城陽市議会 2023-06-15
令和 5年建設常任委員会( 6月15日)
令和 5年建設常任委員会( 6月15日)
建設常任委員会記録
〇日 時 令和5年6月15日(木曜)午前10時00分開議
〇場 所
城陽市議会委員会室
〇出席委員(10名)
谷 村 浩 志 委 員
平 松 亮 委 員
並 木 英 仁 委 員
西 良 倫 委 員
土 居 一 豊 委 員
谷 直 樹 委 員
一 瀬 裕 子 委 員
乾 秀 子 委 員
上 原 敏 委 員
相 原 佳代子 委 員
小松原 一 哉 議 長
(1)明日の京都城陽産業かがやきビジョン(案)につい
て
(2)城陽市の農業のあり方(案)について
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○乾秀子委員長 ただいまから建設常任委員会を開会いたします。
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○乾秀子委員長 本日の日程につきましては、既にご案内のとおりでありますが、審査の順序につきましては、お手元に配付いたしております本日の議事の進め方のとおり行います。
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○乾秀子委員長 初めに、理事者から挨拶をお受けいたします。
○今西仲雄副市長 皆さん、おはようございます。
乾委員長、平松副委員長をはじめ、委員の皆さんにおかれましては、平素より
建設まちづくり行政はもとより、市政運営の各般にわたりましてご指導、ご理解賜っておりますこと、まずもってお礼を申し上げたいと思います。
それでは、失礼しまして、着座にて説明させていただきます。
本日は、過日の本会議におきまして、委員会付託となりました議案第32号から35号につきましてご審査をいただくことになっております。また、市の報告案件といたしまして、明日の京都城陽産業かがやきビジョン(案)についてなど、2件についてご報告をさせていただく予定でございます。
なお、審査、報告に先立ちまして、担当部長より部局ごとに所掌事務並びに課長級以上の職員の紹介をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○
大石雅文まちづくり活性部長 それでは、まちづくり活性部、農業委員会事務局の所掌事務及び管理職職員の紹介を申し上げます。まず、まちづくり活性部でございますが、お手元の資料のとおり、4つの課を所掌いたしております。東部丘陵整備課は、山砂利採取の指導、採取跡地の整備計画の推進及び一般財団法人城陽山
砂利採取地整備公社に関することを所管いたしております。新名神推進課は、新名神高速道路事業の推進、
都市計画道路東部丘陵線等の整備に関することを所管いたしております。商工観光課は、商工業の振興、企業誘致、観光の振興等に関することを所管いたしております。農政課は、農林畜産業の育成・指導及び振興、土地改良事業等に関することを所管いたしております。
職員でございますが、部新都市政策監の木村敬でございます。木村新都市政策監は、東部丘陵整備課及び新名神推進課を担当いたしております。
部産業政策監の中村雅彦でございます。中村産業政策監は、商工観光課及び農政課を担当いたしており、商工観光課長を兼務いたしております。
部次長の岩佐良造でございます。岩佐次長は、東部丘陵整備課及び新名神推進課を担当いたしており、東部丘陵整備課長を兼務いたしております。
続きまして、新名神推進課長の中野将士でございます。
続きまして、農政課長の岡正樹でございます。岡課長は、
農業委員会事務局主幹を兼務いたしております。
続きまして、別葉で農業委員会事務局でございますが、農地の権利移動、農地の転用等を所管いたしております。
局長の上田周児でございます。上田局長は、農政課主幹を兼務し、農地利用に関する業務を担当いたしております。よろしくお願い申し上げます。
○森島正泰理事 続きまして、都市整備部の所掌事務及び管理職職員の紹介を申し上げます。都市整備部は、お手元の資料のとおり、4つの課を所掌いたしております。まず、都市政策課でございますが、都市計画の立案、総合調整、土地利用計画、都市景観、都市計画審議会、緑化推進、開発指導、空き家対策、建築物の耐震化、公共交通、まちづくりに係る支援及び啓発、駅前周辺整備計画の推進等を所管いたしております。次に、管理課でございますが、道路、橋梁、河川、公園の管理及び維持、市の管理する道路、水路等の境界明示及び用途廃止、交通安全、街灯の設置及び管理等を所管いたしております。次に、土木課でございますが、道路、橋梁、河川等の新設及び改良、公共用地の造成、都市計画道路事業、用地取得及び補償等を所管いたしております。次に、営繕課でございますが、市有建築物の営繕事業の調整及び計画、設計並びに工事の施行等を所管いたしております。
続きまして、職員でございますが、部次長の立木克也でございます。立木次長は、都市政策課長を兼務しております。
続きまして、部次長の辻村一哉でございます。辻村次長は、管理課長を兼務、また土木課を担当いたしております。
続きまして、土木課長の西山憲治でございます。
続きまして、営繕課長の皿谷嘉啓でございます。
よろしくお願い申し上げます。
○乾秀子委員長 ありがとうございます。
暫時休憩いたします。
〔説明員退室〕
午前10時07分 休憩
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午前10時09分 再開
○乾秀子委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
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○乾秀子委員長 委員の皆様方にお諮りいたします。
本日の請願審査におきましては、請願者から意見陳述の申出がございます。請願第5-2号については、水谷明さん、山口裕さん、奥田禎爾さんを参考人としてお呼びし、意見を聞くことにいたしたいと思いますが、これにご異議はありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○乾秀子委員長 ご異議なしと認め、そのように決定いたします。
暫時休憩いたします。
〔参考人入室〕
午前10時10分 休憩
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午前10時12分 再開
○乾秀子委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
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○乾秀子委員長 請願審査を行います。
請願第5-2号、路線バス運行の請願を議題といたします。
まず初めに、本請願については、請願者である水谷明さん、山口裕さん、奥田禎爾さんの出席を得ておりますので、この際、一言ご挨拶を申し上げます。
おはようございます。本日はお忙しいにもかかわりませず、本委員会にご出席をいただきまして、ありがとうございます。委員会を代表いたしまして、厚く御礼を申し上げますとともに、参考人の方々におかれましては、忌憚のないご意見を述べていただきますようお願いいたします。
着座いたします。失礼いたします。
ここで議事の順序について申し上げます。
参考人の方には、冒頭、お一人に限り、10分以内で意見を述べていただきます。その後、委員の質疑にお答えいただくことになりますので、よろしくお願いいたします。
なお、参考人の方に申し上げます。
プライバシーに関係しているときや、業務上の秘密に属する場合などは、理由を述べ、意見の開陳を拒否できることになっております。また、参考人の方は、委員長の許可を得て発言いただきますとともに、委員に対する質疑は認められておりませんので、前もってご了解をお願いいたします。よろしいでしょうか。
それでは、陳述をお願いいたします。
○奥田禎爾参考人 おはようございます。私たちは、久津川校区、野原自治会、そして、高齢者野原ゆめクラブからこの常任委員会に出席させていただく者で、山口裕、水谷明、奥田禎爾と申します。このたび、発言の機会を与えられ、感謝申し上げます。
さて、路線バス運行の請願について発言させていただきます。
城陽市は、交通弱者の手段として、公募で路線バスをさんさんバスと名づけられたと伺っております。私どもは、今を遡る6年前、久津川、古川校区においてさんさんバスの運行要請の署名を提出しておりますが、近鉄沿線の3つの駅のうち、久津川駅ルートのみが、1つ、バス停の設置が難しい。2、交通渋滞が発生する。3、バスの新路線を開通するのに新たにバス2台が必要となり、1台に数千万円を要するなどして、69号線シティホールから24号線までの新しい東西線が開通しましたが、久津川駅前道路の交通量がどの程度減少するか見極めたいといった城陽市の見解にとどまっております。このたび、改めて路線バス運行の請願を行うものであります。
路線バス運行の請願。1、請願の趣旨。久津川、古川地域住民において、移動の自由を保障する交通手段が住民生活のあらゆる土台だと認識すべき時代になっております。しかるに、城陽市の高齢化率は2021年度33.8%で、ますます移動自由の保障が失われつつあります。特に後期高齢者の
自動車免許自主返納に伴い、自主移動ができないと、高齢者の活躍が減少する等、人生100年の時代、これからの子、孫のためにも、道路及び交通網の早期整備をお願いいたします。
2、請願の理由。多くの住民の移動手段として、路線バスの運行を請願いたします。
ここに地元の野原自治会及び野原ゆめクラブの署名を添えて請願させていただきましたので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
具体的な理由といたしましては、1つに、寺田地区の各公共施設の利用、例えば市役所、文化パルク、近鉄寺田駅、JR城陽駅、城陽郵便局、城陽警察署、保健センター等でございます。
次に、総合病院での受診等ということで、きづ川病院、ほうゆう病院、南京都病院等でございます。
次に、陽和苑の利用者、ここには各地からの利用者がございます。
次に、慢性化した買物難民の救済でございます。どういったところかと申しますと、アル・プラザ、生活必需品の買物、オープン後に
プレミアム・アウトレット等でございます。
次に、久津川駅周辺の交通網の整備計画の推進をお願いしたいと思います。
当方といたしましては、塚本深谷線を使用してJR城陽駅に行ければ、さんさんバス寺田線、そして、長池線とのつながりが確保できて、大変便利になると思います。どうかよろしくお願いいたします。
○乾秀子委員長 奥田参考人、ありがとうございました。以上で参考人の意見の開陳は終わりました。
質疑に先立ちまして、念のため申し上げます。
委員、参考人とも、発言は簡潔、明快にしていただきますようお願いいたします。
それでは、参考人に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
○西良倫委員 請願趣旨で6項目が上げられているんですけれども、このことについては一刻も早くっていう中身があれば、そういう中身のところをちょっと教えてください。
2つ目です。今回、173人の方が思いを込めて請願を出してるわけですけれども、差し迫ってる、今、最初に言ったのと重なりますけども、どうしてもこれは実現してもらいたい、一番困ってるのはこういうことや、先ほど、子供や孫のためにも早く整備をという願いがありましたけども、その点を教えてください。
○奥田禎爾参考人 ありがとうございます。ただいま6項目をご説明させていただいた中で、どれが一番最も要望することなのかというようなご質問でございましたけども、ふだんから地元で伺ってる内容からしますと、寺田地区の各公共施設の利用、それと総合病院での受診等、この2つが主なものでございます。
○乾秀子委員長 以上でよろしいですか。
○奥田禎爾参考人 はい、結構でございます。
○乾秀子委員長 西委員、その2点ということですけれども、最も要望をされてる内容は。それで以上でよろしいですか。
○西良倫委員 最近の事例のことで、イズミヤが閉店になりましたけれども、今、病院のこととか、公的な施設、寺田駅のところに行くにも不便だということと併せて、
フレッシュバザールとかありますよね、向こうに、新市街地のところにね。に行くにも、スーパーの山田屋だとか、寺田のライフ辺りに行くにも、何や、やっぱり不便になったなっていうふうな思いがあると思うんですけど、そこら辺、そこらでどういった苦労をしてるのかっていうあたりはどうでしょう、具体的に。
○奥田禎爾参考人 最近も近くの方々にお話を聞くんですけれども、やはりイズミヤさんがなくなって、大変いろんなことで時間を取られて困っておると。何とかなりませんかということが一番話がございまして、近くに行くにしても、どうしてもやっぱり歩いていかなければなりません。私がもし許していただければ、JRの城陽駅のほうに行ければ、そこからはさんさんバスの寺田線とか長池線とのつながりができて、そこで乗換えができますので、非常に元気になるんで、楽になるんで、よろしくお願いしますってしょっちゅう言われておりますので、よろしくお願いをします。
○土居一豊委員 たくさんな要望が出てるんですが、請願の趣旨は、路線バスの運行をお願いしたいという趣旨ですよね。しかし、中には、病院に行くのに便利にしてくれ、買物に便利にしてほしい、福祉施設の陽和苑の利用者もつないでほしいといったら、はっきり申しまして、あれもこれもの請願になってる気がするわけですよ。どうして絞られなかったのかな。バスだったら、バスだけにどうして絞ることができないのかな。寺田駅に通してほしいというんだったら、寺田駅にバス路線を通してほしい、そうすれば、あとのことが解決できるんであれば、それを明確に出していただいたほうが私たちは非常に議論しやすい。しかし、寺田駅にも言いながら、南京都病院にも行かせてください、アル・プラザ、買物もってくれば、解決できるのは、先ほど奥田参考人が言いましたように、寺田駅まで行けば、寺田駅からバスが連接してるので、時間はかかっても、ほかに行ける。あとは、それぞれ利用する方がどのように利用するかになるのではないのかなと思うんです。そうすれば、この請願が本当に焦点絞って、皆さんの問題解決のためには路線バス、寺田駅まで通していただければ、あとは自分たちで努力しなきゃならないところは努力しようと思うんですがということになるんですけど、整理つかないものなんですかね。いかがですか。
○山口裕参考人 我々は、難しいことを考えておりません。要は、目的地に行くのには、お金を払って目的地に行きたいという単純な路線バスでいいんですよ。ほかの難しいことは考えておりません。ただ、今、うちの会長が言ったように、私どもの周辺にもやはり高齢者が3分の1以上の方がいらっしゃいます。まして、今の時代、車があっても、免許があっても、返納しなきゃならないという、そういう時代です。やはりそうなると、足というものはないんですよね。皆さん、お元気でしょう。我々は80代ですわ。返納したら、どうやって、アウトレットにしたって、アル・プラにしたって、どうして行ったらいいんですかね。そういう声が、古川地区、久津川地区では皆さん、そういう不安な方が実際いらっしゃるんですよ。ですけれども、みんな寄り集まってやろうという気持ちがあっても、なかなか歩調が合わない。そして、我々は、平成29年に一度提出しました。500近い方の署名運動を持って、ここをお伺いしました。そのときの会長さんはもう亡くなって、おられませんので、そういう足跡いうのはちょっと途切れてしまったんですよ。これで2回目なんですよ。そこのところをちょっとご理解願いたい。もう単純な気持ちなんですよ。だから、イズミヤさんもなくなりましたね。買物に本当に困ってるんですよ。そこのところは皆さん、お若いですから、自転車でも車でも行かれますよ。そうはいって、今おっしゃったように、寺田まで行ってどうのこうの言うんですけど、我々、野原から駅まで600メーターあります。あの坂道、1回、皆さん、歩いてください。本当にしんどいんですよ。広田の方なんか、本当に1キロ近いですよ。そういう現状を議員の皆さん、ご理解願いたい。何も野望はないんですよ。我々年寄りが何とかして元気になる源として、その目的地に行きたいだけの問題なんですが、それだけです。それよりは望んでおりませんので、よろしくお願いいたします。
○土居一豊委員 そのために、整理できませんか。だから、よく分かるんですよ。だから、よく分かりますが、分かることが全てここに書かれておれば、これを採択するということは、全てのことについて検討するということで、陽和苑の利用者についても。しかし、バス路線だけに絞っていただければ、バス路線を久津川、古川地区から例えば塚本深谷線を通してJRまで、もしくはほかのコース考えるかも分からないけど、要するに、JRまで通してほしいんだっていうことであれば、それについて私たち、真剣に考えれますけど、これだけたくさんのもの出たときに、本当に逆に言えば、3項目めのところは、これは福祉保健部に関係する事項になってくるんですよね、福祉施設の利用ってなれば。しかも、今、ふれあい号というのが通ってる。それとの関係はどうなりますかとか、いろいろ私たちは、市が今取り組んでることについても議論しなきゃならないんですよ。それで、今、これまで出されましたけど、もう一度これ持ち帰って整理して、もう一度再度出すということ、3回目になるかも分かりませんけど、もっと簡潔に、奥田参考人が言われましたバス路線の運行ということになるんであれば、バス路線の運行に焦点を絞って再度出されるということをご検討はされませんか。いかがでございますか。
○水谷明参考人 ありがとうございます。具体的にそのように言わせてもらえば、そういうまた返答して、また提出したいと思います。私自身は、もう車、免許を返納しまして七、八年になるんですけども、もう城陽市までに行こう思うても、なかなか交通手段がないんですよね。行こうと思えば、自転車しかないんですね。久津川駅まで歩いて行くとやっぱり10分かかって、それから寺田駅まで歩いて、それから、どういうふうに行きたいかなっていうのを考えますね。徒歩で行くんか、また、バスがあるんか、それがもうすごくおっくうで苦痛なんですね。例えばアル・プラザに行きたいなと思っても、どういうふうにして行けばいいのかなというふうに悩むんですね。タクシーで行けばいいんですけども、そうはいきませんしね。何とかバスでもあれば、買物しやすい。先ほどおっしゃったように、何か買おう思っても、イズミヤはもうなくなったし、サティもないし、そういうようなところに移動手段がすごくないわけですね。だから、何としてももう移動手段としてさんさんバスとか、そういうな提案してますので、またよろしくお願いいたします。
○相原佳代子委員 失礼いたします。本日は、市民の権利である請願について、自治会の会長さんはじめ、今日はゆめクラブさん、敬老会、高齢者クラブの皆さんが実行されたということに関しまして、敬意を表したいと思います。
我々の父親たちもそうです。やっぱり90近くになって、なかなか自分たちの足で、車で行けないということで、出ていくところが限られてしまうということで、娘や息子たちが手伝う、土曜日、日曜日、買物をするとか、そういったこともやっぱり多々見られます。その中で、先ほどおっしゃってました、実際に久津川、古川校区の皆さん、高齢者の皆さん、お買物をされたり、ご自分の行かれたい場所、ここに書かれてますが、そういったところで今回は路線バスと書かれてますけれども、今現在どういうふうにして行かれてるんでしょうか。先ほど、自転車でというようなこともありましたけれども、どういう交通手段、それでも、何とか歩いていってますって言われるのか、今現在どういうふうにして、今日は野原の皆さんですけれども、されていると聞いておられますか。
○奥田禎爾参考人 自動車をお持ちの方は、当然それで十分注意して行けば行けるんですけども、それがない方は、車の移動ができない方は、やはりほとんどの方は自転車、それと徒歩、当然この2つで、あるいは自動車を持ってる方に頼ると、この3つになると思います。もう私のところも、そのとおりです。乗せて行くときがあります。
○相原佳代子委員 前回、要望書を市に出していただいたわけですよね。6年前とおっしゃいました。それから、そのときは請願ではなくて、6年前に市に出していただいて、そのときの答えが3つあったというふうに先ほどおっしゃっておられました。それから6年たっておられて、もう皆さんもまたお年を重ねられてると思うんですけれども、今回、このゆめクラブさんで出されたわけですけれども、ほかの自治会の皆さんとかにお聞きになって、なかなか先ほど、歩調が合わせられなかったということもおっしゃってたんですけれども、今回、ほかの高齢者クラブさんであったりとか、自治会さんであったりとか、そういったところに声かけとかはされたんですか。
○奥田禎爾参考人 今ご質問のことですけれども、やはりそれは自治会に声をかけてるんですけれども、一番近くの自治会に声かけるだけで、あとは精いっぱいです。私どもと隣の自治会に声をかけるというところで、それ以上は進めておりません、はい。
○相原佳代子委員 最後になりますけれども、署名を集められたとお聞きいたしました、173ですか。その中で、集められてる中で、お宅へ回られたと思いますけれども、どういった声が多かったですか。路線バスの運行ということのほかに、こういうふうにしたらいいなとかいうような声は上がってましたか。
○奥田禎爾参考人 聞いておりません、はい。(「初めから、バスでということで署名を集められたわけですね」と言う者あり)そうなんです、はい。
○乾秀子委員長 以上でよろしいですか。
○相原佳代子委員 はい、結構です。
○一瀬裕子委員 今日は、ありがとうございます。何点か質問させていただきたいんですけども、今、相原委員も触れられてますが、この請願の趣旨に、多くの住民の移動手段として路線バスの運行を請願しますとあります。これ路線バスの運行って限定されてるんですけども、今、青谷のほうで乗合タクシーがあったりとか、古川校区のほうでデマンドタクシーをというような声があったりとか、今まであるんですけども、そういう選択肢はお考えにならずに、もう路線バス一本でというふうに思っておられるのか。それが1点ですね。
それと、総合病院の受診ということで、きづ川病院の送迎バスがありますよね。これも不十分だとお考えということで、ここに上げていただいてるのか。
陽和苑の利用もなんですけども、老センの送迎バスありますでしょ。それが乗れない場合があるということで、ここに上げていただいてるのか、ちょっと既に老人福祉センターの送迎バスは存在してますし、今、きづ川病院も送迎バスあって、またきづ川病院の送迎バスには、空いてるところに、きづ川病院に行かない方も乗ってもいいよということもなったり、で、老人福祉センターのほうも、60歳以上であれば、老セン、その日は使わないけども、乗ってもいいよっていうふうに少しずつ見直しはさせてもらってるんですよ。そこが周知できてないということもあるのかもしれないんですけども、ご存じなのかというのをちょっとお尋ねしたいです。
○奥田禎爾参考人 今おっしゃっていただいたことは、使わせていただけるものは使ったらいいんじゃないかと、まさにそのとおりだと思うんですけれども、なかなかそれをイエスとして、ありがたく思ってくれる方が、まず、私が当たっとる中では、おられません。やっぱり気持ちの問題が一番大きいと思うんですね。やはり市が提供してもらえるんであれば、それが最もふさわしいなと、大体の方は、そう思っておられると思います、はい。
○一瀬裕子委員 分かりました。そしたら、市が独自でしっかりと市民のための移動手段を考えるべきだ。再度ご確認しますが、路線バスっていうことを、そこからは変えるお考えはないということですね。
○奥田禎爾参考人 自動車、バスの大きい小さいというか、区別になると思うんですけれども、大中小なんかのバスは、調べていくと、あるんですけれども、マイクロバスに近いものは、私ども、時々といいますか、年に2回は借りれますよっていうことで、借りて、仲間と一緒に老人クラブで仲よく片道150キロで行ってて、非常に楽しく、個人としては物すごく喜んでいただいて、ありがたいんですけれども、車の大きさの問題もあると思うんですけれども、やはりさんさんバスになると、もう通っていけないところがあって、それ以上考えることもやめるということでございまして、やはりそういうところにはマイクロバス的なものもあれば助かるんかなというふうに思っております。
○谷村浩志委員 参考人の皆様におかれましては、本日お越しいただきまして、ありがとうございました。
私も青谷の地域の人間でして、平成14年頃から一旦路線バスがなくなって、そこから空白期間があり、今は、先ほど一瀬委員がおっしゃられた、青谷方面乗合タクシーというのが運行していただいてるんですけれども、本当に同じような思いがあるので、この請願に対しての思いは非常に私も強く受け止めたいと思っておるんですけれども、先ほどご説明の中で、平成29年に要望を一度出していただいたと。そのときは、約500名を超える方の賛同があった、賛同というか、署名があったと。それで、今回は173名ということで、このちょっと減ったというか、ちょっと行かれる数が少なかったのか、どうしても賛同の方が少し減ってるように数字上見えてしまうんですね。その要因というのが何かあるのか。
それと、今回、自治会と高齢者クラブの2団体から一緒に出していただいてるんですけれども、29年から今回、6年ほどたって、で、今のタイミングで出された。その中で、自治会として、例えばもっと必要かというアンケートを取られたりとか、高齢者クラブの中で何かアンケートを取られたりとか、そういうことがあったのか、なかったのかをちょっと教えていただきたいです。
○奥田禎爾参考人 署名がもう半減したというのはもう事実でございますが、それは、はっきり申しまして、私どもの自治会と隣の自治会がほぼ一緒に活動してたのが、途中からお互いのほうでやりましょうというようなことで、これ提案じゃないんですけども、お互いに相手の自治会をもう離していったというか、そういうところから一挙に数値が減っていったと思います。それは、老人会に対してもそうです。老人会は私ども、50名ぐらい隣の自治会と組んでやったんですけど、現在もう18名に減っております。いろんな意味で、もっと活動が必要だったと思うんですけれども、減っているのは事実でございます。
○乾秀子委員長 もう一点、アンケート調査等は今回取られたかどうか。アンケート調査を今回されたかどうかというご質問があったんですけども、いかがですか。
○山口裕参考人 29年度のときには、指月、室木、北陽、それから野原、長筬、そこで大体、そのときに和朗会という会があったんですけども、そのときは、何やったかな、そのときは、ちょっと定かじゃない、470名近くでしたか、ほど出したんですけども、そのときは、あのときは誰だったかな、まちづくりの担当の方だと思うんですけどね。覚えてますけどね、この間話聞くと、その方とほかスタッフの方3人くらいで、下の会議室、応接間に呼ばれて、いろいろ議論しました。そのときは、自治会長と和朗会の会長、そして、ここの連中で六、七人で陳情したわけですけども、そのときお話ししたことは、以後、検討しましょうということできたんですわ。それから5年たちました。会長も亡くなったもんですから、先ほど言ったように、その足跡はございませんので、再度、今回、野原自治会だけで申請しようと。それが172名ぐらいでしたかね、を持って陳情に参ったわけです。一応署名した分は、森さんのほうにお渡ししたと思います。
○谷村浩志委員 すみません、アンケートとかっていうのはあまり今回は取ってられないというような内容でお聞きしておこうと思ってるんですけれども、やはり前回の29年、出されたときに、ある程度コストの話のお答えとかもいただいていると、要望に対しての1台当たり何千万かかるというお話もいただいてる中で、やはり城陽市も非常に財政が厳しい中で捻出していくに当たって、非常に大きなコストになっていくと思うんです。やはりこのたびの請願で、同じように路線バスの請願をされるということは、やっぱりそのコスト面も非常に高いハードルがあります。その中で、青谷方面乗合タクシーであるとか、そういうちょっとコストのかからない部分でも、ちょっと下げても、やっぱり可能性というのはないことはないとは思ってるんですけれども、今回、前回と同じように、前回は請願ではないので、同じコストがかかるものを要望されたということは、やはり熱意としては非常に分かるんですけども、今回もし、この請願がどっちになるか分からないんですけども、1点だけ最後お聞きしたいのは、今回の請願がちょっとあかんかったとして、次はもうちょっと具体的な、可能性のあるものを様々、議員であるとか、行政の方とある程度お話をした上で、改めてまたチャレンジされるという、できるまで、必ず足が、公共交通ができるまで取り組んでいただくというお考えは、決意というか、それはあるのか、その思いだけ最後お聞かせいただきたいと思います。
○奥田禎爾参考人 ありがとうございます。土居委員からも話ございましたが、あまり6項目って多過ぎると。なので、もう一回、もうちょっと絞れんかったんかというお話、まさにそのとおりで、私が発言させていただければ、この一番最初の寺田地区の各公共施設等も利用したいというのが、一番に入るものと思います。
それで、今おっしゃいましたように、これからの自治会の集まり、あるいは老人会の集まりを通じて、皆様方のもっと絞ったご意見を承りにいろいろ行動してみたいと思ってますので、またよろしくお願い申し上げます。
○谷村浩志委員 ありがとうございました。やはりどこの地域でもなんですけど、高齢化によって、足がいろいろな、城陽市だけでなく、様々な地域で、うちは青谷なので、宇治田原が非常に近くて、宇治田原のほうでもいろんな苦肉の策をされて、何とか残そうと。コストのかかるものをちょっとコストをミニマムなものに下げていって、何とか続けていこうということをされている以上、やはりいきなりマックスのコストのかかるものというのはなかなか本当にハードルが高い。市としても今、この建設常任委員会の中でも様々、地域公共交通に関しては様々な意見をやってますので、我々も、今回の請願がどう採択されるのかされないかちょっと分からないんですけれども、我々も議員として、できることを必ずやっていこうという思いはありますので、もし今回駄目だとしても、全力でまた今後もやっていただければと思いますので、本日は本当にありがとうございました。
○上原敏委員 失礼いたします。恐らくほとんどの委員がそうだと思うんですけども、皆さんの思いが酌めるかどうかという判断と、要望の内容が限定された、項目として広い部分と、あるいは方法論として限定された手段であるということを鑑みて、それに対して賛成できるかどうかっていうことを考えないといけないので、判断が別になる場合があります。多分ほとんどの方は、そこを何ていうか、気にかけていろんな質問されてるんだというふうに思いますし、私もその一人であります。
要望の内容、具体的ですので、路線バスということになっております。今のお気持ちは別に、内容としては路線バスということになっております。そうしますと、以前に路線バスの具体化を行政としても要望を酌んだ形で、酌んで形にする方法として路線バスを考えた場合に、いざ考えるとなると、バスが通ることは賛成なんですけど、自分の家の前を通ってもらうのは困るといったようなことで頓挫したようなこともございました。そういうことになってほしくありませんので、その意味を込めてご質問をあえてさせていただきますが、バスは地域に通ってほしいけれども、そのバスが自分の家の前の通りを通る、あるいは家の前に停留所ができる、そういったことに関して、踏み込んで地域住民のご意向を伺われたりということをされた、それはしましたでしょうか。あえて聞かせていただきます。
○奥田禎爾参考人 今お尋ねいただいたような趣旨では、自治会なり、老人会に伺ったことは特にございません、はい。本当はそういうことを積み重ねて、意見まとめていかなければいけなかったと思います。申し訳ございませんでした。
○上原敏委員 申し訳ないことは全くありません。あえて聞かせていただきましたし、難しいことは分からないけれども、まず気持ちを議会に、あるいは市に伝えたいということは何も間違ってるとは思っておりませんが、ただ、具体化させるとなりますと、具体化させるに当たって、これに賛成できるかとかなりますと、そこも判断基準にせざるを得ない委員も当然出てきますので、今後いろんな活動をされるに当たりましては、そういうところに踏み込んだご意向の確認とかもされたほうがいいかと思いますということだけお伝えいたしまして、今後に生かしていただけたらと思いますし、質問としては今確認させていただきましたので、それで十分でございます。ありがとうございます。
○奥田禎爾参考人 了解いたしました。ありがとうございます。
○乾秀子委員長 ありがとうございました。
ほかに質問はございませんか。よろしいですか。
(「なし」と言う者あり)
以上で参考人に対する質疑を終了いたします。
この際、委員会を代表いたしまして、一言御礼を申し上げたいと思います。本日は、お忙しい中、本委員会にご出席を賜りまして、本当にありがとうございます。
参考人の方は、この後、ご退席を願いますので、よろしくお願いいたします。
暫時休憩いたします。
〔参考人退室、説明員入室〕
午前10時52分 休憩
─────────────────
午前10時58分 再開
○乾秀子委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより市への質疑に入ります。質疑はありませんか。
○西良倫委員 2点ほど聞かせていただきます。今の請願で、第1項目め、市役所や文パル、寺田駅とか、市のいわゆる中心になる公共施設、そこと久津川地域、古川地域を結びたい、結んでほしいという願いが1項目めに語られてます。こうした趣旨の請願は、平成29年の3月議会にも古川地域だったかな、出されました。そのときの時点と、今、今現在、何かこの1項目につくところで変化っていうんか、行政としての努力というんか、そういったことがあるかないか、ちょっと今生活されてる市民のためにも教えてほしいんですけれども、また、なければ、今後の展望などについて答えてほしい。
2つ目です。これについては、請願の5項目めです。塚本深谷線を利用してというところがあります、塚本深谷線を利用して、1番のほうと2番のほうと。これについては私自身もこれまでそうした発言を、質問を一般質問などでもしています。といえば、やはり久津川、古川地域と寺田の中心地をぐるっと回る、いわゆる塚本深谷線を使った形での循環コースというあたりについて、行政が案を持ってるかどうか、何か変化が起こってるかどうかあたりを教えてください。
○立木克也都市整備部次長 すみません、まず1点目の請願の中にあります1つ目の寺田地区の各公共施設への移動について、前にも請願を出されたということで、そのことで、その変化というか、どうなのかというところかと思いますけども、市としまして、今現在、公共交通、もしくは移動手段ということにつきましては、これは以前から申し上げてますとおり、また一からお話しすることになるんですけども、まず、南北については鉄道2路線があると、6つの駅があります。東西の移動、鉄道以外の移動としましては、一般のバス路線が宮ノ谷から大久保まで通っている。あと新田辺と宇治田原を結んでる一般バス路線があります。そのほか、城陽さんさんバス2路線があります。一旦この状態で、平成27年のときの有識者会議の中では、城陽市は交通が一定網羅できてると。ただ、その中で古川校区と青谷校区についてはもう少し考えるべきだというご提案をいただいた中で、今、きづ川病院の送迎バス、空き席の利用であったりとか、老人福祉センターバスの空き席を利用できるって、先ほどもありましたけども、そういうことがあるのと、青谷、寺田の校区につきましては、青谷方面乗合タクシーということで運行させていただいてるというところがございます。ただ、これをもって城陽市の市内の移動確保が全てできているのかと言われると、それは昨年度もありましたように、地域連携サポートプランの中でご提案もいただきましたので、その提案を受けまして、市としては、令和6年度以降に公共交通のマスタープランとなります地域公共交通計画をまず策定しようというふうに今考えておりますので、それ以降の動きとしては、今、そういう考えで動いているというところでございます。
あと、塚本深谷線を利用して寺田の公共施設等への移動というところでございますけども、今現在としましては、先ほどの老人福祉センターバスをまずご利用いただくと、福祉センターまではまず来ていただくことができます。そのほか、もしくは久津川地域、古川地域の方であれば、久津川駅までまず行っていただくと、乗り継ぐことになって、お金と時間はかかるというご不便さはあるんですけども、近鉄に乗っていただくと、寺田まで行っていただけます。そこで城陽さんさんバスに乗り換えることができますので、例えば文パルまでバスに乗るということもできますし、市役所までバスに乗るということもできます。もしくは、先ほどもありましたけど、アル・プラ行きたいという声もあるということで、そこから城陽さんさんバスに乗っていただくと、アル・プラに行くということもできると考えておりますので、今現在としては、そういうことでご利用いただけます。
ただ、今後、その塚本深谷線での循環の考えがあるのかないのかっていうところですけども、それは先ほど言いました地域連携サポートプランを受けて公共交通計画を策定しますので、計画を受けて、それ以降は必要なところに必要な交通を考えていくということになりますが、今、具体的に塚本深谷線を通るとかどうなのかという考えは特に今のところはないというところでございます。
○一瀬裕子委員 先ほども質問あったんですけども、久世校区の4自治会で請願出されまして、議会のほうから賛成で、議会から協議を行うように採択されたんですけどね。その後、自治会のほうでアンケート調査されたり、で、バス会社も通せるということで動き出したんですけども、先ほどもありましたけども、反対ということがあって、実現しなかったっていう過去があるんですけどね。その後、市が協議ないし、その後、状況は変わってるかと思うんですけども、何か市としては協議は進めておられる、その反対あった後は何かされてるんですか、市としてのアクションは。反対後、継続的に協議されてるのか。
○立木克也都市整備部次長 久世校区4自治会からの請願につきましては、今おっしゃられたとおり、4自治会の方と市とで話合いをさせていただきまして、アンケートも行った結果、今ありましたように、一般バス路線、一部ルートを変えるということで、バス会社も了解していただきましたし、当然、通行するのに安全性っていうのがまずありますので、警察も協議させていただきまして、バス停の位置も了解いただいた中で、沿線の方が通行に対する反対というか、困るということと、実際、バス停を置くというところの前のお宅の方が困るというようなことがあって、頓挫したという流れでございます。そのとき、自治会のほうにもその結果をもって、一定納得していただいてるんですけども、その後、地元の要は反対があったので、地元として機運を高めていただくと。要は、その沿線の方なりも今後了解していただくということがあれば、また改めて市としては当然お話をさせていただきますということで一旦終わっているところで、市として、その後、継続的にお話をさせてもらってるというわけではございません。
○一瀬裕子委員 そしたら、市としては、校区というか、自治会、地域の住民に機運が高まれば、またそこは協議に応じるというスタンスなんですね。今のところ、多分、私たちも地元なんで、通るだろうと思ってたところ、頓挫したのがちょっと意外やったんですけどね。だから、最終的にはやっぱり地域住民の理解がないと、総意がないと無理だということなんですかね。
○立木克也都市整備部次長 多数決でいうと、皆さん、走らせてほしいって、先ほどもありますけども、総論賛成、各論反対みたいなところで、やはりバスが通る、まさに通る沿線の方が反対されますと、この民間事業者も走らせているというものもありますし、反対されると、やはりなかなかそこは通しにくいというところですので、一旦地元のほうでまとまっていただく必要がやっぱりあるのかなというところでございます。
○一瀬裕子委員 分かりました。前回反対された方は、今おられないので、状況は変わってきてると思いますので、そこは地域の方にお話しさせてもらったら、また協議が進めていける可能性があるということで考えたらよろしいんですか。はい、ありがとうございます。
○相原佳代子委員 先ほど請願者の方から、6年前に同じような要望を市に出されたというふうなことがおっしゃっておられたんですけれども、それについて、バス停のこととか、久津川駅周辺は渋滞するとか、新たに費用が発生する等々、先ほどおっしゃってたんですけど、そのときの状況をもう一度詳しく言っていただけませんか。
○立木克也都市整備部次長 平成29年の8月であったかと思うんですけども、当時、野原自治会の会長であったり、老人クラブだと思います、和朗会というところの会長さんと、4名の方で署名を添えて要望に来られました。要望の内容といたしましては、先ほどもおっしゃってたんですけども、地域住民の3分の1の方が高齢者であって、駅まで遠いところであったら600メーターほどあると。高齢者の方が歩くと、そうなるとやっぱり30分ぐらいかかるということで、大変だというところと、塚本深谷線が開通すれば、久津川駅前の府道の車の数が減るので、バスの運行ができやすくなるのではないのか。あと、新市街地のスーパー等やアウトレットにも行きたいと。先ほどもあったような話になるかと思います。あと、きづ川病院及び老人福祉センターのそういうバスの利用は、知ってる人が少ないと、やってることを知ってる人が少ないということのお話でした。
そこに対しまして、市の回答といたしましては、まず、新たな路線を開設するとなると、バス路線を開設してほしいということでしたので、そうなりますと、新たな車両購入が必要となりますので、その当時、1台当たり1,800万程度必要だということ、あと、先ほどありましたが、27年の有識者会議の結果から、まずは、できることからやっていこうということで、きづ川病院の送迎バスであったり、老人福祉センターバスの空き席の利用を始めたことであったり、あと、これは前からも言わせていただいているとおり、今後、まちが大きく動いていきますので、それらを見ながら、今後考えていきたいというようなことでお話をさせていただいたところでございます。ただ、その要望をいただいたということは我々も当然受け止めさせていただいてましたし、お気持ちも当然分かってますし、市としても、先ほども言いましたように、今これで公共交通なり、移動手段が確実に皆さん、満足できるものであるとも考えておりません。ですので、その何ていうか、要望というのはしっかり受け止めさせてはいただいてるところでございます。
○相原佳代子委員 そのときは、今回と一緒で、路線バスの運行ということに限定されたので、それに対してのお答えをされたというふうに思うんですけれども、今おっしゃってた有識者会議で出てきた地域のいろいろな病院であったりとか、老センであったりとか、そういった施設のバスも使わせていただいてというようなお答えもされているというふうに今認識しました。
その後なんですけれども、まあ言うたら、6年間の間ですよね、そういった方々との話合いというのはもう全くなかったわけなんでしょうか。なぜかっていったら、今回、以前に私たちにも報告ありました地域連携サポートプランであったり、これから地域公共交通の策定をすると、令和6年度からですよね。そういったまた新しい動きがあって、困っておられるやっぱり高齢者の皆様、車の免許を返された方々に対して、こういう今動きがあって、させていただきますというようなこちらからのアプローチというか、そういう周知というのは何か、ご連絡、ご報告というのはされてないんでしょうか。
○立木克也都市整備部次長 その後、直接その当時来られた方とお話しするという機会は今まで設けておりません。
それと、先ほど、来られたときに、福祉センターバスであったり、きづ川病院のことをあまり知らないということでしたので、我々のPRが多分足りてなかったのがありましたので、そのときは、時刻表などを一旦お渡しさせていただいているというところでございます。
○相原佳代子委員 今回、これ路線バスの運行というのが再度出てきたわけであるので、やっぱり城陽市としては、あらゆる交通の手段を考えて、今、先ほどあった青谷の乗合タクシーもそうなんですけれども、そういったところも含めて、皆さんの困り事っていうのを真摯に向き合っているという、そういったことはやっぱりお伝えしていかなければならないというふうに思うんです、もちろん私たち議員も含めてですけれどもね。だから、例えばそのときにお話しになった中で、路線バスのみならず、ほかの方策というのも考えて、これから解決の糸口を見つけ出していってるところなんですということを言われていけば、またちょっと違った方向やったかなというふうには思うんですけれども、その辺りのお考え、今回の地域公共交通の策定にこれからなっていくんですけれども、そこら辺も踏まえて、市のお考えっていうのはどういうふうに思っておられるんでしょうか。
○立木克也都市整備部次長 先ほどからも申し上げています、令和6年度以降、計画を作成するというところなんですけど、その計画をつくるに当たりまして、市全体として、久津川とか古川とかでなく、市全体として、今住まれている方の移動ニーズを把握した中で、その計画を策定していきたいというふうに考えております。その移動ニーズをどうやって調査するのかっていうのは、これから考えていくんですけども、その中では、今、公共交通が通っていないところとか、交通の一定不便なところもありますし、今、通っているところの方も一定お話を聞かさせていただきたいと思っております。それをもって計画を策定していきたいというふうに考えております。
○相原佳代子委員 今後のことにもなるかと思うんですけれども、やはり実際に住んでおられる方、生活されている方々の声をやっぱりしっかり、今回も出していただいてるような地域の方々の声もじかに聞いていただいて、策定していっていただきたいなというふうに思います。本当に私たちも今、元気だし、一定、車の運転もできるけれども、本当に明日は我が身ですので、そこら辺のことも踏まえて策定はしていっていただきたいというふうに思います。お願いいたします。
○立木克也都市整備部次長 すみません、今の地域公共交通計画でございますけども、こちらは地域公共交通のマスタープラン、個々にこの地域でこんなものを走らせますという、そういう細かいものでなく、マスタープランですので、大枠の計画を策定させていただきます。その後、必要に応じて、地域ごとになるのか分からないですけども、必要に応じて、その計画に基づいてそれぞれ個々のお話をさせていただいて、その運行につなげて、お話もしていきたいというふうに考えているところですので、公共交通計画ができて、すぐに運行が始まるというものではないというところでございます。
○相原佳代子委員 そういう時系列っていうのは理解しました。やっぱりそれをしてるのは何かっていったら、地域住民の皆さんの移動の足を確保するということでされていることだと思いますので、実際にそこで暮らしていただいている方々の声もしっかり聞いていただき、そして、それを反映していくということが必要やと思います。今回も、先ほどからありましたけれども、今回、バスと書かれていますけれども、バスに代わる、例えばワンボックスカーであったり、そういったタクシーであったり、ここにもありましたけども、久津川駅周辺というのがやっぱり今混雑している。新しい道路はできていますけれども、今のあの混み具合を見ていると、なかなかあそこにバスを走らせるというのは、定時のバスというのはやっぱりしんどいと思います。しかしながら、一定、やっぱりあそこの坂道を上ってこられるっていうのは大変しんどい。そして、あそこの歩道っていうのもきちんとやっぱり歩車分離ができていないところもあるので、そこら辺、そしたら、そのバス、そこの場所を通すことができないんだったら、そしたら、違う方法はないのかなども含めて、また考えて、実行していただきたいというふうに思います。
○上原敏委員 失礼します。少しだけ。一部ほかの委員との質疑応答の中で出たフレーズなんですけども、総合病院の中で、きづ川病院のバスに乗れるということがPR不足だったというようなご発言もございましたが、不足かどうかは別にして、今、それは市としてはどういったところでこういうのを使えますよということで発信されていて、今後も含めて、どういう形で知らせていこうというふうにお考えになってるのか、そこだけ少し聞きたいと思います。よろしくお願いします。
○立木克也都市整備部次長 すみません、きづ川病院の高齢者外出支援事業はちょっと所管がよそになるんですけども、我々、公共交通を所管しているところとしましては、こちらの交通ガイドマップを作成させていただいてますので、こちらのPRをもっとしっかりしていかなければならないかなと。この中に今の言った公共交通もあれば、ほかの移動手段も載せておりますので、そちらをちょっと頑張っていきたいなというふうに考えております。
○上原敏委員 それ非常にやっていただいて、せっかくいいことやっていただいてるので、大いに知らせていただいて、それで満足されるかどうかは別にして、あっ、確かにやってるんやなっていうことが伝わるように、引き続きよりやっていただきますようお願いしときまして、以上です。
○谷村浩志委員 すみません、1点だけ。今のきづ川病院で今やっていただいてる空き席のやつなんですけど、それの利用の状況とかっていう把握は、今されてるんでしょうか。
○立木克也都市整備部次長 すみません、ちょっと部署が違うというのもあるんですけども、実際の利用人数っていうのは把握はできていないというところです。あれ利用するのに登録が必要ですので、登録者数っていうのは分かるんですけども、実際の利用者数っていうのは分かりません。ちなみに、その登録をされてる方は毎年80人ちょっとというところでございます。
○谷村浩志委員 80人の方が今年度、あれは毎年登録になるんですか。一度登録したらっていう話になるんですかね。
○立木克也都市整備部次長 ちょっと登録が毎年なのか、ちょっとあれは分からないんですけど、年度ごとに何人登録されてるっていう人数は把握しておりまして、それが80人少しというところでございます。
○谷村浩志委員 ありがとうございます。今、80人ということで、やはり本当に必要であれば、もう少し周知もして、ここの人数が増えてきたり、やっぱりある程度実態把握というのも必要じゃないかなと思うんです。福祉の観点の部分もあるんですけれども、やっぱり公共交通を入れる一つのネタとして、市としてある程度、時間とあれはかかるかもしれないんですけど、そういう実態把握をしてもらいたいんですが、ちょっとその計画つくるまでの間にそういうことをしていく考えだけお聞かせください。
○立木克也都市整備部次長 計画をつくる中で、ニーズ調査が必要と先ほど申し上げまして、その中で、今の利用人数というのも一定、把握する必要があるのかなとは考えております。ちょっとやり方がどういうふうにしていいのかっていうのはありますけども、そこは一定、必要かなという具合に考えております。
○谷村浩志委員 ありがとうございました。やっぱり必要という、絶対必ず必要なものと思いますので、青谷でも実際乗られてる方というのは定着してきておりまして、一定ある程度の方が絶対必要やという部分もありますので、こういう登録される数字ちゅうのは非常に大きなデータになるんじゃないかなと思います。やっぱりここは周知して、こういう数字が増えてくればくるほど、現実味を帯びるんではないかというふうにも思いますし、先ほどの提案者の方、参考人の方にも聞いたんですけれども、やっぱり市としてできるまずミニマムなことからでも入れていって、やっぱり拡充していくというほうが現実的な部分があるんかなと思いますので、市としてもやっぱりやらないというお話ではないと思いますが、先ほど次長の中からでも、やっていくと、何かをやっていこうというお考えがあるということですので、やっぱりしっかり実態把握と本当のニーズというのを、アンケートだけではなかなか出てこないと思いますので、実際の数字で見る分でしっかりやっていただきたいと思います。
○平松亮副委員長 先ほど来出てる、令和6年度以降に計画をつくっていかれるこの地域公共交通計画なんですけど、これ、ここにいる委員のほとんどの方、ずっとこの報告があったので、ご存じやと思います。今後、地域公共交通を包括的に検討していくという中で、国交省のほうからいろんな提案を本市も受けて、我々委員もそれを知っているはずです。紹介議員も含めてですね、ここにいる方、ほとんどが知っている中なんですけども、どんな提案があったか、一部、先ほど、この請願の趣旨、参考人の方の気持ちと思いの中で、やはり目的地に行きたいというこの実現性の中で、サポートプランの中で、例えばアウトレットへの交通を検討しなさいとか、もろもろの提案があったと思うんですけども、その辺をちょっと含めてご説明いただきたいなと、再度お願いしたいなと思います。
○立木克也都市整備部次長 地域連携サポートプラン、昨年ご報告させていただいたものですけども、まず課題を上げていただいて、それに対する提案という、そういう形でいただいてます。まず、課題から言わさせていただきますけども、まず1つ目の課題といたしまして、市街地における移動手段の確保が必要ですということと、城陽さんさんバスの維持活性化が必要であるということと、市街地から東部丘陵地域へのアクセスの整備が必要であるということと、バス、タクシーの運転者が不足していることへの対応、この4つが課題として上げられておりまして、それに対する提案といたしましては、大ざっぱに大きく言いますと、まず1つ目が、移動手段の確保については、まず、移動実態ニーズの的確な把握が必要であると。それによって、多様な輸送資源を活用していくべしですし、バスだけとかいうわけではない、いろんなものを活用していくべしですという提案をいただいてます。あと2番目の城陽さんさんバスの維持活性化については、利用促進策の推進、あと適切な運賃水準と財政負担の検討ということで、こちらについては、城陽さんさんバスも青谷方面乗合タクシーも、この4月から200円にさせていただいたというところでございます。あと3番目の市街地から東部丘陵地へのアクセス整備、こちらについては、これから事業者等とも協議が必要になってくるかと思いますけども、関係者との連携によるアクセスの確保、維持が必要であるということです。あと、バス、タクシーの運転者不足、これは城陽市に限ったことではなくて、全国的な問題だと思いますけども、交通業者、行政の連携による雇用の確保が必要であると。この4つでありました。
○平松亮副委員長 ありがとうございます。ですので、今回のこの請願については、今おっしゃった1つ目の課題ですね。その中で、市の説明として、目的地に行きたいと、この手段として、乗り継いでいく等、ほかの運行形態を利用させてもらう等、一定のある中で、今後この確保を全市的に平等に、寺田西、今池地域、いろんな中学校区の中で、どうバランスを取っていくかというところだと思うんで、僕、個人的にバス路線の新設っていうところにまでいけるのかどうか。今後の検討課題でありますし、いろんな交通動態が今出てきてますんで、個人的には1人乗りのパーソナルモビリティーとか、そういう観点から、道づくりを整備、先、しなくちゃいけないんじゃないかとか、いろんな包括的に考えていかれるっていうことでよろしいですね。確認です。
○森島正泰理事 道路整備も含めてというようなことでおっしゃいましたけれども、まず、先ほどからの繰り返しですけれども、やはりこれから新名神高速道路が開通になりまして、東部丘陵地がまち開きをしていくに合わせまして、新たな人の流れが出てくるということを前提に考えて、かつ、現状、今お住みになっている、駅周辺に住んでおられる方も含めまして、今住んでおられる方の交通も当然考えていかないといけない。それが令和6年度、来年度以降であらかた見えてくるので、そのタイミングで計画をつくっていきたいと考えております。その中で、やはり誰がどこへ、どういう目的で、どれぐらいの頻度、1週間に1回なのか、月1回なのか、年1回なのか、そういったニーズを把握した中で、適切な交通手段を検討していくっていうことがやっぱり求められておりますので、それをまずは考えていきたいというふうに考えているところで、タイミングとしては、そういう形でちょっと考えていきたいというふうに考えております。
○平松亮副委員長 すみません、じゃあ、最後になんですけど、そのニーズ調査なんですけど、大阪市では、この携帯電話ですね、携帯電話のGPS機能を使って、その人が1日どういうふうな移動動態をしてるか、月単位、年単位でニーズ調査の把握をされてます。これ個人情報の兼ね合いがあって、どこまでできるか分かりませんけど、そういうふうにして自治体が取り組むべき公共交通のニーズ調査、路線の決定を、それによって決定しているっていうこともできますんで、加えてご検討いただきたいなと思っております。
○乾秀子委員長 ほかに質問ありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○乾秀子委員長 これをもって質疑を終わります。
これより自由討議に入ります。発言はありませんか。
○相原佳代子委員 すみません、今回、いろいろこの6年間、今回出してこられた方々っていうのは、いろいろと勉強されて出してこられた。それで、せっかくの思いやから、何とか実現するようにできたらいいなと思うんですけれども、今回、先ほどから聞いてましたら、路線バスの運行ということに限られてたので、ここが例えば適切な交通手段をというようなことであれば、またちょっとそこら辺は考えられたんじゃないかなというふうに思うんですけれども、皆さん、どうですか、そこら辺は。なかなか、せっかく市民の皆さんが一生懸命考えられて、こうやって出してこられた請願なので、思いに応えていけたらいいなと思うんですけれども、ちょっと聞いていましたら、路線バスの運行というのはなかなか課題もあるかなというふうに思うんですけれども、その文言が交通手段をということであれば、ちょっと、ここで言うのかな、賛成っていうのができるのかなというふうに思うんだけれども、そこら辺って、皆さん、どんなふうに思いますか。
○土居一豊委員 相原委員から今ありましたけどね、私、後で、自由討議終わった後、提案したかったんですけどね。最初に私言いましたように、焦点が路線バスだったら、路線バスに焦点絞ってもらったらどうかな。しかし、今、皆さんご存じのように、この路線バス問題は、この平川野原地区だけじゃなくて、私が知る限りでは、広田地区、大将軍、久世里ノ西、それと前から出てる城陽団地、また出てくる可能性もあるわけですよね。準備されてることもあるわけですよ。そうなれば、私、今回の請願は、多くの項目出てますので、私たち委員会がもう一度しっかりこれを認識し、議論しなきゃならないと思ってますよ、採択する、不採択するにしても。よって、私は、継続審査にして、で、継続審査してる間に、今、皆さん、市に対しても請願者に対してもたくさん聞きましたけども、私自身、皆さんの意見聞いとっても、なかなか結論に至らないところある。もっと調べたいところがあるんですね。そう思えば、継続審査にして、さっきの請願者のほうも整理することについて、整理する意向も出されましたので、先送りすることにはなりますけど、継続審査にして、もう一度9月議会においてもう一度これを議論する。その間に請願者のほうももう一度、出した請願をもう一度整理していただくということをしていただいたら、請願者の意向も分かるんではないか。請願者、先ほどの言葉では、いや、今日明確にしてくれというんじゃなくて、整理する、されるという意向も出されてますので、私は、継続審査にされたらどうかなと思うんですよ。そうすれば、相原委員が言われたこと、また、谷村委員が聞かれたことなんか、皆、含まれるんじゃないのかな。これ不採択にしたら、不採択したっていうことだけ残るんですよね、議決という、ここでね。請願不採択しました、路線バスの運行について、不採択しましたっていうことが残ってまいりますよ。私は、もう一度、この請願の方の趣旨も踏まえれば、ちょっと継続審査にして、私たち委員がしっかりもう一回議論したらどうかなと思うんです。
○平松亮副委員長 自由討議ですので、僕も発言させていただきます。
先ほど、冒頭申しましたとおり、この改選前の建設常任委員会から新しい地方公共交通を考えていこうというのは、もう継続して審議を続けてきております。ですので、今回、この請願に関しては、当然今、土居委員もおっしゃったように、いろんな自治会の中での要望は各議員の元に届いていると聞いております。ですので、もうそもそもがもうこれ継続して、この令和6年度以降に向けて建設常任委員会で議論を続けていかなければならない非常に大きな課題であるっていうところは、土居委員にしてもそうですし、相原委員にしても、あっ、僕もそうですし、前回から建設常任委員会としてご承知のとおりであるというふうに考えておりますので、私としては、もう既にこれは継続して、本当に社会課題として認識している事案であると承知しているところです。
○相原佳代子委員 自由討議ということなので、私、1点気になってるのが、やっぱり路線バスっていうことの文言なんですよね。本当に長年のそういう課題やと思って、今回出してこられた。今、副委員長がおっしゃったのは、もうもちろんそうなんですけれども、その思いは分かるんですよね、すごくね。せやから、私としたら、まあまあそこら辺の趣旨、ここには路線バスと書かれているんですけれども、継続って、これ継続審査になったら、また次の議会で継続に対して、継続で、また新しいものを出されてくるということなんですかね。そういうことではないですよね。また、これと同じものを審査するということになるんですよね。
○乾秀子委員長 はい、継続ですので、請願の趣旨は変えない状態の審査になります。
○相原佳代子委員 じゃあ、全く同じもの。
○乾秀子委員長 この請願を継続することになります。
○相原佳代子委員 先ほど、請願者の方からは、いろいろ質問のやり取りがあって、あっ、自分たちももう少し絞っていったらよかったとか、そういうようなご意見とかも出てたので、そこら辺についてはどうなのかなと思ったんですけど、全く同じものを継続的に審査するということになるんですね。
○乾秀子委員長 はい、そのおっしゃるとおりです。先ほど参考人のほうからご意見がありましたように、いろいろこれから検討していかれること、意向調査される旨、いろいろありましたけれども、継続審査にすると、9月定例会でするということになると、同じ請願の内容になってくると思いますし、請願は市民の権利ですので、また検討されて、お出しいただくことはできますのでね、はい。
○西良倫委員 市民の方、先ほどの請願者もそうですけどね、どういう形を使えば、それが採算的にも、行政も実現に近づくという形で返事ができんのかなとか、いろんな課題は、課題を整理するのは請願者、市民の仕事ではないんじゃないか。行政がやるべきということだと僕は思うんです。やはり行政が、課題があり、問題があったら、それは市民の皆さん、あまりにも大きな要求ですよとか、相当な予算がそれにつきますよとかなるもんやから、やはり課題はそれぞれが持ち寄ってみる。で、討論し合う。そういう住民と行政が向き合える形っていうものがあって、この政策深めていかなきゃ、なかなか事はならんと思うんですよ。そのことも一定、つくろうと、そういった機会をね、行政と請願者の方々の懇談の場を建設的につくっていこうと。ということの確認であるとか、できればいいですよ。何か僕らがぽおんと、もうそれは否決されますわ、継続審査と言っても、何か状況的なものは何も変わらない中での継続審査っていうのは、じゃあ、市民は何をするのか、行政は何をするのか、もう少し出ないと、請願者としても何か不安というか、いやあ、いろんな準備をして、議会の議員の皆さんも万端、賛成っていう形まで持っていかんとあかんのかっていうことになったら、かなりの負担だと思うんですよ、それは。これはね、僕、賛成討論という、もうこの請願そのものに討論しなきゃと思って来たんだけども、政府、国交省でもこういったいわゆる空白地域、例えば免許の返納なんかをして困ってる人はどんどんこれからも増えていく。高齢化率は高くなっていく。そうした公共交通の空白地域や、また脆弱な地域、そこへは手だてを打ちなさいよというのは、国交省の方針ですよ。それに対して、行政が応えていかなきゃならないという、行政としての努力目標でもあることだしね。これはやはり単なる継続審査だけじゃ、何も変更なしの、はい、請願者の方、頑張ってくださいよっていう継続審査では、僕はちょっとおかしいなと思ってます、そこはね、議員としてね。
○上原敏委員 西委員、思いは分かるんですけど、この請願に対する今、審査なんで、それに対して、どこで話をするかっていう整理しないと、通じてると思ったんですけど、どの形にするにしても、別に請願者に対して、やっておられることに関して否定することにはならないし、否定するつもりでいろんな意見出てるわけじゃないんですけど、ただ仕組みとしてどうかっていうのは整理しないといけないんで、継続審査にしたら、こうなるし、で、変えるためには、こういう方法があるっていうのを伝えていくっていう営みが必要なんであって、あるいは、そのために紹介議員という制度があるので、その中で整理していく。で、仕組み自体の変える部分をおっしゃるんであれば、仕組み自体変える話をしないと、ここで何ができるかと、こうなったときにこうができるかっていう話を整理して話ししていかないと、思いだけで、思いを酌もうっていっても、それは思いを酌むけど、これに対する賛否はみんなで決めていかないといけないことだと思うんで、何ができるかを整理する中で、それぞれが発信なり、賛否を示していけばいいんじゃないですか。
○西良倫委員 それは、そうなんです。でもね、ここで、じゃあ、継続審査で請願者の方がモチベーション、やる気を下げられることはないと思うんだけども、それ若干あると思うけど、やはり年がいくと、もう少し早く公共交通、城陽市、頑張ってるなっていうところで恩恵になったなということが、例えば僕、この前出された古川地域の人も、先ほども敬老会の人が言ったけど、もうあの方が亡くなりましたとか、どんどんとそういった思いを持っていた人が亡くなっていく。いわゆるこの先どうなっていくのかなという感じが市民として、市民の団体としても大変になってくる。自治会自身も加入率が減ったり、もう自治会自身がそういう力がなくなってしまうとか、いろいろあるから、そこは議員としてもやはり何とか応援したいというところを出さないと、もう市民はたまったもんじゃないみたいなところがあるのは現実だと思うので、はい、そこだけ意見を言っときます。
○乾秀子委員長 委員長のほうから申し上げます。
この請願の内容のままで次の定例会を継続して迎えるというのは、あまりいい策ではないと私は思っています。もしもこの請願自体に修正を加えて、例えば令和6年の計画策定までにいろいろ地域から、今回請願を出していただいた地域と行政が話合いをするとか、そういう場を持つとか、そういうことがあればいいのではないかって、すごく短く言えばですけどもね。そういう思いを持って、皆さん、持ってこられた方々の思いをそこで受け止めてっていうふうに思ってられることは、皆さん、多分同じだと思うんですね。ただ、この趣旨として引き継いで、バス路線の運行というのを引き継いで、次に継続しても、何も変わらない。行政のほうは、令和6年の策定、大まかな策定であるとはおっしゃってましたけれども、そこまでいかなければ、それぞれの議員がこれまでにいろいろな地域から要望をいただいた公共交通の体系を整えてほしいっていう、それをやっぱり一度に考えていくっていうか、ニーズを吸い上げてもらって、考えていくっていう形にならなければ、そこまでの準備のところに持っていかなければ、お答えもない。東部の山手のほうに住んでおられる方と、また、平地ではあるけれども、高齢化が進んでて、公共交通がないと不便だっていう方とはまたニーズがちょっと違いますし、お使いになる頻度も行かれるところも違うわけで、そういうニーズを全部集めた中で、公共交通の体系を改めて考えていただくっていうことが私たちの願いでもありますし、城陽市にお住まいのいろんな地域の方の願いだと思うので、今回の請願について、私もちょっと、修正を加えて、出された請願に修正を加えるっていうことの考えは無理だと思うんですけれども、それができるのかどうかということですよね。そういうことが今までにあったかどうかはちょっと分からないんですけど、事務局のほうで何かそういう、今までにそういうことがあったとか、ございますか。
○髙田哲志議会事務局次長 すみません、請願について修正を加えるということは、過去からないということで、そういうことはしてないということをご説明させていただきます。
○乾秀子委員長 修正を加えることはできない、したことがないということですし、改めていつでも議会のほうとしては請願は、何ていうかね、受付というかね、受け取らせていただく準備はできておりますし、市民の当然の権利としてお受けいたしますし、それをこういうふうに審査をしていくことには違いありませんのでということだけちょっと申し上げておきたいなと思います。
○相原佳代子委員 自由討議ということで、すみません、ちょっと続けて、すみません。やはり私、市民が本当に生活実感のある声を出してくださってるので、できるだけ採択できるようにというふうに思って、考えて、今日まで来ました。先ほど、委員からの質問にも真摯に答えていただいて、6年前と同じようにバスの運行ということではございましたが、今聞いていただいて、私も本当に採択したいなというふうに思ったんですが、この路線バスの運行という文言を取りましたら、やはり先ほど行政のほうからもありましたけど、例えばバス停であったりとか、渋滞の中をどうして走らせるのかとかいう問題も実際問題としてあると思うんですよね。(「自由討議だよ」と言う者あり)ああ、ごめんなさい。だから、ごめんなさい、もう一回。だから、新たにまたこういった請願を次回、そういうことも踏まえて請願を出していただくというふうなことであれば、また私たちも前向きに考えさせてもらえるんじゃないかなというふうに自由討議します。
○土居一豊委員 請願を継続審査してる間に、請願者は取り下げることができるはずですね、取下げは。そのときに、取下げと併せて新しいものが出てくれば、新しいことについて我々は議論できる。今回、この請願の内容の重要な趣旨は、とにかく高齢化が進んで、路線バス、どんな手段でもいい、公共交通を考えてほしいということであるとすれば、その趣旨踏まえて、ただ、皆さん議論したように、ちょっとあまりにも項目が大き過ぎます。まだ検討しなきゃならないことがたくさんありますとすれば、このものは継続審査しとって、継続審査は次のときに残っとれば、そのままですよ。しかし、その間に取下げがあって、取り下げたら、もう次の審査のときには、なしですよ。で、新たなものが出れば、それは新たな審査ですよ。私たちは、手法として、それができると思うんですよ。事務局、ちょっと確認してもらったらいいんだけど、請願が請願者のほうで取り下げられたら、そしたら、取り下げた段階でなくなる。で、9月議会のときに出てくれば、新たな請願に行く。その間、私たちは、これは継続審査として、委員会としてちゃんと、路線バスの運行については、次の議会までの間に委員会として審査するじゃないですか。その中の分に入れとけば、ちゃんと私たちは、副委員長言われたように、路線バスについて継続して審査していきますよという趣旨が明確になるんじゃないか。これ不採択してしまったら、ここで終わりですよ。委員会は路線バス不採択にしました、はい。確かに継続はしてますよ。ということで、だから、継続審査してる間に、請願者が取り下げたら、取下げは、それは有効になるのかっていうことだけちょっと確認していただいたらなと思うんですがね。
○上原敏委員 いや、もう最後の部分のつもりやった、行政に少し、若干なりの休憩を取って、できること、できないこと、事務的に整理していただいたらどうでしょうか、できること、できないこと。
○乾秀子委員長 それでは、暫時休憩します。
午前11時50分 休憩
─────────────────
午後0時02分 再開
○乾秀子委員長 会議を再開します。
これをもって自由討議を終わります。
本件につきましては、継続審査を求めるお声がありましたので、まず、継続審査についてお諮りをいたします。
本件を継続審査とすることに賛成の方は挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○乾秀子委員長 挙手少数。本件は、継続審査とすることは否決されました。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
○西良倫委員 本日の請願、賛成の立場で討論します。路線バス運行の請願に賛成の立場で討論をします。
今回の野原自治会や野原ゆめクラブの方々は、多くの住民の移動手段として路線バスの運行をとしていますが、請願趣旨で述べられている多くの項目は、全市的に捉えてのいわゆる公共交通空白地域、空白に近い運行頻度の減少に伴う課題を地域のニーズに沿って述べており、その理由の説明で、後期高齢者の自動車免許の自主返納に伴い、自主移動ができない高齢者のための早期整備は後期高齢者の素直な思いであり、コースや車種、運行の詳細など、現行と新規財政的負担等、行政と地域が協働するシステム構築も求められるところです。国土交通省は、地域公共交通は日常生活に不可欠なインフラであり、まちのにぎわいを促す動脈としての役割を果たしているとし、シビルミニマム、自動車を運転できない住民、高齢者や子供に対して、通学、通院、買物などに必要な移動手段を提供することは、自治体が住民の日常生活維持に向けて用意しなければならない最低限度の条件だと、その整備を求めています。路線バス、乗合タクシー、デマンド方式、さらにはタクシーチケットの支給など、いろんな形態での公共交通の対策や充実が直ちに求められています。本市が積極的な公共交通政策を作成し、実施されることを期待して、請願への賛成討論といたします。
○谷村浩志委員 今回のこの請願に対して、非常にお気持ちと思いというのは、もう先ほどいろいろお聞きした中で、分かるんですけれども、ちょっと反対の立場で討論させていただきます。
先ほど、質疑等、自由討議等でも様々意見が出ておりましたけれども、やはりこの請願ということで、非常に重い、大きな力を持つ請願になると思います。やはり我々委員としても、責任を持って行政へ要望なり、活動していかなければならない中で、やはり非常にハードルの高いことをやっぱり受けてやると、現実味のないお話になっていってしまう。しかし、その中でも、必要なことというのは、先ほど私も意見の中で申しましたように、できることからまずやらなければならない。今回、この路線バスということと、非常に大きな目的を持った中での請願をなかなか採択するというのは、僕は厳しいと思います。責任を持った行動とは言えないので、今回、もう少し本当に現実味のある内容に修正をいただき、また新たにしっかり出していただくことが一番現実、実行と、実現へとつながっていくんではないかと思いますので、今回は残念ながら、お気持ちは非常に分かるんですけれども、もう少し現実味を帯びた請願に変えていただくことを望みまして、反対討論とさせていただきます。
○相原佳代子委員 私も先ほど自由討議のところで話をさせていただいたんですけれども、今回、市民の皆さんが自分たちで考えて、こうやって請願を出してこられたことについては本当に敬意を表したいし、これからのまちづくりっていうのは、こういう視点で出されることっていうのは大変必要になってくることだというふうに思います。
その中で、今回も私もできるだけ賛成したい、そしてまた、それでなくても、趣旨採択ということも考えました。先ほど請願者の方からも、その文言について、これは路線バスの運行ということに限って書いておられますので、今回は、今、採択するということはなかなかかなわない状況なんですけれども、しかしながら、次回、またこの請願の趣旨を、例えば、先ほどからも聞いていただいたと思うんですけれども、適切な交通手段をというような文言に変えていただくなり、そういったことをまた考えていただいて、そして、再度出していただければいいかなというふうには思っておりますので、何しろ市民の皆さんが交通手段、しっかりと城陽市にまた住み続けていただくためにも、私たちも努力していかなければならないというふうに思っておりますので、そういう意見を申し述べまして、討論を終わらせていただきます。
○土居一豊委員 請願いただいた皆様の趣旨を踏まえて、継続審査を提案しましたが、否決となりました。私は、最初にこの6項目出たときに、どうして整理していただけないのかな、バスの困ってるところは重々承知しているということを申しました。参考人のほうからは、もう一度整理するというふうなご意向も出てました。私は、ぜひこの路線バス運行については、ただ単にこの平川野原のところだけじゃありません。ほかのところにもたくさん、申しましたように、聞いておりますし、実際、今後出てくると思います。私たち議員も議会の中で、一般質問の中で、路線バスの運行について今後発言されると思います。委員会として反対しておきながら、自ら一般質問には路線バスの運行を提案するのかという議論も私は市民から言われることもあるんではないか。そう思えば、もっと路線バスの運行について、不採択する場合には、不採択するだけの理由をしっかり言わなきゃならないと思うんですよ。だから、今回、継続審査はかないませんでしたので、ぜひ私は、請願者の方にもう一度整理して出してください、これを強くお願いをいたします。
また、この委員会をネットで聞いておられる市民の皆さん、どうか出されるときに、趣旨と併せて、しっかり出してもらいたいなということを申し上げ、私も今回、このたくさんのこと、出ておることについては賛同できないところがありますので、採択か不採択かとなれば、不採択とさせていただきます。
○乾秀子委員長 ほかに討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
これをもって討論を終わります。
これより請願第5-2号を採決いたします。
請願第5-2号は、採択することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○乾秀子委員長 挙手少数。よって、請願第5-2号は、不採択とすることに決しました。
長時間にわたりご審査をいただきまして、本当にありがとうございました。改めてここでお話をさせていただきますけれども、本日、大変私たち議員が課題としております公共交通についての請願を頂戴いたしまして、長時間にわたって審査をいただきました。本日、不採択となりましたけれども、これは路線バスの運行自体を否定したものではございませんし、私たちも路線バスを含め、いろいろな交通手段を検討しながら、また計画策定の折には、地域からいただきましたご要望、またご提案、そういうものを行政との話合いの中で、検討の中で伝えてまいりたいと思っておりますので、また、本日、ご請願を提出していただきました自治会、高齢者クラブの皆様には、本日の審査の内容をまた地元でご検討いただきまして、請願を出していただくことも可能でございますので、お待ちしておりますので、ご検討くださいますようよろしくお願いをいたします。
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○乾秀子委員長 それでは、皆様にお諮りをいたします。
委員会をこの際、暫時休憩いたしまして、現地の視察、議案第33号から議案第35号関連の現地視察を行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。バスのほうが2時まで借りるということになっています。行政の皆様には大変申し訳ないことだと思いますけれども、よろしくお願いいたします。語堂議員、藤田議員、若山議員のほうから、同行の申出が出ております。委員派遣承認要求の手続につきましては、委員長にご一任願います。
これにご異議ありませんでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
○乾秀子委員長 異議なしと認め、そのように決定いたします。
それでは、暫時休憩をいたします。
午後0時12分 休憩
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午後2時15分 再開
○乾秀子委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
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○乾秀子委員長 都市整備部関係の審査に入ります。
議案審査を行います。
議案第33号及び議案第34号を一括議題といたします。
市の説明を求めます。
○森島正泰理事 議案第33号、市道路線の認定についてご説明申し上げます。
最後の4ページをお願いいたします。提案理由でございますが、この路線は、都市計画法第29条の規定に基づく開発行為によって設置された道路であり、市道として認定したいので、道路法の規定に基づき、提案するものでございます。
ページ戻っていただいて、3ページの認定図をご覧願います。図面中央、市道2482号線につきましては、起点は黒丸印の市道2462号線から、三角印の終点は同じく市道2462号線に接続する道路でございます。
ページ戻っていただいて、2ページ、認定路線調書をご覧願います。道路の概要につきましては、市道2482号線の起点部は寺田丁子口33番144で、終点は寺田丁子口33番196でございます。道路の幅員は6メートル、延長は213.3メートルでございます。
続きまして、議案第34号、市道路線の認定についてご説明申し上げます。
最後の4ページをお願いいたします。提案理由でございますが、この路線は、都市計画法第29条の規定に基づく開発行為によって設置された道路であり、市道として認定したいので、道路法の規定に基づき、提案するものでございます。
ページ戻っていただいて、3ページの認定図をご覧願います。図面中央、市道2483号線につきましては、起点は先ほどの議案第33号の市道2482号線から、終点は同じく市道2482号線に接続する道路でございます。
ページ戻っていただいて、2ページ、認定路線調書をお願いいたします。道路の概要につきましては、市道2483号線の起点部及び終点部は、寺田丁子口98番11でございます。道路の幅員は6メートル、延長は78.5メートルでございます。
以上、ご審査のほどよろしくお願い申し上げます。
○乾秀子委員長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○乾秀子委員長 質疑なしと認めます。
これより自由討議に入ります。発言はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○乾秀子委員長 発言なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○乾秀子委員長 討論なしと認めます。
これより議案別に採決いたします。
まず、議案第33号を採決いたします。
議案第33号は、認定することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○乾秀子委員長 全員挙手。よって、議案第33号は、認定することに決しました。
次に、議案第34号を採決いたします。
議案第34号は、認定することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○乾秀子委員長 全員挙手。よって、議案第34号は、認定することに決しました。
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○乾秀子委員長 次に、議案第35号、市道路線の認定についてを議題といたします。
市の説明を求めます。
○森島正泰理事 議案第35号、市道路線の認定についてご説明申し上げます。
最後の4ページをお願いいたします。提案理由でございますが、この路線は、都市計画法第29条の規定に基づく開発行為によって設置された道路であり、市道として認定したいので、道路法の規定に基づき、提案するものでございます。
ページ戻っていただいて、3ページの認定図をご覧願います。図面中央、市道4032号線につきましては、起点は市道401号線で、終点は市道480号線に接続する道路でございます。
ページ戻っていただきまして、2ページ、認定路線調書をご覧願います。道路の概要につきましては、市道4032号線の起点部は奈島久保野64番9で、終点部は奈島久保野65番4でございます。道路の幅員は6メートル、延長は69.1メートルでございます。
以上、ご審査のほどよろしくお願い申し上げます。
○乾秀子委員長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
○土居一豊委員 電柱への街灯の設置についてお尋ねしたいんですよ。市道認定するところ、前回、深谷のところで、現場見に行ったときについてなくて、つける必要はありませんかって言ったら、その後、多分業者打ち合わせして、あと確認したところ、つけていただいたと言うんですね。それじゃあ、この市道認定するときに、もう街灯は必ずつきものになってますけど、開発指導等をするときに、街灯の設置、将来市道になりそうなところについては、電柱への街灯の設置については何か業者に対する指導要望、もしくは伝えるようになってるのか、その1点だけお尋ねします。
○辻村一哉都市整備部次長 住宅開発に当たりましては、事前に管理課のほうにも協議が都市政策課のほうから回ってきますので、その中でちょっと意見をつけさせていただいて、街灯設置についての協力をお願いしているという状況でございます。
○土居一豊委員 そしたら、今回のところは、電柱は3本立っておって、401号線側の電柱にはついてる。そして、真ん中の電柱にはついてなくて、480号線側の電柱にはついてると。それと、480号線側の開発の角っこにある電柱にはついてないということですけど、このついてない電柱はどのように判断されておられますか。
○辻村一哉都市整備部次長 設置している電柱全てにつけるのではなくて、一定、照度のほうにつきましては、30メートルから40メーター、1つの街灯につきまして、照度が推奨されておりますので、今回、ちょうど真ん中とかのところにはついてなかったと思うんですけども、まあ言うたら、それ以内にある電柱でございますので、今回ついていなくて、ついている2か所だけをつけているという状況です。
○谷村浩志委員 すみません、ちょっと僕も1点だけ。今の土居委員のお話、ちょっと近い部分があるんですけれども、今回のこの市道認定する道の上の北のほうの市道401号線、480号線の間なんですけど、現地見ていただければ、480号線のほうはある程度比較的車の通りが少なくて、かつ少し広い道なんですけど、北側の401号線は非常に狭隘な道で、以前はここの道がなくて、この市道になる前は、で、まだここの道ができてるという今、認識が少ない中、やはり非常に交通量が多い道でもあるんですね。先ほども土居委員がおっしゃったように、開発時点で、申請時点で、ここが新しい交差点になるので、市としてカーブミラーの設置等は、市から考えてされるのか、もしくは開発業者から提案があったりするかっていうのは、そういう協議の中に入ってるんでしょうか。
○辻村一哉都市整備部次長 今回、401号線との交差点のところにつきましては、今現道、新しい道が旧道に接続するというときには、警察協議とかも行われますので、その際、カーブミラーも指導がありましたが、ちょっと正面の家のところにつけるスペースがなくて、それより若干東側のところに、ちょっと見にくいですけども、つけていただいておりますので、そういう事前協議の中で、カーブミラーが必要であれば、協議していくというところでございます。
○谷村浩志委員 ありがとうございます。本当に今、1個ちょっと大分東にずれたところに、大分というか、非常にちょっと見にくいところにあるのは分かってるんですけれども、やっぱりそれで一応つけたという体で、つけたというだけで全て事が済むことじゃないんじゃないかなと思ったんですね。やっぱりちょっと危ない事件もあったと、事故になりそうなことも先日あったというのをお聞きしてまして、今時点、そこでやってもらってますけど、やっぱり今後また新たな、もしご協力いただけるところがあって、もう少し効果のあるようなところに設置していただくか、やっぱりああいうところ、新青谷線ができれば、恐らく車の移動が南にずれてきますので、どうもないと思うんですけど、それまでに例えば路面標示であったり、そういうなんを検討していただくことって可能なんでしょうかね。
○辻村一哉都市整備部次長 基本、交差点に差しかかったところではやはり徐行していただいて、車のほうもそうなんですけども、安全確認をしていただいて、出ていっていただくというのが基本となります。カーブミラーにつきましては、やはり車対車に対しての認識するものになりますので、必ずやっぱり死角が出てきます。自転車とか歩行者に対しては、ちょっと死角になるところに隠れられてると、歩いてられると気づかないところもございますので、そこは皆さん、運転のとき、交差点では確実にちょっと徐行していただいて、自分の目で確認していただくっていうのがルールだと思っておりますので、また交差点の標示が必要でありましたら、また個別に相談していただければと考えております。
○谷村浩志委員 ありがとうございます。やはり今、現段階では、まだ危険度が残っているなという話もありますので、どっちか言ったら、東から来る車に対して、非常に見えない、出てくる人間が見えなかったり、子供たちが見えない。今後、あそこに小さい子供たちが、また新しい若い家族が来て、増えていくこともあるので、また個別に路面標示の提案を相談しに行きますので、ぜひご検討いただきたいと思います。
○乾秀子委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○乾秀子委員長 これをもって質疑を終わります。
これより自由討議に入ります。発言はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○乾秀子委員長 自由討議なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○乾秀子委員長 討論なしと認めます。
これより議案第35号を採決いたします。
議案第35号は、認定することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○乾秀子委員長 全員挙手。よって、議案第35号は、認定することに決しました。
暫時休憩をいたします。
〔説明員交代〕
午後2時27分 休憩
─────────────────
午後2時28分 再開
○乾秀子委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
──────────────────────────────────
○乾秀子委員長 議案第32号、城陽市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
市の説明を求めます。
○森島正泰理事 議案第32号、城陽市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正につきまして、議案書に基づきご説明申し上げます。
3ページ目をお願いいたします。提案理由でございますが、畜舎等の建築等及び利用の特例に関する法律の施行に伴い、畜舎等の建築等及び利用の特例に関する法律施行規則第58条第1項の規定に基づき、城陽市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例を改正したいため、提案するものでございます。
めくっていただいて、4ページ目の要綱をお願いいたします。市町村が定める都市計画決定の一つ、地区計画は、建築基準法に基づく条例を設けることで、地区計画の区域内における建築物の敷地、構造及び用途に関する制限を定めることができるとされております。本市におきましては、城陽市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例を定めて、その制限内容の担保を図っておりますが、畜舎等の建築等及び利用の特例に関する法律の施行に伴い、市内の市街化調整区域に当該法律に基づく認定畜舎等を建築する場合、建築基準法令の規定が適用されないこととなりました。そのため、新たに設けられた認定畜舎等の建築を制限する内容を既存の条例に対して盛り込むものでございます。
なお、この認定畜舎等とは、家畜を飼養、飼育する施設や家畜の排せつ物処理施設のうち、畜舎建築利用計画という計画を都道府県に提出し、認定を受けたものを指します。
次に、具体的な改正内容につきまして、議案書に基づき説明いたします。
2ページをお願いいたします。新旧対照表でございますが、第1条、目的に、アンダーラインで示すとおり、及び畜舎等の建築等及び利用の特例に関する法律施行規則(令和3年農林水産省・国土交通省令第6号)第58条第1項を追加いたします。
次に、第12条、罰則に、(畜舎等の建築等及び利用の特例に関する法律(令和3年法律第34号)第7条第1項の規定に違反し、同法第29条の規定による罰則の適用を受ける者を除く。)を追加いたします。
以上の条例改正を行うことにより、本市で定めている市街化調整区域の地区計画の区域内において、認定畜舎等を建築できなくするものでございます。現在、本市の市街化調整区域の地区計画を設けているのは3か所でございまして、富野高井・寺田大畔地区や寺田丁子口地区及び東部丘陵地奈島地区でございますが、それぞれ小学校、保育所や住宅地及び事業所の用途として制限をかけております。今回の条例改正で認定畜舎等も建築できなくすることで、街区の環境が守られることとなります。
また、罰則につきましては、仮に何かの手違いで認定畜舎等が建築された場合、畜舎特例法及び本条例の双方に違反することとなりますが、この法律の制度上、畜舎特例法の罰則規定のみを適用することとなっているため、本条例の罰則規定に適用除外規定を追加するものでございます。
何とぞよろしくご審査の上、ご可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○乾秀子委員長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
○土居一豊委員 現在ある畜舎が建て替えたいといった場合の扱いは、どのようになりますか。
○立木克也都市整備部次長 現在ある畜舎が今、建て替えた場合という話ですけども、その建て替えに当たりまして、この認定畜舎の認定を受けられると、その建て替えは可能となります。ただ、今回の制限につきましては、調整区域の地区計画を張っているその区域で建てられないように制限をかけるもので、それ以外の調整区域、今現在、城陽市にあります畜舎でいえば養鶏場がそうですけども、そこがそういう手続をされたら認定畜舎として建てることは可能かと考えております。
○土居一豊委員 そしたら、今、森島理事から説明のあった3か所というのは該当しない。だから、逆に言えば、建て替えすることができるという場所にあるんですか、それとも建て替えをしようと思ったら認定手続を受けないと勝手に建て替えできないところなんですか。
○森島正泰理事 現状、先ほど3か所、私、申し上げましたけども、そこに現在、畜舎があるわけではございませんで、建て替えとかっていうことにはならないかと思います。現状、あるような場所につきましては、地区計画とはまた、別の調整区域になりますので、そこは普通に建て替えもできますし、認定畜舎という認定を取られてもできますしっていう、そういう状況でございます。
○土居一豊委員 これは、非常に生活環境に関係する建物になってまいりますので、関係する方には事前にやっぱり法律、しっかり理解していただいて、間違った建物が建たないようにお願いいたします。
○乾秀子委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○乾秀子委員長 これをもって質疑を終わります。
これより自由討議に入ります。発言はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○乾秀子委員長 自由討議なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○乾秀子委員長 討論なしと認めます。
これより議案32号を採決いたします。
議案第32号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○乾秀子委員長 全員挙手。よって、議案第32号は、原案のとおり可決されました。
説明員交代のため、暫時休憩いたします。
〔説明員交代〕
午後2時37分 休憩
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午後2時38分 再開
○乾秀子委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
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○乾秀子委員長
まちづくり活性部関係の審査に入ります。
報告事項に入ります。
(1)明日の京都城陽産業かがやきビジョン(案)についてを議題といたします。
市の説明を求めます。
○中村雅彦
まちづくり活性部産業政策監 それでは、明日の京都城陽産業かがやきビジョン(案)についてご報告申し上げます。
明日の京都城陽産業かがやきビジョンは、現行の京都城陽産業かがやきビジョンに引き続く次期計画として策定を進めているもので、この間、令和3年第2回定例会、第3回定例会、令和4年第3回定例会、令和5年第1回定例会における建設常任委員会におきまして報告を行ってまいりました。このたび令和5年5月8日に開催いたしました城陽市商工業活性化推進審議会での審議を経て、最終案として取りまとめましたので、ご報告させていただきます。
それでは、資料1の明日の京都城陽産業かがやきビジョン(案)策定に係る経過についてをお願いいたします。本ビジョンは、平成30年度に策定いたしました京都城陽産業かがやきビジョンに引き続く次期計画として策定に向け、令和3年3月から取組を始めました。令和3年7月27日から8月13日にかけては、市内事業所経営状況及び事業展開に関するアンケートを行ったところです。アンケート結果については、令和3年第3回建設常任委員会でも報告させていただきました。令和4年度には城陽市商工業活性化推進審議会だけでなく、市内事業者で構成する明日の京都城陽産業かがやきビジョンミーティングを複数回開催し、市内事業者の皆様の声を伺い、ビジョンに反映してまいりました。
2ページをお願いいたします。その後、令和5年3月1日の第1回建設常任委員会において原案を報告させていただいた後、3月20日から4月20日までパブリックコメントを実施いたしました。本パブリックコメントに対する意見はございませんでした。令和5年度には、最終案について、ミーティングにおいて事業者の皆様のご意見を伺うとともに、城陽市商工業活性化推進審議会においてご審議賜ったところでございます。
3ページをお願いいたします。こちらは、城陽市商工業活性化推進審議会及び明日の京都城陽産業かがやきビジョンミーティングの委員名簿となっております。
続きまして、資料2、明日の京都城陽産業かがやきビジョン(案)をお願いいたします。本案は、令和5年第1回建設常任委員会において賜りましたご意見やミーティング、商工業活性化推進審議会におけるご意見を踏まえ、最終案として取りまとめたものでございます。前回の常任委員会の資料から主な変更点といたしましては、全体構成の見直しのほか、産業あふれるまちの実現に向け、将来に向け希望が持てる表現やより分かりやすい表現に加筆、修正しております。
ビジョン全体について、改めてご説明をさせていただきます。タイトル及びサブタイトルは、明日の京都城陽産業かがやきビジョン~アクティブ産業あふれる3つのシンカ~でございます。
次ページ、目次をご覧ください。ビジョンの全体構成といたしましては、第1章、ビジョン策定の趣旨から第5章、推進体制までの5章立てとしております。
2ページをお願いいたします。第1章、ビジョン策定の趣旨の(1)ビジョン策定の背景と目的では、まず、①市を取り巻く環境変化と産業発展といたしまして、城陽市を取り巻く環境変化を産業発展の機会と捉え、平成30年度に令和4年度末までの5か年を計画期間として京都城陽産業かがやきビジョンを策定し、3つの重点プロジェクトを軸に、地場の物づくり産業をはじめ、人や物、情報、サービスなどが行き交うハブ都市にふさわしい産業の基盤強化と振興策を進めてまいりましたことについて記載をしております。
4ページをお願いいたします。②持続可能な明日の城陽産業のためのビジョンといたしまして、市の環境が大きく変化する中で、市内産業においても積極的な産業集積により経済の活性化を図り、社会的意義のある新たな価値を創造して、市内産業を充実・発展させるために一層産業誘導を進めるとともに、市内事業所の市外流出を防止し、産業基盤の確立を図ること、また、労働力確保や事業承継、デジタル技術の活用などの様々な変化に対し、事業を継続するために経済基盤の強化を図ること、そして事業所の成長を促進し、活力ある産業の形成をすることで誰もが誇れる明日の城陽産業を内外から創出するために、本ビジョンを策定することとしております。
9ページをお願いいたします。第2章、城陽市の現状と産業の特徴の(2)城陽市を取り巻く現状では、①城陽市における人口減少と少子高齢化の進展といたしまして、総人口が減少する中で高齢化率は高まる一方で、生産年齢人口が低下し、地域経済の担い手の減少が懸念されることについて記載をしております。
なお、本市の人口は、減少傾向にはありますが、平成27年における令和2年の推計値からは良化しているところです。
10ページをお願いします。②インフラ整備とそれに伴うまちづくりの進展といたしまして、令和6年度に新名神高速道路大津・城陽間が開通し、これに合わせて府内初となるプレミアム・アウトレットの整備など様々なまちづくりが進行しており、かつてない規模で産業機会が創出されることについて記載をしております。
また、③産業利用できる用地の不足といたしましては、既存市街地における産業立地が可能な一団の土地の確保が難しく、新規企業誘致や既存事業所の事業拡大が困難な状況にある一方、進出や事業拡大を希望する企業は多く、土地利用ニーズが高い状況にあります。今後、新たな土地利用には本市の面積の約13%を占め、山砂利採取跡地の修復整備が進められている東部丘陵地も見込まれることについて記載しております。
11ページをお願いいたします。ここからは、(3)市内事業所の特徴といたしまして、各種データやアンケート結果、商工業活性化推進審議会及びミーティングでのご意見から導き出された市内事業所の特徴について各種データを記載しております。
少し飛んでいただきまして、18ページをお願いいたします。ここでは、このような産業構造について概括し、産業規模の拡大を図りながら、誰もが誇れる産業をつくり上げていく必要があると総括しております。
19ページをお願いします。ここからは、令和3年度に市内事業者対象に実施をいたしましたアンケートから見られる市内事業所の特徴について記載をしております。
少し飛んでいただきまして、23ページをお願いいたします。ここでは、しっかり知識を身につけようとしている、ためらうことなく新たなことに挑戦している、常に自分の仕事に対する危機意識を持っているといった思考を持つ事業所をアクティブ事業所とし、これらアクティブな思考を持つ事業所ほど活発な事業展開を考えられており、事業所の強みや今後の売上予測に好影響を与える傾向が見られることについて記載をしております。
24ページをお願いいたします。ここではアンケート結果について概括しており、活発な事業展開を促進し、今ある強みの磨き上げや強みを生かしたさらなる成長を促していく必要があると総括しております。
25ページをお願いいたします。ここでは、商工業活性化推進審議会及びミーティングにおける市内事業所の特徴に係る意見について概括し、事業者が積極的にデジタル活用できる土壌づくりや知識取得を促していく必要があると総括しております。
26ページをお願いいたします。ここからは、(4)市内事業所の声といたしまして、アンケート結果について記載をしております。
28ページをお願いいたします。ここでは、アンケート結果における市内事業所の声について概括し、知名度・ブランド力の強化や従業員確保に取り組む必要があると総括しております。
29ページをお願いいたします。ここでは、商工業活性化推進審議会及びミーティングにおける意見について記載をしております。
30ページをお願いいたします。意見の概括といたしまして、事業者自身が学ぶ環境づくりや若者の流出防止の観点を持ちつつ、地元企業への波及効果が生じるような企業を集積していく必要があると総括しております。
32ページをお願いいたします。第3章、計画策定に向けた課題整理の(1)要因整理といたしまして、第2章における城陽産業の特徴を踏まえ、SWOT分析を行い、外部環境や内部環境を城陽産業の強みと弱み、城陽産業の機会と脅威の4つに分類しております。
33ページをお願いします。(2)課題の抽出といたしまして、分類いたしました要因につきまして、積極的攻勢を掛けるべきこと、段階的施策に繋ぐべきこと、差別化戦略に活かすべきこと、防護・補強すべきことの4つの区分に整理し、現状の課題を積極的攻勢を掛けるべきこととして3項目、段階的施策に繋ぐべきこととして3項目、差別化戦略に活かすべきこととして1項目、防護・補強すべきこととして4項目の計11項目の課題として抽出しております。
38ページをお願いいたします。第4章、目指す姿と具体的な取組、(1)目指す姿でございます。本市は、産業規模が小さいことに加えて、地域経済の担い手の減少が懸念される状況にあることから、この間、産業振興ビジョンを策定し、雇用の場の創出や人材確保支援、産業ネットワークの構築、新商品開発支援など産業振興の土台をつくってきており、引き続き、新名神高速道路の開通のインパクト等も活用したさらなる産業振興を図り、誇れる産業のあふれるまちとなっていくことが求められています。そのような中、第3章で整理をいたしました11の課題を解決するための方策として、今ある強みを積極的に活用して、成長して、前に進むという意味の進化、強みを新たにつくり出すという意味の新化、今ある強みを磨き上げ、深めるという意味の深化の3つのシンカに取り組むこととし、これにより活発な事業展開を行う、誰もが誇れる産業、アクティブ産業のあふれるまちを実現していくこととし、本ビジョンの目指す姿を市が持つ大きなポテンシャルを生かし、シンカ(進化、新化、深化)していくアクティブ産業のあふれるまちとしているところです。
次に、(2)コンセプトといたしまして、アクティブ産業あふれる3つのシンカとしております。これは、本ビジョンの目指す姿を踏まえ、アクティブ産業のあふれるまちを実現するため、市内事業者を中心に関係団体、産業支援機関、金融機関、大学・研究機関、行政機関が一丸となって3つのシンカに取り組んでいくというメッセージを込めており、サブタイトルにも掲げているところです。
39ページをお願いします。(3)計画の方向性といたしまして、目指す姿とコンセプトを踏まえ、A、発展『進化』、B、創出『新化』、C、学習『深化』の3つのシンカに取り組むこととしております。
40ページをお願いいたします。(4)具体的な取組では、計画の方向性として示した3つのシンカごとに、事業者、支援機関等、行政のそれぞれが取り組むことについて記載しております。
41ページをお願いします。A、発展『進化』における重点的な取組といたしまして、アクティブ事業所の活発な事業展開を促進するため、用地や人材の確保、販路開拓など、事業を前に進めていくこととしております。
42ページをお願いいたします。B、創出『新化』における重点的な取組といたしまして、新名神高速道路の開通等の様々な機会を活用し、新たな価値の創出を図っていくこととしております。
45ページをお願いいたします。C、学習『深化』における重点的な取組といたしまして、経営環境の変化への対応力向上に向けた学び直しと意識醸成を図り、より深めていくこととしております。
50ページをお願いいたします。第5章、推進体制、(1)ビジョンの推進にあたっては、地域経済の主役である市内事業者の積極的な取組によりアクティブ産業あふれるまちにしていくため、関係団体や産業支援機関、金融機関、大学・研究機関、行政機関等が相互に連携を図りながら、一丸となって取り組んでいくこととしております。
以上がビジョンの全体概要となります。今後、本ビジョンに基づき、市の産業振興の取組を進めてまいりたいと考えております。
以上で、明日の京都城陽産業かがやきビジョン(案)についての説明を終わります。
○乾秀子委員長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○乾秀子委員長 なければ、この程度にとどめます。
説明員の交代のため、暫時休憩いたします。
〔説明員交代〕
午後2時55分 休憩
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午後2時56分 再開
○乾秀子委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
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○乾秀子委員長 (2)城陽市の農業のあり方(案)についてを議題といたします。
市の説明を求めます。
○岡正樹農政課長 それでは、城陽市の農業のあり方(案)についてご報告いたします。
お手元に配付させていただいております資料1の城陽市の農業のあり方策定状況についてと資料2のパブリックコメントについて、資料3の城陽市の農業のあり方(案)恵まれた風土(気候、水、土壌)と地の利を活かした「心豊かな農業」づくりの資料に基づき報告いたします。
では、まず、資料1、城陽市の農業のあり方策定状況についてをお願いいたします。
1ページ、(1)現在の取組状況でございます。城陽市の農業のあり方は、本市の人口や農業者の状況、社会経済情勢の変化や本市のまちづくりの大きな変遷を踏まえ、持続可能な農業振興を図ることを目的に、市の今後の農業の大きな方針を示すものとして、附属機関であります城陽市農業振興協議会及び学識経験者、地元農業者、京都やましろ農業協同組合等で組織します城陽市の農業のあり方ワーキンググループを設置し、これら会議での意見等を踏まえ、今年3月の第1回定例会、建設常任委員会におきまして、当該あり方原案についてご報告させていただいたところでございます。その後、3月20日から4月20日の期間におきましてパブリックコメントを実施し、3月の第3回ワーキンググループ、5月の第5回城陽市農業委員会定例総会を経て、6月1日に城陽市農業振興協議会に諮問し、6月9日に諮問案のとおり認めるという答申を城陽市農業振興協議会からいただき、本日の建設常任委員会報告後、6月中の策定としております。
2ページに、城陽市農業振興協議会農振部会と城陽市の農業のあり方ワーキンググループのメンバーを記載しておりますので、ご覧おきください。
続きまして、資料2をお願いいたします。3月の建設常任委員会で報告しました原案に対し、広く市民等の声を反映させるため、令和5年3月20日からパブリックコメントを実施しました。(3)実施結果として、4名から11件の意見をいただいています。11件の意見とその対応について、(4)意見内容と対応状況としまして表にまとめております。表の左から意見の項目、意見の内容、意見に対する考え方、対応別に記載しておりますので、ご覧おきください。
続きまして、資料3をお願いします。まず、1枚めくっていただきまして、目次をお願いいたします。この城陽市の農業のあり方(案)につきましては6つの構成となっておりまして、1、はじめに、2、城陽市の農業の現状について、3、城陽市の農業の課題について、4、城陽市の農業のあり方について、5、地区別の振興方策、6、施策の推進のための取組という構成となっております。
1ページをお願いします。(1)背景と目的でありますが、まず、背景としまして、これまで本市の人口は京都、大阪のベッドタウンとして平成7年の8万5,000人をピークに発展してきましたが、現在、人口減少、少子高齢化が進んでおり、高齢化率にあっては京都府南部の市において最も高い状態となっています。また、農業におきましても、経営耕地面積は昭和45年の709ヘクタールから令和2年の258ヘクタールと約64%減少、総農家戸数においても昭和45年の1,146戸から令和2年には482戸と約58%減少、農業経営体数についても平成22年から令和2年までの10年間で3割減少し、経営者の平均年齢も69.6歳と、南部のほかの4市や京都府と比較して高い状況となっています。これら状況から農業の将来の担い手を確保し、魅力ある安定した農業経営を行う取組が急務となっています。また、一方で、新名神高速道路の開通により京阪神、中京圏の3,000万人のアクセスが強化され、近畿随一の地理的優位性を備えた都市近郊農業の特性をさらに生かした6次産業化等の取組も包含した、農業しやすい環境づくりによる持続可能な農業の展開を図ることが必要です。これら背景を踏まえ、今回、まちづくりの変化に対応し、農業者の安定した農業経営、所得向上と優良な農地の保全を目指し、持続可能な農業振興を図ることを目的に、本市のおおむね10年後の農業を展望する城陽市の農業の在り方をまとめることといたしました。
2ページをお願いいたします。(2)城陽市の農業のあり方の位置づけですが、令和4年3月に策定した第4次城陽市総合計画後期基本計画に即した位置づけとしています。また、関連計画であるオール城陽で進める1×2×3推進プラン等の内容を包含するとともに、農業者の意見を取りまとめた京力農場プランを反映して策定することとしています。
次に、計画期間につきましては、令和5年度から9年度までの5年間とし、おおむね10年後を展望しつつ、農業振興を図っていくこととしております。
3ページをお願いいたします。2、城陽市の農業の現状について、3ページから10ページまで、本市の農業の現状について、農林業政策等のデータを踏まえ、平成22年から令和2年までの推移を京都府及び南部4市との比較等により整理しております。
11ページをお願いします。ここからは、3、城陽市の農業の課題について3項目にまとめております。
1つ目に、(1)社会経済状況への対応と特産物の振興として、本市を取り巻く環境として新名神高速道路の開通やプレミアム・アウトレットのオープン、木津川運動公園の北側ゾーン、基幹物流施設を中心とした次世代型物流拠点のまち開きといった大きなまちの動きにより増加が期待される交流人口、来訪者に対して、本市の特産物のブランド化等による付加価値向上、需要・販路拡大等により農業者の安定した農業経営、所得向上につなげていくことを課題としています。
2つ目に、(2)多様な担い手の確保として、①市内農業の状況で、小規模な農業者が多いことが特徴となっていること、また、農業従事者の高齢化率は高くなっていることから、後継者不足により離農する農家や現状、おおむね横ばいとなっている耕作放棄地が今後増加するおそれがあることを課題としています。
12ページをお願いします。②多様な担い手の確保として、次の世代の農地の保全のために認定農業者や新規就農者の確保・育成をはじめ、経営継承の仕組みの構築、女性、定年帰農によるシニア世代、また、農業分野に新たに参入する事業者などを多様な担い手として位置づけ、これら多様な担い手を確保・育成することが持続可能な農業振興を図る上での課題としています。
13ページをお願いします。(3)農業しやすい環境への対応として、本市の農地の特徴として、小さく、不整形な農地が多いこと、所有されている農地が点在しているため、農作業には効率的とは言えない状況であることから、農業をしやすい環境を講じること、また、有害鳥獣による作物等への対策について必要としています。
以上、本市の農業の課題についてまとめているところでございます。
14ページをお願いします。4、城陽市の農業のあり方について、目指す姿(案)についてであります。目指す姿の案として、これまで説明いたしました背景と目的、本市の農業の現状、課題等を踏まえ設定した内容でございます。恵まれた風土(気候、水、土壌)と地の利を活かした「心豊かな農業」づくりとしています。
次に、(1)基本方針ですが、①まちづくりの進展に即した新たな農業の展開として、本市の農業者の所得が向上し、希望を持って営農できる持続可能な、魅力ある農業経営に向け、城陽市の農業発展に向けた取組を展開します。
次に、②多様な担い手の参画による農地の保全・活用として、認定農業者や新規就農者をはじめ多様な担い手を育成・確保することで、今後、さらに進行する高齢化等により農地が耕作放棄地にならないよう、次の世代への農地の継承を図ります。
15ページをお願いします。③農作業しやすい環境づくりを進め持続可能な農業の構築については、農業者の声に耳を傾け、意欲ある農業者が農業しやすい環境づくりを講じることで、持続可能な農業振興に向けた取組を進めます。
そして、下の図では、「心豊かな農業」づくりのイメージについて、多様な人材の参画により持続可能な農業と地域にも良好な環境が形成され、心豊かな農業につながることを図示しているところでございます。
16ページをお願いいたします。(2)主な取組について、継続した取組と短期的な取組、中長期的な取組に設定し、以降に3項目の基本方針に基づく取組を記載しています。
まず、①まちづくりの進展に即した新たな農業の展開として、交流人口の増加等を販路開拓が期待できるチャンスと捉え、17ページに具体的な施策を記載しています。
18ページをお願いします。多様な担い手の参画による農地の保全・活用として、本市農地の保全のための多様な担い手の参画の取組について、19ページに具体的な施策を記載しています。
20ページをお願いします。③農作業しやすい環境づくりを進め持続可能な農業の構築として、農作業しやすい環境づくりの取組と農業振興を図る地域の取組について、21ページに具体的な施策を記載しています。
22ページをお願いします。(3)主な作物の振興方策として、本市の特産物の振興について、茶、梅、イチジク、カンショ(寺田いも)、花卉、水稲、その他の作物の振興方策について、22ページから24ページにかけて記載しています。
25ページをお願いします。5、地区別の振興方策として、久津川地区、寺田地区、富野地区、青谷地区について、32ページにかけまして各地区の概況や課題、そして振興方策について記載しているところでございます。
33ページをお願いします。6、施策の推進のための取組として、施策を推進するために多様な担い手と行政、関係機関が連携をして取組を進めること、また、評価については城陽市農業振興協議会を中心に毎年PDCAサイクルにより施策の実施状況とその効果を評価・検証するとともに、その結果に応じて柔軟に施策、取組の見直しを行うこととしています。
34ページからは、本編作成に当たっての参考資料として、京力農場プラン作成検討会の主な意見や城陽市の農業経営体の類型について紹介しています。
以上で城陽市の農業のあり方の報告といたします。どうぞよろしくお願いいたします。
○乾秀子委員長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
○土居一豊委員 農産物の販売、お米なんかも含めてですけど、大体、販売額に対して収益率、どのくらい上がってるものなんですか。
○岡正樹農政課長 販売額に対して収益がどれぐらいかということでございます。
作物によってちょっとそれはいろいろあるとは思うんですけれども、なかなか例えば水稲だと、でしたら経費のほうが高くて、もうかりにくい状況があるというようなことはお伺いしております。一方で、本市の特産物であります茶、イチジクでしたら、米よりも高い、1反当たりの収益が高いというのはお伺いしております。
○土居一豊委員 これからの農業は収益率考えなければ、幾らビジョンつくっても農家継ぐ人、いないと思うんですよ。私も農家の生まれだから分かるんですよ。幾ら働いても働いても物を作っても、収益率が上がらないんだったら、かければかけるほど体が疲れる、機械を投資すれば機械代払わなきゃならないと思ったら、もともと幾ら考えても、根本は私、そこにあるんじゃないかと思うんですよ。だから、そういうのはここに関係者が議論したときに出てきたものなのかな、収益率考えなきゃならないっていうふうな意見はあったのかな、についてはいかがですか。
○岡正樹農政課長 委員おっしゃられるとおり、収益率という観点ではありませんでしたが、もうかる農業ということにはどのように考えたらいいかという取組っていうのは意見としてございました。その中で、安心して農業を続けていくっていうことによって、その土地に投資をかけることができる、だから農業振興を図っていく土地をつくっていくべきではないかといった意見ですとか、あとはもう1個、もうかる農業として売れる場所、せっかく人が来るんだから売る場所をしっかりつくっていくことが大事ではないかというような意見をいただいてるところでございます。
○土居一豊委員 私も、家の近くで農家されてる方、いる。自分が過去、農家の生まれだから農業の大変さ、それと機械を投入すれば機械代払うために仕事に就かなきゃならない、何百万もする機械、おっきな機械だったらということを考えたときに、本当に農家の皆さん、どれだけ収益上がっておられるのかな。仕事行かれてるけど、その仕事の分で家庭の生活、子育て、家庭生活しながら農業機械の支払いをしておられるんじゃないのかな。肥料等は収入があったときに農協に払うということで、貸し、ツケのような感じで肥料を出していただいてる。収益あったとき、多分払うということをされてるんじゃないのかな。こういうことから脱却しないと、今の農業、これ以上つながらないだろう。もっと大規模農業に切替えいかなきゃならないのじゃないのかな。今の土地の改良区のあのコンクリートの仕切りを面積10倍ぐらいにする、そして組合で農業をやっていくというふうなことを考えていければ、収益率上がるんじゃないのかな。お米を、これ、今ちょうど、田植もう間もなく終わる時期ですけど、機械を持ってる人見たら、田んぼ1枚飛びに違う機械が入ってますよね。皆さん、持ってるわけですよね。ところが、田植したらその機械、もう使いませんよね。そしたら、私の近くの田んぼ、あれだけの面積をもし一つにしたら、でかい機械1つ入れて、ばあっとやったら1日で田植全部終わりますよね。そしたら、収穫もありますよね。そういう切替えをどこかでやっていかなきゃならないと思うんですけど、実際、組合員を預かってるものとしてどのように思われますか。
○今西仲雄副市長 土居委員おっしゃる部分っていうのはこの委員会の中でも本当にかなり伯仲した中身であったというふうに私も思っております。大きく分けますとね、例えば11ページを見ていただければ分かるんですけれども、一つはいわゆるもうかる農業、城陽も高収益な農業やられてる方、特にもうてん茶で日本でももうトップクラスの方が当然おられるわけでありますし、あるいは果樹栽培においても本当に6次産業化の、もう日本でも先駆けと言われるような農業展開をやっておられる方もおられます。だから、そういう本当に高収益な作物をやっておられる方と、それから土居委員がおっしゃったように、いわゆる水田関係、これは、正直言いまして、どの地域でも非常に厳しいです。ただ、地域の方々は単にもうかる農業のためだけに水田農業をやっておられるわけじゃなくって、例えばよくお話が出てたのは、これは先祖からの水田であると、だからしっかりやっぱりこれを受け継いでいくっていうこと、それからやっぱり水田によっていろんな、ここに書いてありますように、良好な環境形成、いわゆる災害のためのダム機能を果たすとか、あるいはいろんな生物がここで多様な環境を保てるとか、必ずしももうかる農業ということじゃなくって、しっかりやはり農地を維持していく、そういうことに心豊かな農業として携わっておられる方もあるというふうなことで、ただ、こういう方っていうのは次をどうするんだっていうことが非常に問題になってきますんで、そういった水田を、じゃあ、今、委員のほうからもお話があったように、法人に例えば預けていくとか、そういった、次の世代をどういうふうに受け継いでいくんだというようなお話も盛んにされたところでございまして、そういった点についてもここには一応掲載をしているというようなことございます。特に水田の関係については、ご案内のとおり、山城産っていうのは特A、食味でですね、特A。これも例えば新潟の魚沼産と同レベルのお米が取れるというふうな、一応、形にはなっておりますんでね、今後、非常にたくさんの方が来られるということありますんで、おっしゃったように、米の売り方についてもしっかり検討をしていく必要があろうかなというふうに考えているところでございます。全てを同じように考えるんじゃなくて、高収益な作物、それから水田を中心とした作物は少し分けて考える必要があろうかなというふうに考えてます。
○土居一豊委員 副市長おっしゃった、代々の土地を守る、確かに分かるんですよ。私の隣の敷地は先代さんが元気なときは全部、畑、キュウリ作っておられた。先代さんは私に対して、俺の元気な間は絶対畑を作るし、売ることはしない、息子の代になったら分からない、こう言われてた。息子さんの代になった。4年目に売りに出られた。今、私の隣接ですので、隣接部分は区分していただいたが、残りの部分は今、駐車場になってるというように、代が替わったときに果たして今の方のように農業を続けるかっていうことはもう切り替わる可能性がありますよね。ということは、城陽市内の農家されてる方、今、大体、若い方は非常に少なくて、私の同一年代、もしくは私より上の方ですね、大体こういう方が多くなってきてると見てるんですよ。そうしたら、その人の息子さんを見てたら、息子さん、ほとんど会社勤めされておるんですよね。ということは、その息子さんになったときに本当に城陽の農業、どうなっていくんだろう。そういうことはやっぱり今後、もうこの計画について、私、全く異論のあるもんじゃないんですよ。ただ、よりそういうことについては深化していただいて、皆さんと意見をまとめていかないと、多分、あと50年たったときには土地売りますという方がどんどん出てくるのではないか、50年待たなくても、今の代から替わったときに。そうしたときに大規模農業に移行できるんだったら移行できるようなものを持っておかないと、もう虫食い状態で売っていかれるということになったら農業が続かなくなるだろうなという思いがありますので、ぜひいろんな議論のするときに本当に農業関係者の方、意見聞いていただいて、より次の段階で含めていただくものであれば、私は農業の大規模化っていうことは考えておかなきゃならない。いずれ、私はちょっと小さい面積の方についてはいずれ土地を離されるときが来るんではないのかなっていうふうに見ております。
○並木英仁委員 すみません、並木です。2点ほどお尋ねしたいと思います。
まず1点目が、花卉栽培等で城陽市の花である花しょうぶ、すごく割と収益が上がる商品になってると思うんですけども、最近、病気がはやって、予想してた出荷量が作れなかったりとかっていう問題があります。これ、なかなか病気に対しては個人の農家さんで対応するのは難しいと思うんですけども、そこを城陽市としてどういうふうにフォローしていくのかっていうことをお聞きしたいのが1点。
それと、今後、城陽の農業商品を大きく市場で売っていくためにも城陽市のブランド化っていうのが急務だと思うんですけども、その辺の城陽市としての商品というブランド力、ブランド化っていうのをどういうふうに進めていこうと考えてるのか、その2点をお聞かせください。
○岡正樹農政課長 花しょうぶの疫病被害のことについてご質問いただきました。それと、城陽市の農業のブランド化っていうことについて、2点ご質問いただきました。
まず、花しょうぶの疫病の被害につきましては、京都府と連携する中で、病害対策の取組ということで、毎年、少しずつではございますが、土壌の消毒をすることによって対策を講じているところでございます。こちらにつきましては今年も継続して実施していきたいというふうに考えております。
そして、もう一つ、ブランド化の取組についてでございます。こちらにつきましても、先日、インスタグラマーにご協力を得まして、花しょうぶの地元でのPRですとか生け花のデモンストレーション、そして生け花のデモンストレーションしたものを市役所庁舎で飾るということによって、そういったPRっていうものをしております。その他、梅につきましても、京都府立大学との共同研究によりまして、機能性成分、去年の12月には文化パルク城陽でその発表もしていただきました。そういった形で、城州白が他の梅と差別化できることについて共同して研究しております。そういったことを取組、今、一例として申しましたが、そういった、茶にしてもイチジクにしても、そういったブランド化っていうのを進めることによって、城陽の農業の特産物というのを振興を図っていきたいというふうに考えているところでございます。
○並木英仁委員 ありがとうございました、よく分かりましたので。本当に城陽で作ってるものを城陽産っていうことで様々な消費者の方に率先して買っていただけるように、これからもしっかりとブランド化を図っていっていただきたいと思います。ありがとうございました。
○谷直樹委員 失礼いたします。農業の在り方ですね。この中で、私、先日からもいろんな方とお話しさせていただく中で、今度、4月1日から農地法が改正っていうんですか、いわゆる例えば城陽市で農地、新規で農業をしたいという場合、今までだったら3反、その面積の、と3反の面積を持つなり、借りるなりっていうのと、あと、農業用の機具とか就労する日数とか、いろんな条件についてなかなか農業やりたくともできないってなことがあったと思うんですね。先ほどから農業者の高齢化とか担い手不足とかいうことありますけど、だから、その農地法変わりまして、これも法律、きっちり見たことないんですけども、ちょっとまだ見てないんですけど、1平米でも土地が、農地が買えると変わったと、極端にいくとですよ。ということは、これ、新規農業で若い方が農業するのにその辺の環境が整って、誰でもいつでもできるかなと、ただし、最低の条件と農機具類とか、あと、倉庫ですかね、農業用倉庫とか、いろんな、あと、就業日数とかありますけど。先ほども土居委員がおっしゃってましたように、例えば水田とか、その他農機具、これ、物すごく高いんですよね。何百万する。ところが、新規で農業しよう思っても、そんなあれもないという場合ですね、例えばそういうような方の、やりたい言う方の環境を整えるのに例えば市なり、農協なりでその機械のリースとか、その方のために安価でそんな形の機械をリースしたり、例えば倉庫とか、作ったら販路とか、そういうことを整えていって、一種の農業振興を図るっていうのも、これ、一つの方法かなっていうのが私、思うんですけど、その辺、どのようにお考えなんかなっていうのが1点と、それと6次化、1×2×3の6次化産業ですかね、これ、ずっとよしとしてやっておられるんですけども、プラットフォームもできて、それに向けてやってはるんですけども、この建設常任委員会で視察っていうのがあるんですけど、6次化産業の視察とか。例えば熊本やったかな、トマトを6次産業化して、全日空の室内の何かお菓子か何か加工したっていうのをちょっと聞いたんですけど、聞きますと、何でいうたら、トマトが余ってしゃあないと、でき過ぎて仕方ないから、何かないかなということで、もったいないしいうことで6次化産業をされたというのが、これ、本来の6次化産業の姿ちゃうかなと僕、思ってるんですけど、城陽市の場合、いろいろと工夫されて、ブランド化と思うんですけど、例えば6次化産業して、いい商品ができた、このブランド商品できた、これが売れて、売れて、しゃあない、ところが、作る人がない、原料がない云々って、これ、起こってくるかな、その辺が心配なんですけど、その辺の基本的な考え方を教えてください。
それと、もう一つが、この13ページの(3)の農業しやすい環境への対応で、いわゆる用排水路がなく、隣接農地に頼る、これ、多いんですよね。というのは、農地を、過去なら田んぼある、田んぼある、田んぼある、ずっとね、これ、ずっと並んでたけど、それ、1か所だけが例えば宅地化されて、宅地になっちゃった。農地が分断されて、もともとこの農業用水路っていうのは土地改良区さん等との管理されてる部分と勝手水路といいましてね、昔、農業されてる方がおのおの出し合うて水路を造ってたと、これが水路なんですよね、ご存じだと思いますけど。そうなってくると、その水路のなくっていうのが、それが原因でなくなったんちゃうかなというの、僕、思うんですけど、そのときにやっぱりそれの違う方法っていうかね、それを確保するために何かされたらへんかったからこうなったんかなと思ってるんですけど、その辺、現状ですね、この間もあるとこで大雨になって、田んぼが水があふれそうになってんけども、もともとは隣接地も全部田んぼやったさかいに、昔だったらそのまま流せてんけども、田んぼを分断したおかげでその排水が、いわゆる勝手水路みたいやったんですけども、詰まってしもて、水が流れへんから、ほかのほうへ水があふれ出したら大変やっていうようなことでちょっと相談させてもうたんですけど、そういうケースが、これ、そこだけと違う、ほかにもあるかと思うんですけど、その辺の考え方とそれに伴って圃場整備、これが必要やと思うんですけど、その辺、地権者全員の賛同っていうのが、これ、条件だったんですけど、例えばその方持ってるとこだけちょっと省いたり、ちょっちょっとして、ほかの方のためにもやるべきじゃないかなと思うんです。その辺の考え方を教えてください。
○岡正樹農政課長 ただいま下限面積の関係からの農業の参画しやすいということで、機械のリースといった対応はどうなのかという話、そして6次化につきましては、売れて、売れて仕方なくなって、原料の供給の問題っていうのはどう考えているのかっていう話、最後に用排水の関係の話について、3点ご質問いただきました。
委員がおっしゃるとおり、4月1日で農地法の一部が改正されまして、多様な人材の確保・育成を後押しする施策としまして、耕作目的での権利取得に求めていた下限面積の要件っていうのが撤廃されております。ただ、ほかの要件っていうのはございまして、いわゆるちゃんと農地を農業としてやるということですとか地域との調和要件、周りに迷惑をかけないといった要件とかは残ってまいりますので、しっかり農業をしていただく方に農地を持っていってもらうっていうことが大事かなというふうには考えております。
そして、そういった新規参入されたときの、やはり導入の機械っていうのが一つの課題であるっていうのはワーキング等の中でも議論は出ておりました。そういった中で、今回、具体的な施策の中で農業機械の共同化といった施策というのも盛り込んでいるところでございます。ご提案いただいたリースの話もございまして、そういった部分、今後、念頭に置いて進めていきたいと考えておりますが、これについても意見として出たのは、なかなか作業するのがいっときに集中するっていう部分もございまして、リースする側としてなかなか収益を上げることが難しい部分もある、そういった部分の課題もあるんですよといった意見もいただいております。そういった課題も踏まえて、どういった方法ができるのか、委員おっしゃられているのは新規参入のときの経営負担の軽減ということだと思いますので、そういった部分につきましてはそういった観点で考えていきたいというふうに考えております。
続きまして、6次化につきましてでございます。まだ6次産業化の取組を始めまして、イチジクカレーですとか抹茶アイス、抹茶チョコといった部分が生まれてきております。今、現段階の状況としましては、販路の拡大がまずは課題かなということですので、今、委員がおっしゃられるようなうれしい悩みが出たとき、ちょっとそのときはそのときで次の方法というふうに考えていきたいと存じております。
そして、最後の用排水路の課題でございます。委員がおっしゃられた宅地化によって分断されたっていうことも確かにございます。それ、そういった話もあるとは思うんですけれども、圃場整備っていうのはなかなか本市の実施率が低いというのもありまして、田んぼと田んぼの間に水路がなくて、隣の田んぼに協力してもらって、水を入れてもらう、そういった部分がやっぱり奥まったところっていうのがやりにくい部分がある、そういったところについてはやりやすい環境を講じていかないといけないと、そういった意見がございますので、そういった部分っていうのは土地改良区ですとか地元とか、土地の形状を変える部分もございますので、なかなか一足飛びにはいかないと思います。圃場整備につきましても、機運醸成に向けた取組っていうのは今後も続けていきたいというふうには考えております。
○谷直樹委員 まずは新規就農者等々、いわゆる担い手不足っていうことですし、その環境整えて、やっぱり情報提供、城陽市はこういうことやってるよと、それと環境的にこの地域は温暖で、あまり災害もないし、いろんな面で事業しやすいところだと思いますし、また、近郊農業っていうかね、大都市圏が、大阪圏とか京都圏とか近くにある。それで、当然、農業やりたいっていうような方、これが出てくるでしょうし、それは環境整えたからどうですかっていうのは情報発信をしていただいて、この農業の担い手不足の一つの方法論として実効的にやっていただきたいと思ってます。
それと、6次化産業、分かりました。なかなか、何でもそうですけど、ブランド化して、売れたらどうする、ほんま、これ、そのために、これ、ずっと1×2×3の6次産業化のことがされてると僕は思ってるんで、ブランド力っていうのがなかなか難しいんですけど、城陽市の特産、さっきのてん茶とか梅、花卉、それからお芋さんかな、寺田いもとか、最近、トマトとかイチジクとかされてますけど、ほとんどが、てん茶以外は生食っちゅうかね、その場で食べちゃうっていうような、あまり加工されずに、中には加工されてありますけども、そういう商品が多いと思いますので、そこを何とかね、これから交流人口も増えてきますし、そういう方々をやっぱりこっちに来てもらおう思ったら、何かないと来ませんわ。観光、観光で、それはそれでいいと思いますけど、観光っていうのは観光施設ですけど、やはりそれはいわゆるね、特に農業やと農産物、食べるものとかね、食料品等々の、そのあればどこに売ってあんねやと、ここやと、ここの作ったはるよというふうなことで、こちら来てもらうという人と、方法論としてこれは大事なことやと思いますし、この拡大、販路拡大と、拡大も大事ですけど、そういうことも踏まえながら、ブランド力っていうのもちょっとこの産業の取組かなとしてやっていただきたい思います。
それと、排水路ね、これ、ほんま最近、雨、多かったからほんまに田んぼの水があふれて、たまたま調整区域の田んぼばっかりのところやったらいいんですけど、例えば隣に家あるとか市街地の中の農地と、これ、ありますわね、特に田んぼ、畑は別にしまして。そうなってくると、排水が分断されて云々で、そっから水があふれて、いわゆる田んぼというのは調整池の役目もしてると僕は思ってるんですけど、それがなくなっちゃって、いわゆる浸水するっていうようなこともこれからあろうかなと思いますので、その辺をやっぱりきちっと地元の農家組合さんとか改良区さん等との協議要ると、必要やと思いますけども、やっぱり住んでおられる方もその辺は危ないと思いながら、隣近所になかなか言えへんなっていうようなこともあると思いますんで、そこは、大変でしょうけども、一緒のパトロール等、耕作放棄地とのパトロールだと思いますけど、その辺で現状を把握していただいて、対応していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○西良倫委員 耕作放棄地、30ページに、富野地区ですかね、耕作放棄地が2.6ヘクタールあるとっていう現状やとか、ほか、青谷とかほかの地域でもあるんじゃというふうに思うんだけども、そういったところの場所への回復手だて、34ページに、これ、水稲、稲のことで例えば定年帰農者による組織などとかいう記載があるので、何かそこらをつないで、農業のところへ戻していくっていうことができればな、うれしいなと思ったりするのと城陽のカラーであるとか、梅であるとか、いろいろあるんだけども、トマトとか、見てるとトマトとかナスとか、そういうところを作ってる人らも結構あるんだなと思えば、もっとそういうところを宣伝していくっていうのか、広めていくっていうのかね、ああ、城陽はそういった農業もできるんだっていうことをつくっていくというのかね、若手の人は富野のほうでできたって言ってるけど、できたら青谷のほうにもここら辺のが何か欲しいなとか思えば、何かつないでいく仕事を行政ができればなというふうに思いますが、またよろしくお願いしたいなと思ってます。
○乾秀子委員長 西委員、質問。
○西良倫委員 どうですか、そんな思いは、様子が分かれば。
○乾秀子委員長 質問としてですか。
○西良倫委員 はい。
○岡正樹農政課長 まず、西委員おっしゃられてるのっていうのは多様な、定年帰農ですとか、そういった人らが参画することによって、耕作放棄地になり得るような土地も減っていくんじゃないかというようなご質問だったと、まず、それが1点だったと思います。もう一つは、今ある特産物以外でも、例えばトマトですとかナスですとか、そういったもの、そういったものも始められてる方がいるんだからもっと売り出ししてはどうかというようなご質問だったのかなというふうに受け止めております。
まず1つ目につきましては、多様な担い手ということで位置づける中で、現状、既に耕作放棄地となっているものにつきましても、農業委員会の委員さんのご指導のおかげで例年、最初に見つかったときよりも年度末には減っている現状っていうのはございます。ただ、今後、そういったなり得る人が減っていくっていう話もありますので、そういった多様な担い手っていうのを通して、農地っていうのを使っていきたいというような趣旨で今回まとめているものでございますので、ご承知おきいただけたと思います。
そして、特産物、茶、梅、イチジクと言っておりますが、やはり24ページにおきましても、作物の振興方策ということで、水稲、その他の作物ということでトマトやナスにつきましては、ネギも含めて書いておりますので、そういった部分につきましても、どういった方法っていうのはあるんですけども、今後、ナス農家もやりたいという人も増えておりますので、やっていけたらなというふうには考えているところでございます。
○相原佳代子委員 城陽市の農業のあり方ということで、これ、おおむね10年後の城陽市の農業を展望してまとめられたというふうに理解しております。この間、担当部署ももちろんそうですけれども、農振部会の皆さんであるとかワーキンググループの方々には本当にお世話になりまして、ここまでまとめていただいたというふうに思うんですけれども、やはり今回のウクライナやロシアの問題でもそうなんですけれども、やっぱり食料品というものが一つ間違えれば日本に入ってこないと、そういうことがやっぱり身にしみて、みんな、物価も高騰してますし、そういうところで、この農というのは生きていくためには大変必要なもの、切って離せないということが身にしみて皆さん思っておられると思うんですけれども、その中で、先ほどからちょっと問題になっていると上げられてるんですけど、まず一つは耕作放棄地ですよね、いかにそうでないようにしていくかであったりとかやはり後継者の不足ですよね。これも、私も近隣、東富野や西富野、また、枇杷庄や水主のほうで聞かせてもらうと、後がもういないと、今、75歳からの方々がされてるけれども、しかしながら、この次の世代がもういないんだというのが本当、喫緊の課題であるというふうにもう思われてるし、あと、そのイチジクであったりとかトマトであったりとか、そういった農業の集約化、これがやっぱり一つの大きなポイントになっていくんじゃないかなと。そしたら、この土地をどうやっていくのかと。きれいな形にしていかなあかんと。しかしながら、これ、ちょっと見させてもらっててもまだまだパーセンテージは低いし、これらについてもう本当に10年後とおっしゃってますけれども、もうすぐ10年たってしまいます。本当に継続してやっていっていただけるかっていうのが本当、喫緊の課題で、これはもうここに書かれている以上に厳しいものだなというふうに思うんですけれども、その辺り、城陽市は今、新名神の絡みのところが発達して、発展していってるんですけれども、やっぱり足元見れば緑が広がっている農地がたくさんあって、これをどうしていくのかっていうのが本当に大きな課題だけれども、そこら辺の集約化、そして後継者不足、どうしていくのか、そして農機具共同化、これもう既にやっておられるところもありますけれども、これらについては今後、これ、10年後の農業を展望するということで書かれていますけれども、実際、この後、どういうふうにされていくお考えか、そこら辺との話合いっていうか、実際に現実化するためには、京力農場プランもありましたけれども、今後、どういうふうにされていこうとしているのか、具体的な計画等ありましたら教えていただきたいと思います。
○岡正樹農政課長 この、今回、在り方を作って、今後10年間の展望するということであるが、今後、具体的にまず、どう進めていくのかというようなご質問だと認識しております。
今回ですね、10年後の本市農業を展望する城陽市の農業のあり方を策定いたしましたけれども、今回の6月議会におきましても、中核的担い手でございます認定農業者、これらを中心に支援するための補正予算を計上しております。また、今後につきましても、あり方を踏まえまして、農業経営基盤強化促進法に基づきまして、地域の将来の農地の利用を示す地域計画っていうのを今後つくっていく必要もございます。そういった策定を進めるためにも、まずは集約するにつきましても農地を持たれている方がどのように考えられているのか、そういった考えを、意向を聞くといった取組を進めてまいりたいと、そのように考えているところでございます。また、今後、来年度以降につきましても、農業のあり方の位置づけも踏まえまして、必要となる予算というのを計上していきたいというふうに考えているところでございます。
○相原佳代子委員 今後は、そしたら、出てきた考えをお一人お一人集約していくというのがこれから、まず、一番にやられること、そしてそれに伴って具体に予算はどうしていくのかということを考えていかれるということでよろしいですね。本当にこれって近々、自分たちが倒れたら次がもういないんだよと。ただ、耕作放棄地が増えていくっていうのが、本当にお一人倒れられたらもう次がいないという現状にもありますのでね、そこら辺、これを具現化するためにも、また、そこは農業委員会はもちろん、農政の皆さんが一緒になって進めていただきたいと思います。
そこで、最近、若い方から、例えばこの間あったのはイチゴ農家をやりたいということ言って来られたんですね。その方はもともと滋賀県でされていて、やっぱり奥さんがいはるのがこちら、城陽なので、こちらに帰ってきて、イチゴをやりたい、そういった場合はどうしたらいいんですかっていうふうに聞かれたんですけれどもね、その中で、私も京都府のほうの、今回、ここにも名前を上げておられたかな、京都府の山城北農業改良普及センター、ちょっとご紹介させていただいたんですけれども、私、例えばそういうような方が、これから城陽市がポテンシャルが高くなる、そして農業にも魅力を持たれて、今、若い方が育っておられるというようなこともお聞きしましたので、そういうのを城陽市でも門戸を広げていただいて、話を聞いていただくっていうようなことをもっとPRしていっていただいたりとか、それが、まず第一歩はそこら辺も大事なんじゃないかなというふうに思うんですけれども、その辺り、どうでしょうか。実際にそういうようなご意見とかご相談とか受けられたりとか、そこら辺あったら教えてください。
○岡正樹農政課長 委員おっしゃられるように、城陽市で農業を始めたいっていう相談、農政課にも来られますし、農業委員会のほうでも農地の取得という観点で来られます。そういったご相談っていうのは私どもも耳を傾けて、ただ、経営的な助言ですとか、そういった専門的な部分になってくると、委員がおっしゃられた山城北改良普及センターといった力もちょっとお借りする必要がございますので、まずは最初の話を聞かせていただいて、その方がどのような段階におられるのか、全く農地もなくて、知識もないような状況なのか、そういったところを聞かせていただく中で、必要な機関につなげていくっていうような取組は現在、既に行ってはおるところでございます。
○上田周児農政課主幹 農業委員会のほうにも新規就農という形で相談が来られております。その中で、特に委員会に来られるのは農地をどういうふうに確保するのかというふうなことで相談に来られることが多いんですけれども、城陽市独自に農地バンクというふうな制度がありまして、農地を売りたい、貸したいっていう方はそのバンクに登録していただく、また、買いたい、借りたい方も登録していただく、そういうところでの情報を提供しまして、マッチングを図るというふうなことで対応しているところでございます。
○相原佳代子委員 今、農地バンクと、あと、マッチングのとか出てたんですけど、実際にこれまでそういうことで、こういうことがあったというのがあればちょっと教えてほしいですが。
○上田周児農政課主幹 まず、農地バンクでの実績等についてなんですけれども、実際、農地バンクに登録される農地というのは、どちらかというと、使いづらい農地であることが実際としては多いです。使いやすい農地につきましては、自分の周りの今、既に農業されてる方がもう使わないなら貸してとかというふうな形で借りられてるというふうな部分が多いです。最近でいいますと、寺田地区のほうでバンクに登録したところを市外の方が貸借の話をされて、実際、利用権設定という形で借りているというふうな実績もございます。
○相原佳代子委員 やっぱり農地っていうのはきれいな形でないとなかなか使いにくいんだなというふうにも思います。ただ、今、新しい方来ていただいたりとか農福連携でやったりとか、そういったところでも展望が見られてるので、城陽市としてはもっと積極的にそういう方、せっかくご相談もあったら、ぜひ城陽市でやってくださいと。そういったところの一連の流れとか、そういったことも教えてさしあげて、やっぱり城陽で、気候も温暖だし、できるだけそういったことに従事したいという人たちの夢や希望はかなえていただけるように、そして、また、それがもうかる農業につながるように、そこら辺の話もしっかりしていただきたいと思います。
ちょっと最後になんですけど、このワーキンググループとか、農振部会でもそうですけど、今回、女性の方も入っておられるので、どんなご意見があったか、ちょっと教えてほしいと思います。
○岡正樹農政課長 ワーキンググループでの女性の方からどのような意見があったのかという質問でございます。
まさにこの女性の方から心豊かな農業という発言をいただき、目指す姿の案にも採用しているところでございまして、その心豊かな農業っていうところがそれぞれ、もうかる農業っていうのは分かるという意見はあるんですけど、もうかるの定義っていうのも人それぞれではないでしょうかと。例えば農を介した教育で土と親しむことですとか、農業をする一方で余暇も楽しむといったライフスタイル、そういった方も選ばれていると。ただ、農業を営むことによって価値観も多様化しまして、農業に様々な形で携わること、そんなことを心豊かな農業って言えるのではないかというような意見をいただいているところでございます。
○相原佳代子委員 ありがとうございます。そういう女性の方が入られたということで、私はよいことやなというふうに思ってるんですけれども、そういったご意見もまた、真摯に耳を傾けていただいて、学校やらでも教えに行っておられるというようなことも聞いてます、女性の方々が。そやから、できるだけ今の方々、さっき言った新規就農者もそうだし、もっと小さな学年から、小学校や中学校や、そういう方々にも農業に触れ合っていただいて、将来は農業に従事したいと思えるような、そういう育みの部分においてもまた、力を入れていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○上原敏委員 失礼いたします。ちょっとベテランの皆さんらしい質問がたくさんあったところで恐縮ではございますんですが、生まれて初めての建設常任委員会でございますので、ちょっとだけ初歩的なことも聞かせていただきます。(発言する者あり)はい、心がけいたします。
初めに、パブリックコメントの4名の方が実際の在住の方か、在勤の方か、在学なのか、事業者なのか、納税義務者なのか、それを把握されてましたら参考に教えていただきたいというふうに思います。
2つ目は、いろんなところで、いろんなところって言うのもあれですけども、大型、今からの城陽市は大型プロジェクトによる来訪者、交流人口の増加によって農産物の販路拡大が期待できるとかチャンスであるとかいうふうに書いていただいておりまして、実際、そのとおりだというふうに思うんですけど、これ、チャンスやっていうのは、チャンスやなって思ってるだけではもったいないと思うんですね。チャンスやさかいにそこをどうこのチャンスをどう打って出ていくんか、生かしていくんかとかいうことが可能性を広げていく、高めていくと思うんですけど、その辺がちょっとあったら、それやっていくの、どう、どう切り口で、ばあっとしてるんかっていうとこをちょっと考えをお聞かせいただけたらいうふうに思います。
そのうちの一つとして、例えばアウトレットにいろんな店が出るという中に、うまいこと地元の農産物をPRするような場所をつくったりとか、そういうことをできたらしたいというふうに考えたはるかとか、あるいは入っていく企業さんに、とそういう城陽市のコーナーみたいなものをつくってもらえへんかとかいう話を仕掛けていってはるかどうかとか、その辺りをちょっと、それ以外でも、そんなものないけど、こんなものがあるとかいうのも含めて、ちょっとお考えを聞かせていただけたらというふうに思います。
あと、多様な担い手っていうのは大変大事なことだし、そういうふうな打って出方っていうか、広げ方ってもちろん大事だと思うんですけど、ではあるんです。実際のところ、今されてるところが続けはるかっていうのも、一方で、現実的には大事な話やと思うんで、実際に今、農業されてる方の例えばお子さんが農業に携わられているのかどうかとかそもそも市内に住んでおられるかどうかとかいうことを、やんなさいと言ったら間違ってくると、違う方向になっちゃうと思うんですけど、実際、されてるのか、おられるのかという把握は、調査とか聞いたりとかされてるかいうこと含んで、把握されてるかと、その3点、ちょっと分かる範囲で、お考えのある範囲で教えていただけたらと思いますんで、よろしくお願いします。
○岡正樹農政課長 パブリックコメントに出された方の属性と、チャンスをどのように具体的に取り組んでいくかという話と、あと、それと実際に後継者とかについての把握はどのようにされてるのかという、そういったご質問とお受け取りしています。
まず、パブリックコメントの属性につきましては、皆さん、市内在住の方でございます。
もう一つ、2つ目のアウトレットでの、そういった交流人口の増加をチャンスというのは、それは説明でも申しましたし、そういった基本方針の一つとしてまちづくりの進展に即した新たな農業の展開ということで記載しておりまして、そういった地元農産物の販売所の整備等を京都府とかJAとかとも連携して進めていきたいという思いは持っております。ただ、売るものの供給量の問題もありますので、そういった点も踏まえて、京都府とかJAとも連携して、どういったことができるのかっていうのは取組は進めてまいりたいというふうに考えておりますし、この中にも記載しているところでございます。
そして、最後に、後継ぎの話でございます。36ページ、ご覧いただきたいんですけれども、この城陽市の農業経営体の類型ということで、下のところの若年の下に⑥市内の農地の状況ということで、こちら、令和2年にアンケート取りまして、そのときの現在と5年度、どのようになっているかっていうのを表化してるものでございまして、もうこの6番目の市内の農地の状況を見ますと、75歳以上の農業者のうち後継者未定の耕作面積の合計というのが513ヘクタール中42ヘクタールというような傾向が出ていると。一方で、中心的な農業者さんが、中核的担い手というんですけれども、引き受ける意向のあるっていうのは15.87であると。この差をどうやって埋めていくかっていうのが課題になっているのかなというふうには認識しているところでございます。
○上原敏委員 ちょっと基本的なところを丁寧に答えていただきまして、ありがとうございます。ひとまずは分かりました。
ですけど、ちょっと2つ目のところに関して、いろいろ相談、連携しながらそこを模索していきたいということで、地道にやるしかないんですけど、取りあえず、今のところ、これといったっていうのは見えないですか。
○乾秀子委員長 アウトレット店舗のことでよろしいんですか。
○上原敏委員 はい。
○
大石雅文まちづくり活性部長 ちょっと東部丘陵地のアウトレットの関係での、そことの連携というご質問をいただきましたので、ちょっと私のほうからお答えさせていただきます。
実際、アウトレットの中で、そういうマルシェ的な部分でそういうイベントをやったりとかいうのはほかの施設でも事例があるというふうなお伺いはしているところですので、そういう展開、今後、考えられていくかなというふうには思います。
それと、もう一つ、やはりアウトレットの隣接のところに長池のイベント広場っていうのを、これ、市の用地で持っております。ここのところは具体な、そんなハード施設を建てるわけではなく、いわゆる、おっしゃったみたいに、地元の農産物を販売、直売したりとか様々なイベントで使っていただくという、そういう目的でこの広場を整備しようとしております。アウトレットに隣接ですので、それも駐車場からすぐ来ていただけるような位置関係にあります。年間数百万人の方が来場されるところですので、これも非常に大きいチャンスであって、農産物のブランド化っていうのはまず、知っていただくということが大切だと考えますので、そういった意味から非常に大きいポテンシャルを秘めているかなというふうに思うのが一つ。
あと、青谷地区では、基幹物流施設っていう、物流の拠点整備が進められようとしています。この基幹物流施設っていうのはいわゆる日本の幹線物流の関西の拠点がこの城陽にできるということになります。今後、いろんな社会経済活動していく中で、これ、いろんなもの、産業の全てですけど、物流っていうのは一つの社会インフラになります。これの幹線が今、城陽に整うという状況になってきますので、農産物を含めて、広域的な販売、販路拡大というのは非常にチャンスがある立地条件にあるというところがございますので、いろんな仕掛けがこれから考えられるということですので、そういう部分を生かしながら農産物の販路拡大っていうのを進めていければなというふうに考えております。
○上原敏委員 はい、分かりました。特に2つ目の隣接してる、アウトレットに隣接してるところ、外から来た人だけじゃなくて、市内の人に改めて城陽市、あっ、せやったなっていうふうに思ってもらう機会でもあると思いますので、それで、そういったところから意識をちょっとずつ、ちょっとずつですけど、目指すところをやっていただいて、うまいことチャンスを、ヒット打って、また、言ったら、ホームラン打ってもらうようにお願いしておきまして、ありがとうございます。よろしくお願いします。
○谷村浩志委員 資料2の今、パブリックコメントで対象者というか、意見出していただいた方の内容があったんですけれども、その中で、今回11個の意見の中から4点について、今回のこのあり方(案)そのものの修正を行っていただいてるんですけれども、この意見の中でどのような、1であれば、大きく3つの修正になるんですかね、ページでいうと3か所ですので。1の意見に対してやっぱりどこを捉えられて、修正されたのか、2の部分でいきますと、意見としては目的達成が可能な予算措置と体制の充実を望むという意見を頂戴して、6の施策の取組を追加ということがありますので、結構、これは大きな意見と捉えて、多分、修正かけてられると思うんですけれども、あと、9番の販売機能の部分であれば、継続した取組に市内直売所や軒先販売のPR等支援を追加しましたと、この新たに追加されてるので、何かお考えがあるのであれば教えていただきたいです。
○岡正樹農政課長 パブリックコメントの修正した理由はというご質問かなと考えております。
まず1番目の全て短期的な取組として扱うべきということなんですけれども、農業者の意見を施策にしっかりして、反映してほしいということありました。それは当然のことでもございますので、農業者の考え、意向を確認するっていった部分をしっかりと書いているところでございます。
そして、2番目と3番目、体制の充実、主な取組につなげていく必要があるといったような意見がありました。こういったパブリックコメントの意見もありましたし、実際、第3回のワーキンググループの中で、実際に施策の具体化をしていく上ではそういった施策の推進のための取組っていうことが必要ではないかという意見もいただいておりました。こういった意見を総合的に勘案しまして、6、施策の推進のための取組ということを新たに追加したものでございます。
そして、9番目の既にやってるんじゃないか、直売所への支援っていうのをやってるんじゃないかという、それは、あっ、そのとおりですねということで、継続、今やっている取組を記載したところでございます。そういった考えで対応したものでございます。
○谷村浩志委員 ありがとうございます。やはりこういうパブリックコメントの中で、恐らく、どなたかというのはもちろんあれなんですけれども、農業従事者の方のご意見もあるのかなと、先ほどのワーキンググループのお話もありますので、やっぱり修正していただいたと、そこは非常に重く受け止められたんだなということは捉えて、すごい評価したいなと思いますので、ぜひ修正された以上はしっかり取り組んでいただきたいと思っております。やはり新たな追加、6番ね、施策の推進のための取組ということを追加していただきましたので、足しただけではなく、やっぱりこういうのを書いていただいた以上は、先ほどのサイクルの話もありますけれども、しっかり、また、我々にもPDCAサイクルを行ったことっていうのはまた報告いただきたいと思いますし、また、そこでいろいろと我々の意見も入れてもらえれば、そこでまた見えてくる、我々が考える情報にもなると思いますので、その点は引き続き教えていきたいと思います。ぜひまたいい案になりますように、農業のあり方、しっかりしたものになりますようにお力添えいただきたいと思います。
○乾秀子委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○乾秀子委員長 ほかになければ、この程度にとどめます。
暫時休憩いたします。説明員の方は退席願います。お疲れさまでございました。
〔説明員退席〕
午後4時05分 休憩
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午後4時17分 再開
○乾秀子委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
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○乾秀子委員長 閉会中の委員派遣、管外行政視察についてお諮りいたします。
実施日、視察先、視察目的等は正副委員長にご一任いただき、議長に対し委員派遣承認要求の手続を行います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○乾秀子委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。
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○乾秀子委員長 次に、閉会中の継続審査及び調査についてお諮りいたします。
お手元に配付の所管事務調査の特定事件については、議長に対し閉会中の継続審査及び調査の申出をいたします。これにご異議はありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○乾秀子委員長 異議なしと認め、そのように決定いたします。
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○乾秀子委員長 本委員会の本会議における委員長報告については、申合せにより委員長一任となっておりますので、ご了承お願いいたします。
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○乾秀子委員長 本日の日程は全部終了いたしましたので、これをもって散会いたします。お疲れさまでございました。ありがとうございました。
午後4時18分 散会
城陽市議会委員会条例第28条の規定により署名する。
建設常任委員長
乾 秀 子...