもらって、その上に、いわゆる1Lぐらいの箱をマンションに積んで、新婚から10年以内の世帯に限っては2万5,000円で住めると、それは収支計算がどうなるか分かりませんよ、建設費と収入と。そういう、せっかく全庁的に取り組まれるんでしたら、そういう上に伸ばせる余力がある土地である以上、そういうとこも含めて協議してほしいなという意見です。何か答弁あればお願いします。 ○村田正明副市長  土地の高度利用というご意見だと思ってます。最初、今日の説明でもありましたように、優建事業の中で高度利用をやっていこうということでやってきて、それでは採算性が取れないねということで諦めたという経過があります。  今後、産科誘致をしていく中で、相手方の経営戦略上、どのぐらいのここにお金を投資していただけるのか、我々としてどういう手伝いといいますか支援といいますかが可能なのか、それと、産科の上にそういう住宅地があることを、産科医院自身はどういうふうに判断されるかですね、ということも当然あろうと思います。それと、もう一つは、やはりもともとの中ではですね、南側の用地も含めて、少し事業用地をもう少し広くという思いもあって調整をしてきたわけですけど、産科にしろ、住宅地にしろ、マンションにしろ、集合住宅にしろ、やはり最近駐車場というのがやっぱり要るわけですよね。特に産婦人科の場合はですね、やっぱり妊婦さんということもあって、入院をここはできる施設というのを我々も目指してるもんですから、当然一定の駐車場数が要るということで、やはりその辺も含めて、今後設計を当然されていくと、それはお金も含めた設計をされていくということになりますので、今後の、最初に谷委員からもご質問のありました売買なのか借地なのかを含めて、今後話をしていく中で煮詰めていきたいと思っております。  ただ、駅前で非常にいい土地だという認識はしておりますし、私の個人的な思いといたしましては、駅前に、やはり人を、若い方が、未来のある子供を妊娠された若い方が寄られるようなこういう産科医院が立地できるようになればですね、駅前の元気、人通りの多さというものに向けて、やはりいい施設なんではないかなと、立地としてはいい施設じゃないかなというふうには思っております。 ○乾秀子委員長  ほかに質疑はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○乾秀子委員長  ほかになければ、この程度にとどめます。 ────────────────────────────── ○乾秀子委員長  閉会中の継続審査及び調査についてお諮りいたします。  お手元に配付の所管事務調査の特定事件については、議長に対し、閉会中の継続審査及び調査の申出をいたします。  これにご異議はありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○乾秀子委員長  異議なしと認め、そのように決定いたします。 ────────────────────────────── ○乾秀子委員長  本委員会の本会議における委員長報告については、申合せにより、委員長一任となっておりますので、ご了承願います。 ────────────────────────────── ○乾秀子委員長  本日の日程は全部終了いたしましたので、これをもって散会いたします。お疲れさまでございました。           午後2時16分 散会        城陽市議会委員会条例第28条の規定により署名する。                            建設常任委員長                                乾   秀 子...