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11月30日-01号

  • "宇治市議会議員選挙執行費"(1/1)
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  1. 宇治市議会 2010-11-30
    11月30日-01号


    取得元: 宇治市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-28
    平成22年 12月 定例会(1) 議事日程             議事日程(第1号)                        平成22年11月30日                        午前10時 開議第1.会議録署名議員の指名第2.会期の決定第3.諸報告第4.議案第81号 宇治市特別職等の職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第84号 宇治市職員退職年金、退職一時金、死亡一時金及び遺族年金条例等を廃止する条例を制定するについて   議案第85号 財産取得するについて   議案第86号 平成22年度宇治市一般会計補正予算(第4号)   議案第87号 平成22年度宇治市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)   議案第88号 平成22年度宇治市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)第5.議案第78号 宇治市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第79号 宇治市人事監の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第80号 特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第82号 宇治市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第83号 宇治市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例を制定するについて第6.議案第68号 平成21年度宇治市一般会計歳入歳出決算認定について   議案第69号 平成21年度宇治市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第70号 平成21年度宇治市老人保健事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第71号 平成21年度宇治市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第72号 平成21年度宇治市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第73号 平成21年度宇治市墓地公園事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第74号 平成21年度宇治市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第75号 平成21年度宇治市飲料水供給施設事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第76号 平成21年度宇治市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第77号 平成21年度宇治市水道事業会計決算認定について(2) 会議に付した事件   議事日程に同じ。(3) 出席議員   議長     松峯 茂君   副議長    水谷 修君   議員     坂本優子君      中路初音君          浅井厚徳君      真田敦史君          平田研一君      石田正博君          長野恵津子君     青野仁志君          堀 明人君      帆足慶子君          山崎恭一君      池内光宏君          藤田 稔君      田中美貴子君          関谷智子君      河上悦章君          川越 清君      向野憲一君          浅見健二君      菅野多美子君          矢野友次郎君     西川博司君          鈴木章夫君      坂下弘親君          高橋尚男君      川原一行君          小山勝利君(4) 説明のため出席した者         市長          久保田 勇君         副市長         川端 修君         副市長         土屋 炎君         人事監         平本 恵君         市長公室長       梅垣 誠君         政策経営部長      岸本文子君         総務部長        坪倉 貢君         市民環境部長      五艘雅孝君         市民環境部理事     大橋正明君         市民環境部理事     福田富美男君         健康福祉部長      田中秀人君         健康福祉部理事     佐藤政紀君         理事          大関弘之君         建設部長        三枝政勝君         都市整備部長      小川 茂君         会計管理者       栢木広和君         消防長         谷村和男君         水道事業管理者     桑田静児君         水道部長        杉村亮一君         教育長         石田 肇君         教育部長        栢木利和君(5) 事務局職員出席者         局長          山田晴比古         次長          薮下龍司         主幹          伊藤裕康         庶務調査係長      北池顕子         議事係主任       上田敦男(6) 速記者                     井ノ口清美     午前10時00分 開会・開議 ○議長(松峯茂君) ただいまから平成22年12月宇治市議会定例会を開会いたします。----------------------------------- ○議長(松峯茂君) 直ちに本日の会議を開きます。----------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(松峯茂君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、石田正博議員及び関谷智子議員を指名いたします。----------------------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長(松峯茂君) 次に日程第2、会期の決定を議題といたします。 ○議長(松峯茂君) お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から12月27日までの28日間といたしたいと思います。 これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、会期は28日間と決しました。----------------------------------- △日程第3 諸報告 ○議長(松峯茂君) 次に日程第3、諸報告を行います。 教育委員会委員長から報告のありました報告第33号については、その写しをお手元に配付いたしておりますので、ごらんおき願います。 次に、監査委員から報告のありました定期監査結果報告1件、例月出納検査結果報告4件については、その写しをお手元に配付いたしておりますので、ごらんおき願います。 次に、京都弁護士会、安保嘉博氏から提出のありました陳情等第22-11号「取調べの可視化(取調べの全過程の録画)の実現に関する決議・意見書採択の要請」、京都やましろ農業協同組合代表理事組合長、天津泰治氏外1人から提出のありました陳情等第22-12号「安全・安心でおいしい米の安定生産並びに安定供給に係る支援の要望」、以上2件については、その写しをお手元に配付いたしておりますので、ごらんおき願います。 次に、平成22年度都道府県議会議員及び市区町村議会議員総務大臣感謝状贈呈式の報告をお手元に配付しておりますので、ごらんおき願います。 なお、同贈呈式において、菅野多美子議員及び川原一行議員に対し、議会議員として35年以上在職し、地方自治の発展に顕著な功績があったと認められたため、総務大臣より感謝状及び記念品が贈呈されておりますので、ご報告いたしておきます。-----------------------------------                        ┌---------┐                        |受理第22-11号|                        └---------┘               陳情書等件名 取調べの可視化(取調べの全過程の録画)の実現に関する決議・意見書採択の要請                 2010年(平成22年)10月12日宇治市議会御中                          京都弁護士会                           会長  安保嘉博   取調べの可視化(取調べの全過程の録画)の実現に関する決議・意見書採択の要請について(お願い)拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 平素は当会の活動に格別のご協力をいただき、心より感謝申し上げます。 早速ですが、密室での取り調べにより「自白」が強要され、冤罪事件という究極の人権侵害が繰り返されてきたことは、わが国の刑事手続を考える上で非常に憂慮すべき問題です。最近でも、氷見事件、志布志事件、足利事件、枚方副市長事件などの冤罪事件が次々と発覚し、密室での取調べに対する社会的な批判が高まっていることはご承知のとおりです。密室での取調べで何が行われているのか、現在の制度では全く明らかにならないことは、ここ数週間の厚労省元局長事件での無罪判決や、これに端を発する検察官らによる証拠隠滅・犯人隠避被疑事件の報道からも痛切に感じ取られるところとなっています。 これらの事実から明らかなように、取調べの可視化(取調べ全過程の録画)は、一刻も早く実現すべき立法課題であると言えます。 当会では、これまで、密室での違法・不当な取調べと虚偽の自白による冤罪を防ぐために、また裁判員制度の導入に伴い裁判員となる市民に判断のしやすい裁判を実現するため、政府・国会に対し、取調べを可視化(取調べ全過程の録画)するよう繰り返し求めてきました。 しかしながら、政府・国会の議論においては、慎重すぎるともいうべき対応が取られており、法案提出の目途すら立っておりません。 この時にこそ、市民の立場により近い地方議会から、政府・国会に対して、市民の人権を護り、かつ裁判員となる市民に過度の負担をかけさせないために、取調べの可視化を速やかに実現するべきだという声を届ける必要があると考えます。 このような次第ですので、貴議会におかれまして、取調べの可視化実現を推進する決議もしくは意見書を採択いただきたく、切にお願い申し上げます。                                 敬具※ご参考までに、決議(意見書)の見本を同封いたしますので、是非、決議・意見書を採択いただきますよう重ねてお願い申し上げます。   [取調べの可視化(取調べ全過程の録画)の実施を推進する決議(意見書)案]2010年(平成22年)  月  日                    提出者 ◯◯議会議員 ◯◯◯◯                               ◯◯◯◯                               ◯◯◯◯                               ◯◯◯◯                               ◯◯◯◯  速やかに取調べの可視化(取調べ全過程の録画)の実現を推進する決議(意見書) 2009年(平成21年)5月に、市民が刑事裁判に参加し、裁判官とともに被告人を裁く裁判員裁判が開始された。この制度は、法律の専門家ではない市民が裁判員として裁判に参加することで、裁判に健全な市民感覚及び社会常識を反映し、もってその内容を適正化することが期待されている。 裁判員である市民の意見を最大限反映し、裁判員裁判を円滑に実施するためには、裁判が市民にとって分かりやすいものである必要がある。裁判で供述調書の任意性や信用性が争われたような場合でも、裁判員がその判断に窮することのないよう、適切な方策が講じられなければならない。 このような見地から、取調べの可視化(取調べ全過程の録画)は不可欠なものである。なぜなら、取調べを全て録画することで、取調べの状況が検証可能となり、これにより初めて裁判員が供述調書の任意性や信用性の判断を容易に、かつ正確になしうるようになるからである。 また、取調べの可視化は、これを行うことで、密室での取調べに伴って発生する捜査官の暴行・脅迫・利益誘導等による自白強要や虚偽自白とともに、氷見事件や志布志事件、足利事件に代表されるように現在も後を絶たない冤罪を防止することができ、被疑者・被告人の人権保障を図る上でも不可欠なものである。 現在、検察庁では、裁判員裁判対象事件につき、検察官の裁量により取調べの一部の録画が行われており、また、警察庁でも一部録画の試行がなされているが、すでに裁判員裁判が実施されていることも踏まえて、速やかに取調べの全過程の録画を行うことで、取調べの可視化を実現しなければならない。 以上、本議会は決議する。-----------------------------------                        ┌---------┐                        |受理第22-12号|                        └---------┘               陳情書等件名 安全・安心でおいしい米の安定生産並びに安定供給に係る支援の要望                        京や営22発第184号                        平成22年11月4日宇治市 議会議長 松峯 茂様                       京都やましろ農業協同組合                       代表理事組合長 天津泰治                       宇治市運営協議会                       会長 長谷川榮治   安全・安心でおいしい米の安定生産並びに安定供給に係る支援の要望について拝啓 御行政におかれましては、益々ご発展のこととお喜び申し上げます。 平素は、当JAの事業運営に格別のご指導、ご支援を賜り厚く御礼申し上げます。 さて、わが国の米生産・消費を巡る情勢は、消費の減少等に伴い過剰在庫問題が顕在化する中で、生産者米価は年々下落の一途を辿り、更に平成22年産米は、戸別所得補償モデル事業の実施とも相まって大暴落しました。 こうした情勢下で、当山城地域におきましても農家の所得が減少していると共に、農家の米生産に対する意欲が大きく減退しており、今後の地域農業の行く末と主食である米の安定供給が非常に危倶される事態となっています。 また、京都府並びに山城地域におきましては、米の消費地域として、米の生産体制の維持・確保と安全・安心で食味の良い米を学校給食をはじめ地域住民や消費者に安定して供給できる仕組みづくりが大きな課題となっております。 当JAにおきましては、地域の米は地域で確保することを基本として、御行政をはじめ関係各位のご支援を賜る中で、安全・安心でおいしい米の生産をはじめ、当JA独自の農家直接買い取り制度により生産者米価の買い支えを行うと共に、地産・地消運動による地元産米の消費拡大に鋭意努力しているところでありますが、昨今の米情勢下では、生産現場のみでの対応には限界を来たしているところであります。 つきましては、山城地域の米事情につきまして、何卒ご理解とご賢察を賜りますとともに、今後の地域農業の維持と地域住民や消費者に安全・安心でおいしいお米を安定して供給して行くために、生産現場と地域が一体となった山城地域独自の米政策として、米の生産・供給に係る新たな行政支援につきまして、特段のご配慮を賜りますよう要望方々お願い申し上げます。                                 敬具-----------------------------------   平成22年度都道府県議会議員及び市区町村議会議員総務大臣感謝状贈呈式開催日       平成22年10月15日(金)開催場所      ホテルルポール麹感謝状贈呈式の概要1.感謝状贈呈式 (1)開式の辞 (2)式辞    総務副大臣           鈴木克昌(総務大臣代読) (3)感謝状並びに記念品贈呈      授与  総務副大臣           鈴木克昌      受領  都道府県議代表         山口 享(鳥取県)          市区議代表           島田幸雄(東京都港区)          町村議代表           柴田誠一郎(福岡県遠賀町) (4)来賓祝辞  衆議院総務委員長        原口一博          参議院総務委員長        那谷屋正義          全国町村会会長         藤原忠彦          全国都道府県議会議長会会長   金子万寿夫 (5)来賓紹介  全国市議会議長会会長      五本幸正          全国町村議会議長会会長     野村 弘          全国都道府県議会議長会事務総長 田村政志          全国市議会議長会事務総長    大竹邦実          全国町村議会議長会事務総長   高田 恒 (6)総務省紹介 総務事務次官          岡本 保          総務省自治行政局長       久元喜造          総務省大臣官房審議官      三輪和夫          総務省自治行政局行政課長    安田 充 (7)祝電披露 (8)謝辞    代表              山口 享(鳥取県) (9)閉会の辞2.本市議会においては、議会議員として35年以上在職し、地方自治の発展に顕著な功労があったと認められ、菅野多美子議員川原一行議員に感謝状及び記念品が贈呈された。----------------------------------- ○議長(松峯茂君) 暫時休憩いたします。     午前10時03分 休憩     (休憩中に感謝状及び記念品の贈呈)     午前10時07分 再開 ○議長(松峯茂君) 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △日程第4 議案第81号及び議案第84号から議案第88号まで ○議長(松峯茂君) 次に、日程第4、議案第81号及び議案第84号から議案第88号の6議案を一括して議題といたします。 ○議長(松峯茂君) 提案理由の説明を求めます。久保田市長。 ◎市長(久保田勇君) (登壇)おはようございます。 本日ここに、平成22年12月宇治市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、ご多忙の中にもかかわりませずご参集を賜り、まことにありがとうございます。 それでは、ただいま議題となりました議案第81号及び議案第84号から議案第88号までの6議案につきまして、それぞれご説明を申し上げます。 まず、議案第81号「宇治市特別職等の職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて」につきましてご説明を申し上げます。 本議案は、特別職等の職員で常勤のものの退職手当につきまして所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第84号「宇治市職員退職年金、退職一時金、死亡一時金及び遺族年金条例等を廃止する条例を制定するについて」につきましてご説明を申し上げます。 本議案は、共済組合制度発足以前の退職者等に給付する退職年金等に関し、その給付を受けるべき対象者がいなくなりましたため、宇治市職員退職年金、退職一時金、死亡一時金及び遺族年金条例外6条例につきまして廃止をするものでございます。 次に、議案第85号「財産取得するについて」につきましてご説明を申し上げます。 本議案は、宇治川太閤堤跡保存活用事業用地を取得するため提案をするものでございます。 次に、議案第86号「平成22年度宇治市一般会計補正予算(第4号)」につきましてご説明を申し上げます。 補正額は3億4,218万5,000円で、これによりまして予算総額は627億36万1,000円となるものでございます。 それでは、補正の主要な事業につきましてご説明を申し上げます。 総務費では、平成23年4月に執行が予定されております京都府議会議員及び宇治市議会議員選挙執行費としてそれぞれの議会議員選挙に関する平成22年度分の執行費等を計上いたしております。 なお、あわせまして債務負担行為では、それぞれの議会議員選挙期日投票事務等委託事業につきまして設定をいたしております。 民生費では、生活保護扶助費追加といたしまして生活保護世帯の増加などによる扶助費の追加を行うものでございます。 衛生費では、新たに1台分の可燃性一般廃棄物等の収集運搬業務を委託するため、債務負担行為を設定いたしております。 また、農林水産業費では、森林病害虫防除費といたしましてナラ枯れ対策に要する経費を計上いたしております。 教育費では、学校給食調理の民間委託事業実施に伴う経費の債務負担行為などを設定いたしますとともに、新たに民間委託いたします西小倉小学校の磁器食器等の整備に要する経費を計上いたしております。 また、小中学校の耐震改修などの設計業務委託事業に要する経費につきまして債務負担行為を設定いたしております。 次に、議案第87号「平成22年度宇治市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」につきましてご説明を申し上げます。 補正額は9,375万5,000円で、これによりまして予算総額は175億575万5,000円となるものでございます。 今回の補正予算は、国庫負担金等の償還に要する経費を計上いたしております。 次に、議案第88号「平成22年度宇治市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」につきましてご説明を申し上げます。 補正額は1,000万円で、これによりまして予算総額は81億7,283万円となるものでございます。 今回の補正予算は、管渠建設工事に伴う排水路移設補償工事に要する経費を追加いたしますとともに、あわせて債務負担行為を設定いたしております。 以上6議案につきまして一括してご説明を申し上げましたが、よろしくご審議をいただき、ご可決を賜りますようお願いを申し上げます。----------------------------------- △日程第5 議案第78号から議案第80号まで、議案第82号及び議案第83号 ○議長(松峯茂君) 次に日程第5、議案第78号から議案第80号まで、議案第82号及び議案第83号、以上5議案を一括して議題といたします。 ○議長(松峯茂君) 提案理由の説明を求めます。久保田市長。 ◎市長(久保田勇君) (登壇)ただいま議題となりました議案第78号から議案第80号並びに議案第82号及び議案第83号の以上5議案につきまして、それぞれご説明を申し上げます。 5議案につきましては、現下の厳しい経済情勢を踏まえた本年の人事院勧告等に準じますとともに、また本市特別職報酬等審議会の答申を踏まえ、報酬及び給与等につきまして所要の改正を行うものでございます。 まず、議案第78号「宇治市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて」につきましてご説明を申し上げます。 本議案は、市議会議員の期末手当の支給割合を改定するため、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第79号「宇治市人事監の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて」につきましてご説明を申し上げます。 本議案は、人事監の報酬月額を改定するため、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第80号「特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて」につきましてご説明を申し上げます。 本議案は、特別職の職員の給料月額及び期末手当の支給割合を改定するため、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第82号「宇治市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて」につきましてご説明を申し上げます。 本議案は、教育長の期末手当の支給割合を改定するため、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第83号「宇治市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例を制定するについて」につきましてご説明を申し上げます。 本議案は、一般職員及び再任用職員の給料月額及び期末勤勉手当の支給割合を改定する等のため、所要の改正を行うものでございます。 以上5議案につきまして一括してご説明を申し上げましたが、よろしくご審議をいただき、ご可決を賜りますようお願いを申し上げます。
    ○議長(松峯茂君) これより質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(松峯茂君) ただいま議題となっております5議案は、お手元に配付いたしております議案付託表(第1号)のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。-----------------------------------平成22年12月宇治市議会定例会             議案付託表(第1号)                        平成22年11月30日[総務常任委員会]   議案第78号 宇治市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第79号 宇治市人事監の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第80号 特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第82号 宇治市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第83号 宇治市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例を制定するについて----------------------------------- ○議長(松峯茂君) 暫時休憩いたします。     午前10時17分 休憩     午後1時24分 再開 ○議長(松峯茂君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。----------------------------------- ○議長(松峯茂君) お諮りいたします。 この際、議案第78号から議案第80号まで、議案第82号及び議案第83号、以上5議案を一括して日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、この際、議案第78号から議案第80号まで、議案第82号及び議案第83号、以上5議案を一括して日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。----------------------------------- △日程追加 議案第78号から議案第80号まで、議案第82号及び議案第83号 ○議長(松峯茂君) これより議案第78号から議案第80号まで、議案第82号及び議案第83号、以上5議案を一括して議題といたします。 委員長の報告を求めます。総務常任委員長 田中美貴子議員。 △総務常任委員長報告 ◆総務常任委員長(田中美貴子君) (登壇)ただいま議題となりました議案第78号から議案第80号まで、議案第82号及び議案第83号、以上5議案につきまして、本委員会が平成22年11月30日に市当局から説明を受け、審査いたしました結果につきましてご報告いたします。 5議案につきましては、討論はなく、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、質疑の中で各委員から出されました質疑及び意見・要望の項目につきましては、委員会審査報告書に添付いたしておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                        平成22年11月30日 宇治市議会議長 松峯 茂様                      宇治市議会 総務常任委員会                        委員長 田中美貴子             委員会審査報告書 本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第103条の規定により報告します。                 記1.議案名   議案第78号 宇治市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第79号 宇治市人事監の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第80号 特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第82号 宇治市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第83号 宇治市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例を制定するについて2.審査結果   上記5議案、原案のとおり可決すべきものと決する。3.審査概要〔議案第78号から議案第80号、議案第82号及び議案第83号〕(1) 質疑及び意見・要望の項目 ◯期末・勤勉手当と給与の減額含めて総額1億1800万円ということでいいのかについて ◯給与改定に伴う、減額となる職員数について ◯給与改定による影響額について ◯勤勉手当の率が上がっているように見えるのは、人事院勧告に基づくものなのかについて ◯給与表切替えに伴う経過措置は宇治市独自の制度なのかについて ◯給与表切替えに伴う経過措置は今回の給与改定の緩和措置としてなのかについて ◯今回の給与の減額だけだと影響額は405万円でいいのかについて ◯公務員給与も民間給与も下がってなかなか内需が拡大しないことに対してどのように考えているかについて ◯国民の所得が減り、大企業が儲けている中、公務員給与が2年連続大幅減額となっているが、経済対策として国に対してしっかりと意見を上げることについて ◯看護休暇が介護休暇に変更になるが名称変更のみなのかについて ◯宇治市の看護休暇と国の介護休暇に違いはあるのかについて ◯特殊勤務手当見直しの進捗状況について ◯費用弁償は宇治市議会では廃止になったと認識しているが、議案第78号の条例名に「費用弁償」という文言は残さないといけないのかについて----------------------------------- ○議長(松峯茂君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(松峯茂君) これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(松峯茂君) これより議案第78号から議案第80号まで、議案第82号及び議案第83号、以上5議案を一括して採決いたします。 5議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 5議案は委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、議案第78号から議案第80号まで、議案第82号及び議案第83号、以上5議案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第6 議案第68号から議案第77号まで ○議長(松峯茂君) 次に、日程第6、議案第68号から議案第77号までの10議案を一括して議題といたします。 委員長の報告を求めます。決算特別委員長 長野恵津子議員。 △決算特別委員長報告 ◆決算特別委員長(長野恵津子君) (登壇)ただいま議題となりました議案第68号から議案第77号までの10議案について、本委員会が市当局から説明を受け、実地調査を行い、審査いたしました結果についてご報告いたします。 本委員会は、10月14日の本会議において設置、10議案が付託され、同日第1回の委員会における正副委員長互選の結果、委員長には私が、副委員長には小山勝利委員が選出されました。 以後、10月26日から11月11日までのうち7日間にわたり決算書及び関係書類をもとに、監査委員の決算審査意見書を参考に、実地調査を含め慎重な審査を行ってまいりました。 議案第68号、議案第69号、議案第71号、議案第72号及び議案第77号、以上5議案に対して、日本共産党宇治市会議員団委員から反対討論が、全議案に対して民主党宇治市会議員団委員から賛成討論が、議案第68号に対して社会議員団委員から賛成討論がそれぞれ行われ、採決の結果、議案第69号、議案第71号、議案第72号及び議案第77号、以上4議案は、民主党宇治市会議員団委員、自由民主党宇治市会議員団委員、公明党宇治市会議員団委員及び新世会議員団委員が賛成し、賛成多数で認定すべきもの、議案第68号は、民主党宇治市会議員団委員、自由民主党宇治市会議員団委員、公明党宇治市会議員団委員、社会議員団委員及び新世会議員団委員が賛成し、賛成多数で認定すべきもの、議案第70号及び議案第73号から議案第76号までの5議案については、全会一致で認定すべきものと決しました。 なお、総括質疑において各委員から出されました質疑及び意見・要望の項目並びに討論の詳細については、委員会審査報告書に添付いたしておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                        平成22年11月11日 宇治市議会議長 松峯 茂様                      宇治市議会 決算特別委員会                        委員長 長野恵津子             委員会審査報告書 本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第103条の規定により報告します。                 記1.議案名   議案第68号 平成21年度宇治市一般会計歳入歳出決算認定について   議案第69号 平成21年度宇治市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第70号 平成21年度宇治市老人保健事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第71号 平成21年度宇治市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第72号 平成21年度宇治市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第73号 平成21年度宇治市墓地公園事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第74号 平成21年度宇治市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第75号 平成21年度宇治市飲料水供給施設事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第76号 平成21年度宇治市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第77号 平成21年度宇治市水道事業会計決算認定について2.審査結果   上記10議案、認定すべきものと決する。3.審査概要(1) 総括質疑における質疑及び意見・要望の項目[新世会議員団] ◯決算書のあり方について  ①物件費と人件費的経費を明確に区別するべきについて ◯健康福祉部の財政支出の増加について  ①財政確保のため国・府へ支援を求める考えについて  ②今後の市民福祉充実の考え方について ◯(仮称)木幡老人園芸広場について  ①用地確保後の進捗状況について  ②関係各課及び人事異動後の連携について[民主党宇治市会議員団] ◯消防体制の強化としての救急整備について ◯空き店舗活用支援について  ①商店街活性化のための空き店舗対策について  ②制度活用のための補助対象団体の枠の拡大について ◯地域子育て支援拠点について  ①地域子育て拠点の連携及び整備について  ②広場で行う子育てコーディネーター的な役割の今後の支援、進捗状況について ◯放課後の子供の居場所について  ①子供の居場所づくりの現状問題について  ②部局を越えての連携・協力を行った支援について ◯ベンチャー企業育成支援費について  ①契約の正当性について  ②役割分担について  ③委託契約額に見合う効果について ◯産業振興センターの運営について  ①センターの役割と位置づけについて  ②宇治市直営で運営していく意義、必要性について ◯高齢者福祉について  ①介護保険制度の給付金について  ②市民の満足度の調査について  ③福祉サービスの水準の維持について  ④社会福祉施策の見直しの時期について  ⑤介護保険制度等を受けていない高齢者の生活のサービス提供について ◯教育について  ①小・中学生の読書冊数について  ②不読者対策について ◯学校給食について  ①評価方法について ◯生涯スポーツのあり方とスポーツ振興について  ①宇治川マラソンについて ◯障害者雇用について  ①障害者の雇用拡大の取り組みについて  ②障害者福祉施設の工賃の改善について  ③総合評価入札方式の点数加点について ◯リサイクルについて  ①衣服のリサイクル工房の販売促進について  ②剪定樹木チップ化物の実費配布促進について ◯迷惑駐車防止対策について  ①3色パトロールの効果について  ②各団体の自主的な活動の状況、効果及び支援について[自由民主党宇治市会議員団] ◯京都府から出された消防の広域化に関する推進計画について  ①推進計画はどうなったかについて  ②消防広域化に対する市の考えについて ◯伊勢田分署の建てかえについて  ①消防広域化の結果を待っての建てかえの結論を出すとのことであったが、その後の状況について  ②結論が出ない場合の移転の有無について  ③広野地域での消防署の設置について ◯近鉄大久保駅周辺整備について  ①駅前広場整備事業がおくれているが、用地を含めての今後の考えについて  ②平成23年度の整備事業完了に対する決意について  ③用地確保ができたところから整備の着工を行うことについて ◯JR奈良線西側の名木川改修のおくれの理由について ◯新宇治淀線について  ①新宇治淀線の進捗状況と今後の予定について  ②新宇治淀線本線の予定について  ③一里山寺山線の拡幅・隅切りの必要性について ◯JR新田駅について  ①駅舎の橋上化及び東西自由通路への取り組みについて  ②東西自由通路のトンネル方式化について  ③近鉄大久保駅との連絡道路について ◯小学校給食調理業務民間委託について  ①委託の状況と今後の進め方について  ②業務委託している給食に対する子供・保護者の反応について  ③給食は教育の一環として楽しい給食を目指すことについて ◯中学校昼食のあり方検討委員会について  ①検討委員会での検討内容について  ②小中一貫校での給食を中学での最初の給食としてはどうかについて  ③中学生の体力増強に寄与できるようにすることについて[日本共産党宇治市会議員団] ◯子供の医療費助成について  ①就学前の医療費助成は全国・府下でも当たり前であり、宇治市も他市の水準に合わせていくべきについて  ②子育て世代の願いは切実であり、市の助成制度を拡充すべきについて  ③政治的判断から医療費助成を実施することについて ◯国民健康保険料について  ①宇治市は一般会計からの繰入額が低く、低所得の加入者が多い中、支払いが可能なような保険料に引き下げるべきについて  ②資格証明書の発行をやめるべきについて  ③2008年度は次年度から赤字補てんを行うことで保険料にはね返ってきていないかについて  ④加入者の負担を軽減することについて ◯介護保険について  ①一人暮らしで保険料が払えない人がふえている中、介護保険料を引き下げるべきについて ◯同和対策事業について  ①地財特別法の期限が切れている中、法的根拠を失った同和対策事業を終結すべきについて  ②公費で研修に参加する際の基準について  ③第55回全国女性集会に参加した際、参加した職員はどのような態度をとったのかについて  ④特定個人を当選させるための集会に職員が参加してよいのかについて(職務専念義務に反しないか)  ⑤特定個人を当選させるための集会に参加するために出張命令を出すことの是非、不当な支出は是正するべきについて ◯財政問題について  ①市の財政の実態について  ②一定の財政力のある市は地域経済の活性化の積極的な施策を推進するべきについて  ③必要な施策をしないのは財政力の問題ではなくて施策選択の問題であることについて ◯不況対策について  ①小規模の公共工事を臨時的にふやすことについて  ②土木工事の発注がふえていないため、補正予算で対応してでもふやすべきについて  ③入札差金のあるものは工賃の割合の高い仕事にシフトして発注するべきであり、12月定例会で提案するのかについて ◯城南地域職業訓練センターの廃止について  ①職業訓練センター譲渡受け入れの市のスタンスについて  ②職業訓練センターの譲渡を受け入れられる条件について  ③ハローワークの仕事を地方自治体にさせようとする国への対応について ◯西宇治地域の医療空白問題について  ①西宇治地域の基幹的病院移転に伴う医療空白に対する対応について  ②広範な地域で医療機関がなくなる事態に政治的に対応できるのかについて ◯水道料金の値上げ問題について  ①府営水道の引き上げをしないよう求めることにより水道料金を値上げしないことについて[公明党宇治市会議員団] ◯マル宇融資制度について  ①21年度の融資実行件数、融資実行額の増加の理由について  ②今年度に入ってからの融資実績について  ③現行の制度となった21年3月から今日に至るこの事業の成果、課題について  ④市内事業所の経営状況の認識について  ⑤責任共有制度が現行制度となった平成20年度から22年度までの損失補償12件の事業所の業種について  ⑥マル宇融資制度取り扱い金融機関5行の責任共有制度による20%の損失負担に対する反応について  ⑦ある程度の損失補償はやむを得ないことについて  ⑧融資利率1.8%、2年間の実質ゼロ金利という拡充された現在の支援策を23年度も継続すべきについて  ⑨第一義的には国の施策によることで宇治市としてはそれを補完するということであるが、適切な判断をしてほしいことについて ◯財務諸表について  ①なぜ、財務4表は決算審査に間に合わないのかについて  ②宇治市中期財政見通しが発表されたが、将来に対する展望を提示すべきについて  ③自主的に税収環境を変えていく、能動的に財源を確保していくという視点も必要であることついて  ④決算書類について   ア.公共下水道事業特別会計の決算における公債費残高の記載箇所について   イ.決算書類についてもう少しわかりやすくすることについて  ⑤平成12年度決算から総務省方式のバランスシートを作成していたが、平成21年度決算より総務省方式改定モデルを採用したということになるのかについて  ⑥財務4表を作成するに当たり、総務省方式から総務省方式改定モデルに変更した理由について  ⑦本格的な発生主義、複式簿記による企業会計導入の展望を見据えての変更なのかについて  ⑧財務諸表はタイムリーであることが大切であることについて  ⑨誰のための財務諸表かについて  ⑩発生主義、複式簿記による企業会計を導入することで財政の透明化が進み、本市において大きな意味を持つことについて ◯公営住宅について  ①平成21年度の実績を踏まえての今後の公営住宅希望者に対する対応について  ②高齢者優良賃貸住宅供給事業について   ア.供給者が今後も現れるのかについて   イ.高齢者向けの住宅整備について  ③供給不足の解消について[社会議員団] ◯西大久保の宇治市界の未整備都市下水路についての改修について  ①昭和50年から平成21年度までの境界確定の経過について  ②境界確定をやると答えておいて、すぐにできないと答える議会答弁について  ③境界確定とは違う方法による対応について  ④今後境界確定の遅延がないようにすることについて  ⑤市内にほかにも境界確定できてないところがあるようなら早急に整備することについて  ⑥実施すると言った時期に合わせて実施できるようにすることについて ◯大久保保育所の建てかえ時期について  ①平成24年度と平成25年度のどちらに建てかえるのかについて ◯公共施設の環境整備について  ①公共施設の環境整備の成果に関する認識について  ②管理者は施設に普段から細かく目を向けることについて ◯大久保青少年センターについて  ①講師謝礼を他の青少年センターと統一することについて  ②事業を統一することについて ◯市内公民館のテントの購入について(2) 討論の詳細 ①日本共産党宇治市会議員団委員  日本共産党宇治市会議員団を代表いたしまして、議案第68号「一般会計決算認定」、議案第69号「国民健康保険事業特別会計決算認定」、議案第71号「後期高齢者医療事業特別会計決算認定」、議案第72号「介護保険事業特別会計決算認定」、議案第77号「水道事業会計決算認定」に反対する討論を一括して行います。  08年秋の世界的な金融・経済危機をいまだに抜け出せず、市民生活にも耐えがたい痛みを与えています。自公政権の「行革路線」で貧困と格差が広がり、政治の変革を願って誕生した民主党政権が、大企業による派遣労働者の大量解雇を容認し社会保障費の削減を継続するなど、自公政権と同様の、国民生活を犠牲にして経済危機を乗り切ろうとする政治のゆがみに大きな原因があります。こうしたとき、行政が地域経済の再生に乗り出し、福祉・子育てを応援して市民の暮らしを守っていかなければなりません。ところが宇治市は国保料や介護保険料など次々と公共料金を値上げし、一層市民の暮らしを苦しめています。市民の声を聞かない強引な市政運営は、開浄水場の継続を巡り住民側から裁判で訴えられる異常な事態となっています。  以下、反対の理由を述べます。  反対の第1の理由は、深刻な不況で地域経済が冷え込み社会保障の削減で暮らしの不安が広がっているときに、経済対策が不十分な上に公共料金の値上げを強行し市民負担を増大させたことです。  09年度は引き続く厳しい雇用情勢が失業者を一層増加させ、09年度のハローワーク宇治管内の失業率は前年度比1%増の5.2%、有効求人倍率は前年度比マイナス0.34の0.55%と過去最悪を記録しています。こうした影響から納税者数は前年度より128人減少し8万7,316人となり、とりわけ普通徴収の納税者は1万3,139人も減少し、一人当たり所得も2万円もの減収となっています。この結果、個人市民税収入は105億2,172万3,000円で前年度より1億2,563万1,000円の減収となっています。  市民の暮らしが極めて厳しいときに、国保料金は医療分と後期高齢者支援金の合計が3.99%増、介護分は5.42%増、賦課限度額は1万円の引き上げとなりました。例えば、給与収入300万円の40歳夫婦と子2人の4人世帯の国保料は、収入の12.1%を占める36万3,580円で前年より1万8,910円もの負担増となりました。国保料が高いために払いたくても払えない滞納世帯は3,978件も生まれ、その内の3割近くが全く収入のない世帯です。滞納世帯に市は預貯金や生命保険などの財産差し押さえを3件も行い、今年度はすでに8件も行っています。病院の窓口負担が全額負担となる資格証明書は10年9月末までの集計で218件も発行しながら、医療費の一部負担金の減免件数はわずか3件だけです。国保制度を社会保障として位置づけ、一般会計からの繰入額を増やして保険料を引き下げ、資格証明書の発行をやめるべきです。一部負担金の減免措置の周知を図り、お金がないために治療が遅れるような事態が生まれないようにするべきです。  介護保険料は基準額が年額4万9,190円と前年度比で2,000円も引き上がりました。軽減措置として保険料が11段階に拡大されましたが、保険料滞納者は732人となっています。市は保険料滞納者に必要なサービス量を削減するなど重いペナルティーを課しています。一方で、介護認定の改正で介護度が軽減されたり、特別養護老人ホームは施設不足で待機者が164人も生まれるなど、必要なサービスが受けられない事態が生まれています。  後期高齢者医療制度は09年総選挙の大きな争点となり、公約に廃止を掲げ国民の大きな支持を受けながら現在も継続しています。直ちに廃止するべきです。  広域で「断固たる滞納処分を行う」として、地方税機構は09年度に発足しました。京都府は、課税権は市町村にあるのに、今後全国で初めてとなる課税も行っていくとしています。地方税機構からの離脱と同時に、市は「生活困窮者は送らない」「市独自の判断を守る」としているのですから、営業も暮らしも困難な市民への強権的な徴収を行わないこと、課税権はしっかりと確保することを求めます。  市が09年8月に行った商店街実態調査を見ても、3年前も将来も、7割を超える商店で希望が持てないと回答をしています。公共事業が少なく1つの入札に40数者が参加するなど、土木や建設関係も仕事がないと困っています。ところが08年度末から09年度にかけて取り組まれた国の緊急雇用対策や市の公共事業の前倒し実施などの不況対策は、継続的な雇用につながらない、事業総件数も例年と変わらないなど、地域経済を底上げする景気対策になっていません。市民の要望の高い側溝の整備や公立保育所や学校の改修など、生活密着型の公共事業を提供すること、災害や地球温暖化防止、鳥獣被害対策に寄与する森林整備などで雇用を広げること、地域業者の仕事起こしにつながり地域経済への波及効果が20倍、70倍にもなる住宅改修助成制度を創設することなど、行政が率先して仕事を提供し地域経済の再生へ本腰を入れて取り組むべきです。  なお、今年度10月17日、京都府の最低賃金が729円から749円に引き上がりました。市が発注している事業者に最低賃金を守るよう、指導の徹底を求めておきます。  反対の第2の理由は、全国の自治体で子育て支援を拡充しているときに、子供の医療費助成は府内最低クラス、少人数学級実施への教室整備の遅れなど、教育と子育てが不十分だということです。  宇治小の小中一貫校計画は、小学校の狭い敷地に1,000人規模の小学生と中学生が一緒の学校では教室は不足しグラウンド面積は狭くなる、教育環境が悪くなると、繰り返し保護者や教育関係者から「単独で建てかえを」と強い要望が出されてきました。しかし市教委はNEXUSプランに基づく小中一貫校建設を強行してきました。国でも全国の自治体でも大きな流れになっている少人数学級の編制に逆行しています。40人学級を前提にした小中一貫校は、開校前から教室不足が明らかになり、設計当初学年それぞれに1つの多目的教室で多様な教育を展開していくとしてきた方針も果たせなくなっています。  また、Is値が低く早期に耐震改修をしなければならないのに、「学年単学級が続く」として南宇治地域、西小倉地域で学校統廃合計画を進め、子どもの安全を後回しにしてきました。すでに学校統廃合の前提が破綻しているのに西小倉地域の統廃合計画を進めています。時代に合わないNEXUSプランは見直すべきです。  御蔵山小はそもそも市教委の児童数推計の見込み違いから教室不足となり、10年4月から校区変更を余儀なくされました。09年度971人が10年度1,034人と児童数はむしろ増加し、31の保有教室を全部活用して空き教室は全くありません。  保育所待機児童の解消は喫緊の課題だとしながら、保護者や保育関係者の存続を求める願いに耳を貸さず槇島保育所の民営化を強行しました。それでも待機児童は解消されず、規制緩和によるぎゅうぎゅう詰めの保育を進めています。保育所を建設し定数増を行ってもなお100人余りの待機児童が生まれることが明らかなのですから、保育所の建設計画を急ぐべきです。  公立大久保保育所は、Is値0.27と危険な状態です。非飛散性アスベストを含有し老朽化も著しく、早急な建てかえが必要なのに先送りしてきました。早急に建てかえをするべきです。市は幼保一体化を進めようとする国の動きを見ていますが、元々幼稚園と保育所では保育の目的も保護者のニーズも違い、税の効率化だけで推し進めることは子供の育ちや発達にしわ寄せがいくことになります。公立保育所・公立幼稚園としての責任を果たしていくことを堅持するべきです。  7人に1人が貧困に陥り子供の貧困が社会問題になっているとき、就学援助の認定基準をもとに戻して支援していくべきです。しかし、市教委は制度の改善にも修学旅行費や歯科治療費などの保護者負担の軽減にもこたえようとしていません。  子育て支援の大きな柱である子供の医療費無料化は、自治体の財政が厳しい中でも全国でも京都府内でも大きく広がり、今や就学前までの助成は当たり前の制度になっています。さらに小学校卒業、中学校卒業まで拡充が広がっています。しかし、宇治市では通院は4歳未満までで余りにも遅れ、取り残されています。宇治市で小学校卒業までで2億4,500万円です。子供の医療費無料化の拡充へ踏み出すべきです。  育成学級の入所児童数は1,407人で、入所者増に十分対応してこなかったために、全国平均では1施設40.8人に対し宇治市では72.3人で1.8倍にもなっています。子供の安全が危惧され、保護者からも土曜日の全校開設を求める要望が上がっているのにこたえようとしていません。  反対の第3の理由は、安全・安心のまちづくりが不十分で住民の声も聞かない強引な市政運営をしてきたことです。  天ヶ瀬ダム再開発事業はむだで危険であり、宇治川改修は脆弱な堤防に毎秒1,500トンもの洪水を流し危険で、市民の安全と財産を危険なものにする無謀な計画です。塔の島地区、槇島地区の土のう流出事故は、原因も再発防止策も不明であり、国と一緒に事業を進めてきた宇治市も問題です。  宇治川改修工事の安全性も疑問です。堤防の矢板深度など、安全性を担保できるのか、明らかにするべきです。宇治川改修は今、後期放流の方途、水量などの見直しがされていますが、何故水量が変わるのか議会に説明もありません。森の保水力のカウントが見直されているのですから、宇治市も国へ河川改修計画の根本的な見直しを求めていくべきです。  伊勢田消防分署は耐震強度不足から建てかえの方針が早くから決まっていながら、現在に至っても用地の確保ができていません。西宇治消防署は建物が狭く、仮眠室や事務室、トレーニング室など十分に確保できていません。早急な建てかえが必要です。国の消防力指針では、人口規模で救急隊の設置は6隊必要なのに4隊しか確保できていません。「あり方検討委員会」で、伊勢田分署と西宇治消防署の建てかえや、市内全域の消防機能の整備などが検討されていますが、職員を増員しなければ十分な機能を果たすことはできません。配置基準を定めている条例を改正し増員を図っていくべきです。  開浄水場の休止問題は、市民の声を聞かない強引な市政運営で、現在、大阪高等裁判所に住民側が提訴する深刻な事態となっています。このような事態を招いたのは、休止の説明が二転三転し住民の納得が得られないのに住民の意見に耳を貸そうとしてこなかった行政の責任です。休止の理由がことごとく破綻する中で、市は突然、裁判の準備書面で「国が来年4月にトリクロロエチレンの基準を改正する。開浄水は基準より高いから休止する」と主張しています。しかし、現在のエアレーション装置を使っても国の基準は十分にクリアできることはこの間の質疑の中で明らかです。休止を見直して運転の継続へ方針を転換するべきです。  市は、国が1997年に終結した同和事業を今なお継続してきました。そのために、現在も17種類の研修会に85人の職員を参加させています。今年5月15日から16日の2日間にわたり開催された「部落解放第55回全国女性集会」は、メインスローガンに「参議院選挙闘争に勝利し、部落差別をはじめあらゆる差別の撤廃と男女平等社会の実現にむけ、女性が先頭に立って取り組みをすすめよう」と掲げ、サブスローガンが「『人権・平和・環境』を基軸にした人権立国建設のために、松岡とおる中央書記長の参議院選挙闘争に勝利しよう」と呼びかけた内容の集会です。政治的中立でなければならない公務員を公費を使って6名も派遣しています。これは憲法第15条2項、地方公務員法第30条に違反する行為であり、同和事業を継続していけば今後も同様の事態が起こります。同和対策事業は直ちに終結するべきです。  以上、討論といたします。 ②民主党宇治市会議員団委員  平成21年度宇治市歳入歳出決算の審査の採決に当たり、民主党宇治市会議員団を代表して、本決算を認定すべき賛成の立場から討論を行います。  わが国は、日本政治史で初めて国政選挙による政権交代という大きな転機を迎えており、今後の市政運営に大きな影響が予想されるところであります。特に「地域主権」や「新しい公共」といった言葉に象徴される公共改革により、自治体の特徴・取り組みの差が鮮明になると同時に様々な意味での自治体間競争も始まっています。  このような状況の中、久保田市長は、自らのマニフェストの実現と今日の厳しい経済状況から地域経済の活性化に向け、さまざまな施策に取り組まれています。  一般会計の財政運営面においては、非常に厳しい財政環境下にあったにもかかわらず、基金や地方債を有効活用しながら収支の均衡を保持されたものと判断いたします。  社会保障の分野においては、持続可能な社会保障制度を前提とし市政全般にわたってきめ細かい施策を展開されています。  ハード面においては、懸案となっている学校耐震改修事業や学校図書館への空調機の設置、木幡小学校の増改築事業の実施などの教育環境整備、大久保駅周辺地区整備や宇治槇島線道路築造などの都市基盤整備など、ソフト・ハード事業をバランスよく手がけられています。  環境問題にも積極的に取り組まれており、住宅用太陽光発電システムの設置補助制度の実施や緑のカーテン事業の実施など、多様な施策展開が図られています。  公共下水道事業特別会計では、引き続いて普及率100%に向けて管渠建設事業を推進されるとともに、東宇治浄化センターの改築更新など実施されています。また、浸水対策として雨水排除計画の策定を進められるなど、事業の成果が形になっています。しかしながら、歳入・歳出ともに市債・公債費の占める割合が非常に大きく、さらなる経営努力を求めておきます。  国民健康保険事業特別会計では、全国的な厳しい財政基盤の構造的問題を抱える中にあっても健全な財政運営の堅持に努められ、努力された成果が出ています。  そのほかの特別会計においては、簡易水道、飲料水供給施設など、安全で快適な都市を築いていくための諸事業にも収支均衡を図りつつ、積極的に取り組まれておりあわせて評価するものであります。  私たちは、予算・決算の審議等あらゆる機会を通じて市民の立場に立った公正で透明感の高い行政の推進と効率的な行財政運営を求めています。行政の効率化の観点から、簡素で効率的な行財政運営の確立を目指し、第5次行政改革に鋭意取り組まれていることは評価しておりますが、歳出に占める人件費の抑制や職員定員管理計画の完全実施、さらには府内最高レベルのラスパイレス指数の改善・是正についても、市民理解が得られる取り組みを強く求めておきます。  なお、新たな宇治のまちづくりの指針となる第5次総合計画の策定には、より進化した市民参加の手法を取り入れてスタートされています。内容についても様々な点で進化・改善がされておりその成果が期待できます。  平成21年度の行財政運営は、市民の多様な行政需要に的確にこたえるとともに、地域主権時代に向けた施策などにも積極的に取り組まれており、その成果に対し高く評価できるものであります。しかし人口減少時代が現実のものとなった今、減収は確実でありながらも歳出は増加傾向にあります。  「一利を興すは一害を除くにしかず。一事を生やすは一事を減らすにしかず」という歴史的名言で示唆されているように、行財政改革の真髄は今やっている事業をやめたり額を減らすことに価値があり、実績主義からの脱却は不可欠であります。地方自治法第2条第14項の「最小の経費で最大の効果を挙げる」は、経費削減ではなく仕事の生産性を上げることであり、行政評価の本質は費用対効果を追求するものであります。その考えのもと、今般予算の執行結果としての成果をPDCAサイクルに沿って、詳細に審査してまいりました。  平成21年度において取り組まれた諸事業の成果を十分踏まえた次年度の予算編成並びに健全な市政運営に精励されますことを大いに期待をして、付託を受けました議案第68号から第77号までの全決算議案について認定すべきものと考え賛成をいたします。 ③社会議員団委員  非常に高い範囲から、さらには広い範囲で賛否両論がありましたから、私の方からは思いついたことだけ申し上げて討論としたいと思います。  他の会派からもありましたように、選挙運動と思われるような集会に職員を公費で派遣することについては謹んでいただきたいと思います。また、人権などの広報誌については、それぞれの自治体が市政だよりなどで取り上げ、経費の節減を図るように努力をしていただきたいと思います。また、食べ物などをつけた人権啓発についてはやめていただきたい。  子供の医療費の助成については、やはり社会的情勢を踏まえて国や府とも協力もしながら、率先して拡大をしていただきたい。  小中一貫校の建設に当たっては、35人学級の対応ができていないことについては実に残念であります。もう少し先を見越した建設にしてもらえば大変よかったのではないか、そう思います。特別教室を転用したり増築に頭を悩ますことのないようにしていただきたかったと、こういうふうに思います。  しかし、非常に厳しい財政ではありますが、より一層効率的な財政の運用をお願いしながら、以上のことを要望し意見をつけて賛成いたします。----------------------------------- ○議長(松峯茂君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(松峯茂君) これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(松峯茂君) これより採決いたします。 採決は分割して行います。 最初に、議案第69号、議案第71号、議案第72号及び議案第77号、以上4議案を一括して採決いたします。 4議案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。 4議案は委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (民主党宇治市会議員団、自由民主党宇治市会議員団、公明党宇治市会議員団、新世会議員団及び無会派起立) 起立多数であります。 よって、議案第69号、議案第71号、議案第72号及び議案第77号、以上4議案は認定されました。 次に、議案第68号を採決いたします。 議案第68号に対する委員長の報告は認定すべきものであります。 議案第68号は委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (民主党宇治市会議員団、自由民主党宇治市会議員団、公明党宇治市会議員団、社会議員団、新世会議員団及び無会派起立) 起立多数であります。 よって、議案第68号は認定されました。 次に、議案第70号及び議案第73号から議案第76号までの5議案を一括して採決いたします。 5議案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。 5議案は委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、議案第70号及び議案第73号から議案第76号までの5議案は認定されました。----------------------------------- ○議長(松峯茂君) お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、本日の会議はこの程度にとどめ、延会することに決しました。 本日はこれにて延会いたします。 次回は12月7日午前10時より会議を開きますので、ご参集願います。     午後1時31分 延会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                宇治市議会議長  松峯 茂                宇治市議会副議長 水谷 修                宇治市議会議員  石田正博                宇治市議会議員  関谷智子...