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03月29日-08号

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  1. 宇治市議会 2018-03-29
    03月29日-08号


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    最終取得日: 2021-09-28
    平成30年  3月 定例会(1) 議事日程            議事日程(第8号)                        平成30年3月29日                        午前10時 開議第1.諸報告第2.請願第30-1号 教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願第3.議案第66号 固定資産評価審査委員会委員の選任同意を求めるについて第4.諮問第1号 人権擁護委員候補者を推薦するにつき意見を求めるについて第5.議案第2号 平成30年度宇治市一般会計予算   議案第3号 平成30年度宇治市国民健康保険事業特別会計予算   議案第4号 平成30年度宇治市後期高齢者医療事業特別会計予算   議案第5号 平成30年度宇治市介護保険事業特別会計予算   議案第6号 平成30年度宇治市墓地公園事業特別会計予算   議案第7号 平成30年度宇治市水道事業会計予算   議案第8号 平成30年度宇治市公共下水道事業会計予算   議案第9号 市税外収入金を期限内に完納しない場合における徴収条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第11号 宇治市市税条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第13号 宇治市危険物規制事務手数料条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第14号 宇治市文化会館条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第15号 宇治市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第16号 宇治市産業会館条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第18号 宇治市観光センター条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第19号 宇治市産業振興センター条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第20号 宇治市男女共同参画支援センター条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第22号 宇治市斎場条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第23号 宇治市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第24号 宇治市道路占用料条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第25号 宇治市水路使用料条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第26号 宇治市都市公園条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第27号 宇治市屋外広告物条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第28号 宇治市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第29号 宇治市水道事業給水条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第30号 宇治市公共下水道条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第37号 宇治市介護保険条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第42号 宇治市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第43号 宇治市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第44号 宇治市立学校施設使用条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第45号 宇治市立幼稚園使用料条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第46号 宇治市生涯学習センター条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第47号 宇治市総合野外活動センター条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第48号 宇治市巨椋ふれあい運動ひろば条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第49号 宇治市源氏物語ミュージアム条例の一部を改正する条例を制定するについて第6.議案第10号 宇治市暴力団排除条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第12号 宇治市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第50号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について   議案第52号 宇治市組織条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第57号 宇治市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例を制定するについて第7.議案第17号 宇治市市営茶室条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第21号 宇治市ラブホテル建築等規制条例の一部を改正する条例を制定するについて第8.議案第51号 市道路線の認定について   議案第58号 企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて第9.議案第31号 宇治市総合福祉会館条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第32号 宇治市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第33号 宇治市地域福祉センター条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第34号 宇治市デイホーム条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第35号 宇治市地域包括支援センターの職員等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第36号 宇治市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例を制定するについて   議案第38号 宇治市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第39号 宇治市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第40号 宇治市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第41号 宇治市指定介護予防支援事業者の指定に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて第10.議案第65号 宇治市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定するについて第11.意見書案第1号 所有者不明の土地利用を求める意見書   意見書案第2号 「働き方改革関連法案」の提出断念を求める意見書第12.閉会中継続調査(2) 会議に付した事件   日程第1から日程第5まで   日程追加 決議案第1号   日程第6   日程追加 議会議案第1号   日程第7から日程第12まで(3) 出席議員  議長    坂下弘親君  副議長   関谷智子君  議員    片岡英治君       山崎 匡君        大河直幸君       池田輝彦君        木本裕章君       中村麻伊子君        秋月新治君       浅井厚徳君        渡辺俊三君       西川友康君        岡本里美君       今川美也君        鳥居 進君       稲吉道夫君        荻原豊久君       坂本優子君        山崎恭一君       服部 正君        真田敦史君       石田正博君        長野恵津子君      堀 明人君        久保田幹彦君      水谷 修君        宮本繁夫君       松峯 茂君(4) 説明のため出席した者        市長          山本 正君        副市長         木村幸人君        副市長         宇野哲弥君        市長公室長       中上 彰君        市長公室危機管理監   寺島修治君        政策経営部長      貝 康規君        総務部長        本城洋一君        市民環境部長      松田敏幸君        市民環境部担当部長   澤畑信広君        福祉こども部長     星川 修君        健康長寿部長      藤田佳也君        理事          亀田裕晃君        建設部長        安田修治君        都市整備部長      木下健太郎君        上下水道部長      脇坂英昭君        教育長         岸本文子君        教育部長        伊賀和彦君        消防長         中谷俊哉君(5) 事務局職員出席者        局長          濱岡洋史        次長          藤井真由美        副課長         倉辻崇秀        庶務係長        前田紘子        議事調査係主任     今津健太郎(6) 速記者                    吉川耕平     午後4時10分 開議 ○議長(坂下弘親君) これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。----------------------------------- △日程第1 諸報告 ○議長(坂下弘親君) 日程第1、諸報告を行います。 市から報告のありました報告第1号及び請願処理の経過及び結果1件については、その写しをお手元に配付いたしておりますので、ごらんおき願います。 次に、監査委員から報告のありました例月出納検査結果報告3件については、その写しをお手元に配付いたしておりますので、ごらんおき願います。-----------------------------------                         29宇政行第432号                         平成30年3月15日 宇治市議会議長 坂下弘親様                          宇治市長 山本 正     平成29年の請願処理の経過及び結果について 平成29年中に採択され、市に送付されました請願につきまして、その処理の経過及び結果を別紙のとおり報告いたします。     平成29年 請願処理の経過及び結果について委員会名建設水道常任委員会採択議会平成29年3月定例会請願者山本町内会対策協議会 代表 小田垣孝幸            代表 渋谷正明 日本基督教団宇治教会 附属愛児園            牧師・園長 早瀬和人            理事長 新庄容子請願件名 及び趣旨請願第29-2号 件名:二子山の景観保全に向けての請願 趣旨:1.速やかに国の史跡・名勝指定を受け、二子山一帯を公有地化し景観保全整備すること    2.市民の財産である二子山の歴史的価値を市民に広く周知する取り組みを行うこと請願の処理の 経過及び結果1.二子山古墳とその周辺山麓部の史跡指定とともに、宇治のシンボル景観である宇治橋上流景観の名勝指定を目指して、文化庁と調整の上、「宇治二子山古墳保存活用検討委員会」及び「宇治市名勝総合調査指導委員会」を既に設置しており、現在、文化庁や各委員会のご指導を仰ぎながら、史跡・名勝指定に向けた取り組みを進めているところです。   本市としては、国指定の史跡・名勝に値する価値のあるものとして、引き続き、文化庁へ申し入れをおこない、早期に指定が実現するように鋭意努めてまいります。 2.今年は、二子山古墳の発掘50年を迎えることから、現在、歴史資料館にて企画展「二子山古墳発掘50年」を開催しています。(期間:2月24日~4月22日)   二子山古墳から出土した副葬品を一堂に展示するとともに、最新の発掘調査成果もご紹介していますので、請願の趣旨である二子山古墳の歴史的価値を広く市民の皆様にお伝えする機会として積極的に広報してまいります。----------------------------------- △日程第2 請願第30-1号 ○議長(坂下弘親君) 次に日程第2、請願第30-1号を議題といたします。 委員長の報告を求めます。文教福祉常任委員会 稲吉道夫委員長。            文教福祉常任委員長報告文教福祉常任委員長(稲吉道夫君) (登壇)ただいま議題となりました請願第30-1号「教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願」につきまして、平成30年3月6日に本委員会が審査いたしました結果について御報告いたします。 本請願については、審査の際、請願関係者の一人を参考人として出席を求め、請願提出の経緯や趣旨などについて質疑を行ったものであります。 討論では、日本共産党宇治市会議員団委員から賛成討論が行われ、採決の結果、日本共産党宇治市会議員団委員が賛成し、賛成少数で不採択すべきものと決しました。 なお、質疑の中で各委員から出されました質疑及び意見・要望の項目並びに討論の詳細については、請願審査報告書に添付いたしておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                          平成30年3月7日 宇治市議会議長 坂下弘親様                    宇治市議会 文教福祉常任委員会                         委員長   稲吉道夫             請願審査報告書 本委員会に付託の請願を審査の結果、下記のとおり決定したから、宇治市議会会議規則第140条の規定により報告します。                 記1.請願名   請願第30-1号 教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願2.審査結果   上記請願、不採択すべきものと決する。3.審査概要〔請願第30-1号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯請願提出に至る経過や思い等について  ◯40人近い規模の学級と35人以下の学級での指導上の違いについて  ◯40人を教育するに当たっての課題について  ◯専科教員の配置が進むと子供の指導にどういう影響があるのかについて  ◯専科教員の配置が必要と感じている教科について  ◯特別支援学級の生徒が8人なのは多いと思うが、指導上の課題について  ◯トイレ改修が完了した学校では、子供たちの学校生活にどういった変化が起こっているのかについて  ◯経済格差が学校生活にどう影響しているのかについて  ◯教職員の視点からの中学校給食実施の意見について  ◯宇治市教育委員会について参考人はどう思っているのかについて  ◯就学援助制度の適用基準拡大の具体的な内容について  ◯就学援助制度を受けている方が、まだこの部分が足りないという具体的なことがあるのかについて  ◯学校徴収金への公的補助は全ての保護者に対して実施してほしいのかについて  ◯ネグレクトの問題について  ◯学校現場から少人数学級の実施を要望して実現しなかったことはあるのかについて  ◯35人を超える学級で教員の配置を要望して実現しなかったことはあるのかについて  ◯中学校入学のための準備はいつごろから始めるのかについて  ◯就学援助で現金を保護者に直接渡すことはあるのかについて  ◯小学校における学校徴収金の内容について  ◯現場では学校で日常に使う物にも保護者に負担を求めないといけないということになっているのかについて  ◯35人以上学級数と学校数について  ◯学級の規模が大きい場合の指導上の課題について  ◯専科教員を府に要望しているとのことだが府からの返答について  ◯府から返答がないということだが、返答を求めることが必要なのではないのかについて  ◯山城教育局へは要望しているが、正式に府に要望していないということなのかについて  ◯特別支援学級への教員の複数配置についても山城教育局とのやりとりだけなのかについて  ◯教育委員会として課題を整理して国・府に対して要望していくことが必要なことについて  ◯通級指導教室が自分の学区にない場合の通学などに対しての支援について  ◯親が働いており日中の送迎が不可能な場合の対応について  ◯通級指導教室に通わせたいと思っている両親が働いている場合の対応を検討すべきについて  ◯学校トイレの改修は毎年3校ペースで行っていく方針なのかについて  ◯平成30年度のトイレ改修についての調査校はどこかについて  ◯調査校は決まっていないのかについて  ◯平成29年度末でトイレ改修の調査が済んでいない小・中学校について  ◯去年の今ごろは調査校はわかっていたが、今年はなぜわからないのかについて  ◯調査校はいつはっきりするのかについて  ◯今年まだ調査校がわからないのは方針の変更があったからなのかについて  ◯統廃合を含めて検討しているのかについて  ◯調査校は地域的なことを考慮しているのかについて  ◯小学校就学前の入学準備金における事務上の課題については、来年度中には解決するのかについて  ◯事務上の課題は早い時期に整理するということなのかについて  ◯中学校給食実施の詳細なスケジュールについて  ◯基本構想には何年までに中学校給食実施と書き込めるのかについて  ◯小学校の方への入学準備金を支給するのに課題である事務負担の具体的な内容について  ◯新たに実施するに当たっての経費について  ◯小・中学校それぞれの6・7・8名の特別支援学級数について  ◯中学校の特別支援学級8名のクラスの障害種別について  ◯クラスの状況と障害の状況について  ◯中学校の特別支援学級8名で教員1名についてどう考えているのかについて  ◯6名を超えると大変だと思うが、教員人数をふやすことを含めて府に要望しているのかについて  ◯トイレ未改修の学校があるが改修の優先順位について  ◯耐震改修をし、空調を設置という順番でおおむね行っているのかについて  ◯2小1中の整備の基本を堅持してほしいことについて  ◯全ての家庭に学校徴収金を公的補助した場合の費用について  ◯学校給食費に公的補助を限定した場合の費用について  ◯学校図書館司書を拡大していくことへの教育委員会の考えについて  ◯府費で出されている槇島小学校の学校図書館司書は引き続き配置されるのかについて  ◯学校図書館司書を中学校区で1名配置を目指すという考えを持っているのかについて  ◯請願が今年も引き続き出されていることへの教育委員会の考えについて  ◯130学級が35人以上学級だという答弁だったが、これを35人以下学級にすると何学級になると試算しているのかについて  ◯入学準備金はいつ支給されるのかについて  ◯学校徴収金の保護者から徴収した分と公費として予算配分している分との支出の仕分けについて  ◯マジックやセロテープなどの消耗品は公費で支出すべきについて  ◯公費で支出する消耗品の基準を学校現場へ示すべきについて  ◯31年度末でトイレ改修の未改修校は2中5小で間違いないのかについて  ◯耐震改修がおくれたら空調、トイレ改修がおくれるのかについて  ◯2中5小の耐震改修を終えた年度について  ◯北槇島小学校の空調はいつつけたのかについて  ◯学校の大規模改修は何年度に完了する予定なのかについて  ◯改修は当初の目標どおりにやり切る予定でよいのかについて(2)討論の詳細 ①日本共産党宇治市会議員団委員   請願第30-1号「教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願」に賛成の立場から討論を行います。   宇治市の小学校の多人数学級の現状について35人以上学級は小学校13校で59学級、中学校で9学校71学級となっています。   学力向上の上でも、子供たちの人格を重んじ、きめ細やかな成長に配慮した指導と支援を進める上でも、一人一人の子供へ教員の目が届くことができる少人数学級の実施が必要であり、少人数学級の実施に京都式少人数教育を活用すべきです。   また、専科教員についても、これまで以上に国・府への要望を進めるとともに、市教委としてもその配置に努力すべきです。   特別支援教育の充実についてですが、少人数の教育で特別に支援が必要な子供の人権への配慮と個々のニーズにあわせた教育・支援がより充実して受けられるようにすることが必要です。   特別支援学級においても、現状の6名以上には複数の教員配置を行い充実させるべきです。保護者や児童・生徒の負担軽減のためにも各学校に通級指導教室を設置することは必要です。   学校図書館司書についても、市長は全中学校に配置すると言いながら、いつまでたってもその達成は見通せない状況です。教育効果についても研究事業の成果を見てとしていますが、学校図書館司書の教育効果は、先進市での来館者数の増加や貸し出し冊数の増加などからも明らかであり、全校へ配置すべきです。   学校のトイレの改修については、一昨年に請願の全会一致での採択がありました。しかるに、市内全学校での改修の計画すら示すことができないことは、行政の怠慢が顕著であります。未実施の学校では生徒・保護者からのトイレ改修に対する強い要望があり、その要望については教育委員会も把握をされているものと思います。来年度は調査校すら未定という状況であります。遅々として進まない学校のトイレ改修の現状に、強く抗議するとともに、早急な改修の実施を求めるものです。   教育費の保護者負担についても、子供の貧困が社会問題となっており、経済的格差が子供の教育格差に結びついていることも明らかとなっています。強い市民要望の中から就学援助の入学準備金は中学校では入学前に支給されることとなりましたが、小学校では事務負担の整理などを理由に実施されていません。全国で4割以上の自治体で小学校でも実施されており、実施できないのは、検討のおくれが原因であり、宇治市のやる気の問題です。早急に小学校でも入学準備金の入学前支給を行うべきです。   学校徴収金については、憲法に義務教育は無償であると定められており、学級・教材費が本来児童・生徒の個人で使用するもの以外にも保護者負担を求めていることが適切ではなく、予算措置を行って改善するべきです。   中学校給食についても、その実施のめどを示すことができていません。検討との文言を繰り返し、時間稼ぎをしているとも受けとめられる状況です。保護者・市民は早急な実施を求めており、その要望の重みを教育委員会と市長は重く受けとめ、早急に中学校給食を実施するべきです。また子供たちの成長と食育を考え、温かくおいしい小学校で実施している給食のレベルを落とさずに実施するべきです。   教育はあくまでも子供たちのためにあり、子供たちの成長の保障と人権と人格の尊重が求められます。教育委員会においては、請願の項目を達成するべく、その役割の発揮を求めるものであります。   以上の理由から本請願に賛成するものです。----------------------------------- ○議長(坂下弘親君) これより委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。
    ○議長(坂下弘親君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) これより請願第30-1号を採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は不採択すべきものであります。 本請願は採択するに賛成の議員の起立を求めます。     (日本共産党宇治市会議員団及び京都維新・宇治起立) 起立少数であります。 よって、請願第30-1号は不採択されました。----------------------------------- △日程第3 議案第66号 ○議長(坂下弘親君) 次に日程第3、議案第66号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。山本市長。 ◎市長(山本正君) (登壇)ただいま議題となりました議案第66号「固定資産評価審査委員会委員の選任同意を求めるについて」につきまして御説明を申し上げます。 本議案は、本市固定資産評価審査委員会委員の井上玲子氏の任期が平成30年4月9日に満了いたしますため、引き続き同氏を固定資産評価審査委員会委員に選任いたしたく、議会の同意を求めるため提案するものでございます。 井上氏は長年の税理士としての知識・経験を通じ、固定資産評価等に精通され、高潔な人格とすぐれた識見を兼ね備えられており、平成27年4月からは本市固定資産評価審査委員会委員として御活躍をいただいているところであり、適任者であると確信いたしております。よろしく御審議をいただき、御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(坂下弘親君) これより質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) お諮りいたします。 本議案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、本議案については委員会付託を省略することに決しました。 ○議長(坂下弘親君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) これより議案第66号を採決いたします。 本議案はこれを同意するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、議案第66号はこれを同意することに決しました。----------------------------------- △日程第4 諮問第1号 ○議長(坂下弘親君) 次に日程第4、諮問第1号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。山本市長。 ◎市長(山本正君) (登壇)ただいま議題となりました諮問第1号「人権擁護委員候補者を推薦するにつき意見を求めるについて」につきまして御説明を申し上げます。 本諮問は、本市人権擁護委員の井上玲子氏の任期が平成30年6月30日に満了いたしますため、引き続き同氏を人権擁護委員候補者として法務大臣に推薦いたしたく、議会の意見を求めるため諮問いたすものでございます。よろしく御審議をいただき、御賛同の御意見を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(坂下弘親君) これより質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) お諮りいたします。 本諮問については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、本諮問については委員会付託を省略することに決しました。 ○議長(坂下弘親君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) これより諮問第1号を採決いたします。 本諮問は適任とする意見を付することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第1号は適任とする意見を付することに決しました。----------------------------------- △日程第5 議案第2号から議案第9号まで、議案第11号、議案第13号から議案第16号まで、議案第18号から議案第20号まで、議案第22号から議案第30号まで、議案第37号及び議案第42号から議案第49号まで ○議長(坂下弘親君) 次に日程第5、議案第2号から議案第9号まで、議案第11号、議案第13号から議案第16号まで、議案第18号から議案第20号まで、議案第22号から議案第30号まで、議案第37号及び議案第42号から議案第49号まで、以上34議案を一括して議題といたします。 委員長の報告を求めます。予算特別委員会 堀明人委員長。            予算特別委員長報告 ◆予算特別委員長(堀明人君) (登壇)ただいま議題となりました議案第2号「平成30年度宇治市一般会計予算」、議案第3号「平成30年度宇治市国民健康保険事業特別会計予算」、議案第4号「平成30年度宇治市後期高齢者医療事業特別会計予算」、議案第5号「平成30年度宇治市介護保険事業特別会計予算」、議案第6号「平成30年度宇治市墓地公園事業特別会計予算」、議案第7号「平成30年度宇治市水道事業会計予算」、議案第8号「平成30年度宇治市公共下水道事業会計予算」、議案第9号「市税外収入金を期限内に完納しない場合における徴収条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第11号「宇治市市税条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第13号「宇治市危険物規制事務手数料条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第14号「宇治市文化会館条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第15号「宇治市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第16号「宇治市産業会館条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第18号「宇治市観光センター条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第19号「宇治市産業振興センター条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第20号「宇治市男女共同参画支援センター条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第22号「宇治市斎場条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第23号「宇治市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第24号「宇治市道路占用料条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第25号「宇治市水路使用料条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第26号「宇治市都市公園条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第27号「宇治市屋外広告物条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第28号「宇治市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第29号「宇治市水道事業給水条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第30号「宇治市公共下水道条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第37号「宇治市介護保険条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第42号「宇治市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第43号「宇治市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第44号「宇治市立学校施設使用条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第45号「宇治市立幼稚園使用料条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第46号「宇治市生涯学習センター条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第47号「宇治市総合野外活動センター条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第48号「宇治市巨椋ふれあい運動ひろば条例の一部を改正する条例を制定するについて」及び議案第49号「宇治市源氏物語ミュージアム条例の一部を改正する条例を制定するについて」、以上34議案について、本委員会が市当局から説明を受け、実地調査を行い、審査いたしました結果について御報告いたします。 本委員会は2月21日の本会議において設置、34議案が付託され、同日、第1回の委員会における正副委員長互選の結果、委員長には私が、副委員長には西川友康委員が選出されました。 以降、付託された34議案について、3月9日から3月26日までのうち実質8日間にわたり、予算書及び関係提出書類をもとに実地調査を含め、慎重な審査を行ってまいりました。 なお、教育部の審査の際、水谷委員外3名から議案第45号に対し、預かり保育利用料の対象者を明確にする内容の修正案第1号が、国民健康保険事業特別会計の審査の際、水谷委員外2名から議案第43号に対し、被保険者均等割の増額改定の一部を削除する内容の修正案第2号が、介護保険事業特別会計の審査の際、水谷委員外2名から議案第37号に対し、介護保険料の増額改定を削除する内容の修正案第3号が提出されました。 修正案第1号については、討論はなく、採決の結果、日本共産党宇治市会議員団委員及び京都維新・宇治委員が賛成し、賛成少数で否決され、議案第45号については、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきもの、修正案第2号については、討論はなく、採決の結果、日本共産党宇治市会議員団委員及び京都維新・宇治委員が賛成し、賛成少数で否決され、議案第43号については、討論はなく、採決の結果、民進党宇治市会議員団委員、自民党宇治市会議員団委員、公明党宇治市会議員団委員、京都維新・宇治委員及び無会派委員が賛成し、賛成多数で原案のとおり可決すべきもの、修正案第3号については、討論はなく、採決の結果、日本共産党宇治市会議員団委員及び京都維新・宇治委員が賛成し、賛成少数で否決され、議案第37号については、討論はなく、採決の結果、民進党宇治市会議員団委員、自民党宇治市会議員団委員、公明党宇治市会議員団委員、京都維新・宇治委員及び無会派委員が賛成し、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 また、総括質疑終了後、水谷委員外2名から議案第2号に対し、議案第2号平成30年度宇治市一般会計予算等の組み替えを求める動議が提出されました。本動議については、討論はなく、採決の結果、日本共産党宇治市会議員団委員が賛成し、賛成少数で否決され、議案第2号については、日本共産党宇治市会議員団委員、自民党宇治市会議員団委員及び京都維新・宇治委員から反対討論が、民進党宇治市会議員団委員から賛成討論がそれぞれ行われ、採決の結果、民進党宇治市会議員団委員、公明党宇治市会議員団委員及び無会派委員が賛成し、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 その他30議案につきましては、議案第3号から議案第5号まで、議案第9号、議案第11号、議案第14号から議案第16号まで、議案第18号から議案第20号まで、議案第22号から議案第30号まで、議案第42号、議案第44号及び議案第46号から議案第49号まで、以上26議案については、討論はなく、採決の結果、民進党宇治市会議員団委員、自民党宇治市会議員団委員、公明党宇治市会議員団委員、京都維新・宇治委員及び無会派委員が賛成し、いずれも賛成多数で原案のとおり可決すべきもの、議案第6号から議案第8号まで、及び議案第13号の4議案については、討論はなく、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、総括質疑の中で各委員から出されました質疑及び意見・要望の項目並びに討論の詳細については、委員会審査報告書に添付いたしておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                         平成30年3月27日 宇治市議会議長 坂下弘親様                      宇治市議会 予算特別委員会                         委員長   堀 明人             委員会審査報告書 本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから、宇治市議会会議規則第103条の規定により報告します。                 記1.議案名   議案第2号 平成30年度宇治市一般会計予算   議案第3号 平成30年度宇治市国民健康保険事業特別会計予算   議案第4号 平成30年度宇治市後期高齢者医療事業特別会計予算   議案第5号 平成30年度宇治市介護保険事業特別会計予算   議案第6号 平成30年度宇治市墓地公園事業特別会計予算   議案第7号 平成30年度宇治市水道事業会計予算   議案第8号 平成30年度宇治市公共下水道事業会計予算   議案第9号 市税外収入金を期限内に完納しない場合における徴収条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第11号 宇治市市税条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第13号 宇治市危険物規制事務手数料条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第14号 宇治市文化会館条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第15号 宇治市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第16号 宇治市産業会館条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第18号 宇治市観光センター条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第19号 宇治市産業振興センター条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第20号 宇治市男女共同参画支援センター条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第22号 宇治市斎場条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第23号 宇治市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第24号 宇治市道路占用料条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第25号 宇治市水路使用料条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第26号 宇治市都市公園条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第27号 宇治市屋外広告物条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第28号 宇治市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第29号 宇治市水道事業給水条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第30号 宇治市公共下水道条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第37号 宇治市介護保険条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第42号 宇治市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第43号 宇治市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第44号 宇治市立学校施設使用条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第45号 宇治市立幼稚園使用料条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第46号 宇治市生涯学習センター条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第47号 宇治市総合野外活動センター条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第48号 宇治市巨椋ふれあい運動ひろば条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第49号 宇治市源氏物語ミュージアム条例の一部を改正する条例を制定するについて2.審査結果   上記34議案、原案のとおり可決すべきものと決する。3.審査概要(1)総括質疑における質疑及び意見・要望の項目 [民進党宇治市会議員団]  ◯定住人口対策について   ①子育て支援の取り組みにおいて市としてどのように臨んでいくのかについて   ②宇治市子育て世代包括支援センターの展開について   ③子育て支援体制の今後の展開について  ◯スクール・サイエンス・サポート事業以外にも魅力的な教育の取り組みを進めていくのかについて  ◯産業戦略について   ①次年度策定予定の産業戦略においてはどのように進めていくのかについて   ②100社訪問での情報網を生かし産業戦略を作成するということが非常に有効であると考えるが市の考えについて  ◯宇治方式の地域包括ケアシステムの推進について   ①地域包括支援センターにおいて認知症早期相談をどのように進めていくのかについて   ②回復可能な認知症の方や軽度の認知障害の方に地域包括支援センターからかかりつけ医へ受療してもらう、また情報共有を図る仕組みをどのように構築していくのかについて   ③早期診断や地域包括支援センターなどへの相談につなげる仕組み、また、民生委員や高齢者が立ち寄る民間商店などとの情報共有を図る仕組みづくりについて   ④かかりつけ医、訪問看護、訪問介護、地域組織、認知症総合センターなどとの情報共有や連携を図る仕組みについて  ◯財政健全化推進プランについて   ①無駄を排除する一方で必要な事業は拡充するという基本的な考え方を政策経営部から各部局に指示した結果が今回の予算編成となっているのかについて   ②今回の予算は十分各部局の努力がうかがえる結果となっているのかについて   ③人件費の削減は大なたを振るったという思いなのかについて   ④市民サービスの低下を招くなら先に努力するポイントがあるのではないのかについて   ⑤中学校給食実施に向けた予算を確保するために将来の財源をどのようにするのか示すべきについて   ⑥植物公園のあり方について今回どのような基本理念で考えているのかについて   ⑦宇治茶の関連事業については強化すべきであり、今回の縮減には少し疑問が残るが、改めて市の考えはどうなのかについて   ⑧市長はこれからの行財政運営においてどのようなかじ取りをしようとしているのかについて   ⑨これからの宇治市の方向性についてみんなで考えることがこの難局を乗り切っていくには大切であると思うが市長の考えについて  ◯電算室の状況を一から考え直す必要があるのではないかについて  ◯地域で積極的に敬老会を開催しているところへの支援は考えていないのかについて  ◯生活踏切についてJR西日本とはどのような協議内容になって、進展はどうなのかについて  ◯育成学級について   ①今後のあり方について福祉こども部としてどのように考えているのかについて   ②放課後子ども教室の現状と今後の展開について  ◯地域創生に関する包括連携協定について具体的な取り組みはどうなのか、何を期待するのかについて [日本共産党宇治市会議員団]  ◯民間保育園への補助金について   ①国の公定価格の引き上げは保育所職員の待遇改善のためであることについて   ②市が民間保育園に補助金を出す趣旨について   ③これまでの市の独自補助が手厚過ぎたと考えているのかについて   ④必要のない補助金だと考えて削減するのかについて  ◯がん検診について   ①各種がん検診の目標受診率よりも低い額の予算措置しかされていないことについて   ②前立腺がん検診の受診率の予測について   ③低い受診率でも構わないと考えて予算を削減するのかについて  ◯なぜ市民の生活に必要な予算までも削減しなければならないのか市長の考えについて  ◯河川管理について   ①予算の削減により河川管理水準は低くなるのかについて   ②求められる安全対策がおろそかになることについて   ③宇治市の河川整備率について   ④安全対策の需要があるからこそ原課の予算要求額が過去最大規模になったことについて  ◯植物公園について   ①緑化フェアは植物公園の設立目的の中心的役割を果たしていることについて   ②植物公園の設立目的や緑の基本計画は着実に成果を上げていると認識しているのかについて   ③今までの計画や事業の総括をせずに事業の廃止や予算の削減を行ってよいのかについて  ◯自転車等駐車場使用料の改定について   ①値上げを今しなければならない理由及び区分ごとの値上げ幅が大きく異なる理由について   ②値上げの検討をいつから始めたのかについて   ③利用者の実態や思いを検討の中にどのように反映したのかについて  ◯身体障害者協会補助金の減額について   ①障害者福祉大会を廃止に追い込む補助金の削減について   ②見直しが検討され始めたのはいつなのかについて  ◯宇治市民会館・宇治公民館の閉館及び賃借料の過払いについて   ①建設部は借地契約の交渉の代行をしたのかについて   ②道路建設課が交渉の窓口であるという教育委員会のメモは虚偽であるのかについて   ③教育委員会は6カ月間JRと何も交渉しなかったのかについて   ④借地契約を更新しないことが確認された平成29年9月8日の現地立ち会いの場に上下水道部がかかわったと教育委員会の会議結果にあることについて   ⑤平成29年9月8日の現地立ち会いの場で借地契約を更新しないことを確認したと書いている教育委員会の会議結果が間違いであるのかについて   ⑥避難用シューターの移設等について    ア.見積もり額について    イ.政策経営部との部間協議において、閉館するから当該予算は不要であると判断したのかについて    ウ.政策経営部との部間協議を行ったのはいつなのかについて    エ.耐震基準と閉館との関係性について  ◯あん摩・マッサージ・指圧・はり・きゅう施術費助成事業の見直しについて   ①施術所や団体等の共同事業者へ説明に行ったのはいつなのかについて  ◯植物公園のタペストリー事業の見直しについて   ①花卉生産組合の設立年月日について   ②花卉生産組合との共同事業としてタペストリー事業が始まったという経過について  ◯当初予算案を一度取り上げて提案し直すべきについて [自民党宇治市会議員団]  ◯財政健全化推進プランについて   ①4年間で85億円の収支不足をいつ認識したのかについて   ②前回の市長選挙時点での財政見通しについて   ③市長は1期目のときに財政を見通した対応ができなかったのかについて   ④市長に就任して以降、将来への財政見通しは問題なかったのかについて   ⑤補助金のカットが多数されたが、人件費等の市役所内部の改革を先にすべきについて  ◯防災対策について   ①部局をまたがっての防災意識の向上への取り組みについて   ②防災以外の行事でも防災啓発を行うことで防災意識の向上につながるのではないかについて   ③近隣市町村における地域防災マネージャー制度を用いての元自衛官の採用状況について   ④地域防災マネージャー制度の宇治市の検討状況について  ◯空き家対策について   ①空き家対策計画はどのような体制で策定するのかについて   ②計画策定以外の取り組みについて   ③起業家に向けての空き家の活用事例について  ◯農業振興について   ①学校給食に地元の野菜を優先的に使用することはできないのかについて   ②地元の野菜を学校給食で試験的に1校だけ使用することや授業で食育の一環として使用することはできないのかについて  ◯職員定数に対する考え方を民間ベースで考えてはどうかについて  ◯財政見込みが思わしくないときほど公共事業の推進をしてはどうかについて [公明党宇治市会議員団]  ◯事業の削減・廃止について   ①どのように市民の理解を得ていくのかについて   ②市民サービスのカットではなく、市役所内部の身を切る取り組みや集会所再生プランの検討が必要ではないかについて   ③予算をかけずに市民サービスを向上させることについて  ◯空き家対策について   ①市に寄せられた空き家の相談・苦情の件数と内容について   ②他市におけるシルバー人材センターを活用した空き家管理対策について  ◯デジタル教科書に対する市教委の考え方について  ◯食品ロスとフードバンクについて   ①貧困問題の改善策としてフードバンクと連携することについて   ②フードバンクの利用をもっと拡大できないかについて  ◯学校照度検査結果について   ①照度の計測をしていない学校があることについて   ②測定がされていない学校があることは教育委員会もしくは学校設置者の管理不十分ではないかについて  ◯全国大会等出場激励金の減額について   ①子供たちのモチベーションの低下につながるのではないかについて   ②生涯スポーツの観点から競技を頑張っている方々への支援を拡充できないかについて  ◯教職員OBを育成学級指導員に登用できないかについて  ◯地域コミュニティーについて   ①市内の町内会・自治会の現状について   ②今後も地域の負担がふえていくと思うが、何か対策があるのかについて  ◯市民負担の増大・市民サービスの縮減をどのように市民に説明するのかについて  ◯内部改革について   ①どのように考えているのかについて   ②内部改革が進まないのは職員への教育不足が原因と思うことについて   ③職員の意識向上に向けて人材育成・教育をすべきについて  ◯ひきこもり対策について   ①京都府が計画している民生委員・児童委員によるひきこもり家庭の訪問事業の概要と事業に対する宇治市の考え方について   ②宇治市におけるひきこもりの現状・実態について   ③地域共生パイロット事業のうち、ひきこもり支援に関する市のかかわり方や成果分析と今後の施策展開について  ◯手づくり市の事業廃止について   ①財政健全化推進プランに必須のものなのかについて   ②市民参画をステップアップさせて事業を存続できないかについて  ◯幼稚園の預かり保育について   ①神明・木幡幼稚園の園児数と教員の配置状況について [京都維新・宇治]  ◯議員共済費について   ①議員年金が廃止になったのになぜ負担金が発生しているのかについて   ②いつまで負担金を支払い続けるのかについて   ③共済会に制度の異議を唱えることはできるのかについて  ◯太閤堤歴史公園について   ①なぜプロポーザルなのか、特殊な建物なのかについて   ②応募してきたのは1者以上とあるが、1グループなのかについて   ③市民サービスのカットは復活させ、太閤堤は凍結してほしいことについて [無会派・浅井委員]  ◯財政健全化推進プランについて   ①収支不足の算定方法の考え方について   ②福祉施策を1億3,000万円も減額した考え方について   ③市民サービスを廃止・縮小することについては一定の配慮と慎重さが必要なことについて   ④どのような状況になれば終了するのかについて   ⑤4月以降に市民からさまざまな意見が寄せられると思うが、一度きっちり検証すべきについて(2)動議(議案第2号関係)に対する質疑及び意見・要望の項目  なし(3)討論の詳細 ①日本共産党宇治市会議員団委員   議案第2号平成30年度宇治市一般会計予算について日本共産党宇治市会議員団を代表して反対討論を行います。   収支不足について、昨年度までは全く触れず、今年度秋に4年間で85億円収支不足だと突然言い出しました。そして関係者との協議もなく、市民サービスをばっさり切り捨て、公共料金を軒並み値上げする予算を提案されました。関係者・市民から猛批判の声が上がり、議会でも予告編もなく、急ブレーキだ、山本市長の失政の結果だ、拙速過ぎるやり方だ、など厳しい意見が上がっています。   財政健全化推進プランとのネーミングでございますが、財政が健全であることは市長も認めております。経常収支比率を持ち出して、あたかも経常収支が悪いかのように言いますが、経常収支はキャッシフロー計算書を見れば良好な経営状態であることが明らかです。今後4年間の財政見通しは、税収や事業費などで既に大きな見通しの狂いが生じており、とても85億円もの収支不足があるという根拠はなくなってしまいました。この上は、予算組み替え動議の提案でも述べましたが、市民サービス切り捨て、公共料金一斉値上げはやめるべきです。   本予算委員会での表決は1票差の可決が見込まれています。委員会と本会議での表決態度が豹変することなどありえませんので、この表決数は、本会議に置き直すと、一般会計予算は賛成13人、反対14人になります。このことを見通して、市長は予算を再検討して提出し直すべきであります。そのことを申し述べて予算委員会における一般会計予算に対する反対討論とさせていただきます。 ②民進党宇治市会議員団委員   議案第2号平成30年度宇治市一般会計予算に対しまして民進党宇治市会議員団を代表しまして賛成討論を行います。   平成30年度は本市のまちづくりの最高指針である第5次総合計画第3期中期計画の初年度として、非常に重要な位置づけとなる年度であるとともに、第7次行政改革や定員管理計画といった市の中心的な計画と、さらには厳しい財政状況を踏まえる中で、将来を見据えた財政健全化の計画となる財政健全化推進プランを新たに策定されると表明されて以降、山本市長が先頭に立って各計画の策定を進めてこられましたので、その内容や成果等につきましては、大いに期待をしていたところでございます。   その中で、平成30年度予算の内容や財政健全化推進プランの概要が示されるとともに、徐々にその全体像が見えてきたものですが、その打ち出し方や内容等については、予告編なしのまさに直球勝負でありましたので、我々議員だけでなく市民の皆様や多くの関係者の中では戸惑いや驚きが隠せない内容であるとともに、余りにも突然の出来事、急ブレーキ、急ハンドルという印象が否めず、こういった市政のかじ取りに対して、正直不安を感じざるを得ない状況でございます。   将来を見据えて、今取り組まなければならないという財政の状況は十分理解できるものの、市政の余りにも急な展開に対して果たして市民理解が得られるかどうか、市民の皆様にわかりやすい十分な説明ができるのか、市としてどのようなストーリーを描いているかなど、現時点においては正直判断しかねる部分もございますし、このままの状態で突き進めば、安全運転どころではなく、必ずや大事故にもつながりかねない、そのような不安を覚える状況でございます。   しかしながら、4月から始まる新年度の予算につきましては、どれも市民生活に欠くことのできない内容のものばかりであり、財源の積極的な活用やさまざまな知恵と工夫によって、他市に先駆けた施策なども数多く盛り込まれていることなどを考えますと、予算そのものとしましては、賛成以外の判断は難しいところであり、やはり何をおいても、市民を第一に判断すべきであると考えているものでございます。   いずれにいたしましても、今後の山本市政のかじ取りを考えましたときには、市民から信頼される都市経営が実現できるよう、我が会派としてもしかるべき対応等が必要であると考えており、その点は、改めて検討することといたしまして、まずは、4月以降の市民生活を最優先に考え、議案第2号平成30年度宇治市一般会計予算に対しましては賛成とするものでございます。 ③自民党宇治市会議員団委員   自民党宇治市会議員団を代表して議案第2号平成30年度宇治市一般会計予算に対して、反対の立場から討論いたします。   平成30年度予算については、多くの事業見直しがなされております。しかしながら、本委員会のさまざまな議論にもありましたが、市民サービスの縮減を行う前に、賃金のカット、ごみ収集の3人体制の見直し、市役所職員の削減、民間委託の推進など、さらなる事業の効率化、市役所内部の改革を断行すべきであります。   事業の効率化、市役所内部の改革が不十分な現状において、市民サービスの縮減を行う本議案に反対いたします。 ④京都維新・宇治委員   ただいま議題となっております議案第2号に反対の立場から討論を行います。何といいましても、この4年間で85億という公的な発言は去年の10月くらいであったと思います。そして、それに伴うマイノリティー、弱い立場の人たちのあんま等の補助の切り捨て、こういったものも2018年にかわってからはっきりと議論された。さらにちょっと後戻りいたしますけれども、前年度の予算は630億円台に及ぶ大型予算でございます。こういった中でどうしても切り捨てなければいけないというふうなものまで切り捨ててある。そういったことから今回はこの一般会計予算に議員としては初めて反対するというふうに思っております。----------------------------------- ○議長(坂下弘親君) これより委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) ただいま水谷修議員外6名から議案第2号に対して、議案第2号平成30年度宇治市一般会計予算等の組み替えを求める動議が提出されました。 この際、本動議について提案理由の説明を求めます。水谷修議員。 ◆(水谷修君) (登壇)提案者を代表し、「議案第2号平成30年度宇治市一般会計予算等の組み替えを求める動議」の提案理由を説明いたします。 市長は財政難を理由にして、市民サービス切り下げ、事務事業の廃止・縮小・見直し、使用料・手数料の軒並み値上げを、関係者との調整も合意もなく唐突に提案されました。その原因とされてきたのが、財政見通しによる4年間での85億円の収支不足であります。そのために財政健全化推進プランをつくるとのことでございますが、そのネーミングでございますが、財政健全化比率など財政が健全であることは明らかで、そのことは市長自身も認めておられます。 また、経常収支比率が高いということですが、経常収支を見るキャッシュフロー計算書によれば、良好な経営状態であることも明らかであります。また、財政見通しは既に税収や事業費において大きな狂いが生じており、とても85億円の収支不足があるという根拠はなくなったと思います。したがいまして、市長におかれましてはこれらを一旦もとに戻し、立ちどまって再検討するべきであります。 以下、要綱の概要について説明いたします。 まず、歳出においてでございますが、第1に太閤堤跡につくる歴史公園事業の予算を凍結・削除いたしております。第2に、敬老会の廃止、農林まつり負担金の廃止、全国大会等出場者激励金の半減などについて取りやめをいたしまして増額いたしております。第3に、各種補助金の削減を取りやめるために増額いたしております。第4に、高齢者あんま等助成金廃止など、高齢者施策の廃止を取りやめるために増額いたしております。第5に、道路維持修繕費・河川排水路等維持管理費の縮減を取りやめるため増額いたしております。第6に、市民会館閉館の取りやめ、前立腺がん検診の隔年化をもとに戻すなど、シーリングによる削減を取りやめて増額いたしております。 歳入についてでございますが、公共料金一斉値上げの取りやめをすることに伴う減額をいたしております。 また、歳入増の財源といたしまして、必要な繰越金を予算計上いたしました。一昨年からの繰越金の未計上額は1.5億円強、また2017年度の市税の増収分で予算に未計上の額について3億円強、これら合わせて約4.6億円を歳入に計上しております。これによりまして必要な財源は確保できており、市長は収支不足と言いますが、市民サービス切り下げ・公共料金一斉値上げなどをせずとも予算を組むことは可能なのであります。 以上、提案理由の説明といたします。よろしく御審議いただき、御可決くださいますようお願い申し上げまして提案理由といたします。ありがとうございました。 ○議長(坂下弘親君) これより本動議に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) これより本動議に対する討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) これより、議案第2号平成30年度宇治市一般会計予算等の組み替えを求める動議を採決いたします。 本動議に賛成の議員の起立を求めます。     (日本共産党宇治市会議員団起立) 起立少数であります。 よって、議案第2号平成30年度宇治市一般会計予算等の組み替えを求める動議は否決されました。 ○議長(坂下弘親君) 次に、議案第2号に対する討論を行います。大河直幸議員。 ◆(大河直幸君) (登壇)日本共産党宇治市会議員団を代表しまして、議案第2号、平成30年度一般会計予算に反対の討論を行います。 来年度予算案は、今後4年間で85億円の収支不足が生じるとして市民の危機感をあおって、市民サービスを大幅に削減して市民負担を大幅に引き上げる予算となっていることが最大の特徴であります。 市の財政は、市長みずからが健全であると認めているにもかかわらず、不健全であるかのように事実をゆがめています。昨年11月に示された4年間85億円の収支不足の財政見通しは30年度予算と対比をすると、収入では財政見通しでは市税収入が約232億2,000万円だったものが、実際には239億4,000万円と約7億2,000万円ふえています。国府支出金も財政見通しで約157億4,000万円だったものが、実際には約162億2,000万円と約4億8,000万円ふえています。これだけで約12億円が財政見通しからふえた計算であります。 支出でも、財政見通しでは投資的経費を約53億7,000万円としていましたが、実際には約39億3,000万円でありました。ここでも約14億4,000万円減っています。 財政見通しから実際には収入は大きくふえ、支出は大きく減っています。財政見通しでの85億円収支不足との根拠が揺らいでいます。30年度予算は財政見通しでは10億4,700万円の収支不足となるとされていましたが、予算策定段階で既に収支不足が解消をしています。根拠が不明であり見通し違いが明確となった4年間85億円の収支不足の見込みをもって、市民への負担を押しつけることは全くの誤りであります。 予算特別委員会では、中学校給食の実施などのために財源がこれから必要との見解が当局からありましたが、全国ほとんどの自治体で実施をしている中学校給食は宇治市での実施が大きくおくれているだけであり、当たり前に他の自治体が実施をしている中学校給食を理由に、その財源のためと市民サービスを切り捨てることには道理が通りません。地方自治体の役割は住民の福祉の増進にあります。市の独自施策を削減していくことは、国や府の制度だけでは守り切れない市民生活への支援を削減することであり、地方自治体の役割の放棄であります。 一方で、経済効果も観光客数の増加も示すことのできない太閤堤跡に建設をする歴史公園建設は聖域として推進しています。総額88億円の大型事業であり、これこそ将来の財政負担への禍根を残すものではないでしょうか。源氏物語ミュージアムリニューアル事業に約1億4,000万円の事業費が提案されていますが、仮に収支不足と言い張るのならば、これらの不急の事業こそ見直すべきであります。 4つの分野で議案に対して反対する理由を述べます。 子育て・教育の分野では、2017年4月時点で144人の待機児童がおり、その数はふえ続けているのに来年度予算での認可保育所の新設・定員増はありません。公立保育園で定員拡大の責任を果たそうとせず、保育所ではない小規模・家庭的保育事業の拡充で対応しようとしています。これでは待機児童ゼロなど達成はできません。保育料は2号・3号利用者は平均1.8%の引き上げ、対象人数の多いC3階層で月400円、年間4,800円、C4階層で月700円、年間8,400円もの保育料引き上げです。1号利用者は平均6.6%の大幅引き上げとなり、C3階層で月1,500円、年間1万8,000円、C4階層で月1,800円、年間2万1,600円の保育料大幅引き上げです。子育て支援と逆行しているのではないでしょうか。 民間保育所等運営補助金はばっさりと削減をされ、法人によっては約610万円もの削減額となります。府の補助金削減とあわせて保育園運営に大きな痛手となっています。民間保育所等運営補助金は、国の公定価格では保育環境の充実のために不十分だったから、市が民間と公立の格差解消のために独自で支援してきたものであり、補助金削減は市の役割の放棄であります。 教育委員会が昨年度実施の方針を決定した中学校給食は、保護者からも早期の実施が求められているのに、いまだに実施時期を明確にできていません。学校施設に至っては、トイレ改修について早期実施が議会で全会一致で採択されたにもかかわらず、今年度は調査校すら示されず、全校の改修完了は見通せないままでいます。体育館の非構造部材の耐震改修は今年度2小学校、2中学校で設計が済んでいるのに、来年度工事が行われるのは1小学校、1中学校のみにとどまっています。子供の貧困の解決が課題となる中で、市は実態調査すら行おうとしません。就学援助の入学前支給は中学校入学前だけにとどまり、小学校入学前の支給は事務負担を理由に実施をしようとしません。学校の教材充実費は1人当たり小学校で5,144円、中学校で6,212円と、今年度と全く同額です。適正でない学校徴収金の使用がされているのに、保護者と教育現場に負担を押しつけ、予算措置がとられていません。 公立幼稚園では、大久保幼稚園が8,653筆もの廃園反対の署名が集まる中で廃園決定が強行されました。保護者の願いは全4園での3年保育と預かり保育の実施です。大久保幼稚園の廃園を撤回して、試行段階だからと理由をつけて実施を拒むのではなくて、3年保育・預かり保育の全公立幼稚園での実施を求めるものであります。 スポーツ振興基金活用事業費は削減され、全国大会などに出場する選手・団体への激励金が半減されます。さらに、削減によって浮いたこの基金財源をこれまで一般財源を充当していた他事業に回し、予算削減の穴埋めに使うなどということは到底許されるものではありません。 福祉の分野では、国が介護の公的責任を放棄して、個人と地域の負担への転嫁を進めています。そのもとで市は個人給付をやめて、地域と制度で支える高齢者福祉への転換をうたっています。個人給付は地方自治体が実施をする高齢者福祉施策の多くの部分を占めており、地域や自助努力へと福祉施策の転嫁を進める中で、市の役割は投げ捨てるとの宣言であります。その上、高齢化などで支援が必要な地域社会を支える施策はなく、介護保険制度が改悪される中で、市の高齢者福祉の削減が続けば、その負担はただ高齢者とその家族・地域社会へと押し寄せます。特別養護老人ホームやグループホームの整備も足りていません。さらに、施設入所に当たって多額の費用負担が発生するために、利用したくても施設に入所ができない状況が生まれています。高齢者あんま等助成事業が廃止され、市民の健康保持に悪い影響をもたらします。在宅高齢者介護激励金の廃止、敬老会の廃止は高齢者福祉の後退であり、高齢者への敬愛の精神を市が率先して投げ捨てるものです。 がん検診は国が示す50%の受診率に遠く及ばないのに、極めて低い受診率を設定した予算となっています。前立腺がんの検診を隔年化する制度改悪も提案されています。肺がん検診時には容器代1人300円の実費徴収を行います。その影響額はわずか1万2,000円です。福祉施策の徹底した自己負担への転嫁を進めている、そう言わざるを得ません。 まちづくり・市民生活の分野では、大型店が撤退をし、買い物弱者が生まれています。宇治市が歩いて買い物できない町となっているのに必要な施策はありません。さらに、高齢化、大型店の撤退、バス路線の縮小・廃止が起こる中で、住民の移動手段の確保は喫緊の課題となっていますが、対策の検討すら行われていません。 市の集会所は地域コミュニティーの中心として、宇治市の市民自治を進める上で誇れる施設であります。その集会所を充実するどころか、24の耐震不足の集会所は放置をし、なくす集会所を決めてから残る集会所だけを耐震改修するかのような方針を示しています。集会所の廃止は地域コミュニティーと市民自治の後退をもたらすものであり、許されるものではありません。 3カ所のふれあいセンター、市役所西館などについても公共施設の耐震化の予算が一切なく、老朽化した西消防署の建てかえも計画がないなど、住民の命を守るまちづくりがされていません。道路の修繕維持費が約8,700万円削減、河川排水路の維持改良費は約6,100万円削減されます。74の町内会から約17キロの側溝改修要望があるのに、今年度30カ所の改修予定が来年度には20カ所に削減をされ、2キロ程度の改修にとどまります。市がみずから高いと言っていた道路の管理水準を、予算特別委員会では下げるとまで明言をされました。 植物公園のタペストリーの廃止は、植物公園開園当初から御協力をいただいてきた花卉生産業者への裏切りであり、非難の声が関係者から噴出しています。 2018年3月末に宇治公民館・市民会館を事実上廃止するという動きを進めています。宇治公民館・市民会館は、JRから土地の賃貸借契約の終了を求めた際に、契約延長のための交渉を一切行っていなかったことが明らかになりました。JRに言われるがままに契約更新の打ち切りを受け入れ、32万円のシューター設置の予算要求すらせず、閉館を市民に隠して進めてきた市の姿勢は許されるものではありません。閉館は取りやめるべきです。 JRとの宇治公民館の土地の賃貸借契約にかかわり、不正確な土地面積で契約を行い、1987年から2013年までの金額が確認できる間だけで2,255万2,900円の過払い金があったことが判明しました。それ以前から国鉄時代の1961年の最初の契約締結時までさかのぼれば、過払い金が数千万円にもなる可能性があります。2014年には市はJR西日本不動産開発と土地面積と契約金額を変更する変更計画を結びましたが、この事実を議会にも隠していたことは重大な問題であります。JRとの土地の賃貸借契約の終了の経過、過払い金問題にかかわって、事実を市民に隠蔽することなく、全容の解明を進めることを求めるものであります。 地域経済の分野では、市内の中小企業・事業所の廃業が相次いでいます。市は産業連関表の作成を進めるとの考えを何年にもわたって示すばかりで、有効な地域経済振興を行っていません。地域経済に大きな効果が実証されている住宅リフォーム助成制度の導入を拒否しています。地域経済の落ち込みは大型商業施設の相次ぐ撤退にも示され、大型店が撤退した後には小売店の廃業が相次いで、シャッター通りとなった商店街が残されています。企業立地促進助成事業費は今年度と比べ10分の1となり、商店街振興に充てる中小企業振興対策事業費も160万円の減額となっています。 市内企業への官工事発注は2014年度には89.2%だったのが、2016年度には75.1%に減少しています。予算では、道路維持修繕・河川排水路等維持管理・排水路改良事業など合計して約1億4,800万円が今年度予算と比べ削減をされています。これらの多くは地元中小企業が担ってきた事業であり、予算の大幅削減は地元中小企業へのさらなる発注の減少となり、経営に大きな影響を与えます。茶業振興などの農業予算も軒並み減額となり、茶業・農業関係者から怒りの声が上がっています。農林まつりを廃止するなど農業振興への市の熱意が問われています。 以上が来年度予算への反対の理由であります。市は今後も、財政健全化推進プランに基づき、ごみ袋の有料化、古紙回収事業の町内会への助成の廃止、集会所管理人報酬の見直し、子供の医療費助成の見直しなど、77事業にも及ぶ市民サービスの削減、市民負担の押しつけをしようとしています。決して許すことのできない動きであります。 職員の削減も進められようとしていますが、職員削減は行政能力の縮小を意味します。市民ニーズに対応した職員数の確保が必要です。 今、安倍政権のもとで、市民の暮らし、営業は切迫をしています。貧富の格差も拡大しています。こんなときだからこそ、宇治市は市民の命と暮らしを守る役割を担わなければいけません。市民が抱えるニーズ、暮らしの願いを受けとめて、市ができることは何なのかを考えて実行していくことこそ、本来の市民に求められる宇治市の姿であります。何を切り捨てるのかではなくて、何を市民が求めて必要としているのかを考え実行するのが行政の役割であります。その財源は大型開発を改めるなどすれば十分に確保できます。日本共産党宇治市会議員団は、宇治市が地方自治体本来の役割を発揮し、市民の暮らしを守ることを強く求めて、来年度予算案に対しての反対の討論といたします。 ○議長(坂下弘親君) 松峯茂議員。 ◆(松峯茂君) (登壇)議案第2号、平成30年度宇治市一般会計予算につきまして、賛成する立場から民進党宇治市会議員団を代表いたしまして、賛成討論をいたします。 平成30年度は本市のまちづくりの最高指針である第5次総合計画第3期中期計画の初年度として、将来を見通した展望と夢を織り込みながら魅力ある宇治市を築き、未来の投資を積極的に行うため、8つの重点的取り組みを上げられ、優先して取り組むべきものには優先して財源を配分する選択と集中をより一層徹底されたことによりまして、より効果的な施策を実施するための予算編成が行われたものであります。現在の大変厳しい財政状況を踏まえるとともに、将来にわたっても持続可能な財政運営を維持していくため、今後4年間の計画として第7次行政改革や第4次職員定員管理計画、そして将来を見据えた財政健全化の計画となる財政健全化推進プランを新たに策定されたものですが、信頼される都市経営を目指すという基本方針はもとより、本市の10年先、20年先を見据える中で、さらなる財政健全化に向けた取り組みを具体的に進めていかれることにつきましては、将来世代に負担を先送りしないためにも大いに期待をしているところであります。 しかしながら、市民の皆様から信頼される都市経営としていくためには、より徹底した内部改革の推進、民間活力の導入等による不断の行政改革を実行することにより、市民の皆様の御理解を得ていくことが不可欠であるとともに、将来を見据えた公共施設等総合管理計画の早期実現、財政健全化推進プランを着実に進めていくには、取り組み内容についても丁寧な説明をしっかりと行う必要があると思います。 先日、行われた堀委員長、西川副委員長ほか14名で構成された予算特別委員会では議論を尽くし、多くの意見は市民に対する事業の廃止・見直し・縮小の再度の検討、市民負担の軽減、市民サービスの低下を招かないよう求めるもので、採決の結果、僅差の可決でありました。その結果を真摯に受けとめていただき、今後は市民や議会の意見を十分に聞き、進めていただく必要があると考えております。将来を見据えて今取り組まなければならないという財政の状況は、議会での議論などを通じて我々は理解をしているところでありますが、市民の皆様にとりましてはまだまだ理解を得られていないところでありますので、市の財政健全化の考え方やこれからの行財政運営の方向性などについては、より一層の市民理解が得られるよう全庁挙げて努めていただくとともに、わかりやすい十分な説明や納得できるストーリーを改めて示していただき、これからの厳しい道のりを安全に、そして着実に進んでいただきますことを強く願うものであります。 4月から始まる新年度の予算につきましては、どれも市民生活に欠くことのできない内容のものばかりであり、さきにも申し上げましたように、財源の積極的な活用とさまざまな知恵と工夫によって、他市に先駆けた施策なども数多く盛り込まれているところもございますので、市民最優先となりますよう、平成30年度一般会計予算によりまして各施策に取り組んでいただきたいと考えるものであります。 いずれにいたしましても、大変厳しい状況ではありますが、責任ある市政運営と将来を見据えてのかじ取りをしっかりと行っていただくとともに、未来に夢と希望の持てる新しい宇治を築いていくため、市民の皆様の先頭に立っていただくことを強く切望いたしまして、議案第2号、平成30年度一般会計予算につきましての賛成討論といたします。ありがとうございました。 ○議長(坂下弘親君) 中村麻伊子議員。 ◆(中村麻伊子君) (登壇)議案第2号、平成30年度宇治市一般会計予算に対して、自民党宇治市会議員団を代表いたしまして、反対の立場から討論をいたします。 平成30年度予算案は第5次総合計画第3期中期計画策定の際の財政見通しにおいて、向こう4年間で85億円の財源不足が発生することが明らかとなり、市は財政健全化推進プランを立て、それに基づき策定されたものです。その内容を見ますと、これまで行われてきた事業の廃止・縮小に加え、使用料等の値上げによる歳入確保であり、市民に対し負担を強いるものであります。 私ども自民党宇治市会議員団といたしましては、これまでさまざまな観点から、それぞれの議員が行財政改革を行うべきであると求めてまいりましたが、私どもが申し上げている行財政改革は、行政運営の効率化、地域経済の好循環をつくり出すような新たな歳入確保策、組織改革、給与等の適正管理、公共施設等のアセットマネジメントの推進等であり、もちろん事務事業の見直しは行うべきでありますが、優先順位が異なっています。特に民間保育所等運営補助金の削減は待機児童対策とは真逆のことですし、代替案なしの事業廃止や、あるいは市民に十分な説明なしに市民サービスの縮減を行うことは、私どもが申し上げている行財政改革ではありません。 具体的には、職員の定数管理は平成24年から平成29年の6年間で30人の削減を目標にしていましたが、削減どころか9人の増員となっていることから、平成30年度から平成33年度までの4年間で20人の削減が本当にできるのか甚だ疑問でありますが、目標が未達だったことも踏まえ、定数管理はしっかりと行わなければなりません。 また、国の制度以上に支払われている扶養手当・住宅手当・通勤手当などの見直し、事務効率化による毎年4億円ある時間外手当の縮減、ごみ袋有料化を行うのであれば、それにあわせてごみ収集の乗車職員を3人から2人にすること、可燃物・不燃物の収集、公立幼稚園・保育園・小学校給食調理業務などの民間委託、これらにより、財政効果の高い行財政改革ができるものと考えます。 また、財政健全化推進プランを行ったとしても約10億円の財源が不足していますが、この不足については、経済の好循環がさらに進展する中で民間需要を中心とした景気回復が見込まれる中での市税収入のさらなる好転にも期待するとして具体的明示はありません。このように考えるのであれば、一部の企業の業績によって市の財政状況が浮沈するようでは、安定した市民サービスの提供に不安を覚えることからも、やはり市としては法人市民税等の歳入をどのようにふやしていくのか、その具体的方策はどのようなものなのかということを、期限を設けて本プランとあわせて提示すべきであります。 加えて、市長の平成30年度の施政方針の中でも、財政健全化推進プランを進める目的の一つとして、人口減少・少子高齢社会の中にあっても魅力ある宇治市を築く未来への投資も必要であるためとしていますが、平成28年度決算において、市民1人当たりの投資的経費は類似団体と比較をすると極めて低く、その上で平成30年度予算案での投資的経費は前年度よりも22.7%減となっており、一体未来の投資はどこになされているのか、もしそれがお茶と宇治のまち歴史公園整備事業だとするならば、市民理解が得られるものではありません。 本予算案が可決されることがあれば、早ければ6月議会にも上程されるであろう歴史公園の契約議案についても、ゼロベースで見直さなければ到底市民理解は得られないものでありますことから、市民の声にしっかりと耳を傾けながら、本当に必要なものかどうか、市内経済の活性化に寄与するものか、負の遺産にならないかどうかをいま一度考える必要があります。 以上のとおり、私どもはまずは内部経費削減を行い、市民の負担を強いるものであれば十分な説明を行わなければならず、それが不十分な状況である本予算案に対し、反対するものであります。 ○議長(坂下弘親君) 稲吉道夫議員。 ◆(稲吉道夫君) (登壇)議案第2号、平成30年度宇治市一般会計予算に対する賛成の立場から、公明党宇治市会議員団を代表いたしまして賛成討論を行います。 これまで市当局は、予算を示すに当たり、まず、財政状況は大変に厳しいと枕言葉のように繰り返し発言をされているにもかかわらず、これまで身を切る改革がおくれてきておりました。今回示されました財政健全化推進プラン、4年間で85億円の収支不足が見込まれることが懸念される中、我が会派も行財政改革の推進を強く訴えてきたことを踏まえれば、このたびの事業廃止や削減案について一定理解はできるものの、事業廃止については、事前説明は周知期間に丁寧さを欠いていると言わざるを得ません。 しかしながら、財政の逼迫は喫緊の課題です。私どもがこれまで行財政改革を強く訴えてきたのも、将来の宇治市へ負担を残すことなく、今の子供たちに夢と希望の持てる町をしっかりと託していくとの思いがあるからこそ、今言うべきことは言っていく決意で苦言を呈してまいりました。今回、職員給与の見直しをされましたことに一定評価はいたしますが、85億円の収支不足に対して9億円、全体の約1割強であります。人口減少・少子高齢化が急激に進む中で、今後、扶助費の増大が懸念をされます。さらなる行革を推進しなければ今後16億円程度の不足が見込まれますので、まずは内部からの改革を先行すべきと考えます。 また、公共施設等総合管理計画のもと、適切な公共施設の管理運営や縮減・統合なども視野に入れ、行財政改革に全庁を挙げてスピード感を持って取り組んでいただくことを今後も強く求めていきます。 いずれにしましても、4月以降市民生活に支障を来すようなことはあってはなりません。先ほども申しましたとおり、将来世代に負担を先送りすることなく、今後は健全な財政運営に取り組んでいただくことを切に願い、公明党宇治市会議員団の賛成討論といたします。 ○議長(坂下弘親君) 浅井厚徳議員。 ◆(浅井厚徳君) (登壇)議案第2号、平成30年度宇治市一般会計予算について、賛成の立場から討論を行います。 市長は施政方針の中で、平成30年度は今後4年間の新しいまちづくりの指針となる第5次総合計画第3期中期計画の初年度であり、将来を見通した展望と夢を織り込みながら、より効果的な施策・事業を実施し、人口減少・少子高齢化社会に対応して持続的に発展する町を目指し、将来を見据えた予算を編成したと述べられています。 そして、具体的には戦略的な産業活性化に向けた取り組みや、地域共生社会推進事業、障害者コミュニケーションツール整備事業、中学校給食基本構想策定、JR六地蔵駅前広場整備事業などの新規事業に積極的に取り組む姿勢を打ち出されております。また一方では、公共施設等総合管理計画に基づく個別施設管理実施計画が今後、順次策定されてくるなど、急がれる懸案の取り組みもいよいよ動き出します。 これらの予算から見る本年度の宇治市の事業の全体について何ら異議を唱えるものではありませんが、しかし、今回は従来と違って、財政健全化推進プランが予算とあわせて提案されております。そして、このプランこそ予算委員会でも多くの時間を使って議論してきたものであります。このプランは85億円もの赤字解消計画であり、市民に大きな影響を与える内容であります。私の率直な感想でありますが、施政方針や平成30年度予算編成方針を読む限りにおいて、これから多くの市民に負担増を求めるプランを同時に実行に移していかなければならないのだという危機感がもう一つ感じ取れない、文章から読み取れない、そういう感想を持つ一人であります。 次に、財政健全化推進プランについて、私の意見と指摘、要望を5点申し上げておきます。 1点目ですが、これまでの一般質問や予算委員会で繰り返し言ってきたことでありますが、財産見通しの中で明らかになった85億円の収支不足をどう見るのか。単年度予算編成に際しては、収支調整を図り収支均衡予算にすることが大原則でありますが、中長期の財政計画策定時においても同じではないのか。中長期の財政計画策定時における収支不足をどう扱うのかについて、今回のような財政運営上の手法がよいのかどうか、甚だ疑問に感じるところであります。この点については今後も議会で折に触れて議論をしていきたいと思います。 また、なぜこれほど大きな収支不足になるのか、その要因について、これまでの説明では不十分であると思います。単なる一般論ではなく、より具体的にもっと市民の理解が得られる説明をするべきであります。事業の廃止・縮小・見直しのそれぞれの内容に対して、市民の理解を求めることだけではなくて、なぜ85億円もの収支不足になったのか、このことへの理解を求めることが大切ではないか。今後の取り組みの中で十分そのことを生かしていただきたいと思います。 2点目は、このような財政運営上の手法をとることの結果として、当然のこととして4年間という計画期間内において85億円を解消しなければならないという枠がはめられてまいります。しかし、現実問題として、それはとても無理であります。この85億円という赤字解消についてはもっと長期のスパンで考えるべきだと思います。これも今後の取り組みの中で十分検討されたいと思います。 3点目に、85億円の解消に当たっては、順番として、まず内部改革を最優先すべきであります。市民負担増につながるものは、その後に提案すべきではないでしょうか。 4点目ですが、今回の一連の事業見直しでの福祉施策のあり方についてであります。地方自治法第1条の2には、地方公共団体の存立目的と役割について述べられております。「地方公共団体は、住民の福祉の増進を図ることを基本として、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担うものとする」と述べられております。300条を超える地方自治法ですが、地方公共団体の目的と役割について条文として述べられているのはこの箇所のみであります。ここでいう住民の福祉とは、まちづくりも含めた広義に解釈しなければなりませんが、宇治市でいいます健康長寿部や福祉こども部が所管する福祉施策は、この条文の趣旨が最も凝縮されたものであります。今後、プランの実施に当たってはこれら福祉施策について、一定の配慮と慎重さが求められるべきと思います。 最後に5点目ですが、プランの実施に当たって、決して一瀉千里で突き進むのではなく、市民の意見をよく聞き、しかるべき時期にはこれまでを振り返り、よかったのかどうかを検証する機会を必ず持っていただきたい。そして、見直すべきことがあれば率直に見直すという姿勢で取り組んでいただきたいことを強く求めておきたいと思います。 以上、財政健全化推進プランに対する私の意見を付して、賛成討論といたします。 ○議長(坂下弘親君) これにて討論を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) 水谷修議員外5名から、議案第2号に対して投票による表決の要求があります。 よって、議案第2号の採決は投票により行います。 ○議長(坂下弘親君) これより議案第2号を採決いたします。     (堀議員 退席) ○議長(坂下弘親君) 議場の閉鎖を命じます。     (議場閉鎖) ○議長(坂下弘親君) ただいまの出席議員数は26名であります。投票用紙を配付させます。     (投票用紙配付) 投票用紙の配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) 配付漏れなしと認めます。 ○議長(坂下弘親君) 投票箱を改めさせます。     (投票箱点検) 異状なしと認めます。 ○議長(坂下弘親君) 念のため申し上げます。 投票は無記名であります。投票用紙に議案第2号を可とする者は賛成、否とする者は反対を記載の上、片岡英治議員から順次投票願います。なお、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は、否とみなします。順次投票をお願いいたします。     (片岡議員から順次投票) ○議長(坂下弘親君) 投票漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 ○議長(坂下弘親君) 議場の閉鎖を解きます。     (議場開鎖) ○議長(坂下弘親君) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に坂本優子議員、服部正議員及び長野恵津子議員を指名いたします。 3人の議員の立ち会いをお願いいたします。     (坂本議員、服部議員、長野議員、立ち会いの上開票) ○議長(坂下弘親君) 投票の結果を報告いたします。 投票総数26票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち有効投票26票、有効投票中、賛成13票、反対13票、以上のとおりであります。 したがって、賛成及び反対の得票が同数であります。 よって、地方自治法第116条の規定により、議長において議案第2号に対する可否を裁決いたします。 ○議長(坂下弘親君) 議案第2号は可決と裁決いたします。     (堀議員 復席) ○議長(坂下弘親君) ただいま水谷修議員外6名から議案第37号に対して修正案第2号が提出されました。 この際、修正案第2号について、提案理由の説明を求めます。渡辺俊三議員。 ◆(渡辺俊三君) (登壇)修正案第2号「議案第37号宇治市介護保険条例の一部を改正する条例を制定するについてに対する修正案」の提案理由説明を行います。 議案第37号は、介護保険料を基準額で80円値上げするものです。本修正案は保険料は値上げせず据え置くことを内容としています。そのための財源は年400万円です。収支黒字が3億円から4億円見込まれますので財源はあります。 以上、保険料据え置きの修正案の提案理由説明とします。 ○議長(坂下弘親君) これより修正案第2号に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) これより修正案第2号に対する討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) これより修正案第2号を採決いたします。 本修正案に賛成の議員の起立を求めます。     (日本共産党宇治市会議員団及び京都維新・宇治起立) 起立少数であります。 よって、修正案第2号は否決されました。 ○議長(坂下弘親君) 次に、議案第37号に対する討論を行います。大河直幸議員。 ◆(大河直幸君) (登壇)議案第37号、宇治市介護保険条例の一部を改正する条例を制定するについて、日本共産党宇治市会議員団を代表して反対の討論を行います。 本議案は介護保険料を平均80円引き上げるものであります。介護保険特別会計では、平成26年度会計から平成28年度会計までの3年間の収支黒字を基金としてためており、基金残高は10億9,800万円になっています。平成30年度から始まる第7期宇治市介護保険事業計画では、この基金全額を特別会計に繰り入れ、給付費を勘案してもなお不足する財源を介護保険料の引き上げ分に求めています。80円引き上げを据え置くには年間で400万円の財源が必要です。平成29年度の決算見込みでは、収支黒字が3億円から4億円もあります。市民負担に財源を求めるのではなくて、市長の決意とやり方次第で介護保険料の据え置きは十分可能です。 以上の理由から介護保険料引き上げに反対をして、議案への討論といたします。 ○議長(坂下弘親君) 服部正議員。 ◆(服部正君) (登壇)議案第37号、宇治市介護保険条例の一部を改正する条例を制定するについて、民進党宇治市会議員団を代表いたしまして、賛成の立場から討論を行います。 今回の介護保険料の改定については、宇治市高齢者保健福祉計画・第7期介護保険事業計画の中で、平成30年度から平成32年度までの介護サービス見込み量を、人口の推計、被保険者数の推計、要介護・要支援者認定者数の推計、そして施設サービス・居住系サービスの利用者数の推計、居宅サービス・地域密着型サービスの見込み量の推計等により細かく計算された上、その介護サービス見込み量に要する費用額に基づき、3年間を通じて財政の均衡を保つように第7期介護保険事業計画の中の介護保険料を算定されています。 その介護保険料に対しまして、現時点で確定できる介護保険給付費準備基金約10億9,800万円を全額投入してなお、第6期介護保険事業計画の中の年額基準額6万2,300円から80円の値上げとなるものであり、現時点で介護保険料の値下げのために投入できる財源は全て投入していることから、80円の値上げはいたし方なく、今回の議案第37号、宇治市介護保険条例の一部を改正する条例についてに対し、賛成するものであります。 ○議長(坂下弘親君) これにて討論を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) これより議案第37号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 本議案は委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (民進党宇治市会議員団、自民党宇治市会議員団、公明党宇治市会議員団、京都維新・宇治及び無会派起立) 起立多数であります。 よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。 ○議長(坂下弘親君) ただいま水谷修議員外6名から、議案第43号に対して修正案第3号が提出されました。 この際、修正案第3号について提案理由の説明を求めます。山崎恭一議員。 ◆(山崎恭一君) (登壇)議案第43号「国民健康保険条例の一部改正案に対する修正案」について、提案者を代表して提案理由の説明を行います。 宇治市の国保料は京都府内でもトップクラスの高い保険料を続けてきました。高過ぎる保険料は9年連続の巨額の黒字を生じ、基金も10億円近くになりました。国保料は取り過ぎであり、引き下げによって加入者に返還すべきです。 制度の変更で府内の各保険料の平準化が課題となる中で、ようやく高過ぎる保険料を他市並みに引き下げる改正案が提出されました。しかし、この改正案は所得割と平等割は引き下げるのですが、均等割は逆に引き上げるものとなっています。加入者のうち、おおよそ90%の方は引き下げになりますが、逆に引き上げになる方も生じています。 本修正案は、原案の均等割の医療分200円と後期高齢者分1,800円の引き上げをやめて据え置くとするものです。最小限の修正によって賦課限度額の引き上げになる230世帯を省く全ての加入世帯の保険料を引き下げようとするものです。これによる保険料収入の減額は約5,500万円です。2017年度の国保会計の黒字見込み7億6,517万円を初め、基金残高9億5,128万円など活用できる財源は幾つもあります。これらを活用し、全ての加入者の保険料引き下げをする修正案に対して、よろしく御審議いただき御可決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(坂下弘親君) これより修正案第3号に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) これより修正案第3号に対する討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) これより修正案第3号を採決いたします。 本修正案に賛成の議員の起立を求めます。     (日本共産党宇治市会議員団及び京都維新・宇治起立) 起立少数であります。 よって、修正案第3号は否決されました。 ○議長(坂下弘親君) 次に、議案第43号に対する討論を行います。大河直幸議員。 ◆(大河直幸君) (登壇)議案第43号、宇治市国民健康保険条例の一部を改正する条例について、日本共産党宇治市会議員団を代表して反対の討論を行います。 国民健康保険料は、医療費分では所得割は0.51%引き下げられ、世帯ごとにかかる平等割は3万5,200円から2万3,800円となり、1万1,400円引き下げられます。これまでの宇治市の国民健康保険料の体系がひとり暮らしの低所得者に重い負担を強いていたことが、府の標準保険料率と現行保険料との差によって示されています。 一方、1人ごとにかかる均等割は3万2,500円から3万4,500円へと引き上げられます。介護分についても同様の傾向です。 国民健康保険会計は、今年度の決算見込みで7億6,517万円の黒字見込みとなっており、9年連続の黒字です。基金残高も9億5,128万円と膨れ上がっています。この黒字と基金を活用すれば、均等割の据え置きどころか、引き下げも十分に可能であります。市民負担の軽減のために均等割の引き下げも行うべきであります。 今年度予算では、財政安定化支援事業繰入金1億5,000万円を国民健康保険会計に繰り入れず、他の一般会計の財源に流用しようとしています。財政安定化支援事業繰入金は国民健康保険会計への法定繰り入れ分として地方交付税に算入されているものであり、国が示すとおりに国民健康保険会計へと繰り入れるべきです。 さらに、国からは国民健康保険の都道府県単位化とあわせて、1,700億円規模の地方自治体への財政支援が追加して行われます。京都市などは保険料の引き下げの方向を示しており、宇治市も同様に、国からの財政支援分を保険料引き下げに充てるべきです。これらの予算特別委員会の審査を通じて、黒字と基金の活用どころか、他市並みの当たり前の国保運営を行えば、市民負担のさらなる軽減が可能であることが明らかになりました。 9年の黒字が続いているのに、市民に異常に高い保険料負担を負わせ、国保会計のための法定繰り入れ分の地方交付税の流用まで行う市政運営は決して許されるものではありません。私たちは被保険者の負担軽減を進めるため、他市が当たり前に行っている一般会計からの法定外繰り入れも行い、恒常的に保険料負担の引き下げを求めてきました。市民生活に鑑み、国民健康保険料の引き下げを求めて反対討論といたします。 ○議長(坂下弘親君) 服部正議員。 ◆(服部正君) (登壇)議案第43号、宇治市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定するについてに対し、民進党宇治市会議員団を代表して賛成する立場から討論を行います。 宇治市の国民健康保険事業特別会計においては、近年収支の黒字が続き、基金も一定額を確保している状況にはあるものの、高齢化の進展に伴い被保険者の年齢構成が高くなり、また医療費水準が高く所得水準が低いなど構造的な課題がある中で、今後も続く高齢化や医療の高度化に伴う医療費の増加により、市の国保財政は非常に厳しくなることが予想されています。 平成30年度から始まる国保制度改革においては、都道府県が財政運営責任を担い、市町村とともに国保の運営を行うこととされている一方、市町村においても、地域住民と身近な関係の中、資格管理・保険給付・保険料率の決定・賦課徴収・保健事業等の地域におけるきめ細やかな事業を引き続き担うこととされています。したがいまして、市当局におかれましては、市民の方々に対して、国保制度改革に伴う新たな国民健康保険制度の現状や、その将来について積極的に情報発信をしていただき、さまざまな意見も受けとめる中で、市民ニーズに応えるべく、積極的な保健事業の実施や医療費適正化の推進など、事業運営の安定性を確保するための取り組みをさらに進めていただきたいと思います。 また、市当局はこのたびの保険料率の改正として、京都府が中長期的に府内統一の保険料率を目指すことなどを踏まえ、宇治市に示した標準保険料率より端数を切り捨て、さらに低所得者に対する保険料軽減の対象を拡大するとともに、総額で約2億円の財源対策を講じ、平成30年度宇治市の国民健康保険被保険者1人当たりの保険料の引き下げ額は、医療及び後期分として5,607円、介護分として2,507円となり、約9割を超える世帯が引き下がる予算案を議会に提出されました。 国保に加入されている方々にとっては保険料の負担が決して軽いものではなく、その支払いにも御苦労されている状況は十分承知しているところではありますが、1人当たりの医療費が年々増加する中では、健全かつ安定的な事業運営を目指す中で、被保険者の負担にも最大限配慮がなされた提案と考えており、議案第43号、宇治市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定するについてに対して賛成するものであります。 ○議長(坂下弘親君) これにて討論を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) これより議案第43号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 本議案は委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (民進党宇治市会議員団、自民党宇治市会議員団、公明党宇治市会議員団、京都維新・宇治及び無会派起立) 起立多数であります。 よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。 ○議長(坂下弘親君) ただいま水谷修議員外7名から、議案第45号に対して修正案第4号が提出されました。 この際、修正案第4号について提案理由の説明を求めます。水谷修議員。 ◆(水谷修君) (登壇)修正案第4号「議案第45号宇治市立幼稚園使用料条例の一部を改正する条例を制定するについてに対する修正案」について、提案者を代表し、提案理由の説明を行います。 本条例の第5条の次に1条を加える改正規定のうち、第6条第1項を「大久保幼稚園、神明幼稚園、木幡幼稚園及び東宇治幼稚園における園児」と改めることによりまして、4園全てでの預かり保育の実施ができるように修正するものでございます。よろしく御審議をいただき、御可決いただきますようお願い申し上げまして提案理由の説明といたします。 ○議長(坂下弘親君) これより修正案第4号に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) これより修正案第4号に対する討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) これより修正案第4号を採決いたします。 本修正案に賛成の議員の起立を求めます。     (日本共産党宇治市会議員団及び京都維新・宇治起立) 起立少数であります。 よって、修正案第4号は否決されました。 ○議長(坂下弘親君) 次に、議案第45号に対する討論を行います。大河直幸議員。 ◆(大河直幸君) (登壇)議案第45号、宇治市立幼稚園使用料条例の一部を改正する条例を制定するについて、日本共産党宇治市会議員団を代表して賛成の討論を行います。 本議案は、公立幼稚園での預かり保育の保育料を設定するものです。保護者要望が長年寄せられていた施策であり、木幡・神明の2園だけではなく、全4園での預かり保育の実施が必要との立場ではありますが、預かり保育の保育料の設定は必要であることから、本条例案に賛成するものであります。 ○議長(坂下弘親君) これにて討論を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) これより議案第45号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 本議案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。 ○議長(坂下弘親君) 次に、議案第3号から議案第9号まで、議案第11号、議案第13号から議案第16号まで、議案第18号から議案第20号まで、議案第22号から議案第30号まで、議案第42号、議案第44号及び議案第46号から議案第49号まで、以上30議案に対する討論を一括して行います。大河直幸議員。 ◆(大河直幸君) (登壇)日本共産党宇治市会議員団を代表いたしまして、議案第3号、平成30年度国民健康保険事業特別会計予算、議案第4号、平成30年度後期高齢者医療事業特別会計予算、議案第5号、平成30年度介護保険事業特別会計予算及び議案第9号、市税外収入金を期限内に完納しない場合における徴収条例の一部改正、議案第11号、宇治市市税条例の一部改正、議案第14号、宇治市文化会館条例の一部改正、議案第15号、宇治市コミュニティセンター条例の一部改正、議案第16号、宇治市産業会館条例の一部改正、議案第18号、宇治市観光センター条例の一部改正、議案第19号、宇治市産業振興センター条例の一部改正、議案第20号、宇治市男女共同参画支援センター条例の一部改正、議案第22号、宇治市斎場条例の一部改正、議案第23号、宇治市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正、議案第24号、宇治市道路占用料条例の一部改正、議案第25号 宇治市水路使用料条例の一部改正、議案第26号、宇治市都市公園条例の一部改正、議案第27号、宇治市屋外広告物条例の一部改正、議案第28号、宇治市自転車等駐車場条例の一部改正、議案第29号、宇治市水道事業給水条例の一部改正、議案第30号、宇治市公共下水道条例の一部改正、議案第42号、宇治市後期高齢者医療に関する条例の一部改正、議案第44号、宇治市立学校施設使用条例の一部改正、議案第46号、宇治市生涯学習センター条例の一部改正、議案第47号、宇治市総合野外活動センター条例の一部改正、議案第48号、宇治市巨椋ふれあい運動ひろば条例の一部改正、議案第49号、宇治市源氏物語ミュージアム条例の一部改正、以上の26の予算及び条例議案に対して、反対の立場から討論をいたします。 今回の条例案では、公共施設の使用料・手数料などの市民負担の大幅アップが提案をされています。文化会館の使用料はおおむね10%、コミュニティセンター・産業会館・観光センター・産業振興センター・男女共同参画支援センター・学校施設・生涯学習センター・総合野外活動センター・市民プールはおおむね25%、斎場は全体で25%、植物公園は20%から25%、黄檗公園・黄檗体育館・西宇治体育館などは10%、巨椋ふれあい運動ひろばはおおむね7%、源氏物語ミュージアムは20%、自転車等駐車場は平均29.6%など、全体で70にも及ぶ公共施設の使用料・入園料が引き上げられます。 廃棄物処理手数料は廃家電などでおおむね10%、臨時ごみで20%、屋外広告物許可申請手数料は全体で25%、排水設備指定工事業者指定手数料は新規分が1万円から1万5,000円へと手数料が引き上げられます。市税外収入金・市税・道路占用料・水路使用料・水道料・介護保険料・後期高齢者医療保険料・国民健康保険料の督促手数料を一律50円から70円に引き上げるものです。 これらの使用料・手数料などの引き上げを定めた今回の条例改定は、市民負担の大幅な増加を招くものであり、断固反対であります。 議案には指定管理者にかかわる内容も含まれています。文化会館・コミュニティセンター・産業会館・観光センター・斎場・植物公園・西宇治公園・黄檗公園・黄檗ふれあい公園・自転車等駐車場・野外活動センター・巨椋ふれあい運動ひろばについては、指定管理者となった民間事業者が行政庁となり、市の公共施設の使用許可・不許可の行政処分を行うことができることになります。現在の条例と指定管理者の実務との不法行為の解消は必要です。指定管理者を行政庁として公共施設の使用許可・不許可の決定の行政権限を行使させる場合、平成15年7月17日の総務省自治行政局長通知に、条例で規定すべき事項として、管理の基準としては住民が当該公の施設利用をするに当たっての基本的条件(休館日・開館時間・使用制限の要件等)と書かれているように、使用を許可する基準、使用を不許可とする基準を明確に規定し、条例で管理基準を定める必要があります。しかし、今議会に提案された議案は、使用を不許可とできる事項に、市長が特に必要があると認めるときとの規定があります。これが市長を指定管理者に読みかえる規定が定められることから、指定管理者が特に必要があると認めるときに公共施設の使用の不許可をすることができるなど、指定管理者に基準が不明確で大きな裁量が与えられます。さらに、許可基準も明確に定められていません。不適格な条例改正であり、賛成できるものではありません。 国民健康保険料、介護保険料は保険料引き下げが十分に可能であり、市民負担の軽減のために引き下げを行うべきです。 また、後期高齢者医療制度は、制度そのものを廃止するべきであります。 以上の理由から、各予算・条例の議案に対しまして反対とするものであります。 ○議長(坂下弘親君) これにて討論を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) これより採決いたします。 採決は分割して行います。 最初に、議案第3号から議案第5号まで、議案第9号、議案第11号、議案第14号から議案第16号まで、議案第18号から議案第20号まで、議案第22号から議案第30号まで、議案第42号、議案第44号及び議案第46号から議案第49号まで、以上26議案を一括して採決いたします。 26議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 26議案は委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (民進党宇治市会議員団、自民党宇治市会議員団、公明党宇治市会議員団、京都維新・宇治及び無会派起立) 起立多数であります。 よって、議案第3号から議案第5号まで、議案第9号、議案第11号、議案第14号から議案第16号まで、議案第18号から議案第20号まで、議案第22号から議案第30号まで、議案第42号、議案第44号及び議案第46号から議案第49号まで、以上26議案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号から議案第8号まで及び議案第13号の4議案を一括して採決いたします。 4議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 4議案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、議案第6号から議案第8号まで及び議案第13号の4議案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(坂下弘親君) ただいま松峯茂議員外3名から、決議案第1号「議案第2号平成30年度宇治市一般会計予算」に対する付帯決議案が提出されました。 ○議長(坂下弘親君) お諮りいたします。 この際、日程に追加し、決議案第1号を直ちに議題といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、この際、決議案第1号を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。----------------------------------- △日程追加 決議案第1号 ○議長(坂下弘親君) これより決議案第1号を議題といたします。 ○議長(坂下弘親君) お諮りいたします。 本決議案については、会議規則第37条第2項の規定により、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、本決議案については提案理由の説明を省略することに決しました。 ○議長(坂下弘親君) これより質疑を行います。山崎恭一議員。 ◆(山崎恭一君) (登壇)付帯決議案に対して、その提案者にお尋ねをいたします。 本決議案は財政健全化推進プランを着実に実行することを求めています。ただ財政健全化推進プランはスポーツ振興基金活用事業費を見直すこととしており、その具体化が全国大会等への出場激励金の減額です。提案者の松峯議員は、市を背負って全国に行くのに冷たくないか、なぜ半額なのかと本議会で発言をされていました。浅井議員は、激励金の減額は市民に理解されないと言われました。提案者と同じ会派の公明党の議員は、全国大会出場のバックアップの仕方として残してほしいと求めていました。提案者はプランの実行で、激励金減額を推進せよという主張に転換をされたんでしょうか。 高齢者あんま・マッサージ等施術費助成の廃止に対して、浅井議員は、個人給付をそう簡単に切るべきではないとおっしゃいました。松峯議員は、廃止するあんまも敬老会も介護者激励金も、ゼロか百かで市民理解が本当に得られるのかと言っておられました。財政健全化推進プランは、見直すべき77事業の中に、高齢者あんま・マッサージ等施術費助成などを名指ししています。提案者は簡単に切ることに賛成なのでしょうか。いきなりゼロにしようという主張に転換されたんでしょうか。 公明党の議員は、消防費減額になった点について、非常に重要な予算で削ってはならないと委員会でも主張されていました。財政健全化推進プランは消防機械器具整備費など、消防関係にも容赦のない減額をしようとするものです。消防費を減らせというのでしょうか、減らすなというんでしょうか。 民進党の提案者と同じ会派の議員の方は、道路・河川の維持修繕管理費が減額されたことを不安視されていました。財政健全化推進プランは道路維持修繕事業費、道路新設改良費、河川排水路等維持管理費、河川改修費等を具体的に列挙して、これらを見直し減額するよう求めています。提案者は道路改良や河川改修がおくれてもいいという考え方なんでしょうか。 以上、お答えください。 ○議長(坂下弘親君) 真田敦史議員。 ◆(真田敦史君) (登壇)山崎議員の質問にお答えさせていただきます。 個別事業の見直しや休止・廃止等については、市民の意見などを踏まえた中で、部局別審査などの質疑を通じて宇治市の考え方や推進プランの進め方を伺ったものであり、見直しがされたことそのものについては市民への説明がしっかりできているのかも含めて、不安な点もあり、意見の違いなどがあった場合にはそれぞれ意見を述べ、要望してきました。 今後の財政収支見通しを考えたときには、持続可能な財政運営を維持していくためにも、中長期にわたる財政健全化の取り組みが必要との考え方が示される中で、平成30年度以降の行財政運営の方向性を考えると、財政健全化推進プランは今から取り組んでいく必要があるとの認識に至って、この形になりました。 ○議長(坂下弘親君) 山崎恭一議員。 ◆(山崎恭一君) (登壇)私は4つの事例を挙げて、具体的に提案者及びその同じ会派の方々が、問題点を指摘し減額すべきでないとまでおっしゃった、こうした発言と推進プランを実施せよという決議案の間に大きな矛盾がある。それについての説明を求めたんですが、ほとんどそれに対するまともな御回答をいただけませんでした。 私は提案者の方々が財政健全化推進プランの中身についてよく精査をし、そして、それがもたらす現実のあらわれに対してまともに検討されたのかどうか、大変大きな疑問を感じざるを得ません。中身の問題では、こうした問題がたくさんあります。これは提案者自身が御指摘をされたことでもあります。 もう一つの問題は、提案者の皆さん方も含めて、事業見直しや使用料・手数料の一斉引き上げに対して、急発進、急ブレーキだ、もっと穏やかに運転できないのか、余りにも唐突だと、その唐突さや関係者との協議不足を指摘されてきました。しかし、審査の中で、特に予算特別委員会の審査の中でですが、財政健全化推進プランの内容が去年の11月に示されてから、それぞれの担当原課で大急ぎで具体化がされ、そのことが混乱のもとだったことがわかってきました。突然浮上した財政健全化推進プランそのものを立ちどまって再び検討しなければ、拙速、急ブレーキは改めようがないのではないでしょうか。財政健全化推進プランの手法ややり方自身に大きな問題があり、そのことは提案者の方々や同じ会派の方々が何度も何度も至るところで指摘をしてきたことではなかったのでしょうか。 ○議長(坂下弘親君) 真田敦史議員。 ◆(真田敦史君) (登壇)山崎議員の御質問にお答えさせていただきます。 我々議員としても、市民の皆様の御意見やさまざまな願いを聞きとめていることも事実であり、このような市民の声をどのように反映しながら、これからの市政運営を行っていくかが鍵であると考えるとともに、予算特別委員会での各委員の議論や僅差となった採決結果等も踏まえる中で、今回の付帯決議の提案に至ったものです。 決議の中でも、丁寧な説明をしっかりとした上で市民や議会の意見を十分に聞き、今後の取り組み状況を検証する中で慎重に進めることを求めているように、市民理解を得られるよう、より徹底した内部改革、そして不断の行政改革をしっかり推進していただくためにも議会議案2号、平成30年度宇治市一般会計予算に対する付帯決議を提案したものです。 ○議長(坂下弘親君) 山崎恭一議員。 ◆(山崎恭一君) (登壇)私はできる限り具体的な質問をしたつもりでおりますが、それに対してまともな答弁というものをいただけませんでした。演説合戦をしようと言っているわけではありません。提案の中身について、私はもう一歩突っ込んだところでその説明を求めたんですが、ほとんどその説明はされませんでした。 財政健全化推進プランについて、個々の問題では提案者の中にも大きな疑義がありながら、全体として進めようという問題。また、財政健全化推進プランでは太閤堤跡歴史公園事業や源氏物語ミュージアムリニューアル事業などは対象から省かれています。聖域扱いです。松峯議員は、歴史公園の88億円を回せないのか、こう発言もされていましたが、太閤堤と源氏物語を除外する。そして、たくさんの市民の利害に関することを大慌てで混乱の中で、急ブレーキ、急発進、安全運転からほど遠い手法で実施をされる。こうしたことは財政健全化推進プランの持っている本質的な欠陥に起因をしていると思います。財政健全化推進プランの実施を求める付帯決議には到底賛成できるものではないと思います。 ○議長(坂下弘親君) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) お諮りいたします。 本決議案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、本決議案については委員会付託を省略することに決しました。 ○議長(坂下弘親君) これより討論を行います。山崎恭一議員。
    ◆(山崎恭一君) (登壇)この付帯決議は、財政健全化推進プランの実行を求めるとなっていますが、提案者の方々は、本会議・常任委員会・予算特別委員会のさまざまな分野において、一斉値上げや事業の廃止、補助金削減に対して、市民に戸惑いがある、余りに急発進、急ブレーキ、もっと穏やかに運転を、拙速だと一様に批判をされていました。財政健全化推進プランには、心身障害者介護支援事業・古紙回収事業補助金・河川改修費などを含んだ77事業、36億円分の支出削減があり、30年度には20%、31年度以降には10%の補助金削減で9億8,000万円の減額をすることなどが項目を上げ、金額を上げて書き込まれています。 財政健全化推進プランの具体的な内容には批判をしながら、プランそのものの実行を求める、その矛盾点についてお尋ねをしても全く答えることができない。これは誠意ある態度と言えません。精緻に検討した上で付帯決議を提案されたとは到底考えられません。 予算特別委員会の審査において、昨年11月に財政健全化推進プランの案が示されてから、全庁で使用料・手数料の引き上げ、事業廃止、補助金削減、イベント見直しなど急遽具体化されて、急だったこともあって関係団体や関係者との協議も不十分で、内容とともに手法に対する批判の声も大きいことが数多く指摘をされました。財政健全化推進プランこそが、この混乱した手法の元凶であります。 さらに、財政健全化推進プランは、歳出で85億円の見直しといいながら、太閤堤跡公園事業88億円には手をつけようとしていません。また、財政見通しについて85億円の不足が前提となっていますが、既にこの見通しには狂いが生じており、収入増、支出小などとなり、85億円不足という主張には根拠がなくなってきています。到底一斉値上げや一斉切り捨ての理由となるものではありません。 このような財政健全化推進プランを進めることは、市民に大きな負担増と公的サービスの大きな後退をすることになり、それを進めることを求める当決議には到底賛成できるものではなく、反対するものであります。 ○議長(坂下弘親君) これにて討論を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) これより決議案第1号を採決いたします。 本決議案は原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (民進党宇治市会議員団、公明党宇治市会議員団、京都維新・宇治及び無会派起立) 起立多数であります。 よって、決議案第1号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第6 議案第10号、議案第12号、議案第50号、議案第52号及び議案第57号 ○議長(坂下弘親君) 次に日程第6、議案第10号、議案第12号、議案第50号、議案第52号及び議案第57号、以上5議案を一括して議題といたします。 委員長の報告を求めます。総務常任委員会 鳥居進委員長。            総務常任委員長報告 ◆総務常任委員長(鳥居進君) (登壇)ただいま議題となりました議案第10号「宇治市暴力団排除条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第12号「宇治市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第50号「辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について」、議案第52号「宇治市組織条例の一部を改正する条例を制定するについて」及び議案第57号「宇治市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例を制定するについて」、以上5議案について、本委員会が3月5日に市当局から説明を受け、審査いたしました結果について御報告いたします。 議案第10号については、討論はなく、採決の結果、日本共産党宇治市会議員団委員退席のもと、全会一致で原案のとおり可決すべきもの、議案第12号、議案第50号及び議案第52号、以上3議案については、討論はなく、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきもの、議案第57号については、討論はなく、採決の結果、自民党宇治市会議員団委員及び公明党宇治市会議員団委員退席のもと、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、質疑の中で各委員から出されました質疑及び意見・要望の項目については、委員会審査報告書に添付しておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                          平成30年3月6日 宇治市議会議長 坂下弘親様                      宇治市議会 総務常任委員会                         委員長   鳥居 進             委員会審査報告書 本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから、宇治市議会会議規則第103条の規定により報告します。                 記1.議案名   議案第10号 宇治市暴力団排除条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第12号 宇治市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第50号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について   議案第52号 宇治市組織条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第57号 宇治市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例を制定するについて2.審査結果   上記5議案、原案のとおり可決すべきものと決する。3.審査概要〔議案第10号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯定期監査等でどういう指摘があったのかについて  ◯定期監査での指摘というのは指定管理者が使用の許可をできるかどうかという指摘ではなかったのではないかについて  ◯宇治市行政手続条例でいえば指定管理者が行政庁の処分その他公権力の行使に当たる行為をすることが地方自治法上で可能なのかが問題になっていると思っているが、地方自治法第153条の関係でいえばそこまでの権限は指定管理者のところには付与されているということにはならないのではないかについて  ◯地方自治法第244条の2第3項は許可と不許可の処分の公権力の付与を指定管理者に与えているものにはなっていないと思うことについて  ◯地方自治体の大もとの権限の許可・不許可の行政手続について、市の条例でも相当に重要なところを指定管理者に認めていることにはならないと思っているが、宇治市行政手続条例や宇治市個人情報保護条例との整合性はどのようにしていくのかについて  ◯宇治市行政手続条例や宇治市個人情報保護条例を整理していかなければ許可・不許可ができないのではないかについて  ◯指定管理者が許可・不許可の処分などにかかわってくると同時に、個人情報の保護の責務を負うと思うがそれは何で縛っていくのかについて  ◯行政手続条例の関係では問題がないのかについて  ◯地方自治法第153条の関係で権限のところにも指定管理者が加わっているという解釈なのかについて  ◯現行のままでなぜだめなのか、監査委員の指摘があるからなのかについて〔議案第12号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  なし〔議案第50号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯計画期間を4年としている理由について  ◯一般的な指定管理者でやっている長期修繕も含めて管理している部分と辺地での整備計画との整合性、予算のとり方について  ◯辺地での整備計画を基本とした形で公共施設はやっているのかについて  ◯専用冷凍冷蔵車は笠取、炭山それぞれにあるのかについて  ◯専用冷凍冷蔵車の予算は380万円なのかについて  ◯専用冷凍冷蔵車は市所有なのか、市で持つ必要性があるのかについて  ◯3カ所の地区で辺地対策事業債を活用しているが、道路の関係は4年間で整備できるのかについて  ◯辺地対策事業債は国からの補助もあって活用されるのか、どれくらいの比率になるのかについて  ◯笠取、炭山、二尾・池尾以外で辺地の基準に合うようなところはあるのかについて  ◯今度の計画が終わってもまだまだ課題があり国のほうで事業債が継続するのであれば整備していくのかについて  ◯総合整備計画を立てる目的は辺地事業債を得るためかについて  ◯辺地事業債は学校施設改修にも適用されるのかについて〔議案第52号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  なし〔議案第53号から議案第57号まで〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯今回の給与制度の見直しでラスパイがどの程度の水準になるのかについて  ◯報酬審では市長の退職手当の議論があったのかについて  ◯報酬審以外でも厳しい財政状況を鑑みて、市長の退職手当を何パーセント減らすという話はなかったのかについて  ◯市民の理解が得られるようにすべきについて  ◯報酬審の答申に対して異論は一切ないことについて  ◯報酬審の答申の経過について、議員の期末手当を上げるという判断をされた見解、特別職の答申がどうだったか、それを受けてどういう判断でこういう形になったのかについて  ◯報酬審の議論の中で宇治市議会議員の仕事ぶり、職責、権能など評価をいただいたようなことはあるのかについて  ◯特別職について報酬審の答申を尊重すべきだがそれをさらに上乗せして引き下げをするのかについて  ◯報酬審の答申をそのまま尊重すべきという考え方も一方ではあるがそこはどう整理するのかについて  ◯財政が厳しい中で全体的な感覚として今引き上げることをどう考えているのかについて  ◯上げる、下げるそれぞれに理由があるというのはどういうことなのかについて  ◯現給保障の期間延長について市民の理解が得られるのかについて  ◯昇給の抑制をしていくという手法が本当に職員にとっていいのかについて  ◯賃金カットの手法は考えられなかったのか、また、残業代のカットについて市民が痛みを感じるところは職員の皆さんも一緒に協力していく姿勢が必要ではないのかについて  ◯時間外勤務の見直し・削減の数値目標を立てるべきについて  ◯議員と特別職を除いた場合、トータルでどの程度引き下がるのかについて  ◯市民感覚でいうと85億足りない中で給料が上がるというのはどうなのかについて  ◯困難な業務を処理する係長はどういう仕事をするのかについて  ◯5級の主任をつくらないということについて  ◯5級の主任を生まないということをどこかに明記しておかないと今後生まないことにならないのではないかについて  ◯条例を改正しない限り5級の主任は生まれることになるが、今後生まないのに条例に載せていると生む可能性があることについて  ◯職員のモチベーションを維持して上げていくことは市民サービスを向上させていくには非常に大事なことについて----------------------------------- ○議長(坂下弘親君) これより委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) これより採決いたします。 採決は分割して行います。 最初に議案第10号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 本議案は委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (民進党宇治市会議員団、自民党宇治市会議員団、公明党宇治市会議員団、京都維新・宇治及び無会派起立) 起立多数であります よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号、議案第50号、議案第52号及び議案第57号、以上4議案を一括して採決いたします。 4議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 4議案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、議案第12号、議案第50号、議案第52号及び議案第57号、以上4議案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(坂下弘親君) お諮りいたします。 この際、日程に追加し、議会議案第1号を直ちに議題といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、この際、議会議案第1号を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。----------------------------------- △日程追加 議会議案第1号 ○議長(坂下弘親君) これより議会議案第1号を議題といたします。 ○議長(坂下弘親君) お諮りいたします。 本議案については、会議規則第37条第2項の規定により、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、本議案については、提案理由の説明を省略することに決しました。 ○議長(坂下弘親君) これより質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) お諮りいたします。 本議案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、本議案については委員会付託を省略することに決しました。 ○議長(坂下弘親君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) これより議会議案第1号を採決いたします。 本議案は原案のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、議会議案第1号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第7 議案第17号及び議案第21号 ○議長(坂下弘親君) 次に日程第7、議案第17号及び議案第21号の2議案を一括して議題といたします。 委員長の報告を求めます。市民環境常任委員会 渡辺俊三委員長。            市民環境常任委員長報告 ◆市民環境常任委員長(渡辺俊三君) (登壇)ただいま議題となりました議案第17号「宇治市市営茶室条例の一部を改正する条例を制定するについて」及び議案第21号「宇治市ラブホテル建築等規制条例の一部を改正する条例を制定するについて」の2議案につきまして、本委員会が平成30年3月7日に市当局から説明を受け、審査いたしました結果について御報告いたします。 議案第17号については、討論はなく、採決の結果、日本共産党宇治市会議員団委員退席のもと、全会一致で原案のとおり可決すべきもの、議案第21号については、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、質疑の中で各委員から出されました質疑及び意見・要望の項目につきましては、委員会審査報告書に添付いたしておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                          平成30年3月8日 宇治市議会議長 坂下弘親様                    宇治市議会 市民環境常任委員会                         委員長   渡辺俊三             委員会審査報告書 本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから、宇治市議会会議規則第103条の規定により報告します。                 記1.議案名   議案第17号 宇治市市営茶室条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第21号 宇治市ラブホテル建築等規制条例の一部を改正する条例を制定するについて2.審査結果   上記2議案、原案のとおり可決すべきものと決する。3.審査概要〔議案第17号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯許可の取り消し等も指定管理者が行うことになるのかについて  ◯総務省の研究報告には使用制限については条例で定めるべきとあるが、条例のどこに書いてあるのかについて  ◯第10条第4項は抽象的な書き方だが、判断は指定管理者が行うのかについて  ◯行政判断を伴う事務や公権力の行使については指定管理者に委ねてはいけないのではないかについて  ◯指定管理者に行政処分を委ねてもよいとする根拠は何かについて  ◯地方自治法に書いてある施設の管理の範囲をどう考えるのかについて  ◯指定管理者に委ねることができる範囲を逸脱していないかについて  ◯民法にある追認の制度を盛り込むべきについて  ◯総務省通知ではどうなっているのかについて  ◯条例改正に至った経過について  ◯監査からの指摘も踏まえて是正したのかについて〔議案第21号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯上位法の旅館業法の対象が削除されたのかについて  ◯定義の変更があったのみで、市が規制をするのに何か影響はないのかについて  ◯田園住居地域とは何かについて  ◯上位法の改正に伴い文言を整理する改正かについて  ◯同意しないものとすると同意しないはどう違うのかについて----------------------------------- ○議長(坂下弘親君) これより委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) これより採決いたします。 採決は分割して行います。 最初に議案第17号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 本議案は委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (民進党宇治市会議員団、自民党宇治市会議員団、公明党宇治市会議員団、京都維新・宇治及び無会派起立) 起立多数であります。 よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。 次に議案第21号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 本議案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第8 議案第51号及び議案第58号 ○議長(坂下弘親君) 次に日程第8、議案第51号及び議案第58号の2議案を一括して議題といたします。 委員長の報告を求めます。建設水道常任委員会 久保田幹彦委員長。            建設水道常任委員長報告 ◆建設水道常任委員長(久保田幹彦君) (登壇)ただいま議題となりました議案第51号「市道路線の認定について」及び議案第58号「企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて」の2議案について、本委員会が平成30年3月8日に実地調査を行い、市当局から説明を受け、審査いたしました結果について御報告いたします。 2議案につきましては、討論はなく、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、質疑の中で各委員から出されました質疑及び意見・要望の項目については、委員会審査報告書に添付いたしておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                          平成30年3月9日 宇治市議会議長 坂下弘親様                    宇治市議会 建設水道常任委員会                        委員長   久保田幹彦             委員会審査報告書 本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから、宇治市議会会議規則第103条の規定により報告します。                 記1.議案名   議案第51号 市道路線の認定について   議案第58号 企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて2.審査結果   上記2議案、原案のとおり可決すべきものと決する。3.審査概要〔議案第51号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯槇島町218号線について   ①道路の見通しを確保する方法及び安全対策について〔議案第58号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  なし----------------------------------- ○議長(坂下弘親君) これより委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) これより議案第51号及び議案第58号の2議案を一括して採決いたします。 2議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 2議案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、議案第51号及び議案第58号の2議案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第9 議案第31号から議案第36号まで及び議案第38号から議案第41号まで ○議長(坂下弘親君) 次に日程第9、議案第31号から議案第36号まで及び議案第38号から議案第41号までの10議案を一括して議題といたします。 委員長の報告を求めます。文教福祉常任委員会 稲吉道夫委員長。            文教福祉常任委員長報告文教福祉常任委員長(稲吉道夫君) (登壇)ただいま議題となりました議案第31号「宇治市総合福祉会館条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第32号「宇治市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第33号「宇治市地域福祉センター条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第34号「宇治市デイホーム条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第35号「宇治市地域包括支援センターの職員等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第36号「宇治市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例を制定するについて」、議案第38号「宇治市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第39号「宇治市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第40号「宇治市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて」、及び議案第41号「宇治市指定介護予防支援事業者の指定に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて」、以上10議案について、本委員会が平成30年3月8日に市当局から説明を受け、審査いたしました結果について御報告いたします。 議案第31号、議案第33号及び議案第34号、以上3議案については、討論はなく、採決の結果、日本共産党宇治市会議員団委員退席のもと、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきもの、議案第32号、議案第35号、議案第36号及び議案第38号から議案第41号まで、以上7議案については、討論はなく、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、質疑の中で各委員から出されました質疑及び意見・要望の項目については、委員会審査報告書に添付いたしておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                          平成30年3月9日 宇治市議会議長 坂下弘親様                    宇治市議会 文教福祉常任委員会                         委員長   稲吉道夫             委員会審査報告書 本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから、宇治市議会会議規則第103条の規定により報告します。                 記1.議案名   議案第31号 宇治市総合福祉会館条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第32号 宇治市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第33号 宇治市地域福祉センター条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第34号 宇治市デイホーム条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第35号 宇治市地域包括支援センターの職員等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第36号 宇治市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例を制定するについて   議案第38号 宇治市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第39号 宇治市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第40号 宇治市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第41号 宇治市指定介護予防支援事業者の指定に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて2.審査結果   上記10議案、原案のとおり可決すべきものと決する。3.審査概要〔議案第31号、議案第33号及び議案第34号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯民間事業者がどこまで許可・不許可の行政処分を行えるのか、何か法令の規定はあるのかについて  ◯長の権限に属することをどこまで民間事業者に委ねるのかは、各地方公共団体の裁量に任されているのかについて  ◯答弁を聞くと条例で定めれば、どういった処分でも民間事業者が行えると聞こえてしまうが、例えば議会の招集でも行うことができるのかについて  ◯民間事業者が行政処分を行える範囲を示した根拠はあるのかについて  ◯使用許可・不許可の基準は明確に規定されているのかについて  ◯指定管理者に判断の余地を残しているのかについて  ◯指定管理者を市が監督する権限は条例に定めがあるのかについて  ◯何を根拠にして市は指定管理者を監督できるのかについて  ◯指定管理者の選定方法と選定基準について  ◯条例のどこに市長の監督権限が定められているのかについて  ◯市は現在の指定管理者が使用許可の権限を付与するのにふさわしいと判断しているのかについて  ◯指定管理者を指定したときは使用許可の権限はなかったので、もう一度指定管理者の指定について議決する必要はないのかについて  ◯使用許可の権限を付与することは業務の追加程度の軽いものだと認識しているのかについて  ◯使用許可の権限を付与することについてはもっと整理すべきについて  ◯条例に基づく施行規則についても市長を指定管理者に読みかえるのかについて  ◯指定管理者には個人情報の守秘義務を課しているのかについて  ◯審査請求はどこが受けるのかについて  ◯指定管理者には監査委員からの監査が及ぶのかについて  ◯料金を設定する権限はどこにあるのかについて  ◯業務委託先の決定はどこが行うのかについて  ◯監査委員からは具体的にどういう指摘があったのかについて  ◯宇治市総合福祉会館条例の第12条第3項第2号に会館の建物、設備等の維持管理に関することが業務としてあるが、この維持管理の中に使用許可の権限は含まれているのかについて  ◯使用許可の権限が含まれていないならば、今までは違法な状態だったのかについて  ◯市長印がある許可書の発行は誰がしていたのかについて  ◯今までは申請書を提出したら、その場で許可書を発行していなかったのかについて  ◯申請書を提出してその場で市長印がある許可書を発行していたことが問題ないならば、条例改正の必要はないのではないかについて  ◯指定管理者が許可行為をすることに問題があったから条例改正をするのではないのかについて  ◯条例で使用許可の権限を付与せずに指定管理者が使用許可をしていることについて問題ないかを顧問弁護士に相談しているが、どういう回答だったのかについて  ◯現行の条例のどこに許可・不許可の基準についての記載があるのかについて  ◯許可・不許可の基準を現行の条例で定めているのであれば、条例改正をする必要がないことについて  ◯宇治市総合福祉会館条例の使用許可の取り消し等の第9条第3号について市長を指定管理者とする読みかえ規定を適用するのかについて  ◯地方自治法第244条の2第4項はどういう内容なのかについて  ◯指定管理者に裁量や判断の余地を与えないように条例に明記しなければならないのではないかについて  ◯宇治市総合福祉会館条例の使用許可の取り消し等の第9条第3号について市長を指定管理者と読みかえると指定管理者に裁量の余地を与えているのではないのかについて  ◯今回の条例改正は根本的な矛盾があるのではないのかについて  ◯今回の条例改正で市長が使用の制限などをすることをできなくなるが問題ないのかについて  ◯使用の許可・不許可は行政処分ではないのかについて  ◯指定管理者を市長が指導・監督できる法律的な根拠はどこにあるのかについて  ◯顧問弁護士の見解は使用の許可・不許可の基準を条例で明確に定めているかどうかということかについて  ◯現行の宇治市総合福祉会館条例では既に第6条、第9条で使用の許可・不許可を定めていると思うことについて  ◯既に許可・不許可を条例で定めているのに、条例改正しようとしているのはなぜかについて  ◯宇治市総合福祉会館条例の使用許可の取り消し等の第9条第3号について権限を制限的にするのであれば、この部分も改正する必要があるのではないのかについて  ◯今回の条例改正で市長の裁量権がなくなるということでよいのかについて  ◯新たな矛盾を生む条例改正になっているので、一旦取り下げてもう少し精査すべきについて〔議案第32号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  なし〔議案第35号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  なし〔議案第36号及び議案第41号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯利用者の人権及び虐待防止のための宇治市の取り組みについて  ◯市内の事業所数と人員体制について  ◯どの程度の頻度で事業所に指導へ行っているのかについて  ◯権限移譲によって指導の回数が減ることはないのかについて  ◯議案第36号の条例の第5条の2項に員数は規則で定めるとあるが、この規則の案は既につくっているのかについて  ◯人員について今回は規則で定めているが条例で定めることもあると思うが、どういう線引きがあるのかについて  ◯従業員の員数は重要なことだと思うが、なぜ規則で定めるのかについて〔議案第38号から議案第40号まで〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯介護・医療連携推進会議の回数を年4回から年2回へと減らした理由について  ◯日常的な連携はどのように確保していくのかについて  ◯共生型通所介護について障害福祉と介護保険の分野を合わせたような対応になり、施設運営などの基準が低いほうにされて安全上問題が出てくると思うが、どう指導をしていくのかについて  ◯居宅療養管理指導について  ◯定期巡回・随時対応型訪問介護看護についてオペレーターが集約するとあるが、利用者へのサービスは十分行われるのかについて----------------------------------- ○議長(坂下弘親君) これより委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) これより採決いたします。 採決は分割して行います。 最初に、議案第31号、議案第33号及び議案第34号、以上3議案を一括して採決いたします。 3議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 3議案は委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (民進党宇治市会議員団、自民党宇治市会議員団、公明党宇治市会議員団、京都維新・宇治及び無会派起立) 起立多数であります。 よって、議案第31号、議案第33号及び議案第34号、以上3議案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第32号、議案第35号、議案第36号及び議案第38号から議案第41号まで、以上7議案を一括して採決いたします。 7議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 7議案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、議案第32号、議案第35号、議案第36号及び議案第38号から議案第41号まで、以上7議案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第10 議案第65号 ○議長(坂下弘親君) 次に日程第10、議案第65号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。山本市長。 ◎市長(山本正君) (登壇)ただいま議題となりました議案第65号「宇治市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定するについて」につきまして、御説明を申し上げます。 本議案は、国民健康保険法施行令等の一部改正に伴い所要の改正を行うものでございます。よろしく御審議をいただき、御可決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(坂下弘親君) これより質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) お諮りいたします。 本議案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、本議案については委員会付託を省略することに決しました。 ○議長(坂下弘親君) これより討論を行います。大河直幸議員。 ◆(大河直幸君) (登壇)議案第65号、宇治市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定するについて、日本共産党宇治市会議員団を代表して反対の討論を行います。 今回の条例改正は、病床転換支援金の制度を延長させることが含まれています。病床転換支援金は、高齢者の方々が入院する療養病床を廃止して介護施設や在宅などへ追いやるものです。国は医療費削減を狙いとして、療養病床を約14万人分廃止する方針です。廃止対象は介護型で6万1,000人分、医療型で約7万6,000人分です。病床廃止によって病院を追いやられる高齢者の行き先は決まっていません。介護施設などの整備も進んでいません。厚生労働省の調査では、現在、介護型利用者の65%の方が脳卒中などを患い、入院・入所による医療が必要とされているのに、これでは支える制度もないままに在宅へと高齢者が病院を追いやられる危険性があります。療養病床の廃止を進める狙いを持った病床転換支援金のそのままの延長は認めることができません。 以上の理由から本条例案に反対をするものです。 ○議長(坂下弘親君) これにて討論を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) これより議案第65号を採決いたします。 本議案は原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (民進党宇治市会議員団、自民党宇治市会議員団、公明党宇治市会議員団、京都維新・宇治及び無会派起立) 起立多数であります。 よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第11 意見書案第1号及び意見書案第2号 ○議長(坂下弘親君) 次に日程第11、意見書案第1号及び意見書案第2号の2意見書案を一括して議題といたします。 ○議長(坂下弘親君) お諮りいたします。 2意見書案については、会議規則第37条第2項の規定により提案理由の説明を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、2意見書案については提案理由の説明を省略することに決しました。 ○議長(坂下弘親君) これより質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) お諮りいたします。 2意見書案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、2意見書案については委員会付託を省略することに決しました。 ○議長(坂下弘親君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(坂下弘親君) これより採決いたします。 採決は分割して行います。 最初に意見書案第2号を採決いたします。 本意見書案は原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (日本共産党宇治市会議員団、京都維新・宇治及び無会派起立) 起立少数であります。 よって、意見書案第2号は否決されました。 次に、意見書案第1号を採決いたします。 本意見書案は原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (民進党宇治市会議員団、自民党宇治市会議員団、公明党宇治市会議員団、京都維新・宇治及び無会派起立) 起立多数であります。 よって、意見書案第1号は原案のとおり可決されました。 意見書第1号の取り扱いは議長に御一任願います。----------------------------------- △日程第12 閉会中継続調査 ○議長(坂下弘親君) 次に日程第12、閉会中継続調査を議題といたします。 各常任委員長及び議会運営委員長から、目下委員会において調査中の事件について、お手元に配付いたしておりますとおり、閉会中継続調査の申し出があります。 ○議長(坂下弘親君) お諮りいたします。 各委員長から申し出のとおり、閉会中継続調査に付することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。-----------------------------------                         平成30年3月29日 宇治市議会議長 坂下弘親様                      宇治市議会 総務常任委員会                         委員長   鳥居 進            閉会中継続調査申出書 本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、宇治市議会会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記1.事件(1)調査事件  ア.防災について           イ.文書法規について  ウ.国際交流について         エ.人事、給与、研修について  オ.広報について           カ.総合計画及び広域行政について  キ.事務事業の管理について      ク.高度情報化の推進について  ケ.財政について           コ.財産管理について  サ.契約事務について         シ.市税収入及び税制度について  ス.会計事務及び物品管理について   セ.消防及び救急業務について  ソ.選挙事務について         タ.監査事務について  チ.公平委員会について        ツ.固定資産評価審査委員会について2.理由    委員会調査未了のため。-----------------------------------                         平成30年3月29日 宇治市議会議長 坂下弘親様                    宇治市議会 市民環境常任委員会                         委員長   渡辺俊三            閉会中継続調査申出書 本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、宇治市議会会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記1.事件(1)調査事件  ア.文化振興について         イ.自治振興について  ウ.広聴について  エ.戸籍、住民基本台帳、外国人登録及び印鑑登録等の窓口業務について  オ.農林茶業、畜産業及び水産業並びに農業共済について  カ.観光について           キ.産業、商工及び労働者施策について  ク.消費者保護について        ケ.人権啓発について  コ.男女共同参画について       サ.環境施策について  シ.廃棄物の処理及び清掃について   ス.墓地及び斎場について  セ.農業委員会について2.理由    委員会調査未了のため。-----------------------------------                         平成30年3月29日 宇治市議会議長 坂下弘親様                    宇治市議会 建設水道常任委員会                        委員長   久保田幹彦            閉会中継続調査申出書 本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、宇治市議会会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記1.事件(1)調査事件  ア.鉄軌道関係事業の推進について   イ.道路、河川、橋梁等の整備について  ウ.市有建物等の建築について     エ.市営建物の営繕について  オ.市営住宅について         カ.用地の取得について  キ.国、府等の大型建設事業に係る連絡調整について  ク.開発指導について         ケ.建築指導について  コ.建築確認申請の審査等について   サ.都市計画事業について  シ.公園緑地について         ス.上下水道の整備について  セ.交通対策について         ソ.文化財の保護について  タ.ウトロ地区の住環境対策について2.理由    委員会調査未了のため。-----------------------------------                         平成30年3月29日 宇治市議会議長 坂下弘親様                    宇治市議会 文教福祉常任委員会                         委員長   稲吉道夫            閉会中継続調査申出書 本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、宇治市議会会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記1.事件(1)調査事件  ア.社会福祉援護について       イ.障害者福祉及び児童福祉について  ウ.国民年金について         エ.高齢社会対策について  オ.子育て支援について        カ.保健衛生及び医療について  キ.国民健康保険について       ク.介護保険について  ケ.学校教育について         コ.生涯学習、社会教育について  サ.生涯スポーツについて       シ.青少年対策について  ス.図書館について          セ.歴史資料の保護について2.理由    委員会調査未了のため。-----------------------------------                         平成30年3月29日 宇治市議会議長 坂下弘親様                      宇治市議会 議会運営委員会                         委員長   宮本繁夫            閉会中継続調査申出書 本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、宇治市議会会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記1.事件(1)調査事件  ア.議会の運営について  イ.議会の会議規則、委員会に関する条例等について  ウ.議長の諮問について  エ.議会改革について2.理由    委員会調査未了のため。----------------------------------- ○議長(坂下弘親君) 以上をもって、今期定例会に付議された事件は全て議了いたしました。 これにて本日の会議を閉じ、平成30年3月宇治市議会定例会を閉会いたします。     午後6時33分 閉議・閉会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                宇治市議会議長  坂下弘親                宇治市議会副議長 関谷智子                宇治市議会議員  中村麻伊子                宇治市議会議員  秋月新治...