西 良 倫 委 員
〇議会事務局
長 村 和 則 局長
與 田 健 司 庶務係長
堀 浩 輔 主任
〇
城陽市議会委員会条例第19条の規定による出席
村 田 正 明 副市長
森 島 正 泰 理事
都市整備部長事務取扱
企画管理部
富 田 耕 平 企画管理部次長
政策企画課長事務取扱
まちづくり活性部
大 石 雅 文
まちづくり活性部長
木 村 敬
まちづくり活性部新都市政策監
岩 佐 良 造
まちづくり活性部次長
東部丘陵整備課長事務取扱
小 川 智 行
東部丘陵整備課東部丘陵整備係長
中 野 将 士 新名神推進課長
新 谷 達 也 新名神推進課新名神推進係長
都市整備部
立 木 克 也 都市整備部次長
都市政策課長事務取扱
山 本 真 史
都市政策課課長補佐
友 本 浩 嗣
都市政策課課長補佐
開発指導係長事務取扱
平 田 泰 章
都市政策課計画係長
広 瀬 法 行 都市政策課駅周辺整備係長
教育委員会事務局
野 村 弘 樹 教育部次長
文化・
スポーツ推進課長事務取扱
樋 口 友 彦 文化・
スポーツ推進課スポーツ推進係長
〇
城陽市議会委員会条例第27条第1項の規定による出席
(請願第6-1号)
福 永 隆 介 参考人
〇委員会日程
1.請願審査
請願第6-1号
スケートボードパーク建設を求める請願書
2.報告事項
(1)都市計画(区域区分)の見直しについて
(2)寺田駅周辺整備事業の取組について
〇審査及び調査順序
請願審査
(
まちづくり活性部関係)
◎請願審査
請願第6-1号
スケートボードパーク建設を求める請願
書
報告事項
(都市整備部関係)
◎報告事項
(1)都市計画(区域区分)の見直しについて
(2)寺田駅周辺整備事業の取組について
──────────────────────────────
○乾秀子委員長 おはようございます。
ただいまから建設常任委員会を開会いたします。
西委員さんは、体調不良ということで、本日欠席の連絡を受けております。
──────────────────────────────
○乾秀子委員長 本日の日程につきましては、既にご案内のとおりでありますが、審査の順序につきましては、お手元に配付いたしております本日の議事の進め方のとおり行います。
──────────────────────────────
○乾秀子委員長 理事者から挨拶をお受けいたします。
○村田正明副市長 おはようございます。
乾委員長、平松副委員長をはじめ、委員の皆様におかれましては、平素から建設行政はもとより、市政の各般にわたりまして、ご指導とご理解をいただいておりますこと、改めて厚く御礼申し上げます。
それでは、お許しを得まして、着座にてご説明させていただきます。
さて、本日は、市より報告案件といたしまして、
都市計画区域区分の見直しについてなど、2件についてご報告を予定しているところでございます。本日はよろしくお願い申し上げます。
──────────────────────────────
○乾秀子委員長 委員の皆様方にお諮りいたします。
本日の請願審査におきましては、請願者から意見陳述の申出がございます。請願第6-1号については、福永隆介さんを参考人としてお呼びし、意見を聞くことにいたしたいと思いますが、これにご異議はございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○乾秀子委員長 異議なしと認め、そのように決定いたします。
暫時休憩いたします。
〔参考人入室〕
午前10時02分 休憩
───────────――――──
午前10時03分 再開
○乾秀子委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
──────────────────────────────
○乾秀子委員長 請願審査を行います。
請願第6-1号、
スケートボードパーク建設を求める請願書を議題といたします。
まず初めに、本請願については、請願者である福永隆介さんの出席を得ておりますので、この際、一言ご挨拶を申し上げます。
本日はお忙しいにもかかわりませず、本委員会にご出席をいただきましてありがとうございます。委員会を代表して厚く御礼を申し上げますとともに、参考人の方におかれましては、忌憚のないご意見を述べていただきますよう、お願いいたします。
ここで議事の順序について申し上げます。
参考人の方には、10分以内で意見を述べていただきます。その後、委員の質疑にお答えいただくことになりますので、よろしくお願いいたします。
なお、参考人の方に申し上げます。
プライバシーに関係しているときや業務上の秘密に属する場合などは、理由を述べ、意見の開陳を拒否できることになっております。また、参考人の方は、委員長の許可を得て発言いただきますとともに、委員に対する質疑は認められておりませんので、前もってご了解願います。
それでは、陳述をお願いいたします。挙手をお願いいたします。
○
福永隆介参考人 福永です。よろしくお願いいたします。
それでは、請願の趣旨から説明させていただきます。
1、新
名神高速道路高架下の土地活用と青少年健全育成のためのスポーツ施設として、
スケートボードパークの建設を求めます。
請願理由。私たちの住む城陽市は、青少年の健全育成に向け、子供たちが社会性や自主性を自ら育むことを大切にしてきた教育活動や支援を日々行っていただいております。一方で、昨今、社会全体における価値観やニーズの多様性化や、家庭を含めた地域社会における人間関係の希薄化が進んでいるという現状がございます。
そこで、私は、身近な世代の声を多く聞いてまいりました中で、スポーツを通して、本市の若い選手を育てる場とともに、市民の皆様が集えるレクリエーション(余暇活動)の空間、
アーバンスポーツを取り入れた次世代の公園の建設が必要であると考え、運動活動を始めました。
現在、本市においては、
アーバンスポーツを行う施設がなく、公的な施設の設置を要望するものであります。
アーバンスポーツの中でも、特に
スケートボードパーク施設は、利用者人口に対して施設数が大幅に足りないのが現状で、また、近年、
高速道路高架下活用においても様々な施設ができる中で、
オープンスペース政策は幾多の先進事例が示されております。
アーバンスポーツにいそしむ若者は、自転車で隣町のパークまで行かなくてはなりません。もっと幼い世代に関しましては、親御様がいないと行くこともできず、練習すらできないという現状が聞こえてきます。
2020年から正式な
オリンピック競技にもなり、需要はどんどん高まっております。そこで、私たちは、城陽市内への
スケートボードパーク施設の設置を目指して立ち上がりました。
スケートボードパークとは、
スケートボードを安全に行うための施設です。公園の一画に、ハーフパイプやボウル、ジャンプ台などを設置しております。現在、本場のアメリカでは、町なかに数多くこうしたスケートパークが造られており、地元の自治体や市民団体で運営されております。個人や仲間内で造っている人もおり、日本でも近年、
アーバンスポーツの盛り上がりを受け、
スケートボードパークを造る自治体が増えてまいりました。京都府内において有名な成功事例が、地元の若者が市長に直訴したのがきっかけで2004年に設立された京都府京田辺市の
スケートボードパークです。2022年には、京都府の八幡市も同じく
スケートボードパークが設立されました。
青少年の育成。このスポーツをしていなかったら、つまらない不良になっていたかもしれない、これは、あるトップライダーの言葉です。スケートパークに来るやつは不良という誤解されている方は、ぜひ考え直してください。スケートパークでは、10歳前後から40歳前後の人までが同じフィールドで遊ぶのです。大人から子供が一緒に施設を共有しながら行える場となり、健全な青少年の育成につながると確信いたします。
アスリートの育成ですが、
アーバンスポーツで培ったバランス感覚や身体能力を生かして活躍している各種スポーツのトッププロが数多くいます。モトクロスのプロライダーは、多くは小さい頃はBMX、スノーボードのトッププロはほとんど
スケートボード出身です。一躍有名になったモーグルスキーも
インラインスケートをオフトレーニングとして取り入れていることは有名です。このように、
スケートボードパークがアスリート育成に多大な影響を与えているところはご理解いただけると思います。
経済効果。評判のよいスケートパークには、日本中から、時には世界中から人が来ます。このまちにしかないスケートパークとなれば、
トッププレーヤーやライダーがうわさし、はるばる訪れ、雑誌に掲載されることもあります。新しいスケートパークに寄せる期待、ぜひ行きたいという問合せが既に多数寄られております。
市民との共存。
スケートボードに関して、邪魔だ、迷惑だ、反感を持っている皆さんに対し、私たちも反省しなければなりません。しかし、ほかのスポーツに置き換えて考えてみてください。私たちは、コートもグラウンドもありません。スケートパークがあれば、私たちも迷惑行為や非合法行為にならないよう、このスポーツに打ち込めるのです。私たちは、気持ちよく認め合える関係性を望んでいます。
上記の意義等を踏まえた中で、城陽市内を走る新
名神高速道路高架下活用が、天候に左右されにくく、
アーバンスポーツ施設として価値創出できると考え、
スケートボードパーク建設を切に要望いたします。
○乾秀子委員長 ありがとうございました。
以上で参考人の意見の開陳は終わりました。
質疑に先立ちまして、念のため申し上げます。委員、参考人とも、発言は簡素、明確にしていただきますようお願いいたします。
それでは、参考人に対する質疑に入ります。
○相原佳代子委員 おはようございます。本日はありがとうございます。
私も昨年11月18日ですか、大型の商業施設でされていたのを見て、本当に
スケートボードって、今まで自分が思ってた、そういう感覚とか意識が本当に覆されて、すばらしいスポーツだなと思って、ぜひスポーツのまち城陽としてもやっぱり押していけたらいいのになっていう思いでおります。
で、見させていただいたんですが、今、私も現在、保育園や幼稚園、小学校、中学校、通っておられる保護者の方からも練習する場所がないんやと、隣町行ったり、繰り返して練習してるけれども、違う子供もいるから、なかなか送迎が大変やというようなことを聞きますが、福永さんは、今回、そういうことで請願出していただいたわけなんですけれども、今現在、大体分かる範囲で結構ですし、どれぐらいの方々が
スケートボードされているかとか、あと、皆さん、どういったところで今現在練習されているかとか、そういうところ、分かる範囲で結構ですので、お答えいただけませんでしょうか。
○
福永隆介参考人 ありがとうございます。現在、世界で
スケートボードをされてる方が40万人いまして、日本では、競技に参加されている人口だけで約3,000人と言われております。その数に対して、施設が200施設と言われておりますので、やはり施設を、通える子たちは通えるんですが、通えない子になってくると、家の前だったりとか、近くの公園の外だったりとかになってくるので、どうしても道が悪いとできない競技になりますので、それがやはり、城陽の子たちがよく言っていたことがよく耳には聞いております。
○相原佳代子委員 ありがとうございます。今、大きな数字おっしゃっていただいたんですけど、現在、城陽市内でどれぐらいの子供さんたち、なかなかちょっと難しいところもありますけれども、競技されているか。まあ、家の前ってなかなか分からないんですけど、どれぐらいの方がされているのかなとか、あと、どこでされて、ここにも少し書かれてたんですけど、実際にご存じの範囲で結構ですので、教えてください。
○
福永隆介参考人 去年、子供たちに聞いたところ、400人、小・中学生で400人ほどおられるみたいです。
場所は、公園をよく多く利用していると言っておられました。
○相原佳代子委員 あと、すみません、ここにも書かれたんですけど、実際、公園が多いということです。鴻ノ巣の運動公園のとこら辺とかもちょっと見かけたりするんですけど、あと、ここには八幡であるとか京田辺とか書かれてますが、遠いところだったらどういったところで練習されてるんでしょうかね。
○
福永隆介参考人 よく行くのが京田辺市の
スケートボードパークと仰せつかっております。八幡市に関しましては、夕方6時、5時で閉まってしまいますので、京田辺のほうが夜遅くまで開いていると聞いております。
○一瀬裕子委員 今日はありがとうございます。
この
スケートボードの設立意義の中、アスリートの育成と経済効果っていうことで、日本中から、時には世界中から人が来ますという、トップクラスのプレーヤー、ライダーがとかっていう、今、もうぜひ行きたいっていう問合せが既に多数寄せられているっていうことなんですが、参考人がお考えというか、請願出していただいてる方は、どれぐらいの規模の
スケートボードパークを設置してほしいっていうふうに考えておられるのかをお願いします。
○
福永隆介参考人 現在、
京田辺スケートボードパークの広さが1,700平方メートルになっておりまして、八幡が1,250平方メートルになっております。京田辺に関しましては、
スケートボードのプロと民間で設立されて、建設されたのが有名で、小・中学生から40歳ぐらいの大人まで幅広く競技があるのでというので、多くの方に利用されております。八幡に関しましては、小・中学生が主に、大人は少なくて、小・中学生のほうが多いと聞いております。なので、やはり京田辺のベースを僕は取り入れたいというところで、プロの方のご意見も聞きながら、共同で建設に携わっていけたらなと考えております。
○一瀬裕子委員 プロの方の声を聞いてということで、さっきも経済効果の中にありましたけど、集客される対象というか、今、八幡は小・中学生が中心で、田辺はいろんな方がということで、プロと民間が設立されたっていうことでお聞きしましたけども、この城陽市で設立されるとすれば、プロも来てもらったり、大きな大会、世界大会をしたりとか、それぐらいの規模をお考えなんでしょうか。
○
福永隆介参考人 はい、そうです。
○一瀬裕子委員 ありがとうございます。それって、やっぱりいろんな専門家の意見とかも、そういうプロが来られるということになりますと専門家の意見も聞かないといけないと思うんですけども、福永参考人にお聞きしますけども、今まで携わってこられたと思うんですけども、そういうプロの方とか、今、ちょっと、どういう、福永参考人がどういう背景とかいうの、今までの職歴とかそういうことが分からないんで、ちょっと教えていただけますか。今までどういうことをされてた方で、まあ、携わっておられる方やと思うんですけども、今までのこの
スケートボードにどういうふうに関わられてたのか、ちょっと教えてください。
○乾秀子委員長 公開されておりますので、プライバシーの面でご自分でちょっとご配慮いただいてお話しいただくようにお願いいたします。
○
福永隆介参考人 私は、京田辺の
スケートボードパークの署名に関しましては参加させていただきました。大阪では、堀江という場所で、各種、そういう
アーバンスポーツの店舗さんを訪れ、私が署名活動をさせていただきまして、ごみ拾い等を尽力させていただきまして、結果、建てはできなかったんですけども、そういうつながり等多く持っております。
私が若いとき、一時期ではあるんですが、短い期間ではあるんですけども、スノーボードのプロをさせていただいてまして、そういう意味でもつながり等多く持っておりますので、そういう意味では、ご意見もらえる形によっては、僕が適任かなと、今は自分でも考えております。
○上原敏委員 失礼いたします。本日はお疲れさまでございます。
今、お二人の委員から聞いて、大分イメージが分かりましたんで、あとは、この請願者のところも福永さん以外の方が複数書かれておりますように、恐らく、たくさんの声が集まって、代表して来ていただいてるんではないかというふうに思うんですけども、こういうふうに声集めはったとか、こういう方々からどれぐらいというの、もしありましたら、先ほどほかの場所ですね、堀江のほうで署名とかいうことをおっしゃってましたんで、もしそういうことをされてるんであれば、そういった内容とかも言っていただけたらありがたいです。お願いいたします。
○
福永隆介参考人 ありがとうございます。去年に関しましてはスポーツアーバンフェスティバルっていうのを城陽青年会議所で、私、所属しておりましたので、そこの委員長を務めさせていただいてました。その際に、
スケートボードパークを城陽市にというところで、署名活動させていただいて、1,362人集まりまして、大半の、半分以上が城陽市の保護者様だったりとか、お子さんだったりとかというところに協力いただきまして、多くの署名が集まりました。
京田辺に関しましても多くの署名が集まった上で、やはりいい
スケートボードパークができたなと感じておりましたので、昨年も同様のやり方でさせていただきました。
○上原敏委員 よく分かりました。いろんな声を広く大きく集めて、声お聞きいただいてること分かりました。はい、分かりました。
○並木英仁委員 すみません、ご苦労さまです。先進事例として京田辺市、八幡市、行われてるっていうことなんですけど、多分、今回城陽で造ろうとしたときに、競技されてる方の父兄は大体イメージも分かっておられると思うんですけど、一般の方から見ると、安全面がどうなのかなとかっていう、そういう安全対策のことが非常に頭に上がってくると思うんですけども、先進事例のやってる2パークは、実際、どういう安全対策とかそういうことをしてるのかというのをちょっとお聞かせいただけますか。
○福永隆介参考人 ありがとうございます。僕自身、専門家ではないので、分かる範囲で答えさせていただくと、大阪のほうですね、高架下で行われてるスケートパークもありますし、保育園だったり、公園だったりっていうの、多くあるので、安全っていうところは、やはり高架下だと柵を設けると思いますので、その範囲であれば、安全を確保できると確信しております。
○並木英仁委員 ありがとうございます。実際問題、京田辺で活動されてるお子さんたち、また、年配の方も含めてですけど、要は、レベルが上がれば上がるほど、難易度の高い技に挑戦したくなってくると思うんですね。そういう意味で、パーク内でおけがをされたりとかっていう大きな事故につながったような事例はありますか。その辺をちょっとお聞かせいただけますか。
○
福永隆介参考人 僕のほうは聞いておりませんが、京田辺に関しましては、サポーターだったり、ヘルメット義務化されてますので、それをしっかり義務化した上で行うことに関しては、保護者さんも了解の上、楽しく活動されてると聞いております。
○谷直樹委員 失礼いたします。谷でございます。今回、この請願等々ですけども、いわゆる新名神高架下の土地活用ということをうたっておられますけども、例えば、これ久御山とか八幡とか、あと京田辺は、いわゆる公園等々の一画いうふうな感じで思うんですけど、今回、こうして高架下っていう形で請願出されてる、何でかなというのをちょっとお聞きします。
○
福永隆介参考人 ありがとうございます。大阪市でも高架下の活用は多くされてる中で、まちづくりという意味で、活性化、有効活用というところと、あとは、八幡、京田辺、久御山に関しましては、屋根がないというところで、雨天に関しまして左右されやすいので、そういう意味では、建築する際に屋根をつけようと思えば、建築費が上がってしまいます。なので、高架下だと、上に屋根があるので、そういう意味でも建設費抑えられ、雨天でも影響されないと考え、高架下に提案をさせていただきました。
○谷直樹委員 ありがとうございます。ただ、新名神、城陽市域、特に市街地区域っていうのがそこそこの長さございますね。あと、基本的に見てますと、新名神の高架下の南北には、国道24号というね、この拡幅道路ができる。例えば、ここの場所が高架下で可能ならば、NEXCOの使用の許可も要るし、あと、府とか市とかいろんな協議要ると思うんですけど、想像しますと、新名神の側道に24号の西行きと東行きが、これできるんかな。そっから、例えば、ここに入ろうと思ったら、やっぱり危険が伴うんかなと思うんですけど、その辺、高架下っていうのは長いんですけども、その辺、福永さんとしたら、今おっしゃったように雨天のときはええですけど、あとのそのほかの安全面ね、いわゆる交通対策とか、その辺のことも考えていかなあかんとは私は思ってるんですけど、その辺、どんな形でお考えでしょうかね。
○
福永隆介参考人 安全面に関しましては、僕もあまり詳しくないのであれなんですが、高架下を選んだ理由がもう一点ありまして、騒音問題がまちの中で一番問題になっております。この騒音というところを考えると、高架下っていうところは、もともと車の騒音だったりとかいうところがあるので、
スケートボードに関しましては、70デシベルっていう音の、1メーター範囲などで洗濯機の音より、60デシベルですので、それより少し大きいような音になっております。なので、騒音と
スケートボード、周辺に住宅がないという条件と、雨天の影響されないってなると、高架下が一番周囲にも迷惑かけない場所であるっていうところがありまして、僕の意見、高架下っていうところが一番沿っているのかなと思っております。
高架下の安全性、進入に関しましては、僕もちょっと分かりかねるところがあるので、ちょっと答えづらいかなと考えております。すみません。
○谷直樹委員 一応、請願が今出されて、今後の課題とかいろいろとあると思いますけども、当然、子供たちとか
スケートボードに携わっておられる市民の方々の要望でございますし、また、千何人でしたかね、署名も持ってきたということですので、やっぱり時代の流れで、例えば、
スケートボードの選手がモーグルやったっけ、スキーのね。これにも活躍されてるということで、金メダル取られてる方もいるし、
アーバンスポーツの普及という意味で、形で、まずは請願されてますので、その辺、また頑張っていただきたいなと思います。
○土居一豊委員 東京オリンピックからいきなりメジャーなスポーツになってきたんですね。それと、京田辺のパークは、実は、あの横に公園があって、その横にお墓がありますよね。ちょっとお墓の関係で、あそこは月に1回くらいよく行くんです。できたときからですね。だから、大阪ナンバーの車とかいろいろ来てるな。市内の人のある方から、城陽では造ってくれないから、京田辺造るときに私が署名活動したんだという、もう年行ってるんですけどね、その方も。今でも、
スケートボードやってると。ぜひ、機会があったら城陽にも造ってくださいよねっていう話は聞いてたんですよ。で、いい機会っていうか、福永さんからこれ出てきたなと思っておるんですけどね。
そこで、今回、この請願を出すに当たって、福永さんは、議員20名おるんですけど、どの議員さんに直接会って、ぜひ私の請願に協力してください、出してくださいというお話をされましたか。
○
福永隆介参考人 私も去年まで青年会議所でしたので、青年会議所のOBの平松議員に直接相談させていただきました。
○土居一豊委員 ほかの議員さんには話はされてませんか、直接は。
○
福永隆介参考人 僕自身は直接までは、はい、やってません。
○土居一豊委員 それで、今回の請願が、高架下にっていうことで、場所も特定されてるんですよね。だから、ある意味、高架下に造ってくれというこだわりを感じるわけですよね。だから、例えば、市が高架下はちょっと、高架下よりほかのところにっていう話も出るかもしれない。そういう話については、福永さんはどのように思いますか。
○
福永隆介参考人 そうですね、僕が高架下だめだったら建てないというよりも建たないとまず始まらないと思ってますので、まずは、一番いいところっていうの、僕自身が考えるところが高架下だったので、ほかになるっていうところは、僕はそこは別に僕が言うところではないと思ってるので、はい。
○土居一豊委員 近畿管内のいろいろなところを見ましたところ、高架下で公が管理してるっていうところはないと思うんですよね。で、実は、1か所だけ橋の下、亀岡に橋がありますよね。多分、ご存じと思いますけどね。保津橋下
スケートボードパークっていう、亀岡でちょうど保津川の橋を渡っておる下の公園の一画にありますよね。ここはいわゆる橋ですからいいし、しかも下は河川敷で広いところですから、騒音問題もない。駐車場も河川敷ですから停まるところもあると。いろいろな形で、だから、高架下っていうことには私はいろんな制約があるんではないのかな。で、関東を調べた場合、東京近辺には高架下結構あるんですよね。ただし、あれは、土地を民間が借りて有料で民間やっておるんですよね。だから、管理がしっかりしてる。いうことで、多分、福永さんご存じで、東京、関東近辺には結構高架下使われている。ただし、近畿管内見たところ、ちょっとそこまで高架下にはないんじゃないかと思えば、うちで高架下にとなったときに、多分、これ市が造ってくれるとなれば、いろいろクリアしなきゃならないものがたくさんあるんじゃないかと思うんですよ。
そういうこと含めて、私は、福永さんから直接これお話聞く機会があったら、高架下にこだわっておるのは何ですかということと、少しこだわりを緩めて、市がほかのところでも判断できるような請願にされたらどうですかということを提案したく思ってたんですよ。ところが、ご意見聞けなかったので、仕方なく、紹介議員にサインもしてないんですけどね、うん。
だから、あまりこの高架下にこだわることについて、私は思いがあったわけなんです。だから、福永さんから今聞いて、ほかでもいいですよということですよね。だから、やはりいろいろ公が造れば、後のことも考えて管理はしなきゃならないなということは感じております。
いずれにしても、これから、造れば、子供さんが大いに、小さい子供さんからそのスポーツに親しむと思うんですよね。ぜひ私も城陽にという思いはあります。ありがとうございました。
○乾秀子委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○乾秀子委員長 以上で参考人に対する質疑を終結いたします。
この際、委員会を代表いたしまして、一言御礼申し上げます。本日は、お忙しい中、本委員会にご出席を賜り、誠にありがとうございました。
参考人の方は退室をお願いいたします。
暫時休憩いたします。
〔参考人退室、説明員入室〕
午前10時33分 休憩
───────────――――──
午前10時34分 再開
○乾秀子委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより市への質疑に入ります。質疑はありませんか。
○相原佳代子委員 先ほど参考人のほうから、高架下に
スケートボードパークの建設を求めるということで、ご意見など陳述されたのを聞かせていただいたんですけれども、これが、例えば城陽市としての関わり方というか、高架下に建設するとなると、どういった手続が必要になっていくのか、まず、その点について聞かせていただきたいと思います。
○中野将士新名神推進課長 高架下への
スケートボードパークの設置の手続というところですけども、こちらは高速道路は道路法がかかっておりまして、道路法上の占用許可を取る必要がございます。この占用許可の条件ですけども、道路管理上支障がなく、高架下への設置がやむを得ないものであり、道路法の占用許可基準、いわゆる期間とか構造、また工事の方法とか復旧方法ですね、そういったものに適合するということが必要になってございます。
また、道路法上の占用許可条件ではございませんけども、一つは、まちづくりの観点から、適性かつ合理的な土地利用であると認められること、そして、交通安全上、警察の了解が得られること、3点目に、地元住民の了解が得られることとなってございます。それとあわせまして、高速道路の敷地や構造物の所有者でございます独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構にそういったことを示す必要があるということになってます。
そのほか、高架下の占用ということでございますので、道路管理者の日常点検等が困難になるということから、占用主体、占用される方が橋脚等の日常点検等の管理能力を有するということが必要となってございます。
○相原佳代子委員 様々な手続を経て建設していくことになるということは分かりました。
ただ、城陽市として、そういうことに合意形成がなされたとしたら、例えばこれ、先ほども出てましたけれども、そういった
スケートボードパークの施設というのかな、大きさであったりとか、城陽市東西南北ありますけれども、駐車場を整備するかとか、あと、手洗いとかそういったこととか、考えられるというのはどういったことになるんでしょうか。市が管理するということを考えると、どういったところが考えていかなければならないというか、これが賛成ということになると、どういうふうなことをクリアしていかないと、まあまあ、課題となるのか教えてもらいたいんですけど。
○野村弘樹教育部次長 失礼いたします。まず、前提といたしまして、まず、新名神高速道路、今高架下でというようなことでございましたが、この高架下の土地が利用できるようになるなど、環境が整ってから設置について検討が始まることになると思いますので、今時点で具体的なことは申せませんが、仮にするとなった場合でしたら、様々なやはり、考えなければいけない問題があると思います。まず、実際、そこをスケボーの専用施設にするのかとか、公園として整備するのか、また、市が管理するのであっても、市の直営とするのか、指定管理とするのか。さらには、入場料ですね、有料とするのか無料であるのか、駐車場、駐輪場は整備するのかとか、様々な問題を考えるところでございますが、今現在、こういったことを設置していかなければならないというのはまず環境が整ってからということでご理解いただきたいと思います。
○相原佳代子委員 そういった環境が整ってからということになるっていうお答えやったんですけれども、その環境を整えるためには、今、様々おっしゃったことが必須になってくるかと思うんですけれども、反対に、その環境を整えて、請願出されたんですが、どれぐらいかかるんでしょうかね。少なくともそういう環境を整備して、そして、皆さんに使ってもらえるまでっていうのは、どうなんでしょう。すみません。
○
大石雅文まちづくり活性部長 すみません。まず、新名神の高架下の
スケートボードのこのパークなんですが、道路法の占用許可上では、広場とか公園とか、この運動場とか、これらに類する施設であることから、占用工作物としては問題ないというのは伺っているところです。ただ、先ほどもありましたように、安全面であったりとかいろいろなこういうクリアしなければいけない部分というのがございますので、この辺りの整理というのは必要になってきます。
具体な時期的なものなんですけど、これ今、新名神の開通が延期になりまして、今、具体な開通時期というのは示されてない状況なんですが、新名神の供用開始後に大体残工事とかこの辺りが残りますので、これらが完了するのに半年か1年ほどかかるというふうにお聞きしてます。これら残工事が完了した後に、この占用許可の手続をして、許可を受けて、それ以降に施設整備をするんであればそれ以降に施設整備というようなちょっと、タイムスケジュール的にはそういうような時間になってくるというところでございます。
○相原佳代子委員 同時施工というのはなかなか難しいと。残工事がちょっと今、供用開始がいつか分からないんだけれども、残り半年ぐらいでされる。そこからスタートするというようなイメージということなんですね。一緒に進めるというのはなかなかそれはできないということになるんですね。
ちょっと今、そういう供用開始も遅れている中で、そういったことも私は同時でいけるのかなというふうに、そうなれば、供用開始イコールそういうスタートができるというのがあれば一番、子供さんたちや親御さんたちにとってもいいかなというふうに思ったんですけれども、ということは、残工事の後からスタートということは、それよりもまた、何ていうか、環境を整備するということで時間がかかるということだというふうに思うんですけど、また、あと、例えば、5年、10年とかそういうスパンじゃないと思うんですよね。だから、そこら辺は大体どんなもんでしょう。よその造っておられるようなところもあるかと思います。先ほど、委員のほうからもされているところもお聞きしましたけれども、そういったとこら辺の計算というか、そういうことはまだされたことはないですか。
○
大石雅文まちづくり活性部長 まず、今、市街地でやってます高架下の部分というのがNEXCOの工事であったり、国道24号の工事であったり、この辺り、施工ヤードとしてまず使われているというのが1つと、それと、それぞれの道路事業に必要な調整池の設置を高架下のところに配置されるという計画で、既に配置されてるところもあるんですが、これからの場所もございます。こういったものが今まさに進められているところですので、一定、この辺りの計画っていうのが進んだ段階でないと、まずもってどこの場所がいけるのかというのが確定しないというのが1つあります。
それと、先ほどの質疑の中でも出てましたように、24号っていう2車線の幹線道路が横に走りますので、どこの場所でも安全に出入りできるかっていったら、そうではないんです。ある程度限定されてまいりますので、そういった場所がどの程度確保できるのかというのがもう少し事業が進捗していかなければ見えない部分がありますので、その時点からの占用についての話ができるというような形になります。ちょっともうしばらくはかかるかなというふうには考えております。
○上原敏委員 教育委員会の方も来てくださってますので、主にそちらにお聞きしたいんですけども、今現状、城陽市内で、主に子供中心でも大人でもいいんですけども、
アーバンスポーツで、
スケートボードを楽しんでおられる方がどれぐらいいるというふうに、分かる範囲で結構です。何かそちらにもそういう声が、問合せとか意見が集まってたら、分かる範囲で教えていただきたいです。
○野村弘樹教育部次長 競技に携わる市内の競技人数ということでございますが、市では、スポーツ協会通じまして、スポーツ連合団体ということで団体の登録がございますが、その中に
アーバンスポーツ系の登録がございませんので、市として人数は把握していないところでございます。
○上原敏委員 特に問合せとか含めて、城陽にはないんかとか、どこでやれるとこないんかとか、そういう声があったこととかいうのは、記憶されてる範囲で、分かる範囲で教えてください。
○野村弘樹教育部次長 直接市のほうにそういったお声というのは、今のところございません。過去から、議会のほうから、何度かそういったお声はいただいておりまして、それにはちょっと費用面と用地確保の面でもちょっと問題がございますので、今、総合運動公園の石の広場というところで開放、平成14年からですけども、開放になっておりまして、そちらのほうを使っていただくということで、周知、広報させていただいているところでございます。
○土居一豊委員 先ほど、中野課長から、高架下に造る場合の条件とかいろいろお聞きしました。多分、造った場合の後の維持管理ということも、多分に市が造るんだから出てくると思うんですよね。そうしたときに、白紙的に、白紙的にですよ、共通の同じものを造るとしたら、高架下に造るより、市が管理してる公園の一画に造ったほうが後々の維持管理であったり、駐車場管理であったり、いろいろの面で将来的にコストもかからないのではないかという思いがあるんですけど、もう何も条件つけずに白紙的に造った場合、高架下と市が管理している公園の一画にできるとしたら、どちらのほうが管理しやすいですか。
○
大石雅文まちづくり活性部長 まず、先ほどの請願者の方からの意見では、高架下で、いわゆる城陽の高架の部分というのは全てが、どういったらいいですか、完全に雨天を防げるわけではないんですが、一定車線がございますので、屋根があるような状況ですので、そういった部分からいくと、直接の雨の降り込みというのはある程度抑えられる部分がありますので、そういった観点から、高架下がいいんではないかというお話はいただきましたので、そういう条件を考えると、高架下の部分は有利ではないかというふうには考えるところです。これ一般の公園なんかでやりますと、これ屋内施設というか、屋根をつけるような施設の整備となると、かなりの費用というものかかってまいりますので、そういった部分で、今回の請願の申出の中の条件として、そういった雨天の部分の考慮できるかどうかという点からいくと、高架下のほうが有利ではないかというのは、これちょっと客観的な判断ですけど、そういうふうには感じられるところです。
○土居一豊委員 そうなんです、屋根ということを考えればね。ただ、建物を、そのものを造って、市が今度、維持管理という、屋根があるなし別にして、将来的な維持管理ということを考えたら、どちらがいいですか。
○
大石雅文まちづくり活性部長 どこまでの施設を整備するのかというのもなってまいりますし、恒久的なものを、いわゆる
スケートボードパークの恒久的な施設をぶつけるっていうのもあれば、仮設的な、移動可能なようなものをそれぞれの使用者によって持ち込んでいただくというパターンも考えられますので、ちょっと一概には言えないというふうには考えております。
○平松亮副委員長 1点だけ。
アーバンスポーツもそうですし、eスポーツもそうですけれども、スポーツが時代の要請によって変わってきてるという流れはご理解されてると思うんですけども、その中で、今回出されてる
スケートボードパークを建設すると、高架下か高架下じゃないかっていうのはいろんな議論もありますし、先ほど来出てる議論では、公設民営とかいろんな、指定管理とかPFIにするとか、いろんな、それは先の話なんですけども、今、こういう新たなスポーツに対応する施設が造ってほしいという要望、陳情に対して、どういうふうに今現在受け取っていらっしゃいますか、市として。
○野村弘樹教育部次長 おっしゃるように、先ほどの意見陳述でもございましたように、東京オリンピックをきっかけといたしまして、スリー・オン・スリーや
スケートボード、BMX、パルクール、ブレイクダンスなど、
アーバンスポーツを、これに対しては若者を中心にすごく発展、普及して、関心が高まっております。特に
スケートボードに関しましても、競技人口、先ほど40万人ほどとおっしゃってたと思うんですが、それ以上に日本人選手がすごい活躍されたこともあって、今ではさらに競技人口が増えてるというような、そういった情報もございます。
施設を整備すること、このこと自体につきましては、城陽市に若者を呼び込む施策として有効であるというふうに市としては考えております。
○平松亮副委員長 必要であると考えられますか。
○野村弘樹教育部次長 必要性については、認めるところでございます。
○村田正明副市長 先ほどから、ちょっと今の平松副委員長の言葉と、それからなぜ高架下にということも含めて、少しご答弁させていただきます。
市として、やはり新名神高架下というのは、市街地近郊にある非常に有効な空間であるという捉え方をまずしております。ただ、先ほど大石部長が答弁いたしましたように、まずは、道路なりの機能として必要な部分が先に使われる。その残りをやはり我々としては、有効な空間としていかに利用していくのかということをやっぱりしっかりと考えていかなければいけない。その中で、今回、高架下利用の中で、スポーツ振興という観点での請願が上がったというふうに受け止めております。
当然、新名神周辺のまちづくりというのを今後進めていくという中にあって、やはりにぎわい、それから人が集まる施設という意味から言えば、非常に高架下利用としての有効性っていいますか、誘致の有効性としては
アーバンスポーツにかかわらずスポーツ施設というものについては非常に有効なものではないかというふうに考えております。
○平松亮副委員長 ありがとうございます。今、有効活用という点で言っていただいたんで、特にやはりこれ、すごくシティープロモーションとして僕はさらに有効やと思うんです。いわゆる国土軸でいわゆる南部の幹線道路、すごい幹線道路になりますんで、PR効果と、あと、この間、都計審でありましたように保留フレームに入るっていうことで、いわゆる今後の土地利用っていうのは周辺波及効果も考えて、非常に僕は場所的に高架下のほうがいいんじゃないかという点がさらにあるんじゃないかと考えてます。そういう意味でにぎわいとしてですね。
あと、位置取り的にも割と城陽市の真ん中にありますんで、山手のちょっと見えにくいところっていうよりは、
アーバンスポーツっていうのは、アーバンって言うとおり町なかであったり、いわゆる都市型のスポーツとして発展してきたっていう背景がありますので、それでかなりいろんな意味を複合的に持ち合わせる可能性が高いんじゃないかと考えております。意見です。
○乾秀子委員長 以上で質疑はもう皆様ございませんか。