城陽市議会 2022-03-22
令和 4年予算特別委員会( 3月22日)
令和 4年予算特別委員会( 3月22日)
予算特別委員会記録
〇日 時 令和4年3月22日(火曜)午前10時00分開議
〇場 所 城陽市議会委員会室
〇出席委員(10名)
乾 秀 子 委 員
奥 村 文 浩 委 員
平 松 亮 委 員
一 瀬 裕 子 委 員
谷 口 公 洋 委 員
増 田 貴 委 員
太 田 健 司 委 員
相 原 佳代子 委 員
土 居 一 豊 委 員
語 堂 辰 文 委 員
谷 直 樹 議 長
〇欠席委員(0名)
〇議会事務局
本 田 一 美 次長
樋 口 友 彦 議事調査係長
〇
城陽市議会委員会条例第19条の規定による出席
北 澤 義 之 教育長
教育委員会事務局
薮 内 孝 次 教育部長
藤 林 孝 幸 教育部次長
教育総務課長事務取扱
下 岡 大 輔 教育部次長
文化・
スポーツ推進課長事務取扱
木 村 光 仁
教育総務課教育総務係長
西 村 英 二
教育総務課施設整備係長
西 村 昌 俊
教育総務課施設整備係主任専門員
富 田 耕 平 学校教育課長
岸 本 匡 史 学校教育課主幹
松 尾 貴 仁 学校教育課主幹
谷 﨑 健 司 学校教育課主幹
徳 永 博 昭 学校教育課主幹
可 畑 加 奈
学校教育課課長補佐
教育係長事務取扱
山 本 和 彦
学校教育課学務係長
加 田 恵 富野幼稚園長
薗 田 豊
学校給食センター所長
井ノ上 智 之
学校給食センター課長補佐
松 下 信 介 文化・スポーツ推進課主幹
森 祐 介 文化・
スポーツ推進課課長補佐
スポーツ推進係長事務取扱
川 俣 友 博 文化・スポーツ推進課生涯学習係長
浅 井 猛 宏 文化・
スポーツ推進課文化財係長
奥 田 雄 二 図書館長
佐 橘 徹 歴史民俗資料館長
後 藤 実
歴史民俗資料館主任専門員
〇委員会日程 令和4年3月11日 参照
〇審査及び調査順序
区分6 教育委員会事務局
①学校教育課、教育総務課、給食センター、富野幼
稚園
②文化・スポーツ推進課、図書館、歴史民俗資料館
────────────────────────────────────
○土居一豊委員長 おはようございます。
ただいまから予算特別委員会を開会いたします。
────────────────────────────────────
○土居一豊委員長 区分6、教育委員会事務局の審査に入ります。
説明を求めます。
○薮内孝次教育部長 おはようございます。
それでは、ただいまから令和4年度教育委員会事務局の説明をさせていただきます。
まず、予算の概要についてご説明させていただきます。
お手元資料の円グラフの資料をご覧ください。
まず、1枚物の円グラフでございます。左上の小さな円グラフでございます。これは、一般会計予算額330億5,300万円に対しまして、教育委員会事務局の予算額32億2,750万1,000円を表し、全体に占める割合は9.8%でございます。
中央の大きな円グラフでございますが、こちらは教育委員会事務局の予算額を示しております。ここでは、その主なものについてご説明申し上げます。
なお内訳につきましては、一般会計予算書でご説明いたします。
まず、上から時計回りに、右上の文化パルク城陽費3億1,968万1,000円でございます。全体の9.9%を占めておりますが、これは主に指定管理運営に要する経費でございます。
次に、1つ置きまして総合運動公園費1億6,600万7,000円で、全体の5.1%でございます。これは主に総合運動公園の指定管理運営及び整備に係る経費でございます。
次に、これも1つ置きまして事務局費3億1,581万8,000円で、全体の9.8%を占めております。これは事務局の管理運営に要する経費で、主に人件費でございます。
次に、その下の学校管理費(小学校)でございますが、3億2,393万1,000円で、全体の10.0%を占めており、また同じく1つ置いて学校管理費(中学校)ですけれども、4億122万3,000円で、全体の12.4%を占めております。これらはそれぞれ小学校、中学校の管理に要する経費で、具体的には校医報酬、作業員の人件費、光熱水費及び施設修繕等の維持管理経費でございます。中学校において経費が増加しておりますのは、北城陽中学校ほか1校のトイレ改修経費の増が要因でございます。
次に、1つ置いて幼稚園費2億9,625万1,000円で、全体の9.2%を占めております。
最後に、左上の学校給食費5億8,017万9,000円で、全体の18.0%を占めております。この主な経費は、学校給食センターに係る給食材料費、学校給食調理、配送業務委託料でございます。
次に、別冊の令和4年度予算の概要についてでございます。
なお、一般会計予算の説明と重複する項目については省略し、特徴的なものについてご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
まず、20ページでございます。京都サンガF.C.の支援に係る経費531万1,000円でございます。これは、市民に対してサンガのホームタウンであることを積極的にPRし、市民の意識を高め、まちの活性化、イメージアップを図ることを目的とした事業でございます。応援バスツアーに係る経費302万8,000円等でございます。
次に、58ページをお願いいたします。若者たちの定住奨励に係る経費でございまして、519万1,000円でございます。未来を担う若者たちの城陽市への定住化を促進するとともに、就職直後の新生活におけるスタートダッシュを経済的に支援するために奨学金に係る返還金の一部を支援するもので、令和3年度から支援金の支給をスタートしているところでございます。
次に、59ページをお願いいたします。下段の特別教室の空調整備に係る経費についてでございます。これは、快適な学習環境を整えるため、中学校5校、小学校2校の特別教室に空調を設置する経費で、9,000万円でございます。
最後に、68ページをお開きください。上段が文化パルク城陽の管理運営に係る経費、そして、下段が総合運動公園の管理運営に係る経費でございます。それぞれ管理運営を行います指定管理者に対する指定管理料や施設管理に係る経費でございます。
以上が予算の概要からの説明でございました。
続きまして、予算書に基づきまして、教育委員会に関わります令和4年度予算の主なものについて説明をいたします。
まず、歳入のほうからお願いいたします。
18ページをお開きください。中段よりやや下の
文化パルク城陽使用料9,056万2,000円でありますが、これは主に文化パルク城陽の各施設または附属設備の使用料、駐車場使用料等でございます。
続いて、19ページの下から2つ目でございます。総合運動公園使用料4,412万7,000円でありますが、これは、総合運動公園の使用料、また、照明設備、附属設備、トレーニングルーム、駐車場の使用料等でございます。
次に、22ページお願いいたします。中段より下の国庫支出金の幼稚園費負担金、子どものための教育給付費負担金271万円と、その下の子育てのための
施設等利用給付交付金1億1,262万5,000円、同じく27ページ、中段の少し上でございますけれども、幼稚園費補助金、子ども・子育て支援交付金223万2,000円、次に、28ページの中段より下、府支出金の幼稚園費負担金、子どものための教育給付費負担金231万7,000円、その下の子育てのための
施設等利用給付交付金5,631万2,000円、同じく30ページ、下段の幼稚園費補助金、子ども・子育て支援交付金223万2,000円は、幼児教育無償化に係る国庫支出金と府支出金でございます。
次に、少し飛びますけれども、36ページをお願いいたします。下から2つ目で
学校給食費実費弁償金の2億8,519万5,000円でありますが、これは給食費の保護者負担分でございまして、小学校は1食255円の72万3,189食分、中学校につきましては1食285円の35万2,741食分等でございます。
次に、歳出の主なものについてご説明いたします。
まず、51ページをお願いいたします。中段よりも少し上になりますけれども、(1)交通安全対策に係る経費のうち、
会計年度任用職員報酬606万8,000円につきましては、交通指導員22名に係る経費でございます。
次に、103ページをお願いいたします。事務局費の(4)英語指導助手に係る経費のうち、会計年度職員報酬3,650万円でございます。これは、英語指導助手、いわゆるAET10名の任用に係る報酬でございます。
また、委託料258万9,000円につきましては、AETの指導力の向上及び標準化を図るための経費でございます。
次に、104ページをお願いいたします。最下段から3つ上の(4)今池小学校のトイレ整備に係る経費1,393万2,000円は、今池小学校のトイレ洋式化に伴う工事の前年度設計の委託料でございます。
次に、106ページお願いいたします。中ほど(4)北城陽中学校外1校のトイレ整備に係る経費についてでございます。これは、計画的に進めておりますトイレの洋式化等の整備工事に伴うものでございまして、委託料1,437万9,000円につきましては、次年度に工事を予定している城陽中学校の設計委託料でございます。その下の工事請負費1億4,970万円につきましては、北城陽中学校の工事費ということでございます。
次に、113ページをお願いいたします。中ほどより下にございます保健体育費のうち、(4)
北部地域職住調和ゾーンの整備に係る経費4,393万5,000円でございます。これは、市民プールのプール槽周りの遮熱塗装と、プール南側に人工芝による芝生広場を整備する経費でございます。
以上が令和4年度予算の主なものについてのご説明でございました。
続きまして、最後、別冊の令和4年度行政経費の状況についてご説明をさせていただきます。
まず、53ページ、54ページの見開きでご覧ください。
学校給食センター運営経費でございます。54ページの上段支出総額をお願いします。前年度と比較して、支出総額が3,111万1,000円の増額となっております。これは、給食費の値上げに伴いまして、その値上げした分を積み増ししたものでございます。
あわせて、幼稚園の給食実施による委託料、そして、牛乳パック処理に伴うごみ処理委託料等が増加したものというものが主なものでございます。このほか、文化パルク、公立幼稚園、図書館、歴史民俗資料館、市民運動広場など、運営経費について比較分析したものでございます。
以上をもちまして、冒頭の説明を終わらせていただきます。よろしくご審査いただきますようよろしくお願いいたします。
○土居一豊委員長 説明が終わりました。
これより区分6-①、学校教育課、教育総務課、給食センター、富野幼稚園に係る質疑に入ります。
○太田健司委員 それでは、私のほうから3点お伺いしたいと思います。
1点目が、
若者定住奨励奨学金返還支援金について、2点目が、富野小学校外1校の屋上防水等整備に係る経費について、3点目が、ICT教育の推進に係る経費、これは小学校費、中学校費合わせての質問をさせていただきます。
以上3点をお伺いしますので、よろしくお願いいたします。
1点目、予算書104ページ、1項2目事務局費、(6)若者たちの定住奨励に係る経費の中の
若者定住奨励奨学金返還支援金421万4,000円についてお伺いをいたします。
前年度と比較いたしまして、前年度が232万2,000円計上されておりまして、割り戻しますと、令和3年度スタートという先ほど説明がありましたが、令和3年が27名分、8万6,000円で割り戻しますと27名分。22年度、次の予算が49名分ということで、おおむね22名分増えておるということになるんですけれども、その理解でよろしかったでしょうか。
あと、あわせて、これが5年間続いていくということで、22名ずつ増えていきますと、5年後には年間115名で掛ける8万6,000円しますと、予算が最大で989万円必要になると、毎年というような理解で合ってますでしょうか。これ、ちょっとお聞かせください。
2点目、同じく予算書104ページ、2項1目学校管理費、小学校費の中の説明欄(5)番、富野小学校外1校の屋上防水等整備に係る経費、工事請負費として1億370万円が計上されております。こちらが、ほかということなのでもう少し詳しく、どういった工事がどれぐらいされるのかというのをちょっとお聞かせください。
それから、3点目、ICT教育の推進に係る経費ということで、小学校費と、予算書105ページの最下段の小学校費の中では報償費が10万円出ております。これが前年度と比較いたしますと、小学校のほうでは、前年は委託料という形で2,310万円出ておったんですけれども、今回報償費だけの10万円になっております。
それから、中学校のほうは予算書107ページ、これも最下段、(5)のICT教育の推進に係る経費ということで計上されておりますが、こちらが委託料が前年度並み、10%アップほどですかね。前年度が委託料として1,100万円計上されてたのに対しまして、本年は1,293万6,000円計上されております。その他もろもろがちょっと中学校費のほうは増えておるんですけれども、この辺説明をお願いいたします。
以上、3点お願いします。
○
藤林孝幸教育部次長 それでは、私のほうからは、富野小学校外1校の
屋上防水等整備工事に係る経費につきましてご説明申し上げます。
市内の学校施設等につきましては、大多数がおおむね40年以上経過しておりまして、様々な場所について劣化損傷が発生してるというような状況にございます。今年度、令和4年度におきましては、その中でも特に雨漏りが発生している富野小学校の北校舎外壁及び屋上防水の工事、それと、青谷小学校北校舎及び南校舎の屋上防水工事、それと、城陽中学校南校舎の屋上防水工事を実施するものでございます。
学校施設等につきましては、
学校施設等長寿命化計画によりまして、施設の劣化状況に応じまして改修計画を定めておりまして、いずれの施設につきましても、中長期的には施設の改修が必要となりますが、今回の3校につきましては、現に雨漏りが発生しており緊急性が高いことから、長寿命化計画におきまして必要な改修工事と位置づけいるところでございます。すみません、こちらのほうでは、富野小学校外1校というような形になっておりますので、富野小学校と、それから、青谷小学校、それと、中学校のほうで併せてと屋上防水工事を実施するというところででございます。
○
徳永博昭学校教育課主幹 私のほうからは、ICTの経費のことについてご答弁申し上げます。
まず、105ページのところ、小学校経費のところで報償費の10万円、あと106ページのところに続きがありまして、106ページの上段のほうに中学校と同様、需用費、委託料等ございます。委託料につきましては、今年度もお世話になりますICT支援員等の委託料となっております。
○
木村光仁教育総務課教育総務係長 すみません。それでは、私のほうから奨学金の返還支援につきましてご答弁を申し上げます。
まず、令和3年度なんですけれども、予算化させていただくタイミングでは27名の方が登録をされておりまして、最終、公募申請されました方が24名となりました。次、令和2年度の登録者なんですけれども、現在25名となっておりまして、24名と25名を合わせて49名となっているところでございます。
それと、5年後、続いた場合、大体1,000万規模になるということでしたけれども、そのとおりでございます。
○太田健司委員 ICT教育の、すみません、見落としてました。確かに予算書載っておりました。同規模同規模で出てるって感じですかね。ICT教育始まってそれなりに年月が過ぎたんですけれども、たしかこれは、
GIGAスクールサポーターであったICT支援員のほうの経費だったと思うんですけれども、外部の活用状況をもう少し詳しくお聞かせください。外部人材を活用していきますというお話がずっとされてたと思うんですけれども、やはり学校の先生、それぞれ得意になってもらいたいのはもらいたいんですけれども、外部でもっと得意な人、そら専門家、餅は餅屋的なところもあると思いますんで、その外部の活用状況をお聞かせください。
それから、防水のほう、中学校のほうでも1校やるということで、小学校のほうではこの3校舎分という理解でよろしかったですね。屋上の防水、もちろん必要で長寿命化でというのは理解しております。
そこで、提案ではないんですけれども、最近防水工事とセットでいけるような太陽光とかもあるんです。次年度以降で太陽光が公共施設に新築の場合設置義務が出てきます。既築に関しても、ある程度推進される模様です。半分から4分の3の補助金が国から出るような予算化されてるようでございますので、そこを合わせて、本来ならば防水とやってしまうと、非常に安価かつうまく導入していけるんですけれども、その辺の検討というのはなかったんでしょうか。今後もちょっと検討することは難しいでしょうか。聞かせください。
それから、若者の就労支援です。こちらのほうが、年間約1,000万ずっと出ていくという形になるということで、なかなかのものでご利用いただいてんのかなというふうに思いますが、ちょっとこのビラを見させてもらったんですけれども、ネットで落とさせてもらってちょっと見てたんですけれども、週20時間以上の勤務であればパートや契約社員でも支給対象となりますということで示されておるんですけど、何%ぐらいがパートさんや契約社員さんの非正規になるんでしょうか。非正規であれば当然、定着率というのが変わってくると思うんですけれども、何%ぐらいがそうなのかなというのでちょっとお聞かせください。
以上、お願いします。
○
藤林孝幸教育部次長 屋上防水工事に併せて太陽光施設の部分の設置の検討はなかったかというところのご質問でございます。
正直、屋上防水、改修する際に太陽光の設置の部分についての検討はしていなかったところでございます。今回、屋上防水工事になりますが、今後の大規模改造であったり、長寿命化改修をするに当たりまして、当然、雨漏りがしておりますと、その水が躯体の中に染み込んで爆裂するなりという部分のところがあって、本来、長寿命化なり大規模改修ができるはずなのに、そういったものが染み込んだ結果、できなかったということにならないためにも、大規模改造、それから、長寿命化改造に先立ちまして、屋上防水工事を実施するというところでございます。その際に、今後にそういった大規模改造なり長寿命改造を控えている中で、屋上に併せてそういったものを設置することはどうかという部分につきましては、検討していなかったところでございますので、今後、設置できるかどうか、予算の都合、予算の関係もございますので、そういったものを併せまして検討していきたいというふうに考えております。
○
西村昌俊教育総務課施設整備係主任専門員 先ほどの防水工事の件でちょっと追加になるんですけど、耐震補強工事を実際行っておりまして、その上に太陽光を乗せますと、さらに荷重がかかるというような形になって、再度耐震補強工事をしなきゃいけないというようなことも発生しますので、今後、太陽光の設置義務が出てきましたら、それらを含めて検討していきたいと考えております。
○
徳永博昭学校教育課主幹 私のほうから、ICTに係る外部人材のことについてご答弁申し上げます。
本市といたしましては、ICT教育として、ICT支援員さんに学校のほうに週1回程度回ってもらってる形になります。その中では、当然、学校の中での機器の使い方とか、それは教師に対しても子供に対しても今行ってるところになります。それ以外にも、昨年度もありましたが、BIOMEという子供のほうが使う動物の判定をAIにするものとか、後はドローンを活用した
プログラミング授業等を行って、学校の先生と外部の方と連携しながら、そのプログラミング教育を推進できるように連携を図ってるところでございます。
○
木村光仁教育総務課教育総務係長 すみません、私のほうから、返還支援につきましてご答弁申し上げます。
非正規の割合ということでしたけれども、ちょっと今現在その資料を持ち合わせておりませんので、また別途お示しできたらなというふうに思います。
○薮内孝次教育部長 すみません、屋上防水の関係で、誤解があったらいけないのでちょっと補足しておきますけども、今、藤林次長が最初にお答えさせていただいたのは、今回はあくまでも大規模改造をする、いわゆる平準化するために延ばしているわけです、長寿命化してるわけです。その間に、今行う、いわゆる緊急な補修といいますか、屋上水漏れしておりますので、そこを補修して水漏れしないように、雨漏りしないような形で今回は修理するというのが主なものです。今、太田委員がおっしゃいましたように、規則で今後、新規の建物については屋上に太陽光を置いていかなあかんと言われること、それは承知しております。
しかしながら、大規模改造までの間での修理でございまして、校舎については耐震補強全て終わっておりますので、このままは地震は耐えられるんですけれども、その上に何もない状態での、いわゆる体力を見た形での改修をしておりますので、ここに物を乗せていくということになりますと、もう一度し直ししなけりゃならないということですので、今、防水は簡単にやるだけですので、この体力のチェックをするときに、大規模のときにそれを乗せた形での変動等をしていくことになると思いますので、今の段階では検討しなかった、何も無視したことではなく、今は補修のためにやっておりますので、そこのほうはちょっと考慮してないということの説明をしたというところでございますので、ご理解いただきたいと思います。
○太田健司委員 それでは、
若者定住奨励奨学金返還支援金なんですけれども、いろんなデータ持ち合わせて入っていただきたいというのが1つと、やっぱり1,000万とか、これ、恐らく単費でいくんですかね。全一財ですかね、完全に。分かれへんかな。後でほんな聞きますわ。基本一財になんのかな。ちょっと待ってくださいね。一財ですね。100%一財なんで、一般財源で1,000万毎年出すとなると、なかなかの大きさの予算やと思うんです。やっぱりそれなりにしっかりと効果測定をしていく必要があると思いますし、その効果に合わせてこのルールというのも変えていく必要もあると思いますんで、そこはしっかりと動向を注視していただきたいと思います。
これは以上です。
続きまして、ICT、分かりました。外部しっかり使っていただいて、それなりの予算かけてやっていただいておりますので、文教の委員会でも現地見に行かせていただきましたけれども、非常に子供たちが前向きに取り組んでいる姿というのを我々も拝見することができました。本当に幅広いいろんなことができるようになって、いろんな学びを得る機会、幅広く得る機会というのを子供たちに引き続き提供いただきますようにお願いしておきます。
それから、最後に屋上防水等整備に係る経費なんですけれども、考え方と方向性はよくよく理解しております。その中で、せっかくやからということで、今最近、実はいい商品がいっぱい出てきておりまして、防水シートを張って、一体型でそのまま上に組んじゃって、太陽光簡易にできるというものというのがありまして、メーカーさんとしゃべっておりましたら、メーカーさんが、図面さえあれば上の耐荷重、計算も全部しますということで、見積りまで、そこまで実はやってくれるんです。多分、一回もそういうなんをちょっと聞いてみたりというのないと思うんで、思ってはるより安価にできる可能性も実はあるんですよね、最近。そういう商品も出てきておりまして、なので、同じ長寿命化するのに、一時しのぎとはいえ、それなりの年数恐らく学校も使っていかなあかんということになります。その間にどんどんと今の脱炭素の導入というのが進んでいきますので、であるならばこの機会にやるというのも一つなんちゃうかなと、安価にできるんであれば。ほんで、それまた取り外してまた補修するときも割と簡単にできやすいということで私も聞いておりますので、そういったことを含めて検討していただけたらなと思います。もし何かしらあれば、なければないでオーケーです。
○
木村光仁教育総務課教育総務係長 すみません、先ほどの答弁の中で、非正規の割合ということでしたけれども、令和元年度の方で言いますと、24名が登録されてるんですけれども、そのうちの2名が非正規という形でございます。それと、財源でございますけれども、一般財源ではございますけれども、こちら国の特別交付税の対象になっておりまして、広報費も含めて10分の10が対象となっているというところでございます。
○薮内孝次教育部長 今、木村係長がお答えしましたように、これについては特別交付税の対象になるというものでございます。私どもは、いわゆるスタートダッシュは応援しようと、そして、定住をしていただこうと、城陽市に人口増やしていくと、これは創生総合戦略の最たるものでございますけれども、その中で、私どもは、これ当然、基金もございますが、それを使っていくとそれも枯渇してしまいますので、それでは駄目なので、それでもう一財で対応していこうということでこれ始めております。
また、これについては、特別交付税の対象にもなるということでございますし、それはどういう形で市に入ってくるかというと、この分充ててると、そういうようにはならない、特別交付税、ならないんですけれども、実際のところ、住んでいただきますと、これは当然就職された方が前提ですので、いわゆる税金を払っていただくという形になります。これ、私ども最初に計算したときに、約年間お一人12万8,000円程度税金を納めていただくということになりますので、当然最高額でいうたら8万円何がしですので、それとの差でいきますと、入ってくるのが多いということも考えられます。当然、非正規、正規では入ってくる収入、その税金支払っていただくのも変わると思いますけれども、実際については、その分は市に納入されてくると。そして、それをまた還元していくという形でスタートダッシュを応援して、城陽市に長く住んでいただくということで、どちらもいわゆるウィン・ウィンの関係になれるんじゃないかいうことも含めてこの制度設計をしておりますので、今後、大きな負担、5年間なります、5年分支払うことになりますので、当然大きな負担になってきますけれども、その分は逆にまた支払っていただくということにもなりますので、この制度としてはこの制度設計、あるいはこのいい制度つくったんじゃないか、これ、自画自賛したらいかんのですけれども、そのような状況の制度いうことでご理解いただきたいというふうに考えます。
○太田健司委員 若者の定住支援、よく分かりました。データもちゃんと持ち合わせてはったんやったら、最初にもう言うてもうたらよかった話で。2名さんということで、割合としては少ないと思いますんで、今、部長おっしゃったようなことでカバーしていけんのちゃうかなと。総合で言うたらプラスですよということで、よくよく理解しましたので、引き続きどんどんと宣伝してもらって、利用者増やして、むしろこの計画よりも増やしていただき、先ほど申し上げた22名ずつ増えていったら1,000万、5年後には毎年必要になりますねというようなものの、数字を超えても、市としては、市税収入としては上回るということで、非常にいい取組だというふうに思いますんで、もっと増やしていただけたらなと思います。
1点だけ。これのビラをちょっと教育委員会に探しに行ったんですけど、どこにも置いてなくて、表をずっと見てたんですけど、今ちょうど頃合いということもあるでしょうし、できる限り、ネットでこういう世代見はると思いますけれども、親御さんがひょっとしたら持って帰らはる可能性もありますし、できるだけ露出を増やして、使っていただけるようにお願いして終わります。
○相原佳代子委員 おはようございます。
私からは3点質問させていただきたいと思います。
1つ目は小・中学校の特別教室に空調整備を、2つ目は、教育活動の推進に係る経費のところで、会計年度任用職員の報酬ということで、ちょっとこれ、私どこを見たらいいのかが分からなくて、予算書の105ページの教育活動の推進に係る経費なのか、それとも104ページの一番最下段にありますそこなのかちょっと分からないですけれども、以前に質問なんかでも要望させていただいていました31人を超える小学校1年生のクラスに補助員をということでお願いしていて、それを新年度から市単費でしていただけるというのをおっしゃったのがどこに当たるのかというのを1つお聞きしたいということ。そして、3つ目は、公立の唯一の幼稚園である富野幼稚園についてでございます。順次説明質問してまいりたいと思います。
予算の概要にもありますとおり、59ページでございます。快適な学習環境を整えるため、中学校及び小学校の一部の特別教室に空調を設置すると。新年度、令和4年度は全5中学校の美術室、青谷小学校と寺田南小学校の理科室に設置するとなっています。そして、これは、新型コロナ臨時交付金を使われるということでございますが、今回7教室でございましたが、今後の予定をどのように考えておられるか、教えてください。
2つ目でございます。先ほども申し上げました教育活動の推進に係る経費のところなんですけれども、その状況を詳細に教えてください。
そして、3つ目の富野幼稚園についてでございます。令和4年度の行政経費の状況を見させていただきまして、ここに園児数等々、それに係る経費なども上がっているわけでございますが、令和4年度の児童数について、各クラスごとに教えてください。
以上です。
○富田耕平学校教育課長 それでは、私のほうからは、富野幼稚園の令和4年度の児童見込み数というようなお尋ねやったと思います。
令和4年の4月の入園の見込みの人数でございますけれども、3歳児が5名、4歳児が15名、5歳児が11名、計31名となります。
○
藤林孝幸教育部次長 特別教室の今後の設置の予定についてのご質問でございます。
今回につきましては、新型コロナ臨時交付金の約3億円のうち9,000万円を活用して実施するものでございますが、予算が限られておりますことから、令和4年度におきましては、中学校全校と小学校2校に設置するとしたところでございます。残る小学校8校につきましては、早期に整理ができますよう財政当局に要望してまいります。
○松尾貴仁学校教育課主幹 小学校の1年生の補助についてご答弁申し上げます。
京都府の中では、小学校1年生31人以上は京都府から人員が配置されておりますが、城陽市のほうで来年度から20人以上30人以下の学級に対して教育補助員、小1補助を配置するということで、来年6校配置する予定を考えております。105ページの上のところにあります報償費のところの会計年度任用職員の報酬の中の一部に入りますので、よろしくお願いします。
○相原佳代子委員 それでは、まず、今おっしゃっていただきましたその充実、補助員、これは本当に城陽市の今回の当初予算の概要を見させていただきましても、やっとこれでも10%近くになってきた。これまで8%あたりのところを推移していたと思うので、ようやく城陽市としても、全体ですのでほかの施設なんかもありますけれども、私はやっぱり城陽市の宝である子供たちの教育というのがこのまちづくりの一番大事なところだと思うので、もうここのパーセンテージは上げていただきたいと常日頃言ってまいりましたし、今回の補助員についても、これがもう本当に人をつくるという、人を育てるということが最も大事なまちづくりとして、何とかこの予算額は上がらないだろうかということも当局ともお話しさせていただいたので、今回増えたことは大変ありがたいことです。
それで、今20人以上30人までのクラスにも、6校において配置されるということでございましたが、その配置の、教育のことですので難しいところもありますけれども、どのような、何ていうんですかね、関係というか、視点においてこの6校を今回補助員をつけられるのか、そういうことを教えていただきたい。これは1年生に限ることですか。そこら辺も含めて教えてください。
そして、次は、富野幼稚園でございます。今お答えいただきましたけれども、実はこれ、3歳以上の無償化が始まりまして、私立の幼稚園なんかでは、もう満3歳になったら無償化が始まるわけでございます。公立の幼稚園は3歳児からしかございませんので、この3歳・4歳・5歳児というのが全部無償化になると思いますけれども、今回のこの数字を受けて、市としての見解はいかがだったでしょうか。
それとあわせて、今後の富野幼稚園をどのようにして、何というんですか、募集の子供たちの数、35人というのが定員、定数やったと思いますが、今のをお聞きしていたら、そこにもちょっと、1クラスにもまだちょっと届かないかなというところだったと思いますので、それについての市の見解をお聞きしたいと思います。
それと、空調整備についてでございますが、財政当局に要望しているということではありましたけれども、今年、それであるのならば、全部であとどれぐらい特別教室があるのか。それについて、今回は7の教室ですけれども、要望するということも計画を持ってこその要望だと思いますので、市としてはそのあたり、普通に考えれば7クラスずつやったら大分時間かかるんではないかなと思いますが、全体の母数はどれだけで、それに対しての計画はどのように立てておられるか、教えてください。
○富田耕平学校教育課長 それでは、富野幼稚園の来年の人数の見込みについての市の見解という、ちょっと難しいご質問ではあるんですけれども、確かに人数だけを見ればちょっと寂しい人数なのかなというふうなことは私ども当然そうは思ってるわけですけれども、ただ、こうやって子供さんが年々減っていく中で、やはり一定数富野幼稚園を選んでいただく保護者の方もいらっしゃると。無償化の中で、金銭的なことを考えれば、例えば保育園であっても、他の私立幼稚園であっても、金銭的にはそれほど変わらない形で行けるのがやはり富野のよさというのを一定ご理解をいただいた保護者の方には選んでいただいてるというそういうふうな認識ではおりますので、引き続き、確かに35人という定員はあるわけですけれども、富野の魅力が伝わるように、また引き続きたくさんの保護者の方に選んでいただけるように努力はしてまいりたいと、そのように考えております。
○
藤林孝幸教育部次長 特別教室の空調設備の設置についての考え方のお問いかけだったと思います。
特別教室の空調施設につきましては、必然的に外部と遮断する必要がある音楽室、図書室、コンピューター室に設置しておりまして、令和2年9月1日現在の市内の各小・中学校の特別教室への整備率につきましては50.0%となっております。未設置の特別教室への空調設備の設置につきましては、大規模改造や長寿命化改修工事の際に検討することとしておりますが、近年の記録的な猛暑の状況に鑑み、教育環境の改善が市長公約であることや議会等からの要望も踏まえまして、市教委といたしましては、未設置の特別教室に空調設備を設置することの必要について認識をしておりまして、トイレ工事に影響のない範囲で、また、受電設備の能力の範囲内で、比較的使用頻度の高い中学校の美術室、それから、小学校の理科室に空調設備を設置するとしたところでございまして、今回の予算のほうにつきましては、理科室と美術室につける予算として上げてきてるものでございます。令和4年度におきましては、このうち中学校全校と小学校2校、合計7校に設置することといたしまして、残り8校の部分につきましては、当然、我々としては、令和5年度で全て整備を終えたいというふうな思いはございますが、予算等の都合もございますので、そのあたりは予算要求において残り8校全て設置できるような形で要望はしていきたいというふうに考えております。そのほかの特別教室等につきましては、大規模改造、長寿命改修時にその設置につきまして検討してまいりたいと考えてるところでございます。
○相原佳代子委員 母数は。母数を教えてください。5割とおっしゃった母数。
○
藤林孝幸教育部次長 現在、調査におきます母数につきましては、特別教室全母数は268教室ございまして、そのうち134教室が未設置というところでございます。
○松尾貴仁学校教育課主幹 小1の補助の関係ですけども、先ほどすみません、6校と言いましたが、7校の間違いです。申し訳ありません。府のほうで31の微妙なところの数がありまして、最後7校ですので、申し訳ありません。7校のほうに市のほうの小1補助がつくという形です。これにつきましては、小1に限ってつきます。
また、どのようなということでしたが、1年生に入りますと、集団生活が始まった中で、なかなかつきっきりでつかなければならないというようなこともありますので、まず初めに基本的な生活習慣を身につけさせるため補助が入る中で、立ち歩きであったり飛び出し等もありますので、そこを補助を、手伝っていただいたりとか、担任だけではできない授業に個別の指導に入るといった様々な業務をしていただく予定で考えております。
○相原佳代子委員 補助員について、ちょっとまた質問させてもらいたいと思います。
まず、小1の補助であるということ、それから、府費を除いて7校であるということ。市内のこれ小学校である。であるのなら、小学校は、そしたらクラスがあるので、一応、全10校につくというふうな認識でよいのでしょうか。クラスが2クラスのところもあれば、3クラスのところもある。31人以上のクラスもあれば、全ての1年生がそうでないところもあるとか、そういったところのどういう決め方をされているのかということをお聞きしたいと思います。そういうことをやっぱりお伝えになれば、城陽市内の全小学校においては、しっかりと補助員を置いて、クラスだけじゃなくて学年で見ていただけるということも考えられると思うんですよね。だから、どういう観点でつけておられるのか、再度お聞きしたいと思います。ありがたいことなんですよ。本当につけていただきたいということずっと言ってたし、この時期にそういう方々がいらっしゃるかどうかというのも話題だったと思いますし、併せてちょっと質問したいんですけど、どういう方が今回それを担っていただけるか、そういうことも含めて教えてください。
それと、あと、空調についてでございますが、5割ということで、今、新たにお聞きしました。今年度は7教室ということですけれども、それ以外の中学校は全部だったのかな、美術室、青谷と寺田南、それ以外のところにも来年はつける予定であるという答弁をいただいておりますので、それをきっちりと遂行していただきたいと思います。その後のところは大規模のということでございますので、大規模の工事に合わせてするとなれば、それは大体何年後をめどに考えておられるのか、再度質問したいと思います。
それから、小学校、理科室ですか、完備させたいというのは、本当にありがたいことだと思います。
それと、富野幼稚園についてでございますが、今いらっしゃる方々にも、ちょっと保護者の方にもお聞きしました。富野小だけでなくて、今池であったり深谷であったり、いろんなところから来られていること分かりました。ただ、今後考えられるのは、そういった集団の幼稚園教育ということに対してはどうなるかなと。今回、3歳児さん、5歳ということで、大体ここら辺はこの数値でいっているように思うんですけれども、そしたら、今度、3歳児さんから4歳児になるときに、新たに地域から来てくださってるのか。今後、3歳児だけの持ち上がりになりますというのであれば、ちょっとそこはまた今後しんどくなっていくんじゃないかなというふうにも思いますので、そこら辺の市の考え方はどうなのか。
それと、あと、これポスターなんかを見てましたり、日々ホームページも見させていただいてるんですけれども、とにかくやっぱり公立の幼稚園のよさ、小学校との連携というのをおっしゃるのであれば、給食についても、今、取りあえず水曜日ということをおっしゃってましたけども、今後どのようなことを考えておられるのか、これについても教えてください。
以上です。
○
藤林孝幸教育部次長 大規模改造が実施される年度は何年度からかというお問いかけでございますが、
学校施設等長寿命化計画におきましては、令和7年度以降に大規模改造を実施する予定でございます。
○富田耕平学校教育課長 富野幼稚園のお尋ねでございます。
まずは人数のお話であるんですけれども、基本的には、年度の途中に入園をされてという人数って非常に少ないですので、当初に入られた方が、委員おっしゃったとおりそのまま持ち上がるというのがやはり基本だと思います。そのような状況の中で、現状のこの数字というのは非常に厳しい状況であるというのは私どもも認識はしているところでございます。
それとあわせてですけれども、今先ほど給食のお話もございました。この給食の実施につきましては、公立幼稚園の運営懇話会を開催をさせていただく中でご意見をいただいて、預かり保育の延長ですとか、あと3歳児保育ですとか様々なご意見をいただく中の1つとして、富野幼稚園で今年度の2学期から始めたものでございます。こういった形で人数の減少、これ以上少なくならないように、できるだけ魅力のある幼稚園を目指して、また、アピールをして、お尋ねのある給食についても、今、週に1回ということであるんですけども、この回数を増やしていくとなりますと、当然、献立のことであったり、様々ちょっとこちらのほうが検討しないといけない材料がありますので、あくまで試行という形で今現状この形でさせていただいて、2学期に始めたところでもありますし、非常にお喜びの声はいろいろ保護者の方からいただいてますんで、今後、課題を検討させていただいて、人数を増加を図る施策の1つとしても、ちょっと改善が図れるかどうかというのは引き続き検討してまいりたいと、そのように考えております。
○松尾貴仁学校教育課主幹 1年生補助につきましてご答弁させてもらいます。
どういう観点かとおっしゃられたかと思うんですけども、入学してくる子たちの課題はそれぞれ学校によって違いますので、その中で、経験のあるベテランの先生というか、非常勤になりますのであれですが、経験のあられる先生が各学校入ってもらっておりますので、そこを子供たちの課題に応じて学校で相談いただいた中で、個別に指導するのか、学校で前に立たれる担任の先生の補助に入られるのかというのは、中でそれぞれやり方は工夫されるかなというふうに思いますので、そのところで対応していただこうと思っております。
○相原佳代子委員 最後の答弁なんですけど、ベテランの先生が入られて対応していただくという、退職された方なのかなというふうに思うんですけれども、その具体的な、先ほどちょっと言ってた質問に対する答弁がまだ抜けていたかと思うので、それについてお答えください。
○松尾貴仁学校教育課主幹 具体的なご質問と申しますと、すみません。
○相原佳代子委員 先ほど全小学校でつけられるというふうな認識でいいのかということをお聞きしました。そして、小学校でも3学級あるところ、2学級あるところ、1つのクラスは31人で府費がついてるところとかいろいろあると思うんですよね。全くないところもあるかもしれないし、そこら辺の兼ね合い、どのようにして今回のこの7クラス補助員をつけるということになったのか、教えてください。
○松尾貴仁学校教育課主幹 申し訳ありません。府のほうの31人以上のところは、全クラスつきますので、ほかの学校のところはつきます。残りの3校はつくんですが、城陽市のほうは、3クラスまでのところに1人1年生補助がつきますので、7校分の学校は、3クラス以上は1人、4学級以上につきましては2人1年生補助が入ります。
それで、先ほどすみません、20人以上30人以下ではなくて、25人以上30人以下の市の補助がつきますので、7校学校が入りますので、1年生補助が7校市のほうで補助が入らせてもらうという形になります。
○富田耕平学校教育課長 すみません、ちょっと私のほうからかみ砕いて説明をさせていただきたいと思います。
府の補助については、学級が31人以上やったらつくと。私どもが今回単費で計上させていただいたのは、25人からつくと。31人になればもう府がつくので、それは私ども単費のほうはつけないんですけれども、どういった形で各学校の状況が違う中で配置をしたのかというお尋ねやったと思うんですけれども、来年の児童数というのは、一定こちらのほうで見込み、人数が分かりますので、それによってクラス数も当然分かるわけですけれども、その中で、そのクラスが31人以上であれば府費がつくという見込みになります。25人を下回ればもうそのまま担任1人でということになるんですけど、その中で25人を上回る学級があれば、それに対してつけると。それで計算して積み上げた数字が、先ほど申し上げた7名になると、そのような内訳になるということでございます。
○相原佳代子委員 補助員のことにつきまして、そしたら、あと7校で25人から30人、再確認しときますけれども、学年においてではなくて、クラス単位で25人から30人のところには1人の補助員をつけるという認識でよろしいですか。そこだけ。
○富田耕平学校教育課長 すみません、何度も申し訳ないです。2学級に1人、25人を超えた学級が2学級あれば1人つけると、そういった計算でつけるということでございます。
○相原佳代子委員 そしたら、京都府は31人以上はつくということで、25人から30人のクラスが2クラスあれば1人つけるという認識ですね。始めからちょっとそういった説明をしていただけたら分かりやすい。そして、やはり今度新入学児を持たれる保護者の方々も、そういう意味では城陽市しっかりやってくれてるんだなという安心も持っていただける。そして、それがまたそういうベテランの先生だということであるのならなおさらだと思いますから、そういったところを城陽市、全体的にバックアップしていただいてるということ、しっかり伝えていただきたいと思います。4月、もう目の前に入学式ということになりますので、しっかりして対応方よろしくお願いいたします。
それと、幼稚園につきましては、今、課長からありましたけれども、また検討委員会、懇話会のほうですか、聞かせていただきましたけれども、そういうふうにして幼稚園の保護者の方々の声も聞かせていただいてるということですので、できることであれば、もう本当に1つの幼稚園でございますので、また反映していただきたいと思いますし、常日頃からそういった保護者の方々の声をまた聞いていただいて、幼稚園の教育指導にも反映していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
以上です。
○土居一豊委員長 11時15分まで休憩いたします。
午前11時03分 休憩
───────────────
午前11時15分 再開
○土居一豊委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
○奥村文浩委員 ICTのことが1つと、それから、学校の災害時の対応についてちょっとお聞きしたいことがあります。2点です。
ICT進めていただいてる中で、GIGAスクール構想の目的、目標みたいなところの中に個別最適化という話がありまして、公教育じゃない、塾とかそういうところは個別最適化というのをすごく力が入ってる部分なんですけれども、それについて、今、それに当たることで何かやってることがあるのかとか、これからどういったことをやっていこうという考えがあるかどうか、そのあたりをお聞きしたいなということが1つ。
それから、さっきちょっとたまたまBIOMEというソフトの話が出まして、写真を写すとどんな動物か、生物か分かるとかいう話。これじゃなくても、いろいろ様々、今、ネットでグーグルとかで検索するとかいろんなことができるようになって、それによって答えが分かるんですけど、そういったことに対していいという意見もあるんですけど、すぐに単に答えが分かってしまって、これ学習になってるのかというような意見も聞いていて、その辺、どんなふうに考えておられるかということ。
防災については、例えば雨が降ったときに、学校の子供たちというのは、当然、もう休校になったりとか、途中で警報とか出たらその時点で早めに家に帰ったりということになると思うんですけど、その後、学校に職員の人が残ったりするのか、全部完全に引き揚げてしまうのか、ちょっとその辺をお聞かせいただきたいです。
○岸本匡史学校教育課主幹 私のほうから、防災についてのご質問にご答弁させていただきます。
基本的には、水害と雨の場合、警報が出ていて児童・生徒は学校にはいないかというふうに思われます。児童・生徒が残っている場合につきましても、土地の低い場所の学校につきましては高いところに移動するということで、年3回避難訓練が予定されております。不審者、火災地震と、また、そのときに水害についても、こういうときはこういうところに避難するんだよと、先生も一緒に避難するよというような指導も併せて指導させていただいております。
また、災害、水害の場合に、学校には児童・生徒がいなくても、職員が緊急の対応ということで残っている場合もございます。
○
徳永博昭学校教育課主幹 私のほうから、ICTに関わるお問いかけに対してご答弁申し上げます。
まず、個別最適化というところで、本市の配布しているタブレットのほうには、ドリル型アプリとしてeライブラリというものが入っております。そこにつきましては、中学校に関しても受験の問題、入試対策の問題等、全国の公立の入試問題が全て入っていたりとか、後はそれぞれのレベルで問題を解いていくことに、その中に入ってるアプリなんかに入ってる植物がどんどん大きくなっていって、それが実をつくっていくというような形で、その成果が可視化できるような形でのそれぞれに合った内容、自分で取り組める内容の入っているアプリが入ってるという形になっております。それが個別最適化というところで非常に個人に応じた対応ということで、学力アップにつながっていくのではないかと考えております。
また、タブレットを活用いたしまして、自分の考えをまとめるというふうな方向につきましても、いろいろなアプリが入っていますので、そのアプリを駆使しながら、どのようにまとめていくかというところについては、またそれぞれの学力もしくは自分の考えまとめるというところについて役立っているのじゃないかなと考えております。
BIOMEなどのそういうアプリを昨年度活用した授業のほうを実施しましたが、BIOMEの授業につきましては、答えがすぐ判明するというふうなところもあるんですけども、その仕組みを理解するというところに今回重きを置いて授業のほうをつくっております。どのような形でBIOMEの植物を判定するというふうなプログラミングの構成になってるのかというふうな仕組みをしっかり理解することが大事だと本市といたしましては考えているところでございます。
○奥村文浩委員 個別最適化については、今お聞きして、いろいろ自分のレベルに合ったりとか、それから、受験のいろんなものを利用できる。実際、子供たちが授業を受けていく中で、どこかでつまずいたり、ちょっと分からなくなったときに遡って分かるところからもう一遍始められれば、ずっと分からないまま過ごしていってどんどん成績下がるみたいなこと防げるというようなことを実際話としては聞くんですけど、現実にそういったことが子供たちができているのかどうか。どうでしょうか。
それから、BIOMEの話、そんなんあったら面白いなとかいい面もあると思うんですけど、ちょうど今、うち、廊下に謎の鳥が住みついてて、謎なんです。夕方しか帰ってこないので、夕方なんで薄暗いのでよく分からないんですけど、BIOMEないものですから毎日いろいろ観察して、近所にしょっちゅう見る鳥との比較とか羽の色とか行動を見て、どういった鳥なんだろうと。最初は、近くにいる鳥というのは、ヒヨドリとかメジロとかウグイスとかセイレイとかなんですけど、そのうちのどれかと思ったんですが、よくよく見ていると、どうもそうではないと。渡り鳥らしいとかいうことがだんだん分かってきて、今ではBIOMEがないのでちょっと正確かどうか分からないんですけど、ジョウビタキという鳥の雌じゃないかなと思ってるんですけど、かなり何日にもわたって図鑑調べたりいろいろしてみたんです。でも、BIOMEあったら、ぱっと見て答えが一瞬で分かって、それは通り過ぎていくのかなというそんなちょっと気がしたので、こういうものの使い方、どんな指針みたいな、教育考えて、もう少しお聞かせいただけたらと思います。
それから、災害時なんですけど、今、子供たちは、警報が出てるからいないと、それはそれでいいと思うんですけど、そのときに職員の方が残ってるという話なんですが、防災のほうに水害時の対応を聞くと、これは当然のことなんですけど、早期に東側へ避難するということで、そのことはそれで間違いないと思いますし、いいと思うんですが、どうしてもやっぱり水がつかるのを初めて見て逃げ出すとか、そういう人だって現実にいろいろ今までの災害状況聞くとあるわけですから、そのときに、すぐに学校があったら、当然、学校の建物高いので、そこへ来られる方がいらっしゃると思うんです。そのときに、必ず職員の人がいて開けてあげるとかいうことができるのか、それとも、もう職員の人も退避するのであれば、一部は鍵かけといてもいいと思うんですけど、ちょっと上れるように何かどこか開けておくというような対応ができるのか、そこはどうでしょうか。
○岸本匡史学校教育課主幹 私のほうから、水害時の対応についてご答弁申し上げます。
先ほどご質問にありましたように、水害時、教職員につきましても役割分担もありまして、避難をいたしております。ただ、緊急時でございますので、全て校門を施錠して避難するということはないですけども、そういった場合、もう恐らく一般市民の方も東のほうに避難されてるとは思います。学校としては施錠はいたしておりません。
○谷﨑健司学校教育課主幹 ただいまBIOMEについて、調べ学習についてというとこら辺のご答弁をさせていただきます。
BIOMEは、もともとBIOMEを使った学習をするに当たりまして、生き物を判定するために事前にそれぞれの生物、様々な角度のたくさんの膨大なデータを蓄積しておく必要があったり、それらをプログラミングするというような部分を学びまして、子供たちは、そのフローチャートが組まれている様々なプログラミングを知ることによって、世の中の自分たちのより便利にするプログラミング、AIの仕組みを学ぶといったところの部分で学習を進めているというところが重要になっております。確かに奥村委員がおっしゃっていただいたように、その生き物についてBIOMEで調べたらおしまいというようになるかもしれませんが、その生き物を詳しく調べていく、図鑑で調べていくといった部分につきましては、また別の学習となっていくかと思っております。
○
徳永博昭学校教育課主幹 私のほうからは、eライブラリの活用について、各学校の事例等についてご答弁させてもらいます。
小学校につきましては、朝の学習の時間とか隙間の時間、活用のほうを進めていたりとか、中学校におきましては、定期テストの前の自主学習で活用されてることが多いです。
また、持ち帰りの生徒につきましては、発展的な内容に取り組む子が多いというようなことを学校から聞いております。ただ、今、委員のほうからもありましたとおり、自主的に振り返りをするときにどのように使うかというところにつきましては、タブレットを使ってそこですぐ分かったということにはなかなかならない。非常にそこは難しいと考えておりますので、学校の先生とどこまで分かるかというときに、じゃ、この部分からやってみようかという部分についてはタブレットも活用しながら、先生からのアドバイスも含めて進めているというようなところになってるところでございます。
○奥村文浩委員 学習については、このICTを使ったにしても、使ってないにしても、興味をより持てるような方向でいけば、それはそれでいいんじゃないかなというふうに思います。それはそういうふうに考えていっていただければなというところです。
個別のことについては、今ちょっと発展的な問題をというようなお答えがありまして、それはいいことだなというふうに思う反面、本当はもっと過去まで遡ってやらないといけないのに、周りとかなんかちょっと格好よさとか何かそんなんを考えて無理に発展的なものを持ち帰っていく方向にいってしまうとか、そういうふうにならないようにちょっと気をつけていいただいたほうがいいんじゃないかなと。何となくちょっと今の発展的という言葉が気になったので、そこは考えていただきたいなと。いいとは思うんですけど、もちろん発展的なことをどんどんやるのはいいんですが、地に足をついたことができるということと、この発展的というのんで無理にそうならないかなという不安がちょっとよぎりましたんで、考えていただければなと思います。
それから、もうそのことはそれで結構ですけども、水害とか災害時の、今の学校の門開けてますということなんですけど、階段上ったりして、どこか廊下ぐらいは入れるんでしょうか。どうなんですか。教室とか職員室に知らん人がどんどん入るというのはちょっとよくないのかなとも思うんですけど、どうでしょうか。
○岸本匡史学校教育課主幹 災害時の避難についてご答弁申し上げます。
災害時につきましては、校舎ではなく体育館が避難所となっております。
○奥村文浩委員 体育館って浸水しない高さになってるんでしょうか。
○岸本匡史学校教育課主幹 体育館につきましては、やはり土地の低い場所については浸水の可能性がございますので、基本的には土地の高いところに避難していただくということになっております。
○奥村文浩委員 古川小学校とか西のほうのところなんですけど、階段上って廊下ぐらいに入れたら、取りあえず緊急的な避難には用を達するというか、何か利用できると思うんですけど、その辺はどうですか。
○岸本匡史学校教育課主幹 こちらにつきましても、城陽市の防災ブックにもありますけども、基本的には、水害時につきまして東に避難していただくということでお願いしております。
○奥村文浩委員 こうします、ああしますと今言えない部分についてはもうこれ以上聞かないですけども、防災としては、今言われた東に避難というのは、それで別に間違ってるとも思わないし、それを進めていくべきだと思います。それはそうだと思います。ただ、教育委員会として、現実の問題を考えたときに、自衛隊の方なんか災害救助に当たられた方のお話なんかを読みますと、水が足元に来て初めて逃げ出したというような人も結構いるというような話を聞きますので、そうすると、自然と目の前に古川小学校が建ってれば、水が足元に来てたら、もうそこへ行くと思うんですよね、その状態では。もちろんその前に、その何時間も前に、もう市では水がつかりますよというような警告をされるでしょうし、それに従って多くの方避難していただくということは、これからの防災訓練などでもされていきますし、そこはいいと思うんですが、やっぱり人間そんなうまくいく人ばかりじゃないので、うまくいかない場合を考えて、教育委員会としてせめて階段上れるようにしておくとか、今、校舎は開けておくということで、体育館は入れるということでしたけど、体育館も必ずしも浸水深の上にあるわけではないということですので、せめて階段上れるようにぐらいはしておいていただきたいなというふうに思います。またその辺のこと、教育委員会として考えていただきたいと思います。
○薮内孝次教育部長 今のご質問された内容は、部局で言えば危機管理でしていただくべきだと思います。今、我々、海に面した土地でありませんので、いわゆる河川による水害、降雨による水害ということになると思いますし、これまで防災の中では、リードタイムが取れるということで、予測ができるということだと思いますし、それぞれ、当然、市民のほうは避難誘導、市の防災のほうからしていくと思いますし、逃げていただくと。なおかつ、今心配なさってることがあって、校舎が入れないという状態であれば、それは当然災害時ですので、ガラス割ってでも中に入っていただいて、上に上がっていただくことは可能だと思いますけれども、実際のところ、これまで防災のほうも答弁してると思いますが、孤立してしまうということで、救助までなかなか時間がかかるということもございますので、まずは浸水しない地域に逃げていただくというのが第一義だと思いますし、これは当然防災のほうでもされると思います。ご心配いただいてるような階段のほうについては、これもAEDが校舎内に置いてる場合、これ、非常時についてはガラス割って取ってもらってもいいというようにご説明もしてますので、同じような考え方すれば、ガラス割ってでも中へ入っていただく、それは可能だと思います。命を守るというの、我々もそれについてはやぶさかでありませんので、それは当然だと思いますし、まずは逃げていただくということが大事やと思います。避難については、まず体育館が避難場所となっておりますので、そこは開けるということですし、そういうようなことがあれば、避難所の要員がまず来てると思いますし、教員がおれば教員が鍵を開けると、そういう手はずにはなっていますので、ご理解いただきたいなと思います。
○奥村文浩委員 言われてることは理解できますし、東へ逃げるというその防災の方針も正しいと思いますし、そこのところは特に言われてることはそうだと思いますんですが、今言われたように、校舎に入れるように門は鍵がかかってないとか、そんな程度のことで構わないと思うんです。その辺のこと、現実に起こることを想像して、教育委員会として、別に鍵閉めるか開けるかぐらいのことやったら独自で考えてできると思いますので、その辺をなるべく最悪の状況というものもありますので、そんなことをそれぞれの部局もやっぱり考えていって、防災に全て任してますというんではなくて、最悪の状況のとき自分たちがやるべきことというか、やったほうがいいなと思うようなこと考えていただきたいと思います。今お聞きした中で、校門の扉は開いてるということでしたので、それについてはひとつ安心いたしました。ありがとうございます。
○一瀬裕子委員 すみません、3点お尋ねします。予算書39ページの一番下の中学校債、南城陽中学校外2校体育館設備整備事業債1,680万円あるんですけど、これの内訳、内容教えてください。歳出の中学校費のところで見てるんですけど、どれに当たるか分からないんで教えていただきたいです。
それから、予算の概要の61ページの教育活動推進に係る経費として6,128万5,000円、これは中学校2校における水泳授業、民間委託の費用って書いてあるんですが、令和3年度が4,218万ということで、これ、令和3年度も2校の実施、今回も2校なんですが、この金額の差はどうして起こったのかを説明お願いします。
もう一つは、予算書の107ページの教育費の(4)部活動の充実支援に係る経費として上がってるんですけども、この内容、報償費の内訳というか、これは内容を教えていただきたいと思います。
以上3点。
○
藤林孝幸教育部次長 それでは、予算書39ページの最下段のところ、南城陽中学校外2校体育館設備整備事業債の件についてご答弁申し上げます。
こちらのほうにつきましては、中学校の体育館に設置されておりますバスケットゴールの更新に係る経費でございます。こちら、バスケットボールゴールにつきましては、令和元年の8月に京都府のほうから、府立高校のバスケットゴールのほうが落下しているため、各市町村においても劣化状況について点検を行うことというような通知がございました。この通知に基づきまして、令和2年度よりバスケットゴールの補修点検業務を実施しているところでございます。令和3年度の点検のほうにおきまして、南城陽中学校、それから東城陽中学校、それから北城陽中学校の壁面折り畳み式バスケットゴールについて、耐用年数を大きく経過した経年劣化による危険性及び更新の必要性を指摘されましたことから、令和4年度に更新をするものでございます。
こちらのほうの歳出のほうにつきましては、予算書の104ページでございます。(1)の学校の管理運営に係る経費の中の4つ目の委託料、この中に含まれているものでございます。
○富田耕平学校教育課長 それでは、私のほうから教育活動の推進に係る経費の昨年比の増の要因といいますか、そちらのほうご答弁申し上げます。
これ、主に、先ほど委員もおっしゃったとおり、教育活動の推進に係る経費の中で、こちらのほうには特にプールの民間委託のところが上がってるんですけれども、教育活動の推進に係る経費のプールというのはあくまで一部でございまして、教育活動推進に係る経費とその他もろもろたくさんありますんで、その総額がこちらのほうに金額として記載をされております。昨年比で金額が増加をしている部分なんですけれども、ちょっとこちらの技術的な要素があるんですけれども、昨年は学校管理の部分で、本市の教育充実等の市単費の支援員の関係、そういった経費については、昨年度学校管理のほう、そちらのほうに計上しておりましたので、それが今回、教育活動の推進に係る経費のほうに、ある種引っ越しといいますか、事業の切り分けの中でこちらのほうに金額を計上させていただいてるというところもあって、金額が大幅に増加してるところが主に増加してる要因でございます。
○
徳永博昭学校教育課主幹 水泳授業の予算の増額についてご答弁申し上げます。
令和3年度の予算のほうにつきましては、令和4年度のところの違いにつきましては、昨年度コロナの感染状況がありまして、受入れの民間施設のほうでの授業の人数、更衣室、バスの乗員数等の制限がかかった上で、そこで令和3年度と令和4年度の民間の施設側の受入れ体制が大きく変更されたことにより、予算のほうが増額したというふうなことになります。
具体的な予算につきましては、令和3年度につきましては1人当たり9,281円、令和4年度につきましては8,715円であり、令和4年度の予算が極端に多いというふうなことにはないかなというふうに考えております。
○松尾貴仁学校教育課主幹 すみません、部活動の部分の報償費の部分ですが、ここにつきましては、外部コーチの謝礼になっておりますので、そこに入ってるところです。
○一瀬裕子委員 まず、中学校債の件ですけど、バスケットゴール、これ本当に老朽化して危ないなと思ってたんで、東城陽中なんかは、特にこれはずっともう何年も前から言われてたと思うんで早急にしていただく必要があったかなと思いますし、危険なものなので、これ早急にしていただきたいと思います。
バスケットゴールは今回されるんですけども、体育館ということで、この事業債だけでは体育館としか書いてなかったんで、体育館の改修に向けての設計費なのかなとか思ったりもしてたんですけども、金額は少ないんで。中学校の体育館の改修は、本当に急がれると。長寿命化計画もあるし、計画的にされてると思うんですけども、こちらのほうはもうずっといつも言ってるんですけど、避難所としても、特に今回、東部に避難される方の避難所として、要支援者の方の避難所となっているのにもかかわらず、かなり老朽化してますし、もう一つ、地元の東城陽中学などにしますと、バリアフリーになってないので、ここは早急に改修していただかないといけないんじゃないかなと思いますし、今回、これバスケットゴールしか改修計画入ってないと思うんですけれども、バリアフリー化とか、体育館の改修となるとかなり金額は大きくなるんですけども、どのように考えておられるのかなと、またそれお願いします。
教育活動の推進に係る経費ということで、富田課長から、106ページ、107ページ、2ページにわたってたくさん項目あるんですよね。それ、ここの概要には中学校の水泳活動としか書いてないけども、教育活動の推進でこれだけの項目あるので、その中でこれが全部水泳活動になってると私は思ってないですけども、委託料が476万9,000円とか使用料及び賃借料とか旅費とかそういうので重なって水泳授業に関わってるんかなと思ってますけども、先ほどご答弁では、徳永主幹も言っていただいたプール授業に関して教えていただいて、民間の受入れが変わったんですかね。変わって、ちょっと上がってるんですけども、1人当たりの金額、これ分かりましたけども、全部で幾らなのかなって、ここだけではちょっと分からないので教えていただきたい。
これ、今は2校だけなんですけども、ほかの中学校も老朽化進んでるし、プール授業というか、水泳授業に関しては、どのように今後されるのかなって、計画、まだちょっと先のことなんですけども、どういうふうに考えておられるのか、教えていただきたい。
部活動の充実支援に係る経費ということで報償費、外部コーチの方192万、これは何名の方で、主にどの部活を担当されるか、教えてください。
○
徳永博昭学校教育課主幹 すみません、私のほうから水泳の委託事業についてご答弁させてもらいます。
まず、先ほどですけれども、1人当たりと言いましたけども、初年度、その事業を最初にするときの令和2年度につきましては、1人当たりということで9,281円、令和3年度は5,602円で、令和4年度は8,715円と、そういう内訳になります。令和3年度の予算につきましては284万6,000円、令和4年度につきましては390万5,000円、105万9,000円の増額というふうになっております。
○
藤林孝幸教育部次長 東城陽中学校の体育館の改修についてのご質問だったかと思います。
校舎も含めまして体育館の改修のほうにつきましては、
学校施設等長寿命化計画の中で、順次計画に基づき実施していくこととしておりまして、体育館含めました大規模改造につきましては、令和7年度から大規模改造を実施していく予定としておりますので、改修につきましては令和7年度から実施していくというような形になります。体育館の改修のほうにつきましては、東城陽中学校以外の学校につきましても、そういった形で改修を予定しているところでございますので、こちら
学校施設等長寿命化計画に基づいて実施していくということでご理解のほうをお願いいたします。
それと、先ほどすみません、私答弁の中で漏れていたかもしれませんけども、バスケットゴールのほうにつきましては、府立高校のバスケットゴールが落下したということを受けて、府のほうから市町村に劣化状況の点検を行うようにという通知がございましたので、それに基づいて我々もバスケットゴールの保守点検を実施してるというところでございます。
○松尾貴仁学校教育課主幹 部活動の外部コーチにつきましてですが、部活動、18人予定しております。今年度も18人なんですが、今年度は文化部で7つ、運動部で11のクラブのほうで外部指導をしていただいています。
○薮内孝次教育部長 私のほうからは、プール授業の関係で、今後の状況といいますか、計画という考え方でちょっとお答えしたいと思います。
これ、プールの老朽化が進んでおりまして、これは小学校も含めてですけれども、かなり老朽化していると。しかしながら、使用できるのが1年間のうちに1か月か2か月の間というような、言うたらいかんのですけども、効率の悪い状況になっています。その中で、中学校のプールは部活動でも使うわけですけども、今のところ、市内5中学のうちに水泳部ありますのは城陽中学校のみということになってますので、区域外でクラブ活動を続けているという生徒もおります。他の校区から城陽中学に通って水泳を続けるという生徒がおります。
今現在、北城陽中学校と南城陽中学校のプールについては大変老朽化しておりまして、本来でしたら大規模の改修をしなければならないと。これについてはかなり、1億円を超えるような経費をかけて修繕をしていくということになるんですけども、我々としては、それをかけるよりも、この間、地域にありますスイミングスクールのほうで授業を行うという形で代替をしていってはどうかと。その経費の分は、他の教育費に振り分けていけるというような状況ができると考えておりますので、こういう今、委託をしてるわけです。今後、まだ残る3校については老朽化してきてますけれども、この中で城陽中学校については、体育館の屋上にプールを設置してまだ年数たっておりません。30年を超えるようなプールについては、今後改修しないという方向を持っておりますので、順次使用できないような状況になってくれば、委託化していきたいというふうに考えています。
さらに、その先なんですけれども、このまま委託を続けていくのかということについては、まだ結論は出しているわけではないんですけれども、他市町の状況では、全ての学校にプールがあるわけではございません。お隣のまちでも、ない学校についてはプール授業を行っていないという状況がございます。ですから、実際には、中学では水泳授業ない学校もあるわけです。小学校については、どこの学校にもプールがあるということで、取りあえず泳げるように、6年間の中で泳げるような形で指導しているわけですけれども、中学校では実施を続けるのか、続けない、これは今後の課題としておりますけども、施設については、少なくとも中学校については更新をしていけないという方針は持っております。そのような状況で、今後、プールは、施設は整備しないけれども、委託はしばらく続けると。その後については、どうするかということは、今後課題として検討していきたいいうふうに考えてるところです。
○土居一豊委員長 東城陽中学校のバリアフリー化、聞かれております。答弁ください。
○
藤林孝幸教育部次長 失礼いたしました。東城陽中学校のバリアフリー化につきましては、
学校施設等長寿命化計画の中で、大規模改造なり長寿命化改修工事の際に合わせて実施するというところでございます。
○一瀬裕子委員 まず、体育館の長寿命化計画、令和7年度大規模改修というのは承知しておりますし、それは何度もお聞きしてますし、体育館老朽化して、早くしていただきたいけども、それは計画に沿ってやっていただいてるのかなと、それは理解してるんですが、できるだけ早いほうがいいと思います。
バリアフリーというのは、中のバリアフリーもそうなんですけども、今年度に計画されてる校区またぐ防災訓練が、古川校区の方の要支援者の方々の避難所として東城陽中学が指定されてるわけなんですけども、車椅子などで来られた場合に、体育館に入っていただくところ、通路がないんですよ。正面は絶対無理ですけど、回っていくところも探して回り何回も見てるんですけども、ちょっと駐車場のほうからでも行けないし、階段になってるんで、二、三段の階段だから裏からそこを、階段の部分をバリアフリーにしてもらうとか、正面は段数の多い階段なんで、あれをバリアフリーにするのはかなりの金額がかかると思うんですけども、裏のほうから回っていただくとかいろいろ考えられる。すぐにできそうな工事でやっていただけないと、これ、実際に要支援者の方、この当日、10月に避難してこられますけども入れないという状況になりますので、そこをどういうふうに考えておられるのかな。危機・防災の観点なのかちょっと分からないですけども、設備は学校の設備なので、やっぱり車椅子でも入れるような今現状なってないんじゃないかなと思うんですけど、どういうふうにお考えなのか、もう一度ご答弁いただきたい。何とかすぐにできそうなところをやっていただきたいなと思います、10月に向けて。
次、水泳授業に関しては、今後の課題になってるというのはよく分かりました。小学校は文科省でこれ指定されてて、全体に指導要領の中にあるから、義務として水泳授業しないといけないんですけど、中学校の場合はそれはないですし、そもそもプールがない学校もたくさんあるというふうに聞いてますし、娘とかに聞いてると、実際に中学校での水泳授業に関して、女子なんか特に準備に物すごく時間がかかって、結局水に入ってる時間というのは15分ぐらいで、水泳授業って指導までに至らないというようなことで、また、雨とかだったらできないしというので、それだけの設備とか維持管理に比べての費用対効果でいうたら、これ教育なんでどうなのかなと思うんですけども、本当にこの水泳授業が必要なのかなというのは、私もいつも疑問に思ってたんで、これは今後の課題として、教育委員会として認識されてるということですので、今後しっかりと検討していただきたいなと思ってます。
今、北と南が委託になってやっておられますし、子供たちもどういうふうに、これは送迎バスで行って、きれいなプールで泳ぐし、指導は学校の先生がされるんですよね。場所をお借りするだけだと思うんですけども、北と南の子たちはすごく恵まれていいなと思いますし、この授業は、できたら全校、5校ともこういう形になればうれしいなと思ってるんちゃうかなと思いますけど、子供たちにとったらね。でも、方向性としてはなくしていく方向性で考えておられるのかなと理解します。
部活動の件なんですけども、外部指導員、外部コーチ、文系が7名で運動系が11名ということで、18名の方で192万の報償費ということで設定されてるということなんですけども、先ほど水泳授業の件でもあって、部活で水泳部が残ってるのは城陽中学のみということで、校区をまたいで水泳部に入りたい子が、ほかの校区から通ってるという、区域外の通学が認められてますね、城陽市。ほかも、柔道とか剣道とかもありますね。この外部指導員の方をもう少しできたら増やしていただきたいなと思いますし、先生が顧問で指導されてるところもあると思うんですけども、水泳の指導なんかする方はなかなか難しいし、そういう方が公立の先生方なんで異動がある上で、必ずしもその区域外で行ったところに、その中学校に絶対指導者がいるとは限らないですし、異動されたら指導者がいなくなったりするということなんで、できたら地域の方、外部指導員の方に定着して、そういう方々に教えていただくというふうにしていただければな。そうしたら、校区外で来ている子も、そこに行ったら絶対剣道を教えていただくというのは継続してできるんやけども、先生がされてるとなると、やっぱりその先生も負担やろし、異動できないことになりますよね。そこは今後どういうふうに考えておられるのかなと、教育委員会のお考えを教えていただきたい。
○
藤林孝幸教育部次長 体育館のバリアフリーの関係のところでございます。
今回でいきますと、危機・防災対策課としてどういったルートで考えておられるのかというところがちょっと私ども承知しておりませんので、どういった対策ができるのかというところの部分が分からないところがございますが、一応、現場のほうの確認をいたしまして、危機・防災対策課のほうと調整を取りながら、できる部分のところをやっていきたいというふうに思います。
○松尾貴仁学校教育課主幹 外部指導につきましてですが、外部コーチにつきましてですが、今年度も、水泳部のほうにつきましては、特定部活動区域外就学の制度を持ってますので、水泳部のほうは2名、今先ほど18人中で2名入っていただいてます。これは、地域の方が1人と元教員で水泳部の顧問をされてた方で、今見ていただいております。
また、部活動の外部コーチにつきましては、本来、教員がこれまでしてきましたが、なかなか指導ができない部分もありますが、子供たちを見ていくつながりであったり、育成の部分でいきますと、やはり教員が入ってる部分も必要ですし、教員も頑張って指導を行っておりますので、今後、また活用はさせてもらいながら、外部コーチと共に子供たちの育成にいけたらなと思っております。
○薮内孝次教育部長 実際のところ、ご説明いただいてるように、正職員の異動、小学校はそういうことはないんですけれども、中学でいきますと、クラブ活動の指導というのもございますので、それと併せて専科教員ですので、それぞれの教科とその関係で異動をするときには、その教科の持ち時数とかの計算もございます。生徒の数に対してどれぐらいの教科の先生が要るのかという時間数の計算もありますし、それに合わせてクラブ活動についても、今教えていただいてる方がずっとそこにいるということにはありませんので、異動も当然するわけです。その中には、専門性を持っておられない方については、できるだけそういうような方も考慮しながら異動をはめていくわけですけれども、先生方の中にもクラブ活動をしておられなかった先生も中にはたくさんおられますし、なかなか専門性を持った先生が全て中学校の教員だということでもありません。そのために外部コーチに技術的な指導をしていただいてるというような状況がございます。文科省のほうでは令和5年とされてるんですけども、クラブについては、学校から地域のほうへ出ていって、地域のほうでクラブ活動を進めていくというような方針もあるんですけども、まだ細かい制度設計までは我々には伝わってきておりませんけれども、今後はそのような状況も現れてきます。専門性については、当然生徒指導の一環もございますので、その中では正規の職員が指導に当たるというのは好ましいことだと思いますけども、専門性がその分がない。それについては外部指導の方のお力を借りるといったところがございます。ですから、異動について我々も教職員の異動を考えるわけですけども、なかなかその辺が、ご心配いただくように難しい問題がございます。その中では、やはり外部指導に頼らざるを得ないという部分がクローズアップされていると思います。
○一瀬裕子委員 東城陽中学の件、現地見てくださいね。本当確認お願いします。そんなに大がかりの工事にならないような形でできるんじゃないかなと思ってますので、確認をお願いしたい。防災とやっぱり連携していただかないと、避難所を中学校指定している以上、やっぱりそこは責任持って管理していただきたい。
あと、部活動に関してですけども、教師の方が子供たちを指導されてるというような顧問の先生でやっておられる。子供たちを指導するので、先生方は絶対責任者としておられないといけない。でも、技術の指導はなかなか難しいやろし、水泳の指導をされる先生ってなかなかおられないと思うし、体育科の先生であっても、水泳の指導というのは難しいと思うので、水泳に限らずほかの武道、剣道とか柔道とか、こういうことに関しても専門的な知識が必要なので、教職員の中でそういう専門的な方が異動で来られるかどうかなんかも分からないし、先生も異動されるかもしれないから、顧問の先生としての立場はしっかりと、それはおありやと思う。それはおありやけども、専門的な指導としては、できたら地域の方か外部の元経験者、元教員の方今おられますけど、そういう方に少しずつシフトしていただければなと思います。地域に出ていってという文科省の方針もあるというようなこともおられますけれども、本当に教職員の方々の負担が大きいので、この部活動に関しては。今までずっとね。ずっとそれがなぜか置き去りになっていったというか、もう大変なことを松尾主幹もよく言っておられると思うんですけども、できるだけ先生方の負担を少しでも減らしていただきたいと思いますので、こちらのほうはできたら外部指導員などの増員とか考えていただきたいなと思いますので、要望とさせていただきます。よろしくお願いします。
○土居一豊委員長 午後1時20分まで休憩いたします。
午後0時08分 休憩
───────────────
午後1時20分 再開
○土居一豊委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行します。
○増田貴委員 私のほうからは、それでは113ページの
北部地域職住調和ゾーンの整備に係る経費ということで、先ほど委員さんのほうから質問が出ましたけれども、もう一度、私、聞き漏らした点がありましたので、内容、どういったところかということでお願いしたいと思います。
それからあと、これは本当に僕も勉強不足で分からなかったんですけども、小学校の校庭を、高齢者クラブとかいろんな形で、例えばグラウンドゴルフとか、これで使われるときに料金を取ってられるという話聞いたんですが、それどうかということです。
それから、給食センターの話で、地産地消ということで、当初は4%ぐらいやって、それが今多分14%ぐらいやと思うんですけども、地元の産品を使っていただこうかというふうな形でやっていただいてるわけなんですが、どの辺まで地産地消ができるかということで、数値を、今現在で、全部もちろん地元の商品をどんどん給食センターに納品してやっていくというふうなことは、実際ある程度限界があるような気がします、いろんなところで、地産地消で給食センターのほう、そういったことをやってるわけなんですが、なかなか難しいと思うところもあるんで、一応市の見解としてどの辺ぐらいまでしかできないというふうなこと、それもちょっとお願いしたいんで、その3つについてよろしくお願いします。
○薗田豊
学校給食センター所長 学校給食に係ります食材の地産地消についてでございます。
委員のほうからお問いがけいただきました地産地消の取組につきまして、我々も積極的に進めているところでございます。現在の数字で申し上げますと、令和3年度の2月末の実績で、重量ベースになりますけれども12.6%、全体の野菜の使用重量の中で城陽市産の野菜の重量比ベースで申しまして12.6%でございます。また、ご飯に使いますお米ですけれども、こちらについては城陽市産のお米と山城産、京都府内産ということで、より近くで取れた食材を給食において利用するということで取り組んでおります。
また、目標値、どの辺までというふうに考えているかというお問いかけでございますけれども、これにつきましては総合計画の中でも10%程度ということで取り組んでおりますが、既にその目標値を超えている年もございます。こちらについて幾らでも上げていくということは現状難しいという部分がございます。城陽市の特に野菜農家の方について、少量多品種で生産されているということが特徴としてございまして、その中では我々どもが少ない品種を大量に一度に消費するという発注のスタイルでありますので、我々のオーダーに全て応じていただくというのは生産の観点からも現状難しいのであろうと思います。
ただ、城陽市で取れました野菜を給食で使うようなことあります場合については地産地消ということで、旬菜市との連携をしっかり図りながら今後も取り組んでまいっております。
また、目標というべき数値、どの辺までというところなんですけれども、これはまた専門家のほうに業務評価というところを受けた中でのアドバイスということでございましたけれども、その数値が上がり過ぎるということはまたその興味、関心を減じる可能性があるということで、現状の目標において妥当であるというふうな専門家の見解もいただいておりますので、確実に現状程度を維持し、いろんな品目を増やしていくという中で充実を図ってまいりたいと考えております。
○下岡大輔教育部次長 すみません。今ご質問ありました
北部地域職住調和ゾーンの部分、それと学校でのそういった社会教育関係団体ご利用につきましては文化・スポーツ推進課の部分になるので、どうしましょうか、後ほどでもよろしいでしょうか。(発言する者あり)この後の第2部のほうになるんですけれども、そのときでよろしいでしょうか。すみません。
○増田貴委員 ありがとうございました。地産地消につきましては今は12.6%ということでございますので、本当に当初から比べるといろんな形でやっていただいてると、このように評価したいと思います。
以上です。
○平松亮委員 すみません、1点だけです。109ページの放課後子ども教室に係る経費なんですけども。(発言する者あり)そうなんですか。すみません、後のほうでしたね。
○乾秀子委員 用意できてなくて。覚えてる限りでお願いします。
1点目は、JETプログラムコーディネーターというのは概要でいうと58ページのAETのところになるんですかね、AETさんなんですけども、10名確保ということで本当に改善してきていただいたんですけど、新聞報道とか見てますと自治体で決まった人数をJETプログラムで確保できてない自治体があるというふうな報道が何日か前にありまして、うちははっきり10名と書いてあるんですけど、本当にJETプログラム使って10名の方確保できる見込みがあるのかなと。見込みがあって予算も取っていただいてると思うんですけども、国内にいらっしゃるネーティブの方とか、講師さんというか、塾の講師さんとか利用されてるところもあるというふうにも聞いてたんですけど、これは大丈夫の見込みでこの予算なのかということと、それから、ここに書いてありますコーディネーターによるAETの職務、生活の支援や研修等を行いますということで、ほぼAETさんのコーディネーターということなんですよね。どういう内容の方がどういうお役目をされるのか教えてください。
それから、給食の話ではなくてアレルギーの話なんですけども、これ確認ですけども、今度、アレルギーの子供さんが学校に入学してこられたりするときに、いつも何か連絡表みたいな、継続してその個人さんの情報を先生や学校で共有していただく何かあるんですけど、それの医師の診断書みたいなのが今度保険適用になるというふうに、すみません、それもちょっと持ってくるの忘れました、生活何とかというのが、今度医師の方が保険給付を受けられる、報酬を受けられるということになったということで、お母さん方も保険適用で、診断書というんですか、そういうのを取りやすくなったということなんですけど、私、自分が急にアレルギー、果物アレルギーとかになったものですから、アレルギーって徐々にならへんし急になったりするので、もし保険適用になったということでしたら医師の方もそれはよかったということになりますし、学校でも、ないならない、16歳までの方で子供のときからアレルギー持ってらっしゃる方は何か年に3回ぐらい検査を受けるというふうな形になってると思うんですけど、それを3回したから3回更新しなあかんということではなくて、学校で大体の、アレルギーの状況ですよね、個人個人さんの生徒さんや児童さんの集約する上で、そういう保険適用になったそういう診断書をできるだけ出してもらうような形にしていくという方向性とかあるのかどうかということが1つと、あとは重なってましたのでもうやめておくんですけど、私、予算書見てて、今さらその質問と言われるかもしれないんですけど、ちょっと見方が分からないんです。例えば今池小学校のトイレ整備に係る経費というところは、4年度は設計委託ということで委託料という形で上がってて、北城中外1のトイレ整備は委託料と工事請負費という形になってますよね。それは工事もされるんやなと分かります。その次の特別教室の空調整備というところの、小学校と中学校のほうですか、これ中学校とか小学校の学校管理費のところに載ってる分ですよね、これ委託料としか書いてないんですけど、私は工事するんやったら工事請負費と書いてあるのかなと思ったんですけど、こっちの概要のほうには空調設備をするというふうにはっきり書いてありましたんで、そういうところのこの工事請負費というのはどういうところに載ってるのか、委託料がどういうふうになってるのか、内容を教えていただきたいなと思います。その3点です。
○岸本匡史学校教育課主幹 私のほうからJETプログラムコーディネーター及びAETについてご答弁申し上げます。
まず、AETの人数でございます。令和2年の9月に10名の体制を予定しておりましたが、コロナ禍の中でAETが途中帰国、任期を待たずに帰国するケースもございまして、入国についても延期を度々、通知がございました。この令和3年度の夏には、任期満了に伴い帰国するAETも含めて、3名体制というような状況がありました。そこで民間の業者に委託して4名雇用しております。その中で、順次各国から入国の規制が緩和されたことに伴い予定どおりのAETが入国し、現在14名のAETが本市にいるということになっております。
また、民間での雇用につきましては、本年度、この3月で任期が終わることになって、令和4年度の4月からはJETプログラムのみ10名体制という形になっております。
そしてもう一つ、JETコーディネーター、こちらにつきましては10名いるAETの生活面の補助であったり指導力向上の研修ということで、長期休暇を利用して、様々な指導方法、また日本人教師との連携の在り方等研修を進めてまいります。そして教材、指導方法等の情報提供、ピクチャーカードであったりとか活動のアイデア等を指導していただきます。そしてAET全てが日本語が堪能なわけではございませんので、日本語能力の向上研修を行っていただいたり、また、ふだん勤務校に行って授業を観察して勤務の評価をしていただく、また、現地学校の先生からのAETの勤務であったりとか指導方法についてもフィードバックをいただいて、指導改善につなげていきたいというふうに思っております。
また、AETにつきましては、受入れ、そして帰国の手続、そして異国の地で生活するということもございますので緊急時のトラブル対応、こういったことをJETプログラムコーディネーターにしていただこうというふうに考えております。
○
藤林孝幸教育部次長 工事請負費、それから委託料についてのお問いかけでございます。
予算書104ページの教育委員会の今池小学校トイレ整備に係る経費の部分のところの委託料と書いてございます委託料のほうにつきましては、今池小学校のトイレの設計に対する経費になってございます。
それと、ページめくっていただきまして、106ページでございます。こちら4番のところの北城陽中学校外1校のトイレ整備に係る経費につきましては、委託料といたしまして城陽中学校のトイレの設計、それから工事請負費につきましては北城陽中学校のトイレの工事の分として上げてございまして、設計につきましては委託料、それから実際の工事に係る部分につきましては工事請負費というふうな形で上げさせていただいてるところでございます。
それと、今回、特別教室、中学校の美術室、それから小学校の理科室に空調設備を設置する経費でございますが、こちらにつきましては工事請負費ではなく委託料というふうな形で上げさせていただいております。こちら委託料として上げさせていただいてる理由でございますが、未設置の特別教室への空調施設の設置のほうにつきましては、単年度において小・中学校を合わせて7校を整備する必要がございます。このことから、設計、施工、それから工事管理を一括して事業者に業務委託をする一括発注方式を取ることで、民間事業者の技術やノウハウを生かすことで設置までの期間の短縮であったり財政負担の縮減、また事務作業の効率化を図ることが可能になるというふうなことで委託料として上げてございます。現在、入札方法も含めまして、市内業者に配慮したものとなるよう検討を進めてるところでございます。
○土居一豊委員長 アレルギーの医師の診断書の関係、答弁ください。
○井ノ上智之
学校給食センター課長補佐 すみません、今の医師の診断書についてのご答弁させていただきます。
今現在、給食におきましては、除去食対応ということで卵とエビの除去食の提供を行っております。除去食の提供を申請された方につきましては、医師の診断書を添えていただきまして申込みということになってという手続の方法を取っております。そのためにつけていただく書類として、今おっしゃっていただきました、今後保険適用というお話ですけども、生活指導表というものをつけていただくことによって、卵とエビのアレルギーでどれぐらいの副反応が出られる方であったとかいうのを確認して、それを基に対応給食の提供をさせていただくというような形を取っております。
○乾秀子委員 ありがとうございました。
アレルギーからいきます。除去食で対応していただいてて、拡大していただいたことも知ってますし、大きな事故の報告もいただいてないので今のところ大丈夫かなというふうにも思ってるんですけども、診断書を取るって結構お金要るんですけども、保険適用になると自己負担も少ないですし、いつなるか分からないというのがアレルギーだと思うんです。今回、今うちのほうは除去食、卵とエビですか、していただいてるということなんですけども、例えばカシューナッツ類とか、私みたいにリンゴ食べてもアレルギー出るとかそういうのとか、バラ科の食物のすごく花粉とかに反応するとか、そうだったらこういう果物は駄目だとか、いろいろ出てくると思うんで、お母さんやご家族も知らない間に結構過敏に反応してて、大したことない状況というのももちろんあって入学してこられるんだと思うんですけど、診断書が保険適用になって自己負担も少ない状態で来れるんやったら、どうか分かりませんけど、一応必要書類として頂いて管理しとかはったらどうかなと。給食、前もって分かってれば、もちろんお母さんが気をつけられて給食を食べないようにレシピとか見てされてるというのも分かってるんですけど、自己負担も少ない中で、もし前もってそういうことが分かるようなら、必ず必要というわけではないんですけれども、出していただくのも1つかなと思いましたんでちょっとお聞きしただけです。今後も注意していただいて、先生方はいつもエピペンの注射とかちゃんと用意してくださってると思うので、また、アレルギーの反応で、一遍反応するともうずっと続くんですよね、アレルギーって、2回目とか3回目のほうがずっときついですし、そういうことも知っていただいてた上でのことだと思うんですけども、また対応のほうよろしくお願いしたいと思います。一応保険適用になったということだけのお知らせで終わってしまいましたけども。
見方、分かりました、空調のほうですね。私、どこにでも工事請負費というのが入ってるのかなと思って、空調設計だけで終わるのかなとか一瞬思うたりもしたんですけど、一括してということで効率化が図れるし、また市内業者さんにも配慮した入札になるというふうに答えていただきましたんで、本当にないところに一からつけるって、特別教室の空調については本当にたくさんの議員さんが要望もされてましたし、どうしてできないのかとか、電気の容量とかいろいろ部長のほうからもお聞きしてましたし、でも一歩進んだことが4年度にしていただけるということは大変感謝してますし、だんだん学校の環境もよくなってるなと思いますし、それは行政が判断されて効率がいいということでしたらそれで結構ですし、対応は分かりました。
もう一つ。JETプログラムのことですよね。本当にオミクロンでどうなるのかなとまた12月から思ってたんですけども、日本がすごく慎重な対応してた割に入国されて無事10名でしていただけるということで、それはそれでよかったし、民間のほうを使っていただいてたということで、ちょっとそれも失念してまして、3月で切れてしまうということでいいのか残念なのかちょっと分からないんですけども、こっちに来られたAETさんとしてこちらで活動していただけるという方のコーディネートをされるという方、どんなふうな資格のある方なのかちょっと分からないですけれども、入出国のトラブルの解消にまで助言していただけるということで、いっとき帰れない状態で空港の近くに、自国に帰りたいという、労働されてた方が日本に留め置きされてもう大変な状況になって、生活支援しなあかんということにもなっていっとき大変で、私たちもいろいろ国会議員とも連絡取ってやってたんですけども、これから何があるか分かりませんし、こういう方がいてくださるほうがAETさんも安心して日本でそういう活動をしてくださるのかなというふうにも感じてるんですけど、実質この方にお支払いされるのもここに入ってるわけですよね。それ予算書を見たら分かるんですか。どんなふうに書かれてましたか。会計年度職員報酬ではなくて報償費という形になってるとこら辺、103ページのコーディネーターさんにお支払いしてる分。
○岸本匡史学校教育課主幹 失礼します。103ページの委託料ですね。(4)の委託料のところの金額がJETプログラムコーディネーターのお金になっております。
○乾秀子委員 分かりました。もう1点だけなんですけど、これはちょっと直接この予算書と関係ないかもしれないんですけども、AETさんがこちらに来られた後の、授業とかをしてらっしゃる、アシスタントしてらっしゃる以外の時間なんですけれども、この間、役所の職員さんの副業とか兼業についても聞いたんですけど、AETさんも地域で何か活動していただけるというような、時間の余裕とか縛りとかそういうのはないんでしょうか。
○岸本匡史学校教育課主幹 AETの勤務につきまして、学校以外で何か収入を得るということにつきましては入国管理法に抵触いたしますので、基本的には全てボランティアで活動しております。学校にいる時間につきましては、授業、また教員との打合せ等々もございます。それ以外につきましては国際交流協会のほうに英会話教室のほうボランティアに行く等しておりますが、収入といいますか、報酬のほうは頂いておりません。
○乾秀子委員 報酬を頂かれては駄目ということなんですけども、許容範囲といいますか、お金で支払うとかではなくて、例えば一緒にボランティアをしてその中でお食事を提供するとか、お礼と言うたら駄目なんですよね、ボランティアをされてる、ボランティアしか、無償の地域貢献だけしかできないという形で了解しておいたらよろしいですか。すみません。
○岸本匡史学校教育課主幹 AETにつきましては1週間に29時間の労働になっておりまして、あくまでもそのほかのボランティアにつきましては地域貢献の一環ということで対応しております。
○乾秀子委員 すみません。そしたら地域でもしもお願いできるボランティアの内容について、収入以外で拘束されるような、縛りがかかるような条件というのは特にないでしょうか。それはご本人さんの意思だけで、できると思えば手伝っていただけるという形でよろしいでしょうか。国流のほうに相談しないといけないんですね。
○岸本匡史学校教育課主幹 本人の意思もまずございますけども、基本的には学校で外国語を指導するというものが第一前提になっております。何かそういったご依頼がある場合、教育委員会のほうで現在はどこの学校に行ってどういう指導をしているということも調整しておりますので、またそういう場合につきましては教育委員会のほうにもご連絡いただければ調整させていただきたいと思っております。
○乾秀子委員 分かりました。結構です。ありがとうございました。
○語堂辰文委員 5点ほどお聞きします。まず項目だけ。
先ほどから出ています小・中学校の空調整備。それから2点目は、これも先ほど出てましたけれどもトイレの整備。それから3点目は学校給食について。4点目が部活動、これも出てましたけれども。それから最後、コロナ対応についてですけど、ちょっと細かく。
まず、小・中学校の空調の整備の関係でありますが、予算書を見ますと小・中学校で1校当たりの整備費が違うんですけど、これどうなんでしょうか。
2つ目が全小学校の特別教室への空調の完備。先ほどのお話でしたら7年までには完備とかいうことでしたけど、といいますのは、現在、理科室だけが2校ということでございます。10校あって、そのうちの2校で理科室に完備されるということですけど、ほかの図工室、家庭科室、これも含めてこの予定、3つ目はその予定です。先ほど母数は幾らやという話ありましたけども、小学校、中学校それぞれ、中学校はさらに技術室というのが入ってくるんですけど、何室あって今回の整備で幾ら残るのかも含めてです。
4つ目ですけど、4点といいますか、小・中学校の体育館の空調整備。これは先ほども出てましたけれども、東部へ避難してくださいということも含めて、こういう時期、冬とか夏とか、東部へ避難しました、東城中とか深谷小学校とか体育館に行きました、冬はエアコンがありませんから寒い中で避難生活、夏は暑い中でそういうこと、そういうことがどうなのかも含めて、これは防災の関係かも分かりませんけれども、生徒の教育も含めて小学校、中学校、入学式、卒業式、様々な行事があります、文化祭、そういうことも含めてこの考えをお聞きしたいと思います。4点。
それから次のトイレの関係ですけど、大体、整備の予定、令和9年までに一巡しますというようなお話でしたけれども、今回そういう形で何校か整備されるということなんですけれども、小学校で未整備の学校名、それから整備の予定、それから中学校ですね、2点目ですけど、未整備の学校名と整備の予定、大体今回終わってるのは中学校の関係でいいますと東と西が終わってると、北は今回コンサルと、3年度、城中の設計ということで、そういう話が予算書には書いてるんですけど、その関係ですね、お願いしたいと思います。
次に学校給食の関係ですけども、食材の関係は先ほど出てましたんであれですけど、分かりましたけど、給食の無償化の考えですね。これ予算書見ますと3億ですか、とにかく給食費が徴収されてますけど、これに対して徐々にでもそういうのができないのかということのお問いかけです。
それから4点目、中学校の部活動の関係ですけど、先ほど、今年度、社会人教師の指導者の実態ということで、18名が来ていただいてるということでございます。来年度もそういう予定じゃないかと思うんですけど、1点目は、どのスポーツといいますか、運動部に何名の方がということが分かればお願いしたいと思います。中学校の関係ですので。
2点目は対外運動競技について、これまでから山城大会以上については参加補助金の拡充ということで進めていただいてると思うんですけど、そこにも予算が上がっていますけれども、これについて、この間、コロナ禍の関係で城久の大会とか様々な制限も設けられてるわけでありますけれども、そういうところを含めて補助金がされないのかということ、2つ目です。
最後ですけど、コロナ対応で、これ文教常任委員会の中でもあったんですけど、そのときには2月28日現在ということで、そういう、お聞きといいますか、2月10日現在の一覧表をもらったんですけど、その後を見ますともうかなり上ってます。特に3月に入りましてから4日の日だけで小学校4人、中学校、一番多いのは9日が14人、小学校、14日も14人、それからトータルで3月だけでも、18日までの集計ですけど、小学校で91人、中学校も11人、先生方も何人かなっていたと。
3月はそういうことなんですけど、2月に、この間の委員会でもお聞きしましたけれども、A中学校では月曜日から金曜日までお休みということで休業になりました。ほんで金曜日の日に先生方が6名陽性になられたということで急遽また次の週の月・火も、だからトータルしたら10日近く学校が、これ異常事態だと思うんですけどね、それについて、委員会といいますか、そういうあれで保健所の指導ということでそういう対処をされ対応されたということですけど、大体市はそういうことに対して、申入れもさせていただいてるんですけど、やはり学校とか幼稚園でそういう一斉に、点検といいますか、そういう場合も含めてそういうことがきちっとされてたらもうちょっとそういう対応がされていて、こんなことにもならなかったんじゃないかということも思うんですけれども、保護者の皆さんからどれだけ何とかしてくれないかということがあったのか分かりませんけれども、聞いてるところではやっぱり子供たちも保護者も大変不安を抱えておられる、ほかの学校と10日も違うわけですから、そういう中でこの対応についてできないのかということです。これから、6波で終わればいいんですけど、いいということないですけど、これからはちょっと分かりませんので、そこら辺の対応についてまずお聞きしたいと思いますし、これから、コロナの関係ですね、例えばそういう、いわゆる集団発生といいますか、そういうことに対しての対応をどうされるのかお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
○薗田豊
学校給食センター所長 それでは、給食費の無償化についての考えはないのかということについて、お問いかけに対して答弁申し上げます。
給食の無償化について、学校給食法におきまして、給食の材料費や光熱水費については保護者が負担することとされており、それ以外の施設整備や修繕費、人件費等は市が負担するということになっております。その中でも、本市の給食費については、光熱水費該当分については市の一般財源で負担し、保護者の皆様には材料費分についてのみご負担いただいてるという形で負担の軽減を図っているところでございまして、経済的に厳しい状況にある保護者の方に対しては要保護、準要保護に関する負担軽減の仕組みが制度化されております。そういったことから無償化ということについては考えておりません。
また、全ての保護者を対象に無償化しようといたしますと、その経費を誰が負担するのかという問題となってまいります。令和4年度の給食費実費弁償金2億8,500万円、これについて財源が必要となってまいります。その確保というのは非常に困難であるということから無償化については考えておりません。
○岸本匡史学校教育課主幹 私のほうからはコロナの対応についてご答弁申し上げます。
先日、文教常任委員会でご説明しましたコロナの状況についてということで、こちらにつきましては2月28日現在、28日におきまして463名がコロナに感染したということが確認されたとご報告させていただいております。3月18日金曜日の時点で607名にまで感染者が増えているような状況でございます。こちらにつきましては、ほぼ9割、小学生というようなデータも出てきております。まだワクチンの接種が進んでないということもあるんですけども、依然として小・中学生、また教職員も含めてですけども、感染が確認されているというような日々の状況でございます。
そして、語堂委員のご質問の中にありましたA中学校での一斉検査というところでございますけども、私ども、学校現場、そして教育委員会としても医師ではございませんので、あくまでも随時いろんな状況につきまして保健所と連携を図って、必要であれば疫学調査を行って濃厚接触者の特定を進めているところでございます。
また、オミクロン株、そしてBA.2につきましては、無症状でいるという児童・生徒、また保護者の方ということも確認されています。そして医療が追いついていなくみなし陽性になるということもありまして、どういった状況でどこまで学校を閉鎖するのか、クラス単位なのか学年なのか学校なのか、ここについても非常に慎重に判断しなければいけません。そういった中で、あくまでも教育委員会単独、学校だけではなくて、保健所と連携を図り、感染拡大防止の観点から学校を休校にするような措置も取っているような状況でございます。
○
藤林孝幸教育部次長 それでは、特別教室の空調設備についてのまずはお問いかけでございます。
小・中学校で整備費の違いがあるということでございましたが、こちらのほうにつきましては、当然、特別教室に設置する室内機の設置という部分もございますし、室内に機械を設置するだけでなく、受電設備からそこの教室まで電気の工事をしなければいけないというところがございますので、これにつきましては学校によってそういう受電設備から設置する教室までの距離が違いますので、そのあたりで各校の整備費が違ってきている部分でございます。
それと2つ目、特別教室の空調設備の設置についての考え方についてのお問いかけだと思います。
すみません、先ほどもご答弁させていただきましたけれども、未設置の特別教室の設置につきましては大規模改造であったり長寿命化改修工事の際に検討するということでしておりましたが、近年の記録的な猛暑の状況に鑑み、教育環境の改善が市長公約であることや議会等からの要望も踏まえまして、市教委としては未設置の特別教室に空調設備を設置することの必要については認識をしております。したがいまして、トイレ工事に影響のない範囲で、また受電設備の能力の範囲内で、比較的使用頻度の高い中学校の美術室、それから小学校の理科室に空調設備を設置するとしたところでございます。
令和4年度の当初予算におきまして、中学校の美術室、それから小学校の理科室、2校分ですけれども、計上させていただいております。残り8校の部分につきましては、当然1校ずつということではなしに、全て次年度でつけられるような形での予算の要求はしてまいりたいと考えておりますけども、財政当局、予算の状況にもよりますので、そのあたりはつけるような形での要望を進めていきたいというふうに考えているところでございます。
それと体育館の空調についての考え方でございます。体育館のほうの空調設備につきましては、導入している自治体の例を見ますと、性能や規模により様々でございますが、設置経費といたしまして1校当たり約1億3,000万円程度、それから維持費といたしましても年間350万円となっておりまして、本市が導入した場合であってもこの程度の費用は必要になってくるのではないかと考えてるところでございます。体育館の空調設備につきましては、設置費などの初期費用に加えまして、光熱費などのランニングコスト、それから10年ごとに更新経費がかかってくるなど、財政的な負担も大きいことから財源の確保が最大の課題であると考えてるところでございます。学校施設を管理する立場といたしましては、教育活動の面からは整備の優先度は低く、直ちに取り組むことが難しい状況にございます。
それと、小・中学校のトイレの整備状況でございます。すみません、小・中学校込みでちょっと説明のほうをさせていただきますけども、まず整備済みの学校でございますが、寺田小学校、久世小学校、東城陽中学校、
西城陽中学校、寺田西小学校、深谷小学校でございます。未整備の学校につきましては、北城陽中学校が今年度実施の予定でございまして、未整備につきましては、今池小学校、城陽中学校、古川小学校、富野小学校、南城陽中学校、久津川小学校、寺田南小学校、青谷小学校が未整備の学校でございます。
○松尾貴仁学校教育課主幹 部活動の外部コーチにつきましてご答弁させていただきます。
先ほど言わせてもらったように、外部コーチにつきましては運動部で11、文化部7です。運動部の内訳としましては、水泳部が2人、柔道部が1人、バスケットが2人、野球が2人、ソフトテニスが2人、卓球が1人、バレーが1人です。文化部につきましては、吹奏楽部が3人、美術部が4人になります。5校ありますのでそれぞれになりますが、しております。
あと、対外運動の補助につきましては山城大会以上ということで、今後もそのように考えております。
○語堂辰文委員 順番から。空調の関係でありますけれども、先ほどから、済みといいますか、特別教室の中でも音楽室と図書室は済みということで、ほかのところについては1校も今のところないんですけども、今回予算で、中学校の美術室5校、それから小学校の2校について理科室と、こういうことなんですけど、ほかのところは現在は全部未整備、そこについては急いでやっていただきたいと思いますし、先日も4月中下旬の気温ですというようなことも報道してましたけれども、5月から夏日が来ると、そういう状況もありますので、やはりこれは急いで進めていただきたいと思います。予算もあると思いますけれども。
それと、先ほどの委員の質問に対してもご答弁があったんですけど、体育館は非常に経費がかかるから、また初期費用も、運営コストもかかるからということなんですけど、しかし一方で、ここの部局ということよりも危機管理になるか分かりませんけど、そちらに聞いたらこちらのほうに回されるか分かりませんけど、体育館が例えば西側にある西城陽、寺田西小、あるいは古川小、そういうところの学校は孤立するので避難所にはしないというふうにいつもおっしゃっていただいて、先ほどもそういうことでお話ありましたけれども、ところが避難した東城中や深谷小はどうかというと、夏の暑いときでしたらそういう大変な中で避難ができるのかということも含めて、体育館じゃなくて教室でいいじゃないかという話があるかも分かりませんけど、それは、収容できない状況ある中では、そういう体育館というのは大変大事なところだと思いますし、避難しなさいというて、夏とか冬とか、災害はいつ来るか分かりませんから、そういうことに対応したら、そういう避難所の考え方については、教育委員会はうちはコストや経費で責任が持てませんよということじゃなくて、全市的にそういうことは、市民の皆さんの命とかライフとか、そういうことを考えていったら必要になってくるんじゃないかと思いますので、その点については教育委員会のほうで物申されるのかどうか、体育館については初めから要らないとおっしゃるのか、そこら辺をもう1回お聞かせください。
次、トイレの関係ですけど、整備のところと未整備のところ、お話がございました。このあれでいったら本当に、令和9年ですか、そこで完了するのかどうかですね。早めることできないのかですね。それとの関連で、あとエアコンとの関係もあるか分かりませんけれども、そういう整備について急いでやっていただけたらと思うんですけど、これについて特別に現在進めていただいてる、以前には大規模改修と合わせてということでございましたけれども、大規模改修を待って同時にされるところは小学校何校、中学校何校、それが分かれば教えてください。
次に給食の関係でありますけれども、今お聞きしましたら、城陽市の条例では保護者が、食材費といいますか、これについては負担ということになってんねやということなんですけれども、それは分かってるんですけど、こういう特にコロナで厳しい状況、これはパートの方とかいろんな方がそういうのについては、就学援助とかそういうのはありますけれども、そういう状況の中で保護者の皆さんの中には、学校が、あるいは学級がそういう閉鎖になったときには給食費は返してもらえるのかというような声もお聞きしてるんですけど、そういうときでございますので、近隣の市やまちで給食費の無償化というのはこれからも大きな課題になってくると思いますし、城陽市は一日付の市の広報見ましたら、ついに7万4,000人を切ったんですかね、そういう状況になってる中で、どんどん人口が減っていくということは本当に寂しい思いもするんですけど、やはりそういう面でも、いや、こういうことしてますよという中で考えられないのか、教育委員会のほうから、こういう条例でしていただいてるんでこれで結構ですわということで通さないで、予算を増やしていただいて徐々にでもそういう無償化の方向にできないかということをお問合せしているところでございます。これ再度お願いします。
最後のコロナの関係ですけど、今お話ありましたが、保健所との相談でこういうふうにしたということですけど、やはりこれからまだまだ、これで収まるとどなたも言い切っておられません、たしか昨日ですか、昨日で明けましたけれども、かというてこれからまたいつどこで、例えばワクチンがほとんど70%、3回目が終わってる国でも何十万という単位で増えてる例もお聞きをしております。子供たちは熱も出ないしそういう症状もないけれども、その人たちが家に帰ってほかの人にうつすと、例えば死者、これは京都府でも連日10名近い方々がお亡くなりになっているような状況もございます。そういう中で、先生方の感染も含めて、そういうワクチンとかを急いで先生方やとか、今、12歳以上もされてますけれども、そういうのはしていただいてるとは思いますけれども、併せてそういう検査をしてそういうクラスターがどうなのかということを、敵を知らなければ対応のしようもないわけで、保健所の指導でやってますというだけじゃなくて、何名も陽性のお子たちが出てる学校とか、それに対して積極的に市教委のほうとしてもそういう対応していただけたらと思うんですけど、そのお考えをお聞きします。
以上です。
○薮内孝次教育部長 すみません、何点かありましたのでちょっと順番どおりか分かりませんが。
まず、体育館の空調について、お考えはどうかということだったと思うんですけども、これは先ほどから言ってますように、全体的にいいますと予算がかかることであります。体育館、西のほうは要らんのかみたいなこと言わはったんですけど、水害の関係のときに東部のほうに避難してもらうということですし、大地震が起きた場合の避難所というのは各小学校、中学校、コミセンとか、そのところがありますので、当然、古川小学校であったり
西城陽中学校であったりという体育館も避難所になるわけですよね。そこはございます。
そこで、先ほど次長からも答弁もありましたように、やはり大きな金額が必要となってまいりますので、これを経費としてやっていこうとすれば相当な金額がかかるということです。長い期間避難するということも起こり得ることはあると思うんですけども、これは一時的な避難場所ということでありますので、そこは、仮にですよ、暑くなった場合は普通教室に空調がありますので、そこを利用していただくということも我々これまでの答弁でもお話しさせていただいてますので、使用の費用対効果からしたときに、授業ではそんなに使わないと思いますけれども、入学式、卒業式も1日限りで短時間ですのでそれもあまり必要ではないんじゃないかなと考えてますし、今のところ我々としては体育館に空調設備を整えるということは、今、第一義には考えておりません。それ以外のトイレであったり的なところを十分進めていきたいと考えておりますので。
それと、給食の無償化なんですけれども、これも幾度かの一般質問等でもお答えしてると思うんですけども、制度上、給食費は保護者負担をしていただくという前提にあるんですけれども、給食材料費だけに今は徴収しているという状況です。それ以外の部分についても本来徴収できますけども市のほうが負担をしてると。これ五十数年、語堂委員も当然ご案内のとおりご承知だと思うんですけども、完全給食で50年続けてるというのは府内でも胸張って言えるような内容だと思いますし、これまで材料費だけ徴収してきましたけれども、当初は正職が直営でやってましたけども、行革の後で委託もして経費節減も含めてやってきました。考えてみたらですけど、相当な金額を投資してきてるということがあります。ですから我々としては、材料費は、当然本人が食するものでありますので負担をしていただくというのはこれまでどおりだと思いますし、あとは、経済的に厳しい状況については、保護であったり準要保護であったりという形で措置をしているという状況もございます。今後につきましても無償化のほうは今現在のところは考えておりません。無償化についてはやはりナショナルミニマムの関係で考えていただくと、国のほうで考えていただく内容ではないかなと考えますので、無償化のほうについても考えていないという状況でございます。
また、コロナに係る学校での現状であります。A校について取り上げられましたけれども、これは誰が悪いわけでもなく、コロナウイルスになり、また今ステルスも、はやるのかはやらないかちょっと分からないんですけれども、そのような状況の中で今厳しい状況が来ました。教員の接種については、1回目、2回目について、エッセンシャルワーカーの扱いとして早期に受けていただくということで、京都府のご配慮で大規模実施会場で接種をしていただいてます。これは強制ではありませんので、我々としては名簿を作成して申請して受けていただいて、状況があります。2回目受けていただいてから6か月、当然受診券を送っていただくと思いますので、当然早く受けておられますので早く受けていただけるというような状況でありますので、我々としては早く受けていただける方については受けていただくということで推奨はしております。
また、検査についてなんですけども、検査は特効薬ではありませんので、ただ状況が分かるだけですので、その時点では分かりますけども、その後の時点でどういう形で接触して感染されるか分からないので、これは第一義ではないかなと思っています。我々も保健所と連携を取りながら感染対策に努めております。その中で子供たちが家庭内感染で感染されて学校に来ていたりというような状況があって、今回ある中学校で集団で起こったのか、その辺がちょっと我々としても定かではありませんので確かなことは言えませんけども、たまたまそういう状況で感染者が出たと。これは保健所と連携する中で、やはりそれ以上広げることは危険なので、学校を閉鎖するという形で1週間以上の休校だと。しかしながら、今現在のところでは少し小康状態、収まってるという状況でありますので、閉鎖したことはそれはそれで正解であったんじゃないかなと思っています。
また、3月期、相当な数が出ましたけれども、今またこの1週間なりは少し収まってきているという状況があります。油断はしておりませんけれども、今後とも十分に感染対策を取りまして、今後も学校運営に支障を来さないように心がけていきたいと思います。
また、春休みの長期になりまして、この後、学校には来てません、逆に学校に来ていたほうが感染対策取れてるのかも分かりませんけれども、今後新しい新学期が始まったときに、さらに油断することなく感染対策を取って学校運営活動をしていきたいというふうに考えております。
○
藤林孝幸教育部次長 トイレ洋式化工事の各校一巡する時期につきましては令和9年度を予定しておりまして、この時期を早めるということはできないと考えております。
それと、トイレの改修につきましては、大規模改修に合わせて実施する学校についてどの程度あるかというところでございますけれども、委員ご承知のとおり、本来、大規模改造に合わせてトイレ工事を実施するところでございますが、今回、トイレの改修の部分だけ抜き出して優先的に実施しているところでございます。トイレを一巡後、校舎の大規模改造に合わせてトイレの洋式化、どの程度洋式化するかも含めまして検討するというところでございます。
○語堂辰文委員 るるご説明がありました。
まず、最後に出てきましたトイレの関係でありますけども、令和9年、現在が4年ですから、これから4月から4年度ですから、9年度ということになるとあと5年間ということなんですけど、そういうことで急いで進めていただくということで、予算の関係もありますけれども、これは強く要望しておきたいと思います。
それから、順番ですけれども、空調の関係ですね、先ほどありましたけれども、東城中やら深谷だけでいいのかと、体育館の関係ですけれども、ありましたけれども、そうじゃなくて、ほかの市で、例えばお隣の八幡市とかでしたら中学校体育館とかそういうところのエアコン整備がされてきました。そういうのも含めて、当初、そういう小学校での投票所、高齢者の皆さんのことも考えて、中学校のエアコンのところを投票所にされたというふうなこともお聞きをいたしております。これは災害ではないわけでありますけれども、そういうのも含めて、やはり災害はいつ起こるか分からない、そういった中でこういう設備がされてることで、先ほど部長からもございましたけども、一時的な避難かも分かりませんし、防災課の説明でしたらそういう孤立をすることはできないので下のほうは避難所にはしないという話がありましたけど、とんでもない話で、そういう例えば水害の場合でありましたら、西部のほうでしたら3.5メートル、そう言うてますし、青谷のほうでしたら5メートルというのがありますけれども、全て東に避難してくださいという世界ではない面もあると思います、先ほどご答弁にもありましたけれども。そういう中では体育館のそういうエアコンというのは大事なことになってくると思いますし、水害だけに限りませんので、先日もありましたけれども、関東地方の地震が京都でも震度2とかそんなんありましたけれども、もしこれが東南海とか様々なことありましたら、そういう一般のご家庭よりも体育館とか耐震が終わってる分は安全だと思いますので、そういうことでやはり強く要望していただいて、予算といいますか、要望も出していただいて、整備もお願いしたいと思います。これは教育委員会だけじゃなくて、やはり防災のほうからもそういう要望もしていただきたいと思いますし、そこでもまた要望もしていきたいとは思いますけれども、ぜひこれはしていただきたいと思います。
それから、現在、中学校の美術室優先でしていただいてるということなんですけど、これについても、残りの理科や家庭科、あるいは技術、そういうところはどうなのかということなんですけど、優先度という話がありましたけれども、ほかの市町を聞きますとほとんどのところは完備がされてるわけで、城陽だけがそういう、いうたらエアコン、空調については谷間みたいなことになってるわけで、それをやはり埋めていただくということは大事なことだと思いますので、先ほどから年次計画でとかお話がありましたけれども、ぜひ早期に進めていただきたいと思います。
大規模改修待たないでということで今お話ありましたけれども、大規模改修と合わせるところどこですかとお聞きしたんですけど、そういう形で大規模改修と結びつけての改修、エアコンということでないのでありましたら、それはさらに早めることできるんじゃないかと思います。
なお、小学校と中学校との違い、予算のあれはキュービクルからの距離だとかいう話がありましたけれども、これについても学校によっては、例えばそういう普通教室の場合でありましたら屋上にそういうエアコンの整備をするのについて建物のそういうのがもつのかという話がありましたけれども、体育館の場合でありましたら、あるいは特別教室の場合でありましたら、そういうことについては一定クリアができるんじゃないかと思うんですけど、その点を含めて、先ほどから遅れてる理由には挙げてはいただいてませんけれども、ぜひとも工夫していただいてお願いしたいと思います。
なお、最近はそういうエアコンも昔のような、かなり高いといいますか、業務用ですからそれは確かに値は張りますけれども、そういうふうにもお聞きもしてますので、ぜひ工夫していただいて、よそのところでしたら地方創生も使ってされてるところもあるというふうにも聞いておりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
給食の関係ですけれども、近くの市町でも無償のところもあります。確かに城陽市は長い間、センターですけれども、給食でやっていただいてるわけですが、それはそれとして、保護者の皆さんから大変喜ばれていて、子供たちもほかの人とお弁当などのように比べる必要はないという中で安心して学校に行ける、そういう状況がつくられてきたと思いますけども、一歩進めてやはり無償の方向も進めていただけたらと思います。これも強く要望しておきます。
最後のコロナの関係です。教育委員会が、今お聞きしましたら、保健所待ちで休校の措置にしてもいろんなことされたということなんですけれども、これまでから城陽市独自で、せんだっての委員会のときにも、教育委員会が600ですか、検査の器具を準備されたというお話を聞きました。しかし医師会との相談で廃棄をされたということもあったわけではありますけども。これからそういうのが、クラスター、いつ出るか分かりませんので、そういうこといち早く保健所とも相談していただいてそういう対応をしていただくという中で、学校なり保育園なり幼稚園で、そういうところでのクラスターが防げるんじゃないかとも思いますので、そこらについてこれからそういう器具とか準備をされる考えがあるのかないか、これだけお聞きします。よろしくお願いします。
○岸本匡史学校教育課主幹 コロナについてご答弁申し上げます。
検査キットにつきまして、医師会のほうとも相談をして現在は使用を控えてるというような状況でございます。また、京都府のほうから200個ほど検査キットのほうが届いておりまして、現在、この使用につきましては教育委員会の中で保管をいたしております。
これ、あくまでもその状況が分かるということでございまして、まずお医者さんのほうにかかってほしいということを医師会のほうからも言われておりますし、検査については、信頼性につきましてはPCRよりも劣るということもありますので、まず医師に診断していただいて診ていただくということを優先していきたいというふうに思っております。
○語堂辰文委員 今聞きましたら全て廃棄されたんじゃなくて現在もストックがあるということでございます。やはりそういうものを活用していただいて。1日に、確かに小学校10校でありますけれども、それでも十数名、20名近いそういう発生といいますか、陽性の方が出てくるという中で、子供は確かに陽性になっていても熱が出なかったりとか、無症状といいますか、そういうのもあるか分かりませんが、大体陽性になって3日間ぐらいがそういう飛散するというようなことも言われております、そういう中で家に帰れば高齢者の方もおられればそういう持病の方もおられるわけで、そういう方に感染すれば本当に、私の知ってる例でもエクモにかかられた人もおられますけれども、いまだに、1か月たちますが退院もできないという状況もございますので、やはりそういうことも含めて、できるだけ早くそういう状態を知るというお話もありましたけれども、そういう中で保健所と対応していただくということで、保健所のほうがそんな検査要らないよというふうにおっしゃったのかどうか分かりませんけれども、十分相談していただいてお願いしたいと思います。
それから、私いろいろ質問しましたけれども、予算、財源という話がありました。城陽市は、今日の最初の円グラフでも教育の関係が9.8%ということです。よそのところ見たら、少ないところでも十数%ということなんですけれども、もっともっと主張していただいて、子供たちや、またそういう教育を充実できるようによろしくお願いしたいと思います。終わります。
○谷口公洋副委員長 4点質問をします。
最初にこの予算の概要を見て、ほんまに教育委員会の事務局の予算が何と少ないことよとあきれて物が言えない感じであります。この中で本当に教育委員会の方々も先生方もよう頑張っておられるなというのが最初の実感です。もっと教育費にお金を充てるべきです。城陽市はそこのところは早急に予算の額は拡大しなくてはいけないと思っています。
質問の内容ですけど、まず1はコロナ対策、2は不登校、3は南城中の通学路、4は幼稚園の給食問題、この4点です。
まず、コロナ対策ですけれども、私ね、ほんまにこの少ない予算の中で精いっぱい頑張っておられると思います。今までのご答弁聞いても実際そうです。しかし、確かなことが1つ言えるのは40人学級ということです。40人学級ではソーシャルディスタンスは60センチしか取れないんです。私は高校で全日制、定時制を教えてきたけれども、40人学級と20人学級を教えてきました、20人学級やったら2メートル取れます。今、この委員会の部屋の中で三十三、四人おると思いますけれども、これの半分ぐらいの教室で、しかもこういうのも未整備な状態で子供たちが授業を受けている、そういう中では当然広がって当たり前やと思います。これは組合の先生に聞いたんですけど、組合の幹部の先生に聞きましたが、学校行ってももうコロナが広がるだろうなと思いながら授業をしてると、こんなんおっしゃってましたわ。そんな密な状況ではどんだけ配慮しても物理的な面でどうにもならないんだから、これはあかんと思います。だから、ほんまに予算が少ない中で大変やけど、内部で努力してクラス数を増やして、1クラスの定員を減らすということはできないのか、これが1点。
それから2点目、不登校ですけれども、第4次総合計画です。これは一般質問で言いたかったんだけれども言えなかったんで今言いますけども、不登校の児童数の割合が、現状値、これは小学校が0.79、5年後の目標が0.3で、これ第4次総合計画の57ページですけど、中学校が現状は5.23%、5年後が2.30%、こう数値化されてるんです。不登校をどう見るかというのがそもそもあるんだけれども、不登校を減らすためにこの予算にどんなふうにそれが含まれてるのかちょっとよく分からんのです。さっき言ったコロナ対策についても、物理的に人数を減らすのにどんなふうにお金が配分されてるのかそれもよく分からないんです。これが2点目。
3点目は南城中の通学路対策の問題であります。これは、都市整備課で、あそこの道路が40年全く変わってないと言ったら、いや、一部は変わってると抗議を受けましたけど、しかしあの角っこの辺りなんかは全部変わってないんです。ほいでこれからあそこにアウトレットができたら、あるいはその前からどんどん車が渋滞していくだろうと思われます。交通事故対策を教育委員会としてはどんなふうにお考えか、これが3点目。
4点目は幼稚園の給食問題です。週1回試行がされて、僕も本当に大事なことやと思いますけれども、食の中身の問題ね、これを一体どんなふうに、さっきもちょっとあったように思いますけれども、管理栄養士の配置の問題であるとか年齢に応じた食がなされてんのかとか、そこらをちょっとお聞きしたい。できたら、園長さんもおられますので、園長さんからも一言お願いしたらと思います。
以上です。
○薗田豊
学校給食センター所長 それでは、幼稚園の給食に関してお問いかけをいただいております。現在、週1回、試行的に給食センターで調理した給食を市立富野幼稚園にも提供しているところであります。中身ということでお問合せございましたけれども、メニューに関しては小・中学校と同じというものでございます。これについてはセンターで一括調理するという観点から、別メニューということはちょっと困難であるということから、同じメニューの中で4歳、5歳児でも食べやすいメニューを中心に、なるべくそういったところにも配慮しつつ、センター所属の栄養教諭が献立を作成しております。
今申しましたように、年齢に応じたメニューということについては、小学1年生から中学3年生までの給食を全て供給することを崩さず、それを前提にした上で給食センターの設備を使ってできないかというところが出発点でございますので、そういう中で、給食のメニューの中で配慮できる範囲で実施してるというところでございますので、その点はご理解賜りたいと存じます。
○松尾貴仁学校教育課主幹 1クラスの生徒数の配慮はできないかということにお答えさせていただきます。
これまでも谷口委員のほうからご質問いただいてます、一般質問でもご質問いただきました教員の定数につきましては、学級数が決まっておりますので、そこから加配等の配置を学校で決めて、クラスを担任ができるというところで配置をしておりますので、ここはもう定数が決まっておりますので、その中で学校で工夫しながらクラス数であったり加配の人数を割り振りしておりますので、ここの人数を、確かにコロナの関係で密になるということはよく分かるんですが、教員の数が限られておりますので、そのようにしかできないかなということで、また今後も加配の要望につきましては京都府教育委員会のほうに要望を続けていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○
藤林孝幸教育部次長 南城陽中学校通学路の安全施策についてのお問いかけでございます。
府道上狛城陽線のほうにつきましては、木津川右岸運動公園線アクセス道路が開通以降、交通量が増加してる状況にございます。京都府のほうにおかれましても、中地域の府道東側の側溝改良を行い、蓋かけ構造として歩行者の安全を図るなど、改良に取り組んできていただいてるところでございます。
しかしながら、交通量が増える中で、市といたしましてもバイパス整備のほうを強く要望しているところでございます。府のほうにおかれましても、南城陽中学校以南については、対策を講じていくというふうな形で聞いておるところでございます。今後につきましてもバイパス整備を強く要望していきたいというふうに考えてるところでございます。
○
徳永博昭学校教育課主幹 私のほうからは不登校のことについてご答弁申し上げます。
まず、第4次総合計画の57ページの指標についてでございますけれども、不登校児童・生徒の割合の数値については現状値は令和2年度の数値を示しており、また、5年後の目標の数値については第4次城陽市総合計画を策定した平成28年度時点での10年後の目標であり、小学校では平成19年から27年までの最低値程度である0.3%、中学校では平成19年度から平成27年度までの最低値程度である2.30%を目標値としているところでございます。
また、予算につきましては、城陽市におきましては、不登校対策としましてふれあい教室のほうで1,184万円、またそれ以外にも、城陽市のほうとしてはスクールカウンセラー(「ごめん、ページ数言うてもらえますか」と言う者あり)ページにつきましては103ページの(3)不登校・いじめ対策等に係る経費の部分にございます。また、それ以外にも、スクールカウンセラーや教育充実補助員として市のほうのお金で配置してるところでございます。
○谷口公洋副委員長 まずコロナ対策ですけれども、松尾主幹とは以前からもじっくり話してます。松尾主幹の気持ちもよう分かってるんですけれども、どうしても物理的なものを解決しない限りこれは拡大していきます。だってどんだけ注意したってコロナは飛ぶんだから。だからそのことを、予算がないんやったら内部で努力するしかないと思うんですけれども、教育長はいかがお考えか、教育長のお答えを求めます。
2番目、不登校のことですけれども、これも第4次総合計画の中で、これちょっと問題だらけやと私は思うんだけど、57ページに不登校対策事業の充実、いじめ対策事業の充実と一律に書いてあるんですよ。ほいで各学校の不登校対策、トラブルの未然防止に努めますと、こんなふうに書いてあるんやけど、不登校をどう見てるのかね。何かまるで悪いことみたいに、少なくしたらええんやと、そんな非常に私は、失礼やけれども見方が浅いように思うんですけれども。これ失礼やったらごめんなさいね。これもやっぱり大事なことですから教育長に答弁を求めます。一体どんなふうに考えられてこんなふうに数値化されたのか、これもお願いをします。
それから南城中のバイパス整備を依頼していると言うけれども、この間も聞いたけど、じゃバイパスはいつできんのと聞いたら答えられなかったです。しかし、アウトレットは1年遅れやから、ちょうどその点考えるのはよかったんだけれども、教育委員会として何か対策は講じられないか。バイパスはできないんだから、それまでに。どんな対策を講じるか。あれで事故が起きないほうが不思議です。ちょくちょく起きてるとは思いますけどね。どんなふうにお考えか。
それから、4点目の幼稚園の昼食問題ですけれども、園長さん、ちょっと率直に言うていただけませんか。ご希望とか。上司の前で大変かもしれないけど、思ったことを言ってください。
○土居一豊委員長 4点、園長に何を聞かれますか。思ったことって、何を思ったことを聞きたいか、それを質問してください。
○谷口公洋副委員長 先ほど言いましたように、年齢に応じた、発達段階に応じた食が必要だと思います。ただ、1年生から3年生までの給食を工夫してやってると。ご努力は認めますけれども、しかし本当にそれで年少ない子らにやっていいのかどうかということをお聞きしたいんです。私はよく分からないから、専門家ではないから、そこのところです。
○加田恵富野幼稚園長 幼稚園給食を始めるに当たっては、子供たちの食べやすそうなメニューが水曜日に当たるように配慮していただいておりますので、子供たちも毎回とても楽しみに食べております。配膳の量とかも年齢に応じて、一人一人の食の細さだとか、そういうところも担任見ながら把握して配膳しておりますので、とても喜んで食べているような状況でございます。
○北澤義之教育長 それでは、コロナ関係ということで、学級数の関係になりますけれども、今現在では小学校につきましては36名以下に全ての学級がなっているということになっておりますけども、中学校においては36名以上の学級が現実的には存在するというふうになっております。我々といたしましては、学級数につきましては標準法で、定数管理のほうで決められておりますので、この件につきましてはあらゆる場面で、特に教育長会議等の形で国のほうにはそういう定数改善を求めている、要望を行っているところです。現実的には小学校2年生、来年度から3年生までは35人学級という、そういったところまではいっておるんですけども、これにつきましてはまだ十分とは言えないので、要望を繰り返し行っていくところでございます。
それから、京都府に対してですけども、京都府につきましては加配という形で学級編制に関わる人員配置をいただいておりますので、先ほど小学校2年生まで国の定数と申し上げましたけども、現在で言えば3年生以上につきましても国のほうの加配のほうをいただいておりますので、36名以下に全てなってるという、そういった状況でございます。
中学校ですけども、中学校のほうも府のほうから各中学校に対しまして2人あるいは3名の加配措置をいただいております。この2人ないし3名を学級担任として学級数を増やすと、こういったことをすれば必然と学級の定数は減るという、そういった学校の中でも工夫はできますし、そういったことを考えているという、そういった現状が今現在ございます。
ただ、そういった加配を担任にするということになれば、いろいろな学校体制上のこともございますし、担任の数を増やさなければならないということもあって、その先生方が実際に担任を持てるかどうか、これは力量の問題ではなくて、子育ての関係であるとか身体的な配慮が必要であるとか、そういった状況も各校にございますので、そういったことを勘案しながら、加配を担任として使って学級数を増やすか、あるいは授業に絞って、数学なり英語なりそういった授業だけを分割して少人数にしていくか、そういったところを学校として、どちらのほうが運営上円滑に進むのかを考えながら進めていきたいと、そういったことを学校と共有しながら進めていきたいというふうに思っております。
あと、直接学級の生徒人数とは関係ないんですけれども、非常勤の、会計年度ですね、非常勤職員につきましては、城陽市のほうから、先ほどご意見出ました1年生補助であるとか不登校対策であるとか、そういった支援員のほうにつきましては多くの財政措置を講じていただいて、先生方の指導が円滑に進むようにということで配慮をしていただいてると、そういったところがコロナ対策に係る学級数ということになっております。
それから、不登校のことも出てまいりましたので、考え方だけですけど、不登校につきましては、取り巻く環境であるとか、いろんな環境が変化しておりますから、どの子においても起こり得ると、そういった感覚を持っております。したがいまして、不登校は特別な子供ではないという、そういった我々のほうで偏見を持たない、あるいは不登校がいけないことだというふうに当事者が思わないよう、そういったことを大切にしながら進めていきたいというふうに思います。
ちょうど平成29年に教育機会確保法というのができまして、これには、ちょっと誤解されたら困るんですけども、休養することも、学校を休むことも一定必要であろうということで述べられております。学校に登校することを最優先するのでなく、子供たちが日常生活の中で自立していくことに力を置くべきだと、そういった形で指導を進めていきたいと考えております。
○
藤林孝幸教育部次長 教育委員会として南城陽中学校周辺の通学路について対策を講じることができないのかということについてのご質問でございます。
教育委員会といいますか、周辺道路につきましては非常に交通量が多いということもございまして、警察署や市の関連部局と啓発活動を行っておりまして、そういったものに協力をしていくというところが1つあるかと思います。
また、周辺、通学路でございますので、通学路マップの設置であるとか、また学校におきましても交通安全教育を実施するというようなことが考えられるかと思います。
また、PTAの通学路改善要望におきましても、南城陽中学校南側のところに横断歩道がございますが、こちらのほうにつきましてカラー化できないかというような要望がございました。通学路安全推進会議で、今、会議の名前変わりましたけれども、この会議の中でも要望が出ていたことでございますが、こちらのほうにつきましては京都府の府民協働のほうに要望いたしまして、実際この要望採用されまして横断歩道周辺につきましてはベンガラ色に塗られて、ここが通学路であるというような形での表示がされたということで、1つそういったものについては対策としてやってるというところでございます。
○谷口公洋副委員長 大体、お答えで状況が分かりました。これだけの予算やったらもう今のお答えが精いっぱいやろうと私は思います。本当に予算が少な過ぎる。子供たちを一体どう考えてるのかというふうに私は思います。
まず、コロナ対策ですけれども、加配では解決しませんね。だって40人学級、人数が多いのが問題なんやから、物理的にそれを減らさないことにはウイルスは広がるわけです。だから、内部努力と私は言いましたけど、これは松尾さんも分かってるけど、そうすると一人一人の教員の負担がまた増えるんです。そこらは私も分かってますからあんまり言えないんだけど、やるためにはやっぱり予算を、教育長、獲得してもっとちゃんとやってくれと市長に言わなあかんと思います。大変な問題だと思います。第7波は必ず来ると新聞に書いてありましたからね。というようなことです。
それから、不登校問題ですけれども、私、教育長と同じような考え方です。来ていじめられたり、そんなんやったらもう学校なんか来なくていいと。私は、ちょっとこれも誤解されるのは覚悟の上で発言したこともありますけれども、不登校問題はそういう簡単な問題ではないです。だからこそ、トイレの洋式化とか、あるいは私はウォシュレットも1つはいいと思いますよ。生理の問題も含めてね。女の子が来やすいように要ると思います。それから図書館司書を充実することね。だって不登校に陥りがちな子は保健室に行くか図書館に行くんですよ。それは分かってられると思うけど、釈迦に説法やけどあえて言いますけれども、そのためにも図書館、図書館司書の充実、目に見えないところで司書の先生方や養護の先生方は子供たちの大事な役割を担ってるということやと思います。
それからやっぱり給食も無償化すべきです。義務教育はこれを無償とするというんやから、憲法にあるんやから、法律や条例より憲法が大事なんですね。そうしてこそ城陽市にたくさんの子育てのご家庭が集まってきます。城陽市で子供をたくさん増やして、人口を増やすんやったらそれこそ城陽市が先駆的にやった完全給食のそのまた無償化を目指すべきやと思います。そういう条件整備を整えるのが教育委員会の仕事ですから、そこに全力を尽くしていただきたいと思います。
それから南城中も、これも啓発活動とかカラー化とか安全教育とか、それは分かるんです。予算の中で精いっぱいされると思うけれども、やっぱり物理的なものが必要です。自動車と生徒が交差しないように何か手だてを打つとかね。バイパスができないんだったら、アウトレットを控えて早急にやるべきです。昔、富野小学校の子供さんがダンプでひかれたときのことを思うと、もう二度と繰り返してはいけないと思います。あり得ますよ、本当に。
それから最後ですけれども、加田園長、私が聞いたのは、私、ほんまによう頑張ってはると思うんですよ、薗田所長もね。ただ1年生や3年生が食べるやつを年少の子供さんたちに食べさせて成長発達の部分で大丈夫かということを聞きたかっただけなんですよ。そこを率直に言っていただけますか。改善されたらいいわけですからね。すみません、最後の1点だけ。
○加田恵富野幼稚園長 幼稚園の園児たちに対しての栄養価だとかそういうことのご質問だと思うんですけれども、いろいろな食材や自宅で食べられないメニューなどもバランスよく提供していただいてるという点ですとか、また、低学年と小学生と同じメニューでという点でも、例えば兄弟関係があったりするとおうちで一緒のものを食べたりとか、同じメニューを食べてる点ですとか、保護者の方からもとてもいい意見をいただいております。栄養面、メニューの内容等、小学生と同じような内容でもよいのではないかなと考えております。
○谷口公洋副委員長 分かりました。結構です。ありがとうございました。
○土居一豊委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○土居一豊委員長 ほかになければ、区分6-①、この程度にとどめます。
説明員の交代をお願いします。
3時15分まで休憩します。
〔説明員交代〕
午後2時55分 休憩
───────────────
午後3時15分 再開
○土居一豊委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
区分6-②、文化・スポーツ推進課、図書館、歴史民俗資料館に係る質疑に入ります。
○平松亮委員 3点お願いします。
109ページです。まずは、放課後子ども教室に係る経費でございますけども、施政方針の(5)のほうにも書いてあります、さらに、放課後子ども教室及び土曜日子ども教室推進事業につきましては、学校運営協議会と連携を取りながら、新規開設を目指すとともに、支援してまいります、これ、具体的にどこでというのが決まってらっしゃるのかなと思いますが、その部分を教えてくださいが1点目です。
2つ目が予算書の一般会計18ページでございまして、文化パルク城陽についてなんですけども、この二、三年間、いわゆる収支改善に取り組んでいただいて、商工会青年部としても提言をさせていただいたんですけど、これまだ要は終息し切ってないのでちょっと難しいと思うんですけど、収支改善が入のほうでできている部分あれば教えてくださいが2点目です。
最後が109ページに戻りまして、二十歳の集いに係る経費でございまして、午前中、太田委員のご質問で奨学金制度、すごくいい質問をされてたんですけども、担当の方も多分お答えされたんですけど、これ、逆に二十歳の集いとして継続されてるのは承知してるんですけども、18歳に対して何か支援とか式典とか、18歳、この民法上の成人年齢に対して何か考えておられることがあるのか、この3点、よろしくお願いします。
○下岡大輔教育部次長 それでは、私のほうから、文化パルク城陽につきまして、それと二十歳の集いに係ります質問につきましてご答弁申し上げます。
まず、文化パルク城陽につきましては、ご存じのとおり、現在新型コロナウイルス感染症の影響で入場者数がかなり減となっているような状況でございます。その利用に際しても、人数制限を設けたり、休館を行うなど、そういったことも行ってまいりましたので、必然的にこういった減少傾向にあるというのは今も続いているところでございます。
しかしながら、こちらのほうは、文化パルク城陽の活性化ということで、先ほど委員の質問にもございましたように、取り組んできたところでございます。その中身といたしましては割愛させていただきますけれども、施設の利用を促進させるというところに主眼を置きながら、多くの方に利用していただこうという、そういう思いを持って進めてきたところです。その中で、今コロナ禍でどのように収支改善が進んでいるかということでございますが、残念ながら収支改善というところまでは行ってはいないんですけれども、こういうコロナ禍の中でも、例えば、市民プラザの中で机、椅子を置かせてもらっておるんですけれども、そこは皆さんよく利用いただいて、大変好評をいただいているところでございます。こちら、小さいお子さんから高齢者の方までご利用いただいてて、とてもよくできてる形になってございます。
また、今駐車場の関係も、こちら有料化の時間区分を変えさせていただきまして、1時間から有料という形になっております。その中で、全体的な収支としては、来場者が少ないために増加というまでには行ってないんですけれども、やはり入場した方で有料の方の率、全体の駐車場の中で有料化された率は上昇しているところでございます。こういったところが、収支改善の中に少し今後も結びついていくのかなというふうに考えているところでございます。
もう1点、二十歳の集いの関係でございます。こちら、令和4年4月1日から、民法改正に伴いまして成人の年齢が18歳になります。そういったこともあり、これは昨年の文教常任委員会でもご報告させていただいたんですけれども、城陽市におきましては、成人式でなく二十歳の集いという形で、20歳の方を対象に大人になったことをお祝いさせていただこうと、そういったものを実施することで決めさせていただいております。
お問いかけの18歳につきまして、どういったことをするかということでございますけれども、こちらにつきましては、現在、市としては18歳の方に対して何かするということは考えておりません。しかしながら、こちら、法務省などがこの18歳を対象にした啓発などは今後も実施されているということもありますし、各高校などにそういったチラシもまかれているというのは聞き及んでいるところでございます。私からは以上でございます。
○松下信介文化・スポーツ推進課主幹 失礼いたします。放課後子ども教室の今後の展開ということで答弁させていただきます。
現在、放課後子ども教室、それから土曜日にも実施している子ども教室につきましては、古川小学校、富野小学校、それから青谷小学校、久津川小学校、久世小学校の5小学校で実施をしております。現在、子ども教室を実施していない小学校につきましても、今後随時の立ち上げということで考えておるんですけれども、こちらの放課後子ども教室に関しましては、各子ども教室におきまして中心的な役割を担っていただけるコーディネーター、それ以外にも支援員、もしくはボランティアの方々の確保ということがなければ実現をすることがなかなかできないという状況でございまして、ここ2年は、現在実施している子ども教室におきましても、なかなか新型コロナウイルス感染症の影響で中止をしている中で新規の立ち上げというのは困難でございました。
今後につきましては、放課後子ども教室について、学校、それから各学校のコミュニティ・スクール、それから、さらには社会教育団体と連携をさらに深めまして、特にコーディネーターの確保に努めまして、放課後子ども教室の事業を新規に展開していければというふうに考えているところでございます。
○平松亮委員 じゃ、ちょっと子ども教室のほうから、では、具体的にこの小学校で実施できそうという段にはまだ行ってないということですね。確認だけ。
○松下信介文化・スポーツ推進課主幹 失礼いたします。そこまで、この学校ということで、具体的な学校が今決まっているところではございません。
○平松亮委員 ありがとうございます。僕、地元が寺田西なんで、ひょっとしたらというところがあったんですけど、すみません。これはまた別の機会にちょっと提案したいと思います。
あと、文化パルクの収支改善ですけど、これ、なかなか民間的な発想でぐりぐりやっていけないところは、やっぱり公的機関ですので難しいと思うんですけど、やはり終息した後に生きるように、いろんなところをしていただいてるのは訪れた際に拝見してますので、引き続き頑張っていただきたいなと思います。
最後、二十歳の集いなんですけども、やっぱり18歳の子供に思い出を残してあげたいなという思いを強く持ってまして、まだふわっとした状態なんですけど、この秋ぐらいに、市内の団体として音楽フェスティバルとか、そういうのに無料招待をしたり、考えてるんですけど、そういうのに市としてやっぱり協力してほしいなと思うところがありまして、予算委員会で言って今予算に反映というのは難しいんですけど、何か例えば、そういう民間の団体がそういう18歳の方に思い出づくりをして、やっぱり郷土愛を醸成するというところを第一義に考えてるところがあるので、そういったものが、ふわっとしてるんですけど、そういうイベントに対して何か市として後押しできるようなものというのをご検討いただけそうですか、どうでしょうか。
○下岡大輔教育部次長 今ございました、そういった18歳の方、新たな新成人ですね、それこそ新たな成人の方に対するイベントなどを、そういった開催趣旨とかその中身、そういった具体的なものが分かれば、そのこと自体が、市として後援とかそういったことをすることが可能であれば、またそういった後援も検討することはできるかなと思ってます。
後援するとなれば、例えば、そういった周知などにも市としては協力することはできると思います。しかしながら、こういった予算の中では、我々としては、まだそういった金銭的なものに関して支援というのはなかなか難しいかなというふうには考えているところでございます。
○平松亮委員 ありがとうございます。
やっぱり節目、節目をいわゆる包括的に、みんなにすべからく喜んでもらえるようなものというのは、やっぱり行動で示さないといけないと思うんですよ。何々がどうとか、ああとかじゃなくて、やっぱり実際にやっていかなければならないと思ってますんで、その節はどうぞまたよろしくお願いをいたします。ちょっとふわっとしてますけども、僕からは以上です。
○太田健司委員 では1点、図書館の管理運営に係る経費、とりわけ図書等の購入に係る経費ということでお伺いいたします。
予算書111ページ、3目図書館費なんですけれども、説明欄(2)書籍等の購入に係る経費で1,550万円、前年と同規模ぐらいで計上されております。例年ずっとこれを見ておりますと、大体6,500から7,500の間で図書を購入されてて、図書のほうで大体1,000万、それから視聴覚資料で350前後のタイトルで250万ぐらい、その他雑誌、新聞と続いていくんですけれども、そういった購入をされておるんですけれども、視聴覚資料について以前にお伺いして、自分の議事録を見てましてもちょっとはっきりと聞けてなかった部分がありまして、いま一度お伺いするんですけれども、視聴覚資料のメディアの媒体は、これ何を購入されてるんでしょうか。
○奥田雄二図書館長 失礼します。DVDとCDです。カセットテープとビデオテープについては、今存在するのは昔のもので、まだ借りる人がいるので存在しますが、新たに買うことは今していません。
○太田健司委員 当然、ビデオ、カセットはもうなかなか鳴らすほうが難しいと、再生するのも難しいと思うんですけど、このDVD、CDについても大分時代錯誤のものになると思うんです、メディアとしては。大体年間で、図書でいうと5,000ぐらい廃棄して、もうちょっと多いぐらいを買うてると、こういう状態で5,000ぐらいでぐるぐる回ってるとは思うんですけれども、これまでの質問から分かってることは、開架も閉架も含めてもう置き場所がないと、目標の20万冊というのにも文パルとしてはもう到達してますし、なかなか置場所がない中で、できるだけ更新して時代に合ったものをということで今一生懸命やってもらってて、こんだけの図書の数を選定していくのも大変ですよねという質問も過去にもずっとさせていただいてます。
それはご苦労いただいてる中で、そこで、ちょっと今回お伺いしたいのが電子図書館です。それの検討はされてるのか、お聞かせください。
○奥田雄二図書館長 電子図書につきましては、特にコロナ禍の中で、ほかの図書館で導入されてるような様子もありますので、いろいろと資料としては、情報としてはそろえて検討はさせてもらっています。
ただ、まだまだコンテンツというのかな、本の数が少ないのと、それから、導入するに当たってはかなり費用が要るということも分かりますので、それを維持できるだけのことが今後できるのかなということも含めた検討をしていかなければいけないと考えています。
○太田健司委員 そうですね。今おっしゃっていただいたように全国で、これ、一般社団法人電子出版制作・流通協議会さんが出されている資料なんですけれども、本年の1月24日に報道向けに資料を出されてます。コロナ禍で全国自治体の電子図書館サービス導入が大幅に増加していると、全国で自治体の数が、特別区とかも含めまして、都道府県も含めまして、1,788のうちの272自治体まで増えてきたと、その普及率が15.2%まで上がったと。21年度に一気に倍近く増えてるんです。それまでよりもぐっと増えてるということで、かなり注目度が上がっております。一方、海外はどうかといいますと、アメリカあたりはもう2014年で導入が95%を超えてるというようなデータも出ております。
ただし、今、館長おっしゃっていただいたように、昔は割と緩かったんですけれども、最近出版業界も厳しくなってきて、2年間という時限つきであったり、52回の貸出しをすれば、それでもう更新でお金払わないともう読めませんよという形とかで、ランニングコストというのがかかるようになってきているということなんですけれども、初期導入費用を見てますと300万円程度から導入ができますし、タイトルこそ確かにおっしゃったようにまだ少ない部分はあるんですけれども、家から24時間いつでも誰でも借りれるというのが非常に公平性が高いというのが1つ、それから、学校において今、全生徒にタブレットの配付も完了しているという意味で子供たちの利用というのも期待できる。それから、何よりも非常にジェンダーフリーであり、バリアフリーであり、音声の読み上げもありますから、そういう視聴覚等々で不自由な方も非常に利用してもらいやすいという部分もありますし、非常に有益なものであるなと、学べば学ぶほど思っております。
ただし、今おっしゃっていただいたように懸念点というのがあって、そのサービスがどれぐらい事業者として続けてもらえるのかとか、ランニングコストであるとか、また、電子化されてる図書というのが一部に偏ってしまわないかとかというような問題があるんですけれども、あるとないとやったら、そらあるほうがええに決まってるんですよ。なので、ここのこの1,500万の費用から物理的な図書の費用、更新かけていくのに必要な分は当然置いときながら両立するというのは、この中でできるんちゃうかなとは思ってるんですよ。視聴覚資料もこのメディアで置いとくというよりはデータで持つべきやと思いますし、時代のことを考えると、そういった形で変えていくべきやと思うんですけれども、市のお考えはいかがでしょうか。
○薮内孝次教育部長 先ほども館長にもご質問あったんですけども、市の考え方ということでおっしゃられました。
先日、私どもの図書館協議会というのが開催されまして、その中で私、ちょっとお話しさせていただいたんですけれども、いわゆるこれは出版科学研究所というところが発表してるんですけども、ピーク時でいくと1996年ですけども、その当時に出版販売額、いわゆる出版物の推定の販売金額のときに2兆7,000億ぐらいのお金が出てまして、そのうち1兆6,000億が雑誌なんです。次の書籍が1兆1,000億なんです。これがずっと続いてきて、だんだんいわゆる団塊の世代がどんどん減ってきた中で雑誌が売れなくなってきて、大分これが衰退してきまして、実は2014年に電子出版がこれ出てくるわけです、そこで。そのときに1,100億ぐらいの電子出版がありまして、そこからずっと来まして20年のところを見ますと、出版総計で1兆6,000億に、こんだけ1兆ぐらい出版金額が下がってるんです。その中で、電子出版が4,000億、雑誌が5,500億、一般の書籍が6,600億ぐらいです。だんだん書籍も減ってきてる中で、3つに分けられてきて、1対2対2.5ぐらい、それぐらいの割合で雑誌の出版があるんです。
今、電子書籍で出てる分は結構まだ少ないはずなんですよ。書籍と電子出版は同じ題材を扱ってると思うんです。ダブルスタンダードで、紙ベースのものと電子ベースものが出てると思うんですけど、これが出てきましたので、我々としても、図書館としても近隣の図書館、お隣のまち、今開始してはりますし、京都府の府立図書館もこれ始めるということでいわゆる収集方針がありまして、書籍の収集方針も出されてるんですけど、なかなかこれは研究の難しい本を出されて、いわゆる一般のソフトノベルというような、いわゆる小説とかそんなんは買いませんよということで、そういうことはお話しされてるんです。だから、そういうものは地方の図書館でサービスするような形になってくるんだろうと思うんですけども、これが今先ほどから太田委員がおっしゃってるような1,500万の中で、どれだけ初期投資をした後もこの書籍を幾らか増やしていかないと、同じものばっかりでは飽きられてしまうということで、利用も減ってくる。
ですから、やっぱりどこかで考えていかなきゃならないということで、図書館協議会の中で課題として私、出させていただいて、今後ちょっと協議はしていこうと思うんですが、実際のところ、今の財政ベースで考えたときに1,500万の図書経費をこれ電子図書に変えたときに、その分はそこから差し引かれるんじゃないかなという危険性があります。ですから、これ、かけていったときに紙がどんどん減ってくる、今20万冊図書館で所持してますけども、我々としては20万冊をキープしながら、古いものは新しいものに更新しながら20万冊はキープしていきたいと考えてますので、それで今、図書費についてもそういう形で買わせていただいてます。できるだけ同じものは買わないような形でやってますので、だから、お客さん方には迷惑かかってると思います。大分待たんと読めないというような状況もありますので、そのような状況がありますので、先ほど言われたように夜間にも借りられるとか、そういうんであれば、人件費の分はその分少し減らせる部分が出てくるかも分かりません。これは予測ですよ。今の机上で考えたらそういうことも考えられるんですけども、その分を、じゃ、図書費に回せるのかといったら、それはという話になるでしょうけれども、今の現段階では、ちょっと導入については今研究している最中と、これからかかっていくという状況ですので、今後、そういう形の図書館も視野には入れてるということでございますので、今現段階でどの程度までそれができるかというところはちょっと未知なるものがあります。
それと、広域的な利用の仕方、いわゆる府立図書館も当然、我々も府民ですので使用できますし、ところが、近隣のところ、相互で使えるのかといったところもできないわけで、いわゆる近接しているところ、京都市と宇治市さん、それから、ちょっと具体的に名前出して申し訳ないですけど、木津川市と奈良市さんというのが、隣接しているところでは相互に利用できるということもやっておられるようには聞いておりますので、このような使い方、広域的な使い方ができるのかどうか、いわゆる納税者からしてみたら、その経費で隣のまちの人が使うのはどうかとおっしゃる方もおられるでしょうし、しかしながら、それは相互協力ということも考えられますし、そういう面も含めて今後検討課題としたいというふうに考えているのが、我々の今のスタンスだということでございます。
○太田健司委員 ただいま薮内部長から、かなりお詳しいご説明いただきまして、本当に部長ご自身学ばれて、これの可能性というのきちっと注視いただいてるなということがよくよく分かりました。
今おっしゃったように、京都府が結構今まだ下位のほうにいておりまして、都道府県別での自治体の導入数のパーセンテージでいうと3.7%で36位なんです。これは京都府としてもあまりよろしくない、文化の都市であるので、当然ここからぐっと上げていってもらうと思うんですけれども、今、2位が大阪で3位が兵庫です。ほんで、9位が奈良県、25位、26位が滋賀、和歌山と、こうなっておるんで、ここはやっぱり城陽市も京都府の一員ですから、しっかりとそこへ参加していけたらいいなとは思うんですけれども。
一方で、お金の問題があるというご答弁いただきました。そのとおりやと思います。ただ、この1,500万の中で5,000冊を廃棄して5,000冊を買ってるという、この形じゃなくて、それが例えば2,000でいけるのかどうかとか、3,000でいける、2,500でいけるのかとか、そしたら少しそこで500万とか浮いてくるんで、そこのランニングというのは併用することによってある程度見ていけるんじゃないかなと。たとえ今、よう見てんのが3,000タイトルとか、1万タイトルとか、2万タイトルとか、そのぐらいやと思うんですけれども、それでも、やっぱり家からコロナリスクを全く関係なしにどんな交通手段を持ってなくても借りれるというのは非常に大きいことですし、それはそれで一つのセーフティーネットといいますか、フォローにはなると思いますし、非常に意義深いものであると思います。
人件費のお話がちょっと出たんであれなんですけれども、会計年度任用職員が、報酬が前年度は4,260万なんですけれども、本年度は4,600万ということで、ちょっと増えておるんですけれど、これは純増ですかね。
○奥田雄二図書館長 純増というか、今いてる会計年度任用職員プラス、産休に入る職員がいますので、正職がいますので、その分の会計年度任用職員が採用されます。
○太田健司委員 よく分かりました。
そういった中で、うまいこと会計年度任用職員さんを使いながら現場も回していただいてるということで、今、部長からどうやってその費用を捻出するかという話もあるんだという話でお伺いしましたが、そのあたりも含めて、私もちょっとここ力入れてやっていきたいなと思いますんで、薮内部長が部長をしていただいてる限りは、多分近い将来には導入いただけるような気配を感じましたんで、よろしくお願いして終わります。
○乾秀子委員 すみません、内容を聞くことで、ちょっとお金の問題とはまた違うかもしれないんですけど、概要の68ページのおトイレの件なんですけども、文化パルク城陽のトイレ施設に、一部トイレに温水洗浄便座を設置します、ということなんですけど、それと、トイレの洋式化ですかね、下の総合運動公園のほうの。この温水洗浄便座というのは、文化パルクのどの辺りのトイレに、全部に入るんですか。
○下岡大輔教育部次長 それでは今、こちら予算概要の68ページのところの文化パルクの温水洗浄便座、それから、総合運動公園の一部トイレの洋式化につきましてご答弁申し上げます。
こちらにつきましては、まず、文化パルク城陽につきましては、こちら既に洋式化も順次進んでいる中で、文化パルクに対して要望としまして、温水洗浄便座が欲しいというそういったご要望を以前から、市議会からもございましたし、利用者の方からもあったところでございます。こちらにつきましては、今多目的トイレがございますが、多目的トイレに全て設置していくというものでございます。
その下の総合運動公園の管理運営に係る経費のこの中の洋式トイレでございます。こちらは、市民体育館につきましては、もうここの体育館だけでいきますと50%以上の洋式化が進んできている中で、まだ屋外の運動公園のスポーツゾーンにつきましては、レストハウスというのがありまして、これはテニスコートの前にあるところなんですが、そこがまだ洋式化ができておりません。そこの洋式化を進めるもの、それとレクリエーションゾーンに、こちらバンクーバー砦のところの前にトイレがございます。こちらのトイレも洋式化を進める。さらに、芝生広場の一番上のところに展望があるんですけれども、そこにもトイレがあります。そこも洋式化をしていくという、この経費を含んでいるものでございます。
ちなみに、文化パルクに関するこの温水洗浄便座につきましては、こちら委託料として200万円、この総合運動公園のほうにつきましては、スポーツゾーン、レクゾーン合わせまして、工事費として800万円の予算を今回計上させていただいているというものでございます。
○乾秀子委員 金額面、分かりました。
これ、この概要の言葉の中に寄附金を活用しというふうにあるんですけど、これ歳入のほう見たら企業版ふるさと納税というふうに書いてあって、あまりこれまで城陽市のほうで、企業さんのプロジェクトに対して受け入れてですかね、企業版ふるさと納税という寄附金の在り方というのはなかったと思うんですけど、この企業版ふるさと納税を取り入れていただきたいという質問を前にもしたことあるんですけども、事業を提供してくださる方ですよね。プロジェクトを提供してくださる方との打合せとかが十分にないとなかなかというふうなお話があったんですけど、企業さんにとったら、条件クリアしたら税法上の優遇も受けられるということで、結構流行してるというか、はやってると思うんですよ。
個人版ももちろん、今すごく増えててありがたい話なんですけども、これ見てたら、結構額が1,000万ぐらいやったんですかね。大きな額を頂けてるというか、税優遇を受けられたら9割方優遇されるわけですし、1割負担になるわけですけども、こういう形の寄附金というか、プロジェクトに対するご協力という話というのは大分前からあって、今回地方創生のプロジェクトを使って、このトイレの温水便座化をしようというふうになったのか、ちょっとそのいきさつみたいな、どういうふうにすれば、企業さんがこういう形で公共団体の事業に協力してくださりやすくなるのかなというところをちょっと聞かせていただきたいんですけど。
○下岡大輔教育部次長 今ありました企業版ふるさと納税につきましては、こちら、予算書の中の33ページ、寄附金の欄の企業版ふるさと納税(公共施設トイレ洋式化等環境整備事業)1,000万という形で計上をさせていただくこととしております。
こちら、この寄附金を頂くのがロゴスコーポレーションさんでございまして、ロゴスさんのほうからこういった市に対して、やはり企業版ふるさと納税を活用して市に貢献をしたいということでお声がけもいただきながら、市としても、この今必要となっているトイレ等の環境整備にこちらのほうの企業版ふるさと納税を活用して実施するという、そういう方向性を持って協議して、こちらのほうを計上させていただいたという経過でございます。
○乾秀子委員 一般の企業さんなんですけども、どちらかの企業のほうから地方創生プロジェクトの中へのお申出をいただいたのかなと思ってたんですけど、実際に公共施設として使っているところのこういう魅力的なトイレの温水洗浄便座ですよね、私も洋式にはなったなと思ってたんですけども、やっぱり結構市外の方も利用される施設にそういう形でご協力いただけてるというのはすごくありがたいですし、初めて今ちょっとロゴスさんがそういう存在なんやということを、ちょっと認識を改めたんですけど、そうしましたら、例えばこれ、今後どういう形で寄附金を集めるかというのは教育委員会の問題ではないんですけれども、今後もこういう形で協力を企業さんに募っていくというふうな道筋ができたなというふうにすごくうれしく思ってますし、前に増田さんがクラ何とか、お金を集めて何かするの。(「クラウドファンディング」と言う者あり)クラウドファンディング、すみません、もうカタカナと横文字にはちょっと弱いんで。そういうお話もされてたんですけど、そういう貢献といいますかね、そういう形でしていただければ、すごく本当にありがたいなというふうに思います。
それでロゴスさんは、この両方にですよね。800万と200万ということで、文化パルクと総合運動公園の両方に、このプロジェクトの中身が内容があって使わせていただいてるという形でいいんですかね。
○下岡大輔教育部次長 今おっしゃるとおり、文化パルクのほう200万、総合運動公園のスポーツゾーンとレクリエーションゾーンを合わせて800万、その総合計1,000万がこの企業版ふるさと納税として寄附いただいたものでございます。
○乾秀子委員 今後、こういう企業さんと城陽市が本当にプロジェクトの実現のためにこういう接点を持っていくというのはすごく大事やと思うんで、前にも質問したときは、いろんな市町がそういう形でもう発信してると、こういうところにお金が足りないと、こういうところで事業者さんのご協力をいただけませんかということをすごく発信されてるということもお話ししたと思うんです。ここの場面ではないと、教育委員会ではないと思うんですけど。だから、今回はすごくよかったですし、こういうことをしてくださるという、してもらってるということ自体を、この寄附金の3文字じゃなくて、やっぱり企業版ふるさと納税でこういうものをしてもらったというふうなPRの仕方をしてもらったほうが、ほかの企業さんにとっても、それはどういうことなんやと、城陽市のプロジェクトに参加するということで、ある程度税の優遇も受けられて貢献できるというふうなPRにもすごくなると思いますので、今回、教育委員会から、ちょっとあまり企業さんのことを発信するというのは教育委員会にふさわしくないかもしれませんけど、また総務のほうか財政のほうと協力してしていただきたいなと思います。
先ほども文化パルク城陽の今後の活用についてという質問をされてたんですけれども、入場者数自体はもちろんコロナで減になってるということで、活性化の取組も施設利用の促進もしてるというふうなのがあったんですけど、もともと常に稼働してる施設が採算取れるようなものでもないですし、用事がない限り行かないという場所になってるということがすごくもったいないと思うんです。この間、卒業式が終わった後、市民プラザのほうに行きましたら、もうすごいたくさんの子供さんが机と椅子を使ってて、もういっぱいだったんですよ。1つの学校の子だけではないと思うんで、たくさんの子が集まってたんで、もっと使い道の発信というか、自由に使えるということの発信がまだまだ足らんのかなというふうにも思うんです。
例えば、前にもありましたように、定期的にやっぱり市民プラザに人の流れができるような、そういう仕組みをつくっていかないと、ほぼ空っぽの状態というのがすごくもったいないと思いますし、例えば駅にピアノを置いて奏でてるというNHKの放送がありますけども、そういうのでも何か楽しみに、そこで弾くことを楽しみに毎日来られるという方もあるみたいですし、どなたか、それこそピアノの寄贈をしてくださる方があれば、そういう場所を造ってもいいと思うし、何でもしていい場所というのはなかなかないと思うんで、そういうところの発信をもっとしていただけたらなというふうに思うんですけど、もう一度、すみません、文化パルクの貸館以外、施設利用について何か魅力的な発信というのを常に考えてらっしゃると思うんですけど、何かもうちょっと具体的に候補に挙がったようなことってないでしょうかね。
○下岡大輔教育部次長 文化パルク城陽の発信につきまして、それから効果的な事業につきましてご答弁申し上げます。
文化パルク城陽、こちらのほうは、今おっしゃったように市民プラザのほう、今言わはったように満員になったりするときもあります。そういったように、自由に使えるということの発信が足りないのではないか、おっしゃるとおりです。これからも市民プラザなどを自由に使えるというのは、今後このコロナ禍を、ウィズコロナも必要なんですけれども、一旦抜けていくとまたPR、どんどん活用できますよということはしていきたいと思っております。
先ほどおっしゃいました、ピアノをそういうふうに置いたりしたらどうかというご提案もございましたけれども、実は余暇活動センターのほうでもそういった取組を、申込制ではあるんですけれども、自由にというわけではないんですが、ホールを使ってピアノを弾いていただこう、しかもスタインウェイのすごいなかなか利用できないようなピアノを使ってそういった機会をつくったという、そういうイベントをさせてもらいましたら、定員をあふれるぐらいの申込みがあったという、そういった魅力的な事業も今やってるところでございまして、今も継続的にそれは実施していくつもりでおりますし、今後も多分多くの方、そういった事業に参加していただけるかなというふうに思っております。そういったこともまだまだ周知不足もありますので、今後も、SNSなども使いながらどんどんPRしていきたいというふうに考えております。
○薮内孝次教育部長 加えて、ちょっとお話ししたいんですけれども、実は魅力発信の関係でいきますと、先ほどもあったんですけども、文化パルクの活性化の中で、机を置いていろいろにぎわってるというお話がありました。これ、一つのカフェ化という形で机を置かせていただいてますし、南側の表玄関、そこにも机と椅子を置かせていただいて、そこでもいろいろとお店を出されてたりもしますけれども、そこもあるんですけれども、さらに商工会の青年部などから、活性化に当たって今いろいろ提言もいただいているものがございました。また、余暇活のほうでもいろいろと事業の中で検討している課題もございます。
というのは、市民プラザのところで12面のマルチビジョンがもともとあったんですけれども、そこの部分が今ちょっと故障といいますか、全てが映らない状態になっています。これについても、今ちょっと検討を進めてもらっているところもございますし、併せてeスポーツ、これも青年部等、それから余暇活のほうももともと案を持ってましたので、これらについても、今の若い子たちもその施設に引き寄せられるような形で、これも、高校なんかでもクラブ活動が今盛んにeスポーツもやってますし、そのようなものも今後検討課題に加えて、さらに活性化できるような形で検討していきたいということで、それで、余暇活のほうともちょっとお話をしている中ではそういう話題も出てきましたので、ぜひともそういう形で進めていただきたいということではちょっとお話しさせていただいてます。
○乾秀子委員 ありがとうございました。楽しみにしてます。
マルチビジョン、本当にもったいないですよね。私、なかなかこの頃サンガの応援とかも行けてないんですけれども、何とかデーのときにやっぱり行くのもいいと思うんですけども、地元でみんなで応援するというのも、せっかくJ1に昇格されて、全然私、応援するほうとしてまだ力が足りてないんで、そういうところに動員しやすいように、来てもらいやすいように、やっぱり日頃から何か行きやすい雰囲気をつくってもらうといいかなと思いますし、マルチビジョンをはじめeスポーツ、若い人が引き寄せられるような魅力的な文化パルクの活用を期待してますのでお願いします。以上です。
○奥村文浩委員 まず、108ページと109ページの生涯学習の推進に係る経費のところと社会教育の推進に係る経費のところ、これ、どんな人を対象にどんなことをやってるのか、ちょっと教えてください。
それから、113ページのところのスポーツ、生涯スポーツなのかな、特定のいろんなスポーツが得意な人を応援するようなそういうもの、スポーツとして必要だと思うんですけど、市民の健康とかいろいろなことを考えて、子供から大人までできる限りやっぱりスポーツに触れるというか、体を動かすことというのが重要なのかなと、人生の中で、そういうふうに思うんですけれども、それに関わるようなことというのはどんなことがあるのか、お聞かせください。2点です。
○下岡大輔教育部次長 それでは、まず108ページの生涯学習の推進に係る経費及び109ページの社会教育の推進に係る経費につきましてご答弁申し上げます。
こちら、108ページのこの生涯学習の推進に係る事業でございますが、こちらは、主に市民大学といいまして、生涯にわたる多様な学習活動を主体的に行えるよう、幅広い分野を視野に入れた生涯学習事業として、城陽市民大学という名前をつけまして各種講座等を市民の方に受講していただいております。そちらの経費が主なものでございまして、その下の社会教育の推進に係る経費につきましては、これは、その市民大学を含め社会教育の推進ということで、会計年度任用職員の報酬がここの一番大きな金額になっております。この委員等報酬につきましては、社会教育委員の報酬、それから生涯学習推進会議委員の報酬ということになっておりますので、基本的にはこの生涯学習事業の市民大学、こちらが本市の生涯学習の柱となっているところでございます。
次に、スポーツ事業でございます。
こちらが113ページ、生涯スポーツの推進に係る経費でございます。主にこの中の経費といたしましては、スポーツ大会であったりスポーツ教室、こういったものを実施しているところでございます。スポーツ教室につきましても、様々な年代の方、高齢者の方を対象とするもの、それから乳幼児を対象とするもの、小学生を対象とするもの、多くの世代の方にそういったスポーツに親しんでいただく、その中で、今おっしゃったような健康に向けた教室も実施しているところでございます。特に、健康アップ教室と名を打ちまして、その対象者、60歳以上の方を対象にそういったスポーツのといいますか、運動の機会を設ける教室も実施しているところでございます。そのほか、スポーツ大会といたしまして、市民ボッチャ大会、ラージボール卓球大会、ソフトバレーボール大会、それからファミリーバドミントン大会、ニュースポーツフェスティバル、こういった事業も計画として予算の計上をしているところでございます。
そのように、社会教育の分野、それから生涯学習の関係、そしてスポーツ、運動の機会を設けると、こういった事業の取組の部分が今委員のほうのご質問の中身ででございます。
○奥村文浩委員 まず、その市民大学の話なんですけど、あと、社会教育委員というのがちょっと何されてるのか、もうひとつよう分からんかったんですが、何でこんな質問したかというと、生涯教育というイメージしたら、大人の人がいろいろまたいろんな知識を身につけてというイメージで、そういうこともあると思うんですけど、それとはちょっと別の話をしたくて、学校で大きな問題というのは、いじめの問題、それから不登校の問題、そういったことがすごく大きいと思うんです。この前、お子さんに人権を理解していただくためにどんなことを教えられてるんですかという話をしましたところ、自分にされて嫌なことは他人にしないということを言ってます。それから、人には多様性があるという、そういう多様性を認めないといけないということを言うてますというふうに答えられたんです。それはそれで間違ってないと思うんです。でも、何か足りないと思うんですよ、そういうことって。
例えば、保護者の方がどう思っておられるかとか、それから、学校の先生や校長先生がどんなふうに考えておられるかとか、そういった様々なことが子供に影響を及ぼしていると思いますので、やっぱり大人の人にも、教職員の方とかも含めて、やっぱりそういう人権というと、何か今まで人権教育というと個人の権利ばかりが強調されるようなおかしな人権教育というものも何かあったように聞きますが、やっぱり他人を尊重するというか何かそういったことを、子供だけではなくて大人の保護者の方や様々な方に理解をしていただくというか、深めていただくというか、そういった機会がないのかなというふうに思っているんです。
ちょっとそんなことを思ってると、なかなかご父兄の方にいろんなことを言う機会なんてほとんど設けるのは難しい。そんな人権教育みたいなんしますとか言うても誰も来ないと思いますし、そう思うと、例えば学校だと入学式とかそういった式典があって保護者の方が一斉に来られるとか、そういったとき、今だと市長とか、いろんな来賓とか、主催者の方の挨拶とか、僕らも来賓で行くと来賓紹介とかあるんですけど、もう何か子供たちからしてみたら、どんだけ意味あるのか分からんような部分もあると思うんです。全然そういうふうなのがないとそらおかしな会になってしまうんですけど、だから、市民大学とか何かそういうなのがそういうところにちょっと来て、そういった他人への理解みたいな話を、変な人権教育では困るんですけども、そういったことをする機会をつくって、そういった問題をみんなで、お子さんだけじゃなくて大人の方、保護者の方、先生方も含めて、理解を深めるようなそういった取組ができないかなと思って、こういうところでちょっとそういうふうなことを考えてもらえないかなという思いがありまして、こうやってちょっとお聞きしたんですけど、どうでしょうか。そういうなの可能なんでしょうか。
○下岡大輔教育部次長 今、奥村委員もおっしゃったように人権教育、これも生涯学習の中で大変重要なものであるというふうに我々も認識しているところでございます。この市民大学が、そもそもいろんな市民アカデミーであったり、青少年教育であったり、人権学習会であったり、学習教育セミナーであったり、そういったものをいろいろと複合させまして、この市民大学という体系的にさせていただいたという経過があります。その中で、この市民大学の中に6つのコースを設けておりまして、これは受講者の方が選んでいただくことになるんですけれども、自然・科学コース、歴史コース、健康コース、文学・教育コース、ライフコース、人間コースというのがございまして、この人間コースというのがまさにこの人権教育の部分も含まれたような講座を受講していただくような内容にもなっているところでございます。そういった人権教育の視点はずっと持ちながら、この市民大学、これまでもやってまいりましたし、今後も続けてまいりたいというふうに思っております。
じゃ、市民大学の参加者だけになるのかということもあります。今現在、残念ながらこのコロナ禍なので、人数はかなり絞らせていただいてこういった講座を受講いただいてるんですけれども、これもまた先ほどの文化パルクの話と同じようなことにもなるんですけれども、このコロナが終息もしくはもう少しよくなれば、より多くの方に受講いただくような会場設営、それから取組、特設講座といって一般の方も参加できるような、そういう取組もしていきたいなというふうに考えているところでございます。今後も、そういった形で進めさせてもらいたいと思っているところでございます。
○奥村文浩委員 やっていただいてるということで、それはそれで結構だと思いますし、いいことだと思うんですけど、子供の正しい人権意識とかいうのは、やっぱり子供だけでは無理だし、それは、全部の子供に、全部の保護者の方に関わる話ですので、なかなか来たい人だけ来てくださいみたいな場でやってるだけでは足りないと思うんです。
私、若いとき静岡県で仕事、生活してることが結構ありまして、10年以上静岡県でいてたんですけど、そこでは江戸時代から、話によると徳川家康が何か声をかけて始めたという話もあって、その辺は定かではないんですが、今で言う地区ごとの集会所みたいなところで、会所ですね、そんなところ、昔、江戸時代に何て言ったか分かりませんけど、そういうところで他人のことを思いやるとか、親を大切にしましょうとか、何か人権教育と昔の修身と合わさったようなやつだったらしいんですけど、今でもあるんですけど、そういう勉強会を延々にしていて、特に江戸時代なんかは絶対参加でやってたそうなんです。
やっぱり全員が参加するような場でやるということにすごく意味があると思いますので、一度ちょっと入学式ですよね、もう卒業式は卒業しちゃうので。それから、始業式とかはあまり保護者の方はいらっしゃらないかもしれませんけど、始業式なんかに保護者の方が来ていただいて一緒にやってもいいと思いますので、何かせっかく、特に入学式って僕、いつも、せっかくのこんな保護者の方もお子さんも全部集まる会で何か挨拶と来賓紹介みたいなんで終わってしまうのは、すごくもったいないなという気がいつもしていますので、ちょっとその辺のことを一遍考えてみていただけませんでしょうか。どうでしょうか。
○下岡大輔教育部次長 我々としましては、生涯学習、社会教育の部門としましては、やはりこの市民大学を核としてさせていただきたいと思いますし、学校につきましては、放課後子ども教室など、そういったものを重点的に社会教育の分野では進めていきたいというふうに考えているところでございますので、入学式、卒業式に来られた保護者の方を対象にということでは、現在はちょっと考えてないというところでございます。
○奥村文浩委員 また考えてください。要望とします。
それから、スポーツのこと、途中で聞かなくなったんですけど、それもやっぱりスポーツ、子供を見てたら、スポーツ好きな子とか得意な子はいるんですけど、その反面、スポーツあまり嫌な子というか得意じゃない子もいると思うんです。でも、そういう子にもやっぱりスポーツを知っていってもらうのが大切なことだと思うんです。だから何か、学校でそりゃ体育の時間があるにはあるんですけど、みんなが参加できるような、例えば、スポーツと言うか言わへんか分からへんですけど、何か10キロ歩く会とか、歩くんだったら誰でもできるし、何かそれに楽しいイベントが例えばついてたら子供たちも来ると思うんです。何か城陽でもゴレンジャーみたいなやつがありましたよね、何か知らんけど、そんな人らと一緒に歩くとか、子供が何かそういうスポーツ、あまり好きじゃない子も参加できるようなスポーツみたいな、ちょっとそんなん考えてもらえへんかなというふうに思うんですけど。得意な子はもう自分でできますからいいんですけど、スポーツ嫌いな子というんか、そういう子にほんまにスポーツさせなあかんと思うんですけど、ちょっとそれもどうでしょうか。何かもしそういうちょっと意見。
○下岡大輔教育部次長 今、スポーツが嫌いな子といいますか、あまりしたくない子でも参加できるようなスポーツをということでございます。
確かに競技スポーツにつきましては、そういった子供たちはスポーツ少年団に入ったり、そういった活動も積極的にされておられますし、一方、そこの地域の体振とかでやっている大会や運動会にもそういう子は参加されることもあると思います。ただ、そういうのにも参加しにくい子とかいうのも確かにいらっしゃるんです。そういった子の青少年の健全育成の部分も含めまして、市としては山登りをしたりとか、その中でも木津川を歩いたりする、そういった取組を青少年健全育成市民会議と共に実施したりしているところもありますので、これも引き続き、もう少し学校のほうにも声をかけて、子供たち全員に声をかけ、可能な方は参加いただく。ただし、今は少し人数を制限しながら、コロナに気をつけながら実施して、今後もしていきたいというふうに考えているところでございます。
○奥村文浩委員 コロナ終わってきましたら、ぜひスポーツ不得意な子を引っ張り出すようなことをちょっと考えてほしいなと思います。よろしくお願いします。
○相原佳代子委員 2点質問いたします。指定管理の点で、文パルの運営について、そして宿泊施設の管理運営に係る経費のところです。
まず、文パルの経費ですけれども、るる説明いただいてたところもあるんですけれども、駐車場の使用料について、18ページ、予算書に上がっているんですけれども、2,516万3,000円という数字が出ています。先ほど来おっしゃってましたけれども、団体さんからのそういった声もあり、今回それをされたということで、一昨年7月からこういう制度を入れられたということを聞いてまいりました。駐車場についての値段の妥当性というのは、これまでからも質問させていただいていて、その折には、アイリスインとかプラムインとかとの絡みもあるので、そういうところも一緒に考えてさせていただくというようなこともあったかと思うんですけれども、その中で今回、文パルのほうをされてきたわけなんですけれども、現状ではどういったお声があるかであるとか、そういったところでつかんでおられるところがあれば教えてください。
そして、あと、ロゴスのほうですよね。予算書の97ページ、宿泊施設の管理運営に係る経費ということで、委託料が4,020万4,000円、使用料及び賃借料として77万6,000円が上がっておりますが、昨年度の利用実績というのはどのようになっているのか。先ほども企業版のふるさと納税で、公共施設のトイレの洋式化等の環境整備に寄附していただいているということは大変ありがたいことですけれども、実際のロゴスについての状況について、まずは教えてください。お願いします。
○下岡大輔教育部次長 まず、文化パルク城陽の駐車場の件でございます。こちら、先ほどもご答弁申し上げましたように、その台数については通常よりもかなり少ない状況になっております。今ご質問にありましたように、この駐車場の料金改定をした後、一定ご意見等はございましたが、現時点では、特に駐車場に対する要望や苦情等は、今ここ最近では聞いてないところでございます。
残念ながら、駐車場料金の収入につきましては、それほど増加してないのは、やはり施設の利用者数に比例していくことになりますので、今後も施設をどんどん使っていただいて、駐車場もそのまま収入増に結びつけていけたらなというふうに考えているところでございます。ひいては、その使用料がこの文化パルク城陽の経費のほうに入って上がりますので、いろんな修繕等、今後も大変修繕が必要になってくる施設でございますので、そちらのほうに充てていきたいというふうに考えているところでございます。
○森祐介文化・
スポーツ推進課課長補佐 それでは、宿泊施設、ロゴスランドの利用状況につきましてご答弁申し上げます。
令和2年度の決算がただいま最新のものとして出ておりまして、まず、アイリスイン城陽につきましては、令和2年度の宿泊関係の利用が5,233人、こちらが前年度の令和元年度と比べますと801人の増加をしております。レストランにつきましては、令和2年度で4万9,381人、こちらにつきましても、元年度が3万3,922人でございましたので1万5,000人強の増加となっております。
それから、プラムイン城陽につきましては、令和2年度の宿泊につきましては5,749人、こちら令和元年度が1万348人で、こちら4,500人ほどの減少で、レストランの利用につきましては、令和2年度が5万3,313人、元年度が6万2,007人となりますので、8,694人の減少というふうになっております。
○相原佳代子委員 ロゴスランドさんのほうで、今、アイリスインとプラムインさんの比較、令和元年度と比べた比較をしていただいたわけなんですけれども、アイリスインさんのほうは801名の利用増、そしてプラムインさんのほうが、今ちょっと随分減少しているということですけれども、一部使えなくなったというときもあったかと思うんですけど、これは、この数字というのはどのようなことが原因となっているかとかいうのは考えておられるんでしょうかね。
それと、あと文パルの駐車場のことについて、本当に初めから駐車場の使用料というのは施設の修繕費などに使うということをおっしゃっていたし、この点については、ちょっと今回減っているけれども、そういう目的のためだということは分かりました。
それと、ちょっと文パルの絡みでいいますと、この間、ちょっとまん防が出ていたりとかしていて、しかしながら、そこは一定ルールにきちっとのっとって、いろんな事業であったりとか、そういったイベントなどがされて、土日、特に日曜日なんかは多くの入場者でにぎわっていたと思うんですよ。
その中で、ちょっとレストランさんがお休みになっていました。もちろんレストランさんはまん防で休みますということを書かれていましたけれども、もちろんそれは事業者さんであるし、そういうことも考えてやっぱりお休みになられたと思うんですが、場所が文化パルクということで、あそこら辺はやっぱりちょっと食べに行くところも周りになかったり、コンビニもなかったりして、せっかくレストランへ入ろうと思って家族連れであったりで行かれても、ちょっと入れなかったのが残念だったということはやっぱりよく耳にしておるところなんです。レストランさんは、子ども食堂をもしていただいたりして、子供たちや保護者の人気も博している場所なので、母子寡婦さんのところにお買物に行かれるというのも聞きますが、ちょっとそこら辺のところはどうなんだろうか。あくまでも、それはまん防で休業してましたというのは分かりますけれども、そういったとこら辺のお声なんかはいかがだったのか、併せて聞かせてください。
○下岡大輔教育部次長 まず、アイリスとプラムインの関係でございます。やはりアイリスインのほうが道路から近いというのもあり、このカフェの売上げというのもアイリスインが割と好調な部分がございます。一方、プラムインはやはり奥まっているというのが影響しているのかなというふうに考えているところでございます。それ以外は、もう当然この緊急事態が令和2年度ありましたし、当然まん延防止ももちろんありましたので、そういったことで減っているというのがベースにはある中で、アイリスインが逆に増加したというのがございます。
ただ、令和元年度のアイリスインにつきましては、こちら、4月、5月、6月とまだ開いてなかったんです。そういうのも影響してるのかなというのがあります。グランドオープンしたのが6月の最終になりますので、そこからの数字というのがアイリスインの数字に反映されてきておりますので、なので、減ってても言わば9か月と1年間、その間1年間のうちに2か月ほど閉めさせていただいてるんですけれども、そういった部分の影響もあるのかなというふうに思ってます。その2か月閉めさせてもらったのは、緊急事態宣言に伴うこちらの市のほうから閉めるようにということで、アイリスイン、プラムインともに閉めさせてもらったというのが令和2年度ございましたので、その部分でございます。
文パルのレストランでございますが、こちら、確かに今年の1月27日から3月6日までは休業させていただいておりました。しかしながら、3月7日からは時短営業という形で、このレストランさんのご努力をしていただいてオープンしていただいてるということもございます。基本的には時短営業を、まん延防止もこの21日で終わりましたので、今後はその時短営業もどうされるのかなというのはあるんですけれども、開けていただけるようなことになるかなというふうには思っております。
○相原佳代子委員 文パルの中のレストランですけれども、せっかく行かれた方々が楽しみにしておられるということで、確かに近くにほかに食べに行くところもないので、そういう面ではちょっと残念だったかと思うんですけれども、そこら辺は、事業者さんのお考えであるとか、あとやっぱり文パルさんのほうのそういう複合施設でいろんな方がお見えになると、そういうところをしっかり考えていただいて、今回3月7日からは時短営業に移られたということもあって、その面についてはよかったなと思っておりますし、今後、やっぱりまた長らくここに営業していただくためにも、市民の皆さん、来場者の皆さんの声をしっかり届けていただいて、そして、きっちりと営業のほうもやっていただきたいなと思いますし、それについては今後もよろしくお願いいたします。
それと、あとはロゴスさんのほうなんですけれども、確かにそうだと思います。元年のほうは途中から開けられたということもあった。だから、そこの比較というのがあるかと思うんですけれども、これについては、せっかくロゴスさん来ていただいて、それで宿泊者が多かったというのは、それこそ夏休みとかは取れないぐらいというのも聞いてますし、そこら辺の利用実績について、市としては、今こういう状況が出てますけれども、市としての今後のロゴスランドさんに対してのお考えというのはいかがでしょうか。
○下岡大輔教育部次長 当然今、ロゴスランドにつきましては、令和5年度まで指定管理者としてこのロゴスコーポレーションさんの部分との協定がございます。その協定の中でも、このロゴスランドにつきましては、しっかりと運営していただきたいという思いに変わりはありませんし、市としても、このロゴスランドを人を城陽市に呼び込む一つの観光施設として取組させていただきたいなというふうに考えているところでございます。また、ロゴスランド、これからも城陽市の中に多くの方が来ていただくように期待しながら一緒に頑張っていきたいと思ってます。
○相原佳代子委員 結構です。
○一瀬裕子委員 予算書109ページの(2)社会教育の推進に係る経費の中の子ども会育成費補助金79万1,000円ですが、これの金額の根拠と、それと過去の実績というか過去の予算額、それと市内の子ども会の数が分かれば教えてください。
それと、113ページの保健体育費の(3)で、スポーツ施設の管理運営に係る経費としてあるんですけども、地元の東城陽ふれあいスポーツ広場のトイレがあるんですけども、それの洋式化が地域要望で出てるんですが、こちらのほうは予算計上されてるのか、これでは分からないので教えてください。
○松下信介文化・スポーツ推進課主幹 失礼いたします。ただいまご質問いただいた子ども会後援会協議会のほうの補助金の金額の根拠、それから過去の実績、市内の子ども会の数ということでご答弁させていただきます。
まず、補助金の金額の根拠なんですけれども、当初は、子ども会後援会協議会さんのほうの子供たちの会員数によって補助金を算出しておったというところでございますけれども、少子化等によりまして会員数が減少していくということで、そうなりますと補助金の金額も減額というふうになってきます。そういうことになりますと、子ども会後援会協議会さんのほうがされている事業が実施できないというような弊害が発生するということで、事業の実施に支障のない一定の金額を補助金として定めまして、定額の補助金とさせていただいているところでございます。それが79万1,000円ということで、事業に一定の支障はないということで、こちらで補助金としてさせていただいております。
そうしまして、過去の補助金の実績というところでございますけれども、ちょっとこちらのほう今、手元に分かる資料がないので、ちょっとこちらのほうはまた調べさせていただきたいというふうに思います。
それから、市内の子ども会さんの数ということで、今現在、令和3年度は、25の単位子ども会さんの数が後援会協議会さんのほうに加入されているということで、会員数が989名というふうに報告を受けております。
○下岡大輔教育部次長 それでは、私のほうから、東城陽ふれあいスポーツ広場のトイレの件でご答弁申し上げます。
こちら、東城陽ふれあいスポーツ広場につきましては、グラウンドが市道に面しておらず、それから用地が借地ということで、仮設の簡易トイレのみ使用できるものとしておりまして、現在リースで2基を設置しているところでございます。
今お問いかけのご要望、確かに利用者の方、特にグラウンドゴルフを利用されている方であったり高齢者の方からは、このトイレ、かなりご要望があるところでございまして、そういったことも踏まえまして、令和4年度の当初予算におきましては、仮設トイレ、こちらのほうを洋式タイプへの変更の経費を計上しているところでございます。その経費は、こちらもリースになりますので、この使用料及び賃借料の中に含まれているという形になります。経費といたしましては、この2基で14万7,000円がこの中に含まれているというものでございます。446万9,000円の中の14万7,000円ということでございます。よろしくお願いいたします。
○一瀬裕子委員 トイレのほう地域要望あったので、ありがとうございます。早速。4年度で変更していただくということで、いつから設置していただいて、いつから使えるか、これ簡易トイレやから工事期間とかそんなに要らないと思うんですけども、すぐに使えるか、ちょっとそれだけ教えてください。
子ども会に関してなんですけども、たしかもう何年も前からこの定額だと思うんですね、79万1,000円。どんどんどんどん会員数は減っていってるんですよ。当初、一定の事業をされるので、漠と大きく30万とか50万とか予算を上げてはると思うんですけど、参加者もどんどん減って、子供たちも、そもそも児童数が減ってる中で今までどおりの事業をされてましたし、コロナでなかなかできなくなってるということもあるんですけども。
先ほど子ども会の数ってお聞きしたんですけども、市内の単位子ども会の数は分からないんですかね。今おっしゃってたのは、25単位子ども会で989名会員数というのは、これは支部として所属されてる方で、子ども会後援会に所属されてる方が単位子ども会ということですよね。この79万1,000円は、城陽市の子ども会後援会に補助金として支払われてて、事業をされてて、参加する方もこの会員989名が対象の事業、主にドッジボールとか、今はちょっとドッジボールできないのでグラウンドゴルフとかされてると思うんですけども、キャンプとかも前はされてて、それは、対象者はこの子ども会以外の方も参加できたのかな、全体やったと思うんですけども。この金額が一定なのがちょっと不思議やなとずっと思ってたのと、事業計画もいろいろされてるんやけど、これでいいのかなと思ってましたし、市のほうは、一定金額で事業を、事業の見直しとかもいろいろ考えておられるのかなと思うんですけども。
今後、やっぱり単位子ども会の数も、所属されてる支部も減ってきて、それ現実に。10校区あって今、何支部やったかな、5なのか、4なのか、減っていってるじゃないですか、半分以下で。全市的に、全校区に昔はあったと思うんですけど、どんどん減ってきて、子ども会の行事のお知らせなんかも学校に持っていっても、そもそもその学校校区が子ども会がゼロのところもある。そこの支部に所属してるのがゼロのところなんかは、なかなか対応も厳しかったりするんですけども、支部を復活するというのはなかなか難しい中で、子ども会の役員になったら大変ということなのか何か分からないんですけども、退会、支部から降りておられる方も増えてきて、ずっと子ども会としての役割とか、子ども会としてのいろんなことを検討されてると思うんですけども、今後、市としても子ども会はいろいろ考えておられる、市としてはどういうふうに考えておられるのかなと思うので、そこは見解をお聞きしたいです。
○松下信介文化・スポーツ推進課主幹 失礼いたします。まず、単位子ども会の数なんですけれども、まず、子ども会後援会協議会さんのほうで支部として加入されている自治体が6支部ございます。その6支部以外の単位子ども会の数は、申し訳ございません、そちらのほうの数は数値としては持っていないんですけれども、入られている6つの支部に関しましては、全て合わせると単位子ども会の数が57になります。その中で25の単位子ども会が子ども会後援会協議会さんのほうに加入されているということになります。
それから、補助金のことにつきまして、今までなんですけれども、大きな事業をたくさんされて、青少年健全育成に関する事業をされておりまして、事業報告書、それから決算書や予算書などを見させていただきまして、そこにつきましては必要な金額だというふうに考えておりました。
ただ、先ほど委員がおっしゃられるように、子供の数がだんだん減ってきておりますし、子ども会後援会協議会さんのほうも、これから事業をどういうふうにしていくか、子ども会後援会協議会の組織も含めて、どうしていくかということを考えておられますので、そちらのほうでまた相談があれば、こちらもどんどん積極的に相談に乗っていきたいと思いますし、そういう中で補助金ということも、また増減に関して、もし必要ならば出てくるかなというふうに考えております。
○下岡大輔教育部次長 先ほどの東城陽ふれあいスポーツ広場の簡易トイレでございますが、こちら、今現在あるものを撤去して新たな洋式化にしたものにリース替えをするという形になってます。その分の予算が、この令和4年度の予算、こちらのほうご可決いただいた後に、4月中には設置替えしていきたいというふうに考えているところでございます。
○一瀬裕子委員 ふれあいスポーツ広場のトイレの件、4月中、すぐですね。ぱっと、設置されたらすぐ使えるということですね。使えない期間がありますよということはお知らせしなくていいですね。(「大丈夫です」と言う者あり)それやったらいいです。ありがとうございます。皆さん、それは喜ばれると思います。和式やったら大変やったんで、ありがとうございます。
子ども会後援会の中身、内部でも規約改正とかいろいろ考えて、もう検討委員会もずっとされてて、なかなか話も前に進まないし、役員の方も一生懸命考えておられるけど、例えば保護者の方々は、できるだけ負担をしたくないというのでどんどんどんどん離れていかはるし、それをどうやってつなぎ止めたらいいかというのもご苦労されてる、よくよく存じ上げてますし、そもそももっと早くにちょっとこの金額を言わなければいけなかったんちゃうかなと思ってたんです。この一定額というのが本来やったら会員数によって増減しないといけないし、この79万1,000円というのはどこから出てきたような数字なのかちょっと分からへんのですけども。
でも、今後いろいろ考え方を変えて、今までは支部に属してる方を主に対象でされたことを、もう少し裾野を広げて、全児童を対象にとかいうような考え方にシフトされるというふうなことを思っておられるみたいなので、逆にこれで足りなくなるかも分からないし、こんなに要らないかも分からないですけど、そこはちょっとやっぱり教育委員会としてもしっかりと協議、相談に乗っていただいて、そもそもこれ子ども会というのは、全国の子ども会の規約とか見てたら、本来は地域の子供たちが自主的に活動して、大人はサポート役に回るというのが本来の子ども会の在り方やったと思うんですよ。異年齢の交流を図る場所で、地域の子供たちが主体になるという取組なので、何か今は小学生のみやし、しかも大人が全部セッティングして、子供たちがもうお客さんのようにぱっと来てやるだけなんで、そこをもうしっかりと見直さなあかんことなん違うかなと思うんですけども、ちょっともう少し子供たちに主体的に動いてもらうというような本来の目的に立ち返ってもらえたらなと常に思ってるんですけども、その辺のところも、子ども会後援会はやっぱり名前が子ども会後援会やから、子ども会の方々、子ども会の運営をうまくしていただくための後援するための会なんで、そこもしっかりと運営できるように、大変やと思いますけども、主幹、よろしくサポート、相談のほうよろしくお願いします。以上です。
○土居一豊委員長 4時55分まで休憩します。
午後4時45分 休憩
───────────────
午後4時55分 再開
○土居一豊委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。質疑はありませんか。
○谷口公洋副委員長 すみません、私、もう1つしか残ってないので簡単に終わります。これ、以前も奥田館長にご質問したように、決算委員会でかな、会計年度任用職員ですね、図書館司書、あそこに勤務されてる人のほとんどが。本当に私は、一生懸命されてるの、私よく図書館利用するもんですから、各コミセンでもみんな本当に真面目に一生懸命仕事をされてるし、図書館の司書の方々が頑張っておられるのもよく分かってるつもりなんですが、会計年度任用職員で不都合なこととか何かないんですか。私はもう本当にきちんと採用すべきやと思うんですけども、そしたら、もっとこのコロナ禍、本を読む人も多くなるし、先ほど言われたように、あそこにピアノを置いてみんなで奏でたり、あるいは高校生や中学生にアンケートを取って、例えば、京田辺市ではスケートボードのあれ造ったりして若い人たちが集まったりしてるんだけども、もっといろんなことができると思うんですけど、そこらで不都合はございませんかという質問です。
○奥田雄二図書館長 私の口からどこまで言っていいか分からないですけれども、会計年度任用職員の図書館司書ということで不都合はないかというご質問でしたけれども、もちろん身分上、会計年度は1年契約ですから4月から3月まで、その後は継続していくか、辞めてもらうか、辞めはるか、そういう形になるんですけども、うちの職員はほぼ、例えば平成7年の図書館が開かれたときからの職員も10名近くいますし、結構長く働いてくれてはります。そういう意味で言ったら、もう本当に経験豊富で、いろんなことを知っていて、どこに何があるか本当にびっくりするぐらい的確に答えてくれますんで、本当に館長としては助かっています。
不都合といえば、それはいろいろやっぱり、例えば僕もそうですけども、健康上もう大分お年を取って、ちょっと動けなくなるとかになって、あまり言ったら駄目ですね、そういうこともありますけれども、特に大きな支障はないと思っています。
○谷口公洋副委員長 しかし、恐らく正規で採用されたら、例えば、ウクライナの戦争であるとか、地球温暖化の問題であるとか、いろんなイベントのときなんかにも様々な知恵が出て、前も言いましたけれども府立高校、私は府立学校に勤務してましたから、府立高校では、定時制でも全部常勤の図書館司書がいるんですわ。その方々は誇りを持って接してるんです。そのおかげで、先ほども言いましたけれども、不登校の子供たちも保健室に行くか図書室に行って、いろんな役割を果たしてくださったんですわ。
ですから、私は、コミセンもあるし、文化センターでもあんだけ大きな、そして豊かな施設があるんだから、もっともっと城陽市の文化を高めるために知恵やいろんなことができると思うんで、私なりに正規採用になるように努力したいと思います。こんなことしか言えないんですけども、それぐらいです。ごめんなさい、質問はこれで終わります。ありがとうございました。
○土居一豊委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○土居一豊委員長 ほかになければ、区分6の質疑を終結いたします。
────────────────────────────────────
○土居一豊委員長 これをもって本日の委員会を散会いたします。
次回委員会は、明日3月23日午前10時から開催いたします。なお、明日は3つの区分に分かれておりますので、準備のほういただいて、ご参集のほどよろしくお願いいたします。本日はお疲れさまでした。終わります。
午後5時00分 散会
城陽市議会委員会条例第28条の規定により署名する。
予算特別委員長
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