草津市議会 2011-11-08
平成23年11月 8日決算審査特別委員会−11月08日-01号
平成23年11月 8日決算審査特別委員会−11月08日-01号平成23年11月 8日決算審査特別委員会
決算審査特別委員会会議録
〇日時 平成23年11月8日(火) 午前9時30分
〇場所 全員協議会室
〇出席委員 委 員 長 西村 隆行君 副委員長 瀬川 裕海君
委 員 中嶋 昭雄君 委 員 棚橋 幸男君
委 員 山田 智子君 委 員 小野 元嗣君
委 員 西田 剛君 委 員 宇野 房子君
委 員 杉江 昇君 委 員 久保 秋雄君
委 員 奥村 恭弘君 委 員 中村 孝蔵君
〇欠席委員 な し
〇傍聴議員 議 員 行岡荘太郎君 議 員 西田 操子君
議 員 篠原 朋子君 議 員 西垣 和美君
議 員 竹村 勇君 議 員 中島 一廣君
議 員 大脇 正美君
〇出席説明員 副市長 山岡 晶子君
教育長 三木 逸郎君
監査委員 横井 忠雄君
政策監(都市戦略担当) 田中 成興君
特命監(健康・福祉政策担当)中園 和貴君
健康福祉部長 田内 宏一君
子ども家庭部長 白子興志久君
産業振興部長 鈴川 昭二君
都市建設部長 浅見 善廣君
都市建設部理事(住宅担当) 岡村 寿昭君
会計管理者 原田 正広君
教育部長 利倉 章君
健康福祉部総括副部長 松田 政義君
健康福祉部健康増進担当副部長山岡 照男君
健康福祉部高齢者担当副部長 清水 清之君
子ども家庭部総括副部長 山本 善信君
子ども家庭部幼児担当副部長 木村 幸代君
産業振興部総括および中心市街地活性化担当副部長
浜田 恭輝君
産業振興部総括およびみずの森担当副部長
辻 康生君
産業振興部総括および農林水産担当副部長
青地 正記君
都市建設部総括副部長 北中 建道君
都市建設部都市計画担当副部長中辻 克明君
都市建設部草津川跡地整備室長澤田 圭弘君
都市建設部河川・公園担当副部長
岩元 伸郎君
教育委員会総括副部長 加藤 幹彦君
教育委員会学校教育担当副部長宮地 均君
農業委員会事務局長 三上 康晴君
社会福祉課長 青木 敏君
障害福祉課長 奥村 嘉英君
地域包括支援センター所長 小川 薫子君
介護保険課長 吉田 和子君
介護保険課参事 駒井 康弘君
保険年金課長 太田ひろみ君
保険年金課参事 田中 義一君
保険年金課参事 松林 康博君
子ども家庭課長 平尾 和義君
発達支援課長 中村 順子君
子育て支援センター所長 清水 照美君
幼児課長 田中 祥温君
幼児課参事 宮城紀代子君
商業観光課長 望月 英司君
産業労政課長 木村 幹男君
産業労政課参事 高田 稔君
水生植物公園みずの森参事 西 典子君
ロータス研究所長 城山 豊君
農林水産課参事 駒井 正夫君
都市計画課長 西村 新朗君
都市再生課長 山本 憲一君
草津川跡地整備室参事 寺田 哲康君
交通政策課長 西岡 善和君
開発調整課長 進藤 宏君
開発調整課参事 辻川 明宏君
土木管理課長 中村 雅幸君
道路課長 吉川 寛君
道路課参事 打田 敏之君
河川課長 青木 正和君
河川課参事 中村 章君
公園緑地課長 木村 幸雄君
公園緑地課参事 松下 正寿君
住宅課長 太田 良明君
建築課長 木下 清文君
建築課参事 田中 伸人君
教育総務課長 竹村 徹君
教育総務課参事 杉江 茂樹君
生涯学習課長 西村 和子君
生涯学習課参事 吉田 好明君
スポーツ保健課長 明石 芳夫君
スポーツ保健課参事(学校給食センター所長)
山本 勇造君
文化財保護課長 谷口 智樹君
文化財保護課参事 小川 豊君
草津宿街道交流館長 八杉 淳君
学校教育課長 清水 康行君
学校教育課参事 新庄 正幸君
学校教育課参事 糠塚 一彦君
農業委員会参事 枩田 全弘君
健康増進課副参事 武村 彰君
長寿福祉課副参事 中江 一郎君
地域包括支援センター副参事 小林 淳子君
介護保険課副参事 辻 智君
子ども家庭課副参事 竹原 諭君
幼児課副参事 河井 明美君
商業観光課副参事 北相模政和君
産業労政課副参事 冨田 洋幸君
都市計画課副参事 生田 英樹君
都市計画課副参事 中村 秀史君
都市再生課副参事 南川 等君
交通政策課副参事 松尾 俊彦君
土木管理課副参事 横山 晃君
河川課副参事 吉田 泰啓君
教育総務課副参事 岡田 芳治君
生涯学習課副参事 福西 弘充君
スポーツ保健課副参事 高岡 良秀君
図書館副参事 川端 恭子君
図書館副参事 田中 歩君
学校教育課副参事 塚本 和代君
学校教育課副参事 杉山 泰之君
学校教育課副参事 江南 嘉宏君
子ども家庭課専門員 大野まゆみ君
子育て支援センター専門員 小川 晃君
幼児課専門員 川那邊朋裕君
幼児課専門員 古川 郁子君
図書館長 今井 知春君
〇事務局職員 局長 大崎 恭義君 課長 山本 雅啓君
参事 仲川 喜之君 専門員 橋本 哲男君
主査 横江 美香君
〇付議案件
1.議第58号 平成22年度草津市一般会計歳入歳出決算
2.議第59号 平成22年度草津市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算
3.議第60号 平成22年度草津市財産区特別会計歳入歳出決算
4.議第61号 平成22年度草津市
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算
5.議第62号 平成22年度草津市
学校給食センター特別会計歳入歳出決算
6.議第63号 平成22年度草津市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算
7.議第64号 平成22年度草津市
老人保健事業特別会計歳入歳出決算
8.議第65号 平成22年度草津市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算
9.議第66号 平成22年度草津市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算
10.議第67号 平成22年度草津栗東休日
急病診療所特別会計歳入歳出決算
11.議第68号 平成22年度草津市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算
12.議第69号 平成22年度草津市水道事業会計決算を認定に付することについて
開会 午前9時30分
○西村隆行 委員長 皆さん、おはようございます。
ただいまから、昨日に引き続きまして決算審査特別委員会を開始したいと思うんでございますが、それまでに少し、皆様も新聞報道で御存じかと思いますが、健康福祉部のほうからちょっと御説明がございますので、よろしくお願いいたします。
◎田内 健康福祉部長 おはようございます。
少し決算委員会始まる前にお時間いただきまして、今、委員長のほうからお話ありました、実は、けさの新聞で何社か報道機関が載っております。昨年度の会計検査が実はございまして、会計検査院のほうから昨年度の検査結果について公表をされたところでございます。その中に滋賀県につきましては、本市含めまして4市の一部会計検査の検査結果に伴う返還金が実は生じております。
実は、この草津市におきましては、平成18年度分の補助金に係ります返還金でございまして、指摘事項といたしましては、障害福祉の関係で地域生活支援事業費補助金という補助金の項目がございまして、日常の生活相談とかいろんな相談業務をやらせていただいております。そういった相談業務に係ります嘱託職員、あるいは臨時職員等の人件費につきまして、本市といたしましては制度始まったときでございましたので、その分が補助対象となるということで補助請求を実はいたしておりました。
そういった中で昨年度、会計検査18年度分を受けましたのでは、本来はそういった業務に係ります経費については、交付税措置をしているという実は指摘がございまして、国庫補助と交付税措置されておる分の二重で請求されておるという御指摘を実は昨年の会計検査で指摘を受けまして、本市におきましては、161万円の実は返還金が生じております。
これにつきましては、この今回の議会の補正予算で各種返還金というところで予算計上を補正させていただいたところでございますが、実は昨日の5時ごろ、ある新聞社のほうから、ちょっとこういうふうなファクスが流れてくるのでちょっと聞きたいというふうな取材があったということを担当課からお聞きいたしておりました。
そういったことで、ちょっと議員各位には大変新聞報道がされた後の御報告になって申しわけございませんが、この場をおかりいたしまして御説明をさせていただきたいというふうに思います。
○西村隆行 委員長 ということでございますが、委員の方でせっかくですので、もし御質問があれば。
◆久保秋雄 委員 交付税措置がされているので二重の受け取りになるということなんですかね。財政力指数からいくと、この年度は不交付団体じゃなかったんですかね。そういうことは関係ないんですか。
◎田内 健康福祉部長 補助金の種類によって、実は限度額が定められておりまして、たまたま18年度につきましては、限度額を超えておりませんでして、その分が補助対象の項目ではないということで、それで19年度は実は同じような形でございましたが、19年度につきましては補助限度額を超えて市の単独の分で事業費を見てる金額がございましたので、その中ですべておさまっておったので、返還の金額が出てこなかったというふうには会計検査のほうからは聞いております。
○西村隆行 委員長 大丈夫ですか。
ほかございませんか。
では、この件に関しましては、報告ということで、また会派のほうに帰られましたら、皆様にも訂正していただきますように。また、もしいろんな疑問がございましたら、原課のほうにお問い合わせいただきますようによろしくお願いしたいと思います。
それでは、ただいまから審査を開始したいと思います。
議第64号、平成22年度草津市
老人保健事業特別会計歳入歳出決算につきまして、提案者の説明を求めます。
◎松田 健康福祉部副部長 議第64号、平成22年度草津市
老人保健事業特別会計歳入歳出決算につきまして御説明を申し上げます。
まず、歳入についてでございますが、別冊の平成22年度歳入歳出決算事項別明細書の260ページから263ページをごらんいただきたいと思います。
まず、歳出につきましては、別冊の平成22年度主要な施策の成果に関する説明書の135ページ、136ページがその説明となっております。
以上、まことに簡単ではございますが、議第64号、平成22年度草津市
老人保健事業特別会計歳入歳出決算の説明とさせていただきます。
何とぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○西村隆行 委員長 これより、議第64号、平成22年度草津市
老人保健事業特別会計歳入歳出決算に対する質疑を行います。
質疑等ございましたら挙手をお願いいたします。
大丈夫でしょうか。
◆久保秋雄 委員 老人保健制度、もう廃止されましたね。この会計はいつまで続くのか、いつ閉じられるのか、その点をちょっと。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎太田 保険年金課長 この会計につきましては、23年3月、この22年度をもって法のほうで規定をされた法の廃止後の3年間という期間を経過いたしますので、この3月をもって特別会計条例を廃止させていただいたところでございます。
○西村隆行 委員長 久保委員、よろしいですか。
ほかございますか。
(「なし」の声あり)
○西村隆行 委員長 なければ、議第64号、平成22年度草津市
老人保健事業特別会計歳入歳出決算に対する質疑はこれにて終了いたします。
それでは、採決いたします。
議第64号、平成22年度草津市
老人保健事業特別会計歳入歳出決算について、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
(挙 手 全 員)
○西村隆行 委員長 ありがとうございます。
挙手全員であります。
よって、議第64号、平成22年度草津市
老人保健事業特別会計歳入歳出決算につきましては、原案のとおり認定すべきものと決しました。
次に、議第66号、平成22年度草津市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算について審査いたします。説明員の方の交代は、一部あるようですね。
(説明員交代)
○西村隆行 委員長 それでは、議第66号、平成22年度草津市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算について、提案者の説明を求めます。
◎清水 健康福祉部副部長 それでは、議第66号、平成22年度草津市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算につきまして御説明を申し上げます。
まず、歳入についてでございますが、平成22年度歳入歳出決算事項別明細書をごらんいただきたいと思います。まず、保険事業勘定の歳入につきましては、274ページから283ページとなっております。
それから、介護サービス事業勘定の歳入につきましては、306ページと307ページをごらんいただきたいと思います。
次に、歳出につきましては、別冊の平成22年度主要な施策の成果に関する説明書をごらんいただきたいと思います。ページのほうは、139ページから152ページがその説明資料となってございます。
以上、まことに簡単でございますが、議第66号、平成22年度草津市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の説明とさせていただきます。
何とぞよろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○西村隆行 委員長 これより、議第66号、平成22年度草津市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算に対する質疑を行います。
質疑ございましたら挙手願います。
◆久保秋雄 委員 決算書をみてますと、六つの緊急的な事業が執行がされておりません。大事な事業だと思うんで、引き続き事業を存続してほしいという、僕はそういう希望を持っておりますけれども、ここら辺の六つの事業が執行されなかったということについての考え方なりをちょっと説明いただければというふうに思います。
○西村隆行 委員長 答弁を求めます。
◎吉田 介護保険課長 申しわけございません。六つの事業という。
◆久保秋雄 委員 141ページ、特例居宅介護サービス、それから4番の特例地域密着型介護、6番の特例施設介護サービス、それから次のページ、10番の特例居宅介護サービス、2番の特例介護予防サービス、そして次のページの一番上、特例介護予防サービス。
◎吉田 介護保険課長 今の御質問のサービスにつきましては、認定が確定してない場合に受けられるサービスでございまして、22年度はそういう方がいらっしゃらなかったということで未執行になっております。
◆久保秋雄 委員 多分そうだと思うんです。理解してたつもりなんですけども、さっきも言いましたように大事な事業だとは思いますので、この事業を残していただきたいとは思うんですけれど、全く執行がなかったということで、確認のために質問させていただきました。
今後、そういう緊急的な事業にしっかりと対応していただきますように、よろしくお願いしたいと思います。
○西村隆行 委員長 答弁はよろしいですか。
◆久保秋雄 委員 答弁があれば。
○西村隆行 委員長 十分な、大事なことだと思いますのでお聞きしておきたいんですが。
◎吉田 介護保険課長 そういう該当の方がおられれば、当然こちらのほうに上がってきますので、22年度につきましては事前に使われる方がおられなかったということで未執行になっておりますが、会計としては上げさせていただいております。
○西村隆行 委員長 よろしいですか。
ちなみに委員長としても聞きたいんですが、この事業は、今年度も一応続いているわけでございますね。
◎吉田 介護保険課長 続いております。
○西村隆行 委員長 そうですね。だから、基本的に対象者がいらっしゃらなくても毎年基本的に続けていくという認識でよろしいんでしょうか。
◎吉田 介護保険課長 そうです。
○西村隆行 委員長 そういうことでございます。
ほかにございますか。
◆奥村恭弘 委員 143ページですね。2番目、居宅介護サービス計画給付費の部分ですけれども、ここでケアプランの作成ということが書かれておるわけなんですが、下の介護予防サービスのところにもケアプランが書かれているんですが、この件数が1万7,821件ということで2億3,454万7,000円がケアプランの作成の中で使われていったということだと思うんですが、よく聞かれる質問というか、私もいろんな方からお話を聞くときに、施設でいわゆるそこのケアプランナーが介護保険の中でいろんな施策を持っていくときに、市内全体にあるそういう施設から選んで、本来であれば選ばなきゃならないんですけれども、どうしても自分が属されているところの施設の内容のほうがウエートがどうも多くなっているような気がするというふうな話を言われるときがあるんです。
こういった内容について、もともと私はケアプランナーについては公、いわゆる公共の中で持たれて、配置をしていくことが必要ではないかなというふうに思っているわけなんですけれども、こういった内容の中でちょっと現状をお教えいただきたいと思っています。
どんだけが外部でどんだけが内部かというのはわからないと思うんですけれども、そういった声に対してですね、お答えをされていると思いますので、ちょっと現状をお聞かせいただきたいと思います。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎吉田 介護保険課長 ケアプランにつきましては、本来、利用者さんが認定を受けられましたら、そこで御本人さん、御家族さんとがケアマネージャーさんを選ばれまして、そこで契約していただきます。
契約していただきましたら、その方の認定度に応じた、また、その方の状態に応じたケアプランを組んでいただくわけなんですけれども、その際につきましては、御本人さん並びに御家族、ケアマネの3名の方によりまして、それぞれ使いたい施設、サービス等をその方に合った状態を加味して、三者でケアプランを立てていただくようになっているのが現状でございます。一応、それが基本となっております。
◆奥村恭弘 委員 その中で、多分いろんなケアマネージャーさんがこんなシステムがありますよとか、こんな治療というか項目がありますよというのをお示しをされると思うんですけれども、そういった資料というのはしっかりとそろっているということでよろしいんでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎吉田 介護保険課長 基本的には、2カ月に1回ケアマネージャーさんの会議等、地域包括のほうでしていただいておりますので、いろんな情報等はその時点でお示しさせていただいておりますし、それなりに事業者さんにつきましては、みずから情報を収集していただいていると思っております。
◆奥村恭弘 委員 となると、対介護される方と御家族の方と御本人と、三者で決めていくという話なんですが、そこに私が申し上げたいのは、同じような資料で、市内にこんだけの事業所がありますとか、また、サービスがこんなんがありますというのは、統一されたものが出ていっているということでなくて、その事業所に任されているということですか。
◎吉田 介護保険課長 一応、市内にございます施設すべてにつきましては、一般デイから施設につきまして、一冊の冊子にまとめておりますので、それは全員持っていただいております。
◆奥村恭弘 委員 多分、私が介護を受けるとなったときに、本人としてはどこの事業所がいいのかとか、どこのケアセンターがいいかというのはわからないと思います。その中でケアマネージャーさんの言われるいろんな声というのが大きく影響されてなってくるかなという思いもしますんで、そこのところはケアマネージャーさんが公平・公正の中で、皆さんにこんだけの分があるということをお示しいただいてやられているということに思っていますので、そこは問題ないかなという思いはしています。
ですから、よく言われる、私もそういう話を聞くときがありますので、先ほど冒頭申し上げた話を聞くときがありますので、でき得る限りしっかりと、こういうふうにやってんねやという周知徹底も含めて、していただけたらありがたいなというふうに思っています。
以上です。
○西村隆行 委員長 答弁はよろしいですか。
◆奥村恭弘 委員 結構です。
○西村隆行 委員長 ほかにございますか。大丈夫ですか。
(「なし」の声あり)
○西村隆行 委員長 なければ、議第66号、平成22年度草津市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算に対する質疑はこれにて終了いたします。
それでは、採決いたします。
議第66号、平成22年度草津市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算について、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
(挙 手 全 員)
○西村隆行 委員長 挙手全員であります。
よって、議第66号、平成22年度草津市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算につきましては、原案のとおり認定すべきものと決しました。
次に、議第67号、平成22年度草津栗東休日急病診療所特別会計歳入歳出決算について審査いたします。
それでは、議第67号、平成22年度草津栗東休日急病診療所特別会計歳入歳出決算について、提案者の説明を求めます。
◎山岡 健康福祉部副部長 議第67号、平成22年度草津栗東休日急病診療所特別会計歳入歳出決算につきまして御説明を申し上げます。
まず、歳入についてでございますが、平成22年度歳入歳出決算事項別明細書の314ページから315ページをごらんいただきたいと思います。また、歳出につきましては、平成22年度主要な施策の成果に関する説明書の153ページから154ページがその説明資料となっております。
以上、まことに簡単ではありますが、議第67号、平成22年度草津栗東休日急病診療所特別会計歳入歳出決算の説明とさせていただきます。
何とぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○西村隆行 委員長 これより、議第67号、平成22年度草津栗東休日急病診療所特別会計歳入歳出決算に対する質疑を行います。
質疑ございましたら挙手を願います。
◆中村孝蔵 委員 11月のかかりぐらいに新聞に、今まで草津栗東救急というのが、今度湖南で、守山と野洲市が入って、4市が共同でやるというようなことが新聞に書いていたんですけども、そこらちょっと詳しく説明お願いできますか。
○西村隆行 委員長 決算ですから、この22年度のことに対しては、ちょっとそれはまた別途すいません。もしあったら。
◆中村孝蔵 委員 ほなまた、すいません。
○西村隆行 委員長 その件は、たしか全協の中であったんで、もしまたあったら原課のほうはいつでもああして承っていただきますので、個人授業するとかね。
ほか、どうでしょうか。
◆奥村恭弘 委員 繰入金のことでちょっとお話をお聞かせいただきたいんですが、これはすいません、ちょっと数字的なところなんですが、各市から繰り入れをされて、負担金という名目になると思いますけれども、現状、草津が幾らで、すいません、あとどうなっているかと。その配分の仕方というか、方法についてもう一度教えていただけるとありがたいです。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎山岡 健康福祉部副部長 各市の負担金の割合なんですけれども、この資料の主要な施策の説明書の財源内訳、153ページの諸収入438万円、これにつきましては、栗東市からのこの22年度の事業にかかわる負担金でございます。
草津市におきましては、約800万円ほど一般会計からの繰り入れになっております。これにつきましては、事業費のうち歳出から診療収入等を引きまして、その差額、いわゆる赤字分に対して両市の人口割でその分担を決めております。
したがいまして、その両市の負担分につきまして、人口割で草津市が約65%、栗東市が35%というような割合で負担額を決めております。
以上です。
◆奥村恭弘 委員 人口割のみでされてる。均等割とかそういうなんはないということでよろしいですね。わかりました。
○西村隆行 委員長 では、答弁よろしいですか、確認は。
◆奥村恭弘 委員 確認。すいません。
◎山岡 健康福祉部副部長 そのとおりでございます。人口割のみでございます。
◆奥村恭弘 委員 それでもう一つお聞かせいただきたいんですが、先ほどおっしゃってた負担率については、診療収入を引いた形でということになるので、今後、休日急病診療所にまたたくさんの方が来られるようになってくるとなると、事業のお金自体も当然ながら負担率も上がっていくというふうなことで、それで収入というか治療費は引かれていくんですけども、上がっていくということでよろしいでしょうか。
◎山岡 健康福祉部副部長 受診者がふえてくる。確かに診療収入はふえていきます。その分、各市の持ち出しの負担金は減ってくると思いますが、その分、固定経費になります人件費、2診制になったときのスタッフは増員しなければなりませんので、そこらが損益分岐点という考え方で、一定の受診者までその体制でカバーできるようになっていきますと、一般会計からの持ち出し金は圧縮されて少なくなっていきますが、一定線を超えるとスタッフを増進しなければなりませんし、あるいは診療の時間帯によるキャパにもよりけりなので、一概に今委員御指摘のとおりにはなると思うんですが、そうでない一線を越えるときには収支ベースが変わってまいります。
以上です。
◆奥村恭弘 委員 わかりました。
平成22年度の決算でございますので、またそこのことも踏まえて、しっかり損益分岐点、言い方が悪いかもしれませんけど、分岐のところの見きわめをしながら、人員配置等を含めて、また進めていただけたらありがたいと思います。
以上です。
○西村隆行 委員長 答弁よろしいですか。
◆奥村恭弘 委員 はい。
○西村隆行 委員長 ほかございませんか。
よろしゅうございますか。
(「なし」の声あり)
○西村隆行 委員長 なければ、議第67号、平成22年度草津栗東休日急病診療所特別会計歳入歳出決算に対する質疑はこれにて終了いたします。
それでは、採決いたします。
議第67号、平成22年度草津栗東休日
急病診療所特別会計歳入歳出決算について、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
(挙 手 全 員)
○西村隆行 委員長 挙手全員であります。
よって、議第67号、平成22年度草津栗東休日
急病診療所特別会計歳入歳出決算につきましては、原案のとおり認定すべきものと決しました。
次に、議第68号、平成22年度草津市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について、審査いたします。
それでは、議第68号、平成22年度草津市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について、提案者の説明を求めます。
◎松田 健康福祉部副部長 議第68号、平成22年度草津市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算につきまして御説明を申し上げます。
まず、歳入についてでございますが、平成22年度歳入歳出決算事項別明細書の320ページから323ページ、一番最後のほうをごらんいただきたいと思います。
また、歳出につきましては、平成22年度主要な施策の成果に関する説明書の155ページ、156ページがその説明資料となっております。
以上、まことに簡単ではございますが、議第68号、平成22年度草津市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の説明とさせていただきます。
何とぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○西村隆行 委員長 ありがとうございました。
これより、議第68号、平成22年度草津市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算に対する質疑を行います。
質疑がございましたら挙手願います。
大丈夫ですか。
◆久保秋雄 委員 成果に関する説明書の155ページなんですけども、徴収費の説明の中で未納者対策を行ったというふうに書いてありますけれども、どんな対策を行ったのかちょっと説明をお願いします。
○西村隆行 委員長 答弁を求めます。
◎太田 保険年金課長 未納者対策は、昨年度は広域連合のほうの補助金をいただきまして、臨時職員さんを1名雇用いたしました。その方を通じて国民健康保険から移行されて後期高齢者で保険料を納付しなければいけないということが理解いただけてない方とか、長期に未納になっておられる方に電話や訪問で接触をいただくことによりまして、早期の滞納を解消するとともに、長期の方については分納していただけるように説明を続けて未納の金額を減らすような努力をしていったというところでございます。
以上でございます。
◆久保秋雄 委員 成果はございましたか。
◎太田 保険年金課長 成果といたしましては、それまで滞納繰越分で600万円の調定を上げましたけれども、結果といたしまして滞納繰越分の調定と現年の未納を合わせましても合計額で400万円程度の今年度の滞納繰り越しになるような形で未納分も現年分もかなり収納率を上げることができたということで、特に早期の未納の方、督促が出る前に連絡をして、納付ができていませんよというふうなことで必要なことを御案内をさせていただくということは大変効果があったというふうに思っております。
以上でございます。
◆久保秋雄 委員 納付状況の連絡をする、納付されていないということを早期に連絡するということは大変大事なことだと思います。今後も続けていただきたいと同時に、行き過ぎた、非常に経済的に困っている人と悪質、あるいはたまたま忘れている、そういったケースいろいろあろうかと思いますけども、そこら辺を踏まえた対応をお願いしておきたいと思います。
○西村隆行 委員長 答弁よろしいですね。
◆久保秋雄 委員 はい。
○西村隆行 委員長 ほかございますか。
○瀬川裕海 副委員長 今のちょっと質問に関連しますけど、言われる未納分というのは幾らぐらいあるんですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎太田 保険年金課長 未納分につきましては、滞納繰越分で217万1,964円、現年分で200万191円でございます。
○瀬川裕海 副委員長 未納分を保険制度の運営を図りましたということで、費用として徴収事務費が500万円出とるんですけど、予算が630万円で執行率が78%でありますけれども、徴収する費用がそんなに要らなかったという意味ですか、これ。
◎太田 保険年金課長 この徴収事務費の執行残につきましては、主にこちらのほうで保険料の決定通知とか督促状、催告書などを送付する経費を見てるんですけれども、結果的に保険料の決定通知が当初予算で見込んだ数字より減ったり、そういった督促状の発送件数が当初見込みより若干落ちたりしたことによりましての執行残でございます。
○瀬川裕海 副委員長 督促状の執行する分のが少なくなったとはいえ、200万円のまだ徴収できていないというのがあるわけですね。この徴収できていないこの分に関しては、再度督促を出すとかそういうことはもうされない。
◎太田 保険年金課長 現在、未納になっておられる方につきましては、全員何らかの形でお出会いするなりお電話でお話をするなり、接触をさせていただいております。一度に納付が難しい方については、分納で納付いただく。また、忘れておられる方については、納付をいただくというふうな形で、常に個人の方、または御家族の方と接触を図りながら、その方に先ほど久保委員さんのほうからもお話ありましたように、生活の部分もございますし、御高齢ということもございますので、その方に応じた形で納付をいただけるように、常に接触をするということで心がけておりますのと、年に5回程度は催告書をお出しをしておりまして、状況によってはそれをお家のほうに持っていって状況を説明して納付をいただくというふうな形で進めているのが現状でございます。
以上でございます。
○瀬川裕海 副委員長 それだけ努力はいただいているんですけれども、正直なところめどは立っていますか、いただけるという。
◎太田 保険年金課長 中には、年金が全くない方とか少額な年金の方、その少額な年金の方については、保険料自身も軽減とかはかかっておりますけれども、大変納めにくいという現状もあるのも事実でございますけれども、対象の方が御高齢の方で医療にかかられる機会というのは大変多うございますので、その方についても納めることが必要だという認識はいただいておりますので、納付に向けてはある一定前向きな状況で対応をしていただいているという状況でございます。
○瀬川裕海 副委員長 できるだけ公平になるように努力してください。
以上です。
○西村隆行 委員長 答弁はよろしいですか。
○瀬川裕海 副委員長 はい。
◆奥村恭弘 委員 155ページの後期高齢者医療広域連合納付金、ここの情報と、それから上のほうの総務管理費のところで1,700万円使っていただいて、後期高齢者医療制度の周知啓発等を行い、円滑な制度運営に努めましたということで記載をいただいています。
たしか、後期高齢者の広域の議会ですね。議会の議員は、橋川市長が出られてたと思います。上の部分で書かれている周知、啓発を行ったときの内容、ちょっと内容的なものをお教えいただけたらありがたいです。
○西村隆行 委員長 答弁を求めます。
◎太田 保険年金課長 この後期高齢者医療制度の周知につきましては、被保険者証を送付いたしますときに、後期高齢者医療制度の概要が書かれております県内統一のものになりますけれども、広域連合が準備いたしておりますパンフレットというんですか、冊子になってるものを送付すること等とあわせまして、保険料の決定通知のときにもそういった啓発を行っておりますし、あと市の広報にも保険料の決定時とか必要に応じて周知の記事を載せさせていただいておりますのと、あと広域連合のほうもホームページ等を設けられまして、いろいろと制度等についての周知をされているというのが内容でございます。
◆奥村恭弘 委員 わかりました。
受給者というか対象者の方に関しては、そういう形と、それから広域連合のホームページは広くちまたに、私たちも見ることができると思うんですが、それ以外に例えば広域連合の議会の中で話をされた内容とかも、私ちょっとまだはっきり見てないんですけれども、ホームページで出されてたりとか、後の媒体でこんなことが論議されたとか、そういうなんは市のほうにはしっかりと情報が入ってきてるんでしょうか。
◎太田 保険年金課長 広域連合議会には、市長が議員として出席をいただいておりますし、担当課のほうからも傍聴という形で、どういう内容の審議がされているのかというのは、毎回傍聴のほうにも入らせてもらっております。少し時間はかかりますけれども、県のほうの広域連合のホームページにも会議録とか、こういった形で会議をしているとかいうふうな内容の周知はされておりますので、ホームページ等をごらんいただけない方については申しわけないんですけれども、一応そういう形での周知は図られております。
◆奥村恭弘 委員 制度が変わりまして、非常にわかりにくいというか、多くの方から、どういうことをされているんやろうというのをやっぱり気になされてる分もありますし、ニュース等では、後期高齢者の制度に対するいろんな評価もありますので、多くの方々に理解をいただけるような広報活動も、当然ながら受給者の方には、対象の方にはされているというのはよくわかってますので、今後、私たちもこういった形でここにかかっていかなあかんなと、自分自身が対象者となっていく可能性も数十年にはありますので、そういったことも含めて、周知徹底なり広報活動もよろしくお願いしたいというふうに思います。
○西村隆行 委員長 答弁はよろしいですか。
◆奥村恭弘 委員 結構です。
◆久保秋雄 委員 今、後期高齢者医療制度についての周知徹底・啓発ということで、例えば書類を被保険者のところに送られていると、そして啓発をしているんだという説明がございましたけれども、75歳以上の方に書類を送るだけで、果たして啓発進んでるんだろうかというふうに私は思うんですよ。広報にも載せてる、そういうふうにおっしゃいますけど、それで果たして75歳以上の方がどれだけ理解されているのかなというふうに心配をするんですけども、いかがですかね。
もっとも、私はこの制度そのものに反対している部分もございますが、制度を理解していただくということも遂行する上では大事なことだろうとは思うんで、老婆心ながらちょっとお聞きをしたいと思います。
○西村隆行 委員長 答弁を求めます。
◎太田 保険年金課長 確かに、おっしゃっていただきますように、対象者の方、御高齢の方でもございますので、なかなか来た物を読んでいただくとかいうことも難しい場合もございますけれども、出前講座というふうな形で御要望がございましたら制度の説明にも出向いてもおりますし、あと、制度を知らなくて先ほどのように納付に結びつかなかった方については、お出会いするなりお電話とか、来ていただければ窓口でということもございますけれども、制度についての御説明から、なぜこういう形で保険料がかかるのかというふうな説明をさせていただいているのが現状でございます。
今後につきましては、今、御指摘がありましたような啓発方法につきましては、十分検討する必要があるというふうには思っておりますけれども、なかなか個々の方にどういう形でお伝えをするのかというのは難しい部分もございますので、そういったこともあわせて検討はしていきたいというふうに思います。
よろしくお願いいたします。
○西村隆行 委員長 ちなみに、今の委員長としてお聞きしたいんですけど、相当この制度もいろんなことがありましたけども、ちょっと落ちついてきたかなという感を持っているんでございますが、今答弁されたように、ざっくり市内でまだ何人かとか何百人という世界、わからないとか知らんかったとかいう方は、あんだけ世間がいろんな意味で騒ぎになりましていろんな声があって、いろんなことがあって、ことし何か安定、落ちついてきたかなというふうに思ってるんですが、今の質問等の御答弁からすると、まだそういう方が何人とか、ざっくりで結構ですけど、ある程度いらっしゃるという世界なんでしょうかね。
◎太田 保険年金課長 制度自身は、ある一定理解をいただいている方がほとんどだというふうに思っているんですけれども、保険料の納付という部分で、国民健康保険の制度から移行をされておられる方等につきましては、国民健康保険のほうで口座の振りかえの手続をとっていたので、そのままその口座から同じ市でございますので、引き落とされるというふうに御理解をいただいている方とか、国民健康保険のほうで世帯主様のほうに保険税のほうの請求をしておりますので、世帯主様が後期の方でしたら、そちらのほうで御自身のお名前での納付がございますので、そちらで払われているというふうな理解をしていただいている方がいらっしゃいますので、どちらかというと保険料の納付という部分で御存じをいただいてない方がまだ少しいらっしゃるのかなということで、一番最初にその方に保険料の納付が発生いたしまして、1回目に督促状を発送する必要が生じたときに、督促状の発送前に、こういう形で今保険料の納付をお願いしておりまして、まだ納付をいただいておりませんが、こういった制度を御存じでしたかということで、督促状という形で受け取っていただくと御理解が得られない場合がございますので、そういったことが起きないように、最初の督促状が発想前にはすべての方にお電話と訪問で、こういう状況になっているということはお伝えするということで対応している状況でございます。
○西村隆行 委員長 要するに、移行期ですね。今度対象になる方たちが、実際自分は対象でなかったけども、今度対象になって初めて気がつかれているという世界なわけでございますね。
その費用も全部ここにお書きの事務費に入ってるという意味ですね。
ありがとうございます。
ほかございませんか。
(「なし」の声あり)
○西村隆行 委員長 なければ、議第68号、平成22年度草津市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算に対する質疑はこれにて終了いたします。
それでは、採決いたします。
議第68号、平成22年度草津市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
(挙 手 全 員)
○西村隆行 委員長 ありがとうございます。
挙手全員であります。
よって、議第68号、平成22年度草津市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算につきましては、原案のとおり認定すべきものと決しました。
では、ここで暫時休憩いたします。
次に、子ども家庭部が来ますので、暫時休憩いたします。
再開は、10時25分。
午前10時17分休憩
午前10時24分再開
○西村隆行 委員長 それでは、再開したいと思いますが、説明員の準備はよろしゅうございましょうか、大丈夫でしょうか。
それでは、これより議第58号、平成22年度草津市一般会計歳入歳出決算のうち、子ども家庭部が所管する分に対する質疑を行います。
質疑等ございましたら、挙手願います。
◆宇野房子 委員 説明書のほうの40ページなんですけれど。
○西村隆行 委員長 薄いほうですね。
◆宇野房子 委員 ちょっと勉強不足でお尋ねしたいんですけれど、右のページ、40ページの4番の他市町広域入所負担金とございますが、この内容についてちょっと説明をお願いいたします。10市町延べ53人で2,629万2,000円出ていますんですが、これはどういうふうなことなのか、ちょっと勉強不足です、教えてください。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎田中 幼児課長 いわゆる保育所につきましては、基本的には当該、お住まいになっている市町村で完結するのが基本原則でございますけれども、そのほかに保護者の勤務の状態であったりとか、あと、いわゆる里帰り出産等によりまして、居住地でない市町村の保育所のほうにお預けになるということがございまして、それがいわゆる広域入所という制度でございます。
ここに書いてございますのは、当然、近隣の方、勤務の関係等で近隣の方が多うございますので、10市町村と書いてございますけれども、大津・栗東・守山が多くて、そのほかには里帰り出産等で10市町村がありまして、その負担金の分でございます。
これは、草津市の方が他市町の保育所にお入りになられるときに、うちのほうでその分をお払いをするという、そういう金額でございます。
◆宇野房子 委員 その場合、子供さんが現在、この草津市の保育所に通っていなくても、もし向こうへ行った場合にはそういうことも使えるんでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎田中 幼児課長 それは、年度の途中でという意味でございますか。
◆宇野房子 委員 そうですね。
◎田中 幼児課長 そうでございます。基本的に、勤務の関係等で年度の途中で、いわゆる例えば栗東市のほうに住所を移されるという場合もございますけれども、その場合、基本的にはその年度の終わりまでは草津市の保育所に例えば入っていただくというようなことが制度として、申し合わせで統一化されております。
◆宇野房子 委員 今現在、保育所を草津市で入っていない方が他市へ利用できる。そのときに草津市で保育所を使っていますよという証明がなくても、他市で使うということはできるんでしょうか。
◎田中 幼児課長 入所要件に広域で該当すれば、使うことはできます。
◆宇野房子 委員 ありがとうございます。結構です。
○西村隆行 委員長 よろしいですか。
◆宇野房子 委員 はい、わかりました。
○西村隆行 委員長 ほかどうでしょうか。
◆奥村恭弘 委員 こちらの歳入歳出決算事項別明細書の歳入のほうなんですけれども、さっきからの宇野委員さんがおっしゃられた広域入所の負担金については2,629万2,000円ということで書かれているんですけれど、ここの節ですね。22なんですけども、保育所広域受け入れ市町負担金ですね。この項目の説明をちょっと願いたいんです。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎田中 幼児課長 広域入所負担金、これは歳入でございますので、一方、先ほど申し上げましたように、草津市の方が他市町にお入りになられる場合は、うちのほうがお支払いをしますけども、逆に他市町の方が草津市の保育所にお入りになられる場合につきましては、うちは他市町の役所のほうに請求をさせていただいて、そこから入ってくると、そういうような制度でございます。
◆奥村恭弘 委員 たしか保育所の制度は、いわゆる保育料が各町に応じて10段階であったりとか、細目に草津はしていただいてますけど、収入に応じてですね、他のところは8段階とかですね、ばらばらになってるかなというふうに思うんですが、これは草津市の基準にあわせておさめていただくという形になるんですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎田中 幼児課長 おっしゃるとおりでございます。
◆奥村恭弘 委員 ということは、この引かれた額が、他市から6,000万円弱と足したら、受け入れをされている部分で保育料として徴収されてるということですね。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎田中 幼児課長 おっしゃるとおりでございます。
◆奥村恭弘 委員 わかりました。
○西村隆行 委員長 ほか、どうですか。
◆小野元嗣 委員 成果に関する説明書38ページ上段、次世代育成支援対策協議会でございますが、この協議会の役割と対象はどういう方が集まっておられるかお聞きしたいんです。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎平尾 子ども家庭課長 次世代育成支援対策地域協議会でございますけれども、法律で次世代育成支援対策推進法というのが平成15年に制定されまして、それに基づいて計画を策定しておりますんですけれども、計画自体は前期計画と後期計画がございまして、今、後期計画が平成21年度に策定をいたしました。協議会につきましては、その計画の推進、毎年進捗状況等につきまして、推進についての提言をいただいておりますのと、計画が適正に進行しているかという進捗管理についてのいろんな御意見を賜っているところでございます。
委員構成ですけれども、各種子育てに関する団体なり、サークルも含めまして、そうした関係者によりまして、また、大学教授も含めまして委員を構成しております。委員は、全員で19名でございます。
◆小野元嗣 委員 ありがとうございます。
そしてもう一つ、36ページ一番下の各種子育て支援事業展開し、だれもが子育てしやすい環境を推進しましたということで計上されているんですが、だれもが子育てしやすい環境というのは、市民のニーズなんかは調査された上で推進という部分の事業を立案されているんでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 子育て支援センター所長 サークルにおいてはアンケートをとっておりまして、その中でだれもが子育てしやすい環境ということで検討してまいっております。
◆小野元嗣 委員 サークル、13団体ですかね。子育てサークルさんというのは。どんなサークルさんでしょうか。
◎清水 子育て支援センター所長 子育てサークルの中は、22年度におきましては49団体ございました。その中で支援を受けたいということで申請があった団体が13団体となっております。
◆小野元嗣 委員 その支援を受けたい団体さんの地域的には、学区的にいえばどんな学区、どこの学区かわかりますでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 子育て支援センター所長 市内一円にばらつきがございまして、どこの学区というところの固定はないんですけれども、学区といたしましては、いろいろな学区にわたっておるというところです。
◆小野元嗣 委員 今、なぜその質問をさせていただいたかといいますと、非常に草津市内を見てますと、子育て支援が緊急に必要な地域であったり、比較的3世代でお住まいの地域で、おじいさま・おばあさまがお子さんを見られているという地域もかなりその辺が区別というんですか、はっきりと明確化されてきつつあると思います。
それで、例えばだれもが子育てしやすいというのは、市民全員が受けていただかなければいけないと思うんですが、その辺の地域のアンケートをされる部分というのが、できましたら明確化をいただいて、この地域からの要望ですということではっきりと見せていただきますと、こちらもいろんな意味で審議がしやすいと思いますんですが、その辺いかがですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 子育て支援センター所長 ありがとうございます。
毎年アンケートをとっていこうと思っておりますので、今のことも踏まえて、今年度アンケートをとっていきたいと思います。ありがとうございます。
○西村隆行 委員長 小野委員、よろしい。
◆小野元嗣 委員 はい、結構です。
○西村隆行 委員長 ほか、どうでございますか。
◆久保秋雄 委員 41ページの児童福祉施設費にかかわってお伺いしたいんですけど、保育所の耐震状況ですね。ちょっとこれ説明していただきたい。耐震工事の状況。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎田中 幼児課長 ここに上げさせていただいております公立保育所の施設整備費ということで、第二、第三、第四保育所の耐震診断につきましては、現在実施を耐震診断と補強計画の策定を現在していただきまして、今年度につきましては、いわゆる公的な機関での再審査を現在しているところでございます。
一応、年内にそれができる見込みでございます。
◆久保秋雄 委員 耐震工事が全部終わるのはいつになりそうですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎田中 幼児課長 現在のそれにつきましては、財政シミュレーション事業等にも上げさせていただいているところでございますけれども、今の予定では25年度、もしくは26年度あたりになるのではないかなというふうに考えているところでございます。
ただ、これにつきましては、診断の結果がどういうふうに出るかによりまして、それとあわせた施設等の修繕であったり改修であったりとか、そういうものの状況がそれを待ってみないとわからない部分がございますので、我々が今思っているとおりにいくかどうかというところについてはちょっとわかりませんけれども、現在としてはそれぐらいにできればいいなというふうに考えているところでございます。
◆久保秋雄 委員 3.11大震災がございましたし、できるだけ早急に耐震工事を終えるようにお願いをしておきたいと思います。
公立保育所はそういうことなんですけども、認可保育園、私立保育園、あるいは無認可のそういう保育園もあるんですけれども、そこら辺の耐震性については把握をされているかどうかお聞きをしたいと思います。
○西村隆行 委員長 答弁できますか、どうぞ。
◎田中 幼児課長 いわゆる認可保育所につきましては、大体最近15年あたりから、いわゆる施設の老朽化等によりまして増改築をされておりますので、ほぼ全園、1園を除いて新しくなっております。
いわゆる、無認可につきましては、我々が実態の調査には基本的には入っておりませんので、その中身についてはわかりません。
◆久保秋雄 委員 無認可保育園の問題ですけども、やっぱり草津市内にあるわけですから、全くノータッチでいいのかどうかという点についてはいかがでしょうか。もっと耐震性の問題、非常に命にかかわる問題でございますので。
◎田中 幼児課長 確かにおっしゃるとおり、草津市の子供さんが入っておられるわけですから、委員おっしゃるとおりだと思います。
しかしながら、法令の規定であったりとか、それをするための人員的な要素というのが加味されておりませんので、現実の問題としては難しいというふうに考えておるところでございます。
◆久保秋雄 委員 具体的に無認可保育園に対して、ああせえこうせえというのは無理だと思うんですけども、例えば質問書を出して、おたくさまは耐震工事はできていますかというような質問をする、あるいはアンケートをとるというようなことは可能だと思うんで、いろんな方法で今の現状を明らかにする努力をお願いしたいんですけども。
◎田中 幼児課長 無認可の保育所につきましては、年に一度保育の状況等について、中身について見せていただく機会がございますので、その際にそういうアンケートにつきましては検討させていただきたいというふうに思います。
◆久保秋雄 委員 その件については納得をいたしました。
ちょっとさっき聞き漏らしたというか、耐震工事のことで聞き漏らしたんですけども、実際に耐震工事をするに当たって、いろいろ大変な面があるなというふうに思うんです。一つは、保育所には夏休みがございませんので、いつ工事をするかという問題があろうかと思います。
具体的に、例えば耐震工事をする場合、どういう進め方を想定されているのか、ちょっとお聞かせをいただきたい。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎田中 幼児課長 確かに、長い間保育をして実施しております関係上、それと並行して耐震等の工事をすることについては、非常に困難を伴うものでございますので、そこの部分につきましては、耐震の診断の結果を待ちまして、それでどういう方法がいいのかということは十分検討させていただくということになろうかと思いますけれども、一応基本的には仮設園舎等をつくって、その中で保育をしながら実施するということになろうかと思います。
◆久保秋雄 委員 結構です。
○西村隆行 委員長 よろしいですか。
◆奥村恭弘 委員 今、久保委員がお話された内容でちょっと確認をしたいというか聞きたいんですけれども、先ほどおっしゃった耐震化というのは、努力義務、言い方が悪いかもしれませんけれども、耐震をすることに関しては、今、国の方針としてはどんな方針になっているんでしょうか。ちょっと難しいかもしれませんけどお願いします。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎田中 幼児課長 しなければならないものだというふうに認識いたしております。
◆奥村恭弘 委員 そうすると、先ほどの話の中でアンケートをとっていただいて、無認可のところに関しては市としてはしなければならないと思うけれども、それは無認可保育所についてはしてもらいたいけれども、それは保育所自体の判断やということになるんでしょうか。
◎田中 幼児課長 おっしゃるとおりでございます。
◆奥村恭弘 委員 わかりました。
アンケートをせっかくとっていただけるようですので、難しい状況かもしれませんけれども、よく考慮いただいたらありがたいなというふうに思っています。
関連、以上です。
○西村隆行 委員長 ほかございますか。
◆奥村恭弘 委員 すいません。続いてお願いします。
35ページの児童福祉費の中での指定管理者で今されております、のびっ子の運営についてでありますけれども、たしか指定管理者というのが更新の年度になってるんかなと。本年度ぐらいがなってると思うんですが、これまでこののびっ子の運営については、さまざまな経過を迎えてたというふうな状況があったと思います。
社会福祉法人が指定管理者の請主というところになったりとか、いろんな事情がありまして変更になった事象もあったと思うんですけれども、年間の中で毎年なんですが、どういう状況で指定管理者がされてきて、評価がどうやったということが公表されたりしていっていると思うんですけれども、平成22年度を見たとき、指定管理者の状況の中で何か突出した状況、いわゆる不備な状況とかありましたらちょっと説明をいただきたいんですが。お願いします。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 子育て支援センター所長 ことし評価を12カ所いたしまして、特に問題があったということはございません。一部、Cという評価がございましたけれども、それは保育料の納入のときに誤りがあって、その場で訂正いたしまして、それ以後不備はございません。
◆奥村恭弘 委員 ということは、年度年度で評価いただいて、それが次の指定管理者の選定の中でも大きくウエートがあるというふうにお聞きしていますので、もし再審をされるときにはそれが積み上がっていくということでよろしいでしょうか。
はい、そうですね。わかりました。
◆宇野房子 委員 説明書のほうの42ページの一番上なんですけれど、母子・父子福祉対策費の中の2番の高等技能訓練促進費、これ8人さんで1,189万4,000円執行されたんですけれど、子供さんの健全育成に努めましたということで、保護者さんの高等技能訓練だと解釈しますが、8人さん、お一人割り算しますと148万円ということになりますが、何回こういうふうな訓練をお受けになって、どんな職種が多いのか。
そして、どこでこういう訓練を受けられるのか。そしてまた、就職される先はどんなとこへ何人ぐらい就職可能になっているのか、その辺をちょっとお伺いしたいんですが、そういう内容で理解しているんですが。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎平尾 子ども家庭課長 高等技能訓練促進費につきましては、国の制度でございますけれども、母子家庭の母親を対象とした制度でございまして、高等技能、つまり資格を要する技術ということで、基本的には看護師、保育士などの資格を取るための訓練、勉強するためのが対象になっておりますんですけれども、2年以上のカリキュラムで学校に通われますので、お昼に修学をされるということで、その修学期間中の生活援助という形で高等技能促進費の支給がございます。金額につきましては、非課税世帯と課税世帯と分かれておりまして、非課税世帯につきましては月額14万1,000円、課税世帯につきましては半額の月額7万500円でございます。
8人、22年度対象になっておりますけれども、8人の内訳ですが、看護師が6名、作業療法士が1名、介護福祉士が1名でございます。
それと、終了後の就職でございますけれども、過去数年を見ますと、それぞれ資格を生かして全員、保育士でしたら保育所、それから看護師さんでしたら病院のほうに全員の方がお勤めされているところでございます。
◆宇野房子 委員 結構です。
○西村隆行 委員長 どうですか。ほか。
◆山田智子 委員 37ページ、38ページなんですが、母子家庭・父子家庭の児童扶養手当とあるんですけれども、これは一家庭幾らぐらい支給されておられるのかお願いいたします。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎平尾 子ども家庭課長 児童扶養手当でよろしゅうございますでしょうか。
◆山田智子 委員 はい。児童扶養手当です。
◎平尾 子ども家庭課長 児童扶養手当につきましては、ひとり親の家庭に対して支給をしているところでございますけれども、所得に応じて支給額は異なります。所得が低い場合、全額支給という形になりますんですけれども、全額支給の場合は、月額4万1,720円でございます。あと、所得に応じまして10円刻みでの支給額が設定されておりまして、一番下が月額9,850円というふうになっております。
また、所得制限で外れて支給がないと、申請いただいても支給がないという方もおいてでございます。
以上です。
◆山田智子 委員 この申請は、自分から申請しにいくのか、対象の家庭に市から案内か何かが来るのかどうなのかお願いします。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎平尾 子ども家庭課長 ひとり親家庭、特に離婚をされてひとり親家庭になられる方とか、未婚での出産とかいろいろございますんですけども、そうした場合、離婚となるとかなりリスクが伴いますので、市役所の窓口のほうに、どういう制度がありますかとか、いろんな手続もされますし、また、そうした届けをされましたら私ども福祉のほうに回っていただく形もございます。
また、いろんな制度につきましては、ホームページなりそうしたものでお知らせをしておりますのと、それから、児童扶養手当につきましては、毎年1回現況届ということで毎年届けをしていただいているところでございます。そうした形で毎年申請をいただいて、また、ひとり親家庭に対するいろんな制度もございますので、お越しいただいていろいろとほかの制度も含めて御説明をさせていただいているところでございます。
以上です。
◆山田智子 委員 今、ひとり親家庭でもこれを申請してもらってない家庭もあるということですか。
◎平尾 子ども家庭課長 制度を知ってるけども、要らないとおっしゃる方もおられますし、また、所得制限が当然ございますので、所得制限でもらえないから申請をしないという方もおいてでございます。
以上です。
◆山田智子 委員 全額支給で4万1,720円ということだったんですけれども、これが少ないと言われる家庭もあると思うんですが、増額の予定とか今後の方針とか何かあればお聞かせください。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎平尾 子ども家庭課長 当然、いろいろとアンケート、県のほうでもアンケートをとっておられるんですけども、ひとり親さんにつきましては支給額をふやしてほしいというお声がたくさんございます。
ただ、国の制度でございますので、全国一律の金額が設定されていまして、また、基本的には物価水準に応じてスライドもしていく制度でございますので、単価につきましては一定でございます。
よろしくお願い申し上げます。
◆山田智子 委員 ありがとうございます。
○西村隆行 委員長 よろしいですか。
◆小野元嗣 委員 それに関連してですが、身体や精神中程度以上の障害のある児童を看護している保護者と書いていますが、例えば小児慢性特定疾患で症状が固定されないでまだ障害者手帳をもらえてないという御家庭なんかに対してはいかがでしょうか。
◎平尾 子ども家庭課長 今の障害の部分ですけれども、基本的には手帳なり診断書なり、そうしたもので判断をしていくところでございますし、また、微妙な部分につきましては診断書を出していただいて、それで判定をしているということでございます。
◆小野元嗣 委員 ということは、障害者手帳が基本的にないと言うたほうがいいんですかね。なくても、その程度に応じて臨機応変に対処していただけるという理解でよろしいですか。
◎平尾 子ども家庭課長 当然、中度以上という形になっていますので、ある程度の制限はございますんですけれども、そういった診断書によりましての判定をしております。
◆小野元嗣 委員 ありがとうございます。
○西村隆行 委員長 よろしいですか。
ほかございますか。
◆中村孝蔵 委員 37、38の下から2段目の家庭児童福祉の相談の件なんですけれども、これは親が子供を暴力するとか、そういうなんの保護と考えさせてもうてよろしいですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎平尾 子ども家庭課長 虐待がすべてではございませんですけれども、子供の養育にかかった相談を対応しておりますけども、主には虐待が多くを占めております。
◆中村孝蔵 委員 ここに相談件数として472件ということが明記していますけれども、一応保護をされたという子供さんは何名ぐらいこのうち保護されたんですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎平尾 子ども家庭課長 472件のうち保護ではなしに虐待の相談なりいろんな連絡があった件数が316件でございます。今申されました保護につきましては、虐待が起ったら、すぐ保護ということではなしに、状況を確認した上で安全かどうかも確認の上、県の児童相談所なりの判断になりますんですけれども、22年度一時保護という形で児童を保護した件数につきましては、25名でございます。
◆中村孝蔵 委員 テレビなんかで対岸の火事かもわかりませんけども、虐待がエスカレートして、子供さんが亡くなられたというのが報じられていますけれども、草津はそんなことはないと思うんですけれども、そういうことで子供が異様な泣き声をするとか、そういうなんでかなりあったというような事実というのはあるんですかね、草津で。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎平尾 子ども家庭課長 虐待の件数といたしますと、今申しました、去年の場合は316件という形で、虐待もいろんなケース、身体的な虐待、心理的な虐待、それから育児放棄、いろんな虐待がございますんですけれども、昨年316件を対応したという中で、すぐに解決するものは少なくて、継続的に長期間にわたって対応するケースがございますんですけども、当然、虐待をしている親につきましても、親自身も子育てに困っている、悩んでいる、助けを求めている、そうした親もおられますので、私どもの担当といたしましては、そうした親の思い・願い・考え方を聞きながら、どうしてよりよい方向に向けていくか、一緒に考えましょうという形で対応を継続しているところでございます。
ただ、虐待等の連絡がありましたら、あくまでも子供の立場に100%立って、子供にとってどうなのかということをまず第一に考えて対応しているところでございます。
以上です。
◆中村孝蔵 委員 明らかに虐待というのがわかってても、親が拒否して、それで放置して、死亡に至ったというのもちょっと報道で聞いたんですけれども、そういう相談員が行っても親が門前払いとかいうのもないことはないんですかね。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎平尾 子ども家庭課長 行ってすぐ、市役所から来ましたという形で行きますと、拒否反応を示される方もおられますんですけども、当然、子供さんが例えば保育所なり学校なりに行っておられる場合は、その学校とかと連携しながら家庭訪問をしたり、また、お家におられる場合でしたら県の児童相談所と相談しながら、一緒に行っていただいたり、そうした形で、まずは子供の安全確認をしなければならないという認識のもとに対応しております。
◆中村孝蔵 委員 子供が要介護ということでどこかの施設に預けて、何日か何カ月かたって、またいずれは親のところに返さんならんと思うんですけれども、また再発とかそういうのは今まで過去でそういうなんであったんですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎平尾 子ども家庭課長 今おっしゃっていただきましたように、一時保護をした後でございますけれども、多くの場合は家庭に戻られるという形でございます。一部、施設のほうに入っていただく方もおられますんですけれども、当然、虐待につきましては何度も繰り返すということもございまして、同じ子供さんを何度も保護しているというケースもございます。
◆中村孝蔵 委員 何とぞ、これでも最悪のことにならんように、また何とぞよろしくお願いします。
◎平尾 子ども家庭課長 ありがとうございます。
○西村隆行 委員長 よろしいですか。
ほかでございます。
◆杉江昇 委員 成果に関する説明書の40ページの家庭的保育。家庭的保育が22年度から始まりましたが、当面、慢性的に起こり得る待機児童、その解消の用に供するものであるのか。また、発展性ですね。どうなっていくのか、その辺の御意見を賜りとうございます。
◎田中 幼児課長 家庭的保育につきましては、昨年度2カ所開設いたしまして、今年度も2カ所開設する方向で現在調整・協議をしているところでございます。
今後の見通しでございますけれども、国のほうの次世代育成行動計画後期計画のほうにも平成26年度末までに9カ所を整備するという方向で現在計画をしておりまして、基本的に1カ所3名でございますので、27人の待機児童の解消に資するものであると、そういうことでございます。
現在の待機が約100名でございますので、そのうちの27名という形になりますと、そこそこ大きなウエートを占めるものではないかなというふうに考えております。
それと、待機の多いのが0歳、1歳、そこら辺が待機児童が多うございまして、家庭的保育につきましては、基本的に0、1、2歳でございますので、そういう意味からも待機児童の解消の一つの手段として大いに期待できるものであるというふうに考えているところでございます。
◆杉江昇 委員 こんなことはないでしょうかね。大きな行事には、例えば公立の保育所と連動してやっていくという、連帯しながらやっていくということですね。それで拒否反応とか、そういうなんはないんですね。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎田中 幼児課長 家庭的保育につきましては、家庭でのぬくもりのある保育というのが一つの売りではございますけれども、一方でほかの児童さんとのかかわりという面でのちょっとできない部分というのがありますので、そこの分につきましては、連携保育所と申しまして、何かあったときに対応いただけるところとか、そういうところを指定しております。
ある連携保育所のほうの行事に家庭的保育所の児童さんが行かれて、そこで行事を体験するとともに、ほかの児童さんとの交流をされるという、そういうこともございまして、確かに最初は戸惑ったりとかそういう部分もあろうかと思いますけれども、基本的にそこには、家庭的保育所もついてまいりますので、そういう形でうまいこと対応していただいているものというふうに考えております。
◆杉江昇 委員 おおきに。
それと、聞いているのは、保育士さんまたは看護師さんでしたね、開設される要件は。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎田中 幼児課長 家庭的保育所の要件は、保育士資格を持ち、保育経験または子育て経験があって、それから家庭的保育に関する専門的な研修を受講した後、市が認定をした者と、こういうのが家庭的保育所の条件になっているところでございます。
◆杉江昇 委員 私が申し上げましたのは、看護師さんというのは私の間違いですね。すいませんね。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。今の確認のことですが。
◎田中 幼児課長 保育士資格につきましては、市の独自の制度として保育士の資格要件を具備することを条件としているということでございます。
◆杉江昇 委員 最後ですけど、例えば中嶋委員が保育士の資格持ってはりまして、やるよとなって、私が何の資格もないんですけど、ちょっと杉江さん手伝うてっていうふうになったとき、それはええでいうて行ってもええんですな。
◎田中 幼児課長 いわゆる、今おっしゃったのは補助者という位置づけなんでございますけども、補助者につきましては特段の条件はつけておりません。
◆杉江昇 委員 わかりました。ありがとうございます。
○西村隆行 委員長 よろしいですか。
◆久保秋雄 委員 家庭的保育について関連でお伺いをしたいんですけども、基本的に3歳未満ですよね。そうすると、3歳以降はどうなんですかね。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎田中 幼児課長 先ほど、連携保育所という話をさせていただきましたけれども、3歳未満で家庭的保育所を終了された方については、基本的に希望されれば連携保育所のほうに行かれるということになっておりまして、それを条件として連携保育所のほうにはお願いをしているところでございます。
◆久保秋雄 委員 家庭的保育所に入れば、行ければ、保育所にずっと入れると、保育をずっと受けられるというふうに理解してよろしいですね。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎田中 幼児課長 結構でございます。
◆久保秋雄 委員 わかりました。
家庭的保育については、何か新聞報道でちょっと事故とかも報道されておりますけれども、今開設されている草津の家庭的保育所で事故とかそういったものは起きておりませんね。確認しておきたいと思います。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎田中 幼児課長 特段起きておりません。
◆久保秋雄 委員 新聞報道によりますと、家庭的保育の事業者が、市との契約外の仕事もしておったと。要するに、児童の送り迎えですかね、そういうこともしておったというふうに報道されて、その送迎のときに事故が起こったというふうに報道されております。
ですんで、そこら辺くれぐれも事業者との間、指導ですね。事業者への指導、決まったこと以外はやらないという言い方もちょっとおかしいんですけども、そこら辺の指導をきっちりとしていただきたいというふうに思います。
答弁がありましたら、ぜひお願いします。
○西村隆行 委員長 お願いします。
◎田中 幼児課長 現在幼児課では、家庭的保育を専門に見る嘱託職員を1名雇用いたしておりまして、その者が定期的に家庭的保育所のほうを訪問いたしておりまして、そこの実態であるとか、それから指導とかをさせていただいておりますので、その中で今の御指摘については十分に配慮させていただきたいというふうに考えております。
○西村隆行 委員長 久保委員、それでいいですか。
◆奥村恭弘 委員 今、久保委員がおっしゃった話の家庭的保育の方が、違う業務とか契約違反してたというところもあるんですけれども、その内容も含めてちょっとお聞きしたいと思います。
35、36ページの児童健全育成事業費の中の2項目めなんですが、ファミリー・サポート・センターの委託事業、天気村のほうで1ヶ所していただいている内容だと思うんですが、ここの先ほど申されたお話の中で、ここは預けたいというか保護者と、それから預りたいという契約者の中での個人的な契約に基づいてということがあるんですが、これの連携というのは可能なんでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎木村 子ども家庭部副部長 連携という意味では、ファミリー・サポートのほうが親にかわりまして幼稚園の通園ですとか、送り迎えの事業もやっておりますので、保育所への通所とか退所についてのことでの事業に利用されることはあると思います。
ファミリー・サポートは、あくまでも一時的な預かりでして、家庭的保育の場合は保育事業という法律の中でやっておりますので、その中での事業の相入れというものはないと思います。
◆奥村恭弘 委員 ということは、個人的に保護者の方が契約というかされて、御相談いただいて、ファミリー・サポート・センターを使ってそこにお迎え行ってくださいと、お願いしますというんであれば使えると。
家庭的保育の事業をされている方には、便宜上の中ではやっていただいたら一番ありがたいんですけれども、入ってそれをあっせんするようなことはないということでよろしいんでしょうか。
◎木村 子ども家庭部副部長 そのとおりでございます。
◆奥村恭弘 委員 わかりました。
それでなんですが、今、保育の現状をいろいろお聞きさせていただくと、今、久保委員が冒頭で申されましたとおり、そういう仕事をしなければならないぐらいいろんな働き方であったりとかしております。
ファミリー・サポート・センターの事業については、市版の事業仕分けの中でも一たんどうするんやと、廃止するんかどうかという検討の事項に上がったと思うんですが、今回、平成22年度の中でこの成果について、少しどんな成果があったのかお話をいただくとありがたいです。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 子育て支援センター所長 ファミリー・サポート・センターにおきましては、提供会員と依頼会員で相互の関係で両会員等の関係で活動をしておるところですが、今上がりました保育所・幼稚園の送迎預かりにつきましては、887件ございます。
また、学童後の送迎預かりも428件ございまして、その他の活動を踏まえますと2,958件ございます。この点におきまして、ファミリー・サポート・センターとしての事業が成立しているものと考えております。
◆奥村恭弘 委員 これは今、天気村がちょうど草津町のところにあると思うんですが、1カ所で2,958件は十分やというふうな御判断をされているんでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎山本 子ども家庭部副部長 現在、ファミリー・サポート・センターにつきましては、以前、天気村、東草津のほうにありましたけども、現時点では今、子育て支援センターの中に設置いただいております。
事業的には、年々提供会員、依頼会員等もふえております。また、22年度からひとり親家庭の女性とか、あと障害児の助成、使いやすいような形の制度を構築いたしまして、できるだけ利用できやすいような制度に変更・修正しております。
◆奥村恭弘 委員 今、現状が変わったということで、22年度のときはまだあれでしたね。ということでわかりました。了解でございます。
ここで要望というか、話をよく聞くんですが、当然ながら子育て支援センターのほうに来たので、ここから集中していろんなところに回っていけるという話があったんですけれども、保育の事情をいろいろお聞かせいただいていると、南草津駅周辺に、これはちょっと決算とは別の事業になるんですけれども、新しく保育所も建築されると。工事されていくということなので、そちらの南側に私の考えとしては、近くにあるところに設置したほうが、さらにこの制度というのは重複していく、施策というのは重複していくんじゃないかなという思いがあるんですが、そういった考えはどうでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎山本 子ども家庭部副部長 南草津駅周辺に子育て施設、そういうような支援センターを設置というような御意見かと思います。
先般の一般質問でもお答えをさせていただいておりますけども、駅周辺で支援センターの確保という部分では努めておりました。
今回、来年度開設の保育所が南笠のほうにできます。その中で子育て支援センターということで、草津で3番目になりますけども、180平米程度の施設を持った支援センターで相談なり広場、そういうような事業をあわせて展開をいただくというような形で予定しております。
◆奥村恭弘 委員 子育て支援センターの役割と、それからファミリー・サポート・センターの役割ということがありますので、これは子育て支援センターの役割であったり、ファミリー・サポート・センターは冒頭に申し上げましたとおり、いろんな勤め方であったり、もしくは病後とか、病気をされて突然、急遽そういうところで手当てをしていかなあかんという人たちのためだと思っていますので、ぜひともうまいことマッチングするように、施策になるようによろしくお願いしたいなというふうに思います。
以上です。
○西村隆行 委員長 答弁よろしいですか。
◆奥村恭弘 委員 はい。
○西村隆行 委員長 ほかございませんか。
◆小野元嗣 委員 40ページですが、説明書の。障害児対策費に関連してですが、発達障害者支援センターにおいて、相談等の事業を実施し、障害の早期発見と早期支援とありますが、大体この障害児さんという部分で相談に来られた、早期発見された率というんですか、大体何%ぐらい早期発見されてるのかということでちょっとお聞かせ願いたいんですが。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎中村 発達支援課長 早期発見という率は、何に対する割合かというのはとても難しゅうございます。ですので、発達障害、いわゆる知的障害のない発達障害の方は、大体幼児期後半でないと見つかってこないです。
ただ、幼児期の前半の方は、いわゆる知的障害を伴う障害のある方々でして、その方々は大体、全体としては最終的には生まれた方の1割ぐらいの方が支援を要するというふうに私どもは見ていますし、大体学術的にもそれが認められてるんですが、幼児期におきましては、大体3%ぐらいの方が発見され、大体幼児期の後半になってプラス6%、学齢期に入って1割ぐらいというふうに考えております。
◆小野元嗣 委員 ありがとうございます。
この割合というのは、やはり年代というんですか、年によって変わってくるもんなんですか。例えば、医学の進歩であったり、検査もいろんな条件が変わってきたということで、この割合というのは過去から見られてどうでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎中村 発達支援課長 とても難しい質問だと思うんですけれども、科学技術が進歩いたしまして、早期の診断というのは随分可能になっています。現在、遺伝子レベルでの診断が可能になっていますので、かつてはわからなかった知的障害の方が、何々症候群という名前がつくようになったというのが1点。
それから、例えばMRIを中心とした画像診断が進歩したことによって、例えば以前わからなかった自閉症の方々について、脳のある部位に障害があるということがわかると、科学水準の進歩によって、診断名としてわかってくることがふえていますが、私どものほうは主に発達支援という方から、お母さんが育てにくい、あるいは子供さんが育ちにくいという側面に診断がつく前から対応していくことを中心に考えておりますので、例えば乳幼児健診等で言葉が遅いということの相談から始まりまして、保育所・幼稚園でなかなか集団に入れない子供さん、そういう子供さんへの支援を相談、あるいは療育という側面から支援していくということを中心に据えて取り組んでおります。よろしいでしょうか。
◆小野元嗣 委員 ありがとうございます。
今ちょっとこの予算とは話が違うかもしれませんが、草津養護学校もあと2年、3年でパンクするということを言うておられます。こういうことも含めまして、子供さんの発達障害含めて四肢の障害と難病患者さん等々、データをしっかり持って推測せないかんと思いますので、非常に今の答弁いただきまして、しっかりされているんで今後も頑張っていただきたいと思うんです。
ありがとうございました。
○西村隆行 委員長 答弁はよろしいですか。
◆小野元嗣 委員 はい。
○西村隆行 委員長 予算ではなくて決算。
◆小野元嗣 委員 決算。すいません、失礼しました。
○西村隆行 委員長 ほかございますか。
では、なければ委員長として一つだけお聞きしたいんですが、今回、今年度から、きょうは決算ですので本来は来年の9月にしなあかんことだろうと思うんですけども、それを前哨してお聞きしておきたいんですが、子ども家庭部が新しくこの4月から発足されまして、22年度の決算をきょう御報告されているわけでございますけども、改めてこの子ども家庭部の意義といいますか、このことを別に持っていった、草津市の子供さんたちの育成に対する意気込みがこの子ども家庭部にあらわれていると思うんですが、22年度の決算まとめていただいて、何かそれに対するこれからの決意といいますか、思うところ、もしありましたらせっかく初めての子ども家庭部全体としての決算でございますので、前回の分ですから、子ども家庭部なかったときなんですけども、ちょっとお聞きしておいて、来年9月にまたお聞きしたらどう変わっているのかというのをちょっと思いますので、もしありましたら。
◎白子 子ども家庭部長 昨年まで健康福祉部の一部として子ども家庭部がございました。私は、そのときに副部長をさせていただいていました。新たに今年度から子ども家庭部ができました。
私の感想としては、非常に細かいところまで少し目が届くようになったというふうに思っています。それだけいろんな問題を議論をしながら、新たな今後の子供の課題について施策を高めていけるというふうに考えております。
ただ、今もお話がございましたように、市民の皆さんからの子育てに対する要望はさまざまございまして、期待されている部分もひしひしと感じております。
しかしながら、単なる行政に対する要望ではなくて、皆さんといっしょにつくり上げていかなければ、制度としてはなかなか前進をしていかない部分もあろうかと思います。そこには、いろんなサークルの方々の社会的役割という部分もあろうかと思いますので、ぜひとも単に行政から打ち出す施策だけではなくて、皆さんと一緒になって、何が子供にとって有益な施策なのかということをあわせて考えていきながら、つくり上げていきたい。
今年度は、そういった現状を含めて、新たな待機児童対策を打ち出しをさせていただきましたし、そういう点では一つ一つの施策の意味をしっかりともう一回反省をしながら、新たな施策展開を考えていきたいなというふうに考えております。
○西村隆行 委員長 今の答弁に対して別に御質問ございませんか。
(「なし」の声あり)
○西村隆行 委員長 なければ、議第58号、平成22年度草津市一般会計歳入歳出決算のうち子ども家庭部が所管する部分に対する質疑は、これにて終了いたします。
暫時休憩いたします。
再開、11時30分。その間に説明員の交代、よろしくお願いします。
午前11時23分休憩
午前11時29分再開
○西村隆行 委員長 それでは、ちょっと1分早いですが、再開いたします。
これより、議第58号、平成22年度草津市一般会計歳入歳出決算のうち教育委員会事務局が所管する分に対する質疑を行います。
質疑等ございましたら挙手願います。
◆西田剛 委員 83、84、成果の分の下から2番目の生徒指導推進費のところの右側の成果の部分ですけど、生徒指導上の問題解決に努めましたとありますけど、この生徒指導上の問題というのは、一体どんな問題があったか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 生徒指導上の問題は、いわゆる子供たちの反社会的な行動、非社会的な行動、いわゆる暴力などを含めてという、そういう生徒指導上の問題。
それから、非社会的なほうとしましては、教育相談にかかわるようなことで、不登校であるとか学校不適応の問題、最近でしたら虐待にかかわって子供の教育が難しい。そこにかかわってくるような問題になろうかと思います。
◆西田剛 委員 ありがとうございます。
その中でこういった形の取り組みをされたということで、これは中学校・小学校一緒ですね。同じ指導ですね。それぞれ学校、特に小学校、中学校もそうですけど、学校によって校風というのがね、こういった教育指導の関係と連携どうするのかというふうに思うんですけど、学校によってこれだけの大きな開き。おとなしい学校、あるいはやんちゃな学校、その地域に通っている子供たちのいろいろな環境にもよるかとは思うんですけれども、学校教育の今問題を上げていただいた部分について、しっかりと統一性を持って指導に当たっておられるのかどうか。
それで、当たっているけれども、うまくいかない部分というのはどこにあるのか、その辺のところを教えてください。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 現在社会で育つ子供ですので、そういうなんに危うさであるとか、それからストレスなんかを持っているというのは、どこの学年、子供であっても、あるいは草津市の外の子供と比較しても同じようなところはあろうかと思います。
学区によって特色とかというのは、あるのかもしれませんけれども、例えば今、中学校のほうですと毎週1回ずつ生徒指導の担当者、それから教育委員会の担当者が入って、連絡会を開いております。
それから、小学校につきましても教育相談の担当者であるとか、不登校、学校不適応の支援の担当者の者が同じように定期的な会議を持たせていただいています。
そういうところで、市の課題なんかをみんなで共通理解しながら、同じような考え方で進んでいけるようにしているところでございます。
◆西田剛 委員 ということは、学校ごとにいろいろと問題があったり、課題がある部分については、そこ自体が個別にいろんな取り組みされているということなんですね。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 もちろん、それぞれの学校で生徒指導の者、それから教育相談の者が管理職の指示を受けて対応させてもらっています。そこに加えて、今、草津市では学校問題サポートチームであるとか、やまびこ教育相談室などを設置させていただいておりますので、そういうところで困難なケースについては相談をかけたりしながら、できるだけよい方向に行くように取り組んでもらっているところです。
◆西田剛 委員 議会でも確かお話したこともあるかと思うんですけど、校長先生やあるいは中の教師がかわるたびに学校の雰囲気が変わるということをたしかお話ししたことあると思うんですけど、今この問題解決に努めたと書いてあります。ここの部分について携わっておられる方というのは、この方たちについてはずっとかわりなくやっておられるということでしょう。これは、学校の先生も当然入っておられると思うんですけれども。
何が言いたいかいうたら、こういう取り組みをされてるのに何かちょっと形態が変わると、それによって変化が出るというのは、本来これは本当にちゃんと機能しているのかなというふうに思うんですけれども、その辺のところいかがでしょう。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 例えば、84ページでいいますと、スタートアップナビゲーターという人員を配置させていただいていますけれども、ナビゲーターというのは学校の中にスタートアップを担当する者がおりまして、ナビゲーターを配置させていただくことによってスタートアップの担当者が事業を少し軽減させてもらって、その仕事がつける、そういうような形にさせてもらっています。生徒指導についても同じようにしています。
そういうことで、例えば生徒指導の担当者なんかですと、最初はどれも1年目と思うんですけども、経験を重ねた者がやるようになっています。今お尋ねの学校の例えば管理者がかわることによって、よい意味で学校が変わる部分はいいと思いますけれども、そういうところが問題にされているようなところがあるようなことであれば、そこは大変我々としても気にしますところですので、先ほど言いました生徒指導の担当者のことであるとか、あるいは管理職に対しては、学校訪問や校長会などできちんとやってほしいということは指導していきたいと思っております。
◆西田剛 委員 問題があった学校がよくなったということはよく聞きますけれども、逆に言えば、よかったのに何か急にあの学校悪なったでということも聞きます。後者のほうがないように、よいものをよい形になったら、それをずっと維持していただけるように今後も引き続きお願いしたいなと思います。
◎清水 学校教育課長 ありがとうございます。
○西村隆行 委員長 答弁よろしいですか。
◆西田剛 委員 結構です。
○西村隆行 委員長 ほかはどうですか。
◆小野元嗣 委員 成果に関する説明書84ページの教職員研修費、これは年間100ちょっと出ておるんですが、各種研修会というのがまず何かというのと、海外教員との交流について見識を持つように努めたと。努めた方が大体年間何名、どこへ何を、そして見識を持った後どのような見識・知識を市民に還元されたかというのをお聞きしたい。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 ここで上げております研修の主なものとしましては、管理職研修、これは夏季の休業中に開催をさせていただいております。
それから、各すべての教員が所属して行います部会別研修、これは国語・数学などの教科等によって所属が変わってやっております。
それから、この22年度につきましては、幼稚園の教員の研修もこの中に含まれております。
それから、海外教員との交流といいますのは、例えば中国の徐匯区のほうと交流とかさせていただいておりましたが、22年度1回行かせていただいて、現在はインターネットなどを使って子供同士の交流をするようにしています。教科等部会別では、教員の持ってる教科の専門性などを高めて授業に返していくというのが、当然その成果になってくるかと思います。
◆小野元嗣 委員 ありがとうございます。
○西村隆行 委員長 よろしいですか。
◆久保秋雄 委員 先ほどの西田委員の質問の関連なんですけども、生徒指導の必要が出てきたと。そういう場合、例えば答弁の中であったサポートチームとか、あるいはやまびこ学習教室とか、そういったところを活用して対応しているという説明がございましたけども、具体的にどういう対応しているのか。保護者や生徒に来ていただいてやっているのか、校長はどういう対応しているのか、具体的にちょっと説明をお願いしたいんです。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 学校・園問題サポートチームにつきましては、最近になって設置させていただいたものですけども、学校の教員だけで解決することが困難なケースについて、学校の問題について詳しい経験をお持ちの弁護士の方であるとか、社会福祉士の方に入っていただいております。
学校が抱えている問題について、この問題、教員だけでいいますと、問題の核心が見えなくなってしまうところもある。それをそういう専門家の方に来ていただいて、どこに問題があるんだ、この問題に対してどういうアプローチをしていけばいいんだ、子供さんに対してはどうや、保護者に対してはどうや、学校に対してどういうことをつくっていけばいいか、例えばそういうことをやっていただいています。
ただ、同じサポートチームの方には、定期的、あるいは不定期に学校へ行っていただいて、実際にクラスの中へ入っていただいて、子供さんの様子を見ていただいたり、子供と先生の関係を見ていただいたりして、事が起こる前に解決できるようなことがあればと、そういう御指導もいただいています。
やまびこ教育相談室についても、主には子供や保護者さんの学校不登校、不適応に関する問題になりますけれども、そこに親御さんが行っていただいて、相談に乗っていただくこともありますし、やまびこ教育相談室の指導員が学校のほうへ行っていただいて、同じように普通に見えてる子供たちの中に問題のある子がいるんじゃないか、そのことに対して学校はどういうかかわりしていったらいいかということについて助言とかいただいたりすることがあります。
以上です。
◆久保秋雄 委員 いろいろサポートチームとか、やまびこ相談室とかいろいろ頑張っておられると思うんですけども、私、ちょっと学級崩壊と言っていいのかどうかわからないけども、そういう事例もやっぱり耳にしてるんですよね。そういう中で、実際解決に向かっているのかどうか。役に立っている言うたら失礼な言い方ですけども、役割を発揮できているのかどうか、ちょっとそこら辺をお聞きしたいと思います。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 御心配いただいているようなケースがあるとは、こちらとしても認識しております。ただし、学級崩壊というような現象が起こっているというような見方はしておりませんで、学級の機能がうまく働きにくくなっているような状況があるところが、時期によって出てくるということは承知しております。
今、教育委員会として、特に校長などに強く言わせてもらっているのが、兆しの段階で早く気づくようになってほしい。それから、アセスメントとプランニングをしっかり立てるようにしてほしい。それから、教員で必要な情報は共有して、組織的な対応をしてほしいということを言っております。その中で今言ったサポートチームとかにかけてもらうということは、学校の状況を聞いていても大変有効であると思っています。
ただ、それでもすぐに解決しないところは、至ってないところがありまして、よりスピーディーな、例えば次の段階にはこういう状況になったということをお示しできるような、そういう対応をしなければならないと思って、現在御心配されておるところにつきましては、学校教育課としても主体的にかかわらせてもらっているところでございます。
◆久保秋雄 委員 心配している事例も私ございますので、これからも引き続き全力を挙げて取り組んでいただきたい。くれぐれもお願いをしておきたいと思います。
○西村隆行 委員長 答弁はよろしいですか。
◆久保秋雄 委員 はい。
◆中村孝蔵 委員 成果の83、84の下から4段目なんですけれども、学校図書館整備事業ということで1,051万4,000円を上げておられたんですけれども、全小・中学校で図書を整備し、学校図書館整備員を配置されて、蔵書また整備、データベース化をされたと聞いているんですけれども、手ごたえとしてはどうであったか、ちょっとお伺いします。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 平成22年度にはここに書かせてもらっていますとおり、すべての学校での図書館整備作業を終えました。そのことによって、本のバーコードによってデータ化したり、それから必要な本をそろえていただいたり、それから不要になった本を廃棄させていただいたり、図書館の中を入りやすい、読みやすいような環境に整えていただくことができるようになりました。
現在は、引き続き23年度になりましてから司書の方を学校のほうに配置するようになってきております。そのいずれのことも総合的にかみ合っておりまして、例えば成果でいいますと、1カ月当たりの児童・生徒の本を読む冊数ですけども、平成21年度が小学校で7.2冊だったものが、22年には10.5冊に、それから本年度の調査では10.7冊に順々に上がっております。
中学校につきましても21年度が1.8冊だったものが、22年度が1.9冊、それから23年度には2.9冊まで上がってきております。
今、オール草津で本を読める子に育てていこうということも言っておりまして、各学校で積極的な取り組みをしていただいていると思っております。
◆中村孝蔵 委員 ということは、聞くまでもなく読書力はかなり上がっているということが、今言っていただいたわけですね。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 ただいまは、1カ月に本を読む子供の数を言わせていただきましたけども、例えば1カ月に1冊も本を読まない子の数、これも年を追うごとに改善されてきております。
それから、先ほど言いました司書の方を配置することによって、子供たちが本当に親しく図書館に行くようになっていますし、図書館へ行っても子供たちの要望や要求に対して、今まで以上に応えていただくことができるようになっていますので、子供たちの図書環境というのは、本当に整えられつつあるんではないかなと思っております。
◆中村孝蔵 委員 よけまえなちょっと質問かもわかりませんけども、子供たちの読みたいというジャンル、そんなんちょっと1番とか2番ぐらい教えていただけるとありがたいですね。
◎清水 学校教育課長 そこまで詳しくはわからないんですけれども、ただ、司書の方は今例えば算数であったり国語であったり、そういう授業に合ったもの、社会であったり、そういうものをその都度その都度そろえていただいたりとか、それから、テレビなんかでも評判になっているような、そういうドラマをわかりやすくしたようなことなんか、司書の方は上手につかんでくださって、そろえるようにしてくださっています。
◆中村孝蔵 委員 読書力が上がったということで、小学校の方はちょっと横置いといて、中学校の子供さんなんかが毎日。毎日言うと、また語弊あるけど、新聞等を読むようになってきたとか、そういう読書力というか、図書館に置いてある本やなしに、新聞の経済とか国際とか、そういうものまでずっと上がってるというのは把握をしておられますか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 今、新聞活用ということは盛んに言われておりまして、中学校でもそういうことはしていただいていると思っております。
今、中学校のお尋ねだったんですけども、例えば今、小学校の一つの学校で、特に新聞活用について研究的に取り組んでいただいてるところがあったり、過日もある新聞の中で子供が、その新聞活用のことについてよい賞をもらったということが出ておりました。そういう力、中学校へ行っても生かされるんではないかなと考えております。
◆中村孝蔵 委員 何とぞ充実した図書力というのをお願いしたいと思います。
以上です。
◎清水 学校教育課長 ありがとうございます。
◆宇野房子 委員 電子黒板は導入していただいて、先生方に使っているか使ってないかというアンケートを昨年9月だったと思いますけども実施していただいておりました。このパソコンと黒板をつなぐのに職員室からパソコンを持っていって黒板と立ち上げまで6分ぐらいかかると先生方おっしゃっているんですけれども、学校によってパソコンを常設できているところがあるようなことも聞きますが、そのばらつきはないんでしょうか。不要になったパソコンといいますか、それはどこから調達されていただいたんかわからないんですけれども、即教室にパソコンが置かれていて便利よく使えるのであれば、電子黒板がもっと使えると思うんですが、その辺の設備関係についてどんなぐあいになっているでしょうか。
○西村隆行 委員長 宇野委員、これ何ページのどの部分ですか。
◆宇野房子 委員 ごめんなさい。88ページのパソコンの546台に係るかと思うんですけれど、パソコンの先生方に1台ずつ持たれたその分以外にまだ教室に置いてあるんでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 昨年の12月に行った段階の調査で、教員に対して電子黒板を使ったことがあるかどうかということを聞いております。その中で小学校では94%だったのに対して、中学校ではまだその時点では若干低い60%だったと思います。そういう意味でいきますと、今、委員おっしゃられたばらつきがこの時点ではまだ若干あったのかなと思います。
ただ、我々としても電子黒板の効果を思っておりますので、ふだん使いにしてもらうように言っています。そのために、学校訪問行ったときなんかに、その活用状況を確認させていただいたり、積極的な活用をまた進めたり、指導させたりさせてもらっているところでございます。
◆宇野房子 委員 関連で黒板のことなんですけど、ソフトが不足ではないのでしょうか。授業するので自分でこしらえられるITにたけた先生もおいでかもしれないし、また、教育委員会から準備していただくものを使ってというと、数が授業に間に合っているのかどうか、その辺ちょっとお聞きいたします。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 ライセンスなどは使えると思いますので、この教室では使えてるけど、こっちの教室では使えない、そんなことはないかと思います。ただし、全部の教科で十分にそろっているかとか言われますと、また導入させていただいて、日が浅うございますので、これからになってこようかと思います。
また、それも今、教科書会社なんかでも電子教科書なんかを開発しているところですので、当然その予算みたいなものも見きわめながらやっていかなければならないし、自作の教員たちがつくる、研究所が例えば中心になって、教員がつくる自作のソフトなんかもこれからちょっとずつ広げていきたいなと考えております。
◆宇野房子 委員 せっかくの電子黒板ですし、十分に子供たちが喜んで授業に取り組めるように活用していただける方向へ、できましたら先生方の御努力もそうですけど、備品の投入については次年度考えていただきたいなと要望させていただきます。
○西村隆行 委員長 答弁はよろしいですか。
◆宇野房子 委員 はい、結構です。
◆小野元嗣 委員 それに関連して電子黒板の件で、実はさっきお話ししました教職員の研修費の研修の中に、電子黒板の使い方というんですか、いうのは私も子供の現場をPTAしていますので、電子黒板の授業も見にいくんですが、どうも各先生によってはオペレートの度量・技量に非常に差があって、そのクラスでそれが非常に有効に使われているクラスと、ただ使うてますよと、投射してますよだけで終わってるクラスがあるんですね。そこら、やっぱり今小学校でも携帯電話、スマートフォン持ってる子供が半数以上おるといううちの小学校のデータがあったりいうことは、スマートフォンが来てるということは、アプリダウンロードして、皆さんもほとんど電子黒板と一緒の物を子供たちが自分で操作できるレベルに達しているので、それにせめて追いつくまでの研修なんかはされてるんでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 教育研究所が研修講座というのをやっているわけですけれども、昨年度は学力向上推進講座ということで、電子黒板の使い方や実際的な活用場面を想定した研修というのをやらせてもらっています。委員のおっしゃってること、そのとおりだと思いますので、引き続き研修を深めていきたいと思います。
◆小野元嗣 委員 ぜひ、その辺は重点的に。今、立命館大学の理工学部の生徒にでもプレゼンテーションできへんかったら就職がないというふうに言われている時代らしいので、こんな小学校でもやっぱりプレゼンができるぐらいのことなんかはまた御指導いただければと思います。
ありがとうございます。
○西村隆行 委員長 答弁よろしいですか。
◆小野元嗣 委員 はい。
◆杉江昇 委員 私も小野委員と同じような質問をしようと思っておりますので。
このITCは、やはり先生方の強い見方にしていかなければならないと思っております。というのは、今の時期なんかいろんな公民館祭りとか学区の文化行事、体育行事、先生方はふらふらになっておられます、毎年毎年ね。学区の者も皆そうなんでしょうけど。
言いたいことは、常に心身ともにきちっとした状態で教職員は子供に当たってもらいたい、これは本務やと思ってますので。雑多な仕事が物すごうふえてきている昨今、どうぞ先生方にはきちっと整理しながら、ちょっとでも時間の余裕がとれるような状況にしてもらえなかったら、最後は子供に降りかかってくるふりでもありますので、その辺はどうぞ今、小野委員がおっしゃったITCを使いこなせる、そういう環境に持っていってもらいたいというように思います。
以上です。
○西村隆行 委員長 答弁よろしいですか。
◆杉江昇 委員 結構です。
◆中嶋昭雄 委員 101ページ、102ページで、中段の一般質問でもちょっとさせてもろたんですけど、芦浦観音寺の、文化財保護課。執行率がゼロになっているんですけども、一般質問で述べたように、老朽化が著しくなってきている最中で、ほっとくとこれもなくなってしまうんやないかという心配をしているんですけども、執行されてないということでいろいろ原因があろうかというふうに思っておりますけども、今後このことも含めまして、どういうような取り組みをしていっていただけるのかなと。今、どんな状況かなと。教育委員会のほうではということをちょっとお聞きしたいなと思うんです。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎谷口 文化財保護課長 芦浦観音寺管理運営につきましては、協議が整い次第、文化庁との協議を行っていこうということで協議旅費を設けておりましたけれども、一般質問でお答えしましたように、調整とかがうまくいきませんものでしたから、その点につきましては執行しておりませんでした。
ただ、実際、現在のところ観音寺さんとそれから国との意見の食い違いといいますか、その辺につきまして調整はしているところでございますけれども、なかなか御同意等が得られないところでもございますので、今後、根強く、根気強く、県並びに文化庁と協議を進めながら、所有者に御理解いただけるような方向へ持っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。
◆中嶋昭雄 委員 ひとつよろしくお願いします。それで結構です。
○西村隆行 委員長 もうよろしいですか。
◆中嶋昭雄 委員 はい。
◆小野元嗣 委員 成果の84ページ、体験学習推進費に関して質問させてもらいます。
森林環境学習「やまのこ」事業というのは、今、草津市においては何年生、どこへどのような事業として実施されているのかお尋ねいたします。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 「やまのこ」事業につきまして、小学校13校すべてやらせていただいておりまして、4年生が対象となっております。
場所なんですけども、それは学校がそれぞれ決めればいいわけですけども、草津市の場合は一番多いのが栗東の森の未来館のほうに行かせていただくことが多うなってございます。1校だけ彦根にあります荒神山自然の家のほうで利用させてもらっています。
日帰り、または1泊2日で学習をそこでやらせてもらっています。
◆小野元嗣 委員 実は、金勝生産森林組合の宮城組合長と先日もお話ししてまして、日帰りですとなかなか子供たちの移動終わった後、体験する時間が非常に短い。でき得れば1泊2日でお願いしたいと。フローティングスクールの「うみのこ」が1泊2日でございますので、それも含めまして、最近言うてます琵琶湖の水環境のもとはやっぱり森林整備であるということが最近取りざたされてきていますので、森林の重要性、里山の大切さというものを学んでいただくためにも、できれば1泊2日という事業も含めて、またこの辺の充実をお願いしたいと思います。いかがでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 体験学習、とりわけ環境学習の大切さというのは、言っていただいたとおりであろうと思っています。
ただ、今も言っていただきましたみたいに5年生でフローティングがあり、6年生になりますと修学旅行がありまして、修学旅行も現在は体験的な要素を取り入れたところが非常に多くなっています。そういうところがありますので、発達段階的なことも含めて、どの段階で泊を伴う研修をさせればいいのかとかいうこともあろうかと思います。
学校がそれぞれ主体的に考えていただくところでありますので、また検討をしてもらうようにはしていきたいと思います。
○西村隆行 委員長 答弁はよろしいですか。
◆西田剛 委員 すいません。成果の88と90のところで、要は右の一番下なんですけどね。各小学校の屋上の断熱改修工事と、その次は中学校も同じように書いてあるんですけど、これって全部終わってるんですよね。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎竹村 教育総務課長 22年度の成果として工事は終了しております。
以上でございます。
◆西田剛 委員 これは、エアコン設置の前からの計画に基づいてされてたものと理解してよかったですかね。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎竹村 教育総務課長 そのとおりでございます。
◆西田剛 委員 実際これやって、温度ってどれぐらい変わったんですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎竹村 教育総務課長 工事する前、平成20年に草津小学校で校舎の建てかえを一部やりましたんですけども、その際に屋上断熱する校舎と建てかえなかった校舎がございますので、それぞれ4階で比較したんですけども、冬場・夏場それぞれ1度から2度差はございました。
そういう予測というか、そういうこともございましたので、屋上断熱に取り組まさせていただきましたんですけども、ちょっとエアコンの工事もございましたので、ことしちょっとその成果につきましては、直接把握は今の段階ではできておりません。
◆西田剛 委員 草津小学校は、屋上緑化に新校舎から何かそれしてはりますよね。ほかの部分はどういうことを実施されました。要は温度を上げないための、どんな工事をやったのか、ちょっと教えていただきたい。
◎竹村 教育総務課長 建てかえました校舎につきましては、御指摘のとおり屋上緑化をさせていただきました。今回、屋上断熱につきましては、建てかえなかった校舎につきまして断熱の工事をさせていただきましたんですけども、ポリエチレンフォームという樹脂ですけども、それで50ミリの断熱材を入れましたし、その上に燕尾シート2ミリを引かせていただいた工事でございます。
◆西田剛 委員 改修工事ほかと書いてあるんで、これだけにかかった費用じゃないと思うんですけど、例えば小学校やったら1校当たり約3,000万円ほどかかってますよね。中学校でいくと4,500万円余り、これだけのお金を都合大体6億円余りですか、これをそれで使われたということで、そこへもってまたエアコンを投入されたということに対して、そこまで温度を下げるというか、汗をかかへん子供をつくるためにこんだけのお金を使う必要があったのかなと僕はちょっと思うんですけど、エアコンつけるんであれば、それはエアコンの熱効率を有効に使うんであれば、こういった工事も見方を変えれば必要かもしれんけれども、ここまでする必要あったんかなと、僕ちょっと単純にこれを見て思ってしまったんですよ。
ですので、これはやってしまったことですからエアコンもついたことやし、エアコンをじゃあこれからどのように使っていかれるというのは、マニュアル本というのは簡単な冊子はいただきましたけれども、十分に検討していただいて、庁舎のウォームビズということもありますので、つけたさかいいうて、適正温度やからというてどんどん使うということでなくて、そういった対策もきのうのCO2のかかわりも含めて、ちょっと検討していただきたいなというふうに思いますけれども、いかがですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎竹村 教育総務課長 屋上断熱改修工事ということでやらせていただきましたんですけども、もう一つ要素がございまして、実は防水改修もあわせてやらせていただいております。なかなか雨漏り等、改修が十分に行き渡ってなかった部分もございましたので、文科省の今回の当時の経済対策のメニューに屋上版断熱がございましたので、これを生かさせていただきながら、あわせて工事をさせていただいた次第でございます。
御指摘のとおり、エアコンも入れさせていただきましたので、エアコン運用につきましてはマニュアルもつくりましたけども、十分その現場現場の状況にあわせまして、エアコンだけに頼らない形で工夫をしていきたいなと思っております。
以上でございます。
○西村隆行 委員長 西田委員、よろしいですか。
◆西田剛 委員 どうぞ、よろしくお願いします。
◆奥村恭弘 委員 83ページの教育指導費のところの草津市通学区域審議会、1回開催をしていただいております。状況的にはさまざまな要件があって、この中での論議内容、主に22年度にされてる内容を教えていただくとありがたいです。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 22年度につきましては、御審議いただく案件が一つだけでございました。西矢倉町と草津小学校と隣接しているところについて、新しく田んぼを開いて住宅地ができたところについて、通学路をどうするかということについて御審議いただきました。1回だけ開催させていただきましたので、執行率も低くなっております。
◆奥村恭弘 委員 これは、その都度事象が出てきたときに審議をするという審議会でございますでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 そのとおりでございます。
◆奥村恭弘 委員 考えますと、大分日にちはたっているんですけれども、学区制の見直し等も含めて論議をされてた時期が数年前にございました。そういう内容については、審議会の中でどこらからか要件・案件が出ない限りは論議されないという状況でよろしいでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 その案件によって異なるかとは思いますけども、審議会の中で一たん結論を見られて、今後何年間様子を見るとか、そういうようなことになった場合には、それに従って開かれることになろうと思いますし、そういうことがなくて全く新たに案件が出てきたときには御審議いただければならないんではないかなと思っております。
◆奥村恭弘 委員 その審議内容については、審議会委員に付託されるという形に例えばなったときには、これは政策的な話になるので、政策ができ上がってきて、それが審議会に付託されて論議をされるという経過はあるわけですね。よろしいでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 そういうことはあろうと思っております。
◆奥村恭弘 委員 ありがとうございました。
○西村隆行 委員長 奥村委員、よろしいですか。
◆奥村恭弘 委員 結構です。
○西村隆行 委員長 ほかにはございませんか。
◆小野元嗣 委員 事業成果の86ページ、管理運営指導費の中の特別支援教育や外国語教育、それで特に外国人児童・生徒の教育相談ということで書いていますけれども、4番の外国人児童・生徒教育相談員設置された折、その相談内容ですとか件数ですとか、その辺はどうやったでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 これは、子供さん、通っておられる方にポルトガル語をお話しされる方であるとかスペイン語を話される方について、大切なやりとりについて通訳をしていただくと、親御さんと。子供とかは何とか意思疎通、教師はされてても、親御さんと意思疎通を図らなければならないときに通訳をしていただくであるとか、学校からの重要な通信・便りについて、その翻訳をしていただくとかいうような件になっておりまして、22年度では通訳で10人分、それから翻訳でA4の大きさの紙で45枚分の翻訳をしていただいております。
◆小野元嗣 委員 ありがとうございます。
最近、外国人の子供さんが地域にお住まいされているということが多なってきたんですが、中には何か学校へ行けない、教育を受けられないという外国人の子供さんがおられるということを地域の方からも聞いております。
そして、その方が例えば不法就労、不法滞在の方かいうたら、そうではないらしいですね。ですから、そういう方なんかの窓口なんかも外国人児童・生徒に対するという部分のサポートというのはしていただけるものなんでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 厳密に申しますと、外国籍の方が日本の学校に就学しなければならないという義務はないかと思います。そういう意味で、あえて日本の小学校・中学校に就学されない方というのはおいでになろうかと思います。
ただ、そうじゃなくて、そういうお悩みとかお持ちの方については、窓口へ来ていただいた場合に対応とかさせていただくことになっています。
◆小野元嗣 委員 わかりました。
その義務がないという部分、悩んでおられる方は受け入れていただいているということで非常にありがたいと思うんですが、義務がないといいましても、やっぱり郷に入れば郷に従えで、何か日本の国のルールというんですか、地域のルールなんかを何か押さえつけて御指導するということではなく、何か子供さんに対して日本でせめて1カ月なり1年なり住まれて学校に来られない。しかし、日本のルールをどこかでお教えしないと、日本の社会に順応はできないんかなと思うんですが、その辺のことはいかがでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 例えば、入学のときには当然、そういう方たちにも入学の通知というのは出させていただいているわけですし、来てもらえれば受け入れるという形をとらせてもらっています。学校については、そのような方についても実態をつかんでいただくようにお願いをしているところでございます。
○西村隆行 委員長 小野委員、よろしいですか。
◆小野元嗣 委員 はい。
○西村隆行 委員長 ほかございますか。
◆宇野房子 委員 今の小野委員さんの発言の中で、郷に従えという言葉がふと私ひっかかりましたので、その辺またどうしたらいいんでしょうね。皆さんで話し合うというか、人権の中では郷に従えということは、かなり勉強してまいりましたつもりですので、ちょっとこれ皆さんにお諮りさせていただきたいと思います。
○西村隆行 委員長 それは一遍、ちょっと事務局と一遍ちょっと。ちょっと一遍事務局と相談したいと思いますので、これは昼からまたお答えします。
ほかございませんか。
◆久保秋雄 委員 88ページの小学校の増築にかかわってお聞きしたいんですけども、老上小学校の増築が終わったのはいつでしたっけ。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎竹村 教育総務課長 平成22年度ですね。
◆久保秋雄 委員 何月ですか。
◎竹村 教育総務課長 平成22年度末でございます。
◆久保秋雄 委員 そうすると、ことしの3月ぐらいということですね。
◎竹村 教育総務課長 そうです。
◆久保秋雄 委員 それはいいんですけども、それからわずか数カ月間で新しい小学校の建設ということ、方針が示されたわけですね。ちょっと短過ぎるなというふうに思います。これは、一般質問でも質問を出ていたようですけども、この点についてどうお考えになってますかね。
○西村隆行 委員長 答弁できますか。
◎竹村 教育総務課長 平成20年度に国庫の申請をいたしまして、その当時の社会増なり子供の学年進行を踏まえまして、国庫負担金の補助をいただける限度額目いっぱいで申請をさせていただいております。
私ども、その段階ではそのベースでいけるものと判断をしておりましたんですけども、いざ建設に入りまして、その後の子供の状況なり住宅開発の状況を考え合わせますと、施設整備は終わったんですけども、その段階からだんだん、特に0・1歳の子供の増が、私どもの予想を上回る形でふえてきたということもございまして、今回新設をさせていただくという方向を出させていただいた次第でございます。
◆久保秋雄 委員 新設はいいと思います。児童数の見通しについてもしっかりとした見通しを持ってこれから取り組んでいただきたいということを重ねて申し上げておきたいというふうに思います。
続けてよろしいですか。
○西村隆行 委員長 はい。
◆久保秋雄 委員 96ページの同和教育研究大会なんですけども、私、昨年実態にあわせた名称に変更すべきではないかという意見を申し上げまして、たしか検討するみたいな答弁があったと思うんですけれども、まだ同和教育研究大会というふうに書かれておりますね。今までの検討状況をお伺いしたいと思います。
今、滋賀県では同和教育研究大会と呼称しているのは、たしか草津市だけですよね。後は、人権教育ですね。この点について、ぜひその後の検討の経過をお聞きしたいと思うんですが。
○西村隆行 委員長 答弁できますか。
◎清水 学校教育課長 草津市同和教育研究大会につきましては、3者が主催してやらせていただいております。どこか一つだけの考えで決められるものでないと思っています。
現在、このことについて問題を提起させていただいて、協議を始めているところでございます。
◆久保秋雄 委員 協議を始めているということは、来年度ぐらいから変わる可能性はあるんでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 そこまで、今後のスケジュールまで決めてまだ審議が進んでいるところではございません。
◆久保秋雄 委員 この研究大会も実態としては同和教育云々ということではないように、私見ております。やっぱり実態に応じた名称に早急に変更していただくように、再度お願いをしておきたいと思います。
関連してもう一つよろしいですか。
○西村隆行 委員長 はい。
◆久保秋雄 委員 市からもらった報告書を見ますと、第1期計画の施設評価を見ますと、同和教育の研究大会の全大会の満足度が非常に18%、前年度に比べて低下をしたというふうに書かれておりますが、そのことについて、その原因についてお伺いをしたいと思うんです。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 まず、いろんな要素あろうと思いますけども、講演の内容が来ていただいた方の要望であったり、ニーズなんかに十分こたえらなかったときには、若干の満足度というのは減ってこようかと思います。
今後、選んでいくときには、草津市の立場として同和問題を初めとするあらゆる人権問題について研修を深めていくという立場ですので、そういう立場から、本当に必要な講演であったり内容など、これからも検討していきたいと思います。
◆久保秋雄 委員 やっぱり、参加者が求める講演とかそういった内容にぜひしていただきたいというふうに思います。
続けてよろしいですか。
○西村隆行 委員長 あと大分ありますか。あるようでしたら暫時休憩入れたいと思っていますので。
◆久保秋雄 委員 休憩したほうがいいですね。
○西村隆行 委員長 では、暫時休憩いたします。
再開は、13時30分。お願いします。
午後 0時15分休憩
午後 1時28分再開
○西村隆行 委員長 では、少し早いですが始めたいと思いますが、非常にいい天気になってきております。空調でちょっとまかなえない場合もありますんで、別に上着は脱がれて結構と思いますので、御自分の御判断でお願いしたいと思います。
先ほど、午前中の審議の中で言葉遣いに対しまして御指摘がございました。それは人権のほうにも確認申し上げまして、郷に入っては郷に従えですか、二つの要素があるということで、悪意の場合と善意の場合があるということで、今回は悪意にとられるんではないかというふうな御指摘がございましたので、もう一度小野委員のほうで使っていただいた真意、もしくはお考えを。
◆小野元嗣 委員 先ほどは失礼しました。
真意といいましても、その地域のコミュニティに入っていただく。そして、そこのまたルールというんですか、簡単に言えばごみ袋の分別の仕方から、そしてその地域のいわゆる子供さんでしたら子育て支援でのサークルのあり方とか、そういう意味で、その地域のことをまた見ていただければなという意味で発しました。
そしてまた、学校教育も含めまして、ぜひ外国人の子供さんにも教育を一緒に、ともに教育していただければ、また受けるなり、決して強制ではございませんですけれども、その部分でしっかりとした地域でのコミュニティに参加していっていただければという意味で申しました。
失礼いたしました。
○西村隆行 委員長 では、何か言葉をお変えいただけますか。
◆小野元嗣 委員 その地域に入って、地域の方とともにコミュニティをとりながら、地域にお住まいいただくという言い方でよろしいでしょうか。
○西村隆行 委員長 皆さん、どうでしょうか。悪意はなかったということで、協力が受けられるように、受けさすのではなく、受けれるような環境をということで使われたということでございましたので、ただ、とられる方によっては排除という意味もございましたようでございますので、言われた本人も修正かけられましたので、よろしゅうございますか。
宇野さん、どうでしょうか、今の。
◆宇野房子 委員 私、先ほどの小野さんの発言のときに私が受けました、そのときに思って感じたことは、学校教育は自分が住まいする国のルールに従うというふうに発言されたように、学校教育に関してです、そういうふうに受け取りました。
だから、学校教育受けるのは本人さん、あるいは保護者さんの意思でもって御自由なはずのところを郷に入ってはということは、日本に行ったら日本に従えというふうな言い方をされたのかなというふうに私はとりましたので、束縛されるのではないかな。外国人の方々が、束縛されるような日本での生き方はいかんなというふうに、私はそのとき受け取りましたので、地域の生活をするにおいてごみ云々と言わはる。その辺まで私は思っておりませんでした。あの部分に関しては、そういう受け取り方をしたので、ほかの方々もいろんな受け取り方があったと思います。
それで、郷に入れば郷に従えという言葉は、広く使われることもありますし、例えば旧来ある自治会のところへ振興地が建ってきたときに、古いところに従えやというふうなことで、地域の中でもめるといいますか、そういうふうなトラブルがあることもありますので、そういう言葉はどこにおいても差し控えるほうがいいのではないかなというふうに私は感じましたので、ちょっと発言させていただいておりました。
○西村隆行 委員長 では、そういうことで修正していただきますので、皆さん御了解いただいたということで。
(「はい」の声あり)
○西村隆行 委員長 では、御了解して、先に行きます。
質疑のある方、挙手をお願いいたします。
◆久保秋雄 委員 99ページの図書館費についてお伺いしたいんですけども、市立図書館、そして南草津図書館、ともに貸出冊数、あるいは貸し出し人数が大きな数字が上がっておりますけれども、これはふえているというふうに理解してよろしいでしょうか。推移についてちょっとお伺いしたいと思います。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎今井 図書館長 図書館につきましては、年々130万冊程度で推移をしておりまして、近年はふえているというような状況にあるかというふうに理解しております。
◆久保秋雄 委員 利用がふえているということで、私も大変喜んでおります。これからも職員の方、頑張っていただきたいというふうに思っております。
そういう中で新規登録人数、両館合わせて5,000人を超えていると思うんですけれども、新規登録というのは具体的にはどういうことなんでしょうかね。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎今井 図書館長 新たに草津市に住まいをされた方でございますとか、さらにはこれまで登録をされておられませんでした方が図書館を利用するという形で登録されるという、そういう方々を含めて新規登録というふうに申し上げております。
◆久保秋雄 委員 図書館については、南草津図書館が一時指定管理の方向・方針が示されて、いろんな経緯があって、指定管理の方針が撤回されたといういきさつがございます。それだけに、今の職員の役割はますます大きくなってきていると思います。どうか一生懸命頑張っていただいて、利用をふやしていただく、そして、利用しやすい図書館に一層なるように努力をしていただきたい、これは意見でございます。
○西村隆行 委員長 答弁はよろしいですね。
◆久保秋雄 委員 答弁があればお願いします。
◎今井 図書館長 大変心強い、支えていただきますような御発言いただきまして、まことにありがとうございます。
引き続き、市民の方々にとって親しまれる、そして喜ばれる図書館を目指して努力してまいりたいと思います。
ありがとうございます。
◆奥村恭弘 委員 図書館について関連で質問させていただきます。
ただいま、評価の指標として貸出冊数、それから利用の新規登録人数であったり、登録者数という話をされましたけれども、管理の指標としてこれ以外に何か考えられることはあるんでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◆奥村恭弘 委員 すいません。評価の指標ですね。管理の指標でないですね。評価の指標です。すいません、訂正させていただきます。
◎今井 図書館長 確かに、図書館を利用していただきます場合にたくさんの方が図書を利用していただくという、これは大きなカウントでございまして、あと一日にどれぐらいの方が貸し借りをされるのかという、日によって若干異なることもございますので、そういったものも多い日とそうでない日も比較をしながら、把握もさせていただいているという、そういうような状況もございます。
◆奥村恭弘 委員 大変貸し出しの冊数が多いので、大変な業務になっているというのは存じ上げているところでもございます。そこで、実際今申し上げましたとおり、日によって変化があると。負荷のかかるときもかからないときもあると、そこら辺のところの調整をいただいているというのはよくわかるんですが、先ほど久保委員がおっしゃったように、司書さんの問題というか、課題というのが大きくクローズアップされました。きょうの午前中の中でも話があったんですが、司書教諭、司書をされている専門員の方の役割というのが図書館にとって大きなウエートを占めているというふうに思っています。
ですから、より司書をされている方がいろんな御相談があったときに対応をどのようにできたかとか、そういったことも指標の一部としてされたほうが、より一層図書館の理解を皆さんにも、この方々に理解をしていただくことになるんじゃないかなと。
また、いろんな事象が起こったときにも、それをしっかりとお示しすることが必要じゃないかなと思うので、司書の方々がどれだけ頑張りをされているかということをぜひとも公表していただくようにしていただきたいなというふうには思っております。ちょっとそれについて御答弁を。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎今井 図書館長 確かに司書さんの場合、特に窓口といたしましてカウンターでの対応が中心になってこようかというふうに思います。
また、お尋ねになられます書物等につきましての詳しい事柄につきましては、レファレンスのほうのレファレンス対応をさせていただくという、そういうことで今、奥村委員さんおっしゃっていただきましたように、大変丁寧・慎重に対応していくべきことだろうというふうに思っております。
あわせて、市民の方々からも、こういうようなお答えをいただきましたとか、こういうような注文を受けましたというようなことも司書のほうから聞かせていただくこともございますものですから、今おっしゃられましたように、一つの評価として司書の受け答えも含めながら考えてまいりたいと、そういうふうに思います。
◆奥村恭弘 委員 これは私の意見でございます。
図書館を利用していただく方が、草津市の図書館に来てよかったな。または、南草津駅にある図書館に行ってもよかったなと思われるように、司書の方々には能力をお持ちの方が多いというふうにお聞きしておりますので、十二分に発揮されることが図書館に対する市民の方々であったり、利用していただいている方々が、よりいろんな意味で向上した思いになるんじゃないかなというふうに思っていますので、ぜひともよろしくお願いいたします。これは意見でございます。
○西村隆行 委員長 答弁はいいですか。
◆奥村恭弘 委員 はい。
◆中村孝蔵 委員 成果の103、104の一番下の段の4番目、AEDパッドについてお伺いします。137万円を使っておられるということなんですけれども、このAEDの配備ですが、どこにどのように配備されたのか、まずお聞きします。
◎明石 スポーツ保健課長 AEDにつきましては、各小学校・中学校・幼稚園に配置をさせていただいておりまして、設置場所につきましては、おおむね職員室の周辺に設置をさせていただいているところでございます。
以上です。
◆中村孝蔵 委員 このAEDを使われるのは、主に先生方やと思うんですけれども、これも僕もやってはるのを見させてもうたけど、音声が出て、これに従えばできるんですけれども、本当にそれを聞いてできるのかいうと、ちょっと疑問なんですけれども、それに対しての予行演習というんですか、そういうなんはどういうようなことでやっておられますか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎明石 スポーツ保健課長 研修につきましては、消防署が実施しております救急救命講習等を機会あるごとに活用しながら、技術の高まりをしてまいりたいというふうな形で進めておるところでございます。
◆中村孝蔵 委員 そういいましても、やっぱり先生もこんなもんしょっちゅう使うもんと違うので、やっぱり有事で、特に子供さんが瀕死の状態になってAEDを使わないかんというときに、うろが来て考えもって使うというようなことはあってはならんと思うんですけれども、そこら辺のところをちょっとお聞きしているんですけれど。
◎明石 スポーツ保健課長 教職員が1名で事に当たるということは、学校現場では想定しているところではございませんで、複数人なりがそれに当たるというようなことで、人数の中でしっかりその危機の対応を図っていこうというところで考えているところでございます。
◆中村孝蔵 委員 複数以上でやっていただけたらということですので、それはこれで安心したんですけれども、普通あれを使ってはんのを見させていただくと、かなりのだんとこういうのがあるんやけども、普通大人の骨ならそれでもちこたえられるかしらんけれども、あれを子供に置きかえると、非常に危険な、ええ物がひょっとして悪さになるというようなことも危惧するんですけど、そこらはどういうように思われてますかね。
◎明石 スポーツ保健課長 AEDパッドにつきましては、成人用と子供用がございまして、学校現場は両方そろえておりますけれども、子供用を使わさせていただくということで対応してまいっているところでございます。
◆中村孝蔵 委員 それ聞いて安心しましたね。
けど、適切な使用でよろしくお願いしたいと思います。
○西村隆行 委員長 よろしいですか。
◆中村孝蔵 委員 はい。
○西村隆行 委員長 ほかにはございますか。
◆宇野房子 委員 86ページの検定事業についてちょっとお尋ねしたいんですけど、漢字検定、それから英語、それから計算検定を草津市で学力向上を目指して実施されておりますんですが、税金を800万円使って、そして個人負担としては級によって受験料が違うということをお聞きいたしております。
しかも、会場によっては、頭割りによって会場費が加わるので、同じ市内にいながらも受験料が違うということをお聞きしましたが、その辺お伺いさせてください。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 確かに、英検などによって、級によって補助させていただく受験料が変わりまして、補助させていただく分が違うところはあるのですけれども、どの級を選ぶのかということは、本人の願いと、それから能力によってやらせていただいております。このやったことがそのままその子供たちに返っていくものでありますので、現在はこの形でやらせていただこうと思っております。
◆宇野房子 委員 会場費がそこへ加算されていませんか。学校によって、受ける人数によって会場費が頭割りに。聞くと、学校ごとに受験料、級によっても違うのではないかなということを思うんですが。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。どうでしょうか。
◎清水 学校教育課長 現在は、御指摘のとおり会場費が学校によって異なってくるところはございます。現在は、その部分は学校のほうで子供から徴収して当たらせてもらっています。
◆宇野房子 委員 それと、級が進むにつれて受験料は高くなるんでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 漢字検定につきましては変わりがありませんけれども、英語検定につきましては、選んだ級によって差が出ております。
◆宇野房子 委員 となりますと、ある方にお聞きしたんですけども、受験料がしんどいので、前の級を同じように受けたということもお聞きいたしておりますので、同じ級を受けるのにまた同じように個人さんの御負担も税金ももう一遍要るわけですから、その辺を受験に対してのお考え、どういうふうなのかちょっと御答弁いただきたいと思います。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 市としてのねらいとしては、このことをきっかけにして学力を身につけることについて、意欲を持ってほしいとか、学習習慣を身につけてほしいということがまず第一にあろうかと思っています。それのために利用していただいているわけです。
級が高くなって負担する部分が多くなるから、その級はやめておくというようなことは、こちらのほうとしてはつかんでおりませんで、もしそういう実態があるのであれば、子供さんや保護者への理解を求めていったり、なお改善するところがあれば、今後検討していきたいと思います。
◆宇野房子 委員 検討して改善をいただくようにお願いをします。
それと、採点につきましては、漢字と英語は業者さんで合否が出てくるとお聞きしていますけれども、ピタゴラス検定のほうにつきましては、合否は学校で丸つけもして、それから賞状も学校のほうで名前を書くというんで、先生方に御負担がかかっていることをお聞きしますが、先生がやっぱり児童と向き合う時間を確保できる方向へするには、この辺は教育委員会のほうで対応していただくというのは無理なんでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 計算検定、ピタゴラス検定については、本番だけではなくて、これをきっかけにして事前から子供たちが計算練習に取り組むとかいうこと、これもやらせてもらっています。そういうことについては、日々の授業の中、あるいは朝の活動の中で行われるので、そこは学校の先生にも御協力いただかなければというか、学校の先生の公務の一つであろうかと思っています。
ピタゴラス検定もその延長線上で今のところはやらせてもらうということに考えています。
◆宇野房子 委員 先生方の事務的な仕事が多いということを先ほど杉江委員さんもおっしゃってたように、児童とのかかわる時間が多くなって気持ちよくというか、かかわっていただく時間を多くしていただきたいということをお願いします。
それと、検定試験の結果、まだ成果というのは始まって少ないですから見えにくいかもわかりませんけれども、大まかなところ、どんなふうな子供さんへの反応というか状況なんでしょうか、お伺いします。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 何級に何人の方が合格されたかとか、そういうことについては公表もさせていただいておりませんけれども、それぞれが自分の目指した級に合格している率というのは、年々高くなってきています。
それから、先ほども言いましたみたいに、このことがこの子の学習の習慣づくりとか、朝の授業が始まる前に友達と一緒に練習したりとか、そういう姿が見れるようになってきているとかいうことがあります。
ただ、漢字検定については、確かに業者の物を使っていますので、業者のほうからも大変成果があったということで賞をもらったりしている学校も複数で出てきています。
◆宇野房子 委員 子供たちは、何級に合格したから、合格したいという学習意欲を高めるのは結構なことでありますが、私は教育者のプロではございませんけれども、学ぶことの楽しさが子供たちに身についてほしいなと思いますので、楽しく学校へ行って楽しく勉強できる、こういうことに日々御努力いただいていると思いますけれども、今後ともよろしく教育関係にお願いいたしたいと思います。
○西村隆行 委員長 答弁よろしゅうございますか。
◆宇野房子 委員 結構でございます。
○西村隆行 委員長 そのほかございますか。
◆小野元嗣 委員 事業の成果90ページで学校建設費の部分で中学校施設教育環境で老上中学校エレベーターの設置工事が3,000万円ほどかかっておりますが、このエレベーターは障害者の児童さんとのこともあると思うんですが、このエレベーターの設置はなぜされたのでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎竹村 教育総務課長 従来から、小・中学校で耐震補強工事、それから大規模改造等を中心にやらせていただいておりますけども、その整備の際に、もちろん特別支援学級の子供さんがおられる場合もございますし、従来はそれを中心におられる場合とか希望される場合を想定いたしましてエレベーターの設置をやってきたんですけども、最近はバリアフリーの観点から、同じようなことでございますけども、設置をさせていただいております。
今年度で耐震補強工事は終わりますので、今後は大規模改造が中心になろうかと思います。その中で、まだ設置の進んでない学校につきまして整備をさせていただきたいなと思っております。
以上でございます。
◆小野元嗣 委員 非常にありがたいと思うんですが、それに伴いまして今おっしゃったバリアフリーで、例えば車いすの方、もしくは電動車いすの支援学級の子供さんとかおられた場合、エレベーターあるんですがよく言われるのは、トイレがないと、それに対応するですね。
例えば、3階建て、4階建ての校舎の中に1階にしか車いす対応のトイレがないとか、エレベーターで4階行かれて授業を受けてて、急に生理的にもよおしたいうたら、また1階まで行かないかんいうようなことも今後あり得ると思うんですが、その辺はいかがですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎竹村 教育総務課長 トイレ改修工事につきましても、従来からよく言われます、汚い、臭い学校のトイレということで、いろいろ御指摘をいただいております。こちらも大規模改造工事の中で障害者用の多目的トイレでありましたり、洋便器化等も進めております。
従来から、先ほど申しましたように、耐震補強、大規模改造の中であわせて取り組まさせていただいておりますけども、なかなか大規模改造工事、耐震補強工事を先行させております関係もございまして、大規模改造が進んでおりません。それで、なかなかトイレ改修まで待てない学校もございます。非常に要望も多うございますので。ですので、大規模改造工事と切り離しまして、単独でトイレ改修につきましては別途進めております。それも財政的な制約もございますので、計画的にやらせていただいているところでございます。今後もそのような形で進めさせていただきたいと思っております。
以上です。
◆小野元嗣 委員 大丈夫です。よろしくお願いします。
◆久保秋雄 委員 101ページの文化財保護費にかかわってお聞きしたいんですけれど、昨年度、約1億6,000万円ぐらいが執行されているということです。でも、たくさんの文化財なり遺跡なり保存をされていると思うんですけども、総点数どれぐらいなんですかね。大きい物から小さい物まであって区別が難しいかもしれませんけれど、参考までお聞かせいただきたいと思います。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎谷口 文化財保護課長 すいません、現在、所蔵している文化財ということでよろしいでしょうか。
◆久保秋雄 委員 結構です。
◎谷口 文化財保護課長 現在所蔵しております文化財につきましては、埋蔵文化財で約5,000箱ぐらいございます。
それから、市のほうで購入いたしました歴史資料等が入っている、約500点ぐらいございます。
◆久保秋雄 委員 その保存方法はどのようにされてるんですかね。きちんと保存するために特殊な施設とか、そういう設備も必要かと思うんですけれども、その点いかがですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎谷口 文化財保護課長 埋蔵文化財の保存につきましては、現在、野村体育館とそれから人権センターの近くに3棟の収蔵庫、仮の収蔵庫ではございますけれども、そちらのほうに設けまして、適切に管理をしております。
購入いたしました資料につきましては、現在、博物館等ございませんので、民間の草津倉庫をお借りしまして、そのところで空調施設のあるところで保管をしております。
◆久保秋雄 委員 空調施設があるところで保管はいいんですけども、仮設みたいなところで今保管されているみたいな部分があるとおっしゃってましたけども、そこでも空調施設があるんですか。
◎谷口 文化財保護課長 埋蔵文化財を保管しておりますところにつきましては、空調等の施設はございませんけれども、埋蔵文化財につきましては、基本的に今のところ空調等必要ないというところがございますので、今後そういう必要なものがございましたら、草津倉庫等の借り上げ等を考えまして、そちらのほうで管理をしていきたいと思っております。
◆久保秋雄 委員 保存についてほぼきちんとできているとは思うんですけども、これは草津市民の財産でもございます。午前中にも関連するような質問もございましたし、これをどう草津市民として共有していくか、これも大事な課題やと思うんですけども、この点について考えがありましたらお願いいたします。
◎谷口 文化財保護課長 現在、博物館等ございませんので、恒常的な公開・展示等につきましてはできておりませんけれども、平成18年から街道交流館のほうで草津歴史コレクション展というのを開催いたしまして、市民の方々に見ていただくことも行っておりますし、それ以外に埋蔵文化財につきましては、昭和60年から年に一度ではございますけれども、草津の古代を掘るという報告会を開催いたしまして、市民の方々にも公開しているところでございます。
◆久保秋雄 委員 文化財というのは、やっぱり市民に広く知っていただいて、見ていただいて初めて市民の本当の意味で財産になると思いますので、今ももちろん部分的に公開はされておりますけれども、広く市民の目に触れるように今後も努力をいただきたいというふうに思います。
○西村隆行 委員長 答弁はよろしいですか。
◆久保秋雄 委員 はい。
○西村隆行 委員長 ほかございますか。
◆山田智子 委員 103ページ、104ページの2段目なんですが、スポーツ団体活動促進費とありまして、この2番目と3番目のスポーツ少年団への補助等あるんですけれども、これが非常に少ないように思うんですけれども、その理由というか背景というか、ありましたら教えていただきたいんですが。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎明石 スポーツ保健課長 額の大小にかかわりませず、子供たちがかかわっていただくスポーツ少年団の活動につきましては、市の体育協会への指導者の方の指導でありますとか、また、独自のスポーツ少年団自身の活動の中で子供たちがスポーツに親しんでもらうというような形で事業を進めていただいているところでございます。
また、市内各学校地区体育振興会への補助につきましても、地域でみずからが体を動かし、みずからが創意工夫でもって自分たちの体力づくりをしていただくというような形での支援をさせていただいているというところでございまして、体、運動、スポーツ好きの子供たちを育てる、地域でコミュニケーション、スポーツを通じてコミュニティを高めていただく、そうした側面での支援をさせていただいているところでございます。
◆山田智子 委員 今回、スポーツ基本法に伴う条例改正があったと思うんですけれども、それに関連しまして、今後予算の増額等、何か考えておられるのか、お考えをお尋ねいたします。
◎明石 スポーツ保健課長 今議会でスポーツ審議会の条例改正をお願いしているところではございますけれども、今後のスポーツ予算の増額につきましては、今、社会体育施設の整備、そしてそれは市民交流スポーツセンターを建設、ことし実施設計をしております。来年度建設の予定でございますし、市民総合体育館の耐震等をさせていただくというような形で、ハード面では増額のほうを進めているところでございます。
また、ソフト面につきましては、我々限られた予算の中で効果的に投資をさせていただいた中で、オール草津でスポーツ好きの市民を育てていく、市民の方にスポーツに親しんでいただきたいというような施策を考えていきたいというふうに考えているところでございます。
◆山田智子 委員 わかりました。ありがとうございます。
○西村隆行 委員長 あとどうですか。
◆中村孝蔵 委員 105、106の社会体育施設管理運営費で、それの番号がついてますけど、2番なんですけれども、土地借り上げということで野村グラウンドの借地料ですが、602万2,000円ですか。毎年これだけを払っておられるということですね。
○西村隆行 委員長 答弁を求めます。
◎明石 スポーツ保健課長 野村のグラウンドにつきましては、3万1,000平方メートルの借地をさせていただいておりまして、その中で立地等がございまして、非常に好立地の中で市民の皆様にオール草津、どこから行ってもまさしく同じような時間帯で行けるという、いい場所にございます。そうした中で草津駅にも近うございまして、実質的には土地価格としては高うございますけれども、こうした中で600万円払わせていただいて、市民の方々に親しんでいただいているというような現状でございます。
◆中村孝蔵 委員 立地がよいというような答弁でしたけれども、思い切って買い上げるというような、そういう馬力ありますか。
◎明石 スポーツ保健課長 この件につきましては、財政等総合的に勘案いたしまして、適切な判断をしてまいろうというふうに考えているところでございます。
◆中村孝蔵 委員 今もベストな立地条件ということですので、思い切って、清水の舞台から落ちるぐらいの意気込みで買っていただけるとありがたいなと、かように思いますけれども。
次に、3番のふれあいグラウンド防じん業務委託ですけれども、三ツ池のように芝生を張ることによってちょっと防じんが防げるというような素人考えなんですけれども、そういうようなお考えはありますか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎明石 スポーツ保健課長 ニーズ、芝生の一般質問等でも御質問をちょうだいしているわけでございますけれども、現在、三ツ池運動公園に1カ所芝生のグラウンドがありますけれども、芝生がいいのか土がいいのか、土でのスポーツに親しむ競技もございますので、その辺は今後競技団体、市民の皆様の御意見を賜りながら検討を進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。
◆中村孝蔵 委員 三ツ池のちょっと話が出ましたので、ちょっと三ツ池のグラウンドゴルフ場というのか、サッカー場というんですか、あこもええのをつくっていただいたんですけれども、見てるところ、また聞くところによると、余り使用のニーズが少ないように思われますけれども、そこらはちょっとどうですかね。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎明石 スポーツ保健課長 今では少年のサッカーでございますとか、グラウンドゴルフを中心に、若い方から高齢者の方まで親しんでいただいているというところでございまして、丸、大体1年が経過したところでございまして、市民の皆様にもその認知度が高まってきて、今後そのニーズが高まっていくものというふうに考えているところでございます。
◆中村孝蔵 委員 ニーズが高まるのも並行して、ちょっと使用料も高いというようなことも聞いてますねんけど、そこらはどう思われてますか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎明石 スポーツ保健課長 使用料につきましては、維持管理経費等、場所等の関係もございまして、設置当初に御審議をいただいて、こちらのほうで使用料をお認めいただいたところではございますけれども、市債等、減免の制度もございますので、市民の皆様にはそういう形で使っていただける、より市民の方が親しみやすい、そういう制度をより活用いただくなり、我々も啓発をしながら利用率を高めてまいりたいというふうに考えているところでございます。
◆中村孝蔵 委員 何ぼええ物つくっても、やっぱり基本的には金銭的に高いさかいやめとこかというのが一番もったいない話と思いますので、今も後半ちょっとええこと言うてくれはったさかいに、何とぞ市民の憩いの場というか、スポーツの場として、だれも使えて、順番待ちやというようなうれしい悲鳴が上がるようによろしくお願いしたいなと、かように思いますけど。
○西村隆行 委員長 答弁はいいですか。
◆中村孝蔵 委員 ちょっと聞こうか。
◎明石 スポーツ保健課長 私どももスポーツ振興計画を策定させていただき、だれもが、市民の皆さんがスポーツに親しんでいただけるように、施策として取り組んでいるところでございますので、その中でこの施設の利用も高まっていくように、よりいろんな形でのスポーツに親しむ教室なんかも実施させていただいて、利用率が高まるように、親しみを持っていただけるように努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○西村隆行 委員長 よろしいですか。
◆奥村恭弘 委員 103ページ、104ページの学校体育指導推進費というところと、後ほど同じようなことでお話を聞きたいと思ってるんですが、85、86ページの管理運営指導費の中学校の文化部活動推進費、この二つについて連携した形でお話を聞きたいと思います。
まず、ここで書かれています実質の中学校体育部活動支援というのは、どのようなことが出されたのか、まずお聞きしたいと思います。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎明石 スポーツ保健課長 中学校の学校体育部活動支援につきましては、クラブ活動に必要な備品、消耗品を購入支援させていただいているところでございます。
例えば、野球のボールでございますとかサッカーボール、そしてサッカーのネットでございましたりとか、陸上部のハードルであるとか、そういう物を備品購入、消耗品という形で支援しているところでございます。
◆奥村恭弘 委員 ということは、現実、実情の中で部活動があるところについての手当てしているいうことでよろしいでしょうか。
◎明石 スポーツ保健課長 これにつきましては、学校と私どものほうが聞き取りをさせていただき、調整をさせていただいて、今年度必要な物は何がありますかという形の問い合わせのキャッチボールをさせていただいて、確認した上で購入して、学校側に使っていただいているという状況でございます。
◆奥村恭弘 委員 それでちょっと確認をさせていただきたいんですが、スポーツをしている部活動の数なんですが、全市での数ですね。これは、どれだけあるかというよりも、前年度と比べてふえてるかふえてないかというのをちょっとお聞かせいただけたらありがたいです。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎明石 スポーツ保健課長 増減については、この児童・生徒の数が減って、どうしても縮小したりとか、競技の数によって人気スポーツによってふえてきたりとかということで、現状ベースとしては、数としてはそんなに変化はないというふうに考えています。
◆奥村恭弘 委員 そしたら、ちょっと方向を少し変えさせていただきたいんですが、中学校で部活動、これは85、86ページのほうもありますけども、文化のクラブ活動もそうなんですが、これはやりたいというか、同好会から部活動に上がるまで時間がかかるというのは聞いているんですけれども、そこに学校の先生、指導者、部長、監督含めてだと思うんですけれども、こういった人たちができれば、できるようなものなんでしょうか。最終的に、いや違うんやと、学校経営のうちなので、そこには校長先生が大きな力をというか、大きな役割を持たれているというのであるのか、ちょっと確認したいと思います。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 中学校の部活動指導者についてですけども、できれば、例えばブラスバンドを指導していただく先生については、そういう経験を、その先生御自身が学生のときの体験があるのか、そういうふうになればいいと思いますし、実際にそういう部分は多いかとは思います。
ただし、そのことによってだけで先生の配置がされているわけではありませんので、そういうときには今までそんなに詳しくやっていたわけじゃないけれどもというところで指導していただくことも実際はあります。
それとかかわりまして、中学校の文化部の活動推進費ですけども、その補助の内容としまして、一つはスペシャリストを活用するということで、学校の先生だけでは指導し切れないという。外部の専門家の方に来ていただいて指導を受けるというふうな機会はございます。
◆奥村恭弘 委員 文化部のほうも言っていただきましてありがとうございました。
私は思うんですけれども、費用の使い方というのは、既存のクラブ、いわゆる部活動であったり、それからここで言われている文化部も含めて、既存のものに対して使っていただいているという実情がわかりました。
ただ、先ほど申し上げたみたいに、例えば新しく部活動をつくりたいと思ったときに、それをどういうふうに市として支援をしていくのか、このことがやっぱり必要じゃないかなというふうに思っています。
ただし、先ほど申されたみたいに、もともとあったところに先生を配置していくということはできないので、今まですごく草津の中でも活躍をいただいていたスポーツクラブであったり文化のクラブが、先生がいなくなったことによってつぶれてしまうというか、なくなってしまうということがあるというふうにも聞いていますし、そこら辺の草津市としての考え方、もう一度確認したいと思います。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎明石 スポーツ保健課長 中学生のスポーツ・文化については、指導者によるところも大きいところはあるとは思いますけれども、新しいクラブなりが立ち上げられたいというようなときについては、市としてはその初動備品として学校側が必要であるという判断をされれば、それは我々としては対応させていただくというようなことでございます。
クラブ活動について、スポーツの競技力を高めるだけではなくて、仲間づくりであるとか共同の意識であるとか、助け合うというような意識が非常にクラブ活動が効力を発揮しているというのも認識しておりますので、そうした中でできるだけ生徒が好きなスポーツを継続してできるような形での支援は必要であるかなというふうには考えているところでございます。
◆奥村恭弘 委員 先ほど、最後におっしゃいましたとおり、スポーツがただ単に向上してやるだけではなくて、習慣性であったりとか、これはスポーツ振興計画にもあれしていくと思うんですが、習慣性で健康な体づくりであったりとか、また、規則正しいいろんな関係づくり、学校の中でのいろんな関係づくりも含めて役立つものだと思っていますので、ぜひとも、先ほど最初に申されたみたいに横ばいの状態だけではなくて、いろんなところでクラブ活動をやれるような環境づくりについても、ぜひとも草津市としても取り組んでいただけるとありがたいなというふうに思っています。
将来的に、クラブ活動をふやしていきたいというところがあれば、積極的に御支援をいただくという思いでよろしいんでしょうか。最後にそれで確認させていただきます。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎明石 スポーツ保健課長 先ほども申し上げましたとおり、限られた予算の中でというようなことでございますので、そうした中でめり張りをつけた対応は実施できるというふうに考えているところでございますので、子供たちが小学校でスポーツに親しんで、クラブ活動をやってみたいなというような思いが尊重できるような対応は進めていきたいなというふうに考えているところでございます。
◆奥村恭弘 委員 そしたら、文化関係の活動はいかがでしょうか。
◎清水 学校教育課長 先ほど言わせていただいたとおりでございます。文化部の活動推進については、教員だけの指導にとどまらないように、スペシャリストを外部から呼んでくるであるとか、あるいは中学校の文化部の子供さんたちが、その活動のためにどこかへ行かれるとか、あるいは備品を購入しなければならないというところについて補助をさせていただいているところでございます。
運動部と同じように、そのためについても振興されるように、予算の範囲内でやらせていただきたいと思います。
◆奥村恭弘 委員 ありがとうございました。
ぜひとも、中学生の子供たちがどんどん草津の中からでもすばらしい人づくりの中ででき上がってくるというか、育っていく環境づくりを、一方では部活動という面からもお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。
以上です。
○西村隆行 委員長 答弁よろしいですか。
◆奥村恭弘 委員 はい、ありがとうございます。
○西村隆行 委員長 ほかございませんか。
◆杉江昇 委員 106ページなんですが、成果の説明書の。
中村委員のことを踏まえてお聞きしたいんですけど、今、志津グラウンドの使用が22年度、2万7,528人、大勢の方がお使いなんですけど、先日、環境影響評価、清掃工場のアセスに入る報告を受けましたが、いよいよそういう時期に入ってきたかなという思いでいます。
この22年度で申し上げました2万7,528名の使用を誇るこの志津グラウンドもなくなっていくという方向づけを聞いておりまして、この建設中の手当ては考えていらっしゃいますか。ちょっと飛躍するのかな。
○西村隆行 委員長 決算ですけど。
◆杉江昇 委員 そうやな。わかりました。
○西村隆行 委員長 今の御質問は、現在。ちょっと決算とは。ごめんなさい、ちょっとずれると思うんで申しわけない。
◆杉江昇 委員 わかりました。では、今のは取り消します。
我々議員の控室は、草津小学校のグラウンドを間近に見ることができます。我々議員は、そのグラウンドを見て仕事をすることが多うございます。雨が降れば二日、三日と渋った状態が続いている、このような情景を目の当たりにいたします。知育・徳育・体育を22年度で表明されました教育プログラム、特に体育の面で一番重要な運動場、ここの整備が草津はちょっとおくれているんやないかなという思いがしております。
いろんな小学校、あるいは中学校で渋って渋ってかなんという声はよくよく聞くことでありますが、その辺の方向づけはどのように思っていらっしゃいますでしょうか。
◎竹村 教育総務課長 委員御指摘のとおりでございまして、各小・中学校のグラウンドにつきましては、施設整備は、建物の整備・改修が先行しております関係もございまして、なかなかグラウンドの改修まで手が回ってないのが現状でございます。
それぞれおっしゃるとおり、たくさんの雨が降りますと、次の日、水浸しの状態が何日も続くようなグラウンドが何カ所もございます。13小学校、6中学校ございますので、なかなかすべてのグラウンドを一気にというふうにはいきませんのですけども、今後計画的にやらせていただけたらなと思います。
ちょっと具体的な計画は今現在は持っておりませんけども、今後それを含めた形で検討をさせていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
◆杉江昇 委員 昨今、ゲリラ的な雨が降る状況があります。その場合は、本当に仕方がないと思うんですが、一般的な雨が降れば、明くる日にはほぼ乾いている、そういうグラウンドが知・徳・体を目指す草津には必要かなという思いがあります。年次を追ってでも財政運営計画に入れてもらいまして、早急によりよき使えるように御手配願いたい、かように思います。
○西村隆行 委員長 答弁はよろしいですか。
◆杉江昇 委員 いいです。
○西村隆行 委員長 ほかどうですか。
◆久保秋雄 委員 85ページの学力向上推進費についてお伺いしたいんですけども、英語力向上には1,342万2,000円、ところが国語力にはわずか9,000円しか執行されていないんですよね。
私、学力という場合、やっぱり基本になるのは日本語であり、そういう意味では国語力だと私は思うんですよ。この数字だけ見てると、軽視されてるんじゃないかというふうに私は思うんですけどね。
あと、その下の検定の事業で漢字検定とかやっておられるかもしれんけど、漢字を覚えるだけでは国語力の向上にはならんと思うんですけど、いかがでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎清水 学校教育課長 御指摘のとおり、国語力、読む、あるいは伝えるとかいう力については、今の新しい学習指導要領でも重要視されていて、このことは学校でも十分意識して取り組まれていると思います。
この場合、国語力が低いというよりは、英語力向上のほうの予算・決算額が高くなったというのは、英語指導助手という人を配置させていただいたということによるのかなということを思います。
◆久保秋雄 委員 やっぱり学力の基礎は国語力だと思います。日本語をきちんと使える、論理的に考えることができる、そういうことを通じていろんな、例えば英語力にも波及するし、理科、そういったものを理解する力にもつながると思いますので、しっかりとここにも予算使って、国語力を高めるための工夫を今後していただきたいというふうに思います。
答弁があるなら、ぜひお願いします。
○西村隆行 委員長 答弁いけますか。
◎宮地 教育部副部長 ただいま委員御指摘のように、国語力の向上というのは非常に大事な側面を持っていると思っています。学校では、朝のスタートの時間に読書タイムをしたり、それから音読、そのほかにも群読、詩の朗読、もしくは暗唱というようなことも含めて、国語の時間を使いながら、朝のそういう短い時間も使いながら、いろんな形でできるだけ国語というのは身近にございますので、必ずしも特別な人を雇ったりとかする必要がございませんことから、お金の面では突出して出てくるということはないんですけれども、学校といたしましては、小学校も中学校も一生懸命、今持てる力で、それから学校ができる努力で子供の国語力を高めたいという思いは持って、今も実際に各学校で工夫しながら努力をしてもらっているところでございますので、また、今後ともそういう形で特別国語力にも財政が必要になったときには、ぜひともまたお願いしていきたいと思いますけれども、実際には努力をしているということでございますので、御理解をいただきたいと思います。
◆久保秋雄 委員 国語力を身につけるための努力をしているということでわかりました、安心をしました。しっかりと、しかしこの費目も上がっておりますので、必要な予算を要求するなりして、予算も確保して、しっかりと事業を遂行していただきたいというふうに要望しておきたいと思います。
○西村隆行 委員長 答弁よろしいですか。すいません、ちなみに9,000円というのは何に使われたんですか。
◎宮地 教育部副部長 9,000円につきましては、子供たちがさまざまな形で文章をつくります。それで、各学校で小・中学校合わせてですけれども、優秀な作文を1年間の中で抽出いたしまして、その子供たちの作文についての賞、そういうものを子供たちにお渡しして、一応子供たちがそういう目標を持って作文も挑んでいけるというか、努力していきやすい環境をつくっているところでございます。
○西村隆行 委員長 ちなみに、これは予算的には幾ら計上されておられたんですか。今の国語力向上事業、この9,000円に対して予算は幾ら上げておられたんですかね。9,000円の執行率、これは何%なんですか。もともとそういう予算しか上げてらっしゃらなかったという認識でよろしいんでしょうか。
◎宮地 教育部副部長 そうでございます。
○西村隆行 委員長 ほかに。
◆中村孝蔵 委員 私も思いもよらず久保委員と同じ考えが一致したというのが初めてかなということでございます。
成果の93、94の生涯学習の件の5番なんですけれども、放課後子どもプラン推進費ということで、366万7,000円上がっていますけれども、効果のほどはどうであったかお聞きします。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎西村 生涯学習課長 放課後子どもプラン推進事業も来年で3年(後日訂正有:今年度3年目)になります。一応、モデル事業として取り組んでまいりまして、今2校、志津と草津小学校のほうでお世話になっております。参加する子供たちにつきましては、好評をいただいておりますが、何せ会場の確保でありますとかサポーターの確保の部分では、課題を残している状況でございます。
◆中村孝蔵 委員 今後、子どもプラン推進を広げていこうと、今モデル二つということですけども、三つ、四つと広げていく御意思はあるんですか。
◎西村 生涯学習課長 申しわけございません。先ほど、2校を御案内申し上げましたけれども、志津と草津第二のほうに訂正させていただきます。
それと、今後拡大の意思があるかという件につきましてですが、取り組みました当初は、全学区・地区にという計画を持っていたのですが、先ほども申しましたように、参加していただけるサポーターの確保、それと小学校の体育館などの場所の確保など、課題が少し残っておりますのと、そちらに協力していただける地域のサポーターの確保がちょっと難しいというところが、今考えなければならない部分かなと、検討の域に入っている状況です。
◆中村孝蔵 委員 第二小学校の先生から、子供らが生き生きとして参加しているということを聞きましたので、こんなええことならもっと拡大して、13校を視野に入れた中でやっていただきたいなというのが思いで質問させてもらったんですけれども、今後どういうようなお考えでおられますか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎西村 生涯学習課長 先ほども申しましたように、地域のサポーターさんの確保という部分がかなり厳しい状況にございます。そのために今ちょっと検討課題になっている状況でございます。
◆中村孝蔵 委員 子供らがこうして楽しみにしているというのも第二小学校の先生から聞いてますので、一番課題である指導者を早いこと確保していただいて、密にしていただきたいなと希望します。
○西村隆行 委員長 答弁はよろしいですか。
ほかございません。
◆小野元嗣 委員 事業成果の86ページ、地域協働合校推進費のことでお尋ねします。
小学校、13小学校、中学が6中学校ですが、ここら事業は均等割の決算額なんでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎西村 生涯学習課長 小学校地域協働合校の13小学校の部分につきましては、1校が基本額25万円の定額になっております。
中学校におきます6中学校につきましても、同額の1校25万円の定額になっております。
学区・地区の地域協働合校13学区・地区につきましては、基本1事業、基本額が22万円に加えまして、子供の数によりまして追加する生徒割の対応をしております。
◆小野元嗣 委員 そうしましたら、小・中学校に関しては、児童数・生徒数関係なく一律25万円ということでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎西村 生涯学習課長 そのとおりでございます。
◆小野元嗣 委員 昨今、小学校・中学校で非常に生徒数・児童数がかなりふえたり減ったりしているというのがあるのを聞いておりますもので、そこはぜひ臨機応変に、草津市民の子供たちが平等に教育を受けられるような体験、また、地域等の交流もしていただけるようなことをお願いしたいと思います。
それと、事業の内容については、何か教育委員会として例えば毎年のスローガンがあったり何かテーマがあったりするんでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎西村 生涯学習課長 最初の事業費の件でございますが、今申し上げましたのは22年度の決算額ということで、実績の数字を説明申し上げました。
23年度につきましては、もう既に小学校と児童・生徒割数を導入して対応いたしております。
それと、事業の取り組みの教育委員会のテーマでございますが、先ほど来、話出ていますオール草津で子供たちを育てるという大きなテーマを掲げておりますのと、地域協働合校につきましては、御承知のとおり地域の大人と子供すべてがかかわり合って、学び合っていただくという、すごく大きなテーマがございます。
それに加えまして、各地域・学校にあわせた独自のテーマづくりをしていただいて取り組んでいただいている状況でございます。
◆小野元嗣 委員 だからひとつ、その地域地域に応じたいろんな課題があると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○西村隆行 委員長 答弁よろしいですね。
では、あとございますか。
(「なし」の声あり)
○西村隆行 委員長 なければ、議第58号、平成22年度草津市一般会計歳入歳出決算のうち教育委員会事務局が所管する部分に対しては、これで終了いたします。
次に、議第62号、平成22年度草津市
学校給食センター特別会計歳入歳出決算について審査をいたします。
説明員の方の変更はございませんね。このままでよろしゅうございますか。
(「はい」の声あり)
○西村隆行 委員長 それでは、議第62号、平成22年度草津市
学校給食センター特別会計歳入歳出決算について、提案者の説明を求めます。
◎加藤 教育部副部長 議第62号、平成22年度草津市
学校給食センター特別会計歳入歳出決算につきまして御説明申し上げます。
まず、歳入についてでございますが、平成22年度歳入歳出決算事項別明細書の234ページ、235ページをごらんいただきたいと存じます。
また、歳出につきましては、平成22年度主要な施策の成果に関する説明書の127ページ、128ページをごらんいただきたいと存じます。
以上、まことに簡単でございますが、議第62号、平成22年度草津市
学校給食センター特別会計歳入歳出決算の説明とさせていただきます。
何とぞよろしく御審査賜りますようお願い申し上げます。
○西村隆行 委員長 これより、議第62号、平成22年度草津市
学校給食センター特別会計歳入歳出決算に対する質疑を行います。
質疑等ございましたら挙手願います。
◆久保秋雄 委員 成果に関する説明書の127ページの賄材料費のところで、地場産率が32.3%とございますが、これの推移についてちょっと教えてもらいたいと思います。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎山本 学校給食センター所長 地場産率の推移についてでございますが、平成22年度32.3%でございました。さかのぼりまして、平成21年度は31.3%、20年度は11.8%でございました。
以上です。
◆久保秋雄 委員 ちょっと聞き間違えたんやろうか。平成20年度は11.8%だったんですか。
◎山本 学校給食センター所長 11でございます。
◆久保秋雄 委員 21年度には31.3%まではね上がったと。なるほど。この大きく上がった理由というのはどういうことでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎山本 学校給食センター所長 今、地産地消ということが叫ばれております。給食センターにおきましても、やっぱり草津産、滋賀県産の食材を使っていこうということで、草津市の食育基本計画の中にも目標数値が設定されておりまして、その目標に向いまして、今日まで献立並びに食材の発注について取り組んでまいりました。
その取り組みによりまして、21年度から草津産でありますとか滋賀県産の食材の活用が増加してきたという経緯がございます。
以上でございます。
◆久保秋雄 委員 引き続き、地場産率の向上に向けて頑張っていただきたいと思います。
ちなみに、目標は幾らでしたでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎山本 学校給食センター所長 目標率は、うちの計画では30%になっておりまして、滋賀県の場合25%でございますけども、その達成に甘んずることなくこれからも地元産、草津・滋賀県産を極力献立調達の中で努力してまいりたいと思います。
◆久保秋雄 委員 今、新しい給食センターが建設中でございますが、何か米は全部草津産を使うというような話も聞いております。そうすると、これも相当上がるというふうに考えてよろしいでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎山本 学校給食センター所長 新センターにつきましては、自所で炊飯という計画でございます。使用しますお米につきましても地元産、草津産を使っていってまいりたいという考え方でございます。
なお、現在の給食におけます御飯は、県の学校給食センターの炊飯センターで行っておりますお米を使っておりまして、そのお米につきましても滋賀県産のお米を使っているところです。
以上です。
◆久保秋雄 委員 新しい給食センターで使うお米というのは、滋賀県産からさらに一歩進んで草津産になるわけですね。そうすると、当然また地場産率は上がっていくということでよろしいですね。
○西村隆行 委員長 ちょっと待ってください。
それで、決算のほうですから、今になってくるとちょっと方向が若干と思っていますんで、最後の答弁だけひとつお願いします。
◎山本 学校給食センター所長 現在、地産地消の率でございますけども、滋賀県内の物を使えば地産地消ということでございますけども、その数字のみならず、極力身近な物を使いたいという意味で、今後も努力してまいりたいと思います。
○西村隆行 委員長 久保委員、よろしいですか。
◆久保秋雄 委員 はい。
○西村隆行 委員長 ほかございますか。
(「なし」の声あり)
○西村隆行 委員長 なければ、議第62号、平成22年度草津市
学校給食センター特別会計歳入歳出決算に対する質疑はこれで終了いたします。
それでは、採決いたします。
議第62号、平成22年度草津市
学校給食センター特別会計歳入歳出決算について、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
(挙 手 全 員)
○西村隆行 委員長 ありがとうございます。
挙手全員であります。
よって、議第62号、平成22年度草津市
学校給食センター特別会計歳入歳出決算につきましては、原案のとおり認定すべきものと決しました。
どうも教育委員会、ありがとうございました。
次、産業振興部になりますので、よろしいですか。
暫時休憩いたします。
再開、2時50分。
午後 2時41分休憩
午後 2時50分再開
○西村隆行 委員長 それでは、これより議第58号、平成22年度草津市一般会計歳入歳出決算のうち、産業振興部及び農業委員会事務局が所管する分に対する質疑を行います。
質疑ございましたら挙手願います。
◆西田剛 委員 主要な施策の成果の63、64の2番の商工業振興費の中から幾つかお尋ねをさせていただきます。
まず、2番目の商店街の活性化事業補助金が68万7,000円、これは使われたということですけれども、具体的にどういうような状況になったのか、まずそれを教えていただきたいと思います。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎望月 商業観光課長 今御質問ございました2番目の商店街活性化事業補助金についてのお尋ねでございます。具体的には、商店街連盟の活動の中での活性化補助金ということでございます。具体的なものとしましては、共催事業の開催経費や既設装飾強化、商品券印刷経費等でございます。
もう少し具体的にいきますと、販売促進事業、商店街のチンドン隊とか商店街マップ、連携団体との協賛事業等でございます。
◆西田剛 委員 この中身というか、こういうことを実際に行っているということは、それは商店街連盟の方が多分やっておられるというふうに思うんですけども、その対象となる商店街の皆さんというのは、このことに対する認識というのはしっかりとあったわけですか。この事業の中身に対しての理解も得られた上での予算を使われたというふうに理解してよろしいですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎望月 商業観光課長 草津市商店街連盟の総会の中で予算措置がなされて、事業計画を組まれて執行なされておりますので、皆様方の御承認を得ているものと理解しております。
◆西田剛 委員 市商連ということですから、当然草津市内の商店街ということが対象になると思うんですけども、実際に行われた場所というのはどこなんですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎望月 商業観光課長 まず、共催事業でございます。具体的なものを幾つか上げさせていただきますと、草津市勤労者福祉サービスセンターとの納涼祭りのカラオケ大会を共催した。地域通貨おうみ委員会との大人が楽しむジャズの夕べを行いました。NPO子どもネットワークセンター天気村との地球冷やしたい活動まめまめ大作戦、えふえむ草津とのクリスマスイベント等でございます。
◆西田剛 委員 今の事業というのは、市内の商店街の方々が、すべてこれにかかわられたというふうなことでいいんですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎望月 商業観光課長 商店街での事業でございますので、商店街の会員さんが何らかの形でかかわっていただいておるかと認識しておるところでございます。
◆西田剛 委員 わかりました。これはよろしいです。
それと次、11番の観光物産の脇本陣の運営補助金ですが、70万4,000円、これは何に使われたお金で、これの金額の算出根拠を教えてください。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎望月 商業観光課長 11番の観光物産館脇本陣の運営補助金でございますが、こちらにつきましては、脇本陣内におけます土産物コーナー、土産物物販のところを使用するための補助金でございます。全体として買い上げられて、その部分で土産物ということがございますので、そちらのほうを補助で出させていただいたところでございます。
◆西田剛 委員 土産物のコーナーのための補助、これはどんな補助ですか。これ、私も知ってます、並んであるのは見てますけども、それにこのお金をどのような形でどなたにお出しするという、観光物産協会ですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎望月 商業観光課長 こちらのほうでございますが、土産物、確かに1階のほうにコーナーがございます。全体の賃借料を面積案分しまして、そちらのほうで計算した額でございます。
◆西田剛 委員 要は、使用料ということですね。ほな、70万4,000円というのはどうやって出てきたんですか、金額。
◎望月 商業観光課長 面積案分をしております。ちょうど7月前後で撤退等がございましたので、そちらのほうの調整はございますけれども、8月以降は新たな陣そば五十二番が入られておられますが、そちらのほうの例を挙げさせていただきますと、土産物部分の面積案分によって補助をさせていただいているようなところでございます。
◆西田剛 委員 面積から出されたいうことですね。
◎望月 商業観光課長 そうです。
◆西田剛 委員 じゃあ、それはそれであるとして、これは実際だれが土産物を差しかえたり守りをしているんですか。だれがお客さん買いにこられたときに、だれがその土産物に対する応対をされているんですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎望月 商業観光課長 応対をされているのは、今現在ですと陣そばの従業員の方がされております。あと、土産物、特にグッズ関係につきましては観光物産協会のほうから適時差し入れしておるところでございます。
◆西田剛 委員 あそこで1年間のうちで休みというのがありましたっけ。
◎望月 商業観光課長 今現在は年中無休でございます。
◆西田剛 委員 脇本陣そのものが年中無休であっても、おそば屋さん自身がお休みってありません。
◎望月 商業観光課長 当初は、日曜日とか月曜日、お休みをされてたようでございますが、現在は年中無休でございます。陣そばさん自身につきましては、11時半から17時までを営業されております。
すいません。訂正させていただきます。陣そばさんは月曜日はお休みをいただいております。
◆西田剛 委員 休みありますよね。そのときの土産物はどうなってますか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎望月 商業観光課長 土産物コーナーは、一応店は閉まっているような形になってますけども、土産物コーナーは、訪れた方々については販売をされているように聞き及んでおります。
◆西田剛 委員 それは、だれが接客というか販売に携わっているわけですか。
○西村隆行 委員長 もしあれだったら、少しチェックしてから確かな御返答で、ちょっと時間要しますので、ちょっときちっとした情報をよろしいですか。
◎浜田 産業振興部副部長 今、月曜日を休みにされています。今、賃料等に関しましては、そのものを売っていただいている面積案分という一応説明させていただいていますので、賃料を面積案分によって算出させていただいております。
それから、お休みになられますと、当然ながら陣そばさんの従業員の方に販売等の事務をしていただいてますので、陣そばさんがお休みのときは土産品等の販売も当然ながらできないという状態になっています。
◆西田剛 委員 面積で賃料の補助というのをされています。それはあくまでも面積に対する賃料であって、そこに来られたお客さんに対応する人件費にはそこに入ってないわけでしょう、今の陣そば。
◎浜田 産業振興部副部長 考え方としては、入っておりません。
◆西田剛 委員 何で入ってないんですか。
◎浜田 産業振興部副部長 ここにつきましては、当初から賃料の部分を所有者の方にお支払いしなければならない。考え方によりますと、人件費の部分も見させていただかないかんいう部分もあるのかもわかりませんけれども、今のところ置かさせていただいている物がそれほどまだたくさん充実したというふうなちょっと状態にまでは至っておりませんので、今お話をちょっとさせていただいて、そういう中でちょっと理解をいただいているという状況でございます。
◆西田剛 委員 そしたら、相手方というか陣そばさんとの相談で、理解の上で、受けていただいているということなんですね。
◎浜田 産業振興部副部長 そういうことでございます。
◆西田剛 委員 わかりました。
もう一ついいですか。
○西村隆行 委員長 どうぞ。
◆西田剛 委員 それから、次は12番の中心市街地の活性化推進費で、一番下のNPOの活動支援590万円、これは予算の委員会でも中島一廣議員がずっとおっしゃってましたけど、今回は決算ですので、この590万円の内訳をまず教えてください。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎望月 商業観光課長 今のお尋ねのNPOの590万円の内訳でございます。活動支援としまして390万円、あと人件費補助ということで200万円、合わせて590万円でございます。
◆西田剛 委員 この人件費というのは、だれの人件費ですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎望月 商業観光課長 商工会議所が事務局を持っております。そちらのほうのNPOの担当しております職員の人件費補助でございます。補助率は2分の1ということで出しておるところでございます。
◆西田剛 委員 この活動支援の390万円の中身は、今回この予算を執行されましたね。これ、中身はどんな活動支援、どんな活動内容やったんですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎望月 商業観光課長 大きく三つございます。
一つ目、運営コーディネーターというところで、まちづくりアドバイザーを派遣する事業でございます。二つ目、先般ございました草津街あかりの事業でございます。それとあと、毎月アニマート跡地でされています草津班づくりをということでアート市の事業展開をされております。それぞれ2分の1の補助事業でございます。
◆西田剛 委員 この三つで390万円ですか。コーディネーターって何してはりますの。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
すいません、所属と名前をどうぞ。議事録とりますので、お声でわからないときがございますので、よろしくお願いします。
◎望月 商業観光課長 まちづくりアドバイザーというところで、現在、具体的には22年ですと神戸のほうから、新開地のほうでまちづくりをされている事務局長の方においで願って、アドバイザーということで助言をいただいているようなところと聞いております。
◆西田剛 委員 この方に390万円のうち、お幾らお支払いされているんですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎望月 商業観光課長 報償費としまして79万円が補助対象になっております。これの2分の1が補助ということになっております。
◆西田剛 委員 このコーディネーターの方が実際、中心市街地というか、商店街の活性化においていろいろプランを立ててはると思うんです。街づくりNPOの会議の中に出てくる資料であるとか考え方、方向性というのは、多分この方が指導のもとでされているんだというふうに思ってるんですけど、本来、自分たちの住む商店街を自分たちで守り発展させていこうという思いで、これは多分設立されたNPOやと思うんですね。
そのNPOの実際に商売に携わってる皆さんが、何でほかの人に頼らんと物が考えられへんのかというのは、僕も全然理解できへんのですよ。これ、仮に全体の590万円のうちの79万円であっても、79万円使って、もっと自分たちでできることがあんのん違うかなというふうに僕は思うんですけど、これはいつまでずっとこういうアドバイザーにお願いしてやっていかれるんですかね。
中島議員が予算のときでも質問されてたように、何ら変化が出てない。ずっとこのまま予算を、我々の税金を使ってやっていることといえば、まちなかのプログラムをつくって、あと駅前デッキの話に終始しているというような状況なのにね。これいつまでやるんですか、このアドバイザーとか入れて。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎望月 商業観光課長 現在、今、委員御質問いただきましたように、NPOで各毎月でございますが、理事会等を開催されています。そちらのほうにNPOの今のアドバイザーはずっと入った中で会議の進行及び意見の集約ですね。いろんな形の意見が出てまいります。個々の意見、自分の町のという意見もございますけれども、その中で個々の意見の中からまちづくりにどう反映していくかというのをまとめていただいておるところでございます。
一つは、今の前回ありました街あかりございまして、あの中の幾つかのアイデアも彼のアイデアでございますし、あそこのいろんなあかりのコーディネーターがございます、いろんなコーディネーターですけども、あちらのほうも彼からのアイデアと聞いております。
そのような形でまちづくりをいろんなイベント、もしくは皆さんで団体で事業を興される場合のシンクタンクという形でされているところでございまして、もともと今、委員おっしゃったように、草津まちからの活性化プログラム、こちらのほう、NPOで作成されておりますが、プログラムの作成時からこちらのほうのコーディネーターは中心的に参加しておりまして、計画をつくったままで追っ放すんじゃなくて、できた計画を具体的にどういう形で潤いのある町にしていくかということを中心になって助言してくれている立場でございます。
◆西田剛 委員 まず、街あかりですけど、明かりをするというのは、もともとこの方が発案されたことではないですね、この事業そのものは違いますね。
部分的にそういう明かりに対してアイデアを出されたということをおっしゃいましたけど、私もあの商店街のほうで事業をしてますので、施設の前で自分たちでアイデアを凝らしてやっています。非常に評判いいということをいただいています。それは、路地の中にありますから、なかなか人目にはいきませんけどもね。
自分たちで考えれば、何ぼでもできるはずやと思うんですよ。また、まちなかプログラムに携わっておられるというのは、私もようわかっています、初めから。中身を見ましても、やっぱりコンサルが考えるような内容やなという内容になっています。
でも、この79万円がずっと例年この金額で続いているかどうかは別にしても、全くの第三者にこの草津の歴史や文化とか育った経験とかない方にこんだけのお金を拠出して物を考えてもらわな自分たちの町がどうこうできへんというのは、本末転倒やと思います、僕は。
だから、自分が生まれて育って、それで自分の親がそこで商売されてて、そして自分が今度その跡を継いで、今そこまでそれなりの地位までなっておられる方々が、いわゆるNPOの役員をやっておられる。そんな人たちが、人に力を借りなかったら考えられへんというのは、どう考えても、そっちのほうが僕は考えられへんのです。
だから、自分たちでそういうことを考えてやってもらわないと、ボランティアで来てもらうんやったらどんどんやってもうたらいいと思いますけど、全然関係のない人にお金を払ってまで物を考えなあかんねんやったら、もうやめたほうがええと思います、僕は。僕はそう思うんです。これはずっと僕、議員にならせてもらってからずっとこれを言ってきたはずで、もともとNPOじゃなかったでしょう、これ。
ほんで、NPOになったのは、結局こういった形、決算で出てくるというような形の予算を取るための一つの手段にすぎひんかった。それはなぜか言うたら、こういう人たちに頼りたいから、自分たちでお金出せないから、税金に頼ろうという、これがもともとの発想じゃないですか。
だから、僕はこれはもう自分たちでしっかり考えてくださいよということで、補助金のあり方というのは中島議員がずっとおっしゃってたはずです。
だから、額の問題じゃなくて、人に頼らんと考えられへんようなことやったら、もうやめてしもたらええと思います。
私もずっとこれ言うてきました。このことに対して、僕だけ集中砲火です。何であいつはこれを邪魔しよんねやと言わはるんですけど、邪魔してないんですよ。応援をしているんですけども、自分たちで考えてやってくださいと、身銭を切ってやってくださいと言うてるんですよ。これを何で市民の税金に頼ってこれをするんですか。しかも、予算のときにも出てました。結果出てないじゃないですか。ここまでずっとやってきて。
行政は、そうやって商店主や各種団体から、我々はここまで考えて自分たちでお金を出して、こういうふうにやっていこうと思うねんけども、市役所さんちょっと協力してもらわれへんやろうかという、こういうスタンスでいかないといけないのに、おまえら何ぼ出してくれんねん、こう協力してくれたらやったるわという、こういう発想で行く以上は、絶対によくならへんと僕は思います。
中村委員には申しわけないけど、前回の質問でイルミネーションの話が出ましたでしょう。あれが今の商店主の発想なんですよ。自分たちでお金を出して、自分たちで飾りつけをして、市民の皆さん協力してくれよと、商店街を何とかしたい、助けてくれというて、それで行政に協力を求めるんやったらええけども、あれを市の職員さんかわいそうやさかい、行政が金出せって、そんな発想は僕は全然あきませんわ。思いませんでした、それ聞いて。多分、これはこの方の本心ではないと思います。多分言われてはるんやと思いますわ。これは僕はちょっとフォローしますけどね。
だから、そういうような物の考え方では、お金をほかすだけですわ、やめたほうがいいと思うんです。これは、ほかの委員さんにもちょっと聞いてもらいたいですね、ほんまに。ちょっとええかげんにせんと、あかんと思いますよ。それも一部の駅前の大路井だけ言うてはるんですから、この指導者は。草津の商店街と言うたん違いますよ。大路井だけと言うてはるんですよ。駅前だけ言うてはるんですよ。そんなとこに何でこんだけのお金出さなあかんのですか、と僕は思います。
◎鈴川 産業振興部長 ただいまの御指摘といいますか、御質問の件でございますけども、委員よく御承知のとおり、ここまでの経過につきましてはTMOから始まり、それからまちづくり委員会ができて、それを地域で積極的に活動していこうというところから、まちづくりNPOを立ち上げていただいたと私は認識をさせていただいてございます。いわゆる、地域の部分については、やっぱり地域のみんなが頑張っていこうやないかというところから、そういう組織化を目指して立ち上げをしていただいたものでございます。
その中で、コーディネーターにつきましても、先ほど話がございましたように、まちづくり活性化プログラム等々作成する中で、全国的なそういう活動に対する、そういう紹介事例があり、そういうようなところを収集して、皆さんにどういう形でやっていこうかなという部分の投げかけ等をやっていただく、非常に大事なポジションであると認識をしておるところでございますし、また、何も活動が見えてこんやないかという話もございますけども、ただいまも今年度につきましては、特に空き店舗が目立ってまいった状態でございますし、その中で空き店舗の店主さん、また所有者さんに、NPOまた商工会議所が中心になって、今聞き取りを入っていただく。
また、町をどうしていくんやというところについても、空き店舗の消費者さんだけでなくして、皆さんに各単組の組織の中に入り込んでいって、地域をどうしていくんやというところのそういう意向、まとめを今かかっていただいてございまして、それをいかにどういう形で今後商店街に仕掛けとしてどういう形でしていくんやと。最終的には、NPOさんがそういう今持っておられる形としては、そういう空き店舗については仲介といいますか、中に入って大きく紹介もし、また、特に空き店舗の消費者さんについては、今日まで全く知らん業者さんが来られても非常に不安やし、一緒の生活をする場でございますので、そういうところは非常に不安やという話もございますので、そういうところにNPOさん、地域の方々が入っていただいて、そこで橋渡し等々をしていただくような仕掛けもしていただいておりますし、その中でいろんな成功事例等も踏まえながら、何もコーディネーターが先頭を切って、こういうことをしたらどうやというような話やなくして、そういうような専門的見地からアドバイスをいただいて、地域の皆さんがそこにどうしていこうかというところを議論していただく場でございますので、一定しばらくの期間につきましては、そういうコーディネーターの必要性はあるんかなという認識をさせていただいてございます。
◆中村孝蔵 委員 委員長、いいですか。
○西村隆行 委員長 関連のことですか。
◆中村孝蔵 委員 いや、西田委員がおっしゃったことに対しての反対。反対やないわ。
○西村隆行 委員長 先ほどの指摘ですか。
西田委員、ちょっとよろしいですか。
◆西田剛 委員 まあまあまあ、いいです。
◆中村孝蔵 委員 中村委員が商店街に言われて言うとんのやというようにお聞きしたんですけど、決してそうではございません。
◆西田剛 委員 自分の意思ですか。
◆中村孝蔵 委員 当たり前やわいな。そうして言うぐらいの商店街やったら、わしもうれしいわ。あこにイルミネーションしてな。中村委員、何やというようなことを言うてくれはったら私はうれしいけど、それもあらへんで。
○西村隆行 委員長 ちょっと待って。今、言葉遣いちょっと日常会話ではありませんので、あくまでも委員会ですからよろしくお願いします。
◆中村孝蔵 委員 一応、そういうことで私の。特に、草津駅東口おりたときに暗い現実を見て、せめて不景気な世の中にやっぱりイルミネーションで草津市民がこうして憩いとなったらいいなという発想で言わせてもらいました。
以上です。
◆西田剛 委員 部長、そういう御自身の思いやということなんですけど、商店街そうなってほしいがためにどうするかということで、僕はずっとお話をさせてもらっているわけで、商店街にお住まいの中村委員にしても、それは同じ思いやと思いますけども、そしたら、コーディネーターは当面外せへんということらしいですけども、先ほどおっしゃってた空き店舗があるさかいに、埋めるためにどうするかとか、それで、こっちから本陣のあるこっちのほうにしてみたら、補助金を出していただいて家の玄関先を変えてもらったりとか、少しずつ変化があるというのは僕もようわかっていますけれども、根幹となる駅前の部分とかでも、まだしきりにNPOさんは駅前デッキの話をずっとされてる。
ここへ来て、コーディネーターにこんだけのお金を使っているにもかかわらず、今度草津市のほうからいろいろとワークショップなんか班ごとに分けて、いろんなディスカッション開いて、なおかつそこへ提案として、今の駅前デッキのほうからアニマートのほうまで足を伸ばして、段々畑のような芝生公園をつくるような案まで出しているというようなことを僕は見聞きしていますし、現に資料も見せてもらいました。こういうのを茶を濁す言うんですよ。そんなん出したらだめです。
それで、毅然とした態度で市長も、あそこはデッキは触らへんということもはっきり言うてはりますし、そろそろここはしっかりと方向性を行政から示さないと、何ぼでも金食われますよ。ずるずるずるずる引っ張り回されて。
商店街の人、先ほど中村委員もおっしゃってました。それは、商店主の人はそれを言うてくれはったら、これはそんなうれしいことはないわい。だから、そうなってほしいがためにやってるわけです。そうなるためにはどうしたらいいか。その当事者である商店主の人達の温度差を低くして、そういう思いに一人でも近づいてもらうために使う予算であってほしいんです、これは。
だから、コーディネーターに80万円近く払うんやったら、それをそっちのほうに啓発というか、働きかけをするためにお金を使うような形をしてくれというふうなことを行政からもう言わないと、いつまでたっても何か絵をかいて、理想を言うて、ハイセンスな町、草津っていつまでも言うてなあきませんわ。もうちょっとほかの委員さんにも聞いてほしいんですけど、もうちょっとね。
僕は、別に部長とか担当部署を責めてるわけでもなくて、そろそろちょっと一遍行かはったらどうです、これ。僕そう思います。
◎鈴川 産業振興部長 委員御指摘といいますか、私もそのことについては同感でございまして、その地域の活性化につきましては、地域の方々が積極的に実績を持ってやっていただかんことには、これは継続したやっぱり町の活性化はできないであろうと。今日までいろんな形の中で市が仕掛けていったという部分はございますけども、ようやくそういうような部分の中で、地域がNPOを立ち上げていただいて、そこを目指していこうという部分でございますので、市としてはそこに皆さんが頑張ってやっていただくことに対して、一定市としての責務の中で支援はしていく必要があると思っております。
当然、草津市の玄関口でございますし、そういった部分、市の活性化というと玄関口はにぎわいが必要でございますので、そういった部分からも中心市街地の活性化は必要であろうということで認識をさせていただいておりまして、なおかつ地域の方々がそういう形の中で努力して、我々の町をこうしていこう、活気のある町にしていこうという意気込みを持っていただけるような、そういう促しも必要やと思いますけども、そういったところを目指していただいておりますので、一定市として御支援を申し上げていきたいなという思いでございます。
ただ、今、委員さんが具体的に駅前のデッキの話等もしていただきましたけども、今現在ステップアップ計画の中で駅前のデッキだけということでなくして、中心市街地全体をどうしていくんやという部分の中の一つとして、そこを検討いただいておるというところでございますので、それありきという部分での認識はさせていただいてございません。
当然、再開発事業、またいろんな形、交通体系含めまして、いろんな仕掛けの中で全体をどうしていくんやという中での一つの案として検討いただいておるという部分でございますので、御理解を賜りたいと思います。
○西村隆行 委員長 一遍皆さんに意見聞いてみましょうか。
今、西田委員のほうからも2回にわたって皆さんの御意見ということがありましたんで、今の話題に対してどうですか、御意見お持ちの方。
○瀬川裕海 副委員長 ちょっと私も立場上、余り突っ込んで言える立場ではないんですけれども、今、西田委員言われたように、根本はそこに住んでいる方、商店主さん、商店されてなくても住んでおられる方が、やっぱり自分たちの地域をどうしようというのが根本やと思います。そのための施策で、今、産業振興部は動いていただいているというふうには理解をしておりますけれども、その使い方ですね、今言われてた。本当に有効な使い方なのか、一遍ここへ来て一度考えるのも一つかなというのと、後は、私も長い間見ていると、なかなか住んでる人の気持ちを上げるというのは大変あそこの地域は難しいなというのはよくわかります。商売自体には一生懸命してはる人もたくさんあります。
ただ、それが地域を何とかしようかとかいうとこまで波及するかいうと、それとはまた話が別。商売自体も別に構わへんねんやと。あけてたらそんでええねんやいうぐらいに思ってはる人も確かにあります。やめて、個人宅にしてはる方もおられますんで、なかなか統制とるのが難しい地域では確かにありますけれども、今、西田委員言われたように、やっぱり根本はそこにあると思いますんで、それをやっぱり彫り上げる、そういう施策をやっぱりしていかないといけないなと。時間はかかると思います。
それで、先ほど言われた明かりの事業、これが一番ええ例やと思うんですけれども、あれを当初やりかけたときは、最初、ローソクで火つけたときに、これこけて燃えたらだれが責任取んねんと。電気でやったときに、その電気代だれが払うねんと。まず、マイナスから入らはるわけですね。それが3年ほど、何か言われながらも続けていって、3年、4年ぐらいしてきたら、人がだんだん出てきはるようになってくると、見方が変わってきはるんですよ。
そうすると、4、5年目くらい、ちょっと協会のほうから向こうへ移りましたけど、それから手加えはって、去年、草津川の銀河、1万灯のね。あれいったときにどっと上がって、今、ことしでもぎょうさん人来てはりますわね。
だから、ある程度定着してきたら乗ってきはるんですわ。ところが、最初のスタートのときになかなか乗ってくれはらへん。だから、そこをもうちょっと何とかできるように、我々も観光物産協会も何とかちょっと頑張るんですけれども、なかなかついてこられないというのが現状なんで、痛しかゆしのところはようわかりますけれども、そういった使い方のほうが僕もええと思いますので、一遍考えていただいてもええん違うかなと思います。
○西村隆行 委員長 あとどうですか。
◆中村孝蔵 委員 僕もそういうこと、今、瀬川委員が言うたように、あとええなと思ったら自分らでやっていくというのがようようわかっていますので、西田委員が言うように、正論で自分らの町や、自分らの商売やさかい、自分らでやったらどうかと、そんなもん当たり前のことやけれども、やっぱり商売人というのは、やっぱり一番に勘定をかけるわけですね。何ぼそれが町のためいうても、やっぱり商売人は商売人ですわ。
そやから、そこらが一応抜け切れへんかちかちの頭の人に対して、西田委員がほんまにこういう正論。ほんま、言うとおりなんやけどね。自分らの事を自分らで守らなどうするねやというのは、本当にそのとおりなんですけれども、それに凝り固まっている商売人さんを何とかするというのは、非常に難しいというのは私も自覚しております。
○西村隆行 委員長 あとどうでございますか。
◆小野元嗣 委員 草津まちづくりNPOというNPOの構成、人数、どういう方が入っておられるんです。この補助金使うてはるとこは。
○西村隆行 委員長 答弁、お願いできますか。
◎望月 商業観光課長 草津まちづくりNPOでございますが、平成21年7月30日に設立されております。現在、会員数が15名でございます。各商店街の中からトンネルを挟んで北も南も含めまして個々で入っておられたり、あと店舗で入っておられたり、商店街の方々が主立って入っていただいているようなところでございます。
あと、事務局が今、商工会議所ということでございますが、会員として商工会議所1名入っているようなところでもございます。
◆小野元嗣 委員 NPOは、理事者何名で社員が何名、そしてその中で利益を得ている理事もしくは社員がおられるんでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎望月 商業観光課長 一応、NPOでございます。皆さん会費を出されて、15名の方で運営されております。中では、先ほど人件費として支払っておるのがコーディネーターの部分だけという形になります。
◆小野元嗣 委員 そうしましたら、21年7月からNPOが立ち上げられて、さっき西田委員がおっしゃったように、助成金で運営されていると。私もNPOをいろいろ勉強させてもらいますと、例えば普通、最近日本財団ですとか滋賀県の産業支援プラザ、近江ネットワークセンター等のNPOを応援するところいうたら大体単年制、いわゆる補助金は単年ですよと。2年目からはなしですよと。
どういうことかいうと、自活自立をしてもらうようにしているのが、今、滋賀県が認定しているNPOなんです。内閣府も今、最近そうなっています。内閣府の場合は、新しい公共支援事業というものに対してNPOが助けを求めてくださいと。それで、認定取れたら、そこから国のお金で運営しますと。
例えば、こういうまちづくりNPOで今もう事業資金がないということであれば、今、県を通してこの間新しい公共支援事業の補助金が幾ばくかおりてて、困っているNPOを応援するために、国の予算で応援するまたNPOというのがこの間出てきてますので、そういうなんもうまいこと活用されるべきものであるかなというのが、やっぱりこれずっと抜け切れんようになると思うです。補助金あるさかいにNPO運営できるようになってしまうんで、本来のNPOの形じゃないと思いますね、これは。
○西村隆行 委員長 ほかはどうですか。
全く関係されてない委員さんもいらっしゃいますし、今のいろんな意見聞いてて感想でも結構ですし、どうですか。ないですか。
◆久保秋雄 委員 全体で8,000万円近い予算、お金がつぎ込まれているわけですね。そういう中で長年こういう事業が行われてきて、補助金がずっと続けられてきている。どういう成果があったのか、ちょっとここら辺でしっかり総括をする必要があるのかなというふうに私も思いました。
○西村隆行 委員長 今、全員じゃないですけど意見を聞いて。
◆奥村恭弘 委員 私もこのまちづくりNPOという話では、特定はしませんけれども、やっぱりお話を聞く中で長年続いてきた補助金がそのままじゃなくて、やっぱり企画して、それに対してどうやということにやっぱり変えていかなあかんねという思いはしています。
○西村隆行 委員長 では、今の意見聞いて、西田委員どうぞ。
◆西田剛 委員 小野委員がいみじくもいいお話していただきました。僕もNPOに対する認識はそこまでそんなに詳しくなかったんですけど、仮に継続の状況であったとしても、それが生きたお金として使われてたら全然問題ないんですけども、今現実そうじゃない。
やっぱり身銭を切っておられるようで切っておられない。自分たちの町は自分たちが何とかする、正論ということを言われるけれども、全国、我々いろんな常任委員会や特別委員会で視察に行かせてもらって成功事例勉強してくるところというのは、全部地元の商店の人が立ち上がってはります。自分たちで何とかせなあかんいうことで成功をおさめてはるんです。だれも行政が助けて成功したなんてどこにもありません。
だから、そういうことを勉強してきてるのに、そのことも一緒に学んでいる行政の人たちも学んでいるにもかかわらず、何で自分とこの町に対してこういうことをされるのかというのは、私は腑に落ちんと。
なので、補助金のあり方というのをもうちょっとほんまに真剣に考えてもらって、事業の中身をどうこうしていくというのは、これは決算の場所ですので余り僕もここでは言いませんけれども、少なからずアドバイザーたる人にこんだけのお金を拠出しているということに対して、まずここから見直しをかけていく。総枠として、補助に対して既存のまちあかりやその辺の既存の事業に対する補助というのは、これはもちろんしていただいていいですけども、ふだんのそれ以外の、本当に商店街というか駅前の玄関口の町をよくしたいという思いで使われる資金については、ちょっと見直しをかけてもらって、地元商店主の皆さんと協議をしていただいて、こういう意見が議会の中で出ていると。今までは西田一人が言うとったけど、周りの議員もやっぱり同じ思いでいはるということを改めて伝えてもらいたいと思います。
僕自身だけが悪者になるのは全然構いませんけれども、この話がきょうまた多分漏れると思います。そうなったときに、また外部で西田はまた言うとったんかいと、こうなるわけですわ。何ぼ言うてもうても構へんけど、何が一番情けないて、JCの先輩方がそれを組織されているということが情けなくてしゃあない。だから、余計言いたなるんですよ。
なので、何を勉強してきはったんかなというふうに思いますし、それはちょっと余計ですけども。補助金の使い方というのと、それから補助金の交付の仕方、これはもう一回ちょっと考え直していただいて、本当に実のあるお金の使い方をしていただきたいなというふうに思いますので、お願いいたします。
○西村隆行 委員長 今の御意見聞いていただいて。
◎鈴川 産業振興部長 NPOに対する国の支援等々につきましては、今後そういうような部分は活用できるのか、また、どういう形でやっていったらいいんかという部分につきましては、検討してまいりたいと思っております。
西田委員がおっしゃっていただいたように、皆さん、委員さんがおっしゃっていただいているように、それは地域でやっていただく、これが一番重要やと我々も思っております。今日まで、一定の成果は上げていただいておるという認識はさせてもうてます。それは、これだけで成果がどうやったという部分じゃないですけども、そういうような空き店舗の補助金と合わせながら、そういう形で取り組みをさせていただいておる結果、これだけのまだ空き店舗の数で済んでおるんかなという部分。逆に言えば、そういうような部分もそういうような効果が一定あらわれてきておるという認識はさせてもうてます。
今後につきましても、先ほど、前回の答弁にもお答えさせてもうとるように、空き店舗がふえてくるとどんどんやっぱりずっと連鎖反応が起きて、そういうような形で町が沈んでしまうというような事例が全国でかなりございます。そういうことになってしまってから、そういうような手だてをしても、これは立ち直れない状況の部分が全国的にも見られますので、今の段階でそういう地域の方々が立ち上がっていただいて、活性化につなげていっていただきたい。それには、やっぱり行政としてすべて手を引くということでなくして、行政としての責務。
当然、草津市の玄関口でございますので、そういう中心市街地の活性化は、草津市にとっても一番大事な事業だと認識をさせてもうてますので、そういったところについて、行政として支援をさせていただくべきところにつきましては、支援をさせていただきたいなと思っております。
西田委員が御指摘いただいておるコーディネーター等々、またNPOのあり方等につきましては、一度NPOさんのほうにも、議会から御意見があったということをお伝えして、今後どうしていくんやというところについては、また議論をしていただく場を設けていただくようにさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
◆西田剛 委員 駅前の商店街でね、昔ほどとまで言わんでも、空き店舗が埋まっていったりして、お店が出ていくことに対して、草津に住んでる、要は駅前周辺も含めて、草津駅を利用されている方、特に、どんだけの人がそれを望んではるかという市場調査ってされたことないでしょう、恐らく。
恐らく、自分のやってきた商店街が衰退していくのがかなんさかいに、あるいは自分も商売続けたいさかいに何とかしたいという思いのほうが強いと思うんですよ。でも、今の市民って、そんなん求めてはらへんのですよ、期待もしてないし、ええやん別にって、どこにでも買うとこあるしという発想です、今。
これは、前も議会でも言いましたけど、そんなとこに大事な税金使わんといてくれと。自分ら商店街の人間が金出してやったらええやないかと。それで発展したら、それはそれで店ができたら、おれら行ったらええだけの話やろう。おれら別に何も困ってへんがな。そこになかったら困ると言うてへんで。そやのに、何でそんなとこへ税金使うねんやという声がほんまに出てきてるんです、これ。青年会議所の勉強会で行ったときもその話が出てましたし、非常に多いです。
ほんで、しかも現役のJCマンが商店街に住んでて、その商店街の人間がもう触らんといて言うとるんですわ。JCマンですら言うとるんです。もうほっといてくれと。今さらここ、そんなにぎやかにしてもらわんでも今のままで構へんしというメンバーまでいる始末です。ええか悪いかは別ですよ。
だから、そんな状況のところにどんどんどんどん血税がほうり込まれているというこの現状に対して、ほんまにちょっとしっかり考えてもらわんと、いつまでたっても向こうは、草津市何ぼくれんねんと、何してくれんねん。それやったらわしら動くわという、この姿勢では、それはええ物は絶対できません。その証拠に、コーディネーターに頼るというのはその最たるものだと僕は思いますので、その辺のところ、ほんまにしっかりとお願いしたなと思います。
○西村隆行 委員長 答弁はよろしいですか。
◆西田剛 委員 はい。
○西村隆行 委員長 では、この課題から外れまして、ほかの。
◆奥村恭弘 委員 57ページ、58ページの勤労者福祉対策費の関係でお聞かせをいただきたいと思います。
ここの項目では、勤労者教育資金貸付事業費、それから拡大というところで勤労者福祉基本方針検討委員会開催費ということで二つ書かれていますけれども、まず、上の資金の貸付事業費が2万4,000円と書いておりますけれども、これは何件あって、どんだけの額が貸し付けられたのかというのをちょっと教えてもらいたいんです。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎木村 産業労政課長 利子補給をしておりまして、件数は3件分でございます。融資額については、279万円でございます。
以上でございます。
◆奥村恭弘 委員 ちょっと数のことになってしまって申しわけないんですが、3件でばらばらなんですね。279万円ということで、おおよそ100万円ぐらいずつ、ちょっと切りますけど、でよろしいんでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎木村 産業労政課長 この融資制度につきましては、100万円以下というのが融資の限度額になっておりまして、中身からいうと100万円が1件、98万円が1件、81万円が1件でございました。
◆奥村恭弘 委員 今、教育ローンも含めて、本当になかなか貸していただけるところがないということで、頼っていくのが普通あっていくんかなというふうに思うんですが、現状、利子で出していただいてると思うんですが、この金利というのは幾らぐらいの金利になっているんでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎木村 産業労政課長 これは、近畿労働金庫の部分で、基準の利息は4.25でございます。
◆奥村恭弘 委員 わかりました。
なかなか利息が、ちょっと高いなという感じもしますので、この借りられているという金額、それから件数というのがこの状況なんかなというのも憶測ができるような感じになっております。
セーフティネットというところから考えると、貸し付けの事業というのはやっぱり必要だと思いますけれども、さらに何らかの政策をしながら、借りられるような状況に進めるべきかなというふうな思いを私たちはします。これ意見なんですが。
下のほう申し上げました、勤労者福祉基本方針検討委員会開催費ということで書かれておりますけれども、これは第何次というか、言い方が悪いかもしれませんけど、年度で区切って何回目の改正になりましたでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎木村 産業労政課長 初回は、平成14年につくっておりまして、いわゆるそれ以降、社会情勢の変化とか勤労者のニーズの変化を踏まえまして、22年度に改定を行ったものでございます。
◆奥村恭弘 委員 14年からスパンというか、期間は何年ぐらい。3回目ぐらいでしょうか。
◎木村 産業労政課長 2回目(後刻訂正有3回)の改定でございます。
◆奥村恭弘 委員 わかりました。
ここに委員会の開催費と書いていますので、方針を立てられたときの会議は何回ぐらいされたんでしょうか。
◎木村 産業労政課長 このときには3回開催をしております。
◆奥村恭弘 委員 方針を策定されて見直しまでかけられるのに、多分1年ぐらいか半年ぐらいかけられての会議の開催だと思っております。これを基軸にして、勤労者の福祉の基本方針というのができ上がって、さまざまな施策が打ち出されていっているんかなと思っています。その関係する事業というのが、下に書かれている勤労者福祉団体育成費で書かれているところである各種団体含めて、同じ57ページ、58ページのほうにあるんですが、さまざまな団体に対して草津市の中での勤労者福祉の基本方針が述べられて、方針が進んでいっているんじゃないかなというふうに認識をいたしているところであります。
そこで、ちょっとお聞かせいただきたいんですが、勤労者福祉サービスセンターの活動補助金なんですけれども、これちょっと読ませていただいている中で、前身の名前をちょっと忘れてしまったんですが、そこからサービスセンターに変わるということで、いろんな国の指導方針もあったんですけれども、ちょっと違った部分に進んでいっているというのを聞いたんですが、ちょっと内容的にお教えいただけるとありがたいです。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎木村 産業労政課長 自立化に向けて、国の補助金で中小企業勤労者総合福祉事業補助金というのが国でございましたが、平成17年に国の行政改革の重要方針において、18年で廃止するということになっておりまして、ただし、激変緩和措置として、19年から22年までの4年間は経過措置というような形での国の補助金がございましたので、この22年までは補助金があったということでございます。
◆奥村恭弘 委員 ということは、この決算をもって活動補助金967万8,000円は一たん終えんするというふうなことでよろしいんでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎木村 産業労政課長 今、委員が御指摘のとおり、国の補助金については22年度で終わっております。
◆奥村恭弘 委員 国の補助金と何か補助金を足して967万8,000円になっているんでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎木村 産業労政課長 説明書で書いております補助金の967万8,000円のうちの2分の1が国の補助でございまして、あと残りは市の補助を出しております。
◆奥村恭弘 委員 ということは、23年以降は半分の資金・補助金の中で運営されているというふうなことでよろしいでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎木村 産業労政課長 今年度につきましては、市の補助金としまして480万円のみを渡すように、補助をするようにしております。
◆奥村恭弘 委員 ということは、ごめんなさい、整理させていただきます。
決算額としては967万8,000円ですけれども、次年度からは480万円という額がここには出てくるということでよろしいでしょうか。運営補助金、活動補助金だということでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎木村 産業労政課長 委員さんがおっしゃるとおりでございます。
◆奥村恭弘 委員 わかりました。
一番最初にお話をされましたとおり、自主自立の中での運営が今後要求されるということと、それから勤労者福祉基本方針の中で書かれている、市がどこまでそれに対してかかわっていくかということ、これも必要、書かれていると思うんで、そこのところをしっかりと行っていただきたいというのが1点と、それから自主自立をするために、これから補助金だけじゃなくて、自分のところがいろんな仕掛けをしながら多くの中小企業にお働きをいただいている皆さんのサービスの向上のために、この会をつくっていかれる、サービスセンターを運営されるというふうに聞いているんですが、ここら辺の状況の中で何か減ることに対しての意見であったりとか、このことに対する市の考え方、特殊的にというか、何かちょっと意見があれば教えてもらいたいんですが。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎木村 産業労政課長 サービスセンターのほうでは、今の国の補助金がなくなるというような中で、最終的には人件費の削減や、その他いろんな事業をされているんですが、そういった全般にわたる見直し等もされまして、運営基盤なり運営体制、また、財務体制の改正に向けて今取り組みをされているところでございます。
◆奥村恭弘 委員 わかりました。
何度も申し上げることになってしまうんですけども、それぞれのいろんな働き方があって、中小企業にお働きの方々のためのサービスセンターでありますので、しっかりとこのセンターが運営できるように、運営をされている責任者も含めて頑張ってもらいたいという思いをしているところでもあります。
また、次年度含めて、私としては補助金がこういうふうになくなっていくということも含めて、また見ていかなあかん事例かなというふうに思ってますので、よろしくお願いしたいと思います。
○西村隆行 委員長 答弁よろしいですか。
◆奥村恭弘 委員 すいません。
◎木村 産業労政課長 先ほど申し上げましたように、人件費の削減とか事業費の見直しのほかに、それだけでは経費の削減にはわずかと言ったらおかしいですけど、大きくはないので、今年度から自転車駐車場の指定管理業務を受けておられるとか、そういった部分の事業展開によりまして、正味資産の残高の増加のほうに努めておられることから、今後におきましても、委員さんが御指摘のとおり、団体の自立化に向けて今後も一層の取り組みがされるように、引き続き働きかけていきたいというように考えておるところでございます。
◆奥村恭弘 委員 わかりました。
自転車の駐輪の指定管理者ということですね。わかりました。これ以上言うたらあれですね。ちょっと事業を展開中ですので。
○西村隆行 委員長 決算ですので。
◆久保秋雄 委員 委員長、関連でちょっとお聞きしたいんですけども。
○西村隆行 委員長 よろしいですか。
◆奥村恭弘 委員 すいません。
当然ながら、育成をしていかなあかんと思いますけれども、やっぱりひとり立ちをするためのしっかりとした全体的な仕組みの中で公平・公正が保たれるようにはぜひお願いしたいなというふうに思っています。
○西村隆行 委員長 じゃあ、久保委員。
◆久保秋雄 委員 先ほど来、奥村委員が質問されてますけども、もうひとつようわからんのですけども、教育資金の融資、これはすべての勤労市民が受けられる、そういう制度なんですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎木村 産業労政課長 これは、勤労者のその子供さんなりが大学に行かれるときの資金融資にかかわっての利子補給という形での対象でございます。
◆久保秋雄 委員 じゃあ、勤労者の子息、子供たちがすべてその対象になり得るということなんですね。わかりました。
○西村隆行 委員長 補足説明ございませんか。
◎木村 産業労政課長 審査基準がございまして、申込者は市内に1年以上住所を有する方で、市内の事業所等に勤務する方。また、年収が150万円以上であるとか、申込者が勤労者で勤続年数が1年以上であるというようなこととか、市民税を滞納してないというようなことのほかに、労働金庫の審査基準に合う方という条件はございます。
○西村隆行 委員長 久保委員、よろしいですか。
ほかございますか。
◆宇野房子 委員 説明書の58ページの雇用促進対策費の中の3番の企業内同和教育推進費というのがございますが、657万1,000円、どういうふうなことをされているのかお尋ねいたします。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎木村 産業労政課長 企業内同和の教育推進費の657万1,000円の中身ですが、ここに上がっております経費については、産業労政課のほうに企業啓発指導員の嘱託2名分と、草津市企業同推協の負担金等がこの金額になっております。
◆宇野房子 委員 そうしますと、この指導員さんはどういうふうなお仕事をされているんですか、具体的にお尋ねいたします。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎木村 産業労政課長 この企業啓発指導員につきましては、市内の企業、事業所における同和教育推進のための研修啓発ということの部分であるとか、草津市同和教育推進協議会の事務局を持っておりまして、研修会の企画なり運営等をさせていただいております。
また、7月になり行っております企業内同和啓発強調月間等の研修啓発等々も担当しておるところでございます。
◆宇野房子 委員 その対象になる企業者さんは市内どれぐらいの数に啓発をされているのでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎木村 産業労政課長 今年度7月でしております企業内同和問題の訪問につきましては、276社を対象にしております。
◆宇野房子 委員 その中で同和に関してちょっと課題というか、これは重要視せないかんなというふうなところが見えた点がございますでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎木村 産業労政課長 7月の企業訪問等によりまして、同和問題の研修会なり公平・公正な雇用採用をしていただくような形で進めておるところですが、近年、特に企業内における全体研修等については、約80%程度していただいている部分があるんですが、まだ一部未実施というんですか、いわゆる市が開催します研修会等に参加していただくというような形での部分の会社も一部ございますので、そういった部分で、そういった企業につきまして、企業の中で従業員全体に対して研修をしていただくように啓発を進めているところでございます。
◆宇野房子 委員 昨年来、同和の見直しで審議会していただいております中で、一般施策のほうへ、あらゆる人権を大事にして一般施策のほうへという指針が提言書出てまいりましたので、雇う側、そしてまた企業内での環境の中で同和問題に関して十分にみんなが心して平等な環境の中で生活し、そして雇用関係もきちっとそういうことのないようにしていけるために、この同和教育推進費使っていただいたと思いますので、今後これをまだ計上していかれるのかどうかお尋ねいたします。
◎木村 産業労政課長 同和問題につきましては、草津市の重点施策の一環でもございますので、まだ差別発言等の事象も出ていることもございますので、いましばらくはこの部分については継続してまいりたいと考えているところでございます。
◆宇野房子 委員 今後とも人権を守られた草津市でありたいと思いますので、有効にこの予算を使っていただきたいと思います。
終わります。
◆久保秋雄 委員 関連で。今、答弁で差別発言が出ているというふうにおっしゃいましたけども、例えばどんなんですか。
非常に今は状況が改善されたというふうに私は認識しておるんですけど。
○西村隆行 委員長 答弁できますか。
◎木村 産業労政課長 今、私、不動産業者にかかわって、10人未満の企業さんですが、今まで栗東に事務所があったものが、近々この草津に来るというようなことがございまして、そういった中で不動産業者が販売にかかわって、お客様のほうから、ここの物件がなぜ安いのかといった中で、不動産業者のほうが、ここは旧の同和地区だったというようなことがあったということで、そういった部分で今、ちょっと栗東と草津市も含めてですけども、後の取り組みについて今後進めているところが1件、近々のものでございます。
◆久保秋雄 委員 不動産業者が旧の同和地区だというふうに言ったことが差別になるんですか。差別発言によくなるんでしょうか。
◎木村 産業労政課長 今おっしゃった部分ですけれども、少なくとも旧のところが同和地区ということで申し上げることによって、それは同和地区の拡散というんですか、拡大を助長するようなことになると考えております。
◆久保秋雄 委員 ちょっとその点については、もうひとつ納得いきませんけれども、答弁の内容についてはわかりました、言われていることは。
○西村隆行 委員長 ほかよろしいですか。
◆小野元嗣 委員 成果の64ページの観光費についてお尋ねをします。
6番の観光宣伝費、約400万円ほどですが、これの内容はどのようなものでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎望月 商業観光課長 観光宣伝費についてのお尋ねでございますが、多くは観光案内所、JRの中にございますが、観光案内所の管理業務を観光ボランティア協会のほうに委託しております。そちらのほうの事業が大きなものでございます。
◆小野元嗣 委員 細かい内容を少し教えてください。
◎望月 商業観光課長 観光案内所の管理業務としましては、観光ボランティア協会に毎日一人、9時から17時まで、あちらの駅前のコンコースのところの、改札出たとこの四角いブースの中で9時から17時まで、また、夏は8時から16時まで358日開設しているようなところでございます。
◆小野元嗣 委員 ありがとうございます。
例えば、1から5までのいろんな観光の補助金等出てますが、ここの観光に関しての宣伝費というのは、私はてっきりマーケティングされたリサーチ、広告計画等の経費をもってそれぞれの観光宣伝をされてるのかなという理解をしてたんですが、そのようなものはないんでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎望月 商業観光課長 今、先ほど私、説明不足でございます。観光案内業務と、あとポスター掲示、あとキャンペーンというこの三つがございます。額的には、今、観光案内所の部分が257万円ほどでございます。観光の誘致ポスター掲示、これはJR西日本に委託しまして、西日本管轄の各駅に、時期的には6月から8月にかけてポスターをちょうどハスのポスターですけれども、こちらのほうを西日本、北陸も含めて各駅のほうに掲示を願っているところでございます。
それとあと、キャンペーンというところで、福井、金沢、彦根、名神多賀サービスエリア等々に観光のキャンペーンに出かけておるところでございます。
◆小野元嗣 委員 そうしましたら、広告計画として年度内の計画というのはないんですか。その都度、発注ですか、ポスターとか。
◎望月 商業観光課長 今、年度内計画で言いました、1回きりになりますけれども、ハスの時期にあわせて6月から8月にかけてというところで、1回きりの分でございます。
◆小野元嗣 委員 例えば、草津市の姉妹都市であります草津町、観光の有名な町、あと上海・徐匯区、観音寺等ありますが、そういうところの特に草津町なんかは観光で食べておられる町やと思いますが、そういうところの姉妹都市提携を利用したアドバイスですとか、その辺はあるんでしょうか。そういう交流というんですか、業務提携というんですか。指導等というのは。
◎望月 商業観光課長 委員御提案の部分でございます。草津町のほうは相当の観光地でございますので、比較するにもまた温泉地ということと、あと私どものほうは草津宿本陣というところで、若干また違うんですけれども、今のところアドバイス等の連携というのは積極的にはしておりません。
◆小野元嗣 委員 温泉と本陣とは違うんですけど、やっぱり観光というのは一つ、一緒やと思いますんで、そこらでお互いがせっかく提携してますんで、この金額、観光宣伝費をこれだけ使うておられるんでしたら、何とかうまく活用できないものでしょうか。
◎望月 商業観光課長 今、委員御提言ございましたこと、今後研究してまいりたいなと思っております。
よろしくお願いいたします。
○西村隆行 委員長 小野委員、よろしいですか。
◆中村孝蔵 委員 成果の57、58の下から二つ目なんですけれども、社団法人草津市シルバー人材センター運営活動費補助金というのが2,156万5,000円計上となっておりますけれども、この補助金はどのように活用されたのか、まずお教えください。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎木村 産業労政課長 今、委員さんがおっしゃいましたシルバー人材センターの運営活動費の補助金の2,156万5,000円のものでございますが、これにつきましては、運営補助というような形で設けておりまして、交付要綱に基づきまして、ほとんどが人件費を市長が予算の範囲内で定める額というような形で出しておるものでございます。
◆中村孝蔵 委員 シルバー人材センターの収支決算をちょっと教えていただけますか。
◎木村 産業労政課長 人材センターの収支決算書ですが、22年度の決算で申し上げますと、経常収益計が2億3,252万7,947円が決算額でございまして、支出の部の経常経費につきましては、2億3,309万7,487円となっております。
よって、当期経常の増減については、マイナス56万9,540円がございますので、それらについては当期一般正味財産から支出をなされております。
◆中村孝蔵 委員 わかりました。
このシルバー人材センターのニーズなんですけれども、こうして待っているのが平生なのか、それとも要求、ニーズが次から次から入って忙しいてしゃあないのというようなのと、どちらが今現在の状況ですかね。
○西村隆行 委員長 決算のときの状況を聞いたらいいんですね。22年度だったわけですね。答えられますか。
◎冨田 産業労政課副参事 現下の経済情勢によりまして、委託事業等が減っておりますので、その分シルバーの受託額も減っているところでございます。
○西村隆行 委員長 中村委員、以上でよろしいですか。
◎木村 産業労政課長 委員長すいません。
先ほど、奥村委員さんから、勤労者の基本方針にかかわって何回目のという御質問を受けたときに、ちょっと2回目ということで申し上げましたが、ちょっと訂正をさせていただきたいと思うんですが、3回で平成元年、そして平成14年、22年ということで、2回を3回に訂正させていただきたいと思います。
○西村隆行 委員長 あとございますか。
◆久保秋雄 委員 59ページの有害鳥獣捕獲事業についてお伺いしたいと思います。
78万円執行されておりますが、有害鳥獣ということでイノシシ、シカ、猿、カモとかいろいろあったとは思うんですけども、この成果はいかがですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎青地 産業振興部副部長 成果でございますが、22年度の決算ですので22年度でよろしいですか。
○西村隆行 委員長 もちろん、はい。
◎青地 産業振興部副部長 シカが2頭、それからカラスドバトが112、カルガモが19という状況になっております。
◆久保秋雄 委員 それで、農業被害は十分防げたんでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎青地 産業振興部副部長 十分防げるということではございませんが、地域の方々の尽力というものが数段アップしてまいりまして、よってそういった情報等にかかわりましては、適宜入ってくるようになりました。その結果、いわゆる猟友会の方々にお願いをしているわけでございますが、猟友会の出動もふえている状況でございます。
ちなみにでございますが、23年度ではそれの倍以上の成果を得ているというのが現状でございます。
それともう一点、地域の方々も、いわゆる狩猟等の免許を持っていただきました。あるいは、先ほどからも出ていますように、地域の方々の協力なくしては、こういったものの被害、最小におさめるということはできるわけでございますので、地域の方々のお力も賜りながら、実際動いていただいておる猟友会の皆さん方の大きな力のもとで成果を上げていきたいという状況でございますので、よろしくお願い申し上げます。
◆久保秋雄 委員 いろんな話を聞きますと、イノシシとかシカ、個体数がふえていると。ここに根本的な原因があるんじゃないかというふうに聞くんですけども、計画的に捕獲するとか、そういう計画はございませんか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎青地 産業振興部副部長 そういった計画にかかわりましては、地域もさることながらでございますが、23年3月に草津市の鳥獣害対策地域協議会というのを設立させていただきました。その中には市・県・行政の者を、それから地元の関係の方々、そして猟友会の方々入っていただきながら、特にシカ、イノシシ等にかかわりましては、大津地域、あるいは栗東市地域等の絡みがございますので、そういった猟友会ともどもの対応のあり方、あるいはわな、おり等のあり方、状況、調査・研究等はその中でさせていただきながら対応を進めてまいりたいと、このように思っております。
◆久保秋雄 委員 やっぱり、私さっき言いましたように、個体数がふえ過ぎていると。オオカミとかああいう肉食の生物がいなくなって、動物がいなくなって、その結果、多分ふえているんだろうというふうに思います。やっぱり、一定自然のバランスが崩れているわけですから、そういう個体数を減らす努力もやっぱり必要かなというふうに考えております。
今後ともしっかり取り組んでいただくようにお願いをしまして、質問は終わります。
○西村隆行 委員長 答弁はよろしいですか。
ほか。
◆中村孝蔵 委員 関連して。一時、プレス発表にもあったと思うんですけれども、草津市にセアカゴケグモいうのが発見されて、ちょっと捕獲いただいたんですけれども、今、青地さんがおっしゃいました捕獲のところにはそのクモが入ってなかったんですけれども、それはどうでしょうか。
◎青地 産業振興部副部長 担当、担当と言ったら申しわけございませんが、私どものかかわりといたしましては、いわゆる農産物等の被害等を対象としたものでやっております。
しかし、セアカゴケグモの話でございますが、これにつきましては、いわゆる環境というところで、いわゆるそれ以外での鳥獣もいるわけでございますので、そういったところは環境課のほうが担当いたしております。そういったものが出た場合、農林水産のほうも、これは同じ土壌の上の話でもございますので、協力し合いながら、連絡をとり合いながら、対応のほうはいたしているところでございますので、確認はしたことはございませんけれども、十分連絡とりながら対応したいと、こういうふうに思っております。
◆中村孝蔵 委員 わかりました。
○西村隆行 委員長 中村委員、よろしいですか。
では、よろしゅうございますか。
◆小野元嗣 委員 成果の60ページ、道の駅草津管理運営費についてお聞きします。
道の駅草津の駐車場など管理運営費委託業務のこの内容を教えていただきたいんです。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎青地 産業振興部副部長 この管理運営にかかわりましては、コミュニティ事業団のほうにお願いを一定しておるところでございます。建物、それから駐車場、トイレ等の管理が主なものでございます。
以上です。
◆小野元嗣 委員 あそこにある中のレストランなんかの運営は省いた建物であったり駐車場いうことでよろしいんでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎青地 産業振興部副部長 そのとおりでございます。
○西村隆行 委員長 よろしいですか。
◆杉江昇 委員 却下してもらったらいいですよ、間違うとったら。
決算書やら今の成果表を見ていますと、勤労者の福祉という分野で、一番現在の税の担税力がある、旺盛な勤労者を慰めるという言い方が適当かどうかわかりませんけども、草津で税金納めてええなというふうなことが見えてこないんですね。これは意見として奥村さんにも賛同してほしいようなことなんですけど、草津市が主導して、年に1回は勤労者祭りとか、そういうなんをやってもらえへんかなと。例えば、子供を連れてどこぞ行くとか、児童福祉やら高齢者福祉大事です。でも、担税力のある勤労者も年に1回ぐらいは何ぞサービスしてやってほしいと思うんですけど、どうですやろう。
○西村隆行 委員長 お答え出ます。今は、産業振興部農業委員会が所管している決算を見てそういうふうに思ったというふうな御質問でございますので、お答えできますでしょうか。
よろしいですか。
◎鈴川 産業振興部長 確かに、働きやすい、魅力のある職場環境ということで、いろんな形で今現在もそういった勤労者福祉サービスセンター等々、活動いただいておる中で、いろんな形の中でレクリエーションとかそういう祭りとか、取り組みをいただいているのも事実でございます。そういうところが励みとなって、地域に根差していただいて頑張っていただいておるというように認識をさせていただいてございます。
当然、そういうような大がかりな部分をさせていただこうとすると、こういう各種団体に投げかけをさせていただいて、そこが自主的に動いていただくというもので、市としてどういう形でそこに参画をするんやという話になってこようかと思いますけども、まずそういうようなところにこういう全体的に一遍盛り上げるために、したらどうですかという提案は、投げかけをさせていただきたいと思いますが、今の段階ではそういうような部分で、ちょっと答弁になってないかもわかりませんけども、よろしくお願いいたしたいと思います。
◆杉江昇 委員 ありがとうございます。
とにかく、どの時代でも勤労者というのは福祉の面からすると、ややもすればほったらかしのイメージがあります。勤労者に福祉が手厚い市、草津というのも一つの魅力かなと思いまして、この発言をしました。
委員長、ありがとうございました。
○西村隆行 委員長 ほかございませんか。
◆久保秋雄 委員 57ページの職業訓練促進費についてお伺いしたいと思うんですけど、これはたしか1,104万2,000円というのが執行されておりますが、この職業訓練センター、昨年度で廃止ですね。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎冨田 産業労政課副参事 平成22年度限りで廃止ということでございます。
◆久保秋雄 委員 この費目は消えてしまうということになるんでしょうか。
◎冨田 産業労政課副参事 平成23年度から現在の科目はございません。
◆久保秋雄 委員 ここにこの事業の目的として、職業能力の向上ということが書かれておりますけども、この事業の目的はどうやって達成していくんですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎冨田 産業労政課副参事 職業訓練センターにおきましては、従来パソコン等の研修・講習を中心にしておりますのと、労働安全協会等の貸し館での事業ということで実施しておりました。センターにつきましては、国の事業仕分けの関係で廃止となりましたことから、この今までセンターで実施しておりましたパソコン等につきましては、民間の教育訓練施設が草津に多数ございますので、それらを活用いただくということで、22年度限りでの廃止ということでございます。
○西村隆行 委員長 久保委員、よろしいですか。
◆久保秋雄 委員 結構です。
○西村隆行 委員長 ほかございませんか。
(「なし」の声あり)
○西村隆行 委員長 なければ、議第58号、平成22年度草津市一般会計歳歳出決算のうち、産業振興部及び農業委員会事務局が所管する分に対する質疑はこれで終了いたします。
暫時休憩いたします。
再開、16時30分。
午後 4時20分休憩
午後 4時30分再開
○西村隆行 委員長 それでは、これより議第58号、平成22年度草津市一般会計歳入歳出決算のうち、都市建設部が所管する分に対する質疑を行います。
質疑等ございましたら、挙手願います。
◆久保秋雄 委員 13ページの放置自転車対策費839万2,000円についてお伺いしたいと思います。
これ、かなりの台数が撤去されてますね。私、そもそもこの撤去台数を減らすため、いわゆる不法駐車みたいなのを減らすためにどのような努力をしているのか、この点をちょっとお聞きしたいと思います。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎西岡 交通政策課長 放置自転車の発生につきましては、1点につきましては、まずマナーの問題。それともう一点は、駐輪場の不足という面もございます。
したがいまして、今、放置自転車、数がかなりふえております原因としましては、場所としましては南草津周辺が非常に多いということでございまして、新快速の停車を受けて、当然人も集まってきております。そういうことから、駐輪場の増設を、既存の増設を行いまして約700台、10月1日から行っておる次第でございます。
また、撤去につきましては、スムーズな撤去作業ができるように業者委託いたしまして、従来シルバー人材センターと運送会社等に分けてした撤去作業を一元化いたしまして、1社でスムーズに撤去作業を行っておる次第でございます。
以上でございます。
◆久保秋雄 委員 駐輪場をふやしたら、そういう不法駐車みたいなものは減るというふうに考えておられるんですかね。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎西岡 交通政策課長 それだけではなしに、当然マナーの問題もございます。
ただ、今年度に入りまして4月から不法駐車の撤去台数が一律、4月から以降2割減少しております、南草津駅で。これについては、新快速停車に伴って、行動パターンが変わった可能性があるというように分析しておる次第でございます。
ですから、後はもちろん啓発も含めて撤去、そして駐輪できるスペースの確保というような考え方でしておる次第でございます。総合的な対策をとっていきたいと思います。
◆久保秋雄 委員 放置してある自転車を片づけるのも大事ですけども、そういう台数そのものを減らす努力を引き続きお願いをして、私の質問を終わります。
○西村隆行 委員長 ほかございますか。
◆西田剛 委員 75、76の6番の市街地再開発費のところの成果のところに書いてある草津駅前の都市機能の更新云々かんぬんと書いてある、この部分について検討を行いましたということで、これは今のタワー111の横のところに建てはる予定してはるマンションの件と理解してよろしいですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎西村 都市計画課長 これにつきましては、費用を伴わない技術援助をさせていただいております。昨年9月から開催されております理事会のほうに出席をさせていただいているものでございます。それによりまして、いろいろと地元の準備組合の方々と話をさせていただいております。ここに書いております13万3,000円の決算額の件でございますけども、これに関しては、渋川一丁目の市街地再開発に伴います費用が約3万円、これにつきましては、その事業が平成22年度の末。
○西村隆行 委員長 申しわけないです。
西田委員の質問、もう一度ちょっと。
◆西田剛 委員 この検討された中身をお聞きしています。すいません。
◎西村 都市計画課長 検討いたしましたのは、地元の準備会の方々が提案されておられます事業内容につきまして、どういうものがいいのか、こういうものがいいのか。それがまた今後議論を進めていく中で、都市計画決定を受ける中身はそれでいいのかどうかというものを検討させていただいております。
◆西田剛 委員 今、僕冒頭で質問させてもらった中身で、タワー111の向い側、道挟んで平和堂寄りのほう、あちらのほうに高層マンション建てる云々という計画は以前、準備委員会か何か立ち上がったときに、僕当時、産建の委員長させてもらっていましたから寄せてもらった経緯があるんですが、そのことの検討課題。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎西村 都市計画課長 北中西栄町の検討でございます。
◆西田剛 委員 そこが北中西栄町に値するということですね。
◎西村 都市計画課長 はい、そうです。
◆西田剛 委員 どうやった、それ検討されて。ここは実際それは生きとるわけですか、その話は。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎西村 都市計画課長 生きてるといいますか、今現在もその事案については進行中でございます。
◆西田剛 委員 それをするか否かという議論をされているのか、いや、そうじゃなくて、そこをそのものをもっと違った形で何かしようというような動きが出てきているのか。
それと、さきの産業振興部の中で出てました中心市街地駅前の活性化の今のやろうとされている方との整合性が僕どうなんやろうなというふうな思いがあったので、ちょっと尋ねたんです。実際そのマンションのことを議論されて、できるのか、できへんのかと、それができるかできへんかという話をされているのか、あるいはそれも含めて違う物に変えていこうという話に、今展開になっているのか。その辺のところを教えてください。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎西村 都市計画課長 今現在、検討させていただいていますのは、そこに計画されております市街地再開発事業に関しての検討でございます。
◎田中 政策監 事業は、直接私の担当ではないんですけれども、中心市街地の担当ということで答弁させていただきますけれども、市が助言しているということにつきましては、あくまでも中心市街地活性化の観点から、まちづくりの観点から、どういった形の再開発が望ましいか、事業が望ましいかという観点で助言をさせていただいておりまして、事業自体はもちろん地権者の方々、準備組合立ち上げていただいていますけれども、その方々がみずから行っていくというものでございまして、市としてはまちづくりの観点から助言申し上げているということでございます。
◆西田剛 委員 もうひとつ、ちょっとよくわかったようなわからんようなことなんですけど、じゃあここに書いてある草津駅前の都市機能の更新、良好な市街地形成及び中心市街地の活性化となることが、あのマンションをつくることになるんですかね。ほかのことも考えておられるということやというふうに思いますけども、そもそも発端がそういう形で出てきているわけですよね。だから、それが多分基本材料となって、多分考えてはると思うんです。
この思ってはるこれを実現することがあれなんかということを考えたときに、僕は違うと思うんですけど、その辺のところ、どんな検討を行って、今現在どういう状況にあるか、もう一度ちょっと確認したいと思います。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎田中 政策監 今、主としてお話しさせていただいている内容でございますけれども、まず中心市街地の活性化のために必要なことといたしましては、町の中に人を引き込むということが重要だというふうに考えておりまして、今、委員がおっしゃったようなマンションを主導しているとか、そういったことではございません。あくまでも動線をどう考えるかといったことですとか、にぎわいをどうやって創出していくかという利用の観点から助言をさせていただいているということでございます。
◆西田剛 委員 そしたら、まちづくりNPOとここの動き、ここに対する物の考え方という、その整合性はちゃんと取れているんですか。一部、こっちのマンションをつくろうとされている方のいわゆる先頭に立っておられる方がNPOにも属しておられるということで、いろいろと今ちょっと行き違いがあるというのが過去にもお話ししたことがあると思うんですけども、それぞれの思いが交錯して、こっちを優先するのか、まちづくりNPOが考えていることを優先するのかということで、何かアニマート跡地をめぐって分捕り合戦があるというような話も内部的な話を聞いたんです。
要は、あのマンションを建てると想定したときに、そのマンションのモデルルームをあのアニマート跡地に設けると。そやけども、まちづくりNPOとしては、あそこのアニマート跡地に商業施設というか、集客できる何かをつくりたいという思いがある。
ところが、そこに属している人が、いや、それはあかんぞ。先こっちのほうが決まってから後でやってくれというような話も出てるということは僕聞いてますから、それが今から1年ほど前の話かな。だから、その後これを検討されたということなんで、実際にそのところ、NPOとここの計画というか推進をしようと考えておられるところとのいわゆるすり合わせというんですか、その辺のところはどうなのかなというのを確認したいなというふうに思います。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎田中 政策監 十分にすり合わせができているかどうかということでございますけれども、今、具体的な内容として分捕り合戦という形で今おっしゃいましたけれども、その具体的な話がそれぞれの、少なくとも私が把握している中で議論がなされているというところまでは至っていないんではないかというふうに考えております。
もちろん、まちづくりNPOの中に地権者の方もおられますし、そういったことをある程度意識してそれぞれ活動をされているとは想定されますけれども、まだ具体的な事業の内容が固まっていない中で、そういったことについては今後の課題になるかなというふうに考えております。
◆西田剛 委員 予算の執行もそんなにないんであれなんですけど、いつごろまでにこれを、方向性をというか答えを出さはる予定でこれを進めておられるわけですか。
要は、これを検討している間ずっとこんだけの、少なからずお金がかかるということですよね。いつこれを終結させるんでしょうか、ここの方向性というのは期限を設けてはるんですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎田中 政策監 市といたしましては、特に期限をというものは設けておりませんで、あくまでも事業自体は地権者の方々の事業ということでございますので、地権者の方の意向というか、それが固まり次第ということになるかと思います。そちらのほうに市のスタンスも合わせていくということが基本だというふうに考えております。
◆西田剛 委員 地権者主導で物事を進めるところに、こうやってお金を出してはるわけですね、いつ決まるかわからへんのに対して。ずっとのべつくまなく出していかれるんですか、ほなら。
◎田中 政策監 この北中西栄町につきましては、先ほど西村都市計画課長が御説明申しましたとおり、この13万3,000円という費用は充てておりません。
◆西田剛 委員 いずれにしましても、さきの産業振興の中でも話が出てましたとおり、貴重な皆さんの、市民の血税を使ってやっておられる中で、片や、一方ではこういう動きがあるというところのアンバランスが、結果どういうことを招くかということを考えると、ちょっと非常に不安な部分もありますので、結果がどうなるかわかりませんが、お金を使って、血税を使っていただいた結果が出るような形におさめていただきたいなというふうに思いますので、その辺のところよろしくお願いします。
○西村隆行 委員長 答弁はよろしいですか。
◆西田剛 委員 結構です。
○西村隆行 委員長 あとどうですか。
◆中村孝蔵 委員 成果の69、70の上から2段目の1、河川愛護活動報償金として137万9,000円が上がっているんですけれども、地域の一般のボランティアが草刈りや清掃をやってくださっていることに対しての報償金として理解させていただいてよいのでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎青木 河川課長 町内会といたしまして、平成22年度でございますけども、43町内会で4,513万円。それで、面積が13万5,800平米の草刈りを行っていただいている状態でございます。
◆中村孝蔵 委員 1回、報償金としてお幾らぐらいお出しになっておられるんですか。
◎青木 河川課長 1回といいますか、面積当たりで市と県とで合算で1平米当たり10円でございます。
◆中村孝蔵 委員 もう一遍お願いします。
◎青木 河川課長 1平米当たり10円。
◆中村孝蔵 委員 10円。
◎青木 河川課長 10円でございます。
◆中村孝蔵 委員 わかりました。
やっぱり、ボランティアも我が町、草津を汚い町よりもきれいな町を欲しているというのは当然のことなんですけれども、報償金もちょっと安いような。それは、ボランティアの方やさかいに金が目的ではやってないとは思いますけれども、行政側も特に草とかそういうものが生えるというのは、夏の暑い暑いときと思いますので、もうちょっとそこらボランティアの方にかんがみて、やっぱり査定もしてやっていただけるとありがたいなと思うんですけれど、そこらの辺はどういうように思われますか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎青木 河川課長 それで、ちなみに今年度、県の補助金のほうを上げていただきまして、今年度の予定では16円ぐらいになるという形になっています。
◆中村孝蔵 委員 10円が高いか安いか、16円になる。ちょっとそこらは私、ちょっと理解しかねますけれども、市のスタンスとしてボランティアの方には何とぞよろしくお願いしたいという思いですので、後は結構です。よろしくお願いします。
○西村隆行 委員長 ほかどうですか。
◆久保秋雄 委員 67ページの道路新設改良事業費の中で玉川橋改修工事、1,000万円余りが執行されております。これに関連してお聞きしたいんですけども、先日テレビとかそういう報道で、橋梁の劣化が非常に進んでいると、全国的にという報道がございました。草津市の市内にも歩道橋の劣化とかかなり感じる部分がございます。橋梁の点検、そういったものはされているのかどうかお伺いをしたいと思います。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎吉川 道路課長 橋梁の長寿命化ということに伴いまして、市内にあります橋梁の点検について、目視及び委託に出しましたという形で調査を行っております。目視につきましては、全数の橋梁について調査を行っておりますが、詳細のちょうど高さが高くて目の届かないところがございますので、そちらにつきましては委託に出した形での調査という形で点検を行っております。
◆久保秋雄 委員 今の調査の項目の中には、歩道橋も入ってるんですかね。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎吉川 道路課長 歩道橋につきましては、南草津のJRの駅のところにございます歩道橋が対象という形に上がっております。
◆久保秋雄 委員 1号線にかかっている、例えば学童が使用している歩道橋とか、そういったものは点検をされていない。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎吉川 道路課長 あくまでもこの点検を行っておりますのは、市道という形での管理の部分についてに限って調査をさせていただいているものでございまして、市道でない県道であるとか国道であるところについては、こちらの対象となっておりません。
◆久保秋雄 委員 ごめんなさい。1号線にかかっているのは市の所有物ではないということですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎吉川 道路課長 そのとおりでございます。
◆久保秋雄 委員 わかりました。
○西村隆行 委員長 ほかいいですか。ほか。
◆久保秋雄 委員 全国的に橋梁の劣化ということは報道されておりますので、この点検をきちんとやって、事故とか起こらんようにくれぐれもお願いをしておきたいと思います。
○西村隆行 委員長 答弁はよろしいですか。
ほかどうですか。
◆奥村恭弘 委員 67ページの3番の交通安全施設の整備費というところなんですけれども、交通安全施設の整備工事として防護さくであったりカーブミラーの設置を行っていただいたり、また、既存の交通安全施設の修繕、今、久保委員がおっしゃってた話もこれかなと思うんですが、それから、拡張ということで中学校のグリーンベルト整備費ということで、本当に市外に渡るような小学生含めて、中学生含めて、通学に使うそこら辺のほうを大分整備をいただいたというところになっておるんですけれども、ここで書かれている内容の中で当初整備すべきところに対して、すべてこれで完了したというふうな認識をさせていただいてよろしいでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎吉川 道路課長 こちらにつきましては、中学校区におきます整備費ということで、この額を決算申し上げさせていただいていますが、これにつきましては20、21、22ということで整備をさせていただいておりまして、今年度は一定の整備ができたということで考えておりまして、その中で地元の町内会等の要望がたくさん出てきているということで、来年度以降にそれも踏まえた形で新たな事業展開をしていこうかなという考え方をしております。
◆奥村恭弘 委員 わかりました。
まだ完了してなくて、引き続きやっていただけるということでよろしいでしょうか。
◎吉川 道路課長 そのとおりでございます。
◆奥村恭弘 委員 わかりました。
あともう一点だけお聞かせいただきたいんですが、こういった安全の施策であったりとか、これは私ども一般質問でちょっとさせていただいたんですが、第8次草津市交通安全計画というのが平成22年度末をもって一応終わりましたということになっています。こういう事業計画を上げられて施策を進める中で、当然リンクをしていると思うんです。ここで積み残しされたものというのは、また先ほどの話ではないですけど、新たに次年度の事業計画に上げて推進をされていく。これ、何の事業やという話ではないんですけれども、そういう考え方でよろしいんでしょうか。
○西村隆行 委員長 答弁お願いします。
◎吉川 道路課長 こちらにつきましては、バリアフリーの基本構想に基づいた形で、こちら22年3月ということで構想ができておりまして、重点地区の中で整備をさせていただいております。それについて、今後引き続き整備を進めていくということで計画を持っていくような形で考えております。
◆奥村恭弘 委員 まだまだ防護さくを取りつけなければならないところであったりとか、もう既に市のほうで把握はされていると思いますし、それぞれの施策の中で安全・安心なまちづくりのところと、あとバリアフリー含めて、しっかりと施策として積み上げていただきたいというふうに思っていますので、これまでされてこられたことについては本当にありがたく思っていますし、継続してまだまだやらなければならないところについてもお願いしたいというふうに思っています。
以上です。
○西村隆行 委員長 答弁はよろしい。
◆奥村恭弘 委員 答弁はいいです。
○西村隆行 委員長 ほかございますか。
◆久保秋雄 委員 ちょっと年度がまたがるんですけど、よろしい。
○西村隆行 委員長 決算さえ絡んだら結構です。決算から見た。
◆久保秋雄 委員 15ページの交通対策調整費、それの4番の済生会病院バス運行負担金、118万1,000円が執行されています。ただ、これは栗東市からの申し出によって廃止をされましたね。このとき、何か話し合いとかあったんでしょうか。栗東市との話し合い。
◎西岡 交通政策課長 栗東市からは、ことしの8月に文書で、財政上の理由ということで申し出がございました。事前には話はございませんでした。
以上でございます。
◆久保秋雄 委員 長年共同、運行を委託してきたわけで、文書による通知だけだったんですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎西岡 交通政策課長 文書による通知と、あわせて説明に来られております。
以上でございます。
◆久保秋雄 委員 これはたしか、請願が議会で採択されて、いろんなやり方が検討されて、結局栗東市、くりちゃんバスに運行を委託するというふうになったかと理解をしているんですけども、それが相手の都合だけでぱっとなくなる。この点についてはどうお考えですかね。
○西村隆行 委員長 答弁ありますか。
◎西岡 交通政策課長 この件につきましては、会派代表説明会でも御説明させていただきましたんでございますけれども、以前、近江バスにも同じようなことがございましたし、突然ということではなしに、基本的には私どものほうについては、草津市公共交通会議に相談なりかけていただきながら、公共交通のネットワークを何とか保持していこうというような会議の中での話し合いをしていただきたかったなというような思いでおります。
以上でございます。
◆久保秋雄 委員 じゃあ、請願の趣旨は今後どうやって生かしていくのか、聞かせていただけませんやろうか。
○西村隆行 委員長 御答弁できますか。
◎西岡 交通政策課長 請願の趣旨につきましては、済生会病院という部分の今現在代替としまして、市がバスを済生会病院の方に、新たにそれ以降、新規路線として乗り込みしておりますので、機能的にはそれもあり、またかつ大変手間にはなるんですが、JRとの乗り継ぎで栗東駅からの済生会バス、宅屋線についてはまだ残っていると、こういうことでございます。
したがいまして、それを補完する部分としては、若干問題もあるかと思いますが、ただ、今これからとしましては、そういう病院等に関してまめバスを含めて、そういうふうな交通弱者に配慮したような基本的な考え方というものを持っていきながら、ネットワークを構築していきたいというふうに考えておりますので、議員提案いただきました趣旨に基づいた状況での継続性というものを持っていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
◆久保秋雄 委員 何とぞ、請願の趣旨を生かした運営というか、施策を希望しておきたいと思います。
○西村隆行 委員長 答弁はよろしいですか。
ほかいかがですか。よろしいですか。
◆中村孝蔵 委員 成果の73、74の下の段から2段の快適な都市空間の創造ということでその1番、ロクハ公園整備事業に伴う用地購入とありまして、7,247万9,000円と明記されているんですけれども、どこら辺の土地ですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎木村 公園緑地課長 今御質問ございましたロクハ公園の整備に伴う用地購入の場所でございますけれども、ロクハ公園の南のほうで名神高速道路の側道の部分に面するところでございます。
以上です。
◆中村孝蔵 委員 何平米ぐらい。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎木村 公園緑地課長 ここに関しましては、まず面積は7,247万9,000円につきましては、1,872.12平米となっております。これにつきましては、平成20年度に地権者からいわゆる土地開発公社のほうで買収していただきまして、そこから買い戻しをさせていただいているというところでございまして、21年から23年度にかけて買い戻しをしてきたというようなものでございます。その一部であるということを御理解ください。
◆中村孝蔵 委員 わかりました。
草津市全体としては、ほんまに緑地面積というのが少ないんですけれども、市民1人当たりの緑地面積いうとどんなぐらいになるんですかね。その土地も買うて含めた分でもいいし、それともそれ以外でも結構です。
○西村隆行 委員長 お答えできますか。
◎木村 公園緑地課長 今現在、平成22年度末で1人当たり公園面積は、5.46平米でございます。
◆中村孝蔵 委員 これも当然、世間から、ほかの市から見て少ないという思いで思わさせてもらっていいんですかね。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎木村 公園緑地課長 少ないか多いかというのは、またちょっと考え方にもよると思いますが、私どもは国が求めております1人当たり公園面積、10平米という目標というのがございます。今現在、第2次緑の基本計画を昨年10月に市民の皆さんに公表させていただきましたが、その中においては、当面7平米を1人当たり目標とするというようなことで、それに向かってこれから平成32年が目標のところでございますけれども、その中で7平米を当面実現していきたいというふうに考えております。そういう意味では、まだ面積的に十分なものではないというふうに考えております。
以上です。
◆中村孝蔵 委員 それを目標に持っていっていただきたいんですけれども、これは難しい質問かもしれませんけれども、中心市街地にこういうような公園もつくったろうかというようなお考えはございますか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎木村 公園緑地課長 今おっしゃるように、中心市街地付近、渋川学区、あるいは大路学区において公園の1人当たり面積は、どうしても現実的には少ない状況がございます。そういう意味では、可能な限りふやしていきたいというふうには考えておりますが、一つは開発等において公園の整備をきちっとしていただくという点、それと、これは可能であればということになりますけれども、どうしても公園は敷地というものが必要になりますので、その敷地をもし今使ってない敷地が民間民有地でございましたら、借地を例えばさせていただくような形であっても整備をしていきたい、そういうような、実際に新たに市のほうで買収していくというような形で持っていくというのは極めて財政的にも困難な状況でございますので、そういうような思いで市街地に公園はふやしていきたいという気持ちは持っております。
以上です。
◆中村孝蔵 委員 何とぞよろしくお願いいたします。
以上です。
○西村隆行 委員長 あとよろしゅうございますか。
◆中嶋昭雄 委員 久しぶりにしゃべるんですけど、すいません。
68ページになるのかと思うんですけれども、下から5枠目ぐらいですか、交通安全施設整備事業の費用、三つ書いてあるんですけども、最近道路走っていますと、ラインファルトが消えてあるところが非常にあちこち目立つんですけど、国道、県道、市道と持ち場はあると思うんですけども、こういった部分はどうなんです。結構耐用年数が悪いのか、それとも費用が回らないとか、もう少し市民さんの声からすると欲しいなと、かえてほしいなという部分もあるんですけども、その辺のところはいかがですかね。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎吉川 道路課長 委員御指摘のように、確かに消えているところもあるようでございますが、限られている予算の中で一気にいくということはちょっと当分無理なところがございますので、優先順位を決めながら、順次整備していきたいなという考え方をしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
◆中嶋昭雄 委員 限られた予算の中でということなんですけど、追いつかない、逆に今の現状の予算では追いつかない。まだまだはげてある分とかがふえていくような現状になるのか、それとも何とか死守できるのか、その辺のところの予算配分は大丈夫ですか。
○西村隆行 委員長 答弁求めます。
◎吉川 道路課長 極力、損耗していく割合よりも新設なり改良していける範囲が追いつくような形で頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
◆中嶋昭雄 委員 ありがとうございます。
○西村隆行 委員長 よろしいですか。
◆中嶋昭雄 委員 結構です。
○西村隆行 委員長 ほかございませんか。
よろしいですか。
(「なし」の声あり)
○西村隆行 委員長 なければ、議第58号、平成22年度草津市一般会計歳入歳出決算のうち、都市建設部が所管する分に対する質疑はこれにて終了いたします。
本日は、これで終了いたします。
あす、また都市建設部の特会がありますので、よろしくお願い申し上げます。
本日は御苦労さまでした。
午後 5時04分 閉会
草津市議会委員会条例第30条の規定により下記に署名する。
平成 年 月 日
決算審査特別委員会委員長...