伊賀市議会 2018-09-19
平成30年予算常任委員会( 9月19日)
平成30年予算常任委員会( 9月19日) 予算常任委員会会議録
1.開催日 平成30年9月19日
2.場 所 市議会議場
3.出席者 川上善幸、北森徹、信田利樹、西口和成、福村教親、宮﨑栄樹、桃井弘子、
山下典子、市川岳人、赤堀久実、嶋岡壯吉、田中覚、福田香織、森川徹、
生中正嗣、上田宗久、中谷一彦、百上真奈、北出忠良、空森栄幸、安本美
栄子、中岡久徳
4.欠席者 近森正利
5.理事者 岡本市長、大森副市長、稲森総務部長、山本総務部理事(秘書、調整担
当)、宮崎企画振興部長、東企画振興部次長、百田財務部長、田中人権生
活環境部長、
高木人権生活環境部理事(生活環境担当)、田中健康福祉部
長、中健康福祉部次長、服部産業振興部長、前川産業振興部次長兼営業本
部事務局長、山本建設部長、中井建設部理事(企業用地整備担当)兼次長
事務取扱(企画管理、道路河川担当)、久保消防長、城戸消防次長[総務
担当]、松田市民病院副院長〔事務部門〕兼健診センター副センター長、
諦乗市民病院事務部長兼病院総務課長兼健診センター参事、松本会計管理
者、
北山上下水道事業管理者、清水上下水道部長、笹原教育長、谷口教育
委員会事務局副教育長、
中林教育委員会事務局次長、松本監査委員事務局
長、三枝上野支所長兼
地域振興総括監事振興課長、内田伊賀支所長兼地域
振興総括監事事務取扱、
加藤農業委員会事務局長、奥田総務課長、風隼財
務課長、川口市民生活課長、福永
さくらリサイクルセンター所長兼不燃物
処理場長、川部観光戦略課長、
堀川中心市街地推進課長、岩野道路河川課
長、林崎学校教育課長、稲森伊賀支所振興課長
6.事務局 田槙局長、藪中課長、岡井副参事(議事調査課長)、上地主幹兼総務係長
7.案 件 1.議案第95号 平成30年度伊賀市一般会計補正予算(第3号)
2.議案第96号 平成30年度伊賀市
国民健康保険事業特別会計補正予
算(第2号)
3.議案第97号 平成30年度伊賀市
病院事業会計補正予算(第1号)
4.議案第109号平成30年度伊賀市一般会計補正予算(第4号)
8.会議の次第
(午前10時00分 開会)
○委員長(生中正嗣君)
おはようございます。これより予算常任委員会を開会します。
本日ただいままでの出席委員数は22名、会議は成立いたしました。
会議録署名委員に、7番 桃井弘子委員を指名いたします。
本委員会に審査を付託されておりますのは、議案第95号、平成30年度伊賀市一般会計補正予算(第3号)、議案第96号、平成30年度伊賀市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第97号、平成30年度伊賀市
病院事業会計補正予算(第1号)、議案第109号、平成30年度伊賀市一般会計補正予算(第4号)の4議案であります。
ここで、審査の方法についてお諮りいたします。
議案第95号の一般会計補正予算(第3号)については歳入歳出それぞれ一括で、他の3議案についてはそれぞれ会計ごとに審査をいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(生中正嗣君)
御異議なしと認めます。よってそのように取り扱うことに決定しました。
審査における質疑に当たっては、予算書及び予算に関する説明書のページ数、事業名等を述べてから行っていただくこととし、くれぐれも申し上げますが、自己の意見を述べることなく議案の中身についてその疑問点のみ発言いただくようお願いいたします。また、質疑の範囲が議題外にわたることのないように重ねてお願いします。
それでは、第1項、議案第95号、平成30年度伊賀市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。
当局の説明を求めます。なお、説明員は役職名及び氏名を述べていただき、説明は適切かつ簡略にお願いします。
財務部長。
○財務部長(百田光礼君)
失礼します。財務部の百田でございます。
ただいま議題となりました議案第95号、平成30年度伊賀市一般会計補正予算(第3号)について説明いたしますので、予算書の1ページをごらんください。
第1条の歳入歳出予算の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億9,026万3,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ460億2,230万9,000円としています。詳細については、事項別明細書により後ほど説明いたします。
第2条の債務負担行為の補正は、4ページをごらんいただき、第2表、債務負担行為補正で追加として、平成31年度
納税通知書等封入封緘等業務委託経費など5業務の経費について、それぞれ期間及び限度額を設定しています。
第3条の地方債の補正は、同じく4ページの第3表、地方債の補正で1追加として、複合施設整備事業に係る地方債の限度額1,510万円を追加し、2廃止として市営住宅改良事業の起債が不用となったため廃止するほか、5ページをごらんいただき、3変更として
地区市民センター整備事業など8事業についてそれぞれ事業費の増減に応じ限度額について所要額の補正を行うほか、臨時財政対策債については、国からの発行可能額の通知により減額の補正を行っております。
それでは、補正予算書の事項別明細書により、歳出の主なものからその事業に対する特定財源もあわせて説明いたしますので、18、19ページをごらんください。
第2款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費、窓口業務経費の
住民票等証明交付事業では、平成31年1月の庁舎移転に伴い
上野支所ハイトピア伊賀2階に移転するとともに、同支所に
まちなかサービスカウンターを設置し、諸証明発行業務を行うため、機械器具借り上げ料など22万7,000円を計上しています。
第5目財産管理費では、目全体で3億4,126万7,000円を増額していますが、市有財産管理経費では、売却した旧
上野運動公園体育館敷地の土壌汚染にかかり、敷地の地下水モニタリング及び表層土壌調査を行うため、
土壌地下水調査業務委託料225万円のほか、旧
上野運動公園体育館敷地と
上野運動公園テニスコート前駐車場との交換による土地差額分として、
上野運動公園駐車場用地取得費1,856万2,000円を計上するとともに、売却相手方が土地取得時に納税した不動産取得税など納税済み分の損失補償費220万8,000円など、合わせまして2,676万7,000円を計上しています。
基金積立金では、地方財政法の規定により平成29年度の決算剰余金の補正額6億2,802万6,000円のうち2分の1相当額として3億1,450万円を財政調整基金に積み立てしています。
第6目企画費では、目全体で3,041万1,000円を増額していますが、地域振興経費の
伊賀鉄道活性化促進事業では、伊賀鉄道の新居駅、西大手駅、猪田道駅、市部駅のブロック塀を改修するため
鉄道施設ブロック塀改修工事委託料307万7,000円を計上するほか、四十九駅への道路案内標識及び駅構内に周辺施設等を示す案内板を設置するため四十九町駅案内標識等設置工事費145万4,000円を計上しています。
また、
空家等対策推進事業経費では、古民家等再生事業の実施に当たり、同事業費を伊賀市
空家再生等推進事業補助金から流用したため、流用額970万円を同補助金に補正しております。
バス等対策事業経費では、コミュニティバスしらさぎが平成31年1月にダイヤ改正することに伴い、時刻表の印刷製本費24万3,000円を計上しています。特定財源は、その他財源として広告料を充当しています。
複合施設整備事業では、伊賀支所周辺の公共施設の機能をふるさと会館いがへ集約し複合施設として整備するため、20、21ページをごらんください。
いがまち複合施設実施設計業務委託料1,593万7,000円を計上しています。特定財源の地方債は、複合施設整備事業に充当する市債です。
第7目文化振興経費では、目全体で206万9,000円を増額していますが、文化振興経費の文化振興一般経費では、本年5月に設置いたしました伊賀市
文化振興ビジョン検討委員会の委員報酬28万8,000円を計上するほか、文化庁の
伝統文化親子教室事業委託金を財源に、上野天神祭おはやし体験を実施するため
伝統文化親子教室事業委託料44万5,000円などを計上しています。
また、
文化施設維持管理経費では、青山ホールの
自動火災報知器設備感知器のふぐあいにより、修繕料67万9,000円を計上しています。
第8目芭蕉顕彰碑・芭蕉翁記念館・偲翁舎・蓑虫庵等管理運営経費では、本年5月に設置いたしました
芭蕉翁生家保存改修検討委員会の委員報酬12万6,000円を計上するほか、芭蕉翁記念館の基礎部分に亀裂が確認されたため補強工事費205万2,000円など合わせまして219万6,000円を計上し、その他特定財源は
芭蕉顕彰事業基金繰入金を充当しています。
第9目情報化推進費では、目全体で976万2,000円を増額していますが、
社会保障税番号制度関連経費では、マイナンバーカード等への記載事項の充実を図るため旧姓併記に対応したシステム改修経費として、22、23ページをごらんいただき、
住民基本台帳ネットワークシステム更新委託料841万9,000円を計上しています。特定財源の国県支出金は、国の
番号制度関係システム整備補助金です。
第10目地区市民センター費、
地区市民センター等維持管理経費の
地区市民センター施設改修事業では1,092万6,000円を増額していますが、
比自岐地区市民センターの防水工事において工法の変更に伴い工事費を増額するほか、
上野南部地区市民センターのブロック塀の解体等に係る工事費、玉滝地区市民センターの屋根の補修工事費を合わせまして、
地区市民センター施設改修工事費1,059万3,000円などを計上し、特定財源として市債を充当しています。
次に、第3款民生費、第1項社会福祉費、第4目障害福祉費、
障害者福祉施設管理運営経費の
盲人ホーム管理運営経費では、盲人ホームのブロック塀の修繕料19万5,000円を計上しています。
第4項児童福祉費、第1目児童福祉総務費では、目全体で231万5,000円を増額していますが、
児童福祉一般事業経費の児童福祉一般経費では、現在の伊賀市
少子化対策推進委員会を伊賀市子ども・子育て会議に改称し、同会議に専門部会を置くため、専門部会委員報酬及び旅費を合わせまして21万5,000円を計上し、発達支援事業の
発達支援センター運営事業では、発達障がい児の増加に伴い支援体制を強化するため、非常勤教員、保育士の増員による業務従事者賃金のほか、発達検査件数の増加に伴う臨床心理士の報償費を合わせまして210万円を計上しています。
第3目母子・父子福祉費の母子・父子自立支援事業では、
高等職業訓練促進給付金申請者の増加により、24、25ページをごらんいただき、母子・
父子家庭自立支援給付金79万円を増額しています。特定財源の国県支出金は、国の
母子家庭等対策総合支援事業費補助金です。
第4目保育所費、保育所管理運営事業の施設改修事業では、大山田保育園の調理室に下処理室の設置が必要なことから、調理室を改修するため
保育所施設改修工事費117万8,000円を増額し、特定財源として市債を充当しています。
第6項、第1目、災害救助費の被災地支援経費では、本年7月の西日本豪雨による被災地支援に係る職員派遣旅費など371万5,000円を計上しています。
次に、26、27ページをごらんください。
第4款衛生費、第2項清掃費、第2目塵芥処理費のごみ燃料化及び施設維持管理経費では、平成31年9月の三重県企業庁のRDF受け入れ停止に伴い、RDF製造施設をごみ中継施設に整備するため、本年度分の設計業務委託料及び工事費を合わせまして8,834万4,000円を計上し、特定財源として市債を充当しています。
次に、第6款農林業費、第1項農業費、第2目農業総務費の事務管理経費では、平成27年7月に阿保水力発電所の導水路が土砂崩れにより発電不能になった損害賠償の調停に係る弁護士報酬16万2,000円を計上しています。
次に、第8款土木費、第2項道路橋梁費、第3目道路新設改良費の
社会資本整備総合交付金事業では134万円増額していますが、国の交付決定額により
ゆめが丘摺見線道路改良事業から、28、29ページをごらんいただき、
大野木白樫線道路改良事業までの5事業で、それぞれ説明欄記載のとおり所要額の補正を行っています。特定財源の国県支出金は、国の
社会資本整備総合交付金です。
第4目橋梁維持費、
社会資本整備総合交付金事業の橋梁長寿命化修繕事業では、2,138万5,000円を減額していますが、国の交付決定額により
橋梁長寿命化修繕工事費など所要額の補正を行っています。特定財源の国県支出金は国の
社会資本整備総合交付金で、地方債はこの交付金事業に充当する市債です。
30、31ページをごらんください。
第4項都市計画費、第2目市街地整備推進費、市街地整備推進事業の街なみ環境整備事業では900万7,000円を増額していますが、
市道丸之内久米線道路美装化事業において、側溝ぶたを側溝全面に設置することとしたため、工事費444万円を計上し、特定財源として市債を充当しています。
第3目下水道整備費、下水路等整備事業の
市単下排水路管渠老朽化対策事業では、岩倉地内の下排水路の老朽化が著しく一部で漏水しているため、管路の測量設計及び工事費を合わせまして1,685万9,000円を計上し、特定財源は市債を充当しています。
第5項住宅費、第1目住宅管理費では、目全体で517万2,000円を増額していますが、住宅維持管理経費では、市営住宅団地の
ブロック塀等調査業務委託料756万円を計上するほか、
社会資本整備総合交付金事業の交付決定額により市営住宅補修工事費388万8,000円を減額しています。特定財源の国県支出金は国の
社会資本整備総合交付金で、地方債はこの交付金事業に充当する市債です。また、
ブロック塀等撤去費補助事業では、危険なブロック塀等の倒壊による人的被害の防止を図るため、当該ブロック塀等の所有者に対し上限15万円として撤去費用の一部を補助する
ブロック塀等撤去費補助金150万円を計上しています。
32、33ページをごらんください。
第9款、第1項消防費、第3目消防施設費、消防施設整備事業の防災基盤整備事業では、辺地計画に基づき種生地内に耐震性貯水槽を整備するため防火水槽新設工事費700万円を計上し、特定財源として市債を充当しています。
次に、第10款教育費、第1項教育総務費、第3目義務教育振興費、児童生徒指導経費の
部活動指導員配置促進事業では、崇広、緑ヶ丘、柘植中学校において教員を補佐する部活動指導員として外部指導者を配置し、学校現場の業務改善を図るため、事業推進報償費など31万6,000円を計上しています。特定財源の国県支出金は、国県の
教育支援体制整備事業費補助金です。
第2項小学校費、第2目教育振興費、教育振興経費の教材・教具整備費では、ふるさと応援基金を財源に阿山地区小学校の図書を購入するため、図書購入費10万円を増額しています。
第3項中学校費、第2目教育振興費、教育振興経費の教材・教具整備費では、同じくふるさと応援基金を財源に阿山中学校の図書を購入するため、図書購入費5万円を増額しています。
34、35ページをごらんください。
第5項社会教育費、第1目社会教育総務費、生涯
学習施設維持管理経費の栄楽館維持管理経費では、栄楽館の土塀控え柱の修繕料26万7,000円を計上しています。
第8目教育集会所費の教育集会所管理経費では、下郡教育集会所の
ブロック塀改修工事費120万7,000円を計上しています。
以上で歳出の説明を終わり、歳入に移らせていただきます。歳出で説明しました特定財源以外について説明いたしますので、12、13ページをごらんください。
第10款、第1項、第1目地方特例交付金では、国からの内示により849万6,000円を増額しています。
第11款、第1項、第1目地方交付税では、普通交付税の額が確定しましたので4,673万7,000円を減額しています。
14、15ページをごらんください。
第19款繰入金、第2項基金繰入金、第1目財政調整基金繰入金では、財源調整のため941万3,000円を減額しています。
第20款、第1項、第1目繰越金では、平成29年度の決算剰余金が9億2,802万6,000円となりましたので、当初予算計上済み額3億円に対し6億2,802万6,000円を増額しています。
16、17ページをごらんください。
第22款、第1項市債、第9目臨時財政対策債では、この市債は地方交付税の代替財源で一般財源ですが、国からの発行可能額の通知により1億8,832万9,000円を減額しています。
以上で歳入の説明を終わります。36ページ以降に給与費明細書、債務負担行為に関する調書、地方債に関する残高調書を添付してありますのでごらんいただき、よろしく御審査いただきますようお願いいたします。
○委員長(生中正嗣君)
説明が終わりました。これより質疑に入ります。
第1条、歳入歳出予算の補正のうち、歳出について予算に関する説明書18ページから35ページについて御質疑ありませんか。
赤堀委員。
○委員長(赤堀久実君)
19ページの複合施設整備事業で、
いがまち複合施設実施設計の業務委託料が上がってます。これは支所周辺の公共施設をふるさと会館いがへ複合していくということなんですけれども、今、大ホールのことで廃止ということで一応予定としては出ておりますが、そこで一番問題になっているのはつり天井なんですけれども、大きな地震があったらいつ落ちてもおかしくないという状況の中で、この実施設計の中につり天井耐震の改修等々の計画があるのかどうか、ちょっと教えていただきたいと思います。
○委員長(生中正嗣君)
伊賀支所振興課長。
○伊賀支所振興課長(稲森真一君)
伊賀支所振興課の稲森です。よろしくお願いいたします。
今お尋ねいただきましたつり天井のことについてお答えさせていただきます。
現在の計画では、閉鎖する予定の大ホールには、法定点検や緊急の場合を除いては人は立ち入らないというようなことを考えておりますので、つり天井の落下防止対策については施工しないということで考えております。ただ、上からぶら下がっている舞台装置につきましては、下におろしておくというような安全対策はとるということで考えております。
○委員長(生中正嗣君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
今、つり天井って本当に全国的に問題になっていると思うんです。やっぱり近年、大きな地震等々ある中で、そのままそっとしておくみたいな、そんなんでいいのかどうか。やはり今、もちろん大ホールを本当に残したいという市民の声も挙がっている中で、署名で5,000人の方も声を挙げております。そういった中で、このまま閉鎖という形で何も触らずに置いておくというのは、今後、その方々が頑張って使おうとなったときに、大きな地震があってつり天井が落ちてしまうと、そういうことがやっぱりあり得ると思うんです。そういうことをやっぱり考えて行政もこういう計画にしっかりと考えていかないといけないと思うんですけど、その点の見解を教えていただきたいと思います。
○委員長(生中正嗣君)
市長。
○市長(岡本 栄君)
これは公共施設の最適化、皆さんに議決をいただいた計画にのっとってやっているわけでありますし、またこの大ホールを壊そうというわけではございません。人が入らないようにブロックして、そして必要なときにはまた再開をするということでありますから、今もってそうしたことに税金を使っていくということはいかがなものかと思われるところであります。
○委員長(生中正嗣君)
赤堀委員。
○委員(赤堀久実君)
わかりました。ここで意見は言うたらあかんと後ろから声ありましたので意見は述べませんが、やはり図書館も近くにつくるということなので、やっぱりそこを本当に考えた上でちょっと設計のほうを、ちょっと意見になってしまってますけども、よろしくお願いしたいと思います。
次に、33ページの児童生徒指導経費なんですけれども、これは国の
教育支援体制整備事業補助金を活用して崇広中学校、緑ヶ丘また柘植中学校において教員の補佐の部活動の指導員を外部から配置するということなんですけど、これは国の働き方改革の中で教職員の方々の皆さんの負担軽減ということで外部から来ていただくということなんですけれども、この3校、どの部活に指導員を配置されるのか、教えていただきたいと思います。
○委員長(生中正嗣君)
学校教育課長。
○学校教育課長(林崎 勉君)
学校教育課、林崎です。よろしくお願いいたします。
お問い合わせいただきました学校ですけども、崇広中学校、緑ヶ丘中学校、柘植中学校の3校で、崇広中学校については陸上部、緑ヶ丘中学校についてはサッカー部、柘植中学校についてはバレー部を予定していると聞いております。
以上です。
○委員長(生中正嗣君)
他にございませんか。
田中委員。
○委員(田中 覚君)
済みません。まず、全体でもう一度ごめんなさい。薄いことで聞き漏らしましたので確認させていただきたいんです。
つまり、今回の補正予算で土木費だけが実は減額になって、あとは増額になっている。土木費が減額になった主な要因というのは、
社会資本整備総合交付金が減ったというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○委員長(生中正嗣君)
財政課長。
○財政課長(風隼徳彰君)
失礼いたします。
今お尋ねの件でございますけども、議員さん御指摘のとおり
社会資本整備総合交付金事業の内示額の減少によるものでございます。
○委員長(生中正嗣君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
それぞれの項目を拝見させていただいたら全部大切な項目で、
社会資本整備総合交付金が減額されたからいたし方なく補正予算で減額で工事ができないというふうに考えさせていただきますけれども、そうすると交付金が決定額がマイナスになったっちゅうのか減額された理由というのはどこにございますか。
○委員長(生中正嗣君)
道路河川課長。
○道路河川課長(岩野庄司君)
失礼いたします。道路河川課、岩野でございます。よろしくお願いいたします。
平成30年度の交付申請と決定額というのは、今までは相当皆さんに説明をしてきた申請に対して3割とか4割としたついてこなかったというような説明をしてきたんですけれども、平成30年度からは県と国と調整をして実際できる金額を申請してくださいということで、今までは3割しかつかないから逆に吹っかけて申請をしていたような状態やったんですけども、平成30年度からは三重県一斉にできるだけそういう吹っかけはやめておいてということで、現実の予算要求をしてくださいということでした。私たちも伊賀市の社会資本整備に係る財源の中で、やはり起債という借り入れももちろん踏まえまして考えるとめいいっぱいの申請をさせていただいたことに対する8割であったりとか、そういった内示であったというふうな解釈をしていただければいいかと思います。よろしくお願いいたします。
○委員長(生中正嗣君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
現実の工事ができる、その裏づけというのは、今、起債というしがらみがあって、なかなかやりとうてもできないということなんでしょうけども、事業一つ一つ見ていったときに、今すぐにでもやらなくちゃならないということに見えてならん。そうすると起債を多くしてでもやっていかなくてはならないので、県やら国に伊賀市はここまでくださいと、別に余分に盛る必要がなくてもなぜそれをやらないのかというのは、おそらく建設部と財政部とのここまでにしようか、あっこまでにしようかという打ち合わせがあるんだろうけれども、今回、土木費だけが減額になっているっちゅうことを見たときに、伊賀市の社会資本が随分おくれるんではないかという危惧はするんですが、それは大丈夫なんですか。
○委員長(生中正嗣君)
建設部長。
○建設部長(山本 昇君)
建設部、山本です。よろしくお願いします。
御質問の
社会資本整備総合交付金事業5事業、今、進めております。先ほど道路河川課長が申しましたように、ことし30年度の予算については、できるところというか、今までは、去年の予算はもう3割とか4割とかかなり国の交付のつきがある意味ちょっと悪かったということで、ことしの30年度はできる分だけといいますか、必要な額を要望させていただいて、国のほうからそれぞれの路線ごとの認証になってきてます。
今までは、何年か前は伊賀市にこれだけという交付金があって、それに対して市の裁量である意味コントロールできたわけなんですけども、今現状はそれぞれ今、私が申し上げた5つの路線、それぞれの路線ごとに査定をされるといいますか、そういうことで各路線ごとの査定も入ってきておりまして、なかなか市の裁量で路線をできにくくなるというのが現状なんです。そうは言うものの、やはり計画を立てて道路はつくっていかなあきませんので、しっかり今後も要望してまいりたい。内部でも財政部長といろいろ話をさせていただきまして、内部でも調整を図って、来年度予算の要望につなげていきたいなと考えてます。
○委員長(生中正嗣君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
もう一つ、済みません。ちょっとわからなかったのは、個所づけが結構厳しくなったということを今、教えていただきました。しかし、要望していきたいということは、何をどこに要望されるのかわからない。要望が足らなかったから今回、土木費だけがどんと減額されたのか。そのあたりの仕組みっていうのはどうなってるんですか。
○委員長(生中正嗣君)
建設部長。
○建設部長(山本 昇君)
国の補助事業のまず進め方でございますけども、まず要は道路計画という国に対して各それぞれの路線を何年間でどれだけの延長、どれだけの事業費っていうのを出して、それをまず作成をします。次に、状況によりますけども、建設部のほうで予算要求して市の財政部のほうで審査して、国に概算要望という形で前年度で申請します。それで、国としては路線ごとに一定の査定を受けて交付決定されるということで、建設部としてはそういった考え方ではおるんですけども、そういった国の裁量によってある路線は少しになったり満額ついたり、そういったことがあるわけなんですけども、私どもとしては当然、道路をつくっていくのが仕事ですので、やはりきちっと欲しいときは欲しい額だけ要望をしていくっていうのが現状です。
○委員長(生中正嗣君)
田中委員。
○委員長(田中 覚君)
済みません。要望していくということも仕事のうちならきちっと要望をしていただくようにお願いして、質問を終わります。
○委員長(生中正嗣君)
他にございませんか。
山下委員。
○委員(山下典子君)
19ページ、いがまち複合施設整備事業1,593万7,000円ですけれども、これ今9月議会で上程されたということは、住民の理解を得てと思うんですが、どのような点で住民の理解を得たと思われますか。
○委員長(生中正嗣君)
伊賀支所長。
○伊賀支所長兼地域振興総括監事事務取扱(内田泰成君)
伊賀支所の内田でございます。どうかよろしくお願いをいたします。
市民の理解ということでございますが、本年2月、3月の住民説明会では、確かに大ホール存続を求める会の方から自分たちの発表の場がなくなるといった意見など存続を求める要望をいただいております。ただ、反対にこうした計画に御理解をいただくといった御意見もその中でいただいておりまして、会場全体的にそうした機運があったかというと、そうではなかったかなというふうに思ってます。また、その後もいろんな機会を通じましてまちづくり協議会や自治会の関係者の皆さん、また実際、大ホールを利用されている方からも当該計画についての目的、またその必要性について御理解をいただけるような、その旨の意見も多くいただいたところでございます。また、本年3月には、広報いが通じましてふるさと会館の平成31年度4月以降の使用についての受け付けを停止させていただくというようなこともお知らせをさせていただいておりますし、また同時期には伊賀上野ケーブルテレビが公共施設最適化計画についての特集をしてくださいまして、1週間にわたってその中でもふるさと会館いがの大ホール閉鎖についても伝えていただいております。
このようにして広く周知をしてきました。いがまち公民館でもこの計画についての概要掲示をさせていただいておりますし、そうしたことを通じて周知をしてきたわけですけども、大ホールを存続させる会のこういった活動、皆さんの活動もございますが、特に苦情とか、あるいは異議が寄せられたというようなことはございません。また、地区市民センターとかかわりのある西柘植地域まちづくり協議会からは、この最適化計画が策定されて以来、いち早く安全安心な場所に移転をして、そして包括交付金に頼るということではなくて、自分たちでしっかりと財源を確保するためにも小ホールとか、あるいは芝生広場、図書室も含めまして有効活用し、創意工夫をもってまちづくり活動を進めていきたいという大変意欲のある意見も聞かせていただいております。こうしたことから、地域住民の方の一定の理解が得られているというふうに判断をしているところでございます。
○委員長(生中正嗣君)
他にございませんか。
福村委員。
○委員(福村教親君)
済みません。26、27ページ、4款衛生費、少し1つ2つお聞かせください。
塵芥処理費です。設計委託料と工事請負費、これ、
さくらリサイクルセンターの改築費用と考えてよろしいんですか。それと、増築は計画されていますか。あわせてお答えください。
○委員長(生中正嗣君)
さくらリサイクルセンター所長。
○
さくらリサイクルセンター所長兼不燃物処理場長(福永賢治君)
失礼いたします。
さくらリサイクルセンター、福永でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
議員質問の工事請負費でございますけども、これにつきましては、
さくらリサイクルセンターの一部の改修ということで、増築は考えておりません。
○委員長(生中正嗣君)
福村委員。
○委員(福村教親君)
改築じゃなく改修なんですか。もう一回、改築と改修の違いをちょっとおっしゃってください。
○委員長(生中正嗣君)
さくらリサイクルセンター所長。
○
さくらリサイクルセンター所長兼不燃物処理場長(福永賢治君)
失礼します。
詳細の違いというのは、今ちょっと答えることはできないんですけども。
○委員長(生中正嗣君)
福村委員。
○委員(福村教親君)
いいんです。工事の中身で、改修といえば家でいえば壁のクロスを張りかえるぐらいの程度です。改築となると壁を破る、そんなんでも改築になっちゃうんです。そうなりますと覚書を交わされてるんですね。協定書に基づき平成14年11月18日付です。その中の第1章3番に「施設の本格稼働後、施設の増築及び改築はしないものとする。」と、こういうふうに交わされているんですが、これに抵触はいたしませんか。
○委員長(生中正嗣君)
さくらリサイクルセンター所長。
○
さくらリサイクルセンター所長兼不燃物処理場長(福永賢治君)
失礼いたします。
先ほどの覚書ということで、平成14年度で覚書を交わされてるわけですけども、今回考えておる改築とか改修につきましては、地域のほうにも出向きましてその説明もさせていただき、新たなというか納得いただけるような説明もさせていただいてるところでして、今後また9月末から10月初旬にかけましても地域のほうに出向きまして理解いただけるように説明を進めていきたいと考えております。
○委員長(生中正嗣君)
福村委員。
○委員(福村教親君)
抵触してないと、そちらの判断ですね。でも、地域住民の方は全くそうじゃない。真逆のことを思ってますし、納得した説明をされたと。地域住民の方は全く納得もされてないし、ただの報告に来られたという感覚なんですよね。今、協定書の中でも、これ一般質問で福田議員が質問されたこととちょっと重複しますので割愛しますけども、18年間経過という文言も入ってます。協定書なり覚書なりRDFが前倒しに、それはそれで地域の方は納得はされてるんです。だから、それに合わせて協定書をもう一回、覚書もつくり直して、その後からまた協議に入っていただいて、地域住民の方と話し合いをもっていただき、納得していただいてから事業に進んでいただくのが筋やと思うんです。順番が入れかわっているように思うんですけど、その辺どうお考えですか。
○委員長(生中正嗣君)
さくらリサイクルセンター所長。
○
さくらリサイクルセンター所長兼不燃物処理場長(福永賢治君)
失礼いたします。
議員の御質問ですけども、地域の方に対しましては、説明等もさせていただいて、協定書も新たなものを作成するというようなことも考えておるところですけども、まだ具体的な案というのも検討しているところですので、案というのもまだ示させてもうてることはできませんので、今後、詰めていくような格好で進めていきたいと考えております。
○委員長(生中正嗣君)
福村委員。
○委員(福村教親君)
わかります。広域化の問題、この間、高木理事がお答えになったんですね。広域がはっきりしない。名張市長さんの返答まちだという状況もわかっております。ただ、地域の方が一番危惧するのは、RDFが終わった時点で一般廃棄物がさくらに入ってくる。じゃあ、いつまで入ってくるんですか。期限を切ってくださいということなんですよね。じゃあ、32年度末までのRDFの契約期間があるわけです。18カ月前倒しになった時点でRDFから一般廃棄物に変わって、さくらに搬入されるのも32年度末、33年3月31日までと理解してよろしいんですか。
○委員長(生中正嗣君)
人権生活環境部理事。
○人権生活環境部理事[生活環境担当](高木忠幸君)
生活環境の高木でございます。よろしくお願いいたします。
今の協定では33年3月末ということに結んでおりますけれど、これはあくまでもRDFの処理施設ということでの協定でございますので、今、新たに協定なり覚書というのは結び直させていただくということで今は考えております。
今、地元へ昨年から4、5回行かせていただいた中で、民間処理については理解をいただいてるというふうに私ども理解をさせていただいてるんですけれど、あとは広域の期限というのが一番問題になっているというのが今の課題でございます。そうした中で今後、来年の8月からのごみ積みかえ施設っていうんですか。中継施設として今のピット内の中を改修をさせていただきたいということで、今、理解をいただいていっているということでございまして、そういうことでございますのでよろしく御理解お願いいたします。
○委員長(生中正嗣君)
福村委員。
○委員(福村教親君)
だから、それはわかってる。改修、改修おっしゃりますね、きっちり。それはわかってるんです。RDF中止も一般廃棄物に変わるのもさくらに搬入されるのも地元の方は納得されてる。だから理事おっしゃるように期間が子や孫の代にずるずる行くんじゃないかな。これは、どなたでも。伊賀市にとっては大きな問題です、ごみ問題。今、地域の花垣地区がそれをぐっと一手に引き受けていただいてる。33年、RDFの期限ですと。理事おっしゃるように新しい協定書に基づいて、その結果を出すのが出せない。わかります。辛いところです。
その南部環境衛生組合の話もありますけど、岡本市長が副管理ですね。管理が亀井市長ですね。その辺も名張市長さんの返答まちっておっしゃるならば、岡本市長もその立場でおられるし、トップ会談で公式の場をつくっていただいて、伊賀の花垣地区のごみ問題RDFがこんなことに、お尻が決まってる、火がついてるんですよと。そこで岡本市長がまた表に出ていただいて、亀井市長とその辺を協議していただくっていうお考えはございませんか。
○委員長(生中正嗣君)
市長。
○市長(岡本 栄君)
私どもとしましても、RDF問題の根本は何かって言ったら、市民のごみ処理に対する負担が各段に安くなるということで、前倒しもしやってるわけですので、私たちは南部環境についてしっかりとした方向性が出ない限り、しっかりと地元の方にもお答えできないということも事実おわかりいただいてるとおりです。
御指摘のようにしかるべきときが来たら、これは亀井名張市長に、名張にとってもこれは喫緊の課題であるし、我々にとっても喫緊の課題。つまり伊賀地域全体の課題でありますから、早く御決断なりあるいは方向性の指示をいただくようお話はしたいと思います。
○委員長(生中正嗣君)
福村委員。
○委員(福村教親君)
ありがとうございます。本当にそのとおりでございます。早急に結論を出していただいて、少しでも早く地域住民の方を安心させてあげたい。ただ、ちょっとお話聞いたんですけども、全部納得はしてるんです。覚書です。18番に「この覚書の解釈に疑義が生じた場合、開発に必要性が出た場合、甲乙双方が誠意をもって協議をする。」と。この誠意という言葉の部分なんですよね。高木理事さっきおっしゃった5回お邪魔してると。理事も去年の7月10日に一度来ていただいて、次はことしの5月24日、10カ月間あいていたと。直近では7月25日と。今言う誠意という問題で、地域住民の方は伝わっていない。もっと小まめにスパンを縮めて日参せえとは言いませんけども、できれば岡本市長も一度足を運んでいただいて、伊賀市のごみの問題ですので地域の方に出向いていただいて一度お話いただけたらと思うんですけども、その辺どうですか。
○委員長(生中正嗣君)
市長。
○市長(岡本 栄君)
担当の者がしっかりと誠意をもってお話をさせていただいてるというふうに理解をしておりますので、今もっては私の出番ではないというふうに思っております。
○委員長(生中正嗣君)
福村委員。
○委員(福村教親君)
最後にいたします。
今、言うちょっと少し感覚が違うんですね。やっぱり地元の方、物すごく危機感いうか不安感を抱いている。ごみ問題を将来どうして担っていくのか。期限もわからない。1トン当たり1,000円の税を取っていただいてます。65と35の割ですかね。その収支もちょっと報告がない、わからない。使い道のほうは、環境安全や不法投棄の、この間、高木理事が答弁されてました。内容はわかるんですね。そういうことも含めて地域住民の方に、田中部長もわかっていただけますね。一度本当に誠意をもって小まめにね。
今言う協定書も変えやなあかんって思っていただけるなら、その辺から先に詰めていっていただきたいと思います。要望を出しておきます。よろしくお願いいたします。
終わります。
○委員長(生中正嗣君)
お願いします。要望、意見等は極力控えていただきたいと思います。
他にございませんか。
西口委員。
○委員(西口和成君)
この予算案等々にまたがりますブロック塀についてお聞かせいただきたいと思います。
ブロック塀等々の撤去につきましては、去る6月の大阪北部の地震に端を発しまして市長が肝いりでされたと、予算づけされていると思いますが、議会等々についてちょっと1つ教育委員会にお聞かせいただきたいんですが、以前、この地震があって痛ましい事故が起こりました。速急に小中学校等々についてブロック塀を点検していただきましたよね。しかしながらその後、私らは新聞報道で実はブロック塀がありましたっていう報道を受けました。教育委員長は失念しましたということで私どもは報道で知ったんですが、その点についての改めて議会に報告ということと、この間、プールを利用された生徒がおられるのか、お聞かせください。
○委員長(生中正嗣君)
副教育長。
○教育委員会事務局副教育長(谷口修一君)
学校施設のブロック塀について御質問ございました。さまざまな点で御心配をおかけしております。
当初、学校の6月に大阪府の事案がございましたときに目視で確認をしておりまして、ブロック塀がないと、校地内にはないということで御報告をさせていただきました。ただ、外から見てブロック塀かどうかわからないものが幾つか危険なものがあるのではないかということで再度、国からも調査の依頼もございましたし、私どもも危険なものを一応調べていくという必要がございまして、7月になりまして専門の業者の方、ちょっとこれはブロック塀かどうかわからないというものもございましたので、13校、1校休校中の学校もございます。学校全部の中の13校にひょっとしてあるのではないかということで専門の業者の方に調べていただきました。壊すわけにはいきませんので、機械を使ってレーダーで調べていただくというようなことでございました。そのうちの9校にブロック塀、きれいに上から塗ってあるものですからわからなかったんですが、があるということで、13校のうちの9校にブロック塀があるというふうなことで判明をいたしました。ただ、その中にはきちっと鉄筋が、基準では80センチ四方に縦横に鉄筋が入ってるというようなことでしたですが、実際調べていただいたら40センチごとぐらいに細かく入っているものが多くて、それは危険かどうか基準を超えているものもありますので、それは危険であるというようなことでわかりました。8月17日に調査速報としてまだいただいて、正式には報告はまだ業者のほうからきちっとしたものはいただいておりません。ただ、速報としていただいてというような状況でございます。それで、この間も議員さん方、そして新聞にも御報告をさせていただいて、学校には近づかないようにというようなことで指示をして、再度確認もしているところでございます。
今後、まだ今回の補正の中にはその部分の学校の中の補正は出ておりません。わかったのが少し補正より遅かったものですから、今度12月の補正に出させていただいて年内または今後その後、直していきたい。早急に対応していきたいというふうに考えているところでございます。
○委員長(生中正嗣君)
西口委員。
○委員(西口和成君)
プールの利用者はありますか。
○委員長(生中正嗣君)
副教育長。
○教育委員会事務局副教育長(谷口修一君)
プールの利用ですが、判明して以来、プールの利用はしておりません。だから、プールの利用というのはございませんでした。
○委員長(生中正嗣君)
西口委員。
○委員(西口和成君)
ぜひとも12月の補正という形で上げていただくということで、一安心でございます。こういったことがわかり次第、ぜひ失念とかじゃなくて、早急に議会に報告いただくということをお願いしておきます。
○委員長(生中正嗣君)
教育長。
○教育長(笹原秀夫君)
教育長、笹原でございます。
新聞上で失念という言葉がございました。そのことに関しましては、保護者の皆様等に、夏休みだったということもあるのが1つだったんですけれども、緊急性を本当にそこまでとらなくて大丈夫だという判断の中に、学校始まってすぐに保護者の皆さんにも伝達できるような形をというふうに思っていたという、そのことが失念という言葉になってしまっておりましたけれども、子供たちの安全を第一に考えておりましたので、学校にはすぐに対応するような指示をした形でございます。今後も子供たちのために考えて、第一に考えて対応していきたいと思いますので、12月の補正、何とぞよろしくお願いいたします。
○委員長(生中正嗣君)
西口委員。
○委員(西口和成君)
わかりました。ぜひとも子供さんたちの命、安心安全を担保していただきたいと思います。
これからブロック塀の補正予算ついてますけども、これもちゃんと目視とかそういうのじゃなくて、はっきりと点検した上でしていただくことをお願いします。
終わります。
○委員長(生中正嗣君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
19ページの空き家対策推進事業経費、6月に契約して流用したと思うので、これ補正、今回で返すということですけども、970万を使って町中を伊賀市の城下町をやるということで聞かせてもらっておるんですけども、どういうことをやって、どんなんに変わるんか、ちょっと少し。900万から使うので。
○委員長(生中正嗣君)
市民生活課長。
○市民生活課長(川口敏幸君)
失礼いたします。市民生活課、川口でございます。
空き家等の対策事業の計画でございますが、伊賀市の中に存在しております空き家、これがふえているという現状がございます。特に市街地においては、その活用化が図られずに空洞化といいますか、そういうのが進んでいる状況の中で、その空き家を有効に活用していくためにどうしたらいいかというような計画を具体的に立てていくものでございます。
具体的には、今この計画の骨といいますか、基本的な考えといたしましては、今ある、まず第1段階といたしまして、この市街地近辺にあります空き家を利用いたしまして、例えば市全体の中で、ある家屋についてはホテルの宿泊施設のフロントとしての機能を持たせたりとか、それから、そのほか宿泊施設としての部屋は市内に分散させるようなイメージで考えておりまして、そのほか宿泊施設以外にもレストランでありますとか、そういった集客施設を適正に配置させる。どの部分にどういうふうな施設を持っていくのが最も効率的であるかというようなことも含めた計画となっております。
これが事業主体といたしましては、民間にお願いすることになるんですけれども、そこに至るまでの地域の方々との連携でありますとか、あるいはそういった事業を主体的にやっていただく方の人材の育成といいますか、そういうことについても計画の中で具体的に考えていこうと思っております。行く行くは、さらにこれを進めて、最初は市街地を中心としてやっていきますが、波及させていって、郊外の空き家にもそれを及ぼせていけたらというふうに考えております。
○委員長(生中正嗣君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
宿泊、レストラン、集客ということでやっていく。大体この町中の空き家っていうんですか、もう6月からやっとうさかい、今もう大分何カ月もたってるもんでですね、大体何軒ぐらいとか、目ぼしいですね、ここをこの家とこの家とこの家ですね。ほんで、その持ち主に確認してなかっても、そういうその家が何軒ぐらい対象になってるとか。そういうのはもう大分進んでるのか。
○委員長(生中正嗣君)
市民生活課長。
○市民生活課長(川口敏幸君)
失礼いたします。
例えば、この市街地近辺に限りますと、活用の可能な棟数としては、1,900棟ぐらいございます。7月末現在でございますけれども。これらに対して、持ち主の方に対する意向調査等も進めておりまして、活用していただきたいというような意向があった物件の中から、例えば今回の計画でいきますと、1年目は3棟から5棟を、先ほど申し上げた施設として活用できたらというふうに考えております。
○委員長(生中正嗣君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
いやいや、対象が1,900戸ほどあって、3戸ほどと。それと、この今6月から来年の2月ぐらいまで契約これ終わりですわね。そやからその間にどういうことをまとめてくれるのか、具体的に。
それと、一つ聞かせてもらうんやけども、この人件費が九百何万のうち518万か、理事長さんの日当が1日に6万4,300円と。理事長さんというのが、どこから来てくれて、どういう会議してくれてるのか知らんけども、6万以上の日当いうたら、なかなか普通でここらで働いても1日日当2万、3万ちゅうてもらおう思ったらなかなか難しい時代やと思うんですけども、6万何がしか払うて。ほかにも見たら、6万円台の方が多くおりますわな。だから、そういう方が寄って、一体どんな会議してるのか一遍その1,900戸の戸数にですよ、どんだけ波及効果やってですね、伊賀の市民が利益をこうむるんか教えてもらいたいですわ。ちょっともう一度教えてください。
○委員長(生中正嗣君)
市民生活課長。
○市民生活課長(川口敏幸君)
失礼します。
全体としては、1,900戸ありますけれども、まずはそのきっかけの一つとして、例えばその5棟だけでも先陣を切って生かすことができれば、一つの起爆剤といいますか、そういう形になるのかなという部分もございます。
あと、全体では1,900棟と申し上げておりますが、具体的に今回のこの計画で活用できる、一番最初に活用していくべきであるというような棟数はかなり絞られて、その中でさらに精査して、最終的には第一年度、第一次的には5棟ぐらいでというふうな考えでございます。
○委員長(生中正嗣君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
さっき聞いたのは、役員さんですね。6万とか、何ぼ日当出ると。そういう方が、どこからお見えになって、やっぱり予算今聞いたら一千何百万使うと、その中の日当五百何万と、そういうことやっぱりなかなか理解しにくいと思うんですわ。そやから、6万何ぼの何がしかの方が何人もお見えになって、どこで会議してくれはるのか知らんけども、もう少しちょっと具体的に内容を教えていただけますか。これ予算のことですんでですね。わかると思うんですけど、よろしくお願いします。
○委員長(生中正嗣君)
市民生活課長。
○市民生活課長(川口敏幸君)
今回のこの計画につきましては、民間の専門的な知識をお聞きして進めていく部分が多いということで、委託料の金額的な中身につきましても、これが妥当なのかどうかということも含めて、庁内でも確認をしたところですけれども、これは決して高いものではないというような考えでさせていただいております。
○委員長(生中正嗣君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
庁内で考えたんですから、それはよろしんやで。6万出した人が6万の値打ちあったらそれは結構ですよ。そやけども、その方がこの6月から今までの時期に何回伊賀へ来てて、どういう、やっぱりお金やからですね。1人6万何がしいうと、大学の先生か誰か知らんけど、これJR西日本、NOTE、バリューマネジメントですか、その3社がこれ共同企業体でやってくれてるのかどうか知らんけども、やっぱりその3社の中でどこから来てくれてるのか。やっぱり、それも具体的に予算のことやから聞いとるんですよ。6万何ぼどうして使うとんやと。それをやっぱり知りたいと。
庁内で会議したのはわかりますんやで。それは値打ちあるというんやったら、なおさら値打ちある方が来てるんですよと、議長さんだけが6万円、ほかにまだ6万台の人何人もおりますやんか、予算。入札したんか、プレゼンしたんかどうか知らんけども、これ3社に決まった。入札はもうよろしいんやで、契約したんやから。そやけど、6万何がしか、何人、何回お呼びしたんか、それどういう方ですか、来てんのかちょっと教えておいてもうてやね、予算のことやから。
○委員長(生中正嗣君)
市民生活課長。
○市民生活課長(川口敏幸君)
失礼します。
具体的に、実際に協議をしていただくのはこれからになるんですけれども、今の段階ではまだ実際にその方に来ていただいて会議をしたりとかはないんですけれども、その内訳といたしましては。
○委員長(生中正嗣君)
簡略にお願いします。
○市民生活課長(川口敏幸君)
はい、済みません。
中身といたしましては、先ほど申し上げたように、地域の方々との調整でありますとか、あるいは指導的、リーダー的な立場をとっていただく方の人材の発掘でありますとか、育成、そういうようなことにも当てていただきたいと思っています。
○委員長(生中正嗣君)
中岡委員。
○委員(中岡久徳君)
何ぼ言うても、6万の説明ない。そやから、そういう会議の場へ市の職員も優秀な方もたくさんおると思うんですわ。来年度は6万払わんでいいように、やっぱりそういう会議に出てもうて、そういうノウハウを勉強して、まだまだこれから始まるというんやったら、やってないんやから。そやけど、何ぼお金先に払ろうたんか知らんけども、もうそれも聞きません。そやけど、そういうこともあわせて、行政のほうも、職員も勉強していただきたいとか、よろしくお願いしますわ。お金がもったいないと思う。
○委員長(生中正嗣君)
他にございませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
19ページの複合施設整備事業についてお尋ねをいたします。
事前に説明があった資料の中でも、1つ目の質問なんですけど、支所機能というふうにわざわざ書いてありますが、これはあくまでもいがまち支所ということで、住民は現在と同様のサービスが受けられるというもとでのこの設計になっていますか。
○委員長(生中正嗣君)
伊賀支所振興課長。
○伊賀支所振興課長(稲森真一君)
失礼いたします。
今現在の支所の機能をそのまま移すというようなことになっております。
○委員長(生中正嗣君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
確認しました。
それからもう一点は、先ほどのこの説明、全協でいただいた説明の中で、このふるさと会館を複合施設にする本来の目的は、この地域における生涯学習やまちづくりを推進するための総合的な空間で、本来は、読み取ったんですけどね、本来は支所機能を配置するべきではないのですが、今後新市計画期間が終了した後、支所の場所、機能が見直されるまで、とりあえずここに支所機能を置くだけですよというふうに私は読み取ってしまったんですけども、そういうことですか。
○委員長(生中正嗣君)
伊賀支所振興課長。
○伊賀支所振興課長(稲森真一君)
失礼いたします。
伊賀市庁舎整備計画26年2月に策定をされておりますが、この中では、伊賀支所の既存庁舎の利活用につきましては、耐震診断の結果、倒壊する危険があるということで、ふるさと会館いがに支所機能を移して、古い建物は将来的に取り壊すというようなことが示されております。
その中で、伊賀支所のあり方等が今後決定されれば、それに従うことにはなっていくかと思いますけども、当初より複合施設には支所機能を移させていただきまして、危険だとされる施設からは一刻も早く移転をさせていただきまして、訪れていただく市民の皆様でありますとか、またそこで働く私たち職員の安全・安心を確保する必要があるのではないかというふうに考えております。
○委員長(生中正嗣君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
今確認したのは、支所機能のあり方を今後検討するということですね。今の新市計画では、支所は位置づいておりますので、検討するということは入っておりません。しかし、平成32年3月以降、新市計画が切れたら、その後は検討するということを今確認させていただきました。
それで、先ほどの答弁の中で、西柘植まち協が自分たちでこのホール、それから図書室、芝生広場などを活用していきたいという要望があるというふうに答弁がありました。今、この設計によって、支所機能というか支所もつくる。それから、公民館も図書室も今は市直営でありますし、公の仕事としてやってくれています。しかし、今後西柘植まち協がこのふるさと会館という名前の建物を指定管理を受けて運営していくというか、管理をしていくんだと、活用していくんだということになったときに、一方で支所機能とか、公の施設がその中で共存していくってことはできるんですか。
○委員長(生中正嗣君)
伊賀支所長。
○伊賀支所長(内田泰成君)
複合化の後の建物の運営管理というようなことでございますが、今議員質問していただいたことにつきましては、これから十分考えていかなければならないことだというふうに認識していますけども、この市民生活に密着している施設というようなことで考えますと、やはり市民との協働によるその運営管理っていうのは、これから考えていかなければならないものかなというふうに考えさせていただいてます。
ただ、その中で大切なことっていうのは、民間に任せてよいという部分と、そうではない部分というところはしっかり切り分けてというふうに考えてます。例えば、図書室でいいますと、本の選定とか収集っていうのは、やはり公がすることかなというふうに思いますし、図書室も含めて、その建物全体の総合的な運用管理というようなことになってくると、まちづくり協議会がその指定管理を受けて行っていくというようなことも考えられます。そうしたことも、これからの課題として関係部署とまちづくり協議会ともに協議をして、いろいろ考えていきたいと思っております。
○委員長(生中正嗣君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
考え方を今聞いているんですけれども、そしたらあと、今もう一つは、ホールについては先ほどの議員の質問でもありましたように、存続を求めて今もいろんな運動をされているということはお聞きしているんですけども、前聞いたときには、ホールについては市はかかわりませんと、もちろん。ホールはもう廃止だということでかかわりませんが、民間等が活用するのならそれでもいいですよというふうにおっしゃったという考え方は、今の現時点では変わっていないということですね。
○委員長(生中正嗣君)
伊賀支所長。
○伊賀支所長(内田泰成君)
閉鎖といいますのは、いつか誰かがその大ホールを運営してやろうというようなことがあれば、再び呼び起こせる状態のことということでございます。潰すわけではございませんので、買って、そういった大ホールを運営していこうというような方がおられましたら売却するということもあり得るかなというふうに思いますけども、そういった意味では可能性はゼロではないというふうに考えてます。
ただ、このことをいつまで待ってるかというわけにもいきません。2月、3月の住民説明会の中では、このことについてクラウドファンディングとか、あるいは地域住民の方1軒当たり幾らか集めるとか、あるいはその企業のほうに協賛をしていただくとか、そういったお話もさせていただいてます。いつまでもということからいいますと、その具体案を示していただくという期日については、9月末というようなことで伝えさせていただいてきたところです。そうしたことでは、現在のところそのような提案もいただいていないというのが現状でございます。
確かに、大ホールをいかにすれば使えるかという研究とか、あるいは検討というのは必要なことだというふうには思ってますが、複合化というのは、地区市民センター、小ホール、図書室とか、この場合でいいましたら郷土偉人の資料室、こういったことに関する問題でもあります。西柘植地域まちづくり協議会もそうですが、昨年8月には、伊賀町の図書室を考える会の代表者の方から、現在の計画、ホワイエの位置に図書室を設置して、その中でも細かいレイアウトも示していただいておりまして、早くこの公共施設適正化を進めてくださいというような要望をしっかりといただいております。
詳細につきましては、こういった方々とも協議をして、しっかりと実施設計に反映していきたいというふうに思ってますけども、既存施設を利用するということでは、使い勝手の面で十分ではないというようなこともあるかと思うんですけども、そういったこともまち協さん、あるいはこの図書室を考える会の皆さん、御理解いただいた上で、この計画について御理解いただいているというふうに理解をさせていただいてます。多少の不便は覚悟の上というようなことで、考えていただいてるんかなというふうに思うと、やはりその思いをしっかりと受けとめて、大切にしていきたい。そのためにも、いち早くこの計画を進めていきたいというふうに思っております。
○委員長(生中正嗣君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
るる御説明いただいたんですけれども、もう一回だから確認したいのは、このホール機能を民間がするのならば、それはよいという考え方は今もあって、期限は9月末というような言葉も出ましたけれども、9月末とする期限でそのことをおっしゃっている。9月末が終わった後は、それはどうなのかということを確認したいんですけど。
○委員長(生中正嗣君)
市長。
○市長(岡本 栄君)
所長るる申し上げましたのは、この第1段階として、その活動団体の皆さんに投げかけた答えは9月いっぱいですよという話ですけども、じゃあ将来において、あの建物を受けてやろうとか、あるいは買ってやろうとか、あるいは自主運営しようとかっていうようなことが出てきたら、それでしっかりと運営もでき、リニューアルもできるような、リニューアルといいますか、保守点検ができるような計画がしっかりと立つならば、そのときにまた呼び起こすというような形で今はクローズをするということには変わりはありません。
ですから、第1ステップ、第2ステップということになろうかというふうに思います。
○委員長(生中正嗣君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
わかりました。お答えわかりました。じゃあ、ちょっともう一つ別に、ごめんなさい。
それと同じ19ページのもう一点だけ聞いておきます。窓口業務経費のことなんですけども、上野支所のことなんですが、現在上野支所の職員の人数は何人で、1月からは何人体制になるのか教えてください。
○委員長(生中正嗣君)
上野支所長。
○上野支所長(三枝澄生君)
上野支所の三枝でございます。
現在支所振興課につきましては、3名の職員と臨時職員1名で事務を行っております。基本的に増員の予定というのはないと聞いております。
○委員長(生中正嗣君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
今、支所振興課というふうに所長さんおっしゃいました。つまり、今の支所はほかは住民福祉課と2つ課があるわけですけど、上野支所ができた段階のときは、振興課のみということで、もちろんできているのは知っているんですけども、今後証明書発行をやっていきますということでは、支所振興課ではなく、住民福祉課の仕事ではないかと思うのと、もう一つは人員増員はないということで答弁がありましたけれども、それで住民サービスちゃんとできるんですか。
誰に聞いたらいいの。人事。
○委員長(生中正嗣君)
総務課長。
○総務課長(奥田泰也君)
総務課の奥田でございます。
住民サービスがきちっとできるのかという御質問かと思います。業務の割、本来のですね、そこでパソコンなり操作をして証明書を発行するものと、ちょっと性格が違いまして、サービス窓口っていうんですか、カウンター業務を振興課が担うという考え方でございます。あと、人員の問題でございますけども、想定もなしにということかとは思いますけれども、状況に合わせて増員は考えなければならないかとは思っておるんですけども、今の段階では、市役所が移転することに対する激変緩和という考え方で、今の体制でとにかくやってみるというふうなことを考えておりますので、御理解いただきたいと思います。
○委員長(生中正嗣君)
他にございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(生中正嗣君)
御質疑なしと認めます。
以上で歳出の質疑を終了します。
次に歳入について御審査願います。予算に関する説明書、12ページから17ページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(生中正嗣君)
御質疑なしと認めます。
よって歳入の質疑を終了します。
以上で、第1条、歳入歳出予算の補正についての質疑を終了します。
次に予算書4ページの第2条、債務負担行為の補正、第3条、地方債の補正及び予算に関する説明書、36ページ以降の給与費明細書等について御審査願います。
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(生中正嗣君)
御質疑なしと認めます。
以上で議案第95号の質疑は終了しました。
よって討論に入ります。御意見ありませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
私は、この議案第95号の一般会計補正予算については反対をいたします。
無責任な予算上程がこの中に含まれているということを言わざるを得ません。伊賀町の複合総合施設の整備事業ですけれども、今の私は質疑をしまして、まずホール機能の問題ですけれども、今後市長もおっしゃいました呼び起こすって、だけれども、今の設計でいくと、ホール機能を呼び起こしたときには、西柘植市民センターは出て行かなければなりません。図書室も出て行かなければなりません。そんなことがあり得るのかっていうことが、私には理解ができません。ホール機能を利用してピロティーから入っていく人たちとか、ホール機能を使うならば楽屋とか、そういったものが要る。でも、そこは今の設計では西柘植市民センターとか、図書室になっているわけですから、それが共存、呼び起こしてやっていけるのかということが私には理解ができません。
それから、もう一つは支所のあり方です。支所のあり方、それからあと西柘植まち協が指定管理をするという、指定管理のあり方もかかわってきます。今、伊賀市が一番やっぱりきちっと議論しなければならないのは、支所をどうするかということです。私は支所は地方自治や住民自治の根幹をなす重要なもので、広大な伊賀市では住民自治が行政をどう支援していくのか。それから、行政と住民との協働のあり方、地区市民センターの位置づけ、地域包括交付金のあり方、これ全部支所の役割とかかわってくる問題なんです。
ところが、今回このふるさと会館の複合施設の計画・設計の中には、支所、もちろん機能というか置いてありますし、でも一方で、自治センター化。つまり、ふるさと会館を地区市民センターにして、さらにそこを自治センター化していく。これが図書室も指定管理に出すというような話もあるということが見え隠れする質疑の、私はやり方、中身だったというふうに思います。
ですので、今後の支所のあり方もはっきりしておりませんし、ホール機能の存続を願っている住民に対しても、私はやっぱり希望があるような曖昧な立場をとってる今の市の姿勢というのは、問題だとあります。よって、この補正予算そのものを本来上程すべきではなかったというふうに思いますので、反対をしたいと思います。
それともう一つは、今の上野支所の問題なんですけれども、住民生活にとって必要な場所だと、私は先ほどの中で自分の認識を言いましたけれども、人も増員しないし、激変緩和のためのとりあえずやるんだというようなことも、やっぱり支所のあり方がはっきりしていない中で、担当職員は今正規職員3人、それから臨時1人で、地域にも出かけていって、ほんとに自治協との協働を進めるために頑張ってくれておりますけれども、それにプラスして増員されないまま、そういう対話ができるのか、大変私としては不安に思っております。
そういった意味では、この補正予算に以上の予算が含まれている以上は、反対をせざるを得ないということで意見を申し上げます。
○委員長(生中正嗣君)
他にございませんか。
福田委員。
○委員(福田香織君)
補正予算、この第3号に賛成の立場から討論させていただきたいと思います。
先ほどから、同僚議員も質問とか何人かされましたけれども、ページ、18ページ、19ページの6企画費の中の地域振興経費、一番下のいがまち複合施設整備事業1,593万7,000円ですが、質問にもいろいろ出ましたけれども、存続に向けて、利用者や伊賀町の有志たちが、その団体がですね、今も活動を行っておりまして、署名も多数集め、企業の協賛といった話も出ております。大ホールに関して、運営事業者の手挙げがあれば存続可能という、きょうもそういう説明もありましたし、以前からもありましたが、それに向けた具体的な説明責任が果たされているとは言えません。また、支所のあり方について、現在検討委員会で議論されているようですが、まだ今後の方向性が示されておりません。
以上のような理由から、最終日に何らか御提案をさせていただきたいと思います。
○委員長(生中正嗣君)
他にございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(生中正嗣君)
なしと認めます。
よって採決に入ります。
議案第95号に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(生中正嗣君)
起立多数であります。
よって議案第95号は原案どおり可決すべきものと決しました。
次に第2項、議案第96号、平成30年度伊賀市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題とします。
当局の説明を求めます。
健康福祉部長。
○健康福祉部長(田中 満君)
失礼いたします。健康福祉部の田中でございます。よろしくお願いいたします。
ただいま議題となりました議案第96号、平成30年度伊賀市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)につきまして、御説明申し上げます。予算書の1ページをごらんください。
第1条、第1項で事業勘定の既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1億5,659万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ98億332万5,000円とするものでございます。
それでは、事業勘定の歳入から説明申し上げますので、事項別明細書の8ページ、9ページをお開きください。
第5款繰入金、第2項基金繰入金、第1目保険給付費支払い準備基金繰入金で6,671万7,000円を減額するほか、第6款、第1項、第1目繰越金は2億2,331万円を増額しております。
次に歳出について説明申し上げますので、11ページをごらんください。
第6款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金、第3目償還金は、1億5,659万3,000円を増額いたしております。詳細は説明欄のとおりで、国からの療養給付費負担金の精算分が主なものでございます。
以上、議案第96号、平成30年度伊賀市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)の説明を終わります。よろしく御審査いただきますよう、お願い申し上げます。
○委員長(生中正嗣君)
説明が終わりました。本会計補正予算全般について、審査願います。
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(生中正嗣君)
御質疑なしと認めます。
よって討論に入ります。御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(生中正嗣君)
御意見なしと認めます。
よって採決に入ります。
議案第96号に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(生中正嗣君)
全会一致であります。
よって議案第96号は原案どおり可決すべきものと決しました。
次に第3項、議案第97号、平成30年度伊賀市
病院事業会計補正予算(第1号)を議題とします。
当局の説明を求めます。
市民病院副院長。
○市民病院副院長(松田克彦君)
上野総合市民病院の松田でございます。よろしくお願いします。
ただいま議題としていただきました議案第97号、平成30年度伊賀市
病院事業会計補正予算(第1号)について、御説明いたします。予算書の1ページをお開きください。
第2条で債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額を設定しています。今回補正予算として計上しましたのは、維持業務委託経費が3億3,143万5,000円、検診業務委託経費が9,969万3,000円で、平成31年度から34年度までの4カ年の委託契約をしたいと考えています。
続きまして、給食業務委託経費が5億9,189万8,000円で、平成31年度から35年度までの5カ年の委託契約をしたいと考えています。
全部で3事項でございます。なお、契約事務につきましては、受託者側に従業員を確保する時間が必要なことなどを考慮し、平成30年度を含めた債務負担行為を設定しようとするものでございます。よろしく御審査くださるよう、お願い申し上げます。
○委員長(生中正嗣君)
説明は終わりました。本会計補正予算全般について、審査願います。
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(生中正嗣君)
御質疑なしと認めます。
よって討論に入ります。御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(生中正嗣君)
御意見なしと認めます。
よって採決に入ります。
議案第97号に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(生中正嗣君)
全会一致であります。
よって議案第97号は原案どおり可決すべきものと決しました。
次に第4項、議案109号、平成30年度伊賀市一般会計補正予算(第4号)を議題とします。
当局の説明を求めます。
財務部長。
○財務部長(百田光礼君)
ただいま議題となりました議案第109号、平成30年度伊賀市一般会計補正予算(第4号)について説明いたします。
来年1月の庁舎移転に伴い、この南庁舎が空き家状態となり、長期間にわたり、中心市街地のにぎわいがなくなることについては避けなければなりません。また、平成32年7月には東京オリンピック・パラリンピックが開催されますが、海外からのインバウンドで多くの方が来日されることが予想されるため、伊賀市に多くの方が来ていただけるよう、一部を忍者関連施設としてリノベーションした南庁舎をPRし、伊賀市の魅力を発信していく絶好の機会として考えております。
今回の補正は、南庁舎整備事業について、昨年度から実施してきました基本設計業務が8月に終了し、この基本設計の成果をベースに次のステップとして、実施設計業務を進めていくため、関係予算の補正を行うものでございます。
それでは補正予算書により、補正予算の内容について説明いたしますので、予算書の1ページをごらんください。
第1条の歳入歳出予算の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,527万3,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ461億1,758万2,000円としています。詳細については、事項別明細書により、後ほど説明いたします。
第2条の債務負担行為の補正は、4ページをごらんいただき、第2表、債務負担行為補正で、追加として南庁舎整備実施設計業務委託経費について、期間及び限度額を設定しています。
第3条の地方債の補正は、同じく4ページの第3表、地方債の補正で、変更として南庁舎整備事業に係る地方債の限度額を3,370万円から7,900万円に変更しています。
それでは事項別明細書により説明いたしますので、12、13ページをごらんください。
第8款土木費、第4項都市計画費、第2目市街地整備推進費、市街地整備推進事業の南庁舎整備事業で、南庁舎整備実施設計業務委託料として9,527万3,000円を計上しています。特定財源の国県支出金は、国の
社会資本整備総合交付金で、地方債は合併特例債を充当しています。
以上で、補正予算の説明を終わります。
14ページ以降に、債務負担行為に関する調書、地方債に関する残高調書を添付してありますので、ごらんいただき、よろしく御審査いただきますようお願いいたします。
○委員長(生中正嗣君)
説明が終わりました。本補正予算全般について、御審査願います。御質疑ありませんか。
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
この補正予算につきましては、9,500万という実施設計ということになってます。昨年の6月に予算が出てきたときに、基本設計・基本構想は認められて、附帯決議がついてまいりました。そして、実際に出てきて、我々としてはPFI等、質問等でもありましたように、一般質問等でありました「等」ということをつけて、全てのものを考えてきましたよという御説明が一般質問でもありました。
私が一番懸念してるっていうのは、その時期に説明された資料と、予算、流用されたB/C、費用対効果ですね。そのときに出された、機能はどういう機能をもって実施設計に移るんですかということが一番課題になります。機能は何なんですかというときに、このB/Cの費用対効果のときには芭蕉記念館が入っておりました。芭蕉記念館が入っておりました。それで、B/Cの率を出されております。それはどこいったんですかね。
こういう計画の中で芭蕉記念館をしますという説明があって、昨年の9月にも庁舎の配置する機能の検討についてというのは、いただいています、昨年の9月にね。そのときも不易流行館という、名前を変えられまして、こん中に何が入るかわからんよね。名前だけが不易流行館でした。そのときには2階にはレストラン、休憩スペースという、今保健事務所が入るとこですよね。あそこについてはレストラン、休憩スペースですよと。そして、物産店ですよと御説明があって、3階にはホールシアター館をするという説明をされてるわけです。それがどんどん変遷していくんですよね。変わっていく。変わっていく。
このことについて、まず、これは設計をするには機能が確定してないといけないわけです、これは。機能について変遷していく中でですね、まず申し上げました芭蕉記念館はなぜ消えていっているのか。そして、9月に出されたレストラン等々についても消えてしまってます。それが最終的には忍者関連施設ということになってますけど。忍者関連施設は後で説明していただいたら結構です。詳しく、芭蕉記念館をなぜ消したのか、教えてください。
○委員長(生中正嗣君)
中心市街地推進課長。
○中心市街地推進課長(堀川敬二君)
失礼いたします。中心市街地推進課の堀川でございます。
芭蕉記念館がなぜなくなったのかということでございます。先の御提案の中では、確かに芭蕉記念館ということで入れさせていただいておりました。その後いろんな関係団体等から御意見を伺う中で、まず芭蕉記念館のにぎわい創出の規模ですね。規模が忍者関連施設に比べまして、忍者関連施設のほうがより多くのにぎわいを生むということが、まずわかってまいりました。
そういったことから、まずこの南庁舎については、にぎわいを確保するというのがまず一点の目標でございますので、より多くのにぎわいを生む忍者関連施設がここに最適ではないかということで、ここに配置をさせていただいたものでございます。なお、芭蕉記念館については、別途町中のほうに確保すればいいのではないかということで、市民、各団体からも御意見いただいてますので、また、そういった方向で別途検討してまいりたいというふうに考えております。
○委員長(生中正嗣君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
忍者関連施設については、本当に、一般質問でも申し上げましたように、来館客数がそんなにふえてません。だから、複合施設に入ればより多くの人が見ていただける可能性があるんですよね。それを今回、今回ですよ。今回この予算を認めさせていただいたならば、芭蕉記念館は今の上野図書館に移るという計画はセットになってると思うんですけど、それは間違いないですか。確認させてください。
○委員長(生中正嗣君)
中心市街地推進課長。
○中心市街地推進課長(堀川敬二君)
失礼いたします。
私ども、現時点においてセットというふうには考えてございません。まず、南庁舎の整備をきちっといたしたいということで考えております。
○委員長(生中正嗣君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
前のこれ3点セットのときに言うたんですよね。庁舎を四十九に移すときにセットじゃないですよねって。口を酸っぱくして言ったのにもかかわらず、このセットは続いてるんです、今も。今もそのセットのまま動いてます。そのセットで考えてないというのは、信用できないんですけども、これは間違いなく別で、この芭蕉記念館を新しくどこへつくるかというのは、いつ、どこで計画されてるんですか、教えてください。
○委員長(生中正嗣君)
中心市街地推進課長。
○中心市街地推進課長(堀川敬二君)
私ども、全体的な庁舎でどう考えているかというのは、なかなかお答えしづらいんですけれども、この庁舎の行方を見守っていただいて、その後検討にかかるものというふうに考えております。
○委員長(生中正嗣君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
今、意見をいうのはやめときます。そしたら、忍者関連施設について、実際ににぎわいを創出できるという議論をされてきたとおっしゃっております。今の芭蕉記念館よりも、にぎわい創出は忍者関連施設でにぎわうんだと。それは、どこで、いつ、どのような形で進めてこられたのか、教えてください。
○委員長(生中正嗣君)
中心市街地推進課長。
○中心市街地推進課長(堀川敬二君)
失礼いたします。
忍者関連施設につきましては、その芭蕉記念館よりも、にぎわいの規模が多くなるという見込みが立った時点で、いろんな各種団体、外部も含めてですけれども、協議をしてまいりました。そういった中で、国の交付金もいただきながら、また家賃も徴収しながら、できるだけ財政負担の少ないような形で進めていきたいということで方針を立てまして、検討しているところでございます。
また、そういった中で、忍者関連施設の運営については、議会からも御提案をいただいております民間、外部の民間団体に運営をいただき、家賃を徴収した形で進めていきたいというふうに考えておるところでございます。
○委員長(生中正嗣君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
私の質問は違いますよね。今の答弁じゃないですよ。私は、いつ、どこで、そういう議論をされてきたのでしょうかという質問をさせていただいてます。だから、いつからされて、どういう経過を踏まれて、議会にどのように説明してきたんかを教えてくださいと言っているので、教えてください。
○委員長(生中正嗣君)
答弁願います。
観光戦略課長。
○観光戦略課長(川部千佳君)
観光戦略課の川部でございます。よろしくお願いいたします。
忍者関連施設の計画につきましては、南庁舎の活用検討という中で議会からの御提案もいただきまして、配置の検討を庁内のほうで行わせていただいてきたところでございます。
今、忍者関連施設につきましては、先ほど答弁もさせていただきましたが、民間事業者による事業運営を想定しているということから、市としましては忍者を体感できる施設を整備活用するということで、利用者の満足度向上や滞在時間増加による消費額の拡大を図って、観光のまちづくりに寄与する。また、体を動かしたりしながら、忍者体験を体感できる施設として活用し、伊賀流忍者博物館の補完と連携ができる施設とする。当該施設を起点とし、上野公園や町中、また伊賀市内郊外への誘客を図るといった、観光客が最初に立ち寄るゲートウェイ施設とするということを目的といたしまして、インバウンドはじめとした多くの観光客に訴求する間口の広い施設、ビジュアルと体験を中心としたイメージで共感できる施設、忍者の聖地である伊賀を実感できる施設、観光客を伊賀流忍者のファンにするストーリーの展示といったようなコンセプトや方針を持ちまして、リピーターの増加や新規来訪者の確保、インバウンドの増加、宿泊客数の増加が達成できるような公募条件を設定して、具体的なコンテンツにつきましては、民間事業者の柔軟な発想や豊かなノウハウにより集客効果を高める提案を求めていきたいと考えておりますので、現時点では市としましては、こういったコンセプトを持っている状況でございます。
今後この予算がお認めいただけましたら、具体的な進め、公募に向かっての準備を進めていく予定をしておりますが、その中では議会の皆様方にもコンセプト等につきまして、しっかりと御説明をさせていただきたいと思います。
○委員長(生中正嗣君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
何回言っても答えが戻ってきませんね。
基本方針、基本計画、いつ、どこでつくってきたのかを聞いてるんですよ。今、基本方針、今言うてはる、いつなんですか。いつおつくりになったんですか。
○委員長(生中正嗣君)
観光戦略課長。
○観光戦略課長(川部千佳君)
活用の検討の中で、庁内のほうで検討を進めてまいりました。
○委員長(生中正嗣君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
誠意持った回答をしないんであれば、取り下げてください。今の質問、全く答えてないじゃないですか。私は、いつやられたんですかと言うてるわけですよ。その答えがないんであれば、いつ、どこでつくられたものを発表してないのに、ここで何で議会が議論できるんですか。
委員長のほうから、きちっとした答弁をするように指示してください。
○委員長(生中正嗣君)
再度答弁いただけますか。いつ、どこで議論されて、今現在予算を上程されているかということです。どうですか。
暫時休憩します。
(午前11時47分 休憩)
(午前11時50分 再開)
○委員長(生中正嗣君)
会議を再開します。
会議の途中ですが休憩といたします。再開は、午後1時とします。
(午前11時52分 休憩)
(午後 1時00分 再開)
○委員長(生中正嗣君)
休憩前に引き続き、会議を再開します。
先ほどの中谷委員からの質問に関しまして、当局より資料の配付を求められておりますので、これを許可します。
暫時休憩します。
(午後 1時00分 休憩)
(午後 1時01分 再開)
○委員長(生中正嗣君)
会議を再開します。
答弁を求めます。
中心市街地推進課長。
○中心市街地推進課長(堀川敬二君)
失礼いたします。御質問の内容に沿った答弁ができずに申しわけありません。
今、資料を配付させていただきました。忍者関連施設の配置に係る検討経過、それから計画策定、あるいは関連施設の事業の流れということで、2本立てで書かせていただいております。
要点だけ御説明させていただきますが、平成29年6月に議会からPFI手法等により、民間活力を取り入れるということで、予算執行凍結の附帯決議としていただいております。
平成29年の12月でございますけれども、先ほどの御質問の中にもございました忍者関連施設、それから芭蕉記念館のそれぞれのにぎわいの規模を比較したものを議会の全員協議会に御説明をさせていただいております。
平成30年の3月でございますけれども、南庁舎の活用についての要望ということで、上野商工会議所、商工会、上野観光協会からいただいております。その要望書の中に、忍者関連施設といったものもございまして、この資料につきましても議会のほうへお配りをさせていただいたとおりでございます。
そして、平成30年の6月でございますけれども、具体的な機能配置案の御説明をさせていただき、忍者関連施設については、民間のほうで運営をしていただく、あるいは家賃を徴収するといったような基本的な御説明をさせていただいたところでございます。
御質問の、その忍者関連施設の基本的な計画はないのかということでございます。資料の2番をごらんいただきたいんですけれども、これまで私どもが議論してまいりましたところを書かせていただいておりますが、現在のところ、この破線のところが現在の経過でございます。御質問の中にございました忍者関連施設の具体的な事業計画というのは、伊賀市のほうで策定するのではなくて、民間、公募をさせていただいて応募をいただいた事業者のほうから、御提案をいただきたいというふうに考えております。それが民間の運営ノウハウを生かした忍者関連施設の運営計画といった形になるというふうに考えております。
したがいまして、今行政のほうで考えておりますのは、それを民間の業者さんに運営いただくといったこと。それから、どういった形で基本的に運営いただくかという基本コンセプトを行政のほうで策定をいたしまして、御説明をさせていただいたところでございます。現在の状況としては、このような状況でございますので、このあと有識者による公募内容の検討、それから運営事業者の公募を行いまして、出していただきました事業計画の提案を選考といった形で進めてまいりたいというふうに考えております。
○委員長(生中正嗣君)
他に御質疑ございませんか。
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
ありがとうございます。
忍者関連施設の流れについて、お聞かせ願いました。いつ検討されたかいうのをこれ明記されてませんし、こういうふうな流れですよというような全く我々に説明もないし、内容については、今こういう文書いただいたいうことだけ確認ができました。
そして、この予定が31年3月に公募されますと。実施設計がこれ、前に8月21日にいただいた資料によりますと、9月補正で実施設計を開始し、4月には実施設計ができてることになるんですよね。これ、今31年の3月にプロポーザルを予定されてるみたいですけども、こういうことしてて、実際に間に合うのかなと。その部分についても、答えがあるんやったら教えてください。
○委員長(生中正嗣君)
中心市街地推進課長。
○中心市街地推進課長(堀川敬二君)
失礼いたします。
議会のほうへ御説明をさせていただいたとおり、その忍者関連施設の工事というのは、本体工事完了後別工事となりますので、その別工事に合わせて設計も開始するということで、間に合うという想定をいたしております。
○委員長(生中正嗣君)
他にございませんか。
上田委員。
○委員(上田宗久君)
以前に全協で賃料の試算に必要となる金額等について御説明願ったことがございます。それと、今回整備されました固定資産一覧表の中で、土地については、この南庁舎の土地8億8,163万ほどですか、いうことで土地については御説明いただいたとこです。
この建物は今後22億5,000万かけたら本体工事が改修可能ということで詳細設計に入られる、今予算が提案されてるとこなんですけど、参考に聞かせていただきます。この現在の南庁舎の建物の価格についても固定資産台帳に記載されておると思いますけど、参考に聞かせてください。この南庁舎の建物の5,927平米の建物の現在の価値、教えてください。
○委員長(生中正嗣君)
財政課長。
○財政課長(風隼徳彰君)
財政課、風隼でございます。
お尋ねの、この南庁舎の現在の価格はということでございます。平成28年度の財務諸表作成に際しまして、固定資産台帳平成28年度分を作成しまして、議員の皆様には議会図書室のほうにデータも入れさせていただいておりますが、この南庁舎については、行政財産に分類をしておりまして、昭和39年の建築、同年12月1日からの供用開始で、当時の取得価格は10億6,686万円でございました。ただし、稼働年数がもう既に53年を経過しておりますので、減価償却しきっておりまして、現在台帳上の簿価につきましては、期末簿価1円となっているところでございます。
○委員長(生中正嗣君)
上田委員。
○委員(上田宗久君)
今も御説明願いましたけど、耐用年数が50年、稼働年数53年、既に耐用年数を3年オーバーしております。その中で、簿価についてはもう償却済みの建物やと思うんですけども、現在期末簿価1円ということの御回答、理解でよろしいですか。今、言うてくれたんですか。
○委員長(生中正嗣君)
財政課長。
○財政課長(風隼徳彰君)
議員さんおっしゃいますとおり、現在のところは期末簿価1円でございます。
○委員(上田宗久君)
ありがとうございました。
○委員長(生中正嗣君)
他にございませんか。
宮﨑委員。
○委員(宮﨑栄樹君)
図書館について伺いますが、平成26年3月に策定されました伊賀市新図書館基本計画では、南庁舎に図書館を設置する場合の留意事項ということが中で書いてあったり、あるいは、にぎわい創出の可能性についてって意見が書かれていますが、そういうことはこの実施設計の中では、こういうことくんで進めていくのかっていうことを確認させてください。
○委員長(生中正嗣君)
中心市街地推進課長。
○中心市街地推進課長(堀川敬二君)
失礼いたします。
図書館として整備するということで、図書館としての必要な機能、あるいはこの図書館基本計画の中に定められてる、あるいは課題となってる事項についても、十分検討して進めてまいりたいというふうに考えております。
○委員長(生中正嗣君)
他にございませんか。
百上委員。
○委員(百上真奈君)
同じく質問なんですけれども、町中の人たちが、この南庁舎が市役所機能移転後、空白になることを大変心配してる、不安になってるとされてるというふうに、いつも説明の中でおっしゃるんですけど、町中の人たちっていうのは、一体どの地域の方を指して、どういう説明の場でそういう声をお聞きになったのか、教えてください。
○委員長(生中正嗣君)
中心市街地推進課長。
○中心市街地推進課長(堀川敬二君)
失礼いたします。
これまで4年以上の時間がたっております。そういった中で、いろんな時点で御説明、あるいは出向きましての御説明、あるいは場所を特定しての説明っていうのをさせていただいております。最近やっぱり庁舎の移転というのが間近に迫る中で、そういった声をいただいております。
基本設計ができ上がってまいりまして、一定の説明できる根拠というのが出てまいりましたので、最近少しずつではございますけれども、市街地の自治協さんをはじめといたしまして、説明を始めさせていただいてるところなんですけども、そういったところ。あるいは、私どもが所管しますまちづくりの団体等で、もう4年も議論しているといったところのお話を頂戴いたしております。
○委員長(生中正嗣君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
私たち議会は一番新しいといったらおかしいですけど、こういう例えば配置図とか、配置の図面とか、それから例えば家賃収入のこととか、それから工事費用とかそういったことを教えていただいてますけど、町の中の方々が、最近特に自治会長さんが集まる場での説明というのが、8月最初にあったというふうにお聞きしたんですけども、そのときには配置の図面を示されただけで、私たちが今聞かせていただいてるような細かいとこまでは聞いてないということをおっしゃっているのと、それから、その南庁舎がそういうふうになることによって、不安とか心配やっていうことを行政は言ってますけど、どうですかって聞いたら、一番不安だと思っているのは生鮮食料品店がなくなることだということですよね。
だから、その伊賀市がいつも言っている地域課題として、その町自身が暮らしやすく、持続的に暮らしやすい地域をつくるための地域課題として、不安はもうそれだということでおっしゃるわけなんですけれどもね。だから、私、いつもここのことを地域の人たちがどんだけ理解と協力とそれから納得をされてるのかというのをいつも気にはするんですけれども、そのようなことを私は聞いてるんですけども、行政としてはどういうふうに認識されていますか。
○委員長(生中正嗣君)
中心市街地推進課長。
○中心市街地推進課長(堀川敬二君)
今、議員さんが御指摘の買い物の件とか、町中の自治協さんへ行かせていただく中、あるいはそれぞれの団体とお話しさせていただく中で必ず出てまいります。そういったことも、私どもも中心市街地の担当でございますので、直接の担当のほうへ説明をさせていただきまして、連絡、調整をしながら進めたいというふうに考えております。
○委員長(生中正嗣君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
もう一点、先ほどの説明で事業者に事業計画を提案してもらうっていうふうにお答えがあったと思うんですけども、一方で、内装工事は伊賀市がやっていく。そして、それはその事業者の皆さんと協議しながらというか、その計画に沿いながら内装工事を伊賀市の責任で伊賀市のお金でやっていくっていうことだと思うんですけども、ただその事業計画が、例えばどなたがやられるかわかりませんけど、その方がこうしたいんやって言ったときに、例えば予算の変動ですよね。そういったことっていうのはあり得るんじゃないんですか。
○委員長(生中正嗣君)
中心市街地推進課長。
○中心市街地推進課長(堀川敬二君)
失礼いたします。
公募の段階で、その予算の問題ですとか、そういったところを公募の条件に書かせていただいて、公募をさせていただきたいというふうに考えております。
○委員長(生中正嗣君)
百上委員。
○委員(百上真奈君)
そしたら、その条件つきで忍者関連施設をやっていただきたいということと、家賃はしかし年間2,333万円はいただきますっていうことをするという、そういった計画ということでよろしんですか。
○委員長(生中正嗣君)
中心市街地推進課長。
○中心市街地推進課長(堀川敬二君)
御指摘のとおりでございます。
○委員長(生中正嗣君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
今、ずっと質問を聞いてましてね、30年の3月22日に南庁舎の利活用について、上野商工会議所、商工会、上野観光協会が提案されてますよね。そのときに確かに忍者のことは載ってるんですよ。これ伊賀上野観光協会で検討中の事例いうのは示されましたよね。それ見られてますよね、観光戦略課の方。面積全然違うでしょ。提案してるのと。全く違いますよ。2階、3階を忍者の施設として使おうというふうに提案されてますよ。
にもかかわらず、今出してるものと違うのに、ほんで家賃を2,400万もらえる。どうやって確証をつかんでるんですか。どこと検討してきたんですか。提案してきたとこと全く違う。面積圧縮してですよ。家賃もらいます。ほんで、今からやろうとしてんのが有識者による公募内容の検討って、観光協会入れてやるんでしょ。提案してきたこと全く違うことを、もう一回ここで諮問するっておかしくないですか。答えてください。
○委員長(生中正嗣君)
観光戦略課長。
○観光戦略課長(川部千佳君)
観光協会から御提案をいただいたところのとこ、私たちも拝見をさせていただいておりますが、その中で参考にさせていただいてるのは、伊賀流忍者博物館としっかり連携ができる施設であることであったり、ここだけで終わってしまうんではなくて、ここから町中へ、ここから郊外へ、連動していくようなものにしてほしいという、そういったお気持ちはしっかりと受けとめさせていただいているところです。
中身につきましては、今後の公募する事業者の提案によりますが、その中で、他市のようにただもうかればいい、忍者になんちゃって忍者のようなものでいいっていうわけには、やはり伊賀は本流でございますので、そこら辺はしっかりと仕様、公募などのほうに入れ込ませていただきながら、私たちのコンセプトと合ったような事業者を選んでいきたいと思っておりますので、そういったときに観光協会の御意見は反映させていただきたいと思います。
○委員長(生中正嗣君)
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
ありがとうございます。今の答弁でよくわかりました。
以上です。
○委員長(生中正嗣君)
他にございませんか。
田中委員。
○委員(田中 覚君)
3点ほど確認をさせてください。
今回、今議論させていただいてますその議案第109号、9月の13日に御提出いただいたんですけども、先ほど午前中にやってました議案確か第95号、9月3日の提出なんですが、これ分かれて出てきた。つまり、その第109号、かねてより懸案のこの南庁舎の利活用について、補正予算一緒に出してくればよかったのにと思いますけれども、あえて分かれて出てきた理由があるのならば教えてください。
2点目、この今御説明いただきました、資料も再提出いただきました忍者関連施設の流れの中の大きな2番ですね。その③、有識者による公募の検討となっていますけれども、先ほど中谷委員の御指摘にもありました、例えばその3月の22日、平成30年の、商工会議所や伊賀の商工会やら観光協会から要望書が出てきて、要望書を提出したその団体が公募内容の検討し、先ほど課長が御説明いただいた連携ができる、観光協会にとって連携ができる、もしくはその忍者博物館にとって連携ができるその施設でありたいということになってくると、もう既にありきの話で公募やへったくれやということではないのかなという危惧がありますけれども、私の深読みし過ぎかなということで、確認をさせてください。
3つ目、もともとは、このハードとしても、この施設、いわゆる南庁舎が非常に値打ちがあって、伊賀市の市民の宝物でしょという、まずハードの部分で100%私は存在してると思うの。せっかくなので、この建物に入る部分で最大限皆さんの知恵を使って、市街地なり、伊賀市が発展するそのソフトをほり込もうじゃないかというのが、特に今回の提案だと思うんですけれども、そういう理解のままで私はずっと思ってるんですけれども、そういう理解でよろしいですか。
この3点確認させてください。
○委員長(生中正嗣君)
中心市街地推進課長。
○中心市街地推進課長(堀川敬二君)
失礼いたします。
なぜ、補正3号に間に合わなかったのかという1点目の質問でございます。補正の作業ですけれども、実際庁内の補正予算要求の最終締め切りというのは、早くて6月の末でございます。私どもできればこの予算、3号予算の中に含めてということで急いでまいりましたんですけれども、実施設計の業務が完了するのが8月末でございまして、その間には実施設計業務の一定の成果を御報告させていただく必要もあるということで、それが8月21日の全員協議会になってしまいました。
ということで、ほかの予算の要求の時期には間に合わなかったということで、申しわけございませんが、やむなく別の議案として出させていただいたものでございます。
それから、3点目でございますけれども、もともとハードとして大変値打ちがあるということで、その中で私どもどういうふうに活用すれば、よりにぎわいを確保できるのかといったところ、あるいはより財政負担を少なくできるのかといった基本的なコンセプトのもと、考えさせていただいたものでございますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(生中正嗣君)
観光戦略課長。
○観光戦略課長(川部千佳君)
機能配置を検討する中で、観光関係の機能を配置するということで今進めておりまして、その中で今現時点では公募時期ではないですが、伊賀市において、やはり観光に関する機能を有する代表的な組織であります、また公益財団法人として、公益性も有してる伊賀上野観光協会に御意見を伺ったり、相談をさせていただいてるということは現時点でもございます。
ただ、今後進めていく中で、利害関係者となり得るということを意思表示された場合には、外させていただきたいと思います。
○委員長(生中正嗣君)
田中委員。
○委員(田中 覚君)
1番、3番はわかりました。2番については、今まで伊賀市と連携してやってきていただいたんだと思うんですけれども、それら一定の成果もあるんだろう。しかし、新しい時代に向かって、十分に意見を聞きながら、ここ数カ月でも、1年余りでも、中身のソフトウエアについて、どんな機能を有するかでも議論がさまざまひっくり返ってるわけですから、もっと肩の力を抜いていただいて、ひょっとしたら、ひと月先にもっといい案があるかわからない、ふた月先にもっといい案があるかわかりませんから、そういうことも含めて、柔軟にソフトウエアのほうは対応していただきたいと思います。
以上です。
○委員長(生中正嗣君)
他にございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(生中正嗣君)
御質疑なしと認めます。
よって討論に入ります。御意見ありませんか。
宮﨑委員。
○委員(宮﨑栄樹君)
図書館に関して申し上げますが、伊賀市新図書館基本計画では、南庁舎に図書館を設置する場合の留意事項、その利用者が使いやすいようにとか、動線のこと、耐震補強のことが書いてありますのと、あるいは、にぎわい創出に対する意見というところでは、この南庁舎が歴史的な建造物であり、にぎわい創出につながるということなどが挙げられています。
その基本計画っていうのは、事業の具体的な設計の指針となるものですので、基本計画の内容を十分考慮に入れて、実施計画を進めていただきたいというふうに思います。
この南庁舎整備事業っていうのは、伊賀市が再浮上するチャンスだということで、この機運を逃してはならないということを申し上げて、賛成の討論とします。
以上です。
○委員長(生中正嗣君)
他に。
中谷委員。
○委員(中谷一彦君)
この予算について、反対の立場で討論をしたいと思います。
この機能について、我々はずっとB/Cを含めて、機能がどのような機能になるんですかという質問をしてまいりました。今、資料いただきましたけども、本当に中身がころころと、説明のするたびに変わってきてます。この不確実性。
それと、一番危惧してました図書館についても、金額的には我々は費用がどれだけかかって、税金がどれだけランニングコストでかかるかという議論をしてるわけでありまして、実際に図書館の費用につきましても1億2,200万かかりますと。今までかかっていた費用は約9,000万やいうのが決算のときにわかりました。そうしたら、3,200万ぐらいの費用がかかりますよねと。それを収益で補うような説明になってたんやろうと、推測できます。
しかしながら、この収益については本当に不確実性が大き過ぎて、今までの提案された観光協会含めた提案された、また商工会議所が最後に提案されたものも、どれだけくみ取られた機能になってるのかなと、本当にわかりません。もう少し時間が必要ではないかなと思っております。同僚議員が発言もしてましたように、これについては機能をしっかりと説明でき、みんなが納得できるような時期に、改めて出していただいたらいいのではないかと思って、今回は反対の立場で討論させていただきました。
以上です。
○委員長(生中正嗣君)
他にございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(生中正嗣君)
御意見なしと認めます。
よって採決に入ります。
議案第109号に対し、原案どおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○委員長(生中正嗣君)
起立少数であります。
よって、議案第109号は否決すべきものと決しました。
以上で、当委員会に付託された議案の審査は全部終了いたしました。本日の委員会報告書及び委員長報告の作成については、私に御一任願いたいと思います。
予算常任委員会はこれをもって閉会します。慎重審査御苦労さまでございました。
(午後 1時35分 閉会)
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