平成30年 12月 定例会 平成30年12月
湖南市議会定例会会議録 平成30年12月3日(月曜日)開議1.議事日程 第1.議席の一部変更 第2.
会議録署名議員の指名 第3.会期の決定 第4.請願第3号
主要農作物の種子生産にかかる県条例の制定に関する意見書の提出を求める請願 第5.議案の上程(提案説明) 承認第7号及び議案第74号から議案第94号まで(市長提出) 第6.意見書第2号
陸上自衛隊饗庭野演習場での
実弾射撃訓練の中止を求める意見書(議員提出)1.会議に付した事件 日程第1.議席の一部変更 日程第2.
会議録署名議員の指名 日程第3.会期の決定 日程第4.請願第3号
主要農作物の種子生産にかかる県条例の制定に関する意見書の提出を求める請願 日程第5.議案の上程(提案説明) 承認第7号及び議案第74号から議案第94号まで(市長提出) 日程第6.意見書第2号
陸上自衛隊饗庭野演習場での
実弾射撃訓練の中止を求める意見書(議員提出)1.会議に出席した議員(18名) 1番 大角道雄君 2番 大島正秀君 3番 藤川みゆき君 4番 小林義典君 5番 細川ゆかり君 6番
桑原田美知子君 7番 立入善治君 8番 松井圭子君 9番 赤祖父裕美君 10番 植中 都君 11番 上野顕介君 12番 菅沼利紀君 13番 松原栄樹君 14番 奥村幹郎君 15番 堀田繁樹君 16番 望月 卓君 17番 森 淳君 18番 加藤貞一郎君1.会議に欠席した議員 なし1.会議に出席した説明員 市長 谷畑英吾君 教育長 谷口茂雄君
代表監査委員 渡邊悦夫君 委任説明員 副市長 谷口繁弥君
総合政策部長 平林敏也君 市長公室長 中村作正君 総務部長 萩原智行君 税務局長 村井茂義君
健康福祉部長 芦田伝男君
子ども家庭局長 角田 正君
建設経済部長 望月敬吾君
建設経済部理事 石部泰郎君 教育部長 小川幸晶君
総合政策部次長 谷口三彦君 総務部次長 井上俊也君
健康福祉部次長 蒲谷律子君
子ども家庭局次長 奥村政枝君
建設経済部次長 安井範雄君
産業振興戦略局次長 山元幸彦君
上下水道事業所副所長 西村 正君 会計管理者 岡田正彦君
教育部次長 西岡嘉幸君1.議場に出席した事務局職員 局長 山中直樹君 議事課長 東峰一馬君 係長 坂田真紀君
△議長挨拶
○議長(松原栄樹君) おはようございます。 けさは小雨が降っていますが、ここ数日の時期外れな暖かさは紅葉めぐりに絶好の行楽日和だったのではないかと存じます。 9月27日閉会の9
月議会定例会以降、地域や各種団体のスポーツやふれあいまつりなど、多種多様な行事が開かれ、皆様方には市民の方々と一緒になって交流され、市民の声を耳にされたことと存じます。 さて、本日ははや12月に入り3日となりました。そして、本日からの12
月議会定例会、私たちの審議決定する議題は、市民生活に直結する課題だと存じます。どうか議員、執行部の皆様の体調管理にご注意いただき、実のある12
月議会定例会となりますことをお願い申し上げ、開会のご挨拶といたします。
○議長(松原栄樹君) 開会に先立ち、市民憲章の唱和を行います。 皆さん、ご起立をお願いします。 それでは副議長、お願いします。
◆副議長(加藤貞一郎君) それでは、ご唱和のほど、よろしくお願いいたします。 (湖南市
市民憲章朗読) ありがとうございました。
△開会 午前9時31分
○議長(松原栄樹君) ただいまの出席議員は18人です。定足数に達しておりますので、これから平成30年12月
湖南市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程をお手元に配付しておきましたからご了承願います。 日程に先立ち、諸般の報告をします。 初めに、市長から、地方自治法第180条第2項の規定に基づき、報告第9号
委任専決処分事項の報告について(委任専決第4号
市道管理瑕疵による
車両物損事故に関する損害賠償額)の報告が提出されましたので、あらかじめ配付しておきましたからご了承願います。 次に、監査委員から、平成30年8月分および9月分の
例月出納検査の結果について、それぞれ報告がありましたので、写しをお手元に配付しておきましたからご了承願います。 次に、
総務常任委員長、
福祉教育常任委員長および
産業経済常任委員長から、委員会の閉会中の調査の報告がありましたので、写しをお手元に配付しておきましたからご了承願います。 本日の説明員として出席を求めました者の職・氏名の一覧表をお手元に配付しておきましたからご了承願います。 これで諸般の報告を終わります。 続きまして、市長の挨拶を行います。 市長。
◎市長(谷畑英吾君) 登壇 おはようございます。平成30年12月定例会の招集に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 議員の皆さんには、市政の運営にご理解とご協力をいただいておりますことを御礼を申し上げます。 さて、本12月定例会は、条例の制定改廃や補正予算などに関してご審議をお願いするわけですが、それに先立ちまして、9月議会開会後から本日までの行政報告をいたします。 まずは、9月4日に台風21号が襲来いたしました。この台風では制御不能に陥ったタンカーが
関西国際空港連絡橋に衝突し、いまだに通行に支障が残るような被害をもたらすなど、大阪湾沿岸を中心に高潮や長期間にわたる大規模停電などの爪跡を残しました。幸い湖南市内ではこれほどの大きな被害はありませんでしたが、下田地域の一部で数時間にわたり停電が起きますとともに、強風による倒木や看板の倒壊などが確認されました。 また、30日には台風24号が、台風21号とほぼ同じコースで近畿地方に近づいてまいりました。市といたしましても警戒態勢で臨みましたが、近畿地方を目前にして予想よりも南に進路をとったため、被害もほぼなく過ぎ去りました。今後も、自然災害に対しては備えを万全にし、適切な対応をとってまいります。 複合庁舎の整備につきましては、10月25日の
石部南まちづくりセンターからスタートし、29日に
岩根まちづくりセンター、31日に
市民学習交流センター、11月3日にみ
くも地域人権福祉市民交流センター、5日に
下田まちづくりセンター、7日に
石部まちづくりセンター、そして、8日に
菩提寺まちづくりセンターで、それぞれ基本設計案についての
市民説明会を開催いたしました。 民生関係につきましては、9月9日を皮切りに市内各地で敬老会が開催され、お元気な高齢者の皆様のご長寿をお祝いしてまいりました。また、28日には保健師活動に関する報告会が行われました。10月6日には湖南市
老人クラブ大会・
指導者研修会が、16日には湖南市
認知症啓発講座が、それぞれ
甲西文化ホールで開催されました。20日には子育て支援親子ふれあいの集いが湖南市
総合体育館で、21日には湖南市健康まつりが
保健センターでそれぞれ開催されますとともに、同日に
もみじあざみの文化祭が開催されております。11月3日には湖南市
ボランティアまつりが開催されましたし、27日には100歳
大学普及検討委員会が「ここぴあ」で開かれました。30日には滋賀県済生会第3回理事会が開催され、顧問として出席をしてまいりました。 安全・安心につきましては、9月2日に滋賀県
総合防災訓練が
野洲川親水公園をメイン会場に開催されました。4日と30日には台風21号および24号の接近による
災害警戒本部の立ち上げを行っております。また、この台風24号の警戒体制のために、30日に予定しておりました湖南市
総合防災訓練は中止をさせていただきました。なお、29日より7月の西日本豪雨で被災した広島県竹原市に事務支援として職員を派遣しております。およそ2週間交代で1名ずつ支援事務を行っており、12月末まで派遣を続ける予定であります。9月21日には秋の
交通安全運動オープニング式が
甲賀警察署で開催されております。10月6日には滋賀県消防大会が近江八幡市で開催されましたので出席いたしますとともに、30日には
甲賀広域行政組合消防本部湖南中央署に配備される新しい
はしごつき消防自動車の披露式が行われました。11月6日には
株式会社ヒロセおよび株式会社日映日野と災害時における一般廃棄物の収集運搬に関する協定を締結いたしました。9日には大津市で開催された第24回
全国女性消防団員活性化滋賀大会に出席いたしますとともに、10日には甲賀湖南交通安全誓いのつどいが、11日には湖南市
消防団分団別訓練が開催されております。21日には
暴力団追放甲賀湖南市民協議会の総会が湖南市役所で、29日には
歳末特別警戒出動式が
甲賀警察署で行われています。 文教関係につきましては、学校教育に関して、9月8日に日枝中学校と
甲西北中学校、9日に石部中学校、11日に甲西中学校で体育祭が開催されますとともに、23日には岩根小学校、石部小学校、
三雲東小学校、下田小学校で、10月13日には
石部南小学校で運動会が開催されました。27、28両日には湖南市文化祭が
石部文化ホールで開かれております。29日には第3回湖南市
総合教育会議を開き、次年度の湖南市
教育方針原案について議論をいたしました。11月10日には甲西中学校70年記念式典が開催されますとともに、28、29両日にはOECDの紹介で
アメリカ合衆国テキサス州の
教員支援団体が本市の教育について視察に訪れました。 文化体育に関しては、10月2日に第8回滋賀県
グラウンドゴルフレディース大会が、20日に湖南市
グラウンドゴルフ大会がそれぞれ
野洲川親水公園で開かれました。また、20日には劇団こなんヒストリアと松竹新喜劇のコラボによる特別講演が
石部文化ホールで、21日には第2回湖南市
スポーツフェスティバルが湖南市
総合体育館で、31日には湖南市
健康祭親善ゲートボール大会が
菩提寺多目的運動公園でそれぞれ開催されました。11月7日には県内初となります電子図書館の
オープニングイベントを甲西図書館で行いました。 産業経済につきましては、9月13日に
明石機械工業新社屋竣工式が開催され出席いたしました。20日には
滋賀経済同友会甲賀地域懇談会が甲賀市で開催されました。10月3日には滋賀県
草津線複線化促進期成同盟会で
JR西日本京都支社に要望活動を行ってまいりました。5日から6日にかけては湖南市
産業経済懇話会主催の鳥取県北栄町
企業交流会が開催されました。18日には
全国道路利用者会議全国大会が京都市で、31日には
近畿地方治水大会が
びわ湖ホールで開催され、それぞれ出席してまいりました。11月1日には国土交通省と財務省に対して国道1
号期成同盟会の要望活動が行われ、6日には
JR西日本京都支社長以下に石部駅の現状等をつぶさに視察をしていただきました。22日には景観審議会を開催いたしますとともに、27日には
滋賀経済産業協会地域別会員懇話会が甲賀市内で開かれました。なお、
菩提寺ファームにより、10月22日には新穀が宮中に献上されております。 次に、労政につきましては、10月16日に
甲賀広域勤労者互助会理事会が開催されました。現在、来年4月の法人化に向けた議論を重ねているところです。 次に、観光につきましては、10月6日に近江神宮で和の祭典「近江のおもてなし」が開催され出席してまいりました。20日には
石部宿まつりが
雨山文化運動公園で開催されましたが、ここには鳥取県北栄町からも物産販売のなどのブースが出店され、名
探偵コナンカーも展示されていました。また、28日にはこに
ゃん元気市場が「ここぴあ」で開催されましたが、こちらには今夏
観光交流協定を締結いたしました高知県室戸市・東洋町からもブースが出展されていました。11月11日には湖南ロータリークラブよる十二坊山頂のトイレ改修の竣工除幕式に出席いたしますとともに、友好クラブである台北府
們ローターリークラブを迎えて30周年記念式典が開催されました。また、11月10日から昨日まで湖南三山の一斉公開が行われ、多くの観光客でにぎわいました。特に善水寺では新しい試みとして25日までライトアップが行われました。なお、18日には
東京池袋サンシャインシティで開かれた第9回全国ご当地おやつランキングで湖南市のへんないもが第3位に入賞しております。 次に、
平和防衛関係につきましては、10月26日に姫路市で挙行されました
太平洋戦全国空爆犠牲者追悼平和祈念式に、
全国市長会を代表し、副会長として出席してまいりました。また、11月9日には滋賀県
戦没者遺族大会が
守山市民ホールで挙行されました。 次に、
地域まちづくりにつきましては、湖南市
政策形成パートナー発掘事業「こなん
政策アカデミー」の中間発表を9月9日に行い、11月4日には最終発表を行いました。
同志社大学大学院政策科学研究科の協力を得て、若い世代からの政策提案のルートができたものと考えております。9月22日には
下田学区まちづくり協議会主催のお
月見コンサートが、10月4日には岩根学区ふれあい
スポーツ大会が、7日には
石部学区まちづくり協議会主催の石部ふれあいまつりが、8日にはみどりの村区体育祭が開催されました。また、14日には三雲区、夏見区、下田学区で運動会が、
柑子袋まちづくりセンターで第18回ゆめまつりが、石部宿場の里を出発点として
水口青年会議所などが主催する
東海道浪漫歩行がそれぞれ開催されました。21日には
石部学区まちづくり協議会が主催するいしべまもりん
ぴっくと岩根まちづくり協議会が主催する
岩根まちづくりフェアが開催されました。28日には
菩提寺まちづくり協議会が主催する
菩提寺まちづくりフェスタと
下田学区まちづくり協議会が主催する下田学区ふれあいまつりが開催されました。11月10日には
菩提寺学区合同親善グラウンドゴルフ大会が、11日には
石部南学区が主催する
石部南学区ふれあいまつり、じんけんのまつり、夏見・針地域住民ふれあいまつりがそれぞれ開かれますとともに、24日には
三雲学区まちづくり協議会が主催する第6回東海道みちくさコンパスが開催されました。11月25日には甲賀郡中
惣ビジネスコンテストが甲賀市碧水ホールで、12月1日には
地域まちづくりフォーラムが
市民学習交流センターで開かれました。 次に、対外関係につきまして、
全国市長会関係では、10月5日には自由民主党の学校耐震化・
施設整備等促進議員連盟第3回勉強会に
社会文教員会担当副会長として出席し、学校施設の
エアコン整備に対する助成や給食施設、トイレなどの環境改善について働きかけを行いました。また、同日、
全国市長会子ども・
子育て検討会議が開設され、担当副会長として出席し、幼児教育・保育無償化問題や
放課後児童クラブ、
児童虐待防止などについて議論を行いました。11、12両日には新潟県長岡市で開かれた
全国都市問題会議に副会長として出席いたしますとともに、
社会文教委員会の緊急会合が開催され、15日の国と地方の協議の場を前にして幼児教育・保育無償化問題について議論を交わしました。その国と地方の協議の場においては、幼児教育・保育無償化について国側が地方負担を求める姿勢が明らかにされ、
全国市長会長が激しく反発しました。11月7日には
社会文教委員会担当副会長として、幼児教育・保育無償化問題について与野党への要請行動を行ってまいりました。14日には、環境省で開かれた
地域循環共生圏形成に関する
意見交換会に出席し、SDGsと
地球温暖化防止を軸とした
地域循環共生社会づくりの
グランドデザインづくりに参画をいたしました。また、
社会文教委員会・子ども・
子育て検討会議合同会議に担当副会長として出席して発言をいたしましたが、挙手をして発言した15人の市長全てが厳しい意見を述べるとともに、
緊急アピールを採択いたしました。引き続き夕刻に行われた
自由民主党市町村長経験国会議員の会と
全国市長会幹部との
意見交換会においても地方の厳しい声を伝えることとなりました。翌15日には、選挙期間中のため出席できなかった委員長の熊本市長にかわり、副委員長として第2回
防災対策特別委員会の議事を進め、大規模災害時の
日本弁護士連合会との協定や
国土交通省地方整備局との連携などについて議論を深めました。昼食を食べながら正副会長や委員長で構成される
政策推進委員会を開き、さらには正副会長会議で今後の方向性を議論した後、理事・
評議員合同会議が開催されましたが、ここでも幼児教育・保育無償化問題については厳しい意見が相次ぎ、
社会文教委員会・子ども・
子育て検討会議合同会議の
緊急アピールを
全国市長会の決議といたしました。理事・
評議員合同会議終了後、これからの決議を持って、正副会長は公明党代表以下と
内閣官房長官以下に、
社会文教委員会は総務大臣や
厚生労働大臣、
文部科学大臣などに要請活動を行いますとともに、最後には合流して内閣府
少子化担当大臣に厳しく詰め寄りました。その後も、正副会長や
社会文教委員会、子ども・
子育て検討会議の
主要メンバーは電話やメッセージなどで連絡を密にしながら政府に厳しく対峙していたところ、国側の要請で21日に内閣府
少子化担当大臣、総務大臣、
厚生労働大臣、
文部科学大臣と
全国知事会、
全国市長会、
全国町村会との協議の場が開催されました。
全国市長会からは会長と
社会文教委員会委員長が出席いたしましたが、納得のいく回答はありませんでしたし、
全国町村会長も猛烈に反発いたしました。さらに政府とのギリギリの折衝を続ける中、29日には
全国市長会の
コアメンバーが集まって議論を重ねるなどし、本日、2回目の4大臣と3会長の協議の場が設けられることとされております。 滋賀県
市長会関係では、9月20日に正副会長・相談役で新
年度県予算施策についての要望を知事に対して行い、相談役として参加いたしました。11月2日には
臨時市長会議と
県市行政会議が行われ、出席をいたしました。22日には正副会長・相談役会議が開かれ、2巡目国体の主会場についての
用地取得交渉の状況を聴取いたしましたが、11月末までに任意取得できなければ強制収用もあり得るとの説明があったため、市長会としては反対である旨を伝えました。 そのほか、11月1日には第20回
糸賀一雄記念賞・第4回
糸賀一雄記念未来賞授賞式が挙行され、
糸賀一雄記念財団監事として出席いたしました。11月2日には滋賀県
後期高齢者医療広域連合議会が開かれ
組合議会議員として、13日には滋賀県
市町村職員互助会理事会が開催され理事長としてそれぞれ出席をいたしました。また、16日には
東京明治神宮会館で行われた
国保制度改善強化全国大会に滋賀県
国民健康保険団体連合会理事長として出席をし、その後国会議員へ国保制度の改善についての陳情を行いました。22日には滋賀県
国保連合会の理事会を開催いたしました。さらに、11月17日には地域に飛び出す公務員を応援する
首長連合サミットが飛騨市で開催され、代表代行として出席いたしました。 甲賀市との関係では、
甲賀広域行政組合と
公立甲賀病院組合について、9月25日、10月30日、11月21日に正副
管理者会議を開きますとともに、10月1日には
甲賀広域行政組合議会定例会が、9日には
公立甲賀病院組合議会定例会が開催されました。11月26日には
地方独立行政法人公立甲賀病院評価委員会が開催されますとともに、30日には
公立甲賀病院組合議会全員協議会が開かれました。 野洲市、竜王町との関係では、10月19日に野洲・湖南・
竜王総合調整協議会広域交通ネットワーク要望活動が県庁で行われ、会長として参加いたしました。栗東市との関係では、25日に
栗東湖南広域行政協議会総会が栗東市
防災センターで開催されております。 なお、この間、アニメ「はたらく細胞」とのコラボにより、「広報こなん」9月号と10月号が好評を博しております。 以上、9月
定例会開会後の行政報告といたしますが、今議会には、条例の制定改廃や平成30年度補正予算などをご提案してまいりますので、どうか慎重にご審議をいただきますようお願いを申し上げまして、招集に当たりましてのご挨拶といたします。どうかよろしくお願い申し上げます。
○議長(松原栄樹君) これで市長の挨拶を終わります。
△日程第1.議席の一部変更
○議長(松原栄樹君) 日程第1.議席の一部変更を行います。 会派異動届が提出されたことに伴い、会議規則第4条第3項の規定により、議席の一部を変更します。変更した議席は、あらかじめお手元に配付しておきましたから、議席表のとおりとします。
△日程第2.
会議録署名議員の指名
○議長(松原栄樹君) 日程第2.
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定によって、11番、
奥村幹郎議員、および15番、
堀田繁樹議員を指名します。
△日程第3.会期の決定
○議長(松原栄樹君) 日程第3.会期の決定を議題とします。 お諮りします。 本定例会の会期は本日から12月21日までの19日間にしたいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 異議なしと認めます。したがって、会期は本日から12月21日までの19日間に決定しました。
△日程第4.請願第3号
主要農作物の種子生産にかかる県条例の制定に関する意見書の提出を求める請願
○議長(松原栄樹君) 日程第4.請願第3号
主要農作物の種子生産にかかる県条例の制定に関する意見書の提出を求める請願を議題とします。 この請願について、紹介議員の説明を求めます。 15番、
堀田繁樹議員。
◆15番(堀田繁樹君) 登壇 請願第3号
主要農作物の種子生産にかかる県条例の制定に関する意見書の提出を求める請願について、紹介議員を代表して説明をさせていただきます。 請願団体は、
甲賀農業協同組合、
代表理事組合長、山田嘉一郎氏、滋賀県
農政連盟甲賀地域連合支部、支部長、前野利在氏、滋賀県農政連盟、湖南支部、支部長、小島孝市氏であります。 請願趣旨につきましてご説明をいたします。
主要農作物種子法が平成30年4月1日に廃止されました。これまで県行政は、同法に基づき高品質な原種・原原種の生産・供給等を担い、本県の
主要農作物である水稲、麦および大豆の安定生産や品質向上に中心的な役割を果たし、地域農業の振興に貢献してきたところです。 種子法の廃止を受け、県は滋賀県水稲、麦類および大豆の種子供給に係る基本要綱を制定し、同要綱に基づく種子生産が開始をされましたが、一部の府県では
種子生産業務を外部に移管する等の方針が示され、種もみの価格上昇や品質低下など、安定供給への不安が広がっています。 このため、今後も県行政が種子生産に中心的な役割を果たし、継続的な予算措置や人員体制を恒久的に措置していくために、
主要農作物の種子生産に係る県条例の制定を求めるものであります。 以上の趣旨から、下記事項の意見書を滋賀県に提出されるよう請願いたします。
主要農作物の種子生産にかかる県条例の制定に関する意見書。 以上です。
○議長(松原栄樹君) お諮りします。 ただいま議題となっております請願第3号については、会議規則第142条第1項の規定によって、委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 異議なしと認めます。したがって、請願第3号については、委員会の付託を省略することに決定しました。 ただいま提案されました請願第3号に対する質疑の通告書につきましては、12月10日正午までに提出していただきますようお願いします。
△日程第5.議案の上程
○議長(松原栄樹君) 日程第5.議案の上程を行います。 承認第7号 専決処分の承認を求めることについて(専決第6号 平成30年度湖南市一般会計補正予算(第6号))、および議案第74号 湖南市職員の修学部分休業に関する条例の制定についてから、議案第94号 おうみ自治体クラウド協議会を設置する地方公共団体の数の増加およびおうみ自治体クラウド協議会規約の変更に関する協議につき議決を求めることについてまでの22議案を一括上程し、議題とします。 順次、提案者の説明を求めます。 市長。
◎市長(谷畑英吾君) 登壇 それでは、最初に承認第7号 専決処分の承認を求めることについての提案理由をご説明申し上げます。 承認第7号 専決処分の承認を求めることについて(専決第6号 平成30年度湖南市一般会計補正予算(第6号))は、去る7月6日に発生いたしました西日本を中心とする豪雨災害に伴い、
全国市長会から被災自治体への職員派遣要請があったことにより、広島県竹原市へ職員を派遣するための経費と、去る9月4日に台風21号により被災した施設等の復旧のうち緊急を要する経費について、歳入歳出予算に1,400万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ213億2,027万9,000円とするものであります。この補正予算については、緊急を要したことから、地方自治法第179条第1項の規定に基づく専決処分を行ったものでございます。 詳細につきましては、担当より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、議案第74号から議案第94号までの提案理由をご説明申し上げます。 まず、議案第74号 湖南市職員の修学部分休業に関する条例の制定については、職員の公務能力の向上を図るため、大学等に修学するに当たり部分休業を認めることについて、地方公務員法第26条の2の規定に基づき、必要な事項を定めるため、条例を制定するものであります。 次に、議案第75号 湖南市公平委員会委員の服務の宣誓に関する条例の制定については、地方公務員法第9条の2第12項において準用する同法第31条の規定に基づき、公平委員会の委員の服務の宣誓に関し必要な事項を定めるため、条例を制定するものであります。 次に、議案第76号 湖南市行政手続条例の一部を改正する条例の制定については、用語の定義等について必要な見直しを行うため、条例の一部を改正するものであります。 次に、議案第77号 湖南市まちづくりセンター条例の一部を改正する条例の制定については、中央まちづくりセンターの解体予定に伴い、施設の用途廃止を行うため、条例の一部を改正するものであります。 次に、議案第78号 湖南市議会議員及び湖南市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定については、公職選挙法の一部を改正する法律が公布されたことを受けて、湖南市議会議員の選挙における選挙運動用ビラの作成の公費負担を可能とするため、条例の一部を改正するものであります。 次に、議案第79号 湖南市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定については、地域包括ケアシステム構築において在宅医療を推進する上で、医療従事者の確保や離職防止を図るため、改正医療法に基づき、条例の一部を改正するものであります。 次に、議案第80号 湖南市税条例の一部を改正する条例の制定については、地方税法等の一部を改正する等の法律を受けて、条例の一部を改正するものであります。また、あわせて、軽自動車税の納期および各税の減免申請期限について改正するものであります。 次に、議案第81号 湖南市奨学資金給付条例の一部を改正する条例の制定については、奨学資金給付審査会を廃止するため、条例の一部を改正するものであります。 次に、議案第82号 湖南市国民健康保険診療所の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、湖南市立石部医療センターおよび湖南市立湖南労働衛生センターの名称を変更するため、条例の一部を改正するものであります。 次に、議案第83号 湖南市医師住宅設置に関する条例を廃止する条例の制定については、平成31年3月31日をもって湖南市医師住宅を廃止することに伴い、条例を廃止するものであります。 次に、議案第84号 平成30年度湖南市一般会計補正予算(第7号)は、歳入歳出予算に3億1,990万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ216億4,018万2,000円とするものであります。 次に、議案第85号 平成30年度湖南市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出予算に772万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ51億1,793万2,000円とするものであります。 次に、議案第86号 平成30年度湖南市国民健康保険診療所特別会計補正予算(第3号)は、歳出における同額の増減のため、歳入歳出予算それぞれ変わらず、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億1,016万1,000円とするものであります。 次に、議案第87号 平成30年度湖南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出予算に260万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8億7,972万5,000円とするものであります。 次に、議案第88号 平成30年度湖南市介護保険特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出予算に8,022万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ32億5,283万1,000円とするものであります。 次に、議案第89号 平成30年度湖南市水道事業会計補正予算(第2号)は、収益的収支予算の支出について71万3,000円を減額し、総額15億456万7,000円とするものであります。また、資本的収支予算の収入について2,920万円を減額し、総額4億9,151万円とし、支出について4,792万3,000円を減額し、総額6億5,800万9,000円とするものであります。 次に、議案第90号 平成30年度湖南市下水道事業会計補正予算(第2号)は、収益的収支予算の収入について97万6,000円を追加し、総額17億2,469万円とし、支出について2,707万4,000円を追加し、総額17億7,345万円とするものであります。また、資本的収支予算の収入について7,295万円を追加し、総額11億6,471万円とし、支出について2,250万円を追加し、総額17億2,296万6,000円とするものであります。 次に、議案第91号 指定管理者の指定については、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、市の公共施設について指定管理者を指定するにつき、議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第92号 旧慣使用権の廃止については、市が民間再開発の用地として551.51平方メートルの土地を当該事業者に有償譲渡するに当たり、同土地に石部財産管理委員会が有する旧慣使用権が存在するため、その使用権を地方自治法第238条の6第1項の規定により廃止するものであります。 次に、議案第93号 市道路線の認定については、道路法第8条第2項の規定に基づき、当該2路線について市道路線の認定を行うものであります。 最後に、議案第94号 おうみ自治体クラウド協議会を設置する地方公共団体の数の増加およびおうみ自治体クラウド協議会規約の変更に関する協議につき議決を求めることについては、地方自治法第252条の6の規定により、平成31年4月1日から、おうみ自治体クラウド協議会に甲賀市が加入すること、およびそれに伴い規約を変更することについて、草津市、守山市、栗東市、野洲市、近江八幡市、米原市および甲賀市と協議することにつき、同法第252条の2の2第3項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 以上につきまして、それぞれ担当から補足説明をいたさせますので、よろしくご審議の上、ご決定およびご認定賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(松原栄樹君) 続いて、各部長から補足説明を求めます。
総合政策部長。
◎
総合政策部長(平林敏也君) それでは、総合政策部所管に係る提出議案について、補足説明を申し上げます。 議案第74号 湖南市職員の修学部分休業に関する条例の制定については、高度化・複雑化する社会経済情勢の中、柔軟な発想を持ち、迅速かつ適切に対処できる地方公務員が求められていることから、職員が自発的に公務に関する能力の向上を行うことを目的に、大学等の教育施設で修学する時間を確保するため、修学部分休業制度を導入することとし、必要な事項を定めるものであります。 次に、議案第77号 湖南市まちづくりセンター条例の一部を改正する条例の制定については、湖南市庁舎建設及び周辺整備基本計画による中央まちづくりセンターの解体予定に伴いまして、施設の用途廃止を行うほか、センター使用料の表記をセンターごととし、部屋の名称の一部を統一することについて、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第79号 湖南市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定については、地域包括ケアシステム構築において在宅医療を推進する上で、医療従事者の確保や離職防止を図るため、改正医療法に基づき、医師および看護師の著しい負担となっている24時間対応の訪問診療および訪問看護の業務に対する処遇の改善と、次年度より診療所に勤務する医師の勤務体制の一部を変更することに伴い、特殊勤務手当の適正化を図ることとし、その種類および額を改めるため、所要の改正を行うものであります。 総合政策部所管に係る提出議案の補足説明は以上でございます。
○議長(松原栄樹君) 総務部長。
◎総務部長(萩原智行君) それでは、総務部所管に係る提出議案について、補足説明を申し上げます。 まず、承認第7号 専決処分の承認を求めることについて(専決第6号 平成30年度湖南市一般会計補正予算(第6号))について、ご説明申し上げます。今回の専決処分の補正予算につきましては、去る7月6日に発生した西日本を中心とする豪雨災害に伴い、
全国市長会から被災自治体への職員派遣要請があったことにより、広島県竹原市へ9月30日から12月27日までの間、職員を交代で計6名を派遣するために要する経費として131万2,000円を計上させていただきますとともに、去る9月4日の台風21号により、市内公共施設の屋根等に被害が発生したため、保育園災害復旧経費61万4,000円、市営住宅の災害復旧経費324万6,000円、社会体育施設災害復旧経費142万円、また、倒木による被害も発生いたしましたため、公園の災害復旧経費52万6,000円、ウツクシマツの災害復旧経費67万4,000円など、その復旧に緊急を要しましたものの経費について計上させていただいております。歳出予算といたしましては、計1,400万円の増額を計上させていただいており、その財源については、全て財政調整基金からの繰入金をもって対応させていただいております。 次に、議案第76号 湖南市行政手続条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは用語の定義において、条例等に
上下水道事業所の企業管理規程、湖南市が処理することとされた事務について規定する滋賀県の条例および滋賀県の執行機関の規則を加え、市の機関に、市長の補助機関であります
上下水道事業所を加えるほか、行政手続法の趣旨に沿った見直しを行わせていただくものでございます。 次に、議案第78号 湖南市議会議員及び湖南市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは公職選挙法の一部を改正する法律が公布され、市議会議員の選挙において、候補者が選挙運動のためのビラを頒布することができることとされたことを受けて、湖南市長の選挙と同様に、市議会議員選挙における選挙運動用ビラの作成についても公費負担を可能とするため、所要の改正を行うものでございます。公費負担の内容といたしましては、限度額は作成単価7円51銭に作成枚数を乗じて得た金額となり、作成枚数については選挙管理委員会に届け出た2種類以内のビラ4,000枚までとなります。 次に、議案第84号 平成30年度湖南市一般会計補正予算(第7号)についてご説明申し上げます。歳入予算の主な補正内容といたしましては、増額補正といたしまして、国庫支出金において、保育園等に係る施設型給付費負担金3,528万2,000円、生活保護費等負担金1,800万円、小学校空調整備事業に係るブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金6,560万7,000円、県支出金において、保育園等に係る施設型給付費負担金1,174万4,000円、寄付金において、ふるさと寄付金2,000万円、市債において、小学校空調整備事業に係る学校教育施設等整備事業債3億960万円をそれぞれ増額計上させていただいております。 減額といたしましては、県支出金において、地域密着型サービス施設等整備費補助金6,400万円、介護施設等開設準備経費補助金1,755万6,000円、繰入金において、対象事業費の減額に伴う振興基金繰入金2,066万円、諸収入において、コミュニティ助成事業助成金1,010万円、市債において、地方道路等整備事業債3,120万円をそれぞれ減額計上させていただいております。 歳出予算の主な補正内容といたしましては、増額補正といたしまして、認定こども園施設型給付費3,832万2,000円、医療扶助等の増に伴う生活保護費2,400万円、三雲駅周辺整備工事1,566万円、小学校空調整備工事3億7,099万1,000円、ふるさときらめき湖南づくり応援基金への積み立て2,000万円をそれぞれ増額計上させていただいております。 減額補正といたしましては、ローカルベンチャー事業委託1,136万4,000円、宝くじの一般コミュニティ助成金1,010万円、清掃関係に係る
甲賀広域行政組合負担金1,105万8,000円、地域密着型サービス施設等整備費補助金6,400万円、介護施設等開設準備経費補助金1,755万6,000円、学童保育所指定管理委託3,000万円、入札に伴う甲西駅美松線道路に係る市道新設工事3,468万1,000円、教育振興対策推進事業に伴う教材教具1,947万5,000円をそれぞれ減額計上させていただいております。 なお、余剰財源につきましては、財政調整基金に2,470万円を積み立てることとさせていただいております。また、繰越明許費、債務負担行為および地方債の補正につきましても今回の補正予算で計上させていただいております。 最後に、議案第91号 指定管理者の指定についてでございますが、これは地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、市の公共施設について指定管理者を指定することにつきまして、議会の議決をお願いするものでございます。今回の湖南市石部宿田楽茶屋と湖南市こころの街角サロンいしべ宿駅をあわせた湖南市東海道石部宿関連施設の指定管理者候補者の選定におきましては、前回に引き続き、公募による選定を採用させていただいております。 選定に当たりましては、湖南市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の規定に基づき、申請団体から提出された団体の概要、施設の管理運営に係る事業計画書、収支計画書等による企画提案をもとに、湖南市指定管理者候補者選定委員会に審査をお願いし、選定したものでございます。なお、指定の期間につきましては、平成31年4月1日から平成34年3月31日までの3年間と設定させていただいております。 総務部所管に係る提出議案についての補足説明は以上でございます。
○議長(松原栄樹君) 税務局長。
◎税務局長(村井茂義君) それでは、私のほうからは、総務部税務局所管に係ります提出議案について、補足説明を申し上げます。 議案第80号 湖南市税条例の一部を改正する条例の制定については、法人税割の一部を地方交付税の原資とするため、平成28年法律第13号 地方税法等の一部を改正する等の法律等を受けて、法人税割の税率等について所要の改正を行うものであります。平成26年4月の消費税率8%への引き上げ時と同様に、今回の10%への引き上げ段階に合わせて、法人市民税法人税割の標準税率が9.7%から6%へ、制限税率が12.1%から8.4%へ、それぞれ3.7%引き下げられることとなります。この引き下げ率に合わせて、湖南市の法人税割の適用税率について、現在の11.4%から7.7%へ3.7%の引き下げを行うものでございます。 なお、この引き下げにより影響が生じますのは、平成32年11月以降となります。また、納税者の利便性を図るため、軽自動車税の納期の始まりを5月11日から5月1日に変更すること、および各税の減免申請書の提出期限を納期限前7日から納期限日に変更することについて、所要の改正を行うものでございます。 以上でございます。
○議長(松原栄樹君)
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(芦田伝男君) それでは、健康福祉部所管に係る提出議案について、補足説明を申し上げます。 まず、議案第82号 湖南市国民健康保険診療所の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、平成31年4月より、地域包括ケアシステムの地域における中心的医療機関・かかりつけ医として在宅医療・訪問診療を提供していく診療所であることを、市民の皆様にわかりやすくお伝えをするために、湖南市立石部医療センターの名称を湖南市立石部診療所に、湖南市立湖南労働衛生センターの名称を湖南市立水戸診療所に変更することとし、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第83号 湖南市医師住宅設置に関する条例を廃止する条例の制定については、医師住宅は建築から30年を経過し、近年の生活様式の変化も相まって居住環境が入居者の望む居住水準を満たさなくなってきており、医師住宅として今後の利用が見込めないことから、平成31年3月31日をもって医師住宅を廃止することとし、条例を廃止するものであります。 次に、議案第85号 平成30年度湖南市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入予算の主な補正内容は、退職者医療療養給付費等交付金の過年度精算分として744万1,000円、特別調整交付金市町分として27万円をそれぞれ増額するものでございます。歳出予算の主な補正内容は、平成29年度特定健康診査等負担金の返納分として国・県それぞれ271万8,000円、国民健康保険事業報告システム改修費の市負担金として27万円、葬祭費を35万円、それぞれ増額するものでございます。 次に、議案第86号 平成30年度湖南市国民健康保険診療所特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳出予算の補正内容は、平成31年4月からの新体制の準備等のため、総務費の備品購入費を4万8,000円、医業費の委託料を35万1,000円、備品購入費を22万9,000円、施設整備費の需用費を149万7,000円それぞれ増額し、予備費を212万5,000円減額するもので、歳出の補正額の合計といたしましてはゼロ円となるものでございます。 次に、議案第87号 平成30年度湖南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入予算では、後期高齢者医療広域連合から過年度分の保険料過徴収分の還付金として260万円を増額し、歳出予算では、広域連合から歳入で受けた還付金を被保険者に返還するため、同額を増額するものでございます。 最後に、議案第88号 平成30年度湖南市介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入予算の補正内容は、国庫支出金1,319万4,000円、支払基金交付金2,214万6,000円、県支出金1,421万6,000円、一般会計繰入金814万2,000円、基金繰入金2,261万3,000円をそれぞれ増額し、雑入を9万円減額するものであります。歳出予算の補正内容は、保険給付費を9,968万8,000円増額し、総務費を16万2,000円、地域支援事業費を1,930万5,000円それぞれ減額するものでございます。 健康福祉部所管に係る提出議案についての補足説明は以上でございます。
○議長(松原栄樹君)
建設経済部長。
◎
建設経済部長(望月敬吾君) それでは、建設経済部所管に係る提出議案について、補足説明をさせていただきます。 議案第93号 市道路線の認定については、水戸町および石部南5丁目地先にて都市計画法第29条に基づく開発行為後の土地で同法第32条に基づき市に帰属される2路線の認定を行うものでございます。 以上でございます。
○議長(松原栄樹君)
建設経済部理事。
◎
建設経済部理事(石部泰郎君) それでは、
上下水道事業所所管に係る提出議案について、補足説明を申し上げます。 まず、議案第89号 平成30年度湖南市水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、収益的支出予算について71万3,000円を減額し、総額を15億456万7,000円とするものであります。内容としましては、来年5月に控えております新元号への対応に向けたシステム改修費につきまして、今回の補正予算におきまして、一般会計で次年度への債務負担行為として一括計上し、契約を一本化することとしたため、当該システム改修費については、次年度の当初予算におきまして、一般会計への負担金として計上することとし、総係費委託料の上下水道料金システムに係る新元号対応改修費の71万3,000円を減額するものでございます。 次に、資本的収支予算の収入について2,920万円を減額し、総額を4億9,151万円とし、支出について4,792万3,000円を減額し、総額を6億5,800万9,000円とするものであります。内容としましては、資本的収入について、配水設備改良費の減額に伴う企業債2,620万円と下水道管布設工事の設計変更に伴う水道管移設工事負担金300万円を減額した、合計2,920万円を減額するものでございます。 また、資本的支出につきまして、配水設備改良費の入札差額および設計変更等の事業精査に伴う委託料1,226万円と工事請負費4,161万3,000円を減額し、下水道管布設工事との調整による舗装復旧負担金395万円および都市政策課所管の三雲駅周辺整備事業に伴う水道工事負担金の200万円を増額した差し引き4,792万3,000円を減額することといたしました。 次に、議案第90号 平成30年度湖南市下水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、収益的収支予算の収入について97万6,000円を増額し、総額を17億2,469万円とし、支出について2,707万4,000円を増額し、総額を17億7,345万円とするものであります。内容としましては、収益的収入について、特別利益の過年度損益修正益として、平成29年度分確定申告時の調整による納付税額の減額等により97万6,000円を増額するものでございます。 また、収益的支出につきましては、台風等による流域不明水の増加に伴い、流域下水道維持管理負担金の2,280万円および人事異動による人件費対象職員の変更に伴い、職員給与費498万7,000円を増額するとともに、先ほどの水道事業会計補正予算と同様に、総係費委託料の上下水道料金システム新元号対応改修費の71万3,000円を減額した差し引き2,707万4,000円を増額するものでございます。 次に、資本的収支予算の収入について7,295万円を増額し、総額を11億6,471万円とし、支出について2,250万円を増額し、総額を17億2,296万6,000円とするものであります。内容としましては、資本的収入について、国庫補助金の追加内示による1,300万円と、補助事業の増額に伴う企業債3,990万円および水道配水管布設替工事との調整による他会計負担金395万円の増額と、開発事業等による下水道受益者負担金の増収分1,610万円の合計7,295万円を増額するものでございます。 また、資本的支出につきましては、水道事業との調整により建設改良費の水道管移設工事補償費300万円を減額し、国庫補助金の追加内示による増額等により、工事請負費1,750万円および都市政策課所管の三雲駅周辺整備事業に伴う下水道工事負担金800万円を増額した、差し引き2,250万円を増額することといたしました。 上下水道課所管の補足説明につきましては以上でございます。
○議長(松原栄樹君) 教育部長。
◎教育部長(小川幸晶君) それでは、教育部所管に係ります提出議案について、補足説明を申し上げさせていただきます。 議案第81号 湖南市奨学資金給付条例の一部を改正する条例の制定につきましては、現在、奨学資金給付審査会の選考を経て給付の可否を決定しておりますけれども、審査会の審議を経なくても給付決定が可能であること、そして迅速な給付決定により効果的な給付を実施するために審査会を廃止することとし、所要の改正を行うものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。
△日程第6.意見書第2号
陸上自衛隊饗庭野演習場での
実弾射撃訓練の中止を求める意見書
○議長(松原栄樹君) 日程第6.意見書第2号
陸上自衛隊饗庭野演習場での
実弾射撃訓練の中止を求める意見書を議題とします。 本案について、提案者の説明を求めます。 8番、松井圭子議員。
◆8番(松井圭子君) 登壇 意見書第2号、提出者を代表して、読み上げて提案をいたします。
陸上自衛隊饗庭野演習場での
実弾射撃訓練の中止を求める意見書(案)について。 高島市の
陸上自衛隊饗庭野演習場で2018年11月14日の午後、演習場外の国道303号に、陸自信太山第37普通科連隊の発射した81ミリ迫撃砲弾が着弾するという、遇ってはならない事件が発生した。 高島市民の運転する自動車の数十メートル近くに着弾し、その炸裂した砲弾がアスファルト片を破裂、さらにその破片が自動車後部の窓を突き破り、一歩間違えば被弾・殺傷の恐れがあった。 陸自幕僚長の説明では、煙の位置や飛翔音から、着弾域が目標の北側に大きくそれているのは分かっていたが、訓練は続行したとされ、事件の原因は誤射によるものとされた。 饗庭野演習場では、2015年7月の保坂地区民家への重機関銃弾が民家を直撃する事件が起きた。その際に、高島市と陸自が安全対策に関する覚書を締結し、
実弾射撃訓練が再開された経緯がある。覚書には、問題が発生した場合、陸自が市などに速やかに通報することも盛り込まれたが、今回の事故では、市への報告は発生後4時間後であった。 高島市と陸自は11月17日に「駐屯地周辺地域連絡会」の14地区の区長を対象に説明会を行った。出席者からは、過去の教訓が生かされず、訓練による住民被害が繰り返されたことに「不安なまま日常を過ごすのは耐えられない」「演習場周辺に国道が通り、民家もある立地をどこまで理解して訓練しているのか」「このままでは自衛隊の存在が問われる事態だ」「3年前に被害にあった人は、集落を出ざるを得なかった。少子高齢化のなか、こうした事案でまた、住民が減ることになってはたまらない」と訴え、「安心して生活できる環境をつくってほしい」などと陸自の対応に怒りと切実な声が相次いで出された。 饗庭野演習場では2013年10月に、米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイを使った国内初となる日米合同演習が実施された。合同演習では、市街地上空を通るなど地元自治体が出していた要望事項をことごとく無視した訓練が行われた。今回の事件で演習場周辺の住民の不安は一層強まっている。 饗庭野演習場では、ほぼ毎日のように訓練が行われており、周辺住民の安心・安全、生命とくらしを危険に脅かしていることは今回の事件を見ても明らかである。 よって、
陸上自衛隊饗庭野演習場での
実弾射撃訓練の中止を強く求める。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書提出を求めていきたいというふうに思います。どうぞよろしくお願いします。
○議長(松原栄樹君) ただいま提案されました意見書第2号に対する質疑の通告書につきましては、12月10日正午までに提出していただくようお願いします。 お諮りします。 明日12月4日から12月9日までの6日間は、議案熟読調査のため休会にしたいと思います。ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(松原栄樹君) 異議なしと認めます。したがって、明日12月4日から12月9日までの6日間は休会することに決定しました。 本日はこれで散会します。
△散会 午前10時34分-----------------------------------地方自治法第123条第2項の規定により下記に署名する。 平成30年12月3日 湖南市議会議長 松原栄樹 湖南市議会議員 奥村幹郎 湖南市議会議員 堀田繁樹...